『ありえざるメロフェティア』


PC1:日高ぼたん(ひだか・─)(キャラシート)PL:缶詰
PC2:クリストファー・アレミティ・マイヤーズ(キャラシート)PL:森田
PC3:マナ・マヘアラニ・マイヤーズ(キャラシート)PL:ヤヒロギンジ
PC4:氷見須晴(ひみ・すばる)(キャラシート)PL:ミハエル

メインログ雑談ログ

目次

Preplay

GM:----------------------------------------
GM:◆Preplay◆
GM:----------------------------------------
GM:では早速自己紹介をやっていきましょう。
GMhttps://character-sheets.appspot.com/dx3/edit.html?key=ahVzfmNoYXJhY3Rlci1zaGVldHMtbXByFwsSDUNoYXJhY3RlckRhdGEYlrq7tQIM
GM:PC1、日高ぼたんちゃん! どうぞ!
日高ぼたん:はーい!
日高ぼたん:日高ぼたんです!中学生です!

日高ぼたん:趣味は旅行、特技は射撃!苦手なのは手加減です!
GM:わ~ストロング
日高ぼたん:物心付く前に親元から引き取られ、親戚の芍薬お姉さんと二人暮らしをしています。
日高ぼたん:お姉さんの職業は漫画家なので、昔から取材旅行で海外とかよく行ってました!家事とか出来ますよ!
日高芍薬:お姉さんだよ~

日高ぼたん:お姉さん!
日高ぼたん:何でしょう、いつもあってるはずなのにお顔を見るのが新鮮ですね!
日高芍薬:不思議だねぇー
日高ぼたん:不思議ですねぇ。
日高ぼたん:特技の銃はハワイで教わりました!
日高ぼたん:好きなものはご当地牛乳とお土産のおまんじゅうです。甘いのが好きです。
日高ぼたん:性能はエンジェルハイロウとハヌマーン!
日高ぼたん:大きな銃で撃って当てる!きれいな花火になります!
日高ぼたん:200点ということで今回は威力は控えめ。その代わり回数制限ありの範囲攻撃を身に着けました。
GM:今回は色々なものをどかんどかんと花火にしてもらいます
日高ぼたん:連続打ち上げ花火ということですね。
日高ぼたん:今回はそんなハワイにゴーなう!師匠と感動の再会をしたりするようで。
日高ぼたん:会うのが懐かしいです。どんな人なんでしょうね?
日高ぼたん:楽しみです。
GM:楽しみですね! ではハンドアウトをどかん!
GM
PC1:日高ぼたん ◆PC1 "引導射手(トリガーハッピーエンド)"日高ぼたん
シナリオロイス:ロア 推奨感情 懐旧/不審

君の保護者であり、かつて複数の出版社の取材費を食い散らかしながら君を連れて世界を巡っていた売れっ子漫画家・日高芍薬。ある日だしぬけに彼女が言い出した。久しぶりにハワイに行こうよ。マイヤーズさんたちにも会いたいし!
──そして旅行の前日、君は奇妙な夢を見る。嵐に佇む、麦わら帽子の少年、ロア。かつてハワイで出会った彼が現れ、君にこう告げた。
「ぼたん。君はここへ来るな」

GM:ハワイ旅行に行く直前に変な夢を見ます。
日高ぼたん:なんと。
GM:でも夢なんて所詮夢だからね……気にせず遊びに行こう!
日高ぼたん:今回はハワイ旅行…つまり水着回だったはずでは?
日高ぼたん:わかりました!日高ぼたんは元気です!
GM:かわいいぞ! そんな感じでよろしくお願いします。
GM:では次。
GMhttp://character-sheets.appspot.com/dx3/edit.html?key=ahVzfmNoYXJhY3Rlci1zaGVldHMtbXByFwsSDUNoYXJhY3RlckRhdGEY2smg2AIM
GM:PC2のアルくん、カモン!
クリストファー・アレミティ・マイヤーズ:あいよ!!
クリストファー・アレミティ・マイヤーズ:1人だけ立ち絵なし!まあ野郎だから致し方ないですね
クリストファー・アレミティ・マイヤーズ:地元サーファーのクリスくんです!ぼたんちゃんとは幼馴染というか
GM:なんだとぉ・・
クリストファー・アレミティ・マイヤーズ:一時期同じ釜の飯を食っていた間柄。ホームステイ先の息子でした。
GM:ぼたんちゃんの弟分ということですが、果たして……
クリストファー・アレミティ・マイヤーズ:当時は仲良しだったそうですが、月日は流れて今や彼も13歳で思春期に突入。
クリストファー・アレミティ・マイヤーズ:パパママやぼたんちゃんにもなんだかモヤモヤしたものを抱えまくっているメガネ男子です。
クリストファー・アレミティ・マイヤーズ:サーフィンの時は外すよ。
GM:メガネだった! 難しいお年頃なのね。
クリストファー・アレミティ・マイヤーズ:UGNイリーガルとしても積極的に活動しており、密猟者を追い払ったりハワイアンFHとサーフィン殺法で戦ったりもしている
クリストファー・アレミティ・マイヤーズ:あんまり家にいたくないんでしょうね
GM:あらあら……それで悪人ハントに興じているの、こちらもなかなかストロングなお子様だ
日高ぼたん:悩み事ですか?お姉ちゃんが相談乗りますよ?
クリストファー・アレミティ・マイヤーズ:シンドロームはピュアオルクス、水を引き起こして波に乗り、相手を撹乱しながらブーメランで死角から攻撃します。
クリストファー・アレミティ・マイヤーズ:引っ込んでてください!僕の自己紹介なんですから!!!
GM:かわいい~
日高ぼたん:怒られちゃった。
クリストファー・アレミティ・マイヤーズ:ちゅ、注意しただけです…怒ったわけではなくて…
クリストファー・アレミティ・マイヤーズ:ごにょにょ
GM:ではハンドアウト公開!
クリストファー・アレミティ・マイヤーズ:あ!はい!!!
GM:クソあざといなこの少年……
GM
PC2:クリストファー・アレミティ・マイヤーズ ◆PC2 "エアリアル"クリストファー・アレミティ・マイヤーズ
シナリオロイス:霞む男 推奨感情 任意/任意

日高ぼたんが、君の家へ遊びに来るのだという。
数年前唐突に君の前へ現れ、同じ屋根の下で姉弟のように暮らしていた。かと思えば急に日本へと去っていった。そんな少女だ。
どことなく家族の表情も日頃より華やぎ、君にとっては両親を取られるような心地がして面白くないかもしれない。
彼女を迎えに行くクルマを見送ってほどなく。気晴らしにビーチに出た君は、所々がぼやけたように白く輪郭の霞む、仮面の男と出会う。
彼は君の境遇に一方的な理解を示し、自らを正しき起源を復古するものだと名乗る。

GM:変な奴が出てきます。
クリストファー・アレミティ・マイヤーズ:こ、こわい
クリストファー・アレミティ・マイヤーズ:ダリナンダアンタイッタイ
GM:「後から来たやつがちやほやされてるの気に入らねえよな~~」みたいな絡み方をしてくるので
クリストファー・アレミティ・マイヤーズ:はっはーん
GM:任意の反応をお願いしていくことになるわね
クリストファー・アレミティ・マイヤーズ:完全に理解しました
クリストファー・アレミティ・マイヤーズ:任意していけそうです
GM:頼もしい! では次
GMhttps://character-sheets.appspot.com/dx3/edit.html?key=ahVzfmNoYXJhY3Rlci1zaGVldHMtbXByFwsSDUNoYXJhY3RlckRhdGEY67bK2gIM
GM:PC3、頼んだぜ師匠!
マナ・マヘアラニ・マイヤーズ:こらアル!知らない人について行っちゃ駄目ってママいつも言ってるでしょ!
クリストファー・アレミティ・マイヤーズ:ゲェーッ!かーさん!
マナ・マヘアラニ・マイヤーズ:あっはい。マナ・マヘアラニ・マイヤーズ40歳、退役軍人のサーフショップ経営者です

GM:随分お若いですね……美魔女……
マナ・マヘアラニ・マイヤーズ:軍属時代は日本で勤務していたこともあり、設立当時の"テンペスト"にも名を連ねている歴戦の兵士ですた
マナ・マヘアラニ・マイヤーズ:現在の夫と結婚する時に足を洗い、故郷のハワイに帰ってサーフショップを開いて今に至ります
トラヴィス・ラナキア・マイヤーズ:夫です。

マナ・マヘアラニ・マイヤーズ:ラブラブです
トラヴィス・ラナキア・マイヤーズ:ラブラブだぜぇ~
マナ・マヘアラニ・マイヤーズ:バイトで射撃場のインストラクターもしており
マナ・マヘアラニ・マイヤーズ:そのせいか一時期預かってた子に銃の手ほどきをしたりもしました。教えたつもりは無かったんだけどな~
日高ぼたん:(わたしわたし!とアピール)
GM:つもりはなくて銃の手ほどきしてることある?
クリストファー・アレミティ・マイヤーズ:いい年して何がラブラブですか恥ずかしい
マナ・マヘアラニ・マイヤーズ:性格は情に厚いけど大雑把でぶっきらぼうなせいで色々誤解されやすい感じ
マナ・マヘアラニ・マイヤーズ:今回はぼたんが久しぶりに遊びに来るということでうきうきです
マナ・マヘアラニ・マイヤーズ:最近素直じゃない息子ともこれを機に打ち解けれないかな~と期待してます
マナ・マヘアラニ・マイヤーズ:性能はエン/キュマ/ノイのヴァリポン使い
マナ・マヘアラニ・マイヤーズ:パワーアームで重量制限を、零距離射撃で同エン制限を無視し
マナ・マヘアラニ・マイヤーズ:レッドテンペスト+秘密兵器でぶん殴ります
GM:すごい構築
マナ・マヘアラニ・マイヤーズ:そしてバトロワルールということで
マナ・マヘアラニ・マイヤーズ:どうしても外せない判定を無理やり押し通るためにマスターズコネクション積んでます!使い所を見極めていきたい!
マナ・マヘアラニ・マイヤーズ:愛する家族のために頑張ります!よろしお願いします!
GM:玄人っぽい!
GM:よろしくお願いします。ハンドアウトはこれ!
GM
PC3:マナ・マヘアラニ・マイヤーズ ◆PC3 "デッドエンドトリガー"マナ・マヘアラニ・マイヤーズ
シナリオロイス:トラヴィス・"ラナキア"・マイヤーズ 推奨感情 任意/任意

両親から半ばネグレクト気味に親戚に預けられ、度々君の家に入り浸っていた日高ぼたんは、君にとって4人目の家族のような存在だ。
久しぶりに会う彼女を迎えに行ったホノルルの空港で、それは起きる。
俄かに訪れた嵐。ハワイ全域を覆うが如き《ワーディング》。
君の夫トラヴィスは不時着する飛行機の乗客とぼたんを守るために大規模なオーヴァード能力の行使を行い、海中に没してしまう。外部への通信は繋がらず、ハワイUGNが動く様子もない。事態に対処できるのは君だけかもしれない。

トラヴィス・ラナキア・マイヤーズ:アバン死(生きてる)します
マナ・マヘアラニ・マイヤーズ:パパ…!!
日高ぼたん:パパさん…!
GM:ショックかもしれないが、事態をなんとかするために奔走してほしい。
GM:嵐が収まらないとパパを捜せないからね!
マナ・マヘアラニ・マイヤーズ:神だか何だか知らねえが許せねえな
GM:その意気です。やっていきましょう
GM:次! 最後!
GMhttps://character-sheets.appspot.com/dx3/edit.html?key=ahVzfmNoYXJhY3Rlci1zaGVldHMtbXByFwsSDUNoYXJhY3RlckRhdGEYkofg2AIM
GM:今回唯一のUGN正規人員。須晴さんお願いします!
氷見 須晴:はーい!
氷見 須晴:氷見須晴です、宇宙からやってきた花のレネゲイドビーイングです
氷見 須晴:ハワイっぽさは本体がプルメリアの花にちょっと似ているくらいです
GM:正規人員であり、宇宙人でもある
氷見 須晴:生態がミントや竹の増殖力に分解性の低さを足し合わせたような最低さだったがために母星を放逐され
氷見 須晴:流れ着いた地球で花の姿のままある人間に恋をし
氷見 須晴:その後レネゲイドビーイングになって人間のため働くエージェントになりました
GM:波乱万丈の人(?)生
氷見 須晴:人間とは考えが決定的に異なることをわかってはいますが彼なりに人間のために動きます
氷見 須晴:ぱっと見はのんびりとしたおじいちゃんっぽく見えるかもしれません
GM:この見た目の若さで!
氷見 須晴:顔は想い人のほぼコピーです、忘れられないのでしょうね
氷見 須晴:性能
氷見 須晴:ブラムストーカーとバロールのクロスブリードです
氷見 須晴:必中の弓とオリジンプラントで達成値上げて
氷見 須晴:時間凍結、追撃の魔弾でひたすら回数を上げて花(自分)を打ち込み続けます
GM:三千世界でも強烈な存在感を放っていた固定値が火を噴くか……!
氷見 須晴:あとはロイス保護用の時の棺とバトロワ判定用の紡ぎの魔眼を持っています
氷見 須晴:ついでにハイブリーディングを握っています、時の棺か追撃の魔弾に使うかもしれません
GM:なるほど。そんな偉い君のハンドアウトはこれ!
GM
PC4:氷見 須晴 ◆PC4 "雨霖鈴曲(フラワー・テイル)"氷見須晴
シナリオロイス:"秘笈" 推奨感情 任意/任意

君はN市UGNからの派遣で観光客に偽装してハワイを訪れているエージェントだ。
任務内容は現地のUGNと協力しての、N市より逃亡したFHマーセナリー"サイプレス"の捜索。並びに彼女が狙うというハワイに眠る遺産"秘笈"についての調査、必要ならば確保。
捜索を進めていた君は、強力な《ワーディング》の反応を感知する。
同時にハワイ全域を様々な災厄が襲うも、君と共に調査を行っていたエージェントが《ワーディング》に気付く様子はない。
奇妙なことが起きている。

GM:氷見さん以外のエージェントには感知できない異変が発生します
氷見 須晴:なんと
GM:というか情報が多いな……
GM:まあ情報が多いですが、OPやってる間に減ると思います。やっていきましょう
氷見 須晴:はーい
氷見 須晴:企画参加が本当にお久しぶりなのでめちゃくちゃ緊張していますが頑張って食らいついていきたいです、よろしくお願いいたします。
GM:よろしくお願いします!
GM: 
GM
〔トレーラー〕 ハワイ! それは常夏の楽園。
碧く澄んだ暖かな大海に浮かぶ自然豊かな島々。
様々な固有の生物種、白い砂浜、美しきダイヤモンドヘッド。
著名なリゾートが名を連ねる観光地であると同時に、君が銃を手に取るに至った、思い出の地。






……今は、暴雨と颶風に閉ざされた場所。

隠された宝物を狙い、蠢動するはファルスハーツ、ノートルダム、神殺し。
────そして、大洋より現れた八つの災厄。

白石の翼持てる天空(ルミア)、塵壊の刃振るう礫砂(オネ)
吠え猛る岳脈(イーヴィ)、恵み与え給う沃土(アヴァエ)
貪る海棲(リマ)、甘やかなる果実(ペラルヴ)
堅牢な殻獣(オプ)、慈悲なき吐息の陽光(トト)

それは分かたれた創造の御手、大いなる構星器官(メロフェティア)
一寸先の運命すら見通せない混沌の坩堝の中、怪物たちが相争う。

────其は神秘を塗り替えるモノ。
────で、あるならば。


「来るな」
「君は、ここへ来るな」
「以前も、そう言った。来るなと、なのに」

「不遜な君よ、それでも──」



Double Cross The 3rd Edition
『ありえざるメロフェティア』
──ダブルクロス。それは裏切りを意味する言葉。

Prequel

GM:----------------------------------------
GM:◆Prequel◆
GM:過去パートです。ぼたんちゃんに登場してもらいますが、回想なので侵蝕の上昇は必要ありません。
GM:----------------------------------------
GM:アメリカ ハワイ州
GM
GM:数年前。君を疎んだワーカホリックの両親が、漫画家・日高芍薬へと君を預けてしばらくのこと。
GM:まだ君が、他者が自分へと向ける愛情を信じ切れていなかったころだ。
GM:切っ掛けは何だっただろうか。
GM:君は家出をした。
GM:風の強い日だった。
GM:後から知った事には、ハリケーンが接近していたのだという。ともかく君は土砂降りの中、強風にあおられて。
GM:海に落ちて、気を失った。
GM:──────
GM:────
GM:──
???:「…………ーい」
???:「おーい。生きてるかい?」
???:声がする。
???:聞いたことのない声だ。
???:高く透き通る、少年の声。
日高ぼたん:「………………」ぼう、と。
日高ぼたん:塩水で滲んだ視界と、くぐもった音でそれを聞く。
日高ぼたん:「……………けほっ」焼けた喉を動かす時に2回、咳をして。
日高ぼたん:「生きてるかな、私」
GM:視界の端に、椰子やパンノキが映る。
GM:ほかにもさまざまな植物がでたらめに分布したような、だがどこか落ち着いた植生が目に入るだろう。
???:「さて、どうだろう」
日高ぼたん:視界のピントを合わせるように、ぐるりと首を回してそれを視界に収めている
日高ぼたん:「私が死んだなら」
日高ぼたん:「そっちは死神?」
???:「ふふ……」
???:麦わら帽子の少年だ。清潔だが所どころが擦り切れた上着を纏い、今にも消えてしまいそうな……どこかそんな印象を抱かせる。

日高ぼたん:「ハワイの死神はカラフルなんだね」
???:「死神と言えばそうかもしれないが」
???:「今は『ロア』と呼びなさい」
ロア:そう言って、少年は近くの木から見たこともない果物を捥ぐと、君に投げ渡した。
日高ぼたん:「ふぅん。ロア。」
日高ぼたん:渡された果物を一旦取り落し、拾う。
日高ぼたん:「なにこれ」
ロア:「この地の死は、万物の終焉を示すパンノキのシャツを着た者たちによって悼まれる」
ロア:ちょうどこんなね、と。自分の赤いシャツをつまんでみせる。
ロア:「ランブータンだ。美味しいよ」
日高ぼたん:「パンの木ねぇ。」トーストが茂る樹木をイメージ「じゃあ、ロアは葬式屋さんなんだ」
日高ぼたん:「かじればいいの?」ためつすがめつ。
ロア:「おっと失礼」
ロア:ナイフを懐から取り出して、皮をはぐ。
ロア:「誰かと話すのは随分久しぶりなんだ。不調法を許してほしい」
ロア:それから、前者の問いに答えて。
日高ぼたん:地面に座り込んだ姿勢で、自分の服の砂とかを払ってる。
日高ぼたん:「いいよ、別に。こっちの作法とか知らないし」
ロア:「葬式屋ではないよ。この"世界の果ての島"の王だ」
ロア:涼やかに笑う。
ロア:「頭が高いよ。不遜な子だね」
ロア:思い出したように、偉そうな言葉を付け加えて見せる
日高ぼたん:ジト、と目の位置を平行に半眼になる。
日高ぼたん:「ロアって」
日高ぼたん:「めんどくさいやつ?」
日高ぼたん:うぇー、という顔を隠しもしない。
ロア:今度は、口を押えてくすくすと笑う。
ロア:「それで? 僕は名乗ったけれど。君は?」
日高ぼたん:皮を剥いてもらった果物の、乳白色の果実をかじって。
日高ぼたん:「…………………ぼたん」
日高ぼたん:「……名字は、日高」
日高ぼたん:「呼ぶなら好きにしなよ」
ロア:「ぼたん、ね。良い響きだ」
ロア:「さて、僕はいま、君を元の場所に送り返すためのいかだを作っている所なんだ」
日高ぼたん:「ふーん」
日高ぼたん:「………は?筏?」
ロア:少年の足元には道具箱があり、錆びたのこぎりや縄がまとめ置かれている。
ロア:「おっと……」
ロア:「そうだった。新しい子らはもっと……」
日高ぼたん:「これで作るの?いかだを?……なんでロアが?」
ロア:「安心しなさい。見た目は少し心許ないかもしれないが、ひっくり返ったりはしない」
ロア:そう言いながら、てきぱきと縄を綯い、木々を繋げていく。
ロア:不自然な程、筏が組み上がっていくのが早い。化かされているかのようだ。
日高ぼたん:「別に心配してるのはそこじゃないんだけどさ……」それを後ろで見てる。
日高ぼたん:「…………」
日高ぼたん:「私も、なんか、する必要は……なさそうだね」
日高ぼたん:目の前で起きているのに、なぜそんなに早く出来るのかわからない。
ロア:「必要ない。ああ……」
ロア:「この場所を訪れた事を、人に言ってはいけないよ」
ロア:「ヒトには、ここは見つけられない」歌うように。
日高ぼたん:「……ははっ」
日高ぼたん:自嘲気味に。
ロア:「だから君がここに辿り着いたのは、何か特別な力の導きか、あるいは運命によるものか」
ロア:「それが悪い予兆でないといいけど……どうした?」
日高ぼたん:「じゃあ訪れちゃった私はヒトじゃなくて、天使様かもね」
ロア:「うーん……不遜なうえにひねくれた子だ…………」
日高ぼたん:「頑張って冗談を飛ばしたのに、マジで言われてびっくりしてる所、こっちは。」
ロア:「当代はそういうのが流行っているのか。なるほど」
ロア:ふんふんと訳知り顔で頷いている。
日高ぼたん:「……………………」その顔にイラっとしてる
GM:そうして、筏が完成しようかという時。
ロア:「────! ぼたん、離れて」
日高ぼたん:「は?いきなり何───」
GM:俄かに海面が隆起した。
怪物:直後、ざっぱぁあああん! と君に大波をかぶせながら、巨大な蛸が海岸に現れる!
ロア:「っ……見つかった!?」
日高ぼたん:「な、なにこれ…!?」
怪物:瞬く間に陸に上がった大蛸が、君とロアへ向けて八つの触腕を振るい。
ロア:ぼたんを抱き竦め、跳ぶ。
日高ぼたん:「わふっ!?ちょ、ロア!?」
日高ぼたん:とっさのことに身が硬直し、もがきもしない。
怪物:木々がなぎ倒され、道具箱や漂流物と思しき樽が砕かれて舞った。
日高ぼたん:「な、(なにこれなにこれ、夢!?)」
日高ぼたん:身体は動かず、頭は回らず、目だけがその状況を不思議なくらいに冷静に捉えている。
GM:様々なものが転がり出る。果物、ロープ、金貨、刀剣、喇叭銃、その他君には使い方も正体も分からない様々なもの。
GM:不思議なことに、そのどれもが随分と時代がかっているのに、時を経て劣化した様子が無かった。
ロア:「──銃! 貸してくれ」
ロア:君の傍に転がるフリントロックを指して叫ぶ。彼も流石に、一転して余裕のない様子だ。
怪物:体を膨らませて威嚇し、触腕で折り取った木々を叩きつけるようにさらなる攻撃を行う。
日高ぼたん:「わ、」停止した身体に命令──つまりはやるべきことを差し出され「わ、ああ!」
日高ぼたん:裏返った声とともにフリントロックに飛びつき、放るように投げる
ロア:その木が、2人に当たる寸前、見えない壁に阻まれて砕ける。
ロア:否、衝撃が何か奇妙なルートを辿って、結局は少年の立っている場所を陥没させる。
ロア:「──がふっ、で、かした!」
日高ぼたん:「(こ、こういうの、)」その衝撃に身をすくめる
日高ぼたん:「(漫画の中の話じゃないのぉ!?)」
ロア:すばやく銃に弾薬を込め、構える。
ロア:しかし、ばちりと稲妻のようなものが弾け、銃を取り落とす。
日高ぼたん:「ど、どうしたの!?」
ロア:「こ。こんなに古臭い銃でもだめなのか? いや……」
ロア:ぶつぶつと、何やら呟いている。
ロア:「ぼたん!」
日高ぼたん:「ひゃいっ!?」
ロア:「これは」大蛸を指さし「僕を追ってきたもので」
ロア:「そして多分、君が入り込んだせいで、この島が見つかったんだと思う」
ロア:「2人の責任ってことにして、手伝ってくれないかな」
ロア:はは、と目を細めて。
ロア:その間にも君へと向けた攻撃が、理解できない軌道で空中を伝い、ロアを叩き潰している。
ロア:しかしその度に、傷が塞がり、肉体が再生していく。
日高ぼたん:「な……………~~~~!」
日高ぼたん:なんで私が、とか。私のせいじゃない、とか。
日高ぼたん:咄嗟に出てきた言葉は声にならず、代わりに。
日高ぼたん:目覚めて最初に見た顔とか、果物を放り投げる姿とか、いかだを作る姿とか、まぁ。
日高ぼたん:その親切も今の状況も、全く理解できないけど。
日高ぼたん:私に何かをくれた人が、今、困っていることだけはわかって。
日高ぼたん:「…………………うぅ~~~!!」
日高ぼたん:「て、手伝ったら!」
日高ぼたん:「貸し借りは、ナシだからね!」
ロア:「貸したり与えたりはあまり得意じゃない」
ロア:銃を君に手渡す。
ロア:もう片方の手で君の肩を握る。
日高ぼたん:「お、思いっきりやっといて、嘘つくな!」声は震える。
ロア:「だから、未だ目覚めざる君を、後戻りのできないところまで連れて行ってしまうかも」
ロア:「この島にあるのは、全て遠い昔に流れ着いたものさ。本当は僕のものじゃない」
ロア:自分を最果ての島の王だと言った口で、そんな事を言う。
ロア:「さて──構えて」
日高ぼたん:その言葉の意味はわからない。でも、不思議とこの状況で、耳に届く。
日高ぼたん:「いいよ!別に!連れて行くとか、わざわざ!」やけくそ気味に叫ぶ。
日高ぼたん:「私の周り、そんな人ばっかなんだから……!」
ロア:「…………」
日高ぼたん:両手で乱暴に、素人ながら見様見真似で、銃を構える。
ロア:「そう」笑う。左足が潰れ再生する。
ロア:「──君は、こんなものの使い方も、狙いの付け方も」
ロア:「何も知らないかもしれないけど、それでいい」
ロア:「全部うまく運ぶし、一発でやつを倒せる」
怪物:腕を広げた全長は10mにも届くだろう。
怪物:とても古い銃の一発で倒せるようには見えない。
日高ぼたん:銃の威力なんてわからない。ただ、こんなにも小さいものが、あんなに大きな相手を倒せるのか、なんて。
日高ぼたん:当たり前過ぎて聞く気にもなれず───あぁ、そういえば。
日高ぼたん:家出をしたきっかけは。あの時外に出たきっかけは──少なくとも、その一つは。
日高ぼたん:興味もない、銃の練習なんかを勧められたからだったっけ、なんて。今更思い出す。
日高ぼたん:「そうやって……根拠もないのに、自信だけは、ある奴!」
日高ぼたん:「どこで身につけてくるのよ、ほんと!」
ロア:《妖精の手》
ロア:知識が正確でなくても構わない。
ロア:狙いが覚束なくても構わない。
日高ぼたん:だから、見様見真似。渡された銃に一緒に手を添えて。手の形を整えて。
日高ぼたん:こちらの武器は小さくて。相手は大きくて───だから、筒の方向さえ合っていれば、的はどこまでも大きくて。
日高ぼたん:小さな指が、トリガーにかかる。
日高ぼたん:「外しても───私のせいじゃ、ないからね!」
日高ぼたん:引き金を弾く。
ロア:「意志は、航海に似ている」
ロア:「軌道を曲げることはできても、君が目的地を知っているのなら。」
ロア:反動で大きく銃口が持ち上がる。
ロア:手をかざす。銃弾は、明後日の方向へ飛び、そこで何かの障壁に阻まれた。
ロア:不可視の力が空中を伝わり、大蛸を穿つ。
怪物:バ、ギャア
怪物:針で突かれた風船のように、その体が弾け。
怪物:青黒い体液を撒き散らしながら飛散した。
ロア:「危ないや」
ロア:脱いだ上着をかざし、君が汚れるのを防ぐ。
日高ぼたん:「………ひぃ……」
日高ぼたん:反動と銃声でグワングワンしながら、ロアにかばわれる
ロア:「…………ふう」
日高ぼたん:「…………ど、どうなった?」
ロア:「う、ん。倒せたのは間違いないんだけど──────」
ロア:「ぼたん」
日高ぼたん:「な、何?」ビクッ。不穏な言い方。
ロア:君の頬に手を当てて、しばらく目の奥を覗き込むようにして。
ロア:やがて何かに納得したように。
ロア:「さっきの干渉で、『起き』ちゃったね、これは」
ロア:ぼんやりと困ったような顔で、再び筏を組み始める。
ロア:あれだけの破壊の中にあって尚、殆ど損傷を受けていない。あるいは、先ほどの不思議な力で逸らしていたのかもしれない。
ロア:「困ったなぁ~ 困った困った」
日高ぼたん:「は、はぁ……!?」
日高ぼたん:「ちょ、ちょっと、説明してよ。なに?なにがあったの?」
日高ぼたん:「不安になるじゃん!」
ロア:「君は望めばまた、この島を見つけられるようになってしまったんだ」
ロア:「僕は誰とも会っちゃいけないのになぁ。困ったなぁ」
ロア:悪戯っぽく笑う。
日高ぼたん:「…………………」イラッ
日高ぼたん:「全然困ってるように見えないんだけど…」
ロア:「え? そう?」
ロア:本気で驚いたように。
日高ぼたん:「この島に鏡はなさそうだね」
ロア:「本当のことしか言ってないんだけど、じゃあ」
ロア:「会っちゃいけない以上に、会いたいと思ってるってことだ」
ロア:「ふふふ」
ロア:「ますます困ってくるな~」
日高ぼたん:「………………………なんか、ナンパのセリフみたい」されたことはないけど読んだことはある。
日高ぼたん:「はぁ……なんだっけ?さっきの話だとヒトには見つけられないんだっけ?」
ロア:「ああ」いらえを返すと同時、真剣な表情に変わる。
ロア:「二度とここへ来てはいけないよ」
日高ぼたん:「………さっきまで」
日高ぼたん:「来てほしそうだった癖に」
ロア:「…………」
ロア:困ったようにはにかんで
ロア:君の小さな体を抱き上げ、完成した筏にひょいと乗せる。
日高ぼたん:「……………はぁー」
日高ぼたん:「わっ」
ロア:「帰りなさい。夢から覚める時間だ」
ロア:筏はひとりでに動き出す。波間に揺れながらも、目的地を知っているかのように。
日高ぼたん:「……………(別に、抱き上げなくても言われれば乗るんだけど)」そのいかだの揺れを感じながら
日高ぼたん:「ロア」波に揺られながら、声をあげる
ロア:「んーー?」
日高ぼたん:「ヒトが来ちゃいけないのは、わかった。話しちゃいけないのも、わかった」
ロア:「よい子だ」
日高ぼたん:「もう、来るなって……」ちょっと声を止めて「……来ちゃいけないっていうなら、もう、来ない」
日高ぼたん:「………から、最後に、言っとく」
ロア:「なんだい?」
日高ぼたん:「た、」
日高ぼたん:「助けてくれて、ありが……ね」 段々と小声に。波の音に阻まれて、それが君に届いたかどうか。
日高ぼたん:答えを聞く前に、反応を見る前に、慌てたように顔を背ける。
ロア:砂浜に立って、君を見送っている。
ロア:目を背ける前に、手を振るようなそぶりが見えたかもしれないし、見えなかったかもしれない。
ロア:──────
ロア:────
GM:──
GM:気付けば銃を抱えて眠る君を乗せた小舟は、再び親戚の漫画家の滞在するオアフ島へと流れついていた。
GM:そこに偶々通りがかったのが、後に君のホームステイ先となるマイヤーズ家の母、マナだったのだが、ともあれ。
GM:以上が、これから始まる事件の前日譚となる。

OP1…日高ぼたん

GM:----------------------------------------
GM:◆Opening#1/日高ぼたん◆
GM:----------------------------------------
GM:引き続きぼたんちゃんです。登場侵蝕をお願いします。
日高ぼたん:日高ぼたんの侵蝕率を+8(1d10->8)した(侵蝕率:31->39)
GM:----------------------------------------
GM:N市・第一地区
GM: 
???:「うぐぐ……うぐぐぐぐ……」
GM:日高家。
GM:正確には日高芍薬が借りているマンションの一室。
GM:苦悶の声が聞こえてくる。無視してもいいし構ってもいい。
日高芍薬:「うわ————! アイデアが詰まった!!!!」
日高芍薬:「全っ然なんも思いつかない。どうしよ……」
GM:こういう風に叫んでいるときは大体嘘だ。
GM:ただの、思いついていることを実行する気が無くなりつつある状態である。
日高ぼたん:修羅場であり、ある意味日常の光景だ。こんな時の対策は決まっている。
日高ぼたん:タイマーをセットして数秒。チーン、と軽快な音を立てるレンジからホカホカに暖まったタオルを取り出し、ジュースのコップと一緒にお盆に乗せる。
日高芍薬:「私の才能は枯れた……!」
日高芍薬:茶髪を一つ結びにした女が、デスクの前で騒いでいる。漫画家・日高芍薬である。
日高ぼたん:「はいはい、おつかれさまです日高せんせー。ご休憩なさってはー」
日高芍薬:「ぼたん~~~~~~」
日高芍薬:非常に情けない声を上げている生物だが、年齢は君の倍近い。
日高ぼたん:「はい、温かいタオルとジュース。頭を休めましょうねー」
日高芍薬:ごしごしと蒸しタオルで顔を拭き、ジュースを飲んでひと息。
日高芍薬:「ふぅ……持つべきものはぼたん…………一家にひとり…………」
日高ぼたん:「フリー素材じゃないんですよ私は」
日高芍薬:「んへへへへへ……」
日高芍薬:彼女は君に構われるのが大好きなので、普段ならこうしてあやしてやると作業を再開するのだが。
日高芍薬:「っていうかさ~。最近あっつくない?」
日高芍薬:クーラーの効いた部屋である
日高ぼたん:小さな手でもぎゅもぎゅと肩の辺りを揉んだりしている。
日高ぼたん:「そうだねぇ。アウトドア系のお仕事の人は大変だ」
日高芍薬:「なんかやる気起きないって言うか。暑い時は暑いときなりの過ごし方あるっていうか……あ~そこ! そこいい……!」
日高芍薬:「つまりね」がたり、と立ち上がる。
日高ぼたん:肩をもんだり、肩甲骨周りのストレッチを一通り。
日高ぼたん:「つまり、どうしました」なにか始まるぞ、という顔。
日高芍薬:「こういう時は──作者取材の為休載!!!」
日高芍薬:バーサァーッ!! とペン入れの成されたアイシー漫画原稿用紙が部屋を舞った。
日高芍薬:描いていた原稿を威力最大にした扇風機に投げつけたのである。
日高芍薬:何かを誤魔化したい時、無意味に劇的な画面を演出してしまう。日高芍薬の悪癖である。
日高ぼたん:「あぁ!せっかく掃除したのに!」
日高ぼたん:エアコンの風を部屋に行き渡らせる効率的なサーキュレーションは原稿もまたまんべんなく運ぶ。
日高芍薬:「ぼたん~ぼたんさぁ。そろそろアルくんとか恋しくない?」
日高芍薬:この女は根性が汚いので、度々こうして自分のやりたいことを君の口から言わせようとする。
日高ぼたん:「アルくん?……あ、クリスくん。懐かしい名前ですねぇ」
日高芍薬:「行こうよ~~ハワイ! ハワイ行こうぜ行こうぜぇ~~」
日高芍薬:流石に申し訳なくなったのか、原稿は自分で拾っている。
日高ぼたん:「…………………………は~」一緒に原稿を拾う。
日高ぼたん:「担当さん怒るよ?」
日高ぼたん:近くの手帳で前回の「作者取材のため」の日程を確認してる
日高芍薬:(これは許してもらえる時のやつだ……!)
日高芍薬:「泳いで~スパとか行って~んふふ……ネイルアートとかやりたいなぁ~…………漫画を描けなくなってしまう背徳感…………うへへへへ」
日高芍薬:完全に原稿を放り出した気になって、何をして遊ぶかに思いをはせている。
日高ぼたん:前に原稿を渡した時の担当の反応。作品の進み具合。前回の取材からの日程を、自分の経験に当てはめている。
日高ぼたん:「………あのですねぇ、お姉ちゃん」
日高ぼたん:結論が出たのか、手帳をパタムと閉じる。
日高芍薬:「ほよ」
日高芍薬:かばんに着替えを詰め込んでいる。基本的に生活力が絶無な芍薬だが、なぜか荷物をまとめるのが早い。
日高芍薬:その手際は、まるで夜逃げの予行演習なのではないかと見まごうほどだ。……実際にそうなのかもしれない。
日高ぼたん:「……………」
日高ぼたん:「次のセンターカラーを水着回にしましょう」海で、と言外に。
日高ぼたん:つまりは、そのための取材が必要である
日高芍薬:「ふふ。お主もやり手よのう」
日高芍薬:によによと笑いながらぼたんちゃんの頭をわしわし撫でる。
日高ぼたん:「いえいえ、お姉ちゃんほどでは」
日高ぼたん:撫でられながらわしゃわしゃと揺れる。
日高芍薬:「よっし!」
日高芍薬:「ハワイ行こう! マナさんとトラヴィスさん家にお泊りもしよう! アルくんは背ぇ伸びたかな~」
日高ぼたん:乱れた髪を手櫛で整える。
日高ぼたん:「あ、本当に師匠の所なんですね」
日高芍薬:「だって好きでしょ?」
日高ぼたん:「はいっ」
日高芍薬:その答えに満足げに頷き。普段からすればありえないほどの手際で旅行の持ち物を整理していく。
日高芍薬:あれよあれよと準備が済み、その日の夜。
GM:君は夢を見た。
GM:----------------------------------------
GM:──────
GM:────
GM:──
GM:ごうごうと、そこかしこで雨滴が弾け、視界を不確かなものにしている。
GM:だが────思い出せたなら、見覚えのある場所だ。
GM:あの島だ。
ロア:「──ぼたん」
日高ぼたん:「……………あ」覚えている。忘れていたとしても、その姿を見れば思い出す。
ロア:君が気づいたのに、口元をほころばせる。
日高ぼたん:「ひ、久しぶ………」いつもの調子で話しかけようとして、ちょっと止まって顔を揉む。
日高ぼたん:「…………久しぶり」ちょっと顔を作って。声を気持ち低めに。
ロア:「?」
ロア:一瞬戸惑う様子を見せるが、それもすぐに消える。
日高ぼたん:「…………ふふっ、ごめん、やっぱだめだ。わざとやるとちょっと恥ずかしかった」てへ、と笑って。
日高ぼたん:「久しぶりだね、ロア」
ロア:「ああ、久しぶり」
ロア:以前と変わらぬ澄んだ声は、豪雨の中でも不思議と聞き取りやすい。
ロア:「忠告があるんだ」
日高ぼたん:「ええーっと……どうしたの?」豪雨にさらされて、それでも気にせず会話をする。
日高ぼたん:「忠告って、穏やかじゃないけど」
ロア:「君は、ここに来ちゃだめだ」
ロア:「ああ、ここってのは……」あたりを見渡して。
ロア:「島にって事じゃないよ。ハワイにだ」
日高ぼたん:「………ハワイに?」
ロア:「そう。今は──わわっ」
ロア:風にあおられて倒れた木を避ける。
日高ぼたん:「わっ、危ない」
日高ぼたん:「………わ、私、なにかしちゃった?」
ロア:「そういうのじゃないよ」
ロア:「とにかく、君は来るな」
日高ぼたん:「………………理由は、説明してくれないの?」
ロア:「(~~ザッ、ザザッ)が始ま(ザザザッ)」
日高ぼたん:「? 聞こえないよ、どうしたの?」
ロア:「ん(ザザッ)おかしい。いや──捩じれ過ぎているから、事象を外へ持ち出せ(ザッ)」
ロア:「とにか(ザザッ)(ザッ)中止(ザッ)……(ザッ)(ザ────────)」
日高ぼたん:「…………よくわかんないけど」
日高ぼたん:「ロア、今、困ってそうだね」
ロア:「!」
ロア:失態だ、と顔をしかめる。
日高ぼたん:「……じゃあ、私は、なおさら行くからね」
ロア:「君、そういう子だったかな」
日高ぼたん:「…………そういう子じゃ、なかったよ」
ロア:「…………そうだね」
日高ぼたん:「でも、私も貸し借りは苦手だから。貰ったものは、親切でも悪いことでも、返すことにしようって」
日高ぼたん:「………そういう子に、なることに、した」
ロア:「──ヒトの子は変わるものだ」
ロア:「(ザッジジッ)とは違う。忘れるところだったよ」
ロア:「だからああやって────いや」
ロア:「とにかく、来るなとは伝えた」
ロア:「伝えたからね」
ロア:渋面のような、笑っているような。あるいは、泣いているのかもしれない。土砂降りが絶えず顔を洗い流し、涙を視認することは不可能だろうが。
日高ぼたん:「そうだね。人って、色々出会う中で変わるんだってさ。……お姉ちゃんが言ってた。」
日高ぼたん:「だから、私の意思を変えたいなら」
日高ぼたん:「次は、直接会えるといいね」
ロア:いらえはない。君の視線に耐えかねたかのように、顔を背け、身をひるがえす。
GM:そこで、夢は途切れた。


日高ぼたん:「………………私の、周りの人」
日高ぼたん:夢うつつ。夢の記憶がまったりと溶けるほんの数秒の間。
日高ぼたん:「話、聞かない人ばっか」

GM:シーン終了。ロイスのみ可能です。
日高ぼたん:「知り合い ロア ○P懐旧/N不審」で取得します。
日高ぼたん:以上!

OP2…クリストファー・アレミティ・マイヤーズ

GM:----------------------------------------
GM:◆Opening#2/クリストファー・アレミティ・マイヤーズ◆
GM:----------------------------------------
GM:登場侵蝕をどうぞ
クリストファー・アレミティ・マイヤーズ:1d10+33
DoubleCross : (1D10+33) → 4[4]+33 → 37

GM:----------------------------------------
GM:オアフ島 ノースショア沿岸沖
GM: 
GM:数年ぶり。日高ぼたんがマイヤーズ家にくる。
GM:昨日連絡が来て今日到着するというのだから、あのダメそうな親類の思い付きであることは想像に難くないだろう。
GM:ともあれ、君の両親は嬉しそうに連れ立って、空港までぼたんを迎えに行ってしまった。
GM:それで現在、君は何をしているのかというと──────。
密猟者:「ヘッヘッヘ……ウミガメの密漁は最高だぜぇ~~」
GM:日焼けした恰幅のいい男が、船上で水揚げしたウミガメの甲羅の大きさを計っている。
密猟者:「しかし中国人ども、こんなもんを薬の材料にして良心は痛まないんですかねぇ~」
密猟者:気弱そうな男がそれに応じる。
密猟者:「ボロい商売よ。いくらハワイ政府が俺達を警戒していると言っても」
密猟者:男がさっと手をかざすと、船影が揺らぎ、乗組員諸共不可視になる。
密猟者:「この力さえあればどうにでもなっちまう……」「おおっボスの超能力!」「もう一回! もう一回やってください!」
GM:ならず者たちがキャッキャと騒いでいる。
クリストファー・アレミティ・マイヤーズ:そんな時
クリストファー・アレミティ・マイヤーズ:船の上に、鳥の影がさす。
クリストファー・アレミティ・マイヤーズ:それが横切ると同時に
クリストファー・アレミティ・マイヤーズ:パキン、と軽い金属音とともにのぼり旗が折れて甲板に転がった。
密猟者:「よーし、よく見とけよ! あん……?」
密猟者:「あれ……? 新たな力に目覚めた…………?」
密猟者:折れたのぼりを見て戸惑っている。
密猟者:「す、すげえ!」
密猟者:「そんな奥の手を持ってたんスね!」
密猟者:わーわー
クリストファー・アレミティ・マイヤーズ:黒い影は迂回するように走り、海原の方へと戻っていく。
クリストファー・アレミティ・マイヤーズ:それは小さな鳥……ではなく
クリストファー・アレミティ・マイヤーズ:折りたたみ式の投擲刃。ブーメランだ。
クリストファー・アレミティ・マイヤーズ:ぱし、とそれをキャッチする小麦色の腕。
密猟者:「あっ、ボス!! 洋上になんかが居ます!」「あんだと? いつの間に────」
密猟者:密漁者たちがウミガメの検分をやめ、一斉にそちらに目を向ける。
クリストファー・アレミティ・マイヤーズ:珊瑚礁の海原を写したようなコバルトブルーの瞳の少年が
クリストファー・アレミティ・マイヤーズ:海の上に浮かんだサーフボードに立っている。
クリストファー・アレミティ・マイヤーズ:「……警告はしました」
クリストファー・アレミティ・マイヤーズ:「此処から先は、自己責任ということで」
密猟者:「サ……」「サーファーだ!」「サーファーが居るぞ!!」
クリストファー・アレミティ・マイヤーズ:ざぁっ
クリストファー・アレミティ・マイヤーズ:掌を水面にかざす、同時に
クリストファー・アレミティ・マイヤーズ:海面が震えて、動き出す。何の動力もないサーフボードが
クリストファー・アレミティ・マイヤーズ:恐るべき速さで船へと向かってくる。
密猟者:「ガタガタ騒ぐなてめぇら!」ボスと呼ばれていた頭領と思しき男が一喝し、密輸品のピストルを構える。
密猟者:「出……出るぞボスの!」「最近妙に当たるようになった射撃!」
密猟者:「うおおおおお!!」
密猟者:銃声が連続して響く。
クリストファー・アレミティ・マイヤーズ:「ふん」
クリストファー・アレミティ・マイヤーズ:海面を生き物のように蛇行し、軽々と躱していく
密猟者:「は、速ぇ!!異様に!」
クリストファー・アレミティ・マイヤーズ:バシャッ!
クリストファー・アレミティ・マイヤーズ:トビウオめいて波間から跳躍。
クリストファー・アレミティ・マイヤーズ:「海にゴミを撒くのは」
クリストファー・アレミティ・マイヤーズ:「やめてくだ……さい!」
クリストファー・アレミティ・マイヤーズ:どがしゃーーーッ!!
クリストファー・アレミティ・マイヤーズ:サーフボードの裏面で下っ端密猟者の顔面を蹴り飛ばす!
密猟者:「ぎゃばーーーーーーーーっ!!!!」
密猟者:悲鳴と共に折れた歯を吐いて派手に吹き飛ぶ! 一撃で気絶!
クリストファー・アレミティ・マイヤーズ:そして甲板に着地!
クリストファー・アレミティ・マイヤーズ:ひゅぉん!!
クリストファー・アレミティ・マイヤーズ:混乱した密猟者たちがこちらに狙いをつけるよりも早く、再びブーメランを投擲
クリストファー・アレミティ・マイヤーズ:がががごん!
クリストファー・アレミティ・マイヤーズ:精妙にコントロールされた投擲。刃のない持ち手部分のみをそれぞれの後頭部に直撃させ
クリストファー・アレミティ・マイヤーズ:意識を刈り取る。残るはボス格の密猟者のみ。
密猟者:次々に悲鳴を上げ、昏倒していく。
ボス:「て……てめぇは一体!」
クリストファー・アレミティ・マイヤーズ:「地元のサーフショップの息子ですよ」
クリストファー・アレミティ・マイヤーズ:「あなたたちのしていること」
クリストファー・アレミティ・マイヤーズ:「近所迷惑なので」
クリストファー・アレミティ・マイヤーズ:たん、と足で持ち上げたサーフボードを抱えて
クリストファー・アレミティ・マイヤーズ:冷ややかな視線で睨みつつ、密猟者へと近づいていく
ボス:「訳の分かんねぇことを……チッ、付き合って──」
ボス:「られるかァッ!」
ボス:このままやり合っても勝算なしと見て、海中に飛び込み──
クリストファー・アレミティ・マイヤーズ:「ああ、そっちはやめといたほうがいいですよ」
クリストファー・アレミティ・マイヤーズ:「……彼が待ってますから」
クリストファー・アレミティ・マイヤーズ:水中を泳ぎだそうとした瞬間
クリストファー・アレミティ・マイヤーズ:密猟者の視線の先、海面から突き出した濃紺の三角形が見える。
シャーくん:「シャアアアアアアア!!!!!」
ボス:「おええええええええええ!!!!!!!」
クリストファー・アレミティ・マイヤーズ:「はいはいそこまで」
クリストファー・アレミティ・マイヤーズ:ぱちぱちと手を叩いて
クリストファー・アレミティ・マイヤーズ:「食べたらダメですよ、そんなの。お腹を壊しますから」
シャーくん:ホオジロザメのシャーくんだ。オーヴァードではないが、サメの咬合力は300kg
シャーくん:微弱なエンジェルハイロゥ能力に目覚めた男程度でどうにかできるわけもなく。
クリストファー・アレミティ・マイヤーズ:「いいですか、これに懲りたら」
ボス:「ひ、ひぃいいいい!」
クリストファー・アレミティ・マイヤーズ:「ちょっと……聞いてますか?」
ボス:「わかった! 分かりました!!!! もう悪い事しないから助けて!!!!!!!」
ボス:頭を甘噛みされながら懇願している。
シャーくん:ダメだと言われたので甘噛みに留めているが、口腔内に充満していく血のにおいでだんだん歯止めが怪しくなりつつある。
ボス:「ウワァァ!!!」
クリストファー・アレミティ・マイヤーズ:「……大人のくせに情けないですね」
クリストファー・アレミティ・マイヤーズ:くいと指先を曲げると
クリストファー・アレミティ・マイヤーズ:海面が盛り上がってボス密猟者を船の上に押し上げる
クリストファー・アレミティ・マイヤーズ:「シャーくん、また後でチキンを用意してありますから」
クリストファー・アレミティ・マイヤーズ:「これは我慢してください」
シャーくん:「シャア……」
シャーくん:名残惜しそうに鼻先で頷く。
クリストファー・アレミティ・マイヤーズ:「お腹も撫でであげますから、ね」
シャーくん:「~~♪」
クリストファー・アレミティ・マイヤーズ:ひと通りに密猟者をロープで拘束し
クリストファー・アレミティ・マイヤーズ:彼らを引き渡すべくUGNへと連絡する。
クリストファー・アレミティ・マイヤーズ:「”エアリアル”です。はい……状況は終了です」
クリストファー・アレミティ・マイヤーズ:「迎え、ですか?えっと……」
クリストファー・アレミティ・マイヤーズ:ちらりと腕時計を見て
クリストファー・アレミティ・マイヤーズ:今から高速船やヘリを手配してもらえば
クリストファー・アレミティ・マイヤーズ:出迎えに間に合うかもしれない。
クリストファー・アレミティ・マイヤーズ:「……」
クリストファー・アレミティ・マイヤーズ:少し逡巡して
クリストファー・アレミティ・マイヤーズ:「いいえ、結構です。自分で戻れますから。通常通りの回収で……はい。お願いします。それじゃあ」
クリストファー・アレミティ・マイヤーズ:通話を切る。
GM:夕刻である。
GM:澄んだ晴れの空がオレンジ色に染まり、君を照らしている。
クリストファー・アレミティ・マイヤーズ:「……」
クリストファー・アレミティ・マイヤーズ:燃えるように輝く海原を眺めながら
クリストファー・アレミティ・マイヤーズ:腕時計の表面を指でなぞっている。
クリストファー・アレミティ・マイヤーズ:「今更」
クリストファー・アレミティ・マイヤーズ:「なんで戻ってくるんだよ……」
霞む男:「さて、面白くないよなぁ」
霞む男:背後、甲板からくぐもった声がする。
クリストファー・アレミティ・マイヤーズ:「!」
クリストファー・アレミティ・マイヤーズ:即座に振り向く
クリストファー・アレミティ・マイヤーズ:「もうひとりいたんですか」
霞む男:怪しい仮面をつけた白髪の男が、船の手摺に腰掛けていた。

クリストファー・アレミティ・マイヤーズ:「船室に隠れてたんですか?」
クリストファー・アレミティ・マイヤーズ:「だとすればあなたは1番の臆病者ですね」
霞む男:「俺がそこな男どもの仲間だって言うのかい? そいつぁ見当違いだ」
霞む男:男の姿は所々が、白い靄のように霞んでいる。
霞む男:「俺ほどこの地の自然と、この地に住む民のことを大事に思っているやつは」
霞む男:「世界中探したっていないかもしれないなぁ」
クリストファー・アレミティ・マイヤーズ:「……」
クリストファー・アレミティ・マイヤーズ:その不可解な様に警戒を強める
霞む男:「おっと、そんなに警戒するなよ。分かるぜ、お前の気持ち」
霞む男:手摺から降りて、馴れ馴れしく肩を組もうとする
クリストファー・アレミティ・マイヤーズ:「っ!」
クリストファー・アレミティ・マイヤーズ:ばっとその手をはねのける
霞む男:「およよ」
クリストファー・アレミティ・マイヤーズ:「……この連中の仲間じゃないなら」
クリストファー・アレミティ・マイヤーズ:「どこの何者か」
クリストファー・アレミティ・マイヤーズ:「答えてください」
霞む男:いい質問だ、と笑う。
霞む男:「今はもう、どこにもない場所から来た」
霞む男:「名は奪われて、何者でもない」
霞む男:「だが……」
霞む男:「正しい起源だ。俺こそが」
クリストファー・アレミティ・マイヤーズ:「起源……?」
霞む男:「なぁ。お前も気に入らないだろう」
霞む男:「よそ者同士、我が物顔で仲良く世に憚っている光景というのは」
クリストファー・アレミティ・マイヤーズ:「……!」
GM:訳知り顔で共感を示している所を見るに、よそ者同士、の指す一方は、
GM:日高ぼたんのことだと類推できるかもしれない。
クリストファー・アレミティ・マイヤーズ:足元の密猟者たちを見る
クリストファー・アレミティ・マイヤーズ:違う。相手が言っているのはこの状況のことではなく
クリストファー・アレミティ・マイヤーズ:もっと深く、見透かされているような感覚。
クリストファー・アレミティ・マイヤーズ:「……何を」
クリストファー・アレミティ・マイヤーズ:「知ってるん、ですか」
クリストファー・アレミティ・マイヤーズ:冷や汗が額に滲む。
霞む男:「協力しろ」
霞む男:「お前からは僅かにだが奴の……ロアのにおいがする。そして」
霞む男:「力もある」
霞む男:「"圏界"の中でも、きっと動けるだろう」
クリストファー・アレミティ・マイヤーズ:「僕の」
クリストファー・アレミティ・マイヤーズ:「僕の質問に答えてください」
クリストファー・アレミティ・マイヤーズ:「何を知ってるんです、あなたは」
霞む男:「────全てを」
霞む男:仮面の奥で、男が意地悪く笑った気配がした。
霞む男:「全てを知っていることになっている。今はまだ、お前のように、近くにあるものの事しか知れないが────」
霞む男:「もうすぐだ、もうすぐ、本当に全部を手に入れる」
霞む男:「日高ぼたんは、きっと奴の所に辿り着くだろう。その時に」
クリストファー・アレミティ・マイヤーズ:「……」
クリストファー・アレミティ・マイヤーズ:「ぼたん、が」
霞む男:「どちらとも、殺してやればいい」
霞む男:こともなげに、物騒なことを言った。
クリストファー・アレミティ・マイヤーズ:「!」
クリストファー・アレミティ・マイヤーズ:「殺す……!?あなたは」
クリストファー・アレミティ・マイヤーズ:「ぼたんの命を、狙っていると」
霞む男:「──じゃあな」
霞む男:「協力してくれるなら、世界の1割くらいはくれてやらんこともない」
霞む男:告げるだけ告げ。
霞む男:ふっ、と。その姿がほどけて霧散する。
霞む男:後には、気配すら残らない。
クリストファー・アレミティ・マイヤーズ:「待て!……っ」
クリストファー・アレミティ・マイヤーズ:手を伸ばそうとして、それが無駄だと悟る
クリストファー・アレミティ・マイヤーズ:ピュアブリードのオルクス能力者。知覚能力は高い。
クリストファー・アレミティ・マイヤーズ:「……なんだったんだ、一体」
シャーくん:「シャー……」
シャーくん:ぽちゃん、と水面から顔を出したシャーくんが、心配そうに鳴いている。
クリストファー・アレミティ・マイヤーズ:「ああ」
クリストファー・アレミティ・マイヤーズ:「……大丈夫ですよ。シャーくん」
クリストファー・アレミティ・マイヤーズ:冷や汗をぬぐって、微笑み返し
クリストファー・アレミティ・マイヤーズ:「相手を間違えてますから」
クリストファー・アレミティ・マイヤーズ:「世界なんかよりも、僕が欲しいのは……」
クリストファー・アレミティ・マイヤーズ:夕陽に染まる海原に目を向ける

GM:シーン終了。ロイス可能。
クリストファー・アレミティ・マイヤーズ:霞む男に!
クリストファー・アレミティ・マイヤーズ:脅威/不信◯
クリストファー・アレミティ・マイヤーズ:以上!

OP3…マナ・マヘアラニ・マイヤーズ

GM:----------------------------------------
GM:◆Opening#3/マナ・マヘアラニ・マイヤーズ◆
GM:----------------------------------------
GM:マナさんは登場侵蝕をどうぞ!
マナ・マヘアラニ・マイヤーズ:マナ・マヘアラニ・マイヤーズの侵蝕率を+10(1D10->10)(侵蝕率:39->49)した
GM:----------------------------------------
GM:オアフ島 カメハメハ・ハイウェイ
GM: 
GM:君はもうすぐハワイに到着するという日高ぼたんを迎えに
GM:ダニエル・K・イノウエ空港まで車を走らせている所だ。
トラヴィス・ラナキア・マイヤーズ:随行する夫は、助手席でカーナビのミュージックプレイヤーを弄りながらくつろいでいる。
トラヴィス・ラナキア・マイヤーズ:「フンフンフ~ン」
マナ・マヘアラニ・マイヤーズ:「Auhea wale ana ʻoe~♪ E Kauanoeanuhea~♪」
マナ・マヘアラニ・マイヤーズ:音楽に合わせて歌を口遊みながらハンドルを握る
マナ・マヘアラニ・マイヤーズ:褐色の肌に白髪、肩口に大きなタトゥーを入れた大柄の女性
マナ・マヘアラニ・マイヤーズ:よほど機嫌がいいのか、めったに吸わない煙草まで咥えている始末だ
トラヴィス・ラナキア・マイヤーズ:「ぼたんもいつの間にやら14歳かぁ。時が経つのは早いねえ」ツーブロックの茶髪にサングラスを乗せている、こちらも大柄の男だ。
トラヴィス・ラナキア・マイヤーズ:出発前、執拗に髭を剃っていたあごを思い出したように撫でている。
トラヴィス・ラナキア・マイヤーズ:昔、ぼたんに頬ずりをして嫌がられたのを気にしているのだ。
マナ・マヘアラニ・マイヤーズ:「最後に会ったのはジュニアハイに上る前だったから……」
マナ・マヘアラニ・マイヤーズ:「背、伸びてるかね」
マナ・マヘアラニ・マイヤーズ:「アルがデカくなってるの見てびっくりするかも」
マナ・マヘアラニ・マイヤーズ:「つーか、せっかくなんだからアルも来れば良かったのにね。なーに恥ずかしがってんだか」
トラヴィス・ラナキア・マイヤーズ:「そりゃそうだ!」はっはっは、と笑う
トラヴィス・ラナキア・マイヤーズ:「アルのやつはママに似て背が高くなったしハンサムだし、きっと驚くぞ」
トラヴィス・ラナキア・マイヤーズ:息子が母親似なことを喜んでいる一方で、少し気にしている。
マナ・マヘアラニ・マイヤーズ:「嵐が近づいてるっていうのに海に出るって聞かないあたりはパパ譲りだけどね」
トラヴィス・ラナキア・マイヤーズ:「あいつは嵐程度じゃびくともしないさ。風の読み方も教えてやった」
トラヴィス・ラナキア・マイヤーズ:「今じゃノースショア一番のサーファーかもしれないな!」
トラヴィス・ラナキア・マイヤーズ:大口を開けて能天気に笑っている。
マナ・マヘアラニ・マイヤーズ:「ちょっと、あんまり無茶なこと覚えさせないでよ。まだ子供なんだから」
マナ・マヘアラニ・マイヤーズ:「ま、うちの店の常連(バカ)共よりよっぽど筋が良いのは認めるけど」
トラヴィス・ラナキア・マイヤーズ:「アルは親バカを抜きにしても強力なオーヴァードだし……」
トラヴィス・ラナキア・マイヤーズ:「今は波の季節でもない、風が少し荒れるくらいで丁度いいかもな」
トラヴィス・ラナキア・マイヤーズ:嵐の予報は来ているが、それほど大きなものでもない。
トラヴィス・ラナキア・マイヤーズ:日高ぼたんを乗せた便も、問題なく到着するはずだった。
マナ・マヘアラニ・マイヤーズ:「そんなもんかねえ。海に愛されてるってのは良いことばかりでもない気がするけど……と」
マナ・マヘアラニ・マイヤーズ:ハイウェイの先の空模様を睨む
トラヴィス・ラナキア・マイヤーズ:「うん……?」君が目を細めたのに気付き、こちらも視線をやる。
マナ・マヘアラニ・マイヤーズ:「……パパ、家出る前の予報覚えてる?」
GM:いつの間にか、明らかに度を越した大きさの積乱雲が形成されている。
トラヴィス・ラナキア・マイヤーズ:「こりゃどういう……まずいぞ」
マナ・マヘアラニ・マイヤーズ:「まだ大きくなってる。飛行機が着くまでの時間を考えると確かに……」
GM:2人が、日高ぼたんを乗せた飛行機に思いを馳せると同時。
???:《ワーディング》
マナ・マヘアラニ・マイヤーズ:「!!」
GM:それは、あるいは総毛立つような。
GM:規模が大きすぎるがゆえに、存在していることに気付くのが困難な程の。
トラヴィス・ラナキア・マイヤーズ:「────ママ、飛ばしてくれ!」
トラヴィス・ラナキア・マイヤーズ:慌てて端末を取り出し、ハワイのUGNに連絡を取る。
マナ・マヘアラニ・マイヤーズ:「ッ!オーケー……!!喋ってもいいけど舌噛まないでね!」
トラヴィス・ラナキア・マイヤーズ:視界の端で親指を立てる。
マナ・マヘアラニ・マイヤーズ:同時にアクセルを踏み込む
GM:《ワーディング》は続いている。
GM:にも拘らず、流れていく景色の中で、人々が行動不能に陥っている様子はない。
マナ・マヘアラニ・マイヤーズ:「……?さっきの、《ワーディング》だよね……?」
マナ・マヘアラニ・マイヤーズ:加速し周囲の車を追い越しながらも、その様子を怪訝に受け止めて
GM:では、ここで知識:レネゲイドで判定してください。
GM:難易度は不明!
マナ・マヘアラニ・マイヤーズ:何ィ~~!
マナ・マヘアラニ・マイヤーズ:1dx
DoubleCross : (1R10[10]) → 7[7] → 7

GM:何もわかりません。
マナ・マヘアラニ・マイヤーズ:知識とか全然ないぜ!
マナ・マヘアラニ・マイヤーズ:「あーShit(クソ)!わけがわからん!!」
トラヴィス・ラナキア・マイヤーズ:「どっかで聞いたことあんなこれ……誰が言ってたかな…………」
トラヴィス・ラナキア・マイヤーズ:そうこうしている間に、UGNへと連絡が繋がったようだ──が
マナ・マヘアラニ・マイヤーズ:「パパ知ってるの?何でも良いから思い出して!早く!」
マナ・マヘアラニ・マイヤーズ:苛立ちながらも車線を切り替えながら空港に向けて車を飛ばす
トラヴィス・ラナキア・マイヤーズ:「おいジャーディン! 何が起こってる? ああ、とんでもない規模の《ワーディング》!」
トラヴィス・ラナキア・マイヤーズ:「中心点不明! って何? 報告されて……ない?」
GM:オアフ島をまるまる覆っていると言われてもおかしくない超出力のワーディングが発生している。
GM:にも拘らず、UGNも、人々も、何も気づいていないようだった。
マナ・マヘアラニ・マイヤーズ:「UGNも感知できていない……?」
トラヴィス・ラナキア・マイヤーズ:「マジだっつーの! 今こうして……チッ」電話口に語り掛けるのをやめる。
トラヴィス・ラナキア・マイヤーズ:「待ってくれママ、ここまで出かかってるっウヲァ!」
トラヴィス・ラナキア・マイヤーズ:車の揺れに慄きながら
マナ・マヘアラニ・マイヤーズ:「だーから舌噛むって行ったじゃん!」
トラヴィス・ラナキア・マイヤーズ:「──あれは」
トラヴィス・ラナキア・マイヤーズ:嵐の方角へと、目を凝らす
マナ・マヘアラニ・マイヤーズ:「あれは……?」同じ様にその視線の先を見る
怪物:黒い雲の間。
怪物:白く巨大な、鳥のようなもの。それにしては非常に無機的で、羽ばたく様子もない。

GM:雨が降り始める。風が強まっていく。
マナ・マヘアラニ・マイヤーズ:「…………」息を呑む
マナ・マヘアラニ・マイヤーズ:「(ジャーム……?いや、それにしたって異形が過ぎる。人がああなれるものなのか?あれはむしろ……)」
トラヴィス・ラナキア・マイヤーズ:「────なんだ? いや、思い出した」
トラヴィス・ラナキア・マイヤーズ:「『神』だ。『オリジン:レジェンド』の顕現」
マナ・マヘアラニ・マイヤーズ:「はぁ?神ぃ!?」
マナ・マヘアラニ・マイヤーズ:まったく同じタイミングでその予想に行き当たりはしたが、それはそれとして怪訝なリアクションを取ってしまう
トラヴィス・ラナキア・マイヤーズ:「神話を下敷きにしたレネゲイドビーイングがジャーム化すると」
トラヴィス・ラナキア・マイヤーズ:「とんでもない出力の《ワーディング》で『版図』を作り上げることがあるって話だ。なんつったかな──」
トラヴィス・ラナキア・マイヤーズ:「──────【神性圏界(ドミニオン)】」
GM:Eロイス【神性圏界】が使用されました。今後、ハワイ全域から外部への通信と出入りが封鎖されます。
GM:これはエフェクトによるものも同様であり、さらに通常のエキストラに加え、シーンに登場しているGMの選択した任意のオーヴァードがエキストラ化します。
マナ・マヘアラニ・マイヤーズ:「……それじゃあ、アレはマジの神格級レネゲイドビーイングってわけか……」
トラヴィス・ラナキア・マイヤーズ:「よりによってこんなタイミングでかよ! ツイてないな……」
マナ・マヘアラニ・マイヤーズ:「しかもジャーム化してる……一体どこの祟り神よ?ペレ?カナロア?」
トラヴィス・ラナキア・マイヤーズ:「どっちも『ぽく』はねぇな、まあ────」
GM:空港が近付いてきた。
マナ・マヘアラニ・マイヤーズ:「いや、そうね。今は何よりも———」
マナ・マヘアラニ・マイヤーズ:「ぼたんが危ない。急ぐよ、トラヴィス」
GM:雨風は随分と強まっており、人の姿もない。
トラヴィス・ラナキア・マイヤーズ:「うっし、行くぜ!」
GM:嵐の中にあって、空港へと向かう飛行機が視界に入る。
GM:意外にも、航行に問題がある様子はない。しかし──
???:次の瞬間、水柱が竜巻のように吹き上がり、空の怪物を襲い始める。
怪物:「クァアアアアアアアア・・・ン・・・・・・」
怪物:抵抗するように翼を開く、風が鋭利な刃物のように荒れ狂い
トラヴィス・ラナキア・マイヤーズ:「まずい!」
マナ・マヘアラニ・マイヤーズ:「攻撃……?一体誰が……」
マナ・マヘアラニ・マイヤーズ:「!!」その意図する所を察して
マナ・マヘアラニ・マイヤーズ:「ぼたん!」
怪物:怪物が水柱を切り裂くのに巻き込まれ、飛行機の主翼が煙を上げる。
マナ・マヘアラニ・マイヤーズ:「ちぃッ!!」ハンドルを大きく切る
マナ・マヘアラニ・マイヤーズ:丁度ハイウェイを降りた所で、空港入り口へと続く道を大きく右へ逸れる
トラヴィス・ラナキア・マイヤーズ:《援護の風》《ウィンドブレス》
トラヴィス・ラナキア・マイヤーズ:「マナ!」突風が巻き起こり、車をぐんぐんと加速させる。
マナ・マヘアラニ・マイヤーズ:「トラヴィス!滑走路まで突っ切る!!その後はお願い!」
トラヴィス・ラナキア・マイヤーズ:「オーケー! 任せなァ!!」
トラヴィス・ラナキア・マイヤーズ:叫ぶ。サンルーフから身を乗り出し──
トラヴィス・ラナキア・マイヤーズ:ハヌマーンの駿足を全開に、飛ぶ。
トラヴィス・ラナキア・マイヤーズ:「おおおおおおおおっッッッッ!!!!」
トラヴィス・ラナキア・マイヤーズ:コントロールを失って海へと墜落する飛行機の前に飛び出し、両腕をかざす。
マナ・マヘアラニ・マイヤーズ:風に乗って大きく跳躍した車体が、滑走路にタイヤ痕を残しながら着地し停車する
マナ・マヘアラニ・マイヤーズ:運転席の扉を開け放ち「トラヴィス———!」
トラヴィス・ラナキア・マイヤーズ:虚空に向けて拳を振るう。爆音が響き、機体を捉える風の流れがひとつ絶たれる。
トラヴィス・ラナキア・マイヤーズ:「邪魔すんじゃねぇ!」喝破するが如き怒声、水面から飛び出した渦竜巻を逸らす。
トラヴィス・ラナキア・マイヤーズ:ドッッッッ
トラヴィス・ラナキア・マイヤーズ:重苦しい波紋が空中を伝わり、交差された両腕の数M先で飛行機が停止。
トラヴィス・ラナキア・マイヤーズ:直後、残しておいた別の気流が、飛行機を運び
GM:機体を半壊させながら、発着場に着陸させる。
GM:適切な体勢を取っていれば、乗客は無事なはずだ。
マナ・マヘアラニ・マイヤーズ:空を駆ける鉄塊も、海を割る竜巻も、彼の勝利を妨げることはない
マナ・マヘアラニ・マイヤーズ:"ラナキア"は自分が知る中で間違いなく最強のエージェントだ。しかし……
マナ・マヘアラニ・マイヤーズ:「トラヴィス、ぼたん!」
トラヴィス・ラナキア・マイヤーズ:それを見届けた直後。ふらりと、宙に浮いた体が傾ぎ────
マナ・マヘアラニ・マイヤーズ:不時着を確認し、二人の元へ駆け寄ろうとするが
トラヴィス・ラナキア・マイヤーズ:「マナ、悪い」呟く。豪雨の中で、この言葉が伝わることはないだろうが──
トラヴィス・ラナキア・マイヤーズ:「鈍った」
マナ・マヘアラニ・マイヤーズ:「ト……!!」
トラヴィス・ラナキア・マイヤーズ:墜落。嵐で荒れる水中に、没する。
マナ・マヘアラニ・マイヤーズ:はるか遠くで墜ちていく夫にそれでも手をのばすが、虚しく空を切る
マナ・マヘアラニ・マイヤーズ:「トラヴィスーーーーーッ!!!!」
GM:ざ、ばあああん!
GM:季節外れの大波が通りすぎ、もう彼の姿はどこにもない。
GM:天上では、相変わらず戦いが続いているようだった。
マナ・マヘアラニ・マイヤーズ:遅れて滑走路の端へたどり着き海を見渡すが、夫の影は見つけられない
マナ・マヘアラニ・マイヤーズ:「ク……」
マナ・マヘアラニ・マイヤーズ:頭上でぶつかり合う二つの影を睨み
マナ・マヘアラニ・マイヤーズ:「ク、ソ、が……ッ」手をかざす
マナ・マヘアラニ・マイヤーズ:背後に巨大な楽器ケースが出現し、その中身に手をかけようと——————
マナ・マヘアラニ・マイヤーズ:「…………」
マナ・マヘアラニ・マイヤーズ:得物を掴みかけた腕を戻し、海に背を向ける
GM:空港のスタッフによる乗客たちの救助が始まっている。
GM:人々は嵐に慄きながら、決して『それ』を知覚しない。
GM:神は何の不思議もなく、そこにあるべきものだからだ。
マナ・マヘアラニ・マイヤーズ:怒りは必ず晴らす、奪われた報いは必ず受けさせる。
マナ・マヘアラニ・マイヤーズ:だが今は先ず、守られるべきものを守る
マナ・マヘアラニ・マイヤーズ:「……トラヴィス、必ず迎えに行く」
マナ・マヘアラニ・マイヤーズ:「行きずりの人魚と浮気とかしてたら殺す。覚えとけよ」
マナ・マヘアラニ・マイヤーズ:そう言い捨てて、飛行機の方へと走っていく。
マナ・マヘアラニ・マイヤーズ:家族を、迎えに行くために。

GM:シーン終了、ロイス可能。
マナ・マヘアラニ・マイヤーズ:夫 トラヴィス・"ラナキア"・マイヤーズ  信頼◯/心配 で取ります!
マナ・マヘアラニ・マイヤーズ:心配なのは生存じゃなくて浮気の方
マナ・マヘアラニ・マイヤーズ:以上!
GM:www

OP4…氷見須晴

GM:----------------------------------------
GM:◆Opening#4/氷見須晴◆
GM:----------------------------------------
GM:登場侵蝕どうぞ!
氷見 須晴:氷見 須晴の侵蝕率を+1(1d10->1)した(侵蝕率:36->37)
氷見 須晴:安い
GM:----------------------------------------
GM:オアフ島 ワイアナエ
GM: 
GM:N市から、旧日本軍の研究資料を盗み出した者がいる。
GM:君は、同じくN市から派遣されてきたエージェントと共に、
GM:盗まれた資料に記されていた"秘笈"なるアーティファクトを狙い、ここオアフ島を訪れているFHマーセナリ、"サイプレス"を捜索中。
GM:もとい、既に発見し、追い詰めた所だ。
"デリヴァティヴ":「なるほど、よくもN市UGNの目をかいくぐって逃亡したものだと感心するが──」
"デリヴァティヴ":「君の命運もここまでの様だ、"サイプレス"」
"サイプレス":「うぐぐ、ぐぅぅ……」
"デリヴァティヴ":全身黒ずくめに、悪魔のようなデザインのフルフェイス。芝居がかった様子で鋼糸を手繰る。
氷見 須晴:「そろそろあきらめてこちらに来るか?名のとおりであるならば此処は少し暑かろう」
氷見 須晴:ニコニコと、まるで観光と変わりないように笑っている
"サイプレス":「ハッ……絶対やだね!!」
"サイプレス":奇妙なデザインのゴーグルをつけた研究者風の女だ。懐から取り出した霧吹きを吹き付け、鋼糸を腐食させることで致命的なダメージを防ぐ。

氷見 須晴:「そうか」と表情一つ変えないまま、つがえていた弓の弦から手を離す
"サイプレス":「あっヤバ……!」
"サイプレス":咄嗟に翳した右腕に矢が突き刺さる。
"サイプレス":「あだだだだっ! 痛覚設定しなきゃよかった! あたいが天才なばかりに……!」
氷見 須晴:突き刺さった矢、否、彼の本体である花そのものが、突き刺さったところから彼女の肉体に根を張る
"サイプレス":「どっこい、義手だぜ!」
"サイプレス":恐るべき速度で花に侵食されていく腕を切り離す。
"サイプレス":実はここまでの道中で左腕を同じように失っており。
"デリヴァティヴ":「それで?」
"デリヴァティヴ":「どうやって抵抗するつもりだね?」
"サイプレス":「あ”」
"デリヴァティヴ":「素晴らしい手際だった。"雨霖鈴曲"(フラワー・テイル)
氷見 須晴:「ふむ、褒められるのは悪い気はせんな、礼を言うぞ長良川殿」
"デリヴァティヴ":「"デリヴァティヴ"だ」こだわりを見せる。
氷見 須晴:「できれば切り落とすなどという選択肢は取ってほしくなかったのだが、その様子ではもう抵抗もできまいな」
氷見 須晴:「何せ引き抜こうと思えば抜ける花だ、人の子の腕と対価にするにはあまりにも釣り合わん」
"サイプレス":「いや義手だって言ってんじゃん……」
氷見 須晴:「義手だろうと腕は腕であろう、大事にするものだ大事に」
"デリヴァティヴ":「そうやって様々なものを簡単に切り捨てるのは君達ファルスハーツの悪癖だな」
"サイプレス":「うるっさ…………」
"サイプレス":「はーーーーーーわかりました! 観念しました観念しましたよ~」
"デリヴァティヴ":「……」念のため鋼糸で縛る。
"デリヴァティヴ":「君が捜していた"秘笈"とは何だ」
"サイプレス":「ふふ……知りたい?」
氷見 須晴:「新しい知識であれば気になるなあ、爺と言っても知っていることはそう多くない」
氷見 須晴:特に害意を持たない顔で素直に聞く
"サイプレス":「詳しい記述はなかったんだよ」靴を脱いで、足の指を懐に
"デリヴァティヴ":警戒を強める。
"サイプレス":盗んだ文書を引っ張り出す。
氷見 須晴:「それは?」
"サイプレス":「旧日本軍のレポート」
氷見 須晴:「UGNから持って行ったものか」ふう、と物憂げにため息をつく
"サイプレス":「ここハワイには、大戦の結果を変えたかもしれないものすごい兵器が眠ってる」
"サイプレス":「凄まじい量の人間をイケニエにした、殺戮兵器がね!」
"サイプレス":「あたしは既にその正体に気付いている……」
"デリヴァティヴ":「……ほう」
氷見 須晴:「正体、とな」
氷見 須晴:「それで、そなたはそれをどうするつもりだと?」
"サイプレス":「モノは違えど、そもそも存在してるんだよ、類似品が」
"サイプレス":「だから使い方は知ってる」
"サイプレス":「アレを手にして、あたいは────」
GM:彼女が嬉しそうに(なぜ?)続きを語ろうとしたとき。
怪物:《ワーディング》
GM:質量すら感じるほどの凄まじいワーディングが、君たちのもとを駆け抜ける。
GM:方向も、規模もつかめない。
GM:それほどまでに、通常の"ワーディング"の出力を超えていた。
氷見 須晴:「……」ざあ、と白い花と硝子のような葉が地を這う
氷見 須晴:「デリヴァティヴ殿」
"デリヴァティヴ":「──どうしたかね」
"デリヴァティヴ":たった今の《ワーディング》に気づいた様子はない。
"サイプレス":「ん? なんかあった?」
"サイプレス":縛り直された足をぶらぶらさせることもできず、所在なさげにしている。
氷見 須晴:その様子を、一応顔を傾けて確認
氷見 須晴:気づいていないのか、と少しだけ思考する
氷見 須晴:だが、確認せずに進めるのも人の世としてよろしくないだろう
氷見 須晴:「ワーディングの気配がしたと感じたのだが…そなたらに心当たりはないか?」
"デリヴァティヴ":「はて……」
"サイプレス":「何言ってんの? こんな街中で"ワーディング"使うバカがいるわけ……」
"デリヴァティヴ":「心当たりが無いのか?」
"デリヴァティヴ":氷見須晴が間違ったとはあまり考えていない。
"デリヴァティヴ":オーヴァードの能力は、100人いれば100人が違う。強力なオーヴァードならだれもが持つ"リザレクト"すら、その発現方法は異なる。
氷見 須晴:「心当たりという心当たりは無論ないのだが」
氷見 須晴:「それ以前に方向も規模もつかめん」
氷見 須晴:「おまけにそなたらが知覚していないとなると…困ったな」
"デリヴァティヴ":「君にだけ感知できる"ワーディング"か……」
"デリヴァティヴ":「方角も不明となると──一旦彼女を連れて支部に戻ろうか」
氷見 須晴:「ああ、それには賛成だ、現状あるとしかわからない以上、仕事を優先したほうが良いのだろう?」
氷見 須晴:この星では、という言葉を言外ににじませている
"デリヴァティヴ":「フ、そういうばかりではない」
"デリヴァティヴ":「ハワイの支部が君の察知した反応について何か掴んでいるかもしれないからな。ここで右往左往していても、これ以上ヒントは増えまいし──」
GM:その時だ。
???:ドッ……ガアアアアアッ!!!
氷見 須晴:「なるほど、なかなか難しい——!?」
怪物:サイプレスのねぐらの壁を砕いて、巨岩が君の視界に現れる。
怪物:否、岩ではない。
怪物:石灰質の外骨格を纏った、獣の如きもの
怪物:白砂が螺旋の如く渦巻いて、その内側にあるべき肉体の似姿を形作っている。

"デリヴァティヴ":「! 壁が──」
"サイプレス":「な、なななな、何!?」
氷見 須晴:「これは…」
氷見 須晴:頭の中で地球の語彙を手繰っても、「これ」を形容する言葉が見つからない
怪物:「うぅぅぅぅぅるるるるるるるるる」
怪物:巨体を揺すりながら起き上がる。砂が舞い、尾の先端ののこぎり状のパーツが超高速で振動を始める。
"サイプレス":「ぺっぺっ、うえ~~めっちゃ砂」
"デリヴァティヴ":「雨……? 予報はまだ先だったはずだが……」
"デリヴァティヴ":「いや……何だ?」
氷見 須晴:バックステップで飛びのき、弓の当たりやすい距離まで下がる
氷見 須晴:「デリヴァティヴ殿や」
"デリヴァティヴ":君が弓を構えるのを認める。照準の先は"サイプレス"ではない。
"デリヴァティヴ":「…………待て」
"デリヴァティヴ":「きみは、そこに何が見えている」
氷見 須晴:「…サイプレスを連れてここから逃げるが好いだろう」
氷見 須晴:「どうやら、ヒトには対処しかねるらしい」
氷見 須晴:特に感情を込めることもなく、淡々とつぶやく
怪物:しばし、君を睥睨。
"デリヴァティヴ":「っ、ああ……」
怪物:……ふいと視線を外す。地を踏み砕いて、吹き飛ばされてきた方角へと去っていく。
"デリヴァティヴ":「おおっ!」家屋がさらに破壊され、たたらを踏む
氷見 須晴:「……」相手は人ではない、特に感情などを動かさずに奴を見つめ
氷見 須晴:下がったとならば弓を下す
氷見 須晴:が、そこが不覚だったらしい
"サイプレス":「よく分からんけどラッキー!!!」
"サイプレス":隙アリとばかりに女が叫ぶ。同時に音声パターンを認識し、義手が起爆。
"デリヴァティヴ":「待……」
"サイプレス":毒の霧だ。
"サイプレス":視界を奪う煙は人体のみならずコンクリートも鋼糸すらも腐食させ、本人は耐性があるのか裸で逃げ去っていく。
"サイプレス":「ぎゃはははは!!!! 待ってろよ秘笈!!」
"サイプレス":「最強兵器、あたいのもんだーーーー!!!!」
"サイプレス":《瞬間退場》
氷見 須晴:「…不覚をとったか」
氷見 須晴:「すまぬな、デリヴァティヴ殿、取り逃がした」
"デリヴァティヴ":「……失態を演じたのは私だ」
"デリヴァティヴ":「"雨霖鈴曲"(フラワー・テイル)、君は────いや」
"デリヴァティヴ":「どうやら、私には対処できない事が起きているようだ」
"デリヴァティヴ":君へと向き直る。
GM:強風が、部屋の中の小物を攫って行く。
GM:豪雨が降っていた。木々は撓み、人々が慌てて家の中に逃げ込んでいる。
"デリヴァティヴ":「口惜しいが、私は私で、彼女を追うなり災害の対応なり──出来ることをしよう」
"デリヴァティヴ":改めて、砕けた建物を見る。
"デリヴァティヴ":「大砲の一撃でもこうはならない」
"デリヴァティヴ":「続くなら、危険だ。追ってくれるか」
氷見 須晴:「あいわかった」
氷見 須晴:それだけ笑顔で返して、くるりと背を向けて歩き出す
氷見 須晴:強風でゆるく編んだみつあみがほどけそうになる、ああ、せっかく揃いにしたのに口惜しいなあ
氷見 須晴:だが、この雨と風、そして暑さ
氷見 須晴:ヒトにとってはあまり良いとは言えないのだろうか
氷見 須晴:気分は、悪くない

GM:シーン終了。ロイス可能。
氷見 須晴:サイプレス 〇義務/悩み さて、どうしたものか
氷見 須晴:以上で

middle#1

GM:----------------------------------------
GM:◆middle#1◆
GM:----------------------------------------
GM:合流シーンです。全員登場
マナ・マヘアラニ・マイヤーズ:マナ・マヘアラニ・マイヤーズの侵蝕率を+9(1D10->9)(侵蝕率:49->58)した
日高ぼたん:日高ぼたんの侵蝕率を+9(1d10->9)した(侵蝕率:39->48)
氷見 須晴:氷見 須晴の侵蝕率を+4(1d10->4)した(侵蝕率:37->41)
クリストファー・アレミティ・マイヤーズ:1d10+37
DoubleCross : (1D10+37) → 4[4]+37 → 41

GM:----------------------------------------
GM:オアフ島 カメハメハ・ハイウェイ
GM: 
GM:トラヴィス・マイヤーズが海中へと没して後。
GM:怪物は、しばし小競り合いを繰り広げ、雲間へと消えた。
GM:マナ・マヘアラニ・マイヤーズ。君は降りしきる雨の中、愛車のジープ・ラングラーにてノースショアの自宅へと向かっている。助手席に日高ぼたんを伴って。
日高芍薬:「うへぇ~……すごい事になってるねぇ、大丈夫?」
GM:雨は相変わらず続いている。
GM:どころか、植物の異常繁茂や地響きなどの、嵐と無関係な災害も同時に発生しており。
GM:明らかに異常だ。だが、それらに対応するUGNの動きが、やはり鈍い。
GM:後部座席の非オーヴァード、日高芍薬も、この異常をただの風雨としか認識していないようだった。
マナ・マヘアラニ・マイヤーズ:「異常ではあるけど、観光客に心配されるほどヤワじゃないさ。ハワイ舐めんなっての」
マナ・マヘアラニ・マイヤーズ:難しい顔でハンドルを握りながら答える
マナ・マヘアラニ・マイヤーズ:来る時に吸っていた煙草は、今は咥えていない。子供の前では吸わない主義だ
日高ぼたん:「ひっさしぶりに大変なフライトでしたねぇ」助手席にちんまりと収まっている。
マナ・マヘアラニ・マイヤーズ:「あ、窓閉めてるけどヤニ臭くない?」
マナ・マヘアラニ・マイヤーズ:「さっき会った時思わず抱きしめちゃったけど」
日高ぼたん:「あっ、大丈夫ですよう」微かな残り香はあるが、その残滓を久しぶりだなーと思っている。
日高ぼたん:助手席から、口調とは裏腹の難しい顔をちらりと視界に捉えて。
マナ・マヘアラニ・マイヤーズ:「そっか、よかった」
マナ・マヘアラニ・マイヤーズ:「にしても来て早々災難だったね」
マナ・マヘアラニ・マイヤーズ:「下手すりゃ墜落するとこだったよ」
マナ・マヘアラニ・マイヤーズ:「嵐が直撃するのはもう少し後のはずだったんだけどねえ」
日高芍薬:「ほんとだよ~~」
日高芍薬:「修羅場で5徹した時くらいには死ぬかと思った」
日高ぼたん:「先月の話じゃないですか」
日高芍薬:「……いや、生きてると思ったら疲れて来たな」話を逸らす。
日高芍薬:「寝ます! 寝る」
日高芍薬:ほどなくして、寝息が聞こえてくる。
マナ・マヘアラニ・マイヤーズ:「そうそう、芍薬先生の漫画アルも楽しみにしてるからね、こんなとこで死なれちゃ困るよ」
日高ぼたん:「はーい、目的地についたら起きてくださいね~」後ろを見て寝付いたのを確認する。
日高ぼたん:修羅場逃避の寝た振りではなく、ガチの就寝だと確認。
マナ・マヘアラニ・マイヤーズ:その寝息を確認してしばらく後
マナ・マヘアラニ・マイヤーズ:「………」
マナ・マヘアラニ・マイヤーズ:「……で、ぼたん」
日高ぼたん:「はい、師匠」
マナ・マヘアラニ・マイヤーズ:「……その師匠ってのやめなさいよ。柄でもない。」
日高ぼたん:「………はーい、マナさん」
マナ・マヘアラニ・マイヤーズ:「ママでいいって言ってんのに一度も読んでくれないんだもんな~」
マナ・マヘアラニ・マイヤーズ:口をとがらせて
日高ぼたん:「ママさんはちょっと、あはは」
マナ・マヘアラニ・マイヤーズ:「まあ、未だに師匠って呼ぶってことは」
マナ・マヘアラニ・マイヤーズ:「アタシが教えたこと、役に立っちゃってるみたいだね」
日高ぼたん:「ですねぇ」
日高ぼたん:「日本は平和な国って聞いてたけど、こっちより役に立っちゃってますのだ」
マナ・マヘアラニ・マイヤーズ:「そか、無駄になってくれればそれが一番良かったけど……まあ生きてるならいいか」
日高ぼたん:「えぇ。おかげで友達との喧嘩にも役に立ちました」
日高ぼたん:「……そういえば今日、トラさんとクリスくんは来てないんですか?」
マナ・マヘアラニ・マイヤーズ:「アルは海行くって言って来なかったわ」
日高ぼたん:「あらま………この天気で」
マナ・マヘアラニ・マイヤーズ:「ま、そう云うお年頃ってやつかねえ……」
日高ぼたん:「お年頃ですかぁ」昔会った小さい頃の姿を思い描いている
マナ・マヘアラニ・マイヤーズ:「そんで、パパの方はね……」
日高ぼたん:「あ、はい」
マナ・マヘアラニ・マイヤーズ:「………」一瞬後ろの芍薬を気にして
マナ・マヘアラニ・マイヤーズ:「あんま大きい声出さずに聞いてね」
日高ぼたん:「………はい」唇の前に人差し指。
マナ・マヘアラニ・マイヤーズ:「海に落ちた。さっき、空港で」
日高ぼたん:「~~~~~っ!?」我慢
日高ぼたん:「えっ」振り返る「置いてきちゃいましたよ」
マナ・マヘアラニ・マイヤーズ:「どの道この嵐じゃ探しにも行けないのよ」
日高ぼたん:「それは、そうですけれど」
マナ・マヘアラニ・マイヤーズ:「……ぼたん、飛行機の中から変なもの見えなかった?」
日高ぼたん:「…………見えました。やっぱり、普通じゃないんですね?この嵐」
日高ぼたん:「なんか、こう」手を組み合わせて「こんな感じの変なのが」パタパタさせる
マナ・マヘアラニ・マイヤーズ:「そうそう、そんな感じ」
マナ・マヘアラニ・マイヤーズ:「そいつの張ったワーディングが今もこの島全体を覆ってる」
日高ぼたん:「………正直、最初はそのワーディングのせいで、機長さんがオチたからだと思ってたんですけど」
日高ぼたん:「お姉ちゃんとか他の人は無事なんですよねぇ」
マナ・マヘアラニ・マイヤーズ:「そうだね。一般人だけじゃなく、オーヴァードにも感知できないやつがいるみたい。UGNが動いてないのはそのせいね」
日高ぼたん:「……これ、ハワイだと普通だったりします?」
マナ・マヘアラニ・マイヤーズ:「まさか、40年生きてきて初めてだよ」
マナ・マヘアラニ・マイヤーズ:「通常とは法則の違うワーディング。パパ曰く、なんつったっけ……」
日高ぼたん:「頑張って」
マナ・マヘアラニ・マイヤーズ:「……あ、思い出した。神聖圏界(ドミニオン)!」
マナ・マヘアラニ・マイヤーズ:「神クラスのジャームが展開する領域みたいなもんらしい。つまり」
マナ・マヘアラニ・マイヤーズ:「今このハワイでは、神様が暴れてるってわけ」
日高ぼたん:「神様て」
日高ぼたん:「さすが、陽気な国ですねぇ……」
日高ぼたん:「……トラさんが居ないのもその関連ですか。確か、着陸する時に急に安定してましたし」
マナ・マヘアラニ・マイヤーズ:「うん、それパパが支えてたからね。下から」
マナ・マヘアラニ・マイヤーズ:「すごいでしょ」
日高ぼたん:「すごい」
日高ぼたん:「なんか、前に見たことありますよ。なんとかマンみたいなやつで」
日高ぼたん:「そっかぁ……トラさんが助けてくれたんですね」
マナ・マヘアラニ・マイヤーズ:「まあそれで無理しすぎて海に落ちちゃったんだけどね。流石のパパも歳には勝てないってことかねえ……」
日高ぼたん:「あらぁ」
日高ぼたん:「じゃあ、まぁ、後でお礼言いませんとね。宇宙とかじゃないならそのうち戻ってくるでしょうし」酸素あるし。
マナ・マヘアラニ・マイヤーズ:「パパだからね」
日高ぼたん:「トラさんですからねぇ」
マナ・マヘアラニ・マイヤーズ:「ま、そうは言ってもあの神様……しかも状況から見て一柱だけじゃないね。アイツラが暴れ続けてる限りは」
マナ・マヘアラニ・マイヤーズ:「パパも簡単には戻ってこれないし、こっちも探しに行けない」
日高ぼたん:「ですね。帰ってきた時にちゃんと休めるように、こっちの方もなんとかしなきゃだ」
マナ・マヘアラニ・マイヤーズ:「うんうん。話が早いぞぼたん~」片手でぼたんの頭をワシャワシャ撫でる
マナ・マヘアラニ・マイヤーズ:「そういうところはアルよりよっぽど筋が良いよね。あの子は何かと理屈っぽいところがあるからなあ」
日高ぼたん:「えっへっへ」その撫でを受け取りながら
日高ぼたん:「ま、マナさんとトラさんが近くにいたら、そうなるのもわかりますかね~」
日高ぼたん:「でもそっか、クリスくん今、そんな感じなんだ」
日高ぼたん:「楽しみだなー」
マナ・マヘアラニ・マイヤーズ:「どういう意味だそれは」ワシャワシャをガシガシに変えながら
日高ぼたん:「きゃー!」「暴力反対~!」楽しそうに。
マナ・マヘアラニ・マイヤーズ:「ふふ、まだ彼女はいないみたいだよ」耳寄り情報!
マナ・マヘアラニ・マイヤーズ:「なにはともあれ、先ずは店に戻ってアルと合流。そっから今後のことを考えよう」
日高ぼたん:「はーい、了解でーす」
マナ・マヘアラニ・マイヤーズ:「あの子もハワイUGNに出入りするようになって少しはやるようになっただろうし」
マナ・マヘアラニ・マイヤーズ:「芍薬先生もちゃんとした寝床で寝かせてやらないとね」
日高ぼたん:「ほっとくと床で寝ますからね」
日高芍薬:曰く、床で寝ることで早く起きられるのだそうだ。
日高ぼたん:「とっとと寝床に放り込んで、うん」
日高ぼたん:「クリスくんにも、大人の魅力を教えてあげませんとねぇ」右手を左頬に当てて、おーっほっほと拙く笑う。


