『飛香は波に寄せて』(GM:DT)


PC1:風花春悠(かざはな・はるちか)( キャラシート )PL:すきゃっと
PC1-ヒロイン:木花小夜(きばな・さよ)( キャラシート )PL:DT
PC2:蓮葉久人(はすば・ひさと)( キャラシート )PL:缶詰
PC3:鬼瓦うらら(おにがわら・うらら)( キャラシート )PL:自動
PC4:奥墨功紀(おくずみ・こうき)( キャラシート )PL:今日日
PC4-ヒロイン:黒田志野(くろだ・しの)( キャラシート )PL:DT

メインログ雑談ログ

目次

Preplay

GM:今日は海!
鬼瓦うらら:いぇーい
蓮葉久人:ウェミダー
奥墨功紀:海ー!
風花春悠:海水浴~~
トレーラー これは、変貌した世界での、ある残夏の一幕である。

UGNの任務は、船舶沈没海域の調査。
調査の結果、ジャーム化した巨鯨の存在が判明。
それを調査メンバーの協力によって、撃破せしめた。

ここまでは、昨日と同じ今日とでも言うべき、非日常を歩むものへの日常だ。
そしてここからの物語が。
今日とはまた違う明日とでも言えよう、日常の中の非日常。

それは半水上リゾート施設、飛香殿。

ダブルクロス the 3rd edition『飛香は波に寄せて』
ダブルクロス――それは裏切りを意味する言葉。
GM:ベベンッ
鬼瓦うらら:デンデン
蓮葉久人:ドンッ
GM:自己紹介してもらいましょう
GM:春悠からお願いできるかな
風花春悠:はい
風花春悠:風花春悠(かざはな はるちか)です。16歳のUGNチルドレン。
GM:URLもお願い~
風花春悠:そうだった
風花春悠キャラシート
風花春悠:普段は明るい優等生として振舞っていますが、チルドレンの“シンダーブレイズ”としての名前は非情で冷徹な戦いぶりで知られています。
風花春悠:以前は仲間も近付かせないように振舞っていましたが……最近は割と丸くなってきたんじゃないでしょうか どうなんでしょうね
風花春悠:紆余曲折がありまくった末に今は年上の彼女とお付き合いをしています。
GM:なってるよ なってる
風花春悠:能力は自分だけが認識できる領域に潜航すること。
風花春悠:でも使うたびに精神的な負荷が大きいので止められてます でも戦うにはしょうがないので……
風花春悠:性能的には素手を強化して支援や反撃をします。
GM:やめて~~~
風花春悠:そんなところです 海楽しみ~ よろしくお願いします!
GM:よろしくお願いします~
GM:HOは共通なので後回しして
GM:NPCの紹介です
木花小夜キャラシート
木花小夜:きばな・さよ。18歳のUGNエージェントです。
木花小夜:元UGNチルドレン→FHエージェント→UGNエージェントの足跡を辿ってます
木花小夜:ある事件で昔の仲間に出会って紆余曲折の後今のポジションになりました。
木花小夜『リプレイ・スタブCase02:リトマチガルは凍えて』 この辺りに詳しいです。
風花春悠:色々あったな……
木花小夜:うん……
木花小夜:今は年下の彼氏とお付き合いしてます……
木花小夜:能力は従者を出して主従の氷の茨強制移動でめちゃめちゃにするやつです。
木花小夜:海楽しみです!
GM:次!せんぱいお願いしていいですか
蓮葉久人:はい
蓮葉久人キャラシート
蓮葉久人:蓮葉久人(はすば・ひさと)。コードは《セイクリッド・ギア》。
蓮葉久人:機械いじりと技術が大好きなUGNチルドレンの高校生です。
GM:キャ~せんぱい~
蓮葉久人:技術開発系の支部に所属し、日がな一日機械部品や実験と向き合っている理系男子です。
蓮葉久人:白衣を着ます。
蓮葉久人:幼い頃から機械いじりばかりしていたので、人付き合いがちょっと苦手な朴訥男子です。同じ受け答えでも反応が異なるので。
蓮葉久人:風圧や加速を利用した「速度の固定」が得意な能力で、攻撃の破壊力とかをストックしたカートリッジを使った機械の槍を振り回します。
蓮葉久人:性能はピュアハヌマーン。ドッジ不可とシナリオ1回のマシラを叩き込んだら役目を終える不器用な男子です。
蓮葉久人:ガションガション。機械使いらしく、人の機微を見逃していこうと思います
GM:いっぱい見逃して
蓮葉久人:任せてください。数字にでませんからね
蓮葉久人:あ、先日色々あり、好意を抱いていた年下の女の子と両思いだと発覚し、告白しました。
蓮葉久人:今回は一緒に海に行くのが楽しみです。よろしくおねがいします
GM:へえ~
GM:どこでなされたんですか?
GM:どんなログで……
蓮葉久人:そうですね。こちら(『サムシング・ブルーをさがして』)のログに詳しいです
蓮葉久人:海の見える高台の、恋人で鳴らすと幸せになる鐘がランドマークです
GM:なるほどね……
GM:今日も海だぜ!じゃあその年下の女の子も出てきてもらおうかな
鬼瓦うらら:はあーいっ
鬼瓦うららキャラシート
鬼瓦うらら:鬼瓦うらら(おにがわら・うらら)。コードは《オーバーラン》。かわいいものと甘いものが大好きなUGNイリーガルの女子高生!
鬼瓦うらら:せんぱいの後輩であり彼女でございます
鬼瓦うらら:気軽にうららって呼んでくださいね。
蓮葉久人:鬼瓦~
鬼瓦うらら:うららです!
鬼瓦うらら:性格は素直で明るく元気な乙女です。
鬼瓦うらら:あと、風圧や空気圧を体の動きに合わせて牽引することができ、それによって見えない大きな拳で殴り付けるような攻撃を放てます。
GM:マッシブな能力
鬼瓦うらら:瓦割り
鬼瓦うらら:性能はハヌマーン/バロールのRC型。サイレンの魔女、援護の風、孤独の魔眼など、便利エフェクトをざざっと積んでいます。
GM:ヤベ~
鬼瓦うらら:とはいえ今日は海デートができるそうですので
鬼瓦うらら:ひたすらかわいくやっていきたいとおもっております
鬼瓦うらら:よろしくおねがいします
GM:そうだよ いっぱいかわいくして
鬼瓦うらら:はーい!
GM:よろしくお願いします~じゃあ次は奥墨さんが自己紹介やればいいんじゃないですか?
奥墨功紀:では、お言葉に甘えて。
奥墨功紀キャラシート
奥墨功紀:奥墨功紀(おくずみ・こうき)。資産家にしてショッピングセンター『オールイン』を経営する奥墨家の御曹司です。
奥墨功紀:いずれ父の跡を継ぐために勉強に励む日々でしたが、先日その父がとんでもない馬鹿をやらかしたためその後始末にも追われています。
GM:ばーかばーか
奥墨功紀:その馬鹿の内容に関してはこちらをどうぞ。『Mask a Raid』
GM:たすかる
奥墨功紀:まあそれを切欠に色々進展したこともあるので、今となっては良き転機だったと言えるかもしれません。
奥墨功紀:現在は父の代理と協力して会社を支えており、恐らく高校卒業辺りを機に本格的に会社を継ぐ予定です。
奥墨功紀:性格は真面目で努力家。ですが基本的に不愛想で口が悪いためとっつきづらいです。とある人の前でだけは別ですが。
GM:一体誰の前なのかしら……
奥墨功紀:さて、誰でしょうね?家同士が決めた婚約者が居るとの話もありますが……。
GM:へ~~~
奥墨功紀:ともあれ、後は性能ですかね。エンジェルハィロゥ/エグザイルの隠密型で、カバーも持ってます。
奥墨功紀:Dロイスの器物使いも合わせて低侵蝕で攻防を両立がコンセプト。器用に立ち回れればいいなと思います。
奥墨功紀:PCとしては今回が初稼働なので、どうぞお手柔らかに。よろしくお願いします。
GM:卒がない
GM:はーい!ではNPCの紹介です。
黒田志野キャラシート
黒田志野:くろだ・しの。元伯爵家の家の出の大学生で、UGNイリーガル。
黒田志野:FH寄りだったら情勢読めずに没落した旧家は新参の家のボンボンとの婚約を取り付けたみたいですね。
黒田志野:何考えてるかわかんない相手……だったんですけど……
奥墨功紀:俺が考えているのはいつだって志野さんのことですよ
黒田志野:どうせ裏あるだろと思ってゴリゴリに塩対応してたら今困ってることです こういうのに!
黒田志野:能力はブラックドッグ・サラマンダーの白兵RCスイッチ型。
黒田志野:超低温の呈出による超伝導状態で金属栞を弾体加速して戦います。戦いは慣れてませんが……
黒田志野:えっ海行くの……どうしよう……
GM:行くぜ行くぜ ハンドアウト!

シナリオロイス:飛香殿 推奨感情 P:好奇心/N:不安
君たちはUGNの調査任務で海に来、その原因たる怪鯨を撃破した。
その後処理の期間。沿岸にある海水浴場を閉鎖中、貸し切れるという。
君たちは慰安を兼ねてその半水上リゾート施設、飛香殿へと赴いている。
あるいは、君の隣には、憎からず思う者の姿が。

GM:ですって!
鬼瓦うらら:あらあら
風花春悠:あら~
蓮葉久人:手強い相手だった
奥墨功紀:憎からず、ほう
GM:やるわね!


◆Opening◆

GM:【オープニング】
GM:全員登場です……が
GM:まあ激しい戦いでしたしね
GM:4d10くらい上がるんじゃないでしょうか
鬼瓦うらら:激しい戦いだったもんね
鬼瓦うらら:たいへんでした
風花春悠:激しい戦いだったぜ
蓮葉久人:厳しい戦いだった
奥墨功紀:どうにか乗り越えられましたが激しかったですからね
蓮葉久人:激戦を乗り越えて登場します
蓮葉久人:30+4d10
DoubleCross : (30+4D10) → 30+20[3,3,5,9] → 50

鬼瓦うらら:鬼瓦うららの侵蝕率を4d10(→ 21)増加 (36 → 57)
蓮葉久人:蓮葉久人の侵蝕率を20増加 (30 → 50)
風花春悠:39+4D10
DoubleCross : (39+4D10) → 39+23[7,10,3,3] → 62

奥墨功紀:奥墨功紀の侵蝕率を4d10(→ 18)増加 (40 → 58)
GM:みんなそこそこってかんじだ



GM:【ある洋上】
GM:ブオオオ……とうめき声を上げて、巨体が倒れる。
GM:巨大な鯨だ。取り憑かれたように、船を襲っていたジャーム。
GM:今、とどめを刺したところだ。君たちはクルーザーの上からそれを見て。
GM:その巨体が落ちた衝撃の波をひっかぶったところ。
黒田志野:「ゲホッ……!」
鬼瓦うらら:「ぎゃーっ!!」
蓮葉久人:「………!」バシュウ、と手にした槍から水蒸気をあげながら、眼鏡のレンズを容赦なく水滴が叩く
風花春悠:「……仕留めたか」腕を覆っていた外骨格が霧散していく。
鬼瓦うらら:「せんぱいの槍がドライアイスみたいに…!!」
木花小夜:「……うん。復活兆候もなし」引っ被る水を気にもせず。
蓮葉久人:「その場合、煙は下に行くな」
木花小夜:「任務完了」傍らの血の球体が収縮する。
奥墨功紀:「志野さん、大丈夫ですか」 濡れて張り付いた前髪を掻き上げながら、傍らの彼女へハンカチを差し出す。
鬼瓦うらら:「た、ためになる…」風圧で水蒸気などをスイーと運んでいる。
蓮葉久人:号令とともに、熱を上げる槍が折りたたまれてアタッシュケースに変わる。
黒田志野:それを受け取って。「そりゃあ、予想はしてましたけど」
黒田志野:「本当に大きいのね、鯨って」顔を拭いて、横たわる死骸を見やる。
奥墨功紀:「元も鯨でしょうからね。……遺骸の処理はどうするんだ?」
蓮葉久人:「この巨体を見ると、なりふり構わず波を起こされるのが一番危うかったかも知れないな」
奥墨功紀:後半はエージェントである風花・木花に向けて。
木花小夜:「処理班に連絡する。迎えが来てくれるはず」
蓮葉久人:カシャカシャ、と現場の記録を残すように防水のカメラで撮影している。
風花春悠:「ああ」慣れた様子で通信端末で連絡する。
木花小夜:「それからしばらくは……周辺待機、かな」
鬼瓦うらら:「ふむふむ。周辺といいますと」
木花小夜:「日常に完全に戻すまでが、私達の仕事だから……」
鬼瓦うらら:手をサンバイザーのようにあて、ぐるりと見渡す。
GM:沿岸部。小さく、水上に建物が浮いているように見える。
鬼瓦うらら:「あのへんですか?」
鬼瓦うらら:「なんだろ、ホテルとかリゾート施設とかでしょうか」
黒田志野:「あれ、飛香殿かな」
GM:情報:噂話で6出せばわかります。
蓮葉久人:2dx>=6 噂話
DoubleCross : (2DX10>=6) → 10[2,10]+4[4] → 14 → 成功

奥墨功紀:2dx>=6 噂話
DoubleCross : (2DX10>=6) → 9[3,9] → 9 → 成功

風花春悠:5DX>=6 コネ使用
DoubleCross : (5DX10>=6) → 10[2,5,7,8,10]+5[5] → 15 → 成功

鬼瓦うらら:2dx+2>=6
DoubleCross : (2DX10+2>=6) → 10[3,10]+10[10]+9[9]+2 → 31 → 成功

蓮葉久人:めっちゃ知ってる
鬼瓦うらら:なにこれ
風花春悠:従業員?
鬼瓦うらら:実家かもしれん
蓮葉久人:ほぉ…
GM:経営してました?
GM:じゃあみんな知ってます!
GM:飛香殿。最近オープン予定のリゾート施設だ。
GM:最近オープン予定ということは、この夏には間に合わないということだが。
奥墨功紀:「半水上のリゾート施設でしたか。まだオープンはしていないと聞きましたが」
GM:水上コテージを日本に作る、という名目で始められたリゾート施設。
蓮葉久人:「リゾート施設といえば、鬼瓦。前になにか言ってなかったか?」
鬼瓦うらら:「ほえっ」
風花春悠:「ああ……例の」カバー先の高校で噂を聞いた気がする。
GM:完全な水上コテージとは行かないが、満潮時には完全に海の上に浮くような光景になるという。
鬼瓦うらら:「あ、今度できるっていう…!」
鬼瓦うらら:「すごそうでしたよ。こう…リゾート…ラグジュアリ…みたいな!」
蓮葉久人:「それがこの近くだったんだな」
蓮葉久人:「すごそうだな」
鬼瓦うらら:「あれがかあ…!行きたかったですねえ」
黒田志野:「あの様子だと、箱はもう出来てるように見えますけど」
木花小夜:「待機なら、借りれるかも。どうせこの周辺海域は閉鎖だし……」
木花小夜:「聞いてみよっか?」
風花春悠:「……いいのか?そんなの……」
鬼瓦うらら:「ええっ!すごい!」
蓮葉久人:「そうだな。合流の目印になる地点がある方が処理部隊も集まりやすい」
蓮葉久人:「連絡はできるか?」
木花小夜:「駄目なら駄目って言われるだけじゃない?」
奥墨功紀:「……この通り、濡れ鼠だしな。手近に拠点を借りれるなら助かる」
黒田志野:「シャワーがあるといいんだけどな。髪が……」
奥墨功紀:「もし無ければ近場のホテルを手配しましょう。どうせですし、人数分」
風花春悠:(……こいつら緊張感に欠ける……)もう任務も終わっているので言わないが。
奥墨功紀:脳内に地図を開き、いくつか候補を見繕っておく。
鬼瓦うらら:もう終わったので緊張感がかけらもなくホワワ~となっている。
蓮葉久人:普段から特に変わりない。
木花小夜:「……えっいや、そんな……」通話先になにか驚いているような反応を見せて。
木花小夜:「……ええと。ありがとうございます……?」通話を切る。
風花春悠:「……どうかしたか?」
蓮葉久人:「……? どうした。《ミュー・シーフィ》」
蓮葉久人:「なにか問題が起きたか?」
木花小夜:「いやその……」
木花小夜:「退治してくれたんだし全然貸し切ってくれちゃっていいですよって」
鬼瓦うらら:「ふ、ふとっぱら」
木花小夜:「プレオープンして反応も聞きたいとこだったって……」
蓮葉久人:「あぁ。テスターを兼ねてということか」
蓮葉久人:頷いてます
鬼瓦うらら:「えっ。すごいですよ。わたしたちが最初ってことですよね!?」
風花春悠:「……いいのか……?そんな都合の良い……」戸惑っている
奥墨功紀:「まあ都合が良いなら幸いだろう」
蓮葉久人:「そうだな。むしろ、本来はコネクションなどで人手を集めて行うことだ」
奥墨功紀:「このままだと体が冷えるばかりだし、借りれるなら急ごう」
蓮葉久人:「うまく使われているという目線もある」
蓮葉久人:「都合良さが気になるのなら、そう思うといい。《シンダーブレイズ》」
黒田志野:「ところで周辺待機って具体的に何をすればいいんだろう」
風花春悠:「まあ……そうだな……」難しい顔をしつつ。
鬼瓦うらら:「のんびりと…休まること…?」
木花小夜:「何かあるまでは待ってて大丈夫。無いことのほうが多いけど」
木花小夜:「羽を休めてればいいんじゃないかな……まあでも」
木花小夜:「復活の兆候もなかったし、周辺海域には他の鯨の影はないらしいから」
木花小夜:「ほとんど休息みたいなものだと思う」
鬼瓦うらら:「のんびりも大事ですよっ。風花さんとか、よくわからないけど、なんかいっぱい疲れそうなかんじでしたし」
風花春悠:「……」眉根を寄せる。
木花小夜:つい、と眉間のシワをつく。
木花小夜:「怖い顔しないっ」
風花春悠:「う」
風花春悠:「怖い顔では……」
鬼瓦うらら:それを見てふふーと笑っている。
蓮葉久人:「楽しそうだな、鬼瓦」
鬼瓦うらら:「なんだか、無事に終わってみんな楽しそうで」
鬼瓦うらら:「いいなあと思ったんです」
奥墨功紀:「無事に終わったことが喜ばしいのには同感だが、そろそろ移動しないか?」
鬼瓦うらら:「はわっ!すいません!ずぶぬれだった…!」
蓮葉久人:「ん、そうだな」
蓮葉久人:「体を冷やすのはまずい。行動を開始しよう」
風花春悠:「そうだな……ここに居ても仕方がない」
風花春悠:「“飛香殿”に移動、以降各自指示を待ちつつ現地で待機」
木花小夜:「うん。ゆっくりしようか」



