『サムシング・ブルーをさがして』
GM:めかぶ
PC1:鬼瓦うらら(
キャラシート
)PL:自動
PC2:蓮葉久人(
キャラシート
)PL:缶詰
PC3:鷲尾瞳(
キャラシート
)PL:ぺん
PC4:ノーヴェ(
キャラシート
)PL:クオンタム
メインログ|雑談ログ
目次
◆Masterscene◆
GM:青い空の下、港町を一人の女が走っていく。
GM:慣れないハイヒールで走っているから、すっかり息が上がってしまった。
GM:風にひらめくベールも、お姫様みたいなドレスも、アクセサリーも、私が着ていいものじゃない。
GM:どうしてこんなことになってしまったんだろう。
GM:あの日、突然お父さんとお母さんに言われた、「あの人と婚約しなさい」という言葉が脳裏をよぎる。
GM:冗談みたいなプロポーズ。冗談みたいなあの人の目…。
GM:……こんなの、だめだ。
GM:このまま、あの人の花嫁になるなんて、認められない。
GM:花嫁の証なんて、私が持っていていいものじゃない。
GM:……捨ててしまおう。
GM:そうすればあの人だって、私のことを最低の人間だと思って、嫌いになってくれるだろう。
GM:それでいい。それがいいんだ。
GM:やがて、女は灯台に辿り着くと、階段を上り始めた。
GM:その灯台からは、美しい街並みを見渡すことができるからだ。
GM:灯台の頂上まで辿り着いて、街を眼下に収めた女は、やがて大きく腕を振りかぶった。
GM:花嫁の証を、そうして捨てる。
GM:婚約指輪を入れた小さな箱が、放物線を描いて街の中へ落ちていく。
GM:………ああ。
GM:女は、茫然とそれを眺めていた。
GM:彼女に寄り添う者はいなかったが。
GM:代わりに、一羽の小鳥が彼女の指先に降り立って、ちゅんと鳴いた。
ダブルクロス the 3rd edition『サムシング・ブルーをさがして』
Preplay
GM:まずは自己紹介からやっていきましょう!
鬼瓦うらら:うおお!
GM:キャラシを貼って、お名前とか今回の意気込みを教えてね
GM:まずはPC1の鬼瓦さんからお願いします!
鬼瓦うらら:うららです!
鬼瓦うらら:キャラシート
鬼瓦うらら:鬼瓦うらら(おにがわら・うらら)。コードは《オーバーラン》。かわいいものと甘いものが大好きなUGNイリーガルの女子高生!
鬼瓦うらら:気軽にうららって呼んでくださいね。
GM:うらら!
鬼瓦うらら:そうです!いいかんじです
鬼瓦うらら:風圧や空気圧を体の動きに合わせて牽引することができ、それによって見えない大きな拳で殴り付けるような攻撃を放てます。あとは敵の導線を整理したり。
GM:攻撃は強そうだ
鬼瓦うらら:性能はハヌマーン/バロールのRC型。サイレンの魔女、援護の風、孤独の魔眼など、便利エフェクトをモリモリ積んでみました。
GM:こわいよ~
鬼瓦うらら:お役に立ちたいですからね…
鬼瓦うらら:あ。
鬼瓦うらら:あとこれは非常に重要なネタバレなのですが、今回ご一緒する蓮葉久人せんぱいのことが好きです。
鬼瓦うらら:内緒ですよっ
GM:まあ!素敵情報!
鬼瓦うらら:せんぱいのためにもがんばります!よろしくおねがいします。
GM:はーい!よろしくお願いします!
GM:ではそんなうららちゃんが今回どのような事件に巻き込まれるのか!
GM:じゃじゃん!ハンドアウト!
・PC1
シナリオロイス:神楽ゆかり(かぐら・-) 推奨感情:誠意/不安
キミはUGNに協力的な立場のオーヴァードだ。
ある日の休日、PC2と出かけることになっていたキミは、悲しそうな顔をしたウェディングドレス姿の女性と出会う。
彼女はロマンス映画の主役のような非常に華やかで可憐な外見の女性で、神楽ゆかりと名乗るが、親に親しくない男との結婚を無理やり決められてしまい、それが納得できず家出をしている最中なのだという。
神楽の話を親身に聞いていたキミは、とうとう彼女にとある頼まれ事をされてしまう。
それは「ウェディングドレス姿を着て街をうろつき、追手の目を誤魔化してほしい」というものだった。
キミは断ることができず、花嫁姿でPC2と会うことになってしまったのだった。
鬼瓦うらら:な。なんですってー!
GM:あたしが……ウェディングドレス姿で~~!?
鬼瓦うらら:せんぱいの前にっ
鬼瓦うらら:きゃー
GM:街中に出没する謎のウェディングドレス女子とも仲良くなってくれると嬉しいです
鬼瓦うらら:もちろんです!お力になります!
GM:頼りになります!どうぞよろしくお願いします!
鬼瓦うらら:おねがいしまーす!
GM:では続いてPC2の自己紹介!
GM:蓮葉さん、よろしくお願いします~
蓮葉久人:はい
蓮葉久人:キャラシート
蓮葉久人:蓮葉久人(はすば・ひさと)。コードは《セイクリッド・ギア》。機械いじりと技術が大好きなUGNチルドレンの高校生です。
GM:男の子っぽ~い
蓮葉久人:技術開発系の支部に所属し、日がな一日機械部品や実験と向き合っている理系男子です。
GM:白衣着てほしい
蓮葉久人:着てるよ
GM:きゃ~~♡
蓮葉久人:いえ~~い
蓮葉久人:幼い頃から機械いじりばかりしていたので、同じ受け答えでも反応が異なる人付き合いがちょっと苦手な朴訥男子です
蓮葉久人:風圧や加速を利用した「速度の固定」が得意な能力で、攻撃の破壊力とかをストックしたカートリッジを使った機械の槍を振り回します。
GM:風圧繋がり!良いですね
蓮葉久人:性能はピュアハヌマーン。ドッジ不可とシナリオ1回のマシラを叩き込んだら役目を終える不器用な男子です。
蓮葉久人:ガションガション。機械使いらしく、人の機微を見逃していこうと思います
蓮葉久人:よろしくおねがいします
GM:無表情系男子!いいですね!よろしくお願いします~
GM:ではそんなキミのハンドアウトはこちら!じゃじゃん!
・PC2
シナリオロイス:《黒風白雨》 推奨感情:尽力/脅威
キミはUGNに所属しているオーヴァードだ。
キミがしばらく追っている《黒風白雨》というFHエージェントは非常に慎重な男で、何度か交戦を経ているものの、未だにその正体は掴めないのだった。
そんな彼がこの街に執着しているのには何か理由があるようだ。
FHエージェントの真意を探るためには、街での情報収集が欠かせない。
それはそれとして、戦士にはしっかりとした休息が必要でもある。
ということで久しぶりのオフ、様々な事情から街に繰り出したキミ。そこに待っていたのは、花嫁姿のPC1だった。
GM:敵と交戦してもらったり、花嫁姿のPC1と会ってもらいます!
GM:花嫁姿だぞ
蓮葉久人:鬼瓦……そうか、結納を…
GM:せんぱい!朴訥!
蓮葉久人:学生結婚はなかなか大変だろう。力になれることがあったら言ってくれ
GM:せんぱい!!機微!!
鬼瓦うらら:こらーっ
GM:そういうことだぞ
蓮葉久人:ふむ。
蓮葉久人:どうやらただの結婚ではないらしい。
GM:後輩とはもちろん、敵ともお喋りして因縁を深めてくれると嬉しいです~
蓮葉久人:任せてください。事情など知ったことじゃないと踏み込んでいきますよ
GM:その調子だ!ぜひともよろしくお願いします~
蓮葉久人:おねがいしまーす
GM:では続いてPC3の瞳ちゃん、自己紹介をお願いします~
鷲尾瞳:ハイサイ!
鷲尾瞳:キャラシート
鷲尾瞳:こんにちは。UGNチルドレンの鷲尾瞳です。コードネームは“マクガフィン”。銀色の髪と華奢な体つきが特徴の中学生だよ
GM:かわいい~~~
鷲尾瞳:クールでクレバーな典型的なUGNチルドレンでしたが、様々な事件を通して恋に落ちたり恋を叶えたりしました。
鷲尾瞳:チルドレンとしての優秀さはそのままに愛の力を手に入れたというわけ。
GM:ノロケが全開だぜ
鷲尾瞳:そんな経緯もあって他の人の恋バナにも興味津々です。うららさんにも色々お話を聞いていきたいですね。
GM:聞いてあげて聞いてあげて!
鷲尾瞳:シンドロームはピュアモルフェウス。すごい剣を作って全力で叩き切る、シンプルな単体アタッカー。
鷲尾瞳:同僚のノーヴェくんと攻撃力が同じくらいなのがチャームポイントです。行動値最早なのでチルドレンとして先陣を切ってがんばるぜ
GM:ま~うふふ
鷲尾瞳:久々にノーヴェくんとPLPLできるのでメッチャテンション上がってます。宜しくおねがいします!
GM:私もPLPLを最前線で見られることに心が踊っています!よろしくお願いします~!
GM:では瞳ちゃんのハンドアウトはこちら!じゃじゃん!
・PC3
シナリオロイス:催花の翼(さいかのつばさ) 推奨感情:誠意/恐怖
キミはUGNに所属しているオーヴァードだ。
目下、キミの所属するUGN支部を悩ませているのは、遺産"催花の翼"の行方だ。
それは持つ者に莫大な富と幸運を与えるという謂れのある遺産で、UGN遺産管理局への輸送中に姿を消し、そしてつい最近、この近辺で目撃されたのだという。
市内のFHセルも同様の情報を掴み、捕獲に動いてることは想像に難くない。
キミも支部の一員として、頼れる存在であるPC4とともに街に繰り出し、捜査にあたることにしたのだった。
GM:図らずも1年前にお願いしたハンドアウトと似たような内容になってしまいました
GM:遺産捜索ですよ!遺産捜索!
鷲尾瞳:私はそういうの好きなのでいいと思います。もしかしたら前回の事件を解決した功績とかもあって選ばれたのかもしれないですね
鷲尾瞳:莫大な富と幸運、欲しがる人多そうだから大変だよね
GM:あっいいですね
GM:普通に欲しいやつですからね…w FHの前にUGNが確保せにゃだぜ
鷲尾瞳:FHに渡ったら悪いことに使われて大変だぜ!絶対阻止せねば
GM:そうだぜそうだぜ!その調子で優秀チルドレンとしてがんばってねえ
GM:よろしくお願いします~!
鷲尾瞳:ます!
GM:では最後にPC4のノーヴェくん、自己紹介をお願いします!
ノーヴェ:はあい
ノーヴェ:なんか立ち絵が右すぎる気がする
GM:立ち絵位置、9でお願いしてもいいですか?
ノーヴェ:これで寄ったはず
GM:いい感じ!
ノーヴェ:寄った寄った
ノーヴェ:キャラシート
ノーヴェ:でっかいプリンをいっぱい食べるため、最近の休日はお菓子作りをしているUGNエージェントのノーヴェです。
GM:え~~~!?スーパーキュート情報
ノーヴェ:元FHの機械化兵として成田支部長やガネシュさんと一緒に戦闘任務をこなしたり、雨堂とかいうイリーガルとケンカしたりしてますが
ノーヴェ:最近では瞳ちゃんとイチャイチャしていることを隠さなくなり、精神年齢が男子小学生から男子中学生(1年生)くらいになった気がします。
GM:ま~~~~~~~
GM:母の気持ちになってきました
ノーヴェ:かあちゃん勝手に部屋入るなって言っただろ!
ノーヴェ:性能はシンプルな近接アタッカー。すごく強い秘密兵器レイジングブレイドで殴るだけ。
ノーヴェ:今回はブラックドッグ最終奥義ポルターガイストもないので、犬/ハヌなのにハヌエフェクト無しという悲惨なことになっているのですが
ノーヴェ:瞳ちゃんと攻撃力がほぼ同じくらいというチャームポイントを生かして頑張っていきたいと思います。
GM:まったくよ~~~イチャイチャしやがって
ノーヴェ:あと好きなアイスはガリガリ君です(コーラ味があるから)
GM:ファン必見情報ばっかりくる!
ノーヴェ:あっそんなところです。よろしくおねがいします
GM:はあい、よろしくお願いします~
GM:ではノーヴェくんの導入も確認しましょう!ハンドアウト!じゃじゃん!
・PC4
シナリオロイス:何かを探す男 推奨感情:好奇心/不信感
キミはUGNに協力的な立場のオーヴァードだ。
ある日の休日、PC4と出かけることになっていたキミは、厳しい顔をした黒服の男達を見かける。
不審に思ったキミが彼らについて探ろうとすると、リーダーらしい男に牽制されてしまう。
ただならぬ雰囲気を漂わす強面のその男は、黒服達に何かを探すよう命令を下しているようだ。
キミは彼らを不審に思いつつも、本来の目的であるPC3との外出を満喫するため、待ち合わせ場所に向かうのだった。
GM:街になんか怪しいスーツ男がうろついているようだぞ!
ノーヴェ:名探偵コナンに出てくる人たちかな
GM:黒ずくめマン……
GM:こう 因縁を深めるために ノーヴェくんと絡んでいきたいんですけど
GM:「何だテメェ」ってガンつけるために興味持ってくれると嬉しいです
ノーヴェ:なんだかんだでPC3との待ち合わせを優先しちゃうってことは
ノーヴェ:あからさまにレネゲイド事件!って感じの集団ではないってことですよね
ノーヴェ:なんか怪しいけどまあいいか……くらいの
GM:あ、そうですね! それくらいです
ノーヴェ:ケーサツに任せておけばいいかなみたいな
ノーヴェ:わかりました! じゃあ警察のひとにまかせます
GM:www 最終的にそうなってください
ノーヴェ:ほどほどに絡んだりカツアゲしたりしていきます
GM:正直すげ~~助かります よろしくお願いします
ノーヴェ:ニャンニャン
GM:押忍!
GM:では、自己紹介も終わりましたので、ここで今回の舞台を確認しておきます。
GM:今回の舞台は架空の市・N市!企画も終わりましたので、そういうことです。
鬼瓦うらら:了解だぜ!地図もあるね
蓮葉久人:なるほどだぜ。
鷲尾瞳:N市だぞ
鬼瓦うらら:海辺の素敵な街だ
GM:そうですね! そのN市の海沿いエリアです。
GM:ショッピングモールや大きな公園、中華街…観覧車……恋人の鐘…
ノーヴェ:ベイブリッジもありそう
GM:あることにしましょう!
蓮葉久人:良さげなロケーションがいっぱいある!
鬼瓦うらら:デートに最適だ!
GM:皆でどんどん素敵ロケーションを生み出し、最高のデートシーンを作り上げていきましょう
鷲尾瞳:治安が悪いから彼女に絡むチンピラも湧かせ放題
GM:良い事言う
鬼瓦うらら:wwww
鬼瓦うらら:最高
蓮葉久人:(都合が) 良い事
GM:そして最後!
ノーヴェ:うちの彼女は絡まれても一人で対処できちゃうぞ 優秀なチルドレンだから
鬼瓦うらら:か、彼氏の信頼
GM:改めてトレーラーを確認しまして、うお~イチャイチャするぞ~という気合を入れてセッションを開始していきましょう!
トレーラー
■トレーラー
その4つのものを身につければ、花嫁は幸せになれるんだって。
…でも、私、花嫁になんかなりたくないわ。
六月。
逃げ出した花嫁、追いかける男たち。
彼女の青い鳥はどこにある?
恋人達は街に集い、誰かの幸福を願った。
ダブルクロス The 3rd Edition
『サムシング・ブルーをさがして』
ダブルクロス──それは裏切りを意味する言葉。
GM:うお~~~イチャイチャするぞ~~!
GM:よろしくお願いします!
蓮葉久人:イチャイチャ~!
鬼瓦うらら:うおお!イチャイチャしまくるぞ
鷲尾瞳:するぞー!
鷲尾瞳:よろしくおねがいします!
鬼瓦うらら:よろしくおねがいします!
ノーヴェ:プリン!
GM:プルプルじゃなくてイチャイチャ!
◆Opening◆鬼瓦うらら
GM:というわけで、さっそくOPから開始していきます。
GM:PC番号順にOPをやっていくね!
GM:まずはPC1の鬼瓦さんから。侵蝕率を上げて登場してね。
鬼瓦うらら:鬼瓦うららの侵蝕率を1d10(→ 1)増加 (36 → 37)
鬼瓦うらら:クールです
GM:ベリークール
GM:ではですね、ハンドアウトの通り、街を歩いていたらウェディングドレス姿の女の人がいて
GM:どうして泣いてるんだいと事情を聞いてもらって 最後に頼まれ事を聞く羽目になるという導入でございます
鬼瓦うらら:顎クイ
鬼瓦うらら:りょうかいです!
GM:ベンチに座ってる女の人を目撃してもらう感じでいいかしら
GM:イケメン…
鬼瓦うらら:はあい!
GM:助かります~!ではやっていきましょう
GM:N市、湾岸エリア。
GM:港に面したそこは観光スポットとして有名で、様々な商業施設が立ち並ぶほか、観覧車や灯台といった観光スポットも事欠かない。
GM:休日のお昼前。キミはとある人との待ち合わせ場所に向かうため、海沿いを歩いていました。
鬼瓦うらら:ショーウィンドウを時折見て、髪のリボンを整えたり、前髪を触ったりしている。
鬼瓦うらら:(うむむ)
鬼瓦うらら:(気づく気づかれるではなく、こう、気持ちの問題として)
鬼瓦うらら:(やっぱりこう……)一番かわいい状態を模索。
鬼瓦うらら:満足してやめ、また歩きだす。
GM:やがてショーウィンドウが途切れ、等間隔にベンチが並ぶ散歩コースに差し掛かる。
GM:キミはそのベンチのひとつに、ウェディングドレス姿の女性が座っていることに気付きます。

鬼瓦うらら:「わ」うっかり声が出る。
神楽ゆかり:「うう、ぐすん…ぐすん…」ウェディングドレス姿で、くすんくすんと泣いている。
鬼瓦うらら:(うわわわ)
鬼瓦うらら:(すっごく綺麗な人だ……)
神楽ゆかり:ハンカチを持っていないのか、はめた手袋で目元を押さえている。
鬼瓦うらら:美しいドレスも相まって、しばし見惚れた後。
神楽ゆかり:華やかな容姿で、青い小鳥を肩にのせている。ロマンス映画のようなメルヘンチックな光景だ。
鬼瓦うらら:慌ててかばん(ちいさい)からハンカチを取り出す。ちゃんとアイロンもかけた小花がらのやつ!
鬼瓦うらら:そのままたったっと駆け寄る。「あの!」
神楽ゆかり:「…?」涙目であなたを見上げます。
鬼瓦うらら:「えっ、と、あの」
鬼瓦うらら:ハンカチを差し出す。「手袋、濡れちゃうかな、とおもいまして!」
神楽ゆかり:「まあ…なんて優しい人」ハンカチを受け取ります。「ありがとう、お嬢さん」
鬼瓦うらら:「えへ……わ、鳥さんもかわいいですねっ」
神楽ゆかり:「あら、ありがとう。さっき仲良くなったの」優しい微笑みを浮かべます。
青い小鳥:「ちゅんちゅん」ちゅんちゅんと鳴く。
鬼瓦うらら:待ち合わせには間に合いそうなので。「横すわってもいいですか?」
鬼瓦うらら:「かわいい~」
神楽ゆかり:「ええ、どうぞ」
鬼瓦うらら:ちょこんと座りかばんを膝の上に。
鬼瓦うらら:揺れるベールを見る。
鬼瓦うらら:「きれい…」
神楽ゆかり:「そうなのかしら…。でもね、この衣装、本当は私が着てはいけないものなの」
鬼瓦うらら:「へ?」
鬼瓦うらら:「着ていけないとかあるんですかっ?」
神楽ゆかり:「あるのよ! ねえお嬢さん、どうか私の話を聞いてくださる?」
鬼瓦うらら:「撮影?女優さん?とか…?えっ、はい!」
鬼瓦うらら:「わたしでよければ!」
鬼瓦うらら:「ぜひ聞かせてくださいな!」
神楽ゆかり:あなたの両手を掴んで、嬉しそうに微笑む。「まあ、ありがとう!私は神楽ゆかり」
鬼瓦うらら:「ゆかりさん…!私は、お。鬼瓦うららです」
鬼瓦うらら:「うららって呼んでください」はにかむ。
神楽ゆかり:「うらら!可愛い名前ね」笑い返す。睫毛が長い。
鬼瓦うらら:呼んでもらえたのでにへーっとなる。
神楽ゆかり:「それでね、うらら。私、今日はこのウェディングドレスを試着して、婚約者の方と顔合わせをする予定だったの」
鬼瓦うらら:「こんやくしゃ…」少女漫画でしか見たことない。
神楽ゆかり:「でも…その婚約者の方って、私が好きだと思って選んだ方ではないのよ」
鬼瓦うらら:「あっ!漫画で見ました、おうちが決めたいいなづけ!ですか?」
神楽ゆかり:「ううん…もっとひどいものよ。うちはね、お父さんの会社が倒産して、借金があったから」
鬼瓦うらら:「わあ…じゃあ、たくさん苦労なさったんですね」
鬼瓦うらら:「それで、借金のカタ!みたいな…?」
神楽ゆかり:「私が結婚すれば、婚約者の方が借金を返済してくれるんだと思うの…」
鬼瓦うらら:「お金と引き換えだなんて…!」
神楽ゆかり:「ひどい話でしょう?」
鬼瓦うらら:「そんなのあってはいけませんよ!」眉をつりあげる。
鬼瓦うらら:「大切な結婚が、そんな、そんなことあっちゃだめです」
神楽ゆかり:「ええ、そうなの。その通りよ…」目を伏せる。「…だから、私、逃げ出してきたの」
鬼瓦うらら:「すごい。すごいです!」
鬼瓦うらら:「……追手とかも、もしかして」
神楽ゆかり:「ええ……いるわ」
鬼瓦うらら:サングラスの角刈りスーツマンを想像!
鬼瓦うらら:「あわわわ」
神楽ゆかり:「だけど、私まだ捕まるわけにいかないの。あれを探さなくてはならないから……」
鬼瓦うらら:「あれって…?」
神楽ゆかり:「あ、いえ、なんでもないわ!これは内緒!」慌てて両手を振る。
鬼瓦うらら:「あら」首を傾げる。「むむ」初対面の人の内緒だ。
鬼瓦うらら:あんまり聞いてはいけないだろう。
神楽ゆかり:「でも、きっとたくさんの人が私を探しているはず。そう思うと気が気じゃなくって…」
神楽ゆかり:はあ…と溜息をつく。
鬼瓦うらら:「なにか…お力になれないでしょうか」想像するのは。
鬼瓦うらら:好きな人。あのひと。ではない誰かと、むりやり…
鬼瓦うらら:頭をふるふる振る。
神楽ゆかり:「うらら……」涙を浮かべながら感激してあなたを見つめる。
鬼瓦うらら:「そんなの許せませんから!わたしも協力したいです!」
神楽ゆかり:「私を助けてくれるというのね」
鬼瓦うらら:「もちろんですっ」
鬼瓦うらら:UGNイリーガル、そしてそのまえに一人の乙女として。見過ごせるものではない!
神楽ゆかり:「それなら………あ、そうだ!そうだわ!良い事を思いついたわ!」ポンと両手を打つ。
鬼瓦うらら:「おおっ!なんでしょう」
神楽ゆかり:「ねえうらら、追手の目を誤魔化してもらうために、あなたもこんなドレスを着てくださらない?」
鬼瓦うらら:「こんな、って」
神楽ゆかり:白いドレスの裾をついっと持ち上げる。「ウェディングドレスよ!」
鬼瓦うらら:ゆかりさんを上から下まで眺める。
鬼瓦うらら:「うぇでぃんぐ」
鬼瓦うらら:「どれす」
鬼瓦うらら:「………」
鬼瓦うらら:「ええーーーーー!?」
神楽ゆかり:「ええ、これとっても良い考えだわ!ウェディングドレスの女の子がいたら、追手も騙されるはず!」
神楽ゆかり:立ち上がる。「あそこに貸衣装屋さんがあったはずだわ。ついてきて!」
鬼瓦うらら:「わ、わ!」
鬼瓦うらら:ふわふわの髪が風に揺れる。視界の長いドレスの裾も揺れている。
神楽ゆかり:「大丈夫、私、普段は家政婦をしていて、雇い主のコーディネートも考えているんだから」
神楽ゆかり:「あなたにいちばん似合うドレスだって選べるはずだわ!」
神楽ゆかり:ぐいぐいと背中を押してゆく。
鬼瓦うらら:想像する。そんなのは……そりゃあ、夢見たことは、一度や二度やn度ほど…
鬼瓦うらら:押されていく。
GM:そしてキミは有無を言わせぬ調子で貸衣装屋さんに入店し、ドレスを選んだ。
GM:そしてキミはドレスを着て貸衣装屋さんから出てきた。
神楽ゆかり:「まあ…、うらら!とっても素敵だわ!」
鬼瓦うらら:ふだんおろした髪はアップスタイルで、花飾りとヴェールをつけて。
鬼瓦うらら:ふくらんだパフスリーブと膝丈のスカートは少女らしく。
鬼瓦うらら:花の刺繍がされた生地は裾がゆるやかに広がって。それを掴む手も純白の手袋で覆われている。
鬼瓦うらら:白いリボンで結ばれた毛先もしっかり整えられて、唇にはグロス、チークは薄桃色。

鬼瓦うらら:「わ・・・・」
鬼瓦うらら:「わたし……!」
鬼瓦うらら:ショーウィンドウに映る小さな花嫁。頬は興奮で上気して、目がきらきらと。
鬼瓦うらら:「わたしじゃないみたい!」
鬼瓦うらら:ゆかりさんに駆け寄ろうとして、ヒールでつまずきかけ、立て直す。
鬼瓦うらら:「すごいですっ!」
神楽ゆかり:「ええっ、とっても可愛くて、魅力的よ!」
鬼瓦うらら:「えへへ」
神楽ゆかり:「これでばっちりだわ。追手だけじゃなくて、町中の人がみーんな、あなたに夢中になってしまうはず!」
鬼瓦うらら:「夢中……」まさか、まさか。
鬼瓦うらら:(で、でも……さすがにドレスくらいは?なんちゃって…?)
GM:こうして、キミは港町に現れた、小さな花嫁になったのだった。
GM:シーンを終了します。
GM:シナリオロイスの神楽ゆかりにロイスを取得してね。推奨感情は誠意/不安だよ!
鬼瓦うらら:ゆかりさん 〇助けます!/心配です
鬼瓦うらら:これで!
GM:はーい!ありがとうございます!
◆Opening◆蓮葉久人
GM:では、続いてPC2の蓮葉さんのOPです。侵蝕率を上げて登場してね
蓮葉久人:蓮葉久人の侵蝕率を1d10(→ 8)増加 (30 → 38)
蓮葉久人:ドキドキ
GM:うふふ
GM:ではこのシーンは一転代わってダブルクロスっぽい感じになります
GM:最初に黒風白雨との戦闘シーンになるので、なんだお前~何が目的だ~~って話してもらって因縁を深めて
GM:時間が許せば現在軸に戻ったところを描写しようかな?みたいなプランです
蓮葉久人:なるほどですね
蓮葉久人:ステラな感じではなく、これはダブルクロス!
GM:そうだぞ!頑張っていこうな!
蓮葉久人:雰囲気を裏切る言葉!
蓮葉久人:はーい!
GM:では、描写をやっていくぜ!
GM:某所。空には黒い曇天が重苦しく広がり、猛り狂った風雨が容赦なくキミの身体に叩きつけられる。
GM:それは自然現象ではない。オーヴァード《黒風白雨》の能力によって発生しているものだ。
黒風白雨:「そろそろ諦めたらどうです、《セイクリッド・ギア》」前方にはキミが追う《黒風白雨》がいる。
GM:濁ったような声色、レインコートを深く被ったその姿からは、年齢はおろか性別も判断することが難しい。
黒風白雨:「その獲物を置いて行くというのなら、私も深追いはいたしませんよ」
蓮葉久人:「それは聞けない提案だ」
蓮葉久人:バタバタと風に巻かれる白衣は暴風雨の中でもレインコートのように雨を弾いている
蓮葉久人:片手に持った機械じかけの槍が雨粒が当たると同時に、その熱でじゅう、と水蒸気を上げている
蓮葉久人:「こちらの目的はお前の捕縛。そちらの意見は、支部でなら尊重できる」
黒風白雨:「つれないですね。まったく」
蓮葉久人:メタルフレームの眼鏡の向こうから、新緑色の瞳がその挙動を観察するようにジッと見ている。
蓮葉久人:「気さくに会話をしたいのならば、支部の施設は充実しているぞ」
蓮葉久人:「飲み物を奢るぐらいはさせてもらおう」
黒風白雨:「それは魅力的な提案ですが、呑む訳にいきません」
黒風白雨:その時、キミに叩きつけられる風雨の流れが変わる。
黒風白雨:風雨に混じって、衝撃波のような風刃が四方から襲いくる!
蓮葉久人:「そうかっ、…!?」
蓮葉久人:ヒュウ、と槍に組み込まれた機構が歯車を回し、取り込まれる風の質が変わる。
蓮葉久人:「─────アァッ!」
蓮葉久人:連結した刃を展開した槍を振り回せば小型の台風が一瞬顕現し、同じく風の刃が防御として振りまかれる
蓮葉久人:ブワッ、と生じた風に白衣を翻し、風雨の中を軽やかに移動する。───排莢。槍からカートリッジが排出。
蓮葉久人:その勢いのまま、黒風白雨へと穂先を向けて、突っ込む。
黒風白雨:「おや……」穂先が当たる瞬間に、姿がかき消える。
黒風白雨:まるで幻影のようだ。風雨に混じって、別の方角にその姿を亡霊のように現す。
黒風白雨:「確かに、貴方は気さくに会話をさせてくれませんね」
蓮葉久人:螺旋を描く風が雨を吹き飛ばしながら、一瞬前に姿があった場所を通り過ぎる
蓮葉久人:「悪いな。仕事中はそんな余裕がない」
蓮葉久人:眼鏡のレンズについた雨粒がつるりと落ちて、視界を阻害しない
黒風白雨:「冗談を言うのは苦手ですか?」
蓮葉久人:「まさか。遊び心がなくては、科学者を名乗れまい」
蓮葉久人:「そちらもその姿。歩み寄る姿勢というには、若干遠く見えるが?」
黒風白雨:「ええ…貴方の槍を頂けるのならともかく」
蓮葉久人:白衣の内側から取り出したマガジンのようなカートリッジを槍の機構に接続。次の攻撃に備える
黒風白雨:「そうという訳もないのなら、貴方に捕縛される気は毛頭ありませんから」
黒風白雨:「私は、まだこの街でやるべきことがありますしね」感情の読めない声が続く。
蓮葉久人:「これは俺に仕様を合わせたワン・オフだ」刃先を下に、柄に両手を添えて構える
蓮葉久人:「あいにく、俺以外に使いこなせる代物ではないよ。希望があるなら拵えるが、」
蓮葉久人:「その希望を聞く前に、まずはそのやるべきことを聞いておこうか」
蓮葉久人:「貴様、何をするつもりだ?」
黒風白雨:「遊び心のある科学者さんには分からないかもしれませんけれど」
黒風白雨:「私はいつだって、宝物を手元に置いておきたいんですよ」
黒風白雨:風雨の中で、正体の掴めないレインコート姿が悠然と言う。
蓮葉久人:「大事なものを手元においておく感覚は、わからないでもない」
蓮葉久人:ガシャン、と槍の機構が唸りを上げる
蓮葉久人:「だが」
蓮葉久人:「そうして目的を晦ます相手に好きにさせるほど、想像力が欠如しても居ない」
蓮葉久人:機械槍の周りに風が逆巻く
蓮葉久人:雨の中で熱された風が、白い水蒸気と共に螺旋を描いて可視化される
蓮葉久人:「今ここで止めさせてもらう。─────『聖機構・起動《ファーストトリガー・オン》』」
蓮葉久人:ドッ、と圧力を伴う風が吹く
蓮葉久人:穂先を先頭に、圧縮された風で加速したままにその体を貫くために突っ込んでいく!
黒風白雨:《瞬間退場》を使用します。
黒風白雨:貫く瞬間、陽炎のようにその姿は風雨に混じって溶け消える。
蓮葉久人:ブオン!とその陽炎ごと貫き、圧縮された空気のクッションで減速する
蓮葉久人:「………」
蓮葉久人:ブシュウ、と蒸気を上げる槍を振り抜いて、辺りを警戒。相手の消失を確認する
蓮葉久人:「逃したか……」
GM:敵の姿が消えると同時に吹き荒れていた風雨も止む。
蓮葉久人:眼鏡を外し、ピッピッとフレームに付いた水滴を弾く。
蓮葉久人:前髪から水滴を垂らしながら、白衣の内側に入れていた通信端末を取り出す
オペレーター:「《セイクリッド・ギア》。また、対象は逃走したようですね」支部のオペレーターだ。
蓮葉久人:「こちら、《セイクリッド・ギア》。……あぁ、《黒風白雨》の捕獲を失敗。捜査の引き継ぎを頼む」
オペレーター:「かしこまりました。《黒風白雨》の正体は以前調査中です。いずれご報告できると思いますが……」
蓮葉久人:「あぁ。……奴はまだこの街でやることがある、と零していた」
蓮葉久人:「揺動の可能性はあるが、重点的に頼む」
オペレーター:「ええ。《セイクリッド・ギア》はこのまま帰投して結構だそうです」
オペレーター:「これから少し、オフみたいじゃないですか?」声色が変わる。
オペレーター:「研究所に籠ってないで、たまには羽伸ばしてくださいよ~」
蓮葉久人:「羽なら伸ばしている。先日も、新技術のデザインコンペを見学に行った」
蓮葉久人:「大変に有意義だったぞ」
オペレーター:「いや…それも仕事じゃないんですか……?」
オペレーター:「鬼瓦…大丈夫かな……」
蓮葉久人:「鬼瓦がどうかしたか?」
オペレーター:「いや…えっと…なんでもないっす!失礼します!」余計なことは言わない判断。通信が切れます。
蓮葉久人:「……?」
蓮葉久人:少し首をかしげつつ、端末を仕舞う。
蓮葉久人:その傍らでは熱を持つ大型の機械槍がスタンバイモードとして機構を変形させ、大振りなアタッシュケースへと形を変えている。
蓮葉久人:「私用だから交通経費は請求していないが、なにか不備でもあったか…」
蓮葉久人:アタッシュケースを持ち、白衣に残った水滴を弾き飛ばす。
蓮葉久人:そのまま、支部の方へと歩き始めた。
GM:シーンを終了します。
GM:シナリオロイスの《黒風白雨》にロイスを取得してね!推奨感情は尽力/脅威です。
蓮葉久人:「《黒風白雨》 ○P尽力/N脅威」この槍のサビに変えつつ、好みの武器を聞き出してやるぞ
蓮葉久人:以上だ!
GM:まあコワイ 了解です!ありがとうございます~
◆Opening◆鷲尾瞳
GM:では続いてPC3の瞳ちゃんのOPです。侵蝕率を上げて登場してね
鷲尾瞳:うお~
鷲尾瞳:あっ!なんとかボタン用意してなかった
鷲尾瞳:1d10+35
DoubleCross : (1D10+35) → 1[1]+35 → 36
鷲尾瞳:まずは手動であげよう
GM:うい!
GM:では支部の偉い人から遺産捜索してね~任務の話を聞く導入をやっていくよ
GM:捜索してね~って任務の話を聞く導入(訂正)
鷲尾瞳:お任せください
GM:街に繰り出すぜ~!ってしてもらってシーンを締めるからね よろしくだぜ!
GM:N市、UGN支部。某会議室。
GM:キミは支部の割と偉い人であるシビー=エ=ライゼから、今回受ける任務について説明を聞くために呼び出されていました。
シビー=エ=ライゼ:「こんにちは、”マクガフィン”。久しぶりにお会いしましたね」そう言って微笑みながら、キミの前に紅茶を差し出す。
GM:彼女は銀縁眼鏡の女性で、まじめな勤務態度で知られるUGNエージェントだ。
鷲尾瞳:「最近は別々の任務に配属されることが多かったですからね」
シビー=エ=ライゼ:「ええ…、ふふ。それが今回は私からの任務ですから、内容については察しがついてるかと思います」
鷲尾瞳:「シビーさんの担当は、確か遺産関係の……」
シビー=エ=ライゼ:「その通り」
シビー=エ=ライゼ:「市内で目撃されたという、遺産"催花の翼"の捜索をお願いしたいのです」
鷲尾瞳:軽くお礼をしてから紅茶を受け取るよ。
シビー=エ=ライゼ:キミに目配せして、こちらも自分の紅茶を口に運んでいます。
鷲尾瞳:「"催花の翼"……。聞いたことのない遺産ですね。以前の任務のように、特異な能力を持っているのでしょうか」
シビー=エ=ライゼ:「ええ…。所持者に莫大な富と幸運を与えるという謂れを残しているそうです」
シビー=エ=ライゼ:「そして、それと関係あるのかは分かりませんが…」瞬きする。
シビー=エ=ライゼ:「催花の翼は、一度UGNが確保し、遺産管理局に輸送される予定だったのですが」
鷲尾瞳:「何か他にも問題が?」
鷲尾瞳:「ふむ」
シビー=エ=ライゼ:「その途中に忽然と姿を消してしまい、再びこの近辺で目撃されたというのです」
鷲尾瞳:「姿を消した、というのは……襲撃されたとか、強奪されたというわけではなく?」
シビー=エ=ライゼ:「ええ、遺産自らの能力で、行方をくらませたものと思われます」
鷲尾瞳:「それ自体が意思を持っている可能性があると」
シビー=エ=ライゼ:「その通りです、"マクガフィン"。ああ、そうでした」資料に目を落とす。
シビー=エ=ライゼ:「催花の翼は、青い小鳥の形状をしているのだと記述があります…」
シビー=エ=ライゼ:「生きた小鳥のように動き回れるのかもしれませんね」
鷲尾瞳:「富と幸運をもたらす青い鳥……まるでおとぎ話のようですが」
シビー=エ=ライゼ:「ええ、まったく…」少し笑みが零れる。
鷲尾瞳:「現実に現れるとなると厄介ですね。遺産が消えたという情報をつかめば、FHや他の組織も動くでしょう」
シビー=エ=ライゼ:「…その通りです」表情を引き締める。「目撃情報が流れている以上、彼らも同様の情報を掴んでいると考えるのが賢明でしょう」
鷲尾瞳:「それに、遺産には代償がつきもの。無垢な少女の手に渡ったとしても、ハッピーエンドに導いてくれるとは限りません」
シビー=エ=ライゼ:「…本当に、貴女は優秀なチルドレンですね」微笑む。
シビー=エ=ライゼ:「ええ。ですから、不幸なヒロインが現れてしまう前に、貴女に捕獲をお願いしたいのです」
鷲尾瞳:「いい支部で訓練を受けましたから。了解しました。UGNチルドレン“マクガフィン”、速やかに任務にあたります」
シビー=エ=ライゼ:「よろしくお願いします」微笑む。
シビー=エ=ライゼ:「ああ、街での捜索になりますから、貴女の権限でチームを組んで構いませんよ」
鷲尾瞳:「……本当ですか?実は私も、応援について申し出ようと思っていたんです」
シビー=エ=ライゼ:「前回の事件の際も、チームを組んでいましたから」目を細める。
鷲尾瞳:「如何に優秀なチルドレンとはいえ、この街を一人でとなると手が足りませんからね。遺産捜索もあり、私とチームを組んだ経験もある方に、協力を頼もうかと」
鷲尾瞳:「……シビーさんにはお見通しのようですね」
シビー=エ=ライゼ:温かな目でキミを見ている。
シビー=エ=ライゼ:「ふふ。では、協力人員の方。お名前を教えていただけます?」
鷲尾瞳:「その様子、あくまでも能力の適正と過去の実績から声をかけるだけだということも既に察しているようですね……はい。」
鷲尾瞳:「ガラスの靴事件でも共同して任務にあたった、ノーヴェというエージェントを……構いませんか?」
シビー=エ=ライゼ:「ええ。能力の適正と過去の実績から判断して問題ないでしょう」
シビー=エ=ライゼ:「"マクガフィン"。改めて命じます。"ノーヴェ"と組み、N市に出没する"催花の翼"を、確保してください」
GM:こうして、キミは彼と任務にあたることになったのだった。
GM:シーンを終了します。
GM:シナリオロイスの催花の翼にロイス取得をお願いします。推奨感情は誠意/恐怖だよ
鷲尾瞳:そうですね。ちょっと水晶とは別の感情で取ろうかな
GM:どうぞどうぞ
鷲尾瞳:捕獲対象/催花の翼(さいかのつばさ) 感情:誠意/猜疑心○/ロイス こんな感じで。
GM:おお、猜疑心!いいですね
GM:ありがとうございます~了解です!
