『リプレイ・ソウル~春に消ゆ、君がため~』(GM:めかぶ)


PC1:彩刀-鳩(さいとう-はと)( キャラシート )PL:缶詰
PC2:山崎春乃(やまざき・はるの)( キャラシート )PL:立川
PC3:尾田原圭一(おだわら・けいいち)( キャラシート )PL:優水
PC4:雪宮響(ゆきみや・ひびき)( キャラシート )PL:サムトー
本作は、「F.E.A.R.」及び「株式会社KADOKAWA」が権利を有する『ダブルクロス The 3rd Edition』の二次創作物です。
(C) FarEast Amusement Research Co.Ltd.



メインログ雑談ログ

目次

Preplay

GM:では、これからそばかすが主題歌になっていそうな明治剣客浪漫譚クロスをやっていきましょう!
GM:まずは自己紹介からやっていくぞ
GM:PC4から逆順に、お名前や簡単なプロフィールを教えてね
GM:というわけで、まずはPC4の雪宮くんからどうぞ!
雪宮 響:はい!
雪宮 響キャラシート
雪宮 響:雪宮 響(ゆきみや ひびき)です。17歳、UGNチルドレン。
雪宮 響:幼少期に事故で両親を亡くし、自身はオーヴァードに覚醒したことでUGNに引き取られました。典型的なチルドレンですね。
雪宮 響:冷静で忠実な姿勢、器用な能力から模範的と評価されていますが
雪宮 響:覚醒の折に生死の境をさまよった経験からか自分のことをどこか他人事に捉えてしまい、何事にも熱中できない悪癖があり
雪宮 響:その反動のように他人の熱を感じることを好み、応援することを趣味としています。
GM:一歩ひきがちになっちゃうんだ
雪宮 響:感情がないとかではないんだけど、どうも熱中しきれなくてね。
雪宮 響:具体的に言うと恋の応援とか好きです。邪魔にならない程度にいっちょがみを目指していきます。
GM:そ…そんなのお前のことが気になっちゃうに決まってるだろ!
雪宮 響:おれの君への好感度はいくつかな、ふふふ……
GM:こ、こいつ…!
雪宮 響:性能はバロール/ブラムストーカー、RC型。鮮血サングインで火力を確保してインビジブルハンドで範囲を蹴散らすスタイル。
雪宮 響:クライマックスでは亜純血で取ってきたコズミックインフレーションで火力支援を行える他、応援大好きバディムーブ優等生モデルチルドレンです。
GM:ばかつよいんですけど!
雪宮 響:どこにでも持っていける男を目指しました
雪宮 響:今回は160ということで特異体から活性の霧まで持ってきました。ラウンド火力マシマシです。
GM:お綺麗なキャラシートしやがって、優等生クンがよ…
雪宮 響:フレーバーとしては血液から複数の魔眼を作成して端末として扱い、多彩な運用を行います。概ねエタニティエイト。
雪宮 響:こんなところかな!PC4らしくみんなを応援していきたいね、よろしくお願いします!
GM:は~い、よろしくお願いします!イケメンすぎる!
GM:ではそんな雪宮くんのハンドアウトを確認していきましょう

・PC4
シナリオロイス:若王子凪人(わかおうじ・なぎと)
推奨感情:友情/猜疑心
キミはN市UGN支部に所属するUGNエージェントだ。
友人の若王子凪人はなんだか物憂げな雰囲気を醸していて、そのせいか学校内の女子生徒から高い人気を集めている。先日も後輩(PC2のこと)が告白して玉砕したらしい。
しかしキミは知っている。凪人は実は尽くしたがりの恋多き男で、現在はただ前の彼女に「私と別れたからってすぐ他の人に乗り換えないでよ」と言われたからそれを忠実に実行しているだけなのだ。
そんな彼だが、最近は恋よりもっと良い物を見つけたのだとキミに話してくる。なので、本当にしばらく恋人はいらないらしい。
友人として喜ぶべきか。凪人の話を聞きながら、キミはなぜか落ち着かない気持ちになるのだった。

