『美しく青きドナウ-The Beautiful Blue Danube-』(GM:すかいはい)
PC1:千堂千尋(
キャラシート
)PL:缶詰
PC2:逢折羽織(
キャラシート
)PL:立川
PC3:アウグスト・アイヒベルク(
キャラシート
)PL:御影
PC4:神峯清夏(
キャラシート
)PL:月見鳥
PC5:白波リアラ(
キャラシート
)PL:白夢
メインログ|雑談ログ
目次
Preplay
GM:それでは、これからセッションを始めていきたいと思います。
GM:まずは、PCの自己紹介からです。
GM:自己紹介はPC番号順にやっていきたいと思います。
GM:まずは、PC①!
GM:千堂千尋さん、お願いします!
千堂千尋:はい!
GM:キャラシート
千堂千尋:「警告する。お前では、オレに勝てない」
千堂千尋:千堂千尋(せんどう・ちひろ)。
千堂千尋:16歳の純粋培養なUGNチルドレンです
GM:純血だ!
千堂千尋:束になった薄い茶色の髪と、何処を見てるかわからない独特の瞳が特徴です
GM:どこ見てるの…
千堂千尋:物心ついた頃からUGNで育ち、一般的な教育課程を修めてません
千堂千尋:そのため、多少常識や一般知識に偏りがあります
GM:大変だ
千堂千尋:知識はある。
GM:賢い。
千堂千尋:育ちと環境のためか、冷静でありつつ年相応に幼いところもあり、人からの評価や騙されたときに素直に反応します
GM:可愛いねぇ
千堂千尋:能力はブラム・ストーカーの従者に似た無色透明の「見えざる手」を生み出し、攻撃や防御に使います
GM:おお。おしゃれ!
千堂千尋:傍から見るとサイコキネシス的な!
千堂千尋:今回は後輩を導く任務ということで気合を入れていこうと思います
千堂千尋:よろしくおねがいします
GM:頑張って欲しいですね。よろしくお願いします!
GM:では、そんな千堂さんのハンドアウトはこちら!
PC①(缶詰さん)用ハンドアウト
ロイス:PC② 推奨感情 P:庇護/N:不安 カヴァー/ワークス:指定なし/UGNエージェント
キミはUGNのN市支部に所属するエージェントだ。長い間戦いに身を投じてきたせいもあってか、近頃キミは体に不調を感じるようになっていた。稀に、オーヴァードの能力が上手く発動しなかったり、想定以上の出力を発揮することがあるのだ。
キミが自身の能力について思いを巡らせていると、すぐ近くでワーディングが発生した。どうやら悩んでいる暇はないらしい。だが、現場に急行したキミがそこで目にしたのはFHの襲撃によって命を落とす少年(少女)の姿だった。その直後、少年(少女)は得体の知れぬ怪物となって立ち上がった。
※シナリオの展開に合わせ、キャラクターの根幹に関わるような設定が生じる場合があります。
GM:シナリオロイスはPC②の逢折羽織という少女。
GM:ただ、今回はもう初期ロイスで取得してくれているみたいなので、ロイス欄は空けておくといいでしょう。
千堂千尋:大変だ
GM:そんな少女がキミの前で死にます。
千堂千尋:大変だ!!
GM:かわいそうに……
GM:お葬式をあげたり、死亡保険金の手続きがある
千堂千尋:事務手続き…
GM:でも、なんか生き返るみたいなので
GM:優しくしてあげるといいでしょう
千堂千尋:大変な目にあったようだからな
千堂千尋:フォローしよう
GM:まあ、キミも実は……
GM:そんな感じです
GM:頑張ってください
千堂千尋:ヒェッ
千堂千尋:がんばります
GM:次!
GM:PC②、逢折羽織さん!
GM:お願いします!
逢折羽織:はぁい!
GM:キャラシート
逢折羽織:「お呼びですか、せんせい?」
逢折羽織:高校3年生。
GM:かわいい
逢折羽織:控え目でおっとりとした、あらあらうふふ系お姉さんです。天然で、包容力が高い、照れ屋ガール。
GM:あらあら
逢折羽織:うふふ
逢折羽織:レネゲイドのことなど何ら知らずに育ってきた、少女。ですが
GM:ですが?
逢折羽織:今回、謎の事件に巻き込まれるらしいです。義理のお父さんのお墓参りに行ったばっかりに。
GM:お墓参りは行った方がいいんだよなぁ。
逢折羽織:『家族』に憧れを持っています。義理のお父さんはそんな私の家族になってくれた人だったのに……失ってしまった……
GM:かわいそう……
逢折羽織:強く生きていこうと思います。
逢折羽織:なお
GM:なお?
逢折羽織:何のことか分かりませんが、ブラックドッグ・ブラムストーカーのクロスブリードです
GM:何のことだろう
逢折羽織:何のことか存じ上げませんが、赤い糸を生成し、戦闘に活用するスタイル
逢折羽織:レネゲイドがなんのことか分かりませんが、よろしくお願いします!
GM:赤い糸!格好良い!
逢折羽織:ヤッター!
GM:では、そんな羽織さんのハンドアウトはこちら!
PC②(立川さん)用ハンドアウト
ロイス:“亡き義父”如月司(きさらぎ・つかさ) 推奨感情 P:懐旧/N:無関心 カヴァー/ワークス:高校生/指定なし
キミは、N市の高校に通う普通の高校生だ。一年前に、キミは研究者でもあった義父を事故で亡くしている。義父は研究熱心ながらも優しい人物だったことをキミは記憶していた。義父の命日であったその日、キミは学校の放課後に墓参りをしていた。
しかし、その時、スーツ姿の怪しい青年が現れ、異形の力でキミに襲いかかった。男はキミが持っているものを寄越すようにと迫る。何のことだか検討もつかず、対抗する力もないキミは男の攻撃で呆気なく命を落とした。その直後、キミは得体の知れぬ怪物となって立ち上がったのだった。
※シナリオの展開に合わせ、キャラクターの根幹に関わるような設定が生じる場合があります。
GM:ちょうど一年前に義理の父を亡くし、今日は命日だそうです
逢折羽織:お義父さん…
GM:しかし、あなたは殺されてしまうようですね
逢折羽織:ヒエッ
GM:頑張って死ぬといいでしょう
逢折羽織:分かりました1頑張って死にます!(?)
GM:シナリオロイスは義父の如月司ですが、初期ロイスでもう取ってくれているみたいなのでとりあえずロイス欄は空けておいてください
GM:そんな感じです!
逢折羽織:はーい!
GM:果たしてキミは生き返ることができるのか!
GM:乞うご期待!
逢折羽織:そこから!?
逢折羽織:ともかく頑張る!
GM:次!
GM:次はPC③、アウグスト・アイヒベルクさん。お願いします!
GM:キャラシート
アウグスト・アイヒベルク:はーい!
アウグスト・アイヒベルク:"優雅なる碧(ヤーデリヒト)"/アウグスト・アイヒベルク
アウグスト・アイヒベルク:男性/年齢不詳 UGN支部長
アウグスト・アイヒベルク:ウロボロス/ノイマン
GM:な、何者だ!
アウグスト・アイヒベルク:何者だろう……
アウグスト・アイヒベルク:長身で筋肉質な体型、40代半ばほどの気障な男性に見える。
アウグスト・アイヒベルク:常に落ち着いており、自身が部下を信じているように、部下からの信頼も篤い。
アウグスト・アイヒベルク:篤いはずです(PC陣を見ながら)
GM:カリスマ性!
アウグスト・アイヒベルク:マジェスティコート・凍てつく刃・勝利の女神・時の棺などの後方支援能力に特化していますが
アウグスト・アイヒベルク:侵蝕率が120を超えた際には、切り札である『征罰剣バルムンク』を用いた全体攻撃を行います。
アウグスト・アイヒベルク:あとブラックマーケットをlv1で取得していますが
アウグスト・アイヒベルク:皆で移動するために乗用車を買ったら無に帰しました。世知辛い。
GM:そんなことのために
アウグスト・アイヒベルク:そんな感じです!よろしくお願いします!
GM:はーい!
GM:では、そんなアウグストさんのハンドアウトはこちら!
PC③(御影さん)用ハンドアウト
ロイス:“青騎士(ブラウ)”仲城雅斗(なかじょう・まさと) 推奨感情 P:執着/N:敵愾心 カヴァー/ワークス:指定なし/UGN支部長orUGNエージェント
キミは、UGN・N市支部で活動するUGN支部長(もしくはUGNエージェントだ)。ある日のこと、キミがいつものように支部で業務をこなしていると、FHエージェントの“青騎士(ブラウ)”仲城雅斗からの通信が入った。彼は、見た目は物腰柔らかな好青年だが、オーヴァードの解放という思想を掲げる危険人物だ。
彼が言うには、この街で探し物があるのだという。UGNに危害を加えるつもりはないから、手出ししないで欲しいと彼は懇願する。勝手な話だぜ。それからしばらくして、FHに襲われたPC②という少年(少女)がオーヴァードに覚醒したという報告が支部にもたらされたのだった。
アウグスト・アイヒベルク:勝手な話だぜ
仲城雅斗:仲城雅斗はFHエージェントの危険な人物です。物腰柔らかでぱっと見は好青年。
アウグスト・アイヒベルク:大分悪そうな顔しとるが
仲城雅斗:野心に満ち溢れているせいですね。
アウグスト・アイヒベルク:まあいいさ、新たな覚醒者の保護を優先するとしよう
GM:大人の対応・・・!
GM:では、そんな感じでお願いします
アウグスト・アイヒベルク:メイドの諸君、医務室を空けておいてくれたまえ(フッ……)
アウグスト・アイヒベルク:はーい
GM:次!
GM:PC④、神峯清夏さん。お願いします!
神峯清夏:はーい
GM:キャラシート
神峯清夏:神峯清夏(かみね・さやか)です、コードネームは”オーレオール”
GM:可憐!
神峯清夏:白いワンピースと軽いウェーブのかかった黒髪が特徴…かな?
神峯清夏:チルドレンしてではなく、UGNの研究所で実験体兼エージェントとして育成されてました。
GM:恐ろしい実験だなぁ
神峯清夏:実験終了後、用済みになったのでUGNの暗殺チームに配属、なんだかんだ楽しくやってます。
GM:よかった、よかった
神峯清夏:暗殺チームとしての仕事は、好きでも嫌いでもなく。今回は出向でこちらに。
GM:がんがん殺しましょうね。
神峯清夏:殺す相手はちゃんと考えます、上司からの指導なので。
GM:えらい・・・
神峯清夏:能力はエグザイルによる髪の操作と硬質化です、状況に応じて貫通・拘束・切断を使い分けて戦います。
GM:万能だ!
神峯清夏:データ的にはイニシアティブ19から射撃型です、範囲もあります。今回はデビスト搭載しました。
GM:はっやい
神峯清夏:こんなところでしょうか、皆さんよろしくお願いします。
GM:はーい。では、そんな神峯さんのハンドアウトはこちら!
PC④(月見鳥さん)用ハンドアウト
ロイス:伊礼有希(いらい・ゆき) 推奨感情 P:好意/N:隔意 カヴァー/ワークス:高校生/UGNチルドレンorUGNエージェント
キミは、UGNの施設で育てられたUGNチルドレン(もしくはUGNエージェント)である。現在、キミはN市の高校に通っており、クラスメイトの伊礼有希という少女と交流があった。伊礼有希は新体操部に所属する物静かな少女で、キミのことを気にかけて本を貸してくれたりする。彼女と過ごす時間はキミにとって心の慰めになっていた。
しかし、最近どこか彼女の様子がおかしかった。クラスメイトのPC②という少年(少女)のことを妙に気にかけたり、どこかに姿を消したりすることがあった。そんなある日、キミは支部からの召集を受けた。PC②という少年(少女)がFHに襲われ、オーヴァードに覚醒したというのだ。
GM:クラスメイトの伊礼有希という少女と仲良くなったりするみたいです。
神峯清夏:なるほど、マブというやつですね
伊礼有希:伊礼有希は黒髪ロングのおしとやかな女の子。新体操部所属で、読書好きです。
神峯清夏:新体操…いいですね。
伊礼有希:キミに本を貸してあげたり、ちょこちょこ感想を求めたりしてきます。
神峯清夏:初めての読書友達ですね、うれしい
GM:なんか最近妙にそわそわしているみたいですが
GM:仲良くしてあげるといいでしょう
神峯清夏:相談に乗ってあげなくてはね…!
GM:では、そんな感じでお願いします!
GM:次!
GM:最後はPC⑤、白波リアラさん、お願いします!
GM:キャラシート
白波リアラ:はいでしてす!
白波リアラ:白波リアラは白波リアラと言いましてした!コードネームはテンタクルスキューティーらしいでしてすよ!
白波リアラ:UGNチルドレンとして完全に実験の産物として産まれ
GM:産物!
白波リアラ:騒がしく様々な声が重なる環境と、あなたはかわいいという言葉だけを聞き続けたせいで
白波リアラ:若干喋り方と自意識が変ですが、まあ平気です
GM:どういうことなんだ
白波リアラ:「実験は成功」「開始します」「結果です」「した」「です」「テス」「ま」「した」 みたいなのをずっと聞いて育ったということです
GM:恐ろしいぜ……
白波リアラ:まともに話しかけてくれる人もだいぶ破綻しておりかわいいと言われ続けたので
白波リアラ:とりあえず自分はかわいいとは思っています
GM:いいことです
白波リアラ:まあUGNとして危険だったのでその部署は解体されてしまいましたが
GM:解体されてる……
白波リアラ:それはそれとしてUGNチルドレンとして頑張っています
GM:えらいねぇ
白波リアラ:非情に無邪気で一見女の子に見えるレベルの美形少年です、仲良くしてね
白波リアラ:非常に、だけど非情でもそんな間違ってないからいいや
GM:男の娘だ。たくさん仲良くします
白波リアラ:シンドロームはエグザイル+ウロボロス、肉体からの触手と影からの触手を使い予測不可能な攻撃を繰り出します
GM:触手がいっぱい!
白波リアラ:攻撃性能は割と完成していたので、160点で雲散霧消を得ました。どんどんダメージをかき消していきます
GM:恐ろしい
白波リアラ:だいたい説明するべきことはしましたのでしたす
GM:それはどうかな!
GM:だが、お前にはまだハンドアウトが残っているぜ!
PC⑤(かわいい白夢さん)用ハンドアウト
ロイス:“ローレライ” 推奨感情 P:執着/N:不信感 カヴァー/ワークス:高校生/UGNチルドレン
キミは、N市支部に所属するUGNチルドレンであり、PC③の忠実な部下だ。調査のためにN市市内の高校に通っていたキミは、学校帰りに白いフード姿のオーヴァードがワーディングを展開して人々に襲いかかろうとする場面に出くわす。咄嗟に止めに入ったキミに対して、そのオーヴァードは“ローレライ”と名乗り、絶対に手に入れなければいけないものがあるのだと語って姿を消す。
報告のためにN市支部へと戻ったキミのもとに、PC②という少年(少女)がFHに襲われてオーヴァードに覚醒したという情報がもたらされる。あの“ローレライ”というオーヴァードの動向も気にかかっていたキミは、支部からの任務を受けて調査に乗り出すことになった。
GM:シナリオロイスはローレライ。フードをかぶった謎のオーヴァードです。
GM:道行く人を殺そうとしていますが、いい人なのか悪い人なのかも分かりません。
白波リアラ:おー
白波リアラ:謎!
GM:頑張って喰い止めたり、調査したりするといいでしょう。
GM:では、そんな感じでお願いします
GM:これでPCの自己紹介は終了!
GM:ここからはPC間ロイスの取得に移っていきたいと思います
GM:普通ならPC番号順に取ってもらうんですが、千堂さんと羽織さんがお互いにロイスを持ってるから
GM:千堂さんはアウグストさんに、羽織さんはリアラさんに、アウグストさんは神峯さんに、神峯さんは羽織さんに、リアラさんは千堂さんに
GM:PC間ロイスを取得してください
逢折羽織:はーい!
アウグスト・アイヒベルク:はーい!
千堂千尋:はーい
神峯清夏:はーい!
GM:羽織さんはまだ一般人なので、今現在の感情でもいいよ
GM:感情が決まったら宣言してねー
千堂千尋:「アウグスト ○P信頼/N有意」で取っておきましょう。信頼が厚いので
GM:厚いぜ
逢折羽織:「白波リアラ/〇かわいい/隔意」 リアラさんにはこの感情しかないでしょう。N感情は、自分のことをかわいいって言えるのが凄いなーっていうアレです。自分に自信が無いので。
アウグスト・アイヒベルク:神峯清夏 〇感服/不安 自分には無い技術を持っているので感服!それはそれとして暗殺とかしてるのは不安!
白波リアラ:千堂千尋/親近感〇/空虚/ロイス
GM:空虚!
白波リアラ:境遇、似てるよね
GM:似てるかも
GM:どうしてここまで差が出たのか
白波リアラ:空虚ってのはなんかこう・・・似たような存在がいることの虚しさみたいな・・・そんな感じ
GM:慢心、環境の違い・・・
千堂千尋:環境、Dロイスの違い…
神峯清夏:逢折羽織 〇興味/隔意 友達が気にしてる人なので私も興味、でも普通の人だしやっぱり普通の人同士で…っていう隔意
GM:やさしい
逢折羽織:普通の人です
GM:こんなに可愛いのに
千堂千尋:かわいいね
GM:では、皆さん、そのロイスを大切にしながら生きるといいでしょう
千堂千尋:はーい
GM:PC間ロイスの取得はこれで終了!
アウグスト・アイヒベルク:はあい
逢折羽織:はーい!
GM:では、最後にトレーラーを読み上げたらいよいよセッションに入っていきたいと思います!
トレーラー
昨日と同じ今日、今日と同じ明日。
このままの日々が、ずっと続くと思っていた。
だが――、世界は知らぬうちに変貌していた。
振り下ろされた凶刃。
命を落とした少年は、力を手にして目を覚ます。
だが、その力は偽りの記憶が綻び始めたことを意味していた。
それは、妄執と野望の円舞曲。
高貴なる黄金の如き光に照らされる時、世界の真実が明かされる。
紡がれた絆は、定められた宿命を塗り変えることができるのか――。
ダブルクロス The 3rd Edition 『美しく青きドナウ-The Beautiful Blue Danube-』
ダブルクロス、それは裏切りを意味する言葉。
GM:というわけで、ダブルクロス The 3rd Edition シナリオ『美しく青きドナウ-The Beautiful Blue Danube-』、これから始めていきたいと思います!
GM:皆さん、よろしくお願いします!
アウグスト・アイヒベルク:よろしくお願いします!
逢折羽織:よろしくお願いします!
千堂千尋:よろしくおねがいします!
神峯清夏:よろしくお願いします!
白波リアラ:よろしくおねがいします!
◆Opening◆アウグスト・アイヒベルク
GM:それでは、まずはオープニングフェイズからです。
GM:最初は、アウグストさんのOPから。
GM:ダイスを振って侵蝕率を上げてください。
アウグスト・アイヒベルク:1d10+40
DoubleCross : (1D10+40) → 2[2]+40 → 42
GM:ほどほど
GM:このシーンは、あなたが支部でいつものように過ごしていると、あるFHエージェントから通信が入って警告を受けるというシーンになります。
アウグスト・アイヒベルク:勝手な話だぜ
GM:そんなわけで、まずはシーンの描写から。
GM:UGN、N市支部。N市の一等地にある巨大で豪奢な邸宅だ。
GM:キミは、いつものように支部長としての執務をこなしていた。
アウグスト・アイヒベルク:執務室で、書類の山をテキパキと処理している。
GM:すると、メイド服姿の少女アリッサがワゴンをガタガタと押しながら入ってくる。
メイドのアリッサ:「アウグスト様、お紅茶が入りましたよ~」
アウグスト・アイヒベルク:「おや、メリッサ。ありがとう」 書類を捲る手を止める。
メイドのアリッサ:「しかし、大きな事件もなくて退屈ですねぇ」紅茶を注ぎ、キミのそばに置く。
アウグスト・アイヒベルク:「では一度休憩にしようか、君も座り給え」 フッ……と笑う
メイドのアリッサ:「熱ッ!熱い!はーい、分かりました!」自分の分の紅茶を注ぎながら火傷している。
アウグスト・アイヒベルク:「退屈にこしたことはないさ、人々の日常を守ることこそが我々の使命なのだからね」
メイドのアリッサ:「そんなもんですかねぇ」
アウグスト・アイヒベルク:「ふふ、ああ、火傷は早くに処置した方が良い」
メイドのアリッサ:「あたしはもっと刺激が欲しいですぅ」ガブガブと紅茶を飲んでいる。
アウグスト・アイヒベルク:「こちらは良いから手当してきたまえ」
メイドのアリッサ:「救急箱どこだろ……」
メイドのアリッサ:おろおろしながら救急箱を探しに行く。
アウグスト・アイヒベルク:「ふぅ……そそっかしいところはなかなか治らないな」 笑みを浮かべ、紅茶を口に運ぶ
GM:部屋から退出しようとした彼女が足を止める
メイドのアリッサ:「アウグスト様、失礼します。支部宛てに入電が」
アウグスト・アイヒベルク:「繋いでくれたまえ」
メイドのアリッサ:「通信の相手は不明ですが。構いませんか?」
アウグスト・アイヒベルク:「ああ、構わないよ、相手はわかっている」
メイドのアリッサ:「はい。かしこまりました」一礼する。
GM:モニターが切り替わる。
GM:そこには、不敵な笑みを浮かべたスーツ姿の青年の姿が映る。
仲城雅斗:「ごきげんよう。アウグスト・アイヒベルク支部長殿」
アウグスト・アイヒベルク:「ご機嫌よう、"青騎士"くん」 笑顔で応える
仲城雅斗:「この度は、N市で少々活動をさせていただく前にご挨拶をと思いまして」
アウグスト・アイヒベルク:「FHエージェントである君がかい?」
仲城雅斗:「ええ、我々はちょっとした探し物をしていまして。もちろんあなた方にご迷惑をおかけするつもりはありません」
アウグスト・アイヒベルク:「UGNは人々の日常を守る組織だ、我々に迷惑をかけるかどうかは問題ではないよ」
仲城雅斗:「持ちつ持たれつでいきましょうよ、アウグスト・アイヒベルク支部長殿」
仲城雅斗:「あなたも無駄な争いは避けたいでしょう?」
アウグスト・アイヒベルク:「うん、そうだね」 紅茶を飲む
アウグスト・アイヒベルク:「だが、約束は出来ない。キミ達の活動はしっかりと監視させてもらうよ」
仲城雅斗:「やれやれ。食えないお人だ」
アウグスト・アイヒベルク:「その上で”他人に迷惑をかけない”、これが出来るのであれば見逃してあげよう」
仲城雅斗:「探し物が無事に手に入ればさっさとこの街からは出て行きますから、ご安心を」
アウグスト・アイヒベルク:「ふふ、さて……ちなみに探し物とは何なのかな?」
仲城雅斗:「さて、どう言ったものかな」
仲城雅斗:「禁断の果実、とでも言い表しましょうか」
アウグスト・アイヒベルク:「おや……なるほど」
アウグスト・アイヒベルク:「であればやはり確約は出来ないな。それを先に確保するのは我々ということにしておこう」
アウグスト・アイヒベルク:「キミの思想と”禁断の果実”、どう考えても組み合わせていいものでは無さそうだ」
仲城雅斗:「困りましたね。嫌なんですよ、あなたを殺すのは骨が折れそうですから」
仲城雅斗:「あなたとやり合う羽目にならないことを願っておきましょう」
アウグスト・アイヒベルク:「私も君とやり合う羽目になるのは嫌なのだがね」
仲城雅斗:「それでは。アデュー」
アウグスト・アイヒベルク:「色のコードを持つ者同士、仲良くしたいものだ」
アウグスト・アイヒベルク:「アデュー」
GM:通信が切れる。
メイドのアリッサ:「何なんですかねぇ、あいつ。ムカつくやつ」
アウグスト・アイヒベルク:「はは、紅茶も冷めてしまった。淹れ直してもらえるかな?」
メイドのアリッサ:「はぁい。お任せくださいませ」もう一度紅茶を注いでいる。
アウグスト・アイヒベルク:「ありがとう……ああ、それから忙しくなりそうだよ。喜ぶかい?」
メイドのアリッサ:「ムカつくやつの相手だと何とも言えないですねぇ」
アウグスト・アイヒベルク:「なるほど、では優しい子が来ると良いね」 そう言って目を瞑り、思考を巡らせる
メイドのアリッサ:「……?」よく分かってなさそうに首を傾げる。
アウグスト・アイヒベルク:禁断の果実、オーヴァ―ドの解放を目指す”青騎士”の思想からしてそれは恐らく────────
GM:それから少しした頃。
GM:逢折羽織という少女がFHに襲われて死亡し、オーヴァードに覚醒したという知らせが支部にもたらされたのだった。
GM:シーン終了。
GM:シナリオロイスは“青騎士(ブラウ)”仲城雅斗に取得してください
アウグスト・アイヒベルク:“青騎士(ブラウ)”仲城雅斗(なかじょう・まさと) 友情/〇排除
GM:排除される!
GM:怖い!
アウグスト・アイヒベルク:じゃあ活動辞めなさい!
GM:そんな……
GM:では、改めてこのシーンは終了です。
◆Opening◆神峯清夏
GM:次のシーン!
GM:次は神峯さんのオープニングです。
神峯清夏:はーい
GM:ダイスを振って侵蝕率を上げてください。
神峯清夏:38+1d10
DoubleCross : (38+1D10) → 38+4[4] → 42
神峯清夏:まずまず!
GM:いい感じ
GM:このシーンは、キミが学校の教室で友人のクラスメイトでお話をしたりしていると、支部から連絡が入るというシーンになります。
GM:まずは、シーンの描写から。
GM:N市、市立高校。ある日の教室。
GM:授業の休み時間。
GM:いつものように平穏な時間を過ごすキミのもとにクラスメイトの伊礼有希がやってくる。
GM:伊礼有希は、黒髪ロングのおしとやかな少女だ。
伊礼有希:「神峯さん、こんにちは」優しく微笑む。
神峯清夏:少し熱い陽射しが射す窓際の後ろから2番目、教室を見渡せる席に座っている。
GM:有希は遠慮がちにキミの席のそばに立っている。
神峯清夏:「あら、伊礼さん。こんにちは。」読んでいた本をパタンと閉じる。
伊礼有希:「あ。何の本、読んでたんですか?」
神峯清夏:「この本?図書室のおススメコーナーにあったのを借りてきたんだけど」表紙を見せる。
伊礼有希:「それ、私も気になってました! 面白いですか?」
神峯清夏:「ええ、勧められてるだけあるわ。ジャンルは…なんでしょう、ホラーかしら…」
伊礼有希:「あ、怖いやつなんですか。ホラー、嫌いじゃないんですけど、読んだあとは夜寝られなくなってしまって」苦笑する。
伊礼有希:「神峯さんは怖いの、平気なんですか?」
神峯清夏:「ふふ、おばけとかそいうのじゃないから、きっと大丈夫よ」つられてクスクスと笑う。
神峯清夏:「そうね…お化けはあんまり怖くないかしら」
伊礼有希:「へー、すごい。神峯さん、普段から落ち着いてますもんね」
伊礼有希:「神峯さん、むしろ怖いものとかってあるんですか?」
神峯清夏:「怖いものって人によって色々基準はあると思うけど…」考えるような仕草。
伊礼有希:「やっぱり特にない……?」
神峯清夏:「怖いモノじゃなくて苦手なものでもいいかしら?」
伊礼有希:「あ、苦手なものならあるんですね」
神峯清夏:「子供っぽいって笑わないでね、実は…」こっそりと耳打ちする。
伊礼有希:「……?」
神峯清夏:「注射が…苦手なの」恥ずかしそうに。
伊礼有希:「えっ、意外……!」
伊礼有希:「私も得意ではないですけど……ギャップだなぁ」
神峯清夏:「やっぱり子供みたいよね…」しょんぼり。
伊礼有希:「そ、そんなことないです。可愛らしいと思いますよ!」
神峯清夏:「…そう?じゃあ次は伊礼さんが教えてくれる番ね?」
伊礼有希:「お化け以外だと……?」少し考え込む。
神峯清夏:「怖いものとか苦手なものとか…なんでもいいわ」ちょっと期待した目で。
伊礼有希:「本屋さんで欲しい本を何冊かまとめて買った後のレシートとか……?」
伊礼有希:「岩波文庫とか筑摩文庫とか薄い割にごっつ高いんですよ」
神峯清夏:「それは…確かに怖いかも…」
伊礼有希:「出版社のやつらは学生のお財布事情を考えたことがあるのか……?」怒っている。
神峯清夏:「本屋さんって、どうしてもあれもこれも…って目移りしますよね…」うんうんと頷いてる。
GM:と、その時、有希は通りがかった少女をちらりと見る。
伊礼有希:「あ。ねえ、神峯さんって逢折さんと仲良かったりします……?」
伊礼有希:「フレンドシップ……」
神峯清夏:「逢折さん…?特別に仲が良いわけではない…かしら」
伊礼有希:「そうですか。いえ、特に何があるってわけでもないので、気にしないでください」
GM:どうも彼女は時折、クラスメイトの逢折羽織という少女のことを気にしているようだった。
神峯清夏:「そう…ならいいんだけど」こちらも逢折さんを視線で追う。
伊礼有希:「あ、そうだ。これ、この間読んだ面白かった本です」文庫本を何冊かキミの机に置く。
伊礼有希:「もしよかったら読んでみて、もしよかったら感想聞かせてください!」
神峯清夏:「あら、いつもありがとう。伊礼さんが勧めてくれる本は、どれも面白くて嬉しいわ」
伊礼有希:「神峯さんの感想、400字詰め原稿用紙100枚分の読書感想文に匹敵するくらいの滋養がありますから」
伊礼有希:「この小説、ピアノがテーマになってるんですけど、音楽に詳しくなくてもピアノの音が聞こえてくるみたいですごく良かったですよ!」
伊礼有希:「特に終盤のコンクールのシーンは、ハラハラしながら一気に読んでしまって……」
神峯清夏:「ふふ、本の醍醐味は読むだけじゃなくて、人と感想を語り合うことだものね」
伊礼有希:「分かってらっしゃる……!」ガッツポーズをしている。
伊礼有希:「上中下巻とスピンオフ小説がありますので是非に」
神峯清夏:「ピアノ、私も昔少しだけ触っていたし、私にピッタリ」
伊礼有希:「そうなんですか。確かに神峯さん、ピアノ似合いそう」
伊礼有希:「今度聞かせて欲しいな」おしとやかに微笑む。
神峯清夏:「昔のことだから今も弾けるか不安だけど…」
神峯清夏:「これを読み終わったら、一緒にお茶しながらゆっくり話しましょうね」
伊礼有希:「やりましたぜ!」喜んでいる。
GM:と、そこでチャイムが鳴る。
伊礼有希:「じゃあ、神峯さん、また。チャオ!」
神峯清夏:「…ええ、また」軽く手を振り別れを告げる。
GM:いつものように授業が始まる。
神峯清夏:(連絡が来た端末は…N市のほうね。ということは表のお仕事。)
GM:FHが不穏な動きを見せているとの連絡だった。
GM:それからしばらくして、今度は緊急の呼び出しがかかる。
GM:キミのクラスメイトでもある逢折羽織という少女がFHに襲われて死亡し、オーヴァードに覚醒したとのことだった。
神峯清夏:(…なんてタイミングの悪い。…逢折羽織。伊礼さんが気にかけていた子)
神峯清夏:「はあ…せっかく借りたのに。読んでいる時間…作れるかしら…」
神峯清夏:ため息をひとつ吐いて、足早に支部へと。
GM:では、キミが支部へと向かったところでこのシーンは終了だ。
GM:シナリオロイスは伊礼有希に取得してください。
GM:推奨感情はポジティブ好意、ネガティブ隔意ですが変えてもいいよ。
神峯清夏:伊礼有希 〇連帯感/隔意 で。読書好きの仲間って意識で。
GM:やったね
GM:では、改めてシーン終了です!
◆Opening◆白波リアラ
GM:次のシーン!
GM:次は、リアラさんのOPです
GM:ダイスを振って侵蝕率を上げてください。
白波リアラ:おー
白波リアラ:白波リアラの侵蝕率を1D10(→ 3)増加 (37 → 40)
GM:このシーンは、キミが下校している時に謎のオーヴァードと出くわすというシーンになります。
GM:ある日の放課後。
GM:キミは、N市で暗躍しているオーヴァードの調査のためにN市市立高校に潜入していた。
GM:しかし、この日も目立った出来事はなく、いつものように下校の時間となり、通学路を歩いていた。
白波リアラ:「んー」
白波リアラ:「学校の授業、面白いでしてしたが、覚えられにくてすですねー」
GM:周囲には同じように下校中の生徒たちが歩いている。
白波リアラ:「みんな大変でしてすた」
クラスメイト女子:「リアラちゃん、また明日ー」手を振っていたりする。
白波リアラ:「受験戦争とかありえしてると聞いたことがありましてし」
白波リアラ:「おー」
白波リアラ:「また明日でしてすたー」
クラスメイト女子:「戦争はないけど、またねー」手を振っている。
白波リアラ:「なんと」
白波リアラ:「なかったでしてすか……」
クラスメイト女子:「日本、非核三原則だよ。またねー」手を振っていたりする。
白波リアラ:「またでしたるなー」
白波リアラ:「へいわへいわ」
GM:と、いう感じでキミが下校していると。
GM:《ワーディング》が展開される。
白波リアラ:「いいことでしてすな、へいわ」
白波リアラ:グオッ
GM:周囲の生徒たちは何も気付かずに歩き続けていますが。
GM:その間を縫うようにして、白いフードをかぶったオーヴァードが前方の生徒たちの方にゆっくりと近付いていく。
白波リアラ:周囲の影から触手が一斉にざわめきだす。誰にも見えない、誰にも気づかれないように
白波リアラ:「おー」
白波リアラ:「どなた?」
GM:その白いフードをかぶったオーヴァードはチラリとキミを方を見て、前方の生徒に襲い掛かろうとする。
ローレライ:「…………」
白波リアラ:ズオッ
白波リアラ:そのオーヴァードの前に、影の触手が現れて守護をする
白波リアラ:「どなたかと聞いたでしてすがー……」
白波リアラ:「あっ、あれでしてすな!」
GM:チャクラムめいた武器が、その影をかすめる。
白波リアラ:「人に名乗るときはまず聞いてから……?」
白波リアラ:「人に名前を聞くときはまず名乗ってから!」
ローレライ:「やっぱりあなたもオーヴァードね」
白波リアラ:「そうでしてすた、白波リアラと申しましてす。よろしくお願いしましてすた」
ローレライ:「邪魔をしないでくれるかしら」
白波リアラ:「んー?んー」
白波リアラ:「人傷つけるの、よくないことでしてすよ?」
白波リアラ:「ボクはしょっちゅうやりましてすけど、普通の人はそうでないでしてすから」
白波リアラ:「非核三原則!」
ローレライ:「関係ないわ。私には絶対に手に入れなければいけないものがあるの」
白波リアラ:「おー」
GM:白いフードのオーヴァードはチャクラムめいた武器を構え、キミの方に投擲する!
GM:鋭い刃がキミに迫る!
白波リアラ:「むー」
白波リアラ:白いスカートの中から触手が現れそれを弾く
GM:チャクラムが弾かれ、相手の手元に戻る!
ローレライ:「……チッ」
白波リアラ:「ボク、よくわからないでしてすが」
白波リアラ:「何を手に入れるでしてすか?人を傷つけようとするの何故でしてすか?」
ローレライ:「決まっているでしょう」
ローレライ:「私は死にたくないからよ」
ローレライ:「私は“ローレライ”。……あれは必ず私が手に入れる」
白波リアラ:「おー」
白波リアラ:「ボクも死にたくないでしてす、おなじ!」
ローレライ:「……殺されたいの?」苛立ったように言う。
白波リアラ:「え?死にたくないって言ってるでしてすよ」
白波リアラ:「うまく伝わってないでしてすか?」
ローレライ:「バカバカしい。……次は絶対に邪魔しないでちょうだい」
GM:白いフードのオーヴァードはそう言うと《瞬間退場》を使用します。
白波リアラ:「あー、んー」
白波リアラ:「ん-……」
GM:白いフードのオーヴァードの姿は、人混みの中に紛れて消える。
GM:同時に、《ワーディング》も解除される。
白波リアラ:「んんー……困ったでしてすな」
GM:生徒たちは何事もなかったかのように歩き続けている。
白波リアラ:あちこちの影の中で蠢く触手も、そのまま溶けていき、消え去った
白波リアラ:「けっきょくなんにもわからなかったでしてすなー、ボク、会話上手くないでしてすからますなー」
白波リアラ:「んー、んー、んー」
白波リアラ:「!」
白波リアラ:「報告にいきましてす!何かわかるかもしれないでしてすな!」
白波リアラ:「ほうれん草のほーは、ホットケーキのほー」
白波リアラ:「……?違った気がしましてすな?」
白波リアラ:「とにかく支部にいきましてすなー」ふわふわとした足取りで歩いていく
GM:では、キミはふわふわとした足取りで支部に向かう。
GM:それから少しした頃のことだった。
GM:潜入先のクラスのクラスメイトでもある逢折羽織という少女がFHに襲われて死亡し、オーヴァードに覚醒したという知らせを受けたのは。
GM:シーン終了。
GM:シナリオロイスは、ローレライに取得してください。
白波リアラ:ローレライ/親近感/隔意〇/ロイス
GM:親近感!やったー!
GM:これからもっと親近していくぞ!
GM:では、改めてシーン終了です。
◆Opening◆逢折羽織
GM:次のシーン!
GM:次は、羽織さんのOPです。
逢折羽織:はーい!
逢折羽織:あ、間違った
GM:羽織さんはまだオーヴァードではないので、侵蝕率は上げないでください。
逢折羽織:はい!
GM:侵蝕率とはいったい何なのでしょうね。
逢折羽織:はて…?
GM:このシーンは、羽織さんが学校で仲の良いクラスメイトと話をしたら、お墓参りに向かってもらい、そこで襲撃にあうことになります
逢折羽織:なるほど。理解しました
GM:では、まずは、シーンの描写から。
逢折羽織:はい!
GM:N市、市立高校。
GM:ある初夏の日の放課後。
GM:この日は、キミの義父の命日だった。亡くなってから一年になる。
GM:授業が終わると、いつものようにクラスメイトの妹尾瑞希が声をかけてくる。
GM:妹尾瑞希はショートカットの明るく活発の少女で、バスケ部のエースだ。キミとは仲が良い。
妹尾瑞希:「おっす、羽織~。今日も授業お疲れさん」
逢折羽織:「瑞希……。うふふ、お疲れ様です」
逢折羽織:毒気を抜かれるかのような、ほわほわ~っとした表情で。
妹尾瑞希:「なんか数学って年々難しくなってない? もうあたしが理解できる部分1ミリもないんだけど」
逢折羽織:「そ、そんなに」
妹尾瑞希:「はー、羽織と話してると癒されるわ」
逢折羽織:「も、もうちょっとは分かりません?」と、ちょっぴりのポーズ
妹尾瑞希:「日本語じゃないもん、あれ。日本語すら日本語じゃない」
逢折羽織:「哲学的……ですね。もうっ」
妹尾瑞希:「羽織は成績良くて羨ましいな~」
逢折羽織:「そんなんじゃ、卒業したらどうするんですか」
妹尾瑞希:「どうしようね……」真剣に絶望する。
逢折羽織:「……私で良ければ、少しは勉強教えられますから」
逢折羽織:一緒に頑張りましょう?と、その瞳は告げている。
逢折羽織:「瑞希も、将来の夢とか、ありますよね?」
逢折羽織:「そのために。ね?」
妹尾瑞希:「羽織~!なんて良い子なんだ……!」泣いてる。
妹尾瑞希:「あ、じゃあ、早速今日は!? あたし今日部活ないし!」
逢折羽織:「よしよし。私の胸でたんと泣いてください」
妹尾瑞希:「おいおいおい」抱きついて泣いている。
逢折羽織:「あっ……」少しだけバツの悪い顔をして
妹尾瑞希:「ん?」
逢折羽織:「……ごめんなさい、今日は」
妹尾瑞希:「あっ。あー、そっか。そりゃあしょうがないな」察する。
逢折羽織:「お母さんの旦那さんの命日で……。そのお墓参りに行かなくちゃ、なんです」
妹尾瑞希:「大事な日だもんなー」
妹尾瑞希:「じゃあ、
逢折羽織:「??」
妹尾瑞希:「じゃあ、また別の日だ。あたしが立派な社会人になって、良いお給料を稼げるように頼むよ」
逢折羽織:「なら、しっかりと頑張らないと、ですね」
逢折羽織:と、両手で小さくガッツポーズ
妹尾瑞希:「月給80万円くらいは欲しいな」強く頷く。
逢折羽織:「年収1000万円を目指すつもり…?」
妹尾瑞希:「計算はできないけど、とにかくいっぱい……」
逢折羽織:「せめて、所帯総額で目指しましょうね……」
妹尾瑞希:「ば、ばか!結婚なんてあたしらにはまだ早いだろ……!」照れている。
妹尾瑞希:「じゃあ、羽織。勉強はまた今度ね~」通学カバンを手に取ると、元気よく手を振って去っていく。
逢折羽織:「はぁい。お気をつけて」
逢折羽織:手を振って見送る
逢折羽織:では、こちらもそのままお墓に参ろうかな
GM:それでは、キミはそのまま郊外の共同墓地へと向かう。
逢折羽織:(結婚なんてあたしらにはまだ早い……か)と。一人、零す。結婚とは、家族を作ること。その言葉には、ある種の憧れを抱きながら。
GM:――N市郊外の共同墓地。
逢折羽織:そのまま。自分と家族になってくれた義父の眠る墓地へ向けて、歩き出した。
GM:キミの目の前には、簡素なお墓がある。
GM:研究熱心な義父だったがキミにはとても優しく、楽しかった思い出ばかりがいくつも残っている。
逢折羽織:お水で墓石を磨き、お花と手向け、お線香に火を灯す。
逢折羽織:しゃがみこみ、瞳を瞑ると、義父との楽しかった想い出が蘇って来る。
逢折羽織:(司さん……。最期まで、言えなかったけれど)
GM:キミの作った料理を不器用な言葉で何度も褒めたり、休みの日にはたまに遊びに連れていったりしてくれていた。
逢折羽織:(私の料理を褒めてくれたり、遊びに連れて行ってくれたり)
逢折羽織:((『これからは、僕が家族になるから』そう言ってもらえて、嬉しかったです。)
逢折羽織:(私の家族になってくれて。ありがとうございました)
逢折羽織:(”お義父さん”……)
逢折羽織:告げられなかった言葉を、胸の内に秘めて。
逢折羽織:黙とうをささげる。
GM:では、その時。
GM:何者かが、キミの方に近付いてくる。
GM:スーツ姿の不敵な笑みをたたえた青年だ。
逢折羽織:物音のする方を振り返る。
仲城雅斗:「こんにちは。逢折羽織さん」
逢折羽織:「……ッ!」初対面のはずなのに。男の放つ異様な雰囲気を察する
逢折羽織:思わず後ずさりながらも「……どちら様でしょう?」
仲城雅斗:「あなたのお父様の友人ですよ」
仲城雅斗:「あなたの持っているものをこちらに渡していただきたい」
GM:キミには全く心当たりがないでしょう。
逢折羽織:「……私の持っているもの?」当然、心当たりはありません
仲城雅斗:「如月博士が残したもの、あなたが持っているはずだ」
逢折羽織:――――思い当たる節などない。自分が義父から貰ったものといえば
仲城雅斗:「それは世界の変革のために必要なものなのです」
逢折羽織:両手から零れ落ちそうな程の。たくさんの愛情だけだ。
逢折羽織:「……それがどんなものか存じ上げませんが」
逢折羽織:「お義父さんが私に残してくれたのであれば。絶対に渡せません」
仲城雅斗:「……分かりました」
仲城雅斗:「ならば、力ずくでいただきましょう」
仲城雅斗:男の腕が、翼のような異形のかぎ爪へと変わる。
GM:男はキミの方に近付いてくる。
逢折羽織:「……ッ!!」その異形に息を呑んだのも束の間。
仲城雅斗:「ねえ、お姉ちゃん。ぼくと遊んでよ?」急に少年のような甘えた声を出し。
仲城雅斗:《ワーディング》を展開すると、その禍々しいかぎ爪を突き出す。
GM:男は無邪気な少年のような楽しげな笑い声を漏らす。
GM:あなたは、《ワーディング》の効果により、エキストラ化します。
逢折羽織:ごぷ、と。口いっぱいに広がる鉄の味を感じて。
逢折羽織:熱を帯びたお腹とは真逆に、暗闇に堕ちていく意識の中で。
逢折羽織:言葉にならない声をあげた。
逢折羽織:(助けて……)
逢折羽織:――――そうして、意識を失う。
GM:あなたは、ここで死亡します。
GM:シーン終了。
◆Opening◆千堂千尋
GM:次は、千堂さんのOPです
GM:ダイスを振って侵蝕率を上げてください。
GM:また、このシーンでは、途中から羽織さんにも登場してもらいますので。
逢折羽織:はーい!
千堂千尋:千堂千尋の侵蝕率を1d10(→ 9)増加 (35 → 44)
GM:テンション高め
千堂千尋:ワッショイ
GM:このシーンでは、キミが支部で訓練しながらなんか調子悪いなーってしたところで、ワーディングを察知して駆け付け、死の場面に立ち会ってもらいます
千堂千尋:大変。駆けつけます
GM:それでは、まずはシーンの描写から。
GM:ある初夏の日の夕刻。
GM:UGN、N市支部。トレーニングルーム。
GM:キミは、いつものように訓練に励んでいた。
千堂千尋:能力訓練用に内部のものが片付けられたシンプルなルーム
千堂千尋:制服のスラックスに半袖シャツの姿のまま、一人訓練に励んでいた
千堂千尋:自分から等間隔に離れるように置かれた、細かな文房具
千堂千尋:そのうちの一つがいきなり宙に浮いて、そして元通りの地面に置かれる
千堂千尋:ピ、と人差し指と中指を揃えた指をもう一つ先へと向ける
千堂千尋:手の形をイメージ。導線を引き、出力
千堂千尋:生成された無色透明の『見えざる手』が音もなくボールペンを持ち、くるくると回す。
千堂千尋:親指から小指、そして親指へ往復するように回した後、握りつぶさないように丁寧に地面に。
千堂千尋:「…………ふう」
GM:その時、一瞬フラッシュバックする光景がある。
GM:手術台から見上げているような光景。眩い光。
GM:『また失敗か。こんなものは私の子ではない』逆行で影になった男の声。
GM:パチパチという拍手の音で、キミは現実に引き戻される。
千堂千尋:「っ!」
千堂千尋:一瞬、貧血前の立ちくらみのような忘我から引き戻される
GM:メイド服姿の少女、アイベリーがキミの様子を見ながらまばらに拍手をしている。
メイドのアイベリー:「相変わらず優秀。……どうかした?」
千堂千尋:「アイベリーか。いや」
千堂千尋:トン、と2つの指を額に当てて
千堂千尋:「少し集中が乱れた。それだけだ」
千堂千尋:失望するような男の声と、称賛の拍手の音がミスマッチで、意識が引き戻された
千堂千尋:「それで、なにか用事か?」
メイドのアイベリー:「“ハンドガントレット”にしては珍しいこともある」表情を変えずに言う。
メイドのアイベリー:「ただの見学。今のところFHにも目立った動きはなし」
千堂千尋:「安心だな」
千堂千尋:拾った消しゴムとペンを、右手から左手。そして虚空にある『見えざる手』でお手玉していく
メイドのアイベリー:「平和が一番?」
千堂千尋:「それはそうだろう」
メイドのアイベリー:感心しながらその様子を見ている。
千堂千尋:「オレたちUGNは盾だ。平和を守るために居る」
千堂千尋:会話の間も、3箇所のお手玉が4、5と透明な手を経由して続けられている
メイドのアイベリー:「平和だとお仕事もないけれど」
千堂千尋:「アイベリーは仕事がしたいのか」
メイドのアイベリー:「“ハンドガントレット”の心配をしてる。平和すぎて失職したらどうしようって」
千堂千尋:「なに」その言葉に眉根を寄せる
千堂千尋:「要らない心配だ。確かにUGNが解散になれば一時的に収入は失うが」
千堂千尋:「日本は他に働き口もある」
メイドのアイベリー:「もし平和すぎて廃業することになったら、“ハンドガントレット”もお給仕する?」自分のメイド服をひらひらさせる。
千堂千尋:「しない」
メイドのアイベリー:「……そう。残念」
GM:その時。
千堂千尋:(給仕をさせたかったのか…?)