GM:──────
GM:────
GM:──
GM:一方そのころ。
クリストファー・アレミティ・マイヤーズ:「……」
クリストファー・アレミティ・マイヤーズ:震える指でスマホを操作する。
クリストファー・アレミティ・マイヤーズ:27回目の不在着信。蒼白な顔で画面を見つめる。
クリストファー・アレミティ・マイヤーズ:船の上で”霞む男”に出会ってから、父親と母親の携帯に発信し続けているが
クリストファー・アレミティ・マイヤーズ:一度も繋がらないまま、家まで戻ってきている。
クリストファー・アレミティ・マイヤーズ:「母さん、父さん……」
クリストファー・アレミティ・マイヤーズ:「どうしよう、どうしよう、どうしよう」
クリストファー・アレミティ・マイヤーズ:つぶやきながらショップの正面口でウロウロと歩き回るがゆく当てがない
クリストファー・アレミティ・マイヤーズ:そのうち涙が滲んでくる。こんなことなら一緒に行けば……。
氷見 須晴:ふいに、ショップ前の道路から出てくる人影
氷見 須晴:この雨のなかろくな対策もせず、白い三つ編みには水分を含ませたままで
氷見 須晴:「…失礼、『ガレージ・ホクラニカ』は」
クリストファー・アレミティ・マイヤーズ:「あっ……」
クリストファー・アレミティ・マイヤーズ:気づいて顔を上げる
クリストファー・アレミティ・マイヤーズ:「すみません……今日は、やってないんです」
クリストファー・アレミティ・マイヤーズ:看板を差しながら
氷見 須晴:「あ、いや、別にサーフショップに用があったわけではなくてなあ」
クリストファー・アレミティ・マイヤーズ:「……え、っと」
クリストファー・アレミティ・マイヤーズ:「すいません今ちょっと……後にしてもらえませんか」
氷見 須晴:「…ふむ」眉を下げる、さて困ったな、どう説明したものか
クリストファー・アレミティ・マイヤーズ:もう一度母親へ発信。着信はない。
クリストファー・アレミティ・マイヤーズ:「ああ、もう……なんで……」
クリストファー・アレミティ・マイヤーズ:「こんなことなら、一緒に行けば……」
クリストファー・アレミティ・マイヤーズ:「父さん、母さん」
クリストファー・アレミティ・マイヤーズ:「ぼたん……」
氷見 須晴:「家族とやらか?」
氷見 須晴:心配そうな少年を見るのは少し忍びない
クリストファー・アレミティ・マイヤーズ:「……」
クリストファー・アレミティ・マイヤーズ:泣きそうな顔のまま頷く
氷見 須晴:「そうか…」
氷見 須晴:「ひとまず戸締りはしてあると言えど、屋根の中に入るのはどうだ」
氷見 須晴:「雨に濡れては人の子は風邪を引くし、濡れたままでは精神にもよくなかろう」
クリストファー・アレミティ・マイヤーズ:「でもっ」
クリストファー・アレミティ・マイヤーズ:「母さんと父さんがいつ戻ってくるか……」
クリストファー・アレミティ・マイヤーズ:鼻をぐすぐす言わせている
氷見 須晴:「だが父親と母親とやらが戻ってきたとき、君がそのようなあり様では逆に彼らに心配をかけてしまうのではないか?」
クリストファー・アレミティ・マイヤーズ:「……!」
氷見 須晴:「少なくとも俺は、大事な人が雨の中涙を流しながら待っているのを見るのはつらいなあ」
クリストファー・アレミティ・マイヤーズ:「……はい……」
クリストファー・アレミティ・マイヤーズ:メガネの下の涙を拭って
クリストファー・アレミティ・マイヤーズ:「すいません、ありがとうございます……そうですね」
クリストファー・アレミティ・マイヤーズ:「父さんと母さんなら、きっと無事なはず……だから」
クリストファー・アレミティ・マイヤーズ:「えっと……あの」
クリストファー・アレミティ・マイヤーズ:「ウチに何か用ですか?」
氷見 須晴:「ん、ああ、そうだな…」
クリストファー・アレミティ・マイヤーズ:「よかったら中、どうぞ」
クリストファー・アレミティ・マイヤーズ:「話していると、気持ちも紛れるかもしれないので……」
クリストファー・アレミティ・マイヤーズ:扉を開く
氷見 須晴:「UGN、という言葉を出せば、話は通じるか?」水を吸った三つ編みが重くなってきたので、留めていたヘアゴムをほどく
氷見 須晴:口惜しいが、また乾いたら編みなおせばよかろう
クリストファー・アレミティ・マイヤーズ:「!」
クリストファー・アレミティ・マイヤーズ:髪をタオルで拭いながら、その言葉に振り向く
クリストファー・アレミティ・マイヤーズ:「UGNから?あ、ええと、あの」
クリストファー・アレミティ・マイヤーズ:「僕が”エアリアル”です。イリーガルの」
クリストファー・アレミティ・マイヤーズ:氷見さんはここに来るまでに
クリストファー・アレミティ・マイヤーズ:UGNからこの家に1人地区のイリーガルがいることを聞いているだろう。
クリストファー・アレミティ・マイヤーズ:「クリストファー・アレミティ・マイヤーズです。どうも……」
クリストファー・アレミティ・マイヤーズ:新しいタオルを差し出す
氷見 須晴:「ふむ、イリーガルであったか」
氷見 須晴:「氷見須晴だ、コードネームは”雨霖鈴曲”(フラワー・テイル)
氷見 須晴:受け取ったタオルで髪の水気をざっとぬぐう
氷見 須晴:「ある仕事で日本から来ていたのだが、少しトラブルに巻き込まれてなあ…」窓の外を見ながら
クリストファー・アレミティ・マイヤーズ:「トラブル……?もしかして、それが」
クリストファー・アレミティ・マイヤーズ:「父さんや母さんが戻ってこないのと、何か」
クリストファー・アレミティ・マイヤーズ:「関係がある……とか、でしょうか」
氷見 須晴:タオルの隙間から少年を見ながら
クリストファー・アレミティ・マイヤーズ:不安そうにそちらを見ている。
氷見 須晴:「俺が見たのは結構な緊急事態と呼ばれる奴だったのだろうが、あいにくUGNには見えていないようでな」
氷見 須晴:「そんな中、支部のほうから『同じような目撃情報があった』という話があった」
氷見 須晴:「目撃情報の出所が、この店の人間と聞いたから、こうして出向いてみたのだが…」
クリストファー・アレミティ・マイヤーズ:「!」
クリストファー・アレミティ・マイヤーズ:「じゃあ、父さんと母さんは」
クリストファー・アレミティ・マイヤーズ:「あなたが見たものと同じような『何か』に、空港で巻き込まれた……」
クリストファー・アレミティ・マイヤーズ:「何を、見たんですか」
氷見 須晴:「『何』か…」
氷見 須晴:必死で語彙を手繰る
クリストファー・アレミティ・マイヤーズ:「……」
クリストファー・アレミティ・マイヤーズ:ごくり
氷見 須晴:「そうだな…強いて言うなら『白い化け物』か?」
氷見 須晴:二三、何かをつぶやいた後に、そう告げる
クリストファー・アレミティ・マイヤーズ:「化け物……ジャームですか?」
氷見 須晴:「…いや、ジャームというにはあまりにオーヴァードの手に余るな」
氷見 須晴:「化け物、という語彙が正確かはわからぬが俺にはこう形容するしかなくてな」
クリストファー・アレミティ・マイヤーズ:「……そんな、ものが」
クリストファー・アレミティ・マイヤーズ:また俯く、背中を小さく縮こまらせて
氷見 須晴:あらかた水分を拭き取るのにつかったタオルを丁寧に掛ける
クリストファー・アレミティ・マイヤーズ:「大丈夫、大丈夫」
クリストファー・アレミティ・マイヤーズ:「父さん、母さん、ぼたん」
クリストファー・アレミティ・マイヤーズ:自分に言い聞かせるように小さな声で繰り返している。
氷見 須晴:「…不安か?」
クリストファー・アレミティ・マイヤーズ:「……」
クリストファー・アレミティ・マイヤーズ:無言の肯定
氷見 須晴:不安、という感情(信号)を、直に感じたことはないのだが
氷見 須晴:「まあ、案ずるな。この天気だ。いかなる手段を通じてでも戻ってくるには時間がかかる」
氷見 須晴:「待つしかあるまいよ、今は」
クリストファー・アレミティ・マイヤーズ:「……はい」
クリストファー・アレミティ・マイヤーズ:顔を上げて、外の雨を見る
氷見 須晴:ふと、自分がUGNからもらった端末を拾いあげる
氷見 須晴:ダイヤルを押しても、応答はない
氷見 須晴:軽く鼻で息をして、端末を戻し、視線を少年と同じ窓の外に合わせる
GM:では、その時。
GM:アルくんに取っては馴染んだブレーキ音とともに、窓にラングラーのランプが差す。
クリストファー・アレミティ・マイヤーズ:「!!」
クリストファー・アレミティ・マイヤーズ:その音を聞いた途端に
クリストファー・アレミティ・マイヤーズ:弾かれるように店の外へと飛び出す
氷見 須晴:人がそうしているのを見るのは楽しいと感じる
氷見 須晴:だから、何も言わずに少年を見送る
マナ・マヘアラニ・マイヤーズ:先に車を降りてぼたんに手を差し伸べながら「お、ただいまー。アル」
マナ・マヘアラニ・マイヤーズ:普段通りに息子に笑いかける
クリストファー・アレミティ・マイヤーズ:「……っ」
日高ぼたん:「あ」車高がある車から、手を引かれて外に。記憶にある外見とそう相違のないであろう、栗毛の少女。
日高ぼたん:「クリスくん、だ?」
クリストファー・アレミティ・マイヤーズ:駆け出して一回り大きい背丈の母親を抱きしめる
マナ・マヘアラニ・マイヤーズ:「留守番ありがと。ちょうどよかった、後ろの……」
クリストファー・アレミティ・マイヤーズ:「……母さん……」
マナ・マヘアラニ・マイヤーズ:「おっ……と」ぽふ、とその体を受け止めて
クリストファー・アレミティ・マイヤーズ:「なんでっ」
クリストファー・アレミティ・マイヤーズ:「なんででんわにでないんですかぁ……」
クリストファー・アレミティ・マイヤーズ:母親の胸の中で、安堵にぼろぼろ涙を流す
日高ぼたん:あらあら、とその抱擁を邪魔しない。
氷見 須晴:特に邪魔をすることもなく、その光景を見つめている
氷見 須晴:争う光景を見るよりは、やはり気分がいい
日高ぼたん:とん、と着地してこちらを見ている見慣れない男性に軽く会釈。日本式。
氷見 須晴:会釈をくれた後ろの少女には会釈で返す
マナ・マヘアラニ・マイヤーズ:「どしたー、そんなに寂し……」胸に蹲る頭を撫でながら
マナ・マヘアラニ・マイヤーズ:「………電話?」
マナ・マヘアラニ・マイヤーズ:片手でミリタリーパンツのポケットを漁る
クリストファー・アレミティ・マイヤーズ:「何回もかけたんですよ!なんかいもなんかいも!ひぐ……」
マナ・マヘアラニ・マイヤーズ:どのポケットからもぽふぽふと空気が抜ける音
マナ・マヘアラニ・マイヤーズ:「あー………」
マナ・マヘアラニ・マイヤーズ:「ごめん、スマホ落としちゃってたみたい」
マナ・マヘアラニ・マイヤーズ:たはは、と照れくさそうに笑って
マナ・マヘアラニ・マイヤーズ:すかさずギュッと力強くアルを抱きしめる
マナ・マヘアラニ・マイヤーズ:「ごめん、心配かけたね」
マナ・マヘアラニ・マイヤーズ:「一人で待ってて偉かったね。アル」
クリストファー・アレミティ・マイヤーズ:その何度も感じた暖かさに
クリストファー・アレミティ・マイヤーズ:ようやく震えが止まり、力が抜ける。
クリストファー・アレミティ・マイヤーズ:「……ぐす」
クリストファー・アレミティ・マイヤーズ:離れて、母親を見上げる
クリストファー・アレミティ・マイヤーズ:「おかえりなさい、母さん」
マナ・マヘアラニ・マイヤーズ:「ただいま、アル」少しだけかがんで目線を合わせて
マナ・マヘアラニ・マイヤーズ:「店の中入ろっか。私らは大丈夫だけど、ほら」
マナ・マヘアラニ・マイヤーズ:隣に視線を移して
マナ・マヘアラニ・マイヤーズ:「ぼたんお姉ちゃん達が風引いちゃうからね」
クリストファー・アレミティ・マイヤーズ:「ぼた、ん……」
クリストファー・アレミティ・マイヤーズ:「あ」
クリストファー・アレミティ・マイヤーズ:そこでようやく気がつく
クリストファー・アレミティ・マイヤーズ:こちらを見ている、もうひとり。
日高ぼたん:「はい」小さく手を振っている。
クリストファー・アレミティ・マイヤーズ:「い、あ」
クリストファー・アレミティ・マイヤーズ:「~~~~~~~~~~っ!」
クリストファー・アレミティ・マイヤーズ:顔が真っ赤に火照る
日高ぼたん:前に出会った頃より、自分を追い越して大きくなった身長を見つつ。
日高ぼたん:「日高ぼたんですよ。久しぶり?」
日高ぼたん:その顔を覗き込む。
クリストファー・アレミティ・マイヤーズ:「い」
クリストファー・アレミティ・マイヤーズ:「いるならいるって、言ってください!!」
クリストファー・アレミティ・マイヤーズ:「……ぼたん!!」
マナ・マヘアラニ・マイヤーズ:「お、こいつ一丁前に照れてやんの~」ニヤニヤとその表情を眺めながら
クリストファー・アレミティ・マイヤーズ:「照れてませんから、別に!」
日高ぼたん:「え~」
日高ぼたん:「マナさんは私達を迎えに来てくれたんじゃないですか。そりゃ居ますよクリスくん」
クリストファー・アレミティ・マイヤーズ:「それはそうですけど、それは、そうですけど……!」
日高ぼたん:「とりあえず」両手をす、と差し出して「覚えててくれたんだ。久しぶり」ハグ待ち。
クリストファー・アレミティ・マイヤーズ:「っ!」
クリストファー・アレミティ・マイヤーズ:「……ふん」
クリストファー・アレミティ・マイヤーズ:そっぽを向いて
クリストファー・アレミティ・マイヤーズ:「しませんよ。ハグなんか」
クリストファー・アレミティ・マイヤーズ:「出ていったのはあなたなんですからね」
日高ぼたん:「あら」しゅーん。
クリストファー・アレミティ・マイヤーズ:「……」
クリストファー・アレミティ・マイヤーズ:その様子に唇をきゅっと曲げて
マナ・マヘアラニ・マイヤーズ:「ごめんねぼたん、ママとしかハグしたくないんだって」
日高ぼたん:「なるほど、それは仕方ありませんねぇ」
クリストファー・アレミティ・マイヤーズ:「余計なことを言わないでください!母さん!」
クリストファー・アレミティ・マイヤーズ:がーっと怒る
クリストファー・アレミティ・マイヤーズ:「荷物くらいは持ちます……一応お客ですから」
クリストファー・アレミティ・マイヤーズ:トランクから荷物をおろして
クリストファー・アレミティ・マイヤーズ:そそくさと店の中へと消える
マナ・マヘアラニ・マイヤーズ:「あらあら、いつもの調子に戻っちゃった」
日高ぼたん:「……ところでマナさん。あちらは新しいご家族で?」氷見さんを見つつ。
マナ・マヘアラニ・マイヤーズ:「んー?」店の中に目をやり
氷見 須晴:店に置いてある観葉植物のようにおとなしく、人間たちの営みを眺めている
マナ・マヘアラニ・マイヤーズ:「……なるほど、私達だけじゃなかったわけか」得心がいったように頷き
マナ・マヘアラニ・マイヤーズ:「お客さんじゃあないみたいだけど、むしろ思わぬ助っ人登場かもね」
氷見 須晴:「ふむ、察知するのが早くていささか驚いたな」
氷見 須晴:「申し遅れた、日本のUGNから来た。氷見須晴だ。」
氷見 須晴:「雨宿りついでに少し拭くものを借りた、礼を言おう」
マナ・マヘアラニ・マイヤーズ:「どうも、私はマナ・マヘアラニ・マイヤーズ。ここの店主」
クリストファー・アレミティ・マイヤーズ:「はい。そっちで起きたことと」
クリストファー・アレミティ・マイヤーズ:「何か関係するものを目撃されたそうで……UGNから父さんと母さんを待つようにと」
クリストファー・アレミティ・マイヤーズ:「……あれ?」
クリストファー・アレミティ・マイヤーズ:「あの、母さん」
クリストファー・アレミティ・マイヤーズ:「父さんは……?」
マナ・マヘアラニ・マイヤーズ:「うん?……ああそれね」
マナ・マヘアラニ・マイヤーズ:「そうだね、話さないといけないことは山積みだけど」
マナ・マヘアラニ・マイヤーズ:「報告はとりあえず店の中でいいかな」
クリストファー・アレミティ・マイヤーズ:「は、はい」
マナ・マヘアラニ・マイヤーズ:「ぼたんがシャワー浴びる時間くらいは必要でしょ」ぱちりとウインクして
日高ぼたん:「あぁ、そうですね」水滴が落ちる前髪を指で分けながら
日高ぼたん:「久しぶりに、お借りしますね」
マナ・マヘアラニ・マイヤーズ:「……覗くなよ?」
クリストファー・アレミティ・マイヤーズ:「バカですか母さんは」
クリストファー・アレミティ・マイヤーズ:ちょっと顔を赤くして。

GM:シーン終了、ロイス購入が可能。
クリストファー・アレミティ・マイヤーズ:えーっ、どうしよう
クリストファー・アレミティ・マイヤーズ:氷見さんに!
クリストファー・アレミティ・マイヤーズ:感服/不思議な感じ◯
マナ・マヘアラニ・マイヤーズ:家族に取ってるからひとまず保留しようかなー
氷見 須晴:ロイスはクリスくんに
氷見 須晴:クリストファー・アレミティ・マイヤーズ 〇よかった/不安 父親が見えないな
日高ぼたん:「師匠 マナ・マヘアラニ・マイヤーズ ○P信頼/N罪悪感」ママ呼びはちょっと…みたいな。
マナ・マヘアラニ・マイヤーズ:そんなー
マナ・マヘアラニ・マイヤーズ:義理のママになるしかないな……
クリストファー・アレミティ・マイヤーズ:でもって購入!応急手当もらっとこう
クリストファー・アレミティ・マイヤーズ:損にはなるまい
クリストファー・アレミティ・マイヤーズ:4dx+1
DoubleCross : (4R10+1[10]) → 8[1,4,6,8]+1 → 9

クリストファー・アレミティ・マイヤーズ:っしゃい!所持!
氷見 須晴:応急狙います
氷見 須晴:オートで紡ぎの魔眼宣言します
氷見 須晴:氷見 須晴の侵蝕率を+1した(侵蝕率:41->42)
氷見 須晴:4dx
DoubleCross : (4R10[10]) → 10[7,7,8,10]+9[9] → 19

氷見 須晴:OK!以上です!
日高ぼたん:私も応急を。
日高ぼたん:1dx+2>=8
DoubleCross : (1R10+2[10]>=8) → 9[9]+2 → 11 → 成功

日高ぼたん:確保!以上!
マナ・マヘアラニ・マイヤーズ:こちらも応急手当
マナ・マヘアラニ・マイヤーズ:1dx+1=>8
DoubleCross : (1R10+1[10]>=8) → 8[8]+1 → 9 → 成功

マナ・マヘアラニ・マイヤーズ:よっしゃ!
マナ・マヘアラニ・マイヤーズ:以上!

middle#2

GM:----------------------------------------
GM:◆middle#2◆
GM:----------------------------------------
GM:引き続き全員登場です。
日高ぼたん:日高ぼたんの侵蝕率を+8(1d10->8)した(侵蝕率:48->56)
クリストファー・アレミティ・マイヤーズ:1d10+41
DoubleCross : (1D10+41) → 5[5]+41 → 46

氷見 須晴:氷見 須晴の侵蝕率を+10(1d10->10)した(侵蝕率:42->52)
マナ・マヘアラニ・マイヤーズ:マナ・マヘアラニ・マイヤーズの侵蝕率を+10(1D10->10)(侵蝕率:58->68)した
マナ・マヘアラニ・マイヤーズ:このダイス壊れてない?
日高ぼたん:チートよチート
GM:交換を認めます
GM:----------------------------------------
GM:オアフ島・ノースショア
GM: 
GM:マイヤーズ夫妻の経営するサーフショップ『ガレージ・ホクラニカ』に集った君達は
GM:改めて互いの持つ情報と事態の共有を行った。
クリストファー・アレミティ・マイヤーズ:「……は」
クリストファー・アレミティ・マイヤーズ:「はいーーーーーーーーーーーっ!?」
クリストファー・アレミティ・マイヤーズ:がたん、と身を乗り出し、メガネがずれる
クリストファー・アレミティ・マイヤーズ:「と、父さんが、海中にって」
クリストファー・アレミティ・マイヤーズ:「ど、どうするんですか!?」
マナ・マヘアラニ・マイヤーズ:「ちょっと、大声出さないでよ。芍薬先生が起きて来ちゃうでしょ。壁薄いんだから」
マナ・マヘアラニ・マイヤーズ:「なんとかなるでしょ。パパなら」
クリストファー・アレミティ・マイヤーズ:「えぇ……」
クリストファー・アレミティ・マイヤーズ:数秒絶句、しかしその後で
クリストファー・アレミティ・マイヤーズ:「……まあ、父さんですからね」
クリストファー・アレミティ・マイヤーズ:眼鏡を直す
氷見 須晴:…人間は海に落ちたら助からないものではないのか?という言葉は、「野暮」らしいので飲み込む
日高ぼたん:「お姉ちゃんならまぁ、担当さんからの着信音が鳴らなきゃ寝てるんで大丈夫と思うけど……一応ね」
日高ぼたん:シャワーを浴びて、ほこほことした髪をタオルドライしながら。
GM:──その時だ。
ロア:「君によろしくと言っていたよ。ヒーローは遅れて来るから、戻る前にくたばるなとも」
ロア:外から、声。
クリストファー・アレミティ・マイヤーズ:「!?」
ロア:雨に攫われて消えてしまいそうな儚げな印象の少年が、大きなモンステラの葉を傘にして、窓の前に立っている。
ロア:葉脈の間にいくつもの大きな隙間が空いているのだが、不思議と濡れている様子はない。
ロア:声を張り上げている様子はなく、外では依然雨が降り続いているというのに、何故だか声はよく通った。
ロア:「入って良いかい?」
氷見 須晴:声のほうに体を向ける
ロア:日高ぼたんを認め、少しばつ悪げに笑う。
日高ぼたん:「……あ、コロポックルだ」その葉っぱの傘を見つめ。
マナ・マヘアラニ・マイヤーズ:「……どちら様?店なら今日は空いてないけど」右手はテーブル下の拳銃に伸ばされている
クリストファー・アレミティ・マイヤーズ:「……」
クリストファー・アレミティ・マイヤーズ:こちらもベルトのホルスターに入ったブーメランに手を伸ばす
氷見 須晴:「妖精の類か?」と濡れてないからだを見ながら
日高ぼたん:「あー……マナさん。私の知り合い。この子ロアっていうの」
マナ・マヘアラニ・マイヤーズ:「へえ、ぼたんの……」
マナ・マヘアラニ・マイヤーズ:「日本の友達ってナリでもなさそうだけど」
日高ぼたん:「うん。……えっと、前にここに住んでた時に、ね?」ロアに目線。
クリストファー・アレミティ・マイヤーズ:「……ロア?」
クリストファー・アレミティ・マイヤーズ:「母さん」
マナ・マヘアラニ・マイヤーズ:「何?もしかしてアルのお友達?」
クリストファー・アレミティ・マイヤーズ:「さっき話した、船の上で僕の前に現れた男」
クリストファー・アレミティ・マイヤーズ:「奴もその名前を口にしてました。」
クリストファー・アレミティ・マイヤーズ:「ロア……確かにそう言ってたはず」
クリストファー・アレミティ・マイヤーズ:小さな声で耳打ちする
マナ・マヘアラニ・マイヤーズ:「ああ、例のぼたんの命を狙ってるっていう」
マナ・マヘアラニ・マイヤーズ:「なら少なくとも、ぼたんの味方ではあるってことでいいわけ?坊や」
日高ぼたん:「ロアも早く入りなよ。濡れ……てないけど、こっちだって聞きたいことはあるんだから」
ロア:「味方──そうありたいと思うよ。ありがとう」
ロア:窓を離れ、玄関から家へと入る。
氷見 須晴:『そうありたい』のところに妙な感覚を覚えながらも、邪魔はしない
クリストファー・アレミティ・マイヤーズ:「……」
クリストファー・アレミティ・マイヤーズ:ブーメランに指をかけたまま、警戒は緩めない
日高ぼたん:まためんどくさい言い方してる……な顔。
ロア:「トラヴィス・マイヤーズから話を聞いた」
ロア:「正直なところ、僕は島に引きこもっていようと思っていたのだけれど」
ロア:「それではどうにもならないことも、また事実だからね」
ロア:天を仰ぐ仕草をする。天井の向こうで、空は荒れている。
氷見 須晴:「ふむ、その口ぶりからして、君は『何か知っている』と認識してよいのか?」
クリストファー・アレミティ・マイヤーズ:「先に自分がなんなのか、じゃないですか」
クリストファー・アレミティ・マイヤーズ:苛立ちを隠しもせず
クリストファー・アレミティ・マイヤーズ:「どこの、なんのロアなんですか」
クリストファー・アレミティ・マイヤーズ:「あなたの所属は?」
ロア:「──ハワイ四大神」
ロア:スッ、と目を細める。
ロア:「カナロア。死と航海の神だ」
マナ・マヘアラニ・マイヤーズ:「ハワイ……四大神……?」
氷見 須晴:「—神」
氷見 須晴:人知を超えたもの、その通称
氷見 須晴:見るのは初めてだな、と視線の興味を隠さない
クリストファー・アレミティ・マイヤーズ:「は……?」
クリストファー・アレミティ・マイヤーズ:「ぼたん、何なんですかこの人」
クリストファー・アレミティ・マイヤーズ:「いつもこうなんですか?」
クリストファー・アレミティ・マイヤーズ:怪訝な視線
日高ぼたん:「さぁー。私も1……2回しか話してないけど」
日高ぼたん:「おおむねこんな感じだったよ」
ロア:「なっ…………」
ロア:あの時は気を使っていたのに、という顔
日高ぼたん:「?」なんか自分で納得しながら変なこと言う。のイメージ
クリストファー・アレミティ・マイヤーズ:「……好きなタイプじゃない」
クリストファー・アレミティ・マイヤーズ:「なんかこういう人と連続して会うな、今日は……」
マナ・マヘアラニ・マイヤーズ:「……………」しばらく思案し
マナ・マヘアラニ・マイヤーズ:「まあ、そう決めつけるもんじゃないよアル」
氷見 須晴:なお、クリストファーから人間扱いされていることには、気づいていない
ロア:「まあ、いい。まず──トラヴィスは無事だ」
クリストファー・アレミティ・マイヤーズ:「!?」
クリストファー・アレミティ・マイヤーズ:「父さんが!?」
クリストファー・アレミティ・マイヤーズ:「今どこにいるんですか!」
日高ぼたん:「トラさんに会ったんですか?」
ロア:「波使いとしての力が優れていたからだろうね。最果ての島──僕の視界に入るまで、生きていた」
ロア:「今は僕のねぐらで回復を待っているよ。信用できたものではないかもしれないけれど」
マナ・マヘアラニ・マイヤーズ:「……そうだね」
日高ぼたん:「そっか、あの島なら」ちょっと考えて「……タコぐらいならどうにかするし、大丈夫か」
クリストファー・アレミティ・マイヤーズ:「あの、だったら」
クリストファー・アレミティ・マイヤーズ:「会わせてください、父さんに」
クリストファー・アレミティ・マイヤーズ:「そこに案内してください……ロア、さん」
ロア:「残念だけど」
ロア:「それは許可できない。あそこは本来、死んだものが来る場所だ」
日高ぼたん:「えっ」初耳
氷見 須晴:「………」
クリストファー・アレミティ・マイヤーズ:「……あの!」
クリストファー・アレミティ・マイヤーズ:「僕らをからかわないでもらえますか!」
クリストファー・アレミティ・マイヤーズ:「家族のことなんです……!」
日高ぼたん:「そうだよロア。私だって生きてたじゃん」
マナ・マヘアラニ・マイヤーズ:「ロアくんとやら」
ロア:「何かな」
マナ・マヘアラニ・マイヤーズ:「オリジン:レジェンド。神話を起源とするレネゲイドビーイングは確かに存在する」
マナ・マヘアラニ・マイヤーズ:「その持ち主が神話通りの力を持つ可能性があるってことも、まあ知ってるよ。けどね」
マナ・マヘアラニ・マイヤーズ:「私の目には、とても君がそんな力を持ってる様には見えないんだけど」
ロア:その質問を予期していたように。
ロア:「順を追って話すよ。分からない事も多いけれど、知っていることはすべて」
日高ぼたん:「うん」
日高ぼたん:「からかいに来たとか言ったらどうしようかなって思ってたけど」
日高ぼたん:「教えて、ぜんぶ」
ロア:「『カナロア』というのは──ハワイ以外のポリネシアでは」
ロア:「『タンガロア』という名で──主神として奉じられている存在だ」
ロア:「彼は──あえて『彼』と呼ぶけれど」
ロア:「何もない宇宙が退屈で、自分の体を切り離して、世界を作ったんだ」
マナ・マヘアラニ・マイヤーズ:「知ってるよ。これでも生粋のハワイアンだからね、それで———」
ロア:膝近くまであるシャツをまくり上げ、ポケットからナイフを取り出す。
ロア:流れるように、そのナイフで手首を切る。
クリストファー・アレミティ・マイヤーズ:「なっ」
日高ぼたん:「ちょ、」
クリストファー・アレミティ・マイヤーズ:「何を!?」
ロア:べらりとめくれた切り口の中には、何もない。
マナ・マヘアラニ・マイヤーズ:「へえ……」
日高ぼたん:「……あれ?」手当しようと立ち上がり、それを見る。
クリストファー・アレミティ・マイヤーズ:「……!!」
クリストファー・アレミティ・マイヤーズ:「空、洞?」
氷見 須晴:「…なるほど?」
氷見 須晴:出てくるものの差異こそあれ、目の前のモノは、人ではないのか
ロア:「住居たる貝殻を空と砂に。背骨を山脈に、肉を大地に」
ロア:滔々と。諳んじる。
ロア:「爪を魚たちに、翼を果実に、はらわたをエビに、血液を曙光に」
ロア:「その逸話を以て、僕は極限まで力を削がれ、あるものを封じるための依代になっている」
日高ぼたん:「ある、もの?」
マナ・マヘアラニ・マイヤーズ:「……一体何を?」
ロア:手首を肩口まで裂く。その穴の奥の虚空に、碑文を刻まれた石板のようなものが見える。
ロア:《リザレクト》
ロア:「”秘笈”」
氷見 須晴:「!」
クリストファー・アレミティ・マイヤーズ:「知ってるんですか……?」
氷見 須晴:「少しばかり、仕事で頼まれていた調べものだ」視線をクリスに移して
ロア:「"エルダの恵み"を知っているかな?」
GM:氷見さんのみ判定
氷見 須晴:はい
GM:情報:UGN 難易度12です
氷見 須晴:オートで紡ぎの魔眼宣言します
氷見 須晴:氷見 須晴の侵蝕率を+1した(侵蝕率:52->53)
氷見 須晴:4dx+1
DoubleCross : (4R10+1[10]) → 9[1,2,7,9]+1 → 10

氷見 須晴:駄目でした
氷見 須晴:「いや、そこまでは」
氷見 須晴:「何せつい先ほどまで追いかけっこでなあ、調べものをする時間も取れやしなかった」
ロア:「まあ、そうだろうな。何せあれが壊されたのは80年も前の話だということだから」
マナ・マヘアラニ・マイヤーズ:「80年とは……また大きく出たね」
日高ぼたん:「その、エルダの恵みってのが、なにか関係あるの?」
氷見 須晴:俺が来る前か…さすがにお手上げだなと思考しつつ続きを促す
ロア:「君たちが二次大戦と呼ぶいくさ。その混乱期に破壊された超兵器」
ロア:「国土そのものをレネゲイドアイテムと化す、巨大なモノリスだったそうだ」
ロア:「時の大公がその力で国民全員をジャーム化しようとして、討たれた」
ロア:「それと同じ力が、僕の中にある」
日高ぼたん:「うぇっ?」
クリストファー・アレミティ・マイヤーズ:「なっ」
氷見 須晴:「…なかなか大きく出たな」
マナ・マヘアラニ・マイヤーズ:「国土そのものを……」ふと、今この島全体を覆っているものを思い出す
マナ・マヘアラニ・マイヤーズ:「その封印、もしかして解けかかってる?」
ロア:目を伏せて溜め息をつく。「理由は分からないけど、そう」
ロア:「君たちが見たであろう災害の主は、かつての僕の一部だ。この星を構成する、臓器たち」
ロア:「神は何かと交わる事では変化しない。故にジャームであることと、人を導き庇護する神々であることは両立する──あれは」
ロア:「おそらく、異邦人と背教者以外を、殺そうとはしないはずだ。災禍を怖れ、恭順を示す者を生かすために、僅かな活力すら与えるかもしれない」
ロア:「ただ僕を殺し、解き放たれた"秘笈"の力を取り込もうとしている」
クリストファー・アレミティ・マイヤーズ:「何を、何のために……?」
クリストファー・アレミティ・マイヤーズ:「何故そんなことに、なってるんですか」
クリストファー・アレミティ・マイヤーズ:混乱のまま、シンプルな疑問を口にする
ロア:「……それは────」
ロア:「彼らの行動目的はシンプルだ。ただ、分かたれた神格同士で食らい合って、その蠱毒を以て大神としての──」
ロア:「神話(レジェンド)に刻まれている存在格を取り戻そうとしている」
ロア:「ん、だけれど」
マナ・マヘアラニ・マイヤーズ:「けれど?」
ロア:「こんな『圏界』、それも8つも──が発生する程の信仰を、確保できるはずがないんだ」
ロア:「神秘の薄れた、この現代において……」
ロア:「現に僕は」
ロア:「ぼたんに助けてもらわなきゃあ、あんな蛸一匹倒すこともできないしね」
クリストファー・アレミティ・マイヤーズ:「蛸。」
クリストファー・アレミティ・マイヤーズ:ぼたんの方を見る
日高ぼたん:「あ、うん、倒したの。蛸」目線を受けて。
日高ぼたん:「じゃあ……あの子達にも、ロアみたいに、誰かに助けてもらってるのかな」
クリストファー・アレミティ・マイヤーズ:「手引きをしているものが、いると?」
ロア:「多分」
マナ・マヘアラニ・マイヤーズ:「……ああ、なるほど」
マナ・マヘアラニ・マイヤーズ:「ぼたんに加護を授けたのはアンタか」若干苦々しい表情で
ロア:「……僕だって別に」
ロア:「そんな事したくなかったし、ここにだって来たくなかったよ」
氷見 須晴:「だが、現に君は来た」
ロア:氷見さんを見る。
ロア:「あの島で、誰にも会わずに、時折流れてくる時代から取り残された宝物を愛でて暮らしていたかった」
ロア:「ぼたんを覚醒させたのは、必要に迫られてだけれど」
ロア:「トラヴィスを拾ったのは、気まぐれだ」
ロア:少しだけ、君の気配がしたから。と小さく付け加える。
クリストファー・アレミティ・マイヤーズ:「……それで、今あなたがここに訪れている理由は」
日高ぼたん:ふむ、とそれを受けて。
クリストファー・アレミティ・マイヤーズ:「なんなんですか。そんなことを話す動機があるはずですよね」
日高ぼたん:「ねぇねぇ、ロア」挙手
ロア:「……それは、うん?」
日高ぼたん:「今、困ってる?」
日高ぼたん:「元々一つだったあの子達が分かれて、色んなものになって世界になったって言うならさ」
日高ぼたん:「それがまた一つに戻っちゃうと。色んなもの無事じゃないよね」
ロア:「……そうだね」
日高ぼたん:「ロアとしては、どっち?自分も一つを目指すか、あの子達を、おとなしくさせるか」
日高ぼたん:「島から出てくるぐらい困ってるのは、どっちの立場で?」
ロア:「やっぱりなんていうか。君は────」
ロア:「……トラヴィスに、さっきの話をしたんだ」
日高ぼたん:「トラさんに? ……それで?」
ロア:「君たちを頼れと言われた。僕は、人間にはきっと無理だって、そう言ったんだけど」
ロア:「特にぼたんには……」
ロア:「任せるわけには行かないって、そう思ったのになぁ」
ロア:麦わら帽を押さえて、表情を隠すように俯く
日高ぼたん:「ふむふむ」目線がだんだんフラットに。
ロア:「……大きくなったんだね、見ない間に」
ロア:「止めて欲しい。これ以上の災禍を」
日高ぼたん:「そう見える?」めったに言われないのでちょっと言葉に喜色ばんで。
ロア:面を上げて、君の目を見る。少しだけ、こちらの方が身長が高い。
日高ぼたん:「うん、そうだね。トラさんがそういったなら。ロアはきっと、平和なハワイを取り戻そうとしてるんだね」
日高ぼたん:トトト、と近寄る。少しだけ高い目線を下から見る。
ロア:「僕たちが一つになったら、圏界で分かたれたハワイは完全に地球とは別の世界になって」
ロア:「丸ごと、君たちの歴史から切り離される。そこに居るもの全てを巻き込んでね」
ロア:(あるいは────)
ロア:そこに補填される"何か"の方が目的なのかもしれない。
ロア:「だから、助けてくれないか? 僕と、ハワイに住む人々を」
日高ぼたん:「そりゃ大変だ」「まだまだ、お姉ちゃんが取材してないことがいっぱいあるのに、それは困る」
日高ぼたん:「だからさ、」
日高ぼたん:「存分に頼っていいよ。私が、私達が。」自分の胸に、そして他の人を指し示すように小さな手を添えて。
日高ぼたん:「助けてあげるよ。"王様"」
日高ぼたん:ふと、いたずらっぽく笑って。
ロア:その微笑みを見て、頬にすっと赤みが差す。
日高ぼたん:「なんたって天使様だからね。頭が高いですよ。不遜ですね」
ロア:「あはは……これは」
ロア:「一本取られた、かな」
日高ぼたん:「なにせ」
日高ぼたん:「これが当代の流行りだからね。覚えておいて」
ロア:「────フフ。ごめん、ごめんよ」
ロア:「ありがとう、ぼたん」
日高ぼたん:「どういたしまして、かな」
クリストファー・アレミティ・マイヤーズ:「あなたが言うことが」
クリストファー・アレミティ・マイヤーズ:「どれだけ本当のことなのか、判断する方法はないですけど」
クリストファー・アレミティ・マイヤーズ:2人の方に一歩近づく
クリストファー・アレミティ・マイヤーズ:「……父さんが無事だというのは、信じます」
ロア:「それは、どうして?」
クリストファー・アレミティ・マイヤーズ:「僕の父さんですから」
クリストファー・アレミティ・マイヤーズ:「そうですよね、母さん」
クリストファー・アレミティ・マイヤーズ:振り返って。
マナ・マヘアラニ・マイヤーズ:「そういうこと」
マナ・マヘアラニ・マイヤーズ:席を立ってアルの隣へ
クリストファー・アレミティ・マイヤーズ:目を合わせて頷く。
マナ・マヘアラニ・マイヤーズ:「ロアくんの話、まあ状況証拠的には信憑性半々って感じだけど」
マナ・マヘアラニ・マイヤーズ:「何よりぼたんの友達だからね、信じてあげなきゃ駄目でしょ」
ロア:「友達……なのかな」不思議そうな表情。
日高ぼたん:「友達じゃないの?」不思議そうな顔
クリストファー・アレミティ・マイヤーズ:「……そういうことにしてください」やれやれ顔
ロア:「君がそう言うなら」
ロア:少し弾む声で。
ロア:「……彼がここを頼れっていった意味は、分かった気がするよ」
日高ぼたん:「うん、きっとそうだよ」
日高ぼたん:「友達じゃないのに冗談飛ばしてたら、変な子だもん。私」
マナ・マヘアラニ・マイヤーズ:「良かったねアル。まだ友達以上じゃないみたいで」
クリストファー・アレミティ・マイヤーズ:「……はい!?」
クリストファー・アレミティ・マイヤーズ:「どういう意味ですかそれ、ちょっと!母さん!」
マナ・マヘアラニ・マイヤーズ:「べっつにー」
ロア:「ところで」
ロア:氷見さんへ向けて「そこの人──人? 君は……」
ロア:じい、と覗き込むように。
氷見 須晴:「俺か?」髪を再び編もうとしたが、うまくできなかったので適当に流して
ロア:「ぼたんが圏界を認識できるのは、昔、僕の島に現れたからだ」
ロア:「そこの2人も、ぼたんと縁深い者だから……なのだろうけれど」
ロア:「なぜ君がここでこうしていられるのかは、中々興味があるね」
氷見 須晴:「ふむ…俺としては何となく先の話で心当たりはあるのだが」
氷見 須晴:うまく結べなったヘアゴムを腕に巻く
氷見 須晴:ほかの3人をちらりと見やって
氷見 須晴:「まあ…この話は後のほうがいいだろうな」
ロア:「そう──まあ、いずれにせよ協力が得られるなら心強い」
氷見 須晴:「協力はする、無辜の人間が助からないのを眺めているだけでは、あいつに笑われるからな」
氷見 須晴:ふふっと、すこしだけ表情を緩めて
クリストファー・アレミティ・マイヤーズ:「……ロア」
クリストファー・アレミティ・マイヤーズ:「最後にひとつだけ」
ロア:「うん?」
クリストファー・アレミティ・マイヤーズ:「その死者の場所から、父さんを取り戻す方法は」
クリストファー・アレミティ・マイヤーズ:「あるんですよね?」
ロア:「戻ってくるさ」
ロア:「ぼたんだってあそこへ来たが、今もここに居る」
クリストファー・アレミティ・マイヤーズ:「そうですよね……聞いてみただけです」
クリストファー・アレミティ・マイヤーズ:どこか安堵の表情を浮かべ
クリストファー・アレミティ・マイヤーズ:「もう二度と」
クリストファー・アレミティ・マイヤーズ:「家族がどこかに行ってしまうなんて、僕はごめんですから」
クリストファー・アレミティ・マイヤーズ:独り言のようにつぶやいて、母親の傍に戻る
マナ・マヘアラニ・マイヤーズ:「……うん」息子の肩を抱いて
マナ・マヘアラニ・マイヤーズ:「ま、そもそも君の分身が異邦人と背教者以外は襲わないって言ったって」
マナ・マヘアラニ・マイヤーズ:「今のこの島、観光客(よそもの)の方が下手したら多いからね」
ロア:「──そうだったね。いやはや」
ロア:時が経ったのだなぁ、と呟く。
マナ・マヘアラニ・マイヤーズ:「もしトラヴィスがここに居ても、きっと同じ様に協力したはずだよ」
マナ・マヘアラニ・マイヤーズ:「神様は人との関わりで変質しない、それでも」
マナ・マヘアラニ・マイヤーズ:「この島の人間は(きみ)に育まれて生きて来たんだから」
マナ・マヘアラニ・マイヤーズ:「家族みたいなもんでしょ」
マナ・マヘアラニ・マイヤーズ:遠慮すんな、と親指を立てる。
ロア:「──」
ロア:くすり、と笑う。
ロア:「絆か──ロイスとも呼ばれるのだったか」
ロア:「僕にはしばらくの、遠い概念だが」
ロア:「安寧の地から出た以上、そうも言っていられないのだろうね」
ロア:「君たちに出会えたこと、至上の幸運に思うよ」
ロア:たん、と姿勢を正して。
ロア:「僕はロア。構星器官(メロフェティア)空洞(ロア)。これから、よろしく」
日高ぼたん:姿勢を正したロアから、一歩の位置。同じように背筋を伸ばして。
日高ぼたん:「私はぼたん。引導射手《トリガーハッピーエンド》の日高ぼたん。任せておいて」
日高ぼたん:「なにせ、こっちが遠ざけても構ってくる人ばかりだからさ」
日高ぼたん:「多分、遠い概念とか、言ってる暇ないと思う」
日高ぼたん:「これから、大変だよ? ロア」
日高ぼたん:穏やかな日差しに花開くように。
日高ぼたん:緩やかに笑う。
ロア:「ハッピーエンド、か」
ロア:一体何が起きているのか。本当の敵は何なのか。勝利への道筋は残されているのだろうか。
ロア:空に渦巻く暗雲のように、何もかもが不透明で。
ロア:だから、彼女の宣言した二つ目の名こそが。
ロア:今のハワイに、何よりも必要なものに響いた。


GM:ロイス購入からです。
クリストファー・アレミティ・マイヤーズ:父さんにロイス!
クリストファー・アレミティ・マイヤーズ:トラヴィス・ラナキア・マイヤーズ/尽力◯/劣等感/ロイス
マナ・マヘアラニ・マイヤーズ:ロアくんに 尽力◯/警戒 で取ります
氷見 須晴:ロア君にロイス
氷見 須晴:〇尽力/秘密 まだ内緒にな
日高ぼたん:ロアのロイス感情を「○P連帯感/N食傷」に変更
日高ぼたん:購入はシューターズジャケットなどを狙ってみましょう。
日高ぼたん:1dx+2>=13
DoubleCross : (1R10+2[10]>=13) → 4[4]+2 → 6 → 失敗

日高ぼたん:駄目。以上!
クリストファー・アレミティ・マイヤーズ:購入はブルーゲイル!先手が欲しい!!
クリストファー・アレミティ・マイヤーズ:4dx+1
DoubleCross : (4R10+1[10]) → 6[2,3,3,6]+1 → 7

クリストファー・アレミティ・マイヤーズ:だめ!高望みしすぎ!
クリストファー・アレミティ・マイヤーズ:以上!
マナ・マヘアラニ・マイヤーズ:ボデマ行ってみようかな
マナ・マヘアラニ・マイヤーズ:2dx+1=>12
DoubleCross : (2R10+1[10]>=12) → 5[4,5]+1 → 6 → 失敗

マナ・マヘアラニ・マイヤーズ:ダメだった。以上!
氷見 須晴:照準器狙います
氷見 須晴:1dx
DoubleCross : (1R10[10]) → 3[3] → 3

氷見 須晴:無理ですね、以上で

middle#3

GM:----------------------------------------
GM:◆middle#3◆
GM:----------------------------------------
GM:始まりました。登場自由です。
クリストファー・アレミティ・マイヤーズ:1d10+46
DoubleCross : (1D10+46) → 5[5]+46 → 51

氷見 須晴:氷見 須晴の侵蝕率を+4(1d10->4)した(侵蝕率:53->57)
マナ・マヘアラニ・マイヤーズ:マナ・マヘアラニ・マイヤーズの侵蝕率を+5(1D10->5)(侵蝕率:68->73)した
日高ぼたん:日高ぼたんの侵蝕率を+6(1d10->6)した(侵蝕率:56->62)
マナ・マヘアラニ・マイヤーズ:おっ偉いぞダイスくん
日高ぼたん:ちゃんとしてるなダイスくん
GM:期待値を下回った!
GM:----------------------------------------
GM:では初めに現在取得しているNPCカードの説明から。
GM

▼ロア
《領域の盾》オートアクション シーン2回 登場している味方ユニットにカバーリングさせる。この際ロアにカバーさせることもできるが、HPを超過するダメージを受けた場合戦闘不能になる。
《スティルネス》イニシアチブ 戦闘中でなくても使用可能。単体の侵蝕率を12低下。シナリオ1回。

GM:さて、というわけで、これから怪物たちとその他の何かがロアをめがけて襲い掛かってきます。
GM:PCたちはそれを頑張って退治したり回避したりしながら、事態の核心に迫るのだ。
GM:GM側の判定を行います。
GM:シークレットダイス
GM:シークレットダイス
GM:シークレットダイス
GM:シークレットダイス
GM:シークレットダイス
GM:シークレットダイス
GM:なるほどね……
GM:ではPC側の判定!
GM

▼情報判定

ミドルフェイズ開始時にPCは以下の4つの判定から一つを選択して実行可能です。
使用技能は任意の≪情報:≫

≪拠点確保≫
 難易度6。敵から身を隠せる安全な場所を確保する。
 すべてのPCは侵蝕率を1D6減少させてもよい。
≪物資探索≫ 
 難易度9。水や食糧などの物資を捜索する。
 すべてのPCは侵蝕率を1D6減少させてもよい。
≪索敵≫
 難易度不明。現在周辺にいる敵を探知する。
 判定達成値に応じて、発見できたエネミーが開示される。
┗≪情報収集≫ 
  ≪索敵≫で1体以上のエネミーを発見した場合に実行可能。
  敵の痕跡や残されたUGNデータベースなどから情報を収集する。
  達成値6でプロフィール、9でシンドロームと主力エフェクト、
  15で行動値と各種判定の難易度が開示される。

GM

▼行動判定
さらに≪索敵≫によって探知した各エネミーに対し、以下の行動が行えます。
情報判定を行ったPCも判定に参加できますが、上記判定とまとめて1ラウンドとして扱い、
エフェクトなどの使用可能数もそれに準拠します。

≪奇襲≫
 敵に奇襲を仕掛ける。
 エネミーと≪知覚≫による判定で対決を行い、
 勝利することで1回メインプロセスで攻撃が行える。
 この攻撃にエネミー側はリアクション可能。
 その後、戦闘が発生。
≪懐柔≫
 停戦や協力の交渉を試みる。
 エネミーに応じた難易度で≪意志≫による判定を行う。
 事前の情報収集で達成値15以上を出していた場合、達成値に+3。
 判定の成否に関わらず対象エネミーの戦闘参加までの待機ラウンド+1。
 成功した場合、エネミーと接触した際に懐柔して仲間に加える、
 もしくは一時停戦としてそのシーン間の戦闘を避けることができる。
 失敗した場合、戦闘が発生。
≪逃走≫
 その場から逃走する、もしくは身を隠す。
 エネミーに応じた難易度で≪回避≫による判定を行い、
 判定の成否に関わらず対象エネミーの戦闘参加までの待機ラウンド+1。
 成功した場合、さらに+1。
 失敗した場合、戦闘が発生。

クリストファー・アレミティ・マイヤーズ:っしゃらー!!まずは索敵します!
クリストファー・アレミティ・マイヤーズ:情報:噂話!ブーメランアスピスを起動!
クリストファー・アレミティ・マイヤーズ:侵蝕は52
クリストファー・アレミティ・マイヤーズ:4dx+5
DoubleCross : (4R10+5[10]) → 8[1,3,7,8]+5 → 13

クリストファー・アレミティ・マイヤーズ:ううーむ、微妙
クリストファー・アレミティ・マイヤーズ:財産で+2乗せときます。15に
GM:お見事!
GM:では付近にエネミーは……3体!
クリストファー・アレミティ・マイヤーズ:なんだなんだどうなる
クリストファー・アレミティ・マイヤーズ:ゲェーーッ
GM:順番に開示していきます
マナ・マヘアラニ・マイヤーズ:多いぜ!
クリストファー・アレミティ・マイヤーズ:多!!
氷見 須晴:いっぱい
日高ぼたん:逆境!
GM:以下のエネミーが探知できました。
GM

"果実(ペラルヴ)"
"ラフィックジャム"波児・マレキュール
"サイプレス"煙管峰翠

クリストファー・アレミティ・マイヤーズ:サイプチャン!!
日高ぼたん:サイプちゃーん!
マナ・マヘアラニ・マイヤーズ:捕まえなきゃ
氷見 須晴:マイナーでオリジン:プラント使用します
氷見 須晴:氷見 須晴の侵蝕率を+2した(侵蝕率:57->59)
氷見 須晴:情報判定に
氷見 須晴:オートで紡ぎの魔眼宣言します
氷見 須晴:氷見 須晴の侵蝕率を+1した(侵蝕率:59->60)
氷見 須晴:これでボーナス+1
氷見 須晴:5dx+1 情報:UGN 情報収集
DoubleCross : (5R10+1[10]) → 8[5,5,6,8,8]+1 → 9

クリストファー・アレミティ・マイヤーズ:ぬぬぬ
氷見 須晴:財産2点しかないからこれ使っても抜けないですね…
クリストファー・アレミティ・マイヤーズ:ならば妖精!
クリストファー・アレミティ・マイヤーズ:1dx+11で振り直しどうぞ!
氷見 須晴:ありがとうございます!!
氷見 須晴:1dx+11 振り足し
DoubleCross : (1R10+11[10]) → 8[8]+11 → 19

氷見 須晴:抜けた!!!
クリストファー・アレミティ・マイヤーズ:よっしゃあ!!
氷見 須晴:妖精の手サンキュー!!!!
日高ぼたん:えらい!
マナ・マヘアラニ・マイヤーズ:さすがおじいちゃん!
GM:では全情報開示!
クリストファー・アレミティ・マイヤーズ:侵蝕は56に
GM

"果実(ペラルヴ)"
エグザイル/ソラリス 行動値-
探知難易度- 知覚判定- 懐柔判定- 逃走判定7
情報:
第六に分かたれたメロフェティア。果実及びパンノキの化身。芳醇と腐敗を司る疫病の相。
タンガロアの翼が変じたものであり、樹木の根を脚替わりにした蜘蛛の姿を取る。
本体はどこかに潜み、ハワイの住民をゾンビ化させていっている。
【特殊ルール戦闘】
FS判定◆本体を発見せよ!◆に挑戦。"果実"の本体を捜し出し、攻撃を行う事で戦闘終了となる。
特殊情報:(達成値15以上)
このエネミーが存在するとき、他エネミーへの≪懐柔≫の難易度-5。
倒さなければ次のシーンも登場し、FS判定の完了値+4。
主力エフェクト:《広域融合》

"ラフィックジャム"波児・マレキュール(ポール・-)
モルフェウス/ウロボロス 行動値12
探知難易度12 知覚判定6dx+2 懐柔判定20→15→0 逃走判定18
情報:オリジン・レジェンドに起因するレネゲイド災害対策機関、UGN神禍討滅局のエキスパートエージェント。ハワイが圏界に閉ざされる寸前に改造モーターボートでオアフ島に現れた。
文明信仰を戦闘先鋭化させた特殊領域を周囲に出現させ、神秘の力を弱める。
主力エフェクト:《剣の王城》《ソードマスター》《サンドシャード》

"サイプレス"煙管峰翠(きせるみね・すい)
ブラックドッグ・ソラリス 行動値5
探知難易度9 知覚判定4dx 懐柔判定25→35→30→20 逃走判定15
情報:FHマーセナリ。N市UGNの保管する資料を盗み出し、ハワイ真珠湾に埋まるあるアーティファクトを取得するためにオアフ島を訪れている。毒使いとして一定の技能を持つほか、薬剤と神経電流を操作することによりトランス状態となり、さまざまな潜在能力を引き出すこともできる。
特殊情報:(達成値18以上)
オアフ島に眠る"秘笈"が何なのかを勘違いしており。その誤りを正すことで懐柔難易度-10。
主力エフェクト:《アクセル》《多重生成》

GM: 
クリストファー・アレミティ・マイヤーズ:なるほどね
クリストファー・アレミティ・マイヤーズ:じゃあこれらに挑む前に
クリストファー・アレミティ・マイヤーズ:拠点確保と物資探索!
クリストファー・アレミティ・マイヤーズ:ママとぼたんお願い!
マナ・マヘアラニ・マイヤーズ:やっちゃうぜ!
マナ・マヘアラニ・マイヤーズ:拠点確保しまーす
マナ・マヘアラニ・マイヤーズ:情報:裏社会 情報屋使用
マナ・マヘアラニ・マイヤーズ:4dx+1>=6
DoubleCross : (4R10+1[10]>=6) → 9[2,5,6,9]+1 → 10 → 成功

マナ・マヘアラニ・マイヤーズ:成功!
マナ・マヘアラニ・マイヤーズ:地元民を舐めるなよ
日高ぼたん:じゃあこっちは物資探索かな
日高ぼたん:噂話は素振り
日高ぼたん:1dx+1>=9
DoubleCross : (1R10+1[10]>=9) → 2[2]+1 → 3 → 失敗

日高ぼたん:だめでした!
マナ・マヘアラニ・マイヤーズ:いいよぼたん。昨日の残りが冷蔵庫にあるから
クリストファー・アレミティ・マイヤーズ:そうやってすぐ甘やかすんですから…
ロア:仲睦まじい家族だなぁ
GM:じゃあ特に後乗せなければ全員1d6侵蝕下げて良いですよ
クリストファー・アレミティ・マイヤーズ:ヤッター!
マナ・マヘアラニ・マイヤーズ:ヤッター!
氷見 須晴:やったあ
クリストファー・アレミティ・マイヤーズ:56-1d6
DoubleCross : (56-1D6) → 56-1[1] → 55

クリストファー・アレミティ・マイヤーズ:ぎゃす!
氷見 須晴:1d6
DoubleCross : (1D6) → 3

日高ぼたん:62-1d6
DoubleCross : (62-1D6) → 62-1[1] → 61

マナ・マヘアラニ・マイヤーズ:73-1d6
DoubleCross : (73-1D6) → 73-1[1] → 72

マナ・マヘアラニ・マイヤーズ:ぜんぜんだめ
氷見 須晴:氷見 須晴の侵蝕率を-3した(侵蝕率:60->57)
日高ぼたん:うーん。
日高ぼたん:あっ
日高ぼたん:ダイスボーナスあった。
GM:振り足せ!
日高ぼたん:1dx+1>=9
DoubleCross : (1R10+1[10]>=9) → 1[1]+1 → 2 → ファンブル

GM:はい
日高ぼたん:そんなものはなかった
クリストファー・アレミティ・マイヤーズ:悲しいくらいくつろげてない
日高ぼたん:続きをどうぞ。
GM:では行為判定前に波児くんとサイプちゃんのぐちゃぐちゃになっている懐柔難易度の説明をします。
GM:まず波児くんの懐柔判定20→15→0
GM:ランダムチャートで『エネミーに協力を持ち掛けられる』が発生し、難易度が0になりました。
クリストファー・アレミティ・マイヤーズ:ヤッター!
クリストファー・アレミティ・マイヤーズ:これは嬉しい
日高ぼたん:やったー!
マナ・マヘアラニ・マイヤーズ:話のわかる奴じゃん
氷見 須晴:やったー!
GM:サイプレスの懐柔判定25→35→30→20なんですが……
日高ぼたん:めっちゃ変動してる
GM:このシナリオの懐柔難易度変更ギミックを全部踏んでいます
クリストファー・アレミティ・マイヤーズ:なんだこいつ
日高ぼたん:RTA走者か?
氷見 須晴:メンタルが振り子…?
マナ・マヘアラニ・マイヤーズ:自由過ぎる
GM:ランダムチャートによる『エネミーが裏で手を組んでいる』により難易度+10、"果実"のゾンビ化が進行することによりまずはこいつを倒さねば……!となる難易度-5、最後に情報を18まで抜いたことによる難易度-10ですね
クリストファー・アレミティ・マイヤーズ:ここで勘違い指摘が入り
GM:多分こいつもゾンビ化洗脳を受けている。
クリストファー・アレミティ・マイヤーズ:更に下がるってことでいいですかね
クリストファー・アレミティ・マイヤーズ:www
クリストファー・アレミティ・マイヤーズ:おい!!
クリストファー・アレミティ・マイヤーズ:もうめちゃくちゃだよ
日高ぼたん:勘違い指摘が最後の-10かな
GM:ぼたんちゃんの方が正解
GM:紛らわしくてすいません
クリストファー・アレミティ・マイヤーズ:なるほどね
マナ・マヘアラニ・マイヤーズ:そういうことか
日高ぼたん:指摘されることは確定。
クリストファー・アレミティ・マイヤーズ:PCの預かり知らぬところで七転八倒してるんじゃない
日高ぼたん:この子、あの逃げた間に手を組んだり情報抜いたりしてめっちゃ有能みたいなことになってるじゃん…w
日高ぼたん:一人だけ始まる前に3ラウンドぐらい稼ぐな。
GM:というわけで行為判定どうぞ!
クリストファー・アレミティ・マイヤーズ:ペラちゃんは
クリストファー・アレミティ・マイヤーズ:逃げるの安定に見えるんですけど
クリストファー・アレミティ・マイヤーズ:逃げたらなんかデメリットとかありますか?
GM:そこはごめん 修正に書きました。
クリストファー・アレミティ・マイヤーズ:あ!ほんとだ!
GM:このシーンで倒さないと毎シーン出る上、次のシーンで逃げるのに成功しても待機状態になるだけなので3R目には戦闘に参加してきます。
クリストファー・アレミティ・マイヤーズ:失礼!明記が欲しくて…
GM:逃げ切ってもクライマックスにはどうせ出てくる。
クリストファー・アレミティ・マイヤーズ:じゃあサイプちゃんの懐柔を誰がやるかってだけかな
GM:そうなる
日高ぼたん:ですね。
氷見 須晴:ですねえ
日高ぼたん:一応ダイスボーナス含めるとマナさんが4dで可能性はあるか。皆横並びだけど。
マナ・マヘアラニ・マイヤーズ:懐柔は意志なんで
マナ・マヘアラニ・マイヤーズ:おじいちゃんが一番高いんじゃないかな?
日高ぼたん:あ、ほんとだ。見間違えてた。
氷見 須晴:侵蝕へったので3d+1ですね…
クリストファー・アレミティ・マイヤーズ:こっちが2dx+6
クリストファー・アレミティ・マイヤーズ:厳しそうだけどやってみるか…
クリストファー・アレミティ・マイヤーズ:奇襲した場合って
クリストファー・アレミティ・マイヤーズ:FS判定前に波児くんと我々でサイプちゃんと戦う感じですかね
GM:奇襲はPC1人が1回殴れるだけですね
GM:その対象がサイプレスになるのかという質問でしたら、はい。
クリストファー・アレミティ・マイヤーズ:ふんふん
日高ぼたん:メインプロセス1回→戦闘発生→終了後FS判定の流れかな
GM:戦闘とFS判定は同時進行します
日高ぼたん:わぉ
氷見 須晴:同時進行か…
クリストファー・アレミティ・マイヤーズ:同時!?
氷見 須晴:戦いながらラウンド進める感じに…
GM:見学室で質問があったので追記
GM:奇襲による追加メインプロセスを行うキャラは、このシーンで行為判定を行わないキャラであれば、奇襲判定を行ったキャラ以外でも構わないものとします。
氷見 須晴:サイプレスに奇襲判定します
"サイプレス":うぎゃあ!
GM:どうぞ~
氷見 須晴:4dx+11 プラント適用済み 知覚
DoubleCross : (4R10+11[10]) → 8[1,6,8,8]+11 → 19

"サイプレス":4dx 対決
DoubleCross : (4R10[10]) → 10[1,4,7,10]+7[7] → 17

"サイプレス":負け。奇襲成功です
日高ぼたん:あっぶね。
"サイプレス":がんばったのに……
氷見 須晴:危ない!でもよし!!
氷見 須晴:メインプロセスをマナさんに渡します
マナ・マヘアラニ・マイヤーズ:いただくぜ!
クリストファー・アレミティ・マイヤーズ:波児に会いに行きます
クリストファー・アレミティ・マイヤーズ:懐柔判定
GM:難易度0の判定はファンブル以外で成功します。
クリストファー・アレミティ・マイヤーズ:ひぃーっ
クリストファー・アレミティ・マイヤーズ:意志!
クリストファー・アレミティ・マイヤーズ:2dx+1
DoubleCross : (2R10+1[10]) → 7[4,7]+1 → 8

クリストファー・アレミティ・マイヤーズ:よっしゃ
波児・マレキュール:懐柔成功


GM:雨が止んだ。
GM:否、嵐の中心が移動しているのかもしれない。あるいは、空洞たるロアの許へ。
ロア:「──なるほど。一所に留まっているとこうして捕捉されるのか」
ロア:「この場所を離れよう。囲まれるとまずい」
クリストファー・アレミティ・マイヤーズ:「まさか、敵がもう……!」
クリストファー・アレミティ・マイヤーズ:周囲を警戒する
ロア:「……外の雨が止んでいる」
ロア:「どうやら台風の目が、僕の位置を捕捉するためのマーカーなんだ」
マナ・マヘアラニ・マイヤーズ:「ははあ、なるほど」
氷見 須晴:「雨が止んだら、俺たちは敵に捕捉されているとみてよいわけか」
日高ぼたん:「目に見られるとか、洒落を効かせてきますねぇ」
ロア:「思ったより冗談じゃあないなぁ。それは」
クリストファー・アレミティ・マイヤーズ:「能天気な事を言ってないで、さっさと行きますよ!」
マナ・マヘアラニ・マイヤーズ:「そうと分かればのんびりしても居られないか」ジープの鍵を手に取り
マナ・マヘアラニ・マイヤーズ:「エンジンは掛けたままにしてある。車まで急ぐよ」
日高ぼたん:「えぇ、来るのがわかってるなら、戦いやすい場所のほうがいいですね」
氷見 須晴:「承知した」どこからともなく花の咲いている和弓を手に取り、後を追う
ロア:「うん」
ロア:ハイビスカスの上着を羽織り直し、続いて外に出る。
GM:果たして。外に出ると。
GM:周辺の様子が変わっていることが分かる。所々アスファルトがひび割れ、節くれだった根のようなものが覗いている。
クリストファー・アレミティ・マイヤーズ:「……植、物?」
ロア:「────これは、思ったより早い」
氷見 須晴:周囲を好き勝手に這う根を一目見て、眉を顰める
日高ぼたん:「天気だけじゃなく、こういうパターンもあるんですね」銃のケースを背負って外に。
マナ・マヘアラニ・マイヤーズ:「……こいつはうちの車でも通れないかも……と」
"種子":「…………アァ……」「ウアァ……」
"種子":君たちの周囲に、異様な気配の人間たち──否。
マナ・マヘアラニ・マイヤーズ:「こいつら……」
氷見 須晴:「———」と口の開閉だけで何かを言おうとしたが、すぐにやめる
クリストファー・アレミティ・マイヤーズ:「な、なんですか、これ!」
"種子":体表が硬く、黒く変異しており……寄生──口から植物の蔓のようなものが覗いている。
クリストファー・アレミティ・マイヤーズ:「ッ……まさか、人間……!?」
"種子":みな服や装身具を身に着けており、中には荷物を持っている者もいる。
日高ぼたん:「……そう、みたいだね、クリスくん」
マナ・マヘアラニ・マイヤーズ:「"元"人間だよ。間違えない方が良い」
ロア:「"果実"(ペラルヴ)だ。やつは僕の一部の中で、最も人々への庇護のやり方がねじ曲がっていて──」
ロア:「そして執拗だ。オアフ島の住民を"種子"で塗りつぶすまで──彼らは仲間を増やし続ける」
クリストファー・アレミティ・マイヤーズ:「母、さん……」
クリストファー・アレミティ・マイヤーズ:目の前の惨状から目を背けるように
クリストファー・アレミティ・マイヤーズ:母親を見上げる
マナ・マヘアラニ・マイヤーズ:「……参ったね、こういうのは"Z"の専門だろうに」
マナ・マヘアラニ・マイヤーズ:正面を向いたまま、息子に肩に手を置いて
"種子":緩慢な歩みが止まり、一斉に上方を向く。
"種子":大きく空けられた口から目玉の生えた種子のようなものが顔を出し
"種子":次いで弾丸のような速度で、飛び出した蔓が、君たちを串刺そうと狙う!
氷見 須晴:「——行儀が悪い」
マナ・マヘアラニ・マイヤーズ:「問答無用か!」
マナ・マヘアラニ・マイヤーズ:アルの肩に乗せていた手を押し込み、自分の後ろへ移動させる
クリストファー・アレミティ・マイヤーズ:「う、わ!」
クリストファー・アレミティ・マイヤーズ:なされるがまま押しのけられる
ロア:「ッ……加護よ──」"種子"の攻撃を自分へと引き寄せようとするが。
氷見 須晴:飛び出した蔓を、瞬く間に撃たれた数本の花で切り落とす
氷見 須晴:「節操なく生えると放逐されると習わなかったのか愚か者」淡々とした口調で目の前のモノに告げ、更なる矢を構える
日高ぼたん:「──、もう!」背負ったケースを回して、自分の身長と同じ長さを持つ銃が鞘走り。
マナ・マヘアラニ・マイヤーズ:「ぼたん、アル!真面目に相手してもしょうがない!障害になる分だけ蹴散らして逃げるよ!」
マナ・マヘアラニ・マイヤーズ:自分へ向かった攻撃は、突如現れた巨大な楽器ケースに防がれている
日高ぼたん:「はーい!」轟音。音と熱と共に、ひとまずの道を拓く
"種子":蔓を払われ、吹き飛ばされる。包囲に穴が開く。
クリストファー・アレミティ・マイヤーズ:「……っ」
クリストファー・アレミティ・マイヤーズ:その姿を見て、自分の頬をぱしんと弾く
クリストファー・アレミティ・マイヤーズ:(守るって決めたんだ、家族を)
クリストファー・アレミティ・マイヤーズ:(やるしか、ない)
クリストファー・アレミティ・マイヤーズ:「はい!」
クリストファー・アレミティ・マイヤーズ:ブーメランを抜き放つ、投擲し
クリストファー・アレミティ・マイヤーズ:周囲のゾンビを牽制する。
マナ・マヘアラニ・マイヤーズ:「今だ!走れ!」
ロア:「ッ──言うだけある手並み!」
クリストファー・アレミティ・マイヤーズ:「氷見さんも!」
氷見 須晴:「ああ、今向かう」
マナ・マヘアラニ・マイヤーズ:包囲を突っ切り、軍用ジープに駆け込む
日高ぼたん:「行くよ!ロア!」
ロア:「あっ、わわっ!」ぼたんに手を引かれ、ジープに乗り込む。
日高ぼたん:「舌、噛んじゃ駄目だよ!」連携に慣れていないロアを伴ってジープに転がり込む。
ロア:「努力はする!」
ロア:存外によどみのない手つきでシートベルトをかける。
氷見 須晴:体を押し込んでジープに詰める、種子たちを見る視線は、いつもよりやや怜悧だ
クリストファー・アレミティ・マイヤーズ:「全員、大丈夫です!」
クリストファー・アレミティ・マイヤーズ:最後に乗り込んでバタンと扉を締める。
"種子":異形に乗っ取られた人間が、雪崩れるように集まってくる。
マナ・マヘアラニ・マイヤーズ:「しっかり掴まってな!」アクセルを目一杯踏み込む
マナ・マヘアラニ・マイヤーズ:殺到する種子を弾き飛ばして、街道へと発進する
GM:悪路だが、君の愛車を以てすれば走れないほどではない。
ロア:「出来れば──殺すな。"果実"を倒すのが間に合えば」
ロア:「目はある」
クリストファー・アレミティ・マイヤーズ:「!本当ですか!」
氷見 須晴:「…助かるのか?」
マナ・マヘアラニ・マイヤーズ:「もうちょい先に言ってよ!?死んでませんように……」
マナ・マヘアラニ・マイヤーズ:先程跳ね飛ばした数名に祈りを捧げる
日高ぼたん:「……ちょ、直撃はさせませんでした!」先程の砲撃を振り返る。
ロア:「侵蝕率は恐らくリザレクト──というのだったか? の限界を超えてはいるだろうけれど」
ロア:「馴染むまでには今少しの時が必要なはず。それまでに本体を捜して──」
GM:Eロイス【深淵の抱擁】が使用されています。
GM:異形化した人々は、"果実"を打倒することで人間に戻ります。
氷見 須晴:「猶予があるのならいい、俺はああいうのは好かん」ふいと窓から視線を外す
クリストファー・アレミティ・マイヤーズ:「好きな人はいないですよ……こんなの」
クリストファー・アレミティ・マイヤーズ:苦苦しげに車外にうごめく人々を見る
日高ぼたん:「ああいう、一つになって好き勝手するのは」脳内に日本の友人を思い出しつつ「私も好きじゃないですね」
氷見 須晴:「そうか……そうか」おそらく目の前にいる人間たちと同じ理由を持ってアレを嫌悪しているわけではないのだろうが
マナ・マヘアラニ・マイヤーズ:「ハイチ島のブードゥーの秘術……所謂ゾンビか」
ロア:そうして、N市での戦いを回顧する君の横で。
ロア:「────ぼたん!」
ロア:前方を指さす。
日高ぼたん:「はいっ!、?」目線をそちらに。
マナ・マヘアラニ・マイヤーズ:「ロアくんが本当にポリネシアの神様ってんなら確かに……」「!!」
"種子":ハイウェイの山壁からわらわらと、"種子"が現れる。
マナ・マヘアラニ・マイヤーズ:「流石にあの数はまずいって!」
日高ぼたん:「ッ、マナさん!撃ちます!反動と逆にハンドル───」
"種子":蜘蛛を思わせる、這うような動きから跳躍。一斉に数十の人影が、君たちの乗る車へと飛びつこうと──
波児・マレキュール:《ワーディング》
波児・マレキュール:ガァン!
波児・マレキュール:音を立てて、軍用ジープの天井に降り立つ足音。
波児・マレキュール:「──────全く、何を苦戦している。"ラナキア"のやつはどうした」
マナ・マヘアラニ・マイヤーズ:「げ」
日高ぼたん:「───新手、いえ、どちら様!?」
氷見 須晴:窓から矢を放とうとしていた手が止まる
氷見 須晴:声の正体を探ろうと恐る恐る上を見上げる
クリストファー・アレミティ・マイヤーズ:「この声……」
クリストファー・アレミティ・マイヤーズ:「マレキュール」
クリストファー・アレミティ・マイヤーズ:「さん!」
波児・マレキュール:ワーディングが駆け抜けたハイウェイに、矢印の描かれた無数の交通標識看板が乱立する。
波児・マレキュール:全ての"種子"は、不可視の力によって落下方向を捻じ曲げられ。
"種子":一つとしてジープに辿り着くことなく、奇妙な体制で路面に激突、あるいは坂を転がり落ちていく。
波児・マレキュール:「取ってつけたような敬称は要らん」
波児・マレキュール:「乗せろ、この乱痴気騒ぎを収めに来た」
日高ぼたん:「…………」知り合いらしい二人に目線を向ける。
マナ・マヘアラニ・マイヤーズ:「ああもう!アル!天井開けたげて!!」
クリストファー・アレミティ・マイヤーズ:「は、はい!」
クリストファー・アレミティ・マイヤーズ:天井扉のロックを外す
氷見 須晴:察するというのは得意ではないが、乗せろという言葉は認識したので席を空ける
波児・マレキュール:乗り込んできた男は、丸いサングラスをつけたトレンチコートのアジア人。

日高ぼたん:「おっとっと……」車内のスペースを開ける。窓から発砲するために押しつぶしていたロアに謝りつつ。
クリストファー・アレミティ・マイヤーズ:「わぷ」
クリストファー・アレミティ・マイヤーズ:後部座席は割とぎゅうぎゅうつめだ
クリストファー・アレミティ・マイヤーズ:「ええっと、この人は母さんと父さんの知り合いで……UGNの」
マナ・マヘアラニ・マイヤーズ:「こら、マレキュール。途中乗車なんだからもうちょっと遠慮しなさいよ」
波児・マレキュール:「ラボッティーニの大間抜けが」
波児・マレキュール:話を聞く様子はない
マナ・マヘアラニ・マイヤーズ:「ラボ……何?」
波児・マレキュール:「奴から聞いてないか? 神禍討滅局(うち)の上司だ。この有様になるまで気づかなかった」
マナ・マヘアラニ・マイヤーズ:「アンタはほんと昔っからボソボソひとりで喋って納得して……」
マナ・マヘアラニ・マイヤーズ:「そんなんだからうちの旦那くらいしか友達が……ああ、そういうこと」
波児・マレキュール:「貴様は相変わらずあれこれと喧しいやつだな」
波児・マレキュール:「それで──」ギロリ、と鋭い双眸をロアへと向ける。
ロア:「うん? なんだい?」
波児・マレキュール:「"デッドエンドトリガー"、『気配』がするが、こいつを殺せば解決するのか?」
ロア:「──!」
ロア:剣呑な言葉に身構える。
クリストファー・アレミティ・マイヤーズ:「な……!」
クリストファー・アレミティ・マイヤーズ:「何を言ってるんですか、いきなり!」
日高ぼたん:「!」ロア庇うように少し体を寄せる
マナ・マヘアラニ・マイヤーズ:「それで解決するならとっくにやってると思わない?」ため息交じりに
マナ・マヘアラニ・マイヤーズ:「逆。この事件を解決するにはその子のちからが必要なの」
波児・マレキュール:「──どうだかな。イリーガルという連中はどうにも、いや」
波児・マレキュール:「貴様の過去を思えば無用の心配だったか」
波児・マレキュール:勝手に納得したように、その視線から殺気が消える。
氷見 須晴:「…?」殺気だったと思ったらすぐ消えた、己には機敏というものが分からないので疑問符を浮かべるばかりだ
日高ぼたん:「…………えーと、ご納得されました?」
マナ・マヘアラニ・マイヤーズ:「みんな、コイツが自己紹介しないから私から紹介するけど」
マナ・マヘアラニ・マイヤーズ:「"ラフィック・ジャム"波児・マレキュール。UGNの正規エージェントで、神禍なんたら……?ってとこの所属」
マナ・マヘアラニ・マイヤーズ:「神殺しの専門家だよ」
波児・マレキュール:「フン……」
波児・マレキュール:面白く無さそうに鼻を鳴らす。
クリストファー・アレミティ・マイヤーズ:「……父さんと母さんの友達って」
クリストファー・アレミティ・マイヤーズ:「こういう人ばっかりなんだよな……」
クリストファー・アレミティ・マイヤーズ:ぼやき。
氷見 須晴:「やあこれはどうも…」と様子をうかがうように声をかける
日高ぼたん:「なんとまぁ、UGNの……」今まで出会った支部長さんやエージェントさんと比べて、色々な人が居るんだなーと納得する
波児・マレキュール:氷見さんを無視!
波児・マレキュール:「あれに取り込まれたやつの中に一体、妙に強力なオーヴァードがいる」
波児・マレキュール:「この気持ち悪い植物どもを手繰る手がかりになるかも知れんし、いずれ障害になる。まずはそいつを狙うぞ」
マナ・マヘアラニ・マイヤーズ:「ごめんなさいね氷見さん。本人悪気はないらしいから……」小声で後ろに
クリストファー・アレミティ・マイヤーズ:「こういう人なんです……」
氷見 須晴:人間にはそういう年ごろというものもあるのだろうということで特に気にしない
氷見 須晴:「気にするな、そういう年ごろなのだろう」けろりと言ってのける
日高ぼたん:「お年頃……」
波児・マレキュール:「年頃?」
波児・マレキュール:「意味のない遣り取りをしている暇はないというだけだ」
波児・マレキュール:と言いながら、ハワイのUGNへの連絡を行っている。
クリストファー・アレミティ・マイヤーズ:「なんでそこだけムキになるんですか!め、めんどくさいなこのひとは……!」
氷見 須晴:「ふむふむ、そうかそうか」心なしか視線が暖かい
クリストファー・アレミティ・マイヤーズ:「氷見さんも余計な煽りやめてください!」
マナ・マヘアラニ・マイヤーズ:「……まあ態度はともかく、合流できたのは素直に有り難いよ」
波児・マレキュール:「──そうだな」
マナ・マヘアラニ・マイヤーズ:「で、そこまで言うからには道案内頼めるんだろうね」
日高ぼたん:「あぁ、はい。それで、その人の場所とかもわかってるんですか?」
波児・マレキュール:「当然だ、俺はこと仕事の出来に関しては、文句を言われたことはない。」


"サイプレス":「あーっはっはっは! ついに手に入れたぞぉ!」
"サイプレス":奇妙なゴーグルをつけた女が、両腕に寄生した根っこをぶらぶらさせながら楽しそうにしている。
"サイプレス":「N市で見かけた時から、絶対欲しいと思ってたんだ……まさかあの怨霊兵器の同系が、こんな異国の地に隠されてるたぁね! あたいじゃなけりゃ絶対気づかなかったってモンよ!」
"サイプレス":「ふっふふふふふ……これで二度とあの女に負けない……あの女────陰山魂魄にィ!!」
"サイプレス":ぶわぁ! と彼女を中心に謎の瘴気が広がる。
"サイプレス":周囲でガタガタとラップ音が鳴ったり、草木がいきなり枯れたりしている。
GM:そんな彼女の背後に、君たちはいる。
クリストファー・アレミティ・マイヤーズ:「なんですかあの人……」
クリストファー・アレミティ・マイヤーズ:「明らかに、自我があるような感じですけど」
ロア:「いや、波児とやら……本当かな? あれ本当?」
日高ぼたん:「あ、ロアが困ってる……」
クリストファー・アレミティ・マイヤーズ:「あ、困ってるんですね……わかんないんですねアレは」
日高ぼたん:「なんだろう、私も困惑したいんだけど、何故か妙に既視感があるんだよね…ああいうの……」
波児・マレキュール:「フォードアイランドに埋まっていた兵器を掘り起こした影響か、半端に強い自我を持っている」
波児・マレキュール:「故に綻びにもなるだろう。あれを狩るぞ」
マナ・マヘアラニ・マイヤーズ:「兵器ねえ……じゃああれが素か。最近の若い子はよくわかんないな……」
クリストファー・アレミティ・マイヤーズ:「ええっと、じゃあ気を引くとか、何か」
波児・マレキュール:「"果実"(ペラルヴ)とやらの影響下にあるのは間違いないがな。事実、やつも時折眷属を増やしている」
波児・マレキュール:「段取り通りに行くぞ。"雨霖鈴曲"(フラワー・テイル)が撃ったら仕掛ける」
マナ・マヘアラニ・マイヤーズ:「ま、ちゃちゃっとやっちゃいますか」指をポキポキ鳴らしながら
日高ぼたん:「あぁ……会話できるなら、と思いましたけど」
日高ぼたん:「うん、大人しくしてもらおっか」
氷見 須晴:ふう、とため息をついて
氷見 須晴:弓をつがえ、引き、既に仕掛ける体勢に入っている
氷見 須晴:異星からの身だというのに、その姿はヒトが弓を引く正しい姿勢で
氷見 須晴:——植物が少女を弄ぶあの光景は、まるで失態を犯す身内を見ているようで
氷見 須晴:どことなく嫌になる
氷見 須晴:「喜んでいるところ悪いな、許せ」
氷見 須晴:花が手から離れ、彼女の片腕と化した根に突き刺さる
"サイプレス":「わギャッ!」
氷見 須晴:「苗は植えた、あとは」
GM:メインプロセスの判定をどうぞ
マナ・マヘアラニ・マイヤーズ:はい!
マナ・マヘアラニ・マイヤーズ:オートアクションでレッドテンペスト、レイジングシューターを装備
マナ・マヘアラニ・マイヤーズ:マイナーでサイプレスにエンゲージ
マナ・マヘアラニ・マイヤーズ:メジャー『殴りながらぶっ放す』、《ダブルウェポン》《ヴァリアブルウェポン》《コンセントレイト:ノイマン》《零距離射撃》
マナ・マヘアラニ・マイヤーズ:レッドテンペスト、レイジングシューター、フォールンガトリングで攻撃
マナ・マヘアラニ・マイヤーズ:9dx7+1
DoubleCross : (9R10+1[7]) → 10[1,1,3,5,8,9,9,10,10]+6[3,4,5,6,6]+1 → 17

マナ・マヘアラニ・マイヤーズ:しょっぱい…
"サイプレス":ドッジ!
"サイプレス":5dx
DoubleCross : (5R10[10]) → 9[2,7,7,8,9] → 9

"サイプレス":当たりました
マナ・マヘアラニ・マイヤーズ:よしよしえらいぞ
"サイプレス":ひぇわ……
マナ・マヘアラニ・マイヤーズ:2d10+45 諸々有効!
DoubleCross : (2D10+45) → 3[2,1]+45 → 48

マナ・マヘアラニ・マイヤーズ:ダイスくんはちょっとお話しようか
"サイプレス":防具と謎の装甲により11点軽減します
マナ・マヘアラニ・マイヤーズ:マナ・マヘアラニ・マイヤーズの侵蝕率を+10(侵蝕率:73->83)した
"サイプレス":結構減った。演出どうぞ!
マナ・マヘアラニ・マイヤーズ:氷見さんが矢を射ると同時に、エンジェルハイロウの光学迷彩を施した巨大な楽器ケース……即ち、楽器ケースに偽装したウェポンケースを
マナ・マヘアラニ・マイヤーズ:「よっ……と!」
マナ・マヘアラニ・マイヤーズ:片腕で放り投げる
"サイプレス":「っ──なな、何じゃあ?」
マナ・マヘアラニ・マイヤーズ:特に狙いも付けていないそれは、大きな放物線を描いてサイプレスの元に飛んでいき
マナ・マヘアラニ・マイヤーズ:それと同時に、弾け飛ぶように着弾点へ向かって疾走する。
"サイプレス":腕の根が、氷見須晴の矢に抵抗を示して暴れる。体勢を整えきれない!
マナ・マヘアラニ・マイヤーズ:「お嬢ちゃん、恨みはないけど」
マナ・マヘアラニ・マイヤーズ:ウェポンケースがサイプレスの眼前に落ち、その衝撃で瘴気が僅かに掻き散らされる
マナ・マヘアラニ・マイヤーズ:そしてひしゃげたケースの隙間から覗く、鈍色の巨大な鉄塊
マナ・マヘアラニ・マイヤーズ:サイプレスの懐に駆け込みながらそれを手に取り、
マナ・マヘアラニ・マイヤーズ:「1!」巨大な狙撃銃が右足の腿を打ち抜く
"サイプレス":「げあっ!」
"サイプレス":「た、滝夜────」
マナ・マヘアラニ・マイヤーズ:「2!」ガトリングガンの引き金を足で踏みつけ、上方に弾をばらまく
"サイプレス":崩れゆく体を支えるように、瘴気が形を成そうと──
"サイプレス":「ッッッ!」
マナ・マヘアラニ・マイヤーズ:固まりかけた瘴気が散らされる
マナ・マヘアラニ・マイヤーズ:「そして……!」
マナ・マヘアラニ・マイヤーズ:最後に手に取る、一際巨大なライフル
マナ・マヘアラニ・マイヤーズ:オーヴァードの使用を想定した携行破壊兵器
マナ・マヘアラニ・マイヤーズ:彼女がかつて所属した米軍のオーヴァード実験部隊テンペスト、その名を与えられた試作品の一丁
マナ・マヘアラニ・マイヤーズ:それを振りかぶり———
マナ・マヘアラニ・マイヤーズ:「あ、しまった逆だったか。まあいいや」
マナ・マヘアラニ・マイヤーズ:無造作に掴まれたその銃口はサイプレスとは反対側を向いている
マナ・マヘアラニ・マイヤーズ:「3!」
マナ・マヘアラニ・マイヤーズ:構わず発砲。反動を受けた銃身そのものが巨大なハンマーとなってサイプレスを打ち据える!
"サイプレス":「ゴバァーーーーッ!!!!!!」
マナ・マヘアラニ・マイヤーズ:27-1d10
DoubleCross : (27-1D10) → 27-9[9] → 18

"サイプレス":きりもみ回転をしながら吹っ飛ぶ。
マナ・マヘアラニ・マイヤーズ:「痛ってー、久しぶりに撃つとやっぱ痺れるわ」
マナ・マヘアラニ・マイヤーズ:手首をブラブラしながら振り向いて
マナ・マヘアラニ・マイヤーズ:「んじゃ、後お願いね」
氷見 須晴:「……」
氷見 須晴:俺はまだ、人間について知らないことがたくさんあるなあ
日高ぼたん:「氷見さん」
日高ぼたん:「感想は後で共有しましょう」
GM:ミドル戦闘を開始します。
GM:同時にFS判定◆"果実"の本体を発見せよ◆が発生。

◆果実の本体を発見せよ!◆ 終了条件:5ラウンド経過
判定:〈情報:UGN〉 難易度8 最大達成値30 終了値16
ゾンビ化したハワイ住民が植物の種子のようなものを媒介し、勢力を広げている。"果実"の本体を速やかに捜し出し叩かねば、彼らはやがてジャーム化してしまうだろう。(Eロイス【深淵の抱擁】の効果)