GM:お友達の若王子凪人クンに好感度を教える友人になってもらいます
雪宮 響:そんな……もう女の子の好きなものを教えなくてもいいっていうのか!?
GM:存在意義が!!
雪宮 響:アイデンティティの危機を感じて落ち着かない気持ちになっちゃう
GM:そういうことだったんだ……
GM:なんだかソワソワしていただければ幸いで~す
雪宮 響:します!ソワソワ
GM:その調子!ではよろしくお願いいたします

GM:次!PC3の尾田原おじさん、自己紹介をよろしくね
尾田原圭一キャラシート
尾田原圭一:はーい!
尾田原圭一:「おじさんじゃねえよ、おにーさん、だろ?」
尾田原圭一:と、まあ34歳なんでおにーさんですね。ちょっと無精髭とかのせいでおっさんに見えるけど
GM:ドキドキ…
GM:全然お若いのだ!
尾田原圭一:所謂昼行燈キャラで、ヘラヘラチャラチャラと過ごしています。
尾田原圭一:エージェント以外特にやることないので近所の子には無職だと思われてるっぽい
GM:公園のベンチでボーッとしたりしてるのかな
尾田原圭一:鳩が頭に乗っかったりする
GM:ハートフル(鳩だけに)
尾田原圭一:頭もボサボサだし服もエージェントの支給服に甚兵衛羽織ってたりと
尾田原圭一:すっごい適当。
尾田原圭一:軟派な性格でもあるが、女子高生くらいだと子供なので……恋の応援ぐらいに回るしかないですね
GM:あらあらあらあら
GM:GMとしては全然、ルート開拓してもいいのに…!
尾田原圭一:まあまずはおにーさんぐらい強くならないとね?
尾田原圭一:(裏ルート)
GM:ドキ……!!
尾田原圭一:そんなおにーさんですがなんと霧谷雄吾と友達なんだって!
尾田原圭一:同じく友達の葛城朔夜ちゃんとつるんでたりしました
GM:え~っ!?ホント~??
GM:マブだぜ
尾田原圭一:雄ちゃん朔ちゃん
尾田原圭一:これだな
GM:ちょっとダサくてカワイイ
尾田原圭一:へへへ……
尾田原圭一:そーんな適当なおにーさんですが、
尾田原圭一:ウォーデンソーンで増やした緑の鞭でマルチウェポンするとかいう
尾田原圭一:身も蓋も無い火力を出します
GM:またつよいこがきたよ~!
尾田原圭一:神機妙算もあるので、範囲もできちゃうんだなー
GM:ギヤアア
尾田原圭一:UGN黎明期の鬼とはオレのことよ
GM:尾田原さん、またそんなこと言って…!
尾田原圭一:敵をやる時には鞭でビシバシやります。よろしくお願いします!
GM:目の色が変わるやつだ~!キャ~!よろしくお願いいたします!
GM:ではそんな尾田原さんのハンドアウトを確認しましょうね

・PC3
シナリオロイス:葛城朔也(かつらぎ・さくや)
推奨感情:信頼/脅威
キミはN市UGN支部に所属するUGNエージェントだ。(支部長でも可)
キミと葛城朔也はUGN黎明期から活躍しているオーヴァードで、霧谷雄吾を交えて3人でさまざまな事件を解決に導いてきたベテランだ。
ある日のこと。仕事の合間に立ち寄ったと、葛城朔也が部下を連れてキミのもとを訪れてくる。久しぶりの再会で昔話に花を咲かせていると、「霧谷雄吾が敵に襲われて行方不明になった」というニュースが飛び込んでくる。
混乱する現場に反し、朔也は「雄吾のことだからどこかで呑気にしているだろう」と飄々とした様子だ。
とはいえ、こんな時こそ日常の盾として街を守らねばならない。
霧谷雄吾の身を案じつつ、キミはベテランらしい責任感に身を引き締めるのだった。