GM:N市内でワーディングが発生する。
千堂千尋:「チルドレンの一般教養テストでも特に問題は起きてない。年齢的な問題はあるだろうが、戸籍は───」
メイドのアイベリー:「……平和終わり」
千堂千尋:「───そうだな。仕事の時間だ」
メイドのアイベリー:「すぐ近く。出られる?」
千堂千尋:「あぁ」散らばった文房具は手を触れないままカバンの中に収まっていく
千堂千尋:「もちろんだ。《ハンドガントレット》、出るぞ」
千堂千尋:「サポートは任せた、アイベリー」
メイドのアイベリー:「行ってらっしゃいませ、“ハンドガントレット”様。サポートはお任せください」立ち上がると、丁重にお辞儀をする。
千堂千尋:「あぁ」
千堂千尋:「すぐ終わらせる」
GM:では、キミは支部を出る。
GM:ワーディングの発生源をたどり、N市郊外にある共同墓地へとたどり着く。
GM:そこには、異形の腕をしたスーツ姿の男と、その足元に倒れる血塗れの少女の姿がある。
仲城雅斗:「あはは。素直に渡さないお姉ちゃんが悪いんだよ?」
仲城雅斗:「あれ、お兄ちゃん誰?」キミの方を向く。
千堂千尋:「そこのお前、動くな」右手を銃のように構え、人差し指を突きつける
仲城雅斗:「あはは。動くな、だって!」おかしそうに笑う。
仲城雅斗:「もう遅いよー。全部終わっちゃったもん」
千堂千尋:「UGN、《ハンドガントレット》、千堂千尋。この単語の意味がわかる人間なら止まれ。わからないなら降伏しろ」
千堂千尋:指を突きつけながら、男と、そして足元の少女を見る。
仲城雅斗:「……UGNぅ?」
千堂千尋:その血液量。オーヴァードあるならともかく、常人であれば、既に。
仲城雅斗:「ハッ、くだらねえ。なら、さっさと目当てのものを探してずらかるか」口調が変わる。
仲城雅斗:「どこに隠してるのか知らねえが、適当にバラせば見つかるだろ」
千堂千尋:「口調が変わったな。お遊戯は終わりか」
千堂千尋:「そして、オレの前でなにかできるつもりか?」
仲城雅斗:「てめえこそ何ができるつもりだよ」
仲城雅斗:足元の少女に向けて、かぎ爪を振り下ろそうとする!
GM:ここで、羽織さんは侵蝕率を上げてシーンに登場してください!
逢折羽織:はい!
千堂千尋:突きつけた指とは別。 足元から忍び寄る無色の「見えざる手」は、その鉤爪を遮ろうとして───
逢折羽織:1d10+37
DoubleCross : (1D10+37) → 9[9]+37 → 46
GM:見えない手によって、異形のかぎ爪の勢いが鈍る――!
仲城雅斗:「こんなもんで俺が止められるとでも思ってんのか……!」
千堂千尋:影のように柔軟な『手』が、絡みつくようにその関節を縛り上げる
千堂千尋:「いや 鈍るだけで充分だ」
千堂千尋:そのまま足元の少女へと走る。
千堂千尋:何かしらの目的があるならば。あるいはまだ息があるのならば、被害者を優先する。
千堂千尋:そのために多少の損傷を受けるだろうが、問題ない。
仲城雅斗:「あア……!? バカが、そいつはもう」
逢折羽織:その時
千堂千尋:そう思いながら、地面を蹴り飛ばし、一息で少女と男の間に身体を割り込ませ、
千堂千尋:ようとして、それに気付く
逢折羽織:千堂千尋は気付くだろう。
逢折羽織:自身の指に巻かれた糸状の物質に。
GM:間に割り込もうとした千堂くんの体を目掛け、異形のかぎ爪が振り下ろされようとする。
逢折羽織:それは、まるで赤い糸のように君の小指に巻かれ。
逢折羽織:それは、まるで赤子が握りしめるかのように、君の小指を掴んで離さない。そして。
逢折羽織:君の指からほどけた糸は、振り下ろされるかぎ爪を防ぐ
仲城雅斗:「これは……!何をしやがった、UGN……!!」
千堂千尋:「なに?」その現象に目を見開く。
千堂千尋:「貴様の能力では、ないのか」
GM:キミの目の前で異形のかぎ爪が押し留められている!
千堂千尋:小指に巻かれた糸が、こちらを守るように展開している。
仲城雅斗:「まさか……!」
千堂千尋:「となると、」チラリ、と今守ろうとした少女に目をやる。
千堂千尋:支部で見かけた覚えはない。だが。
千堂千尋:「"新入り"…!」
逢折羽織:「ハァッ……ハァッ……」 操り人形のように、自身の肉体に糸を這わせ。無理やり立ち上がっている
逢折羽織:「……貴方が」
逢折羽織:「……助けてくれたの?」
千堂千尋:「あぁ。いや」少しだけ保っているであろう意識をつなぎとめるように声をかける
千堂千尋:「少しだけ間に合わず。そして助けられた」
千堂千尋:「だから」
千堂千尋:「これから、お前を助けよう」
仲城雅斗:「覚醒したのか……。如月博士の遺産の力か……いや……」
仲城雅斗:「くだらねえ、くだらねえ。だったら、もう一度殺すだけだ」
千堂千尋:「おい、貴様」
千堂千尋:「名を名乗れ」
千堂千尋:「これ以上戦うならば、呼び名が無いと不便だ」
仲城雅斗:「青騎士“ブラウ”。表の人格の名前は仲城って名乗ってる」
仲城雅斗:「で、これからお前らを殺す男の名前だ」
GM:男はそう言うと、翼のようなかぎ爪を振る!
千堂千尋:「いい名前だ」
千堂千尋:「収監の書類には、きちんと署名してやろう!」
千堂千尋:《血の彫像》。突如空中に発生した、無骨な血の杭が『見えざる手』によってその鉤爪に叩きつけられる!
千堂千尋:勢いを止め、そして隙を見て腕は四肢に絡みつき、その胴体にストレートの拳を入れる!
GM:キミと少女をまとめて斬り裂こうとしたかぎ爪は、その血の杭によって弾かれる!
GM:男は拳を受けてたじろぐ!
仲城雅斗:「こいつ……!」
GM:男は、急に冷静になるとスーツの乱れを直す。
仲城雅斗:「どうやら状況が変わったようですね」
仲城雅斗:「ここは一旦退くとしましょう」
千堂千尋:弾き飛ばした間合いを詰めない。後ろには覚醒したばかりの守るべき相手がいる。
千堂千尋:「……もう少し愚直に突っ込んでくると思ったが、少しは冷静なようだな」
仲城雅斗:「あなたも冷静なのでしたら、ここで私を追いかけはしないでしょう?」
千堂千尋:「……………」肯定はしないが、否定もしない沈黙。
仲城雅斗:「如月博士が残したものは、必ず我々が手に入れる。覚えておくといいでしょう」キミと少女を見て言う。
千堂千尋:「ならばこちらも、この言葉を貴様に送る。青騎士"ブラウ"」
千堂千尋:「貴様の目的は、絶対に叶わない」
千堂千尋:「UGNがいるからな」
GM:仲城はその言葉を聞いて不敵に笑うと、《ワールウインド》を使用する。
GM:一迅の風が巻き起こると、男は姿を消す。シーンから退場だ。
千堂千尋:姿を消した後、気配を探る。段階的に気を抜いて、そこでも奇襲がないことを確認する
逢折羽織:「あの……」
千堂千尋:「痛むところはあるか」
逢折羽織:おずおず、と。君の顔色を伺いながら。
逢折羽織:「あっ!いいえ!ぜんぜん、へっちゃらです!それより」
逢折羽織:「貴方の方こそ……。お怪我はありませんか?」
千堂千尋:「そうか。現在は一時的な興奮で気づいていないこともある。気づいたら言え」
千堂千尋:「こちらも問題はない」
千堂千尋:「千堂千尋だ。お前の名は?」
逢折羽織:「良かった……」(こうふん……?)
逢折羽織:「あ。は、はい。私は」
逢折羽織:「羽織。逢折羽織、です。あの……」
千堂千尋:「どうした」
逢折羽織:「ありがとうございました。……約束通り、助けて貰っちゃって」
千堂千尋:「? ………あぁ」先の会話を思い出す
千堂千尋:「たいしたことじゃない。当然のことだ」
千堂千尋:「だから気にするな」
逢折羽織:「……はいっ!」その言葉の裏側に潜む優しさに気付く。この子は、とても優しい子なんだな。
逢折羽織:「あの……気にするなついでと言っては恐縮ですが」
千堂千尋:「なんだ」
逢折羽織:「私の身体……」血まみれのブラウス。胸からお腹のラインをなぞって。 「どうなっちゃったんでしょう?」
GM:斬り裂かれたはずの体にはいつの間にか傷一つ残っていない。
千堂千尋:その体を見る。常人の頃の出血と、オーヴァードへの覚醒後の傷の有無を見分けて。
千堂千尋:「問題ない。今は無事だ」相手の目を見て、事実だけを告げるように
千堂千尋:「だが、少しだけ……特殊になった」
千堂千尋:「ただ、唯一ではない。お前の同類も、数多いる。オレのように」
千堂千尋:「それはこれからお前が知っていくことだ。安全な場所についたら説明もしよう」
千堂千尋:「故に」
千堂千尋:「今は少し、休んでおけ」
逢折羽織:「……」ああ。やっぱり、この子は優しいな。
逢折羽織:「……はぁい」その言葉に甘えるように。
逢折羽織:「後で、色々なことを教えてくださいね?」
逢折羽織:「せんせいっ!」まどろみの中に堕ちていく。
千堂千尋:本人が操り人形のように保っていたその体を、両腕で抱きとめる。
千堂千尋:眠る前の子供のようなその顔を見つつ、第3本目以降の「見えざる手」は相手のカバンや、痕跡をひとまず整理して
千堂千尋:「…………」
千堂千尋:「せんせい…?」
千堂千尋:少しだけ、首を傾げた
GM:シーン終了。
GM:これでオープニングフェイズは全て終了です。
GM:次からはミドルフェイズに入っていきます。
◆Middle01◆
GM:ミドルフェイズ、最初のシーン。
GM:シーンプレイヤーはアウグストさん。
GM:他のPCも全員登場です。
白波リアラ:白波リアラの侵蝕率を1D10(→ 6)増加 (40 → 46)
逢折羽織:1d10+46
DoubleCross : (1D10+46) → 6[6]+46 → 52
アウグスト・アイヒベルク:42+1d10
DoubleCross : (42+1D10) → 42+4[4] → 46
千堂千尋:千堂千尋の侵蝕率を1d10(→ 6)増加 (44 → 50)
神峯清夏:神峯清夏の侵蝕率を1D10(→ 6)増加 (38 → 44)
GM:支部に運び込まれた羽織さんにみんなであれやこれや教え込むシーンになります。
GM:UGN、N市支部。
GM:豪奢な邸宅の天蓋付きの大きなベッドで羽織さんは目を覚ます。
逢折羽織:「う」「うぅ~ん……」
逢折羽織:目を覚ますとそこは、見知らぬ景色。ふかふかのベッドに天蓋、そして。
逢折羽織:メイド服姿の女性たち
メイドのアリッサ:「あ。気が付かれましたか」
GM:メイド服の少女がキミの方を覗き込んで言う。
逢折羽織:「あ、あの……。ここは……?」「それと」
逢折羽織:「私がこの格好をしている理由と」※メイド服
逢折羽織:「私を助けてくださった方は…?」
メイドのアリッサ:「お洋服、汚れちゃってたので勝手に着替えさせてもらったんですよぉ」
メイドのアリッサ:「今、皆様をお呼びして参りますので、ちょっと待っててくださいね」
逢折羽織:上質な生地だな~、だなんて、自分の着ている服の手触りを確かめて。部屋から出ていくメイド少女を見送る。
メイドのアリッサ:「その格好、結構似合ってますよ」
GM:それだけ言い残してメイド服の少女は部屋を出ていく。
逢折羽織:「えへへ……。ありがとうございます」ちょっと嬉しいな。
GM:少しして、数人の男女が部屋に入ってくる。
千堂千尋:「目が覚めたようだな」
GM:少女はなぜかメイド服姿だ。
逢折羽織:真っ先に入ってきた少年の姿を、嬉しそうに眺めましょう。
アウグスト・アイヒベルク:「気分が優れなかったりはしないかな?」 真っ白なコートに、竜の様な飾りの杖を突いた男が入ってくる。
アウグスト・アイヒベルク:「私のメイド達は皆優秀だ。何かあったらすぐに言うといい」
白波リアラ:「おー」
GM:そこには、羽織さんがクラスで見たことのある少女と少年の姿もあるだろう。
白波リアラ:「メイドさんいっぱいでしてすたなー」自分もメイド服だ
神峯清夏:「起きたばかりなのに、大人数で押しかけてごめんなさいね」と黒髪の少女。
千堂千尋:「とはいえ、保護した民間人を着飾る必要は……?」
アウグスト・アイヒベルク:「血まみれの服で放置しておくわけにもいかないだろうさ」
メイドのアリッサ:「他に手頃な服がなかったんですよぅ」頬を膨らませている。
千堂千尋:「そうか。それならば仕方がない」アリッサの言にうなずく
逢折羽織:「白波さんに、神峯さん……?」
アウグスト・アイヒベルク:「さて、お客人も何が起こっているのかわからないだろうから一人ずつ自己紹介を……おや」
アウグスト・アイヒベルク:「顔見知りもいるようだね」
千堂千尋:「知り合いか?」名前を呼ばれた二人を見る
神峯清夏:「似合ってらっしゃいますし…あら、覚えててくれたんですね」
白波リアラ:「おー」
神峯清夏:「クラスメイトです、学校の」
白波リアラ:「そうでしてすた!クラスメイト!」
千堂千尋:「クラスメイト。なるほどな」血に染まっていた制服のデザインを思い出す。
千堂千尋:「なら、改めてオレは千堂千尋。そしてこちらが、」とアウグストさんを手で示す
アウグスト・アイヒベルク:「フ、この館の主、アウグスト・アイヒベルクだ」 きらりと輝く笑みを見せる
メイドのアリッサ:「アウグスト様、素敵です~」
アウグスト・アイヒベルク:「お客人の名前も、お聞かせ願えるかな?」
逢折羽織:「あっ……。逢折羽織、です」
逢折羽織:「え、えーと。」
逢折羽織:「お館様?なんですよね? 私を保護してくださってありがとうございます」
逢折羽織:「それで、」チラリと。千堂くんを横目で見て。
逢折羽織:「ああ、もう。……何から聞けば良いのかな」
白波リアラ:「おー」
白波リアラ:「疑問に思ったこと、なんでも聞くといいでしてすた」
千堂千尋:「逢折。ならば、まずはお前に伝えておくことがある」
千堂千尋:「質問があるなら、その都度聞け」
逢折羽織:こくん、と頷いて。
白波リアラ:何故かこっちもこくこく頷く
千堂千尋:白波さんの言葉に続けるように。
神峯清夏:「まずは…落ち着いて整理しましょうね」近くの水差しからコップに注いで渡す。
逢折羽織:ありがとうございます、とコップを受け取り。リアラちゃんと目が合ったので、何故かお互いコクコクやってたりして。
白波リアラ:「えへへー」
アウグスト・アイヒベルク:アリッサにお茶の準備をしておくように言いながら、微笑ましそうに眺めている
メイドのアリッサ:水を注ぐ仕事を取られた気がして画面の隅でショックを受けている。
千堂千尋:「まず、一番伝えるべきことだが」
千堂千尋:「お前が死んだこと……少なくとも常人ならば死んでいたのは、夢ではない」
逢折羽織:「……ッ」ごくり、と喉が鳴る。そうだ、あの痛みは本物だった。
千堂千尋:「明らかな致命傷を受け、お前は生き延びた。死ぬ間際…あるいは、死から再生することによってだ」
千堂千尋:「そのような力を行使する存在を、オレたちは"オーヴァード"とよんでいる」
逢折羽織:「”オーヴァード”……」部屋にいる全員を、1人1人視線で追って。
千堂千尋:「逢折、例えばお前や。」周りに目線をやって「"オレたち"のような存在だ」
白波リアラ:「えへへー」
神峯清夏:目線が合い、安心させるようにニコリとほほ笑む。
アウグスト・アイヒベルク:杖を手にフッ……ッと笑う
逢折羽織:「……質問、です」はい、と。小さく手を挙げて
千堂千尋:「なんだ?」指差す
逢折羽織:「私を……、その……」
逢折羽織:「……サクってした人も、”オーヴァード”なのでしょうか?」
千堂千尋:「そうだな」頷き
白波リアラ:「おー」
白波リアラ:「……どうだったでしてすか千尋さん」
白波リアラ:なんとか答えようと思ったがよく考えたら知らなかった顔
千堂千尋:「間違いなくオーヴァードだった。奴の手が獣のように変質した……のは、逢折は見てないかも知れないが」
千堂千尋:「オレたちオーヴァードはその生命力と同時に、異能を身に着けている。火や氷を操ったり、獣に変質したり、効果は人それぞれだな」
千堂千尋:「わかりやすく言えば"超能力"だ。逢折を狙ったやつも、同様にその異能を行使していた」
白波リアラ:「おー!」
逢折羽織:リアラちゃんに笑顔を向けて。小さくおーってやったりして。
千堂千尋:「例えば、こういう能力だ」
千堂千尋:胸ポケットに指したボールペンを、逢折さんに渡すように投げる
千堂千尋:が、それが空中でピタリと止まる
逢折羽織:「わっ!わっ!……あ、あれ?」空中で手をワタワタ!
千堂千尋:そのまま、手渡すようにスゥ、と逢折ちゃんの手元に運ばれた。
逢折羽織:「……わぁ」ボールペンをギュっと握る
逢折羽織:「これが、異能……なんですね」
逢折羽織:「せんせい。もう一つだけ質問よろしいですか?」
千堂千尋:「なんだ?」
逢折羽織:「せんせいが仰っていた、”UGN”というのは」周りのみんなを見て
逢折羽織:「この、異能を持った人たちによる集団という事、ですか?」
千堂千尋:「そのとおりだ」頷く
千堂千尋:「見ての通り、オーヴァードには常人では出来ないことが出来る。故に」
白波リアラ:「ふふふー」袖からにゅっと白い触手が出てきて羽織がもってるボールペンをくるくるする
千堂千尋:「その力に溺れる悪人も居る。そして、なにより」
逢折羽織:「きゃっ!」 触手に絡めとられる
千堂千尋:「この異能は、あって便利な使い放題の道具じゃない。使いすぎれば、精神は溺れ、侵蝕されていく存在も居る」
千堂千尋:「そのような存在から、日常を守る盾。それがオレたちユニバーサル・ガーディアンズ・ネットワーク」
白波リアラ:「握手でしてすたー」触手が羽織の人差し指に絡んで握手するように動く
千堂千尋:「すなわち、"UGN"だ」
千堂千尋:メンバーを紹介するようにもう一度、他の人達を手で指し示す
アウグスト・アイヒベルク:ぺこり、と慇懃に礼をする
神峯清夏:軽く上品に手を振る。
白波リアラ:「UGNの白波リアラでしてすたよー」にこにこしている
逢折羽織:「すなわち”UGN”……」みんなを改めて見回して。指に絡む触手に、こちらもそっと力を込めて。「改めてよろしくお願いします、みなさん。リアラくんも」
アウグスト・アイヒベルク:「ユニバーサル、というだけあって全国に拠点があってね」
アウグスト・アイヒベルク:「この館もその一つ、という訳だ」
神峯清夏:「千堂さんは説明が上手ですね、補足する必要がありませんでした」
白波リアラ:「えへへへー」満足したのか触手をするする戻す
アウグスト・アイヒベルク:「キミも暫くはここの預かりとなるだろう。もう一つの家だとでも思って、気楽に過ごして欲しい」
白波リアラ:「そう!お上手でしてした!」
千堂千尋:「………光栄だ」面映いようにぺこりと頭を下げる
GM:では、そこで部屋のモニターが切り替わり、通信が入る。
GM:温和な笑みを浮かべた男、日本支部長の霧谷雄吾の姿が映る。
白波リアラ:「おー」
霧谷雄吾:「どうも、皆さん」
白波リアラ:「霧谷さん!」
霧谷雄吾:「逢折さん、もうUGNについての説明は受けたでしょうか。私はその日本支部の支部長、霧谷雄吾と言います」
霧谷雄吾:「今回の件は私も報告を受けています」アウグスト支部長に一礼する。
アウグスト・アイヒベルク:「やあ、霧谷君。久しぶりだね」 友人のように言葉を交わす。
千堂千尋:「つまり、UGNの日本のトップだ。……直々に出てくるとは」モニタを見ながら逢折さんに補足する。
逢折羽織:(あ。ありがとうございます、せんせい)ヒソヒソ
アウグスト・アイヒベルク:「千尋は気が利くね」 フッ、と笑い
アウグスト・アイヒベルク:「それで、わざわざこちらに連絡を寄こしてまで、彼女に何か用事が?」
霧谷雄吾:「ええ。今後の指針について私からもご提案が」
アウグスト・アイヒベルク:「フ、きっと同じことを考えているのだろうね」 意味深げに千堂に眼をやる
霧谷雄吾:「逢折さん。あなたを襲ったのはファルスハーツ……能力をテロリズムに悪用する集団です」
霧谷雄吾:「このままでは、あなたはまた襲われる可能性が高いでしょう」
逢折羽織:「ファルス……ハーツ……」
白波リアラ:「そういえば、羽織はどうして襲われてしましたか?」
霧谷雄吾:「幸いにも、学校には神峯さんと白波さんがおりますが、各人にも任務があります。常に護衛ができるわけではありません」
逢折羽織:「はい。……分かっています。だから」私自身が、強くならなくちゃいけないんですね。自分の身を守れる程に。
霧谷雄吾:「ですので、専属の護衛を付けようと思います」
千堂千尋:「奴……青騎士ブラウとやらは、『如月博士の遺産』と言っていた。個人を狙っているなら、改めて狙いに来ることもあるだろう」
逢折羽織:「……ふぇっ?」
千堂千尋:「護衛?」
白波リアラ:「おー」
霧谷雄吾:「いかがでしょうか。アウグスト支部長?」
神峯清夏:「まあまあ」
アウグスト・アイヒベルク:「ああ、こちらもそれが良いと思う」
アウグスト・アイヒベルク:「そしてその護衛は────」 ス、と杖を翳す
霧谷雄吾:「――!」
千堂千尋:その杖を目で追う
アウグスト・アイヒベルク:ビシィ!と杖の先が千堂を指している!
千堂千尋:邪魔だったようなので一歩右にズレる!
アウグスト・アイヒベルク:スッと指し直す
アウグスト・アイヒベルク:「キミが適任だろう、千尋」
白波リアラ:「おー!」
千堂千尋:「………なるほど」
霧谷雄吾:「……なるほど。適任だ」参った、というように肩をすくませる。
千堂千尋:間違いなくそれが自分を指し示していることを理解する
逢折羽織:「……ふぇっ?!」隣に立ってくれている神峯さんの袖をギュっと掴んでしまう
千堂千尋:(霧谷日本支部長も驚愕、ということは、どうやら試されているようだな)
白波リアラ:「護衛任務かっこいいでしてしたなー」
神峯清夏:「あらあら」その手を優しく取って握ってあげる。
千堂千尋:目端でモニターの動きを捉えつつ。
霧谷雄吾:「では、千堂さんは学校では逢折さんの護衛をしつつFHの動きを探ってもらうことになります」
千堂千尋:「了解いたしました」
霧谷雄吾:「アウグスト支部長。他の皆さんも改めて事件の調査をよろしくお願いします」
千堂千尋:「逢折羽織の護衛と、FH調査。拝命致します」
アウグスト・アイヒベルク:「千尋はどうやら羽織の『せんせい』に任命されたようだからね。色々と教えてあげてくれたまえ」
アウグスト・アイヒベルク:フッと笑い霧谷に礼をする
白波リアラ:「やりましてしたす!霧谷さん!がんばりましてすよー!」
霧谷雄吾:「残念ながら、私は多忙につきそちらには赴けませんが、皆さん頑張ってください」
霧谷雄吾:「白波さんもファイトですよ」
神峯清夏:「学校内程度なら全て聞こえますので…私も微力ながらサポートさせて頂きますね」
白波リアラ:「ファイトでしすた!わー!」嬉しそう
GM:霧谷雄吾が残念そうに手元のメイド服を見つめているところで通信が切れる。
白波リアラ:「あっ!ボクも!僕も頼ってほしいでしてすたー!」羽織に近づいて
逢折羽織:リアラくんを膝に乗せて。
白波リアラ:「おー」
逢折羽織:「もちろんです。頼りにしていますから。ね?」そっと頭を撫でながら。
白波リアラ:「えへへへへー」
逢折羽織:「あの、せんせい?その」ご迷惑じゃありませんか?その言葉を口に出せずにいる
千堂千尋:「聞いての通り、逢折、お前の護衛をすることになった」
千堂千尋:「だから、安心しろ。お前の安全は、オレが守ろう」
千堂千尋:その目を真っ直ぐ見ながらいう。
逢折羽織:「……」少年の表情は変わらない。だけど
逢折羽織:「はいっ!ふつつか者ですが、よろしくお願いします」その瞳が、とても優しいものだということは分かる。短い時間だが、何度も見たものだ。
逢折羽織:「せんせい」
メイド達:「キャ~!」 入室してきたメイド達が何だか盛り上がっている!
白波リアラ:「きゃー!」
白波リアラ:よくわからないけどキャーする
千堂千尋:「?」そちらの盛り上がりに目をやりつつ
神峯清夏:「ふふ、素敵ですね」小説に出てくる騎士みたい、と思いながら。
千堂千尋:「あぁ、よろしく頼む」
千堂千尋:「しかし、なぜ"せんせい"…?」
逢折羽織:「ご不満、でしょうか?となると、先輩、プロデューサーさん、ご主人様……」
白波リアラ:「おー」
白波リアラ:「千尋さんは先生でセンパイでプロデューサーさんでご主人様でしてしたか」
千堂千尋:「ごちゃごちゃだな…………」選べ、と言われると特に希望はない
千堂千尋:「"せんせい"でいい。特に不満はない」
千堂千尋:UGNに所属してないなら先輩ではないし、プロデュースはしてないし、そもそもご主人さまじゃない
逢折羽織:その言葉に、小さくガッツポーズ。嬉しい
千堂千尋:「聞いてのとおりだ白波、神峯。二人も手が空いてるときにフォローを頼む」
白波リアラ:「やりましてすた!」
神峯清夏:「ええ、大事なクラスメイトですもの。精いっぱい頑張るわ」
神峯清夏:「…護衛となると、千堂さんもクラスメイトになるのかしらね?」
千堂千尋:「む。………そうか、学校でもそばにいる理由がいるな」
千堂千尋:「潜入する必要がある。クラスメイトというなら、そうなるな」
千堂千尋:チラ、とアウグストさんを見る。そのへんの手続きは支部長の了見だ
アウグスト・アイヒベルク:頷く
アウグスト・アイヒベルク:「ふ、そうだね……ではその話もこの後にするとしよう」
アウグスト・アイヒベルク:そう言って、杖を逢折に向ける
アウグスト・アイヒベルク:「逢折羽織くん────君に最初の任務を言い渡そう」
逢折羽織:緊張した面持ちで聞く。
アウグスト・アイヒベルク:「我々と一緒にお茶をしてくれたまえ」
逢折羽織:「ッ!!」「……」「……??」
逢折羽織:意図に気付いた。ポンと手を叩き、
アウグスト・アイヒベルク:「キミには一度落ち着く時間が必要だ。ゆっくりとお茶でもして、相互理解を深めようじゃないか」 キザに笑ってアリッサを呼ぶ
メイドのアリッサ:「皆さん、お茶が入りましたよ~。熱ッ!熱い!」
逢折羽織:「はぁい。喜んで」
神峯清夏:「ふふ、この支部の紅茶とスコーンは絶品ですよ」
白波リアラ:「わーい」
GM:キミたちのもとに熱い紅茶とお茶菓子が運ばれる。
GM:シーン終了。
GM:ロイスの取得や感情変更が可能ですよー。
GM:購入判定はまだ無し!
アウグスト・アイヒベルク:逢折羽織 〇庇護/憐憫 で取得しようかな
神峯清夏:逢折さんのロイスはもうあるのでいったん保留で。
千堂千尋:こっちも取得してるので一旦保留。
白波リアラ:逢折羽織/仲良し〇/隔意/ロイス
逢折羽織:アウグスト・アイヒベルク/〇信頼/不埒 年上の立場から自分を労わってくれるのが分かって信頼のおける人だなって。それはそれとして、メイド服はかわいいけどえっちだなって
GM:何言ってんの
逢折羽織:ww
千堂千尋:ふらち!
神峯清夏:不埒w
白波リアラ:こらっ
千堂千尋:以上のようだぜ
逢折羽織:神峯さんとは、この後女子の友情を育みたいのでいったん保留。以上です~
GM:では、改めてこのシーンは終了だよ!
GM:女子の友情!
◆Middle02◆
GM:それでは、次のシーン!
GM:次は、千堂さんが学校に転入してくるシーンになります。
GM:シーンプレイヤーは千堂さん。
GM:他のPCも全員登場だ。
GM:ダイスを振って侵蝕率を上げてください。
アウグスト・アイヒベルク:46+1d10
DoubleCross : (46+1D10) → 46+4[4] → 50
逢折羽織:出たいです!
神峯清夏:神峯清夏の侵蝕率を1D10(→ 4)増加 (44 → 48)
逢折羽織:1d10+52
DoubleCross : (1D10+52) → 9[9]+52 → 61
白波リアラ:白波リアラの侵蝕率を1D10(→ 1)増加 (46 → 47)
千堂千尋:千堂千尋の侵蝕率を1d10(→ 2)増加 (50 → 52)
GM:羽織さんが結構テンション高い。
千堂千尋:私どうなっちゃうの~!?ですからね
GM:それでは、まずはシーンの描写から。
GM:羽織さんが命を落とし、オーヴァードに覚醒した翌日。
GM:キミは、いつものように学校に登校していた。
GM:クラスはいつもと何ら変わるところはない。
GM:だが、キミは神峯や白波が自身と同じオーヴァードであることを既に知っている。
GM:朝のホームルーム前の賑やかな教室にキミたちはいる。
神峯清夏:「おはようございます、逢折さん。昨日は寝られましたか?」
逢折羽織:「あっ。神峯さん。おはようございます」
白波リアラ:「おはよーでしてしたー!」
逢折羽織:「えへへ……。なんか、目が覚めちゃって、あんまり寝付けてないかもです」
逢折羽織:「リアラくんも。おはようございます」
逢折羽織:キョロキョロと周囲の目を伺って。2人に耳打ち。
逢折羽織:(あの)
神峯清夏:「色んなことがたくさんあって大変でしたよね…はい、なんでしょう?」
白波リアラ:「どしたでしたか?」
逢折羽織:(本当に、せんせいがこのクラスに転入されるんですか?)
逢折羽織:(……そんなことも出来ちゃうんですか?)
白波リアラ:「ふふふふ」
神峯清夏:「信じられないかもしれないですけど…出来ちゃうんですよね」
白波リアラ:「(実はボクもそうやって転入してきてしたですよ!)」
逢折羽織:「……そうですか。出来ちゃうんですね」
逢折羽織:あらあらうふふ、と。何故だか嬉しそうに。
神峯清夏:「UGNの力もありますが…そこは魔法の力で…」と、冗談めかして。
白波リアラ:「ボク本当は小学校も中学校も通ったことないでしてすから」
神峯清夏:「あら、白波さんもですか。実は私もなんです」
白波リアラ:「おー!お揃いでしてした!」
神峯清夏:「お揃い、ですね。ふふふ」
逢折羽織:そんな二人を見て、こちらも微笑ましく笑おうかな。
GM:と、そこで羽織さんの友人の瑞希が声をかけてくる。
妹尾瑞希:「羽織~、そろそろホームルーム始まるから席に戻った方が……あれ。羽織、神峯さんと白波さんとそんな仲良かったっけ?」
逢折羽織:「あっ。瑞希」
白波リアラ:「仲良しは突然にでしてしたよー」
逢折羽織:「そうなの。昨日仲良くなったばっかり」
妹尾瑞希:「はー、確かに友達になるのなんてそんなもんか」
逢折羽織:ねー?と、リアラくんの言葉に同意して。
神峯清夏:「おはようございます、妹尾さん。そうですね、そろそろ戻りましょうか」
妹尾瑞希:「じゃあ、白波さんと神峯さんも今度宿題写させてね~」
白波リアラ:「ねー」
妹尾瑞希:「いや、ねーじゃないが」ツッコミ。
逢折羽織:「ほら。瑞希もリアラくんと仲良くなった」
白波リアラ:「えへへ」
妹尾瑞希:「は、確かに……!」
逢折羽織:ね?と。友情に時間なんて関係ないんだぜって顔をする
妹尾瑞希:「恐ろしい子だぜ……」
神峯清夏:「白波くんは誰とでもすぐお友達になれるんですね」
妹尾瑞希:「見た目によらずハイブリッドだな~。あ、先生来たよ!」
白波リアラ:「ふふふ」
GM:瑞希はそう言って素早く自分の席に着く。
逢折羽織:「私たちも」と、お互い自分の席に着くよう促して。
白波リアラ:「いそげいそげー」
神峯清夏:「じゃあ、またあとで」
担任の先生:「お前ら、席に着けー」
担任の先生:「ホームルームの前に、今日は転校生を紹介する」
担任の先生:「なんでこんな中途半端な時期にと思うかもしれないが、俺も思ってるから気にしないように」
担任の先生:「それじゃあ、千堂。入れ」
GM:教室の入口の方に声をかける。
千堂千尋:「はい」
千堂千尋:カラカラ、と応えて、戸を開き空ける
千堂千尋:明るい茶色の髪に、男子制服に身を包んだ少年がカツカツと定規で測ったように教壇へ。
妹尾瑞希:「おお、結構イケメンだ」小声で言う。
千堂千尋:黒板に白のチョークで名前を書く
逢折羽織:(えへへ)なぜか嬉しそうに。
千堂千尋:「千堂千尋だ。仕事の都合で転校してきた」
千堂千尋:「短い間だが、よろしく頼む」
GM:パチパチと拍手が起こる。
白波リアラ:「おー」ぱちぱち
逢折羽織:小さく拍手している。
神峯清夏:「ふふ」軽い拍手。
千堂千尋:後ろ手に組んで軽く会釈
担任の先生:「それじゃあ、千堂の席は……。逢折と神峯と白波の間の席が空いてるな」
GM:三人の間のぽっかりと空いた机を指す。
千堂千尋:「はい」机の間を歩いて、カツカツとその席に向かう
千堂千尋:そして神峯、白波。そして隣の逢折を見て
千堂千尋:「よろしく」
白波リアラ:「よろしくおねがいしましてすー」
逢折羽織:「こちらこそ。改めてよろしくお願いします、せんせい」
神峯清夏:「どうぞほろしく」
妹尾瑞希:「せ、せんせい……!?」耳ざとく聞きつける。
逢折羽織:「あっ!ち、ちがうの!え、えーと」
妹尾瑞希:「えっ、羽織、知り合い?というか、どんな関係……!?」
妹尾瑞希:「ま、まさかそういう……!?」何かを想像している。
逢折羽織:「そ、その……!」
千堂千尋:「家庭教師だ」
逢折羽織:「!!」
千堂千尋:「少し縁があってな。勉強を教えている」
逢折羽織:「それ!」それだ!
妹尾瑞希:「な、なるほど……。千堂くんって頭良いんだ……」
妹尾瑞希:「それ?」首を傾げる。
白波リアラ:にこにこして見てる
逢折羽織:「だ、だから、家庭教師!」
妹尾瑞希:「お、おう。そっか」半信半疑。
千堂千尋:「成績は良いが、咄嗟で言葉が出ないのが逢折の課題だな」ふぅ、と苦労している雰囲気を出す
神峯清夏:仲良きことは美しきかな、とか考えて笑っている。
妹尾瑞希:「マジなのか……」
担任の先生:「こら、お前ら。静かにしろ!」
担任の先生:「それじゃあ、千堂が早くクラスに馴染めるように仲良くしてやるように」
担任の先生:「えー、それじゃあ次に」
担任の先生:「新しい担任の先生を紹介する」
逢折羽織:「??」
神峯清夏:「……?」
逢折羽織:「はい??」
千堂千尋:「………」 一緒に廊下に待機していた
担任の先生:「じゃあ、俺はこれで……」
白波リアラ:「おー」
GM:担任の先生は教室を出ていく。
GM:入れ替わりにメイドたちが教室のドアを開ける。
妹尾瑞希:「……!?」
アウグスト・アイヒベルク:そこにカツカツ、と杖を突きながら純白のコートを纏った男が入ってくる。
アウグスト・アイヒベルク:ファサッ……とコートをたなびかせる……黒板にぶつかってチョークの粉が付いた
メイド達:コートについたチョークの粉を払っている
白波リアラ:「おー」ぱちぱち
千堂千尋:「…………」 尋、の字がかすれた
アウグスト・アイヒベルク:「ご紹介に預かりました、新たにこのクラスの担任を務めることになったアウグスト・アイヒベルクと申します」
アウグスト・アイヒベルク:「どうぞ、よろしく」 慇懃に礼をする
クラスの女子たち:「キャー、格好良い!」「なんて素敵な方……!」黄色い悲鳴が上がる。
神峯清夏:「あらあら…」足音が多かったのはこれのせいか。
逢折羽織:「……はい??」
メイドのアリッサ:「お見事な着任のご挨拶です、アウグスト様」
千堂千尋:「……………」説明に困っている。
千堂千尋:自分の潜入と思ったら、まさか支部長直々に潜入任務に当たるとは。
アウグスト・アイヒベルク:「とはいっても、彼(元担任)が旅行から帰ってくるまでの短い間だがね」 羽織の方を見てウインク
神峯清夏:「…千尋くん知ってました?」小声で。
千堂千尋:(どうやら、本腰を入れて試されているようだな…!)
千堂千尋:「さっき知った。転入の挨拶の際に」小声で。
クラスの女子たち:「ずっと担任の先生でいて欲しいわ!」「なんて優雅な立ち振る舞い……!」
神峯清夏:「じゃあみんなに黙ってたのね…」笑いと呆れの混ざった表情をする。
白波リアラ:「?」
白波リアラ:「ボクは知ってましてしたが……?」
千堂千尋:「そうなのか……??」
神峯清夏:「そう…なの…?」
逢折羽織:「えっ?!そ、そうだったんですか……?!」
白波リアラ:「知ってましてした」?という顔をしている
逢折羽織:「”潜入”って支部長さんも含んでいたんですね……」たはは
クラスの女子たち:「早く先生とお近づきになりたいわ」「授業中に目立たなくちゃ……!」
千堂千尋:「それはオレも驚いている」
神峯清夏:「…まあ支部長がいればより安心…かしら?」
千堂千尋:「支部長まで乗り出しているとなると、学校ではそうそう危機に陥ることはないだろう」
千堂千尋:「逢折。お前は今まで通り、日常を謳歌すると良い」
千堂千尋:「そうするために守るのが、オレたちの役目だからな」
逢折羽織:「せんせい……」
白波リアラ:「みんなの平和まもるのがUGNの仕事でしてすよー」
神峯清夏:「ええ、皆さんの日常を守るのが、私達の役目ですから安心してくださいね」
逢折羽織:「……不謹慎だって思われるかもしれませんが。それなら、せんせいも、リアラくんも、神峯さんも。みんなで遊びたいなって」
逢折羽織:「もう、皆さん、私の日常になっちゃってるんですから」
白波リアラ:「……えへへへー」
伊礼有希:その様子を、黒髪の少女がじっと見つめている。
GM:一波乱あったものの、ホームルームが無事に終わると。
GM:クラスメイトの黒髪ロングの大人しい少女、伊礼有希が席を立ちって羽織さんの方にやってくる。
伊礼有希:「逢折さん、今よろしいですか?」
逢折羽織:「伊礼さん?大丈夫です……けど……」
伊礼有希:「今日の放課後とかお暇でしたら『二人で』どこか遊びに行きませんか?
伊礼有希:「突然すみません。私、逢折さんと仲良くなりたくって」
神峯清夏:「あら、伊礼さん。もし良ければ私もご一緒しても?」
伊礼有希:「え」
白波リアラ:「おー?」
神峯清夏:「私もまだ逢折さんとは昨日、声をかけたばかりで」
伊礼有希:「いや。私は、その……」言い訳しようとしている。
神峯清夏:「みんなで仲良くなったほうが楽しいと思うの、どうかしら?」
伊礼有希:「そ、それはそうですけど……」
白波リアラ:「ボクも行っていいでしてすか?」
伊礼有希:「白波さんも……!?」
白波リアラ:「んー、だめでしてすか……?」
伊礼有希:「ええっと、私としては逢折さんと二人でと思ったんですけど……」羽織さんの様子を窺う。
神峯清夏:イージーエフェクト《七色の直感》を使用。伊礼さんの感情の読み取りたいです。
GM:いいでしょう。
神峯清夏:やけにこだわるな…という感じでちょっとチラ見したい感じ。
GM:では、神峯さんは、伊礼有希が羽織さんに対して憎悪とも殺意とも取れる感情を抱いていることが分かるでしょう。
神峯清夏:oh...
神峯清夏:危ないですね…
白波リアラ:「んん-……」
千堂千尋:「オレは転校してきたばかりで、このあたりは不案内でな」
千堂千尋:「悪いが放課後は、逢折に案内を頼む予定だった」
千堂千尋:「そちらの用事もあるというのなら、ついでに同行させてもらおう」
伊礼有希:「逢折さん、そうなんですか?」
神峯清夏:(なるほど…赤に…濃い紫。それと黒の斑点。かなり攻撃的な兆候…。)
逢折羽織:「え、あ、は、はい!そういうお約束をしていまして……」
伊礼有希:「それは……仕方ないですね」
千堂千尋:「なに、そちらが行く場所にこちらがついていくだけだ」
千堂千尋:「よほどのことでなければ、邪魔はしない」
伊礼有希:「それじゃあ、皆さんで一緒に遊びに行きましょうか」
白波リアラ:「やったー!わーい!」
メイド達:室内の掃除をしながら聞き耳を立てている。
伊礼有希:「どうしてこんなことに……」小声で呟いている。
神峯清夏:「ふふ、良かった。楽しみですね」伊礼さんにほほ笑む。
伊礼有希:「は、はい!」慌てて神峯さんに微笑み返す。
神峯清夏:そして伊礼さんの見えない角度で、素早く千堂くんの端末にショートメッセージを送る。
千堂千尋:視線を動かさず、目の端でその通知を見る。
神峯清夏:中身は一言。『敵意アリ』
千堂千尋:その文章で緊張や敵意を漏れ出させるミスをしない。
千堂千尋:ただ、理解をしたことを表すために2度、端末を指で叩いて伝える。
白波リアラ:「じゃあみんなでどこ行きましてすか?有希さんどう思うでしですか?」
白波リアラ:注意をこちらに向ける
伊礼有希:「え、えっと。そうですね」必死に考えている。
メイドのアリッサ:「アウグスト様、我々も監視いたしますか?」素早くアウグストさんに近づき囁く。
アウグスト・アイヒベルク:「メイド達は遠くから監視しておく程度で良い」
アウグスト・アイヒベルク:「彼女の事は彼らに任せよう、我々はいざとなったら、だ」
メイドのアリッサ:「かしこまりました」小声でそう答えると、さりげなく離れていく。
アウグスト・アイヒベルク:「それもまた青春、か」 フ、と笑い紅茶を飲む(職員室)
白波リアラ:「えへへ、有希さんとも仲良くなれたら嬉しいでしてすなー!」
伊礼有希:「そ、そうですね」苦笑いしている。
神峯清夏:「そうですね、お昼でも一緒に食べながら考えましょう?」
伊礼有希:チラリと羽織さんの様子を窺う。
逢折羽織:「はぁい。みんなでご飯食べて、相談しましょう」
逢折羽織:※敵意には一切気づいていない顔
伊礼有希:「そうしましょうか。お昼ご飯」ぎこちなく返事を返す。
白波リアラ:「……んー」
白波リアラ:教室に一人飛び出すふりをして、考える
白波リアラ:「友達……友達でしてすか」
白波リアラ:「仲良くしたり、しなかったり、敵意があったり、なかったり」
白波リアラ:「友達、やっぱりまだ、難しいでしてすなー……」
白波リアラ:「……両方嬉しいに、なればいいでしてすけどなー……」
GM:では、キミたちが放課後のことを考えたりしているところでこのシーンは終了だ。
GM:ロイスの取得や感情変更、購入判定が可能だよ!
白波リアラ:とりあえずロイスは保留かなー
千堂千尋:「同僚 神峯清夏 ○P有意/N対抗心」で取得
アウグスト・アイヒベルク:ロイスは保留、応急手当キットを買っておくかな
白波リアラ:購入はー・・・社会低いんだよなこいつ
GM:購入判定もしていいよー。
千堂千尋:ボディアーマー狙うか
白波リアラ:ダメもとで着ぐるみ狙い
千堂千尋:1dx>=12
DoubleCross : (1DX10>=12) → 8[8] → 8 → 失敗
千堂千尋:だめだー。以上です
GM:おしい
アウグスト・アイヒベルク:無業の影だけ使っとこ 50→54
神峯清夏:伊礼有希 〇連帯感/隔意 を 連帯感/悲しい〇 に変更しておきます
アウグスト・アイヒベルク:6dx+1>=8
DoubleCross : (6DX10+1>=8) → 10[1,2,4,6,8,10]+8[8]+1 → 19 → 成功
白波リアラ:1dx>=14
DoubleCross : (1DX10>=14) → 2[2] → 2 → 失敗
GM:すごい
白波リアラ:はい
千堂千尋:社会人!
逢折羽織:神峯清夏/〇友情/恐怖 女子のお友達!仲良くしてね!それはそれとして、感覚的にうっすらぼんやり暗殺者の一面を感じ取ったりしていなかったりな感じです
千堂千尋:するどい
GM:感じ取ってる
逢折羽織:感覚派!
神峯清夏:女子力という訳ね…
神峯清夏:ボデマ狙いましょうか
逢折羽織:購入はボデマ!
逢折羽織:じゃない!
神峯清夏:1dx+1=14
神峯清夏:1dx+1>=14
DoubleCross : (1DX10+1>=14) → 2[2]+1 → 3 → 失敗
逢折羽織:アームストロングスーツみたいな名前のやつ!
神峯清夏:はい
千堂千尋:アームドスーツ!
GM:どれだ
逢折羽織:おおう……
GM:それか
逢折羽織:それ!w
逢折羽織:2dx+4>=15
DoubleCross : (2DX10+4>=15) → 6[2,6]+4 → 10 → 失敗
逢折羽織:残念!以上です
GM:惜しい
GM:では、全員判定が終わったようなのでこのシーンは終了です!
◆Middle03◆
GM:次のシーン。
GM:次は、放課後にみんなで街に遊びに行くシーンになります。
GM:シーンプレイヤーは神峯さん。
GM:他のPCも全員登場です。
GM:ダイスを振って侵蝕率を上げてください。
白波リアラ:仲城雅斗の侵蝕率を1D10(→ 10)増加 (0 → 10)
神峯清夏:神峯清夏の侵蝕率を1D10(→ 9)増加 (48 → 57)
白波リアラ:あっちがう
逢折羽織:1d10+61
DoubleCross : (1D10+61) → 10[10]+61 → 71
GM:敵の侵蝕率を上げないで
神峯清夏:wwww
白波リアラ:まあ10上がったと言うことで
アウグスト・アイヒベルク:1d10+54
DoubleCross : (1D10+54) → 8[8]+54 → 62
アウグスト・アイヒベルク:おびゃ
GM:あげてあげてー
千堂千尋:千堂千尋の侵蝕率を1d10(→ 8)増加 (52 → 60)
神峯清夏:みんな高くない…!?
白波リアラ:57
GM:みんな水着にテンション上がってるな
白波リアラ:ですね
逢折羽織:膿とかプールが待ってますからね
GM:膿は待っててほしくない
GM:さて、というわけで、このシーンはキミたちがみんなで遊びに行くシーンになります。
GM:まず簡単にシーンについても説明なのですが
GM:このシーンでは、羽織さんが一定のシチュエーションになった場合に特殊なイベントが発生します。
逢折羽織:なっ!
アウグスト・アイヒベルク:なんだって
神峯清夏:なんですって
GM:まあ、具体的に言うとですね、羽織さんが伊礼有希と二人きりになった場合、特殊な何かが起きます。
逢折羽織:なるほどね
白波リアラ:わーなにがおきるんだろうなー
GM:避けてもいいし、あえて危険に飛び込んでもいいです。
GM:まあ、危険かどうかはまだ分かりませんが……。
千堂千尋:たいへんだなぁ
逢折羽織:そうですね、愛かもしれない
神峯清夏:愛ならしかたない…
GM:愛だぜ
アウグスト・アイヒベルク:愛ゆえに、というやつか……(フ……)
GM:また、このシーンでは遊んだりお買い物をしたりするためにいくつかの判定が求められます。
GM:失敗しても特にデメリットなどはありませんが、ちょっと悲しい気持ちになるかもしれないので頑張って成功させるといいでしょう。
逢折羽織:悲しい気持ち……
神峯清夏:頑張りましょう
GM:なお、アウグストさんはメイドと一緒に遠くから監視しているため、誰かが判定に失敗した時に代わりに判定を行うことができます。
千堂千尋:かなしみ
アウグスト・アイヒベルク:任せたまえ
逢折羽織:陰から支えてくれる支部長さん…!