GM:オープニング終了。
GM:ロイスは付いてから取りたいと思うから省略しましょう。


◆Middle01◆

GM:【ミドルフェイズ1】
GM:全員登場。
風花春悠:風花春悠の侵蝕率を1D10(→ 4)増加 (62 → 66)
奥墨功紀:奥墨功紀の侵蝕率を1d10(→ 1)増加 (58 → 59)
鬼瓦うらら:鬼瓦うららの侵蝕率を1d10(→ 9)増加 (57 → 66)
蓮葉久人:蓮葉久人の侵蝕率を1d10(→ 9)増加 (50 → 59)



GM:君たちが飛香殿につくと、スタッフの歓待を受ける。
GM:レネゲイドのことを承知しているスタッフだという。その女性が言うには、
GM:建物は既に完成しており、オープンを調整してる段階だったとのこと。
GM:レストラン等の人員が必要な区画は閉鎖されているが、他は好きに使えるとのこと。
GM:それから。
GM:「海に行かないなんて勿体ないですよ!水着はレンタルもありますから!」と、
GM:君たちを強引に更衣室に押し込み、今に至る。



GM:【男子更衣室】
風花春悠:「押し切られてしまった……」着替えを手に所在なさげにしている。
奥墨功紀:「随分と押しの強いスタッフだったな」
奥墨功紀:早々に諦めたのか、手早く着替えている。
蓮葉久人:「シンダーブレイズ……風花は泳ぐのは苦手なのか?」任務外なので名前呼び。
蓮葉久人:濡れた服をランドリー用のネットにまとめている
風花春悠:「そういう訳じゃないが……」嘆息する。
奥墨功紀:「いずれにせよ、着替え自体は必要だっただろう」
奥墨功紀:「着替えを用意してもらう手間が省けたと考えておけ」 同じく濡れた服を一つにまとめながら。
蓮葉久人:「そうだな。俺たちはともかく、女子に体を冷やさせるのはまずい」
風花春悠:「それはそうだが……」そんなに早く任務から気分を切り替えられない。
蓮葉久人:「洋上で風もあるしな。……風花、まとめて洗濯に回すからそっちの服も出してくれ」
蓮葉久人:「切り替えが追いつかないのは仕方ない。だが、戦いの気分から戻れないのは危ういぞ」
風花春悠:「……分かっている」濡れた服を脱いでいく。
蓮葉久人:「よし。俺達の特性上、こうして日常をあえて満喫するのも任務の内だ」
蓮葉久人:「気が咎める時はそれを推奨してる上官命令とでも思っておくと、楽だ」
風花春悠:「そんなものか……?」
蓮葉久人:コイン式のランドリーに服を突っ込んでます。ゴワンゴワン。
蓮葉久人:「そんなものだ。レジャー用の装備を開発するときもある。真面目にな」
蓮葉久人:「奥墨もどうだ?任務後で気が咎める部分などはあるか?」
奥墨功紀:「いや。特には」
奥墨功紀:(……というより、志野さんはこういうとき割と流されるから)
奥墨功紀:(付いておいた方が何かと安心だし) という内心については口に出さない。
蓮葉久人:「なるほど。それなら良い」
奥墨功紀:「まあ、風花もよほど気が乗らないならここに残るのでも良いんじゃないか」
蓮葉久人:「そうだな。無理にはしゃぐ必要はない」
蓮葉久人:「女子組は……鬼瓦はともかく、木花と黒田の二人の方はどうだ?そういう事を気にするタイプか?」
蓮葉久人:「それぞれから見て。詳しいのだろう?」
奥墨功紀:「志野さんは……気にする、しないというよりは」
奥墨功紀:「とりあえず着替えた後で何をすればいいか途方に暮れるだろうな」
奥墨功紀:向こうにはこういうことに積極的そうな鬼瓦が居たし、彼女がはしゃいでいたら断り切れないだろうし。
蓮葉久人:そういう相手には鬼瓦がうまく巻き込むだろうなあ、の顔
奥墨功紀:かといって積極的に泳いだり遊ぶ気にもならないだろう。
風花春悠:「……こういうことは楽しむタイプだと思う」
風花春悠:「俺がこんな風だから、引っ張ってくれようとしているんだと思うけどな」
風花春悠:「だから……俺も行くよ。無駄に心配させることになる」
蓮葉久人:「なるほど」
蓮葉久人:ん、と首をひねりつつ
蓮葉久人:「ちなみに、風花。一応確認しておくが、今の言いぶりはそうされることを迷惑に感じているのか?」
風花春悠:「……。……そう聞こえたか?」
蓮葉久人:「いや。俺には判断がつかないから聞いた」
風花春悠:「……まさか。違うよ」かぶりを振って。
風花春悠:「感謝してる」
蓮葉久人:「なるほど、それは良かった」
蓮葉久人:「以前任務を一緒にした相手に言われてな。『すべき』じゃなくて『どうしたいか』を自覚しろ、と」
蓮葉久人:「なので、引っ張ってくれてることがありがたいなら、自分も一緒に楽しんでみると……相手も喜ぶんじゃないかと……」
蓮葉久人:「思うんだが………」
蓮葉久人:「どう思う、奥墨」まとまらなかった。
奥墨功紀:「……正しいんじゃないか」
奥墨功紀:こうすべき、こうしなければならない、と。義務感で行動を決めていた身としてはやや耳が痛い。
奥墨功紀:「義務感や責任感だけで動いていると、相手の意思を見落とすことになる」
蓮葉久人:よし、と内心ガッツポーズ。
奥墨功紀:「必要なら適宜話し合うこと。互いの意思を確認し尊重すること」
奥墨功紀:「そしてそうする努力を怠らないこと。それらが円滑な関係を作る」
奥墨功紀:「……んだろうな」 半ば以上自戒のつもりで呟く。
蓮葉久人:「なるほど」うんうん。
蓮葉久人:「半ばほどに共感があるが、俺が共感をするということは」
蓮葉久人:「もしや、人付き合いが苦手な3人が集まっている気がするな」
風花春悠:「……」同僚とまともなコミュニケーションを取ろうとしたことがない。
奥墨功紀:「……」 志野さんの前ではほぼ常に演技をしていたし、クラスメイト相手には不愛想で通っている。
蓮葉久人:「ははは」余計なことをいう。
風花春悠:「……今からカバーに代えてもいいが」
蓮葉久人:「俺達にカバーしてどうする」
奥墨功紀:「それに、今から変えてもお互い違和感で余計にやりづらくなるだろう」
風花春悠:「だから、やめておく」
奥墨功紀:「賢明だ」
蓮葉久人:「うん。それがいい」
蓮葉久人:「ともあれ、奥墨も風花も恋人とのプールなのだろう? 一般的にははしゃぐシチュエーションらしい」
蓮葉久人:「肩の力を抜いて、楽しむと良いんじゃないか」
風花春悠:「……そう言うあんたもな」
奥墨功紀:「いや、俺は恋人ではなくてあくまで婚約者だ」
蓮葉久人:「なるほど。……既に婚約をしているというマウントか?」
風花春悠:「柔らかいタイプには見えな…… ……」
風花春悠:「……何か違うのか」
蓮葉久人:「今更プールごときで、というやつかもしれん」
風花春悠:「成程……」
奥墨功紀:「……そうではなく」
奥墨功紀:「婚約は結んでいるし俺の思いも伝えてあるが、志野さん側の思いはまだ決まってない」
奥墨功紀:「彼女の気を煩わせたくはないから、そこを知った上で接してもらえると助かる」
蓮葉久人:「……告白をして、色よい返事を頂いていない、と」
風花春悠:「……」
風花春悠:(そう言われても……)どう接しろと?
蓮葉久人:「胃が痛くなるような話だ。了解した」
蓮葉久人:「俺は余計な気遣いをしたら墓穴を掘る自信がある。なので」
蓮葉久人:「何もしない。良いところを見せられるように、頑張ってくれ」
奥墨功紀:「……まあ、囃すようなことを言わないでくれればそれで良い」
奥墨功紀:「気遣い感謝する」
風花春悠:「……それは無いから安心しろ」
風花春悠:自分と蓮葉くんを見て僅かに表情を緩める。
蓮葉久人:「よし、では」
蓮葉久人:「全力を上げて楽しむぞ」
蓮葉久人:くい、と眼鏡のブリッジを押した



GM:【女子更衣室】
鬼瓦うらら:「楽しみですねーっ」にこにこしている。
鬼瓦うらら:「どんな水着があるんでしょう」
黒田志野:「うわ本当に色々ある……」
黒田志野:大量に並べられた水着を見ている。
木花小夜:「お店みたいだなあ」
鬼瓦うらら:「黒田さんはお嬢さんなのでやっぱり、こう、肌をださないやつなんでしょうか?」
黒田志野:「えってか本当に着なきゃダメ?」
黒田志野:「あんまりこういうの慣れてないと言うか」
鬼瓦うらら:いろいろ手に取っている。「えっ、お水にがてですか?」
鬼瓦うらら:「氷使うから…?」
黒田志野:「浜辺でゆったり本でも読めればいいんだけど……」
鬼瓦うらら:「お嬢様だ…」
黒田志野:「そういうわけじゃ……」当の本はライトノベルだが。
鬼瓦うらら:「こう…水着だけ着てベンチみたいなのでドリンクのみましょうよ!」
鬼瓦うらら:「木花さんは泳げますかっ?」
木花小夜:「えっ、あっ、うん。訓練カリキュラムにあったし」
木花小夜:「結構速いんだよ、私」
鬼瓦うらら:「へーっ!すごいです!」
鬼瓦うらら:「風花さんともプールとかいかれるんですか?」
木花小夜:「えっ」
木花小夜:「いや、春悠とはまだ行ってなくって」
木花小夜:「なんか、行きたいな~って思ってたのに、結局、機会逃してて」
鬼瓦うらら:「じゃあ今日が最初…!!」目をきらきらさせる。
鬼瓦うらら:「これはたいへんなことですよっ!ねえ黒田さん!」
鬼瓦うらら:黒田さんの背をぱしぱし叩く。
黒田志野:「ひゃっ」その肌はひどく冷たい。
黒田志野:「な、なんで叩くんです」
鬼瓦うらら:「あっすいません。テンションあがっちゃって」
鬼瓦うらら:「黒田さんすごい肌ひんやりしてる~」
鬼瓦うらら:「涼しい…」
黒田志野:「あっええ……低温が制御しきれなくて」
木花小夜:「……本当だ」寄る。
木花小夜:「涼しい……」
黒田志野:「ちょっと……」
鬼瓦うらら:「ありがた~い…」
黒田志野:「これから海に入るんだったらいくらでも涼しいでしょう」
黒田志野:「ほら。着替えて着替えて」
鬼瓦うらら:「むむ~」剥がれる。
黒田志野:「うららさんはどういうの着るんですか?」
鬼瓦うらら:「わたしですかっ。かわいいのがいいですね…」
鬼瓦うらら:「こういう、ワンピースみたいなのとか」
鬼瓦うらら:一個を指し示す。
木花小夜:「あっかわいいな」
鬼瓦うらら:「花柄とかフルーツ柄とか、水玉とかもいいなって思ってます!」
木花小夜:「ふんふん。たしかにどれも似合いそう……」
鬼瓦うらら:「木花さんはどういうのがお好きですか?」
鬼瓦うらら:「かっこいいのも似合いそうですし、かわいいのも…」
木花小夜:「あっ私は、えーっと……」
木花小夜:「その……」
木花小夜:「……てて」
鬼瓦うらら:自分の分のようにうんうん悩んでいる。「て?」
黒田志野:「?」
木花小夜:「……持ってきてて……」
木花小夜:「海の任務だったら、もしかして、着る機会あるかもって……」
鬼瓦うらら:「えっ!すごい!どんなのですかっ、みせてみせてー」
木花小夜:「えっその……」
黒田志野:「どうせ着るなら渋る意味は……?」
鬼瓦うらら:「まさかけっこう強気なデザイン!?」
黒田志野:「え~意外」
木花小夜:「いやそれは、お店の人がなんかっ」
木花小夜:「そういうののほうがいいって……」
鬼瓦うらら:「ひ、否定されなかった…」
黒田志野:「うららちゃんもそういうの行ったら?」
鬼瓦うらら:「風花さん、でもそれくらいしたほうがドキドキしてくれるタイプなのかも…」
鬼瓦うらら:「わたしですかっ」
鬼瓦うらら:「えーっ。うーん」
黒田志野:「なんかほら……うららさんのお相手、こう」
黒田志野:「……鈍感そ……ん~……」
黒田志野:「硬派そうじゃないです?」
鬼瓦うらら:「鈍感なのはほんとうにそうなので…」
鬼瓦うらら:「大丈夫です、ほんとうにそうなので」
鬼瓦うらら:「でもですね」
木花小夜:「うん?」
鬼瓦うらら:「せんぱいはもし強気な水着でいったら」
鬼瓦うらら:「『冷えるぞ』『丈があってないぞ』って言うと思うんですよね」
鬼瓦うらら:「なので…わたしが好きなものを着ます!」
黒田志野:「……」大変そうだなあ。
黒田志野:「うん、でもそれはいいことだと思う」
鬼瓦うらら:「というか」
鬼瓦うらら:「奥墨さんはどうなんですっ、そのへん」
黒田志野:「えっ」
黒田志野:「いや此方はいいですから……今そういうフェーズじゃないので」
鬼瓦うらら:「落ち着いてるかんじでしたけど、そういうこう…攻めの姿勢でどきどきとかあるのでは!」
鬼瓦うらら:「もうそれどころではないフェーズに…?」
木花小夜:「えっ大学生ってそうなるの……?」
黒田志野:「違いますっ!」
黒田志野:「そういうのじゃなくてこう……距離を……こう……」
黒田志野:「ちょっと落ち着きが必要なんです」
木花小夜:「落ち着いて……」
鬼瓦うらら:「ほほうほう…」
鬼瓦うらら:「では落ち着いた水着などどうでしょう」パレオタイプをもってくる。
鬼瓦うらら:「せっかくですし」
黒田志野:「へ~、こんなのあるんだ……」
鬼瓦うらら:「泳がなくても、やっぱりかわいいの着ちゃいましょうよ」
木花小夜:「うん。折角なんだから」
鬼瓦うらら:「好きな人の前ですし」
黒田志野:「だからまだそうって決まっても……」
鬼瓦うらら:「決まってないんですか?」明らかにそうとしか思っていなかった顔。
木花小夜:「じゃあ、私たちは先に着替えてますね」
木花小夜:「どうするか決めておいてください」
黒田志野:「えっあの……待って……」
鬼瓦うらら:「ふふ。行きましょう!木花さん!」
黒田志野:「え……」
黒田志野:「……どうしよ」



GM:【浜辺】
GM:白い砂浜には、君たちの他に人の姿はない。
GM:青い海は、つい先程まで戦闘があったとは思えない。
GM:あるいはよくよく沖に目を凝らせば、黒ずんだ影とヘリコプターが見えるかもしれないくらい。
GM:UGNの処理班の活動だろう。
GM:君たち男性陣はともかく、浜辺で女性陣の着替えを待つ。
奥墨功紀:片腕にパラソルを抱え、逆の肩にはビニールシートやタオルの入った箱のベルトをかけて立っている。
奥墨功紀:普段ほぼ常に締めているネクタイも皺ひとつないワイシャツも脱いで、代わりに緩いTシャツとパーカー。
奥墨功紀:下はオーソドックスでシンプルな海パンを履いて、普段の数倍年相応に見える。
奥墨功紀:唯一左手首につけたままの防水性の腕時計だけが、高級すぎて浮いていた。
蓮葉久人:カシャ、と小さく音を立てて誰も居ない砂浜の写真を取る。
蓮葉久人:手のひらに収まるほどの小さなデジタルカメラをしまうポケットがある防水のウィンドブレーカー姿。
蓮葉久人:濃い青に波柄のサーフパンツのポケットに細々としたものを修めている。
蓮葉久人:度入りの水中メガネのゴムなどを確かめながら、自分の持ち物の点検を進める
蓮葉久人:その手首にあるのは飾り気のない無骨な時計。企業のロゴもなく、自作した腕時計はその内部で脈拍や体調を記録していた
風花春悠:砂浜に屈みこんで、黙々とペグを打ち込んでいく。
風花春悠:遊びも飾り気も無いシンプルな水着。拘りが無いと言うより、それらしい遊び道具の類を持っていないところからも、微妙に戸惑いと照れが伺える。
風花春悠:夏の陽に照らされた身体はアスリートのような鍛え抜かれたもので、長年の過酷な訓練が見て取れる。
風花春悠:またその全身には、服の上からでは分からなかった、リザレクトでも癒えきらなかった大小様々な古傷が刻まれていた。
GM:ぬ、と3人のもとへ影が差す。

黒田志野:白い日傘に、ワンピースタイプの白い水着。
黒田志野:ヴェールのように、白い上着をその上から。
黒田志野:大きなリボンは外して軽くゴムでまとめて。
黒田志野:あるいは、水着と言われなければ一瞬通用してしまうかもしれないような。
黒田志野:何なら普段よりも肌の出は少ないくらいだが、その女性らしいかたちははっきりとシルエットに現れている。
黒田志野:「……」
奥墨功紀:「……」 一瞬だけ言葉を失ったような間があって。
奥墨功紀:「流石、志野さんですね。よくお似合いです」
黒田志野:「あら」そちらを見て。「そちらは……何かこう」
黒田志野:「意外?」
黒田志野:「男の子っぽいっていうか……」
奥墨功紀:「用意されているものから組み合わせただけなので。普段着ない系統の服ではありますね」
奥墨功紀:「普段男に見えていないのだとしたら、非常に遺憾ですが」
黒田志野:「あっいやそういう意味じゃなくて……」
黒田志野:「高校生っぽいと言うか……」
黒田志野:「なんかもっと普段はこう……大人ですけど?みたいな……?」
奥墨功紀:「立場上、フォーマルを求められることが多いもので」
奥墨功紀:「まあ不相応に見えていないのであれば良かったです」
奥墨功紀:「いつでも、出来うる限り、貴女に見合う装いの自分でありたいので」
黒田志野:「またそういうことを……」