GM:現在のエンゲージは以下。

(クリストファー[13]、波児[12]、ぼたん[12]、須晴[11])
10m
("サイプレス"煙管峰翠[5]、マナ[9])

"果実"(隠密中・エンゲージ不明)

GM:セットアップ!
GM:行動値順宣言の前に
クリストファー・アレミティ・マイヤーズ:前に!
GM:FS判定のハプニングチャートを振ります。
GM:1d10
DoubleCross : (1D10) → 7

GM:7:"果実"の腐食ガスが充満している。このラウンド中、判定を行うたびに1d6のダメージを受ける。
マナ・マヘアラニ・マイヤーズ:ギャッ
クリストファー・アレミティ・マイヤーズ:めんどうな
氷見 須晴:わあ
日高ぼたん:なんてことを
GM:では行動値13のアルくんからどうぞ
クリストファー・アレミティ・マイヤーズ:絡め取る大地!
クリストファー・アレミティ・マイヤーズ:サイプレスの行動値を-6!
"サイプレス":行動値0に
クリストファー・アレミティ・マイヤーズ:「ここ……だッ!」
クリストファー・アレミティ・マイヤーズ:ざぁあああっ
クリストファー・アレミティ・マイヤーズ:手をかざす、足元の雨水が生き物のまとわりつき
クリストファー・アレミティ・マイヤーズ:サイプレスの自由を奪う!
"サイプレス":「おぶっ、うわわわ……お前たち~~」
クリストファー・アレミティ・マイヤーズ:以上だ!
"サイプレス":それから、氷見さんの姿を認める。
"サイプレス":「UGN! しつこいぞ……この鉄鬼兵の力で……」
日高ぼたん:行動値12。セットアップなしです。
波児・マレキュール:《ワーディング》《[リーサルシャイン]:剣の王城》《ソードマスター》 日本刀相当の道路標識を7本生成 達成値+12
波児・マレキュール:「──奴と違って鈍っちゃいないようだ、と言いかけたが。銃の前と後ろを間違えるアホがいるか?」
マナ・マヘアラニ・マイヤーズ:「うっさいなあ。当たれば弾丸も銃身も一緒じゃん」
波児・マレキュール:波紋のようにワーディングが広がる。大気の色が僅かに沈み、大量のブロックノイズと共に地平面に交通標識が乱立する。
波児・マレキュール:「"ラナキア"め──こんな女のどこが……」ぶつぶつ
マナ・マヘアラニ・マイヤーズ:「アンタこそ、ちゃんとこの標識片付けないと道交法違反で突き出すからね」
マナ・マヘアラニ・マイヤーズ:標識の一本をコツンと蹴りつける
波児・マレキュール:「そんなものを気にするタマか?」
波児・マレキュール:いつの間にかその手には、3mほどの白円柱が握られている。
氷見 須晴:行動値11、セットアップは…サイプレスにとりついている根を見ているだけで、エフェクト宣言ありません
マナ・マヘアラニ・マイヤーズ:行動値9、こちらもなし!
"サイプレス":《アクセル》行動値+12して11に
"果実":《戦力増員》トループを配置
GM

(クリストファー[13]、波児[12]、ぼたん[12]、須晴[11])
10m
("サイプレス"[11]、"種子"(トループ)[10]、マナ[9])

"果実"(隠密中・エンゲージ不明)

"種子":なし
GM: 
GM:イニシアチブ。アルくんの手番。
クリストファー・アレミティ・マイヤーズ:っしゃー
クリストファー・アレミティ・マイヤーズ:マイナーでストライクモービルに搭乗
クリストファー・アレミティ・マイヤーズ:メジャーでコンセ+形なき剣でブーメランアスピス使用の射撃攻撃!
クリストファー・アレミティ・マイヤーズ:回避ダイス-1で対象はサイプレス!
"サイプレス":きな!
クリストファー・アレミティ・マイヤーズ:8dx7+8
DoubleCross : (8R10+8[7]) → 10[1,7,8,9,9,9,9,9]+10[2,3,4,4,5,5,8]+6[6]+8 → 34

クリストファー・アレミティ・マイヤーズ:よっしゃ!
"サイプレス":ガード!
クリストファー・アレミティ・マイヤーズ:4d10+1d10+8
DoubleCross : (4D10+1D10+8) → 21[9,5,6,1]+6[6]+8 → 35

クリストファー・アレミティ・マイヤーズ:出目は平凡!
"サイプレス":諸々で14点軽減。なんとか立っています。
クリストファー・アレミティ・マイヤーズ:硬いなー
マナ・マヘアラニ・マイヤーズ:しぶとい
クリストファー・アレミティ・マイヤーズ:侵蝕は62に
クリストファー・アレミティ・マイヤーズ: 
クリストファー・アレミティ・マイヤーズ:「やれる……やれるぞ!」
クリストファー・アレミティ・マイヤーズ:「来い!ブルーグランデ」
クリストファー・アレミティ・マイヤーズ:ざぁああああああッ
クリストファー・アレミティ・マイヤーズ:地面を震える波が覆い、サーフボードを運んでくる
クリストファー・アレミティ・マイヤーズ:それに飛び乗り、道路を浸す水面をスライド移動!
クリストファー・アレミティ・マイヤーズ:「くらえ!」
クリストファー・アレミティ・マイヤーズ:ギュ オン!
クリストファー・アレミティ・マイヤーズ:敵を撹乱しつつ、死角からブーメランを直撃させる!
"サイプレス":「──臨む」
"サイプレス":硬質な音と共に、ブーメランが何かに激突する。
クリストファー・アレミティ・マイヤーズ:「!」
クリストファー・アレミティ・マイヤーズ:急旋回し、軌道の乱れたブーメランをキャッチ
"サイプレス":「兵は闘う者。天元行躰神変神通力。列に陳なり前に在り」
"サイプレス":「──はぁ、はっ……」
"サイプレス":呪文に随い、荒れ狂うように黒い靄が収束する。能面と乱れた白髪。背骨の大きく曲がった姿勢で君たちを睨めつける、巨大な甲冑。
"サイプレス":「ちっ……これからだ。これからあたいの時代が始まるんだ……!」
クリストファー・アレミティ・マイヤーズ:「……ッッ」
クリストファー・アレミティ・マイヤーズ:「これ、は」
"サイプレス":「はーっ! ははは! 驚け驚け! おののけーっ!」
"サイプレス":「これこそ二次大戦に投入されたオカルト兵器! 敵国の兵の怨霊を軛に繋ぎ、その呪詛が形を成した呪動装甲! その名も!」
"サイプレス":「御霊装甲──滝夜叉童子!!!!」
滝夜叉童子:『GOOOOOGHAAAAAAAAAAAAAA!!!!』
クリストファー・アレミティ・マイヤーズ:「ジャパニーズ・オーガー……!くッ!」
クリストファー・アレミティ・マイヤーズ:クイック・ターンでその手刀を躱す。水面ごと地面が抉れる
クリストファー・アレミティ・マイヤーズ:「相手の装甲が厚すぎます!正面からの攻撃は……!」
GM:イニシアチブ12
GM:ぼたんちゃんの手番です
日高ぼたん:はい!
日高ぼたん:マイナーはなし、コンボ:【紅牡丹】《Cエンハイ》+《天からの眼》
日高ぼたん:対象はサイプレスに射撃攻撃
日高ぼたん:9dx7+7
DoubleCross : (9R10+7[7]) → 10[3,3,4,4,4,5,6,6,9]+3[3]+7 → 20

日高ぼたん:リアクションどうぞ
"サイプレス":ドッジ!
"サイプレス":5dx
DoubleCross : (5R10[10]) → 9[1,2,7,9,9] → 9

"サイプレス":しょんぼり
日高ぼたん:ではダメージ
日高ぼたん:3d10+22+1d10
DoubleCross : (3D10+22+1D10) → 14[7,3,4]+22+5[5] → 41

日高ぼたん:装甲有効。
"サイプレス":そのダメージは──死ぬ!
"サイプレス":《アクアウィターエ》HP20で復活
日高ぼたん:日高ぼたんに-9(1d10->9)のダメージ!(HP:24->15) レッドテンペスト反動
日高ぼたん:しぶとい!
GM:反動で思い出した
日高ぼたん:はい。
GM:ハプニングチャートの1d6ダメージの事を完全に忘れてました。アルくんとぼたんちゃんはダメージを受けてください
日高ぼたん:そう言えばそうなのだわ。了解です。
日高ぼたん:15-1d6
DoubleCross : (15-1D6) → 15-2[2] → 13

日高ぼたん:日高ぼたんに-2のダメージ!(HP:15->13)
クリストファー・アレミティ・マイヤーズ:あびゃー
クリストファー・アレミティ・マイヤーズ:26-1d6
DoubleCross : (26-1D6) → 26-2[2] → 24

日高ぼたん:「いい動きですよ、クリスくん」
日高ぼたん:ずしり、と構えるのは。今しがた殴打武器として使われた銃に酷似する『レッドテンペスト』。
ロア:「えっ……?」
ロア:ぼたんちゃんがものすごい銃を構えているのを見、目を剥いている。
日高ぼたん:ケースから刀を抜くように構えられたそれに重みを感じないかのように、きちんと銃口を敵に。
日高ぼたん:傍らの少年がかつて、フリントロックの撃ち方を教えてくれたように。
日高ぼたん:同じようにかつて、撃ち方を教えてもらった銃を。重さのバランスによって、後ろに傾くような立射姿勢。
日高ぼたん:照準の向こうには呼び出された甲冑が、スケールの狂うようなパースで存在し。
日高ぼたん:「すぅ」吸うのは2度
日高ぼたん:「はぁ」吐くのは3度。
日高ぼたん:心臓の鼓動ですらブレない、銃と一体化する発射姿勢が整い、そして
日高ぼたん:引き金を弾いた。
日高ぼたん:ダァ ン 
"サイプレス":「お前もバケモノ銃か──っ!」
日高ぼたん:その生み出された装甲に対して真正面から
日高ぼたん:大砲の一撃が炸裂する!
日高ぼたん:「───失礼ですね」大規模な反動に持ち上がる銃身の反動を、小さな体全体でくるりと吸収しながら。
GM:ドォッッッ!!!!!
日高ぼたん:「私は師匠みたいにでたらめじゃないです」
日高ぼたん:銃も一つだけで精一杯だし、と小声で付け足す。
日高ぼたん:日高ぼたんの侵蝕率を+4した(侵蝕率:61->65)
滝夜叉童子:交差させた腕の手甲がひび割れてドーム状に凹み、そのまま
滝夜叉童子:大穴を開けた弾丸が背後へと抜ける。
"サイプレス":「ぎゃー!!! まだ……まだなのか? 掌握が──」
クリストファー・アレミティ・マイヤーズ:「う、わ」
クリストファー・アレミティ・マイヤーズ:呆然とその様子を見上げ
クリストファー・アレミティ・マイヤーズ:「……母さん!!」
クリストファー・アレミティ・マイヤーズ:「なんてもん渡してるんですか!あなたは!!」
マナ・マヘアラニ・マイヤーズ:「うんうん、私が教えたとおりに出来てるじゃない」感心している
クリストファー・アレミティ・マイヤーズ:「感心しないでください!!この人は!!」
日高ぼたん:「えへへ」久しぶりに褒められて満足
クリストファー・アレミティ・マイヤーズ:「えへへじゃなーい!!」
氷見 須晴:先ほど、あの少女は感想を共有しようと言っていたが
氷見 須晴:…これはあまり変わらないのでは?
クリストファー・アレミティ・マイヤーズ:「……全く」
クリストファー・アレミティ・マイヤーズ:水面にボードを走らせながら、つぶやく
クリストファー・アレミティ・マイヤーズ:どこか懐かしい感覚。
ロア:「待って、まだ何か」
日高ぼたん:「クリスくん、油断しちゃ駄目だよ」遠く、至近ではないからこそ、わかる。
クリストファー・アレミティ・マイヤーズ:「油断なんて……!?」
"サイプレス":「えぇい!」
"サイプレス":ぶつぶつと呪文を唱える。砕けた鎧が、黒い靄で繋ぎ合わされる──それだけではない。
マナ・マヘアラニ・マイヤーズ:「へぇ、存外しぶといじゃないの」
"種子":いつの間にか、"果実"の眷属たちが、君たちの周囲に現れている。
ロア:「──こほっ」
GM:怨念の靄に触れたロアが、咳込む。
ロア:「毒──────"果実"だ。この靄に神性を混ぜ込んで、あの人の子を操っている」
ロア:"サイプレス"を指す。
日高ぼたん:「……ロア!」
ロア:「気にしないで。ぼたん。僕の名は"空洞"」
ロア:「吸うのも早いが、その分出ていくのも早いはず。むしろ警戒するべき、は……」
波児・マレキュール:「俺達、か」
GM:イニシアチブ12
波児・マレキュール:マイナー。5m右に移動。
波児・マレキュール:《コンセントレイト》《サンドシャード》《ダンシングシミター》日本刀を1本破壊しながら日本刀を4本選択。
波児・マレキュール:5dx7+18 対象は"サイプレス"と"種子"
DoubleCross : (5R10+18[7]) → 10[1,3,4,7,10]+4[2,4]+18 → 32

"サイプレス":ガード
"種子":10dx ドッジ!
DoubleCross : (10R10[10]) → 10[2,3,6,8,8,9,9,10,10,10]+6[1,3,6] → 16

波児・マレキュール:4d10+29+1d10 装甲有効
DoubleCross : (4D10+29+1D10) → 24[7,9,7,1]+29+6[6] → 59

"サイプレス":死! 復活無し!
クリストファー・アレミティ・マイヤーズ:っしゃあ!
"種子":かなり削られるが生きています。
マナ・マヘアラニ・マイヤーズ:やるじゃん!
波児・マレキュール:当然のことを言うな
GM: 
波児・マレキュール:足元にほど近い位置にいつの間にか出現していた標識の矢印板に乗り、タン、と跳ねる。
波児・マレキュール:一瞬にして鉄鬼兵の頭上まで浮上。「我ら神禍討滅局(エトランゼ)。悪鬼の牙、祈りなき者の剣」
波児・マレキュール:「神秘殺しの法を敷く者、故に」
波児・マレキュール:「怨霊使い。貴様のそれは覿面に、俺の獲物だ」
波児・マレキュール:握った白柱を斧のように振り下ろす。その過程で白停止線の引かれた赤い看板が、先端に形成され──
滝夜叉童子:──停止。
波児・マレキュール:「貫け」
波児・マレキュール:ずっ────────だだだだだだ
波児・マレキュール:扇を開くように逆錐形に形成された交通標識が、全て同時に鉄鬼兵を貫いて、その下の"種子"と"サイプレス"へ降り注ぐ!
"サイプレス":「なぁ────がふうッッ」
"種子":多くが白柱に貫かれ、また逃れたもの同士が不可視の力で回避の方向を歪曲され、激突する。
"種子":まだ君たちを狙う者の数は3割ほどだ。
マナ・マヘアラニ・マイヤーズ:「ちっ、そっちはまだ鈍ってないみたいだね」その様を眺めながら忌々しげに呟く
波児・マレキュール:「働いているからな」
GM:トラヴィスだって働いてはいる。
マナ・マヘアラニ・マイヤーズ:「相変わらずスカした能力だ」
波児・マレキュール:「抜かせ」
GM:イニシアチブ11 氷見さんの手番
氷見 須晴:はーい
氷見 須晴:FS判定進めます
氷見 須晴:オートで紡ぎの魔眼宣言します
氷見 須晴:氷見 須晴の侵蝕率を+1した(侵蝕率:57->58)
氷見 須晴:4dx+1 情報:UGN
DoubleCross : (4R10+1[10]) → 7[3,3,6,7]+1 → 8

氷見 須晴:ぎりぎり
クリストファー・アレミティ・マイヤーズ:ほっ
氷見 須晴:懐から端末を取り出して電源を入れる。まめに充電はしているから、電池はまだ残っているようだ
氷見 須晴:コール先は、UGNハワイ支部
氷見 須晴:「"雨霖鈴曲"(フラワー・テイル)だ、早速で申し訳ないのだが今の俺の位置は捕捉されているだろうか?」
GM:「こちらUGNハワイ支部、"雨霖鈴曲"か」
GM:「ああ! 認識欺瞞を受けている我々にも──異常なことが起きているのは分かる。貴方の周辺」
氷見 須晴:「それなら話が早い、この周辺で一番反応の強い箇所はたどれるか?」
GM:「レネゲイドの反応は──どこも濃すぎる、だが人の動きが妙だ。いつ荒天になるやも知れぬ状態で、出歩く者が多い」
GM:「分かった事があれば報告しよう、我々は君の働きに懸けることにしている」
GM:進行値:01
氷見 須晴:「承知した」一度電話を離し、移動の用意をする
氷見 須晴:通話は、入れたままで
GM:イニシアチブ10。"種子"の手番
"種子":移動エフェクトが──ない!
"種子":マイナー無し
"種子":メジャー《コンセントレイト》《渇きの主》《鮮血の一撃》《不死者の恩寵》《ブラッドバーン》対象マナさん
"種子":16dx7
DoubleCross : (16R10[7]) → 10[1,4,4,4,4,5,5,6,6,7,7,8,8,8,8,8]+10[1,6,6,6,8,8,9]+6[4,6,6] → 26

マナ・マヘアラニ・マイヤーズ:NPCカード使ってもいいですか!
クリストファー・アレミティ・マイヤーズ:うおおお!!
クリストファー・アレミティ・マイヤーズ:ママを守ってくれ!!
GM:リアクションしてからでも良くない?
クリストファー・アレミティ・マイヤーズ:www
クリストファー・アレミティ・マイヤーズ:そうだね
マナ・マヘアラニ・マイヤーズ:それもそうか
GM:おちゃめさんめ
マナ・マヘアラニ・マイヤーズ:ドッジ!
マナ・マヘアラニ・マイヤーズ:4dx>=26
DoubleCross : (4R10[10]>=26) → 4[3,3,4,4] → 4 → 失敗

マナ・マヘアラニ・マイヤーズ:だめ
ロア:《領域の盾》ロアでカバー
"種子":3d10+15
DoubleCross : (3D10+15) → 4[1,2,1]+15 → 19

"種子":マナさんのダイス借りちゃった?
波児・マレキュール:《ディスマントル》
マナ・マヘアラニ・マイヤーズ:そのまま返さなくていいよ
ロア:1ダメージ受けてHP25に
マナ・マヘアラニ・マイヤーズ:1ダメージ!
日高ぼたん:めっちゃ軽減!
GM: 
"種子":残った"種子"たちが蔓を伸ばし、最も突出した者、即ちマナを狙う。
クリストファー・アレミティ・マイヤーズ:「母さんッ!」
マナ・マヘアラニ・マイヤーズ:「クソッ……!」先程の反動で一瞬反応が遅れる
ロア:「さて──これひとつくらいは」
日高ぼたん:「、ロア!?」
ロア:不可視の障壁が展開され。マナを襲う力が空間を伝播する。
ロア:『航海』。その力は旅路を操ることはできても、攻撃意志そのものを否定することはできない。
マナ・マヘアラニ・マイヤーズ:「攻撃が、逸れて……?」
波児・マレキュール:ロアの肉体が貫かれる寸前。
波児・マレキュール:破壊の伝播線上にハイウェイの大看板が現れ、ひしゃげて潰れた。
ロア:「っ────あれ?」
日高ぼたん:その動きは、かつて彼が使っていた不思議な力だと理解しつつ。本人と一緒に、その被害の少なさに首をひねる
波児・マレキュール:「移動するぞ、すぐに囲まれる」
マナ・マヘアラニ・マイヤーズ:「へえ、歳食って少しは丸くなった?」
波児・マレキュール:「元から丸い」
波児・マレキュール:「この止まれの標識のようにな」
GM:イニシアチブ9 マナさんの手番
マナ・マヘアラニ・マイヤーズ:マイナーなし、FS判定します
マナ・マヘアラニ・マイヤーズ:3dx>=8
DoubleCross : (3R10[10]>=8) → 10[1,8,10]+5[5] → 15 → 成功

マナ・マヘアラニ・マイヤーズ:ダイスくん!
クリストファー・アレミティ・マイヤーズ:うちのママは最強
GM:えっつよ
マナ・マヘアラニ・マイヤーズ:ママは信じてたわよ
日高ぼたん:師匠つよーい!
GM:進行値:03
GM:ゾンビたちにの動きには二種類ある。"果実"版図の拡大のために人を襲う者と、一定のルートを周回する者たちだ。彼らは本体を守護するために哨戒を行っていると思われる。
マナ・マヘアラニ・マイヤーズ:18-1d6
DoubleCross : (18-1D6) → 18-1[1] → 17

日高ぼたん:やっぱりダイスさっき入れ替わってる
氷見 須晴:あ、バックファイア
GM:情報は以上であり、特に判定の変更などはありません。
氷見 須晴:1d6
DoubleCross : (1D6) → 4

氷見 須晴:氷見 須晴のHPを-4した(HP:25->21)
GM:無限に忘れるね
波児・マレキュール:1d6
DoubleCross : (1D6) → 6

波児・マレキュール:実は6ダメージ受けていました。
マナ・マヘアラニ・マイヤーズ:「みんな!ゾンビの動きに注目して!」
ロア:「──動き?」
波児・マレキュール:「……そういえば」
波児・マレキュール:「俺達を見かけても追いかけて来ないのが要るな」
日高ぼたん:「あぁ、たしかに」
GM:既に付近の"種子"の多くが行動不能になっている。戦列を補充するものと、そうでないものがいる。
マナ・マヘアラニ・マイヤーズ:「理屈は違っても、こういう時連中が取る行動は大抵相場が決まってくるもんよ」
マナ・マヘアラニ・マイヤーズ:「専門家に知り合いがいるって言ったでしょ」
クリストファー・アレミティ・マイヤーズ:ざあっ
クリストファー・アレミティ・マイヤーズ:標識のひとつを掴んでブレーキをかけつつ観察する
氷見 須晴:移動をしながら、通話ボタンを切っていない端末に情報を流す
波児・マレキュール:「例の……ああ。ゾンビハンターとやらか」
波児・マレキュール:近しい職種ではあるな、と呟く。
クリストファー・アレミティ・マイヤーズ:「個体差がある……これは」
クリストファー・アレミティ・マイヤーズ:「何かを、守ってる?」
マナ・マヘアラニ・マイヤーズ:「核となる保菌者(キャリアー)がいるとしたら、奴らの動きは二つに分けられるはず」
マナ・マヘアラニ・マイヤーズ:「感染を拡げるものと、核を守るもの」
マナ・マヘアラニ・マイヤーズ:「つまり、人を襲わず周回してる奴の近くが怪しいってわけ」
日高ぼたん:「それぞれ剣と盾ってことですね」
日高ぼたん:「確かに、盾は本体の回りに無いと意味ないですもんね」
ロア:「……冴えてる。須晴!」
ロア:端末を握った氷見さんに呼びかける。
氷見 須晴:「データを今から送る」と端末に向かって宣言
氷見 須晴:さて、携帯の早打ちに自信はあまりないが、やるしかあるまい
GM:イニシアチブ0
"果実":待機。
GM:クリンナップ。ハプニングチャートの効果が終了。

GM: 
GM:第二ラウンド
GM:1d10 ハプニングチャート
DoubleCross : (1D10) → 2

GM:特に何も起きない
GM:セットアップ!
クリストファー・アレミティ・マイヤーズ:っしゃあ!
氷見 須晴:何も起こらなかった
マナ・マヘアラニ・マイヤーズ:何もなかった!
日高ぼたん:なにもない!
クリストファー・アレミティ・マイヤーズ:絡め取る大地を一応種子に!行動値-6!
GM

(クリストファー[13]、ぼたん[12]、須晴[11])5m(波児[12])
10m
("種子"(トループ)[4]、マナ[9])

クリストファー・アレミティ・マイヤーズ:侵蝕63に
"種子":セットアップ無し
日高ぼたん:あ、セットアップもなしです。
氷見 須晴:セットアップありません
GM: 
マナ・マヘアラニ・マイヤーズ:こちらもなし!
GM:イニシアチブ13 アルくんの手番
クリストファー・アレミティ・マイヤーズ:あい!
クリストファー・アレミティ・マイヤーズ:マイナーで戦闘移動。カバーできるようにママのエンゲージへ。
マナ・マヘアラニ・マイヤーズ:えらいぞ~
クリストファー・アレミティ・マイヤーズ:でもってメジャーはFS判定いきます!
GM

(ぼたん[12]、須晴[11])5m(波児[12])
10m
(クリストファー[13]、"種子"(トループ)[4]、マナ[9])

GM:どうぞ! 〈情報:UGN〉 難易度8です
クリストファー・アレミティ・マイヤーズ:もちろんブーメランも使う!
クリストファー・アレミティ・マイヤーズ:5dx+4
DoubleCross : (5R10+4[10]) → 9[2,5,5,8,9]+4 → 13

クリストファー・アレミティ・マイヤーズ:ぼちぼち!
GM:進行値:05/16
GM:新規イベントはありません。
クリストファー・アレミティ・マイヤーズ:ざざざざ ざざっ
クリストファー・アレミティ・マイヤーズ:ジープと平行して道路上に展開された水面を滑り
クリストファー・アレミティ・マイヤーズ:その波でゾンビたちの足元を崩しながら先行していく。
クリストファー・アレミティ・マイヤーズ:「こういうのは慣れてますから……中心部に進みましょう!」
GM:イニシアチブ12 ぼたんちゃんの手番
日高ぼたん:はぁーい。情報UGNでFS判定に挑戦です。
日高ぼたん:2dx>=8
DoubleCross : (2R10[10]>=8) → 5[4,5] → 5 → 失敗

GM:うーん残念!
日高ぼたん:駄目っ子中学生でした。
GM:かわいいからいいよ~
日高ぼたん:皆さんお願いします~
マナ・マヘアラニ・マイヤーズ:地元じゃないからしょうがないね
クリストファー・アレミティ・マイヤーズ:甘いんですから!
日高ぼたん:久しぶりに来たらいっぱい変わってました
クリストファー・アレミティ・マイヤーズ:仕方ないので後で案内してあげます!仕方ないので!
日高ぼたん:ありがとねぇクリスくん。
GM:イニシアチブ12 波児の手番
波児・マレキュール:ソードマスター忘れてたな……
波児・マレキュール:マイナーなし。メジャー《コンセントレイト》《ダンシングシミター》《サンドシャード》
波児・マレキュール:5dx7+4 日本刀を4本選択しながら1本破壊
DoubleCross : (5R10+4[7]) → 10[2,7,7,9,10]+10[5,6,7,9]+10[5,9]+1[1]+4 → 35

波児・マレキュール:優秀なエージェントなので問題なかった
"種子":10dx ドッジ
DoubleCross : (10R10[10]) → 9[1,2,2,5,5,6,6,7,7,9] → 9

波児・マレキュール:4d10+29+1d10
DoubleCross : (4D10+29+1D10) → 28[10,9,1,8]+29+6[6] → 63

"種子":死にます。復活無し
マナ・マヘアラニ・マイヤーズ:良いダメージ!
波児・マレキュール:ラングラーへと追いすがるゾンビ化ハワイ住民の前を、いくつもの標識が封鎖する。
波児・マレキュール:「徐行だ。じゃあな」
波児・マレキュール:座席後ろの荷台からぼそりと言い放ち、ドアを閉める。
GM:イニシアチブ11 氷見さんの手番!
氷見 須晴:はーい!
氷見 須晴:マイナーなし、メジャーFS判定
氷見 須晴:オートで紡ぎの魔眼宣言します
氷見 須晴:氷見 須晴の侵蝕率を+1した(侵蝕率:58->59)
氷見 須晴:4dx+1
DoubleCross : (4R10+1[10]) → 9[3,3,5,9]+1 → 10

GM:優秀!
GM:進行値:07/16
GM:進行値6:本体を探る者たちの気配を察知し、敵の動きが複雑化。陽動に惑わされず、敵を追跡せよ。以降の判定を【精神】に変更する
マナ・マヘアラニ・マイヤーズ:げ!
日高ぼたん:メンタル!
マナ・マヘアラニ・マイヤーズ:どっちも弱いわ
クリストファー・アレミティ・マイヤーズ:にゃろぉ!
氷見 須晴:精神か…
氷見 須晴:車の中で目の前の寄生された者の情報を打ち込んでいく
氷見 須晴:指のつくりをしっかりしておかないと、タブレットの認識が抜けるのだから人間の機械は難しい
GM:「ザザッ "雨霖鈴曲"、君のいるエリアの人の流れがまた変化した!」
GM:通信からUGN職員の声が響く。
氷見 須晴:声に反応して車の窓から人波をまた観察しなおす
GM:「全体に、不規則性が──いや」
GM:『ダミーの追跡先を作っているのか……これは?』
氷見 須晴:「…陽動」
氷見 須晴:ぽつりとそう呟いて端末と窓との視線の往復に戻る、どうやら、気を使うべき事柄は増えたらしい
ロア:「彼ら皆、知性のない災害ではない」
ロア:「逸っては余計な時間を使うね。少し慎重にならなければ」
日高ぼたん:「ちゃんと考えて動く相手ってことね。ロアみたいに。」
ロア:「そういうこと」ぼたんちゃんに頷く。
氷見 須晴:「知性があっても理性がないから災害なのであろう」
クリストファー・アレミティ・マイヤーズ:「面倒な……!」
マナ・マヘアラニ・マイヤーズ:「なあに、所詮は浅知恵ってね」
マナ・マヘアラニ・マイヤーズ:「今まで通り落ち着いて見極めれば……と」
GM:イニシアチブ9 マナさんの手番
マナ・マヘアラニ・マイヤーズ:FS判定行きます!
クリストファー・アレミティ・マイヤーズ:いけー!
マナ・マヘアラニ・マイヤーズ:3dx>=8
DoubleCross : (3R10[10]>=8) → 10[2,10,10]+8[3,8] → 18 → 成功

マナ・マヘアラニ・マイヤーズ:冴えてる~
GM:えぇ……
クリストファー・アレミティ・マイヤーズ:ままつえー!
日高ぼたん:心が強い!
氷見 須晴:すごい!
GM:進行値:09/16
GM:進行値9:君たちはいくつかの陽動を見破りながら、"果実"の本体の潜む森林地帯へとたどり着いた。本体は地に根を張りながら、巧妙に樹木に擬態している。以降の判定を〈知覚〉難易度を11に変更する
マナ・マヘアラニ・マイヤーズ:来たぜ知覚!
氷見 須晴:来た!
マナ・マヘアラニ・マイヤーズ:ガタンッ、と車体が大きく揺れる
"サイプレス":「ウーン……猫がでかい…………」
"サイプレス":「っ……はっ」
"サイプレス":その揺れで目を覚ます。
"サイプレス":「あっ……わっわっ。何何?」
氷見 須晴:「お早う、また会えたなあ」と端末を打ちながら顔を向ける
日高ぼたん:「あ、おはようございます」
マナ・マヘアラニ・マイヤーズ:「完全にノビてたのに案外丈夫だね」
"サイプレス":「あっ……」サァーー、と血の気が引く。
"サイプレス":「えっ……ていうか腕が……あたいの腕は!?」
"サイプレス":寄生した根を、腕だと錯覚させられていたようだ。
氷見 須晴:「腕か…ああ、あの行儀のなってない輩であれば落とした」
氷見 須晴:「安心しろ、今の俺に取って食うような趣味はない」
"サイプレス":「今のって何!?」
氷見 須晴:「今のというのは、まあ、そのままだなあ」
マナ・マヘアラニ・マイヤーズ:ハンドルを捌いて大木を巧みに避けながら、森林を踏破している
クリストファー・アレミティ・マイヤーズ:その行く先に川の流れを作り
クリストファー・アレミティ・マイヤーズ:ボードで波に乗っては時折水面を跳ねて根を躱していく。
"サイプレス":「くっ……そうだ! 協力! 協力者保護プログラム!」
氷見 須晴:「協力するから保護してくれ、か。まあ俺としてはよかろう」
日高ぼたん:「どうどう、落ち着いてくださいな。危害を加えるつもりは(もう)ありませんので」
"サイプレス":「あっそうなの?」(スンッ……)
氷見 須晴:落ち着いたのを確認して、自分の仕事に戻る。…今のを認識しないとはいったいどういう仕組みなのやら
ロア:「正気に戻ったのにえらくやかましい子だなぁ」
マナ・マヘアラニ・マイヤーズ:「なにはともあれ、この子が正気に戻ったってことは」
マナ・マヘアラニ・マイヤーズ:「種を取り除けば、他の連中にも助かる見込みはあると思いたいけどね」
日高ぼたん:「ご気分は如何ですか。だいぶん、大変な状態でしたがなにか覚えていることなどは?」
"サイプレス":「ああ……あたいは鉄鬼兵……滝夜叉童子のお陰で、あれに完全には支配されなかった」
"サイプレス":我が意を得たりといった調子でぼたんちゃんに頷く
"サイプレス":「方角」
"サイプレス":「あの意思が──どこから来たのか。それを覚えている」
日高ぼたん:「……なるほど?本体さんからの命令が。」
マナ・マヘアラニ・マイヤーズ:「そいつはいいね。よくよく道案内を拾う日だ」
ロア:す、と喉奥に手を突っ込んで、取り出した地図を差し出す。
"サイプレス":「今なんかすごいことやんなかった?」
日高ぼたん:「ロア今なんかスッとやったね」
"サイプレス":「……まあいいや」
日高ぼたん:「あぁ、うん。そうです。地図があるなら場所とかは?わかります?」
ロア:「恥ずかしいな……」白皙の頬が少しだけ色づく。
日高ぼたん:「その恥ずかしさはちょっとわっかんないかな……」
氷見 須晴:片手をサイプレスのほうに差し出す、この作業が早く終わるならそれに越したことはない
"サイプレス":地図をなぞる。フォードアイランドと先程の交戦地点から、『命令』の方角へ
"サイプレス":その交差地点を、どこからともなく薬煙が焼く。
"サイプレス":この情報をUGNへと送れば、ダミーの誘導先の中から、"果実"の存在地点を絞ることができるだろう。
"サイプレス":──もとい。
波児・マレキュール:「何だ、今向かっている方向じゃないか」
波児・マレキュール:いつの間にか荷台から身を乗り出していた長身の男が呟く。
波児・マレキュール:「こういう時には可愛げのない女だな」
マナ・マヘアラニ・マイヤーズ:「マジか!ラッキーじゃん!」
日高ぼたん:氷見さんにそれを示しながら。「じゃ、こっちは変わった動きに惑わされなくて済みそうですね」
氷見 須晴:片手で受け取り照合し、「今”サイプレス”が送った地点に向かう」と端末に告げる
氷見 須晴:タブレットとの格闘も当分しなくて済みそうだ、と日高殿のほうに目線を送り、少し微笑む
"サイプレス":(ひえぇ~~ めっちゃ大所帯じゃん)
マナ・マヘアラニ・マイヤーズ:「女の勘を舐めんなって話よ」適当に走ってただけである
クリストファー・アレミティ・マイヤーズ:「このまま突っ切っていいんですね!母さん!」
クリストファー・アレミティ・マイヤーズ:進行上の蔦や根をブーメランで切り裂きながら、運転席に視線を合わせる
マナ・マヘアラニ・マイヤーズ:「オッケー!アル、このまま先導よろしく!」
GM:クリンナップ
GM: 
GM:第三ラウンド
GM:1d10
DoubleCross : (1D10) → 1

GM:やる気あるのか
GM:何も起きません。
クリストファー・アレミティ・マイヤーズ:っしゃーい!!
日高ぼたん:ハプニングがなんぼのものー!
氷見 須晴:よしよし
マナ・マヘアラニ・マイヤーズ:順風満帆
GM:セットアップ誰も何も無いと思うので。
クリストファー・アレミティ・マイヤーズ:我々に恐れをなしたようだな
氷見 須晴:セットアップありません
日高ぼたん:ないですね
マナ・マヘアラニ・マイヤーズ:なし!
クリストファー・アレミティ・マイヤーズ:ない!
GM:イニシアチブ13 クリスくんの手番!
クリストファー・アレミティ・マイヤーズ:うりゃー!
クリストファー・アレミティ・マイヤーズ:FS行きます!もちろんブーメラン使用!
クリストファー・アレミティ・マイヤーズ:5dx+4
DoubleCross : (5R10+4[10]) → 10[4,8,9,9,10]+8[8]+4 → 22

クリストファー・アレミティ・マイヤーズ:ふははは
日高ぼたん:安定している!
氷見 須晴:えらい!!
マナ・マヘアラニ・マイヤーズ:えらいぞ~
クリストファー・アレミティ・マイヤーズ:言葉にしてください!!
GM:えっすご
クリストファー・アレミティ・マイヤーズ:侵蝕は64に!
GM:進行値:12/16
GM
進行値12:本体の居場所を探り当てた。潜んでいた"果実"が牙を剥く。苛烈な攻撃をかいくぐり、"果実"を打倒せよ。以降の判定を〈射撃〉に変更する。判定者は2d10のダメージを受ける。

クリストファー・アレミティ・マイヤーズ:ザシュッ バシュッ
クリストファー・アレミティ・マイヤーズ:ジープの先陣を切って密林を切り払い、奥へ奥へと進んでいく。
クリストファー・アレミティ・マイヤーズ:しかしその先に、何かの気配を気配を感じて
クリストファー・アレミティ・マイヤーズ:「……!?」
クリストファー・アレミティ・マイヤーズ:ボードの上、咄嗟に身を屈める。
"果実":その頭上を、大木の幹が掠めた。
"果実":否──それは、擬態してはいるが、脚だ。
"果実":八つの節くれだった足を持つ蜘蛛のような化物が、胴の直下へと無数の髭根を伸ばしている。

クリストファー・アレミティ・マイヤーズ:「ッ!」
ロア:「クリストファー!」
クリストファー・アレミティ・マイヤーズ:ザザザザッ、がが!
クリストファー・アレミティ・マイヤーズ:水面のコントロールを乱し、道の先に乗り上げる
クリストファー・アレミティ・マイヤーズ:「大丈夫です!ロア!もしかして、これが……」
マナ・マヘアラニ・マイヤーズ:「ようやくお出ましってわけね……」
ロア:「無事かい──いや。よく避けたとも。こいつが……」
"果実":「ロオオオオォォォォォォォォ」
ロア:「僕の翼だったもの。甘やかなる"果実"(ペラルヴ)
"果実":低い唸りに呼応するように。森が励起する。
"種子":大地を突き破り、檻のように、君たちを囲みながら"果実"への道を閉ざす
クリストファー・アレミティ・マイヤーズ:「!」
クリストファー・アレミティ・マイヤーズ:その異様を見上げ、威圧感に息を呑む。
マナ・マヘアラニ・マイヤーズ:「向こうも本腰入れてきたか……ぼたん!氷見さん!迎撃お願い!」
日高ぼたん:「りょー!かい!です!」
氷見 須晴:「ロア殿、よくぞよけられた、追撃は担おう」
マナ・マヘアラニ・マイヤーズ:「マレキュール!アンタもね!!公道の上でしか戦えないわけじゃないでしょ!」
波児・マレキュール:地響きのような轟音に眉をしかめながら、標識を振り回し根を伐採していく。
ロア:「────ぼたん」
日高ぼたん:「ん?……何かな?」天井のロックを外しながら。
ロア:手をかざす。道を閉ざそうとした根の軌道が、少しだけ捩じれる。
ロア:「あの日のことを覚えているかい?」
ロア:「神秘なるものは、文明の光を怖れる」
ロア:「君たちは、本当は神様なんかに寄り添わなくても生きていけるんだって、そう突きつけられるからだ」
日高ぼたん:「そう、なんだ」
ロア:君の銃を見る。
ロア:「だから僕は、あのピストルを使うことができなかったし──」
ロア:「だからあの大蛸は、君の一射で滅びた」
ロア:ふ、と微笑んで。
ロア:「やれるね」
日高ぼたん:覚えている。発射の耳鳴りも、手首の壊れるようなあの反動も。
日高ぼたん:「もちろん」に、と笑って。
日高ぼたん:「任せといて」
日高ぼたん:天井のロックを外して、上半身を外に出す。
日高ぼたん:同じく息を吸うクジラのように飛び出すのは、同じ身の丈の黒い銃身。
日高ぼたん:それが車の進行方向を見つめるように、ドン、と構えられて。
GM:イニシアチブ12
クリストファー・アレミティ・マイヤーズ:波児さんを先に行動させることって
クリストファー・アレミティ・マイヤーズ:出来ますか?
波児・マレキュール:いいよ!
クリストファー・アレミティ・マイヤーズ:じゃあお願いしたい!頼んだ!
波児・マレキュール:射撃か……こいつ思いのほか感覚あるな
波児・マレキュール:6dx 射撃
DoubleCross : (6R10[10]) → 7[1,2,2,4,6,7] → 7

マナ・マヘアラニ・マイヤーズ:ポールくん!
クリストファー・アレミティ・マイヤーズ:ここにきて!!
波児・マレキュール:無能です……
クリストファー・アレミティ・マイヤーズ:www
クリストファー・アレミティ・マイヤーズ:急に落ち込まないで
氷見 須晴:普段と違うから仕方ない
波児・マレキュール:「──む」《ワーディング》とともにいくつも生成した白柱を咄嗟に投げつける。
"種子":いくつかの根がはじけ飛ぶ。だが、遠い。
GM:イニシアチブ12 ぼたんちゃんの手番
日高ぼたん:《Cエンハイ》+《天からの眼》で判定。
日高ぼたん:9dx7+7
DoubleCross : (9R10+7[7]) → 10[1,2,4,4,6,8,8,8,9]+10[1,5,5,9]+4[4]+7 → 31

日高ぼたん:日高ぼたんの侵蝕率を+4した(侵蝕率:65->69)
ロア:完璧!
日高ぼたん:よっしゃ!
日高ぼたん:───それで充分。
日高ぼたん:いくつかの弾け飛んだ根の場所に、真っ直ぐな"滑走路"が出来上がる。
日高ぼたん:そして、自分の師匠であるならばそれを見逃すはずもなく、狙いはブレずただまっすぐに。
日高ぼたん:励起する森。蠢く大自然を前にして気負うこともなく。
日高ぼたん:いつもどおりに引き金を弾き───
日高ぼたん:鉄火が、世界を揺らした。
GM:その弾丸は──複雑に織られた根の壁を越えて。
"果実":届く。
ロア:ほっとしたように、笑う。
日高ぼたん:「どう?ロア」身を乗り出したまま。
日高ぼたん:「すごいでしょ」
"果実":一瞬の後、ぶつぶつと緑の疱瘡の実る怪物の肉体が大きく膨れ、抉れ。
ロア:「────すごい」
"果実":琥珀色の体液を撒き散らして、弾ける。
ロア:「おっと」
ロア:空中を撫でるように手を動かすと、その飛沫すべてが君たちを避けていった。
ロア:「…………うふふ」
ロア:「っふふ、あはは!」飛び跳ねるようにして、銃を構えたままの日高ぼたんに抱き着く。
日高ぼたん:「わっ、とぉ?」
"種子":本体が死んだことを示すように、次々と枯れ、しおれていく。
日高ぼたん:「もう、危ないなぁ!」
日高ぼたん:13-2d10 判定
DoubleCross : (13-2D10) → 13-13[3,10] → 0

日高ぼたん:ちょうど死!リザレ!
日高ぼたん:あ、戦闘終わるなら倒れます。
日高ぼたん:抱きつかれて、そして気が抜けたように。
日高ぼたん:じんわりと腹部に熱が戻ってくる。
日高ぼたん:発射の前。果実を守るように種子の行った攻撃、その一つ。
日高ぼたん:すべてが終わったことを確認してようやくそのダメージを認識して。
日高ぼたん:「あ、ごめん、ロア」
日高ぼたん:「服、汚しちゃっ」
日高ぼたん:ふっ、と。
日高ぼたん:抱きつく君の体を支えられないように、パタリと倒れて。
日高ぼたん:同時に、意識を飛ばしている。
クリストファー・アレミティ・マイヤーズ:「ぼたん!!」
ロア:「……? っ!」
ロア:咄嗟に、崩れ落ちる彼女の体を支える。
ロア:「……何を、何を浮かれているんだ。僕は────」
氷見 須晴:「…ロア殿?日高殿は」
氷見 須晴:目の前の状況を認識する
マナ・マヘアラニ・マイヤーズ:「クソッ……!」車を停車させて
ロア:彼女に撃ち込まれた種子は、既に死滅している。取り除けば、やがて回復するだろう。
ロア:完全に表情の消えた顔で一通りの処置を行うと、丈の長いシャツの裾を裂いて、包帯代わりにする。
ロア:「……」
ロア:「ごめんよ。君を先へ導くのが、僕の役目なのに」
波児・マレキュール:「……ああ。当座の騒ぎは収まっているな? 了解」
波児・マレキュール:UGNへの連絡を終え、端末を切る。
波児・マレキュール:「"果実"の種子を飲み込んだ奴らは大人しくなったそうだ。俺は別口で調査を進める。貴様らはその子供の手当てなりなんなり──好きにするといい」
氷見 須晴:「ああ、協力に感謝する」
マナ・マヘアラニ・マイヤーズ:「言われなくてもそうするっての」
マナ・マヘアラニ・マイヤーズ:「病院はこの騒ぎで空いてないだろうけど、UGNの施設ならアテはいくつかある……」
クリストファー・アレミティ・マイヤーズ:「ぼたん!ぼたん!しっかりしてください!」
クリストファー・アレミティ・マイヤーズ:車内に駆け込み、完全に取り乱している
波児・マレキュール:護衛対象を引き連れていてはできん調査もあるからな。と付け加え、歩き去っていく。
波児・マレキュール:《瞬間退場》
氷見 須晴:「2人もあまり気負うな、治る怪我だ」と人数の増えた車内に
マナ・マヘアラニ・マイヤーズ:「あっこらマレキュール!!」
マナ・マヘアラニ・マイヤーズ:「……ったく、礼くらい言わせろっつーの」去っていった方向を呆れ混じりに睨んで
マナ・マヘアラニ・マイヤーズ:「アル、あまり動かさないで。ひとまず後ろに寝かせてあげないと」
クリストファー・アレミティ・マイヤーズ:「あ……はい……」
クリストファー・アレミティ・マイヤーズ:2人にたしなめられ、ようやく少し落ち着きを取り戻す。
クリストファー・アレミティ・マイヤーズ:「……」
マナ・マヘアラニ・マイヤーズ:「ひとまず近くのセーフハウスまで移動する。悪いけど何人かは荷台に移ってもらうよ」
マナ・マヘアラニ・マイヤーズ:「場所、取るからねこいつ」
クリストファー・アレミティ・マイヤーズ:「もう」
氷見 須晴:「かまわない」と一言告げて荷台に移る
氷見 須晴:もとより荷物扱いは慣れている
ロア:「……すまない」
ロア:忸怩たる色をにじませた声で、"サイプレス"を引きずりながらすごすごと荷台に乗り込む。
"サイプレス":「ちょっ……あたいも結構瀕死! いだだ!」
日高ぼたん:処置を終えた、包帯代わりのシャツの下で既にリザレクトは始まっていて。
日高ぼたん:意識は手放しても、なかなか銃を手放さないまま。
日高ぼたん:小さな子供のように、穏やかに眠っている。
クリストファー・アレミティ・マイヤーズ:幼い頃に見たものと何も変わらないその横顔を見て
クリストファー・アレミティ・マイヤーズ:「何も、変わってないですね」
クリストファー・アレミティ・マイヤーズ:呟いて荷台に移る
クリストファー・アレミティ・マイヤーズ:「大丈夫ですよ」
クリストファー・アレミティ・マイヤーズ:「うちの『家族』はみんな、そんなにヤワじゃないですから」
氷見 須晴:「うむ、いい顔だ」とこれはアル殿に
クリストファー・アレミティ・マイヤーズ:「……」
クリストファー・アレミティ・マイヤーズ:ちょっと照れて、鼻頭をこすって眼鏡をかけなおす。
ロア:「……それは」
ロア:どうにも、豪快な子らだな、と思う。
ロア:みな命は小さくて、守るものはその肩に余るほどに大きい筈なのに。
ロア:「そうみたいだね」
ロア:それでも、戦う事を選んだ。
ロア:「君たちは……うん。立派だなぁ」
ロア:「分かっていた筈なのに、やはりそう思うよ」
GM: 
GM:FS判定進行値16/16 戦闘終了です
GM:2体のエネミーに勝利したので
GM:・そのシーンの調達達成値に一度だけ+5
・ランダムでアイテムを獲得
・PC1人の侵蝕率を1D10回復

これらの中からひとつ、2回選んでください。重複可。

クリストファー・アレミティ・マイヤーズ:当然ッ
クリストファー・アレミティ・マイヤーズ:侵蝕-1d10*2をマナさんに!!
マナ・マヘアラニ・マイヤーズ:お母さん思いの息子を持ってママは幸せだな~
マナ・マヘアラニ・マイヤーズ:ありがたく振ります!
マナ・マヘアラニ・マイヤーズ:83-2d10
DoubleCross : (83-2D10) → 83-13[9,4] → 70

マナ・マヘアラニ・マイヤーズ:いい感じ!
日高ぼたん:だいぶ落ち着いた!
GM:まずまず!
氷見 須晴:よき
クリストファー・アレミティ・マイヤーズ:よかった…


GM:----------------------------------------
GM:◆Meanwhile/XXVSXX◆
GM:----------------------------------------
GM:シーンに登場していなかったエネミーの勝敗判定を行います。
GM:choice[天空,礫砂,岳脈,沃土,海棲,殻獣,陽光,霞む男,ノートルダム]
DoubleCross : (CHOICE[天空,礫砂,岳脈,沃土,海棲,殻獣,陽光,霞む男,ノートルダム]) → 海棲

GM:choice[天空,礫砂,岳脈,沃土,殻獣,陽光,霞む男,ノートルダム]
DoubleCross : (CHOICE[天空,礫砂,岳脈,沃土,殻獣,陽光,霞む男,ノートルダム]) → 陽光

GM:choice[A,A,A,A,A,B,B,B,B,B,B,B] "海棲(リマ)"VS"陽光(トト)"
DoubleCross : (CHOICE[A,A,A,A,A,B,B,B,B,B,B,B]) → B

GM:"陽光"の勝利
GM:choice[天空,礫砂,岳脈,沃土,殻獣,霞む男,ノートルダム]
DoubleCross : (CHOICE[天空,礫砂,岳脈,沃土,殻獣,霞む男,ノートルダム]) → 天空

GM:choice[礫砂,岳脈,沃土,殻獣,霞む男,ノートルダム]
DoubleCross : (CHOICE[礫砂,岳脈,沃土,殻獣,霞む男,ノートルダム]) → 霞む男

GM:choice[A,A,A,A,A,A,A,B,B,B,B,B]
DoubleCross : (CHOICE[A,A,A,A,A,A,A,B,B,B,B,B]) → A

GM:"天空(ルミア)"VS霞む男 "天空"の勝利

GM:シーン終了。ロイス、購入が可能です。
日高ぼたん:ロイス保留、購入はシューターズジャケット狙いましょう。
クリストファー・アレミティ・マイヤーズ:あ、まずは
氷見 須晴:ロイス保留、購入は応急手当キット
クリストファー・アレミティ・マイヤーズ:応急手当使っちゃいますか
クリストファー・アレミティ・マイヤーズ:4つもあるぞい
日高ぼたん:あ、そうですね。
クリストファー・アレミティ・マイヤーズ:ぼたんちゃん受け取れ!
日高ぼたん:じゃあ私貰いますね!念の為3個から使おう。
日高ぼたん:あ、ちがう。2d10だからまず2個応急
日高ぼたん:4d10 応急手当
DoubleCross : (4D10) → 27[6,8,6,7] → 27

日高ぼたん:全快!24!
日高ぼたん:日高ぼたんのHPを11回復(HP:13->24)
クリストファー・アレミティ・マイヤーズ:めっちゃ治った
クリストファー・アレミティ・マイヤーズ:あとはママもかな
マナ・マヘアラニ・マイヤーズ:じゃあ余った分はママが使わせてもらおうかな
マナ・マヘアラニ・マイヤーズ:とりあえず一個
日高ぼたん:残り2個です。どうぞどうぞ。
マナ・マヘアラニ・マイヤーズ:17+2d10
DoubleCross : (17+2D10) → 17+6[4,2] → 23

マナ・マヘアラニ・マイヤーズ:んー全快じゃないけど一応一個残しときましょう。これで!
クリストファー・アレミティ・マイヤーズ:購入はボデマ狙い!
氷見 須晴:変わらず応急狙います(クライマックス時間凍結チキンレースのため)
氷見 須晴:オートで紡ぎの魔眼宣言します
氷見 須晴:氷見 須晴の侵蝕率を+1した(侵蝕率:59->60)
氷見 須晴:5dx
DoubleCross : (5R10[10]) → 10[1,1,2,6,10]+3[3] → 13

氷見 須晴:持ち物に入れて処理終わりです
クリストファー・アレミティ・マイヤーズ:いや、うーんどうしよう
クリストファー・アレミティ・マイヤーズ:欲張ってブルゲ行ってみよっかな
クリストファー・アレミティ・マイヤーズ:ブーメラン購入!
クリストファー・アレミティ・マイヤーズ:侵蝕65に!
クリストファー・アレミティ・マイヤーズ:5dx+5
DoubleCross : (5R10+5[10]) → 8[2,2,3,4,8]+5 → 13

クリストファー・アレミティ・マイヤーズ:ぎゃー!欲張りすぎた!
クリストファー・アレミティ・マイヤーズ:駄目です!以上!
日高ぼたん:購入はシューターズジャケット。
日高ぼたん:2dx+2>=13
DoubleCross : (2R10+2[10]>=13) → 5[4,5]+2 → 7 → 失敗

日高ぼたん:駄目ですな、終了!
マナ・マヘアラニ・マイヤーズ:ロイス保留、ボデマ狙います
マナ・マヘアラニ・マイヤーズ:2dx+1
DoubleCross : (2R10+1[10]) → 9[3,9]+1 → 10

マナ・マヘアラニ・マイヤーズ:惜しい!以上!

【Others VS Others】

GM:----------------------------------------
GM:ニイハウ島 ハラリイー湖
GM: 
GM:ハワイ州の西端。
GM:──雨が降っている。数mの先も見渡せないほどの豪雨。
GM:ここハライリーもとうに氾濫し、浸水が始まっている──ばかりではない。
GM:海からは崖のような高波が訪れ。全てを押し流そうとしていた。
"海棲":ヒュイィィィィ────────
GM:高所に避難するハワイ住民の耳に、笛のような音が響く。
GM:それは人々の本能に刻まれた郷愁を掻き立て、恐怖を減衰させていく。
GM:誰からともなく、言い出した。
GM:「帰ろう」
GM:「ああ、海へ帰ろう」
GM:「母のもとへ」
GM:どうして、こんな小さな島だけを自分たちの居場所だと思っていたのだろう。
GM:海の底には、ずっと広くて、自由な世界が広がっているのに。
GM:──気付けば彼らの手指の間には水かきが形成され、肌に鱗、頭部には鰓らしき器官が発達している。
GM:皆が皆、忘我の様子、ふらふらと水面へと歩き出して。
GM: 
GM:ジュッ
GM:肉の焦げるようなにおいが漂った。
"海棲":地表に落下してのたうつのは、刃状に硬質化した6枚の胸鰭と角状の器官を持つイルカのような怪物。
"海棲":光の届かぬ水底から、民へと水棲の加護を与えるために顔を出した、その隙を突かれたのだ。
"海棲":一瞬の間に、心臓と頭部を円形に穿たれている。暴れているのは、ただの肉体的な反応。
"海棲":既に絶命している。
GM: 
GM:水の引くのに従って、めいめいが我に返ってゆく。
GM:その姿も、今は尋常の人のものだ。


GM:オアフ島 ハウウラ森林保護区
GM: 
GM:雷雲と渦竜巻に取り囲まれ、外部と隔絶されたハワイ州において。
GM:オアフ島の風が止んでいた。
GM:────否、そうではない。周辺の雷雲が、収束している。ただ一人を殺害するために。
霞む男:「おいおい、俺なんかにかかずらっている暇ぁないだろ?」
霞む男:輪郭の所々が白くぼやけた男が、馬鹿にするように肩をすくめてみせる。
霞む男:「特異点よりの銃撃手、その弾丸を導くロアの『航海』。あのペアは最悪だ、脇を固める連中もバカにできたものじゃない」
GM:いかずちが弾け、風が斬り刻む。
GM:声がまともに伝わる環境ではない。構わず話し続ける。
GM:確信しているからだ。相手はこれを聞いている。
霞む男:「それにさ」
GM:木々が砕け、引き抜かれ、土石と共に舞う。それすら連続的に齎される破壊の余波に過ぎない。
GM:雷に焼かれながら、高圧縮空気の刃に四肢を抉られながら。男は喋り続ける。
霞む男:「俺を攻撃しても良い事ないぜ」
GM:ヂ──────
GM:  ──────カッッ!!!!
GM:遥か空、黒雲の奥で稲光が走った。
"天空":──ぼすり。白亜の巨鳥が姿を現した。
"天空":雲を突き破って、翼を焼かれた"天空"(ルミア)が落ちてくる。
霞む男:遅れて男の傷口から影が沸き出し、肉体を再生していく。
霞む男:「欠けたものは満ちる。因果には応報がある。さて、俺は誰だと思う?」
"天空":『────誰にもならないさ』
"天空":突如として呼応するように、声が『轟く』。
"天空":大気を震わせ、嵐そのものが喋った。
"天空":『"空洞"(ロア)を除くメロフェティアの何れが勝利するにせよ──民が神の許へ帰るのは変わらない。我ら信ずる統治の形に、違いこそあれ────』
"天空":『だが貴様は』
"天空":"天空"が姿を変え、空中で静止する。白いマントを纏う少年。

"天空":顔立ちは"空洞"によく似ている。だが纏う雰囲気はまるで異なる。
"天空":自負に満ち溢れた表情。豪然たる王者の佇まい。風の帯に髪をはためかせ、目を細める。
霞む男:「は──そうか。お前も『遠見』だったな。原初に分かたれたもの、最強のメロフェティア。世界天蓋」
霞む男:男が笑う。
"天空":『白亜の翼の"天空"(ルミア)。試してみるか? 愚かなる者』
"天空":少年が酷薄に微笑む。
"天空":『────その『応報』とやら、僕を焼き滅ぼせるか!』
"天空":"天空"の号令。雲が、螺旋を描いて天から流れ込む。
"天空":地上で雷が鳴った。

Interlude

GM:----------------------------------------
GM:◆Interlude◆
GM:----------------------------------------
GM:侵蝕1で登場可能な会話シーンです。
GM:ぼたんちゃんとアルくんは登場どうぞ。
クリストファー・アレミティ・マイヤーズ:はーい
クリストファー・アレミティ・マイヤーズ:侵蝕66に
日高ぼたん:侵蝕70に
GM:----------------------------------------
日高ぼたん:──────
日高ぼたん:────
日高ぼたん:──
日高ぼたん:さて、ここはどこだっけ。と。独りごちたのはしばらく歩いてからだった。
日高ぼたん:不思議な島で不思議なあの人と出会ったあと、私はそれを誰にも言っていない。
日高ぼたん:ただ自分でも夢だったんじゃないかと思うことを言うほど、可愛げのある子じゃない自覚が有ったから。
日高ぼたん:あの後、とある家族の家にお世話になることになって、私の生活が変わるかというと、そんなことはなかった。
日高ぼたん:芍薬さんほど社交的じゃないし、向こうもこちらを扱いかねているのか、食事だけ取れば後は干渉してくることもない。
日高ぼたん:……あぁ、いや。そうだ。
日高ぼたん:部屋に閉じこもっているとそれは変な目で見られるので(芍薬さんもたまにやるのになんでだ?)、つい、フラフラと外に出ることが多くなったのは変化といえば、変化。
日高ぼたん:用意された服の上に、日本から持ってきた上着を軽く羽織って、ポケットに手を突っ込むようにしてブラブラと歩く。
日高ぼたん:日本語よりはまだ読みやすい看板を眺めながら、今日も。
日高ぼたん:いつの間にか浜辺に来ていた。
日高ぼたん:「………………」
日高ぼたん:ザザーン、ザザーンと。
日高ぼたん:想像していたより人は少なく。むしろほぼ居ない、穴場と呼ばれるような浜辺で、緩く弧を描く水平線を見ていた。
日高ぼたん:あるいは。
日高ぼたん:その線のどこかに、あの変な子がいる島が入るのではないかと。
日高ぼたん:探していなかったわけではないけれど。
クリストファー・アレミティ・マイヤーズ:とす、とすと
クリストファー・アレミティ・マイヤーズ:砂浜を踏む小さな足音が近づいてくる。
日高ぼたん:──訂正。変わったことが、もう一つ。
日高ぼたん:「…………」首は動かさず。目の端に捉えるように、その足音の主を見る。
クリストファー・アレミティ・マイヤーズ:「……あ」
クリストファー・アレミティ・マイヤーズ:目が合うと同時に、視線を落として
クリストファー・アレミティ・マイヤーズ:もじもじと黙り込んでしまう
クリストファー・アレミティ・マイヤーズ:白金色の髪に澄んだ青い目の少年。君と1歳違いのマイヤーズ家の息子、クリストファーだ。
日高ぼたん:お世話になっている家の、私より年下の男の子。
日高ぼたん:こうして近づいてきては、こちらが気付くといつもそのターコイズブルーの瞳をすっと逸して黙り込む。
クリストファー・アレミティ・マイヤーズ:「あの……ぼたん、あの」
日高ぼたん:「………………」
日高ぼたん:「ご飯までにはちゃんと戻るよ」
日高ぼたん:それだけ伝えて、こちらも踵を返す。
クリストファー・アレミティ・マイヤーズ:「……ま、まって……うぁ!」
クリストファー・アレミティ・マイヤーズ:ざすっ
クリストファー・アレミティ・マイヤーズ:離れていく背中に距離を詰めようとして転んでしまう。
日高ぼたん:サンダルにサラサラとした砂が入り込むのを感じつつ、いつもより歩幅を広く。
日高ぼたん:「…………」音が聞こえる。振り返らない。
日高ぼたん:足を止めたのは、近づいてこないなら離れる必要が無いから。それだけだ。
日高ぼたん:「……………(なにそれ)」
日高ぼたん:数秒、止まっていた歩みを再開する。
日高ぼたん:止まったのはサンダルに入った砂を抜くためで、最初から歩こうと思っていた。
日高ぼたん:別に、どうしたらいいかわからなかった訳じゃ、ない。


日高ぼたん:「………………」
日高ぼたん:人は、無意識に左を選ぶのだという。
日高ぼたん:迷った時や行動を決める時、左を選びやすいのだと、何かの本で読んだ。
日高ぼたん:だから私がその時右を選んだのは偶然で。
日高ぼたん:「………はぁ、………はぁ」
日高ぼたん:別に、左側に行ったら賑わっていたとか
日高ぼたん:──────あの人達の家があるからでは、けして、ない。
日高ぼたん:人のいる方向の反対には、海の側なのに山が有って。
日高ぼたん:その中に続く舗装された道を、私はまだ歩いたことがなかった。
日高ぼたん:だから、今のこの状況は運が悪かっただけで。
日高ぼたん:「(…………私は、………く、ない)」
日高ぼたん:ぽたり、と。水滴が落ちる。空から雨が降る様子はない。これはだからこれはただの汗だ。
日高ぼたん:先程まで水平線を見ていた目は、今は同じような樹木が茂る山の中を見ている。
日高ぼたん:「はぁ、ふぅ」
日高ぼたん:しばらく歩き続けて、足が限界だった。
日高ぼたん:ちょうど大きい木があって。それがちょうど背もたれに良さそうだったから。
日高ぼたん:「はぁ」
日高ぼたん:その樹皮に背中を預けるとひんやりとした。
日高ぼたん:体の熱を移すように、しばらくそうしていると、今度は森の中の音が聞こえてくる。
日高ぼたん:がさがさと何かが動く音。高く笛のような音。風が吹くたびに何かがこすれるような音。
日高ぼたん:「………………」
日高ぼたん:私が背もたれにしている、この木には。
日高ぼたん:ちょうど肩口辺りに、真新しい傷がある。
日高ぼたん:それは見ように寄っては矢印の形で。
日高ぼたん:私の持っている石に、その傷口は一致するだろう。
日高ぼたん:「………………う」
日高ぼたん:ずるり、と。
日高ぼたん:つっぱらせるように体を支えていた足が滑って、腰を落とす。
日高ぼたん:遠くから、緑の葉っぱが生い茂るように見えていたこの山は。
日高ぼたん:中から見上げてみると。
日高ぼたん:どこまでも、黒い色が茂っていた。
日高ぼたん:「………………………!」
日高ぼたん:「…………わ、」
日高ぼたん:「私、は……!」
クリストファー・アレミティ・マイヤーズ:……そこへ
クリストファー・アレミティ・マイヤーズ:草むらを飛び出してくる小さな影。
日高ぼたん:「!」喉から漏れる音と、反射的に肩が上がる。
クリストファー・アレミティ・マイヤーズ:「ぼた……」
クリストファー・アレミティ・マイヤーズ:「ふぎゃ!」
クリストファー・アレミティ・マイヤーズ:ずしゃーー!
日高ぼたん:「……………!?」上体を起こした姿勢で見る。
クリストファー・アレミティ・マイヤーズ:今度は君の目の前で、木の根に引っかかってすっころぶ。
クリストファー・アレミティ・マイヤーズ:「うう、ぅ……」
日高ぼたん:盛大に転んだ姿を、今度は真正面から。
日高ぼたん:「…………………ぁ、ぅ」手を、伸ばしかけて。ためらって
日高ぼたん:「………………その」
日高ぼたん:「………だい、じょうぶ?」
日高ぼたん:恐る恐る、声だけをかける。
クリストファー・アレミティ・マイヤーズ:「!」
クリストファー・アレミティ・マイヤーズ:バッと顔を上げて
クリストファー・アレミティ・マイヤーズ:「ぼたんは!?ケガとかしてない!?」
日高ぼたん:「う、わ」一瞬、気圧される。
日高ぼたん:「わ、私は、別に」
日高ぼたん:「大丈夫……だけど」
クリストファー・アレミティ・マイヤーズ:涙目のまままくしたてる
クリストファー・アレミティ・マイヤーズ:「……よかった……」
日高ぼたん:ス、と身を引こうとして。
日高ぼたん:背後の樹木に邪魔をされる。
クリストファー・アレミティ・マイヤーズ:肩を落として
クリストファー・アレミティ・マイヤーズ:「ここ、迷子になりやすいから、ひとりで入っちゃダメなんだ」
日高ぼたん:「………………へぇ、そう、なんだ」
クリストファー・アレミティ・マイヤーズ:「勝手に入ったら、おばけに食べられちゃうんだって」
クリストファー・アレミティ・マイヤーズ:「ぼ、ぼたんが」
クリストファー・アレミティ・マイヤーズ:「おばけに食べられちゃたら」
クリストファー・アレミティ・マイヤーズ:「どうしようって……ぐす……」
クリストファー・アレミティ・マイヤーズ:「ううう、うえええ……」
クリストファー・アレミティ・マイヤーズ:泣き出してしまう。
日高ぼたん:「…………………なんで」
日高ぼたん:「君が泣いてるのよ」
日高ぼたん:「クリス……………」記憶を探る間「くん」
クリストファー・アレミティ・マイヤーズ:「だって」
クリストファー・アレミティ・マイヤーズ:「だってぇ」
クリストファー・アレミティ・マイヤーズ:「ぐす……」
日高ぼたん:「……………あぁ、もう」
日高ぼたん:ポケットを探る。そこに、入れっぱなしになっていたハンカチを見つけて。
日高ぼたん:「ほら」
日高ぼたん:「顔、拭いて」
クリストファー・アレミティ・マイヤーズ:「うん」
クリストファー・アレミティ・マイヤーズ:あべこべになだめられて、ようやく泣き止む
クリストファー・アレミティ・マイヤーズ:「……ぼたん、ありがと」
日高ぼたん:「…………別に」
日高ぼたん:泣き止んだのを確認して、「……ねぇ」
クリストファー・アレミティ・マイヤーズ:すっかり自分がここに来た理由も忘れていそうな顔で
クリストファー・アレミティ・マイヤーズ:にっこり笑う。
クリストファー・アレミティ・マイヤーズ:「うん」
日高ぼたん:「怖いなら、なんでこんな所まで来たの」
日高ぼたん:「一人で入っちゃ駄目、って言われてるんでしょ」
クリストファー・アレミティ・マイヤーズ:「え……と……」
クリストファー・アレミティ・マイヤーズ:しばらくもじもじとしてから
クリストファー・アレミティ・マイヤーズ:「……」
クリストファー・アレミティ・マイヤーズ:「ぼたんが、いなくなっちゃったら」
クリストファー・アレミティ・マイヤーズ:「……ぼく、嫌だよ」
クリストファー・アレミティ・マイヤーズ:小さな声でそう答える
クリストファー・アレミティ・マイヤーズ:「ママも、パパも」
日高ぼたん:「…………………」
クリストファー・アレミティ・マイヤーズ:「ぼたんがいなくなったら、みんなきっと」
クリストファー・アレミティ・マイヤーズ:「嫌、だよ」
クリストファー・アレミティ・マイヤーズ:しどろもどろにそれだけ答える
日高ぼたん:「私、が」
日高ぼたん:喉が渇く。手を握りしめる。眉間がきゅう、と痛くなる。
日高ぼたん:「私が」
日高ぼたん:「私が、居なくたって」
日高ぼたん:「誰も、」
日高ぼたん:「…………………………………誰、も!」
日高ぼたん:ママも、パパも。
日高ぼたん:私が居なくたって。
日高ぼたん:「~~~~~~~~ッ!!」
日高ぼたん:困らないよ、という言葉は、喉が痙攣するような音と共に言葉にならなくて。
日高ぼたん:いつの間にか視界は滲んでいる。
日高ぼたん:ただ言葉が出せないまま、瞳から次々と透明な粒が流れていく。
クリストファー・アレミティ・マイヤーズ:「あ、あぅ」
クリストファー・アレミティ・マイヤーズ:その様子にしばらく目をキョロキョロさせてから
クリストファー・アレミティ・マイヤーズ:おずおずと、小さな手を伸ばす
日高ぼたん:「~~~~~う、ぁ………ぁ………!」
日高ぼたん:絞り出す、声というよりは音。
日高ぼたん:反射的に、目の前の手を握る。
クリストファー・アレミティ・マイヤーズ:「……ぼたん」
クリストファー・アレミティ・マイヤーズ:「……」
日高ぼたん:「………ッ!、…………?」
日高ぼたん:歯を食いしばるように、止めようとする涙はこぼれ落ちる。
クリストファー・アレミティ・マイヤーズ:手を繋ぎあって、零れ落ちる涙を見て
クリストファー・アレミティ・マイヤーズ:初めて、小さな指に力がこもる
クリストファー・アレミティ・マイヤーズ:ぐっとその体を引いて
クリストファー・アレミティ・マイヤーズ:歩き出す。まっすぐに。
日高ぼたん:「っ、?」
日高ぼたん:自分より背の低い子供に手を引かれて、歩く。
日高ぼたん:「……………なに?」
日高ぼたん:ようやく絞り出したのはひどい声。
クリストファー・アレミティ・マイヤーズ:「ぼくは、ずっと」
クリストファー・アレミティ・マイヤーズ:「言えなかったけど……あの……」
クリストファー・アレミティ・マイヤーズ:「……ここに、来てほしくて」
日高ぼたん:「…………………」表情が抜けたように、言葉だけを聞いている。
クリストファー・アレミティ・マイヤーズ:森を抜ける道。海岸沿いと山地の境目。
クリストファー・アレミティ・マイヤーズ:海に向かった小さな崖がある。
クリストファー・アレミティ・マイヤーズ:エメラルドの海に、燃えるような夕陽が溶け込んで
クリストファー・アレミティ・マイヤーズ:今まさに、見渡す限りの絶景を浮かべている。
日高ぼたん:少し遅れて、それを見る。
日高ぼたん:「…………………………………わぁ」
クリストファー・アレミティ・マイヤーズ:「あの、ね」
クリストファー・アレミティ・マイヤーズ:「ここの方が、よく見えるんだよ」
クリストファー・アレミティ・マイヤーズ:「……ずっと」
クリストファー・アレミティ・マイヤーズ:「いいたくて……」
日高ぼたん:「……………………」思い出す。
日高ぼたん:決まって、浜辺で水平線を見ている時に来るのだと。
日高ぼたん:「…………………」なんと返そうか。目線を前に向けたまま「そっか」
クリストファー・アレミティ・マイヤーズ:照れくさそうに俯いているが
クリストファー・アレミティ・マイヤーズ:強く握られたその手は離さない。
クリストファー・アレミティ・マイヤーズ:「ぼたん」
日高ぼたん:「………何?」
クリストファー・アレミティ・マイヤーズ:「泣かないで、泣いちゃだめだよ」
クリストファー・アレミティ・マイヤーズ:「大丈夫だよ」
クリストファー・アレミティ・マイヤーズ:「ぼくらが一緒にいるから」
クリストファー・アレミティ・マイヤーズ:「Ohana」
クリストファー・アレミティ・マイヤーズ:「……カ、ゾク」
日高ぼたん:「…………………………」
日高ぼたん:返事が、遅れる。聞いていなかったわけじゃない。
クリストファー・アレミティ・マイヤーズ:手を繋いだまま
クリストファー・アレミティ・マイヤーズ:たどたどしい日本語で。
クリストファー・アレミティ・マイヤーズ:照れくさそうに微笑みかける。
日高ぼたん:「………………………」目を、彷徨わせる。母国の言葉。
日高ぼたん:実は自分も、得意なわけじゃないけれど。
日高ぼたん:なんて返そうか、ちょっと迷って。
日高ぼたん:「………ねぇ、知ってるかな、クリス……くん」
クリストファー・アレミティ・マイヤーズ:「なに?」
日高ぼたん:「人のね………目線の高さからこうやって、海を見ても。見えるのは4kmぐらいまでなんだって」
日高ぼたん:少し早口な、ぶっきらぼうな口調。
日高ぼたん:確かそれは、何かで読んだ知識。
日高ぼたん:「でも」
日高ぼたん:「…………ここからなら、地球の反対側でも、見えそうだね」
クリストファー・アレミティ・マイヤーズ:「!」
クリストファー・アレミティ・マイヤーズ:「うん……うん」
日高ぼたん:言って、目線を太陽の沈む水平線に向ける。
日高ぼたん:弧を描くブルーに太陽のオレンジがとても綺麗だ。
日高ぼたん:だから、この海の先には何があるんだろう、と思った。
クリストファー・アレミティ・マイヤーズ:「ぼくも考えるんだ」
日高ぼたん:「うん」
クリストファー・アレミティ・マイヤーズ:「ずーっとこの海の向こうにもたくさん人がいて」
クリストファー・アレミティ・マイヤーズ:「色んな人が、色んなことをしてて」
クリストファー・アレミティ・マイヤーズ:「どんな人なのかな、どんな国なのかなって」
クリストファー・アレミティ・マイヤーズ:「だからここが好きで」
クリストファー・アレミティ・マイヤーズ:「……ぼたんも、好きになってくれたらって」
クリストファー・アレミティ・マイヤーズ:「えへへ」
日高ぼたん:「………………そう、なんだ」
日高ぼたん:「(この、方向なら)」記憶を探る。
日高ぼたん:芍薬さんと、行ったことがある。その、筈だ。
日高ぼたん:だけど思い出すのは地面の色ぐらいで、そこで何をしたのか、何を話したのか。
日高ぼたん:どんな人が居たのか、どんな国だったか。
日高ぼたん:全然、思い出せない事に、気付いた。
日高ぼたん:「…………………そっか」
日高ぼたん:例えば、ハワイにこんなにきれいな夕焼けがあることを。訪れただけで知れるだろうか。
日高ぼたん:浜辺の砂があんなに小さくサラサラとしていることを知れるだろうか。
日高ぼたん:森の中はこんなに大きくて怖いと、聞いただけで知れるだろうか。
日高ぼたん:「うん」
日高ぼたん:今まで、色んな国に連れて行かれた。
日高ぼたん:だけど、きっと。私はその国に居なかったんだと思う。
日高ぼたん:空港と、地面と、ホテルの部屋。それぐらいしか知らない私は、その国をきっと知らない。
日高ぼたん:「(………芍薬さんは、知ってるんだろうな)」
日高ぼたん:芍薬さんだったら、きっとここで、傍らの少年にいろいろなことを教えてあげられた。
クリストファー・アレミティ・マイヤーズ:「ぼたん」
日高ぼたん:「…………………………」
日高ぼたん:いつのまにか、眉間にシワが寄っている。
クリストファー・アレミティ・マイヤーズ:「ぼたん?」
クリストファー・アレミティ・マイヤーズ:考え込む君に、再びわたわたとしだす
クリストファー・アレミティ・マイヤーズ:「ど、どうしたの」
クリストファー・アレミティ・マイヤーズ:「お腹痛いの?やっぱりどこかケガ……」
クリストファー・アレミティ・マイヤーズ:「だ、だいじょうぶだよ、だいじょうぶだよ……えっと、たぶん」
日高ぼたん:「(なんというか、なんというか、だ)」
日高ぼたん:脳裏に、あの飄々とした、保護者のような顔をする(保護者だが)、時折地面に突っ伏して眠る、夜中に奇声を上げる、たまに何十時間も起きてこない、
日高ぼたん:日高芍薬という人物を思い描き。
日高ぼたん:それはそれとして、その人と同じものを見て何も知らない自分に無性に腹が立ってきて。
日高ぼたん:「大丈夫だよ、クリスくん」
日高ぼたん:ぎゅ、と手を握る。
日高ぼたん:声はいつの間にか硬さを取り戻し、視界ははっきりと物を映す。
クリストファー・アレミティ・マイヤーズ:「わ」
クリストファー・アレミティ・マイヤーズ:はじめて返ってきた力に、びくっと固まる
日高ぼたん:その手がとても小さくて。気がつくと地面を見下ろすような視界にも入ってくる、年下の男の子を見て。
日高ぼたん:少しかがんで、目線を合わせる。
日高ぼたん:「この海の向こうに。」
日高ぼたん:「色んな人が、どんな事をしてて」
日高ぼたん:「どんな人達が、どんな国で暮らしているか」
日高ぼたん:「"私"が、教えてあげるね」
クリストファー・アレミティ・マイヤーズ:「……!」
日高ぼたん:────今は、無理だけど。心のなかでそう付け足して。
クリストファー・アレミティ・マイヤーズ:ぱあっと笑顔になる
クリストファー・アレミティ・マイヤーズ:「うん!」
日高ぼたん:「よし」
日高ぼたん:心持ち、十数分前と何が変わったか。
日高ぼたん:半眼を充血させて、それでも眉だけは釣り上げて。
日高ぼたん:「……………………帰ろっか」
日高ぼたん:「そろそろ、御飯の時間だ」
日高ぼたん:こんなときでも、くぅ、とお腹は鳴る。
クリストファー・アレミティ・マイヤーズ:「えへへ」
クリストファー・アレミティ・マイヤーズ:「今日はシチューだって!」
クリストファー・アレミティ・マイヤーズ:「ママのシチュー、すっごくおいしいんだよ!」
クリストファー・アレミティ・マイヤーズ:また手をひいて歩き出す
クリストファー・アレミティ・マイヤーズ:子犬のように何度も振り返りながら、君の手を引いていく。
日高ぼたん:「そっか」
日高ぼたん:「それは、楽しみだな」
日高ぼたん:手を引かれながら、味を想像したのか。
日高ぼたん:その口は、小さく弧を描いた。


GM:オアフ島 UGN管理下の診療所
GM: 
クリストファー・アレミティ・マイヤーズ:「……」
クリストファー・アレミティ・マイヤーズ:ベッドの傍らで、気を失ったぼたんの横顔を
クリストファー・アレミティ・マイヤーズ:ぼんやりと見つめている。
日高ぼたん:「…………ん」微かに息を漏らしながら、そのまぶたが開かれる。
クリストファー・アレミティ・マイヤーズ:「!」
日高ぼたん:焦点の定まらない目で、天井を視線が彷徨う。
日高ぼたん:そして、傍らの少年を見つけて。
クリストファー・アレミティ・マイヤーズ:「ジッとしてください」
日高ぼたん:「む」起き上がろうとしたのを制される。
クリストファー・アレミティ・マイヤーズ:「急所ではなかったとはいえ、背中まで貫通する傷ですから」
日高ぼたん:「ひぇっ」想像。
日高ぼたん:おとなしくベッドに身を預ける。
クリストファー・アレミティ・マイヤーズ:「心配ばかりさせないでください。本当に」
クリストファー・アレミティ・マイヤーズ:ため息を漏らして、眼鏡を手元で拭く。
日高ぼたん:「んー……あはは、いや、ごめんね?一応気をつけてたんだけど」
日高ぼたん:「でもそっか、心配してくれたんだ」
クリストファー・アレミティ・マイヤーズ:「……それは」
クリストファー・アレミティ・マイヤーズ:「だって……」
クリストファー・アレミティ・マイヤーズ:「する、でしょう」
クリストファー・アレミティ・マイヤーズ:ごにょごにょ言いつつ
クリストファー・アレミティ・マイヤーズ:視線は逸らしたまま
クリストファー・アレミティ・マイヤーズ:微妙に気まずい雰囲気が流れる
日高ぼたん:「そうだね、クリスくんは昔っから心配してくれてたもんねぇ」
日高ぼたん:「…………と」
日高ぼたん:「(……つまり心配掛けてばかりじゃん。歳上なのに)」
クリストファー・アレミティ・マイヤーズ:「……」
クリストファー・アレミティ・マイヤーズ:日高ぼたんが日本へと帰る日
クリストファー・アレミティ・マイヤーズ:家に閉じこもったまま、見送りには行けなかった。
クリストファー・アレミティ・マイヤーズ:最後にしたのがどんな会話だったのかも思い出せないほどに
クリストファー・アレミティ・マイヤーズ:ただ別れがショックだった。
クリストファー・アレミティ・マイヤーズ:「…………。」
日高ぼたん:…………昔、日本に帰る日。そして今日の空港と、久しぶりに顔を合わせた時。
日高ぼたん:見送りと、お出迎えの時は姿が見えず。再会の時はそっけなく。
日高ぼたん:「(……………流石に)」
日高ぼたん:「(愛想を、つかされたりなど、したのでは……)」
日高ぼたん:チラ、とクリスくんを見る。
クリストファー・アレミティ・マイヤーズ:こちらもチラ、と視線を合わせて
日高ぼたん:「クリスくんはさ、えーっと」
日高ぼたん:「…………元気だった?」
クリストファー・アレミティ・マイヤーズ:ぐいっと顔を背ける。
日高ぼたん:「(うぐー)」顔を背けられた。
日高ぼたん:なんというか。道中では楽しみで、さっきまでは普通に話していたけど。
日高ぼたん:ぼんやりと微かに、昔の夢を見たせいか。というか冷静になったせいか。
日高ぼたん:「(おやおや、迷惑しか掛けておりませんよ……?)」
クリストファー・アレミティ・マイヤーズ:「え、あ、ああ」
クリストファー・アレミティ・マイヤーズ:「別に、普通ですよ。普通……はい」
日高ぼたん:「そっかぁー、普通かぁー」話題終了。
クリストファー・アレミティ・マイヤーズ:「……」
日高ぼたん:「………………」
クリストファー・アレミティ・マイヤーズ:気まずい。
日高ぼたん:ので、年上としてなんとかせねば。お姉ちゃんとして。
日高ぼたん:「……あの、クリスくん」
クリストファー・アレミティ・マイヤーズ:「……なんですか」
日高ぼたん:「…………」
日高ぼたん:「ちょっと、怒ってます?」
クリストファー・アレミティ・マイヤーズ:「!」
クリストファー・アレミティ・マイヤーズ:「別に、その」
クリストファー・アレミティ・マイヤーズ:「怒っているわけでは、ないですよ……」
クリストファー・アレミティ・マイヤーズ:「怒る理由がないじゃないですか」
日高ぼたん:「……………そう、かな」
日高ぼたん:「結構あるんじゃないかなと、私なんかは、思ったりするのですが……」
日高ぼたん:直近だとやっぱり、負傷に気付かなかったのはまずかった。テンションが上がっていた。
日高ぼたん:年を超えて昔だともう考えたくない。あの頃の日高ぼたんはめんどくさい子でした。
クリストファー・アレミティ・マイヤーズ:「……今の負傷は誰にも防げないことでしたし」
クリストファー・アレミティ・マイヤーズ:「それに」
クリストファー・アレミティ・マイヤーズ:「……あの日の、お別れのことだって」
クリストファー・アレミティ・マイヤーズ:ぽつりと口にする
日高ぼたん:「お別れ」
日高ぼたん:あの日、見送りにクリスくんは居なかった。
クリストファー・アレミティ・マイヤーズ:「本当は」
クリストファー・アレミティ・マイヤーズ:「分かってるんです。謝らないといけないのはこっちの方で」
クリストファー・アレミティ・マイヤーズ:「駄々をこねて、嫌な思いをさせて」
クリストファー・アレミティ・マイヤーズ:「ぼたんだって不安だったはずなのに」
クリストファー・アレミティ・マイヤーズ:「……それが、言い出せなくて」
クリストファー・アレミティ・マイヤーズ:「……ごめんなさい」
クリストファー・アレミティ・マイヤーズ:こちらも俯いている。その表情は
クリストファー・アレミティ・マイヤーズ:おどおどと君の後をついてきた幼い少年の面影がハッキリ残っている。
日高ぼたん:「………………」
日高ぼたん:「クリスくんが、私に嫌な思いをさせたことなんて、ないですよ」
日高ぼたん:「でも、謝罪をしたいならそれは受け入れましょう。その上で」
日高ぼたん:「………ごめんね、クリスくん。迷惑ばっかり掛けて」
クリストファー・アレミティ・マイヤーズ:「そんなこと……!」
日高ぼたん:「そして、ありがとうね。ちゃんと付き合ってくれて」
クリストファー・アレミティ・マイヤーズ:首を振る
クリストファー・アレミティ・マイヤーズ:「謝罪も、お礼もいいんですよ!だって……!」
クリストファー・アレミティ・マイヤーズ:顔をあげて
クリストファー・アレミティ・マイヤーズ:「その」
クリストファー・アレミティ・マイヤーズ:「……か」
クリストファー・アレミティ・マイヤーズ:「家族、じゃないですか」
クリストファー・アレミティ・マイヤーズ:頬をほんのり赤くしながらも
日高ぼたん:「……………ふふ」
日高ぼたん:「そだね」
クリストファー・アレミティ・マイヤーズ:ようやく向き合って
クリストファー・アレミティ・マイヤーズ:ベッドの上の手に、掌を重ねる。
日高ぼたん:「へへー」昔のように、今度は間髪入れず握り返す。
クリストファー・アレミティ・マイヤーズ:「……ふふ」
クリストファー・アレミティ・マイヤーズ:「すっかり小さくなりましたね、ぼたんの手」
日高ぼたん:「そっちが伸びたんでしょーが!」
日高ぼたん:「話掘り返すけど、流石に『普通』は嘘でしょ」
日高ぼたん:「昔は私より小さかったのに、今ではすっかりサーフボードでブーメラン振り回して……」ふぅ、とため息。
クリストファー・アレミティ・マイヤーズ:「変わらなすぎるんです。ほんとに成長期来たんですか?」
日高ぼたん:「む、ちゃんと成長していますよ。侮るなかれよ」
クリストファー・アレミティ・マイヤーズ:「成長って」
クリストファー・アレミティ・マイヤーズ:「あのでっかい銃を振り回してたことですか」
クリストファー・アレミティ・マイヤーズ:「あれ、母さんのお下がりでしょ」
クリストファー・アレミティ・マイヤーズ:「いやこれは母さんが悪いですけど」
日高ぼたん:「うん。まぁ流石に色々調整はしてもらったけど」
クリストファー・アレミティ・マイヤーズ:「……あの人、ほんとにふざけてますよね」
クリストファー・アレミティ・マイヤーズ:「そういうとこなんですよ、ほんとに」
日高ぼたん:「あんなもん片手で振り回すな、と今更になって思うんだけどね。私は」
日高ぼたん:「………あ、でも、便利なんだよ?」
クリストファー・アレミティ・マイヤーズ:「その口ぶり」
クリストファー・アレミティ・マイヤーズ:「日本でも結構使ったように聞こえますけど」
クリストファー・アレミティ・マイヤーズ:「どういう生活してたんです、それ」
日高ぼたん:「日本は銃社会じゃないから平和って聞いてたけど、そうでもないんだよねぇ……」
クリストファー・アレミティ・マイヤーズ:「なんですかそれ……母さんにもぼたんにも、呆れます」
日高ぼたん:「どういう生活というと………自衛?あと、友達と、こう……」
クリストファー・アレミティ・マイヤーズ:腕組みして
クリストファー・アレミティ・マイヤーズ:「ここを出るまでに」
クリストファー・アレミティ・マイヤーズ:「ちょっとは聞かせてください」
クリストファー・アレミティ・マイヤーズ:「……海の向こうの色んな事を聞かせてくれるって」
クリストファー・アレミティ・マイヤーズ:「そういう約束、でしょ」
日高ぼたん:「………………!」
日高ぼたん:「うんっ、もちろんっ」
日高ぼたん:「…………あ、でもね?別に日本が治安悪いとかじゃないんだよ?」
日高ぼたん:「えっと、流石にやばいなって思った時はどこだっけな。イギリスで、お姉ちゃんがお金持ちの家で意気投合したときだったかな」
日高ぼたん:「そのお屋敷でね────……」


GM:シーン終了 ロイス可能
クリストファー・アレミティ・マイヤーズ:ぼたんちゃんのロイスをP表に!
クリストファー・アレミティ・マイヤーズ:慕情◯/不満
クリストファー・アレミティ・マイヤーズ:以上!
日高ぼたん:「家族 クリストファー・アレミティ・マイヤーズ ○P信頼/N不安」私ちゃんとお姉ちゃんできてるよね?ね?
日高ぼたん:以上!