◆Opening◆ノーヴェ
GM:ではPC4のノーヴェくんのOPをやっていきましょう!お待たせしました
ノーヴェ:ニャンニャン
GM:まずは侵蝕率を上げて登場してね!
ノーヴェ:ノーヴェの侵蝕率を1d3+3(→ 4)増加 (37 → 41)
ノーヴェ:?
ノーヴェ:これボタンが違う!
ノーヴェ:ちょっとまってね 振り直します
GM:すまないな…1d10でよろしくねえ
ノーヴェ:ノーヴェの侵蝕率を1d10(→ 8)増加 (37 → 45)
ノーヴェ:ごえええ
GM:およよ
GM:ではこのシーンでは、まずは駅前をブラブラしてもらって
GM:なんか怪しげな黒服の男達がいっぱいいるな~なんだお前ら?アア~ン?ってしたり
GM:リーダーっぽい男になんだお前?アア~ン?ってしたりしてもらって
GM:まあレネゲイドの匂いはないから警察に任すかって気を取り直して待ち合わせ場所に向かってもらうというシーンです
ノーヴェ:さすがに全然怪しくないと因縁つけにいくの大変そうなので、ほどよく物騒だと助かる!
GM:もちろんです!こちらからガンつけていきます
GM:ではそんな感じでやっていきましょう
GM:N市、湾岸エリア。駅の改札を抜けると、待ち合わせ場所によく使われるような、ちょっとした広場になっている。観光客の姿も多い。
GM:キミはとある理由からここに来て、待ち合わせをすることになっていました。
ノーヴェ:人混みから抜け出してきます。自分では威圧しているつもりはないのだが、
ノーヴェ:身長190cm近くで体格もよく目つきが悪いというのもあって、人は自然とどいてくれる。
GM:周囲の人間がキミを見て怯えたように一歩退く。
GM:さて、長身で周囲を見渡せ、かつUGNの戦闘兵であるキミは、なんとなく様子がおかしいことに気付くことができる。
GM:スーツを着こみ、ついでに黒いサングラスもかけた黒服の男達が右往左往しているのだ。
黒服の男:「お前らはあちらを探せ!」「駅にはいないようです」やり取りも聞こえてくる。
ノーヴェ:「うるせえな……映画の撮影か?」 まだ時間があるので、缶コーヒーを買いながらそちらを見る。
黒服の男:厳めしい顔で周囲を見渡している彼らは、キミを見て怪訝な顔をする。
黒服の男:「おいテメエ、何見てんだ?」のしのしと近付いてくる。何か誤解されたらしい。
ノーヴェ:「あ?」
ノーヴェ:「俺? おいおい待てよ、ゼンリョーな一般人に何いきなり喧嘩売ってきてんだ?」
黒服の男:「あ?じゃねえよ。先に喧嘩売ってきたのはテメエじゃねえか」
ノーヴェ:「売ってねえーよ! お前らがうるせえから見てただけだっつーの!」
ノーヴェ:「いいか? 俺は今日……とても気分がいい。鷲尾と飯食って買い物に行くからな」
黒服の男:「あ?」
ノーヴェ:「とても気分がいいんだ。わかるか? 雑魚スライムを狩るような気分じゃないんだよ……」
ノーヴェ:「あと3秒でコーヒーを飲み終わるから、それまでに俺の前から消えろ。わかった? オーケー? 数えるぜ」
ノーヴェ:「1」
ノーヴェ:「2」
黒服の男:「……おぉ、オォ?調子乗ってんじゃねえぞテメエ!」
黒服の男:襟首に掴みかかってくる。
GM:避けてもいいし、やっつけても大丈夫です。
ノーヴェ:やっつけよ! といっても、おまわりさんが来たら困ってしまうので
ノーヴェ:目にも止まらぬ速度で男の顎に手刀を叩き込みます。顎を揺らして気絶させました。
ノーヴェ:他の人から見れば、ノーヴェは何もしてないのに急に男が気絶したようにしか見えないだろう。
ノーヴェ:「おっ、大丈夫か? 気分悪いか?」
黒服の男:「……カッ……」上擦った声が喉から漏れる。
黒服の男:意識を失い、キミに向かってずるりと倒れ込みます。
ノーヴェ:「まあ正当防衛ってことでよろしくな」 男をそのへんの植え込みに放り投げる。
GM:では、そんな風にやりすごしたキミに声がかかる。
大柄な男:「……そこの人。長身の人」
大柄な男:サングラスをかけ、高級そうなスーツを着た男です。キミくらい大柄だ。
ノーヴェ:「うわっまた怖いの出た」
ノーヴェ:「やめろよ、泣いちゃうだろ。今日の俺は善良な一般市民なのによ」
ノーヴェ:「で、なんか用か?」
大柄な男:「善良な一般市民が一瞬でこんな大男を昏倒させるかよ」倒れた男を指さす。
大柄な男:「今、なんかやっただろ。見てたぞ」
ノーヴェ:「知らねえのかお前! カラテだよカラテ!」
ノーヴェ:シュッシュッとエアボクシングしてます。
大柄な男:「カラテ? 外人にもずいぶん浸透してきてるんだな」
大柄な男:「いやすまない。そいつは俺の部下だ。あなたに迷惑をかけたようだ」
ノーヴェ:「まったくだぜ。俺だったから良かったけど、そのへんの一般人だったらマジで警察沙汰だったぞ」
ノーヴェ:「随分大勢みたいだけど、なんか探しもんでもしてんのか?」
ノーヴェ:あっ蝙蝠の耳がない!
GM:あ!
大柄な男:「ああ。ちょっとした宝物探しだ」
ノーヴェ:「宝物ねえ。宝物って言ったらあれだろ。地中に埋まってる……徳川の……みたいなやつだろ」
ノーヴェ:「こんな町中にゃあねえと思うけどなあ」
大柄な男:「ハハハ!埋まってるなら探しやすいんだけどなあ」
大柄な男:「あいにく動き回っちまってて見つからねえ」
大柄な男:「だが、この街中からはまだ出ていないはずなんだよ。そこまでは分かってる」
ノーヴェ:「(借金取りかなんかかな)」
ノーヴェ:(多分オーヴァードじゃねーと思うんだけどなあ)」 《ワーディング》します。効果を数メートル程度に絞った、ごく小規模なもの。
ノーヴェ:これくらい大柄な男なら多少ふらつく程度だろう。一般人なら。
GM:周囲の一般人が、突如めまいに襲われたようにふらつく。
大柄な男:「………?」こちらは、特にふらつかない。
大柄な男:「何だ?」
ノーヴェ:「オーヴァードか? あんた」
GM:ここでノーヴェくんにだけ情報を渡します。
大柄な男:「何だ?」
ノーヴェ:「……なるほど」
大柄な男:「あ?」
ノーヴェ:「なんでもない。邪魔して悪かったな」 コーヒーの空き缶を自販機横のゴミ箱にダイレクトシュートする。
大柄な男:「ああ…。こっちこそすまなかったな」
ノーヴェ:「デートに遅刻すると怒られるんで、そろそろ行くわ。宝探し……あ」
大柄な男:「何だよ、忘れ物か?」
大柄な男:植え込みに倒れた男を引き起こそうとしている。
ノーヴェ:「いや、あんたの名前教えてくんねーかなって。一応手加減はしたけどよ」
ノーヴェ:「そいつに万が一の事があったら連絡必要だろ」
ノーヴェ:「俺はノーヴェだ。あんたは?」
大柄な男:「…悪いなノーヴェ。あんまり知らねえ人に名乗っちゃいけねえって教育されてんだ」
ノーヴェ:「小学生か!」
大柄な男:「ハハハ、まあこいつのことは気にするな。じゃあな」
ノーヴェ:「おう。じゃーな」
GM:という調子で、キミは彼から別れます。
ノーヴェ:「ふーむ」 待ち合わせ場所に歩きながら思案する。
ノーヴェ:「……オーヴァードじゃねえな。ワーディングの無効化に独特のラグがあった……たぶんAWFだ。あいつの服のどっかに仕込まれてる」
ノーヴェ:「ワンパンされたんだから、下っ端も当然オーヴァードじゃない。うーむ」
ノーヴェ:「クソ怪しい非オーヴァードが……大勢で……AWF装備してるやつもいて……町中で、埋蔵金探し……?」
ノーヴェ:「…………」
ノーヴェ:「は~~~」 大きなため息をつく。
ノーヴェ:「映画館でポップコーンのでっかいやつ食いたかったのによ……しかたねえ」
ノーヴェ:「鷲尾に相談するか」
ノーヴェ:最近お気に入りのグレープ味のガムを噛みながら、瞳ちゃんとの待ち合わせ地点へ向かいます。
GM:シーンを終了します。
GM:シナリオロイスの「何かを探す男」、もしくは表記名にしていた「大柄な男」にロイスを取得してね
GM:推奨感情は好奇心/不信感です
ノーヴェ:大柄な男にしようかな
ノーヴェ:-いくらなんでも怪しすぎるだろ/大柄な男/好奇心/○警戒/ロイス
GM:そうだな!ハハハ
ノーヴェ:ハハハじゃねーんだわ!
GM:ありがとうございます!では、これにてこのシーンは以上!
◆Middle01◆
GM:ミドルシーンに入っていくぜ。
GM:まずは鬼瓦さんと蓮葉さんの合流シーンからです。シーンプレイヤーは蓮葉さん
GM:2人は侵蝕率を上げて登場してね
蓮葉久人:蓮葉久人の侵蝕率を1d10(→ 6)増加 (38 → 44)
鬼瓦うらら:鬼瓦うららの侵蝕率を1d10(→ 9)増加 (37 → 46)
GM:えっとですね
GM:蓮葉さんにも、神楽ゆかりをちょっと目撃してほしいので
蓮葉久人:目撃だぜ
GM:蓮葉さんが歩いてたら、神楽ゆかりとすれ違って
GM:なんだなんだ…ってして顔を上げたら鬼瓦がいた って感じでやっていきましょう
鬼瓦うらら:いまーす
蓮葉久人:鬼瓦!
蓮葉久人:了解です。スクープしていきます
GM:そのまま30分くらいワチャってもらって最後にちょっとイベントがあって締める感じのシーンです
GM:スクープよろしくだぜ!
鬼瓦うらら:了解っす
蓮葉久人:ラジャじゃ
GM:はあーい! ではやっていきましょう~
GM:《黒風白雨》との交戦のあった数日後。休日のこと。
GM:キミは後輩・鬼瓦うららとの待ち合わせ場所に向かうため、海沿いの道を歩いていました。
蓮葉久人:歩いています。
蓮葉久人:傍目には変哲もないアタッシュケースを片手に、今日は白衣は羽織っていない姿
蓮葉久人:手のひらに収まる銀色のコンパクトデジタルカメラで、益体もなく風景をパシャリと撮っている。
神楽ゆかり:すると、向こうからウェディングドレス姿の女性が小走りに走ってくる。
神楽ゆかり:両手でドレスの裾をたくし上げ、ベールや花飾りを風にひらめかせている。なんともロマンチックな光景だ。
蓮葉久人:「おや」
蓮葉久人:その姿をカメラ越しに見た後、実物に目を向ける
蓮葉久人:海沿いの緩やかな勾配の向こうから、白い布の重なりがこちらに向かっていた。
神楽ゆかり:「あら、こんにちは。良い天気ね」キミの視線に気づいて微笑む。
蓮葉久人:「いえ」
青い小鳥:「ちゅんちゅん」肩には青い小鳥が鳴いている。
蓮葉久人:「……これから結婚式ですか?」
蓮葉久人:「こんな町中で見るには珍しい格好ですね」
神楽ゆかり:「ふふ…そうだったら良かったのかもしれないけれどね…」
神楽ゆかり:哀しそうに目を伏せる。「…ごめんなさい!私、少し急いでいるから!」
神楽ゆかり:そのまま彼女はキミを通り過ぎて走っていきます。
蓮葉久人:「あぁ、はい」
蓮葉久人:その背中を見送る。「お気をつけて」
GM:ここでですね
GM:蓮葉さん・鬼瓦さんは〈RC〉で判定してください。難易度8。
鬼瓦うらら:ほほう
蓮葉久人:どれどれ
蓮葉久人:2dx+1>=8
DoubleCross : (2DX10+1>=8) → 7[4,7]+1 → 8 → 成功
蓮葉久人:よし
鬼瓦うらら:3DX+4+0@10>=8
DoubleCross : (3DX10+4>=8) → 9[4,7,9]+4 → 13 → 成功
蓮葉久人:すごいぞ鬼瓦
鬼瓦うらら:ふふん
GM:ではキミ達は、その青い小鳥から何やらレネゲイドらしきものを感じる。
GM:しかし、それが何か確かめようとする前に、神楽ゆかりの姿はすっかり消えてしまっていた。
蓮葉久人:「………」
蓮葉久人:白い女性が通り過ぎた道の向こうを、眼鏡の奥の瞳を細めて見る
蓮葉久人:パシャ、と手元のカメラが、何の変哲もない道を写した
蓮葉久人:「この反応……花嫁衣装は今の流行りなのか?」
蓮葉久人:既に姿の見えなくなった女性を追うべきか少し逡巡して、振り返る。
鬼瓦うらら:その道に、揺れる白い裾がレンズ越しに映る。
鬼瓦うらら:あなたが見慣れているやわらかな髪の色に見知らぬ白いヴェール。
鬼瓦うらら:「わ」
蓮葉久人:「む」
鬼瓦うらら:「せんぱい!」ぱっと明るい顔で笑う。
蓮葉久人:見慣れた顔が見違える姿でいた。
蓮葉久人:「鬼瓦」
鬼瓦うらら:「……あ、えっと、これはですね」スカートをつまむ。
蓮葉久人:「……花嫁衣装だな」
蓮葉久人:「……」
鬼瓦うらら:「はい……」
蓮葉久人:「……結婚するのか?」
鬼瓦うらら:「ちがいますっ!!!」
鬼瓦うらら:慌てて。
蓮葉久人:「そうなのか」
蓮葉久人:「……そうなのか」
鬼瓦うらら:「えっと、困っている花嫁さんを助けるためなのです」
蓮葉久人:「困っている花嫁?」さっきも見たな、という顔
鬼瓦うらら:「偽装工作です。同じような格好でこう、木を隠すなら森といいますか」
蓮葉久人:「なるほど」うなずく
鬼瓦うらら:「それで……」
蓮葉久人:「……花嫁の代わりに、式に出席を?」
鬼瓦うらら:「ええ!?」
鬼瓦うらら:「しませんよう!」
蓮葉久人:「しないのか」
鬼瓦うらら:「というか、誰とですかっ」
蓮葉久人:「一般的には、恋人とするものだろうな」
鬼瓦うらら:「ですよ!わたしにはそんなひと、い、いませんし」
鬼瓦うらら:「というか…」
鬼瓦うらら:ちらりと見上げ、もごもごする。
蓮葉久人:「どうした?」
鬼瓦うらら:「うー……。せんぱいは」
鬼瓦うらら:「わたしに恋人ができたら……どう思、おもって」
鬼瓦うらら:「いやいいですっ」
蓮葉久人:「……?」
鬼瓦うらら:(答えを聞いて傷つきたくないですからね!)
蓮葉久人:「疑問は、できる時に解消しておいたほうが良いぞ」
鬼瓦うらら:「むっ。じゃあ、せんぱい。わたしに恋人ができたら…」
鬼瓦うらら:「こうやって、待ち合わせとか、あんまりできなくなったら」
鬼瓦うらら:「さみしいって思ってくれますか……?」
鬼瓦うらら:丸い目が見あげて、言葉を待っている。
蓮葉久人:「そうだな」
蓮葉久人:少し傷の残る指を自分の顎に添える
蓮葉久人:「そうなると、俺も時間を持て余すかもしれん」
蓮葉久人:「知っての通り、あまりこうして休日に会う相手は居ないからな」
蓮葉久人:「ただまぁ、恋人は大事にしたほうが良いぞ」
鬼瓦うらら:一瞬沈黙して。「もーー!」
蓮葉久人:「どうした」
鬼瓦うらら:「いませんってば!たとえですたとえ!」
鬼瓦うらら:「せんぱい、そんなだから…もう!」
蓮葉久人:「そうなのか」
鬼瓦うらら:手をわたわたし、先を行くように歩き出す。
蓮葉久人:「こうして俺とすら話せる鬼瓦に居ないのは不思議なことだな」
蓮葉久人:特に示し合わせるでもなく、追い抜かない程度の歩幅で歩く
鬼瓦うらら:(せんぱいだからです)
鬼瓦うらら:言葉をぎゅっと固めて追いやる。
鬼瓦うらら:「せんぱいは、いつも放っておくと同じようなお洋服ばっかり着ちゃうし」
鬼瓦うらら:「寝ぐせもそのまんまだし、研究でときどきごはんも抜いちゃうし」
鬼瓦うらら:「だから、その、心配ですし……」
蓮葉久人:「安心しろ。同じメーカーを着回して清潔さは保っているし、カロリーは満たしているぞ」
蓮葉久人:きちんと身なりに気を使えることをアピールする。
鬼瓦うらら:「そーゆーんじゃないんですよっ。いつもと違う恰好とか、そういうのが」
鬼瓦うらら:「こういう…いつもと違うお洋服で会ったり」
鬼瓦うらら:「そういうのって、思い出にのこるじゃないですか」
蓮葉久人:「そうだな」
蓮葉久人:「花嫁衣装の鬼瓦というのも、なかなか新鮮だ」
蓮葉久人:「結婚する女子というのも、あまり周りに居ないからな」
鬼瓦うらら:「か。かわいい、ですか」
蓮葉久人:「うん。キレイな衣装だと思う」
蓮葉久人:手にしたカメラで、そう覗き込む横顔を撮影する。
鬼瓦うらら:「むー。たしかにドレスはきれいですけど」シャッターに目をぎゅっとする。
GM:ではそんなシャッター音を遮るようにして。
黒服の男:「おい、見つけたぞ!」遠くから男達の声がする。
鬼瓦うらら:(そうじゃないんですよっ)
黒服の男:「あそこにいる!ウェディングドレス姿の女だ!」「捕まえろ!」黒服に黒いサングラスをかけた男の集団がキミ達を見ている!
鬼瓦うらら:「あっ。追手です!」
蓮葉久人:「鬼瓦」
蓮葉久人:ぐ、と手を引いて鬼瓦と集団の間に身体を遮る。
鬼瓦うらら:「あ……」
蓮葉久人:「聞くのを忘れていたが、困った花嫁はどういう困り方をしていたんだ?」
鬼瓦うらら:「えっと、追いかけられていて。望まない結婚をさせられてしまうんですって」耳を赤くしつつ。
蓮葉久人:「なるほど」(つまり、代わりに式に出席するのはあながち間違ってないような気がするが)
蓮葉久人:「逃げるぞ。走れるか?」
鬼瓦うらら:「はいっ。靴が慣れないから、ちょっと遅いかもですけど」
鬼瓦うらら:「がんばります」強く手を握る。
蓮葉久人:「わかった」
蓮葉久人:ぐ、と引き寄せる
蓮葉久人:「慣れない靴なら止めておけ。足をくじく」
鬼瓦うらら:「はわっ!?」
蓮葉久人:アタッシュケースを持たない片腕で腰に手を回し、ぐっと肩に担ぐ
蓮葉久人:「逃げるぞ」
鬼瓦うらら:「わ、わ、」
鬼瓦うらら:「……はい……」抱き着くようにしがみついて、こくこくと頷くしかできなかった。
蓮葉久人:ふわり、と風が包むようにして、その場から逃げ出した。
黒服の男:「待てお前らーーー!」「花嫁を返せーーー!」男達の怒声が背中に刺さる。
GM:こうして、キミ達は黒服の男達に追いかけられながら、走り出したのだった。
GM:シーンを終了します。
GM:ロイス取得だけ可能です!
蓮葉久人:鬼瓦は固定ロイスに居る!花嫁さんには保留で以上です!
鬼瓦うらら:〇恋慕/憤懣で取っています。そのままで。
GM:ま~素敵
GM:では改めてこのシーンは以上だよ~!
◆Middle02◆
GM:次のシーン。瞳ちゃんとノーヴェくんの合流シーンになります。シーンプレイヤーはノーヴェくん。
GM:2人は侵蝕率を上げて登場してね
ノーヴェ:ノーヴェの侵蝕率を1d10(→ 1)増加 (45 → 46)
ノーヴェ:よしよし
GM:良かった良かった
鷲尾瞳:カウンターリモコンが消えとる!
鷲尾瞳:1d10+36
DoubleCross : (1D10+36) → 6[6]+36 → 42
GM:ありゃりゃ!
GM:ではですね、ノーヴェくんのOPの続きで、瞳ちゃんと合流してもらって
GM:やはり30分くらいワチャッてもらった後、
鷲尾瞳:watyawatay
GM:黒服の男達がどこかへ向かって殺到するのに気付いて追いかけてもらいたいなあというのがGMの想定です
鷲尾瞳:全てを理解しました
ノーヴェ:なるほどなるほど
GM:どこで待ち合わせしようかな
GM:駅のすぐそばのとこにしておくか 目印になんか…像が感じで
鷲尾瞳:鳩の広場
GM:鳩いる広場!全てを理解しました
GM:謎めいた男達を心に留めつつ、とりあえずキミは待ち合わせ場所に向かうことにしました。
GM:ベンチやオブジェが並ぶちょっとした広場になっていて、他にも人が多い。
鷲尾瞳:じゃあ、待ち合わせ場所で、既にOPの出来事はノーヴェくんから聞いた感じでどうでしょう
GM:餌をたくさん与えられているのか、ふくよかな鳩が地面をてろてろ歩いている。
ノーヴェ:こっちはそれでいいよ~
鷲尾瞳:ではそんな感じで
ノーヴェ:鳩さんもそう言ってるし……
GM:ポッポッポ
鷲尾瞳:「なるほど……黒スーツの集団。しかもリーダーらしき男はワーディングが効かなかったと」
ノーヴェ:「ああ。ごまかしてたけど、ありゃ絶対にAWFだぜ」
鷲尾瞳:パンくずひとかけらを鳩にあげてから、メモを取り始めるよ
ノーヴェ:すぐそこの屋台で出ていたストロベリーカスタードクレープを食べてます。
ノーヴェ:「お前の上司も、街のどっかに遺産があるって言ってたんだろ。同じもん探してんじゃねえか」
鷲尾瞳:「ええ、彼らの探している宝物がその遺産なのでしょう。しかし……」
鷲尾瞳:「彼らは戦闘に慣れている様子はなかったのですね?リーダーの男も、ワーディングに反応はしていなかったと」
ノーヴェ:「まっったく慣れてなかったな。いや、さすがにその辺の一般人よりはマシだと思うけどよ」
ノーヴェ:「俺の手加減パンチ一発で倒れるような奴だ。チンピラに毛が生えたようなもんだな」
ノーヴェ:「たぶんお前でも素手で倒せるぜ」
鷲尾瞳:「……彼ら自身は遺産ということを知らされていないのかもしれませんね」
鷲尾瞳:「あるいはレネゲイドの事自体も知らないかもしれません。FHやそれに類する組織に利用されているのかも」
ノーヴェ:「だろうなあ。リーダーはともかく、部下は大したこと知らないぜきっと」
ノーヴェ:「リーダー以外はワーディングで倒れてくれりゃいいんだが、倒れなかったら面倒くせえなァ……」
鷲尾瞳:「とにかく、その場で手を出さなかったのは良い判断だったのではないでしょうか。裏で糸を引いている者がいるなら」
鷲尾瞳:「騒ぎを起こしたら警戒されていたかもしれません」
ノーヴェ:「(正当防衛は騒ぎのうちに入らないから大丈夫だよな……)」
ノーヴェ:「で、どうする? 俺としては……」 言いながら、一口食うか?という感じで食べかけクレープを差し出します。
ノーヴェ:「その鳥だかインコだかの遺産を追ってりゃ、自然と黒服たちにもかちあうだろうから、遺産調査をはじめていいと思うんだが」
ノーヴェ:「俺と鷲尾だけでやんのか? リーダーの鷲尾瞳様」
鷲尾瞳:ぺこりと頭を下げてから一口貰います。
鷲尾瞳:口についたクリームを指でとり、ぺろりと舐めてから「……そうですね。初期調査は我々二人だけで行い、後ほど応援を……と思っていましたが」
ノーヴェ:「だよな! こんなショボそうな事件、俺らだけで十分だろ!」
ノーヴェ:「……いや待て。思っていましたが?」
鷲尾瞳:「既に人数が動いているなら、こちらも人手を増やす必要があるかもしれません。近隣に手の空いているイリーガルやエージェントがいないか、調べておきます」
ノーヴェ:「チッ。なんだよ、人増やすのかよ……まあしかたねえか」
鷲尾瞳:「……」遅れて、今のクレープを自然と貰ったのは、とても恋人らしかったのではないか、と思い頬を赤くします
ノーヴェ:「いいぜ。メンバー増やして、ちゃっちゃと解決して、終わったらあそこいこうぜあそこ! スイーツ食べ放題のやつ!」
鷲尾瞳:「ノーヴェは本当に甘いものが好きですね。私も好きなので構いませんが」
鷲尾瞳:「……そちらは二人きり……で、いいですよね?」
ノーヴェ:「たりめーだ。俺は鷲尾とチョコレートファウンテンでワイワイしてーんだよ」
鷲尾瞳:「はい。たくさんワイワイしましょう」嬉しそうに微笑んで
GM:では、そんな風にキミ達が本日の方針を決意したところで。
ノーヴェ:最近、瞳ちゃんが男子からけっこう人気あることが判明したので
黒服の男:「おい!女が見つかったらしいぞ!ウェディングドレスを着ているらしい!」「ボスの命令だ!すぐに捕まえろ!」
ノーヴェ:スマホで「彼女 取られたら 殺していい 法律」などで検索しながらあるき出そうとします。
黒服の男:先ほどの男達が、慌てた様子で一斉にどこかへ殺到していくのが分かる。
ノーヴェ:「んあ?」
ノーヴェ:「あっさっきの奴らだ」
黒服の男:「ボスの大事な宝物らしいぞ! 決して逃がすな!」
ノーヴェ:「さっきのやつらだけど……」
鷲尾瞳:「なにか様子がおかしいですね……」
ノーヴェ:「探してるの、鳥じゃなくて女みてーだぞ。関係ねえのかなひょっとして」
鷲尾瞳:「遺産ではなく、適合者の方を知っているのかもしれません」
ノーヴェ:「あー。確かに」
鷲尾瞳:「それに、関係なかったとしてもただならぬ雰囲気を感じます」
鷲尾瞳:「追いかけられている女性が心配です。行きましょう」
ノーヴェ:「しかしドレスか。ウェディングドレスなあ」
ノーヴェ:「女って、そんなウェディングドレスを着たがるもんなのかね」
鷲尾瞳:「着たがるものなんです。人生で一番かわいくて幸せな瞬間に着る服ですから」
鷲尾瞳:「まあ、今の状況は特殊なような気もしますが……」
ノーヴェ:「さすが。最高にドレスが似合ってた奴が言うと説得力があるな」
ノーヴェ:「OK。んじゃ、花嫁さんを守りに行こうぜ」 指をパキポキ鳴らしながらあるきだします。
鷲尾瞳:「んっ……は、はい。私は優秀なチルドレンですから」
鷲尾瞳:と自分でもよくわからない返答をしながらスーツの男たちを追うよ
GM:シーンを終了します。
GM:ロイス取得だけ可能だよ!
ノーヴェ:ロイスはちょっと様子見にしようかな。催花の翼に取りたいけどあと3枠だし
ノーヴェ:ということで以上です。
鷲尾瞳:私も大丈夫!ノーヴェくんにはロイス取ってるし!
GM:はーい!
GM:相方を初期ロイスにしちゃっても~みんな
GM:では、このシーンはここで以上!
◆Middle03◆
GM:では次のシーン。全員合流シーンです。
GM:シーンプレイヤーは鬼瓦さん。全員侵蝕率を上げて登場してね。
蓮葉久人:蓮葉久人の侵蝕率を1d10(→ 2)増加 (44 → 46)
ノーヴェ:ノーヴェの侵蝕率を1d10(→ 3)増加 (46 → 49)
鬼瓦うらら:鬼瓦うららの侵蝕率を1d10(→ 8)増加 (46 → 54)
ノーヴェ:OKOK
鷲尾瞳:1d10+42
DoubleCross : (1D10+42) → 9[9]+42 → 51
鷲尾瞳:ありゃ高い
蓮葉久人:女子メンツがドキドキしてる
GM:まあ!
GM:それじゃですね、このシーンなんですけども
GM:黒服の男達を追いかけてたひとのべコンビが、鬼瓦蓮葉コンビに出会って、
GM:ウェディングドレス姿の女…?こいつか…?ってなって事情を色々聞いてもらいたいシーンです
鷲尾瞳:ラッジャ!
GM:最終的に「あの神楽ゆかりってやつ怪しくね?」ってなってもらうと助かりがあります
蓮葉久人:了解のり!
鬼瓦うらら:鳥も怪しいしな
鷲尾瞳:青い鳥載せてるしね
鬼瓦うらら:はあい
GM:基本PLにお任せしたいんですけど、せっかくだし中華街をプラプラしてもらおうかな?
鷲尾瞳:いいよ!
鬼瓦うらら:黒服も似合うしね
GM:ひとのべ描写してもらったらタイミング見て鬼瓦蓮葉コンビに出てきてもらう感じで…どうでしょう
蓮葉久人:はぁい!
ノーヴェ:にくまん!
蓮葉久人:ごまだんご!
鬼瓦うらら:しゅうまい
GM:よろしく頼んだよ!
GM:N市湾岸エリア、中華街。豪奢な店が立ち並び、肉まんや胡麻団子、ドリンク類などの屋台も多い。
GM:観光スポットとしても非常に有名で、外国人などの観光客や、海賊風や幽霊風のコスプレをしたパフォーマーも数多く見える。
GM:喧噪の中、黒服の男達を追ったキミ達はここに辿り着いた。ウェディングドレス姿の女を探しているところだ。
ノーヴェ:そのへんで売ってた肉まんを5個くらい紙袋に入れて食べ歩きしてます。
鷲尾瞳:「どうやら黒服達も、ここで花嫁を見失ったようですね」屋台のメニューに目を奪われるふりをしながら、さり気なく彼らの様子を盗み見てひそひそと
ノーヴェ:「だな……こっちも調査してるってバレたら面倒だ。デート中の一般人を装おうぜ」
黒服の男:キミ達の目線の先で、何やら打ち合わせしている。確かに居場所を見失ったらしい。
ノーヴェ:実際には瞳ちゃんとえらい身長差があるので、カップルというより兄妹に間違われることの方が多い。
鷲尾瞳:「そうですね……。できれば上手く、先に見つけて接触を図りたいところですが……」一時期流行ったタピオカドリンクを受け取り屋台を離れる。
ノーヴェ:「あっそれいいな。一口くれ」
ノーヴェ:「富と幸運をもたらす青い鳥、だったか? なんとも俗っぽい遺産だぜ」
ノーヴェ:「例の花嫁も青い鳥に魅了されてねーといいけどなあ」
鷲尾瞳:「えっ?そ、それだと間接……い、いえ。デート中ならそれくらい普通ですよね……」
鷲尾瞳:「ど、どうぞ」カップを高くあげてノーヴェくんの口元に
黒服の男:「向こうだ!行け行け!」「ラジャー!」ビルの裏路地に向かって駆けていく。何か動きがあったらしい。
鷲尾瞳:「……どうでしょう。幸運なら、こんな黒服たちに追いかけられることもなさそうですが……」
鷲尾瞳:「あるいは見つかっていないだけで幸運ということでしょうか」
蓮葉久人:そこにふわり、と髪を揺らす穏やかな風が吹く
蓮葉久人:黒服が去ったのとは別方向から、花嫁衣装の女子を抱えた眼鏡の男子がそちらに向かってくる
鬼瓦うらら:白いドレス姿。しがみついている。
蓮葉久人:「鬼瓦、桃まんを買っておいた。今のうちになにか腹に入れておけ……む。」
ノーヴェ:「これはまだ青い鳥とは巡り合ってねーのかもな……」 タピオカを一口で半分くらい飲みながらそちらを見る。
蓮葉久人:瞳ちゃんの顔に目線が行く。以前、任務で出会った顔見知りだ。
鬼瓦うらら:「わっ、おいしそう……」いただきます!
蓮葉久人:半分に割った桃まんを与える
蓮葉久人:「"マクガフィン"、か?奇遇だな」
鷲尾瞳:「……蓮葉さん?なぜここに?それにそのドレスの女性は……?」
鬼瓦うらら:手袋と取ってうけとり。「お知り合い?ですか?」
鬼瓦うらら:(綺麗な子……)
ノーヴェ:「あん? 知り合いか?」
蓮葉久人:「こっちは鬼瓦。俺の後輩だ。訳合って花嫁姿になっている。……鬼瓦、こちらは"マクガフィン"。以前任務で顔を合わせた。」
鷲尾瞳:「はい。以前の任務で実験協力を依頼されて……。いえ、それよりふたりとも、こちらへ」
鬼瓦うらら:「あ、そうなんですねっ。てことはチルドレンとかの……って、人だいじょうぶでしょーかっ」
鷲尾瞳:路地裏の方に二人を誘うよ。「つい先程まで黒服達がここにいたのです。ドレス姿の女性を探して……。戻ってくるやもしれません」
蓮葉久人:「ん、助かる。ひとまず情報共有の時間は取れそうだな」付いていったよ
ノーヴェ:「町中で黒服ぶちのめすわけにもいかねーしな。とりあえず事情聞かせてくれ」 すでに路地裏の反対側をカバーしている。
鬼瓦うらら:「むむ…こっちが追われてるならいいんでしょうか。ちょっと気になることもありましたし」
蓮葉久人:抱えていた鬼瓦を降ろす。
鬼瓦うらら:「追われてるのはわたしじゃないんです。ほかにドレスを着た方がいて、追われてるのがその方で」ひょこっと降りる。
鷲尾瞳:「申し遅れました。私はUGNチルドレン“マクガフィン”鷲尾瞳です。彼は同僚のノーヴェ」
ノーヴェ:「お前じゃない方の花嫁はなんで追われてるんだよ。結婚式でも抜け出してきたのか……?」
鬼瓦うらら:「あっ、はい!瞳さんと、ノーヴェさんですね。鬼瓦うらら、《オーバーラン》ですっ」
鬼瓦うらら:「それはですね」
蓮葉久人:「自分はUGNチルドレンの《セイクリッドギア》の蓮葉久人。……人助けということで、協力している」
蓮葉久人:「その事情は聞いてなかったな。どうなんだ?」
鬼瓦うらら:「ゆかりさん…その女性は、おうちの借金のカタに結婚させられてしまうそうなんです」
鬼瓦うらら:「それで逃げてきて、わたしと会ったんです!」
ノーヴェ:「ほー」
ノーヴェ:「まあ、たまにあるよな。借金のカタに結婚てのは。時代劇とかで」
蓮葉久人:「たしかに。」
鷲尾瞳:「借金のカタに……結婚?そんなことがあるんですか?今は現代ですよ」
鬼瓦うらら:「きっと悪い財閥とかなんでしょう」あいまい。
ノーヴェ:「お前がドレスを着てるのは」
ノーヴェ:「そいつに撹乱を頼まれたか」
鬼瓦うらら:「はい」怖い人っぽいのでちょっと緊張。
ノーヴェ:紙袋から肉まんを取り出してもごもご頬張ってます。
鷲尾瞳:「それに、結婚の瞬間というのは人生で一番幸せな瞬間のはずなのに……」
鬼瓦うらら:「そうなんですよっ!だからわたし何かしたくなってしまって…」
蓮葉久人:半分に割った桃まんの片割れを口に含んでいる。
蓮葉久人:「それで、協力したんだな。……その花嫁はどういう相手だったんだ?」
鬼瓦うらら:自棄みたいに桃まんにかぶりつく。「家政婦をしているとかで」
鷲尾瞳:「しかし、大変なことに間違いはありませんが……我々の任務とは関係がなさそうですね」
鬼瓦うらら:「綺麗な、女優さんみたいな方でした。ただ」
蓮葉久人:「ただ?」
鬼瓦うらら:「ちょっと、鳥さんが気になったんですよね」
ノーヴェ:「ああ?」
蓮葉久人:「鳥……」脳裏に先ほどであった女性が思い出される。
ノーヴェ:「鳥だあ? おい詳しく聞かせろ!」
鬼瓦うらら:「わわっ!」
蓮葉久人:「鬼瓦。それは青い小鳥か?その花嫁なら俺も出会ったな」
鬼瓦うらら:「えっ、はい、そうです!せんぱい、レネゲイドの気配しませんでした?鳥さんから…」
鷲尾瞳:「怯えないでください、鬼瓦さん。大丈夫です、彼もUGNのエージェントですから」
蓮葉久人:「あぁ。あれは、わずかにレネゲイドを帯びていた。」
鬼瓦うらら:「やっぱり。……わたしこそすみません」咳払い。
鷲尾瞳:「レネゲイドを帯びた、青い鳥……」
鬼瓦うらら:「ノーヴェさんたちは。それで」
鬼瓦うらら:「……その感じからすると、鳥さんをお探しに?」
ノーヴェ:「青い鳥だってよ。鷲尾」
鷲尾瞳:「我々はこの街で姿を消した遺産、“催花の翼”の行方を追っているのですが」
鷲尾瞳:「その遺産がまさしく、青い鳥の形をしているんです」
鬼瓦うらら:「えっ!」
蓮葉久人:「なるほど……」
蓮葉久人:「となるとそちらの目的も、花嫁に関係あるようだな」
鬼瓦うらら:「ゆかりさんは、鳥さんとはさっきなかよくなった、って言ってましたけど…」
ノーヴェ:「おいおい。遺産と適合しまくってんじゃねーか」
鷲尾瞳:「“オーバーラン”。“セイクリッド・ギア”このチームのリーダーとして要請します」
鬼瓦うらら:「はいっ」コードを呼ばれるとキリっとしてしまう。
蓮葉久人:「あぁ」
鷲尾瞳:「UGNイリーガル、そしてチルドレンとして、“催花の翼”捜索のために力をお貸しいただけませんか?」
鬼瓦うらら:「はい。喜んで。……花嫁さんがこれ以上大変な目に合うのは、女の子としても許せませんから」頷く。
鷲尾瞳:「“催花の翼”と例の花嫁は間違いなくなにか関係があります。この事件を解決することが、彼女を助けることにも繋がると思うのですが……」
蓮葉久人:「了解した。そちらのチームに加わろう。」
鷲尾瞳:「……ありがとうございます。ノーヴェもそれで構いませんよね?」
蓮葉久人:「このまま逃げているより、その花嫁の事情に関わるほうが事態の進展も早そうだ」
ノーヴェ:「構わねえけど、なあ。もしかしてセイクリッドの方も鬼瓦と同じスタンスなのか? 女の子のシアワセな瞬間がどうとか」
ノーヴェ:「これ以上恋愛脳が増えたら面倒見きれねーから、恋愛関連には興味ねえって言ってくれると助かるんだが」
鬼瓦うらら:「んな」
鬼瓦うらら:「な、れんあいのうとは、そんな」あわててせんぱいを見る!
鷲尾瞳:「はい。恋愛脳ではありません。市民の日常を守るために重要な一要素だからこそ、慎重に考えているだけです」
鬼瓦うらら:「そう!そうです!……うん!」激しくうなずく。
蓮葉久人:「いや、問題ない」ふるふる。
蓮葉久人:「人の幸せは人それぞれだろう。特に押し付けるつもりはない」
蓮葉久人:「ただ、しあわせになろうとするなら協力するのは吝かではない。そちらの意見も聞いたほうがいいか? "ノーヴェ"」
ノーヴェ:「いやいいよ。恋愛脳じゃなけりゃあ俺は満足だ」
ノーヴェ:「これなら仲良くやっていけそうだ。改めてよろしくな」
鷲尾瞳:「私は恋愛脳ではありませんよ」
鬼瓦うらら:「わ、わたしもです!」
蓮葉久人:「あぁ。円満なコミュニケーションを取れたなら何よりだ」
蓮葉久人:「よろしく頼む」
鬼瓦うらら:「よろしくお願いします!」
ノーヴェ:「鷲尾は恋愛脳じゃねーだろ……?」
GM:シーンを終了します。
GM:ロイス取得&購入判定が可能です。
ノーヴェ:蓮葉パイセンに取ろ!
鬼瓦うらら:ゆかりさんへをNに反転で ゆかりさん 助けます!/〇心配です
鷲尾瞳:うららさんに取ろうかな
ノーヴェ:-恋愛脳じゃなさそう/蓮葉久人/○連帯感/警戒/ロイス
蓮葉久人:ノヴェくんにとろ~っと
ノーヴェ:N警戒は、あっ鷲尾と同じタイプのチルドレンだ!気が合いそう!という意味での警戒です
GM:まあ~~~
蓮葉久人:「ノーヴェ ○P信用/N警戒」
蓮葉久人:初対面だから会話に気をつけないとな…の警戒です
鷲尾瞳:気が合う仲間/鬼瓦うらら/P:親近感○/N:不安/ロイス
ノーヴェ:同じ警戒でもニュアンスが全然違う
鬼瓦うらら:瞳さん 〇なかよくなれそう?/せんぱいと知り合いなんだ…
ノーヴェ:こっちは同じタイプの警戒だ!