GM:アウグストさんが成功するとその判定の結果を成功に変えることができます。
GM:失敗すると引き続き悲しい気持ちになる。
アウグスト・アイヒベルク:金で買えないものもある、か……(フ……)
GM:演出としてはアウグストさんが自分で根回しとかをしたことにしてもいいし、メイドたちに何かをさせてもいいです。
アウグスト・アイヒベルク:はぁい
GM:と、だいたい説明はそんなところかな。
GM:命の危険をかいくぐりながら頑張って青春を満喫するといいでしょう。
逢折羽織:青春は死と隣り合わせ!理解しました!
GM:いや、命の危険があるかどうかはまだ分からんが……。
GM:というわけで、シーンの描写をしていきますねー。
GM:――放課後。
GM:学校の昼休みにお弁当を食べながら相談したキミたちは、夏休みも近付いているということから水着を買いに行くことになった。
GM:そこで、キミたちはN市内の大型百貨店へとやって来た。
伊礼有希:「というわけで、来たんですが……」
逢折羽織:「わあ。ここ、お母さんの旦那さんが良く連れてきてくれたんですよ。懐かしいなぁ」
伊礼有希:「複雑な人間関係……」
伊礼有希:「どうしましょう。水着を見るのに男子が一緒でもいいんでしょうか?」首を傾げる。
白波リアラ:「おー?」
伊礼有希:「いえ、皆さんがいいなら私は構わないのですが……」
千堂千尋:「? なにか問題があるか?」
白波リアラ:「ボクは問題ないでしてすよ!かわいいので!」
伊礼有希:「白波さんは男子でしょ」
白波リアラ:「そうですが……?」
逢折羽織:「あらあらうふふ」恥ずかしいけどまんざらでもない
神峯清夏:「私は水着を持ってませんので…皆さんの意見を伺えれば嬉しいです」
伊礼有希:「あ、ほら。何組かに分かれて、あとで集まるのもありですよね?」
伊礼有希:そう言いつつ羽織さんの方に一歩近付く。
白波リアラ:「んん-」
白波リアラ:「ボクかわいい水着が欲しいでしたすんで、かわいい水着見に行きたいでしてしてすよー」
神峯清夏:「白波さんは可愛いほうが似合いそうですね」
伊礼有希:「男子用じゃないんですね……」
伊礼有希:「じゃ、じゃあ?やはりみんなで一緒に?」
白波リアラ:「みんなでいったほうがきっと楽しいでしてすよ!」
千堂千尋:「売り場が近いならその方が効率的だろう」
逢折羽織:「二組に分かれますか?その場合、どういう風に分かれます?」ちら、と千堂くんを見て。
逢折羽織:「あ、はい……。全員で。」
伊礼有希:「そうですね、全員で……」
伊礼有希:「チッ。上手くいかん……」密かに悔しがる。
逢折羽織:「上手くいきませんね」密かに悔しがる
千堂千尋:「なにか言ったか?」
白波リアラ:「?」
神峯清夏:「…あらあら」
伊礼有希:「い、いえ。何も……!」
逢折羽織:「いーえっ。さ、みんなでお買い物いきましょう?」
伊礼有希:「じゃあ、水着売り場にレッツゴーですよ!」
伊礼有希:「何だ、このノリは……」
GM:その間も、遠くからメイドたちがキミたちを監視している。
メイドのアリッサ:「アウグスト様。ターゲットは水着売り場に向かうようです」オペラグラスを手にして言う。
アウグスト・アイヒベルク:「フ……では我々も向かうとしようか」 サングラス(変装)を掛けたまま颯爽と歩き始める
アウグスト・アイヒベルク:純白のコートと竜の杖はそのままだから変装にはなっていない
メイドのアリッサ:「お見事な変装です、アウグスト様」こそこそと付き従う。
メイドのアリッサ:「我々も新しい水着欲しいですねぇ」
アウグスト・アイヒベルク:「欲しいものがあったら買うといいさ」
メイドのアリッサ:「本当ですか……!? やった!」小躍りしている。
アウグスト・アイヒベルク:「ああ、彼女たちにはバレないようにね」 フフ
GM:と、いうわけで、ここでキミたちには判定をしてもらいます。
GM:まずは、お目当ての水着を探し出すための判定です!
神峯清夏:射撃でしょうか…
GM:何を撃つ気だ
GM:判定は〈知覚〉か〈意志〉で難易度6です!
GM:失敗した場合は、アウグストさんが代わりに判定を行うことができるぞ
白波リアラ:肉体ではなかったか・・・
アウグスト・アイヒベルク:任せたまえ(2回目)
千堂千尋:なるほどだぜ
GM:失敗すると、地味な水着しか見つけられないことになりますので
GM:頑張って成功させるといいでしょう
白波リアラ:どっちも変わんないな、じゃあ〈意志〉で
千堂千尋:意志で。
白波リアラ:2dx
DoubleCross : (2DX10) → 9[7,9] → 9
逢折羽織:地味な水着。スク水……。くっ…
千堂千尋:6dx+1>=6
DoubleCross : (6DX10+1>=6) → 8[2,5,5,5,6,8]+1 → 9 → 成功
GM:すげえ
白波リアラ:へーい!
千堂千尋:いぇーい
神峯清夏:知覚で!
GM:男子組、さすが!
逢折羽織:ヒューヒュー!
千堂千尋:ヒャオ!
神峯清夏:やるー!
神峯清夏:9dx+1
DoubleCross : (9DX10+1) → 10[3,3,4,5,5,6,7,8,10]+6[6]+1 → 17
逢折羽織:すごーい!
GM:めっちゃ強い
逢折羽織:こちらも知覚で。女子は知覚で探しますからね。
GM:そうなんだ
逢折羽織:4dx+1>=9
DoubleCross : (4DX10+1>=9) → 7[1,3,3,7]+1 → 8 → 失敗
逢折羽織:あっ
千堂千尋:《バディムーヴ》達成値+3
逢折羽織:せんせい!!!!
GM:難易度6だよ!成功!
千堂千尋:ほんとだ
神峯清夏:あっよかった!
千堂千尋:じゃあしまっておこうね
GM:こんなことでバディムーブをw
逢折羽織:あ、本当だ。でも、めっちゃ嬉しかった今の
千堂千尋:ふふふw
千堂千尋:何のバディだ
アウグスト・アイヒベルク:私の力はいらなかったようだね……(フ……)
GM:では、全員見事に判定は成功だ!
GM:それでは、キミたちは水着売り場へとやってくる。
GM:そこで、自分たちの好みに合った水着を探すことになる。
伊礼有希:「可愛い水着、あるといいんですけど……」
逢折羽織:「こっちは……、スクール水着のコーナーですね。可愛いのはあっちかな?」
神峯清夏:「水着って…色んな種類があるんですね…」豊富なデザインに驚く。
白波リアラ:「おー」
白波リアラ:「スク水もいいものだと誰かが言ってましてした」
伊礼有希:「今時はデザインも色々ありますよね」
千堂千尋:「そうだな……ここまでバリエーションがあるのか」
伊礼有希:「高校生でスクール水着はちょっと……」
逢折羽織:「でも、高校生以上でスクール水着だともっとダメじゃありません?」
伊礼有希:「う、上の話はしてません」
千堂千尋:「スクールよりカレッジになるな」
千堂千尋:「未満の話か」
伊礼有希:「私はあんまり肌を出したくないから、ワンピースタイプのやつにしようかなぁ」水着を選んでいる。
神峯清夏:「ダメなんですね…」良く分かっていない。
伊礼有希:「か、神峯さん。ダメですよ」
白波リアラ:「おー、ボクどうしようでしてすかね」
伊礼有希:「海パンありますよ、海パン」雑な対応。
白波リアラ:「ワンピースとビキニ、どっちがいいでしてすかね!」どっちもふりふりのやつだ
伊礼有希:「どっちもふりふりじゃないですか!」
逢折羽織:「かわいらしいワンピースタイプも良いですけど、大人っぽいビキニタイプも良いですね」
白波リアラ:「かわいいでしてすよね!」
千堂千尋:「白波はフリフリが着たいんだな」
伊礼有希:「いっそ千堂さんもフリフリでいいんじゃないですか」雑な対応。
白波リアラ:「はいでしたす!」
千堂千尋:「オレもそうしたほうがいいのか?」近くにあった迷彩柄のハーフパンツ型とポケットのあるパーカーのセットを確保している
伊礼有希:その間も羽織さんの隙を窺っている。
逢折羽織:「とってもよくお似合いです、せんせい」
メイド達:(しっかり監視してますからねっ) (何かあったら即報告っです!) こっちも見ている
千堂千尋:「まだ着てない…」
神峯清夏:「みんなふりふりでお揃いもいいかもしれませんね」
白波リアラ:「おおー」
逢折羽織:「心の眼で見ましたっ」 「良いですねぇ。皆さんでふりふり」
伊礼有希:「か、神峯さんはもっと大人っぽいやつにしてください」
千堂千尋:「ふむ?そういうものか…?」
白波リアラ:「おそろいでしてすよ有希さん!おなじ!」
伊礼有希:「う、嬉しくねえ」
逢折羽織:「伊礼さん、こういうのとか似合いそうですね。スタイル良いですし」
伊礼有希:「い、いえ。とっても楽しそうですね」微笑む。
逢折羽織:フリフリ~のワンピを選んで。
伊礼有希:「ええっ。似合いますかねぇ」
神峯清夏:「そうですか…。大人っぽいの…ですね」ちょっとしょんぼりして。
伊礼有希:「あ、待てよ。チャンス……」
白波リアラ:「好きなの着るのがいちばんでしてすよ!」
白波リアラ:「清夏さん!好きなの着るでしてすよ!」
伊礼有希:「逢折さん、向こうにあるやつも可愛かったので見比べたいんですけど」
伊礼有希:「一緒に来てもらえません?」
逢折羽織:「はぁい。喜んで」ふらふら~っと着いて行こうとする
伊礼有希:「こっちです、こっち。可愛いのがあったんですよ」
メイド達:(あれっ!?こっちに来てません!?) (隠れて!隠れて!) 隠れている
伊礼有希:ひと気のない方へと歩いていく。
神峯清夏:「そうかしら…じゃあこれとか…どうかしら」
白波リアラ:「おー!」
神峯清夏:水色のフリルがついた少し大人しめのパレオを選んでくる。
白波リアラ:「いいと思いましてし!好きなのでしてすか?」
千堂千尋:ひと気のない方に誘導されるように伊礼さんについていく。
神峯清夏:「はい、このフリフリが可愛いなって…」ちょっと照れながら。
白波リアラ:「おー!ならきっとよく似合うでしてす!清夏さんとってもかわいいでしてすから!」
神峯清夏:「ふふ、そう言ってもらえるとなんだか安心。ありがとう」
白波リアラ:「えへへー」
神峯清夏:いつもの穏やかな笑みとは少し違う、照れるようなはにかんだ笑みを浮かべる。
GM:一方、ひと気のない売り場で羽織さんは有希と言葉を交わす。
GM:その会話が、あとをついていった千堂さんの方に漏れ聞こえてくる。
伊礼有希:「逢折さん、これなんですけど……」
逢折羽織:「??」どれどれ?
伊礼有希:「これ、かなり変わってるというか……」
逢折羽織:「そんな攻めっ気の強いタイプを……?」
伊礼有希:「こういうのが似合う人もいるんでしょうけど……」恥ずかしそうな声で言う。
逢折羽織:「あらあらうふふ」にっこりとほほ笑む。安心させるように。
逢折羽織:「大丈夫ですよ。だって」
逢折羽織:「男の子は、こういうのが好きだって聞きますから」
伊礼有希:「えっ、そういうものですか……?」驚くように言う。
メイド達:(そうなのかしら……)
千堂千尋:神峯・白波の方の会話を遠巻きに見るようにしながら、その実逢折と伊礼の会話に注意を傾けている。
千堂千尋:(ああいうのを好むべきなのか…?)
逢折羽織:「そうですよ。なら、聞いてみましょうか?」
伊礼有希:「え。聞くって」
逢折羽織:「ね?せんせい?」
伊礼有希:「あっ」
千堂千尋:「ん」
千堂千尋:「オレか」
伊礼有希:「千堂さんもこういうのが好きなんですか……?」恥じらうように言う。
千堂千尋:「……………」思案
千堂千尋:「そう、だな?」
千堂千尋:チルドレン式相槌術。
伊礼有希:「……!」
千堂千尋:「そうかもしれん」
伊礼有希:慌てて羽織さんの方を見る。
逢折羽織:あらあらうふふ、みたいな顔で二人を見ている。
千堂千尋:「オレはいいと思う」(よし、手応え)
GM:キミたちの前の浮き輪売り場には、大きな戦車型の浮き輪がなぜか置かれている。
逢折羽織:「……恥ずかしがらなくても良いんです」
千堂千尋:偶然にも、手にしているのは迷彩柄。ミリタリー系の戦車が好きでも説得力があるだろう。
逢折羽織:「本当に好きなら。買ってしまっても良いんです」
メイド達:(千堂様……ああいうのがお好きだったのね) (なんだか意外……ぽっ)
千堂千尋:戦車の操縦と対応は特殊事項なので習っていないが。うーん。何処の型だろう。 無表情。
伊礼有希:「いや、全然要らないですね……」
千堂千尋:「そうだな。許可を得ればこの浮き輪も使えるだろう」
千堂千尋:「要らないのか」
逢折羽織:「えっ」
伊礼有希:「要らないでしょ……」
千堂千尋:「じゃあなぜ…?」
逢折羽織:「えっ」「えっ」
伊礼有希:「というか、こんなことのために折角のチャンスを無駄にしてしまった……」
千堂千尋:「チャンス?」
逢折羽織:「チャンス?」
伊礼有希:「な、何でもありません!」
伊礼有希:「ほ、ほら、選んだ水着買いに行きましょう!」
逢折羽織:「はぁい」のこのこと着いていく
千堂千尋:「……………」
千堂千尋:「あぁ」
千堂千尋:"手"の射程内に捉えたまま、一緒についていく
GM:監視中のメイドはアウグストさんに近寄るとすかさず資料を差し出す。
アウグスト・アイヒベルク:「おや、それは?」
メイドのアリッサ:「こちらが、ターゲットたちが選定した水着です。ご確認ください」
アウグスト・アイヒベルク:「フ……全て購入して館の衣裳部屋に保管しておきたまえ」
アウグスト・アイヒベルク:「いずれ使う時が来るだろう……」 多分来ない
メイドのアリッサ:「かしこまりました。アウグスト様」一礼する。
GM:では、キミたちは無事に水着の購入を終える。
伊礼有希:「はぁ……どっと疲れた……」
伊礼有希:「皆さん、結局どんな水着を……?」
伊礼有希:「当日までのお楽しみならそれはそれでいいですが……」
逢折羽織:(伊礼ちゃんは、さっきのアレ、買ったんですか?)ひそひそ。恥ずかしいだろうからね。
伊礼有希:「買うわけないだろ……!」
神峯清夏:「私はこちらを。どうでしょうか?」水色のパレオをちょっと自信有り気に見せる。
逢折羽織:「お値段、結構高かったですもんね」納得。
伊礼有希:「値段の問題じゃねえ。確かに無駄に一万五千円もしたけど!」
伊礼有希:「あ、神峯さん、すごくいいですね。大人っぽくて素敵!」
千堂千尋:「似合うと思う」チルドレン式日常会話術。
白波リアラ:「えへへー、いいでしてすよね!この水着!」
逢折羽織:「とても良くお似合いです」
逢折羽織:※心の眼。すなわち心眼だ。
白波リアラ:「ボクもせっかくでしてすから、この水色のビキニにするでしてすた!」かわいらしい感じで露出もあまり高くない感じのやつだ
伊礼有希:「フリフリどこいった」
白波リアラ:「あ、フリフリもちゃんとついてましてすよ」
千堂千尋:「先程見ていたうちの一つだな」うなずき
伊礼有希:「結局女物だしよ……いいですけど……」
神峯清夏:「お揃いですね、白波さんのも素敵です」ニコニコ。
白波リアラ:「えへへー、お揃いでしてすたー」にこにこ
伊礼有希:「逢折さんはどんなのにしたんですか?」隙を窺いつつ言う。
千堂千尋:「ペアルックというやつだな。仲がいい者同士が揃いの衣装を着るという」
逢折羽織:「えへへ。私のは、ですね」
逢折羽織:ちょっと恥ずかしそうに。
逢折羽織:「じゃんっ」
伊礼有希:「おお……」
千堂千尋:「おお」追従。
逢折羽織:白を基調とした、薄っすらとラインの入ったビキニ(フリル付き)。迷彩柄のショートパンツを添えて。
白波リアラ:「おー!」
伊礼有希:「さてはスタイルに自信がありますね……!」
神峯清夏:「まあ!」軽く拍手。
千堂千尋:「似合うと思う」チルドレン式以下略
逢折羽織:「そ、そんな滅相もない」
逢折羽織:「ほ、」
逢折羽織:「ほんとう、ですか?せんせい……」
伊礼有希:胡散臭そうな目で千堂さんを見ている。
逢折羽織:嬉しそうな眼で千堂くんを見ている。
千堂千尋:「いいんじゃないか」(動きやすそうだし)
伊礼有希:「心がこもっていないような……」
千堂千尋:「そんなバカな」
千堂千尋:「万感の思いを込めているとも」
千堂千尋:棒読み。
白波リアラ:「千尋さんはあれでしてすな」
白波リアラ:「機能美!がお好みでしてしたすね!」
逢折羽織:「!!」
千堂千尋:「ん? ……あぁ、そんなかんじだ」
伊礼有希:「機能美……」逢折さんの体をじっと見る。
逢折羽織:(スクール水着の売り場は確か……)
千堂千尋:白波さんのフォローを受けたので乗っかる。
逢折羽織:「伊礼さん?どうしました?」
神峯清夏:「機能美、確かにそういう一面も大切ですものね」わかってない。
伊礼有希:「いえ、美はありそうだなと……」
逢折羽織:「き、機能を欲しているんですっ!今は!」
白波リアラ:「んー……」
白波リアラ:「千尋さんはきっと羽織さんが何を着ても似合うと言ってくれると思うでしてすた!」
千堂千尋:「機能も問題ないんじゃないか」変な素材は使われていなさそうだ。
逢折羽織:「…………もー」
伊礼有希:「何を照れてるんですか……」
逢折羽織:「だって……」えへへ
千堂千尋:「どうした、逢折?」
逢折羽織:「ひみつ」「でーすっ」
伊礼有希:イライラした様子で二人を見ている。
千堂千尋:目線は向けないまま、その視線を肌で感じて
千堂千尋:(邪魔をされたことで焦れているのか?)
千堂千尋:(伊礼有希……何かしらの目的があるようだが…)
伊礼有希:(何を仲睦まじい雰囲気になってるんだ……)
千堂千尋:「伊礼はどんな水着にしたんだ?」
伊礼有希:(今すぐ殴りたい……)
伊礼有希:「へっ!?」
伊礼有希:「わ、私は普通のワンピースのやつですよ」
千堂千尋:「普通とは?」
伊礼有希:「恥ずかしいから遊びに行く日まで秘密です……!」
千堂千尋:「なるほど」
千堂千尋:「残念だ」
千堂千尋:(……目的は、これから探っていくか。)
伊礼有希:「ざ、残念って」わずかに顔を赤くする。
伊礼有希:「もう。無駄に喉乾いたから何か飲み物でも買いに行きませんか」
伊礼有希:「この際、タピオカでも何でもいいので」
千堂千尋:「あぁ、そうだな」
千堂千尋:「次の店も楽しみだ」
メイド達:(今のところ皆さん仲良くやっているようですね!っと) (それにしても千堂様と伊礼様と逢折様、もしかして……きゃー!)
GM:その頃、監視を行っていたメイドがアウグストさんに近寄って報告を行う。
メイド達:(今のところ皆さん仲良くやっているようですね!っと) (それにしても千堂様と伊礼様と逢折様、もしかして……きゃー!)
メイドのアリッサ:「アウグスト様。私はハイレグのビキニに致しました」
アウグスト・アイヒベルク:「そうか……それはとても似合うだろうね」 フ……
アウグスト・アイヒベルク:「私はこれにしたよ」 水着を掲げる!布面積が小さい!
メイドのアリッサ:「……!」平伏する。
メイドのアリッサ:「さすがはアウグスト様……!」
アウグスト・アイヒベルク:「お披露目が楽しみだね……君も、私も……」 キラーン。笑みが輝く
メイドのアリッサ:「は。ますます精進致します……!」
GM:メイド服姿の少女は畏まって言う。
アウグスト・アイヒベルク:尚、監視中なのでお披露目する機会は多分ない
GM:と、いうわけで、無事に買い物を終えたキミたちには喉を潤すためにタピオカを買いに行ってもらいます。
GM:ただし、流行が去りつつあるタピオカはお店を探すのが至難の業です。
GM:これには、〈知識:タピオカ〉か〈情報:噂話、UGN〉で難易度8の判定を行ってもらいます。
逢折羽織:知識(タピオカ)!
GM:タピオカ自体の購入難易度は高くないため、お店を見つけられれば簡単に購入することはできるでしょう。
GM:では、皆さん、判定を行ってください!
千堂千尋:実は社会より知識のほうがダイスが多いので、知識タピオカで
千堂千尋:6dx>=8
DoubleCross : (6DX10>=8) → 10[3,6,6,7,10,10]+10[8,10]+8[8] → 28 → 成功
GM:すごい
千堂千尋:すべて識(しってい)る
GM:もやはタピオカのプロ
神峯清夏:すごい
逢折羽織:タピオカ博士!
逢折羽織:では、先輩に続きます
アウグスト・アイヒベルク:さすがだね、千尋……(フ……)
逢折羽織:情報(UGN)
千堂千尋:いえ、この程度。チルドレンならば当然です
逢折羽織:2dx+2>=8
DoubleCross : (2DX10+2>=8) → 7[1,7]+2 → 9 → 成功
GM:やる!
逢折羽織:やった!
千堂千尋:イマドキ!
GM:UGNの情報網によりタピオカ屋の位置を特定できます
逢折羽織:女子高生ならば当然ですっ
白波リアラ:UGN幹部を使ってUGNで!
白波リアラ:3dx+2>=8
DoubleCross : (3DX10+2>=8) → 9[5,8,9]+2 → 11 → 成功
白波リアラ:いえーい
GM:さすが!
逢折羽織:ヒュウ!
神峯清夏:同じくUGN幹部を使って情報UGNで判定。
神峯清夏:3dx+4
DoubleCross : (3DX10+4) → 5[1,3,5]+4 → 9
GM:すご!
逢折羽織:イエーイ!女子高生!
千堂千尋:皆タピオカをしっている
神峯清夏:いえーい!
アウグスト・アイヒベルク:では私も知識:タピオカで判定してみようか
GM:どうぞどうぞ
アウグスト・アイヒベルク:7dx>=8
DoubleCross : (7DX10>=8) → 10[3,3,4,5,9,9,10]+7[7] → 17 → 成功
アウグスト・アイヒベルク:フ……
逢折羽織:詳しい!ww
GM:専門家じゃん
神峯清夏:支部長さすが!
逢折羽織:男性陣、どちらも知識豊富ww
GM:男性陣の方が詳しい
千堂千尋:フッ…
GM:では、キミたちは難なくタピオカ屋を見つけ出し、タピオカを購入することができる!
伊礼有希:「なんだかんだ飲むと美味しいですよね」タピオカを片手にすすっている。
白波リアラ:「じゅじゅじゅじゅー」
伊礼有希:「勢い良いな」
逢折羽織:「ですねぇ。このもちもちってした感覚、楽しいです」
逢折羽織:「……ここも。お母さんの旦那さんが良く連れてきてくれたなぁ」
千堂千尋:「グミに似ているな」蓋を外してんがんぐ、と飲んでいる。
神峯清夏:「初めて飲みましたけど美味しいですね」タピオカが全く吸えていない。
伊礼有希:「神峯さん、もっと気合入れて……」
メイド達:(私は黒糖にー……)
メイド達:(ちょっと!会話が進んでる!監視して監視!……あ、美味し)
千堂千尋:「逢折は色んな所に連れてきてもらっているんだな」
白波リアラ:「おいしいでしてすなー」
逢折羽織:「はい。……どれもが、私の大切な想い出なんです」
伊礼有希:「ふーん」
逢折羽織:「おいしいですね。リアラくん」と、頭を撫でて。
白波リアラ:「えへへへー」
白波リアラ:「……想い出、大事でしてすか?どんなのか聞いて大丈夫でします?」
逢折羽織:「そう、ですね……。お母さんの旦那さんは、私の家族になってくれた人で」
伊礼有希:「その複雑な呼称が気になりますけど……」
逢折羽織:「血が繋がっていないんです」気を遣わせまいと、努めて明るく。
千堂千尋:「なるほど 血の繋がりのある"父"ではないと」
伊礼有希:「そう、でしたか……」申し訳なさそうに俯く。
逢折羽織:「はい。それでも、実の娘のように私を可愛がってくれて。タピオカ屋さんにも連れてきてもらったんです」
千堂千尋:「仲睦まじかった、というやつだな」
メイド達:(ずぞぞ……ずぞ……) (なんだか神妙な空気ですね……要チェック要チェック……ずず……)
伊礼有希:「へー」気まずいので神峯さんの方にちょっと寄っている。
逢折羽織:「『グミに似ている』って。お母さんの旦那さん、あんまりタピオカは得意じゃなさそうでしたけど」えへへ、と笑ってごまかして。
白波リアラ:「んむんむんむ」もぎゅもぎゅ
神峯清夏:「優しい方だったんですね、羨ましいです」
伊礼有希:「羨ましい……?」
神峯清夏:「はい。私はいま一人暮らしなので」残ってしまったタピオカをどう食べようか考えている。
伊礼有希:「みんな、私と変わらないんだ……」小声で呟く。
白波リアラ:「ボクも両親いないでしてすよー」
白波リアラ:「あ、全部飲んでしまいましてした」
千堂千尋:「そうだな。親の顔も覚えていない」
伊礼有希:「…………」
千堂千尋:「さっきの店でスプーンが貰えた」プラスチックの柄の長いそれを神峯さんに渡す
逢折羽織:「私もです。そのお母さんの旦那さんも、1年前に亡くなってしまいました」
神峯清夏:「ありがとうございます、…もちもちですね」もむもむと触感を楽しむ。
千堂千尋:「となると、親の記憶のある方が珍しそうだな」もむもむ
白波リアラ:「なんだか不思議な縁でしてしたねー、ふふふ、おそろい」
伊礼有希:「次は、ストローで狙って飲むといいですよ」神峯さんにアドバイスしてる。
メイド達:(ずずず……あー美味し……) (なんだかいい雰囲気になってきましたねえ、要チェック要チェック……あ、もう無い……)
千堂千尋:「伊礼の家はどうだ?」
伊礼有希:「……やめてよ」千堂さんの言葉を聞き、小声で呟く。
伊礼有希:「ごめんなさい。私、用事を思い出しちゃって」
千堂千尋:「そうか。送っていくか?」
千堂千尋:気遣いマニュアル。
伊礼有希:「いえ。一人で大丈夫です」
千堂千尋:「そうか」
伊礼有希:「これ以上、あなたたちと仲良くなりたくない……」
白波リアラ:「……」
伊礼有希:フラフラとした足取りで店の出口へと向かっていく。
千堂千尋:「………」
神峯清夏:「あら…」
白波リアラ:「有希さん!プール、きっと楽しいでしてすよ!」
白波リアラ:「一緒に泳ぎにいきましてすなー!」
千堂千尋:「伊礼」
千堂千尋:「『気をつけて。また明日』、だ」
伊礼有希:「はい。また明日。プール、行きましょうね」
伊礼有希:なぜか泣きそうな声でそう言う。
伊礼有希:歩きながら携帯を取り出してどこかに電話をかけているようだ。
メイド達:(追加でチーズタピオカミルクティーを2つと……) (やってる場合じゃないですよ!あっちに着いていかないと!) コソコソしている
GM:そのまま彼女はシーンから退場する。
千堂千尋:「……………」
千堂千尋:その背中を見送り、最後のタピオカを噛み潰す
千堂千尋:「なにか、触れられたくない事情があったようだな」
千堂千尋:事実を整理するようにポツリと呟く。
神峯清夏:「ええ…。話の流れとは言え、申し訳ないことをしたわ…」悲しそうに。
白波リアラ:「……んん……清夏さん、ボクたち失敗してしまいましてすかね……?」
千堂千尋:「失敗で言うなら、オレの責だろうな。明らかに態度が変わった」
千堂千尋:「とはいえ、なにか目的が合ったようなのも確かだ」逢折本人に、敵意は伝えないように気をつけつつ。
千堂千尋:「今後はその辺りに探りを入れてみよう」
神峯清夏:「……どうでしょうね。揺れていたのは”視えて”いましたけれど」
白波リアラ:「……んん……」
逢折羽織:「……」そう告げる千堂千尋の背中を、師が背中をじっと見つめる。必死で追いつくために。
GM:では、キミたちがそうして話をしながら店を出たところで。
GM:突如としてワーディングが展開される。
GM:シーン終了。
GM:ロイスの取得や感情変更が可能です!
GM:水着とタピオカを買ったので購入判定はなし!
逢折羽織:ww
アウグスト・アイヒベルク:ロイスは保留で
白波リアラ:なんてことだぜ
アウグスト・アイヒベルク:えーっ購入無いの!?
GM:買いたかったのか……
白波リアラ:神峯清夏/かわいい〇/隔意/ロイス
千堂千尋:なるほどね
逢折羽織:ロイスは保留で。以上です~
GM:かわいい!
白波リアラ:あっロイス埋まってもうたわ、びっくり
千堂千尋:「伊礼有希 ○P興味/N警戒」で取得します
千堂千尋:以上で!
GM:警戒してる
GM:びっくり
千堂千尋:護衛対象に近づいてくるので…
神峯清夏:白波リアラ 〇好意?/不安 でロイスを取得
GM:なるほどな
GM:はてなだ
白波リアラ:はてな
神峯清夏:ふわっとした感情なので…
GM:なるほどね
アウグスト・アイヒベルク:優しい子だぜ
GM:では、改めてシーン終了だよ!
◆Middle04◆
GM:次のシーン!
GM:シーンプレイヤーは羽織さん!
GM:他のPCも全員登場だ!
逢折羽織:はぁい!
白波リアラ:いえーい
逢折羽織:1d10+71
DoubleCross : (1D10+71) → 10[10]+71 → 81
逢折羽織:!?
白波リアラ:白波リアラの侵蝕率を1D10(→ 9)増加 (57 → 66)
GM:羽織さん、がんがん上がるな
アウグスト・アイヒベルク:62+1d10
DoubleCross : (62+1D10) → 62+1[1] → 63
アウグスト・アイヒベルク:フッ……
逢折羽織:さっきから興奮しっぱなしなんですけど、この子
白波リアラ:ガンガン上がるじゃねえか
GM:落ち着いて
千堂千尋:千堂千尋の侵蝕率を1d10(→ 5)増加 (60 → 65)
神峯清夏:神峯清夏の侵蝕率を1D10(→ 1)増加 (57 → 58)
千堂千尋:冷静だ
神峯清夏:ダイスボーナス欲しかった…!
GM:このシーンは、ミドル戦闘があるシーンになります。
白波リアラ:ワオワオ
逢折羽織:ギャー!
神峯清夏:あらあら
GM:後方で見守っていたアウグスト様も前に出てきていいよ。
アウグスト・アイヒベルク:バトルだぜ!
アウグスト・アイヒベルク:わぁい
千堂千尋:ミドル!
GM:では、まずはシーンの描写から。
GM:キミたちが店を出たところで突如としてワーディングが張られる。
GM:そして、黒服の男たちがキミたちを取り囲む。
GM:その先頭に立つのは不敵なスーツ姿の青年、仲城だ。
逢折羽織:「っ!!」思わず、千堂くんの腕を掴む。
仲城雅斗:「やあ。こんにちは。皆さん、お揃いで」
仲城雅斗:「そう怯えなくてもいいですよ」
千堂千尋:「見た顔だな、青騎士"ブラウ"」一歩前に出る
白波リアラ:「おお」
神峯清夏:「あら、何方か存じませんが、こんにちは」全く態度を変えずお辞儀。
仲城雅斗:「逢折羽織さん、先日は手荒な真似をしてすみませんでした。そこのあなたも」
白波リアラ:「では、あの人が……!」
仲城雅斗:「今回は改めて交渉に来たのです」
逢折羽織:「なんの御用ですか……!」「交渉…?」
千堂千尋:「交渉だと?」
仲城雅斗:「逢折羽織さん。まずはあなたの誤解を解きたいと思いまして」
逢折羽織:「……」ごくり、と喉を鳴らして。耳を傾ける
仲城雅斗:「あなたは先日、如月博士があなたに託したものなら渡す気はないとおっしゃいましたね」
仲城雅斗:「それは違う。あなたが持っているそれは、元々我々のものなのです」
千堂千尋:会話の間も、二人の直線上に盾として身体を割り込ませている
仲城雅斗:「なぜなら、それは我々が如月博士に研究協力をすることで造り上げたものなのですから」
仲城雅斗:「我々はただ、自分のものを返していただきたいだけなのです」
仲城雅斗:「ご理解いただけますかね?」
逢折羽織:「…………」
逢折羽織:「……私は、あの時のことを忘れてなんかいません。でも……」
逢折羽織:「……渡せば。もう、私に付きまとわないって。約束していただけますか?」言葉は僅かに震えている。
仲城雅斗:「もちろんです。お約束しましょう」
逢折羽織:――――”それ”が何かは分からないが。
仲城雅斗:「我々が、その力を有効利用します」
GM:男は一歩キミの方に歩み寄る。
逢折羽織:男の甘言に耳を傾けたい。そう思ってしまっている。もう、怖いのは、イヤだから。
逢折羽織:「……っ」思わず瞳を閉じる。無抵抗のままに。
仲城雅斗:「大丈夫。我々に任せれば、何も怖いことはありませんよ」
千堂千尋:それでもいい。甘言に誘われ、その場に動けなくとも。
千堂千尋:相手が近づくためには君の前に一人、邪魔者がいる。
千堂千尋:「それに…」チラ、と。対峙する相手ではなく、その目線の先には。
アウグスト・アイヒベルク:カツ、カツと杖を突きながら歩く男がいる。
仲城雅斗:歩みを止め、苛立たしげに足音のする方を向く。
アウグスト・アイヒベルク:「いけないな、甘い言葉でそう子供を惑わすものではない……アリッサ」 言いつつ、杖を突いていない方の手にもったタピオカティーをアリッサに預ける
メイドのアリッサ:さり気なくタピオカを受け取る。
仲城雅斗:「邪魔するつもりか。アウグスト・アイヒベルク」
メイド達:同時にざざざっと対ワーディングマスクを装備した武装メイド部隊が周囲を包囲している!
メイド達:あくまで威嚇程度の戦闘能力しかない
アウグスト・アイヒベルク:「ああ、言っただろう。キミに渡すわけにはいかないと」
仲城雅斗:「それを決めるのはあなたじゃない」
仲城雅斗:「さあ、お嬢さん。キミが決めるんだ」羽織さんの方を見る。
アウグスト・アイヒベルク:「フ……」
アウグスト・アイヒベルク:「違うな、決めるのは全てを知った彼女だ」
仲城雅斗:「何……?」
アウグスト・アイヒベルク:「何も知らない彼女に、決断を急くものではない」
アウグスト・アイヒベルク:「私を殺すのは骨が折れるといっていたね」
アウグスト・アイヒベルク:「……試してみるかい?」
仲城雅斗:「…………」
仲城雅斗:「もうイヤになっちゃうわね!どこまでアタシをバカにする気なの!」急に高い声になって言う。
仲城雅斗:艶めかしく体をくねらせる。
仲城雅斗:「こうなったら実力行使よ」
白波リアラ:「おお」
GM:黒服の男たちが銃を構える。
仲城雅斗:「言っておくけど、こっちの戦力はモノホンよ?」
仲城雅斗:「これだけの数、アンタたちに相手できるのかしら?」
仲城雅斗:「こんな小娘に小僧ばっかりで!」
神峯清夏:「あらあら…怖いですね」言葉とは裏腹に、表情は微笑みから変わらない。
アウグスト・アイヒベルク:「さあ、どうだろうね」 部下たちを見る
アウグスト・アイヒベルク:「羽織、君は下がっているといい。まだ戦うのは怖いだろう?」
仲城雅斗:「FHを舐めんじゃないわよ。全員、八つ裂きにしてやるわ!」
千堂千尋:「あぁ。無理をする必要はない」
千堂千尋:「この程度の数」革の手袋を嵌めて、前を見る
千堂千尋:「"手"は足りている」
仲城雅斗:「コケにしてくれちゃって……!」
逢折羽織:「……」腕が振るえる。それを無理やりに押さえつけて。……身体から生成された赤い糸が、自らの身体を縛り付ける。
仲城雅斗:「震えてるじゃない、小娘」
逢折羽織:「……震えています。でも、怖いからじゃない」
仲城雅斗:「何ですって……?」
逢折羽織:「みんなが、私のために戦ってくれるんだから。……せんせいの前で、恥ずかしい姿は見せられないから」
逢折羽織:「嬉しいんです。……もう、あなたなんか、怖くなんかありませんっ!」
逢折羽織:そう言って、俯いていた顔を上げる。その瞳は真っすぐに。
仲城雅斗:「その強がり、すぐに聞けなくしてあげるわ」
仲城雅斗:「アタシはアタシより綺麗なものが嫌いなの。アナタたちはこっぴどく殺してあげる」神峯と白波に言う。
白波リアラ:「……うん、大丈夫でしてすなー」
白波リアラ:「そういう気持ち、守るために、ボクたちはいるましてすから!」
神峯清夏:「まあ、綺麗だなんて。初対面なのに」
白波リアラ:「ふふふ、綺麗だからこそ、ボクたち、強いでしてすよね!清夏さん!」
神峯清夏:「そうですね、白波さん。可愛くて綺麗な私達のほうが、勝つに決まってます」ニッコリと笑いかける。
白波リアラ:「うん!えへへ!」にまっと笑う
仲城雅斗:「……言ってくれるじゃない」苛立たしげに眉を吊り上げる。
千堂千尋:「あぁ、その通り。二人の、そして逢折の言うことは正しい」
千堂千尋:「オレ達はお前が侵す日常を、その可愛く、綺麗で、正しいすべてのものを守る」
千堂千尋:「そのための盾……それが、UGNだ」
仲城雅斗:「バカバカしいったらありゃしない。アンタらに何が守れるっていうの」
仲城雅斗:「……やっておしまい!」艶めかしく体をくねらせる。
GM:黒服の男たちがキミたちに銃を向ける!
GM:ここからはミドル戦闘だ!
GM:では、ミドル戦闘の状況から説明していきたいと思います。
GM:エネミーは青騎士トループが4つ。行動値はどれも11です
GM:距離は10メートル離れた位置。別エンゲージでトループが2つずつ存在しています。
GM:仲城雅斗は今回は戦闘には参加しません。
仲城雅斗:「あらやだ、アタシったらスッピンで外に出ちゃってる! 勘弁して~!」座り込んでメイクを始める!
GM:黒服の男たちはお構いなしにキミたちに銃を向ける!
武装メイド部隊:「今の内に青騎士撃っても良いのでは!?」
仲城雅斗:「乙女の身だしなみを邪魔すんじゃないわよ……!」睨みを利かせる。
武装メイド部隊:「ひえーっ!」 反撃を受けたら死ぬので下手な攻撃はしないように指示されている!
青騎士トループ:「世界の変革のため。ここで犠牲になってもらう!」
GM:ミドル戦闘開始だ!
GM:ここからラウンド進行に入ります。
GM:1ラウンド目。
GM:まずはセットアップから。
逢折羽織:うーん。どうしよう
GM:セットアップの行動がある人は宣言をどうぞ。
白波リアラ:なにもないのだ
神峯清夏:ないです
アウグスト・アイヒベルク:マジェスティコートの効果を使用!特にデメリットもコストも使用制限も無いので(おかしくないか?)味方全員の行動値+3します!
GM:エネミーは何もなしです
千堂千尋:なしです
アウグスト・アイヒベルク:神峯は22に、千堂は12に、アウグスト、逢折は11に、リアラは9に!
白波リアラ:なんだその効果・・・こわ・・・
逢折羽織:《鮮血の奏者》 HPを3消費して、千堂くんの攻撃力を+9します
GM:みんな早くなってる!?
GM:では、演出がある人はどうぞ!
逢折羽織:じゃあちょっとだけ。
逢折羽織:ひゅるん、と小指に赫い糸が巻き付く。
逢折羽織:小指で絡み合った糸。自然と解け、千堂千尋の周囲を囲むように縦横無尽に張り巡らされ。縒り合さった糸は弦となり、風に揺られ、澄んだ音色を奏で始める。
逢折羽織:「せんせいっ……!受け取ってください!」是、即ち、鮮血の奏者也
逢折羽織:81→85
逢折羽織:HP53→50
アウグスト・アイヒベルク:「美しい音だ……」 恍惚とした表情で呟き、杖を手元でくるくると回す
アウグスト・アイヒベルク:「キミと共に戦えてよかったと思う、そしてこの音に報いなければね」 杖を天高く掲げる!
アウグスト・アイヒベルク:アウグストの触媒としてのレネゲイドが、コートを通じて背後に拡散!
アウグスト・アイヒベルク:味方のレネゲイドを励起させる。怖くない気持ちを、やってやるぞ!という気持ちまで高めてくれる!
GM:では、セットアップはこれで終了!
GM:ここからは行動値順に手番の処理をしていきます。
GM:まずは行動値22の神峯さんの番からです。
神峯清夏:はーい
神峯清夏:マイナーはなし。
神峯清夏:メジャーで《コンセントレイト:エグザイル》《死神の針》《デトネイトチャージ》《レーザーファン》
GM:来るか……!
GM:命中判定どうぞ!
神峯清夏:右エンゲージの青騎士トループ2人を対象で。
GM:トループ3と4!
神峯清夏:9dx7+1
DoubleCross : (9DX7+1) → 10[1,2,4,6,6,7,8,10,10]+10[1,3,8,9]+10[5,7]+5[5]+1 → 36
GM:命中も高いな……!
GM:トループは《イベイジョン》持ちなのでドッジの達成値は14で固定です
GM:そのままダメージどうぞ!
神峯清夏:4d10+6+16
DoubleCross : (4D10+6+16) → 8[3,1,1,3]+6+16 → 30
神峯清夏:は?
GM:あ、ダイス目が……!
神峯清夏:マジかー…
GM:うむ、これはしょうがない
GM:トループ3と4はギリギリ生存です……!
神峯清夏:残念…
GM:演出どうぞ!
神峯清夏:「あら、お話し終わりですね?では…」
青騎士トループ:「……!」警戒し、銃を構える。
神峯清夏:いや、それでは遅い。争う気があるのならば、対面する前から警戒すべき。
GM:無数の銃口がゆっくりとキミに向けられる。
神峯清夏:スルッ…という僅かな音と共に、細い髪が現れアッという間に二人に絡みつく。
神峯清夏:そのまま、全身を万力の如き力で締め上げる。
青騎士トループ:「ぐっ……!」引き金を引くこともできず、もがき苦しむ!
神峯清夏:「あら…意識が落ちないなんて、優秀ですね」
青騎士トループ:地面に倒れた男たちは辛うじて意識を保ち、銃を構え直す。
神峯清夏:「すみません、あとはよろしくお願いします」と仲間に声をかける。
GM:では、神峯さんの行動はこれで終了!
GM:次は行動値12の千堂さんの番です!
千堂千尋:はいっ
千堂千尋:マイナー移動。左の1-2トループにエンゲージ
GM:近付いてきた!
千堂千尋:ズァッ
千堂千尋:メジャーで《C:ブラム》《ブラッドスパイク》《虚構のナイフ》。トループ1,2に攻撃
GM:く、来るなー!
GM:命中判定どうぞ!
千堂千尋:9dx7+3
DoubleCross : (9DX7+3) → 10[1,1,3,3,5,6,7,8,8]+3[1,2,3]+3 → 16
千堂千尋:ミー!
GM:あ、これはいける……!
GM:いけない!エネミーは《イベイジョン》持ちなのでドッジの達成値は14で固定!
GM:攻撃は命中です!
千堂千尋:そういうコト。
千堂千尋:ダメージいきます
GM:どうぞ!
アウグスト・アイヒベルク:アッ待って!
GM:な、なんだと
千堂千尋:判定にチェイン!
アウグスト・アイヒベルク:凍てつく刃使っちゃおう!1グループは確実に落としておきたい!
GM:罠カードだと!?
アウグスト・アイヒベルク:ダメージ+1d+6!
千堂千尋:では頂く!
アウグスト・アイヒベルク:侵蝕は63→67
GM:おのれ……!
GM:では、改めてダメージどうぞ!
千堂千尋:ダメージ!
千堂千尋:2d10+18+9+1d10+6
DoubleCross : (2D10+18+9+1D10+6) → 14[4,10]+18+9+6[6]+6 → 53
千堂千尋:装甲有効です
千堂千尋:千堂千尋のHPを3減少 (27 → 24)
千堂千尋:千堂千尋の侵蝕率を8(→ 8)増加 (65 → 73)
GM:つっよ
GM:青騎士トループ1、2はその攻撃で戦闘不能になります!
GM:演出どうぞ!
千堂千尋:では!
アウグスト・アイヒベルク:千堂が動き始めるのと同時に、自身ももう1方のグループに向かっている。
アウグスト・アイヒベルク:その過程で、杖を一振り
アウグスト・アイヒベルク:「さあ、ここが決めどころだよ。彼女にせんせいらしいところを見せてあげたまえ」
千堂千尋:「了解」
千堂千尋:言葉が届き、音が応える
千堂千尋:神峯に目が惹かれる戦場で、その影に潜むようにすでに動いている
青騎士トループ:「貴様のようなガキに何ができる……!」黒服の男たちが銃を向ける!
千堂千尋:「ならば見せてやろう」
千堂千尋:革の手袋を嵌めた手を銃のように向ける
千堂千尋:宙を撫でる動きに糸が追従して、柔らかく音を立てて
千堂千尋:「もっとも」
青騎士トループ:「素手でいったい何をするつもりだ」せせら笑う。
千堂千尋:「オレの素手は、見えないが」
千堂千尋:照準を付けた先に飛ばすように
千堂千尋:地面から発生した無数の"見えざる手"が、こちらに銃を向ける人間の足元からゾゾゾゾゾと発生し、絡みつく
千堂千尋:無数の素手は腕を捻り、銃を叩き落とし
千堂千尋:その体を一斉に地面に叩きつけた
青騎士トループ:「な、何だこれは。どこから……!」
青騎士トループ:「ぐわっ!?」黒服の男たちが次々と倒れていく!
GM:集団の半分ほどの人数があっという間に壊滅する!
千堂千尋:近づけば近づくほど、手に力は篭もり、拘束を完了する
千堂千尋:「一つ、訂正しておこう」
千堂千尋:「オレはガキではなく」
千堂千尋:「チルドレンだ」
逢折羽織:「おみごとですっ!せんせい!」
青騎士トループ:「く、くそ……!」地面に叩き付けられた衝撃で気を失う。
仲城雅斗:「ちょっと!しっかりしなさいよ、アンタたち!何手こずってんの!」口紅を塗る手を止め、顔を上げる。
GM:千堂さんの行動はこれで終了!
GM:次は行動値11!
GM:PC優先なのでアウグストさんか羽織さんです!
アウグスト・アイヒベルク:はーい!逢折さんは待機してたいかな?
逢折羽織:そうですね
逢折羽織:待機で、、、w
GM:了解です。
GM:では、アウグストさんの番です!
アウグスト・アイヒベルク:ではひとまず私とリアラに任せておきたまえ(フ……)
GM:……!
アウグスト・アイヒベルク:マイナーで戦闘移動、神峯さんの攻撃でへにょへにょになった方のエンゲージに入ります
GM:へにょへにょの3、4です
アウグスト・アイヒベルク:オートで聖剣の王者装備して、メジャーで無形の影+コンセントレイト:ウロボロスで白兵攻撃……
アウグスト・アイヒベルク:出目が不安だから判定前にリーダーズマークも使っちゃお!
GM:な、なんてやつ……!
アウグスト・アイヒベルク:67→73 リーダーズマーク3→2
GM:では、命中判定どうぞ!