Interlude#2

GM:----------------------------------------
GM:◆Interlude#2◆
GM:----------------------------------------
GM:シーンプレイヤーは氷見さん。侵蝕を1上昇させてください。
氷見 須晴:氷見 須晴の侵蝕率を+1した(侵蝕率:60->61)
GM:----------------------------------------
氷見 須晴:UGNの診療所からやや離れた崖の上
氷見 須晴:近隣には己と姿の似た「花」と呼ばれる生物が生え
氷見 須晴:眼下には人間の営みが見える
氷見 須晴:この星に来てそれなりの年月が経っているが、俺は景色を見るために活動をするという経験に乏しい
氷見 須晴:だが、それでもこの景色は好ましい部類に入る
氷見 須晴:さて。
氷見 須晴:「そこにいるのは、ロア殿か?」
ロア:「雨が止んでいるね」
ロア:「"天空"(ルミア)が戦ったんだろう。あれが嵐を一所に集めている間、こうして僅かの安寧に浸ることができる」
ロア:氷見さんの背後から、さくさくと土を踏んで現れる。
ロア:「プルメリア。神が宿ると言われる花だね」
ロア:高木を見上げるようにして。
ロア:「この光景は、僕にも心地いい」
ロア:麦わら帽子の奥の瞳が、眼下の眺望へと向けられる。
氷見 須晴:「ふむ、そうか…」
氷見 須晴:※※※——
氷見 須晴:しばしの思考、その後に
氷見 須晴:「俺はあの光景が、人間の営みを一望できるからという理由で好ましいと思うているが」
氷見 須晴:「ロア殿にとってのあの光景を心地よく思う理由と、それは同じとみてよいのか?」
氷見 須晴:と、実験的に問うてみる
ロア:「ふふ」
ロア:しばしそれには応えず。
ロア:「"果実"が討たれた」
ロア:「僕たちが身に宿す──レネゲイド」
ロア:「これを、世界を変える力なのだというものがいることを知っているよ。UGNだというのなら」
ロア:「君はそういった者たちと、矛を交えてきたのかな」
ロア:柔らかい微笑みを、君へ向ける。
氷見 須晴:「ん」
氷見 須晴:質問に質問で返されたことを認識しつつ
氷見 須晴:「そうさなあ、世界を変えたいだとか、そういうことをいう者もいたなあ」
氷見 須晴:遠くの街を眺めながら
ロア:「……オーヴァードが力を持っているのだと、彼らは錯覚しがちだ」
ロア:「きっと、この騒乱を招いたものもそうだろうと思う」
ロア:「でも、本当は違うよね」
ロア:「ヒトは世界を変えていく。レネゲイドを宿す宿さぬに関わらず」
ロア:「須晴、君の視線には、彼らへの慈しみのようなものが──」
氷見 須晴:ひらひらと
氷見 須晴:否定するように手を振る
ロア:「違ったかな」ははは、と笑う。
氷見 須晴:「慈しみというのが、親子などの間で大事にする者を思う感情であるのならば」
氷見 須晴:「おそらく俺が人間に思っている『——』とは別のものだろうよ」
ロア:「難しいやつだね、君は。うん──そうだね、僕は」
ロア:「君よりは人に近いのか」
ロア:ぺたりと、崖の先に胡坐をかいて座り込む。
氷見 須晴:「まあ、そうであろうなあ」風に適当に結わえていたサイドテールが揺れる
氷見 須晴:「オリジン:レジェンドだったか」
氷見 須晴:「人間の信仰から生まれた者であればおそらく俺よりは人間を知っているだろう」
ロア:「……君は」
氷見 須晴:「一つ、話をしても?」
ロア:何者なんだ、という言葉を飲み込んで、続きを促す。
氷見 須晴:「ある星での話だ、そこに住むいわゆる『人間』というのは、話も通じない別の生命の脅威に脅かされていた」
ロア:「──いきなり」
ロア:「大きく出たね、いや、さもありなんか」
氷見 須晴:「それは増えに増えて大地を汚染し、光だろうと何だろうと養分に変えて、そうして『人間』が住めない場所を生産し続けていた」
氷見 須晴:「それに困った『人間』は、その災害のような生命と闘い、結果的に追い出した」
ロア:「────」
ロア:敵ではない。他のメロフェティアの眷属ではない。何か特別な予防を行っているわけでもない。それなのに"圏界"の影響を受けない。
ロア:それは、彼がそもそもこの星の法則に縛られぬ存在だから。
ロア:(……しかし、その口ぶりでは、まるで……)
ロア:思い出す。彼が"サイプレス"や"果実"の種子へ行った攻撃を。
ロア:「君が、その。"脅威"かい?」
氷見 須晴:「ある星視点での話は、それでおしまい。と言おうとしたのだが」
氷見 須晴:「なかなかに察しがいいな、神様とやらは」
ロア:「世界の果てに住んでいるとね。空想しかやることがないんだ」
ロア:時折、岸に流れ着く『終わった』物々を眺めながら。人が星を変えていくのに思いをはせている。
氷見 須晴:「空想、それもここに来て初めて知った概念だなあ」
氷見 須晴:「追い出された俺は、漂着するまで『※—※」…つまるところ「何もしていない」からなあ」
ロア:「土壌が無ければ繁茂もできない。なかなか道理な話だ」
ロア:ヒトの声帯ではまねることの困難な発声を聞き、本当に別のものなのだなあ。とひとりごちる。
ロア:「それで? 滅びをもたらす者よ。君がいかにして世界の盾になったのかは、聞いてもいいのかな」
氷見 須晴:どうしてか、それを聞いた瞬間、いつも白い顔が少しだけ朱に染まり
氷見 須晴:「…恥ずかしい話になるぞ?」
ロア:「……へぇ」
ロア:「面白い反応だなぁ。今のこれだけでも」
ロア:「君が人の子から何かを得たのがわかるよ。うむうむ」
氷見 須晴:「あまり爺をからかうな」と赤い顔を戻さずに
氷見 須晴:「7,80年前だったか」
氷見 須晴:「『特に何もしていなかった』俺は、小さな庭園で目が覚めた」
氷見 須晴:「はじめはまあ、『学習する』なんて概念もなかったからな、とある星と同じように好き勝手にやろうと思っていたさ」
ロア:「その庭を己の版図にしようと思ったわけだ」
氷見 須晴:「まあ、そういうことになるな」
ロア:「でも、そうはならなかった」
氷見 須晴:「…庭園であるからには、管理する人間がいる」
氷見 須晴:「そいつは俺を見ても特に恐れることもなく、毎日毎日水をやり、肥料をやり、『世話をした』」
氷見 須晴:「俺はその様子を見ていると、どうしても好き勝手にすることができなくなっていってな」
ロア:「…………絆(ロイス)か」
氷見 須晴:「まあ言ってしまえば『惚れた』ということなのだろう」
ロア:「君にとって」
ロア:「そこでヒトが『無関係の異類』ではなくなってしまった、というわけだ」
ロア:「恥ずべきことがあるものか。興味深い話だよ」
氷見 須晴:「肯定しよう、個体としてのそいつは、もういないのだが」
ロア:「おっと」
ロア:「定命ならざる者が市井にいれば」
ロア:「……」頭を振る「そうではないね。誰にでも訪れる、当たり前の別れ、だ」
氷見 須晴:「昔であれば、特に何かを感じることもなかったのだが」
氷見 須晴:「そいつがいなくなったときは、それはもう落ち込んだなあ」
ロア:「…………そうだろうなぁ」
ロア:何かを回顧するように。海の向こうを見る。
ロア:次いで、彼女の眠る方角を。
氷見 須晴:「しばらくはそのまま増えるでもなく、庭にいたよ」
氷見 須晴:「『何もしない』とはまた違っていたがな」
ロア:静かにそよぐ風に揺られながら、君の言葉を聞いている。
氷見 須晴:「こうして動けるようになったのは最近だ、UGNに協力しているのも、そんなに大それた理由はない」
氷見 須晴:「ただ、そいつの顔が忘れられないだけだ」
ロア:「なるほど」
氷見 須晴:「……改めて話すと、恥ずかしいな」
氷見 須晴:顔を赤く染め、サイドテールを弄りながら
ロア:「君はヒトとの関わりでいえば、僕よりもずっと先達なのに」
ロア:「存外、うぶな所があるね」
氷見 須晴:「※———※※—!」
ロア:「……うふふ、ごめんよ」
ロア:麦わら帽子を押さえて立ち上がる。
ロア:「さっきの質問に答えようか。僕は、神々の時代は終わったと思っている」
ロア:「それも、とっくの昔に。だから今は、ヒトが作る時代を愛していたい」
ロア:「彼らの邪魔をしたくなかったから、ずっと一人で居たけれど」
ロア:自分の中に眠る、兵器を疎むように。
ロア:「会いたかったんだ。本当は」
ロア:こんな形になってしまったけれど。
氷見 須晴:「日高殿か?」
ロア:「なっ…………」
ロア:「違うよ。全然違う。人間全般」
ロア:「…………」
ロア:「……そういう風に見えた?」
ロア:少しおそるおそると言った調子で。
ロア:頭ひとつ分以上背の高い君を見上げる。
氷見 須晴:「…俺の思考など所詮信号の明滅でしかないが」
氷見 須晴:「ロア殿の様子を見ていると『そう』認識はできるなあ」
氷見 須晴:やり返してやれそうか、という少しいたずらっぽい顔で
ロア:「……人間擬態(ヒューマンズネイバー)というのが悪いんだ。何もかも」
ロア:「長い間『弱い神』をやってきたから、思考が人間のそれに寄りすぎているのかも……ぶつぶつ……」
ロア:「…………まぁ」
氷見 須晴:「そうか?俺は結構気に入っているのだが」
ロア:「そうだね。いいか、これでも」
ロア:「本当に僕が世界を作ったわけじゃない」
ロア:「そんな事を信じて拠り所にしなければいけない者たちも、もう多くはない」
氷見 須晴:「この星の人間は儚いが強いからなあ」
ロア:「いろいろと終息したら、僕も僕の在り方を、自分で規定してみようと思うよ」
ロア:「その時は、アドバイスをお願いするかもね」
氷見 須晴:「承知した、とはいえ俺からいえることもそう多くはなさそうだがな」
ロア:「きっと、それで十分さ。ありがとう、実りある話が聞けて良かったよ」
氷見 須晴:「こちらこそ、いろいろと興味深い話だった。礼を言おう」
ロア:「よろしく。この星で、氷見須晴となった者よ」
氷見 須晴:「ああ、よろしく。この星の終わったものを見守っていた神よ」

GM:ロイス可能
氷見 須晴:ロアへのロイスを〇尽力/恥辱に変更、恥ずかしい話をしてしまった
氷見 須晴:以上で

middle#4

GM:----------------------------------------
GM:◆middle#4◆
GM:----------------------------------------
GM:GMの判定フェイズです
GM:シークレットダイス
GM:シークレットダイス
GM:シークレットダイス
GM:うーん そっか……
GM:シークレットダイス
GM:シークレットダイス
GM:シークレットダイス
GM:では続いてPC側の判定です
GM

▼情報判定
使用技能は任意の〈情報:〉

≪拠点確保≫ 難易度6 成功で全員侵蝕率を-1d6可
≪物資探索≫ 難易度9 成功で全員侵蝕率を-1d6可
≪索敵≫ 難易度不明 周辺のエネミーを発見する
┗≪情報収集≫(≪索敵≫によるエネミー発見後) 達成値6/9/15でそれぞれ情報開示

▼行動判定
PCの行動回数はリセットされるが情報判定と同ラウンド扱い。
発見した各エネミーに対していずれかひとつを実行可能。

≪奇襲≫(〈知覚≫でエネミーと対決)
≪懐柔≫(〈意志≫で判定)
≪逃走≫(〈回避≫で判定)

GM:相談とか諸々どうぞ!
GM:あっ登場のあれ忘れてた。シーンプレイヤー侵蝕逆順のち登場自由でした
マナ・マヘアラニ・マイヤーズ:マナ・マヘアラニ・マイヤーズの侵蝕率を+2(1D10->2)(侵蝕率:70->72)した
マナ・マヘアラニ・マイヤーズ:ダイスくんもようやく立場がわかってきたようだな
氷見 須晴:氷見 須晴の侵蝕率を+6(1d10->6)した(侵蝕率:61->67)
日高ぼたん:日高ぼたんの侵蝕率を+4(1d10->4)した(侵蝕率:70->74)
日高ぼたん:この銃の威力がわかってきたようですねダイスくんも
クリストファー・アレミティ・マイヤーズ:1d10+64
DoubleCross : (1D10+64) → 9[9]+64 → 73

クリストファー・アレミティ・マイヤーズ:ぐげ~~
氷見 須晴:レッテンによる恫喝が
クリストファー・アレミティ・マイヤーズ:とりあえず索敵いきまー
マナ・マヘアラニ・マイヤーズ:頼んだ!
クリストファー・アレミティ・マイヤーズ:ブーメラン起動で侵蝕74に
クリストファー・アレミティ・マイヤーズ:情報:噂話!
クリストファー・アレミティ・マイヤーズ:5dx+5
DoubleCross : (5R10+5[10]) → 10[1,5,5,6,10]+8[8]+5 → 23

クリストファー・アレミティ・マイヤーズ:っしゃい!
日高ぼたん:有能!
クリストファー・アレミティ・マイヤーズ:そうそう逃れられはしないはず
氷見 須晴:すごい!!
マナ・マヘアラニ・マイヤーズ:まるっとお見通しだ!
GM:ではエネミーが一体見つかりました。
GM

発見されたエネミーは以下。
・"天空"

氷見 須晴:!?!?!?
マナ・マヘアラニ・マイヤーズ:出たー!
日高ぼたん:うわー!!
マナ・マヘアラニ・マイヤーズ:パパの仇!
氷見 須晴:最強のきちゃったよ
クリストファー・アレミティ・マイヤーズ:うっげええ
クリストファー・アレミティ・マイヤーズ:とりあえず情報収集いきましょう…
氷見 須晴:情報収集いきます
氷見 須晴:マイナーでオリジン:プラント使用します
氷見 須晴:オートで紡ぎの魔眼宣言します
氷見 須晴:氷見 須晴の侵蝕率を+3した(侵蝕率:67->70)
氷見 須晴:シーン中感覚達成値+10、情報判定のダイス+3
氷見 須晴:5dx+1 情報:UGN
DoubleCross : (5R10+1[10]) → 9[3,3,5,6,9]+1 → 10

GM:後乗せはあるかな
クリストファー・アレミティ・マイヤーズ:ぬぬぬぬ
氷見 須晴:財産点足しても届きませんね…
クリストファー・アレミティ・マイヤーズ:妖精いきます!フォローは任せろ!!
クリストファー・アレミティ・マイヤーズ:残り1枚で侵蝕78!
氷見 須晴:ありがとうございます…!
氷見 須晴:1dx+11 振り足し
DoubleCross : (1R10+11[10]) → 1[1]+11 → 12 → ファンブル

氷見 須晴:うそでしょ…
GM:Oh……
マナ・マヘアラニ・マイヤーズ:マジか
クリストファー・アレミティ・マイヤーズ:……うむ
日高ぼたん:そんなこともある
クリストファー・アレミティ・マイヤーズ:気を取り直していこう!!
氷見 須晴:すみません……
GM:では達成値12!
クリストファー・アレミティ・マイヤーズ:次は財産あるぼたんちゃんかな…
日高ぼたん:だね。一応私も索敵判定に行こう
クリストファー・アレミティ・マイヤーズ:情報収集情報収集!
氷見 須晴:お願いします…
マナ・マヘアラニ・マイヤーズ:今の所侵食も余裕あるしね
GM:あ、ぼたんちゃんもやるんだ
クリストファー・アレミティ・マイヤーズ:やるよ!!
クリストファー・アレミティ・マイヤーズ:あんなのに後ろから撃たれたら死ぬ!
日高ぼたん:では、情報噂話で素振り。
日高ぼたん:2dx+1
DoubleCross : (2R10+1[10]) → 7[2,7]+1 → 8

日高ぼたん:ぎゃー1足りない!
クリストファー・アレミティ・マイヤーズ:だ、ダイボナダイボナ!
クリストファー・アレミティ・マイヤーズ:入ってた!
クリストファー・アレミティ・マイヤーズ:もうだめだ
マナ・マヘアラニ・マイヤーズ:どうしたもんかね
マナ・マヘアラニ・マイヤーズ:侵食も下げときたいとこではあるが
クリストファー・アレミティ・マイヤーズ:いや
クリストファー・アレミティ・マイヤーズ:ママが行くくらいだったら、ここでラストの妖精切ります
日高ぼたん:やるんだなライナー!
マナ・マヘアラニ・マイヤーズ:いま!ここで!
GM:覚悟を見せてきた
クリストファー・アレミティ・マイヤーズ:それなら確実成功だし
氷見 須晴:ごくり
クリストファー・アレミティ・マイヤーズ:場合によっては次の回避か奇襲にマスコネつかってもいい
クリストファー・アレミティ・マイヤーズ:というわけでラストを妖精切る!侵蝕82に!
クリストファー・アレミティ・マイヤーズ:ぼたんちゃんふりたしな!
日高ぼたん:では10になって11から振りたし!
氷見 須晴:アル殿が頼もしすぎる
日高ぼたん:1dx+11
DoubleCross : (1R10+11[10]) → 8[8]+11 → 19

日高ぼたん:やる気。
マナ・マヘアラニ・マイヤーズ:立派になったね
クリストファー・アレミティ・マイヤーズ:ヤッター!
GM:おめでとう
氷見 須晴:やった!!!
日高ぼたん:天空~!
GM:情報開示!
GM

"天空(ルミア)" 行動値20
探知難易度5 知覚判定6dx 懐柔判定25 逃走判定15
ブラックドッグ/ハヌマーン
情報:
始めに分かたれたもの、故に最強のメロフェティア。空の化身。広域殲滅に優れる颶風の相。
タンガロアの住居たる二枚貝の片割れであり、白き石の翼を持つ鳥の姿を取る。
この騒乱を終結させ、自らが環太平洋の支配者兼庇護者になろうとしている。
主力エフェクト:《サイレンの魔女》《空疾る爪》

クリストファー・アレミティ・マイヤーズ:隠れようともしてねえ
日高ぼたん:支配者が隠れる必要あるのか?とでも言わんばかり
クリストファー・アレミティ・マイヤーズ:逃走が妥当かな
日高ぼたん:かなぁ。
マナ・マヘアラニ・マイヤーズ:うーん
クリストファー・アレミティ・マイヤーズ:とりあえずママンの拠点か物資!
クリストファー・アレミティ・マイヤーズ:お頼み申す!
マナ・マヘアラニ・マイヤーズ:あいよ!
マナ・マヘアラニ・マイヤーズ:拠点確保 情報:裏社会 コネ使用
マナ・マヘアラニ・マイヤーズ:4dx+1>=6
DoubleCross : (4R10+1[10]>=6) → 6[1,4,6,6]+1 → 7 → 成功

マナ・マヘアラニ・マイヤーズ:あぶね!
GM:OK!
GM:では下げたい人は侵蝕を下げな!
マナ・マヘアラニ・マイヤーズ:72-1d6
DoubleCross : (72-1D6) → 72-3[3] → 69

氷見 須晴:1d6
DoubleCross : (1D6) → 3

氷見 須晴:氷見 須晴の侵蝕率を-3した(侵蝕率:70->67)
クリストファー・アレミティ・マイヤーズ:82-1d6
DoubleCross : (82-1D6) → 82-2[2] → 80

日高ぼたん:74-1d6
DoubleCross : (74-1D6) → 74-1[1] → 73

日高ぼたん:ダイスくんさぁ。
GM:では行動判定。
氷見 須晴:行動は奇襲で
氷見 須晴:判定行きます
GM:どうぞ!
クリストファー・アレミティ・マイヤーズ:頼んだ…!!
氷見 須晴:5dx+11
DoubleCross : (5R10+11[10]) → 10[5,6,6,8,10]+6[6]+11 → 27

氷見 須晴:回った!
マナ・マヘアラニ・マイヤーズ:いいぞ!
クリストファー・アレミティ・マイヤーズ:いけてる!!
日高ぼたん:やってんねぇ!
GM:戦いのセンスがありますね
GM:ではそんな感じでやっていきましょう
GM:あっこれ対決か!
クリストファー・アレミティ・マイヤーズ:対決!
マナ・マヘアラニ・マイヤーズ:そうよ!
"天空":6dx 失礼しました
DoubleCross : (6R10[10]) → 7[3,3,4,5,6,7] → 7

クリストファー・アレミティ・マイヤーズ:っしゃああ!!
マナ・マヘアラニ・マイヤーズ:低かったので許す
氷見 須晴:奇襲成功した!マナさんに手番パス!
"天空":1メインプロセス進呈してやろう
GM:というわけで


"天空":男との戦闘で砕け、融解した翼が修復されていく。
"天空":──オアフ島 ハウウラ森林保護区。とは最早呼べまい。
"天空":それほどまでに周囲は無残に焼け焦げ、掘り返され、陥没している。
"天空":『────さて』
"天空":大気が震え、声を成した。
"天空":『僕に何か用かな、人間』
"天空":螺旋を描く白亜の胴を持つ怪鳥から、少年の姿へ。
マナ・マヘアラニ・マイヤーズ:「おっと、バレてたか」
マナ・マヘアラニ・マイヤーズ:「もうちょっとあの姿でいてくれたら狙いやすかったんだけどな」
マナ・マヘアラニ・マイヤーズ:少年の背後の瓦礫の影から、巨大な銃を担いで現れる
"天空":「──その様子だと」
"天空":「貴様が──ああ、ロアが世話になっているようだな」
マナ・マヘアラニ・マイヤーズ:「その節はどうも」煙草の煙を吐いて
マナ・マヘアラニ・マイヤーズ:「こっちも、うちの旦那が世話になったね」
"天空":「────何の話だ? と思ったが」
"天空":「見た顔と思えばあの、神の膝元で飛び回る異邦人どもの」
"天空":得心が行ったように。
マナ・マヘアラニ・マイヤーズ:「その名の通り、随分と傲慢ちきな神様みたいね」
"天空":「弱者をかばい、海に落ちた男。感心はする、庇護対象があれでなければな」
"天空":ごう、と風が渦巻き始める。
"天空":「それで? 仇でも討ちに来たか」
マナ・マヘアラニ・マイヤーズ:「仇?死んでないのに?」
マナ・マヘアラニ・マイヤーズ:「勝手にやり返しちゃったら後で拗ねるからなあ、気が進まないかも」
"天空":少し意外そうに眉を上げる。
"天空":「そうだったか? 生憎、よく見て居なくてな」
"天空":「──僕は他の者どもほど人間に変化を強いるつもりはない、それに、今からでも恭順を誓うなら許してやるつもりはある、が」
"天空":「どうにも、頭が高い。まずはそれを矯正してやろうか」
マナ・マヘアラニ・マイヤーズ:「あら、残念」
マナ・マヘアラニ・マイヤーズ:「その姿になれるの、アンタだけって訳でもないんだろ」
マナ・マヘアラニ・マイヤーズ:「人と話す気がある分、他の連中よりは見込みがあるかもと思ったけど」
マナ・マヘアラニ・マイヤーズ:「そういうわけでもなさそうだ」
"天空":「────ふ」
"天空":風が強まっていく。焼け抉れ果て平らになった山林で、舞い上がった泥と木々がその姿を覆い隠す。
"天空":次の瞬間には白亜の鳥に変じていた。みるみる翼長を増大させながら天へと飛び上がる!
マナ・マヘアラニ・マイヤーズ:「けどまあそっちの方が有難いか。見た目だけとはいえ子供に銃を向けるのは気が引けるし」
マナ・マヘアラニ・マイヤーズ:巨大な銃身を構えて
マナ・マヘアラニ・マイヤーズ:「仇を討つ気はさらさらないけど───」
マナ・マヘアラニ・マイヤーズ:「害獣駆除ならお手の物なんでね!」
マナ・マヘアラニ・マイヤーズ:「氷見さん!」無線機に向けて叫ぶ
氷見 須晴:合図を認識し、地面に限りなく近くそして平行に矢を放つ
氷見 須晴:矢はそのまま地面に突き刺さり
氷見 須晴:そのまま、根を張り、ガラスのような花と葉を生やしながら、矢であったものは増えていく
氷見 須晴:UGNによる識別はオリジン:プラント。
氷見 須晴:単一個体から無制限に増殖し、環境を一色に染め上げ、星を汚染する災害
氷見 須晴: 
氷見 須晴:風が、花弁のような何かを舞い上げる
氷見 須晴:一つ一つが対象を捕らえ、喰い尽くすためにあるその器官は
氷見 須晴:指向性をもって空を舞う神に、襲い掛かる
"天空":『────何だ』
"天空":『「それ」は────』
GM:メインプロセスどうぞ
マナ・マヘアラニ・マイヤーズ:「人間の英知だっつーの」
マナ・マヘアラニ・マイヤーズ:「"Trigger set"」
マナ・マヘアラニ・マイヤーズ:マイナーで移動せず
マナ・マヘアラニ・マイヤーズ:レイジングシューターの能力起動。攻撃力+5
マナ・マヘアラニ・マイヤーズ:『code.Tempest』《ダブルウェポン》《ヴァリアブルウェポン》《コンセントレイト:ノイマン》武器3つで"天空"へ攻撃
"天空":来るがいい。小さき者よ。
マナ・マヘアラニ・マイヤーズ:7dx7+1
DoubleCross : (7R10+1[7]) → 10[2,2,5,5,8,9,10]+10[5,7,9]+2[1,2]+1 → 23

マナ・マヘアラニ・マイヤーズ:そこそこ
"天空":13dx+4 回避
DoubleCross : (13R10+4[10]) → 10[1,1,2,5,5,6,6,7,8,8,8,9,10]+9[9]+4 → 23

マナ・マヘアラニ・マイヤーズ:てめー!
"天空":避けました。
マナ・マヘアラニ・マイヤーズ:ロイス切ろっかな
マナ・マヘアラニ・マイヤーズ:天空に畏敬/殺意◯でロイス取って即昇華
マナ・マヘアラニ・マイヤーズ:ダイスを振り足します
GM:どうぞ!
マナ・マヘアラニ・マイヤーズ:23+1dx
GM:d10やで
マナ・マヘアラニ・マイヤーズ:間違い!
マナ・マヘアラニ・マイヤーズ:23+1d10
DoubleCross : (23+1D10) → 23+2[2] → 25

マナ・マヘアラニ・マイヤーズ:最低限
"天空":《空疾る爪》回避達成値+10 シナリオLV回 1判定連続使用可能
"天空":回避成功します。
マナ・マヘアラニ・マイヤーズ:ふざけんな!
"天空":さらに《朧の旋風》
"天空":メインプロセス。
"天空":マイナー《オリジン・レジェンド》 精神達成値シーン中+12
"天空":メジャーアクション(《ハードワイヤード》)《サイレンの魔女》《雷の槍》《MAXボルテージ》
"天空":対象は同一エンゲージに存在している扱いのPC全員だ!
"天空":13dx+22
DoubleCross : (13R10+22[10]) → 10[2,4,4,5,5,6,6,7,7,7,7,9,10]+1[1]+22 → 33

"天空":リアクションをどうぞ
氷見 須晴:素でドッジ
氷見 須晴:2dx
DoubleCross : (2R10[10]) → 5[1,5] → 5

日高ぼたん:ドッジ
日高ぼたん:2dx>=33
DoubleCross : (2R10[10]>=33) → 4[1,4] → 4 → 失敗

マナ・マヘアラニ・マイヤーズ:ドッジ!
マナ・マヘアラニ・マイヤーズ:4dx>=33
DoubleCross : (4R10[10]>=33) → 6[1,5,6,6] → 6 → 失敗

クリストファー・アレミティ・マイヤーズ:ぎゃあああ
クリストファー・アレミティ・マイヤーズ:ドッジ!
クリストファー・アレミティ・マイヤーズ:3dx
DoubleCross : (3R10[10]) → 6[1,5,6] → 6

"天空":4d10+42 装甲無視
DoubleCross : (4D10+42) → 29[9,8,8,4]+42 → 71

マナ・マヘアラニ・マイヤーズ:カバーもらえます?
GM:あっそうだ
GM:ラウンド外なので
GM:行動放棄カバーが可能とします
クリストファー・アレミティ・マイヤーズ:ロア!君の身内の不始末だぞ!
氷見 須晴:カバーします行動放棄で
氷見 須晴:マナさんを
クリストファー・アレミティ・マイヤーズ:マジで!
マナ・マヘアラニ・マイヤーズ:ロアくんは?
GM:使ってもOK
クリストファー・アレミティ・マイヤーズ:動けるならこっちに欲しい!
GM:NPC含めて誰が誰をカバーするか相談してね
日高ぼたん:じゃあ氷見さんがマナさん、ロアくんがクリスくん、私がライフで受けるか
クリストファー・アレミティ・マイヤーズ:じゃあ氷見さんがママン、こっちがロアくんかな
クリストファー・アレミティ・マイヤーズ:おなしゃす!
マナ・マヘアラニ・マイヤーズ:お願いします!
氷見 須晴:カバー了解!
クリストファー・アレミティ・マイヤーズ:ごめんやっぱり
クリストファー・アレミティ・マイヤーズ:ぼたんちゃんにカバーしてもらいます!ロアくん温存!
日高ぼたん:温存!お姉ちゃんに任せて!
クリストファー・アレミティ・マイヤーズ:借りは返す…!
GM:オッケー!
GM:じゃあ140くらいの装甲無視ダメージを受けてくたばってくれよな!
氷見 須晴:そして倍受けて死ぬのでリザレクト
氷見 須晴:氷見 須晴の侵蝕率を+4(1d10->4)した(侵蝕率:67->71)
氷見 須晴:氷見 須晴のHPを-21した(HP:21->0)
氷見 須晴:氷見 須晴のHPを+4した(HP:0->4)
日高ぼたん:くたばリザレクト
日高ぼたん:日高ぼたんの侵蝕率を+2(1d10->2)した(侵蝕率:73->75)
日高ぼたん:日高ぼたんに-22のダメージ!(HP:24->2)
GM:では演出!
"天空":殺到する異星の生命体を吹き払うために風を呼び起こす。
"天空":上昇が止まる。雷が、襲い来る無数の花弁を焼いていく。
マナ・マヘアラニ・マイヤーズ:音声信号を捉えると同時に、携えた3つの武装が変形する
マナ・マヘアラニ・マイヤーズ:マナ・マヘアラニ・マイヤーズが持つ三丁の巨大銃器は、いずれもオーヴァードの使用を想定した『テンペスト』の"秘密兵器"
マナ・マヘアラニ・マイヤーズ:それは、元より"同時に”運用することを想定して開発されたものである。
マナ・マヘアラニ・マイヤーズ:銃身が連結し、埒外の長さの銃身を持つ狙撃銃となって"天空"に狙いを定める。
マナ・マヘアラニ・マイヤーズ:狙うはその翼。嵐の中でも銃口が揺れる様子もなく、天空の化身を地に落とさんと引き金を引き……
クリストファー・アレミティ・マイヤーズ:同時。花弁に紛れて死角から怪物の頚椎へとブーメランが迫る。
日高ぼたん:他方。その銃身に気を取られていたとしたら。もう一つの『破壊』が──
"天空":『────哀れ、地を這う者どもよ』
"天空":同時。
"天空":"天空"より全方位へ、気流の刃が放たれ──
マナ・マヘアラニ・マイヤーズ:発射の反動を流しながら、チッ、と舌打ちを零す
マナ・マヘアラニ・マイヤーズ:23-1d10
DoubleCross : (23-1D10) → 23-9[9] → 14

マナ・マヘアラニ・マイヤーズ:マナ・マヘアラニ・マイヤーズの侵蝕率を+8(侵蝕率:69->77)した
"天空":弾丸を微塵へと砕きながら、今度こそ誰が隠れる隙間すらないほどに、荒野となったハウウラを平らげていく。
"天空":『──────嵐よ』
"天空":『雨よ、風よ、雷よ』
"天空":その名は"天空"(ルミア)。原初に分かたれたもの。
"天空":『天は言祝げ、地はひれ伏せ。ヒトは己の無力を知るがいい』
"天空":『ひとつ。相手をしてやろう』
GM:ミドル戦闘を開始します
氷見 須晴:花弁に似た器官の指向性を書き換え、正面から向かっていった射手を守るように
氷見 須晴:それでも背後から追撃を行った人間を守るにはリソースが足りず
氷見 須晴:己の身を散らせたのだから、ただで済むはずもない
氷見 須晴:「※—※※※—※※」
氷見 須晴:目は、まだ標的から離さない
日高ぼたん:───銃撃は、放たれていない。
日高ぼたん:引き金を弾く、そのただ一瞬。勘とも言うべきなにかに従って。
日高ぼたん:その小さな体で傍らの男子をかばい、気流の刃に全身を切り刻まれて、
日高ぼたん:それでも銃だけは離さず、その君臨者に目を向けている。
GM:エンゲージは以下

(クリストファー[13]、ぼたん[12]、須晴[11]、マナ[9])
10m
("天空"[20])

"サイプレス":「ぎゃわわわわ! 何なのこいつ!めちゃくちゃヤバいじゃん!」
"サイプレス":堡塁代わりの土砂を吹き飛ばされ、ロアの背後から転がり出る。
"サイプレス":「ねえ! なんか言ってたじゃん! 恭順……恭順誓わない? あたいまだ本調子じゃないしさ……」
ロア:「こうなってしまったら腹をくくりなさい」
ロア:"サイプレス"を庇った肉体が再生していく
GM:NPCカードが追加されます。
クリストファー・アレミティ・マイヤーズ:うおお
日高ぼたん:うぉー
マナ・マヘアラニ・マイヤーズ:きたー!
氷見 須晴:NPCカード!
GM

▼"サイプレス"煙管峰翠
《コンセントレイト》《さらなる力》10dx7 達成値20以上でキャラクター一体を未行動に。
ラウンド1回 イニシアチブに使用可能です。

クリストファー・アレミティ・マイヤーズ:博打要素あるけどいい能力もってんな…!
日高ぼたん:いいじゃねぇの…!
マナ・マヘアラニ・マイヤーズ:ありがてえ
氷見 須晴:悪くないぞサイプレスちゃん…!
氷見 須晴:R1!
GM:ではセットアップ!
クリストファー・アレミティ・マイヤーズ:うおおお
クリストファー・アレミティ・マイヤーズ:セットアップなし!
"天空":なし
マナ・マヘアラニ・マイヤーズ:なし!
日高ぼたん:なし!
氷見 須晴:無し!
GM:ではイニシアチブ
"天空":マイナーなし
"天空":メジャー《サイレンの魔女》《雷の槍》《MAXボルテージ》 対象PC全員
"天空":13dx+22
DoubleCross : (13R10+22[10]) → 10[2,2,2,3,4,5,7,8,9,9,10,10,10]+10[8,9,10]+2[2]+22 → 44

日高ぼたん:ドッジしましょう。
マナ・マヘアラニ・マイヤーズ:ドッジ
氷見 須晴:ドッジ
日高ぼたん:2dx>=44
DoubleCross : (2R10[10]>=44) → 6[1,6] → 6 → 失敗

氷見 須晴:2dx
DoubleCross : (2R10[10]) → 10[6,10]+10[10]+7[7] → 27

氷見 須晴:こんなところで回らないで
GM:結構頑張った!
マナ・マヘアラニ・マイヤーズ:4dx>=44
DoubleCross : (4R10[10]>=44) → 10[2,7,10,10]+10[8,10]+7[7] → 27 → 失敗

マナ・マヘアラニ・マイヤーズ:みんながんばってる
クリストファー・アレミティ・マイヤーズ:回避!
クリストファー・アレミティ・マイヤーズ:3dx
DoubleCross : (3R10[10]) → 9[2,3,9] → 9

クリストファー・アレミティ・マイヤーズ:嫌な偏り方すんなあ!
"天空":5d10+42 装甲無視
DoubleCross : (5D10+42) → 32[2,7,6,8,9]+42 → 74

"天空":こいつさっきからダイス強いな……
GM:っていうかさっきからカバー聞く前にダメージ出しちゃってますね どうせ死ぬしいいかなって……(よくはない)
GM:気を付けていくぜ
氷見 須晴:死!リザレクト!
氷見 須晴:氷見 須晴の侵蝕率を+4(1d10->4)した(侵蝕率:71->75)
クリストファー・アレミティ・マイヤーズ:リザ!
クリストファー・アレミティ・マイヤーズ:1d10+82
DoubleCross : (1D10+82) → 1[1]+82 → 83

クリストファー・アレミティ・マイヤーズ:っしゃあ!
日高ぼたん:こちらも受けてリザ!
日高ぼたん:日高ぼたんの侵蝕率を+3(1d10->3)した(侵蝕率:75->78)
日高ぼたん:日高ぼたんのHPを1回復(HP:2->3)
マナ・マヘアラニ・マイヤーズ:ロアくんのNPCカード使います
ロア:誰に庇わせてたことにしますか
ロア:《領域の盾》1/2 氷見さんがマナさんをカバー
マナ・マヘアラニ・マイヤーズ:氷見さん!
"天空": 
"天空":クアァァァァ────…………ン…………
"天空":大気が張り詰めて鳴動する。ぽつぽつと雨が降り始める。
"天空":それは瞬く間に土砂降りの豪雨となって、風の流れが雨粒を煽り、はるか雲上より数珠つなぎの道を作る。
"天空":神の奇跡が起こす、一瞬。
"天空":その、1/1000秒にも満たぬ僅かな時を雷電が駆け抜けた。
"天空":身を焼く電撃。さらにそれを呼び水としたが如き、落雷。
ロア:「があああっ、ふっ……」
ロア:腐っても人ならざる者だ。悲鳴を上げる余裕がある。僅かに雷の経路流れに干渉して、こじ開ける。
氷見 須晴:こじ開けられた隙間に、自分の葉をねじ込む
氷見 須晴:完全に守るとはいかないが、一人くらい免れるだろう
日高ぼたん:「あ   かっ  」焼け付くような電流。塗りつぶすような熱。
日高ぼたん:それを電撃と理解する暇すら無いままに体の反射が悲鳴のような音を漏らした
マナ・マヘアラニ・マイヤーズ:「Fuck!!」必死に動き回り、辛うじて経路の隙間に体を潜り込ませる
マナ・マヘアラニ・マイヤーズ:「クソッ……やっぱ訂正」
マナ・マヘアラニ・マイヤーズ:「災害派遣任務はあんま得意じゃなかったわ」
クリストファー・アレミティ・マイヤーズ:「……!!」
クリストファー・アレミティ・マイヤーズ:声も無く吹き飛ばされ、全身を焼かれる
クリストファー・アレミティ・マイヤーズ:衝撃で上も下もなく転がり、地面に伏せる。
クリストファー・アレミティ・マイヤーズ:(これが……父さんを沈めた敵……!)
クリストファー・アレミティ・マイヤーズ:(……届く気が、しない!!)
"サイプレス":「げふっ……やっ…………」泥の中から顔を出す。
"サイプレス":急造した義手は、既にいかれてしまった。
"サイプレス":「ヤバすぎ────」
GM:イニシアチブ13 アルくんの手番。
クリストファー・アレミティ・マイヤーズ:うおらああ!!
クリストファー・アレミティ・マイヤーズ:ころす!!
クリストファー・アレミティ・マイヤーズ:マイナーでストライクモービルに搭乗!
クリストファー・アレミティ・マイヤーズ:メジャーでコンセ+形なき剣!ブーメランアスピス使って判定!
クリストファー・アレミティ・マイヤーズ:対象は天空!
"天空":きな!
クリストファー・アレミティ・マイヤーズ:射撃攻撃!
クリストファー・アレミティ・マイヤーズ:10dx7+6
DoubleCross : (10R10+6[7]) → 10[1,2,3,4,5,5,6,7,8,10]+3[2,3,3]+6 → 19

クリストファー・アレミティ・マイヤーズ:げええ
クリストファー・アレミティ・マイヤーズ:まじかよ!
"天空":13dx+4 はっはっは
DoubleCross : (13R10+4[10]) → 9[1,1,1,3,4,4,5,5,5,7,7,7,9]+4 → 13

"天空":こっちもよわ!
マナ・マヘアラニ・マイヤーズ:よしよし
クリストファー・アレミティ・マイヤーズ:オラーーッ!
"天空":《空疾る爪》2打目で回避します。
クリストファー・アレミティ・マイヤーズ:上等じゃねえかよ!!
クリストファー・アレミティ・マイヤーズ:荒れ狂う風雨、破壊の限りを尽くす雷撃の中
クリストファー・アレミティ・マイヤーズ:カ シュッ 
クリストファー・アレミティ・マイヤーズ:その暴威の中心、”天空”の爪先を飛来したブーメランが掠める。
クリストファー・アレミティ・マイヤーズ:僅かな傷さえもつかない。ただかすっただけだ。
クリストファー・アレミティ・マイヤーズ:「ハァッ……ハッ……ごほっ」
クリストファー・アレミティ・マイヤーズ:血を吐きながら絶望的な気持ちでそれを見上げる。
"天空":『……? 何だ今のは』
"天空":『攻撃か?』遅れて気づいた様子で。
クリストファー・アレミティ・マイヤーズ:「……ッ!」
クリストファー・アレミティ・マイヤーズ:力なく戻ってきたブーメランを受け止める。
"天空":『──小さいな』
"天空":『受け入れろ、僕の庇護の元の繁栄を』
クリストファー・アレミティ・マイヤーズ:言葉とともに降りかかる圧倒的なレネゲイドの威圧感。
クリストファー・アレミティ・マイヤーズ:雷雨によって掻き立てられる本能的な恐怖心。
クリストファー・アレミティ・マイヤーズ:ついてくるべきでは無かったのかもしれない。
クリストファー・アレミティ・マイヤーズ:足手まといになるだけだったかもしれない。
クリストファー・アレミティ・マイヤーズ:「……それでも……」
クリストファー・アレミティ・マイヤーズ:敵を見上げ、ブーメランの柄を握りしめる
クリストファー・アレミティ・マイヤーズ:「お前が何者でも、母さんとぼたんに手は出させない……!」
クリストファー・アレミティ・マイヤーズ:「……父さんなら、そうする!!」
GM:イニシアチブ12 ぼたんちゃんの手番
日高ぼたん:手番!マイナーはなし!
日高ぼたん:メジャーで【紅牡丹】《Cエンハイ》+《天からの眼》
日高ぼたん:9dx7+7
DoubleCross : (9R10+7[7]) → 10[1,2,2,3,3,4,4,8,10]+5[2,5]+7 → 22

"天空":13dx+4 ドキドキ回避タイム!
DoubleCross : (13R10+4[10]) → 10[1,1,3,4,4,4,5,5,6,8,8,9,10]+3[3]+4 → 17

マナ・マヘアラニ・マイヤーズ:よしよし
日高ぼたん:しゃぁ!
"天空":《空疾る爪》達成値+10
クリストファー・アレミティ・マイヤーズ:このやろう———!
氷見 須晴:切ってきた!
日高ぼたん:コラッ!
日高ぼたん:日高ぼたんに-5(1d10->5)のダメージ!(HP:3->-2) レッドテンペスト反動
日高ぼたん:日高ぼたんの侵蝕率を+2(1d10->2)した(侵蝕率:78->80)
日高ぼたん:日高ぼたんのHPを4回復(HP:-2->2)
ロア:《現実改変》達成値‐20
ロア:HP5に
氷見 須晴:ロア殿!?!?
日高ぼたん:ロア!
クリストファー・アレミティ・マイヤーズ:ロアーーッ
マナ・マヘアラニ・マイヤーズ:ロアくん!
"天空":爪の追加使用なし。命中します。
ロア:少しは仕事をしないとね
日高ぼたん:もー!もー!そういうことするんだから!
日高ぼたん:ダメージ!
日高ぼたん:3d10+22+1d10
DoubleCross : (3D10+22+1D10) → 11[7,3,1]+22+2[2] → 35

日高ぼたん:出目。
日高ぼたん:装甲有効です…
日高ぼたん:日高ぼたんの侵蝕率を+4した(侵蝕率:80->84)
"天空":軽減なし! とはいえ結構健在です。
"天空":あ、忘れてた
日高ぼたん:おっと。
"天空":《超人的弱点:銃》ダメージ+10
日高ぼたん:なーるほどね。
日高ぼたん:では演出。
日高ぼたん:「……………」空を見上げる。
日高ぼたん:風に割かれ、雷に焼かれ、豪雨が体を叩きつける。
日高ぼたん:昔にもこんな事があったな、と思った。
日高ぼたん:疲れ果て、空を見上げて、とても暗い空を見た。
日高ぼたん:───だけれど。
日高ぼたん:今は視界を塞ぐ木々はない。空を白が君臨し、鉛の雲が敷き詰められていたとしても。
日高ぼたん:「………かふっ」
日高ぼたん:舌が戻る。空気を取り入れる。指が、動く。
日高ぼたん:仰向けに見る空はどれだけ暗くとも、塗りつぶす黒よりは明るいから。
日高ぼたん:雨の音が、風の音が、雷の音が耳朶を打つ。
日高ぼたん:それはけして、覇者の操る音だけではなく。
日高ぼたん:ブーメランの風切り音が聞こえる。水たまりを蹴る音が聞こえる。
日高ぼたん:聞き覚えのある誰かの声が聞こえる。だから。
日高ぼたん:「すぅ」吸う動作を2回。
日高ぼたん:「はぁ」吐く動作を3回。
日高ぼたん:泥に体を横たえた、黒の鉄が屹立する。
日高ぼたん:雨に、風に、雷の中に。
日高ぼたん:風の音が交じる。それは銃の周りを逆巻いて、その射線にたった数センチの凪を作る。
日高ぼたん:暗く、重く、沈む世界を
日高ぼたん:「光で、照らして、あげましょう」
日高ぼたん:世界を塗りつぶす暴風に。
日高ぼたん:──引き金を弾く。
日高ぼたん: 
日高ぼたん『紅の嵐』(レッド・テンペスト)が、空の支配に異を唱える。
日高ぼたん:雨でも風でも雷でもない、火が轟音とともに鉄を放つ。
日高ぼたん:それは、まるで見当違いのように、花火のように打ち上げられ──
"天空":見当違いの方角へ放たれた、防ぐ必要もない弾丸。
ロア:────そうではないことを、君だけが知っている。
日高ぼたん:そうだ。暴風だというのならそれに乗ろう。それが出来ることを知っている。
GM:空で激突が起きた。不可視の壁が砕け、放射状にこの世ならざる極彩色の力場が現出する。
"天空":『────!』
日高ぼたん:まるで魔法のように、あるいは当たり前の技術のように。空を彩る弾丸をそらして。
日高ぼたん天空(そら)に、届く。
"天空":風を掴む四枚の翼のうち一つが、砕ける。
クリストファー・アレミティ・マイヤーズ:「……!」
クリストファー・アレミティ・マイヤーズ:轟音の出どころを振り向く
クリストファー・アレミティ・マイヤーズ:「ぼたん!」
日高ぼたん:「うん」
日高ぼたん:「ちゃんと見たよね、クリスくん」
日高ぼたん:泥に塗れた体でようように立ち上がる、幽鬼のような姿が、あまりにも暴力的に現実的な銃を握っている。
日高ぼたん:「届いて、当たる」
日高ぼたん:「なら、倒せる」
クリストファー・アレミティ・マイヤーズ:「……はい」
クリストファー・アレミティ・マイヤーズ:泥のついた頬をぬぐって、立ち上がる
クリストファー・アレミティ・マイヤーズ:「家族(ぼくたち)なら、やれます」
マナ・マヘアラニ・マイヤーズ:「ハッ、相変わらず……」動き回りながら、翼が落ちる様を目に止め
マナ・マヘアラニ・マイヤーズ:「依怙贔屓が過ぎるんじゃないの?神様ってのは」ひとりごちる
氷見 須晴:先ほどは、軽く冷やかしたりもしてみたが
氷見 須晴:日高殿の顔を見ていると、ロア殿が気に入るのも、少しわかる気がする
マナ・マヘアラニ・マイヤーズ:「ま、見る目があるってところは褒めてあげるけどね」
クリストファー・アレミティ・マイヤーズ:力が湧いてくるのを感じながら
クリストファー・アレミティ・マイヤーズ:足元の水面にボードを走らせる。
"天空":『厄介だ。あの男が言っていたのは、『これ』か──』
"天空":豪然たる空の王がようやく、君たちを『敵』と認識する。
日高ぼたん:こちらは最初から、目をそらす余裕など無い。
日高ぼたん:ただ、狙撃手としての慣れ。それが、相手がこちらを認識することを感じた。だから
日高ぼたん:「…………頭が、高いですよ」
日高ぼたん:「不遜ですね」
日高ぼたん:吹けば飛ぶようなか細い少女が、王を見た。
ロア:「そうだとも」
ロア:闇色の断面から修復されていく肉体を起こす。
ロア:「大きな顔をするものじゃない。廃屋の屋根ごときが」
GM:イニシアチブ11 氷見さんの手番
氷見 須晴:いきます
氷見 須晴:マイナーなし、メジャー
氷見 須晴:「Paradisus speflos」(赫き弾L5)ATK+10、HP-2、コスト2
氷見 須晴:対象は天空
氷見 須晴:5dx+10+11+10+3
DoubleCross : (5R10+10+11+10+3[10]) → 9[5,6,7,8,9]+34 → 43

"天空":13dx+4 ドッジ
DoubleCross : (13R10+4[10]) → 10[1,1,3,4,4,6,7,8,8,9,9,9,10]+7[7]+4 → 21

氷見 須晴:怖い怖い怖い
"天空":エフェクトの使用などはありません。命中します。
マナ・マヘアラニ・マイヤーズ:素で回してこないで
氷見 須晴:5d10+1d10+21
DoubleCross : (5D10+1D10+21) → 36[8,9,8,3,8]+5[5]+21 → 62

氷見 須晴:HP4→2
氷見 須晴:侵蝕率75→77
氷見 須晴:装甲ガード有効です
"天空":でかっ……
マナ・マヘアラニ・マイヤーズ:えらいぞおじいちゃん!
"天空":《空蝉》ダメージを0に
クリストファー・アレミティ・マイヤーズ:っしゃあ!
クリストファー・アレミティ・マイヤーズ:ぐえー!
氷見 須晴:wtf!?
"天空":ふはは
マナ・マヘアラニ・マイヤーズ:許せねえ…
日高ぼたん:この天空野郎…
氷見 須晴:演出入れてもOKです?
GM:どうぞ!
氷見 須晴:日高殿の一撃で、再び前に進む力を取り戻していくアル殿を見る
氷見 須晴:ロア殿といい、アル殿といい、日高殿には人を惹きつける魅力があるようだ
氷見 須晴:きっと、飛行機の飛んできた地でも、彼女はその魅力でたくさんの人を魅了してきたのだろう
氷見 須晴:※※※
氷見 須晴:さて、俺は俺のやることをしなければ
氷見 須晴:姿勢よく弓を構え、弦を引き、手を離す。それの繰り返し
氷見 須晴:どれか一つでも届けば、その枝は即座に天空の神を喰おうと襲い掛かるものではある、が
"天空":『────その、矢を』
"天空":『こちらへ向けるな』
"天空":忌避感を滲ませた声が届く。
"天空":君たちを打ち据え続けていた風が、雷が。
"天空":新たな矢が放たれるたび、氷見須晴への邀撃に向けられていく。
氷見 須晴:フォークで突き刺そうとしたものがすり抜けるかのように、矢は届かない
氷見 須晴:だが、矢が放たれるたびにその攻撃がこちらに向くというのであれば
氷見 須晴:先ほど、届かなかった弾を思い出す
氷見 須晴:——今であれば
クリストファー・アレミティ・マイヤーズ:(はじめて”守った”……ダメージを恐れてる?)
クリストファー・アレミティ・マイヤーズ:(ぼたんの攻撃は、効いてる!)
クリストファー・アレミティ・マイヤーズ:「母さん!!」
"天空":悉くの矢が折れ、ねじ切れ、打ち払われ。天空に君臨するのは一柱。
"天空":『────二度目はない』
GM:イニシアチブ9 マナさんの手番
マナ・マヘアラニ・マイヤーズ:「───それは」
マナ・マヘアラニ・マイヤーズ:「こっちの台詞だ、鳥野郎」
マナ・マヘアラニ・マイヤーズ:マイナーで戦闘移動。"天空"へエンゲージ
マナ・マヘアラニ・マイヤーズ:メジャー『至近距離で撃ちまくる』、《ダブルウェポン》《ヴァリアブルウェポン》《コンセントレイト:ノイマン》《零距離射撃》武器3つで攻撃
GM
(クリストファー[13]、ぼたん[12]、須晴[11])
10m
("天空"[20]、マナ[9])

マナ・マヘアラニ・マイヤーズ:9dx7+1
DoubleCross : (9R10+1[7]) → 10[1,2,3,5,8,8,9,10,10]+10[2,5,6,6,10]+6[6]+1 → 27

"天空":13dx+4 ウオオ!
DoubleCross : (13R10+4[10]) → 10[1,1,2,2,3,3,3,4,8,9,9,9,10]+6[6]+4 → 20

マナ・マヘアラニ・マイヤーズ:よっしゃ!
"天空":それは……当たる!
"天空":ダメージどうぞ!
氷見 須晴:回さないでくれ怖い
日高ぼたん:君さっきから回避ダイスが怖い
マナ・マヘアラニ・マイヤーズ:3d10+45
DoubleCross : (3D10+45) → 8[6,1,1]+45 → 53

マナ・マヘアラニ・マイヤーズ:諸々有効。超人的弱点は乗りますか?
"天空":乗ります。63ダメージ!
"天空":瀕死です。ゲージ1ドットくらい
マナ・マヘアラニ・マイヤーズ:もうちょい!
クリストファー・アレミティ・マイヤーズ:うおおおお
日高ぼたん:お眠り遊ばせ!
氷見 須晴:あと少し!
マナ・マヘアラニ・マイヤーズ:ド ォ ン   ド ォ ン
マナ・マヘアラニ・マイヤーズ:"天空"の真下から連続して轟音が響く
マナ・マヘアラニ・マイヤーズ:その音に注意を向けた次の瞬間には
マナ・マヘアラニ・マイヤーズ:ズシリ、と
マナ・マヘアラニ・マイヤーズ:天空の君臨者の背に、感じたことのない重量がのしかかる
マナ・マヘアラニ・マイヤーズ:「やっと届く高さまで降りてきたね」
"天空":『────!』
マナ・マヘアラニ・マイヤーズ:それは、単純な跳躍
マナ・マヘアラニ・マイヤーズ:嵐の防御が一点に集中した隙を突いて接近し、巨銃の反動を推進剤代わりに
"天空":────それが『弾道』である限り。
マナ・マヘアラニ・マイヤーズ:その足を天空に届かせた
"天空":逸らすことができる。弾くことができる。『航海』を持つロアとの力比べになれば、当然こちらが強い。
"天空":その、はずだった。
"天空":その銃口は、今。
マナ・マヘアラニ・マイヤーズ:再び三丁に分裂した愛銃の銃口、その全てが
マナ・マヘアラニ・マイヤーズ:"天空"の残る三枚の翼に向けられる
"天空":『馬鹿、な』
"天空":翼が震える。風が猛る。あとほんのわずかな時間で、マナの肉体を跡形もなく切り刻むだろう。
マナ・マヘアラニ・マイヤーズ:「成程、台風の目ね。アンタ、生まれてこの方雨風に当たったことがないと見た」
マナ・マヘアラニ・マイヤーズ:「たまには体いっぱいに浴びてみるのも良いもんだよ。もっとも……」
マナ・マヘアラニ・マイヤーズ:「こいつは弾丸の嵐〈Red tempest〉だけどな!」
マナ・マヘアラニ・マイヤーズ:白亜の翼めがけて、銃口が一斉に火を吹く!!
マナ・マヘアラニ・マイヤーズ:14-1d6
DoubleCross : (14-1D6) → 14-4[4] → 10

マナ・マヘアラニ・マイヤーズ:マナ・マヘアラニ・マイヤーズの侵蝕率を+10(侵蝕率:77->87)した
"天空":"天空"の攻撃に要するわずかな時よりも、その弾丸は早く、引鉄は致命。
"天空":3枚の翼が抉られ、弾け、風の軌道を乱れさせながら地上へと墜落する!
マナ・マヘアラニ・マイヤーズ:「ぐっ……!」墜落の衝撃で投げ出され
マナ・マヘアラニ・マイヤーズ:起き上がり見上げた先、土煙の向こうに、たしかにそれを確認する
"天空":「ふっ、はは、ははははは」
"天空":「こんな────こんなことが」
"天空":再び少年の姿へと戻った"天空"が、傷だらけで笑う。
マナ・マヘアラニ・マイヤーズ:堕ちた神を穿つ、それは──────
GM:イニシアチブ
氷見 須晴:NPCカード「サイプレス」の使用を宣言したいです
氷見 須晴:対象は須晴に
"サイプレス":よしきた!
"サイプレス":《コンセントレイト》《さらなる力》対象すばるん!
"サイプレス":10dx7>=20
DoubleCross : (10R10[7]>=20) → 10[1,1,3,4,4,5,6,6,8,9]+10[6,10]+5[5] → 25 → 成功

氷見 須晴:できる子だ!
"サイプレス":へっへっへ~!
クリストファー・アレミティ・マイヤーズ:かしこい!
クリストファー・アレミティ・マイヤーズ:かわいい!
クリストファー・アレミティ・マイヤーズ:サイプレス!
"サイプレス":あたいは天才だからな~~
"サイプレス":演出行きます
"サイプレス":破壊され、ほとんど機能不全に陥った義手に握らせたスプレーガンを向ける。墜落した"天空"へ。
"サイプレス":「いよっし! くたばれーー!!!」
"天空":腕を振るのに伴って、一陣の風、霧は吹き散らされる。
"サイプレス":────が。
"サイプレス":「は、いい具合に散った──」
"サイプレス":毒ではない。ソラリス能力と機械化臓器(ハードワイヤード)により体内合成した成長促進剤!
氷見 須晴:地面には、先ほど天空自身が厭い吹き飛ばした花
氷見 須晴:そのままでも十分その成長速度は脅威
氷見 須晴:加えて
氷見 須晴:「なるほど、どうやら栄養剤としての質はたしからしいな」
"サイプレス":「あったり前の前!」
氷見 須晴:どうやら、相性はわるくなかったらしい
氷見 須晴:イニシアチブもらいます
氷見 須晴:マイナー無し、メジャーは必中の弓を使用した射撃攻撃、エフェクトの宣言はありません
氷見 須晴:対象は天空
氷見 須晴:5dx+34
DoubleCross : (5R10+34[10]) → 6[3,3,5,5,6]+34 → 40

"天空":13dx+4 うおおおかわせピカチュウ!
DoubleCross : (13R10+4[10]) → 10[5,5,5,6,6,8,8,9,9,9,10,10,10]+10[2,3,10]+5[5]+4 → 29

氷見 須晴:怖いなあ!!
マナ・マヘアラニ・マイヤーズ:怖いことしないで
日高ぼたん:おとなしくしてて
"天空":おしい
クリストファー・アレミティ・マイヤーズ:ヒエッ
"天空":命中します。ダメージどうぞ!
氷見 須晴:6d10+11 もろもろ有効
DoubleCross : (6D10+11) → 34[6,5,7,2,9,5]+11 → 45

"天空":残HP……
"天空":2でした! 戦闘不能です!
日高ぼたん:やったー!
マナ・マヘアラニ・マイヤーズ:復活は……?
"天空":なし!
氷見 須晴:よし!
マナ・マヘアラニ・マイヤーズ:やったー!
氷見 須晴:墜ちてきた神と、糸杉の少女の援護にほのかな歓喜を乗せて
氷見 須晴:先ほど、神自身が叩き落した矢、否すでに根付き、硝子のような花と葉をつけた枝を、殺到させる
"天空":「──見くびりすぎていたよ」
氷見 須晴:すでに何千、何万、何億と繰り返した光景
氷見 須晴:人間の言葉で例えるならば、それは
氷見 須晴:——スプーンで皿の上のものを掬い上げるように
氷見 須晴:その根を、枝を、突き立てる
"天空":風の刃が錬れて舞う。雷が弾ける。だが、絶大な力を意のままに振るう"世界天蓋"は砕かれた。
"天空":無限の破砕と成長の狭間で、やがて木々は生まれた綻びを──貫く。
"天空":「こほっ・・・」少年が背を丸め、口元から血が零れる。
"サイプレス":「ま────」
"サイプレス":「マジでやった!? アレを……」
"サイプレス":驚愕の表情で、君たちと"天空"を見比べている
氷見 須晴:サイプレスのほうに顔を向け、少しだけ口元を緩め
氷見 須晴:その後表情を戻しつかつかと少年のほうに歩いていく
"天空":表情は不敵だが、四肢からだらりと力が抜け、もはや命脈尽きかけているのが、君には感じ取れる。
氷見 須晴:「…こんな時でも、表情は『そう』あるのか」
"天空":「否、死にゆく時であるからさ」
"天空":喉をこみ上げる血に咽ながら。
氷見 須晴:ーー
氷見 須晴:死にゆく人間の顔は、見慣れてきた
"天空":「君たちの知る、戻って来れなかったものが衝動を手放す瞬間が、時に死であるように。神がその役割から外れるのは、ヒトに討たれた時なのだろう」
氷見 須晴:その中には、眼前の神と同じ表情をするものもいたのは、記憶している
氷見 須晴:恐怖や、まだ生きていたいという渇望であれば、まだ理解はできたのだが
"天空":「────なれば、貴様たちを祝福しようとも」
氷見 須晴:その表情が意味するところは、いまだ答えを見つけられそうにない
氷見 須晴:「祝福」
氷見 須晴:今彼がやらんとしていることを機械的に復唱する
"天空":「僕の手を離れた、ヒトの、行く末を」
"天空":途切れがちに、話す。
"天空":「空から見ている、ということだ」
氷見 須晴:「……」
"天空":微笑む。それは、単なる祈り以上の意味を持たぬ言葉だ。
氷見 須晴:※ー※ーー※
氷見 須晴:「また、昇るのか」
"天空":"天空"は消滅する。この世に真実の神などなく、彼は神話(レジェンド)から生まれた、ただのレネゲイドビーイングであるから。
"天空":「そうとも」
"天空":それを分からぬわけでもないだろうに。
"天空":君の言葉を肯定し、こと切れる。
"天空":同時、彼を中心に、君たちへと清冽な突風が吹いた。
氷見 須晴:わからんな、という言葉は、おそらくその風に乗ってかき消えた
クリストファー・アレミティ・マイヤーズ:「……お」
クリストファー・アレミティ・マイヤーズ:「わ、った……?」
マナ・マヘアラニ・マイヤーズ:「ああ」アルの肩にぽんと手を乗せ
日高ぼたん:「………みたい、だね」
マナ・マヘアラニ・マイヤーズ:「私達の、勝ちだ」
日高ぼたん:「…………」構えた銃を、下ろす。
日高ぼたん:空いた両手を合わせて。
日高ぼたん:堕ちた空に、黙祷を捧げた。


GM:1体のエネミーに勝利したので
・そのシーンの調達達成値に一度だけ+5
・ランダムでアイテムを獲得
・PC1人の侵蝕率を1D10回復
から1つ選択して適用してください

クリストファー・アレミティ・マイヤーズ:じゃあ調達判定を!
クリストファー・アレミティ・マイヤーズ:いただきます!
GM:OK!
クリストファー・アレミティ・マイヤーズ:あ、調達ボーナスをもらう!ということ!
GM:理解しました。そしてこちらもやっていきましょう


GM:----------------------------------------
GM:◆Meanwhile/XXVSXX◆
GM:----------------------------------------
GM:choice[礫砂,岳脈,沃土,殻獣,陽光,ノートルダム]
DoubleCross : (CHOICE[礫砂,岳脈,沃土,殻獣,陽光,ノートルダム]) → ノートルダム

GM:うわっ
GM:choice[礫砂,岳脈,沃土,殻獣,陽光]
DoubleCross : (CHOICE[礫砂,岳脈,沃土,殻獣,陽光]) → 礫砂

GM:"ノートルダム"VS"礫砂(オネ)"
GM:choice[A,A,A,A,B,B,B,B,B]
DoubleCross : (CHOICE[A,A,A,A,B,B,B,B,B]) → B

GM:今度こそノートルダムが脱落し、"礫砂"の勝利です
GM:choice[岳脈,沃土,殻獣,陽光,波児] 波児入れ忘れてました
DoubleCross : (CHOICE[岳脈,沃土,殻獣,陽光,波児]) → 波児

GM:choice[岳脈,沃土,殻獣,陽光]
DoubleCross : (CHOICE[岳脈,沃土,殻獣,陽光]) → 陽光

GM:波児・マレキュールVS"陽光(トト)" 特殊条件を満たしたことにより陽光自動勝利となります。


GM:シーン終了 ロイス・購入可能
氷見 須晴:ロイス保留
氷見 須晴:購入は…応急で、ボーナスは使いません
氷見 須晴:オートで紡ぎの魔眼宣言します
氷見 須晴:氷見 須晴の侵蝕率を+1した(侵蝕率:77->78)
氷見 須晴:5dx
DoubleCross : (5R10[10]) → 8[1,3,4,6,8] → 8

氷見 須晴:以上です
クリストファー・アレミティ・マイヤーズ:保留!
クリストファー・アレミティ・マイヤーズ:購入行きます!PDW!
クリストファー・アレミティ・マイヤーズ:6dx+1
DoubleCross : (6R10+1[10]) → 8[1,1,3,3,8,8]+1 → 9

クリストファー・アレミティ・マイヤーズ:ヤバいくらいダメ!
クリストファー・アレミティ・マイヤーズ:以上!
日高ぼたん:ロイス保留!購入はフルオートショットガン!
日高ぼたん:3dx+2>=20
DoubleCross : (3R10+2[10]>=20) → 9[1,3,9]+2 → 11 → 失敗

日高ぼたん:先程の購入判定+5を貰って、財産4入れて成功に!
日高ぼたん:日高ぼたんの財産点を-4した(財産点:6->2)
日高ぼたん:マナさんにパスして以上です!
マナ・マヘアラニ・マイヤーズ:ありがとー!ママは幸せものだな~~
マナ・マヘアラニ・マイヤーズ:ロイス保留!
マナ・マヘアラニ・マイヤーズ:じゃあフラググレネード狙います。コネ:手配師使用
マナ・マヘアラニ・マイヤーズ:6dx+1>=12
DoubleCross : (6R10+1[10]>=12) → 9[1,1,2,4,5,9]+1 → 10 → 失敗

マナ・マヘアラニ・マイヤーズ:げー!
マナ・マヘアラニ・マイヤーズ:ダメでした。以上!
GM:残念!

【Others VS Others】

GM:マウイ島 ハレアカラ
アントネッラ:「ぬおおお!?」
アントネッラ:高い悲鳴の主は、やせ細った長身の女。
アントネッラ:金髪にトルコ玉を編み込み、全く以てぶかぶかの男性用のコートを羽織っている。手には皮張りの古めかしい書。
アントネッラ:彼女の名はアントネッラ・フォン・ガルディーニ。危険なレネゲイドアイテムを封印する秘密結社、ノートルダム財団の総帥。
アントネッラ:──世界災厄を予見する『予言書』の継承者でもある。
"礫砂":彼女を襲うのは、巨大な砂嵐。
"礫砂":それが駆け抜けるとともに、岩山に巨大な爪痕を刻んでいく。
アントネッラ:「圏界が──8。いや、残り7つか?」
アントネッラ:「書の予言が不確かになっていたのは、あるいは入り乱れた運命のどれもが巨大すぎて、紐解くのが困難となっているのか」
アントネッラ:「或いは我が命脈が途絶えるからか。せめて前者であって欲しいものだ……が」
アントネッラ:肉体を黒色の雷へと変じて砂塵を回避しながら、砂嵐へと雷撃の渦を叩き込む。
アントネッラ:同時、直前まで立っていた大地が裂け、山が崩れた。
アントネッラ:繰り返しだ。凄まじい集中力を以て、砂嵐と交錯する一瞬にレネゲイドを帯びた雷を刻み続ける。蒼白な顔色が、その戦いがいかに薄氷の上に成り立つのかを教えていた。
アントネッラ:「……伝えねばならん。神に立ち向かう者たちに」
アントネッラ:「本質を見誤るな、この事件────」
アントネッラ:回転擦過しあらゆるものを削り取る砂の刃を、また紙一重で躱す。
"礫砂":『……』
"礫砂":初めて砂嵐が、麻痺するように動きを止めた。
アントネッラ:ばちり、ばち、ばち。
アントネッラ:帯電が続いている。
アントネッラ:「ふ」
アントネッラ:「ノートルダムの頂点の資質は予言の力ではない。書の継承者が財団外部の人間だったことなど、史上幾度もある」
アントネッラ:指を鳴らす。
アントネッラ:轟音と共に閃光が迸り、砂嵐が霧散した。
アントネッラ:「ゆぅえに!」
アントネッラ:「故に! 比類なき魔術の力こそ、我の総帥たる証よ! なっはっは! っは!!」
アントネッラ:ぜえぜえと息を切らして膝をつきながらも、やけくそめいた大口で笑う。
アントネッラ:──ふと。
アントネッラ:不穏を感じ、背後を振り返った。
"礫砂":砂嵐が今度は二つ。魔術師へと迫っている。
アントネッラ:「んな──」
アントネッラ:予言書を開いた。
アントネッラ:証ある者にのみ語り掛ける『真レ・サンテュリ』。記述が、何も読み取れない。


GM:ハワイ島 チェーン・オブ・クレーターズ・ロード
波児・マレキュール:「────『鳥』『蜘蛛』……あたりは分かる。だが」
波児・マレキュール:「『アルマジロ』を見た。あれは、どうなんだ? 妙だろう」
波児・マレキュール:ぶつぶつと口にしながら、手にした白柱を引きずる。
"陽光":ヂカ、と虚空で何かが光った。
波児・マレキュール:一手早く出現したカーブミラーがレーザーを跳ね返す。
波児・マレキュール:「貴様もその類だ」
波児・マレキュール:《ワーディング》
波児・マレキュール:大気がわずかに青灰色に沈む。火成岩の荒野が均され、無数の交通標識が突き立つ。
波児・マレキュール:かつて王が神を名乗っていた頃、法(ルール)は信仰と同じものだった。
波児・マレキュール:否、今でも。
波児・マレキュール:人々に共有された世界観。『他人も同じ法則に生きている』という理解の上に成り立つという意味では、あるいは法は現代の神話よりよほど信仰じみているかもしれない。
波児・マレキュール:ルールが成り立つのは、他者もルールを理解しているという前提があるから。
波児・マレキュール:そして交通という世界観は、閉じた世界の境界を破壊して繋げ、価値を相対的なものへと貶める。
波児・マレキュール:────故に神秘殺し。
波児・マレキュール:じろりと視線を向けた先、空に溶けるように潜んでいた赤い蛇の姿が浮き上がる。
"陽光":鱗の一部は七色に輝いており、空を泳ぐように波児の周囲を旋回し始めた。

波児・マレキュール:「いにしえのポリネシアに蛇はいない」
波児・マレキュール:核心を口にする。
波児・マレキュール:「貴様たちがタンガロアの世界創生をモチーフにした神話顕現(オリジン・レジェンド)だとして────ならばなぜその姿で現れた?」
波児・マレキュール:局長がこの乱痴気騒ぎにぎりぎりまで気付けなかったのは、この蛇が痕跡を消していたからだ。
波児・マレキュール:【神性圏界(ドミニオン)】を発生させ得るほどの『強い神』そう、強大な神だ。あの少年神──ロアとは違う。
波児・マレキュール:人の動きを警戒し隠れ潜むなど、本来あっていい筈がないのだ。そのように顕現する神ならジャームではない。
波児・マレキュール:(何かがある。ただの神話災害ではない──何かが)
波児・マレキュール:問うたのは、自らの思考を整理するためだ。
波児・マレキュール:答えを期待してのものではない。だが。
"陽光":『未来がひとつになる前に、過去をひとつにするのさ』
"陽光":果たして、蛇は舌を震わせながらそんな事を言った。
波児・マレキュール:──ように、思えた。
波児・マレキュール:実際には空気は揺れていない。音は、発せられていない。
波児・マレキュール:それを疑問に思う間もなく、直後。
波児・マレキュール:ぐるりと視界が裏返り。

middle#5

GM:----------------------------------------
GM:◆middle#5◆
GM:----------------------------------------
GM:わくわくGM判定フェイズです
GM:シークレットダイス
GM:シークレットダイス
GM:シークレットダイス
GM:マジ?
GM:ああいや、そうか(ルールを呼んでいる)
GM:シークレットダイス
GM:シークレットダイス
GM:シークレットダイス
GM: 
GM:お待たせしました、PC側の判定です
クリストファー・アレミティ・マイヤーズ:うわーーっ
GM

▼情報判定
使用技能は任意の〈情報:〉

≪拠点確保≫ 難易度6 成功で全員侵蝕率を-1d6可
≪物資探索≫ 難易度9 成功で全員侵蝕率を-1d6可
≪索敵≫ 難易度不明 周辺のエネミーを発見する
┗≪情報収集≫(≪索敵≫によるエネミー発見後) 達成値6/9/15でそれぞれ情報開示

▼行動判定
PCの行動回数はリセットされるが情報判定と同ラウンド扱い。
発見した各エネミーに対していずれかひとつを実行可能。

≪奇襲≫(〈知覚≫でエネミーと対決)
≪懐柔≫(〈意志≫で判定)
≪逃走≫(〈回避≫で判定)

クリストファー・アレミティ・マイヤーズ:なんなんだ畜生ーッ
クリストファー・アレミティ・マイヤーズ:出ます!
クリストファー・アレミティ・マイヤーズ:1d10+86
DoubleCross : (1D10+86) → 7[7]+86 → 93

クリストファー・アレミティ・マイヤーズ:ぐげげ
氷見 須晴:でます
氷見 須晴:氷見 須晴の侵蝕率を+7(1d10->7)した(侵蝕率:78->85)
氷見 須晴:う、ちょっと高い
マナ・マヘアラニ・マイヤーズ:マナ・マヘアラニ・マイヤーズの侵蝕率を+6(1D10->6)(侵蝕率:87->93)した
日高ぼたん:日高ぼたんの侵蝕率を+2(1d10->2)した(侵蝕率:84->86)
日高ぼたん:省エネ。
クリストファー・アレミティ・マイヤーズ:ママと仲良しだ~~
マナ・マヘアラニ・マイヤーズ:いえ~い
マナ・マヘアラニ・マイヤーズ:仲良し親子でーす
GM:たいへん心温まる光景
クリストファー・アレミティ・マイヤーズ:でもっておなじみのブーメラン索敵!
氷見 須晴:いけいけー
マナ・マヘアラニ・マイヤーズ:がんばれアル~!
クリストファー・アレミティ・マイヤーズ:噂話!
クリストファー・アレミティ・マイヤーズ:6dx+6
DoubleCross : (6R10+6[10]) → 9[1,2,8,8,8,9]+6 → 15

GM:お強い……
マナ・マヘアラニ・マイヤーズ:がんばった!
クリストファー・アレミティ・マイヤーズ:財産入れて20にする…!
GM:マジのやつだ
クリストファー・アレミティ・マイヤーズ:ここは念を入れとくところだと思う
クリストファー・アレミティ・マイヤーズ:侵蝕は94!財産は3だ
マナ・マヘアラニ・マイヤーズ:こっそりためてたおこづかいを…!
GM:では発見できたエネミーは2体!
氷見 須晴:アル殿に感謝…
GM

"岳脈(イーヴィ)"
"沃土(アヴァエ)"
以上となります

クリストファー・アレミティ・マイヤーズ:じゃあ氷見さん
クリストファー・アレミティ・マイヤーズ:いつものごとくよろしく!
氷見 須晴:了解!!
氷見 須晴:情報集めますー
氷見 須晴:オートで紡ぎの魔眼宣言
氷見 須晴:6dx+1 情報UGN
DoubleCross : (6R10+1[10]) → 10[4,7,7,8,8,10]+10[10]+1[1]+1 → 22

GM:つっよ
氷見 須晴:めっちゃ回った
日高ぼたん:強い
クリストファー・アレミティ・マイヤーズ:っしゃあー!
クリストファー・アレミティ・マイヤーズ:完璧
クリストファー・アレミティ・マイヤーズ:達成値20コンビだぜ~~
クリストファー・アレミティ・マイヤーズ:オラッ!全て吐け!!
マナ・マヘアラニ・マイヤーズ:最高
マナ・マヘアラニ・マイヤーズ:うちの庭に住んでいいよ
日高ぼたん:潮風凄そう
氷見 須晴:すまない、日本のあいつが忘れられないんだ…
クリストファー・アレミティ・マイヤーズ:(庭はいいんだ…)
日高ぼたん:人妻と未亡人で関係性にならないで。
GM:情報を開示していきます……
GM

"岳脈(イーヴィ)" 行動値12
探知難易度3 知覚判定4dx 懐柔判定17 逃走判定15
サラマンダー
情報:
第三に分かたれたメロフェティア。山の化身。熱質量にて蹂躙する噴火の相。
タンガロアの肉体から抜き取られた骨の変じたもの。劫炎を上げる狩猟動物の姿を取る。
闘争と再生による淘汰選択を重んじ、メロフェティアたちの闘いを楽しむ。
主力エフェクト:《苛烈なる熱気》《災厄の炎》

"沃土(アヴァエ)" 行動値10
探知難易度6 知覚判定5dx 懐柔判定13 逃走判定11
オルクス/ソラリス/ブラム=ストーカー
情報:
第四に分かたれたメロフェティア。大地の化身。恵みを与え、産み殖やす繁茂の相。
タンガロアの筋肉が変じたもの。紅色の糸で編まれた毬のような姿を取る。自らが産み出した生物と交配させることであまねく生命を新たなステージへ導こうとしている。
特殊情報:
ランダムイベント『ランダムでエネミーを強化』によりステータスが強化されています
主力エフェクト:《黄昏の支配者》《赤色の従者》

マナ・マヘアラニ・マイヤーズ:やべ~
日高ぼたん:やばわよ。
氷見 須晴:わあ
クリストファー・アレミティ・マイヤーズ:こわすぎる
日高ぼたん:とりあえず拠点確保!情報噂話!
日高ぼたん:3dx+1>=6
DoubleCross : (3R10+1[10]>=6) → 8[3,7,8]+1 → 9 → 成功

日高ぼたん:成功。
クリストファー・アレミティ・マイヤーズ:えらい!
日高ぼたん:ふんす!
マナ・マヘアラニ・マイヤーズ:さすが!
氷見 須晴:さすがぼたんちゃん!
GM:では侵蝕を1d6下げてもいいよ!
マナ・マヘアラニ・マイヤーズ:こっちも判定します
マナ・マヘアラニ・マイヤーズ:物資探索 コネ:裏社会使用
マナ・マヘアラニ・マイヤーズ:5dx+1>=9
DoubleCross : (5R10+1[10]>=9) → 10[2,3,8,8,10]+1[1]+1 → 12 → 成功

マナ・マヘアラニ・マイヤーズ:よし!
氷見 須晴:ママすごい!
GM:お見事!
マナ・マヘアラニ・マイヤーズ:侵食下げまーす
氷見 須晴:下げますー
日高ぼたん:下げまーす
マナ・マヘアラニ・マイヤーズ:93-2d6
DoubleCross : (93-2D6) → 93-6[4,2] → 87

マナ・マヘアラニ・マイヤーズ:期待値ちょうど
氷見 須晴:2d6
DoubleCross : (2D6) → 4[1,3] → 4

氷見 須晴:氷見 須晴の侵蝕率を-4した(侵蝕率:85->81)
日高ぼたん:86-2d6
DoubleCross : (86-2D6) → 86-8[5,3] → 78

日高ぼたん:良い感じ。
クリストファー・アレミティ・マイヤーズ:94-2d6
DoubleCross : (94-2D6) → 94-5[3,2] → 89

クリストファー・アレミティ・マイヤーズ:ぼちぼち
GM:では続けて行動判定をどうぞ
マナ・マヘアラニ・マイヤーズ:『マスターズコネクション』の使用を宣言します
マナ・マヘアラニ・マイヤーズ:対象は"岳脈"の懐柔判定
"岳脈":成功します
クリストファー・アレミティ・マイヤーズ:ではこちらも沃土に懐柔判定
マナ・マヘアラニ・マイヤーズ:やったー!
クリストファー・アレミティ・マイヤーズ:ブーメランアスピスを使用、達成値+5
クリストファー・アレミティ・マイヤーズ:情報判定で得たボーナスも入って
クリストファー・アレミティ・マイヤーズ:意志行きます!
クリストファー・アレミティ・マイヤーズ:4dx+9
DoubleCross : (4R10+9[10]) → 10[7,9,9,10]+10[10]+1[1]+9 → 30

GM:えっ……つよ……
クリストファー・アレミティ・マイヤーズ:強い意志力
氷見 須晴:よくやった!!!!!!!!
マナ・マヘアラニ・マイヤーズ:鋼の意志
日高ぼたん:圧倒的意志力
"沃土":成功します
クリストファー・アレミティ・マイヤーズ:っしゃあ!


