『進撃・阿修羅地獄堂女学院地下大迷宮の巻!』(GM:ヤヒロギンジ、サブGM:森田)


PC1:風吹リュー(かざふき・─)(キャラシート)PL:そごう
PC2:吼衣不屈(くころ・ふくつ)(キャラシート)PL:猫口@
PC3:大橋綺羅星(おおはし・すぴか)(キャラシート)PL:しお
PC4:空木一姫(うつろぎ・いちひめ)(キャラシート)PL:缶詰
PC5:琴城星羅(ことしろ・せいら)(キャラシート)PL:北白河

メインログ雑談ログ

目次

幕明 [プリプレイ]

GM:それでは、セッションを開始します!
GM:今回のセッションは私GMと
サブGM:私サブGMが
GM:皆さんを素敵なショーにご招待します
GM:よろしくお願いします!
風吹リュー:ウオオーー! スケバン! よろしくお願いします!
琴城星羅:よろしくお願いいたします!うおーうおー!
吼衣不屈:ウオオー!よろしくお願いします!
空木一姫:スケバン!
大橋綺羅星:よろしくおねがいしますー!
GM:まずは自己紹介から!
GM:キャラシを張りますので、その後に自己紹介をお願いします
GM:PC1、風吹リューさん!
GMhttps://character-sheets.appspot.com/dx3/edit.html?key=ahVzfmNoYXJhY3Rlci1zaGVldHMtbXByFwsSDUNoYXJhY3RlckRhdGEYiI2j3AIM
風吹リュー:おう!
風吹リュー:風吹リュー。全国から集まったスケバンが日々鎬を削る阿修羅地獄堂女学院に通う花の17歳!
風吹リュー:阿修女(あしゅじょ)スケバン八大天王の1人、スケボー・スケバンの名を持つ者です。
GM:姐さん……
風吹リュー:しかしその立場にも満足することなく、やがては全てのスケバンの頂点に立つと息巻いているぞ。
風吹リュー:戦闘においては卓越したスケボー技術によるスケボー殴打、スケボー斬撃、スケボー轢き逃げなどを華麗に操り
風吹リュー:それと出所不明の暗器を組み合わせたSS(スケバンスケボー)殺法で戦います。
GM:それでこそアタシらの姐さんだ
風吹リュー:おうよ。オレに任せとけ。
GM:キュン……
風吹リュー:性能は四輪運転! スケボーのウィールは4つ!
風吹リュー:名前を付けてかわいがっているスケボー、アセンション太郎に搭乗し、他校のアバズレや仁義にもとるクソどもを血祭りに上げます。
風吹リュー:今回はなにやら地下でひと悶着あるらしいですが……
GM:時はスケバン戦国時代!
風吹リュー:オレの庭を荒らす奴は容赦しない。やってやるぜ! よろしくお願いします。
GM:はい、よろしくお願いします!
GM:そんな風吹さんのハンドアウトはこちら!
GM
PC1:風吹リュー シナリオロイス:"初代ユーレイ・スケバン" 喪神春花(もがみはるか)
君は阿修羅地獄堂スケバン八大天王の一人だ。
地下に降って湧いた喧騒は、君が日々技トリックを磨く『地獄トマソン』に於いても例外ではない。
今日も今日とて、根城の平穏を乱す侵入者共を蹴散らした君の前に、見慣れぬ制服を着た一人の少女が現れる。
"ユーレイ・スケバン"───しかしそれは君が知る少女ではなく、先代の先代の、そのまた先代の……
───正真正銘、70年前の幽霊なのだという。

GM:ユーレイですよ~
風吹リュー:なっ……ユーレイ・スケバン!?
風吹リュー:……あいつじゃねーのか。だが面白ぇ。
GM:仲良くしてあげてくださいね
風吹リュー:する~
GM:運命出会っちまうかもな……
GM:続いてPC2!初登場の吼衣姐さん!
GMhttp://character-sheets.appspot.com/dx3/edit.html?key=ahVzfmNoYXJhY3Rlci1zaGVldHMtbXByFwsSDUNoYXJhY3RlckRhdGEYoImq7wIM
吼衣不屈:はい!吼衣不屈(くころ・ふくつ)、ナイトスケバンです。
吼衣不屈:阿修羅地獄堂女学園の風紀委員長にして八大天王の一人を務めています。
GM:第一巻から名前だけは出ていたあの!
GM:絶対負けなそうなネーミングだ
吼衣不屈:絶対にオークなんかに負けたりしない女騎士らしく、
吼衣不屈:白銀のポニーテールを舞わせながら、高貴さと動きやすさを兼ね備えた露出度の高い甲冑を身に纏い戦います。
吼衣不屈:性能は器物使い特化型!ミドルはあらゆる判定に器物使いと《天性のひらめき》を乗せ、
吼衣不屈:戦闘時は混沌なる者の槍+器物使いでダイスをブーストして殴る白兵型です。
GM:まさに万能
GM:GMとしても戦々恐々としています
吼衣不屈:欠点は融合する器物がないと無力になる点ですが
吼衣不屈:まあオークに後れを取るなど万に一つもありませんね。
GM:ケケケいいことを聞いたぜ(後方ゴブリン面)
吼衣不屈:女騎士らしく高貴でまじめな性格でございます。少々天然なところや世間知らずなところがあり、
吼衣不屈:妖魔邪淫学園でも騙されたことがあったりなかったりするという噂だが…?
吼衣不屈:皆さんとは仲良くしたいです!よろしくお願いします!
GM:詳細を伺う必要がありますね……
GM:はい!よろしくお願いします!
GM:そんな吼衣さんのハンドアウトはこちら!
GM
PC2:吼衣不屈 シナリオロイス:阿修羅地獄堂女学院
君は阿修羅地獄堂スケバン八大天王の一人だ。
宿敵・妖魔邪淫ヶ丘高校との戦いが一段落し久々に登校した君に、早速新たな厄介事が持ち込まれる。
地下空間の調査を行っていた『"ビースト・スケバン"雨品デュカ』と『"ニンジャ・スケバン" 桜咲百聞』が、
何者かの襲撃を受け行方不明になったというのだ。
失踪の直前まで彼女達に同行していた『柴こはる』からの報告を聞き届けた君は、
騎士の勤めを果たすため、前人未到の『マカハドマ第五層』の先へと挑むのだった。

GM:姐さん、事件です
吼衣不屈:事件だ!仲間たちを助けなくては…騎士の名折れ!
GM:ゆけ!ナイトスケバン!友のために!
GM:というわけで、仲間が堕ちる前に助けてあげましょう
GM:よろしくお願いします!
吼衣不屈:よろしくお願いします!
GM:続いてはPC3、大橋姐さん!
GMhttp://character-sheets.appspot.com/dx3/edit.html?key=ahVzfmNoYXJhY3Rlci1zaGVldHMtbXByFwsSDUNoYXJhY3RlckRhdGEYicDZ7gIM
大橋綺羅星:はーい!"スナイパースケバン"、大橋綺羅星(すぴか)でーす
大橋綺羅星:阿修羅地獄堂女学院八大天王のひとり。スナイパーライフルを自在に操る危険(ヤバ)い女
GM:危険(ヤベ)え
大橋綺羅星:独断専行しがちなスケバンたちの後方支援をしているとか。主にニンジャとかの。
GM:その包容力、実際誉れ高い
桜咲百聞:スピカはすごいんだぞ、ふふん
大橋綺羅星:高校生離れした射撃の腕で狙った相手は百発百中
大橋綺羅星:なんで高校生がそんな狙撃の腕を……?
大橋綺羅星:それは今回明かされるかもしれない……
GM:ミステリアスな過去…
大橋綺羅星:性能は光の銃で武器を作って撃つ!それだけ!
GM:シンプルイズベストというわけよ
大橋綺羅星:今回はリミットを2つも積んだので精度と威力が上がっているぞ
GM:燻し銀な活躍が期待されます
大橋綺羅星:というわけで今回もスケバンのみんなと仲良くやっていきたいと思います!よろしくおねがいします!
GM:よろしくお願いします!
GM:そんな大橋さんのハンドアウトはこちら!
GM
PC3:大橋綺羅星 シナリオロイス:仮面の追跡者
君は阿修羅地獄堂スケバン八大天王の一人だ。
久しぶりに仲間たちとのお茶会を楽しむ君に、新たな厄介事が持ち込まれる。
君の仲間である『"ビースト・スケバン"雨品デュカ』と『"ニンジャ・スケバン" 桜咲百聞』が、
地下空間の調査中に何者かの襲撃を受け行方不明になったというのだ。
彼女達を襲撃したとされる人物、辛うじて桜咲が撮影し柴に託した写真に写る人影を、君は知っている。
それは、君の記憶の底、沈めたはずの仄暗い過去から浮かび上がり襲い来る、追跡者だ。

GM:追跡します
大橋綺羅星:過去が収穫に来るよ~
GM:今回大橋さんの過去にちょっと擦らせてもらうに当たり
GM:一切相談せずに設定を捏造しておりますので
大橋綺羅星:そ、そうとは
GM:「ちょっとそういうの違うんで……」という場合はすぐにお申し出ください
GM:最大限善処します
大橋綺羅星:オス!
GM:でも多分いい感じになってると思うので、期待してくれていいよ!
大橋綺羅星:期待して震えて待ちます!
GM:では続いてPC4!空木ちゃん!
GMhttps://character-sheets.appspot.com/dx3/edit.html?key=ahVzfmNoYXJhY3Rlci1zaGVldHMtbXByFwsSDUNoYXJhY3RlckRhdGEYsqyK2gIM
空木一姫:はい。
空木一姫:「空木一姫と申します。呼称は"イチヒメ"とお呼び頂ければ」
空木一姫:空木一姫(うつろぎ・いちひめ)。黒髪黒セーラー大太刀使いの没落お嬢様女子高生です。王道。
空木一姫:チャームポイントはピンクのリボンです。
GM:かわいい~
空木一姫:スケバン名は「ライトニング・サムライ・スケバン」を拝命しております。
空木一姫:怪異を討伐する家系に生まれ、代々伝わる退魔の刃を物心付く頃から誰よりも上手く扱えたため、『神童』と評されていました。
GM:サムライ一家期待のホープ
空木一姫:ふふ、期待されていたのですよ?
空木一姫:……が、大人達が次々と討死、幼いながら当主として家を預かる立場に就任。
空木一姫:以後、残された財産や横の繋がりなどの維持に奔走。一日ずっと刀の修練とか以ての外の日々。
GM:ハードだぜ…
空木一姫:そんなわけで、神童は20歳を超える前に普通の女の子になりました。
空木一姫:上記の通り、身につけた剣術が異能の刀頼りの怪物退治剣術なので、きちんと剣の技術を修めた人は尊敬してます。
空木一姫:サムライの方がいるとか。素敵ですね。
GM:あわわわ……
空木一姫:とはいえ、家業を行える大人は全滅したのでUGNの庇護下に入り、チルドレンとして協力しています。
空木一姫:その報酬で固定資産や諸々の維持費を捻出しています。事務技能も身につけました。
空木一姫:怖いものですね、貧乏って。
GM:苦労したのね……ホロリ……
空木一姫:えぇ、まぁ、それなりに…
空木一姫:能力は元はノイマン・ブラックドッグでしたが、刀を扱う内にウロボロスに変質。雷と影を使った高速移動抜刀術です。
空木一姫:セットアップで加速し、シャドーテンタクルスと要の陣形によって10m以内の敵を3体までエンゲージ無視して刻む白兵型です。
空木一姫:また、刻んだ相手のEロイスを食い破る特殊な刀を使っています。怪異殺し!
空木一姫:電気で身体を活性化させ、刀身を影で塗り固めた刃渡り自在の大太刀を振るったり、影を伝って斬撃を伝播させたりします。
GM:つよいぞはやいぞ、ライトニング・サムライ!
空木一姫:阿修女は多分学費が安いとかUGN側の生徒が少なくて学費補助が出たとかだと思います。一般スケバンとしてがんばります。
空木一姫:よろしくおねがいします。
GM:はい!よろしくお願いします!
GM:そんな空木ちゃんのハンドアウトはこちら!
空木一姫:ドキドキ
GM
PC4:空木一姫 シナリオロイス:"サムライ・スケバン"柳生咲玖夜
君は阿修羅地獄堂女学院に通うスケバンの一人であり、"イチヒメ"のコードを持つUGNチルドレンでもある。
同じく学院に潜入している先輩チルドレン、柳生咲玖夜から、君へと任務協力の要請が持ちかけられた。
地下迷宮の出現と同時期に学院内で出回り始めた砂状の鉱物『薔薇水晶』について調査して欲しいと言うのだ。
特殊な事情により地下では本来の力が出せないという彼女に代わり、君は地獄の底へと挑むことになる。

GM:不甲斐無い先輩ですまん
空木一姫:サムライスケバン様…!
空木一姫:いいえ、この空木にお任せください!
GM:ちなみに先輩は、空木ちゃんの事「いーちゃん」って呼んでるよ
空木一姫:そんな呼んでくれるとお友達みたいで照れちゃうじゃないですか。
GM:かわいがります
空木一姫:可愛がられちゃいますか。
空木一姫:嬉しいです。
GM:おおよしよし
空木一姫:わっ、わ~~っ
空木一姫:と、ともかく。良い報告をお待ち下さい!
GM:はい!よろしくお願いします!
空木一姫:よろしくおねがいします!
GM:それではお待たせしました!PC5の琴城さん!
GMhttp://character-sheets.appspot.com/dx3/edit.html?key=ahVzfmNoYXJhY3Rlci1zaGVldHMtbXByFwsSDUNoYXJhY3RlckRhdGEYuuGHmgIM
琴城星羅:はいな!琴城星羅(ことしろせいら)です!享年16歳のピチピチのレネビです!
GM:星羅ちゃん~!
琴城星羅:崩落戦で死んだチルドレンの肉体にレネビが憑依して、記憶と外見を引き継いで付近のコンクリを取り込んで復活しました。
琴城星羅:その後いろいろあって(本当にいろいろあった)生前からアーティファクトと因縁があることが判明しています。
GM:色々あったねえ……
琴城星羅:ちなみに生前の記憶のクリティカルなところはなんらかの記憶処理で失われているらしいので、都合のいい時に思い出します。
琴城星羅:現在は13支部所属の星辰館一年生!生まれて初めての恋人(まだ未満)ができて舞い上がっています。
GM:頑張って星羅ちゃん!あと一息よ!
琴城星羅:バトルスタイルは、体内のコンクリ(触れると往々にして死ぬ)を撒き散らして戦います。とっても便利。
琴城星羅:便利すぎて、生前の自分を召喚できるようにもなりました。どういう仕組みだ。
GM:偉大(パネ)え
琴城星羅:シンドロームはウロボロス/ブラムス!データ的には赤き剣をポルターしてクソデカバフを得ながら戦います。
GM:何だこの固定値(戦慄)
琴城星羅:ちなみに、阿修女への在籍経験があることが判明しています。数か月しかいなかったけど暴力との親和性が高すぎて転向させられました。
GM:阿修女ですら持て余した女!
琴城星羅:そんなわけでスケバンネームは「二代目コンクリ・スケバン」!初代は三年前の自分です。
GM:相当ヤベー伝説を残していることでしょう
琴城星羅:殴ったほうの指が折れたりした
GM:コワイ!
琴城星羅:あと言うことはなんだろう。ショタコンです。そんな感じです。
GM:大変重要な情報ですが、このセッションは阿修女クロスですので
GM:男が出てくる隙間はございません(決断的)
琴城星羅:はい。
琴城星羅:JKなのでJK同士仲良くするのも好き!そんな感じで頑張っていきます!
GM:観念してイチャイチャしろ!よろしくお願いします!
GM:そんな琴城さんのハンドアウトはこちら!
GM
PC5:琴城星羅 シナリオロイス:春の修羅
君は3年前まで阿修羅地獄堂女学院に通っていたOGであり。現在は他校の一年生として生活する、不老のレネゲイドビーイングだ。
UGNエージェントでもある君は、その経歴を買われ、潜入チルドレンのサポート役として再び学院に足を踏み入れることになった。
協働する空木一姫との顔合わせを終えて地獄洞の門前に立つ君に、"生前"の琴城星羅の記憶と直観が警鐘を鳴らす。
──────この"扉"は、破壊しなければならない。

GM:"伝説"の帰還
琴城星羅:レジェンドライダー枠。
琴城星羅:一応別人という体になっている!(留年しているスケバンにはバレる)
GM:ケツの青い後輩達をビシバシシメてやってください
琴城星羅:はいな!がんばります!(コンクリバットを用意する)
GM:死なない程度にしてあげて……!
GM:というわけでこの5名でセッションを行っていきます。
GM:改めて皆さんよろしお願いします!
琴城星羅:よろしくお願いいたします!
大橋綺羅星:よろしくおねがいしまーす!
空木一姫:よろしくおねがいします!
風吹リュー:よろしくお願いします!
吼衣不屈:よろしくお願いします!


トレーラー 「ッス、姐さん!お待ちしてました!今日の放課後はどうします?」
「やっぱ学童の手伝いッスかね?姐さんが顔出せばガキ共も喜びますよ」
「それとも邪淫の連中をシメに行くッスか?奴らナイトの姉御が動かねえからって調子乗ってますもんね」
「どっちも違うッスか?それじゃあ今日も……」
「「「"潜る"ッスね!」」」

----------------------------------------------------------------------------------------------------------------------------------------------

全国から寄りすぐりの不良少女、即ちスケバンが集まる国内有数の不良校、阿修羅地獄堂女学院。
学院は今、空前の採掘ブームに沸いていた。

4年前の震災を契機として学院の地下に出現した異空間『マヨヒガ』。
オーヴァード以外には入り口すら発見できず、歪なトマソン構造によって分断された広大な地下空間では
地上を追われた数多のスケバン勢力が根城を構えて睨み合い、かえってその一帯は統率がとれていた。
2ヶ月前、その更に先に続く巨大な地下構造体が発見されるまでは——————

学院の地下に横たわる巨大迷宮『地獄洞マカハドマ』

乱立する『地下活動部』

狂騒の裏で密かに取引される『薔薇水晶』

深淵より湧き出ずる『九頭龍人』

永遠なりし『春の修羅』

奈落(アビス)』あるいは『冥府(ゲヘナ)

そして今明かされる『始祖のスケバン(エルダー・スケバン)』の伝説とは……

———地獄の釜の蓋は開かれた。
さすれば煮るも焼くも成り行き次第。
汝、いざ欲望の火を焚べよ。

Double Cross The 3rd edition『進撃・阿修羅地獄堂女学院地下大迷宮の巻!』

ダブルクロス——それは裏切りを意味する言葉。

序ノ口 : スケボー・スケバンの段

GM:■OP 風吹リュー
風吹リュー:風吹リューの侵蝕率を+7(1d10->7)した(侵蝕率:34->41)
GM:登場侵蝕をお願いします


GM:───阿修羅地獄堂女学院
GM:全国から寄りすぐりの不良少女、即ちスケバンが集まる国内有数の不良校であり
GM:"スケバン"の多くはUGN未登録のオーヴァードとして学院を仕切り、N市内でも一種の治外法権と化しているエリアである
GM:学院はその世代で最強のスケバンたる"八大天王"の元、危うい均衡を保っていた。
GM:つい、数ヶ月前までは……
GM: 
GM:■阿修羅地獄堂女学院 地獄トマソン
サンシタスケバンA:「ぐ………うぅ……」
風吹リュー:「はっ、口ほどにもねえ」
GM:地獄トマソン、複雑に絡み合った用をなさない建造物が立ち並ぶ、学院の地下空間
GM:その地面に、数人のスケバンが倒れ伏している
GM:君は、今週に入ってから何度目かの襲撃を軽くいなしたところだ
サンシタスケバンA:「てめえ……チョーシに乗ってられるのも今のうちだぞコラ……」
サンシタスケバンA:倒れ伏したスケバンの一人が恨めしげに君を見上げる
風吹リュー:「……あぁ?」
風吹リュー:壁に這うパイプをトラックスライドし、着地。
風吹リュー:テールブレーキで愛機──アセンション太郎を停止させ、そのまま蹴り上げる。
風吹リュー:ぱし、と空中でキャッチ「他になんか言う事あっか? なさそうだな」
サンシタスケバンA:「は……テメーら八大天王の時代はもうじき終わりだ」
風吹リュー:「ふーん」
風吹リュー:倒れ伏すサンシタに歩み寄り、至近から見下ろしつつ爪をほじくっている。
サンシタスケバンA:「アタシら『地下活動部』"地獄洞"を踏破すれば……」
サンシタスケバンA:「『薔薇水晶』の力があれば、テメエらなんかにヘコヘコする必要はねえ」
風吹リュー:「……薔薇水晶、だとぉ?」
風吹リュー:知らない単語が出てきたので、スマホで調べる。
風吹リュー:「ああ。あれな。そうかそうか」電波が来てなかった。
風吹リュー:(……)
風吹リュー:(後で聞いてみるか。深々子とかに)
サンシタスケバンA:「は……わかるわけねえさ……」
サンシタスケバンA:「アレはアタシらの"力"だ、誰にも渡さねえ」
サンシタスケバンA:「へへ……もう一度、この学院に『戦国時代』が来るぜえ……」
風吹リュー:「は? 何を根拠にしてやがる。めっちゃ知ってるから」
風吹リュー:そう告げると
風吹リュー:ボロが出ないようにスケボーでぶん殴る。
サンシタスケバンA:「ぎゃぶっ……!」
サンシタスケバンA:スケバンはそのまま昏倒する
風吹リュー:「……ん?」
風吹リュー:「なんか言おうとしてたな。まあいいだろ…………」
GM:周囲の敵も一様に気を失っているようだ
GM:一時、君の根城に静寂が戻ってきた
風吹リュー:「…………」
風吹リュー:最近どうにも。こういった小競り合いが多い。
風吹リュー:地下活動部。
GM:しかし、思案にふける君の背後に
風吹リュー:「何のつもりか分かんねーが、オレ達八大天王を引きずり降ろそうってならコソコソしてねーで……あん?」
風吹リュー:まだ居たか、とふり向く。
サンシタスケバンB:息を潜めていたスケバンがもうひとり、釘バットを振りかぶっている!
風吹リュー:《軽功》
GM:十分返り討ちにできる間合い、しかしその前に……
GM:ガ コ ン !
サンシタスケバンB:スケバンの頭上に大きな金属……金ダライのようなものが落下し、その意識を奪う
風吹リュー:「!?」
風吹リュー:逆進(フェイキー)で距離を取る。
風吹リュー:それから二度見。落ちたのがタライであることを確認。
????:「いやー、間一髪でしたねえ」
????:倒れたスケバンの更に頭上
風吹リュー:「えっ」
風吹リュー:声の方を見ます。
????:一人の少女が"空中に浮いている"
????:阿修女の制服に似ているが、その色は純白に青字で正反対、髪も透けるような白髪であり
????:その手足の先は、闇に溶けるように透き通っている

風吹リュー:「(──────この高度)」
風吹リュー:軽々と再現できる者は、阿修羅地獄堂女学院にいる。
風吹リュー:「(が、ユーレイでも、レアキャラなスペースサムライの奴でもねえ。そもそも阿修女の制服を着てすらいやがらねえ)」
風吹リュー:「…………どこの校(シマ)のもんだ。おめぇ」
風吹リュー:足が透けるスケバン超人(オーヴァード)の知り合いなら、いる。
風吹リュー:そういう能力の持ち主が他校にいるということは想像に難くない。
????:「ええー、助けてあげたの随分なご挨拶ですねえ」
????:「見てわかりません?阿修女ですよ。阿・修・女」
風吹リュー:「必要ねえよ、こんなへなちょこな──────んんん???」
????:「最近の子は母校の歴史とか興味ないのかなあ」
風吹リュー:地面を蹴ってひょいひょいと色々なものが突き出した壁を駆け上がり、その制服を確認する。
????:デザインこそ異なるが、その胸元には阿修羅地獄堂女学院の校章が刻まれている
風吹リュー:「──────えっ、ええっ? これ…………えええっ!?」
風吹リュー:ずずいと身を乗り出しながら。
風吹リュー:「いや分かるはずねーだろ! めちゃくちゃ昔のやつじゃんこれ!」
風吹リュー:「資料室の卒アルでしか見た事ないわ!」
????:「あ、まだアルバム残ってたんだ!うれしいな~」
風吹リュー:「……………………」
風吹リュー:目をかっ開いたまま、その言葉の意味を咀嚼する。
????:「それじゃあ、後で確認するといいですよ」
????:「載ってますから。私の名前」
????:「───"初代ユーレイ・スケバン"喪神春花」
風吹リュー:阿修女での喧嘩に明け暮れるうちに麻痺していたが、普通。
風吹リュー:浮いてて透けてて時代錯誤の格好をしている存在。
風吹リュー:幽霊と呼ぶのではなかったか。
風吹リュー:ぞわ、と背筋に冷たいものを覚え、肌が泡立つ。
喪神春花:「化けて出てきました。こんにちは。可愛い後輩さん」
風吹リュー:「おわわわわぁああ!!!」
風吹リュー:壁に貼りつくようにして距離を取る。
喪神春花:「あらあら大丈夫です?」
喪神春花:ふわふわと揺れながら近づいてくる
風吹リュー:「うひっ……いや舐めんな。バリバリ大丈夫だっつーの。めっちゃ化物とか見るし」
風吹リュー:かなり横を向いている。90度くらい。
喪神春花:「そうそう、それでこそ"八大天王"です」ぐるりと視線の先へ回り込んで
喪神春花:「あなたを探していたんですよ。"スケボー・スケバン"」
風吹リュー:「……ま、マジで…………?」
喪神春花:「マジです」
風吹リュー:何に対する質問なのかは判然としない。目の前の少女が幽霊なのか。担がれているのか。という疑問なのか。
風吹リュー:あるいは、自分に用があるということに慄いているのか。
喪神春花:「いえ、本当は当代の"ユーレイ・スケバン"にお願いするのが筋なんですけど」
喪神春花:「あの子全然学校に来ないじゃないですか」
風吹リュー:「…………おお。そうだな」
喪神春花:「なので、一番のお友達のあなたにお願いしよっかな~と」
風吹リュー:「友達じゃねーよ! ライバル、好敵手」
風吹リュー:「だがまあ。話を聞く気にはなったぜ」
風吹リュー:壁にある謎の窪みに腰掛ける。
喪神春花:「あらそう……ライバルなら尚更好都合です!スケバンミッションでライバルに差をつけるチャンスですよ~」
風吹リュー:「そうなのか?」ビビってない。ビビってない。全然ビビってない。
喪神春花:「さて、それじゃあどこから話しましょうか……」
喪神春花:「二ヶ月くらい前、この学院の地下に"先"が見つかったの、ご存知ですよね」
風吹リュー:「──────ああ」
風吹リュー:『地獄洞マカハドマ』
風吹リュー:誰が呼んだか、地獄トマソンの先に存在する迷宮化した大空洞。
喪神春花:「はい、この"マヨヒガ"の数倍の広さを持つ大迷宮です」
風吹リュー:「だがあれが、初代ユーレイ・スケバンとやら──長いなこれ」
風吹リュー:「春花にどう関係があるって?」
喪神春花:「はるちゃんって呼んでくれてもいいですよ。リューちゃん」
風吹リュー:「かわいい呼び方をするんじゃねー!」
喪神春花:「はあ……最近の子はシャイなんですね……」残念そう
風吹リュー:「ユーレイ・スケバンってのは代々こんな感じなのか……? いや先代はそうでもなかったが」
風吹リュー:「続けてくれ」
喪神春花:「その"マハカドマ"なんですがね」
喪神春花:「私の住処なんです」
風吹リュー:「………………それは」
風吹リュー:「ピラミッドみたいな意味で?」
喪神春花:「近いです!"よくできました"スタンプをあげます!」
風吹リュー:「なんなんだ……お前ほんとにン十年前の阿修女生の幽霊やる気あんの?」
風吹リュー:「スケバンミッションとか言うし……」ぶつぶつ。
喪神春花:「"マカハドマ"はつい最近……いえ、そもそもこの地下空間自体が」無視!
喪神春花:「4年前の震災を機に発生した……と、あなた方は認識してるでしょうけど」
風吹リュー:「と、違うのか?」
喪神春花:「実際のところはずっと昔、学院の設立当時から存在してたんです!」びし!
風吹リュー:「おお………………」
風吹リュー:「ってことは、えっと…………」
喪神春花:「私達"ユーレイ"スケバンは、代々その入り口を秘匿・管理し」
喪神春花:「他の生徒を危険から遠ざける、そう云う使命を帯びていたのですが……」
風吹リュー:こいつ何歳だ、と指折り数えていたが。顔を上げる。
GM:阿修羅地獄堂女学院八大天王は必ずしも襲名制ではないが、"ユーレイ・スケバン"だけは連綿とその称号が受け継がれていたことを、君は思い出してもいい
風吹リュー:「────どういう理屈でかは分かんねーが……」
風吹リュー:「ユーレイ・スケバンか。成程」座より追い落とされても、その称号だけが、消えない。
風吹リュー:少しずつ、彼女の言が信憑に値するものであると感じ始めている。
喪神春花:「一度目は"震災"のゴタゴタでこのマヨヒガの存在が明るみに出ちゃいまして」
喪神春花:「先代の"ユーレイ"ちゃんにはより強い情報統制のためにちょっと強い力を持たせたら、調子に乗って悪用しちゃうし」
喪神春花:「今代の"ユーレイ"……羽鳥さんでしたっけ?」
風吹リュー:「うん。羽鳥七海」
喪神春花:「あの子に至っては全然会えないので、継承すらできない始末……」
風吹リュー:「……そうだよな。あれ、絶対前のやつと能力違うし……」
風吹リュー:一瞬ライバルたる羽鳥七海はこいつから力を与えられていたのか! と思いかけたが。そういう訳でもないらしい。
喪神春花:「地下の無管理状態が数ヶ月続いた結果、ついに」
喪神春花:「見つかっちゃいましたねー、"マカハドマ"」てへ、というジェスチャーをしながら
風吹リュー:「うーーーーーん……」腕を組んで天を仰ぐ。天と言っても、すぐ上に黒い壁があるだけなのだが。
風吹リュー:「というか」
風吹リュー:「最初はホームを荒らされたくないみたいな話だと思ったんだけど」
風吹リュー:「生徒を危険から遠ざける? つまり何がまずいんだ。」
風吹リュー:「それは……もしかして」
風吹リュー:「こいつらが」つま先で遠くに転がるスケバンを示す。「言ってた」
喪神春花:「"薔薇水晶"」
風吹リュー:「そう────それだ」
喪神春花:「あれが流出するとマズイんです。めっちゃマズイ」
風吹リュー:ただのケンカ、乱闘。あるいは病院送り。その手の危険は、こと阿修女にはありふれている。
風吹リュー:「軽いなぁ!」
風吹リュー:「……何が起きる」
喪神春花:「まあ、どの様にマズイかは追々話すとして……」
喪神春花:「最悪の場合、滅びますね」
風吹リュー:「……そうだな。オレあんま頭良くねーし、いいか後で────滅び?」
風吹リュー:ここまでの話を整理しようとしていたところで、無視できないワード。
風吹リュー:「いや、まあ。分かった」
喪神春花:「学院はもちろんのこと……N市……いや日本……?」
風吹リュー:「ごめん分かってなかったわ」思ったよりだいぶスケールがでかい。
喪神春花:「そのくらいは行っちゃうんじゃないかな~。わかんないけど」
風吹リュー:「(何でそんなに軽いの? 死んでるから…………?)」
風吹リュー:これを口に出さない程度には分別がある。
喪神春花:「まあそんなわけでですね」
風吹リュー:「おう」
喪神春花:「私と一緒に"マカハドマ"の一番底まで来てください」
喪神春花:「というか連れてってください。一人じゃ無理なので」
風吹リュー:「んー…………」
風吹リュー:阿修羅地獄堂女学院。地獄トマソン。
風吹リュー:風吹リューの庭だ。広大で、入り組んでいて、思い切りスケボーを乗り回しても誰に咎められることもない。
風吹リュー:最も、広く入り組んで外の目が届かないのは、幽霊と2人、となると意味合いが変わってくるのだが──
風吹リュー:ぶるりと震える。
喪神春花:「"門"を閉じるには、もはや元を断つしかないのです」
喪神春花:「それにですね、リューちゃんにもちゃんとメリットを用意してあるんですよ」
喪神春花:「ここが静になる以上のメリットです!」
風吹リュー:「……なんだよ」
喪神春花:「聞けばあなた、八大天王の地位だけでは飽き足らず」
喪神春花:「この学院の頂点(テッペン)を目指してらっしゃるとか」
風吹リュー:「詳しくない? ほんとに幽霊?」
風吹リュー:「そうだけど…………」
喪神春花:「であれば、闘ってみたくはありませんか?」
喪神春花:「───最強のスケバンと」
風吹リュー:「…………随分吹かすじゃねーか」
喪神春花:「フカシでもボカシでもないですよー」
喪神春花:「なんたって"始祖の(エルダー)スケバン"ですからね」
風吹リュー:立ち上がる。
風吹リュー:「いいぜ。どうせ、この阿修女地下にオレの知らねー場所があるっつーのが」
風吹リュー:「元々我慢ならなかったところだ。それに真偽はともかく」
風吹リュー:「うちのスケバンどもが危ないっつーなら、それは見過ごせねーからな」
風吹リュー:「"始祖のスケバン"」
風吹リュー:「ブッ倒してやるとも。」
喪神春花:「───ふふ」嬉しそうに目を細めて
喪神春花:「それでこそです。"スケボースケバン"」
風吹リュー:小脇にスケボーを抱え、右こぶしを突き出す。"初代ユーレイ・スケバン"へ。
風吹リュー:「あ、手ねえんだったか。まあいいや」
風吹リュー:「────案内しな」
風吹リュー:そう言って、不敵に笑った。
喪神春花:「はい!……ああ、でも確かに」
喪神春花:「この状態だとちょっと不便ですね、疲れるし」
喪神春花:「では、ちょっと失礼して……」
喪神春花:ポ ン ッ
風吹リュー:「ひゃっ」
喪神春花:少女の姿が、巨大な火球……人魂のように膨れ上がり
喪神春花:風吹さんの方へと近づき───
風吹リュー:「なっ何」
喪神春花:───その腕に抱えられたスケボー『アセンション太郎』の中に吸い込まれる
喪神春花:《■■■■》
風吹リュー:「太郎──────────!!!!」
喪神春花:『あ、どうもこんにちは……先客がいらっしゃるとは……』
風吹リュー:「が焼け────てない?」
喪神春花:『え?いいんですか?……では遠慮無く……』
喪神春花:何やらやり取りしているこえがスケボーの中から響き
風吹リュー:「って! おい。太郎お前そいつとは喋んのかよ! おい!」
風吹リュー:顔が蒼くなったり赤くになったりと忙しい様子。
風吹リュー:「くっ……お前が中々のスケバンである事、やっぱ認めざるを得ねえようだ…………」
喪神春花:『オホン!それでは、喪神春花改め……』
アセンション春花:『アセンション春花!リューちゃんの覇道をばっちりサポートします!』
アセンション春花:『よろしくな!相棒!!』
アセンション春花:スケボーがひとりでにフニフニ曲がりながら喋っている
風吹リュー:快活な挨拶が耳を抜ける。
風吹リュー:太郎、お前そういう感じの生き物だったっけ……?
風吹リュー:わからない。色々なことが起こりすぎている。
風吹リュー:「────────────うん」
風吹リュー:「マジか────────」
風吹リュー:一番最初と同じ言葉を吐いて。
風吹リュー:アセンション春花を足蹴にしながら、"マカハドマ"へと向かうのだった。
風吹リュー:「(……痛くないのかな、これ)」
アセンション春花:『あ~そこそこ……効きますね~……』気持ちよさそう


GM:ロイス所得可!
風吹リュー:喪神春花 有為〇/スタンプ押せねえじゃん ひとまず以上。
アセンション春花:つれないなあ相棒

序ノ中 : ナイト・スケバン&スナイパー・スケバンの段

GM:■OP 吼衣不屈 大橋綺羅星
GM:登場侵蝕をお願いします!
吼衣不屈:吼衣不屈の侵蝕率を+4(1d10->4)した(侵蝕率:29->33)
大橋綺羅星:33+1d10
DoubleCross : (33+1D10) → 33+1[1] → 34



GM:■阿修羅地獄堂女学院 旧校舎
GM:妖魔邪淫ヶ丘高校との長きに渡る戦いを終え、久々に登校した吼衣不屈は
GM:同じく"八大天王"の一人、澪標深々子と共に、スケバン会議……の後のお茶会を楽しむべく
GM:旧校舎体育館へと続く道を歩いていた
澪標深々子:「阿修女に名高いナイト・スケバンともあろうものが」
澪標深々子:「偵察ひとつに随分手間取ったねえ」
澪標深々子:「うちよりも妖邪のほうが、いくらか居心地よかったかい?」
澪標深々子:くすりといたずらっぽく笑う、上背の高い上品な金縁眼鏡の女。
澪標深々子:阿修羅地獄堂女学院・スケバン八大天王
澪標深々子:——”チェンソー・スケバン”澪標深々子
吼衣不屈:「強硬偵察になった故な。」
吼衣不屈:「尤も、偵察の時点で妖邪の悪の根はほぼほぼ狩ってしまったが。」
吼衣不屈:特に何事もないように言葉を返すのは、白銀のポニーテールを揺らす騎士めいた美女。
吼衣不屈:歩くたびに甲冑の鋼板が擦れるガシャガシャという音が鳴っている。
澪標深々子:「話は聞いたよ。お相手さんに同情するね」
澪標深々子:「完璧主義なのは構わないけど」
澪標深々子:「マメシバなんか、あんたの帰りが遅いからこの頃オロオロしっぱなしでさ」
澪標深々子:「後で会いに行ってやりな」
澪標深々子:「あいつも喜ぶさ」
吼衣不屈:「柴がか。」
吼衣不屈:「言われた通りにしよう。」
吼衣不屈:「無事を報告するのも学園の騎士たるものの務め。」
澪標深々子:「どうせ会いに行くんなら」
澪標深々子:「たまには愛想良くしてやりなって」
澪標深々子:「ほら、こうして」
澪標深々子:手を伸ばして
澪標深々子:唇の端を上げて不屈さんにむにーっと笑みを作る
吼衣不屈:「…………。」
澪標深々子:「あはは!ほら、かわいいじゃないか」
澪標深々子:「写真、取っても構わないかい?」
吼衣不屈:「む、やってみよう………こうか?」
吼衣不屈:こちらも手を伸ばして、澪標の口角を持ち上げる。
澪標深々子:「んにゃ」
吼衣不屈:「本当だ。かわいい。」
澪標深々子:「ふふふ」
澪標深々子:「そのくらいは言われ慣れてるけど」
澪標深々子:「アンタの口から聞くのは中々新鮮だね」
吼衣不屈:「柴にもやってやろう。教えてくれたこと、感謝する。」
澪標深々子:「そうしなそうしな」
澪標深々子:「きっと大喜びするよ」
澪標深々子:愉快そうにニコニコと笑いながら
澪標深々子:体育館へと向かう
吼衣不屈:「写真はどうする?」
吼衣不屈:隣を歩きながら自分の口角を指で持ち上げている
澪標深々子:「すぴかに撮ってもらうさ」
澪標深々子:「あの子はそういうの得意だからね」
澪標深々子:「折角なら、カメラマンも上等なのがいい」
澪標深々子:「被写体がいいからね」
吼衣不屈:「そうしよう。」こくりと頷いて、体育館の扉を開ける。
GM:旧校舎体育館、夥しい机や備品が乱雑に折り重なった空間の中心に
GM:ポツリと、上質な英国風のラウンドテーブルと椅子が並べられており
GM:その上には淹れたての紅茶と色とりどりの洋菓子が用意されている
澪標深々子:「すぴかー!戻ったよ!」
大橋綺羅星:椅子に座って暇そうに携帯電話をいじっていたが、二人が入ってくるのに気づくと顔を上げる
大橋綺羅星:「深々っち!ふーちゃん!遅いよ~」
吼衣不屈:「久しぶりだな、大橋。」
澪標深々子:「悪かった。ちょいと話が弾んでね」
澪標深々子:「つい歩くのが遅くなっちまったよ」
大橋綺羅星:「ふーちゃんは妖魔ナントカに行ってからだから……えーと、久しぶり!」
吼衣不屈:「ああ。任務は完遂だ。」
吼衣不屈:懐から妖魔邪淫高校番長のバッジを取り出して見せ、
大橋綺羅星:「おつおつ~」
澪標深々子:「それよりも」
吼衣不屈:澪標の言葉を聞いて仕舞い、そちらに向き直る。
澪標深々子:「無双のナイト・スケバンはつい今しがた、新しい技を体得したみたいでね」
大橋綺羅星:「マ?」
澪標深々子:「大橋にも見せてやりな、ほら」
吼衣不屈:むにー、と指で口角を持ち上げる。
大橋綺羅星:「……」どんな必殺技が来るのかと身構えていたが
大橋綺羅星:「やば」
大橋綺羅星:「超映えるじゃん」
大橋綺羅星:スマフォを向け、連写モードで写真を撮る
澪標深々子:「だろぉ?」
澪標深々子:「今年の阿修女マドンナ大賞はいただきだね」
吼衣不屈:「バエル…?悪魔の名か…?」
吼衣不屈:「ということはこれが小悪魔ガールという奴なのか……」
大橋綺羅星:「マジ小悪魔だわ」
澪標深々子:「意味勘違いしてるけどね、多分」
吼衣不屈:「この技のすごいところは」
吼衣不屈:大橋に歩み寄って、手を伸ばしてむにーと口角を持ち上げる。
吼衣不屈:「他人もバエルところだ。」
大橋綺羅星:「うに」
澪標深々子:「ぷっはははは」
澪標深々子:「いい顔になってるねえ、すぴかも」
吼衣不屈:むふー、とやや自慢げな表情だ。
大橋綺羅星:「あはは!じゃあ深々っちも~うりうり」
大橋綺羅星:とチェーンソーさんをむにむにする
澪標深々子:「んに……やめなって!ふふふ」
GM:と言った調子で、君たちはしばしお茶会を楽しんでいた
澪標深々子:「ところで」
澪標深々子:「戻ってきて早々にする話じゃあ無いかもしれないが」
澪標深々子:チェリーパイをフォークで崩しつつ、不屈さんの方を向く
吼衣不屈:「………?」
吼衣不屈:もそもそとスコーンをほおばっている。
大橋綺羅星:「?」ショートケーキをパクついている
澪標深々子:「アンタの耳にも入れときたくてね」
澪標深々子:「2ヶ月前、ちょうどアンタが学院を出るのと入れ違いになった辺りか」
澪標深々子:「うちの地下……地獄トマソンから、妙なモンが出てきたのさ」
吼衣不屈:こくん、とスコーンを飲み込む
吼衣不屈:「妙なモノ?」
澪標深々子:「馬鹿デカい空間だよ……洞窟なのか、何かの壕なのか」
澪標深々子:「どこに繋がってるのかも分かりやしない」
澪標深々子:「どこから立った噂なのか、下級生共はお宝が眠ってるなんて言い出すし」
澪標深々子:「ウチはどこもかしこもその話題で持ち切りだよ」
大橋綺羅星:「あぶないからあんま近寄んないでって言ってるんだけどねー」
澪標深々子:「一応、こっちからも人を出してある」
澪標深々子:「放っておけないからね」
澪標深々子:「桜咲のやつが、新入りの”ビースト”……雨品の奴を連れて行ってるよ」
吼衣不屈:「被害は?」
吼衣不屈:「遭難や、探索中に傷を負ったというような事案は起きているか?」
澪標深々子:「被害って程の被害は今の所聞いてないが」
大橋綺羅星:「リューたんが練習がてら見回ってるって言ってたし」
吼衣不屈:ほっと一息吐く。
澪標深々子:「……どうにもきな臭いんでね」
澪標深々子:「こいつはただの勘だが」
澪標深々子:「またすぐにアンタの力を借りるかもしれない、不屈」
吼衣不屈:「問題ない。」
吼衣不屈:ランスに手を触れる。
吼衣不屈:「我が槍は学園生徒の平穏のためにある。」
吼衣不屈:「必要とあらばすぐに頼ってくれ、澪標。」
澪標深々子:「流石だね。アンタがいてくれるだけで心強いよ」
澪標深々子:「もちろん、その時はすぴか」
澪標深々子:「アンタにも働いてもらうことになるだろうね、構わないかい?」
大橋綺羅星:「もち!」
大橋綺羅星:「学園のためならいくらでも働いちゃうし」
GM:と、その時
GM:体育館の入口から、バタバタと忙しない足音が近づいてくる
澪標深々子:「ん?」
柴こはる:「はぁ……はっ……」
柴こはる:「スナイパー姐さん……チェンソー姐さん……」
柴こはる:「ナイト……姐さん……」
吼衣不屈:「……柴。そんなに慌ててどうした。」
柴こはる:フラフラとつんのめりながら
柴こはる:君たちのテーブルの前までやってきて
柴こはる:ばたりと倒れる。
大橋綺羅星:「しばこ!大丈夫!?」
澪標深々子:「マメシバ!」
吼衣不屈:「柴!」
吼衣不屈:倒れる前に柴の身体を支える。
柴こはる:「あ……」
柴こはる:甲冑の腕に支えられて
柴こはる:僅かに安堵の笑みを浮かべる
柴こはる:その体にはいくつもの切り傷や痣があり
柴こはる:やっとのことでここまで辿り着いたという風情だ
吼衣不屈:「すぐに保健室に連絡を。」二人に言って
大橋綺羅星:「保健室……今日誰がいたっけ」連絡しようとスマフォを操作
吼衣不屈:「……何があった、柴。」
柴こはる:「姐さん……」
柴こはる:「自分が悪いんすよ……」
柴こはる:「ニンジャ姐さんと、ビースト姐さんが」
柴こはる:「”地獄洞”に入るって聞いて……」
柴こはる:「自分も、付いていったんです……そしたら」
柴こはる:「四層で姐さんたちが……姐さんたちがっ、あいつらに……!」
柴こはる:涙を浮かべる
吼衣不屈:「……!」
大橋綺羅星:「……ニンニンとデュカちんが?」報告を聞き手が止まる
柴こはる:「お願いします……!」
柴こはる:「ニンジャの姐さんと」
柴こはる:「ビーストの姐さんを……」
柴こはる:「助……けて」
柴こはる:がくり
柴こはる:気を失う
吼衣不屈:「柴…!」
吼衣不屈:「……………。」自分の制服の上着を肩に掛けてやる。甲冑があるので滅多に着ないのだ。
大橋綺羅星:「……保健室は連絡しといたよ。たぶんそのうち誰かが来ると思う」
澪標深々子:「……参ったね」
澪標深々子:「さっき話したことが」
澪標深々子:「こんなに真っ先に事実になっちまうなんて」
吼衣不屈:柴を椅子に寝かせ、二人に向き直る。
吼衣不屈:「雨品と桜咲を、助けに行く。」
澪標深々子:「そう言うだろうと思ったよ」
澪標深々子:「ただ、あいつらだって曲がりなりにも八大天王だ」
澪標深々子:「……1人は元だけど」
澪標深々子:「四層とやらに何が待ってるのかは知らないが」
澪標深々子:「腹を決めておかないとミイラ取りがミイラになる」
澪標深々子:「……まずはリューの奴と合流する」
澪標深々子:「あいつは地下に詳しいからね」
澪標深々子:「異論、無いかい?」
吼衣不屈:頷く。
吼衣不屈:「風吹なら背中を任せるに値する。」
大橋綺羅星:「じゃああーしはあとから追っかけるね。しばこ置いとけないし」
吼衣不屈:「頼んだ。」
澪標深々子:「ああ、トマソンの入り口で待ってるよ」
大橋綺羅星:「うん。すぐ行く」
柴こはる:「姐……さん」
柴こはる:「ごめんなさいっす……ごめんなさいっす……」
柴こはる:大橋に背負われながら
柴こはる:うわ言のように繰り返している
柴こはる:そのポケットから、ぽろりとスマホが落ちる。
大橋綺羅星:「しばこ……」「ん?これ……」柴が落とした端末を見つける
GM:倒れた拍子に落としたものだが、君はあることに気付く
大橋綺羅星:「メール来てる……ニンニンから?」
GM:時刻から考えて、地獄洞の内部で送られたものだろう
GM:普段はああだが、"ニンジャ・スケバン"諜報能力は本物だ。何か、襲撃者の手がかりが残っているかもしれない
大橋綺羅星:拾い上げ、内容を確認する。
大橋綺羅星:「……」表情がこわばる。
GM:そこには、砲撃を受けて吹き飛ぶ瓦礫と
GM:土煙の向こうに、それを放ったと思われる人物が辛うじて写っている。
GM:ここで判定です
大橋綺羅星:なっ
GM

【襲撃者の正体】
技能〈知覚〉 難易度6

GM:成功すると何者かわかります
大橋綺羅星:7dx+1 知覚
DoubleCross : (7R10+1[10]) → 9[2,4,4,4,7,8,9]+1 → 10

大橋綺羅星:割と危ないじゃん
GM:ホッ……
GM:襲撃者は、君たちと同じくらいの背格好……体つきから見て女性と推測できる
GM:マント状の上着のフードを目部下に被り
GM:その顔は、仮面で覆い隠され見ることはできない
GM:しかし、その仮面に刻まれたエンブレムを、君の目は判別することができる
GM:『稲妻を抱く女性』を象ったエンブレム
GM:FHセル "アマルテア"
GM:『使い捨ての兵士』の量産を生業とする、君の古巣だ
大橋綺羅星:「あーあ」ため息とともに、吐き捨てるようにつぶやく
大橋綺羅星:「(……いつかは来ると思ったケド。来ちゃったか)」
大橋綺羅星:「(自分の不始末は自分でどうにかしないとね)」
大橋綺羅星:「……みんなは、あーしが守るよ」決意を固めるように呟き、いつもの表情に戻る


GM:ロイス所得可!
GM:尚、"アマルテア"セルに関しては
GM:所属していた大橋さんもなんか兵士をいっぱい育成してた以上の詳細は知らないことにさせてください
GM:末端なので
大橋綺羅星:なにも知らないぜ
大橋綺羅星:了解!ロイスは保留します
GM:また、このことは他の皆に話してもいいし、話さなくてもいいこととします
GM:タイミングもおまかせ
大橋綺羅星:オッス
吼衣不屈:ロイスは保留!
吼衣不屈:あ、いや、獲りましょう
吼衣不屈:阿修羅地獄堂女学院/〇庇護/食傷/ロイス
吼衣不屈:これで以上!
GM:OK!では次!

序ノ切 : ライトニングサムライ・スケバン&二代目コンクリ・スケバンの段

GM:■OP 空木一姫 琴城星羅
GM:登場侵蝕をお願いします
琴城星羅:36+1D10
DoubleCross : (36+1D10) → 36+1[1] → 37

空木一姫:空木一姫の侵蝕率を+9(1d10->9)した(侵蝕率:42->51)


GM:■阿修羅地獄堂女学院 剣道場
GM:か ぽ ん
GM:鹿威しの音が響く
GM:畳張りの古い道場。縁側の先には手入れの行き届いた日本庭園が広がっている
柳生咲玖夜:「………」
柳生咲玖夜:シャカシャカと手元で茶筅を回す
柳生咲玖夜:君、空木一姫と向かい合う上級生は
柳生咲玖夜:"サムライ・スケバン"の名で通っている中堅スケバンであり
柳生咲玖夜:"活人剣(ライフセイバー)"のコードを持ち、学院に潜入するUGNチルドレン
柳生咲玖夜:二重の意味で、君の先輩だ
空木一姫:「……」正座。正客の位置で背筋を伸ばし静かにその手元を注視している。
空木一姫:学生として、そして組織の人間として不作法が合ってはならないと律し。
柳生咲玖夜:「……どうぞ」
柳生咲玖夜:古式ゆかしい茶道の作法で、君の前に茶碗を差し出す
空木一姫:「頂きます」両手をついて会釈。
空木一姫:茶碗を持ち上げて再度会釈をし、一口含む。
空木一姫:こくり、と細くも形の良い喉が動いた。
柳生咲玖夜:「………」鋭い眼光が君を見つめている
空木一姫:茶碗の飲み口を指で拭き取り、懐紙で拭う。
空木一姫:そして一連の所作を行ったあと、改めてお礼を込めて会釈を行った。
柳生咲玖夜:「…………」そのさまを見届け、しばし瞑目し
柳生咲玖夜:「…………す」
空木一姫:「?」わずか首を傾げる。なにか失礼が合っただろうか。
柳生咲玖夜:「すごいよ~~~!!いーちゃん~~~~!!!」
柳生咲玖夜:ぱっと表情を輝かせ、君に近づいてくる
空木一姫:「お気に召していただけましたか、柳生様」ほ、と気を緩めた微笑み。
柳生咲玖夜:「もうどこに出しても恥ずかしくないお嬢様だよ~~~!勉強になるな~~!」
空木一姫:「ふふ、ありがとうございます。柳生様のお点前も見事なものでした」会釈。糸のように細い黒髪がふわりと揺れる。
空木一姫:「私としてもまだまだ、学ぶことはたくさんありますから。これからもご指導お願いします」
柳生咲玖夜:「今度すんごいお嬢様校に潜入しなくちゃならなくてさー」
空木一姫:「お嬢様学校に潜入、ですか。まぁ、それはそれは」
空木一姫:「私としても、きちんと身につけたものではありませんからねぇ」頬に手を当ててほぅ、と息。
柳生咲玖夜:「私のとこ宗家はそこそこだけど、分家も分家だから全然わからなくて」
柳生咲玖夜:「いーちゃんがいてくれて助かったよ~!おおよしよし……」
空木一姫:「わ、わ。その、柳生様」
空木一姫:「"いーちゃん"というのは……親しみを込めてだと思いますが」
空木一姫:「その、面映いといいますか。少しもぞもぞするといいますか…」
空木一姫:少し目が泳ぐ。
柳生咲玖夜:「ええーかわいいのに……」
柳生咲玖夜:「うーちゃんにする?」
空木一姫:「えっ」やめるのではないのですね、と内心。
空木一姫:「…………えーっと」
空木一姫:「い、いーちゃんでお願いします」
空木一姫:ほんのりと頬を桜色に。
柳生咲玖夜:「でしょでしょ~!私あだ名付けるの得意なんだ~」ほにゃっと笑う
空木一姫:「そ、そうですね。実は柳生様のことは、こんなにも親しみやすい方とは思っていなかったものですから…」
空木一姫:遠目に見る印象から、真面目で厳格な人だと予想していた。
柳生咲玖夜:「あ、でも仕事の時はもちろんコードで呼ぶからね」
柳生咲玖夜:表情をキリリと正し
空木一姫:「あっ」そのことに一瞬残念そうになって
空木一姫:「えぇ、よろしくおねがいします」表情を戻す
柳生咲玖夜:「二人だけなら気にしないんだけど、今日は増援も来てくれるし」
柳生咲玖夜:「……ここだけの話、相当危険(ヤバ)いらしいよ」小声で
空木一姫:「ふむ」少し眉根を寄せて「この学校は、ある意味調和が取れているとのことでしたが」
空木一姫:「……それほどまでに危険、ですか」
柳生咲玖夜:「絡んできたヤクザが触れるだけで一斉に跪いたとか」
空木一姫:「なんと……」
空木一姫:「この街の裏社会の方は、UGNとは別口でレネゲイドに関連している口もあると聞きましたが……そんなにも」
柳生咲玖夜:「UGNエージェントとしても、あの十三支部お抱えの超攻撃的エージェントで」
空木一姫:「十三支部、ですか」知識としては修めている。市内における治安のアンタッチャブル。その地域を治める支部だ。
柳生咲玖夜:「彼女が戦った跡は空襲でもあったみたいにコンクリが剥がれちゃうんだとか」
空木一姫:「まぁ………」手を口に当てて少し目を見開く。
空木一姫:「そこまでの出力を持つ、となると。場合によってはこの学校自体が無事で済まないことも考えてしまいますね」
柳生咲玖夜:「……とにかく、目をつけられないようしなきゃ」
空木一姫:「はい。それを第一に心がけます」
柳生咲玖夜:「頑張ろうね、いーちゃん!」真剣な表情で空木さんの手を取る
空木一姫:「……!」内心、少し後ろ向きな想像をしていたところに、手の暖かさを感じ
空木一姫:「はい、柳生様」きゅ、と手を握り返す。
柳生咲玖夜:「ささ、準備しよ。もうすぐ集合時間だから……」
空木一姫:「まぁ、もうそんな時間に。……あぁ、そうだ、柳生様」
空木一姫:ふと、というか。言うタイミングを図っていたように
柳生咲玖夜:「ん?」首をかしげる
空木一姫:「………その、こちらからの呼び方も。」
空木一姫:「もう少し砕けたほうが……よろしいでしょうか?」
空木一姫:反応を伺うように、ちらりと上目遣い。
柳生咲玖夜:「わぁ」キラキラと瞳を輝かせて
空木一姫:「………す、すみません。今のは忘れてください!」言った直後、控えめに両手を振る
柳生咲玖夜:「もちろんだよ~!なんて呼んでくれるの?」
柳生咲玖夜:「いーちゃんなら何でも嬉しいよ~」
空木一姫:「……………え、ええと」困る。具体例を特に考えていなかったので。
空木一姫:「………さっ、ちゃん………など」途中で小さい声
空木一姫:「や、やっぱり柳生さん?でしょうか?」
柳生咲玖夜:「さっ………!」目を見開き
柳生咲玖夜:「いーちゃん……可愛すぎる……!」
柳生咲玖夜:「いいよいいよ!さっちゃんって呼んで!」
空木一姫:「え、えぇっ」採用されると思っていなかった
柳生咲玖夜:「こういうの新鮮だな~!妹ができたみたい!」満面の笑み
空木一姫:「いえその、流石に先輩をそのような……や、やはり柳生様のほうが……!」あわわ
柳生咲玖夜:「だめです~~!やり直しは認めません~~!」
空木一姫:「う、うぅ……!」
柳生咲玖夜:「先輩の言うことが聞けんのか~~?このこの~~!」
空木一姫:「さ……さっちゃん………は、意地悪なおかたですね……」
空木一姫:「姉というのが居たら、こんな感じなのでしょうか…!」
柳生咲玖夜:楽しそうにぷにぷにと頬をつつく
空木一姫:ぷにぷにされている。お戯れを~。
琴城星羅:剣道場の玄関のほうから、どたどたという重い足音が響いてくる。
柳生咲玖夜:「ひゃっ」
空木一姫:「はわっ」
柳生咲玖夜:「い、いーちゃん!来たよ!来ちゃったよ……!」
空木一姫:「き、来てしましましたね、お噂のお方が……やぎゅ……さっ……ちゃん…!」
柳生咲玖夜:ガタガタと震えながら玄関を指差す
空木一姫:頼れる先輩の怯えが、こちらにも伝わってくる。心は落ち着けているはずが、どうしても脚がソワソワと。
空木一姫:キュ、と無自覚に相手の手を握っている。
琴城星羅:走るような足音は二人のいる茶室の扉の前で止まる。
柳生咲玖夜:「ほ、ほら!元の位置に戻って……正座!正座して……!」
空木一姫:「は、はい。そうでした。そうでした」触れ合っていた距離から離れる。正座。
柳生咲玖夜:手を握ったままドタドタと不格好に移動している
柳生咲玖夜:ぎこちなく膝を折り、背筋を伸ばす
空木一姫:こちらとしては和室の移動は慣れたもの。予め決めた位置に正座し、少し乱れた髪を手ぐしで整える。
空木一姫:表面上は平静を取り戻す。
琴城星羅:一拍置いて、扉が開く。
琴城星羅:「はぁ…っ!遅れて…すみませんっ…!」ぜえぜえ。
琴城星羅:セーラー服に身を包んだ、先ほどの足音からは想像もつかない、普通の少女がそこにいた。
柳生咲玖夜:「…………」
空木一姫:「…………」おや、と少し目を丸く。
柳生咲玖夜:「…………?」
空木一姫:「…………?」横目で咲玖夜さんを確認。
琴城星羅:「あ…そうだ自己紹介!第五…じゃなかった、十三支部から来ました!”フェアウェルブーケ”琴城星羅と申しますっ!」
柳生咲玖夜:「え……ええ!?」
空木一姫:「さっ、 ちゃん。この方が?」
柳生咲玖夜:「う、うん。いーちゃん。この人が……」
柳生咲玖夜:予想と正反対の様子に面食らいながら
空木一姫:確かに先程の足音からすると、もう少し大柄だと思っていたけれど。
琴城星羅:「えーと、柳生咲玖夜さんと空木一姫さんですよね」「…思ったより普通そうな子でよかった~!」相好を崩して笑う。
空木一姫:「あ、申し遅れました」両手をついてお辞儀「"イチヒメ"。空木一姫と申します」
空木一姫:「お褒め頂きありがとうございます…?」褒め言葉だろうか。多分そうだ
柳生咲玖夜:「は、はい……"活人剣〈ライフセイバー〉"柳生咲夜です」
柳生咲玖夜:「はじめまして。"フェアウェルブーケ"……いえ」
柳生咲玖夜:「"コンクリ・スケバン"さん……」
空木一姫:「その、お噂はかねがね伺っております」今聞いたけど。
琴城星羅:「あ、そうだった!スケバンネーム!」「え、噂?いや~それほどでも…」てれてれ。
琴城星羅:「えーと、私は”二代目”だよ。”二代目コンクリ・スケバン”」
GM:か こ ん
GM:静寂を埋めるように、再び鹿威しの音が響いた


柳生咲玖夜:「えー、それでは気を取り直して」
空木一姫:「はい」
琴城星羅:「はいっ」
柳生咲玖夜:「お互いの誤解も解けましたところで、今回の任務について説明します」
空木一姫:「はい。お願いいたします」
琴城星羅:「よろしくお願いします!」
柳生咲玖夜:並んで座る君たちの間に、小さなホワイトボードが運ばれてくる
柳生咲玖夜:「あっやば」設置する時に畳を傷つけるが構わず説明を始める
空木一姫:「……(後で修繕しておきましょう)」チラリと傷の規模を確認しつつ、耳を傾ける
柳生咲玖夜:「今回皆さんに集まって頂いたのは他でもありません」
柳生咲玖夜:「この学院の地下に存在が確認された地下迷宮」
柳生咲玖夜:「通称、"地獄洞マカハドマ"を、探索して頂きたいのです」
空木一姫:「地下迷宮、"地獄洞マカハドマ"……」
琴城星羅:「地下迷宮…!」「どれくらいの規模なんですか?学校の地下サイズってことはそんなに大きくないんじゃ…」
柳生咲玖夜:「"イチヒメ"は学院の生徒だから、話くらいは聞いたことあるよね」
柳生咲玖夜:「"フェアウェルブーケ"が在学されていた頃には、存在しなかったものです」
琴城星羅:「そうだね。全然聞いたことなかった…」地上でのあれこれに明け暮れていた。
空木一姫:「えぇ。最近になってウワサを聞くようになりました」
空木一姫:「と言っても、私は地下の方はあまり詳しくありませんね。琴城様もいらっしゃいますので、1から説明をお願いしても?」
柳生咲玖夜:小さく頷いて
柳生咲玖夜:「以前から学院の地下には、オーヴァードしか入り口を近くできない地下空間、通称"マヨヒガ"と呼ばれる場所が存在していました」
柳生咲玖夜:「発生はおおよそ4年前、崩落戦の時期ですね」
柳生咲玖夜:「関連性は不明ですが、これが契機となった可能性は高いです」
琴城星羅:「なんか地下空間がある、っていうのは聞いてたけど…そんなに大きな話じゃなかったと思うな」
空木一姫:「そうですね。以前まであった地下空間の話はせいぜい、生徒の皆様が自由な活動を行う程度だったかと」
柳生咲玖夜:「はい。これもかなりの広さですが、現在の"マカハドマ"はその数倍……」
柳生咲玖夜:「元々、"マヨヒガ"……生徒の間で地獄トマソンと呼ばれる空間は」
柳生咲玖夜:「年度初めの八大天王の空位を争う『スケバン戦国時代』に破れたスケバンたちが」
柳生咲玖夜:「それぞれの根城を構えるなどして、あまり治安は良くなかったんですが」
空木一姫:「そういった空間だったのですね…」
琴城星羅:「あー、確かにいたね…成り上がりを狙って攻撃してくるスケバン…」
柳生咲玖夜:「それでも、八大天王の権威が及びはしていたので、ギリギリで均衡は保たれていました」
柳生咲玖夜:「しかし、数ヶ月前にその先へ続く"門"が見つかったのです」
柳生咲玖夜:「その先に広がる広大な地下迷宮が、"マカハドマ"」
空木一姫:「八大天王の皆様の影響が及ばない領域、ということですね」
柳生咲玖夜:「その存在だけでも十分対応が必要な時空異常なんですが……」
柳生咲玖夜:「問題は、これです」
柳生咲玖夜:ぽん、と
柳生咲玖夜:二人の前に、青く輝く砂状の物体が詰まった透明な袋が置かれる
琴城星羅:「あ、きれい」思わず
空木一姫:「ふむ」袋を見る
空木一姫:「綺麗ですね」
柳生咲玖夜:「この砂……本当に微量ではありますけど」
柳生咲玖夜:「なにか、見覚えありませんか?」
GM:ここで判定です
GM

【砂の正体】
〈知識:レネゲイド〉難易度6

琴城星羅:オリジン:レジェンドを使用します。侵蝕は2上がって39。
琴城星羅:2DX+2>=6
DoubleCross : (2R10+2[10]>=6) → 5[2,5]+2 → 7 → 成功

琴城星羅:ほっ
空木一姫:素振り
空木一姫:3dx>=6
DoubleCross : (3R10[10]>=6) → 7[5,6,7] → 7 → 成功

空木一姫:せーふ
GM:意外とぎりぎり!
GM:では、二人ともわかります
GM:青白く輝く結晶、それは純度も低く『鉱石』と呼ぶべきものではありますが
GM:微かに、レネゲイドの気配を帯びています
GM:これは、『賢者の石』の欠片です
空木一姫:「…………これ、は」琴城さんも気付いたか目配せ。
空木一姫:「大変貴重なものとお聞きしておりますが…」
琴城星羅:「…これ、賢者の石…だよね?」「……なんで?」
柳生咲玖夜:「……はい」
柳生咲玖夜:「生徒の間では、『薔薇水晶』の名で取引されていますが」
柳生咲玖夜:「紛れもなく賢者の石の欠片です。純度は低いですが……」
柳生咲玖夜:「これが、迷宮の中から採掘されているんです」
柳生咲玖夜:「一部の学生は、適合……とまではいきませんが」
柳生咲玖夜:「これを持つことで喧嘩が強くなると言う触れ込みで、こぞって地下に足を運んでいる有様で……」
空木一姫:「賢者の石が、"地獄洞マカハドマ"から……」
空木一姫:「純度は低い、とのことでしたが。そのまま進めていけば、純度の高いものが見つかる可能性もありますね」
琴城星羅:「ひえっ」「『取引されてる』ってレベルだったら…掘ればザクザク出てくるってことだよね?」「それ…さすがに学校中オーヴァードまみれにならない?」
柳生咲玖夜:「はい、実際の所、流通している総量はそう多いものではありません」
柳生咲玖夜:「地下の入り口自体がオーヴァードしか認識できないこともあり」
柳生咲玖夜:「あくまで元々オーヴァードの適性がある者……スケバンの間に留まっています」
空木一姫:「なんと、まぁ………」
柳生咲玖夜:「ですが……」
柳生咲玖夜:「皆さんは『鉱床』の件についてはご存知ですよね」
琴城星羅:「えーと、N市の地下に賢者の石が眠ってるっていう、あの…」
空木一姫:「そうですね。この街に多くの事件が集中する、その原因の一つだとか」
柳生咲玖夜:「はい、元々一つの推測に過ぎないものでしたが、最近どうにも存在するかなり有力な確証が得られたとかで」
柳生咲玖夜:「場所の特定はUGNの中でも高い優先度を持つミッションになってます」
琴城星羅:「…もしほんとだったら…『本物』の賢者の石にたどり着けちゃうかもしれないってこと!?」
空木一姫:「……そしてその、鉱床とやらが、"地獄洞マカハドマ"に通じていると?」
柳生咲玖夜:「そして、その候補の一つが、ここ」空木さんに頷き
柳生咲玖夜:「ええ、そのためには"マカハドマ"の最奥まで進んで確かめる必要があります」
空木一姫:「この砂の純度の低さが『浅い』からだとすると、より高純度なものにたどり着く……というのは、道理ですわね」
琴城星羅:「もし他の誰か…FHとか…邪悪スケバンとかが先に見つけたら…めちゃくちゃヤバいよね?」
柳生咲玖夜:「本来なら、もっと大規模な人員を投入すべき案件なんですが……」
柳生咲玖夜:「実はもう一つ、そういうわけにも行かない問題がありまして」
空木一姫:「地下に潜る方々が、投入される人員をおとなしく受け入れる可能性も低そうですが……」
空木一姫:「もう一つの問題、ですか?」
琴城星羅:「ほかにもあるの?」うええ、という顔。
柳生咲玖夜:「ええ。邪悪スケバンはともかく、大勢力を投入できないのはFHも同じはずです」
柳生咲玖夜:「そこの条件的には、完全にイーブン。何故かと言うと……」
柳生咲玖夜:「……実は、皆さんを呼ぶ前に何人か、教師などに扮してもらって」
柳生咲玖夜:「正規のエージェントに、"マカハドマ"に挑んでもらったんです」
柳生咲玖夜:「ですが、入れませんでした」
空木一姫:「……あぁ、最近校内で新任の話題をお聞きすると思ったらそういうことでしたか」
空木一姫:「入れない、とは?生徒の皆様は入っているのですよね?」
琴城星羅:「入れない?」「そんな、入場ゲートがあるわけでもなし…」
柳生咲玖夜:「逆です」
柳生咲玖夜:「"生徒しか入れない"んです」
柳生咲玖夜:「更には、一度入るとエフェクトを含む外部からの一切の通信が不可能」
空木一姫:「………なんと」
空木一姫:「まさしく迷宮。異界への入り口のようですねぇ……」
琴城星羅:「スケバン限定ダンジョン…」
柳生咲玖夜:「私も一度入りましたが"殺人刀〈グリムリーパー〉"との交信も途切れちゃって」
柳生咲玖夜:「死ぬ思いで戻ってきました……」
琴城星羅:「ひえぇ」「そこまで本格的なダンジョンだなんて…」ピクニック感覚のダンジョンを想定していた。
空木一姫:「あぁ……」柳生様の能力特性は話に聞いている。
空木一姫:「それは、お疲れさまでした」ねぎらいのお辞儀。
柳生咲玖夜:「そもそも、数ヶ月前の発生からUGNが今まで発見するのが遅れたのも」お辞儀を返しながら
柳生咲玖夜:「その性質が原因だと思います。本来こんな所に時空異常があれば、もっと周囲に影響が出るはずですから」
柳生咲玖夜:「ただ、入ってみて一つわかったことがあります」
空木一姫:「それは?」
柳生咲玖夜:「迷宮内に満ちている、異質な気配……この学校のスケバンは気にしないかもしれませんが、UGNの訓練を受けたものなら……」
柳生咲玖夜:「……《ワーディング》です」
空木一姫:「!」
琴城星羅:「…なんらかのオーヴァード…あるいは、レネゲイド絡みの存在がいる、と」
柳生咲玖夜:「それもただの《ワーディング》じゃありません」
柳生咲玖夜:「マヨヒガの入り口はオーヴァードしかわからないと言いましたが」
柳生咲玖夜:「逆に言えば、オーヴァードと一緒なら、非オーヴァードでも入れるんです」
空木一姫:「なる、ほど? 個別の識別ではなくて、鍵のようなものなのですね」
空木一姫:「しかし、ワーディングの中に入ってしまっては、すぐに無力化してしまうのでは?」
柳生咲玖夜:「確認のため非オーヴァードの学院生潜入員に同行してもらったんです」
柳生咲玖夜:「結果は、変化なし」
柳生咲玖夜:「あの空間の《ワーディング》は、常人に効果を及ぼしません」
琴城星羅:「お連れ様なら大丈夫、ってこと?」「なんていうか…ワーディングにしては変っていうか…」
柳生咲玖夜:「なおかつ、空間の内部と外部を決定的に隔て、特定の者以外が入れない空間にしてしまう」
柳生咲玖夜:「UGNの分類に、一つ該当するものがあります」
柳生咲玖夜:「神性圏界(ドミニオン)
琴城星羅:「どみに、おん」復唱する。
空木一姫:「どみにおん」復唱
柳生咲玖夜:「神格を持つレネゲイドビーイングがジャーム化した際に獲得するとされる、異界展開能力です」
柳生咲玖夜:「まあ、神格と言ってもピンキリなので、現状そこまで強力なものではないとの分析は出てますが……」
琴城星羅:「…神」少し表情が変わる。
琴城星羅:「神なんか、いないよ」「ただ、出力が強いレネゲイド」ぽつりとつぶやく。
空木一姫:「……………」
空木一姫:「その、神性圏界が展開されているということは」
空木一姫:「少なくとも、それを発生させている存在が居る、ということになりますね」
柳生咲玖夜:「そういうこと」小さく頷いて
柳生咲玖夜:「それでね、いーちゃん」
柳生咲玖夜:「ここからが、あなたを呼んだ本当の理由なんだけど」
空木一姫:「……はい」いーちゃん、と呼ばれることにちょっと反応が遅れた。
空木一姫:「その理由とは、何でしょう」
琴城星羅:「(仲いいんだな…いいなぁ)」ちょっとだけ普通の顔に戻る。
柳生咲玖夜:「第一の目標は、『薔薇水晶』の出所と、鉱床へ続く可能性の調査。もちろん、安全を第一で」
柳生咲玖夜:「けど、可能と判断したなら」
柳生咲玖夜:「"マカハドマ"内部に存在すると思われる神格と接触し」
柳生咲玖夜:「"ドミニオン"を解除して欲しい」
柳生咲玖夜:す、と君の刀を指差す
柳生咲玖夜:「あなたの"夜刀守"なら、可能なはず」
空木一姫:神格を有するジャーム、と聞いた時から。その手は愛刀にそっと触れている。
空木一姫:「───はい。」
空木一姫:『薔薇水晶』の出処、鉱床へ続く可能性。───迷宮内の、神性存在によるドミニオンの解除。極めて了解です」
琴城星羅:「…そっか、一姫ちゃんは…斬れるんだね」
柳生咲玖夜:「……うん」寂しげに微笑んで
空木一姫:「はい」琴城さんにも微笑みを返して。
空木一姫:ス、と眼を細めながら
空木一姫:「怪しく、異なる外れたモノを斬る」
空木一姫:「そのための、『空木』の家ですから」
柳生咲玖夜:「ごめんね。大変な役を押し付けて。私もできる限りサポートはするから」
柳生咲玖夜:「いやぁ、本当は『討滅局』のベテランさんが来てくれるはずだったんだけど」
柳生咲玖夜:「これの前の案件、ハワイだったかな?そこで大怪我しちゃったとかで」
空木一姫:「なんと、まぁ。ハワイからこちらへの連戦は大変でしょうしね」
空木一姫:「学校の問題は学生らしく、私達で解決するしか無い、というわけですか」
柳生咲玖夜:「これ以上遅れると、生徒たちも暴発しちゃう可能性が高いし」
柳生咲玖夜:「できれば、深々ちゃんたちには関わってほしくないしね……」
琴城星羅:「……なんとなくわかったよ。一姫ちゃんを、無事に「そこ」まで送り届けるのが私の任務だね」
柳生咲玖夜:「はい」琴城さんに向き直って
柳生咲玖夜:「琴城さんの経歴は信頼に値するものです」
柳生咲玖夜:「"フェアウェルブーケ"としても、"コンクリ・スケバン"としても」
柳生咲玖夜:「………そして"それ以前"も」
琴城星羅:照れくさそうな顔をしていたのが、一気に引き締まる。「…”ルミネッセンス”としても」
柳生咲玖夜:そう言うと、畳の一つに指をかけ、引き起こす
柳生咲玖夜:「詳しくは、直接見て頂いたほうが良いと思います」
琴城星羅:「え、ここ!?」さすがに驚く。
空木一姫:「まぁ………」お茶を点てる練習だけじゃなかったのだな。と感心
GM:畳の下には、黒くぼやけた空間が口を開けている
GM:学内に幾つか存在する、"マヨヒガ"……地獄トマソンへの入り口だ
琴城星羅:先が見通せない。「うわぁ…本当にダンジョン…」こういうのゲームで見たことある。
柳生咲玖夜:「"門"の前まで案内します。さ、こちらへ」
柳生咲玖夜:そう言うと、とぷんと穴の中へ身を投げ出し、姿が見えなくなる
琴城星羅:「それじゃあ…あ!」一姫ちゃんに。
空木一姫:「えぇ……なんでしょう?」
琴城星羅:「今の私は、一姫ちゃんを守るのがお仕事だから」「騎士…っていうわけでもないけど、真似事として」手を差し出す。
空木一姫:「?」一瞬、手を見て。「あ、あぁ。なるほど」その手を取る。
琴城星羅:「"コンクリ・スケバン"の硬さ、見せてあげるからね!期待してて!」
琴城星羅:にこりと微笑む。
空木一姫:「えぇ。こちらは"ライトニング・サムライ・スケバン"。"空木"として、怪異狩りの刀を振るいましょう」
空木一姫:「守って、くださいね」同じくほほえみ。
琴城星羅:「えへへ、任せて!」「それじゃあ、せー…のっ!」
空木一姫:「のっ」
空木一姫:琴城さんに引かれるまま、身を躍らせる。
琴城星羅:穴の中に飛び込む!
GM:と ぷ ん っ
GM:小さな波紋が暗黒の表面に広がり
GM:しばらくすると、そこは板張りの床へと戻っていた


GM:■阿修羅地獄堂女学院 地獄トマソン
柳生咲玖夜:「……ここです」
GM:三人は"門"の前に立っている
GM:5m近くはあろうかという、巨大な山門
GM:地獄の鬼を象った彫刻が一面にあしらわれ
GM:分厚い鉄の扉は固く閉ざされている
柳生咲玖夜:「"地獄洞マカハドマ"、その唯一の入口」
柳生咲玖夜:「"羅生門"」
空木一姫:「羅生門……なんとも、まぁ。立派な拵えですね」
琴城星羅:「でっか……」見上げながら。
GM:では、羅生門を見上げた琴城さん
GM:ここで判定です
GM

【羅生門の正体】
〈意思〉 難易度5

琴城星羅:ほい!
琴城星羅:さっき使っててよかったオリジンレジェンド!
琴城星羅:2DX+3>=5
DoubleCross : (2R10+3[10]>=5) → 9[3,9]+3 → 12 → 成功

空木一姫:すごい
GM:完璧な理解を得ましたね
GM:では、琴城さんは直感します
GM:"フェアウェルブーケ"でも"コンクリ・スケバン"でも無く
GM:"スキャバーズ"の”ルミネッセンス”としての嗅覚が
GM:『この扉を破壊せよ』と警告します。
GM:"羅生門"はアーティファクトです
琴城星羅:「っ…!」内なる自分の意志が伝わってくる。
琴城星羅:「…アーティファクト」ない心臓が激しく脈打つのを感じる。
柳生咲玖夜:「これが、琴城さんを呼んだもう一つの理由です」
柳生咲玖夜:「"千引岩開"というアーティファクトをご存知ですか?」
柳生咲玖夜:「十三支部の地下に隠されていた"ローディーズ・ドア"、それを旧日本軍が応用発展させたものですが」
柳生咲玖夜:「当然、過去のUGNが関わってからこの学院に旧軍が入り込んだ形跡はありません」
柳生咲玖夜:「これは、おそらくそれ以前。オリジナルに近いものです」
琴城星羅:「…壊せる、のかな」
柳生咲玖夜:「……わかりません、ですが」
柳生咲玖夜:「無事に事が済んだ後、この扉をどうするかは、琴城さんに一任します」
琴城星羅:「…わかった。まずは、事を済ませなきゃね」
琴城星羅:「……大丈夫。いつも通り。突入して、全部倒して…今回は一姫ちゃんを守って、帰ってくる」
琴城星羅:失敗したことは、一度しかない。
柳生咲玖夜:「はい……よろしくお願いします」深く頷いて
柳生咲玖夜:「始めましょう、我々のミッションを」
琴城星羅:「…うん、任せて!」不安そうな表情を消し去り、笑う。


GM:OP終了!ロイス所得可能!
琴城星羅:仲間/空木一姫/友達になりたいな○/隔意 にて取得!
空木一姫:「さっちゃん 柳生咲玖夜 ○P親愛/N羞恥」で取得して以上!
GM:OK!
琴城星羅:あ、そういえば「春の修羅」はまだなんですね
GM:そうですね!もうちょい後で出ます!
琴城星羅:了解です!
琴城星羅:以上で!
GM:尚、シーン中で言及したEロイス:神性圏界(ドミニオン)は
GMhttps://privatter.net/p/6114983
GM:そごうさんの設定されたオリジナルEロイスとなります。
GM:ご存じない方は上記プレイエイドを一読願います。
GM:では次は合流シーン!

二ノ口 : 羅生門の段

GM:合流シーンは先程のOPの直後から続く形になります。
GM:全員登場!侵蝕をお願いします!
大橋綺羅星:34+1d10
DoubleCross : (34+1D10) → 34+5[5] → 39

空木一姫:空木一姫の侵蝕率を+10(1d10->10)した(侵蝕率:51->61)
空木一姫:ミッ
吼衣不屈:吼衣不屈の侵蝕率を+9(1d10->9)した(侵蝕率:33->42)
吼衣不屈:ギャッ
琴城星羅:1D10+37
DoubleCross : (1D10+37) → 6[6]+37 → 43

風吹リュー:風吹リューの侵蝕率を+10(1d10->10)した(侵蝕率:41->51)
風吹リュー:ウオオ・・
大橋綺羅星:格差が生まれた
吼衣不屈:みんなー!
空木一姫:ダンジョンの圧…!