鷲尾瞳:女の子観が近いのと、戦いとか向いてなさそうなのが心配なので不安です
ノーヴェ:購入はどうしようかな。ガード値が無駄に8もあるので、ボディアーマーを狙ってみます。
蓮葉久人:ノーヴェくんと鬼瓦が同じ警戒を
ノーヴェ:1dx+1>=12
DoubleCross : (1DX10+1>=12) → 8[8]+1 → 9 → 失敗
GM:可愛いな~~~
鷲尾瞳:私は手堅く応急手当キットを狙おうかな
ノーヴェ:財産1足りないな~。失敗です
鷲尾瞳:2DX
DoubleCross : (2DX10) → 9[1,9] → 9
鷲尾瞳:買え!
鬼瓦うらら:わたしも手当かなあ
蓮葉久人:あっ、ノーヴェくんに《バディムーヴ》。+3出来ます
鬼瓦うらら:3DX+0+0@10 調達
DoubleCross : (3DX10) → 6[1,5,6] → 6
鬼瓦うらら:んー。まあいいや
蓮葉久人:こっちもボディアーマーを狙う
鬼瓦うらら:こっちはおわりっ
鷲尾瞳:さ、最強エンブレム!
ノーヴェ:えっ!?
蓮葉久人:優秀エンブレムだぜ
蓮葉久人:2dx>=12
DoubleCross : (2DX10>=12) → 9[6,9] → 9 → 失敗
蓮葉久人:こっちは普通に駄目。
ノーヴェ:えーっすごい!130点で最強エンブレムを!?
GM:おお ノーヴェくんはボディーアーマーをゲットできるよ
鬼瓦うらら:せんぱい わたしいがいの女の子 ではないが にばでむを…
ノーヴェ:同じ値段でステーキを!? ありがとうございます。中華街ボディアーマーを装備しました
蓮葉久人:技術開発支部に所属しているため、武器の横流しが出来るぞ!
GM:ノーヴェ中華服霊衣見たすぎる
蓮葉久人:蹴り技使いそう
鬼瓦うらら:えー見たい
ノーヴェ:アーマー買ってくれたので蓮葉センパイのP感情が超信頼になりました
GM:wwwなかよし!
蓮葉久人:よしっ、うまく話せたな
蓮葉久人:こちらも以上です!
ノーヴェ:餌付けしてくれる人、いいひと
ノーヴェ:以上でーす
鷲尾瞳:単純!
鬼瓦うらら:くっ
GM:はーい!ではこのシーンは以上です!
◆Middle04◆
GM:次のシーン。シーンプレイヤーは瞳ちゃん。情報収集シーンです。
GM:出たい人は出てね~
鷲尾瞳:出ちゃうよ~
鷲尾瞳:鷲尾瞳の侵蝕率を1D10(→ 6)増加 (51 → 57)
蓮葉久人:出~
蓮葉久人:蓮葉久人の侵蝕率を1d10(→ 6)増加 (46 → 52)
鬼瓦うらら:鬼瓦うららの侵蝕率を1d10(→ 2)増加 (54 → 56)
GM:ノーヴェくんはどうします?
ノーヴェ:あっすみません!出る出る!
ノーヴェ:ノーヴェの侵蝕率を1d10(→ 1)増加 (49 → 50)
GM:はあい
GM:では今回の情報項目はこちら
・黒風白雨について〈情報:UGN、裏社会〉難易度6
・遺産『催花の翼』について 〈情報:UGN〉難易度6
・神楽ゆかりについて〈情報:噂話、UGN〉難易度6、〈情報:UGN〉難易度8
GM:最後の「神楽ゆかりについて」は、難易度6と8で別の情報が開示されます
GM:8のものに関しては情報:UGNで判定しないと開示されないぞ
鬼瓦うらら:ほほう
蓮葉久人:ふんふん。バディあるし他に行ってもらって、直接出会ったので黒風さんに行こうかな
鬼瓦うらら:あ、わたしも援護ブレスあるよっ
鷲尾瞳:便利だなあ
蓮葉久人:ゆかりさんに行ってもらおううらら
蓮葉久人:便利だ。
鷲尾瞳:私はUGNが得意!
蓮葉久人:UGNが得意!
ノーヴェ:蓮葉鬼瓦ペア、支援能力が強すぎる
ノーヴェ:UGNは2あるよ!
ノーヴェ:UGNしかないです
鷲尾瞳:因縁もあるし遺産について調べようかワン
蓮葉久人:とりあえず確定したところから抜いていこう。黒風白雨に行きます
蓮葉久人:幹部起動でUGN。
ノーヴェ:ノーヴェと因縁ある項目が特にないから控えてようかな
鬼瓦うらら:とりまゆかりさんかなあ
蓮葉久人:4dx+1>=6
DoubleCross : (4DX10+1>=6) → 6[1,3,4,6]+1 → 7 → 成功
蓮葉久人:成功だい
GM:おお、あぶなげない
鬼瓦うらら:ん、これは情報噂話だと
鷲尾瞳:じゃあ幹部で調べるぜ。ふふ……何せ私はあの中枢評議員ともコネがあるのだ。間違いなく幹部のコネ
鷲尾瞳:振ります
鬼瓦うらら:8でても意味ないんだな
GM:そういうこと!
ノーヴェ:テレーズちゃんとカラオケいったもんね
GM:強すぎるコネ
鬼瓦うらら:そうじゃんwww
鷲尾瞳:4DX+4<=6
鷲尾瞳:何か間違っているようだな
蓮葉久人:コネ:テレーズ、実はUGN+3であるんだよね…w
ノーヴェ:<が逆!
蓮葉久人:不等号!
鷲尾瞳:4DX+4>=6 こう!
DoubleCross : (4DX10+4>=6) → 8[2,5,5,8]+4 → 12 → 成功
ノーヴェ:>こっちこっち!
鷲尾瞳:逆転裁判
鬼瓦うらら:神楽ゆかりさんをUGNで
鬼瓦うらら:3DX+0+0@10 情報:UGN
DoubleCross : (3DX10) → 9[6,6,9] → 9
ノーヴェ:固定値高いとさすがに強いなあ
ノーヴェ:固定値なしでも強いやんけ!
鬼瓦うらら:やったー!
蓮葉久人:偉いぞ鬼瓦!
GM:みんなえらい!
鷲尾瞳:すごいすごーい!
GM:では全員成功ですね。順番に情報を開示していきます
・黒風白雨について〈情報:UGN、裏社会〉難易度6
遺産収集を目的とするセルに所属するFHエージェント。暴風雨を引き起こす能力を持つ。
UGNと交戦する際は常に素顔を隠しているため、その正体は掴めていない。
市内近辺で目撃されている遺産『催花の翼』を探していると考えられる。
・遺産『催花の翼』について 〈情報:UGN〉難易度6
青い木彫りの小鳥の形をした遺産。
その力によって、契約者は莫大な富と幸運を手にすることができるという謂れがある。
自在に飛び回ることができ、非オーヴァードには生きた鳥のように見える。
契約者に透明化と探知のレネゲイド能力をもたらす代わり、周囲の持ち物や運命を奪ってしまうという代償があるようだ。
UGN遺産管理局への輸送中、自らの透明化能力によって脱走。現在、N市近辺で目撃されている。
GM:これはデータ「夜の小鳥」(ヒューマンリレーション掲載)を使用しているとお考え下さい
鷲尾瞳:うぃ!
・神楽ゆかりについて〈情報:噂話、UGN〉難易度6
非オーヴァードの女性。懐かれたという青い小鳥を連れている。
普段は住み込みの家政婦として働いているようだ。
探し物をしており、それが見つかるまで婚約者達から逃げたいのだという。
〈情報:UGN〉難易度8
青い小鳥の正体は遺産「催花の翼」である。
神楽ゆかりを気に入った遺産が、自らの能力を使用して彼女を追手から守っているようだ。
彼女の居場所を探すためには、「展望灯台」エリア、「ショッピングモール」エリア、「噴水公園」エリアで目撃情報を集める必要がある。
鬼瓦うらら:情報集め!たのしそう
GM:というわけでですね、次回シーンから、「展望灯台」エリア、「ショッピングモール」エリア、「噴水公園」エリアで捜索を開始してもらいます。
蓮葉久人:いっぱい集めなきゃね
GM:1つのシーンにつき、行けるエリアは1つだけ。
鷲尾瞳:なるほどね~
鬼瓦うらら:わあい
GM:詳しくはこのシーン終了後に説明しますが、それぞれのエリアで目撃情報を集めたり、イベントを突破するための判定が用意されています。
ノーヴェ:ふんふん!
鬼瓦うらら:えーわくわく
蓮葉久人:わくわくだぜ
GM:では次回へのワクワクを高めたところで、まずはこの情報について共有を行っていこうねえ
ノーヴェ:ワン!
鬼瓦うらら:します
GM:どこでどうお話ししたいとか希望はありますか?
鬼瓦うらら:支部?かな?
鷲尾瞳:せっかくドレス着てるし
鷲尾瞳:なんか支部まで戻ったらドレスから着替えちゃいそうじゃない?
鬼瓦うらら:あっ!たしかに!
鷲尾瞳:なんか……中華街の近くで……なんかする
蓮葉久人:たしかにね
蓮葉久人:ちょっと腰を落ち着けつつね
ノーヴェ:あーたしかに
GM:たしかに
GM:中華っぽいカフェを見繕いましょうか
ノーヴェ:ドレスで目立ちすぎないところ、どこかないかな
蓮葉久人:情報を集めつつ腹ごしらえをする合理的な中華街カフェだ
蓮葉久人:中華街の内装、割とドレスで既に目立たなさはある
鬼瓦うらら:やった
鷲尾瞳:さっき言ってたコスプレイベントやってるところの近くで
鷲尾瞳:休憩時間かぶって他にもたくさん変な格好の人がお店の中にいて目立たないとか
蓮葉久人:中華街の出入り口の門とかでイベントとか鳴り物とかやってるっぽいかんじのね
GM:あ、いいですね そういうのにしますね
ノーヴェ:ああ、それなら確かに目立たないなあ
GM:じゃあ描写を見繕うのでちょっと見ててね~
ノーヴェ:もちろん一番似合ってるのは鷲尾のドレス姿なんだが……
鷲尾瞳:急にデレてくる
鬼瓦うらら:あら…
GM:まあ……
蓮葉久人:無拍子で。
GM:中華街 テラスカフェ『華福楼』
GM:豪奢な内装の店内には、亡霊風や海賊風のコスプレらしき者達、そしてチャイナ服やキョンシー風のパフォーマーらしき者達がいる。
GM:中華街ではパフォーマーの姿が多く見られ、メインストリートに近いこの店は、その者達が休憩に利用しているようだ。
GM:というわけでウェディングドレスの女性がいても不思議と浮くことがない。キミ達は店内の一角に腰を据えていました。
鬼瓦うらら:コスプレに混じって座っている。メニューもしっかり見つつ。
鷲尾瞳:「黒服たちが探し回っていますから、むしろ動きすぎるのは危険です。ここなら“オーバーラン”も目立ちませんし、中華街を出るのはもう少し時間が経ってからにしましょう」
鬼瓦うらら:「ありがとうございます。せんぱいもずっと抱えてくれましたし、疲れてないですか?」
鷲尾瞳:「食事も好きなものを頼んでいいですよ。後で支部に経費として請求しますから」
蓮葉久人:「あぁ。イベントとして知識はあったが、うまく紛れ込めて助かった」
蓮葉久人:「運ぶのは慣れている。気にするな、鬼瓦」
ノーヴェ:「今日がコスプレデーで良かったな。そうでなかったら支部まで戻って着替えなきゃならないところだったぜ」
蓮葉久人:資材などを。
鬼瓦うらら:「慣れてるのも……」むむむ。
鬼瓦うらら:桃まんを食べたばっかりなので、迷ってとりあえず中国茶を。
鷲尾瞳:テーブルの上には、先程買ったドリンクがまだ残っている。ノーヴェくんに飲ませてから口を付けていない
蓮葉久人:「目立つ姿で支部まで赴くのも。また別の目を引くからな。この場で落ち着けるなら最善だ」
蓮葉久人:ゴマ団子と杏仁豆腐を注文している。
鬼瓦うらら:「たぶん、ゆかりさんのほうは」
鬼瓦うらら:「その……やっぱり遺産の力で、それがかってに守って隠してくれてるんじゃないかと」
ノーヴェ:おこげの入ったフカヒレスープと、ケンタッキーくらいの大きさの北京ダックを食べてます。
ノーヴェ:「まーそうだろうな。幸運が訪れるんだろ」
ノーヴェ:「鬼瓦と偶然遭遇したのも幸運の一部なんだろうよ」
鬼瓦うらら:「ゆかりさん自身はOVではないそうなんですけどね…」フカヒレを生まれてはじめて見ている。
蓮葉久人:「適合者に対して助けを与える遺産か」
蓮葉久人:「ふむ。催花の翼と言ったな。そちらが持ってる情報としては、どういう遺産なんだ?」
蓮葉久人:雑炊をレンゲを使わず飲む。
鷲尾瞳:「その推測は恐らく、正しいと思います。専門家に話を聞いた所、"催花の翼”には姿を持ち主の隠す力と、探知能力を強化する力、二つが備わっているようです」
ノーヴェ:「鬼瓦、フカヒレ一口食うか? 思ってたほど美味くねーけど」
鷲尾瞳:「無意識のうちに遺産の力を引き出し、追ってから姿をくらまし、同時に助けの手を差し伸べる相手を探しだした、ということでしょう」
鬼瓦うらら:「えっそうなんですか?」スプーン?れんげ?を用意。
鬼瓦うらら:「よければひとくちいただきたく…」
ノーヴェ:「おう
蓮葉久人:「自律で行動するタイプの遺産、というわけか」
蓮葉久人:4つ入りのごま団子とシューマイを小皿に分け、それぞれに配る
ノーヴェ:「おう、食え食え」 話を聞きながらスープをうららちゃんに押し付ける。
鷲尾瞳:「……」スープを鬼瓦さんにあげるのを少し見つめて
ノーヴェ:「オーヴァードでもないのに遺産と適合したってことは、相当相性がいいんだろうな。遺産の方も宿主を守ろうとしてるみたいだし」
蓮葉久人:「どうした、マクガフィン。なにか気になることでも?」
鬼瓦うらら:「たしかに思ったよりふつうの味ですね……」
鬼瓦うらら:「?」けっこう食べてる。瞳ちゃんを見る。
鷲尾瞳:「……いえ、別に。……こほん。それから、代償についてもわかりました。資料には、他者の持ち物、それから運命……幸運などを、他者から奪い取るようになる……とあります」
鷲尾瞳:「莫大な富や幸運をもたらす……というのはこちらの力を指しているのでしょう」
蓮葉久人:「そうか、喉が乾いてるならこれも食べて良いぞ」溶き卵の入った中華スープを瞳ちゃんに渡す。
蓮葉久人:「もたらすためには、どこかから調達する必要がある、というわけだな」
ノーヴェ:「…………」 渡された中華スープを見て微妙な顔をする。
鬼瓦うらら:じーっとスープを視線で追う。
鷲尾瞳:「ありがとうございます。ですが、大丈夫です。のどが渇いているわけではありませんから」
蓮葉久人:「………」(みんな、そんなに食べたかったのか?)
蓮葉久人:「そうか。それなら良かった」
ノーヴェ:「他者から。つまり、適合者以外から奪うってことか」 さりげなく中華スープを瞳ちゃんから遠ざけつつ。
ノーヴェ:「それはもしかして、調査してる俺たちも例外じゃねーんじゃねえか」
鬼瓦うらら:「えっ!?」
ノーヴェ:「調査すればするほど俺たちも不運に巻き込まれていくかもしれない。面倒だぞこれは」
鷲尾瞳:「可能性はありますね。”オーバーラン"についても、彼女の不幸を肩代わりした結果、彼らに追われているという見方もできます」
蓮葉久人:「たしかに、直接接触した鬼瓦を始め『周り』には違いないな」
鬼瓦うらら:「そ、そんな…たしかにすでに巻き込まれ感はありますね…」
蓮葉久人:「……それについてこちらも一つ。その『催花の翼』を狙う輩に、別件で心当たりがある」
蓮葉久人:「《黒風白雨》。暴風雨を引き起こすFHのエージェントだ。先日何度か交戦し、この街に潜伏してる可能性がある」
鬼瓦うらら:せんぱいの分けてくれたごま団子と中国茶を味わいつつ。「FHまで…」
鷲尾瞳:「《黒風白雨》。そのエージェントが黒服たちの親玉なのでしょうか」
ノーヴェ:「見た目は? 男か、女か?」
蓮葉久人:「かもしれん。聞く限り、オーヴァードへの備えもあるようだからな」
蓮葉久人:「素性はフードを目深にかぶって確認出来ていない。素顔を常に隠してる怪しいやつだ。気をつけてくれ」
ノーヴェ:「ああ、そりゃいかにもって感じだな……わかった。見つけたらぶん殴って捕獲しよう」
鬼瓦うらら:「逆に言えば、素顔でいてもわからないってことですね…」
蓮葉久人:「そうなる。雨と風に気をつけてくれ」
ノーヴェ:「天気予報みてーだな」
鷲尾瞳:「逆に"セイクリッド・ギア”の外見は知られていると。長引けばこちらが不利ですね。早急に遺産を確保せねば」
鬼瓦うらら:「ゆかりさんを探すにはどのみち外には出ないとってかんじですよね」お茶はおいしくはない。薬っぽかった。
ノーヴェ:「そういや、そのゆかりって女だが」
鷲尾瞳:「何か彼女の行方の手がかりがあればいいのですが……」
鬼瓦うらら:「はい?」
ノーヴェ:「捜し物をしてるらしいじゃねえか。何探してんだ結局?」
鷲尾瞳:「……そういえば。遺産ではない……のですよね?」
鬼瓦うらら:「それはわからなかったし、聞けませんでした。でも」
鬼瓦うらら:「それが見つかるまでは、婚約者さんに会いたくないみたいで……なんなんでしょう」
鬼瓦うらら:そこでスマホに連絡。目撃情報と市内マップ。
鬼瓦うらら:「……あ」
ノーヴェ:「借金帳消しにできるアイテムでも探してんのかね。さもなきゃ、敏腕弁護士か……これだけじゃ行き先わかんねーな」
蓮葉久人:「ふむ……となると、捜し物の線から追うのは難しそうだな」
鬼瓦うらら:「支部の方からです!」
蓮葉久人:「内容は?」
鬼瓦うらら:スマホを見せる。「それらしい目撃情報を集めてくださったそうです」
鬼瓦うらら:「展望灯台」エリア、「ショッピングモール」エリア、「噴水公園」エリアがのってるよ。
ノーヴェ:「えー、灯台に公園に……ショッピングモールか。徒歩で行ける範囲だな」
蓮葉久人:「なるほど。……人通りが多い場所で順当に目撃されているな」
蓮葉久人:「幸い俺と鬼瓦が通った場所ではないから、ウェディングドレスの女性に紛れはないだろう」
鬼瓦うらら:「ですねっ。足で調査!刑事みたいですけど」
鷲尾瞳:「ただ、順に回るには少し時間がかかりそうですね。手分けして捜索しましょう」
鬼瓦うらら:「はいっ」ごまがついた状態で返事をして。あわてて拭う。
蓮葉久人:「了解した。チーム分けはゆくゆくでも良さそうだな」
蓮葉久人:焼きおにぎりを一口で半分ほど食べきる。
ノーヴェ:「俺は鷲尾と行くからな!」
蓮葉久人:「目撃証言が4箇所にならないうちに、初めてしまおう」
鬼瓦うらら:「わたしも先輩と行きますー!」
蓮葉久人:「迅速なチーム分けだな。……構わないか?リーダー」
蓮葉久人:瞳ちゃんに目線を向けます
鷲尾瞳:「私もそれがいいと思っていました。私とノーヴェ、それから”オーバーラン"と"セイクリッドギア"のペアで調査を行いましょう」
GM:そういうことになった。
GM:シーンを終了します。
GM:ロイス取得&購入判定が可能だよ!
鷲尾瞳:おいす!
鷲尾瞳:応急手当だ!
鷲尾瞳:2DX
DoubleCross : (2DX10) → 5[1,5] → 5
鷲尾瞳:買えませんでした
GM:あららだぜ
鷲尾瞳:社会は苦手
鬼瓦うらら:ノーヴェさん 〇いいひとかも?/ちょっとこわいけど
蓮葉久人:「鷲尾瞳 ○P信用/N不安」で取得。この不安は食べるのを遠慮したりなにか気にしてないか…?の不安。
ノーヴェ:フカヒレスープで餌付けしてよかった
蓮葉久人:良かった。
鬼瓦うらら:頼んでないのにめちゃ食べてるなこいつ
蓮葉久人:ボディアーマーを狙います
GM:かわいい
蓮葉久人:2dx>=12
DoubleCross : (2DX10>=12) → 5[1,5] → 5 → 失敗
蓮葉久人:駄目でしたっ。
ノーヴェ:購入は応急手当キット。センパイにボディアーマー買おうかと思ったけど、さすがに社会1じゃ届かなさそう
鬼瓦うらら:ボディアーマーわたしもねらお
ノーヴェ:1dx+1>=8
DoubleCross : (1DX10+1>=8) → 10[10]+3[3]+1 → 14 → 成功
ノーヴェ:とどいてんだよなあ!
GM:すご!
ノーヴェ:ばーかばーかちんちん!
GM:こら!ノーヴェ!
鬼瓦うらら:3DX+0+0@10>=12
DoubleCross : (3DX10>=12) → 6[3,5,6] → 6 → 失敗
ノーヴェ:ボディアーマーを買えたはずの応急手当キットを入手しました
鬼瓦うらら:むむん。まあいいのです
蓮葉久人:買い物上手なノーヴェくんだ
蓮葉久人:こちらは以上だぜ
ノーヴェ:うららちゃんに取りたいけど、この先二人で会話できるかもしれないのでロイスはちょっとまとうかな~。以上です
GM:じゃあこれで以上かな?以上です!
◆Middle05◆
GM:では次回シーンからの進行について先に説明させていただきますね。
GM:これから3シーンにかけて、先の情報収集で判明した3つのエリアを捜索してもらいます。
鷲尾瞳:ふむふむ
GM:エリアごとにイベントが用意されており、それを突破すると、市民からの信頼を得られ目撃情報を集めることができます。
ノーヴェ:しっ市民からの信頼度!
鬼瓦うらら:市民!金で買うとかか
GM:そして、すべてのエリアで判定をクリアすると、神楽ゆかりの居場所が判明します。
GM:そんな物騒なやつじゃないよ!
鷲尾瞳:市民からの信頼、何だろ
鷲尾瞳:おばあちゃん助けたりするのかな
GM:各エリアがどんな場所なのか、どんなイベントが起こりそうなのか、先にご覧いただきましょう
鬼瓦うらら:なるほどね
鬼瓦うらら:おお!
ノーヴェ:ドキュメンタリー番組みたいだ
蓮葉久人:実際に見てみよう
「展望灯台」エリア
・展望灯台をシンボルとする、海沿いの散歩コース。
二人で鳴らすと幸せになれるという「恋人の鐘」や食い倒れで有名な中華街など、寄り道スポットも多い。
広範囲にわたるエリアのため、二手に分かれて捜査する必要がありそうだ。
・「ショッピングモール」エリア
・歴史的建造物であるレンガ倉庫を改築したショッピングモール。
観覧車や映画館等も併設されている。レトロな雰囲気が漂い、カップルに大人気。
黒服の男達の姿を多く見かけるようだが…?
「噴水公園」エリア
都会の公園をテーマに設立された大きな公園。噴水のライトアップが映えるので最近人気。
露店やパフォーマーの姿も見られるほか、大きな池で白鳥ボートにも乗れるようだ。
場所柄、家族連れが多い。広い公園のため、迷子になってしまう子供もいるようだ。
GM:基本的には1つのエリアにつき、二人の判定要員が必要になる感じです
鬼瓦うらら:灯台は二手なんだ!
鷲尾瞳:なるほどなあ
ノーヴェ:灯台、上の方にも登らないといけないもんね
鷲尾瞳:ボートいいな~
蓮葉久人:なるほどね~
GM:見学室での会議の結果、とりあえず「展望灯台」エリアからやっていこうということになりましたので
GM:まずはそこの調査シーンからスタートです!
GM:シーンプレイヤーは鬼瓦さん。登場したい人は侵蝕率を上げて登場してね
蓮葉久人:蓮葉久人の侵蝕率を1d10(→ 9)増加 (52 → 61)
鬼瓦うらら:鬼瓦うららの侵蝕率を1d10(→ 10)増加 (56 → 66)
鷲尾瞳:デデデ大王
鷲尾瞳:鷲尾瞳の侵蝕率を1D10(→ 5)増加 (57 → 62)
ノーヴェ:ノーヴェの侵蝕率を1d10(→ 8)増加 (50 → 58)
GM:アイアイ!
GM:では先にこのシーンでの判定について。
・「展望灯台」エリア
展望灯台をシンボルとする、海沿いの散歩コース。
二人で鳴らすと幸せになれるという「恋人の鐘」や食い倒れで有名な中華街など、寄り道スポットも多い。
GM:という訳で、二手に分かれて目撃情報を集めてもらいます。
ノーヴェ:そうか、二手に分かれて行くエリアをそれぞれ決めるんじゃなくて
ノーヴェ:エリアを決めて、その中で二手にわかれるんだ
GM:PC二人で〈交渉〉〈情報:噂話〉の判定に挑戦してもらい、二人の達成値が合算で11以上になれば成功です。
鷲尾瞳:なるなる
GM:このエリアでは強制的に二手に分かれて調査してねってことです
鬼瓦うらら:ほほお
蓮葉久人:了解だぜ
鷲尾瞳:私はノーヴェくんと一緒がいいなあ
ノーヴェ:鷲尾と一緒に決まってるだろ!
鬼瓦うらら:せんぱい~行こ~
蓮葉久人:行こうか、鬼瓦
GM:仲良しカップル達…
GM:先にどっちかのカップル二人で〈交渉〉〈情報:噂話〉の判定をしてね~
ノーヴェ:ここで全員振っちゃったほうがいいですか? ひとまず2人だけ?
鬼瓦うらら:先にやろうかな?
蓮葉久人:かなかな
GM:ひとまず2人だけで判定してほしいかも
蓮葉久人:よし、行くぞ鬼瓦
鷲尾瞳:振るがよろしい
鬼瓦うらら:わたしは〈情報:噂話〉で~
蓮葉久人:噂話はないので交渉の方で素振り。
鬼瓦うらら:4DX+2+0@10 情報:噂話
DoubleCross : (4DX10+2) → 9[4,5,8,9]+2 → 11
蓮葉久人:3dx
DoubleCross : (3DX10) → 10[7,9,10]+2[2] → 12
ノーヴェ:つよっ
蓮葉久人:達成しとる
鬼瓦うらら:わたし優秀だからな~!
蓮葉久人:流石だ鬼瓦、よく出来たな
鬼瓦うらら:ふふーん
GM:おお 問題なく判定に成功しましたね
鷲尾瞳:失敗したら何が起きていたんだろう
GM:では、キミ達はこのエリアで目撃情報を集めることに成功しました!残りエリアは2箇所。
GM:失敗してもペナルティはないけど 成功するまで侵蝕率を上げてから判定に再挑戦してもらう感じです
鬼瓦うらら:やさしい
蓮葉久人:なるほどだぜ
GM:湾岸エリア、中華街。
GM:カフェで今後の方針を決めたキミ達は、鬼瓦・蓮葉コンビと別れ、この一帯で神楽ゆかりの目撃情報を集めていました。
GM:どうやらこの一帯にはいないらしい、ということが分かった。別のエリアに移動して、引き続き情報を集める必要があるだろう。
鷲尾瞳:では通行人や屋台の店員さんなどに声をかけてお話を聞いてたことにしよう
ノーヴェ:「チッ。ハズレだなこれは」
鷲尾瞳:「黒スーツの人だかりをみた、という人は多いですが」
鷲尾瞳:「肝心の花嫁を見たという方はいませんね」
鷲尾瞳:ノーヴェくんの横で、周辺の簡易的な地図にばつ印を付けながら言います。
ノーヴェ:「いねーって事が分かっただけでも収穫だ。そのぶん他のエリアを重点的に探せる」
ノーヴェ:「あと残ってんのは……公園とショッピングモールか。くそー」
鷲尾瞳:「二人にも情報を共有しておきます。……何か問題が?」
ノーヴェ:「いや。こんな変な事件に巻き込まれなきゃあ、チーズドッグとポップコーン食べながら映画見たのによーって」
ノーヴェ:「モールに映画館あるだろ。あそこの塩バターポップコーンがすげー美味いんだよ! 鷲尾も一度食ってみろ!」
鷲尾瞳:「ノーヴェは本当に食べるのが好きですね。先程も中華まんを山程買っていましたし」
鷲尾瞳:「私はノーヴェが買ったものを一口二口食べるだけで十分です。そこまでたくさん食べられません」ずっと前に買ったドリンクもまだ残っている
ノーヴェ:「いつ戦いになってもいいようにな。おめーはもうちょっと食え! いつまで経ってもガリガリじゃねーか!」
ノーヴェ:「ちゃんと飯くってんのか? ガッコに弁当とかちゃんと持ってってんだろうな?」
ノーヴェ:とか言いながら、そのへんの肉まん屋台に向かって歩いていき
ノーヴェ:自分のぶん(5個)と瞳ちゃんのぶん(1個)を買おうとする。
鷲尾瞳:「栄養学的には十分な量を摂取しています。心配無用です。体もそのうち大きくなります。恐らく」
鷲尾瞳:ではシャツの裾を引っ張って止めます
ノーヴェ:「ふつーの肉まん5事、デラックス肉まん……あ?」
ノーヴェ:「なんだ鷲尾。こっちのピリ辛のほうにするか」
鷲尾瞳:「……ノーヴェ。買うのは構いませんが、一つだけにしておいてください」
ノーヴェ:「なんでだよ? お前はともかく、俺はいくらでも入るぞ」
鷲尾瞳:「食べる量の問題ではありません。……そんなに買うと、両手が塞がってしまいます」
鷲尾瞳:「とにかく、一個で十分ですので」と言って強引に注文を済ませてしまいます。
ノーヴェ:「ああ……はいはい。わかったよ」 1個だけの肉まんを持って屋台から離れる。
ノーヴェ:「いつ戦闘になってもいいようにってことだろ? まったく。優等生サマは言う事が違うな」
鷲尾瞳:「勿論それもありますが、その……」
ノーヴェ:「なんだよ。両手がふさがってたってどんな不意打ちにも対応できるってんだ、ナメやがって」
鷲尾瞳:「戦闘面で不信があるわけではありません。……ノーヴェも言っていましたよね。この事件に巻き込まれなければ、映画にだって行けたと」
鷲尾瞳:「映画には行けませんが、その……今は鬼瓦さんたちもいない、二人きりですし……」
ノーヴェ:「おう。……おう?」
鷲尾瞳:空いている手にちょん、と触れて
鷲尾瞳:「……少しは恋人らしい事をしたいな、とは……思いませんか?」
ノーヴェ:「…………」
ノーヴェ:「任務中だぞおい。俺の知ってるマクガフィンはそういう……」 これまでの瞳ちゃんを思い出す。
ノーヴェ:「いや……」
鷲尾瞳:「だ、だめですか……?」
ノーヴェ:「よく考えると俺が気が付かなかっただけで、これまでしょっちゅうやってたか……?」
鷲尾瞳:「しょ、しょっちゅうではありません。本当に偶にです」
ノーヴェ:「お、おう」
ノーヴェ:「とにかく、だめなわけねーだろ! 結婚式まで挙げたんだぞ」
ノーヴェ:「こう……こうか? いや、これだと身長差が……こうか?」 腕を組もうとして、結局手を繋ぐ感じに落ち着きます。
ノーヴェ:「どうだ? 腕痛くねえか?」
鷲尾瞳:「大丈夫です、ただ……」繋いだ手を一度解いて
鷲尾瞳:「……こっちのほうが恋人同士にはふさわしい……です」指を絡めるような形でつなぎ直す
ノーヴェ:「……」
鷲尾瞳:「兄妹に間違われることも多々ありますが、これなら完璧に恋人同士だと周りに思ってもらえます」
ノーヴェ:「鷲尾と兄妹か。まー確かに、そういうのも悪くはねーけどな」
鷲尾瞳:「私はこっちのほうがずっと好きです」
鷲尾瞳:そう言ってずっと残していたドリンクに口をつける
鷲尾瞳:「だって本当に、恋人同士です……から」
ノーヴェ:「へっ。お前の学校の奴らとか、蓮葉とかに見せられねーのが残念だな」 言いながら半分に肉まんを割って、瞳ちゃんの口に突っ込みます。
ノーヴェ:「ちゃんと食っとけ。飲み物だけじゃ身体動かねーぞ」
鷲尾瞳:「むぐ」「……ノーヴェは心配しすぎです。私は優秀なUGNチルドレンなんですから」と言いつつ、顔を赤くして嬉しそうに微笑みます
鷲尾瞳:「……学校といえば。ノーヴェは学校に行く予定はないのですか?」
ノーヴェ:「わかんねーだろ! お前みたいな真面目なやつほど学校の同級生にポロッと惚れたりしちゃうかもしれねーんだから!」
ノーヴェ:「今さら学校はねーよ。行くとしてもこの見た目で中学とか高校はねーだろ」
鷲尾瞳:「……そんな心配をしてたんですか?私は体が動かないのでは、という方に言ったつもりで……」
ノーヴェ:「…………かといって! 大学ってのは専門知識を学ぶ場所だ。俺に必要な専門知識は任務での経験であって、大学なんかで学べるもんじゃねえ」
ノーヴェ:「だから行かない。なんだよ、お前は俺に学校行ってほしいのか」
鷲尾瞳:「行ってほしいと言うよりも、ノーヴェと同じ学校に通えたら楽しそうだな、と……」
鷲尾瞳:「それに、学校は知識を学ぶだけの場所ではありません。同級生や先輩後輩、教師達、父兄の方々……様々な人と交流する場所でもあります」
鷲尾瞳:「ノーヴェにとってもいい経験になるのではないでしょうか。私も、最初のうちは周りに馴染めず、つまらない場所だと思っていましたが」
ノーヴェ:「んあ?」
ノーヴェ:「つまらない場所だと思ってた? お前が? なんで?」
ノーヴェ:「むしろお前みたいな真面目なやつなら、学校は居心地がいいもんだと思ってたんだが」
鷲尾瞳:「私はUGNチルドレンですから、普通の生活を知りません。下手なことをして正体がバレはしないか不安で仕方なかったんです」
ノーヴェ:「あー、なるほどな」
ノーヴェ:「大丈夫なのかよ。来年は受験で、その次は高校だろ。ちゃんとやっていけんのか?」
ノーヴェ:「高校くらい出ておかないと成田みてえになっちゃうぞ」
鷲尾瞳:「中卒でも成田支部長のようにはなりません。今はもう大丈夫です。ちゃんと友だちもできましたから」
鷲尾瞳:「最初に比べると喋りやすくなったと評判なんですよ。今度カラオケにも行くんです」
ノーヴェ:「カっ……おい! 俺とは一回も行ったことないだろ!」
ノーヴェ:「この任務終わったら絶対カラオケ行くからな! 約束しろよ!」
鷲尾瞳:「わかりました。チョコファウンテンにカラオケに……楽しみが増えますね」
ノーヴェ:行ったことないのはいつもノーヴェが「歌うだけなのは退屈」とか「映画が見たい」とか「ラーメン食べよう」とか「組み手しよう」とか言うからだ。
ノーヴェ:「おい。お前まさか他にも秘密にしてることとか、俺抜きでこっそりやってることとかねーだろうな」
ノーヴェ:「行くのはいいけど、最低でも俺と同じくらい強いやつじゃねーと認めねえからな!」
ノーヴェ:「いや行くのはいい……いいか? あんま良くないが……」
鷲尾瞳:「行くのは女子生徒とですよ。強さで張り合わないでください」
鷲尾瞳:「他にノーヴェに言っていないこと……学校で、ですか?そうですね……」
ノーヴェ:「ああ、女か。じゃいいや」
ノーヴェ:「…………」
鷲尾瞳:考え込んでから、少し顔を赤くして
鷲尾瞳:「……少し前のことですが、同級生から交際を申し込まれました」
鷲尾瞳:「勿論その場で断りましたが……」
ノーヴェ:「!?」
ノーヴェ:「ああ!?」
ノーヴェ:「誰だそいつはおい! 俺の見てないとこでUGNにナメたマネしやがって!」
鷲尾瞳:「やめてください。相手は一般の方ですから。それにナメたわけでは……」
ノーヴェ:「いーやナメてる! おい鷲尾、来年どこの高校受験するか決まったら教えろよ!」
ノーヴェ:「俺もお前といっしょのガッコに行くからな! んでしっかり恋人アピールして、そんなナメた真似する奴が出てこねーようにしてやる!」
ノーヴェ:「絶対だぞ。忘れんなよ。いいな!」
鷲尾瞳:「はい。私も望むところです」
鷲尾瞳:「ノーヴェの方こそ忘れないでくださいね、今の言葉。しっかり聞きましたからね」
ノーヴェ:「ふん。……これは勝負だ。ノーヴェとマクガフィンのな」
ノーヴェ:「おめーこそビビって逃げんじゃねえぞ」
鷲尾瞳:「逃げません。私はノーヴェの恋人ですから」ぎゅっと手を強く握り返して
鷲尾瞳:「ずっとノーヴェの傍に居ます」
GM:一方その頃。中華街を抜けた、海沿いの散歩コース。
GM:大切な人と鳴らすと幸せが訪れる、という「恋人の鐘」なるものも、少し寄り道すればあるらしい。
GM:寄り道しなければ、ベンチが等間隔に並ぶ、綺麗に舗装された歩道が続いている。
鬼瓦うらら:鐘はすごく気になったけど、情報はなかったし、迷って、行こうとは言わなかった。
蓮葉久人:海を背景に散歩道にカメラを構え、写真に収めている
鬼瓦うらら:「きれいに撮れましたか?」
蓮葉久人:「あぁ。問題ない」
蓮葉久人:今しがた撮影した写真を背部のディスプレイに映してみせる
鬼瓦うらら:「わ」背伸びして覗きこむ。
鬼瓦うらら:「きれい」
鬼瓦うらら:ヒールだといつもより背伸びが少しだけ楽だ。
蓮葉久人:「最近はカメラも性能が上がっていてな、適当に撮影してもブレを抑えることが出来る」
蓮葉久人:「足の方は大丈夫か」
鬼瓦うらら:「ちょっと慣れてきました!それに」
鬼瓦うらら:イージーエフェクト《吸着》。踵がパカパカならないように重力をちょっとだけ使っている。
鬼瓦うらら:「レネゲイドコントロールでちょっとだけくっつけてます!」
蓮葉久人:「なるほど」
蓮葉久人:「鬼瓦はその手のコントロールは得手だったな」
蓮葉久人:「だが、多様は厳禁だ。無理はしないように。」
鬼瓦うらら:「はい。せんぱいの作ったコントローラーも使ってますし、いいかんじです!」
鬼瓦うらら:「せんぱいの発明や開発はいっぱい助けてくれてますから」はにかむ。
蓮葉久人:「そうか」頷き。
鬼瓦うらら:「えっと」
蓮葉久人:「うまく作動してるなら何よりだ。不調を感じたり合わないと感じたらまた調整しよう」
蓮葉久人:「どうした?」
鬼瓦うらら:「せんぱいは……ゆかりさんとか、えっと、花嫁さんとか。しあわせになりたいなら助けたいって、言ってましたけど」
鬼瓦うらら:「それは、わたしでも助けてくれるんですか」
鬼瓦うらら:立ち止まって、揺れる布地が静止する。
鬼瓦うらら:「たとえば、わたしが誰かと結婚したいって言ったら、せんぱいは今回と、おんなじように助けますか?」
蓮葉久人:「……………」
蓮葉久人:隣の鬼瓦が立ち止まるのに合わせて、歩みを止める。
蓮葉久人:「鬼瓦が結婚したい場合に、か」
蓮葉久人:日差しを反射する海面が、遮光のグラスを通してキラキラと揺れる。
蓮葉久人:「…………そうだな」
蓮葉久人:「……それを鬼瓦が望むなら、」
蓮葉久人:「俺はお前を助けよう」
鬼瓦うらら:そう答えるのはわかっていて、なんで聞いたんだろう、と思う。
鬼瓦うらら:せんぱいはいいひと。みんなを助けたいひと。
鬼瓦うらら:だからわたしにもそうしたいって言ってくれる。
鬼瓦うらら:それはいいことで、わかるけど、でも。
鬼瓦うらら:「わたしが寝癖をなおしたり、こうやってお出かけできなくなって、それでも……」
鬼瓦うらら:言葉がでなくなって、髪のリボンをぎゅっと握る。
蓮葉久人:「お前は、」
蓮葉久人:「良いやつだ、鬼瓦」
鬼瓦うらら:「……?」
蓮葉久人:「明るく、人に分け隔てなく、そして誰とでも仲良くなれる」
蓮葉久人:「そういう人間は、きちんと幸せになるべきだと思う」
鬼瓦うらら:「な」
鬼瓦うらら:「なに言ってるんですかっ」
蓮葉久人:「だから、お前が望むなら、ちゃんと助けよう」
蓮葉久人:「……どうした?」
鬼瓦うらら:「せんぱいこそ、なんで、そんなこと言うんですか」だって。
鬼瓦うらら:「それじゃせんぱいといるときのわたしは、幸せになるべきで、まだそうじゃないみたいな」
鬼瓦うらら:「そんなの……」
鬼瓦うらら:「わたし、こんなに今たのしいのに。今が……いつかの結婚式とかより、ずっと……」
鬼瓦うらら:楽しくて幸せだから、泣かない。でも目元がぐわって熱くて、手に力が入った。
鬼瓦うらら:(怒りたいわけじゃないのに!)だから、逃げる。
鬼瓦うらら:その前に。
鬼瓦うらら:「わ」
鬼瓦うらら:「わたしは」
鬼瓦うらら:「わたしは、せんぱいの寝癖なおすのも、お買い物に行くのも、お休みにいっぱい会うのも」
鬼瓦うらら:「いちばん傍にいるのは、ずっと」
鬼瓦うらら:「わたしがいいです」
鬼瓦うらら:その言葉の返事は聞きたくないから、言い捨てるように走っていく。
蓮葉久人:「…………鬼瓦、」
蓮葉久人:その背中が走り去るその前に、ポツリと名前を呼ぶ声だけが聞こえて。
蓮葉久人:「………」
蓮葉久人:「……………………」
蓮葉久人:おそらく慣れない靴で、走れば追える背中を、見送る。
蓮葉久人:青の海と、土と芝の色が混じる道を小さくなっていく白色が、曲がった先で見えなくなった後。
蓮葉久人:「………ふぅ」
蓮葉久人:静かな息を漏らす。
蓮葉久人:そばにあるベンチ、複数人がけの真ん中に腰を落として。
蓮葉久人:両手指の腹を押し付けるようにして、考える
蓮葉久人:(…………また)
蓮葉久人:「………何か、」
蓮葉久人:「言葉を間違えたようだな、俺は」
蓮葉久人:しばらく、そうしていた。
GM:シーンを終了します。
GM:ロイス取得&購入判定が可能です。
鬼瓦うらら:蓮葉せんぱい 恋慕/〇憤懣 えぬ反転!