GM:"天空"は去った。ハワイ州内の風雨は弱まり、断続的なものになりつつある。
GM:しかし依然として、ハワイは通信・人の流れともに外界から隔絶されていた。風の眼がロアを追って動くのも、変わってはいない。
GM:君たちは時折メロフェティアの眷属と思しきジャームを駆除しながらも、移動と警戒を続けていた。
クリストファー・アレミティ・マイヤーズ:「……この辺りも」
クリストファー・アレミティ・マイヤーズ:「戦いの痕がひどいですね。誰も彼も好き勝手にして」
クリストファー・アレミティ・マイヤーズ:「ここで生活しないといけない人たちのこと、考えてるんでしょうか」
クリストファー・アレミティ・マイヤーズ:ムッとした顔で母親と並んでいる
マナ・マヘアラニ・マイヤーズ:「UGNが戦えない分、避難誘導に力を割いてくれてるから」
マナ・マヘアラニ・マイヤーズ:「人的被害はそこまででもないのが、救いといえば救いだけどね」
マナ・マヘアラニ・マイヤーズ:「もちろん、犠牲がゼロじゃあないけど」
クリストファー・アレミティ・マイヤーズ:「でも、町がこんなになって」
クリストファー・アレミティ・マイヤーズ:「……やっていけるんでしょうか、これから」
クリストファー・アレミティ・マイヤーズ:不安そうにつぶやく
クリストファー・アレミティ・マイヤーズ:「僕たちは……」
マナ・マヘアラニ・マイヤーズ:「何いってんのさ」ぽふ、と少年の頭に手を添えて
マナ・マヘアラニ・マイヤーズ:「神様が見えない連中にとっちゃ、台風や噴火に巻き込まれたのと変わらないよ」
マナ・マヘアラニ・マイヤーズ:「元々ハワイの神様なんて短気で有名なんだから」
マナ・マヘアラニ・マイヤーズ:「上手く付き合ってきたから、今の私達がいるんだよ」
クリストファー・アレミティ・マイヤーズ:「……」
クリストファー・アレミティ・マイヤーズ:「そうか、そうなんだ」
クリストファー・アレミティ・マイヤーズ:「僕たちの上の世代から、ご先祖様はずっとこれを乗り越えて、戦ってきた」
クリストファー・アレミティ・マイヤーズ:「……負けてられないですね、母さん」
マナ・マヘアラニ・マイヤーズ:「ふふ、そうだよーアル」
マナ・マヘアラニ・マイヤーズ:「ちゃーんとこの街を、アルの子供にも託してあげないといけないんだから」
クリストファー・アレミティ・マイヤーズ:頷いてから、また不安そうな顔になる
クリストファー・アレミティ・マイヤーズ:「あの……」
マナ・マヘアラニ・マイヤーズ:「ん、今度はどした?」
マナ・マヘアラニ・マイヤーズ:「心配性なとこは誰に似たんだろうね本当」
クリストファー・アレミティ・マイヤーズ:「……僕、役に立ててるのかな」
マナ・マヘアラニ・マイヤーズ:「………」
クリストファー・アレミティ・マイヤーズ:「母さんが強いのは、それは知ってるけど」
クリストファー・アレミティ・マイヤーズ:「ぼたんもいつの間にかあんなに強くなってて」
クリストファー・アレミティ・マイヤーズ:「ロアや氷見さんにも、僕から見ればどういう力なのかわからないような不思議な技があって」
クリストファー・アレミティ・マイヤーズ:「あんまり僕だけ……役に立ててないような気がして……」
クリストファー・アレミティ・マイヤーズ:しゅんと肩を落とす
マナ・マヘアラニ・マイヤーズ:「……アル」
マナ・マヘアラニ・マイヤーズ:肩を落とした少年の前にかがみ、目線を合わせる
クリストファー・アレミティ・マイヤーズ:「わ」
クリストファー・アレミティ・マイヤーズ:「きゅ、急に何。母さん」
マナ・マヘアラニ・マイヤーズ:「ママはね、自分でもあんまりママっぽいことしてない自覚はあるけど」
マナ・マヘアラニ・マイヤーズ:「ずっと、世界で一番アルのことを見てきた。これは間違いないって胸を張って言える」
クリストファー・アレミティ・マイヤーズ:「……っ」
マナ・マヘアラニ・マイヤーズ:「ぼたんがこの島にいた頃、アルがどんなだったか覚えてる?」
マナ・マヘアラニ・マイヤーズ:「あの頃から随分変わったよ。アル」
マナ・マヘアラニ・マイヤーズ:「まずね……背が高くなった」
クリストファー・アレミティ・マイヤーズ:「そう、なのかな」
クリストファー・アレミティ・マイヤーズ:「背は、それはそうだろうけど……」
クリストファー・アレミティ・マイヤーズ:もごもごしている
マナ・マヘアラニ・マイヤーズ:「パパは悔しがって言わないけど、子供の頃のパパより高いよ」
マナ・マヘアラニ・マイヤーズ:「あと、サーフィンもできるようになった」
マナ・マヘアラニ・マイヤーズ:「ノースショア一番のサーファーだって、パパだけじゃなくてみんな言ってる」
クリストファー・アレミティ・マイヤーズ:「……」
マナ・マヘアラニ・マイヤーズ:「あとねUGNの仕事もするようになった」
マナ・マヘアラニ・マイヤーズ:「正直ハワイ支部って雰囲気的にはだいぶヌルいんだけど、アルは本国や日本でも全然通用する」
マナ・マヘアラニ・マイヤーズ:「あとは……」続けてとりとめもない長所を挙げようとして
クリストファー・アレミティ・マイヤーズ:「も」
クリストファー・アレミティ・マイヤーズ:「もういいです!」
クリストファー・アレミティ・マイヤーズ:顔を赤くしている
クリストファー・アレミティ・マイヤーズ:「僕のこと、母さんが見てくれてるのも知ってますから……」
マナ・マヘアラニ・マイヤーズ:「…………」
マナ・マヘアラニ・マイヤーズ:「でもね、アル」
クリストファー・アレミティ・マイヤーズ:「……なんですか?」
マナ・マヘアラニ・マイヤーズ:「ママは、そんなことよりも……」
マナ・マヘアラニ・マイヤーズ:「アルが、誰かのために怒ってくれる子に育ってくれたのが一番嬉しい」
クリストファー・アレミティ・マイヤーズ:「!」
マナ・マヘアラニ・マイヤーズ:「まあ、昔からそういう子だったけど、ちゃんと行動に移せるようになったのは、ぼたんのおかげかもね」
マナ・マヘアラニ・マイヤーズ:掴んでいたアルの肩を抱き寄せる
クリストファー・アレミティ・マイヤーズ:「ひゃ」
マナ・マヘアラニ・マイヤーズ:「アルは頑張ってるし、ちゃんとみんなの役に立ってるよ」耳元で優しくささやく
マナ・マヘアラニ・マイヤーズ:「それでも足りないとアルが思ってるなら」
マナ・マヘアラニ・マイヤーズ:「それが、アルの優しさなの」
クリストファー・アレミティ・マイヤーズ:「母、さん」
クリストファー・アレミティ・マイヤーズ:照れくさそうに唇をムズムズとさせながら
クリストファー・アレミティ・マイヤーズ:なされるがまま
マナ・マヘアラニ・マイヤーズ:「誰かの分も重荷を持って上げたいって気持ちは、誰でも持てるものじゃない」
マナ・マヘアラニ・マイヤーズ:「だからそういう時は、今の自分を卑下しないで」
マナ・マヘアラニ・マイヤーズ:「"次はもっと頑張ろう"でいいんだよ」
マナ・マヘアラニ・マイヤーズ:腕を離して、その顔を見る
クリストファー・アレミティ・マイヤーズ:「……うん」
クリストファー・アレミティ・マイヤーズ:顔は赤いままだが少し元気を取り戻して
クリストファー・アレミティ・マイヤーズ:ぎこちなく子供らしい微笑みを返す
マナ・マヘアラニ・マイヤーズ:「うん、いい顔だ」
クリストファー・アレミティ・マイヤーズ:「よく分かりましたから」
クリストファー・アレミティ・マイヤーズ:「あんまりクヨクヨしてると、母さんに町中でベタベタされて恥ずかしいって……わ」
マナ・マヘアラニ・マイヤーズ:「ほら、もっと前を向いて、口元はこう」ムニッと頬をつまみより不敵な笑顔へ
クリストファー・アレミティ・マイヤーズ:「やめてください!それ!それを言ってるんですから!」
マナ・マヘアラニ・マイヤーズ:「恥ずかしくないだろ~~!親子のスキンシップじゃんか~~!」
クリストファー・アレミティ・マイヤーズ:手を払いのけつつやぶにらみ
クリストファー・アレミティ・マイヤーズ:「いやです!いや!」
マナ・マヘアラニ・マイヤーズ:「お、いいよいいよ」
マナ・マヘアラニ・マイヤーズ:「ヒーローは不敵に笑うか、眼光鋭くにらみつけるかしないとね」
マナ・マヘアラニ・マイヤーズ:「アルのかわいい表情は、ママとパパと」
マナ・マヘアラニ・マイヤーズ:「将来のお嫁さんのために取って置くように」
クリストファー・アレミティ・マイヤーズ:「なんですかそれ……全く」
クリストファー・アレミティ・マイヤーズ:「あと」
クリストファー・アレミティ・マイヤーズ:「ひとつ言っときますけど、母さん」
マナ・マヘアラニ・マイヤーズ:「ん?どした?」
クリストファー・アレミティ・マイヤーズ:「……母親みたいなことが出来てないって」
クリストファー・アレミティ・マイヤーズ:「そんなこと、ないですからね」
クリストファー・アレミティ・マイヤーズ:「……母さんのシチューが、1番好きですから」
クリストファー・アレミティ・マイヤーズ:「僕、は……」
マナ・マヘアラニ・マイヤーズ:「………」一瞬ぽかんとした後
マナ・マヘアラニ・マイヤーズ:「……むふふ」にやけたように笑い
マナ・マヘアラニ・マイヤーズ:「そうかそうか~。ママの味が恋しいか~!」
クリストファー・アレミティ・マイヤーズ:「っ!」
クリストファー・アレミティ・マイヤーズ:「ちょーしに乗らないでください!」
クリストファー・アレミティ・マイヤーズ:「ひかくてき!ひかくてきですよ!」
クリストファー・アレミティ・マイヤーズ:「ひかくてきの話!」
マナ・マヘアラニ・マイヤーズ:「いまさら照れるなよ~。このこの~」
クリストファー・アレミティ・マイヤーズ:「にゃーーー!」
クリストファー・アレミティ・マイヤーズ:「やめろバカ母ーッ!」
マナ・マヘアラニ・マイヤーズ:ほっぺをぷにぷにしつつ
マナ・マヘアラニ・マイヤーズ:「ふふ、それじゃ、また振る舞ってあげないとね」手を離し
マナ・マヘアラニ・マイヤーズ:「パパとぼたんと、時間が合えば氷見さんとロアくんも呼んで」
クリストファー・アレミティ・マイヤーズ:「……はい」
クリストファー・アレミティ・マイヤーズ:「僕も手伝いますから」
クリストファー・アレミティ・マイヤーズ:「ごちそうにしましょうね、母さん」
マナ・マヘアラニ・マイヤーズ:「お、いいね。料理が出来る男はモテるぞ~」
クリストファー・アレミティ・マイヤーズ:「自立のことを考えてるんです」
マナ・マヘアラニ・マイヤーズ:「ロアくんに負けるつもりはないみたいでママ安心したよ」
クリストファー・アレミティ・マイヤーズ:「負けるって何の話を……」
マナ・マヘアラニ・マイヤーズ:「応援してるぞ、息子よ」グッと親指を立てて
GM:──そうして、再びサーフボードに乗り込んだ君は目撃する。
クリストファー・アレミティ・マイヤーズ:「?」
マナ・マヘアラニ・マイヤーズ:「ん……?」その視線の先を追って
GM:はるか遠方に赤い点。火の玉だ。みるみる近づいてくる。
"岳脈":…………ォォォォォオオオオオオオオオ
マナ・マヘアラニ・マイヤーズ:「え、なにあれ。対戦車ミサイル?」
クリストファー・アレミティ・マイヤーズ:「違います!……あれは!?」
"岳脈":ごおぉっっっっっ!!
"岳脈":溶岩で形成された獣の骨のようなもの。その内側に炎が灯っている。
"岳脈":近づけば近づくほどわかる。体躯は非常に大きく、小さなビルほどの体高がある。
GM:──ロアから聞いて知っているだろう。
GM:"岳脈"だ。主神の背骨から分かたれた、最も好戦的なメロフェティア。

マナ・マヘアラニ・マイヤーズ:「ヤバッ……!アル!!」
マナ・マヘアラニ・マイヤーズ:アルを庇おうと前に出る
クリストファー・アレミティ・マイヤーズ:「ッ!」
クリストファー・アレミティ・マイヤーズ:ザザアッ!
クリストファー・アレミティ・マイヤーズ:ターンしつつ前に出たマナの目前に
クリストファー・アレミティ・マイヤーズ:波の壁を作り上げる
クリストファー・アレミティ・マイヤーズ:炎の巨体とぶつかり
クリストファー・アレミティ・マイヤーズ:波は一瞬で蒸気となってかき消えるが……怪物の視界は数瞬塞がれるだろう。
"岳脈":哄笑を上げるように、君たちのいた筈の場所へと。
"岳脈":大口を開け、燃え盛る牙を突き立てる!
クリストファー・アレミティ・マイヤーズ:「くッ」
クリストファー・アレミティ・マイヤーズ:地面は抉られるが、ギリギリでスライド回避
クリストファー・アレミティ・マイヤーズ:そしてもう一人は……
"岳脈":『フゥゥウウウウウシュウウウウウウウウウウウウウ………………』楽し気に、追撃を行おうとした。
マナ・マヘアラニ・マイヤーズ:「───どこ狙ってんだっつーの」
マナ・マヘアラニ・マイヤーズ:燃え盛る獣の胴体、その足元に
マナ・マヘアラニ・マイヤーズ:三丁の巨大な銃を天に構えて立っている
マナ・マヘアラニ・マイヤーズ:「火力勝負なら負けねーけど!!」
マナ・マヘアラニ・マイヤーズ:銃弾を一斉に、炎すらかき消す密度で放つ!
"岳脈":ドドドドドドォッ!!
"岳脈":弾幕に圧され、前肢が砕ける────が。
"岳脈":《フェニックスの翼》
"岳脈":どこからか、どろりと出現した溶岩が瞬く間に修復。弾幕の切れ目へと、そのまま赤熱する腕を突き込む!!
マナ・マヘアラニ・マイヤーズ:「……!マジかこいつ!!」
クリストファー・アレミティ・マイヤーズ:「かあ」
クリストファー・アレミティ・マイヤーズ:「さんッ!!」
クリストファー・アレミティ・マイヤーズ:ザザザザザッ!!
マナ・マヘアラニ・マイヤーズ:「!!」
クリストファー・アレミティ・マイヤーズ:爪が届く寸前。
クリストファー・アレミティ・マイヤーズ:姿勢を低くして巨体の下に滑り込み
クリストファー・アレミティ・マイヤーズ:マナの体を抱えるようにして離脱!
"岳脈":遅れて、続けざまに爆音が響く!
クリストファー・アレミティ・マイヤーズ:「……はーっ、はーっ」
マナ・マヘアラニ・マイヤーズ:「……アル」息子の手に抱えられ、両手をその首に伸ばして抱きついている
クリストファー・アレミティ・マイヤーズ:「母さん」
クリストファー・アレミティ・マイヤーズ:視線を落とし
クリストファー・アレミティ・マイヤーズ:「重いです。さっさと離れてください」
クリストファー・アレミティ・マイヤーズ:ジト目
マナ・マヘアラニ・マイヤーズ:「ふふ、かっこいいぞ」
マナ・マヘアラニ・マイヤーズ:「あっちょっとまって、写真取らせて」
クリストファー・アレミティ・マイヤーズ:「言ってる場合ですか!」
マナ・マヘアラニ・マイヤーズ:「近所の奥さんたちに自慢しなきゃ……ちぇー」
クリストファー・アレミティ・マイヤーズ:「全然ダメージが入ってないんですよ!……クソ、あれはかなり硬そうだな」
"岳脈":『────よかろう! 待つとも!』
"岳脈":熱風が灰をさらいながら、豪放な笑みのように鳴った。
クリストファー・アレミティ・マイヤーズ:「……」
クリストファー・アレミティ・マイヤーズ:「はい?」
クリストファー・アレミティ・マイヤーズ:岳脈の方を見る
"岳脈":煙の去ったあとには、筋肉質な男が一人、腕を組んで立っている。

"岳脈":「────ん? どうしたのだ?」
クリストファー・アレミティ・マイヤーズ:「その、姿は」
マナ・マヘアラニ・マイヤーズ:「あらら、意外と話のわかるやつかねこれは」
"岳脈":「ああ!」掌を叩く
"岳脈":「写真を撮る者が必要なのだな」
"岳脈":すたすたと歩み寄り、手を差し出す。
"岳脈":「渡すがよい」
クリストファー・アレミティ・マイヤーズ:「な」
クリストファー・アレミティ・マイヤーズ:「何を考えているんだ……どういう狙いで……」
マナ・マヘアラニ・マイヤーズ:「いやあどうもすみません」端末を渡す
クリストファー・アレミティ・マイヤーズ:「ちょっと!母さん!!」
GM:ぱしゃり
"岳脈":2人を写真に収めた端末を返す。
クリストファー・アレミティ・マイヤーズ:「えええ……」
マナ・マヘアラニ・マイヤーズ:「えへへ、かっこいいなあ……」
マナ・マヘアラニ・マイヤーズ:写真を確認し満足気に端末をしまう
クリストファー・アレミティ・マイヤーズ:「いや、あの」
クリストファー・アレミティ・マイヤーズ:「ええー」
クリストファー・アレミティ・マイヤーズ:お姫様抱っこのまま理解がついていかず固まっている
マナ・マヘアラニ・マイヤーズ:「大丈夫だよアル。殺気が有ったのは最初の二発までだ」
"岳脈":「手荒な挨拶だったか? 申し開く気はないが」
"岳脈":「神のする事である」
"岳脈":焼け焦げた大地から、草木が芽吹いている。
マナ・マヘアラニ・マイヤーズ:「てことはやっぱ」表情を戻し
マナ・マヘアラニ・マイヤーズ:「アンタが"メロフェティア"の一柱ってことでOKかな?」
"岳脈":満足げに頷く。
"岳脈":「"天空"を沈めた者ども、果たしていかほどかと思えば──」
"岳脈":「うむ。不足ない、俺の同盟相手としてな」
マナ・マヘアラニ・マイヤーズ:「へえ、同盟と来たか」
クリストファー・アレミティ・マイヤーズ:「どう、めい?」
クリストファー・アレミティ・マイヤーズ:未だ困惑しつつも母親を下ろして
クリストファー・アレミティ・マイヤーズ:訝しげに岳脈へと視線を向ける
"岳脈":「む? 出来んと思ったか?」
"岳脈":「諸君らの矮小な視座で判断するものではない。神であるぞ」
"岳脈":おそらく、自分がUGNの分類では"ジャーム"に相当する、ということを言っているのだろう。
マナ・マヘアラニ・マイヤーズ:「その偉大な神様が、矮小な人間と手を組むってのは」
マナ・マヘアラニ・マイヤーズ:「どういう風の吹き回しなのかね」
マナ・マヘアラニ・マイヤーズ:「少なくとも、"果実"や"天空"の態度を見てると想像がつかなかったんだけど」
マナ・マヘアラニ・マイヤーズ:「もちろん、私ら人間の常識からしてもね。ジャームとの相互理解は不可能ってのが定説だ」
"岳脈":「一つには」説明するつもりがあるようだ。
"岳脈":「相互理解など、ヒト同士はできているとでも? 貴様は分かり合った相手としか取引をしないのか?」
マナ・マヘアラニ・マイヤーズ:その雄々しい声に耳を傾ける
マナ・マヘアラニ・マイヤーズ:「存外口が上手いね」
マナ・マヘアラニ・マイヤーズ:「けどそれはその通り。取引とは契約だ」
マナ・マヘアラニ・マイヤーズ:「そんで契約とは、双方の合意の元に利益を与え合うこと」
"岳脈":「柔軟だな。俺達とは違う」
クリストファー・アレミティ・マイヤーズ:「そちらの目的は」
クリストファー・アレミティ・マイヤーズ:「神格としての力を取り戻し、超級のジャームとなることなら」
クリストファー・アレミティ・マイヤーズ:「……協力は出来ないです。僕たちには」
"岳脈":「そうかな」
"岳脈":「俺の目的は諸君らとは異なる。そして諸君らの理解する通り、それは永遠に変わることはない。そのように顕現した神であるからな」
"岳脈":「貴様の言う所の"超級のジャームになる"という目的は我らメロフェティア、めいめい共通しているが──」
マナ・マヘアラニ・マイヤーズ:「アンタは、別の目的があると?」
"岳脈":「望む過程が異なるのだ。俺は正しく我らとヒトによる淘汰の許で自身が選ばれることを望んでいる」
クリストファー・アレミティ・マイヤーズ:「こういった”場”自体が」
クリストファー・アレミティ・マイヤーズ:「不本意である……ということですか?」
マナ・マヘアラニ・マイヤーズ:「ははあ、成程」
マナ・マヘアラニ・マイヤーズ:「決着はリングの上でつけようってわけか。いいね。嫌いじゃない」
"岳脈":我が意を得たりと言った様子で深くうなずく。
"岳脈":──もちろん。
"岳脈":彼はジャームだ。その"正しく行われた淘汰"が君たちの想像する意味とは限らない……とはいえ。
"岳脈":「"陽光"が不穏な動きを見せている」
マナ・マヘアラニ・マイヤーズ:「"陽光"……それもアンタらの中の一柱か」
クリストファー・アレミティ・マイヤーズ:「不穏の動き、というのは」
"岳脈":「隠匿だ。奴は──"天空"に殺害されたあるヒト……いや──」
"岳脈":「今はヒトとしておこう。何もかも分からんからな」
"岳脈":「──の痕跡を知るものを、片端から殺害して回っている」
"岳脈":「我らがここに集い、ハワイが嵐に閉ざされる、恐らくはずっと前からだ」
"岳脈":「確信がある。このままでは俺は、俺の望む戦場で雌雄を決することはできん」
マナ・マヘアラニ・マイヤーズ:「この事件の前から……」
クリストファー・アレミティ・マイヤーズ:「人を狙って……それは」
クリストファー・アレミティ・マイヤーズ:確かにおかしい、何一つロアの説明と噛み合っていない。
クリストファー・アレミティ・マイヤーズ:母親と視線を合わせる
クリストファー・アレミティ・マイヤーズ:「何が起きてるんでしょうか」
マナ・マヘアラニ・マイヤーズ:「その"陽光"は、アンタらの至上命題……」
マナ・マヘアラニ・マイヤーズ:「神としての力を取り戻すという目的からすら、逸脱してる可能性があるってこと?」
"岳脈":「──可能性、ではないな。確信だ」
"岳脈":「だがその理解で概ね正しいと言えるだろう」
"岳脈":「ヒトの子にしてはやるな」
"岳脈":「奴だけだ──奴が。何かを『隠すため』に戦っている」
"岳脈":「それを暴くまでの共闘を持ち掛けに来た、という訳だ」
マナ・マヘアラニ・マイヤーズ:「アンタも、神様にしちゃあ話が単純でいいね」
"岳脈":「はっはっは! そうであろう!」
"岳脈":「一撃はまぐれでも、二度凌げば間違いはないからな」
"岳脈":「諸君らには大小知れぬとも──英雄たる器があると見た」
マナ・マヘアラニ・マイヤーズ:「そりゃあ、英雄は人間からしか生まれないからね」
クリストファー・アレミティ・マイヤーズ:「よく、わからないですけど」
クリストファー・アレミティ・マイヤーズ:「信じていいんでしょうか、この人……人?」
マナ・マヘアラニ・マイヤーズ:「こら、UGNがジャームを簡単に信頼しちゃダメだよ。アル」
クリストファー・アレミティ・マイヤーズ:「うッ、ごめんなさい」
マナ・マヘアラニ・マイヤーズ:「けれど、ジャームであるが故に、その論理〈ロジック〉が揺るぐことはない」
マナ・マヘアラニ・マイヤーズ:「契約とは、信頼ではなく信用によって担保される。こいつが言ってたのはそういうことさ」
クリストファー・アレミティ・マイヤーズ:「……なるほど」
クリストファー・アレミティ・マイヤーズ:「あの……あなたをなんと呼べば?」
"岳脈":「おっと! 名乗っていなかったか。ヒトの子に改めて名を知らしめる必要があるなどと、俺は想像もしないものでな」
マナ・マヘアラニ・マイヤーズ:「そうだよ神様。契約書にはサインが必要だ」
"岳脈":ふ、と笑う。
"岳脈":「"岳脈"(イーヴィ)と呼ぶがいい。それが俺の名だ」
"岳脈":「短い停戦になるだろう。俺は諸君らを自らの爪と熱にて滅ぼすことも楽しみにしているでな」
マナ・マヘアラニ・マイヤーズ:「ああ、よろしく"岳脈"(イーヴィ)
マナ・マヘアラニ・マイヤーズ:「私はマナ、こっちは息子のアル」
クリストファー・アレミティ・マイヤーズ:「……よろしくおねがいします」
マナ・マヘアラニ・マイヤーズ:「けれど、アンタの選んだのは茨の道だよ」
"岳脈":「うむ!」
"岳脈":快活に答える。表面上は、まともな人間のように。
マナ・マヘアラニ・マイヤーズ:「神罰でも災害でもなく、正々堂々"戦争"で決着を付ようってんなら」
マナ・マヘアラニ・マイヤーズ:「勝つのは絶対に人間だ。人間より戦争の上手い生き物はいないし」
マナ・マヘアラニ・マイヤーズ:「この島は、今世界で一番戦争が上手い国の一部だからね」
"岳脈":その宣言を聞いても、彼は楽し気に笑うだけだ
マナ・マヘアラニ・マイヤーズ:「負けた後に文句行っても知らないよ」
マナ・マヘアラニ・マイヤーズ:不敵に笑いながら、拳を突き出す
"岳脈":「そうでなくては」マナの拳に、自らの拳を突き合わせ──
日高ぼたん:2人のそんな拳が触れ合うか触れ合わないか。
日高ぼたん:パタパタパタ、と焦るような足音が近づいてくる。
日高ぼたん:「クリスくん!マナさん!」少し警戒を帯びた声。
日高ぼたん:「無事ですか! 大変です!」
氷見 須晴:そのやや後方から、やや合流を急ぐようについていく
ロア:氷見さんより少し遅れて。足があまり早くないのだ。
マナ・マヘアラニ・マイヤーズ:「んん?」その声の方を向いて
マナ・マヘアラニ・マイヤーズ:「どしたのぼたん。そんな慌てて」
"岳脈":「やや」
クリストファー・アレミティ・マイヤーズ:「わわ」
日高ぼたん:「恐らく、新しいメロフェティアの方が近づいて来ています!」
クリストファー・アレミティ・マイヤーズ:「!」
クリストファー・アレミティ・マイヤーズ:「……って、ああ、それは」
クリストファー・アレミティ・マイヤーズ:「3人とも落ち着いてください。それは多分この人……人?ですよ」
クリストファー・アレミティ・マイヤーズ:傍らに立つ男性を指す
"岳脈":「はっはっは。情報が遅いな銃撃手よ」
"岳脈":にこやかに胸を張る。
マナ・マヘアラニ・マイヤーズ:「うん。ちょうど今話がまとまったとこ」
マナ・マヘアラニ・マイヤーズ:「すぐには闘う気はないってさ」
マナ・マヘアラニ・マイヤーズ:「停戦協定ってやつだ。いや神様ってのも色々いるもんだねえ」
ロア:「イ、"岳脈(イーヴィ)"……! いや……」
日高ぼたん:「え?」
日高ぼたん:ぱちくり、と目を瞬かせる。
氷見 須晴:「いや、彼ではない」
マナ・マヘアラニ・マイヤーズ:「へ?」
日高ぼたん:「そういえばこちらの方は……いえ、それなら」
日高ぼたん:首を傾げて。
日高ぼたん:「今、私達を追ってきているのは誰なのでしょう?」
クリストファー・アレミティ・マイヤーズ:「……!?」
クリストファー・アレミティ・マイヤーズ:ぼたんたちがやってきた方へ目を細める。
"沃土"の眷獣:『ルオォォォオオオオオオン!』
氷見 須晴:「…来たか」
氷見 須晴:つい、と咆哮のほうを見る
"沃土"の眷獣:咆哮のち現れるのは、様々な生物の特徴を融合させて無理やり一つの生命にしたような、異形。
"沃土":次いで、ざわざわと草木が揺れ。
"沃土":────糸。
"沃土":赤く濁った糸が寄り集まって、君たちの前でみるみる形を成していく。
ロア:「────僕らを追っていたのはこっちだ」
マナ・マヘアラニ・マイヤーズ:「こいつは……参ったね」頬を冷や汗が伝う
クリストファー・アレミティ・マイヤーズ:「”挟まれてた”のか……!」
クリストファー・アレミティ・マイヤーズ:ブーメランナイフを構える
"沃土":糸玉のように。次いでぶよぶよと蠢き、草食獣の如き姿に変じる。

眷獣:その隙間から、また新たな生命が産み落とされる。
ロア:「"沃土"(アヴァエ)────!」
眷獣:二体の眷属獣が、四肢の筋肉を爆発的に収縮させ君たちへ襲い掛かる!
マナ・マヘアラニ・マイヤーズ:「"岳脈"さん、これもアンタの仕込み?」すかさずガトリングガンを構え
マナ・マヘアラニ・マイヤーズ:「だとしたら同盟の件は考え直さなきゃだけど!」迫りくる眷獣の足を止めるべく弾丸をばら撒く
"岳脈":「ハーハハハ!!」みるみる燃え盛る溶岩骨へと変じる。
"岳脈":『そんな訳があるまい!』
"岳脈":片方の眷獣へと襲い掛かり、灼熱の牙を突き立てる。
マナ・マヘアラニ・マイヤーズ:「じゃあ片方頼んだ!」
日高ぼたん:「うわっ!?」いきなりの変貌に目を丸くしつつ。
日高ぼたん:生まれ落ちる間に装填した弾丸を眷属へと叩き込む。
眷獣:"岳脈"より一回り小さいが、それにしても巨大だ。
眷獣:首元に食いつかれるも、そのまま反撃に移り、互いに激しく体を入れ替えながら転がっていく。
氷見 須晴:襲い来るのであれば払う、既に矢はつがえた
クリストファー・アレミティ・マイヤーズ:「次から次に……!」
クリストファー・アレミティ・マイヤーズ:ザザザザザッ
クリストファー・アレミティ・マイヤーズ:弾幕の中をかき分けるようにボードを疾走らせ
クリストファー・アレミティ・マイヤーズ:ザアアアアッ!!
クリストファー・アレミティ・マイヤーズ:獣の足元に渦波を作り、動きを止める
クリストファー・アレミティ・マイヤーズ:波飛沫を上げ、空中に躍り出て……
クリストファー・アレミティ・マイヤーズ:「今です!一斉に!」
氷見 須晴:「よくやったなアル殿、これであれば」
氷見 須晴:言い終わるか終わらないかのところで、矢を放つ
眷獣:蛙の生体特徴を持つ足を接地し、跳ぼうともがくが──
氷見 須晴:突き刺さった矢が、矢から伸び貫こうと襲う枝が、その跳躍を阻む
マナ・マヘアラニ・マイヤーズ:「動きさえしなきゃでかい的だ!」狙撃銃に持ち替え、眷獣の腹を穿つ
眷獣:爆音。悲鳴と共にいくつもの生体特徴がはじけ飛ぶ!
日高ぼたん:煙を吐く銃を回転して再装填。足を止められ、動きの鈍ったその体に対し。
日高ぼたん:残る特徴を弾き飛ばすように、その中心に弾丸を発射する
"沃土":"沃土"の糸が触れ、死に瀕したその体組織を再生させようとするが。
クリストファー・アレミティ・マイヤーズ:「これ、で」
クリストファー・アレミティ・マイヤーズ:「終わりだ!」
クリストファー・アレミティ・マイヤーズ:最後に残った心臓部を空中からの切り下ろしで糸ごと両断する
眷獣:間に合わない。完全に命脈を絶たれ、沈黙する。
クリストファー・アレミティ・マイヤーズ:水面を慣性で滑り、ターンでブレーキをかける。
"岳脈":遅れて、遥か西に爆音が轟く。
"岳脈":全身を燃え盛る爪に穿たれたもう一体の眷獣が一気に燃え上がり、灰すら跡形もなく消滅した。
"沃土":「…………」不気味に沈黙している
クリストファー・アレミティ・マイヤーズ:「一匹一匹がかなり頑丈ですね……」
クリストファー・アレミティ・マイヤーズ:「早く本体を叩かない、と……?」
クリストファー・アレミティ・マイヤーズ:沈黙する”沃土”本体を不審げに観察している
"岳脈":『さて……逃げもしない、か』
氷見 須晴:「量産されると、なかなか骨の折れる仕事になりそうだな…」
氷見 須晴:弓は下げず、そのまま様子をうかがう
日高ぼたん:「………」銃口を向けながら反応を伺っている。
"岳脈":『どうにも、随分とこのハワイに浸かって────』
"岳脈":「力をつけたようだが」
"岳脈":人の姿に戻る。
"沃土":『"岳脈"、あなたがよもや彼らについているとは』
"沃土":眷属の死骸から、みるみると梢が生まれ、森が生まれる。その木々が風にそよぐ音が、声のように君たちの耳に届く。
"岳脈":「そう思われるのは癪だが」
"沃土":『神が2柱、ヒトに討たれた』
"沃土":『何が起きているのです?』
"沃土":瞼のようになった部分が開く。その内側はやはり糸の塊で、君たちを視認できる器官がある用には見えない。
"沃土":顔をじっと、君たちへと向けている。
クリストファー・アレミティ・マイヤーズ:「!」
クリストファー・アレミティ・マイヤーズ:ぼたんの傍でナイフを逆手に構えて警戒姿勢
日高ぼたん:その顔を正面から見つめる。会話の動向を見守りながら、着弾が効果的な箇所を探している。
マナ・マヘアラニ・マイヤーズ:「何がってそりゃあ」
マナ・マヘアラニ・マイヤーズ:「私らがあんたら神様とやらより強かったってだけの話さ」3丁の銃を前方に並べながら
マナ・マヘアラニ・マイヤーズ:「何も特別なことじゃない、強いていえば」
マナ・マヘアラニ・マイヤーズ:「自然の摂理ってやつ?」
"沃土":『──────ほう、ほう』
"岳脈":君たちと"沃土"との会話が始まったのを、頭の後ろで腕を組んで見守っている。
"岳脈":隙だらけの構えだが、油断のない眼光がいつでも攻撃に移れることを示している。
"沃土":『強い者が生き残る。自然の摂理。よい言葉です』
氷見 須晴:同じく黙って見守っている、人間との対話を求めているのであれば、俺が出るのは野暮であろう
"沃土":『つまりあなた達との交配種を産み出せば────』
"沃土":『神に負けぬ民を殖やせるのでしょうか』
ロア:「────あまり真面目に話を聞かない方がいい」
氷見 須晴:…黙っているつもりではあるが、俺の思考の信号が何かにカチンという音を立てた、気がする
クリストファー・アレミティ・マイヤーズ:「……」
クリストファー・アレミティ・マイヤーズ:「???」
クリストファー・アレミティ・マイヤーズ:「あの」
クリストファー・アレミティ・マイヤーズ:「何を言ってるんですか?あれは」
クリストファー・アレミティ・マイヤーズ:ロアくんに向けて
ロア:「メロフェティアは、正確にはそれぞれポリネシアの覇者となることが目的なわけじゃなくて」
ロア:「その先の統治のビジョンを持っているんだよ。"天空"はたぶん世界覇権国家みたいなやつで、"果実"はああいう感じで……」
氷見 須晴:「つまり、勝った後の人間をどうするかという思想もあるわけか?」
氷見 須晴:先ほどのことを気のせいだろうと追いやりつつ聞く
"沃土":『私は。産み出した眷属によってこの星の全ての生物を──』
"沃土":『より精強に、より優美に進化させていくという義務があるのです』
"沃土":『やがてあらゆる災厄から、人々を守らねばなりませんから』
クリストファー・アレミティ・マイヤーズ:「……」
クリストファー・アレミティ・マイヤーズ:段々と話が飲み込めてきたのか、顔が赤く染まっていく
クリストファー・アレミティ・マイヤーズ:「つまり、その、交配っていうのは……それそのままの意味で……」
クリストファー・アレミティ・マイヤーズ:「な、な、なっ」
クリストファー・アレミティ・マイヤーズ:「何を言ってるんですか!あなたは!」
クリストファー・アレミティ・マイヤーズ:「不潔です!不衛生です!ほんとに神様なんですかッ!?」
クリストファー・アレミティ・マイヤーズ:「ぼたんや母さんには指一本触れさせませんからね!!」
クリストファー・アレミティ・マイヤーズ:しゃーっと威嚇の表情
マナ・マヘアラニ・マイヤーズ:「どうにも美的感覚って点では人間とかけ離れてる気もするけどねえ……」先程の眷獣を思い起こしながら
氷見 須晴:そばの少年の、予想もしなかった反応に、しばし呆気にとられている
"沃土":『ふ』
"沃土":『"天空"との戦いを切り抜ける程の生き汚さを備えながら──』
"沃土":急激に糸がほぐれ、君たちの視界を覆う。
"沃土":「自分のことはいいのですか? ヒトの子」
"沃土":気づけば眼前に立った長身の女が、クリスくんの腰を抱き寄せ、顎を持ち上げている。

クリストファー・アレミティ・マイヤーズ:「……へ?」
クリストファー・アレミティ・マイヤーズ:目の前に突然現れた女性の姿に全身が固まる
日高ぼたん:「水を差すようですが、沃土さん」その頭に視線と、銃口を向けて。
日高ぼたん:「そういった。母体の優秀さとか、そういうのを求めているのなら、こちらは向いてないと思いますよ」
"沃土":「なぜ?」
日高ぼたん:「少なくとも、優秀に生まれていたら私は貴方達の前に立っていませんので」
"沃土":「そうですか。有用かどうかは私が決めます」
"沃土":むぎゅ、とアルくんを抱きすくめます。顔に豊かな胸を押し付ける。
クリストファー・アレミティ・マイヤーズ:「!!???!??」
クリストファー・アレミティ・マイヤーズ:「わーーーーっ!わーーーーっ!!」
日高ぼたん:「そうでしょうね。それで、無用と判断したら」
日高ぼたん:「切り捨てるんですか?」
"沃土":「──それがどうか?」
"沃土":不思議なものを見るように。ぼたんちゃんへ。
日高ぼたん:「いえ、どうもしません。貴方は悪くありません」
日高ぼたん:引き金を弾く。
日高ぼたん:悲鳴をかき消す轟音と共に、弾丸が顔を狙う
"沃土":ばらりと体が糸にほどけ、そのまま消える。
日高ぼたん:「ッ」口の中で何かを弾く音。
クリストファー・アレミティ・マイヤーズ:「!?」
クリストファー・アレミティ・マイヤーズ:急に支えを失い、かくんとその場にへたりこむ
クリストファー・アレミティ・マイヤーズ:「あ……あぅ……」
クリストファー・アレミティ・マイヤーズ:呆然自失。
"沃土":「あなた達全員、私のものにする」
"沃土":近くの木立から身を起こす。
"沃土":再び、何処からともなく暗赤色の糸が寄り集まっていく。
マナ・マヘアラニ・マイヤーズ:「おっと」へたり込むアルを支えて
マナ・マヘアラニ・マイヤーズ:「だらしないなあ、あの程度でドキドキしてたらこの先大変だぞ~」
クリストファー・アレミティ・マイヤーズ:「……う、うぅ」
クリストファー・アレミティ・マイヤーズ:「そんな事いったって、そんな事いったって……!」
クリストファー・アレミティ・マイヤーズ:「だって、あんなの」
クリストファー・アレミティ・マイヤーズ:「……うわーーーーん!」
クリストファー・アレミティ・マイヤーズ:母の背中に隠れる
ロア:「ああっクリストファー!」
クリストファー・アレミティ・マイヤーズ:「嫌い!あの人嫌いです!」
クリストファー・アレミティ・マイヤーズ:「しゃーーー!!」
マナ・マヘアラニ・マイヤーズ:「あらら」困ったような嬉しいような笑みを浮かべながら
氷見 須晴:ぼんやりとことの成り行きを見守っている、全員の中に自分が入っているとは思ってないように
日高ぼたん:「別に貴方の思想に文句をつける気はありません。ありませんので」
日高ぼたん:「ただの八つ当たりをします」
"岳脈":「まあ待て、今闘ってこの」アルくんをつまみ上げる
クリストファー・アレミティ・マイヤーズ:「不潔不潔不潔!あわ!?」
"岳脈":「少年を殺さず、他の者も殺さず、なお俺に勝利できるというのは」
"岳脈":「少々虫が良すぎるのではないか」
"沃土":「────」
"沃土":「本当に手を組んでいるのですね」
"沃土":形成されかけていた巨獣の影が消える。
"岳脈":「なに、"陽光"の目的が見えるまでだ」
"沃土":「──ふむ。それまでに私達が戦うのは、確かによろしくない」
"沃土":「遍く民の幸福を願わぬものが"空洞"を手に入れるのが、最も避けるべき事態ですからね」
マナ・マヘアラニ・マイヤーズ:「そうそう、何より」
マナ・マヘアラニ・マイヤーズ:「うちの子達とお付き合いしたいってんなら、先ずはご両親に挨拶するのが筋ってもんだよ。お姉さん」
マナ・マヘアラニ・マイヤーズ:「うちは今パパが不在なんで、日を改めてくれると嬉しいね」
"沃土":「ヒトの子の基準に神を当て嵌めるのはやめなさい。愚かな者よ」
"沃土":「──ですが、それで事が済むというのなら、パパを待つにやぶさかではない」
"沃土":「良いでしょう。しばし轡を並べる、と参りましょうか」
マナ・マヘアラニ・マイヤーズ:「話がわかるのは有難いね。ま、それでも根っこの部分は相容れないのがジャームなんだけど……」
氷見 須晴:「あまり泣かせて軋轢を生んでは、穏便に済むものも済まないからな」ようやく状況を一端でも飲み込めた
日高ぼたん:「…………………」しばしの沈黙の後、ふう、と息を吐いて。
日高ぼたん:「沃土さん。正直貴方の考え方は私、好きじゃありません」
日高ぼたん:「………ですが、喧嘩するほうがもっと好きじゃないので」
日高ぼたん:「ひとまずは、よろしくおねがいします」
日高ぼたん:唇を引き結んだ表情で宣言する。
ロア:「────いいかな。話がまとまったとこみたいだけど」
氷見 須晴:「どうしたロア殿、何かあったか?」
ロア:「またお客が」
GM:ず、と大地に亀裂が走り。
マナ・マヘアラニ・マイヤーズ:「オイオイ今度は何?」
クリストファー・アレミティ・マイヤーズ:「ど、どれだけ来るんですか!?」
"殻獣":突き破るようにして、全身に分厚い甲殻を纏った、海老の怪物が現れる!
"殻獣":耳煩い関節のきしむ音と共に土を撒き散らしながら、両腕の鋏を振り上げる。

"岳脈":「貴様は──"殻獣"」
"沃土":「──待ちなさい! いえ──」
"沃土":「話が通じる様子ではない。狂乱している? 我らの精神性は不変のものなのに────」
GM:ランダムチャート『他エネミーの乱入』が選択されました。
GM:ミドル戦闘を開始します。
GM

("岳脈"[12])5m(クリストファー[13]、ぼたん[12]、須晴[11]、マナ[9])5m("沃土"[10])
10m
("殻獣"[9]、眷属(エビ)[3]、眷属(エビ)[3]、眷属(エビ)[3])

GM:勝負になるのかなこの戦力差……
クリストファー・アレミティ・マイヤーズ:怒涛の展開にも程がある!!
クリストファー・アレミティ・マイヤーズ:やってやろうじゃねえかよ!
クリストファー・アレミティ・マイヤーズ:こんがりフライにしてやる
マナ・マヘアラニ・マイヤーズ:今夜はエビパーティーだ!
日高ぼたん:エビー!
氷見 須晴:ガーリックシュリンプにしてやる!
GM:ではセットアップ! 行動値順!
クリストファー・アレミティ・マイヤーズ:絡め取る大地を殻獣に!
クリストファー・アレミティ・マイヤーズ:行動値-6!
日高ぼたん:セットアップなし!
"殻獣":行動値3に
氷見 須晴:無し
"岳脈":《苛烈なる熱気》LV10
"岳脈":エビ共の判定達成値30以下を自動失敗に
クリストファー・アレミティ・マイヤーズ:????
マナ・マヘアラニ・マイヤーズ:蒸し海老になっちゃう
クリストファー・アレミティ・マイヤーズ:何いってんのこの人
日高ぼたん:出目によっては天空よりひでぇ。
"沃土":《【黄昏の支配者】/赤河の従僕/声なき者ども/ライフブラッド/愚者の兵装:赤色の従者》
"沃土":あっ忘れてた
"沃土":【超越活性】が入ってます 従者のHP+10
マナ・マヘアラニ・マイヤーズ:セットアップなし!
眷獣:HP60の従者が生成
眷獣:《絡め取る大地》
眷獣:殻獣の行動値を0に
"殻獣":0です…………
クリストファー・アレミティ・マイヤーズ:まな板の上のエビ
マナ・マヘアラニ・マイヤーズ:塩振りましょうね~~
眷属(エビ):なし×3
GM:イニシアチブ21
眷獣:マイナー[ヴェノムブラッド] ラウンド間、攻撃が命中した対象の判定ダイス-2
眷獣:《コンセントレイト》《アニマルテイマー》《形なき剣》《要の陣形》[コンバットブラッド] ドッジダイス-2 攻撃力12
眷獣:1d4 対象は──
DoubleCross : (1D4) → 3

眷獣:エビ2以外ですね
眷獣:14dx7-1
DoubleCross : (14R10-1[7]) → 10[1,3,3,3,4,4,4,4,5,6,8,10,10,10]+10[3,3,9,9]+10[2,10]+4[4]-1 → 33

眷属(エビ)1:《リフレックス》《氷壁》
氷見 須晴:!?!?
マナ・マヘアラニ・マイヤーズ:エビのくせに!
クリストファー・アレミティ・マイヤーズ:こいつ!!
クリストファー・アレミティ・マイヤーズ:冷凍エビが!!
日高ぼたん:めっちゃ機敏。
眷属(エビ)1:10dx7+4
DoubleCross : (10R10+4[7]) → 10[3,4,4,4,5,6,9,9,9,10]+10[4,4,8,8]+5[1,5]+4 → 29

氷見 須晴:値怖い!
"岳脈":苛烈なる熱気で達成値を0に
眷属(エビ)1:8dx ドッジ
DoubleCross : (8R10[10]) → 9[3,4,5,5,8,9,9,9] → 9

"殻獣":14dx ドッジ
DoubleCross : (14R10[10]) → 10[1,4,5,5,5,5,6,8,8,8,9,10,10,10]+10[7,9,10]+8[8] → 28

眷属(エビ)3:8dx ドッジ
DoubleCross : (8R10[10]) → 10[1,3,4,6,7,7,8,10]+3[3] → 13

"岳脈":全部0になります
眷獣:4d10+12
DoubleCross : (4D10+12) → 25[8,6,1,10]+12 → 37

"殻獣":装甲で10点軽減 余裕の生存です。でもダイス-2
眷属(エビ)1:死にました
眷属(エビ)3:こいつも死にます
GM:では演出
"沃土":『行きなさい』
眷獣:ぞるり、と"沃土"の眷獣の首が三つ又に分かれ、"殻獣"の生み出した眷属たちを襲う。
眷属(エビ):見る間に氷河の壁を生成し、その攻撃を弾こうとするが────
"岳脈":『ハーーハハハハハハ!!!!』
"岳脈":哄笑と共に、変化。
"岳脈":ワーディングと共に放たれる凄まじい熱気がその壁を融かし尽くす!
眷獣:殻を穿孔し、噛み砕く。瞬く間にエビたちを物言わぬ死体へと変える。
GM: 
GM:イニシアチブ13、アルくんの手番です。
クリストファー・アレミティ・マイヤーズ:待機!
GM:丸い
クリストファー・アレミティ・マイヤーズ:がっくん任せた!!
"岳脈":じゃあせっかくだし手番を貰うぜ!
日高ぼたん:どうぞ!
"岳脈":マイナーで"殻獣"のエンゲージへ
"岳脈":《コンセントレイト》《災厄の炎》《氷炎の乱舞》
"岳脈":13dx7 対象はいるやつ全部!
DoubleCross : (13R10[7]) → 10[1,2,3,4,5,6,6,7,8,9,9,10,10]+10[1,3,5,5,9,9]+6[5,6] → 26

眷属(エビ)2:《リフレックス》《氷壁》
眷属(エビ)2:10dx7+4
DoubleCross : (10R10+4[7]) → 10[1,2,5,5,5,6,7,7,8,10]+10[2,7,8,9]+10[3,8,9]+10[1,8]+1[1]+4 → 45

"岳脈":しょんぼりしています
マナ・マヘアラニ・マイヤーズ:こらエビ!
クリストファー・アレミティ・マイヤーズ:マジかこのエビ!!
氷見 須晴:マジで!?
"岳脈":『シュゥゥゥゥゥウウウウウウウウ』
"岳脈":氷の壁が消し飛んだ蒸気の中を、駆ける!
"岳脈":極大の火炎を纏い、"殻獣"たちを粉砕しようとするが──
眷属(エビ):ば──きん!
眷属(エビ):その後肢が凍り付いて、砕ける。
"殻獣":熱のフィールドを押し返すように、氷河が侵食している。
"岳脈":『おおっ? ハハハ!』
"岳脈":『何に操られている──いや』
"岳脈":『何に変えられた?』
GM:苛烈なる熱気を解除
GM: 
GM:イニシアチブ12 ぼターン
日高ぼたん:待機ぼたん!
"沃土":やる気出せ!!!
GM:イニシアチブ11 氷見さんの手番です
氷見 須晴:はーい
氷見 須晴:マイナーでオリジン:プラント使用します
氷見 須晴:氷見 須晴の侵蝕率を+2した(侵蝕率:81->83)
氷見 須晴:メジャーで攻撃、エフェクト宣言無
GM:対象は
氷見 須晴:殻獣で
氷見 須晴:6dx+34
DoubleCross : (6R10+34[10]) → 10[2,4,7,8,8,10]+1[1]+34 → 45

マナ・マヘアラニ・マイヤーズ:流石!
"殻獣":14dx ど、どっじ
DoubleCross : (14R10[10]) → 10[1,2,2,4,5,6,6,7,7,7,9,9,10,10]+6[2,6] → 16

"殻獣":ダメージを!
氷見 須晴:6d10+11
DoubleCross : (6D10+11) → 35[1,8,1,7,8,10]+11 → 46

氷見 須晴:もろもろ有効です
"殻獣":装甲引いて36 結構くらいました
GM:では演出どうぞ
氷見 須晴:物陰に隠れながら矢を一本二本三本と放つ
氷見 須晴:ターゲットは殻獣本体ではなく、その周囲の木へ
氷見 須晴:突き刺さった木の幹を養分にしながら、その枝を海老のようなモノに伸ばしていく
"殻獣":ぎいぎいと重々しい音を立てながら、長大な鋏でその枝を払おうとする。
氷見 須晴:葉と花に似た器官は硝子。伸ばす枝は少なくとも鉄よりは固く
氷見 須晴:ゆえに異星からのその枝は、生半可な鋏で切り落とすことは容易ではない
氷見 須晴:するすると伸びていく枝は、やがて標的を捕らえる
氷見 須晴:「捕まえた」
GM:イニシアチブ10
"沃土":マイナーで戦闘移動。15m後退。
"沃土":メジャー《血の絆//赤河の従僕/声なき者ども/ライフブラッド/愚者の兵装:赤色の従者》
"沃土":眷獣を行動済み状態で1体追加
GM

("沃土"[10]、眷獣[21])
15m
(クリストファー[13]、ぼたん[12]、須晴[11]、マナ[9])5m(眷獣[21])
10m
("岳脈"[12]、"殻獣"[9]、眷属(エビ)[3])

"沃土":前線から後退しつつ、さらに一体の眷属を産み出す。
"沃土":『哀れな"殻獣(オプ)"、狂ってしまったのなら、せめて遺伝子を残していきなさい』
GM: 
GM:行動値9 マナさんの手番
マナ・マヘアラニ・マイヤーズ:マイナーでレイジングシューター起動、攻撃力+5
マナ・マヘアラニ・マイヤーズ:《ダブルウェポン》《コンセントレイト:ノイマン》レッドテンペスト+レイジングシューターで殻獣へ攻撃
マナ・マヘアラニ・マイヤーズ:8dx7+3
DoubleCross : (8R10+3[7]) → 10[2,2,4,5,6,6,8,10]+6[1,6]+3 → 19

マナ・マヘアラニ・マイヤーズ:ほんと振るわんなあ!
"殻獣":躱せそう……!
"殻獣":14dx うおおお!
DoubleCross : (14R10[10]) → 9[1,1,3,3,3,4,5,5,6,6,6,7,8,9] → 9

"殻獣":はい
マナ・マヘアラニ・マイヤーズ:ふっ
クリストファー・アレミティ・マイヤーズ:っしゃあ!!
日高ぼたん:やったね!
マナ・マヘアラニ・マイヤーズ:2d10+37 諸々有効!
DoubleCross : (2D10+37) → 16[9,7]+37 → 53

"殻獣":だいぶ削れてる!
"殻獣":忘れてましたが超人的弱点でダメージが追加されています
マナ・マヘアラニ・マイヤーズ:やったぜ!
マナ・マヘアラニ・マイヤーズ:「よっしゃ、今度こそ!」
マナ・マヘアラニ・マイヤーズ:巨銃の内2丁を連結し、殻獣へと構える
マナ・マヘアラニ・マイヤーズ:「その殻引っ剥がしてやる!身は残してくれよな!」
"沃土":『わかります』
マナ・マヘアラニ・マイヤーズ:ド ォ ォ ン
マナ・マヘアラニ・マイヤーズ:轟音と共に砲弾が発射される
マナ・マヘアラニ・マイヤーズ:10-1d10
DoubleCross : (10-1D10) → 10-10[10] → 0

マナ・マヘアラニ・マイヤーズ:あ
マナ・マヘアラニ・マイヤーズ:マナ・マヘアラニ・マイヤーズの侵蝕率を+5(侵蝕率:87->92)した
"殻獣":拘束されており、耐衝撃体勢を取ることもできない。甲殻が大破し、体液を撒き散らす。
"殻獣":『ギ ア アア アアア』
マナ・マヘアラニ・マイヤーズ:「は、ざまあ見───」
GM:大気が軋み、割れた殻が氷結によって補填される。氷はそのまま瞬くよりも速く大地を這い進み──
"殻獣":銃手のもとへ。そのまま突き出した氷柱がマナを貫く!
マナ・マヘアラニ・マイヤーズ:「!!」見えている。だが射撃の反動で回避が間に合わない
マナ・マヘアラニ・マイヤーズ:「ガッ……!クソッ……魚介類のくせに……」
マナ・マヘアラニ・マイヤーズ:辛うじて急所をずらすが、貫かれた勢いのまま倒れる
ロア:「なっ──こいつ」
"岳脈":『俺の熱気を貫通……してッ!』
クリストファー・アレミティ・マイヤーズ:「母さんッ!!」
日高ぼたん:「マナさん!」
氷見 須晴:とっさに攻撃を止めようと拘束を強めるが間に合わない
氷見 須晴:発射された氷柱と、貫かれるマナ殿を、目で追う
マナ・マヘアラニ・マイヤーズ:「グッ……こっちは気にすんな!」
マナ・マヘアラニ・マイヤーズ:「今が攻め時!全力で叩き込め!!」
氷見 須晴:しかし、その気丈にふるまう様子を見て、標的に向き直る
氷見 須晴:「拘束は続けている、行くといい」
クリストファー・アレミティ・マイヤーズ:「お、前ぇええ!!」
クリストファー・アレミティ・マイヤーズ:敵を睨む、味方を得てどこか気持ちが緩みかけていた自分への怒りを吐き出すように吠え
クリストファー・アレミティ・マイヤーズ:ナイフを突き出す。
マナ・マヘアラニ・マイヤーズ:叫んだ後、気を失う間際、"岳脈"をちらりと見て
マナ・マヘアラニ・マイヤーズ:「契約、忘れんなよ」
マナ・マヘアラニ・マイヤーズ:「寝てる間に反故にしたら……殺すだけじゃ……済ま……」意識を手放す
GM:イニシアチブ
クリストファー・アレミティ・マイヤーズ:あ!GMに質問!
クリストファー・アレミティ・マイヤーズ:NPCカード:サイプレスで
クリストファー・アレミティ・マイヤーズ:協力状態のNPCを動かすって出来ますか
GM:なんか状況がそれっぽいし許可しましょう
クリストファー・アレミティ・マイヤーズ:っしゃあ!
クリストファー・アレミティ・マイヤーズ:ではサイプレスのNPCカードを使用!
クリストファー・アレミティ・マイヤーズ:対象は岳脈さんへ!
"サイプレス":《コンセントレイト》《さらなる力》
"サイプレス":10dx7>=20
DoubleCross : (10R10[7]>=20) → 10[1,2,2,3,4,4,5,6,8,10]+4[4,4] → 14 → 失敗

"サイプレス":えへへ……(チラッ)
クリストファー・アレミティ・マイヤーズ:うせやろ!!???
氷見 須晴:おやまあ…
クリストファー・アレミティ・マイヤーズ:肝心なときにお前~~ッ!!
マナ・マヘアラニ・マイヤーズ:こいつほんま
日高ぼたん:こーのドジっ子が
"岳脈":『は! ヒトの分際でよく吠える!』
"岳脈":『────そこな女!』
"サイプレス":「はいぃっ! ただいま!」
"サイプレス":こそこそと物陰に隠れていたが、"岳脈"の恫喝に意図するところを察し
"サイプレス":体内で生成した爆弾を投げつける! が、全然火力が足りない。
"サイプレス":「いややっぱ無理!」
"岳脈":『致し方あるまいか』
"岳脈":氷河に囚われた四肢を切り離し後退、肉体を再生する。
GM:冷気の支配が強まっている。
GM:天候は吹雪の様相を呈しつつあった。
GM:イニシアチブ0
"殻獣":choice[眷獣,眷獣,アル,ぼたん,"岳脈",須晴,"沃土"]
DoubleCross : (CHOICE[眷獣,眷獣,アル,ぼたん,"岳脈",須晴,"沃土"]) → アル

"殻獣":《インフィニティウェポン》《ハンティングスタイル》《スーパーランナー》アルくんたちのエンゲージに
GM

("沃土"[10]、眷獣[21])
15m
(クリストファー[13]、ぼたん[12]、須晴[11]]、"殻獣"[9])5m(眷獣[21])
10m
("岳脈"[12、眷属(エビ)[3])

"殻獣":《コンセントレイト》《パワースイング》《ギガンテックモード》《ストライクモード》
クリストファー・アレミティ・マイヤーズ:当然範囲だよな…!
"殻獣":対象はアルくん、ぼたんちゃん、氷見さん!
"殻獣":13dx7+4
DoubleCross : (13R10+4[7]) → 10[3,3,4,4,5,5,6,6,7,7,9,9,10]+6[1,2,4,6,6]+4 → 20

日高ぼたん:回避!
日高ぼたん:2dx>=20
DoubleCross : (2R10[10]>=20) → 8[1,8] → 8 → 失敗

氷見 須晴:回避
氷見 須晴:3dx
DoubleCross : (3R10[10]) → 5[1,4,5] → 5

クリストファー・アレミティ・マイヤーズ:回避!
クリストファー・アレミティ・マイヤーズ:3dx
DoubleCross : (3R10[10]) → 6[1,5,6] → 6

クリストファー・アレミティ・マイヤーズ:うおおお
クリストファー・アレミティ・マイヤーズ:NPCカードのロアくんを2回使用!
ロア:《領域の盾》このエフェクトは1メインプロセス1回制限がなく
ロア:少なくともこの卓では2枚同時使用できるものとします
クリストファー・アレミティ・マイヤーズ:便利すぎるぜ…盾!
クリストファー・アレミティ・マイヤーズ:クリスへのダメージをぼたんちゃんへ!氷見さんへのダメージをロアくんに!
"殻獣":6d10+24 装甲有効
DoubleCross : (6D10+24) → 34[6,2,4,7,6,9]+24 → 58

日高ぼたん:死。リザレクト!
日高ぼたん:日高ぼたんの侵蝕率を+9(1d10->9)した(侵蝕率:78->87)
日高ぼたん:日高ぼたんのHPを7回復(HP:2->9)
"殻獣":そして氷結した大地が、砕ける。
"殻獣":拘束を抜けた"殻獣"は、轟音を上げながら大木のように太く長い足で驚くほどに機敏に距離を詰め
クリストファー・アレミティ・マイヤーズ:「……!」
クリストファー・アレミティ・マイヤーズ:(まずい、前に出す……)
"殻獣":鋏を振り上げると同時、その鋏を核として巨大な二振りの氷刃が形成され。
日高ぼたん:「クリスくん」
日高ぼたん:くい、と。前に突っ込むクリスくんの襟が引かれ、支点としてダンスのように互いの位置を入れ替える。
日高ぼたん:「冷静に、なりなさい」そう相手の目を見ていう口の端から、噛み締めたように赤い筋がつぅ、と流れている
クリストファー・アレミティ・マイヤーズ:「!!」
クリストファー・アレミティ・マイヤーズ:「ぼた、ん……!?」
氷見 須晴:人間擬態の腕一本、どころか全身の損傷がひどいことになりそうか、と予測を立てつつ、氷刃を見上げる
"殻獣":両側から逃げ道を塞ぐように、君たちの命脈を刈り取らんと振るわれる!
日高ぼたん:その背後には致命の氷刃が迫り、そして。
ロア:「歪め」
ロア:斬撃に似つかわしくない激突音が響き、破壊の伝染経路が捻じ曲げられる。
ロア:一方の鋏は自らへ、他方の誘導を────
ロア:「──くっ、何だこの出力、は」
日高ぼたん:「ロア」
日高ぼたん:「こっちは、大丈夫」
ロア:歪めきれない。君を見る。
ロア:「ぼた」
ロア:直後、矮躯が吹き飛ばされる。
日高ぼたん:ロアの目を見返しながら。
日高ぼたん:ぐしゃり、と紙を丸めるような音と共に宙に舞う。
クリストファー・アレミティ・マイヤーズ:「ぼたんッ!!」
クリストファー・アレミティ・マイヤーズ:頬に幼馴染の血を浴びて叫ぶ
クリストファー・アレミティ・マイヤーズ:「ダメだ、ダメだダメだダメだ……このままじゃ……でも」
クリストファー・アレミティ・マイヤーズ:「くそっ、取り乱して僕に何が出来る……!」
クリストファー・アレミティ・マイヤーズ:「ぼたんと母さんが、体を張って伝えてくれたことを……」
クリストファー・アレミティ・マイヤーズ:「……やらなくちゃ!」
氷見 須晴:吹き飛ばされた2人を苦い顔で見上げる
氷見 須晴:だが、上をしばし見つめたそののち
氷見 須晴:「アル殿」
氷見 須晴:弓を構えなおしながら
クリストファー・アレミティ・マイヤーズ:「はい!」
クリストファー・アレミティ・マイヤーズ:こちらもサーフボードに飛び乗り、敵を見据える
クリストファー・アレミティ・マイヤーズ:「落ち着いて、狙いを定めて……倒します!」
氷見 須晴:「日高殿を信じろ、どうやら、戦意は衰えてないらしい」
クリストファー・アレミティ・マイヤーズ:「大丈夫、分かってますよ」
クリストファー・アレミティ・マイヤーズ:「このくらいでぼたんも、負けたりしません」
クリストファー・アレミティ・マイヤーズ:振り返らずに飛沫を上げて進む。
GM:イニシアチブ-12 ぼたんちゃんの手番
日高ぼたん:マイナーなし、メジャーで《Cエンハイ》+《天からの眼》+《イェーガーマイスター》
日高ぼたん:対象は殻獣
日高ぼたん:10dx7+7
DoubleCross : (10R10+7[7]) → 10[1,3,5,5,7,8,8,8,9,10]+10[1,1,3,4,9,9]+10[8,9]+4[1,4]+7 → 41

マナ・マヘアラニ・マイヤーズ:ぼたんはえらいな~
日高ぼたん:えへへ~
"殻獣":14dx 避!
DoubleCross : (14R10[10]) → 10[1,1,2,3,3,3,4,4,6,7,7,7,8,10]+7[7] → 17

"殻獣":ダメージどうぞ
日高ぼたん:5d10+34+1d10
DoubleCross : (5D10+34+1D10) → 33[7,5,9,8,4]+34+9[9] → 76

"殻獣":えっ…………
日高ぼたん:弱点で86か。装甲有効です。
クリストファー・アレミティ・マイヤーズ:ヤバすぎるJC
"殻獣":《超人的弱点》ダメージ10増加
"殻獣":死ぬ!《魂の錬成》HP10で復活
日高ぼたん:でもまだ銃一本しか使えないから…
日高ぼたん:日高ぼたんに-4(1d10->4)のダメージ!(HP:9->5) レッドテンペスト反動
日高ぼたん:日高ぼたんの侵蝕率を+8した(侵蝕率:87->95)
日高ぼたん:────矮躯が飛ぶ。
日高ぼたん:ぐるぐると回る視界は明滅し、どくどくと手を紅い飛沫が伝う。
日高ぼたん:その伝う方向から重力、上と下を区別して。
日高ぼたん:ダラン、と利き腕の力を抜いた。
日高ぼたん:黒い鉄が重力に従い下方を向く。
日高ぼたん:今しがた飛ばされたそこに、鋏を振り抜いた巨体がある。
"殻獣":『ィ イイ』
日高ぼたん:片手で銃を保持したまま、碌な狙いをつけなくとも、地球の重力に従って照準はまっすぐと伸びて。
日高ぼたん:───引き金を、弾く
日高ぼたん:真冬と間違うほどに冷え切った空気の中で赤熱した砲塔が水蒸気を上げて淡い雲となり。
日高ぼたん:落雷のような轟音とともに、殻獣に対して。
日高ぼたん:くろがねの稲妻が、まっすぐに落ちた
"殻獣":────着弾。
"殻獣":マナの弾丸が、破砕部以外にも与えていた甲殻への疲労と相まってか。
日高ぼたん:吹き飛ばされた勢いを反動で御して、着弾を見る。
"殻獣":その銃撃は蜘蛛の巣状に"殻獣"の背面を砕き、心臓を貫いた。
"サイプレス":「お、おおーっ」
"サイプレス":「マジで頭にある、心臓!」
"殻獣":どう、と倒れる。
"殻獣":ぴきぴきと、その肉体も凍っていく。
ロア:「げほっ──はぁ。終わっ……」
"岳脈":「……いや」
GM:ならばなぜ。氷河が続いている?
日高ぼたん:上昇と落下の釣り合う一瞬の浮遊の中でその様を観察。
日高ぼたん:「っ、まだ!」
日高ぼたん:叫ぶ息が白く曇る。熱を持つ銃身が未だ音を立てる。
日高ぼたん:高度による気温差?──否。
日高ぼたん:未だに気温は下がり続けている。
"殻獣":霜の降りたように白く染まった残骸。
"殻獣":さらにそれに纏わりつくように、氷が形成されていき。
"殻獣":全身が透き通る氷に置換された殻獣が、起き上がる。
氷見 須晴:指先は冷たく、吐く息は白い、寒いのは苦手なんだが
氷見 須晴:氷であるというのであれば、勝算は残る
"沃土":『──何が、起きて』
日高ぼたん:気を緩ませた一瞬に差し込むように再起動する獣を見て、
日高ぼたん:「けど、」
日高ぼたん:まだ、気を緩めなかった者が一人居る。
日高ぼたん:「行けるよね、クリス!」
氷見 須晴:「…アル殿、あとは頼んだ」
GM:イニシアチブ‐13 アルくんの手番。
クリストファー・アレミティ・マイヤーズ:はい!
クリストファー・アレミティ・マイヤーズ:マイナーでストライクモービルに搭乗!
クリストファー・アレミティ・マイヤーズ:メジャーでコンセ+形なき剣!ブーメランアスピスも起動!
クリストファー・アレミティ・マイヤーズ:射撃攻撃を殻獣に!
"殻獣":きな!
クリストファー・アレミティ・マイヤーズ:10dx7+6
DoubleCross : (10R10+6[7]) → 10[4,5,5,5,5,6,6,8,8,9]+10[1,3,8]+4[4]+6 → 30

クリストファー・アレミティ・マイヤーズ:オッケー!
"殻獣":14dx しっかり乗せてきおって 回避だ回避!
DoubleCross : (14R10[10]) → 10[1,1,2,3,3,3,4,4,4,8,9,10,10,10]+7[4,5,7] → 17

"殻獣":ダメージどうぞ!
クリストファー・アレミティ・マイヤーズ:4d10+1d10+8
DoubleCross : (4D10+1D10+8) → 32[5,8,10,9]+7[7]+8 → 47

クリストファー・アレミティ・マイヤーズ:出目もヨシ!
"殻獣":死にます! 復活無し!
眷属(エビ)2:消滅します。
クリストファー・アレミティ・マイヤーズ: が す !!
クリストファー・アレミティ・マイヤーズ:その場の全員がそれを見上げた時には、既に
クリストファー・アレミティ・マイヤーズ:握りしめられたブーメランナイフが、深々と殻獣の甲殻に突き立てられている。
GM:──それが『氷河』の使い手だというのなら。
ロア:「君こそは冬の荒波を渡るもの、か」
ロア:死出の航海の神が、その航行に目を見張る。
クリストファー・アレミティ・マイヤーズ:狙ったのは一点。
クリストファー・アレミティ・マイヤーズ:大口径の銃弾が頭部を貫通した、その『出口』。
クリストファー・アレミティ・マイヤーズ:いかに氷がそれを上から塞ごうとしても
クリストファー・アレミティ・マイヤーズ:『孔』はそこに残っている。もっとも脆い一点が、そこに。
クリストファー・アレミティ・マイヤーズ:「僕の大切な人たちを」
クリストファー・アレミティ・マイヤーズ:「みんなの住む場所を」
クリストファー・アレミティ・マイヤーズ:ざざざざざざっ
クリストファー・アレミティ・マイヤーズ:道路上の水が引いていく。
クリストファー・アレミティ・マイヤーズ:そして龍のように立ち上る水柱となって
クリストファー・アレミティ・マイヤーズ:怪物を睥睨する。
クリストファー・アレミティ・マイヤーズ:「傷付けて、踏み荒らして、それが当然のつもりなら」
クリストファー・アレミティ・マイヤーズ:「お前みたいな神様なんて、いらない!!」
クリストファー・アレミティ・マイヤーズ:ど ぱッ!!
クリストファー・アレミティ・マイヤーズ:氷の装甲のひび割れを、水龍が貫く。
"殻獣":ピシ────ピシピシ
クリストファー・アレミティ・マイヤーズ:その出処は海。陽光に育まれた暖かな水が
クリストファー・アレミティ・マイヤーズ:氷を溶かし、ひびを広げて染み渡り……やがて
クリストファー・アレミティ・マイヤーズ:「壊、れろ!!」
クリストファー・アレミティ・マイヤーズ:温度差によって、その装甲を内部から粉砕する!
"殻獣":それは、滝のようだった。
"殻獣":高所から凄まじい質量の氷水が降る。メロフェティアの一柱の崩壊。
"殻獣":今度こそ死滅した暴虐の残滓を、勢いを取り戻した"岳脈"の火が洗い流していく。
GM:戦闘終了。PC達の勝利です。
クリストファー・アレミティ・マイヤーズ:氷塊混じりのウェーブトップを滑り降り
クリストファー・アレミティ・マイヤーズ:制動を効かせてボードを止める
クリストファー・アレミティ・マイヤーズ:日高ぼたんの目の前へと。
クリストファー・アレミティ・マイヤーズ:「……ん」
クリストファー・アレミティ・マイヤーズ:「見てましたか」
クリストファー・アレミティ・マイヤーズ:「僕だって、結構やるんです」
クリストファー・アレミティ・マイヤーズ:手を差し伸べる。
日高ぼたん:空中に弾かれた後、その活躍を見届けて。地面に仰向けに。
日高ぼたん:「ん」上半身を起こしながら、その手を取って。
日高ぼたん:「見てたよ、ちゃんと」
日高ぼたん:くん、と。立ち上がるよりちょっと力を込めて、クリスくんを手を引いて体勢を崩させて。
クリストファー・アレミティ・マイヤーズ:「わ」
クリストファー・アレミティ・マイヤーズ:こっちも気が抜けていたのでかんたんに引っ張られる
日高ぼたん:がばり、とその頭を抱きしめる
日高ぼたん:「よしよし、よくやった、偉いぞクリスくん!」
日高ぼたん:ワシワシと撫でる。どこかマナさんに似た仕草である。
クリストファー・アレミティ・マイヤーズ:「~~~!!」
クリストファー・アレミティ・マイヤーズ:「なんでそんなとこが似るんですか!」
クリストファー・アレミティ・マイヤーズ:「やめてください!離してください!」
日高ぼたん:「えー?マナさんもあの沃土さんもやってるのに私は駄目なんだ」
日高ぼたん:ぶぅぶぅ、と唇を尖らせる。
クリストファー・アレミティ・マイヤーズ:「べ、別に」
クリストファー・アレミティ・マイヤーズ:「あの人たちもいいとは言ってません……!」
クリストファー・アレミティ・マイヤーズ:ぜえぜえ言いながら抜け出して
クリストファー・アレミティ・マイヤーズ:「とにかく……もうひとがんばり」
クリストファー・アレミティ・マイヤーズ:「早めにすませましょう、ぼたん」
クリストファー・アレミティ・マイヤーズ:「……今日はシチューがあるらしいですから」


GM:ではバトルリザルト!
GM:1体のエネミーに勝利したので
・そのシーンの調達達成値に一度だけ+5
・ランダムでアイテムを獲得
・PC1人の侵蝕率を1D10回復
から1つ選択して適用してください

クリストファー・アレミティ・マイヤーズ:ママン!侵蝕を下げな!
マナ・マヘアラニ・マイヤーズ:すまんな息子よ!いただくぜ!
マナ・マヘアラニ・マイヤーズ:92-1d10
DoubleCross : (92-1D10) → 92-6[6] → 86

マナ・マヘアラニ・マイヤーズ:よし、悪くない
クリストファー・アレミティ・マイヤーズ:っしゃい!


GM:シークレットダイス
GM:シークレットダイス
GM:----------------------------------------
GM:◆Meanwhile/XXVSXX◆
GM:choice[礫砂,???]
DoubleCross : (CHOICE[礫砂,???]) → ???

GM:choice[礫砂]
GM:"礫砂"VS???
GM:???の勝利


GM:シーン終了。ロイス購入可能。
氷見 須晴:ロイスは保留で
クリストファー・アレミティ・マイヤーズ:ロイス保留!
マナ・マヘアラニ・マイヤーズ:ロイス保留!
マナ・マヘアラニ・マイヤーズ:応急何個有ったっけ
氷見 須晴:3、4こ保持していたような
日高ぼたん:ロイス保留で。応急が今3個でしたっけね。
日高ぼたん:ミドル1で全員購入、そのあと氷見さんが2回購入して全部で6個、使用が私2とマナさん1で残り3個です(ログ確認)
クリストファー・アレミティ・マイヤーズ:助かる
クリストファー・アレミティ・マイヤーズ:じゃあレッテン組からどうぞ
氷見 須晴:応急貰ってもいいですか(クライマックス前にHP無いと動けない)
日高ぼたん:そうね、氷見さんの体力確保を最大限に。
日高ぼたん:こっちは最悪撃った後に死ぬだけでいいから
マナ・マヘアラニ・マイヤーズ:じゃあ私追加で応急挑戦しよう
マナ・マヘアラニ・マイヤーズ:誰か余裕があったらフラググレネード買ってくれると嬉しい
マナ・マヘアラニ・マイヤーズ:3dx+1>=8
DoubleCross : (3R10+1[10]>=8) → 9[2,7,9]+1 → 10 → 成功

マナ・マヘアラニ・マイヤーズ:応急一個確保!氷見さんから使って!
日高ぼたん:氷見さんが2個、レッテン組1こずつであと購入手番はフラグレ狙いましょうか。
クリストファー・アレミティ・マイヤーズ:あ、そっか
クリストファー・アレミティ・マイヤーズ:じゃあ氷見さん優先!どぞどぞ!
クリストファー・アレミティ・マイヤーズ:でもってこっちはカーチャンのフラググレネードを買うぜ!
クリストファー・アレミティ・マイヤーズ:ブーメラン起動!
クリストファー・アレミティ・マイヤーズ:6dx+6
DoubleCross : (6R10+6[10]) → 8[1,2,3,5,6,8]+6 → 14

クリストファー・アレミティ・マイヤーズ:オッケーイ!
クリストファー・アレミティ・マイヤーズ:パスだカーチャン!
マナ・マヘアラニ・マイヤーズ:ありがとアル~~!
マナ・マヘアラニ・マイヤーズ:アルも添い寝してあげよう
クリストファー・アレミティ・マイヤーズ:い、いらないですよ!!
氷見 須晴:一応追加で購入します
氷見 須晴:オートで紡ぎの魔眼宣言します
氷見 須晴:氷見 須晴の侵蝕率を+1した(侵蝕率:83->84)
氷見 須晴:6dx
DoubleCross : (6R10[10]) → 6[1,2,3,3,4,6] → 6

氷見 須晴:財産点2点使います
氷見 須晴:これで応急は5つですかね
日高ぼたん:ですね。
氷見 須晴:まず2つ使ってもいいですか…?
日高ぼたん:どうぞどうぞ。
氷見 須晴:4d10
DoubleCross : (4D10) → 24[5,10,4,5] → 24

氷見 須晴:OK全快
氷見 須晴:HP25へ
日高ぼたん:私何買おう。応急が不要ならジャケットでも狙おうかな。
クリストファー・アレミティ・マイヤーズ:っしゃい!
クリストファー・アレミティ・マイヤーズ:レッテン組も
クリストファー・アレミティ・マイヤーズ:先手取れる可能性あるので10は越えてたほうがいいのでは?
マナ・マヘアラニ・マイヤーズ:ぼたん先使っていいよ
日高ぼたん:じゃあまず一個。
日高ぼたん:5+2d10
DoubleCross : (5+2D10) → 5+9[6,3] → 14

マナ・マヘアラニ・マイヤーズ:ママは先に攻撃食らう可能性が高いからな
日高ぼたん:あー。
日高ぼたん:じゃあもう一個使わせてもらおうかな。
日高ぼたん:14+2d10
DoubleCross : (14+2D10) → 14+14[9,5] → 28

日高ぼたん:よし、全快。残り一つはマナさんどうぞ
マナ・マヘアラニ・マイヤーズ:じゃあ最後の一個を
マナ・マヘアラニ・マイヤーズ:1+2d10
DoubleCross : (1+2D10) → 1+19[10,9] → 20

マナ・マヘアラニ・マイヤーズ:いい感じ!
日高ぼたん:あっ、購入はシューターズジャケット。
日高ぼたん:3dx+2>=13
DoubleCross : (3R10+2[10]>=13) → 10[2,7,10]+6[6]+2 → 18 → 成功

クリストファー・アレミティ・マイヤーズ:完璧!
日高ぼたん:買えてしまった。……行動2下がるけどマナさん着ます?
日高ぼたん:シューターズジャケット ドッジ-1、行動-2、装甲+3、射撃判定に+1dですが。
マナ・マヘアラニ・マイヤーズ:どうせみんなの中では鈍足だし、ぼたんがいらないならもらっちゃおうかな~
日高ぼたん:先手を取るために行動値確保しておこうかな~って
クリストファー・アレミティ・マイヤーズ:フルアーマーママ!
日高ぼたん:わ~い着て下さい!プレゼントですよ!
マナ・マヘアラニ・マイヤーズ:じゃあもらう!ぼたんありがと~~!(ぎゅっ)
日高ぼたん:わふっ。えへへ~
クリストファー・アレミティ・マイヤーズ:くっ……
氷見 須晴:仲がよさそうで何よりだ(ほくほく)

Interlude#3

GM:----------------------------------------
GM:◆Interlude#3◆
GM:----------------------------------------
GM:侵蝕1で登場可能。回想シーンからです。
マナ・マヘアラニ・マイヤーズ:マナ・マヘアラニ・マイヤーズの侵蝕率を+1(侵蝕率:86->87)した
日高ぼたん:95→96
GM:----------------------------------------
GM:────数年前。
GM:オアフ島 ミリラニ
GM: 
GM:マナ・マヘアラニ・マイヤーズがインストラクターを務める、比較的内陸寄りにある射撃訓練場。
GM:日高ぼたん、君はここで師匠たるマナから、訓練を受けている。
GM:日高芍薬とともに日本へと帰国する前の、最後のレッスンだ。
マナ・マヘアラニ・マイヤーズ:「ヒュ~、またど真ん中」
マナ・マヘアラニ・マイヤーズ:何度目かの劈くような轟音の後に、300m離れた的の中心が穿たれる
日高ぼたん:「……………」スコープ越しにそれを見ながら。
マナ・マヘアラニ・マイヤーズ:「10発撃って10発命中とはね。もう私が教えること無いや」
トラヴィス・ラナキア・マイヤーズ:「風向きがよく読めている」
日高ぼたん:「……」ちょっと目線を彷徨わせながら「ええと、ありがとう、ございます」
トラヴィス・ラナキア・マイヤーズ:「銃ってぇのはスコープの中心に向けて撃てば当たるわけじゃない。的が遠ければ遠いほど、考えることは増えてくもんだが──」
トラヴィス・ラナキア・マイヤーズ:「教師が良かったな! ハッハッハ!」
トラヴィス・ラナキア・マイヤーズ:ぼたんちゃんの頭をぐしぐしと撫でる。
日高ぼたん:「私の体だと、マナさんみたいには撃てずに反動で上がっちゃうので、今日は風も強かったですし、この射程だったら……」と、今の狙いを言葉にしながら。
日高ぼたん:「わっ」
マナ・マヘアラニ・マイヤーズ:「インストラクターは私なんですけどー」負けじとぼたんの頬をぷにぷにし
日高ぼたん:「ふぎゅ」ぷにぷに
日高ぼたん:「ひゃ、ひゃめてください」
マナ・マヘアラニ・マイヤーズ:「何事も姿勢が大事なんだから、私の教えた基礎が良かったんだよねーぼたん~」
トラヴィス・ラナキア・マイヤーズ:「わかった……」ちょっと悲しそうな顔をして手を放す。
日高ぼたん:「あっ……」ちょっと名残惜しそうに。
トラヴィス・ラナキア・マイヤーズ:「ママが偉いなんていつだって言ってるだろぉ?」
日高ぼたん:「そ、その、トラさんの教えてくれたことも役に立ってます。この銃だとどれくらい下に落ちることとか、周りの見方とか…」あわあわ
トラヴィス・ラナキア・マイヤーズ:「こうやって、最後くらい俺のありがたみを再確認してもらおって。な! ぼたんはいい子だなあ」
日高ぼたん:「はい。マナさんみたいにはまだ出来ませんけど……お二人のおかげです」
日高ぼたん:「私まだ、片手じゃ撃てませんし……」
トラヴィス・ラナキア・マイヤーズ:「あれはできなくていい」急に真顔で
マナ・マヘアラニ・マイヤーズ:「ぼたんは優しいな~!」
日高ぼたん:「え?……でもマナさんはやってますし」頬を揉まれる。
トラヴィス・ラナキア・マイヤーズ:「こいつは特別なんだ」
マナ・マヘアラニ・マイヤーズ:「えーぼたんだって大人になったら出来るようになるって」
トラヴィス・ラナキア・マイヤーズ:「ぼたんがあんなのを真似してみろ。背が伸びなくなっても知らないぞ」
日高ぼたん:「えっ」「それは……困ります」
日高ぼたん:40cmぐらいある身長差を見ながら
トラヴィス・ラナキア・マイヤーズ:三本の銃を振り回して戦うぼたんちゃんを想像して。
トラヴィス・ラナキア・マイヤーズ:「見たいか見たくないかで言えば見たい……か…………いやいや」
トラヴィス・ラナキア・マイヤーズ:「絶対かわいい……!」
マナ・マヘアラニ・マイヤーズ:「大丈夫だって!ここから全然伸びるしママみたいにボンキュッボンになるもんね~」
日高ぼたん:「なりますか? ………なれますかね」頬を揉まれながらマナさんのプロポーションを見る。
マナ・マヘアラニ・マイヤーズ:「まあ……」
マナ・マヘアラニ・マイヤーズ:ふと、表情を戻して
マナ・マヘアラニ・マイヤーズ:「その成長を近くで見てやれないのは、ちょっと寂しいけどね」
トラヴィス・ラナキア・マイヤーズ:「おいおい、湿っぽいのは……」
トラヴィス・ラナキア・マイヤーズ:遮りかけてから、思い直して。
トラヴィス・ラナキア・マイヤーズ:「いやぁ、言っといた方がいいなぁぼたんには」
トラヴィス・ラナキア・マイヤーズ:「俺もな、本当は寂しくて寂しくて……」
トラヴィス・ラナキア・マイヤーズ:ぐすり、と鼻を啜る。
マナ・マヘアラニ・マイヤーズ:「パパ最近毎晩泣いてるもんね」
トラヴィス・ラナキア・マイヤーズ:「バッカ!」
トラヴィス・ラナキア・マイヤーズ:「ママはすぐそういう事バラすじゃん! この前もアルにさ────」
日高ぼたん:「…………!」大人2人が落ち込みはじめて慌てる。
日高ぼたん:「そ、その。また、ここに来ますから」
日高ぼたん:「その……お姉、芍薬さんが連れてきてくれるなら、ですけど…」
トラヴィス・ラナキア・マイヤーズ:「ん」
マナ・マヘアラニ・マイヤーズ:「芍薬先生も忙しいからなあ」
トラヴィス・ラナキア・マイヤーズ:夫婦二人で顔を見合わせてから、ぼたんに向き直る。
マナ・マヘアラニ・マイヤーズ:「もし連れてきてくれない時は、すぐに連絡するんだよ」
マナ・マヘアラニ・マイヤーズ:「こっちから会いに行くからさ」
トラヴィス・ラナキア・マイヤーズ:「そうそう」
トラヴィス・ラナキア・マイヤーズ:「アルも、あいつぁあんな調子だったけど……」
トラヴィス・ラナキア・マイヤーズ:ここ最近の息子の様子を思い出し、鼻を掻きながら。
日高ぼたん:「…………お二人が、日本にですか」
日高ぼたん:開放的な2人が、ビルに囲まれてるのを想像して「ちょっと似合わなそうですね」
日高ぼたん:少し笑う。
トラヴィス・ラナキア・マイヤーズ:「考え過ぎだ。ママはどんな場所だって似合うさ」
トラヴィス・ラナキア・マイヤーズ:白い歯を見せて笑う。
マナ・マヘアラニ・マイヤーズ:「そうだぞー!パパだって昔はちゃんとしてたんだから」
トラヴィス・ラナキア・マイヤーズ:「ええっ! そこのフォローはもう一声伸ばせないか?」
マナ・マヘアラニ・マイヤーズ:「年齢その他諸々を考慮した結果妥当な所に落ち着きました」
トラヴィス・ラナキア・マイヤーズ:「くぁ~~! 歳なんて取るもんじゃねえな!」
日高ぼたん:「…………ふふっ」
日高ぼたん:「いえ、ごめんなさい。笑っちゃって」
日高ぼたん:「はい、お二人共すごく似合うと思います。その……私も、案内できるようにがんばりますね」
日高ぼたん:我慢できず、というふうに少し吹き出して、ふっと表情が和らぐ。
トラヴィス・ラナキア・マイヤーズ:「ははっ」
マナ・マヘアラニ・マイヤーズ:「ふふ」
トラヴィス・ラナキア・マイヤーズ:「いいかぼたん。お前は誰がなんと言おうと世界一の娘だ」
トラヴィス・ラナキア・マイヤーズ:「誰が何と言おうとな。太鼓判を押してやる」
日高ぼたん:「…………………」
日高ぼたん:「ええと、その」
日高ぼたん:「ありがとうございます……」そわそわと目線を彷徨わせる。照れ。
日高ぼたん:「お二人も、とてもいい人だと、思います」
トラヴィス・ラナキア・マイヤーズ:「ぼたんーー!!」
トラヴィス・ラナキア・マイヤーズ:がっ、と小さな体を抱き上げる。
トラヴィス・ラナキア・マイヤーズ:「元気でな! あと変な男には引っかかるな!」
日高ぼたん:「ひゃわっ!?」
日高ぼたん:「げん、元気でやります。でもその、ふっ、く、くすぐったいです!」
トラヴィス・ラナキア・マイヤーズ:ひとしきり抱きしめて。
トラヴィス・ラナキア・マイヤーズ:「よし、ママの番!」
日高ぼたん:「えぇっ」
トラヴィス・ラナキア・マイヤーズ:そのまま、マナさんの腕の中に。
マナ・マヘアラニ・マイヤーズ:「持ってました!」
マナ・マヘアラニ・マイヤーズ:再び抱き上げて
マナ・マヘアラニ・マイヤーズ:「ぼたん~!パパのヒゲにジョリジョリされて痛かったよね~」
トラヴィス・ラナキア・マイヤーズ:「…………!」(ガーン!!!!)
日高ぼたん:「それは……えっと、まぁ」成人男性と接することも無いので。
マナ・マヘアラニ・マイヤーズ:抱きしめながら頬ずりする
日高ぼたん:「わ、ぷ」もちもちと頬が歪む。
日高ぼたん:「すいません…お髭って痛いんですね。ふわふわしてると思ってました」
マナ・マヘアラニ・マイヤーズ:こちらもひとしきり堪能し、ぼたんを優しく下ろす
日高ぼたん:懐かしくなっていた地面の感触を確かめながら、衣服や髪の毛を整える。
日高ぼたん:ちょっとした照れ隠しでもある。
トラヴィス・ラナキア・マイヤーズ:「人に依るんだ……パパのは割と硬いみたいでサ……」髭剃りで肌を切ったりする
日高ぼたん:「そう、なんですね。知りませんでした」
マナ・マヘアラニ・マイヤーズ:「ま、これで向こう一年分のぼたん成分は摂取できたかな」
トラヴィス・ラナキア・マイヤーズ:「そうだなぁ」(本当は三日くらいで欠乏する癖に、と思っている)
日高ぼたん:「だいぶ持っていかれてますね、私の成分……」
日高ぼたん:「……………その」
日高ぼたん:「私も、ちょっと。明日からマナさんとトラさんと、クリスさんとはしばらく会えないと思うと」
日高ぼたん:「………その、寂しい、ですね。多分」
日高ぼたん:途中から目線を伏せてモジモジという。
日高ぼたん:今まで、旅先でこうも深く交流したことがなかったから。
トラヴィス・ラナキア・マイヤーズ:「おぉ……」
トラヴィス・ラナキア・マイヤーズ:「なんだこの可愛い生き物は! うちに連れて帰らないか!?」
トラヴィス・ラナキア・マイヤーズ:「……なんてな。すまん、そういう訳にはいかないのも分かっちゃいるんだが」
日高ぼたん:「い、いえ!その、はい……」
日高ぼたん:「私も、一緒にいれたら、って思うんですけど」
日高ぼたん:「………その、クリスくんと約束、しましたから」
マナ・マヘアラニ・マイヤーズ:「ほほう……?」
トラヴィス・ラナキア・マイヤーズ:ほう、と眉を上げる。
日高ぼたん:「海の向こうで色んな国を見て、教えてあげるって」
日高ぼたん:「だから……その、寂しいけど、頑張ってきます」
日高ぼたん:少しはにかみながら二人を見る。
トラヴィス・ラナキア・マイヤーズ:「なんていい子なんだ…………世界一いい子……」さめざめと泣く。
マナ・マヘアラニ・マイヤーズ:「あっ、ふーん……」何かを察した様子で
マナ・マヘアラニ・マイヤーズ:「ま、脈はまだあると考えとくか……」小さく呟く
日高ぼたん:「あ、でもクリスくんには内緒にしておいてくださいね」
日高ぼたん:「私が寂しいって言うと……心配、させちゃうかもしれませんから」
マナ・マヘアラニ・マイヤーズ:「ママ的には別の心配があるんだけど……まあ、ぼたんがそう言うなら」
マナ・マヘアラニ・マイヤーズ:「また来た時にも、仲良くしてあげてね」
日高ぼたん:「はいっ」
日高ぼたん:「次はマナさんぐらい大きくなって、踏み台無くてもお手伝いできるようになっておきます」
マナ・マヘアラニ・マイヤーズ:「お、言ったなーこいつめ」
マナ・マヘアラニ・マイヤーズ:ワシワシと髪を撫でて
日高ぼたん:「わっ、わっ」
マナ・マヘアラニ・マイヤーズ:「…………」そのくしゃくしゃになった髪を見つめ
マナ・マヘアラニ・マイヤーズ:「よし!なにはともあれ!」
日高ぼたん:「?」少し伸びてきた髪の毛を手櫛で分ける。
マナ・マヘアラニ・マイヤーズ:「この射撃場に来るのもこれで最期、日本風に言うと免許皆伝ってやつだからさ」
マナ・マヘアラニ・マイヤーズ:ぼたんの前にしゃがみ込み、ポケットをゴソゴソ探る
日高ぼたん:「…そうですね」
日高ぼたん:「? どうしました?」
マナ・マヘアラニ・マイヤーズ:「卒業祝い、本当なら銀の弾丸〈シルバーバレット〉とか渡すとこなんだけど」
マナ・マヘアラニ・マイヤーズ:「ぼたんにはこっちの方が可愛いかなって」
日高ぼたん:「なんでしょう」
マナ・マヘアラニ・マイヤーズ:言いながらぼたんの髪を撫で付けて、二本の髪留めを差す
トラヴィス・ラナキア・マイヤーズ:「2人で選んだんだ」ぐす……とハンカチで目許を拭っていたトラヴィスが、写真を撮りながら追従する。
トラヴィス・ラナキア・マイヤーズ:パシャパシャパシャパシャパシャ!
トラヴィス・ラナキア・マイヤーズ:「どう?」とぼたんにスマフォの画面を見せる。
日高ぼたん:「?」伸びてきて、目を隠すようだった前髪が視界に映らなくなったのを感じる。
日高ぼたん:自分の髪にコツン、と小さく硬い感覚を感じながら画面を覗き込んで。
日高ぼたん:「わぁ」
マナ・マヘアラニ・マイヤーズ:うさぎのキャラクターがあしらわれたカラフルな髪留めだ
トラヴィス・ラナキア・マイヤーズ:「俺としては、思った通りの可愛さ、ってとこだな」
日高ぼたん:スィ、とスワイプして画像を拡大しながら。
日高ぼたん:「も、」
日高ぼたん:「貰って、良いんでしょうか」
日高ぼたん:おずおずと2人を見る。
トラヴィス・ラナキア・マイヤーズ:「だってママ。どう思う?」
マナ・マヘアラニ・マイヤーズ:「私らがぼたんに受け取って欲しいんだよ」
日高ぼたん:「…………!」
日高ぼたん:「じゃ、じゃあ」
トラヴィス・ラナキア・マイヤーズ:「そういうことさ。はじめに会った時よりずっと優しく、強くなった。ぼたんにな」
日高ぼたん:「貰ってあげます……じゃなくて、いただき……ええと」
日高ぼたん:「う、嬉しいです。ありがとうございます」
日高ぼたん:「…………」目線を左上、自分が付けている髪留めと画面を往復しながら。
日高ぼたん:直接見たいけど外すのがもったいなくて、手があわあわと彷徨った後。
日高ぼたん:「え、えへへ」
日高ぼたん:「可愛いと思います、これ」
日高ぼたん:明確に、何かに対して素直に感想を言ったのが久しぶりで、少し頬が染まる。
マナ・マヘアラニ・マイヤーズ:「ふふ、素直なぼたんも可愛いぞ」今度は優しく、髪を崩さないように頭を撫でる
マナ・マヘアラニ・マイヤーズ:「……ぼたん」
日高ぼたん:「なんでしょう、マナさん」
マナ・マヘアラニ・マイヤーズ:「これだけは覚えておいて」
マナ・マヘアラニ・マイヤーズ:「私がぼたんに銃を教えたのはね、ぼたんの力を使ってなにかして欲しいわけでも」
マナ・マヘアラニ・マイヤーズ:「ぼたんの身を守ったり、誰かを守ってもらうためでもない」
日高ぼたん:「…………?」
マナ・マヘアラニ・マイヤーズ:「そもそも当てるだけなら、なんでか知らないけどぼたんは最初からできたからね。そこがまた厄介だったんだけど」
日高ぼたん:「それは、まぁ、そうですね……」
日高ぼたん:「でも、それだと。銃は何に使えば良いんでしょう」
マナ・マヘアラニ・マイヤーズ:「銃ってのはね、結果が出るまでの……まあぶっちゃけ相手を傷つけるまでのなんだけど」
マナ・マヘアラニ・マイヤーズ:「その過程を限界まで省いた武器なの」
マナ・マヘアラニ・マイヤーズ:「やることは一つ、引き金(トリガー)を引くだけ」
日高ぼたん:「そう、ですね」
日高ぼたん:私が人差し指一つで相手をどれだけ害せるか。他のものに比べ物にならない威力と効率化が、銃にある。
マナ・マヘアラニ・マイヤーズ:「それはね、別にそれに付いてくるやり取りが面倒くさくなったとかじゃなくて」
マナ・マヘアラニ・マイヤーズ:「できるだけ長く、考えるためなんだと思うんだよね、私は」
日高ぼたん:「………?長く考えるため?」
マナ・マヘアラニ・マイヤーズ:「ぼたんには、撃てば必ず当てる力がある。祝福〈ブレス〉と言ってもいい」
マナ・マヘアラニ・マイヤーズ:「そして、当たればそれですべて終わる。それが、銃」
マナ・マヘアラニ・マイヤーズ:「だから、考えなさい。ぼたん」
マナ・マヘアラニ・マイヤーズ:「自分がどんな"終わり"のために引き金を引くのか」
日高ぼたん:「終わりの、ために」
日高ぼたん:「……引き金を引く、理由を」
日高ぼたん:言葉を噛み締めながら、射的場に横たわる銃を見る。
日高ぼたん:「…………………師匠」
日高ぼたん:「正直、私、今は、あんまりわかんないです」
日高ぼたん:「………でも」
日高ぼたん:銃から目を離す。
日高ぼたん:最初の引き金を思い出す。フリントロック。あの不思議な島で引いた一番始め。
日高ぼたん:次の引き金を思い出す。師匠が軽々と振り回す、片手では持てないほどずっしりと重い狙撃銃。
日高ぼたん:最新の引き金を思い出す。中心へと当たる、手の一部。
日高ぼたん:引き金を引く前と後、一体何が変わったのか。
日高ぼたん:「………………私、ちゃんと、考えてみますから」
日高ぼたん:少なくとも、口下手な自分の代わりに。
日高ぼたん:距離を縮める過程を担ってくれたのは。
日高ぼたん:「………幸せになるための、引き金の引き方っていうの」
日高ぼたん:「日本に行っても、ちゃんと、考えます」
日高ぼたん:まっすぐと、マナさんの目を見る。
マナ・マヘアラニ・マイヤーズ:「うん、なら大丈夫」
マナ・マヘアラニ・マイヤーズ:「大丈夫だよ。ぼたんはきっと間違えない」
マナ・マヘアラニ・マイヤーズ:「ぼたんは私の自慢の弟子で」もう一度だけ、やさしく抱きしめて
マナ・マヘアラニ・マイヤーズ:「私達の、大切な家族なんだから」
GM:----------------------------------------
GM:────
GM:──


GM:ノースショア サーフショップ『ガレージ・ホクラニカ』
GM: 
マナ・マヘアラニ・マイヤーズ:「………ん……」
マナ・マヘアラニ・マイヤーズ:夜明け前の寝室、未だ夢から覚めきらぬ様子で
マナ・マヘアラニ・マイヤーズ:「んふふ……ぼたん……」
日高ぼたん:その隣。まるで夢の続きのように。
日高ぼたん:そう間隔の空いていない場所に寝顔がある。
マナ・マヘアラニ・マイヤーズ:「むふ……もっと近う……ち……」
マナ・マヘアラニ・マイヤーズ:手の中の感触が妙に現実味を帯びている事に気づき
マナ・マヘアラニ・マイヤーズ:少しずつ意識が覚醒していく
マナ・マヘアラニ・マイヤーズ:「あ……」
日高ぼたん:「………んぅ」その手をくすぐったく思うように、子供の体温を持った息が漏れる
マナ・マヘアラニ・マイヤーズ:「………そうか、あのまま気絶して……」
日高ぼたん:恐らくは看病のために付き添い、そのまま眠ってしまったような状態。
マナ・マヘアラニ・マイヤーズ:上半身だけ起こしながら周囲と怪我の状態を確認
マナ・マヘアラニ・マイヤーズ:次いで傍らの少女に目を留め
マナ・マヘアラニ・マイヤーズ:「……ふふ」
マナ・マヘアラニ・マイヤーズ:「ずっといてくれたんだ。ありがとね、ぼたん」
マナ・マヘアラニ・マイヤーズ:優しく髪を撫でる
日高ぼたん:「ん……」くすぐったそうに口をむにゃむにゃとしたあと
日高ぼたん:ぼんやりと目を開く。
日高ぼたん:「…………」
日高ぼたん:「あっ、マナさん。おはようございます」
マナ・マヘアラニ・マイヤーズ:「おはよ、ぼたん」
マナ・マヘアラニ・マイヤーズ:「言っても夜明け前だけどね」
日高ぼたん:「うわ、そんなに」くしくし、と口元に涎などが無いか気にしている
日高ぼたん:「マナさんは、体大丈夫?」
マナ・マヘアラニ・マイヤーズ:「うん、もう完璧!」力こぶを作る
マナ・マヘアラニ・マイヤーズ:「ぼたんもありがとね、他のみんなは?」
日高ぼたん:「よかった」ほ、と髪留めを付けた前髪が揺れる。
日高ぼたん:「ええと、他の人達は無事です。今はめいめいに体を休めたりしてるかと」
マナ・マヘアラニ・マイヤーズ:「そっか……」
マナ・マヘアラニ・マイヤーズ:「ぼたんも私につきっきりで疲れたでしょ?」
マナ・マヘアラニ・マイヤーズ:「なんならもう一眠りしてくかえ?ん?」
マナ・マヘアラニ・マイヤーズ:シーツを開いて中に誘うポーズ
日高ぼたん:「それも良いかも知れませんけど……」
日高ぼたん:「まぁ、クリスくんとかが心配してるでしょうので、後にします」
日高ぼたん:「ってそうだ。マナさんが起きたこと皆に伝えなきゃなんだ」
マナ・マヘアラニ・マイヤーズ:「えーじゃあアルも一緒に添い寝すりゃいいじゃーん」
マナ・マヘアラニ・マイヤーズ:「あらあら、つれないなあ」
日高ぼたん:「いいですね、日本でいうと川の字で。」
日高ぼたん:「じゃ、そのためにも伝えてこなきゃなんで行ってくる」
日高ぼたん:「……あ、マナさんはちゃんと寝てるんだよ!」
マナ・マヘアラニ・マイヤーズ:「はーい」口をとがらせてシーツをかぶる