逝きはよいよい
還りはこわい
門の下には
修羅が住む

地獄洞マカハドマ:第一層

-羅生門-


GM:"地獄堂マカハドマ"の入り口、羅生門
GM:その門前に佇み、今まさに迷宮へと踏み出さんとする空木一姫、琴城星羅、柳生咲玖夜の前に
GM:軽快なローラーの音を響かせて、颯爽と迫る影が一つ
風吹リュー:テール側でブレーキをかけ、ゆるくスピンしながら停止。
風吹リュー:セーラー服の上にリーファーコートとフライトキャップを身に着けた鋭い目つきの少女だ。
風吹リュー:反動をよく伝えるヴァルカナイズドのスニーカーが這踏するは、外ならぬ彼女自身によって蒼穹と雷のペイントが施されたスケートボード。
風吹リュー:名をアセンション太郎──否、アセンション春花!
アセンション春花:『(決まったぜ……)』
風吹リュー:「お、一姫じゃねーか。お前もこの下になんか用か」
琴城星羅:「一姫ちゃんの知り合い?」いかにもなスケバンルックだ。
風吹リュー:「咲玖夜と────見慣れねえ顔もいやがるな。事と用向き次第によっちゃあ」
風吹リュー:「ここで相手になってやる事んなるが」
柳生咲玖夜:「ちょ、ちょっと待ってよリューちゃん!」
風吹リュー:「リューちゃんて呼ぶな!」
琴城星羅:「三年前ならともかく、今はトップ争いには興味ないかな」たじたじ。
空木一姫:「ごきげんよう風吹様。こちらは琴城星羅様。"二代目コンクリ・スケバン"様であり、敵ではございません」す、と隣の星羅さんを指しつつ。
空木一姫:「そして琴城様。こちらは風吹リュー様。"スケボー・スケバン"として、当校の代表の一人を務めるお方です」
琴城星羅:「(あ、やっぱりなかよしなんだ…)」
琴城星羅:「ってことは、当代の八大天王!」
琴城星羅:「そっかー…なるほど…今はこの子が…」じーっと見る。
風吹リュー:「フン……まあいい」
風吹リュー:「薔薇水晶で一発下克上! ってタマでもねーよな、確かに」
風吹リュー:知己の2人を眺めまわして。
空木一姫:「さすが風吹様。お耳が早い」
空木一姫:ニコニコ。
風吹リュー:「おだてんなよ」嬉しそう。
空木一姫:「琴城様には、その薔薇水晶についての調査でお力添えを頂くことになっております」
柳生咲玖夜:「あの……そう言うリューちゃんはどうしてここに……?」
風吹リュー:「オレは……あー……」
風吹リュー:足元の春花を見る。
風吹リュー:「さる筋からの情報でな」
風吹リュー:「最下層に居るっつー最強のスケバンをブッ倒して、近頃のバカ騒ぎを終わらせに来た。」
柳生咲玖夜:「さる筋?」
風吹リュー:「さる筋はさる筋だよ!」
風吹リュー:それ以上聞くなとばかりに。
空木一姫:「八代天王としての情報網でしょうか。流石ですね」
風吹リュー:「つーかコンクリ?」
風吹リュー:「聞いたことあんな。けっこー前一瞬だけ居た八大天王だとかで」
風吹リュー:「あれの二代目か、骨のあるやつだといいが……」
琴城星羅:「あ、違う違う!そこまで上り詰めてなかったよ!」「噂に尾ひれついてる!」
風吹リュー:「おっと」
風吹リュー:「(そうだったっけ?)」こそこそスケボーに話しかけている。
アセンション春花:「(もう少しで八大天王入りしそうだったけど、なんでかすぐ転校しちゃったんですよねえ)」
風吹リュー:「……なるほどな」
風吹リュー:「とにかくそういうワケなんで。ついてくんなら勝手にしろ」
空木一姫:「えぇ。風吹様ほどのお方の助力があれば、こちらも大変心強いです」
空木一姫:「ご同道させていただきますね」
風吹リュー:「いつもながら分かってる奴だな~」少し自分より下の位置にある空木ちゃんの頭を撫でる。
空木一姫:「まぁ、ふふふ」撫でられてちょっと目を細める。
琴城星羅:「そりゃせっかくだから上には行きたかったけど…」「ドリル・スケバンちゃんの壁が厚かった…」
風吹リュー:「なんで本人みてーな口ぶりなんだよ。二代目なんだろ」
琴城星羅:「あ、初代も私だよ」しれっと。
柳生咲玖夜:「え」
風吹リュー:「……あん?」
琴城星羅:「いろいろあって…その…こっちにいたことが…」
琴城星羅:「えーと。ちょっといろいろあって長いこと女子高生やってるから…」
空木一姫:「……あら、そうだったのですか。琴城様」
柳生咲玖夜:「と……ということは例の伝説も……?」
空木一姫:「はっ」ビクッ
琴城星羅:「あ、それも伝説は伝説だって!」「ヤクザは絡まれたから(コンクリで)振り払っただけだし!」
空木一姫:「な、なるほど。こちらも尾ひれですのね?」
空木一姫:「超攻撃的で、一度通れば歩く空襲としてコンクリートは剥がれコールタールはあふれるというのも、きっと何かの間違いですか」
風吹リュー:「えっ何? それスケバンの話?」
風吹リュー:「流石にねーだろそれは」
風吹リュー:「何で信じちゃったんだよ」
琴城星羅:「あ、それは本当」バトルスタイル的にそうならざるを得ない。
風吹リュー:「えぇ…………」
柳生咲玖夜:「ちょ、ちょっといーちゃん!」空木さんの服を引っ張って
柳生咲玖夜:「いーちゃん、私達がUGNってのはリューちゃん知らないから」小声で
柳生咲玖夜:「なるべく感づかれるような事はなしの方向で……」
空木一姫:「あ」口元に手。
空木一姫:「……すみません、気が緩んでしまい、つい……気をつけます」
空木一姫:しゅん。
琴城星羅:「えーと!とにかく!」
琴城星羅:「一姫ちゃんの護衛で来ました!」
空木一姫:「そ、そうそう、そういうことです。多少大袈裟に言われたのを私が勘違いした部分もあるようで」
風吹リュー:「うし、この際細けー事はなしだ!(幽霊の話とかつつかれたくないし!)」
空木一姫:「そうですわね。まずは事態の解決を最優先と致しましょう」
空木一姫:「(ほっ………)」
琴城星羅:「(いい子でよかった…!)」
柳生咲玖夜:「あのー、それなんだけど……」
風吹リュー:「どした咲玖夜」
柳生咲玖夜:「やっぱりリューちゃんはここに残るってのはダメ……でしょうか……?」自信なさげに
風吹リュー:「……」デコピン
柳生咲玖夜:「あだ!」
風吹リュー:「全然ダメ!」
空木一姫:「あらまぁ……」さっちゃんの額にハンカチ
柳生咲玖夜:「そ、そうは言ってもね?」
風吹リュー:「地獄トマソン地下迷宮。オレが踏破しなくて誰がやるってんだ」
柳生咲玖夜:「薔薇水晶の件はなるべく皆を巻きないようにって……えーと」額を抑えながら
柳生咲玖夜:「そう!スペースサムライさんからも固く釘を差されててね!」
風吹リュー:「"スペースサムライ"からぁ……?」
風吹リュー:「あんないつ居るか分かんねー奴の裁量に任せとけるかっつーの。」
琴城星羅:「えーと、スケボー・スケバン…リューちゃん?」
空木一姫:「……………」私もリューちゃんって呼んだほうがいいのかな、という迷いの沈黙
風吹リュー:「何だ星羅」
風吹リュー:「つまんねーこと言ったらお前もデコピンだからな。あとリューちゃんはやめろ」
風吹リュー:「かわいい感じで呼ばれると示しがつかねーだろうが」
風吹リュー:「一姫とかに!」
琴城星羅:「(あっけっこうかわいいタイプなんだこの子)」
琴城星羅:「いやその…私たちもどうせ地下に向かうんだから、一緒にいたほうが安心なんじゃないかなって」
空木一姫:「あ、そう。そうですわねリュ、風吹様」
柳生咲玖夜:「ええ!?琴城さんまで……」
風吹リュー:「だってよ」咲玖夜ちゃんに。
柳生咲玖夜:「うう~~ん……」
空木一姫:「その、さっ………ちゃん。風吹様の人望を鑑みますと」
空木一姫:「一度ご納得いただけても、おそらく他の方々が風吹様を頼ってまた来てしまう、ということもありえますから…」
空木一姫:「ここは一度、同道したほうが目は届きやすいかと……」ひそひそコショコショ
琴城星羅:「だって人数が多いほうがいいでしょ?目的も違うんだし、その最強のスケバンのところで別れれば…」咲玖夜ちゃんに耳打ち。
柳生咲玖夜:「そうですね……出来れば皆は巻き込みたくはなかったけど」小声で
柳生咲玖夜:「ただそうなると……チーム的にバランスが悪いと言うか……」
柳生咲玖夜:「突っ込んでくリューちゃんを援護できる人がいると安心なんだけど……」
琴城星羅:「…え、そんな子なの?」もう一度リューちゃんを見回す。「…そんな子だろうなあ…スケボーだし…」
空木一姫:「……ふむ、確かに。ある程度間合いは届きますが、私は刀ですし……」
空木一姫:「守りに長けたお方などもいれば、連携も取りやすそうですね」
琴城星羅:「確かに…守りとか考えたことなかった…」騎士とかいってたくせに!
GM:そんなこんなで門の前で立ち往生する君たちの元に
GM:遠くから、新たな訪問者の足音が近づいてくる
大橋綺羅星:「いたいた、リューたん!」
風吹リュー:「おっスピカ」
風吹リュー:よっ、と右手を上げる。
澪標深々子:「ったく」
澪標深々子:「地上の出入り口で待ち合わせって言ったろ」
澪標深々子:「いつものことながら気が早いねアンタは」
風吹リュー:「うるせー」
柳生咲玖夜:「うええ!?深々ちゃん達まで!?」
吼衣不屈:ガシャガシャ、と鉄甲の擦れる音が近づいて来る。
風吹リュー:「って、この音…………」
空木一姫:「澪標様に、大橋様?そしてこの堅牢なる足音は…」
吼衣不屈:このような足音を持つスケバンは阿修羅地獄堂女学院広しと言えど一人だけである。
吼衣不屈:すなわち、学園の騎士”ナイトスケバン”。
吼衣不屈:「風吹。それに空木と柳生もいるのか。」
風吹リュー:「────不屈じゃねーか! 戻ってきてたのか!」
吼衣不屈:「ああ。しばらくぶりだ。」
大橋綺羅星:「あれ?さくやんといっちもいる」
柳生咲玖夜:「あはは……一気に大所帯になっちゃったね……」
澪標深々子:「それにそっちの見慣れない顔は」
澪標深々子:「どこの誰だい、柳生」
琴城星羅:「(…本物の騎士だ!)」「(騎士かな)」「(どうかな…)」不屈さんのほうをちらちら見ながら。
柳生咲玖夜:「あ、こちらは」
柳生咲玖夜:「ついこの間転校してきた琴城星羅さん。人呼んで……」
琴城星羅:「二代目コンクリ・スケバン!」
琴城星羅:阿修女にいたことがあるので順応も早い。
大橋綺羅星:「つよそー」
大橋綺羅星:「せーちんね!あーしはスナイパースケバンのすぴかだよー」
琴城星羅:「スピカちゃん!かわいい名前!」
吼衣不屈:「私はナイトスケバンの吼衣不屈だ。」
澪標深々子:「アタシは”チェンソー”の澪標さ」
風吹リュー:「オレも改めて。スケボー・スケバン。風吹リュー」
琴城星羅:「(あ、やっぱりナイトだった)」「よ、よろしくお願いします…」
澪標深々子:「それで、この子ら引き連れて」
澪標深々子:「何を企んでたわけだい。サクヤ」
空木一姫:「しかし、八大天王の皆さまがこうもお集まりになるとは壮観でもありますね。……目的はやはり、この地下の調査ですか?」
澪標深々子:「その口ぶり……つまり」
澪標深々子:「アンタたちもってわけかい」
柳生咲玖夜:「例の『薔薇水晶』の件で極秘に……極秘だったんだけど」
柳生咲玖夜:「いーちゃんに調査してもらうんで、助っ人をお願いしてたの」
空木一姫:ぺこり、と天王の皆様にお辞儀。
澪標深々子:「なるほどねえ」
澪標深々子:顔を寄せて
澪標深々子:(「例の、UGNからの指令かい?」)
澪標深々子:ひそひそ
柳生咲玖夜:「(うん。丁度突入しようとした所にリューちゃんが来ちゃって)」ひそひそ
澪標深々子:(「なるほどね……だったら」)
澪標深々子:「不屈、スピカ、それにリュー」
吼衣不屈:「ああ。」
大橋綺羅星:「ん」
風吹リュー:「おう」
澪標深々子:「ニンジャとビーストの件、この子達も連れて行くよ」
澪標深々子:「どうやら目的は一緒らしいし」
風吹リュー:「元からそんつもりだぜ、こっちは」
大橋綺羅星:「……うん。スケバンは助け合いっしょ」
柳生咲玖夜:「ニンジャと、ビースト……?」
柳生咲玖夜:「え、デュカちゃんともっちゃんに何か……」
澪標深々子:「ああ、第四層で行方がわからなくなった」
澪標深々子:「放ってはおけないだろ」
空木一姫:「……!」
柳生咲玖夜:「!」
柳生咲玖夜:「た、大変じゃない!」
琴城星羅:「え、行方不明!?」
琴城星羅:「それ絶対だめなやつだよ!人命最優先!」
吼衣不屈:「そうだ。私たちはその捜索にここに来た。」
空木一姫:「なるほど。確かに、手をこまねいている場合ではなさそうですね」
柳生咲玖夜:「……うんそういうことなら話は別」
風吹リュー:「デュカの実力は知っての通りだし、百聞──あいつも、腐っても元八大天王」
風吹リュー:「くたばっちゃあいねえだろう。見つけたら拾ってやるがな」
風吹リュー:言いつつも、心配そうな様子だ。
澪標深々子:「ともかく話はまとまった」
澪標深々子:「この面子で攻略するよ……マカハドマを!」
柳生咲玖夜:「うん……こっちからも改めてお願い」
柳生咲玖夜:「二人には仕事を増やしちゃうことになるけど……お願いします」空木さんと琴城さんへ
琴城星羅:「大丈夫!パーティは多いほうがいいしね!」「突入して、全部倒して、薔薇水晶の調査をしながら行方不明の子たちと…最強のスケバンを探す」
琴城星羅:最後のところでちょっと首を傾げる。
空木一姫:「はい。空木一姫、"ライトニング・サムライ・スケバン"。調査に加え、お二人の捜索のために」
空木一姫:「微量ながら、皆様にお力添え致します」
風吹リュー:「し。行くぜ!ついて来いスケバンども!」
大橋綺羅星:「えいえいおー!」
吼衣不屈:「皆と歩調を合わせろ、風吹。」
吼衣不屈:「あせんしょん太郎?に乗れるのはお前だけだ。」
風吹リュー:「テメーは戻ってきて早々硬てーな不屈。言われなくても」
風吹リュー:「(今は一身上の都合で太郎じゃねーんだが……いや太郎が消えたわけじゃないけど……???)」
風吹リュー:くるくると持ち上げたスケボーを回している。
琴城星羅:「アセンション太郎って名前なのそれ…いや、その子?」スケボーを指さす。
アセンション春花:「ふっふっふ……」
GM:話がまとまりかけたその時、スケボーから不気味な声が響く
風吹リュー:「んお」
吼衣不屈:「む。」
吼衣不屈:「そのスケボー、もしや………」
琴城星羅:「しゃ、喋った!」
琴城星羅:「まさか呪いのスケボー…!」
琴城星羅:「人格があるから名前があったってこと…!?」ぐるぐる。
大橋綺羅星:「なになに?」
空木一姫:「………」刀に手をかける。
GM:ポ ン ッ
喪神春花:「よくぞ揃った!当代の八大天王たちよ!!!」
喪神春花:スケボの中から半分人魂のような形で飛び出してくる
風吹リュー:「わっ……急に出るな!」
空木一姫:「何者でしょうか?」
琴城星羅:「スケボーの精霊…!?」
大橋綺羅星:「スッゴ」思わずスマホのカメラを向ける
風吹リュー:「喪神春花──本人が名乗るには初代"ユーレイ・スケバン"」
喪神春花:「然り!我こそは"初代ユーレイ・スケバン"!!!」
空木一姫:「………"ユーレイ・スケバン"様?」
吼衣不屈:「幽霊だと…?」
吼衣不屈:「幽霊で、スケバン。」
琴城星羅:「幽霊の…スケバン!」
空木一姫:「本当に幽霊ではないですか」
風吹リュー:「お前ら受け入れんの早くない!?」
空木一姫:「いえ、受け入れるといいますか、呆気にとられるといいますか」
空木一姫:すぐに刀を抜ける姿勢で困惑。
空木一姫:「ええと、風吹様。どうしてユーレイスケバン様を足蹴に……いえ、ええと。スケボーに初代ユーレイ・スケバン様が…」
琴城星羅:「え、リューちゃんどうなってるのこれ!?本物!?」
風吹リュー:「わ、わからん…………多分そう…………」
風吹リュー:「さっき言った情報の出所もこれ!」
喪神春花:「故あって今はそこな"スケボー・スケバン"と一心同体と……」
空木一姫:「一心同体」
喪神春花:「はあ……ちょっと気合い入れましたけどつかれますねこの喋りかた、霊だけに」
風吹リュー:「うん…………」
風吹リュー:「いつやめるのかなって思ってたわ……」はぁ、と溜め息
空木一姫:「お憑かれなのは風吹様のようですが…」
空木一姫:「ええと……喪神様。ひとまず、害意は無いと判断しても?」刀から手を離す。
空木一姫:職業柄、怪異的な存在にちょっと警戒。
琴城星羅:「本人が幽霊でスケバンって言ってるんだから…そうなんだろうね」なんなら自分も幽霊みたいなものだし。
喪神春花:「もちろんです。私はいわば学院の守護霊的なものとお考えください」
喪神春花:「孫のように可愛がりこそすれ、害意なんてとてもとても……」
大橋綺羅星:「マ?ありがたや~」拝む
澪標深々子:「……アンタも妙なモンに好かれるねえ」
風吹リュー:「はっ、オレは妙じゃないモンにも好かれるからな」
風吹リュー:「人徳? ってヤツ」
大橋綺羅星:「リューたんモテモテだもんねえ」
吼衣不屈:喪神の言葉を聞いてランスに添えた手を離す。
空木一姫:「………なるほど。失礼致しました。ご無礼をお許しください、喪神様」軽く頭を下げて謝罪。
空木一姫:「それに、風吹様が同道してるのならば悪いお方では無いのでしょうね」
喪神春花:「えーとにかくですね、これから地獄洞へ挑む可愛い後輩達に」
喪神春花:「ありがたーい餞別を授けてあげようかなと、こうして出てきたわけです」
澪標深々子:「餞別と来たかい」
喪神春花:「はいこれ」
澪標深々子:「?」
GM:パチン、と指を鳴らすと(指はないが)
GM:君たち八大天王の胸元に飾られた校章が光を放つ
吼衣不屈:「これは…!」
風吹リュー:「おお……!?」
琴城星羅:「わわっ」
GM:ここで、【阿修羅地獄堂女学院専用エンブレム】の説明を行います。
風吹リュー:阿修羅地獄堂女学院専用エンブレム!?
GM:本セッションでは、各PCに特別なエンブレムをお渡しします。
GM:先ずは、八大天王の風吹さん、吼衣さん、大橋さん
GM

【阿修羅地獄堂女学院八大天王】
学院に集うスケバン達の中でも最強と認められた八人『スケバン八大天王』の一員であることを表すエンブレム。
全スケバンの憧れと畏怖を背負うその姿は、そこにあるだけで周囲を鼓舞する。
君が立ち上がり続ける限り、君の仲間たちも倒れはしない。

あなたが戦闘不能から回復するたび、あなたを含む全PCのあらゆる判定ダイスを+LV個する。
ダイスの増加量は回復の度に累積し、他PCが持つ同エンブレムの効果と重複する。

GM:3人には、立ち上がるほど強くなるこちらのエンブレムを差し上げます。
吼衣不屈:「今までにない力を感じる……スケバンとしての力を……。」
GM:そして~
喪神春花:「うーん、あなたは八大天王じゃないけど、ある種の信仰は十分受けてるようだし、まあいっか」
GM:琴城さんの校章も遅れて輝きだします。
GM

【血塗られた伝説】
かつて学院で恐れられた凶悪なスケバンOG本人、あるいはその関係者であることを表すエンブレム。
時を経て語り継がれる内に尾ひれが付いた伝説は、現役時代以上の威厳と威圧感を君に纏わせるだろう。

あなたが行う『スケバン』キャラクターに対する判定の達成値を+[LV×2点]する。
また、シーン中[LV-1]回まで、オートアクションで使用を宣言することで
次に行う攻撃に対して『スケバン』キャラクターはリアクションを行えなくなる。

GM:琴城さんにはスケバン特攻のこちらのエンブレム
喪神春花:「あとはそちらのお嬢さんですが……」空木さんを向き
空木一姫:「あ、はい」ピシ、と背筋を伸ばす。
喪神春花:「これは私よりも、その子から貰ったほうが良いでしょう」柳生を指差す
喪神春花:「なんかノリで一緒に入ってく雰囲気でしたけど、あなたバックアップ役ですよね」
柳生咲玖夜:「………」
柳生咲玖夜:「……ハッ!そうでした!」慌ててかばんをまさぐり
空木一姫:「柳生様から、ですか」目線をそちらに。
空木一姫:「(柳生様も、何かを光らせたりするのでしょうか)」じっ。鞄を漁る手元を見つめる
柳生咲玖夜:「ごめんいーちゃん。私はこの門の前に残らないとなの」
空木一姫:「あ、はい。そうでしたね。そういうお話でした」
柳生咲玖夜:「"通信手"が必要だからね」
柳生咲玖夜:「だからはい。これ」
柳生咲玖夜:空木さんの刀に、小型の通信機を引っ掛ける
空木一姫:「はい」受け取る。
GM

【サムライナビ】
"サムライ・スケバン"柳生咲玖夜のバックアップを受けていることを表すエンブレム。
"神性圏界"が展開された迷宮内はあらゆる外部からの通信を受け付けないが
君が持つ破邪の太刀は例外的に圏界の影響を受けず、オルクス能力による領域通信のアンテナとなっている。

あなたはシナリオ中LV回まで、《妖精の手》を使用できる。
この効果を使用した場合、あなたの侵蝕値を+3する。

GM:以上が、今回皆さんにお渡しする専用エンブレムです。
GM:そして、お気づきと思いますが
GM:このエンブレムはセッション中ある条件を満たすことでLVアップできます。
GM:現在のレベルは一律LV1です。
空木一姫:成長するエンブレム!
風吹リュー:ある条件とは……ゴクリ
琴城星羅:レベルを上げる!ダンジョンっぽくなってきたぞ
GM:この成長方法については、時が来たら改めてご説明しますが
GM:薔薇水晶を集めておくと良いことあるよとだけ言っておきます。
大橋綺羅星:今はまだ語るときではないというやつか
風吹リュー:へえ~~~
空木一姫:合成素材を集めていこう
琴城星羅:ちいさなメダルシステムだ
GM:ここまで質問はあるかな~?
空木一姫:大丈夫ですせんせ~
風吹リュー:なし!
琴城星羅:大丈夫です!
GM:は~い!それでは大迷宮へ出発しましょう!
大橋綺羅星:デッパツ!
吼衣不屈:デッパツ!
琴城星羅:デッパツ!
空木一姫:出発。
GM:分厚い鉄の扉が、鈍い音を立ててひとりでに開いていく
GM:その先は周囲の空間を切り取ったように、深い深いトンネルへと続いている。
GM:果てしない闇の先に、ほんの一筋、白く点滅する光がある。
GM:まずは、それを目指すといいだろう。
空木一姫:その分厚い扉の先を見て、柳生さんに向き直る。
空木一姫:「柳生様」刀に括り付けた通信機の感触を確かめつつ。
柳生咲玖夜:「うん、似合ってるよいーちゃん」
柳生咲玖夜:少しかがんで視線を合わせる
空木一姫:「はい」ふふ、と笑って。
空木一姫:「当初の予定とはだいぶ異なる大所帯で、八大天王の皆様もこうして協力して頂けることになりましたが」
空木一姫:「この空木を、最初に選んでいただけたこと。それは後悔させない結果をお出しすると、お約束致します」薄い胸を張るように
空木一姫:「吉報をお待ち下さい。柳生様」言い切って、
空木一姫:「……………」「あ、いえ、その」
空木一姫:「…………さ、さっちゃん」目を背けて、小声で言い直す。
柳生咲玖夜:「ふふ、うん」空間の狭間から、刀を一振り取り出して
柳生咲玖夜:「信じて待ってるよ。だからちゃんと帰ってくること」
柳生咲玖夜:「武士に二言はなしだよ?」刃を鞘から少し出して、前に構える
柳生咲玖夜:カチリ、と鍔鳴りの音が響く
柳生咲玖夜:「ほら、いーちゃんも」
空木一姫:「は、はい」こちらも、同じように、光を反射しない黒の刀身を出して。
空木一姫:「"サムライ"の名を頂けたこと。この名前に恥じないように」
空木一姫:「約束は必ず守ります」
空木一姫:差し出された刀に打ち合わせて、金打の音を響かせる。
柳生咲玖夜:「いってらっしゃい」
空木一姫:その言葉を言われ慣れてないように、ちょっとはにかんで
空木一姫:「はい」「いってきます」
琴城星羅:「その約束を反故にしないように、私も頑張らないとね」
吼衣不屈:「後詰も気合が入っていることだ。我々も成果を上げねばな。」
風吹リュー:「この真面目ちゃんが。だが、ああ。全くな話」
琴城星羅:「最初は一姫ちゃんと咲玖夜ちゃんだけで心細かったけど…いつの間にかパーティバランスもよくなってきてるし!」
琴城星羅:「ナイトとサムライ、スナイパーまでいるんだよ!ゲームなら上級職!」
琴城星羅:「私みたいにちょっとクラスわからないのもいるけどね…あはは」
空木一姫:「えぇ、頼もしい限りです」ゲーム、やったこと無いなぁとか思っている。
琴城星羅:「みんな頼りになりそうだし実際頼るつもりだけど…」「一姫ちゃんも、頼ってね」
空木一姫:「私も、ですか」
琴城星羅:「そう。スケバンは助け合い!」
空木一姫:「………」辺りの人員を見渡す。八大天王の半数。同じく匹敵するらしい伝説を持つ琴城様。
吼衣不屈:「……琴城がスケバンだった頃から、スケバンはそうだったのか。」
風吹リュー:「ま、このおばあちゃんを見てればさもありなんだよな」
風吹リュー:キュッキュとスケボーを拭きながら。
アセンション春花:「あんっ……リューちゃん上手……」
風吹リュー:「変な声出すなこの!」
琴城星羅:「えへへ。まあね」「実際はもうちょっと喧嘩も多かったけどね」
空木一姫:「なるほど、たしかに。この中では私が一番、頼ることになりそうです」
空木一姫:「スケバンは助け合いと言うなら、えぇ。存分に皆様の胸をお借りしますね」
空木一姫:「目移りしてしまいそうです」
琴城星羅:「…できれば、助けが必要になったその時には私を頼ってくれたらうれしいなぁ…なんてね」
空木一姫:「はい、琴城様」
空木一姫:「騎士様のご活躍、目に焼き付けさせて頂きます」くすりと笑う
琴城星羅:「ほ、本職の前で言われると緊張する…!」
吼衣不屈:「私も緊張している。」
吼衣不屈:「騎士の先達、スケバンの先達に見られているのはな。」
吼衣不屈:「ますます気合を入れねば。」
大橋綺羅星:その姿を一歩引いたところから眺めながら、スマホの写真を確認する。
大橋綺羅星:「……待っててね、ニンニン、デュカちん!ゼッタイ助けるから!」
大橋綺羅星:「(……あと、もしアイツらが来たら……そのときはあーしがやらなきゃね)」
吼衣不屈:スケボーを拭く風吹に目を向ける。
吼衣不屈:「風吹。喪神。お前たち夫婦の引き出物、必ず生かしてみせるぞ。」
風吹リュー:「何言ってんの!?」
吼衣不屈:「………?」小首をかしげる。
空木一姫:「まぁ」口に手。
風吹リュー:「いやそんなリアクションされても……!」
アセンション春花:「きゃっ夫婦だなんて……」くねくねしてる
吼衣不屈:「一心同体で、仲睦まじく、」
琴城星羅:「一心同体…」ごくり。
吼衣不屈:「こう、気の置けない関係という感じだったので、そう推測したのだが…」
風吹リュー:「チッ……まあいい。こいつのこの手のを全部訂正してたら日が暮れるからな……」
吼衣不屈:「それに、夫婦でもなければ乙女がそこまで身体を許す訳もないだろう。」
吼衣不屈:スケボーを指差す。
風吹リュー:「身体を許すとか!!!」
風吹リュー:ダァン! スケボーを足蹴にする。
大橋綺羅星:「DV……」
アセンション春花:「ぎゃんっ!」
空木一姫:「ぼ、暴力は…」
風吹リュー:「いやらしい表現をするな! さっさと行くぞマジで!」
アセンション春花:「いいの……私の体はリューちゃんのものだから……」
空木一姫:「喪神様……」
風吹リュー:「春花も紛らわしいこと言うんじゃねーこのおたんこなすすっとこどっこい!」
吼衣不屈:「物は大切に扱えといつも言っているだろう。それにお前の妻だぞ。」
琴城星羅:「そ・・・そんな関係だったの!?」幽霊と人間の異種間カップル!
風吹リュー:「違うからな!」吐き捨てて門をくぐる。
吼衣不屈:「………あれは」
吼衣不屈:「つんでれ、という奴なのか?」
吼衣不屈:小首を傾げつつ風吹の後を追う
空木一姫:「………つんでれ?」首を傾げながら、その後に。
琴城星羅:「……やっぱり女子高って、そうなっちゃうの?」
大橋綺羅星:「そんなもんじゃな~い?」すたすたと最後尾を行く。
GM:ゴゴゴゴゴゴゴゴ………
GM:一行を飲み込んで、地獄の門は再び閉ざされる。
GM:果たして地獄の底に何が待っているのか
GM:それを知るものは、あまりにも少ない。


GM:シーン終了!ロイス所得が可能!
風吹リュー:八大天王"ナイトスケバン" 吼衣不屈 信頼〇/アホ ひとまずこれだけ
大橋綺羅星:OPで取っておけばよかったシナリオロイス 仮面の追跡者/憧憬/殺意○/
空木一姫:「騎士様 琴城星羅 ○P信頼/N懐疑」で取得。コンクリの噂……
空木一姫:以上。
大橋綺羅星:以上でーす
吼衣不屈:大橋綺羅星/〇信頼/不安/ロイス
吼衣不屈:以上です!
琴城星羅:八大天王/風吹リュー/信頼○/爛れてる?
琴城星羅:以上で!
GM:OK!

明転 : 比良坂大路

GM:■間章 吼衣不屈 大橋綺羅星 琴城星羅
GM:侵蝕1で登場できます。
琴城星羅:43→44
大橋綺羅星:39→40
吼衣不屈:42→43


GM:羅生門内部、"マハカドマ"第二層へと至る暗黒回廊。通称”比良坂大路”
GM:遥か先に見える微かな光を頼りに、君たちは暗闇の中を少しずつ進んでいた。
吼衣不屈:ガシャガシャという足音が暗黒回廊の静寂を裂く。
大橋綺羅星:「……」生成したスナイパーライフルのスコープを覗く。「うーん。よく見えないな~」
吼衣不屈:「射手にこの暗闇は不向きかもしれないな。」
大橋綺羅星:「ちょっと厳しいカモ!前衛よろしくね」
吼衣不屈:「承知した。」
吼衣不屈:「……だが、この辺りに気配はなさそうだな。」
大橋綺羅星:「そだねえ。まだ入り口だし」
吼衣不屈:懐から魔術の明かりが灯ったカンデラを取り出し、闇を照らしながら進む。(サーチレーダー相当)
吼衣不屈:カンデラは不屈が手を触れずともその横を追随し、足元や前方を照らしてくれる。
琴城星羅:「(か、完璧に騎士だ…こういうの映画で見たことある…!)」後ろをついていきながら。
大橋綺羅星:「便利だよねえそれ。ふーちゃんはすごいなあ」
大橋綺羅星:くるくると器用にスナイパーライフルをバトンのように回している
吼衣不屈:「魔術も科学も大差ないさ。携帯電話よりも機能は少ないしな。」
大橋綺羅星:「たしかに」
吼衣不屈:「……柴の携帯に残っていた画像。」
大橋綺羅星:「……」ぴくり、とその言葉に反応
吼衣不屈:「あれもスケバン…うちの生徒なのか?」
大橋綺羅星:「……んーん、違う……と思う、ケド」
吼衣不屈:「だが、ここに入り込んだ人間はみなスケバンだろう?」
吼衣不屈:「うちの生徒だとしたら厳重注意が必要だ。」
大橋綺羅星:「……そうなんだよねえ。ふしぎ」
大橋綺羅星:「ともかくニンニンとデュカちんがやられてるのはガチだから」
大橋綺羅星:「ウチの子だったらおしおきはしなきゃいけないね」
吼衣不屈:「危険を顧みない生徒が多いのは、頭痛の種だな。」
大橋綺羅星:「ほんそれ」
大橋綺羅星:「困るよねえ。こないだも登校中の深々っちに殴り込みかけた子がいて……」
吼衣不屈:「そんな命知らずが?」
大橋綺羅星:「最近転校してきたばっかの子だってさ」
吼衣不屈:「骨のある転校生だな。」
大橋綺羅星:「ガッツはすごい」
吼衣不屈:「……けれど、どんな生徒であれ命を落とすような事態は避けなければな。」
大橋綺羅星:「うん」
大橋綺羅星:「それがあーしらの役目でもあるしね」
吼衣不屈:「…………。」
吼衣不屈:大橋の顔を覗き込む
大橋綺羅星:「?」
吼衣不屈:「少し、元気がないようだが大丈夫か?」
大橋綺羅星:「……」
大橋綺羅星:「……さすがふーちゃんだなあ」
吼衣不屈:少し屈んで、大橋の前髪を手で梳く。
吼衣不屈:「心配事があれば、相談してくれ。」
大橋綺羅星:「…………うん。ありがと。」
吼衣不屈:「スケバンは助け合いだ。八大天王といえそれは変わらない。」
吼衣不屈:「お前が他の生徒を守るように、私がお前を守る。」
大橋綺羅星:「頼りにしてる」
吼衣不屈:にこりと笑って、前髪にやっていた手を離す。
大橋綺羅星:こちらもほほえみ返す。
吼衣不屈:そして深く追及はせずに前方へ向き直り、周囲を警戒する。
琴城星羅:「あの、ちょっといいですか」後ろから不屈さんに声をかける。
吼衣不屈:「ん。」
吼衣不屈:「どうした。何か気付いたことでも?」
琴城星羅:「あ、いや…不屈ちゃんはなんで騎士になろうとしたのかな、って思って」
琴城星羅:「見てたら動きとかものすごく堂に入ってて…」「きっかけが気になっちゃった」
大橋綺羅星:「あっそれあーしも気になるカモ」
吼衣不屈:「それは………」
吼衣不屈:「家の都合というのもあった。」
吼衣不屈:「幼いころから力に目覚めていた私はそれを制御し、善いことに使うために教育された。」
吼衣不屈:「そして世界に散らばった、悪しき者の手に渡ったEXレネゲイドを回収していた。」
吼衣不屈:「ちょうど、こうしたものをな。」自分の槍を指差す。
吼衣不屈:「だがそれを続けられたのは…」懐から古びた絵本を取り出す。
吼衣不屈:「単純に、騎士に憧れていたからだ。」
吼衣不屈:絵本の題は『白銀の騎士』。白銀の鎧を纏った騎士が表紙に描かれている。
吼衣不屈:ぱらぱらと頁をめくる。
吼衣不屈:クライマックスの場面。
吼衣不屈:描かれているのは胸や胴に矢を受けるも、
吼衣不屈:それを見せないように民に背を向けて戦い続ける騎士の絵だ。
吼衣不屈:「………何故か、この絵が心に残っててな。」
吼衣不屈:「もちろん、自己犠牲をするつもりはないが…それでも、」
吼衣不屈:「こう、なりたくてな。」
大橋綺羅星:「かっこい~」
琴城星羅:「…すごいね、不屈ちゃんは」
琴城星羅:「自分の憧れに、負けなかった。折れなかった。」
吼衣不屈:「…そう、映ってたらいいが。」
琴城星羅:くすりと笑う。「その物語の騎士様みたいと同じに、折れなかった。」「そういう姿に、また誰かが憧れちゃうのかもね」
琴城星羅:「私とか、ね」
吼衣不屈:「……子供みたいと、思わないのか?」
琴城星羅:「思わない…って言ったら嘘になるけど」
琴城星羅:「そうあろうとして、実際にやってる。それなら、本当に騎士になれてるんじゃないかなって思うよ」
琴城星羅:「何かであろうとするの、本当に難しいから。すごいよ」
吼衣不屈:「…………面映ゆいな。」
大橋綺羅星:「うんうん。ふーちゃんはすごいんだよ」
琴城星羅:「えへへ。素直に受け取っといて、本物の騎士さま」
吼衣不屈:「……受け取ろう。ありがとう、琴城。」
琴城星羅:「(あの子も、こういう背中に憧れて騎士を目指したのかな)」
琴城星羅:「どういたしまして!頼りにしてるよ!」
吼衣不屈:「こちらも、頼りにさせてくれ。」
吼衣不屈:「騎士と知り合うのは貴重なんだ。」
琴城星羅:「こっちはまだ自称だけどね」
吼衣不屈:「大丈夫だ。」
吼衣不屈:「この本の騎士は──」
吼衣不屈:「受勲も家柄もない、偽物の騎士が、本物の騎士たらんとする。そういう話なんだ。」
吼衣不屈:「誰でも志せば騎士になれる。ということを、教えてくれているのさ。」
吼衣不屈:にこりと笑う。
琴城星羅:「えへへ。そうかも」「それじゃあまずは、一姫ちゃん…だけじゃなくて、みんなを守ろうとするところから始めようかな!」
琴城星羅:「偉大な本物の騎士様の背中を追いかけて…」後ろに回る。
吼衣不屈:「ああ、背中は任せるぞ。」前に向き直り、歩き始める。
琴城星羅:背中を見る。全体的に、ものすごく肌色。
琴城星羅:「……(とりあえず、形から入るのはやめとこっと)」


GM:ロイス所得可能!
琴城星羅:・本物の騎士/吼衣不屈/感服○/その鎧どうなの
大橋綺羅星:吼衣不屈/誠意○/不安/ でロイス取ります
吼衣不屈:琴城星羅/〇親近感/恥辱/ロイス
琴城星羅:以上で!
吼衣不屈:これで以上!
大橋綺羅星:こちらも以上!
GM:OK!


GM:■間章 風吹リュー 空木一姫
GM:後方に三人の姦しい声が響く。
GM:少し離れた先で、君たちは出口の方向を確かめながら歩き続けていた
空木一姫:61→62
風吹リュー:風吹リューの侵蝕率を+1した(侵蝕率:51->52)
空木一姫:足音を立てない歩き方で、静かに前衛を務める。
風吹リュー:「わ~~~かってねーんだよな咲玖夜の奴ぁ」
空木一姫:「さっちゃんが、ですか?」本人が居ないので滑らかに呼べる。
風吹リュー:ぼやきながら、逆足(スイッチスタンス)でゆるゆると走行していく。
風吹リュー:「そうそう」
風吹リュー:少し先行するように。体を入れ替え君の方を向きながら。
空木一姫:徒歩であるが、歩法かそちらが合わせているためか、距離は開かない。
風吹リュー:「阿修女最強の八大天王さまがわざわざ問題解決に動いてやるっつーのに待たせようとしてんじゃねーよ」
風吹リュー:「どういう了見だっつの」
風吹リュー:ぶつぶつとぼやく。
空木一姫:「あぁ、なるほど」先程のやりとりを思い出す。
空木一姫:「八大天王ともなるとお忙しいでしょうから、お手を煩わせないように、との配慮だったのではないでしょうか?」
空木一姫:「皆様が動くのは頼もしいですが、それと同時に、動くような事態が起きた、ということになりますから…」
風吹リュー:「んまあそういう話なら……」
風吹リュー:「デュカがやられたのも知らなかったみてーだし分かんねーこともないな」
風吹リュー:「メンツの話だ」
空木一姫:「はい。あの時はまだ、ビースト様とニンジャ様のことも把握しておりませんでしたから」
空木一姫:「軽々しく風吹様の手を煩わせてしまっては、逆に泥を塗ってしまいますからね」
風吹リュー:「しっかし。要は一姫とコンクリ──の奴だけで行くつもりだったってことじゃねーか」
空木一姫:「あ、はい。そうですね。その予定でした」
風吹リュー:「そいつぁ無茶ってもんだ。手前の心意気は買うが──」
風吹リュー:そもそも深々子から連絡が入るまで自分が一人(+春花)で潜るつもりだったことは棚に上げている。
空木一姫:「やはり、無茶でしょうか。私、地下へ入るのは今回が初めてでして」
風吹リュー:「どうにも普通の様子じゃないからな」
風吹リュー:腕を組んで進行方向を見る
空木一姫:「風吹様はよく地下にはいらっしゃるのですか?」
風吹リュー:「おう」
風吹リュー:「一姫が実んとこどれくらいやるのかは知らねえ、が。だ」
空木一姫:「はい」
風吹リュー:「スケボーが走り回るのに向いてる、ってこたぁそれだけ足場が特殊だ。棒を振るのに邪魔なもんも多い」
風吹リュー:「慣れが要る。オレが来た事に感謝しろよ」
風吹リュー:それから、唇を引き結び。
風吹リュー:「とはいえ、咲玖夜の奴も考えなしじゃあない」
風吹リュー:「理由があんだろうな。お前の理由が……」
空木一姫:「なるほど、たしかに」舗装された土地ではなく、車輪を浮かせることの出来るとっかかりが随所に見受けられる
空木一姫:「刀は閉所では不向きですからね。それでも、不自由にならない程度に収めてはいるつもりですが」
空木一姫:「より向いていると言うならば心強い限りです、風吹様」
風吹リュー:「いい子だ」
風吹リュー:目線を合わせて獰猛に笑う。
空木一姫:笑顔を至近で見ながら、こちらも普段どおりに。
空木一姫:「今、いたずらに抜くわけには行きませんが。必要な時が来れば披露させて頂きます」
空木一姫:身の丈を超える大太刀を、確かな自信を持って示す。
風吹リュー:「ま。スペースサムライの奴も噛んでるって話だ」
風吹リュー:がこん、とスケボーを前(ノーズ)側に倒し、そのまま踵で蹴り上げ脇に抱える。
風吹リュー:「八大天王じゃないからって軽く見るつもりぁねーよ」
空木一姫:「ありがとうございます」ふふ、と笑みの形に。
空木一姫:「相応に重く見て頂けるならば、油断はできませんね」
風吹リュー:「おっと、舐めてかかられてたか」
風吹リュー:「八大天王が4人。スペースサムライの寄越した秘密兵器が1人。そうは見えねえが3年前に暴れて、なぜか戻ってきたヤツ1人。70年前のOG1人」
風吹リュー:「いや、卒業できたのかなこいつ。できてなさそうだな……」
風吹リュー:「随分と大げさな布陣になっちまったもんだ」
風吹リュー:かっかっか、と笑う。
空木一姫:「確かに、そこに並ぶのは面映いですが……随分と頼もしい布陣ですね」
空木一姫:「油断とか言ってる場合ではございませんでした」
風吹リュー:「そうだぞ」す、と真面目な表情になって。
風吹リュー:「オレ達と組んだ以上、これは阿修女のケンカだ」
風吹リュー:「悪ぃがそういうことになった。梃子でも負けんな」
風吹リュー:「何が出てくるか知らねぇがな」
空木一姫:「………なるほど、これが面子、というものですね」
空木一姫:「えぇ。元より退くつもりはありません。わからないもの、知らないもの、怪しく異なる別のなにか」
空木一姫:「そういったものを斬るのが、私の取り柄でもありますから」
空木一姫:刀の鞘を撫でるように指を滑らせる
空木一姫:「はい、負けませんとも」
風吹リュー:「曰くのあるタイプか? いいねえ。成程」
空木一姫:「風吹様のスケボーも、曰く……といいますか。何か由来のあるものなので?」
空木一姫:「喪神様の依代となっているようですが」
風吹リュー:「……」あ、藪蛇だったなという表情をする。
アセンション春花:「すぴー……すぴー……」寝てる
風吹リュー:「……知らん。多分なんかあるんだけどよく分かんねー。」
空木一姫:「なんと」
風吹リュー:「阿修女の倉庫に転がってたのを俺が塗っただけの代物なんだけど…………」
空木一姫:「なんと……」
風吹リュー:「絶対フツーのスケボーじゃねーんだよ。最近火花とか出るし」
空木一姫:「えぇと。それはなんというか、摩擦とかでなく?」
空木一姫:「……別に、初代ユーレイスケバン様に選ばれたとか。そういったものでもないのですね」
風吹リュー:「……うん。最初から、中になんかが居た。って春花も言ってた」
空木一姫:「えっ」
風吹リュー:でも中のやつ、オレに話しかけてくれないからさ、と寂しそうな顔をする。
空木一姫:「まだ居るんですか……というか喪神様、後憑けなのですね…」
風吹リュー:「そうなんだよ!」
風吹リュー:「なんか居座ってるけど、こいつ」
風吹リュー:「全然オレのスケボーと関係ないから!」
空木一姫:「えぇっ」
空木一姫:「いや」
空木一姫:「たしかにおかしいなとは思っておりましたけど」
空木一姫:「『なんで初代ユーレイスケバン様なのにスケボーに?』って」
空木一姫:「『初代スケボースケバン様の幽霊じゃないのですね…』とかは、はい」
風吹リュー:「いやそうだよな……そう思うわ普通」
風吹リュー:「だから不屈のアレにそんなにツッコミ入んなかったのか」
空木一姫:「あぁ、不屈様。不屈様は……」
空木一姫:「どうして鎧姿なのでしょう」
空木一姫:「いえ、そうではなく、そうではないですね。夫婦というところですか」
空木一姫:「付き合いの長い八大天王の方が言うなら、そうなのかなぁって」
風吹リュー:「ああうん。そっちそっち」微笑む
風吹リュー:「あいつは堅物だが不思議ちゃんだからな」
風吹リュー:「騎士やってるのはよく分からん。聞いたこともない。好きなんじゃねーか?」
空木一姫:「好きならしょうがないですねぇ」
空木一姫:「正直、私服については私もとやかく言えませんし。和服ですし」
空木一姫:スカートをつまむ。制服だと脚が出るのを少し気にしている。
風吹リュー:「あー……」なんか納得。いいとこの子っぽいし。
風吹リュー:「ま、オレもこいつに出会う前からスケボーをやってたし、それに大した理由はないぜ」
空木一姫:「なるほど。……おおよそ偶然だったんですね」
風吹リュー:「スケボーと喧嘩がめちゃくちゃ上手かったから、スケボーしながら喧嘩をすれば最強じゃんってなって」
空木一姫:「…………」首かしげ「なるほど」
風吹リュー:「このアセンション太郎……今はアセンション春花……と出会い今に至る」
風吹リュー:「つーわけよ」
空木一姫:「アセンション太郎様……春花部分は喪神様の担当ですか」
空木一姫:「いつか、太郎様ともお話出来るといいですねぇ」
風吹リュー:「そーだなー」
風吹リュー:「オレはこんなに太郎の事を可愛がってるんだから、太郎もオレを可愛がれよな~」
風吹リュー:「いい奴だな一姫。スペースサムライんとこやめてオレの手下になんない?」
空木一姫:「はえっ」「……なんと」
空木一姫:「え、ええと。お誘いは大変嬉しいのですが、そのう。私の一存ではなんとも…」
風吹リュー:再びスケボーに乗り。
風吹リュー:しばらく蛇行したと思えば急に減速。不意打ち気味に肩を組む。
風吹リュー:「えー」
風吹リュー:「いいじゃんかよさー」
空木一姫:「柳生様にも恩がありますし、一度持ち帰ってご検討させて頂ければ…」あわあわ
空木一姫:「わっ」
風吹リュー:「ふん。まあ仕方ねーか」
風吹リュー:ぱっと手を離す。
空木一姫:「そ、その。風吹様?」
風吹リュー:「何だーー?」
空木一姫:「ええとですね」
空木一姫:「……………」一瞬目を彷徨わせて。
空木一姫:「どうやら私、肩に力が入っていたようで。ですが、その、今のでだいぶ自然体になったというか」
空木一姫:「つまり」
空木一姫:「色々気にかけていただいて、ありがとうございます」
風吹リュー:「んっふふ」
空木一姫:こちらからちょっと近づき…………その頭を撫でて
空木一姫:「風吹様、いいこ、いいこ」
空木一姫:「………………みたいな」
風吹リュー:「へっ!?」
空木一姫:微笑み、撫でて。その一瞬後にちょっと頬を染めて目をそらす。
風吹リュー:「えっ…………ちょ」
空木一姫:「……すみません、忘れてください」
空木一姫:口元を右手の甲で隠す。
空木一姫:「その、さっき、甘やかされたいと仰っていたもので…」
空木一姫:「これは……違いますね」
風吹リュー:ずざざざ!!!
風吹リュー:スケボーが横転し。思い切り転ぶ!
風吹リュー:────のを
空木一姫:「風吹様!?」
空木一姫:咄嗟にその腕をつかもうとする
風吹リュー:恐るべきノイマン能力で無理やりボードを蹴り直し、逆回転を与えつつボードの上に着地。
風吹リュー:「────今のが」
風吹リュー:「アンダーフリップっていう技で」
空木一姫:「───は、はぁ」
風吹リュー:「キックフリップっていうこういうのを、回ってる途中で、こう」失敗する。
風吹リュー:今度こそ転ぶ。
空木一姫:「あっ」
風吹リュー:「ウグググ」
風吹リュー:「へっ……やるじゃねーか……」
空木一姫:「だ、大丈夫ですか?」転んだ風吹さんに近づき、ハンカチで顔の汚れを拭う。
空木一姫:「すみません、そのう。最近、後輩の指導をする時などもありまして……つい、クセが」
風吹リュー:「やめろ~~! オレを甘やかすな」
風吹リュー:後退。
空木一姫:「だ、駄目でしたか!?やはり不愉快だったでしょうか……」
風吹リュー:「オレを太郎から引きずり落とすとはな……」
風吹リュー:「空木一姫、恐ろしいやつ……!」
空木一姫:「ええっ」目を丸く。
空木一姫:「わ、私……」
空木一姫:「何をしてしまったのでしょうか……?」
GM:───進行方向から漏れる光が少しずつ大きくなっていく
GM:もうじき、出口だ。


GM:ロイスが取れます!
風吹リュー:ダンジョン攻略の秘策 空木一姫 興味〇/警戒
空木一姫:「スケボースケバン様 風吹リュー ○P信頼/N疑問」で取得。あの八大天王の一人にしてスケボーって戦えるのかな…。以上。

二ノ中 : 血泉土路線の段

GM:ミドル2。第2階層に突入です
GM:全員登場!侵蝕をどうぞ!
大橋綺羅星:大橋綺羅星の侵蝕率を+2(1d10->2)した
琴城星羅:44+1D10
DoubleCross : (44+1D10) → 44+1[1] → 45

空木一姫:空木一姫の侵蝕率を+3(1d10->3)した(侵蝕率:61->64)
吼衣不屈:1d10+43
DoubleCross : (1D10+43) → 4[4]+43 → 47

風吹リュー:風吹リューの侵蝕率を+2(1d10->2)した(侵蝕率:52->54)
GM:心臓にいい侵蝕だ


GM:闇の中を抜けた君たちの眼に飛び込んできた景色、それは
GM:───地下鉄のホームだ。
GM:線路は上りと下りの二車線のみ
GM:しかし、その間に広がるホームの面積は、不自然に広い
GM:どのくらい広いかと言うと、100vs100の喧嘩ができるくらい広い
GM:───遠く、汽笛の音が響いた。


屍山つらぬき
血河をこえて
地獄めぐりの
片道切符

地獄洞マカハドマ:第二層

-血泉土路線(レッドライン)-


GM:ザ……ザザッ……
GM:空木さんの無線から声が響く
柳生咲玖夜:『みんな、無事に2層目についた?』
吼衣不屈:「ああ。ここは……駅か?」
空木一姫:「その……ようですね。地下鉄です」
大橋綺羅星:「なにここ!スッゴ!」
風吹リュー:「なんだってんだ……本当に春花が言うほど昔からあるにしちゃぁ……」ゆっくりと周囲を見渡している。
琴城星羅:「電車、来るのかな?」きょろきょろ。
柳生咲玖夜:『うん。そこが、"マカハドマ"第二層』
柳生咲玖夜:『初めての人もいるだろうから説明するね』
柳生咲玖夜:『"マカハドマ"は現在確認されている分で5層まで連なる大迷宮だけど』
柳生咲玖夜:『それぞれの階層の間は、完全な地続きじゃないの』
柳生咲玖夜:『階層毎に全く別種の異空間が並んでると考えてください』
空木一姫:「……つまり、降りるたびに先入観は持たずに挑まねばならないわけですね」
柳生咲玖夜:『そういうこと。流石いーちゃん』
空木一姫:「い、いえ。それほどでは」こほんこほん。照れ。
吼衣不屈:駅の売店の跡地のようなところを覗きこむ。
吼衣不屈:売店に駅弁がないことを確認して、幾分か肩を落として皆の元に戻って来る。
吼衣不屈:ポニーテールも幾分かしゅんと萎びている。
大橋綺羅星:「やば、アガるわ」
琴城星羅:「さらっとすごいこと言ってるね…」「でも、疑う余地はなさそうだね」
風吹リュー:「ふーん。階層ごとにステージの色が変わるってぇワケか」
吼衣不屈:「……それで、どうすれば先に進めるんだ?」
空木一姫:「単純に下に降りるにしても、床に穴を開けても意味はなさそうですね。今の話だと」
空木一姫:コツコツ、と鞘で床を叩きながら話を聞く。
柳生咲玖夜:『そういう作りだから、次の階層に渡る方法は予め限られてるの』
柳生咲玖夜:『この階層の場合は』
柳生咲玖夜:『これから来る下り列車に乗ること』
琴城星羅:「ほんとに来るんだ…!」ちょっとわくわくする。
吼衣不屈:「切符はいくらなんだ?」
柳生咲玖夜:『………切符はないの』
柳生咲玖夜:『つまり……』
空木一姫:「つまり?」
大橋綺羅星:「どゆこと?」
GM:ガ タ ン  ゴ ト ン
GM:その時、上り線のホームに列車が入ってくる。
空木一姫:「おや、上り列車。…本当に運行してるんですね」
GM:車両の扉が一斉に開き
GM:中から大量のスケバンが降車してくる
GM:10人……30人……
GM:100人近いスケバン達が、君たちを取り囲む
風吹リュー:「へえ~~」
風吹リュー:口の端が吊り上がる。
吼衣不屈:「これが、満員電車か。」
吼衣不屈:「都会は大変なんだな。」
空木一姫:「私、電車は使いませんから初めてみますね」
大橋綺羅星:「都会とかそういう問題じゃなくない?」
柳生咲玖夜:『えー……つまり、切符は闘って手に入れる』
空木一姫:「………………」
空木一姫:「戦って?」
柳生咲玖夜:『それが、この"血泉土路線(レッドライン)"のルール』
琴城星羅:「…やっぱり、そうなるよね」
風吹リュー:「分かり易くてイイじゃん♪」
風吹リュー:ごきごきと指を鳴らしながら。
”トリガー・スケバン”茜屋笑:「なんや」
”トリガー・スケバン”茜屋笑:「どこの誰かと思うたら」
”トリガー・スケバン”茜屋笑:ざ っ
”トリガー・スケバン”茜屋笑:電車を降りてきたスケバンたちの中から
”トリガー・スケバン”茜屋笑:テンガロンハットのスケバンが前に出る
”トリガー・スケバン”茜屋笑:茜屋笑……人呼んで、”トリガー・スケバン”
”トリガー・スケバン”茜屋笑:かつては”スナイパー・スケバン”と八大天王の座を争った女だ。

”トリガー・スケバン”茜屋笑:「八大天王の御一行様やないけ」
”トリガー・スケバン”茜屋笑:「こんなドブ臭いところに、どないな要件です?」
大橋綺羅星:「エミー!そっちこそ何してんの!?」
”トリガー・スケバン”茜屋笑:「誰がエミーや!!」
”トリガー・スケバン”茜屋笑:「気安く呼んどんちゃうぞ、こんボケー!」
大橋綺羅星:「相変わらずツンツンしてるなあ」
”トリガー・スケバン”茜屋笑:「おんどれさえおらんからったらな……!」
”トリガー・スケバン”茜屋笑:「今頃ワイは……!」
”トリガー・スケバン”茜屋笑:「ええか!ここはウチらのシマや!」
”トリガー・スケバン”茜屋笑:「おんどれら八大天王いうたかて、どうこう指図される覚えはないんや」
”トリガー・スケバン”茜屋笑:「とっとと消えろや」
風吹リュー:「てめーの言い分は分かったがオレ達もちぃーっとマカハドマの底に用があってな」
風吹リュー:「大人しく通せば悪いようにゃしないぜ。今のオレは機嫌がいい」
空木一姫:「ええと、ごきげんようエミー様」スカートをつまんでお辞儀
空木一姫:「よろしければ穏便に解決できれば、と思うのですが…」
吼衣不屈:「雨品と桜咲を探しに来たんだ。お前たちは見てないか?」
”トリガー・スケバン”茜屋笑:「ああ、あいつらかいな」
”トリガー・スケバン”茜屋笑:「なんや奥を調べたいいうから、通したったで」
”トリガー・スケバン”茜屋笑:「……今頃どうなっとるか……クク」
琴城星羅:「あ、それじゃ私たちも…」
”トリガー・スケバン”茜屋笑:「おっと」
”トリガー・スケバン”茜屋笑:「そうは問屋が降ろさん言うたやろ」
”トリガー・スケバン”茜屋笑:「あの2人は通したっても、そこのカラカラ女とスナイパーのボケは……」
風吹リュー:「そっか」バキーッ。手近なスケバンを殴り飛ばす。
西武のならず者スケバン軍団:「アバーッ!」
”トリガー・スケバン”茜屋笑:「あ”ー!!」
”トリガー・スケバン”茜屋笑:「ワイの舎弟に何晒しとんじゃこんタコ!!」
大橋綺羅星:「ちょっと今急いでるんだけどなあ」
風吹リュー:「お前らも適当に襲い始めていいぞ」
風吹リュー:さらにもう数人を蹴り飛ばす。
吼衣不屈:「こら。断りもせず殴ってはだめだぞ。」
風吹リュー:「硬いこと言うなっての」
”トリガー・スケバン”茜屋笑:「も、もう許さん」
”トリガー・スケバン”茜屋笑:「その舐め腐った態度、今日こそ……!」
”トリガー・スケバン”茜屋笑:ジャジャジャジャッ!!
”トリガー・スケバン”茜屋笑:トリガー・スケバンと西部のならずものスケバン軍団が
”トリガー・スケバン”茜屋笑:一斉にピストルを構える!
西武のならず者スケバン軍団:「テメー舐めとんちゃうぞ!」「蜂の巣じゃボケコラカスゥ!!」
吼衣不屈:「ダメだと言っているのに……。これだから阿修羅地獄堂は喧嘩っ早いと誤解されるのだ。」
風吹リュー:「は、誰が舐めてるってぇ? 舐めてんのはテメーらの側だろうが!」
”メタル・スケバン”小林飴李:しかし、その瞬間
”メタル・スケバン”小林飴李:ば ぎ っ
”メタル・スケバン”小林飴李:ばぎばぎばぎばぎっ!!
”メタル・スケバン”小林飴李:ホームのコンクリートに網目状にヒビが走り
”メタル・スケバン”小林飴李:ぬうっと、巨大な鉄塊が這い出してくる。
”メタル・スケバン”小林飴李:『ビー、ガ、ガ』
”メタル・スケバン”小林飴李:『敵性存在、確認』
”メタル・スケバン”小林飴李:小林飴李。人呼んで”メタルスケバン”。
”メタル・スケバン”小林飴李:その素顔を見たものは少ないが、れっきとした阿修女の学生である。

”トリガー・スケバン”茜屋笑:「ッ小林ぃ!」
”トリガー・スケバン”茜屋笑:「すっこんどれや!こいつらはワイの獲物じゃダボ!」
”メタル・スケバン”小林飴李:『貴様の都合など、知ったことか。ビガー』
”メタル・スケバン”小林飴李:『この駅を通るものは、排除する』
”メタル・スケバン”小林飴李:『”ドクトル・スケバン”に辿り着くのは、我々のみ』
機械化スケバン部隊:「ソウダソウダ」「すっこんでロエセ関西弁。ピガー」
”トリガー・スケバン”茜屋笑:「どぅあれがエセ関西弁じゃ!!」
大橋綺羅星:「まあまあエミー落ち着いてよ」
”トリガー・スケバン”茜屋笑:だんだん!地団駄!
”トリガー・スケバン”茜屋笑:「エミーゆーな!」
”メタル・スケバン”小林飴李:『八大天王も、ここを嗅ぎつけたか』
”メタル・スケバン”小林飴李:『猶予は少ない。速攻、排除。ビガー』
琴城星羅:「…しばらくいない間に、スケバンの層も広がったんだなぁ…」たじたじ。
吼衣不屈:「お前たち!学生が無闇に銃や機械化装甲を振り回すことは禁止されているぞ!」
吼衣不屈:「ダンジョン内と言えど構内の一部だ!学院の生徒としての自覚を持て!」
”メタル・スケバン”小林飴李:『科学の進歩に』
”メタル・スケバン”小林飴李:『タブーは無い、ビガー』
”メタル・スケバン”小林飴李:『不良だしな。ウィーンガッシャン』
”メタル・スケバン”小林飴李:開き直りポーズ。
大橋綺羅星:「……まあまあ、細かいことはなしなし」←むやみに銃を振り回してるやつ
風吹リュー:「────シャバいな」
”メタル・スケバン”小林飴李:『何?』
”メタル・スケバン”小林飴李:『そこのチビ』
”メタル・スケバン”小林飴李:『なんか言ったか、ピポポポ』
風吹リュー:「全身メカメカしくなって気が大きくなってんのか?」
”メタル・スケバン”小林飴李:『……!』
風吹リュー:「科学の進歩だか何だか知らねーが」
風吹リュー:ドギャッ!! さらに手近な機械化スケバンを蹴り飛ばす!
”メタル・スケバン”小林飴李:『あっ』
機械化スケバン部隊:「ピガガ!装甲破損!」
風吹リュー:「オレは今機嫌がいいっつったろぉ?」
風吹リュー:楽しそうに。
”メタル・スケバン”小林飴李:『うちの舎弟に、何をする!ビーッ!ビーッ!』
”トリガー・スケバン”茜屋笑:「もう許さん!」
”メタル・スケバン”小林飴李:『もう許さん!』
機械化スケバン部隊:「謝罪を要求スル」「ピガガ」「姐さンの器はガチ」
"ジョーカー・スケバン"黛比未子:───その時
”メタル・スケバン”小林飴李:『ぬっ』
"ジョーカー・スケバン"黛比未子:ホームに突然白い紙の束が舞い踊り、視界を覆い尽くす
”トリガー・スケバン”茜屋笑:「むっ」
吼衣不屈:「何ッ」
風吹リュー:「あ?」
空木一姫:「何でしょう」
"ジョーカー・スケバン"黛比未子:否、それは───
"ジョーカー・スケバン"黛比未子:───トランプだ
"ジョーカー・スケバン"黛比未子:バララララララララ……
大橋綺羅星:「わわっ」
琴城星羅:ひゅっと後ろに飛んで避ける。「と、トランプ!?」
"ジョーカー・スケバン"黛比未子:トランプが山の様に折り重なり
"ジョーカー・スケバン"黛比未子:その中から派手な仮面を付けた黒衣の軍勢が現れる
"ジョーカー・スケバン"黛比未子:「ンフフフフフ……いけません、いけませんねえ」
"ジョーカー・スケバン"黛比未子:「折角の宴に道化を呼ばないとは」
"ジョーカー・スケバン"黛比未子:「まったくもってナンセンス」

”トリガー・スケバン”茜屋笑:「ちっ」
”メタル・スケバン”小林飴李:『まためんどくさいのが、出てきた。ガッシャン』
"ジョーカー・スケバン"黛比未子:「さあさあ皆さま!お手を拝借!」
”トリガー・スケバン”茜屋笑:「おんどれのお遊戯に付き合っとる暇ないんや!」
”トリガー・スケバン”茜屋笑:「どっか行け!」
吼衣不屈:ぱちぱちとトランプの挙動を見て拍手する。
”トリガー・スケバン”茜屋笑:「いや素直にするんかい!」
"ジョーカー・スケバン"黛比未子:ポン!
"ジョーカー・スケバン"黛比未子:集まったスケバン達の手にいつの間にか配られたトランプが、一輪の花に変化する
風吹リュー:「はっはっは! ──────で?」
空木一姫:「あら、お上手」
大橋綺羅星:「スゴ」
吼衣不屈:「おおー………」
琴城星羅:「わぁっ!」「どうやってるんだろう…」素直に見入っている。
"ジョーカー・スケバン"黛比未子:「今宵は私、"ジョーカー・スケバン"黛比未子が」
"ジョーカー・スケバン"黛比未子:「皆様を素敵なショーにご招待!」
"ジョーカー・スケバン"黛比未子:「そう……」
"ジョーカー・スケバン"黛比未子:「素敵なショーにご招待するのです!」このフレーズが気に入ってる
風吹リュー:手元の花を手近なスケバン雑技団の胸のポケットに差してやり、そのまま。
風吹リュー:ドガッ! 蹴り飛ばす!
シルク・ド・スケバン雑技団:「ギャー!」「お客様!キャストにはお手を触れないよう……グワーッ!」
風吹リュー:すぅ。と息を吸い。
風吹リュー:「オレ達は急いでる!」
吼衣不屈:「こら!彼女らはまだ何もしてないだろう!」
空木一姫:「えぇーと」「お二人は、どうやらこちらを止める側のようですが……」
空木一姫:「道化の黛様、貴方は一体どちらの立場でしょう?」
"ジョーカー・スケバン"黛比未子:「ああ!?私の舎弟になんということを!!」
"ジョーカー・スケバン"黛比未子:「お客様といえど……許せません!!」
”トリガー・スケバン”茜屋笑:「もう許さん!」
”メタル・スケバン”小林飴李:『もう許さん!』
風吹リュー:「うるせえ! 邪魔する奴ぁ全員病院送りだ!」
"ジョーカー・スケバン"黛比未子:「ンフフフフフ!我ら『地下活動部』……」
"ジョーカー・スケバン"黛比未子:「八大天王を相手取るに当たり、なんのタネも用意していないとお思いか!!」
"ジョーカー・スケバン"黛比未子:「来たれ!まだ見ぬ強敵(スケバン)達よ!!」
琴城星羅:「ま、まだ来るの!?」
”トリガー・スケバン”茜屋笑:「は?」
”メタル・スケバン”小林飴李:『何……?』
”トリガー・スケバン”茜屋笑:「ちょちょちょ」
”トリガー・スケバン”茜屋笑:「聞いとらん聞いとらん聞いとらん!!」
風吹リュー:「何でオメーも驚いてんだよ」
風吹リュー:こつんとトリガー・スケバンの額を小突く。
大橋綺羅星:「ドッキリ?」
空木一姫:「独断なんですね」
"ジョーカー・スケバン"黛比未子:シュバッ!君たちを挟んで反対側に、二枚のトランプが突き刺さる
"ジョーカー・スケバン"黛比未子:「もう遅い!」
"ジョーカー・スケバン"黛比未子:「さあ!皆様を素敵なショーにご招待!!」
吼衣不屈:「三回も招待されたぞ」
風吹リュー:「……そうね……」
空木一姫:「千秋楽まで見れそうですね」
”メタル・スケバン”小林飴李:『あの台詞が、大好きなのだ。ガガー』
”トリガー・スケバン”茜屋笑:「招待ボケ~~ッ」
琴城星羅:「地下だとなかなか言えなさそうだしね…」
GM:ここで
GM:スケバンセレクトのお時間ですッッッ!!!!!!!!
風吹リュー:スケバンセレクト!?
空木一姫:スケバンセレクト…!?
琴城星羅:スケバンの…セレクト!
吼衣不屈:なんだそれ!?
大橋綺羅星:何なんだ一体
GM:檄文(Twitter)に答えて集ったスケバン、その中から様々な要素を総合的に判断して選びぬかれた10名
GM:それがこちらッッッ!!!!!!!
GM

【スケバンリスト】
1.コスプレ・スケバン
2.ワイルド・スケバン
3.ニャンコ・スケバン
4.スケスケ・スケバン
5.サキュバス・スケバン
6.トゲアリトゲナシトゲトゲ・スケバン
7.スケバンキラー
8.スチーム・パンク
9.サマー・スケバン
10.スケバン・ライダー

GM:この中から天に選ばれた2名がこの場に参戦します
空木一姫:帰って……
GM:運命のダイスロールッッ!!!!!
GM:1d10
DoubleCross : (1D10) → 4

GM:1d10
DoubleCross : (1D10) → 9

GM:選ばれしスケバンはこの二名
GM

名前:スケスケ・スケバン
耐久29  命中9  ダメージ3d10+4  必殺技『インサイト』
骨の上からセーラー服を着ているスケスケ美骨格女生徒です

名前:サマー・スケバン(真夏のスケバン) 
耐久20 命中10 攻撃力2D10+5 必殺技『サマースケバン到来!』
夏を愛し、常に夏休み気分のイケイケなスケバン。
スケバンとして己が原点である心象風景『スケバン領域』で現実を塗り潰す必殺技が奥の手。
相手は彼女の領域たる真夏の海の解放的空気により、水着になってしまう

”サマー・スケバン”:「やっほー!サマー・スケバンちゃんの登場だよ!」
”サマー・スケバン”:阿修女の学生服に麦わら帽子の少女がピースサインを君たちに向ける。
”サマー・スケバン”:「夏をめいっぱい楽しんじゃお☆」
大橋綺羅星:「わー」ぱちぱち
風吹リュー:「この地下で?」
琴城星羅:「なんでこの子地下にいるの?」素朴。
空木一姫:「き、肝試し……ですかね」
琴城星羅:「あ、肝試し!なるほど!」納得。「…納得していいのこれ?」
吼衣不屈:ピースを向けられた瞬間。
吼衣不屈:傍らを浮遊していた魔法のランタンが、
吼衣不屈:線香花火に変化する。
吼衣不屈:「なっ……?!」
”サマー・スケバン”:「えへへ」
”サマー・スケバン”:「それが夏の魔力なのだ!」
吼衣不屈:「私とは、相性が悪そうだな…!」
風吹リュー:「まずい、不屈が風流にされちまう!」
大橋綺羅星:「風流に!?」
空木一姫:「風流……!」
空木一姫:「………いえ、何が問題かはわかりませんがっ」
空木一姫:「ともあれ絡め手というなら厄介……厄介。おそらく厄介ですね」
スケスケ・スケバン:「ああ……ああ……いけません……」
スケスケ・スケバン:「このような服装では……見られてしまいます……私の真っ白な美骨格が……」
スケスケ・スケバン:サマー・スケバンの傍らに、きわどいビキニに身を包んだ美少女
スケスケ・スケバン:……の骨格が現れる
空木一姫:額の三角布みたいになってる…
琴城星羅:「…ユーレイがいるなら、そういうのもいるよね…」
空木一姫:「……………あの」
空木一姫:「もしや、喪神様のお体とか……いえ、その…」
空木一姫:ユーレイと死体を見比べる
風吹リュー:「うわわわああ!?」
吼衣不屈:「こっちは…スケルトン!」
大橋綺羅星:「……相性、悪くない?」
琴城星羅:「骨の姿のオーヴァードは見慣れてるけど…」「あれだけド直球なのは、さすがに…」
風吹リュー:「えっ…………お化けじゃん」
風吹リュー:「オレがおかしいのか……?」
空木一姫:「透け、透けてるんですかね……」
空木一姫:「死んでません?」
”サマー・スケバン”:「もースケちゃん」
”サマー・スケバン”:「恥ずかしがっちゃダメ!もっと開放的にならなきゃ!」
スケスケ・スケバン:「サマンサ……」
”サマー・スケバン”:「夏は待ってはくれないんだゾ☆」
スケスケ・スケバン:「そうですね……恥ずかしがってはいられません!」
大橋綺羅星:「それ以上開放的になるのヤバくない?」
空木一姫:「未練などからの開放ではないですか、それ?」
琴城星羅:「ほ、骨を扱うエグザイルとかかもしれないし!」擁護の構え。
琴城星羅:「ちょっと真の姿が骨だからって…差別するのはよくないと思う!」
スケスケ・スケバン:「けど、日焼け止めクリームを忘れてしまいました……」
風吹リュー:「地下だよ!!!」
風吹リュー:もはや突っ込むべきがそこなのかどうかも分からない。
大橋綺羅星:「骨って日焼けするのかなあ」
空木一姫:「焼くには火力が必要そうですが…」火葬だ。
”トリガー・スケバン”茜屋笑:「どーーーーー」
”トリガー・スケバン”茜屋笑:「でもええわ!!そんなこと!!」
”メタル・スケバン”小林飴李:『ガガー、あのガラクタどもと一緒に』
”メタル・スケバン”小林飴李:『お前達、叩き潰す』
"ジョーカー・スケバン"黛比未子:「ンフフフフフ……これはとんでもなく素敵なショーになりそうです」
”メタル・スケバン”小林飴李:『そこのチビ!』
”メタル・スケバン”小林飴李:『お前は、念入りに……ウィーンガッシャン!』
風吹リュー:「は? 誰がチビだ! 高い方だわ!」
風吹リュー:「そしてテメーらみてぇな跳ねっかえりとやる時だって、高度を支配するのは、いつだってオレの側」
琴城星羅:「ここでスケバンバトルのカン、取り戻さなきゃね」拳を構える。コンクリスケバンのバトルスタイルはステゴロ!
吼衣不屈:「くっ…不利な状況だが、どうやらやるしかなさそうだな…。」
吼衣不屈:背中に背負ったランスの拘束を解き、天に掲げる。
吼衣不屈:「我が名は吼衣不屈!ナイトスケバンを襲名する学園の騎士なり!」
吼衣不屈:「風紀を正すため、この槍を奮わん!」
風吹リュー:「っしゃあ! 行くぜてめぇら! テッペン争いに敗れて下に逃げ込んだ連中──」
風吹リュー:「なんぼ束になろうと敵じゃねえ! 阿修女魂見せてやれッッ!!!」吠える!
大橋綺羅星:「おっけ、やっちゃうからね~」
空木一姫:「はい、ライトニング・サムライ・スケバン。空木一姫」身の丈の大太刀をくるりと回して
空木一姫:「立ちはだかるなら、全力でお相手いたします」
琴城星羅:「何人来ても、同じだよ!二代目コンクリ・スケバン!突撃(ぶっこ)むよ!」
GM:広大なホームに、スケバン達の雄叫びが響く
GM:───ミドル戦闘を開始します。
GM:セットアップ前にこの戦闘のルールについて説明します
GM:まず現在のエンゲージはこちら

【西武のならず者スケバン軍団×30】【シルク・ド・スケバン雑技団×30】【機械化スケバン部隊×30】
【トリガー・スケバン】【ジョーカー・スケバン】【メタル・スケバン】
     │
     5m
     │
【風吹リュー】【吼衣不屈】【大橋綺羅星】【空木一姫】【琴城星羅】
     │
     5m
     │
【サマー・スケバン】【スケスケ・スケバン】

GM:舎弟達はトループとなります。
GM:トループはメインプロセスでは行動せず、クリンナッププロセスにPC1名へ3d10の回避不能攻撃を与えます。
GM:ただし、クリンナップ時点でリーダースケバンが戦闘不能になっていた場合、該当するトループは逃亡します。
GM:また、公募スケバンは本来簡易戦闘用のデータとなりますが
GM:このシーンでは通常戦闘を行うため、便宜上行動値とドッジダイスを設定しており、通常の戦闘処理を行います。
GM:特殊能力はそのまま維持されます。
GM:以上!質問なければ戦闘に入ります!
吼衣不屈:こちらはOK!
風吹リュー:OK!
空木一姫:OK!
大橋綺羅星:OKです!
琴城星羅:OK!
GM: 
GM:ではセットアップから!宣言願います!
”トリガー・スケバン”茜屋笑:なし!
"ジョーカー・スケバン"黛比未子:なし
琴城星羅:なし!
”メタル・スケバン”小林飴李:活性の霧を自分に、攻撃力+15
風吹リュー:なし
大橋綺羅星:《光の銃》武器を作成します
大橋綺羅星:侵蝕41→43
吼衣不屈:なしですがオートで混沌なる者の槍と一体化。槍使用時ガード値+5、判定ダイス+3。
空木一姫:《加速装置》 +《螺旋の悪魔》 ラウンド中行動値+8、攻撃力+15。BS暴走
空木一姫:行動値は15に。
空木一姫:空木一姫の侵蝕率を+5した(侵蝕率:64->69)
GM:OK、では最速は"トリガースケバン"!
”トリガー・スケバン”茜屋笑:いくでいくで!
”トリガー・スケバン”茜屋笑:マイナーアクション:光の衣+影走り
”トリガー・スケバン”茜屋笑:5m後退し、舎弟とともにメタルたちと別エンゲージに
”トリガー・スケバン”茜屋笑:メジャーアクション:コンセ+マルチウェポン+居合+小さな塵
風吹リュー:二丁拳銃!
”トリガー・スケバン”茜屋笑:対象は…言うまでもなく、大橋さん!
”トリガー・スケバン”茜屋笑:ストライクチップ×2による攻撃を仕掛けます
大橋綺羅星:来なさい
GM

【トリガー・スケバン】【西武のならず者スケバン軍団×30】
     │
     5m
     │
【シルク・ド・スケバン雑技団×30】【機械化スケバン部隊×30】
【ジョーカー・スケバン】【メタル・スケバン】
     │
     5m
     │
【風吹リュー】【吼衣不屈】【大橋綺羅星】【空木一姫】【琴城星羅】
     │
     5m
     │
【サマー・スケバン】【スケスケ・スケバン】

”トリガー・スケバン”茜屋笑:11dx7+16
DoubleCross : (11R10+16[7]) → 10[1,1,2,3,6,7,7,9,10,10,10]+10[1,5,7,9,9,10]+10[2,5,9,10]+10[1,9]+6[6]+16 → 62

”トリガー・スケバン”茜屋笑:リアクションC値+1!
大橋綺羅星:一応ドッジにしときましょう
大橋綺羅星:2dx11+1
DoubleCross : (2R10+1[11]) → 8[3,8]+1 → 9

”トリガー・スケバン”茜屋笑:7d10+24
DoubleCross : (7D10+24) → 39[7,2,1,6,10,9,4]+24 → 63

”トリガー・スケバン”茜屋笑:諸々有効!
大橋綺羅星:当然死ぬ!リザレクト!
大橋綺羅星:43+1d10
DoubleCross : (43+1D10) → 43+5[5] → 48

”トリガー・スケバン”茜屋笑:「大、橋ィ!!」
”トリガー・スケバン”茜屋笑:「もらったァ!」
”トリガー・スケバン”茜屋笑:ジャキン!ガガガガガガンッ!!
”トリガー・スケバン”茜屋笑:バックステップで照準を切りながら
”トリガー・スケバン”茜屋笑:恐るべき素早さの早打ち!
大橋綺羅星:「……っ、やっぱ速いね~」
”トリガー・スケバン”茜屋笑:「当たり前やっちゅうねん!ははは!」
”トリガー・スケバン”茜屋笑:「おんどれに負けて以来……」
”トリガー・スケバン”茜屋笑:「ワイはこの雪辱の時を、待ち続けてたんや!」
”トリガー・スケバン”茜屋笑:「今日こそ逃さん!ワイの弾丸をおんどれに刻みつけたるさかい!」
西武のならず者スケバン軍団:「やったれ姐さん!」「いてこませ!」
”トリガー・スケバン”茜屋笑:「おうおう!見とれやお前ら!」
”トリガー・スケバン”茜屋笑:「こんなスカした女!ワイがかるーくのしたる!」
大橋綺羅星:なすすべなく蜂の巣になります
”トリガー・スケバン”茜屋笑:びしっ!
”トリガー・スケバン”茜屋笑:「なんや、立たれへんのか」
”トリガー・スケバン”茜屋笑:「腑抜けたんか、大橋ィ!」
”トリガー・スケバン”茜屋笑:クルクルとガンスピンで挑発!
GM:続いてイニシアチブ15、挑発された大橋さんか空木さん!
空木一姫:ではこちらから露払いを。
GM:どうぞ!
空木一姫:マイナーで暴走解除
空木一姫:メジャーでコンボ:【"三光──夜に月輪"】《C:ウロ》+《シャドーテンタクルス》+《原初の赤:要の陣形》、判定前に《原初の紫:紡ぎの魔眼》
空木一姫:対象はトリガー、メタル、ジョーカーのお三方。
空木一姫:空木一姫の侵蝕率を+2した(侵蝕率:69->71)
空木一姫:阿修羅エンブレムの効果で+1Dして判定。
空木一姫:9dx7+6
DoubleCross : (9R10+6[7]) → 10[1,1,2,2,5,7,8,10,10]+10[1,1,3,9]+5[5]+6 → 31

空木一姫:まあまあ。
”トリガー・スケバン”茜屋笑:回避!
"ジョーカー・スケバン"黛比未子:ドッジ
”トリガー・スケバン”茜屋笑:3dx+4
DoubleCross : (3R10+4[10]) → 8[2,7,8]+4 → 12

"ジョーカー・スケバン"黛比未子:5dx+4
DoubleCross : (5R10+4[10]) → 9[2,2,7,8,9]+4 → 13

”メタル・スケバン”小林飴李:ガード、磁力結界
GM:ダメージどうぞ!
空木一姫:4d10+25
DoubleCross : (4D10+25) → 27[10,3,9,5]+25 → 52

空木一姫:それなり!装甲有効!
GM:たっか
”メタル・スケバン”小林飴李:52-13-3d10
DoubleCross : (52-13-3D10) → 52-13-19[1,8,10] → 20

”メタル・スケバン”小林飴李:結構入る!
"ジョーカー・スケバン"黛比未子:ごっつり暗いますがまだ生きてる
”トリガー・スケバン”茜屋笑:こっちはごっそり入る!
空木一姫:では演出
空木一姫: 
空木一姫:「───」
空木一姫:キン。柄を指で押し、鞘の内より夜の闇が這い出る。
空木一姫:鈴を鳴らす鞘走り。一度振るわれた太刀筋は とぷり と地面に溶けて、既に刀は鞘の内。
空木一姫:「ジョーカースケバン様。黛様、でしたか」
空木一姫:手の内に握られたのは、先程頂いた一輪の花
空木一姫:「ショーの代金に、この花をお返ししますね」
"ジョーカー・スケバン"黛比未子:「ンフフフフ、いえいえお代はいりません」
"ジョーカー・スケバン"黛比未子:「お客様の悲鳴が何よりの……」
空木一姫:「そうですか?でしたら、こちらもお目を楽しませなければ」
空木一姫:その花弁を三枚手のひらに載せて、ふぅ、と息を吹く。
空木一姫:ひらひらと頼りなく、しかし緩やかに3枚の花弁が、ジョーカー、メタル、トリガーの元へと揺蕩う
空木一姫:「ただ」
空木一姫:ばちり、と。その花弁に、微弱な電流を伴って。
空木一姫:「───ちゃんと、お目に留まるとよいのですが」
"ジョーカー・スケバン"黛比未子:「ンフフフフフ……な……に……?」ずっと浮かべていた薄ら笑いが一瞬消え失せる
空木一姫:バ
空木一姫:  ヂッ
空木一姫:空気が弾け、音と共に稲妻が走る。
空木一姫:空木一姫の姿が黄金色に解け
"ジョーカー・スケバン"黛比未子:「莫迦な……イリュージョン!?」
空木一姫:「えぇ」
空木一姫:既にジョーカースケバンの背後。緩やかな笑いを浮かべて。
空木一姫:「────いけませんね」
空木一姫:「せっかくのショーです。ちゃんと、見ていただかないと」
空木一姫:無防備な耳元に、ふ、と息を吹きかける。
"ジョーカー・スケバン"黛比未子:「ひゃっ!」
空木一姫:「あら、お可愛い」
空木一姫:つい、とジョーカー・スケバンの頬に指を滑らせる。
空木一姫:そしてそれこそミスディレクション。
空木一姫:派手な音とトーク、目線をこちらに集めた隙に。
空木一姫:始動前に放った影の刃が3閃。
空木一姫:薄暗い地下の影に紛れて、ジョーカー、トリガー、メタルの3人を切り刻む
”トリガー・スケバン”茜屋笑:「ぐぁ!なんや!」
”メタル・スケバン”小林飴李:『っ』
”メタル・スケバン”小林飴李:ぎぎいん!
"ジョーカー・スケバン"黛比未子:「こ、これは……!」
”メタル・スケバン”小林飴李:『この、スケバニウム合金の装甲に傷をつけるとは』
”メタル・スケバン”小林飴李:『ただの下級生ではない……ウィーン、ガッシャン』
"ジョーカー・スケバン"黛比未子:影に完全に断たれる寸前、トランプの束となってその場を逃れる
”トリガー・スケバン”茜屋笑:「どこの誰や……おんどらぁ!」
"ジョーカー・スケバン"黛比未子:「何ということでしょう……皆さまを素敵なショーに招待するはずが」
"ジョーカー・スケバン"黛比未子:「すでに貴方のショーの術中に嵌っていたとは……!」
"ジョーカー・スケバン"黛比未子:「このままでは帰しません!」
空木一姫:こちらも、身体を電流と変えて、元の場所に。
空木一姫:「空木一姫と申します」くすり、と微笑んで、スカートをつまみ嫋やかにお辞儀。
空木一姫:「お褒めに預かり光栄ですわ。そして流石は名のスケバンの皆様とお見受けします」
空木一姫:「えぇ、帰りませんとも。先に進まなければ。そして、前座は終わり」
空木一姫:「お後がよろしいようで。この先は、八大天王の皆様におまかせします」
空木一姫:空木一姫の侵蝕率を+7した(侵蝕率:71->78)
GM:続いてイニシアチブ15、大橋さん!
大橋綺羅星:アイサー!
大橋綺羅星:マイナーで《オプティカルレンズ》 単体対象に攻撃力+
大橋綺羅星:メジャー。コンセ+天からの眼+カスタマイズ+光の指先 トリガースケバンに攻撃!
”トリガー・スケバン”茜屋笑:こいやぁ!
大橋綺羅星:17dx7
DoubleCross : (17R10[7]) → 10[1,2,2,2,2,3,4,5,5,6,7,8,8,8,8,8,10]+10[2,3,4,4,6,7,10]+10[6,8]+1[1] → 31

”トリガー・スケバン”茜屋笑:回避!
”トリガー・スケバン”茜屋笑:3dx+4
DoubleCross : (3R10+4[10]) → 10[5,8,10]+5[5]+4 → 19

大橋綺羅星:ダメージ!
”トリガー・スケバン”茜屋笑:執念見せたのに…!
大橋綺羅星:4d10+7+7
DoubleCross : (4D10+7+7) → 20[3,2,7,8]+7+7 → 34

”トリガー・スケバン”茜屋笑:ウギャアーッ!
”トリガー・スケバン”茜屋笑:残りHPは32!
”トリガー・スケバン”茜屋笑:リタイア……!
”トリガー・スケバン”茜屋笑:戦闘不能!
大橋綺羅星:侵蝕43→46→54
西武のならず者スケバン軍団:同時に、舎弟である西武のならず者スケバン軍団×30も撤退します
大橋綺羅星:やったぜ
大橋綺羅星:では演出を
”トリガー・スケバン”茜屋笑:どぞ!
大橋綺羅星:「だめだよ」ジャキン
”トリガー・スケバン”茜屋笑:「っ!」
”トリガー・スケバン”茜屋笑:その声が聞こえると同時
大橋綺羅星:蜂の巣にされたかと思われたがいつの間にか長大なスナイパーライフルを構えている。
”トリガー・スケバン”茜屋笑:再び二丁拳銃を抜き放ち、そちらに向けようとする
大橋綺羅星:「——よそ見しちゃあ」狙いは当然、トリガースケバン
大橋綺羅星:タンッ、と、軽い音が響く
大橋綺羅星:一発目は拳銃を持つ腕
大橋綺羅星:タン、タン、タン
大橋綺羅星:腕、肩、足
大橋綺羅星:正確に、敵を無力化する
”トリガー・スケバン”茜屋笑:「ぐはっ!ぐぐ、ぐ……!」
”トリガー・スケバン”茜屋笑:「まだや、こんな」
”トリガー・スケバン”茜屋笑:「今日こそ……おんどれを……!」
”トリガー・スケバン”茜屋笑:気迫だけでギリギリ脚を踏みとどめている。
大橋綺羅星:「エミーは強いよ。でもね……」
大橋綺羅星:「今回は、チーム戦だからね。ごめんね」
”トリガー・スケバン”茜屋笑:「なんや……それ」
”トリガー・スケバン”茜屋笑:「ワイとおんどれの勝負やろが!」
”トリガー・スケバン”茜屋笑:「大橋ィ……!!!」
大橋綺羅星:「……続きは、また今度ね!」もう一度引き金を引く
”トリガー・スケバン”茜屋笑:「ぐあ!!」
”トリガー・スケバン”茜屋笑:ばたり、気を失う。
西武のならず者スケバン軍団:「ね、姐さん!!」
西武のならず者スケバン軍団:「う……嘘や……」「姐さんが早打ちで……負けた?」「ンなわけあるかいボケェ!!」
大橋綺羅星:「はい解散解散~」「エミーが起きたら伝えといてね」
大橋綺羅星:「また遊ぼ!」
西武のならず者スケバン軍団:「大橋ぃ!おどれ調子の載ってられんのも今のうちやぞ!!」「覚えとけよワレェ!!!」
西武のならず者スケバン軍団:罵声を浴びせながらも気を失ったトリガー・スケバンを背負い、一目散に戦場を後にする。
”メタル・スケバン”小林飴李:『フン』
”メタル・スケバン”小林飴李:『あいつ本当に、威勢がいいのは口先だけだな』
”メタル・スケバン”小林飴李:『情けない奴め、ガッシャン』
"ジョーカー・スケバン"黛比未子:「全く、ショーはこれからが本番だと言うのに」
"ジョーカー・スケバン"黛比未子:「さあ、我がイリュージョンの真髄、しかと見せて差し上げましょう!」
空木一姫:「えぇ、黛様も。油断してはなりませんよ?」
"ジョーカー・スケバン"黛比未子:「そして───」
空木一姫:「まだ演目は続くんですから」
"ジョーカー・スケバン"黛比未子:その言葉に、ニヤリと笑いカードを抜き放つ。
GM:続いてイニシアチブ9
GM:ですが
風吹リュー:!?
"ジョーカー・スケバン"黛比未子:《原初の白:時間凍結》
"ジョーカー・スケバン"黛比未子:HPを20消費し行動します
空木一姫:まぁっ
琴城星羅:なんと!
吼衣不屈:なにっ!
大橋綺羅星:むっ
空木一姫:貴方もまたイニシアチブ順変更の術を持つスケバンというわけですね
"ジョーカー・スケバン"黛比未子:オートで《万象の虹》
"ジョーカー・スケバン"黛比未子:choice[大橋,空木,トリガー]
DoubleCross : (CHOICE[大橋,空木,トリガー]) → 大橋

大橋綺羅星:はわわ
"ジョーカー・スケバン"黛比未子:大橋さんの使用エフェクトから一つLV1で獲得
"ジョーカー・スケバン"黛比未子:なんと、組み合わせられるエフェクトが《オプティカルレンズ》しかないのでこれを所得!
風吹リュー:よわこの万象の虹……
空木一姫:リミットが多い。
大橋綺羅星:噛み合わなかったわね
”メタル・スケバン”小林飴李:考えなしかこいつ
空木一姫:筋書きのないドラマ好きそう
"ジョーカー・スケバン"黛比未子:マイナーで使用し攻撃力を+感覚
"ジョーカー・スケバン"黛比未子:メジャー《ダンシングシミター》《原初の赤:虚構のナイフ》《混色の氾濫》《コンセントレイト:オルクス》 ナイフ×3で攻撃
風吹リュー:あっ弱いとか言ってすいません! やめて! 痛い! 石を投げないで!
"ジョーカー・スケバン"黛比未子:《オプティカルレンズ》の効果で《混色の氾濫》が無効!
大橋綺羅星:悲しい事件
風吹リュー:えぇ……
吼衣不屈:かなしみ
琴城星羅:ディスシナジー…
空木一姫:大橋様すごい
"ジョーカー・スケバン"黛比未子:1d5
DoubleCross : (1D5) → 1

"ジョーカー・スケバン"黛比未子:風吹さんに攻撃します
"ジョーカー・スケバン"黛比未子:6dx7+4
DoubleCross : (6R10+4[7]) → 10[2,2,4,5,9,9]+4[3,4]+4 → 18

風吹リュー:2dx 一応ドッジ
DoubleCross : (2R10[10]) → 6[4,6] → 6

風吹リュー:ダメージをどうぞ
”メタル・スケバン”小林飴李:やる気あんのかオメー!
"ジョーカー・スケバン"黛比未子:2d10+21
DoubleCross : (2D10+21) → 10[8,2]+21 → 31

"ジョーカー・スケバン"黛比未子:装甲有効!
風吹リュー:だがまだ搭乗してないので装甲はなし! 死にます!
風吹リュー:風吹リューの侵蝕率を+6(1d10->6)した(侵蝕率:54->60)
風吹リュー:リザレクト。エンブレムが発動し全員のダイス+1
"ジョーカー・スケバン"黛比未子:「さあさあお立ち会い!!」
"ジョーカー・スケバン"黛比未子:「我が幻想は時をも止める!」
"ジョーカー・スケバン"黛比未子:動き出そうとした君たちに先んじて、カードを抜き放つ
"ジョーカー・スケバン"黛比未子:Aからクイーンまでのカードが円を描いて浮かび上がり
"ジョーカー・スケバン"黛比未子:その中心にキングが配置された時、君たちの体感時間が著しく停滞する
風吹リュー:「ぬおっ」姿勢は崩れない。それが彼女の能力であるからだ。
"ジョーカー・スケバン"黛比未子:「そしてこちらが、今宵のショーの主役!」
"ジョーカー・スケバン"黛比未子:放たれたカードは"ジョーカー"
"ジョーカー・スケバン"黛比未子:空中でくるくると回転し、光を放つ
"ジョーカー・スケバン"黛比未子:「お客様の中からステージに上って下さるのは……こちらです!」
"ジョーカー・スケバン"黛比未子:一際大きい光を放ち、その腕の中に落ちてきたのは
"ジョーカー・スケバン"黛比未子:「おっと……うわわ!」
"ジョーカー・スケバン"黛比未子:両手で抱えきれないほどの巨大なスナイパーライフル
"ジョーカー・スケバン"黛比未子:「えっと……これは……どう使うんだろ……」ボソリ
吼衣不屈:「あれは…大橋の!」
大橋綺羅星:「あっあーしの!」
空木一姫:「大変……」
風吹リュー:「えっ」スピカと"ジョーカー・スケバン"の方を見比べる。
風吹リュー:「ちゃんとあるじゃん」
大橋綺羅星:「あっほんとだ」手元のライフルを見る
琴城星羅:「ひっ」
空木一姫:「素人さんが専門機器を扱うのは危ないですよ!」
"ジョーカー・スケバン"黛比未子:「ともかく!素敵なショーへご招待!」
琴城星羅:「また言った!」
"ジョーカー・スケバン"黛比未子:「てやー!」
"ジョーカー・スケバン"黛比未子:銃身側をもって振りかぶり、そのまま放り投げる
"ジョーカー・スケバン"黛比未子:適当に投げられたスナイパーライフルは、偶然風吹さんの方向へ向かう
空木一姫:「えっ」
吼衣不屈:「乱暴に扱うな!暴発するぞ!」
大橋綺羅星:「なにそれウケる」
風吹リュー:「何だそりゃ」当然避けようとする──が。
風吹リュー:まだ時が歪んでいる! 避けられない!
風吹リュー:「おぶごはっ!!」
風吹リュー:吹き飛ぶと同時、体感時間が戻る。
"ジョーカー・スケバン"黛比未子:「ンフフフフフ……ンアーーーーっハッハッハ!!!」
吼衣不屈:体感時間が戻ったと同時に転がったライフルを慌てて抑える。
風吹リュー:「あいつ──結構力強いぞ!」
風吹リュー:鼻血を撒き散らしながら。
風吹リュー:「でもとんでもねぇアホ!!!」
"ジョーカー・スケバン"黛比未子:「さあ、次のショーも乞うご期待!」
GM:では改めてイニシアチブ9
GM:琴城さんか風吹さん!
琴城星羅:では!
GM:どうぞ!
琴城星羅:マイナーでコンボ「命の星」(赫き剣+破壊の血)。HP12点減らして攻撃力39の武器を作成。
琴城星羅:コストが6で51に!
GM:な に そ れ
琴城星羅:で、メインでその武器を切ってサンドシャード+コンセ!目標はメタル・ジョーカーとその配下スケバンたち!
GM:来やがれ!
琴城星羅:4DX7+1
DoubleCross : (4R10+1[7]) → 10[3,3,4,9]+10[10]+10[8]+10[10]+3[3]+1 → 44

GM

【シルク・ド・スケバン雑技団×30】【機械化スケバン部隊×30】
【ジョーカー・スケバン】【メタル・スケバン】
     │
     5m
     │
【風吹リュー】【吼衣不屈】【大橋綺羅星】【空木一姫】【琴城星羅】
     │
     5m
     │
【サマー・スケバン】【スケスケ・スケバン】

”メタル・スケバン”小林飴李:何その回り方!?
”メタル・スケバン”小林飴李:ぐぐぐぐぐ
”メタル・スケバン”小林飴李:マグネットフォース+磁力結界!
”メタル・スケバン”小林飴李:舎弟たちをカバー!
吼衣不屈:えっ!?
機械化スケバン部隊:姐さん!
機械化スケバン部隊:アタシらのため二……ピガ……
吼衣不屈:舎弟をかばうとは…
風吹リュー:中々骨のあるヤツもいんじゃねーか
琴城星羅:敵ながらあっぱれな覚悟!
"ジョーカー・スケバン"黛比未子:ドッジ!
"ジョーカー・スケバン"黛比未子:5dx+4
DoubleCross : (5R10+4[10]) → 7[2,3,5,6,7]+4 → 11

GM:ダメージどうぞ!
琴城星羅:5D10+39
DoubleCross : (5D10+39) → 31[8,6,7,2,8]+39 → 70

琴城星羅:コストが7で、侵蝕58に!
”メタル・スケバン”小林飴李:なに それ
”メタル・スケバン”小林飴李:140-13-3d10
DoubleCross : (140-13-3D10) → 140-13-14[3,7,4] → 113