鬼瓦うらら:「あっ、せんぱーい!」嬉しそうな声が、そのそばに降ってくる。
鬼瓦うらら:少女らしい、ワンピース型の水着すがた。
鬼瓦うらら:白地に赤のギンガムチェック。ところどころにフルーツの模様。
鬼瓦うらら:小さなカンカン帽に、髪留めはリボンではなくプラスチックでできたチェリー。
鬼瓦うらら:リボンで留めるような肩紐に、栗色のふわふわした髪が流れている。
鬼瓦うらら:「もう写真とってる!」
蓮葉久人:「鬼瓦か」手元を中断してそっちに目を向ける
鬼瓦うらら:「海岸のやつですね。あとで見せてくださいっ」にこにこと。
蓮葉久人:「あぁ。せっかくだからな。撮っておいた」
蓮葉久人:「……水着は、借りたものか?」
鬼瓦うらら:「そうです!どうでしょうか」
鬼瓦うらら:くるりと回る。
蓮葉久人:「うん」じ、とその姿を見て、少し言葉に迷いながら。
蓮葉久人:「似合っている。と、思う」
鬼瓦うらら:ぱああ!とその顔が明るくなる。
鬼瓦うらら:「ほんとですかっ!うれしいです!」
蓮葉久人:「あ、あぁ。……そこまで喜ぶか」
鬼瓦うらら:「喜びます。だいじなんですよっ」
鬼瓦うらら:「かわいい服を着るのは好きですし」
鬼瓦うらら:「それでせんぱいに、いいって言ってもらえるのは」
鬼瓦うらら:「もーっと好きです」
蓮葉久人:「………………」その言葉を聴いてじーっと見ながら。
蓮葉久人:「………そうか。……いや、そうだった。前の事件のときにもそう言われたな。」
蓮葉久人:「うん、とても良く似合っていると思う。お前は笑顔が良いから…………明るくて……」
蓮葉久人:「………………」
蓮葉久人:「一枚、撮っておくか?」
鬼瓦うらら:「えっ。えーっ」
鬼瓦うらら:ちょっと迷ってから。
鬼瓦うらら:「ううん。それより、せんぱいの目で直接。みてください」
鬼瓦うらら:「わたしのこと」
蓮葉久人:「ん。」
蓮葉久人:少し上を向いて数秒。手にしたカメラをポケットに仕舞う
蓮葉久人:「わかった」
蓮葉久人:「お前がそういうなら、そうしよう」
鬼瓦うらら:「はい!」にっこりとうなずく。

木花小夜:「……春悠は何してるの?」背中から声を掛ける。
風花春悠:「……」その声にぴたりと手を止め、振り返る。
木花小夜:白いバンドゥタイプのトップス。腕周りまで覆うような、フリルが大きくあしらわれている。
木花小夜:腰元を紐で止めるタイプの、紺色のボトムス。
木花小夜:死人のように白く、それでいて柔らかい稜線を描く肌。

木花小夜:「……どう、かな」
風花春悠:「…………」
木花小夜:「だ、ダメだった……?」
風花春悠:視線を逸らす。その先にある荷物から自分のパーカーを取り出して。
風花春悠:歩み寄り、羽織らせる。
木花小夜:「春悠……?」
風花春悠:「……さっき……」
風花春悠:「随分水被ってたけど、大丈夫だったか」
風花春悠:「……身体は冷えてないか?」
木花小夜:「大丈夫だよ。ちゃんとシャワー浴びたし、今日は結構暑いし」
木花小夜:「心配しすぎ。春悠は平気?」
風花春悠:「……俺は平気だよ。小夜は体温低いだろ」
風花春悠:「だから……」
風花春悠:「……」
風花春悠:言葉を探すように視線を彷徨わせる。
木花小夜:「うん?」少し見上げるようにして。
風花春悠:「……」苦悩するように眉間の辺りに手をやって。
風花春悠:「……似合ってる」
木花小夜:「……本当?」
木花小夜:「無理して言わせたりとかしてないかな」
木花小夜:「ホントのホント?」
風花春悠:「……本当だよ」
風花春悠:「……でも……その……」
木花小夜:「うん」
風花春悠:「…………」言葉を詰まらせる。
風花春悠:「……あれだ」
風花春悠:「……ちょっと……」
風花春悠:「……大胆じゃないか…………?」
風花春悠:言い辛そうにぽつぽつ口にする。
木花小夜:「えあっ、そ、そうだよね……」
木花小夜:「でもなんかこういう……」あんまり言われるがままって言うのもよくないのかなと思い直す。
木花小夜:「春悠はもっと大人しいやつがいい?」
風花春悠:「……………………」
風花春悠:(どう答えたらいいんだよ…………!?)
風花春悠:「…………いや…………」
風花春悠:「……その。似合ってる。けど……」
風花春悠:「……それ、着ててくれ」羽織らせたパーカーを示して
風花春悠:「……あんまり、見せたくない」
風花春悠:「他には」
木花小夜:「……」
木花小夜:「……そっか」
木花小夜:「……そっか……」嬉しそうににっとする。
風花春悠:「…………」困ったように、至極恥ずかしそうに瞑目する。
木花小夜:「そうなんだ?」弾んだ声。
風花春悠:「……そうだよ」自棄気味
木花小夜:「うん。嬉しいな」羽織ったパーカーをぎゅっとする。
GM:これは、変貌した世界での、ある残夏の一幕である。



GM:シーン終了。ロイスの取得と、購入が可能です。
風花春悠:ロイスは保留 UGNボディアーマー
風花春悠:3DX>=12
DoubleCross : (3DX10>=12) → 7[1,3,7] → 7 → 失敗

風花春悠:だめ!以上
鬼瓦うらら:では 飛香殿 〇楽しい/すでに帰りたくない
蓮葉久人:「飛香殿 ○P感謝/N義務感」
蓮葉久人:こちらもボディアーマー
鬼瓦うらら:ボディアーマーにしとこっかなわたしも
蓮葉久人:2dx>=12
DoubleCross : (2DX10>=12) → 8[4,8] → 8 → 失敗

蓮葉久人:ダメだ。以上~
鬼瓦うらら:2DX+0+0@10>=12
DoubleCross : (2DX10>=12) → 8[6,8] → 8 → 失敗

鬼瓦うらら:おしまい
奥墨功紀:とりあえず日本刀買っておこう
奥墨功紀:2dx+3>=11
DoubleCross : (2DX10+3>=11) → 9[7,9]+3 → 12 → 成功

奥墨功紀:よし!ロイスは保留して以上!
鬼瓦うらら:御曹司さすが
蓮葉久人:ヨッ!さすが!


◆Middle02◆

GM:【ミドルフェイズ2】
GM:全員登場。
鬼瓦うらら:鬼瓦うららの侵蝕率を1d10(→ 9)増加 (66 → 75)
蓮葉久人:蓮葉久人の侵蝕率を1d10(→ 10)増加 (59 → 69)
風花春悠:風花春悠の侵蝕率を1D10(→ 9)増加 (66 → 75)
奥墨功紀:奥墨功紀の侵蝕率を1d10(→ 3)増加 (59 → 62)



GM:【奥墨功紀・黒田志野の場合】
奥墨功紀:波打ち際からは幾分か離れた、濡れる心配のない地点。
奥墨功紀:施設側で用意されていた貸し出し用のパラソルとシートを使い、日差しを避けて座れる場所を用意した。
奥墨功紀:「どうぞ、志野さん。お好きな方を取ってください」
奥墨功紀:差し出したのは炭酸飲料と緑茶。これは自販機で購入してきたものだ。
黒田志野:「……」緑茶を取る。「あの」
黒田志野:「心遣いは頂きますけど」
黒田志野:「いいんですよ。此方に構わず、海に行ってきても」
黒田志野:眼鏡を掛けている。本を読む気でいるので。
奥墨功紀:「いえ。俺がしたくてしていることですので」
奥墨功紀:「ご迷惑になっているなら、大人しく退散しますが」
奥墨功紀:いかがですか?と視線で問いかける。
黒田志野:「……別にそうだとは言ってないでしょ?」
奥墨功紀:「なら、お傍に居させてください」
黒田志野:「いいけど。つまんないよ」
奥墨功紀:「そうでもありませんよ」
奥墨功紀:言いながら、ふと水平線の方へ向いて。
奥墨功紀:「ここ暫くは、ずっとすべきことに追われていましたから」
奥墨功紀:「何もしなくていい時間、というのも返って新鮮で」
黒田志野:「ああ、なるほど」
黒田志野:「御曹司様はお忙しいことね」
黒田志野:「……無理はしてない?」
奥墨功紀:「しているつもりはありませんが。家のものにはたまに窘められます」
黒田志野:「じゃあしてるってことでしょ」
奥墨功紀:「まあ、予定が狂っているのは事実ですから。多少の皺寄せは必然でしょう」
奥墨功紀:「休息は適宜とっていますし、身体や経営に支障をきたすつもりはありません」
黒田志野:「じゃ、いいけど……」ぱらぱらと栞のあるページを開いて。
黒田志野:……しばらく無言で読み進めて。
黒田志野:「……」
黒田志野:「やっぱり何か話ししてください」
黒田志野:「なんか落ち着かない」
奥墨功紀:くすりと笑みをこぼして。
黒田志野:「な、なんで笑うの」
黒田志野:「どうせこうなるでしょって思ってた?」
奥墨功紀:「いえ、確かに予想通りではありますが」
奥墨功紀:「まだ沈黙が落ち着くと思っていただけるほどには馴染んでいないようで」
黒田志野:「いやだって……」
黒田志野:「そりゃ気になるというか……」
黒田志野:恋愛パートに突入してなんか気恥ずかしくなったわけではない。ありません。
奥墨功紀:「まあ、そうして気にして頂ける存在になったのは前進ですし」
奥墨功紀:「そちらは追々ということで。今後の目標にします」
黒田志野:「……それで?」メガネを外して向き直る。
黒田志野:「なにか話してくれるのかしら」
奥墨功紀:「……そこなんですが」
奥墨功紀:「今までであれば会う度に世間話か近況報告、あるいはその日の店の話ばかりでしたから」
奥墨功紀:「この状況に添う手頃な話題が浮かばなくて……」
黒田志野:「状況に沿ってほしいわけじゃないよ」
黒田志野:「別に海に関することが聞きたいとかじゃなくて」
黒田志野:「ん~~~……」
黒田志野:「そうだな。功紀さん自身のこととか」
奥墨功紀:「俺自身の」 鸚鵡返しのように繰り返す。
黒田志野:「そうそう。だって此方全然知らないですし」
黒田志野:「好きなものとか。そういうの」
奥墨功紀:「……なら」
奥墨功紀:「俺が話す分、志野さんのことも教えていただけますか?」
黒田志野:「ええ?いいけど……」
黒田志野:「面白くはないよ」
奥墨功紀:「それを言うなら、俺の話だって面白くはないでしょう」
奥墨功紀:「俺が知りたいんです。それが志野さん自身の口から話してもらえるのであれば、猶更」
黒田志野:「……しょうがないなあ」足を組んで。
黒田志野:「何からにしよっか」
奥墨功紀:「そうですね……。こういったものの王道で言えば、趣味でしょうか」
黒田志野:「なにかあるの、趣味?」
黒田志野:「無いとか言いそうだけど……」
奥墨功紀:「……」 会社に関しての雑務や経営に関しての学習で埋め尽くされたスケジュールを一瞬思い浮かべて。
奥墨功紀:「最近は機会も少ないですが。体を動かすことは好きですよ」
黒田志野:「……そうなの?」
黒田志野:「あっでも確かに」ジロジロと見て。
黒田志野:「きたわってる感じはある」
奥墨功紀:「……」 注視されることや志野さんの格好が相まって、若干視線が泳ぐ。
黒田志野:「運動何してるの?」
奥墨功紀:「……志野さんは、何かご趣味はありますか?」
奥墨功紀:「あ、いや。ええと。以前はサッカーと、合気を少し」
黒田志野:「へえ~~~……」
奥墨功紀:目を逸らしていたせいで喋り出しがかぶって、慌てて質問に答える。
黒田志野:「なんか、本当に」
黒田志野:「全然知らなかったんだな……」
黒田志野:「なんか。わかった風になってたというか」
奥墨功紀:「……俺も自分から踏み出そうとしませんでしたから」
黒田志野:「……お互い様か」
黒田志野:「それで、此方の趣味ですよね」
黒田志野:「ええと。読書……?」
奥墨功紀:「そうですね。よく読んでいるのを見かけました」
奥墨功紀:「いつもカバーがかかっているので、ジャンルは存じませんが。何がお好きなんですか?」
黒田志野:「えっあっ」
黒田志野:本で顔を隠して。「……引かない?」
奥墨功紀:「意外に思うことはあるかもしれませんが、引きはしませんよ」
奥墨功紀:「というより。その程度で引くと思われるのが多少心外です」
黒田志野:「そう……?」
黒田志野:「あの、天雷の戦乙女シリーズっていう……」
黒田志野:「ラノベ……ライトノベルで……」
奥墨功紀:「……」 いかにも意外と言いたげに瞬きを一つ。
奥墨功紀:「ああ、いや、なるほど。友人の一人が前に話していたのを聞いた、ような……?」
黒田志野:「……引いてない?」おずおずと見る。
黒田志野:「あ、あの、そんなすごいメジャーなやつじゃないし……」
奥墨功紀:「いえ。引いてはいませんよ、言ったでしょう」
奥墨功紀:「意外に思っただけです」
黒田志野:「……そう。そっか」
奥墨功紀:「はい。……良ければ、今度貸していただけませんか?」
黒田志野:「えっそれは……」
黒田志野:(最初の頃は能力バトル目当てで読んでたけど……)
黒田志野:(最近ずっとラブコメばかりしてるんだよね……)
黒田志野:「ねえ!他の話!他の話してもいいかな!」
黒田志野:「じゃあ次は何を聞こうかな~?」
奥墨功紀:「……」 出来れば志野さんが好ましいと思うのは知りたいし、話題のタネにもなりそうだし。
奥墨功紀:でもこれは完全に気まずくなった時の対応だから、何か読ませづらい理由でもあるのかもしれない。
奥墨功紀:(……アイツに借りるか)
奥墨功紀:かつてシリーズの話をしていた(当時は8割がた話を聞き流したが)友人の顔を思い浮かべながら、彼女へと向き直った。