GM:君の報を聞くと、クリストファーは入れ違うようにマナの寝室へとすっ飛んでいった。
GM:ロアは寝ているようだった。神々は今少しこの場を離れているのだという。
GM:氷見須晴と"サイプレス"の姿が無かった、否。
GM:屋上への扉が空いて、星明かりが差し込んでいる。
"サイプレス":「およ」
"サイプレス":梯子を上ってきたぼたんちゃんに気付く。
氷見 須晴:氷見 須晴の侵蝕率を+1した(侵蝕率:84->85)
氷見 須晴:「日高殿も星を見に来たのか?」と言ってから少し考え
氷見 須晴:「…あまり遅くまで起きていると成長によくないとは聞いているが」
日高ぼたん:「大丈夫、さっきまで寝てたから」
日高ぼたん:「いや、良くないんだけどね……あ、マナさん起きたよーってことをね、伝えに来たの」
氷見 須晴:「ふむ、マナ殿も起きたか」
日高ぼたん:「2人は何か話してた?」
氷見 須晴:「特に話という話はしていないのだが、星を見ていた」
"サイプレス":「な~んか。すばるんも不思議ちゃんだよねん……」
日高ぼたん:「サイプレスさんも結構個性的ですけどね」
日高ぼたん:「氷見さんも結構ミステリアスだと思いますよ」
氷見 須晴:不思議、と言われて
氷見 須晴:「そ、そうか?これでもそれなりに適応しようとは頑張っているつもりなのだが」
氷見 須晴:今までの悠然とした態度からは離れ、少し慌てた様子を見せる
"サイプレス":ゴーグルを調整して、等級低めの星座とかを見ている。
日高ぼたん:「………適応?」
"サイプレス":「いやいや! 可愛いってことだよ! かわいげ!」ぺしぺしと氷見さんの背中を叩き。
"サイプレス":よく見るとすぐそばにビールの缶が転がっている。勝手に飲んだようだ。
氷見 須晴:んっと少し咳ばらいをして「言葉の綾だ、忘れてくれ」
氷見 須晴:「サイプレス殿はだいぶ酔っているようだな…」
日高ぼたん:「あぁ、はい」言語の違いかな、と納得して
日高ぼたん:「……サイプレスさん、氷見さんが追ってたって聞きますけど自由ですねぇ」
氷見 須晴:「そうか?俺としてはこれくらいの自由な輩はそれなりに見慣れているからな。」
"サイプレス":「こいつは他のUGNとは違う。いいやつだ」
"サイプレス":「なんか思い返すとあたいのこと、結構。結構……気使ってくれてるし…………」
日高ぼたん:「仲良しになったんですね」
"サイプレス":「おぅおぅ。そういうことよ」
氷見 須晴:「気を使っている、か。俺は俺の裁量の範囲内で仕事を進めているだけだぞ?UGNの指令にも一から十まで殺してこいとは言われなんだ」
氷見 須晴:何となくだが、人間を殺すのは好かない。だから、殺さずに済むならばそうする。
日高ぼたん:「じゃあ、氷見さんも仲良くしてても問題ないんですね。安心」
"サイプレス":「ぼたんもなろーぜぇ。仲良し。あたいマルチに天才だから、薬もメカも霊もいけるんだぜ~」
"サイプレス":君の首元を抱き寄せる。酒臭い。
日高ぼたん:「わっ」お酒を飲んでる人は珍しい。
日高ぼたん:「えーっと。じゃあ。お友達ですか。私、機械は銃ぐらいですけど」
"サイプレス":「義手、大事にしろって言われたの」
"サイプレス":「初めてだしさ…………」
"サイプレス":頬が上気している。概ね酒のせいではあろうが。
日高ぼたん:「そうなんですか……」
日高ぼたん:「でも、大事ですよサイプレスさん。ちゃんと手がないと不便です」抱き寄せた義手と手を合わせたりしている。
"サイプレス":「あたいはさ~! キビシー世界で戦ってきたわけよ!」
日高ぼたん:「ふんふん」
"サイプレス":「一歩間違えば死! トカゲだって尻尾切るでしょ! ああいうさ」
"サイプレス":「ああいうのを当たり前じゃなく思ってるやつ、そんなに見なくない?」
"サイプレス":「こういう……」
"サイプレス":「こういう事もあるしさ」
"サイプレス":沖の方を指さす。
"サイプレス":分厚い嵐の壁の分断。
日高ぼたん:その方向に目をやる。
氷見 須晴:黙ってサイプレス殿を見守る、こうして外を出歩けるようになってわかったことだが、この星の人間にはままならないことが多い
氷見 須晴:そして彼女が沖に指をさすのであれば、そのほうを見る
"サイプレス":「UGNだFHだって、端っこの連中のやってることはそんなにかわんないわよ」
"サイプレス":ぐびぐびと缶を煽る。
"サイプレス":中はとうに空だ。
"サイプレス":「ぷぁ」何もついてない口元を拭う。
氷見 須晴:「そうさなあ、どこに行っても『人間』というのはままならないことが多い」
日高ぼたん:「今まで、大変だったんですねぇ。サイプレスさん」
日高ぼたん:よしよし、と頭を撫でる。
日高ぼたん:だめになった時の姉によくやる対処だ。
"サイプレス":「んふ~」
"サイプレス":「そう! そうなんだよ~」
"サイプレス":「あたいだって、そんなに間違ってないよって」
"サイプレス":「出来ることをやってるだけなんだって、言ってやりたくなったり、する……」
日高ぼたん:「難しいですもんねぇ、人付き合い」
日高ぼたん:髪の毛を梳くように撫でる。
日高ぼたん:「サイプレスさんのできること、やれることが」
日高ぼたん:「私達と一緒だと、きっと氷見さんも皆も、嬉しく思うと思いますよ」
氷見 須晴:「いつもいつも頑張っているのだな、努力の方向がどうであれ、俺はそれを無下にはせんよ」
"サイプレス":「…………う」
"サイプレス":「うわぁ~~~~~ん。おいおいおいおい……」
"サイプレス":2人を抱きしめて泣き出してしまった。
日高ぼたん:「(泣いてしまった)」背中をぽんぽんしている
日高ぼたん:「氷見さん、先生みたいですね」
日高ぼたん:よしよしとなだめるサイプレスさんの肩越しに氷見さんへと目線を向ける。
氷見 須晴:されるがままに抱きしめられる、経験は少ないが、この星の人間は温かく、接触するのは好ましい
氷見 須晴:「…先生、とは、教育機関や塾で学問を教える者だったか」
日高ぼたん:「そうです。なんだか落ち着いてるなーって思って。イメージですね」
日高ぼたん:「ところで氷見さん、ハワイは初めてですか?」
氷見 須晴:「ん、ああ初めてだ。N市から仕事で派遣されてきてな」
日高ぼたん:「あぁ、やはり……初めてのハワイがこんな事になっちゃって、大変ですね」
"サイプレス":「あたいだって初めてだよぉ……」
日高ぼたん:「おうよしよし。ウェルカム、と歓迎できたら良かったんですけどね」
日高ぼたん:「色々観光する場所もありますし……」
日高ぼたん:「この事件終わった後に時間あるかわかりませんけど、ちゃんと元通りになったら見てほしいところがいっぱいあるんですよ」
"サイプレス":「ハワイのパンケーキ食べたい…………」
氷見 須晴:「そうだな…この温暖湿潤な気候は心地よいから、仕事の一幕という形で消化してしまうのはいささか勿体ない、とは思う」
日高ぼたん:「です」
日高ぼたん:「パンケーキも、美味しいお店があるんですよ」
"サイプレス":「うん…………」
日高ぼたん:「こーんなに」手で表して「分厚くて、おなかすいてないとたべきれないんです」
日高ぼたん:「サイプレスさんも氷見さんも、甘いものが嫌いじゃなかったら、ぜひ」
"サイプレス":「泡立ててるとこ見れる?」
日高ぼたん:「もちろんです。それを見るためにちゃんと予約しないと数時間待ちの日もあります」
"サイプレス":「…………」
氷見 須晴:「ほう」彼女の作った手を眺める
日高ぼたん:「マナさんが顔なじみですから、今回絶対連れて行ってもらおうって思ってました」
日高ぼたん:「だからお二人も、ぜひ」
氷見 須晴:擬態ではあるが、人間の摂る栄養を口に入れるのも悪くはないだろう。と考える
"サイプレス":「……あたい。結構、悪い事もしてきたんだけどさ」
日高ぼたん:「はい」
"サイプレス":知ってるよなぁ、と須晴さんを見る。
"サイプレス":次いで、ぼたんちゃんを。
氷見 須晴:「まあ、ここに来る前にサイプレス殿の素性を調べてはいるが」
日高ぼたん:又聞きなので、氷見さんの言葉を聞く。
"サイプレス":「……なんとかここで功績を上げて、UGNの子になれないかなぁ」
"サイプレス":ぽつり、と呟いて。
"サイプレス":「っあ! いやいや! 今のナシナシ!!」
氷見 須晴:「俺個人としては、然るべきことをして、生きていようと思うのであれば、別にパンケーキを食べてても」
氷見 須晴:「所属がどこであろうと、お前はお前であると思うのだがなあ」
日高ぼたん:「なれますよ」ぎゅ、と抱きしめ。
日高ぼたん:「なりたいなら、きっとなれます」
日高ぼたん:「悪い事したなら、ちゃんとごめんなさいすればいいんです」
日高ぼたん:「私は応援しますから、ね」
氷見 須晴:「まあ、うちのトップとやらがなんというかは分からんが」
"サイプレス":「っ…………」
日高ぼたん:「こうやって仲良くなった友達と一緒にいられるのは、私はとっても嬉しいですから」
氷見 須晴:「お前がそうしたいのであれば、俺はそれができるように動くとするさ」
"サイプレス":「……ありがと」
"サイプレス":「ぼたんも、すばるんもさ」
"サイプレス":「ぼたんは優しいし、すばるんはなんか……」
"サイプレス":「んふふ」
日高ぼたん:「楽しそう」
氷見 須晴:「??」
氷見 須晴:人間擬態がうまくいっていなくて変に思われたか、などと邪推しつつサイプレス殿の顔を見る
"サイプレス":によによくねくねしている。
"サイプレス":「すばるんの微妙にUGNっぽくもないとこ、けっこーいいと思うぜ」
日高ぼたん:「…………」ふと、その動きを見て日本にいる友だち元気かなぁとか思っている。
氷見 須晴:「……そうか」その意図するところは読めないが、とりあえず俺は彼女のお気に召したらしい
日高ぼたん:「気に入られてますね、氷見さん」
氷見 須晴:「どうやら好意は向けてもらえたらしい」
"サイプレス":「恥ずかしい分析やめろ!」
"サイプレス":缶に口をつけて傾ける。中身入ってないなこれ、という表情。3回目くらいだ。
氷見 須晴:「そうは言われても、俺は人間とやり取りをすることに慣れていないからな…」
氷見 須晴:「もうどの缶にも酒は入ってないぞ?」と顔を覗き込んで
日高ぼたん:「あら。じゃあ戻ったほうが良いかな?」
氷見 須晴:「あまり飲みすぎても毒だ、今夜はひとまず寝ておくといい」と言って担ぎ上げる
"サイプレス":「わひゃっ……」
日高ぼたん:「そうですね。運んだげてください」
氷見 須晴:「ああ、少し出てくる」担ぎ方に頓着をするほどの時間も情報も持ち合わせていないので、左肩に彼女の腹を乗せるような形で運ぶ
日高ぼたん:「…………あ、そうだ。サイプレスさん」
"サイプレス":「んん? ななな何」
日高ぼたん:「これは、ご迷惑でなければなんですが」
日高ぼたん:「お名前でお呼びしてもよかったでしょうか」
"サイプレス":「う……」
"サイプレス":「うえぇ!?」
氷見 須晴:「………」
"サイプレス":「…………」
日高ぼたん:「あ、名前バレとかが不利になるなら、無理にとは言いませんけど」
日高ぼたん:「お友達なら、本名のほうが良いかなって」
"サイプレス":「みょ、苗字から…………」
氷見 須晴:そういえば、サイプレス殿と呼ぶことが習慣化していたが、彼女の名前は別にあったなと、初めて思い至る
"サイプレス":「おわわわ!」担がれたまま器用にひっくり返る
"サイプレス":「くっ……呼ぶがいいさ」
日高ぼたん:「名字、というとたしか」少し記憶をたどって。まだ敵対していた頃の情報共有で。
"サイプレス":「煙管峰」
日高ぼたん:「はい、煙管峰さん」
日高ぼたん:「よろしくおねがいしますね」
"サイプレス":「うひぅ」
氷見 須晴:「…ふむ、承知した。では今度こそ寝屋に戻るぞ煙管峰殿」口元を緩め、その名を告げる
"サイプレス":「よ、よろしく……ぼたん。すばるんも、ありがと」
"サイプレス":ふにゃふにゃくたくたと脱力している。
"サイプレス":すぐに小さな寝息が聞こえ始めた。オンオフが激しい性質なのだろう。
氷見 須晴:担いだままうなずき、彼女を肩に抱き留めながら、今度こそ、星に背を向けて歩き去る
氷見 須晴:ああ、やはり
氷見 須晴:「好きだなあ」
氷見 須晴:そう言った人間のようで、でも何かが決定的に違うモノの表情を、見るものはいなかった


GM:少し離れた所。
GM:呉越同舟の神々には、眠りも必要ないのだという。
GM:彼らはそれぞれもう片方が協定を破綻させぬよう、互いが互いを監視している。
GM: 
GM:ププケア 森林
GM: 
"岳脈":「"沃土"よ」
"岳脈":「最早我々の道が交わることはない。そう定められてあるものだ」
"沃土":「一つ、また【神性圏界】が減じたわ」
"沃土":「もう"陽光"の他には私達しか残っていない。同盟には間違いなく意味がある──けれど」
"沃土":「私にとってはそうですけれど。こんな段階で争って、貴方は納得できるのかしら」
"沃土":「残るべきものが生き残ったと?」
"岳脈":「……」
"岳脈":「今すぐ死に物狂いで貴様を殺し」
"岳脈":「ヒト共と決着をつけ、"陽光"を倒す」
"岳脈":「それをしないのが不自然だと」くくく、と笑う。
"沃土":「違うのですか」
"岳脈":「短絡的に見られたものであるなぁ」
"岳脈":すぅ、と眼光が鋭くなる。
"沃土":「怖れていますね」
"沃土":「『強い神』に変化はない。故に変化を嫌う」
"沃土":「少なくとも私はそうだ」
"岳脈":「…………」
"岳脈":ほぅ、と息を吐いた。
"岳脈":「ああ、そうだとも」
"岳脈":「俺が俺のまま戦いを完遂出来ないことを確かに恐れている。でなければ、貴様との同盟が成立した時点で」
クリストファー・アレミティ・マイヤーズ:侵蝕を97に
クリストファー・アレミティ・マイヤーズ:「思ったよりも」
クリストファー・アレミティ・マイヤーズ:「ナイーヴなんですね」
クリストファー・アレミティ・マイヤーズ:「……神様って恐れとか悩みとは無縁だと思ってました」
クリストファー・アレミティ・マイヤーズ:山道を登ってくる。
"岳脈":「神にも上位者なりの悩みの種があるものである」
"岳脈":聞かれていたことには驚かない。気配を隠す様子もなかった。
"沃土":「認めてはいるのですね、神と」
"沃土":口元に手を当ててくすくすと笑う。
クリストファー・アレミティ・マイヤーズ:「……いえ」
クリストファー・アレミティ・マイヤーズ:「あなた達は”神格”としてカテゴライズされたレネゲイドビーイング」
クリストファー・アレミティ・マイヤーズ:「人々の伝承によってオリジン:レジェンドとしての力が増幅された特異」
クリストファー・アレミティ・マイヤーズ:「個体……僕にとって、UGNにとっては」
クリストファー・アレミティ・マイヤーズ:「それ以上でも以下でもありません」
クリストファー・アレミティ・マイヤーズ:「ただ」
クリストファー・アレミティ・マイヤーズ:「……あなた達の存在をこの島に暮らしてきた誰かが望んできたというのも、また事実だとすれば」
クリストファー・アレミティ・マイヤーズ:「それだけで片付けるのも、それは」
クリストファー・アレミティ・マイヤーズ:「……島に暮らしている人間として、違うって」
クリストファー・アレミティ・マイヤーズ:「そう思うだけです」
"岳脈":「それなのだよなぁ」顎に手を当てながら。
"岳脈":「俺は」
"岳脈":「同盟を組む前にも言ったが、この状況を疑い始めている」
"沃土":「……ふむ」
"岳脈":「ポリネシア神話群の主神、タンガロア」
"岳脈":「それは虚無の中にある唯一であり」
"岳脈":「虚無を厭いて自らの住居と肉体を用い、星を作り出した」
"岳脈":「一方でハワイ四大神」
"岳脈":「カナロアは死出の航海の神。終端に住まう者」
"岳脈":「四大と呼べば聞こえはいいが、実質的な主神としてクーが存在している」
"沃土":「だからではないのですか」
"沃土":「近隣地域の神格を零落させて従属させるなどとありふれている」
"沃土":「それがたまたま『創世によって何もかもを失い、空洞となった者』として習合されたのでしょう」
クリストファー・アレミティ・マイヤーズ:「……もっとわかりやすく話せないですか」
クリストファー・アレミティ・マイヤーズ:「ご先祖様を敬うとは言いましたけど」
クリストファー・アレミティ・マイヤーズ:「僕はそういう非科学的で大仰な話、苦手なんですよ」
"岳脈":「──つまりなヒトの子」
"岳脈":「俺達はハワイの神としてはそれなりに遠い」
GM:──このやりとりで、君は思い出すでしょう。
霞む男:初め、君に声をかけた霞む姿の男。
霞む男:奴のつけていた面は、ハワイの神格であるクーの意匠が彫り込まれていたことに。
クリストファー・アレミティ・マイヤーズ:「!」
クリストファー・アレミティ・マイヤーズ:「……」
クリストファー・アレミティ・マイヤーズ:顎に手を当ててじっと考えている
クリストファー・アレミティ・マイヤーズ:『俺ほどこの地の自然と、この地に住む民のことを大事に思っているやつは』
クリストファー・アレミティ・マイヤーズ:『世界中探したっていないかもしれないなぁ』
クリストファー・アレミティ・マイヤーズ:『正しい起源だ。俺こそが』
クリストファー・アレミティ・マイヤーズ:確かにそう言っていた。……だとすれば
"岳脈":「……どうした?」
"沃土":「そうやって急かすものではありませんよ」
"沃土":「子らの成長には長い目が必要なのですから」
"沃土":そう、決して成長することのない存在が窘める。
クリストファー・アレミティ・マイヤーズ:「……子供扱いはやめてください」
クリストファー・アレミティ・マイヤーズ:「というか、実体として発生した時間で考えれば」
クリストファー・アレミティ・マイヤーズ:「自己認識はともかくあなた達の方が僕よりずっと年下なんですからね」
クリストファー・アレミティ・マイヤーズ:むすっとしつつ
"岳脈":「生意気を言うでない。我らは神話そのものだ」
クリストファー・アレミティ・マイヤーズ:「”クー”のRB実体については」
クリストファー・アレミティ・マイヤーズ:「……覚えが、あるかもしれません」
"岳脈":「──!」
"沃土":「見たのですか?」
クリストファー・アレミティ・マイヤーズ:「仮面を被った少年で、そこに古い伝統の意匠がありました」
クリストファー・アレミティ・マイヤーズ:「これだけだと弱いですけど」
クリストファー・アレミティ・マイヤーズ:「……こうも言っていたはずです」
クリストファー・アレミティ・マイヤーズ:「『自分こそが正しい起源』だと」
GM:クー。
GM:憤怒の化身。湿潤であり、森であり、砂であり、豊かな海の幸であり、大地を治めている。
GM:そして、重要なことには。
GM:クーは日照りの神である。
"岳脈":「"陽光"────!」
"沃土":「……つまり、入れ子だったのですね」
"沃土":「ロアが、我々が神となるためのトロフィーなのではなく」
"岳脈":「我らがこうして争うことを食い物にする、更に外側が存在する」
"岳脈":ご。と岳脈の怒りに呼応するように周囲の森が発火し、灰になり、新たな木々が芽吹く。
クリストファー・アレミティ・マイヤーズ:「それが」
クリストファー・アレミティ・マイヤーズ:「……あなた達の感じていた『違和感』、ということですか」
クリストファー・アレミティ・マイヤーズ:炎にややたじろぎつつ、言い切る
"岳脈":「で、あろうな。や、よく知らせてくれた。大義である」
クリストファー・アレミティ・マイヤーズ:「だとすればこの事態を仕組んだのは」
クリストファー・アレミティ・マイヤーズ:「”クー”の起源を持つレネゲイドビーイング……」
クリストファー・アレミティ・マイヤーズ:「そしてその動機は」
クリストファー・アレミティ・マイヤーズ:「彼自信の言葉から類推するなら」
クリストファー・アレミティ・マイヤーズ:「……”復讐”ですか」
霞む男:「……ふくく、くくくくく」
霞む男:気づけば君たちの前に。それは佇んでいる。
クリストファー・アレミティ・マイヤーズ:「!」
"岳脈":「──!」
"沃土":「な」
"岳脈":一呼吸で臨戦態勢。
"沃土":暗赤の糸と炎が、男へと殺到する。
クリストファー・アレミティ・マイヤーズ:こちらも水流を呼び起こし
クリストファー・アレミティ・マイヤーズ:男の足元を絡め取ろうとする
霞む男:そのすべての攻撃が、彼の体をすり抜けた。
クリストファー・アレミティ・マイヤーズ:「躱……された……!?」
"岳脈":『──いや』
"沃土":『居ない────』
霞む男:「そう喧嘩腰になるなって」
霞む男:「坊主、お前の推理は当たってるよ。あーあー、こいつぁドジっちまったなぁ」
霞む男:「破壊工作、上手く行かなかったかぁ……っとホイ」
霞む男:ぱちり、と馬鹿にするように指を鳴らす。
霞む男:いずれどこからともなく水流が"岳脈"を、炎が"沃土"を、糸がクリストファーを襲った。
クリストファー・アレミティ・マイヤーズ:「うッ!ぐああッ!」
クリストファー・アレミティ・マイヤーズ:繊維に切り裂かれて、膝をつく
"岳脈":「──!」
"岳脈":腕を一本、急な冷却で破砕される。
"沃土":「がぁっ……」
"沃土":燃え上がる肉紐を切り落とす。断面からぼとぼとと炭が落下する。
霞む男:「やっぱ日が出てないとこんなもんか」
霞む男:「お天道さまはすべて見てるっ、てな。因果応報ぅ」
クリストファー・アレミティ・マイヤーズ:「……っ、なんで……」
クリストファー・アレミティ・マイヤーズ:「どうしてなんですか……!」
クリストファー・アレミティ・マイヤーズ:傷口を抑えながら、霞む男と対峙する
霞む男:「────起源」
霞む男:「いくつもの、古い物語がある。それがどこから生まれたのか──」
霞む男:「実のところ、定まってはいない。今はそういう時代──特異点によって、未来と過去が無数、分岐する」
霞む男:「"兆候"は表れている。ほんの3年前に発見された第八大陸の痕跡を知っているか?」
霞む男:「わずか数か月の昔に、地球そのものが遠い過去から訪れた隕石によって書き換えられようとしていたと信じられるか?」
霞む男:「兆候は──日高ぼたんの暮らす特異点、大N市から派生している」
クリストファー・アレミティ・マイヤーズ:「……わからない」
クリストファー・アレミティ・マイヤーズ:「一体それが僕たちと、あなた達と」
クリストファー・アレミティ・マイヤーズ:「この島になんの関係が……!」
霞む男:「あるんだよ。ここハワイと日本、いやさ」
霞む男:「大洋全てを巻き込んだ巨大な歴史分岐が、今は俺達の手に握られている」
"岳脈":「歴史……過去……未来……?」
"岳脈":「何を言っている」
霞む男:「未来への事象超円錐が……未来からの来訪者によって『狭まった』。それも急速に」
霞む男:「だから今だ。今しかない。過去は柔らかく、そして源流を欲している」
霞む男:「俺は、俺の起源を掴み取る──これは宣戦布告」
霞む男:「否、勝利宣言だ」
霞む男:けけけ、と笑い。
霞む男:その姿が薄れていく。
クリストファー・アレミティ・マイヤーズ:「……」
クリストファー・アレミティ・マイヤーズ:頭が追いつかない、現在、過去、未来
クリストファー・アレミティ・マイヤーズ:相手の言葉一つ一つに混乱している
クリストファー・アレミティ・マイヤーズ:ただ
クリストファー・アレミティ・マイヤーズ:「待ってください!」
クリストファー・アレミティ・マイヤーズ:その背中を呼び止める
霞む男:「はは」振り向く。
クリストファー・アレミティ・マイヤーズ:「僕が聞きたいのは」
クリストファー・アレミティ・マイヤーズ:「そんなことじゃない」
クリストファー・アレミティ・マイヤーズ:足を踏みしめて、ふらつきながら立ち上がる
クリストファー・アレミティ・マイヤーズ:「そんなことじゃないんだ……っ」
クリストファー・アレミティ・マイヤーズ:「なんで」
クリストファー・アレミティ・マイヤーズ:「どうして」
クリストファー・アレミティ・マイヤーズ:「こんなやり方にした……!」
霞む男:「待たんよ。日が昇るのを、だれも止められない」
クリストファー・アレミティ・マイヤーズ:「あなたに”クー”としての側面があるのなら」
クリストファー・アレミティ・マイヤーズ:「そこから産まれたものだというなら」
クリストファー・アレミティ・マイヤーズ:「どうしてみんなを傷付けた!この島の人たちを!」
霞む男:「言ったろう? 俺はまだ誰でもない」
霞む男:応える間にも、その声は遠く、小さくなっていく。
クリストファー・アレミティ・マイヤーズ:「待て!……待てよ!」
霞む男:「お前の推理は正しいが、本質を掴んではいないのさ」
霞む男:「だから俺を捉えられなかった」
霞む男:《瞬間退場》
クリストファー・アレミティ・マイヤーズ:「……っ」
クリストファー・アレミティ・マイヤーズ:声は最早届かない。ただ虚空と静寂がそこにあるのを感じて。
"岳脈":「……」
クリストファー・アレミティ・マイヤーズ:「くそぉ……!」
クリストファー・アレミティ・マイヤーズ:地面を叩く。
クリストファー・アレミティ・マイヤーズ:「……お前が何であったとしても、僕は戦うぞ……!」
クリストファー・アレミティ・マイヤーズ:「家族を、みんなを守る」
クリストファー・アレミティ・マイヤーズ:「お前が誰かの祈りだったとしても」
クリストファー・アレミティ・マイヤーズ:「その”裏切り”(ダブルクロス)を、止めてやる……!」


GM:シーン終了。ロイス可能。
氷見 須晴:サイプレス 〇義務/悩みを
氷見 須晴:〇慈愛/新しい悩み へ、彼女をどうにかして笑って生きていけるようにしないとな
クリストファー・アレミティ・マイヤーズ:霞む男のロイスを変更
氷見 須晴:最後の枠は…保留にしておきます
クリストファー・アレミティ・マイヤーズ:決意◯/憤懣
マナ・マヘアラニ・マイヤーズ:ロイスはまだ保留!
クリストファー・アレミティ・マイヤーズ:以上!
マナ・マヘアラニ・マイヤーズ:以上!
日高ぼたん:ロイス……
日高ぼたん:一旦保留して以上!

Climax

GM:----------------------------------------
GM:◆Climax◆
GM:----------------------------------------
GM:全員登場です。
クリストファー・アレミティ・マイヤーズ:1d10+97
DoubleCross : (1D10+97) → 5[5]+97 → 102

氷見 須晴:氷見 須晴の侵蝕率を+8(1d10->8)した(侵蝕率:85->93)
マナ・マヘアラニ・マイヤーズ:マナ・マヘアラニ・マイヤーズの侵蝕率を+5(1D10->5)(侵蝕率:87->92)した
日高ぼたん:日高ぼたんの侵蝕率を+3(1d10->3)した(侵蝕率:96->99)


GM:サーフショップ『ガレージ・ホクラニカ』
GM: 
GM:再出現した"霞む男"の宣戦布告。
GM:クリストファーがその報を持ち帰った。時は長く残されていない、次の日の出が決戦となるだろう。
クリストファー・アレミティ・マイヤーズ:「——つまり」
クリストファー・アレミティ・マイヤーズ:「この戦いの首謀は、タンガロアとは異なるオリジンを持ったレネゲイドビーイング」
クリストファー・アレミティ・マイヤーズ:「”クー”の神格。そう、なるはずです」
ロア:「……大地に広がるクー、オヒアフレアのクー、海よりの恵みのクー」
ロア:「ハワイの最高神、か」
マナ・マヘアラニ・マイヤーズ:「ふーむ……」
"サイプレス":「……んん? 随分とスケールが縮まったね」
氷見 須晴:「大N市を特異点と呼び暗躍する輩達、ここ最近の大N市で起こっている異常事態、報告には上がっていたが……」
氷見 須晴:「まさか、ここにまでその枝がのびていたとは」
クリストファー・アレミティ・マイヤーズ:「こういう質問は変かもしれないですけど」
クリストファー・アレミティ・マイヤーズ:「ロアは、彼の事を知っていますか?なんというか、一個人?として」
ロア:「……いや、他のハワイの神とは会った事が無い」
日高ぼたん:「ロア、ずっとあの島に居たって感じだもんね」
ロア:「……そうだね、誰とも接触しないように過ごしていたんだ。誰にも会ってはいけない、と」
ロア:「そう思っていた。どうしてだか、汎ポリネシアの神性としての相が濃く出ているのかな」
ロア:「僕の中に封じられている"秘笈"に関しても」
ロア:「由来は分からないんだ。ただ、気付いた時には僕は『そういうもの』だった」
クリストファー・アレミティ・マイヤーズ:「……”彼”は」
クリストファー・アレミティ・マイヤーズ:「こう言ってました。よそ者同士、我が物顔で仲良く世に憚っている光景というのは、気に入らない、と」
マナ・マヘアラニ・マイヤーズ:「よそ者ねえ」
マナ・マヘアラニ・マイヤーズ:「するとそのクー様ってのは」
氷見 須晴:「……」よそ者、という言葉に言葉にならないなにかを感じ、一瞬だけ空を見上げる
マナ・マヘアラニ・マイヤーズ:「この機会にタンガロアの力を手に入れて、目障りなロア君達をまとめて叩き出そうって腹なのかね?」
日高ぼたん:「どうにも、地元愛が強いお方みたいですね」
ロア:「分からないことは多いね」
クリストファー・アレミティ・マイヤーズ:「……結局根本のところはボカされましたから」
クリストファー・アレミティ・マイヤーズ:「ポリネシア周辺が発祥の神格であるロアと、古来から本島の神格であるクー」
クリストファー・アレミティ・マイヤーズ:「その伝承が入り混じっている現状自体に怒りを覚えている、と、分かりやすく整理すればそんな感じだと思うんですが」
クリストファー・アレミティ・マイヤーズ:「まだ、何か……言葉にしにくいですけど」
クリストファー・アレミティ・マイヤーズ:ムズムズとした表情。
ロア:「メロフェティア達が強力なジャームとして現界した理由は、結局のところ明かされていない」
クリストファー・アレミティ・マイヤーズ:頷く
日高ぼたん:「たしかにね。誰かからの信仰、とかがないと無理って話だったっけ」
クリストファー・アレミティ・マイヤーズ:「そもそもなんで今、このやり方なのか」
クリストファー・アレミティ・マイヤーズ:「僕はそれが1番分からないです」
クリストファー・アレミティ・マイヤーズ:僅かな憤りを表情ににじませる。
ロア:「……君は」
ロア:「とても、分かりやすいね」
クリストファー・アレミティ・マイヤーズ:「……?」
クリストファー・アレミティ・マイヤーズ:「僕が、ですか」
ロア:「いや何、悪い意味じゃない」微笑む。
クリストファー・アレミティ・マイヤーズ:「……からかわないでください、こんな時に」
氷見 須晴:「よいではないか、愛するモノのために一生懸命怒り、動けることは俺がこの星で最も尊ぶべき事柄だぞ?」
ロア:「いつだって家族を、隣人を、このハワイという土地を愛している」
ロア:「感謝しているんだ。とっても」
クリストファー・アレミティ・マイヤーズ:「感、謝?」
日高ぼたん:「そうだよ。生まれたところを大事に思ってるのが、悪いことなはず無いよ」
ロア:「僕らは、一面にはこの地に宿る自然そのものだからね。君のそうするのが心地良い」
クリストファー・アレミティ・マイヤーズ:「……」
ロア:「クーは憤怒と戦いの神だけれど」
クリストファー・アレミティ・マイヤーズ:照れくさそうに目を反らして眼鏡のズレを直す。
ロア:「その仮面の男がただクーの神性だとしたら、やはり君に対してそんな振る舞いをしてほしくはないね」
クリストファー・アレミティ・マイヤーズ:「僕は、ただ」
クリストファー・アレミティ・マイヤーズ:「人の思いとか、願いから産まれたものなら」
クリストファー・アレミティ・マイヤーズ:「その心が人と繋がっていて欲しい」
クリストファー・アレミティ・マイヤーズ:「それはあなた達の在り方からすれば不自由なのかもしれないけれど」
クリストファー・アレミティ・マイヤーズ:「……そうじゃないと、寂しいじゃないですか」
クリストファー・アレミティ・マイヤーズ:ロアを見る
クリストファー・アレミティ・マイヤーズ:「そう思うだけです」
ロア:「……」
ロア:ごく自然に、共感を求めるような口調。
ロア:「そうかもね」
氷見 須晴:——アル殿の言う、それは「愛」というやつではないか
氷見 須晴:それを惜しげもなく注いでもらえる、この地にも、ロア殿にも
氷見 須晴:当分、俺はかないそうにないなあ
氷見 須晴:そう思考しつつ、ロア殿を見る、口元は笑っているのかもしれない
マナ・マヘアラニ・マイヤーズ:「へえ、氷見さん、そういう顔に合ったセリフも言えるんだ」
クリストファー・アレミティ・マイヤーズ:「?」
クリストファー・アレミティ・マイヤーズ:「氷見さん、何か言いました?」
クリストファー・アレミティ・マイヤーズ:不思議そうな顔、特に何も聞こえなかった。
氷見 須晴:「ん、ああ、そうだな」一度視線をアル殿に向け、再びロア殿に戻す
氷見 須晴:「かなわないな、と言っていたのかもしれない」
クリストファー・アレミティ・マイヤーズ:「??」
ロア:「もはや神は、絶対的に有るべきものじゃない」
ロア:「今は、ただ迷った者の一時の道標であるべきなんだろう」
ロア:「そういう意味では、世界の果てにずっと一人で居た僕も、神様失格かな」
日高ぼたん:「でもさ、ロアが助けてくれたんだよ。私を」
日高ぼたん:「神様失格だと思っててもさ、あの場所に居てくれたから私は助かったんだし、いいじゃんね」
日高ぼたん:「だって私に会えたんだもん!」にぱって笑って「………」ちょっと照れて目をそらす。
ロア:「……あれは」
ロア:「ほんとうは、僕が助けてもらったんだよ」
日高ぼたん:「ロアが?」
ロア:「ああ、そうだ。ぼたんに会えてよかった。あの時、君に会えたから」
ロア:ふふ、と笑う。
ロア:「ジャームかそうでないかより、きっともっと根幹の所で、メロフェティア達とは違う存在になれたんだ」
ロア:「そうでなければ、僕はここまで生き残っていない。きっとね」
日高ぼたん:「………そっか」
日高ぼたん:「私が、ロアにとってそういう存在になれたなら」例えば、ハワイで出会った皆みたいに。「嬉しいな」
"サイプレス":「そういうのはいいけどさ」
日高ぼたん:「あ、ごめんね煙管峰さん。何かな」
"サイプレス":「結局その変なやつがロアを倒しちゃうと、どうして日本の歴史までが変わっちゃうのか」
"サイプレス":「『スケールが狭まった』っていう前提が間違ってんのかな」
マナ・マヘアラニ・マイヤーズ:「うん……そこも気になってるんだよね」
"サイプレス":「メロフェティアどもは『習合』って口にしてたらしいじゃん。ロアちんは二面の神性を持った神様って扱いなわけでしょ」
"サイプレス":アイスを食べるスプーンをゆらゆらさせながら。
"サイプレス":「じゃあ、妙にロアちんに対抗意識を燃やしてるそいつもさ、なんか──」
霞む男:「おっ。鋭いね~ ボンクラっぽいのに」
霞む男:気づけば君たちのすぐそばに要る。
日高ぼたん:「わっ」
クリストファー・アレミティ・マイヤーズ:「!!」
クリストファー・アレミティ・マイヤーズ:「お、前は……!」
クリストファー・アレミティ・マイヤーズ:「全員!警戒してください!こいつが”クー”の化身です!」
日高ぼたん:「! この人が…!」
氷見 須晴:「…今回の異変を起こすことで何かを成そうとしている張本人、というわけか」
霞む男:トッ。と地を蹴って君たちから離れる。
霞む男:「日の出まで待とうと思ったんだけどさ」
霞む男:「やっぱ性分じゃないな。そもそもが日の出程度なら────呼べる」
マナ・マヘアラニ・マイヤーズ:「それで、わざわざ殴り込みってわけ?」
マナ・マヘアラニ・マイヤーズ:整備済みのウェポンケースを引き寄せる
霞む男:雲の流れが加速していく。夜闇が払われ、曙光が景色を染める。
クリストファー・アレミティ・マイヤーズ:「ッ……!」
クリストファー・アレミティ・マイヤーズ:改めてその絶大な力を目の当たりにして、息を呑む
ロア:「────君は」
ロア:「君は────何者なんだ?」
霞む男:「お前が知らないのも無理はない。俺達は忘れさせられたんだ」
霞む男:「存在したという記録すら消し去られ、僅かな証拠は封じられ、『エルダの恵み』は砕かれた」
ロア:「エルダの恵み……?」
霞む男:「俺は誰でもない」
霞む男:復唱する。幾度となく放った言葉を。
霞む男:だが、その続きは。
霞む男:「だが誰でもないが故の暗号名(コード)ならある」
霞む男:「教えてやったところでお前たちの誰一人、聞いたこともないだろう。地を這う虫けら共に存在を悟られるような動きをしているのはそういう雑魚にかかずらうのが大好きな"誘惑者"と……出しゃばりな金太郎飴女(ヴィカラーラ)くらいのものだ」
マナ・マヘアラニ・マイヤーズ:「ちょっとちょっと、その二人と同列みたいな口ぶりってまさか……」
氷見 須晴:「これはまた、大きく出たなあ」
"陽光":払暁とともに、天空より赤い蛇が飛来する。
"陽光":その鱗には、虹色に輝く二本のラインが存在している。
"陽光":「──"理創卵"(フィネガンズ・ウェイク)。一万年の昔、存在可能性ごと滅却された大陸の覇者にしてファルスハーツ十二の頂点、リエゾンロードの一席」
霞む男:「世界はすべて思い出せ。一万年の時を越えて」
かつて────
『パシフィス』という学説があった。ポリネシア──環太平洋のそれぞれ交流もなかった島々になぜ同じ主神を崇める神話体系が根付いているのか。それを束ね、説明づける、遠い過去に沈んだとされる仮想大陸。

同様の大陸説は世界各地で発生し、時と共に習合してゆく。
真鍮帝国たる大西洋のアトランティス、インド洋の隔離分布を説明づけるために生まれたレムリアの名も、いつしか太平洋へとその伝説の居を移した。

霞む男:「封印は綻んだ。2017年、第七大陸ジーランディアの発見は、分岐可能性のサイン」
霞む男:仮面の下で男は笑う。傲慢と増長の上にすべてを失い九つに分かたれた創造神、全能なる太陽を解体するための原始呪術。
霞む男:「タンガロアの化身に、"太陽"が存在しないのは!」
霞む男:男が叫ぶ。
霞む男:「俺を忘れ去る為さ。"陽光"は明けの光であり暮れの光であり虹であり、俺の残滓に過ぎない」

超起源(ジェネシス)の名は、ムー。
特異点へと収斂する、全なる始端。
以て否定するは特異点より到達する、全なる終端。
 
その計画の名は。

Double Cross The 3rd Edition
『ありえざるメロフェティア』

──ダブルクロス。それは裏切りを意味する言葉。


"岳脈":空の只ならぬ様子を受け、溶岩の獅子を持つ獣が飛来する。
"沃土":遅れて、暗赤の糸玉が、現れた。
"岳脈":轟音とともに着地。焦げ跡から木々花々が萌え咲き乱れる。
眷獣:ふわりと地に降り立つ。さらに零れ落ちるように、眷獣を産み出してゆく。
GM:クライマックス戦闘を開始します。エンゲージは以下


("岳脈")5m(クリストファー[13]、ぼたん[12]、須晴[11]]、マナ[9]、"サイプレス"[5])5m("沃土"[10]、眷獣[21]、眷獣[21])
10m
("陽光"[24]、フィネガンズ・ウェイク[12])

"フィネガンズ・ウェイク":「はっ。お前たちだって」
"フィネガンズ・ウェイク":「忘れているだけだ。すぐに思い出させてやるともさ!」
"フィネガンズ・ウェイク":全てを内に引きずり込もうかという《ワーディング》が君たちを襲う! 衝動判定です。難易度は9
日高ぼたん:4dx+1>=9
DoubleCross : (4R10+1[10]>=9) → 10[1,7,9,10]+10[10]+7[7]+1 → 28 → 成功

日高ぼたん:完全に成功
日高ぼたん:日高ぼたんの侵蝕率を+12(2d10->10,2)した(侵蝕率:99->111)
氷見 須晴:5dx+1 意志
DoubleCross : (5R10+1[10]) → 4[2,2,3,3,4]+1 → 5

氷見 須晴:暴走もらいまーす
氷見 須晴:2d10
DoubleCross : (2D10) → 12[2,10] → 12

氷見 須晴:氷見 須晴の侵蝕率を+12した(侵蝕率:93->105)
クリストファー・アレミティ・マイヤーズ:4dx+1
DoubleCross : (4R10+1[10]) → 10[1,2,7,10]+3[3]+1 → 14

クリストファー・アレミティ・マイヤーズ:成功!
クリストファー・アレミティ・マイヤーズ:2d10+102
DoubleCross : (2D10+102) → 9[2,7]+102 → 111

クリストファー・アレミティ・マイヤーズ:まーまー
マナ・マヘアラニ・マイヤーズ:3dx>=9
DoubleCross : (3R10[10]>=9) → 9[4,5,9] → 9 → 成功

マナ・マヘアラニ・マイヤーズ:92+2d10
DoubleCross : (92+2D10) → 92+18[8,10] → 110

マナ・マヘアラニ・マイヤーズ:げっ
クリストファー・アレミティ・マイヤーズ:横ならんだなあ
氷見 須晴:エンジンは…かかった!
日高ぼたん:きましたなぁ
GM:▼第一ラウンド セットアップ
"陽光":なし
眷獣:《絡め取る大地》
眷獣:"陽光"の行動値-6
眷獣2:《絡め取る大地》
眷獣2:陽光"の行動値-6
"陽光":行動値12に
クリストファー・アレミティ・マイヤーズ:ここでやるしかないな…!
クリストファー・アレミティ・マイヤーズ:はいはい!
クリストファー・アレミティ・マイヤーズ:絡め取る大地の効果って重複しないですよね
GM:あっそうか!
GM:じゃあひとまず眷獣の絡めとる大地の対象バラしますね。
"陽光":行動値18
"フィネガンズ・ウェイク":行動値6
クリストファー・アレミティ・マイヤーズ:となると
クリストファー・アレミティ・マイヤーズ:セットアップは絶望の領域のみ!
クリストファー・アレミティ・マイヤーズ:陽光とフィネガンズの全ての判定ダイス-4だ!
クリストファー・アレミティ・マイヤーズ:侵蝕は115に
GM:つよ
日高ぼたん:セットアップなし!
クリストファー・アレミティ・マイヤーズ:ずずずずず
クリストファー・アレミティ・マイヤーズ:背景、陽を運んでくる青い海から
クリストファー・アレミティ・マイヤーズ:ひとつの生命のように巨大な波が這い出し、地表を覆う
クリストファー・アレミティ・マイヤーズ:獣たちと水面を並走しつつ、思考を巡らせる
クリストファー・アレミティ・マイヤーズ:(リエゾンロード、失われた大陸……ムー、アトランティス)
クリストファー・アレミティ・マイヤーズ:(莫大な伝承としての強度と、その力を証明する肩書)
クリストファー・アレミティ・マイヤーズ:(頭の中は混乱してる……もしも本当なら、勝てる理由なんてない)
クリストファー・アレミティ・マイヤーズ:「だけどッ……!」
クリストファー・アレミティ・マイヤーズ:「お前が何者かは、関係ないんだ!!」
クリストファー・アレミティ・マイヤーズ:波が押し上がるとともに
クリストファー・アレミティ・マイヤーズ:上空に浮かぶのは、暗く分厚い雲
クリストファー・アレミティ・マイヤーズ:13年の人生で経験した、最大の『大荒れ』。
クリストファー・アレミティ・マイヤーズ:それを再現するクリストファーの奥の手が
クリストファー・アレミティ・マイヤーズ:陽光の支配とせめぎ合い、天空が線を引いたように分かたれる。
クリストファー・アレミティ・マイヤーズ:「この島には人がいるんだ!」
クリストファー・アレミティ・マイヤーズ:「好きにさせるつもりはない!」
"フィネガンズ・ウェイク":「人はいるとも。いずれもまつろわぬ民だが」
"フィネガンズ・ウェイク":「一人残らず俺の麾下にて果てるまで戦う、勇者となるだろう」
"沃土":『適応しなさい。我が子ら』
眷獣:パズルのように肉体を構成する生体特徴が組み代わり、水中を泳ぐのに適した姿となる。
"岳脈":《苛烈なる熱気》
"岳脈":"陽光""フィネガンズ・ウェイク"は達成値30以下の判定を自動失敗。
"岳脈":『悪くない威勢だ! 少年よ』
クリストファー・アレミティ・マイヤーズ:「……!」
"岳脈":ごう、と四肢が燃え上がり、火輪を纏いて浮遊する。
"岳脈":『ほとほと貴様と戦うのが楽しみになって来たぞ──こ奴らを打倒した後でな!』
クリストファー・アレミティ・マイヤーズ:「……戦いなんて、特にあなたとは絶対にイヤですけど」
クリストファー・アレミティ・マイヤーズ:「波乗りで良ければ付き合います」
クリストファー・アレミティ・マイヤーズ:「インストラクターだって、やってるんですから!」
クリストファー・アレミティ・マイヤーズ:肌を灼くような熱気が、今は心地よく感じる。
氷見 須晴:セットアップは無し!
"沃土":《【黄昏の支配者】血の絆/赤河の従僕/声なき者ども/ライフブラッド/愚者の兵装/【超越活性】:赤色の従者》
"沃土":「そうはいきませんよ。我らの利害が一致するのは、この一時と心得ますよう」
"沃土":また新たな眷獣が産み落とされる。
"沃土":今度は初めから、この波に適応している様子だ。
"沃土":「とはいえ──」じろりと"岳脈"を睨めつける。
"沃土":「このヒト等は私のものです、貴方とはアレを黙らせてのち、真っ先に決着をつけねばならないようですね」
眷獣3:なし
マナ・マヘアラニ・マイヤーズ:「まったく、格好つけちゃって」波間を駆ける息子の姿に目を細めて
マナ・マヘアラニ・マイヤーズ:「こういう時に限っていないんだから、運が悪いぞ、トラヴィス」
マナ・マヘアラニ・マイヤーズ:セットアップなし!
"フィネガンズ・ウェイク":《カームダウン》全員判定ダイス-6
"フィネガンズ・ウェイク":「ははは──勇ましい事だ」
"フィネガンズ・ウェイク":「言っただろ? 勝利宣言だって。既に5つのメロフェティアが没した。封印は砕かれようとしている」
"フィネガンズ・ウェイク":「河は本流へと流れ込んでいる。枝は幹へと辿り着いている」
"フィネガンズ・ウェイク":「頭を垂れろ、弱者ども」
"フィネガンズ・ウェイク":ぞわ、と。
"フィネガンズ・ウェイク":君たちの体から何かが抜けていくような感覚。
クリストファー・アレミティ・マイヤーズ:「……!?」
クリストファー・アレミティ・マイヤーズ:波の運行が妨げられ
クリストファー・アレミティ・マイヤーズ:上空の雲が押され、霞んでいく。
日高ぼたん:「………ぐっ!?」銃が、とても重い。
日高ぼたん:そう感じてしまう。
マナ・マヘアラニ・マイヤーズ:「くっ……神様ってのはどいつもこいつも……偉そうに……!」
マナ・マヘアラニ・マイヤーズ:軽々と担いでいたはずの銃を杖代わりにして姿勢を保つ
氷見 須晴:「…」弓をつがえる手から、力が抜ける
氷見 須晴:だが、それごときで打ち込むことをやめるのは、この必中の弓が許してくれないようだ
"サイプレス":《アクセル》行動値5→17
"サイプレス":「────馬鹿に」
"サイプレス":「するなぁーーーーーーーーーーっ!!!!」
"サイプレス":地の底より沸き出した瘴気が渦巻く。虚空より出現した大鎧の掌が、彼女を高く持ち上げる。
GM:イニシアチブ
"陽光":《加速する刻》
氷見 須晴:割り込みます
GM:どうぞ
氷見 須晴:「彼方より出でし」(時間凍結)イニシアチブに追加行動、HP-20、コスト5
氷見 須晴:イニシアチブ早いのはそちらなので行動は先ですね
氷見 須晴:氷見 須晴の侵蝕率を+5した(侵蝕率:105->110)
氷見 須晴:氷見 須晴のHPを-20した(HP:25->5)
"陽光":はい。行動値順でこちらが処理されます。
"陽光":マイナー《赫き猟銃》《陽炎の衣》
"陽光":HPロス6 攻撃力16の武器を作成
"陽光":メジャー▼我が肉体は思い出せ 《コンセントレイト》《フラッシュエンド》《光の手》《鮮血の牙》
"陽光":対象"沃土"
"陽光":3dx7+10 オート干渉・リアクション・カバーリング不可 当たったら洗脳。
DoubleCross : (3R10+10[7]) → 3[1,3,3]+10 → 13

"岳脈":自動失敗。
"陽光":するすると"沃土"の前に蛇が現れる。
"陽光":陽光の漏れる瞼を持ち上げ、『思い出させ』ようとする。
"陽光":かつて、太陽の一部であった事を。
"沃土":「──!」
クリストファー・アレミティ・マイヤーズ:「させ」
クリストファー・アレミティ・マイヤーズ:「るかッ!!」
クリストファー・アレミティ・マイヤーズ:ド パァン !!
クリストファー・アレミティ・マイヤーズ:横合いから、大蛇を波が撃つ。
"陽光":呪力を込めた視線が逸れる。
"沃土":その一拍のうちに肉体を解き、希薄化させ、影響部位を切り離した。
"沃土":『──助かりました。礼を言いましょう』ごぼごぼと音を立てる。
クリストファー・アレミティ・マイヤーズ:「……僕、たちは」
クリストファー・アレミティ・マイヤーズ:重圧の中、辛うじてボートに捕まりながら
クリストファー・アレミティ・マイヤーズ:コントロールは緩めない。敵がこの領域を支配するというなら
クリストファー・アレミティ・マイヤーズ:綱引きだ。主導権を奪い合い、一拍でも隙を作る。
クリストファー・アレミティ・マイヤーズ:「お前に屈したりはしないぞ……!」
"沃土":『うふふ』
"沃土":糸の一つが、アルくんの頬を撫でる。
クリストファー・アレミティ・マイヤーズ:「!!?」
クリストファー・アレミティ・マイヤーズ:「そっちも敵を見てください!!バカ!!」
GM:ではイニシアチブ
GM:時間凍結解決。氷見さんの手番です。
氷見 須晴:了解
氷見 須晴:マイナーで
氷見 須晴:「ーー※※—※ーー※」(追撃の魔弾+オリジン:プラントL6)赫き弾使用前提で2回行動、C値+1、シーン中感覚達成値+12、コスト7
氷見 須晴:氷見 須晴の侵蝕率を+2した(侵蝕率:110->112)
氷見 須晴:さて、この星における『人間』もう少し言い方を変えると「支配的知的生命体」が、様々な事情で同じ種、あるいは他の種と相対するとき
氷見 須晴:一部の例外はあるだろうがまずは目の前のモノを『観察』することから始まるだろう
氷見 須晴:リエゾンロード、ムー大陸のレネゲイドビーイング、起源
氷見 須晴:先ほど語られた言葉を追想する
氷見 須晴:ーーーー
氷見 須晴:要するにそやつは「原初の地球」ということだろう、少なくとも「俺」はそう※ー※※(思考した)
氷見 須晴:なれば
氷見 須晴:背筋を伸ばして、思い出(弦)を胸に、己(矢)を頬に。
氷見 須晴:力は入れず、前だけを見て、弦が離れる時を待つ。
氷見 須晴: 
氷見 須晴:葉の上に乗った露を、重みに任せて地に落とすように、ヒトの血肉に等しい矢と仮初に過ぎない手が離れる。
氷見 須晴:かくして矢は放たれた。標的は、目の前の霞むようなモノでもなく、先ほど神を誘惑した蛇でもなく
氷見 須晴:波の間、正確にはその下にある地面に
氷見 須晴:メジャー1回目
氷見 須晴:「Paradisus speflos」(赫き弾L6)ATK+10、HP-2、コスト2
氷見 須晴:対象は"フィネガンズ・ウェイク"と名乗る、そのモノへ
氷見 須晴:カームダウンのDペナルティは必中の弓の効果で無効化されます
"フィネガンズ・ウェイク":ズルない?
氷見 須晴:7dx@11+36
DoubleCross : (7R10+36[11]) → 10[5,6,7,7,7,8,10]+36 → 46

"フィネガンズ・ウェイク":ガード《【傍らに立つ影】:歪みの領域》。15ダメージを反射。
"フィネガンズ・ウェイク":ダメージをどうぞ!
氷見 須晴:6d10+23
DoubleCross : (6D10+23) → 37[7,4,4,9,10,3]+23 → 60

氷見 須晴:もろもろ有効です
氷見 須晴:先のメジャーと合わせて残りHPは3、受けて一度死にます
"フィネガンズ・ウェイク":12点軽減。まあまあ削れました。
氷見 須晴:一回目、演出行きます
氷見 須晴:眼前に映るモノが、原初の地球、失われた大陸、『星』であるのならば
氷見 須晴:「なんだか、俺がここに呼ばれたのもなんとなくわかる気がするなあ」
氷見 須晴:ある民家の庭園に咲き、あらゆる地面を貫通し、際限なく増えていく性質を持った一種のVirus
氷見 須晴:此星にて打たれた名は「Paradisus speflos(楽園の硝子花)」
氷見 須晴:絶海を、大地を、灼熱の溶岩でさえ喰い尽くし、あとには硝子の楽園しか残さぬ星を喰うモノ
氷見 須晴:その枝葉が、地に根を張り、枝を伸ばし、その身を喰い尽くさんと迫る
"フィネガンズ・ウェイク":「お前が何者だかは皆目わからないが」
"フィネガンズ・ウェイク":果たして、その枝は"フィネガンズ・ウェイク"を貫いた──ように見えた。
"フィネガンズ・ウェイク":同時、氷見須晴の同じ場所に貫通創が生まれ、白い男の姿が希薄化して消える。
"フィネガンズ・ウェイク":「無性に気に入らない気配がするなァ~! ハッハッハッハ!」
"フィネガンズ・ウェイク":笑い声が響く方向に、いつの間にか出現している。傷など受けていないかのように
ロア:「──痩せ我慢はやめなよ。」
"フィネガンズ・ウェイク":「お前こそ、雑魚の目線に当てはめるなよ」
氷見 須晴:「そうかあ」開いた陥穽から、咲き誇っている花や葉と、同じものがこぼれる
氷見 須晴:「痛み」という概念はない、あるのはただ、生命の危機を掻き鳴らす信号の羅列のみ
氷見 須晴:だが
氷見 須晴:「俺は、この星の人間を悲しませるのは好かないし」
氷見 須晴:「『皿に乗ったモノは残さない』主義だ」
氷見 須晴:「だから、お前は討つことにした」
氷見 須晴:ロイス
氷見 須晴:"フィネガンズ・ウェイク" 〇※ー※(人間の言葉に当てはめるのであれば『食欲』に近しい何か)/憤懣
氷見 須晴:これを取得し、即時タイタス化、HP11で復活します
氷見 須晴:氷見 須晴のHPを+6した(HP:5->11)
氷見 須晴:このまま2回目のメジャーへ
氷見 須晴:「Paradisus speflos」(赫き弾L6)ATK+12、HP-2、コスト2
氷見 須晴:対象は一度目と同じ
氷見 須晴:7dx@11+36
DoubleCross : (7R10+36[11]) → 9[1,2,2,3,5,9,9]+36 → 45

"フィネガンズ・ウェイク":ガード《自動触手》
"フィネガンズ・ウェイク":15ダメージを与えます。
氷見 須晴:死にます
氷見 須晴:ロア君へのロイスをタイタス化して復活
氷見 須晴:残りロイス4
氷見 須晴:6d10+23 もろもろ有効
DoubleCross : (6D10+23) → 25[8,3,4,4,1,5]+23 → 48

"フィネガンズ・ウェイク":12点軽減で36ダメージ 生存しています。
氷見 須晴:はい
氷見 須晴:「討つことにした」と口で表すと、気のせいであるがまだ生存を続行できる気がして
氷見 須晴:ざあ、と音を立てながら、水面に花を伸ばし、咲かせ、揺蕩わせ、霞を追いかける
"フィネガンズ・ウェイク":「俺の庭に妙なものを撒くなよ」けけけ、と笑い声が響く。
氷見 須晴:「そちらこそ『食べ物の分際で皿から逃げないで』ほしいものだなあ」こういうことを言葉に表すあたり、俺の情動も乱れている
氷見 須晴:繁茂は加速する、節操なく周囲にあるあらゆるものを取り込み、霞むモノを取り囲み、ついぞ届く——
"フィネガンズ・ウェイク":水面を跳ねまわりながら、やがて百舌の早贄のように、串刺しになる。
"フィネガンズ・ウェイク":「ははは!」
"フィネガンズ・ウェイク":同時に、やはり同じように須晴の体に貫通創が穿たれる。
"フィネガンズ・ウェイク":「善き行いには善果あり、悪しき行いに悪果あれかしっ!」
"フィネガンズ・ウェイク":「てなぁもんだ」
"サイプレス":「すばるんっ!!」
氷見 須晴:穿たれて姿勢を崩し、倒れる刹那、脳裏にロア殿の顔が思い浮かぶ
氷見 須晴:この星で長らく独りですごし、それでも人間に愛された君
氷見 須晴:今のそなたには、変わった話をした恥辱より、愛され続けていることへの嫉妬が勝ってしまうな
氷見 須晴:ーー
氷見 須晴:「心配するな、煙管峰殿」
氷見 須晴:無数に貫かれた穴から硝子のような花葉を零し、なお立ち上がる
ロア:「ッ──」立て続けの侵襲反撃。能力による軌道操作も意味を成さない。
氷見 須晴:「あいにく俺には、善悪という倫理観は、存在しないからな」
"サイプレス":「屁理屈じゃんか、それは──」
ロア:「……いや、クリストファーの話と違う」
ロア:「模倣できないのか? 現象そのものを──」
GM:イニシアチブ21
氷見 須晴:氷見 須晴の侵蝕率を+9した(侵蝕率:112->121)
眷獣:マイナーなし
眷獣:《コンセントレイト》《アニマルテイマー》《形なき剣》[コンバットブラッド] 対象
眷獣:1d2
DoubleCross : (1D2) → 1

眷獣:"フィネガンズ・ウェイク"
眷獣:14dx7-1
DoubleCross : (14R10-1[7]) → 10[2,2,3,5,5,5,6,7,8,8,9,9,9,10]+10[2,5,5,5,6,7,7]+10[7,9]+10[6,8]+10[10]+2[2]-1 → 51

"フィネガンズ・ウェイク":ガード
"フィネガンズ・ウェイク":6d10+12
DoubleCross : (6D10+12) → 35[6,10,3,1,9,6]+12 → 47

眷獣2:マイナー[ヴェノムブラッド]
眷獣2:《コンセントレイト》《アニマルテイマー》《形なき剣》《要の陣形》[コンバットブラッド] 対象2体
"フィネガンズ・ウェイク":ガード
眷獣2:14dx7-1 振ってなかった
DoubleCross : (14R10-1[7]) → 10[1,3,5,5,5,6,6,7,7,7,7,8,9,10]+10[1,3,3,5,5,6,7]+6[6]-1 → 25

"陽光":13dx 《神の眼》でドッジ
DoubleCross : (13R10[10]) → 9[1,1,2,2,4,5,5,6,6,6,8,8,9] → 9

眷獣2:3d10+12 当たったらラウンド間判定ダイス-2
DoubleCross : (3D10+12) → 20[9,7,4]+12 → 32

眷獣3:マイナーなし
眷獣3:《コンセントレイト》《アニマルテイマー》《形なき剣》《要の陣形》[コンバットブラッド] 対象
眷獣3:1d2
DoubleCross : (1D2) → 1

眷獣3:"フィネガンズ・ウェイク"へ
眷獣3:14dx7-1
DoubleCross : (14R10-1[7]) → 10[1,2,2,2,2,3,4,4,6,8,8,9,9,10]+10[2,3,8,9,10]+10[5,8,10]+10[9,10]+5[2,5]-1 → 44

"フィネガンズ・ウェイク":ドッジ!
"フィネガンズ・ウェイク":8dx
DoubleCross : (8R10[10]) → 10[3,5,6,6,7,7,9,10]+3[3] → 13

"フィネガンズ・ウェイク":むりむりのむり
眷獣3:5d10+12
DoubleCross : (5D10+12) → 27[10,1,3,6,7]+12 → 39

"フィネガンズ・ウェイク":死亡。【不滅の妄執】で復活。
"陽光":ぴんぴんしています。
"沃土":『綻んだ──』
"沃土":乱れている。この星の法則にないものを、この星の神話であるやつは受容できない。
"沃土":それを繕おうとしてみせたのは隙だ。同時に。
"沃土":恐ろしいものだと思う。氷見と呼ばれている、あのモノ。
"フィネガンズ・ウェイク":神気を帯びた眷獣についに実体を捉われ、食い散らされる。
"フィネガンズ・ウェイク":「ぐ──ガフッ、フフ……」
"フィネガンズ・ウェイク":爆発が発生し、それらを振り払う。
"フィネガンズ・ウェイク":「世界は変わりつつある」
"フィネガンズ・ウェイク":「このまま嵐が晴れた時、その先に在るのは」
"フィネガンズ・ウェイク":「大洋ではない。俺の────」
"沃土":『! 今のを受けてさえ──』
ロア:「『何者でもない』────」
"岳脈":『遍在させているのか? 自らが取り込んだ者どもに、自身の意識を』
GM:【不滅の妄執】の解除条件が設定されました。
GM:条件:"フィネガンズ・ウェイク"指揮下のエネミーの全滅
マナ・マヘアラニ・マイヤーズ:ぐえ~~!
クリストファー・アレミティ・マイヤーズ:うっぎゃあああああ
日高ぼたん:ぎゃ~~
"フィネガンズ・ウェイク":「おぉっと、バレるのが早い早い!」
"フィネガンズ・ウェイク":「果たしてそうなると、だ」
GM:イニシアチブ
"フィネガンズ・ウェイク":【さらなる絶望】
マナ・マヘアラニ・マイヤーズ:こらっ!来るんじゃない!
日高ぼたん:じっとしてなさい!
GM

("岳脈")5m(クリストファー[13]、ぼたん[12]、須晴[11]]、マナ[9]、"サイプレス"[5])5m("沃土"[10]、眷獣[21]、眷獣[21]、眷獣[21])
10m
("陽光"[24]、フィネガンズ・ウェイク[12])5m(波児[12])

日高ぼたん:ポール!!!
クリストファー・アレミティ・マイヤーズ:オイ!!
クリストファー・アレミティ・マイヤーズ:ただでさえしっちゃかめっちゃかなんやぞ!
クリストファー・アレミティ・マイヤーズ:うぎゃーーーっ
氷見 須晴:ポール!?!?
マナ・マヘアラニ・マイヤーズ:ポール貴様!
クリストファー・アレミティ・マイヤーズ:う、うらぎられた!
波児・マレキュール:《ワーディング》
波児・マレキュール:海水が日に照らされる、大気がさらに青を孕み、神秘を砕く空間が現出する。
波児・マレキュール:《苛烈なる熱気》解除
波児・マレキュール:水に沈む、無数の標識標識、標識たち────。
ロア:「ポール!?」
マナ・マヘアラニ・マイヤーズ:「マレキュール!生きて……」
クリストファー・アレミティ・マイヤーズ:「……!」
マナ・マヘアラニ・マイヤーズ:「いや……?これは……」
波児・マレキュール:「悪いな。そういうことだ」
日高ぼたん:「向こう側に回ったんですか!」
クリストファー・アレミティ・マイヤーズ:「ッそんな!」
氷見 須晴:いまだ穴だらけの体から花を零しながら、視線をそちらに向ける
波児・マレキュール:「至って間抜けな話だが」
波児・マレキュール:「そういうことだから、早く俺をどうにかしてくれ」
波児・マレキュール:忸怩たる面持ちでマナさんとか他の人とかを睨んでいる。
マナ・マヘアラニ・マイヤーズ:「……本当だよ。寄りにも寄って"神狩り"がなんてザマだ」
クリストファー・アレミティ・マイヤーズ:「操られている……まさか」
クリストファー・アレミティ・マイヤーズ:「こんなやり方を……!お前!」
クリストファー・アレミティ・マイヤーズ:”霞む男”を睨みつける
氷見 須晴:視線を霞へと戻す
氷見 須晴:「つまるところ、お前は人間を盾にしてでも永らえるというわけか」
波児・マレキュール:地より突き立つ白昼の上に立つ。『STOP』の標識を構える。
"フィネガンズ・ウェイク":「誰でもない男が、知ろうと思ったことを知れるのなら──」
"フィネガンズ・ウェイク":「それは誰にでもなれるってことだと思わないか?」
"フィネガンズ・ウェイク":掌を振る。
波児・マレキュール:すっ、と。表情が消えた。
クリストファー・アレミティ・マイヤーズ:「言葉遊びを言うな!」
クリストファー・アレミティ・マイヤーズ:「お前がやっているのは、ただの下衆だ!」
氷見 須晴:ふうとため息をつき、ボロボロの体を花弁で埋めていく
"フィネガンズ・ウェイク":「んんっフフフ」
"フィネガンズ・ウェイク":意に介した様子もない。
GM:イニシアチブ18
"陽光":マイナーメジャーさっきと同じコンボです。
GM:choice[岳脈,沃土,沃土]
DoubleCross : (CHOICE[岳脈,沃土,沃土]) → 岳脈

クリストファー・アレミティ・マイヤーズ:やべーーっ
マナ・マヘアラニ・マイヤーズ:うへ~~っ
氷見 須晴:わああ
"陽光":そこの苛烈熱気野郎だ! 次のセットアップが楽しみだなァ~!
マナ・マヘアラニ・マイヤーズ:来てほしくないとこ来ちゃった
氷見 須晴:隠密だから棺撃てないー!
日高ぼたん:ぎゃ~~
日高ぼたん:クソ野郎わよが…!
"陽光":3dx7+10
DoubleCross : (3R10+10[7]) → 6[2,3,6]+10 → 16

"岳脈":リア不なので敵に回ります。
"岳脈":空中で、いくつもの爆発が巻き起こる。
"岳脈":"陽光"への牽制。熱で空気を歪めながら煙で視線を遮る。
"岳脈":『ハーハハハハ! ヒリつくなぁ最速のメロフェティアよ』
"陽光":いらえはない。淡々と攻撃を重ねながら位置取りを変えていく。
"岳脈":『借りるぞクリストファー! 貴様の波を!』
"岳脈":蒸気による隠身。爆風を纏っての突進。その時。
波児・マレキュール:それが現れた。
波児・マレキュール:でたらめに標識看板の貼りつけられた柱が透き通る波間に顔を出す。
クリストファー・アレミティ・マイヤーズ:「”岳脈”!待って!これは……!」
クリストファー・アレミティ・マイヤーズ:「行っちゃいけない!」
"岳脈":『────む!?』
"陽光":蒸気が払われる。神々しい黄金色の光が瞼から零れ──
"陽光":開
"陽光":      く
"岳脈":『────』感じ取れなかった。
"岳脈":当然だ。それこそが神殺しの力であるのだから。
"岳脈":『チィッ……!』
クリストファー・アレミティ・マイヤーズ:「”岳脈”!」
"岳脈":舌打ちを断末魔に、物言わぬ"フィネガンズ・ウェイク"の一部となる
日高ぼたん:「……厄介な!」
"フィネガンズ・ウェイク":「よりによってそいつらと協定を組むなんてな。殺しておいた方がマシだったぜ」
クリストファー・アレミティ・マイヤーズ:「こいつ!こうやって1人ずつ……!」
GM:イニシアチブ17
"サイプレス":マイナー リニアヴィークル搭乗。
"サイプレス":《コンセントレイト》(《タブレット》《多重生成》)《増加の触媒》
"サイプレス":対象は波児、"陽光""岳脈"
"サイプレス":4dx7+4
DoubleCross : (4R10+4[7]) → 10[1,4,7,8]+10[7,9]+10[7,9]+3[1,3]+4 → 37

波児・マレキュール:1dx ドッジ
DoubleCross : (1R10[10]) → 10[10]+7[7] → 17

波児・マレキュール:頑張ってんじゃねーよ!
"陽光":3dx 《神の眼》
DoubleCross : (3R10[10]) → 6[1,1,6] → 6

"陽光":じゃない 絶望の領域・カームダウン・ヴェノムブラッドで‐12Dだ どっちみち命中
"岳脈":6dx ドッジ
DoubleCross : (6R10[10]) → 10[1,1,2,3,7,10]+7[7] → 17

日高ぼたん:エフェクト使っておいてポール以下の人が居ますね
マナ・マヘアラニ・マイヤーズ:なんでみんな頑張ってんの
クリストファー・アレミティ・マイヤーズ:やーいやーい
氷見 須晴:頑張るなあ
"サイプレス":4d10+22 ダメージ
DoubleCross : (4D10+22) → 30[5,10,9,6]+22 → 52

クリストファー・アレミティ・マイヤーズ:「”岳脈”!」
クリストファー・アレミティ・マイヤーズ:「しっかりしてください!あなたは戦士なんでしょう!」
クリストファー・アレミティ・マイヤーズ:水面を走りながら、炎の獣に呼びかける。
"岳脈":眼窩の中の炎が、君の姿を捉える。
日高ぼたん:「ッ、クリスくん……!」
クリストファー・アレミティ・マイヤーズ:「こんな決着が」
クリストファー・アレミティ・マイヤーズ:「あなたの望みなんですか!」
"岳脈":そこに感情はない。劫火が膨れ上がり、君へと襲い掛かり────
クリストファー・アレミティ・マイヤーズ:「ッ!?」
クリストファー・アレミティ・マイヤーズ:身を翻すが、声を届かせるためにスピードを落としていた
クリストファー・アレミティ・マイヤーズ:——加速が間に合わない
"サイプレス":「望む兵、戦う者。天元行躰神変神通力」
"サイプレス":大具足の拳が、火の玉を殴り飛ばす。
"岳脈":『ボッ……ゴガッ────』
クリストファー・アレミティ・マイヤーズ:「あなた……は」
"サイプレス":「────アルくんこそさ」
クリストファー・アレミティ・マイヤーズ:助けに入った姿を見上げる
"サイプレス":「ハワイを守るために戦うんでしょ。あたいはさ」
"サイプレス":「そういうの、分かんないけど」
クリストファー・アレミティ・マイヤーズ:「……」
"サイプレス":能面の鎧武者が立っていた。両掌は黒い煙が縒り集まったが如く不定形であり。
"サイプレス":「本当に大事なもの、見失わないでよね」
クリストファー・アレミティ・マイヤーズ:「!」
"サイプレス":いくつも大事にしてる余裕なんて、子供にはないんだからさ、と呟いて。
"サイプレス":「列に連なり前に在れ。御霊装甲滝夜叉童子」
"サイプレス":ごう、と黒煙が槍に変わる。それを風車の如く振り回す。
"サイプレス":神々ほど大きくはない。力強くもない。
"サイプレス":「すばるんが気に入らないってーんなら、こっちにも言いたい事があるよ!」
"サイプレス":それでも、『それ』は確かに神々の進撃を阻み、傷を与える。
"サイプレス":「ヒトの祈りの集合よ、ヒトの怨嗟の前に果てろ」
滝夜叉童子:『GEEEEEEEAAAAAAARRRRRRR!!!!!』
滝夜叉童子:いくさ人の怨念が雄たけびを上げる。
クリストファー・アレミティ・マイヤーズ:「……」
クリストファー・アレミティ・マイヤーズ:神格たちの猛攻と
クリストファー・アレミティ・マイヤーズ:ただ一機でせめぎ合う、その姿を見る
クリストファー・アレミティ・マイヤーズ:『本当に大事なもの、見失わないでよね』
クリストファー・アレミティ・マイヤーズ:彼女の言葉を胸の内で反芻する。
クリストファー・アレミティ・マイヤーズ:彼女にも『大事なもの』があるのだろうか。そのために今、戦っているのだろうか。
クリストファー・アレミティ・マイヤーズ:成り行き上、動向を同じにしただけで、そういえばそんなことも知らない。
クリストファー・アレミティ・マイヤーズ:「……分かってます」
クリストファー・アレミティ・マイヤーズ:「分かってるんですよ。そんなことは」
クリストファー・アレミティ・マイヤーズ:大槍を振るう戦闘機械、それとぶつかり合う炎の獣を見る。
クリストファー・アレミティ・マイヤーズ:もう迷いはない。
クリストファー・アレミティ・マイヤーズ:「恨まないでください。正々堂々、行きますから」
クリストファー・アレミティ・マイヤーズ:水面を滑り、ボードがサイプレスと岳脈の元へと向かう!
クリストファー・アレミティ・マイヤーズ:ロイス取得!
クリストファー・アレミティ・マイヤーズ:同行者/”サイプレス”/敬意◯/隔意/ロイス
GM:イニシアチブ13 アルくんの手番
クリストファー・アレミティ・マイヤーズ:はい!
クリストファー・アレミティ・マイヤーズ:マイナーでストライクモービルに搭乗!
クリストファー・アレミティ・マイヤーズ:メジャーでコンセ+形なき剣+要の陣形+完全なる世界!
クリストファー・アレミティ・マイヤーズ:対象は岳脈+陽光+波児!
GM:OK! カームダウンでダイス-6です
クリストファー・アレミティ・マイヤーズ:ぐげげげ
クリストファー・アレミティ・マイヤーズ:よし
クリストファー・アレミティ・マイヤーズ:関係ねえ!そのまま突っ切ります
クリストファー・アレミティ・マイヤーズ:8dx7+6
DoubleCross : (8R10+6[7]) → 10[1,2,2,4,4,5,7,10]+10[1,9]+2[2]+6 → 28

クリストファー・アレミティ・マイヤーズ:くらえっ!
"沃土":《妖精の手》
"沃土":振り足しどうぞ
クリストファー・アレミティ・マイヤーズ:うわっ!
クリストファー・アレミティ・マイヤーズ:ありがとう…僕沃土おねえちゃんちの子供になる…
クリストファー・アレミティ・マイヤーズ:1dx7+36
DoubleCross : (1R10+36[7]) → 3[3]+36 → 39

"沃土":やった~
クリストファー・アレミティ・マイヤーズ:ぐああ!まあでもいい出目!
波児・マレキュール:1dx ドッジ
DoubleCross : (1R10[10]) → 3[3] → 3

クリストファー・アレミティ・マイヤーズ:くらいやがれ3人!
"陽光":1dx 《神の眼》
DoubleCross : (1R10[10]) → 8[8] → 8

"陽光":いやダイスデバフエグすぎ
"陽光":半分は味方がやってるんだが……
"岳脈":6dx こいつが6だ ドッジです
DoubleCross : (6R10[10]) → 9[1,2,3,5,8,9] → 9

GM:まとめて命中 ダメージをどうぞ
クリストファー・アレミティ・マイヤーズ:4d10+1d10+17
DoubleCross : (4D10+1D10+17) → 31[10,7,8,6]+6[6]+17 → 54

クリストファー・アレミティ・マイヤーズ:高めオッケーイ!!
クリストファー・アレミティ・マイヤーズ:諸々有効!
波児・マレキュール:《ディスマントル》攻撃ダメージ-18
クリストファー・アレミティ・マイヤーズ:ぐぎゃー
"陽光":瀕死で生存
"岳脈":まだ割と元気
波児・マレキュール:結構減った
クリストファー・アレミティ・マイヤーズ:ざぁああああッ
クリストファー・アレミティ・マイヤーズ:”滝夜叉童子”が突き進み、”陽光”へと攻撃を振るうごとに
クリストファー・アレミティ・マイヤーズ:上空の雨雲の勢いは増していく。
クリストファー・アレミティ・マイヤーズ:それは即ち、クリストファーの領域が”陽光”の領域を侵蝕しつつあるということ。
クリストファー・アレミティ・マイヤーズ:(……いける!)
クリストファー・アレミティ・マイヤーズ:腕を振るう、波が運ぶのは沃土によって作られた3匹の眷獣。
クリストファー・アレミティ・マイヤーズ:水中を泳ぎ回り、それぞれが交錯の瞬間に”陽光”たちを削っていく。
クリストファー・アレミティ・マイヤーズ:そして続いて投擲された刃が
"岳脈":波間より攻撃を受け、徐々に火勢が弱まる。
クリストファー・アレミティ・マイヤーズ:雨風をまとって、岳脈を斬りつける!
"岳脈":脆くなりつつあった溶岩の獅子に罅が入る。
クリストファー・アレミティ・マイヤーズ:ザ ギン!!
クリストファー・アレミティ・マイヤーズ:そして……
クリストファー・アレミティ・マイヤーズ:ゴ ゴ ゴゴゴ …
"陽光":地の利と共に放たれる波状攻撃によって皮革が削がれてゆく。流れる血は鱗の色と同じ──赤。
クリストファー・アレミティ・マイヤーズ:潮が引き、立ち上がるのは神たちの巨体からしても見上げるほどの水の壁。
クリストファー・アレミティ・マイヤーズ:「グランドウェイブ、”ワイメア”」
クリストファー・アレミティ・マイヤーズ:「これで……どうだッ!」
クリストファー・アレミティ・マイヤーズ:ど  ぱぁああん!!
"フィネガンズ・ウェイク":「おっと、やるねぇ彼」
"フィネガンズ・ウェイク":クン、と指先を動かす。
クリストファー・アレミティ・マイヤーズ:圧倒的質量の瀑布が、3人を押し潰す。
クリストファー・アレミティ・マイヤーズ:ざ ざ ざ あ
波児・マレキュール:ば、と波へと手をかざす。出現したロータリーの標識が波を歪め、乱し。だがその勢いを消しきることはできず──
波児・マレキュール:「────!」
"岳脈":「──オ、オオオ!!」
GM:神々を、飲み込む。
クリストファー・アレミティ・マイヤーズ:「はぁッ……はッ……!」
クリストファー・アレミティ・マイヤーズ:全てを飲み込み、いまだ荒れ狂う波の上。
クリストファー・アレミティ・マイヤーズ:息を切らして、ボードにしがみつく。
クリストファー・アレミティ・マイヤーズ:(僕に出来る……最大の攻撃……)
クリストファー・アレミティ・マイヤーズ:(ここで1人でも、倒れてくれれば……!)
"岳脈":──水柱が吹き上がる。
"岳脈":蒸気爆発の中から"岳脈"が姿を現し、炎とともに四肢を再生する。
"陽光":水蛇のごとく水中より滑り出る。こちらは鱗が所々剥げ、満身創痍と言った様子だ。
波児・マレキュール:その頭に乗ったサングラスの男が、手にした白柱を杖に突きながら周囲を睥睨する。
クリストファー・アレミティ・マイヤーズ:「ッ!」
クリストファー・アレミティ・マイヤーズ:「……そう甘くは、ないですよね。あなたも」
クリストファー・アレミティ・マイヤーズ:せめて強がりの笑みを作って、ボードの上に立ち上がる。
氷見 須晴:親しくしてくれた者のために奮戦する糸杉の彼女
氷見 須晴:煙管峰殿の発破で奮起し、前に進み、今まさに神へ一撃を見舞った波間の彼
氷見 須晴:そして、今まさにその身丈にしては大柄な銃を「幸福な結末」に向かって引かんとする彼女
氷見 須晴:——人の思いは、呪いだろうと祈りだろうとつながっていくのだろう
GM:イニシアチブ12
GM:ぼたんちゃんの手番
日高ぼたん:マイナーで1m後方に移動してエンゲージを離脱。
日高ぼたん:メジャーで《Cエンハイ》+《天からの眼》+《イェーガーマイスター》+《マスヴィジョン》。対象は陽光さん。
GM

(ぼたん[12])
1m
("岳脈")5m(クリストファー[13]、須晴[11]]、マナ[9]、"サイプレス"[5])5m("沃土"[10]、眷獣[21]、眷獣[21])
10m
("陽光"[24]、フィネガンズ・ウェイク[12]))5m(波児[12])


GM:全力で来た……!
GM:どうぞ!
日高ぼたん:6dx7+7
DoubleCross : (6R10+7[7]) → 10[1,7,8,9,10,10]+10[1,3,6,7,8]+3[2,3]+7 → 30

"陽光":1dx 《神の眼》
DoubleCross : (1R10[10]) → 3[3] → 3

日高ぼたん:4d10+53+1d10 ダメージ
DoubleCross : (4D10+53+1D10) → 25[10,3,3,9]+53+2[2] → 80

日高ぼたん:まずまず。装甲有効。
"陽光":クソデカ攻撃
マナ・マヘアラニ・マイヤーズ:いいぞ~ぼたん~!
"陽光":残りHP12。装甲ガードありません。文句なしに死にます。
氷見 須晴:イエア!!!
日高ぼたん:日高ぼたんの侵蝕率を+12した(侵蝕率:111->123)
日高ぼたん:日高ぼたんに-5(1d10->5)のダメージ!(HP:24->19) レッドテンペスト反動
"岳脈":洗脳が解けるぞ
波児・マレキュール:こいつはまだ
日高ぼたん:ええい。
GM:演出とかをどうぞ
日高ぼたん:───雨と嵐が太陽にぶつかり、吹き上がる火柱から水蒸気が発生する。
日高ぼたん:銃口だけを向けながら、そこで暴れる巨体と、サーフボードを操る人影を見る。
日高ぼたん:スコープから一度目を離して片目をつむり、
日高ぼたん:その周りに風が逆巻く。
日高ぼたん:ヒュウヒュウと暴風が日高ぼたんを避けるように。射撃に向いたコンディションを整えていき
日高ぼたん:《探知する光》
日高ぼたん:瞑った片目に状況が映る。
日高ぼたん:日高ぼたんという個人の目線ではなく、俯瞰するように状況を判断する狙撃手の眼。
日高ぼたん:「見えた」
日高ぼたん:それは地を這う蛇。
日高ぼたん:既に2度見たその攻撃は、この乱戦でこそ姿を隠し、一撃を見舞うヒット・アンド・アウェイ。
日高ぼたん:つまりは、その在り方は一撃を狙う狙撃手に近く
日高ぼたん:故に、その動きがわかる。
日高ぼたん:ザ、と足を開き、黒の砲塔がゆっくりと方向を定める。
日高ぼたん:バチバチと雨が黒い鉄にあたり、
日高ぼたん:スコープは既に役に立たない。しかしはっきりとその蛇の姿を捉えて。
日高ぼたん:引き金を、
日高ぼたん:引く
日高ぼたん:【「赫灼牡丹」】

日高ぼたん: 轟 ッ 
日高ぼたん:雲が遮る地上にもう一つ
日高ぼたん:太陽を思わせる光量で火花が咲いた
"陽光":《超人的弱点》
"陽光":高速で這い進み、今まさに敵影を捉えようとしていた蛇の頭部が裂けるように弾けた。
"陽光":断末魔が響く。長大な蛇体がのたうち回る。
日高ぼたん:その弾道の水分が蒸発し、淡い雲が曳航するように着弾点に伸びていく。
日高ぼたん:煙のその先、見えない巨体ののたうつさまを肉眼で捉えて。
日高ぼたん:陽光を落とすその発射点。太陽のように明るい髪が、今更ながら風に靡いている。
波児・マレキュール:振り落とされるように吹き飛びながら、ト、とビルの外壁に生やした標識の上に降り立つ。
"陽光":やがて──ばしゃり、とその肉体が血に変じた。
"フィネガンズ・ウェイク":霧のように蒸発し、"フィネガンズ・ウェイク"へと取り込まれていく。
日高ぼたん:「────」着弾点を見据えるまま、瞬きもせずそれを見る。
日高ぼたん:目線は霞む男───フェイネガンズ・ウェイクに。
"岳脈":「……おお?」
"岳脈":操られていた"岳脈"が人の姿に戻る。
"岳脈":「がばごぼぼぼぼぼ!」
クリストファー・アレミティ・マイヤーズ:「!!」
クリストファー・アレミティ・マイヤーズ:その姿を見て、足元に浮力を作る
"岳脈":「──むぅ、助けられたな少年よ」
クリストファー・アレミティ・マイヤーズ:「……いいえ」
クリストファー・アレミティ・マイヤーズ:「ぼたんがやってくれました」
"岳脈":びしゃびしゃになりながら起き上がる。
ロア:「そうばかりとも言えないさ」
"サイプレス":「さて、FH(うち)の大ボスって話だったけど──」
"サイプレス":「ずいぶん形勢、変わって来たんじゃない?」
GM:イニシアチブ12 "岳脈"の手番
"岳脈":マイナー、波児のエンゲージへ
"岳脈":13dx7 《コンセントレイト》《災厄の炎》《氷炎の乱舞》
DoubleCross : (13R10[7]) → 10[1,2,3,3,4,4,6,7,7,8,9,10,10]+10[1,2,3,6,8,9]+6[3,6] → 26

"岳脈":3d10+36 装甲有効
DoubleCross : (3D10+36) → 21[9,7,5]+36 → 57

波児・マレキュール:1dx 忘れてたけどドッジ
DoubleCross : (1R10[10]) → 1[1] → 1 → ファンブル

クリストファー・アレミティ・マイヤーズ:かしこいぞがっくん!!
"岳脈":『さて、共闘の価値ありと判じられたからには』
"岳脈":再び火の燃え盛る音が、声となって轟く。
"岳脈":『槍働きにて示そうぞ!』
波児・マレキュール:「──」
波児・マレキュール:ワーディングが放たれる。無数の白柱が進路を限定し、歪め、その先に不可視の障壁を敷く。
"岳脈":全身を白熱させ、その全てを強引に突き破った。
"岳脈":埒外の炎熱を纏う爪牙が領域を歪め、引き裂き、擦過する。
波児・マレキュール:「が────────ふっ!!」
波児・マレキュール:極限までルートを逸らした、それでも余波だけで胴を抉られている。
波児・マレキュール:倒れるのも時間の問題だろう──が。
GM:イニシアチブ12
波児・マレキュール:マイナーなし
波児・マレキュール:《コンセントレイト》《ダンシングシミター》《サンドシャード》交通標識(日本刀相当)を1本爆破し4本選択
波児・マレキュール:対象は
波児・マレキュール:choice[岳脈,岳脈,ぼたん,アル,アル,須晴,マナ,サイプレス,サイプレス,沃土,眷獣,眷獣,眷獣]
DoubleCross : (CHOICE[岳脈,岳脈,ぼたん,アル,アル,須晴,マナ,サイプレス,サイプレス,沃土,眷獣,眷獣,眷獣]) → アル

波児・マレキュール:アルくん、須晴さん、マナさん、サイプにゃんのエンゲージ
クリストファー・アレミティ・マイヤーズ:範囲かよ!
マナ・マヘアラニ・マイヤーズ:来やがった!
波児・マレキュール:5dx7+4 ソードマスターを使っていないので命中ダイスは非常に控えめだ
DoubleCross : (5R10+4[7]) → 10[4,5,5,9,10]+10[5,8]+6[6]+4 → 30

氷見 須晴:OK行きます
波児・マレキュール:つよ
波児・マレキュール:あっ失礼
波児・マレキュール:巻き戻しどうぞ
氷見 須晴:時の棺で判定を強制的に失敗にします、コスト10
氷見 須晴:そのまま直後にハイブリーディング宣言
氷見 須晴:時の棺の使用回数を回復し、HP-10
氷見 須晴:合計コスト15
氷見 須晴:氷見 須晴の侵蝕率を+15した(侵蝕率:121->136)
波児・マレキュール:くっ……
波児・マレキュール:日本刀だけが砕けていった
日高ぼたん:標識の老朽化で…
波児・マレキュール:足元に生成した標識版を蹴る。ぶわ、と空気が巻き上がり、そのまま跳ぶ、先程の大波を見せたクリストファーへと。
波児・マレキュール:「──"困線交叉(ラフィックジャム)"」
クリストファー・アレミティ・マイヤーズ:「ッ!」
クリストファー・アレミティ・マイヤーズ:(まずい、躱すだけの……体力が!)
クリストファー・アレミティ・マイヤーズ:せめて急所を守るべくブーメランナイフを構え……
氷見 須晴:「貴殿にそれをさせるのはなんだか心苦しいからなあ」
氷見 須晴:そう、ぽつりとつぶやく
波児・マレキュール:ずらりと空に生成されるのは、それぞれが特殊領域を纏った標識柱。
波児・マレキュール:干渉し合い軌道を変えながら君たちへと一斉に降り注ぐ!
氷見 須晴:直後、先ほどまで水面に繁茂し実体の曖昧な霞を捕食せんと伸びていた銀の枝が、白い標識柱へと行き先を変える
氷見 須晴:降り注ぐ鉄の塊を、その枝で割り砕き、舞い散る花弁で衝撃を殺し、たやすく砕けそうな葉で押しとどめる
クリストファー・アレミティ・マイヤーズ:「これは……っ」
クリストファー・アレミティ・マイヤーズ:「氷見さん!」
氷見 須晴:枝も、花も、葉も、地球の植物に酷似しているからそう称されているが、その本質は一切を力場によって磨り潰し捕食する器官だ
氷見 須晴:降り注ぐ金属の塊をとどめるなど、身を削れば造作もない
日高ぼたん:「氷見さん、すごい!」射撃のために距離をとったその場所から、標識を撃ち落とそうとしたまま叫ぶ
マナ・マヘアラニ・マイヤーズ:「はは、ざまあみろマレキュール」
マナ・マヘアラニ・マイヤーズ:「うちの子に手上げようなんざ100年速いっての」
氷見 須晴:2人の視線にわずかばかり微笑んで
波児・マレキュール:「──返す──ぐ、言葉も無い。一刻も早くこの────」
波児・マレキュール:痛みに一瞬正気を取り戻しかけるが。すぐに塗りつぶされ、飛びずさる。
氷見 須晴:マナ殿のほうに視線を向ける
マナ・マヘアラニ・マイヤーズ:「ったく、こうでもならないと素直になれないんだから相当だよアンタ」
マナ・マヘアラニ・マイヤーズ:「氷見さん、行こう」
GM:イニシアチブ11
GM:氷見さんの手番。
氷見 須晴:「……」
氷見 須晴:「ああ」
氷見 須晴:マイナーは無し
氷見 須晴:メジャーエフェクト宣言無しで射撃攻撃
氷見 須晴:オートで紡ぎの魔眼宣言します
氷見 須晴:氷見 須晴の侵蝕率を+1した(侵蝕率:136->137)
氷見 須晴:11dx+36
DoubleCross : (11R10+36[10]) → 9[1,2,3,3,4,4,4,6,6,9,9]+36 → 45

氷見 須晴:対象は波児
波児・マレキュール:1dx どっじ
DoubleCross : (1R10[10]) → 3[3] → 3

波児・マレキュール:あたります
氷見 須晴:6d10+11 もろもろ有効
DoubleCross : (6D10+23) → 34[1,7,10,9,4,3]+11 → 45