GM:あらあら
鬼瓦うらら:ムキがわらなのだ
蓮葉久人:鬼瓦のロイスを「○P信頼/N興味」から「○P信頼/N慚愧」に感情変更。
ノーヴェ:ロイス……ロイス……
ノーヴェ:S……いや、S……
ノーヴェ:まだ早い……♠
鬼瓦うらら:ヒソカ!
GM:wwww
ノーヴェ:まだもっとイチャつけるはずなのでロイスは取りません。購入。
蓮葉久人:そろそろ狩るじゃん
鷲尾瞳:!
鷲尾瞳:応急手当買います!もっと力を出せるはずだ
鷲尾瞳:3DX
DoubleCross : (3DX10) → 9[2,8,9] → 9
鷲尾瞳:買えました。二個目!
ノーヴェ:蓮葉パイセンボディアーマーいります?
蓮葉久人:あ、先にこっちで狙ってみる
蓮葉久人:ボディアーマー。
ノーヴェ:はいはい!
鬼瓦うらら:買うのは…ううむアルティメイドためしてみようかしらん
蓮葉久人:3dx>=12
DoubleCross : (3DX10>=12) → 4[1,4,4] → 4 → 失敗
ノーヴェ:しんでる!!
蓮葉久人:だめだめはすば
鬼瓦うらら:4DX+0+0@10>=20
DoubleCross : (4DX10>=20) → 8[7,7,8,8] → 8 → 失敗
蓮葉久人:お願い後輩!
鬼瓦うらら:ショックの力だ
GM:おやおや
ノーヴェ:恋愛上級者の俺が、下級戦士の蓮葉センパイにボディアーマーを買ってあげます
ノーヴェ:1dx+1>=12
DoubleCross : (1DX10+1>=12) → 7[7]+1 → 8 → 失敗
ノーヴェ:応急手当なら買えてたじゃん!!
ノーヴェ:ロイスもなし。以上です
蓮葉久人:俺の倍の達成地だ
蓮葉久人:こちらも以上
GM:はーい!ではこのシーンはこれで以上!
鷲尾瞳:あ!以上と言ってなかった。以上です
鬼瓦うらら:いじょ!
◆Middle06◆
GM:次のシーン。
GM:見学室の相談に基づいて、鬼瓦さんとノーヴェくんによるショッピングモール捜査シーンを描写していきます
GM:2人は侵蝕率を上げて登場してね
ノーヴェ:ノーヴェの侵蝕率を1d10(→ 10)増加 (58 → 68)
ノーヴェ:死んじゃう 死んじゃうって
鬼瓦うらら:鬼瓦うららの侵蝕率を1d10(→ 5)増加 (66 → 71)
GM:テンション上がってるなあ
GM:では!まずは神楽ゆかりの目撃情報を集める判定に移ってもらいますが…
GM:ここでイベントが起こります。
鬼瓦うらら:ななん?
ノーヴェ:お?
黒服の男(再登場):「……あっテメー!さっきはよくもやってくれたなあ!」ノーヴェくんが昏倒させた男と鉢合わせる!
ノーヴェ:(再登場)
鬼瓦うらら:www
鬼瓦うらら:ていねい
GM:というわけで、ここでは黒服の男達と乱闘沙汰になるため、〈白兵〉難易度10で判定してもらいます。
ノーヴェ:エーッ
GM:成功すると市民からの信頼を獲得し、神楽ゆかりの目撃情報を集めることができるよ。
鬼瓦うらら:市民!w
ノーヴェ:これはどっちか片方が成功すればいいんでしょうか?
GM:そうですね!
鬼瓦うらら:じゃあノーヴェくんに頼るかもしれんがやります!
GM:判定していないもう一人も 後でやってもらうことが出てくるかも…?
鬼瓦うらら:おや
ノーヴェ:やろやろ!
鬼瓦うらら:3DX+0+0@10>=10
DoubleCross : (3DX10>=10) → 10[2,7,10]+2[2] → 12 → 成功
ノーヴェ:成功しとる!!
GM:www
ノーヴェ:安心して素振りできます。素振り。
鬼瓦うらら:してた…
ノーヴェ:5dx+3>=10
DoubleCross : (5DX10+3>=10) → 9[1,3,5,8,9]+3 → 12 → 成功
ノーヴェ:おそろいじゃん?
GM:すごいやんけ
鬼瓦うらら:いぇいいぇい
ノーヴェ:「あー」
ノーヴェ:「鬼瓦、手加減しろ。一般人の雑魚だ」
黒服の男(再登場):「おいテメー、そのウェディングドレス姿とはどういう関係だ?ああ?」
ノーヴェ:「手加減難しいんだよな……警察呼ばれんなよ」
鬼瓦うらら:「もちろんです!いろいろ説明も大変ですしね」
黒服の男(再登場):「そこの女もいいからこっちに来い!オラ!」いきり立っている。
ノーヴェ:「ああ? 結婚式の最中だって言ったら信じてくれんのかァ?」
ノーヴェ:「どうせ何言っても信じねーだろてめえらは! オラ死ね!」
ノーヴェ:昏倒させるギリギリのラインを狙って殴り倒していきます。
鬼瓦うらら:「死なせないでくださーいっ!」
黒服の男(再登場):「何ィィィッ、それはどういう……オアーー!」「グアーーー!!」
鬼瓦うらら:殴るような動きに合わせて、風圧が襲い掛かる!
黒服の男(再登場):のされます。
ノーヴェ:鬼瓦ちゃんは白兵戦が苦手そうなので、自分の方を終わらせてすぐ援護に行くつもりだったが……
ノーヴェ:「あっ倒してる」
鬼瓦うらら:「もー!」
GM:ということでですね
GM:黒服の男を倒したキミ達は、結局こいつらが何者なのか、ついでにここで調査することが可能です。
GM:・黒服の男達について 〈情報:UGN、裏社会〉難易度8
GM:この情報項目が調査可能になります。 いま判定に挑戦してもいいよ!
鬼瓦うらら:ノーヴェさん先にお願いしていい?
ノーヴェ:とりあえず判定しようかな~ 失敗してもうららちゃんがいるs
ノーヴェ:任せな!
ノーヴェ:コネUGN幹部を使ってUGNで振ります。
ノーヴェ:4dx+2>=8
DoubleCross : (4DX10+2>=8) → 10[2,3,9,10]+7[7]+2 → 19 → 成功
ノーヴェ:しってる!
鬼瓦うらら:知りすぎ
GM:す………スゲエ
鬼瓦うらら:メンバーだったのか?
GM:じゃあ情報を開示します。
・黒服の男達について 〈情報:UGN、裏社会〉難易度8
ノーヴェが街で遭遇した大柄な男は、神城グループの傘下企業である「ツバナインダストリー」の御曹司・茅花雪之丞(つばな・ゆきのじょう)であり、街をうろつく黒服の男達はその部下のようだ。
「ツバナインダストリー」はレネゲイド研究で知られる企業で、茅花雪之丞と部下達は、サングラス型の対ワーディングマスク(AWF)を装備している。
なお、先日、茅花雪之丞は周囲に対し、プロポーズしようと思っていると話していたようだ。
鬼瓦うらら:あいつ御曹司なの!?
GM:御曹司です
ノーヴェ:おっ御曹司!?
GM:お金を持っています
ノーヴェ:クローンヤクザじゃないんだ
鬼瓦うらら:見た目で判断良くない まなんだ
GM:後は二人で自由にお話してね!
鬼瓦うらら:「ふー」息を吐く。
ノーヴェ:「鬼瓦……お前」
鬼瓦うらら:「は、はいっ?」
ノーヴェ:「案外度胸あんだな。ああいうのに絡まれたら端っこで縮こまって震えてるだけだと思ってたんだが」
鬼瓦うらら:「これでも、支部の戦闘イリーガルですから!うちは研究員の人が多いので」笑う。
ノーヴェ:動いて喉がかわいたので、自販機で買ってきたスポーツドリンクをうららちゃんに放り投げます。一個は自分の分だ。
ノーヴェ:「ふーん。戦闘イリーガルねえ」
鬼瓦うらら:「でも怖いは怖かったですけど…」ふたを開ける。「ありがとうございます」
ノーヴェ:「そんな度胸があんのに、なんで蓮葉にゃちゃんと告白しねーんだよ?」
鬼瓦うらら:「んなっ!?!?
鬼瓦うらら:ふたを落とした。拾う。
鬼瓦うらら:「ノーヴェさんそういうの鈍いのかと思ってました・・・・・」
ノーヴェ:「おい、落としたフタちゃんと拭いとけよ。おなか壊すからな」
鬼瓦うらら:「それかわたしが分かりやす…いえ…拭きます!」拭いた。
ノーヴェ:「まあ鈍かっ……たかもしれんが。そのあたりは鷲尾に鍛えられたからな。というか否定しねーんだな」
ノーヴェ:「まあ当然か。傍から見てても丸わかりだもんな」
ノーヴェ:コーラをグビグビ飲んでます。
鬼瓦うらら:「……やっぱそうですよねえ~」とほほと飲んでいる。
鬼瓦うらら:「うーん」
鬼瓦うらら:「わたしは、せんぱいと付き合いたいっていうか、たくないわけじゃないですけど!えっと、」
ノーヴェ:黒服達を倒して微妙に人が集まってきたので、さりげなくショッピングモール内でも人の少ない方に歩いてます。
ノーヴェ:「どっちだよ」 思わず苦笑する。
鬼瓦うらら:「わたしは、せんぱいにわたしを好きになってほしいんです」人気のない床をこつんと踵が叩く。
ノーヴェ:「ほー」
鬼瓦うらら:「いま、うかうかしてたら取られるぞって思いました?」むむむと見上げる。
ノーヴェ:「思ってねえ。むしろ、逆だ」
鬼瓦うらら:「え」
ノーヴェ:「あいつわかってないだろ。恋愛とか、男女の仲とか」
ノーヴェ:「好きになってほしい、相手に気づいてほしい……止まりじゃ、多分お前が婆さんになっても片思いだと思った。どうなんだ?」
ノーヴェ:「お前はどう思う。今のままで蓮葉が気づいてくれると思ってンのか」
鬼瓦うらら:「……最初は、もっと先のこととか、考えたこともなくて」
鬼瓦うらら:「ずっとこうやってそばにいられたらいいなって思ってたんです」
鬼瓦うらら:「でも、せんぱいはあれでお人よしなので」
ノーヴェ:「うん」 食べ物屋台が近くにないので、持ち歩いているコーラ飴を舐めている。
鬼瓦うらら:「みんなに優しいんですよね。だんだんそれじゃイヤだなって、そう思ってきて」
鬼瓦うらら:「告白したら、せんぱいの一番になれるのかなあ」ぽろりと零れるように言葉が出た。
ノーヴェ:「一番になりたいってことは、好きだッてことだな。それは」 コーラ飴を舐めつつコーラを飲んでいる。
ノーヴェ:「まーどうなんだろうな。戦わなきゃどっちが強いのかわからねえのと同じで、一番になれるかどうかはわかんねーよな」
ノーヴェ:「告白してねえのか? あんなにあからさまに態度に出してんのに?」
ノーヴェ:「あっちも気づいてねえんだよな?」
鬼瓦うらら:「してないです……し、ぜったい!気づいてないです!」
鬼瓦うらら:「さっき」
鬼瓦うらら:「わたしがちょっとムキーってなったから、せんぱいとしかこういうことしたくない、わたしがいいって言ったんですけど」
鬼瓦うらら:「……これ告白ですかね……?」
ノーヴェ:「いや告白だろそれは……」
ノーヴェ:「それを告白じゃないって思うやついるのか? 動物園のモルモットだって気がつくぞ」
ノーヴェ:「返事は? どうだった」
鬼瓦うらら:遅れてボフンッと赤くなる。
鬼瓦うらら:「……き、きいてないです」
ノーヴェ:「あァぁン!?」
ノーヴェ:「テメーは馬鹿か!」
鬼瓦うらら:「ていうか!ノーヴェさんは知らないでしょうけど!」
ノーヴェ:「なんで告白しといて返事をきかねーーーんだよ!」
ノーヴェ:「なんだよ!」
鬼瓦うらら:「せんぱいはほんとにモルモットより鈍感なんですから!」
ノーヴェ:「ああ……」
鬼瓦うらら:「あわれがましい目もやめてー!」
ノーヴェ:「……よし、いいか鬼瓦。整理しよう。別に俺はお前に説教したいわけじゃねーんだ」
ノーヴェ:「俺はお前を応援している」
ノーヴェ:「結婚式まで挙げた、恋愛上級者としてな。ここまではいいか」
鬼瓦うらら:「はい」すんっとなってから。「え、え、ありがとうございます」
鬼瓦うらら:「……それだけ、瞳さんといいお付き合いをされてるんですね」
鬼瓦うらら:「じゃないとそう言いませんもん」嬉しそうに。
ノーヴェ:「鷲尾は関係ねえーよ! いやちょっとは関係あるけど……お前らがくっつきそうでくっつかなさそうで気持ち悪いだけだよ!」
鬼瓦うらら:「式まで……ほんとに上級者というか、ご夫婦ですよねそれ??」
鬼瓦うらら:「思った以上に先へ…」
鬼瓦うらら:「え、ちなみにいいですか?」
ノーヴェ:「夫婦だ。実質的な夫婦だし、将来はちゃんと婚姻届を出す。……俺らのことは別にいいんだよほっとけ」 言いながら屋台でクレープを2人分注文してます。
鬼瓦うらら:挙手する。
鬼瓦うらら:「ほっときません。参考にするので」
ノーヴェ:「なんだよ鬼瓦選手」
ノーヴェ:「カスタードいちごバナナクレープとチョコのやつで」
鬼瓦うらら:「告白はどちらからされましたか?」
鬼瓦うらら:「あ、わたしはキャラメルストロベリーで」
ノーヴェ:「告白……告白」
ノーヴェ:「……どっちからだっけ?」
ノーヴェ:「なんか……何度も任務をやってて、気がついたらふたりとも好きだったような……」
鬼瓦うらら:「え、あれだけ言ってなぜ……」
鬼瓦うらら:「いちばん素敵なやつじゃないですか……!」
ノーヴェ:「鬼瓦ァ! よそはよそうちはうちって名言しらねーのか!」
鬼瓦うらら:「堂々ということじゃないでしょ~!」
ノーヴェ:「とにかく……いいか。蓮葉はマジで鈍感だから、今のままじゃ100年経ってもお前の気持ちに気づいてくれねえ」
鬼瓦うらら:「はい」スンッ
鬼瓦うらら:そのままクレープを。
ノーヴェ:「言え。ストレートに。……あいつを誰かに渡したくないなら」
ノーヴェ:「わたしと恋人同士になってください、って言ってみろ。ああいうタイプに一番ダメージを与えるには、きっとそれしかねえ」
鬼瓦うらら:食べるでもなく。見ている。そしてノーヴェくんを見る。
ノーヴェ:「俺の視界の端で友達以上恋人未満みたいなやり取りを延々しやがって。ムズムズするんだよ」
鬼瓦うらら:「……ありがとうございます」
ノーヴェ:自分のための助言ではなく、見ててムズムズするからの助言だ。
鬼瓦うらら:「やり取りに関しては、その、好きにやりますけど…」
鬼瓦うらら:「ストレートに言ったほうが、きっとわたしもすっきりするし。それに」
ノーヴェ:「それに?」
鬼瓦うらら:「たまにはせんぱいを振り回してみたいです」いたずらっぽく微笑む。
ノーヴェ:「そーだな。そうしろ。ああいういつも平然としたツラしてるやつを振り回すの、きっと楽しいぜ」
ノーヴェ:「俺は味方だ。たぶん鷲尾もな。なんかあったら、俺らに相談しろよ」
鬼瓦うらら:「ふふふ」クレープにかじりつく。甘い。
鬼瓦うらら:「はい!」
鬼瓦うらら:そうして、そのときは。目の前のこの人や、あの子と同じ、いやそれ以上くらいに素敵な二人になってみせるから。
GM:シーンを終了します。
GM:ロイス取得・感情変更ができるよ
ノーヴェ:うららちゃんにロイスを取ります
鬼瓦うらら:やったー
ノーヴェ:-後輩/鬼瓦うらら/○庇護/憤懣/ロイス
ノーヴェ:この憤懣は、さっさと告白しろ!ムズムズするんだよ!という意味での憤懣です
鬼瓦うらら:ノーヴェさん 〇感謝と信頼/告白どっちからかの真相を知りたい
鬼瓦うらら:これで
ノーヴェ:それは鷲尾に聞いて!
GM:おやおや
GM:では改めて このシーンは以上だよ!
◆Middle07◆
GM:次のシーン!蓮葉さんと瞳ちゃんの「噴水公園」エリア捜査シーンです
GM:2人は侵蝕率を上げて登場してね
蓮葉久人:蓮葉久人の侵蝕率を1d10(→ 6)増加 (61 → 67)
鷲尾瞳:鷲尾瞳の侵蝕率を1D10(→ 4)増加 (62 → 66)
GM:はーい
GM:では広い公園を訪れたキミ達。
GM:家族連れの姿や、中華街から来たのか、ここにもピラミッド風やバイキング風のコスプレ姿の者達がワイワイとしていたりする。
子供:「お母さん、どこ~~?」その中に、泣きじゃくってる子供の姿がありました。
GM:という訳で、判定に移っていきます。
鷲尾瞳:はーい
蓮葉久人:ははーい
GM:迷子の子供を親元に届けるため、〈知覚〉で難易度9の判定に挑戦してね。
鷲尾瞳:感覚は高いぜ
蓮葉久人:平均的ハヌマーンだぜ
蓮葉久人:素振り~
鷲尾瞳:合わせろ久人!
鷲尾瞳:5DX+1
DoubleCross : (5DX10+1) → 10[5,7,10,10,10]+9[2,6,9]+1 → 20
蓮葉久人:ガッテン瞳!
鷲尾瞳:一人でできました
GM:す……すげえや
蓮葉久人:合わせ必要ある?
蓮葉久人:3dx>=9 知覚
DoubleCross : (3DX10>=9) → 7[2,2,7] → 7 → 失敗
蓮葉久人:だめでした
GM:はい
GM:というわけで優秀チルドレンの働き等により無事に親を見つけることができたキミ達。
子供:「二人とも、ありがとう!」子供が赤い鼻をぐずらせながら言う。
子供:「……あのねえ、お礼に、これあげる!茂みのなかに落ちてたの」
子供:手に握っていた小さな箱を瞳ちゃんに渡してきます。「指輪みたいだよ。お姉さんにあげるね!」
鷲尾瞳:「どういたしまして。こまった人を助けるのも市民の使命ですから。……これは?」
鷲尾瞳:「指輪?いいんですか?」
子供:「うん!」ニコニコと笑う。
鷲尾瞳:「ありがとうございます。もうはぐれちゃだめですよ。男の子なんですから、ちゃんとお母さんを守ってあげてくださいね」
鷲尾瞳:と言って子どもたちを見送るよ
子供:「はーい、ありがとう。ばいばーい!」去っていきます。
蓮葉久人:「……………」その瞳ちゃんの対応を見つつ、親に事情を説明していた。
蓮葉久人:子供には泣かれた。
GM:ここで情報収集項目が新しく増えます。
GM:・指輪について 〈知覚〉〈知識:宝石〉難易度7
鷲尾瞳:指輪についても調べちゃおっか
蓮葉久人:はーい
鷲尾瞳:知覚のほうが行けそうかな。判定します
蓮葉久人:技能は無いから知識宝石で。
鷲尾瞳:5DX+1
DoubleCross : (5DX10+1) → 8[2,7,7,7,8]+1 → 9
鷲尾瞳:セーフ
蓮葉久人:3dx>=7
DoubleCross : (3DX10>=7) → 5[2,4,5] → 5 → 失敗
蓮葉久人:俺は駄目。
GM:せ……先輩!?
鷲尾瞳:鈍感力が高い
GM:メソメソして どうしたんだい
蓮葉久人:これは……キラキラしているな…
GM:というわけで情報を開示しますね。
・指輪について 〈知覚〉〈知識:宝石〉難易度7
大きなサファイアが輝く豪華な指輪。リングの裏側に「Y to Y」と刻印されている。
誰かの婚約指輪であり、非常に高価なもののようだ。
公園の茂みに落ちていたという状況から、持ち主が高所から投げ捨てたものだと考えられる。
GM:情報は以上です。 あとは二人で自由に話してね
鷲尾瞳:「YtoY……婚約指輪のようですね……。後で警察に届けておきましょう」
蓮葉久人:「……婚約指輪か」
鷲尾瞳:「それで、ペアを換えたいということでしたが……一体何があったのですか?”セイクリッド・ギア"」そう言って蓮葉くんに向き直る
蓮葉久人:「そんなものが茂みに落ちているとは、不思議だな」
蓮葉久人:「……む」
蓮葉久人:「そうだな。いきなりすまない、"マクガフィン"」
蓮葉久人:「おそらく、"オーバーラン"……鬼瓦を、怒らせてしまったからな」
蓮葉久人:「二人では支障が出ると思った」
鷲尾瞳:「謝らないでください、同じUGNチルドレンではないですか」
鷲尾瞳:「なるほど……イリーガルの扱いについてなにか問題があったようですね。よくわかります」
蓮葉久人:「わかってくれるか」
蓮葉久人:「マクガフィンは"ノーヴェ"との仲は友好なようだが、他に心当たりが?」
鷲尾瞳:「彼らの立場は複雑ですからね。私も何処まで危険を侵させていいのか、昔は悩んでいました。助言できると思います」
蓮葉久人:「なるほど。できれば参考にしたいところだ」
鷲尾瞳:「具体的には何が原因で彼女を怒らせてしまったのですか?無茶な行動を止めようとして却って権限を縛りすぎてしまったか」
鷲尾瞳:「あるいは任務から外そうとして彼女と揉めてしまった、そんなところでしょうか」
蓮葉久人:「いや、………いや、そうだな」
蓮葉久人:「マクガフィン。先の事件で、君は”モンキー・ビジネス"や"バッズ・オブ・ロット”との仲も良好だった」
蓮葉久人:「その人付き合いの経験を見込んで、相談させてもらおう」
鷲尾瞳:「優秀なチルドレンですから、何でも相談してください」
蓮葉久人:「うん」
蓮葉久人:「そうだな……まず、会話の内容を整理しよう」
鷲尾瞳:ベンチに座って、とんとんと隣を叩き久人くんに座るよう促すよ
鷲尾瞳:ふんふんと頷いて続きを促す
蓮葉久人:キチ、と複数人がけのベンチに座り、その間に敷居のようにアタッシュケースを置いてお互いの境界を区切る。
蓮葉久人:「その中でまずお互いの近況の報告をし、鬼瓦の使用している装備の点検の話をして」
蓮葉久人:「その後、鬼瓦と結婚の話をした」
鷲尾瞳:「結婚の話、とは?」
鷲尾瞳:「突然話が飛びすぎでは?”オーバーラン”は確かに花嫁衣装を着ていましたが……」
蓮葉久人:「そうか?」
蓮葉久人:「そうだな、詳しく話そう」
蓮葉久人:「鬼瓦が将来、誰かと結婚をする際の話を想定し、その際に助けを求められたらどうするか?と聞かれ」
蓮葉久人:「俺は鬼瓦が幸せになるなら、それに応えよう。という旨を伝えた」
鷲尾瞳:「ふむ……女の子なら一度はしそうなお話ですね」
蓮葉久人:「そうなのか」
鷲尾瞳:「ただ男性にするのは珍しい気がしますね。その後の反応は?」
蓮葉久人:「その答えを伝え、幸せになるべきだと伝えたら、どうやら答えは気に召すものではなかったようで」
蓮葉久人:「………怒られてしまった」
鷲尾瞳:「なるほど……」
鷲尾瞳:「なるほど?」
鷲尾瞳:「ちなみに誰と結婚したいという話は?」
蓮葉久人:「ん、特に誰と限定はしていなかったな」
蓮葉久人:「"たとえば、わたしが誰かと結婚したいって言ったら、せんぱいは今回と、おんなじように助けますか?"」
蓮葉久人:「問題の前提は、こうだったはずだ」
鷲尾瞳:「なるほど……」難しそうに腕を組み
蓮葉久人:「幸せになるべき結婚の場で、困っているならもちろん助けたいと思っていたが……」
鷲尾瞳:「これはあくまで可能性の話ですが……」
蓮葉久人:「もしや、女子の目線からすると、何か気に食わない答えだっただろうか…」
蓮葉久人:「……聞かせてもらおう」
鷲尾瞳:「物凄く不味い事になってしまったかもしれません」
鷲尾瞳:「……"セイクリッド・ギア”は今のやり取りを思い出して」
蓮葉久人:「なんだと…?」顔がこわばる
鷲尾瞳:「なにか……彼女が何故怒り出したのか……ほんの少しでも思い当たる節はありませんか?」
鷲尾瞳:「例えばですが……彼女が思いを抱いている特定個人の心当たりが浮かんできたりなどは……」
蓮葉久人:「ふむ……?」
蓮葉久人:「なるほど、待て。考える」
蓮葉久人:両手の指を合わせて数秒。
鷲尾瞳:「か、考えなければわからないのですか……?」
鷲尾瞳:「か、考えてもわからないのですか……?」
蓮葉久人:「……いや、そうか、そういうことだな?」
蓮葉久人:「わざわざ結婚の状況を出してきたということは」
鷲尾瞳:「いえ、気づいてくれましたか……。さすがUGNチルドレンです」
鷲尾瞳:「ということは?」
蓮葉久人:「"困っているときは、新郎に助けられたいので、自分じゃなくその人を呼んできてほしい"」
蓮葉久人:「………だな?」
鷲尾瞳:何も答えず、とても悲しそうな目で蓮葉さんを見ています
蓮葉久人:真っ直ぐに目を見る。
蓮葉久人:「マクガフィン」
鷲尾瞳:「わかりました。貴方は何も悪くありません。もしかしたら男性というのはそういうものなのかもしれません」
蓮葉久人:「実験に失敗した機材を見る目で俺を見ていないか」
鷲尾瞳:「実験に失敗した機材のほうがまだいいかもしれません」
蓮葉久人:「なんだと……」
蓮葉久人:瞳孔が収縮する
鷲尾瞳:「……"セイクリッド・ギア”……いえ。蓮葉久人さん」
鷲尾瞳:こほんと咳払いして姿勢を正して
蓮葉久人:「なぜ名前……なんだ、"マクガフィン"、いや鷲尾瞳…?」
鷲尾瞳:「貴方がどうするべきか、どうすれば鬼瓦さんの機嫌を取ることができるか」
蓮葉久人:「うん」
鷲尾瞳:「私は既に答えを知っています。しかし」
蓮葉久人:「おお」
鷲尾瞳:「それを私から教えるのは、貴方のためになりません。それ以上に、鬼瓦さんへの失礼にあたります」
鷲尾瞳:「よって、私から答えることはできません」
蓮葉久人:「……………」
蓮葉久人:「例えば」
蓮葉久人:「同じ条件で行う実験は、失敗の原因を共有することで結果の向上と再発の防止を図るが」
蓮葉久人:「そういう話では、ない?」
鷲尾瞳:「これは実験ではありません。むしろ真逆の物だと言っていいでしょう」
蓮葉久人:「真逆…」
鷲尾瞳:「いい結果を目指すことも、データを集めることも目的ではありません。何度失敗しても」
鷲尾瞳:「記録には何も残らなくても、二人で時間と気持ちを共有するのが大切なんです。いいですか、二人で、ですよ」
蓮葉久人:「二人で……」
鷲尾瞳:「はい。これは鬼瓦さんと蓮葉さん、二人で立ち向かうべき問題なんです」
鷲尾瞳:「……ただ、私にできるアドバイスを一つするなら」
蓮葉久人:「……なんだろう」
鷲尾瞳:「鬼瓦さんが誰かと結婚する、と想定したとき」
鷲尾瞳:「自分でない誰かと結婚すると想定したとき」
鷲尾瞳:「手助けするべきだ、という以外に、なにか浮かんだ感情はありませんか?」
鷲尾瞳:「"するべき"ではなく、"したい"と思ったことはありませんか?」
鷲尾瞳:「”してほしくない”と思ったことはありませんか?……もしもどちらかが少しでもあったなら」
鷲尾瞳:「それをきちんと覚えておいてください。いつでも彼女に伝えられるように。いいですね?」
蓮葉久人:「……………そうか」
鷲尾瞳:「私もUGNチルドレンですから。貴方の気持ちはわかります」
鷲尾瞳:「我々は物事を考えるとき、人として、チルドレンとして何をするべきかを真っ先に考えてしまう」
蓮葉久人:「そうだな。そうあるべきだ、俺達は」
鷲尾瞳:「でも、それは、他の気持ちを蔑ろにしていいだとか、大事じゃないなんてことではないんです」
鷲尾瞳:「二番目や三番目に浮かんできた考えでも、一番大切な事がある。それを忘れないでください」
蓮葉久人:「…………」
鷲尾瞳:「今回だけでなく、これから先ずっと。人間関係を円満にするコツです」
蓮葉久人:「金言だな…」
蓮葉久人:「言ってしまうと俺は、人間関係が苦手だ」
鷲尾瞳:「そんな気がしていました」
蓮葉久人:「そうか」「………」「そうか」
蓮葉久人:「……同じ状況と同じ問から、答えるたびに別の解が出る、というのが苦手でな」
蓮葉久人:「今回の鬼瓦の出した問は、自分と誰かの結婚に関してであり、そこに対する行動の可否だ」
蓮葉久人:「そこに俺の意志の介在は関係ない……と、考えていたが」
蓮葉久人:「それは否だと君は言うんだな、鷲尾瞳」
鷲尾瞳:「はい。でもきっと、蓮葉久人もそのうち、気にいると思いますよ」
鷲尾瞳:「誰も解いたことのない、誰にも解けない方程式を、自分だけ解けるようになるんですから」
蓮葉久人:「なるほど」
蓮葉久人:「君は既にその方程式を解いたようだな、鷲尾瞳」
鷲尾瞳:「はい。それに何より、答えの先はとっても甘いですよ」
鷲尾瞳:「苦手でも頑張る甲斐はあると保証します」
蓮葉久人:「いいな。甘いものは大好きだ。疲れた頭に染み渡る」
蓮葉久人:ふぅ、と息を吐いて
鷲尾瞳:時計を確認して「……少し話しすぎてしまいましたね。行きましょう、"セイクリッド・ギア”」
蓮葉久人:「あぁ」
蓮葉久人:「知っての通り、俺は人間関係が苦手でな」
蓮葉久人:「鬼瓦という人間は、そんな俺相手にも根気良く話しかけることが出来る、いい人間だ」
蓮葉久人:「そんな鬼瓦が幸せになるというなら応援するし、そうなってほしいとも思うが」
蓮葉久人:「……誰かと結婚をして、関わりが薄くなった時に、俺が感じるであろう感情を伝えるのが大事だと言うなら」
蓮葉久人:「本人に伝えてみよう」
蓮葉久人:ベンチに置いたアタッシュケースに手をかける。
鷲尾瞳:「はい。それでは、リーダー命令です。”セイクリッド・ギア”。貴方はもう一度、”オーバーラン”とペアになって調査を進めること」
蓮葉久人:「結果が出たら報告しよう。また支部にでも寄ってくれ、"マクガフィン"」
蓮葉久人:「有意義なアドバイスの礼に、なにか甘いものでも奢らせてもらおう」
鷲尾瞳:「甘いものは結構です。この後は予定がありますので」
鷲尾瞳:「その変わり、いい結果しか聞かないつもりですから。心して任務に当たるように」
鷲尾瞳:「いいですね?」
蓮葉久人:「絶対遵守とは、やはり現場経験がある人間は手厳しいな」
蓮葉久人:「だが、了解した」
蓮葉久人:「吉報を期待してくれ」
GM:シーンを終了します。
GM:ロイス取得・感情変更が可能です。
鷲尾瞳:ひさにいにロイスを取っちゃうぜ!
蓮葉久人:瞳ちゃんのPを信用から信頼へ。頼りになる。
蓮葉久人:ひさひさ!
鷲尾瞳:後輩/蓮葉久人/P:親近感○/N:憐憫/ロイス これで!
蓮葉久人:れんびん
蓮葉久人:あ、以上です
GM:はーい!ではこのシーンは以上!
GM:なお、3エリアでの判定をクリアしたことで、神楽ゆかりの居場所が判明します。
GM:街外れにあるベイブリッジの脇にいるみたいですね。いつでも会いに行けます。
◆Middle08◆
GM:次のシーン。シーンプレイヤーは蓮葉さん。
GM:自由会話・シーンになります。とりあえず、蓮葉さんと鬼瓦さんだけ登場してね
蓮葉久人:蓮葉久人の侵蝕率を1d10(→ 2)増加 (67 → 69)
鬼瓦うらら:鬼瓦うららの侵蝕率を1d10(→ 9)増加 (71 → 80)
鬼瓦うらら:緊張のうらら
GM:ファイトよ!
GM:噴水公園にある大きな池をぐるりと取り囲む遊歩道コース。
GM:晴れた休日とあって、池には白鳥ボートが楽しそうに泳いでいる。キミ達はそんなところにいました。
鬼瓦うらら:緊張したおももちで視線をうろつかせていたが、
鬼瓦うらら:顔をあげて、せんぱいを見る。「あの」
蓮葉久人:「ん」
蓮葉久人:白鳥ボートに向けていた目線を鬼瓦に移す
鬼瓦うらら:「すみませんでしたっ」
蓮葉久人:「……鬼瓦」
鬼瓦うらら:「……はい」
蓮葉久人:「お前が謝る必要は、ない」
蓮葉久人:「今回の件、おそらく悪いのは俺の方だ」
鬼瓦うらら:「ふふ。おそらくなんですか?」いつものように笑う。
蓮葉久人:「あぁ」こちらもいつものように、何かを考える顔で。
鬼瓦うらら:「せんぱいは、いつもそうやってきちんと考えてくれる人です」
鬼瓦うらら:「私が謝ったのは、それなのに伝えるのを諦めちゃったからです」
蓮葉久人:「諦めた、か」
鬼瓦うらら:「伝わるわけない!って」
蓮葉久人:「………」
蓮葉久人:「……今回の件で、俺はおそらく鬼瓦の意図を誤って受け取ったのだろう。というのはわかる」
鬼瓦うらら:懸命に話すせんぱいの、静かな声を聴いている。
蓮葉久人:「お前との会話のあと、"マクガフィン"……鷲尾瞳から助言を貰った」
蓮葉久人:「彼女は、俺の抱えている問題の答えを知っているらしい」
蓮葉久人:「……だが、その答えは教えてもらえなかった」
鬼瓦うらら:「なるほど、なるほど」
蓮葉久人:「俺と鬼瓦、二人で解決すべき問題である。とな」
鬼瓦うらら:「すごいなあ、瞳さん」あのふたりにも、そういうことがあったのだろうか。
蓮葉久人:「うん。やはり優秀な人員だ」
鬼瓦うらら:「……わたしは、せんぱいといるのがいいです」
鬼瓦うらら:「せんぱいといるのはわたしがいいんです」
鬼瓦うらら:「……それがどうしてなのか、っていうのを、せんぱいに解いてほしい」
蓮葉久人:「……そうか」
鬼瓦うらら:「そして、せんぱいにも……そう思ってもらえたら」
鬼瓦うらら:「それは、助けてもらうよりも、幸せなことなんです」
蓮葉久人:「……誰かの考えていることを解き明かすのは、俺にとって恐るべき難問だ。」
蓮葉久人:「知っての通り、その分野には明るくないからな」
蓮葉久人:「おそらく、誤答が積み重なるだろう」
蓮葉久人:「その上で」
蓮葉久人:「一つだけ、はっきりしていることを言おう」
鬼瓦うらら:「はい」
蓮葉久人:「鬼瓦。お前と居ることは、楽しい」
蓮葉久人:「俺はこの通りの人間で、人付き合いも上手くなく、続かない」
蓮葉久人:「その上でお前のような、人付き合いが得意な人間が居てくれるのは、とても助かっている」
蓮葉久人:「だから」
蓮葉久人:「お前が言ったように、将来お前が誰かと結婚して、優先できる相手が出来たとしたら」
蓮葉久人:「疎遠になることを、寂しく感じるだろう」
蓮葉久人:「……おそらく俺は、そう思う。」
蓮葉久人:それが、先の質問で無視をした要素だ。
蓮葉久人:助ける助けないの2択に、こちらのスタンスは前提として関係がない、と。
蓮葉久人:(……それを伝えろと、教えられてしまったからな)
蓮葉久人:「……質問の答にはなっていないし、ただの前提の確認だ」
蓮葉久人:「だが、今はそれしか言えん。……それしかはっきりわからん」
鬼瓦うらら:「前提、なんかじゃ、ないですよ」
鬼瓦うらら:嬉しくて声が震えた。「それが聞きたかったんです。わたしには」
蓮葉久人:「そうか」
蓮葉久人:「………そうか」
蓮葉久人:ふう、と力を抜くように、静かに息が漏れた。
鬼瓦うらら:「せんぱいの頭の中、分からないし……頭もそんなによくないですけど」
鬼瓦うらら:「でも、だから、いつもちょっと不安です、でした。わたしばっかりみたいで」
蓮葉久人:「ん……すまない」
蓮葉久人:「伝えて、いなかったか」
鬼瓦うらら:「そうかも。ふふ」チークを載せた頬がそれよりも赤らんでいる。「いっぱい聞きたいです」
蓮葉久人:「そうか………」
蓮葉久人:「わかった」
蓮葉久人:「以後、気をつける」
鬼瓦うらら:「はい。せんぱいも優秀なチルドレンですもん」
鬼瓦うらら:(……伝えることは、あきらめないけど)
鬼瓦うらら:(でも、でも、一回きりの告白くらい、せんぱいから聞けたら、きっと。なんて)
蓮葉久人:「うん。……また、支部にくる時や任務の中で、俺の理解が間違っていたら教えてくれ」
蓮葉久人:「お前の出した問題は、俺にはまだ難しい」
蓮葉久人:「鬼瓦。お前のことをもっと知らないと、解けなさそうだ」
鬼瓦うらら:「はい。考えてくれて、嬉しいです」
鬼瓦うらら:(ノーヴェさんには怒られそうですけど、夢見ちゃいますよ。だって)
鬼瓦うらら:(好きな人から好きだって言われるのは)白い裾を見る。ヒールのつま先。レース。
鬼瓦うらら:(この衣装とおんなじくらい、素敵な夢なんですもん!)