アウグスト・アイヒベルク:7dx7+5 対象は3
DoubleCross : (7DX7+5) → 10[1,3,3,4,5,8,9]+4[3,4]+5 → 19
アウグスト・アイヒベルク:使っててよかったリーダーズマーク!
GM:《イベイジョン》持ちなのでドッジの達成値は14で固定!
GM:残念ながら攻撃は命中です!
GM:ダメージどうぞ!
アウグスト・アイヒベルク:2d10+15
DoubleCross : (2D10+15) → 5[2,3]+15 → 20
アウグスト・アイヒベルク:で、出目……
GM:残りHP一桁なので耐えられるはずもない!
GM:トループ3は戦闘不能!
GM:演出どうぞ!
アウグスト・アイヒベルク:聖剣の王者の攻撃力が高くて助かった……
アウグスト・アイヒベルク:カツカツ、と歩いて男たちの前に
アウグスト・アイヒベルク:向けられた銃口の一つに、杖の先端を付き込み、上に弾き上げる!
青騎士トループ:「……!?」
アウグスト・アイヒベルク:「キミ達の様な未熟者が、そのようなものを使うべきではないよ」 フッ、と笑い、指を弾く
青騎士トループ:銃が暴発する!
武装メイド部隊:それを合図に対ワーディングマスクを装備したメイド達が銃火器を一斉に撃ち始める!
武装メイド部隊:「暴徒鎮圧用ゴム弾ですのでご安心を~」 誰に向かってか言っている
GM:一斉射撃を受け、黒服の男たちは倒れていく!
アウグスト・アイヒベルク:「キミ達にはあとで話を聞かせてもらわなくてはならないからね……さて」
青騎士トループ:「バカな、こんなにあっさりと……!」
アウグスト・アイヒベルク:「リアラ、残りは任せたよ」 フッ、と笑い、杖をカッコよく構えて目を閉じる
白波リアラ:「おー!」
青騎士トループ:「目標は例の少女の確保だ。それさえ達成できればいい……!」
GM:だが、隙を突いて生き残った黒服の男たちが動く!
GM:次は行動値11の青騎士トループの番!
GM:マイナーはなし
GM:メジャーで《アームズリンク》+《コントロールソート》+《急所狙い》を使用
GM:大型拳銃で羽織さんに攻撃します!
逢折羽織:ナニ!来い!
GM:命中判定いきます!
GM:12dx+2
DoubleCross : (12DX10+2) → 10[1,1,2,2,3,3,4,5,7,8,8,10]+5[5]+2 → 17
GM:いい感じ!
GM:リアクションどうぞ!
逢折羽織:ワンチャンドッジ!
逢折羽織:5dx>=17
DoubleCross : (5DX10>=17) → 10[2,3,7,8,10]+2[2] → 12 → 失敗
逢折羽織:惜しい……
GM:惜しいな
GM:ダメージ!
GM:2d10+11
DoubleCross : (2D10+11) → 18[8,10]+11 → 29
白波リアラ:〈雲散霧消〉
GM:!?
逢折羽織:リアラくん!!
GM:軽減だと!?
逢折羽織:好き!
千堂千尋:さすが白波だ
白波リアラ:レベル4なので20ダメージ減らすぞ!
逢折羽織:つよっw
GM:めっちゃ減る……!
GM:では、ダメージは9点……!
逢折羽織:では、9点ダメージ受けます。残りHP41
白波リアラ:白波リアラの侵蝕率を4(→ 4)増加 (66 → 70)
GM:全然死なない……!
GM:では、演出いきます
逢折羽織:こい!
青騎士トループ:「例の少女もオーヴァードだ。多少のことでは死なん。動けないよう痛めつけて確保しろ……!」
GM:黒服の男たちが羽織さんに銃を向ける!
逢折羽織:「ッ!!」能力(ちから)に目覚めたと言っても、いたって普通の女の子だ。戦闘経験など皆無。
GM:放たれた銃弾が次々と羽織さんを目掛けて飛ぶ!
白波リアラ:「おー」
逢折羽織:この場において、目をつむってしまう愚行! 棒立ちのまま受け――――
白波リアラ:「オーヴァードの力を帯びた銃弾なら」
白波リアラ:ズッ……
白波リアラ:羽織の影から巨大な触手が何本も現れ銃弾からかばう!
逢折羽織:「リアラ……くん……?」
GM:銃弾はその触手によって弾かれ、羽織さんにはかすり傷しか与えることができない!
白波リアラ:「ふふふー、こうやってはじくこともできるのですてしなー」
青騎士トループ:「ば、バカな……!?何が起きている……!」
逢折羽織:「……ありがとう、リアラくん!……助けられちゃったね」
GM:では、青騎士トループの行動はこれで終了。
千堂千尋:「流石だ、白波」
白波リアラ:「えっへへー」
千堂千尋:「その調子で頼む」
GM:次は行動値9の白波さんの番!
白波リアラ:マイナーで〈骨の剣〉作成!
白波リアラ:白波リアラの侵蝕率を3(→ 3)増加 (70 → 73)
白波リアラ:メジャーで〈コンセントレイト:エグザイル〉+〈貪欲なる拳〉+〈伸縮腕〉
白波リアラ:もちろん対象は最後の4くんだ
GM:見逃してー!
白波リアラ:見逃さぬ!
GM:そんな!命中判定どうぞ!
千堂千尋:やっちまってくださいよ~!
白波リアラ:12dx8+3
DoubleCross : (12DX8+3) → 10[1,2,3,3,5,5,7,8,8,8,9,10]+10[4,4,6,7,8]+10[9]+10[10]+10[10]+1[1]+3 → 54
白波リアラ:?
千堂千尋:すっご
GM:ちょっと待って
GM:《イベイジョン》持ちなのでドッジの達成値は14で固定だって言ってるでしょ!
アウグスト・アイヒベルク:ここまでの出目は……布石だったのか!
GM:攻撃は命中!
千堂千尋:貯めていたのよ
GM:ダメージどうぞ!
白波リアラ:6d10+6
DoubleCross : (6D10+6) → 31[1,3,7,2,9,9]+6 → 37
白波リアラ:何もかも有効
GM:オーバーキルにもほどがある!
GM:青騎士トループ4は戦闘不能です!
GM:演出どうぞ!
白波リアラ:白波リアラの侵蝕率を3(→ 3)増加 (73 → 76)
白波リアラ:骨の剣と
白波リアラ:白波リアラの侵蝕率を7(→ 7)増加 (76 → 83)
白波リアラ:攻撃分
白波リアラ:「銃は怖いでしてすからねー、痛いでしてすから」
白波リアラ:「まずはそれを、捨ててくだせる」
白波リアラ:トループたちの影から触手が現れ、全員の銃を持った腕を締め付ける!
青騎士トループ:「舐めているのか、貴様……グワーッ!?」
GM:黒服の男たちは反応できずに影の触手に締め上げられる!
白波リアラ:「それではいきましでしてす」
青騎士トループ:締め付けられ、ジタバタともがく!
白波リアラ:「そーれッ!」リアラの服の隙間から白い触手が黒服たちを捕縛する!
GM:その触手によって黒服の男たちは身動きが取れなくなる!
白波リアラ:「穏便にー……でしてすから、このまま」
白波リアラ:締め付けて、気絶させる
青騎士トループ:「うぐ……ッ!」体から力が抜け、意識を失う。
GM:黒服の男たちはその攻撃によって全員が昏倒する!
白波リアラ:「おしまい!でしてす!」影の触手も、白の触手もしゅるしゅると消えていく
GM:トループはこれで全滅!
GM:ミドル戦闘は終了だ!
アウグスト・アイヒベルク:大勝利!
仲城雅斗:「…………ッ!」中途半端に化粧が施された顔で戦場を見渡す。
仲城雅斗:「まさかここまでとは。やはり一筋縄ではいかないようですね」
アウグスト・アイヒベルク:「さ、大人しくしたまえ。メイクの時間はあとで取ってあげよう」
白波リアラ:「したまえー!でしてすな!」
武装メイド部隊:「そうだそうだー」
千堂千尋:「あぁ。したまえ」
仲城雅斗:「あなたたちが相手では単純な力押しも手間がかかっていけませんね」
仲城雅斗:「何か別の手段を考えるとしましょう」
アウグスト・アイヒベルク:「やれやれ……その時間を与えると思っているのかい?」
仲城雅斗:「……何だ、この顔は」自分の顔に触り、怪訝そうにする。
武装メイド部隊:銃が一斉に仲城に構えられる
アウグスト・アイヒベルク:(記憶の共有は随分と中途半端なようだな……)
仲城雅斗:「世界の変革のためには、もう少々時間が必要だ。ここはお暇させていただきますよ」
GM:仲城雅斗はエグザイルのエネミーエフェクト《神出鬼没》を使用。
GM:シーンから退場します。
GM:男の体が紐のように解けて消えていく。
仲城雅斗:「では、またお会いしましょう」
GM:キミたちが追う間もなく、仲城雅斗は姿を消す。
アウグスト・アイヒベルク:「……ふう」 武装メイド部隊はあくまで非オーヴァードだ。反撃を受けたら数人は犠牲が出るだろう……それを許容できないと見抜かれていたか……
千堂千尋:その数秒後、密かに伸ばされていた"見えざる手"が姿を消した空間を撫で、解ける。
神峯清夏:「…完全に離脱しましたね、もう音も拾えません」耳を澄ませていた。
逢折羽織:「……逃げ、た?……オーヴァードって、あんなことも出来るんですね……」
白波リアラ:「んーむむむ」
千堂千尋:「お疲れさまです、アウグスト支部長」
アウグスト・アイヒベルク:「ああ、変幻自在と言っても良いだろうね。特に彼の能力はそういうことが得意なようだ」 ゆっくりと歩いて戻ってくる
千堂千尋:「逢折。ケガはどうだ」
アウグスト・アイヒベルク:「ありがとう、千尋」
逢折羽織:「あっ……。だ、だいじょうぶ。です!へっちゃら!」
逢折羽織:「……心配、してくれたんですか?せんせい」
千堂千尋:「当たり前だ。傷は再生するとしても痛みは感じる」
千堂千尋:「素人が無理をして悪化することもある。……白波が居たなら重症にはならないだろうが、不調が有れば言え」
白波リアラ:「ちゃんとガードできてよかったでしてすなー!」
逢折羽織:「はいっ。……うふふ、果報者ですね、私」
アウグスト・アイヒベルク:「ふ……『体が丈夫』というのも君の能力のようだがね。あとでメイド達に手当させよう」
アウグスト・アイヒベルク:「初めての実戦なんだ、ここで無理をさせるわけにもいかない。心が落ち着くまでゆっくりと休み給え」
神峯清夏:「私も白波さんみたいに器用に出来ればいいんですが…」
千堂千尋:「流石だ、白波」
千堂千尋:「神峯もいい動きだった。そちらが先手を打ってくれたおかげで、こちらは十全に動けた」
千堂千尋:「それがなければ被害は広がっていただろう。充分だ」
アウグスト・アイヒベルク:千堂の言葉に頷く。
白波リアラ:「先手とった清夏さん、かっこよくてかわいかったでしたなー!」
千堂千尋:「あれも可愛さなのか…」
神峯清夏:「ありがとうございます、次はもっと上手くやれるように頑張りますね」
アウグスト・アイヒベルク:「敵の数は多く、強大だった。さしたる被害もなく撃退出来たのは、皆の力があってこそだ」
アウグスト・アイヒベルク:「まだ戦いは終わっていない、今しばらく、キミ達の力を貸してくれ」 杖を突きながら重々しく言う
白波リアラ:「おおー!」
逢折羽織:「はいっ!」
千堂千尋:「はい。仲城某もまだ捕まえていません」
千堂千尋:「気を引き締めていきましょう」
神峯清夏:「ええ、頑張りましょう」
白波リアラ:「がんばるましたすー!」
GM:では、敵を撃退して改めて気を引き締めたキミたち。
GM:戦闘の疲労もあり、今日のところはひとまず各自で家に戻って休息することになった。
GM:皆と別れて家路に着いた時、羽織さんの前に何者かが現れます。
GM:と、ここで、羽織さんにトリガーハンドアウトをお渡ししたいと思います!
逢折羽織:おお!
GM:トリガーハンドアウトはユニバーサルガーディアンに掲載のルールで、シナリオの途中で特定のPCだけが知り得て、他のPCにはすぐには伝えられない情報が発生するという状況を表現するためのものです。
GM:トリガーハンドアウトは、ツイッターのDMでお渡ししたいと思いますので少々お待ちください。
逢折羽織:はーい!
GM:このトリガーハンドアウトは今は羽織さんしか確認することができませんが、公開条件を満たすことで全体に公開することができるようになり、公開することによってトハンドアウトに基づくハンドアウトシーンが発生します。
逢折羽織:了解です、ちょっと内容確認するのでお待ちを。
GM:どうぞどうぞ
GM:ちなみに、今回の公開条件は「不完全なインフィニティコード」というキーワードを得ることです。
逢折羽織:うおおおおおお……!!
GM:次のシーンからは情報収集が始まりますので、皆さんトリガーハンドアウトを公開できるように頑張ってください。
逢折羽織:内容、確認しました…
GM:ありがとうございます。
GM:では、ちょっとだけ描写を入れますね。
逢折羽織:ハーイ
GM:日が暮れかかった街。
GM:羽織さんは何者かと別れ、再び自宅への道を1人で歩き出す。
逢折羽織:「…………」足早に自宅への道なりを歩む。
逢折羽織:タッタッタッタッ
逢折羽織:肩で息ををして、頬が僅かに高揚する。
逢折羽織:息をつき。思わず自身の胸を撫でる。……あの時、貫かれた自身の胸を。
逢折羽織:「私……どうしたら……」
逢折羽織:「教えてください。……せんせい」あの時と同じように。信頼のおける師に、助けを求めるように。一人呟いた。
GM:シーン終了。
GM:ロイスの取得や感情変更が可能だよ!
GM:過酷な戦闘があったので購入判定はここではなし!
逢折羽織:うーん。ロイスは保留で以上かな。
千堂千尋:なんてこった。ロイスは保留で以上します
神峯清夏:なんということでしょう、ロイスはあと1個なので保留!
アウグスト・アイヒベルク:逢折さんのロイスを逢折羽織 〇感服/憐憫に変更するよー
アウグスト・アイヒベルク:それだけ!
白波リアラ:なんとロイス枠がもう埋まってるんだな
GM:すごい
白波リアラ:特に変えることもないので以上!
GM:では、改めてこのシーンは終了だ!
◆Middle05◆
GM:次のシーン!
GM:ここからは情報収集に入っていきたいと思います
GM:シーンプレイヤーは千堂さん
千堂千尋:千堂千尋の侵蝕率を1d10(→ 9)増加 (73 → 82)
神峯清夏:神峯清夏の侵蝕率を1D10(→ 9)増加 (70 → 79)
白波リアラ:白波リアラの侵蝕率を1D10(→ 4)増加 (83 → 87)
逢折羽織:確率は収束するって知ってますか?これまで私の浸食ダイスは概ね高いのばっかり。つまり、ここからはすべて低い浸食ダイスになるってことです。つまり、出ます
GM:他の人も情報収集したければ登場するといいでしょう
逢折羽織:1d10+85
DoubleCross : (1D10+85) → 7[7]+85 → 92
GM:なるほどね
GM:うむ
アウグスト・アイヒベルク:1d10+73
DoubleCross : (1D10+73) → 9[9]+73 → 82
逢折羽織:アババ
白波リアラ:oh
千堂千尋:はわわ
神峯清夏:あわわ
GM:大変だわ……
GM:では、現時点で調べられる情報は次の5つ!
・逢折羽織が襲われた理由について〈情報:UGN、噂話〉難易度7
・如月司について〈情報UGN、噂話、裏社会〉難易度6
・“青騎士(ブラウ)”中条雅人について〈情報:UGN、FH〉難易度8
・伊礼有希について〈情報:UGN、噂話〉難易度6
・ローレライについて〈情報:UGN、軍事〉難易度8
白波リアラ:気持ち的には当然ローレライを調べたいところ
逢折羽織:自分が襲われた理由も気になりますが、私、お母さんの旦那さんについて調べたいです
GM:情報収集をしたい人から判定をするといいでしょう
千堂千尋:じゃあ逢折が襲われた理由行きますかな
神峯清夏:私は伊礼さんについて調べましょうか
逢折羽織:では、如月司について。情報UGNで。
アウグスト・アイヒベルク:では青騎士について調べようかな
逢折羽織:3dx+2>=6
DoubleCross : (3DX10+2>=6) → 6[4,6,6]+2 → 8 → 成功
GM:お見事
白波リアラ:ローレライをUGN!コネ使用!
逢折羽織:よし
千堂千尋:コネUGN幹部!逢折が襲われた理由について!
白波リアラ:5dx+2>=8
DoubleCross : (5DX10+2>=8) → 9[1,2,6,7,9]+2 → 11 → 成功
千堂千尋:5dx+2>=7
DoubleCross : (5DX10+2>=7) → 9[1,2,4,8,9]+2 → 11 → 成功
白波リアラ:OK
アウグスト・アイヒベルク:無業の影だけ使おう 82→86
千堂千尋:完璧
GM:みんなすごい
アウグスト・アイヒベルク:8dx+3>=8 青騎士について
DoubleCross : (8DX10+3>=8) → 10[1,1,2,2,4,9,9,10]+4[4]+3 → 17 → 成功
GM:たっか
アウグスト・アイヒベルク:うむ(杖をくるくる)
千堂千尋:つよ
神峯清夏:4dx+4>=6
DoubleCross : (4DX10+4>=6) → 9[2,6,6,9]+4 → 13 → 成功
千堂千尋:優秀だ
GM:やりますね……
逢折羽織:優秀チーム!
GM:では、順番に情報を公開していきましょう
GM:まずは「如月司について」
逢折羽織:ゴクリ
逢折羽織の義父であった如月司は、元々UGNの研究者だった。
しかし、実の娘を事故で亡くしたのを契機に過激な実験にのめり込むようになり、UGNを追放された。
その後は、FHからの資金提供を受けて実験を継続していた。
だが、実験結果を持ち逃げして姿をくらませたことから、FHに命を狙われるようになったようだ。
GM:新しい情報収集項目が追加されます
GM:・逢折羽織の両親の死の真相について 難易度 【精神】30
GM:これは何者かの「Dロイス:工作員」の効果によって隠蔽されているものになります
GM:特定のイベントで難易度が低下しますので、今は無理に調べる必要はありません
逢折羽織:はぁい……
GM:情報は以上!
GM:次!
・ローレライについて
白いフードをかぶったオーヴァード。
身体能力が高く、柔術めいた優美なスタイルの戦闘を得意とする。
また、チャクラムめいた武器を作り出すなどの錬成能力も有する。
ただし、そのオーヴァード能力は機能不全を起こしているようだ。
本人はFHエージェントではないが、何らかの理由でFHに協力しており、逢折羽織という少女のことを狙っている。
GM: 情報は以上!
GM:次!
・逢折羽織が襲われた理由について
FHが逢折羽織を襲撃したのは、如月博士が残した研究成果を狙っていたためのようだ。
ただし、研究成果はデータや物として残されているわけではなく、逢折羽織本人も全く心当たりはないらしい。
どうやら逢折羽織のオーヴァード能力に何らかの手がかりがあると推測される。
GM:情報収集項目が追加されます。
GM:・如月司の研究について〈情報:UGN、FH〉〈知識:レネゲイド〉難易度12
GM:この情報は次のシーン以降、調査可能だよ!
GM:次!
“青騎士(ブラウ)”中条雅人について
FHのエージェントで、オーヴァードの解放を思想として掲げる危険な男。
戦闘の局面に合わせて、肉体の構造と人格を切り替えて戦うことができる。
エグザイルシンドローム由来の擬態能力を持つが、コピーした相手の人格が自分の中に残ってしまうため使用することは少ない。
世界の変革という目的のために、如月博士の残した研究成果を狙っているようだ。
GM:それから、達成値が高かったため、ボーナスとして
GM:アウグストさんは彼の主人格がトランクス派であることが分かります。
GM:以上。
アウグスト・アイヒベルク:気が合いそうだね
GM:そうなんだ
アウグスト・アイヒベルク:いや、合わなさそうだな
GM:次!
GM:どっち!?
GM:次だよ!
・伊礼有希について
神峯清夏のクラスメイト。
新体操部に所属する黒髪の少女で、読書が趣味。好きな作家は恩田陸と宮部みゆき。
近頃、何かに焦っているような様子を見せることが増えている。
また、逢折羽織という少女のことを妙に気にかけているようだ。
彼女がスーツ姿の男と接触しているところが目撃されている。
神峯清夏:ダメですよ、不純異性交遊は。
千堂千尋:自分を大事にしよう
伊礼有希:いや、してませんが
GM:この情報収集項目を調べたことで、次のシーンで神峯さんにイベントが発生します!
神峯清夏:こ、こっち!?
アウグスト・アイヒベルク:なんと
白波リアラ:おー
逢折羽織:ひゃー
GM:というわけで、情報は以上!
GM:それでは、情報収集と共有の演出をしていきましょう。
GM:明くる日。
GM:キミたちは改めて現在の状況について調査を行うことになった。
GM:各自で情報を探っていたキミたちは、N市支部であるアウグスト支部長の屋敷の大食堂へと集まっていた。
GM:メイドたちの手によって大きなテーブルに紅茶のカップが並べられている。
アウグスト・アイヒベルク:「諸君、お疲れ様。特に羽織、昨日はよく眠れたかな」 微笑みながらカップを傾ける
逢折羽織:「あ、はい。……おかげさまで、ぐっすりです」
逢折羽織:無理して笑顔を作って見せる。
白波リアラ:「……」
アウグスト・アイヒベルク:「それならばいい……覚醒したばかりにしては、ハードな一日だったろうからね」 彼女が謎の人物と接触したことは知っているが、それについては彼女が自分から話すのを待とうと思う
白波リアラ:「ん-!ボクはぐっすり寝ましたでしたから!ちゃんとローレライのことも調べておきましてでしてすよ!」
千堂千尋:「オレたちにとって、戦うことよりその後に日常に戻ることが重要視されている」
千堂千尋:「無理はするなよ」ティーカップに口をつける
千堂千尋:「さすが白波だ。こちらも課題になっていた情報は手に入れている」
アウグスト・アイヒベルク:「流石だね、リアラ……さ、お菓子でも食べながら話を聞こうか」
逢折羽織:「……はぁい。せんせいっ」こちらも紅茶に口をつけて。
神峯清夏:「そうですね、何か変化があれば迷わずおっしゃってくださいね」
アウグスト・アイヒベルク:「アイベリー」 軽く手を叩き、スコーン等の準備をさせる
白波リアラ:「うんうん、寝て食べてかわいくよく元気でしてしたな!」
メイドのアイベリー:「今日のスコーンも美味しく焼けた」真顔で言うとお茶菓子を配膳している。
逢折羽織:「えっと……。リアラくんの言う”ローレライ”って、確か……」
白波リアラ:「んー、ボクが羽織さんに会うちょっと前に会ったオーヴァードの方でしてしたな」
アウグスト・アイヒベルク:「フ……ちゃんと話を覚えていたとは、優秀な子だ」 少し驚いている
白波リアラ:「無差別に襲ってるのかと思ってましてすけど、たぶんあの時は明確なターゲットがわかってなかったんじゃないかと思いましてす」
白波リアラ:「狙いは間違いなく、羽織さんでしてすたな」
逢折羽織:「えっ……?私……?」
神峯清夏:「学生…という情報しかなかったのかしら…」
白波リアラ:「たぶん、それにまだ羽織さんオーヴァードになってなかったと思いましてすからなー」
アウグスト・アイヒベルク:「となると、雇われかな?」 リアラに尋ねる
白波リアラ:「はいでしてすた。FHエージェントではありませんでしてすが、FHに協力してると思われましてすな」
逢折羽織:「で、でも、私……。私が狙われる理由なんて、心当たりありません……」
白波リアラ:「身体能力の高さ、柔術を基礎とした戦闘スタイルに、チャクラムを作り出す能力などを持っているようでしてすが……どうも能力が上手く使えてないみたいでしてす」
白波リアラ:「たぶんでしてすが、本人が戦闘に慣れてないわけではなく、なんらかの機能不全に陥ってると思われますのてす」
千堂千尋:「能力の機能不全……?ふむ。」
アウグスト・アイヒベルク:「心当たりがあるのかい?千尋」
千堂千尋:「えぇ。そうですね」
千堂千尋:「オレも、少し能力の操作がブレることがあります。あまり距離を取らなければ平気ですが」
千堂千尋:見えない手がスコーンを自分の手元に運ぶ。
千堂千尋:「不調というわけではなく、より精密な動きにブレるときもあるので、自分の問題かと思っていましたが」
千堂千尋:「類似例があるなら何か関わりがあるかもしれませんね。後で報告しておきます」
白波リアラ:「おー、奇怪でしてすな!」
白波リアラ:「ローレライの情報についてはこんなところでしてす、断言はできませんでしてすが、"青騎士"とつながってる可能性はあると思いましてすよ」
神峯清夏:「それは心配ですね…」
逢折羽織:「せんせい、本当に大丈夫ですか?……おつらいようでしたら、私がスコーンを口元まで運びますけど……」 ※素
千堂千尋:「いや、それは手で食べるから良い」
千堂千尋:「気にするな。ブレるならブレるなりの使い方はある。心配しなくていい」
白波リアラ:「もぐもぐ」触手でスコーンをとって食べている
アウグスト・アイヒベルク:「"ローレライ"が青騎士と繋がっている。その可能性はかなり高いね」
逢折羽織:「……はぁい。必要な際は、なんなりと」と、こちらもスコーンを手に取って食べる。美味しい。
アウグスト・アイヒベルク:「実際、羽織自身が知らない情報で、複数勢力に狙われる、というのもあまりなさそうだ」
千堂千尋:「それについてですが」挙手
アウグスト・アイヒベルク:「聞こうか」 視線を向ける
千堂千尋:「はい。……先に逢折が言っていた、狙われる理由についての報告です」
逢折羽織:「……」
逢折羽織:言葉に耳を傾ける。
千堂千尋:「目撃情報や言動から考えると、逢折を狙う理由は、何かしらの研究成果にあるようだ」
千堂千尋:「ただ、本人も知っての通り、オーヴァードに関連した資料や特別なアイテム……を身に着けてる心当たりも無いとのことで」
アウグスト・アイヒベルク:「うん」 彼女が支部に来た際に、身体調査等も済ませてある
千堂千尋:「なので、逢折の能力に関連していると想定できます。………逢折。その研究とやらの具体的な内容について、聞いたことはあるか?」
逢折羽織:ぶんぶん、と首を振りながら。
白波リアラ:「んん-……」
逢折羽織:「……お母さんの旦那さんが行っていた研究だと思います。ただ」
逢折羽織:「研究の中身までは……。」さらに言葉を続ける。
神峯清夏:「そうですか…」
逢折羽織:「お母さんの旦那さんは、元々UGNの研究者だったみたいで……。でも、UGNを追放されたらしいです。……実の娘を亡くして、過激な実験をしていたみたいで。」
千堂千尋:「………」
逢折羽織:「……その後は、えふえいち?に移って実験を継続していたようです……。でも、その実験結果を持ち逃げしちゃって」
逢折羽織:「……それで」
千堂千尋:「如月博士…如月司氏のデータはこちらでも確認している。FHからも追われていたようだな」
逢折羽織:こくん、頷いて。
アウグスト・アイヒベルク:「ファルスハーツ、つまり今君を狙っている勢力だね」
逢折羽織:「……結果として、いのちを、ねらわれたみたいです」
白波リアラ:「……」何かを言いかけて「スコーンおいひいでしてふな」
逢折羽織:「ファルスハーツ……。それは」
逢折羽織:「あの、男の人(青騎士)も……?」
アウグスト・アイヒベルク:「ああ……FHはその能力を自らの欲望の為に使う」
千堂千尋:「オレも言葉をかわしましたが、青騎士はどういう相手なんでしょう?」支部長に目線。
アウグスト・アイヒベルク:「彼は、オーヴァードの存在を世間に晒し、解放したいと考えているようだね……あまり珍しくない部類だ」
アウグスト・アイヒベルク:紅茶を一口飲む
白波リアラ:「(……実の娘、なくして、実験……結果、持ち逃げ、そして養子……んんん……)」
千堂千尋:「レネゲイドの公表。FHとしてはオーソドックスですね」
アウグスト・アイヒベルク:「"青騎士"、仲城雅人」
アウグスト・アイヒベルク:「能力はエグザイルシンドロームを持っているようだ。先の逃亡時に、変幻自在と評したが……まさしくそのようだね」
アウグスト・アイヒベルク:「アリッサ」 資料を持ってこさせる
白波リアラ:「羽織さん、難しい話ばっかりでしてすが疲れてないでしてすか?」こそこそ
千堂千尋:「会話の中で何度も雰囲気が変わる異様な男でしたね」
逢折羽織:(リアラくん……。えへへ、実は、ちょっとだけ)
メイドのアリッサ:「かしこまりました」包帯でぐるぐる巻きにした手で資料を差し出す。
アウグスト・アイヒベルク:「おっと、気が利かなかったね」 リアラと羽織のこそこそ話に微笑みつつ
逢折羽織:(でも、みんな一生懸命だから。私も、分からないなりに頑張るね)
白波リアラ:「はわわ、聞かれちゃいましてした、えへへ」
逢折羽織:「ひゃっ!し、支部長さん?!」
白波リアラ:「はいでしてす、羽織さん、何かあったら気軽に言ってくださいましてしたな!」にこにこ
神峯清夏:「支部長は良く見ていらっしゃいますね」
アウグスト・アイヒベルク:「よく気が付き、優しく接することが出来るのは君の美徳だよ、リアラ」
アウグスト・アイヒベルク:「支部長だからね」 神峯にウインクをして 「続けよう」
白波リアラ:「えへへへー」
逢折羽織:「えへへ……」リアラくんと目を合わせながら、苦笑する。
アウグスト・アイヒベルク:「会話の雰囲気が変わる、これは彼自身が他人に擬態し、能力を真似出来ることに由来するようだ」
アウグスト・アイヒベルク:「つまり、これまで君たちが接してきた彼の人格の数は、彼がそれまで得てきた能力の数を意味する」
千堂千尋:「あの異様な雰囲気はそういうことですか」
アウグスト・アイヒベルク:「もっとも、先の様子を見るに大分苦労しているようだから、そうそう模倣能力を使うことはなさそうだがね」 肩を竦める
白波リアラ:「こわーいでしてすなー」
神峯清夏:「戦闘用人格にしては多いと思いましたが…そのような理由だったのですね」
逢折羽織:「だから、あんな人が変わったみたいに……」
アウグスト・アイヒベルク:「うん……そして、彼の『世界を変える』という目的のために、如月博士の研究成果を狙っているようだ」
逢折羽織:「……」
白波リアラ:「んむー、まだまだわからないこといっぱいでしてすなー」
アウグスト・アイヒベルク:「羽織、君がその内容を本当に知らないか、あるいは知っていても話したくないか、そのどちらでも良いと私は考えている」
アウグスト・アイヒベルク:「キミの大事な人の過去を暴く行為だからね、要するに、"青騎士"を止められれば良いのさ」
逢折羽織:お母さんの旦那さんの研究成果。それが一体なんなのか分からないけれど。……それによって私は狙われているのだ。それに……。
逢折羽織:「……私は、本当に何も知らないんです……。それに……」チラリ、と千堂くんを見て。……口を塞ぐ。
逢折羽織:「……ごめんなさい、支部長さん」
逢折羽織:有益な情報を得ていないことを申し訳なく思って。
アウグスト・アイヒベルク:「……すまなかったね、さ、次は清夏の話を聞こうか」 彼にしては不器用な笑みを浮かべ、話を移す
千堂千尋:「現状をまとめると」ピ、と指を立てる
千堂千尋:「逢折を狙っているのはFH、主だった相手は"ローレライ"と"青騎士"」
千堂千尋:「その目的は如月博士の研究結果。詳細は不明だが、逢折の能力や、本人に由来したものだと考えられる」
千堂千尋:「なら、オレたちの任務は逢折の護衛。ここさえブレなければ問題ない」
アウグスト・アイヒベルク:「ああ……助かるよ」 どうやら自分も慌てていたようだ、と自覚する
千堂千尋:軽く会釈して
千堂千尋:「……以上を踏まえて。伊礼の方はどうだった?神峯」
千堂千尋:「なにか怪しい部分はあったか?」
神峯清夏:「私の方は…」と話しを振られて、ちょっとため息。
神峯清夏:「皆さんが頑張ってるというのに、伊礼さんの情報の裏どりしかできず…」
白波リアラ:「大丈夫でしてすよ!大事なことでしてす!」
アウグスト・アイヒベルク:頷く
神峯清夏:「逢折さんを気にかけているのは、皆さんもご存じだおもいますが」
逢折羽織:「…………?」えっ?
千堂千尋:「そうだな。逢折とペアになろうとしていたように思う。」頷き
アウグスト・アイヒベルク:「ああ、メイドからの報告伝いだが、かなり執心していたように思えるね」
逢折羽織:「えっ?」
神峯清夏:「あら…?」
白波リアラ:「気付いてなかったでしてすか?」
逢折羽織:「わ、私とせんせいを一緒にしようとしてくれてたんじゃ……!!」わわっ!!い、今のなし!!はずかしいこと言ってるって気づいた!!
逢折羽織:「ぜ、ぜんぜん気づいていませんでしたっ!万に一つも!」
メイドのアイベリー:「ハンドガントレットと一緒に……?」真顔で首を傾げる。
逢折羽織:「そ、そこに引っ掛からないでくださいっ!」
メイドのアイベリー:「そう」真顔で頷く。
白波リアラ:「ふふふ、羽織さんはかわいいでしてすなー」
逢折羽織:「り、リアラくん?!」
逢折羽織:「じゃ、じゃなくて!神峯さんの話の続きを聞きましょ!」
神峯清夏:「そうでしたか…。それで伊礼さんがいる時は千堂さんにより近くに居てもらっていたのですが」
神峯清夏:「その目的まではわかりませんでした…。」しょんぼり
千堂千尋:コクリと頷く
千堂千尋:「なに、目的が判明してないのはこちらも同じだ。これから詰めていこう」
逢折羽織:「話が変わって無くないですか?!気のせいですか?!」
逢折羽織:などとあわあわ言って照れているので、そのまますみっこで丸まります
メイドのアイベリー:「なぜ動揺してるの」真顔で訝しんでいる。
アウグスト・アイヒベルク:「アイベリー、そう虐めないでやってくれ」 苦笑
神峯清夏:「他に新しい情報と言えば…」
白波リアラ:「清夏さん、へいきへいき、きっとボクが調べても同じようなことになってましてすな」なでなで
千堂千尋:「そうだ。現時点で怪しい動きなどはなかったか?それこそ、FH側との接触などは?」
神峯清夏:「そうですね…スーツ姿の男性と二人で会っていた、という目撃証言は得られました」白波さんに撫でられながら。
白波リアラ:「おー?あやしい!」
神峯清夏:「残念ながら監視カメラ等での裏付けまでは時間が足りず…」
アウグスト・アイヒベルク:「いや、十分さ、接触の機会は十分にある」
千堂千尋:「いや、十分な手がかりだ。さすが神峯だ」
白波リアラ:「そうでしてす!しっかり調べられてましてすよ!すごいでしてす!」
逢折羽織:「凄いです、髪峯さん!」
神峯清夏:「あら…ふふ、ありがとうございます」あまり情報に自信がなかったのでかなり嬉しそう。
千堂千尋:「あぁ。間違いなく進展だ」
アウグスト・アイヒベルク:(……あの時、皆で買い物に行っていたのも、アレで彼女は楽しんでいただろう)
アウグスト・アイヒベルク:(こちら側に引き込めると良いのだが、ね)
白波リアラ:「えへへ、清夏さんがにっこりしてくれてよかったでしてす!」
千堂千尋:「うん。働きに対する正当な評価だ」
千堂千尋:「ともあれ、現状のアプローチ出来るのは如月博士の研究と、そのスーツの男も調査の対象だな」
千堂千尋:「半日で出来なかった内容の調査はこれからしていけばいいだろう」
千堂千尋:「頑張ろう、皆」
白波リアラ:「おー!」
神峯清夏:「ええ」
メイドのアイベリー:「おー」真顔で言う。
アウグスト・アイヒベルク:「おお!」 気合が入っている
逢折羽織:「……」くいっ、くいっ。千堂くんの服の端っこを小さく引っ張って。
千堂千尋:「……?」
千堂千尋:「どうした、逢折」
逢折羽織:「せんせい。あの……」
逢折羽織:「…………」
逢折羽織:最も尊敬し。最も信頼できる人物。千堂千尋に対して、自身が秘めたものを発しそうになるが。
逢折羽織:「……わ、私も、頑張りますねっ!」……作り笑顔で、誤魔化した。
千堂千尋:「……………」
千堂千尋:その表情の移り変わりをじっ、と見て
千堂千尋:「あぁ」
千堂千尋:一度うなずいて
千堂千尋:「だが、無理はするなよ」
千堂千尋:それだけいう
GM:では、シーン終了。
GM:ロイスの取得や感情変更、購入判定ができますよ!
GM:応急手当キットの使用ももしあればどうぞー
アウグスト・アイヒベルク:まず自分の持ってる応急手当キットを羽織さんに渡す!
逢折羽織:支部長さん!ありがとうございます!
GM:許可!
逢折羽織:では、早速、いただいた応急手当キットを使用します
逢折羽織:2d10+41
DoubleCross : (2D10+41) → 15[9,6]+41 → 56
GM:承認!
GM:すごい回復した
千堂千尋:つよい
逢折羽織:全快!高級品でした!
アウグスト・アイヒベルク:メイドが寄ってたかって治療します
逢折羽織:www
千堂千尋:サロン?
白波リアラ:すごーい
神峯清夏:もみくちゃ
千堂千尋:お嬢様だ
白波リアラ:一応戦闘用きぐるみを狙ってみる
千堂千尋:ロイスは保留して、ボディアーマーを狙います
千堂千尋:3dx>=12
DoubleCross : (3DX10>=12) → 4[2,3,4] → 4 → 失敗
千堂千尋:ダメ!以上!
白波リアラ:3dx>=14
DoubleCross : (3DX10>=14) → 9[4,8,9] → 9 → 失敗
神峯清夏:こちらもロイスは保留、購入はボデマ狙いで
GM:残念!
白波リアラ:んー惜しい
白波リアラ:財産があれば・・・
GM:無一文・・・
神峯清夏:3dx+1
DoubleCross : (3DX10+1) → 9[2,6,9]+1 → 10
GM:惜しい……!
神峯清夏:残念
アウグスト・アイヒベルク:無形コンセでリアクティブコートを買います
GM:気合入ってる
アウグスト・アイヒベルク:86→92
アウグスト・アイヒベルク:8dx7+1>=36
DoubleCross : (8DX7+1>=36) → 10[1,3,4,9,9,9,9,10]+10[1,3,8,10,10]+6[2,6,6]+1 → 27 → 失敗
アウグスト・アイヒベルク:グッ……
GM:36はさすがに高かった……!
逢折羽織:リアクティブコート、こんなに高いんだ、、、
逢折羽織:じゃあ、着ぐるみチャレンジ!
白波リアラ:おたかい
GM:おお
逢折羽織:3dx+4>=14
DoubleCross : (3DX10+4>=14) → 8[8,8,8]+4 → 12 → 失敗
千堂千尋:《バディムーヴ》達成値+3
逢折羽織:!!!!
GM:あっ、すごい
逢折羽織:せ、せんせい!!!!
GM:では、購入判定は成功!
千堂千尋:買っておきな
GM:羽織さんは着ぐるみを手に入れます!
白波リアラ:せんせい!
逢折羽織:ありがとうございます、せんせい!
GM:ふかふかになります
逢折羽織:初めてもらったプレゼントはふかふかの着ぐるみでした。
千堂千尋:もふもふですな
神峯清夏:かわいい
逢折羽織:あ、以上です。
GM:では、全員が判定を終わったので改めてシーン終了ですよ!
◆Middle06◆
GM:次のシーン。
GM:次は神峯さんにちょっとしたイベントが起きるシーンになります。
GM:シーンプレイヤーは神峯さん。
GM:他のPCはシーンの途中から登場可能になります。
GM:神峯さんはダイスを振って侵蝕率を上げてください。
神峯清夏:なんと
神峯清夏:神峯清夏の侵蝕率を1D10(→ 10)増加 (79 → 89)
GM:ガッツリいった
神峯清夏:アゲアゲ
GM:このシーンは、キミが学校で伊礼有希からちょっとしたお願い事をされるシーンになります。
GM:ある日の放課後。
GM:クラスメイトの伊礼有希から相談があるので教室に残っていて欲しいと言われたキミは、夕日の差す放課後の教室にいた。
GM:他の生徒たちが帰った頃、キミは有希に声をかけられる。
伊礼有希:「神峯さん、お忙しいところ申し訳ありません」黒髪の少女は申し訳なさそうに微笑んで言う。
伊礼有希:「あ。先日はありがとうございました。みんなでお買い物を行くのとても楽しかったです」
神峯清夏:「いいえ、気にしないで」微笑みを返す。
伊礼有希:「実は神峯さんのことをお友達だと思って、ちょっとしたお願いがあるんですが」
神峯清夏:「私もとても楽しかったわ、みんな遊ぶのが待ち遠しい」
伊礼有希:「ふふ。そうですね。プールも行かないと」
神峯清夏:「お願い…相談ごとのことね」
伊礼有希:「はい」
神峯清夏:「私にできることなら、喜んで力になるわ」
神峯清夏:「本のお礼もありますし、なによりお友達、ですものね」
伊礼有希:「ありがとうございます。そういっていただけると気持ちが少し楽になります」
伊礼有希:「私、近頃理由があって神峯さんのことを少し詳しく知る機会があったんですけど」
伊礼有希:「神峯さん、UGNで暗殺のようなお仕事をしているって本当ですか?」
伊礼有希:「あ、すみません。答えにくかったら無理に答えていただかなくても大丈夫です……!」
神峯清夏:「うーん…そうねえ。暗殺…って言うのも間違いじゃないけど」
伊礼有希:「違うんですか?」小さく首を傾げる。
神峯清夏:「普通の人がイメージする暗殺者…みたいなのとはちょっとかしらね」
伊礼有希:「あ。でも、暗殺者には変わりないんですね」
神峯清夏:「ええ、隠してることでもないですし」
伊礼有希:「そうですか。よかった!」ホッとしたような声で言う。
伊礼有希:「それなら余計に安心です」
伊礼有希:「お願いというのは他でもありません」
GM:有希はキミの手を軽く握る。
伊礼有希:「逢折羽織さんを殺して欲しいんです」
伊礼有希:「神峯さんなら私も信頼できますので。どうかお願いします」
神峯清夏:「あら、どうして?」純粋な疑問をぶつけてみる。
伊礼有希:「つまらない理由かもしれないんですが」
伊礼有希:「私、死にたくないんです。それだけです」
伊礼有希:「どうでしょうか……。殺してもらえます?」キミを見上げるように見る。
神峯清夏:「死にたくない…たしかに大事な理由ね…」納得したように。
伊礼有希:「なら……!
伊礼有希:瞳を輝かせる。
神峯清夏:「でもごめんなさいね…今のところ期待に沿えそうにないわ」
伊礼有希:「え」
伊礼有希:「ど、どうしてですか」
伊礼有希:「神峯さん、お友達、ですよね……」
伊礼有希:「人を殺すのも慣れてるんですよね……?」
神峯清夏:「伊礼さんがこんな大事なお願いを、私にしてくれたのはとても嬉しい」
伊礼有希:「だ、だったらどうして……」
神峯清夏:「せっかくだから、正直に話すとね」
伊礼有希:「は、はい」
神峯清夏:「私たち”RIPS”はUGNの不利益となる者を殺すチームなのね」
伊礼有希:「…………」
神峯清夏:「だから対象が身内でも迷わず殺す。そういった所では人を殺すのに慣れてる…と言えるかしら」
伊礼有希:「逢折さんを殺せないのは、どうして……」
神峯清夏:「チームの方針としては、UGNの不利益になり得ない…というのと」
伊礼有希:潤んだ瞳でキミを見る。
神峯清夏:「私個人として、逢折さんが好きだから…というのが理由」と、いつものように微笑む。
伊礼有希:「好きだから……」
神峯清夏:「伊礼さんのことも好きだから…難しいわね」ため息を吐く。
伊礼有希:「どっちがより好きとか、そういう問題じゃないんですね」苦笑いする。
神峯清夏:「そうね、お友達を殺すのも見捨てるのも、どっちも嫌でしょう?」
伊礼有希:「それはそうですね」
伊礼有希:「……やっぱり勝手すぎましたか、私」少女は華奢な体でキミにもたれかかる。
神峯清夏:「いいえ、ぜんぜん」そのまま胸で受け止める。
伊礼有希:「優しいですね、神峯さんは」
GM:キミの胸に頭を預けて、少女は力なく微笑む。
神峯清夏:「そうかしら…他に何か悩みでもあったら言ってちょうだい」
伊礼有希:「ありがとうございます。……でもね、神峯さん」
伊礼有希:「優しいだけじゃ困るんです。このお願いは聞いてもらわないと」
伊礼有希:「私、まだ死にたくないから」冷たい声で言う。
GM:伊礼有希は《ワーディング》を展開する。
神峯清夏:「うーん…困ったわね…」
GM:そして、ブラムストーカーのエネミーエフェクト《鮮赤の牙》を使用します。
神峯清夏:な、なに!?
伊礼有希:「大丈夫。もう困る必要はなくなりますよ」キミの首元に腕を回す。
GM:このエフェクトの効果により、〈意志〉で対決して敗北するとキミは伊礼有希に操られることになります。
神峯清夏:ほあ!?
GM:また、ワーディングが張られたことから、ここからは他のPCも登場可能になります。
GM:では、こちらから判定いきますね
GM:5dx+4
DoubleCross : (5DX10+4) → 10[2,3,5,10,10]+4[4,4]+4 → 18
神峯清夏:ひえ、回してる…
GM:達成値は18
GM:神峯さんも〈意志〉で判定をどうぞ
神峯清夏:えーっと…ダイスは…3個ですね…
神峯清夏:3dx
DoubleCross : (3DX10) → 4[1,4,4] → 4
神峯清夏:はい…負けました…
GM:対決には敗北!
GM:キミの首元に腕を回した有希は、大きく口を開くとキミの白い首筋に犬歯を突き立てる。
GM:つぷり、と裂けた皮膚から少女は血を啜る。
神峯清夏:「…っ」僅かな痛みに顔を顰める。
GM:血を吸われるにつれて、キミは自分の意志を剝奪されていくのを感じるだろう。
GM:理想、信念、思い出。そういったものすらも薄れていく。
神峯清夏:(ああ、やっぱり交渉って難しいわ。支部長なら上手くやってたのかしら…)
白波リアラ:仲城雅斗の侵蝕率を1D10(→ 9)増加 (14 → 23)
アウグスト・アイヒベルク:92+1d10
DoubleCross : (92+1D10) → 92+10[10] → 102
千堂千尋:千堂千尋の侵蝕率を1d10(→ 6)増加 (82 → 88)
逢折羽織:1d10+92
DoubleCross : (1D10+92) → 9[9]+92 → 101
白波リアラ:白波リアラの侵蝕率を1D10(→ 9)増加 (87 → 96)
GM:みんな出てる!
白波リアラ:シュバッ
白波リアラ:影の触手が二人の間に割って入る!
GM:では、妨害をするなら判定をしてもらおう!
白波リアラ:おうお
白波リアラ:おうよ
GM:〈白兵〉か〈射撃〉で難易度は有希の達成値!18とします!
白波リアラ:エフェクトは!
GM:使用可能!
白波リアラ:距離は気にしなくても大丈夫ですか?
GM:大丈夫!
白波リアラ:ならば〈コンセントレイト:エグザイル〉+〈貪欲なる拳〉で白兵判定!
GM:OK!
白波リアラ:白波リアラの侵蝕率を5(→ 5)増加 (96 → 101)
白波リアラ:100超えちゃったわ
白波リアラ:まあいいか
GM:判定をどうぞ!
白波リアラ:あ、判定はちゃんと侵蝕上がる前のダイスで振ります
GM:はーい。やりな!
白波リアラ:13dx8+4
DoubleCross : (13DX8+4) → 10[1,2,2,3,3,4,5,6,7,7,8,8,9]+10[6,8,10]+5[1,5]+4 → 29
GM:くっ、余裕で成功か……!
GM:では、リアラちゃんは神峯さんにかかった《鮮赤の牙》を止めることができるぞ!
白波リアラ:「とっ」触手で二人を引きはがして登場!