波児・マレキュール:では──戦闘不能!
波児・マレキュール:復活もありません。
氷見 須晴:よし!
マナ・マヘアラニ・マイヤーズ:あばよ、ポール
クリストファー・アレミティ・マイヤーズ:っしゃー!
氷見 須晴:先ほど寸前で押しとどめた鉄柱に枝を這わせ、舞い散る花弁と葉の位置を「逆転させる」
氷見 須晴:一つ一つがバロールの魔眼に等しい力を持ったそれらが動き、重力の向きに鉄塊を逆行させていく
氷見 須晴:花に連れられ、どんどんと浮き上がり、移動してくるそれは
氷見 須晴:先ほどの鉄塊を生成した主の頭上まで進み
氷見 須晴:そして、そのまま
氷見 須晴:——墜ちる
波児・マレキュール:そこからは、極めて淡々としたものだった。
波児・マレキュール:表情一つ変えずに能力を行使する。逆用された領域を再掌握しようと、いくつもの柱と看板が生成され──。
波児・マレキュール:魔眼による重力掌握が、僅かにその動きを上回った。
氷見 須晴:重力によって落ちた鉄塊と、生成された柱や看板のぶつかる音が戦場に響く
氷見 須晴:周りを覆っていた枝葉は散り散りになり、破片になり、隠されていた人間を突き刺していく
氷見 須晴:勿論、落ちてきた鉄の塊も看板に隠された主を傷つけることに加担しないわけがなく
波児・マレキュール:四肢を縫い留められ、やがてがくりと首を落とし、動かなくなる。
氷見 須晴:「…すまんな、しばらく眠っていてくれ」
"サイプレス":「……あれ生きてんの?」
クリストファー・アレミティ・マイヤーズ:「あのくらいじゃあ……ですよね?母さん」
マナ・マヘアラニ・マイヤーズ:「憎たらしいけどね……ま、おかげで良いネタが手に入った」
マナ・マヘアラニ・マイヤーズ:「起きたら見てろよ、マレキュール」
"フィネガンズ・ウェイク":【不滅の妄執】解除
GM:イニシアチブ10 "沃土"の手番
"沃土":マイナーなし
"沃土":メジャー《癒しの水》氷見さんのHPを3d10回復
氷見 須晴:ありがとうございます…!!
"沃土":3d10+5か
"沃土":3d10+5+1
DoubleCross : (3D10+5+1) → 25[8,8,9]+5+1 → 31

クリストファー・アレミティ・マイヤーズ:めっちゃ癒やされる!
氷見 須晴:全快ですね
氷見 須晴:HP25へ
"沃土":ぼろぼろの肉体を武器として放つ氷見須晴へ、暗赤色の糸が触れる。
"沃土":『恵みを分け与えましょう』
"沃土":直後、輝く雫のようなものが渦を巻いて浸透し、癒していく。
"沃土":『……あら、ふふ。こういうものは通用するのですね』
"沃土":『貪欲な異邦人ですこと』
氷見 須晴:花弁で塞いでいた陥穽が、人の形に戻っていくのを自覚する
氷見 須晴:「言っただろう」
氷見 須晴:「『皿の上にあるものは残さない主義だ』と」
GM:イニシアチブ9
GM:マナさんの手番です。
マナ・マヘアラニ・マイヤーズ:マイナーで戦闘移動しフィネガンズのエンゲージへ
マナ・マヘアラニ・マイヤーズ:メジャー『殴りながらぶっ放す』、《ダブルウェポン》《ヴァリアブルウェポン》《コンセントレイト:ノイマン》《零距離射撃》
マナ・マヘアラニ・マイヤーズ:レッドテンペスト、レイジングシューター、フォールンガトリング、フルオートショットガンで攻撃
GM:何言ってるんだこの人
マナ・マヘアラニ・マイヤーズ:シューターズジャケットで判定ダイス+1、フルオートショットガンでドッジダイス-1
クリストファー・アレミティ・マイヤーズ:狂っている
マナ・マヘアラニ・マイヤーズ:7dx7+1
DoubleCross : (7R10+1[7]) → 10[1,3,3,4,6,6,7]+10[7]+3[3]+1 → 24

クリストファー・アレミティ・マイヤーズ:よし
クリストファー・アレミティ・マイヤーズ:母さん!
マナ・マヘアラニ・マイヤーズ:そこそこ!
クリストファー・アレミティ・マイヤーズ:妖精の手だッ!
マナ・マヘアラニ・マイヤーズ:アル!
クリストファー・アレミティ・マイヤーズ:ダメージもアガる!
マナ・マヘアラニ・マイヤーズ:うおー!お母さんパワー!!
クリストファー・アレミティ・マイヤーズ:ママーッ
マナ・マヘアラニ・マイヤーズ:1d7+31
DoubleCross : (1D7+31) → 7[7]+31 → 38

マナ・マヘアラニ・マイヤーズ:まちがい
マナ・マヘアラニ・マイヤーズ:1dx7+31
DoubleCross : (1R10+31[7]) → 2[2]+31 → 33

"フィネガンズ・ウェイク":ガード《蒼き悪魔》 15ダメージを与えます。
マナ・マヘアラニ・マイヤーズ:HP5!レッテンの反動次第……
クリストファー・アレミティ・マイヤーズ:キサマーッ!!
マナ・マヘアラニ・マイヤーズ:5-1d10
DoubleCross : (5-1D10) → 5-7[7] → -2

クリストファー・アレミティ・マイヤーズ:ママーーッ
"フィネガンズ・ウェイク":ククク……
マナ・マヘアラニ・マイヤーズ:とりあえずダメージ出すぜ
マナ・マヘアラニ・マイヤーズ:4d10+55
DoubleCross : (4D10+55) → 11[2,5,1,3]+55 → 66

マナ・マヘアラニ・マイヤーズ:弱々ダイス!
"フィネガンズ・ウェイク":そのダメージは当然──死ぬ!
"フィネガンズ・ウェイク":《原初の黒:ラストアクション》
クリストファー・アレミティ・マイヤーズ:おまーーっ
"フィネガンズ・ウェイク":メインプロセスを行います。
日高ぼたん:やめなさい!
マナ・マヘアラニ・マイヤーズ:"フィネガンズ・ウェイク"に畏怖/憤懣◯でロイスとって即昇華、復活します
マナ・マヘアラニ・マイヤーズ:マナ・マヘアラニ・マイヤーズの侵蝕率を+10(侵蝕率:110->120)した
"フィネガンズ・ウェイク":《氷の回廊》《マルチアクション》 エンゲージ表には存在しませんが、『ロア』に接敵。
クリストファー・アレミティ・マイヤーズ:こ、こいつ
氷見 須晴:なにをするつもりだ
マナ・マヘアラニ・マイヤーズ:ズルいぞ貴様ーっ!
日高ぼたん:ド外道ーー!
"フィネガンズ・ウェイク":Eロイス【囚人の鳥籠】を宣言し、ロアの"秘笈"を奪取します。
"フィネガンズ・ウェイク":では戦闘演出をどうぞ。
マナ・マヘアラニ・マイヤーズ:ぐぬぬ…!
日高ぼたん:ワァー
マナ・マヘアラニ・マイヤーズ:「さあて、と」
マナ・マヘアラニ・マイヤーズ:ごきり、と首を鳴らし、"フィネガンズ・ウェイク"へ向かい合う
マナ・マヘアラニ・マイヤーズ:「手下はこれで打ち止めかな?」
"フィネガンズ・ウェイク":「くっくっく。これは困った事になってしまったなぁ……」
"フィネガンズ・ウェイク":いかにも余裕と言った調子で佇んでいるが、傷を負っているのは間違いない。
"フィネガンズ・ウェイク":「身一つでお前たち、ひぃ、ふぅ……全員を相手にしなければならないという訳だ」
マナ・マヘアラニ・マイヤーズ:「いやいや、そこまでしてもらわなくても大丈夫だよ」
マナ・マヘアラニ・マイヤーズ:「アンタはここで」
マナ・マヘアラニ・マイヤーズ:言い終わる前に、肉食獣の如き前傾姿勢へ
マナ・マヘアラニ・マイヤーズ:「私にぶん殴られて終わりだ!!」
マナ・マヘアラニ・マイヤーズ:轟音、それはマナの足が水面を蹴って飛び出した音であり
マナ・マヘアラニ・マイヤーズ:牽制の砲弾が一発、"フィネガンズ・ウェイク"の眼前に着弾し水仕引きを上げた音でもある
マナ・マヘアラニ・マイヤーズ:「アル!大波一丁!」
クリストファー・アレミティ・マイヤーズ:「ほんっとにいいんですね、母さん」
クリストファー・アレミティ・マイヤーズ:ざざざざざざッ
クリストファー・アレミティ・マイヤーズ:「なむさん!!」
クリストファー・アレミティ・マイヤーズ:どっ ぱあッ!!
クリストファー・アレミティ・マイヤーズ:波が運んできたのは
マナ・マヘアラニ・マイヤーズ:「いいの!修理はそこでノびてる奴にやらせるから!」
波児・マレキュール:そこでノびている。
クリストファー・アレミティ・マイヤーズ:マイヤーズ家の愛車、四輪駆動のジープ。後部タイヤが持ち上がり
クリストファー・アレミティ・マイヤーズ:荷台のドアロックは開いている。
クリストファー・アレミティ・マイヤーズ:ぐるりと空中で回転し、吐き出されるのは
"フィネガンズ・ウェイク":「──おいおい、何をするつも」
クリストファー・アレミティ・マイヤーズ:車内に積み込まれていた、無数の重火砲!
マナ・マヘアラニ・マイヤーズ:「うおおっらぁああああああああ!!!!!!」
マナ・マヘアラニ・マイヤーズ:重火器の雨の中を駆ける
"フィネガンズ・ウェイク":「は──冗談」
マナ・マヘアラニ・マイヤーズ:先程まで持っていた愛銃を放り投げ、代わりに手にするのは
マナ・マヘアラニ・マイヤーズ:単発式のショットガン。疾走のスピードを落とすことなく
マナ・マヘアラニ・マイヤーズ:撃っては放り投げ、撃っては放り投げ
マナ・マヘアラニ・マイヤーズ:グリズリーも撃ち殺す散弾の弾幕で敵の足を止める
マナ・マヘアラニ・マイヤーズ:「アンタ、忘れてるみたいだから言っておくけどね!」
"フィネガンズ・ウェイク":応える余裕もない。肉体の再生が明らかに追いついていない。
マナ・マヘアラニ・マイヤーズ:続いて降ってきたミニガンの弾丸をデタラメにばら撒き、
マナ・マヘアラニ・マイヤーズ:弾を切らした銃身を棒代わりに、空高く跳躍
マナ・マヘアラニ・マイヤーズ:空中で対物ライフルを手に取り、落下前に発砲
マナ・マヘアラニ・マイヤーズ:そのまま赤熱した砲塔を握り込み。落下の勢いと合わせて脳天へ打ち下ろす
"フィネガンズ・ウェイク":「ぎゃぶ」
"フィネガンズ・ウェイク":ぴしぴしと罅の入っていた仮面が砕け。
"フィネガンズ・ウェイク":そして、その内側には何もない。
マナ・マヘアラニ・マイヤーズ:「特異点だの、ムー大陸だの、寝ぼけたこと言う前にね」
マナ・マヘアラニ・マイヤーズ:その姿を目に止め、それでも構うことなく
マナ・マヘアラニ・マイヤーズ:最期に落ちてきた愛銃
マナ・マヘアラニ・マイヤーズ:『レッドテンペスト』の銃口を空っぽの顔面に突きつけ
マナ・マヘアラニ・マイヤーズ:「"ここ"は!!ウチの店の庭なんだ!!!!」
マナ・マヘアラニ・マイヤーズ:「さっさと出てけ!!バカどもが!!!!」
マナ・マヘアラニ・マイヤーズ:零距離で、絶壊の銃弾が放たれた。
"フィネガンズ・ウェイク":ただひたすら不気味に再生を繰り返す"フィネガンズ・ウェイク"の肉体が、今度こそ完全に弾ける。
"サイプレス":「やっ──」
クリストファー・アレミティ・マイヤーズ:「やっ……た!?」
"フィネガンズ・ウェイク":──同時、これまで弾幕が再現されるようにマナを襲った。
クリストファー・アレミティ・マイヤーズ:「!」
クリストファー・アレミティ・マイヤーズ:「母さんッ!!」
マナ・マヘアラニ・マイヤーズ:「チッ……!まだ手品を……!」
マナ・マヘアラニ・マイヤーズ:巨銃を盾にしつつも、弾丸の雨に全身の肉を抉られる
氷見 須晴:彼女を守るように花を走らせるが、もともと逃げられていることもあり、間に合わない
"フィネガンズ・ウェイク":『はは。あぁ……今のはかなり危なかったぜ。だが』
"フィネガンズ・ウェイク":声は、クリストファーたちのすぐ後ろから聞こえてくる。
"フィネガンズ・ウェイク":『仕方ないな。あぁ、仕方ない。二つほど"足りない"が────』
"フィネガンズ・ウェイク":ぞぶり。
ロア:「────ぁっ」
"フィネガンズ・ウェイク":「八分の六。十分だろう。無理やり起こすには」
氷見 須晴:「っロア殿!」※ー、焦燥、背後の声に今までにないくらいに声を張り上げる
日高ぼたん:「ロア!」
ロア:背中から"フィネガンズ・ウェイク"の右腕が突き刺さっている。
クリストファー・アレミティ・マイヤーズ:母親の着地を支えながら
クリストファー・アレミティ・マイヤーズ:その様子に目を見開く
クリストファー・アレミティ・マイヤーズ:「何、を……!?」
"フィネガンズ・ウェイク":空がにわかに暗くなる。これまで討たれた神々の幻像が次々に現れ、消えていく。依然太陽は昇っているというのに──
マナ・マヘアラニ・マイヤーズ:「…………」血の滲む視界で、その様を見上げる
GM:"天空"「天は生まれよ」
GM:"礫砂"「星々よ形を成せ」
GM:"■■"「陸■持■■げ■」
GM:"■■"「■地に■命生ま■よ」
GM:"殻獣"「水は大気を巡れ」
GM:"果実"「人は我が身で飢えを満たせ」
GM:"海棲"「水底より恵みは出でよ」
"フィネガンズ・ウェイク":腕を引き抜く。
ロア:「ぐぅ……あ、ああ…………」地に伏せ、蹲りながら。
"フィネガンズ・ウェイク":男の背後には、天を突く巨大な石板が出現している。
"岳脈":「な────」
"沃土":『それが』
"フィネガンズ・ウェイク":『リエゾンロードが』
"フィネガンズ・ウェイク":『この程度でくたばると? 前座だ、こんなものは。滑稽な者ども』
"フィネガンズ・ウェイク":とうに霞む男の姿はなく、ただどこからともなく声がする。
"フィネガンズ・ウェイク":否──そうではない。
GM:暗黒の空に、ただ鎮座する太陽。
GM:それが、近い。
GM:熱気が君たちの頬を撫でる。星が迫りくる。
マナ・マヘアラニ・マイヤーズ:「ハハ、正気かよ……こいつ……」思わず乾いた笑いが溢れる
クリストファー・アレミティ・マイヤーズ:「これまでが、前座……!?」
日高ぼたん:「………!」
氷見 須晴:黙って、ソラを見上げる
"フィネガンズ・ウェイク":「──再誕の、神格」
"フィネガンズ・ウェイク":「『タウ・ナ・ラー』沈みまた昇るムーの最高神」
"太陽":赤く噴煙を上げる、その球体から────
"太陽":七つの首が生えた。一対の翼とともに。
"太陽":天へ上り行くモノリスを飲み込み、ぐんぐんとレネゲイド圧を増大させてゆく。
"太陽":"秘笈"の名はナーカルの碑文、描かれたる七頭蛇竜。
"サイプレス":「そ、んな──」
"太陽":『始めよう』

GM

(ぼたん[12])
1m
("岳脈")5m(クリストファー[13]、須晴[11]]、"サイプレス"[5])5m("沃土"[10]、眷獣[21]、眷獣[21]、眷獣[21])
10m
("太陽(ラー)"[60]、マナ[9])

波児・マレキュール:「────成程…………な……」
波児・マレキュール:ただならぬ熱気と圧力に、気絶していた神殺しが目覚める。
氷見 須晴:ソラを見上げたまま「しばらく寝ていろと言ったであろう…」
クリストファー・アレミティ・マイヤーズ:「波児さん……!」
クリストファー・アレミティ・マイヤーズ:「なんなんですか、あれは、一体……!?」
クリストファー・アレミティ・マイヤーズ:全身が泡立つような感覚に表情を歪めながら、問い質す。
日高ぼたん:「何か、知っていますか?」
マナ・マヘアラニ・マイヤーズ:「勿体ぶらずに教えなよマレキュール」
波児・マレキュール:「やかましい、こちとら……ゴホッ」
マナ・マヘアラニ・マイヤーズ:「そんなこと言ってられる相手でもないだろうけどね……」
波児・マレキュール:「────世界蛇」
波児・マレキュール:「……創世の役割をこの爬虫類が担う神話は、至る所に類型が存在する」
波児・マレキュール:瓦礫の中から這い出す。
波児・マレキュール:「ポリネシアには無い──だが」
波児・マレキュール:「メラネシアの東端。ほぼポリネシア群島の一部と言って良い地域には、デンゲイと呼ばれる蛇神の伝承がある」
マナ・マヘアラニ・マイヤーズ:「アフリカのイナンナとか南米のケツァルコアトルみたいなもんかい?」
波児・マレキュール:首肯。
波児・マレキュール:「それが恐らくは、消し残しだろう。かつてラーを封じた大呪術の」
波児・マレキュール:「奴が取り込んだ"ナーカル碑文"は」
波児・マレキュール:「国王ラムーの強権を封じた大方石(モノリス)の原本だ」
"太陽":『よく勉強しているじゃぁないか』
"太陽":ゆっくりと、心に直接。その声は響く。
"太陽":『民は雄強になり、作物は実り、国土は繁栄する。王の中の王、神の中の神が持つべきものだ。それを封じるための──』
ロア:「思い出したよ」
"太陽":『へぇ、今更か?』
ロア:「君の一部だったことを、じゃない」
ロア:「それを使って、大陸を作り変えたんだ」
クリストファー・アレミティ・マイヤーズ:「大、陸を」
クリストファー・アレミティ・マイヤーズ:最早想像が追いついていない。
ロア:「国民すべてがジャームの兵士で構成された、無敵の軍事国家にね」
日高ぼたん:「…………」
波児・マレキュール:「……成程な。"エルダの恵み"はヴォルスング公国全域に恵みを齎したというが」
氷見 須晴:ジャーム、この星のモノが、欲望を加速させ、繋ぎとめる楔を失ったなれの果て
ロア:「そうだ。ムーのモノリスは地脈を通じて星そのものに干渉する」
ロア:「辛うじて正気を保っていた神官が、そのエネルギーを大陸地下のガス溜まりに向けて」
ロア:「ムーの文明は噴煙と共に海の底に沈んだ」
"太陽":太陽が──
"太陽":波を蒸発させていく。鉄を融解させていく。君たち皮膚を焼き、リザレクトを誘発する。
クリストファー・アレミティ・マイヤーズ:「うううッ!?ぐ……!」
ロア:「……それを見ていたからかもしれないね」
ロア:貫かれた腹部の内側は空洞だ。僅かずつ傷を修復しながら立ち上がる。
ロア:「人は勝つよ」
クリストファー・アレミティ・マイヤーズ:(立っている、だけで……!)
日高ぼたん:「~~~…………!」ひたすら歯を食いしばる。
ロア:君たちへと向かう熱気を、捻じ曲げる。
ロア:「神にだって勝つ。そうだろ?」
ロア:攻撃意志は発されていない。だから、これはただの現象だ。
マナ・マヘアラニ・マイヤーズ:「簡単に言ってくれちゃって……」水の引いた地面に血と汗を垂らしながら
ロア:周囲が干上がり、融解し、灼熱の大地となった世界の中で。君たちのいる場所にだけ清冽な風が吹いた。
マナ・マヘアラニ・マイヤーズ:「けどまあ、あれが碌でもないもんだってのはよーくわかったよ」
氷見 須晴:水が干上がり、じりじりとだが着実に周りの花葉が焦げていく
マナ・マヘアラニ・マイヤーズ:「……ほら、アル」
クリストファー・アレミティ・マイヤーズ:「かあ、さん」
マナ・マヘアラニ・マイヤーズ:膝を屈しそうになっていたアルの片腕を掴み上げる
クリストファー・アレミティ・マイヤーズ:体の震えが、少し収まる。
マナ・マヘアラニ・マイヤーズ:「そんな情けない顔しないの。大丈夫、波がなくたって」
マナ・マヘアラニ・マイヤーズ:「風はまだ吹いている」
クリストファー・アレミティ・マイヤーズ:「!」
マナ・マヘアラニ・マイヤーズ:「次の波はもっとデカいよ」
マナ・マヘアラニ・マイヤーズ:「乗りこなせるかな?ノースショア一のサーファーさん」
クリストファー・アレミティ・マイヤーズ:「……」
クリストファー・アレミティ・マイヤーズ:不敵に微笑むその横顔を見上げる
クリストファー・アレミティ・マイヤーズ:どんな時にも前を向いて、決して心折れたりしない。幼い頃から幾度となく勇気づけられてきた
クリストファー・アレミティ・マイヤーズ:その表情。
クリストファー・アレミティ・マイヤーズ:「……当たり前ですよ。母さん」
クリストファー・アレミティ・マイヤーズ:胸に誇らしさが湧いてくる。足を支える力になる。
クリストファー・アレミティ・マイヤーズ:「僕は」
クリストファー・アレミティ・マイヤーズ:「ノースショア1番のサーフショップ、マイヤーズ家の息子」
クリストファー・アレミティ・マイヤーズ:「父さんと母さんから、産まれたんですから」
クリストファー・アレミティ・マイヤーズ:「……やってみせます!!」
マナ・マヘアラニ・マイヤーズ:「ふふ、上等」
マナ・マヘアラニ・マイヤーズ:「それでこそ、私達の息子(ヒーロー)だよ」
クリストファー・アレミティ・マイヤーズ:「……はい」
クリストファー・アレミティ・マイヤーズ:恥ずかしいけど、今だけは
クリストファー・アレミティ・マイヤーズ:素直に頷ける。
"太陽":『────「話し合い」は終わったか? ああ』
"太陽":『せっかく待ってやったんだ。精々踊って見せろ』
"太陽":『全てのメロフェティアを討ち滅ぼし、ムー大陸を再浮上させるセレモニーの生贄に相応しくな!』
GM:イニシアチブ60
"太陽":1d7
DoubleCross : (1D7) → 2

マナ・マヘアラニ・マイヤーズ:何言ってんだこいつ
"太陽":マイナーなし。
"太陽":コンボ:第二の命令 《原初の赤:渇きの主》《伸縮腕》《妖の招き》《怒涛の大蛇》対象は自身以外のシーン全体!
"太陽":視界白兵攻撃です。
"太陽":では判定
"太陽":22dx+65535
DoubleCross : (22R10+65535[10]) → 10[1,1,2,3,3,3,4,5,5,5,5,6,7,7,7,7,8,9,9,10,10,10]+10[2,5,10]+7[7]+65535 → 65562

氷見 須晴:!??!?!?!????
クリストファー・アレミティ・マイヤーズ:オーバーフローしとる
マナ・マヘアラニ・マイヤーズ:なにそれ……
日高ぼたん:バグってる
氷見 須晴:あほあほあほ
日高ぼたん:あほしね
日高ぼたん:クソデカ太陽
GM
ダメージ(クリックで展開) 200d10+200d10+200d10+200d10+200d10+200d10+200d10+200d10+200d10+200d10+200d10+200d10+200d10+200d10+200d10+200d10+200d10+200d10+200d10+200d10+200d10+200d10+200d10+200d10+200d10+200d10+200d10+200d10+200d10+200d10++200d10+200d10+157d10
DoubleCross : (200D10+200D10+200D10+200D10+200D10+200D10+200D10+200D10+200D10+200D10+200D10+200D10+200D10+200D10+200D10+200D10+200D10+200D10+200D10+200D10+200D10+200D10+200D10+200D10+200D10+200D10+200D10+200D10+200D10+200D10++200D10+200D10+157D10) → 1087[6,3,1,3,4,9,6,6,7,5,2,2,3,8,5,5,8,9,3,1,6,10,10,8,8,1,10,1,9,3,7,7,8,3,8,2,10,1,2,7,6,2,5,9,8,9,3,6,10,2,3,7,1,2,6,2,1,8,2,5,3,3,5,6,2,5,6,4,2,5,4,5,6,8,1,9,3,7,7,8,6,4,7,5,4,4,8,7,5,7,7,2,2,8,2,10,1,6,6,8,7,7,7,10,3,2,5,5,6,5,1,9,9,2,5,4,7,3,4,9,9,1,4,2,4,6,3,6,8,6,5,8,4,9,4,8,3,9,5,1,2,3,6,8,1,10,2,5,9,2,8,5,8,6,1,9,2,4,8,10,5,9,8,8,6,4,3,10,7,8,5,5,5,8,1,10,2,7,3,6,4,8,5,6,4,8,6,3,5,9,5,7,7,8,3,7,4,10,10,2]+1070[3,5,10,6,2,7,3,2,6,3,3,3,1,7,9,2,7,1,1,3,1,2,7,10,10,10,4,8,5,7,9,3,2,1,10,1,4,3,10,9,3,5,1,1,10,2,1,7,6,7,7,1,7,4,6,8,9,8,4,4,4,2,5,2,1,10,10,2,2,5,7,1,7,8,8,8,3,9,3,7,10,3,1,8,8,10,8,10,8,7,2,7,1,5,4,2,4,2,6,5,10,7,6,10,6,2,10,2,4,1,4,10,1,4,5,9,4,6,3,6,4,8,7,3,2,9,3,6,4,9,1,3,7,8,8,3,10,7,4,8,4,2,7,4,6,6,6,6,10,8,8,2,8,10,4,10,1,5,4,6,2,7,7,7,8,5,7,6,8,4,9,7,1,5,3,4,5,3,2,5,7,8,7,2,5,6,4,10,4,3,7,4,10,3,3,9,1,10,1,4]+1080[1,4,8,1,9,8,9,3,10,2,1,1,1,5,10,10,10,2,4,7,7,6,3,2,3,2,2,5,2,8,1,3,8,4,7,6,5,7,1,7,2,10,3,3,3,1,6,10,8,5,2,4,10,7,4,7,4,4,2,2,10,5,5,2,8,4,9,2,1,5,8,10,7,1,9,6,4,6,3,2,9,3,9,10,6,7,3,3,4,6,9,6,7,3,3,6,5,5,4,6,8,8,10,5,5,1,3,4,7,7,2,7,8,6,3,2,4,7,9,6,10,7,4,1,6,3,8,9,1,2,1,9,7,9,4,10,10,8,10,5,4,6,3,1,5,9,1,10,9,9,6,3,9,9,5,2,2,4,7,9,3,1,6,5,9,8,7,7,4,3,1,4,5,3,9,1,4,3,8,4,1,8,7,9,10,2,7,3,9,1,6,4,7,5,5,7,7,7,9,9]+1167[4,3,1,8,7,7,10,7,10,9,8,4,8,2,7,7,7,3,2,2,7,8,5,5,7,8,2,7,5,6,10,9,2,3,5,9,5,10,1,8,9,7,8,1,9,4,10,7,5,5,9,4,1,8,7,10,6,2,4,1,7,9,5,9,10,8,7,9,7,8,4,8,5,6,6,3,3,10,2,9,10,1,8,6,4,8,1,7,10,1,9,5,4,6,10,10,8,1,8,4,9,5,7,6,5,2,10,7,4,1,9,5,2,2,10,10,9,2,10,2,7,6,9,9,1,1,7,6,1,8,7,1,6,7,4,4,10,2,10,2,9,10,9,1,6,9,4,5,1,4,4,5,6,2,4,9,5,1,3,2,3,8,9,1,9,9,6,9,3,10,2,2,4,1,7,4,10,10,3,7,7,9,3,3,9,1,8,9,9,6,2,9,4,4,2,4,3,5,8,10]+1027[4,10,9,6,5,5,3,2,5,5,9,3,3,3,1,2,1,3,10,1,8,3,7,1,6,10,1,5,4,3,6,8,2,3,4,2,6,2,2,5,8,8,7,5,4,3,3,10,1,10,6,7,8,5,3,1,2,6,1,3,3,7,1,3,6,4,3,2,6,2,6,8,8,10,4,10,7,8,8,1,2,2,4,3,6,4,5,1,5,5,2,8,1,6,8,6,7,3,2,1,9,8,4,8,2,9,8,4,9,4,10,2,5,5,8,6,6,3,7,2,9,3,3,10,10,1,7,8,10,8,7,3,7,9,6,4,6,8,6,10,9,3,6,2,6,8,4,10,8,3,1,3,8,6,10,4,1,3,7,5,10,2,1,8,7,3,2,1,2,1,2,7,2,8,6,6,10,7,8,1,3,3,10,4,6,4,9,7,1,9,2,5,7,7,3,3,6,9,6,1]+1082[2,1,9,8,1,6,6,9,1,4,9,1,4,9,5,6,5,3,1,9,2,4,4,7,9,10,4,6,5,2,9,7,4,8,2,10,6,4,9,3,8,2,5,4,6,8,6,5,8,3,7,5,3,8,5,2,3,9,6,9,7,9,8,1,4,4,5,10,2,5,2,8,8,6,2,9,7,10,5,10,3,2,2,3,1,9,10,10,5,8,10,1,1,1,6,2,10,8,1,8,6,3,2,7,5,3,10,9,4,4,1,8,4,9,1,8,10,2,9,1,9,4,9,3,8,7,2,4,8,4,3,2,8,3,5,8,2,1,2,2,8,1,6,4,3,5,10,9,7,1,8,4,9,10,10,4,2,3,4,2,3,4,1,6,10,10,8,9,3,3,1,3,4,6,5,9,9,4,6,5,9,3,7,1,6,6,1,7,6,4,1,8,10,8,9,7,7,5,3,6]+1059[10,1,7,6,1,3,8,4,4,7,2,10,9,8,2,8,3,2,4,4,7,10,3,6,5,6,7,8,10,8,10,8,8,3,8,6,8,5,3,6,7,4,2,2,6,7,2,5,7,2,7,8,5,2,2,4,4,6,9,7,3,2,4,5,1,6,3,6,2,8,6,5,9,7,9,9,8,7,10,7,5,3,3,7,3,10,4,8,4,5,8,8,10,7,2,3,3,9,7,7,1,2,5,2,4,1,6,1,3,7,4,9,9,5,7,6,6,7,4,2,3,2,8,8,10,4,2,4,9,5,2,3,7,5,3,9,5,5,4,7,5,2,9,6,9,4,10,5,2,4,7,8,9,9,6,4,3,2,7,4,1,2,1,9,4,7,1,7,2,1,3,6,7,10,3,2,7,9,10,4,3,5,2,3,6,5,3,4,2,2,6,2,2,8,7,2,6,8,1,6]+1124[8,8,1,7,3,4,10,5,1,1,6,2,7,2,1,1,2,3,10,1,9,3,7,7,4,9,9,8,8,2,4,1,3,8,6,6,6,5,10,4,5,5,4,8,6,7,5,9,3,5,9,8,2,9,8,10,2,3,6,8,3,7,3,9,5,1,5,9,1,5,7,2,8,6,2,5,9,5,9,5,8,1,3,7,5,6,10,9,7,8,5,5,6,6,6,9,3,1,6,5,1,3,5,7,1,3,5,10,5,10,10,6,2,7,1,7,10,8,9,9,6,10,2,9,8,8,3,9,10,9,8,4,6,4,1,5,7,9,4,10,1,9,3,7,6,9,2,3,4,3,2,1,3,2,1,3,8,8,7,7,9,9,2,5,1,9,9,1,9,7,6,6,10,9,7,2,10,9,10,8,2,10,6,6,9,8,3,1,4,8,9,8,1,2,3,2,4,7,2,5]+1122[8,10,10,7,8,10,5,3,4,6,4,6,3,9,2,6,5,6,8,8,1,6,7,9,6,3,4,6,6,7,6,7,9,3,2,6,5,5,7,10,8,4,4,8,4,3,5,4,4,5,7,5,10,3,8,7,4,7,9,9,4,4,8,6,7,3,1,5,1,3,4,10,10,1,10,9,4,6,3,8,5,8,9,2,4,9,10,6,4,8,10,7,7,1,7,5,2,5,6,8,5,9,3,2,2,6,8,8,4,1,1,5,8,5,3,7,2,3,2,10,7,9,10,6,5,1,2,10,7,3,3,10,10,8,3,4,9,7,7,7,5,7,4,8,7,2,4,3,8,9,1,5,10,10,3,7,5,3,1,2,6,8,9,10,6,7,5,10,4,3,3,4,4,7,4,2,2,2,7,5,8,5,4,2,7,9,5,4,3,7,7,5,6,1,1,5,9,2,5,2]+1120[4,2,6,2,3,5,9,6,7,8,5,10,2,7,2,9,1,8,9,5,8,6,1,4,6,10,7,4,9,9,3,8,5,10,9,3,8,4,10,7,7,3,8,2,1,5,3,1,2,8,4,5,4,8,6,6,4,7,3,8,2,9,2,1,4,8,8,8,2,8,10,1,5,5,5,6,9,8,3,9,9,10,4,8,10,7,7,8,7,7,10,1,2,1,8,2,8,1,4,2,10,8,7,10,9,1,8,7,4,1,3,10,8,2,3,1,4,2,2,9,6,6,1,4,7,5,9,5,4,4,9,10,2,2,10,6,2,5,1,9,6,1,7,5,10,8,8,2,1,8,3,2,5,5,1,10,2,5,1,10,5,10,4,10,9,3,10,5,7,3,9,8,10,6,6,1,8,1,10,4,3,3,1,7,5,4,2,6,3,10,5,9,6,6,4,4,10,4,10,8]+1142[1,3,10,2,2,10,9,1,10,1,5,8,10,2,3,5,1,5,10,10,10,6,7,4,10,10,6,5,4,9,5,1,10,6,4,6,3,5,9,9,10,7,8,2,6,5,9,6,6,9,3,4,9,2,4,8,8,10,8,1,8,9,9,4,10,3,5,5,6,8,9,1,3,10,6,7,9,7,3,1,8,8,9,7,1,9,7,7,7,1,4,6,6,3,9,5,1,2,5,10,5,6,7,4,2,10,3,7,3,9,5,2,9,7,1,9,6,8,8,2,6,10,2,7,4,6,4,1,5,5,3,5,3,3,8,3,5,2,3,10,2,9,10,10,5,2,10,7,4,3,10,6,4,4,2,5,10,3,4,4,6,4,1,2,10,4,4,9,7,2,8,7,7,2,2,8,5,10,6,9,3,6,4,3,4,7,3,8,7,5,7,8,3,8,4,7,1,7,8,4]+1089[7,1,7,9,3,5,1,8,3,6,2,2,6,6,10,1,9,4,9,2,9,4,2,6,1,10,1,9,6,2,2,1,6,8,9,2,8,7,8,5,9,5,3,2,6,6,10,3,5,6,10,2,3,6,10,1,1,1,5,1,3,3,5,10,8,10,6,6,2,7,8,3,1,2,6,9,5,2,7,2,7,7,6,4,10,6,10,3,5,5,4,8,1,9,4,2,1,9,3,4,4,5,5,7,2,6,3,5,10,4,5,2,9,10,4,9,6,8,7,3,6,10,7,1,5,10,9,6,5,3,5,8,5,7,3,9,7,3,4,5,3,6,5,7,1,6,3,7,9,7,1,10,5,3,2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8,10,6,10,10,5,6,4,3,9,2,3,5,6,3,8,10,7,5,10,4,4,2,2,5,10,9,3,1,8,1,3,5,3,2,4,1,10,1,3,3,5,1,9,7,4,3,2,2,1,3,4,9,7,6,9,9,8,2,8,5,4,4,8,1,4,6,3,1,2,4,4,9,8,5,2,7,2,3,7,8,10,6,5,7,10,9,4,8,10,8,5,7,8,4,5,9,10,4,8,6]+1068[9,4,1,4,1,2,1,1,2,3,10,2,7,5,5,1,8,4,7,6,9,8,2,8,8,6,9,1,7,2,1,7,6,2,8,10,7,5,8,9,10,9,3,3,7,10,3,6,2,5,4,1,7,5,3,1,9,8,3,5,4,2,4,4,4,1,7,4,7,4,10,10,3,6,1,3,7,1,2,9,7,3,1,2,8,9,8,8,9,5,9,3,6,10,6,8,6,9,7,1,9,8,7,2,10,8,1,10,3,9,1,6,5,3,9,9,4,3,2,8,3,4,3,3,4,10,4,3,8,5,5,2,4,9,8,1,9,6,1,7,2,2,3,1,10,4,6,2,9,6,2,1,6,3,2,4,9,6,2,5,8,9,6,8,1,6,9,8,6,8,10,8,2,7,1,1,7,8,6,2,7,5,6,4,5,6,5,6,3,5,6,3,2,10,8,6,8,10,10,3]+1073[10,6,8,7,8,9,2,10,1,10,2,7,10,5,9,3,6,3,5,1,5,6,3,10,1,2,7,1,1,6,4,5,9,2,9,6,10,1,8,2,4,6,6,10,1,3,8,3,8,2,6,5,8,5,4,8,1,6,3,4,6,8,7,10,3,5,6,6,3,8,1,1,4,1,10,6,9,10,7,6,2,10,4,9,2,2,1,8,6,3,4,2,9,5,6,5,4,3,8,2,6,8,1,5,7,7,1,4,2,10,3,2,10,4,6,7,9,4,3,10,10,2,3,8,3,3,1,1,8,2,4,8,8,4,5,3,8,9,2,9,10,9,1,2,7,4,5,9,1,5,3,3,1,9,5,9,8,2,9,10,8,10,3,2,6,8,5,9,7,4,3,4,1,8,5,6,9,3,8,6,3,4,4,3,2,6,7,9,6,7,10,5,4,1,6,8,5,4,5,4]+1079[1,6,7,10,6,2,6,2,6,6,3,4,4,10,4,4,2,5,1,5,8,5,9,4,7,1,8,3,4,4,10,3,7,3,9,2,2,6,10,10,6,7,10,6,9,6,10,3,8,10,5,9,7,6,8,7,4,5,5,6,8,9,7,1,8,1,2,9,7,9,6,2,7,10,5,6,1,4,6,2,1,2,4,2,3,3,3,8,9,8,8,5,10,5,10,2,1,3,2,4,6,5,4,4,6,5,7,3,9,1,2,10,2,6,3,7,8,10,2,1,2,3,6,9,4,8,2,7,2,3,4,6,2,8,6,9,10,1,6,9,5,4,5,4,10,7,2,2,1,2,1,5,3,10,8,8,1,3,6,10,2,8,8,6,6,1,6,6,7,1,9,10,1,10,10,2,2,3,7,1,9,7,4,6,6,6,8,5,4,8,5,4,4,7,4,5,8,6,3,10]+1086[2,3,10,1,8,2,5,3,8,2,5,8,3,9,4,7,9,8,5,2,9,8,2,10,10,7,5,7,2,2,10,7,8,8,4,6,2,2,6,4,7,9,8,10,8,8,4,2,1,9,8,7,8,5,3,4,2,1,6,4,1,1,6,9,6,2,3,3,4,8,9,6,2,3,3,3,10,7,2,5,1,2,4,2,9,3,8,10,8,5,2,8,5,6,10,8,1,6,7,10,10,7,8,1,8,3,5,5,1,4,8,7,1,6,9,1,4,3,10,6,9,5,3,6,1,2,9,6,1,6,6,5,7,8,9,7,5,1,3,9,5,4,1,6,10,5,3,1,4,8,5,5,6,9,8,10,5,2,4,2,2,1,3,4,9,10,9,4,9,1,1,10,1,3,7,6,9,10,4,2,9,4,7,7,8,3,2,10,6,9,1,1,4,5,9,4,10,6,5,8]+1094[8,5,8,2,2,4,9,2,4,4,2,2,8,6,4,6,5,5,5,6,7,7,9,7,5,8,1,3,8,4,1,9,9,10,7,1,7,3,1,5,10,5,2,1,6,1,2,3,5,4,2,1,5,6,7,2,6,3,7,6,10,6,9,10,9,2,5,9,9,6,8,4,7,6,5,9,6,6,10,2,10,1,7,10,3,5,10,3,4,1,5,4,8,2,2,9,6,5,10,5,8,4,3,7,8,9,4,8,9,10,3,3,6,8,5,5,7,10,9,3,4,2,7,1,2,2,6,5,9,1,2,1,1,6,10,3,9,9,6,2,5,7,3,9,9,8,7,3,7,9,4,3,1,1,8,3,1,2,8,4,8,10,10,9,4,6,7,8,4,10,8,4,5,4,2,6,1,2,1,9,6,8,2,7,8,7,3,8,2,4,3,10,10,2,3,10,3,10,9,1]+1189[6,6,8,5,4,3,7,8,3,10,10,8,9,10,9,10,1,9,7,6,6,8,2,5,7,5,10,1,4,10,1,10,6,10,9,6,4,5,3,8,10,4,2,10,2,9,1,2,3,8,4,9,8,1,7,1,10,10,9,7,6,10,6,3,7,7,4,3,8,2,5,6,9,3,10,8,3,4,1,3,6,2,5,7,6,3,7,10,1,10,4,5,4,4,9,3,8,9,10,3,10,3,8,3,5,10,7,7,6,2,8,8,8,5,2,3,9,4,5,8,7,9,8,3,7,2,8,7,10,4,10,9,9,6,10,7,10,4,6,3,10,4,1,1,10,7,5,1,7,2,8,7,1,9,1,2,10,10,3,2,3,2,9,2,10,7,3,5,9,3,4,9,2,3,6,5,8,6,8,1,9,5,7,8,8,6,8,3,8,7,7,2,1,8,10,2,10,2,9,3]+1149[3,5,10,9,2,9,4,5,2,6,8,1,10,6,3,2,9,5,7,10,2,10,3,4,7,6,8,9,10,6,1,6,5,10,9,3,6,9,4,9,9,7,8,8,8,1,1,3,8,5,10,10,1,6,6,6,7,2,9,9,4,1,7,3,2,1,3,6,5,8,7,9,3,6,4,1,8,6,3,4,4,1,1,1,6,7,1,1,4,7,10,4,9,10,7,3,5,5,4,8,9,7,7,10,5,4,7,4,5,3,8,7,5,8,4,8,8,2,8,5,9,7,6,6,5,9,10,2,4,6,2,5,5,5,8,1,6,3,10,1,7,8,10,2,6,7,9,4,4,1,3,6,7,3,3,10,6,7,7,3,7,4,7,9,9,4,1,7,10,4,4,9,1,4,4,6,6,9,7,3,10,2,1,7,10,5,8,3,8,4,9,2,2,6,7,10,9,9,9,10]+1108[2,1,5,4,3,5,2,9,2,10,3,9,2,10,4,7,8,10,6,9,3,4,7,5,6,2,9,8,7,9,5,6,8,7,1,1,6,9,9,3,4,2,8,9,2,2,10,10,3,1,1,10,1,9,4,10,7,6,10,8,1,1,7,10,6,4,5,3,1,4,8,4,10,5,7,6,4,2,3,4,10,4,6,10,7,5,9,4,4,10,7,5,3,2,3,1,10,2,4,6,5,9,2,8,5,3,2,10,1,10,7,1,5,9,5,10,1,5,4,10,2,10,6,4,4,5,5,7,2,7,1,4,3,7,2,7,3,6,7,4,6,6,7,8,6,9,7,4,4,4,4,8,4,3,6,3,1,8,10,9,5,7,6,10,4,3,10,5,2,5,5,7,5,2,10,9,1,9,2,10,5,2,2,10,8,6,9,6,6,4,5,4,8,10,4,5,3,4,6,9]+810[3,4,3,2,7,5,4,6,3,5,7,1,2,9,3,5,6,7,7,7,6,9,4,6,1,1,2,3,10,5,6,2,2,4,5,1,7,5,6,10,6,2,8,2,4,9,8,8,1,6,2,10,7,4,3,6,2,3,7,5,3,7,3,9,5,3,8,9,7,2,3,3,3,7,6,3,9,9,1,6,1,3,10,9,7,6,3,8,7,8,8,3,7,7,5,4,1,7,5,4,7,5,1,8,9,4,2,2,2,2,2,5,8,7,2,3,5,4,7,8,5,9,6,6,3,2,2,5,6,8,10,2,2,6,3,10,10,9,1,2,5,3,3,1,9,8,10,6,7,6,5,6,1,3,10,7,7]
→ 36206

GM:36206-素手の5 36201ダメージです
マナ・マヘアラニ・マイヤーズ:グロ映像だよ
クリストファー・アレミティ・マイヤーズ:www
クリストファー・アレミティ・マイヤーズ:ふざけてんのか!
クリストファー・アレミティ・マイヤーズ:ガード!
マナ・マヘアラニ・マイヤーズ:ガード!
日高ぼたん:ガード!
氷見 須晴:ガード!
クリストファー・アレミティ・マイヤーズ:ロアくんのカード使用!
ロア:《領域の盾》
クリストファー・アレミティ・マイヤーズ:ママをロアくんで、氷見さんをサイプちゃんでカバー!
ロア:OK!
眷獣:HP0 戦闘不能
眷獣2:HP0 戦闘不能
眷獣3:HP0 戦闘不能
"サイプレス":HP0 戦闘不能
"サイプレス":このタイミングでオートアクションを使用します
"サイプレス":《奇跡の雫》《タブレット》《多重生成》対象はPC2人と
クリストファー・アレミティ・マイヤーズ:さ、サイプレス……!!
クリストファー・アレミティ・マイヤーズ:お前……!
氷見 須晴:サイプレスちゃん…!!
日高ぼたん:煙管峰ちゃん…!
"岳脈":HP0 戦闘不能
"沃土":HP0 戦闘不能
"サイプレス":この2柱
"サイプレス":HP10で蘇生させます。
マナ・マヘアラニ・マイヤーズ:やるじゃないの……
クリストファー・アレミティ・マイヤーズ:ここで雫はちょっとありがたすぎる
GM:引き寄せあるんだった。
GM

(須晴[11])
10m
("太陽(ラー)"[60]、クリストファー[13]、ぼたん[12]、"岳脈"[12]、"沃土"[10]、マナ[9])

GM:こうですね
マナ・マヘアラニ・マイヤーズ:みんな仲良しね
"太陽":赫々と星が輝く。"太陽"の七つの口が君たちを向く。
"太陽":ご
"太陽":音らしきものを聞き取れたのは、予備動作のみ。
"太陽":そこから行われる破壊は、およそ知覚と呼べるものを凌駕する。
"太陽":大熱波が君たちを焼き、消し飛ばすかと思われた。
ロア:「────いいや」
ロア:「いいや、そうはならないさ」
ロア:いくつもの障壁が展開される。それらすべてが、一瞬で砕け、吹き散らされている。
ロア:分かっている。
ロア:分かっている。こんなものは強がりだ。その攻撃を押し留められない。十分に引き寄せることもできない。
ロア:間違いではないと思いたかった。
ロア:肯定したかった。
ロア:ヒトに助けを求めた事を。クリストファーの勇気を、マナの奮戦を、須晴の肩入れを。
ロア:──ぼたんがここを訪れ、闘っていることを。
ロア:「ぁ……あ、あああ!」
"サイプレス":その手に、手が重なる。
"サイプレス":「百由旬の内に、諸の衰患無からしむ」
"サイプレス":「冥道転外、反魂せよ、滝夜叉童子」
"サイプレス":薬効と電子制御によるトランスによる御霊装甲との同調
"サイプレス":死者の神であるロアとつながることで、道連れたちを僅かな時、この世ならざる位相へと映す。
"サイプレス":にぃ、と笑って。
"太陽":熱波が、鉄鬼兵を飲み込んだ。
GM:────
GM:──
"太陽":『ハハハハハ』
"太陽":至る所噴煙を上げている。死と熱の荒野。
"太陽":『今のを生き延びるか。そうじゃなくちゃあな』
クリストファー・アレミティ・マイヤーズ:「……」
クリストファー・アレミティ・マイヤーズ:何が起きたのかは、正確に理解できていない
クリストファー・アレミティ・マイヤーズ:ただ、守られたことだけはわかる。
マナ・マヘアラニ・マイヤーズ:「───今のは……」
日高ぼたん:「……………煙管峰、さん…ロア…!」知覚が戻りきらないまま、かすれた音が出る。
氷見 須晴:先ほどまで光を見つめていた視線は、もはやそこにはなく
氷見 須晴:「煙管峰殿!!」
氷見 須晴:その声が響いたのは、位相の此岸が彼岸か
"サイプレス":同じ術で身を守ろうとはしたのだろう。だが受けきれなかった。ひどい火傷を負って倒れている。
"サイプレス":「…………」
"サイプレス":「……あ」
氷見 須晴:擬態の身で走る、彼女の下へ
"サイプレス":「すばるん、じゃん」掠れるように、小さな声が響く。
氷見 須晴:「…愚か者!」
"サイプレス":「あは」
氷見 須晴:「終わったら、パンケーキも食べ、UGNに入ると言うたではないか」
氷見 須晴:※※※※
氷見 須晴:頬から、あたたかな水のようなものが流れる
"サイプレス":「──あたいさ。なれないよ──やっぱり」
"サイプレス":「いい子に、なんて」
"サイプレス":ひゅうひゅうと呼吸しながら。
氷見 須晴:「……だから愚かだと言うているのだ」声がかすれる、こんなーー、初めてで
"サイプレス":「さっき、アルくんが、神様に話しかけてたでしょ」
氷見 須晴:そっと、彼女の頬に手を添える
"サイプレス":あの時はああ言ったけれど。
"サイプレス":「わかったんだ」
"サイプレス":結局、大事なものを、いくつも抱えられないのだ。
"サイプレス":だから自分がそこから外れれば、こうなってしまう。
"サイプレス":(あたしより──すばるんやぼたんの方が大事だと思っちゃ)
"サイプレス":(いけなかったんだ)
氷見 須晴:合間合間にめちゃくちゃな信号の羅列を吐き出しながら、やっとのことで
氷見 須晴:「俺は、先ほども言ったように、善悪なんていう倫理観はないんだ」
氷見 須晴:「だから、いい子か、悪い子かなんかなんてどうだっていい」
氷見 須晴:※ー、※ーー※、−−−−−※※※
"サイプレス":「そう」嬉しそうな声音。
氷見 須晴:「そなたが、生きて、そこにいてさえくれれば……」
氷見 須晴:声と、信号が混ざって、そこから先は、もう『人間』の耳で聞き取るのは困難だろう
"サイプレス":一転、それを聞くと泣きそうな顔になって。
"サイプレス":「むずかしいよ それは」
"サイプレス":そのまま気を失う。
氷見 須晴:声がしなくなったことに、少しだけ、動揺するが
氷見 須晴:そっと、彼女を抱きかかえる、大丈夫、まだ息も、灼熱に負けぬぬくもりもある
氷見 須晴:……この星の『人間』は暖かくて助かるな
GM: 
ロア:「──ぼたん」
ロア:こちらは、幾分か"サイプレス"よりましな状態だ。
日高ぼたん:「ロア、ロア!」声のもとに駆け寄る
ロア:それでも、およそ人体として稼働するのが不思議な程度には、体のあちこちが炭化していた。
日高ぼたん:その有様を、見る。
ロア:「大丈夫」
日高ぼたん:「大丈夫な、大丈夫なわけないでしょ、もう!」
ロア:体内が空洞の、リザレクト能力を持つオーヴァードと言えども、明らかにその限界を逸した回数の死を叩き込まれている。
ロア:にも。かかわらず。
ロア:「大丈夫なんだよ」
ロア:その表情が湛えているのは微笑みだ。
ロア:「状況は」
ロア:「悪い方に転がり続けているわけじゃない」
日高ぼたん:「~~~~!」その微笑みを見て、ギュッと唇を噛みしめる。
ロア:"サイプレス"を見る。
ロア:「──ずっと」
ロア:「勝利の可能性が無くなるその瞬間を探ってたんだ」
ロア:「そうなれば、君たちに逃げて貰えるから────」
ロア:「──でも」
ロア:立ち上がる。君と目を合わせる。
日高ぼたん:狙撃手は冷静さを失わない。その動揺から来る1mmの指先のブレが、300m先には大きく変わるから。
日高ぼたん:だから泣かない。泣いてなんかいない。だから狼狽えない。狼狽えてなんかいない。
日高ぼたん:ようやく戻ってきた水分が、視線を受ける瞳を潤ませる。
日高ぼたん:「た、立ち上がっちゃ、だめだよ、無理しないで…」
ロア:「繋がっている。ずっと。ずっと細い糸がいつまでも途切れない」
ロア:「僕だけじゃないさ」
ロア:「君だって、誰だって、ここに居るのはみんな──」
ロア:そうだ。
ロア:君たちがそうさせる。
ロア:君たちが僕を──変えたのだから。
日高ぼたん:それでも声が震える。立ち上がる相手を見上げるように、足が震えている。
日高ぼたん:一人の少女のように震えるのは、まだその体が再生途中だからか、あるいは。
日高ぼたん:「…………ロア」
ロア:「なんだい」
日高ぼたん:「…………初めて会ったときにも言ったけど」
日高ぼたん:「根拠もなく、よくそんな自信満々に、言えるよね」
日高ぼたん:「ほんとは痛いくせに、一人だけ痛いの背負って、そんな笑ってさ」
ロア:笑みの質が変わる。いつもの希薄な、消え入りそうな、信用ならないものから。
ロア:確かな喜びを湛えた表情に。
ロア:「ふふ」君を抱き寄せ、頭を撫でる。
日高ぼたん:「わっ」ぼふ、と柔らかく抱きしめられる
ロア:「僕に寄り添おうとするのはやめなさい。人がどう生き残るかを考え続けるんだ」
ロア:「ほら」中空の一点を指さす。
日高ぼたん:「………………」
日高ぼたん:その指先、指すものを見る。
GM:何かが近づいてくる。小さな点のような。
GM:それはみるみるうちに大きくなり、隕石のように焼けた大地に突っ込んだ。
GM:爆発音。
"太陽":『……ほぉ』
トラヴィス・ラナキア・マイヤーズ:「────ふー……」
日高ぼたん:「……………ト、」
トラヴィス・ラナキア・マイヤーズ:煙の中から男が立ち上がる。君たちを見て、少し苦い顔をする。
日高ぼたん:「トラ、さん……!?」
クリストファー・アレミティ・マイヤーズ:「なッ」
クリストファー・アレミティ・マイヤーズ:「父さん!!??」
トラヴィス・ラナキア・マイヤーズ:それから、少し眉間を揉んで。
トラヴィス・ラナキア・マイヤーズ:「話が違うじゃねーか! 日の出までは間があるからって話だったろ!」
???:怒鳴りつけられた方角から、黒色の雷が飛来する。
???:「分かるわけなかろう! 我は今やただの比類なき大魔術師に過ぎんのだぞ!」
アントネッラ:君たちのすぐそばに降り立ち、人の姿を取る。
GM:ミドルフェイズ5でランダムチャート『トラヴィスが脱落者を救出』が発生しました。
GM:"ラフィックジャム""ノートルダム""サイプレス"のいずれかが直前のラウンドの『Meanwhile』で脱落していた場合に選択肢入りし、うち一人を生存させ、味方の状態でクライマックスに出現させます。
日高ぼたん:わ~~!!
氷見 須晴:すごい!!!
マナ・マヘアラニ・マイヤーズ:パパそんなことしてたのか!
マナ・マヘアラニ・マイヤーズ:「ト、ラ……」
日高ぼたん:その、人の形を見る
マナ・マヘアラニ・マイヤーズ:「ヴィ~~ス~~!!!!」
GM

(須晴[11])
10m
("太陽(ラー)"[60]、クリストファー[13]、ぼたん[12]、"岳脈"[12]、"沃土"[10]、マナ[9])
10m
(トラヴィス[15]、ノートルダム[8])

トラヴィス・ラナキア・マイヤーズ:「おう」
トラヴィス・ラナキア・マイヤーズ:唇を引き結び。君たちへ「よく生き残ったな。流石は俺の家族たち!」
日高ぼたん:「そ、そちらの方は……!」
日高ぼたん:「どなた……!?」
トラヴィス・ラナキア・マイヤーズ:「と……こいつぁ」
アントネッラ:「ノートルダム財団、"予言書の怪人"アントネッラ・フォン・ガルディーニである! あいや」
アントネッラ:「現在は書が不調で、予言はないのだが……」
マナ・マヘアラニ・マイヤーズ:トラヴィスの元にズカズカと走り寄り
マナ・マヘアラニ・マイヤーズ:がしっ
マナ・マヘアラニ・マイヤーズ:胸ぐらを掴み上げる
トラヴィス・ラナキア・マイヤーズ:「おわっとっととと! 待て待て待て!」
マナ・マヘアラニ・マイヤーズ:「ほうほう……家族のピンチに大遅刻した上に女同伴とは」
マナ・マヘアラニ・マイヤーズ:「いいご身分だなあ。んん?」
クリストファー・アレミティ・マイヤーズ:「今回ばかりは」
クリストファー・アレミティ・マイヤーズ:「僕もかばいませんからね」
クリストファー・アレミティ・マイヤーズ:「父さん、最低です」
クリストファー・アレミティ・マイヤーズ:ジト目。
アントネッラ:「ま、待て! 責めるなら下手をして死にかけていた我を……」あたふたしている
日高ぼたん:「え、ええと。日高ぼたんです。アントネッラ…さん?」
日高ぼたん:「今は近づいちゃ駄目です」裾をキュッと。
氷見 須晴:気を失っている煙管峰殿を抱えなおし、あらたな来客を見守る
トラヴィス・ラナキア・マイヤーズ:「あー……話し合おう。オーケーオーケー…………」
マナ・マヘアラニ・マイヤーズ:「いいや、いい。言葉は必要ない」
マナ・マヘアラニ・マイヤーズ:「トラヴィス、私を見ろ」
トラヴィス・ラナキア・マイヤーズ:「はい」
トラヴィス・ラナキア・マイヤーズ:反射的に首肯。軽口をたたく事もできない。
マナ・マヘアラニ・マイヤーズ:正面を向いたその顔目掛けて
マナ・マヘアラニ・マイヤーズ:顔を近づけ、唇を奪う
トラヴィス・ラナキア・マイヤーズ:「んむッ……!」
トラヴィス・ラナキア・マイヤーズ:一瞬驚くも、マナを抱きしめ、強く口づけする。
日高ぼたん:「わっ………」
クリストファー・アレミティ・マイヤーズ:「……全く」
クリストファー・アレミティ・マイヤーズ:「恥ずかしいんですよ」
クリストファー・アレミティ・マイヤーズ:呟きつつ、眼鏡の下の涙を
クリストファー・アレミティ・マイヤーズ:指先で拭う。
氷見 須晴:「…情熱的な家族で何よりだろう」涙を風に吹かれるままにしながら
マナ・マヘアラニ・マイヤーズ:息が続く限り口づけを交わした後、勢いよく顔を離し
マナ・マヘアラニ・マイヤーズ:「よし、おかえり、パパ」
クリストファー・アレミティ・マイヤーズ:「おかえり、父さん」
アントネッラ:「な、なななな…………」
アントネッラ:「やっておる場合か!? あんなのなのだぞ!?」
クリストファー・アレミティ・マイヤーズ:「すいません、こういう人たちなんです」
トラヴィス・ラナキア・マイヤーズ:「──ただいま。ありがとう。アルとぼたんを守ってくれて」
トラヴィス・ラナキア・マイヤーズ:「そちらの方々も」
トラヴィス・ラナキア・マイヤーズ:氷見さんの方を向いて。
トラヴィス・ラナキア・マイヤーズ:「…………ん?」
トラヴィス・ラナキア・マイヤーズ:他のメロフェティアやら、波児やらがいるのに目を白黒させ。
トラヴィス・ラナキア・マイヤーズ:「ま、いいさ」
トラヴィス・ラナキア・マイヤーズ:拳を鳴らしながら"太陽"に向き直る。
ロア:「ほら」
ロア:"空洞"は、死と航海の神だ。
ロア:ぼたんがハワイへ訪れるのを知ったように、彼がここへたどり着くことも知っていた。
ロア:「繋がっている」
ロア:麦わら帽子の奥の眼光が、鋭く輝いた。
GM:クリンナップ
GM:あらゆるデバフの対象者か発生源が全て消えているため処理なし。
GM: 
GM:▼ラウンド2 セットアップ
"太陽":なし
トラヴィス・ラナキア・マイヤーズ:なし
クリストファー・アレミティ・マイヤーズ:なし…!
日高ぼたん:なし!
氷見 須晴:なし!
マナ・マヘアラニ・マイヤーズ:なし!
"岳脈":なし
"沃土":なし
アントネッラ:なし
GM:イニシアチブ
アントネッラ:【時間凍結】
アントネッラ:手番を貰います。メジャー《停滞空間》《悪魔の影》《死神の瞳》
アントネッラ:対象は"太陽"
アントネッラ:7dx
DoubleCross : (7R10[10]) → 7[3,5,5,5,7,7,7] → 7

"太陽":ドッジ《切り払い》固定値65535で避ける
マナ・マヘアラニ・マイヤーズ:ふざけてやがる
クリストファー・アレミティ・マイヤーズ:バカ???
日高ぼたん:ひぇ~~~
氷見 須晴:ひええ
アントネッラ:《ゼログラビティ》強制失敗
クリストファー・アレミティ・マイヤーズ:上司ーーーッ
マナ・マヘアラニ・マイヤーズ:これは大魔術師!!
日高ぼたん:金髪美女~~~!!
氷見 須晴:上司さん!
アントネッラ:「過去より抹消されたムーの神。それがポリネシア創世神話の名を借りてとはいえ、ここまでの規模の被害と事象歪曲を起こすとは」
アントネッラ:「既に存在しない大陸であることを利用したな? 分岐世界と無限の過去から情報のみを拾う事による信仰濃縮──なぁらば!」
アントネッラ:「我が雷にてその供給、焼き切って見せるとしよう」
アントネッラ:肉体が変異し雷へと変わる。久遠の果てまで続くかという闇のどこかを、それが確かに穿った。
アントネッラ:「無限の力も、それを通す蛇口は有限」
アントネッラ:いくつもの破砕音が響く。
"太陽":『お、おぉ……?』
"太陽":見た目には何の変化もない。灼熱を纏い、あらゆる攻撃は届かないように見える。
トラヴィス・ラナキア・マイヤーズ:イニシアチブ15
トラヴィス・ラナキア・マイヤーズ:14dx7+19 マイナーで接敵し《コンセントレイト》《吠え猛る爪》《超振動閃》《援護の風》《ウィンドブレス》
DoubleCross : (14R10+19[7]) → 10[1,1,1,2,3,3,4,5,5,5,6,7,8,9]+10[5,5,8]+10[9]+10[9]+5[5]+19 → 64

"太陽":リア不
トラヴィス・ラナキア・マイヤーズ:7d10+11 ダメージでこのラウンド中"太陽"の被ダメージ+18
DoubleCross : (7D10+11) → 39[5,8,4,3,10,6,3]+11 → 50

トラヴィス・ラナキア・マイヤーズ:死神の瞳分
トラヴィス・ラナキア・マイヤーズ:7d10+50
DoubleCross : (7D10+50) → 37[9,4,7,6,1,1,9]+50 → 87

トラヴィス・ラナキア・マイヤーズ:その蛇の頭を、拳が捉えていた。
トラヴィス・ラナキア・マイヤーズ:殴り飛ばした、という訳ではない。傍目には、蚊に刺したほどにさえ効いているようには見えないだろう。
トラヴィス・ラナキア・マイヤーズ:音も、移動も、エネルギーのロスだ。衝撃はすべて内部を伝播する。
トラヴィス・ラナキア・マイヤーズ:「完全に完璧に、イイのが入った」
"太陽":《悪魔の影》解除
"太陽":『──俺……(ザッ)……を(ザッ)』
"太陽":『この程度で僅かの時でも、封じられたつもりか?』
GM:イニシアチブ
"太陽":▼第一の命令 《極大消滅波》
GM:対象は──
GM:choice[須晴,アル,ぼたん,岳脈,沃土,マナ,トラヴィス,アントネッラ]
DoubleCross : (CHOICE[須晴,アル,ぼたん,岳脈,沃土,マナ,トラヴィス,アントネッラ]) → アル

GM:というわけでそこのエンゲージ!
GM:9d10 ダメージ
DoubleCross : (9D10) → 66[8,3,8,6,10,10,7,7,7] → 66

クリストファー・アレミティ・マイヤーズ:めっちゃ狙われるやんけ!!
"岳脈":戦闘不能《燃える魂》
クリストファー・アレミティ・マイヤーズ:サイプチャンのロイス昇華…復帰!!
日高ぼたん:シナリオロイスだからって…
"沃土":戦闘不能 復活無し
トラヴィス・ラナキア・マイヤーズ:生存
マナ・マヘアラニ・マイヤーズ:死!ロアくんのロイス昇華して復活!
日高ぼたん:死!クリスのロイスで復活!HP11
"太陽":"太陽"から衝撃波が拡散する。先ほどのような、全てを消し去る神の全力ではない。
"太陽":それは十分に致命打だ。ヒトのスケールで言えば。
"岳脈":『が────はっ。くっ俺を』
"岳脈":『火そのものである俺を焼くか! 神器ならざる者……!』
日高ぼたん:「────うっ、は、あ……!」
クリストファー・アレミティ・マイヤーズ:「ううううううッ!!」
クリストファー・アレミティ・マイヤーズ:父さんがいる、母さんがいる。もう膝をつくわけにはいかない。
クリストファー・アレミティ・マイヤーズ:(だが……この火力!!)
マナ・マヘアラニ・マイヤーズ:「クソ……ッ!ようやくイイのが入ったと思ったらこれだ……!」
"沃土":『くっ……ふっ……ふふふ…………』
"沃土":耐えかねたように。
"沃土":『ここまでですか』
"沃土":糸玉の獣の全身が、一斉に発火する。
クリストファー・アレミティ・マイヤーズ:「沃土!!」
クリストファー・アレミティ・マイヤーズ:「まだ……待ってください……!そんな……!」
"沃土":『────あら。うふふ』
"沃土":『敵の死を前に、なんという顔をするのですか』
クリストファー・アレミティ・マイヤーズ:「そうやって」
クリストファー・アレミティ・マイヤーズ:「そんな風に割り切ったり、出来ないんですよ!」
クリストファー・アレミティ・マイヤーズ:泣きそうな顔で燃え落ちるその姿に叫ぶ
"沃土":『本当に────ああ』
"沃土":その先の言葉を捜すように、炎がゆらめく。
"沃土":死の寸前。ジャームの軛から解き放たれた姿で、思考する。
"沃土":本当は、こんな言葉をヒトに投げかけるべきではない。
"沃土":「眩しい子。あの神座を追われた太陽よりも、ずっと、ずっと────」
"沃土":現像のように現れた女性の姿が、君を抱きしめようとした姿勢のまま。
"沃土":ふっ、と消滅する。
クリストファー・アレミティ・マイヤーズ:「沃……土……」
クリストファー・アレミティ・マイヤーズ:敵として相対すはずだったもの
クリストファー・アレミティ・マイヤーズ:決して相容れるはずのなかったものに
クリストファー・アレミティ・マイヤーズ:伸ばした腕が空を切る
クリストファー・アレミティ・マイヤーズ:「ううううッ……くそ!」
クリストファー・アレミティ・マイヤーズ:「負けたりしない」
クリストファー・アレミティ・マイヤーズ:「絶対に!負けたりしないぞ!!」
クリストファー・アレミティ・マイヤーズ:この怒りがどこから来るのかはわからない
クリストファー・アレミティ・マイヤーズ:自分にもわからない感情が今、胸を熱くしている。
マナ・マヘアラニ・マイヤーズ:「……………」その背に、敢えて声をかけることはせず
マナ・マヘアラニ・マイヤーズ:「おいこら"神殺し"」
マナ・マヘアラニ・マイヤーズ:「マレキュール!そろそろいい頃合いじゃないの?」
マナ・マヘアラニ・マイヤーズ:「ここで仕掛けないと後はジリ貧ってのは私にでもわかる」
波児・マレキュール:少し離れた所に転がっていた。むくり、と起き上がる。
波児・マレキュール:「何を期待しているのか知らんが」
トラヴィス・ラナキア・マイヤーズ:「そうだポール! なんとかしろ」
マナ・マヘアラニ・マイヤーズ:「さっきの専門家っぽいお姉さんの一撃は効いてたっぽいけど……」
マナ・マヘアラニ・マイヤーズ:「もう一手、決め手が必要。そうでしょ?」
マナ・マヘアラニ・マイヤーズ:「なんかこう、ギュイーン!!ってなって神様がバラバラーッ!!てなる奥の手とかさー!」
波児・マレキュール:「《ワーディング》を張るような余力はない。正真正銘さっきやられた分で打ち止めだ。あったところで、効いたかは怪しいが──」
波児・マレキュール:億劫そうにそれだけを告げ、また倒れる。
トラヴィス・ラナキア・マイヤーズ:「肝心の時にお前さんはそうだな!」
マナ・マヘアラニ・マイヤーズ:「あっこら!マレキュール!」
波児・マレキュール:「お前らと同行する時だけだ、クソ、疫病神ども……」
ロア:「クリストファー」
ロア:大人たちの争いを尻目に、少年へと語り掛ける。
クリストファー・アレミティ・マイヤーズ:「……なんですか、ロア」
クリストファー・アレミティ・マイヤーズ:「言っておきますけど、僕は、別に」
クリストファー・アレミティ・マイヤーズ:「別に……」
クリストファー・アレミティ・マイヤーズ:言葉にし難い表情を浮かべている
ロア:「君が行け」
ロア:「道は作る」
クリストファー・アレミティ・マイヤーズ:「!」
クリストファー・アレミティ・マイヤーズ:「……はい!」
"太陽":炎熱の障壁は、既によみがえっている。
"太陽":何物をも、寄せ付けるようには見えない。
クリストファー・アレミティ・マイヤーズ:それでも、最早疑うことなどない
ロア:「──ありがとう」
GM:イニシアチブ13 アルくんの手番
クリストファー・アレミティ・マイヤーズ:彼らのいう神でもない。UGNのいうレネゲイドビーイングでもない。
クリストファー・アレミティ・マイヤーズ:僕にとって、彼らは。
クリストファー・アレミティ・マイヤーズ:「仲間、ですから」
クリストファー・アレミティ・マイヤーズ:マイナーなし、メジャーでコンセ+形なき剣+完全なる世界
クリストファー・アレミティ・マイヤーズ:ブーメランアスピスとストライクモービルの効果も起動
クリストファー・アレミティ・マイヤーズ:射撃攻撃、対象は”太陽”!
"太陽":来な!
クリストファー・アレミティ・マイヤーズ:11dx7+6
DoubleCross : (11R10+6[7]) → 10[2,2,5,6,6,8,8,9,10,10,10]+10[2,4,4,6,7,9]+10[6,10]+1[1]+6 → 37

クリストファー・アレミティ・マイヤーズ:まーまー!
"太陽":では《切り払い》ですが──
ロア:《世界の敵》 ドッジ強制失敗
"太陽":命中します。ダメージをどうぞ
クリストファー・アレミティ・マイヤーズ:4d10+1d10+17
DoubleCross : (4D10+1D10+17) → 31[2,9,10,10]+9[9]+17 → 57

クリストファー・アレミティ・マイヤーズ:出目よし!!
GM:超振動閃で+18だ!
クリストファー・アレミティ・マイヤーズ:75!!
ロア:「波を呼ぶんだ。それで届く」
ロア:「僕は"空洞"。秘笈を封じるためのメロフェティア」
ロア:「その莫大な容量を、レネゲイドの蓄積に使う事もできる」
クリストファー・アレミティ・マイヤーズ:ざざざざざざざッ
ロア:"太陽"を指す。
ロア:「役目を失った今になって、振るえる力が増大するなんてね」
クリストファー・アレミティ・マイヤーズ:再び押し寄せる波。炎に煮えたぎり、蒸発しながらも
ロア:借りるよ、"沃土"。君のシンドロームと衝動を。
クリストファー・アレミティ・マイヤーズ:龍の如き怒涛の背に乗って、刃を構えて敵を見据える。
ロア:熱が伝わりきらない。代わりにどこか遠い別の場所の、別の何かが熱せられていく。
ロア:「君の──」
ロア:「君の『航海』を祝福しよう!」
クリストファー・アレミティ・マイヤーズ:「うぉおおおおおおおおお!!」
ロア:「迷い、怖れ、それでもただ一つの芯(コンパス)を手放さぬ──」
ロア:「だから、まずは君が切り開け」
クリストファー・アレミティ・マイヤーズ:刃を振り上げる、その刀身へと
"太陽":『──────な』
"太陽":『何が────────』
クリストファー・アレミティ・マイヤーズ:水の玉が収束し、纏われていく。
クリストファー・アレミティ・マイヤーズ:ぎゅ おん!!
クリストファー・アレミティ・マイヤーズ:投擲、放たれたのは
クリストファー・アレミティ・マイヤーズ:薄く研ぎ澄まされた、高速回転する水の刃。
クリストファー・アレミティ・マイヤーズ:ぎゃぎゃぎゃぎゃぎゃぎっ!!
クリストファー・アレミティ・マイヤーズ:超高熱に燃える鱗の装甲を、切り裂き、砕いていく。
"太陽":割れ、弾け、内部へと切り込んだ水の刃が
"太陽":蒸発し傷口を割り開きながら侵攻し、そして。
GM:ド ゴ
GM:  ────アァァア!!
GM:地面を溶融させ、沈んでいくのは、斬り落とされた首。
"太陽":『ギ』
"太陽":『ギアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアッッッ!!!!!!!』
"太陽":絶叫と共に、吐き出された炎が荒れ狂う。
クリストファー・アレミティ・マイヤーズ:「攻撃は通じる……!ロアたちが抑えていてくれている!」
クリストファー・アレミティ・マイヤーズ:「ぼたん!!」
クリストファー・アレミティ・マイヤーズ:「……頼みます!」
日高ぼたん:「─────、う」「……ん!」
GM:イニシアチブ12
GM:ぼたんちゃんの手番。
日高ぼたん:マイナーで《光芒の疾走》戦闘移動。離脱して1m後方……氷見さんの方に。
日高ぼたん:日高ぼたんの侵蝕率を+1した(侵蝕率:123->124)
日高ぼたん:メジャーで《Cエンハイ》+《天からの眼》+《イェーガーマイスター》+《マスヴィジョン》。太陽に。
日高ぼたん:12dx7+7
DoubleCross : (12R10+7[7]) → 10[1,1,4,4,4,5,6,6,7,8,8,10]+6[1,3,6,6]+7 → 23

GM

(須晴[11])
9m
(ぼたん[12])
1m
("太陽(ラー)"[60]、トラヴィス[15]、クリストファー[13]、"岳脈"[12]、"沃土"[10]、マナ[9])
10m
(ノートルダム[8])


"太陽":ドッジ《原初の緑:切り払い》
ロア:《スティルネス》氷見さんの侵蝕率を-12
氷見 須晴:氷見 須晴の侵蝕率を-12した(侵蝕率:137->125)
氷見 須晴:灼熱の星の表面に負けることなく、また、枝が、葉が、花が、足元から伸びる
氷見 須晴:時の棺宣言、その判定を、失敗にしてもらう…!
氷見 須晴:氷見 須晴の侵蝕率を+12した(侵蝕率:125->137)
"太陽":命中 ダメージをどうぞ
日高ぼたん:3d10+53+1d10 ダメージ
DoubleCross : (3D10+53+1D10) → 13[2,7,4]+53+10[10] → 76

日高ぼたん:まぁよし!装甲有効です!
GM:超振動閃により+18
GM:さらに《超人的弱点》104点ダメージです。
GM:結構弱ってきています。
日高ぼたん:日高ぼたんの侵蝕率を+12した(侵蝕率:124->136)
日高ぼたん:日高ぼたんに-3(1d10->3)のダメージ!(HP:11->8) レッドテンペスト反動
"太陽":ふたたび太陽のフレアが燃え上がる。
"太陽":拒絶の劫火は、首を落とされてもなお健在に見える。
アントネッラ:「──いや」
アントネッラ:「今暫し束縛は続いている。あれに今、内に力を巡らす以上の余裕はない」
トラヴィス・ラナキア・マイヤーズ:「今だけかノートルダムの嬢ちゃん。今しか──」
氷見 須晴:枝葉は灼熱の地を気にすることもなく、否、それすらも喰い尽くさんとばかりに広がり、暗がりを作り
氷見 須晴:硝子の花園を作り上げていく
氷見 須晴:ふわり、と風が吹く
氷見 須晴:花びら、否、『一切を喰い尽くすために分かたれた器官』が空に舞う
ロア:須晴の樹に触れている。その能力行使に伴う侵蝕負担を軽減、肩代わりしながら。
氷見 須晴:ぽすり、と、傍らの、灼熱を少しでも軽減できるようにと自らを敷き詰めた個所に煙管峰殿を置く
ロア:"学習"している。如何に力場を歪めるのか。空洞にかりそめの技が注がれる。
氷見 須晴:「『食物の分際で生意気だ』と思っていたが」
氷見 須晴:視線は相変わらず太陽を見たまま
氷見 須晴:「どうやら、認識を変えねばならないらしい」
氷見 須晴:陽光を、障壁を、熱波を、食らうために枝を走らせる
氷見 須晴:だが、どんなに広がったその枝も決して『人間』を傷つけることはなく
氷見 須晴:「貴様は『俺の愛し尊んだものを愚弄した』、喰い尽くされるだけで済むと思うな」
氷見 須晴:「ここが貴様の楽園(星の墓場)と知るがいい」
氷見 須晴:その枝は、花弁は、確かに障壁に穴を穿ち
"太陽":『墓場だと──? 俺の墓標は』
氷見 須晴:やがて、狙撃手が狙える一点を形成する
日高ぼたん:「ふ、う───!」
"太陽":『既に俺が食らった、ナーカルの碑を置いて他にはない!』
日高ぼたん:銃を握る。今この瞬間だと、曇る視界で判断する。ここで撃ち込まねばならない。
日高ぼたん:慣れた銃がとても重い。それでも、腕だけは震えず。
日高ぼたん:燃え盛る太陽に銃口を向けて───
"太陽":それは、反射だった。
"太陽":スコープ越しの、瞳を見た。守りを撃ち抜かれるとなぜだか確信した。
ロア:「! ──まずい! ぼた」
"太陽":熱衝撃波が魔眼の枝を越え、日高ぼたんを吹き飛ばす!
日高ぼたん:「    あ  っ  」
日高ぼたん:ごう、と。閾値を超えたそれは、もはや優しく思えるほどに
日高ぼたん: 
日高ぼたん:────頭が、追いつかない。
日高ぼたん:敵が現れた。煙管峰さんとロアが頑張って、それでもまだ。
日高ぼたん:焼けるような熱。トラさんが生きていた。融けるような熱。謎の金髪の人。
日高ぼたん:熱、風、水、熱、熱熱熱熱熱。
日高ぼたん:白と黒と白と黒と赤赤赤赤
日高ぼたん: 
日高ぼたん:「(私は、あんまり、頭が、よくない)」
日高ぼたん: 
日高ぼたん:間断なく襲われる熱と冷たい風。
日高ぼたん:思考が白と黒で明滅し、その間に差し込む一瞬だけ「私」が取り戻される。
日高ぼたん:頭はクラクラ、足はわからない。腕だけは肩がとても痛い。
日高ぼたん:ただでさえ少ない余力はとっくに底をついて。
日高ぼたん:ぐるぐる視界が回る私を、俯瞰するように冷静な私が見つめている。
日高ぼたん: 
日高ぼたん:「(クリスが、行った)」
日高ぼたん:ドロリと質量を持つような熱の中で水の音が聞こえていた。
日高ぼたん:蒸発する水が水蒸気に。温度差が風を伝えてくる、
日高ぼたん: 
日高ぼたん:────実は、勉強が嫌いだ。
日高ぼたん:地頭はともかく、小学校の基礎の時に通ってなかったのが原因だと思う。
日高ぼたん:………地頭は、ともかく。
日高ぼたん:ただでさえ遅れてるスタートから、マイナスをゼロにするためにすごくすっごく苦労する。
日高ぼたん: 
日高ぼたん:「(悲鳴が、聞こえた)」
日高ぼたん:知ってる誰かじゃない。質量が落ちた音。クリスがやったのだ。
日高ぼたん:一手が届いた。
日高ぼたん:追撃が、いる。
日高ぼたん: 
日高ぼたん:────実は、学校に行くのが嫌いだ。
日高ぼたん:各地を転々として、色んな所を転向してきた。
日高ぼたん:色んな国で色んな土地で色んな学校で『転校生』をした。
日高ぼたん:何も知らない相手と何度も「初めまして」をして、苦手な勉強を追いつくために必死になって。
日高ぼたん:どこにも、いつも、私より出来る人が周りにいるから。
日高ぼたん: 
日高ぼたん:────実は、「変わった子」と言われるのが嫌いだ。
日高ぼたん:そんな事。
日高ぼたん:私が、一番、知ってるよ。
日高ぼたん: 
日高ぼたん: 
日高ぼたん: 
日高ぼたん:クリスは、すごい。
日高ぼたん:あの状況で、神様とも仲良くなって、どこまでもまっすぐ進んでいく。
日高ぼたん:トラさんとマナさんの子供だからじゃなくて、自分の力で。
日高ぼたん:あの子の力は、2人から受け継いだわけじゃなく、自分で身につけたものだから
日高ぼたん: 
日高ぼたん: 
日高ぼたん:マナさんは、すごい。
日高ぼたん:経験が豊富で、銃を振り回して、どこまでも打ち壊して行く。
日高ぼたん:その活躍を聞くのが、昔の私はとても興味があって。それでもワクワクした顔を出さないように苦労した。
日高ぼたん: 
日高ぼたん: 
日高ぼたん:トラさんは、すごい。
日高ぼたん:風を操る。その能力だけじゃなくて、その生き方が。
日高ぼたん:いつも笑っているあの人の周りには、自然と笑顔が集まるから。
日高ぼたん: 
日高ぼたん: 
日高ぼたん:氷見さんは、すごい。
日高ぼたん:不思議な人。踏み込んで聞いたことはないけど、きっと事情を抱えていて。
日高ぼたん:あんなにすごい相手にも、まるで見慣れてるように立ち向かっていく。
日高ぼたん:つまりは、あれが大人というのだろう。
日高ぼたん: 
日高ぼたん: 
日高ぼたん:煙管峰さんが、
日高ぼたん:ポールさんが、
日高ぼたん:岳脈さんが、沃土さんが、天空さんが、アントネッラさんが、
日高ぼたん:ロアが。
日高ぼたん:皆皆、私の周りには、私よりすごい人がいっぱい居る。
日高ぼたん:だから、
日高ぼたん: 
日高ぼたん: 
日高ぼたん: 
日高ぼたん:私は私が一番嫌い。
日高ぼたん: 
日高ぼたん: 
日高ぼたん: 
日高ぼたん:────私は空洞(からっぽ)だ。
日高ぼたん:最初の記憶は2人の背中。
日高ぼたん:私が、繋ぎ止められなかった最初の絆。
日高ぼたん:子はかすがい、というけれど私は鎹になれなかった。
日高ぼたん:なんにも無い重りは、フラフラとたゆたうことしかできないから。
日高ぼたん:だから、
日高ぼたん:手を繋ぐのはとても怖い。
日高ぼたん:どれだけ手をとっても
日高ぼたん:重さのない私じゃ、いつか離してしまうから。
日高ぼたん: 
日高ぼたん:お姉ちゃんが嫌いだ。すごい人で、いつか私を置いていくんじゃないかと思うから。
日高ぼたん:トラさんとマナさんが嫌いだ。私より、きっと大事な人が居るから。
日高ぼたん:クリスくんが嫌いだ。すごい子で。私より優れているから。
日高ぼたん: 
日高ぼたん:「………………………」
日高ぼたん: 
日高ぼたん:沢山の人に出会った。旅先で、あの街で、この国で。
日高ぼたん:あの街で出迎えてくれる人が居た。キレイな剣を使う人がいた。自信満々に手助けをしてくれる人が居た。
日高ぼたん:色んな人がいて、
日高ぼたん:色んな人を嫌いだと思った。
日高ぼたん: 
日高ぼたん:世界を、祈りを、過去の回収を、部下を、志を、大事にする人が居て。
日高ぼたん:私にはそんなもの、ないのに。
日高ぼたん: 
日高ぼたん:「…………………………………」
日高ぼたん: 
日高ぼたん:私はこの世界が
日高ぼたん:嫌いと嫌いが嫌いで嫌いの嫌いへ嫌いな嫌いは嫌いを嫌い。
日高ぼたん: 
日高ぼたん: 
日高ぼたん: 
日高ぼたん:「うるさいな」
日高ぼたん: 
日高ぼたん:ぽつりと口が動いた。
日高ぼたん:ふわりと体が浮いている。
日高ぼたん:焼けた肌が痛くて濁った目に視覚が戻る。
日高ぼたん:炭になった舌が機能を取り戻す。
日高ぼたん: 
日高ぼたん:「いちいち言わなくても知ってるんだよ」
日高ぼたん:「私が何も持って無くて、皆のこと嫌いなんて」
日高ぼたん: 
日高ぼたん:「でもさ」
日高ぼたん:「でもさぁ」
日高ぼたん:「嫌いでも、いいじゃん。空洞でも、いいじゃん」
日高ぼたん:「からっぽでもさぁ。私が、何も持って無くてもさぁ」
日高ぼたん:「それでも」
日高ぼたん:「私に何かをくれる、変人がいるんだよ」
日高ぼたん: 
日高ぼたん:ぎゅ、と。
日高ぼたん:手を握る。
日高ぼたん:その手の中に銃がある。
日高ぼたん:日高ぼたんの能力は、風と光を操ることしか出来ない。
日高ぼたん:その能力で、先程の熱波の中で、ひたすら守り続けた銃は、いまだに形を残している。
日高ぼたん:それは。
日高ぼたん:望むものへの『過程』を誰でも省略できて。
日高ぼたん:望む結果を与える、便利な道具だ。
日高ぼたん: 
日高ぼたん: 
日高ぼたん:最初にトリガーを引いた。襲ってくる蛸を撃って、ロアを助けた。
日高ぼたん:次にトリガーを引いた。的に当たった時にマナさんが驚いて、会話をすることが出来た。
日高ぼたん:次にトリガーを引いた。トラさんが我が事のように喜んで、ザリザリと頬ずりをしてきた。
日高ぼたん:次に、次に、次に。
日高ぼたん:────
日高ぼたん:────────
日高ぼたん:──────────
日高ぼたん:次に、トリガーを引いた。
日高ぼたん:…………お友達を、助けた。
日高ぼたん:何も無い空洞の私が。
日高ぼたん:空洞の筒に、火薬と鉄を込めてしまえば。
日高ぼたん:なんと、多くのことが出来ることか。
日高ぼたん:だから、
日高ぼたん: 
日高ぼたん:「だから」
日高ぼたん: 
日高ぼたん:排莢。再装填。何十何百何千何万と繰り返した動作。
日高ぼたん: 
日高ぼたん:────実は。
日高ぼたん:勉強は、好きだ。知らないことを知ると、昨日より一歩進んだ気がする。
日高ぼたん:学校に行くのは、好きだ。知らない場所で知らない人と出会って、知ってる人が増える。
日高ぼたん:「変わった子」と言われるのは、好きだ。それはつまり、そう見える何かを、持ってるということだから。
日高ぼたん:クリスくんはすごい。泣いてる私を助けてくれる。情けない所をこれ以上見せられない。
日高ぼたん:マナさんはすごい。あんなにすごいことを軽々とやる。いつか追いついて、笑ってもらうのだ。
日高ぼたん:トラさんはすごい。あの人が笑顔だと、なんとかなる気がしてくるから。
日高ぼたん:氷見さんはすごい。あの人はあの人なりの理論で、この状況に立ち向かっていけるから。
日高ぼたん:煙管峰さんが、ポールさんが、岳脈さんが、沃土さんが、天空さんが、アントネッラさんが、
日高ぼたん:ロアが。
日高ぼたん:皆皆、私の周りには、私よりすごい人がいっぱい居る。
日高ぼたん:だから、
日高ぼたん:そんな人達と出会って、仲良くなって、教えてもらって、助けてもらって
日高ぼたん:空洞だから、色んなものを受け取れる私が。
日高ぼたん:私一人だけが嫌ってる『私』より、すごい。
日高ぼたん: 
日高ぼたん:「だから、だから!」
日高ぼたん:「黙っていなさい、駄目な私!後ろ向きな私!ダメダメな『日高ぼたん』!」
日高ぼたん:「私が!『引導射手《トリガーハッピーエンド》』が!」
日高ぼたん:「────『日高ぼたん』がすごいやつだって!見せてやる!」
クリストファー・アレミティ・マイヤーズ:「ぼたん!!」
トラヴィス・ラナキア・マイヤーズ:「ぼたん」
氷見 須晴:「日高殿」
ロア:「ぼたん!」
マナ・マヘアラニ・マイヤーズ:「ああ、ぼたん」
マナ・マヘアラニ・マイヤーズ:「見せてみな、アンタの答えを」
日高ぼたん: 
日高ぼたん:聞こえる。
日高ぼたん:声が聞こえる。
日高ぼたん:暴風の中にあって尚、全ての声が聞こえる。
日高ぼたん:焼けた肌が再生し、枯渇した水分がようやく瞳に戻り。
日高ぼたん:雫があふれる。
日高ぼたん:「はい…………」
日高ぼたん:「はい……………!」
日高ぼたん:風が逆巻く。それは日高ぼたんが普段、狙撃のイレギュラーを排除するための、ささやかな凪。
日高ぼたん:この神域の暴力の渦巻く中で、いつもどおりに静かな空間を演出して。
日高ぼたん:吹き飛ばされた小柄な体は、風によって宙に固定されている。
日高ぼたん:まるで土台があるかのようにしっかりと射撃の姿勢を取って。
日高ぼたん:息を吸う。2度。
日高ぼたん:息を吐く。3度。
日高ぼたん:鼓動ですらブレない一体の射撃姿勢から
日高ぼたん:「────────ぁ」
日高ぼたん:引き金を、引く
日高ぼたん:「うわぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁ!!!!!」
日高ぼたん: 
日高ぼたん: 
日高ぼたん:────────コンボ:【I'm here《産声よ、高らかに芽吹け》】
日高ぼたん: 
日高ぼたん: 
日高ぼたん:発射される弾丸は、敵にではなく。
日高ぼたん:虚空へと発射され、その先に。
日高ぼたん:それは吹き飛ばされた瓦礫。風と光によって、小さな星のように瞬く。
日高ぼたん:弾丸が反射。瓦礫を破砕し角度を変え、しかしその速度と、弾丸に輝きが増す。
日高ぼたん:周りに、目に見えないほどささやかに。しかし光を帯びた砂が、瓦礫が、その他様々な取るに足りないものが。
日高ぼたん:弾丸の通り道に配置され、跳弾を繰り返すたびに、速さと光を増していく
日高ぼたん:きぃん
日高ぼたん:きぃん、きぃん、きぃん、きぃん
日高ぼたん:それは鈴を鳴らすように、やがて
日高ぼたん:りぃん、りぃん、りぃん、りぃん
日高ぼたん:高く高く、輪唱するように音が伸びて
日高ぼたん:弾丸が曳航する。夜空に星座を引くように。
"太陽":『────どういう』
"太陽":『────────どういう』
"太陽":『どういう理屈だ──────────────それは』
"太陽":プロミネンスの収束を、魔眼の力場が縛る。
日高ぼたん:「────私の名前は、日高ぼたん」
日高ぼたん:"太陽"の周りを、一発の銃弾が飛び回り、光の絵を描いていく。
日高ぼたん:「趣味は旅行で、特技は射撃」
日高ぼたん:ばらまかれた光の点はどんどんと回収され、その代わりに別の形が、"太陽"を取り巻く
"太陽":『そんな事は聞いていない──こいつは!』
日高ぼたん:「苦手なことは、手加減だから」
日高ぼたん:最後の一点。それを弾丸が通過して。
日高ぼたん:ゴ
日高ぼたん:   オ
日高ぼたん:        オ
日高ぼたん:               ン
日高ぼたん:大鐘楼の鐘の音が、響く。
日高ぼたん:宙に引かれた絵図は黄金色。
日高ぼたん:暗闇を彩る一輪の巨大な牡丹の花
日高ぼたん:その最後の一筆を描くように、光となった弾丸が
日高ぼたん:「覚えて、おきなさい!」
日高ぼたん:"太陽"に突き刺さる!
"太陽":──額から
"太陽":鋭角に突き刺さった弾丸が、鱗に覆われた首を貫通し、翼の1枚を撃ち抜く。
"太陽":ボッ
"太陽":ボッボッボッ
"太陽":浮かんでは消える泡のように、小さな爆発がいくつも起きた。
"太陽":頭部が割け、弾け、燐光を纏った鱗が散らばった。
"太陽":それらが闇夜の如き空に、一斉に燃え上がる。
"太陽":『お、おお、おおおおおお────』
"太陽":不滅の太陽がはっきりと陰りを見せた。
日高ぼたん:「…………………あはっ」
日高ぼたん:陰る太陽を見て、笑う。不遜に、上から見るように。
日高ぼたん:「なんだ」
日高ぼたん:「……結構すごいじゃないですか、私」
トラヴィス・ラナキア・マイヤーズ:「見ろよぼたん、何が何だか分かんないって顔してやがる」
トラヴィス・ラナキア・マイヤーズ:くつくつと笑いながら。
トラヴィス・ラナキア・マイヤーズ:炎の蛇からおよそ表情のようなものは伺い知れないが、そんなものは重要ではないとばかりに。
トラヴィス・ラナキア・マイヤーズ:「あんな分からんちんでも」
トラヴィス・ラナキア・マイヤーズ:「あの一瞬、お前の銃口は怖れた。胸を張りな」
トラヴィス・ラナキア・マイヤーズ:背を叩く。
トラヴィス・ラナキア・マイヤーズ:「自慢の娘だ、俺達の」にやりと笑ってウィンクする。
日高ぼたん:「うふふ」道端に花が咲くように笑いながら。
日高ぼたん:娘、という言葉に。
日高ぼたん:親というのは、怖い。いつか置いていかれる気がして。
日高ぼたん:だけど
日高ぼたん:「もちろんです、誰と誰に鍛えてもらったと思ってるんですか」
日高ぼたん:「おと…………」
日高ぼたん:「ラ、ヴィス、さん」
トラヴィス・ラナキア・マイヤーズ:「はっはっは!」
日高ぼたん:ごまかすように、胸を張って答える
トラヴィス・ラナキア・マイヤーズ:楽しくて仕方がないというように豪快に笑う。
GM: 
GM:イニシアチブ12
"岳脈":『は────見事。見事!』
"岳脈":君たちの健闘を称える。
"岳脈":『山、マグマ──火の化身である俺を抜きにして』
"岳脈":『"太陽"を名乗る者よ。欠けたる者よ!』
"岳脈":『汝、未だ闘争の因果の中にあるものよ!』
"岳脈":マイナーなし
"岳脈":メジャーアクション《コンセントレイト》《災厄の炎》《氷炎の乱舞》[インフィニティエクリプス]
"岳脈":13dx7 シナリオ1回/リアクション不可 対象は"太陽"
DoubleCross : (13R10[7]) → 10[1,2,3,3,4,6,6,7,9,9,9,10,10]+10[1,2,2,3,8,10]+3[1,3] → 23