”メタル・スケバン”小林飴李:耐えられるわけねーだろ!!
"ジョーカー・スケバン"黛比未子:そんなん死ぬわ
風吹リュー:装甲ガード引いてから倍ですよ!
風吹リュー:まあ死ぬだろうけど……
”メタル・スケバン”小林飴李:あ、そっか
”メタル・スケバン”小林飴李:えっと43×2か…
”メタル・スケバン”小林飴李:うむ!
”メタル・スケバン”小林飴李:残りは72!86ダメージで死!
"ジョーカー・スケバン"黛比未子:そりゃあね
空木一姫:そうですわね
大橋綺羅星:結構危ないところだった
琴城星羅:フルパワーでよかった!
空木一姫:コンクリは鋼より強い!
GM:ではメタル。ジョーカー、雑技団が戦闘不能
GM:また、メタルの戦闘不能により、機械化スケバン軍団も撤退します!
GM:演出どうぞ!
琴城星羅:「悪いけど、手加減なんてできないよ!」無数のスケバンの中に身を躍らせる!
琴城星羅:そのまま配下スケバンに殴られるも、相手の拳のほうにダメージが入っていく。
”メタル・スケバン”小林飴李:『何だ……バケモノか!』
”メタル・スケバン”小林飴李:狼狽える
”メタル・スケバン”小林飴李:『全員、後退!私が相手をするっ!ウィーンガッシャン!』
機械化スケバン部隊:「バカナ……!?」「ワレワレの機械化鉄拳ガ!?」
”メタル・スケバン”小林飴李:ずおおおっ!巨壁のように進行上に立ちふさがる!
風吹リュー:「ほぉ」少し感心した様子。
空木一姫:「なんと、まぁ…」護衛として着いてきてくれた彼女の動きを驚いている。
機械化スケバン部隊:「姐さン!!」「姐さンいけませン!!」
”メタル・スケバン”小林飴李:『潰れろ!ビガガガーッ!!』
”メタル・スケバン”小林飴李:鉄槌の如き拳が振り下ろされる!
琴城星羅:真っ向から拳を受け止める!星羅の下の床にひびが入る!
"ジョーカー・スケバン"黛比未子:「ンフフフフフ……」
"ジョーカー・スケバン"黛比未子:「ショーで余所見は御法度ですよ!」
"ジョーカー・スケバン"黛比未子:拳を受け止めた琴城さんへ鋭利なトランプの嵐が迫る!
琴城星羅:「いい一撃!だけど」「ちょっと優しすぎるんじゃないの!」受け止めたメタル・スケバンの拳が赤く染まっていく。
”メタル・スケバン”小林飴李:『えっ』
"ジョーカー・スケバン"黛比未子:「えっ」
空木一姫:「嘘っ」硬かったんだけどな、アレ
琴城星羅:そのまま構造体で汚染された腕部装甲を砕いでもぎ取り、トランプの嵐のほうに投げつける!
”メタル・スケバン”小林飴李:『なっ』
”メタル・スケバン”小林飴李:ぶぢゅっ ぼどん
”メタル・スケバン”小林飴李:アーマーの片腕が腐肉のように引き千切れ、溶解。
”メタル・スケバン”小林飴李:呆然と立ちすくむ。
"ジョーカー・スケバン"黛比未子:「えっ、ええ~~~!?」
"ジョーカー・スケバン"黛比未子:トランプが燃え尽きて灰だけが舞う
"ジョーカー・スケバン"黛比未子:そのまま飛んできた腕部装甲が激突し吹き飛ばされる
吼衣不屈:「……見たことのない能力だ。あれが…」
空木一姫:「"コンクリ・スケバン"のお力……」
大橋綺羅星:「すごすぎ!」
琴城星羅:汚染された腕部装甲は煙を上げて爆発!モブスケバンたちを赤い煙で吹き飛ばす!
”メタル・スケバン”小林飴李:『り、理解不能、理解不能』
”メタル・スケバン”小林飴李:『び、びがーーー!』
シルク・ド・スケバン雑技団:「ギャー!」「姐さんのショーが~~!!」
"ジョーカー・スケバン"黛比未子:「ん……んんフフフ」頭を抑えながら起き上がり
"ジョーカー・スケバン"黛比未子:「怖気づいてはいけません。素敵なショーはまだこれから……」
"ジョーカー・スケバン"黛比未子:カラン
"ジョーカー・スケバン"黛比未子:先程の衝撃で砕けた仮面が地面に落ちる
"ジョーカー・スケバン"黛比未子:「………」
"ジョーカー・スケバン"黛比未子:「…………え?」
空木一姫:「あっ、お顔が…」
風吹リュー:「カワイー顔してんじゃん」
"ジョーカー・スケバン"黛比未子:「あ………!」頬が一気に赤くなり
琴城星羅:「(あ、理由があって隠してるとかじゃなかったんだ…)」
空木一姫:「お顔がとても赤く。……やはり頭を打ったのはよくないのでは」
"ジョーカー・スケバン"黛比未子:「あ………あの…………あわわ……!」
"ジョーカー・スケバン"黛比未子:「こ………今宵の………ショーは……ッ!」
"ジョーカー・スケバン"黛比未子:上手く声が出ない
吼衣不屈:す、とジョーカーの隣に現れ
"ジョーカー・スケバン"黛比未子:そう、"ジョーカー・スケバン"黛比未子は生来極度のあがり症であり
"ジョーカー・スケバン"黛比未子:愛用の仮面を付けなければ、人と話すことすら覚束ないのである
吼衣不屈:制服のシャツを頭に被せてやる。
吼衣不屈:甲冑を身に着けているため、ほとんど使わないのだ。
大橋綺羅星:「ふーちゃん優しい~」
"ジョーカー・スケバン"黛比未子:「これにて……ひゃっ!」
吼衣不屈:「これにて閉幕、だろう。」
吼衣不屈:「これはおひねりのようなものと思ってくれ。」
吼衣不屈:「火器の扱いには十分注意するように。」
吼衣不屈:震える黛を安心させるように肩に手を置く。
風吹リュー:「そうだそうだ」抗議。
空木一姫:パチリ、と稲妻を伴って目の前に。仮面を拾う。
空木一姫:「そうですね。ここは退いて頂けますか?」きゅ、と手を握る。
"ジョーカー・スケバン"黛比未子:「あ……あの……」震える手で手を伸ばし
"ジョーカー・スケバン"黛比未子:空木さんから仮面を受け取る
空木一姫:「あ、失礼。こちらの仮面もですね」伸ばした手に握らせる。
"ジョーカー・スケバン"黛比未子:「ん……ンフフフフフ」
"ジョーカー・スケバン"黛比未子:片手で仮面を抑えながら立ち上がり
"ジョーカー・スケバン"黛比未子:「ええ、ええ!お客様の拍手喝采と共に!」
"ジョーカー・スケバン"黛比未子:「この場はお開きと致しましょう!」
空木一姫:「黛様。私がお相手で差し支えなければ、またショーを楽しませていただきますので」ニコリと微笑む
空木一姫:「平時にどうか、お誘いくださいませ」
"ジョーカー・スケバン"黛比未子:「んうっ!」頬を上気させたまま後ずさり
"ジョーカー・スケバン"黛比未子:「そ、それでは皆様、また次のショーでお目にかかりましょう!!」
"ジョーカー・スケバン"黛比未子:「撤収!!」
シルク・ド・スケバン雑技団:「アイサー!!!」
"ジョーカー・スケバン"黛比未子:突如舞い起こる紙吹雪とともに、一団はその姿を消す
空木一姫:マナーとして拍手をして見送る
吼衣不屈:こちらも拍手して見送る。
大橋綺羅星:「ぱちぱちー」
琴城星羅:「かわいい顔してるし技術もすごいんだから、もっと自信持ってもいいと思うんだけどなぁ…」合わせてぱちぱち。
風吹リュー:「そーね」ぞんざいに手を叩いている。
空木一姫:「えぇ。解決したあとでショーを見せていただくのが楽しみです」ぱちぱち
琴城星羅:「…で、」メタルスケバンを振り返る。「まだ、やる?」拳を打ち鳴らし、硬質の音を響かせる。
”メタル・スケバン”小林飴李:『ひ、ひぃいいいい……ウィ、ウィ……ひぃいいん!!』
”メタル・スケバン”小林飴李:ぐず ぶぢゅ びゅぢゅり
”メタル・スケバン”小林飴李:腐り落ちていくアーマーの中から、悲鳴が盛れる
”メタル・スケバン”小林飴李:『き、緊急脱出!!』
”メタル・スケバン”小林飴李:ばしゅぅうううっ!
”メタル・スケバン”小林飴李:装甲がパージされ……
”メタル・スケバン”小林飴李:小柄なツインテールの少女が中から転がり出る。
琴城星羅:「…え?」こんな子だったの?という顔。
”メタル・スケバン”小林飴李:「ゃだ……」
”メタル・スケバン”小林飴李:「もうやだぁああああああーーー!」
”メタル・スケバン”小林飴李:「びえーーーーー!!」
”メタル・スケバン”小林飴李:号泣!戦意喪失!
風吹リュー:「…………」
風吹リュー:「(お前の方がチビじゃん、って言う感じでもないな……)」微妙な目線を送っている
空木一姫:「……………」
空木一姫:「随分と、可愛らしいお方が」
大橋綺羅星:「カワイイ!」
琴城星羅:「いやその…もっと武闘派の中身だと思ってて…「装甲がなくてもまだやれる!」とかいうタイプの…」おろおろ。
吼衣不屈:「………と、ともかく、落ち着かせなくては…」
風吹リュー:「はぁ。不屈お前面倒見が良すぎるぜ」
空木一姫:「その、琴城様。流石にこれ以上は……」止めようとする
機械化スケバン部隊:「姐さん!」「姐サン、ナカナイデ……」「ピガ……」
”メタル・スケバン”小林飴李:「帰る!ラボに帰るぅーー!」
”メタル・スケバン”小林飴李:機械化スケバンたちに辛うじて支えられながら、撤収!
機械化スケバン部隊:「ピガ!戦意喪失、帰投する!!」「ピガ!」「ピガガ!!」
琴城星羅:「あ、メタルちゃん!待って!」腕をつかもうとする。もうコンクリ質ではない。
”メタル・スケバン”小林飴李:「ひ、ひいぃいい!」
”メタル・スケバン”小林飴李:泡吹いて気絶!
”メタル・スケバン”小林飴李:完全にトラウマになっている。
機械化スケバン部隊:「ヤメロ、コンクリ女!」「姐さんに触れるんじゃネー!」
琴城星羅:「悪いことしちゃったかなぁ…」高そうなアーマーだったし。
吼衣不屈:「とりあえず甘いもの…このスイカを与えて……」
”メタル・スケバン”小林飴李:「ごぼごぼごぼ……」
”メタル・スケバン”小林飴李:舎弟たちとともに姿を消す。
吼衣不屈:「あ、行ってしまった………。」
風吹リュー:ぽん、と不屈さんの肩に手を置く。「元気出せって」
風吹リュー:「スイカはまた機を見てな……ってかこんなもん持ち込んでたのかよ」
風吹リュー:「……水分補給は大事だもんな」
空木一姫:「…………その、琴城様」哀れそうなお顔
空木一姫:「元気を、出してくださいましね…?」
琴城星羅:「あ、その…直接殴り合える相手が久しぶりで…やりすぎちゃった」
風吹リュー:「んで」振り返る。
吼衣不屈:「スイカ………スイカ?」
吼衣不屈:「何故私はこんなものを………」
吼衣不屈:「あっ」
風吹リュー:「そこの連中はまだやるか?」
吼衣不屈:風吹と共に残った二人のスケバンに向き直る
”サマー・スケバン”:「……」
”サマー・スケバン”:「なんで、みんなケンカしてるの?」
”サマー・スケバン”:「夏なのに」
”サマー・スケバン”:「夏は最高にハッピーな季節なのに」
”サマー・スケバン”:「けんか、なんで」
”サマー・スケバン”:ぶつぶつと呟き続けている
風吹リュー:「あっこいつ話聞かねータイプだ」
大橋綺羅星:「……やばそーだねえ」
スケスケ・スケバン:「ああ……やめてください……」
スケスケ・スケバン:「私の骨格が美しすぎるのがいけないのですね……」
スケスケ・スケバン:「常に争いの火種になってしまう……」
琴城星羅:「肉も大事だよ」真顔
空木一姫:「おとなしく帰って頂ける……という様子ではないですね」
吼衣不屈:「ともかく、お前たちにも退去してもらう。」
吼衣不屈:「学生の本分は勉学だ。夏休みも近いがまだ授業がある以上は学院に…」
吼衣不屈:サマー・スケバンの肩に手を置く
”サマー・スケバン”:「夏なんだよ!?」
”サマー・スケバン”:「夏なのに、夏なのに、夏なのに」
”サマー・スケバン”:「おかあさんが」
”サマー・スケバン”:「みてるのに」
”サマー・スケバン”:ガリガリと頭をかきむしる
”サマー・スケバン”:ぼたぼたと血が落ちる
スケスケ・スケバン:「さ、サマンサちゃん……!?」
スケスケ・スケバン:「いけません、頭蓋に傷が……」
風吹リュー:「あっおい」
風吹リュー:「落ち着けって」その手を掴む
”サマー・スケバン”:ずりゅりと
”サマー・スケバン”:掴んだ手がすりぬける。骨のないゼラチンの塊を掴んだように。
風吹リュー:「あえっ」
吼衣不屈:「なっ……」
大橋綺羅星:「!」
空木一姫:「えっ、えっ…?」
琴城星羅:「え…!?」
”サマー・スケバン”:「夏だよ、みんな、夏だよ」
スケスケ・スケバン:「ヒエーーーッ!!??骨がない!!!????」
スケスケ・スケバン:「オバケ!!!????」
吼衣不屈:「もしやこのスケバン…アンデッドか!」
風吹リュー:「多くない……!?」
琴城星羅:「…あ…悪霊……!?」
大橋綺羅星:「地下まで来て肝試しかあ……」
空木一姫:「……………………」血の気が引く。
”サマー・スケバン”:微笑みを浮かべながらゆらゆらとゆらめいている。
”サマー・スケバン”:ともかく、こいつらをはやく倒さなければまずい!
”サマー・スケバン”:そう君たちは直感する。
風吹リュー:「────くっ」
風吹リュー:イニシアチブ9
GM:はい、風吹さんどうぞ!
風吹リュー:マイナー《クイックモーション》《スーパーランナー》搭乗して残った敵のエンゲージへ
風吹リュー:風吹リューの侵蝕率を+3した(侵蝕率:60->63)
GM

【吼衣不屈】【大橋綺羅星】【空木一姫】【琴城星羅】
     │
     5m
     │
【サマー・スケバン】【スケスケ・スケバン】【風吹リュー】

風吹リュー:(7+2)dx7+7 命中
DoubleCross : (9R10+7[7]) → 10[1,3,3,3,4,7,8,9,9]+10[1,3,9,10]+5[2,5]+7 → 32

風吹リュー:《コンセントレイト:ノイマン》《スキルフォーカス:運転》対象はサマー・スケバン
”サマー・スケバン”:ドッジ!
”サマー・スケバン”:4dx+4
DoubleCross : (4R10+4[10]) → 8[3,8,8,8]+4 → 12

”サマー・スケバン”:ダメージどうぞ!
風吹リュー:4d10+1d10+2d10+15 DR前にフォールンサラマンダー宣言(1/3) 装甲有効
DoubleCross : (4D10+1D10+2D10+15) → 18[4,1,3,10]+1[1]+7[3,4]+15 → 41

風吹リュー:風吹リューの侵蝕率を+4した(侵蝕率:63->67)
”サマー・スケバン”:消滅!
”サマー・スケバン”:「おかあさんがみてるの」
”サマー・スケバン”:「おかぁさぁああああああああああん」
”サマー・スケバン”:ぼたぼたぼたぼた
風吹リュー:「(何こいつ怖ええええええ!!!!)」
吼衣不屈:「風吹!」
”サマー・スケバン”:ゴムのように伸び切った顔面。瞳は黒い空洞。
”サマー・スケバン”:赤黒い何かが全身から流れ落ち
”サマー・スケバン”:全身が真っ白に染まっていく
琴城星羅:「ひぃぃ…っ!!」ジャパニーズホラーは本当に苦手なのだ!
空木一姫:「黛様は一体、何を喚んだのですか!?」
スケスケ・スケバン:「ひえええええッ!!???」
”ミッドサマー・スケバン”:「ァ」
”ミッドサマー・スケバン”:「ァアアアアアアアア」
”ミッドサマー・スケバン”:浮遊し、真っ白な光を撒き散らす
”ミッドサマー・スケバン”:足元のコンクリートが、蠕虫のようにうごめく何かに変質していく。
風吹リュー:反射的に後退。恐怖からか? 否。そうではない。本当にそうではないのだ。
風吹リュー:ギャギャギャギャッ!
風吹リュー:「はっ、面白ぇ、どいつもこいつも派手にやってくれたみてーだし!」
風吹リュー:プッシュ、プッシュ。駆ける。まだ硬い地面を直感で選び取って加速!
風吹リュー:駅構内に備え付けられた階段(ステア)。そのハンドレールを射出台に、跳ぶ。
風吹リュー:「不屈!! てめーの凱旋祝いだ!」
風吹リュー:仲間の名を呼ぶ。
風吹リュー:知っている。自分は臆病者だ。
風吹リュー:守るべき舎弟が居なければ何もできないし、格好悪い所を見せられない相手がいないならどこまでも弱くなる。
風吹リュー:恐怖を殺すために。こうして並び立つものを利用している。
アセンション春花:「ちょっとちょっとリューちゃん!」
アセンション春花:「まず呼ぶべき相棒がここにいるんじゃないです!?」
アセンション春花:「私、ユーレイですよ!?」
風吹リュー:「ああ!そうかもなァ!」
風吹リュー:面倒くさくて、そう答える。
風吹リュー:跳ね板(オーリー)から反転(スイッチ)へ──否。そのまま360度の回転。
アセンション春花:「でしょ~~~!」
アセンション春花:「おらっ!悪霊には悪霊をブツケんだヨ!!」
風吹リュー:────確かに。
風吹リュー:アセンション太郎に彼女が宿ることで効く攻撃もあるかもしれなかった。
風吹リュー:ボードが風車の如く旋回しながら抉り込む。
”ミッドサマー・スケバン”:「ィイ」
”ミッドサマー・スケバン”:「キィイイイイイイイイアアアアアアアア!!」
”ミッドサマー・スケバン”:この世のものとは思えない絶叫が、それを迎え撃つ!
風吹リュー:────それはスペイン語にて騎士(キャバレロ)を冠するスケボートリック。
風吹リュー:「SS殺法────」
風吹リュー:「キャバレリアル回空剣陣!!!!」
吼衣不屈:「………!」
吼衣不屈:悪霊とスケ亡霊の衝突による余波からスケバン達を守るように前に出る。
”ミッドサマー・スケバン”:「アッ」
”ミッドサマー・スケバン”:ば  づ ん!!
”ミッドサマー・スケバン”:ボードによって巨体が両断され
”ミッドサマー・スケバン”:崩れ落ちる。
”ミッドサマー・スケバン”:「あ”あ”ー」
風吹リュー:一瞬の交錯。
風吹リュー:ウィールが不可思議な力で回転し、空間にたまった瘴気を吹き払うような
風吹リュー:風を巻き起こす。
アセンション春花:「ヒュー!気持ちい~!!」
風吹リュー:ボードを空中捕捉(エアキャッチ)、着地。
風吹リュー:「は、悪くないぜ春花」
”ミッドサマー・スケバン”:瘴気さえかき消され、淡雪のように溶け去る。
琴城星羅:「き、消えた……」すでに腰を抜かしてへたり込んでいる。
空木一姫:「消え、ましたねぇ……」
大橋綺羅星:「成仏してねえ~」
吼衣不屈:「風の中に騎士が見えた。そんなスケボー捌きだったぞ。」
吼衣不屈:「腕を上げたな、風吹。」
風吹リュー:「んな褒めんなよ。次はそっちの番」
風吹リュー:ぱしり、と。
風吹リュー:スケボーに乗ったまま、すれ違いざまにハイタッチしてウィンク。
吼衣不屈:ハイタッチを交わした後、スケスケ・スケバンに向き直る
GM:ではイニシアチブ6
スケスケ・スケバン:「還ったのですね……サマー・スケバン」
スケスケ・スケバン:「あの『海』へ……」
スケスケ・スケバン:パキンッ
スケスケ・スケバン:両手に肋骨を持ち、構える
スケスケ・スケバン:「……いえ、やめましょう」
スケスケ・スケバン:骨を元の形に戻す
空木一姫:「………ええと、矛を収めて頂けるので?」
吼衣不屈:「……。」ふっと力を抜く。
風吹リュー:「ん」少し肩透かしといった表情で。
スケスケ・スケバン:「これ以上は自慢の骨格が崩れてしまいます」
スケスケ・スケバン:「折角此方に浮かび上がったのですから、もう少し……」
風吹リュー:「…………」
風吹リュー:「(いややっぱオバケなんじゃん!?)」ガーン!
空木一姫:「……………」
空木一姫:「(どうしましょう……怪異討伐は一応…生業なのですが…)」
スケスケ・スケバン:「ウッ!!??」
スケスケ・スケバン:「が……あ……ああ……!」
琴城星羅:「ど、どうしたの!?」
風吹リュー:「えっまたなんかあんの?」
風吹リュー:近寄って背中をさすります。
風吹リュー:「うわっごつごつする」
大橋綺羅星:「えっちょ、大丈夫?」
空木一姫:「ま、まさかまたあのサマースケバン様のように…?」心配そうな顔
吼衣不屈:「大丈夫か!」
スケスケ・スケバン:全身の骨がガタガタと震えだす
スケスケ・スケバン:「や……めて……!近づいては……!!」
風吹リュー:「いやお前……そういう消えそうなのやめろよ!」
風吹リュー:「結構いいやつっぽい雰囲気出してたじゃん!」
風吹リュー:「おい! どうした! どうすりゃいいんだこれ!!!」
空木一姫:「ど、どうしましょう。斬ります?」おろおろ。ジャームなどの活動ならそれで中和できるのだが。
スケスケ・スケバン:「あああああ!!いや……!入ってきては………!!」
スケスケ・スケバン:「骨、体中の骨が……!!違う……!私は……」
スケスケ・スケバン:「无……」
スケスケ・スケバン:バババババババババ!!!!
スケスケ・スケバン:次の瞬間、スケスケ・スケバンの全身の骨が異常発達し、槍襖の様に立ち上がる
琴城星羅:「ちょっと!?さすがに今の聞き捨てならないんだけど!?」
琴城星羅:「辰巳さんの…え、いや、ほんとに!?」あとずさる。
空木一姫:「琴城様!危険です!」
空木一姫:「まずは落ち着いていただくか……後で黛様を問い詰めましょう!」
風吹リュー:「うぎゃーーーー!」
風吹リュー:成長する骨にボードを這わせ、グラインド。危険地帯を脱する!
大橋綺羅星:「え~っ!?なになに!!!!????」
吼衣不屈:「………私が行こう。」
スケスケ・スケバン:「A……aaaa」
スケスケ・スケバン:その体積はこれまでの何倍にも膨れ上がっている。
風吹リュー:「……うん。まあ──」
風吹リュー:「そうだったな。頼んだぜ」
吼衣不屈:「ああした遺物を相手にしたのは初めてではない。」
スケスケ・スケバン:獣の骨を滅茶苦茶につなぎ合わせたような、巨大な骨細工の怪物が
スケスケ・スケバン:君たちに牙をむく
スケスケ・スケバン:「GogAAAAAAAAAAAAAAAAAAAAA!!!!!!!!!!!!!」
GM:攻撃します
スケスケ・スケバン: 必殺技『インサイト・レイ』
スケスケ・スケバン:命中は9で固定
スケスケ・スケバン:1d5
DoubleCross : (1D5) → 2

スケスケ・スケバン:吼衣さんに攻撃!
風吹リュー:きれいに引いた!
吼衣不屈:ドッジ!
吼衣不屈:3dx
DoubleCross : (3R10[10]) → 10[2,7,10]+8[8] → 18

空木一姫:流石ナイト様…
琴城星羅:よかった、よけた!
琴城星羅:ACが高い!
大橋綺羅星:ナイト・回避
GM:では不発!
スケスケ・スケバン:「GAAAAAAAAAAAAAAAAAA!!!!!」
スケスケ・スケバン:その骨格が砲台の様に変形する
スケスケ・スケバン:龍の大口を象ったその砲塔の先に
スケスケ・スケバン:漆黒の光が収束し
スケスケ・スケバン:一閃、吼衣さんに向けて放たれる
吼衣不屈:跳躍。漆黒の光芒を回避し、空中で体勢を整える。
吼衣不屈:ランスに両手を添える。
吼衣不屈:「アッサルランス…第一次拘束解除。」
GM:イニシアチブ5 吼衣さんの手番!
吼衣不屈:マイナーで戦闘移動、接敵
GM

【大橋綺羅星】【空木一姫】【琴城星羅】
     │
     5m
     │
【スケスケ・スケバン】【風吹リュー】【吼衣不屈】

吼衣不屈:メジャーで《コンセントレイト:ノイマン》《急所狙い》《爪剣》、対象はスケスケ。
吼衣不屈:13dx7
DoubleCross : (13R10[7]) → 10[2,3,3,3,3,6,6,8,8,9,10,10,10]+10[1,4,6,6,7,7]+10[4,10]+10[10]+2[2] → 42

GM:ドッジ!
スケスケ・スケバン:4dx+4
DoubleCross : (4R10+4[10]) → 10[3,4,9,10]+7[7]+4 → 21

スケスケ・スケバン:結構回すね!?
吼衣不屈:が、頑張るな!
吼衣不屈:こわいから!
吼衣不屈:ダメージ!
GM:どうぞ!
吼衣不屈:5d10+12+10+10
DoubleCross : (5D10+12+10+10) → 31[7,10,4,9,1]+12+10+10 → 63

スケスケ・スケバン:跡形もなく消し飛ぶ!悪霊退散!
GM:戦闘終了です!
GM:演出をどうぞ!
吼衣不屈:空中で
吼衣不屈:槍の先端が獣の顎のように、禍々しく変形する。
吼衣不屈:「対魔能動攻撃、許可。対魔捕食行動、許可。」
スケスケ・スケバン:「!!」
吼衣不屈:ランスと共に空中から骨の砦に襲い掛かる。
吼衣不屈:堅牢な骨を槍の切っ先が食い破り、貫通。
スケスケ・スケバン:「AAAAAAAA!!!!!!!」
吼衣不屈:その核を噛み砕く。
吼衣不屈:「祓魔、完了。」
スケスケ・スケバン:「AaAA……ア……」
スケスケ・スケバン:異常発達していた骨の槍が先端から崩れ落ちていく
風吹リュー:「ひゅー」
吼衣不屈:「……安らかに眠れ。」
吼衣不屈:「その美しさを讃える花を供えてやろう。」
スケスケ・スケバン:石灰質の粉となって風に巻かれて散らばり
スケスケ・スケバン:残されたのは少女一人分の小さな骸骨
スケスケ・スケバン:胸の前で手を組み、祈るように息絶えている
吼衣不屈:吼衣不屈の侵蝕率を+7した(侵蝕率:47->54)


GM:君たちを待ち構えていたスケバンの脅威は去った
GM:本当に怖かった
GM:だが、君たちの勝利だ
GM:勝者を称えるように、発車のベルが鳴り響く
風吹リュー:「またなんか出る前に乗るぞ」
風吹リュー:「(本当に絶対もう何も出て欲しくないな……)」
吼衣不屈:「ああ。………その前に。」
吼衣不屈:ジョーカーに渡された花を、少女の骸骨に握らせて
吼衣不屈:列車に乗り込む。
琴城星羅:「…優しいんだね」
空木一姫:「…………」黙祷
風吹リュー:「…………」
風吹リュー:「(……なんだってんだ。地獄洞マカハドマ)」
GM:では、その時
GM:君たちはあることに気付く
GM:スケスケ・スケバンだけでなく、5人のスケバンが立っていた場所の近くに
GM:青く輝く石の欠片と、液体の詰まった小瓶が落ちている
GM:戦闘報酬を手に入れました。
大橋綺羅星:「……ん?」
大橋綺羅星:「何コレ 石?」

【戦闘報酬】
『薔薇水晶』60個
栄養ドリンク『アムリタスΩ』5個

栄養ドリンク『アムリタスΩ』5個

GM:『アムリタスΩ』の効果は以下の通りです

栄養ドリンク『アムリタスΩ』……PC1名の侵蝕率を-[1d10+5]する

柳生咲玖夜:『あ!それ!』
空木一姫:「あ、さっちゃん様。」
風吹リュー:「危ねーもん?」
琴城星羅:「…あ、薔薇水晶…!」
空木一姫:「……えぇ、そうですね。私達の当初の目的です」
風吹リュー:「こいつがか」
風吹リュー:拾い上げる。
柳生咲玖夜:『うん、回収しておいて』
柳生咲玖夜:「その小瓶の方もね」
柳生咲玖夜:『そいつは地下で流通してる、レネゲイドの侵蝕を抑える薬なの』
吼衣不屈:「これは…ドリンクか…?」
大橋綺羅星:「はいはーい」
空木一姫:「はい。……そのようなものが」
琴城星羅:「どうやって作ってるんだろう…」UGNでもなかなかそういうのないのに。
柳生咲玖夜:『侵蝕低下薬は色んな組織が研究してるけど』
柳生咲玖夜:『正直、どれも上手く言ってるとは言えない』
柳生咲玖夜:『けど、驚くべきことにそいつの効果と安全性は実証済みです』
柳生咲玖夜:『私も使ったからね……』
風吹リュー:「相応に……」
風吹リュー:「ろくでもねえモンが噛んでるってワケだ」
空木一姫:「…………確かに。先に地下に潜ったと仰っておりましたものね」
琴城星羅:「量産出来たらいろいろ平和に…」「いや、こういうのこそ製造コストとかよくわからない原料とかがあるんだろうね」
柳生咲玖夜:『さっきのスケバンたちが長時間ここに潜っていられるのも、それのおかげの部分が大きいみたい』
大橋綺羅星:「なるほどねえ」
空木一姫:「しかし、そのようなものまで流通しているとは」
空木一姫:「地獄洞マカハドマ……想像以上に恐ろしい場所ですわね」
吼衣不屈:「とりあえず、持っていこう。使い道は…」
吼衣不屈:「各々の体調を見て判断したほうがよさそうだ。」
空木一姫:「えぇ、それがよろしいと思います。
琴城星羅:「まだ二層でこれだからね…見えてるだけであと三層もあるし、その奥もあるかもしれないし」
柳生咲玖夜:「そうだね。使うかどうかはみんなの判断に任せる」
柳生咲玖夜:『だから次の階層では、まずそいつの出所にコンタクトを取ってもらいます』
大橋綺羅星:「出所?」
空木一姫:「なるほど。製造者……でしょうか?流通させている方がいらっしゃるのですね」
柳生咲玖夜:『薔薇水晶と引き換えに怪しげな物品を流通させている』
柳生咲玖夜:『ある意味、この状況の元凶とも言えるスケバン』
柳生咲玖夜:「───"ドクトル・スケバン"に」
風吹リュー:「通貨、ってワケ」やれやれと首を振りながら電車に乗り込む。
大橋綺羅星:「とにかく先に進もー。ごーごー」
吼衣不屈:「ドクトル、か…。まともな医者ならいいのだが。」
琴城星羅:「話が分かる相手だといいな…」
風吹リュー:「咲玖夜オメー妙に詳しいな。一介の中級スケバンが、どこまで地下に精通してやがんだか」
柳生咲玖夜:『ええ!?』
柳生咲玖夜:『い、いやそんなこと無いし!?中級は中級で生き残るのに情報収集が必須ってだけで!』
風吹リュー:「そうか? まあ、そうだな」
風吹リュー:過去の自分はそちらの方面にはそんなに勤勉ではなかったので、えらいなぁと思っている。
空木一姫:「さっちゃんは、一度ご自分でも偵察をしておられますからね。恐らくその関係かと……」
柳生咲玖夜:『とにかくみんな!もうすぐ列車が出ちゃうから!さあ乗って乗って!』
琴城星羅:「あ、そうだね!」乗り込もうとして、はたと足を止める。
琴城星羅:「そういえば咲玖夜ちゃん、上りの電車に乗ったらどこに行くの?」
柳生咲玖夜:『…………』
柳生咲玖夜:『………琴城さん』
柳生咲玖夜:『たぶん後悔すると思いますけど……聞きます?』
風吹リュー:「!」びくっ
空木一姫:「………」キュ、と唇を結ぶ。
風吹リュー:「や、やめとこうぜ星羅」
風吹リュー:琴城さんの腕を掴んで車内に引きずり込む。
琴城星羅:「…やめとこっか」
琴城星羅:引きずられるまま素直に電車に乗り込む。
風吹リュー:「(見た目の割にめっちゃ重いなこいつ……)」
空木一姫:「そ、そうですね琴城様」背中を押しながら
空木一姫:「今は事態の解決が最優先、ですのでっ」
吼衣不屈:「うむ。行こうか。」
大橋綺羅星:「電車出ちゃうよ~」
吼衣不屈:(上り電車には何があるんだろう…)
吼衣不屈:(料金が高いのかな…)
空木一姫:「(…………レネゲイドが関係しない怪異などは)」
空木一姫:「(刀ではどうしようもないのですよね……)」
GM:ベルが一際甲高く鳴り響き、ドアが閉まる。
GM:静かに、列車が走り出す
GM:車窓の外は、一面の闇
GM:床から伝わる振動に規則正く体を揺すられながら
GM:君たちの地獄巡りの旅は幕を開けたのだった。


"地獄堂マカハドマ"第二層 -血泉土路線(レッドライン)-

定刻発車



GM:ロイス所得可!
GM:購入は次のシーンまで待ってね
GM:また、侵蝕低下アイテムもここで使えるものとします
琴城星羅:ロイス取得なし!以上!
琴城星羅:侵蝕低下もまだ大丈夫なはず!
風吹リュー:ロイス保留で以上!
吼衣不屈:ロイスなしで以上です!侵蝕もこちらは大丈夫かな…。
空木一姫:うーんジョーカースケバン様……ロイス保留!
空木一姫:侵蝕はもうちょっと上がってから考えます
大橋綺羅星:もうここは取るしかない エミーに友情○/嫉妬
GM:OK!

暗転 : 風の記憶

GM:次のシーンに移る前に
GM:マスターシーンを挿入します
GM:このシーンでは……琴城星羅さん
GM:あなたのみ、侵蝕コストなしで登場できます
琴城星羅:うれしみ…(うれしいのだろうか)
琴城星羅:登場します!
GM:ありがとうございます!
GM:ただし、基本的に琴城さんはシーン中なにしてもいいのですが
GM:シーン中の登場人物には認知されず、影響も与えられないものとさせてください
琴城星羅:!?
琴城星羅:承りました。がんばります。
GM:琴城さんは、誰かの記憶や夢を垣間見ている状態と考えてもらえればOKです
琴城星羅:了解です!
GM:ではいきます!


GM:車窓から眺める景色が、不規則に揺れる。
GM:この路線は先日の空襲から修復されたばかりなのだとか。
GM:沿線の町並みは一面瓦礫の山。近頃はどこに行っても見慣れた風景だ。
GM:そんな中でも、開け放たれた窓から入り込む風は、
GM:煤の匂いに混じって確かに春の香りを運んでくる。
"フウ":「───しっかし」
"フウ":「こんな時期に帝都まで呼び出したあ、お偉いさんの考えることは相変わらずわっかんねーな」
"はる":「こんな時期だからこそ、ですよ。フウちゃん」
"はる":「それだけ私達の実績が認められてきたってことです」
"フウ":「ハッ、どーだか」
"フウ":「良くて当て馬程度にしか思われてねーだろどうせ」
"フウ":「その結果がこの体たらくっつーんだから笑えるぜ」
"はる":「まーたフウちゃんはそういう……」
GM:列車の中には、四人の少女が向かい合って座っている。
GM:君、琴城星羅は、少し離れた席に座ってその様子を眺めている
琴城星羅:ぼんやりと彼女らを眺めている。違和感などは特に感じない。
"みづ":「わー!わー!」
"みづ":「はるちゃんフウちゃん!海だよ海!!」
"みづ":「ちょっと降りて寄ってこうよ~」
"フウ":「アホか。またオッサン共の小言を増やす気かよ」
"フウ":「降りるなら一人で降りろ。でもって帝都まで泳いで来い」
"みづ":「ぶー!フウちゃんの意地悪!クソ真面目!風紀委員長!!」
"フウ":「あ?風紀委員の何が悪いんだコラ」
"キョウ":「まあまあフウちゃん。みづちゃんはずっと外に出られませんでしたから無理もありません」
"キョウ":「短い人生、寄り道も大切ですよ?」
"キョウ":「吹けば飛ぶような儚い命……人間とは実に不憫で哀れなものですが、だからこそ見える景色もあるというもの」
"キョウ":「私、そういうの見たいです」
"フウ":「いやどこから目線?」
"フウ":「……わーったよ、帰りにな。帰りに寄ってけばいいだろ」
"はる":「いいえ」
"フウ":「あん?」
GM:列車が停まる。海沿いの小さな駅だ。
"はる":席を立ち、降車口へと進んでいく。
"はる":「今、行きましょう。海」
"みづ":「わは~!やっぱりはるちゃんは話がわかるお人~!」
"フウ":「いやいや!話聞いてた!?アタシら夜には帝都で……」
"はる":「小一時間ぐらい待たせておけばいいんです。大佐殿が上手いこと保たせてくれますよ」
"はる":「多分」
"フウ":「ええー……」
琴城星羅:「(あ、いいなあ海)」「(あの子たち、仲いいんだなあ)」
琴城星羅:「(まるで…)」「(誰に似てるんだっけ?)」何かがぼやけていて思い出せない。
"はる":「いいじゃないですか。私も」
"はる":「今、ここの海を見たいと思ったんです。明日じゃなく」
"はる":「他の人なんて関係ない。今、一番やりたいことがあって。それができるのなら」
"はる":「やらなきゃおかしいでしょう。私達」
"はる":「"スケバン"なんですから」
GM:発車のベルが鳴る
GM:最後まで残っていた少女も、一時間だけな。などと釘を差しながら
GM:満更でもない様子で駅に降りていく。
GM:この記憶はここで終わりだ。
GM:しかし───
"キョウ":「あら」
"キョウ":少女の一人が君へと振り返る
"キョウ":「あなたは……ああそうですか」
琴城星羅:窓の外を見て穏やかに笑っていたところに、声を掛けられる。誰だろう。
"キョウ":「確かに、繋がりやすいのかもしれませんね」
"キョウ":「一緒に降ります?」
琴城星羅:なんとなく、懐かしいような、初めて見るような。「そう、しようかな」
"キョウ":薄く笑って「歓迎しますよ。私は……」
GM:遠く、汽笛の音が聞こえる
"キョウ":「あら、時間切れのようです」
"キョウ":「すみませんが、また機会もあるでしょう」
琴城星羅:「そっか…ちょっと残念」
"キョウ":「またお会いしましょう。琴城星羅。それまで」
"キョウ":「私のことは」
"キョウ":「"春の修羅"とでも、お呼びください」
GM:その言葉を最後に、列車のドアが閉まる
琴城星羅:「はるの、しゅら」ドアの向こうに向けて、呟いてみる。
琴城星羅:なんだかふわふわしている。確かな夏の日差しを感じるのに。確かな潮風を感じるのに。確かな煤のにおいも感じるのに。
琴城星羅:自分だけが、なぜここにいるのかわからない感覚がある。
琴城星羅:「…春の修羅」もう一度呟く。
GM:列車は君一人を乗せて再び動き出す
GM:じき、夢も醒めるだろう。


二ノ切 : 無間街の段

GM:ミドル3、第三階層です。全員登場!
大橋綺羅星:大橋綺羅星の侵蝕率を+4(1d10->4)した(侵蝕率:54->58)
空木一姫:空木一姫の侵蝕率を+7(1d10->7)した(侵蝕率:78->85)
琴城星羅:58+1D10
DoubleCross : (58+1D10) → 58+10[10] → 68

吼衣不屈:吼衣不屈の侵蝕率を+8(1d10->8)した(侵蝕率:54->62)
風吹リュー:風吹リューの侵蝕率を+4(1d10->4)した(侵蝕率:67->71)
琴城星羅:ぎゃん
空木一姫:格差よ
GM:遠慮せずおクスリ使ってね~


GM:列車から下りると、そこには街が広がっていた。
GM:頭上はコンクリートの天蓋に覆われており、辺りは植物を始め自然物の類は殆ど見当たらない。
GM:シェルターのような巨大な建造物の内部に広がる地下都市である。
GM:薄汚れた外壁からところどころ配電線がむき出しになっており
GM:赤錆びた配管がそこかしこに張り巡らされ、断続的に白い蒸気を吐き出している。
GM:比較的開けたホーム周辺から四方八方に伸びた路地がその先で複雑に絡み合い、街の全容は推し量れない。
GM:どこに目を向けても途上国のスラム街もかくやという荒れ様だが、そこかしこから響いてくる怒号や笑い声は
GM:そこに人の営みがあることを確かに伝えている。


咎人の群れ
地に満ち満ちて
泡沫の夢
醒めやらむ

地獄洞マカハドマ:第三層

-無間街-(バッドシティ)


柳生咲玖夜:『みんな、無事に無間街(バッドシティ)に着いたみたいだね』
風吹リュー:「────空気が汚ぇ」けほっ、と咽込む。
風吹リュー:「が、悪かねえな」
風吹リュー:そこいらの配管や段差を眺めまわしている。
大橋綺羅星:「やば!街じゃん!」
大橋綺羅星:「ホントに地下?スッゴ」
琴城星羅:「ちゃんと街だ…!」
空木一姫:「なんというか、普通に人が住んでおりますのね」
空木一姫:周りを見渡している
吼衣不屈:「地下都市か……懐かしいな。まさか日本でこんな光景を見るとは思わなかったが…。」
空木一姫:「吼衣様は地下都市にも精通してらっしゃるのですね」
吼衣不屈:「中東の墳墓の地下にならず者や素性の明らかでないものが集まる半都市のような場所があってな。」
柳生咲玖夜:『その階層は特にスケバンの勢力争いが激しい場所だから気をつけて』
琴城星羅:「そりゃいるよね、スケバン…」
柳生咲玖夜:『無理しすぎずに、キツくなったら一旦退いて……』
柳生咲玖夜:『って言っても聞かないだろうけど』
風吹リュー:「よく分かってんな」
柳生咲玖夜:『一応、どうしようも無くなった時のために』
柳生咲玖夜:『深々ちゃんには少し後ろから付いて行ってもらってるから』
柳生咲玖夜:『チェンソー・スケバンの空間潜航能力はマカハドマでも健在だからね』
吼衣不屈:「ん…それなら安心だ。」
琴城星羅:「あ、バックアップも万全なんだ!」
大橋綺羅星:「たすかる~」
空木一姫:「それなら安心ですね」
空木一姫:「後ろを気にせず、前に集中できます」
柳生咲玖夜:『そういうこと!それじゃあまずは』
柳生咲玖夜:『"ドクトル・スケバン"の居場所を探してください』
柳生咲玖夜:『まあ、ふーちゃんが居ればこの手の人探しは簡単に……』
奇妙な子どもたち:その時
奇妙な子どもたち:ざざざざざっ!
空木一姫:「……おや?」
奇妙な子どもたち:君たちの周囲を、一斉に小さな人影が取り囲む。
奇妙な子どもたち:金属バットやバケツ、トタン板。
奇妙な子どもたち:ガラクタで武装?した子供たちだ。
奇妙な子どもたち:……言うまでもなく、女学院の敷地では見たこともない。
風吹リュー:「ったぁく。今度は何だ何だ」
空木一姫:「物々しい歓迎ですわね」
奇妙な子どもたち:「おい、オマエタチ」
奇妙な子どもたち:先頭のバケツを被った少年が
奇妙な子どもたち:鉄パイプを君たちに向ける。
大橋綺羅星:「どしたの?おねーちゃんたちに用かなー?」
琴城星羅:「(あ、思ったよりかわいい子だ)」素直。
奇妙な子どもたち:「オマエタチなんか、おねーちゃんじゃないぞ」
奇妙な子どもたち:「ここは、本物のおねーちゃんのシマなんだぞ」
奇妙な子どもたち:「ツーコーリョーが必要なんだぞ」
琴城星羅:「本物のお姉ちゃん?」きっとスケバンなんだろうなあ。
奇妙な子どもたち:「よこせ!よこせ!ツーコーリョー!」
奇妙な子どもたち:「「「よこせ!よこせ!」」」
奇妙な子どもたち:金属バットをや鉄パイプをカンカンと床や壁に打ち鳴らす。
風吹リュー:「そういうことなら別に心配しなくていいぞ」
風吹リュー:「本物のお姉ちゃんとやらも、将来的にはオレの手下になる」
奇妙な子どもたち:「なんだと?」
奇妙な子どもたち:「お前……ふざけるな!おねーちゃんはとってもえらいんだぞ!」
奇妙な子どもたち:「「「すごいんだぞ!!」」」
奇妙な子どもたち:「バカにするな!」
奇妙な子どもたち:風吹さんに敵意を剥き出しにした視線。
風吹リュー:「へー。よく慕われてるみたいじゃん」にやにやと笑う。
吼衣不屈:「郷に入れば郷に従え、だ。挑発はほどほどにな、風吹。」
風吹リュー:「あいよ。ナシくらいは聞いてやるか」
琴城星羅:「そうだ、君たちのおねーちゃんってどんな人なの?」
奇妙な子どもたち:「うるさい、まずはこっちの用事だぞ」
奇妙な子どもたち:「ツーコーリョー!」
奇妙な子どもたち:「はらえ!はらえ!」
奇妙な子どもたち:カンカンカン!
吼衣不屈:「うむ。」しゃがみ込んで子供たちと視線を合わせる。
吼衣不屈:前傾姿勢になっているため谷間がより強調されるだろう。
吼衣不屈:「風吹おねーちゃんが無礼な真似をしてすまなかった。」
奇妙な子どもたち:「う……」「わあ……」「きれいなひと……」「おっぱい見えちゃう」
奇妙な子どもたち:一部の少年たちに動揺が広がる!
風吹リュー:「通行料ってなぁ」
風吹リュー:「これか?」薔薇水晶の小瓶を見せる。
吼衣不屈:「アレで足りるのならどうか許してほしい。」
奇妙な子どもたち:「……。」
奇妙な子どもたち:ヒソヒソと相談。
アセンション春花:「いや~リューちゃん」
アセンション春花:「これ多分違うっぽいですねえ」
風吹リュー:「んー。そっか」
空木一姫:「(薔薇水晶を集めてる、というわけじゃないんですね)」
奇妙な子どもたち:「……それじゃ、ダメだ」
奇妙な子どもたち:「お前!」
奇妙な子どもたち:ビシ!
奇妙な子どもたち:不屈さんを指差す
奇妙な子どもたち:「お前が払え!」
奇妙な子どもたち:「そのヨロイだ!」
奇妙な子どもたち:「「「ヨロイだ!!」」」
吼衣不屈:「む。」
琴城星羅:「ま、マセてる…!」「…あ、高そうな金属だから?」
吼衣不屈:「……まずいな。これは私の能力の補助をしているのだが……。」
大橋綺羅星:「確かに売ったら高そうだケド」
風吹リュー:「このスケボーを選ばねえとは。見る目のない奴らだな」
アセンション春花:「私を売る気だったんですか!?ケダモノ!?」
奇妙な子どもたち:「さあよこせ!よこせ!」
奇妙な子どもたち:……君たちは気付いてもいい。
奇妙な子どもたち:このガキどもは、明らかに増長している!
奇妙な子どもたち:大人しく鎧を渡しても、恐らくは付け上がり
奇妙な子どもたち:さらなる要求をしてくるだけだろう。
風吹リュー:「乗って逃げりゃあ囮くらいにはなるかって。あー……不屈。間違っても渡すなよ」
風吹リュー:「つーかさ、悪ぃなガキども」
風吹リュー:行儀悪くしゃがんで、子供の一人と目線を合わせる。
奇妙な子どもたち:「な、なんだ」
奇妙な子どもたち:「ツーコーリョー、はらえ!」
奇妙な子どもたち:後退りしながら、鉄パイプを向ける。
風吹リュー:「オレら、ナメられるとやってけねんだわ」
風吹リュー:スゥ、と目を細め獰猛に口元を歪める。
吼衣不屈:「では、こうしようか。」
吼衣不屈:「我々は通行料を払わない。なので──」
吼衣不屈:「その鈍器で私に罰を与えるといいだろう。」
吼衣不屈:「一人一発だ。」
大橋綺羅星:「ちょっとふーちゃん!?」
空木一姫:「く、吼衣様!?」
琴城星羅:「だ、だめだよ不屈ちゃん!」見せられないことになる!
奇妙な子どもたち:「!?」
吼衣不屈:「一発殴ったら満足してくれ。」
風吹リュー:「話聞いてたかこのクソバカ!」
風吹リュー:真っ先に殴る。
吼衣不屈:装甲値15と槍(融合)のガード値4+5で弾き返す。
風吹リュー:「痛ってえ!!!」
風吹リュー:拳をフーフーしています。
琴城星羅:「その鎧どうなってるの…!?」明らかに薄いのに、すごい硬い
奇妙な子どもたち:「殴るって……」「ええ……」「誰かやる?」
奇妙な子どもたち:「ボクやだよ」「痛そうだし……」「でもちょっとえっちかも……」
奇妙な子どもたち:少年たちは思わぬ提案にひそひそ声で話している。
吼衣不屈:「おねーちゃんに最初に掛かって来るのは誰だ?」
風吹リュー:「チッ……埒が」スケボーを投げ上げる。
アセンション春花:「あ~~れ~~~」
風吹リュー:それが落下し、地面に辿り着く瞬間。スニーカー裏でキャッチ。「開かねえ!!」
風吹リュー:《風の支配者》
風吹リュー:ごお、と風が起こる。
奇妙な子どもたち:「うわっ!?」
吼衣不屈:「むっ」
風吹リュー:吼衣不屈に注目していた彼らの意識外から、土埃を舞い上げて目くらましを発生させる。
奇妙な子どもたち:「わー!」「みえない!」「おのれー!」
風吹リュー:「付き合ってられるか! 行くぞさっさと」
風吹リュー:不屈さんの首根っこを掴んで地面を蹴り、スケボーを加速させ。
吼衣不屈:「待て、風吹。私は穏便に交渉を………」
吼衣不屈:「むきゅっ」
風吹リュー:そのまま抱え上げる。
大橋綺羅星:「うーん、しょうがないか。銃弾(コレ)で支払うわけにいかないしネ」
大橋綺羅星:「撤退てったい~」
琴城星羅:「ひえっ」服だけがひらりと靡く。「あ、待って!」ばたばたと追いかける!
空木一姫:「わっ」風に巻かれる髪とスカートを抑える。
空木一姫:「手荒な解決よりは穏便、ですかね。了解いたしました」
風吹リュー:彼女を抱いたまま、正確な体重移動で子供たちの間を縫うように包囲を離脱します。
大橋綺羅星:背後を警戒しつつバックステップで撤退!
空木一姫:一歩で多く距離を取るステップで他の人達に追いすがる。
琴城星羅:特にそういうのはない!ただの全力疾走!
奇妙な子どもたち:「ものども!であえー!」
奇妙な子どもたち:ぴひょーぴゅーーー!!
奇妙な子どもたち:土煙の中に響く、リコーダーの音色!
奇妙な子どもたち:ざざざざざ!
奇妙な子どもたち:隠れて機を伺っていた無数の気配が
奇妙な子どもたち:一斉に君たちに飛びかかるが……捉えることは出来ない。
琴城星羅:何人かに追いすがられたけど、弾き飛ばしました。質量があるので。
奇妙な子どもたち:「おのれーーーー!」
奇妙な子どもたち:リーダー格の少年の悔しがる声だけが響いた。
GM:土煙の中で、一際大きく
GM:ピィーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーッ
GM:笛の音が響いた
GM:《ハーメルンの笛》
GM:任意のキャラクターのドッジのクリティカル値を+1する。
GM:この効果は、この先の簡易戦闘では適用されませんが
GM:子供達から逃げるあなた達にとって、致命的な妨害となります。
GM:即ち……
GM:───土煙が晴れる。
GM:君たちを遠巻きににらみつける少年たち、その手の中には
GM:しっかりと、吼衣さんの鎧が掲げられていた。
吼衣不屈:「……やるな。この感覚は…なんらかのEXレネゲイドを使われた。」
吼衣不屈:鎧を剥がれた不屈が、ピッチリとした黒インナー一枚の姿で呟く。
吼衣不屈:競泳水着のように上下が繋がった、
吼衣不屈:V字に食い込んだ扇情的なインナーだ。
風吹リュー:「何だと!?」
空木一姫:「っ、あれは…!」
空木一姫:吼衣さんの状態を確認する。
大橋綺羅星:「あれは……って、ふーちゃん!やばいやばい!」
琴城星羅:「…え?なんで鎧が…!?」不屈ちゃんを見る。「うわっ、でっか…」
空木一姫:「先程の笛の効能、でしょうか。厄介ですね」
琴城星羅:「いやその…厄介どころじゃないでしょこれ!」自分の服を押さえる。
風吹リュー:抱きかかえていた不屈さんを下ろし、羽織ったジャケットをその肩に。
風吹リュー:「────チッ、悪ぃ」
風吹リュー:「取り返してくる」
風吹リュー:ざっ、とスケボーのノーズ側を少年たちへと向ける。
吼衣不屈:「すまない。頼む。あれはどうしても必要なものなのだ。」
琴城星羅:「ほんとだよ!」
空木一姫:「え、ええと。そうですね。私達の装備というか、服も取られると、困ります」
吼衣不屈:「私も出来るだけ援護しよう。この状態でどれだけできるか分からないが…。」
奇妙な子どもたち:「ツーコーリョーは」
奇妙な子どもたち:「確かにいただいた!」
奇妙な子どもたち:ぴゅぴゅぴゅぴゅぴゅー!
奇妙な子どもたち:散り散りに少年たちは逃げていく。
奇妙な子どもたち:あっという間に姿を消した。
大橋綺羅星:「あっ」
柳生咲玖夜:『逃げちゃった……』
風吹リュー:ばらばらにした鎧を持った少年の一人を追うが、曲がり角を境に見失う。
風吹リュー:「………………」
空木一姫:「あぁっ、逃げ足のお早い」
空木一姫:稲妻を生成し追跡するも、同様に地の利による不利で見失う。
琴城星羅:「…なんとかして取り返さないと…その…たいへん危ないことに…」赤面しながら不屈ちゃんをチラチラ見る。
吼衣不屈:「ああ。私の戦力が大幅にダウンする。」
琴城星羅:「それもだけど!」
大橋綺羅星:「んまあ戦力以外の部分が上がってるケド……そんなことより」
空木一姫:「その、お肌の露出が……少しはしたなくなってしまう、かと」
風吹リュー:「いいから前閉じろ」
風吹リュー:「オレのサイズだからちょっとキツいかもわからんが……」
風吹リュー:胸元のボタンを留めてやっている。
吼衣不屈:「ん…たしかに少し………。」
吼衣不屈:「だがありがとう。」
吼衣不屈:二つの大きな双丘が風吹の上着を持ち上げている。
風吹リュー:「っとくがなーーー!! ……オレだって結構でかいんだからな!」
大橋綺羅星:「うん……そだね……」
空木一姫:「風吹様、お声が。お声がすこし…!」若干赤面。
空木一姫:止めるこちらの制服は、盛り上がりもなくなだらかだ。
琴城星羅:「あ、確かに…」自分の胸をぺたぺたと触りながら、敗北感を感じている。
風吹リュー:「っはぁーーーー。まずはあのガキどもの親玉を探るぞ。闇市に流されたりしたら最悪だ」
柳生咲玖夜:『うん、多分今の子たちは、『無間街のヌシ』の配下だと思う』
風吹リュー:「知ってんのか咲玖夜」
琴城星羅:「ヌシ?」「もしかして、それもスケバン?」
空木一姫:「その様なお方が……」
吼衣不屈:「こうしたスラム街には顔役がいるものだ。牢名主のようにな。」
柳生咲玖夜:『第三階層で最大の勢力って言われてる』
柳生咲玖夜:『二正面作戦になっちゃうけど、"ドクトル・スケバン"の捜索と合わせて』
柳生咲玖夜:『この階層を探索していけば、接触のチャンスはまた巡ってくるはず』
大橋綺羅星:「そだね、とにかく手がかりをさがさないと」

GM:というわけで
GM:【探索ルール】の説明です
GM:これから皆さんには、第三階層を探索し
GM:【ドクトル・スケバンを探す】【鎧を奪い返す】という二つの目標をクリアして頂きます
GM:探索パートは、以下のプロセスに沿って進行していきます。
GM

〈行き先決定〉
  ↓
〈移動〉
  ↓
〈スケバンファイト〉

皆さんはマップ上のA、B、Cの3つの行き先から一つを選択し、進むことができます。
進んだ先でスケバンファイトが発生し、クリアすると攻略ポイントが1点加算されます。
この工程を繰り返して探索を進めていきます。

【スケバンファイト】
 ランダムにセレクトされたスケバンが襲いかかってくる。
 簡易戦闘を行い、勝利すると『薔薇水晶』を入手できる。
 登場スケバンは第二階層で使用したスケバンリストより選出されます

A、B、Cの行き先にはそれぞれスケバンの出現数が設定されています。

・トライスケバンエリア……登場スケバン3体 
・ダブルスケバンエリア……登場スケバン2体
・ピュアスケバンエリア……登場スケバン1体
・安全地帯……簡易戦闘なし。休息により全員の侵蝕率を-[1d6+3]する

初期状態では、どのマスにどのエリアが配置されているかは伏せられています。

GM:行き先決定プロセスでは、以下の行動を行うことが出来ます。

【索敵】
〈知覚〉判定を行う。達成値に応じて行き先に配置されたエリアの種類が開示される。
10点…1つ開示 15点…2つ開示 20点…全て開示

【ドクトル・スケバンを探す】
〈知覚〉または任意の〈情報:〇〇〉 難易度:60
この難易度は、攻略ポイントを1点所得する度に-10される。

【鎧を奪い返す】
攻略ポイント3以上で選択可能。
選択すると自動的に【無間街のヌシ】との簡易戦闘へと進む。
勝利すると鎧と薔薇水晶を入手できる。

GM:【ドクトル・スケバンを探す】【鎧を奪い返す】を両方達成することで次の階層へ進むことができます。
GM:上記の判定は各プロセスに1人のみ行うことができ、一度判定すると他の全員が判定を終えるまで再挑戦できません。
GM:以上のルールに従って、探索を進めていきます!
GM:ここまでで質問はあるかな~?
GM:ルールがわからなくなった時は共有メモを確認してね
大橋綺羅星:オス!
大橋綺羅星:問題ナッシン
吼衣不屈:いけるぜ~~
琴城星羅:大丈夫ですぜ!
空木一姫:移動→全員でスケバンファイト→1人ずつ判定、ですね。了解しました。
風吹リュー:オッケーです
GM:じゃあ行ってみよう!


GM:まずは探索第一ラウンド
GM:【索敵】【ドクトル・スケバンを探す】【鎧を奪い返す】どれか一つが選べます
吼衣不屈:索敵したいですね~
琴城星羅:まずは索敵!
大橋綺羅星:索敵ですねえ
GM:だれが挑戦するかな~?
吼衣不屈:はーい!
吼衣不屈:イイデスカネ?
空木一姫:どうぞどうぞ
大橋綺羅星:ドウゾ
琴城星羅:どうぞ!ロールが楽しみ。
風吹リュー:どうぞどうぞ
GM:ではどうぞ!
GM:〈知覚〉判定です
吼衣不屈:知覚で判定。判定前にサーチレーダーと融合して使用。判定ダイス+3、達成値+1
吼衣不屈:《天性のひらめき》で判定します
GM:鎧なくてもめちゃくちゃ強いんだけど
吼衣不屈:いくぜ!
吼衣不屈:5dx7+2
DoubleCross : (5R10+2[7]) → 10[3,8,9,9,10]+10[1,2,6,10]+10[8]+2[2]+2 → 34

吼衣不屈:やったぜ
吼衣不屈:吼衣不屈の侵蝕率を+4した(侵蝕率:62->66)
風吹リュー:つよすぎ
GM:マジかよ
大橋綺羅星:完全にひらめいた
琴城星羅:すげえ…
空木一姫:すごい
GM:では行き先すべて開示
GM

第一ラウンド:行き先
A【トライ】 B【ダブル】 C【ピュア】

GM:ちなみにスケバンファイトは当然人数少ないほうが楽ですが
GM:人数が多ければその分もらえる薔薇水晶が増えます
GM:よく考えて行き先を選ぼう
吼衣不屈:マジかよ
琴城星羅:リスクとリターンの関係…
空木一姫:経験値…
風吹リュー:Aいきます
GM:マジかこいつら……わかりました
GM:じゃあ移動前に吼衣姐さんの調査描写から!
GM: 


吼衣不屈:戦力としてはダウンしているが、それでも騎士は走り続ける。
吼衣不屈:吼衣不屈は仲間たちと手分けして街を探索していた。
吼衣不屈:「奪われたのは鎧だけか…不幸中の幸いだな。」
吼衣不屈:魔法のランタンを取り出して、石畳を照らす。
吼衣不屈:映し出されたのは無数の足跡。その中から最近つけられた、小さな足跡を辿る。
吼衣不屈:足跡は路地裏に続いている。
吼衣不屈:その先に…一人の少年が硬貨の入った麻袋を手にして隠れている。
吼衣不屈:「………君。」
少年:「あ……」
少年:「よ、ヨロイならもう無いぞ……!今頃はもう」
吼衣不屈:跪いて少年と目線を合わせる。
吼衣不屈:狭い路地裏だ。少年と不屈の膝がすり合うほどに。
少年:「!?」
吼衣不屈:「あれは…私の大切なものなんだ。」
吼衣不屈:「君の金をどうこうしようなどとは思わない。」
吼衣不屈:「どうか、行き先を教えてくれないか?」
吼衣不屈:前傾し、少年の顔を覗き込む。
少年:「……だ」
少年:「だめ……だめだ……!アレはもうねーちゃんの……」
吼衣不屈:少年の目には、
吼衣不屈:白銀の髪を持つ美しい女性の貌と、
吼衣不屈:コートの下の、黒いインナーがピッチリと張り付いた二つの双丘が大写しになるだろう。
少年:「!!??」
少年:「~~~~~~~ッ」
少年:たまらず固く目を瞑る
吼衣不屈:「そこを何とか…頼む。」
吼衣不屈:少年にさらに詰め寄る。
吼衣不屈:少年を壁と挟むように、不屈の胸が少年の胸と触れ、形を変える。
少年:「(わわわわ!?なんだコレ!?柔らか……)」
少年:「わ、わーった!わかったから!!離れろよ!!」
吼衣不屈:「ほ、本当か…?」
吼衣不屈:「ありがとう。本当に感謝する。君は…優しいな。」
少年:「いいよもう!どうせ別の奴に売られてる頃だろうし……」
吼衣不屈:感激してつい少年を抱きしめてしまう。
吼衣不屈:少年の顔が不屈の双丘に埋まってしまうだろう。
少年:「うわわっ」
少年:「むぐ……っ」
吼衣不屈:「あっ…すまない。離れるんだった……。」
吼衣不屈:「それで、その売った少年はどっちに向かったんだ?」
吼衣不屈:体を離しつつ尋ねる。
少年:「………」耳まで赤くなった顔で
少年:「あっちの広場。でっかい闇市があるんだ」路地の奥を指さす
吼衣不屈:「分かった。広場だな。」
少年:「さっさといけよ……誰かに見られたらヤバいんだよ」
吼衣不屈:「………。」少年の様子を見て、上着を脱ぐ。
少年:「なっ!?ええっ!!??」
吼衣不屈:インナーを少し捲り、胸の谷間から携帯食料を取り出し、少年に握らせる。
吼衣不屈:「情報料だ。これくらいしか持ち合わせがなくて、申し訳ない。」
少年:「あ、あの……これ……」
少年:「………」まだ暖かさの残るそれを握りしめて
吼衣不屈:少年の目を見て頭を撫で、くすりと笑う。
吼衣不屈:「ではな。少年。」
吼衣不屈:再び上着を羽織って路地裏を後にする。
少年:「………」
少年:携帯食料の袋を開け、一口かじり
少年:「(なんだろう……この感じ)」
少年:「(ねーちゃんより、もっと柔らかい……これは……)」
少年:「(母さ……)」
GM:ふわりと路地裏に風が吹き
GM:その後には、食べかけの携帯食料だけが地面に転がっていた
GM: 


GM:それでは改めてスケバンファイト会場へ移動!
GM:の、前に
GM:【シークレットルール】のご説明をしなければなりません
大橋綺羅星:なっ
琴城星羅:シークレットだと!?
風吹リュー:何だとぉ・・
吼衣不屈:なにぃ!
空木一姫:なんと
GM:これこそが、ダンジョンになくてはならないもの
GM:即ち!
GM

【シークレットルール】
ひとつ目の移動先を選んだ時点で開示する。
このシーンでは移動する毎にPC一名を選び
【エロトラップリスト】から選ばれた状態異常を適用する。
PC、エロトラップの選択はダイスで行う。
この効果はいかなる方法でも解除できず、シーン終了まで継続する。
この効果を受けた場合、エロトラップの内容に応じてシーン中の薔薇水晶獲得量が増加する。

大橋綺羅星:wwww
GM:エロトラップだ!
風吹リュー:マジで言ってるの!?
琴城星羅:さっき地獄になったのに!
琴城星羅:また煩悩の世界に戻ってきてる
風吹リュー:見学タブと間違えたかと思って三度見くらいしたけど
風吹リュー:メインだ……………………
GM:君たちを襲うエロトラップはこちら!!
GM

【エロトラップリスト】
1.感度が3000倍になる(知覚達成値が×3000される) 【薔薇水晶獲得数3倍】
2.触手トラップに服を盗まれる 【薔薇水晶獲得数+10個】
3.触手トラップに下着を盗まれる 【薔薇水晶獲得数+10個】
4.特定の相手がお姉ちゃんに見える 【薔薇水晶獲得数+5個】
5.特定の相手が妹に見える 【薔薇水晶獲得数+5個】
6.特定の相手がママに見える【薔薇水晶獲得数+5個】
7.特定の相手が娘に見える 【薔薇水晶獲得数+5個】

空木一姫:…………??
吼衣不屈:正気ですか?
空木一姫:猫口さんもサブGMだっけ
大橋綺羅星:バカの数字が見えるんですけど
琴城星羅:猫口メソッドだ
GM:我々は常に本気だ
大橋綺羅星:アッハイ
風吹リュー:シーン継続じゃん! バカ!!!!
空木一姫:いかなる方法でも解除できない!
GM:映えあるエロトラップ犠牲者1号はこちら!
GM:1d5
DoubleCross : (1D5) → 3

GM:大橋さん!
大橋綺羅星:ヌゥッ
GM:そしてその内容は
空木一姫:スピカちゃん!
GM:1d7
DoubleCross : (1D7) → 5

GM:5.特定の相手が妹に見える 【薔薇水晶獲得数+5個】
GM:……まあまあ穏当な所が来ましたね
大橋綺羅星:特定の相手……
GM:妹役は、合議により空木ちゃん!
GM:大橋さんはこのシーン中、空木さんが妹に見えてしまいます
大橋綺羅星:妹に見えてきました
空木一姫:見えているようです。
GM:この辺のロールは戦闘の頭に挟む感じで行きましょう
GM:そして君たちを迎え撃つスケバン達!
GM

【スケバンリスト】
1.コスプレ・スケバン
2.ワイルド・スケバン
3.ニャンコ・スケバン
4.サキュバス・スケバン
5.トゲアリトゲナシトゲトゲ・スケバン
6.スケバンキラー
7.スチーム・パンク
8.スケバン・ライダー

GM:この中から三人……三人!?
GM:正気じゃねえぜ
大橋綺羅星:そうっすね
空木一姫:そうですわね。
琴城星羅:はい。
GM:1d8
DoubleCross : (1D8) → 2

GM:1d8
DoubleCross : (1D8) → 8

GM:1d8
DoubleCross : (1D8) → 2

GM:被ったのでもう一回
GM:1d8
DoubleCross : (1D8) → 4

GM

名前:ワイルド・スケバン(穴持たずスケバン)
耐久45 命中6 攻撃力1D10+10 必殺技『引っ掻き』
体長3m、350kgのスケバン。冬眠に失敗し凶暴化している。
発達した爪と牙は容易に獲物を引き裂き、厚い体毛と筋骨は生半可な攻撃を受け付けない。好物は鮭。
勝利報酬:薔薇水晶20個

名前:サキュバス・スケバン
耐久7 命中10 攻撃力2d10+1
必殺技『デンジャラスな無自覚誘惑ボディタッチ』
勝利報酬:薔薇水晶10個

名前:スケバン・ライダー
耐久45 命中14 攻撃力2d10+6 必殺技『誇り高き突撃』
スケバン乗りのスケバン。自らが打ち負かしたスケバンに馬めいて騎乗するタイプのスケバン。金髪縦ロール。
しかしその裡には、自らを打ち負かすスケバンに騎乗される欲望を秘めている。
勝利報酬:薔薇水晶15個

GM:これはかなり強敵ですよ
GM:ではロールしていきましょう


GM:吼衣さんの手に入れた情報を元に、君たちは闇市が立つと言う広場へ向かっていた
GM:その時、不意に
GM:ピィーーーーーーーーーーーーーーーーーーーッ
GM:先程聞いたのと同じような笛の音が響く
GM:一見、今度は君たちの体にはなんの影響もないようだが
GM:何か、頭の奥で歯車が切り替わったかのような違和感がある
吼衣不屈:「またあの音だ。少年の情報は正しかったようだな……。」
吼衣不屈:「みんな、音の出所を………む。」
大橋綺羅星:「みんな、大丈夫?なんともない?」
風吹リュー:「……」周囲を見渡す。
風吹リュー:「何か盗まれたりは……してねぇな」
空木一姫:「………そうですね」服装と刀、通信機を確認。
琴城星羅:ぱたぱた。「大丈夫、みたいだね」
大橋綺羅星:「いっち、大丈夫?何か変なとこない?」空木さんのもとに近づく
大橋綺羅星:「何かあったらすぐお姉ちゃんに言うんだよ!」ごく自然に頭を撫でる
空木一姫:「ん。」くすぐったく頭を撫でられながら
空木一姫:「だ、大丈夫です、おね……」言い直すように「大橋様。特に変わった所は」
空木一姫:姉妹と言えど、相手は阿修羅地獄堂女学院のトップに立つ八大天王の一人。
空木一姫:公の場ではきっちりと分けるべきである。そう思うのです。
琴城星羅:「一姫ちゃんとスピカちゃんとこも大丈夫そうだね」
風吹リュー:「またやってんのかよったく」
風吹リュー:「つくづく妹に甘ぇやつ」
吼衣不屈:「姉妹同士仲がいいのはいいことじゃないか。」
大橋綺羅星:「本当に?本当に大丈夫?」ぺたぺたと顔や体を触る
空木一姫:「ひゃっ」肉の薄い脇腹を触られて、ちょっと声を漏らしながら
空木一姫:「んっ、大丈夫ですっ!お姉──、大橋様こそ、怪我はしてないですか!」こちらも遠慮がちに触る。
空木一姫:前髪を分けるように確認し、さらり、と髪が指の間を滑る感触を楽しむ。
大橋綺羅星:「んっ……大丈夫だよ」
空木一姫:「……本当ですか?スナイパーだから耐えることに慣れてる。などは無しですよ?」頬に手を添える。
空木一姫:正対する目線はこちらのほうが少し高い。その身体を労るように。
空木一姫:「お姉さまに何かあれば、私……どうしたらいいか」
大橋綺羅星:「……こら。生意気だぞ~」
空木一姫:「あっ、す、すみません」
空木一姫:「そ、それに。外でお姉さま、などと……お姉さまにも立場がおありなのに」
大橋綺羅星:「大丈夫だよ、いっちは私が守るからね……」
空木一姫:「……ふふ、でしたら、お姉さまに近づくものは、私がちゃんと斬りますからね?」
”トリガー・スケバン”茜屋笑:「な、な……」
”トリガー・スケバン”茜屋笑:「どないなっとるんじゃーーー!!」
”トリガー・スケバン”茜屋笑:広場に上がる叫び声。
”トリガー・スケバン”茜屋笑:見ると、正面にさっき倒したトリガー・スケバンが立っている。
琴城星羅:「あ、エミーちゃん」戻ってきてたんだ。
吼衣不屈:「む、茜屋か。」
風吹リュー:「ん……? お、笑じゃねーか」
風吹リュー:「来てたんだな。つーか何今更驚いてんだよ」
風吹リュー:「いつもの事だろこんくらい」
風吹リュー:「なぁ」大橋さんに。
”トリガー・スケバン”茜屋笑:「おんどれら、いつの間にそんな関係に……ちゅーか」
大橋綺羅星:「あれ?エミー!追いかけてきてくれたの?」
吼衣不屈:「そんな関係も何も、姉妹は元から姉妹だろう。」
空木一姫:「……あ、茜屋様。ごきげんよう」
”トリガー・スケバン”茜屋笑:「やめろおんどれ!黒髪!」
空木一姫:「………わ、私、ですか?」
”トリガー・スケバン”茜屋笑:「大橋にベタベタすんなや!!」
”トリガー・スケバン”茜屋笑:だんだんだん!地団駄!
空木一姫:「あ……す、すみません。つい」
”トリガー・スケバン”茜屋笑:「大橋も大橋や!」
”トリガー・スケバン”茜屋笑:「なんでそんなやつと……お前~~~!」
空木一姫:「いけませんね。お姉さまも八大天王の一人として、身内に甘いなどと噂されては大変ですのに……」
大橋綺羅星:「ちょっと!いくらエミーでもうちの妹をいじめたら許さないからね!」
”トリガー・スケバン”茜屋笑:「妹~~!?」
”トリガー・スケバン”茜屋笑:「聞いたこともないわそんな話!アホ抜かせ!」
琴城星羅:「あれ、知らなかったの?」
空木一姫:「ええと……私は皆様と違って一般生徒ですからね。」
空木一姫:「知名度も皆無ですし、把握なされてないのも当然かと…」
吼衣不屈:「………ああ、そうか」
吼衣不屈:「茜屋も姉に構われたがってるのだな。」
吼衣不屈:「大橋も空木ばかりでなく茜屋にもかまってやらねば。」
吼衣不屈:「彼女も妹なのだから。」
”トリガー・スケバン”茜屋笑:「はい?」
”トリガー・スケバン”茜屋笑:鳩が豆鉄砲を食らったような顔
大橋綺羅星:「そっか……ごめんねエミー」
風吹リュー:「…………?」一瞬疑問符を浮かべかけるが。
風吹リュー:「ああ、そだったな」
風吹リュー:何事もなく普段の表情に戻る。
琴城星羅:「姉妹どうし仲良くしなきゃ、だよ!」
琴城星羅:「同じ妹なんだから、どっちか片方だけひいきするのよくないよね」うんうん。
大橋綺羅星:「いっちのことばっかり気にしてて……可愛い妹のことを放っておくなんて」エミーの方に近づいていく
大橋綺羅星:「お姉ちゃん失格だよね」
”トリガー・スケバン”茜屋笑:「ちょちょちょ、待てや」
”トリガー・スケバン”茜屋笑:「なんの話や、こら」
”トリガー・スケバン”茜屋笑:言いながらも
”トリガー・スケバン”茜屋笑:じわじわ後退りするだけ
大橋綺羅星:「ほら、おいで」両手を広げる
空木一姫:背後、既に移動している。肩をがしりと。
空木一姫:「すみません、茜屋お姉さま。独り占めするつもりは無かったのです」
”トリガー・スケバン”茜屋笑:「ふわ!?」
”トリガー・スケバン”茜屋笑:「やめ、はな」
空木一姫:じりじり。大橋お姉さまの方に。
”トリガー・スケバン”茜屋笑:「あーーーー」
大橋綺羅星:ぎ ゅ っ
”トリガー・スケバン”茜屋笑:「……」
”トリガー・スケバン”茜屋笑:途端に何故か大人しくなる
空木一姫:その包容を見て、うんうんと頷く。
空木一姫:「…………(良いなぁ)」少しもじもじとしながら。
大橋綺羅星:大切な『妹』を、しっかり抱きしめる。
大橋綺羅星:「よしよし」
”トリガー・スケバン”茜屋笑:「お、おおは……ひ……」
風吹リュー:「カワイーとこあんじゃんね」春花に話しかけている。
吼衣不屈:「うんうん…仲直りできてよかったな…」
琴城星羅:「これでもうさみしくないね、エミーちゃん」にこにこ。
”トリガー・スケバン”茜屋笑:「……」
”トリガー・スケバン”茜屋笑:「ちっ」
”トリガー・スケバン”茜屋笑:「がーーーーーう!!」
”トリガー・スケバン”茜屋笑:ばばばっ!
”トリガー・スケバン”茜屋笑:顔を真赤にして離れる
大橋綺羅星:「わわっ」
空木一姫:「あぁっ」
空木一姫:「ど、どうしましたか茜屋お姉さま!?」
”トリガー・スケバン”茜屋笑:「はぁーっ、はぁーっ」
”トリガー・スケバン”茜屋笑:「ええか!ワイは、おんどれらと」
”トリガー・スケバン”茜屋笑:「ケリつけに来たんや!何のつもりか知らんけどなあ!」
”トリガー・スケバン”茜屋笑:「だっ、騙されんぞ!ボケーーー!」
空木一姫:「…………………そ、そんな」しゅん、と悲しそうな顔になる。
空木一姫:「私は、ただ、……姉妹皆で、仲良く出来たらいいな、と」
大橋綺羅星:「ちょっと!お姉ちゃんに向かってその口の聞き方はだめでしょ!」
大橋綺羅星:「いっちにも謝りなさい!」
”トリガー・スケバン”茜屋笑:「やかましいんじゃやかましいんじゃ!何がお姉ちゃんや」
”トリガー・スケバン”茜屋笑:「お姉ちゃんやったらもっと普段からワイのことをなぁーー……」
”トリガー・スケバン”茜屋笑:と
”トリガー・スケバン”茜屋笑:そこまで言った瞬間
???:どすごーーー!!
???:背後から謎の巨大質量の追突を食らう!
”トリガー・スケバン”茜屋笑:「ほぎゃー!」
”トリガー・スケバン”茜屋笑:吹っ飛び転がって気絶!
空木一姫:「茜屋お姉さまーーーーーーー!!!????」
大橋綺羅星:「エミーーーーーーー!!!!!????」
”スケバン・ライダー”極上院天下:「ホッホッホ」
”スケバン・ライダー”極上院天下:「オーッホッホッホ!!」
”スケバン・ライダー”極上院天下:高笑いする金髪縦ロールの女……その足元には
”スケバン・ライダー”極上院天下:おお、みよ!
スケバン神輿:「ワーッショイ!」「ワーッショイ!」
スケバン神輿:スケバンたちが担ぎ上げる金色の大神輿!
”スケバン・ライダー”極上院天下:人呼んで”スケバン・ライダー”。
”スケバン・ライダー”極上院天下:極上院天下、推参!
琴城星羅:「ライダー…?」「ライド…してるけど…」うーん?
吼衣不屈:「あれは…スケバン騎馬隊!」
吼衣不屈:「極上院か!」
大橋綺羅星:「知ってるのふーちゃん」
空木一姫:稲妻を伴って気絶した茜屋お姉さまの近くに!その容態を確認!
”トリガー・スケバン”茜屋笑:「むにゃ……おおはしぃ」
”トリガー・スケバン”茜屋笑:頭を打ってはいるけど無事そうです。
空木一姫:「茜屋お姉さま!……い、命は無事のようですね。……今はゆっくりなさって…」
空木一姫:打った所を優しく撫でて横たえる。
吼衣不屈:「阿修羅地獄堂2年の10%を制圧した気鋭のスケバンだ。」
吼衣不屈:「あの騎馬隊たちは極上院に敗れた者たちの末路だという。」
吼衣不屈:「当時の八大天王に討伐されたと聞いたが…地下に潜っていたとは。」
風吹リュー:「…………はぁん。そいつぁ中々馬鹿んならねーな」
”スケバン・ライダー”極上院天下:「誰かと思えば」
”スケバン・ライダー”極上院天下:「地上でデカいツラするお下品スケバンの皆様ではないですこと?」
”スケバン・ライダー”極上院天下:「この高貴なる私様の縄張りへと土足で踏み入るなど」
”スケバン・ライダー”極上院天下:「言語道断!恥を知りなさい!」
風吹リュー:「黙りな」
空木一姫:「お黙りなさい」
風吹リュー:「スピカの妹に手出しした報いを受けさせてやる」
空木一姫:「貴方が何処の誰であろうと、私のお姉さまにした仕打ち」
空木一姫:「その身に返して差し上げます」
大橋綺羅星:「エミー……待っててね。お姉ちゃんがカタキ取ってあげるから」
”スケバン・ライダー”極上院天下:「ほほう」
”スケバン・ライダー”極上院天下:「このスケバン神輿の威容に向かってくるとは」
”スケバン・ライダー”極上院天下:「少しは気骨があるようですわね」
”スケバン・ライダー”極上院天下:「強者を求め、聖ルツィアからこの学院に渡ってきた甲斐がありましたわ!」
琴城星羅:「マジで!?」
”スケバン・ライダー”極上院天下:「カモン!エレクトラ!」
”スケバン・ライダー”極上院天下:ヒューイ!!
”スケバン・ライダー”極上院天下:指笛を鳴らす
琴城星羅:「ひえぇ…グルーヴ感で生きてる人だ…」
”ワイルド・スケバン”極上院エレクトラ:「グボゥアーーッ!!」
”ワイルド・スケバン”極上院エレクトラ:どどこどどこどどこ
”ワイルド・スケバン”極上院エレクトラ:市場を蹴散らし、巨大な熊が走ってくる。
”ワイルド・スケバン”極上院エレクトラ:スケバンライダーの義姉妹にして、無二の腹心
”ワイルド・スケバン”極上院エレクトラ:人呼んで”ワイルド・スケバン”、極上院エレクトラ。
琴城星羅:「クマだーっ!」ビュティ顔!
大橋綺羅星:「熊だね……」
”スケバン・ライダー”極上院天下:「なっ」
”スケバン・ライダー”極上院天下:「人の家族になんたる言い草!エレクトラはとってもお利口!」
”スケバン・ライダー”極上院天下:「れっきとしたスケバンですわよ!」
吼衣不屈:「彼女まで手懐けていたとは…!」
風吹リュー:「知ってんのか不屈」
吼衣不屈:「一時は極上院天下と勢力争いをしていたと聞いたが…」
”スケバン・ライダー”極上院天下:「ほーら」
”スケバン・ライダー”極上院天下:「鮭ジャーキーですわよ」
”ワイルド・スケバン”極上院エレクトラ:「グァフグァフ!」
”ワイルド・スケバン”極上院エレクトラ:すっかり手なづけられている
吼衣不屈:「すさまじいカリスマだ……!かつての敵すら忠実な腹心にしてしまうとは!」
琴城星羅:「三年間の間に何があったの…?今が黄金世代かなんかなの…!?」
GM:ピピーーッ!
GM:上空からホイッスルの音が響く
"サキュバス・スケバン"夜廻紫都音:「コラーッ!!」
"サキュバス・スケバン"夜廻紫都音:「あなた達!さっきから距離が近い!!」
"サキュバス・スケバン"夜廻紫都音:「阿修女生たるもの、適切な距離感を……」
空木一姫:「その熊は貴方の身内ですか……黄泉への供回りを用意するとは中々感心ですね…」
風吹リュー:「うおぉ……いつになくキレてんな一姫」
空木一姫:「当然ですっ。お姉さまへの危害は許せませんっ」ふんす
"サキュバス・スケバン"夜廻紫都音:「話を聞きなさい!」
風吹リュー:「紫都音! テメ最近見ねえと思ったらこんなスラムに居たのかよ」
風吹リュー:とりあえずメンチを切る。
風吹リュー:「今大事な話してんだすっこんでろ」
空木一姫:「そうです!家族のお話です!」
琴城星羅:「また変な人きた!」サキュバスをよく見る人生。
"サキュバス・スケバン"夜廻紫都音:菖蒲色の瞳に、ショートカットの白髪
"サキュバス・スケバン"夜廻紫都音:扇情的なボンテージに身を包み、コウモリのような翼で空を飛ぶ少女
"サキュバス・スケバン"夜廻紫都音:"サキュバス・スケバン"夜廻紫都音
"サキュバス・スケバン"夜廻紫都音:吼衣不屈率いる風紀委員の一員である。
吼衣不屈:「夜廻!」
"サキュバス・スケバン"夜廻紫都音:「吼衣委員長!あなたが付いていながらなんですかこれは!」
吼衣不屈:「顔を見ないと思ったらこんなところにいたのか。」
"サキュバス・スケバン"夜廻紫都音:「こっちの台詞です!あなたが留守の間どれだけ私が……」
"サキュバス・スケバン"夜廻紫都音:「私だけじゃ地下の取締もままならないし……」
吼衣不屈:「……すまない。苦労を掛けたな。」
"サキュバス・スケバン"夜廻紫都音:「……!」
吼衣不屈:「私もこの地下を正しに来たのだ。」
吼衣不屈:「お前がもし良ければ…私を見捨てないのであれば、手伝ってくれ。」
"サキュバス・スケバン"夜廻紫都音:「も、もう騙されません!いつもそう言って好き勝手やって」
吼衣不屈:「……騙すつもりはない。私が言葉を曲げたとしたら…」
吼衣不屈:「それはひとえに私の力不足だ。」
"サキュバス・スケバン"夜廻紫都音:「そ、そんな……そんなの……」
"サキュバス・スケバン"夜廻紫都音:振り上げていた拳をわずかに下ろす
"サキュバス・スケバン"夜廻紫都音:「…………」しばし逡巡し
"サキュバス・スケバン"夜廻紫都音:「………わかりました」
"サキュバス・スケバン"夜廻紫都音:「信じていいんですね。委員長」
吼衣不屈:「ああ。」凛とした顔で夜廻を見上げる。
"サキュバス・スケバン"夜廻紫都音:その顔に、思わず頬が綻ぶ
風吹リュー:「纏まったみてーだな。んじゃまずこいつ等畳むぞ」
吼衣不屈:「そこを通してもらおう、極上院。」バッと上着を脱ぎ、臨戦態勢に。
吼衣不屈:露出度の高い黒いインナー姿が露わになる。
吼衣不屈:脱いだ瞬間に豊かな胸が上下したのは、見間違いではないだろう。
吼衣不屈:「夜廻、空からの援護を頼む。」
"サキュバス・スケバン"夜廻紫都音:「!」
"サキュバス・スケバン"夜廻紫都音:「…………」
"サキュバス・スケバン"夜廻紫都音:「…………………」
吼衣不屈:「………夜廻?」
"サキュバス・スケバン"夜廻紫都音:無言で極上院たちの上空に移動し
"サキュバス・スケバン"夜廻紫都音:「………………委員長」
"サキュバス・スケバン"夜廻紫都音:「風紀違反です!!!!!!!!!」涙目で拳を構える
吼衣不屈:「何故だ!!夜廻!!」
"サキュバス・スケバン"夜廻紫都音:「自分の胸に聞いてみろーーーーーーーーーーーーッ!!!!!!!!!!」
琴城星羅:「鏡とか見たほうがいいよ」
空木一姫:「………大変ですのね、風紀委員」
GM:vs【"サキュバス・スケバン"夜廻紫都音】 【”スケバン・ライダー”極上院天下】 【”ワイルド・スケバン”極上院エレクトラ】
GM:スケバンファイト、レディ───
GM:ゴーッ!!!!!