GM:【蓮葉久人・鬼瓦うららの場合】
鬼瓦うらら:空気で膨らむボートをレンタルしているのを見つけた。
鬼瓦うらら:いちおう二人で乗れそうなのを借りてくる。
鬼瓦うらら:「せんぱーい」
蓮葉久人:「ボートか、鬼瓦」
蓮葉久人:「乗りたいのか?」
鬼瓦うらら:「のんびりぷかぷかと」
鬼瓦うらら:「いいかなあと思いました」
鬼瓦うらら:「せんぱいは泳ぐのすきでしたっけ」
蓮葉久人:「そうだな。内勤ばかりだと全身運動の機会は泳ぐ時などが多い」
蓮葉久人:「支部のプールの使用時間などはたまに泳いでいる。…鬼瓦はどうだ?」
鬼瓦うらら:「わたしは…こうやってプールでも浮いてるだけですね」
鬼瓦うらら:「雰囲気を楽しむ…みたいな」
蓮葉久人:「ふむ」
蓮葉久人:受け取ったボートをプカプカ浮かせてみる。
蓮葉久人:「なら、そちらの過ごし方に合わせよう」
鬼瓦うらら:「やったっ」
鬼瓦うらら:「せんぱいも、忙しそうですし」
鬼瓦うらら:「いっつも研究ひとすじですからね」
鬼瓦うらら:「たまにはこう、のんびりもいいですよね」にこにこ。
蓮葉久人:「そうだな」
蓮葉久人:「今回の相手は稀に見る巨体だった。アレを支えている強度は装備にも応用が効きそうだ」
蓮葉久人:「訓練もいいが、今のうちに報告をまとめておくのも悪くない」
鬼瓦うらら:「も。もちろん帰ってからですからねっ!」
蓮葉久人:「ん。そうだな……ここで資料を広げるのも漏洩になるか」
蓮葉久人:「鬼瓦、乗れるか?」ボートを浮かせたまま支える。
鬼瓦うらら:腰掛ける。ぷかり。
鬼瓦うらら:「というかですねっ」
鬼瓦うらら:「今はですねっ」ぷかぷか。
蓮葉久人:「あぁ」こちらもぷかりとします
鬼瓦うらら:「そりゃあ、任務の後、ですけど」
鬼瓦うらら:「せんぱいは、その」
蓮葉久人:「どうした」
鬼瓦うらら:「か、彼女と、海にきているわけじゃないですか」早口になる。
蓮葉久人:「……………」彼女、という言葉に少し動きが止まる
蓮葉久人:「そうなるな」
鬼瓦うらら:「だ、だから、えっと」
鬼瓦うらら:「その!」
鬼瓦うらら:「資料とか…せんぱいが研究が大事で、それが人のためになってるの、素敵だし大好きですけど」
鬼瓦うらら:「こう」
蓮葉久人:「…………………」
鬼瓦うらら:ぷしゅーと湯気をだすような顔で、足で波をぱしゃぱしゃする。
蓮葉久人:少し空を仰いで、戻して。
蓮葉久人:「つまり」
蓮葉久人:「恋人らしく、愛の語らいを求めているということだろうか」
鬼瓦うらら:「こい」「あい」いろんな表情を順繰りに浮かべる。
鬼瓦うらら:「あっ」「うあ」
蓮葉久人:ふむ、とその表情を観察する
鬼瓦うらら:「えっ。かた、らい?って、いうか」
鬼瓦うらら:「……そ。そういうのは、ちょっとまだえっと、はやい?おそい?いやわかりませんが」
蓮葉久人:「なるほど。どうも言葉を間違えたと察する。今のは一旦巻き戻して良いか?」
鬼瓦うらら:「はえ?はい…?」
鬼瓦うらら:ぐるぐるの目でうなずく
蓮葉久人:「よし」
蓮葉久人:「まず前提を共有しよう」
鬼瓦うらら:ぐるぐる……「はい?」
蓮葉久人:「以前に俺はお前のことが好きだと告白し、お互いに恋人となって、いま海にいる」
鬼瓦うらら:「はい…」ぐるぐるが赤くなる。
蓮葉久人:「その上で、恋人同士で海に来ているという状況だが」
鬼瓦うらら:「はい…」ゆでたてのタコみたいになっている。
蓮葉久人:「こういう場合、やはり特別なシチュエーションに見合った会話や行動があると思うが」
蓮葉久人:「鬼瓦も知っての通り、俺はそういうことをスムーズに出来る人間ではない」
鬼瓦うらら:「はい…」そこは確かにうなずく。
蓮葉久人:頷くよな。と鑑合わせに頷く
蓮葉久人:「なので、鬼瓦の持つ期待に応えられていなかったらすまない」
蓮葉久人:「その上で、この状況を楽しい気分で過ごしてもらいたいが……」
鬼瓦うらら:「……期待、ってほど」
鬼瓦うらら:「きちんと、なんていうか、かんがえてるものではなくって」
蓮葉久人:「ふむ?」
鬼瓦うらら:「……遊んでるときは。いちばんに」
鬼瓦うらら:「わたしをいちばん見ててほしいなーって思ってます」
鬼瓦うらら:「あっ。いつもじゃなくって!」
鬼瓦うらら:「えっと。研究とか任務をがんばってるせんぱいも好きですしっ」
鬼瓦うらら:「すごく変わってほしいとかじゃないんですけど」
鬼瓦うらら:「デートっぽいときは…その…」
蓮葉久人:「デート」
鬼瓦うらら:「そうだったらすっごくうれしいなっておもいましたであります」言い切って。
蓮葉久人:「なるほど……やはり、デートにカウントされるのだろうか。今の状況は」
鬼瓦うらら:恥ずかしくなり、海にしゅぼっと入り、浮かぶ。
蓮葉久人:「ボートから落ちたな」勢いで揺れるボートのバランスを保つ
鬼瓦うらら:「任務待機中だって叱られたらあれなんですけど…」言ってボートにつかまる。
蓮葉久人:「…………いや」
蓮葉久人:「俺もそう思っていた」
鬼瓦うらら:顎をのせるようにボートのふちから視線をあげる。
蓮葉久人:その目に視線を合わせる。
鬼瓦うらら:ふわふわの髪が青い海面に浮かんでいる。それがせんぱいのレンズにうつっている。
鬼瓦うらら:(あ。せんぱいがわたしを見てる)
蓮葉久人:「正直な所、先日に告白したときから思ってはいたんだ」
蓮葉久人:濃い青空に少し陰影を濃くした中で、光を反射するレンズ越しに見ている。
蓮葉久人:「恋人になったからにはどこかに誘うべきか、と。いわゆるデートを。」
蓮葉久人:「だから」
蓮葉久人:「今回、同じ任務に従事するということで、少し機会を探ろうとしていた。……任務中はそんな余裕がなかったがな」
蓮葉久人:「……まさか、待機の流れで叶うとは思ってなかったな」
鬼瓦うらら:「えっ」
蓮葉久人:「なんだ」
鬼瓦うらら:ぼっと赤くなり、ぶくぶくと一回また海に戻りかける。
鬼瓦うらら:「う。うれしくて!!」
蓮葉久人:「……そうか」ふ、とすこし緊張を緩めるように息を吐く。
鬼瓦うらら:「行きたいです!」
鬼瓦うらら:「せんぱいとは、前からいろんなとこに行ってましたけど」
鬼瓦うらら:「でも、どこでも!」
鬼瓦うらら:「デートだってせんぱいが誘ってくれるの」
鬼瓦うらら:「それは、それだけでどこでも、ちがうので。特別なんです」
蓮葉久人:「………わかった」
蓮葉久人:「恋人とデートがしたいと思うことは、特別だものな。うん」
鬼瓦うらら:「そうですっ」ざぱっと海から出てくる。
蓮葉久人:手を差し伸べる
鬼瓦うらら:その手につかまって、満面の笑み。
鬼瓦うらら:「ふふ!」
蓮葉久人:ぐい、と片腕で引き上げる
蓮葉久人:「なら、いい機会だ。行く場所もお互い相談しておこう」
蓮葉久人:「何か、行きたい場所はあるか?」
鬼瓦うらら:「えー。迷いますね…博物館、お買い物、動物園、…どこも行ったことありますね」楽しげに。
鬼瓦うらら:「でも、また行きたいです。いつも楽しかったので」
蓮葉久人:「…………そうだな。確かに、行ったことあるか」
蓮葉久人:「なら、少し遠出するのも良いかも知れないな」
蓮葉久人:「遊園地などは少し足を伸ばさないとなかっただろう」
蓮葉久人:「鬼瓦、乗り物は平気か?」
鬼瓦うらら:「もっちろんです」
鬼瓦うらら:「わたしは風圧はお手の物、ですから」
鬼瓦うらら:「ジェットコースターだってぜんぜんへいきです!」
鬼瓦うらら:お化け屋敷については言わない。
蓮葉久人:「そうだったな」ふふ、と声を漏らす。
蓮葉久人:最近のお化け屋敷は絡繰じかけも多いらしいし。
蓮葉久人:「なら、今度の休みにでも行ってみようか」
蓮葉久人:「なにか予定はあるか?」
鬼瓦うらら:「ないですっ。あっ、なに着るか考えなくちゃっ」
鬼瓦うらら:「ミアさんに相談して…あのワンピースは…あ、でも靴が合わない…」
蓮葉久人:「………………」
鬼瓦うらら:嬉しそうにぶつぶつと悩んでいる。
蓮葉久人:そうやって悩む姿に静かに目線を送る。
蓮葉久人:どうやら行く約束をしただけでも喜んでくれてるようで、内心で詰めていた息を吐き出しながら。
蓮葉久人:(誘うためのシミュレートの殆どは無駄になったが、まあ問題ない)
蓮葉久人:「なあ、鬼瓦」
蓮葉久人:「……楽しみだな、遊園地」
鬼瓦うらら:嬉しそうな顔が、もっと嬉しそうに。
鬼瓦うらら:海面に散る光を背負って。
鬼瓦うらら:「はいっ、せんぱい!」



GM:【風花春悠・木花小夜の場合】
風花春悠:「……」
風花春悠:チルドレンとしての経験から、いやに本格的に設営されたパラソルとテントの下。
風花春悠:しゅこしゅこと空気入れでボールを膨らませている。既に傍らには巨大なシャチのフロートに、浮き輪が数個。
風花春悠:どう見ても二人では使いきれない数になっている。
木花小夜:「ねえ春悠」手伝いながら。
木花小夜:「多くない?」
風花春悠:「え?」
木花小夜:「これ7つ目だよ。全員分でも余るよ?」
風花春悠:そこではたと気付いて振り返り、並ぶ浮き輪を見る。
風花春悠:「……多いな……」
木花小夜:「どうしたの?熱中症?」
木花小夜:「大丈夫?」とことこと傍に寄る。
風花春悠:「いや……そうじゃないけど……」
風花春悠:腰を下ろす。同行者の他には誰もいない、静かな砂浜。
木花小夜:す、と隣に座る。
風花春悠:「……苦手なんだよな。何もしてないのって……」
木花小夜:「待機任務だからね」苦笑して。
木花小夜:「結構順調ぽいし」遠目の黒い塊は小さくなっている。
木花小夜:恐らく解体されて小分けに輸送されているのだろう。
風花春悠:「そうだな……」並んで水平線を見遣る。
風花春悠:「……何ていうか」
木花小夜:「うん?」
風花春悠:「……得意すぎるんだよ、俺。何も考えないでいるの」
木花小夜:「……それ」
木花小夜:「能力のためでしょ」
木花小夜:「長すぎるから。何も考えないでいられるようになっちゃった」
木花小夜:「だけど、身体はずっと動いてる。だから、何もしないのが苦手」
風花春悠:「ん……」
風花春悠:曖昧に頷くが、その通りだった。一度それを行使するごとに、風花の主観時間ではゆうに数年が経過する。
風花春悠:「その気になれば時間なんてすぐに過ぎるのが分かってるから──」
風花春悠:「これまでは、空いた時間も色々詰め込むようにしてたんだよ。トレーニングとか、勉強とか」
木花小夜:「嫌いだったのにね、勉強」くすっと笑って。
風花春悠:「いつの話してるんだよ……」幼少の話を持ち出されて恥ずかしそうに。
木花小夜:「だってそのころと最近しか知らないんだもん」
木花小夜:「私の時間はずっと少ないんだよ」
木花小夜:「春悠の、他の時間に比べて。私との時間は、全然だ」
風花春悠:「そんなの、俺だってそうだよ」
木花小夜:「私はもうちょっと春悠を占めたいなって思うよ?」
風花春悠:「……心配しなくたって」
風花春悠:「ずっと一緒だろ、これから」
木花小夜:きゅっと手を握る。「うん」
木花小夜:「だったらさ、今も」
木花小夜:「何もしてない時間じゃなくってさ」
木花小夜:「私といる時間、って思って欲しいな?」
木花小夜:春悠の方を見て笑う。
風花春悠:「……」
風花春悠:その顔をじっと見つめて。「……」ゆっくりと俯きながら目を閉じる。
風花春悠:「……何ていうか……」
木花小夜:「うん」
風花春悠:「……それはそれで落ち着かない……」
木花小夜:「え~」
木花小夜:「じゃあいいよ、落ち着かせてあげない」
木花小夜:ぱっと手を離して立ち上がる。
木花小夜:ぱん、とお尻の砂を払って。
風花春悠:「……小夜?」
木花小夜:浮き輪を1つ拾い上げて、波打ち際へ。
木花小夜:「ほら、春悠も」
木花小夜:「おいでよ」
風花春悠:「……」ふっと表情を緩めて。「……ああ」立ち上がり、その後を追う。
木花小夜:来たところを足払い。波打ち際で転ばせる。
風花春悠:「ぐっ」
風花春悠:反射で受け身を取るが、思い切り水をかぶる。
木花小夜:「ふふ、ふふふっ!」子供っぽく笑う。「ビッシャビシャ」
風花春悠:「ぶっ……しょっぱ…… ……小夜!」
風花春悠:「やったな、この……」お返しに思い切り水を掛ける。
木花小夜:「ごめんごめ……きゃっ!」
木花小夜:「っもーっ!」
風花春悠:「はははは!そっちが先にやったんだろ!」
風花春悠:任務中の姿からは想像もつかないような、年相応の笑みを浮かべる。
木花小夜:「それはそうだけど……さっ!」水をすくい上げてまた浴びせる。
風花春悠:「っと……」フットワークで躱すが、結局足元から跳ねてずぶ濡れになっている。
風花春悠:「……隙あり!」肩まで突っ込んで水をすくい上げる。
木花小夜:「わっ」避けようとして滑って転ぶ。
木花小夜:じゃばん、と海に倒れ込んで。
風花春悠:「うわっ」こちらもその水飛沫を浴びる。
木花小夜:「ふ、ふふ……」そのまま戻らずに、浅い水面にプカプカ浮いている。
風花春悠:「……はは」息を吐いて手を伸ばし、小夜の頬に張り付いた黒髪を払う。「ずぶ濡れだ」
木花小夜:「海に来たんだもん」その手に自分の手を重ねて。
木花小夜:「海に来たんだよ、私たち」
木花小夜:「来れてよかった。春悠と行きたいって思ってたから」
風花春悠:「……そうなのか?」
木花小夜:「そこは俺もって言ってほしかったかな」冗談めかして。
木花小夜:「なんか、こうやって。自由に、広いところで」
木花小夜:「ただ、こうやって、はしゃいで、笑いあえる」
木花小夜:「普通の恋人みたいなことを、たくさんしたいなって思う」
風花春悠:「……うん」
風花春悠:思い出す。生まれ育った施設。共に育った家族。今はもう帰らない彼らと、かつての自分と小夜のことを。
木花小夜:再び浜に駆けていって。
木花小夜:大量の浮き輪とフロートを持って、全部海に投げる。
木花小夜:ぱんぱん、と手を払って。
木花小夜:「せっかくだし全部使おうよ」
風花春悠:「どうやってだよ?」苦笑する。
木花小夜:「それは……」
木花小夜:「考えよう。これから」
木花小夜:「時間はたくさんあるんだもん」
風花春悠:「……そうだな」
風花春悠:浮き輪のひとつに乗って、ぶかりと海に浮く。
風花春悠:「……こんなことなら、時雨も連れて来たかったな」
木花小夜:同じように浮き輪の一つに乗って。
木花小夜:「あの子も、海に連れてってあげたいけど」
木花小夜:「ワガママ言うよ」
風花春悠:「うん?」
木花小夜:くい、と腕を春悠の首に絡める。「今は二人きりがいいかも」
風花春悠:「……ん。ごめん」
風花春悠:濡れた黒髪を梳くように撫でる。
木花小夜:「んふ」くすぐったそうに身をよじる。
風花春悠:「……ほんとにずぶ濡れだな。日焼け止め落ちてないよな?」
木花小夜:「ん。いいよまた塗れば」
風花春悠:「また赤くなるぞ」心配しつつも少し笑う。
木花小夜:「いつの話ししてるのよ」そう言って、恥ずかしそうに笑い返す。
木花小夜:「でも今は、こうしてたいの」
風花春悠:「……分かったよ」
風花春悠:言って、手を繋ぐ。互いの乗る浮き輪が離れていってしまわぬように。
風花春悠:「一緒にいよう」



GM:シーン終了。ロイス取得と購入可能です。
奥墨功紀:ロイス保留、購入はコネも使ってボルトアクションライフルにチャレンジ
蓮葉久人:鬼瓦へはもう取ってるのでそのまま購入に行きます。ボディアーマー
蓮葉久人:3dx>=12
DoubleCross : (3DX10>=12) → 10[1,2,10]+4[4] → 14 → 成功

奥墨功紀:6dx+3>=15
DoubleCross : (6DX10+3>=15) → 7[3,3,5,5,6,7]+3 → 10 → 失敗

蓮葉久人:買えた。装備します
風花春悠:ロイス保留、ボデマ
風花春悠:3DX>=12
DoubleCross : (3DX10>=12) → 10[2,5,10]+6[6] → 16 → 成功

風花春悠:買えた 装備して以上です
鬼瓦うらら:ロイス保留で
奥墨功紀:出目が渋い……財産5吐いて買います
蓮葉久人:あっ 《バディムーヴ》 達成値+3
蓮葉久人:奥墨くんにポイ
鬼瓦うらら:ぼでま
鬼瓦うらら:2DX+0+0@10>=12
DoubleCross : (2DX10>=12) → 10[3,10]+5[5] → 15 → 成功

鬼瓦うらら:買えたので着る!
蓮葉久人:買えてて偉いぞ
奥墨功紀:あ、助かる!それなら2点だけ吐いて残り5点!


◆Middle03◆

GM:【ミドルフェイズ3】
GM:全員登場です
奥墨功紀:奥墨功紀の侵蝕率を1d10(→ 5)増加 (62 → 67)
風花春悠:風花春悠の侵蝕率を1D10(→ 7)増加 (75 → 82)
蓮葉久人:蓮葉久人の侵蝕率を1d10(→ 7)増加 (69 → 76)
鬼瓦うらら:鬼瓦うららの侵蝕率を1d10(→ 8)増加 (75 → 83)



GM:日が落ちかけ、夕飯の時間。
GM:レストランは閉鎖されているため、弁当の手配が行われて。
GM:君たちはそれを夕食としていた。
鬼瓦うらら:「お弁当まで!しかもいい感じの…!」感激している。
鬼瓦うらら:「すごいですっ」箸を割り、いただきまーすをする。
風花春悠:「見栄えはいいけど……」黙々と食べている「量は物足りないな」
奥墨功紀:「……」 普段食べているものの基準が高いので、どの程度の位置のものか分からない。
奥墨功紀:とりあえず手を合わせて箸を取る。
鬼瓦うらら:「あ、そうなんですね。風花さん、すごい訓練とかしてそうです」
風花春悠:「別に……チルドレンなら皆やってる」
風花春悠:「蓮葉もそうなんじゃないか」
鬼瓦うらら:「そうなんですか。うちの支部は武器開発メインなので」
鬼瓦うらら:「どっちかというと開発テストみたいになってるんですよね」
奥墨功紀:「確かに、逐一データや記録を取ってたな」
鬼瓦うらら:「せんぱいは研究者なので!」ふふーんと胸を張る。
鬼瓦うらら:「わたしはあんまり道具は使わないので、いっぱい食べますが」
奥墨功紀:「それでこっちな訳か」
鬼瓦うらら:「あ、でもふたりはあんまり食べてない・・・」他の女子たちを見る。
鬼瓦うらら:「なぜ・・・・」
風花春悠:「今日は任務だったしな。能力を使えばその分カロリーも消費する」
鬼瓦うらら:卵焼きを口へ運ぶ。おいしい。
風花春悠:「気にせず食べたほうがいいと思うぞ」
奥墨功紀:「どれだけ食べるかはあくまで個人差だろう。志野さんは小食な方だし」
鬼瓦うらら:「はいっ」素直にもりもり食べている。
鬼瓦うらら:「黒田さんはたしかに上品な感じだし、ひんやりしてたし」
鬼瓦うらら:「そんなに食べなさそうですね。こう、燃焼というか…?」
風花春悠:「能力は関係無いと思うが……あるのか……?」
鬼瓦うらら:「ないんでしょうか?」首を傾げる。
風花春悠:「……確かにソラリスよりはキュマイラのほうが腹は減りそうだな……」
奥墨功紀:「まあカロリーに直結する能力もあるんじゃないか、というより」
奥墨功紀:「アンタたちの方がその辺は詳しいだろ」
奥墨功紀:生活が忙しいため、イリーガルとしての活動歴はほぼ無いに等しい。
風花春悠:「結局個人差としか言えないな」
風花春悠:「俺は空腹というより、糖分が欲しくなるな」
鬼瓦うらら:「へーっ!甘いものはわたしも好きです!」
鬼瓦うらら:(風花さんがおかし食べてるの想像できないな…)
奥墨功紀:「まあ、頭脳労働でのカロリー消費を埋めれるのは糖分だけだからな。気持ちは分かる」
鬼瓦うらら:「せんぱいも実験後にココアとか飲んでますねえ」うなずく。
鬼瓦うらら:「あ、アイスたべました?」
鬼瓦うらら:「さっき差し入れでもらって…みんなまだ食べてなかったかな」
鬼瓦うらら:「なんかいっぱいあったので、あとで運んできますねっ。おいしいですよ」
風花春悠:「そんなサービスまで?」
奥墨功紀:「なら手伝おう。女子だけに仕事させるのは悪い」
鬼瓦うらら:「いえ、単にスタッフのかたが」
鬼瓦うらら:「このへんの海をサービス前に安全にしてくれてありがとうと仰ってました」
風花春悠:「ホエールウォッチングにも出来ないだろうしな、アレは……」
鬼瓦うらら:「お客さんが来てからだと、たいへんでしたでしょうし。よかったですっ」
鬼瓦うらら:「にぎわっているところも見てみたいです」
鬼瓦うらら:「お店とかもやってて、水着もこんどは持ってきて…」
奥墨功紀:「そうだな。水上コテージという特異性もあるし、十分ヒットが見込める場だ」 一足早く食べ終えてもう一度手を合わせる。
風花春悠:「スタッフも関係者らしいが……UGNの保養所にもなるのかな」
鬼瓦うらら:「木花さんだけ持参だったの、あっわたしも持ってくれば!って思ったんですよね!」
鬼瓦うらら:「リベンジしないとっ」
風花春悠:「持参……」
風花春悠:「……持参だったのか……?」レンタルしたものだと思っていた
鬼瓦うらら:「あっ。木花さん言ってなかったんですかっ。ごめんなさい~」小さな声でしょぼしょぼ。
鬼瓦うらら:「です~」しょもり…
風花春悠:「いや……謝ることでは……」
奥墨功紀:(……随分と準備が良いな) 真面目なタイプに見えたが、と少し意外に思う。
風花春悠:(……買ったのか……あの水着……?)
風花春悠:「……気にしないでくれ」かぶりを振る。
鬼瓦うらら:「きっと風花さんに」
鬼瓦うらら:「かわいい格好みてほしかったんだなあと思ったので。よかったです、来れて」
鬼瓦うらら:「黒田さんも木花さんも」
鬼瓦うらら:「すごーくすてきでしたね!ねっ」二人に ね?という顔。
奥墨功紀:「……まあ、否定はしないけど」
奥墨功紀:「そっちとこっちじゃ事情は違うだろう」 そっち、で風花を指して。
風花春悠:「……でも、間違ってはいないんじゃないのか」
風花春悠:「あんたに見られたくなかったら、着ないだろ」
奥墨功紀:「……」 少し眉を寄せながら沈黙して。
奥墨功紀:「あの人は、アレで案外流されやすい」
鬼瓦うらら:「た、たしかに…」
奥墨功紀:「施設のご厚意や周りの楽しむ空気を見たら一人だけ着替えない訳にもいかないだろう」
鬼瓦うらら:(たしかに…)
奥墨功紀:「というか、その様子だと多分話せてないな?」
鬼瓦うらら:「はいっ?」
奥墨功紀:「俺と志野さんは婚約者ではあるが、恋人としてお付き合いをしているわけではない」
奥墨功紀:「あくまで俺が一方的に慕ってる形だ。少なくとも現状は」
鬼瓦うらら:「えっ」
鬼瓦うらら:「えーっ!?」
風花春悠:らしいぞ、という顔で頷く。
奥墨功紀:「なので、あまりそういう方向で囃さないでおいてくれると助かる」
鬼瓦うらら:「そ、そうなんですかっ!すみません!」
奥墨功紀:「さっき言った通り流されやすいし、きっぱりと物を言いにくい人だからな」
鬼瓦うらら:「黒田さんも奥墨さんを大事に思われているように見えてつい」
風花春悠:「外堀を埋められるのが嫌ってことか」
鬼瓦うらら:「……でも、好きな人とか、そういうところまで流されるでしょうか…?」
奥墨功紀:「そうでなくても、女子陣でそういった話になったときに居づらい思いはするかもしれないだろう」
奥墨功紀:「俺のせいで志野さんの気を煩わせるのは申し訳ない」
鬼瓦うらら:(そんなことないんじゃないかなーって思うけど)
鬼瓦うらら:(きっとおうちのこととか、いろいろあるんだろうなあ)
風花春悠:他人のことに首を突っ込みたがるタイプではない。二つ目の弁当を黙々と食べている。
鬼瓦うらら:(……でもきっと、いつかはうまくいくんだろうな)
奥墨功紀:「……まあ、今日初対面の鬼瓦の視点から見てそう見えたのなら」
奥墨功紀:「多少は進展しているんだろうと前向きに受け取っておく。こちらこそ、気を使わせてすまない」
風花春悠:「俺達が勘違いするような距離感には見えたな」平然と言う。
鬼瓦うらら:「ですねt」
奥墨功紀:「……それは、俺が詰めているからであって」
奥墨功紀:「いや、何でもない」 他人にぺらぺらと話すようなことでもなかった。
鬼瓦うらら:「えーっ」目がきらりんとする。
鬼瓦うらら:「ふふ、残念です。また進展して、いいかんじになったら」
鬼瓦うらら:「聞きたいなあ」
風花春悠:「まあ……いくら言い寄られたところで」
風花春悠:「本当に嫌だったら、拒むだろ」
風花春悠:「そうじゃないってことじゃないのか、多分」何か思い出すように言って、息を吐く。
鬼瓦うらら:「そういうとこまで流される人ではない、と。初対面でなんなんですが、えっと。思いましたし」
鬼瓦うらら:「あっ。なんか浮かれていろいろ言っちゃったけど。きっと大丈夫だと思います」
奥墨功紀:「……分かった、分かったからもういい」
奥墨功紀:最近、ようやく思いに裏も何もないと信じてもらえて少し浮かれているというのに。
奥墨功紀:余分に自惚れそうになって話を打ち切る。
奥墨功紀:「……いろいろと助言、感謝する。ありがとう」
奥墨功紀:それだけ言い捨てて横を向いて頬杖を突いた。