GM:神峯さんの首元から犬歯が離れ、ポタポタと血が垂れる。
GM:塗り潰されようとしていた意識は急激に戻ってくるだろう。
アウグスト・アイヒベルク:「一手遅れたが……流石だね、リアラ」
アウグスト・アイヒベルク:「大丈夫かい?清夏」 ゆったりと歩いてくる
神峯清夏:「……これは白波さん…?」触手を見て少しぼんやりと。
伊礼有希:「神峯さん。もう少しだったのに」血で濡れた唇を舐める。
白波リアラ:「よいしょ」清夏さんの身体を支える
白波リアラ:「だいじょーぶだいじょーぶ、ゆっくり息を吸って」
神峯清夏:「うん…ありがとう…」支えられながら深呼吸、少しずつ意識がはっきりとしてくる。
千堂千尋:「まさか、ここまで強硬手段に訴えるとは思わなかったな。伊礼」
千堂千尋:白波と伊礼の間に、密かに不可視の手を壁を作るように忍ばせている。
逢折羽織:「ど、どういうことなんですか?!」
伊礼有希:「あなたたち。邪魔をしないでください」チャクラムめいた武器を作り出し、両手に構える。
逢折羽織:「伊礼さん……。なんで……?」
逢折羽織:「私たち……。お友達になれたはずじゃ……」
白波リアラ:「……有希さん、その武器、見たことあるでしてしな」
伊礼有希:「あとちょっとで神峯さんが私に協力してくれるところだったんですよ。逢折さんを殺すために」
逢折羽織:「……ッ!」私を、殺すため……?
伊礼有希:「ね、神峯さん?」微笑みかける。
神峯清夏:「そのお願いは叶えてあげられないって言ったのに…」
アウグスト・アイヒベルク:「そう殺気立つものではないよ、ここは学び舎だ」 フ、と笑いながら軽く杖を振る
伊礼有希:「白波さんは本当に……何度も何度も私の邪魔をして」チャクラムを向ける。
アウグスト・アイヒベルク:「そして生徒の悩みは、教師が聞くものだ」
アウグスト・アイヒベルク:言いつつも、特に邪魔するようなそぶりは見せない
伊礼有希:「偽物の教師でしょう」
アウグスト・アイヒベルク:「期間限定の、ではあるが、本物だよ」
アウグスト・アイヒベルク:「まずは君が抱えている悩みを誰かに相談することから始めたまえ」
アウグスト・アイヒベルク:「それとも、話すこと自体が問題なのかな?それだと少し、話が変わってくるが……」 顎に手をやり、わざとらしく悩む素振り
伊礼有希:「黙れ。私の苦しみなんか分からない癖に」
白波リアラ:「んー、ボクとしては」
白波リアラ:「有希さん、とっても苦しそうでしてすから、ボクにできることならやってあげたいと思いましてすが」
白波リアラ:「殺すの、だめでしてすよ?有希さんのためにならないでしてす」
アウグスト・アイヒベルク:こくり、と頷く
伊礼有希:「……そんな言葉、信じられるか」
アウグスト・アイヒベルク:「清夏の事を調べたのなら、UGNの事だって知っているだろう?」
アウグスト・アイヒベルク:「我々は君のような存在を助けるために在るのさ」
伊礼有希:「ああ。でも、」
伊礼有希:「千堂さんならもしかしたら私の気持ちを分かってくれるかもしれないですね」
GM:有希は千堂さんの方を見て言う。
千堂千尋:「ふむ。オレがか」
千堂千尋:その目線をまっすぐ見返す。
伊礼有希:「ああ。そうか。あなたはまだ知らないのか……」
千堂千尋:「その口ぶり。どうやら、色々知ってるらしいな」
伊礼有希:「あなたが逢折さんを殺すのなら、私は譲ってあげますよ」
千堂千尋:「オレが逢折を殺す?」
伊礼有希:「そうしたくなります。あなたも」
伊礼有希:「あなたが生きるために」
千堂千尋:「なるほど……… お前は色々知っているらしいな、伊礼」
千堂千尋:「まさか、オレがこういう事を言うとは思わなかったが、一つだけ忠告だ」
伊礼有希:「忠告……?」
千堂千尋:「協力してほしいなら、共感してほしいなら。まず知ってることを全部話せ」
千堂千尋:「『どうせそうなる』というなら、説得をしてみせろ」
千堂千尋:「でなければ、オレが逢折を殺すということは絶対にない、と」
千堂千尋:「オレはそう答える」
伊礼有希:「偉そうに……!」
逢折羽織:「せんせい……!」
伊礼有希:「あなただって自分の運命を知れば、みっともなくもがき苦しむことになるんですよ」
伊礼有希:「私みたいにね!」
伊礼有希:「逢折さん、あなたはいいね」寂しそうに笑って言う。
逢折羽織:「……私が?」
逢折羽織:その言葉の真意に気付けずに。言葉を繰り返すことしか出来ない。
伊礼有希:それには答えない。
白波リアラ:「んんーーーーーー」
伊礼有希:「私は諦めるつもりはない」
伊礼有希:「神峯さん。止めたければ、私を殺すしかないよ」
白波リアラ:「有希さんのおろか!」
伊礼有希:ぽかんとした顔をする。
白波リアラ:「一緒に水着選んだのに、タピオカ飲んだのに!友達だったでしてしょう!」
白波リアラ:「有希さんが困ってるのも見過ごせるわけないでしてすのです!」
伊礼有希:「……やめてよ」
神峯清夏:「あら…そうね、友達ですものね」ちょっと驚いた表情の後に。
白波リアラ:「清夏さんだってそう言ってたでしてすよ!羽織さん、あなたに狙われてるなんて少しも思ってなかったでしてしたよ!!」
伊礼有希:「神峯さんまで……」
伊礼有希:「やめて。やめてってば……」
白波リアラ:「やめませぬ!どうして一人で持ってっちゃうでしてすか!!」
白波リアラ:「羽織さん!有希さんに思ってること言ってやってくだしてまし!」
伊礼有希:「……!?」
逢折羽織:「……!!」リアラくんの想いを受け止め。そして。
逢折羽織:「伊礼さん。……さっきも言ったように、私は、伊礼さんとお友達になれたと思っています。それは」
逢折羽織:「今も、変わっていません。……ここにいる私たち全員が、同じ気持ちです」
逢折羽織:「悩みがあるなら」
逢折羽織:……それは、伊礼有希に向けてか、はたまた自分自身に向けてか。
逢折羽織:「……打ち明けてください」
伊礼有希:「う、嘘だ。嘘だ。そんなはずない。私は、あなたを殺そうとして……!」
伊礼有希:「神峯さんのことだって傷付けた。そうでしょう、神峯さん。もう私のことなんか友達だって思ってないでしょう!?」
神峯清夏:「そんなことないわ、言ったでしょう?仕事上、こんなことは日常茶飯事なのよ」
神峯清夏:「それにまだ借りた本の感想を伝えてないわ…原稿用紙100枚分の」悪戯っぽく笑う。
伊礼有希:「どうしてそんなに……」
伊礼有希:「貸した本、ちゃんと読んでくれてるんですか?」ふと思い付いたように言う。
神峯清夏:「ええ、当たり前でしょう?お友達が選んでくれたの本ですもの」
伊礼有希:「……ダメだ。私、これ以上あなたたちと一緒にいたら」
伊礼有希:「殺せなくなってしまう」
伊礼有希:「千堂千尋。如月博士の研究成果を調べなさい。あなたはそこで自分の運命を知ることになる」
伊礼有希:「……それを知ってどうするかはあなたが決めるといい」
千堂千尋:「ご忠告、痛み入るな」
GM:これにより、情報収集の際にボーナスが発生するようになります。
千堂千尋:「その運命とやらを知れば、お前とも共通の話題ができそうだ、伊礼」
千堂千尋:「そのときはまた、話をするぞ」
伊礼有希:「あまり楽しい話題ではないでしょうけどね」
白波リアラ:「……また会うでしてしたよ!」
伊礼有希:「ええ。また」
アウグスト・アイヒベルク:「伊礼君、我々が羽織を死なせることはない。我々がキミを殺すこともない。だから敢えて言おう」
アウグスト・アイヒベルク:「日常を謳歌したまえ!」
アウグスト・アイヒベルク:「皆で買い物に行き、お茶をし、遊びに行って、絆を結びたまえ!」
アウグスト・アイヒベルク:「いずれキミとも戦うときが来るかもしれない、だがしかし!」
アウグスト・アイヒベルク:「我々は君の日常も守ると誓おう!」
伊礼有希:「私の日常……」
伊礼有希:驚いたような声で言う。
GM:伊礼有希は《瞬間退場》を使用。
GM:シーンから退場します。
GM:少女がチャクラムを手放すと、氷が舞い散る。少女の姿がかき消える。
GM:伊礼有希はシーンから退場だ。
GM:ワーディングも解除され、元の夕日が差す放課後の風景が戻ってくる。
神峯清夏:「ふぅ…」伊礼さんが去ったのを見て、ため息をひとつ。
白波リアラ:「大丈夫でしてすか?清夏さん」
神峯清夏:「ええ、白波さんが助けてくれたおかげ。本当にありがとう」微笑む。
アウグスト・アイヒベルク:「遅くなって済まなかったね」
白波リアラ:「傷、だいじょうぶでしてすか?なめるといいと聞きましてすが……」
白波リアラ:「なめましてすか?」
神峯清夏:「そうなの…?」きょとんとして。
千堂千尋:「ヘビ毒の対処法みたいだな」
アウグスト・アイヒベルク:微笑ましそうに見ている
逢折羽織:「……」すみっこの方で両手で顔を覆い隠すが、指の間からガン見している。
白波リアラ:「んー、でもボクがやるの、あんまりよくないでしてすかね?」
千堂千尋:「そうだな。戦闘の最中でもないならば、支部に連れて行って専門家に診せるのがいいと思う」
千堂千尋:「差し迫った体調不良がなければ……どうだ?神峯。耐えられそうか?」
神峯清夏:「ええ、体のほうは問題ないわ」
千堂千尋:「そうか。白波、大丈夫そうだ」
千堂千尋:「念の為、早めに撤収して支部に連れて行こう」
アウグスト・アイヒベルク:「フ、では医務室の手配をしておこう」 パチン、と指を鳴らすとメイド2人が飛び出してくる
メイド達:「かしこまりましたっ」「ああっでも……ちょっと見たかった……!」
メイド達:そそくさと撤収
白波リアラ:「そうでしましたか!よかったでしてすな清夏さん!」
神峯清夏:「ふふ、心配してくれてありがとう。次に何かあったら…お願いね?」
白波リアラ:「はいでしてす!」
逢折羽織:その様子を微笑ましそうに眺めつつ。
逢折羽織:自分の命を狙うと言った伊礼さん。そして、
逢折羽織:真実を知れば、せんせいも私を殺そうとする……?
逢折羽織:千堂千尋:「でなければ、オレが逢折を殺すということは絶対にない、と」
逢折羽織:……その言葉が、ずぅっと頭の中に響いていた。
GM:シーン終了。
GM:ロイスの取得や感情変更、購入判定が可能ですよ!
千堂千尋:伊礼さんのネガディブ「警戒」を表にしておきます。
千堂千尋:購入はボディアーマー
神峯清夏:逢折羽織 〇お友達/隔意 に感情変更しておきます。
千堂千尋:3dx>=12
DoubleCross : (3DX10>=12) → 5[2,3,5] → 5 → 失敗
千堂千尋:ダメでした。以上
神峯清夏:購入は再びボデマ
逢折羽織:お友達~!
神峯清夏:3dx+1
DoubleCross : (3DX10+1) → 10[5,7,10]+8[8]+1 → 19
神峯清夏:あ、買えた
千堂千尋:すよい
白波リアラ:ローレライ/親近感〇/隔意/ロイス 感情をPに
千堂千尋:つよい
逢折羽織:つよい!
逢折羽織:ロイスは保留。ボデマ狙い!
白波リアラ:戦闘用きぐるみ!
アウグスト・アイヒベルク:伊礼ちゃんに 〇庇護/疎外感 で取得するか
白波リアラ:4dx>=14
DoubleCross : (4DX10>=14) → 10[4,5,7,10]+10[10]+5[5] → 25 → 成功
白波リアラ:えっ!?
千堂千尋:すげぇ
白波リアラ:か、買えた
逢折羽織:tuyoi
神峯清夏:すごーい
逢折羽織:4dx+4>=12
DoubleCross : (4DX10+4>=12) → 7[1,2,2,7]+4 → 11 → 失敗
千堂千尋:《バディムーヴ》達成値+3
アウグスト・アイヒベルク:無形コンセでリアクティブコート
逢折羽織:せ、せんせい!!
白波リアラ:きぐるみを装備します、もこもこ
アウグスト・アイヒベルク:102→108
千堂千尋:成功しておきなっ
逢折羽織:では、購入したボデマをせんせいにプレゼントします!
千堂千尋:プレゼントされます。
千堂千尋:ガション
アウグスト・アイヒベルク:9dx7+1>=36
DoubleCross : (9DX7+1>=36) → 10[1,1,3,3,4,6,8,8,10]+10[3,5,9]+4[4]+1 → 25 → 失敗
逢折羽織:惜しい…
千堂千尋:おしい
GM:アウグストさん、侵蝕率大丈夫か!?
千堂千尋:大変だぞ
アウグスト・アイヒベルク:勝利の女神、達成値+12 侵蝕108→112
アウグスト・アイヒベルク:ダメかも
逢折羽織:!?
アウグスト・アイヒベルク:装備します
千堂千尋:アウグストー!!
逢折羽織:だ、大丈夫!?
GM:ジャーム化しても責任は取らないよ!?
白波リアラ:大変だぜ
アウグスト・アイヒベルク:毎回ジャーム化覚悟して挑んでるので大丈夫!
白波リアラ:3/5が侵蝕100超えしてるのよ
千堂千尋:何も大丈夫じゃない
GM:そういう問題じゃないw
逢折羽織:なんて覚悟だ…
神峯清夏:支部長を支えなきゃ
GM:では、改めてシーン終了だよ!
◆Middle07◆
GM:次のシーン。
GM:次は千堂さんにシーンプレイヤーになってもらいつつ、情報収集に成功したらそのままイベントを発生させようと思います。
GM:他のPCには状況に応じて登場してもらうことにしますね。
アウグスト・アイヒベルク:そうしよ
白波リアラ:そうします
逢折羽織:そうしますね
千堂千尋:オイッス
千堂千尋:千堂千尋の侵蝕率を1d10(→ 4)増加 (88 → 92)
神峯清夏:神峯清夏の侵蝕率を1D10(→ 7)増加 (89 → 96)
GM:では、残っている情報収集項目はこちらです
・如月司の研究について〈情報:UGN、FH〉〈知識:レネゲイド〉難易度12
・逢折羽織の両親の死の真相について 【精神】難易度30 ※条件を満たせば難易度低下
GM:死の真相については無理に調べなくても大丈夫!
GM:如月司の研究については伊礼有希の助言があったため、調べる場合は3dのダイスボーナスを得ることができます。
千堂千尋:じゃあ研究について調べちゃおう。
千堂千尋:コネUGNにボーナスを載せて
千堂千尋:6dx+2>=12
DoubleCross : (6DX10+2>=12) → 9[3,5,6,6,9,9]+2 → 11 → 失敗
千堂千尋:ニャン
神峯清夏:惜しい!
GM:あ、惜しい……!
千堂千尋:えーと、なけなしの財産点入れよう!
GM:おお
GM:神峯さんに任せてもいいですが?
神峯清夏:ですね、どちらでも
千堂千尋:じゃあ神峯さんにお願いする!
神峯清夏:はーい
GM:がんばれー!
神峯清夏:ではコネとボーナスを乗せて判定。
神峯清夏:5dx+4
DoubleCross : (5DX10+4) → 9[2,5,7,7,9]+4 → 13
GM:さすが!
神峯清夏:セーフ!
千堂千尋:技能値の差!
GM:では、情報を公開しましょう。
神峯清夏:固定値は正義…!
・如月司の研究について
如月博士の実の娘は、かつてインフィニティコードに接触したことがあり、その能力をわずかに有する「先行種」と呼ばれるオーヴァードだった。
娘を事故で亡くして以来、如月博士はその能力を再現することに取り憑かれるようになった。
逢折羽織はその実験の成功例であり、如月博士は娘の代わりとして彼女を溺愛していた。
だが、研究成果を持ち逃げしたためにFHによって始末されたとされている。
また、千堂千尋と伊礼有希は、実験の失敗作であり、「不完全なインフィニティコード」を埋め込まれた状態にある。
千堂千尋は、このシナリオ中、指定するロイスを1つ削除し、代わりに下記のDロイスを取得すること。
神峯清夏:ほわ…
「Dロイス:不完全な進化(リミテッドエボルブ)」
あなたは自分を、あるいは他人を一時的に進化させ、本来よりも強力な力を引き出すことができる。
ただし、その不完全な力は、あなた自身をも滅ぼす。
対象のダメージロールの直前に使用する。そのダメージを+5Dする。
ただし、増加したダメージと同じだけ、あなたはHPを失う。
この効果は1シナリオに1回まで使用できる。
また、あなたがこのDロイスを取得していた場合、エンディングフェイズで死亡する。
千堂千尋:ヒェッ
神峯清夏:どうして…
千堂千尋:死んじゃう
GM:というわけで、千堂さんは、逢折羽織に対するロイスを削除して
GM:代わりにこの「Dロイス:不完全な進化(リミテッドエボルブ)」を取得してください
GM:また、「不完全なインフィニティコード」というキーワードを入手したことから、羽織さんのトリガーハンドアウトもここからは公開可能になります!
千堂千尋:取得しました
GM:ありがとうございます。
GM:というわけで、あなたはこのままですと、エンディングフェイズで死亡します。
千堂千尋:えぇ…困る…
GM:このシーンでは、それに関したちょっとしたイベントが発生しますので。
神峯清夏:なんと
千堂千尋:イベント!
GM:では、情報共有の演出をしていきましょう~。
GM:伊礼有希との接触後。キミたちは、彼女の助言通りに如月博士の研究成果について調査を行っていた。
GM:――N市支部でもある大きな屋敷の応接室。
神峯清夏:「……なるほど、確かに伊礼さんの話と合致しますね」上司から送られてきたPDFを読み。
神峯清夏:「千堂さん、少しよろしいでしょうか?」
千堂千尋:「そのようだな」こちらもタブレットを操作
千堂千尋:「あぁ、なんだ?」
神峯清夏:「この情報について、千堂さん自身は心当たりはありますか?」
千堂千尋:「不完全なインフィニティコードか……」
千堂千尋:「以前、皆で情報を精査した時……ローレライだったか」
千堂千尋:「奴との不調に通じる能力のブレがあるのは、話したな」
千堂千尋:「心当たりと言うなら、それこそがそうかもしれない」
神峯清夏:「ええ、つまり同じ理由で不調が起きていた…と」
千堂千尋:「あぁ。そういうことになるな」
千堂千尋:「能力に対してブーストを掛ける代わりに、代償は命か」
千堂千尋:「………伊礼が死にたくない、と言っていたことは、コレに由来するみたいだな」
神峯清夏:「確かに不完全かつ、非合理的な力ですね」
神峯清夏:「けれどこの情報だけでは、逢折さんを殺す理由がない」
千堂千尋:「そうだな」
千堂千尋:タブレットを置いて、腕を組む
千堂千尋:「……伊礼は、死にたくないから逢折を殺すと言った」
神峯清夏:「そうですね…」短く相槌を打つ。
千堂千尋:「そしてコレを知れば、オレも逢折を殺したくなる、と。……オレもそうしたくなると言っていた」
千堂千尋:「まだ、オレが知らない情報がある。少なくとも、伊礼はそれを得て、生きようとしている」
千堂千尋:トントン、と実験の成功例の文字を指でなぞって。
千堂千尋:「……なあ、神峯」
神峯清夏:「はい、なんでしょう」
千堂千尋:「仮に」
千堂千尋:「他の相手を犠牲にして、自分が生き延びれるとしたら」
千堂千尋:「お前なら、どうする?」
神峯清夏:「そうですね…」顎に手を当てて、少し考える。
神峯清夏:「私はたくさんの人を犠牲にして生きてましたから、こんな事をいう資格があるかわかりませんが」
千堂千尋:「あぁ」耳を傾ける
神峯清夏:「私は…自分の命だけのために、犠牲にしてまで生きたいとは…思いません」
千堂千尋:「そう、だな」
神峯清夏:「でもそうですね…」
千堂千尋:「?」
神峯清夏:「最後に自分が死ぬ事を選ぶとしても」
神峯清夏:「その時まで、最善の方法を探している…と思います」
千堂千尋:「くっ」口の端を曲げる。笑いのような形
千堂千尋:「それもそうだ」
千堂千尋:「まだオレ達は、敵対する相手の口からしか、対処法を聞いてない」
千堂千尋:「ならば、手札が揃ってない状態で考えても、仕方がないといえる」
神峯清夏:「ええ、やれることをやった上で、後悔のないよう生きたい(死にたい)ですから」
千堂千尋:スッ、とタブレットを操作して情報を保管する
千堂千尋:「同感だ」
千堂千尋:「オレたちは、日常の盾だからな」
千堂千尋:「誰かを傷つけるのは最後の手段だ」
GM:では、その時。
GM:応接室のドアがノックされる。
霧谷雄吾:「失礼します」
GM:ドアが開き、穏やかな表情をした物腰柔らかな男――日本支部長の霧谷雄吾が入ってくる。
霧谷雄吾:「千堂さん。……それに神峯さんも一緒ですか」
神峯清夏:「…霧谷…日本支部長…?」目をパチクリ。
千堂千尋:「霧谷日本支部長?」
千堂千尋:立ち上がり礼をする
霧谷雄吾:「ああ。気を使わなくても結構ですよ」
千堂千尋:「そうですか」席を勧めようとした手が止まる
霧谷雄吾:「どうしても直接会って話したいことがあったものですから」
千堂千尋:「はっ。支部長は今不在ですが……オレたちに?」
霧谷雄吾:「……ええ。千堂さんの能力のことです」深刻そうな様子で言う。
神峯清夏:「おそらく千堂さんだと思いますが…私は退室しましょうか」
霧谷雄吾:「よろしいですか、神峯さん。すみません」
千堂千尋:「悪いな。……必要があれば共有する」
GM:神峯さんは退場前に〈知覚〉で判定をお願いします。
神峯清夏:あっ
神峯清夏:そういうことですか
神峯清夏:11dx+1
DoubleCross : (11DX10+1) → 10[1,2,3,3,3,4,5,6,10,10,10]+7[3,3,7]+1 → 18
千堂千尋:すっご
アウグスト・アイヒベルク:スッゲ
GM:めっちゃ高いな
GM:ですが、現段階ではキミの高度な知覚能力ですら見破ることはできません。
神峯清夏:えっ
GM:目の前にいるのは、霧谷雄吾日本支部長本人だと感じます。
神峯清夏:七色の直感は…使ってもあれか
GM:残念ながら今は霧谷雄吾の真剣そうな思いしか読み取ることはできないでしょう。
GM:霧谷雄吾は少し申し訳なさそうに神峯さんに頭を下げる。
千堂千尋:「じゃあ神峯、また後で」
神峯清夏:「それでは、何かあれば呼んでくださいね」
霧谷雄吾:「ありがとうございます。神峯さん」
GM:神峯さんを見送ると、霧谷雄吾は千堂さんの向かいに腰を下ろす。
霧谷雄吾:「……さて、千堂さん。その様子ですと、あなたの能力のことは既に把握しているようですね」
千堂千尋:立っていた姿勢から改めて席につく
千堂千尋:「えぇ。如月博士による、不完全なインフィニティコードの実験によるもの、と」
千堂千尋:「効果と、そのデメリットも併せて目を通したところです」
霧谷雄吾:「……何と言っていいものか。千堂さんもショックは大きいことでしょう」
霧谷雄吾:「……一つだけ」
千堂千尋:「そうですね。UGNに置いて、死と隣り合わせというのは、覚悟はしていたつもりです」
千堂千尋:「? はい」
霧谷雄吾:「あなたが生き延びる方法が、まだ一つだけ残されています」
千堂千尋:「ほう?」
千堂千尋:「自分と同じ境遇の伊礼も、そのような旨を言っていましたね。……どのような?」
霧谷雄吾:「如月博士の研究成果によれば、逢折羽織さんはその実験の『成功例』です」
千堂千尋:「はい。そうだと聞いています」
霧谷雄吾:「こういう言い方をするのは申し訳ないのですが。……彼女の命を奪い、あなたがその力を手にすれば」
霧谷雄吾:「その『不完全なインフィニティコード』の力も打ち消すことができるでしょう」
霧谷雄吾:「千堂さん。あなたは優秀なチルドレンです。あなたがいてくれれば、大勢の人の日常を守ることができる」
霧谷雄吾:「UGNとしては、ぜひあなたに生きていていただきたい」
霧谷雄吾:「まだ時間はあります。どうかゆっくり考えてください」
千堂千尋:「………なるほど」ふぅ、と張り詰めた息をこぼす。
GM:軽くルール説明をしますが、
GM:これ以降、羽織さんが戦闘不能状態の時、千堂さんはオートアクションで彼女のその力を奪うことができるようになります。
千堂千尋:吸収!
GM:彼女の持つ力を奪った場合、千堂さんが取得したDロイスのデメリットは全て解除されます。
千堂千尋:安心だね
GM:ただし、羽織さんはオーヴァードとしての能力の根幹の失うことになるため、エンディングフェイズで死亡することになります。
千堂千尋:ぎゃー!
GM:千堂さんが攻撃して羽織さんを戦闘不能にしてもいいですし、説得して自害してもらっても構いません。
GM:このルールが、千堂さんが生き残るための1つの方法ですね!
千堂千尋:なーるほどね!
千堂千尋:1つの方法……まだあるのかな?
GM:今は秘密! 羽織さんに会いに行けば何かあるかも……?
千堂千尋:了解をした
GM:というわけで。
千堂千尋:はい
GM:霧谷雄吾は小さく溜め息を吐く。
霧谷雄吾:「こんな選択をあなたに課してしまい、本当に申し訳なく思っています」
霧谷雄吾:「答えは今すぐに出す必要はありませんので」
千堂千尋:「………はい」
千堂千尋:「お忙しい中、お時間を取らせました」
霧谷雄吾:「いえ。とんでもありません」
霧谷雄吾:「あなたが最善の決断をできるよう私もささやかながら願っております」
GM:霧谷雄吾はそう言うと立ち上がって、応接室の出口へと向かう。
千堂千尋:「はい、お疲れさまです。……あぁ、そうだ。霧谷日本支部長」
千堂千尋:立ち上がり、その背中を見る
霧谷雄吾:「……何か?」
千堂千尋:「…………」
千堂千尋:「…………いえ、なんでもありません」
千堂千尋:「お気遣い、ありがとうございました」
千堂千尋:軽く頭を下げる
霧谷雄吾:「あなたにしかできないことです。どうかゆっくりとご決断を」
GM:霧谷雄吾は優しく微笑むと、応接室を出ていく。
千堂千尋:「はい」
千堂千尋:言って、改めてその背中を見送る
千堂千尋:足音がかすかに廊下から遠ざかるのを確かめたあと、椅子に座り直す。
千堂千尋:「……………」
千堂千尋:情報を集める際に用意した紅茶はすでに温く、湯気はほとんど出ていない
千堂千尋:それをぐい、と飲み干して
千堂千尋:「…………逢折とオレ。どちらが生き残るか、か」
千堂千尋:「霧谷日本支部長」
千堂千尋:先日まで一般人だった少女と、そうあれと育てられた自分。
千堂千尋:その2つを天秤にかける提案を舌の上で転がしながら
千堂千尋:「少しだけ、印象が違ったな」
千堂千尋:今しがた会話をした相手を、思い出した。
GM:シーン終了。
GM:千堂さんと神峯さんはロイスの取得や感情変更、購入判定が可能ですよ!
千堂千尋:護衛対象のロイスがないぜ!神峯さんにも取ってるしロイスは保留しておこ
GM:ロイスは消した!
千堂千尋:ロイスー!!
GM:さらば……
千堂千尋:防御用の盾かっとこ。ジュラルミンシールドで
千堂千尋:3dx>=12
DoubleCross : (3DX10>=12) → 8[3,4,8] → 8 → 失敗
千堂千尋:だめでした以上!
GM:惜しい……
神峯清夏:千堂千尋 〇尽力/劣等感 でロイスを取得。
GM:神峯さんもロイスや判定があればどうぞー
GM:おお。尽力
千堂千尋:神峯ちゃん…!
神峯清夏:2人とも好きだからね、がんばる
GM:優しい……
神峯清夏:購入は…どうしよう、ブルーゲイルかな
千堂千尋:いいんじゃないかしら
神峯清夏:3dx+1
DoubleCross : (3DX10+1) → 10[5,7,10]+7[7]+1 → 18
GM:お薬!
神峯清夏:あ、あと2だった
千堂千尋:《バディムーヴ》達成値+3
GM:あ、残念!
GM:!?
千堂千尋:つまりこういうこと!
神峯清夏:やったー!お薬!
GM:ヤクの売人!
千堂千尋:領収書で経費で落とそう
千堂千尋:ヤーックックック
GM:支部長……
GM:では、無事にブルーゲイルを入手だ!
神峯清夏:行動値が支部長の支援込み27になります
GM:早すぎる……
千堂千尋:HPかな
GM:もはや肉眼では見えない
GM:では、改めてシーン終了だよ!
◆Middle08◆
GM:次のシーン。
GM:シーンプレイヤーは羽織さん。
逢折羽織:はい!
GM:千堂さんも一緒に登場してもらいましょう。
GM:ダイスを振って侵蝕率を上げてください。
千堂千尋:千堂千尋の侵蝕率を1d10(→ 1)増加 (92 → 93)
逢折羽織:ウオオ!本当、お願い!浸食ダイス様!低いの!低いのお願い!
GM:おお、低燃費
逢折羽織:1d10+101
DoubleCross : (1D10+101) → 7[7]+101 → 108
逢折羽織:ギャー!
千堂千尋:この差
GM:まあ、これでもアウグストさんよりは低い……
GM:N市支部。大きな屋敷に設えられたトレーニングルーム。
GM:トレーニング機器なども充実しており、エージェントたちの訓練にも用いられる。
GM:この時間帯は他に使う者もいないようだ。
GM:キミたちは、二人でこの場所を訪れていた。
千堂千尋:その中で唯一トレーニング機器を使用する音が響く。
千堂千尋:本来なら射撃武器を扱うもののために用意された、オートターゲットの発生装置だ
千堂千尋:人形のシルエットがランダムに出てくると同時、的の中心にベアリングが打ち込まれる
千堂千尋:千堂の前に並べられたベアリング弾のケースから独りでに宙に浮き、"見えざる手"の指弾として発射される
千堂千尋:「…………」
千堂千尋:中心。右ブレ。左。……2枚抜き
千堂千尋:精密な射撃、とは行かない。そもそも、投擲による遠距離攻撃はあくまでサブだ。
千堂千尋:(だと言うのに)
千堂千尋:モニタに表示される的中率。的中箇所の点数の合計を見る
千堂千尋:(精密過ぎる、な)
千堂千尋:自分の能力が、自分で思うより精確に……挙動がブレていた。
逢折羽織:ではそこに。
逢折羽織:パチパチパチパチ、と。拍手の音が扉の方から響いてくる。
千堂千尋:「逢折か」
逢折羽織:「おみごとです、せんせいっ」
逢折羽織:お疲れ様です、とタオルを手渡し。
千堂千尋:ありがとう、と受け取る
逢折羽織:「……せんせい?あの」
逢折羽織:普段から何を考えているか分からない少年の顔をじーっと覗き込み
千堂千尋:「どうした」
逢折羽織:「……なにか、ありました?」
千堂千尋:「…………」
逢折羽織:その機微を察知する。
千堂千尋:「そう、だな」
千堂千尋:「そんなにわかりやすかったか、オレは」
逢折羽織:「そうですね。今日はいつも以上に」
逢折羽織:他者が見れば、少年の顔は普段と何ら変わらないように見えるだろう。
千堂千尋:「いつも以上……」
千堂千尋:「……そうだな。そうかもしれん」
千堂千尋:「如月博士の研究内容が明らかになった。……逢折も聞いておくか?」
逢折羽織:「……教えていただけますか?」
千堂千尋:「あぁ、お前にも関係のあることだった」
千堂千尋:「如月博士の研究内容はインフィニティコード…難しい言葉を省いて言うと、『オーヴァードを進化させる力』についてだ」
千堂千尋:「如月博士の実の娘はそれを有し、博士はその力を再現するために、研究を進めた」
千堂千尋:「そして、その研究結果の成功例。その力を持つのが……逢折、お前だ」
逢折羽織:「……」息を呑む。
逢折羽織:「私が……実験の、成功例……」
千堂千尋:「あぁ。お前はそういう力を持っている。……らしい」
逢折羽織:「……じゃあ、せんせいは?」
逢折羽織:「伊礼さんは言っていました。せんせいも、関わっているって」
千堂千尋:「………」ふぅ、とため息をつく
千堂千尋:「成功例が存在するなら、途中経過も存在する」
千堂千尋:「オレと伊礼は、研究途中の不完全な力を与えられた『失敗作』。」
逢折羽織:「!!」
千堂千尋:「力が無いわけではない。むしろ、過ぎた力は歯止めが効かず、所有者に害を成す。」
千堂千尋:「伊礼はそのために『成功例』、完全なインフィニティコードであるお前を狙っていた」
千堂千尋:「この不完全な力の負荷で死なないために、だ」
逢折羽織:ゴクリ。喉を鳴らして。
逢折羽織:静かに、言葉を発した。「それは」
逢折羽織:「せんせいも、同じですか?」
逢折羽織:「せんせいも……その負荷のせいで……」
千堂千尋:「…………」
千堂千尋:革手袋をした手を見る。その横で、相手を目視しないままベアリングが浮かび、的のど真ん中を射抜く
千堂千尋:「そうらしい」
逢折羽織:理解する。自身の命と少年の命が秤にかけられていることを。
逢折羽織:漠然と、だがはっきりと思うこと。この少年に死んでほしくない。
逢折羽織:――――亜純血。自身を表す特性。その混血は、シンドロームの秤が偏った種。
逢折羽織:運命が、彼女にこの特性を与えたのだとしたら。それはきっと偶然では無い。
逢折羽織:自身の血と同様に。千堂千尋と逢折羽織のどちらの命を優先するか。答えは決まっている。
逢折羽織:「……せんせい」ゆっくりと、少年の頭を撫でて。
逢折羽織:>千堂千尋:「でなければ、オレが逢折を殺すということは絶対にない、と」
逢折羽織:「……あの言葉、嬉しかったです。……私も」「せんせいを死なせることは、絶対にさせません」
千堂千尋:「…………」柔らかく、少し硬めの髪の感触を手に返して
逢折羽織:ゆっくりとほほ笑みかける。……かつて、自身の母がそうしてくれたように。
逢折羽織:ここで、トリガーハンドアウトの公開をお願いします。
逢折羽織:その効果をご覧いただきたい。
GM:了解です。
GM:では、トリガーハンドアウトを貼ります。
トリガーハンドアウト(PC②)
※公開条件:「不完全なインフィニティコード」というキーワードを新しく入手する。
キミの前に、亡くなったはずの義父、如月司が姿を現す。
義父の如月司は、FHに命を狙われていたために死んだことにして身を隠していたのだという。
キミは、その身に「完全なるインフィニティコード」とも呼ぶべき力を秘めているのだと、義父は告げる。
そして、幸せだったあの頃のように二人で一緒に暮らそうとキミを誘った。
だが、今のキミは、なぜかその言葉をすぐに受け入れることができなかった。
返事を先延ばしにしたキミは、自身に与えられた力について思いを巡らせるのだった。
●トリガーハンドアウト効果
あなたは、1シナリオに1回、下記の効果のどちらかを使用することができる。
・対象のダメージロールの直前に使用する。そのダメージを+5Dする。
増加したダメージと同じだけ、あなたはHPを回復する。
・シーンに登場しているキャラクターひとりのタイタスを、ロイスに変更する。
もしくは、対象が持っているロイスひとつを消去する。Dロイスを消去した場合は、その効果は受けられなくなるものとする。
この効果を使用した場合、あなたは5DのHPを失う。
GM:トリガーハンドアウトを公開したことにより、このトリガーハンドアウト効果も使用が可能になります。
千堂千尋:ご覧いただいた…
逢折羽織:「……私も、せんせいと同じだったんです」
千堂千尋:「同じ?」
逢折羽織:頷く。「過ぎた力に歯止めが効かない」
逢折羽織:「きっと」
逢折羽織:「……この力を使えば、埋め込まれた『不完全な力』を消し去ることが出来ます」
逢折羽織:「でも」
千堂千尋:「………」
逢折羽織:「消せるのは……きっと、一度きり」千堂千尋と伊礼さん。再び秤にかける必要がある
千堂千尋:「そうだな。完全とはいえ、そこまでの大仕事は、そうなるだろう」
千堂千尋:「ならばお前の力は、後悔しないように使うべきだ」
逢折羽織:――――やっぱり、やさしいなぁ。自分を助けてほしいだなんて、絶対に言わないんだから。
逢折羽織:だから。
千堂千尋:「こちらのことは気にするな。命を懸けるのには慣れている」
逢折羽織:その言葉に。無理やり笑顔を作って。
逢折羽織:「……せんせい?奇跡って信じますか?」
千堂千尋:「奇跡?」唐突な言葉に、少しだけ面食らう
逢折羽織:「あの時。本当なら、私はサクっとされて死んじゃっていました」
千堂千尋:「………そうだな」
逢折羽織:「それが……。こうやって生きて、そして、」
逢折羽織:「せんせいと出会うことが出来た」
逢折羽織:「もう、私には、何度だって奇跡が起きちゃっているんです」
逢折羽織:「だから」
千堂千尋:「……うん」
逢折羽織:「今回も。信じちゃいます、奇跡を。……せんせいも、伊礼さんも。二人とも死なせたくありません」
逢折羽織:……緊急時には、自分の命を差し出すこととなったとしても。
千堂千尋:「…………………」
千堂千尋:その顔をジッと見て
千堂千尋:不意に、そばにあるベアリングの球を手で持ち上げる
千堂千尋:ピン、と弾いたそれはしかし、ターゲットを大きくハズレて、設備の柱に向かい
千堂千尋:カカカンッ
千堂千尋:跳弾したベアリングは、3体のターゲットに順に弾かれる
千堂千尋:「良い決意だ、逢折羽織」
千堂千尋:ポツリと、呟く
千堂千尋:「奇跡とは、自然の法則すら捻じ曲げて、超常の事柄を起こすことをいう」
千堂千尋:「獣の力を振るうのも、なにもないところから火をおこすのも、………運命を捻じ曲げるのも」
千堂千尋:「死を、超克することですら」
千堂千尋:「オーヴァードにとっては、エフェクトによって引き起こされる当たり前の"奇跡"の一つでしか無い」
千堂千尋:「だから、奇跡を起こしてみろ。逢折羽織」
千堂千尋:ベアリングのケースを逆さにする。重力に伴って無数のベアリング弾が落ちて
千堂千尋:そのうちの一つが弾かれる。弾いた先でぶつかり、弾けて
千堂千尋:反射したすべてが、ターゲットに殺到する
千堂千尋:「犠牲を許容する盾など、クソくらえだ」
逢折羽織:僅かに語気が上がる少年の頭を撫でる。こうやって、年相応の感情を見られることを嬉しく思うし、
逢折羽織:自分の事を信じてくれる年下の師の存在を、尊く思いながら。
千堂千尋:「………ところで、さっきから」
千堂千尋:「何だこれは」
千堂千尋:自分の頭を撫でる手を指差す
逢折羽織:「あっ、大丈夫です。血とか付いてませんから。さっき、きちんと手を洗ったので衛生的です」等と的外れの言葉を返して。
GM:では、その時。
GM:エグザイルのエネミーエフェクト《神出鬼没》を使用して、霧谷雄吾がキミたちの前に姿を現す。
霧谷雄吾?:「やれやれ。どうにも思惑通りにいきませんね」
霧谷雄吾?:「千堂さん。せっかくチャンスを与えたというのに。愚かな人だ」
霧谷雄吾?:「生き延びる術をみすみす手放すとは」
千堂千尋:「どうも、霧谷日本支部長」
千堂千尋:「あぁ、いえ。この場に及んでは、本名で読んだほうが良いでしょうね」
千堂千尋:「……何者だ?貴様。」
千堂千尋:逢折を隠すように一歩前に出る
霧谷雄吾?:男は不敵な笑みを浮かべる。
霧谷雄吾?:「残念ですが、奇跡などは起きない」
霧谷雄吾?:「完全なるインフィニティコードを手にするのは我々です」
逢折羽織:「ッ!」その言葉に、身を硬直させる。
千堂千尋:「逢折のファンか。人気者だな」
GM:《究極擬態》が解除され、霧谷雄吾の顔形が解けていく。
仲城雅斗:スーツ姿の青年が邪悪な笑みでキミたちを睨む。
GM:仲城雅斗は「Eロイス:歪んだ囁き」を使用します。
GM:羽織さんは、千堂さんに取得しているロイスの感情のポジティブを無関心、ネガティブを恐怖に変えてください。ネガティブが表。
逢折羽織:ギャー!了解です!
仲城雅斗:「もう一度言いましょう。奇跡などは起こらない」
GM:その言葉が、羽織さんの心に忍び寄ってくる。
GM:羽織さんは、思わず千堂さんからわずかに距離を置いてしまう。
千堂千尋:「仲城。青騎士"ブラウ"……人格の模倣と聞いていたが、霧谷日本支部長まで模倣するとはな」
千堂千尋:守るように対峙し、その背中側で起こったことを知覚するのに、一拍遅れる。
GM:仲城雅斗は《瞬間退場》《瞬間退場Ⅱ》を使用します。
逢折羽織:「……」なんでだろう。さっきまでの気持ちが嘘みたいに。……せんせいが、怖い……。
仲城雅斗:「何でもしますとも。この世界をより良いものにするためならね」
逢折羽織:自身を守るように踏み出した少年。そこから、離れるように後ずさってしまう
GM:疾風が巻き起こり、仲城雅斗は羽織さんの背後に回り込んでその体をつかむ。
GM:仲城雅斗は、羽織さんを連れてシーンから退場します。
千堂千尋:「ッ、狙いは逢折か!」
GM:なお、千堂さんと再会するまでロイスの感情の書き換えは不可能になります!
仲城雅斗:「さあ、いきましょう。逢折羽織さん。お友達がお待ちかねですよ」
逢折羽織:「ッ!!」助けを求めるように手を伸ば―――――すことが出来ない! 少年を信じることが、出来ない!
千堂千尋:「させるか」
千堂千尋:信じられていようと、いまいと
仲城雅斗:「無駄です。今度こそ誰もあなたを助けたりはしません」少女の腕を強く引く。
千堂千尋:護衛として"見えざる手"を伸ばし──「…ッ!」
GM:旋風が巻き起こる。
千堂千尋:直感する。伸ばすはずの『手』は、このままでは二人共握りつぶすだろう、と。
千堂千尋:だから、躊躇った
千堂千尋:「しまっ…!」
GM:キミが躊躇ったその一瞬のうちに、二人の姿はかき消える!
逢折羽織:その躊躇いを視認し。悲しそうに笑ったかのように見えただろう。
GM:羽織さんは仲城雅斗とともにシーンから退場します。
千堂千尋:手は止めて、その顔だけは妙にはっきりと見えて。
千堂千尋:退場したその後に、"見えざる手"が渦を巻くようにその周囲を探索する
千堂千尋:「………………」
千堂千尋:この場にはすでに、自分以外は誰も居ない
千堂千尋:この後の行動など決まっている
千堂千尋:トレーニングルームに備え付けられた連絡端末で現在の状況を報告し、警戒と調査を促す。
千堂千尋:ただ、その前に、数秒だけ
千堂千尋:散らばったベアリング弾を1つ、"見えざる手"がつまみ上げる。握りつぶすこともなく、精確に。
千堂千尋:ただそれだけを確認して
千堂千尋:「………………」
千堂千尋:「良い度胸だ」
千堂千尋:呟いて、連絡を取った。
GM:シーン終了。
GM:羽織さんと千堂さんはロイスの取得や感情変更、購入判定が可能ですよ!
逢折羽織:せんせいへの感情を変更したいのに……それは出来ない……
GM:できないよー
千堂千尋:「“青騎士” P観察/○N敵愾心」で取得します。
GM:敵愾心された!
千堂千尋:喧嘩を売りやがった
逢折羽織:ヒュー!
千堂千尋:ガード用のジュラルミンシールドを買ってみます
千堂千尋:3dx>=12
DoubleCross : (3DX10>=12) → 10[4,8,10]+3[3] → 13 → 成功
千堂千尋:買えました!以上!
GM:あ、成功してる!
逢折羽織:どうしよう。何買おうかな
千堂千尋:防具とかは行き渡ったしブルーゲイルとかでいいかも
逢折羽織:ですね!ブルゲ!
逢折羽織:4dx+4
DoubleCross : (4DX10+4) → 7[2,3,4,7]+4 → 11
逢折羽織:ダメ…ん…。以上です!
GM:残念!
GM:では、改めてシーン終了だよ!
◆Middle09◆
GM:次のシーン。
GM:次は、本当ならさらわれた羽織さんの行方を追うための判定にしようと思っていたんですが
GM:ミドルの展開を反映して、その判定が不要になりましたので
アウグスト・アイヒベルク:おや
GM:このシーンでは、登場の侵蝕率を上げる必要はありません
千堂千尋:なんとなんと
神峯清夏:ほう
GM:判定もしないのに侵蝕率だけ上げてもらうのもあれですしね
アウグスト・アイヒベルク:やったー!
GM:というわけで、羽織さん以外の四人は全員登場!
アウグスト・アイヒベルク:登場しました
白波リアラ:おお
神峯清夏:登場!
白波リアラ:登場だぜ
千堂千尋:登場!