GM:簡易戦闘を始めます
GM:この戦闘ではPC側先行で攻撃を行い
GM:エネミーの耐久を0にし、撤退させることで勝利となります
GM:攻撃順は相談でいいよ。特に希望なければ行動値順
GM:それでは最初に攻撃する者、宣言せよ!
琴城星羅:はいな!
大橋綺羅星:セットアップで光の銃使用していいすか!
GM:いいですよ!
大橋綺羅星:では銃作成 侵蝕58→60
琴城星羅:マイナーでコンボ「命の星」HP3点消費して攻撃30の武器を作成!侵蝕が6追加で74
琴城星羅:で、ワイルド・スケバンにその武器で通常攻撃!
GM:こい!
琴城星羅:2DX
DoubleCross : (2R10[10]) → 10[4,10]+7[7] → 17

琴城星羅:2D10+30
DoubleCross : (2D10+30) → 14[8,6]+30 → 44

琴城星羅:いちたりない!
GM:痛った!?1残る!
風吹リュー:では続いて
GM:どんどんやって!
GM:戦闘演出は最後にまとめて行いましょう
風吹リュー:ストライクモービルに搭乗しワイルド・スケバンに運転攻撃
風吹リュー:7dx+5
DoubleCross : (7R10+5[10]) → 9[2,3,3,3,6,8,9]+5 → 14

風吹リュー:2d10+15
DoubleCross : (2D10+15) → 17[9,8]+15 → 32

風吹リュー:出目がいい
GM:ワイルド・スケバン、戦闘不能!
GM:残るは2体!
GM:次の攻撃をどうぞ
大橋綺羅星:ではこちらから
大橋綺羅星:マイナーで《オプティカルレンズ》
大橋綺羅星:メジャーで《コンセントレイト》《デトネイトチャージ》
大橋綺羅星:7dx7 スケバンライダーに攻撃
DoubleCross : (7R10[7]) → 10[1,1,2,3,4,5,7]+10[7]+3[3] → 23

大橋綺羅星:3d10+14+12
DoubleCross : (3D10+14+12) → 15[5,9,1]+14+12 → 41

GM:こっちも痛い!
GM:残り4!
大橋綺羅星:侵蝕60→69
空木一姫:では追撃!
空木一姫:エフェクト無しで素白兵!
空木一姫:6dx+6
DoubleCross : (6R10+6[10]) → 10[1,4,5,7,8,10]+3[3]+6 → 19

空木一姫:回っちゃった。ダメージ
空木一姫:2d10+10
DoubleCross : (2D10+10) → 11[1,10]+10 → 21

GM:スケバン・ライダーも戦闘不能!
GM:残るはサキュバスのみ!
吼衣不屈:ではこちらで撃破しよう。
GM:吼衣さん、頼む……
吼衣不屈:白兵素殴り!武器は混沌槍(融合)!
吼衣不屈:7dx
DoubleCross : (7R10[10]) → 10[1,3,4,4,7,8,10]+2[2] → 12

吼衣不屈:2d10+12
DoubleCross : (2D10+12) → 13[8,5]+12 → 25

吼衣不屈:25点だ!
GM:サキュバスの耐久値は7!跡形もなく爆散!
GM:全スケバン戦闘不能。みなさんの勝利です。
GM:戦闘報酬として、薔薇水晶が入手できます
GM:三体合わせて55個、これにエロトラップボーナスとして+5個となり
GM:60個入手。全体獲得数は120個です。
GM:あ、間違い!50個で110個!
GM:では、各々ロールで蹴散らしてください。
吼衣不屈:ガッポガッポ


”スケバン・ライダー”極上院天下:「はいよう!我が愛しの淑女たち!」
”スケバン・ライダー”極上院天下:「雑兵共を蹴散らしなさい!」
スケバン神輿:「わっしょい!わっしょい!」
スケバン神輿:どがら!どがら!どがら!
スケバン神輿:スケバン神輿の巨大質量が
スケバン神輿:君たちへと突進する!
空木一姫:スケバンライダーの威容を真正面から睨みつけながら、隣に立つ大橋さんの人差し指に、そっと指を絡ませる。
空木一姫:「………お姉さま」
空木一姫:その指は少し震えている。八大天王に匹敵する実力を持つ相手、自分には荷が重い……そんな内心を表すように。
空木一姫:「……一姫に、お力を貸して頂けますか?」
大橋綺羅星:「……大丈夫」
大橋綺羅星:「お姉ちゃんが、ついてる!」
空木一姫:「っ」目を丸くして。
空木一姫:「………ふふ」
空木一姫:「不思議です」
空木一姫:「全然、怖くなくなりました」
大橋綺羅星:「うん。いっちならやれるよ」光のスナイパーライフルを生成し、構える
空木一姫:大太刀を鞘から走らせる。一切の光を返さない、闇を塗り固めた刀身がぬらりと姿を表す。
空木一姫:「えぇ。お姉さまが見ていてくださるなら」
空木一姫:「私、何でもできます」笑顔で返す。
空木一姫:「では──」身の丈を超える黒の刀身を肩に担いで、低い姿勢で「お先に失礼!」
空木一姫:黒髪とスカートをたなびかせて、真正面から吶喊!
大橋綺羅星:「後ろは任せて、ね!」スコープを覗く。
大橋綺羅星:狙うはスケバン神輿。支える土台の足!
”スケバン・ライダー”極上院天下:「オッホッホッホ!」
”スケバン・ライダー”極上院天下:「自殺志願ですこと!?」
空木一姫:「いいえ」
空木一姫:「勝つつもりです!」
空木一姫:進行方向を変えない、このままではぶつかる。その瞬間に。
大橋綺羅星:射撃!神輿のバランスを崩す!
”スケバン・ライダー”極上院天下:「なッ!?」
”スケバン・ライダー”極上院天下:がくん!バランスを崩した神輿から
”スケバン・ライダー”極上院天下:投げ出される!
空木一姫:ガィン。勢いのまま、片手で鞘を大地に突き立てて
空木一姫:高跳びのように、身を空中に投げ出す──その先には投げ出された極上院天下。
空木一姫:くるりと舞う身体に、髪が三日月に追従して
空木一姫:「その首、」
空木一姫:「頂く……わけにはいきませんが!」
空木一姫:「首はそのまま!」「這いつくばって頂きます!」
空木一姫:担いだ大太刀を、肩を支点に跳ね上げ──手の内で柄を半回転。峰を向けて。
空木一姫:一閃。地下に黒の三日月が現れ、極上院天下を峰打ちに叩き落とす!
”スケバン・ライダー”極上院天下:「はい、つくばるぅ!?うぎゃっ!」
”スケバン・ライダー”極上院天下:びたーん!
”スケバン・ライダー”極上院天下:地面へと叩き伏せられ、うつ伏せにのびる
”スケバン・ライダー”極上院天下:「な、なんのこれ、しき」
”スケバン・ライダー”極上院天下:四つん這いに起き上がろうとして……
大橋綺羅星:「これはおまけっ」
大橋綺羅星:そのまま、スナイパーライフルのストックで殴りつける!
”スケバン・ライダー”極上院天下:「ぎゃん!」
”スケバン・ライダー”極上院天下:「ばたん……きゅぅ」
”スケバン・ライダー”極上院天下:ぐったり。
”スケバン・ライダー”極上院天下:ノックアウトだ!
大橋綺羅星:「安心せい、峰打ちにござる……なんちて」
空木一姫:ザンッ。その側に大太刀が突き立ち。
空木一姫:「お見事です。お姉さま」
空木一姫:着地した少女はパチパチと拍手。
大橋綺羅星:「いっちもお見事。お姉ちゃんも鼻が高いよ~」
空木一姫:「お、お姉さま…!」ぱぁ、と顔を綻ばせて、頬を桜色に染める
空木一姫:「はっ」いけないいけない、と首を振る
空木一姫:そのまま、ノックアウトされ、絨毯のように伸びた極上院さんの背中に、そっと肉の薄い臀部を載せて
空木一姫:懐から、琥珀色の古びた櫛を取り出して、その泥に塗れた金髪を梳る
空木一姫:「……強者を求めて、でしたか。極上院様」
空木一姫:意識を失った顔。その頬を人差し指で撫でて
空木一姫:「ご満足、頂ければ幸いですね」
空木一姫:目を細めてくすりと笑う。
”スケバン・ライダー”極上院天下:(……)
”スケバン・ライダー”極上院天下:(なんか……なんですの)
”スケバン・ライダー”極上院天下:(この、得も言われぬような……)
”スケバン・ライダー”極上院天下:どこかうっとりとした笑顔を浮かべている……。


吼衣不屈:一方、不屈は、
吼衣不屈:夜廻紫都音との交戦。しかし、どちらも本気を出しきれない。
"サキュバス・スケバン"夜廻紫都音:「なっ……!スケバン・ライダーともあろうものが情けない……!」
"サキュバス・スケバン"夜廻紫都音:「こうなったら私一人でも風紀を……!」
吼衣不屈:「ぐぅ……!」槍の石突で羽による攻撃をいなす。
吼衣不屈:傷つけないように出来るだけ気を遣っているのだ。
"サキュバス・スケバン"夜廻紫都音:「……!なん……なんですか……!」
"サキュバス・スケバン"夜廻紫都音:「この期に及んで!あなたは!」
吼衣不屈:「お前を傷つけたくないんだ、夜廻。」
"サキュバス・スケバン"夜廻紫都音:「……っ!」
吼衣不屈:「こんなところまで風紀を正しに来るとは、…」
吼衣不屈:「そこまでの情熱を持った風紀委員はそういない。」
吼衣不屈:「そんなお前をどうして傷つけられようか。」
"サキュバス・スケバン"夜廻紫都音:「……っ!委員長はいつもそうやって……!」
"サキュバス・スケバン"夜廻紫都音:「もう知りません!あなたがそういうつもりなら!」
"サキュバス・スケバン"夜廻紫都音:「私の手で!仕留めて差し上げます!!」
"サキュバス・スケバン"夜廻紫都音:翼が一際大きく広げられる
"サキュバス・スケバン"夜廻紫都音:サキュバス・スケバンのフィニッシュムーブ『デンジャラスな無自覚誘惑ボディタッチ』
"サキュバス・スケバン"夜廻紫都音:その予備動作のために上空高く飛び上がろうとしたその時……
吼衣不屈:「そこ、だっ……」
吼衣不屈:飛び上がる予備動作。攻撃が止む瞬間を待っていた。
吼衣不屈:槍を落とし、空いた両手で夜廻を抱きしめ、押し倒す!
吼衣不屈:押し倒すときも夜廻が背中や後頭部を打たないよう、腕で優しく覆っている。
"サキュバス・スケバン"夜廻紫都音:「きゃっ!?」
吼衣不屈:「もう離さないぞ。」
吼衣不屈:「お前の情熱は分かる。しかし、今は人命が掛かっているのだ。」
"サキュバス・スケバン"夜廻紫都音:「い、委員……ちょっ」身を捩るが逞しい腕に抱きとめられて抜け出せない
吼衣不屈:腕、腰、そして豊満な胸がきっちりと夜廻の動きを封じている。
吼衣不屈:夜廻も人のことを言えないほどに肌の露出の多い服装である。
吼衣不屈:不屈のインナー越しに、互いの体温が交換される。
"サキュバス・スケバン"夜廻紫都音:「委員長……!そんな……それ以上は……!!」
"サキュバス・スケバン"夜廻紫都音:「風紀が……私……の!」
吼衣不屈:「頼む、夜廻。」
吼衣不屈:夜廻の頬に吐息が掛かる。
"サキュバス・スケバン"夜廻紫都音:「はわぁああ………」
吼衣不屈:暴れようとする夜廻を、身を捩って動きを封じる。
吼衣不屈:ずり、ずり、としっとりとしたインナー越しの肌と、柔らかな肉が押し付けられ、
吼衣不屈:まるで不屈にマーキングされているようだ。
吼衣不屈:「もう少しだけ、私の自由にさせてくれ。」
吼衣不屈:「許してくれるまでお前を離さないぞ。」
吼衣不屈:吐息が頬から耳朶へ。
吼衣不屈:不屈の白銀の髪が夜廻の黒髪と絡み合う。
"サキュバス・スケバン"夜廻紫都音:「はあぁあ………そ……こん、なに」
"サキュバス・スケバン"夜廻紫都音:腕の中で背筋がピンと伸びる
"サキュバス・スケバン"夜廻紫都音:「んっ……………」潤んだ瞳で吼衣さんを見つめ
"サキュバス・スケバン"夜廻紫都音:「わかり………ました……」
吼衣不屈:「分かってくれたか。」ほのかな微笑を浮かべ、夜廻の頭を撫でる。
"サキュバス・スケバン"夜廻紫都音:「必ず………」
"サキュバス・スケバン"夜廻紫都音:「必ず、帰ってきてくださいね……」
吼衣不屈:「ああ。帰って来るとも。」
"サキュバス・スケバン"夜廻紫都音:「……はい」
吼衣不屈:「事情を話そう。お前も連絡役として働いてくれ。」
吼衣不屈:「解決したら、うんとご褒美をやるぞ。」
"サキュバス・スケバン"夜廻紫都音:「は……!」
"サキュバス・スケバン"夜廻紫都音:「はい……!精一杯ご奉仕します!」
吼衣不屈:「いい子だ。」頬を指で撫でる。
"サキュバス・スケバン"夜廻紫都音:安堵とも恍惚とも付かない表情を浮かべ
"サキュバス・スケバン"夜廻紫都音:君の腕の中で、一時、意識を手放す。
吼衣不屈:「む…疲れて寝てしまったのか。」
吼衣不屈:「本当に苦労を掛けていたようだな。」
吼衣不屈:「だが私が戻ったからには、こんな思いをする風紀委員が出ないようにしないとな。」
吼衣不屈:決意を新たにして、夜廻の身体を抱き上げて安全な場所に寝かせた。


風吹リュー:「やってるやってる」
風吹リュー:オーヴァード熊の視線を幻惑するように縦横無尽に走り回る。
”ワイルド・スケバン”極上院エレクトラ:「ぐぉあ!ぐぉるぁ!」
”ワイルド・スケバン”極上院エレクトラ:既に主を失い
”ワイルド・スケバン”極上院エレクトラ:野生へと解き放たれた猛獣は君たちへ牙を剥く!
風吹リュー:「不屈の方も終わりそうだな。んじゃそろそろ」
琴城星羅:「止めるのは任せて!」ワイルド・スケバン向けて一直線に加速!
風吹リュー:「決めに行くか、星羅!」
琴城星羅:「うんっ!」「熊のタフネスにどこまで効くかわからないけど…」走りながら、靴の裏にスパイクめいた構造体を析出させる。
琴城星羅:「全力で行くよ!」石畳にひびを入れて踏み切る。高く鋭いジャンプ!
琴城星羅:空中で一瞬静止したのち、ワイルド・スケバン向けて超高空・急角度のかかと落とし!
琴城星羅:どごん、という音がし、石畳に巨大なクレーターが発生!さらに地面が放射状に赤く染まり波打つ!
風吹リュー:「おおっ! ハハハハハハーッ!」
”ワイルド・スケバン”極上院エレクトラ:「ぐぉあああああ!!」
”ワイルド・スケバン”極上院エレクトラ:しかし日本最強の猛獣の生命力!
”ワイルド・スケバン”極上院エレクトラ:それを受けても怯みはすれど、ダウンには至らない!
琴城星羅:ゴロゴロと転がりながらその場を離れる!「オッケー!やっちゃって!」
風吹リュー:「いいな。最悪のトランジションだぜ!」
風吹リュー:宙を舞いながら。
風吹リュー:「オレにしか制せない、ってことだ」
風吹リュー:笑う。
風吹リュー:瓦礫(バンク)に着地し、滑り降りながら加速。大隈の股下を潜り抜けざまに。
風吹リュー:打撃。熊の肉体が宙に浮く。
”ワイルド・スケバン”極上院エレクトラ:「がッ!?」
風吹リュー:その手には、何処から取り出したのか。黒いメリケンサックが握られている。
風吹リュー:更に地形(バーチカル)で旋回し、後頭部に一撃。
風吹リュー:トドメとばかりに跳躍。
風吹リュー:後輪側(テール)を叩いて反動で飛ぶ。スケボーの基幹テクニックである、オーリー。その最高地点は、自然飛び蹴りの姿勢となる。
「SS(スケバンスケボー)殺法! キックフリップ螺旋槍!!」

風吹リュー:熊の額をスケボーごと、蹴りぬく。
”ワイルド・スケバン”極上院エレクトラ:「……!!」
”ワイルド・スケバン”極上院エレクトラ:ノックバック、たたらを踏み
”ワイルド・スケバン”極上院エレクトラ:ずず ん
”ワイルド・スケバン”極上院エレクトラ:巨体が床の上に沈んだ。
風吹リュー:「はっはぁ!」
風吹リュー:琴城さんとハイタッチ。
琴城星羅:「やったね!」ぱぁんとハイタッチ!
風吹リュー:「──っと。春花もお疲れちゃん」
風吹リュー:そのまま掌をボードに軽く打ち合わせる。
アセンション春花:「ぶ~、いいんですよ~どうせ私はついでなんです~」
アセンション春花:「リューちゃんは他所の子と仲良くしてればいいんですー!よよよよ……」

GM:地下スケバンの脅威は去った。
GM:しかし、この騒ぎで広場の人々は散り散りに逃げてしまったようだ
琴城星羅:そりゃそうだよ!
GM:君たちは改めて、鎧とドクトル・スケバンの探索を再開しなければならない。


GM:探索大2ラウンドです
GM:【索敵】するやつ、出てきなさい!
GM:吼衣さんはさっきやったので出れません
吼衣不屈:はーい
大橋綺羅星:ここは私が行こう
空木一姫:お願いしますお姉さま
GM:どうぞ!〈知覚〉で振りな!
大橋綺羅星:8dx+1
DoubleCross : (8R10+1[10]) → 9[1,2,2,4,4,5,8,9]+1 → 10

大橋綺羅星:かなしい
GM:10点は一箇所だけ開きます
GM:A【ダブル】B【?】C【?】
GM:さーてどこに行くかな~
大橋綺羅星:ではAに行きましょう
GM:OK!
GM:では移動前にエロトラップ!
GM:1d5
DoubleCross : (1D5) → 5

GM:対象は琴城さん
琴城星羅:ひぃ
GM:1d7
DoubleCross : (1D7) → 2

大橋綺羅星:くっ妹に何をするつもりだ
空木一姫:服が!
GM:2.触手トラップに服を盗まれる 【薔薇水晶獲得数+10個】
吼衣不屈:服ーー!
GM:良いのがでましたね~
風吹リュー:星羅ーー!!
琴城星羅:しかも触手トラップ
GM:そして皆さんを迎え撃つスケバンは~
GM

【スケバンリスト】
1.コスプレ・スケバン
2.ニャンコ・スケバン
3.トゲアリトゲナシトゲトゲ・スケバン
4.スケバンキラー
5.スチーム・パンク

GM:1d5
DoubleCross : (1D5) → 4

GM:1d5
DoubleCross : (1D5) → 1

GM

名前:コスプレ・スケバン
耐久20 命中6 攻撃力1d10+7 必殺技 なし
スケバンの恰好をした人。
必殺技を持たないが、特性:ばけのかわ により、一度だけ攻撃を無効化する。
勝利報酬:薔薇水晶10個

名前:スケバンキラー
耐久44 命中4 攻撃力1d10+4 必殺技『スケバンエリミネイト』
スケバンの父とスケバンの母の間に生まれたピュアスケバン。
生まれつきスケバンになる運命に反逆しスケバン狩りを行いながら全国を放浪。
最終的には自身をも滅し世界からスケバンを消し去るつもり。
勝利報酬:薔薇水晶15個

GM:中々の強敵ですよ一姫さん
GM:尚、尺の都合で彼らにはダイジェストで倒されて頂きます
空木一姫:SBパネルキタコレ
琴城星羅:まさか服を取られたことでスケバンキラーのスケバンセンサーが反応せずに倒せたとはね
琴城星羅:コスプレスケバンがスケバンキラーに倒されてなかったのもただの人であるという伏線
空木一姫:コスプレですからね…
吼衣不屈:琴城さんの服を奪ってコスプレするとは予想外の攻撃でしたね
風吹リュー:えっじゃあコスプレスケバン、触手か触手使いかじゃん……
琴城星羅:ただの人でもトラップくらい使えますからね
GM:vs【コスプレ・スケバン】【スケバンキラー】
GM:スケバンファイト レディ───
GM:ゴーッ!!!!!
GM: 
GM:簡易戦闘を開始します。
GM:PC側先攻です。
風吹リュー:コスプレ・スケバンを攻撃します
大橋綺羅星:セットアップで《光の銃》
風吹リュー:ストライクモービル搭乗素殴り
風吹リュー:7dx+5
DoubleCross : (7R10+5[10]) → 9[2,2,4,4,7,8,9]+5 → 14

風吹リュー:2d10+15 ダメージ
DoubleCross : (2D10+15) → 5[2,3]+15 → 20

風吹リュー:あぶない
空木一姫:キッチリだ
GM:ぴったり!コスプレ・スケバン戦闘不能!
GM:じゃない!
琴城星羅:ばけのかわ、フレーバーテキストだったのか…
琴城星羅:じゃなかった
GM:ばけのかわで攻撃無効です
大橋綺羅星:あっ
風吹リュー:じゃあ次よろしく~
GM:コスプレ・スケバン の ばけのかわ が はがれた !
琴城星羅:ではスケバンキラーを
GM:どうぞ!
琴城星羅:赤き剣で通常攻撃!
琴城星羅:2DX
DoubleCross : (2R10[10]) → 10[3,10]+6[6] → 16

琴城星羅:2D10+30
DoubleCross : (2D10+30) → 11[6,5]+30 → 41

大橋綺羅星:ヤッバ
空木一姫:固定値えぐ
吼衣不屈:コスプレ・スケバン殴ります。武器は混沌槍(融合)
琴城星羅:これが武器の力だ!
GM:残りHP3!
吼衣不屈:7dx 白兵
DoubleCross : (7R10[10]) → 9[2,2,6,6,8,8,9] → 9

吼衣不屈:1d10+12
DoubleCross : (1D10+12) → 8[8]+12 → 20

空木一姫:きっちりしていくなぁみんな
吼衣不屈:出目が良くて助かった
GM:きっちり死亡!
GM:残るはスケバンキラーのみです
大橋綺羅星:ではキラーに攻撃 光の銃で素撃ち
大橋綺羅星:侵蝕値は69→71
大橋綺羅星:7dx
DoubleCross : (7R10[10]) → 10[3,3,4,6,8,10,10]+5[4,5] → 15

大橋綺羅星:まちがえた
大橋綺羅星:8dx
DoubleCross : (8R10[10]) → 10[3,4,4,6,6,7,7,10]+7[7] → 17

大橋綺羅星:2d10+7
DoubleCross : (2D10+7) → 11[8,3]+7 → 18

GM:撃ち抜かれました
GM:戦闘不能!皆さんの勝利です!
空木一姫:流石ですお姉さま
風吹リュー:さすおね!
大橋綺羅星:妹の下着の敵!
大橋綺羅星:下着じゃない
GM:勝利報酬を手に入れました
GM:戦闘報酬、薔薇水晶25個 これにエロトラップボーナス+15個
琴城星羅:スケバンを倒しても服は帰ってこない…
GM:40個の薔薇水晶を所得し、全体獲得数は150個となります
”スケバン・キラー”:「ダディとマミーのカタキ……無念……!」
”スケバン・キラー”:何やら勝手に襲いかかってきて、勝手に気絶しました。
”コスプレ・スケバン”:「きゃっきょっ、きゅぉあーーーーー!!」
”コスプレ・スケバン”:スケバン?らしき落書きが描かれたシーツに包まった何かも
”コスプレ・スケバン”:君たちに襲いかかってきたが返り討ちに会う。
GM:君たちは再び地下スケバンの驚異を退けた。
GM:もう少しで手がかりがつかめる気がする。頑張ろう。


GM:現在の攻略ポイントは2点
GM:後一点で、【鎧を奪い返す】が選択できます
GM:では第3ラウンド!索敵を行ってください!
琴城星羅:では!
琴城星羅:素振りを!
風吹リュー:服を奪われた状態で索敵しろ……
琴城星羅:3DX
DoubleCross : (3R10[10]) → 7[1,3,7] → 7

GM:これは……
GM:何もわかりません!
空木一姫:索敵とかしてる場合では…なかった…
琴城星羅:「いや無理でしょこれ!」
大橋綺羅星:服が奪われているからちくしょう
GM:A【?】B【?】C【?】
GM:覚悟を決めて選んでください
琴城星羅:いっときますか。Cで。
GM:C!
GM:C【ダブル】
GM:二体でてきます
琴城星羅:出たわね
GM:ちなみにAは安全地帯、Bはトリプルでした
GM:そしてさらなるエロトラップ!
GM:1d5
DoubleCross : (1D5) → 3

GM:またも大橋さん
大橋綺羅星:バカな
空木一姫:お姉さま!
琴城星羅:お姉ちゃん…
GM:1d7
DoubleCross : (1D7) → 4

吼衣不屈:お姉さま…
空木一姫:次女になっちゃった
GM:4.特定の相手がお姉ちゃんに見える 【薔薇水晶獲得数+5個】
風吹リュー:オレは呑まれないぞ……
大橋綺羅星:自意識が崩壊しそう
琴城星羅:どっちだよ
GM:今度はお姉ちゃん!
吼衣不屈:姉妹の輪が広がっていく
GM:誰がお姉ちゃんになるかは判定しながら決めといてください
GM:そして今回のダイジェストスケバン!
GM

1.ニャンコ・スケバン
2.トゲアリトゲナシトゲトゲ・スケバン
3.スチーム・パンク

GM:1d3
DoubleCross : (1D3) → 3

GM:1d3
DoubleCross : (1D3) → 3

GM:1d3
DoubleCross : (1D3) → 3

GM:1d3
DoubleCross : (1D3) → 3

琴城星羅:ダイスがスチパン好きすぎるでしょ
吼衣不屈:www
GM:もう1d2でいくわ
GM:1d2
DoubleCross : (1D2) → 2

風吹リュー:丸い
GM

名前:トゲアリトゲナシトゲトゲ・スケバン
耐久10 命中5 攻撃力5d10 必殺技『クギアリクギナシクギクギバット』
言葉遣いと態度にトゲがあるスケバン(トゲがない種類も存在する)
勝利報酬:薔薇水晶10個

名前:スチーム・パンク(スチパン)
耐久25 命中7 攻撃力3D10-1 必殺技『階差機関パンチ』
ヴィクトリア朝的ファッションと、煙を上げて蒸気機関で動く巨大アーマーを身にまとったスケバン。
じめじめしていて霧が多い地下ダンジョンと相性がいい。夢は飛行船に乗ること。
勝利報酬:薔薇水晶10個

GM:vs【トゲアリトゲナシトゲトゲ・スケバン】【スチーム・パンク】
GM:スケバンファイト レディ───
GM:ゴーッ!!!
GM: 
GM:簡易戦闘を開始します
GM:PC先攻。宣言をお願いします
吼衣不屈:混沌槍でトゲアリトゲナシトゲトゲ・スケバンを殴ります。
吼衣不屈:あ、ごめんなさい、やっぱり譲ります
空木一姫:あ、はい。じゃあトゲバンさんを白兵。
GM:どうぞ!
空木一姫:6dx+6
DoubleCross : (6R10+6[10]) → 6[2,3,4,5,6,6]+6 → 12

空木一姫:2d10+10
DoubleCross : (2D10+10) → 7[6,1]+10 → 17

GM:トゲアリトゲナシトゲトゲ・スケバン、戦闘不能!
琴城星羅:スチパンを通常攻撃で殴ります。
琴城星羅:2DX+2
DoubleCross : (2R10+2[10]) → 10[9,10]+5[5]+2 → 17

琴城星羅:2D10+30
DoubleCross : (2D10+30) → 17[7,10]+30 → 47

GM:何その通常攻撃
GM:当然戦闘不能!
GM:皆さんの勝利です。
GM:戦闘報酬を獲得しました
GM:勝利報酬、薔薇水晶20個にエロトラップボーナスとして+20
GM:40個獲得し、全体獲得数は190個です。
”スチーム・パンク”ロイド・ブースロイド:「ボク……まだ冒険を……」
”スチーム・パンク”ロイド・ブースロイド:突如立ち塞がった19世紀ロンドン風の冒険少年だったが
”スチーム・パンク”ロイド・ブースロイド:君たちにあっけなくやられた。
”トゲアリトゲナシトゲトゲ・スケバン”:「トゲアリ?トゲナシ?」
”トゲアリトゲナシトゲトゲ・スケバン”:「トゲ……トゲーーーッ!?」
”トゲアリトゲナシトゲトゲ・スケバン”:自己矛盾に耐えきれず崩壊した。
GM:幾度とない激しい戦いを経て
GM:君たちは『無間街のヌシ』につながる有力な情報を手に入れた
GM:鎧の奪還まであと一息だ。
GM: 
GM:攻略ポイントが3点を越えたため
GM

【鎧を奪い返す】
攻略ポイント3以上で選択可能。
選択すると自動的に【無間街のヌシ】との簡易戦闘へと進む。
勝利すると鎧と薔薇水晶を入手できる。

GM:こちらを選択できるようになりました
GM:もちろん探索を続けることもできますが
GM:どうしますか?
風吹リュー:取り返すぜ!
空木一姫:取り返すのです!
琴城星羅:取り返す!
大橋綺羅星:取り返そう
吼衣不屈:取り返す!
風吹リュー:一刻も早く安心させてやりてぇ。大事な妹の鎧だからな。
GM:では行きましょう!
GM:その前に
GM:最後のエロトラップにかかってもらうがな
風吹リュー:まだあんのかよ
GM:1d5
DoubleCross : (1D5) → 1

風吹リュー:あっ……
GM:風吹さん
空木一姫:満を持して
吼衣不屈:あっ
GM:1d7
DoubleCross : (1D7) → 5

風吹リュー:吸い込まれるように
空木一姫:大橋お姉さまと風吹お姉さまの相互姉妹認識じゃないですか
GM:これさっき出たから変えようかな
琴城星羅:エミーちゃんがまた泡を吹いてしまうよ
空木一姫:はーい
琴城星羅:GMの意志のままに!
風吹リュー:はーい
吼衣不屈:了解!
大橋綺羅星:神のみ心のままに
風吹リュー:1d4で振って出てないの上から順で選ぼう
GM

【エロトラップリスト】
1.感度が3000倍になる(知覚達成値が×3000される) 【薔薇水晶獲得数3倍】
2.触手トラップに服を盗まれる 【薔薇水晶獲得数+10個】
3.触手トラップに下着を盗まれる 【薔薇水晶獲得数+10個】
4.特定の相手がママに見える【薔薇水晶獲得数+5個】
5.特定の相手が娘に見える 【薔薇水晶獲得数+5個】

GM:この中から振ります
GM:1d5
DoubleCross : (1D5) → 2

琴城星羅:下着仲間ができた
空木一姫:お姉さま!
風吹リュー:服ー!
空木一姫:鎧取り戻すために服がマイナス2になってるんだよな
大橋綺羅星:制服のコレクションしてんのか
空木一姫:ルツィアでも服奪われてたし、女子校で流行ってんのかな
GM:2.触手トラップに服を盗まれる 【薔薇水晶獲得数+10個
GM:では、風吹さんと琴城さんは服を盗まれ
GM:大橋さんは誰かの妹&姉になった状態で戦闘に入っていただきます
大橋綺羅星:承知
風吹リュー:くっ……仕方ねえ
空木一姫:頑張りましょう、お姉さま方
GM:では奪還パート!
GM:登場演出の後簡易戦闘に入ります。
GM: 


GM:街を探索して手に入れた情報を元に
GM:君たちは無間街の中心部、大型居住区に足を踏み入れた
カネモチ:「ヤ、やべーっスよオヤブン!」
カネモチ:「表に変な格好した女が詰めかけて、オヤブンを出せって!」
メガネ:「表の連中では手に負えませんねこれは」メガネクイッ
吉本くん:「ねーちゃん、俺らが時間を稼ぐから、ここは……」
?????:「ばーか」
?????:「ここはアタシらのシマだっつーの」
?????:「通してやんな」
"ハーメルン・スケバン":「この『無間街のヌシ』"ハーメルン・スケバン"が、直々に相手をしてやんよ」
風吹リュー:「おらー!!!!!」バゴーン!!!!!
風吹リュー:同時。扉を蹴り砕いて現れる。スケボーの女。
風吹リュー:道中でセーラーを奪われ、ハイサポートスポーツブラにスパッツ姿だ。スポブラにスパッツなので恥ずかしくない。
吉本くん:「ゲェーッ!?もう来やがった!」
カネモチ:「ヘンタイだ!ロシュツキョー女だ!」
吼衣不屈:「それはスケバンと君たちが服や鎧を奪うからだ。」
吼衣不屈:その後に続いて現れる。
吼衣不屈:「早くおねーちゃんたちに返しなさい。」
大橋綺羅星:「ちょっとお姉ちゃん!上着ぐらい着てよ!」
風吹リュー:「げっ、スピカ!」
大橋綺羅星:「もう……いつもだらしないんだから……」
風吹リュー:「ごめんって……ちゃんとお前には感謝してるっつーか……」
空木一姫:「そ、そうですよ風吹お姉さま!(姉の姉はもちろん姉のため)。その、下着姿でスケボーの姿勢は…」
琴城星羅:「なんでそれで平気なの…」もじもじしながら、水色の下着の上にシーツだけ羽織った姿でそろ~っと出てくる。
風吹リュー:「いや……実はあんまり平気じゃないからあんまり言わないでくれ……」
風吹リュー:少し頬を染めてもじもじする
空木一姫:「あ、……す、すみません風吹お姉さま。そうですよね、平気のはずがありませんでした…」
"ハーメルン・スケバン":「この鎧、アンタのか?」不屈さんの鎧を掲げる
吼衣不屈:「そうだ。」
"ハーメルン・スケバン":「悪いがこいつはもうアタシのもんだ」
"ハーメルン・スケバン":「"誰が売ったかは知らないが"、闇市で流れてたもんを」
"ハーメルン・スケバン":「アタシの子分が買ったんだからね」
"ハーメルン・スケバン":「それでも欲しければ、わかるだろ?」
空木一姫:「こちらも、相応に買い戻せということでしょうか?」
吼衣不屈:「力ずくか。いいだろう。」
風吹リュー:「不屈のやつに一票」
空木一姫:「あ、なるほど。そういう」
風吹リュー:「まったく。一姫はスレてなくて可愛いねぇ」ニヤニヤと妹をからかっている。
大橋綺羅星:「そこがいっちのいいところだよ」
空木一姫:「む、むぅ。いじわるを仰らないでください、お姉様方っ」
空木一姫:少し唇を尖らせる
"ハーメルン・スケバン":「随分お行儀の良いのが混じってるみたいだけど」
"ハーメルン・スケバン":「ああ、その通り、力ずくだ」
琴城星羅:「取り戻せるなら、取り戻すよ!」「…あと、セーラー服とかも一緒に流れてきてません?」敬語。
"ハーメルン・スケバン":「セーラー服?さあね?勝てたら自分で探しな」
"ハーメルン・スケバン":「もっとも」
"ハーメルン・スケバン":「負けたら残りの身ぐるみもまとめて剥がさせてもらうけどね」
琴城星羅:「(もしかして、勝ったら奪うってそういう…)」「(…さすがにダメ!倫理がダメ!)」
吉本くん:「やるしかねえか……ものどもーっ!であえーっであえーっ!」
空木一姫:「負けたら身ぐるみ。勝ったら………琴城様と風吹お姉さまの衣服も、そうやって調達しろ。ということですかね。」
空木一姫:「羅生門はもう通ってきたのですが」
大橋綺羅星:「そうはさせないよ!あーしたち姉妹の絆、見せてあげるから」
空木一姫:「はい、一姫も、微力ながら尽力します!お姉さま!」
風吹リュー:「へ。頼りになる妹どもだ」
風吹リュー:ぎゅ、と2人を抱きしめる。
風吹リュー:「背筋も伸びるってモンだ。いくぜ」
空木一姫:「わひゃっ」素肌が触れ合う。ここまで運動をしてきてじんわり火照る体温と、甘い匂いが漂う
GM:君たちの周りを、数百に及ぶ少年たちが取り囲む
琴城星羅:「うわっ!」自分は下着。無数の少年たち。なんか興奮してきた。
"ハーメルン・スケバン":「覚悟しな……全員まとめて」
"ハーメルン・スケバン":「この子達の明日のメシ代になってもらう!」
琴城星羅:「勝って、倫理観を取り戻すよ!」
空木一姫:「は、はい!やりましょう!」


GM:簡易戦闘を開始します
GM:エネミーのデータはこちら
GM

名前:"ハーメルン・スケバン"笛吹かなこ(オネショタスケバン) 
耐久15 命中12 攻撃力3d10 必殺技『ハーメルンの少年使い』
ギャル風のスケバン。やたらと近所のちびっこに人気のあるタイプで子供達からオヤブンと呼ばれている。
笛を吹くと子分たちが集まり敵に攻撃を仕掛ける。側近の少年に守られている

吉本くん(悪ガキ) 耐久3 命中2 攻撃1d10
メガネ 耐久3 命中2 攻撃1d10
カネモチ 耐久3 命中2 攻撃1d10
ハーメルン・スケバン親衛隊。ハーメルン・スケバンへの攻撃をカバーリングする。
「オヤブンを守れ!」

GM:例によってPC先攻です
GM:行動宣言をお願いします!
琴城星羅:カネモチを攻撃します。
GM:こい!
琴城星羅:念のため赤き剣!
琴城星羅:2DX
DoubleCross : (2R10[10]) → 10[7,10]+6[6] → 16

琴城星羅:2DX+30
DoubleCross : (2R10+30[10]) → 6[4,6]+30 → 36

琴城星羅:あ、判定間違えたけど通ってますね
GM:カネモチ、陥落
GM:次の攻撃をどうぞ
GM:どの道死ぬ!
GM:演出は最後にやるんで、他の方も攻撃しちゃいましょう
大橋綺羅星:ではメガネくんに攻撃を。光の銃素撃ち
大橋綺羅星:8dx
DoubleCross : (8R10[10]) → 9[3,5,6,6,7,7,8,9] → 9

大橋綺羅星:1d10+7
DoubleCross : (1D10+7) → 6[6]+7 → 13

GM:メガネ、陥落
空木一姫:ヨシくんに白兵。
空木一姫:6dx+6
DoubleCross : (6R10+6[10]) → 8[4,6,6,6,8,8]+6 → 14

空木一姫:2d10+10
DoubleCross : (2D10+10) → 14[7,7]+10 → 24

GM:吉本くんも陥落
GM:ハーメルン・スケバン親衛隊が墜とされ、カバーリング役がいなくなりました
GM:残るは一人!次の攻撃をどうぞ!
吼衣不屈:しゃあ!殴りかかります!
吼衣不屈:混沌槍で白兵判定!
吼衣不屈:7dx
DoubleCross : (7R10[10]) → 10[1,2,4,6,6,8,10]+6[6] → 16

吼衣不屈:2d10+12 ダメージ
DoubleCross : (2D10+12) → 9[4,5]+12 → 21

GM:ショタのいないハーメルンスケバンはそんなに強くない……戦闘不能!
GM:皆さんの勝利です
GM:戦闘報酬を入手しました。
GM:勝利報酬、薔薇水晶40個+ボーナス30個
GM:70個獲得し、全体獲得数は260個です


吉本くん:「フォーメーションD!ネーチャンを守れ!」
メガネ:「フン」
カネモチ:「おう!」
"ハーメルン・スケバン":ピィーーーーーーーーッ
"ハーメルン・スケバン":何度か聞いた笛の音が響く
"ハーメルン・スケバン":その音を聞いた少年たちの動きが輪をかけて機敏になり、力強さを増す
カネモチ:「まずはオマエだ!」
カネモチ:何やら赤くなって動きが鈍っている様子の琴城さんに襲いかかる
琴城星羅:「あ、ちょっと君!」向こうから近づいてきてくれた!ラッキー!
カネモチ:「え?」
琴城星羅:ぎゅっと手を握って頭を下げる。「お願い!服があったら貸して!」シーツを抑えている手が離れ、水色の下着があらわになる。
カネモチ:「わっわっ!?」
琴城星羅:「…あ、その…」大声で言っちゃったので恥ずかしい。シーツでカネモチくんごとくるんで内緒話だ!
カネモチ:「やめっはなせー!わぷっ!?」
琴城星羅:シーツが小さいので当然顔も近い!「ごめんね、その…服…取られちゃってて…」「外を出歩くのもこんな…変態みたいな恰好でしないといけなくて…」
琴城星羅:「着替えとかでいいから!その…男物のでも大丈夫だし!ちょっと小さくてもなんとかなるから!」
カネモチ:「えと……」必死に目をそらしながら
カネモチ:「い、いいよ……」
カネモチ:「オレ、カネモチ……だから、新しいやつ……勝ってあげる」
琴城星羅:「え、いいの!?」「よかったぁ…!ほんっとにありがと!」ハグ!
琴城星羅:「話の分かるいい子でよかった…君で本当によかった…」少年特有の匂いがする!
カネモチ:「うわぁ!?」
カネモチ:「そ、その代わり……」
琴城星羅:「代わりに?」「私にできることなら…なんでも!」
カネモチ:「オレの選んだ服……着てくれないかな……ネーチャンには……内緒で」
琴城星羅:「え、そんなんでいいの!?」「オッケーオッケー!」
カネモチ:「そ、そか……良かった……じゃあ」
カネモチ:「う、うわ~、やられたぁ~~~」
カネモチ:わざとらしい声を出して、その場に倒れる。
琴城星羅:「(ほんとにいい子だなぁ…)」
琴城星羅:「(なにより顔めっちゃかわいいし…)」

吉本くん:「カネモチ!おまえらよくもカネモチを!」
メガネ:「カネモチは態度はいけ好きませんがオヤブン第一の忠臣、仇は取らせてもらいます」
メガネ:「くらえ!」手作りのパチンコ投石器を構える
大橋綺羅星:「ん」ひょい
メガネ:「え」
大橋綺羅星:「うーん、惜しい惜しい」
大橋綺羅星:「相手を狙うときはこうやって……」そのへんの石を拾う
大橋綺羅星:「こう!」小石を指で弾く!
メガネ:「きゃん!」小石が額にあたってのけぞる
大橋綺羅星:そのスキにメガネくんに接近
メガネ:「うぅ……痛た……」メガネの眼鏡が割れて落ちる
大橋綺羅星:「よいしょ……っと」くるくると器用にライフルを回転させ
大橋綺羅星:「はい一丁あがり!」落ちた眼鏡を跳ね上げ、メガネの頭に置く
メガネ:「メガネメガネ……わっ」
大橋綺羅星:「コレはもうちょっと大きくなったら教えてアゲル」
メガネ:「かっ……」
メガネ:「かっこいい……」
大橋綺羅星:「いっぱい練習するんだよ~」
メガネ:戦意を喪失したように呆然と立ち尽くす
メガネ:「は、はい……」
メガネ:「あの、もしいつか、ぼくが勝てるようになったら……」
メガネ:「……いえ、なんでもないです」
大橋綺羅星:「?」
メガネ:メガネをクイッと上げて踵を返し、何処かへと去っていく
大橋綺羅星:「行っちゃった……まあいいか」

吉本くん:「あれ?メガネ!?おーいメガネ~!?」
吉本くん:「クソッ!妙な手使いやがって!こうなりゃオレ一人でも……」
空木一姫:「君もですよー」メガネくんに意識が集中してる間に、後ろからトントン、と吉本くんの肩を叩く。
吉本くん:「うわっ!?」
空木一姫:ぷに、と振り向いた頬に人差し指が刺さる。
吉本くん:「むぐっ」
空木一姫:「あ、本当にこうなるんだ」
吉本くん:「な……」
吉本くん:「なんのつもりだテメー!」手を払い除けながら
空木一姫:「ふふ、捕まえた」
空木一姫:払いのけられた手をくるりと回して、吉本くんの手首を緩くホールドする。
吉本くん:「あ、あれ!?動かねえ……!」
空木一姫:「後は君一人ですけど、どうします?降参しませんか?」
吉本くん:「だれがするか!おれはハーメルン・スケバン親衛隊の……」
空木一姫:「親衛隊の?そう言えばお名前を伺ってませんでした」
吉本くん:「よ、吉本だ!覚えとけコノヤロー!」
空木一姫:「吉本くん。はい、覚えました」
空木一姫:「私は空木一姫です。お空に木、一つのお姫様で、空木一姫。よろしくね」
吉本くん:「いちひ……いやいやそれどころじゃなくて!!なんか調子狂うな……」
空木一姫:「で、吉本くん。相談なんですけど」
空木一姫:「このままお喋りしてませんか?」
空木一姫:くいっ、と掴んだ手を下方に引く。自然と膝が折れて座り込む動きに。
吉本くん:「はぁ!?う、うおお!?」なすがままに座らされる
空木一姫:相手を座らせながら、こちらもスカートを折るようにして隣に。
空木一姫:「考え方の問題です。吉本くん」
空木一姫:「こうしておしゃべりするだけで、君は私一人を釘付けに出来ます」
空木一姫:「他の2人は強いお姉さんたちに負けましたが、なんと一人分を無力化です。大戦果ですね?」
吉本くん:「な……!」
吉本くん:「…………」
空木一姫:隣に座る君を覗き込む様に。黒髪がサラリと揺れる。
吉本くん:「……………!」
吉本くん:「おまえが……」
吉本くん:「イチヒメが、アイツラより強いって言うなら」
吉本くん:「足止めしてやんねーこともない……」目をそらしながら
空木一姫:「強いですよ~」ふふ、と笑いながら
空木一姫:内心、ちょっとお姉さま達にごめんなさい、と舌を出す
吉本くん:「そ、そうか……オレが見るに、うん」
空木一姫:「ほら、見てくださいこれ」大太刀を指し示す
空木一姫:「こんなに大きい刀を振り回せるんです。私。そりゃもう強いですよ」
空木一姫:ふんっ。ちょっと得意げに胸を張る。アピールポイント。
吉本くん:「最強の戦力相手じゃ、うん、仕方ないよな……って、デケェ!?」
吉本くん:「うわ~なにこれ!抜けんの!?」目がキラキラしてる
空木一姫:「もちろんもちろん、すごいでしょう。そしてご納得頂けたようで」
空木一姫:キンッ、ヒュルルルル。チャキンッ
空木一姫:座った状態で演舞のように刀を抜刀からの納刀。
吉本くん:「マジかよすっげ~~っ!」
空木一姫:そして、両手を使ったので既に吉本くんの手は離してる。
吉本くん:座ったまま呑気に拍手してる
空木一姫:その両手でスカートをパンパン、とはたいて
空木一姫:「さ、どうぞ?」膝に誘導する
吉本くん:「えっ」
空木一姫:「私を抑えるんですから、ちゃんと逃げないようにしないとですよね?」膝をぽんぽん。
吉本くん:「……」チラチラと周りを見てから
吉本くん:「じゃ、じゃあ……」
空木一姫:「はい、どうぞ」両手を広げるように受け入れる。
吉本くん:ぽんと膝の上に座る
吉本くん:「(あ、いい匂い)」
空木一姫:後ろから腰に手を回し、ベルトを締めるようにキュ、と抱きつく。
空木一姫:その頭に顎を乗せるようにして。長く細い黒髪がサラサラと肌に触れる。
空木一姫:「うふふ」
吉本くん:「~~~~~~っ」
空木一姫:「無力化されちゃいましたねぇ」
空木一姫:近くで囁く。
吉本くん:「……ばか……」
吉本くん:「オレが……足止め……してんだよ……」
空木一姫:「そうですそうです。私が無力化されちゃったんです」
吉本くん:それ以降、一言も発することができず
吉本くん:悶々としたまま膝の上に座り続ける
空木一姫:「強いですねぇ、吉本くん」
空木一姫:うふふ、と笑みを浮かべて
空木一姫:「……私、年下の家族は居ませんでしたから、弟がいたらこんな感じかな。って思っちゃいますね」
空木一姫:「さっ、」
空木一姫:「一緒に、お姉さま達の戦いを応援しましょっか」

"ハーメルン・スケバン":「……マジかこいつら」
風吹リュー:「骨抜きみてえだな。御自慢のがきんちょども」
風吹リュー:「は、我が妹ながら罪な女たち……」
風吹リュー:酷薄に笑いながら。
風吹リュー:ドン! 壁際へ"ハーメルン・スケバン"を追い詰め、手をつく。
風吹リュー:「まだやる?」
風吹リュー:鼻先が触れ合うほど顔を近づけて、その目を睨む。
"ハーメルン・スケバン":「ちっ……だれに向かっていってんだっつーの」
"ハーメルン・スケバン":近づいた顔に向かって、噛んでいたフーセンガムを吐き捨てる
風吹リュー:「おおっとぉ! はは」
風吹リュー:大げさに飛びのいて躱す。
風吹リュー:「まぁ。譲るぜ、お前をやるのはオレより適任がいるからな」
"ハーメルン・スケバン":「別にいいよ。元々あの子たちが勝手に祭り上げてきただけなんだ」
"ハーメルン・スケバン":「アタシの本気は、こっち」
"ハーメルン・スケバン":リコーダーの様な縦笛を取り出し、構える
吼衣不屈:無言でハーメルン・スケバンの元へ歩いていく。
吼衣不屈:手にはランス。眼には揺るがぬ意思。
吼衣不屈:ハーメルン・スケバンは奇妙なことに気付くかもしれない。
吼衣不屈:足音が、しない。
"ハーメルン・スケバン":「……?」
吼衣不屈:周囲の音が何かに吸われたかのように、静まり返っている。
吼衣不屈:ぱくぱく、と口を動かした。
"ハーメルン・スケバン":「(何だ?何を言って……)」
吼衣不屈:一羽の鳥が、すっと二人の間を横切った。
"ハーメルン・スケバン":「!?」
"ハーメルン・スケバン":反射的に、笛に息を送り込もうとするが
"ハーメルン・スケバン":「…………ッ………ッ」
吼衣不屈:それは白銀の羽を纏う鳥。不屈の持つ”人間の声”を食べる魔の鳥。
吼衣不屈:ぱ しっ 
吼衣不屈:難なく目の前までやってきて笛を奪い取る。
吼衣不屈:と、同時に音も戻った。
"ハーメルン・スケバン":「なっ!?」
吼衣不屈:「鎧を返せ。」
"ハーメルン・スケバン":「…………」
"ハーメルン・スケバン":無言のまま睨みつける
風吹リュー:「あ~らら」くつくつと抑えたように笑う。「何もできなくされちまったなぁ」
アセンション春花:「リューちゃんそういうのサンシタっぽいからやめたほうが良いですよ……」
風吹リュー:「ばっ……うるせっ」
吼衣不屈:「鎧一つ奪った程度で騎士に勝てると思うな。」
吼衣不屈:「槍が無ければ剣で。鎧が無ければ衣を。」
吼衣不屈:「あらゆる武器を備え、敵に対峙するのが騎士なのだ。」
"ハーメルン・スケバン":「ちっ……何だそれ……どこの国の話だっつーの……」
"ハーメルン・スケバン":「………一つ、条件がある」
吼衣不屈:「何だ?」
"ハーメルン・スケバン":「あの子たちには何もしないと約束しろ」
"ハーメルン・スケバン":「頼む」
吼衣不屈:「元より、私たちのうち誰も彼らを傷つけてはいないさ。」
吼衣不屈:仲間たちに振り返る。
風吹リュー:壁にもたれかかりながら、諸手をあげて頷く。
琴城星羅:笑顔で答える。服がもらえることになったので元気になった。
大橋綺羅星:笑顔でピース
空木一姫:膝に乗せて手を振っている
吼衣不屈:「……な?」
"ハーメルン・スケバン":「………」本当にそうだろうか、何か取り返しのつかない事態になっていないだろうか
"ハーメルン・スケバン":一抹の不安を覚えつつも、諦めたように目を閉じ
"ハーメルン・スケバン":「……持っていきな」
"ハーメルン・スケバン":奥に安置された鎧を指差す。
吼衣不屈:鎧を受け取り装着する。吼衣不屈、復活。
吼衣不屈:鎧の調子を確かめた後、縦笛をハーメルン・スケバンに返してやる。
"ハーメルン・スケバン":仏頂面で受け取る
風吹リュー:「……あ。オレのセーラー服も心当たりねえ?」
風吹リュー:「あと星羅のやつ……はなんか話ついたっぽいな」
"ハーメルン・スケバン":「知らないね。アンタもあの子たち誑かせばもらえるんじゃない?」
風吹リュー:「……予備ない? ないか…………」
風吹リュー:この後、セーラー服奪還のための触手スケバンとの戦いがあったのだが。
風吹リュー:ここでは割愛させていただく


GM:吼衣さんの鎧を奪還しました。
GM:これで攻略ポイントは4
GM:【ドクトル・スケバンを探す】の目標達成値が-40され
GM

【ドクトル・スケバンを探す】
〈知覚〉または任意の〈情報:〇〇〉 難易度:20
この難易度は、攻略ポイントを1点所得する度に-10される。

GM:こうなります。
吼衣不屈:いけそうだ。ドクトルスケバンを探す判定しましょう。
GM:どうぞ~
吼衣不屈:自動巡回ソフトと融合。情報:噂話で判定。
吼衣不屈:《天性のひらめき》を使用します。C値-3
吼衣不屈:8dx7+1
DoubleCross : (8R10+1[7]) → 10[1,7,7,7,7,8,8,10]+10[1,3,5,5,6,8,10]+10[4,7]+5[5]+1 → 36

吼衣不屈:吼衣不屈の侵蝕率を+4した(侵蝕率:66->70)
GM:ヤベえ
吼衣不屈:いけたぜ!
GM:それでは一発成功!
GM:皆さんは"ドクトル・スケバン"の工房の場所を突き止めました
GM:この後"ドクトル・スケバン"に会ううことで
GM:薔薇水晶報酬を受け取ることができるようになり、次の階層にも進めます。
GM:それではいってみよう!


GM:君たちは夥しいジャンクが積み重なって作られた小屋の前に立っている。
GM:小屋からは大きな煙突と、四脚の移動機構が伸びており
GM:おそらくはこう……動く城的な変形をするのだろうと予想できる。
GM:軒先には看板が出ている。
GM:"ドクトル・スケバン"の移動工房、通称
GM:『スケバン工房』である。
GM:門前に立つ君たちの前に、小さな台があり
GM:その上に色のついた液体の入ったコップが5つ
GM:『ウェルカムドリンク』と書いてある
?????:『ウチの工房に入るつもりなら、まずはそれを飲み給え』
GM:拡声器から声が響く
吼衣不屈:白銀の鳥が看板に止まり、細かな光の粒となって不屈の手元に戻る。
琴城星羅:普通に手を取って飲みかけて、間があって戻す。
琴城星羅:「…どうする?」
風吹リュー:「オレが行く」
大橋綺羅星:「おねーちゃん!」
空木一姫:「お姉さま、そんな無警戒に…」
吼衣不屈:「ふむ。私も試そう。異常があったら対処してくれ。」
?????:『話がややこしくなるからね。妙な催眠や認識改変の類はリセットしてもらわないと困る』
風吹リュー:飲みます。
GM:では、飲んだ瞬間
GM:皆さんは気が付きます。
GM:こいつら妹でも姉でもないな、と
風吹リュー:「催眠だぁ……? なぁに訳の分かんねーこと言ってやが……る…………」
風吹リュー:頭を押さえてふらつく。
琴城星羅:「なにそれ?そんなのかかってないよね」ごくり。
琴城星羅:「………」かかってた。
風吹リュー:「スピ……か……」
風吹リュー:「うぅ、オレは……オレは姉では……………………?」
風吹リュー:「…………」正気に戻ります。
空木一姫:「お姉さま、やはりなにか…!?」
空木一姫:風吹さんの背中を擦りながら「他の方々は大丈夫なのでしょうか…!?」
大橋綺羅星:「おねーちゃん……まさか、その飲み物になにか……?」
吼衣不屈:「よし、全員言う通りに飲むんだ。」
風吹リュー:ガッとコップを掴み、妹じゃなかった人たちに無理やり飲ませます。
大橋綺羅星:「ふーちゃ……ガボガボ」
空木一姫:「風吹お姉さ、んっ、むぅぅ……!?」
風吹リュー:「忘れろ……! 正気に戻れっっ…………!」
大橋綺羅星:「ちょっと何するのりゅーたん!」
風吹リュー:「……よし」大橋さんからの呼び名が元に戻っているのを確認する。
大橋綺羅星:「……リューたん?あれ?」
空木一姫:口の中に無理やり流し込まれた液体を嚥下する
空木一姫:「けほっ、けほっ………!」
空木一姫:「………」
大橋綺羅星:「いっち、大丈夫?」「……何か、ユメ見てたみたいな……」
空木一姫:「……………」
?????:『あとちゃんとした服も着てくれ』
GM:どさっ。セーラー服一式が雑に投げ込まれる
琴城星羅:「あ、私の服!」外に出れる服は買ってもらったけど、やっぱりあれじゃないとね。
風吹リュー:「大丈夫か」ハンカチを取り出して空木さんの口まわりを拭く。
風吹リュー:「その……色々と」
空木一姫:口元を拭いてもらって。
空木一姫:緩やかに正座。
空木一姫:チャキリ、と刀を正面に差し出す。
空木一姫:「誠に申し訳ないことを……………………………」
空木一姫:土下座。
空木一姫:「後はよろしくお願いいたします…」
風吹リュー:「わっ……待て待て待て待て!!!!」
風吹リュー:「(だいじょーぶだ! スピカはそんなに覚えてないっぽいぞ!!!)」焦りながら耳打ち
琴城星羅:「だめ!正気!」止める。
空木一姫:「ひぅっ」耳にこそばゆい息。
空木一姫:ヘナヘナと刀を零す。
空木一姫:「…………………なんと」
空木一姫:「なんと恐ろしい……」
吼衣不屈:「恥は武功で雪ぐがいい。」
琴城星羅:「その…どんな恥ずかしい記憶があっても…とりあえず生きてはいけるから…ね?関係も時間が洗い流してくれるし…」経験がある。
空木一姫:3名にめいめいに励まされ
空木一姫:「………えぇ、えぇ。この恥は働きで……」
空木一姫:ゆるゆると立ち上がる。
吼衣不屈:「人々が汚名よりも勇名を高々に謳うようにすればいい。」
空木一姫:「吼衣様………!」感銘を受ける。
大橋綺羅星:「ちょっとぼんやりしてたカモ!ごめんね!」
風吹リュー:「い、いーってこと」
風吹リュー:そう言いながら不屈さんに返してもらった上着を一旦脱ぎ、いそいそとセーラー服を着こむ。
琴城星羅:物陰で着替える。もらった服はしまっとこう。
?????:『きみたちー、話はまとまったかねー?』どうでも良さそうな声
空木一姫:「あ、はい。お手間を取らせました」声にお辞儀。
?????:『準備ができたなら入るといい』
GM:ぎぎぎぎ、と正面の扉が開かれる
吼衣不屈:「では行こう。」
琴城星羅:「し、失礼します…」ある意味恩人!
大橋綺羅星:「おじゃましまーす」
空木一姫:「はい」無自覚に大橋さんの袖をキュッと握りながら入室。
風吹リュー:「ンなんだこいつ……」
風吹リュー:不機嫌面で殿につづく。
GM:バタン
GM:全員の入室と同時に、扉が勝手に閉まる
GM:工房の中は、怪しげな薬品、実験器具、工作機械が乱雑に並んでおり
GM:足元は設計図やら論文やらが山のように積み重なり、足の踏み場もない
GM:その中の一角、書類に埋もれた机の下から
?????:「とう!」
?????:ぴょんと小柄な影が飛び出し、机の上に立つ。
?????:ブカブカの白衣に、分厚い丸眼鏡
?????:高校生とは思えない小ささの少女、その名は
?????:「ようこそ!凡人諸君!!」
"ドクトル・スケバン"清塚卯月:「私が"ドクトル・スケバン"清塚卯月である!!」

"ドクトル・スケバン"清塚卯月:──────"ドクトル・スケバン"清塚卯月
"ドクトル・スケバン"清塚卯月:化学部部長兼園芸部部長兼自動車愛好会会長兼将棋部部長兼……
"ドクトル・スケバン"清塚卯月:10を超える文化系部活の部長を掛け持ちし
"ドクトル・スケバン"清塚卯月:一人で阿修女の偏差値を10は上げていると言われる天才
"ドクトル・スケバン"清塚卯月:であるが故に、殆ど学校に来ることはなく
"ドクトル・スケバン"清塚卯月:なんと出席日数が足らず現在高校4年生
"ドクトル・スケバン"清塚卯月:だれも知らないだろうが君たちの先輩である
琴城星羅:「この子が…”ドクトル”…!」かわいい子だ。
空木一姫:「可愛らしいですね…」
風吹リュー:「……てめーが。成程らしい見た目をしてやがる」
風吹リュー:「しかしえらいちんまいのが出てきたな」
"ドクトル・スケバン"清塚卯月:「ちんまいとは何だ!」
風吹リュー:「いや……だって白衣のサイズに追いついてねーじゃねーか」
"ドクトル・スケバン"清塚卯月:「これでも君たちの先輩だぞ!」
"ドクトル・スケバン"清塚卯月:ぴょこぴょこと飛び跳ねながら怒っている
空木一姫:「そ、そうだったんですか!?」
風吹リュー:「マジで!?」
吼衣不屈:「失礼だぞ。私たちを正気に戻してくれたこと、服をくれたことは礼を述べねば。」
大橋綺羅星:「た、たしかに」
空木一姫:「え、ええと。それは申し訳ありませんでした、清塚様。それと、先程のドリンクもありがとうございます」
空木一姫:スカートの前で両手を合わせてお辞儀。
風吹リュー:「悪かったな……その白衣のデザイン、なかなかイカしてると思うぜ……袖とかのあたり…………」
風吹リュー:不屈の言う事ももっともだと思ったので微妙なフォローに走っている。
琴城星羅:「そ、そうとは…」同時期に「天才スケバン現る!」みたいな話は聞いてたかもしれない。
"ドクトル・スケバン"清塚卯月:「ふふん。そうそう、最初っから素直にそう言えばいいのだよ」
"ドクトル・スケバン"清塚卯月:「愚民の称賛をいくら浴びたところで大して嬉しくもないが……」
風吹リュー:「で。だ」
風吹リュー:「薔薇水晶を集めて何をしてやがんだ?」
"ドクトル・スケバン"清塚卯月:「ああ!そうそう!」
"ドクトル・スケバン"清塚卯月:「わざわざ我が工房に足を運んだということは」
"ドクトル・スケバン"清塚卯月:「君たちも持っているのだろう?薔薇水晶を」
大橋綺羅星:「うん、拾ってきた」
空木一姫:「そうですね。いくつか。」
風吹リュー:「これだなこれ」小瓶をつまんで彼女の前に。
"ドクトル・スケバン"清塚卯月:「おやおやこれはまた随分と溜め込んで……」
"ドクトル・スケバン"清塚卯月:「この薔薇水晶はね、裸で持つには大変危険なものなんだ」
風吹リュー:ひょいと懐に仕舞う。
"ドクトル・スケバン"清塚卯月:「だから私が……あっ!!」
"ドクトル・スケバン"清塚卯月:「こら!何をする!!」
風吹リュー:「最初からくれてやるなんて言ってません~~」
風吹リュー:ぴゅーぴゅーと口笛。
吼衣不屈:「ああ。少なくともこれが何なのか。」
吼衣不屈:「これと引き換えに流通させているという薬品が何なのかを知るまでは、」
吼衣不屈:「提供することは出来ない。」
空木一姫:「そうですね。用途によっても危険なものですし…」
大橋綺羅星:「そだねえ。渡した瞬間用済み~なんてことなったらヤだし」
琴城星羅:「そもそもこれ、めっちゃくちゃ危ないやつなんだからね!」
"ドクトル・スケバン"清塚卯月:「は、一般スケバン風情がな~にを偉そうに」
"ドクトル・スケバン"清塚卯月:「この2ヶ月間、八大天王に気付かれないように細々と続けてきた我が計画」
"ドクトル・スケバン"清塚卯月:「だれが話してなどやるものか」
風吹リュー:「はん!」鼻を鳴らす。
風吹リュー:「一般スケバンだと? おもしれー事言うなお前」
"ドクトル・スケバン"清塚卯月:「どうしても知りたいのなら」
"ドクトル・スケバン"清塚卯月:「ここに八大天王の一人でも連れてこいというものだ。あっはっはっはっは!!」
大橋綺羅星:「……だってさ」
空木一姫:「……ですわね」
吼衣不屈:「………。」皆と顔を見合わせる。
琴城星羅:「ひーふーみー…」
風吹リュー:”ドクトル・スケバン”の前にしゃがみ込みながら。彼女の頭を目線と同じ高さまで押さえつける。
"ドクトル・スケバン"清塚卯月:「ふぎゅっ」
"ドクトル・スケバン"清塚卯月:「貴様!天才の頭に汚い手で触れ……」
風吹リュー:ズガン!!!!
風吹リュー:そのすぐ横を通過し、アセンション春花が床に突き刺さった。
"ドクトル・スケバン"清塚卯月:「ひえーーっ!?」
アセンション春花:「ひえーーっ!?」
風吹リュー:「世捨て人の先輩様は知らねーかもしれんが」
風吹リュー:「こいつはちーーと阿修羅地獄堂女学院じゃ有名な代物でな」
風吹リュー:蒼穹と雷のペイントが施されたスケボーのEXレネゲイド。それを操る────。
"ドクトル・スケバン"清塚卯月:「あ、ああん?こんなボロっちいおもちゃのどこが……」
"ドクトル・スケバン"清塚卯月:「……!(こ、これは……)」
風吹リュー:「オレは”スケボー・スケバン”。阿修羅地獄堂女学院八大天王が1」
"ドクトル・スケバン"清塚卯月:「え」
風吹リュー:ひょいと白衣の襟首をつかみ上げ、後方へと放る。
風吹リュー:「自己紹介してやれよ、不屈、スピカ」
"ドクトル・スケバン"清塚卯月:「あ~~れ~~~」
吼衣不屈:「やりすぎだ、風吹。」
大橋綺羅星:「そーだよ、センパイなんだし」
吼衣不屈:ドクトル・スケバンの身体を抱きとめ、
吼衣不屈:お姫様のように背と膝の裏に手を回して支え、目と目を合わせる。
"ドクトル・スケバン"清塚卯月:「あぅ」
"ドクトル・スケバン"清塚卯月:「んん……?」
"ドクトル・スケバン"清塚卯月:「まさか……その鎧は!」
吼衣不屈:「八大天王が一人、ナイトスケバンの吼衣不屈。」
"ドクトル・スケバン"清塚卯月:「ひえ~~~っ!?」
吼衣不屈:優しくドクトルを下したのち、手の甲にキスをする。
吼衣不屈:「風吹の無礼を許してほしい。」
"ドクトル・スケバン"清塚卯月:「むぅ……多少は礼儀をわきまえてはいるようだな……」
吼衣不屈:そして後ろの大橋に視線を向ける。
風吹リュー:「うるせーよ、お相子だ」
風吹リュー:「つーか毎回オレの尻ぬぐいしようとすんじゃねー!」
風吹リュー:ぎゃいぎゃいと外野から吠えたてる。
吼衣不屈:「では尻ぬぐいが必要なことを控えるんだな。」
風吹リュー:「ああ!?」"ドクトル・スケバン"を挟んでにらみ合う。
大橋綺羅星:「こっちは大橋綺羅星。八大天王のスナイパースケバンやってまーす」くるくるとスナイパーライフルを回転させ、肩に担ぐ
"ドクトル・スケバン"清塚卯月:「は、八大天王が……三人……!?」
大橋綺羅星:「騒がしくてごめんねぇうづセンパイ」
"ドクトル・スケバン"清塚卯月:「うづ先輩……」
"ドクトル・スケバン"清塚卯月:「はあ……」がっくりと崩れ落ちる
"ドクトル・スケバン"清塚卯月:「終わった……わが野望……すべて……」
風吹リュー:「ケッ。まあいい」
大橋綺羅星:「というわけで」
大橋綺羅星:「その野望のこと、教えてほしいナー」
"ドクトル・スケバン"清塚卯月:「!」
"ドクトル・スケバン"清塚卯月:「く……こうなっては致し方ない」
"ドクトル・スケバン"清塚卯月:「いいだろう。教えてやる!」
琴城星羅:「(けっこう素直な人なんだ…)」
空木一姫:「(悪い人ではないんですかね…)」
"ドクトル・スケバン"清塚卯月:いそいそと机によじ登って
"ドクトル・スケバン"清塚卯月:「私の目的、それは」
"ドクトル・スケバン"清塚卯月:「この"マカハドマ"を攻略し、その先にある"薔薇水晶"の鉱脈を、手中に収めることだ!!」
琴城星羅:「!」表情が変わる。
空木一姫:「!」顔を引き締める
風吹リュー:「知ってんのか、こいつがどういう代物なのか。スペースサムライの奴ぁ」
風吹リュー:「ま、不思議なことでもないか」
柳生咲玖夜:『ええと……』
"ドクトル・スケバン"清塚卯月:「無知蒙昧な愚民どものために、一から説明してやる。耳かっぽじってよく聞くがいい!」
"ドクトル・スケバン"清塚卯月:「そも、薔薇水晶の薔薇というのは一種の隠し名なのだ」
"ドクトル・スケバン"清塚卯月:「阿修女の古い文献によると、薔薇とは本来"婆羅"」
"ドクトル・スケバン"清塚卯月:「古代インドの知識階級『婆羅門』、即ち『賢者』を意味する」
"ドクトル・スケバン"清塚卯月:「そしてこの天才の地道なレネゲイド結合解析はある事実を導き出した!」
"ドクトル・スケバン"清塚卯月:「聞いて驚け。薔薇水晶、その正体はな」
"ドクトル・スケバン"清塚卯月:「"賢者の石"なのだ!うわははははははは!!」
琴城星羅:「(け…結果オーライ…!)」
風吹リュー:「な…………何ィ!?」
大橋綺羅星:「へえ~」
吼衣不屈:「賢者の石。卑金属を金に返る触媒としての霊薬。あるいは……」
"ドクトル・スケバン"清塚卯月:「我々が到達している第4層まででこの埋蔵量だ」
"ドクトル・スケバン"清塚卯月:「間違いなく、更に下には鉱床と言えるものが存在するはず」
"ドクトル・スケバン"清塚卯月:「私はそれを手中に収め──────」
"ドクトル・スケバン"清塚卯月:ふふん、と鼻を鳴らし
"ドクトル・スケバン"清塚卯月:「UGNに売りつけるのだ!!」
"ドクトル・スケバン"清塚卯月:「そして私は何不自由ない暮らしを手に入れ」
"ドクトル・スケバン"清塚卯月:「働かずにこの身すべてを研究に捧げて生きるのだ!」
"ドクトル・スケバン"清塚卯月:「ん~~!これぞ天才の本懐!」
風吹リュー:「(へ…………)」
風吹リュー:「(平和──────────────!!!)」
琴城星羅:「(どうする一姫ちゃん?なんか鴨がネギしょってやってきた感じだけど…)」
空木一姫:「(ええーっと…そうですね。特にこちらから開示しなくとも、脅威が共有された感じですわね…?)」ひそひそ
空木一姫:「(最終的にUGNに集まるのなら、まぁ……?)」ひそひそ
吼衣不屈:「我々(オーヴァード)の世界ではレネゲイドクリスタルの通称か。」
吼衣不屈:「一度だけ目にしたことはあるが、まさか石だけでなく鉱床が眠っているとはな。」
大橋綺羅星:「すごいすごーい!天才!」
"ドクトル・スケバン"清塚卯月:「そうだろう、そうだろう」
"ドクトル・スケバン"清塚卯月:「と、いうわけで諸君」
"ドクトル・スケバン"清塚卯月:「この際だ、この"ドクトル・スケバン"が君たちを全面的に支援してあげようじゃあないか」
"ドクトル・スケバン"清塚卯月:「一瞬、八大天王が私を粛清しに来たのかとかなり焦ったが、よくよく考えればどうということはない」
"ドクトル・スケバン"清塚卯月:「君たちもこの先に用があるのだ!ん?違うかね?」
風吹リュー:「あーうん…………そういう話なら全然邪魔しねーよ。つーか願ったり叶ったりだ」
風吹リュー:「他のアホどもが変な遊び方しねーようにしっかり独占してすごい発見してくれ」
吼衣不屈:「うむ。早期発見により学院の危機や混乱を未然に防げるなら──」
吼衣不屈:「学院からも褒賞が出るかもな。部費の増額など。」
大橋綺羅星:「そだね。助かる!」
空木一姫:「そ、そうですわね。薔薇水晶の正体には、わぁ、びっくりですが。そういうことでしたら大変助かります」
琴城星羅:「だ、だよね!知らなかった!さすが天才!」
"ドクトル・スケバン"清塚卯月:「うむ!ならば契約成立だ!」
"ドクトル・スケバン"清塚卯月:「ささ、早く出すものを出し給え~!」


GM:ここで
GM:【スケバン工房】のシステムをご説明します。
GM

【スケバン工房】
"ドクトル・スケバン"と接触することで開放される。
『薔薇水晶』を渡すことで、"ドクトル・スケバン"謹製の対迷宮アイテムと交換できる。
各シーンの購入フェイズに"ドクトル・スケバン"が登場し、通常購入とは別に交換処理を行える。

GM:交換ラインナップはこちら
GM

【薔薇水晶交換品目】
栄養ドリンク『アムリタスα』……PC1名の侵蝕率を-[1d3+2]する  薔薇水晶5個消費
栄養ドリンク『アムリタスΣ』……PC1名の侵蝕率を-[1d6+3]する  薔薇水晶10個消費
栄養ドリンク『アムリタスΩ』……PC1名の侵蝕率を-[1d10+5]する  薔薇水晶15個消費
衝動抑制薬『ピンクソーマ』……PC1名の次回の登場侵蝕ダイスを1d3に変更する  薔薇水晶10個消費
阿修羅の御守り……このアイテムを所持するPCの専用エンブレムのLVを+1する(一人あたり最大2個まで) 薔薇水晶30個消費
イリーガルクリスタル……オートアクションで使用する。使用者が次に行う判定のC値を-2(下限5)する  薔薇水晶60個消費

GM:この先は購入フェイズで交換を行えますが
GM:今回は折角会ってるのでここで交換をしてしまいましょう
GM:現在の皆さんの薔薇水晶獲得量は260個です。
GM:皆で相談して交換品を選んでね。
吼衣不屈:お守り×5、アムリタスΩ×1、イリーガルクリスタル×1買います。
空木一姫:御守りは私2,琴城様2、吼衣様1で所持します
GM:OK!
吼衣不屈:150+15+60で…225点消費!35点はプールですね。
GM:了解しました。
GM:現在のエンブレムレベルは共有メモにもあるので確認してね


"ドクトル・スケバン"清塚卯月:「と、まあこんなところか」
GM:君たちは"ドクトル・スケバン"から諸々の迷宮アイテムを受け取った。
琴城星羅:「(どうやったらこんなの作れるんだろう…天才…)」おののいている。
吼衣不屈:「………凄まじい技術だ。高度な科学は魔術と見分けがつかないとは真のようだな。」
"ドクトル・スケバン"清塚卯月:「全面支援と言ったからな。この先も君たちが安全を確保したと確認したらついて行ってやる」
"ドクトル・スケバン"清塚卯月:「安全を確認したらな!」
空木一姫:「そうですね。清塚様に何かあれば大変ですから」
吼衣不屈:「私は騎士だ。生徒は守る。」
風吹リュー:「それくらいなら何かあっても深々子が何とかしてくれそうだけどな」
琴城星羅:「あ、そうだね。バックアップ来てもらってるし…」
"ドクトル・スケバン"清塚卯月:「うむ!では行き給え。行ってガッポガッポ稼いでくれ給え」
大橋綺羅星:「目的はそっちじゃないんだけどなあ。まあついでに拾っとこ」
GM:パチン、とドクトル・スケバンが指を鳴らすと
GM:入り口の扉が開く
GM:その先には、先程まではなかった大穴が空いている。
GM:いつの間にか、階層の出口まで移動していたようだ。
"ドクトル・スケバン"清塚卯月:「第四階層はその先だ」
風吹リュー:「おおー……いや」移動研究室のメカ脚をしげしげと見つめる。
風吹リュー:「本当すごいな卯月」
風吹リュー:バカだからよく分からないがすごいことは分かる。
"ドクトル・スケバン"清塚卯月:「ふふん。当然のことを今更言うんじゃあない」
琴城星羅:「これ、一人で作ったの…?」
吼衣不屈:「助かる。下層へのランディングポイントの安全は確保しよう。」
風吹リュー:「おっけー。適当についてきてくれ」
風吹リュー:その暗黒に身を躍らせ。
風吹リュー:飛び込む。
大橋綺羅星:「はーい。そんじゃれっつごー」あとに続く
空木一姫:「はい、お…お、橋様」スカートを抑えて飛び込む。
吼衣不屈:「では、また。」
吼衣不屈:穴に身を躍らせる。空中で白銀の羽が寄り集まり一羽の鳥となって不屈の右手を取り、
吼衣不屈:”落下”から”滑空”になる。
琴城星羅:「それじゃ、すぐに安全確認してくるから!安心して待っててね!」ひらりと手を振り、穴に飛び込む。
GM:全員が降下したのを見届けて、移動工房はその扉を閉じた。



地獄洞マカハドマ:第三層 -無間街(バッドシティ)-

完全制圧


GM:ロイス、購入が可能!
GM:侵蝕も下げるやつは下げな!
空木一姫:ハッ!ではΩを1本頂きまして!
空木一姫:85-1d10
DoubleCross : (85-1D10) → 85-2[2] → 83

空木一姫:……固定値で更に5下がって78にて。
大橋綺羅星:ロイス保留、購入は応急手当を
大橋綺羅星:2dx
DoubleCross : (2R10[10]) → 10[6,10]+2[2] → 12

大橋綺羅星:応急手当使用します
大橋綺羅星:5+2d10
DoubleCross : (5+2D10) → 5+15[6,9] → 20

吼衣不屈:ロイス保留!
吼衣不屈:購入は…どうしようかな。要るものありますか?
吼衣不屈:欲しいものがあれば大体のものは買えますよ
大橋綺羅星:とりあえずこちらは大丈夫です 以上
琴城星羅:応急手当があればあるほどうれしいですが、たぶん装備系行ったほうがいい気がします!
空木一姫:行動値の下がらないボディアーマーぐらいかなぁ、という感じですこちらは。
風吹リュー:ロイス 空木一姫のNを羞恥に アイテム使用なし
風吹リュー:3dx+5 アームドスーツ
DoubleCross : (3R10+5[10]) → 5[2,4,5]+5 → 10

風吹リュー:財産5点払って買っちゃお。ウェポンケースにしまいます
琴城星羅:こちらは大槌購入。今回は購入強者なのだ!
琴城星羅:1DX+6>=14
DoubleCross : (1R10+6[10]>=14) → 8[8]+6 → 14 → 成功

琴城星羅:ヤッター
琴城星羅:ロイスなしで、常備化してた応急手当キットを使用!
琴城星羅:12+2D10
DoubleCross : (12+2D10) → 12+5[3,2] → 17

吼衣不屈:覚悟のさらし買います。
吼衣不屈:ブラックカード使用。一体化。《天性のひらめき》使用。
吼衣不屈:8dx7+6>=30
DoubleCross : (8R10+6[7]>=30) → 10[2,5,5,5,6,7,7,8]+10[8,9,10]+4[3,4,4]+6 → 30 → 成功

吼衣不屈:成功。装備!
吼衣不屈:吼衣不屈の侵蝕率を+4した(侵蝕率:70->74)
吼衣不屈:ブラックカード使用回数残り2回で以上です。
風吹リュー:お見事
琴城星羅:ぴったり!
空木一姫:ロイス。「スナイパースケバン様 大橋綺羅星 ○P信頼/N未練」で取得。風吹さんのN感情を「羞恥」に変更。
空木一姫:こちらはボディアーマーなど狙います
空木一姫:2dx+4>=12
DoubleCross : (2R10+4[10]>=12) → 6[5,6]+4 → 10 → 失敗

空木一姫:財産2点使用、購入して以上です
空木一姫:空木一姫の財産点を-2した(財産点:8->6)
風吹リュー:以上です
琴城星羅:以上!
GM:OK!
GM:ではマスターシーンを流してから次の階層へ向かいます
GM:例によって星羅ちゃんは登場自由!
琴城星羅:でます!
GM:いくよ~

暗転 : 春の記憶

GM:■マスターシーン:春の記憶
"アシュラ":「"アシュラ"、目標を殲滅。至急清掃班を寄越してください」
GM:廃墟となった貧民街の一角、そこに佇む4人の少女の影と
GM:巨大な、異形の怪物の屍。
GM:鱗に覆われた六対の手足は胴体の二倍以上の長さに発達しており。
GM:頭部は破裂寸前の風船のように肥大化し、無数の眼球が不規則に並ぶ。
GM:周りには、それを二周りほど小さくしたような姿の子鬼が数体、同じく息絶えて転がっている。
”オロチ”:「ふぐっ………うぅ…………っ」
”オロチ”:「かなちゃん……ごめん……ごめんね……ひぐっ」
"ドラゴン":「……いつまで泣いてんだ。みづ」
"ドラゴン":「そいつはもう笛吹じゃねえ」
"ドラゴン":「懐いてたガキどもも巻き込んで、この街の奴らを食い荒らしてた」
"ドラゴン":「ただの鬼だ」
”オロチ”:「けど……げどぉ……」
"???":「皆さん、結界を解きます」
"???":「清掃班と鉢合わせるのは避けるようにとの指示です。撤収しましょう」
"アシュラ":「……はい」
"アシュラ":血溜まりの中に浮かぶ、髪飾りを拾い上げる。
"アシュラ":「ごめんなさい。もう少しだけ、我慢してね……」
"アシュラ":「必ず、終わらせる」
"アシュラ":「私達の手で……」
"アシュラ":屍に背を向け、無線に一言告げる。
"アシュラ":「"スキャバーズ"帰投します」
"???":「………」ふと、視線を君に向け
"???":軽く会釈し、その場を去る。
琴城星羅:ああ、そうだったんだ。信じられないはずなのに、なぜかすっと頭の中に受け入れられる。
琴城星羅:穏やかに笑い、手を振る。
琴城星羅:「また、ね」誰にともなくつぶやく。

三ノ口 : 大雷柱の段

GM:ミドル4、第四階層です。
GM:シーンプレイヤーは大橋さん!他全員登場可能!
風吹リュー:風吹リューの侵蝕率を+5(1d10->5)した(侵蝕率:71->76)
吼衣不屈:出るぜ!
吼衣不屈:吼衣不屈の侵蝕率を+10(1d10->10)した(侵蝕率:74->84)
吼衣不屈:バホッ
空木一姫:空木一姫の侵蝕率を+4(1d10->4)した(侵蝕率:78->82)
大橋綺羅星:大橋綺羅星の侵蝕率を+1(1d10->1)した(侵蝕率:71->72)
空木一姫:吼衣様ー!
琴城星羅:76+1D10
DoubleCross : (76+1D10) → 76+7[7] → 83

GM:ひりついてきたわね
琴城星羅:失礼、現在値74だったので81で!
GM:あいよ!


GM:たどり着いた先には、一本の柱が突き建っている
GM:他には何もない。
GM:直径およそ500m、最高部で高さ100mはあろうかというドーム状の空間。
GM:その中心に、まっすぐに天を衝く柱と、その周囲を10m程離れてぐるりと旋回する螺旋階段がある。
GM:そして、その柱の周りには常に
GM:閃光 と 轟音
GM:柱の頂点から地面に向かって、虫一匹入る隙もない程に、絶え間なく雷が落とされている。
GM:その先の地面には、巨大な陥穽。
GM:雷に閉ざされたそれが、この階層の出口だ。


逆巻く線輪(コイル)
戦慄く螺旋(ドリル)
天裂く稲妻(ボルト)
地を穿つ

地獄洞マカハドマ:第四層

-大雷柱(サンダーボルト)-


柳生咲玖夜:『みんな、気を引き締めて』
風吹リュー:「…………おう」
風吹リュー:劈く轟音の中で、小さく返す。
大橋綺羅星:「スッゴ……」
琴城星羅:「…あれ、超えるの?」うへー、という顔。
柳生咲玖夜:『そこが現在スケバンが到達できている最深部、大雷柱(サンダーボルト)
柳生咲玖夜:『出口は見ての通りだけど、あの電撃の壁を突破できた人はいない』
柳生咲玖夜:『……ということにはなっているけど』
吼衣不屈:「雨品たちは越えたらしいな。」
柳生咲玖夜:『うん、ここまでデュカちゃんともっちゃんの姿がなかったということは』
柳生咲玖夜:『あの子たちはこの先に逃げたと考えた方がいい』
大橋綺羅星:「そんじゃ、あーしらももたもたしてらんないね」
琴城星羅:「どうにかして、あれを超えた…」「ってことは、何かしら突破する手段があるわけだね」
空木一姫:「そう、ですね。何かしら手段があるはずかと」
柳生咲玖夜:『何回かリザレクトする覚悟があれば、強行突破できる可能性もあるかもだけど……』
柳生咲玖夜:『そんなリスクは今取れないからね。上を見て』
風吹リュー:その言葉に従って、ドームの天井を見る。
空木一姫:言葉に従う。
GM:ドームの最上部、柱の付け根に
GM:雷を発生させていると思われる装置がある。
柳生咲玖夜:『アレを壊す』
大橋綺羅星:「ん~……あれか~」スナイパー視力
琴城星羅:「壊すって…」スピカちゃんを見る。「…なんとかなるかも、だね」
柳生咲玖夜:『今まで挑んだスケバンは、近づく前に雷に打たれちゃってたんだけど』
柳生咲玖夜:『そこにはスピカちゃんやリューちゃんがいるから』
柳生咲玖夜:『壊す方法はいくらでもあるはず』


GM:階層の突破方法について説明します
GM:この階層ではFS判定を行います。
風吹リュー:おお~~FS判定!
GM

FS判定【大雷柱発生装置を破壊せよ】(0/8)
〈射撃〉〈RC〉〈白兵(至近距離のみ)〉〈運転(至近距離のみ)〉難易度9 最大達成値20

GM:このFS判定を突破することで、次の階層に進めます。
GM:ただし
GM:各ラウンド、ランダムで1名に落雷ダメージ5d10(打ち消し判定可)
GM:ラウンドごとにこちらのダメージを受けてもらいます。
GM:皆さんのエンゲージは以下の通り
GM

【大雷柱発生装置】
     │
     │
     250m
     │
     │
【風吹リュー】【吼衣不屈】【大橋綺羅星】【空木一姫】【琴城星羅】

風吹リュー:250m!
琴城星羅:遠い!
風吹リュー:なんて遠いんだ……こんな距離、近付くのに何ラウンドかかることやら……
空木一姫:遠いぞ!
GM:そして、雷の打ち消し判定というやつですが
GM

【打ち消し判定】
落雷の対象を自分に変更する。〈白兵〉判定を行い、達成値15以上を出せばダメージを無効にする。
この判定を行う場合、ラウンド中他の判定を行うことはできない。(移動は可能とする)

GM:FS判定を放棄することで、こちらの判定を行えます。
空木一姫:なるほどなー
GM:判定は行動値順です。
GM:まずは一発判定してみましょう。
大橋綺羅星:では自分からですかね
大橋綺羅星:セットアップで《光の銃》
GM:どうぞ!
大橋綺羅星:侵蝕は72→74 マイナーなし
大橋綺羅星:コンセ+天からの眼で判定しましょう
大橋綺羅星:10dx7
DoubleCross : (10R10[7]) → 10[1,2,2,3,4,5,5,6,9,10]+10[6,10]+4[4] → 24

大橋綺羅星:侵蝕74→78
GM:すごい
GM:【大雷柱発生装置を破壊せよ】(3/8)
GM:軽く演出入れてください
大橋綺羅星:「んじゃとりあえず……」スナイパーライフルを生成。
大橋綺羅星:「えい!」射撃!
大橋綺羅星:「……流石に一発じゃ無理かな~」
GM:250mの距離を物ともせず、弾丸は装置の中心に命中する
GM:制御装置の外壁が砕け、内部の基盤が覗く
GM:その時
GM:〈知覚〉判定。大橋さんと吼衣さんのみです
GM:難易度は15
大橋綺羅星:8dx+1>=15
DoubleCross : (8R10+1[10]>=15) → 10[2,4,4,5,5,5,8,10]+1[1]+1 → 12 → 失敗

大橋綺羅星:くっ
吼衣不屈:サーチレーダーと一体化して判定。《天性のひらめき》使用できます?
GM:できます!
吼衣不屈:では判定。
吼衣不屈:7dx7+2>=15
DoubleCross : (7R10+2[7]>=15) → 10[3,3,4,6,7,10,10]+5[1,4,5]+2 → 17 → 成功

吼衣不屈:吼衣不屈の侵蝕率を+4した(侵蝕率:84->88)
GM:では、吼衣さんは気付きます。
GM:螺旋階段の最上部
GM:制御装置の近くから、大橋さんに向けて狙いを定める銃口の存在を
大橋綺羅星:装置に集中している。気づかない。
GM:タン、と
GM:小さく音が響き、銃弾が発射されます。
吼衣不屈:「………!」
吼衣不屈:ランスを大橋の前に。
GM:大橋さんに3d10のダメージ。吼衣さんは手番消費無しでカバーリングできます。
吼衣不屈:カバーリングします。混沌なる者の槍と一体化。
GM:3d10
DoubleCross : (3D10) → 11[4,6,1] → 11

吼衣不屈:装甲15、ガード値9です。
GM:ヤッバ
GM:弾丸は傷一つ付けることなく弾かれます。
吼衣不屈:ランスの刃の側面が銃弾の軌道を的確に弾く。
吼衣不屈:「何かが、いる。」
仮面の襲撃者:「…………」
大橋綺羅星:「……!ありがと、ふーちゃん」
吼衣不屈:「撃ち続けろ。」
吼衣不屈:「あちらからの銃弾は、一つも通さない。」
仮面の襲撃者:射線の先に見える姿に、君たちは見覚えがある。
仮面の襲撃者:雨品と桜咲を襲撃した、FHエージェントだ。
大橋綺羅星:「……」その姿をスコープで確認する。が、今は
大橋綺羅星:「ごめん。おねがい」


GM:FS判定項目が追加されます
GM

FS判定【仮面の襲撃者を撃退せよ】(0/6)
〈射撃〉〈RC〉〈白兵(至近距離のみ)〉〈運転(至近距離のみ)〉 難易度9 最大達成値20
各ラウンド、大橋綺羅星に砲撃ダメージ4d10(カバーリング可)

GM:エンゲージはこちら

【大雷柱発生装置】【仮面の襲撃者】
     │
     │
     250m
     │
     │
【風吹リュー】【吼衣不屈】【大橋綺羅星】【空木一姫】【琴城星羅】

GM:尚、琴城さんは《サンドシャード》を噛ませることで
GM:装置破壊と撃退両方の判定を同時に行うことが可能とします。
琴城星羅:うれしい!