木花小夜:「こっちが小さい方なんだ」小さなお弁当を受け取っている。
黒田志野:「あれ。久人さんはこっちでいいの?」
黒田志野:「男の子なのに」
蓮葉久人:「あぁ。俺より鬼瓦のほうが消費が大きい」
蓮葉久人:「こちらはそんなに消耗しないからな」
木花小夜:「さっきもアイス食べてたのに……」
蓮葉久人:「そうなのか?確かによく食べているところを見るな」
蓮葉久人:「………」少し考えて
蓮葉久人:「二人は食べる方なのか?」
蓮葉久人:話題をふる。
黒田志野:「此方はあまり……」
木花小夜:「私も。訓練のときはとにかく食べろって言われてたけど」
木花小夜:「最近はなんか……体型崩したくないなって思う」
蓮葉久人:「そうなのか。確かに体のバランスが崩れると戦闘においては悪手だな」
黒田志野:「いや小夜さんのはあれでしょ?今の」
蓮葉久人:「あれ? とは?」首をかしげる
黒田志野:「カレシ向け的な……」
蓮葉久人:「あぁ」
蓮葉久人:「風花の好みなのか」
木花小夜:「あっうん、うん。そっち……」
木花小夜:「いや、春悠の好みかどうかわかんないけどさ……!」
木花小夜:「キレイで居たいじゃん。その」
木花小夜:「好きな人の前では……」
蓮葉久人:昆布の佃煮を白飯に乗っける。おいしい
黒田志野:「なんか最初の印象よりだいぶ乙女なんですね」
蓮葉久人:「そうだな。……んぐ。正直、一度FHに出奔した後にまたこちらに参画したとの話だったから」
蓮葉久人:「いくらか印象が違う」
木花小夜:「やっぱりそういうのがあると」
木花小夜:「印象悪い?」
蓮葉久人:「いや。うちの支部は拘置所も兼ねてるから元FHは多い」
黒田志野:「いや此方は何も言う資格ないですけど……」
蓮葉久人:「ただ、FH時代に新しい武器などの話を聞いていれば聞きたい」
蓮葉久人:「あちらは手法はともかく技術は進んでいるからな…」筑前煮。
木花小夜:「えっ分かんないよ……!」
木花小夜:「トツカノツルギだって使い手を見たわけじゃないし」
木花小夜:「後なんだっけ。FH製のナイフ?質がいいらしいってよく聞くけど」
木花小夜:「自分で使ってるわけじゃないから、違いもよく分かんなかった」
木花小夜:「新型が出た?とか言ってた気もするけど」
黒田志野:「……」
蓮葉久人:「そうだな。アレはどうも刃先に秘密があるとも聞く」
黒田志野:(わかんない……)ごはんをぱくり。食べれなくはないかなと思う。
蓮葉久人:「おかげでボディアーマーの改良にも着手することになった。やりがいがある」
蓮葉久人:「そういえば、黒田も家柄は元親FHだったか。多いな」ぽりぽり。
黒田志野:「時流を読み違えただけだけどね」
黒田志野:「最初から勝ち馬に乗れてればよかったのに。見る目がなかったんです」
蓮葉久人:「確かに、最初から最善手が選べれば苦労はないよな」
蓮葉久人:「おかげでトライアンドエラーの総当りが主な業務だ」
木花小夜:「蓮葉さんは研究部なんだっけ?」
木花小夜:「武器の研究を?」
蓮葉久人:「あぁ。装備全般。特に武器だな」
蓮葉久人:「自前の分と、鬼瓦の装備もこちらが調整している。二人もほしい装備があったら要望を出してくれ」
木花小夜:「私は武器とか使わないからなあ」
黒田志野:「此方は使うんですけど、その」
黒田志野:文庫本を取り出して、金属製の栞を。
黒田志野:「これを飛ばすので、あまり改善の余地はないかなって」
蓮葉久人:少し身を乗り出して見る。
蓮葉久人:「なるほど、使い手に最適化しているタイプか…」
木花小夜:「マイスナー効果での電磁加速でしょ?磁路調整とかは意味あるんじゃないかな」
木花小夜:「磁束分布最適化とか」
黒田志野:「???」
蓮葉久人:「射出のサポートが出来るかも知れない、ということだ」
黒田志野:「ああ、なるほど」
黒田志野:「助かります。その、此方はあまり詳しくなくて……」
蓮葉久人:「いや、おそらくそれが普通だ。気にしなくていい。詳しい原理はこちらがわかっていればいい」
蓮葉久人:「鬼瓦への説明でもよくやる。必要なのはインプットとその結果どうアウトプットされるかだからな」
黒田志野:「ふんふん」刻々と頷く。
木花小夜:「うららちゃんの装備って?」
木花小夜:「彼女、RC型じゃないの?」
蓮葉久人:「あぁ。その制御を補助する装置だ。鬼瓦の出力はともかく、コントロールへのサポートだな」
蓮葉久人:「腕輪をしていただろう」と、自分の時計をしてる手首をトントンと叩く
黒田志野:「あ、してましたね」
黒田志野:「ファッションとデザインが浮いてて気になってたんだ。聞きそびれたけど」
蓮葉久人:「普段は持ち歩きにくいだろうからアクセサリの形に整えた。……まあ、デザインに関しては不評だったが」
蓮葉久人:「…………」
蓮葉久人:「参考までに、腕輪として持ち歩くならどういう形がいいかなどの意見はあるか?」
蓮葉久人:ファッション、という言葉に反応
黒田志野:「うーん、大学でよく見るのはスマートウオッチかな。市販品っぽいやつ」
黒田志野:「デザイン少なくて小さめの。あれならそんなに女の子がつけてても不自然じゃないかと」
蓮葉久人:「ふむふむ」頑丈なサバイバル品のように無骨な自作の時計を見る。これじゃないな。
蓮葉久人:「なるほど」
黒田志野:「なんかあれはすごいこう……」
黒田志野:「カレシの趣味なんだな、って感じに見える」
蓮葉久人:「なるほど…?」
蓮葉久人:「ちなみにそれは彼氏……恋人の関係からもらった場合に嬉しいデザインに入るか?」
木花小夜:「私は貰えると嬉しいけど……」
木花小夜:「自分に贈ってもらえることが嬉しいっていうか……」
蓮葉久人:「風花から貰えるのが大事、と?」
木花小夜:こくこくと頷く。
蓮葉久人:「そうか……恋人からのプレゼントだものな。そういうカテゴリか」うんうん
黒田志野:「うーん。だとしても此方は」
黒田志野:「自分の趣味に合うものの方が嬉しいかな」
蓮葉久人:「む……」難しい話題だ!
蓮葉久人:「奥墨からもらえても場合により、その限りではないと」
蓮葉久人:「そういう?」
黒田志野:「別に誰って言ってませんけど。とにかく」
黒田志野:「サプライズとかじゃなくて、実用上必要なものを渡すってことなら」
黒田志野:「相談して決めちゃダメなの?デザイン」
蓮葉久人:「……………」少し目を閉じつつ
蓮葉久人:「確かに、そういう案もある、というよりは本人の希望を聞くべきなのだが」
蓮葉久人:「付き合い始めで手作りの贈り物は重い、と聴いたぞ?」
蓮葉久人:要出典。
蓮葉久人:「仮に奥墨と仮定して、デザインから突き詰めて貰った場合、どうだろう?」
蓮葉久人:「黒田の視点としては。」
黒田志野:「いや手作りなのは変わらないんでしょ……」
黒田志野:「てか仮定とか」
黒田志野:「……」
黒田志野:「要らないからっ」
蓮葉久人:「そうか。すまない、不愉快だったか?」
蓮葉久人:気遣い。
黒田志野:「不愉快ってほどじゃ……」
木花小夜:「本人がどう思ってるかは聞いてないの?」
蓮葉久人:「鬼瓦は基本的にこちらへの評価に関しては贔屓目無くダメ出しをする」
蓮葉久人:「……まぁ、なので、多少見栄を張りたかったかも知れない」
木花小夜:「というか、別にさ」
木花小夜:「一回失敗しちゃうくらいいいんじゃない?」
蓮葉久人:「……む?」
木花小夜:「ちょこちょこ直したりして、気に入ったら使ってもらうとか」
木花小夜:「なんか……そういう過程だってきっと」
木花小夜:「楽しいと思う」
蓮葉久人:「ふむ」
蓮葉久人:「……ふむ」口元に手を当てて。心持ち目を見開きつつ
蓮葉久人:「そういうなら、そうかもしれない、な……木花」
蓮葉久人:「その方面で進めてみる。お前は鬼瓦と話が合いそうだな。イメージだが。」
木花小夜:「そうかな。だといいな」
蓮葉久人:「うん、多分そうだ。風花について話す時の口調が鬼瓦に似て………」
蓮葉久人:「……」
蓮葉久人:「うん、多分そうだと思う」
木花小夜:「んふ。じゃあきっとうららちゃんは」
木花小夜:「とってもあなたのことが好きなのかも」
蓮葉久人:「…………………………………そう、か」
蓮葉久人:「なら、風花もきっと」
蓮葉久人:「木花のことを何よりも大事に思っている。……んだろうな。おそらく」
蓮葉久人:「ただの、推論だが」
蓮葉久人:箸を止めて少しだけメガネを直す。
木花小夜:「ん。好きな推論かも」
黒田志野:二人のやり取りを見て。
黒田志野:「此方はどうなんだろうな」ポツリと呟いて、まだ結構残った弁当を食べる手を止めた。



GM:そうして、君たちが食事を終えるか終えないかのとき。
GM:一斉に通信端末に連絡。
GM:UGNからと見て間違いないだろう。
蓮葉久人:「ん。連絡が来たな」
木花小夜:「“ミュー・シーフィ”です。何かありました?」
風花春悠:アイドルのヒット曲の着信音。端末を確認する。
木花小夜:通信を開き、スピーカーモードへ。
鬼瓦うらら:「“オーバーラン“ですっ」
奥墨功紀:「……」 おそらく用件は同じだろうと周囲の反応を待つ。
UGN職員:「ああ……すまない。全員そちらに?」
風花春悠:「こちら“シンダーブレイズ”。全員待機中です」
UGN職員:「手短に言おう。待機は中止」
UGN職員:「船舶沈没事件の犯人は、あの鯨じゃない」
UGN職員:「いやあの鯨も一因なんだが……主原因じゃない」
蓮葉久人:「複数の要因が存在する、と?」
UGN職員:「あの鯨も被害者だ……本体は」
UGN職員:「“フジツボ”だ」
UGN職員:「それが鯨の体皮に寄生し、操っていた。それから」
UGN職員:「それ自身が海流で遊泳して、船のスクリューを停止させてた」
風花春悠:「……対処としては?」
UGN職員:「おそらく、その海岸にも押し寄せてるはずだ」
UGN職員:「発見次第叩いて欲しい。出来るか?」
蓮葉久人:「"セイクリッド・ギア”、問題ありません。…皆は?」目線を向ける
風花春悠:「……“シンダーブレイズ”、了解」
鬼瓦うらら:武骨な腕輪を触り、きちっっと嵌めなおしている。みんなを見る。「はい!」
木花小夜:「“ミュー・シーフィ”もコピー」
奥墨功紀:「こちらも問題ない」
黒田志野:「あっと。“ザンホープ”も……」
黒田志野:「あれ」
黒田志野:「あれじゃないですか?」
黒田志野:海岸の方を指差す。
GM:日が落ちかけた暗がりに、小山が幾つかうごめいている。
鬼瓦うらら:「えっ。なんかすごい塊ですかこれっ!?」
GM:よく見ればそれは、フジツボの群れがコロニーを形成してジリジリと動いている。
木花小夜:「そっか、海岸に生えてるはずだもんね」
木花小夜:「むしろ巣なのかも。この辺りが」
木花小夜:「手間が省けたかもだ」
奥墨功紀:「迎撃するには好都合だな」
蓮葉久人:「……確かに、回遊する貝類が張り付いて沈む、という話も聞いたことがあるが」
蓮葉久人:「あぁ、バミューダの海域を増やすわけにもいかん」
蓮葉久人:「迅速に対処を始めよう」
鬼瓦うらら:「まとめてバーン!ならまかせてくださいっ」こぶしを突き上げる。
風花春悠:「……小さいのを仕留めきれるか心配だったが。杞憂だったな」
黒田志野:「此方も……やらないわけには行きませんから」
木花小夜:「うん、じゃあ」
木花小夜:「状況開始だ。終わらせよう」



GM:シーン終了。ロイス取得と購入可能です。
風花春悠:奥墨功紀 興味/○隔意
風花春悠:4DX ブルーゲイル
DoubleCross : (4DX10) → 9[2,6,9,9] → 9

風花春悠:だめ 以上!
蓮葉久人:「木花小夜 ○P共感/N心配」「黒田志野 ○P興味/N隔意」の2点を取得!
鬼瓦うらら:奥墨さん 応援〇/ちょっとごめんなさい~
奥墨功紀:風花に〇連帯感/隔意、鬼瓦に感謝/〇苦手でとります
GM:あっそうだ 最後の調達機会であるこのシーンは
GM:さよしのも一回だけ判定能力を使っていいですよ
奥墨功紀:購入は戦闘用着ぐるみ狙います
鬼瓦うらら:風花さん 〇おうえん/心配
鬼瓦うらら:これ
奥墨功紀:3dx+3>=14
DoubleCross : (3DX10+3>=14) → 9[2,8,9]+3 → 12 → 失敗

GM:さよ 10DX+1 しの 3DX+5
GM:これで振らせてみてもいいです
風花春悠:すごい
蓮葉久人:すごいぞ
奥墨功紀:二人とも強い
鬼瓦うらら:すごじゃん
鬼瓦うらら:彼氏たちふっちゃいなよー
蓮葉久人:ズミくんは財産あるならバディもいらなさそうね
蓮葉久人:ちゃいなよ~
蓮葉久人:こっちはワンチャンリアクティブアーマーでも
奥墨功紀:あ、着ぐるみは財産点2点入れて購入します
鬼瓦うらら:私ほしいのないな
蓮葉久人:3dx>=24
DoubleCross : (3DX10>=24) → 10[1,5,10]+2[2] → 12 → 失敗