蓮葉久人:
蓮葉久人:「ところで、鬼瓦」
鬼瓦うらら:「はいっ?」
蓮葉久人:「お前が先の質問。結婚する『誰か』に、具体的な相手は想定していたのか?」
鬼瓦うらら:「……へ?」
鬼瓦うらら:「い」
鬼瓦うらら:「いませんっ」せんぱいに訊いたんだから。
鬼瓦うらら:他に誰もいるわけないでしょ!もー!
鬼瓦うらら:の気持ちで、口をしばらくもごもごさせた。
GM:2人はロイス取得や感情変更・購入判定が可能だよ。
鬼瓦うらら:蓮葉せんぱい 〇恋慕/焦燥 に変更!
GM:よかった
蓮葉久人:鬼瓦への感情を「○P信頼/N慚愧」から「○P好感/N興味」に変更
鬼瓦うらら:購入は…どーしようかな
鬼瓦うらら:わーーー!
鬼瓦うらら:好感ですって!きゃー
蓮葉久人:真面目でいい人間だな……と思ってます
蓮葉久人:そういえばボディアーマーを買えてなかったので買いに行きます
GM:あらあら
鬼瓦うらら:さらに進んでいくぜ
蓮葉久人:3dx>=12
DoubleCross : (3DX10>=12) → 4[3,3,4] → 4 → 失敗
鬼瓦うらら:わたしもぼでまかなー
蓮葉久人:買い物はダメダメはすば
鬼瓦うらら:5DX+0+0@10>=12
DoubleCross : (5DX10>=12) → 10[2,2,3,3,10]+9[9] → 19 → 成功
GM:すご
鬼瓦うらら:かえたー!
蓮葉久人:調子がいいな!
GM:これが勝利を掴んだ乙女の力かよ
鬼瓦うらら:そういうコト
蓮葉久人:2,2,3,3,から最後の出目で逆転勝利してる
蓮葉久人:こちらは以上!
鬼瓦うらら:乙女のパワーや 以上です!
GM:引き続き自由会話シーン。シーンプレイヤーはノーヴェくん。
GM:ノーヴェくんと瞳ちゃんは侵蝕率を上げて登場してね
鷲尾瞳:鷲尾瞳の侵蝕率を1D10(→ 1)増加 (66 → 67)
鷲尾瞳:落ち着き瞳
ノーヴェ:またリセットされてる!
鷲尾瞳:わかる
ノーヴェ:ノーヴェの侵蝕率を1d10(→ 2)増加 (68 → 70)
鷲尾瞳:ほっ
GM:よかったねえ
GM:蓮葉くんと鬼瓦さんが遊歩道を探索しに行った一方、キミ達はこの場所の有名スポットでもある大きな噴水のほとりにいました。
GM:豪華な噴水で、水遊びする小さな子供の姿もある。夜になるとライトアップもされるらしい。
鷲尾瞳:「……ふう」ペットボトルのお茶を飲んで一息。
ノーヴェ:「大丈夫かね。鬼瓦たちは」 コーラを飲んでいる。
鷲尾瞳:「どうでしょう。まさかあの二人に問題が起こるとは思っていませんでしたから。無事に仲直りできればいいのですが」
ノーヴェ:「少なくとも、鬼瓦と話した限りじゃ大丈夫そうだったけどな。蓮葉の方はどうだった?」
ノーヴェ:「鷲尾が見た感じ、ダメそうだなーって感じしたか?」
鷲尾瞳:「私にできることはしたつもりです。恐らく無事だとは思いますが……」
ノーヴェ:「ま、なるようになるか。これ以上は外野が口出すコトでもねーんだろなきっと」
鷲尾瞳:「はい。後は気持ちが実るも別の方向に進むも、あの二人次第……ですね。それにしても」
鷲尾瞳:「ノーヴェが自分から鬼瓦さんと話したいといったときは驚きました。二人の気持ちに何時から気づいていたのですか?」
ノーヴェ:「え、最初から……」 なんで?という顔で瞳ちゃんを見る。
ノーヴェ:「態度でバレバレだったろ。視線とか身体の動きとか表情とか、蓮葉が絡むたびにソワソワしてたしな」
鷲尾瞳:「"セイクリッド・ギア”が"オーバーラン”を抱えて走っていたときからですか?」
鷲尾瞳:「……そうですか。いえ、私は先程直接話すまで想像もしていなかったので……」
鷲尾瞳:「私のときは全然気づいてくれなかったのに……ノーヴェは他人に向けられた好意には敏感なのですね」
ノーヴェ:「しょうがねーだろ! 他人の違和感とかには仕事上すぐ気づいちまうんだから!」
ノーヴェ:「むしろお前が気づいてなかったのがびっくりだよ! ドレスに全然反応してなかったからか?」
鷲尾瞳:「……そうです。ドレスは特別なものですから。見せる側も見せられた側も、相応の反応があるだろうと……」
ノーヴェ:「蓮葉、リアクション薄かったからな~。服にあってますか?って言われたら”丈が合っているぞ”とか言うタイプだろあれ」
鷲尾瞳:「否定できないのがまた恐ろしいですね」
ノーヴェ:「……まあいい。はす&うら初々しいコンビは、あいつらならなんとかできるだろ」
ノーヴェ:「もうすぐ神楽ゆかりも見つかるはずだ。神楽ゆかりと……茅花雪之丞について、少しお前の意見を聞いておきたい」
鷲尾瞳:「そうですね。後はもう一組をどうするかが問題です」
ノーヴェ:「そーだ。率直に聞くが、お前、どっちかが悪者でどっちかを撃退すれば解決する問題だと思うか?」
ノーヴェ:「悪の雪之丞が無理やりに神楽と結婚しようとしている。だからそれを止める。そういう仕事ならいいが……今回の仕事、お前はそう思うか?」
鷲尾瞳:「当初は、花婿……雪之丞が遺産を目当てにゆかりさんを探していて、無理やり手篭めにするつもりなのだと思っていましたが」
ノーヴェ:「うん」 自分も最初は完全同意見だった。コーラを飲む。
鷲尾瞳:「そう単純な話でもないようですね。……情報を総合して考えると、雪之丞はゆかりさんを本気で愛しているのではないでしょうか」
鷲尾瞳:「どのような切欠があったのかはわかりませんが……。ただ、やり方が不器用なのか、ゆかりさんはそれを受け入れていない、と……」
ノーヴェ:「俺もそう思うんだよなあ。確かに部下の黒服はチンピラもどきが多かったし、やり方も過激だが」
ノーヴェ:「茅花といちど話したっていったろ。そこまで悪人にゃあ見えなかったんだよな」
ノーヴェ:「だとするとだよ。神楽はなんで逃げてるんだと思う?」
ノーヴェ:「探しものをするなら、ワケを話して一緒に探してもらやあいいじゃねえか」
ノーヴェ:「単純に、茅花雪之丞のことが嫌いなのかね? 結婚したくないってくらいには」
鷲尾瞳:「雪之丞には言えない探しものなのかもしれません。例えば、彼から貰ったプレゼントを亡くしてしまった……とか」
鷲尾瞳:そう言って先ほど子供からもらった指輪を取り出すよ。ケースの中に大きな宝石のついた指輪が収まっている。
ノーヴェ:「公園の茂みに……捨てられてたってやつか」
鷲尾瞳:「YtoY」
鷲尾瞳:「ただの偶然の一致かもしれませんが、誰と誰のことだかわかる気がしませんか?」
ノーヴェ:「YukinojouとYukariだろうな。このタイミングで山田&山下とかそういうオチはねーだろ」
ノーヴェ:「俺はてっきり、結婚したくないがために投げ捨てたんだと思ってたんだが……」
鷲尾瞳:「それはそれで山田さんと山下さんを祝福しようと思いますが」
ノーヴェ:「赤の他人の結婚なんかほっとけ! 祝ってたらキリねえよ!」
ノーヴェ:「俺が聞きたいのはな。鷲尾」
ノーヴェ:「神楽ゆかりは、結婚したくない。茅花雪之丞は、結婚したい。……そういう……どっちも悪くない、ただどうしようもない気持ちのすれ違いだけがあった時」
ノーヴェ:「遺産とかを全部片付けたあと、あいつらどっちを応援する?って話だ」
ノーヴェ:「お前ならどうする」
鷲尾瞳:「私としては雪之丞さんを応援したいと思っています」
ノーヴェ:「即答かよ!」
鷲尾瞳:「勘違いしないでください。ただ単純に二人に結婚してほしいと思っているわけではありません」
ノーヴェ:「じゃあなんでだよ。神楽ゆかりの意志は……もし”結婚したくない”だったらの、仮定の話だが……どうなる」
鷲尾瞳:「私が応援したいと思っているのは、あくまで雪之丞さんが自分の思いの丈を神楽ゆかりにぶつけるまで、の話です」
ノーヴェ:「あっ」
鷲尾瞳:「思うに、今の状況は二人の間に何かしらのすれ違いが有ったからこそ起こったものです」
鷲尾瞳:「でなければ結婚前になって急に逃げ出すなんてことするはずがありません。拒否するにしても、もっと前の段階で逃げているのではないでしょうか」
鷲尾瞳:「ですから、まずは二人のすれ違いを修正し、雪之丞さんの気持ち、それに対するゆかりさんの気持ちを伝えてもらって」
ノーヴェ:「そうなんだよな。探しものが見つかるまで婚約者から逃げる……ってことは、見つかったら戻るつもりってことだし」
鷲尾瞳:「二人の愛について、正しい認識を持ってもらうことが大切だと思います。その結果、二人が愛し合うことになるのか、もしくは恋敗れるのかまでは」
鷲尾瞳:「それこそお二人の問題ですから。口をだすつもりはありません」
鷲尾瞳:「そうです。ゆかりさんは結婚は嫌がっていながらも、雪之丞さん自身には悪い感情を抱いていない……ような気がします」
ノーヴェ:「いいねいいね。鷲尾らしいぜそういう切り分け方。さすが俺の見込んだライバルで相棒だ」
鷲尾瞳:「それと今は恋人です」
ノーヴェ:「……こ、い、びとだ」 もごもごと言い直した。
ノーヴェ:「俺は正直この問題、考えても結論が出なかった。遺産だけどーにかしたらあとはスルーするつもりではあったんだが」
鷲尾瞳:満足気に頷いて
ノーヴェ:スルーするつもりだったのは、他人の恋路に必要以上に口を出すのは違うと思ったからだ。
ノーヴェ:「でも、いいな。会話のチャンスだけ作って、あとはあいつら次第。それならやりすぎってわけじゃない」
ノーヴェ:「よし決めた。俺もお前と同じだ。遺産をなんとかしたら……YYコンビの面倒もちょっとばかし見てやろうぜ」
鷲尾瞳:「はい。いわば、我々は恋愛の先輩ですから。それくらいの世話をしてもバチは当たらないでしょう」
ノーヴェ:「結婚式まで挙げた仲だからな」 ぐいっと瞳ちゃんを引き寄せ、肩を組む。
ノーヴェ:「よく話聞いてくれたよ。おめーが相棒でよかった」
ノーヴェ:「サンキュな」
鷲尾瞳:「ひゃっ」顔を赤くして「……もう。不意打ちは卑怯ですよ」
GM:ロイス取得・感情変更と、購入判定が可能です。
鷲尾瞳:ノーヴェくん好き
GM:あら…
鷲尾瞳:好きになってしまったのでノーヴェくんのロイスをSロイスに変えたいな……
ノーヴェ:僕もめっちゃそこで今迷ってます
GM:あらあら…
ノーヴェ:でも瞳ちゃんがすごくいい答えを出してくれて、ノーヴェの話も真面目に聞いてくれたので
ノーヴェ:ここはやっときたいな。RE/鷲尾瞳/○好意/驚異/ロイス これをSロイスにしたいです。
GM:はーい
鷲尾瞳:私も 恋人/“ノーヴェ”/P:純愛○/N:憤懣/ロイス:RE こちらをSロイスに指定し……ます!
ノーヴェ:あとNPC二人のロイス!
GM:はあい
鷲尾瞳:雪之丞さんにもロイスとるよ!
ノーヴェ:OPで取ったこれを雪之丞さんに変更して、感情も変更。
-いくらなんでも怪しすぎるだろ/大柄な男/好奇心/○警戒/ロイス
↓
-いくらなんでも怪しすぎるだろ/茅花雪之丞/庇護/○やり方がまずい/ロイス
GM:www
ノーヴェ:-ターゲット/神楽ゆかり/○庇護/不安/ロイス
GM:庇護してて優しい
ノーヴェ:不安は、もしこれでゆかりちゃんが絶対結婚したくないです!ってなったら雪之丞もかわいそうだし鷲尾のテンションも微妙に下がりそうだな……という意味でのやつです
鷲尾瞳:敵?味方?/茅花雪之丞/P:尽力○/N:恥辱/ロイス
ノーヴェ:これで7枠! 以上です。
ノーヴェ:恥辱……?
鷲尾瞳:応急手当だけ狙おう
鷲尾瞳:3DX
DoubleCross : (3DX10) → 7[1,6,7] → 7
鷲尾瞳:だめでした
ノーヴェ:あっこっちも応急手当買おう。
ノーヴェ:2dx+1>=8
DoubleCross : (2DX10+1>=8) → 8[1,8]+1 → 9 → 成功
ノーヴェ:よしよし。以上です。
鷲尾瞳:自分も伝えたい思いが伝わらなかった過去があるから
GM:ははあ
鷲尾瞳:つられて思い出して恥ずかしくなっているといいますか
鷲尾瞳:そんな感じです
GM:なるほどねえ
◆Middle09◆
GM:では引き続きシーンを進めていくよ
GM:シーンプレイヤーは鬼瓦さん。神楽ゆかりに会いに行ってもらうトリガーシーンになります。
GM:出る人は侵蝕率を上げて登場してね
鷲尾瞳:出るよー
鷲尾瞳:鷲尾瞳の侵蝕率を1D10(→ 9)増加 (67 → 76)
鬼瓦うらら:鬼瓦うららの侵蝕率を1d10(→ 2)増加 (80 → 82)
鷲尾瞳:指輪はうららちゃんから渡してもらいたいから預けたことにするね
ノーヴェ:ノーヴェの侵蝕率を1d10(→ 10)増加 (70 → 80)
ノーヴェ:うえー
鷲尾瞳:皆同じくらいだからまだ平気よ!
GM:およよ
蓮葉久人:蓮葉久人の侵蝕率を1d10(→ 8)増加 (69 → 77)
鬼瓦うらら:指輪了解よ!
GM:ではベイブリッジほとりで神楽ゆかりに近付くところから描写を開始するね
GM:気になることとかたくさん聞いてもらって 話がひと段落したらイベントが起こってシーン終了になるよ~
鷲尾瞳:わかりました
鬼瓦うらら:はあい!
GM:やってこう!
GM:N市、湾岸エリア。ベイブリッジほとり。
GM:青い海に架けられた橋がよく見える、広場のようになっているその場所で、神楽ゆかりは静かに佇んでいました。
神楽ゆかり:「………どこにもない……」青ざめた顔で溜息をついている。
青い小鳥:「ちゅんちゅん」小脇には青い鳥もいる。
鬼瓦うらら:「ゆかりさーん」手を振りながら走ってくる。
神楽ゆかり:「どうしてかしら、こんなに探しているのに……」「……あら」顔を上げます。
鷲尾瞳:その後ろから数歩遅れてついていくよ
ノーヴェ:少し後ろから歩いてきます。鬼瓦もいるし、基本は彼女に会話を任せるスタンスだ。
鬼瓦うらら:「えっと、仲間…?といいますか、お知り合いのみんなにちょっと会って、いろいろしてきましてっ」
蓮葉久人:会話は苦手なので鬼瓦の一歩後ろほどの位置。
神楽ゆかり:「あら…こんにちは。神楽ゆかりと言います」皆にお辞儀。
神楽ゆかり:「いろいろしてくれたのね。ありがとう、うらら!」
鬼瓦うらら:「えへへ」
鷲尾瞳:こちらもお辞儀だけしておこう
神楽ゆかり:「でもごめんなさい。私の探し物は結局まだ見つかっていないの」
蓮葉久人:「先程はどうも。蓮葉久人です」お辞儀。
ノーヴェ:「ノーヴェだ。こいつらの付添みたいなものだから、気にしなくていいぜ。事情は知ってる」
鬼瓦うらら:瞳ちゃんをちらりと見て。「それで、もしかしたらゆかりさんが探してたの…」
鬼瓦うらら:「これかなって」指輪を取り出す。瞳ちゃんから先ほど受け取ったものだ。
ノーヴェ:ゆかりさんのドレスの微妙な汚れとかを見て、あちこちあるき回ったんだな~と思案してます。
神楽ゆかり:「……まあ!」目を見開いてその指輪を見ます。
神楽ゆかり:「ええ、ええ。間違いなくこれよ、これだわ!私が探していた指輪……!」
ノーヴェ:「あんたが捨てたんじゃなかったのか? その指輪」
神楽ゆかり:「……」目を伏せます。「…そんなところまで分かってらっしゃるの?」
ノーヴェ:「あっやべ。余計な口挟んじまった……頼む鬼瓦」
ノーヴェ:「説明はお前からの方がいいだろ。多分」
鬼瓦うらら:「えっ、わたしですか!?」
ノーヴェ:「お前だよ。ドレス仲間だろうが」
鬼瓦うらら:「ざ、雑」
鬼瓦うらら:「こほん。…このひとが、その婚約者の方にたまたまお会いしたみたいで」
鬼瓦うらら:「それが、茅花さん、であってますか?」
神楽ゆかり:「まあ!」「何もかも分かってるのね。ええ、…茅花雪之丞さん。それが私の婚約者よ」
神楽ゆかり:「私、家政婦をしているって言ったでしょう。住み込みで、彼のところで働いていたの」
鬼瓦うらら:「わあ。ドラマみたいだ…」
神楽ゆかり:言いながら、うららちゃんから指輪を受け取ります。
ノーヴェ:「(やっぱ茅花のこと嫌いじゃなさそうだな……)」 隣の瞳ちゃんに聞こえるかどうかくらいに小さくつぶやく。
神楽ゆかり:「それで働いて、お父さんの借金を返すつもりだったんだけど…」
鷲尾瞳:「(今のところ何も問題がないように思えますが……)」
鬼瓦うらら:「ふむふむ」
蓮葉久人:「そこから何か、問題が?」
神楽ゆかり:「ある日突然、雪之丞さんが実家に来て、両親に、借金を返す代わりに私と婚約したいって話をしたらしくって」
鬼瓦うらら:「えーっ、ゆかりさんより先にご実家に!?」
鬼瓦うらら:「返す代わりに…」
神楽ゆかり:「そうなの」頷きます。「そこからはもう、うちの両親は絶対に婚約しろって聞かなくって」
鷲尾瞳:「それは確かに良くないですね……」
ノーヴェ:「夫婦になるのに、前提からして対等じゃねえんだよな。雇われと雇い主だから当然ではあるが……」
鬼瓦うらら:「も~!それが一番いいと思って行動しちゃったのかなあ…!」
神楽ゆかり:指輪を見つめる。「……雪之丞さんは悪くないわ」
鷲尾瞳:「好きという気持ちは本人から伝えられるのが一番うれしいと思うのですが……」
鬼瓦うらら:「お嫌いじゃあないんですね」ほっとしたように。
神楽ゆかり:「うん……でも」目を伏せる。「だからこそ、私が雪之丞さんと結婚するのは間違っている気がするの」
鬼瓦うらら:「えっ。なんでですか…?」
神楽ゆかり:「私なんてただの家政婦だし、雪之丞さんは大きな企業の御曹司だし」
神楽ゆかり:「こんな私が、借金と引き換えに結婚だなんて、彼の婚約者としてふさわしくないわ…」
ノーヴェ:「…………」 立場なんて関係ねえだろ!おめーの本当の気持ちを最優先しろ!と言おうと思ったが
ノーヴェ:絶対に怒鳴って萎縮させてしまうので黙って聞き役になっています。
鬼瓦うらら:「えーっ!」三人をきょろきょろ見てから。(あっなんか言いたげな顔の人もいるけど!)
蓮葉久人:「金銭貸借契約の清算を条件に結ばれた婚姻契約、という点を問題視しているのですね」
鬼瓦うらら:「へ?なんていいました??」
蓮葉久人:「…………」
ノーヴェ:「弁護士かお前か」
蓮葉久人:「借金の代わりに結婚、というところをよく思っていないのですね」訳。
鬼瓦うらら:「なるほど」訳され。
神楽ゆかり:「うん。彼は優しい人だから、私の境遇を見かねてそんなことを決断したのかもしれないわ」
鬼瓦うらら:「……ゆかりさん、断りたいんですか?」
ノーヴェ:「結婚するなら対等でありたい。神楽ゆかりが好きで結婚を申し込んだなら嬉しいが、哀れみや優しさで結婚するのなら、自分はふさわしくないかもしれない」
ノーヴェ:「そーいうことか? 神楽」
神楽ゆかり:「……」「うん、そう」うららちゃんの言葉に困ったように口を噤んだあと、ノーヴェくんを見て頷く。
神楽ゆかり:「……指輪を無くしてしまったことにすれば」
神楽ゆかり:「どうしようもない女だと思われて、婚約も解消されるかなと思ったの」
鬼瓦うらら:「でも、いっしょうけんめい探してましたね」困ったように笑う。
神楽ゆかり:「うん」困ったように笑い返す。
神楽ゆかり:「捨てた後に、やっぱり怖くなっちゃって…」
蓮葉久人:「怖くなった、ですか」
蓮葉久人:「どうしようもない女と思われるのが、でしょうか?」
神楽ゆかり:「ううん、もっと単純」
神楽ゆかり:「すごく高い物でしょう、これ」指輪を見せる。大きなサファイアが輝いている。
鬼瓦うらら:「た、たかそう・・・」
蓮葉久人:「そうですね。高級なもののようです」
ノーヴェ:「売ればちょっとした借金くらい帳消しにはできそうだな」
神楽ゆかり:「そ、そんなことできないわ…」
ノーヴェ:「どうするんだ神楽ゆかり? 探しものは見つかったんだろ」
ノーヴェ:「でもおたくの借金は残ったままだし、茅花雪之丞はきっとまだお前のことが好きで、お前を探してる」
ノーヴェ:「お前が抱えているもやもやはどうする」
ノーヴェ:「納得してから行動したほうがいいぜ。あとで後悔するからな」
蓮葉久人:「そうですね。コレは自分も言われたことですが……」
蓮葉久人:「借金の肩代わりとは別に、貴方はその相手のことをどう思っているのでしょう」
鬼瓦うらら:「それ気になりますっ」ちいさな挙手。
神楽ゆかり:「え…」
神楽ゆかり:「それはその……」指輪をきゅっと抱きしめる。頬が染まる。
蓮葉久人:「家政婦として働き、見初められ、自分が相手にふさわしくない、ということは仰っておりましたが」
蓮葉久人:「貴方から彼への評価はまだ口にしておりませんので、確認しておこうかと。」
神楽ゆかり:「そ、それは必要なことかしら……?」
蓮葉久人:「はい。必要なことです」
鷲尾瞳:「今の反応で蓮葉さん以外は皆気づいたと思いますが……」
鬼瓦うらら:なぜか嬉し気にうんうん聞いている。
鬼瓦うらら:「もちろんです!」
ノーヴェ:「蓮葉は動物園のモルモットだから仕方ねえ。許してやれ」
蓮葉久人:「……………………??」
蓮葉久人:なぜ背中から撃たれたんだろう
ノーヴェ:「……どうなんだ神楽ゆかり。借金とか抜きにして、自分の気持ちに正直になったとき」
鬼瓦うらら:頭の中にめがねをかけたモルモットのせんぱいがいるので撫でつつ。「答えはもうそこですねっ」
ノーヴェ:「なんの障害もなくなって、プロポーズを受けるかどうかって話になったとして」
ノーヴェ:「添い遂げたいって思うのか? 思わねえのか」
鷲尾瞳:「言いづらいなら、我々には言わなくても構いません。代わりに、自分の正直な気持ちを雪之丞さんに伝えてあげてください」
蓮葉久人:「………………」あれ、今自分が聞いた気がする、と思いながら黙る。
鷲尾瞳:「それから、雪之丞さんが貴女をどう思っているかも重要です。本当に貴女を哀れんだから、借金を肩代わりすると言い出したのか」
鷲尾瞳:「推測だけで行動するのではなく、お互いの気持ちを確認しあって見てください。貴方達の結婚が正しいのか、間違っているのか判断するのは」
鷲尾瞳:「それからでも遅くないと思います」
神楽ゆかり:「……うん」
神楽ゆかり:「そうね…。私は。彼が本当に、私のことを愛しく思ってくれるというなら…」
神楽ゆかり:「私だって、彼の事が……」
GM:そこで。キミ達を取り囲むようにして現れる者達がいる。
黒服の男:「いたぞ!」「動くな!花嫁をこちらに渡せ!」黒服の男達がキミ達を取り囲む!
ノーヴェ:「だからよお! もうさあ!」
蓮葉久人:「む。」
ノーヴェ:「やり方がヤクザなんだよ!」 向き直る。
蓮葉久人:そちらに一歩踏み出すように体勢を変える
蓮葉久人:「そうだな」
鷲尾瞳:「落ち着いてください。彼女にはもう逃げる意思はありません」
蓮葉久人:「人の話を最後まで聞くのは大事だ」
鬼瓦うらら:「そりゃ逃げますよお!怖いですもん!」いいつつ手を前に出す。
黒服の男:「なんだと!やるのか!」一斉に襲い掛かろうとする!
GM:乱闘が起ころうとしたその時!
鷲尾瞳:「ですから、雪之丞さんとお話を……」
黒風白雨:《Eロイス:ありえざる存在》にて取得した《天候操作》を使用。暴風雨を巻き起こします。
ノーヴェ:うわっ
蓮葉久人:きた
鷲尾瞳:あっすごい。ジャームだ
鬼瓦うらら:うわわ
ノーヴェ:ほんとだジャームだよ
鬼瓦うらら:「こっ、これは!?」
GM:青空だったはずの空がどんよりと曇り出し、その場一帯に猛り狂った風雨が生まれる!
鷲尾瞳:「……!」手で風よけを作り暴風雨から身を守りつつ「この能力は……!」
黒服の男:「グワッ!」「ギャーーー!」黒服の男達の悲鳴が聞こえる!
ノーヴェ:「そういやいたなもう一人。フードだかレインコートだかの奴が」
蓮葉久人:「皆、気をつけろ」アタッシュケースに雨粒が勢いよく当たる
鬼瓦うらら:「せんぱいが戦ったっていうーー!」
蓮葉久人:「説得の通じない相手だ」
GM:暴風雨に混じって、街中にいたはずの亡霊や海賊の恰好をしたパフォーマー達が幻影のように現れて、次々に男達を昏倒させている。
ノーヴェ:こっちに吹っ飛んできた黒服をキャッチし、安全そうな方向に投げてやります。
黒風白雨:「…動かないで。その花嫁をこちらに渡してください」雨の中、レインコート姿が幻影のように現れる。
鬼瓦うらら:ゆかりさんに駆け寄る。一回転びそうになって追いつく。
鷲尾瞳:「神楽さん、こちらに!」急いで神楽さんに駆け寄って彼女を守ろうとするよ
神楽ゆかり:「ええ……!」瞳ちゃんに頷こうとした時。
青い小鳥:「ちゅんちゅん!」肩の青い鳥が鳴く。
ノーヴェ:「”花嫁を”じゃなくて”鳥さんを”の間違いじゃねーのか?」 守るように前に出る。
ノーヴェ:「それとも、自分じゃ鳥さんは扱えないから適合者ごと……ってか?」
青い小鳥:《瞬間退場Ⅱ》。神楽ゆかり・鬼瓦うららと共に退場します。
鷲尾瞳:「……!?」
蓮葉久人:「……!」
ノーヴェ:「おいい!?」
蓮葉久人:「鬼瓦!」
神楽ゆかり:「うらら…!」手を引く。
鬼瓦うらら:「えっ、あ!?」
鬼瓦うらら:「せんぱい!」
GM:花嫁姿の女性二人が、忽然とその場から溶けるようにして消える。
鷲尾瞳:「催花の翼の力……!?こんなときに……!」
蓮葉久人:「追手からの逃亡幇助か…!」
ノーヴェ:「なんで鬼瓦まで連れてかれてんだよもう! 神楽ひとりにするより好都合だが!」
黒風白雨:「……チッ。ええ、適合者ごと持ち去るのが手早いと思ったのですが」舌打ちしながら言う。
黒風白雨:「まあいい。そこまで遠くには行っていないでしょう。すぐに捕まえればいい…」
黒風白雨:そう独り言のように言って姿を消す。《瞬間退場》。
ノーヴェ:「あってめーこら!」
GM:暴風雨が、その中から現れていた盗賊のような亡霊達の姿とともに消えていく。
蓮葉久人:「貴様!」
ノーヴェ:「言いたいことだけ言って逃げやがった……! 女に嫌われるタイプだぜあれは」
鷲尾瞳:「逃げられましたね。我々も急ぎましょう。"黒風白雨”より先に二人を見つけなくては」
蓮葉久人:「………いや、人に嫌われるタイプだ。覚えがある」
ノーヴェ:「んあ?」
蓮葉久人:「そうだな。どのみち狙いが一緒ならば、そちらが優先だ」
鷲尾瞳:「今の出力、明らかにジャームです。”オーバーラン”一人ではゆかりさんを守りきれません」
ノーヴェ:「蓮葉、お前技術者だろ。すごいレーダーでどこにワープしたかわからねえのか」
ノーヴェ:「鬼瓦と神楽の居場所だよ」
蓮葉久人:「幸か不幸か、鬼瓦を連れて逃げた。……何らかの連絡があるか、そうでなくとも一人をまた探すよりは容易いはずだ」
蓮葉久人:「発信機のたぐいはプライベートを重んじて付けていないが」
蓮葉久人:「連絡はあるかもしれない。……捜索を始めよう」
蓮葉久人:「指揮を頼む、リーダー」
GM:シーンを終了します。
GM:ロイス関連のやつだけできるよ!
鬼瓦うらら:ゆかりさん 〇助けます!/心配です P表に!
鷲尾瞳:ふんふ~ん
鷲尾瞳:私は大丈夫!
ノーヴェ:神楽さんと鬼瓦さんはどっちも庇護で取ってあるので大丈夫かな。
ノーヴェ:白黒さんにもロイス枠あけておけばよかったけど、今回は雪之丞と神楽さんに取りたかったから、まあいいや! 以上です。
蓮葉久人:こちらはあと1枠残して保留しておこ。大丈夫です!
◆Middle10◆
GM:では次のシーン。シーンプレイヤーはノーヴェくん。
GM:鬼瓦さん以外の三人が登場可能です。
GM:出る人は侵蝕率を上げて登場してね
蓮葉久人:蓮葉久人の侵蝕率を1d10(→ 4)増加 (77 → 81)
鷲尾瞳:鷲尾瞳の侵蝕率を1D10(→ 8)増加 (76 → 84)
ノーヴェ:ノーヴェの侵蝕率を1d10(→ 5)増加 (80 → 85)
鷲尾瞳:ニアミス
GM:いい感じではないでしょうか
GM:さて今の状況整理といなくなってしまった二人の捜索のため、最初に二つの判定が可能です。
・黒風白雨について2 〈情報:UGN、裏社会〉難易度10
・鬼瓦うらら・神楽ゆかりの行方 〈知覚〉難易度9
GM:挑戦してみてね
ノーヴェ:かぐらゆかり、ひらがなだとなんか怪談みたいだ
GM:あっ変換ミスですわ 直しとこ
鷲尾瞳:かわいい
蓮葉久人:かわいい
鷲尾瞳:知覚が一番得意な人は私かな
ノーヴェ:ふたりとも行きたいやつにいきなー
ノーヴェ:失敗した時のカバーに待機します
GM:兄貴…
蓮葉久人:そのよう。じゃあ俺が黒風さんで。
蓮葉久人:失敗したらバディを構えつつノーヴェくんに頼る
鷲尾瞳:いいのかい?彼女さんのほうじゃなくて
ノーヴェ:僕も彼女の行方探さないのかなあって思ってた
蓮葉久人:得意な人間に一刻も早く見つけてもらうのが一番安全と思い……
蓮葉久人:でもせっかくなら知覚行くか
GM:ファイトよ~
蓮葉久人:じゃあ進めてもらったので鬼瓦と神楽さんの行方に知覚します
蓮葉久人:素振りで。
蓮葉久人:4dx>=9
DoubleCross : (4DX10>=9) → 9[2,3,4,9] → 9 → 成功
蓮葉久人:ギリ!
ノーヴェ:えらい
GM:よかったー
鷲尾瞳:流石です先輩
鷲尾瞳:じゃあ安心して黒風さんを調べよう。
鷲尾瞳:コネ:UGN幹部を使って、ダイスはこれで6個。固定値4。行くぜ
鷲尾瞳:6DX+4
DoubleCross : (6DX10+4) → 10[1,2,5,6,6,10]+1[1]+4 → 15
鷲尾瞳:成功だぜ
GM:すごご
蓮葉久人:すごいぜ
ノーヴェ:130点の戦闘キャラなのにUGN4あるのは強いなあ
鷲尾瞳:優秀なチルドレンですからね
GM:問題ないな~~ それでは全員成功ですね!
GM:では、順次情報を開示していきます。
・黒風白雨について2 〈情報:UGN、裏社会〉難易度10
黒風白雨の正体は嵐のレネゲイドビーイングである。
既にジャーム化しており、高価なものに執着することしかできない存在に成り果てている。
また、黒風白雨は市内に亡霊や海賊の姿をした大量の従者を召喚し、従者に遺産「催花の翼」の捜索を行わせていたようだ。
そして現在、黒風白雨は神楽ゆかりの居場所を補足しており、従者を使って神楽ゆかりごと「催花の翼」を確保するつもりだ。
そうなった場合、黒風白雨は即座に遠くに逃亡してしまい、二度とこの街に戻ることはないだろう。
GM:以上です。
ノーヴェ:かけおちされちゃう
・鬼瓦うらら・神楽ゆかりの行方 〈知覚〉難易度9
2人は「展望灯台」エリアにある灯台に向かっているようです。
今から行けば追いつくことができるでしょう。
鷲尾瞳:展望灯台!
GM:ただもちろん合流するためには、黒風白雨の追手をどうにかする必要があるぞ!
蓮葉久人:灯台!
GM:次のシーンでそんな判定をしてもらいます。
鷲尾瞳:鐘がある所?
GM:そうそう
鷲尾瞳:なるほどね~
鷲尾瞳:すべてを理解したぜ
蓮葉久人:理解のり。
GM:じゃあどうしようかな ちょっと3人で話したところで雪之丞が登場するのがスムーズかな?
ノーヴェ:そうですねえ
ノーヴェ:軽く情報共有して、よしいくぞ!の後とかかな
鷲尾瞳:りょ!
蓮葉久人:かい!
GM:ですかねえ
GM:じゃあそういう流れで!お願いします~
GM:黒服の男達が昏倒した広場の一角で、花嫁たちの行方を追うことにしたキミ達は、
GM:『黒風白雨』の正体に関するUGNからの調査報告等を受け、情報の整理を行っていました。
鷲尾瞳:「UGNの分析班に、先程の黒風白雨のデータを解析してもらったところ」
鷲尾瞳:「彼はRBであることがわかりました。先程現れた亡霊や海賊たちは、能力で生み出された従者のようですね」
ノーヴェ:「神出鬼没なのはそういうことか。あの出力どう見てもジャームだし」
鷲尾瞳:「市内には多数、彼の従者が目撃されています。神楽さんたちの行方も既に掴んでいると見ていいでしょう」
ノーヴェ:「肝心の花嫁二人の居場所は? 鳥さんがいるし、まだ無事ではあると思うんだが」
蓮葉久人:「広域に影響を及ぼすのは見ての通りとは言え、厄介だな」
蓮葉久人:「その二人の居場所だが、こちらも概ね推測がついた」
ノーヴェ:「お、やるな」
蓮葉久人:「鬼瓦の装備の反応を感知すると、現在は展望灯台方面へ向かっているようだ。こちらも今なら合流できるだろう」
蓮葉久人:「……当然、黒風白雨がそれを探知すると、こちらに足止めをする可能性は大いにある。備えていてくれ」
ノーヴェ:「足止め上等だ。あっちから手の内見せてくれんなら大歓迎だぜ。なあ鷲尾」
鷲尾瞳:「はい。我々UGNの力を見せて差し上げましょう」
ノーヴェ:「うし! 黒風白雨を倒せば遺産まわりはひとまず解決だろ。さっさと行くべ」
GM:そんな風に話していると、前方から一人の男がやってきます。
茅花雪之丞:「オイオイ…なんだってんだ、これは」倒れた部下を見下ろして唖然としている。大柄なスーツ姿の男…茅花雪之丞だ。
ノーヴェ:「あっ、雪之丞だ」
茅花雪之丞:「あっ、お前…ノーヴェってったか」怪訝な顔。
茅花雪之丞:「オイ、名乗ってないぞ」
ノーヴェ:「そういや顔知ってたっけ。鷲尾、蓮葉。あいつがYの片割れの茅花雪之丞だ」
ノーヴェ:「名乗られてないな」 肩をすくめる。
蓮葉久人:「なるほど」頷き。
鷲尾瞳:「ご紹介に預かりました、鷲尾瞳です。我々はUGNのエージェント、及びチルドレンです。貴方の身元は調べさせていただきました」
茅花雪之丞:「なんだなんだ……」言いかけて。「……ああ、あんた達UGNだったのか。道理で……」
ノーヴェ:「んー。丁度いいところにやってきたのかこれは?」
蓮葉久人:「同じく、蓮葉久人です。貴方が追っている神楽ゆかりさんとの諸々の縁があり、今回の件に関わっております」
鷲尾瞳:「神楽ゆかりは現在、黒風白雨というFHのオーヴァードに狙われています。貴方の部下たちを倒したのも彼です」
ノーヴェ:「これから助けに行く。率直に言って危険だから死ぬかもしれないんだが」
ノーヴェ:「一緒に来るか? 黒風白雨退治」
茅花雪之丞:「んん!? そいつぁ………」唖然としたまま、何かを言いかけて手をウロウロさせる。
茅花雪之丞:「あーー……ああーー…。まあ……細かいことを話してる場合じゃないんだな。そうだな。それは一大事だ」
茅花雪之丞:「ついて行っていいのか。ぜひ同行させて欲しい」
ノーヴェ:「おいおい。話聞いてたか」
ノーヴェ:「死ぬかもしれねーんだぞ。AWFつけてるだけの一般人だろお前」
ノーヴェ:「俺たちに任せて、安全地帯で見守ってた方がいいんじゃねーのか?」
ノーヴェ:「なんで即答でついてこようって思うんだ」
茅花雪之丞:「うるせえな。神楽ゆかりが危険だって聞かされて安全地帯で待ってられるワケねえだろ」
ノーヴェ:「愛した女だからか」
茅花雪之丞:「あーー…そうだ」
ノーヴェ:-いくらなんでも怪しすぎるだろ/茅花雪之丞/庇護/○やり方がまずい/ロイス
これをP庇護○にしたいです!
鷲尾瞳:「案外素直に認めるんですね」
GM:はい、どうぞ!