GM:では次の判定!
風吹リュー:では行動宣言イニシアチブ9.
風吹リュー:ストライクモービル搭乗、メジャー全力移動250m。
風吹リュー:【大雷柱発生装置】【仮面の襲撃者】にエンゲージします。
風吹リュー:行動終了。
風吹リュー: 
風吹リュー:「カモがネギ背負って、ってヤツじゃねーか」
風吹リュー:「あれ捕まえてシメようぜ」
風吹リュー:靴底のラバーが確と床を捉え、スケボーに乗った体を前へと押し出す。
アセンション春花:『よーっし、行きますよリューちゃん!エンジン全開です!』
風吹リュー:「行くぞ春花。直線機動だ」
アセンション春花:『おうよ!相棒!』
風吹リュー:トランジションへと繋がる何もない地面を、ただ加速していく。
風吹リュー:ウィールが、地を蹴った速度を乗せただけでは説明できない速度で回転した。同時、無風だった地下の空気が攪拌される。風吹リューの背を押す。
風吹リュー:すぐ近くに雷が落ちる。「っとお!」焦熱と死の気配を感じる。「っぶねえ──はは!」
風吹リュー:制動(パワースライド)と加速を繰り返しながら雷の渦を越え、瞬く間に大雷柱の根元へ。
風吹リュー:「────こっから本番」
アセンション春花:『跳びます!』
風吹リュー:「おうよ!」
風吹リュー:滑らかな重心移動で跳ね板の如くテールを蹴り、反動で一気に空中へ。
アセンション春花:螺旋階段を滑るように駆け上っていく
アセンション春花:目指すは大雷柱の最上部───
GM: 
GM:続いて琴城さん!
琴城星羅:はいな!
琴城星羅:マイナーでオリジン:レジェンド。精神判定達成値+2して、コストが2で83になりまして
琴城星羅:メインでナックルダスター切ってサンドシャード+コンセ!目標というか解決対象は発生装置と襲撃者。コストは7で90!
琴城星羅:4DX7+1+2 襲撃者には+6
DoubleCross : (4R10+1+2[7]) → 10[2,7,7,10]+10[2,6,8]+10[7]+3[3]+3 → 36

GM:すっご
GM:【仮面の襲撃者を撃退せよ】(3/6)【大雷柱発生装置を破壊せよ】(6/8)
GM:演出どうぞ!
琴城星羅:銃弾の軌道を逆に辿るように、指先から微細な構造体を射出する。
琴城星羅:襲撃者に直撃はしないものの、着弾地点から赤い構造体の霧が発生し、発生装置が腐食していく!
仮面の襲撃者:「………!!」
琴城星羅:「外した…っ!」「さすがに遠すぎる!」弾け飛んだ指先を、その場で修復する。
仮面の襲撃者:着弾点から辛うじて逃れるが、着弾のの衝撃により吹き飛んだ瓦礫と
仮面の襲撃者:赤い霧の侵蝕によって、幾分かのダメージを受ける
仮面の襲撃者:そして、瓦礫を受けたその仮面が
仮面の襲撃者:地に落ちる

"ミネラウヴァ":「………ッ」
"ミネラウヴァ":その顔は、瓜二つだ。
"ミネラウヴァ":阿修羅地獄堂女学院八大天王
"ミネラウヴァ":"スナイパー・スケバン"大橋綺羅星と同じ顔である。
"ミネラウヴァ":「意外とやんね……UGN」
風吹リュー:「!」驚いたのは一瞬だ。雑念はすぐ振り切られる。それが彼女に取っては、スケボーに乗るという事。
大橋綺羅星:「…………」想定はしていた。あの写真を見たときから
琴城星羅:「え、あれ…」「スピカ、ちゃん?」
柳生咲玖夜:ザザッ……
柳生咲玖夜:『みんな!そいつの正体がわかったよ!』
空木一姫:「! さっちゃん」耳を傾ける
柳生咲玖夜:『ふーちゃんから報告を受けて、"アマルテア"についてUGNに照会してたんだけど』
柳生咲玖夜:『やっと情報が上がってきたの』
GM: 
GM:FS進行度が規定値に到達したため、情報項目を開示します
GM

【仮面の襲撃者を撃退せよ】(2/6)
『"アマルテア"セル』
FH内において『衛星細胞(サテライト・セル)』と称される特殊な役割を担うセルの一つ。
その役割は、他のセルが壊滅、消滅した場合にそのセルが担っていた役割を代行する『代替セル』であり
時には、本来のセルの代わりに死地へと赴く『捨て駒』として扱われる場合もある。
構成員はこの役目を遂行するため、万能とすら言える全種の能力訓練に加えて
徹底的な精神画一化、思想洗浄、経歴抹消を施され、誰でもなく、誰にでもなれる"透明な兵士"へと加工される。
サテライト・セルは性質上人員の損耗が激しく、立上げから10年程度で解体されるという。

【仮面の襲撃者を撃退せよ】(3/6)
『"ミネラウヴァ"』
仮面の襲撃者の正体は、"アマルテア"セル最後の一人にしてセルリーダー『ミネラウヴァ』。
『鉱床への到達ルート』の発見のため大橋綺羅星の姿、性質、性能をすべて模倣して本人に成り切り、神性圏界を突破した。
兵士としての製造ロットは大橋綺羅星の少し後に当たる。
組織の手から逃れ、自分が模倣できる程の"個"を獲得した大橋綺羅星を憎悪している。

GM
GM:次は空木さん!
GM:行動しますか?
空木一姫:FSは放棄で打ち消し判定を!
GM:了解!ラウンド終了まで待っててね!
空木一姫:はーい
GM:次は吼衣さん!
吼衣不屈:こちらも…待機ですね。
吼衣不屈:いや、自分が一番最後か。
吼衣不屈:メジャーアクション放棄の形になるかな?
吼衣不屈:メジャーアクション放棄で。
GM:あ、ラウンド最後に敵の攻撃があるんで
GM:待機で大丈夫ですよ
GM:カバーできるし
吼衣不屈:では待機で!
GM:では落雷ダメージ、砲撃ダメージが発生します
GM:まずは落雷
GM:1d5
DoubleCross : (1D5) → 5

琴城星羅:きゃあ
GM:琴城さんに5d10
GM:打ち消しありますか?
空木一姫:打ち消しまーす
琴城星羅:ありがと~!
GM:では白兵で振ってください
空木一姫:対象を自身にして白兵判定。《C:ウロ》+《シャドーテンタクルス》、判定前に《原初の紫:紡ぎの魔眼》
空木一姫:空木一姫の侵蝕率を+2した(侵蝕率:82->84)
空木一姫:9dx7+6>=15
DoubleCross : (9R10+6[7]>=15) → 10[2,3,6,8,9,9,9,9,10]+10[3,4,7,7,9,10]+10[4,5,8,10]+10[3,8]+4[4]+6 → 50 → 成功

空木一姫:やる気
空木一姫:空木一姫の侵蝕率を+3した(侵蝕率:84->87)
GM:すんごい
GM: 
GM:大雷柱が纏う雷が一際勢いを増し
GM:その中の一筋が琴城さんへ迫る。
GM:その速度は文字通り雷速。逃れるすべはない
琴城星羅:「!」構造体を浴びせるも、「食い」きれない!
空木一姫:「琴城様」その手を取る。「こちらへ」
空木一姫:つい、と軸足をつま先足に立ち、伸ばされた片足がバレエを踊るように美麗な動きで円を描く。
空木一姫:琴城さんの身体を抱きとめるようにしながら、長い髪とスカートがふわりと翻り、掲げた大太刀で地を叩く。
空木一姫:コォン、と澄んだ音と共に、パチ、パチ、パチリと。
空木一姫:黄金色の桜の花弁が舞い踊る。
空木一姫:儚げな1枚が、迫りくる大雷に触れた途端。
空木一姫:舞い散る花弁へと誘導されるように軌道が変更し、誰も居ない地面へと落ちる
空木一姫:「………ふぅ」
空木一姫:「なんとかなりました。お怪我はありませんか?」
琴城星羅:「あ…」「ありがと一姫ちゃん!無事だよ!」少し赤くなる。「その…私、重くなかった?大丈夫?」
空木一姫:「えぇ、琴城様」穏やかに微笑んで
空木一姫:「一輪の花のようですわ」
琴城星羅:余計赤くなる。「も、もー!」「戦いに!集中!」
GM: 
GM:続いて砲撃ダメージ
GM:大橋さんに4d10
GM:カバーリング可能です
吼衣不屈:行動放棄カバーリング宣言
GM:OK!
吼衣不屈:混沌槍と一体化してガード
GM:4d10
DoubleCross : (4D10) → 13[4,1,7,1] → 13

GM:ふるわない
吼衣不屈:装甲15とガード9で弾きます
GM:この騎士ヤバい
GM: 
"ミネラウヴァ":「んじゃとりあえず……」大橋さんの動きをなぞるようにスナイパーライフルを生成。
"ミネラウヴァ":「えい!」銃弾が放たれる
"ミネラウヴァ":弾丸は再び、大橋さんの元へ
"ミネラウヴァ":光の軌跡を帯びた強化弾。先より強力なはずのそれが
吼衣不屈:弾丸は届かない。
吼衣不屈:大橋の前に、一人の騎士が城壁の如く敢然と立っている。
吼衣不屈:今度は手甲で弾丸を弾き返す。
吼衣不屈:ビリビリと、雷に打たれたかの如く震える手。
吼衣不屈:しかし、恐れは微塵もない。
"ミネラウヴァ":「…………!」
大橋綺羅星:「ありがと。……ごめんね」
吼衣不屈:「感謝だけはもらっておく。謝罪はお前に返す。」
吼衣不屈:「お前が謝る道理などどこにもない、大橋。」
大橋綺羅星:「……」そんなことはない。と言おうと思ったが
大橋綺羅星:「うん。ありがと」もう一度、友に感謝を
吼衣不屈:「それでいい。頼むぞ、大橋。」
"ミネラウヴァ":「いーなー……それ」
"ミネラウヴァ":再び銃を構える
"ミネラウヴァ":「あーしに、頂戴よ」
"ミネラウヴァ":スコープを覗く眼には、先程よりも強い殺意が宿っている
吼衣不屈:「やらんぞ。大橋は私の友だ。私の姫だ。」
吼衣不屈:ランスを構える。その眼には騎士の決意。
"ミネラウヴァ":「ふふ、違うよ。あーしが欲しいのは」
"ミネラウヴァ":「騎士様(アンタ)だよ"ふーちゃん"」
大橋綺羅星:「そっちもダメ。あげない」
吼衣不屈:「私が忠義を捧げるに値する相手ならばやるんだがな。」
吼衣不屈:「むやみに友を撃つような輩は論外だ。」
"ミネラウヴァ":「ふーん……ならいーよ」
"ミネラウヴァ":「全部、奪ってあげる」


GM:第2ラウンド
GM:大橋さんの手番からです
GM:【仮面の襲撃者を撃退せよ】(3/6)【大雷柱発生装置を破壊せよ】(6/8)
GM:好きなのを選びな!
大橋綺羅星:では発生装置を。
GM:ほう……
GM:わかりました!判定どうぞ!
大橋綺羅星:コンセ+天からの眼
大橋綺羅星:10dx7
DoubleCross : (10R10[7]) → 10[4,4,5,7,8,8,8,9,9,10]+10[4,7,7,8,9,9,10]+10[2,5,6,6,8,9]+10[5,9]+1[1] → 41

大橋綺羅星:侵蝕78→82
GM:FS達成!
GM:大雷柱発生装置が破壊されます。
GM:後は"ミネラウヴァ"を撃退することで、次の階層に進めます。
GM: 
大橋綺羅星:「……」思わぬ乱入者に一瞬気を取られるが、自分のすべきことは変わらない
"ミネラウヴァ":「さあ、さあ来なよ!"スピカ"!!」
"ミネラウヴァ":「アンタのすべてを奪って、あーしは……!」
大橋綺羅星:「……」無言で大雷柱発生装置を撃ち抜く。
"ミネラウヴァ":「──────?」
大橋綺羅星:「ごめん。今それどころじゃないんだよね」
大橋綺羅星:「トモダチが、待ってるから」
"ミネラウヴァ":自分に向けられた弾丸を撃ち落とすつもりで放った銃撃は、何にも当たることなく空を切る
GM:大橋綺羅星の銃弾は過たず制御装置のコアを打ち抜き
GM:大雷柱が纏っていた雷のカーテンが跡形もなく霧散する
大橋綺羅星:「あんたは何にでもなれるのに、何にもなれないんだね」
"ミネラウヴァ":「──────」
"ミネラウヴァ":「……は、トモダチが待ってる?」
"ミネラウヴァ":「だったら尚更さあ……」
"ミネラウヴァ":「アンタはあーしに撃たれなきゃダメでしょお?」
"ミネラウヴァ":血走った眼で、スコープを覗く
"ミネラウヴァ":「あーしが、ちゃーんと"トモダチ"のとこに送ってやるからさあ!!」
風吹リュー:「よぉ」
"ミネラウヴァ":「……は?」
風吹リュー:無数空を裂く亀裂が消え去り、正常な音と視界が戻ってくる。
風吹リュー:その場所へ躍り出る影があった。
風吹リュー:すべてが静止したような一瞬。
風吹リュー:恐ろしいほどに凪いだ目が"ミネラウヴァ"を見つめている。
風吹リュー:手番いただきます。
GM:どうぞ!
風吹リュー:マイナー無し メジャー《コンセントレイト:ノイマン》《スキルフォーカス:運転》対象は"ミネラウヴァ"
風吹リュー:違うわ このコンボでFS判定を進行します。
風吹リュー:7dx7+7
DoubleCross : (7R10+7[7]) → 10[1,2,7,7,8,9,10]+10[3,6,8,9,9]+10[1,6,8]+2[2]+7 → 39

GM:ひえ~
GM:FS達成!
GM:"ミネラウヴァ"の撃退に成功しました
風吹リュー:風吹リューの侵蝕率を+4した(侵蝕率:76->80)

"ミネラウヴァ":「退いてろよ……」
風吹リュー:ナイトスケバン、吼衣不屈。
風吹リュー:彼女がそうすると知っていた。
風吹リュー:スナイパースケバン、大橋綺羅星。
風吹リュー:彼女がそうすると知っていた。
風吹リュー:だから自分がどうするのかも、知っている。
風吹リュー:きっと──5人の中で、先に飛び出した自分だけが、スピカと同じ顔をした目の前の女のことを何も知らないとしても。
"ミネラウヴァ":「"リューたん"!!」銃口を君に向ける
風吹リュー:「お仕置きだ」
風吹リュー:火花。
風吹リュー:空転中に常識を外れて加速した車輪(ウィール)の、スケボーを介したハヌマーン能力によって無視されていた空気抵抗。
風吹リュー:接地と共に、それが摩擦を取り戻す。
風吹リュー:埒外の加速を受けた体が膝を曲げ、スケボーから離れて跳んだ。
"ミネラウヴァ":「ばーか!わざわざ空中に……」
風吹リュー:「ヒッピー・ジャンプっつーんだ。────春花」
アセンション春花:『はい!リューちゃん!』
アセンション春花:ブォン!火花が鬼火となり、ローラーがひとりでに回転する
風吹リュー:主の離れたスケボーが軌道を曲げ、狙いをつけた"ミネラウヴァ"に激突する。
風吹リュー:銃口が逸れた瞬間に掌底。肘。蹴り。裏拳が続けざまに撃ち込まれ。
風吹リュー:ライフルを弾き飛ばしながら戦闘力を奪う。春花へと着地。フットブレーキ。
風吹リュー:「だがまぁ。これ以上の沙汰はスピカに聞いてやるか」
"ミネラウヴァ":「がっ………っ……!」
"ミネラウヴァ":「だ……れが……」
"ミネラウヴァ":地面を這いつくばりながら、螺旋階段の端へと移動する
"ミネラウヴァ":「アイツの……ゆーとおりに……なんて……」
"ミネラウヴァ":「なるか!!」
"ミネラウヴァ":最後の力を振り絞り、大雷柱の陥穽へと身を投げ出す。
大橋綺羅星:「!」
風吹リュー:「おい。やめとけ馬鹿!」
風吹リュー:駆け寄る。「死にてーのか!」
風吹リュー:手を伸ばす。
"ミネラウヴァ":風吹さんの腕は空を切り
"ミネラウヴァ":そのまま、傷だらけの体は闇に吸い込まれて見えなくなる。
"ミネラウヴァ":《瞬間退場》
風吹リュー:舌打ちをしながら空に身を躍らせ、柱を垂直に滑り降りる。
風吹リュー:「こんっの────」
風吹リュー:「馬っ鹿ヤロー…………がっっっ!!!!!」
風吹リュー:加速する。"ミネラウヴァ"の墜落に追いつけないまま。
風吹リュー:闇の中へと飲まれる。
琴城星羅:何も言わずに、駆け出す。間に合わないのはわかっていても、全力で。
琴城星羅:どんな理由があっても、無為に失われる命はあってはいけない。かつての自分のような。
琴城星羅:今までのような階層移動の恐怖も感じないまま、闇の中へ身を躍らせる。
空木一姫:「! 風吹様!」先行するそれを追うように
空木一姫:駆け出した足が2歩、3歩。半身が解けて稲妻に変わる
空木一姫:バチバチと空気を焦がしながら、闇の中に雷が落ちていく。
大橋綺羅星:「……」闇に落ちていく2人、駆け出す2人を見ながら
大橋綺羅星:自分も、友人たちと出会わなければ……
大橋綺羅星:こうはなっていなかったのかもしれないと。
大橋綺羅星:自分が何者なのかもわからず、ただ誰かの道具として
大橋綺羅星:消耗品として使い潰されるだけのモノだったのかもしれないと
大橋綺羅星:そう思うと、自然と足が動いていた。
大橋綺羅星:「行かなきゃ」
吼衣不屈:「大橋。」
大橋綺羅星:「ん」
吼衣不屈:背と膝の裏に両手を入れて、大橋の身体を抱き上げる。
吼衣不屈:「行くんだろう。助けに。」
大橋綺羅星:「わわっ」「……うん」
吼衣不屈:「私も手伝うぞ。」
吼衣不屈:「友達が助けたいと思うなら、」
吼衣不屈:「友達が笑顔になるためなら。これは騎士の務めでなく、私個人の意思だ。」
吼衣不屈:薄く笑って、穴から飛び降りる。
吼衣不屈:不屈の周りに白銀の羽が舞い、背に天使のような羽根が生える。
吼衣不屈:「しっかり掴まっていろよ。」
吼衣不屈:大橋を離さぬように抱きとめる。
大橋綺羅星:「うん!」ギュッと抱き返す
吼衣不屈:比翼の鳥は、地獄を降りる。


地獄洞マカハドマ:第四層   -大雷柱(サンダーボルト)-

強行突破


GM:ロイス!購入が可能!
GM:侵蝕減らしたきゃ減らしな!
GM:そして~
"ドクトル・スケバン"清塚卯月:「やあやあ君たち!大雷柱突破おめでと~~!」
GM:薔薇水晶交換もできます
GM:シーン中でいい忘れましたが
GM:"ミネラウヴァ"撃退報酬として薔薇水晶50個をゲットし
GM:現在の所持数は85個です
琴城星羅:その…お薬一本もらってもいいですかね…へへ…
吼衣不屈:おくすりのみたい・・・・・
空木一姫:できれば私も飲んでおきたい
風吹リュー:自分はギリまだ良いかな
大橋綺羅星:こちらもまだ大丈夫
空木一姫:Ω、1本購入して5本拾って1本使ったから残り5本ですか。
空木一姫:3人で使っておきましょうか
琴城星羅:ですな
風吹リュー:使いたい人は使っちゃって!
琴城星羅:では!
琴城星羅:90-5-1D10
DoubleCross : (90-5-1D10) → 90-5-2[2] → 83

空木一姫:では1本消費!
空木一姫:87-5-1d10
DoubleCross : (87-5-1D10) → 87-5-10[10] → 72

吼衣不屈:88-1d10-5
DoubleCross : (88-1D10-5) → 88-1[1]-5 → 82

空木一姫:えらい減った
吼衣不屈:ぐええ
吼衣不屈:これで残りは後2本?
空木一姫:ですね。
GM
【薔薇水晶交換品目】
栄養ドリンク『アムリタスα』……PC1名の侵蝕率を-[1d3+2]する  薔薇水晶5個消費
栄養ドリンク『アムリタスΣ』……PC1名の侵蝕率を-[1d6+3]する  薔薇水晶10個消費
栄養ドリンク『アムリタスΩ』……PC1名の侵蝕率を-[1d10+5]する  薔薇水晶15個消費
衝動抑制薬『ピンクソーマ』……PC1名の次回の登場侵蝕ダイスを1d3に変更する  薔薇水晶10個消費
阿修羅の御守り……このアイテムを所持するPCの専用エンブレムのLVを+1する(一人あたり最大2個まで) 薔薇水晶30個消費
イリーガルクリスタル……オートアクションで使用する。使用者が次に行う判定のC値を-2(下限5)する  薔薇水晶60個消費

"ドクトル・スケバン"清塚卯月:交換したい人は言ってね
吼衣不屈:まずは購入から行きます
風吹リュー:じゃあ自分も。ロイスは保留。
大橋綺羅星:ロイス 仮面の追跡者のロイスを変更します。 "ミネラウヴァ"/同情○/悔悟/
吼衣不屈:《天性のひらめき》ブラックカードと一体化して医療トランクを調達。
吼衣不屈:9dx7+6>=20
DoubleCross : (9R10+6[7]>=20) → 10[1,2,2,6,6,7,8,10,10]+10[1,1,7,9]+10[5,9]+3[3]+6 → 39 → 成功

吼衣不屈:吼衣不屈の侵蝕率を+4した(侵蝕率:82->86)
吼衣不屈:ブラックカード残り1回。
吼衣不屈:あったよ!医療トランクが!
空木一姫:でかした!
風吹リュー:でかした!
大橋綺羅星:でかした!
風吹リュー:じゃあ一回使わせてもらう!
風吹リュー:6+2d10 医療トランク
DoubleCross : (6+2D10) → 6+11[4,7] → 17

風吹リュー:まずまず
空木一姫:ロイス保留。医療用キットなど。
空木一姫:2dx+4>=8
DoubleCross : (2R10+4[10]>=8) → 3[2,3]+4 → 7 → 失敗

空木一姫:1点入れて購入。確保して以上です。
空木一姫:空木一姫の財産点を-1した(財産点:6->5)
琴城星羅:素直に医療用キットを補充します。
琴城星羅:2DX+6>=8
DoubleCross : (2R10+6[10]>=8) → 6[2,6]+6 → 12 → 成功

大橋綺羅星:一応ボディアーマーなど狙っとく
大橋綺羅星:3dx
DoubleCross : (3R10[10]) → 9[1,6,9] → 9

大橋綺羅星:ダメ!こちらは以上
空木一姫:あ、大橋さんにバディムーヴが出来ます。
大橋綺羅星:あ!いただきます!
空木一姫:お姉さま、どうぞ!
空木一姫:《バディムーヴ》 達成値+3。大橋さんに
大橋綺羅星:ヤッター!UGNボディアーマーゲット!
空木一姫:一介のスケバンですがなぜか伝手がありました。
吼衣不屈:アムリタスΩをもう一本飲みます
吼衣不屈:86-1d10-5
DoubleCross : (86-1D10-5) → 86-9[9]-5 → 72

吼衣不屈:ふう…
空木一姫:安心。
風吹リュー:4dx+5>=15 強化素材でも買おうかな
DoubleCross : (4R10+5[10]>=15) → 9[2,4,5,9]+5 → 14 → 失敗

風吹リュー:1点払って購入 空木ちゃんにあげます
空木一姫:わっ、嬉しいです大姉さま。刀の攻撃力が11になりました。
風吹リュー:可愛い妹の為だからな~
空木一姫:頑張ってお役に立ちますね…!
吼衣不屈:薔薇水晶はピンクソーマ×3、アムリタスΩ×1を取得。
吼衣不屈:これで45消費して残り40
空木一姫:これで手持ちはピンクソーマ*3、Ω*2、クリスタル*1ですね。
"ドクトル・スケバン"清塚卯月:「まいどあり~!」
吼衣不屈:ロイスは保留して以上です
大橋綺羅星:追加ロイスはとりあえずないか。以上!
風吹リュー:自分も以上
空木一姫:私も以上。
琴城星羅:以上です!
GM:OK!

三ノ中 : 静かの海の段

GM:ミドル5!全員登場!
風吹リュー:風吹リューの侵蝕率を+4(1d10->4)した(侵蝕率:80->84)
大橋綺羅星:大橋綺羅星の侵蝕率を+3(1d10->3)した(侵蝕率:82->85)
空木一姫:空木一姫の侵蝕率を+1(1d10->1)した(侵蝕率:72->73)
吼衣不屈:吼衣不屈の侵蝕率を+10(1d10->10)した(侵蝕率:72->82)
吼衣不屈:ギャッ
琴城星羅:83+1D10
DoubleCross : (83+1D10) → 83+3[3] → 86

空木一姫:吼衣さんの薬の分が一気に…
GM:不屈さん……


GM:気がつくと、君達はばらばらに地面に倒れていた
GM:"ミネラウヴァ"の姿はない
GM:周囲は暗黒の夜
GM:いや、よく目を凝らすと
GM:視界の端々から、小さな泡が空に向かって浮かんでは消えていく
GM:地面には緑の気配はなく、一面の砂漠
GM:ところどころクレーターのような大穴が空いており
GM:辺りには、巨大な爬虫類と思われる化石がいくつも横たわっている。
GM:ここは、深海であり、月面だ。


水底の月
揺蕩う屍
夢見る儘に
待ちいたり

地獄洞マカハドマ:第五層

-静かの海(ディープブルームーン)-


柳生咲玖夜:ザザッ……
柳生咲玖夜:『……ッ……ッ』
アセンション春花:『流石にここまで潜ると、通信が確立するまで時間がかかるみたいですねえ』
アセンション春花:『仕方ないので、ここは私が案内しますか』
風吹リュー:「…………」
風吹リュー:大の字になってぼんやりと虚空を見つめていたのはわずかの間だ。
風吹リュー:不機嫌そうに砂を払って身を起こす。
空木一姫:「あ、そ、そうですね」通信機を付けた刀を電波を探すように右往左往させている
空木一姫:「よろしくおねがいします、喪神様」
琴城星羅:「みんな大丈夫?」ゆっくりと起き上がる。
吼衣不屈:「……無事か、大橋?」傍らの大橋に声を掛ける。
吼衣不屈:「すまなかった。降りている最中に空気が変わった。」
空木一姫:風吹さんや琴城さんの後ろ側の砂を払っていく
大橋綺羅星:「だいじょぶ!」立ち上がってぱんぱんと砂を払う
大橋綺羅星:「……あの子は、いないみたいだね」
吼衣不屈:「確かに…何もないように見えるが………。」
風吹リュー:「……ま。あの女がくたばってる様子もねぇしな」
風吹リュー:「そのうち会うだろ。それでいいよな」と確認するように大橋さんに笑いかけ。
大橋綺羅星:「ニンニンとデュカちん、さっきのとこにいなかったなら先に進んでるのかな」
空木一姫:「そうですね。私達より先に気がついたのか。早めに通り抜けることに異論はないです」
琴城星羅:「そういえば、ここがわかってるうちでは一番下なんだよね?何か出れない理由とか…」
アセンション春花:『はい!みなさん、ぶっちゃけここはなんにもないので、さっさと抜けちゃうのをおすすめしますよ』
アセンション春花:『というかあんまり長居すると、色々とマズイことに』
空木一姫:「………マズイこと?」
アセンション春花:『ンン……?』
吼衣不屈:「雨品と桜咲の手がかりを探りたいのだが…どうした?」
風吹リュー:「……ん」スケボーを見る。
アセンション春花:『あいや、ちょっと待って下さいね』
アセンション春花:『何か聞こえませんか?あっちの方から』
アセンション春花:スケボーから手だけを出して指差す
空木一姫:「っ」ビクッ。いきなりの生腕に驚く。
風吹リュー:「うわっ」
吼衣不屈:指差された方向を見る
大橋綺羅星:「なにそれコワッ」
GM:指差した方角から、土煙とともに
GM:何かが君たちに近づいてくる。
空木一姫:「何か、来てますわね…?」
"ニンジャ・スケバン"桜咲百聞:「はぁっ、はっ、はっ」
"ニンジャ・スケバン"桜咲百聞:後方に飛び退りながら
"ニンジャ・スケバン"桜咲百聞:追いすがってくる『何か』にクナイを連続攻撃!
琴城星羅:「人…いや、スケバン!?」
吼衣不屈:「桜咲!何かに追われているぞ。」
風吹リュー:「────────おぉ!! よく気づいた春花!」
"ニンジャ・スケバン"桜咲百聞:「っ……!くそ!やっぱり通用せん!」
"ニンジャ・スケバン"桜咲百聞:ずさーっと君たちの目前に背中を向けたまま着地。
"ニンジャ・スケバン"桜咲百聞:「かくなる上はこの特製手投げ弾で死なばもろとも……!」
大橋綺羅星:「ニンニン!無事だったんだね!」
"ニンジャ・スケバン"桜咲百聞:「っ!?」
"ニンジャ・スケバン"桜咲百聞:「大橋!風吹!不屈!」
"ニンジャ・スケバン"桜咲百聞:「こんなところで何を……!」
吼衣不屈:「お前たちを迎えに来たのだ。雨品は?」
吼衣不屈:ランスを抜き、追っ手の攻撃に備えつつ問いかける
風吹リュー:がっ、と。首に手をかけ、物騒な単語の聞こえた代物を百聞の手の上から握り込み、押さえつける。
風吹リュー:「てめーが何やってんだよ。あれ何だ。手伝うぜ」
大橋綺羅星:「助けに来たのに死んでどーするの」
"ニンジャ・スケバン"桜咲百聞:「……!」
"ニンジャ・スケバン"桜咲百聞:「余計なお世話だ!お前達の助けなんかなくてもなあ!」
"ニンジャ・スケバン"桜咲百聞:「私は……私はぁ……」
"ニンジャ・スケバン"桜咲百聞:「……」
"ニンジャ・スケバン"桜咲百聞:眉根がへなっとなる
"ニンジャ・スケバン"桜咲百聞:「……うわーーーーん!」
"ニンジャ・スケバン"桜咲百聞:「怖かったよ!心細かったよお!」
風吹リュー:「よしよし…………たぁく……」
"ニンジャ・スケバン"桜咲百聞:「大橋ーーー!」
"ニンジャ・スケバン"桜咲百聞:涙目で縋り付く
大橋綺羅星:「はいはい、怖かったねえ」
大橋綺羅星:よしよしと頭を撫でる
風吹リュー:少し眉尻を下げて、あやすように背中を叩く。
風吹リュー:「いやオレじゃないのかよ」
空木一姫:「それで、何に追われていたのでしょう?」
GM:しかし、君たちが安堵したのもつかの間
GM:ド ッ !!
GM:一際大きな土煙と共に、桜咲を追っていた"何か"がその姿を表す
ネガ・サマー:「■だ■、み■な、夏■■」
ネガ・スケルトン:「■あ……やめ■■だ■い……」
琴城星羅:「な、なにあれ…!」
"ニンジャ・スケバン"桜咲百聞:「しらん!!」
"ニンジャ・スケバン"桜咲百聞:「なんかしらんけど、無限に追いかけてくる!」
"ニンジャ・スケバン"桜咲百聞:「めちゃくちゃ怖いんだよ!!」
GM:巨大な骨細工の怪物と、黒い液体を滴らせた純白の屍
風吹リュー:「う……なんかちょっと罪悪感出てきたな……オレ達は全然悪くないのに…………」
風吹リュー:ぽりぽりと頭を掻く
琴城星羅:「あれ、二層の…!」
GM:一つ、君たちが見たときとの違いがあるとすれば
GM:その肌は鱗のような被膜に覆われ、頭部は風船のように膨れ上がっている
琴城星羅:「あ、あれ…!」どこかで見たことがある気がするが、思い出せない。
空木一姫:「…………!」ヒュ、と喉から音が鳴る
吼衣不屈:「………。」
大橋綺羅星:「うっわあ。モンスター映画みたい」
ネガ・スケルトン:「AAAAAAAAAAAAAAAAAAAA」
ネガ・サマー:「UUUUUUUUUUUUUUUUUUUUUUUU」
アセンション春花:『あー、やっぱ来ましたか、九頭龍人』
吼衣不屈:「あれはなんなのだ。」
空木一姫:「ご、ご存知なんですか、喪神様」
風吹リュー:「やべーな。これがさっき春花の言ってた……」
アセンション春花:『話は後です。まずは一旦蹴散らして動きを止めないと』
風吹リュー:「おっけい」
空木一姫:「そういうことでしたら…!」
大橋綺羅星:「はーい!」
吼衣不屈:「………そうだな。待たせるのも悪い。」
吼衣不屈:「弔いが必要だろう。あれらには。」
琴城星羅:「そ、そうだよね!」心の中にもやもやしたものが残っている。
アセンション春花:『行きますよ!』


GM:簡易戦闘を開始します。
GM:データはミドル2のサマー・スケバン、スケスケ・スケバンと同じですが
GM:攻撃力は+3D10されます
GM:あと水着にはなりません
風吹リュー:水着に……ならない!
琴城星羅:残念だけどそれはそう
GM

名前:ネガ・スケルトン
耐久29  命中9  ダメージ3d10+4+3d10

名前:ネガ・サマー 
耐久20 命中10 攻撃力2D10+5+3d10

GM:例によってPC先攻です!
GM:攻撃をどうぞ!
吼衣不屈:ネガスケルトンを殴りに行きます。
吼衣不屈:混沌槍と一体化。素殴りです。
吼衣不屈:8dx
DoubleCross : (8R10[10]) → 10[1,1,2,2,3,4,5,10]+2[2] → 12

吼衣不屈:回した!
吼衣不屈:2d10+12
DoubleCross : (2D10+12) → 12[5,7]+12 → 24

吼衣不屈:スケルトンはあと4!
GM:残り5かな?
吼衣不屈:5か!
GM:次の攻撃どうぞ!
風吹リュー:ネガサマーいきます
風吹リュー:ストライクモービル搭乗 素轢き逃げアタック
風吹リュー:8dx+5
DoubleCross : (8R10+5[10]) → 10[1,4,5,6,6,6,9,10]+1[1]+5 → 16

風吹リュー:2d10+15 ダメージ
DoubleCross : (2D10+15) → 14[6,8]+15 → 29

吼衣不屈:つよい!
GM:ネガ・サマー撃破!
空木一姫:では残りのスケルトンを白兵で。
空木一姫:5dx+6
DoubleCross : (5R10+6[10]) → 8[1,2,7,7,8]+6 → 14

空木一姫:2d10+11
DoubleCross : (2D10+11) → 7[5,2]+11 → 18

GM:虫の息なので倒れます
GM:戦闘報酬です。
GM:今回はなんと……薔薇水晶80個!
琴城星羅:たくさんだ!
空木一姫:いっぱい!
大橋綺羅星:まるもうけ!
GM:総獲得数は120個となります
GM:簡単に演出して倒しちゃってください


ネガ・サマー:「OOOOOOOOOO」白い巨体が宙に浮く
ネガ・スケルトン:「AAAAAAAAAAAAAA」骨で作られた砲塔に漆黒の光が集る
風吹リュー:「百聞の攻撃が利いてないってのは」
風吹リュー:「普通じゃねえって事だ。つまり不屈と一姫と────」
風吹リュー:「お前の出番だぜ、春花」
風吹リュー:気づけば、そう軽く口にできる程には、相棒に彼女の宿るのを心地よく感じてしまっている自分が居る。
アセンション春花:『しゃーないですねえ。久々にやっちゃいますか!』
アセンション春花:『ユーレイ・エンジン、全開です!』
アセンション春花:ローラーが唸りを上げ、スケボーが青白い炎を纏う
風吹リュー:(太郎の奴は嫉妬するかねぇ)皮肉気に口元を歪めながらスケボーの上に足を置く。蹴り足を出せば砂の上を苦も無く走行する。
風吹リュー:「悪くないじゃんか。カッコよくてさ」
GM:異形の怪物達が、今まさに攻撃を降るわんと動き出す
空木一姫:「………!」短く吐息。柄頭を低く落とし、抜刀の構え。
吼衣不屈:「アッサルランス…第一拘束解除。」
吼衣不屈:「対魔砲口展開。洗礼術式64%充填。」
吼衣不屈:「発射シーケンス秒読み開始。3…2…1……」
大橋綺羅星:「みんなやっちゃえー!」ニンジャを抱きかかえながら声援を送る
風吹リュー:「SS殺法────」ノーズオーリー。蒼白な火の残影と共に、風がふわりとその体を持ち上げる。
風吹リュー:強くはない風が、不思議とネガ・サマーの宙に浮く巨体より、高く。
吼衣不屈:ネガスケルトンから漆黒の光が放たれると同時、
吼衣不屈:不屈の持つ顎を開いた怪物のように変形した槍から光線が放たれ、
吼衣不屈:月面の海を明るく照らす。
空木一姫:乾燥した空気に稲妻が弾ける。3枚の花弁が光に融けるように舞う。
ネガ・スケルトン:『uu………?』
ネガ・サマー:『aaa………』
吼衣不屈:漆黒は月光に呑まれ、光芒はスケルトンの肋骨と脊椎を両断する。
風吹リュー:「ファイアクラッカー爆嵐槌!!!」
風吹リュー:流星の如く。貫く。
ネガ・スケルトン:『─────────』
ネガ・サマー:『─────────』
空木一姫:光に溶け、晴れる頃には両断された身体に足をかけて
空木一姫:「───」
空木一姫:キン、と鞘走りの音。
空木一姫:三閃の影の刃が、槍のように振り下ろされ
空木一姫:地面に縫い付けるように突き落とす
GM:閃光と、流星と、影の刃
GM:三種の攻撃に滅され、断末魔を上げる怪物たち
GM:その時
GM:断末魔とともに、君たちの脳裏に
GM:遠く、見覚えのない光景が流れ込む


ネガ・スケルトン:「あ■『■』■……」
GM
禿頭の研究者:「こいつか?无号計画の連中から供与された検体ってのは」
丸眼鏡の研究者:「ああ。技術交換って名目だが、実際は体よく失敗作を処分しただけだろうな」
丸眼鏡の研究者:「連中が馬鹿正直に研究成果を差し出すとは思えん」
丸眼鏡の研究者:「大方、不完全な成果を渡してこっちが研究の手を緩めてくれればってとこだろ」
禿頭の研究者:「まあ、今はどこの機関も前線部隊に正式配備されようと躍起だからな」
丸眼鏡の研究者:「とはいえ、腐っても"无号"だ。元々の素体質量を遥かに超えた過剰変態の仕組みは大いに興味深い」
丸眼鏡の研究者:「上からは"壊していい"って聞いてる」
禿頭の研究者:「なら、早速始めるか」
丸眼鏡の研究者:「ああ、案外こいつなら"天髄"に耐えられるかもしれん」


ネガ・サマー:「お■■さ■が■てる■」
GM
丸眼鏡の研究者:「また失敗か」
禿頭の研究者:「体の方はなんとか原型を保ったんだがな。頭の方がイカれちまった」
丸眼鏡の研究者:「奴がうわ言で呟いている"海"だの"母さん"だのってのは、一体なんのことだ?」
丸眼鏡の研究者:「あの検体には母親はいなかったはずだよな。生まれてすぐ売られたとカルテに書いてある」
禿頭の研究者:「知るかよ。直接聞いてみればいい」
丸眼鏡の研究者:「は、勘弁してくれ。近づいただけで気が触れそうだ」
禿頭の研究者:「まあもしかすると、"本体"と繋がってたりしてな」
丸眼鏡の研究者:「本体?」
禿頭の研究者:「あの腐れ肉……"天髄"の本体さ」
禿頭の研究者:「お空から降ってくる前のな」


GM:奇妙な光景が遠ざかると同時に
GM:二体の怪物はその場に崩れ落ち、動かなくなる。
吼衣不屈:「…………。」
風吹リュー:蒼い炎が収まると同時、足元のスケボーのどこかから稲妻の音が鳴った、気がした。
"ニンジャ・スケバン"桜咲百聞:「や、やったッ!」
"ニンジャ・スケバン"桜咲百聞:「やったぞー!わーい!」
"ニンジャ・スケバン"桜咲百聞:「ん……?」
"ニンジャ・スケバン"桜咲百聞:「どうかしたか……?」
大橋綺羅星:「……(なんだろ、今の。夢?)」
空木一姫:「……他の皆様も、見たのでしょうか、今の……」
琴城星羅:「た、倒した…」百聞ちゃんを守っていた。
吼衣不屈:「桜咲。」
吼衣不屈:「少しだけ静かにしてくれ。」
吼衣不屈:「今はこの二人を弔いたい。」
"ニンジャ・スケバン"桜咲百聞:「おう、わ、わかった……」
GM:しかし、不屈さんが近づいたその時
吼衣不屈:亡骸の前にしゃがみ込んで、せめて何かを持ち帰ろうとした瞬間
ネガ・スケルトン:「…………gg」
ネガ・サマー: 「………aaa」
吼衣不屈:「………っ!?」
GM:朽ち果てたと思われた亡霊の眼に再び日が灯り
GM:凄まじい速さで傷が再生していく
琴城星羅:「まだ動くのっ…!?」
"ニンジャ・スケバン"桜咲百聞:「うぎゃーーっ!」
風吹リュー:「──────なっ!?」
空木一姫:「っ、まさか!」
アセンション春花:『あいつらは完全には滅ぼせません!』
大橋綺羅星:「マ!?」
アセンション春花:『再生してる今のうちに、次の階層に逃げ込むんです!』
風吹リュー:「っ分かった!」
アセンション春花:『ほら!あそこ!!』
空木一姫:「………そのようですね!」自分の刀でもそうであるならば、別の理が働いている。
空木一姫:「行きましょう、皆様!」
琴城星羅:「ひえっ!」「これじゃ…無限に続いちゃうよ!逃げなきゃ!」
GM:先程の戦闘で砕かれた岩盤の先に
GM:4階層と同じように、巨大な陥穽が口を開けている
吼衣不屈:「………しかし、」
吼衣不屈:再生しつつある二体を見つつ、先ほど脳裏に浮かんだ何者かの記憶を思い返している。
吼衣不屈:「…………すまない。」
吼衣不屈:悔やむように一瞬目を伏せて、
吼衣不屈:下層へと続く穴へと駆ける。
琴城星羅:「あの怪物…いや、あの子たち、すごく苦しそうだった」「…これじゃ、本物の地獄だよ」
琴城星羅:一度だけ振り返って、穴へと駆け出す。
大橋綺羅星:「……行こ!みんな!ニンニンも!」
アセンション春花:『本当にあの子たちを弔いたいなら』
アセンション春花:『ここを閉じるしかありません』
空木一姫:「…………はい」親指に、刀を押しつぶすような力を込める。
空木一姫:「速く終わらせましょう」
空木一姫:穴に向かって駆ける
風吹リュー:春花に導かれるままに、次の階層の入口へと駆け出している。
風吹リュー:恐怖を覚えていた。
風吹リュー:「────────なあ」
風吹リュー:自分は臆病者だ。17にもなって、化生の類が怖い。
風吹リュー:でも、これはそういう類の感情ではない。
風吹リュー:自分を揺るがしかねない、もっと恐ろしいものの蓋に手がかかっている。
アセンション春花:『大丈夫です。リューちゃん』
アセンション春花:『私が憑いてますから』
風吹リュー:あの一瞬の光景と同じものを、足元で共に戦う彼女にも感じていることを恥じた。
風吹リュー:それでも。
風吹リュー:それでも、問わずにはいられない。
風吹リュー:「なあ。スケバンって、何なんだよ」
風吹リュー:抗議するように、またどこかで雷の音が鳴った。


地獄洞マカハドマ:第五層 -静かの海(ディープブルームーン)-

緊急離脱


GM:急いで逃げたので今回はロイスのみ可能!
GM:おクスリは使っていいよ
大橋綺羅星:保留で!
空木一姫:ロイス保留で以上!
琴城星羅:ロイスは保留で
琴城星羅:アムリタスΩを使用します。
琴城星羅:86-5-1D10
DoubleCross : (86-5-1D10) → 86-5-8[8] → 73

琴城星羅:以上!
大橋綺羅星:お薬はまだ大丈夫かな~!以上!
吼衣不屈:ロイス保留で
吼衣不屈:以上!
風吹リュー:春花ちゃんのNを恐怖に。以上。
アセンション春花:リューちゃん!?
風吹リュー:大丈夫だよ!P表だから!
アセンション春花:な~んだ~
風吹リュー:P有為のままだったな。信頼に変えます。
アセンション春花:えへへ~
風吹リュー:でれでれふにゃふにゃしおって 愛い奴め
風吹リュー:2d10+17 医療トランク
DoubleCross : (2D10+17) → 20[10,10]+17 → 37

風吹リュー:全快 28
GM:では次に行く前に
GM:最後のマスターシーンだ!
琴城星羅:はいな!

暗転 : 修羅の記憶

GM:■マスターシーン:修羅の記憶
"春の修羅":「圏界の完全展開まであと3時間。今が頃合いでしょう」
"春の修羅":「本当に、一人で行くのですか?」
喪神春花:「はい、キョウちゃん。後は手筈通りに」
喪神春花:「私があの子を止めてる間に、圏界を外から……」
"春の修羅":「……彼女は」
"春の修羅":「フウちゃんは連れて行かないのですね」
"春の修羅":「わかっていますか?あなた一人で行くということは」
"春の修羅":「ただ命を捨てる以上の責め苦をその身に受けるということです」
"春の修羅":「あなた達二人なら、或いは……」
喪神春花:「……風吹少尉が、戦地から帰ってくるんですって」
喪神春花:「航空隊として旅立った時から、命はないものと思っていたみたいですけど、奇跡的に無傷で」
喪神春花:「許嫁がいる人を連れていくわけには行きません」
喪神春花:「それに、フウちゃんとみづちゃんは姉妹みたいなものですから」
喪神春花:「やっぱり、私がやるのが一番いいです」
"春の修羅":「……わかりました」
"春の修羅":「ご武運を、"アシュラ・スキャバー"」
喪神春花:「ふふ、違いますよ。キョウちゃん」
喪神春花:「私達は"スケバン"です」
"春の修羅":「はぁ……それ」
"春の修羅":「結局どういう意味なんですか?」
喪神春花:「さあ?わかりません。言い出しっぺのフウちゃんに聞いてください」
喪神春花:「でも、意味がなくてもいいじゃないですか」
喪神春花:「誰かに押し付けられた意味なんかが無くても、私達は生きていける」
喪神春花:「これは、そういう言葉です」
喪神春花:「きっとそれは、ただ自由であることよりも」
喪神春花:「素敵なことのはずですから」
"春の修羅":「……そうですか」
"春の修羅":「それは、理解し難いですね。私には」
喪神春花:「ふふ、キョウちゃん」
"春の修羅":「なんですか、はるちゃん」
喪神春花:「私達に寄り添ってくれて、ありがとうございました」
"春の修羅":「…………」
"春の修羅":「礼を言われる事では、ありません」
"春の修羅":「全ては、私の──────」
琴城星羅:どこかから、映画の観客のように眺めている。
琴城星羅:「…名前、聞いとけばよかったな」「キョウちゃん」
琴城星羅:「スケバン同志、仲良くできたかもしれないね」

三ノ切 : 陸軍巳崎高等女学校の段

GM:では次のシーン
GM:ついにクライマックス手前!ミドル最後のシーンです!
GM:全員登場!
風吹リュー:風吹リューの侵蝕率を+9(1d10->9)した(侵蝕率:84->93)
吼衣不屈:吼衣不屈の侵蝕率を+1(1d10->1)した(侵蝕率:82->83)
空木一姫:空木一姫の侵蝕率を+7(1d10->7)した(侵蝕率:73->80)
琴城星羅:73+1D10
DoubleCross : (73+1D10) → 73+7[7] → 80

大橋綺羅星:大橋綺羅星の侵蝕率を+1(1d10->1)した(侵蝕率:85->86)


GM:君たちが急ぎたどり着いた先
GM:そこは、どこか見覚えのある光景だった
GM:木造3階建ての大きな建造物
GM:広い前庭はよく手入れされており
GM:桜の木が一つ、満開の花を咲かせている
GM:どこか、君たちの学校の旧校舎に似ていた
GM:しかし、明らかな違いがあるとすれば
GM:校門に刻まれた、その名前───


遍ク超常ノ
子女ラヲ束ネ
皇国鎮護ノ
盾ト成ス

地獄洞マカハドマ:第六層

-陸軍巳崎高等女学校-


アセンション春花:『はあ~……』どっとため息を吐いて
喪神春花:「やっとここまでたどり着きましたねえ」
喪神春花:スケボーから半ば飛び出し、輪郭をはっきりさせる
風吹リュー:「春花…………ここは……」
大橋綺羅星:「ここ……ガッコ?」
吼衣不屈:「陸軍………つまり」
琴城星羅:「…戦時中の?」
柳生咲玖夜:ザザ……
柳生咲玖夜:『ああ!やっと繋がった!』
柳生咲玖夜:『みんな、今一体……』
喪神春花:「さて、皆さん揃ったところですし」
喪神春花:「ちょっと探検しましょうか」
喪神春花:「私説明下手なので、その方がわかりやすいと思います」
風吹リュー:何をほんわかした事を言っているんだ、と言う風でもない。
風吹リュー:「うん」
空木一姫:「……柳生様!あ、いえ、さっちゃん。こちらは只今第六層に到達。……聞いての通り、これから探索を行います」
柳生咲玖夜:『あわわ……気をつけて!もう一息だよ!』
空木一姫:「はい、ありがとうございます、さっちゃん。気をつけます」
大橋綺羅星:「キケンではなさそーだし……とりあえず探検しよっか」
大橋綺羅星:「(あの子も探さないといけないしね)」
吼衣不屈:「うむ。何かあれば、私の後ろに。」
喪神春花:「ではでは、いざ突入~」
大橋綺羅星:「おー」とりあえず合わせる
琴城星羅:ぱちぱちとまばたきし、改めて春花ちゃんを見る。
琴城星羅:「……(なんで、ここにいるの?)」明確な疑問が湧く。
琴城星羅:「…そうだね。今は現状把握だね」
風吹リュー:「どうした星羅。行くぞ」スケボーを抱えて敷地を跨ぐ。
琴城星羅:「あ、うん!」
琴城星羅:「…あ、そうだリューちゃん」
風吹リュー:「おん?」
琴城星羅:「……春花ちゃんって、幽霊でスケバンだからユーレイ・スケバンなんだよね」
風吹リュー:「それは」正直、あまり考えないようにしていた。
琴城星羅:「…リューちゃんは、春花ちゃんが幽霊になる前のスケバンネーム、聞いたことある?」
風吹リュー:「…………」
風吹リュー:そもそもが。
風吹リュー:幽霊などというものを信じていない。きっとレネゲイドで説明付く現象でこの世に留まっているのだろうと。
風吹リュー:そう、無意識では考えていたところがあるのだろう。だから疑問に上らなかった。
風吹リュー:「ま、本人(霊?)に聞くのが早いだろ」
風吹リュー:「どうなんだそこらへん」
風吹リュー:スケボーから上半身を出す、喪神春花へと。
喪神春花:「え、私の生前ですか?」
喪神春花:「んー……」
喪神春花:「いえ、この"私"はやっぱりユーレイですよ」
喪神春花:「今はそういうことで。じき詳しく説明できますから」
風吹リュー:「はー。それで急に消えたらお前マジで承知せんからな」
風吹リュー:ぷりぷりと怒った様子で。
琴城星羅:「説明してね。絶対、だよ」わずかに後悔の色の混じる表情で。
喪神春花:「まさかまさか、リューちゃんを置いてなんか行きませんよ~」
喪神春花:「消える時は一緒ですよ~うひひひひ」
風吹リュー:「ひぇ」


GM:この階層では、通常の情報項目を抜いて頂きます
GM:ただし、ちょっと項目が多いので
GM:構内を探検しながら、3回位に分けて情報共有していきます
GM:最初の項目はこちら!
GM

【資料室を調べる】
〈情報:噂話〉〈情報:UGN〉難易度5
【図書室を調べる】
〈情報:噂話〉〈情報:UGN〉難易度5

GM:判定する人は名乗り出な!
大橋綺羅星:この程度なら情報弱者でも抜けるわ
琴城星羅:みんな社会弱者だから…
吼衣不屈:次の判定に備えて皆さんに任せます
大橋綺羅星:ほんまや
GM:だんだん難しくなるから
GM:最初は一番の小物が挑んだほうがいいわよ
琴城星羅:では自分が図書室を!
琴城星羅:一番の小物だけど強引にブーストできるからあとのほうがいいかな
空木一姫:じゃあ社会1の小物かな。
空木一姫:紡ぎがあるので+3個はあるけど。
琴城星羅:失礼、自分はあとで!
大橋綺羅星:こちらも社会1の小物 コネはうわさ話しかない
風吹リュー:じゃあ頼んだ!
大橋綺羅星:では資料室行きましょうかね
空木一姫:じゃあ一緒に行きましょうかお姉さま
空木一姫:図書室で
GM:どうぞ!
大橋綺羅星:噂好きの友人使用
大橋綺羅星:5dx+1
DoubleCross : (5R10+1[10]) → 10[2,4,6,10,10]+10[2,10]+1[1]+1 → 22

空木一姫:流石ですお姉さま!
GM:??????
吼衣不屈:すげえ!
空木一姫:コネUGN幹部起動
空木一姫:5dx+2>=5
DoubleCross : (5R10+2[10]>=5) → 10[2,7,7,9,10]+3[3]+2 → 15 → 成功

GM:えっすご
大橋綺羅星:旧校舎の資料室に精通してる友人、何者?
空木一姫:そこのスケボーに宿ってる人かな
GM:じゃあ二人がすごく頑張ったんで
GM:この後の判定はみんな+2していいです
琴城星羅:やったー!
大橋綺羅星:ワッハッハ
風吹リュー:やったぜ
GM:まずは今回の情報!
空木一姫:やりました~
GM

【資料室を調べる】→『陸軍巳崎高等女学校の歴史』を入手
【図書室を調べる】→『研究員の手記』を入手

GM:順番に詳細を張っていきます。

『陸軍巳崎高等女学校の歴史』
昭和初期にN市に設立された国内唯一の『女性士官学校』。
設立者は市の有力者にして帝国陸軍大佐『巳崎桜凱』。桜凱はその後学長も務めている。
表向きは、性別に囚われずに軍に優秀な人材を受け入れる試みとして、情報将校の育成を掲げているが、
その実情は当時の列強が実用化を競っていた『超人兵士』の育成、研究を行うための特務機関である。
全国各地の没落した異能の血筋、或いは能力の暴走により故郷に居場所をなくした子女らをスカウトし
兵士としての教育、能力の研究、強化を行っており、時には非人道的な実験にも手を染めていたとされる。
大戦末期の空襲で焼失しており、その後何者かの手によって公的な情報が抹消されているため、現在では存在を知る者は少ない。
資料に記された立地情報から、この学校は現在の阿修羅地獄堂女学院と同じ場所にあったことがわかる。

『研究員の手記』
陸軍巳崎高等女学校の研究者は、特に優秀な"被験体"を差して『スキャバーズ』という暗号名を用いていた。
彼女らは敵国から送り込まれた『超人兵士』に対処する任務の他、暴走した『失敗作』の処理にも従事していたとされる。
図書室で見つけた手記には、幾つかの走り書きが残されている。

研究員:『"scabber's(ならず者)"或いは"scabbard's(剣の鞘)"、どちらにせよ碌でもない名だ』
研究員:『そもそも何故英語なのか?中野学校出の感性はよくわからん』
研究員:『被検体の間では評判が良くなく、"スケバン"と捩った呼称が流行っているらしい。意味は不明』
研究員:『好きにさせておこう。どうせ最後は"九頭龍"の餌となる者達だ』
GM: 
GM:情報は以上です。
GM:皆さんはこの情報を手に入れて、図書室で情報共有してる感じで行きましょう
GM: 


GM:■陸軍巳崎高等女学校 図書室
喪神春花:「いやあ、衝撃の事実でしたね」
大橋綺羅星:「ムズかしい漢字多くて読みにくいよ~」
吼衣不屈:「……スキャバーズ、変じて、スケバンか。」
空木一姫:「その様な繋がりがあったのですね。スケバンという呼称に」
風吹リュー:開いた口がふさがらないといった様子。
風吹リュー:「阿修女が……元はオーヴァード兵士で…………スケバンが……?」
風吹リュー:ばたーん、と机の上に頭と手を投げ出す。降参のサインといった調子。
琴城星羅:発覚した事実のわりに、落ち着いた顔をしている。
琴城星羅:「…私、昔からスケバンだったんだね」おぼろげにしか覚えていない、スキャバーズ時代のことを思い出している。
喪神春花:「星羅ちゃんの元いたチームと繋がりがあるかはちょっと自信ないですけど、素敵な偶然というやつかもです」
大橋綺羅星:「ほえ~……」
風吹リュー:「……スケバンのスケっつーのが、そもそもなんか戦後出てきた言葉だっつー話だし……」
風吹リュー:「それより前の話となると。こいつぁマジか」
風吹リュー:後から一般化した、こちらが大本、であるのかもしれない。
喪神春花:「それも素敵な偶然かもです」
琴城星羅:「"九頭龍"の餌…って、なんだろうね」
吼衣不屈:「碌でもないものであることは明白だが…」
空木一姫:「九頭龍人……というのは、喪神様が先程仰っておりましたよね」
空木一姫:「ご存知なんですか?」
大橋綺羅星:「あの……さっきのアレみたいなやつ?」
喪神春花:「まあ、あれはぶっちゃけ」
喪神春花:「当時のスケバンの成れの果て、というやつですね」
喪神春花:「実験に耐えきれずああなってしまった子は結構いました」
風吹リュー:ずる、と鼻づらを机に擦りながら春花の方を向く。「……あぁ」
風吹リュー:「ひでぇ話だ」
風吹リュー:眉根を歪めながら。
喪神春花:「うーん、皆さんもうちょっと驚くかなと思いましたけど」
喪神春花:「早く続きが知りたくてたまらない感じですね?」
風吹リュー:「めちゃくちゃ驚いてるっつーの…………」
風吹リュー:とはいえ、ただ驚いてばかり居られる状況でもない。
空木一姫:「………なんといいますか。先に、実物を見せられたのもありますが」
大橋綺羅星:「うーん、というか驚きすぎて言葉が出ないって感じだよねえ」
琴城星羅:「…そうだね」「…どっちかというと、本人から説明が聞きたいけどね」
空木一姫:「そうですね。ひとまず、驚くより先に全て聞いてしまいたいです」
吼衣不屈:「…………。」同意するように頷く
喪神春花:「なら、研究棟へ向かいましょう」
風吹リュー:「阿修女にはそんなもんないが」机から体を剥がす。
吼衣不屈:「巳崎にはある。だろう?」
風吹リュー:「あんだろうな。ここにゃあ。はー……」
喪神春花:「当然です。そんな物が残ってたら私が死んだ意味がありません」
吼衣不屈:「そしてそこに我々に見せたいものがある。」
大橋綺羅星:「あるんだー……うーん、あんまり研究棟って言葉にはいい思い出が……」ぼそぼそ
空木一姫:「大橋様……?ご無理はなさらないでくださいね?」なんだか消極的な反応を見て。
喪神春花:「大丈夫。もう誰もいない、記録の山に過ぎません。こちらです」
琴城星羅:「わかったよ。それじゃ…行こっか」


GM:新たな情報項目が開放されました
GM

【学長室を調べる】
〈情報:噂話〉〈情報:UGN〉難易度8
【研究棟を調べる】
〈情報:噂話〉〈情報:UGN〉難易度8

GM:調べる奴は前に出な!今なら達成値+2
吼衣不屈:こちらは最終情報項目に備えます
風吹リュー:学長室行きます 噂話コネ使用
風吹リュー:6dx+3>=8
DoubleCross : (6R10+3[10]>=8) → 9[4,4,5,5,7,9]+3 → 12 → 成功

琴城星羅:はいな!
琴城星羅:では研究棟!
琴城星羅:コネを使いまして
琴城星羅:5DX+3>=8
DoubleCross : (5R10+3[10]>=8) → 10[1,3,5,9,10]+6[6]+3 → 19 → 成功

GM:すごいぜ
GM:では開示!
GM

【学長室を調べる】→『巳崎桜凱の手記』を入手
【研究棟を調べる】→『検体カルテ』を入手

『巳崎桜凱の手記』
陸軍巳崎高等女学校の学長、巳崎桜凱が遺した手記。
巳崎家は平安以前まで遡る呪術の大家であったが、時と共に没落し当時ではその権勢は見る影もなかったとされる。
巳崎桜凱は類稀な努力と執念により陸軍内で出世を重ね、超人研究を進める派閥と結託し一族の再興を図っていた。
学校を消失させた空襲によって跡取りだった娘が死亡し、桜凱も戦後に謎の死を遂げ、巳崎家の嫡流は途絶えたとされている。
手記には荒々しい筆跡が残されている。

巳崎桜凱:『巳崎の血には、かつて龍が宿っていた
巳崎桜凱:『原初の蠎龍(おろち)の力は3つに分かたれ、やがて恥知らずの分家共……櫻井、貴崎、虹咲に持ち出され、散逸した』
巳崎桜凱:『しかし、我が血脈には龍の因子が未だ息づいている』
巳崎桜凱:『"みづめ"の潜在能力は私を遥かに越えている。先祖返りと言っていい』
巳崎桜凱:『ならば、再び"鼎の要"を集め、一つに合わせれば、巳崎家千年の悲願は成る。おそらくはこれが、最後の好機である』
巳崎桜凱:『何も元の鼎に拘る必要はない。そのために陸軍の変態共と友誼を結んでいるのだ』
巳崎桜凱:『"劔の骨"はアーネンエルベより手に入れた『聖剣』が担う』
巳崎桜凱:『"瘴の息吹"……無尽蔵なる"獣"の力は、『彼』の協力で突き止めた鉱床ならば、十二分に供給できる』
巳崎桜凱:『そして"龍の血肉"……龍髄に代わり神体になり得るのは、我が祖先が遺した禁呪を置いて他にあるまい』
巳崎桜凱:『"魔星"によって運ばれし、天の血肉』
巳崎桜凱:『"天髄"を以て、我らの新たなる神を降ろす』
巳崎桜凱:『"九頭龍"降臨の日は近い』
GM: 
GM

『検体カルテ』
被検体達の実験記録が記されたカルテ。
殆どは散逸していたが、僅かに4人の記録が残されていた。

カルテNo.0024
暗号名:"アシュラ"
本名:喪神春花
市井の出身ではあるが、他の超人と比較しても桁違いの肉体の絶対性を有する特異体。
その強靭さから度重なる人体実験に耐え抜き、"スキャバー"の中でも最優の個体と目されている。
主要能力:獣化能力(甲) 肉体変容(乙) 光学操作(乙)
実験記録
'28.05.03:ジョロウグモ、セアカゴケグモ、ハエトリグモの獣化因子を移植
'28.07.23:ユウレイグモ、ジグモの獣化因子を移植
…………
'29.06.12:クモ目に属する全種の獣化因子を移植完了
'29.08.22:別系統能力の融合実験。死亡した被検体の器官を移植し経過観察
'29.09.02:肉体変容能力、光学操作能力の定着を確認
'29.10.16:幻創種因子の移植実験。『土蜘蛛』の発現を確認
'29.12.24:戦闘用人格精製実験。規定人格、戦闘用人格、統合人格が発生
'30.07.17……………

カルテNo.0003
暗号名:"オロチ"
本名:巳崎みづめ
学長にして巳崎家当主である巳崎桜凱大佐の娘。
戦闘における才覚は皆無だが呪体として異常な程の適性を持ち、"天髄"に適合する可能性が最も高いとされる。
主要能力:薬物生成(甲)→(変質)影化能力、その他分類不能(甲)
実験記録
'28.04.03:"天髄"移植実験第一段階。適合率5%
'28.10.20:"天髄"移植実験第二段階。適合率25%
'29.03.11:"天髄"移植実験第三段階。適合率40%
……
'30.06.15:"天髄"移植実験最終段階。適合率99% 意思疎通が著しく困難
'30.07.17……………

カルテNo.0013
暗号名:"ドラゴン"
本名:竜巻フウカ
巳崎家の遠縁の生まれで巳崎みづめとは幼馴染。
良家の子女とは思えない粗暴な性格だが、なにかと面倒見がよく被検体内では慕われている。
"スキャバー"の一人であり、その到達点である"聖剣"の適合者。
主要能力:流体操作(乙)身体操作(乙)
実験記録
'28.07.03:"天髄"移植実験。適性検査にて陰性のため中止
'28.09.25:"聖剣"適合試験。全被検体中唯一の適性者。保護対象に指定
'30.02.11:"鉱床"との接続訓練。薔薇水晶との高い親和性を記録
'30.07.17……………

カルテNo.0101
暗号名:"ゼノン"
本名:春日響子
帝国陸軍において巳崎桜凱と対立する派閥の重鎮、春日恭輔大佐の娘であり、学内では腫物扱い。
その特異極まる能力形質から研究対象としての価値は高く、
巳崎みづめ達との個人的な親交も相まって特殊な立ち位置に置かれている。
主要能力:身体操作(甲)その他分類不能
実験記録
不明


GM:情報は以上です
GM:みんな内容は読めたかな~?
琴城星羅:はーい!(血を吐きながら)
大橋綺羅星:よんだお
吼衣不屈:読んだよ!
GM:じゃあ最後の判定の前に軽く共有しましょう


GM:■陸軍巳崎高等女学校 校庭
喪神春花:「なーんでこんな碌でもない学校ができたかは、大体わかってもらえましたかね?」
GM:調査を終えた君たちは、校庭に集まって情報を整理している
大橋綺羅星:「とにかくヤバそうだなって思った」
風吹リュー:「意味わかんねーこともあるが…………あー…………」
風吹リュー:「大体」
風吹リュー:組んだ指の奥から、ぎらついた眼が覗いている。
喪神春花:「やだーリューちゃん目が怖いですよー?」
風吹リュー:「つまり……この。あー、陸軍巳崎高等女学校は」
風吹リュー:「戦争にかこつけて斜陽のオカルト一族のおっさんが返り咲くための実験場だったってわけだ」
風吹リュー:がす、と地面を殴る。
風吹リュー:「許せねえな」ぼそりと。
吼衣不屈:「魔術師の悲願か。国の悲願か。……いずれにせよ、民を犠牲にした時点で大義はない。」
空木一姫:「大変なこと、ですわね」
琴城星羅:「でも、そうはならなかった」「…ううん、「まだ」なっていなかった」
琴城星羅:「そうだよね、春花ちゃん?」
喪神春花:「そうですね。巳崎桜凱の計画は思う通りには進まなかった」
喪神春花:「それは、もちろん私達が彼の野望を挫くために動いていたからでもありますが」
喪神春花:「私達の計画も、同様に思いどおりにはならなかった」
大橋綺羅星:「……共倒れ?」
喪神春花:「共倒れ、とまでは行かないですけどね」
喪神春花:「桜凱の一族はその後途絶え」
喪神春花:「私達の後には、あなた達がいるのですから」
風吹リュー:「…………」
風吹リュー:こいつは、なぜ。
風吹リュー:こんなにも穏やかに笑うのだろう。
喪神春花:「お互いに、見誤っていたのです」
喪神春花:「"天髄"の力を」
風吹リュー:「それだ」
風吹リュー:「"天髄"ってなぁ、何だ」
空木一姫:「天髄……資料には何度も出てきましたね」
喪神春花:「で、はい、その天髄ですが」
喪神春花:「それも含めて、お話しないといけないでしょう」
喪神春花:「あなた達にここまで来てもらった理由」
喪神春花:「私達からあなた達に、何を託さなければならないのかを」
喪神春花:す、と一つの建物を指差す
GM:それは、体育館だ
大橋綺羅星:「バスケでもしよー……ってワケじゃないよね」
GM:他の校舎とは、些か雰囲気が異なる
GM:周りには乱雑に机や備品が積み重なっており
GM:外壁には、スプレーで前衛的な落書きが描かれている
GM:君たちの見慣れた、旧校舎の体育館だ
喪神春花:「そりゃあもちろん。私達は"スケバン"ですから」
喪神春花:「美味しいお茶を用意しています」
喪神春花:「"スケバン会合"を始めましょう」


GM:最後の情報項目です
GM

【体育館を調べる】
〈情報:噂話〉〈情報:UGN〉難易度15

GM:吼衣さん……頼む……
吼衣不屈:いくぜ
吼衣不屈:自動巡回ソフトと一体化、《天性のひらめき》で情報:噂話判定。
吼衣不屈:8dx7+1
DoubleCross : (8R10+1[7]) → 10[1,2,4,5,7,7,9,9]+10[2,6,7,7]+3[3,3]+1 → 24

吼衣不屈:めっちゃわかりました
吼衣不屈:吼衣不屈の侵蝕率を+4した(侵蝕率:83->87)
空木一姫:すごいや
GM:完璧です
GM:最後の情報はロールしながら明かします
GM:みんなでお茶会へGO!


GM:■阿修羅地獄堂女学院 旧校舎体育館
GM:体育館の扉を開けると、そこにはいつもの風景が現れる
GM:ガラクタの山の中心に、小さなラウンドテーブルと椅子が置かれ
GM:その上には、淹れたての紅茶と洋菓子類が並んでいる
GM:その中心に、一冊
GM:見慣れないアルバムが置かれている
喪神春花:「あ!ほらほらリューちゃん!見てください!」
風吹リュー:「こういうのも用意できるんだな……うん?」
喪神春花:「アルバムですよアルバム!」
喪神春花:「見てくれるって言ってましたよね!」
風吹リュー:当たり前のようにそこにあるティーパーティーの用意を不思議に思っていたが、春花に言われてアルバムに目を落とす。
風吹リュー:「これ、春花の?」
喪神春花:「阿修女のですよー。一期生のやつです」
風吹リュー:硬い表紙に指をかけ、ページを捲っていく。
風吹リュー:「わかっとるわ。表紙に書いてあるだろうが」
喪神春花:「あ、これが私ですね」
喪神春花:集合写真の上の方に丸枠で囲われている
大橋綺羅星:「コレ飲んで大丈夫なやつかな……あ、みたいみたい!」
風吹リュー:みんなが覗きやすい位置に座る。
空木一姫:「(いきなり用意されてるお茶会、も密かにホラーですけど……まぁ、今更ですか)」
空木一姫:「あ、私も見ます」
琴城星羅:「欠席…」
風吹リュー:「スキャバーズってのは、やっぱ違うのか。こういう時の」
吼衣不屈:アルバムを覗き込む。隣の人は肩当てが当たってちょっと痛いかもしれない。
喪神春花:「前の学校がなくなってからの話ですからねー」
喪神春花:「あ、それでこれが」
喪神春花:一人の写真を指差す
GM:そこにはこう記されている
GM:"学長 春日響子"
GM:長い黒髪の、妙齢の美女だ
GM:もしかすると、君たちの何人かは見覚えがあるかもしれない
琴城星羅:「…春の修羅」
GM:或いはそれは
GM:君たちの『敵』としてかもしれないが
"ドクトル・スケバン"清塚卯月:「あら、懐かしい」
大橋綺羅星:「わっ、うづセンパイ」
吼衣不屈:「むっ…来てたのか。」
空木一姫:「あら、清塚様」
琴城星羅:「あ、卯月ちゃんも!」
風吹リュー:「げ」
風吹リュー:「いきなり出てくんなよ……懐かしいってのは?」
風吹リュー:春日響子。先ほど実験体として見た名前だ。だが、ならばなぜ学長などという立場で、ここに映っている?
"ドクトル・スケバン"清塚卯月:「戸籍を作るにあたって、恭介が"畏れ多い"と中々首を振ってくれなかったのを思い出してしまいました」
"ドクトル・スケバン"清塚卯月:これまでの尊大かつバカっぽい口調とは打って変わった、落ち着いた物腰
風吹リュー:「…………?」
大橋綺羅星:「どゆこと?」
風吹リュー:「なあ、お前。口調変じゃないか? 口調以外も」
風吹リュー:いつでも蹴りかかれるように、少しだけ姿勢を変える。
空木一姫:「………あの、清塚様?」
空木一姫:その口調と語り口、昔を懐かしむような
空木一姫:「なんだかまるで、経験談のような仰りようですが…?」
"ドクトル・スケバン"清塚卯月:「ああ───そうでした」
"ドクトル・スケバン"清塚卯月:「この格好も」
"■■■■"清塚卯月:「気に入ってるので」
"■■■■"■■■■:「つい着替え忘れてしまいました」
GM:少女の姿が、ノイズとともに徐々に移り変わる
GM:元々幼い容姿ではあったが、更に幼い
GM:十歳前後の少女の姿
琴城星羅:「なんだ」「…私たち、何度も会えてたんだね」
"プランナー"都築京香:「はじめまして。と言っておきましょうか」
"プランナー"都築京香:「春日響子……今は」
"プランナー"都築京香:「"プランナー"と名乗っています」
"プランナー"都築京香:「あなた達の、先輩で、学長です」
"プランナー"都築京香:悪戯っぽく笑う

風吹リュー:「…………」流石にその名前は聞いたことがある。あるのだが。
大橋綺羅星:「……ありゃりゃ、ほんとに?」
吼衣不屈:「検体名ゼノン………ゼノンとは、ゼノスのことだったのか。」
吼衣不屈:「とんでもない大物が出てきてしまったな……。」
喪神春花:「わ~!キョウちゃんお久しぶり~!」
"プランナー"都築京香:「はい、お久しぶりです。はるちゃん」
空木一姫:「プ」「プラン、ナー…?」
空木一姫:「都、都築京香様……ということでしょうか」
"プランナー"都築京香:「ええ、その名前が一番通りがいいかもしれませんね」
空木一姫:「なんとまぁ……なんと、まぁ……」
"プランナー"都築京香:「改めて自己紹介を。少し前まではFHで要職を務めておりましたが」
"プランナー"都築京香:「今はゼノスという小さな組織の面倒を見させて頂いています」
琴城星羅:「…知ってるよ」「チルドレンの頃から、座学で聞いてるからね」
大橋綺羅星:「FH……」
吼衣不屈:「………小さいものか。」
風吹リュー:「大丈夫なのか、春花」
風吹リュー:一切圧のようなものが感じられない。それが不気味だ。
喪神春花:「大丈夫ですよー。まあ外で何やってるかは知りませんけど」
喪神春花:「この学校にいる限りは、キョウちゃんはスケバンですので」
風吹リュー:「…………ならいい。今大事なのはそこだよな」
風吹リュー:椅子を引っ張り出して、少女に座るよう示す。
喪神春花:「それにまあ、これからする話は」
喪神春花:「このくらいの肩書がないと信じてもらえないかもですので」
空木一姫:「………」確かに、最初の名乗りは先輩であり、学長だった。
空木一姫:「敵対の意志はない……として、いいんですよね?」
空木一姫:身体が染み付いた警戒の構えを見せている。
吼衣不屈:「EXレネゲイドの回収先で何度かゼノスのエージェントと遭遇したぞ。」
吼衣不屈:「一度目はイスタンブール。二度目はブエノスアイレスだ。」
"プランナー"都築京香:「それはそれは、ご迷惑をおかけしました」
"プランナー"都築京香:「なにぶん手が回りきらないもので、把握しきれないことも多いのです」
吼衣不屈:「しかし、信じる他ない。本気を出されれば私たちはそれこそ終わりだ。」
風吹リュー:「響子、って呼ぶぜ」
"プランナー"都築京香:「はい、ご自由に」
"プランナー"都築京香:「みなさんも、お好きなようにお呼びください」
"プランナー"都築京香:「私も、名前で呼ばせていただきますので」
琴城星羅:奇妙なほど落ち着いている。それと同時に、体内のレネゲイドの活性化も感じている。
琴城星羅:「そうだね、”春の修羅”…やっぱり、「キョウちゃん」のほうが座りがいいかな」
琴城星羅:「今も「キョウ」は同じだし」
"プランナー"都築京香:琴城さんににっこりと笑いかけて
空木一姫:「~~~………」目の前の光景を認識しつつ、身体が警戒して刀を掴むちぐはぐな状態。
風吹リュー:「楽にしろよ一姫、今はそういう時じゃないだろ」
吼衣不屈:「大丈夫だ。」空木の、そして琴城の肩に触れる。
空木一姫:「!」声と動作にビクッと身体が跳ねる。味方のはずの2人の動きを認識できていなかった。
空木一姫:「…………はい、すみません、風吹様。吼衣様。」
吼衣不屈:「怖い訳も分かる。しかし、今は彼女もスケバンだ。」
琴城星羅:「そうだよ。今は、お茶会の時間」穏やかに笑う。
琴城星羅:「不屈ちゃん、ありがと。大丈夫だよ」
空木一姫:ハンカチで額の汗を拭う。
空木一姫:「………ええと、では、響子様……とお呼びさせて頂きます」こちらもおずおずと席に付く
空木一姫:「ご無礼を失礼しました」頭を下げる
"プランナー"都築京香:「さて、それでは皆さん落ち着いたところで」
"プランナー"都築京香:パチンと指を鳴らす
"プランナー"都築京香:6人の前に、一瞬で紅茶の入ったカップが置かれる
吼衣不屈:「忝い。」席に着く。
大橋綺羅星:「いただきまーす」「……今更毒とか、ナイよね」
琴城星羅:美味しそうに紅茶に口をつけている。
風吹リュー:既にがぶがぶと飲んでいる。
"プランナー"都築京香:「ふふ、今更です。ご安心ください」
"プランナー"都築京香:「可愛い後輩の前なのですから、お気になさらず」
"プランナー"都築京香:「そろそろ、本題に入りましょうか」
空木一姫:乾いた唇を湿らせる。
風吹リュー:「おう」
風吹リュー:コト、とカップを置いて言葉を待つ。
"プランナー"都築京香:「まず───そうですね」
"プランナー"都築京香:「皆さんは、"魔星"というものをご存知ですか?」
風吹リュー:「知らん。説明してくれ響子」
空木一姫:「……私も、特には」
琴城星羅:「…資料に書いてたね」
吼衣不屈:「………私にも分からない。」
大橋綺羅星:「ふーちゃんがわかんないならあーしらもわかんないよね」
"プランナー"都築京香:「ええ、知らないのも無理はありません。表の歴史からは抹消されてしまいましたから」
"プランナー"都築京香:「魔星とは、はるか昔にこの地に堕ちた隕石です」
吼衣不屈:「これでも、世界を渡り歩き見聞を広めたつもりだ。表も、裏も。」
吼衣不屈:「それでも聞いたことがない。」
吼衣不屈:「その隕石は…そこまでして歴史から消す必要があるのか…?」
琴城星羅:「巳崎学長の手記では、"天髄"を運んできたって書いてたけど…」
"プランナー"都築京香:「"魔星"は、それ自体が意思を持つ特級のEXレネゲイドだったとされています」
"プランナー"都築京香:「疫病と災厄によって命を喰らいながら、徐々に支配域を広げていったと」
大橋綺羅星:「ウチュージン?みたいな?」
空木一姫:「………そのようなものが」話す都築京香の一挙手にいちいち目を向けている。
"プランナー"都築京香:「生命、であるかはわかりませんが、侵略者ではあるでしょうね」
"プランナー"都築京香:「当時、その"魔星"を鎮めるために、陰陽道の大家が集まりました」
"プランナー"都築京香:「白上、小柴、目黒、茅ノ輪、五角……どれも今は記録にすら存在しない家系です」
"プランナー"都築京香:「"魔星"はその五家によって封印されましたが」
"プランナー"都築京香:「その影で、鼠のように戦場を這い回っていた、無力な呪術師がいたのです」
"プランナー"都築京香:「彼は"魔星"の封印に際して何の役にも立ちませんでしたが」
"プランナー"都築京香:「それ故に、誰にも気付かれずそれを手に入れた」
大橋綺羅星:「ドロボーじゃん!」
"プランナー"都築京香:「"魔星"に付着し、外宇宙からこの星にやってきた肉片」
"プランナー"都築京香:「"天髄"を」
風吹リュー:「…………それが」
風吹リュー:「巳崎か」
"プランナー"都築京香:「はい」
"プランナー"都築京香:「その後は、あなた達が調べた通りです」
"プランナー"都築京香:「巳崎桜凱は軍部と結託しこの学院の前身を作り」
"プランナー"都築京香:「巳崎みづめ、自らの娘を生贄に神を下ろそうとした」
"プランナー"都築京香:「用心深いことに、制御を司る"劔の骨"を外付けにし」
"プランナー"都築京香:「神の力をいのままに操るために」
"プランナー"都築京香:「この段階での"蛇"の再発見は、私の『計画』の上でも障害となるものでした」
"プランナー"都築京香:「なので、ちょっと無理をして潜り込ませてもらったのですが」
"プランナー"都築京香:「”天髄”が降ろしたもの、"九頭龍"は、私の予測すら超える物でした」
"プランナー"都築京香:「当初の予定を大幅に早めて覚醒した"九頭龍"は、即座に"神性圏界"を展開」
"プランナー"都築京香:「周囲を文字通り地獄に変えながら膨張し続けました。"聖剣"の制御すら効かないままに」
"プランナー"都築京香:「陸軍巳崎高等女学校が消失した空襲は、実際は九頭龍の被害の余波、といったところです」
風吹リュー:「……………………」
風吹リュー:「じゃあ」
風吹リュー:ごくりと唾を飲む。
風吹リュー:目の前で滔々と刻まれる、荒唐無稽な話。
風吹リュー:"蛇(ウロボロス)"-龍骨-龍息-龍血
風吹リュー:まつろわぬ神
風吹リュー:「じゃあ、それをどうやって」
風吹リュー:「じゃないな」
風吹リュー:"オロチ"。"ドラゴン"。"ゼノン"。
風吹リュー:そして──────
風吹リュー:泣きそうな目で、喪神春花を見る。
喪神春花:「………」優しく微笑み返す
"プランナー"都築京香:「もちろん、これからお話します」
風吹リュー:「続いてるのか────ずっと。そうだ」
風吹リュー:思い出す。ユーレイ・スケバンに受け継がれていた役割のことを。
風吹リュー:「そういう話だった」
風吹リュー:「……始めから」
"プランナー"都築京香:「はい、その通り」
"プランナー"都築京香:「この神性圏界は、完全展開前に、私が"マヨヒガ"で外側を覆ったもの」
"プランナー"都築京香:「それを可能にしたのは」
"プランナー"都築京香:「"九頭龍"と同じく、鉱床に接続し無限のリソースを得た"アシュラ・スケバン"が……」
"プランナー"都築京香:「───いえ」
"プランナー"都築京香:「かつてその名を持っていた、2体のジャームが戦い続けているおかげです」
"プランナー"都築京香:「"地獄洞マカハドマ"は、彼女らの墳墓であり」
"プランナー"都築京香:「その最奥”阿修羅地獄堂”こそ」
"プランナー"都築京香:「永劫の闘争に囚われた修羅(彼女)達の、戦場なのです」
"プランナー"都築京香:「…………」
"プランナー"都築京香:暫し沈黙し
"プランナー"都築京香:ふと、安心させるように笑みをこぼす
"プランナー"都築京香:「───と、言われていたのは数ヶ月前までの話でして」
空木一姫:「えっ?」
風吹リュー:「………………?」
琴城星羅:「?」
吼衣不屈:「?」
風吹リュー:「いや……おい、まさか」
"プランナー"都築京香:「実はですね、今なら勝てそうなんです」
"プランナー"都築京香:「というかほぼ勝ってます、アシュラ・スケバン」
風吹リュー:「っはぁ~~~~」がくりと気が抜けたように肩を落とす。
空木一姫:「えぇ………?」
空木一姫:「な、なぜそんな、いきなり?」
大橋綺羅星:「ど、どゆこと……?」
琴城星羅:「春花ちゃん…?ほんとに…?」
風吹リュー:「もう負けてんのかと思った」
風吹リュー:「ここに幽霊もいるし」
喪神春花:「ホントですよー。じゃなきゃ可愛い後輩をこんなとこまで呼びません」
喪神春花:「ちなみに私、ユーレイ・スケバンは」
喪神春花:「戦闘用人格を持つ本体の"アシュラ・スケバン"がジャーム化する前に切り離した"規定人格"」
喪神春花:「それが、レネゲイドビーイングとしての実体を得たいわば分身です」
GM:データ的には《Eロイス:ファイトクラブ》が適用されています
風吹リュー:「ああ……そういうワケ」
風吹リュー:「…………だが、まあ」背もたれによりかかって天井を向く。
風吹リュー:「つまり、勝負がつくんだな。オレ達の目の前で」
喪神春花:「いやいやいや、何言ってるんですか。リューちゃん」
喪神春花:「勝負をつけるのはリューちゃんたちですよ」
風吹リュー:「ほえ?」
風吹リュー:「っはぁ~~~~」また溜め息をつく。
風吹リュー:「くそっ……」
"プランナー"都築京香:「九頭龍は鉱床からの供給を絶たれ半休眠状態」
"プランナー"都築京香:「対するアシュラ・スケバンは、現在小康状態ではありますが、鉱床とのリンクを保っています」
風吹リュー:暫く、沈黙してうんうん唸ってから。
風吹リュー:「勝った春花を殺すために呼ばれたと思った」
風吹リュー:ぽつりと漏らす。
喪神春花:「あ、そうですよ」
喪神春花:「なーんだわかってたんじゃないですか!気をもんで損しました!」
風吹リュー:「………………」
風吹リュー:「"始祖のスケバン"ってなぁ、やっぱそういう事」
風吹リュー:茫洋とした瞳で宙を見ている。
風吹リュー:口調は淡々としたものだ。
琴城星羅:「…勝負が終わったら…”九頭龍”に勝てるジャームが…鉱床のフルパワーで自由になる?」
琴城星羅:「だから、両方を…同時に落とさなければならない」
"プランナー"都築京香:「その通りです」
"プランナー"都築京香:「"魔星"に意思があった様に、鉱床にもまた意思があります」
"プランナー"都築京香:「ジャームとなったアシュラ・スケバンでは、その支配には抗えません」
"プランナー"都築京香:「あなた達をここに呼んだ理由、それは」
"プランナー"都築京香:「"アシュラ・スケバン"を倒し、然る後に」
"プランナー"都築京香:「"九頭龍"にとどめを刺す」
"プランナー"都築京香:「………本来なら、UGNとゼノスが総力を上げて行うべき仕事です」
"プランナー"都築京香:「しかし、当時は最善だった私達の選択が、ここに来て足枷になってしまった」
"プランナー"都築京香:「"マカハドマ"に入れるのはスケバンのみ、それは、当時としては最もオーヴァードが集まりやすい環境であったからですが」
"プランナー"都築京香:「それが彼女の……みづちゃんの願いだからでもあります」
風吹リュー:「この結界が、ね」
風吹リュー:「……………………やるよ」
風吹リュー:その一言が鉛のように重かった。絞り出すような声だ、と他人事のように思う。
吼衣不屈:「………。」風吹を見る。
風吹リュー:「終わらせてやる」
風吹リュー:「お前たちの戦いを、きっと」
"プランナー"都築京香:「…………」風吹さんの言葉に薄く微笑んで
喪神春花:「リューちゃん……」
風吹リュー:「……なんだよ」
喪神春花:「……いいえ」
風吹リュー:「はるちゃんって呼んで欲しいとか?」
風吹リュー:いい加減な調子で。
喪神春花:「え!?呼んでくれます!?」
喪神春花:「いや~参ったな~!戦う前に成仏しちゃうかも~でへへへ」
風吹リュー:「冗談だよ。絶対いなくなるなよ……さっきも言ったけど」
喪神春花:「……………」
風吹リュー:(消える時は一緒、と言った。あれも)
風吹リュー:(強がり、だったんだろうか…………)
喪神春花:「……はい、一緒です。きっと」
風吹リュー:「────」驚いたように目をぱちくりと瞬く。
風吹リュー:「そう、だな」
風吹リュー:「一緒に戦ってくれよ。可愛い後輩と一緒にさ。願わくば…………」
風吹リュー:「見てやってくれ。カッコいいとこも」
喪神春花:「はい」
喪神春花:「やっぱりリューちゃんは」
喪神春花:「最高の、"スケバン"です」
"プランナー"都築京香:「………」
"プランナー"都築京香:「……さて、リューちゃんの覚悟は決まったみたいですが」
"プランナー"都築京香:「皆さんはどうでしょうか?」
"プランナー"都築京香:「もちろん今回は私も流儀を曲げて最大限の援助をさせて頂きますが」
"プランナー"都築京香:「それでも……」
大橋綺羅星:「えー、それ聞くー?」
大橋綺羅星:いつもの調子で。
"プランナー"都築京香:「ふふ、愚問でしたかね?」
大橋綺羅星:「あったりまえじゃん!」
大橋綺羅星:「リューたんが行くって言うなら行くし……」
大橋綺羅星:「センパイたちもスケバンなら当然」
大橋綺羅星:「だってさ」
大橋綺羅星:「スケバンは助け合い、でしょ?」
喪神春花:「おお~スピカちゃん花丸あげちゃいます!」
大橋綺羅星:「えっへへ」
風吹リュー:「お前はお前で、気になることあんだろーに……」
大橋綺羅星:「それはそれ、これはこれ」
大橋綺羅星:「ガッコを守るならあーしら八大天王の出番っしょ」
風吹リュー:「ああ、恩に着るぜ」
"プランナー"都築京香:その言葉に、小さく微笑んで返す
琴城星羅:「…私は、行くよ」「いつも通り。突入して、全部倒して帰ってくる。私、今までこれで失敗したこと…」「一回しかないから」
風吹リュー:「へえ。そりゃ」ぴくりと眉を上げる。
風吹リュー:「最高。オレよかよっぽどセンスあるぜ」
琴城星羅:「それに今の私はスケバンで…」「スキャバー、でもあるからね」
琴城星羅:「そういう意味では、はるちゃんと一緒かもね」
琴城星羅:「だから、やるよ。絶対に帰ってくる」「…もちろん、当初の予定通りに一姫ちゃんを守りながら、ね」
喪神春花:「おお~、なんだか私と同じくらいの年季を感じると思ったらそういう訳が……」
琴城星羅:「えへへ、偶然だけどね」
琴城星羅:「刀を守る、(スキャバー)」「これは今思いついたやつ」
琴城星羅:「……めっちゃいいネーミングだと思うよこれ。みづちゃんに伝えとくね」
"プランナー"都築京香:「ふふ、ありがとうございます」
"プランナー"都築京香:「人の中で生きるのに疲れたら、いつでもゼノスの門を叩いて頂いて構いませんよ」
"プランナー"都築京香:「歓迎します」
琴城星羅:「残念だけど、お断りかな」「ウロボロスだし…」「それに何より、一生かけて追いかけて、隣にいたい人を見つけちゃったから」
"プランナー"都築京香:「あら、それは───」
"プランナー"都築京香:「羨ましい話です」
空木一姫:「…………………」
空木一姫:目の前でかわされる会話を、見る。
空木一姫:「(私も、)」
空木一姫:迷いなく、行くことを決めるべきだ。
空木一姫:八大天王と合流したとはいえ、元はそれが任務であり、道中とは違い、道を示されたのなら。
空木一姫:後は粛々と刃を振るうだけ……なのに。
風吹リュー:「なぁ一姫」
空木一姫:「…っあ、はい」
空木一姫:「な、なんでしょうか、風吹様」
風吹リュー:「オレは根っこのとこじゃあ、知らないんだ。お前が知ってることを知らない」
空木一姫:「………」
風吹リュー:「だから勝てるか勝てないかの判断をする気はないし」
風吹リュー:「その材料を集める気もない」
風吹リュー:「で、だ。お前がそうじゃないってことは」
風吹リュー:「恥に思うべきじゃない」
風吹リュー:「そんな顔するなよな」
風吹リュー:微笑む。
風吹リュー:「サムライの奴に何言われたのか知んねーけどさ」
風吹リュー:「十分助けられた。ありがと」
空木一姫:「………………風、吹、様」くしゃりと、顔を歪める。
空木一姫:眩しそうな、あるいは泣きそうな表情。
空木一姫:──ともすれば、その愛用のスケボーに宿る彼女を相棒と呼び。その終わりを着けにいく彼女を、眩しいと思う。
風吹リュー:「あーもう全く……ふふふ」
空木一姫:その道行きに気負うこと無く同行を決める大橋さんを、同じく守るために道を決める琴城さんも。
空木一姫:「………風吹様も、大橋様も、琴城様も」
空木一姫:「70年を戦い続ける喪神様も……響子様も」
空木一姫:「どうしてそんなに、お強いのでしょう……」
空木一姫:絞り出すような声。
空木一姫:空木。中身を失い、外側だけが残る樹木。
空木一姫:『そうあるべき』と役割に従い続けてきた自分には。その意志の根源がわからない。
空木一姫:わからないものは、とても怖い。
風吹リュー:「(……並べるなっての)」
風吹リュー:「(オレは全然、強くなんて……)」
風吹リュー:仲間たちを見渡す。スピカと目が合う。
大橋綺羅星:「?」
風吹リュー:いつかの日、彼女の独白を思い出す。
:「あーしは全然そんなんじゃないんだよ」
:「……ココに来る前はさ、あーしも使い捨ての駒みたいなやつだったから」
:「どうしてもそういう考えがよぎっちゃうんだよね」
:「そういうあたしがスッゴイ嫌で」
風吹リュー:……本当は、本当はみんな。そんなに強くなんかなくて。
風吹リュー:「…………うん。やっぱ」
風吹リュー:「お前は来い! 一姫!」
空木一姫:「………えっ?」
風吹リュー:がっ、と肩を掴む。
空木一姫:「ぅわっ…!?」掴まれる
風吹リュー:「なあ。色々思う所はあるだろうけどさ」
空木一姫:「……………はい」
風吹リュー:「ちょっと来たいだろ? ああいやいい、返事はするな。安心しろ」
風吹リュー:「星羅もいる。オレも居る。不屈も……まだ聞いてねーけどいるだろ多分 死なねーから来い」
風吹リュー:「来てくれ」
風吹リュー:まっすぐにその目を見る。
空木一姫:「……………………」何かを返事をしようとして、言われたとおりに口を結んで。
空木一姫:ただただ、目を丸くしたまま。
空木一姫:「………………」目をそらすように、僅かに。しかし見様によっては縦に。
空木一姫:少しだけ首を動かす
風吹リュー:「よし」
風吹リュー:「そういう事になった。別に文句はないよな」
吼衣不屈:「……些か強引ではあったがな。」
柳生咲玖夜:『(私もいるよって言おうと思ったけど)』
柳生咲玖夜:『(ここはリューちゃんに花を持たせてやるか……)』
琴城星羅:「そうだよ!一緒にいなきゃ守れないしね」笑う。
大橋綺羅星:「おっけーおっけー!決まり!」
風吹リュー:「あっても聞く気ねーわ」不屈さんに悪態をつく。
吼衣不屈:「その強引さが時にお前の欠点であり、時にお前の好ましいところだ。」
空木一姫:「………………………?」目を白黒させたまま。
空木一姫:自分の預かり知らぬまま、なぜか前に進んでいる。ような気がする。
風吹リュー:「ふっくく……」抑えたように笑う。
風吹リュー:「不屈はオレの事が好きだなぁ~~」背中をばんばんと叩く。
吼衣不屈:「ああ、好きだぞ。」
風吹リュー:「オレもお前のこと好き」
風吹リュー:がし、と腕を打ち合わせる。
吼衣不屈:それに応じて腕を差し出す。
空木一姫:「か、風吹様?吼衣様に、大橋様も…」
空木一姫:どうして自分に、とか。どうして誰も異論を、とか。
空木一姫:思いついては声にならないことが浮かんでは消えて。
空木一姫:………わからなくて怖い、というのは、つまり。知らないことがあるからで。
琴城星羅:「一姫ちゃんにしか斬れないものがあるとか、そういうミッションだからとかそういうのもあるけど…」「みんな、一姫ちゃんのことが好きだからね」
琴城星羅:「だから、みんな連れて行こうとしてるんだよ」「私も含めてね」
空木一姫:「っ」
空木一姫:「琴城様………」
空木一姫:「………その、私で、良いのでしょうか」
琴城星羅:首を振る。「そうじゃなくて」
琴城星羅:「一姫ちゃんじゃないと、いけないんだよ」
空木一姫:「……………………………」
空木一姫:俯く。鼻の奥に熱を感じる。
空木一姫:上半身を折り曲げて、机に隠すように一度、身を伏せて。
空木一姫:ハンカチを持って顔を上げたときには少し目が赤い。
空木一姫:「……………その、わかりました。」
空木一姫:「私も、その……同道いたします」
空木一姫:「……ご迷惑でなければ」
空木一姫:最後はちょっと消えるような声で。
風吹リュー:「ああ。よろしくな」
"プランナー"都築京香:「ふふ」
空木一姫:「……………はい、風吹様」
空木一姫:「………それと、ええと。響子様」おずおず、と。
空木一姫:「………その、先程は不躾な真似、重ねて謝罪します」
空木一姫:「よろしくおねがいします。春日響子…様。」
"プランナー"都築京香:「はい、よろしくお願いします」
"プランナー"都築京香:「最後は、あなたですね。ええと」
"プランナー"都築京香:「ふー、ちゃん?と呼ばれているのでしょうか」
吼衣不屈:「………。」視線を回す。
吼衣不屈:涙を拭く空木一姫を見る。彼女を支える大橋綺羅星を見る。大橋にじっと抱きつく桜咲百聞を見る。
吼衣不屈:悩んだ末に決断した風吹リューを見る。スケバンとスキャバー、二つの使命を背負った琴城星羅を見る。
吼衣不屈:「………ああ。」
吼衣不屈:四人の顔を見た後、口を開く。
吼衣不屈:「私は、この学院が好きだ。」
吼衣不屈:「多少血の気は多いが、それでも暖かな絆と仲間と、友達がいる。」
吼衣不屈:今度は都築京香…清塚卯月を見る。今なお戦い続ける喪神春花を見る。
吼衣不屈:「私は、あなたたちも好きだ。」
喪神春花:「えへへ~」
"プランナー"都築京香:「あら、いいのですか?UGNの関係者がそのようなことを言って」
吼衣不屈:「何年も、何年も…友達のために戦い続けた、何年経っても友達の事を忘れなかった。」
吼衣不屈:「そういうあなたたち個人が好きだ。」
吼衣不屈:「どちらも好きだから、」
吼衣不屈:「阿修羅地獄堂をただの墓にはしたくない。」
吼衣不屈:「阿修羅地獄堂をただの学校にはしたくない。」
吼衣不屈:「阿修羅地獄堂女学院はあなたたちから受け継いだ大切な場所だ。」
吼衣不屈:「それを証明するために、私は戦いに赴く。」
吼衣不屈:「だからあなた方に見届けて欲しい。」
喪神春花:「………はい、見届けますよ」
吼衣不屈:「UGNの関係者だが…あなたと同じように、」
吼衣不屈:「今はスケバンだ。」
"プランナー"都築京香:「ふふ、ええ、そうでした」
"プランナー"都築京香:「やはり、愚問でしたね」
"プランナー"都築京香:「スケバンとはそういうものでした」
吼衣不屈:すっかり冷めてしまったティーカップを手に取り、
吼衣不屈:一気に飲み干す。
吼衣不屈:「よいお点前でした。」
"プランナー"都築京香:「はい、お粗末さまでした」手を胸の前で軽く合わせて
"プランナー"都築京香:「素晴らしい覚悟でした。流石は我が学院の生徒たちです」
"プランナー"都築京香:「それでは──────」
"プランナー"都築京香:バ ッ !
"プランナー"都築京香:"プランナー"の前に白い布が舞う
"プランナー"都築京香:否、それは
"プランナー"都築京香:白衣だ
"ドクトル・スケバン"清塚卯月:「最後のスケバン工房を開始する!!!!!」