蓮葉久人:回ったけどね!以上だ
風花春悠:これ購入したのを本人が使うってことですか?
GM:あっいや
GM:二人はNPCカードなので
蓮葉久人:プレゼントか
風花春悠:なるほどね
GM:自分たちが欲しい物に使っていいです
鬼瓦うらら:彼氏のためにか
鬼瓦うらら:リアクティブアーマーしよかな
鬼瓦うらら:4DX+0+0@10>=24
DoubleCross : (4DX10>=24) → 9[4,6,7,9] → 9 → 失敗

風花春悠:とりあえずブルゲかな……
風花春悠:10DX+1
DoubleCross : (10DX10+1) → 10[1,2,3,5,6,7,7,8,8,10]+5[5]+1 → 16

GM:いいかんじ
風花春悠:小夜頑張ったな……
蓮葉久人:財産点はどうなんだろう
奥墨功紀:こっちはガード用の盾チャレンジするかな
風花春悠:財産2しかない
蓮葉久人:バディあるよ
風花春悠:ください~
GM:彼氏の財布ならOKにしよう
鬼瓦うらら:せんぱいのバデム!誰よその男!
蓮葉久人:じゃあ《バディムーヴ》 達成値+3! あとは彼氏に出してもらいな~
鬼瓦うらら:風花さんだわ
蓮葉久人:そうだね
風花春悠:俺らマブダチだからよ
蓮葉久人:葉っぱと花だからよ
風花春悠:ありがとうございます 確保して以上です
蓮葉久人:ズミくんもふっちゃえー
奥墨功紀:ジュラルミンシールド狙います
奥墨功紀:3dx+5>=12
DoubleCross : (3DX10+5>=12) → 9[3,5,9]+5 → 14 → 成功

奥墨功紀:流石志野さん
蓮葉久人:プレゼント成功して偉い
奥墨功紀:ライフル・シールドをウェポンケースに入れておきます
木花小夜:まあ私たちは……
黒田志野:これくらいは……
GM:次はクライマックスですが
GM:先にNPCカードの説明だけしておきますね
鬼瓦うらら:おお!
蓮葉久人:わぁい!
GM:黒田・小夜はNPCカードとして使用可能です。
風花春悠:わーい

NPCカード:黒田志野
奥墨功紀専用。
攻撃のダメージに+32+2d10する。ラウンド1回

NPCカード:木花小夜
風花春悠専用。
攻撃命中時に敵を4m吹き飛ばしてもよい。そうした場合10d10のHPを失わせる。ラウンド1回

風花春悠:つよ……
奥墨功紀:二人ともつっよ
鬼瓦うらら:つよじゃん


◆Climax◆

GM:【クライマックス】
GM:全員登場!
鬼瓦うらら:鬼瓦うららの侵蝕率を1d10(→ 4)増加 (83 → 87)
風花春悠:風花春悠の侵蝕率を1D10(→ 9)増加 (82 → 91)
蓮葉久人:蓮葉久人の侵蝕率を1d10(→ 5)増加 (76 → 81)
奥墨功紀:奥墨功紀の侵蝕率を1d10(→ 9)増加 (67 → 76)



GM:美しい海岸線を乱すように、フジツボの群れが侵食していく。
GM:さらに、沿岸に、一艘の舟が接岸。
GM:巡視船だろうか?その装甲はフジツボに覆われており、それどころか。
GM:機銃座と思しきものを君たちへと向けている。
GM:否が応でも緊張感が高まる。
GM:衝動判定です。難易度は9。
風花春悠:4DX>=9
DoubleCross : (4DX10>=9) → 10[7,7,8,10]+9[9] → 19 → 成功

鬼瓦うらら:5DX+0+0@10>=9
DoubleCross : (5DX10>=9) → 8[5,6,7,7,8] → 8 → 失敗

奥墨功紀:2dx+6>=9
DoubleCross : (2DX10+6>=9) → 4[2,4]+6 → 10 → 成功

蓮葉久人:4dx>=9
DoubleCross : (4DX10>=9) → 10[3,4,10,10]+2[1,2] → 12 → 成功

奥墨功紀:奥墨功紀の侵蝕率を2d10(→ 11)増加 (76 → 87)
鬼瓦うらら:わたしをおいていくな
風花春悠:91+2D10
DoubleCross : (91+2D10) → 91+14[7,7] → 105

鬼瓦うらら:鬼瓦うららの侵蝕率を1d10(→ 8)増加 (87 → 95)
鬼瓦うらら:鬼瓦うららの侵蝕率を1d10(→ 9)増加 (95 → 104)
蓮葉久人:蓮葉久人の侵蝕率を2d10(→ 11)増加 (81 → 92)
GM:みんなハッスルしてる……

    寄生船[5]

      5m

フジツボ1[8] フジツボ2[8] 
フジツボ3[8] フジツボ4[8] 

      5m

   奥墨[9] 鬼瓦[7]
   蓮葉[6] 風花[4]

GM:配置はこう
GM:奥に行きたい場合は一度1マス5m区画を通って回り込む必要がある感じ
GM:具体的には20mあれば前の集団無視して後ろにもいけます
鬼瓦うらら:なるほど
風花春悠:なるほどね
蓮葉久人:了解
GM:戦闘終了条件は敵の全滅。NPCカードの存在もお忘れなく。
GM:セットアップから。
GM:エネミーはありません。
奥墨功紀:無し!
鬼瓦うらら:ないよー
蓮葉久人:なし!
風花春悠:ブルーゲイル使用 行動値・侵蝕率+5

    寄生船[5]

      5m

フジツボ1[8] フジツボ2[8] 
フジツボ3[8] フジツボ4[8] 

      5m

   奥墨[8] 鬼瓦[7]
   蓮葉[6] 風花[9]

風花春悠:風花春悠の侵蝕率を4増加 (105 → 109)
GM:ではイニシアチブは最速になった春悠から!
風花春悠:通常行動の前にイニシアチブで《時間凍結》
風花春悠:再行動します
風花春悠:風花春悠の侵蝕率を5増加 (110 → 115)
GM:OK!
風花春悠:マイナーでコンボ【ハンド・オブ・グローリー】
風花春悠:≪骨の剣≫+≪死招きの爪≫+≪氷の回廊≫
風花春悠:素手変更しつつフジツボにエンゲージします
風花春悠:風花春悠の侵蝕率を7増加 (115 → 122)

    寄生船[5]

      5m

フジツボ1[8] フジツボ2[8] 
フジツボ3[8] フジツボ4[8] 
    風花[9]

      5m

 奥墨[8] 鬼瓦[7] 蓮葉[6]

風花春悠:メジャーでコンボ【デッドマンズ・ドライヴ】
風花春悠:≪コンセントレイト :バロール≫+≪瞬速の刃≫
風花春悠:対象はフジツボ4
風花春悠:10DX7+1
DoubleCross : (10DX7+1) → 10[1,2,3,6,6,7,7,7,9,10]+10[1,3,5,7,8]+10[4,8]+10[7]+3[3]+1 → 44

フジツボ:ガードです ダメージどうぞ!
風花春悠:5D10+31 装甲有効
DoubleCross : (5D10+31) → 37[9,6,5,9,8]+31 → 68

フジツボ:装甲でぎりぎり残る!装甲無かったら死んでた
風花春悠:固すぎ
フジツボ:フフン
GM:では引き続き通常手番を!
風花春悠:マイナーで《氷の回廊》、飛行状態で移動 寄生船にエンゲージ……
風花春悠:出来るんでしたっけ?
GM:出来るとしましょうか
風花春悠:やったね
風花春悠:メジャーで再び≪コンセントレイト :バロール≫+≪瞬速の刃≫
風花春悠:寄生船に攻撃
風花春悠:NPCカードも使おうかな
木花小夜:たくさん使って
風花春悠:10DX7+1
DoubleCross : (10DX7+1) → 10[2,3,3,4,4,4,5,8,8,9]+10[9,9,10]+10[1,5,8]+10[7]+10[10]+6[6]+1 → 57

GM:ヤバ~
寄生船:ガードです ガード
GM:命中したのでNPCカードの効果が発生
GM:移動させます?
風花春悠:う~ん させます
風花春悠:下方向かな
風花春悠:あっいや
風花春悠:すいませんやっぱりNPCカードなし!作戦ミス
GM:オッケ~
GM:じゃあダメージどうぞ!
風花春悠:6D10+31
DoubleCross : (6D10+31) → 28[1,6,3,8,4,6]+31 → 59

風花春悠:風花春悠の侵蝕率を10増加 (122 → 132)
GM:船はまだまだ持つ感じ!
風花春悠:そりゃそうだろうな~
GM:演出どうぞ

風花春悠:「想像以上の規模だな……」沖合を見て目を細める。
風花春悠:「これ以上増殖すれば、鯨や船では済まなくなる」
風花春悠:炎が渦を巻き、全身が炎に覆われていく。
風花春悠:業火が凝縮して形作るのは、燃え尽きた炭のような、あるいは漆黒の骨のような外骨格。あちこち赤熱し、火の粉を撒き散らす。
風花春悠:同時に、その姿が消えた。風花春悠だけが認識できる領域へと潜航する。
風花春悠:視界が暗転し、意識を取り戻したのは、果てしなく続く死体の山。
風花春悠:堆く積まれた死体を、重機が掬っては更に積み上げてを繰り返している。
風花春悠:そこに立つ自分の手足や腕は腐り果てていた。どうやらこの地平線まで続く死体の中から、元の身体を探さなければならないらしい。
風花春悠:いつものことだ。一つ息を吐いて、死体のひとつに手を掛けた。
風花春悠:────激しい火の粉と共に、“シンダーブレイズ”が再出現する。
風花春悠:甲殻のひとつを蹴りつけ、その反動でさらに跳躍。
風花春悠:激しい水飛沫を上げて、沖合の船まで一気に到達。上空から踵落としで甲板を陥没させる。
GM:それでもまだ、沈没には至らない。
木花小夜:「春悠……」祈るような、泣くような声でそれを見る。
風花春悠:「……」地の底から這い出た悪鬼のような姿。口の端から炎の吐息を漏らす。

GM:次は奥墨くんの手番へ。
奥墨功紀:了解です。まずはマイナーでプットオン:陽炎の衣Lv2。
奥墨功紀:メインプロセス終了まで隠密、1シーンLv回、侵蝕値+3
奥墨功紀:そしてメジャーでフジツボ3にリムーブ:見えざる死神Lv3+コンセントレイト:エンジェルハィロゥLv3。
奥墨功紀:判定D+1、攻撃力+9、C値-3、侵蝕値+4
奥墨功紀:武器はケースに入れてたボルトアクションライフルで!
奥墨功紀:10dx7
DoubleCross : (10DX7) → 10[3,4,4,4,4,6,7,8,8,9]+10[3,3,9,10]+6[1,6] → 26

フジツボ:ガードです こいつらはドッジできぬいきもの
奥墨功紀:ダメージ前にNPCカードの志野さんを使用します
黒田志野:仕方がありませんね
黒田志野:ダメージを+2d10+32。どうぞ?
奥墨功紀:ありがとうございます。では。
奥墨功紀:8+20+9+3d10+32+2d10
DoubleCross : (8+20+9+3D10+32+2D10) → 8+20+9+20[10,4,6]+32+6[5,1] → 95

GM:ヒエ……
GM:フジツボは消し飛びました
GM:全体の25%位を削り飛ばした。
GM:演出どうぞ?

奥墨功紀:奥墨功紀の侵蝕率を7増加 (87 → 94)
奥墨功紀:(……数が多い。ダメージコントロールにも限りはあるし、減らしておくべきか)
奥墨功紀:船には既に風花も向っている。ならばと蠢くフジツボノ群れを睥睨した後。
奥墨功紀:「志野さん。こちらで合わせますので、一手お願いしても良いですか」
黒田志野:「えっうん。どうすればいい?」
黒田志野:冷気を周囲に呈出させながら、栞を構えている。
奥墨功紀:「普段通りで構いません。撃っていただければ合わせます」
黒田志野:「ん……」
黒田志野:びん、と金属栞が唸りを上げて電磁加速。
黒田志野:超伝導の刃がフジツボの群れの一角に殺到。
奥墨功紀:同時に、刃が抉った一角を切り取るように複数の弾痕が刻まれる。
奥墨功紀:奥墨功紀の能力は大別して二つ。物品への同化と、光の屈折率の操作。
奥墨功紀:後者は特に自身の肉体、あるいは肉体に同化した物品に対して用いられる。
奥墨功紀:例えば、今こうして自身の右腕から顔を覗かせたボルトアクションライフルを透明化させているように。
奥墨功紀:「……やはり、ダメージを与えた上で群体から切り離せば無力化できるようですね」
奥墨功紀:透明化の解除された右腕は、既に普段通りの姿を取り戻している。
黒田志野:「えっと、つまり」
黒田志野:「たくさん攻撃すればいいってこと?」
奥墨功紀:「その理解で構いません。切り離すのは俺がやりますから」
黒田志野:次なる栞を構えて。「……あっ」
黒田志野:「……動いてる?」



GM:フジツボの群れたちの手番へ。
フジツボ:マイナー《オリジン:コロニー》《形状変化:剛》
GM:メジャーはまずターゲット決めようかな
GM:choice[1,2,3,4]
DoubleCross : (choice[1,2,3,4]) → 2

GM:choice[1,2,3,4]
DoubleCross : (choice[1,2,3,4]) → 4

GM:choice[1,2,3,4]
DoubleCross : (choice[1,2,3,4]) → 3

GM:えーと 風花くん以外の3人だから
GM:同じエンゲージか
フジツボ:メジャー《死神の針》《吸収》《マルチターゲット》《神機妙算》。
GM:エンゲージに3回範囲攻撃するよ~
鬼瓦うらら:こわすぎ
奥墨功紀:マジで言ってる!?
蓮葉久人:ふざけろ
GM:マジで言ってる……
鬼瓦うらら:フジツボへのヘイトスピーチですよ
風花春悠:やばすぎる
GM:1匹目!
GM:あっドッジダイス-2で
GM:ダメージでラウンド間のダイス-4個です
鬼瓦うらら:こい~
フジツボ:6dx+14 ドッジダイス-2
DoubleCross : (6DX10+14) → 10[1,2,5,6,10,10]+6[3,6]+14 → 30

奥墨功紀:カバーウィズ:崩れずの群れLv1で鬼瓦をカバー
鬼瓦うらら:うおおおありがたい
鬼瓦うらら:こいつは暴走中
蓮葉久人:避けれないしガードしよ。
フジツボ:5d10+20 ガード装甲有効
DoubleCross : (5D10+20) → 27[9,2,10,5,1]+20 → 47

奥墨功紀:1倍でも無理!リザ!
蓮葉久人:ダメージがでかい!リザレクトです
蓮葉久人:蓮葉久人のHPを1d10(→ 8)に変更 (28 → 8)
奥墨功紀:奥墨功紀の侵蝕率を2増加 (94 → 96)
奥墨功紀:奥墨功紀の侵蝕率を1d10(→ 4)増加 (96 → 100)
蓮葉久人:蓮葉久人の侵蝕率を8増加 (92 → 100)
鬼瓦うらら:ぴったり
蓮葉久人:ぴったり
奥墨功紀:二人揃ってぴったり
GM:すごいが嬉しくないやつ
GM:2発目!
フジツボ:6dx+14 ドッジダイス-2
DoubleCross : (6DX10+14) → 7[3,3,4,6,6,7]+14 → 21

GM:リアクションしな!
蓮葉久人:回避します
奥墨功紀:もう一回鬼瓦をカバー!
鬼瓦うらら:暴走中!たすかる!
蓮葉久人:4dx>=21
DoubleCross : (4DX10>=21) → 10[4,5,5,10]+4[4] → 14 → 失敗

奥墨功紀:奥墨功紀の侵蝕率を2増加 (100 → 102)
蓮葉久人:惜しい
フジツボ:5d10+20 ガード装甲有効
DoubleCross : (5D10+20) → 27[2,1,10,6,8]+20 → 47

GM:うそ
フジツボ:3d10+20 ガード装甲有効
DoubleCross : (3D10+20) → 11[2,5,4]+20 → 31

GM:せいかい
蓮葉久人:さっきのがコレならギリ生存だったのに…!
蓮葉久人:消し飛びます。「フジツボ ○P興味/N警戒」で取得して昇華
蓮葉久人:蓮葉久人のHPを5増加 (8 → 13)
奥墨功紀:飛香殿へのロイスを昇華して復活
奥墨功紀:奥墨功紀のHPを12に変更 (25 → 12)
GM:3発目!
鬼瓦うらら:《孤独の魔眼》。攻撃対象をわたしひとりに変更お願いします!
GM:ヌーッ
鬼瓦うらら:すいこまれていけ
フジツボ:6dx+14 ドッジダイス-2
DoubleCross : (6DX10+14) → 9[4,7,7,8,8,9]+14 → 23

GM:ギューン
鬼瓦うらら:暴走リア不
鬼瓦うらら:鬼瓦うららの侵蝕率を4増加 (104 → 108)
フジツボ:3d10+20 装甲有効
DoubleCross : (3D10+20) → 18[10,2,6]+20 → 38

鬼瓦うらら:bodema
鬼瓦うらら:でもぎりたえられぬわ
鬼瓦うらら:フジツボに きょうみ/怒り〇
鬼瓦うらら:取得・昇華してふっかつ
鬼瓦うらら:以上っ

GM:波に流されるように、その群れが岸辺へと転がり来て。
GM:浜にいるものの足へと取り付こうとする。
鬼瓦うらら:「ぐ」風圧を起こそうとするが間に合わない。
奥墨功紀:「一回下がれ、鬼瓦」
奥墨功紀:そう言って入れ替わりに前に出ると、前に掲げた左手が半ばから暗闇に消える。
鬼瓦うらら:「は、はいっ」言われるがままとにかく下がる。
奥墨功紀:同時、前方で蠢いたフジツボの群れがせき止められたように動きを止める
奥墨功紀:体内に取り込んでいた盾を展開し透明の防壁を築いた形だ。
蓮葉久人:「多少削っても埒が明かないな」
蓮葉久人:そこから少し離れた場所。自分に向かってくるフジツボに対してカートリッジを放り投げる
蓮葉久人:破裂。固定された空気が膨張し、見えない圧となって自分ごとフジツボを叩きつける強風になる
蓮葉久人:「…………数も多い」
蓮葉久人:「やれるな、鬼瓦?」
鬼瓦うらら:「はいっ」その風を引き寄せて調整しながら。
鬼瓦うらら:「広いから、むしろやりやすいです!」