ノーヴェ:しました
茅花雪之丞:「何でこんな初対面のお嬢さんとお坊ちゃん達の前で言わされてんだ…?」
ノーヴェ:「ならいいんじゃねえの。死んでも自己責任ってことでな」 他二人が何を言おうとこっちで守る覚悟を固めた。
鷲尾瞳:「愛する人に伝えるのが遅かったからではないでしょうか」
ノーヴェ:「誰が坊っちゃんだ! お兄さんだろうが!」
茅花雪之丞:「はいはいお兄さんよ……ああ?何が遅かったって?」
鷲尾瞳:「もっと早く本人に伝えておけば、今回のように話がこじれることもなかったのではないかと」
茅花雪之丞:「……ンンン」
茅花雪之丞:「あーー…お嬢さん? それは誰かに何かを聞いた上で言ってるのか?」
茅花雪之丞:「なんというか…俺としても今の状況……彼女が何を考えてるのかがよく分かってない。誤解は解きたいんだ」
鷲尾瞳:「いえ。ただの一般論です。両親に話を通したり、借金を肩代わりするような迂遠な手段を取るよりも」
鷲尾瞳:「直接好意を伝えられる方が、女の子は嬉しいものですから」
ノーヴェ:「らしいぜ。メモっておけよ」 蓮葉くんを肘でつんつんつついている。
蓮葉久人:「ん?俺か?……あぁ、わかった」つつかれる。
蓮葉久人:会話内容を記録。
茅花雪之丞:「……」顎をさする。「…まあ……浮かれちまってたのは認めるが……」
茅花雪之丞:「ゆかりの家の事情が気になって、両親に話を聞きに行った時に…」
茅花雪之丞:「彼女と懇意になりたい話をしたら、あっちからも「ぜひ婚約の話を進めてくれ」と喜びいさんで言われたもんで…」
ノーヴェ:「ああ。もともとは家の事情を聞きに行っただけだったのか」
鷲尾瞳:「外堀から埋めようとしていたわけではなかったんですね」
茅花雪之丞:「ああ、そうだよ。そうだ。んで、そんなもんだから浮かれちまって話を進めちまったんだけど」
茅花雪之丞:「…なんというか……」手がウロウロする。「……フラれるのか?俺は?」
蓮葉久人:「その辺りは」
蓮葉久人:「親も借金も現在の状況も関係なく、お二人同士でまず話し合うことかと思われます」
ノーヴェ:「そういうこったな。だいたいお前、真正面からちゃんと言ったのかよ?」
ノーヴェ:「お前は俺のものだ、どんな事情があっても関係ねーから一生俺と一緒に来いって」
ノーヴェ:「言わないとわかんねーぜこういうの。実際誤解されてるし……」
茅花雪之丞:「なんだなんだ、色男ども」蓮葉くんとノーヴェくんを見やる。
茅花雪之丞:「それはあんたらの経験談か?」
ノーヴェ:「俺はもっと最強だったから違う」 謎のドヤ顔をしている。
鷲尾瞳:「……」頬を赤くして目を逸らす
蓮葉久人:「自分は色恋沙汰の経験はありませんので、別件からの経験談です」真顔。
蓮葉久人:「我々も神楽ゆかりさん本人から貴方に対する評価を明言されたわけではなく、現時点ではお二人の今後の方向性は保証できません」
蓮葉久人:聞く前に逃走されたので。
蓮葉久人:「なので、気になるならば事件解決後、本人にご確認ください」
茅花雪之丞:「手厳しいな…」
蓮葉久人:「無論」
蓮葉久人:「それを行うには神楽ゆかりさんはもちろんのこと、貴方が無事であることが条件です」
鷲尾瞳:「これでも応援しているのだと思います。恐らく」
ノーヴェ:「でもふたりとも、これで分かったろ。これまでは俺の第一印象でしか語れなかったが……」
ノーヴェ:「こいつはどう見たって悪人じゃねえ。多少やり方をマズっただけの健気な一般人だ」
ノーヴェ:「守りつつ現場に連れて行く。そして花嫁との時間を作ってやって、あとは二人に任せる」
ノーヴェ:「そういう方向性でいいだろ?」
ノーヴェ:「鷲尾が貸してくれた漫画でも読んだし。女ってのは、好きな男がピンチに駆けつけてくると嬉しいんだろ」
ノーヴェ:「……嬉しいらしい。たぶん」
蓮葉久人:「なるほど」
蓮葉久人:「概ねにおいて同感だ、"ノーヴェ"。」
鷲尾瞳:「そうですね。女の子はいつもそういう状況を夢見ていると思います」
鷲尾瞳:「つまり今はピンチであると同時にチャンスでもあるということです」
茅花雪之丞:「頼む。俺に格好つけさせてくれ」
茅花雪之丞:「彼女に誤解されたままじゃたまんねえしな」
ノーヴェ:「格好つけさせてくれ、すんげーかっこいいじゃねえか!」
ノーヴェ:「来いよ雪之丞! 誰がなんて言おうと俺が責任とってやる。同行しろ!」
蓮葉久人:「それが貴方の意志ならば、了解した」
鷲尾瞳:「では決定ですね。我々はこれより、茅花雪之丞とともに神楽ゆかりのもとに急行し、彼女を助け黒風白雨を退けます」
蓮葉久人:「我々日常の盾が、あなたの困難を露払おう」
鷲尾瞳:「……同感だと言っていましたが、"セイクリッド・ギア”は本当に分かっているのでしょうか」
鷲尾瞳:「貴方も格好つける立場だと……」小さくつぶやきます。
GM:シーンを終了します。
GM:ロイス関連のことだけ可能だよ
ノーヴェ:雪之丞さんのロイスはP庇護に変えたので問題なし
鷲尾瞳:だいじょぶ!
ノーヴェ:うん、他のロイスも大丈夫かな。以上です
蓮葉久人:最後に1枠にとっておこ
蓮葉久人:「茅花雪之丞 ○P尽力/N心配」で取得して以上です
GM:おお!ありがたや~~~
GM:ではこのシーンはこれで以上です!
ノーヴェ:尽力だ
◆Middle11◆
GM:次のシーン。ミドルフェイズ最後のシーンです。
GM:シーンプレイヤーは鬼瓦さん。全員登場推奨です
GM:出る人は侵蝕率を上げて登場してね
ノーヴェ:ノーヴェの侵蝕率を1d10(→ 10)増加 (85 → 95)
ノーヴェ:ごえええ
鬼瓦うらら:鬼瓦うららの侵蝕率を1d10(→ 5)増加 (82 → 87)
鷲尾瞳:でちゃお~
蓮葉久人:蓮葉久人の侵蝕率を1d10(→ 8)増加 (81 → 89)
鷲尾瞳:鷲尾瞳の侵蝕率を1D10(→ 1)増加 (84 → 85)
蓮葉久人:格差。
鷲尾瞳:落ち着きひとみ
GM:おやおや
GM:えっとね~ じゃあ最初に鬼瓦さんと神楽ゆかりの描写からスタートしますね
ノーヴェ:さっき出られなかったもんね
鷲尾瞳:そうね
GM:灯台の階段を駆け上り 敵に囲まれていると
GM:階下に皆の姿が見えて……というシーンです
鬼瓦うらら:うれしい
GM:たくさんかっこつけていきましょう
GM:青い鳥…《催花の翼》の誘導で逃走しているキミは、神楽ゆかりに手を引かれ、
GM:暴風雨が迫る中、展望灯台に向かって駆けていました。
鬼瓦うらら:「ゆかり、さん、だいじょうぶ、ですかっ!」
神楽ゆかり:「うらら、こそっ!」
神楽ゆかり:「私は…ふふ、体力だけが取り柄だから……っ、大丈夫!」
鬼瓦うらら:「もー!いっぱい、ありますよ!」笑う。泥が跳ねる。
鬼瓦うらら:ドレスが汚れていくけれど、走っていく。
神楽ゆかり:「ねえ…」荒い息を吐きながら、ドレスをはためかせて前へ進む。
神楽ゆかり:「こんな時に話すことじゃ全くないんだけど…、私の話を聞いてくれる?」
鬼瓦うらら:「はい!ずっと、聞きたかったんです。ゆかりさんの話!」
神楽ゆかり:「まあ」微笑む。「うらら、とっても良い子ね」
GM:後ろからは暴風雨、そして盗賊や海賊姿の亡霊達が迫ってくる。それを振り返りもせず、花嫁と少女は街を駆ける。
鬼瓦うらら:「えー?だって、人の恋の話はいつだって。楽しいですもん」
鬼瓦うらら:暴風雨の中ではないような笑顔が自然と出てくる。
神楽ゆかり:「私、雪之丞さんが好きよ! 男の人らしくて、不器用で、格好良くて、私にはないものを持ってる気がする!」
鬼瓦うらら:もっと笑ってしまう。「知ってました!会ったこと、ないですけど!でも!」
鬼瓦うらら:「ゆかりさんを見てたら分かります!」
神楽ゆかり:「あら」こっちも笑う。「恋するって、幸せな瞬間が増えることだものね」
神楽ゆかり:「私の幸せが、あなたに伝わったのかしら?」
鬼瓦うらら:「はい。それもですし…わたしも、好きな人がいますから!」
神楽ゆかり:「あら。その話も、たくさん聞かせて欲しいわ!」
鬼瓦うらら:「さっきの眼鏡のひとです。わたしの先輩で。すごく真面目な人で」
鬼瓦うらら:「鈍くって、研究ばっかりで、いつもわたしの話をけんめいにかんがえてくれて、それでもわからなくて」
鬼瓦うらら:「でも、絶対あきらめないひと!」
神楽ゆかり:「とっても素敵だわ」暴風雨の中、日だまりで交わすような微笑みが漏れる。
鬼瓦うらら:嵐の中で叫ぶみたいに言う。「だからわたしも、あきらめないです!」
鬼瓦うらら:「……ゆかりさんも、たくさん、好きな人とお話しして」
鬼瓦うらら:「それで……少しでも、いっぱい、ゆかりさんの幸せを伝えてください」
鬼瓦うらら:「って、わたしは思いました!」
神楽ゆかり:「………自分の気持ちを伝えるって、すごく怖いわ」
鬼瓦うらら:「わたしも、偉そうなこと言って告白できてなくて叱られちゃいました」
鬼瓦うらら:「怖いです」
神楽ゆかり:「告白、できたの?」
GM:キミ達は息を切らしながら、灯台の階段を駆け上っていく。
鬼瓦うらら:「まだ。はっきり言わなきゃ、わからないひとだから、はっきり言わなくちゃ」
鬼瓦うらら:「……いまがすっごく幸せだからこそ」
鬼瓦うらら:「それが壊れそうで、怖い、ですよね」
神楽ゆかり:「そうよ」目を細める。
鬼瓦うらら:じゃあ、どうして告白したいと思ったんだろう。息を切らしながら考える。
鬼瓦うらら:「……ああ」
GM:キミ達は頂上に辿り着く。展望台のようになっていて、広い街並みを見下ろすことができる。
鬼瓦うらら:暗い雲の中でも、ぱっと目に入る。見慣れた、安心してしまう、無表情みたいな顔。
鬼瓦うらら:「ゆかりさん。でも……わたし。わたしは」
鬼瓦うらら:すっごくピンチなはずなのに、勇気が出てしまう。
鬼瓦うらら:「好きな人の一番に、なりたくなっちゃいました」笑う。
鬼瓦うらら:「こんなときに、一番最初に見つけて、見つけられる、一番に!」
神楽ゆかり:「………そっか」目を細める。「ふふ。それって、すごく素敵」
神楽ゆかり:「一番大事な人に、一番好きでいてもらいたいわよね」
神楽ゆかり:「ふふ!そういう女の子だもの、私達!」
鬼瓦うらら:「はい!」
GM:ではここで、判定に突入します。
黒風白雨:「逃がしませんよ」階段を駆け上るようにして、亡霊達の群れが二人に迫る。
黒風白雨:それは灯台の階下も同然だ。暴風雨の中、数多の亡霊がキミ達を妨害せんとする。
GM:この中で、鬼瓦さんは神楽ゆかりとともに、灯台の頂上から階下に飛び降りてもらいます。
鬼瓦うらら:うおお
GM:そして、茅花雪之丞が神楽ゆかりを受け止められるようサポートしつつ、蓮葉さんに鬼瓦さんを受け止めてもらいます。
GM:という判定をこれから蓮葉さんに挑戦してもらいます。
GM:【肉体】で判定してください。難易度8。
鷲尾瞳:任せてください。我々はUGNですので
GM:また、瞳ちゃんとノーヴェくんは、〈白兵〉で難易度7の判定に挑戦することで、蓮葉さんを支援することができます。
蓮葉久人:UGN!
GM:支援に成功すると、蓮葉さんの判定ダイスを+2dすることができます。
GM:支援演出としては、亡霊達の撃退や、雪之丞のサポートを行ったりする感じになるかと思います。
GM:説明は以上!判定に挑戦だ!
鷲尾瞳:では我々から判定しましょう
蓮葉久人:おねがい~
ノーヴェ:支援支援するよ~
鷲尾瞳:白兵で判定。技能4点の肉体6、DB2です。いくぜ
ノーヴェ:これどっちも成功したら重複するんですか?
鷲尾瞳:8DX+4>=7
DoubleCross : (8DX10+4>=7) → 8[2,5,5,6,6,6,7,8]+4 → 12 → 成功
GM:重複するよ!
鷲尾瞳:スパスパ
ノーヴェ:6dx+3>=8
DoubleCross : (6DX10+3>=8) → 8[1,2,4,6,8,8]+3 → 11 → 成功
ノーヴェ:1負けた!
ノーヴェ:技能の差で負けてる
GM:あらあら
鷲尾瞳:技能差で勝つの綺麗だなあ
GM:なんかどっかで似た展開見たな……
ノーヴェ:ワイトもそう思います
蓮葉久人:ではお二人の支援を貰って+4Dでやっていきまーす
GM:どうぞ!
蓮葉久人:肉体で判定。
蓮葉久人:9dx>=8
DoubleCross : (9DX10>=8) → 10[2,3,4,5,5,5,5,9,10]+3[3] → 13 → 成功
蓮葉久人:オーライ
GM:うおーーーー問題なし!
GM:では全員判定に成功!蓮葉さんは無事に鬼瓦さんをキャッチすることができます!
GM:格好つけろ!
鬼瓦うらら:「ゆかりさん。ここから飛び降りて、きっと受け止めてくれる、って言ったら」
鬼瓦うらら:「信じてくれますか?」確信しているという声で、眉を下げて言う。
神楽ゆかり:「……私を受け止めてくれた人は、きっと」
神楽ゆかり:「私をずっと愛してくれる人って、信じたいわ」
鬼瓦うらら:「わたしも信じます!」ゆかりさんに手を差し出す。
神楽ゆかり:「……うん」泥だらけのドレスを引きずる。
神楽ゆかり:「うららと一緒なら、怖くないわ、私」
神楽ゆかり:「あなたを信じる!」うららちゃんの手を掴む。
鬼瓦うらら:やぶれたベールをどけて、ぎゅっと抱えるように身を乗り出す。「信じてくれて」
鬼瓦うらら:「ありがとうございます!」少しでも痛くないように。
鬼瓦うらら:風圧をなんとか手繰り寄せながら、宙へと身を投げ出す。
神楽ゆかり:何枚も重なりあったレースが風に舞う。
GM:花嫁と少女が、高い灯台から落下してくる。
蓮葉久人:灯台。鉛色の暴風雨が荒れ狂う中でそれを見る。
蓮葉久人:泥で汚れ、それでもなお穢れない純白が舞う姿
蓮葉久人:四角のレンズの向こうの瞳が色を捉えた
蓮葉久人:「さて、茅花雪之丞さん。正念場だ」
蓮葉久人:「"マクガフィン"と"ノーヴェ"が道を作る。俺は貴方を送り届け、後輩を受け止める」
蓮葉久人:「貴方も、貴方のするべきことを成してくれ」
茅花雪之丞:「……後輩?」
茅花雪之丞:「あの子、あんたのただの後輩なのか?」
蓮葉久人:「いや」
蓮葉久人:「ただの、ではない」
蓮葉久人:「俺にはもったいないほどの、良いやつだ」
蓮葉久人:アタッシュケースが開放される。ガション、とカートリッジが排莢。
蓮葉久人:そして風の音が変わる。打ちつける雨は届かず、暖かな風が二人の背中を後押しする。
蓮葉久人:固定の力によって圧縮された風速が、二人に加速を与える。
蓮葉久人:取り出した白衣の裾が、風にはためく
茅花雪之丞:「……ハハ!」快活な笑い声が響く。「じゃあ、お互い頑張らなくちゃな!」
蓮葉久人:「もちろんだ。だが、無理はするな」
蓮葉久人:「先に体を張るのがこちらの役目だ」
蓮葉久人:バジィ!
蓮葉久人:暴風雨の中で理外の加速と風の加護を受けて、跳ぶ
蓮葉久人:その先端の加速に圧縮された空気が青白い稲光をともなって
蓮葉久人:「──────鬼瓦!」
蓮葉久人:はためく白色が、宙を舞う白色の元に駆けつける。
鬼瓦うらら:笑みがこぼれる。「せんぱい!」心配することなど何もない。
蓮葉久人:圧縮された空気が柔らかく、クッションのように落下衝撃を減衰させながら。
蓮葉久人:その体を両手受け止めた。
鬼瓦うらら:雨で冷え切ったはずなのに温かくて、余計に笑う。「ふふふ」
蓮葉久人:「よくやった、鬼瓦」
鬼瓦うらら:「がんばりました。それに」
鬼瓦うらら:「せんぱい、信じてました」腕に力を込めて、もう少し強くしがみつく。
蓮葉久人:「あぁ」
蓮葉久人:「お前は一般人を守りきり、ここに届いた」
蓮葉久人:落とさぬように抱え込む。
蓮葉久人:「俺は、それが誇らしい」
鬼瓦うらら:「はい。あとでたくさん」
鬼瓦うらら:「誉めてくださいね!」
蓮葉久人:「あぁ、わかった」
蓮葉久人:「幸い、褒める内容には事欠かなそうだ」
茅花雪之丞:スーツ姿の大柄な男が、花嫁に向かって駆け出していく。
神楽ゆかり:「雪之丞さん……!」下からの風圧で随分に減速し、ふわふわと妖精のように舞い降りる。
茅花雪之丞:「ゆかり!」下から両手を伸ばし、華麗に受け止めようとしたところで、
神楽ゆかり:「きゃっ」風圧の加護が消え、彼の胸に一気に落下。
茅花雪之丞: 「うお……っ」どさりと尻餅をつきながら受け止める。
茅花雪之丞:「………映画みてえには行かねえな」
神楽ゆかり:「……ええ、ええ…」雪之丞にぎゅっと抱き着く。
茅花雪之丞:「…………まあ」嬉しそうにしている。「それでも恰好はついたみたいだぜ、ノーヴェ」
鷲尾瞳:「どうやら二人はうまくやったようですね」花嫁たちから少し離れた場所。従者たちの亡骸を背に言う。
ノーヴェ:「大丈夫かな~あいつら」 邪魔が入らないよう灯台前に陣取り、しもべの亡霊を殴り倒している。これが最後の数匹。
ノーヴェ:「さっきからちょこちょこあっち見てたけどよ。飛び降りた人間をキャッチするってオーヴァードでも難しいんだぜ」
ノーヴェ:「神楽ゆかり……は鳥さんガードがあるからともかく、雪之丞ケガしてねーかな」
ノーヴェ:よそみしたまま最後の一匹を殴り倒す。
鷲尾瞳:「大丈夫です。彼にはレネゲイドより強い力……愛の力がありますから」ひらりと舞うように、こちらも従者を切り倒して
ノーヴェ:「不思議なもんだな」
ノーヴェ:「お前と最初に会った時は、堅苦しくて口うるせえだけのやつだと思ってたが」
ノーヴェ:「こーして愛だのなんだのを語ることになるとは。人生わからん」
鷲尾瞳:「私もこんなふうになれるとは思っていませんでした。最初に会った時には、こんな不真面目な人とはわかり会えるはずないと」
ノーヴェ:「あいつらもそうなれると思うか?」
ノーヴェ:「”すれ違いとか誤解とか喧嘩とか色々あったね”みたいに、しばらく経って当時を笑いながら話せるような関係になれると思うか」
鷲尾瞳:「絶対になれますよ。二人の間に絆があるなら、どんな障害だってどんな過去だって乗り越えていけます」
鷲尾瞳:「私達がそうだったように」
ノーヴェ:「へっ。だといいなァ」
ノーヴェ:「行こうぜ鷲尾。雑魚は片付いたし、あとは親玉だ」
鷲尾瞳:「ノーヴェと私ほど最強ではありませんから、少しは苦労するかもしれませんけどね」
ノーヴェ:「まあそこはな! 俺らに勝てるコンビはいねーよ!」
鷲尾瞳:「ええ、あとは黒風白雨ですね。……ところでノーヴェ、気づいてますか?」
ノーヴェ:「なんだ」 大丈夫かな~とちらちら雪之丞たちが落ちた方向を見ている。
鷲尾瞳:「ひい、ふう、みい……倒した敵の数は私のほうが一体多いようですよ。私が12体で貴方が11体です」
ノーヴェ:「あ!?」
ノーヴェ:「そんなわけねーだろ俺だって……うわっほんとだ!」
ノーヴェ:「ああークソ! あん時だな! 神楽ゆかりキャッチのタイミングにめっちゃよそ見してたから……クソ!」
ノーヴェ:「黒風白雨! あいつを倒した方に+5ポイントだぞ! いいな鷲尾!」
鷲尾瞳:「勝負ですね。構いませんよ。では、負けたほうが勝った方の言うことを一つ聞くということで」
ノーヴェ:「いいだろう。ベテランUGNエージェントをナメやがって……後悔させてやるぜ」
鷲尾瞳:「そちらこそ。優秀なUGNチルドレンに勝負を仕掛けたこと、後悔させて差し上げます」楽しげに微笑む
鷲尾瞳:以前の自分なら任務中に、こんなふうに笑うことなんて無かっただろうな、と思いながら
黒風白雨:《見えざる道》を使用。レインコート姿のレネゲイドビーイングが、暴風雨の只中に亡霊のように出現する。
黒風白雨:レインコートを深く被り、その正体はやはり見えない。
黒風白雨:「……渡しなさい。『催花の翼』を……花嫁ごと……」
黒風白雨:激しい嵐に混ざって再び亡霊達が出現し、キミ達を取り囲んでいく!
鷲尾瞳:「……現れましたね、黒風白雨」4人に追いついて。
ノーヴェ:「おー。荒ぶってんな、文字通りに」 防水ジャケットを着ているが既にずぶ濡れだ。
ノーヴェ:「”黒風白雨”。お前にも一度聞いてみたかった」
ノーヴェ:「お前は翼を手に入れてどこに行くつもりだ?」
黒風白雨:「…翼を得て」
黒風白雨:「決まっているでしょう。次に価値あるものがある場所へ行くだけです」
黒風白雨:「価値あるものが、私を呼ぶ。価値あるものが、生きる全て」「それだけです。それだけ」
黒風白雨:欲望に呑まれた怪物が、感情なく言う。
ノーヴェ:「……だめだ」 どこか哀れむような視線を向ける。 「それじゃあお前は勝てないよ」
ノーヴェ:「価値あるものなんてこの世にゃいっぱいあるんだ。戦いとか、成田と雨堂を除く支部の仲間とか、ライバルとか……」
ノーヴェ:「その中から、本当に価値ある一個を選んで、こいつだけがほしい!って思える奴が最強なんだ」
ノーヴェ:「ここにいるやつは全員最強だぞ」
ノーヴェ:「お前は勝てない。それでも戦うか」
黒風白雨:「………」暴風雨が身体を打つ。「人間に、価値などありません」
鬼瓦うらら:「ありますよ!」声を張る。
鬼瓦うらら:「それを証明できます」たとえばこのドレス。たとえば指輪。たとえばいくつもの言葉。
鬼瓦うらら:「この雨よりすごい勢いで!たくさん!見せますよっ」
黒風白雨:「ほう」鬼瓦さんに視線を向けます。「貴女がどんな宝物を持っているのか知りませんが」
鬼瓦うらら:「当ててみてください」 怖いな、と思って、でも、せんぱいがいるから、笑えた。
鬼瓦うらら:「教えてあげませんよーだ!だって、わたしはまだ」
鬼瓦うらら:「その人にも言えてないんですから!」
黒風白雨:「……結構。感情や記憶なんて、その場しのぎのまやかしです」
黒風白雨:「どれだけ下らないものかということを、教えてさしあげますよ」
GM:暴風雨が勢いを増す。
蓮葉久人:「結構。それが貴様の命題か、黒風白雨」
蓮葉久人:形を変えたケースが、歯車を組み合わせた巨大な槍に変わる。
黒風白雨:「……《セイクリッド・ギア》」
蓮葉久人:「貴様とも何度目かの付き合いだ。だから、一つ講義をしてやろう」
蓮葉久人:「道具など、そこにあるだけではただの歯車と螺子と鉄の塊だ」
蓮葉久人:「作り出された道具は、正しく使われることにこそ価値を発揮する」
蓮葉久人:「そして」
蓮葉久人:「人間こそが、最も道具を上手く使うことに長けた存在だ」
蓮葉久人:槍の先端を掲げて向ける
蓮葉久人:「証明してやろう」
蓮葉久人:「───人間の、価値を」
黒風白雨:「は」
黒風白雨:「はははははは」「ははははは」
黒風白雨:「貴方がたに、何ができるというのか」
黒風白雨:「やれるものなら……やってみるがいい!」
GM:暴風雨が降り注ぐ。
GM:《黒風白雨》から、邪悪に歪んだレネゲイドが撒き散らされた。
GM:シーンを終了します。
GM:ロイスの諸々だけ可能だよ~
蓮葉久人:ロイス満杯!以上!
ノーヴェ:白黒さんにロイス取りたいけどいっぱいなんだよな~
ノーヴェ:でもはすうら・YY……コンビにロイスは絶対正解だったからいいや
GM:うれしいぜ
鷲尾瞳:白黒さんには戦闘の最中でロイスを取りたいかな
鬼瓦うらら:わたしも同じくです!
GM:はあい ではこのシーンは以上です!
◆Climax◆
GM:クライマックスシーン。全員登場をお願いします。
GM:侵蝕率を上げて登場してね。
鷲尾瞳:鷲尾瞳の侵蝕率を1D10(→ 6)増加 (85 → 91)
蓮葉久人:蓮葉久人の侵蝕率を1d10(→ 6)増加 (89 → 95)
ノーヴェ:またリモコンがリセットされてる!
ノーヴェ:ノーヴェの侵蝕率を1d10(→ 9)増加 (95 → 104)
鬼瓦うらら:鬼瓦うららの侵蝕率を1d10(→ 2)増加 (87 → 89)
ノーヴェ:出目もクソ!
GM:オヤオヤ
黒風白雨:「やれるものなら……やってみるがいい!」
GM:暴風雨が降り注ぐ。《黒風白雨》から、邪悪に歪んだレネゲイドが撒き散らされる。
GM:前シーンの直後からスタート、まずは衝動判定です。
GM:難易度は9。
鷲尾瞳:思い出の一品が火を吹くぜ
鷲尾瞳:3DX+1
DoubleCross : (3DX10+1) → 10[1,7,10]+3[3]+1 → 14
鬼瓦うらら:5DX+0+0@10>=9
DoubleCross : (5DX10>=9) → 10[1,6,9,9,10]+4[4] → 14 → 成功
鷲尾瞳:せいこ!
鬼瓦うらら:おしおし
蓮葉久人:4dx>=9
DoubleCross : (4DX10>=9) → 10[4,7,9,10]+9[9] → 19 → 成功
鷲尾瞳:鷲尾瞳の侵蝕率を2d10(→ 15)増加 (91 → 106)
GM:みんな凄いな!
鷲尾瞳:やるじゃない
蓮葉久人:メンタル太郎です
蓮葉久人:蓮葉久人の侵蝕率を2d10(→ 13)増加 (95 → 108)
鷲尾瞳:皆出目いいなw
ノーヴェ:意志意志!
ノーヴェ:5dx>=9
DoubleCross : (5DX10>=9) → 10[4,5,8,9,10]+5[5] → 15 → 成功
ノーヴェ:ノーヴェの侵蝕率を2d10(→ 10)増加 (104 → 114)
蓮葉久人:皆回す
GM:ノーヴェくんまで!
鬼瓦うらら:鬼瓦うららの侵蝕率を2d10(→ 18)増加 (89 → 107)
鷲尾瞳:これが人間の力だ!
GM:ではこのまま戦闘に突入します。
GM:エネミーは《黒風白雨》と、彼の従者である《亡霊達》のトループが5体。
GM:PCたちから5メートル離れた位置に亡霊達のトループが二つ。
GM:更に5メートル離れた位置に、亡霊達のトループ三つと黒風白雨。
GM:図にすると
鷲尾[9]鬼瓦[7]蓮葉[6]ノーヴェ[6]
(5m)
亡霊達_1[6]、亡霊達_2[6]
(5m)
亡霊達_3[6]、亡霊達_4[6]、亡霊達_5[6]
黒風白雨[12]
GM:こうなります。
GM:説明は以上!敵を全員倒すと戦闘終了だよ。
ノーヴェ:多いなー
鬼瓦うらら:がんばるぞい
GM:では頑張ってやっていきましょう!戦闘開始!
GM:1ラウンド目。
GM:セットアップ!
鷲尾瞳:セットアップはなにもないよ~
ノーヴェ:何もなしです。メジャーエフェクトしかない。
亡霊達1~5:何もありません。
蓮葉久人:なしだよー
鬼瓦うらら:ない!
黒風白雨:《得意領域》。このラウンド間の〈RC〉の判定ダイスを増やします。
GM:ではイニシアチブ!
鷲尾瞳:黒ちゃんの手番かな
GM:はい!まずは行動値12の黒風白雨の手番です。
ノーヴェ:黒ちゃんって呼び方かわいい
黒風白雨:マイナー。《オリジン:レジェンド》。【精神】による判定の達成値を増やします。
黒風白雨:メジャー。《サイレンの魔女》《ブレインシェイク》《雨粒の矢》《シングインザレイン》。
黒風白雨:対象はPC全員。当たると放心が付与されます。
鷲尾瞳:雨つかいだ!
蓮葉久人:雨マン!
黒風白雨:11dx+14
DoubleCross : (11DX10+14) → 10[1,1,2,3,3,4,7,8,8,10,10]+8[7,8]+14 → 32
ノーヴェ:サイレンと雨粒組み合わさってるのなにげに希少な気がする
黒風白雨:まわった!やった~~!達成値32です!
GM:リアクションどうぞ!
ノーヴェ:一応ドッジ。
鷲尾瞳:ドッジします!固定値的にガードしても耐えられなさそう。武器も作ってないし
鬼瓦うらら:どっじ~
鬼瓦うらら:5DX+1+0@10 回避
DoubleCross : (5DX10+1) → 10[1,2,7,8,10]+3[3]+1 → 14
鬼瓦うらら:無理ピ
ノーヴェ:あーどうしようかな。ガードのほうが可能性あるかなあ……
蓮葉久人:固定値いくつだっけなぁ
ノーヴェ:装甲無視だから絶対無理そうだけど、ドッジも無理そうなのでガードしてみます。
蓮葉久人:こちらも一応ガードで。
鷲尾瞳:9dx+1
DoubleCross : (9DX10+1) → 7[2,2,3,3,3,3,4,6,7]+1 → 8
鷲尾瞳:しゅん
GM:ではダメージロール!
黒風白雨:4d10+26 装甲無視
DoubleCross : (4D10+26) → 27[7,8,6,6]+26 → 53
鷲尾瞳:つよっ
黒風白雨:装甲値無視53点ダメージです。また、当たると放心が付与され、全ての判定ダイスがー2個されます。
ノーヴェ:ガード値8で軽減してやっぱり死です。装甲有効でも耐えられなかったな……
鷲尾瞳:ダメダメにゃんにゃん。ロイスを切って復活しよう
鬼瓦うらら:死…
ノーヴェ:うーん誰のロイスを切るかなあ
鷲尾瞳:催花の翼のロイスをタイタスにして昇華。悪い子じゃなくてよかった。やつのためにも負けられないぜ!復活します
鬼瓦うらら:かわいいもの 〇好き/偏愛 このロイスをタイタスにして昇華 ふっかつするぞ!
蓮葉久人:死!んー、雪之丞さんのロイスを昇華して立ち上がります。HP13。ここまで着たら守らねばね。
鷲尾瞳:HPは16に。放心も受けました
GM:かわいいもの!
蓮葉久人:蓮葉久人のHPを15減少 (28 → 13)
ノーヴェ:仕方ない。ゆかりちゃんのロイスを切って復活します。
鬼瓦うらら:がんばるぞの心だ
GM:はあい では演出やっていきますよ~!
黒風白雨:「人間に価値などない」「あなた方の理想論に付き合ってはいられません…」
黒風白雨:レインコート姿が霧散し、天高く灰色の雲が渦巻く。
黒風白雨:風雨がそのまま刃と化してキミ達に降り注ぎます!
鷲尾瞳:「これは……予想以上に速い……!」
鬼瓦うらら:風を固めて受け止めようとしたが、間に合わない!
蓮葉久人:「来るぞ!あれは……かなり厄介だ!」
蓮葉久人:大ぶりに薙いだ槍をかいくぐって、不可視の刃が深く突き刺さる
鷲尾瞳:いくつかの刃を剣ではじくが、防ぎきれない。吹き飛ばされ血を流しつつ、直ぐに体制を立て直すよ。
ノーヴェ:「カワイソーに。俺のように信頼できるライバルに巡り会えればよかったのにな」
黒風白雨:降り注ぐ刃の嵐がおさまると、雨にまぎれて再び姿を現す。
ノーヴェ:地面を踏み砕き、瓦礫に身を隠して凌いでいる。
鬼瓦うらら:ヴェールが破ける。ドレスの裾もボロボロになって。「ぜんっぜん、かわいくないですけど!」
鬼瓦うらら:「そーも言ってられませんからねっ」
鷲尾瞳:「惚気けてないで今は集中してください、ノーヴェ。この範囲にこの出力、防ぐには元を断つしかありません」
鷲尾瞳:「そのためにもまずは、この亡霊たちをなんとかしなくては」
GM:続いて行動値9の瞳ちゃんの手番です。
鷲尾瞳:待機しようかな。今移動しても黒風白雨には届かないし
GM:はーい。では行動値7の鬼瓦さんの手番になるよ
ノーヴェ:「わかってる。俺だって無策で呑気してるわけじゃねえ」
ノーヴェ:「鬼瓦の攻撃は一度見てるからな。おい! まとめて吹っ飛ばせるだろ!」
ノーヴェ:「蓮葉にかっこいいとこ見せてみろよ!」
鬼瓦うらら:「はいっ」汚れたヒールで一歩前へ。
蓮葉久人:「同感だ、ノーヴェ、マクガフィン。」
蓮葉久人:「やれるか?鬼瓦」
鬼瓦うらら:「任せてください!」
蓮葉久人:「よし」
蓮葉久人:「任せた」
鬼瓦うらら:笑みがこぼれる。
鬼瓦うらら:では、マイナーはなしで。
鬼瓦うらら:先にコンボ「グレイズグレイス」《援護の風》《ウインドブレス》
鬼瓦うらら:ダイス+6、達成値+12。放心ぶんで-2はあるから+4でダイスはいいかな
GM:そうですね
鬼瓦うらら:そしてメジャーはコンボ「クリームスクリーム」。【Rコントローラー】を使っての《サイレンの魔女》。
GM:コワいよ~~
鬼瓦うらら:対象はシーン(選択)のため、エネミー全員を指定。
ノーヴェ:コンボ名がかわいい
鬼瓦うらら:お菓子コンボ!
GM:命中判定どうぞ!
鬼瓦うらら:15dx+4+12
DoubleCross : (15DX10+16) → 10[1,1,2,2,2,3,6,7,8,8,8,9,10,10,10]+10[4,6,10]+1[1]+16 → 37
GM:ギャ~~~
蓮葉久人:《バディムーヴ》 達成値+3
ノーヴェ:ピッタリじゃん
GM:ギャ~~~~!?
鬼瓦うらら:せんぱい・・・・!
鷲尾瞳:ラブラブか~?
蓮葉久人:ぴったり40だぞ鬼瓦
鬼瓦うらら:えへへ
鬼瓦うらら:愛の力じゃん
亡霊達1~5:《イベイジョン》によりドッジの固定値は16で固定。
黒風白雨:ドッジします。
黒風白雨:5dx+2>=40
DoubleCross : (5DX10+2>=40) → 9[2,2,4,5,9]+2 → 11 → 失敗
黒風白雨:ハハハ 無理無理
GM:というわけで
亡霊達1:《献身の盾》《マグネットフォース》。1が2をカバー。
亡霊達3:《献身の盾》《マグネットフォース》。3が4をカバー。
鬼瓦うらら:献身的な幽霊め!
ノーヴェ:るろうに献身
亡霊達5:《献身の盾》《マグネットフォース》。5が黒風白雨をカバー。
鬼瓦うらら:www
蓮葉久人:なんてこった
鷲尾瞳:しぶといぜ
GM:以上です!ダメージロールどうぞ!
鬼瓦うらら:5D10+21
DoubleCross : (5D10+21) → 22[5,5,7,3,2]+21 → 43
鬼瓦うらら:装甲無視!
ノーヴェ:安定してるな~うららちゃん
亡霊達:ギャギャギャ
亡霊達:1・3・5がそのまま消滅します!
鷲尾瞳:イレイズ……
鬼瓦うらら:やったー半減だ
鷲尾[9]鬼瓦[7]蓮葉[6]ノーヴェ[6]
(5m)
亡霊達_2[6]
(5m)
亡霊達_4[6]、黒風白雨[12]
GM:こうなりました
鬼瓦うらら:すっきり!
GM:では 侵蝕率を上げて演出してね!
鬼瓦うらら:わすれてた
GM:いま上げれば大丈夫よ
鬼瓦うらら:鬼瓦うららの侵蝕率を10増加 (107 → 117)
鬼瓦うらら:はあい!
鬼瓦うらら:刃のような雨風は起こせない。鋭くはできない、ただ、重く深く。
鬼瓦うらら:せんぱいが制作したコントロール用の腕輪のライトが明滅する。灰色の空の下、小さな白い光。
鬼瓦うらら:導かれているような安心感。
鬼瓦うらら:「価値か可能性か、知りませんがっ」
鬼瓦うらら:風を絡めて、巻き取って、振り回す。
鬼瓦うらら:巨大な棍棒の一振りのように、ただ打ち砕く!
鬼瓦うらら:「勝てば証明になりますかねっ!!!」
亡霊達:風雨から生み出された亡霊の群れ達が逃げまどうが、それより強大な風に呑まれていく!
黒風白雨:「…」
黒風白雨:「その腕輪は……」亡霊達を自らの前に出現させ、攻撃を弾きながら呟く。
鬼瓦うらら:「ふふ、お気づきになりましたか!」
黒風白雨:「…《セイクリッド・ギア》の制作物には興味があります。効率的で、無駄がない」
鬼瓦うらら:「制作物も素敵ですけど、せんぱい自身も素敵です」
黒風白雨:「貴女のような子供には勿体ないものです。ええ、それを私のものにしたくなりましたとも」
鬼瓦うらら:「…きゃ」本人がいることを忘れていた。
鬼瓦うらら:「渡しませんよーだ!もー!」せんぱいに聞こえてないと信じて、小さく舌を出す。
黒風白雨:「………」「………貴女は冗談がお好きなようですね」手を翳し、攻撃に移ります。
GM:では再びイニシアチブに移ります。
GM:行動値6が蓮葉くん・ノーヴェくん・亡霊達2・4ですね。
GM:PC優先なので蓮葉くんかノーヴェくんの手番です。どちらが先に動きます?
GM:ではノーヴェくんからどうぞ!
蓮葉久人:ノーヴェ!率先して先鋒を…大したやつだ…
ノーヴェ:先輩のためなら私がんばっちゃいます!
ノーヴェ:見ててくださいね!
鬼瓦うらら:だれだおまええー!
鬼瓦うらら:これ以上ライバルを増やすな!
蓮葉久人:相関図がぐっちゃぐちゃ
ノーヴェ:ということで行動します。行動値が6……ということになった!ので、マイナーで戦闘移動して亡霊2さんのエンゲージに。
鷲尾[9]鬼瓦[7]蓮葉[6]
(5m)
ノーヴェ[6]、亡霊達_2[6]
(5m)
亡霊達_4[6]、黒風白雨[12
ノーヴェ:ううーん、全力出すかなあ
ノーヴェ:さっきはカバーして2倍ダメージだったから80ダメージくらい食らって落ちてるんだよね
GM:そうですねえ
ノーヴェ:亡霊さんがどれくらいのカチカチ度かわかんないので、ここは本気を出そう!
ノーヴェ:コンボ【連柱崩撃・共鳴衝】。《コンセントレイト:ブラックドッグ》《アームズリンク》《ライトニングリンク》。
ノーヴェ:ウェポンケースからレイジングブレイドを装備して亡霊さん2たちを殴ります。
ノーヴェ:たち(単体)
GM:トループだからw
GM:では命中判定どうぞ!
ノーヴェ:11dx7+1
DoubleCross : (11DX7+1) → 10[1,1,2,2,3,3,7,7,10,10,10]+6[2,2,3,6,6]+1 → 17
ノーヴェ:やっぱり!
ノーヴェ:くさると思ったんだよーもう!
鷲尾瞳:でもぎりぎり当たる!
亡霊達2:でも《イベイジョン》で固定値16だからギリギリ避けられないぜ
蓮葉久人:バディを切ってしまってハラハラする
ノーヴェ:よかっジョン
亡霊達2:ギギギ~~~~~超悔しい!
ノーヴェ:好きな人が見てる前でかっこ悪いとこ見せるところだった
GM:まあ
鬼瓦うらら:あらあら
ノーヴェ:レイジングブレイドの特殊効果を使います。ダメージを+2d10。
鷲尾瞳:ドキドキしちゃうわね
ノーヴェ:2d10+2d10+41 なのでこう。
DoubleCross : (2D10+2D10+41) → 14[4,10]+16[10,6]+41 → 71
鷲尾瞳:つよっ
亡霊達2:ギャ~~~!?!?
蓮葉久人:つっよ
ノーヴェ:ノーヴェのHPを9に変更 (14 → 9)
亡霊達2:命中判定17のダメージじゃないでしょ
鷲尾瞳:達成値17の威力とは思えない
ノーヴェ:ノーヴェの侵蝕率を8増加 (114 → 122)
亡霊達2:漏れなく消し飛びます!
ノーヴェ:さすがにこれは落ちただおr!
ノーヴェ:ろ!
亡霊達2:塵一片残さず落ちました!
GM:クソ~~ 演出どうぞ!