GM:スケバン工房のお時間です。
GM:ここでは、新しい交換品目が追加されます
GM:まず通常メニューはこちら
風吹リュー:おお~
GM

【薔薇水晶交換品目】
栄養ドリンク『アムリタスα』……PC1名の侵蝕率を-[1d3+2]する  薔薇水晶5個消費
栄養ドリンク『アムリタスΣ』……PC1名の侵蝕率を-[1d6+3]する  薔薇水晶10個消費
栄養ドリンク『アムリタスΩ』……PC1名の侵蝕率を-[1d10+5]する  薔薇水晶15個消費
衝動抑制薬『ピンクソーマ』……PC1名の次回の登場侵蝕ダイスを1d3に変更する  薔薇水晶10個消費
阿修羅の御守り……このアイテムを所持するPCの専用エンブレムのLVを+1する(一人あたり最大2個まで) 薔薇水晶30個消費
イリーガルクリスタル……オートアクションで使用する。使用者が次に行う判定のC値を-2(下限5)する  薔薇水晶60個消費

0:53:GM:そして追加される項目
"ドクトル・スケバン"清塚卯月:「今こそ明かそう。この私が薔薇水晶を集めまくっていた真の目的を」
"ドクトル・スケバン"清塚卯月:「これだあ~~~!!!」
GM

『聖剣再鍛』
このセッションの間、あなたが使用する『ストライクモービル』は
本来の能力に加えて、『聖剣の王者』の能力
『マイナーアクションを使用することで、そのメインプロセスに行うこの武器を
使用した攻撃のクリティカル値に-2する。この効果はシナリオに1回まで使用できる』
を使用できる。
ただし、クリティカルの下限値は2となる

薔薇水晶80個消費

空木一姫:「(……………………こちらの話し方が)」
空木一姫:「(素、なのでしょうか……響子様の……)」
風吹リュー:「…………聖剣?」
風吹リュー:確かに、そんな話は先の資料にあった、あったが……
空木一姫:「剣、ですか……」
空木一姫:「しかし、使うにしても…誰が?」
"ドクトル・スケバン"清塚卯月:「その通り!風吹リュー!君が持つ元聖剣のスケボーは」
"ドクトル・スケバン"清塚卯月:「……ぶっちゃけパチモノだ」
風吹リュー:「待て待て! わっと情報を出すな!!!」
風吹リュー:春花の半分抜けたアセンション太郎/春花を持ち上げる。
風吹リュー:「いや────ここまで来たらもうぶつけられた話を全部飲み込むしかないが」
空木一姫:「元聖剣のスケボー……???」
琴城星羅:「え、剣を?スケボーに?」「…なんでそんなことしたの?」宇宙猫顔。
風吹リュー:「────そうだ。UGNの呼ぶところの『遺産』に相当する武器だってことは」
風吹リュー:「少し前に確信した。事件があってな」
風吹リュー:「聞かせてくれ」
"ドクトル・スケバン"清塚卯月:「獅子心王の剣ってのはまあ本当だろうけど、本来の聖剣にはとても及ばん」
"ドクトル・スケバン"清塚卯月:「70年前は、それを無理やり薔薇水晶でブーストしようとしたが」
"ドクトル・スケバン"清塚卯月:「いかんせん技術が未熟すぎた。九頭龍を御しきれるものではなかったな」
"ドクトル・スケバン"清塚卯月:「しかし!今は違う!」
"ドクトル・スケバン"清塚卯月:「その剣は王の鋼ではないが」
"ドクトル・スケバン"清塚卯月:「常にその上を目指す『王たらんとする鋼』」
風吹リュー:その言葉に、デジャヴュを覚える。
風吹リュー:──砂煙。踏み鳴らされる馬蹄と剣戟の音。空色のマントの光景がフラッシュバックする。
風吹リュー:今はまだ。完全には思い出せないこと。
"ドクトル・スケバン"清塚卯月:「使い手たる君が上を目指すのなら」
"ドクトル・スケバン"清塚卯月:「ついでにこの"ドクトル・スケバン"がチョチョイと細工してやったのなら!」
"ドクトル・スケバン"清塚卯月:「その刃は必ず、神に届く」
"ドクトル・スケバン"清塚卯月:「そういう点では、君はフウちゃんよりも"向いている"ようだからな」
大橋綺羅星:「すごいすごーい!」
風吹リュー:「────は、何が向いている、だ」
風吹リュー:「それはつまり"向いてない"って事じゃねーか。ああ、だがそういう事なら」
風吹リュー:「完全に理解したぜ」
風吹リュー:アセンション太郎を、差し出す。
"ドクトル・スケバン"清塚卯月:「ふふん」それを両手で抱えるように受け取る
風吹リュー:「"ドクトル・スケバン"清塚卯月」
風吹リュー:「武器をくれ。埒外の、本物の、どんなに高い相手にも届く牙」
風吹リュー:「こいつとオレを、その高みまで連れていけ」
風吹リュー:薔薇水晶の交換『聖剣再鍛』を宣言します。
"ドクトル・スケバン"清塚卯月:「承った」
"ドクトル・スケバン"清塚卯月:「だが行くのは君だ。"スケボー・スケバン"」
"ドクトル・スケバン"清塚卯月:「こいつは君の劔であり」
"ドクトル・スケバン"清塚卯月:「君たちの翼なのだから!」
GM:『聖剣再鍛』を受理。残り薔薇水晶は40個です。
琴城星羅:「…いやその…遺産とかはわかるけど…」「なんでスケボーに…!?」
空木一姫:「────」ちら、と自分の刀を見る。UGNで言う遺産、そのカテゴリ。……聖剣という区分があるのは、知っている。
空木一姫:例えばこの刀を変化させて、スケボーに変えて、更にそれを鍛錬して神へも届く刃に、と想像しようとして
空木一姫:「(うん)」
空木一姫:わかんない。
空木一姫:わからないことは、とても怖い。私が未熟だからでしょうか。
空木一姫:「…………琴城様、琴城様」クイクイ、と袖を引いて。
琴城星羅:「なにかな一姫ちゃん」
空木一姫:「今、何のお話をされてるんでしょうか、これ」
琴城星羅:「…本人たち以外がわかるほうが怖い話じゃないかな」
琴城星羅:「私は…あんまりわかるつもりはないってことにした」
空木一姫:「………………なるほど」
空木一姫:「なぜか、安心しました」
吼衣不屈:二人の横で、不屈は感じ入ったように頷いている。
吼衣不屈:「それが夫婦の新居になるわけだな。」
吼衣不屈:「やはり二人の空間というのは、それなりに作り込まれてなければならないからな…。」
吼衣不屈:「いい新生活を送れるといいな、風吹…。」
風吹リュー:背後で交わされる遣り取りはすべて、聞こえなかったことにした。
喪神春花:「あらあら照れちゃって~、このこのー」
GM:決意を新たに、君たちは向かう
GM:決戦の舞台『阿修羅地獄堂』へ───
桜咲百聞:「ま、待て」
桜咲百聞:「私もいるぞ!置いていくなーーー!」
桜咲百聞:バタバタと最後に続く。


地獄洞マカハドマ:第六層 -陸軍巳崎高等女学校-

堂々出撃


GM:最後のロイスだ!
"ドクトル・スケバン"清塚卯月:交換も残ってるやつはヤッチマイナ
風吹リュー:取ります! "アシュラ・スケバン"喪神春花に
風吹リュー:友情/尽力○
喪神春花:リューちゃん……
喪神春花:友ではなく妻ということ……?
風吹リュー:ちげーよこいつ!
吼衣不屈:喪神春花/〇敬意/悔悟/ロイス
大橋綺羅星:最後のロイス
大橋綺羅星:阿修羅地獄堂女学院/尽力○/脅威/ で!
空木一姫:ロイス満枠。あったらドクトルさん相手だったな…
琴城星羅:ロイス変更。
琴城星羅:・スケバン/”ゼノン”春日響子/○尽力/恐怖
琴城星羅:と、その前に!
琴城星羅:応急処置キット使用!
琴城星羅:2D10+17
DoubleCross : (2D10+17) → 15[6,9]+17 → 32

琴城星羅:全回復!一つ残ってるので、使いたい方はどうぞ
風吹リュー:スピカ姐さんだけかな全快してないの
大橋綺羅星:まあ誤差範囲ですが使っとこう
大橋綺羅星:20+2d10
DoubleCross : (20+2D10) → 20+8[1,7] → 28

大橋綺羅星:全快で25点
"ドクトル・スケバン"清塚卯月:交換!40個残ってるぞ!
吼衣不屈:そうだった
吼衣不屈:阿修羅のお守りを風吹さん用に一個貰いますか
風吹リュー:あっじゃあまず侵蝕下げたい
空木一姫:そうですね。お守りとΩでも買っておきますか
吼衣不屈:Ωだと水晶が足りないからεですね
吼衣不屈:Σか
"ドクトル・スケバン"清塚卯月:残量は40個だからΣしか上げないぞ
風吹リュー:じゃあ阿修羅のお守りもらう!
"ドクトル・スケバン"清塚卯月:うけたま~~~!
風吹リュー:あとΣも貰いましょう 即リューに使用
"ドクトル・スケバン"清塚卯月:もってけドロボー!
吼衣不屈:Ωをリューさんに浸かって
吼衣不屈:Σを貰っていいです…?
吼衣不屈:カバー役なので‥
吼衣不屈:確か一個余ってたはず
大橋綺羅星:どうぞどうぞ
琴城星羅:こちらはこの先薬などを使う予定なしなので、皆様で使っていただければ
空木一姫:手持ちにΩが1つあるので、リューさんはそっち使っちゃいましょう
空木一姫:吼衣さんはΣどうぞ
風吹リュー:1R目にフェイタルヒット使いたいんだよな……
風吹リュー:Σはどうぞ
吼衣不屈:Σもらいまーす
吼衣不屈:87-1d6-3
DoubleCross : (87-1D6-3) → 87-2[2]-3 → 82

風吹リュー:ここで期待値10下がるとまあまあ厳しそうなのでやめときます
風吹リュー:薬使わず以上
大橋綺羅星:こちらも以上かな
琴城星羅:以上!
空木一姫:以上!
GM:オッケー!

大 詰 : 殺界曼荼羅・阿修羅地獄堂の段

GM:クライマックスです
GM:全員登場。登場侵蝕をお願いします。
風吹リュー:風吹リューの侵蝕率を+9(1d10->9)した(侵蝕率:93->102)
琴城星羅:80+1D10
DoubleCross : (80+1D10) → 80+6[6] → 86

風吹リュー:あっピンクソーマ使い忘れた!
琴城星羅:ソーマ!
大橋綺羅星:大橋綺羅星の侵蝕率を+6(1d10->6)した(侵蝕率:86->92)
吼衣不屈:ピンクソーマしよう!
GM:振り直していいよ
吼衣不屈:1d3+82
DoubleCross : (1D3+82) → 2[2]+82 → 84

風吹リュー:すまん……
風吹リュー:1d3+93 ピンクソーマ
DoubleCross : (1D3+93) → 3[3]+93 → 96

空木一姫:空木一姫の侵蝕率を+2(1d10->2)した(侵蝕率:80->82)


GM:第7階層への突入に当たって、君たちはまず学校の地下へ案内された。
GM:そこは、このマカハドマに足を踏み入れた時とよく似た光景
GM:地下鉄のホームだ
琴城星羅:「…あれ、また?」
喪神春花:「7階層は特に厳重に隔絶されているので」
喪神春花:「ここを通ってしか行けないようになっているのです」
喪神春花:「ただ……」
空木一姫:「ただ…?」
GM:第二階層と違って、列車の来る気配はない
GM:ホームは荒れ放題、線路も錆びついて、とても車両が通れるようには見えなかった
吼衣不屈:「………。」線路に跪き、指で積もった埃を掬いあげる。
吼衣不屈:「何年も使われていない。」
喪神春花:「ここに人が入り込むこと自体ありませんでしたからね」
喪神春花:「歴代のユーレイ・スケバンですら来たことがありません」
大橋綺羅星:「電車来ないんなら歩いていくの?」
琴城星羅:「まあ・・・そりゃ誰も来ないよね」
喪神春花:「……と、いうわけで」
GM:ブロロロロロロロ………
GM:暗闇の向こうからエンジン音が響いてくる
空木一姫:「……何か来ますね?なんでしょう」
風吹リュー:「レールトラックかなんかか」そちらを見る
GM:どう聞いても鉄道を通る類ではない
GM:やがて現れたのは
GM:分厚い装甲に唸りを上げる無限軌道(キャタピラ)
GM:そして正面に取り付けられた砲塔
GM:───戦車だ
風吹リュー:「──おおお!」
大橋綺羅星:「やば!アガるじゃん」
空木一姫:「はわ……」
吼衣不屈:「ほう。」
琴城星羅:深呼吸。「もう驚かないからね!」「…本物?」
喪神春花:「もち本物です」
喪神春花:「終戦直前、配備が間に合わなかった幻の水陸両用戦車」
喪神春花:「"特五式内火艇"。こいつで第七階層へGOして頂きます」
琴城星羅:「…そりゃそうか。陸軍学校だし…」「…(あっていいの?)」まだ迷いがある。
空木一姫:「……えーと、誰が運転出来るんでしょう、コレ」
吼衣不屈:「特三式の後継機か?」
喪神春花:「お!ふーちゃん詳しいですね~」
吼衣不屈:「戦車に追い立てられたことがあってな。その時は洗剤で滑らせたが、これには効かなそうだ。」
大橋綺羅星:「ねーねー、大砲(コレ)撃ってイイ?」
喪神春花:「良いですよ~」
喪神春花:「どうせ的には困らないでしょうからね……」ボソリ
空木一姫:「何か不穏な言葉が聞こえたような…」
風吹リュー:「分かってたこったろ」
風吹リュー:しかめ面で鼻息を鳴らす
空木一姫:「まぁ、そうですね…ここまで来て最後だけ何事もないのも不自然ですものね…」
喪神春花:「ほらほら!いつまでも見てないで!」
喪神春花:「さっさと乗り込みましょう!」
吼衣不屈:「分かった。操縦は任せていいのか?」
吼衣不屈:戦車によじ登り中に入る。
大橋綺羅星:「やったー!じゃああーし砲手ね!」
琴城星羅:「スナイパーだしね」
風吹リュー:「きっとこっから先は全部碌でもないけど」
風吹リュー:「だから。お前らがいてくれて良かったよ」
風吹リュー:そう呟いて、飛び乗る。ハッチを開けて乗り込む。
琴城星羅:「重量制限とか大丈夫かな?」リューちゃんに続く。
空木一姫:「ええと…」スカートを気にした後
空木一姫:「えいっ」タン、と地を蹴り。なんとか飛び乗る
喪神春花:「だいじょぶだいじょぶです!どうせ使うのはこれっきりですから!それじゃあ」
喪神春花:「運転お願いしますね、リューちゃん」
風吹リュー:「ここまで勝手に動いてきたのはなんだったんだよ……」
吼衣不屈:「頼むぞ風吹。私は馬しか運転できない。」
風吹リュー:「おっけー。知ってるさ。知ってる知ってる」
大橋綺羅星:「れっつごー!」
琴城星羅:「ごー!」
吼衣不屈:「ごー!」
空木一姫:「ご、ごー」
風吹リュー:「じゃあ走りがてら軽く操作教えてくれ、よっ!」
風吹リュー:それらしきレバーを倒し、聞く前に発進させる。
GM:キャタピラが再び唸りを上げる
GM:窮屈な線路を物ともせず、戦車はさらなる暗闇へと飛び込んでいった


????:うじゅ……
????:うじゅり
GM:暫く進んだところで、トンネル内の空気が急激に切り替わる
GM:いや、もはやそこはトンネルではない
GM:脈動を繰り返す外壁、強酸の水たまり
GM:そして、瘴気を吐き出しながらその中を這い回る幾つもの気配は
"九頭龍の先触れ":うじゅ うじゅ
GM:触手だ、何千本もの触手がそれぞれ蛇のように
GM:時に共食いまで行いながら、侵入者の様子をうかがっている
風吹リュー:「どうすんだこれ!!」
風吹リュー:叫びながら、速度は緩めない。ギアは7段に入っている。
喪神春花:「こいつらは"九頭龍"から切り離された肉片です」
喪神春花:「本体が力尽きても、勝手に増えて勝手に襲ってくる困ったちゃんなのです」
風吹リュー:「めんどっくさ!!」
喪神春花:「速度はそのまま!何があっても絶対に止まらないでください!」
大橋綺羅星:「じゃあこれ撃っても無駄だよねえ」
喪神春花:「いえ、スピカちゃんは正面の敵にだけ集中してください」
喪神春花:「それ以外については───」
"九頭龍の先触れ":触手が一斉に狙いを定め、君たちの乗る戦車に殺到する
琴城星羅:「ひええ、こっち来た!」
喪神春花:「"スケバン"を信じてください」
大橋綺羅星:「りょ!」
吼衣不屈:「了解した。」
空木一姫:「わかりました」
琴城星羅:「うんっ!」
風吹リュー:「おーけー」
風吹リュー:履帯がうなりをあげる。左右のレバーを操って強酸の沼を避ける。
”トリガー・スケバン”茜屋笑:ガ ガガガン!!
吼衣不屈:「!」
”トリガー・スケバン”茜屋笑:君たちが応えるとともに
”トリガー・スケバン”茜屋笑:車体へ向かう”先触れ”たちが引き千切れる
”トリガー・スケバン”茜屋笑:「フン」
”トリガー・スケバン”茜屋笑:装甲の上に立ち、銃口の紫煙に息を吹く。
”トリガー・スケバン”茜屋笑:「大橋ぃ」
大橋綺羅星:「エミー!」
”トリガー・スケバン”茜屋笑:「おんどれとケリつけてええんわワイだけや!」
”メタル・スケバン”小林飴李:どごごごごごっ!!
”メタル・スケバン”小林飴李:そしてミサイルの爆炎!
”メタル・スケバン”小林飴李:『ドクトル・スケバン』
”メタル・スケバン”小林飴李:『アーマー強化改造の取引、忘れるな。ウィーン、ガッシャン』
琴城星羅:「メタルちゃん!」
”ジョーカー・スケバン”黛比未子:「最高のショーの最高のクライマックスに」
”ジョーカー・スケバン”黛比未子:「最高の道化師がいないなんて……ありえな~~いッ!」
”ジョーカー・スケバン”黛比未子:ヒュカカカカッ!!
”ジョーカー・スケバン”黛比未子:地面と平行にジェット飛行するメタル・スケバンの背中の上、投擲されたカードが先触れを切り裂く!
空木一姫:「黛様!」
”スケバン・ライダー”極上院天下:「我らが学園の危機、立ち上がらなくば勇なきなり!」
”ワイルド・スケバン”極上院エレクトラ:「グァオグァオ!」
”スケバン・ライダー”極上院天下:熊にまたがり黄金のマサカリを振るう!
"サキュバス・スケバン"夜廻紫都音:「このヌルヌル感……風紀を乱すつもりですね!許せません!」
”コスプレ・スケバン”:「キュオッ!キュアーッッ!!」
吼衣不屈:「夜廻、極上院!」
風吹リュー:「熊までいんのかよ……」
風吹リュー:ペダルを踏み、ぶつくさとレバーを操作しながら。その口元は愉快そうに微笑んでいる。
空木一姫:「極上院様も、立ち直って頂けたようで…」
琴城星羅:「何あの…影みたいなやつ?」
大橋綺羅星:「みんな、ありがとー!」
GM:あらゆるスケバンたちが
GM:君たちとともに駆け、血路を開いていく。
GM:そして……
GM:君たちの向かう先、ひときわ巨大にのたうつ触手の前に
???:血のように赤い霧がかかり
???:麻痺したようにその動きが乱れる。
”トキシック・スケバン”戸隠すみか:「てっぺん取るんなら」
"九頭龍の先触れ":細かく痙攣し、やがて先端から腐り落ちていく
”トキシック・スケバン”戸隠すみか:「こんな雑魚の相手してるヒマなんてない」
”トキシック・スケバン”戸隠すみか:「そうでしょ……リュー」
風吹リュー:「──────────!」
”トキシック・スケバン”戸隠すみか:その声は届いているのかいないのか
”トキシック・スケバン”戸隠すみか:混戦の中でつぶやく。
”トキシック・スケバン”戸隠すみか:一瞬だけ、すれ違いざまに
”トキシック・スケバン”戸隠すみか:装甲の隙間から視線は交錯した。
風吹リュー:「お前──────」
風吹リュー:何で、とか。どうやって。とか。そんな言葉は浮かぶより先に消えた。
風吹リュー:「……ああ」
風吹リュー:「そうだよな。お前がいなきゃ嘘だ」
風吹リュー:クラッチを離す。振り返る事もない。
風吹リュー:見間違いではなかった。見間違えようはずも無い。だから、それだけで十分で。
風吹リュー:(────何が十分なもんか)
風吹リュー:それでも今は、そう思うしかない。あいつがくれた時間は。
風吹リュー:すみかがくれた時間はすべて、さらなる地獄へとたどり着くためにあるのだから。
吼衣不屈:「…………胸を張って言えるぞ。」道を開けるスケバン達を見上げながら呟く。
吼衣不屈:「これが、阿修羅地獄堂女学院だ。」
GM:───やがて、君たちの進む先に、
GM:朽ち果てた扉がその姿を表す
GM:迷宮の入り口と対になるように、門は固く閉ざされており
GM:その上には、掠れた文字で何やら警句の様な言葉が彫られている
GM:読む必要はない
風吹リュー:「──スピカ」
風吹リュー:短く名前を呼ぶ。それだけだ。
大橋綺羅星:「……ファイヤー!」引き金を引く。
GM:70年の長きに渡って戦場を守り続けた扉は、いともたやすく砕け散る
GM:戦車はスピードを落とすこと無くその先へ
GM:そこが、最後の喧嘩の舞台だ


GM:今までで、最も広い空間だった
GM:神殿か、或いは祭壇か
GM:十数メートルおきに巨大な円柱が無数に立ち並び
GM:そのいずれにも、凄惨な闘争の跡が刻まれている
GM:まばらに並ぶ燭台に照らされるのは
GM:慈愛と憤怒、相反する相を持つ、戦神の像
GM:それらに取り囲まれるようにして
GM:異形の龍の亡骸は、静かに横たわっている。
GM:そして、その上に幽鬼のごとく佇む者こそが───


永劫の闘争、六道の一、善中の悪
阿修羅道

無限の贖罪、六道の底、最悪の悪
地獄道
交わりて相争う
因果の果て

地獄洞マカハドマ:第七層

-殺界曼荼羅・阿修羅地獄堂-


"アシュラ・スケバン":「…………」
GM:"九頭龍"の亡骸の上に立つ少女
GM:その眼は虚ろで、肌はひび割れている
GM:立ったまま息絶えているかのように、ピクリとも動かない
風吹リュー:「イヨオ。ようやく会えたな」ハッチから飛び降りる。
風吹リュー:抉られ、あるいは砕け果てた円柱を見るだに、戦車如きの装甲が意味を成すとも思えない。
風吹リュー:「っつーのも変な感じだ。春花はずっと太郎の中に居て──」
"アシュラ・スケバン":「…………」答えはない。虚空を見つめたままだ
桜咲百聞:「死んでる……のか?」
桜咲百聞:恐る恐る様子を伺っている
喪神春花:「いいえ、死んではいません」
喪神春花:「あれはあくまで充電中、鉱床から力を吸い上げるのに全神経を集中させているだけでしょう」
大橋綺羅星:「ニンニン、あんまり迂闊に近寄っちゃダメだよ」
桜咲百聞:「ヒェ!わ、わかっている!」
桜咲百聞:ささっと大橋さんの後ろに隠れる
喪神春花:「こちらから仕掛ければ、防衛本能が働くはず」
喪神春花:「そして」
喪神春花:「そうなれば、皆さんに勝ち目はありません」
風吹リュー:「先手必勝って話かと思ったが、そうでもないんだな」
風吹リュー:じゃあどうすんだ? と。
空木一姫:「…このまま、充電を待つ…というわけでも、ないですよね?」
吼衣不屈:「繋がりを断つ……か?」
琴城星羅:「切り離す…切り離せるのあれ?」
喪神春花:「はい。向こうが鉱床と繋がっている以上は何をやっても暖簾に腕押し、濡れ手に粟」
喪神春花:「それは喧嘩ではなく自殺と代わりません」
喪神春花:「なので───」
喪神春花:エネミーエフェクト《広域融合》を解除
喪神春花:スケボーから完全に分離して
喪神春花:"アシュラ・スケバン"の傍らへ
風吹リュー:「…………何を」
風吹リュー:「する気か聞いてもいいか」
喪神春花:「皆さんには私と闘ってもらいます」
風吹リュー:「そうか」
風吹リュー:アセンション太郎を、地面に下ろす。
喪神春花:「正確に言うと、私が中に入って一時的に"鉱床"とのリンクを絶ちますので」
喪神春花:「その間に皆さんは」
喪神春花:「"統合人格"」
喪神春花:「本来の"アシュラスケバン"と闘ってもらいます」
喪神春花:「それが、正真正銘、最強のスケバンです」


GM: 
GM:"アシュラスケバン"の所有Eロイスを一部開示します
GM

Eロイス:不死英雄:肉体
Eロイス:不死英雄:感覚
Eロイス:不死英雄:精神

GM:このEロイスが有効な間、指定された能力値による攻撃はアシュラ・スケバンに通用しません
GM:このEロイスは
GM:"初代ユーレイ・スケバン"喪神春花と《融合》している間のみ、すべて解除されます
GM:この先の戦闘では、"初代ユーレイ・スケバン"喪神春花は毎ラウンド必ず"アシュラ・スケバン"に対して《融合》を行います
GM:《融合》状態で"アシュラスケバン"を倒すことで、両者は同時に死亡します。
GM: 


喪神春花:「と、いうわけですので」
喪神春花:「リューちゃん」
喪神春花:「特等席で見せてもらいますね」優しく微笑みかける
風吹リュー:「──────ハッ」
風吹リュー:「お前とのバディさ、正直悪くなかった。太郎よりも可愛げあるし」
風吹リュー:「春花」
喪神春花:「───はい」
風吹リュー:「でも、そうだよな」
風吹リュー:「先輩におんぶにだっこじゃ、阿修女の名が泣いちまう」
風吹リュー:こういう形で、頼る他ないのだとしても。
風吹リュー:「だから、こういう形になるんだろうって思ってた。一緒に戦ってくれって言ってる間もさ、きっと」
喪神春花:「ふふ、嘘は言っていませんよ?」
風吹リュー:「ありがとう。やろうぜ」
喪神春花:「スケバンが一緒に戦うっていうことは」
喪神春花:不器用な手付きで拳を突き出す
喪神春花:「こういうこと、ですからね」
風吹リュー:幾分か澄んだ目で、彼女を見る。同じように拳を突き出す。
 :──────『……はい、一緒です。きっと』
風吹リュー:信じている。その先に何も結末が見えないとしても。
風吹リュー:信じるというのは、そういう事だと思うから。
風吹リュー:「分かってると思うけどさ」
風吹リュー:「オレ。勝って帰るから」
喪神春花:「ふふ、それでこそリューちゃんです」
喪神春花:「でも、分かってると思いますけど」
喪神春花:「私も、本気でやりますよ」
喪神春花:「勝負です」
風吹リュー:「……まあ。オレが勝つ、は嘘だったか」
風吹リュー:くるりとスケボーの片側を浮かせ、ターンする。
風吹リュー:吼衣不屈を、大橋綺羅星を、空木一姫を、琴城星羅を、桜咲百聞を。
風吹リュー:ゆるりと視界に収め向き直る。「オレ達が、だ」
吼衣不屈:「…………。」名残惜しいような視線を喪神に送る。
吼衣不屈:やがて眼を閉じて、再び開く頃には、
吼衣不屈:友との別れを惜しむ少女の目ではなく、
吼衣不屈:戦いに臨む騎士の目つきになっている。
大橋綺羅星:「うん」
大橋綺羅星:「短い間だったけど、楽しかったよ」
大橋綺羅星:薄く笑って
大橋綺羅星:「胸を借ります、センパイ!」
空木一姫:ぎゅ、と胸の前で握った手を解いて、目を開く。
空木一姫:「私は、阿修羅地獄堂女学院の1生徒として」
空木一姫:「これまで貢献なさった貴方に。最初のスケバンの貴方に、最新のスケバンとして」
空木一姫:柄頭を低く、上下逆さまに刀を構えて
空木一姫:「送辞を。送らせて頂きます。喪神様」
琴城星羅:「春花ちゃん、ごめんね」「あなたに会えて、本当に良かった」
琴城星羅:足元から構造体の赤い霧が立ち上る。
琴城星羅:「"アシュラ・スキャバー"……」「ううん、"アシュラ・スケバン"」
琴城星羅:手の皮膚を引き剥がし、活性化した構造体をあらわにする。
琴城星羅:「あなたの地獄を、ここで終わらせる」
喪神春花:「いやはや、なんだか卒業式みたいでこそばゆいですねえ……」
喪神春花:「まあでも、70年越しで卒業できるなんて、過ぎた果報というものでしょうか」
喪神春花:「じゃ!やりますか!」
喪神春花:"アシュラ・スケバン"の肩に手を乗せる
喪神春花:《融───》
GM:その時
GM:一筋の弾丸が、喪神春花の胸に突き刺さる
喪神春花:「……っ」
風吹リュー:「!? はる────」
"ミネラウヴァ":「漸く……」
"ミネラウヴァ":君たちの後方、100メートル程から、銃口を構えている
"ミネラウヴァ":「漸く辿り着いた」
"ミネラウヴァ":「"鉱床"だ。あれさえ」
"ミネラウヴァ":「あれさえ手に入れれば、あーしは」
"ミネラウヴァ":「あーし……わた…し」
大橋綺羅星:「なんッ……~~~~~ッ!」
"ミネラウヴァ":「……ああ」大橋さんの顔を目に留めて
"ミネラウヴァ":「………邪魔、だ」
"ミネラウヴァ":「そこは」
"ミネラウヴァ":光の銃が、無数に分裂し
"ミネラウヴァ":その銃口から、君たちへ向けて一斉に砲火が放たれる
"ミネラウヴァ":「私の場所だ!」
喪神春花:───合》
GM:その弾丸は、一欠片たりとも君たちに届くことはない
?????:小さく握り込んだ拳を開く
?????:ぱらぱらと
?????:握りつぶされた弾丸の束が落ちていく
?????:「──────ああ」
"アシュラ・スケバン"喪神春花:「っあ~~~~~っ!よく寝た!」
"アシュラ・スケバン"喪神春花:「目覚ましにしちゃあ随分物騒だなおい」
"アシュラ・スケバン"喪神春花:「ま、70年ぶりならそんなもんか?」

風吹リュー:「………………オレ達がやったわけじゃないぜ。向こうの物騒なの」
風吹リュー:親指で背後を示す。
"ミネラウヴァ":「っ……」
大橋綺羅星:「……みんな、ごめん」「そっちは任せてイイ?」
風吹リュー:「スピカこそ、そっちゃぁ任せるぜ」
空木一姫:「えぇ、お願いします。大橋様」
吼衣不屈:「頼んだ。」
琴城星羅:「うん!任せて!」すぴかちゃんを信じている。
"アシュラ・スケバン"喪神春花:肉体と表情に生気が戻り、気力が漲っている
"アシュラ・スケバン"喪神春花:何よりその口調は
"アシュラ・スケバン"喪神春花:どことなく、君の知る誰かを思い起こさせるかもしれない
"アシュラ・スケバン"喪神春花:「ああ、話はちゃんと聞いてるぜ。"リューちゃん"」
風吹リュー:「………………大ばあさん?」
"アシュラ・スケバン"喪神春花:「って、誰だそれ。そんな歳に見える?」
"アシュラ・スケバン"喪神春花:「他人の空似だ、それかまあ」
"アシュラ・スケバン"喪神春花:「アタシがそれに似ちまったのかもしれないが」
"アシュラ・スケバン"喪神春花:「"戦闘用人格"ってのはよ」
"アシュラ・スケバン"喪神春花:「そいつが一番強いと思う自分のことだからな」
"アシュラ・スケバン"喪神春花:「でもまあ、今はどうでもいいだろ?」
風吹リュー:「ふん」
風吹リュー:「たりめーだ。あんたが寝てる間に何もかも済ませたぜ。後は殴り合うだけ」
"アシュラ・スケバン"喪神春花:「ああ、ならさっさと始めようぜ」
"アシュラ・スケバン"喪神春花:ポキリ、と好戦的な表情で指を鳴らす
"アシュラ・スケバン"喪神春花:「勝った方が、阿修女の頂点(てっぺん)を取る」
風吹リュー:「いいね。最高の舞台だ」
風吹リュー:余計なことを考えなければ、そうだ。
風吹リュー:余計なことは全て速度が振り落とす。大事な物だけを残して。
"アシュラ・スケバン"喪神春花:「さあ───楽しい喧嘩の始まりだ!!!!」
GM:───クライマックス戦闘を開始します



GM:エンゲージはこちら
GM

【"九頭龍の先触れ"A】【"九頭龍の先触れ"B】【"九頭龍の先触れ"B】
【"アシュラ・スケバン"】【"初代ユーレイ・スケバン】
     │
     5m
     │
【風吹リュー】【吼衣不屈】【大橋綺羅星】【空木一姫】【琴城星羅】
     │
     100m
     │
【"ミネラウヴァ"】

"アシュラ・スケバン"喪神春花:"アシュラ・スケバン"の全身から、身を焼き焦がすような闘気が解き放たれる
"アシュラ・スケバン"喪神春花:《ワーディング》だ!
吼衣不屈:ウオー来い!
"九頭龍の先触れ":それに当てられて、切り離されていた九頭龍の肉片達も活性化しだす
GM:衝動判定!難易度は9!
GM:その後、成否に関わらず侵蝕を2d10してください
風吹リュー:6dx+1>=9
DoubleCross : (6R10+1[10]>=9) → 6[1,1,4,6,6,6]+1 → 7 → 失敗

風吹リュー:うっそ
風吹リュー:風吹リューの侵蝕率を+10(2d10->5,5)した(侵蝕率:96->106)
風吹リュー:暴走!
大橋綺羅星:3dx>=9
DoubleCross : (3R10[10]>=9) → 9[2,4,9] → 9 → 成功

大橋綺羅星:92+2d10
DoubleCross : (92+2D10) → 92+8[4,4] → 100

大橋綺羅星:良しッ
吼衣不屈:思い出の一品と一体化して判定
吼衣不屈:6dx+1>=9
DoubleCross : (6R10+1[10]>=9) → 8[3,3,3,4,5,8]+1 → 9 → 成功

吼衣不屈:あっぶな
吼衣不屈:2d10+84
DoubleCross : (2D10+84) → 11[2,9]+84 → 95

琴城星羅:判定に1点だけアクティベイト使用。コスト4で侵蝕90。
琴城星羅:7DX+1>=9
DoubleCross : (7R10+1[10]>=9) → 10[3,3,6,7,8,9,10]+8[8]+1 → 19 → 成功

琴城星羅:90+2D10
DoubleCross : (90+2D10) → 90+14[9,5] → 104

空木一姫:5dx>=9
DoubleCross : (5R10[10]>=9) → 9[4,6,7,8,9] → 9 → 成功

空木一姫:成功!!
空木一姫:空木一姫の侵蝕率を+8(2d10->5,3)した(侵蝕率:82->90)


GM:セットアップです。宣言をどうぞ!
風吹リュー:無し
大橋綺羅星:《光の銃》!武器作成!
大橋綺羅星:侵蝕100→102
"ミネラウヴァ":《光の銃》攻撃力7の武器を作成
吼衣不屈:なし!
琴城星羅:なし!
空木一姫:《加速装置》 +《螺旋の悪魔》 ラウンド中行動値+8、攻撃力+15。BS暴走
空木一姫:行動値は15に。
空木一姫:空木一姫の侵蝕率を+5した(侵蝕率:90->95)
"九頭龍の先触れ"A:なし
"九頭龍の先触れ"B:なし
"九頭龍の先触れ"C:なし
"初代ユーレイ・スケバン"喪神春花:《融合》アシュラスケバンと一体化
"アシュラ・スケバン"喪神春花:《ワイルドグロース》《完全獣化》《ヒュドラの怒り》暴走し《野蛮なる本能》発動、シーン中の肉体ダイス+9、攻撃力+14
"アシュラ・スケバン"喪神春花:更にラウンド中、メジャー判定ダイス+3、メジャー攻撃力+18 更にDロイス:戦闘用人格によりあらゆる判定ダイス+5、攻撃力+5
風吹リュー:ヤッバ
空木一姫:すごい
吼衣不屈:しにそう
"アシュラ・スケバン"喪神春花:アシュラスケバン本体はピュアキュマイラ、ユーレイはエンジェルハイロウ/エグザイルとなります

"アシュラ・スケバン"喪神春花:「さて、先ずはお手並み拝見だ!」
"アシュラ・スケバン"喪神春花:獣化因子が活性化し、異形の腕がその背を突き破る
"アシュラ・スケバン"喪神春花:"アシュラ・スケバン"のキュマイラ因子は『蜘蛛』
"アシュラ・スケバン"喪神春花:節足動物の中にあって最上級の運動性能を持つその因子を、彼女は実験によって全種備えている
"アシュラ・スケバン"喪神春花:そして、それを並列して操る三相の戦闘人格
"アシュラ・スケバン"喪神春花:慈愛と憤怒、平穏と闘争、正義と悪の相反する相を持つ三面六臂の鬼神
"アシュラ・スケバン"喪神春花:故に、阿修羅
"アシュラ・スケバン"喪神春花:"アシュラ・スケバン"
"アシュラ・スケバン"喪神春花:  喪神春花

"アシュラ・スケバン"喪神春花:「さあ、最初にかかってくるのはどいつだ!」

GM:イニシアチブ15
GM:大橋さんか空木さんですが
GM:その前に
修羅王羅睺: バ  ギッ
修羅王羅睺:バギバギバギ バギッ!!
修羅王羅睺:突如として空間がひび割れ、それをこじ開けるように
修羅王羅睺:鋼の巨人が現れる。
修羅王羅睺:『オ”オ”ォ』
修羅王羅睺:『オ”オ”オオオオオオオオオ!!』
修羅王羅睺:その肩に乗っているのは……
澪標深々子:「さて」
澪標深々子:「大一番には間に合ったようだねえ」
澪標深々子:「リュー!すぴか!不屈!一姫!星羅!」
澪標深々子:「全員無事だろうね!」
琴城星羅:「…無事だよ!」もう突っ込まないぞ!
大橋綺羅星:「深々っち!?何それ!?」
澪標深々子:「ん?ああ、こいつはね」
修羅王羅睺:ブシューーッ
修羅王羅睺:胸部のハッチが開く。
雨品デュカ:「オー、みんなして勢揃いだナ」
雨品デュカ:「元気だったカ?」
雨品デュカ:元気に手をふる
風吹リュー:「深々子! デュカ!」
大橋綺羅星:「デュカちん!無事だったんだね!」
吼衣不屈:「澪標!雨品!」
雨品デュカ:「このデカブツはその辺に落ちてたので拾ったのダ」
雨品デュカ:「結構便利だゾ?」
吼衣不屈:「なるほど…風紀委員会に一台あってもいいかもしれないな…。」
風吹リュー:「納得した! てめぇらが来れば百人力だ」
雨品デュカ:「うむ、デュカと新しい友達に」
雨品デュカ:「万事任せておくがいいゾ!」
桜咲百聞:「わ、私もいる!」
桜咲百聞:「私もいるんだからなーっ!」
大橋綺羅星:「ニンニンも!いつの間に!」
琴城星羅:「もしかして、不屈ちゃんが助けたいって言ってた子?」「無事だったんだ!」
吼衣不屈:「ああ。無事でよかった…。」
吼衣不屈:「いや、ここを切り抜けねば無事とはいえないな。」
空木一姫:「えぇ、そうですね。コレで後は」
空木一姫:「今の状況を、なんとかするだけです」
吼衣不屈:「みんな、行くぞ。」
"アシュラ・スケバン"喪神春花:「───は、鉄鬼兵か。まだ残ってたとはな」
"アシュラ・スケバン"喪神春花:「面白え」

GM:NPCカードが追加されました
GM

NPCカード【"ビースト・スケバン"雨品デュカ】
『鉄鬼兵・修羅王羅睺』
PCがダメージを受ける直前に使用する。
PC1名に対してカバーリングを行い、命中15dx7 攻撃力+30の反撃を行う。
この反撃に対して対象はリアクションを行うことが出来ない。
ラウンド中1回まで使用可能。
このカバーリングで合計100点以上のダメージを受けた場合
追加で5d10の軽減不能ダメージを与え、このカードを使用不能にする。

NPCカード【"ニンジャ・スケバン"桜咲百聞】
『スケバン忍法・桜嵐疾風怒濤』
《崩壊のスフィア》
対象が行うダメージロールの直前に使用する。
そのダメージを+8Dする。
シナリオ中1回まで使用できる。

NPCカード【"チェンソー・スケバン"澪標深々子】
『チェンソー=サメ=カタクラフト』
《間隙の魔術師》《バックスタブ》
対象が戦闘移動または全力移動を行う直前に使用する。
その移動ではシーン内の任意の位置に移動でき、離脱を行える。
更に対象がこのメインプロセスで行う白兵攻撃のダメージを+20する。
シナリオ3回まで使用できる。

GM:使い所をよく考えて切ってください
GM:あと専用エンブレムもあるからね!ちゃんと確認すること!

GM:では改めて、イニシアチブ15で動く人!
大橋綺羅星:動きます!
GM:どうぞ!
大橋綺羅星:マイナーで《オプティカルレンズ》
大橋綺羅星:メジャー《コンセ:エンハイ》《天からの眼》《カスタマイズ》《光の指先》《デトネイトチャージ》
大橋綺羅星:光の銃で"ミネラウヴァ"に攻撃!
大橋綺羅星:23dx7
DoubleCross : (23R10[7]) → 10[1,2,2,2,2,2,2,3,3,4,4,5,5,6,7,7,7,7,8,9,9,9,10]+10[1,2,5,6,7,8,9,10,10]+10[1,7,7,8,9]+10[4,6,8,8]+10[7,10]+10[4,7]+6[6] → 66

GM:やっべえ
"ミネラウヴァ":ドッジ!
"ミネラウヴァ":5dx+1>=66
DoubleCross : (5R10+1[10]>=66) → 6[1,1,5,5,6]+1 → 7 → 失敗

GM:無理無理!ダメージどうぞ!
大橋綺羅星:7d10+8+7+16
DoubleCross : (7D10+8+7+16) → 43[1,4,4,8,9,9,8]+8+7+16 → 74

大橋綺羅星:自分の武器は破壊されます。諸々有効
GM:めっちゃ減りますがギリギリ生きてる!
大橋綺羅星:侵蝕102→117
大橋綺羅星:では演出を
GM:どうぞ!

大橋綺羅星:「……うん。みんな無事だったし」
大橋綺羅星:「これで」「集中できる」ライフルを構える
大橋綺羅星:自分と同じ顔の少女に狙いを構え
"ミネラウヴァ":「"スピカ"……!」同じタイミングで
"ミネラウヴァ":こちらの銃口も、君を捉えている
大橋綺羅星:——引き金を引く
"ミネラウヴァ":全く同時に発射された弾丸、だが僅かに───
大橋綺羅星:オーバーチャージした光の弾丸が、ライフルの銃口を灼きながら放たれる
"ミネラウヴァ":芯を外れたこちらの弾丸は、あっけなく弾かれる
大橋綺羅星:「……ごめんね。ここはもうあーしの場所」
"ミネラウヴァ":「……っづ……ぐ、ぎ……!」
大橋綺羅星:「譲れないんだな」
"ミネラウヴァ":肩口を射抜かれ血を流しながら、それても目をそらさず
"ミネラウヴァ":「最初から言ってるだろ……」
"ミネラウヴァ":「"奪う"って!アンタの気持ちなんて知るものか!」
大橋綺羅星:「おっけ。じゃあ」
大橋綺羅星:「タイマンはらせてもらうよ。スケバンらしく!」

GM:続いて空木さん!どうぞ!
空木一姫:はい!
空木一姫:マイナーで移動。NPCカードチェーンソースケバンさんのお力をお借りします。
空木一姫:移動先は4m前方、アシュラスケバンさんのタイマン距離で。
GM:ギリギリ至近ではない。賢いな
空木一姫:名乗りの距離です。
空木一姫:メジャーで《C:ウロ》+《シャドーテンタクルス》+《原初の赤:要の陣形》+《バリアクラッカー》、判定前に《原初の紫:紡ぎの魔眼》
空木一姫:対象はアシュラ・スケバン、先触れA・Bの3体
空木一姫:空木一姫の侵蝕率を+2した(侵蝕率:95->97)
空木一姫:11dx7+6
DoubleCross : (11R10+6[7]) → 10[3,3,5,5,6,6,7,7,7,10,10]+6[4,4,4,5,6]+6 → 22

空木一姫:この判定に、サムライナビ:妖精の手!判定を10に!
空木一姫:空木一姫の侵蝕率を+3した(侵蝕率:97->100)
GM:来るなら来い…!
空木一姫:1d7+26
DoubleCross : (1D7+26) → 6[6]+26 → 32

空木一姫:リアクションどうぞ!
GM

【"九頭龍の先触れ"A】【"九頭龍の先触れ"B】【"九頭龍の先触れ"B】
【"アシュラ・スケバン"】【"初代ユーレイ・スケバン】
     │
     1m
     │
【空木一姫】
     │
     4m
     │
【風吹リュー】【吼衣不屈】【大橋綺羅星】【琴城星羅】
     │
     100m
     │
【"ミネラウヴァ"】

"アシュラ・スケバン"喪神春花:リアクション不可
"九頭龍の先触れ"A:ドッジ
"九頭龍の先触れ"B:ドッジ
"九頭龍の先触れ"A:7dx+2
DoubleCross : (7R10+2[10]) → 10[1,1,2,2,5,5,10]+8[8]+2 → 20

空木一姫:こわっ
"九頭龍の先触れ"B:7dx+2
DoubleCross : (7R10+2[10]) → 9[1,3,3,5,7,9,9]+2 → 11

GM:コイツラ頑張るな……
GM:全員命中!ダメージだしな!
空木一姫:4d10+28+30 装甲無視
DoubleCross : (4D10+28+30) → 25[9,9,2,5]+28+30 → 83

空木一姫:よしよし。
GM:わお
"九頭龍の先触れ"A:HPは60、戦闘不能。復活もなし
"九頭龍の先触れ"B:同じく戦闘不能
"アシュラ・スケバン"喪神春花:まだまだ元気

澪標深々子:「しっかり掴まってな!」
澪標深々子:ぎゅむっ
澪標深々子:君の体を抱き寄せ、キュマイラとオルクスの混成能力によって
空木一姫:「は、はいっ!」ぎゅむ。押し付けられる。
澪標深々子:地中へと姿を消す。
空木一姫:「…………!」片目を閉じてつい息を止める
"アシュラ・スケバン"喪神春花:「へえ」興味深そうに眺めている
澪標深々子:ざざざざざざッ!
澪標深々子:地中を高速で泳ぎ回りながら、幾度もアシュラ・スケバンたちの足元を斬りつけ、バランスを崩す。
澪標深々子:「話は聞いた。いくらアンタが偉大な先輩だろうと」
澪標深々子:「今、ここはアタシたちのシマなんでね!」
"アシュラ・スケバン"喪神春花:「ととっ、はは」
澪標深々子:「決めてきな!」
澪標深々子:ざ ぱっ!
"アシュラ・スケバン"喪神春花:「いいねえ!そういうの!」
澪標深々子:空中に空木の体を放り投げる!
"アシュラ・スケバン"喪神春花:拳が間一髪、空を切る
空木一姫:ざ ぱぁん
空木一姫:空中で回転。髪とスカートが円を描く
空木一姫:「────ごきげんよう、アシュラ・スケバン様」
空木一姫:「"ライトニング・サムライ・スケバン"、空木一姫」
空木一姫:とん。撹乱し稼いだ一瞬。敵の目の前で優雅にスカートを摘み、名乗りを上げる
空木一姫:「タイマン……ではございませんが」
空木一姫:「一番槍。張らせて頂きます」
空木一姫:偉大なる先輩に敬意を払う。
"アシュラ・スケバン"喪神春花:「おや、アンタ、その刀……」
空木一姫:「えぇ」黒の大太刀をくるりと回す
空木一姫:「九頭龍を制した今では物足りぬかもしれませんが」
空木一姫:「"夜刀守"───怪異狩りの蛇の牙。受けていただきますわ」
"アシュラ・スケバン"喪神春花:「蛇、蛇ね───」
"アシュラ・スケバン"喪神春花:「蛇は喰い飽きた」
空木一姫:「ご安心を」
空木一姫:微笑む。その一瞬後。
空木一姫:バ  ヂィッ
空木一姫:稲妻に体を変えた身体が、アシュラスケバンの足元に屈み込むように移動。
空木一姫:ぐるり。その場で体を回すように、髪とスカートが回転し。
空木一姫:バネのように跳ね上げる右足が顎下を捉え、その体を空中にかちあげる!
"アシュラ・スケバン"喪神春花:「ハハハッ!」
"アシュラ・スケバン"喪神春花:宙に浮かびながらも、呵々大笑する
空木一姫:「今回食べられるのは貴方です。アシュラ・スケバン様」
空木一姫:その真下、低く、低く足を伸ばした体勢で、黒の大太刀の鞘を腰だめに構える。
空木一姫:ジッ
空木一姫: ジジッ
空木一姫:    バヂヂヂヂヂヂヂヂヂッ!
空木一姫:空気が震える。大気が焦げる。
空木一姫:その体を稲妻へと変えて、なお人型を保ち、出力を上げていく
空木一姫:「ふ────────」
空木一姫:身体に視認出来るほどの稲妻がほとばしる。
空木一姫:深い赤の瞳が、黄金色へと色彩を変えて。
空木一姫:深く、ただ深く
空木一姫:バヂヂヂヂヂヂヂヂヂ────・・・・・・
空木一姫: 
空木一姫:   …………──ィン
空木一姫:稲妻が収まる、一瞬の静寂。
"アシュラ・スケバン"喪神春花:一瞬、アシュラ・スケバンの眼をしても
"アシュラ・スケバン"喪神春花:真実、この世界から存在を見失った
空木一姫:「喰らいなさい」
空木一姫:「『夜刀守』」
空木一姫:静かな声だけを置き去りに。
空木一姫:空木一姫が真実、この世界から姿を消し。
空木一姫:キン、と鞘に刀が収まる音が。
空木一姫:宙に浮くアシュラ・スケバン。その更に上から聞こえる
空木一姫:そして
空木一姫:ド
空木一姫:  ド
空木一姫:    ド
空木一姫:       オォォォォォォォン!!
空木一姫:黄金色の光の犯流
"アシュラ・スケバン"喪神春花:「──────ッッッ!!!」
空木一姫:下から上に落ちる落雷。振るわれた刀の軌跡をなぞるようにアシュラスケバンの体を貫き
空木一姫:そして、その段階を伴いようやく、刀傷を身体が知覚する。
"アシュラ・スケバン"喪神春花:正面から袈裟懸けに
"アシュラ・スケバン"喪神春花:焼け爛れたような刀傷が、一直線に走っている
空木一姫:雷が体を焼く。袈裟懸けの刀傷。蝕む影の刃が、その体内を隈なく犯す。
空木一姫:その出力を支える繋がりの一つを、食い潰す

空木一姫:鬼切りの古太刀の効果で『不死英雄:肉体』を解除します。
GM:受理します

"アシュラ・スケバン"喪神春花:「……………ふむ」
"アシュラ・スケバン"喪神春花:元より、繋がりは断っている。しかし
"アシュラ・スケバン"喪神春花:「("道"そのものが一つ、閉ざされた)」
"アシュラ・スケバン"喪神春花:刀傷をなぞる
"アシュラ・スケバン"喪神春花:それだけで、先程まで焼け爛れていたのが嘘のように傷が塞がっていく
"アシュラ・スケバン"喪神春花:「それ、もっと早く見たかったな」
空木一姫:「…………『結構なお点前でした』」ペロ、と瞳は黄金のまま。赤い舌を少し出す。
空木一姫:雷の余波で触手を焼き、空中で瞳を赤く戻しながら。
"アシュラ・スケバン"喪神春花:「うん、悪くない」
空木一姫:「過分なお言葉……ですが、謹んでお受けいたします」
空木一姫:ニコリ、と微笑む。
空木一姫:「しかし、ご安心ください。まだまだこちらの手札がございますので」
空木一姫:眼下、八大天王の皆様を見ながら
空木一姫:「『素敵なショーにご招待』、というわけです」
空木一姫:はにかむように、笑う
空木一姫:空木一姫の侵蝕率を+11した(侵蝕率:100->111)
"アシュラ・スケバン"喪神春花:「鬱陶しいコイツラも一緒に焼いてくれたのは高得点」足元で消し炭になった触手を蹴りつける
"アシュラ・スケバン"喪神春花:後ろを振り返り「次、行ってみようか」

GM:同じくイニシアチブ15、"ミネラウヴァ"の攻撃
GM:マイナー《オプティカルレンズ》メインプロセスの間攻撃力+7
"ミネラウヴァ":マイナー《オプティカルレンズ》メインプロセスの間攻撃力+7
"ミネラウヴァ":メジャー《天からの眼》《カスタマイズ》《光の指先》《コンセントレイト:エンジェルハイロウ》
"ミネラウヴァ":光の銃で大橋さんに攻撃
"ミネラウヴァ":20dx7
DoubleCross : (20R10[7]) → 10[1,1,1,2,2,2,3,3,3,4,4,5,6,6,6,8,9,9,10,10]+6[1,4,4,6,6] → 16

"ミネラウヴァ":うそだろ
大橋綺羅星:おやおや~
大橋綺羅星:ドッジしちゃおっかな~
"ミネラウヴァ":《剣精の手》
大橋綺羅星:5dx+1
DoubleCross : (5R10+1[10]) → 9[3,5,6,8,9]+1 → 10

大橋綺羅星:あっ
"ミネラウヴァ":勝てたけど折角だから使うね
"ミネラウヴァ":1d7+20
DoubleCross : (1D7+20) → 6[6]+20 → 26

"ミネラウヴァ":どこまでもダメ
"ミネラウヴァ":ダメージ出します
"ミネラウヴァ":14+2d10
DoubleCross : (14+2D10) → 14+17[10,7] → 31

"ミネラウヴァ":ごめんもう1ダイス
"ミネラウヴァ":31+1d10
DoubleCross : (31+1D10) → 31+6[6] → 37

大橋綺羅星:ボディアーマーで8点弾いて
大橋綺羅星:うーん剣精がなければ生きてた
大橋綺羅星:まあここは食らっておきますか ニンニンのロイスをタイタスにして復活!

"ミネラウヴァ":「"スピカ"……"スピカ"……!」
"ミネラウヴァ":再び銃を構える。周囲の光が銃口に収束する
"ミネラウヴァ":「セルから与えられた名前を使っておいて……なんでアンタだけ」
"ミネラウヴァ":「アンタだけそんな顔してんだよ」
大橋綺羅星:「……」
"ミネラウヴァ":「目障り……だ」
"ミネラウヴァ":タ ン ッ
"ミネラウヴァ":言葉とは何の脈絡もなく
"ミネラウヴァ":銃爪が引かれ、光の弾丸が君に迫る
大橋綺羅星:「ッ……」身を捩るが、流石に回避はできない
"ミネラウヴァ":「はは……そう……それ」
大橋綺羅星:「……いいよ。それでいい」
大橋綺羅星:「あんたはあーしじゃあない。ちゃんとあんたでいられるんだ」
"ミネラウヴァ":「………は?」
"ミネラウヴァ":「ダメだろ……それじゃ」
"ミネラウヴァ":「ただの私じゃ、意味がないだろうが!」
大橋綺羅星:「意味がないわけがない!」
大橋綺羅星:「あたしがあたしになれたみたいに、あんたも……」
大橋綺羅星:「何にだってなれるんだよ!」
"ミネラウヴァ":「……黙れ」
"ミネラウヴァ":「黙れ黙れ黙れ!」
"ミネラウヴァ":「次はその口を吹き飛ばしてやる!!」

GM:イニシアチブ9 風吹さんか琴城さん
風吹リュー:マイナー
風吹リュー:《クイックモーション》《スーパーランナー》搭乗して"アシュラ・スケバン"のエンゲージへ
風吹リュー:風吹リューの侵蝕率を+3した(侵蝕率:106->109)
GM:こい!
風吹リュー:ここで深々子のNPCカードも貰う。
GM:大活躍じゃん
GM:シナリオ三回だけど
GM:ほんとにここで使うかい
風吹リュー:ここで使わないと自分は
風吹リュー:次のラウンドには戦闘移動しないので
GM:そうか、わかった
GM:やりな!
風吹リュー:あっいやでも
風吹リュー:やっぱやめとくか。ナイト姐さんと次のラウンドの空木さんも使えるしちょっと様子見たい感じがある。
風吹リュー:やめます!
GM:OK!
GM:判定どうぞ!
風吹リュー:《コンセントレイト:ノイマン》《スキルフォーカス:運転》《神機妙算》対象は先触れCと喪神春花!
風吹リュー:(9+1)dx7+9 命中
DoubleCross : (10R10+9[7]) → 10[2,4,4,5,6,7,8,8,9,10]+10[1,1,6,8,9]+10[10,10]+10[4,9]+5[5]+9 → 54

"アシュラ・スケバン"喪神春花:ではその攻撃に
"アシュラ・スケバン"喪神春花:《復讐の刃》《Eロイス:修羅の世界》
"アシュラ・スケバン"喪神春花:《ヒュドラの怒り》の暴走はタイタス昇華以外で解除できないので
風吹リュー:オートアクションでウェポンケースを使用しアームドスーツ装備。装甲+10 白兵打点+3
"アシュラ・スケバン"喪神春花:今回は修羅の世界の不利な降下を打ち消すという記述を
"アシュラ・スケバン"喪神春花:『暴走状態のままリアクション不可効果を打ち消す』と解釈させて頂きます
風吹リュー:とんでもない事してくる! OK!
風吹リュー:殴り合おうか。達成値を出しな!
"アシュラ・スケバン"喪神春花:27dx7+6
DoubleCross : (27R10+6[7]) → 10[1,1,1,1,1,1,2,3,3,4,4,4,6,6,6,6,7,8,8,8,9,9,9,10,10,10,10]+10[3,3,4,4,5,7,7,8,9,9,10]+10[1,4,5,7,8,9]+5[2,5,5]+6 → 41

"アシュラ・スケバン"喪神春花:5d10+20
DoubleCross : (5D10+20) → 37[6,9,9,6,7]+20 → 57

風吹リュー:ダメージロール前[フォールンサラマンダー]《フェイタルヒット》をそれぞれ宣言しダメージダイス+6
風吹リュー:6d10+1d10+15+3+2d10+4d10 装甲有効!
DoubleCross : (6D10+1D10+15+3+2D10+4D10) → 38[2,5,7,8,7,9]+2[2]+15+3+9[6,3]+24[8,2,4,10] → 91

GM:なにそれ
"九頭龍の先触れ"C:あ、こちらは普通にドッジ
"九頭龍の先触れ"C:7dx+2
DoubleCross : (7R10+2[10]) → 10[1,4,5,5,6,10,10]+8[6,8]+2 → 20

"九頭龍の先触れ"C:先触れは戦闘不能
"アシュラ・スケバン"喪神春花:こちらはかなり痛いがまだ生きてる
風吹リュー:そして装甲で23点軽減、死亡します。風吹ジョーのタイタスを昇華して起き上がる。
風吹リュー:風吹リューのHPを11にした
風吹リュー:風吹リューの侵蝕率を+11した(侵蝕率:109->120)

風吹リュー:雷の去ったあとを、駆ける。
風吹リュー:セーラー服の上にリーファーコートとフライトキャップを身に着けた鋭い目つきの少女。
風吹リュー:反動をよく伝えるヴァルカナイズドのスニーカーが這踏するは、外ならぬ彼女自身によって蒼穹と雷のペイントが施されたスケートボード。
風吹リュー:「……やっぱこっちだな」
風吹リュー:名を、アセンション太郎。
"アシュラ・スケバン"喪神春花:「ハハ、待ってたぜ」腕をだらりと降ろしたまま迎え撃つ
風吹リュー:「おう」交錯の寸前にその眼光が一層鋭さを増す。
風吹リュー:急激な蛇行。右のノーズと見せかけて左のテールからターン。竜巻とともに回転飛翔。外周の当たり判定、8HIT。
風吹リュー:コートに仕込んだミサイルと暗器の類が遠心と風乗りによってばら撒かれ、九頭龍の先触れたちを掃討する。
"九頭龍の先触れ"C:穴だらけになり、そのまま沈黙する
"アシュラ・スケバン"喪神春花:「オイオイ、今どきの学校はその歳でお遊戯でも教えてんのか?」
風吹リュー:「言ってくれる────じゃん!」
風吹リュー:高度を取っての蹴り下ろし。蜘蛛の腕の一つにいともたやすく止められる。否。この劣悪な足場。
"アシュラ・スケバン"喪神春花:「ふーん、じゃあ」
"アシュラ・スケバン"喪神春花:「ちょっと遊んでやるか」
"アシュラ・スケバン"喪神春花:背の四碗の指先から、高圧縮された糸が四方に放たれる
"アシュラ・スケバン"喪神春花:即座に硬化し、鉄にも等しい硬さに
"アシュラ・スケバン"喪神春花:「ほら、このコースは抜けられるか?」
風吹リュー:「ハハッ! スカしたことほざいてんじゃ」
風吹リュー:風吹リューの能力は、風読み。ノイマンの身体制御の一系統は卓越したバランス感覚の保持。風が荒れ狂うほどにその能力を先鋭化させていく。
風吹リュー:糸がざくりと頬を、指を、四肢を切り裂く。その震えを渡るように、するりと体が滑り空を縫って。
風吹リュー:「ねーぞ!!!」
"アシュラ・スケバン"喪神春花:「ハッ、70年ぶりのいい風だ!生き返るってやつだよなあ!!」
風吹リュー:その動きからは想像もできぬほど重い、全体重を乗せた蹴りがスケボーを介して放たれる。同時に────雷鳴。
風吹リュー:「SS(スケバンスケボー)殺法。F/Sディザスター赫翼天駆」
"アシュラ・スケバン"喪神春花:されど、その全てに
"アシュラ・スケバン"喪神春花:防がぬままに受け入れながら、十字に返しの一手を叩きつける
"アシュラ・スケバン"喪神春花:「──────元祖スケバン殺法。阿修羅十字掌、三連」
風吹リュー:「ぐ、が──────」
風吹リュー:内臓をかき回されぐるりと目が裏返る。ウィールが風を攪拌し、互いを弾き飛ばす。
"アシュラ・スケバン"喪神春花:「わりいな、二発もらう間に三発打っちまった」
"アシュラ・スケバン"喪神春花:「けど」
"アシュラ・スケバン"喪神春花:べっ、と口の中の血溜まりを吐き捨てる
"アシュラ・スケバン"喪神春花:「結構効いたぜ」
風吹リュー:地をバウンドしながらスケボーをグラブし、何度目かの接地でまともに着地。
風吹リュー:「────案外」
風吹リュー:「届きそうなとこに居やがる」
"アシュラ・スケバン"喪神春花:「あ、そう思っちゃう?」
"アシュラ・スケバン"喪神春花:「まだまだ"見えて"無えな」

GM:イニシアチブ9、琴城さんの手番です
琴城星羅:マイナーでHP14点消費、コンボ「奇跡の星」(赫き剣+破壊の血+ポルターガイスト)。シーン中攻撃力+44。
琴城星羅:コスト12で116に!
GM

GM
【風吹リュー】【"アシュラ・スケバン"】【"初代ユーレイ・スケバン】
     │
     1m
     │
【空木一姫】
     │
     4m
     │
【吼衣不屈】【大橋綺羅星】【琴城星羅】
     │
     100m
     │
【"ミネラウヴァ"】

琴城星羅:メジャーでコンセントレイト+シャドーテンタクル!目標はアシュラ・スケバン!
琴城星羅:…あ!
GM:どうしました
琴城星羅:質問なんですが、エンブレム効果ってエフェクトと同時に使えますか
琴城星羅:ごめんなさいオートでした。
GM:使えまることとします
GM:そうだぜ
琴城星羅:せっかくだし使っておくぜ!もう一回は温存。
琴城星羅:エンブレム:血塗られた伝説を使用いたします!
GM:OK!
琴城星羅:では改めて!
琴城星羅:6DX7+7
DoubleCross : (6R10+7[7]) → 10[4,5,5,7,10,10]+6[4,4,6]+7 → 23

琴城星羅:っとしつれい、大槌装備中なので-3ですね
"アシュラ・スケバン"喪神春花:《修羅の世界》で暴走リア不解除してもエンブレムのリア不が残るので
"アシュラ・スケバン"喪神春花:何もせず受けます!ダメージどうぞ!
琴城星羅:3D10+44+12
DoubleCross : (3D10+44+12) → 14[5,1,8]+44+12 → 70

GM:ひゃーっ
"アシュラ・スケバン"喪神春花:まだ生きてるけどぼちぼちヤバい!

"アシュラ・スケバン"喪神春花:「さて、そろそろ本腰入れて……」
琴城星羅:「…こっちも、行かせてもらうよ!」
琴城星羅:むき出しになった構造体に赤い霧が凝集し、巨大な拳を形作る。
琴城星羅:「ステゴロで行くよ!」数メートル先の”アシュラ・スケバン”に、文字通りの拳が飛ぶ!
琴城星羅:アウトレンジからのラッシュ!
"アシュラ・スケバン"喪神春花:「おまっステゴロって!」
"アシュラ・スケバン"喪神春花:巨大な拳をこちらも六つの拳で迎え撃ち削り取るが
琴城星羅:「これくらいのハンデは許してもらいたいな!」「なんてったって春花ちゃんは…最初にして、最強のスケバンなんでしょ!」
"アシュラ・スケバン"喪神春花:「ちっ……」
"アシュラ・スケバン"喪神春花:巨大すぎる質量を押し返すには至らない
"アシュラ・スケバン"喪神春花:拳に押しつぶされ、そこでようやく
"アシュラ・スケバン"喪神春花:赤黒い構造体を砕き、ゆっくりと立ち上がる
"アシュラ・スケバン"喪神春花:「言うじゃねえか。なら遠慮なく」
"アシュラ・スケバン"喪神春花:「見せてやるよ。最強のスケバンの力ってやつを」
琴城星羅:外付けの構造体の拳を切り離し、構えなおす。「来いっ!”アシュラ・スケバン”!」

GM:イニシアチブ6 アシュラ・スケバンの手番です
"アシュラ・スケバン"喪神春花:《剛身獣化》《究極獣化》《シャイニングアーム》《襲撃迷彩》シーン中の装甲+25 素手データを変更(《神秘の肉体》で肉体を参照)し攻撃力更に+20+5d10
"アシュラ・スケバン"喪神春花:隠密状態になり《デスストーカー》発動 攻撃力+20
"アシュラ・スケバン"喪神春花:メジャー、《死神の手》《見えざる死神》《血に飢えた跳躍》《コンセントレイト:エグザイル》《増碗》《ヴァリアントグロウス》
"アシュラ・スケバン"喪神春花:シーン攻撃、対象はミネラウヴァ含めた全員です
"アシュラ・スケバン"喪神春花:33dx7+6
DoubleCross : (33R10+6[7]) → 10[1,1,1,1,1,2,2,2,2,2,2,3,3,3,4,4,5,6,6,6,7,8,8,8,9,9,9,9,9,10,10,10,10]+10[2,2,5,5,5,6,6,7,9,9,10,10,10]+10[1,3,4,6,7,7]+10[6,10]+3[3]+6 → 49

風吹リュー:暴走!
空木一姫:暴走リア不
吼衣不屈:ガード。《崩れずの群れ》で大橋さんをカバーリング。
吼衣不屈:吼衣不屈の侵蝕率を+2した(侵蝕率:95->97)
琴城星羅:ダメ元ドッジ!
琴城星羅:5DX+1
DoubleCross : (5R10+1[10]) → 10[2,6,8,10,10]+7[4,7]+1 → 18

大橋綺羅星:一応ドッジ
大橋綺羅星:5dx+1
DoubleCross : (5R10+1[10]) → 8[1,3,3,4,8]+1 → 9

吼衣不屈:ちょっと宣言速かったね!ごめん!
"ミネラウヴァ":5dx+! ドッジ
"ミネラウヴァ":5dx+1
DoubleCross : (5R10+1[10]) → 7[1,2,3,4,7]+1 → 8

風吹リュー:デュカちゃんのNPCカードを使用宣言します!
風吹リュー:対象は風吹リュー。守ってくれ~
雨品デュカ:呼ばれて飛び出てカバーに入るゾ。これダイスは誰が振るんダ?
吼衣不屈:そのままデュカちゃんに振ってもらった方がよさそうだナ
GM:せっかくなのでデュカちゃんに振ってほしいゾ
GM:効果は共有メモに書いてあるぞ
雨品デュカ:了解。ではカバー入れて(残り100)、自動反撃ダ。
雨品デュカ:15dx7 いけナントカ修羅王!
DoubleCross : (15R10[7]) → 10[2,2,4,4,5,6,6,6,7,7,9,9,9,10,10]+10[1,1,1,3,4,4,9]+4[4] → 24

雨品デュカ:3d10+30 ダメージ処理も入れとくぞー
DoubleCross : (3D10+30) → 14[3,1,10]+30 → 44

"アシュラ・スケバン"喪神春花:こちらもダメージ出します
"アシュラ・スケバン"喪神春花:5d10+110+5d10
DoubleCross : (5D10+110+5D10) → 26[5,5,2,5,9]+110+25[3,8,6,2,6] → 161

吼衣不屈:??????
琴城星羅:110 #110
風吹リュー:デュカーーーーッ!
大橋綺羅星:ワンパン……?
雨品デュカ:一撃で吹っ飛んだナ。まあここまで運んでもらっただけで十分だゾ。よくやった!
吼衣不屈:ワンパンで沈むから、追加で5d10の軽減不可ダメージを与える、かな
修羅王羅喉:……
修羅王羅喉:5d10
DoubleCross : (5D10) → 26[3,3,5,9,6] → 26

修羅王羅喉:(期待値)
"アシュラ・スケバン"喪神春花:追加ダメージ入れて戦闘不能
"アシュラ・スケバン"喪神春花:《魔獣の証》HP70で復活
吼衣不屈:こちらは装甲ガードで軽減しても284ダメージ喰らってリザレクトします。
吼衣不屈:吼衣不屈の侵蝕率を+2(1d10->2)した(侵蝕率:97->99)
空木一姫:戦闘不能!風吹様のロイスを昇華してHP14で復活!
空木一姫:空木一姫に-17のダメージ!(HP:31->14)
琴城星羅:戦闘不能!リューちゃんのロイス切って復活!
琴城星羅:HP12です。
"ミネラウヴァ":《光の守護》ダメージを0に
大橋綺羅星:お、お前
吼衣不屈:お前!本体が持ってないエフェクトを
琴城星羅:それ!それが自分だよ!
"ミネラウヴァ":これがオレだ
空木一姫:掴んだようですね…自分を!
GM:ほんとにそうかな?

"アシュラ・スケバン"喪神春花:「お前らの力は大体わかった」
"アシュラ・スケバン"喪神春花:六碗を振りかぶる
"アシュラ・スケバン"喪神春花:その形は、『拳』ではなく『掌』
"アシュラ・スケバン"喪神春花:30の指先から、その背後に向かって無数の糸が伸びていく
"アシュラ・スケバン"喪神春花:「見せてやるよ。これが」
"アシュラ・スケバン"喪神春花:「"神"をぶっ殺すための力だ」
"アシュラ・スケバン"喪神春花:君たちは見るだろう
"アシュラ・スケバン"喪神春花:アシュラ・スケバンの背に隠されていた、真の拳
風吹リュー:「んだ」血反吐を吐きながら走る。
風吹リュー:「とぉ……?」その踏み込みは蛮勇か、それとも掌の完成を待ってはいけないという恐怖によるものか。
吼衣不屈:異様な影を見上げる。瞬間、脳裏に過る死のイメージ。
吼衣不屈:「エギルアーマー、全隔壁閉鎖。」
大橋綺羅星:振り返らない。守ってくれる騎士がいると信じているからだ。
吼衣不屈:覚悟を決めたように、息を吸って、吐く。
空木一姫:「…………!」それを見たまま、回避も防御も考えない。──考えられない。
空木一姫:励起する身体の望むままに、前のめりでなければ。弱い自分が足を止めてしまうとわかっているからだ。
"アシュラ・スケバン"喪神春花:絶対不可視のそれが、この一撃の瞬間、その輝きを現世に示す
"アシュラ・スケバン"喪神春花:三面六臂の鬼神、阿修羅
"アシュラ・スケバン"喪神春花:それは、ただ見えたままを差した言葉に過ぎない
"アシュラ・スケバン"喪神春花:頭上が黄金色に輝く
"アシュラ・スケバン"喪神春花:天を埋め尽くすその全てが、修羅の拳
"アシュラ・スケバン"喪神春花:「元祖スケバン殺法、奥義」
"アシュラ・スケバン"喪神春花:「───千眼千手修羅撃滅掌」
"アシュラ・スケバン"喪神春花:地に拳を打ち付ける。それと同時に
"アシュラ・スケバン"喪神春花:文字通り、天が落ちる
風吹リュー:「(ッ────)」何もかもが間に合わない。"これ"を前にしてしまえば目を閉じることすら考えに上らない。その一瞬。
風吹リュー:視界の端に何か大きなものが映った。
琴城星羅:避けない。退かない。琴城星羅は、コンクリ・スケバンは、いつだってそうだった。一発殴ったんだから、一発殴られるのは当たり前だ。
吼衣不屈:勝てない。
吼衣不屈:今まで培った何もかもが、あれを止めるに至らない。
吼衣不屈:だが、それでも。
吼衣不屈:「──おお、おおおおおッ!!!」
吼衣不屈:気勢を上げる。
吼衣不屈:ここで折れれば騎士でない。
吼衣不屈:決して膝を付かない不屈に拳が集中する。わずかな間隙が生まれる。
吼衣不屈:「頼んだぞ、雨品。」
吼衣不屈:いつも思っていた。絵本の騎士は独りぼっちだったと。
吼衣不屈:独りぼっちでなければ死ななかったのにと。
吼衣不屈:仲間の声を聞いて、昔の事を思い出していた。
修羅王羅喉:ゴ、の一音とともに。巨大なヒト型の鉄の塊が、風吹リューの前方に突っ込んでくる。割り込んでくる──
雨品デュカ:「リュー、巻き込まれてもしらないゾ!」
風吹リュー:「────デュカ、お前」
修羅王羅喉:割り込むどころではなかった。巨大な鉄の"修羅の王"のまがいものが、本物の修羅神の拳に。ほんのわずかに生まれた空隙へ
雨品デュカ:「アハハハハハハハハ!」
修羅王羅喉:風吹リューを巻き込みかねない軌道で激突した。ありえないガラスの砕けるような音を立てて、分厚い鉄の装甲が花と咲く。砕け散る。
修羅王羅喉:砕け散って、止まらない。大運動量を帯びた、むき出しになった超大型の呪法動力炉そのものが
修羅王羅喉:激突する。
"アシュラ・スケバン"喪神春花:奥義を前にして一歩も引かないそれらの姿に、ニィと口の端を吊り上げる
"アシュラ・スケバン"喪神春花:「ああ!ああ!そうじゃなくちゃなあ!!」
"アシュラ・スケバン"喪神春花:「可愛いぜ!後輩ども!!」
"アシュラ・スケバン"喪神春花:追撃の一手を振り上げようとした拳が、その激突で停止する
雨品デュカ:「事情はよくわかんなイケド、一人じゃ勝てないよーな相手は実は得意ダ! 受け取レ大先輩!」
修羅王羅喉:爆発。離脱しなかった搭乗者もろともに。
風吹リュー:「デュカ──────────っっ!!!!」
風吹リュー:叫びながらも「(────あれを)」思考は既にそこには無い「(再構成される前に)」
"アシュラ・スケバン"喪神春花:「ハ……」地に突き立てられていた千の拳が消えていく
吼衣不屈:「…………が、ふ…………。」
大橋綺羅星:「……ッ」「ふーちゃん、ありがと」
吼衣不屈:「私は、騎士、だからな。」
吼衣不屈:夥しい血を流しながら、ランスを杖にして立っている。
琴城星羅:何の抵抗もなく、琴城星羅の拳が…もとい、肉体の全てが木っ端微塵に砕ける。
琴城星羅:付近を漂う赤い塵が地面を汚染しながら凝集し、そこから一人のスケバンが立ち上がる。
琴城星羅:各所の皮膚の生成が追い付かず、赤黒い構造体を覗かせたまま獰猛に笑う。「…サイッコーだね!春花ちゃん!」
空木一姫:「…………ゲホッ」
空木一姫:視界を覆う掌を最後に、混濁させた意識を紡いでいく。
空木一姫:どちらが先に刃を突き立てるか────これはそういう討伐(もの)ではなく。
空木一姫:お互いに全力を尽くし、ぶつけあう。
空木一姫:「………………ッ!」口内のものを吐き出し、刀を支えに。
空木一姫:「(喧嘩とは………)」
空木一姫:「(なんとも────痛い───もの、なのですね)」
空木一姫:ぼんやりと考えながら。
空木一姫:赤い瞳で前を見る。
"アシュラ・スケバン"喪神春花:「まったく」拳圧で爆発の噴煙を振り払う
"アシュラ・スケバン"喪神春花:「楽しませてくれるじゃねえか。ほらよ」
"アシュラ・スケバン"喪神春花:抱えていた少女……雨品デュカを放り投げる
雨品デュカ:「Q~~~」ぐるぐる目で煤けた状態で地面と水平にバウンド。
"アシュラ・スケバン"喪神春花:「やっぱ"繋がって"ないと奥義を何発も撃つのは難しいな」
"アシュラ・スケバン"喪神春花:「気合入れろよ後輩共」
"アシュラ・スケバン"喪神春花:「あと2、3発耐えればお前らの勝ちだ」
"アシュラ・スケバン"喪神春花:「別にそこの奴みたいに隠れてもいいぜ」
"ミネラウヴァ":「…………」砕けたレネゲイドアイテムと思われる破片を持って、瓦礫の中から這い出してくる
大橋綺羅星:「……」少し安堵する。
"アシュラ・スケバン"喪神春花:「さ、続けようか。まだ楽しませてくれよ?」

GM:イニシアチブ5、吼衣さん!
吼衣不屈:はい!
吼衣不屈:マイナーで戦闘移動、アシュラに接敵。

【風吹リュー】【吼衣不屈】【"アシュラ・スケバン"】【"初代ユーレイ・スケバン】
     │
     1m
     │
【空木一姫】
     │
     4m
     │
【大橋綺羅星】【琴城星羅】
     │
     100m
     │
【"ミネラウヴァ"】

吼衣不屈:メジャーで《コンセントレイト:ノイマン》《急所狙い》《爪剣》!対象はアシュラ!
GM:来い!
吼衣不屈:攻撃時に混沌なる者の槍と一体化。さらにエンブレムの効果で…
吼衣不屈:いくつかな…?
空木一姫:5個かな
大橋綺羅星:ですかね
吼衣不屈:5個!了解!では行きます!
吼衣不屈:19dx7 白兵
DoubleCross : (19R10[7]) → 10[1,1,2,2,2,3,5,5,5,5,5,6,6,6,8,8,9,10,10]+10[2,3,5,6,9]+5[5] → 25

"アシュラ・スケバン"喪神春花:《復讐の刃》《Eロイス:修羅の世界》
吼衣不屈:ではダメージ!
"アシュラ・スケバン"喪神春花:27dx7+6
DoubleCross : (27R10+6[7]) → 10[1,2,2,2,3,3,3,3,3,4,4,4,5,5,5,6,6,7,7,7,7,7,8,9,9,10,10]+10[1,1,4,5,7,8,9,9,9,10]+10[1,1,4,6,9,10]+10[7,8]+10[4,9]+10[10]+3[3]+6 → 69

"アシュラ・スケバン"喪神春花:7d10+40+5d10
DoubleCross : (7D10+40+5D10) → 46[4,3,9,5,9,9,7]+40+19[7,1,2,3,6] → 105

吼衣不屈:こちらもダメージ!
吼衣不屈:3d10+12+10+10
DoubleCross : (3D10+12+10+10) → 26[7,10,9]+12+10+10 → 58

吼衣不屈:58点!
吼衣不屈:装甲は有効です!
吼衣不屈:で、その殴りで死ぬので…リザレクトしてからメジャー侵蝕を上げる感じでしょうか?
"アシュラ・スケバン"喪神春花:装甲で減らして33点。まだ生きてます
GM:そうですね!
吼衣不屈:ではリザレクト
吼衣不屈:吼衣不屈の侵蝕率を+2(1d10->2)した(侵蝕率:99->101)
吼衣不屈:吼衣不屈の侵蝕率を+7した(侵蝕率:101->108)
GM:この騎士理性的すぎる

"アシュラ・スケバン"喪神春花:「そういやお前の力はまだ見てなかったな」
吼衣不屈:「………。」
吼衣不屈:一瞬全身を覆った白銀の装甲が、拳で瞬く間に破壊された。
吼衣不屈:「私は……皆ほど特異な力はない。」
吼衣不屈:「スケボーにも乗れないし剣もあれほどまでに扱えない。」
吼衣不屈:「コンクリートを吐くことも出来ないし、銃を正確に撃てない。」
吼衣不屈:「………あなたのように、凄まじい膂力で敵を圧倒することも、出来ない。」
"アシュラ・スケバン"喪神春花:「なら、お前には何ができんだ?」
"アシュラ・スケバン"喪神春花:「随分けったいな格好してるが、アーネンエルベやら何やらはまだ生き残ってんのか?」
"アシュラ・スケバン"喪神春花:「道具に頼ってるんなら向かってくんのはやめといたほうが良い」
"アシュラ・スケバン"喪神春花:「そういう超人(やつら)は、昔散々ぶっ飛ばしてやったからな」
吼衣不屈:「……ご名答だ。道具に頼る。」
吼衣不屈:「アッサルランス。全拘束解除。」
吼衣不屈:槍から禍々しい気配が立ち上り、切っ先が変形していく。
吼衣不屈:「私は……私は、」
吼衣不屈:「道具に頼ろうと、人に頼ろうと、自分の…身勝手な理想に頼ろうと、」
吼衣不屈:「あなたの前に立っていられる。私が騎士で…スケバンだからだッ!」
"アシュラ・スケバン"喪神春花:「……そうかい」
"アシュラ・スケバン"喪神春花:「なら立って見せな!こいつを食らった後でな!」
吼衣不屈:ランスを引き、呼吸を整えてから、突く!
吼衣不屈:無数の拳に道を阻まれようとも、
吼衣不屈:白銀の衣を纏った槍は吼え、決して屈しない!
"アシュラ・スケバン"喪神春花:正面からランスに突っ込み、胴を抉られる
"アシュラ・スケバン"喪神春花:そのまま止まること無く、眼前の騎士へ無数の拳打を叩き込む
吼衣不屈:拳と槍。がっぷり四つ。
吼衣不屈:しかし退かない。ランスを胴に突き立てたまま、じり、じりと押し込む。
吼衣不屈:「おおおおッ!!!」
吼衣不屈:裂帛の気合を込め、振り抜く!
"アシュラ・スケバン"喪神春花:「ぐっ……ハハッ!」
吼衣不屈:軍配は不屈に上がった。不屈は二、三歩前に進み、喪神はその分後退した。
吼衣不屈:ただそれだけの差だが、確かに騎士の誓いは敗れなかった。
"アシュラ・スケバン"喪神春花:「良いじゃねえか……騎士様よ」
"アシュラ・スケバン"喪神春花:「本場の連中よりよっぽどかっこいいぜ」

GM:では最後のイニシアチブに
"ミネラウヴァ":《ブリッツクリーク》
"ミネラウヴァ":メインプロセスを行います
"ミネラウヴァ":対象は
"ミネラウヴァ":アシュラ・スケバンのエンゲージ。戦闘不能状態の"九頭龍"
"ミネラウヴァ":トドメを刺します
"九頭龍":これにより"九頭龍"は死亡
"九頭龍":《蘇生復活》
"九頭龍":死亡を回復しHPを1回復
"九頭龍":更に回復のタイミングで《再生の王笏》+5d10点回復
"九頭龍":1+5d10
DoubleCross : (1+5D10) → 1+19[3,1,4,3,8] → 20

"九頭龍":HP20点で復活
GM:このまま九頭龍のイニシアチブに行きます。演出はまとめて!
"九頭龍":マイナー、《原初の青:戦闘本能》《リミテッドイモータル》HP10回復
"九頭龍":メジャー《コンセントレイト:ウロボロス》《混色の氾濫》《世界を喰らうもの》《原初の赤:ブラッドスパイク》《原初の白:マシラのごとく》《原初の黒:プラズマカノン》《原初の灰:冷たき抱擁》
"九頭龍":HP23を消費してシーン攻撃を行い
"九頭龍":与えたダメージ分をのHPを回復します
風吹リュー:ヤバすぎる
吼衣不屈:や、やめろ!
空木一姫:なんやこいつ
"九頭龍":11dx7+10
DoubleCross : (11R10+10[7]) → 10[2,4,4,4,5,6,8,9,10,10,10]+10[6,7,7,9,10]+4[1,2,3,4]+10 → 34

"九頭龍":対応せよ!
風吹リュー:暴走
空木一姫:暴走!
吼衣不屈:ガード
"ミネラウヴァ":5dx+1 ドッジ
DoubleCross : (5R10+1[10]) → 9[2,2,4,5,9]+1 → 10

大橋綺羅星:ドッジ
大橋綺羅星:5dx
DoubleCross : (5R10[10]) → 10[1,2,4,5,10]+4[4] → 14

琴城星羅:不退転のドッジ!
琴城星羅:10DX+1
DoubleCross : (10R10+1[10]) → 10[1,1,3,3,3,8,9,10,10,10]+10[8,10,10]+2[2,2]+1 → 23

琴城星羅:…スケバンナビもらっていいですかね?
風吹リュー:避けて回復量を減らしてくれーっ!
空木一姫:はーいスケバンナビ!琴城さんの判定を10!
空木一姫:空木一姫の侵蝕率を+3した(侵蝕率:111->114)
琴城星羅:1DX+31
DoubleCross : (1R10+31[10]) → 2[2]+31 → 33

空木一姫:《バディムーヴ》 達成値+3
吼衣不屈:バデム!
風吹リュー:偉い! 超優秀チルドレン!
大橋綺羅星:ナイス!
琴城星羅:あ、ありがてえ…!一生のバディ…!
GM:やるじゃん…
吼衣不屈:では誰カバーしようかな
吼衣不屈:風吹さんしかいなかった
吼衣不屈:風吹さんカバー。《崩れずの群れ》!
風吹リュー:たのむ!
空木一姫:ふふふん!
"アシュラ・スケバン"喪神春花:こちらはリア不
"九頭龍":命中後、オートで《背徳の理》起動。シーン中ウロボロスのエフェクトを組み合わせた判定のダイスを+12
"九頭龍":ダメージ出します
"九頭龍":4d10+90
DoubleCross : (4D10+90) → 22[2,8,9,3]+90 → 112

吼衣不屈:ぶええ……
吼衣不屈:吼衣不屈の侵蝕率を+2した(侵蝕率:108->110)
吼衣不屈:112-29=83で二倍して166点食らって死!
吼衣不屈:琴城さんのロイスをタイタス昇華して復活!
"ミネラウヴァ":戦闘不能 回復なしです
空木一姫:死!琴城さんのロイスを昇華して復活!
大橋綺羅星:死亡!エミーのロイスをタイタスにして復活
"アシュラ・スケバン"喪神春花:戦闘不能、25減らして87点。《修羅の世界》でHP1で復活
"九頭龍":HP最大値まで回復します
吼衣不屈:このやろ~~~~~
空木一姫:こやつ~
風吹リュー:ふざけやがってェ~~
琴城星羅:くっ許せないぜ
大橋綺羅星:インチキ野郎!
"ミネラウヴァ":何のことやら…
GM:じゃあ演出!