GM:鬼瓦の手番!
鬼瓦うらら:うららです!
鬼瓦うらら:まずマイナーで暴走解除しとこ スンッ
GM:急に落ち着くな
鬼瓦うらら:オートでコンボ「グレイズグレイス」《援護の風》《ウインドブレス》
鬼瓦うらら:ダイス+6に-4はいって+2、達成値+12
鬼瓦うらら:メジャーはコンボ「クリームスクリーム」。【Rコントローラー】を使っての《サイレンの魔女》。
鬼瓦うらら:対象はシーン(選択)のため、エネミー全員を指定。フジツボとふね
GM:来なっ
鬼瓦うらら:13dx+4+12
DoubleCross : (13DX10+16) → 8[1,1,2,2,2,3,3,4,5,6,7,7,8]+16 → 24

GM:フッ……
GM:ガードです みんな
鬼瓦うらら:3d10+21
DoubleCross : (3D10+21) → 19[10,7,2]+21 → 40

鬼瓦うらら:装甲無視です。
GM:しにかけの4は死ぬ!
GM:ほかは生存です ボロボロにはなってきた
鬼瓦うらら:よかった 他はげんきそう
鬼瓦うらら:ぼろぼろり
鬼瓦うらら:鬼瓦うららの侵蝕率を10増加 (108 → 118)
GM:演出どうぞ~

鬼瓦うらら:潮風を腕に絡みつけるよう、体に引き寄せる。小柄な体躯を上回る、巨大な見えない拳をつくるみたいに。
鬼瓦うらら:辺りは一面、海だ。障害はない。だったら、精密にやらなくていい。鬼瓦うららにとってはちょうどいいフィールドだ。
鬼瓦うらら:「せっかくみんな、楽しんでたんですからっ」腕をぐんと引く。
鬼瓦うらら:空気を殴りつける。それは周囲の風と空気を巻き込んで、伝播して、より大きく、強く。
鬼瓦うらら:「邪魔は」
鬼瓦うらら:「わたし」
鬼瓦うらら:「怒りますからねーっ!」
鬼瓦うらら:拳を振り下ろす。風圧の奔流で押し潰す、粗雑なまでの一撃。
鬼瓦うらら:荒っぽく、潰れ、あるいは吹き飛ばす。
鬼瓦うらら:「あ、ちょっとは飛びました…!」
鬼瓦うらら:「せんぱい、おねがいします!」
フジツボ:一角。ちょうど風花春悠が踏み台にしたエリアのフジツボは吹き飛んだ。
GM:最初に比べれば、半分以下に減っただろうか。

GM:せんぱいの手番です
蓮葉久人:はーい

    寄生船[5]
    風花[9]

      5m

フジツボ1[8] フジツボ2[8] 

      5m

 奥墨[8] 鬼瓦[7] 蓮葉[6]

蓮葉久人:マイナーで移動。フジツボにエンゲージ
蓮葉久人:メジャーでコンボ:【聖機構・起動《ファーストトリガー・オン》】《Cハヌ》《音速攻撃》《マシラのごとく》
蓮葉久人:フジツボ2に白兵攻撃。そしてダイスが危ういので飛香殿のロイスを昇華してダイス+10個します
GM:本気だ
蓮葉久人:10個からデバフ4個と自前5個を減らして1個に+10個して11ダイスだ
蓮葉久人:11dx7+1
DoubleCross : (11DX7+1) → 10[2,2,2,2,4,5,5,5,5,5,7]+10[9]+10[10]+2[2]+1 → 33

蓮葉久人:ガードらしいのでそのままダメージ行きます
フジツボ:おいで
蓮葉久人:4d10+11+60
DoubleCross : (4D10+11+60) → 32[10,6,8,8]+11+60 → 103

蓮葉久人:装甲有効の103点です
GM:そのパワーはおいでほしくなかった!
GM:無傷からでも死ぬよそんなの!
蓮葉久人:おいでたよ~
蓮葉久人:蓮葉久人の侵蝕率を9増加 (100 → 109)
鬼瓦うらら:さすが~♡
蓮葉久人:いえーい鬼瓦イエーイ
蓮葉久人:演出。
GM:どぞ~

蓮葉久人:ガシャン、と手にしたアタッシュケースのロックが外れその形を失っていく
蓮葉久人:「さすがは鬼瓦だ。こういうシチュエーションで最も威力を発揮する」
蓮葉久人:無骨な腕時計が鬼瓦の能力数値を計測し、保存。
蓮葉久人:その数値を確かめてから、少し荒れ狂った風で髪が揺れる
蓮葉久人:ガシャン、ガシャン
蓮葉久人:組み換え、巨大な歯車を組み合わせたような銀色の大槍を穂先をフジツボの群れに向ける
蓮葉久人:「──聖機構・起動《トリガーオン・セイクリッドギア》!」
蓮葉久人:ビュオ、と風の流れが変わる
蓮葉久人:カートリッジが排莢されない
蓮葉久人:既に戦闘後によりまだ補充が追いついていないため、先程使われた鬼瓦の暴風を操り、固着していく
蓮葉久人:固定し収められた暴風が竜巻となって一気にフジツボへと殺到。風の道となる
蓮葉久人:バ、シュゥゥゥゥゥウ!
蓮葉久人:風の回廊を抜けるように銀の槍が飛ぶ────着弾
蓮葉久人:その勢いでフジツボの山の一角を吹き飛ばした
GM:あれだけの数も、もはや殆ど残っていない。
GM:少数の残余と、寄生された船のみ。
GM:その船が回頭し、機銃座を向ける。

GM:船の手番。
寄生船:マイナー《オリジン:コロニー》《形状変化:剛》《オーバースロット》
寄生船:メジャー《アタックプログラム》《零距離射撃》
寄生船:風花くんを攻撃します。
風花春悠:ぎゃ~
寄生船:5dx+22
DoubleCross : (5DX10+22) → 8[1,3,3,6,8]+22 → 30

風花春悠:≪復讐の刃≫で反撃
風花春悠:風花春悠の侵蝕率を6増加 (132 → 138)
風花春悠:NPCカードも使用します
木花小夜:使って~
風花春悠:8DX8+1 リアクション不可
DoubleCross : (8DX8+1) → 10[3,5,6,7,7,7,8,10]+3[1,3]+1 → 14

木花小夜:移動させる?
風花春悠:させて!
風花春悠:下方向に

    風花[9]

      4m

    寄生船[5]

      1 m

  フジツボ1[8]

      5m

 奥墨[8] 鬼瓦[7] 蓮葉[6]

木花小夜:HPを失わせます。
木花小夜:10d10
DoubleCross : (10D10) → 63[10,7,8,5,3,9,8,1,6,6] → 63

寄生船:あぶな!まだ死んでない!
寄生船:お互いダメージ!
寄生船:4d10+35 装甲有効
DoubleCross : (4D10+35) → 15[1,1,4,9]+35 → 50

風花春悠:2D10+31
DoubleCross : (2D10+31) → 4[1,3]+31 → 35

風花春悠:出目悪いがどうだ
寄生船:耐えられない……!
寄生船:HP0。復活もなし!
蓮葉久人:大破撃沈!
鬼瓦うらら:やったー
風花春悠:よかった フジツボに尽力/○排除でロイス取得して復活 ついでに寄生船に○興味/排除でロイス取得します
GM:OK 演出を!

寄生船:フジツボの張り付いた機銃座がギチギチと向きを変えて。
寄生船:風花春悠に照準を合わせる。
寄生船:そうして、その銃口からは火砲。
寄生船:絶え間ない銃弾が、寄るものを排除せんと浴びせかけられる。
風花春悠:弾丸の雨に晒され、真正面から受け止める。外骨格が穿たれ、血飛沫の代わりに激しい火の粉が舞い散る。
風花春悠:「……」
木花小夜:「春悠……!」
風花春悠:そのまま銃撃の中を突っ切って、機銃に歩み寄る。舞い散った火の粉が収束し形を成し、身の丈より巨大な骨の剣へと変じる。
風花春悠:「オォオオオッ……!」
風花春悠:断頭斧めいて大剣を振り下ろし、鋼鉄の機銃をスクラップへと変える。船が大きく揺れ、水柱が上がる。
風花春悠:「ミュー・シーフィ」
風花春悠:常とは違う、地の底から響くような声。
風花春悠:「攻撃力は奪った。寄生体を」
木花小夜:「うんっ」揺れ傾いた先で、船の動きが止まる。
木花小夜:有刺鉄線のような赤い線が、その船体を絡め取っている。
木花小夜:冷気の波が荒れ果て、その血の線に触れた群体を鏖にした。
木花小夜:「“シンダーブレイズ”との協働で主本体撃破」
木花小夜:「残りは……あれか」



GM:クリンナップを経てダイスデバフが消え、2ラウンド目へ。
GM:セットアップなし
奥墨功紀:無し
蓮葉久人:なし
風花春悠:なし
鬼瓦うらら:ない

    風花[4]

      5m

  フジツボ1[8]

      5m

 奥墨[8] 鬼瓦[7] 蓮葉[6]

GM:奥墨くんの手番から!
奥墨功紀:では先ほどと同じくマイナーでプットオン:陽炎の衣Lv3。
奥墨功紀:そしてメジャーでリムーブ:見えざる死神Lv4+コンセントレイト:エンジェルハィロゥLv3で残りのフジツボ1狙い!
奥墨功紀:11dx7
DoubleCross : (11DX7) → 6[1,2,3,3,3,3,3,4,5,5,6] → 6

奥墨功紀:うわ、マジ!?
GM:ヒエ……
風花春悠:こんなことある?
GM:あのでも……
フジツボ:ガード……
蓮葉久人:やば…
奥墨功紀:良かった……本当に良かった……
奥墨功紀:志野さんもまたお願いします
黒田志野:まかせてよ
奥墨功紀:8+20+12+1d10+32+2d10
DoubleCross : (8+20+12+1D10+32+2D10) → 8+20+12+3[3]+32+3[2,1] → 78

フジツボ:残りHP20の装甲10
フジツボ:無理です!撃破!
蓮葉久人:やったー
GM:敵の全滅を確認。戦闘終了です。
GM:演出!

奥墨功紀:「残りも少ないですし、殲滅と行きましょう」
奥墨功紀:「打ち漏らしは俺が処理するのでまた一発お願いします」
奥墨功紀:言いながら右手を暗闇の先へ。再びアクションライフルを展開する。
黒田志野:「なんかそれ、後処理任せてるみたいで嫌なんだけど」
黒田志野:「まあでも、甘えます。得意じゃないし、まだ、制御」
黒田志野:低温栞が矢のように海を舞い、敵陣を裂く。
奥墨功紀:真っ二つに咲かれた群れの端、ダメージを免れたフジツボへと弾丸が浴びせられる。
奥墨功紀:「能力上小回りが利くのは俺の方ですから。どうかお気になさらず」
奥墨功紀:「……これで、全部ですかね」
黒田志野:「……かな?」
GM:辺りにもはや、動く影はない。
奥墨功紀:「志野さん、お怪我は」
黒田志野:「平気です。全部来る前に皆さんが倒してくれたし……」
奥墨功紀:「なら何よりです。後はまた処理班にお任せしましょう」



GM:バックトラック。
GM:ないよ Eロイスは
GM:フジツボに何を期待してるんですか
蓮葉久人:何も言ってないが
鬼瓦うらら:キレるな
鬼瓦うらら:118-5d10
DoubleCross : (118-5D10) → 118-26[4,3,1,8,10] → 92

鬼瓦うらら:あ、一倍でした
蓮葉久人:109から残4
蓮葉久人:等倍
蓮葉久人:109-4d10
DoubleCross : (109-4D10) → 109-18[5,9,3,1] → 91

蓮葉久人:5点
奥墨功紀:最後の分上げてから一倍で振ります
奥墨功紀:奥墨功紀の侵蝕率を7増加 (102 → 109)
奥墨功紀:109-4d10
DoubleCross : (109-4D10) → 109-18[10,4,3,1] → 91

風花春悠:ロイス余ってた 蓮葉久人 ○親近感/食傷で取得して1倍振り
蓮葉久人:食傷!
風花春悠:いや1倍怖いな 2倍で
GM:えっ1なの
GM:そうだよ!
GM:そうして
風花春悠:138-10D10
DoubleCross : (138-10D10) → 138-53[4,8,5,2,7,2,8,10,6,1] → 85

GM:もー!
GM:びっくりさせないで
蓮葉久人:危なっかしい!
鬼瓦うらら:ひい
風花春悠:帰ってきました
GM:いつもの5点シナリオ5点に侵蝕分をあげます
奥墨功紀:無事皆帰ってこれて良かった
奥墨功紀:15!
風花春悠:13!
鬼瓦うらら:15かな
蓮葉久人:15!
GM:C((13+15+15+15)/3)
DoubleCross : c((13+15+15+15)/3) → 19

GM:お持ち帰りください
蓮葉久人:チャリンチャリン


◆Ending◆風花春悠&木花小夜

GM:【エンディング/風花春悠・木花小夜】
GM:日は沈み、夜。
GM:再び後処理の待機を言い渡されてはいるものの、
GM:侵蝕の関係から、万一何かがあっても再出撃を言い渡されることはないだろう。
GM:月明かりの中。水上に半分突き出したコテージの上で、涼んでいる。
木花小夜:「大変だったね?」コテージの縁に腰掛けて。
木花小夜:「クジラ倒すだけで大変だなって感じだったのに」
風花春悠:「長い一日だった気がするな……」
風花春悠:手すりに背を預け、ようやく肩の力が抜けたように。
風花春悠:「お疲れ、小夜」
木花小夜:「うん」足を組んで、そこに顎を乗せて。
木花小夜:「お疲れ様、春悠」
風花春悠:「……今度は……」
風花春悠:「オープンしたら、任務以外で来たいな。ここ」
木花小夜:「いいね、それ」
木花小夜:「あ、でも、私あれかも」
木花小夜:「本場も行ってみたいな。いつか」
風花春悠:「本場って?」
木花小夜:「知らない?ほら」スマホをつついと操作して。
木花小夜:隣に寄って、画面を見せる。
木花小夜:「バリ島とか、モルディブとか、ニューカレドニアとか」
木花小夜:「本場の水上コテージ、こんなんなんだよ」
木花小夜:「本当に、海の上にあるやつ」
風花春悠:「本当に本場だな……」少し笑って。
風花春悠:「行けるかな、俺達。海外とか……。休み取れるかな」
木花小夜:「取れるくらいになろうよ」
風花春悠:「余計に忙しくならないか?それ」
木花小夜:「ん~……」
木花小夜:「任務で行くのもやだしなあ」
木花小夜:「ゆっくりできないや」
風花春悠:「まあ、でも……今日は楽しかったよ。任務でも」
木花小夜:「うん。楽しかった」
風花春悠:「小夜のお陰だ」
木花小夜:「こっちだって。春悠のおかげだよ」
木花小夜:「春悠と一緒だったから、こんなに楽しかったんだ」
風花春悠:「……」
風花春悠:一度目を伏せて、それから夜空の月を見上げる。
風花春悠:「……何か、さ」
木花小夜:「うん?」
風花春悠:「……笑わないでくれよ?」
木花小夜:「何。内容によるかも」
風花春悠:「……」
風花春悠:思い返す。血の海を藻掻きながら歩むような日々を。他人を遠ざけ、ただひたすらに戦い続けていた頃のことを。
風花春悠:「……今日だけじゃなくてさ。小夜と居る時、ずっと」
風花春悠:「……俺の人生で、こんなに幸せなことがあるなんて、思ってなかった」
風花春悠:穏やかに笑い掛ける。
風花春悠:「……ありがとう」
風花春悠:「小夜」
木花小夜:「……ごめん、笑わないであげようって思ったんだけど」
木花小夜:「無理だ」
木花小夜:「今、なんかすごい、すごい嬉しくて」
木花小夜:「ニヤついちゃってるよね。変になってない?」両手で顔を抑えている。
風花春悠:「……変じゃないよ」笑って。
風花春悠:「ごめん。……昼間はちゃんと言えなかった」
木花小夜:「も~……ズルいよそういう事言うの……」
木花小夜:「ううん、嬉しい」
風花春悠:二人きりの時にしか見せない顔で、年相応の少年のように笑う。
風花春悠:「綺麗だよ。すごく」
木花小夜:「そかな。でも」自分の首をさする。
木花小夜:「赤くなっちゃってる」
木花小夜:パーカーに覆われていなかった部分が、日焼けでほんのりと。
風花春悠:「ほんとだ」
風花春悠:「痛くないか?」
木花小夜:「大丈夫」
木花小夜:「明日はわかんないけど……」
木花小夜:「まあでも、楽しかったから」
風花春悠:「次は──」気を付けよう、と言おうとして。
風花春悠:「……うん。次だ」
風花春悠:「また来よう。海でも、どこでも、海外でも」
風花春悠:「一緒に」
木花小夜:「うん。一緒に……あ、でも」
木花小夜:「私ね」コテージの縁に立って。
木花小夜:こっちこっち、と手招き。
風花春悠:「?」
風花春悠:誘われるままに歩み寄る。
木花小夜:ぐ、と身を寄せて倒れ込む。
木花小夜:海へ。
風花春悠:「わ」
風花春悠:声を上げるが、もう遅い。水飛沫が上がる。
木花小夜:「ぷはっ」
木花小夜:「私まだね」
木花小夜:「遊び足りないや。今が」
木花小夜:「この今、春悠との時間を」
木花小夜:「もっと、もーっと楽しみたいなって思う」
風花春悠:「ふっ…… ……ははっ……!」
風花春悠:海水に身体を浸しながら、可笑しそうに笑う。
風花春悠:「……用意してきたんだもんな、水着も」
木花小夜:「うん。春悠に見せたくって」
木花小夜:くるりと回る。
木花小夜:「可愛いでしょ、これ」
風花春悠:「可愛いよ。言っただろ」
風花春悠:「誰にも見せたくない」
木花小夜:「じゃあ、今、たくさん見てよ」
木花小夜:「私も、春悠に見せたいって思ったんだから」
風花春悠:「……うん」
風花春悠:ぱしゃり、と小さな水音を立てて身を寄せる。
風花春悠:ゆっくりと撫でるようにその額に触れて。
風花春悠:「……目」
木花小夜:「うん?」
風花春悠:掌を下に動かして、その目を塞ぐ。
木花小夜:「ん」素直にそれに従って。
風花春悠:月明かりに照らされた、その顔を見つめて。
風花春悠:静かに、ほんの一瞬、二人の影が重なる。
木花小夜:少しだけ背伸びをして、それを受け入れる。
木花小夜:「……」目を開けて。
木花小夜:「……しょっぱい」笑う。
風花春悠:「誰のせいだよ」笑う。
木花小夜:「うん。でもさ、やっぱ」
木花小夜:「きみを感じて、あたたかくなれるや」
風花春悠:「……うん」
風花春悠:小さな身体を抱き締める。冷たい海水の中で、他より低い体温を確かめるように。
風花春悠:「……好きだ、小夜」
木花小夜:「好きだよ、春悠」
木花小夜:――このあたたかい夏も終わって、秋が来て、冬が来るだろう。
木花小夜:――それでももうきっと、凍えてしまうことはない。
木花小夜:――この温もりを、知っているから。