ノーヴェ:「ひゅッ」 一息に踏み込み、掌打とそこから生じる雷撃で敵を打ち倒していく。あっという間に20体近くを叩き伏せた。
ノーヴェ:「今日の俺は……」
ノーヴェ:「保護者だ。雪之丞をカッコつけさせるためにあいつと神楽ゆかりを全力で守るし」
亡霊達2:悲鳴にも似た風の音を上げながら、次々と雷撃によって消されていく。
ノーヴェ:「微妙なところでグダグダやってる恋愛初心者どもを見守る義務もある」 ちらりと鬼瓦・蓮葉の二人を見る。
黒風白雨:「………」レインコート姿が佇みながら、ノーヴェを見つめる。
ノーヴェ:「オラ、もっと亡霊出してみろよ黒風白雨! かっこつけるための敵が足りないだろうが!」
鬼瓦うらら:むむーという顔で端からぽこぽこ見守っている。
黒風白雨:「……野蛮ですね。いいでしょう。せいぜい潰されるまで、そうやって犬のように吠えるがいい」
鷲尾瞳:「そうです。私が倒す分も出してください。まあ、できるのならですが」
ノーヴェ:「あっ鷲尾、さっきの勝負忘れんなよ! 黒風白雨倒した方が5ポイントだからな!」
鷲尾瞳:「もちろん忘れていません。黒風白雨、貴女をを倒すのは私です。覚悟しておいてください」
黒風白雨:「……犬が二匹ですか」
黒風白雨:「あなたのような小娘に、何ができるというんです…?」冷笑的な響きが伴う。
GM:では手番が蓮葉くんに移りますね。
蓮葉久人:はーい
鷲尾瞳:GOGO!
蓮葉久人:ではマイナー移動。黒風白雨のエンゲージに。
鷲尾[9]鬼瓦[7]
(5m)
ノーヴェ[6]
(5m)
亡霊達_4[6]、黒風白雨[12]、蓮葉[6]
蓮葉久人:コンボ:【"聖機構・起動/トリガーオン・セイクリッドギア"】《Cハヌ》《音速攻撃》《疾風迅雷》
蓮葉久人:対象は黒風白雨。
GM:はーい 命中判定どうぞ!
蓮葉久人:10dx7+1
DoubleCross : (10DX7+1) → 10[2,2,4,5,6,8,8,9,9,10]+10[4,6,7,8,10]+10[6,7,10]+10[3,9]+4[4]+1 → 45
蓮葉久人:おぉ…ドッジ不可です。リアクションどうぞ
GM:エグ!
鬼瓦うらら:すごい!
ノーヴェ:ダイスは俺より1個少ないというのに
蓮葉久人:戦い慣れてるからね
蓮葉久人:この相手と。
黒風白雨:ガードするぜ!
鬼瓦うらら:くっ
亡霊達4:《献身の盾》《マグネットフォース》。黒風白雨をカバーリングします。
蓮葉久人:その意気やよし。ダメージ。
蓮葉久人:5d10+11
DoubleCross : (5D10+11) → 27[2,9,5,9,2]+11 → 38
鷲尾瞳:やったか……?
蓮葉久人:普通だ!38点諸々有効です
ノーヴェ:そこのお前 38点HPはピュアキュマイラ1匹分だぜ
鬼瓦うらら:www
黒風白雨:ダメージ適用の前に亡霊達4を対象に《隆起する大地》を使用します。
蓮葉久人:ピュマイラが倒せなくなっちゃう!
ノーヴェ:装甲があったら厳しそうだけど装甲よりひどい!
鬼瓦うらら:あっ!
黒風白雨:1d10
DoubleCross : (1D10) → 1
黒風白雨:1!!!!!!!!!!!
鷲尾瞳:がんばれ先輩!かっこいいとこ見せて!
蓮葉久人:www
鬼瓦うらら:1
蓮葉久人:1。
黒風白雨:38ー(1+13)で24
黒風白雨:1て!!
黒風白雨:単体攻撃だから2倍じゃないので
亡霊達4:ごめん!生き残りました
蓮葉久人:生きてる亡霊!
鬼瓦うらら:かなしみ
ノーヴェ:その亡霊で盾を突いたらどうなるのだ
蓮葉久人:蓮葉久人の侵蝕率を7(→ 7)増加 (108 → 115)
GM:それじゃ演出どうぞ!
蓮葉久人:豪雨と暴風の騒音の中に、もう一つ音が混じる。
蓮葉久人:歯車を組み合わせたような巨大な槍が機構を回し、唸りを上げる。
蓮葉久人:「黒風白雨、前回までは取り逃したが」
蓮葉久人:「今回はそうは行かない。───戦闘向きの人員が揃っているのは、僥倖だからな」
蓮葉久人:鬼瓦、ノーヴェ、マクガフィンの奮闘を見る。
蓮葉久人:亡霊たちの層が薄くなる瞬間を見据え
蓮葉久人:「行くぞ。────『聖機構・起動《ファーストトリガー・オン》』」
蓮葉久人:ボゥ、と爆発的な圧縮空気がカートリッジと共に排出され、蓮葉の身体を押し出す。
蓮葉久人:バジィ!と槍の穂先にセントエルモの火が灯り、鉛色の風の中を突き抜けていく
蓮葉久人:そして、その先端が勢いそのまま黒風白雨へと────
亡霊達:その穂先に縋りつくように亡霊達の群れが現れる。
亡霊達:槍に貫かれ、火に焦がれ、次々に亡霊達が燃えていく。
蓮葉久人:「チッ……!」
黒風白雨:「《セイクリッド・ギア》。貴方が他人と共にいるとは、珍しいこともあったものです」
蓮葉久人:実体のない質量に前進が押し止められる。
蓮葉久人:「自覚はある。団体行動に向いてないからな、俺は」
ノーヴェ:「(あるのか……)」
鬼瓦うらら:(あるのです)後方で。
黒風白雨:「先ほどの演説といい。どうも今日は饒舌のようですが」
黒風白雨:「何か心境の変化でも?」
蓮葉久人:「そうだな。……今日は、いつもと違って、付き合いの浅い人間が二人も居る」
蓮葉久人:ちら、と鬼瓦以外の二人を意識。
蓮葉久人:「存外、得難いアドバイスを貰ってな。実践中だ」
蓮葉久人:「それに、貴様もなにか話していただろう?うちの後輩と。」
蓮葉久人:「流石に、いつもより意地を張らねばな」
蓮葉久人:「……作成者が道具を使いこなせないなど、信頼に関わる」
黒風白雨:「……科学者のプライドですか」
黒風白雨:「私としては、それすらも下らないものです。道具は道具だけの価値がある。そこに乗せる人の感情など、無粋でしかない…」
蓮葉久人:「貴様の意見だとそうなのだろうな」
蓮葉久人:「だから反証せねばならん」
黒風白雨:「…させません」再び攻撃が始まる。
蓮葉久人:バシュン、と圧縮空気を吐き出した槍から水蒸気の煙が上がる。
蓮葉久人:「うむ。……だが、心しろ」
蓮葉久人:「俺はともかく、俺の仲間を舐めてかかると」
蓮葉久人:「驚くぞ」
黒風白雨:「ハハハ。まさか。子供と阿呆の集まりではありませんか?」
GM:というわけで手番がまだ生きている亡霊達4に移りますよ。
鷲尾瞳:いいよ!
亡霊達:マイナーでボルトアクションライフルを使用。
亡霊達:メジャーで《炎の刃》《アタックプログラム》《オールレンジ》。対象は瞳ちゃん。
亡霊達:射撃攻撃を行います。
ノーヴェ:ひっ瞳ちゃん!
亡霊達:8dx+11
DoubleCross : (8DX10+11) → 9[1,2,2,3,6,7,7,9]+11 → 20
蓮葉久人:俺が倒せなかったから…!
ノーヴェ:サラ犬エグのエフェクト1個ずつ使ってるの、なんか寄せ集めトループっぽくて好き
鷲尾瞳:よけるぞー
ノーヴェ:鷲尾なら避けられるから大丈夫!
鷲尾瞳:8DX+1
DoubleCross : (8DX10+1) → 10[4,4,5,8,9,9,9,10]+1[1]+1 → 12
鷲尾瞳:しゅん
蓮葉久人:がんばってた
鬼瓦うらら:しゅしゅん
亡霊達:ホアハハ
ノーヴェ:1と10の位を反転させたい
蓮葉久人:そうか、その手が…
亡霊達:ダメージ!
鷲尾瞳:イカサマダイスじゃん
鷲尾瞳:こいっ
亡霊達:3d10+12 装甲有効
DoubleCross : (3D10+12) → 21[10,3,8]+12 → 33
亡霊達:またダメージ適用と同時に、更にオートで《餓鬼魂の使い》!
鷲尾瞳:ふぉふぉふぉ……HPが満タンなら耐えられたのじゃがのう
亡霊達:ランク3の邪毒を与えます。
鬼瓦うらら:がきだまっ!
鷲尾瞳:どくどく
鬼瓦うらら:ウニャニャン!
鷲尾瞳:歩く度にダメージを受けてしまうっ!
GM:ドクンドクン
蓮葉久人:ヒュンケルー!
鷲尾瞳:雪之丞さんのロイスを昇華して復活しようかな
鷲尾瞳:力を持たない彼が頑張ってたんだから私がここで倒れるわけにはいかないのだ
GM:かっこいいなあ
鷲尾瞳:HPは16になります。演出どうぞ!
黒風白雨:「一体、あの者達に何ができると言うのです!」
亡霊達:風雨の中から、海賊姿の亡霊達が一斉に出現し、腰に装着したフリントロック式の拳銃を構える。
亡霊達:瞳ちゃんに向けて発砲。雨風の弾丸がキミの身体を撃ち抜き、笑い声のような音が鳴り響く。
鷲尾瞳:「……!」両腕で急所をかばう。風に煽られ、体が宙に舞いそうになるのを、必死に踏みとどまって耐える。
ノーヴェ:「ナメやがって。"何ができる"だと?」
ノーヴェ:「鷲尾は優秀なUGNチルドレンだ。それも歴戦のな。そんなショボい弾じゃ倒れねーよ!」
ノーヴェ:「だな鷲尾!」 まったく心配していない。
鷲尾瞳:その言葉ににっと笑って。「……そのとおり。私達には何だってできます。雪之丞さんも、見事にゆかりさんを助けてみせました。ただの一般人の彼がです」
鷲尾瞳:「オーヴァードである我々がこんな所で倒れていいはずがありません。まだ貴女に……」
鷲尾瞳:「感情や記憶が作り出す力……愛の力を見せてませんから」
鷲尾瞳:私の手番では!
GM:その通りだぜ!
GM:待機していた瞳ちゃんの手番だよ!
鷲尾瞳:行動するぜ!マイナーで《インフィニティウェポン》《スーパーランナー》
鷲尾瞳:メジャーで《コンセントレイト:モルフェウス》《咎人の剣》。次の攻撃をカバーされたくないので、亡霊くんたちを狙おうかな
鷲尾瞳:放心でダイスが2個減ってるのが不安だけど行くぜ
GM:はあい スーパーランナーによって戦闘移動したわけだね!
鷲尾瞳:あ!そう!
鷲尾瞳:7DX7+4 えい
DoubleCross : (7DX7+4) → 5[1,1,2,3,4,4,5]+4 → 9
ノーヴェ:!?
鷲尾瞳:うわっ!放心が効いちゃった
鬼瓦うらら:ぎにゃ
蓮葉久人:ひ、瞳ちゃん!
鷲尾瞳:ふらふら……やっぱり毒は気合いじゃなんとかならないよ
鷲尾瞳:ちゃんと病院に行こうね
鬼瓦うらら:大事なことだ
蓮葉久人:プロの診察を受けようね。
亡霊達:《イベイジョン》の効果でドッジの固定値16なので、このままだとドッジしちゃうぜ
鷲尾瞳:避けられたくないなー
鷲尾瞳:でも、ここからたくさんロイスを切っちゃうのもこわいなあ
鷲尾瞳:先に侵食上げてから考えてもいいかな
ノーヴェ:9から16はさすがにちょっと厳しい気がするワン
鷲尾瞳:鷲尾瞳の侵蝕率を4(→ 4)増加 (106 → 110)
鷲尾瞳:鷲尾瞳の侵蝕率を6(→ 6)増加 (110 → 116)
ノーヴェ:色ロイスでなんとかなったりする?
鷲尾瞳:なんない!
ノーヴェ:ちゅんちゅん
鷲尾瞳:大人しくかわされよう。しょぼしょぼ
亡霊達:では…残念だがこのまま攻撃はかわします!
GM:演出できる?大丈夫?
鬼瓦[7]
(5m)
ノーヴェ[2]
(5m)
亡霊達_4[6]、黒風白雨[12]、蓮葉[6]、鷲尾[9]
鷲尾瞳:暴風雨の中、濡れた髪をはためかせながら一足で亡霊たちに接近。
蓮葉久人:槍の機構から排莢。新たなカートリッジをセット。
鷲尾瞳:「はあっ!」錬成した純白の剣で、蓮葉くんの槍にまとわりつく亡者を一息に薙ぎ払うよ。
蓮葉久人:その動作は、狙う者にとっては格好の獲物となる。
亡霊達:その隙を見逃さず、《黒風白雨》の心境を投影するかの如く、蓮葉くんの槍に殺到する。
亡霊達:「………!」しかし、瞳ちゃんの一閃により次々と消失。
黒風白雨:「愛の力ですか」
黒風白雨:「それは、永遠に価値の薄れないものなんですか?」
黒風白雨:「客観的に証明できるものなんですか?」
黒風白雨:「できないでしょう。できないはずだ」
黒風白雨:降り注ぐ嵐によって、新たな亡霊達を生み出し始める。
鷲尾瞳:「たとえ永遠ではなくとも、この一瞬の輝きは」
鷲尾瞳:「この世界の何よりも綺麗で美しく、可愛く、そして最強です」
亡霊達:風の音を鳴らしながら、あなた達の周囲に次々と亡霊達が現れ、蠢き始める。
蓮葉久人:「俺からも礼を言う、マクガフィン」
鷲尾瞳:「貴女が集めたどんな宝物よりも!」
蓮葉久人:「こうして任せられる一瞬は、千金に値する」
黒風白雨:「…下らない……」「私の宝物より価値のあるものなど…ある訳がない…!」
鷲尾瞳:「いえ、申し訳ありません。隙を付いたつもりが、倒し切れなかったようです」
鷲尾瞳:「少しだけ待っていてください。必ず道を拓きます。私は優秀なチルドレンですから」
GM:全員の行動が終了したので、クリンナップになります。
鷲尾瞳:どくどくのダメージ9点を受けるよ!
GM:放心は自動回復。
鬼瓦うらら:どくー!
鷲尾瞳:残りHP7になってしまった
蓮葉久人:心が戻ってきた
GM:そうですね 邪毒のダメージ受けてもらって処理は終了!
GM:では2ラウンド目!
GM:セットアップ!
蓮葉久人:なし!
ノーヴェ:ないでーす
亡霊達:こっちはなし。
鬼瓦うらら:なしなし
黒風白雨:《得意領域》。このラウンド間の〈RC〉の判定ダイスを増やします。
鷲尾瞳:なし!
GM:はーい
GM:イニシアチブ!
GM:まずは行動値12の黒風白雨の手番になります。
鷲尾瞳:おうよ!
黒風白雨:マイナー。《オリジン:レジェンド》。【精神】による判定の達成値を増やします。
黒風白雨:メジャー。《サイレンの魔女》《ブレインシェイク》《雨粒の矢》《シングインザレイン》。
黒風白雨:対象はPC全員。当たると放心が付与されます。
鬼瓦うらら:せっかく戻ってきた心が!
黒風白雨:前ラウンドと同じ攻撃ですね。命中判定いくぜ!
蓮葉久人:心ー!
黒風白雨:11dx+14
DoubleCross : (11DX10+14) → 10[1,2,2,2,3,4,7,7,9,10,10]+6[4,6]+14 → 30
ノーヴェ:シンギンザレイン名前がかっこいいのですき
ノーヴェ:その達成値はきらい
鷲尾瞳:心じゃよ
黒風白雨:ダイスえらい! 達成値30です
鬼瓦うらら:どちらもわかるじゃよ
蓮葉久人:人の心とか無いんか?
蓮葉久人:耐えられないからドッジしよ
鷲尾瞳:よけよけるんるん
鬼瓦うらら:ドッジ
ノーヴェ:ガードすると死ぬことは前ラウンドで学習したので、ドッジします
鷲尾瞳:9DX+1
DoubleCross : (9DX10+1) → 10[1,1,2,3,3,4,5,10,10]+5[4,5]+1 → 16
蓮葉久人:6dx+1>=30
DoubleCross : (6DX10+1>=30) → 7[3,5,6,7,7,7]+1 → 8 → 失敗
鷲尾瞳:ふぉふぉふぉ……心じゃよ
蓮葉久人:にゃん
鬼瓦うらら:5DX+1+0@10 回避
DoubleCross : (5DX10+1) → 10[1,2,4,8,10]+1[1]+1 → 12
ノーヴェ:7dx+1>=30
DoubleCross : (7DX10+1>=30) → 9[1,3,5,7,7,8,9]+1 → 10 → 失敗
蓮葉久人:ギギギ…心を持たない殺戮機械になってしまった
黒風白雨:やった~~ ダメージ出すぞ
鬼瓦うらら:全自動ホヤヤンマシン
黒風白雨:4d10+26 装甲無視
DoubleCross : (4D10+26) → 29[9,10,1,9]+26 → 55
ノーヴェ:出目すごっ
鷲尾瞳:ちゅよい
黒風白雨:装甲無視55ダメージ!また、当たると放心が付与されて、全ての判定ダイスがー2個!
蓮葉久人:心を持たない殺戮機械だ
鬼瓦うらら:心よ…
ノーヴェ:買ってもらったばかりのアイスを落っことした子供みたいに放心してます
鷲尾瞳:戦闘不能になっちゃうよ!黒風白雨さんにロイスを取って昇華、復活しようかな
鬼瓦うらら:かなしいやつ
蓮葉久人:次は5段を買うと良い
ノーヴェ:うーんロイスロイス 何切ろうかな
蓮葉久人:死!うーん。初期のUGNへのロイスを昇華して立ち上がります。今この場が大事。
鬼瓦うらら:わたしも死ぬので黒風白雨さんにロイスを取得して
鷲尾瞳:敵/“黒風白雨”/P:同情/N:敵愾心○/ロイス これを取って昇華、復活します。黒風白雨に愛の力を証明するまでは倒れられない
鬼瓦うらら:〇勝ちます!/宝物を見せてあげたい
鬼瓦うらら:これをタイタスにしてふっかつ
ノーヴェ:これは迷うけどうららちゃんのロイスを切ろうかな。いまは○庇護/憤懣だけど、この子は庇護が必要なほど弱い子じゃないなってわかった感じ。
GM:いい昇華の仕方
鬼瓦うらら:えー嬉しい!
蓮葉久人:感情が変わったのね~
GM:では皆処理が終わったかな 演出いきますね
鷲尾瞳:GOGO
黒風白雨:「いつまでもしつこい方々です」
黒風白雨:「何、そこの『催花の翼』を渡していただければ、私の目的は果たせるのですよ」
黒風白雨:そう言いながら、姿が霧散していく。再び風雨の刃がキミ達を襲う。
黒風白雨:「そうすれば、私も決して深追いしません。良い取引でしょう?」
黒風白雨:キミ達の全身を斬り刻みながら、声だけが響き渡ります。
ノーヴェ:「渡さねえっつってんだろ! だいたいあの鳥を見ろ!」
ノーヴェ:「めちゃくちゃ神楽ゆかりに懐いてんのに引き離したら鳥さんがかわいそーだろうが! 人の心とかないのかお前!」
蓮葉久人:「そのとおりだ。すべてのものには最適な用途があり、本体が意思を持って担い手を選んだと言うなら、何をか言わんや」
蓮葉久人:「そんな、価値を損なう取引には応じられない」
蓮葉久人:至近、槍の刃を盾として切り刻まれながら、雨風に声を返す。
鬼瓦うらら:「せんぱい、言い方ですよっ!」
鬼瓦うらら:「……せんぱいの言う価値は」
鬼瓦うらら:「値段とか、そういう俯瞰、じゃなくって」
鬼瓦うらら:「せんぱいがたくさん素敵だって思った証明ですよね」
鬼瓦うらら:「知ってますから!」
蓮葉久人:「…………」また間違えたようだな、と表向き無表情。
蓮葉久人:「まぁ、そうだ」
蓮葉久人:「幸せそうな者たちを」
蓮葉久人:「引き離す必要性を、感じない」
鷲尾瞳:一度片膝を着きながら、剣を支えにすぐ立ち上がる。「……同感です。一人きりの貴女より、あの二人のほうが、青い鳥の飼い主には似合っています」
鷲尾瞳:「取引には応じません。貴方の方こそ早めの投降をおすすめします」
黒風白雨:「……理解しがたいことばかり仰いますね」
黒風白雨:「そこの貴女。《マクガフィン》とか言いましたが…先ほどから、愛だの夢物語ばかり語っておりますが」
黒風白雨:「貴女が私に何を見せてくれると言うんです?」
GM:というあたりで手番が行動値9の瞳ちゃんに移ります。
鷲尾瞳:わーい
鷲尾瞳:マイナーは特にすることなし。メジャーで《コンセントレイト:モルフェウス》《咎人の剣》
鷲尾瞳:さっきみたいにダイス目が腐るのこわいなあ
ノーヴェ:確実に行くならタイタス切りだけど、回る時は回りそうだしねえ
鬼瓦うらら:でででん
鬼瓦うらら:コンボ「グレイズグレイス」《援護の風》《ウインドブレス》
鷲尾瞳:どどどん
蓮葉久人:ヴァーン
鬼瓦うらら:ダイス+6、達成値+12 をプレゼント!
鷲尾瞳:ありがたく貰います!これで達成値もバッチリ
鬼瓦うらら:鬼瓦うららの侵蝕率を4増加 (117 → 121)
鷲尾瞳:13個になるよ~振るよ~
GM:対象はどっち~?
鷲尾瞳:亡霊狙お!
GM:はーい!
GM:振ってどうぞ!
鷲尾瞳:13DX7+12+4 えいえい
DoubleCross : (13DX7+16) → 10[2,3,3,4,4,4,5,5,5,6,7,9,10]+5[3,5,5]+16 → 31
亡霊達:ミャ~~~
鷲尾瞳:おわわ。今日はダイス目が良くない日だね
蓮葉久人:出目あっぶな
亡霊達:でも無理です!避けられません!
鷲尾瞳:援護貰っておいてよかった!ありがとうらら!
鬼瓦うらら:えへへ!
鬼瓦うらら:よかった
鷲尾瞳:4d10+44 当たりさえすれば……こっちのものだぜ~!
DoubleCross : (4D10+44) → 18[3,1,4,10]+44 → 62
亡霊達:キャア~~~~!!
鬼瓦うらら:つよ!!
鬼瓦うらら:優秀なんだよなあー!
蓮葉久人:さっすが~!
鷲尾瞳:鷲尾瞳の侵蝕率を6(→ 6)増加 (116 → 122)
鷲尾瞳:122になりました
亡霊達:こいつらのHPは……30でした!
ノーヴェ:マクガフィン/攻撃固定値/俺より高い
鷲尾瞳:半分こ
亡霊達:つまり…二倍の勢いで消し飛びます!
鬼瓦うらら:川柳
ノーヴェ:30しかなかったんだ!
ノーヴェ:ノーヴェ手加減アタックでもよかったワン
蓮葉久人:大変だワン
鷲尾瞳:攻撃力が高い分には問題ないぜ
GM:というわけで演出どうぞ~
鷲尾瞳:「私が見せるのはいつも一つ」
鷲尾瞳:剣を振りかぶる。斬りかかろうとした瞬間、辺りを包んでいた嵐が消える。
鬼瓦うらら:風圧を引き寄せて、亡霊たちの動きを狭める。
鬼瓦うらら:嵐と拮抗し凪ぐ風。
鬼瓦うらら:「やっちゃってください!終わったら」
鬼瓦うらら:「わたし、瞳さんと恋のお話、したいので」こっそりと言って。
鬼瓦うらら:道をつくる。
鷲尾瞳:微笑みながら頷き、嵐が消え去った一瞬でトップスピードまで加速。亡霊たちの間を駆け抜け、すれ違いざまにその体をバラバラに切断する。
亡霊達:斬撃によって次々と海賊姿の亡霊達が消滅し、風雨の勢いが弱まっていく!
黒風白雨:「………!」明らかな動揺を見せる。
鷲尾瞳:「私達が見せるのは、何時だって、完全無欠のハッピーエンド」
鷲尾瞳:「昨日と同じ今日、今日より素晴らしい明日を守るのが、UGNの使命ですから」
鷲尾瞳:「……今なら届くはずです、“セイクリッド・ギア”!」
黒風白雨:「何を馬鹿なことを……」
GM:再びイニシアチブプロセス。
GM:何もなければ行動値7の鬼瓦さんの手番になりますが…
蓮葉久人:《スピードフォース》割り込みます。
GM:おお!どうぞ!
蓮葉久人:蓮葉久人の侵蝕率を4(→ 4)増加 (115 → 119)
蓮葉久人:では、マイナーでコンボ:【聖機構・拡充《トリガー・バースト》】
蓮葉久人:フォールンランスの効果を使用。ガードした相手へのダメージ
蓮葉久人:+3Dです。
蓮葉久人:メジャーでコンボ:【"聖機構・起動/トリガーオン・セイクリッドギア"】《Cハヌ》《音速攻撃》《疾風迅雷》《マシラのごとく》
蓮葉久人:黒風白雨に白兵攻撃
蓮葉久人:3dx7+1
DoubleCross : (3DX7+1) → 10[5,5,8]+4[4]+1 → 15
黒風白雨:ホォ…
蓮葉久人:ドッジ不可です。リアクションどうぞ
ノーヴェ:強制ガードさせてフォールンランス使うのいいコンボだな~
黒風白雨:ガードするしかないのじゃ
蓮葉久人:マイナー埋まるから2R目からじゃないと出来ないけどね!
蓮葉久人:では、ガードで+3Dしてダメージ!
蓮葉久人:2d10+11+60+3D10
DoubleCross : (2D10+11+60+3D10) → 12[8,4]+11+60+15[3,4,8] → 98
蓮葉久人:諸々有効98点。
ノーヴェ:これは強い!
鬼瓦うらら:さすが!
黒風白雨:ダメージ適用直前に、オートで《隆起する大地》!
黒風白雨:1d10
DoubleCross : (1D10) → 4
黒風白雨:4か…
黒風白雨:98-(4+12)で
黒風白雨:82ダメージ喰らいます。
黒風白雨:ギ………ギリギリ生き残った!
鬼瓦うらら:なんだとお
蓮葉久人:くっ…!
鷲尾瞳:生き残りおった!
GM:ワッハッハッハ
GM:では侵蝕率を上げて演出してね
ノーヴェ:えっいきてる!!
ノーヴェ:不死身かな?
蓮葉久人:蓮葉久人の侵蝕率を12(→ 12)増加 (119 → 131)
蓮葉久人:「ここまで届かせるには、俺一人では無理だった」
蓮葉久人:ガション、と槍にカートリッジを送り込む音。
蓮葉久人:鬼瓦の風圧によって薙いだ空間に、風が戻り始める。
蓮葉久人:機構が稼働すると同時に、槍へと風が集まる。
蓮葉久人:「鬼瓦の装備は俺が作った。レネゲイドコントロールの出力に長けた能力の補助を主に組み込んである」
蓮葉久人:「マクガフィンの剣は理想の一振りだ。性能一点に特化した、精緻な美術品。再現するには骨が折れる」
蓮葉久人:「ノーヴェの身体に仕込まれた機構は、文字通り体の一部。その戦闘の経験までは再現出来ないだろう」
蓮葉久人:バサバサと白衣の裾が揺れる
蓮葉久人:「わかるか、黒風白雨」
黒風白雨:「……何の話をしているんです」
蓮葉久人:「価値の話だ。好きだろう」
黒風白雨:「貴方の仕事は見事な道具を生み出す事」
黒風白雨:「他者の美点など…全く客観的でない、主観的な評価など…」
蓮葉久人:「そうだとも。よく知っているな」
黒風白雨:「貴方に似つかわしくない……!」
蓮葉久人:「人に道具を合わせ、人が道具に合わせる。それは、道具単体の価値を幾重にも高め合う」
蓮葉久人:「"素晴らしい道具"では50点だと思わないか」
蓮葉久人:「素晴らしく────そして、正しく、想定以上に扱われてこそ」
蓮葉久人:「造り手としては見事と言う他、無いじゃないか」
蓮葉久人:カートリッジをロード。圧縮された空気が槍へと吹き込まれ、機構が最大稼働する
蓮葉久人:螺旋を描く空気が光景を捻じ曲げるほど、槍の周りに渦巻く。
蓮葉久人:「行くぞ。これが俺に合わせた、俺の道具だ。」
蓮葉久人:「その身に受けて────講評を、聞かせてもらおう」
蓮葉久人:ゴパッ! 風が爆発する
蓮葉久人:凪の空間に小型の台風が生まれ、その先端に銀の槍。
蓮葉久人:ただ早く、重く、大きく。
蓮葉久人:1点に集中した力が、黒風白雨へと突き刺さる!
蓮葉久人:「──聖機構・抜錨《クライマックストリガー・ゴー》!」
黒風白雨:「……下らない真似を………っ!」両手を翳すと、そこに迫り狂う槍に逆流する台風が生まれ、衝突の勢いを軽減する。
黒風白雨:台風同士の衝突により激しい音が鳴り響く。受け止めきれず、衝撃によって体が霧散する。
鬼瓦うらら:その風圧が離れても届いて。
鬼瓦うらら:(……ああ、やっぱり、せんぱいは)
鬼瓦うらら:(すごく、すごく!)
鬼瓦うらら:(かっこいい……!!)
黒風白雨:「………下らない妄言など、懲り懲りです…」体の大部分が霧と化しつつあるが、まだ存在は消滅していない。
蓮葉久人:「そう、妄言だと切り捨てるものじゃないさ」
蓮葉久人:突進の影響で後ろに流れた前髪が、水分を伴って前に落ちる。
蓮葉久人:「科学など、ロマンチストでなければやっていけないらしいからな」
蓮葉久人:「意外と楽しいぞ。大きな目標を掲げて、努力するのは」
蓮葉久人:「貴様も、加わりたければ歓迎しよう」
黒風白雨:「……分かりません。まったく、分かりたいとも思いません…!」
ノーヴェ:「おい鬼瓦」 小石をこつんと投げつける。
鬼瓦うらら:「わ」
鬼瓦うらら:「はいっ?」
鬼瓦うらら:ホケーとしていた。
ノーヴェ:「はいっじゃねえ。お前が見惚れてる間に憧れの人が取られかかってんじゃねーか」
鬼瓦うらら:「と、取られて??え??えっ、なな」
ノーヴェ:「お前も同じくらいかっこつけてこいよ! 私だけを見ろってアピールしてこい!」
ノーヴェ:「さっさと行け呆けドレスバカ!」
鬼瓦うらら:「な、……」「‥‥…あはは!」
鬼瓦うらら:「バカじゃないです!でも」
鬼瓦うらら:「せんぱいの道具と、夢のドレスと」
鬼瓦うらら:「あれば、無敵ですから。見せつけてきます!」
GM:続いて行動値7の鬼瓦さんの手番に移ります。
鬼瓦うらら:マイナーはなし。
鬼瓦うらら:メジャーはコンボ「クリームスクリーム」。【Rコントローラー】を使っての《サイレンの魔女》。
黒風白雨:来い!
鬼瓦うらら:9dx+4
DoubleCross : (9DX10+4) → 8[1,1,1,3,3,4,7,8,8]+4 → 12
鬼瓦うらら:うっ
黒風白雨:ホォ…
鬼瓦うらら:放心…
黒風白雨:なんかムーブもないイリーガルなどこの程度よォ~~
蓮葉久人:《バディムーヴ》 達成値+3
蓮葉久人:15で!
黒風白雨:ギャーー!
鬼瓦うらら:せんぱい…!
ノーヴェ:バディが駆けつけた!
黒風白雨:ドッジ!
黒風白雨:5dx+2>=15
DoubleCross : (5DX10+2>=15) → 7[1,1,1,2,7]+2 → 9 → 失敗
鬼瓦うらら:たのむ・・・
蓮葉久人:こわいよ~
黒風白雨:キィ~~~!!!
鬼瓦うらら:やった・・・!
黒風白雨:この小娘めが~~~!!
GM:ダメージどうぞ!
鬼瓦うらら:2d10+21
DoubleCross : (2D10+21) → 17[7,10]+21 → 38
鬼瓦うらら:こっちは出た!装甲無視!
黒風白雨:グギィ~~~!
蓮葉久人:出目強い~
黒風白雨:そのダメージは…一度戦闘不能になります!
鬼瓦うらら:ふはははは
鬼瓦うらら:一度だって?
黒風白雨:オートで《イモータルライフ》!
黒風白雨:戦闘不能を回復し、HPを2d10点回復する!
黒風白雨:2d10
DoubleCross : (2D10) → 12[7,5] → 12
鬼瓦うらら:こいつ…
ノーヴェ:正妻の座が危ない!
黒風白雨:12点で回復しました!待っててね先輩
鬼瓦うらら:だが第二第三のイチャリストが現れるぞ
鬼瓦うらら:おまえのせんぱいじゃねーっ!
蓮葉久人:相関図ひどいことになってないか?
鬼瓦うらら:散れー!
GM:ウオォ では侵蝕率を上げて演出してね!
鬼瓦うらら:鬼瓦うららの侵蝕率を6増加 (121 → 127)
鬼瓦うらら:汚れた靴、やぶけたドレス。
鬼瓦うらら:それでも、やっぱりこれは夢の衣装だ。
鬼瓦うらら:せんぱいが見ていてくれるなら。
鬼瓦うらら:せんぱいの造り上げた力と、頼れる仲間と、せんぱいと。
鬼瓦うらら:それならわたしは一番素敵なわたしになるんだから!
鬼瓦うらら:風を集める。右手に巻き付けるようなそれは、巨大な見えないグローブのように。
蓮葉久人:遠く、敵の眼前で、目の前の相手から目を離しながら。
蓮葉久人:レンズの向こうの瞳が一度、君を見る。
蓮葉久人:そして、手元のカートリッジを放り投げて
蓮葉久人:圧縮された空気が開放される────それは
蓮葉久人:君にとっては手足のように扱える、暖かな風だ。
鬼瓦うらら:あったかくて、元気をくれる風。
鬼瓦うらら:視線に微笑んで、黒風白雨へと。
鬼瓦うらら:「せんぱいの作るものの価値を」
鬼瓦うらら:「いちばん引き出せるのはっ」拳を引く。
鬼瓦うらら:圧縮した風圧の一撃は。
鬼瓦うらら:「人であり、そして」
鬼瓦うらら:「わたしですっっ!!!!」
鬼瓦うらら:霞みゆく体を、強く強く貫く!
黒風白雨:「やめなさい……、その、その風は………!」引きずるようにして後ろに下がる体は、太陽のような風から逃れることができず。
黒風白雨:バ ン ッ
黒風白雨:重苦しい灰色の雲ごと弾き飛ばされる!
GM:そして、一瞬、青空が垣間見えた後。
鷲尾瞳:「やりましたか……?」
黒風白雨:再びポツポツと小雨が降り出し、その姿が現れる。
ノーヴェ:「いや。まだだな」 「雨が止んでいない」
蓮葉久人:「鬼瓦の出力を受けて、耐えきるのは難しいはずだ…が」
蓮葉久人:「よくよく、しぶとい相手だ。驚嘆に値する」
黒風白雨:「…………好き勝手なことを………」ゆっくりと姿を現す。ずたずたになったレインコートが崩れ、その正体が露わになる。
黒風白雨:それはただの"風雨"。かろうじて人体の形を留めようとしている、ただの嵐の凝縮体からなるレネゲイドビーイング。
黒風白雨:「人の言葉など…私には必要ありません……」
黒風白雨:「寄越しなさい…宝物を」「宝物を…寄越しなさい…」
鬼瓦うらら:「……あれは……」
鬼瓦うらら:「嵐、そのもの…!」
ノーヴェ:「なんだ、顔ないのかよ。ちょっと興味あったんだが」
ノーヴェ:「まあレネビってのはそういうもんだからな……」 ガランガランと音を立てて、何かを引きずってくる。そのへんから引っこ抜いた『止まれ』の道路標識。
蓮葉久人:「人が道具を作り出すのは、過酷な自然に立ち向かう故だ」
蓮葉久人:「ならばこれほど、手強い相手も居ないだろう。」
ノーヴェ:「手強いかねえ。俺からすると、手強いっつーか……うーん……」
ノーヴェ:「いいや。どのみちやる事は決まってる」
ノーヴェ:ガラン、ガランと引きずりながら、そのままゆっくり距離を詰めていく。行動します。
蓮葉久人:「うむ。自然の克服だ」
蓮葉久人:「頼んだ、ノーヴェ」
GM:続いて手番が行動値2のノーヴェくんに移ります。
GM:どうぞ!
ノーヴェ:さっきレイジングブレイドは使っちゃったから、ちょっとショボいコンボでいこう。コンボ連柱崩撃。《コンセントレイト:ブラックドッグ》《アームズリンク》《ライトニングリンク》。
ノーヴェ:放心か~~
黒風白雨:来いだぜ!
ノーヴェ:ロイス2個切れてるんだよな~
ノーヴェ:昇華するかな……いやしかし……うーん……
鷲尾瞳:ノーヴェなら大丈夫!
ノーヴェ:今日の出目だとすごい怖いけどダイスを信じて振ってみよう!
ノーヴェ:鷲尾もこう言ってるし大丈夫!
ノーヴェ:9dx7+1
DoubleCross : (9DX7+1) → 10[3,5,5,6,6,8,8,9,9]+10[1,7,8,10]+10[4,7,10]+10[1,9]+10[8]+10[8]+10[8]+1[1]+1 → 72
蓮葉久人:?
GM:wwww
ノーヴェ:ほんとに大丈夫だった
鷲尾瞳:やばば
蓮葉久人:前フリが完璧。
GM:何!?…何!??!
黒風白雨:ド…ドッジするぞ 私もダイスを信じているからな
ノーヴェ:お前は信じなくていい!
黒風白雨:5dx+2>=72
DoubleCross : (5DX10+2>=72) → 10[2,3,5,9,10]+1[1]+2 → 13 → 失敗
蓮葉久人:ちょっと力出してるじゃん!
黒風白雨:ダイスちゃん!なんでよ!!
鬼瓦うらら:出さんでええ!
GM:ダメです ダメージどうぞ!
ノーヴェ:結果が出たようですね……ダイスちゃんの正妻決定戦の結果が
鷲尾瞳:ノーヴェの正妻は私です
ノーヴェ:8d10+41 数字がおおきいとうれしい
DoubleCross : (8D10+41) → 40[9,1,8,2,6,1,8,5]+41 → 81
黒風白雨:ちょっとぉぉ
ノーヴェ:あっそこまで大きくない
黒風白雨:先生は大きいと思うなあ
黒風白雨:ウーーン!!何してもダメだ!!このまま倒れます!
蓮葉久人:やったー!
ノーヴェ:sinderu!!
GM:エネミー全員戦闘不能!
GM:ノーヴェくんはこのまま演出をどうぞ!