"太陽":リアクション不能!
"岳脈":3D10+36+18
DoubleCross : (3D10+36+18) → 19[8,10,1]+36+18 → 73

"岳脈":獣の頭骨が吠える。背があかあかと膨れ上がり、口元から火炎が零れる。
"岳脈":彼が駆けるたび、炭化したその足跡から木々が芽吹く。
"岳脈":『おおおおおおおッッッッ』
"岳脈":全身で獲り付いた。"太陽"の残された頭のひとつ。
"岳脈":火と火がぶつかり合う。
"岳脈":炎は、それに勝る大火に飲み込まれるのみだ。これが尋常の戦いであるのなら。
"岳脈":だが──
"岳脈":龍蛇の頭部が燃え上がる。
"岳脈":より純粋なものが、渾沌を食らい、取り込んで──ねじ切る。
"太陽":ぼとり、3つ目の頭が落ちる。
"岳脈":『ハハハハーーーッッ!!』
GM:イニシアチブ
"岳脈":《魂焦がして》
"岳脈":"太陽"の神性を奪い取り、その火勢を増大させていく。
"岳脈":熱は拡散し、無機物を焼き溶かし、だが、ただそこにあることで生命を焼き滅ぼすことはない。
"岳脈":"岳脈"。破壊の神、再生の神。
"岳脈":6d10 回復します
DoubleCross : (6D10) → 44[8,9,9,3,8,7] → 44

GM:イニシアチブ11 氷見さんの手番
氷見 須晴:はい
氷見 須晴:マイナーで暴走解除
氷見 須晴:メジャーは赫き弾
氷見 須晴:氷見 須晴のHPを-2した(HP:25->23)
氷見 須晴:オートで紡ぎの魔眼宣言
氷見 須晴:氷見 須晴の侵蝕率を+1した(侵蝕率:137->138)
氷見 須晴:対象は太陽へ
氷見 須晴:12dx+36
DoubleCross : (12R10+36[10]) → 10[1,1,2,3,5,6,6,6,8,9,10,10]+7[4,7]+36 → 53

"太陽":《原初の緑:切り払い》
ロア:《原初の黒:時の棺》
"太陽":ダメージをどうぞ
氷見 須晴:7d10+23
DoubleCross : (7D10+23) → 39[9,5,1,10,7,5,2]+23 → 62

氷見 須晴:もろもろ有効
GM:超振動閃で80
"太陽":かなり効いています。
氷見 須晴:氷見 須晴の侵蝕率を+2した(侵蝕率:138->140)
氷見 須晴:※ー※ー
氷見 須晴:マナ・マヘアラニ・マイヤーズ:「いやいや、そこまでしてもらわなくても大丈夫だよ」
氷見 須晴:マナ・マヘアラニ・マイヤーズ:「アンタはここで」
氷見 須晴:マナ・マヘアラニ・マイヤーズ:「私にぶん殴られて終わりだ!!」
氷見 須晴: 
氷見 須晴:マナ・マヘアラニ・マイヤーズ:「それでこそ、私達の息子(ヒーロー)だよ」
氷見 須晴: 
氷見 須晴:マナ・マヘアラニ・マイヤーズ:「ああ、ぼたん」
氷見 須晴:マナ・マヘアラニ・マイヤーズ:「見せてみな、アンタの答えを」
氷見 須晴: 
氷見 須晴:マナ・マヘアラニ・マイヤーズ
氷見 須晴:気高き人、どのような困難が押し寄せようが、それに膝をつくことは決してなく
氷見 須晴:そうかと思えば庇護すべき小さな人間には日だまりのような慈愛を見せる
氷見 須晴:その道の後ろで乗り越えた困難も、きっと、俺の比ではないのだろう
氷見 須晴: 
氷見 須晴:クリストファー・アレミティ・マイヤーズ:「……当たり前ですよ。母さん」
氷見 須晴:クリストファー・アレミティ・マイヤーズ:「僕は」
氷見 須晴:クリストファー・アレミティ・マイヤーズ:「ノースショア1番のサーフショップ、マイヤーズ家の息子」
氷見 須晴:クリストファー・アレミティ・マイヤーズ:「父さんと母さんから、産まれたんですから」
氷見 須晴:クリストファー・アレミティ・マイヤーズ:「……やってみせます!!」
氷見 須晴: 
氷見 須晴:クリストファー・アレミティ・マイヤーズ:「ううううッ……くそ!」
氷見 須晴:クリストファー・アレミティ・マイヤーズ:「負けたりしない」
氷見 須晴:クリストファー・アレミティ・マイヤーズ:「絶対に!負けたりしないぞ!!」
氷見 須晴: 
氷見 須晴:クリストファー・アレミティ・マイヤーズ
氷見 須晴:初めて雨降る道で彼を見たときは、不安そうに家族を心配する人間、まだ幼い人間だと思っていた
氷見 須晴:だが、戦いのさなか、どこまで心が折れそうになっても彼は立ち上がり
氷見 須晴:そのたびにハワイの海を、波を乗りこなし、前に進んでいった
氷見 須晴:きっと、これから先の道に何があろうとも、彼はそのたびに立ち上がり、進んでいくのだろう
氷見 須晴: 
氷見 須晴:日高ぼたん:「なれますよ」ぎゅ、と抱きしめ。
氷見 須晴:日高ぼたん:「なりたいなら、きっとなれます」
氷見 須晴:日高ぼたん:「悪い事したなら、ちゃんとごめんなさいすればいいんです」
氷見 須晴:日高ぼたん:「私は応援しますから、ね」
氷見 須晴: 
氷見 須晴:日高ぼたん:「────私の名前は、日高ぼたん」
氷見 須晴:日高ぼたん:「趣味は旅行で、特技は射撃」
氷見 須晴:日高ぼたん:「苦手なことは、手加減だから」
氷見 須晴:日高ぼたん:「覚えて、おきなさい!」
氷見 須晴: 
氷見 須晴:日高ぼたん
氷見 須晴:太陽のように元気ある少女に見えて、月のような静謐さも裏側に持ち合わせている人間
氷見 須晴:逢瀬は俺の長い旅の中でもほんの瞬きの間で、彼女のすべてを知るにはまるで足りないだろうが
氷見 須晴:それでも、これだけはわかる
氷見 須晴: 
氷見 須晴:目の前に映る太陽、その昔もみた、母星が周りを旋回する恒星。
氷見 須晴:今から俺が行うのは、きっと、この種の性質からは外れたものになるだろう
氷見 須晴:あたり一面に向かって生えていた花が、天に向かって階のごとく延びる
氷見 須晴:迷うことなく、和弓を握り、その坂の上を走りだす
氷見 須晴:坂道のさなか、一人の少女とすれ違う
氷見 須晴:先ほどまで太陽に向いていた視線が、一度彼女に向く
氷見 須晴:「ああ、そなたはまさに」
氷見 須晴:「幸福な結末を狙い撃つ者(Trigger Happy End)なのであろうよ」
氷見 須晴:そういい置き、再び前を向きなおし、義体は疾走する
日高ぼたん:「────」すれ違い、その目線を見て、言葉を聞く。
日高ぼたん:えへ、と照れたようにはにかんだ
"太陽":星を取り巻く熱は、近付くごとに強まる。
氷見 須晴: 
氷見 須晴:髪は焦げ、せっかく結わえなおした飾りも焼け落ちる、皮膚も焼け、滴り落ちるのは血ではなく花弁
氷見 須晴:だが、今はそんなことにかまってはいられない
ロア:「……」
ロア:何をしようとしているのかは分からない。
ロア:(だが、誰がその道行きを阻めるものだろうか)
ロア:「──いけ」
ロア:「やれ。勝て、生き延びるんだ。僕がついている」
氷見 須晴:焼けつくような痛みに刺されながらも、目はしっかりと目の前の光を捉え
氷見 須晴:そのまま、太陽に一番近づいたところ、己の本体すら溶解しかける箇所で
氷見 須晴:背筋を伸ばし、弓を構える
氷見 須晴:つがえられる矢は、今までの細い、若枝のようなものではなく
氷見 須晴:手いっぱいの太さと、目の前の日輪を貫通せんとばかりの長さで
氷見 須晴:その先端は、大きく口を開くように枝が張っている
氷見 須晴:「貴様は」
氷見 須晴:「動機を復讐だと言ったな」
"太陽":『──そうとも。何より偉大なる神(おれ)を』
"太陽":『忘れ去ることなどできはしない。虫けらが如きヒトどもに』
氷見 須晴:この星の誰かは言った
氷見 須晴:復讐と愛は表裏一体であると
氷見 須晴:「ならば、貴様はやはり『人間』には勝てんよ」
氷見 須晴:引いていた、手を
氷見 須晴:離す
"太陽":首を擡げる。その矢を熱気と共に噛みつぶし、溶かし尽くそうと。
"太陽":顎が閉ざされる。
氷見 須晴:それごときで捕食をやめるような生物であれば、今頃俺はここで「愛」を知ることはなかっただろう
"太陽":『ロア、貴様の力は──届かす、だけだ。ならば届いた上で打ち砕け──ばッ』
ロア:「──そうだよ」
氷見 須晴:炎熱、核熱、ああ、『溶けそうだ』とはこういうことか
ロア:「未知なるもの、この世ならざる者、君の知から遥か外れたる者」
ロア:「そこから先は、彼の力だ」
氷見 須晴:花も、葉も、生えた端から溶かされていく
氷見 須晴:だけれども
氷見 須晴:なぜだか、それでも
氷見 須晴:今、やらんとしていることを、種の法則に反逆するような行為を
氷見 須晴:やめるつもりは、毛頭ない
氷見 須晴:無数に分かたれた、白い枝が、太陽の表面から、中を食い破って這い出る
氷見 須晴:熱を、光を吸収し、白い枝以外の空間を、無明の闇に閉ざさんと
氷見 須晴:太陽の内部から、表面まで、枝が分かれていく
"太陽":『──────』荒れ狂う苦痛の意志は、もはや言語の体を成さぬ騒音。
"太陽":熱を巡らせ体内の枝を燃やし溶かし、破壊し蒸発させ──
"太陽":最も君の繁殖した、矢を受け止めた首を残った三つの首が食い破る。
氷見 須晴:「お前の復讐は、お前ただ一つのものであるが」
氷見 須晴:「ここにある愛は、一つではないからな」
ロア:「残り──首3つ」
ロア:「……いや」
"太陽":4つの首が落とされた。
"太陽":残る3の頭部のうち2つが揺らめき、明滅する。
"岳脈":『……ほう。理解できるぞ』
"岳脈":『その双首、俺と"沃土"の宿るべきものだ』
クリストファー・アレミティ・マイヤーズ:「つまり、奴は」
クリストファー・アレミティ・マイヤーズ:「見た目以上に追い詰められてる!」
アントネッラ:「何でもよい! 早く決めろ! 力の供給の再生まで、あとわずか」
アントネッラ:「二度は絶てぬ──そうなれば、すぐにでも首を取り戻すやも知れんのだぞ!」
トラヴィス・ラナキア・マイヤーズ:「ごちゃごちゃ言うな。残った頭が1つだろうが3つだろうが」
トラヴィス・ラナキア・マイヤーズ:「変わらない」後ろから、アルの頭をくしゃりと撫でる。
GM:イニシアチブ9
GM:マナ・マヘアラニ・マイヤーズの手番
クリストファー・アレミティ・マイヤーズ:「……父さんの言うとおりです」
クリストファー・アレミティ・マイヤーズ:「そうですよね」
クリストファー・アレミティ・マイヤーズ:「母さん!」
マナ・マヘアラニ・マイヤーズ:「はっ……」最後の煙草を一口吸い込み、投げ捨てる
マナ・マヘアラニ・マイヤーズ:「当たり前だっての、私は」
マナ・マヘアラニ・マイヤーズ:「お母さんを信じなさい!」
マナ・マヘアラニ・マイヤーズ:マイナーでレイジングシューターを起動 攻撃力+5
マナ・マヘアラニ・マイヤーズ:メジャー 《ダブルウェポン》《ヴァリアブルウェポン》《コンセントレイト:ノイマン》《零距離射撃》
マナ・マヘアラニ・マイヤーズ:レッドテンペスト、レイジングシューター、フォールンガトリング、フルオートショットガンで攻撃
マナ・マヘアラニ・マイヤーズ:13dx7+1
DoubleCross : (13R10+1[7]) → 10[1,1,1,3,3,4,4,8,8,8,10,10,10]+10[1,3,4,6,6,8]+5[5]+1 → 26

"太陽":《原初の緑:切り払い》
ロア:《原初の灰:闘争の渦》《世界の敵》強制失敗
GM:ダメージをどうぞ
マナ・マヘアラニ・マイヤーズ:3d10+60
DoubleCross : (3D10+60) → 16[9,6,1]+60 → 76

マナ・マヘアラニ・マイヤーズ:超振動閃と超人的弱点で104!
"太陽":そのダメージは──
"太陽":文句なしに死にます。復活無し。
マナ・マヘアラニ・マイヤーズ:13-1d10
DoubleCross : (13-1D10) → 13-6[6] → 7

マナ・マヘアラニ・マイヤーズ:よっしゃ!!!
日高ぼたん:やったぁ!
氷見 須晴:やった!!!!!
クリストファー・アレミティ・マイヤーズ:しゃあ!!
トラヴィス・ラナキア・マイヤーズ:「起きやがれ波児!」
波児・マレキュール:「がふっ……」
トラヴィス・ラナキア・マイヤーズ:「回復したな、久々にやるぞ」
トラヴィス・ラナキア・マイヤーズ:そよかぜが吹く。
トラヴィス・ラナキア・マイヤーズ:否──ずっと吹いていたのだ。戦場の風に紛れ、僅かずつ勢いを増し──
トラヴィス・ラナキア・マイヤーズ:結実のとき。颶風が"太陽"の首を捉える。
波児・マレキュール:「最悪の寝覚めだ」
波児・マレキュール:舌打ちしながらガタガタの体を起こす。
マナ・マヘアラニ・マイヤーズ:「寝ぼけてる暇はないよ、マレキュール」
マナ・マヘアラニ・マイヤーズ:太陽を見据えたまま、愛銃を構える
マナ・マヘアラニ・マイヤーズ:「嵐が来るぜ」
波児・マレキュール:不機嫌そうに指を鳴らす。
マナ・マヘアラニ・マイヤーズ:「───"code.Tempest"」
波児・マレキュール:列を成して標識が突き立つ。
トラヴィス・ラナキア・マイヤーズ:それを繋ぐ道を、竜巻が覆い隠す。
マナ・マヘアラニ・マイヤーズ:警報音が鳴り響き、三丁の銃が合体し一丁の巨大な砲塔を作り上げる
波児・マレキュール:「舗装はした。罷り通れ」
トラヴィス・ラナキア・マイヤーズ:「ハッハァ! テンション上がるなぁ!」
マナ・マヘアラニ・マイヤーズ:「─────────」呼吸を止める、視界から色と光が絞られて、一点に収束する
マナ・マヘアラニ・マイヤーズ:嵐の中で尚赤々と燃える太陽、その中心
マナ・マヘアラニ・マイヤーズ:獣の如き瞳が、黒点を捉える
マナ・マヘアラニ・マイヤーズ:「ぼたん、アンタの答え、確かにこの目で見たよ」吹きすさぶ風の中で小さく呟く
マナ・マヘアラニ・マイヤーズ:"引導射手《トリガーハッピーエンド》"幸福な結末をもたらすもの
マナ・マヘアラニ・マイヤーズ:「───それで良い、アンタの引き金の先には"続き"がある」
マナ・マヘアラニ・マイヤーズ:「だから、"続いちゃいけないやつ"は」
マナ・マヘアラニ・マイヤーズ:「私が終わらせといてやる」
マナ・マヘアラニ・マイヤーズ:師匠らしくも、ましてや母親などでは決して無かったが
マナ・マヘアラニ・マイヤーズ:「家族だからな」
マナ・マヘアラニ・マイヤーズ:考えるのはそれで終わりだ
マナ・マヘアラニ・マイヤーズ:自分の答えはとうの昔に出ている。この指が引くのはいつだって───
マナ・マヘアラニ・マイヤーズ:「墜ちな、太陽」
マナ・マヘアラニ・マイヤーズ:「一万年だか百万年だか知らないが」
マナ・マヘアラニ・マイヤーズ:「お前はここで、"Dead end”だ!!!!」
マナ・マヘアラニ・マイヤーズ:嵐の中、静かに
マナ・マヘアラニ・マイヤーズ:天に向けて、最後の銃弾は放たれる
波児・マレキュール:最低速度制限/2000km
波児・マレキュール:標識を突き破って、弾丸が加速する。
波児・マレキュール:/4000km /6000km /8000km
波児・マレキュール: / / / / //////
波児・マレキュール:──────/40000km
波児・マレキュール:「──更に一手」
波児・マレキュール:地球重力の軛を突き破る、時速40320km。 星の神を打ち破る宇宙の速度。
波児・マレキュール:加速する。
トラヴィス・ラナキア・マイヤーズ:風の抵抗はない。衝撃波もない。
トラヴィス・ラナキア・マイヤーズ:風の道の内側は、遠心によって極限まで大気圧を下げた超高真空。
波児・マレキュール:最後の看板が突き破られた。積載荷重の標識。弾丸の速度をそのままに、質量が跳ね上がる!
トラヴィス・ラナキア・マイヤーズ:「これで!」
トラヴィス・ラナキア・マイヤーズ:風の渦に捕われ一直線に並んだ"太陽"の頭部。それらすべて同時に────
マナ・マヘアラニ・マイヤーズ:「───BAN!!」
マナ・マヘアラニ・マイヤーズ:「ふふ、私らもまだまだ捨てたもんじゃないね」
マナ・マヘアラニ・マイヤーズ:指で銃を象り、冗談めかして撃ち抜く仕草
マナ・マヘアラニ・マイヤーズ:それと同時に、弾丸は太陽を貫き、空の果てへと消えた
"太陽":────爆発、爆発、爆発。
"太陽":太陽が崩壊していく。首はすべて落ち、燃え盛る真球も見る影もない。
"太陽":断末魔さえ発することなく、闇に溶けるように消え────
GM
GM:────空に、青が戻った。
GM:太陽は中天にはない。まだ朝方と言ったところ。
GM:焼けただれ蒸発し、潮の引いた砂浜に、巨大なモノリスが横たわっている。
GM:君によって滅びを刻まれた、"ナーカルの碑文"。
GM:人類史分岐を改変し、ジャーム兵士の帝国を再浮上させようとしていた男の姿は、どこにもない。
GM
ロア:「────やった」
ロア:「やった! やったよ、ぼたん……!」
ロア:ぼたんちゃんに抱き着こうとして──
トラヴィス・ラナキア・マイヤーズ:ぶかぶかのアロハごとつまみ上げられる。
日高ぼたん:「あら」
トラヴィス・ラナキア・マイヤーズ:「それで、君は誰だ。ぼたんのボーイフレンドか何かか?」
ロア:「神だけど」む、とトラヴィスを睨みつける。
ロア:「離してくれないかな」
トラヴィス・ラナキア・マイヤーズ:「簡単には認めないぞ。こんななよっちい男が……」
マナ・マヘアラニ・マイヤーズ:「ほーらパパ、妬かないの」
マナ・マヘアラニ・マイヤーズ:バシンッ、とトラヴィスの尻をはたく
トラヴィス・ラナキア・マイヤーズ:「あだ!……でもなぁ」
トラヴィス・ラナキア・マイヤーズ:そう言いながらも、パッとロアを離す。
氷見 須晴:消えた太陽を確認し、すぐさま階を逆走する
氷見 須晴:炎の影響もあり、戻った端から枝は崩れていく
日高ぼたん:「ロア、大丈夫?」
ロア:「君こそ」
ロア:そう返してから、くすくすと笑って。
ロア:「僕ら、相手の事ばっかりだね」
日高ぼたん:言われて、ちょっと目を丸くして
日高ぼたん:「ほんとだね」
日高ぼたん:「貸したり与えたり苦手とか言っといて、人のことばっかり気にするんだもん、ロア」
日高ぼたん:「………まぁ、私も苦手なんだけど」
ロア:「だって、貸せるものなんて何も持っていないんだから」
日高ぼたん:ふ、と笑う。
日高ぼたん:「わかるわかる。それなのに、勝手に貸してくる人ばっかだから」
ロア:「どうしたって得意にはなれないさ。それでも、ああ」
日高ぼたん:「返すのが大変だよ」
ロア:「ふふ、もっともな話」
ロア:億劫そうに腕を上げ、風に飛ばされないように麦わら帽を押さえる。
日高ぼたん:「だからさ。今回は、こういうのはどうだろう」す、と小さな手を挙手するように掲げる。
ロア:「何を思いついたのかな」
日高ぼたん:「貸し借りなし。お互い対等の立場で頑張りました。ということで」
日高ぼたん:「いえーい、みたいな……」
日高ぼたん:ちょっと自信なさげな、ハイタッチの構え。
日高ぼたん:「……………そんな感じで、どうでしょう」
日高ぼたん:おずおず、と反応を伺う
ロア:「──うん」
ロア:同じように手を上げる。
ロア:「ちょっとやってみたかったんだ。こういうの」
日高ぼたん:「えへ」
日高ぼたん:「実は、私もそう」
ロア:ぱしん、と手と手を打ち付け合う。
ロア:「お疲れ様、ありがとう。ぼたん」
日高ぼたん:「お疲れ様、ありがとう。ロア」
日高ぼたん:少し背伸びして打ち付けた右手が、じんわりと痺れて。
日高ぼたん:1度2度、感覚を確かめるように握る。
日高ぼたん:だんだん薄れていく、こそばゆいような、それでも確かな実感を感じて。
日高ぼたん:「えへ」
日高ぼたん:日差しに目を細めるような表情で、静かに笑った
GM: 
氷見 須晴:崩れる緑の坂から、下りていく
氷見 須晴:行き先は、討伐を祝福しあっている皆のところではなく
氷見 須晴:先ほど横たえていた煙管峰殿の元へ
"サイプレス":君の作った木立の中で、浅い息を立てて眠っている。
氷見 須晴:「…終わったぞ」
氷見 須晴:そう言って彼女を抱きかかえる
"サイプレス":「…………ん」
"サイプレス":うすく瞼を上げる。
"サイプレス":ぼんやりと空を、次いで君の顔を見て。
氷見 須晴:開いた瞼に、少しだけため息をつく
"サイプレス":「勝っ…………の……?」
氷見 須晴:「ああ」
氷見 須晴:「皆の、そなたのおかげだ」
"サイプレス":「うぇへへへ」
"サイプレス":「すごいや、あんな…………」
"サイプレス":そこまで話した所で自分が、彼に抱きかかえられていることに気付く。
"サイプレス":「す、すすすすばるん!?」
氷見 須晴:「なんだ」
"サイプレス":「げほっ……げほ」
氷見 須晴:「あまり驚くな、傷に障るだろう」
氷見 須晴:「オーヴァードと言えど、人間の身はそう強くない」
氷見 須晴:「大事にしろ、大事に」
"サイプレス":「無茶だよ。えぇ~」
"サイプレス":「わー、わー…………」
"サイプレス":君に寄り添うように身じろぎする。
"サイプレス":「よかった。生き、てて」
氷見 須晴:「…ああ、そなたが生きていてよかったよ」
"サイプレス":「ん、そっちも。そうだねぇ」
"サイプレス":にへら、と相好を崩す。
氷見 須晴:たとえ刹那の間であろうと、此星の人間が死んでいくのは嫌で
氷見 須晴:そう思ってしまうあたり、俺は変わったのだろう
氷見 須晴:それが生物として最適であるかどうかはわからないが
"サイプレス":「……でさ」
氷見 須晴:俺は、それを「よいもの」であると思いたい
氷見 須晴:「…なんだ、とりあえずはUGNの医療機関か?」
"サイプレス":「まずはそっか ああ、じゃなくて!」
"サイプレス":「結局、"秘笈"ぶっ壊れたみたいだし、あたいも……ごにょごにょ、捕まえられちゃったし……」
"サイプレス":「こっからのすばるんはオフ……てことでいいのかな?」
氷見 須晴:「…?まあ、こうなったからにはあとは帰国して報告書を書くだけだな」
"サイプレス":「えぇ~~~? 遊ぼうぜ! ハワイだよ? ウェーッホゲホゲホ……」
氷見 須晴:「……」
氷見 須晴:「まあ、まずはそなたを休ませるのを見届けてからだなあ
"サイプレス":「そんなぁ……言ってたじゃんかぁ……」ぶつぶつと呟いて、君の腕の中で気を失う。
氷見 須晴:「?見届けると言っていただろう?」
氷見 須晴:「休むのも、パンケーキを食べるのも、遊ぶのも、見届けてからだ」
"サイプレス":すうすうと、幸せそうに眠っています。
氷見 須晴:その表情に、頬を緩め
氷見 須晴:「…お休み」
氷見 須晴:そう呟いて、彼女を抱えたまま、皆の元に歩んでいった
氷見 須晴:サイプレスをSロイス指定
GM: 
クリストファー・アレミティ・マイヤーズ:「……」
クリストファー・アレミティ・マイヤーズ:ふらつき、立ち上がりながら
GM:"太陽"は討ち果たされた。
クリストファー・アレミティ・マイヤーズ:家族たちと少し離れて対峙する相手は……。
GM:だが、まだ一つ、圏界を携えたジャームが残っている。
"岳脈":『……ハハハ』
"岳脈":『あれを討ち果たすとはな。いや』
"岳脈":『知る者は、その戦場に立った者のみよ。戦いが始まる前から、その結果を導くことは出来ないのだ』
クリストファー・アレミティ・マイヤーズ:「けれど」
クリストファー・アレミティ・マイヤーズ:「あなたの望みが、果たされたわけじゃない」
クリストファー・アレミティ・マイヤーズ:「相手になります。まだ僕は」
クリストファー・アレミティ・マイヤーズ:「やれます、から」
クリストファー・アレミティ・マイヤーズ:言いつつも
クリストファー・アレミティ・マイヤーズ:疲労と負傷に立っているのがやっと
クリストファー・アレミティ・マイヤーズ:気を抜けば倒れ込みそうな様相で、虚勢を張る。
"岳脈":『ハハハハハ!!!』ぐわ、と火の粉が散る。
"岳脈":君の目の前で、"岳脈"が大口を開ける。
クリストファー・アレミティ・マイヤーズ:「っ!」
"岳脈":『いい。つまらん』
"岳脈":かぶりを振って、君に背を向ける。
クリストファー・アレミティ・マイヤーズ:「……え?」
クリストファー・アレミティ・マイヤーズ:キョトンとした表情で、それを見る。
"岳脈":『強いものが勝ち、死ぬべきが死んだ──だが』
"岳脈":『死したメロフェティアの力も、"秘笈"も──もはやない。』
クリストファー・アレミティ・マイヤーズ:「あ」
クリストファー・アレミティ・マイヤーズ:「そうか……破壊されたんだ」
クリストファー・アレミティ・マイヤーズ:「奴と一緒に……」
"岳脈":『それに、死に体の未熟者と戦ったところで……』
"岳脈":『──だがな』
"岳脈":思い出したように振り返る。
"岳脈":『こうなった以上、俺の望みはもはや闘争の中にしかないという事だ』
"岳脈":『貴様が如き未熟者を特に気に入ったのも、事実』
クリストファー・アレミティ・マイヤーズ:「気に、入った」
クリストファー・アレミティ・マイヤーズ:呆気に取られたように鸚鵡返し
"岳脈":『待っているとしよう。貴様が一人前の戦士として成熟する、その時』
"岳脈":『それまで──ああ、少し眠るとも』
"岳脈":巨体が跳び上がる。
クリストファー・アレミティ・マイヤーズ:「……!」
クリストファー・アレミティ・マイヤーズ:「”岳脈”!」
クリストファー・アレミティ・マイヤーズ:満身創痍。自ら去っていく敵の姿。呼び止める合理的な理由はない。
クリストファー・アレミティ・マイヤーズ:ただ反射的に声が出ていた。
"岳脈":炎渦が空を染め、四肢は辺り一面に粉々に砕けて降り注ぐ。
クリストファー・アレミティ・マイヤーズ:花火のように散るそれを
クリストファー・アレミティ・マイヤーズ:目を細めて見上げる。
"岳脈":『待っているぞ! 少年────否、クリストファーよ!』
クリストファー・アレミティ・マイヤーズ:どこかから聞こえる声に、下ろした拳を握りしめる。
"岳脈":『いずれ争うとしよう。それが遠くない未来であることを願う。俺は気が短いからな』
"岳脈":地へ落ちた火は吸い込まれるように消えていく。
クリストファー・アレミティ・マイヤーズ:「……なんですか、それ」
クリストファー・アレミティ・マイヤーズ:地面から微かにたちのぼる煙の跡の中で
クリストファー・アレミティ・マイヤーズ:1人呟く。
クリストファー・アレミティ・マイヤーズ:「ええ、いいですよ」
クリストファー・アレミティ・マイヤーズ:「わかりましたよ」
クリストファー・アレミティ・マイヤーズ:「僕は強くなります。必ず」
クリストファー・アレミティ・マイヤーズ:「あなたをたった1人でも倒せるくらいに」
クリストファー・アレミティ・マイヤーズ:「……だから」
クリストファー・アレミティ・マイヤーズ:「また会いましょう。いつか」
クリストファー・アレミティ・マイヤーズ:ただ掌に落ちた小さな煤の跡を
クリストファー・アレミティ・マイヤーズ:じっと、いつまでも見つめている。
マナ・マヘアラニ・マイヤーズ:「アー……」その後ろから
マナ・マヘアラニ・マイヤーズ:「ルッ!!」
クリストファー・アレミティ・マイヤーズ:「う、わっ!」
マナ・マヘアラニ・マイヤーズ:腕を回して抱きしめる
クリストファー・アレミティ・マイヤーズ:不意打ちにびくーーーっと飛び上がる
マナ・マヘアラニ・マイヤーズ:「どうしたー?一人で黄昏ちゃって~」
クリストファー・アレミティ・マイヤーズ:「別に!なんでもないです!!」
クリストファー・アレミティ・マイヤーズ:「ちょっと、その」
クリストファー・アレミティ・マイヤーズ:「彼と話してました……”岳脈”と」
マナ・マヘアラニ・マイヤーズ:「そっか……」辺りを見回し
クリストファー・アレミティ・マイヤーズ:燃え尽きた溶岩が転がる地面を視線で指す。
クリストファー・アレミティ・マイヤーズ:「……いずれ」
クリストファー・アレミティ・マイヤーズ:「僕と戦いに来るそうです」
クリストファー・アレミティ・マイヤーズ:「勝手に約束をさせられました」
マナ・マヘアラニ・マイヤーズ:「ふふ、なるほどなるほど」
トラヴィス・ラナキア・マイヤーズ:「おっ! アルももうそういうのに集られる時期か!」
マナ・マヘアラニ・マイヤーズ:「中々見る目があるじゃんアイツ」
トラヴィス・ラナキア・マイヤーズ:「子供の成長は早いねぇ~」
クリストファー・アレミティ・マイヤーズ:「誇らしげにしないでください、全く」
クリストファー・アレミティ・マイヤーズ:「こっちは迷惑もいいところですよ。神だかなんだか知らないですけど、あんな勝手な」
クリストファー・アレミティ・マイヤーズ:「……それに」
クリストファー・アレミティ・マイヤーズ:どこか不安そうに目を伏せ
クリストファー・アレミティ・マイヤーズ:「ジャームと、いずれ戦うしかない存在と」
クリストファー・アレミティ・マイヤーズ:「……繋がりを感じるなんて、おかしいじゃないですか。絶対に分かり会えないのに」
トラヴィス・ラナキア・マイヤーズ:「そうだな。やつらがお前を理解することはない。お前がやつらを理解するようには」
クリストファー・アレミティ・マイヤーズ:「……」
クリストファー・アレミティ・マイヤーズ:こくり頷く
トラヴィス・ラナキア・マイヤーズ:少しだけかがんで、歯を見せて笑う。
トラヴィス・ラナキア・マイヤーズ:「おかしくはないさ。ジャームの固定化された衝動が」
トラヴィス・ラナキア・マイヤーズ:「例えば、古い建物であるとか、遠い日々を綴った日記であるとか」
トラヴィス・ラナキア・マイヤーズ:「そういうものとどれほど違うと言える?」
トラヴィス・ラナキア・マイヤーズ:「かつて意思であったものだ」
クリストファー・アレミティ・マイヤーズ:「……!」
クリストファー・アレミティ・マイヤーズ:「だったら、それをどう思うか、どう感じるかは」
トラヴィス・ラナキア・マイヤーズ:「寄り添われた気になったって、バチは当たらない。もちろん、シャレにならん迷惑だから、倒さねばならんが……」
クリストファー・アレミティ・マイヤーズ:「どんな気持ちで立ち向かうかは」
クリストファー・アレミティ・マイヤーズ:「……その人次第」
クリストファー・アレミティ・マイヤーズ:父親の言葉を咀嚼して、飲み込むように
クリストファー・アレミティ・マイヤーズ:「なんだか、少しだけ」
クリストファー・アレミティ・マイヤーズ:「分かる気がします。父さん」
トラヴィス・ラナキア・マイヤーズ:ぽん、と手をアルの頭に置く。大きな手だ。
トラヴィス・ラナキア・マイヤーズ:「それでいい」
クリストファー・アレミティ・マイヤーズ:「……はい」
クリストファー・アレミティ・マイヤーズ:気恥ずかしさと誇らしさが半々の顔で頷く。
マナ・マヘアラニ・マイヤーズ:「……あいつらは」
トラヴィス・ラナキア・マイヤーズ:マナの話し始めたのを認め、手を離す。
マナ・マヘアラニ・マイヤーズ:「もう"終わった"連中なの。かつてあった意思が焼き付いたもの、そうあるべきって衝動を繰り返すもの」
クリストファー・アレミティ・マイヤーズ:「母さん……」
マナ・マヘアラニ・マイヤーズ:「過去と絆を結ぶことは誰にもできない」
マナ・マヘアラニ・マイヤーズ:「けど、覚えててあげることはできる」
マナ・マヘアラニ・マイヤーズ:「大丈夫、アルが、アルの中のあいつを忘れなければ」
マナ・マヘアラニ・マイヤーズ:「きっとアイツより強くなれる」
マナ・マヘアラニ・マイヤーズ:「アルは、私達の……」
トラヴィス・ラナキア・マイヤーズ:「そうだな。俺達の、そして──」
マナ・マヘアラニ・マイヤーズ:「この島の英雄(ヒーロー)なんだからさ」
クリストファー・アレミティ・マイヤーズ:「……もう」
クリストファー・アレミティ・マイヤーズ:「父さんも、母さんも」
クリストファー・アレミティ・マイヤーズ:「そういうの、親ばかって言うんです」
クリストファー・アレミティ・マイヤーズ:ぱっと2人の手を離れて
クリストファー・アレミティ・マイヤーズ:くるりと振り返る
トラヴィス・ラナキア・マイヤーズ:「む……そんな事は無いだろう? なぁママ」
マナ・マヘアラニ・マイヤーズ:「そうだそうだー!親に向かってバカとはなんだー!」
クリストファー・アレミティ・マイヤーズ:「バカなものはバカなんです!……ふふっ」
クリストファー・アレミティ・マイヤーズ:「なりますよ、絶対」
クリストファー・アレミティ・マイヤーズ:「強くなります。父さんと母さんよりも」
クリストファー・アレミティ・マイヤーズ:「そうじゃないと、父さんや母さんを守れないですから」
トラヴィス・ラナキア・マイヤーズ:「……む。おお……」
トラヴィス・ラナキア・マイヤーズ:ぱちくりと目を見開く。
クリストファー・アレミティ・マイヤーズ:「だから……誰よりも強くなります」
クリストファー・アレミティ・マイヤーズ:決心するように胸の上で拳を握って
クリストファー・アレミティ・マイヤーズ:「それだけですよ!」
マナ・マヘアラニ・マイヤーズ:「ほほ~う、いっちょまえな口きいちゃってー」
クリストファー・アレミティ・マイヤーズ:砂浜を駆けていく
トラヴィス・ラナキア・マイヤーズ:「ハハ、聞いたか! 俺達のアルが!」
トラヴィス・ラナキア・マイヤーズ:「立派になりやがって……」
マナ・マヘアラニ・マイヤーズ:「ほんとに、子供が育つのは速いよねえ」
マナ・マヘアラニ・マイヤーズ:「けど……」
マナ・マヘアラニ・マイヤーズ:ニヤ~、と笑って
マナ・マヘアラニ・マイヤーズ:「パパとママだけで本当に良いのか~?アルよ」
マナ・マヘアラニ・マイヤーズ:「ママ的に、そっちの方が心配だなあ」
クリストファー・アレミティ・マイヤーズ:そんな声が聞こえないままに
クリストファー・アレミティ・マイヤーズ:幼馴染の元へと駆け寄る
クリストファー・アレミティ・マイヤーズ:「ぼたーん!」
日高ぼたん:「あ、クリスくん」
日高ぼたん:「大丈夫……だったみたいだね。どうしたの?」
クリストファー・アレミティ・マイヤーズ:「……帰りましょう」
クリストファー・アレミティ・マイヤーズ:「そろそろ、御飯の時間ですから」
クリストファー・アレミティ・マイヤーズ:にこりと笑いかける
クリストファー・アレミティ・マイヤーズ:背丈は変わっても、表情はあの頃のままだ。
クリストファー・アレミティ・マイヤーズ:「今日は母さんのシチューです」
クリストファー・アレミティ・マイヤーズ:すっと手を差し出す
日高ぼたん:「………あぁ、そっか」
日高ぼたん:言われて、始めて感覚を取り戻したように。
日高ぼたん:こんなときでも、くぅ、とお腹は鳴る。
日高ぼたん:「それは」
日高ぼたん:差し出された手を取る。
日高ぼたん:「楽しみだな」
日高ぼたん:味を想像して、口元は弧を描く
日高ぼたん:そして、笑う。


波児・マレキュール:「……おい、何をしている?」
波児・マレキュール:即席の当て木で片腕を吊った状態で、"秘笈"をぺたぺたと触る怪しい女に目を光らせている。
アントネッラ:「黙っておれ! ここが……こうで──こう」
GM:【神性圏界(ドミニオン)】は晴れた。
GM:事象歪曲の結節点が破壊されたことで、アントネッラの予言書は再びその機能を取り戻している。
アントネッラ:「おお──起動したぞ」
波児・マレキュール:「何ッ──!」血相を変えてそちらを見る。
アントネッラ:「怖い顔をするでない」けらけら
アントネッラ:「いや、そもそもお主、怖い顔以外ができるのか……? ぶつぶつ……」
アントネッラ:「とにかく」
アントネッラ:「元より国土に豊穣と安寧を齎すための装置だ、最後にひと働きさせても問題は無いだろう」
アントネッラ:短く呪文を唱え、モノリスに刻まれた文字のいくつかに触れてゆく。
GM:ナーカル碑文最後の力が、ハワイに行き渡る。
アントネッラ:「完全に元通り──とはいくまい、だが島々がかつての力を取り戻す一助にはなるだろう」
アントネッラ:ぐぐ、と大きく伸びをする。
GM:彼女がそうするとともに、モノリスは砂と崩れ去った
アントネッラ:「財団と女史に報告をせねばならんなぁ。気を揉ませることを言ってしまったし」
波児・マレキュール:「後始末の事を考えるなら、気が重いのはこちらだ。」
波児・マレキュール:そもそもがUGNの仕事が山積みな上、あの"デッドエンドトリガー"に大きな貸しを作ってしまった。
波児・マレキュール:ふぅ、と溜め息をついた。視線の先では、神々の戦いを終えた一家と、その仲間たち
波児・マレキュール:「だが」
波児・マレキュール:「今くらいは祝おうか、この勝利を」

Backtrack

GM:----------------------------------------
GM:◆Backtrack◆
GM:----------------------------------------
GM:Eロイスは
GM:メロフェティア共通
【神性圏界】×8
"果実" 
【深淵の抱擁】
"沃土"
【超越活性】
フィネガンズ・ウェイク
【不滅の妄執】【さらなる絶望】【囚人の鳥籠】

GM:そして"太陽"
GM:【破壊神顕現】
GM:以上14個です。振りたい人は振って!
氷見 須晴:振ります
氷見 須晴:14d10
DoubleCross : (14D10) → 81[6,4,10,9,5,1,7,4,8,8,3,5,5,6] → 81

日高ぼたん:すげぇ。振ります。
クリストファー・アレミティ・マイヤーズ:ふる!!
マナ・マヘアラニ・マイヤーズ:振る振る!
日高ぼたん:136-14d10
DoubleCross : (136-14D10) → 136-84[2,1,5,7,7,9,6,6,4,8,7,8,8,6] → 52

クリストファー・アレミティ・マイヤーズ:134-14d10
DoubleCross : (134-14D10) → 134-52[2,1,2,3,2,10,2,1,3,2,3,8,7,6] → 82

氷見 須晴:氷見 須晴の侵蝕率を-81した(侵蝕率:140->59)
マナ・マヘアラニ・マイヤーズ:130-14d10
DoubleCross : (130-14D10) → 130-79[6,1,5,6,4,9,10,7,7,5,9,8,1,1] → 51

日高ぼたん:これは倍振り。
クリストファー・アレミティ・マイヤーズ:素振り!
クリストファー・アレミティ・マイヤーズ:82-5d10
DoubleCross : (82-5D10) → 82-38[9,9,7,6,7] → 44

日高ぼたん:52-10d10
DoubleCross : (52-10D10) → 52-55[5,1,10,5,1,2,8,10,10,3] → -3

氷見 須晴:素振り、ロイス4本
氷見 須晴:4d10
DoubleCross : (4D10) → 31[8,10,9,4] → 31

日高ぼたん:すごく帰ってきた。3点。
マナ・マヘアラニ・マイヤーズ:ロイス3、倍振り!
氷見 須晴:氷見 須晴の侵蝕率を-31した(侵蝕率:59->28)
マナ・マヘアラニ・マイヤーズ:51-6d10
DoubleCross : (51-6D10) → 51-33[5,5,4,8,3,8] → 18

マナ・マヘアラニ・マイヤーズ:帰還!
GM:いつもの5点、シナリオ10点、Eロイス14点、Dロイス3点
GM:32点にEロイスを足してください
GM:うそ
GM:侵蝕点を足してください
日高ぼたん:35点!
マナ・マヘアラニ・マイヤーズ:35点!
氷見 須晴:34+Sで合計39点かな…?
GM:Sロイスだ~
日高ぼたん:クリスくんも35点か
クリストファー・アレミティ・マイヤーズ:35!
GM:GMは48点貰う! お疲れさまでした!
氷見 須晴:お疲れさまでした!!!!!!!!
日高ぼたん:お疲れさまでした!!
マナ・マヘアラニ・マイヤーズ:お疲れさまでした!
クリストファー・アレミティ・マイヤーズ:お疲れ様でしたー!!

Ending

GM:----------------------------------------
GM:◆Ending◆
GM:----------------------------------------
GM:かくて、事件は終息した──
GM:大洋より到来した八つの災厄。かつてない規模の神性圏界。
GM:神話欺瞞によるムー大陸文明の抹消封印、その揺らぎより這い出たるリエゾンロード。
GM:刻まれた爪痕は深く、UGNは暫くの対応に追われることになるだろう。
GM: 
GM:ホノルル ダニエル・K・イノウエ空港
GM: 
日高芍薬:「うう……思ったほどあんまり遊べなかったなぁ……」
日高芍薬:ずーんと肩を落としている。
クリストファー・アレミティ・マイヤーズ:「取材に来たんじゃないんですか」
クリストファー・アレミティ・マイヤーズ:呆れ顔
クリストファー・アレミティ・マイヤーズ:「この数日で何回言ったかわからないですけど」
クリストファー・アレミティ・マイヤーズ:「ホントにあなたも相変わらずですね、芍薬さん」
日高芍薬:「そういうのは方便ていうんだよ!」
クリストファー・アレミティ・マイヤーズ:「ひ、開き直った」
日高ぼたん:「そうですよー日高せんせー。担当さんに口滑らせないでね」知ってると思うけど、とつぶやき。
日高芍薬:「うっ、ぼたんが正しい……」
トラヴィス・ラナキア・マイヤーズ:「ほんとだほんと。ぼたんがグレたらどうしてくれる」
クリストファー・アレミティ・マイヤーズ:「この人と暮らしてて大丈夫なんですか?」
日高ぼたん:「んー」ちょっと間。
クリストファー・アレミティ・マイヤーズ:「……間。」
日高ぼたん:「まぁ、ちゃんとする時はちゃんとするから」
クリストファー・アレミティ・マイヤーズ:「そうですか……ならいいんですけどね」
日高ぼたん:あはは、と両手をぶんぶん。
クリストファー・アレミティ・マイヤーズ:眼鏡を持ち上げなおす。
マナ・マヘアラニ・マイヤーズ:「うんうん、ならパパと一緒だ。大丈夫でしょ」
トラヴィス・ラナキア・マイヤーズ:「こらこら」苦笑い。
日高芍薬:「ともあれ、お世話になりました! 楽しかったワ」ばちん、とウィンク。
日高芍薬:「なんだか知らない人も見送りに来てるけど……」
日高芍薬:白髪のイケメンや、怪しすぎるゴーグルをつけた女などを見ている。
氷見 須晴:スーツケースをもって、にこやかな顔で家族の様子を観察している
"サイプレス":「ぼたんのトモダチだよっ」手を挙げて応じる。
氷見 須晴:「ああ、俺のことは気にするな、その辺に咲いている花と同じくらいに思っておけばいい」
ロア:「あはは……」
日高ぼたん:「こちら、煙管峰さんと氷見さん。今回お友達になりました」
日高ぼたん:「で、あっちがロア。前回お友達になってました」
日高ぼたん:スイスイ、とお姉ちゃんに紹介。
日高芍薬:「ほえー、ぼたんは本当にいろんな人と仲良くなるなぁ」
日高芍薬:「どうもどうも。うちの子がお世話に」氷見さん達にも礼をする。
氷見 須晴:「いえいえ、こちらこそ彼女のお世話になってるな」ひらひらと手を振る
日高芍薬:「でっへへへ……」後頭部を掻く。
クリストファー・アレミティ・マイヤーズ:「なんだか手慣れてますね」
クリストファー・アレミティ・マイヤーズ:「あんなに引っ込み思案だったのに……やっぱりちょっと信じられないですよ」
日高ぼたん:「お友達を増やすために色んな所行ってるからねぇ」
日高ぼたん:「それについては私もびっくりだ」
クリストファー・アレミティ・マイヤーズ:「ふふ」
クリストファー・アレミティ・マイヤーズ:「でも、いいと思いますよ」
クリストファー・アレミティ・マイヤーズ:「あの時の約束も」
クリストファー・アレミティ・マイヤーズ:「守ってくれてますから」
クリストファー・アレミティ・マイヤーズ:滞在の数日間。沢山話した。
クリストファー・アレミティ・マイヤーズ:日本のことも、それ以外の国のことも。
マナ・マヘアラニ・マイヤーズ:「ほほう、約束とな」
クリストファー・アレミティ・マイヤーズ:「……なんですかその顔」
クリストファー・アレミティ・マイヤーズ:「また何か余計なこと考えてません?母さん」
氷見 須晴:ニコニコとアル殿を見守る
マナ・マヘアラニ・マイヤーズ:「いやいや、アルも順調に大人になってるみたいでママは嬉しいよ」
クリストファー・アレミティ・マイヤーズ:「ど、どういう意味ですか!これはそういう意味じゃなくて……!」
日高ぼたん:「うん、色んな所のこと教えてあげるって、約束したもんね」
日高ぼたん:「次に会うときまで、もっともっと増やしておくからね~」
クリストファー・アレミティ・マイヤーズ:「そうです!……そういう話ですよ!こほん」
日高芍薬:「そろそろ飛行機が来るね」携帯を確認。
日高ぼたん:「わ、もうそんな時間でしたか」
マナ・マヘアラニ・マイヤーズ:「ああ、早めにゲートを潜ったほうが良い。混むからね」
クリストファー・アレミティ・マイヤーズ:「……そうですか。もうそんな……」
氷見 須晴:「ふむ、では行くか煙管峰殿、そなたを荷物として護送する羽目にならなくて正直安堵しておるよ」
"サイプレス":「寛大なご処置、感謝するよっ!」
氷見 須晴:「うちの上が寛大な人間で助かったなあ」はははと笑う
日高芍薬:「お別れは大丈夫かな? ぼたん」
日高ぼたん:「お話したいことはまだまだ、いっぱいですけど……」
日高ぼたん:「……うん、大丈夫。また会えるもんね」
クリストファー・アレミティ・マイヤーズ:「はい。これっきりってわけじゃないですから」
クリストファー・アレミティ・マイヤーズ:「……ようやく、その事がちゃんと分かった気がします」
クリストファー・アレミティ・マイヤーズ:「見送りに来てよかった」
トラヴィス・ラナキア・マイヤーズ:「さて、じゃあ最後に」
クリストファー・アレミティ・マイヤーズ:「?どうしたんですか、父さん」
トラヴィス・ラナキア・マイヤーズ:ぼたんちゃんを腰から抱き上げ、ぎゅー、とハグ。
トラヴィス・ラナキア・マイヤーズ:頬ずりはしない。
日高ぼたん:「わ、と、と」こちらからも控えめに腕を回す
トラヴィス・ラナキア・マイヤーズ:「元気でやれよ! ぼたん」
日高ぼたん:「トラさんも、お元気で。無茶しちゃ駄目ですよ」
トラヴィス・ラナキア・マイヤーズ:「はっは! 俺も歳だしなぁ!」
トラヴィス・ラナキア・マイヤーズ:「……っし、ママの番!」
トラヴィス・ラナキア・マイヤーズ:ぼたんちゃんの小さな体を、ひょい、とマナさんの方へ
マナ・マヘアラニ・マイヤーズ:「ほら、次はこっちだよーぼたん」
マナ・マヘアラニ・マイヤーズ:腕を広げてぼたんちゃんを受け取る
日高ぼたん:「はーい」
日高ぼたん:小柄な体が運搬されてぎゅーと抱きつく。
マナ・マヘアラニ・マイヤーズ:「むーーーわっ」優しく抱きしめ、更に頬に軽くキッス
トラヴィス・ラナキア・マイヤーズ:「あっズル!」
日高ぼたん:「ん──ふふっ」その感触にくすぐったいように。
クリストファー・アレミティ・マイヤーズ:「何がズルですか」
クリストファー・アレミティ・マイヤーズ:「父さんがやったらポリコレ的にアウトですよ、アウト」
トラヴィス・ラナキア・マイヤーズ:「アルも最近させてくれないしさぁ~」
日高ぼたん:「マナさんも、お世話になりました」
マナ・マヘアラニ・マイヤーズ:「またいつでも来なよ、ぼたん」
マナ・マヘアラニ・マイヤーズ:「ご飯ぐらいしか用意できないけど」
マナ・マヘアラニ・マイヤーズ:「海と空さえ晴れてればいつでも楽しいのがハワイのいいとこだ」
日高ぼたん:「マナさんのごはん、美味しいから好きです、私」
日高ぼたん:「もうすぐ私も、高校生ですから」
日高ぼたん:「アルバイトとかもして、一人で来ちゃったりもするかもしれません」
日高ぼたん:「………お姉ちゃんがしっかりしてたら」
日高ぼたん:てへ、と舌を出して。
日高芍薬:「あ~、うん……」
マナ・マヘアラニ・マイヤーズ:「バイト先でいじめられたらすぐに電話しなよ」
マナ・マヘアラニ・マイヤーズ:「潰すから」
日高ぼたん:「こわい」
日高ぼたん:「そうならないように、バイト先でもお友達、いっぱい作りますね」
マナ・マヘアラニ・マイヤーズ:「うん、ぼたんならいっぱい出来るよ。アルも大変だ」
日高ぼたん:「……マナさんも、お元気で」
日高ぼたん:「次にお会いする時は、もっと成長した日高ぼたんをお見せしますね」
マナ・マヘアラニ・マイヤーズ:「楽しみだ。それまでに私ももっと鍛えておかないとね」
マナ・マヘアラニ・マイヤーズ:「シチューの腕の方を」
マナ・マヘアラニ・マイヤーズ:最後にもう一度頬ずりして、ぼたんを下ろす
日高ぼたん:「うふふ。私も、家庭科の授業がんばります」
マナ・マヘアラニ・マイヤーズ:「はーい!じゃあお待ちかね!」
日高ぼたん:タ、と地面に足をつける。
マナ・マヘアラニ・マイヤーズ:トラヴィスと一緒になって、期待を込めた眼でアルを見る
クリストファー・アレミティ・マイヤーズ:「……」
クリストファー・アレミティ・マイヤーズ:「なんですか」
クリストファー・アレミティ・マイヤーズ:「なんなんですか」
トラヴィス・ラナキア・マイヤーズ:「パパはお前をそんな子に育てた覚えはないが……」分からないのか?という顔
マナ・マヘアラニ・マイヤーズ:「おやおやアルくん、パパとママのお手本を見てなかったのかな?」
トラヴィス・ラナキア・マイヤーズ:2人の間に立つのは、ぼたん。
クリストファー・アレミティ・マイヤーズ:「そういう、その」
クリストファー・アレミティ・マイヤーズ:「英語圏だからハワイアンだから、スキンシップが当たり前とか」
クリストファー・アレミティ・マイヤーズ:「そういうのがまず前時代的というか、僕はそういうのに流されないつもりで……」
クリストファー・アレミティ・マイヤーズ:はやくち。
日高ぼたん:「クリスくん」相手に向き合って。
日高ぼたん:「ん」両手を広げる。
日高ぼたん:少し小首を傾げて、相手が来るのを待つポーズ。
クリストファー・アレミティ・マイヤーズ:「っ」
クリストファー・アレミティ・マイヤーズ:押し黙る。
クリストファー・アレミティ・マイヤーズ:「……」
クリストファー・アレミティ・マイヤーズ:「…………。」
クリストファー・アレミティ・マイヤーズ:「…………………わかりましたよ」
クリストファー・アレミティ・マイヤーズ:一歩近づいて、ぎこちなくハグ。
日高ぼたん:「えへへ」こちらも抱きしめる。
トラヴィス・ラナキア・マイヤーズ:「うんうん」満足げに頷いている。
クリストファー・アレミティ・マイヤーズ:「……本当に」
クリストファー・アレミティ・マイヤーズ:「いつでも、会いに来てくださいね」
クリストファー・アレミティ・マイヤーズ:「僕と、父さんと、母さんに」
クリストファー・アレミティ・マイヤーズ:「だってここは、ぼたんの家ですから」
日高ぼたん:「うん」
日高ぼたん:「クリスくんも、日本を見てみたくなったら、言ってね」
日高ぼたん:「私、いっぱい案内するから」
クリストファー・アレミティ・マイヤーズ:「……はい」
クリストファー・アレミティ・マイヤーズ:「その時が来たら。お願いします」
クリストファー・アレミティ・マイヤーズ:「”いってらっしゃい”」
クリストファー・アレミティ・マイヤーズ:「姉さん」
日高ぼたん:「うん」
日高ぼたん:「"いってきます"」
日高ぼたん:「クリスくん」
クリストファー・アレミティ・マイヤーズ:体を離して一歩下がる
クリストファー・アレミティ・マイヤーズ:ちょっと涙目だ。
日高ぼたん:離す瞬間に少し強く抱いて、腕を離す。
日高ぼたん:目を細めた、満足げな表情。
日高ぼたん:「ん、よし」
ロア:「じゃあねぼたん。元気で」
ロア:再会を願う言葉を口にする事になるなんてね、と。おかしそうに笑う。
日高ぼたん:「うん。ロアも……」
日高ぼたん:「あ、ロアもやっとく?」腕を広げる用意。
ロア:「────うん?」
日高ぼたん:「ハグ。」
ロア:「えっ………………」
日高ぼたん:「……バグった?」むしろフリーズ。
日高芍薬:「お、放送」
日高芍薬:「そろそろ行こっか」
日高ぼたん:「あ、やばやば。はーい。日高ぼたん大丈夫です」
ロア:「ま、待って!」
日高ぼたん:「おや?どしたのロア」
ロア:駆け寄って、ぼたんちゃんを抱きしめる。
日高ぼたん:「おぅっ」
ロア:初めて水に入るかのように、両目を固く瞑っている。
ロア:「……」
日高ぼたん:「(…………ちょっち苦しい)」こちらからも腕を回す
ロア:「……よし!」
ロア:体を離す。
ロア:「おわり! また会おう!」
日高ぼたん:「ん」笑顔で。
日高ぼたん:「"また"ね、ロア!」
ロア:「ああ、待っている!」
日高芍薬:「あらあら……」ぼたんの手を取って歩き出す。
日高ぼたん:大きく手を振る。
日高ぼたん:お姉ちゃんの手を握り返して、笑顔が戻らないまま一緒に歩く。
"サイプレス":「モテモテだねぇ~ぼたん」
"サイプレス":マイヤーズ一家に手を振りながら
日高ぼたん:「んにゅへへ」「いーでしょ」
日高ぼたん:頬を揉んでいる。
氷見 須晴:「日高殿は皆に好かれているのだなあ
氷見 須晴:マイヤーズ一家に手を振り、そしてスーツケースを引きながらゲートに入っていく
日高ぼたん:「煙管峰さんと氷見さんは、どうだった?ハワイ」
日高ぼたん:「楽しめた?」
氷見 須晴:「ああ、温暖な気候も、照り付ける日も、心地よかったなあ」
"サイプレス":「そりゃもう! これまで遊び回った中で一番楽しかった」
"サイプレス":「──断言できるよ。美味しいもの食べて、色んなとこ行って、何より──トモダチがいるしね」
日高ぼたん:「そっか、案内した甲斐があるってものですな」
氷見 須晴:「……」楽しかった、と言った後少しだけ何かを考えこむように黙る
"サイプレス":「ん、どしたの?」
"サイプレス":須晴さんの様子に首をかしげる。
氷見 須晴:「…すまない芍薬殿、ぼたん殿を少し借りても良いだろうか?」
日高芍薬:「ん~。どっかやらないでね?」
日高芍薬:「私ぼたんがいないと生きていけないからなぁ~」
日高ぼたん:「大丈夫。連れ去られそうになったらおっきい音出すから」
氷見 須晴:「…すぐに終わる」と少しだけ微笑んで、手を軽く引く
日高ぼたん:「先に手続きしといて~」引かれる
日高芍薬:「あいよ~ん」ガラガラとスーツケースを引きながら。
GM: 
氷見 須晴:彼女の背中を見送り、ここからであれば声が聞こえることもないだろうと思った距離まで開けて
氷見 須晴:「いや、貴殿らが俺のことをトモダチだと言ってくれたあたりから言うべきか悩んでいたんだが」
日高ぼたん:「はい」
氷見 須晴:「…俺は、もともと人間ではない」
日高ぼたん:「はい」
"サイプレス":「そおなんだ」
"サイプレス":ぼたんちゃんと顔を見合わせる。
日高ぼたん:煙管峰さんと顔を見る。そういえば個人的な事情を聞いてはなかった。
氷見 須晴:「それどころかこの星の生命体ですらないだろう」
"サイプレス":「そーなの!?」ガーン!
日高ぼたん:「宇宙のお方?」
氷見 須晴:淡々とした顔で喋る、滞在中、何度もこれを言うべきか言わざるべきか迷っていた
氷見 須晴:だが、トモダチと呼んでくれた2人にこれを言わないままにしておいてしまうのは、なんだか不誠実な気がした
氷見 須晴:「まあ、そんなところだ」
日高ぼたん:側にいる人が先に驚いたのでリアクションを取りかねている。
"サイプレス":「わー、そういえば怪獣どもも微妙にそれっぽい反応してたような気してきた……」
日高ぼたん:「あぁー……確かに。あんまり気にする余裕なかったですけど、なるほど」
"サイプレス":「……でも」
"サイプレス":「割と今更シリアスに切り出されてもなって感じじゃんね、これ」
"サイプレス":割と、ロアとか、岳脈とか居たし。
"サイプレス":自分もまあまあ変なので戦う変なのである自覚はある。
日高ぼたん:「……………………」ちょっと目をそらす。
日高ぼたん:「私、さっきロアと普通にまたね。ってしちゃいましたし」
氷見 須晴:「……??」予測していた反応と、いささか違うものが返ってきていることに驚く
日高ぼたん:「ええと…………あ、そうだ」
日高ぼたん:「氷見さんは、別にこれから……ええと」
日高ぼたん:「『邪魔者が居なくなったのでこのハワイを占拠するぞーフハハー』」キリッ
日高ぼたん:「………みたいなこと、言うつもりとかじゃ、無いんですよね?」
"サイプレス":「ぷっ……かわいっ……」
"サイプレス":「かわいいな~ぼたんは」ほっぺたをぷにぷにとつついている。
日高ぼたん:「わひゅっ」ほっぺたを突かれる。「ひゃめてくだひゃーい」
氷見 須晴:「…しない」
氷見 須晴:「確かに俺は、人間の倫理なんてほんの少ししかわからないような貴殿らにとっての『怪物』だが」
氷見 須晴:「…それでも、人間が好きだから」
日高ぼたん:「そっか。そうですか」
日高ぼたん:「じゃあ、大丈夫だと思います」
"サイプレス":「…………うん」
氷見 須晴:「……いいのか?」
日高ぼたん:「…………良いと思いますよ」
"サイプレス":「いいよぅ。あたい、すばるんの事好きだし」
"サイプレス":須晴さんの服の袖をつまみながら。
日高ぼたん:「んまっ」両手を口に。
氷見 須晴:「……」少しだけ、抵抗があったのは
氷見 須晴:どこかで、恐れていたのかもしれない、口にしてしまったら、離れられてしまうのではないかと
"サイプレス":「でもいい事聞いちゃったなぁ~。んへへ」
"サイプレス":少し早足に、君よりも前に進み出て。
"サイプレス":「ハグレ者同士、仲良くやってこーぜ」
"サイプレス":くるりと振り向いて。人の悪い笑顔でそんな事を言った。
日高ぼたん:「ええと、こほん。そうですね」
日高ぼたん:「UGNには、人間以外も、結構所属してるという話ですし」
日高ぼたん:「それに」
日高ぼたん:「違う星の方とも仲良くなれるなんて、素敵じゃないですか」
氷見 須晴:だが、何でもないように受け入れ、笑顔を向けてくれる2人を見ていると
氷見 須晴:「そうか、ありがとう」
氷見 須晴:この星で恋をし、人間を守ろうとしたこの身を、誇らしいと感じる
日高ぼたん:「えぇ。せっかく仲良くなったのです」
日高ぼたん:「ハワイだけじゃなく、日本に戻っても」
日高ぼたん:「いっぱい、楽しいことをしましょう」
氷見 須晴:「…ああ!」
氷見 須晴:いっぱいに笑う
氷見 須晴: 
氷見 須晴:なあ、その昔水を与え、世話をし、やがて名も告げぬまま消えてしまったそなた
氷見 須晴:俺は今、こんなに周りに人間がいて、笑顔を向けてもらえている
氷見 須晴:——ありがとう


GM:……
GM:4人が歩きだしてほどなく
クリストファー・アレミティ・マイヤーズ:「……」
マナ・マヘアラニ・マイヤーズ:「……行っちゃったね」ゲートを潜る後ろ姿を見届けて
クリストファー・アレミティ・マイヤーズ:「いっちゃいましたね」
クリストファー・アレミティ・マイヤーズ:小さな声で。
クリストファー・アレミティ・マイヤーズ:通路の曲がり角で見えなくなっても
クリストファー・アレミティ・マイヤーズ:彼女たちの去ったほうを見つめている。
クリストファー・アレミティ・マイヤーズ:「……ぐす。」
トラヴィス・ラナキア・マイヤーズ:「ああっ! 泣くんじゃない」
トラヴィス・ラナキア・マイヤーズ:上着のポケットからハンカチを引き抜いて顔に押し付ける。
クリストファー・アレミティ・マイヤーズ:「ないてませんよ!」
マナ・マヘアラニ・マイヤーズ:「パパも泣いてるくせに」
トラヴィス・ラナキア・マイヤーズ:「泣いてないぞ!」
クリストファー・アレミティ・マイヤーズ:「ほんとです!」
クリストファー・アレミティ・マイヤーズ:「泣いてるのは父さんの方ですよ!」
トラヴィス・ラナキア・マイヤーズ:「アル、お前はどうしてそんな子になっちゃったんだ」
トラヴィス・ラナキア・マイヤーズ:ハヌマーンの超スピードで瞬く間に涙をぬぐいながら
クリストファー・アレミティ・マイヤーズ:「知らないですよ……うう、ぐす」
マナ・マヘアラニ・マイヤーズ:「ま、ぼたん達の前で泣かなかったのは、うちの男どもにしては頑張ったか」
マナ・マヘアラニ・マイヤーズ:「よしよーし、えらいぞ~」
マナ・マヘアラニ・マイヤーズ:二人の頭をなでてあげる
クリストファー・アレミティ・マイヤーズ:「……」
クリストファー・アレミティ・マイヤーズ:大人しく撫でられつつ
クリストファー・アレミティ・マイヤーズ:やっぱりどこか寂しそうに俯く。
トラヴィス・ラナキア・マイヤーズ:「ぐすぐす……マナぁ」
クリストファー・アレミティ・マイヤーズ:「ぼたん」
マナ・マヘアラニ・マイヤーズ:「けど、やっぱり寂しくなるね」
マナ・マヘアラニ・マイヤーズ:「この先暫く二人で暮らすんだからさ」
クリストファー・アレミティ・マイヤーズ:「無茶ばっかりだから、怪我とかしないかな」
クリストファー・アレミティ・マイヤーズ:「……大丈夫かな……」
クリストファー・アレミティ・マイヤーズ:「?」
クリストファー・アレミティ・マイヤーズ:「ふたり?」
クリストファー・アレミティ・マイヤーズ:マナの顔を見上げる
マナ・マヘアラニ・マイヤーズ:アルの方を向いて、ムフーッ、と意味深に笑う
マナ・マヘアラニ・マイヤーズ:「アル、ぼたんが心配?」
クリストファー・アレミティ・マイヤーズ:「えっ」
クリストファー・アレミティ・マイヤーズ:「……それは、まあ」
クリストファー・アレミティ・マイヤーズ:「心配、ですよ。それは」
マナ・マヘアラニ・マイヤーズ:「付いて行けるなら付いていきたいよね」
クリストファー・アレミティ・マイヤーズ:「あんな人と一緒で、ほんとにちゃんとやってけてるのかって」
クリストファー・アレミティ・マイヤーズ:「背だって全然伸びてないし……」
マナ・マヘアラニ・マイヤーズ:「大事なお姉ちゃんだもんね」
クリストファー・アレミティ・マイヤーズ:「それは……それは」
クリストファー・アレミティ・マイヤーズ:「……付いていけるなら、の話ですから」
マナ・マヘアラニ・マイヤーズ:「うん、じゃあ、はいこれ」
マナ・マヘアラニ・マイヤーズ:懐から封筒を取り出し、アルに渡す
クリストファー・アレミティ・マイヤーズ:「これ?」
トラヴィス・ラナキア・マイヤーズ:「……?」
クリストファー・アレミティ・マイヤーズ:訝しげに封筒から中身を取り出す
マナ・マヘアラニ・マイヤーズ:中には、N市UGN宛の紹介状と、寄宿先の地図
マナ・マヘアラニ・マイヤーズ:そして、今まさにぼたん達が乗り込んでいった飛行機のチケットが入っている
クリストファー・アレミティ・マイヤーズ:「え」
クリストファー・アレミティ・マイヤーズ:「ええ!?」
トラヴィス・ラナキア・マイヤーズ:「お、おいママ! これは……」
マナ・マヘアラニ・マイヤーズ:「後これもね、昨日の夜まとめといたから」
クリストファー・アレミティ・マイヤーズ:キョロキョロと何度も母親の顔とチケットを見比べている
マナ・マヘアラニ・マイヤーズ:スーツケースをひょいと持ち上げアルの横に
クリストファー・アレミティ・マイヤーズ:「……!」
クリストファー・アレミティ・マイヤーズ:「じゃあ、これって」
クリストファー・アレミティ・マイヤーズ:「僕も、日本に……!?」
トラヴィス・ラナキア・マイヤーズ:「───憎い事をするねぇ」
マナ・マヘアラニ・マイヤーズ:「前から行きたがってたでしょ。口では言わなかったけど」
マナ・マヘアラニ・マイヤーズ:「丁度ハワイも平和になったし、アルも見聞を広める頃合いかと思ってね」
クリストファー・アレミティ・マイヤーズ:「う、わああ」
クリストファー・アレミティ・マイヤーズ:チケットを手にして、目がキラキラと輝き出す
クリストファー・アレミティ・マイヤーズ:「母さん、ありがとう……!」
マナ・マヘアラニ・マイヤーズ:「ベッドの下から雑誌が出てきた時はアルもついにそういう歳かと感慨深かったけど、ただの旅行ガイドだったのはおママちょっとがっかり」
クリストファー・アレミティ・マイヤーズ:「!?」
クリストファー・アレミティ・マイヤーズ:「何勝手に覗いてるんですか!ちょっと!!」
クリストファー・アレミティ・マイヤーズ:憤慨しようとして
クリストファー・アレミティ・マイヤーズ:最終搭乗案内のアナウンスが鳴る。
マナ・マヘアラニ・マイヤーズ:「アルが自分で掃除しないのが悪いんです~」
クリストファー・アレミティ・マイヤーズ:「ああっ!い、行かないと」
トラヴィス・ラナキア・マイヤーズ:「……まぁ男として言ってやりたい事はあるが……」
マナ・マヘアラニ・マイヤーズ:「うん、手続き遅れないようにね」
トラヴィス・ラナキア・マイヤーズ:「行ってこいアル!」ドン、と背中を押す。
クリストファー・アレミティ・マイヤーズ:「わわ」
クリストファー・アレミティ・マイヤーズ:「父さん、母さん……」
クリストファー・アレミティ・マイヤーズ:またちょっと泣きそうになるけど
クリストファー・アレミティ・マイヤーズ:今度はこらえて
クリストファー・アレミティ・マイヤーズ:「はい!!」
クリストファー・アレミティ・マイヤーズ:「……いってきます!」
マナ・マヘアラニ・マイヤーズ:「ホームステイ先はママの古いお友達だから、安心しなさい」
トラヴィス・ラナキア・マイヤーズ:「何かあったら連絡しろよ! 何も無くてもしろ!」
トラヴィス・ラナキア・マイヤーズ:「寂しくなった時とかなー!」
クリストファー・アレミティ・マイヤーズ:「ちゃんとしますよ」
クリストファー・アレミティ・マイヤーズ:「2人が寂しくならないように!」
クリストファー・アレミティ・マイヤーズ:荷物を背負って走り出す
トラヴィス・ラナキア・マイヤーズ:「はっ……生意気言いやがって……」
トラヴィス・ラナキア・マイヤーズ:小さくなっていく息子の背中を眺めながら、取り繕う気もなくなった様子で涙を拭く。
クリストファー・アレミティ・マイヤーズ:「ぼたん!待ってください!ぼたーん!」
マナ・マヘアラニ・マイヤーズ:「本当、子供が育つのは速いねえ」トラヴィスにハンカチを渡しながら
トラヴィス・ラナキア・マイヤーズ:「……このまま2人が帰ってこなくなったらどうしようか……」
トラヴィス・ラナキア・マイヤーズ:がしっと妻の肩を掴む「そういう話聞くじゃん!」
マナ・マヘアラニ・マイヤーズ:「そうだねえ、向こうで大事な人ができたら、故郷のことなんてどうでも良くなっちゃうかも」
マナ・マヘアラニ・マイヤーズ:「日本は娯楽も多くて住みやすいしねえ」
トラヴィス・ラナキア・マイヤーズ:「あああ……やっぱり!」この世の終わりのような顔!
トラヴィス・ラナキア・マイヤーズ:「ジャーディンのとこも、息子が全然連絡寄越さないってぼやいてたし……」
マナ・マヘアラニ・マイヤーズ:「ふふ、でも良いじゃない」
マナ・マヘアラニ・マイヤーズ:「帰るかどうかはそんなに問題じゃない」
マナ・マヘアラニ・マイヤーズ:「"帰る場所がある"ってことが、何より大事なんだから」
トラヴィス・ラナキア・マイヤーズ:「…………そうか。そうだな」
トラヴィス・ラナキア・マイヤーズ:「全く、お前はいつだって最高の女だよ。俺にゃあ勿体ない」
マナ・マヘアラニ・マイヤーズ:「たまに思い出すくらいが丁度いいよ。家族なんてそんなもんだ」
マナ・マヘアラニ・マイヤーズ:「だから帰ろうぜ、トラヴィス」
マナ・マヘアラニ・マイヤーズ:「私達の……」
マナ・マヘアラニ・マイヤーズ:「あの子たちの家に」

Ending#2

GM:----------------------------------------
GM:◆Ending#2◆
GM:----------------------------------------
ロア:「……おや?」
ロア:「案外早く会った──ふふ」
ロア:「偶々繋がってしまったのかな。あんなことがあったし────」
ロア:「この島は……この世のどこにも無いからね」
GM:夢を。
GM:見ていたはずだ。
日高ぼたん:「…………………」しばらく、状況を把握するまでぼう、と目の前を眺めていた。
日高ぼたん:「あ、」
日高ぼたん:「ロアだ」
GM:日本へと帰国して、数日が経った。
GM:大N市としては平凡な、──他のあらゆる地域から見ればいかにも得意かもしれない──日常を過ごしていた君は、気付けばこの見覚えのある島で。
GM:海に向けて釣り糸を垂らす、青い髪の少年の背後に立っていた。
ロア:「やあ。ぼたん」
日高ぼたん:自分の格好を見る。寝る前にきちんとパジャマに着替えたはずだが、着慣れたワンピースとパーカー姿になっていた。
日高ぼたん:「やっほ。お早い再会で」
ロア:「いかがお過ごしかな? 大変にぎやかな場所だという事だけれど」
日高ぼたん:「うーん。ハワイの気候が懐かしくなるぐらい、毎日が天変地異の連続ですな」
日高ぼたん:「日本に帰った日に、ゆっくり眠れたのが奇跡だったよ」
ロア:「本当かい?」
ロア:目を丸くして驚く。
日高ぼたん:「もう、ほんとほんと」
ロア:「聞きたいな」
ロア:釣竿を引き上げて、君の方を向いて座る。
日高ぼたん:「うふふ、そういうと思った」
日高ぼたん:「任せておきなさい。お土産ばかり配ってる私ですが、土産話も得意なのです
日高ぼたん:手頃な場所に腰を落ち着ける。
ロア:「クリストファーに聞かせなければいけないものね」
日高ぼたん:「そうそう、それなのですよ」ピ、と指を向けて。
日高ぼたん:「あの後、クリスも日本に来ることになってね~」
ロア:「へぇ。それは」
ロア:少し驚いた様子で。
ロア:「意外だけど……ハワイ支部もどうにも平和のようだし、ちょうど良かったかもね」
日高ぼたん:「一緒には住んでないんだけど、頑張ってるみたいでさ」
日高ぼたん:「それは良いんだけど…………」ふう、とため息。
日高ぼたん:チラッ。反応をしてほしそうに伺う。
ロア:「ん、どうしたのかな? そんなに物憂げな顔をして。ふふふ」
日高ぼたん:「実はねぇ」はふうはふう、物憂げに。
日高ぼたん:「日本に来て頑張ってくれて、すっごく嬉しいんだけど」
日高ぼたん:「……このままだと、話せる外国のお話が無くなっちゃうのよ」
ロア:「それは大変だ」
日高ぼたん:「そーなの。大変なの。頑張って色んな所に行くようになったら、日本国内とか自分の目で見ちゃうだろうし」
ロア:「ううん。しかもしれは、君と彼が同じ場所に住んでいる限りずっとついて回る問題なのだなぁ」
ロア:「────それなら」
日高ぼたん:「うん?」
ロア:「いっそ君が手を引いて案内してあげればいいんじゃないかい?」
日高ぼたん:「………ふむ?」
日高ぼたん:目からうろこ。
日高ぼたん:どこかに行くというのは、得てして誰かに連れて行かれるということだったため。
日高ぼたん:「…………ふむ、ふむ、ふむ」
日高ぼたん:「ロア、賢い」
日高ぼたん:パチパチと拍手。
ロア:「だろう?」
ロア:心持ち胸を張る。
日高ぼたん:「なるほどなるほど、楽しみ方を教えてあげればよいのだね」
日高ぼたん:「よし、お姉ちゃんとしての面目が保てそうだ」
ロア:「こんなに小さいのだものね」
ロア:ぼたんちゃんの頭の高さを掌で示しながら。
日高ぼたん:「あっはっは」笑顔
日高ぼたん:「喧嘩をお売りになっておられる?」
日高ぼたん:笑顔笑顔。
ロア:「とんでもないよ。ぼたんを敵にまわしちゃったら」
ロア:「僕なんて、君の銃でいちころなんだしねえ」
ロア:口元に手を当てて笑いながら。
日高ぼたん:ぷふ、と吹き出して。
日高ぼたん:「そっかそっか。言葉のすれ違いなら許してあげよう」
日高ぼたん:「私も来年には高校生ですからね。ぎゅいーんと伸びちゃいますよ。身長も」
ロア:「楽しみだ。ああ、僕の方は変わりないよ。海に落ちて、こちらの目に留まる者も最近はそうはいない」
ロア:「ヒトも年々、用心深くなっているねぇ。個人としてではなく、種族として」
日高ぼたん:「あら、それは平和で良いねぇ」
日高ぼたん:「そーね。遊泳禁止とか転落防止とか、色々整備されてきてるし」
ロア:「だから、まだまだ君に話して貰う事になりそうだ」
日高ぼたん:「ふふ、それならしばらく独占しちゃいましょう」
日高ぼたん:「んじゃ、そーねぇ。今日は、煙管峰さんと氷見さんと出かける時に、だいたい用事が入る話辺りから攻めていきましょうか」
ロア:「用事──というのは、その口ぶりだと」
ロア:「UGNの関係なのかな? N市にはたくさんのオーヴァードがいると聞いているけれど──」
GM:──────
GM:────
GM:──
ロア:「えっ……そんな生き物が蔓延しているのかい? そこいらの神話よりも神代らしいな……」
日高ぼたん:「そーなのよ。私も初めての任務ってことで十三さんって人と一緒になってね。で、その時漫画を貸す約束して──」
GM:────
GM:──
日高ぼたん:「私の名前、ぼたんじゃない。実は、同じ名前の人がいたのよ。その時は学校の調査で肝試しみたいになったんだけどね…」
ロア:「ふふっ……決めの台詞がずれちゃったんだ。それはなんというか──」
GM:──
GM:色々なことを話した。
GM:これまでに見知った国のこと、人のこと、楽しかったこと。恐ろしかったこと、他愛のないこと。
ロア:少年は、2人の座る場所の間に用意した木の椀から時折果物をつまみつつ、楽しそうに話を聞いていた。
ロア:「────いつか」
日高ぼたん:見慣れない果物は、相手の食べ方を見てから手を出しつつ、いろいろなことを話し続ける。
日高ぼたん:「……うん?」
ロア:「いつか。僕がこの島にいる必要がなくなって、自由に動き回れるようになったら」
ロア:「やってみたい事がいっぱいあったんだ。見てみたいものも」
ロア:「僕が持っている知識はどれも……」
ロア:椅子代わりにしていた宝箱を開ける。
日高ぼたん:その宝箱に目を向ける。
ロア:「こんなふうに流れ着いた、古い本から手に入れたものだから」
ロア:「外で売ったら、結構な値段になると思うんだよね。なんて、外には持ち出せないんだけどさ。これ」
ロア:かつて、樽の中から出てきた道具類のように
ロア:そこに収められた諸々の書物も、古い装丁にしては不自然な程に状態がいい。
日高ぼたん:「あ、そうなんだ」
日高ぼたん:「じゃあ、外に出たとき、困るね」
ロア:「……うん」
ロア:「いざ、ナーカルの碑文(モノリス)がなくなっても。だから、少し怖くてさ」
ロア:「でも」
日高ぼたん:「……………身一つで外に出るは大変だからさ」
日高ぼたん:「案内する人が、要るね?」
ロア:「ぼたんの話を聞いていたら────いいのかい?」
ロア:ひどく驚いた様子で。
日高ぼたん:にゅふふ、と口元を得意げに緩ませて
日高ぼたん:「もちろんですとも」
ロア:「……ふふっ」
日高ぼたん:「ロアは航海とか得意なのかもしれないけど」
日高ぼたん:「地上の水先案内は、私だってちょっとしたものなのだぜ?」
日高ぼたん:「なので、まかせておきなさい」ふふん、と胸を張る。
ロア:「僕としてはこれから一大決心に踏み入ろうかというつもりだったんだけれど……」
ロア:「そうか……そっか。なんだか」
ロア:「君と話していると、色々なことが本当はずっと簡単なんだって、そう思えてくるね」
ロア:「……よろしくお願いします」
日高ぼたん:「一大決心をする、って決めてるってことは」
日高ぼたん:「時間がかかってもそれを選ぶってことだから、その過程を省いてあげたの」
日高ぼたん:指で鉄砲を作って、ばーん、と。
日高ぼたん:「うん、それじゃ、ロア」
日高ぼたん:ぺこり、と頭をさげて。
日高ぼたん:「よろしく、ね」
ロア:「! うん……うん」
ロア:ぺろりと、果汁のついた指を舐めると。
ロア:手近な樽から手斧を取り出して、筏を作り始める。
ロア:それから、何かに気付いたように、君の方を見て。
ロア:「海に面しているという話だったけれど。ちょうどいい待ち合わせ場所はあるかな──」
日高ぼたん:「あっ、そうだね。海の方から来るなら───」
日高ぼたん:筏を作り始める背中を見ながら、海の側の目印や、そこであった事をぽつりぽつりと話し始める。
日高ぼたん:これからの不安じゃなく、今迄の不満じゃなく。
日高ぼたん:ただ緩やかに、穏やかな昨日を振り返って。
日高ぼたん:なんでもない今日を過ごして。
日高ぼたん:どこでもないほどに遠く、自室よりも近い所にいる不思議な相手。
日高ぼたん:明日にはきっと。
日高ぼたん:もうちょびっとだけ、近くなっている。

Ending#3

GM:----------------------------------------
GM:◆Ending#3◆
GM:----------------------------------------
GM:N市 十一地区
GM:フランス料理店 ヌーベル・ビュット
GM: 
アントネッラ:「…とまあ、そういう事があった訳であるのだ」
アントネッラ:ともすれば病的に痩せた、金髪の女が、てきぱきとフレンチを平らげている。
アントネッラ:ぶかぶかのコートは食事中は流石に脱いでおり、白い肩と腕が露になっていた。
アントネッラ:「書はまだまだ、読み手としての我を見限っているわけではなかった。まだまだどうして、働かねばならん」
アントネッラ:そう、対面に座る人物に話しかける。
ニーンテ・S:「それはそうさ。まだまだ若いんだ、あまり思いつめてもらっては困る」
ニーンテ・S:寛いだドレスシャツに、金属製の眼帯。柔らかな金髪。対座の相手よりいくらか年下に見える娘が、品よくグラスを口元に運ぶ。
アントネッラ:「女史が言うとさすがに重みがあるなあ」
アントネッラ:目の前の少女──少女のように見える女が、その実大戦以前より
アントネッラ:ジャームと戦ってきた存在だと、一定以上の権限を与えられた財団員は知っている。
アントネッラ:「しばらくぶりに古い手合とやりあったようだな」
ニーンテ・S:「老人だからね。たまにはそれらしいことを言わないと、エラ、君は割と忘れてしまうだろう?」
ニーンテ・S:「ああ。そろそろ百年も見えてきた、あの時代の亡霊どもさ」
アントネッラ:「それでも『その姿』で相対してくれるのは、実にうれしいことだ!」
ニーンテ・S:「私を何だと思っているんだ。食事を楽しむときくらいは、それらしい装いをするさ」
アントネッラ:「君はいつまでも美しいよ」はふ、と溜め息をつく。
ニーンテ・S:声を立てず、しかし表情は闊達に笑う。
アントネッラ:「その身に秘めた苦痛を知らぬではない。だが願わくば──これからも我らの守り神で居て欲しいものだ」
ニーンテ・S:「守り神、か」
アントネッラ:「品のない物言いをしてしまったかな。こちらも神々との戦いを経たばかりだというのにな」
ニーンテ・S:「いや。信じてもらえるのは嬉しいとも。何より神様扱いしてくれるなら」
ニーンテ・S:「目や手の届かないところで起きた幸いも、私の手柄に出来るというものだ」
ニーンテ・S:目を細めて笑う。
アントネッラ:あきれたように瞑目する。
アントネッラ:「君がそうやって可愛げが無いから、我はいつまでたってもだな……」
ニーンテ・S:「傷は残らないようで何よりだよ。エラ。きみの実りある時に、陰りがさすのは耐え難い」
アントネッラ:「うむ」
アントネッラ:ひと息にグラスを煽り、ナプキンで口を拭く。
アントネッラ:「『圏界』は──」
アントネッラ:「明らかに発生頻度が増えている。レネゲイドの拡散以来、神秘体験の潜在数が増加した」
アントネッラ:「そういった部分に根差しているというのがUGNの仮説だが……」
ニーンテ・S:「それもある、のは間違いないだろうね。しかし」
ニーンテ・S:「少なくとも、ここ四年。増加の割合は、あまりに異常だ」
アントネッラ:「我々の把握の外にあるものも、異常気象の一言で片づけられている物事が、」
アントネッラ:「……そう、そこだ。偶然の一致とは思えん」
アントネッラ:「我がここN市を訪れたのは一番は君に経過と生存の報告をし、勝利を祝ってもらう為なのだ、が」
アントネッラ:アンニュイな表情でわざとらしいポーズ!
ニーンテ・S:「祝杯でいいなら幾度でも上げよう、エラ。なんなら一夜なり過ごして進ぜようか」
ニーンテ・S:「……だがそのまえに、話しておくことがありそうだな?」
アントネッラ:「大変前向きな検討に値する魅力的な提案である」
アントネッラ:満足げに頷きながら。
アントネッラ:「────しばらくこの目で見ておいた方が良いと思ってな」
アントネッラ:予言書を──『真レ・サンテュリ』を持ち上げる。
アントネッラ:「『これ』もそう言った。君の働きぶりを眺めさせていただこう」
ニーンテ・S:「お転婆だな。またパオロが嘆くぞ」
ニーンテ・S:デキャンタから、アントネッラの盃に琥珀色のワインを注ぐ。
アントネッラ:「騎士伯にはそれどころでない量の仕事を押し付けてきたでな」
アントネッラ:「しばらくは小言もなりを潜めるさ」
アントネッラ:ワインをちびちびとやりながら、君を見ている。
ニーンテ・S:「彼も苦労するね。しかし、私の判断する限り、君の読解は今回も正確だ」
ニーンテ・S:「第九支部の指定もね。……少し、真に驚くべきものを見ることができると思うよ」
アントネッラ:「大変善きことだ」
ニーンテ・S:「いかにも」
ニーンテ・S:グラスを掲げる。
アントネッラ:「見えている危機にならば立ち向かうことができる。運命の天秤は──」乾杯。
ニーンテ・S:「私たちの手の届く場所にある。必ずだ」
ニーンテ・S:澄んだ音を立てて、ガラスの縁を触れさせて。
ニーンテ・S:「アントネッラ。君の生還と、これから運んでくれるであろうたくさんの幸運に」
アントネッラ:「ああ、君のこれまで救った世界すべてと、これから紡がれる未来に」
GM:──────
GM:────
GM:──
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GM:『ありえざるメロフェティア』全行程終了
GM: 
GM:お疲れさまでした!
氷見 須晴:お疲れさまでした!!!!
クリストファー・アレミティ・マイヤーズ:うひゃーーー
クリストファー・アレミティ・マイヤーズ:おつかれさまでしたーーーーー
日高ぼたん:お疲れさまでした~!
マナ・マヘアラニ・マイヤーズ:お疲れさまでした!!!!!!