GM:羽織さんがさらわれたことから、敵を追うために情報の共有やブリーフィングをするシーンになります。
GM:ちょっと会話をしたところでイベントが起きますので。
GM:N市支部。支部長室。品の良い調度品が揃えられた豪奢な部屋。
GM:キミたち四人はここに集まっていた。
GM:千堂の連絡の通り、逢折羽織がFHの手に落ちたためだ。事態は一刻を争うだろう。
アウグスト・アイヒベルク:「話は聞いているよ、大変だったね、千尋」 落ち着いた様子で紅茶の入ったコップを口に運ぶ
千堂千尋:「いえ、申し訳ありません。不覚を取りました」
神峯清夏:「本当にごめんなさい、直接会ったのに変身を見抜けないなんて…」
千堂千尋:偽物であった霧谷日本支部長、そしてトレーニングルームでの一件はすでに共有している
アウグスト・アイヒベルク:「超人とはいえ人間だ、どうしようもないこともある」
アウグスト・アイヒベルク:「清夏の感覚でも見抜けないほどの擬態ならなおさらね」
白波リアラ:「んむー、本物そっくりなの、大変困るでしてしたな!」
神峯清夏:「まさか感情まで擬態できるなんて、油断でした…」
千堂千尋:「人格のコピーがそこまで高精度だとはな」
アウグスト・アイヒベルク:「さて、起こったことは仕方がない。問題はこの後どうするか、だ」
白波リアラ:「きっと誰にもわからなかったでしてすよ、大丈夫でしてす!」
アウグスト・アイヒベルク:「霧谷くんには事件解決までこちらに来ないように言ってあるから」
アウグスト・アイヒベルク:「次に彼が出てきたら遠慮なく倒してくれたまえ」 冗談めかして言う
千堂千尋:「そうします」真面目。
白波リアラ:「おー!」
白波リアラ:「霧谷さんぼっこぼこでしてすな!」
神峯清夏:「そうですね、躊躇してはいけません」
千堂千尋:「あぁ。前回の反省を活かそう」
千堂千尋:「ともあれ、まずは霧谷日本支部長より、目の前の問題だな」
GM:では、本来であればここで羽織さんをさらった敵の行方を追う判定をしてもらうはずだったんですが
GM:ミドルの展開を反映して、その判定は不要となります。
GM:ということで、キミたちが話をしていると。
GM:メイド服姿の少女が声をかける。
メイドのアリッサ:「皆様、お話中申し訳ありません」
メイドのアリッサ:「支部宛てに謎のメッセージが届いています。どこかの位置情報のようなのですが、発信者が不明なのです」
アウグスト・アイヒベルク:「フ……来てくれたか」 知っていたかのようにカップをテーブルに置く
メイドのアリッサ:「罠である可能性も高いかと思われますが。いかがいたしましょうか」
アウグスト・アイヒベルク:「どう見る?諸君」 笑って、皆に尋ねる
白波リアラ:「見ませう!」
千堂千尋:「どうあれ、手がかりには違いないかと」
神峯清夏:「現状、唯一の手掛かりとおもいます」
メイドのアリッサ:「位置情報はどうやらN市郊外の廃施設を示しているようです。何らかの研究施設の跡地かと」
千堂千尋:「研究施設か。罠にしてもそれらしすぎるな」
メイドのアリッサ:「あ、待ってくださいね。メッセージに一言だけ本文が」
アウグスト・アイヒベルク:「おや」
メイドのアリッサ:「……『感想文もプールも楽しみにしてる』。何のことですかね?」
白波リアラ:「!」
神峯清夏:「あらあら」嬉しそうに微笑む。
アウグスト・アイヒベルク:「まったく、素直な子だ」 杖を手に、立ちあがる
白波リアラ:「行きましてすな!いますぐ!」
メイドのアリッサ:「な、何ですか。皆さんだけ知ったような風にして」
アウグスト・アイヒベルク:「そうしよう、アリッサ、車の準備を」
千堂千尋:「案じなくていい、アリッサ」
千堂千尋:「神峯と白波…そして逢折の"友達"からのメッセージだ」
メイドのアリッサ:「友達ですかぁ?」ぽかんとした顔をする。
千堂千尋:「あぁ。オレたちにとっては大事だろう」
千堂千尋:「絆の力、というやつだよ」
白波リアラ:「えへへー」
メイドのアリッサ:「よく分かんないけど、なんか良いじゃないですか。アウグスト様、すぐにお車の準備を致します」一礼して、支部長室を去る。
アウグスト・アイヒベルク:「ああ、では向かう前に一つだけ、教師らしいことでも言ってみようか」 アリッサが去った後、杖をくるくると回し千堂に向ける
千堂千尋:「?」その杖を見る
アウグスト・アイヒベルク:「我々UGNは日常を守る盾だ、君も当然そのことをよく知っているだろう」
アウグスト・アイヒベルク:「そして奪われた日常を取り返す剣でも在れ、覚悟は決まっているのだろう?」
千堂千尋:「はい」
千堂千尋:「日常を守るとは、損なわせず、そして」
千堂千尋:「何度でも、取り返す。……そういうものだと」
千堂千尋:「オレも、先生から教わりました」
千堂千尋:「だから今度は、教えに行くとしましょう」
アウグスト・アイヒベルク:「満点だ。頑張りたまえよ、せんせい」 そう言って先に部屋を出る
神峯清夏:「千堂さん、先ほどのメッセージの時ですが」
千堂千尋:「あぁ、何だ?」
神峯清夏:「『神峯と白波…そして逢折の"友達"』と言われてましたが…」
千堂千尋:「言ったな」
神峯清夏:「伊礼さんはきっと千堂さんもお友達だと、きっと思っています」
神峯清夏:「もちろん、私も千堂さんはUGNの仲間であると同時に、お友達になれた…と」
千堂千尋:「……………?」わずか目を見開く。
白波リアラ:「そーでしてしたな!思ってまします!」
千堂千尋:「そうなのか?……いや、そうなのか」
千堂千尋:「なるほど。……なるほど」
神峯清夏:「恥ずかしながら…そう思っていますので…」ちょっと照れたように顔を赤くする。
白波リアラ:「ふふふふ」
千堂千尋:「いや」
千堂千尋:「光栄だ」
千堂千尋:「なるほど。友達なんだな、オレたちは。そして、伊礼も」
白波リアラ:「支部長さんもお友達になりましましょうです!」
神峯清夏:「ええ、ですから」
神峯清夏:「みんなで仲良くプールに行けるように、欠けることなく」
白波リアラ:「そうでしてす!」
白波リアラ:「ボクのお友達が言ってましたでしてす」
白波リアラ:「感情はひとりじゃ成り立たない、気持ちを向ける相手がいてはじめて自分の気持ちがわかる、って」
白波リアラ:「だから、相手が嬉しいと、ボクも嬉しいってなったら、もう友達でしてすって!」
千堂千尋:「なるほどな。参考になる」
神峯清夏:「白波さん、素敵な友達がいるのね」
白波リアラ:「えへへへ」
千堂千尋:「羨ましい限りだ」
メイド達:「でしたら我々メイド部隊もお友達ですね!」 ガチャコガチャコと武装したメイド達が入ってくる
メイド達:「我々も微力ながらお手伝いさせていただきます!」
アウグスト・アイヒベルク:先の戦いよりも随分と数が多い、アウグスト支部の決戦部隊だ
白波リアラ:「わー!」
白波リアラ:「千尋さんも、清夏さんも、羽織さんも、有希さんも、メイドさんもお友達でしてした!」
千堂千尋:「ならば、これからは友達を守る戦いでもあるわけだ」
千堂千尋:「負けられないな。オレたちにとっては、いつものことだが。」
千堂千尋:「白波、神峯」
千堂千尋:静かな瞳で二人を見て
千堂千尋:「やるぞ」
神峯清夏:「ええ」
白波リアラ:「おー!」
アウグスト・アイヒベルク:「フ……」 車の中で微笑んでいる
メイドのアリッサ:「準備は万端です、アウグスト様」ドアに挟んだ手をさすりながら言う。
GM:では、キミたちが決意を新たにしたところでシーンは終了だ。
GM:ロイスの取得や感情変更、購入判定が可能ですよ!
千堂千尋:ロイス枠は埋まってるので保留。
千堂千尋:防具も盾もあるのでブルーゲイルを狙ってみよう
白波リアラ:ロイスはOK、購入・・・購入は・・・
アウグスト・アイヒベルク:羽織さんへの 〇感服/憐憫を〇信頼/憐憫 に変更するよー
白波リアラ:使うかわからんけど一応応急手当とっておこう
GM:信頼してる!
アウグスト・アイヒベルク:購入はどうしようかな
白波リアラ:4dx=>8
白波リアラ:4dx>=8
DoubleCross : (4DX10>=8) → 9[4,5,7,9] → 9 → 成功
千堂千尋:3dx>=20
DoubleCross : (3DX10>=20) → 8[5,7,8] → 8 → 失敗
千堂千尋:ダメでして以上
白波リアラ:入手!以上!
GM:リアラちゃん、買ってる!
アウグスト・アイヒベルク:強化素材かお
千堂千尋:逢折が武器だから強化素材(15)とかでもいいかも
アウグスト・アイヒベルク:4dx+1>=15
DoubleCross : (4DX10+1>=15) → 7[1,2,7,7]+1 → 8 → 失敗
アウグスト・アイヒベルク:ギャン
神峯清夏:ロイスはこちらもOK、購入は…こちらも強化素材で
GM:残念……
神峯清夏:3dx+1>=15
DoubleCross : (3DX10+1>=15) → 9[1,2,9]+1 → 10 → 失敗
神峯清夏:ざんねん
GM:いい感じではあるが、失敗!
GM:では、改めてこのシーンは終了だ!
◆Middle10◆
GM:次のシーン。
GM:順番は前後しましたが、次は羽織さんのハンドアウトシーンになります。
GM:これがミドルフェイズ最後のシーンだよ。
逢折羽織:h-い
GM:ミドル戦闘の後で、キミが義父の如月司と再会するという場面になります。
GM:ハンドアウトシーンなので、侵蝕率は上げる必要なし!
逢折羽織:やった!
GM:それでは、シーンの描写をしていきましょう。
GM:黒服の男たちとの戦いを終え、キミは1人帰路についていた。
GM:先ほどまでの銃撃戦の光景が嘘のように、街は普段と変わる様子は無い。
GM:キミは、夕暮れの街を1人で歩いていた。
逢折羽織:夕焼けの街を歩く。大きく伸びた影が後をついてくる。
GM:帽子を目深にかぶった中年の穏やかそうな男がそんなキミに声をかける。
如月司:「……羽織」
GM:どこか懐かしい、聞き覚えのある声だ。
逢折羽織:激闘を終え、家路に着く。……といっても、自分は何も出来ていないのだが。なんてことを考えていると。
逢折羽織:「えっ?」振り向くとそこには。
GM:それは、亡くなったはずのキミの義父、如月司だった。
如月司:「羽織、久しぶりだね」
逢折羽織:「……うそ。だって……」
逢折羽織:「……」
如月司:「驚かせてすまない。どうしても姿を隠す必要があったんだ」
如月司:「キミも知っての通り、人の命を脅かす連中――FHがいたからね」
逢折羽織:お義父さん。その言葉が、どうしても口から発することが出来ずに。
逢折羽織:ふるふる、と首を振って。
如月司:「キミも真実を知ってしまったようだから、こうして会いに来たんだ」
逢折羽織:「……嬉しいです」
如月司:「僕も、また羽織に会うことができて嬉しいよ」
逢折羽織:「てっきり……もう、会えないと思っていたから」
如月司:「心配は要らない。何度だって会えるさ」
如月司:「そのために、私は……」小声で呟く。
逢折羽織:「……??」
如月司:「いいかい、羽織」
如月司:「キミは、オーヴァードの中でも特別な存在なんだ」
如月司:「難しい言い方をすると、『完全なるインフィニティコード』。世界を進化へと導く力をキミは持っている」
如月司:「僕の娘に、ふさわしい力だ」どこか陶酔するような声で言う。
逢折羽織:「世界の……進化……」言葉を繰り返す。……うまく理解はできないけれど。
逢折羽織:……自分が聞きたかったのは、そんな言葉だっただろうか。
如月司:「何、難しいことは気にしなくてもいい。大事なのは、羽織が完璧な存在だということだ」
逢折羽織:もっと。お友達と水着を買いにいっただとか、タピオカを飲みにいっただとか。……目の前の人に連れて行ってもらった店に行ったんだってことを話したいのに。
如月司:「羽織。こうしてまた会えたんだ。もう一度親子で一緒に暮らそうじゃないか」
逢折羽織:「あ、あの……。私、難しいことは良く分かってないですけど」
如月司:「幸せだったあの頃のように」遠くを見つめるようにして言う。
逢折羽織:「今日……あのお店に行ったんです。……百貨店と、タピオカの……」
如月司:「お店……? そんなことは、どうでもいいじゃないか」
逢折羽織:幸せだったあの頃に。目の前の人に連れて行ったもらったお店に。
如月司:「さあ。一緒に帰ろう、羽織」
逢折羽織:「……」
如月司:「どうしたんだい、羽織」穏やかに笑って言う。
逢折羽織:先ほどから気になっていたことがある。
逢折羽織:この人は。……懐かしむように遠くを見つめるこの人は。
逢折羽織:……私の事を、見てはいない。
如月司:不思議そうに首を傾げている。
逢折羽織:「……ごめんなさい。私、私……」
逢折羽織:嬉しかったはずなのに。胸がとてもざわざわして。
逢折羽織:それだけを言い残し、小走りでこの場から立ち去ります。
如月司:「羽織……」少し驚いたように言う。
如月司:「まあ、いい。羽織の決心ができた頃にもう一度迎えに行くよ」
GM:男は、キミのことを追いかけてはこない。
GM:では、ハンドアウトシーンはこれで終了!
◆Climax◆
GM:次はいよいよクライマックスフェイズです!
GM:シーンプレイヤーは千堂さん!PCは全員登場だ!
GM:ダイスを振って侵蝕率を上げてください!
アウグスト・アイヒベルク:112+1d10 ウオーッ殺す!
DoubleCross : (112+1D10) → 112+9[9] → 121
千堂千尋:千堂千尋の侵蝕率を1d10(→ 8)増加 (93 → 101)
アウグスト・アイヒベルク:ウワ―ッその前に死にそう!
千堂千尋:ズァッ
白波リアラ:白波リアラの侵蝕率を1D10(→ 6)増加 (101 → 107)
逢折羽織:1d10+108
DoubleCross : (1D10+108) → 1[1]+108 → 109
逢折羽織:やった!低い!
GM:やったね
神峯清夏:96+1d10
DoubleCross : (96+1D10) → 96+6[6] → 102
神峯清夏:あら、100超えた
GM:いい感じ
GM:では、まずはさらわれた羽織さんの方の描写からしていきます。
逢折羽織:wow wow
千堂千尋:yeah
GM:N市郊外にある如月博士の研究所の跡地。
GM:夕焼けのどこか悲しい出来事を思い返していたキミは、その廃施設で目を覚ます。
逢折羽織:「ん……」目を覚ます。頬にはうっすらと涙痕が残っている。
GM:目の前には、スーツ姿の不敵な笑みを浮かべた男と、白いフードをかぶった少女がいる。
仲城雅斗:「どうやらお目覚めのようですね」
伊礼有希:「…………」
逢折羽織:「……私をどうするつもりですか?」
逢折羽織:目の前の男と、そして、目の前の友人に向けて尋ねる
仲城雅斗:「取り出させてもらうだけですよ。あなたの中にある、特別な力を」
仲城雅斗:「まあ、あなたはタダでは済まないでしょうが、それは諦めるといいでしょう」
仲城雅斗:「やってしまいなさい、“ローレライ”」
伊礼有希:チャクラムを作り出し、キミに歩み寄る。
伊礼有希:「ごめんなさい、逢折さん。私のために死んでちょうだい」
逢折羽織:「伊礼さん……」
逢折羽織:ぎゅっと瞳を閉じる。抵抗するつもりなどない。――ただ
仲城雅斗:「別に泣きわめいても構いませんよ。何をしようとも奇跡は起きない。あなたを助ける者などいないのですから」
逢折羽織:「……」頭に浮かぶのは、ある少年の姿。……先ほど伸ばされた手は信じられなかったのに。こんなことを思ってしまう。
逢折羽織:(助けて)
伊礼有希:チャクラムの刃がキミに迫る。
:触れれば人の体を一瞬で切り裂くであろうチャクラムの感触は、しかしいつまでたっても目を瞑った君に届かない
:恐る恐る目を見開いてみれば、そこには
:空中に静止したチャクラムが、君の目の前で止まっている
:まるで、いつかのボールペンのように
:"見えざる手"は、その凶器をたやすく掴んだ
逢折羽織:「これ……!!」見えない。だが、確かに感じる
伊礼有希:「これは……」わずかに目を見張る。
仲城雅斗:「何だ。何が起きている……!」
逢折羽織:「せんせいっ!!」振り返る!
アウグスト・アイヒベルク:何かを破壊する音と共に、擦過音を上げて車が入り込んでいる!
仲城雅斗:「チッ……!」
アウグスト・アイヒベルク:その窓は空いていて、そこからは一人の少年の姿が見える!
千堂千尋:「逢折」
千堂千尋:その騒動の中、いつもどおり静かな声で
千堂千尋:「助けに来た」
千堂千尋:それだけを告げる
逢折羽織:「……はいっ!」
GM:羽織さんはここから、通常通りにロイス感情を変えることができるようになります!
逢折羽織:変えます!
逢折羽織:ひとまず、これにします!
逢折羽織:千堂千尋/〇敬愛/恐怖
逢折羽織:以上です!
GM:OKです!
仲城雅斗:「どこまで私たちの邪魔をするつもりだ……!」
アウグスト・アイヒベルク:「やれやれ、ようやく間に合ったというべきかな」 仲城の眼に映るのは純白のコート
アウグスト・アイヒベルク:────────秩序を守る、UGNのエンブレム!
GM:黒服の男たちが車に銃を向ける。銃弾が飛び交う!
仲城雅斗:「ぐっ……!」その眩さに目がくらむ。
白波リアラ:ズゥ……ッ
白波リアラ:影から真っ黒なイカめいた触手が現れて銃弾を弾く!
GM:銃弾が弾かれ、銃火の勢いが弱まる!
伊礼有希:「今さら来ても遅いですよ。あなたたちにできることなんて何もありません」両手にチャクラムを構える。
白波リアラ:「まったくもー!」
神峯清夏:「ダメですよ、伊礼さん。友達にそんなもの向けては」
伊礼有希:「何が……友達ですか……!」
白波リアラ:「できることなかったらきてないでしてす!」
神峯清夏:いつもと変わらぬ微笑みと共にゆっくりと歩いてくる。
伊礼有希:「あなたたちも殺して、逢折羽織も殺して、私は生き延びるんです……!」
神峯清夏:「それが伊礼さんの本当の気持ち?」
白波リアラ:「ボクたちは友達をふたり、助けにきたんでしてすから!」白い触手で研究所の梁を掴んで飛び交い……着地!
伊礼有希:「本当の気持ちに、決まってます」
神峯清夏:「みんなでプールに行くのも、私の感想文も」
神峯清夏:「楽しみにしてくれているんでしょう?」
伊礼有希:「だったら、止めてみてください」
伊礼有希:「殺し屋のあなたに、そんなことができるんですか!」
神峯清夏:「ふふ、暗殺チームは殺す能力だけじゃ務まらないんですよ」
神峯清夏:「それに今は、この支部の一員ですから」みんなの方を見て。
伊礼有希:神峯と白波に鋭い刃を向ける。背後にいた逢折羽織からは自然と視線が逸れる。
千堂千尋:二人に注目したその視線なら、一拍遅れて気付くだろう
白波リアラ:「殺し屋でもコロッケ屋でも!大事な友達を助けに来た気持ちは同じでしてすよ!」
白波リアラ:「……清夏さん殺し屋だったんでしてすか!」びっくり
千堂千尋:銃弾の反響音に紛れてすでに、千堂の足音が後ろから聞こえる
千堂千尋:「友達でも、知らないことはいっぱいだな、白波」
千堂千尋:トン、と降り立つとともに、逢折の身体を抱きかかえて。
伊礼有希:「誰が惣菜屋の話をしてるんですか!」遅れて背後の音に気付く。
千堂千尋:「そして伊礼」
伊礼有希:チャクラムを向けようとするが、一手遅いと判断して二人に狙いを付けるに留める。
千堂千尋:「事情を知って、共通の話題が出来た。だから、約束通り」
千堂千尋:チャクラムを向けられた先で、グイと身体が宙に浮く。
千堂千尋:見えない手に引っ張られるように。
千堂千尋:「友達になりに来たぞ」
千堂千尋:逢折を抱きかかえたまま、他の人と同じ場所に、自分の身体を放り投げる。
伊礼有希:「あなたがそこまでバカだとは思いませんでした」
伊礼有希:「殺すつもりはないんですか。その子を」
千堂千尋:「あぁ。UGNの教育は厳しくてな」抱きかかえた逢折を地面に降ろして
千堂千尋:「教えられたことだけで判断するな。口を酸っぱくして言われている」
千堂千尋:「だから、今は探しているところだ」
千堂千尋:「奇跡の起こし方をな」
伊礼有希:「奇跡の起こし方……」
伊礼有希:「逢折さん。あなたもそんな戯言を信じてるんですか?」
逢折羽織:「はいっ!」元気!
伊礼有希:「どうして。あなただって、知ったのでしょう。自分の運命を」
逢折羽織:「……私の、尊敬する人が教えてくれたんです」
逢折羽織:「運命を変えて見せろ。奇跡を起こして見せろ。そして」
逢折羽織:「犠牲を許容する盾なんて、クソ喰らえだって」
伊礼有希:おかしそうに微笑む。
逢折羽織:「だから、私は最後まで奇跡を信じるんです。……そこには、伊礼さんだって入っているんですから」
伊礼有希:「だったら、起こしてみてくださいよ。あなたたちの言う奇跡を!」
伊礼有希:両手に構えたチャクラムが高速で回転する。
アウグスト・アイヒベルク:トン、と杖を突く音が響く。
アウグスト・アイヒベルク:「────さて、月並みだが言っておこうか」 伊礼と逢折のやり取りの横で宣言する
アウグスト・アイヒベルク:「FHエージェント"青騎士"仲城雅人、そしてその部下たちよ」
アウグスト・アイヒベルク:「キミ達は既に包囲されている、大人しく投降することをおススメするよ」
アウグスト・アイヒベルク:フッ、と笑い、杖を向ける
仲城雅斗:「………ふむ」腕組みをして、周囲を見渡す。
仲城雅斗:「…………」
仲城雅斗:「黙って聞いてりゃあ、ゴチャゴチャと偉そうなこと抜かしやがって」急に粗暴な口調に変わる。
仲城雅斗:「投降だのお友達ごっこだの何もかもくだらねえんだよ」
GM:男の腕が禍々しい異形のかぎ爪へと変わる!
アウグスト・アイヒベルク:「偉そうなだけでなく、実際に偉いのさ」
仲城雅斗:「要はテメエら全員殺せば、それでいいんだろうが!」
アウグスト・アイヒベルク:「そしてこの町を脅かす外敵(君)には、何の権利もない」
アウグスト・アイヒベルク:「自らを弁えたまえよ」 余裕綽々で杖を向ける
仲城雅斗:「権利ならあるぜ。テメエらカスどもをまとめて虐殺できる権利がな!」
GM:男の放つ禍々しい衝動が、キミたちのレネゲイドを震わせる!
GM:衝動判定だ!
GM:〈意志〉で難易度は9!
白波リアラ:ひー
神峯清夏:ひえー
千堂千尋:みぃ~
千堂千尋:8dx+1>=9
DoubleCross : (8DX10+1>=9) → 8[2,3,3,4,5,6,8,8]+1 → 9 → 成功
アウグスト・アイヒベルク:思い出の一品もあるので固定値は4だ!
千堂千尋:千堂千尋の侵蝕率を2d10(→ 6)増加 (101 → 107)
アウグスト・アイヒベルク:9dx+4>=9
DoubleCross : (9DX10+4>=9) → 7[1,1,2,3,4,5,5,6,7]+4 → 11 → 成功
神峯清夏:4dx>=9
DoubleCross : (4DX10>=9) → 7[1,1,5,7] → 7 → 失敗
神峯清夏:暴走~!
白波リアラ:5dx>=9
DoubleCross : (5DX10>=9) → 10[4,5,5,8,10]+10[10]+2[2] → 22 → 成功
逢折羽織:5dx>=9
DoubleCross : (5DX10>=9) → 6[1,1,3,5,6] → 6 → 失敗
逢折羽織:ギャー!暴走!!
アウグスト・アイヒベルク:121+2d10
DoubleCross : (121+2D10) → 121+3[1,2] → 124
GM:あっ、神峯さんと羽織さんが
白波リアラ:なんだこの出目の無駄な多さは・・・
アウグスト・アイヒベルク:ヤッタ―!
白波リアラ:白波リアラの侵蝕率を2D10(→ 9)増加 (107 → 116)
神峯清夏:102+2d10
DoubleCross : (102+2D10) → 102+8[4,4] → 110
千堂千尋:暴走したくない方にバディ投げれるけど、逢折かな
千堂千尋:行動値的に。
逢折羽織:せ、せんせい、、、!
GM:羽織さん、カバーリングエフェクトも持ってますしね
アウグスト・アイヒベルク:だね
神峯清夏:逢折さんがいいとおもいます
千堂千尋:そうだわそうだわ
逢折羽織:バディム、いただけるなら欲しいです、、、
千堂千尋:《バディムーヴ》達成値+3。
逢折羽織:せんせい!好き!
千堂千尋:いぇい
逢折羽織:2d10+109
DoubleCross : (2D10+109) → 13[6,7]+109 → 122
GM:全員、侵蝕率が上げたな
千堂千尋:あげまし!
GM:では、暴走や支援の演出があればどうぞ!
神峯清夏:黒く長い髪を束ねていた髪紐をするりと解く。
神峯清夏:解放された黒髪は強いレネゲイドの波動に呼応するように、ザワザワと波打つ。
神峯清夏:「ああ…伊礼さん以外には手加減出来ないかもしれませんが…ご容赦くださいね?」
白波リアラ:「おお」
白波リアラ:「だいじょぶでしてす!いざとなったらなめましてすから!」
神峯清夏:「あら…!じゃあ大丈夫ね、頼りにしてるわ」ニコリと。
逢折羽織:一方。瞳に燃える炎は、敵愾心の感情を露骨に表している。
逢折羽織:その衝動は闘争。他者よりも優れていることを示すことが存在証明。
逢折羽織:「ッッッッ!!」黒い焔に身を焼かれそうになるのを、必死で耐えている。
千堂千尋:「違うな。そうじゃないぞ、逢折」
千堂千尋:トン、と指先が触れる
千堂千尋:その衝動は解放。生誕とともにレネゲイドと共にあり、それを当然と捉える存在。
千堂千尋:「その衝動は抑えるものではなく、更には敵ではない」
千堂千尋:「ただの、お前だ」
千堂千尋:「身を焼くことはない。意志を飲み込むことはない」
千堂千尋:「当たり前に制御できると。そう考えろ」
千堂千尋:感情を昂ぶらせることなく、その声だけが耳に届く
逢折羽織:その言葉が、スっと身体に溶けていく。
逢折羽織:指先で触れられた箇所から。染み入るように言葉が溶けていく。
逢折羽織:気付けば、自身を燃やす黒い焔は消えていた。
逢折羽織:「せんせい……。……はいっ!」元気!
仲城雅斗:「どこまでもくだらねぇ奴らだ。さあ、大虐殺の始まりだぜ。テメエら、1人だって生かして帰さねえ!」禍々しいかぎ爪を振るう!
伊礼有希:「やれるものなら、せいぜい奇跡とやらを起こしてみろ!」高速回転するチャクラムが襲い来る!
GM:では、ここからはクライマックス戦闘だ!
GM:まずは、状況説明から!
GM:エネミーは仲城雅斗、伊礼有希、そして青騎士トループが3つ。
GM:行動値は仲城雅斗が8、伊礼有希が18、青騎士トループが11です。
GM:距離は10メートル離れた位置に仲城雅斗と伊礼有希のエンゲージがあり、別エンゲージにトループが三体います。
GM:事前に確認なんですが、伊礼有希に対してロイスを取得している人っていますか?
白波リアラ:ローレライになら取っていますが・・・
白波リアラ:伊礼有希にしてもいいのならしますが・・・
アウグスト・アイヒベルク:持ってるよ~
神峯清夏:もってまーす
アウグスト・アイヒベルク:庇護感情!
逢折羽織:私以外持ってるかな?
GM:ローレライに対してでも同じものとして扱ってよいでしょう。
千堂千尋:取ってるよー
千堂千尋:逢折以外の4人だね
GM:了解です。
GM:念のための確認でした。
白波リアラ:ローレライ/親近感〇/隔意/ロイス→伊礼有希/親近感〇/隔意/ロイス
GM:あ、格好良い!
GM:では、状況の説明はそんな感じ!
GM:特に質問などがなければ戦闘に入っていきたいと思います!
神峯清夏:はーい!
逢折羽織:はーい!
アウグスト・アイヒベルク:はぁい
白波リアラ:OK!
千堂千尋:はい!
GM:それでは、ここからラウンド進行を開始していきます!
GM:1ラウンド目。
GM:まずはセットアップから。
GM:セットアップの行動がある人は宣言をどうぞ。
GM:仲城雅斗とトループは何もなし。
千堂千尋:なし!
白波リアラ:なにもない!
アウグスト・アイヒベルク:セットアップ:マジェスティコートの効果を使用!同一エンゲージのPC全員の行動値+3します
逢折羽織:《鮮血の奏者》
GM:伊礼有希は《サポートデバイス》を使用。感覚のダイス数を増やします。
アウグスト・アイヒベルク:やだ~
神峯清夏:こちらは…なくていいかな
GM:では、演出がある人はどうぞ
逢折羽織:浸食122→126
アウグスト・アイヒベルク:「さあ、始めようか」 純白のコートを揺らし、高らかに叫ぶ
アウグスト・アイヒベルク:「誉れある我が部下(こども)達よ!"青騎士"を倒し、"伊礼有希"を救い」
アウグスト・アイヒベルク:「日常に帰るための戦いを、今!」
アウグスト・アイヒベルク:純白のコート、UGNのエンブレム。マジェスティコートと呼ばれるそれはアウグスト・アイヒベルクの微弱な触媒能力を広く伝えるもの。
アウグスト・アイヒベルク:レネゲイドを活性化させるレネゲイドが、拡散される!
逢折羽織:火蓋を切ろうとする号令に呼応するかのように
逢折羽織:逢折羽織のレネゲイドも活性化する。
逢折羽織:しゅるるる、と。千堂千尋の小指に巻かれるは、赤い糸。
逢折羽織:※HPを53→49に減らして、千堂くんの攻撃力に+12します
GM:強い!
伊礼有希:「……全員殺して、殺して、殺します」チャクラムの高速回転に合わせて周囲が凍り付き始める。
GM:では、セットアップはこれで終了。
GM:では、ここからは行動値順に手番を処理していきます。
GM:本来なら行動値22の神峯さんの番なのですが
GM:その前に
神峯清夏:その前に?
千堂千尋:試合放棄かな?
逢折羽織:ヤッター!勝ったぞー!
GM:するかばか!
GM:仲城雅斗が《加速する刻》を使用。
千堂千尋:シュン…
千堂千尋:ぎゃー!
GM:割り込んで行動します!
アウグスト・アイヒベルク:大人しくタコ殴りにされろ!
逢折羽織:ギョエー!
神峯清夏:やーん
白波リアラ:このやろう!
GM:では、仲城雅斗の行動です。
GM:マイナーで《骨の剣》+《形状変化:剛》を使用。
GM:素手のデータを変更しつつ、攻撃力を上げます。
GM:この形状変化だと……人格はそのままか。
GM:メジャーで《コンセントレイト:ハヌマーン》+《かまいたち》+《大裁断》+《神速の鼓動》を使用。
GM:シーン攻撃で、対象は5人全員!
GM:命中判定いきます!
アウグスト・アイヒベルク:ちょっと待ちな!
GM:!?
アウグスト・アイヒベルク:原初の黒:時の棺 その判定を失敗させる!
GM:ゲーッ!?
アウグスト・アイヒベルク:侵蝕124→136
GM:折角のシーン攻撃が……!
GM:では、攻撃の命中判定は失敗になります!
GM:では、演出いきます
GM:スーツ姿の男は禍々しい異形の腕を振りかぶる。
仲城雅斗:「まとめてくたばれやァ!」
アウグスト・アイヒベルク:「言っただろう。包囲されていると」 パチン、と指を鳴らす
GM:旋風が巻き起こり、暴れ狂う!
アウグスト・アイヒベルク:直前────────
アウグスト・アイヒベルク:振りかぶった隙だらけの体に、無数の弾丸が直撃する!
アウグスト・アイヒベルク:旋風は巻き起こらない、攻撃は発生しない!
アウグスト・アイヒベルク:「隙だらけだよ」
仲城雅斗:「チッ、クソどもが……!」
仲城雅斗:禍々しい異形の腕で弾丸を払いのける!
逢折羽織:「すごい……」表情に驚愕の色を浮かべる。
GM:では、次は改めて行動値22の神峯さんの番!
神峯清夏:はーい
神峯清夏:マイナーはなし
神峯清夏:メジャーで《コンセントレイト:エグザイル》《死神の針》《デトネイトチャージ》《レーザーファン》
GM:範囲攻撃か……!
神峯清夏:対象は青騎士トループ3体!
GM:弱いものいじめ!
神峯清夏:あっ、すいません。マイナーで暴走解除しておきます。
GM:OK!
神峯清夏:妨害なければ判定入ります!
GM:命中判定どうぞ!
神峯清夏:12dx7+1
DoubleCross : (12DX7+1) → 10[2,3,3,4,6,7,7,8,9,9,9,10]+10[2,3,4,6,9,10,10]+10[9,9,10]+6[2,3,6]+1 → 37
GM:高いな……!
GM:トループは《イベイジョン》持ちでドッジの達成値は14で固定!
GM:全員命中です!
神峯清夏:ではダメージ!
GM:支援とかは無しでよい?
アウグスト・アイヒベルク:殺しきれそう?不安なら入れるよ!
神峯清夏:ちょっと不安なので貰ってもいいですか!
GM:怖いぜ!
アウグスト・アイヒベルク:OK!では原初の紫;凍てつく刃!
アウグスト・アイヒベルク:攻撃力は1d+9だぜ
アウグスト・アイヒベルク:侵蝕136→140
神峯清夏:ありがとうございます!
神峯清夏:4d10+8+20+1d10+9
DoubleCross : (4D10+8+20+1D10+9) → 19[10,2,1,6]+8+20+2[2]+9 → 58
GM:うわっ、強い!!
GM:装甲は有効か
神峯清夏:有効です
GM:装甲有効でも余裕で消し飛ぶ!
GM:トループはその攻撃で全滅です!
神峯清夏:よかったー!
千堂千尋:やった~
GM:演出どうぞ!
神峯清夏:支部長が攻撃を防いでくれている隙に、スゥ…ハァ…と一呼吸いれ。
神峯清夏:「今日はこの支部の一員、そしてお友達として来ていますので」
神峯清夏:「穏便に…制圧させてもらいます」
神峯清夏:ザワリと、黒髪がなびいた瞬間。
青騎士トループ:「何が穏便にだ。やれ!」
GM:黒服の男たちは一斉に銃を構える。銃弾が飛び交う!
神峯清夏:黒い津波のように暴れる髪が、一斉に黒服の男たちを襲う!
神峯清夏:弾丸を飲み込み、銃をへし曲げ、全員の首を締め上げる。
青騎士トループ:「な、何だこれは……!」襲い掛かってきた髪によって次々と制圧されていく!
青騎士トループ:「うぐ……っ!」数十人はいたはずの戦闘員たちが次々と倒れていく!
神峯清夏:「申し訳ありませんが、そこで大人しくしていてくださいね」
GM:黒服の男たちはあっという間に全滅する!
神峯清夏:倒れた者から髪で絡め捕り、端まで投げ飛ばしていく。
GM:壁に叩き付けられ、男たちは昏倒する!
メイド達:こそこそとそれを回収している
神峯清夏:「ふふ、上手いものでしょう?」と変わらぬ微笑みで伊礼さんに向き合う。
伊礼有希:「さすが、殺し屋ですね」
伊礼有希:「でも、私だって手加減はしませんよ」チャクラムが高速回転し、氷が押し広がっていく。
GM:では、神峯さん行動はこれで終了。
GM:次は行動値18の伊礼有希の番!
GM:マイナーで《フレイムリング》を使用。武器を作成して、装備します。
GM:メジャーで《コンセントレイト:モルフェウス》+《ペネトレイト》+《赫き弾》+《ブラッドバーン》を使用。
GM:フレイムリングでリアラちゃんに攻撃します!
白波リアラ:おー
GM:さらに命中判定の直前にオートで《極圏の覇者》を使用。
GM:命中のダイスを増やす!
白波リアラ:なんだとぉ
GM:命中判定いくぞ!
GM:18dx7+1
DoubleCross : (18DX7+1) → 10[1,1,2,2,2,3,4,4,5,5,5,5,6,6,6,7,8,9]+10[1,2,9]+2[2]+1 → 23
GM:あ、回らなかった!
GM:リアクションどうぞ!
白波リアラ:ふーむ、そうだなあ
白波リアラ:一応ドッジしてみるか
千堂千尋:2回回せ~
白波リアラ:10dx>=23
DoubleCross : (10DX10>=23) → 10[2,5,5,7,8,9,9,9,9,10]+3[3] → 13 → 失敗
白波リアラ:惜しい
GM:惜しい
GM:何もなければダメージいきますよー
千堂千尋:それはどうかな!
GM:何!?
千堂千尋:《勝利の女神》。達成値+12。
千堂千尋:千堂千尋の侵蝕率を4(→ 4)増加 (107 → 111)
千堂千尋:達成値は25!
GM:となると、ドッジ成功!?
千堂千尋:そういうコト!
GM:く、くそ……!
白波リアラ:やったぜーーー!
千堂千尋:無事~!
GM:では、攻撃の演出いきます!
伊礼有希:「白波さん。あなたが厄介なのはよく分かっています。何度も何度も邪魔をしてくれましたしね」
伊礼有希:「手始めに、あなたから仕留めさせてもらいます」
白波リアラ:「んん……そうでしてすなあ」
白波リアラ:「邪魔といえば邪魔なのでしてすかね」
GM:白いフードを被った少女は、凍り付いた地面の上を舞うような優雅な動きで滑る。
GM:一瞬でリアラさんとの距離を詰めると、高速回転するチャクラムがリアラさんに迫る!
千堂千尋:「脅威と思われていないのは悲しいな」
千堂千尋:「それならば、オレも邪魔させてもらおう」
白波リアラ:「……!」触手による回避を試みる……このままでは足りないが……
千堂千尋:流麗な動きに少しだけノイズが混じる
GM:リアラさんに迫っていたチャクラムの軌道がわずかにブレる!
千堂千尋:伊礼の動きを少しだけ留め、白波の回避を少しだけ手助けする、見えざる手
伊礼有希:「これは……!」
白波リアラ:「!」そのブレを見切り、一瞬で触手による跳躍!攻撃を回避する!
千堂千尋:「さすがは白波。見事な合わせだ」
伊礼有希:「千堂さん。そういえばあなたもよく私の邪魔をしてくれましたのね」
白波リアラ:「えっへへ、千尋さんのおかげでしてすな」逆さまのまま触手で着地、そして元の姿勢に戻る
伊礼有希:「いいでしょう。次は二人一緒にあの世に送ってあげます」円を描いて戻ってきたチャクラムをつかむ。
千堂千尋:「それは怖いな」
千堂千尋:「生憎だが、友達と一緒でも行きたくない場所はある」
GM:では、伊礼有希の番はこれで終了。
千堂千尋:手番の気配!
GM:次は行動値12の千堂さんの番!
白波リアラ:「ボクも死にたくないでしてすなー、やっぱりおそろいでしてした!」にこり
千堂千尋:はーい。マイナーで移動。仲城と伊礼にエンゲージ
GM:来たか
千堂千尋:メジャーで《C:ブラム》《ブラッドスパイク》《虚構のナイフ》。対象はエンゲージした二人だ!
GM:かかってくるがいい!
千堂千尋:11dx7+3
DoubleCross : (11DX7+3) → 10[1,2,4,5,5,5,7,8,9,10,10]+10[2,4,5,7,10]+10[3,7]+2[2]+3 → 35
GM:高い!
千堂千尋:オラッ!リアクションをどうぞ!
GM:仲城雅斗は骨の剣でガード!
千堂千尋:小癪!
GM:伊礼有希はドッジを宣言!
千堂千尋:かかってこい!
GM:6dx+3>=35
DoubleCross : (6DX10+3>=35) → 10[2,2,3,6,8,10]+5[5]+3 → 18 → 失敗
千堂千尋:こわっ
GM:回りはしたが、ダメ!
GM:ダメージどうぞ!
千堂千尋:ともあれ命中!命中時《フェイタルヒット》。ダメージ+4D。
千堂千尋:千堂千尋の侵蝕率を4(→ 4)増加 (111 → 115)
千堂千尋:HP消費もついでに。
千堂千尋:千堂千尋のHPを3減少 (24 → 21)
千堂千尋:4d10+24+4D10
DoubleCross : (4D10+24+4D10) → 23[6,3,4,10]+24+23[5,2,8,8] → 70
千堂千尋:装甲有効の70点だ!
GM:えっ、高くない!?
千堂千尋:出目がよい
千堂千尋:あっ、+12!
千堂千尋:82点!
逢折羽織:そうそう
GM:強いって!
GM:仲城雅斗はガード時に《スプリングシールド》を使用。ガード値を+10!
神峯清夏:では、デビルストリングを。
GM:!!?
GM:ダメージが10点増えるやんけ!
千堂千尋:さすが神峯!
神峯清夏:軽減なんて許しません。
GM:二人ともこの攻撃でかなりHPを削られました。
神峯清夏:侵蝕増加122→128
千堂千尋:わーい
GM:まさかここまでとは……!
千堂千尋:イェイイェイ
千堂千尋:千堂千尋の侵蝕率を8(→ 8)増加 (115 → 123)
GM:では、演出をどうぞ!
千堂千尋:はい!
千堂千尋:しゅる、と赤い糸が巻かれた小指を振る。
千堂千尋:「伊礼。誤解を一つ解いておこう」
伊礼有希:「誤解、ですか?」
千堂千尋:「あぁ」
千堂千尋:「お前はオレが邪魔をしに来たと言ったが。……実際、邪魔をするつもりではあるが」
千堂千尋:「それ以上に」
千堂千尋:「お前と友だちになるつもりだ」
伊礼有希:「友達……」
伊礼有希:「そんな……綺麗ごと……っ!」
千堂千尋:「同じ境遇であるならば話題も弾む、と。教本には書かれていたからな」
千堂千尋:「そして、もちろん」
千堂千尋:「『友達だから、争わずに話をしよう』……そういう場面で無いことも、わかっている」
千堂千尋:ズ、ズズズ。と。不可視の腕が寄り集まる。
千堂千尋:「オレは知っている。このようなときは」
千堂千尋:一本の腕が無数に絡み合い、それは不可視の巨大な拳を作り上げる
千堂千尋:「──殴り合い、友達になるのだと」
伊礼有希:「……!」舞うような華麗な動きで避けようとするが、反応が間に合わない。
千堂千尋:ぐ、と 巨大で不可視な拳が握られて
千堂千尋:「歯を食いしばれ。キツイのを行くぞ」
千堂千尋:振りかぶり
千堂千尋:「UGNは」
千堂千尋:「全力で綺麗事を遂行する────」
千堂千尋:縦と千。横に千。
仲城雅斗:「見えちゃいねえがよ、単調な攻撃ならいくらでも防げるんだよ!」禍々しいカギ爪を変形させながら構えようとする!
千堂千尋:合わせて百万の腕で構成される、不可視の巨大な拳
神峯清夏:ギチリと軋むような嫌な音がして、防御しようとした腕が途中で止まる。
千堂千尋:「それは、どうかな」
仲城雅斗:「何……っ!?」自らの腕を上げることができない。
千堂千尋:「行くぞ」
千堂千尋:「─────『神の見えざる手/《ハンド・ガント・レット》』」
千堂千尋:見えず、しかし実在する拳が、二人を殴り飛ばす!
GM:仲城雅斗と伊礼有希の体が軽々と吹き飛ばされる!
GM:傷だらけになりながらも、なおも二人は立ち上がる。
伊礼有希:「痛かったですけど、これぐらいじゃ私は止まれない……!」
仲城雅斗:「全ては世界の変革のためです……」
千堂千尋:「一撃で決めるつもりの、全力だったが……流石になかなかやる」
千堂千尋:「手強いな、やることがあるやつは」
仲城雅斗:「逢折羽織。あらゆるオーヴァードの救済のため、あなたにはここで死んでもらいます」
GM:では、次は行動値10の羽織さんの番!
逢折羽織:待機します。手番を支部長さんにパス!
GM:では、次は行動値9のアウグストさんの番!
アウグスト・アイヒベルク:アイヨー
アウグスト・アイヒベルク:マイナーで聖剣の王者の効果を使用 メインプロセスの攻撃のC-2、下限値は4になる
GM:怖いぜ
アウグスト・アイヒベルク:メジャーで無形の影2+コンセントレイト:ウロボロス4+万軍撃破2 下限値が4になってるのでコンセントレイトでCが4下がってC4に
GM:怖い!
アウグスト・アイヒベルク:聖剣の王者で視界シーン白兵攻撃、エネミー全員を攻撃するぜ!
GM:では、命中判定をどうぞ!
アウグスト・アイヒベルク:判定直前に青騎士と逢折さんのロイスをタイタス化してC2にします。守ってくれたまえよ
GM:え、バックトラック大丈夫ですか!?
千堂千尋:支部長ー!
アウグスト・アイヒベルク:……青騎士だけにしとくかな
千堂千尋:冷静
GM:それでもヤバそうですがw
アウグスト・アイヒベルク:10dx3 攻撃力+15 行くぞー
DoubleCross : (10DX3) → 10[1,2,2,4,5,6,7,8,9,9]+10[4,4,4,5,8,9,9]+10[2,2,3,7,10,10,10]+10[2,2,3,7,10]+10[2,7,8]+10[2,10]+10[8]+10[10]+10[3]+10[3]+10[4]+10[7]+10[9]+2[2] → 132
アウグスト・アイヒベルク:充分!
千堂千尋:見えねぇンだわ
GM:めっちゃ高くない!?
アウグスト・アイヒベルク:リアクションどうぞ
千堂千尋:いいリアクションを期待しますよ
GM:仲城雅斗は骨の剣でガード!
GM:伊礼有希はドッジ!判定の直前に《極圏の覇者》を使用してダイスを増やします!
アウグスト・アイヒベルク:小癪!
千堂千尋:覇者!
GM:10dx+3>=132
DoubleCross : (10DX10+3>=132) → 10[2,3,3,3,5,6,9,10,10,10]+8[6,8,8]+3 → 21 → 失敗
千堂千尋:さっきからめっちゃ頑張るじゃん
GM:全然無理!
GM:ダメージどうぞ!
アウグスト・アイヒベルク:14d10+15 死ねーッ!
DoubleCross : (14D10+15) → 69[8,10,5,3,10,1,1,2,3,9,3,7,2,5]+15 → 84
GM:高いよ!
アウグスト・アイヒベルク:諸々有効!
アウグスト・アイヒベルク:侵蝕140→151
GM:二人ともその攻撃で一度戦闘不能になる!
GM:だが、仲城雅斗は「Eロイス:怨念の一打」を使用!
アウグスト・アイヒベルク:ゲーッ!
GM:84点をそのままアウグストさんにも喰らってもらいます!
アウグスト・アイヒベルク:仕方ない!そのまま受けて倒れます!
GM:仲城雅斗は《蘇生復活》を使用。
アウグスト・アイヒベルク:うーん、不慮の事故に備えて立ちあがります 神峯さんのロイスをタイタス化、HPは11
GM:伊礼有希は《魂の錬成》を使用。
GM:それぞれ戦闘不能を回復します。
GM:では、演出どうぞ!
アウグスト・アイヒベルク:「"青騎士"よ、君に私のコードの所以を見せてあげよう」 くるくると杖を回し、片方の手で、翡翠色の結晶を懐から取り出す
アウグスト・アイヒベルク:そしてそれを、杖の頭。竜の口に嵌めこむ!
仲城雅斗:「何……?」アウグストを睨む。
アウグスト・アイヒベルク:「今こそその真の力を見せよ『征罰剣・バルムンク』!」
アウグスト・アイヒベルク:杖が緑光(ヤーデリヒト)に包まれ、それは研究所中に広がる
仲城雅斗:「この光は……!」
アウグスト・アイヒベルク:「これこそが悪を裁く優雅なる光!悪しき者のみを打ち砕く美しき正義の輝きだ!」
アウグスト・アイヒベルク:その光は、"青騎士"と伊礼有希を呑み込んでいく。
仲城雅斗:「正義の輝きだと……!」
伊礼有希:「……ッ!」
GM:仲城雅斗と伊礼有希は、その眩い光に身を焼かれる!
GM:その極光が収まると、そこには倒れた伊礼有希の姿がある。
アウグスト・アイヒベルク:「伊礼君、立ちあがり給え」
GM:そして、傷だらけで立っているのはキミと同じ顔をした男。
アウグスト・アイヒベルク:「キミには……むっ!」
仲城雅斗:「ならば、その正義の輝きとやら、その身で受けてみたまえ」
GM:同質量の光の奔流がアウグストへと押し寄せる!
アウグスト・アイヒベルク:輝きにその身を包まれるも、その場に立っている。
アウグスト・アイヒベルク:だが、その姿は痛々しいものだ。
アウグスト・アイヒベルク:「フッ……弁えたまえと言っただろう」
仲城雅斗:男の擬態はすぐに解ける。
仲城雅斗:「まさか……ここまでとは……!」
アウグスト・アイヒベルク:「この力は君には過ぎたものさ……ぐふっ」 血反吐を吐く!
仲城雅斗:「これだけの力。お前もただでは済まないようだな。アウグスト・アイヒベルク……!」不敵に笑う。
メイド達:「アウグスト様~」 緊張感のない悲鳴!
GM:倒れていた伊礼有希の体が内側からゆっくりと凍結し始める。
GM:まるで氷に操られるように伊礼有希は立ち上がる。
伊礼有希:「死にたくない……私は……こんなところで……!」
GM:では、アウグストさんの行動はこれで終了。
GM:次は行動値8!仲城の通常の手番!
GM:《形状変化:剛》の効果を解除。
GM:マイナーで《形状変化:速》を使用。
GM:シーン中、行動値+15します!
千堂千尋:スピードフォルムだ!
仲城雅斗:「散々酷いことしてくれたけど、今度は僕の番だよ!」スーツ姿の男が無邪気に笑う。
GM:メジャーで《コンセントレイト:ハヌマーン》+《かまいたち》+《大裁断》を使用。
GM:千堂さんに攻撃します!
千堂千尋:うわっ、こっち来た
逢折羽織:なっ!カバーできない!
GM:あ、そうじゃん
白波リアラ:雲散霧消もできない!
GM:エンゲージ切れてる人を攻撃してもあれだな
千堂千尋:ほほう
GM:じゃあ、攻撃対象を変更!
GM:神峯さんを攻撃します!
神峯清夏:きゃー!こっちきた!
千堂千尋:神峯ー!
GM:覚悟しろ、オラー!
GM:命中判定いきます!
神峯清夏:どうぞ!
GM:15dx7+3
DoubleCross : (15DX7+3) → 10[1,1,2,2,4,4,5,5,6,7,7,9,9,9,10]+10[1,2,4,5,7,8]+10[5,9]+2[2]+3 → 35
GM:いい感じ!
GM:リアクションどうぞ!
神峯清夏:ど、ドッジを…
GM:くくく
神峯清夏:5dx
DoubleCross : (5DX10) → 9[1,2,2,7,9] → 9
逢折羽織:《マグネットフォース》
逢折羽織:カバーリングします!
GM:カバーリングか!