ノーヴェ:ちゅんちゅん
ノーヴェ:ノーヴェの侵蝕率を8増加 (122 → 130)
ノーヴェ:ガラン、ガラン。
ノーヴェ:「――"下らない妄言など懲り懲りです"」
ノーヴェ:「"分かりません。分かりたいとも思いません"。」「"私の宝物より価値のあるものなどある訳がない"……全部お前の言葉なわけだが」
ノーヴェ:少し離れたところで立ち止まり、標識を突きつける。 「おい。黒風白雨」
ノーヴェ:「本気でそう思ってんのかお前!」
ノーヴェ:「なんかさっきからお前、無理やり本音を殺してるよーに見えるんだよ!」
黒風白雨:「………」「……」風雨の塊が佇む。
ノーヴェ:「今日の俺は保護者だ。10秒待ってやる……本音があるなら言ってみろ」
ノーヴェ:「他の連中は知らんが、このノーヴェが聞いてやる」
黒風白雨:「……………私の願いは一つ」
黒風白雨:「宝物が欲しい」
鷲尾瞳:「……」
黒風白雨:「宝物があれば心の隙間が埋まる」
黒風白雨:「寄越しなさい。だから。貴方の宝物を。決して揺るがない価値のある品物を」
ノーヴェ:「ふ」
鬼瓦うらら:(……ジャームになっても、やっぱり)
鬼瓦うらら:(寂しいものなんだ……それなら…)
黒風白雨:「寄越しなさい。寄越しなさい。寄越しなさい…」壊れたテープレコーダーのように繰り返す。
鷲尾瞳:「ノーヴェ、もう……」
ノーヴェ:「おう」
ノーヴェ:頭のいい奴は迂遠な言い回しになりがちだ。蓮葉を見てもそれはわかる。
ノーヴェ:おそらく……おそらくだが。こいつが欲しかったのは宝物なんていう曖昧なものではないし、絶対幸運をもたらす遺産でもない。
ノーヴェ:たった一つの宝物――自分を認めてくれる相手がいれば、それでよかったのかもしれない。俺たちや雪之丞たちのように。
ノーヴェ:「よく言った。偉いぞ黒風白雨――――」
ノーヴェ:「この俺が! お前の諸々、全部止めてやる!」
ノーヴェ:機械化兵の加速力で一瞬にしてトップスピードへ。風が爆発し、渦を巻き、ジェットのように四方八方から襲いかかる。
ノーヴェ:そして風の弾幕とともに、『止まれ』の標識で黒風白雨の芯をぶち抜いた。
黒風白雨:激しい雷撃を浴びた風雨は、人体の輪郭を留められない。
黒風白雨:「ハハ」「ハハハハハ………」笑い声が響く。
黒風白雨:「嵐のような男ですね」
ノーヴェ:「UGNエージェントだからな」
黒風白雨:「それは、それは……」そう言うと、完全に存在が消滅した。
鷲尾瞳:「それから私のライバルですから」
ノーヴェ:無言でざっざと瞳ちゃんの方へ歩いていって
ノーヴェ:ぱちん、と手と手でタッチして、そのまま歩き去ります。
鬼瓦うらら:ぱたぱたと先輩のところへ駆けていく。
蓮葉久人:黒風白雨が跡も残さず消えた場所を、レンズの奥の瞳が見る。
蓮葉久人:「俺は」
蓮葉久人:「貴様が誰であれ、俺の道具を高く評価してくれたことを、嬉しく思う」
蓮葉久人:「そして、貴様がそうなる前に、ともな」
鬼瓦うらら:その隣に、ちょこんと。
蓮葉久人:「……黒風白雨。次に会うときは、早めに来い」
鬼瓦うらら:「心を埋められる宝物が見つからなくても」
鬼瓦うらら:「せんぱいがそう思って、言葉にしてくれることは」
鬼瓦うらら:「寂しさを埋めてくれると思います」
鬼瓦うらら:(わたしが、そうだもの)
鬼瓦うらら:先輩を見て、無感動に思われがちな目に、微笑んで見せた。
蓮葉久人:「……そうか」
蓮葉久人:今度は、言葉を間違えなかったな。と頷いて
蓮葉久人:「次の嵐が来るときには、ヤツに合う道具を用意してやろう」
蓮葉久人:いつかの"次"を夢想する。
蓮葉久人:科学者らしく、夢物語を語るように。
鬼瓦うらら:「むむ。じゃあそれより先に作ってもらえるように」
蓮葉久人:「鬼瓦」
鬼瓦うらら:「わたしもがんばらないと。」
鬼瓦うらら:「はい?」
蓮葉久人:バサ、と着ていた白衣を袖から外す。
蓮葉久人:嵐の中でも、雨粒が弾かれて
蓮葉久人:ぼろぼろになったドレスの鬼瓦に羽織らせる
蓮葉久人:「着ておけ」
鬼瓦うらら:「わ……!?」
蓮葉久人:「帰るぞ」
蓮葉久人:「そのままでは、お前も風邪を引く」
蓮葉久人:そう言って歩き出せば
蓮葉久人:ふわりと柔らかな風が、頬をなでた
鬼瓦うらら:一瞬遅れて、ぼふんと赤くなって、慌ててついていく。
鬼瓦うらら:白衣の裾が、ちぎれたベールの代わりに。
鬼瓦うらら:白く、風にゆらめいた。
GM:雨上がりの空は、からりと晴れていて。
GM:大きな虹が、誰かの幸福を祈るように架けられていた。
GM:戦闘終了です。
GM:シーンを終了します。
鬼瓦うらら:やったあ!
GM:バックトラックするよ~~!
鷲尾瞳:する!
鬼瓦うらら:するる
蓮葉久人:バクトラ!
GM:今回のEロイスはこちら
黒風白雨:「Eロイス:ありえざる存在」。これでサラマンダーのエフェクト《天候操作》を取得していました。
鷲尾瞳:いろいろあるよEロイス
黒風白雨:あとシナリオ上は出してなかったけど、「Eロイス:超越活性」を取得して《天候操作》を強化してたという設定なので
黒風白雨:これもオマケでつけちゃう
ノーヴェ:おもしろいなー
GM:というわけで2つです
鬼瓦うらら:わーい!!
ノーヴェ:超越活性でそこを強化するんだ
ノーヴェ:この流れで死んだら5年くらい引きずりそうなので振ります
ノーヴェ:130-2d10
DoubleCross : (130-2D10) → 130-5[3,2] → 125
ノーヴェ:怖いって!
鷲尾瞳:私も振る!
GM:マジかよ
ノーヴェ:怖いので2倍振り。
鷲尾瞳:122-2d10
DoubleCross : (122-2D10) → 122-6[4,2] → 116
ノーヴェ:125-8d10
DoubleCross : (125-8D10) → 125-35[5,2,10,1,10,5,1,1] → 90
ノーヴェ:ホッ
鬼瓦うらら:127-2d10
DoubleCross : (127-2D10) → 127-9[1,8] → 118
GM:よかった
ノーヴェ:1が3個も出てるし!
蓮葉久人:ふります!
蓮葉久人:131-2d10
DoubleCross : (131-2D10) → 131-11[2,9] → 120
鷲尾瞳:瞳ロイスは残り3つ
鬼瓦うらら:そんでわたしもいちおう二倍ぶり
蓮葉久人:残りロイス4。倍ぶりします。
鷲尾瞳:2倍にしておくか、一応
蓮葉久人:120-8d10
DoubleCross : (120-8D10) → 120-54[7,4,8,10,3,10,7,5] → 66
蓮葉久人:3点!
鷲尾瞳:116-6d10
DoubleCross : (116-6D10) → 116-30[10,1,6,3,6,4] → 86
鬼瓦うらら: 118-8d10
鷲尾瞳:3点点
鬼瓦うらら:118-8d10
DoubleCross : (118-8D10) → 118-44[9,7,1,7,8,1,5,6] → 74
鬼瓦うらら:みんなげんき!
GM:おお 全員帰還成功ですね。おかえりなさーい!
鷲尾瞳:元気
ノーヴェ:ちゅんちゅん
鬼瓦うらら:ちゅんちゅん!
蓮葉久人:ぴよー
◆Ending◆鷲尾瞳&ノーヴェ
GM:エンディングを開始します。
GM:まずは瞳ちゃんとノーヴェくんのエンディング。
GM:支部で今回の事件の顛末を聞いて、YYコンビを別れるところからですね。
鷲尾瞳:オッスオッス!
GM:《黒風白雨》を討伐し、青い鳥…こと遺産「催花の翼」を回収したことで、今回の件は無事に終結しました。
GM:そして、遺産「催花の翼」に関しては、その後ツバナインダストリーからUGNに対して買収の申し出があり、
GM:これまでの企業の実績などに鑑み、UGNが了承、今後はツバナインダストリーで管理する形となりました。
鷲尾瞳:一件落着
GM:そう!一件落着です!
鬼瓦うらら:よかったあ
茅花雪之丞:「…管理っつっても、まあ…ゆかりのペットだな」
GM:支部のロビーで、雪之丞がボヤきます。既に迎えの車が来ているらしく、黒服の男達がキミ達を見ている。
ノーヴェ:「遺産は、下手に適合者から引き離したほうが事件になる可能性が高い」
ノーヴェ:「ベストな選択だと思うぜ。お前らなら悪用もしねーだろうし」
神楽ゆかり:「まあ、そう言ってくれて嬉しいわ」隣で微笑む。さすがに今日は、ドレス姿ではない。
青い小鳥:「ちゅんちゅん」ちゅんちゅんと鳴く。
鷲尾瞳:「仲良くしてあげてください。ただ、代償の件もあります。なにか異変があったらすぐにUGNに連絡を」
茅花雪之丞:「分かった、分かった。お前らには世話になったな」
茅花雪之丞:「なんかあったら連絡する。まあ、仕事の話じゃねえかもしれないが」
ノーヴェ:「おうおめー、ちゃんといい子にしてろよ。変なコトしたら焼き鳥にして食っちまうからな」 催花の翼を人差し指でぐりぐりなでている。
青い小鳥:「ちゅん!」
鷲尾瞳:「焼き鳥にはしません。遺産ですので」
ノーヴェ:「よしよし!」
茅花雪之丞:首を曲げる。「…まあ、そんな感じだ。じゃあな、あいつらが待ってるから行くぜ」
鷲尾瞳:「はい。応援してますよ、雪之丞さん」
ノーヴェ:「おい雪之丞」 立ち去ろうとした雪之丞に近づいていって、がしっと肩を組みます。
茅花雪之丞:「んあ」組まれます。
ノーヴェ:「俺が言うまでもないと思うんだが……」
ノーヴェ:「ただの人間のくせに灯台じゃあいい根性だった。あの雨風ん中で、しっかり神楽ゆかりを受け止めてたしな」
ノーヴェ:「一生かけてこいつらを守り通せよ。お前ならできる」
ノーヴェ:「応援してんぞ!」 ぱしんと背中を叩いて離れます。
茅花雪之丞:「………」「お人好しども!」快活に笑う。
茅花雪之丞:「言われなくとも、すぐに良い報告してやるよ!」
GM:そう言うと、雪之丞は神楽ゆかりを連れて立ち去っていきます。
ノーヴェ:「これで一件落着だな。俺らも帰るか」
鷲尾瞳:「はい。催花の翼も雪之丞さんも良い方たちで助かりました」
鷲尾瞳:「行きましょう。カラオケかチョコファウンテンか、どちらからにしますか?」
ノーヴェ:「いや、どっちにも行かない。覚えてるか? 勝負のこと」
ノーヴェ:「俺が黒風白雨を仕留めた以上、今日は俺の願いを聞いてもらうデーにする」
鷲尾瞳:「うっ……はい。負けた方は何でも願いを聞くという……」
鷲尾瞳:「5Pは取られてしまいましたからね。仕方ありません」
ノーヴェ:「よし。んじゃ俺んち行くぞ」
鷲尾瞳:「一応着替えは持ってきています。訓練場も今は空いていたはずですが……」
鷲尾瞳:「……ノーヴェの家にですか?」
ノーヴェ:「おう」 歩きながら話しだす。
鷲尾瞳:「私はノーヴェのことですから、てっきりまた手合わせを申し込まれるのかと思っていたのですが……」
ノーヴェ:「そりゃいつもやってるコトじゃねーか。もちろん、室内でできる範囲でちょこっとだけトレーニングもするけどよ」
ノーヴェ:「俺の願いはな。鷲尾」
鷲尾瞳:速歩きで追いついて「は、はい」
鷲尾瞳:「その、な、なんでもとは言いましたが」
鷲尾瞳:「私はまだ中学生ですので、その、叶えられる範囲にも限度があると言いますか……一応の倫理観を……」
ノーヴェ:「勘違いしてんじゃねえ! 鷲尾が嫌なことを俺が願うわきゃねーだろ!」
ノーヴェ:「俺の願いは、"お前と一日一緒に過ごしたい"だ。朝から晩までな」
鷲尾瞳:「ノーヴェからお願いされて嫌なことなんて何もありません!ただ、その、私にも心の準備が……」
鷲尾瞳:「……一緒に過ごしたい……ですか?」
ノーヴェ:「ああ。同じ家で昼飯くって、トレーニングして、同じ家に返ってきて」
ノーヴェ:「息抜きだの勉強だの買い物だのをして、順番にシャワー浴びてメシ食って寝る。……で、朝起きてすぐとなりで寝てるやつにおはようって言う」
鷲尾瞳:「そうですか、まあそれくらいなら……」と言いつつ
鷲尾瞳:ノーヴェくんの言葉を聞くに連れだんだん赤くなっていきます
ノーヴェ:「……夫婦ってのが、俺にはいまいちピンとこねえ。鷲尾と一緒なら間違いなく楽しいだろうが」
鷲尾瞳:「ふうっ……」
ノーヴェ:「同じ家で一緒に過ごして、今とは比べ物にならないくらいの時間一緒にいたらどう思うのか。全然わからん」
ノーヴェ:「ムカつくだろ、俺と鷲尾のコトなのにわかんねーことがあるの」
ノーヴェ:「だからやってみたい。今日一日な」
ノーヴェ:「どうだ? 嫌か」
鷲尾瞳:「そ、そうですね……実の所私も、実際に夫婦が共に生活している所を見たことはありません」
鷲尾瞳:「いえ!嫌ではありません。むしろ嬉しいです」
鷲尾瞳:「その、ノーヴェとは滅多に会えませんし、会えても街を一緒に歩く位で」
ノーヴェ:「だろ! 鷲尾も気になるよなやっぱ!」
鷲尾瞳:「ずっと一緒に、というのは今までありませんでしたから……一体、どうなってしまうんでしょう」
ノーヴェ:「どうなるだろうな。とりあえず途中のスーパーに寄って昼飯と晩飯の材料買っていくが……」
ノーヴェ:「今晩何作る、みたいな会話だってこれまでしたことねえしな。"何食べる?"はあったが」
鷲尾瞳:「ご飯も一緒に作るのですね。ノーヴェはなにか食べたいものはありますか?カレー以外で」
ノーヴェ:「なにがいいかな。こういう時"なんでもいい"って言うと怒られるんだろ確か」
ノーヴェ:「くくく。きっと大変なんだろな、毎日一緒にいるってのは」
鷲尾瞳:「そうですね。でも、きっと大変以上に楽しいから」
鷲尾瞳:「皆そうしているのだと思います」
ノーヴェ:「うん。好きなやつと一日中一緒にいたら、そら楽しいよな」
ノーヴェ:「いちいちLINEを飛ばす必要もねえ。雪之丞達どうしてんかな、鬼瓦と蓮葉はうまくやってっかな、みたいな会話も」
ノーヴェ:「ちょっと声出せばすぐお前に届くんだ。こんなの絶対普段の生活じゃ味わえねえ!」
鷲尾瞳:「私、普段の生活に戻りたくなくなってしまうかもしれません」
ノーヴェ:「そうなったら俺んちに住め。一部屋余ってるしな」
ノーヴェ:「とにかく、俺の願いはこんな感じなんだが。お前は?」
鷲尾瞳:「そ、それはだめです。私はまだ中学生なんですから、同棲は早すぎます」
ノーヴェ:「お前の願いはなんだったんだ。聞かせろよ」
鷲尾瞳:「せめて高校……できれば大学に入ってから位が……え?私のお願い……ですか?」
鷲尾瞳:「……」少し考え込んでから
ノーヴェ:「同棲って考えるから変な感じになるんだ。兄妹とか言っときゃいいだろ!」
ノーヴェ:「言いづらいなら言わなくていいぞ」
鷲尾瞳:「さ、さっきは恋人アピールすると言っていたじゃないですか。いえ、その……言いたくないわけではないのですが……」
鷲尾瞳:「……もしも正直に言ったら、聞いてくれますか?」
ノーヴェ:「前にも言った通りだ。話は聞いても、従うかどうかは俺が決める……が」
ノーヴェ:「鷲尾がずっと考えてた願いだろ。無下にするつもりはねーよ」
鷲尾瞳:頬を赤らめ目を逸らしていたが、それを聞いて
ノーヴェ:(でも成田と仲良くしろ、とか言われたら嫌だな……) 考えながら瞳ちゃんの言葉を待つ。
鷲尾瞳:「……」ノーヴェくんの手を引いて、大通りから逸れた人気の無い小道に入っていきます
ノーヴェ:「あ? おい?」
ノーヴェ:「そっちじゃねーぞ。まあ遠回りでもねえけど」
鷲尾瞳:立ち止まり、人がいないのを確認してから、改めてノーヴェくんに向き合って
鷲尾瞳:「その……私達が結婚式を上げたときのこと、覚えていますよね」
ノーヴェ:「当たり前だろ。あれは俺ららしい結婚式だった」
ノーヴェ:「鷲尾のドレス姿がどんなだったかもちゃんと覚えてるぞ。あれがどうした?」
鷲尾瞳:「あの時、その……私から、不意打ちのように口づけをしたと、思うのですが」
ノーヴェ:「お、おう……」
鷲尾瞳:「……本当はもっとちゃんとしたいと、ずっと思っていて……」
鷲尾瞳:「……やっぱり、勝たないとだめ……ですか?」恐る恐るノーヴェくんの目を見て
ノーヴェ:「ふっ。ふふふ」
ノーヴェ:「いや……だめじゃねえ。しかしこういうお願いか……全然予想してなかったな……」
鷲尾瞳:「わ、笑わないでください。私にとっては深刻な問題なんです」
鷲尾瞳:「……だ、だめではないということは……?」
ノーヴェ:「わかってるよ。鷲尾にとっての深刻な問題は、俺にとっても深刻な問題だ」
ノーヴェ:「だから今は行こうぜ。まずスーパーで食材買って、ウチでメシ食ってからだ」
ノーヴェ:「チャンスはいくらでもあるだろ。家ん中ですれ違った時とか、一緒に動画見ててふと相手の方を見た時とか、寝る前とか」
ノーヴェ:「今日一日は夫婦なんだからよ」
鷲尾瞳:「い、家で、ですか。わかりました。ノーヴェがそう言うなら……」
鷲尾瞳:「そうですね。夫婦なら、何時でもできますからね」
ノーヴェ:「そ。いつだって、な」
鷲尾瞳:「大丈夫です。お時間を取らせてしまって申し訳ありませんでした。改めて買い物に行きましょう」
鷲尾瞳:「家に取りに行くのも時間がもったいないですし、ご飯の材料以外にも、歯ブラシやコップも買って、それから……」再び並んで歩きだして
ノーヴェ:「おう。あ、お邪魔しますじゃなくてただいまって言えよ。今日は俺んちがお前んちなんだから……」 こちらも歩きだす。
鷲尾瞳:「……いえ、やっぱり大丈夫ではないかもしれません」突然立ち止まって
ノーヴェ:「あ?」
鷲尾瞳:「……私、ノーヴェが思っているよりも」
鷲尾瞳:「その……はしたない女の子になってしまうかもしれません……」
ノーヴェ:「…………別にいーだろ。はしたなくても、そうじゃなくても、どっちでも」
ノーヴェ:「お前はお前なんだからよ」
ノーヴェ:「行くぞ」
ノーヴェ:わしゃっと瞳ちゃんの髪の毛を荒く撫でて、帰路につきます。
鷲尾瞳:頷いて歩きだします。今度は手を絡めて
GM:シーンを終了します。
◆Ending◆合同
GM:次のエンディング。合同エンディング。
GM:YYコンビの結婚式での一幕になります。
GM:6月某日。
GM:朝から穏やかに晴れた日に、神楽ゆかりと茅花雪之丞の結婚式が執り行われた。
GM:海辺の教会に鐘の音が鳴り響く。人々に祝福されながら、青い鳥に好かれた花嫁と花婿が永遠を誓い合う。
GM:キミ達4人は彼女達に招待され、式に出席しています。
GM:今は挙式が終わり、2人が教会から出てフラワーシャワーを浴びているところだ。
GM:キミ達は祝福される二人を遠目に見ています。
鬼瓦うらら:海風にふわりと髪を撫でられ、その風景をにこにこ見ている。
ノーヴェ:「こういう景色、前も見たな。やっぱ結婚式はどこもこんな感じなのか」 スーツ姿で腕組みしている。
鷲尾瞳:目をうるうるさせながら他の人達と一緒に二人に拍手を送っています
蓮葉久人:「めでたい場だからな。基本的な手順は共通してるのだろう」こちらも礼服
鬼瓦うらら:赤紫のふわっとした袖と膝下のワンピース姿。拍手している。
鬼瓦うらら:「親戚以外で、はじめてです」
鬼瓦うらら:「結婚式に行ったの。すごく、すごくすてきでした」
鷲尾瞳:「よかったですね、二人共……困難を乗り越えてようやく結ばれて……幸せに……」鼻をすする
ノーヴェ:「俺としちゃあ、式を神格化しすぎんのもどうかと思うんだがな。二人きりで誰も見てなくたって結婚式はできんだし……」
ノーヴェ:「でもまあ、そーだな。良かった」
鬼瓦うらら:「二人きりでっ!?」
鬼瓦うらら:「そ、それもロマンチックですね…」なんか顔が赤くなる。
蓮葉久人:「たしかに最低限、当人同士が居れば実行は可能だな」
鷲尾瞳:「あの時は雨堂さんも居たような気が……いえ、何でもありません」
ノーヴェ:「そういや、あれはやんねーのかな? ブーケトス」
ノーヴェ:「次に受け取ったやつが花嫁だとかなんとかって。教会での結婚式なら絶対やるんだろ?」
鬼瓦うらら:「ノーヴェさん、詳しいですね?」
鬼瓦うらら:「瞳さんとされたくて…?」
蓮葉久人:「ホントだな。結婚式に関して以前も関わったことがあるのか?」
蓮葉久人:デジタルカメラのズーム機能で幸せそうな花嫁周りを撮影したりしている。
ノーヴェ:「お前ら、俺を戦うしか能のないチンピラだと勘違いしてないか?」
ノーヴェ:「俺はUGNの正規エージェントだからな。こういう教養はちゃんと身につけてるんだよ」 今日もちゃんとした礼服だ。
鬼瓦うらら:「い!いえ!だってあんまり結婚式に詳しいから、したいと思って調べたのかと」
鷲尾瞳:「そうです。それに心配しなくても、私達にはもうブーケは必要ありません」
蓮葉久人:「なるほど」礼服のノーヴェくんを撮影。
鬼瓦うらら:「んまっ」
蓮葉久人:「………"もう"?」
鷲尾瞳:「うららさん、遠慮なく取りに行っていいですよ」
鬼瓦うらら:ぽかんとして。「あはは!」
鬼瓦うらら:「……はい。ブーケもほしいですし」
鬼瓦うらら:「それから、わたしも勇気を出します」
ノーヴェ:「へえ」
ノーヴェ:「いいね。こら鬼瓦からの報告が楽しみだ」
蓮葉久人:「なにか、手伝いが必要なら遠慮なく言え」
鬼瓦うらら:頷いて、手でぶいっとサイン。
蓮葉久人:「俺も手を貸そう」
鷲尾瞳:「応援しています。雪之丞さん達以上に」と言ってチラッと蓮葉さんを見て
鬼瓦うらら:「ありがとうございます」
鬼瓦うらら:「でも、これはひとりで大丈夫です」楽しそうに。
鬼瓦うらら:「それで、ブーケをもってても、もってなくても・・・」
鬼瓦うらら:「それから、せんぱいとお話がしたいです」
鬼瓦うらら:「いいですか?」
蓮葉久人:「ん。そうか」
蓮葉久人:「あぁ、もちろん大丈夫だ。時間は空いている」
鬼瓦うらら:「よかった」
鬼瓦うらら:「じゃあ、行ってきます!」
蓮葉久人:「うん。頑張ってこい、鬼瓦」
鷲尾瞳:「頑張ってくださいね、蓮葉さんも」
ノーヴェ:「多分分かってねーと思うぞ、鷲尾……」
GM:そしてうららちゃんは、司会者がブーケトスを呼び掛けている一角に向けて歩き出す。
GM:一段高いところに上がってきょろきょろと見回していた神楽ゆかりが、キミに気付く。
鬼瓦うらら:「……会った時もゆかりさんはきれいでしたけど」
鬼瓦うらら:「今日が、いっちばん、きれい」
神楽ゆかり:「うらら」パッと顔を輝かせている。「………ふふ!」
鬼瓦うらら:手を振る。
神楽ゆかり:「女の子にとって、最高で幸せな、主役になれる日だもの!」
鬼瓦うらら:「ふふ、ですね!」
鬼瓦うらら:「……ゆかりさん、わたし、このあとに」
神楽ゆかり:「ん?」
鬼瓦うらら:「せんぱいに告白しようって決めました」
鬼瓦うらら:「あ、だからブーケくださいってわけじゃないですからね!えっと」
神楽ゆかり:「まあ…っ、うん、うん」コクコクと頷く。
鬼瓦うらら:「……えっと。なんていうか。ゆかりさんに会って」
鬼瓦うらら:「雪之丞さん、ノーヴェさん瞳さん、みんなを見て話して」
鬼瓦うらら:「今日のとってもきれいなゆかりさんを見て」
神楽ゆかり:「うん」真剣な顔で、じっとキミの瞳を見ている。
鬼瓦うらら:「わたしも主役になろうって、そう思いました。せんぱいに」
鬼瓦うらら:「最高に幸せなわたし、見せたいし」
鬼瓦うらら:「そんなせんぱいを、わたしが、見たいから…」
鬼瓦うらら:「それを、ゆかりさんに言いたかったのです」
神楽ゆかり:「そう」優しい微笑みを浮かべる。「あのね、うらら」
鬼瓦うらら:「はい?」きょとんと丸い目をさらに丸く。
神楽ゆかり:「私も、あなた達に言われたから、雪之丞さんとしっかり話し合うことができたの」
鬼瓦うらら:「…よかった」
神楽ゆかり:「うん、二人で、自分の気持ちに素直になったの」遠くにいる雪之丞さんに視線を送って、投げキッスする。
茅花雪之丞:それに気づいてしかめっ面をする。照れているらしい。
鬼瓦うらら:その様子を見て、ふふっと笑う。
神楽ゆかり:「私たちの幸せは、あなた達がくれたもの。だから」
神楽ゆかり:「私、あなたにも、最高に幸せになってほしい」
神楽ゆかり:「好きな人と、一緒に過ごす喜びを、めいっぱい感じてほしい!」
神楽ゆかり:「応援する。応援してるわ、うらら!あなたなら、絶対大丈夫!」
鬼瓦うらら:「はい!!」
鬼瓦うらら:「きっと、あのときのドレスよりも!」
鬼瓦うらら:「もっともっときれいなわたしで、またお会いします!」
神楽ゆかり:「ええ」笑う。その手元には、青色がたくさん彩られた、可愛らしいブーケがある。
神楽ゆかり:「……これ、あなたに直接、渡そうかとも思ったけど…」「でも」
神楽ゆかり:「私達なら、自分でつかみ取る方が似合う気がするわ」
鬼瓦うらら:「ですね。なんでかな」
鬼瓦うらら:「自信、あります。すごく」
鬼瓦うらら:はにかんで、手を伸ばす。
神楽ゆかり:「まあっ。その言葉、忘れないわよ」楽しそうに笑って、こちらも後ろを振り向く。
GM:司会者がブーケトスを呼び掛ける。参加者たちが、こぞって手を伸ばす。
神楽ゆかり:後ろを向いて、大きく手を振りかぶって、青い花束を投げる。
鬼瓦うらら:だって、風はいつも味方だから。わたしの力で、せんぱいの力。
鬼瓦うらら:だから、大丈夫。
鬼瓦うらら:あの日の嵐よりはうんと弱いけれど、そんな海風がふわりと。
鬼瓦うらら:ブーケを運ぶように、届けてくれた。
鬼瓦うらら:「……ふふ」
鬼瓦うらら:その花束を抱きしめる。
鬼瓦うらら:いろんなものに、背中を押された気がした。
GM:少女は青い幸運の証をその胸に抱く。
GM:花嫁を筆頭に、人々に祝福の輪が広がっていく。
青い小鳥:「ちゅんちゅん」小枝に止まった青い鳥も、嬉しそうに鳴いた。
GM:シーンを終了します。
◆Ending◆鬼瓦うらら&蓮葉久人
GM:最後のエンディング。
GM:鬼瓦さんと蓮葉くんのエンディング。前シーンの直後、結婚式の帰り道になります。
GM:披露宴が終わり、手には引き出物が詰まった紙袋を提げて。
GM:キミ達は帰路についていました。夕日の柔らかなオレンジが、海辺や灯台を優しく照らしている。
GM:いつか歩いた遊歩道を、今日もキミ達は歩いている。
鬼瓦うらら:青いブーケを大事そうに片手に持って、てくてく。
鬼瓦うらら:時々ちらっとせんぱいを見てる。
蓮葉久人:カシャリ、といつかと同じ構図で、朱に染まる道を撮る。
蓮葉久人:隣からの目線に気づいて。
蓮葉久人:「そのブーケ」
蓮葉久人:「取れて良かったな」
鬼瓦うらら:「はい。ゆかりさんともお話しできました」
鬼瓦うらら:「ゆかりさんや、今回の皆さんと会えてよかったです」
蓮葉久人:「あぁ、ノーヴェや鷲尾瞳も優秀で、何度も頼る場面があった」
蓮葉久人:「神楽ゆかりも、幸せそうだったな」
鬼瓦うらら:「ええ、とっても!」
鬼瓦うらら:「せんぱいとは喧嘩もしちゃいましたが……」
蓮葉久人:「……まぁ、そうだな」
鬼瓦うらら:「あのとき言った、せんぱいといたいのはなんでなのか」
鬼瓦うらら:「……わかりました?」花束に頬を寄せて、視線をすこし上げる。
蓮葉久人:「そうだな………」
蓮葉久人:「正直に答えると、まだ確証はない」
蓮葉久人:カメラの液晶ではなく、その視線に答えるように目線を合わせる。
鬼瓦うらら:真剣に聞いている。眼鏡のむこうの目に吸い込まれるみたいに見つめる。
蓮葉久人:「………だが、一つ。『こうではないか』という仮説は建てた」
鬼瓦うらら:「知りたいです」
蓮葉久人:「………」
蓮葉久人:聞くか?と問う前に答えが帰ってくる。
蓮葉久人:「そうか」
蓮葉久人:「………そうだな」
蓮葉久人:ふぅ、と小さく息をこぼす。
蓮葉久人:「先に言っておくが」
蓮葉久人:「コレを伝えると、また鬼瓦を怒らせるかもしれない上に、今度はマクガフィンらのサポートもないが」
蓮葉久人:「言うぞ」
鬼瓦うらら:「うん」
鬼瓦うらら:「それでも」
鬼瓦うらら:「考えてくれて、言おうとしてくれてることなら」
鬼瓦うらら:「聞きたいです」
蓮葉久人:「…………」
蓮葉久人:『本題』を口にする前に前置きに出来る言葉が既にないことを何度か確認して
蓮葉久人:「鬼瓦も知っての通り、俺は人付き合いが、滅法下手だ」
鬼瓦うらら:「はい、知ってます。それでも人を好きで見てることも」
蓮葉久人:「会話の内容は主に仕事関連であり、娯楽に関する話題を振ることもなく、雑談のために口を開くのも億劫なほどに」
蓮葉久人:「いわゆる、親しくなる相手としておよそ面白みのない存在だ。」
蓮葉久人:「だが。」
蓮葉久人:「………」少しだけ鬼瓦の瞳の色が、夕日の染まるのを見ながら。
鬼瓦うらら:緊張で心臓がばくばくと鳴っている。
蓮葉久人:「そういう人間に、一緒に居たいと望むものが居た場合」
蓮葉久人:「………蓮葉久人という人間は、存外」
蓮葉久人:「鬼瓦うららという人間に、好かれているんじゃあないか、と」
蓮葉久人:「………」
蓮葉久人:「そういう、仮説だ」
鬼瓦うらら:せんぱいの目が、少し迷って動いたように見えた。
鬼瓦うらら:それが本当かはわからない。視界はなんだか、熱くて、霞みそうだったから。
鬼瓦うらら:「……せんぱいはやっぱり、いつだって聡明で」
鬼瓦うらら:「たくさん時間をかけてでも、ただしい答えを出せるひとですね」
蓮葉久人:「……………」
蓮葉久人:「……………………!」
蓮葉久人:レンズの奥の瞳が少しだけ、驚くようにすぼまる。
鬼瓦うらら:ぼろ、と自然と涙が出て、でも悲しいと思われたくなくて、顔いっぱいに笑う。
鬼瓦うらら:「好きです」
鬼瓦うらら:「せんぱいのことが、大好きです」
鬼瓦うらら:「すごく、すごく、すきなんです」
鬼瓦うらら:「……あなたにずっと恋をしています」
鬼瓦うらら:ぼろぼろ言葉が零れて、花束をぎゅっと抱えなおす。
蓮葉久人:自分の中に確証はなく、『そうではない』という反証だけは朗々と積み重なる中で。
蓮葉久人:そんな小賢しさを吹き飛ばす『証』が、目の前にある。
蓮葉久人:「………鬼瓦」
鬼瓦うらら:「はいっ」震えた声で答える。
蓮葉久人:「………」
蓮葉久人:「…………」
蓮葉久人:あ、や お、の形に口を開きつつ、それでもまず最初の言葉を迷って。
鬼瓦うらら:「ふふ、せんぱい、こまってますか」
蓮葉久人:「いや、………いや」
蓮葉久人:「そう、だな。困って、いるのかもしれない」
鬼瓦うらら:「うん……困らせたくないって、前は思ってたんです」
鬼瓦うらら:「でも……おなじくらい、せんぱいが、わたしのためにそんな顔してくれて、」
鬼瓦うらら:「うれしくなっちゃうわたしもいます」
蓮葉久人:「………鬼瓦」
蓮葉久人:「だから、…………そうだな」
蓮葉久人:「よし」
蓮葉久人:「わかった」
鬼瓦うらら:「?」
蓮葉久人:「………鬼瓦、少し、移動するぞ」
鬼瓦うらら:「へ?」
蓮葉久人:言って、少し道筋を外れる。
蓮葉久人:それは前に通った時には向かわなかった場所であり
蓮葉久人:夕日を跳ね返す鐘がある。
鬼瓦うらら:「へ、あ」
鬼瓦うらら:前は行かなかった。だって、行く理由も意味も自分たちにつけられなかったから。
鬼瓦うらら:「これ」
鬼瓦うらら:「せんぱい」
蓮葉久人:「『恋人の鐘』というらしい」
蓮葉久人:「以前、ここを通った時は近づかなかったな」
鬼瓦うらら:「は、はい」
GM:それは夕陽を浴びてきらきらと光る、少し古びた鐘だ。
鬼瓦うらら:きらきら、きらきら、せんぱいの明るい色の髪に光がおちていく。
GM:鐘の先に太い紐がついていて、それで鳴らせるようになっている。
蓮葉久人:「前に言ったな、鬼瓦」
蓮葉久人:「お前は良いやつだ」
蓮葉久人:「明るく、人に分け隔てなく、そして誰とでも仲良くなれる」
蓮葉久人:「お前のように良い人間は、幸せになるべきだ」
鬼瓦うらら:「……はい」
蓮葉久人:「そして」
蓮葉久人:「そんなお前が幸せになれる場所が、もしかしたら」
蓮葉久人:「………俺の側だというのなら」
蓮葉久人:「それはとても………」
蓮葉久人:「嬉しい、と、 …思う」
鬼瓦うらら:「……せんぱい」
鬼瓦うらら:「はい」
鬼瓦うらら:「せんぱいの、側がいいです」
鬼瓦うらら:「わたしを」
鬼瓦うらら:「せんぱいの、恋人にしてくれますか?」
蓮葉久人:「………そう、か」
蓮葉久人:「俺はな、鬼瓦」
蓮葉久人:「お前のことが好きだ」
蓮葉久人:「お前が笑顔だと、幸せになる」
鬼瓦うらら:「え」
蓮葉久人:「……言っただろう、お前に幸せになってほしいと」
蓮葉久人:「そんなことは、当たり前の前提過ぎて」
蓮葉久人:「………ずっと、知っているものだと思っていた」
鬼瓦うらら:「……そんなの」くしゃりと笑う。
鬼瓦うらら:「しらなかった……」
鬼瓦うらら:好きな人から好きだって言われるのは。
鬼瓦うらら:白いドレスと同じくらい、夢だと思っていた。
鬼瓦うらら:こんな近くにあるなんて、まったく。
蓮葉久人:「うん」
蓮葉久人:「だから俺は、まず一番最初から言葉を間違えていたらしい」
蓮葉久人:鐘に繋がる紐を取って、鬼瓦に差し出す
蓮葉久人:「俺はお前のことが好きだ」
蓮葉久人:「だから一緒に、この鐘を鳴らしてくれないか?」
鬼瓦うらら:手に取る。「‥‥」夕日のせいでなく、真っ赤だ。
鬼瓦うらら:「いっぱい、これからも、言ってください」
鬼瓦うらら:「す。好きって、たくさん」
鬼瓦うらら:「聞きたい…です」
蓮葉久人:「好きだぞ、鬼瓦。………あぁ、うん」
蓮葉久人:「コレは不思議だ。どうして勘違いしていたのか」
蓮葉久人:「実際、言葉に出してみると」
蓮葉久人:「……少し、恥ずかしいな」
蓮葉久人:そういう顔は、夕日の赤に染まっている。
鬼瓦うらら:「……ばか」
鬼瓦うらら:「もう」
鬼瓦うらら:「もうっ」
鬼瓦うらら:紐をぎゅっと。
鬼瓦うらら:手が少し触れる。すごく熱い。
蓮葉久人:手を添えるように一緒に握る。
鬼瓦うらら:「せーの」
蓮葉久人:「せっ」
蓮葉久人:ぐい、と紐を引っ張る
GM:そうして、キミ達は二人で、『恋人の鐘』を鳴らす。
GM:それは大切な人と鳴らすと幸せが訪れるのだという。
GM:ガラン、ガラン、と、音が響いた。
蓮葉久人:最初は小さく、左右に振れる度、大きく遠く。
蓮葉久人:古く、何度も鳴らされた鐘が響く
蓮葉久人:それはキラキラと、赤い夕日が反射される海へと広がって、どこまでもどこまでも。
蓮葉久人:丘にある鐘のシルエットが揺れて、そばにいる二人の人間の影は、寄り添って一つに見える。
蓮葉久人:そこに二人が居ることを、鐘が知らしめていく。
蓮葉久人:ふう、と暖かく吹風は、波の音、葉の音、芝生の音をサラサラと運び届けて。
蓮葉久人:まぶたを降ろすように水平線に沈む赤い夕日が。
蓮葉久人:ただ、二人の影を見守っていた。
ダブルクロス The 3rd Edition『サムシング・ブルーをさがして』
end.
◆after◆
GM:アフタープレイ!
GM:経験点を配布します。
蓮葉久人:わぁい!
ノーヴェ:ちゅんちゅん!(ちゅんちゅんと鳴く)
鬼瓦うらら:引き出物?
鬼瓦うらら:もらう
GM:引き出物だよ!もっていきな!
GM:まずはDロイスとEロイス。
【黒風白雨】Dロイス《古代種》、Eロイス《ありえざる存在》
計2点
GM:・セッションに最後まで参加した 1点
GM:・シナリオの目的を達成した 6点(6月の花嫁なので)
・よいロールをした
・他のプレイヤーを助けような発言や行動を行った
・セッションの進行を助けた
・場所の手配、提供、連絡や参加者のスケジュール調整などを行った
計4点
鷲尾瞳:六だぜ
GM:これで計13点。
鬼瓦うらら:6月の花嫁なのでな
ノーヴェ:古代種かあ
鬼瓦うらら:嵐そのもの・・・
蓮葉久人:古くから嵐はあるもんなぁ
GM:またバックトラックは全員倍振りしていたので、最終侵蝕率は3点。
GM:あとSロイスを獲得してタイタス化してなかった人は5点獲得できるよ!
蓮葉久人:ヒュー
ノーヴェ:Sロイスをタイタス化なんてするわけないだろ!
鬼瓦うらら:これからの未来に築いていくぜ
鷲尾瞳:Sだよ!
GM:ではみんな何点になったかな~~?
蓮葉久人:Sロイスは…大事にね!
蓮葉久人:16点!
鷲尾瞳:えっなんてんだろ
鬼瓦うらら:16てん
蓮葉久人:ノーヴェくんと一緒だから教えてもらいな!
鷲尾瞳:21点なのかな
鬼瓦うらら:みたい
蓮葉久人:そうらしい
ノーヴェ:知能があり、足し算ができるので、13+3+5で21という結果が出ています
蓮葉久人:ノイマン!
鬼瓦うらら:エージェントってすごい
GM:さすがエージェント!
GM:ではその点数が皆さんの今回の経験点になります!
GM:しかと受け取って!
鷲尾瞳:ふふん
ノーヴェ:バクバク!
鷲尾瞳:ありがとうございます!受け取りました
蓮葉久人:あっ、彼女が得意げ
蓮葉久人:そっと仕舞っておきます
GM:GMはGM経験点24点を受け取っていくね
GM:では以上で経験点配布は終了でございます。
鷲尾瞳:いえーい!
鬼瓦うらら:やった
GM:つまり……それはセッションが終了することを意味する言葉!
GM:皆さま長丁場のセッションを駆け抜けてくださって、ありがとうございました!
GM:お疲れさまでした&末永くお幸せに!
蓮葉久人:お疲れさまでした~!
鷲尾瞳:こちらこそこんな素晴らしいセッションにお呼びいただき……
鷲尾瞳:ありがとうございました……!
鷲尾瞳:お疲れさまでしたー!
ノーヴェ:ちゅんちゅん・・
鬼瓦うらら:お疲れさまでした・・・・めーちゃめちゃたのしかった
蓮葉久人:大変素晴らしく、よい卓に参加させていただきました…たのしかったー
ノーヴェ:PCズはもちろんだけど、YYコンビ&ちゅん太郎も幸せになってくれてよかった
鷲尾瞳:ねー!
ノーヴェ:GMありがとう!おつかれさま!
鬼瓦うらら:ありがとうございました!