GM:霧谷雄吾が行方不明になるみたいです たいへ~ん!
尾田原圭一:身を……引き締めるか〜〜〜
GM:そうだぞ
尾田原圭一:まあ雄ちゃんのことだから平気っしょ〜
GM:またそんなこと言って~!
GM:朔ちゃんはキミより少し年下の元バディみたいな感じで
尾田原圭一:と言いつつ、油断なく街を守っていくよ
尾田原圭一:おお
GM:年単位で久しぶりの再会なイメージをしております!
尾田原圭一:やったぜ〜〜
尾田原圭一:楽しみです!
GM:よろしく街を守ってね~

GM:では、次!PC2の山崎春乃!自己紹介の時間だぞ
山崎 春乃:はーい!
山崎 春乃キャラシート
山崎 春乃:「星占いはあてにならないよ~!」(ぎゃふん
山崎 春乃:山崎 春乃(やまざき はるの)です。高校生です
GM:目から星飛んでそう
山崎 春乃:気軽に、ザキヤマとか、パン祭りとか呼んでください
GM:おいザキヤマ!パン祭りしろよ
山崎 春乃:wwwww
山崎 春乃:イジラれキャラになってしまう…!
山崎 春乃:見た目通り、真面目で大人しく清楚で、さながら図書室にいるようなイメージを持たれています。が、口を開けば存外アホです。
山崎 春乃:高1です!
GM:一年生!
山崎 春乃:ですです!
山崎 春乃:恋に恋するお年頃であり、やたらと惚れやすいです。好きなタイプは顔の良い男です
山崎 春乃:失恋50回超ですが強く生きています
GM:なんでフラれているかの理由が垣間見えてる
山崎 春乃:そんな……
山崎 春乃:趣味は星占いです。ラッキーアイテムを携帯しているも、その甲斐むなしく占いは外れています。星占いはあてにならない。
山崎 春乃:かえるとうさぎの人形を鞄にぶら下げています。名前はジュディーとマリーです。たぶん、もう二度と出てこないです。
GM:そ、そんな
山崎 春乃:悲しみ…
山崎 春乃:構成は、変な支援型です。
山崎 春乃:戦闘中に調達判定をすることで、エフェクト回数を回復したり、(戦闘中以外で)フードをデリバリーしたりします
GM:ダブルクロスの構成じゃないみたいな構成でいいですよね
山崎 春乃:えへへ
山崎 春乃:《アクティベイト》と《ハードラック》で情報収集もバッチリ
山崎 春乃:あと
山崎 春乃:能力ですが、シールを集めることで素敵なものが贈られます。
山崎 春乃:こんなところかな!そばかすの数を数えてがんばります!
GM:なんか…白い楕円形のものが貰えそうな不思議な予感がする
GM:は~い!ヒロインしていってくださいね!よろしくお願いいたします!
GM:ではそんな春乃ちゃんのハンドアウトを確認していきましょう

・PC2
シナリオロイス:PC1
推奨感情:好意/疎外感
キミはN市UGN支部に所属するUGNイリーガルだ。
最近キミは失恋したばかりだ。相手は若王子凪人という学校の先輩で、なんだか物憂げな雰囲気がステキだったのだが、キミの一世一代の告白は玉砕に終わってしまった。ヘヴィー級の恋は見事に角砂糖と一緒に溶けたってわけ。
そんなキミは、ある日誰かを探し求めるような不思議な呼び声を感じ取る。その声に導かれるようにして一振りの日本刀を見つけたキミは、声の主であるレネゲイドビーイング…PC1と出会いを果たす。
これって新たな恋のはじまり? キミは胸を弾ませたりしなかったりしつつ、謎の敵による襲撃なども経つつ、PC1の仮の主となって彼に協力することになるのだった。