"ミネラウヴァ":「(何だあの力は……これが一度でも"鉱床"と繋がった力?)」
"ミネラウヴァ":「……もういい」
"ミネラウヴァ":「どうせ死ぬなら、殺される前に」
"ミネラウヴァ":「アイツだけは、私の手で」
"ミネラウヴァ":スコープが大橋さんを捉える
"ミネラウヴァ":しかし
"ミネラウヴァ":「うっ!?あ゛、ああ……!?」
大橋綺羅星:「……!?」
"ミネラウヴァ":突如、頭を抑えて呻き声を上げる
"ミネラウヴァ":「や…っ…め……」
"ミネラウヴァ":「……………」
"ミネラウヴァ":一瞬、全身の力がだらりと抜けた後
"ミネラウヴァ"?:「…………はぁ」
"ミネラウヴァ"?:顔を上げ、大きく溜息をつく。その瞳は不自然なほどに何も映さず、淀んでいる
"ミネラウヴァ"?:『やれやれ、この子に任せるつもりだったんだが』
"ミネラウヴァ"?:『これ以上色がつくと俺が入り込む"白紙"が無くなってしまう』
"ミネラウヴァ"?:『不承ではあるが、役目を果たすとするか』
大橋綺羅星:「……だれ?」
大橋綺羅星:「邪魔しないでよ……!」
"ミネラウヴァ"?:『邪魔は君の方だ、"スピカ"』
"ミネラウヴァ"?:『余計な色を付けてくれたな。これではこの子はもう使えない』
"ミネラウヴァ"?:『誰?と聞いたな。それは意味のない質問だ。それに答えることもまた無意味』
"ミネラウヴァ"?:『だがそれこそが我が存在の根幹だ。なので、意味はないが答えよう』
"ロレム・イプサム":『"ロレム・イプサム"』
"ロレム・イプサム":『アマルテアを始めとする、幾つかの衛星細胞を管轄する』
"ロレム・イプサム":『しがないリエゾンエージェントだ』
"ロレム・イプサム":『時に君たち』
"ロレム・イプサム":照準が逸らされる
"ロレム・イプサム":大橋綺羅星から、アシュラ・スケバンの足元
"ロレム・イプサム":"九頭龍"の亡骸へ
"ロレム・イプサム":『ムー大陸って知ってるかな?』
"ロレム・イプサム":タ ン ッ
"ロレム・イプサム":弾丸が放たれる。今までの光の弾丸ではない
"ロレム・イプサム":その弾頭には、とある遺物の欠片が収められている
"ロレム・イプサム":『"理創卵"は実にいい上司だった。割れた跡もこうして役に立ってくれるんだからね』
"九頭龍":朽ちた頭に弾丸が突き刺さる
"九頭龍":そこから芽が伸びる様に黒い蔦が侵食し
"九頭龍":どくんと鈍く、鼓動が刻まれる
風吹リュー:「なんだぁ……?」
風吹リュー:異様な雰囲気を感じ取る。背筋を寒気が駆けあがる。
"ロレム・イプサム":『オリジン:レジェンドは、必ずしも神話に由来するものではない』
"ロレム・イプサム":『都市伝説だの小説だの、与太話からも"神"は生まれ得る』
"ロレム・イプサム":『ただの気付けに過ぎないがね。当座の燃料としては十分だろう』
"ロレム・イプサム":『曰く、天の果てより飛来したその神性は』
"ロレム・イプサム":『太古の昔、海に沈んだ大陸の支配者だったのだとか』
"ロレム・イプサム":『おっと時間だ』
"ロレム・イプサム":『この下にあるものは、今の"プランナー"にとっては優先度が低いと踏んでいたんだが』
"ロレム・イプサム":『見誤ったな。予想外に困難を強いられた、先を見れないのは残念だが』
"ロレム・イプサム":『健闘を祈る』
"ミネラウヴァ":次の瞬間、糸が切れたようにその場に崩れ落ちる
大橋綺羅星:「待……ッ」
"九頭龍":同時、屍龍の筋肉が力強く脈動し
"九頭龍":"八本"の首が鎌首を持ち上げる
"アシュラ・スケバン"喪神春花:「──────な」
"九頭龍":『■■■■■─────────』
"九頭龍":奇怪で不愉快な、脳味噌の奥をかきむしるかのような、笛の音に似た叫びを上げる
"九頭龍":八本の首は、龍に似ている
"九頭龍":その眼は退化しており、口のように開いた穴の中に牙はない
"九頭龍":骨が通っていないかのようにうねり続ける八本の首の中心に
"九頭龍":無数の眼が埋め込まれた、風船のように肥大化した9つ目の首がある。

吼衣不屈:「…………。」
吼衣不屈:「お前にも恐怖を覚えるな。その禍々しさ。だが──」
吼衣不屈:「それ以上に怒っている。」
吼衣不屈:「お前に、あの二人の間に割り込む資格はない。」
"九頭龍":『■■■■■─────────』
"九頭龍":再びの奇声、それと同時に
"九頭龍":地獄堂に血の雨が降る
"九頭龍":強酸性の漆黒の雨が、君たちの体を貫き
"九頭龍":その血を啜りながら、九頭龍へと集まっていく
琴城星羅:肉体を構成する構造体のほとんどを、ただの強アルカリ性物質…生コンクリートとして撒き散らして中和し、間一髪直撃だけを免れる。
大橋綺羅星:「~~~~~~ッッッ」酸に焼かれながら
大橋綺羅星:「”ロレム・イプサム"……"ロレム・イプサム"ッ!!!!」
大橋綺羅星:倒すべき敵の名を、記憶に刻みつける
空木一姫:「あ、あぁぁぁぁぁぁぁ……………!」
空木一姫:全身を酸の雨に焼かれ貫かれながら、髪を乱しながらその場に立ち尽くす。
吼衣不屈:「がぁあ……ッ!!」
吼衣不屈:酸の血に身体を穿たれ苦悶する。
風吹リュー:「ぐっ、ぐうおおおおッッ」遺産の巻き起こす突風を無視して、雨が打ち付ける。
風吹リュー:その漆黒が、自身の周囲でだけ、止む。
風吹リュー:「不、屈……?」
吼衣不屈:風吹に背を向け、雨を一身に引き受ける。
吼衣不屈:「風吹………頼むぞ。」
吼衣不屈:「一緒に喪神に勝って、一緒にあの竜を倒そう。」
風吹リュー:「……うん」こつりと、君の頼もしい背を拳の先が吐く。
吼衣不屈:背を向けたまま、呟いて。
風吹リュー:「頼まれた」
吼衣不屈:拳の感触を感じてわずかに微笑んだ。
"アシュラ・スケバン"喪神春花:「…………」血の雨に撃たれるままに、表情を見せず立ち尽くしている
琴城星羅:全身の修復が間に合っていない、ボロボロの肉体のまま呟く。
琴城星羅:「…大丈夫だよ、みんな」
琴城星羅:「あれは『神』なんかじゃない。『神』なんていない」「ただ、とても強大な「だけ」のジャームに過ぎない」
琴城星羅:「私たちが、何度も何度もいつも通り戦ってきた、ジャームで…そして、スケバン」
琴城星羅:「”九頭龍”…いや…”オロチ・スケバン”…!」「あなたの地獄も、ここで終わらせてやる!」
"九頭龍":「………」
"九頭龍":その言葉に、首の一つが怪訝な反応を示すが
"九頭龍":ぞ ぶ り
"九頭龍":それを、他の首が貪り喰らう
"九頭龍":血を啜った体が、更に大きく膨れ上がる
"九頭龍":地獄堂に収まりきらないほどに膨張し、尚貪欲に周囲を汚染していく
"アシュラ・スケバン"喪神春花:「バカが……」
"九頭龍":超起源(ジェネシス)の名は、『■■■■■』。
"九頭龍":その名を正しく紡ぎうる言葉は、この星には存在しない。
"九頭龍":故に仮の名を、『九頭龍』。
"九頭龍":異端より訪れ、異境へと至る、異聞の神性である。

GM:クリンナップ、の前に
GM:このラウンド最後の仕掛けです
"九頭龍":《Dロイス:神格》を宣言
"九頭龍":第七層:阿修羅地獄堂を破壊します。

"アシュラ・スケバン"喪神春花:最も早く、違和感に気づく
"アシュラ・スケバン"喪神春花:「ちっ……そういう狙いか」
"アシュラ・スケバン"喪神春花:「お前ら!逸る前に足元に気をつけな!!」
"アシュラ・スケバン"喪神春花:「地獄の底が抜けるぞ!!!」
"九頭龍":持ち上げられた七本の首が、鞭のようにしなり
"九頭龍":膨大な瘴気と共に、一点に叩きつけられる
GM:地獄堂が、崩壊する。
空木一姫:「───!?」
琴城星羅:「一姫ちゃんっ!」駆け寄って抱きかかえる!
空木一姫:「琴城、様…!」
風吹リュー:「──ご忠告有難く」
風吹リュー:「受け取っとく、ぜっっ!」
風吹リュー:衝撃より一瞬早く、不屈を抱え上げて跳ぶ。
吼衣不屈:「むっ」咄嗟に風吹に抱き着く
風吹リュー:「風を縫え、太郎!」稲妻が走る。ウィールがうなりを上げ、瘴気と破壊の奔流を潜り抜ける。
大橋綺羅星:「……っ」倒れ伏す"ミネラウヴァ"を見る。距離がありすぎる!
澪標深々子:「すぴか」
澪標深々子:「あっちは任せな」
大橋綺羅星:「深々っち!……お願い!」
澪標深々子:口の端を吊り上げ、瓦礫の中を泳いで"ミネラウヴァ"の元へと向かう
風吹リュー:「春花ァ! 何が起きやがって、こうなってる!」
"アシュラ・スケバン"喪神春花:「うっせえ!生きてたら教えてやる!!」
"アシュラ・スケバン"喪神春花:「"海"に落ちないことだけ考えろ!」
風吹リュー:ままならない視界で咽込みながら、叫ぶ。吼衣不屈の体温だけが、確かにそこにある。
風吹リュー:「うみ────」
琴城星羅:「え、この下、海なの!?」比重がヤバい!比喩的な意味であることを祈るしかない!


GM:そこは、海だ。
GM:金色の朝陽に照らされた、穏やかな水面。
GM:波を遮るものはなく、見渡す限りの水平線が続いている。
GM:原初の地球とは、或いはこのようなものだろうか。
GM:黄金の光を反射するその海の色は、しかし
GM:どこまでも深い、"青"
GM:この街の地下には『賢者の石』の鉱床が眠っているという。
GM:存在を裏付ける証拠は幾つもあった。片鱗を垣間見る機会は幾度もあった。
GM:それでは何故、未だその在り処を捉えきれないのか。
GM:これは、その理由の一つだ。
GM:"賢者の石の鉱床は流動している"
GM:時に泉のごとく溢れ出し、時に干上がり欠片を残す。
GM:この街を循環する、液体化した『賢者の石』
GM:───"生命の水(レネゲイド・エリクシル)"
GM:誰にも触れられぬまま、汎ゆる進化の可能性を宿す
GM:レネゲイド生命にとっての、原初の海である。


地獄洞マカハドマ:終層

-乳海・大天瑠璃地獄(アクア・ウィタエ)-


"九頭龍":生命の海に、魔の種子が墜ちていく
"九頭龍":現在の"九頭龍"は、神話(レジェンド)の片鱗を切り取ったレネゲイドビーイングに過ぎない。
"九頭龍":しかしこの海と結びつくなら、それは文字通り世界を喰らい尽くす"神"を受胎することになるだろう。
GM:しかし
"プランナー"都築京香:《キングダム》
GM:君たちと海の間に、透明な障壁が形成される
琴城星羅:一姫ちゃんを抱えたまま轟音とともに着地!足に罅が入るが、もはや気にならない!
空木一姫:「!」抱かれた姿勢で衝撃に目をつむる。
風吹リュー:「っ、おおおおおおおおおあああああっっっ!!!」
風吹リュー:束の間の足場としていた巨大な礫片が障壁に激突し、粉々に砕ける。
吼衣不屈:「むっ………助かったのか………。」
風吹リュー:「デュカ──は、百聞が拾ってるみてえだな。肝心な時に役に立つやつ……」
吼衣不屈:「皆頼れる者ばかりだ。お前含めてな。」
風吹リュー:「ふふ。すぐにそうやって」
風吹リュー:鼻の下を擦る。表情を引き締め前方を睨む。
吼衣不屈:足場に降り立って、再び武器を構える。
大橋綺羅星:「……うん、なんか変な感じ」
琴城星羅:「えへへ。みんなで生きて帰るところまでがミッションだからね」
琴城星羅:一姫ちゃんを降ろす。
空木一姫:「そう、ですね」ふらつく足で立ちながら。
"九頭龍":巨体が障壁に阻まれる。仮初の大地を揺らしながら、君たちに向けて鎌首をもたげる
"プランナー"都築京香:『皆さん、長くは保ちません』声だけが響く
"プランナー"都築京香:『決着を。そのための力は、既に授けています』
風吹リュー:「は」
風吹リュー:スケボーを踏む。
吼衣不屈:ランスを握る。
大橋綺羅星:銃を構える。
琴城星羅:拳を握る。
空木一姫:刀を構える。
風吹リュー:「当たり前だ。そのために来た」
風吹リュー:足元の気配が大きくなっていく。歓喜に沸くように、律動を刻んで。


GM:クリンナップ
風吹リュー:クリンナップなし。
琴城星羅:なし。
大橋綺羅星:クリンナップはないです
空木一姫:なし
GM:演出上は代わりませんが、データ上一度《融合》が解除されます


GM:それでは第2ラウンド!
GM:セットアップから。宣言どうぞ!
大橋綺羅星:《光の銃》!
大橋綺羅星:侵蝕117→119
風吹リュー:なし
琴城星羅:なし!
空木一姫:《加速装置》 +《螺旋の悪魔》 ラウンド中行動値+12、攻撃力+18。BS暴走
空木一姫:行動値は19に。
空木一姫:空木一姫の侵蝕率を+5した(侵蝕率:114->119)
吼衣不屈:なし!
"初代ユーレイ・スケバン"喪神春花:《融合》再びアシュラと一体化
"アシュラ・スケバン"喪神春花:《ヒュドラの怒り》《戦いの予感》暴走し《野蛮なる本能》発動 攻撃力+14 更にラウンド中、メジャー判定ダイス+3、メジャー攻撃力+18 行動値+30
"九頭龍":《Eロイス:戦闘血界》
"九頭龍":HPを50消費し、ラウンド中対象の達成値を+20
"九頭龍":対象は、九頭龍含むシーン全員です
吼衣不屈:!?
琴城星羅:おおっと!?
大橋綺羅星:ホワッツ
空木一姫:わお?


"九頭龍":『■■■■■─────────』
"九頭龍":再び、漆黒の雨を振らせるべく、瘴気が膨れ上がる。しかし
"九頭龍":ぼこ ぼこ ずりゅ
"九頭龍":ずりゅり
"九頭龍":食いちぎられた首の一つが再生し
"九頭龍":他の首に襲いかかり始める
"アシュラ・スケバン"喪神春花:『……人の喧嘩を邪魔しやがって』
"アシュラ・スケバン"喪神春花:『先にそっちから終わらせてやる』

GM:イニシアチブ
"九頭龍":《Eロイス:さらなる絶望×3》九頭龍の先触れを自分のエンゲージに召喚
GM

【"九頭龍"】【九頭龍の先触れ】×3
【吼衣不屈】【風吹リュー】【"アシュラ・スケバン"】【"初代ユーレイ・スケバン】
     │
     1m
     │
【空木一姫】
     │
     4m
     │
【大橋綺羅星】【琴城星羅】

GM:アシュラスケバンの手番
"アシュラ・スケバン"喪神春花:マイナー《シャイニングアーム》《襲撃迷彩》《巨獣の爪牙》
"アシュラ・スケバン"喪神春花:隠密化し二回攻撃
"アシュラ・スケバン"喪神春花:一回目《死神の手》《見えざる死神》《血に飢えた跳躍》《コンセントレイト:エグザイル》《増碗》
"アシュラ・スケバン"喪神春花:対象は同エンゲージのエネミー含めた全員
"アシュラ・スケバン"喪神春花:33dx7+6
DoubleCross : (33R10+6[7]) → 10[1,1,2,2,2,2,3,3,3,4,4,4,4,4,5,7,7,8,8,8,8,8,8,8,9,9,9,9,9,10,10,10,10]+10[1,1,1,2,2,3,3,3,4,5,5,5,8,9,9,10,10,10]+10[2,3,6,8,10,10]+5[2,4,5]+6 → 41

"アシュラ・スケバン"喪神春花:あ、+20で61
風吹リュー:暴走!
吼衣不屈:げげげ…ガード&カバー!
吼衣不屈:《崩れずの群れ》!
"九頭龍の先触れ":先触れA~Cはそれぞれ《崩れずの群れ》で九頭龍のカバーリングを試みますが
"アシュラ・スケバン"喪神春花:すべて《デビルストリング》で打ち消します
風吹リュー:かっこよ
"アシュラ・スケバン"喪神春花:吼衣さんのは通すよ
風吹リュー:やった~
吼衣不屈:やったー!
"九頭龍":9dx+4
DoubleCross : (9R10+4[10]) → 10[1,2,3,5,6,8,9,9,10]+2[2]+4 → 16

"アシュラ・スケバン"喪神春花:7d10+110+5d10
DoubleCross : (7D10+110+5D10) → 41[3,6,10,2,10,8,2]+110+38[9,10,6,7,6] → 189

吼衣不屈:し、しぬ!
風吹リュー:めちゃくちゃな数字出てる
吼衣不屈:妖魔邪淫ヶ丘高校に対するロイスをタイタス昇華します。
吼衣不屈:何でお前固定ロイスに居座ってんだ!?
風吹リュー:もう悪の根は刈ったからな!
風吹リュー:納得のタイタス。
"九頭龍の先触れ":先触れは全員死亡
"アシュラ・スケバン"喪神春花:二回目 《死神の手》《見えざる死神》《血に飢えた跳躍》《コンセントレイト:エグザイル》
"アシュラ・スケバン"喪神春花:対象は九頭龍のみ
吼衣不屈:吼衣不屈の侵蝕率を+2した(侵蝕率:110->112)
"アシュラ・スケバン"喪神春花:33dx7+6+20
DoubleCross : (33R10+6+20[7]) → 10[1,1,1,2,2,3,3,3,3,3,4,4,4,4,5,6,6,7,7,7,7,8,8,8,8,8,9,9,9,9,9,9,10]+10[1,2,2,2,2,3,3,3,3,4,6,7,7,9,9,9]+10[6,7,9,10,10]+5[1,2,3,5]+26 → 61

"九頭龍":ガード
"アシュラ・スケバン"喪神春花:7d10+110+5d10
DoubleCross : (7D10+110+5D10) → 22[3,1,1,3,10,3,1]+110+19[1,4,6,4,4] → 151

"アシュラ・スケバン"喪神春花:合計340のダメージを与えましたが
"九頭龍":あと半分くらい残ってます

"アシュラ・スケバン"喪神春花:金色の空を、無数の修羅の拳が覆い尽くす
"アシュラ・スケバン"喪神春花:"九頭龍"から千切れ飛んだ肉片が再び動き出し
"アシュラ・スケバン"喪神春花:四方から襲いかかるが、それらも意に介さず
"アシュラ・スケバン"喪神春花:まとめて殴り潰す
"アシュラ・スケバン"喪神春花:「悪いけど、上手く避けろよ」
"アシュラ・スケバン"喪神春花:「加減が聞かねえから、よっ!」
"アシュラ・スケバン"喪神春花:千の拳が一つに集まり、巨大な掌となって
"アシュラ・スケバン"喪神春花:君たちごと"九頭龍"を叩き潰す
風吹リュー:「無茶を言いやがる──────!」
吼衣不屈:「がぁっ………!!」
吼衣不屈:「本当に…加減する気がないな………!!」
吼衣不屈:しかし、風吹だけには拳を届かせない。
吼衣不屈:「………は、は。」
風吹リュー:「っ」
風吹リュー:それが無茶にならない。隣に、こいつがいるからだ。
吼衣不屈:「本当は、この程度凌げよ、とも思ってるんじゃないか……喪神?」
吼衣不屈:「どうだ、受け切ってやったぞ。まだこれからだ……。」
"アシュラ・スケバン"喪神春花:「ハ、そうこなくっちゃな」
GM: 
GM:イニシアチブ19 空木さん
空木一姫:はい。
空木一姫:マイナーで移動時にチェーンソーさんのNPCカードを使用。アシュラスケバンさん達のエンゲージの1m後方へ。

【空木一姫】
     │
     1m
     │
【"九頭龍"】
【吼衣不屈】【風吹リュー】【"アシュラ・スケバン"】【"初代ユーレイ・スケバン】
     │
     5m
     │
【大橋綺羅星】【琴城星羅】

空木一姫:メジャーは《C:ウロ》+《シャドーテンタクルス》+《原初の赤:要の陣形》+《バリアクラッカー》、判定前に《原初の紫:紡ぎの魔眼》
空木一姫:対象はアシュラ様と九頭龍様
空木一姫:空木一姫の侵蝕率を+2した(侵蝕率:119->121)
空木一姫:23dx7+6+20
DoubleCross : (23R10+6+20[7]) → 10[1,1,2,2,3,3,5,5,5,6,6,7,7,7,7,9,9,9,9,10,10,10,10]+10[2,4,5,6,7,8,8,9,9,10,10,10]+10[2,3,4,5,6,6,7,8]+10[7,9]+10[5,7]+1[1]+26 → 77

空木一姫:リアクションどうぞ。
"アシュラ・スケバン"喪神春花:リア不!
"九頭龍":ドッジ!
"九頭龍":9dx+4
DoubleCross : (9R10+4[10]) → 10[3,4,4,5,7,7,7,8,10]+6[6]+4 → 20

GM:ダメージどうぞ!
空木一姫:で、ニンジャスケバンさんのNPCカードの力をお借りします。
空木一姫:8d10+29+8d10 装甲無視
DoubleCross : (8D10+29+8D10) → 40[3,5,3,7,5,1,7,9]+29+44[4,5,10,1,10,3,2,9] → 113

空木一姫:空木一姫の侵蝕率を+11した(侵蝕率:121->132)
GM:すごいの来たな
空木一姫:うぉー
"九頭龍":《雲散霧消》《原初の紫:異形の加護》
"九頭龍":40+3d10
DoubleCross : (40+3D10) → 40+22[8,8,6] → 62

"九頭龍":51点通し。まだ大丈夫
"九頭龍":Eロイスを一個削れます
"九頭龍":と言っても、コイツで削れるのはこれだけです
空木一姫:何があるんだろう
風吹リュー:解除可能なEロイスは!
"九頭龍":《Eロイス:神性圏界》
吼衣不屈:斬れるのか!これが!
"九頭龍":これを削ることで、外部からの増援が可能になり、NPCカードが追加されます
空木一姫:では解除だ!
GM:では追加のカードはこちら
GM

NPCカード【"スペースサムライ・スケバン"柳生日那多】
『ゼロ・ジェネシス』
《時の棺》
対象が判定を行う直前に使用する。
その判定は失敗となる。
1回まで使用できる。

空木一姫:柳生様~~!!!
"アシュラ・スケバン"喪神春花:こちらは普通に戦闘不能
"アシュラ・スケバン"喪神春花:《蘇生復活》でHP1で復活します
"アシュラ・スケバン"喪神春花:こちらもEロイスが切れるよ
"アシュラ・スケバン"喪神春花:Eロイス:不死英雄:感覚 Eロイス:不死英雄:精神
空木一姫:不死英雄:精神で。
GM:わかりました、では感覚のみのこし!

澪標深々子:ざしゅっ ざしゅっ !!
澪標深々子:吼衣とアシュラ・スケバンが相対し
澪標深々子:その気迫によってほんの一瞬生まれた隙。
澪標深々子:その瞬間に、アシュラ・スケバン、そして九頭龍の足元を斬りつけている。
"アシュラ・スケバン"喪神春花:「ちっ……」
"九頭龍":巨体を支える触手の幾つかが千切れ跳び、バランスを崩す
澪標深々子:「おっと」
澪標深々子:「ちゃんと見てなきゃあ足元掬われるよ、大先輩」
澪標深々子:ざあああっ
澪標深々子:再び床下に潜航し、周囲を高速旋回する
"アシュラ・スケバン"喪神春花:「ハッ、行儀が悪いぜ。順番に潰してやっから」
"アシュラ・スケバン"喪神春花:「大人しく並んどきな!」
"アシュラ・スケバン"喪神春花:修羅の拳が大地に突き刺さるが、その影を捉えることはできない
"九頭龍":「■■■■■■─────────」
澪標深々子:(ギリギリで躱せる……これなら)
澪標深々子:(気を引き続ければっ……!?)
"九頭龍":八本の首をバネのようにしならせて、その巨体が一瞬宙に浮く
"九頭龍":瞬時に再生した触手が、その体積を急激に膨張させ
"九頭龍":地中の邪魔者を仕留めようと、眼下の全方位に向けて放たれる
澪標深々子: ど ぐぁっ!!
澪標深々子:無数の触手が一瞬で地面をえぐり飛ばし
澪標深々子:瓦礫とともにその体が宙に舞う
澪標深々子:「がっ……は!」
桜咲百聞:「澪標!!?」
桜咲百聞:吹き飛ばされたその体を地面に激突寸前で捕まえ
桜咲百聞:「うぐ!」
桜咲百聞:質量に巻き込まれて転がる
澪標深々子:「百聞……ああ、悪いね……けほっ」
澪標深々子:血を吐きつつ、またふらりと立ち上がる
澪標深々子:「これでもう少しは、戦える」
桜咲百聞:「……なんで」
桜咲百聞:「あいつらも、お前も」
桜咲百聞:「これ以上やったら、死んでしまうぞ!」
桜咲百聞:「もういい、みんなで引き返そう!」
桜咲百聞:泣きそうな顔で、戦い続ける全員を見回している
澪標深々子:「……百聞」
澪標深々子:「そうしたいなら、アタシに聞いちゃダメだ」
澪標深々子:「アンタが殴ってでも止めるんだよ」
澪標深々子:「アンタだって、スケバンだろ?何をどうしたいかは」
澪標深々子:「自分で決めるのさ」
桜咲百聞:「……!」
桜咲百聞:その言葉に、キョロキョロとしていた視線が定まり
桜咲百聞:ぎゅっと拳を握る
桜咲百聞:「なんだそれ……どいつもこいつも、どいつもこいつも」
桜咲百聞:「私だってな」
桜咲百聞:「私だってなぁ!!」
桜咲百聞:怒りの声とともに立ち上がり
桜咲百聞:駆け出す、暴れ狂う2体のジャームへと
桜咲百聞:跳躍する!
桜咲百聞:「うぉおおおおお!!」
桜咲百聞:空中で身を翻し
桜咲百聞:重力加速された無数のクナイと手裏剣を、敵に向けて雨のように降らせる!
桜咲百聞:そのがむしゃらな攻撃は、ほんの数秒間
桜咲百聞:その場にいる全員の気を引きつけるだろう
桜咲百聞:「私だって、最初から、ずっといるんだ!」
桜咲百聞:「のけものに、するなーーーーーっ!!」
"九頭龍":「■■■■■■─────────……■■■■■■─────────」
"九頭龍":忍具の雨がその体を貫き、漆黒の血液が飛び散る
"九頭龍":その一撃で、無数に見開かれた瞳が一斉に桜咲を見つめ
"九頭龍":ヒ ュ ン
"九頭龍":飛び散った血液が瞬時に凝固、漆黒の鏃となり
"九頭龍":触手とともに桜咲に殺到する
桜咲百聞:「ぎっ!」
桜咲百聞:全身を貫かれて、空中で串刺しとなる
桜咲百聞:それでも……
桜咲百聞:どす、と手の中のクナイの一本を触手に突き立て
桜咲百聞:九頭龍を睨んでいる
桜咲百聞:「私は……なあ」
桜咲百聞:「八大天王に……戻るん……だ……」
桜咲百聞:「大橋たちと……同じ……ところ……に……」
桜咲百聞:「……戻……る……」
桜咲百聞:がっくりと、気を失う。
"アシュラ・スケバン"喪神春花:「雑魚の割には良い根性だ。そのまま抑えとけよ」
"アシュラ・スケバン"喪神春花:九頭龍の背後から拳を構える
"アシュラ・スケバン"喪神春花:「心配しなくても、お前らまとめて」
"アシュラ・スケバン"喪神春花:「本物の地獄に送ってやるぜ!」
"アシュラ・スケバン"喪神春花:桜咲ごと九頭龍を殴り潰そうと、その拳を振り抜き───
空木一姫:その拳は空を切る。
空木一姫:ただ静電気のように、僅かな刺激を拳に残して。
空木一姫:気を失った桜咲の体が、その背後でトサリと横たわる音がする。
空木一姫:「────」
空木一姫:穿たれた孔から血を零し、前髪を貼り付けたままゆらりと立つ。
空木一姫:身長を超える大太刀。体の一部を雷と化したまま、幽鬼のように青白い少女が、刀を持つ。
空木一姫:一度回転させるように腰だめに構え。
空木一姫: 
空木一姫:仁王に立つ少女を見る。共食いを繰り返す蛇を見る。
空木一姫:背筋に怖気が走る。
空木一姫:理解の及ばぬ大怪異。
空木一姫:───分からないものは、とても怖い。
空木一姫:ジャームとは、相互理解不可な生き物だと誰かが言った。
空木一姫:獣のように、己の欲を。
空木一姫:いちばん大切なものだけを残して切り捨てた、意志の亡霊だと誰かが言った。
空木一姫:誰かのために世界を侵すほど。
空木一姫:誰かのために70の年を費やすほど。
空木一姫:誰かのために、他の誰かを蔑ろに出来るものを。
空木一姫:私は恐れ、怖れている。
空木一姫:だから。
空木一姫:一刻も早く、コイツラを───
 : 
 :『そういう者たちをね』
 :『終わらせてあげるのが、私達のお役目なんだよ』
 : 
空木一姫:───誰だったか。
空木一姫:遠い昔。遠い遠い昔。
空木一姫:そんな事を言った人が、居た。
空木一姫:名前も顔も、声すらおぼろげに。
空木一姫:薄っすらと。他の人達が着物を着る中で、濃灰色のスーツに身を包んで。
空木一姫:穏やかに語った人が居た。
空木一姫:私達の刀は、怪しく異なる化生を討つためであり。
空木一姫:外れ迷った人達に、終わりを与えるためにあるのだと。
空木一姫:意志も何もなく、刀の望むままに振り回す『神童』という存在に。
空木一姫:害あるモノへの狩りではないのだと、教えた人。
空木一姫:それを聞いた『神童』は──
空木一姫: 
空木一姫:「────?」
空木一姫:回路がつながる。茫洋とした思考が形をなす。
空木一姫:穿たれた身体を繋げ、過去が今へと急速に戻る。
空木一姫:長い夢を見ていたようで。
空木一姫:100分割された1秒にも満たないような、短な夢。
空木一姫:「(────ええと、何でしたっけ)」
空木一姫:「(あぁ、そうでした)」
空木一姫: 
空木一姫:ちきん。
空木一姫:親指で柄押し出すように、刃を見せる。
空木一姫:───《ワーディング》
空木一姫:鞘の隙間からにじみ出る薄い闇が、既に張られた領域の中を侵蝕する。
空木一姫:はらり、はらり。
空木一姫:1枚、2枚。黄金色の花びらが場違いに舞い。吹雪となって渦を成し、形を変える。
空木一姫:仮初の闇。その中空に僅かに。薄く、丸く。欠けることのない電磁の月が現れる。
空木一姫: 
空木一姫:遥かな海に、夜が来る。
空木一姫: 
"アシュラ・スケバン"喪神春花:「へえ………」歓喜に目を見開く、口角が吊り上がる。
"アシュラ・スケバン"喪神春花:「いいぜ。続けよう」
"アシュラ・スケバン"喪神春花:「いつまでも……いつまでも」
"アシュラ・スケバン"喪神春花:「アタシたちの喧嘩をよォ!!!!!」
空木一姫:「────えぇ、アシュラ・スケバン様」
空木一姫:「続けたいのならば、残りたいのならば」
空木一姫:大太刀は静かに抜き放たれる。
空木一姫:無限の奥行きがあるようにも。
空木一姫:眼球を穿つほど手前にあるようにも。
空木一姫:どこまでも続くようで、目の前で途切れるような。
空木一姫:あらゆる感覚を狂わせる『無』を塗り固めた刀身が姿を晒す。
空木一姫:空木一姫の修める刀に型はない。本人がそれを必要としていなかった。
空木一姫:『夜刀守』。UGNの呼称する所、鬼切りの古太刀。かつてはその刀が、『眼の前の敵』の斬り方を教えていた。
空木一姫:刀に宿る意志。外れたものを狩るという目的意識。
空木一姫:かつて、箸も言葉も扱えない『神童』は、敵を斬るためだけに生きていた。
空木一姫:その記憶は、今の空木一姫には、夢としか思えない。
空木一姫:『神童』は既に遠くかつて。そこにあるのは一振りの鉄。
空木一姫:それでも。新たに身につけた技術はある。
空木一姫:「『上手く避けて』くださいね」
空木一姫:「『加減が効きません』」
空木一姫:朦朧とする意識で、緩やかに微笑む。
"アシュラ・スケバン"喪神春花:「抜かせ!!」
"アシュラ・スケバン"喪神春花:天が黄金に輝く。巨大な修羅の拳が、今まさに落とされようと───
空木一姫:その拳が。意志に反して宙を切る。
空木一姫:「ご存知でしょうか」
空木一姫:「私達の有する異能。身に宿すレネゲイドウィルスに対して、ある種の電磁波で干渉することが出来るのだとか」
空木一姫:静かに語る。誰にでもなく、自らに聞かせるような、穏やかな口調。
空木一姫:UGNにて実用化される、電磁波による抗レネゲイド技術。
空木一姫:振り抜かれた風圧で、黒髪がぶわりと広がる
空木一姫:───いや、それだけではない。
空木一姫:パチパチと弾けるほどの静電気を宿している。
空木一姫:「人一人分。その装備の出力で影響を与えうるならば」
空木一姫:「今この一瞬、それ以上を叩きつけることが出来るなら」
空木一姫: 
空木一姫:カッ
空木一姫: 
空木一姫:稲妻が走る。月──否、そうと見紛う大雷光が解け、黒の刀身へと落ちる。
空木一姫:無間の闇が黄金を纏い、一振りの黒金の三日月が地上に顕現する。
空木一姫:空木一姫の傷から垂れ流れる血が刀身を伝う。
空木一姫:───その血が呼応する。
空木一姫:九頭龍の雨に貫かれ、その身に吸収された空木一姫の血が、距離を超えてその出力すらを、奪う
空木一姫:黒の大太刀を、肩に担ぐ。
"アシュラ・スケバン"喪神春花:「──────!!」
"九頭龍":「■■■■■■──────!!」
空木一姫:「五光:虚技(ウツロギ)
空木一姫: 
空木一姫:ザンッ
空木一姫: 
空木一姫:「"剣客万雷"」
空木一姫:刀を振り抜いた。間合いのない、異次元の刃が通り過ぎる。
空木一姫:ピシリ、と。
空木一姫:一枚の画布を斬り離すように、世界が『ずれた』
空木一姫:レネゲイドを蚕食する刀の因子。月を模倣する空木一姫の暴走のような限界出力。
空木一姫:人一人には過分に、巨大な蛇すら飲み込むほどに。
空木一姫:それは薄闇の境界を伝い、地下を超えて。
空木一姫: 
空木一姫:神を語る蛇の『神性圏界(セカイ)』を、内側から食い破る。
"九頭龍":ほぼ同時に感じた感情。70年の闘争で一度も生まれることのなかったそれは
"九頭龍":───恐怖
空木一姫: 
空木一姫:「────《天羽々斬》(オロチノアラマサ)
空木一姫: 
空木一姫:不可視の一刀の起動をなぞり、割れ広がり。砕かれた世界のひび割れを可視化するように。
空木一姫:黒色の稲妻が、アシュラ・スケバンも九頭龍も巻き込んで、万本の枝となって荒れ狂う。
空木一姫:「70年、お疲れさまです。先輩方」
空木一姫:「夢見るままにお眠りください」
空木一姫:「夜は、静寝の時間です」
空木一姫:荒れ狂う刀を、鞘に収める。
"アシュラ・スケバン"喪神春花:「……………」稲妻に貫かれて感じた不気味な感触に、たまらず距離を取る
"アシュラ・スケバン"喪神春花:胸に手を当てる「("また"だ、一本、道ごと斬られた)」
"アシュラ・スケバン"喪神春花:ニヤ、と再び口角を歪める。そこにあるのは狂気や歓喜だけでなく
"アシュラ・スケバン"喪神春花:「は………やなこった」
"アシュラ・スケバン"喪神春花:「お楽しみはこれからだろうが!」更に闘気を漲らせる
"九頭龍":「■■■──────??????」
"九頭龍":一方、九頭龍が感じていたのは恐怖、そして焦燥
"九頭龍":世界を砕かんとする黒色の稲妻は、事実、たった今
"九頭龍":この"神"の司る世界に修復不可能な傷を遺していた
空木一姫:バチリ、と。励起したレネゲイドによって金に染まった瞳を、薄く細める。
空木一姫:手応えは十分。そもそも。
GM:地獄洞全体を覆っていた《ワーディング》の気配が休息に弱まっていく
GM:ピ シ ッ
空木一姫:──ジャームの作り出した領域にいるというのが、気に食わなかったのだ。
風吹リュー:「はっ────そういう事かよ」
GM:黄金の空の一角が、大きく罅割れる
GM:ピ シ …… ピ シ
GM:パ リ ン ッ
風吹リュー:きっと彼女の刀が切り裂くのは、"法則"そのものなのだ。『あれ』に──剣を届かすのが役目。
風吹リュー:「いいね。ルール無用だ」
風吹リュー:血の乾いた唇を舐める。
GM:割れ目から覗くのは、暗黒に浮かぶ白銀の光
GM:君たちの世界の、本物の月だ
GM:地獄の底への道は、正しくこの世に開かれた
GM:そこから一筋
GM:破れ目を裂いて、星が落ちる
"スペースサムライ・スケバン"柳生日那多:「ちょーーーーーーーーーーーっと待ったァーーーーーーーーーーッ!!!!」
"スペースサムライ・スケバン"柳生日那多:新たに地獄に落ちてきたのは、君たちと同じ制服に身を包み、空木さんによく似た漆黒の太刀を背負った少女
"スペースサムライ・スケバン"柳生日那多:それは地に落ちること無く、九頭龍の上空を浮遊している
"スペースサムライ・スケバン"柳生日那多:「ちょっと!みんな水臭いにも程があるでしょ!!」
"スペースサムライ・スケバン"柳生日那多:「宇宙生物相手の喧嘩って言ったらさあ!」
"スペースサムライ・スケバン"柳生日那多:「この"スペースサムライ・スケバン"を呼ばないなんてあり得なくない!?」
"スペースサムライ・スケバン"柳生日那多:阿修羅地獄堂女学院八大天王、"スペースサムライ・スケバン"柳生日那多
"スペースサムライ・スケバン"柳生日那多:無重力環境に特化した剣術、0G柳生を操るUGNチルドレンにして、柳生咲玖夜の双子の姉妹である
吼衣不屈:「柳生…顔を合わせるのは久々だな。」
大橋綺羅星:「かなたん!超久しぶり!」
"スペースサムライ・スケバン"柳生日那多:「よっ!ふーちゃん!すぴやん!久しぶり!」
琴城星羅:「あれ、咲玖夜ちゃん…!?なんでここに…?」雰囲気が違う。
"スペースサムライ・スケバン"柳生日那多:「ええ!?貴方は琴城センパイ!?なんでここに!?」
空木一姫:「あぁ──いいえ、琴城様。あのお方は、さっちゃんではなく。」
空木一姫:電磁出力の影響、静電気で髪の毛をふわりとうねりながら。
空木一姫:「"スペースサムライ・スケバン"───柳生日那多様です」
琴城星羅:「スペース…サムライ…!」
琴城星羅:「柳生…ってことは、咲玖夜ちゃんの姉妹?」「に、似てる…!」そしてかわいい。
"スペースサムライ・スケバン"柳生日那多:「おっす!いーちゃんもよく頑張ったね!」
空木一姫:「はい、ありがとうございます。柳生様」ペコリ、と柳生さんにお辞儀をして。
空木一姫:「お呼びだてするのが遅くなり、申し訳ありません」
空木一姫:「少々、玄関が強固だったもので」
"スペースサムライ・スケバン"柳生日那多:「最高の仕事だったよ!神性圏界が完全に解けるまで、後少し時間がかかるけど」
"スペースサムライ・スケバン"柳生日那多:「そしたら、UGNの増援も追いついてくるはず」
"スペースサムライ・スケバン"柳生日那多:「けど、それはあくまで保険で……」
"スペースサムライ・スケバン"柳生日那多:「ここまで来たんだから、決着はあたしらの手で付けたいでしょ?」
"スペースサムライ・スケバン"柳生日那多:「スケバンの喧嘩は、スケバンの手でってね」
風吹リュー:はあ、と溜息をつく。
風吹リュー:「水臭いだと? なぁ──にドッ────白々しいこと言ってやがんだ」
風吹リュー:「咲玖夜も一姫も、ああそうだよ。お前は何もかも上手くやったが、何もかも上手くやったということ以外全てが気に食わねえ」
風吹リュー:「出番、渡すつもりねーから」
"スペースサムライ・スケバン"柳生日那多:「リューちん……」
"スペースサムライ・スケバン"柳生日那多:「ちょっと変わった?」
風吹リュー:「同じだよ。周りが違うだけだ」
"スペースサムライ・スケバン"柳生日那多:「ほーん……まあいいや。うん、なら見せてみて」
"スペースサムライ・スケバン"柳生日那多:「こっからが頂点(てっぺん)だよ」

GM:《Eロイス:神性圏界》が解除されたことにより
GM:"九頭龍"の完全勝利条件が開示されます
GM:まず、"九頭龍"は《超人的弱点Ⅱ》により皆さんの攻撃を常に20点軽減しています。これまでの攻撃も実は軽減されてます。
風吹リュー:何ィ!?
大橋綺羅星:そうとは
GM:さらに、エネミーエフェクト《不死生命》により、このシーンで死亡しても次のシーンで復活できます。
GM:その復活の際
GM:《Eロイス:無限を継ぐもの》を使用し、"天髄"はNPCへ転移。地獄洞を出て逃走します。
GM:その対象は……

"九頭龍":「■■■■■──────」
"九頭龍":肉体の再構成と同時に、"九頭龍"……その核たる"天髄"は、もう一つの可能性を模索する
"九頭龍":即ち、生存の道。ここで万が一討たれたとしても、新たな宿主さえあれば───
"九頭龍":周りのスケバンたちでは難しいだろう。抵抗されている間に処理されかねない
"九頭龍":であれば……と、そこまで思考し
"九頭龍":瓦礫の横に寝かされた、最適な素体に目を留める
"九頭龍":意思の見えない瞳が、僅かに細められた

GM:EDで"九頭龍"が生存している場合、"ミネラウヴァ"に転移します。
GM:これを防ぐには、この場で"ミネラウヴァ"にとどめを刺すか
GM:"九頭龍"を《不死生命》を使用不可能な方法で倒すしかありません
GM:《不死生命》の無効化条件は
GM:《超人的弱点Ⅰ》の対象である、"聖剣"属性の攻撃で"九頭龍"のHPを0にすることです。

GM:大橋さんのターン!どうぞ!
大橋綺羅星:ではマイナーで《オプティカルレンズ》
大橋綺羅星:メジャー《コンセントレイト》《天からの眼》《カスタマイズ》《光の指先》《デトネイトチャージ》
大橋綺羅星:九頭龍に攻撃します
大橋綺羅星:八大天王エンブレム乗っけて
"九頭龍":来な!
大橋綺羅星:+12かな
空木一姫:ですね。
"九頭龍":そんなに……(戦慄)
大橋綺羅星:23dx7
DoubleCross : (23R10[7]) → 10[1,1,1,2,3,3,3,3,4,4,4,4,4,5,5,5,5,6,6,7,8,10,10]+10[5,5,8,9]+10[4,10]+10[7]+5[5] → 45

大橋綺羅星:《剣精の手》
GM:ヒィ…
大橋綺羅星:1dx7+50
DoubleCross : (1R10+50[7]) → 10[10]+4[4]+50 → 64

大橋綺羅星:+20忘れてた
GM:あばばば
大橋綺羅星:達成値84です
GM:ドッジ!
GM:9dx+24
DoubleCross : (9R10+24[10]) → 10[2,3,5,5,6,8,8,9,10]+7[7]+24 → 41

GM:命中です。ダメージをどうぞ
大橋綺羅星:9d10+7+7+16
DoubleCross : (9D10+7+7+16) → 50[9,7,9,3,1,5,5,9,2]+7+7+16 → 80

大橋綺羅星:もろもろ有効!
大橋綺羅星:侵蝕119→138
"九頭龍":ウギャー!20減らして60点通し!
"九頭龍":だがまだまだ生きてる!
大橋綺羅星:まあ及第点か!
大橋綺羅星:ではいきます
大橋綺羅星: 
大橋綺羅星:新たに飛来したスペースサムライスケバンを見る。
大橋綺羅星:その場に集結したスケバンたちを見る。
大橋綺羅星:そして、瓦礫の側に寝かせられた、自分に似た少女を見る
大橋綺羅星:……最初は、排除しなければならないと思った。
大橋綺羅星:でも、直接顔を合わせて
大橋綺羅星:あの子はきっと、昔の自分と同じで、『居場所』が欲しかっただけなんだと
大橋綺羅星:そう感じた。
大橋綺羅星:あの子の姿を借りて、アイツが言った言葉……
───"ミネラウヴァ"?:『余計な色を付けてくれたな。これではこの子はもう使えない』
大橋綺羅星:——きっと、自分がここにいるのは、みんなから色彩(いろ)をもらったから
大橋綺羅星:余計なんかじゃない、みんながわたしを『大橋綺羅星』にしてくれたんだ
大橋綺羅星:だから、わたしも、あの子に色をあげよう
大橋綺羅星:そのための場所を、守る。そのために
大橋綺羅星:「ごめんねセンパイ、ちょっと八つ当たりさせてもらうね」
大橋綺羅星: 
大橋綺羅星:光のスナイパーライフルを構える。
大橋綺羅星:「SS(スケバンスナイパー)殺法」
大橋綺羅星:「七色光矢焦天撃滅砲(レインボウフォトンバスターキャノン)!」
大橋綺羅星: 
大橋綺羅星:七色の光が夜空を焦がす。漆黒の空が、色彩(いろ)で満ちる。
大橋綺羅星:いつか、このヒカリを、あいつに叩きつけるために
大橋綺羅星:「みんなで帰ろう。阿修羅地獄堂女学院(わたしたちのがっこう)に!」
"九頭龍":「■■■■■─────────!!!」
"九頭龍":虹の光に貫かれ
"九頭龍":どろり、と
"九頭龍":胴体に並んだ無数の瞳が、黒い涙を流す
"九頭龍":「■■■■■─────────!!!」「■■■■■─────────!!!」
"九頭龍":藻掻くように、何かに抗うように
"九頭龍":焼け爛れた瞳が閉ざされる。
"九頭龍":『─────────』

GM:イニシアチブ9
"九頭龍":《加速する刻》
"九頭龍":リミテッドイモータル》《再生の王笏》《原初の青:戦闘本能》HP10+5d10回復 メインプロセス中ダイス減少効果無視
"九頭龍":10+5d10
DoubleCross : (10+5D10) → 10+43[8,9,9,7,10] → 53

"九頭龍":53点回復
"九頭龍":《アナザーセルフ》(アフターライフ+エンシェントキーパーで所得)使用。《原初の白:マシラのごとく》の使用回数回復
"九頭龍":メジャー《コンセントレイト:ウロボロス》《原初の赤:異形の祭典(果てなき円環)》《原初の赤:ブラッドスパイク》《原初の白:マシラのごとく》《原初の黒:プラズマカノン》《原初の虚:オーバードーズ》《原初の灰:冷たき抱擁》
"九頭龍":全員に攻撃し、与えたダメージ分を回復
風吹リュー:ナマ言ってすいませんでしたスペースサムライの姐さん!
空木一姫:柳生様!よろしくおねがいします!
"スペースサムライ・スケバン"柳生日那多:しゃあないの~~~っ!
空木一姫:NPCカード【"スペースサムライ・スケバン"柳生日那多】様を使用!判定を失敗に!
GM:OK!ではこの攻撃は失敗!
GM:ちょっとだけ演出します

"九頭龍":"九頭龍"の巨体が再び浮かび上がる
"九頭龍":無数の眼を閉ざしたまま、天高く飛翔し
"九頭龍":陥穽から覗く月を覆い隠す
風吹リュー:「…………チッ」舌打ちする。
風吹リュー:結局むざむざ、ヤツに頼る羽目になるのだ。
"九頭龍":中心にある肥大化した異形の頭と、そこから伸びる八本の龍の頭
"九頭龍":龍頭を八方に広げる、その付け根に
"九頭龍":深淵より世界を睥睨する、"九頭龍"の真の瞳がある。
"九頭龍":一瞬、瞳の中心が鈍く輝き
"九頭龍":瞬きの間に、その視界すべてを抉り取らんとした、その刹那───
"スペースサムライ・スケバン"柳生日那多:「───その起源を断つ」
"スペースサムライ・スケバン"柳生日那多:眼前に躍り出た少女の鞘から、漆黒の太刀が振り抜かれる
"スペースサムライ・スケバン"柳生日那多:それだけだ。魔の眼光とその太刀筋が交錯した一瞬
"スペースサムライ・スケバン"柳生日那多:あらゆる光が時空の狭間に吸い込まれ、消える
"九頭龍":深淵の瞳は、ついぞこの世界を目の当たりにすること無く
"九頭龍":再び、深い微睡みの中へと沈んでいった
"スペースサムライ・スケバン"柳生日那多:「0G柳生、第三の"G"」
"スペースサムライ・スケバン"柳生日那多:「『無源無創(0-Genesis)』」
空木一姫:その淀みない一刀に正しく、状況を忘れて見惚れ
"スペースサムライ・スケバン"柳生日那多:同時に、振り抜いた刀身が腐り落ちる。
"スペースサムライ・スケバン"柳生日那多:「やばっ!?この前より高いやつなのに!?」
"スペースサムライ・スケバン"柳生日那多:「ごめーん!今日のお仕事終わり!後たのんだ!」
空木一姫:「……はぇっ」続く言葉に目を丸くした。

GM:改めてイニシアチブ9、ここで
"アシュラ・スケバン"喪神春花:《異形の転身》エンゲージを離脱し8m後退
GM

【空木一姫】  
     │
     1m
     │
【風吹リュー】【吼衣不屈】【九頭龍】 — 8m — 【"アシュラ・スケバン"】【"初代ユーレイ・スケバン】
     │
     5m
     │
【大橋綺羅星】【琴城星羅】

GM:こうかな
GM:改めてイニシアチブ9、琴城さん!
琴城星羅:マイナーでコンボ「命の星」(赫き剣+破壊の血)。11点HP消費して攻撃力41の武器を作成。コストが6で125。
琴城星羅:メジャーでコンボ「さよならの星」(サンドシャード+コンセントレイト)。今作った「命の星」を切って、目標は九頭龍!コストは7で132!
琴城星羅:で、血塗られた伝説も使用してリアクション付加にします!
"九頭龍":ひええ……
"九頭龍":お星さまになっちゃう……
琴城星羅:では、判定を。
琴城星羅:18DX7+7+20
DoubleCross : (18R10+7+20[7]) → 10[2,4,4,4,5,5,5,6,6,6,7,8,8,9,9,10,10,10]+10[3,3,4,5,5,6,9,10]+10[1,10]+1[1]+27 → 58

"九頭龍":クソッ!ドッジさえできればワンチャン狙えるのに!
"九頭龍":ダメージください!
琴城星羅:6D10+44+41
DoubleCross : (6D10+44+41) → 20[3,1,5,3,7,1]+44+41 → 105

"九頭龍":めっちゃ痛い!
"九頭龍":折角回復したのにもうヤバい!とは言ってもまだギリギリ3桁!
"九頭龍":ここでもう一度回復さえできれば……へへへ

琴城星羅:満身創痍の傷口が、赤黒く輝く。
琴城星羅:「リューちゃん」「リューちゃんのスケボーは、荒れた地面のほうが得意なんだよね」
風吹リュー:こくり、頷く「頼む」
琴城星羅:笑う。「任せて」「なんたって、私は”荒れた地面”から出てきたからね」
琴城星羅:どくん、と全身が脈動する。
琴城星羅:一瞬の間を置いて、傷口からマグマのごとき大量の構造体が九頭龍めがけて噴出する。
琴城星羅:波のごとく押し寄せては打ち付け、九頭龍の肉体の外側を同化・硬化させていく!
"アシュラ・スケバン"喪神春花:「よっ、と!」後方に大きく跳躍し、マグマから距離を取る
"九頭龍":「■■■■──────!!」
"九頭龍":空中に浮かんだまま磔にされる
"九頭龍":首を動かし逃れようとするが、砕いた端から次の構造体に絡め取られ身動きが取れない
琴城星羅:体内の構造体をあらかた吐き出し、肉体のあちこちに皹が入る。
琴城星羅:残ったのは、九頭龍へと向けての巨大なコンクリートのバンク。
琴城星羅:「えへへ、こんなもんでどうかな」
風吹リュー:──全身の裂傷から行う攻撃など、尋常の苦痛ではないだろうに。
風吹リュー:「道が出来た」
風吹リュー:「サンキュな、星羅」肩を叩いて、次の瞬間には異次元の体重移動、一瞬で加速する。
琴城星羅:「リューちゃんのトリック、特等席で見せてもらうね」
琴城星羅:そのまま、軽い音とともに倒れ込む。
風吹リュー:見渡せば、どいつもこいつも。
風吹リュー:「また一つ」ぼそりと、誰に聞かれるともなくその言葉が風に溶ける。
風吹リュー:イニシアチブで防具破棄。行動値9に。
風吹リュー:目の前にいる。
風吹リュー:戦時から今の今まで途方もない戦いを繰り広げた、始祖の。
風吹リュー:────『スケバンって、何なんだよ』
風吹リュー:そう聞いた。
風吹リュー:……多くを失った彼女たちが、ただ一つ奪わせなかったものがその旗印だというのなら。
風吹リュー: 
風吹リュー:トリガーがメタルがジョーカーがライダーが。熊やら襤褸をひっかぶった謎生物やらが。
風吹リュー:戸隠すみかが。
風吹リュー:デュカが。百聞が。星羅が。日那多が一姫が深々子がスピカが不屈が。
風吹リュー:あるいは阿修羅地獄堂女学院が。
風吹リュー:それを奪わせぬためにひとつになっているというのなら。
風吹リュー:「(オレもそうすべきだ。違う。だが違わない。そうしたい。そう──させろ)」
風吹リュー: 
風吹リュー:風吹リューの能力は身体制御の一系統、卓越したバランス感覚の保持。
風吹リュー:九頭龍のもとへと駆けあがる。スケボーに、清浄なものの気配が充溢していくのに合わせ、九頭龍のそれぞれの頭部がこちらを見る。
風吹リュー:──それは複数の長濤(うねり)から自らの背を押す流れを選び取れるということだ。
風吹リュー:あらゆる方角から自分を支配しようと力が迫るなら、その時こそ"スケボー・スケバン"は真に自由になる────はずだ。
風吹リュー: 
"九頭龍":出鱈目に触手を振るう。破壊の旋風が空を抉る
風吹リュー:破壊の力が振るわれる。9つ、あるいはそれ以上の軌道が空へと刻まれる。
風吹リュー:無数の風からひとつを手に出来るのなら。
風吹リュー:望み作り上げた虚像と一致する世界の要請に身を任せることが出来るのなら。はりぼての見栄に恐怖と躊躇と感傷ばかり詰まったこの身が吹けば飛ぶ程軽い。
風吹リュー:だから。
風吹リュー:だから届くのだ。そのための翼を手にしている。
風吹リュー:風が荒れ狂うほどにその能力を先鋭化させていく、求める結果がどれほどの高みにあろうとも。高みに在ればあるほどに。
 ???: 『貴方(きほう)は強くはない』
風吹リュー:────────声が。
 ???: 『それに愚かだ。しかし難題へと自らを駆り立てる術を知っている』
風吹リュー:頭の中に響いた。初めて聞く気のしない声。
 ???: 『それこそが(おれ)の主たる資質だ』
風吹リュー:驚きはなかった。今だろうと思っていたから。
風吹リュー:「覚悟良いか」
風吹リュー:短く"彼"に問うた。
 ???: 『愚問』
 ???: 短い応答が合図。
風吹リュー:マイナー。『聖剣再鍛』ストライクモービルを起動。このメインプロセス中のC値下限を2に変更するとともにC値-2
風吹リュー:阿修女の旧倉庫室に埃をかぶって眠っていた、それを見た時、なぜだか運命だと思った。
 ???: 風が乱れる。鋳潰され打ち直された偽りの聖戴剣。ワイルドハント、嵐を呼ぶもの。
 ???: リチャード獅子心王が戦場にて振るった、その銘は偽戴エスカリブール。
風吹リュー:────否。
 ???: 『スキャバーより来たるスケボー。あるいは阿修羅(アスラ)より遺された獅子(アスラン)の刃。(おれ)が』
風吹リュー:くだらない掛詞(あいことば)、巳崎分家の呪法より風吹──竜巻フウカの用立てた類感符号だ。旧き魔術の品であるこの刃を彼女たちの結末へと引き合わせるための!!
 ???: 『この己こそ阿修羅地獄堂女学院スケバン八大天王の剣よ! さあ呼べ、貴方(きほう)の名のもとに!』
風吹リュー:不敵に笑う。
風吹リュー:「それでこそだぜ」
風吹リュー:そうするほかない。
風吹リュー:風を読むもの風を掴むもの。以て風乗り、スケボー・スケバン。二つの力が噛み合わさって車輪が回れば、きっと神すら出し抜いてみせる。
風吹リュー:そう信じるしかない。
風吹リュー:「聞け、巳崎みづめ!」
風吹リュー:駆り立てる力が、オレの望むオレへと背中を押す。嵐と雷を纏い雲の如く駆ける!
風吹リュー:「オレは阿修羅地獄堂女学院スケバン八大天王、風吹リュー!!」
風吹リュー:大見栄を切る。九頭龍の首を──翻りながら飛びながら旋回しながら、決して後退はない。駆けあがってゆく。
風吹リュー:「トリは貰うぜぼんくらども! オレと、アセンション太郎が! 決着をつけてやらぁ!」
アセンション太郎: 『応! 己が名はアセンション太郎。嵐の鋼、猛きリシャールと戦場を駆け、フウカと響子より友の結末を託され──今は貴方(きほう)の乗機なるモノ。故にこの力、今こそ存分に振るえ!』
風吹リュー:"オロチ"の無秩序と暴力こそがリューを加速させる燃料だ。激しい接触と制動と加速の中で体中の骨が軋みを上げ、肉が裂け血が噴き出す。
風吹リュー:──研がれた刃が薄くなるように、だが速度だけが緩まない。
風吹リュー:共食いに諸共に、八方からそれぞれの首が襲い来るのをスローモーションを眺めるように見ていた。
"九頭龍":清涼な風が、焼け爛れた千の瞳を撫でる
"九頭龍":ぼやけ、歪んだ視界。もはや正しく世界を写すことはない狂気の中で
"九頭龍":懐かしい、風の輪郭を見た
"九頭龍":「■ゥ……■ゃ■─────────」
風吹リュー:空が割れる。爆縮するように砕け、その隙間からいくつもの風の帯があふれ出す。その場にいたもの誰も生存を許されぬような。
風吹リュー:否、既にそこには居ない。
風吹リュー:逆進姿勢にて跳躍。背面方向に回転しながら前方に出した足に絡めた方向へも同時に回転をかけ、背後から通した腕でボードを掴み慣性のままに振り下ろす!
風吹リュー:全てをひと呼吸に終える超難易度トリック。キャバレリアルの変種。その名は──────。
風吹リュー: 
風吹リュー:▼コンボ/カミカゼ
風吹リュー:《フェイキー》+《オーリー》+《サブロク》+《ブラインドサイド》+《フロントインポッシブル》+《バックサイドグラブ》相当の《コンセントレイト:ノイマン》+《スキルフォーカス:運転》
風吹リュー:対象は"九頭龍"
"九頭龍":受けて立つ
風吹リュー:"アシュラ・スケバン" 喪神春花へのロイスをタイタスに変更。昇華。C値-1
風吹リュー:判定前にイリーガルクリスタルを使用。さらにC値-2。
風吹リュー:21dx2+29
DoubleCross : (21R10+29[2]) → 10[1,1,1,1,2,2,3,4,4,4,6,6,6,6,6,8,9,9,10,10,10]+10[1,1,2,2,2,2,3,5,6,7,8,8,8,8,9,9,10]+10[1,1,1,2,3,3,4,4,5,6,6,7,8,9,9]+10[1,1,1,1,2,4,7,8,8,9,9,9]+10[3,3,5,7,8,8,9,10]+10[1,2,3,4,6,8,8,9]+10[1,1,5,7,8,9,10]+10[1,3,5,10,10]+10[5,5,8,8]+10[1,1,5,7]+10[4,7]+10[4,7]+10[6,8]+10[2,4]+10[1,6]+10[6]+10[8]+10[3]+10[3]+10[5]+10[3]+1[1]+29 → 240

空木一姫:サムライナビ。判定を10に
空木一姫:空木一姫の侵蝕率を+3した(侵蝕率:132->135)
風吹リュー:受け取った!
風吹リュー:1dx2+249
DoubleCross : (1R10+249[2]) → 10[5]+10[9]+1[1]+249 → 270

風吹リュー:リアクションは!
"九頭龍":ドッジ!
"九頭龍":9dx+24
DoubleCross : (9R10+24[10]) → 10[2,2,3,6,6,7,9,10,10]+7[6,7]+24 → 41

GM:命中です。ダメージをどうぞ!
GM:聖剣の効果を使用したことで
GM:超人的弱点Ⅰが適用。攻撃力更に+20となります
風吹リュー:では命中! [フォールンサラマンダー]と《フェイタルヒット》をそれぞれ宣言 ダメージ+6D
風吹リュー:28d10+1d10+15+2d10+4d10+20
DoubleCross : (28D10+1D10+15+2D10+4D10) → 147[3,5,2,8,7,2,9,6,6,10,2,4,4,6,7,5,6,7,10,5,5,1,10,3,4,3,3,4]+2[2]+15+3[1,2]+21[10,1,3,7]+20 → 208

風吹リュー:風吹リューの侵蝕率を+9した(侵蝕率:120->129)
GM:これが聖剣……
"九頭龍":残りHPは121
"九頭龍":戦闘不能、復活もなし。
"九頭龍":《不死生命》も解除され、完全に死亡します。
GM: 
風吹リュー:大気の攪拌、"オロチ"の猛攻を抜け、最高高度を取るための道を傍目からは奇跡としか見えぬように抜け。
風吹リュー頂上(テッペン)へ。一番高い場所よりも、ほんのわずかに高く。
アセンション太郎: 『蛇。豊穣と戦争、あるいは冬と冥府、そして脱皮を繰り返す不死の象徴』
風吹リュー:──辿り着く。
アセンション太郎: 『一撃だ』
風吹リュー:「──かって、らぁっ!」
風吹リュー:ボードより迸った閃光が無限遠へ延びる剣を形成し、振るわれるままの白が残像を引き神の版図を分割する。一際大きなつむじ風と共に響いた雷轟は、神より賜(たま)れる剣の本来成すところである蛇神征伐に捧ぐ歓喜の哄笑のよう。
風吹リュー:ほんの瞬きの一瞬。
風吹リュー:鋼は聖剣であり、少女は最強のスケバンであったのだ。きっと他の何より真実に。
風吹リュー:その一瞬で不死性を絶ち、完遂せねばならなかった。
風吹リュー:複雑怪奇に捻じ曲げられた烈風は神そのものを動かすに足りずとも。
風吹リュー:そのひかりの剣を振るう者を捕らえ、剣閃の軌道を変える。
風吹リュー:ほんの。瞬きの一瞬だ。
風吹リュー:その刹那が天空にオーロラを刻み、核を焼きながら九つの首を同時に落とす!
"九頭龍":その一瞬を、いつまでも覚えている。
"九頭龍":真一文字に、すべての首を両断されて
"九頭龍":その核、不気味に脈打つ"天髄"すらも
"九頭龍":虹色の光に包まれ、蒸発していく
"九頭龍":すべての肉が削げ落ち、中心の奇怪な水晶体が砕ける、その瞬間
"九頭龍":「■■■■────────────!!!!」
"九頭龍":耳障りな断末魔とともに、"九頭龍"の腐肉が中心へと圧縮され
"九頭龍":ゴ
"九頭龍":   オ
"九頭龍":      オ
"九頭龍":        ン……
"九頭龍":核ごとそのすべてを焼き尽くしながら、異形の神は跡形もなく爆散した。
風吹リュー:────そして、そのひとときは過ぎた。
風吹リュー:「────なら」
風吹リュー:墜落の最中、目を閉じてぽつりと呟く。
風吹リュー:「ここから先は」
風吹リュー:最強でもスケバンでもなんでもなくとも。
風吹リュー:オレの筋書きだよな
"アシュラ・スケバン"喪神春花:「──────」その一瞬を、いつまでも覚えている
"アシュラ・スケバン"喪神春花:「……おやすみ」いつか見た虹の光を見送りながら、
"アシュラ・スケバン"喪神春花:舞い降りる少女に向かい合う
風吹リュー:小さな祈りを捧げる。壮絶な彼女たちの闘争の結末と。
風吹リュー:──オレが出会った、あいつのこれからに。
風吹リュー:砕け行く星羅の構造体を頼りにしてスロープ代わりに落下を走行速へと変えていく。
風吹リュー:肉体はとうに限界を迎えている。神経が冴え切っているのに、痛みにだけは呆れるほど鈍感で。
風吹リュー:「喪神、春花──────!」
風吹リュー:少し掠れた声で、叫ぶ。
GM:見上げて、小さく呟く
"アシュラ・スケバン"喪神春花:見上げて、小さく呟く
"アシュラ・スケバン"喪神春花:「風吹、リュー」
風吹リュー:トップスピードで、彼女のもとへ突っ込む。
"アシュラ・スケバン"喪神春花:拳を構える。
"アシュラ・スケバン"喪神春花:左の三腕で突進をいなし、右の三腕の連打で迎え撃つ。
"アシュラ・スケバン"喪神春花:蜘蛛足が変じた修羅の腕のリーチは、空中を滑走する得物を容易く叩き落とせる、しかし
風吹リュー:ただ蹂躙されるかに見えた身体がひらりと紙一重でその腕を躱す。鼓動がうるさい。
風吹リュー:大気を荒らす拳圧を遺産の力で増大させながら逆用するとともに蜘蛛の足に組みつき、自分が大きく弾き飛ばされるようにしながら────
風吹リュー:片輪走行で斜め倒しにしていたスケボーでフローター、両足で挟み込むようにして回転させ梃子のごとく投げ飛ばす。
風吹リュー: 
風吹リュー:……きっと。
風吹リュー:完全な形で終わらせてやるべきだ。"始祖のスケバン"を。すべての喪神春花を内包した彼女のままで。
風吹リュー:それが自らを修羅と変じながら戦い続けた彼女への弔いで、スケバンの流儀で、オレのなりたいオレのすることで。
風吹リュー:でも。
風吹リュー:でも。ここで消え去る結末が美しいのだとしても。もうおしまいだ。自分の中のぐずぐずしたものが一斉に湧き出して、その正しさに身を任せることを良しとしない。
風吹リュー:何より、消える時は一緒だと言われたのだ。
風吹リュー:勝って生還すると応えた。それは一面には、お前を連れてゆくという事だ。
風吹リュー:良い筈だ。
風吹リュー:自らを動かす要請に、ふたりの間にある言葉を信じても良い筈だ。
風吹リュー:今だけ、自分の心のままに振る舞いたいと思った。だから。
風吹リュー:「信じろ」
風吹リュー:──語り掛ける、自分に、あるいは彼女に。
風吹リュー:「オレと来い」
風吹リュー:──彼女の中の彼女に。どう呼べばそうと気付いて貰えるかなど悩むまでもない。
風吹リュー:「──はる!」
風吹リュー:──互いに吹き飛びながら、だがぎりぎりまでその腕に触れていた。掴んだ手の中に何かが残るのを期待しているみたいに。
風吹リュー:生まれてからいちばんの臆病と勇気が、心臓に宿ってどくどくと叫んでいる。
風吹リュー:ロイス変更 "初代ユーレイ・スケバン"喪神春花 親愛○/執着
風吹リュー:Sロイスに指定します。
"アシュラ・スケバン"喪神春花:「──────ッ!!」
"アシュラ・スケバン"喪神春花:その呼びかけに、一瞬表情が変わる。しかし
"アシュラ・スケバン"喪神春花:「………うるせぇ。黙ってろ……アタシ」
風吹リュー:不服を意味する技(トリック)。
風吹リュー:「ノーコンポライ」
"アシュラ・スケバン"喪神春花:「アタシは、続けなくちゃいけない」
風吹リュー:"アシュラ・スケバン"によって、降り注いだ瓦礫の何もかも津波のように砕かれ、均された一画。
風吹リュー:なるほどマカハドマ7層のあの柱はこうして折れ、あの地面はこうして形作られたのだろうと理解する。スケボーから落下し、砂に頬を削られながら転がる。
風吹リュー:「────別名」
風吹リュー:「『ストロベリーミルクシェイク』っつーんだ。由来は知らねーけど」
風吹リュー:「そういうのとかさ。ユーレイっつってもレネゲイドビーイングなんだろ? タライも落としてたし」
風吹リュー:「決着がついたら」
風吹リュー:「飲み食いしたり遊んだりさ、一緒に」
風吹リュー:そこまでを口にして。
風吹リュー:「(あ────まだ)」
風吹リュー:電池が切れたとばかり。
風吹リュー:停止する。
"アシュラ・スケバン"喪神春花:「闘って、闘って、闘って、闘い続けて」
"アシュラ・スケバン"喪神春花:「それで──────」
"アシュラ・スケバン"喪神春花:何を、守るのだったろうか
"アシュラ・スケバン"喪神春花:「風吹リュー」
"アシュラ・スケバン"喪神春花:「アタシはそんな物いらない。興味もない」
"アシュラ・スケバン"喪神春花:「だから、ここにいろよ」
"アシュラ・スケバン"喪神春花:徐々に、瞳の焦点が合わなくなっていく
吼衣不屈:「…………それを、」アシュラ・スケバンの眼を見る。
吼衣不屈:「それを言ってしまう人間の傍に、彼女は行かない。」
吼衣不屈:風吹を守るように、前に立つ。
"アシュラ・スケバン"喪神春花:「あ……?」

GM:イニシアチブ5 吼衣さん
GM:行動はありますか?
吼衣不屈:マイナー放棄。メジャーでアシュラ・スケバンに話しかけます。
GM:OK!
GM: 
吼衣不屈:「彼女は──」
吼衣不屈:「強く吹く風だ。風を捉えたり、留まらせることは出来ない。」
吼衣不屈:「回る車輪だ。常に前へと進む。すれ違った人とまた輪を作る。」
"アシュラ・スケバン"喪神春花:「…………」
吼衣不屈:「そして、あどけない少女だ。」
吼衣不屈:「どこかに閉じ込めておくなんて、酷な話じゃないか。」
吼衣不屈:「………本当に、酷だ。」
吼衣不屈:「そう思わないか……”アシュラ・スケバン”。」
"アシュラ・スケバン"喪神春花:手のひらを見る。一瞬、その指先が薄っすらと透けて見えた
"アシュラ・スケバン"喪神春花:「知──────」知るか、と言おうとして
"アシュラ・スケバン"喪神春花:「──────」その輪郭が、その影が、白く明滅する
吼衣不屈:「そう思わないか、喪神春花!」
吼衣不屈:白い影に手を伸ばす。
"アシュラ・スケバン"喪神春花:「知ってます……よ」
"アシュラ・スケバン"喪神春花:「だって、私だって……」
"初代ユーレイ・スケバン"喪神春花:「ほんの少しだけ、あの子の車輪……だったんですから」
"初代ユーレイ・スケバン"喪神春花:ほんの刹那、主導権を奪ったそれは寂しげに微笑んで
"初代ユーレイ・スケバン"喪神春花:「だから」
"アシュラ・スケバン"喪神春花:ぱし、とその手を払いのける
"アシュラ・スケバン"喪神春花:「だから、その手は、あの子に差し伸べてください。だとよ」
"アシュラ・スケバン"喪神春花:「もちろん。アタシはそんなつもりないけどな」
"アシュラ・スケバン"喪神春花:「それとも騎士サマ、アンタが付き合ってくれんのか?」
"アシュラ・スケバン"喪神春花:好戦的な表情に戻り、六本の腕の一つで手招きする
"アシュラ・スケバン"喪神春花:「なんだ、来ねえのか……なら」
"アシュラ・スケバン"喪神春花:「こっちから行く、ぜ!!」
"アシュラ・スケバン"喪神春花:大きく拳を振りかぶり、吼衣さんの顔面めがけて振り抜く
吼衣不屈:「ああ──どれも、嫌だね!!」
吼衣不屈:額で拳を受ける!
"アシュラ・スケバン"喪神春花:ビリビリと衝撃が空気を震わせ
吼衣不屈:肌が切れて、夥しい血が流れ出る。が、アシュラ・スケバンからは目を離さない。
吼衣不屈:「私は私を含めて、誰の命も諦めない!」
吼衣不屈:「それが騎士で!それがスケバンで!」
吼衣不屈:「それが吼衣不屈だ!!」
"アシュラ・スケバン"喪神春花:拳と額は、お互いに退くこと無く打ち合わされるが
"アシュラ・スケバン"喪神春花:ピシ、と
"アシュラ・スケバン"喪神春花:修羅の拳が罅割れる。
"アシュラ・スケバン"喪神春花:「……………ッ」
"アシュラ・スケバン"喪神春花:たまらず。一歩退き
"アシュラ・スケバン"喪神春花:「それでも」
"アシュラ・スケバン"喪神春花:「それでも、私は──────」

GM:クリンナップ。データ上は一旦融合解除
GM:エグザイル、エンジェルハイロウに属するエフェクト効果も一時解除されます。
GM:他はないと思うので次のラウンドに進みます。


GM:第3ラウンド。セットアップから!
大橋綺羅星:《光の銃》。 侵蝕138→140
"初代ユーレイ・スケバン"喪神春花:《融合》アシュラ・スケバンと一体化
"アシュラ・スケバン"喪神春花:《ヒュドラの怒り》暴走し《野蛮なる本能》発動 攻撃力+14 更にラウンド中、メジャー判定ダイス+3、メジャー攻撃力+18
空木一姫:セットアップ無し
琴城星羅:セットアップなし!
吼衣不屈:なし
風吹リュー:なし


GM:イニシアチブ15 大橋さんの手番です
大橋綺羅星:マイナーなし。メジャーで《コンセントレイト》《天からの眼》《カスタマイズ》
大橋綺羅星:30dx7+20
DoubleCross : (30R10+20[7]) → 10[1,1,1,1,1,2,2,2,2,2,3,3,4,4,4,5,5,5,6,6,7,7,8,9,9,9,10,10,10,10]+10[1,2,4,4,5,6,6,7,9,9]+10[3,8,9]+10[8,10]+10[2,7]+3[3]+20 → 73

"アシュラ・スケバン"喪神春花:暴走リア不。ダメージどうぞ
大橋綺羅星:8d10+8
DoubleCross : (8D10+8) → 46[7,7,5,9,4,8,5,1]+8 → 54

"アシュラ・スケバン"喪神春花:そのダメージは……
"アシュラ・スケバン"喪神春花:そのまま向けたら死ぬ!なので
"初代ユーレイ・スケバン"喪神春花:オートで《融合》を解除
"アシュラ・スケバン"喪神春花:初代ユーレイ・スケバンと分離したことで、《不死英雄:感覚》が復活
"アシュラ・スケバン"喪神春花:射撃攻撃のダメージを無効にします
大橋綺羅星:はい。
"アシュラ・スケバン"喪神春花:依然、HP1で生存!
大橋綺羅星:侵蝕140→146
大橋綺羅星: 
大橋綺羅星:「……」新たに銃を生成する。
大橋綺羅星:アシュラ・スケバンに狙いを定める。
大橋綺羅星:——このまま、撃ってもいいのか?
大橋綺羅星:その考えが胸によぎる。
"アシュラ・スケバン"喪神春花:「……………」標的は沈黙したままだ
大橋綺羅星:そもそも撃っても当たるのか?
"アシュラ・スケバン"喪神春花:焦燥、悔悟、悲哀、諦観、それらの感情が
大橋綺羅星:様々な想いが浮かぶが
"アシュラ・スケバン"喪神春花:徐々に、純粋な闘争本能に塗りつぶされていくのがわかる
大橋綺羅星:「……止めるっていうのが、約束だもんね」
大橋綺羅星:「あとは任せたよ、センパイ」
大橋綺羅星:引き金を引く。その瞬間は無心
"アシュラ・スケバン"喪神春花:獰猛に見開かれた目が、その銃口を視認する。その時には
大橋綺羅星:光の弾丸が、アシュラスケバンに向かって放たれた
"アシュラ・スケバン"喪神春花:既に、遅い
"アシュラ・スケバン"喪神春花:「─────────あ」
"アシュラ・スケバン"喪神春花:文字通り、光が通り過ぎる刹那の間に
"アシュラ・スケバン"喪神春花:思考が、引き伸ばされる
"アシュラ・スケバン"喪神春花:ここで終わるわけには行かない
"アシュラ・スケバン"喪神春花:私は、闘わなければ。
"アシュラ・スケバン"喪神春花:倒れてはいけない。死んではいけない。
"アシュラ・スケバン"喪神春花:闘って、闘って、闘って、闘い抜いて
"アシュラ・スケバン"喪神春花:その先に─────────
 :「決着がついたら」
 :「飲み食いしたり遊んだりさ、一緒に」
"アシュラ・スケバン"喪神春花:「─────────」ああ、そうだ
"アシュラ・スケバン"喪神春花:それは、私にはふさわしくない。だから
"アシュラ・スケバン"喪神春花:そんな私とは、ここで、さようなら、だ。
"アシュラ・スケバン"喪神春花:「………ッ!!」
"初代ユーレイ・スケバン"喪神春花:「え……なっ……!?」
"アシュラ・スケバン"喪神春花:瞬時に、同化していた"ユーレイ・スケバン"をはじき出す
"アシュラ・スケバン"喪神春花:絶たれていた"鉱床"とのパイプライン。もはやかつてとは比べ物にならないほど細くなったそれに、熱が戻り
"アシュラ・スケバン"喪神春花:キ ン ッ
"アシュラ・スケバン"喪神春花:放たれた闘気が、弾丸を弾く
大橋綺羅星:「(外れた!けど……)」
大橋綺羅星:「狙い通り、かな?」
"アシュラ・スケバン"喪神春花:「邪魔だ……アタシ」
"アシュラ・スケバン"喪神春花:「アタシは、戦わなきゃ。一秒でも……長く……」
"アシュラ・スケバン"喪神春花:「そうだろ……フウ……みづ……キョウ……」
"アシュラ・スケバン"喪神春花:「リュー……」
"アシュラ・スケバン"喪神春花:虚ろな瞳で、しかし力強く前に踏み出す
"初代ユーレイ・スケバン"喪神春花:「………け」
"初代ユーレイ・スケバン"喪神春花:「計算通ーーーーーりです!!!皆さん!この時を待ってましたよ———!!!!」
"初代ユーレイ・スケバン"喪神春花:冷や汗をかきながら君たちへ叫ぶ
大橋綺羅星:「……マ?」
"初代ユーレイ・スケバン"喪神春花:「いまその私の"鉱床"とのリンクは限界までか細くなっています!」
"初代ユーレイ・スケバン"喪神春花:「そのなけなしの一滴もさっき弾丸を弾いたのでほぼ空!」
"初代ユーレイ・スケバン"喪神春花:「おまけに生存本能に支配されて視野狭窄!私を放り出して素の出力はダウン!またとない好機です!!」
"初代ユーレイ・スケバン"喪神春花:「後一撃です!後一撃、全力の私に一発浴びせれば」
"初代ユーレイ・スケバン"喪神春花:「勝てますよーーこれ!!さあ、誰でもいいからドカンとやっちゃってくださーーーい!!!」
GM: 
GM:イニシアチブ10 ユーレイは融合で行動済み
GM:イニシアチブ9 琴城さんか 風吹さんです
琴城星羅:では。
琴城星羅:マイナー。戦闘移動でアシュラ・スケバンに接敵。

【空木一姫】  
     │
     1m
     │
【風吹リュー】【吼衣不屈】 — 8m — 【琴城星羅】【"アシュラ・スケバン"】【"初代ユーレイ・スケバン】
     │
     5m
     │
【大橋綺羅星】

琴城星羅:メジャー。アシュラ・スケバンに、素手で通常攻撃。
琴城星羅:17DX+20+6
DoubleCross : (17R10+20+6[10]) → 10[1,2,2,2,2,3,3,6,7,7,7,7,7,7,9,10,10]+2[1,2]+26 → 38

GM
"アシュラ・スケバン"喪神春花:暴走リア不
"アシュラ・スケバン"喪神春花:だったのは、さっきまでの話であり
"アシュラ・スケバン"喪神春花:実は、《融合》が解除されたため
"アシュラ・スケバン"喪神春花:《ヒュドラの怒り》が解除され、それに付随する効果も消えています
"アシュラ・スケバン"喪神春花:なので
"アシュラ・スケバン"喪神春花:《復讐の刃》
"アシュラ・スケバン"喪神春花:これが最後の喧嘩だ。琴城星羅。
"アシュラ・スケバン"喪神春花:27dx7+6
DoubleCross : (27R10+6[7]) → 10[1,1,2,3,3,3,3,3,4,4,4,5,5,5,5,6,6,6,6,6,7,7,7,8,8,9,10]+10[1,4,5,6,7,8,8]+6[2,3,6]+6 → 32

琴城星羅:こいっ!
"アシュラ・スケバン"喪神春花:4d10+24+5d10
DoubleCross : (4D10+24+5D10) → 12[2,6,1,3]+24+26[4,10,2,1,9] → 62

琴城星羅:HP-61!
琴城星羅:倒れるつもりでいます。
琴城星羅:4D10+44-5
DoubleCross : (4D10+44-5) → 28[6,6,10,6]+44-5 → 67

"アシュラ・スケバン"喪神春花:残りHPは1
"アシュラ・スケバン"喪神春花:戦闘不能。復活もありません
GM:みなさんの勝利です

空木一姫:「………!」
空木一姫:声を聞くより、思うより先に、駆けた。
空木一姫:喪神様の融合の解除。アシュラ・スケバンの鉱床への繋がりの復活。
空木一姫:今は空としても、時間と共に無尽蔵に汲み上がるのならば。
空木一姫:「(それを…!)」
空木一姫:既に2度。繋がりを断った。
空木一姫:あと1度。後一撃さえ入れることが出来れば──。
空木一姫:「(いえ、やるの、です……!)」
空木一姫:生身のまま、距離を詰めて。刀身を低く構えた刀。脇下から肩へと逆袈裟に──
"アシュラ・スケバン"喪神春花:「───邪、魔」
"アシュラ・スケバン"喪神春花:理性がなくとも、その戦闘経験は常に蓄積され、アシュラ・スケバンの体を動かす
"アシュラ・スケバン"喪神春花:稲妻が瞬くより早く、その"起り"を先んじて叩く
"アシュラ・スケバン"喪神春花:一本の腕が刀の柄を掴んで抜刀を妨げ、残る五本が
"アシュラ・スケバン"喪神春花:拳が唸る。空木一姫の頭蓋を、今まさに粉々に砕こうと───
空木一姫:「───ぁ、っひ」
空木一姫: 
空木一姫:粘りつくように引き伸ばされた一瞬に、死を覚悟した
琴城星羅:がっ。
琴城星羅:「待ってよ」その拳を、掌で受け止める。
"アシュラ・スケバン"喪神春花:「……っ!」
"アシュラ・スケバン"喪神春花:───動かない。
"アシュラ・スケバン"喪神春花:拳を押し込もうにも引こうにも
"アシュラ・スケバン"喪神春花:巨大な壁に埋め込まれたように、身動き一つ取れない
琴城星羅:満身創痍のまま、獰猛に笑う少女の姿。
琴城星羅:「私は、その子と一緒に帰らなきゃいけないから」「代わりに、私とやろうよ」
空木一姫:「──────あ」
空木一姫:死に塗りつぶされた一瞬を押し止める、その背中を見る。
空木一姫:「琴城、様……!」
琴城星羅:「えへへ。ちょっとくらい、私にもカッコつけさせて」
空木一姫:「……………えぇ」「騎士様、ですものね」
空木一姫:目元から一滴、透明な雫を零して。
空木一姫:「……頑張って。琴城様」
"アシュラ・スケバン"喪神春花:「いい……な、それ」憔悴した顔でニヤリと笑う
"アシュラ・スケバン"喪神春花:ドンッ!、と
"アシュラ・スケバン"喪神春花:両足で、大地を強く踏みしめる
琴城星羅:「一対一。武器は、今度こそ拳だけ。最後まで立ってたほうが勝ち。どうかな」にっと笑う。
"アシュラ・スケバン"喪神春花:「ああ……ああ……!」
"アシュラ・スケバン"喪神春花:「それがいい!最後に立っていた方の、勝ちだ!!」
琴城星羅:「何もかも、何もかも!スケバンとして…ケリつけよっか!」
"アシュラ・スケバン"喪神春花:「何度でも、何度でも、砕いてやる」
"アシュラ・スケバン"喪神春花:「勝つのはアタシだ」六本の腕と、その背後に浮かぶ千の拳を
琴城星羅:「…行くよ!」拳を構え、後ろに強く引く!
"アシュラ・スケバン"喪神春花:ふと、拳を止め「……オマエ、名前は?」
琴城星羅:「琴城星羅。今は…”二代目コンクリ・スケバン”」「まあ初代も私なんだけどね」
"アシュラ・スケバン"喪神春花:「そうか。楽しませろよ……コンクリ・スケバン」
琴城星羅:「こっちのセリフだよ、”アシュラ・スケバン”」
"アシュラ・スケバン"喪神春花:ニィ、と笑い
"アシュラ・スケバン"喪神春花:ゴ ッ ! !
琴城星羅:ガ キィ!
"アシュラ・スケバン"喪神春花:音を置き去りにして、二人の修羅の拳と拳が
"アシュラ・スケバン"喪神春花:「ハハ……ハハハハハハハッ!!!!!!」
"アシュラ・スケバン"喪神春花:幾度となく打ち合わされる
琴城星羅:「…さすがだね!」ただ、がむしゃらに拳を振るう!
"アシュラ・スケバン"喪神春花:超質量の赤黒い拳と打ち合うたびに、アシュラスケバンの背負った千の腕が
"アシュラ・スケバン"喪神春花:一本、また一本と、ひしゃげ、潰れ、折れていく
琴城星羅:もともと大きく削れていた体内構造体を、強引に拳にまとめている。風雨に晒されたコンクリートが摩耗するがごとく、物理的に拳が削れていく。
"アシュラ・スケバン"喪神春花:それでも、互いに拳の勢いを緩めることはなく、むしろ更に疾く
琴城星羅:気付けば、振るっているのはもはやただの少女の拳でしかない。だが、それでも。
琴城星羅:絶対に、退くことだけはない!
"アシュラ・スケバン"喪神春花:「まだ……まだァ!!」
琴城星羅:「まだ…いける!」
琴城星羅:体内の構造体の質量限界が近い。だが、そんなことはもはや関係ない。
"アシュラ・スケバン"喪神春花:一歩前へ踏み出す。背負っていたものの殆どが砕け落ちても、尚前へ
"アシュラ・スケバン"喪神春花:ゴシャッ
"アシュラ・スケバン"喪神春花:第2、第3左腕破損。
琴城星羅:さらに距離を詰める。すでに胴部には大きなヒビが入り、人型を保てているかも怪しい。
"アシュラ・スケバン"喪神春花:視界の外から第3右腕でアッパーを繰り出す。
"アシュラ・スケバン"喪神春花:顔面にクリーンヒットするが、その拳は顎を揺らすこと無く砕ける
"アシュラ・スケバン"喪神春花:生身左腕と第2右腕による挟撃
琴城星羅:ただ、今は耐える。拳を打ち込み、相手の手数を削ぎ続ける。「その瞬間」が訪れるまで。
"アシュラ・スケバン"喪神春花:構造体とかち合ったそれは共に砕けるが、同時に確信する
"アシュラ・スケバン"喪神春花:次だ。次は届く
琴城星羅:動くたびに、体のどこかが砕けていく感触がある。
琴城星羅:次の一撃を届かせるためなら安い代償だ。
"アシュラ・スケバン"喪神春花:「アタシの──────」
"アシュラ・スケバン"喪神春花:倒れこむ様に前へ足を踏み出す。その姿勢から
"アシュラ・スケバン"喪神春花:腰だめに構えた右手を、琴城星羅目掛けて
"アシュラ・スケバン"喪神春花:「勝ちだ!!!!」
琴城星羅:「私の──────」
"アシュラ・スケバン"喪神春花:天に突き上げるように、その拳を──────
琴城星羅:片脚に力を籠め、最後の一歩を踏み出す。同時に、踵が砕ける。次の一歩は、ない。
琴城星羅:いっぱいに引いた右手を、目の前の喪神春花へと叩きつける。
琴城星羅:「勝ちだよ!!!」
"アシュラ・スケバン"喪神春花:生身の拳と拳が、刹那、十字に交錯する。
"アシュラ・スケバン"喪神春花:そして──────
GM:ゴ シ ャ ア  ! !
GM:鈍い音とともに、少女の体が崩れ落ちる
GM:地に倒れ付す音は、二つ
GM:土煙が晴れた後に、立っているものはいない
GM:しかし
"アシュラ・スケバン"喪神春花:「ああ──────」
琴城星羅:前のめりに倒れている。が。
"アシュラ・スケバン"喪神春花:「──────漸く、負けちまっ……た」
琴城星羅:その腕だけは、間違いなく勝利を示すかの如く空へ向けて突き立てられている。
琴城星羅:「──────ナイス、ファイト!」今にも砕けそうな笑顔を、"アシュラ・スケバン"へと向ける。
"アシュラ・スケバン"喪神春花:首を動かし、空を見る、体を仰向けに転がす力すら残ってはいない。
"アシュラ・スケバン"喪神春花:突き上げられた拳と、その笑顔を交互に見、眩しげに目を細めて
"アシュラ・スケバン"喪神春花:「……なあ……一つ聞いていいか」
琴城星羅:「なにかな」
"アシュラ・スケバン"喪神春花:言葉を発する前に、四肢の先が灰になって崩れていく
"アシュラ・スケバン"喪神春花:「ストロベリーミル……なんたらって」
"アシュラ・スケバン"喪神春花:「美味いの、か……な……」
"アシュラ・スケバン"喪神春花:答えを聞くこと無く。アシュラ・スケバンは灰になって風に溶けていった
琴城星羅:「…ストロベリーミルクシェイク、すっごい美味しいやつだよ」「…ほんとは、実際に飲んでもらうのが一番…だったんだけど」
琴城星羅:「それは…もう一人の春花ちゃんに責任もって味わってもらうから、安心してね」
GM:答えるものはいない、代わりに
GM:ほんの一筋、空の穴から月へと舞い上がるように
GM:懐かしい風が吹いた。
GM:───クライマックス戦闘を終了します。


GM:バックトラック!
GM:今回のDロイス、EDロイスを紹介します。
GM:まずはDロイス。
GM
"アシュラ・スケバン"喪神春花
《Dロイス:戦闘用人格》

GM
"九頭龍"
《Dロイス:神格》

GM
"ミネラウヴァ"
《Dロイス:光使い》

GM:以上3つ
GM:続いてEロイス
GM
"アシュラ・スケバン"喪神春花
Eロイス:修羅の世界
Eロイス:修羅の世界
Eロイス:修羅の世界
Eロイス:不死英雄:肉体
Eロイス:不死英雄:感覚
Eロイス:不死英雄:精神

GM
"九頭龍"
Eロイス:さらなる絶望
Eロイス:さらなる絶望
Eロイス:さらなる絶望
Eロイス:神性圏界
Eロイス:戦闘血界
Eロイス:無限を継ぐもの

GM
"初代ユーレイ・スケバン"喪神春花
Eロイス:ファイトクラブ

GM:以上13個!
GM:振りたいやつは振りな!
風吹リュー:ふる!
大橋綺羅星:ふる!
空木一姫:ふる!
琴城星羅:ふります!
風吹リュー:129-13d10
DoubleCross : (129-13D10) → 129-74[10,10,5,8,6,4,7,2,2,5,7,7,1] → 55

風吹リュー:55-8d10 倍
DoubleCross : (55-8D10) → 55-45[2,1,4,8,10,4,8,8] → 10

風吹リュー:3点!
大橋綺羅星:146-13d10
DoubleCross : (146-13D10) → 146-74[6,3,2,1,5,10,8,6,9,3,5,9,7] → 72

大橋綺羅星:1倍でいこう
大橋綺羅星:72-4d10
DoubleCross : (72-4D10) → 72-16[7,3,2,4] → 56

大橋綺羅星:4点!
空木一姫:135-13d10
DoubleCross : (135-13D10) → 135-57[6,2,6,3,7,4,1,2,9,9,3,1,4] → 78

空木一姫:78-8d10 倍!
DoubleCross : (78-8D10) → 78-42[10,10,2,2,8,1,3,6] → 36

空木一姫:3点!
吼衣不屈:Eロイス振らず!1倍!
吼衣不屈:112-4d10
DoubleCross : (112-4D10) → 112-24[4,2,10,8] → 88

吼衣不屈:5点!帰還!
琴城星羅:132-13D10
DoubleCross : (132-13D10) → 132-80[8,5,4,10,9,7,9,9,1,5,1,5,7] → 52

琴城星羅:二倍ぶり!
琴城星羅:52-10D10
DoubleCross : (52-10D10) → 52-50[3,10,6,5,4,3,6,7,1,5] → 2

吼衣不屈:2wwwww
琴城星羅:3点!帰還!
GM:シナリオ10点にいつもの5点、Eロイス13点、Dロイス3点
GM:31点におのおの侵蝕点を足しな!
大橋綺羅星:35点!
琴城星羅:34点!
風吹リュー:34点!
吼衣不屈:36点!
空木一姫:34点!
GM:OK!GMはたぶん45点かな
GM:くれてやるぜ!有り難く受け取りな!
琴城星羅:いただきまーす!
大橋綺羅星:有難ッス!
空木一姫:ありがとうございまう!
風吹リュー:いただきます!
吼衣不屈:いただきまーす!