GM:では、ダメージいきます
逢折羽織:こい!
GM:21+4d10
DoubleCross : (21+4D10) → 21+19[9,1,1,8] → 40
GM:いい出目!
逢折羽織:装甲14があるので
GM:40点!装甲は有効!
神峯清夏:硬い!
逢折羽織:26点ダメージですね。HP23残して生存!
GM:強くない!?
白波リアラ:雲散霧消は必要なかったようだな
神峯清夏:逢折さんありがとうございます
逢折羽織:わーい!
千堂千尋:えらいぞ
逢折羽織:せんせい……!えへへ……
GM:では、演出いきます!
逢折羽織:こい!
仲城雅斗:「みんなばっかり遊んでズルいな~」禍々しいカギ爪を振るう。
GM:次の瞬間、男の姿がかき消え、神峯の前に現れる。
仲城雅斗:「ねえ、お姉ちゃん。僕と一緒に遊ぼうよ?」
神峯清夏:「…ッ!」目で追いきれなかった。
GM:男は甘えるような声で言うと、鋭いカギ爪を振りかざす!
逢折羽織:その時。
逢折羽織:――――しゅるるるるっ
逢折羽織:柱に糸を巻き付け、その張力を以って自らを強制的に動かす!疑似的な瞬間移動!
仲城雅斗:「……!」
逢折羽織:神峯清夏の前に割って入る!
GM:そのカギ爪は代わりに逢折を引き裂く!
仲城雅斗:「何だよ、お前。また殺されたいのか!」
逢折羽織:「ぐっ……!!」あの時と同じように貫かれる胸!
逢折羽織:「殺されたくなんてありません。……それは」
逢折羽織:「私だけじゃなくて。……せんせいも、伊礼さんも同じなんです!」
仲城雅斗:「はあ?意味分かんない。弱っちい奴は死ぬに決まってんだろ!」
白波リアラ:「……っ」触手で守護を……いや……
白波リアラ:「……」今の彼女には、必要ない。そう感じた
神峯清夏:「逢折さん…!」
逢折羽織:「……みんなで行きましょうね、プール」にこっと、神峯さんにほほ笑んで。
神峯清夏:「ええ、もちろんです。…無理だけはしないでくださいね」微笑みを返す。
仲城雅斗:「お姉ちゃん、次はちゃんと殺してあげるからね」
千堂千尋:「……!」出会ったときと同じように貫かれたであろう少女に一度、心配の声をかけようとして。
千堂千尋:「いい働きだ、逢折」その必要がないと感じる。
千堂千尋:「もっと、奇跡を起こしていくぞ」
GM:では、仲城の行動はこれで終了。
GM:次は行動値6のリアラちゃんの番!
白波リアラ:やるんだわ
GM:やるのか
白波リアラ:マイナーで〈骨の剣〉作成!
白波リアラ:白波リアラの侵蝕率を3(→ 3)増加 (116 → 119)
白波リアラ:あ、微妙に120に足りねえ
GM:惜しかった
白波リアラ:まあいいや、〈コンセントレイト:エグザイル〉+〈貪欲なる拳〉+〈伸縮腕〉+〈死神の手〉+〈背教者の王〉!全力だ!
GM:うわっ、全力だ!
白波リアラ:対象は・・・"ローレライ"!
GM:来るがいい!
白波リアラ:15dx7+3
DoubleCross : (15DX7+3) → 10[1,2,4,4,4,4,6,8,9,9,9,9,10,10,10]+10[1,2,2,4,6,7,8,8]+10[1,6,10]+10[10]+6[6]+3 → 49
GM:め、めっちゃ高い!
GM:伊礼有希はガードを宣言。
GM:ガード時に《蒼き悪魔》を使用。
GM:15点ダメージを受けてもらう!
白波リアラ:くっ
GM:勝負だ!ダメージを出しな!
白波リアラ:背教者の王は侵蝕率÷10(端数切捨て)分攻撃力を増やすエフェクト!つまり今回は11!
GM:ガッツリ上がる!
白波リアラ:5d10+7+16+11
DoubleCross : (5D10+7+16+11) → 30[4,2,10,8,6]+7+16+11 → 64
GM:強い……!
千堂千尋:つよ
GM:《魂の錬成》で復活した伊礼有希のHPは40!
GM:装甲を差し引いても戦闘不能だ!
白波リアラ:全力出してよかった
白波リアラ:白波リアラの侵蝕率を15(→ 15)増加 (119 → 134)
GM:では、演出どうぞ!
白波リアラ:「んん……本当に申し訳ないでしてすが」
白波リアラ:「やっぱりボクはあなたの邪魔をすることになりましてすな」
伊礼有希:「邪魔なんてさせませんよ。私は、死にたくない」
白波リアラ:「殺させませんでしてす」
伊礼有希:「そんな何もかもが上手くいくような方法。あるわけないでしょう……!」
伊礼有希:高速回転するチャクラムが空気を凍らせる。
白波リアラ:「有希さんはボクたちとプールに行って、今度はアイスとか食べて、一緒に笑いあうんでしてす」
伊礼有希:「できもしないようなことを言わないで……!」
伊礼有希:凍結した氷が伸び、触手のようにリアラへと向かって牙を突き立てる!
白波リアラ:「できるます」どくん、リアラの身体が脈動する
白波リアラ:「有希さんも一緒じゃなきゃ、だめでしてす、誰も欠けさせません、だから」どくん、どくん、どくん、影から、身体から、触手があふれ出す
伊礼有希:「これは……」
白波リアラ:「今は、川に飲まれろ、"ローレライ"」
伊礼有希:「……!」
白波リアラ:あふれだす冒涜的な黒と白の触手、それは巨大な川となりてローレライを飲み込む
伊礼有希:「くっ……!」
GM:氷が次々と砕け散る!
GM:膨大な触手の群れによって伊礼有希の体は押し流される!
白波リアラ:押し流し、強く体を叩きつけるだろう。しかし、彼女の生命力なら耐えられるはずだ
GM:ローレライは倒れ、被っていた白いフードが脱げる。
GM:伊礼有希はどこか安心したような顔付きで意識を失う。
白波リアラ:触手は、その白いフードだけ切り裂くように貫き、そして
白波リアラ:触手は引き、ゆっくりと伊礼有希の身体を地面に横たわらせる
伊礼有希:「……ありがとう。……神峯さん。白波さん。みんな……」目を閉じたまま静かにそれだけを呟く。
白波リアラ:「……ふー……大丈夫、でしてす。すぐに、終わらせましてすから」
GM:では、リアラちゃんの行動はこれで終了!
白波リアラ:「今は、眠っていてらしてすな」
白波リアラ:白波リアラのHPを15(→ 15)減少 (30 → 15)
仲城雅斗:「あーあ、ローレライやられちゃった。まあ、いいや。僕1人でも完全なるインフィニティコードを手に入れればいいんだもんね」
GM:では、最後に、待機していた羽織さんの番です!
逢折羽織:はぁい!
逢折羽織:マイナー無し!
逢折羽織:《コンセントレイト(ブラックドッグ)》+《アームズリンク》
逢折羽織:11dx7+3
DoubleCross : (11DX7+3) → 10[1,2,2,3,4,4,5,7,8,9,10]+10[1,1,7,7]+10[5,9]+5[5]+3 → 38
逢折羽織:リアクションどうぞ!
逢折羽織:対象は青騎士!
GM:骨の剣でガード!
千堂千尋:《バディムーヴ》達成値+3 しておきます
逢折羽織:!!
千堂千尋:41で
逢折羽織:せんせい……!ありがとうございます!
GM:さらに、ガード時に《スプリングシールド》を使用!ガード値+10!
逢折羽織:ギニャ!
GM:ダメージどうぞ!
逢折羽織:5d10+6
DoubleCross : (5D10+6) → 27[4,2,9,3,9]+6 → 33
逢折羽織:オラァ!
GM:ガード値と装甲値を差し引いて……
GM:ダメだ!これは戦闘不能になります!
千堂千尋:やった~~
逢折羽織:ヤッター!
神峯清夏:やったー!
GM:では、演出をどうぞ!
逢折羽織:はぁい!
逢折羽織:仲城雅斗は気付くだろう。眼前の少女は、他のメンバーと比べ、明らかに動きが固い。
逢折羽織:言うなれば隙だらけ。そのカギ爪であれば、容易く肉体を貫けるだろう、と。
仲城雅斗:「ねえ、キミ。怖がってる?それとも、ただ弱いだけ?」
逢折羽織:「む……!」
GM:男は瞬時に間合いを詰めると、そのカギ爪で刺し貫こうとする。
逢折羽織:――――その時。
仲城雅斗:「その力は、キミなんかには相応しく……」
逢折羽織:仲城雅斗の肉体に絡みつくは無数の赤い糸。糸を格子状に張り巡らせたトラップ!
仲城雅斗:「な……何だ、これ……!」
逢折羽織:悶えれば悶える程。引きちぎろうとすればその分だけ、糸は肉体へと食い込んでいく。
GM:逢折を刺し貫こうとしていた男の動きが止まる!
仲城雅斗:「ふざけるなよ……!」
逢折羽織:「私は、きっと、ぜんぜん弱いです。でも」
仲城雅斗:「……!」
逢折羽織:「私の尊敬する人は……!!誰よりも、強いんだからっ!!」仲城雅斗の誤算。それはただ一つ。運命の赤い糸は、何人たりとも切る事は叶わない!
仲城雅斗:「離せェ!」
千堂千尋:「そうだとも、逢折」動きの固定された耳に、その声が届く「その能力の使い方は、正しい」
千堂千尋:「それは『完全なインフィニティコード』とやらではなく」
千堂千尋:「お前の力だ」
千堂千尋:《血の彫像》。無色の手ではなく、鮮やかに赤い、血色の手甲が右手を覆う
千堂千尋:そのまま、地面を跳ぶように蹴る」
千堂千尋:「青騎士!」
千堂千尋:叫ぶ声は、一番最初のときと同じように
仲城雅斗:「お前たちなんかに負けてたまるか……!」身動きできないまま千堂を睨む。
千堂千尋:「コレで、諦めろ。オレたちが居る限り」
千堂千尋:「『貴様の目的は、絶対に』」
千堂千尋:「─────『叶わない』!」
千堂千尋:目線をまっすぐ
千堂千尋:そして
千堂千尋:その視線ごと叩きつけるように、右腕で殴り飛ばす!
GM:殴り飛ばされて、仲城の体が地面を転がる!
GM:仲城は必死に起き上がろうとするが、果たせずに膝を突く。
GM:その姿が、次々と変わる。
GM:男に、女に、老人に、少年に。
アウグスト・アイヒベルク:「フ、立っていて良かったな。とても美しいものが見れた……」 そう呟いてから、憐れむように"青騎士"に視線を向ける
仲城雅斗:「い、嫌よ。こ、こんな……!」
GM:姿が次々と移り変わり、元のスーツ姿の男の姿へと変わる。
GM:男は倒れると、水たまりに映った自分の顔を見る。
仲城雅斗:「ああ……俺だ……」
仲城雅斗:「俺だ。こんなところにいたんじゃないか……」
仲城雅斗:「やっと……自由だ……」
GM:男は倒れたまま動かなくなる。
アウグスト・アイヒベルク:「……仲城雅人、君の身柄はUGNで確保する」
GM:エネミーが全て倒れたので、ひとまず戦闘は終了です。
GM:ここで確認ですが、伊礼有希へのロイスをタイタス化せずに持っている人はいますか?
アウグスト・アイヒベルク:はーい
千堂千尋:はーい
神峯清夏:はーい
白波リアラ:はいはーい
GM:いっぱいいる!
GM:では
GM:倒れた伊礼有希の体が、内側から凍結を始める。
GM:その身に宿した「不完全なインフィニティコード」が暴走を引き起こしているようだ。
GM:凍り付いた彼女の体が、徐々に自壊を始めようとする。
白波リアラ:「!」
アウグスト・アイヒベルク:「……さて、奇跡を起こすのはここからだよ、諸君」
神峯清夏:「はい…必ず、助けます」
千堂千尋:「あぁ、もちろんだ」
逢折羽織:こくん。大きく頷いて。
GM:彼女は、このままだと「不完全なインフィニティコード」の代償によって死亡します。
白波リアラ:「信じてくれたんでしてす」
白波リアラ:「絶対、死なせません」
GM:助けるためには、誰かが〈知覚〉か〈意志〉で難易度25の判定を行う必要があります。
GM:この難易度は、タイタス化していない伊礼有希へのロイス1つにつき3低下します。
GM:なので、ロイスが4つあると難易度は低下して13になる!
逢折羽織:GM。私、枠が一つ余っているのですが、今、伊礼さんに取得することは可能ですか?
GM:まだ枠が空いてたんですね
GM:ここで取得しても構いませんよ!
逢折羽織:ありがとうございます!では
逢折羽織:伊礼有希/〇友情/不安
逢折羽織:こちらで取得します。
GM:では、これにより、難易度は3下がって10になります。
千堂千尋:絆のパワー!
神峯清夏:愛と友情の力!
千堂千尋:よし、ファイトだ神峯
GM:判定は誰がしてもいいですよ!
逢折羽織:がんばって!
千堂千尋:お前が舵を取れ!
神峯清夏:では、知覚で判定しますね
白波リアラ:ここは清夏さんに頼むぜ!
神峯清夏:12dx+1
DoubleCross : (12DX10+1) → 10[3,3,4,4,6,6,6,6,7,9,9,10]+9[9]+1 → 20
GM:すごい。余裕!
神峯清夏:よし!
千堂千尋:つよい!
逢折羽織:さすが!
白波リアラ:つよい
GM:では、それにより、伊礼有希の不完全なインフィニティコードのデメリットは無効化されます!
アウグスト・アイヒベルク:ウオーッ!UGNの勝利!
白波リアラ:友情パワー!
伊礼有希:「…………」体の端が凍結し、ひび割れていく。
神峯清夏:ひび割れを抑えるように、黒髪を伊礼さんの体に巻き付ける。
神峯清夏:そして、髪の一部を4人の手に結び付ける。
GM:その冷気は、凄まじい低温でキミの体すらも凍らせようとする。
神峯清夏:髪は古来より霊力を持つとされ、情念を伝えるとも言われる。
神峯清夏:ならば、僅かでも。思いを伝えることが出来れば。
神峯清夏:「皆さん、力を…貸してください。冷気は私が止めます…!」
千堂千尋:「伊礼」その髪の毛を通じて語りかける。
千堂千尋:「オレはお前のことを評価する」
千堂千尋:「お前が一人で背負おうとしたものは、命は、きっと重く、あまりにも耐えきれるものではないからだ」
千堂千尋:「だから、オレはお前に綺麗事を伝える」
千堂千尋:「一人で出来ないなら、皆でやろうと」
千堂千尋:「オレに出来ることは限られている。しかし、オレに出来ないことを出来る誰かは、無数にいる」
千堂千尋:「お前もその一人だ、伊礼有希」
千堂千尋:「だから」
千堂千尋:「…………」
千堂千尋:「目を覚ませ、そして」
千堂千尋:「友達になろう」
伊礼有希:「…………」
逢折羽織:「伊礼さん」その髪の毛を通じて語り掛ける。
逢折羽織:「あの日の放課後。伊礼さんが、私とお友達になりたいって言ってくれたこと」
逢折羽織:「本当に、嬉しかったんです。」
逢折羽織:「本当に、本当に、嬉しかったんです」
逢折羽織:「伊礼さんがどう思っていても。私は、伊礼さんのことを友達だと思っています」
逢折羽織:「だから」
逢折羽織:「…………」
逢折羽織:「今度は、私から言いますね」
逢折羽織:「私と、お友達になってください」
伊礼有希:「…………」
アウグスト・アイヒベルク:アウグスト・アイヒベルクにとって伊礼有希という少女は、UGNとして救うべき一人のオーヴァードに過ぎない。
アウグスト・アイヒベルク:だから救う。ただそれだけだ。彼にとってそれは奇跡でも、想いの力に縋るものでもなく、彼の中で最初から確定していた事象。
アウグスト・アイヒベルク:だが────
アウグスト・アイヒベルク:「我々UGNは君の日常を、君と私の部下達の日常を守る。そう誓った」
アウグスト・アイヒベルク:「だから」
アウグスト・アイヒベルク:「…………」「そうだな」
アウグスト・アイヒベルク:「帰ってきてくれたまえ、君自身の為にも、君の友の為にも」
アウグスト・アイヒベルク:「もっとも、キミ達が楽しく過ごす姿を思うと、少し疎外感を感じずにはいられないがね」
アウグスト・アイヒベルク:少し苦笑して、託す。
伊礼有希:「…………」
白波リアラ:すぅ、と息を吸う
白波リアラ:リアラの髪の毛が蠢き、触手と化し、清夏の髪の毛を伝って有希を優しく包む
GM:清夏を蝕む冷気がわずかに和らぐ。
白波リアラ:「ふふ、清夏さん、お手伝いしましてしよ」
神峯清夏:「いつも支えてくれるのね…リアラくん」ほほ笑む。
白波リアラ:「えへへ、一人だけにがんばらせてたら、かわいくないでしてす」
白波リアラ:「ボクにできることを、やらなきゃ、怒られちゃいましたすよ」
白波リアラ:「ねえ、有希さん。ボク、友情とか、愛情とか、本当に理解できてるのか、まだ難しくて、自信持てないでしてす」
白波リアラ:「有希さんが起きてくれたら、ボクもっと自信もって、みんなと友達できるって思いましてしよ」
白波リアラ:「だって、ボクたちの為にあんなに笑ったり、呆れたり、怒ったりしてるんでしてすもん」
白波リアラ:「ね、だから、起きてくだてませ」
伊礼有希:「…………」
神峯清夏:「伊礼さん、あのね」凍りついた伊礼さんの手を握る。
GM:その手は、驚くほどに冷たい。
神峯清夏:「実はね、伊礼さんは学校で初めての…友達だったんですよ」
神峯清夏:「私、伊礼さんの言う通り、殺し屋でしたから」
神峯清夏:「同級生にどう話かけたらいいかもわからなくて、ただ眺めていた」
神峯清夏:「そんな時、声をかけてくれたのが…貴女だった」
神峯清夏:「新刊の話題で盛り上がって、感想を言い合って、一緒にお昼も食べましたね」
神峯清夏:「それだけでとても楽しかった、とても嬉しかった」
神峯清夏:「無色だった私の学校生活が…鮮やかに変わった」
神峯清夏:「だから…伊礼さんがどう思おうと、貴方は私の恩人で、大切な友達なんです」
神峯清夏:「私は」
神峯清夏:「私は、もっと貴女と語らいたい。仲良くなりたい。笑いたい」
神峯清夏:「だから、帰ってきて」
神峯清夏:「私が待っています」
神峯清夏:「みんなが待っています」
伊礼有希:「…………」
GM:少女の体が凍り付くのが止まる。
GM:その氷が徐々に溶けていき――。
GM:少女の肌が、微かに赤みを帯びる。
GM:そして、息を吹き返す!
伊礼有希:「私……生きてる……生きてる!」激しく咳き込みながら言う。
GM:伊礼有希は、震える体で神峯さんにもたれかかる。
神峯清夏:「約束…覚えて…いますか?」
伊礼有希:「や、やくそく」
神峯清夏:息を吹き返した彼女を見て、微笑みながらもどこか泣きそうな表情になる。
伊礼有希:「忘れるはずない」
伊礼有希:「私、両親が死んじゃって、家に帰っても誰もいなくて、でも死ぬのは嫌で、どうしようもなくて」
伊礼有希:泣きそうになりながら言う。
伊礼有希:「待っていてくれてありがとう」
神峯清夏:「ええ、ええ」伊礼さんの手を強く、温めるように握り締める。
白波リアラ:「……えへへ」そっと髪の毛を元に戻していく
伊礼有希:「バカな人たち……。私なんかのために本当に奇跡を起こしちゃうなんて」
伊礼有希:「神峯さん。白波さん。逢折さん。千堂さん。先生。……ありがとう」
メイド達:「伊礼様~~~!」「皆様~~!」「良かったです~~!」 メイド達がわんわん泣きながら伊礼の周囲にストーブを設置していく
アウグスト・アイヒベルク:ホッとしたように息を吐く
伊礼有希:「逢折さん。必ず、必ず千堂さんを助けてあげてください」神峯さんの手を握ったまま、羽織さんの方を見て言う。
逢折羽織:「はいっ!」
逢折羽織:「奇跡は、何度だって起こるんですから。そう、信じていますから」
伊礼有希:「私も、今度は信じます。あなたたち二人を」
千堂千尋:「あぁ。そうしてくれ」
千堂千尋:「次に起こす奇跡は、お前の力も必要かもしれないからな」
伊礼有希:「病み上がりの人間を頼らないでもらえます?」
千堂千尋:「オーヴァードは全員病人みたいなものだ」
千堂千尋:「ウィルスだから」
伊礼有希:「そういうこと言ってるんじゃないんですよ」
千堂千尋:「そうか……」
伊礼有希:「……必ず、みんなで生きて、プールに行きましょう」小さく笑って言う。
メイド達:「漫才ですか?」 ストーブの傍に座ってぼりぼりせんべいを食べている
GM:では、その時。
千堂千尋:「あぁ。なら、元気になってからでいい」
千堂千尋:「今はゆっくり、休め」
伊礼有希:「お気遣いどうも」
GM:「Eロイス:さらなる絶望」が使用されます。
GM:自身のEロイスの効果を受け、穏やかそうな風貌の中年の男がキミたちの前に姿を現す。
如月司:「羽織。いったいどうしたんだい」キミを案じるような声で言う。
逢折羽織:「!!」
如月司:「そんな失敗作を助けたりなんかして」
逢折羽織:「えっ……?何を、言って……?」
千堂千尋:「……何者だ?」なんとなく、その言動から薄くアタリをつける
如月司:「お父さんと一緒に帰ろう」
如月司:「……羽織」優しく微笑む。
逢折羽織:「…………」後ずさる。ちょうど、千堂くんの背後に隠れるかのように。
神峯清夏:「如月博士…ですね」伊礼さんを庇うように体を前に出す。
如月司:「UGNの皆さん、FHを倒してくれてありがとうございました」礼儀正しく言う。
アウグスト・アイヒベルク:親子の間を割って断つように。杖が振るわれる。
白波リアラ:「おー、お父様でしてすか」
白波リアラ:「あなたが」
如月司:「UGNの皆さんのおかげで全ての脅威は去りました」
千堂千尋:「如月博士、本人なのだな」
如月司:「ええ。間違いありません。FHに命を狙われていたために、死んだことにして身を隠していたのです」
如月司:「ですが、あなたのおかげでその心配も無くなりました。羽織のことも守ってくださり、お礼を申し上げます」
如月司:「それももう十分ですので、羽織は連れて帰らせていただきますね」朗らかに笑って言う。
アウグスト・アイヒベルク:「なるほど」 2人の間に入って笑う
逢折羽織:「やっ……」小さく声が漏れる
千堂千尋:「ふむ。そうだな。護衛任務と言うなら、青騎士や当面の危機は去ったと見える」
千堂千尋:「だが、それは逢折の意志か?」
アウグスト・アイヒベルク:「ええ、それに失礼ですが、お父様、あなたもオーヴァードでしょう」
アウグスト・アイヒベルク:「長らく身を隠していたのであれば、精神の落ち着く暇も無かったはず」
アウグスト・アイヒベルク:「よろしければ、あなた自身の精密検査も兼ねて、私共の支部にいらしてはいかがでしょうか」
神峯清夏:「……」ジッとその笑顔を見つめる。逢折さんの反応、普通じゃない。
神峯清夏:《七色の直感》
白波リアラ:「……」
如月司:「ご心配は要りませんよ。私も研究者の端くれです。自分の健康状態のチェックくらいはできます」神峯さんは、男の感情を読み取ることができる。
如月司:「どうした、羽織。さあ、行こう。もう失敗作のためにキミの力を使う必要はない」他人を自分の意のままに操ろうとするどす黒い悪意のような感情だ。
アウグスト・アイヒベルク:「清夏」 促す
白波リアラ:「……清夏さん」
神峯清夏:「……」ふるふると首を横に振る。
神峯清夏:「その感情がせめて、愛であればよかったのに」
千堂千尋:「…………」
逢折羽織:神峯清夏の言葉で察する。
GM:では、彼が表舞台に出てきたことにより、隠蔽されていた情報収集項目の難易度が低下します。
GM:・逢折羽織の両親の死の真相について 〈情報:UGN、FH〉【精神】 難易度15
GM:これは、誰でも手番を消費せずに判定して構いません!
アウグスト・アイヒベルク:では私が行こう
アウグスト・アイヒベルク:4dx+3>=15 情報:UGN
DoubleCross : (4DX10+3>=15) → 9[1,3,4,9]+3 → 12 → 失敗
GM:あ、惜しい!
アウグスト・アイヒベルク:バディムをくれないか(侵蝕増やしたくない)
千堂千尋:《バディムーヴ》達成値+3
千堂千尋:ヘイ!
GM:おお。では、判定は成功!
アウグスト・アイヒベルク:ではピッタリ15!
逢折羽織:ヒュウ!師弟!
神峯清夏:やったー!
GM:情報を公開します
・逢折羽織の両親の死の真相について
如月司は、完全なるインフィニティコードを再現するために逢折羽織、千堂千尋、伊礼有希を実験材料とした張本人である。
そして、逢折羽織の実の両親も、如月司の手によって殺害されている。
孤児となった逢折羽織を引き取って実験対象とすることが目的だった。
逢折羽織が義父と幸せに過ごしたという記憶も、全ては如月司のエネミーエフェクト《蝕む声》によって植え付けられた偽りの記憶である。
如月司は、実験材料を手に入れるために逢折羽織の両親以外にも多くの子供たちの家族を殺害している。
GM:以上です。
如月司:「……羽織。父さんをあまり困らせないでくれ」悲しむような声で言う。
アウグスト・アイヒベルク:その時、ちょうどアイベリーに頼んでいた情報が
アウグスト・アイヒベルク:如月博士が関わった家族の情報が、その裏付けが、耳に届いた
アウグスト・アイヒベルク:そして、大きく息を吐いて
アウグスト・アイヒベルク:悲しそうな声を吐く、その顔面を思いきり殴りつける!
白波リアラ:「……」
白波リアラ:理解した。
如月司:殴られて、わけも分からず後退する。
白波リアラ:影から触手がごぽごぽと溢れ出し、容赦なく叩きつけようとする
如月司:「い、いったいどうしたというんです」ズレた眼鏡を直しながら言う。
アウグスト・アイヒベルク:「……ああ……あまり感情に身を任せることは、したくは無いのだがね……!」
如月司:慌てて触手による攻撃をかわす。
アウグスト・アイヒベルク:「だが……!」 リアラの様子にも気が付いた様子が無く、激昂している
アウグスト・アイヒベルク:「羽織、あの男についていってはいけない」
アウグスト・アイヒベルク:「出来ることならば、すぐにでも支部に戻って、ゆっくりと……身を休められる場所で自ら思い出して欲しい」
アウグスト・アイヒベルク:「この男のしたことは、あまりにも……あまりにも……!」
如月司:不思議そうな様子でキミたちを見る。
逢折羽織:――――まるで、複雑に絡まり合う糸が解れるように。記憶を思い出す。
白波リアラ:「……大丈夫、任せてくだしてしす。羽織さん」
逢折羽織:「リアラくん……」
白波リアラ:「……こういうのは、なんにも躊躇なくできるボクみたいなのが、やりましてすから」
白波リアラ:そうして、改めて黒の触手を振り下ろそうと……
逢折羽織:ふるふると首を振り。片手で友の行為を制する。
白波リアラ:「……羽織さん?」
逢折羽織:「ありがとう、リアラくん。……でも、これは、私がやらなくちゃダメだから」
如月司:「羽織……?」
逢折羽織:「貴方は――――」
逢折羽織:想い出すは、かつての楽しかった日々。
逢折羽織:「私の料理を、照れくさそうに褒めてくれました」特別なことなんてなくていい。
逢折羽織:「私が風邪を引いた時、一晩中看病してくれました」日々をただ泣いて、笑って、過ごして。隣にただ居てくれるだけで救われていた。
逢折羽織:そう、思っていた。
逢折羽織:でも。
逢折羽織:「私は」
逢折羽織:「最初から、独りぼっちだったんですね」
如月司:「……?」
逢折羽織:「……育ててくださった事、ありがとうございます。……私は、貴方とは一緒に行けません」
逢折羽織:無理やりに笑って、微笑む。それは決別を意味する笑顔だ。
如月司:「何を言っている、羽織。キミは……」何かを言おうとして口をつぐむ。
如月司:「……長く1人にしてしまったのがいけなかったのかな、羽織」
如月司:「仕方がない。こうなったら、もう一度キミの肉体と精神を完璧なものに作り直すとしよう」
如月司:「……実験のやり直しだ」険しい表情で銃を取り出す。
アウグスト・アイヒベルク:「いいや、そうはさせない」 コートを翻す、そして
アウグスト・アイヒベルク:「羽織……良いのかい」
逢折羽織:「……はいっ!」
如月司:「UGNの皆さん。あなたたちの役目も、もう終わりました。ご苦労様」キミたちに拳銃を向ける。
千堂千尋:「如月博士」
如月司:「……おや、私に何か?」
千堂千尋:「あぁ」
千堂千尋:「オレはUGN、《ハンドガントレット》の千堂千尋」
如月司:「実験の失敗作だね。覚えているとも」
千堂千尋:「そうだったな。そして、現在の任務は、『逢折羽織を狙うものからの護衛』」
千堂千尋:「だから、たとえ貴様が、仮に本当の親で、逢折を心から愛していて、それ故にほんとうの家族として過ごすために連れて帰る……」
千堂千尋:「の、だとしても」
千堂千尋:「貴様が逢折の能力を利用しようと『狙うもの』ならば」
千堂千尋:「UGNも、オレの任務も。何も終わっちゃいない」
千堂千尋:「貴様に逢折は」
千堂千尋:「渡さない」
如月司:「渡さない、か。だが、果たしてキミのような出来損ないにそれができるかな?」
千堂千尋:「出来るとも」
千堂千尋:「それを為すのが、『オレたち』だ」
如月司:「ふむ。確かに、実験のやり直しのためのデータ収集くらいにはなるかもしれないな」拳銃の引き金に指をかける
逢折羽織:「如月博士。この人たちが」
逢折羽織:「人類を守る盾であり、そして。――――私の、新しい”家族”です」
神峯清夏:「そして…」
神峯清夏:瞬間、如月博士の指と引き金に黒髪が巻き付き、動きを止めている。
神峯清夏:「”お友達”…ですよね?」
神峯清夏:「ふふ、いいですね、やっぱり」
神峯清夏:「堂々と。お友達と呼べる人がいるのは」
如月司:「家族に、友達? 不純物が多すぎるな。実験をやり直す前に全て排除しなければ」
白波リアラ:「んー」
白波リアラ:「羽織さんは、とっても強いでしてすな、心配すること何もなかったでしてした」
白波リアラ:「実験は終わりでしてすよ」
如月司:「いいや。これから始まるのさ」
白波リアラ:「いいや。終わらせる」
如月司:「…………」その迫力にわずかに気圧される。
白波リアラ:「羽織さんに実験なんて似合わないでしてすよ、ね?」
逢折羽織:「リアラくん……」その言葉に、たくさんの勇気を貰って。
如月司:「キミたちUGNには、私の実験は止められんさ……!」髪に絡め取られた拳銃を無理矢理に向ける!
◆Climax2◆(シーン引き継ぎ)
GM:クライマックス戦闘を再開します!
GM:エネミーは如月司。行動値は10。
GM:エンゲージは千堂さんから横に5メートル、他の4人から正面に10メートルの位置です。
逢折羽織:せんせいだけ孤立!
千堂千尋:前回突撃したから!
GM:ちょうど1ラウンド目が終わるところでしたので、2ラウンド目からスタートしたいと思います!
逢折羽織:なるほどね!
アウグスト・アイヒベルク:戦闘状況を引き継いでいるとはね!
GM:では、戦闘を再開します!
逢折羽織:かかってこい!
GM:2ラウンド目。
GM:まずは、セットアップから。
GM:セットアップの行動がある人は宣言をお願いします。
千堂千尋:なしです!
GM:エネミーは何もなし。
神峯清夏:ないです
逢折羽織:はーい!《鮮血の奏者》
アウグスト・アイヒベルク:マジェスティコートの効果を使用!同一エンゲージの皆の行動力を+3するよ~
白波リアラ:何もないですが質問!
GM:質問を聞こう!
白波リアラ:骨の剣は引き継いでますか!
GM:シーンは継続なので、作成した武器も引継ぎです!
白波リアラ:了解!
逢折羽織:浸食126→130、HP23→19。 千堂くんの攻撃力を+12!
GM:強い!
千堂千尋:パワー!
GM:では、演出がある人はどうぞ!
アウグスト・アイヒベルク:「今ここに、宣言しよう!」
メイド達:カッ、と廃工場が白い光で包まれる。
メイド達:男の眼を晦まし、相対的に味方が速く行動できるようメイド達が用意した光源だ。
アウグスト・アイヒベルク:アウグスト・アイヒベルクに、既に触媒能力を行使するだけの侵蝕猶予はない。
アウグスト・アイヒベルク:だが────────!
アウグスト・アイヒベルク:「妄執に捕らわれた外道、如月司"だった"男よ!」
アウグスト・アイヒベルク:「その妄執もそこまでだ、そしてもう、投降の余地もない」 す、と杖を構える
アウグスト・アイヒベルク:「我が部下たちよ、最後の戦いだ!」
アウグスト・アイヒベルク:「全力を持って、この男の欲望を阻止せよ!」
如月司:「何度も言わせないでくれ。キミたちでは、私の実験は止められない」
逢折羽織:「いいえ、止めます!」
逢折羽織:千堂千尋と逢折羽織。
逢折羽織:目の前の男、如月司に捻じ曲げられた運命を正すかのように。
逢折羽織:しゅるるるっ しゅるるるっ
逢折羽織:二人の小指を通すかのように、赤い糸が紡がれる
GM:では、セットアップはこれで終了!
GM:イニシアチブですが
神峯清夏:ですが!
逢折羽織:が!
GM:まず、如月司が《ブリッツクリーク》を使用して割り込み行動します!
アウグスト・アイヒベルク:こいつ!
逢折羽織:ンナー!
千堂千尋:ナ~!
GM:では、如月司の手番!
GM:マイナーはなし
GM:メジャーで《コントロールソート》+《虚構のナイフ》+《痛みの水》+《ポイズンフォッグ》+《アウトブレイク》を使用。
GM:フォールンピストルを使用してシーン攻撃!
GM:キミたち全員に攻撃します!
白波リアラ:シーンだとー
千堂千尋:ぴぇん
神峯清夏:ひえ
GM:さらに、命中判定の直前にフォールンピストルの効果を使用。
GM:リアクションのC値は+1されます。
白波リアラ:こ、このやろ~~~
GM:では、命中判定いきます
GM:11dx+4
DoubleCross : (11DX10+4) → 8[1,2,3,4,4,5,6,7,8,8,8]+4 → 12
アウグスト・アイヒベルク:ガード
GM:命中の達成値は12!
白波リアラ:C値さえあれば~~~ガード
GM:リアクションのC値は+1されるので、頑張って避けてください!
千堂千尋:9以上出せればバディムか技能値で避けれそうなことを。
逢折羽織:避けられないよ!ガード!
千堂千尋:ガードです。
神峯清夏:微妙な感じだ~ガード!
GM:では、ダメージいきます!
神峯清夏:あ、やっぱり跳んでみます
神峯清夏:5dx11
DoubleCross : (5DX11) → 9[5,8,8,9,9] → 9
逢折羽織:おお!!
千堂千尋:《バディムーヴ》達成値+3
GM:!?
千堂千尋:12で回避だ!
白波リアラ:やったぜ~~~
GM:では、受動有利なので神峯さんはドッジ成功!
神峯清夏:千堂さん!ありがとう!
逢折羽織:《マグネットフォース》
千堂千尋:良いってことだぜ!
逢折羽織:支部長さんをカバーします!
GM:OK!
GM:では、ダメージいきます!
逢折羽織:130→132
GM:2d10+22
DoubleCross : (2D10+22) → 11[9,2]+22 → 33
GM:33点、装甲は有効!
白波リアラ:〈雲散霧消〉!
GM:さらにダメージを受けた人はバッドステータスの放心です!
千堂千尋:ガード装甲で14削って19点もらいます
千堂千尋:千堂千尋のHPを19減少 (21 → 2)
千堂千尋:ギリ生きてる
白波リアラ:私のエンゲージの人は-25ダメージだ
アウグスト・アイヒベルク:こっちのエンゲージは-25点かな?
アウグスト・アイヒベルク:ヒューッ
千堂千尋:やば。
GM:強い!
白波リアラ:着ぐるみとガード分含めてノーダメージですねこれ
千堂千尋:コワ
逢折羽織:66-25-14
逢折羽織:27点ダメージなので倒れます!
アウグスト・アイヒベルク:あっ
GM:やったぜ
千堂千尋:33から装甲14引いた19*2の38から25軽減して13点ダメージかな
千堂千尋:逢折は。
アウグスト・アイヒベルク:範囲攻撃のカバーリングはダメージ-装甲ガード*2よ!
逢折羽織:あ、でしたっけ。あんまりカバーリングやらないから計算があやしい
GM:あ、そうですね。装甲とガード値を引いてから2倍!
逢折羽織:じゃあ、13点ダメージなので、6点残して生存!
千堂千尋:7割カバーキャラの私が言うから間違いない
GM:ということは?
逢折羽織:立ってる~!
GM:えーっ、生きてる!?
千堂千尋:生き延び~
GM:くそー!
白波リアラ:私はダメージを受けていないので放心もくらいませーん
神峯清夏:流石です
GM:ゆ、許せない
GM:しかも、神峯さんに至ってはドッジに成功してる
白波リアラ:白波リアラの侵蝕率を4(→ 4)増加 (134 → 138)
千堂千尋:そういうコト。
GM:では、演出いきます!
逢折羽織:こい!
如月司:「そんなか細い糸では、何も繋ぎ止められないぞ」羽織さんの作り出した赤い糸を横目で見て嘲笑うように言う。
如月司:「新しい家族だか友達だか知らんが、もう一度失ってもらおう」
GM:拳銃を向け、何発か引き金を引く。
逢折羽織:「っ!!」ムっとして、如月司の挙動に注視する。
千堂千尋:その引き金を引く照準に割り込む動きがある
千堂千尋:一息に詰められる距離の分だけ、皆より相手に近い。だからこそ
千堂千尋:姿勢を低く、大仰に近づく。そして、小指に結ばれた糸は連動して
千堂千尋:細く、細く。意識しなければ視認できないほどの僅かな糸の色
千堂千尋:しかし鮮やかな『赤色』は、無意識に視線を誘導する
GM:飛び出した数発の弾丸は複雑な軌道を描きながらキミたちに接近する!
千堂千尋:敵には狙いにくく、味方には避けやすい
千堂千尋:そんな狙いの弾丸が跳んだ
千堂千尋:「………チッ!」
GM:その弾丸は、キミたちに近付いたところで大きな爆発を起こす!
千堂千尋:そして距離が近い分、自らは重ねた手を貫通するほどの爆発を受ける!
神峯清夏:「…ありがとうございます」僅かに逸れた弾丸の軌道を確認。
神峯清夏:爆発の兆候をその視力で捕らえ、爆風の間に体を滑り込ませ避けていた。
アウグスト・アイヒベルク:くらり、とよろめく。侵蝕負荷の影響だ。だが、心配はいらない。
白波リアラ:「ふっ!!」影から触手が現れ、銃弾を次々に防ぐ!
GM:影の触手によって銃弾は防がれる!
逢折羽織:小指に結ばれた糸は連動する。それは、対角に繋がれた者の動きをも後押しする。
逢折羽織:風車のように、逢折羽織の肉体が勢いよく跳ぶ!アウグスト・アイヒベルクを庇うように、目の前に降り立ち、爆破をその身に受ける!
アウグスト・アイヒベルク:「……おっと、すまないね。庇わせてしまったか」
逢折羽織:「ぜんぜんへっちゃらです。だって、私の強靭さは、支部長さんのお墨付きですから」
アウグスト・アイヒベルク:「フ────だが……なるほど……君のその能力は……」
如月司:「……バカな。まさかここまで被害を押さえるとは」
白波リアラ:「……んむ」
白波リアラ:「(君はボクのかわいい実験台だ)」
白波リアラ:「(あの言葉が)」
白波リアラ:「(あの言葉が本当か嘘か、確かめるすべは、ボクにはもうありません)」
白波リアラ:「(だけど、そんな言葉すらない実験台だったのなら)」
白波リアラ:「……そんなものは、ボクは許さないでしてすよ」
白波リアラ:自分への全ての攻撃を弾き飛ばす
如月司:「まあ、いい。何度でも実験を繰り返すまでだ。私は必ず、愛する娘を取り戻す」
GM:弾き飛ばされる銃弾を見ながら、男は言う。
GM:では、如月司の割り込み行動はこれで終了!
GM:改めて、行動値22の神峯さんの番です!
神峯清夏:はーい
神峯清夏:マイナーで《オプティカルレンズ》、このメインプロセス中、攻撃力を+【感覚】、つまり+9
GM:がっつり上がる!
神峯清夏:メジャーで《コンセントレイト:エグザイル》《死神の針》《デトネイトチャージ》
神峯清夏:マイナー分で128→131、ダイス増加
神峯清夏:対象は…如月博士、貴方ですよ
GM:な、なんてやつ……!
GM:命中判定をどうぞ!
神峯清夏:13dx7+1
DoubleCross : (13DX7+1) → 10[1,1,1,2,4,7,7,8,8,8,8,9,9]+5[1,1,2,3,4,5,5,5]+1 → 16
神峯清夏:あちゃー
GM:これはワンチャンある
神峯清夏:どうしようかな
千堂千尋:《勝利の女神》。達成値+12!
千堂千尋:千堂千尋の侵蝕率を4(→ 4)増加 (123 → 127)
GM:な、何ぃ……!
神峯清夏:女神…!
GM:では、改めてリアクション!
GM:ドッジを宣言!
GM:4dx+2>=28
DoubleCross : (4DX10+2>=28) → 10[7,8,9,10]+5[5]+2 → 17 → 失敗
千堂千尋:あっぶな
神峯清夏:こわ…
GM:勝利の女神がなければ避けてたのに!!
GM:では、ダメージどうぞ!
千堂千尋:勝利の女神が微笑んでしまったな
アウグスト・アイヒベルク:ではそのダメージに原初の紫:凍てつく刃!
神峯清夏:し、支部長!
アウグスト・アイヒベルク:lv3なので1d10+9!
GM:さらに上げてきた!
アウグスト・アイヒベルク:151→155
神峯清夏:ダメージロール行きます!
GM:来い!
神峯清夏:3d10+9+8+20+1d10+9
DoubleCross : (3D10+9+8+20+1D10+9) → 13[1,9,3]+9+8+20+7[7]+9 → 66
GM:強い……!
GM:一気にかなりのHPを削られた……!
GM:では、演出をどうぞ!
神峯清夏:今まで広げていた黒髪を、集め、結い上げ、束ねる。
神峯清夏:「もうこれ以上、貴方には」
神峯清夏:「逢折さんはもちろん、千堂さん。伊礼さん。」
神峯清夏:「友達のみんなに…近寄らせない…!」
如月司:「何が友達だ。キミが今、名を挙げたのは全て私の実験材料だよ」
神峯清夏:その10万本の髪を…しなやかさを保ちつつ硬質化。
神峯清夏:「いいえ、貴方の夢はここで」
神峯清夏:「潰します」
如月司:「潰すだと……」
神峯清夏:束ねあげたその形は、拳の形をしていた。
神峯清夏:「千堂さんほどではありませんが」
神峯清夏:「鉄拳制裁です」
如月司:「これは……!」
神峯清夏:その拳を思い切り!如月博士の顔面に叩き込む!
GM:顔面を殴り飛ばされ、如月は倒れ込む!
GM:血を流しながらも如月はよろよろと立ち上がる!
如月司:「……なるほど。随分といい能力を持っている。キミも私の実験に使えそうだな」
神峯清夏:「まだ…足りないようですね」再び拳を構えて。
GM:では、神峯さんの行動はこれで終了!
GM:次は行動値10の羽織さんの番です!
逢折羽織:はぁい!
逢折羽織:マイナーなし!
逢折羽織:《コンセントレイト(ブラックドッグ)》+《アームズリンク》+《雷鳴の申し子》
逢折羽織:対象は、お義父さん!貴方です!
GM:では、判定の直前にオートアクションで《盲目の羊》を使用!
逢折羽織:ナッ!
GM:判定のダイスを5個減らしてもらう!
GM:ダイスデバフの重ね掛けだ!
逢折羽織:こ、こいつ!
神峯清夏:《デビルストリング》
GM:ゲーッ!?
逢折羽織:清夏さん!!
逢折羽織:好き!
千堂千尋:友情パワー!
神峯清夏:逢折さんの邪魔はさせません。
逢折羽織:では、なんの邪魔もなく攻撃だ!
GM:では、《盲目の羊》は打ち消される!
GM:改めて判定どうぞ!
逢折羽織:10dx7+3
DoubleCross : (10DX7+3) → 10[1,1,1,2,2,3,4,5,6,10]+2[2]+3 → 15
逢折羽織:ば、バカ!
アウグスト・アイヒベルク:では勝利の女神だ
GM:!!?
逢折羽織:支部長さん!?
逢折羽織:大丈夫!?
アウグスト・アイヒベルク:達成値+12! 侵蝕155→159
アウグスト・アイヒベルク:何としても当ててくれたまえ!
GM:では、ドッジを宣言!
千堂千尋:ワォ…
逢折羽織:支部長さん……! はいっ!
逢折羽織:リアクションどうぞ!
GM:4dx+2>=27
DoubleCross : (4DX10+2>=27) → 8[1,2,8,8]+2 → 10 → 失敗
GM:ダメか……!
GM:ダメージどうぞ!
逢折羽織:あぶなっ!
逢折羽織:ダメージ!
逢折羽織:3d10+6+47
DoubleCross : (3D10+6+47) → 11[2,2,7]+6+47 → 64
GM:固定値が高い……!!
GM:如月司は、その攻撃で一度戦闘不能になります!
GM:演出どうぞ!
如月司:「羽織。キミが何をしようとも無駄だ」
如月司:「キミにとって余計なものは全て無くなる。……キミの両親のようにね」
如月司:銃口が光る。キミの恐怖心が、引き立てられる。
逢折羽織:「……!!」その言葉に、冷静さを失うだろう。未だ未熟な少女だ
逢折羽織:恐怖心に足が竦んでしまう!
GM:僅かな幻覚作用。キミの足元には、友人たちの死体が転がる。
神峯清夏:「いいえ、大丈夫。逢折さんなら進めるわ」すぐ横から声がする。
逢折羽織:失意に堕ちそうになった心を繋ぎとめる声が聞こえる。
神峯清夏:「あなたの強さは、みんなが知ってる、道は私が作るから」
GM:その声に、幻覚がかき消える。
神峯清夏:そして、銃口は地面を向いて固定されている。先程の攻撃と同時に結び付けていた髪で封じたのだ。
如月司:「……!」
逢折羽織:「神峯さんっ!」友人に僅かに微笑んで。開かれた道を走破する!
如月司:「バカな……!」
逢折羽織:身を低く。真っすぐに如月司へ向けて疾走!
アウグスト・アイヒベルク:「さて……羽織にとっては役不足かもしれないが、愚か者へは十分だろう」
アウグスト・アイヒベルク:「教師のカヴァーを務めさせてもらうよ」 教鞭の如く、杖を男に向ける
アウグスト・アイヒベルク:「オーヴァードの力の根源はレネゲイドの出力、それが理性で制御できる域を超えたジャームは確かに強力だ」
アウグスト・アイヒベルク:「だが、それをも、我々UGNは、理性ある超人(人間)達は打ち砕いてきた」
アウグスト・アイヒベルク:「その根源は絆。想いの力こそが、人の力だ」
アウグスト・アイヒベルク:「この場で何よりも優れているのは、誰よりも他者を想える」
アウグスト・アイヒベルク:「彼女の力さ」 そういうと同時、竜の杖から光
アウグスト・アイヒベルク:「これが最後だ、受け取りたまえよ」
アウグスト・アイヒベルク:触媒能力が、逢折羽織のレネゲイドを活性化させる。
逢折羽織:光に包まれる。レネゲイドの活性。
如月司:「想いに力などあるものか……!」
逢折羽織:このか細い糸では繋ぎとめられない。如月司はそう言った。
逢折羽織:ならば結ぼう。糸を。絆を。
逢折羽織:より強く。より強固に。――――大丈夫。
逢折羽織:自分には、こんなにも頼れる仲間が、友達がいるのだから!
逢折羽織:駆け抜ける。すれ違い様、如月司の身に幾重にも巻き付けた糸。
逢折羽織:ぎゅるん
如月司:「何だ、これは……!」
逢折羽織:「これが、想いの力です!」
逢折羽織:独楽の要領で高速回転させ、地面に叩きつける!