山崎 春乃:ヘヴィー級の恋が~~!!
GM:溶けたってワケ
山崎 春乃:新たな恋、始めます。わたしがこの乙女ゲーの主人公だ!
GM:その調子だ!それはそれとして
山崎 春乃:むっ
GM:OPでは若王子先輩に告白して玉砕するところを描写するつもりなので、心の準備をしておいてください
山崎 春乃:!!
山崎 春乃:角砂糖と一緒に溶けます!
GM:キレイな思い出をここぞとばかりに回想していきましょう!!
山崎 春乃:懇親の告白で、思わずOKって言わせてみせるぞ!
GM:そうだそうだ!星占いを信じて!
山崎 春乃:あてにならねぇ~!
GM:あと獲得してもらうオリジナルDロイスがありますが、これはシナリオで誘導するのでなんかあるんだなあと思っていてください
山崎 春乃:はーい!
GM:ではそのような感じで!よろしくお願いいたします~

GM:というわけで最後、PC1!鳩くん~おいで~!
彩刀-鳩:はーい!
彩刀-鳩キャラシート
彩刀-鳩:キラキラキラ……(SE)
彩刀-鳩:シュワーン!(SE)
彩刀-鳩:『僕は鳩。時代錯誤な天才名工、彩理天目が打った一振り……いわゆる妖刀だよ。』
彩刀-鳩:『面白みのないけど、扱いやすさは自信がある。よろしくね』
GM:あっ!ピックアップガチャできてくれた!スクショ取らなくちゃ
彩刀-鳩:一見物腰柔らかな男性。頭の先から爪先まで真っ白で、時代錯誤な軍服とマントに身を包んでいます。
GM:美青年~~
彩刀-鳩:汚れ1つない無垢な白刀を携えるミステリアスな男性です
GM:そんなの……恋に恋する乙女を惑わさないでどうするんだよ!
彩刀-鳩:その正体は───意志を持った刀が人の形を取った、奇跡のような存在レネゲイドビーイングです
GM:奇跡のような存在(ルビ:レネゲイドビーイング)!?
彩刀-鳩:戦国時代の天才刀鍛冶、彩理天目いろどり・てんもくの作った刀の一振り
彩刀-鳩:特に出来の良いものは刀自体が色を帯び、鳥の名前を与えられています!
GM:良い設定~!
彩刀-鳩:そうした刀達を彩刀と呼ぶのさ!
彩刀-鳩:ってなわけで、白色の彩刀、銘は鳩!
彩刀-鳩:ピュアハヌマーンの力で妖刀を振り、敵を倒します!
GM:まさに刀剣の男士!
彩刀-鳩:データ的にはダイスとパワーを増やし、ライトスピードで2回攻撃!援護の風で更に振りやすい!
彩刀-鳩:でもシナリオ一回だけだから……そんな僕を何度も振るえる子が、刀の廃れたこの現代にいるのかな?
GM:まさか…そんな相性ピッタリな子、そうそういるわけないよ~
彩刀-鳩:そんな感じで刀年齢500歳以上、人年齢は一桁!現代を明治剣客浪漫譚にするためにやってきました!
彩刀-鳩:よろしくお願いします!
GM:わ~い活躍が楽しみです!!よろしくお願いいたします~!
GM:というわけで鳩くんのハンドアウトも確認していくよ

・PC1
シナリオロイス:夜刀神志道(やつのかみ・しどう)
推奨感情:執着/憤懣
キミは幕末の侍が所持していた刀剣に魂が宿った、いわゆる刀剣男士的なレネゲイドビーイングだ。
キミの持ち主は類まれなる才能を持つ侍だったため、その力を恐れられて暗殺されてしまった。命を奪ったのは、人斬り夜刀神……夜刀神志道という剣客だ。
その夜刀神が、なぜか現代に再び現れたようだ。かつての主の無念を晴らすためにも、キミは人斬り夜刀神を追って現世に顕現することを決意する。
ただしキミは特殊なレネゲイドビーイングで、まだ不完全な存在である。キミが真の力を発揮するには、キミが主と定めたオーヴァードと契約を交わす必要がある。
そんなある日。キミの呼び声に気づいたのは、PC2という少女だった。謎の敵による襲撃などを受けつつ、キミはPC2を仮の主にすることを決めるのだった。