幕 切 : 帰還・阿修羅地獄堂女学院の段

GM:■全体ED
GM:ゴゴゴゴゴゴゴゴ………
GM:決着と時を同じくして、地獄堂全体を地響きが揺らす。
GM:黄金の空に開いた亀裂が、刻一刻と大きくなり
GM:地獄の底に満ちていた海へと、ひび割れて落ちていく
GM:地獄堂の崩壊は近い
澪標深々子:「まずいね……崩れるよ!」
澪標深々子:「みんな下がりな!」
澪標深々子:手近な桜咲と雨品をひっつかんで出口へ向かう
吼衣不屈:風吹を抱きかかえる。
吼衣不屈:「ここからどうやって帰る?」
大橋綺羅星:「やばやばのヤバじゃん!」
大橋綺羅星:倒れてるミネラウヴァさんに駆け寄ります
空木一姫:「! それは大変ですね」
空木一姫:琴城さんに駆け寄り、見た目通りの重量しかない身体を支えます。
"スペースサムライ・スケバン"柳生日那多:「"神性圏界"が消えたから、今ここは地上の入り口と直接つながってるの!」
"スペースサムライ・スケバン"柳生日那多:皆の上空にふわふわと近寄り「ほら、あれ!」
GM:指差す先には、君たちが最初に通った"羅生門"が、いつの間にかその姿を表している。
"プランナー"都築京香:『上層のスケバンの皆さんの退避は済んでいます。皆さんも早く脱出を』空間に声だけが響く
大橋綺羅星:「りょ!」プランナーさんの声に短く答え、「よいっ……しょ!」同じ顔の少女を抱え、門に向けて駆ける
"ミネラウヴァ":「…………」気を失ったまま、大橋さんに背負われる
琴城星羅:「…ぅ…一姫ちゃん…」守られている感覚を感じる。
空木一姫:「少し揺れますわ、琴城様」少女の身体を背負い、足を稲妻に解くように駆ける。
琴城星羅:「わ、わわっ」「…ありがと、一姫ちゃん」自分の体が軽くなっているのを思い出し、身を預ける。
吼衣不屈:風吹を抱きかかえたまま、右手首から絹糸を射出して崖の壁面に貼り付ける。
吼衣不屈:そのまま糸と空中を踊るように移動。
風吹リュー:「ん……」ぴくりと眉を動かす。ナイトスケバンの腕の中でうすぼんやりと目を開ける。
風吹リュー:「鎧と乳がうるせえ……」言いつつ、気を使われているのだろう。揺れは最小限だし、大人しく彼女の首につかまる。
風吹リュー:「春花は」
風吹リュー:短く聞く。
吼衣不屈:「喪神は………」周囲を見回す。
風吹リュー:「…………」同じように。
吼衣不屈:彼女はまだ下に留まっていた。
風吹リュー:崩れゆく圏界にただ佇む、白い女の姿を認める。
"初代ユーレイ・スケバン"喪神春花:「…………」羅生門へと急ぐ君達を見つめながら、一人佇んでいる
"初代ユーレイ・スケバン"喪神春花:君と目が合ったことに、少し安堵した表情になり、小さく手をふる。
風吹リュー:「────!」
風吹リュー:「わり、不屈」
風吹リュー:返事を聞くより先に、跳び下りる。
風吹リュー:「無茶するが、全部何とかしてくれ!!」
吼衣不屈:「任せろ。」
風吹リュー:大気は荒廃している。
風吹リュー:未だ条件は揃っている。スケボーに乗る。
風吹リュー:リーファーコートが風を孕んで広がった。
大橋綺羅星:「ふう、ふう……あれ?リューたん!?」
大橋綺羅星:「……いってら!」
琴城星羅:「リューちゃん…!」何をしたいかは、わかっている。彼女なら、そうするだろう。
吼衣不屈:「私が何とかする。皆は先に。」
吼衣不屈:琴城に。
琴城星羅:「任せるよ、不屈ちゃん」「リューちゃんと…春花ちゃんを守ってあげて」
吼衣不屈:琴城に触れつつ頷いて、飛び降りる。
空木一姫:「風吹様!吼衣様!」
空木一姫:「……ご武運を!」
風吹リュー:「おう!」
風吹リュー:墜落同然に風を渡り彼女のもとへ。
"初代ユーレイ・スケバン"喪神春花:寂しげな笑みを浮かべて君に手を降っていたが、徐々に此方に近づいていることに気付き「……って!ええ!?」
風吹リュー:「春花ぁ────! こんっ、の」
風吹リュー:「馬ぁぁあああああああっ鹿、女が!!」
"初代ユーレイ・スケバン"喪神春花:「ちょ、リューちゃん!なんでこっち来るんですか!?出口はあっ───」
風吹リュー:「おい太郎、分かってんな!」
風吹リュー:くるりと蜻蛉を打ち、スケボーを握る。振り下ろす。"初代ユーレイ・スケバン"へと。
アセンション太郎:『え、分からん。何!?』
"初代ユーレイ・スケバン"喪神春花:「ぶへえええええっ!!??」
"初代ユーレイ・スケバン"喪神春花:スケボーのフルスイングを顔面に喰らい吹っ飛ぶ
風吹リュー:「あっ……」
風吹リュー:「いや、直接触っても連れてけるかどうか不安だったっつーか……」
風吹リュー:そう言いながら、二の轍は踏まない。既に吹き飛ぶ彼女に追いついている。
"初代ユーレイ・スケバン"喪神春花:「ゆ、幽霊に聖剣って、割と特攻だと思うんですけど……一足先に成仏しかけました……」
風吹リュー:「っていうかさぁ!」
風吹リュー:「先にそういうことしたのは!!」
風吹リュー:「お前がそういうつもりなら────こっちだってそれなりの事をするってことで!」
"初代ユーレイ・スケバン"喪神春花:「だっ、だってリューちゃん……」
風吹リュー:「拉致しろ! 太郎!」
風吹リュー:スケボーをぶん投げる。
アセンション太郎:『もう少しマシな言い方はなかったのか……』
アセンション太郎:風吹リューにだけ聞こえる声でぼやきながら。命中。
"初代ユーレイ・スケバン"喪神春花:「あ、あわわっ!?吸い込まれる~!?」
風吹リュー:「……いけた!」
"初代ユーレイ・スケバン"喪神春花:スケボーに頭から吸い込まれそうになるのを、ギリギリ両腕で耐えている
"初代ユーレイ・スケバン"喪神春花:「りゅ、リューちゃん話を聞いてください!」
風吹リュー:「ははははは! 後だそんなのは!」そのままスケボー共々墜ちていく。レネゲイドの海へ。
風吹リュー:「オレに死んでほしくなかったら今すぐやる事があるんじゃねーのか!? おい!!!」
"初代ユーレイ・スケバン"喪神春花:「分かってますか!?私は───ひゃああ~~~!?」
"初代ユーレイ・スケバン"喪神春花:「ぐぬぬぬ……先輩を脅迫するとはいい度胸ですが……」
"初代ユーレイ・スケバン"喪神春花:「ええ、ええ!もうわかりました!!」
風吹リュー:もう力は使い切った。翼もない。ただの一人の少女が、風を切って落ちていく。
風吹リュー:だというのに。
"初代ユーレイ・スケバン"喪神春花:落下しながら、スケボーの中に吸い込まれていく
風吹リュー:「お前が言ったんだ」ふ、と笑う。
風吹リュー:「これだけの事をお前が言った。オレはここまでするやつだ」
風吹リュー:「まだ覚悟が足りなかったな。春花」
"初代ユーレイ・スケバン"喪神春花:『ああもう……そういうところ本当に……』
風吹リュー:ぱしり、とスケボーをキャッチする。
風吹リュー:ウィールがいつか見た、青い炎を纏う。
GM:巻き上がった青白い炎が足元に集まり
GM:地獄堂に、最後の風が吹く
風吹リュー:「不屈──────!」
風吹リュー:落下に抗って、跳ぶ。
"初代ユーレイ・スケバン"喪神春花:『覚悟するのは───』
アセンション春花:『そっちですからね!相棒!』
吼衣不屈:「来い、風吹!」
風吹リュー:最後だ。これが正真正銘、最後の力だ。
風吹リュー:手を伸ばす。
吼衣不屈:手を掴み、そのまま抱き寄せる。
吼衣不屈:「絶対離すなよ。」
風吹リュー:「っふふふ……ははははっ」
風吹リュー:かたく抱き返す。
吼衣不屈:「”我が鎧はテセウスの持つ剣にしてアリアードネーの糸なり”」
吼衣不屈:「”願わくば迷宮に一筋の光明を与え給え”」
吼衣不屈:不屈の呟きと共に、右手に結んだ糸が発光し
吼衣不屈:しゅるしゅると上へ、上へと巻き上げられていく。
アセンション春花:『最初から薄々感じてましたけど……』
アセンション春花:『この子、マジでなんでもやれちゃいますね……』
吼衣不屈:「無茶をする奴だな。二人とも。」
風吹リュー:「んなこたぁない」
風吹リュー:くつくつとおかしそうに笑う。
吼衣不屈:「お前もだ。この糸は最後の手段なんだぞ。」
吼衣不屈:風吹はその内気付くかもしれない。
吼衣不屈:鎧の硬い感触が、肉の柔らかい重みと暖かさに変わりつつあることに。
アセンション春花:『!!!!』その変化にいち早く気付き
アセンション春花:『い、いけません!スケボーガード!!』
アセンション春花:風吹さんと吼衣さんの体の間に挟まる
風吹リュー:「おぉ~」
吼衣不屈:「鎧を糸に転換して窮地からの脱出という権能を与えているのだ。」
吼衣不屈:「つまり、脱げる。」
吼衣不屈:「替えの服が見つかるまで、このままでいてくれ。」
風吹リュー:「じゃ、隠さないとだ」
風吹リュー:コートの端をつまんで、彼女の背に回すように。
吼衣不屈:ぎゅ、と風吹の背に手を回す。
風吹リュー:「あーあー。どっかのアホのせいでどでかい借りができちまった」
風吹リュー:「こりゃ当分働いて貰わないとなァ」
風吹リュー:そう冗談めかして言ってから。
風吹リュー:「ありがとな。やっぱお前」
風吹リュー:すぐ目の前にある、騎士の耳元へ。
風吹リュー:「最高」
吼衣不屈:「…………。」
吼衣不屈:何事にも動じない騎士の顔に、朱が差したのを見た者は、
吼衣不屈:風吹リューだけであった。
アセンション春花:『……え?なんですこの感じ?』
アセンション春花:『ヒロイン救出!二人は幸せなキスをして終了!って流れでしたよね?』
アセンション春花:『なんかダシにされてないです!?リューちゃん!?』
吼衣不屈:「………風吹は…私もヒロインにしたいようだな………。」
アセンション春花:『そんな~~~~!!』
吼衣不屈:「…………………見られながらが好きなら合わせるが………。」
アセンション春花:『あ……でもこの感触、柔らかくてちょっと癖になりそう……いけないのに……気持ちいい……』
風吹リュー:「あーーーーやかましいやかましい! この頭ピンクどもが!」
風吹リュー:ぎゃーぎゃーと喚く。
風吹リュー:喧々諤々と糸に引き上げられながら。
風吹リュー:春花の『話』とやらが今始まらなかったことに、なんだかとても安心した。
GM:生命の海に、黄金の太陽が沈む
GM:地獄を照らすその光が消えると同時に
GM:地下大迷宮はその長い役目を終えた
GM:そして、月より垂らされた一筋の糸を伝って
GM:君たちは、日常へと帰還する
GM:騒々しくも愛しき学び舎、阿修羅地獄堂女学院へ。


阿修羅地獄堂女学園地下大迷宮 "地獄洞マカハドマ"
 
完全攻略


GM:合同ED終了!
GM:お疲れさまでした!

花 道 : 吼衣不屈&大橋綺羅星

GM:ED 吼衣不屈 大橋綺羅星
GM:■蛇神医間子の闇病院
GM:それは一見するとただの民家だが、玄関の扉を開けば、
GM:壁中に注射器や人骨(たぶん模型)が飾られた、異様な建物である。
GM:常日頃生傷が絶えない阿修女の生徒たちが利用する"闇医者"
GM:その性質から、ある程度UGNと距離を置ける場所で治療させたいという判断で
GM:君たちは、連れ帰った"ミネラウヴァ"を此処に預けたのだった。
GM:診療所の主は現在、問診で不在のようだ
"ミネラウヴァ":「……………」
GM:意識を取り戻さないまま、小さく呼吸する少女の寝台の横に、君たちは居る。
大橋綺羅星:「……」ベッドにもたれかかって寝息を立てている
吼衣不屈:しゃりしゃり、と林檎の皮をナイフで剥く音が聞こえる。
吼衣不屈:やがて音が途切れる。
大橋綺羅星:「……やば、寝てた」目をこすりながら起き上がる
吼衣不屈:「林檎が剥けたぞ。お前も食べるか?」
大橋綺羅星:「ありがとふーちゃん」
"ミネラウヴァ":「………………ぅ……」
"ミネラウヴァ":大橋さんが目を覚ますのと、ほぼ同じくして
"ミネラウヴァ":小さく呻きながら、その瞳が薄く開かれる
大橋綺羅星:「……!」
大橋綺羅星:「おはよ」
吼衣不屈:「そちらも起きたか。」
"ミネラウヴァ":「…………こ……こ、は……?」
吼衣不屈:「病院だ。」
"ミネラウヴァ":「病……」ぼんやりとあたりを見回してから、大橋さんに気付いて
"ミネラウヴァ":「……っ!!」
大橋綺羅星:「あっ急に動いちゃダメ!」
"ミネラウヴァ":飛び起きようとして、痛みに体を丸める「ッ!!ゲホッ!ゴホッ……!」
"ミネラウヴァ":「ゲホッ……アンタ達……どういうつもり?」
"ミネラウヴァ":「なんで私は生きてる」
吼衣不屈:「……逆に問うが、」
吼衣不屈:「生かしてはいけない理由はなんだ?」
"ミネラウヴァ":「病院?アンタ達が手当したの……?アタシを?意味が……」
"ミネラウヴァ":「………」
"ミネラウヴァ":「いや……あるでしょう。いくらでも」
"ミネラウヴァ":「私はアンタ達の敵だ」
大橋綺羅星:「敵、かあ」
大橋綺羅星:「ちょっと違うなあ」
大橋綺羅星:「あーしらスケバンはさ、喧嘩の後は……」
大橋綺羅星:「ダチなんだよね」
"ミネラウヴァ":「ダチ……?」
"ミネラウヴァ":「……意味分かんない。少なくとも私は」
"ミネラウヴァ":「アンタとダチになるなんて死んでもごめん」
"ミネラウヴァ":「今だって、力さえ戻れば……」
"ミネラウヴァ":指先に意識を集中して銃を作ろうとするが、何も出てこない
吼衣不屈:「本当に敵だと思うのなら、」
吼衣不屈:「敵の友達が欲しいなどとは思わない。」
"ミネラウヴァ":「だから、私はその敵だって……!」
吼衣不屈:ミネラウヴァの手を握る。
"ミネラウヴァ":「………っ」咄嗟のことにびくりと体が反応する
吼衣不屈:「本物の敵には憎むという情すら湧かない。」
吼衣不屈:「好意の反対は冷酷なまでの無関心だ。」
"ミネラウヴァ":「やめ……」手を引こうとするが、しっかりと掴まれて引き抜けない
"ミネラウヴァ":「…………」
"ミネラウヴァ":「なら……せめて放っておいて」
"ミネラウヴァ":「私がどうなろうが、アンタ達には関係ないでしょ」
"ミネラウヴァ":「こんな失敗作が……」
大橋綺羅星:「放っておけないよ」
"ミネラウヴァ":「………何なんだよお前」
大橋綺羅星:「失敗作なんかじゃない。あーしだってこうやって生きてるし」
大橋綺羅星:「だってあーしら姉妹みたいなもんだし。せっかく会えたんだから」
大橋綺羅星:「放って置けるわけ無いでしょ」
"ミネラウヴァ":「姉妹って……ばかばかしい……」少し目をそらして
"ミネラウヴァ":「お互い迷惑なだけじゃん。私は自分がなれたかもしれないもののモノマネをさせられて」
"ミネラウヴァ":「アンタは、とっくに捨てたはずの亡霊に追いつかれた」
"ミネラウヴァ":「それだけの関係でしょ……」
大橋綺羅星:「それだけの関係だね」「……今までは」
大橋綺羅星:「これからはどうなるかわからないじゃん」
"ミネラウヴァ":「ああそうだね。これからは違う」
"ミネラウヴァ":「アンタになれないのなら。もう私は何者でもない」
"ミネラウヴァ":「わかる?意味ないの」
"ミネラウヴァ":「助ける価値も、友だちになる価値もないんだよ。この"アタシ"には」
吼衣不屈:「それは、逆だ。」
吼衣不屈:「今、意味が生まれたんだ。お前は何者にでもなれるんだ。」
"ミネラウヴァ":「はあ?」
"ミネラウヴァ":「…………」
吼衣不屈:のし、とミネラウヴァのベッドに乗り、
吼衣不屈:お腹に手を当てる。
"ミネラウヴァ":「っ……」警戒の表情
吼衣不屈:「腹が空いているな。何が食べたい?」
"ミネラウヴァ":「………いや別に、空いてなんか……」
"ミネラウヴァ":「…………」言いかけて、少し頬を赤らめる
"ミネラウヴァ":外には聞こえなかったが、手を当てていた吼衣さんには腹の虫の様子がわかるだろう
吼衣不屈:「そういう時も、誰の真似をしなくてもいい。」
吼衣不屈:「お前自身が求めるものを食べられる。」
"ミネラウヴァ":「…………」
"ミネラウヴァ":逡巡して辺りを見回す
"ミネラウヴァ":「何が欲しいかなんて、別にない……」
"ミネラウヴァ":「そういう嗜好から消していったんだ……今更考えろと言われても困る」
"ミネラウヴァ":「ただ………」
"ミネラウヴァ":もう一度、辺りを見回し
"ミネラウヴァ":「………」
"ミネラウヴァ":「……それ」
"ミネラウヴァ":大橋さんを指さす
"ミネラウヴァ":正確には、その手に持った、切り分けられたりんごを
吼衣不屈:「……ああ。いいぞ。」
大橋綺羅星:「ん」
"ミネラウヴァ":「欲しいもんなんてないけど」
"ミネラウヴァ":「そいつが持っててアタシが持ってないのは、やっぱり気に食わない」
大橋綺羅星:「……」
大橋綺羅星:「じゃあ、半分あげる!」
"ミネラウヴァ":「はあ!?いやそっちに余ってるじゃ……」
吼衣不屈:「それじゃ。」
吼衣不屈:「あーん、だ。」大橋の皿から林檎をひと切れフォークで刺し、
吼衣不屈:ミネラウヴァの口元に近づける。
"ミネラウヴァ":「な……」
大橋綺羅星:「怪我してるでしょ?はい口開けて~」
吼衣不屈:「私自身も、半分やろう。」
吼衣不屈:「私も大橋の友達だからな。これでどうだ?」ふ、と微笑む。
"ミネラウヴァ":「や、やめろよ……」なんとかならないかと眼球を四方に動かすが
"ミネラウヴァ":打開する手段はない。先ほど手を握られた時に、腕力の差は理解してしまっている
"ミネラウヴァ":それに、腹の虫もいい加減限界ではある
"ミネラウヴァ":「………」
"ミネラウヴァ":「………ぁーん」
"ミネラウヴァ":小さく口を開ける
吼衣不屈:林檎を優しく口の中へ。
大橋綺羅星:その様子を微笑ましく見つめる
"ミネラウヴァ":「ん………」りんごを少しだけ齧り、シャクシャクと噛みしめる
吼衣不屈:「よしよし。」ゆっくりと咀嚼するミネラウヴァの頭を撫でる
吼衣不屈:「色んなものを味わって、触れて、聞けば自ずと自分の嗜好と思考も出来上がるだろう。」
"ミネラウヴァ":「ん…………って、やめろ!気安くさわんな!!」ぱしんとその手を払う
吼衣不屈:「おっと………。」
大橋綺羅星:「んっふふ。ふーちゃんは流石だなあ」
"ミネラウヴァ":「……言っておくけどな」
"ミネラウヴァ":「そいつが持ってるもので、私が持ってないのは気に食わないとは言ったけど」
"ミネラウヴァ":「トモダチは別。そいつと一緒だなんて最悪だ」
"ミネラウヴァ":「だから、間違ってもアンタのトモダチになんてなってやるもんか」
大橋綺羅星:「うんうん、いいんじゃない?」
吼衣不屈:「む…残念だが、色々と模索するのもいいだろう。トモダチ以外の関係もあるからな。」
吼衣不屈:「主従とか、先輩と後輩とか、恋人とか。」
"ミネラウヴァ":「恋っ……!」
"ミネラウヴァ":「そ、それこそありえないし!」
大橋綺羅星:「ふーちゃん……」
吼衣不屈:「………?」
"ミネラウヴァ":「もう……本当何なんだよアンタら」
"ミネラウヴァ":「なあ、もう用は済んだだろ。出てってくれ」
"ミネラウヴァ":「……どうせ帰る場所もないし、ここ使うのに遠慮も感謝もする気もないけど」
"ミネラウヴァ":「……借り、にはしといてやる。迷惑だけど」
吼衣不屈:「うむ。借りを盾にまた会いに来るとしよう。」
大橋綺羅星:「そだね」
吼衣不屈:ベッドから立ち上がり、差し入れの果物をベッドの隣の机に置く。
吼衣不屈:「………。」去ろうとしたところで気づく。
吼衣不屈:ベッドの名札に名前がない。急患だからではない。
吼衣不屈:彼女に名前がないからだ。
"ミネラウヴァ":「……何だよ」
吼衣不屈:「名前は、”ミネラウヴァ”以外にないのか?」
"ミネラウヴァ":「は?……ああ」ベッドの上の壁を見て合点がいった様子で
"ミネラウヴァ":「無いよ。あるわけ無いだろ」
"ミネラウヴァ":「"大橋綺羅星"にもなれなかったし、これで正真正銘の名無しだ」
大橋綺羅星:「あー……そっか、そうだよね」
大橋綺羅星:「"ミネラウヴァ"って呼びにくいし……うーん」
"ミネラウヴァ":「別にいいけどな……名前なんて非効率的な───」
吼衣不屈:「では名前を付けようか。」
"ミネラウヴァ":「え」
"ミネラウヴァ":ぽかんとした顔で
大橋綺羅星:「じゃあ月(ルナ)ちゃんで」
大橋綺羅星:即決。
吼衣不屈:「うむ…いい名だ。」
吼衣不屈:「考えていたのか?」
大橋綺羅星:「んー、なんとなく」
大橋綺羅星:「星より輝いてほしいから、なんてね~」
吼衣不屈:「……では、大橋月。これからは月と呼ぼう。」
吼衣不屈:「またな、月。」
"ミネラウヴァ":「は……なっ、え!?」
"ミネラウヴァ":「待て!月は百歩譲っていいとしてもなんで名字がそいつと一緒なんだよ!!」
大橋綺羅星:「まーまー細かいことはいいじゃん」
大橋綺羅星:「……さっきさ、あーしが持ってて月ちゃんが持ってないのは気に食わないって言ってたけど」
"ミネラウヴァ":「お前は大雑把すぎるんだよ!演じるのがどれだけ大変だったか……」
大橋綺羅星:「いつでも奪いに来ていいからね。八大天王のカンバン」
大橋綺羅星:「"スナイパースケバン"大橋綺羅星は逃げも隠れもしないからね~」
大橋綺羅星:「……あ、その前にエミーとかニンニンとかが邪魔するかも」
"ミネラウヴァ":「………」
大橋綺羅星:「そんじゃ、待ってるからね」手を振って退出
"ミネラウヴァ":「あ……」一瞬手を伸ばしかけて
"ミネラウヴァ":「本当………勝手なやつ」
吼衣不屈:月の様子を見てくすりと笑い、
吼衣不屈:「失礼する。どうか壮健に、未来の姫君。」
吼衣不屈:病室を去る。
"ミネラウヴァ":「…………」無言で見送る。少しだけ頬を赤らめて
"ミネラウヴァ":「………………」
"ミネラウヴァ":静寂が戻った病室で、ふと
"ミネラウヴァ":先程の壁に目を留める。
"ミネラウヴァ":白紙のままの、その名札に
"ミネラウヴァ":「………本当に、迷惑な奴ら……」
"ミネラウヴァ":寝台の横に置かれたペンを手に取り、生まれたての名前を刻んだ


GM:■診療所 廊下
吼衣不屈:軽やかに廊下を歩く。
吼衣不屈:友人の懸念が晴れたことを喜ぶように。
吼衣不屈:新しい仲間が出来たことを祝うように。
大橋綺羅星:「~♪」上機嫌だ
吼衣不屈:「さて…帰って茶会の準備をしようか、綺羅星。」
大橋綺羅星:「うん!ケーキ買ってかなきゃね~」
大橋綺羅星:「……?」
吼衣不屈:「どうした?」
大橋綺羅星:「……ふふ、そっか。どっちかわかんないもんねえ」
吼衣不屈:「………姫君に対して不遜な呼び方かな?」
吼衣不屈:くすりと笑って綺羅星の瞳を覗き込む
大橋綺羅星:「まさか!光栄だよ、ナイト様」
大橋綺羅星:それに微笑みで返す。
吼衣不屈:「ふふ。やはり、いい名だな。」
吼衣不屈:「お前は私の姫で、友達で、私の星だ。」
吼衣不屈:そう言って、また歩き始める
大橋綺羅星:「……かなわないなあ」小さくつぶやいて、誇り高き騎士のあとに続く
GM:玄関を開けると、空は俄に暗くなり、地平線の上に星が出始めている
GM:星の夜の下を二人並んで、騎士と姫は家路を急いだ。


GM:吼衣、大橋ED終了!お疲れさまでした!
吼衣不屈:お疲れさまでした!
大橋綺羅星:おつかれさまでした!

花 道 : 空木一姫&琴城星羅

GM:■ED:空木一姫 琴城星羅
GM: 
GM:■阿修羅地獄堂女学院 地獄トマソン
GM:"地獄堂マカハドマ"の崩壊から数日
GM:迷宮を外側から包む"マヨヒガ"……地獄トマソンは未だ健在であり
GM:その奥に、地獄洞の入り口"羅生門"はその威容を保っていた
GM:しかしその先に繋がるのは、もはや瓦礫に埋もれたただの洞窟に過ぎない
GM:取り残されたその遺物の前に、君たちは再び集まっていた。
"スペースサムライ・スケバン"柳生日那多:「と、言うわけで」
"スペースサムライ・スケバン"柳生日那多:車椅子に座った少女が、君たちに向き直る
"スペースサムライ・スケバン"柳生日那多:「ここからが後始末のお時間ってわけ」
"スペースサムライ・スケバン"柳生日那多:「いーちゃんが神性圏界を壊して、皆が核である九頭龍とアシュラ・スケバンを倒してくれたおかげで」
"スペースサムライ・スケバン"柳生日那多:「この門の先にあった迷宮は綺麗サッパリ無くなった」
"スペースサムライ・スケバン"柳生日那多:「もともと、この羅生門……"千引岩開"のプロトタイプだと思うんだけど」
"スペースサムライ・スケバン"柳生日那多:「こいつは、当時の"鉱床"への直通ルートだったみたいだね」
"スペースサムライ・スケバン"柳生日那多:「それが、中で顕現した神性圏界に乗っ取られて、だだっ広い迷路になっちゃった」
"スペースサムライ・スケバン"柳生日那多:「本来移動するはずの"鉱床"の一部を、"海"として取り込んで……けどそれも」
"スペースサムライ・スケバン"柳生日那多:「時間が動き出した途端にすっかり干上がっちゃったみたい」
琴城星羅:「そうでなかったら、破壊許可も下りなかったかもね」しみじみと羅生門を見上げる。
空木一姫:「となると……本当に後は玄関だけ、ですのね」
空木一姫:長尺の刀を持ちながら見上げる。
"スペースサムライ・スケバン"柳生日那多:「うん。もっとも、機能自体は生きてるから。解体して研究するなり再利用するなりできるかもしれないけど」
空木一姫:「回収するにしても、このままでは不便ですわね。大きすぎて……」
"スペースサムライ・スケバン"柳生日那多:「琴城さん」
"スペースサムライ・スケバン"柳生日那多:「本当に、壊す。って事で良いんだよね」
琴城星羅:「うん」
琴城星羅:「終わらせる、って約束しちゃったからね」
琴城星羅:「辰巳さんや支部のみんなを説得するの大変だったけど…この手のアーティファクト、まだまだありそうだしね」
"スペースサムライ・スケバン"柳生日那多:「そっか……」
"スペースサムライ・スケバン"柳生日那多:「なら、私からも口は挟みません」
"スペースサムライ・スケバン"柳生日那多:「先輩に一任する。って約束したのは咲玖夜だしね」
空木一姫:「そうですわね、さっちゃんも仰ってましたし」
空木一姫:「柳生様と琴城様に否がないのであれば、私も特には。研究畑ではありませんしね。」
空木一姫:「まぁ、この手の案件がまだまだありそうというのは、頭の重くなるお話ですが……」
"スペースサムライ・スケバン"柳生日那多:「うんうん。いーちゃんも納得してるなら話は……」
"スペースサムライ・スケバン"柳生日那多:「……ていうか」空木さんへ近づいて
空木一姫:「はい?」少し首かしげ。
空木一姫:「な、何でしょうか、柳生様」
"スペースサムライ・スケバン"柳生日那多:「それ!」
"スペースサムライ・スケバン"柳生日那多:「咲玖夜のことは"さっちゃん"で、私のことは"柳生様"って!」
琴城星羅:「あ、確かに!」
空木一姫:「え、えぇ。その、さっちゃんからはそう呼べと……その」
空木一姫:「す、すみません!やはり馴れ馴れしく……ご不快だったでしょうか!」
"スペースサムライ・スケバン"柳生日那多:「余所余所し過ぎんか~?いーちゃんよ~?」
"スペースサムライ・スケバン"柳生日那多:空木さんのほっぺをふにふにとつねる
空木一姫:「ふぇっ」つねられる
琴城星羅:「私も「琴城様」だし…」「もっと友達らしくしていいんだよ!」もう片方の頬っぺたをつつく。
空木一姫:「ふぇぇ?」
空木一姫:「ふぇ、ふぇふが……お二人共先輩(ふぇんぱい)ですし…」
琴城星羅:「せっちゃんとか…せーちゃんとか…なんかそういうやつ!」
空木一姫:「ふぇぇぇぇ!?」
空木一姫:「その、もう少し上下の規律とか、むしろ、さっちゃん呼びを咎めるのではなく…!?」
空木一姫:むにむにと両側から突かれる。
"スペースサムライ・スケバン"柳生日那多:「は~、スケバンが規律に縛られてどうするのかね」
空木一姫:「…………あぅ。痛い所を……」
空木一姫:「え、ええと……確かにそうなのですが……」目線を彷徨わせて。
琴城星羅:「先輩後輩である以前に、友達だからね!」「スケバン同士、とか戦友、でもいいよ」
空木一姫:「お友達…………」「ですか」
空木一姫:「でしたら、その……」
空木一姫:「琴城様のことは、せっちゃん、と」「それで……」
空木一姫:「柳生様は……かっ……かー……かぁ………ええとぉ……」
空木一姫:「カナちゃん……とか……如何でしょう……」
空木一姫:俯き。人差し指同士をぶつけたりする。
空木一姫:陶器のような白い肌に朱色が指して耳まで赤くなったりする。
"スペースサムライ・スケバン"柳生日那多:「おお……カナちゃん……」
"スペースサムライ・スケバン"柳生日那多:「めっっっちゃカワイイよ~~~!」
琴城星羅:「せっちゃん!カナちゃん!いいねいいね!」
空木一姫:「あの、あのあの!不愉快とかでしたら!すぐに戻しますので!本当に!」赤い顔。
琴城星羅:「大丈夫大丈夫!100点だから!」「一姫ちゃん…じゃないね、いーちゃん!」
"スペースサムライ・スケバン"柳生日那多:「何言ってんの!あたしら一度拳を合わせたら次の日には"友達(ダチ)"で」
"スペースサムライ・スケバン"柳生日那多:「背中を預けたら、それはもう"親友(マブ)"ってやつなんだから。遠慮なんてナシナシ!」
空木一姫:「はぅ……はうぅぅぅ……」
空木一姫:「その、柳生様……カナ……ちゃん、は、その。一瞬、かーさん、とかかー様、がなんだか、お母様のような響きになって」
空木一姫:「一姫は少し魔が刺しそうになりました!ごめんなさい!」
"スペースサムライ・スケバン"柳生日那多:「お、おお?おう……それはそれで……」暫し遠くを見て
空木一姫:「もちろん、そこまで年上に見えるというわけではなく…!ですからその、せっちゃんとさっちゃんとは少し違う命名法則に…!」縮こまる。
"スペースサムライ・スケバン"柳生日那多:「じゃあ、うちの子になっちゃう?」
空木一姫:「ふぇぁ!?」
空木一姫:「や、や、柳生様のお家にですか!?」
琴城星羅:「ほ、ほんとにママになっちゃうの?」マジで?という顔。
空木一姫:一瞬、さっちゃんカナちゃんと一緒に生活する自分を想像して。
空木一姫:「(……………)」ぽー、っと頬を染める
琴城星羅:「び、美人一家…!」
空木一姫:「い、いえそんな、恐れ多い!」
空木一姫:「そ、それに、そういうことはさっちゃんにも許可を取りませんと…!」
"スペースサムライ・スケバン"柳生日那多:「そう?いやまあ、あたしは普段空の上だけど、咲玖夜は喜ぶと思うけどなあ」
空木一姫:「た、たしかに!この迷宮攻略中にお姉さまのような存在が出来たのは恥ずかしくも楽しかったですが!名字を変える所までいきますと、そのう…!」
空木一姫:「空木の家の手続きとかもありまして、お互いの生活習慣とか、もっとよく知ってからのほうが……!」
"スペースサムライ・スケバン"柳生日那多:「あはは!そんな真面目に考えなくても大丈夫だよ!」
空木一姫:「…………ハッ!」
空木一姫:「そ、そうですよね。すみません。私ったら」
琴城星羅:「この場合どういう関係になるんだろう…親子…姉妹…」むむむ。
"スペースサムライ・スケバン"柳生日那多:「ま、あながち冗談でもないけど、それはそれとして」
"スペースサムライ・スケバン"柳生日那多:「一緒に住む……までは行かなくても。ほら、いーちゃんも一人暮らしだし」
"スペースサムライ・スケバン"柳生日那多:「たまにはご飯の一つも食べに来るのがマブダチってもんでしょ」
空木一姫:「……………ご飯。」
空木一姫:「…………そう、ですね。それはとても魅力的です」
空木一姫:「お友達なら、一緒に御飯も食べますわよね。」
琴城星羅:「いいなー!私も行きたい!」「でも姉妹…親子…友達水入らずを邪魔するのは…」むむむ。
空木一姫:「…………その。よろしければ、こちらからもお誘いしてもよろしいでしょうか?さっちゃんに、カナちゃんに……せっちゃんも、その」
空木一姫:「広いお家なので、部屋は余っているのです、いつも」
"スペースサムライ・スケバン"柳生日那多:「わ、良いの!?もちろん行くよ~!」
琴城星羅:「え、いいの!?」「行く行く!なんならお料理も作っちゃう!」
空木一姫:「その、遅くなったら、客間もお貸しできますので。」
空木一姫:「…………お。」
空木一姫:「お泊り会、など……」
"スペースサムライ・スケバン"柳生日那多:「お泊り会しようぜ~!あたしUNO持ってくから!」
空木一姫:「!」
琴城星羅:「いいねいいね!女子会!夜通しトーク!」
空木一姫:「UNO……聞いたことがあります。集団行動の札遊びですね!」
空木一姫:「その、私では似合わない着物なども有るのですが、お二人共きっと素敵だと思います!」
"スペースサムライ・スケバン"柳生日那多:「おお~!てかいーちゃん着付けもできるんだ!?」
"スペースサムライ・スケバン"柳生日那多:「本物のお嬢様じゃん……」
琴城星羅:「着物!」着たことがない!「…着付けとかやってもらえるんだったら、ぜひぜひ!」
空木一姫:「あ、はい。幼い頃から和服だったもので。そちらのほうが慣れております」
琴城星羅:「私服で着物着るの、憧れるよね!和のお嬢様って感じ!」
空木一姫:「正直言いますと、この制服のスカートが少し、未だに慣れてないところもあって」ピラ、と裾をつまむ。捲れるスカートから太ももが覗く。
空木一姫:「よろしかったら、せっちゃんカナちゃんにお似合いのものを用意しておきますね。さっちゃんにも。」
空木一姫:「さっちゃんは先日、茶道の習熟も早かったですし。お二人もすぐ自分で着付けられるようになりますよ」
琴城星羅:「めちゃくちゃ楽しみ!」胸が薄いほうが似合う、という話もあるし超気になる。
空木一姫:「はい、私も楽しみです。」「……そのために」
空木一姫:「壊してしまわないとですね、こちらを。」
"スペースサムライ・スケバン"柳生日那多:「えへへそうかな~?あ、咲玖夜の分はちょっと帯緩めにしといてね。同じだって言い張ってるけどアイツ……」
"スペースサムライ・スケバン"柳生日那多:「と、うん、そうだね」
"スペースサムライ・スケバン"柳生日那多:車椅子をくるりと反転させて
"スペースサムライ・スケバン"柳生日那多:「それでは!やっちゃってください!!先輩!!」
琴城星羅:「それじゃあ…」腕の皮膚を剥がし、構造体を露出させようとする。
"スペースサムライ・スケバン"柳生日那多:「………ん?」ふと何かに気づいたように顔をあげて
"スペースサムライ・スケバン"柳生日那多:「……!」慌てて眼鏡を取り出し
空木一姫:「………いかがなさいました?」2人のそばで警戒する。
"サムライ・スケバン"柳生咲玖夜:それをかけて立ち上がる「ちょ、ちょっと待って!」
"サムライ・スケバン"柳生咲玖夜:「誰か来ます!それも相当な人数が!」
"サムライ・スケバン"柳生咲玖夜:「ど、どうしましょう……!邪悪スケバンの襲撃とかだったら!」わたわた
琴城星羅:「え!?もう地下はないのに…!」わたわた。
空木一姫:「む……!」刀をいつでも抜き放てる様に構える。
”トリガー・スケバン”茜屋笑:「なんや」
”トリガー・スケバン”茜屋笑:「どこの誰かと思うたら」
”トリガー・スケバン”茜屋笑:「柳生に空木、それに例のヨソモンかい」
空木一姫:「おや……」
琴城星羅:「あ、エミーちゃん!」
”トリガー・スケバン”茜屋笑:「エミーいうな!」
”メタル・スケバン”小林飴李:「ウィーン。ガッシャン」
”メタル・スケバン”小林飴李:舎弟たちを引き連れてのしのし歩いてくる
”メタル・スケバン”小林飴李:「一応、間に合ったようだな。ピピピ」
琴城星羅:「飴李ちゃん!」「この前はスーツダメにしちゃってごめんね…」
”メタル・スケバン”小林飴李:「……それはいいから」
”メタル・スケバン”小林飴李:「あんまり、近くに来ないで……ビビガー……」
”メタル・スケバン”小林飴李:たじたじ。
空木一姫:「(まだ、気にはしてますのね……)」
琴城星羅:「(かわいいんだから、スーツ脱いでもいいと思うんだけど…それがスタイルなんだろうね)」
"ジョーカー・スケバン"黛比未子:「ンッフフフフフフ……ア~~~ッハッハッハッハッハッハ!!!!」
"ジョーカー・スケバン"黛比未子:高笑いとと共に、トランプの束が舞い上がる
空木一姫:「この声は!」
琴城星羅:「素敵なショーだ!」
空木一姫:「あっ、その台詞。先に言ってもよろしいのでしょうか…?」
”トリガー・スケバン”茜屋笑:「お前らも毒されとるな……」
”メタル・スケバン”小林飴李:「いいだろ、別に。ウィーン」
"ジョーカー・スケバン"黛比未子:空宙に静止したカードが少しずつ裏返り、黒衣の影が姿を表す
"ジョーカー・スケバン"黛比未子:「さ、今宵も素敵なショーに……!」
"ジョーカー・スケバン"黛比未子:「…………」一瞬、フライングした琴城さんを見て
”メタル・スケバン”小林飴李:「もう言われてるぞ」
”トリガー・スケバン”茜屋笑:「なんか他の引き出し無いんかい」
"ジョーカー・スケバン"黛比未子:「……ン~~~~ッ!!ご招待!!!!!!」
"ジョーカー・スケバン"黛比未子:バサッ!!
琴城星羅:「(スタイルを貫いた!)」
空木一姫:わー、と拍手をしている。
”トリガー・スケバン”茜屋笑:「勢いだけかこいつ!」
”メタル・スケバン”小林飴李:「ビガーッ」
空木一姫:「黛様、黛様」
"ジョーカー・スケバン"黛比未子:「これはこれは空木様」
空木一姫:「ごきげんよう。また素敵なショーにご招待されてしまいましたわ」
空木一姫:「宜しければ、返礼として今度は我が家にご招待させて頂けませんか?」
空木一姫:「先程、せっちゃんとカナちゃんと一緒に、その様なお話をしていたところなのです」
"ジョーカー・スケバン"黛比未子:「はい。ワタクシ、お客様に満足頂くべく取っておきのイリュージョンを準備しております……って」
"ジョーカー・スケバン"黛比未子:「え!?今日ですか!?」
琴城星羅:「エンターテイナーを家に招く…!お嬢様ムーブ!」
空木一姫:「あっ、日程は決めておりませんでしたね……?せっちゃん、さっちゃん。この後のご予定は如何ですか?」
空木一姫:「善は急げといいますし、今日がよろしいのならば、えぇ。今日がよろしいかと。黛様」
琴城星羅:「今日はこの後大丈夫だよ!」「比未子ちゃんもお泊り会!」
"サムライ・スケバン"柳生咲玖夜:「私も今日なら大丈夫かなあ」
"ジョーカー・スケバン"黛比未子:「ひぇぇ……いや、落ち着け。落ち着け私」仮面に手を当て精神を整える
空木一姫:「………あ、黛様とも既に、拳をあわせ、背中を預けておりましたね」
空木一姫:「皆様のご予定も良さそうですね。……その、」
空木一姫:「どうでしょう、ひーちゃん」
"ジョーカー・スケバン"黛比未子:「……………ええ、ええ」
"ジョーカー・スケバン"黛比未子:「そういう事でしたら」自信満々の表情を取り戻し
"ジョーカー・スケバン"黛比未子:「ひとつ、この道化めもご相半にあずからせて頂きます」
"ジョーカー・スケバン"黛比未子:「ですが……ええ、ですが!」
琴城星羅:「ですが?」
空木一姫:「………ですが?」喜びそうになったのをちょっと抑えて首をかしげる。
"ジョーカー・スケバン"黛比未子:「なんと今宵、素敵なショーに招待されてしまったのは」
"ジョーカー・スケバン"黛比未子:「我々の方だと言う話ではないですか」
”トリガー・スケバン”茜屋笑:「いちいち分かりづらいんやアホンダラ」
”トリガー・スケバン”茜屋笑:「ほら、アレや」
”トリガー・スケバン”茜屋笑:「おんどれらも、ここでやることあるんやろ」
”メタル・スケバン”小林飴李:『ビガー、ガガガ』
”メタル・スケバン”小林飴李:『その「門」を壊すと聞いた』
琴城星羅:「あ、バレてた?」あちゃー、という顔。
”メタル・スケバン”小林飴李:『……別に』
”メタル・スケバン”小林飴李:『邪魔しにきたとか、そういうわけではない。ウィーン』
空木一姫:「そう、なのですか?」
”メタル・スケバン”小林飴李:『ガッシャン』
”メタル・スケバン”小林飴李:頷き。
”メタル・スケバン”小林飴李:『私たちはこの数ヶ月』
”メタル・スケバン”小林飴李:『この場所の正体を探り、覇権を争ってきた』
”メタル・スケバン”小林飴李:『なので、せめて』
”メタル・スケバン”小林飴李:『ここを封じる瞬会に、立ち会いたいということ。ウィーン、ガッシャン』
”トリガー・スケバン”茜屋笑:「フン……」
”トリガー・スケバン”茜屋笑:「やるんやったらさっさとせえ」
”トリガー・スケバン”茜屋笑:言いつつも、どこか名残惜しそうに
”トリガー・スケバン”茜屋笑:門を見上げる
"ジョーカー・スケバン"黛比未子:「ンフフフ。勿論、我々だけではありません」
"ジョーカー・スケバン"黛比未子:「この一世一代のセレモニーを見届けるために」
"ジョーカー・スケバン"黛比未子:「これまで地獄洞に挑んだすべてのスケバン、すべての敗者達が、今!!」
"ジョーカー・スケバン"黛比未子:バッ!
"ジョーカー・スケバン"黛比未子:カカカカカカカカッ!
"ジョーカー・スケバン"黛比未子:地面に無数のカードが刺さり、白い煙をあげる
空木一姫:「!」覚えの有る動きに無意識に警戒の構えを取る。
空木一姫:前回のことを思えば斬りかかるべきか、一瞬迷い──
"ジョーカー・スケバン"黛比未子:その中から続々と現れるかつての強敵(とも)
サブGM:「オーッホッホッホ!」「ぐぁうぐぁう!」「キュワワー!」「ご禁制!」
サブGM:次々にカードから飛び出してくる。
”メタル・スケバン”小林飴李:『そして、ここにいる全員に代わって』
”メタル・スケバン”小林飴李:『一言、言わせてもらう。プシュー』
”メタル・スケバン”小林飴李:ハッチが開く。
”メタル・スケバン”小林飴李:「私たちの学校を守ってくれて」
”メタル・スケバン”小林飴李:「……どうも、ありがとう」
”メタル・スケバン”小林飴李:ぺこり。
琴城星羅:「みんな…」「こちらこそ、一緒に戦ってくれてありがと!」破顔。
空木一姫:「えぇ」
空木一姫:「皆様のおかげで、ここまでたどり着くことができました」「ありがとうございます」深々と頭を下げて。
空木一姫:「───では」
空木一姫:「お願いします、せっちゃん」
琴城星羅:「…うん。任せて」拳をぐっと握り、もう一度羅生門を見上げる。
琴城星羅:地獄はその役目を終え、終わるだろう。願わくば、それが新しい何か…できれば、良いことの始まりでありますように。
琴城星羅:一回だけ大きく深呼吸したのち、門の柱に渾身の拳を叩き込む。
琴城星羅:わずかな間をおいて羅生門は赤く染まり、そのアーティファクトはコンクリートの彫像に変わり…
琴城星羅:轟音とともに塵へと還った。
GM:後には、塵だけが残る。
GM:この学院に地下に眠る地獄は、完全に消え去った。
GM:どこからともなく、拍手の音が鳴る
GM:それは段々と大きくなり
GM:しばらくの間、静寂を取り戻した空間に響き続けた。


GM:■夜 空木邸
空木一姫:立派な門構えの内、和風な玉砂利の庭に緑を有する邸宅。
空木一姫:普段は一人の少女のみが生活する空間に、二人分の気配が有る。
空木一姫:「はい、そのまま少し耐えてくださいね……よし」
琴城星羅:「んっ…」息を止めてお腹に力を入れてへこませる。
空木一姫:畳の敷かれた一室で、目の前に立つ少女の帯を調整する。
空木一姫:左右偏りがなく、キッチリと留めた事を確認し。
空木一姫:「はい、出来ました。お綺麗ですよ、琴城様」
空木一姫:「……あ、いえ。せっちゃん」
空木一姫:姿見の前に連れて行く。
琴城星羅:「わぁっ…」日頃着慣れない、ちゃんとした着物!
琴城星羅:「…なんだか、自分じゃないみたい」ぱたぱたと袖を動かしてみる。
空木一姫:「ふふ、そうですか? せっちゃんはずっと素敵でしたよ」
空木一姫:「ですが、気に入って頂けたなら何よりです。」
琴城星羅:「もー、いーちゃんそういうこと言うんだから!」発言と、今着ている服への照れでほんのり赤くなる。
空木一姫:こちらも既に着物。目の前で手本を教えるために着替え済。
空木一姫:「本音ですよ。素敵な騎士様でした」
琴城星羅:「いーちゃんがこんな綺麗な服で出迎えてくれたから最初から期待度MAXだったけどね」
琴城星羅:「騎士…にしてはちょっと詰めが甘かったかも。お姫様に背負われて助けられる騎士なんてかっこつかないよ!」
琴城星羅:「その、精進します…」やや委縮しながらぺこり。
空木一姫:「そこはそれ、私もお姫様ばかりをしているわけには行きませんので」
空木一姫:「その時はサムライとしての幕間だったということで」
空木一姫:「お互い精進ですわね」合わせるようにペコリ。
空木一姫:「それに、お姫様のように蝶よ花よと扱われては、照れてしまいますわ」
琴城星羅:「お姫様であることとサムライであること、両立すると思うよ」「スケバンとだって複合するんだから、きっといけるって!」
空木一姫:「となると、お姫様・サムライ・スケバンですか……なんだか不思議なお名前になりますね」
琴城星羅:「どっちかの時があるとかじゃなくて、全部合わせていーちゃんだからね」「だから、蝶よ花よと扱っちゃうよ!」頭をなでなで。
空木一姫:「う、むぅ……」撫でられて困惑しつつ、逃げない。
琴城星羅:「私も…コンクリで、騎士で、スケバンで、えーとえーと…」
空木一姫:「私、一姫という名前ですが、やはり姫には向いてないような……嫁ぐ相手もおりませんし」
空木一姫:「琴城様のほうが、騎士様もお姫様もできるような印象があります」
空木一姫:「……あ、と。せっちゃんのほうが。」
琴城星羅:「せっちゃん!よく言えました!」
空木一姫:「むむむぅ」言い慣れない呼称に口元がむにゃむにゃしている。
空木一姫:「と、ともかくせっちゃんはとてもお綺麗ですし、お顔も広いのでしょう?」
琴城星羅:「どうかな?転校してばっかりだからあちこちに友達はいるけど…」「私、綺麗かな?」てれてれ。
琴城星羅:「姫騎士だなんて言われたの初めてだし、どんな反応したらいいのか困っちゃう」そう言いながらもうれしげ。
空木一姫:「はい、とてもお綺麗ですよ。世の殿方が放っておきませんっ」
空木一姫:むん、と両手をグーにして。言うほど世の殿方の友達は居ない。
空木一姫:「せっちゃんの背筋をピンと伸ばして立つ姿は、色んな方を魅了すると思いますっ」
琴城星羅:「えへへへ~」「でも、今は男の子はいいかな。私は『予約済み』だからね」
空木一姫:「予約済み?」言われた言葉を反芻して
空木一姫:「……………」
空木一姫:「…………よ、予約済み…?」ちょっと顔を赤くする。
空木一姫:「そ、それはつまり、せっちゃん。そういうお相手が…?」
琴城星羅:「あっ」言っちゃった。「その…初めての…彼氏…というかまだそれ未満というか…」しゃっきり立ってたはずなのにどんどんしぼんでいく!
琴城星羅:「ともかく!この話はあとで!」「えーと、みんなそろってから!」先送り!
空木一姫:「彼氏………」漏れた言葉だけを聞いて。
空木一姫:「分かりました、その代わり」
空木一姫:「きっちり話してもらいますからね、せっちゃん」
琴城星羅:どんどん余裕がなくなっていく。「しょ、精進します…」
GM:丁度その時、玄関先からインターホンの音が響く
空木一姫:鳴るときのほうが珍しく、未だに慣れていないそのインターホンの音を聞いて。
空木一姫:小さく縮こまりそうな『友人』の手を引いて、玄関に向かっていく。
空木一姫: 
空木一姫:立派な門構えの内に和風な玉砂利の庭に緑を有する邸宅。
空木一姫:普段は少女一人の生活するその空間に、今は2人。
空木一姫:そして、門の外に、普段からすれば何倍もの騒がしさを伴って
空木一姫: 
空木一姫:「ようこそいらっしゃいました」
空木一姫:「───歓迎いたしますわ、皆様」


GM:ED 空木一姫 琴城星羅 終了!
GM:お疲れさまでした!
空木一姫:お疲れさまでした~!
琴城星羅:お疲れさまでした!ありがとうございました…超楽しかった…!

花 道 : 風吹リュー

GM:ED 風吹リュー
GM
GM:落ち着いた雰囲気の喫茶店。窓際の席に向かい合って座る人物が二人。
"プランナー"都築京香:一人は、十歳前後の幼い、しかし利発そうな少女
?????:もう一人は、どこか印象の薄い初老の男
?????:「貴方が抜けてからこうして顔を合わせるとは思わなかったよ」
"プランナー"都築京香:「それはこちらの台詞です。と言いたいところですが」
"プランナー"都築京香:「この程度は予測の範囲内です。ごきげんよう。"ロレム・イプサム"」
"プランナー"都築京香:「今日は何のご用ですか?という質問も」
"プランナー"都築京香:「時間の無駄ですのでやめておきましょう」
"プランナー"都築京香:「負け惜しみならご自由に。ただし手短にどうぞ」
"ロレム・イプサム":「随分嫌われたもんだ」
"ロレム・イプサム":「だがまあこっちも忙しいんでね、手短に済ますのは賛成だ」
"ロレム・イプサム":「負け惜しみにもならない、ただの情報共有さ」
"ロレム・イプサム":「"マカハドマ"のルートが閉ざされたことで、こちらの計画は大幅に練り直しだ」
"ロレム・イプサム":「今後"鉱床"にアプローチするにしても、それはこれまでとは全く異なる方法になるだろう」
"ロレム・イプサム":「かつて俺が苦労して開いた"坑道"……巳崎の"マカハドマ"」
"ロレム・イプサム":「これが現在まで残った最後のルートだった。残りの」
"ロレム・イプサム":「星辰館の"深淵(アビス)"もルツィアの"奈落(ゲヘナ)"も、とっくの昔に閉じてしまっていたからね」
"ロレム・イプサム":「残念だ。いやホントに」アイスコーヒーを啜る
"ロレム・イプサム":「残念、と言えば」
"プランナー"都築京香:オレンジジュースをストローで吸いながら、首をかしげる
"ロレム・イプサム":「面影島の一件以来丸くなったというのは本当のようだ」
"ロレム・イプサム":「俺はてっきり、貴方があの学校に拘っているのは」
"ロレム・イプサム":「いつかあの"海"を自由に使う機会が巡ってきた時のために、手元に置いているんだと思っていたんだが」
"プランナー"都築京香:「ああ、だから今になって動き出したのですね」
"プランナー"都築京香:「あれから我々の同胞も随分と増えました。今なら私の関心も薄れているだろうと」
"ロレム・イプサム":「思い違いだったな。所詮、ロードの意図を下っ端が推し量るだけ無駄ということか」
"ロレム・イプサム":「だが、ここから先は別だ」
"ロレム・イプサム":「半年後、我々が招く未来の先が、果たして貴方に見えているのか……」
"ロレム・イプサム":「今度は中々にいい勝負になると思うがね」
"プランナー"都築京香:コップの底に残った氷水を吸い終わり「そうですか」
"プランナー"都築京香:「ご自由にどうぞ。それも全て、我が『計画(プラン)』へと帰結することですので」
"プランナー"都築京香:「ですが一つ、先達としてちょっとしたアドバイスを」
"プランナー"都築京香:「計画のすべてを、自分の意のままに支配できるとは考えないことです」
"ロレム・イプサム":「これはまた、"プランナー"の名が廃る発言だな」くつくつと肩を震わせて
"プランナー"都築京香:「大切なことですよ」悪戯っぽく笑いながら
"プランナー"都築京香:「想定通りの結果を求めるなら、不確定要素を排し、粛々と計画を実行すれば十分です」
"プランナー"都築京香:「しかし"想像以上の未来"を求めるならば、それは『計画(プラン)』を破壊した先にしか存在しない」
"プランナー"都築京香:「今の私が見たいのはそういうものです」
"プランナー"都築京香:椅子の上でプラプラ揺らしていた脚を投げ出し、着地する。軽やかな足取りで出口へと向かい
"プランナー"都築京香:「だからこそ、私は彼女等の側にあり続けたのかもしれません」
"プランナー"都築京香:「あの子たち(スケバン)は、いつも私の『計画(プラン)』を台無しにしてくれますから」


GM:店先に立つ君の横を、初老の紳士と幼い少女の二人組が通り過ぎる
GM:古い店だ、孫を連れて来る客も少なくはない
GM:特に気にすることもなく。君は店に入るだろう。
GM:ここは、ようやく帰ってきた、君の家でもあるのだから。
GM: 
GM:■純喫茶アゼルバイジャン
GM: 
風吹リュー:「(……?)」
風吹リュー:一瞬、見覚えのある少女が居た気がして振り返るが、既に誰も居ない。
風吹リュー:店先の暖簾をくぐる。
風吹リュー:「さって」
風吹リュー:肩に引っかけたバッグを空ける。
風吹リュー:それから、思い出したように入口の「OPEN」と書かれた板をひっくり返し、カーテンを閉めた。
風吹リュー:スケボーを手近な椅子に放る。
風吹リュー:カウンターを回り込んでアイスクリーム、砂糖、へたを取った果肉をミキサーに放り込んでバニラエッセンスをふりかけ、適量の牛乳を注いでスイッチを入れ。
風吹リュー:適当に混ざったところで器に注ぎ、生クリームをホイップ。
風吹リュー:「そろそろ出て来いよなー」
風吹リュー:スライスしたイチゴを上に載せる。慣れた手つきだ。
アセンション春花:カタカタカタカタ……
アセンション春花:スケボーが小刻みに揺れ
アセンション春花:「……………」ずずず、と
"初代ユーレイ・スケバン"喪神春花:「……リューちゃん意外と上手いんですね」
"初代ユーレイ・スケバン"喪神春花:腰から下を半ば透明にしながら、ヒト型の影が飛び出してくる
風吹リュー:「……なんかやらしくないかその言い方」
風吹リュー:「ま、店の手伝いは昔からやってたからな」
風吹リュー:コトン……
"初代ユーレイ・スケバン"喪神春花:「ほーん、ほーん……」
"初代ユーレイ・スケバン"喪神春花:「一体その手でどれだけの女の子をコロッといかせてきたんですかねえ……」
風吹リュー:「はい、うちのミルクセーキ。イチゴ味」
風吹リュー:タンブラーの淵をスプーンで叩いて、春花の前で手を合わせる。
風吹リュー:「なんまんだぶなんまんだぶ」
"初代ユーレイ・スケバン"喪神春花:「ちょっと!拝まないでください!!」
風吹リュー:「実際どうなんだ。飲める?」
風吹リュー:「あといかがわしい感じにするのはやめろ」
風吹リュー:「女子校だし……そういう奴もいるけど! うちは硬派一本でやってるから」
"初代ユーレイ・スケバン"喪神春花:「飲めますよ—。一応は半実体ですからね」
風吹リュー:「ほーん……」
"初代ユーレイ・スケバン"喪神春花:「今の時代だと、えぐざいる……えんじぇるはいろお……?でしたっけ」
風吹リュー:「あーそういう分類ね」よく分かっていない。
風吹リュー:「いや、幽霊のレネゲイド……ビーイン? とかだったら困るじゃん」
風吹リュー:「死んだとか悪霊とか軽率に言い過ぎだしお前」
風吹リュー:「…………」
風吹リュー:その割には、もう随分と彼女に怖さを感じたりはしなくなっているな、と思う。
"初代ユーレイ・スケバン"喪神春花:「失礼ですねー!ユーレイなのは本当ですよ!ユーレイグモの獣化因子!」
風吹リュー:「なんだそら。今の代の方がよっぽどクモっぽいぞ」
風吹リュー:クモではない。
"初代ユーレイ・スケバン"喪神春花:「あー、あの子はかなり近いですねー」
風吹リュー:「(……会った事はあるんだな)」
風吹リュー:「ま、飲みながらでいいから聞けよ」
風吹リュー:カウンターにもたれかかるように肘をつく。
"初代ユーレイ・スケバン"喪神春花:「……はい。まあ、折角リューちゃんが振る舞ってくれたんですから」
"初代ユーレイ・スケバン"喪神春花:「ここで食わねば女が廃るというもの」
"初代ユーレイ・スケバン"喪神春花:「これが最後の肉の悦びになるかもしれませんしね。およよ……」
風吹リュー:「やめろ! 縁起でもない!!」
"初代ユーレイ・スケバン"喪神春花:「わひゃっ」
"初代ユーレイ・スケバン"喪神春花:「も、もう冗談ですよ~ユーレイジョーク~!」
風吹リュー:「……あ、すまん……」
風吹リュー:「…………春花がさ」
"初代ユーレイ・スケバン"喪神春花:「あ…………」神妙な顔になって耳を傾ける
風吹リュー:「それでこそ八大天王だとか、お前は最高のスケバンだー、とか」
風吹リュー:「相棒、とか。そんな調子で言うもんだから。オレは」
風吹リュー:「担がれてんのかと思ったぜ。なんつーかさ」
風吹リュー:今は、そうでないことが分かっている。
風吹リュー:「どうしてそんな風にするんだ」
風吹リュー:「春花は真剣に生きてるのに。いつもふざけてるみたいだ」
風吹リュー:生きてる、という言葉をわざと使った。
"初代ユーレイ・スケバン"喪神春花:「どうしてって……」
風吹リュー:「初対面からあんなに持ち上げられて擦り寄られたら、そうも思うだろ」
風吹リュー:カウンターにもたれかかるように隣の席に座る。
"初代ユーレイ・スケバン"喪神春花:「……リューちゃんがどう思っているのかは知らないですけど」
"初代ユーレイ・スケバン"喪神春花:不服そうな視線を向けている
風吹リュー:「……ん」
"初代ユーレイ・スケバン"喪神春花:「言っておきますが、半分は素です!私は元来軽い性質なんです!」
風吹リュー:「……まあ。それはそうかもだけど」
風吹リュー:地獄門、突入前のやり取り。一瞬だけ、威厳を醸そうとしていたやりとりを思い出している。
"初代ユーレイ・スケバン"喪神春花:「生前は春風のように軽やかな、と枕詞が付くくらいには浮名を流したものです」
風吹リュー:「ふーん」
風吹リュー:白くて、ふわふわ揺れる髪になんとなく指を通して見る。
"初代ユーレイ・スケバン"喪神春花:「或いは、そういった性質が、この人格を形作るに当たって強待ってるのかもですが、それはそれ……」
"初代ユーレイ・スケバン"喪神春花:「……けどそうですね」
"初代ユーレイ・スケバン"喪神春花:「私は軽い女なので、軽々しく言ってしまいますが」
"初代ユーレイ・スケバン"喪神春花:「もう半分は、似ていたからです」
風吹リュー:「その喋り出しは軽くないだろ」
風吹リュー:似ていた。
風吹リュー:”オロチ”を倒した時も、何か。スケボーを通して郷愁のような感情が流れ込んで来たような気がする。
風吹リュー:それはあるいは『剣』に反応しての事だろうと思っていたのだが。
"初代ユーレイ・スケバン"喪神春花:「いいんです~!」いーっと歯を剥いて
"初代ユーレイ・スケバン"喪神春花:「そうです。私がリューちゃんに優しかったのは」
"初代ユーレイ・スケバン"喪神春花:「リューちゃんが似ていたからですよ。私の、大好きなお友達に」
風吹リュー:「……そっか」
風吹リュー:多分。
風吹リュー:そいつはとうの昔にボケてくたばって、奥の仏壇にいるのだが。
風吹リュー:「それなら。うん、悪かった」
風吹リュー:くるりと椅子を回して、同じ方を向く。
"初代ユーレイ・スケバン"喪神春花:「え、な……」
"初代ユーレイ・スケバン"喪神春花:「何で……謝るんですか」
風吹リュー:「……なあ」
風吹リュー:「お前と一緒に居るのはさ、楽しいよ」
風吹リュー:「……一回言ったか? これ。まあいい」
"初代ユーレイ・スケバン"喪神春花:「…………」
風吹リュー:「なんだかんだ明るいし、自身満々だし、あとあのあれ、炎出るやつ」
風吹リュー:「なんとかエンジン。あれもかっこいいしさ」
風吹リュー:「でも、なんつーか。その調子のまんま居なくなられたら堪んねーだろ」
風吹リュー:「お前は分かってないよ」
風吹リュー:「オレは、スケバンってぇやつが好きだし。筋の通ったでかい女になりたいと思うけど」
風吹リュー:「なりたいだけだ。オレにとってはお前は、”始祖のスケバン”の一形態よりも」
風吹リュー:「やっぱりただの変なやつで、友達(ダチ)なんだよなぁーーー」
風吹リュー:ぐぐ、と伸び。
"初代ユーレイ・スケバン"喪神春花:「リューちゃん……」
風吹リュー:「あれだけ。たくさんの奴らが」
風吹リュー:「たくさんの奴らがいた。とんでもないくらいのお膳立てがあって、オレはあれを終わらせる鍵を握っていた」
風吹リュー:「それでも、やったのは星羅だ」
"初代ユーレイ・スケバン"喪神春花:「……それ、やっぱり気にしてたんですね」
風吹リュー:ぐるりと、首だけで君を向く。
風吹リュー:「なーにがテッペンだっての。どいつもこいつも。分かってねーんだよ。オレはここ一番で」
風吹リュー:半実体の肩を、掴む。
風吹リュー:「こっちなんだ。結局、フツーなんだよ。でかいものも遠いものも見えない」
風吹リュー:「何かの間違いだ。ずっと何かの間違いが起き続けて。八大天王なんてとこまで来ちまった」
風吹リュー:「だがまぁ……」
風吹リュー:「悪くなかったよ。悪くない気分だった。それだけは絶対にそうだ……」
風吹リュー:「なあ」
風吹リュー:「大先輩から見てどうだ。オレは上手くやれてたか?」
"初代ユーレイ・スケバン"喪神春花:「………」無言で君を見つめて
"初代ユーレイ・スケバン"喪神春花:「…………リューちゃんは本当、ズルいですよねえ……」小さく呟き
"初代ユーレイ・スケバン"喪神春花:浮遊しながらカウンターの前へ
"初代ユーレイ・スケバン"喪神春花:「リューちゃんの質問に答える前に」
"初代ユーレイ・スケバン"喪神春花:ミルクセーキの前に顔を近づけて、大きく口を開ける
"初代ユーレイ・スケバン"喪神春花:「あーん」
"初代ユーレイ・スケバン"喪神春花:「ほらほら、リューちゃんお願いします」
風吹リュー:「……!? あ、そうか!」
風吹リュー:半透明に透ける手足を見て。
"初代ユーレイ・スケバン"喪神春花:透明な手をパタパタと振る
風吹リュー:「待って待って!」
風吹リュー:バタバタとストローを取りに引っ込んで戻ってくる。
風吹リュー:生クリームの上から差し込んで、タンブラーを彼女の口元へ。
風吹リュー:「……あーん」
"初代ユーレイ・スケバン"喪神春花:「あーん」もう一度大きく顎を開いて
風吹リュー:「えっ駄目?」
風吹リュー:(ど、どうすれば……)あわあわと何か手掛かりがないかを見渡す。
風吹リュー:スプーンで上の生クリームと苺をすくって、彼女の口の中へ。
風吹リュー:「これは合ってる……?」
"初代ユーレイ・スケバン"喪神春花:「ん~、60点ですが」
"初代ユーレイ・スケバン"喪神春花:「これ以上はリューちゃんには刺激が強すぎるので、良しとしましょう」
"初代ユーレイ・スケバン"喪神春花:「あむっ」
風吹リュー:「刺激が強すぎる……? 何、何させようとしてたんだ…………」
"初代ユーレイ・スケバン"喪神春花:一口で苺と生クリームを頬張り、ゆっくりと味わう
"初代ユーレイ・スケバン"喪神春花:「………………」
風吹リュー:気づけば近くにある、恐ろしく整ったその顔にどきりとする。
風吹リュー:「(こんなにいい加減な女の癖に……)」
"初代ユーレイ・スケバン"喪神春花:ごくり、と飲み込む音の後に
"初代ユーレイ・スケバン"喪神春花:「……………………ふ……ぐ」
"初代ユーレイ・スケバン"喪神春花:「………ぇぐっ………………ひ……っぐ」
"初代ユーレイ・スケバン"喪神春花:嗚咽と共に、カウンターに涙が数滴落ちる
風吹リュー:「………………ぇえ!?」
風吹リュー:「大丈夫か! なんか悪いもんでもあったか!!? 春花──春花?」
風吹リュー:背をさする。最強のスケバンと背格好は同じはずなのに、なんだか小さく感じる。
"初代ユーレイ・スケバン"喪神春花:「ぅう……………じがい、ばず………」
"初代ユーレイ・スケバン"喪神春花:「とっても……おい、じい……でず……ぇぐ」
風吹リュー:「────────」
"初代ユーレイ・スケバン"喪神春花:「これは、リューちゃんが……意地悪するからで……」
"初代ユーレイ・スケバン"喪神春花:嗚咽を繰り返しながらも言葉を紡ぐ
風吹リュー:彼女の肩を支えながら、ふっ、と微笑む。
風吹リュー:「うん。ごめん、ごめん」
風吹リュー:自分でも驚くほど穏やかな声が出た。
"初代ユーレイ・スケバン"喪神春花:「ひっく……大体……最初に怒らない所からズルすぎます」
風吹リュー:「採点が始まっちゃったか」
"初代ユーレイ・スケバン"喪神春花:「私はちゃんとオチまで用意してたのに……あれじゃこっちだけ酷いやつみたいじゃないですか」
"初代ユーレイ・スケバン"喪神春花:ずび、と鼻をかむ
風吹リュー:「はいはい。そうだな。春花はひどいやつだけど」
風吹リュー:「オレの方にも改善すべきところはある。大いにある」
風吹リュー:「……オチって?」
風吹リュー:ちり紙をアンダースローでゴミ箱に放り込みながら。
"初代ユーレイ・スケバン"喪神春花:「そうです……反省すべきです……きっと私以外にもたくさんの女の子を泣かしてきたんです」
"初代ユーレイ・スケバン"喪神春花:「……リューちゃんは」
"初代ユーレイ・スケバン"喪神春花:「ぶっちゃけ全然似てないです」
風吹リュー:「えっ……」
"初代ユーレイ・スケバン"喪神春花:「見た目とか口調とかそっくりだったんで、ついつい優しくしちゃいましたけど」
"初代ユーレイ・スケバン"喪神春花:「実際付き合ってみると、なにかあるとすぐに手が出るし」
風吹リュー:「そう。だな……いや、泣くまで殴ったことはそんなにないぞ!」
風吹リュー:「これでもそれなりに子分どもからは慕われてんだからな」
"初代ユーレイ・スケバン"喪神春花:「気を使ってる風なこと言っておいて、全然周りと足並み揃えないし」
風吹リュー:「う」
風吹リュー:そうだ。共に行動していたのは誰もが自分と同じ立場のものであり、普段のように先行すれば周りがついてくるわけでもない。
"初代ユーレイ・スケバン"喪神春花:「口ではでかいこと言うくせに、影ではジメジメグチグチどうでもいいことまで気にしちゃうし」
風吹リュー:「は…………どうでも!? どうでもよくはねーだろ!」
"初代ユーレイ・スケバン"喪神春花:「そういうのも、結局溜め込めなくてこうやってさらけ出しちゃうし」
風吹リュー:「………………」
風吹リュー:ずけずけと。
風吹リュー:1センテンスで2つも3つも刺されて
"初代ユーレイ・スケバン"喪神春花:「節操ないし」「ビビリだし」「オバケ怖いし」
"初代ユーレイ・スケバン"喪神春花:「一言でいうと、めちゃくちゃ面倒くさいです」
風吹リュー:「……」顔を覆っている。
風吹リュー:「………………いや」
風吹リュー:「どうでもよくはねーだろ…………ない……ないもん……」
風吹リュー:他の事について反論する気はなさそうだ。
風吹リュー:「うううう~~~~~」
風吹リュー:ずるずると椅子を滑り落ち、床に座り込む。
風吹リュー:「なんだよぉ……」
"初代ユーレイ・スケバン"喪神春花:「もうその辺……3層目くらいで気付きました」
"初代ユーレイ・スケバン"喪神春花:「4層あたりで確信して、6層に降りる頃にはもう諦めの境地でした」
"初代ユーレイ・スケバン"喪神春花:「……だから」
"初代ユーレイ・スケバン"喪神春花:「そこから先は、"リューちゃんだから"です」
風吹リュー:「……」顔から手を離し、赤くなった目許で彼女を見る。
風吹リュー:「それは……」
"初代ユーレイ・スケバン"喪神春花:「ちょっとビビりでかわいくて」「脅かすと面白くて」「なんだかんだ皆のことが好きなリューちゃんが」「好きです」
風吹リュー:「っ────」
風吹リュー:突然の────いや、突然ではないのだ。きっと。
風吹リュー:彼女のすること、言う事に、いちいち裏を読み取ろうとしていた自分が。気づいていなかっただけの。
"初代ユーレイ・スケバン"喪神春花:「迷ったり、納得行かないこと全部飲み込んで、それでも前に進めるリューちゃんが好きです」
"初代ユーレイ・スケバン"喪神春花:「それでも折れそうな時に力になれるのならそれは……ええ、相棒冥利に尽きるってやつです」
"初代ユーレイ・スケバン"喪神春花:「どんな壁にも、誰よりも先陣切って突っ込んでいけるリューちゃんが好きだし」
"初代ユーレイ・スケバン"喪神春花:「スケボー使いが荒いのだけは……ちょっと直してほしいですけど」
風吹リュー:「────こんな。えっ? だ、だって、これ……」
風吹リュー:顔が熱い。寸刻前とは全く異なる理由で。
風吹リュー:状況に追いつく前に、いくつもの言葉が重なっていく。それらすべてが同じ方へ向いている。
風吹リュー:真上を向く。柔らかな照明が透けるようにして、そこに彼女がいる。
"初代ユーレイ・スケバン"喪神春花:「でも、そんなのどうでも良くなるくらい、リューちゃんのことが大好きです」
"初代ユーレイ・スケバン"喪神春花:「だから、もう一回言いますね」
"初代ユーレイ・スケバン"喪神春花:「リューちゃんは、ちょっと変わった、私のお友達で」
"初代ユーレイ・スケバン"喪神春花:「最強の、スケバンで」
"初代ユーレイ・スケバン"喪神春花:「私の、最高の相棒です」
風吹リュー:「…………………………はは。ふふふ」
風吹リュー:愛の告白みたいだ、と思う。本当にそうなのかもしれない。
風吹リュー:「オレも、実はさ」
"初代ユーレイ・スケバン"喪神春花:「はい」赤くなった瞼を拭って、笑い返す
風吹リュー:「ずっと、先の不透明で、孤立無援で」
風吹リュー:「あんなところで戦う事を選んだ。戦い続けた、オレ達まで繋いだ」
風吹リュー:「──────オレを、選んでくれた。あの場に」
風吹リュー:「まだ短い付き合いだけど、いくつもの敵とピンチを切り抜けた。一緒に」
風吹リュー:「春花の事をさ。最強で、最高で──────それ以上に友達で、相棒だと思ってる」
風吹リュー:「……って言ったら、信じる?」
風吹リュー:特に最後のものについては、今まで一度も口にはしなかったのだけれど。
風吹リュー:それでも。
風吹リュー:きっと一緒だと言った。ただそれだけの言葉を何より固く信じていたのは。
風吹リュー:口にして、何もかも腑に落ちた気がした。
"初代ユーレイ・スケバン"喪神春花:「ふふ」
"初代ユーレイ・スケバン"喪神春花:「信じますよ。けど」
風吹リュー:「ほっとした。──けど?」
"初代ユーレイ・スケバン"喪神春花:「言葉よりも、もっと確かな方法があるので」
"初代ユーレイ・スケバン"喪神春花:「そうしますね」
"初代ユーレイ・スケバン"喪神春花:ふわり、と
風吹リュー:「へ?」
"初代ユーレイ・スケバン"喪神春花:君の顔に手を当てて、頬に軽く
"初代ユーレイ・スケバン"喪神春花:本当に軽く口づけて、そのまま抱きしめる
風吹リュー:「…………あ、あ…………」
"初代ユーレイ・スケバン"喪神春花:「いい子いい子ですねえ」
風吹リュー:手足の先が消えているその腕は、いかにも振り払えそうなのだが、茹だった頭がうまく体を動かしてくれない。
風吹リュー:「おまっ、お前! は、はる……!」
風吹リュー:何より彼女にそうされているのが、とても心地よかった。
風吹リュー:ふわりと白い髪がくちづけされたばかりの頬を撫でている。
"初代ユーレイ・スケバン"喪神春花:「ああ、本当に……」愛おしそうに、我が子を抱くように、優しく腕を回して
"初代ユーレイ・スケバン"喪神春花:「───本当に、間に合って良かった」
"初代ユーレイ・スケバン"喪神春花:君の背に回した腕が
風吹リュー:「────う、ん?」
"初代ユーレイ・スケバン"喪神春花:より一層透明に、少しずつ光の束となって
"初代ユーレイ・スケバン"喪神春花:解けていく───
風吹リュー:「──────」
風吹リュー:「ま、待てよ!」
風吹リュー:必死に、光の束をかき抱こうとする。
"初代ユーレイ・スケバン"喪神春花:元より希薄だった気配は更に薄く
"初代ユーレイ・スケバン"喪神春花:光の束は、君の腕をすり抜ける
風吹リュー:「待てって! それはないだろ!! …………今、だって。オレたちは──」
"初代ユーレイ・スケバン"喪神春花:「はい、ぎりぎりでしたけど」
"初代ユーレイ・スケバン"喪神春花:「心の底から相棒になって、さよならできて、本当に良かった」
風吹リュー:────あるいは。
風吹リュー:彼女はやはり、完全に本体から独立して活動することなど不可能で。
風吹リュー:だから、あの場に留まろうとしていたのだろうか。あの場所と共に消えようと。
風吹リュー:「はる……か…………」
"初代ユーレイ・スケバン"喪神春花:「……知ってます?レネゲイドビーイングが意思と実体を持つようになったのは、本当に最近のことなんですって」
"初代ユーレイ・スケバン"喪神春花:「ずっと前からこうだった私は、やっぱりかなり無理してたってことなんですかね」
風吹リュー:「──知らねーよ……そんな事……」
"初代ユーレイ・スケバン"喪神春花:「どの道、この体もジャームの一部ですし」
"初代ユーレイ・スケバン"喪神春花:「リューちゃんに迷惑掛ける前にこうなったのなら……むしろ……」
"初代ユーレイ・スケバン"喪神春花:「……うん、だからやっぱり、良かったんです」
風吹リュー:「迷惑ってなんだよ……」
風吹リュー:嗚咽が漏れる。
風吹リュー:「春花、春花ぁ……」
"初代ユーレイ・スケバン"喪神春花:君を抱きしめたまま、輪郭が崩れていく
風吹リュー:「ぁ…………………………」
風吹リュー:そこにない胴体を抱えたような体勢のまま。どうすることもできない。
"初代ユーレイ・スケバン"喪神春花:既に胸元まで光に解けて、暗い店内へと拡散する
"初代ユーレイ・スケバン"喪神春花:「リュー……ちゃん」
"初代ユーレイ・スケバン"喪神春花:「お友達と……仲良くしてあげて……くださいね」
風吹リュー:「バカヤロー……っく、当たり前……だ」
風吹リュー:「春花も……」
風吹リュー:「…………じゃあな」
"初代ユーレイ・スケバン"喪神春花:「今は仲直りできなくても……時間が解決することって……ありますから」
風吹リュー:違う。
風吹リュー:いくらでも言う事があるはずだ。
風吹リュー:それなのに、そんな言葉しか出てこない。
風吹リュー:「お友達って……」
"初代ユーレイ・スケバン"喪神春花:「あと……太郎さんも、たまにはパーツ交換してあげないと拗ねちゃいますし……」
風吹リュー:「っあいつの事かよ。……分かったよ。仲良くする」
風吹リュー:「太郎のパーツも…………特注なんだよこいつの……でも、そうだな……」
"初代ユーレイ・スケバン"喪神春花:「お母さんのお手伝いとか……少しはお勉強もしないと……心配されちゃいますから……」
風吹リュー:「手伝いは……してる。勉強は…………」
"初代ユーレイ・スケバン"喪神春花:「あと、手洗いうがいは忘れずにして……」「ちゃんと歯も磨いて……」「あとあと……」
風吹リュー:「………………」
風吹リュー:「長くない?」
風吹リュー:流石に違和感を覚えた。
"初代ユーレイ・スケバン"喪神春花:「……………リューちゃん」
"初代ユーレイ・スケバン"喪神春花:安らかな表情で消えていく
"初代ユーレイ・スケバン"喪神春花:「元……気で……」
"初代ユーレイ・スケバン"喪神春花:その言葉が最後まで紡がれることはない
風吹リュー:「は、春花ぁ────────っ!!!」
風吹リュー:一瞬。期待してしまった。
風吹リュー:なんだかんだで、まだ大丈夫なんじゃないかと。彼女が最後まで、いつもの彼女だったから。
"初代ユーレイ・スケバン"喪神春花:"初代ユーレイ・スケバン"喪神春花の体は、完全に、跡形もなく、光に溶けて消えた
GM: 
"初代ユーレイ・スケバン"喪神春花:消えた……の、だが
GM:………淡い光の柱が空へと登っていく
GM:その柱が、なんだか
GM:天井に当たる寸前で直角に折れ曲がって
GM:椅子の上に置かれたスケボーの中に吸い込まれていく……
風吹リュー:「うぅ…………」
風吹リュー:「………………?」
風吹リュー:つかつかとスケボーに歩み寄る。
風吹リュー:げし。
風吹リュー:「太郎、どうなってる?」
?????:『ぅ……うぅ』
アセンション太郎:『いや…………』
?????:『……あれ?なんですかここ?これが天国?』
アセンション太郎:『見ての通りだが……………………?』
風吹リュー:「……」
風吹リュー:「ふぅ────────────────────────────────────────────ん」
?????:『嘘……私の天国、狭すぎ……?なんかきったないし』
アセンション太郎:『方々で言われるなそれ』
?????:『……って!!あれー!!??太郎さん!!??』
アセンション太郎:『己(おれ)は汚いのか? どう思うかリューよ』
?????:『まさか太郎さんも成仏してしまったんですか!?リューちゃんの酷使に耐えかねて……』
風吹リュー:「いやお前は世界一かっこいいよ。手入れも欠かしてないし」
風吹リュー:「こいつのセンスがないだけ」
風吹リュー:「こいつの」
?????:「……おやあ~?」
?????:「この」
?????:「声」
風吹リュー:ガンガンとスケボーを床に叩きつける。
?????:「わひゃ~~~~っ!!!???」
アセンション太郎:『やめろ! 己にも来る! 当然の帰結として!!!』
アセンション春花:「こ、この痛みは!!夢じゃない!!??」
アセンション春花:「ましてや天国でも、無い!?」
風吹リュー:「何かましてくれとんじゃこら」
アセンション春花:「あ!リューちゃんやりましたよ!!」
アセンション春花:「なんかよくわからないけど、打ち直されてキャパの増えた太郎さんのお部屋が」
アセンション春花:「身体を失って軽くなった私の意識体を吸い込んで……」
風吹リュー:「おう」
風吹リュー:がし、とスケボーを抱きしめる。
アセンション春花:「リュ、リューちゃん」
風吹リュー:「良かった……いやほんと……なんかよく分かんないけど」
風吹リュー:「お前ほんと許さん……許さんからなお前春花………………」
アセンション春花:「えへへ……くすぐったいですよう……あと折れちゃいます……力……強くて……」
風吹リュー:「んなやわな作りしてるわけねーだろ」
風吹リュー:悪態を吐きながらも力を緩める。
アセンション春花:「………ふふふ」
アセンション春花:「それもそう、ですね。なんてったって」
アセンション春花:「私達、リューちゃんの相棒なんですから」
風吹リュー:「……うん。そうだそうだ」
風吹リュー:長く、長く息を吐く。
風吹リュー:「まだまだ一緒だ。オレ達は」
風吹リュー:くたりと脱力し、背中を倒す。
風吹リュー:阿修羅地獄堂女学院を取り巻く70年の騒乱が終わりを告げてから少し。
風吹リュー:ぱたん。と。それは、風吹リューの友を巡る、小さな戦いが終わる音。
風吹リュー:「色々なとこに行こう」
風吹リュー:「お前が知らない、どこにだって」
風吹リュー:「オレとお前たちが揃えば走れない道はない」
風吹リュー:「どこにだって行けるんだ」
風吹リュー:そう、大の字のまま言って。
風吹リュー:ゆっくりと目を閉じた。


GM:Double Cross The 3rd edition
GM:『進撃・阿修羅地獄堂女学院地下大迷宮の巻!』
GM:-完-
GM: 
風吹リュー:お疲れさまでした~!!
GM:皆さんお疲れさまでした!ありがとうございました!
琴城星羅:お疲れさまでした!