◆Ending◆蓮葉久人&鬼瓦うらら

GM:【エンディング/蓮葉久人・鬼瓦うらら】
鬼瓦うらら:「わ、月が大きいです」
鬼瓦うらら:海面にも反射した月光が夜にも明るい。
蓮葉久人:「そうだな。…足元は気をつけておけ」
蓮葉久人:波間に揺れる月の輪郭が歪むのをなにするでもなく見ている
鬼瓦うらら:ロマンチックな風景に浮かれ、砂浜を歩いている。
鬼瓦うらら:「素敵です、夜のビーチなんて!」
鬼瓦うらら:「映画みたい!」
蓮葉久人:「そうだな。日中と違い夜は静かだ」
蓮葉久人:「そういった映画を見るのか?」
鬼瓦うらら:にこにこと上機嫌。「たまに見ます。家で」
鬼瓦うらら:「映画館は…そういえば最近行ってないですね」
鬼瓦うらら:「せんぱいは?」
蓮葉久人:「いや、俺も行っていない」
蓮葉久人:「最近は概ね、支部に詰めていたからな」
鬼瓦うらら:「あ。じゃあデート。映画も見に行きましょうよっ」
鬼瓦うらら:「今どんなのやってるかな…」
蓮葉久人:「む。……なるほど、確か定番だったか」前に読んだ資料などを思い返す
蓮葉久人:「……鬼瓦はどういう映画を見るんだ?」
鬼瓦うらら:「うーん。ふつうに…恋愛ものとか、アクションのとか?」
鬼瓦うらら:「お父さんがよくアクション映画見せてきます」
鬼瓦うらら:「カンフーのとかも…あれはあんまりよくわかんないですけど」
蓮葉久人:「そうなのか?意外だな」
鬼瓦うらら:「せんぱいとなら…でも、恋愛もの以外がいいです」
鬼瓦うらら:「あの、はずかしいので…」
鬼瓦うらら:せんぱいとそういうシーンを見られる気がしない。
蓮葉久人:「……………そうか」(好きそうだと思ったが)
蓮葉久人:「最近の映画なら、動物が主役のものもあったな」
鬼瓦うらら:「あっ、いいですね。犬の映画見たいです!」
鬼瓦うらら:「で、見てから喫茶店とか」
蓮葉久人:「ふむ」
鬼瓦うらら:「フロートのいろんな色のがあるお店があって」
鬼瓦うらら:「ステンドグラスがはまっていて、すごくかわいいお店なんですっ」
蓮葉久人:「ほう。行ったことがあるのか?」
鬼瓦うらら:「フルーツサンドもあって…」
鬼瓦うらら:「いえ、雑誌で見ました」
鬼瓦うらら:「行きたいなーって」
鬼瓦うらら:「せんぱいと、そういうところ」
蓮葉久人:鬼瓦も行く機会がありそうだが、という言葉を飲み込む。あぶない。
鬼瓦うらら:デートでなくても。そうなる前からも。いろいろと一緒に行きたいところがあった。
鬼瓦うらら:サイトのブックマークも、雑誌のふせんもたくさんある。
蓮葉久人:「俺と一緒にか」
鬼瓦うらら:「はいっ」
蓮葉久人:「そうか……楽しそうだな」
鬼瓦うらら:「ですよねっ!」ぱあっと顔をあげる。
蓮葉久人:「あぁ。……行くか、その店も」
鬼瓦うらら:「きっと楽しいです!」
蓮葉久人:楽しそうだな、とその顔を見る。
蓮葉久人:人の機微への観察が薄い自分でもわかるほど素直な笑顔。
鬼瓦うらら:「そう、行きたいところはたくさんあったんです。えっと、家で見直してみたらもっとあるかも」
蓮葉久人:「俺も」
鬼瓦うらら:「デートって意識するからでてこなかったのかな…はい?」
蓮葉久人:「鬼瓦が似合いそうだと思った店がある」
鬼瓦うらら:「えっ」
鬼瓦うらら:「えっ。せんぱいが」
鬼瓦うらら:服には興味の薄いひとだ。
鬼瓦うらら:放っておけば同じデザインばかり着ているような。
蓮葉久人:「以前…………付き合う前に連れて行ったイベントがあるだろう。その会場の帰り道だ」
蓮葉久人:「若い夫婦の営む雑貨屋がある。…UGNに係る案件に巻き込まれた人たちでな」
蓮葉久人:「動物をモチーフにした小物や、小さなカフェを併設していた」
蓮葉久人:「………鬼瓦なら気にいるかな、と思っていた」
蓮葉久人:言った後に少しだけ目をそらしそうになりつつ、反応を見る
鬼瓦うらら:目を見開く。
鬼瓦うらら:月光を映して、きらきらと。
鬼瓦うらら:「そんなの、ぜったい、ぜったい」
鬼瓦うらら:「すてきですっ!!」
蓮葉久人:「そうか」
鬼瓦うらら:飛び跳ねるように歩く。
蓮葉久人:ふ、と安心したように微笑む。
鬼瓦うらら:「ぜったいかわいいお店ですし」
鬼瓦うらら:「せんぱいがそうやって考えてくれてるのも」
鬼瓦うらら:「すごく特別なかんじがして」
鬼瓦うらら:「ふふ!行きましょうね!」
蓮葉久人:「あぁ、一緒に行こうか」
鬼瓦うらら:ぶんぶん腕が揺れる。
鬼瓦うらら:武骨な腕輪が嵌まった細い腕。
蓮葉久人:後を追いながら、その腕輪を見てふむと考える
蓮葉久人:「鬼瓦、その腕輪だが」
蓮葉久人:「別のデザインに変えることも出来るが、どうだ?」
鬼瓦うらら:振りむく。「できるんですか?そういうのも…」
鬼瓦うらら:手をかざすように持ち上げる。
鬼瓦うらら:「……それって」
鬼瓦うらら:「わたしだけの、わたしのためだけの、ものってことですよね」
蓮葉久人:「ん。…そう、なるな」
蓮葉久人:「その外装はスタンダードとして丈夫さを追求したものを流用しているから」
蓮葉久人:「機能を持たせたまま、鬼瓦の好みにデザインを変えることは、出来る」
蓮葉久人:「あまりいじると、他の支部で調整する際に時間がかかるかも知れないが……」
鬼瓦うらら:自分のためだけのアクセサリーを贈られて、たいせつに探していたひとがいた。
鬼瓦うらら:婚約指輪だ。その輝きはおとぎ話みたいで。
鬼瓦うらら:あのひとの花嫁衣装も、映画みたいにきれいだった。
鬼瓦うらら:…それみたいだ、なんて、言う勇気はでないけど。
鬼瓦うらら:「時間がどれだけかかっても」
鬼瓦うらら:「ぜんぜん、へっちゃらで待てます」
鬼瓦うらら:「むしろ、待つのも楽しみかも」
鬼瓦うらら:「欲しいです。わたしだけの、せんぱいの発明品」
蓮葉久人:「そうか。……そうか」
蓮葉久人:「なら、作るとしよう。デザインについてはまた聞かせて……いや、」
蓮葉久人:「………」少し考えて
蓮葉久人:「何か、参考にするために見に行くか」
蓮葉久人:「……一緒に。」
鬼瓦うらら:「行きたいところがまた増えちゃいましたね」はにかむ。
鬼瓦うらら:「一緒に、いろんなところ行きたいです」
鬼瓦うらら:「海も、また行きたいですし!」
鬼瓦うらら:「今度は水着を持ってきます。これもかわいいですけどっ」
蓮葉久人:「あぁ、楽しみだな」
鬼瓦うらら:少し先行していたが、歩幅でとなりの距離になる。
蓮葉久人:「このコテージがオープンするか……あるいは支部の近場にプールもあったか?」
蓮葉久人:「こんなに出かける約束をするのは不思議な気分だ」
蓮葉久人:距離を合わせてきた鬼瓦に目を向ける
鬼瓦うらら:「スケジュールをたくさん埋めちゃいますよ」
蓮葉久人:いちごのような瞳に月の光の黄色が混ざっている。
鬼瓦うらら:こつんと腕輪が蓮葉さんの腕に当たった。
蓮葉久人:かつんと手首に付けた腕時計が音を立てる。
蓮葉久人:無骨な腕輪によく似たデザインは、ペアのようにも見える
鬼瓦うらら:わずかな体温に、少しだけ肩を揺らす。
鬼瓦うらら:抱き上げられたこともあるのに、慣れやしない。
蓮葉久人:「………………」
蓮葉久人:隣に並ぶと一回りは小さなその体温を近く感じる。
蓮葉久人:不思議なものだな、と少しだけ思って
蓮葉久人:当てられた手の平を遠慮がちに握る
鬼瓦うらら:「ひゃっ」
蓮葉久人:「……驚かせたか?」
鬼瓦うらら:「わ」
鬼瓦うらら:「び」
鬼瓦うらら:「っくり、しました」
鬼瓦うらら:きゅっと握り返す。
蓮葉久人:「そうか………」
蓮葉久人:暖かな感触が握り返してくる
鬼瓦うらら:「でも嬉しいです!」言い募る。
鬼瓦うらら:「だから、えっと、もうちょっと」
鬼瓦うらら:「つないでてくださいねっ」
鬼瓦うらら:「ねっ!」
蓮葉久人:「わかった」
蓮葉久人:離さないようにギュッと握る
蓮葉久人:「正直に言うと」
蓮葉久人:「オーヴァードの膂力もあってこんな風に握ると、鬼瓦が痛いのではないかと思っていたが、加減がわからん」
鬼瓦うらら:「ふふ」せんぱいらしくて笑う。
鬼瓦うらら:「だいじょうぶですよ。わたしもオーヴァードだし」
鬼瓦うらら:「わたし、けっこう強いんですよ」
鬼瓦うらら:「だいじょーぶです」
蓮葉久人:「あぁ、知っている」
蓮葉久人:「今日も助かった。いい動きだったぞ」
鬼瓦うらら:「えへへ」
鬼瓦うらら:わずかにせんぱいのほうに身を寄せる。
蓮葉久人:「なあ、鬼瓦」
鬼瓦うらら:「はい、せんぱい」
蓮葉久人:その体をしっかり支えて
蓮葉久人:「俺はお前が好きだ」
蓮葉久人:「そして、好きな女の子と恋人になれて、海で遊べて、こうして穏やかな時間を過ごしている今」
蓮葉久人:「自分のことを幸せ者だと思うよ」
鬼瓦うらら:ぼしゅっと赤くなりながら、緩んだ笑みを浮かべる。
鬼瓦うらら:「うん。わたしもせんぱいのことが大好きです、」
鬼瓦うらら:「そして、せんぱいがわたしを好きってことも」
鬼瓦うらら:「いまはね。ちゃんとわかります」
蓮葉久人:「そうか……そうか」
蓮葉久人:「良かった」
鬼瓦うらら:「はい。だから、もっともっと」
鬼瓦うらら:「わたしもせんぱいも」
鬼瓦うらら:「幸せ者になっちゃいますよ!」
蓮葉久人:「あぁ」
蓮葉久人:「俺はそのあたり疎いから、もしかしたら負担をかけるかも知れないが」
蓮葉久人:「それでも」
蓮葉久人:例えば、以前の事件で出会った花嫁姿のあの人達のように
蓮葉久人:あるいは今回出会った他の4人達のように
蓮葉久人:「そこだけはきっと変わらない」
蓮葉久人:「これからもよろしく、鬼瓦」
蓮葉久人:「幸せになろう」
鬼瓦うらら:「もちろんです!」
蓮葉久人:夜の海に風が吹いて、水面の月を揺らす。
蓮葉久人:それを口実にして、隣りにいる少女が凍えないように
蓮葉久人:少しだけ距離を縮めた


◆Ending◆奥墨功紀&黒田志野

GM:【エンディング/奥墨功紀・黒田志野】
黒田志野:コテージの中。椅子に腰掛け、外を見ている。
奥墨功紀:窓の手前に佇んで、同じように外を見ている。
奥墨功紀:「夜の海というのも風情があるものですね」
黒田志野:「ええ。普段なかなかこの距離で見ませんし」
奥墨功紀:「見れたとしても一人でとは行きませんしね。お互いに」
黒田志野:「それもそう」
奥墨功紀:片や元伯爵家、片や企業の御曹司。どこへ行くにも付き人が従う身分だ。
黒田志野:「今も一人ではないけど……」
奥墨功紀:「おや、退散した方が良いですか?」
黒田志野:「……」ムッとして。「そうは言ってないでしょ」
奥墨功紀:「なら、もうしばらくここに居させてください」
黒田志野:「……そこでいいの」
黒田志野:椅子の隣を叩く。
黒田志野:「こっち。空いてるけど」
奥墨功紀:「良いんですか?」
黒田志野:「立たせとくのもでしょ」
奥墨功紀:「なら、お言葉に甘えて」
奥墨功紀:人一人が座れそうなほどの距離を空け、隣に腰掛ける。
奥墨功紀:「……これは一応の質問ですが」
黒田志野:「……何?」
奥墨功紀:「俺が貴女を慕っているということは、ちゃんとご承知ですよね?」
黒田志野:「自分で言うのもすごいアレだけど……」
黒田志野:「知ってます。それを前提にした振舞いじゃないって言いたい?」
奥墨功紀:「……夜更けに男を自身の部屋に入れることを良しとされるのは、多少気にもかかるかと」
黒田志野:「襲いかかるような人間じゃないでしょ」
黒田志野:「奥墨功紀さんがそんな振る舞いをする人間ではないって」
黒田志野:「知ってるつもりだけど」
奥墨功紀:「……」
奥墨功紀:「信頼されているのは喜ばしいことですね」 言葉と裏腹に複雑げな表情。
黒田志野:「あっいやあのね」
黒田志野:「男として意識してないですって意味で言ってるんじゃないよ」
黒田志野:「あっいや」
黒田志野:「なんかしてますみたいになるこれ?ん~……」
黒田志野:「そういうのじゃなくてさ。ゆっくり話したかっただけ」
奥墨功紀:「話……。昼間のような、ですか」
黒田志野:「そう。まだ全然知らないなって思ってる」
黒田志野:「結局、ろくに海にも入ってないじゃない?泳ぎは得意?とか」
黒田志野:「海よく行くの?とか。まるまるほとんど聞けてないなって」
奥墨功紀:「泳ぎは特別得意でも苦手でもありません。学校でも精々平均程度です」
奥墨功紀:「海は父が嫌っていたので来る機会もさほどありませんでした」
黒田志野:「そうなの?なんで?」
奥墨功紀:「海、というよりレジャーそのものですね。祖父がそういった遊びの好きな人だったので」
奥墨功紀:「反動というか、反抗というか。そんなところです」
黒田志野:「ふうん。功紀さんは?」
奥墨功紀:「俺は……」 一瞬言葉に迷うような間があって。
奥墨功紀:「嫌いではない、ですが。言った通り行く暇や機会はあまりなかったので」
奥墨功紀:「好きと言えるほど親しんでるわけでもありません」
黒田志野:「そういうものか」ヒヤリとした冷気を漂わせて。
奥墨功紀:「志野さんはいかがですか?」
黒田志野:「結構好きだよ。よく行ってたし」
黒田志野:「でも、入ったことは全然ない。見るものだったから」
奥墨功紀:「なら、船で沖に出たのも今日が初めてですか?」
黒田志野:「ああいう小舟は初めてですね」
黒田志野:「なんかこう、船から一息に飛び降りれてしまいそうなのは、なかったかも」
奥墨功紀:「安全性を考えれば当然でしょう。俺もあんなに海との距離が近い船は初めてでした」
黒田志野:「ね。危なくないのかな」
黒田志野:「いやUGNの任務自体が危ないか」
奥墨功紀:「そうですね。だからこそ、俺がここにいるわけですし」
奥墨功紀:激務の合間を縫う形でイリーガル任務を入れたのは、志野さんに任務が入ったと聞いたからだ。
黒田志野:「……此方は」
黒田志野:「確かに任務全然慣れてない自覚はあるし」
黒田志野:「判断とか、そういうの……こう」
黒田志野:「人より鈍いと言うか。劣っているように感じたりもします」
黒田志野:「本職のエージェントさんたちには全然かなわないと言うか」
黒田志野:「その、だけどこう、徐々に努力をしようとは思っていると言うか」
黒田志野:「ん~~。あのね。迷惑とかじゃないんだけど」
黒田志野:「無理して此方の任務全てについてこようとしなくても大丈夫ですよ」
黒田志野:「大丈夫なようにしますから。功紀さん経営もあって大変でしょ」
奥墨功紀:「確かに、忙しい身だと自認はしていますが。それとこれとは別の話ですよ」
奥墨功紀:「そもそもとして。志野さんの能力や判断を信頼していない訳ではありません」
奥墨功紀:「訓練量で言えば俺と同じか、多いくらいでしょうし。貴女が聡明な方であるのはとうに承知です」
奥墨功紀:「ただ、思い人が危険な目に合っているそのときに仕事などしていたい男は居ません」
黒田志野:「……あの」
黒田志野:「もしかして此方のことものすごい好きです?」
奥墨功紀:「前々からそう申し上げてきたつもりですが」
奥墨功紀:「まだ、充分には伝わっていなかったようですね」
黒田志野:「あっそうよねそう……」
奥墨功紀:一つ息をついて。
奥墨功紀:「ともかく。俺が貴女の任務に同行するのは、俺自身がそうしたいからです」
奥墨功紀:「貴女がどれだけ強かろうと、賢かろうと。戦場に赴くのなら俺もその場に居たい」
奥墨功紀:「ご迷惑でないとおっしゃるのなら。そうすることを許していただけませんか」
黒田志野:「いけ好かないと思ってたのに……」
黒田志野:「やっぱりどっか子供っぽいんだ」
奥墨功紀:「……」 眉を顰めはするものの、反論の言葉が出ないのか黙り込む。
黒田志野:す、と。手を出す。
黒田志野:「ここまでは、良しにします」
奥墨功紀:「……」 その手を取り、少しだけ座る距離を傍に寄せる。
黒田志野:ひやりと冷たい手で、手をおずおずと握り返して。
黒田志野:「あっでも本当にここまでだからねっ」
黒田志野:「ここまで」
奥墨功紀:「分かっていますとも。勿論」
黒田志野:「……っ」
黒田志野:こうやって、少しづつ、せき止めないと。
黒田志野:寄せる好意の波に、いつか。
黒田志野:ぶんぶんと頭の中の想像を振り払い、海を眺めることにした。




Dx3rd『飛香は波に寄せて』 終