GM:男の体が凄まじい力で地面に叩き付けられる!
逢折羽織:132→141
逢折羽織:そして
逢折羽織:雷鳴の申し子の効果で倒れるので、伊礼さんのロイスをタイタス昇華復活!
GM:OK!
GM:男の体は、地面に倒れたままぴくりとも動かない。
GM:だが、次の瞬間。
GM:《アクアウィターエ》を使用。戦闘不能を回復します。
GM:禍々しい光が生じ、男の体が持ち上がる!
如月司:「インフィニティコードの力、私に使いこなせるものではないが一時的な燃料としては十分だ」
如月司:男は立ち上がり、狂気に満ちた笑みを浮かべる!
如月司:「分かったよ。一番余分なものが何だったのか!」
逢折羽織:その笑みに恐怖心を覚える。
如月司:「想いなど断ち切ってしまえばいい」
如月司:拳銃を千堂に向ける!
如月司:「失敗作はもっと早くに処分しておくべきだった!」
アウグスト・アイヒベルク:「やれやれ、私は本当に教師には向いていないようだね……」
アウグスト・アイヒベルク:「彼にもしっかり教えてあげたまえ、せんせい」
GM:次は行動値10の如月博士の番です!
GM:マイナーなし
GM:メジャーで《コントロールソート》+《虚構のナイフ》+《痛みの水》、さらに《戦神の祝福》も使用!
GM:フォールンピストルで千堂くんに攻撃します!
千堂千尋:こい!
GM:命中判定いきます!
GM:11dx+4
DoubleCross : (11DX10+4) → 10[1,4,4,6,6,7,8,9,9,9,10]+9[9]+4 → 23
GM:達成値は23!
GM:フォールンピストルの効果でリアクションはC値+1だ!
千堂千尋:ガード!
GM:では、ダメージいきます!
千堂千尋:こい!
GM:22+9d10
DoubleCross : (22+9D10) → 22+56[7,10,8,4,9,3,5,9,1] → 78
GM:78点。装甲は有効!
千堂千尋:いっぱい死にます。青騎士のロイスを昇華!HP11で復活!
千堂千尋:千堂千尋のHPを11に変更 (2 → 11)
GM:では、演出いきます!
千堂千尋:こい!
GM:男は狂気じみた笑いを浮かべ、千堂に向けて拳銃を乱射する!
GM:その銃弾は、キミの体に触れると次々と破裂し、キミの体を吹き飛ばす!
千堂千尋:「スゥ……!」
千堂千尋:あるいは見えざる手で、あるいは身体で受ける
千堂千尋:受けた箇所から爆発し、爆ぜて千切れる
如月司:「お前は元々失敗作だったのだ!お前に守れるものなど何もない!」
千堂千尋:その跳んだ身体が空中で掴まれ、押し付け、接合。────更に爆発。
如月司:「大人しくそこでくたばるがいい!」
逢折羽織:「せんせいっ!」
千堂千尋:ギリギリで人の形を保ちながら、飛ばされる。
如月司:「は、ハハハハハ!これでいい!」
千堂千尋:常人であれば、全てにおいて致命の攻撃を受けて、しかし
千堂千尋:オレ達は超人だった
千堂千尋:「………そう、か」
千堂千尋:血を流しながら立ち上がる
千堂千尋:何もない場所から手を差し伸べられるように
千堂千尋:「満足、そうだな、如月博士」
如月司:「な、なぜだ。なぜ生きている……!」
如月司:「お前を助ける者も、お前に手を差し伸べる者も誰もいない!それがなぜ!」
千堂千尋:「そんな、ことは」かふ、と一度むせて、喉を再生しながら。
千堂千尋:「そんなことは決まっている」
如月司:「何……!」
千堂千尋:「さっきから、皆が言っているだろう」
千堂千尋:「今、助けられなくとも。今、手を差し伸べられなくとも」
千堂千尋:「そうしたいと、思っている人ならいる」
千堂千尋:「だから、立ち上がれる」ぼたぼたと血を流しながら
千堂千尋:「UGNなら」
千堂千尋:「最初に習うことだ」
如月司:「何だと……!」銃を構えたまま立ちすくむ。
GM:では、次は行動値9の千堂さんの番!
千堂千尋:はーい。
千堂千尋:マイナー移動、如月さんにエンゲージ
GM:あ、待って
千堂千尋:はい
GM:その前に、イニシアチブで《分割思考》を使用。
GM:行動値-10で未行動になります!
GM:続けてください!
千堂千尋:出来るものならなぁ!
千堂千尋:メジャーで《C:ブラム》《ブラッドスパイク》《虚構のナイフ》。対象は如月博士。
千堂千尋:判定!
GM:どうぞ!
千堂千尋:9dx7+3
DoubleCross : (9DX7+3) → 10[1,1,3,3,3,4,7,8,9]+10[6,6,7]+3[3]+3 → 26
千堂千尋:それなり。対応どうぞ
GM:では、その攻撃に対してリアクションとして《カウンター》を使用!
千堂千尋:ウェ~~~ン
GM:対決に勝利すれば、代わりにこちらの攻撃が命中する!
千堂千尋:こい!
GM:喰らいな!
GM:4dx+4>=26
DoubleCross : (4DX10+4>=26) → 10[4,6,9,10]+9[9]+4 → 23 → 失敗
GM:ダメか……!
GM:ダメージをどうぞ!
千堂千尋:なんで回すんですか!!
千堂千尋:では命中時に《フェイタルヒット》。ダメージ+4D
千堂千尋:千堂千尋の侵蝕率を4(→ 4)増加 (127 → 131)
GM:フェイタルヒットまで……!
千堂千尋:そして『Dロイス:不完全な進化』の効果を発動。ダメージ+5Dし、増加分の反動を受けます
GM:OK!
千堂千尋:ではダメージロール!
GM:どうぞ!
千堂千尋:3d10+24+4D10+5d10
DoubleCross : (3D10+24+4D10+5D10) → 16[1,5,10]+24+20[2,6,4,8]+20[6,8,2,1,3] → 80
GM:強い
千堂千尋:装甲有効の80点!
千堂千尋:千堂千尋の侵蝕率を8(→ 8)増加 (131 → 139)
GM:残りHPは40点。装甲0。
GM:倍のダメージを受けて消し飛びます!
GM:如月司は今度こそ戦闘不能!
千堂千尋:そして反動のHP20ダメージを受け、こちらも戦闘不能。
千堂千尋:復活がないようなのでそのまま倒れます
GM:OK!
GM:では、演出どうぞ!
如月司:「いくら立ち上がったところで、お前ごときに誰かを守れるものか……ッ!」
千堂千尋:禍々しく光る如月博士に対して、真っ向から近づいていく。
千堂千尋:「そうかも知れないな」
GM:震える手で銃の引き金を引く。銃弾がキミに向かって飛ぶ!
千堂千尋:「オレに白波ほどの守りの力はない」
千堂千尋:スゥ、と銃の形にした手を向ける
千堂千尋:「オレに支部長ほどの周りを鼓舞する力はない」
千堂千尋:見えざる手が、空中でその弾丸を地面に叩き落とす
千堂千尋:「オレに神峯ほどの他人に寄り添える機微はない」
千堂千尋:爆発。その合間を静かに歩いていく。
千堂千尋:「オレに逢折ほどの誰かに伝わっていく力はない」
千堂千尋:ざっ、と
如月司:「ああ、そうだ。お前には何もない!」
千堂千尋:血と土煙でぼろぼろになりながら、拳の届く距離に立つ
如月司:「なのに、なぜ」銃が弾切れを起こす。
千堂千尋:「そうだ、オレの手には、なにもない」
千堂千尋:スウ、と開いた両手を広げてみせる
如月司:「…………」
千堂千尋:「だからこそ」
千堂千尋:「空いた両手は、何にでも使える」
千堂千尋:「誰かにかざすことも、手を取ることも、ものを掴むことも」
千堂千尋:「障害を、取り除くことも」
千堂千尋:《血の彫像》
千堂千尋:背後に無色の見えざる手が精製される。
如月司:「ああ。そうか。その力が……」
千堂千尋:《血の彫像》
千堂千尋:背後に無色の見えざる手が精製される。
千堂千尋:背後に無色の見えざる手が精製される。背後に無色の見えざる手が精製される。背後に無色の見えざる手が精製される。
如月司:何もない空間を呆然と見上げる。
千堂千尋:無色の手は光を通さず、しかしわずかにブレる
千堂千尋:光景がネジ曲がっていく。光がネジ曲がっていく。
千堂千尋:七色に、そしてその光を束ね、黄金色に
千堂千尋:千の手を持つ像の姿が形作られる
千堂千尋:「貴様の言うとおりだ、如月博士。オレに特別な力はない」
千堂千尋:「こんなことは、誰にでも出来る。言うとおりの失敗作なのだろう」
如月司:「…………」
千堂千尋:「だが、もう一度言うぞ、如月博士」
千堂千尋:「誰かを泣かせるような人間を殴る。……この程度」
千堂千尋:「『誰でも出来る』」
千堂千尋:ス、と腕を振りかぶる。背後の像がそれに呼応して
千堂千尋:拳を握らず。
千堂千尋:救いを差し伸べるように、手を開いて
千堂千尋:その巨大な掌が、如月博士に叩きつけられた
如月司:「ああ。私は――」
如月司:「誰の手も、握ってこなかったのか」
GM:巨大な掌に押し潰され、如月司は消滅する。
GM:黄金色の光によって禍々しい光はかき消されていく。
GM:これで、エネミーは全滅。
GM:クライマックス戦闘は終了だ!
千堂千尋:黄金色の慈悲の掌が、そのまま解けて
千堂千尋:「握手を、してこなかったんだな。如月博士」ポツリと呟く
千堂千尋:「誰かと仲良くなるには、それがいいと」
千堂千尋:「オレでも知っていたよ」
千堂千尋:黄金の輝きは解け、すでにぽつんと立ち尽くして
千堂千尋:ドク、ドクン、ドクンと
伊礼有希:「……終わったん、ですね」
GM:その時。
GM:千堂の体に異変が起きる。
千堂千尋:戦闘の最中、限界を超えて稼働していた脳の熱が、引かない。
千堂千尋:百万の手を並列で処理するためにオーバーヒートしていく。
千堂千尋:「あぁ」
GM:不完全なインフィニティコードの影響により、熱暴走を起こしたキミの体は自壊を始める。
千堂千尋:高密度の情報を処理するために圧縮された時間間隔の中で、それを自覚する
千堂千尋:「終わったな」
千堂千尋:ポタリ、と。
千堂千尋:赤い鼻血が一滴。そして
千堂千尋:「カ、フッ」
千堂千尋:目と口から、さらりと血液が溢れ出して、倒れる
GM:熱暴走を起こしたキミの体は、体中のあちこちの血管が千切れ出す。オーヴァードの回復能力すらも追いつかない。
伊礼有希:「……え」
逢折羽織:――――薄れゆく意識の中。千堂千尋の手に触れるものがある。
逢折羽織:赤子が、掴んで離さないように。小指に巻かれた赤い糸が、しゅるしゅると。
千堂千尋:「…………」過剰な体温を感じさせながら、指がその手にわずかに力を返す
逢折羽織:まるで、蜘蛛の糸がつるされるかのように。
逢折羽織:暗闇の中。千堂千尋の目の前に、一本の赤い糸が見える。それは
逢折羽織:まるで、手を繋ごうとしているかのように。君に向けて、手を伸ばしているかのように。
千堂千尋:手を、伸ばそうとした
千堂千尋:ただし、身体は動かず、ただ。
千堂千尋:感覚が曖昧なままに、頭の中だけで起こる現象のように、その糸に、手を触れた。
逢折羽織:――――――
逢折羽織:――――
逢折羽織:――
逢折羽織:―
逢折羽織:眼を覚ますと、そこには。
逢折羽織:君の顔を覗き込む少女の姿。……頭を撫でられているようだ。
逢折羽織:後頭部には、柔らかい太ももの感触を味わうことだろう。
千堂千尋:「…………………」
千堂千尋:「?」
千堂千尋:膝に頭を載せてるようだ
逢折羽織:「……??」
逢折羽織:「……せんせい?」
千堂千尋:「……あぁ、いや」
千堂千尋:「逢折か」
逢折羽織:「はぁい」
千堂千尋:膝の感触と、頭を撫でられている感覚と。
千堂千尋:きちんと知覚できる。そして、身体のすべてがオーバーヒートを起こして地獄のように痛い
千堂千尋:「……下から見上げた顔だと、印象が違った」
逢折羽織:「いつもは、せんせいの方が背が高くて見下ろす形ですからね」
逢折羽織:「どの辺が違いました?」
千堂千尋:「そうだな………」
千堂千尋:こうして見上げていると
千堂千尋:そして、先程の微笑みが
千堂千尋:「年上のようだった」
逢折羽織:「あらあらうふふ」
GM:これによって、千堂さんの「Dロイス:不完全な進化」は削除されます。
GM:ロイス欄が空いたため、ロイスの再取得も可能になりました。
逢折羽織:「……そういうせんせいも」
逢折羽織:「年下みたいですね」
千堂千尋:「そうか?」みたいだ、というか。そうだというか。
千堂千尋:「………そうかもしれないな」
千堂千尋:なら。
千堂千尋:全身が痛くて、稼働した頭が他人事のように鈍い疲れを感じて。
千堂千尋:こうしていることが、とても安らいだので
千堂千尋:「……なら」
千堂千尋:「少しだけ、眠る」
千堂千尋:少しだけ
千堂千尋:年上を、頼ることにした
千堂千尋:新しく「逢折羽織 ○P関心/N疑問」を取得します
伊礼有希:「本当にこの人たちは」逢折と千堂を。そして、神峯と白波、アウグストを見て。
伊礼有希:「何度だって奇跡を起こしちゃうんですから」幸せそうに微笑んだ。
GM:シーン終了。
GM:というわけで、クライマックスフェイズはこれで終了です!
GM:ここからはバックトラックに入っていきます!
GM:まず、今回のEロイスは7個!
千堂千尋:イェイ!
アウグスト・アイヒベルク:たくさんある!勝ったな!
GM:最初にEロイス分を振るかどうかを決めてください!
神峯清夏:振ります!
アウグスト・アイヒベルク:当然振ります
逢折羽織:降ります!
千堂千尋:振る!
白波リアラ:ふる!
アウグスト・アイヒベルク:159-7d10 運命のダイスロール!
DoubleCross : (159-7D10) → 159-25[2,2,1,2,2,9,7] → 134
千堂千尋:139-7d10
DoubleCross : (139-7D10) → 139-33[9,1,8,3,2,9,1] → 106
神峯清夏:140-7d10
DoubleCross : (140-7D10) → 140-54[9,7,9,5,9,10,5] → 86
千堂千尋:残りロイス6個。素振り
GM:神峯さん、すごい下がった
アウグスト・アイヒベルク:ひ、低くないか?
神峯清夏:下がりすぎた
逢折羽織:141-7d10
DoubleCross : (141-7D10) → 141-48[9,8,9,10,6,2,4] → 93
白波リアラ:138-7d10
DoubleCross : (138-7D10) → 138-34[9,5,8,2,7,2,1] → 104
千堂千尋:106-6d10
DoubleCross : (106-6D10) → 106-35[10,4,4,7,2,8] → 71
千堂千尋:5点ギリギリ生還
アウグスト・アイヒベルク:まあ帰還圏内には入った!2倍振り!
神峯清夏:残りは素振り!
GM:では、あとは残っているロイスの数だけ引き下げるのですよ
アウグスト・アイヒベルク:134-8d10
DoubleCross : (134-8D10) → 134-43[3,4,9,1,10,7,2,7] → 91
逢折羽織:93-5d10
DoubleCross : (93-5D10) → 93-18[3,1,8,4,2] → 75
白波リアラ:104-6d10 1倍!
DoubleCross : (104-6D10) → 104-44[9,6,10,7,5,7] → 60
アウグスト・アイヒベルク:ふぅ~
白波リアラ:減りすぎ!
アウグスト・アイヒベルク:怖かった……
神峯清夏:86-6d10
DoubleCross : (86-6D10) → 86-28[2,3,6,10,6,1] → 58
千堂千尋:リアラくん調子がいい
逢折羽織:5点!
千堂千尋:支部長こわっ
GM:リアラちゃんもすごい減る!
神峯清夏:あら
白波リアラ:4点ですわね
逢折羽織:支部長こわっ!!
アウグスト・アイヒベルク:3点です
GM:それでは、皆さん、無事に帰還ですね!
GM:おめでとうございます!
逢折羽織:ヤッター!
白波リアラ:なんで最初の7個よりもあとの6個のほうが出目がでかいんだよ
神峯清夏:アタシも4点ですことよ
GM:それでは、バックトラックはこれで終了!
白波リアラ:何はともあれ無事全員帰還できてよかったですわー
GM:次回からはエンディングに入っていきます!
神峯清夏:全員帰還!嬉しい!
逢折羽織:やったねみんな!
千堂千尋:やった!
アウグスト・アイヒベルク:ウオーッ
◆Ending◆アウグスト・アイヒベルク
GM:それでは、ここからはエンディングフェイズです。
GM:最初は、アウグストさんのエンディングから。
GM:事件から少しして。
GM:UGN、N市支部。
GM:アウグストの屋敷にも平穏が戻ってきた。
アウグスト・アイヒベルク:執務室に(何故か)置かれたグランドピアノ、その前に座った男が優雅にピアノを弾いている。
メイド達:「あっアウグスト様の演奏よ」「コレを聞くと、事件もひと段落着いたって感じよねえ」
メイド達:「今日の曲は……美しく青きドナウ?」
アウグスト・アイヒベルク:『憂いに満ちた君が見える』
メイド達:「それにしても、千堂様も逢折様も大丈夫かしら」「遊びに行くって言ってらしたのも、もうすぐよねえ」
メイド達:「そういえばあの二人って、進展あるのかしら?」「穿ってものを見ないの!あなたは」
アウグスト・アイヒベルク:『若く美しい君が見える』
メイド達:「え~、でもあれでしょ?伊礼様と千堂様と逢折様で……いたっ」「もう、あなたは……」
メイド達:「あの3人は兄妹みたいなものだって聞いたでしょう?でも、なんだかロマンチックよねえ」
アウグスト・アイヒベルク:『変わらぬ思いが心の中で大きくなっていく、』
メイド達:「神峯様と白波様は?」「あの2人は研究所跡地」
メイド達:「え~、大丈夫かしら、2人とも実験体だったんでしょう?」「大丈夫よ、あの2人は」
アウグスト・アイヒベルク:『高貴なる黄金のごとく。』
メイド達:「嫌な思い出思い出したりとか……」「あの2人、私たちなんかよりずっと大人で。私たちじゃ想像もつかないようなことを抱えてるのよ」
メイド達:「私たちが心配しても意味ないでしょ、いつもと同じように出迎えるのよ」
アウグスト・アイヒベルク:『ドナウ川のほとりで、』
メイド達:「よっしゃ掃除終わり―!」「あとは皆さまがいつでも海に行けるよう、準備しておくだけですね!」
アウグスト・アイヒベルク:『美しく青きドナウのほとりで』
アウグスト・アイヒベルク:弾、と演奏を終え、大きく息を吐く。
GM:モニターが切り替わり、霧谷雄吾の姿が映っている。
GM:霧谷雄吾はピアノの旋律に感じ入り、静かに拍手をする。
霧谷雄吾:「……ブラボー。素晴らしい音色です」
アウグスト・アイヒベルク:「おや……聞いていたのかい、霧谷君」 額から流れる汗もそのままに、微笑みながら応える。
メイドのアリッサ:警戒し、モップの角をモニターに向けている。フワフワした部分よりも角の方が強いのだ。
霧谷雄吾:「アウグスト支部長。今回の事件、改めてご苦労様でした」
アウグスト・アイヒベルク:「ありがとう……一つ、聞きたいことがあるのだが」
霧谷雄吾:「おや。何でしょうか」
アウグスト・アイヒベルク:「千尋の境遇は、チルドレンとして保護した時点ではどれくらい把握していたのかな」
霧谷雄吾:「例の『不完全なインフィニティコード』の件ですか」
アウグスト・アイヒベルク:「ああ……もしかしたら、伊礼君ももっと早くに保護できていたかもしれない、と思ってね」
霧谷雄吾:「残念ながら、我々でも今回の件が起こるまではそこまでの調べは付いていませんでした」
霧谷雄吾:「不甲斐ない限りです」
アウグスト・アイヒベルク:「……まあ、それも仕方がないことか」
霧谷雄吾:「それも含めて、アウグスト支部長には感謝しております」
アウグスト・アイヒベルク:「我々UGNは、盾であるが故に、どうしても後手に回りがちだからね」
アウグスト・アイヒベルク:そう言った後
アウグスト・アイヒベルク:「そう言ってくれると、幾らかは救われた気分になるな」
霧谷雄吾:「子供たちの未来を救っていただいたのです。あなたの功績は計り知れませんよ」
霧谷雄吾:「ああ、それとちょっとしたご報告があります」
アウグスト・アイヒベルク:「フ、それならば、時間のある時にでも日本支部長どののフルコースを賜りたいところだね……おや」
アウグスト・アイヒベルク:眉を少し上げる
霧谷雄吾:「逢折さんがその身に宿した『完全なるインフィニティコード』と称される力ですが」
霧谷雄吾:「研究班によると、どうやら力を使い果たしたことで、消滅してしまったようです」
霧谷雄吾:「UGNにとっては良かったのか悪かったのか、というところですが」
アウグスト・アイヒベルク:「ああ、聞いているよ。私の子の話だからね」
アウグスト・アイヒベルク:「まあ、良いことだろう。その力はきっと新たな争いを産む」
アウグスト・アイヒベルク:「戦いはあの子たちには似合わないさ」 その子供たちに、戦わせざるを得ないのが現状だがね、と続ける
霧谷雄吾:「なるほど。あなたがそう判断したのでしたら、それを尊重しましょう」
霧谷雄吾:「少なくとも例の力の消滅が逢折さんの命に関わることもないようですしね」
アウグスト・アイヒベルク:「フ、君も同じ考えだと思っていたがね」
アウグスト・アイヒベルク:「うん、それは何よりの報告だったよ」
霧谷雄吾:「日本支部長ともなると、清濁併せ吞む必要がありまして」悩まし気な表情をしながら、変な色をした液体を飲んでいる。
霧谷雄吾:「この件についてはあなたにお知らせしたかったものですから、連絡を入れさせていただきました」
アウグスト・アイヒベルク:「……それ、なんだい?」 眉を潜めながら尋ねる
霧谷雄吾:「清濁併せ吞んでいます」変な色をした液体をズルズルとすすっている。
アウグスト・アイヒベルク:「ああ、うん……」
アウグスト・アイヒベルク:「ええ……?」
アウグスト・アイヒベルク:珍しくガチ目に困惑している。
霧谷雄吾:「それでは、アウグストさん。また何かあればよろしくお願いします」
霧谷雄吾:「あなたたちの平穏が少しでも長く続きますことを」
アウグスト・アイヒベルク:「ああ、こちらこそ」 そう言ってほほ笑む
GM:モニターが消える。
アウグスト・アイヒベルク:「フ……」 意味深げに笑みを深める
アウグスト・アイヒベルク:「何だったんだあれ……」 まだ引きずってた
メイドのアリッサ:「本物で良かったですねぇ」
メイドのアリッサ:「アウグスト様。それじゃあ、行きましょうか」キミのそばでメイド服姿の少女が微笑みかける。
アウグスト・アイヒベルク:「ああ、プールか……」
アウグスト・アイヒベルク:「だがもう、監視の必要も無いだろう?」
メイドのアリッサ:「監視ぃ?」
アウグスト・アイヒベルク:「私がいては、彼らも気が引けてしまうだろう」
メイドのアリッサ:「何言ってんですか、アウグスト様。彼らが言ってましたよ」
メイドのアリッサ:「アウグスト様もお友達だって」
アウグスト・アイヒベルク:「フ……そうか……」
アウグスト・アイヒベルク:「私は本当に……果報者だな……」
メイドのアリッサ:「さあ、行きましょう。アウグスト様。表に車を用意してありますので」
アウグスト・アイヒベルク:「ああ、行こうか、わが友たちの元へ……!」
メイドのアリッサ:「はい。かしこまりました」礼儀正しく頭を下げる。
GM:アウグスト支部長が屋敷を出て、リムジンへ乗り込もうとしたところでこのシーンは終了だ。
◆Ending◆神峯清夏&白波リアラ
GM:次のシーン!
GM:次は、神峯さんとリアラさんのエンディングです。
GM:N市郊外にある如月博士の研究所跡地。
GM:事件から少し経った頃。
GM:研究施設に、有用なデータや危険物が残されていないかを確かめるために二人はここにやってきていた。
白波リアラ:「おー」
GM:埃っぽく薄暗い施設には、古びた実験器具や薬品などが残されたままになっている。
白波リアラ:「よくわからないでしてすな、危険なのかどうか」
神峯清夏:「電気は…来ていないようですね…」懐中電灯で足元を照らす。
白波リアラ:「暗いの怖くないでしてすか?清夏さん」
神峯清夏:「ええ、怖くないですよ」
神峯清夏:「何せ夜の仕事が多かったですから」
白波リアラ:「!」
白波リアラ:「そーでしてした!殺し屋さん!」
神峯清夏:「ああ、そういえば」と思い出したように。
神峯清夏:「結局、話さないまま事件が解決してしまいましたね」
白波リアラ:「そうでしてすねー」
白波リアラ:「聞いても平気でしてすか?大丈夫でしてすか?」
神峯清夏:「ええ、もちろん。でも内緒ですよ?」シーっと指を口に当てる
白波リアラ:「はーい(シーっ)」
神峯清夏:「…と言っても、そんなに大したことじゃないですよ」と前置きをして。
神峯清夏:「私は元々、孤児院の出なんです」
白波リアラ:「孤児院」
神峯清夏:「小さい頃に両親が蒸発…と言えばいいんでしょうか…時々ある話ですね」
白波リアラ:「……」静かに聞く
神峯清夏:「昔のことなので覚えていませんが、孤児院に入った時には既に覚醒していたようで」
神峯清夏:「あれよあれよという間にUGNの方がいらっしゃって」
白波リアラ:「ほあー」
神峯清夏:「ちょっと危ない裏の施設で数年前まで実験の日々でした」
白波リアラ:「おー」
白波リアラ:「実験の日々」
白波リアラ:「そこはボクと一緒でしてすなー」
神峯清夏:「ふふ、何かと似ていますね、私たち」少し笑って。
白波リアラ:「ですてしなー、ふふふ」
神峯清夏:「…その後は実験の方は伸びしろが無くなった、という理由であっという間に打ち切り」
神峯清夏:「チルドレンにもエージェントにも置き辛い私は、今の暗殺チームへ編入となりました」
白波リアラ:「ほー」
神峯清夏:「そして今は、出向という形で、リアラくんと一緒にこの支部で働いています」
白波リアラ:「おおー」
白波リアラ:「一緒で嬉しいでしてすなー」
神峯清夏:「私も、こんなに楽しいなんて思わなかった」
白波リアラ:「んん-」
白波リアラ:「ボクも実験体でしてしたから」
白波リアラ:「ボクは両親も知らないし、生まれた場所も育てた人もなくなっちゃいましてす」
白波リアラ:「だからボク、人の心とか、本当にわかってるのか、とっても、いつも不安でしてすな」
神峯清夏:「そうね、人の心の機微は私にも難しいわ…」
GM:暗い空間。薄明かりが二人を照らす。
白波リアラ:「……でも、ボクは、きっとこれでいいって、そう言ってもらえましたすから」
白波リアラ:「清夏さんも、きっと清夏さんのままでいいでしてすよ」
白波リアラ:「ボク、清夏さんと話してるとたくさん嬉しいでしてすからな!」
神峯清夏:「私のまま…ね」
白波リアラ:「……んん、だめ、でしてすかね?」
神峯清夏:支部のみんなや伊礼さんと笑ってる私。UGNの敵を躊躇なく殺してきた私。
神峯清夏:どちらが私なのか、そんな答えのないことが分かり切ってる考えが浮かんで。
神峯清夏:「いいえ、私もリアラくんと話してると楽しいわ」
神峯清夏:いつものように微笑んで、曖昧に誤魔化した。
白波リアラ:「……」
白波リアラ:「んんー……」
白波リアラ:「清夏さん、ボクはでしてすね……」
白波リアラ:「本当は誰かを倒すことになんの躊躇もないんでしてす」
白波リアラ:「敵だと思ったらボクは容赦なく倒せませすし、きっと大事な人と戦う事になってもボクは平気だと思いますてす」
白波リアラ:「さんざん友達とか、大事な人とかって言っても、ボクはそういうことができちゃうんでしてす、そういう風に育てられましてすから」
神峯清夏:「リアラくん…」ああ、この子は。
神峯清夏:「貴方はほんとうに…優しいのね」きちんと人の心を持っている。
白波リアラ:「……んん-、ふふ、そうでしてすかね」
白波リアラ:「だからその、ボクが言いたいのはでしてすね」
白波リアラ:「清夏さんが殺し屋さんでも、もしも仮にいつの日か敵になったとしても」
白波リアラ:「最後の最後までボクたちはボクたちのままで、きっと、いいんでしてすよ」
神峯清夏:「…最後まで、私のままで」噛み締めるように繰り返し。
神峯清夏:「リアラくんは、もし私が敵になったとしても」
神峯清夏:「友達のままでいてくれる?」
白波リアラ:「もちろんでしてす!」
白波リアラ:「友達のまま敵として倒しちゃうかもしれませんでしてすが!それでも、友達でしてして!」
白波リアラ:「……変、でしてすかね?やっぱり、それじゃ」
神峯清夏:「…ううん。それなら…とっても嬉しいし…安心ね」
白波リアラ:「……えへへ、よかった!」
GM:と、そこでキミたちは気付く。
GM:どこでぶつけたのか、いつの間にか神峯さんの腕に大きな切り傷ができている。
GM:切り傷はそう深くはなく大した痛みもないようだが、見た目には目立っている。
白波リアラ:「!」
白波リアラ:「清夏さん、腕が怪我でしてしよ!」
神峯清夏:「あら…?どこかで切ったのかしら」よく見れば、血が滴っている。
白波リアラ:「大変でしてす、もうすぐプールに行くでしてすのに!」
神峯清夏:「困ったわね…。とりあえず止血しないと」
白波リアラ:「……あ!」
白波リアラ:「なめましてすか!?」
神峯清夏:「救急箱は持ってきていないし…あら?」
神峯清夏:「どうしましょう…リアラくん、嫌じゃないの?」
白波リアラ:「ボクは全然嫌じゃないでしてすよ?」
白波リアラ:「清夏さんは?」
神峯清夏:「私は…嫌じゃないわ…?」なんだか少し顔が火照る。
白波リアラ:「そうでしてすか!じゃあ、ボクがなめてなおしましてす!」
神峯清夏:「じゃあ、お願いしようかしら…」
白波リアラ:「はい!」
白波リアラ:「ん……んむ」腕を手にとって、傷の部分をなめはじめる
白波リアラ:「……れろ……ん……」
神峯清夏:「……ンッ。…あっ…」
神峯清夏:くすぐったい様な、少し痛いような、不思議な感覚に声が漏れる。
白波リアラ:「……ふふっ」
神峯清夏:「……もう、笑わないで」少し頬を赤らめながら。
白波リアラ:「えへへ、なんか、かわいかったでしてすから」
白波リアラ:「あっいいこと思いつきましてした!」
神峯清夏:「いいこと…?」
白波リアラ:「もし戦うことになっても、どっちかが勝ったら」
白波リアラ:「こうしてなめてあげたら、きっと傷も治るでしてすから!」
白波リアラ:「そうしたら、またお友達に戻れましてすよね!」
神峯清夏:「そうね、きっと治るわね。傷も、大事な友達も」可笑しそうに笑って。
神峯清夏:「じゃあ今度リアラくんが怪我をしたら、私が治してあげるわね」
白波リアラ:「はいでしてす!」
GM:と、そこで、キミたちのもとに支部のメイドからLINEが届く。
GM:どうやら約束の時間が近付いてきているようだ。
神峯清夏:「…もうこんな時間。そろそろ戻らないと」
白波リアラ:「おー」
白波リアラ:「危ないもの、なさそうでしてしたな、安心でしてす」
神峯清夏:「ええ、無事に終わってよかったわ」
白波リアラ:「じゃあ、帰りましてすか!」先程なめた時の手を握ったまま
神峯清夏:「…はい、帰りましょう」その手をそっと握り返して。
白波リアラ:「ほーれんそーのれーはー、レモンのれー」
白波リアラ:「えへへ!」楽しそうに笑う
神峯清夏:「ふふ、ほーれんそーのほーは…ホットケーキのほー」微笑みを返す。
GM:手をつないだ二人が薄暗い研究所を出ると、眩しくて暖かい光が差し込む。
GM:今までよりも少しだけお互いのことを知ったキミたちは、仲間の待つ支部へと戻っていった。
GM:シーン終了。
◆Ending◆千堂千尋&逢折羽織
GM:次のシーン!
GM:次は、千堂さんと羽織さんのエンディングです。
逢折羽織:はぁい
GM:事件から少しして。
GM:N市支部。大きな屋敷の医務室。
GM:医療班から、しばらくの安静を言い渡された千堂。
GM:約束の日までに体調を万全にせよとの支部長命令もあり、キミは大きなベッドで横になっていた。
GM:浅い眠りについていた千堂が目を覚ますと、その隣には逢折の姿がある。
千堂千尋:なっています。
逢折羽織:「……せんせい?お目覚めですか?」
千堂千尋:「……………」
千堂千尋:「逢折か」
逢折羽織:「はい!……おっとっと、いいえ」
逢折羽織:「白衣の天使です」※ナース姿です
千堂千尋:過剰な稼働の反応か、寝起きの血圧の低さゆえか。普段のようにボーッとした目を返す。
千堂千尋:「白衣の天使」
千堂千尋:「そうか」
千堂千尋:「そうか…?」
逢折羽織:「あらあらうふふ」なぜか照れる
GM:千堂さんを看病するように、キミの周りには洗面器や濡れたタオル、体温計、聴診器などが置かれている。
千堂千尋:外傷ではなく、能力負荷による負担のため。普段ならば訓練に出る時間でも安静を余儀なくされていた。
千堂千尋:「どうした……?」
千堂千尋:「なんだか、楽しそうに見えるな」
逢折羽織:「分かります?」
逢折羽織:「今度、みんなで行く海が楽しみで」
逢折羽織:「だから、せんせいも早くお怪我を治してくださいね?」
千堂千尋:「あぁ……なるほど」
千堂千尋:「そうだったな。確か、そんな約束があった」
逢折羽織:楽しそうにりんごをシャリシャリと剝いている
千堂千尋:「だから、」「………?」
千堂千尋:「そのナース姿と何の関係が…?」
逢折羽織:「似合ってませんか……?」
千堂千尋:「…………??」
千堂千尋:「いや、着こなしてるとは思う」
逢折羽織:※先の戦闘で衣服が汚れたので、メイドの用意してくれた服がこれしかなかったんです
千堂千尋:「似合うと思うぞ」チルドレン式日常会話術。
逢折羽織:「丈の話をしてるんじゃありませんよ?」
千堂千尋:「良いんじゃないか。白いし」清潔だし。
逢折羽織:「ピンクのナース服もありますねぇ」
千堂千尋:「あるらしいな」
逢折羽織:そうでしてす。と肯定し。
千堂千尋:「海の話題とは関係ないんじゃないか?ナースは。」
逢折羽織:はぁ、とため息をついて。
千堂千尋:「そのため息はなんだ?」
逢折羽織:「……せんせい、」
逢折羽織:「冷静ですよね。……あの時は、年相応に素直だったのになぁ」
逢折羽織:※膝枕の時です
千堂千尋:「なにか理不尽な失望をされてる気がするが。……あのとき?」
逢折羽織:「眠れば、またあの時みたく素直になるのかなぁ。らりほー、らりほー」
GM:千堂さんは徐々に眠くなってくるような、別に眠くならないような感覚に陥るだろう。
千堂千尋:「…………」
千堂千尋:「言ってることがいまいち要領を得ないが」
千堂千尋:「年上として扱われたいということか?」
逢折羽織:「……あー」
逢折羽織:「……分かっちゃいました?」
千堂千尋:「あぁ」
千堂千尋:「というか、自分で言っていた」
逢折羽織:「覚えててくれたんですね……!」
逢折羽織:※謎に嬉しそう
逢折羽織:「なので」
千堂千尋:「うん」
逢折羽織:「……せんせいのことを尊敬しています。こんな未熟な私を導いてくださって、本当に感謝しています。人格的にも信頼できる人です」と前置きして
逢折羽織:否。言い訳して。
逢折羽織:「あーんって。して、良いです……?」
千堂千尋:「うん…………うん?」
千堂千尋:なにか聞き逃したかな?
千堂千尋:間の会話を。
千堂千尋:「あーん…?を、するのか?」
千堂千尋:「そっちが、オレに?」
逢折羽織:「あーんって。して、良いです……?」※リピート
千堂千尋:「イントネーションまで同一に」
千堂千尋:そういえばりんごを剥いてる
千堂千尋:「…………………」
千堂千尋:「……あぁ、お前がしたいなら、すればいいんじゃないか…?」
逢折羽織:「嫌じゃ、ありませんか?」
逢折羽織:※合意を取る行為。
千堂千尋:「特には」
千堂千尋:「お前が良いのならば、イヤとは言わん」
逢折羽織:「少しはドキドキしてほしい気持ちもあったんですが、嬉しいです」
逢折羽織:「それじゃ」
逢折羽織:あーんっ っと。ウサギ模様に剥いたリンゴを口元に運んでいく。
逢折羽織:千堂くんの口元まで。ゆっくりと、
千堂千尋:「…………あー。」
千堂千尋:タイミングを図りつつ口を開け、りんごを迎える
逢折羽織:フェイントを入れつつ、りんごを咥えさせる。
逢折羽織:「……美味しい?」
千堂千尋:ガチッ「…………」 しゃくっ もぐもぐ
千堂千尋:「…………」少しだけジトっと目を細めた顔を向ける。
千堂千尋:「あぁ」
千堂千尋:「美味しい」
逢折羽織:「ふふ」
逢折羽織:「やっぱりせんせい。分かりやすいです」
千堂千尋:「そうか?」
千堂千尋:「まぁ、チルドレンの一般教養科目はクリアしているからな」
逢折羽織:(ちょっと自信気な顔してる)
GM:ちなみに、二人にはお互いの健康状態や体温などを記録して医療班に報告するという任務も与えられていた。
GM:ちょうどこの時が、数時間に一度の体温測定の時間だった。
逢折羽織:すべてを理解しました
GM:医療班からの指示で、羽織さんも千堂さんの体温を計って記録をしておくようにと言われている。
逢折羽織:「……いけない、そろそろお時間です、せんせい」
千堂千尋:「ん?あぁ」
千堂千尋:「報告の時間か。寝ていて気づかなかった」
千堂千尋:「測定しておかないとな」
逢折羽織:「そうですね。健康状態は大事ですからね」と。はい、と、両手を差し出す。
逢折羽織:「脱いでくださいね」
千堂千尋:「ん。」
千堂千尋:支部長から借り受けた、肌触りの良い寝間着。その大きめのボタンを外していく。
逢折羽織:「……」ごくり、と喉を鳴らす。
千堂千尋:厚手の服の下から、少し日焼けした肌が現れる。能力の性質上、白兵訓練でそれなりに鍛えている。
千堂千尋:上のパジャマを脱いで畳んで、その流れで逢折に渡す
千堂千尋:「……逢折?どうかしたか?」
逢折羽織:「…………」思わず目を両手で覆いそうになる。だが、差し出した両手に乗せられた上着がそれを許さない
逢折羽織:「い、いいえ!」
千堂千尋:先程まで寝ていたためか、背中部分に特に熱を持った衣服だ。
逢折羽織:「お気になさらず!私の事は空気やエアーだと思っていてください!」
千堂千尋:「そうか。……顔が赤いな。そっちが先に計るか?」
千堂千尋:横の寝台に置かれた体温計を差し出す
逢折羽織:「!?」
逢折羽織:「わ、私も」
逢折羽織:「脱ぐ……の…?」
逢折羽織:掌には、先ほどまで千堂千尋を包んでいた熱を感じて。
千堂千尋:「その服だとそうしたほうが……あぁ、いや」ナース服を見て。
逢折羽織:チルドレンの一般教養科目は何を教えているんだ!との思いを胸にしながら。
千堂千尋:「一般の女子は、脱ぐのに抵抗があったはずだな」
逢折羽織:「な、ナイスです、チルドレンの一般教養科目」
逢折羽織:せんせいも分かってくれたようで一安心だ。
千堂千尋:「? あぁ、うん、そうだな…?」「後で着替えるときに計っておけ」
逢折羽織:「は」
逢折羽織:「はぁい……。」
千堂千尋:差し出そうとした体温計で熱を計る。数秒で電子音が響き、平熱を表示する。
千堂千尋:「……逢折」
逢折羽織:「は、はぁい。お呼びですか?」
千堂千尋:付属のシートに記述しながら、手招きして
千堂千尋:「あぁ」
千堂千尋:ひた、と手の甲を逢折の額につける
逢折羽織:「ひゃんっ?!」
千堂千尋:「!?」ビクッ、とその反応に驚く
千堂千尋:「ボーッとしてるようだから、熱でも有るのかと思ったんだが……」
千堂千尋:「大丈夫か?」
逢折羽織:「ボーってしてるのはいつものことなので大丈夫いいえ大丈夫じゃありませんが大丈夫です」
逢折羽織:「…心配、ですか?」
千堂千尋:「当たり前だ」
千堂千尋:「不完全なインフィニティコードで負荷がかかったのは、こちらとはいえ」
千堂千尋:「その効果を打ち消したお前にも、負担はかかっているはずだ」
千堂千尋:「心配しないはずがない」
千堂千尋:(…………その影響の奇行の格好と思ったが、これは支部長のオーダーと判断が難しいな)
逢折羽織:「……せんせい。そんなに私の事を心配して……」
逢折羽織:「……ん?」
逢折羽織:「……奇行?」
千堂千尋:「いや、何も言ってないぞ」
千堂千尋:思考が口に漏れていたかな。危ない危ない
千堂千尋:用意していたように流暢に否定する
逢折羽織:ほんとかなぁ、と。ジド目して。
千堂千尋:ポーカーフェイス。
逢折羽織:分かりやすい年下のせんせいに、1つお願いをする
逢折羽織:「……せんせい?実は、さっきから、頭が痛くて」
逢折羽織:額に当てられた手の平を、ゆっくりと自分の頭に乗せて。
逢折羽織:「撫でてくれますか?」
千堂千尋:「なんだと?」大変だ。
千堂千尋:「……………」
逢折羽織:年上に見られたい、と言った言葉。その舌の根が乾かぬうちに。
千堂千尋:掌に触れる、髪の毛の感触。糸のように柔らかく。そして体温を感じる暖かさ。
千堂千尋:彼我が反対であるが、先日の。膝に頭を載せて、下から見上げた時の記憶を想起する
千堂千尋:優しく、穏やかに。あの時間は悪くなかった。
千堂千尋:だから。
千堂千尋:「……わかった」
千堂千尋:ぐい、と。
千堂千尋:ベッドから上半身を起こしたまま、撫でやすいように頭を引き寄せて
千堂千尋:その頭を撫でてやる
千堂千尋:「楽になったら言え」
千堂千尋:「そうなるまでは、こうして」
千堂千尋:「撫でておいてやるから」
逢折羽織:「あらあらうふふ。なら」
逢折羽織:「もうしばらくは、収まりそうもありませんね」
千堂千尋:「なるほど、それは本当に大変だ」
千堂千尋:膝の上。くすぐったいのか、少し笑うような身じろぎを感じながら。
千堂千尋:「じゃあ、しばらくは、このままだ」
千堂千尋:暖かな髪に、指を通した
GM:不意にドアがノックされ、黒い長髪の少女が入ってくる。
伊礼有希:「失礼します。もうじき例の約束の時間ですよ。お二人とも体調は……」
GM:上半身裸の姿で羽織さんに触れる千堂さんの様子を見る。
伊礼有希:「あっ」
千堂千尋:「あぁ、伊礼か」
伊礼有希:「……邪魔したみたいですね。後でまた来ます」
逢折羽織:「あっ、ちょっ、ちがっ!!」
伊礼有希:「いや、いいですから。無理しなくても」
千堂千尋:「うおっ」
伊礼有希:「どうぞ続けてください。それもまた青春です」
千堂千尋:「もう撫でなくていいのか、逢折?」
逢折羽織:「せ、せんせい?!」
逢折羽織:頭がパニック!
伊礼有希:「本当にお邪魔だったみたいですね……」
千堂千尋:「伊礼もするか?」
逢折羽織:「混ぜんな!」
千堂千尋:友達だし。
伊礼有希:「ツッコミ早っ」
逢折羽織:「ど、どの口で!」
逢折羽織:「もーっ!もーっ!」
逢折羽織:「も」
逢折羽織:「もぎゃあぁーー!!」
伊礼有希:「千堂さん。今度、訓練所で女心の勉強もしておいた方がよさそうですよ」
伊礼有希:羽織さんの様子を見てくすりと笑う。
千堂千尋:「そうか。じゃあ、今度教えてもらおう」
千堂千尋:うん、と頷いて
千堂千尋:「頼れる友達も、増えたから」
伊礼有希:「さあ、行きましょう。神峯さんも白波さんもアウグスト先生もお待ちかねですよ」
GM:そう言って黒髪の少女は部屋の出口へと向かう。
逢折羽織:「もうっ!……せんせい?あの」
逢折羽織:「今回だけじゃなくて。これから先も、ずっと、ずーっと。みんなでプールに行きましょうね?」
逢折羽織:「約束」
逢折羽織:赤い糸で繋がっていた二人の小指を。そのまま、ゆっくりと絡ませた。
千堂千尋:「あぁ」
千堂千尋:「その未来はとても」
千堂千尋:「楽しそうだ」
千堂千尋:小指を絡めて、そして。
千堂千尋:少しだけ笑った
◆Epilogue◆
GM:N市にある高級リゾートプール。
GM:夏の日差しが少年少女に降り注いでいた。
GM:白く露出の少ない水着を着た長髪の少女は、ブツブツと文句を言いながらもどこか楽しげに笑っている。
白波リアラ:「おーっ、流れましてすなー!」
白波リアラ:ウォータースライダーではしゃぐ、少女と見まがう褐色の少年
白波リアラ:気に入ったのか何度もすべるのを繰り返しているようだ
神峯清夏:「ふふ、熱い日差しと水の冷たさ…気持ちいいですね」
神峯清夏:プールの水際に腰掛けながら、楽しそうな少年を眺めている。
神峯清夏:そろそろ、一緒に泳ぎに行きましょうか。
アウグスト・アイヒベルク:パラソルの下、サングラスを掛けて、楽しんでいる少年少女を見ている。
メイド達:「アウグスト様、トロピカルジュースですぅ」 水着姿のメイドが、ドリンクを差し出してくる
アウグスト・アイヒベルク:「美しい……この光景を、忘れないようにしたいね」 フ……
逢折羽織:プールサイドを小走りに走る少女。白いフリルのついたビキニに、迷彩柄のショートパンツを履いて。
逢折羽織:(サイズはピッタリ。色も白で清潔。……ナース服の時は言われませんでしたけど)
逢折羽織:「今度は、かわいいって言ってくれるかな?」そんなことを思いながら。元気よく振り返り
逢折羽織:「せんせいっ!はやくはやく!」
千堂千尋:その後ろを数歩遅れながら。迷彩の水着に、パーカーを着て。
千堂千尋:(クロール泳法の理論。腕と足による波の発生と……)着替える前に読み込んだ水泳法を脳内で反芻しつつ。
千堂千尋:「あぁ」少女の声に呼ばれて、目を上げる
千堂千尋:「───────、」
千堂千尋:少女を目にして、小さく呟いたあと
千堂千尋:「よし」
千堂千尋:「泳ごうか」
GM:――太陽の日差しの下、少年と少女は今ある青春を全力で謳歌する。
GM:来年も、再来年も、その次も。少年と少女の約束は果たされ続けるだろう。
GM:奇跡なら、何度だって起こせばいいのだから。
GM:シーン終了。
GM:ということで、これでエンディングフェイズは全て終了です!
GM:ダブルクロス The 3rd Editionシナリオ『美しく青きドナウ-The Beautiful Blue Danube-』、完結となります!
GM:皆さん、最後までお付き合いいただきありがとうございました!
千堂千尋:お疲れさまでした!
GM:お疲れ様でした!
アウグスト・アイヒベルク:お疲れ様でした!
白波リアラ:おつかれさまでした!
逢折羽織:お疲れ様でした!
神峯清夏:おつかれさまでした!
『美しく青きドナウ-The Beautiful Blue Danube-』 完