GM:かつての主の仇が現世に復活しちゃうよ~!
彩刀-鳩:許せねぇ~~!!
GM:そうだそうだ~~!!
彩刀-鳩:平和な時代の人の子らを脅かすとは!!
彩刀-鳩:だけどこの感じは……僕の主人マスターなのかい!?
GM:マスターがいないと自由に活動できないぞ これは契約を結ぶっきゃねえ!
彩刀-鳩:仇も打ちます!!
GM:日ノ本の未来は君に託された!!頑張ってくださいね
彩刀-鳩:任せてください。大日本帝国バンザイ!
彩刀-鳩:よろしくお願いします!
GM:バンザイ!!富士山を見つつよろしくお願いします~

GM:というわけで自己紹介はこれで以上!ゴキゲンなメンバーが分かったところで
GM:今回のトレーラーを改めて眺めて、「うおおやるぞ」という気持ちになりセッション本編を開始していきますよ
トレーラー それは春、桜の花びらが舞い散る日のことでした。
美しいおまえに心奪われ、私は命を果てました。
今日はふたたび来ないのです。

───時は現代、N市。再び人斬りの伝説が蘇る。
夜を切り裂く辻斬り事件。囁かれるのは、幕末の闇に消えた剣豪の名。
霧谷雄吾が姿を消した時、運命は再び巡りだす。

亡霊を追うのは、一振りの刃に宿った魂。
“仮の主”との契約によって現代に顕現した刀剣が、かつての誓いを再び果たす。

けれどこれは、恋の物語。

ダブルクロス The 3rd Edition『リプレイ・ソウル~春に消ゆ、君がため~』
ダブルクロス───それは裏切りを意味する言葉。
GM:うおおやるぞ!!よろしくお願いします~~!
山崎 春乃:よろしくお願いします!
彩刀-鳩:うおお~!やるぞ!
彩刀-鳩:よろしくおねがいしまーす!
尾田原圭一:うおおやるぞ!よろしくおねがいします!
雪宮 響:うおおやるぞ!よろしくお願いします!
山崎 春乃:うおおやるぞ!


◆Masterscene◆

GM:遺産「鬼斬りの古太刀」の効果により、Eロイス《囚人の鳥籠》を解除します。
GM:    ・
GM:じゃきん。と、空間を斬り裂く音が響いた。
GM:ひとりの剣士が刃をひらめかせると、何もないはずの空間にがぽりと穴が開いたのだ。
GM:彼が携えるのは、この世ならざる領域にまで切っ先を届かせるといういわくつきの刀であった。
GM:斬ったのは、鬼がつくりだした異界である。
GM:その剣士は、超人であっても決して踏み入ることのできぬ鬼の領域に、無理やり押し入らんとしているのだ。
GM:剣士が異界に足を踏み入れる。
GM:そこは、春の世界だった。
GM:桜並木は満開に咲きほこり、薄らとした青空、穏やかな陽気が包み込む。
GM:なんとも爛漫とした、とこよの国であった。
GM:「どうして此処に入った」
GM:鬼の声がする。桜の花びら舞う中に、それはゆらり、ゆらりと揺れている。
GM:「お前を百年の眠りから目覚めさせるためさ」剣士は答える。
GM:「人斬り夜刀神がいっとう好む血の味、ふたたび知りたくはないか?」



GM:マスターシーン終了。


◆Opening◆彩刀-鳩

GM:ここからはOP!PC番号順にやっていきましょう。
GM:まずはPC1の鳩くんのOPだよ!侵蝕率を上げて登場してね
彩刀-鳩:彩刀-鳩の侵蝕率を1D10(→ 1)増加(39 → 40)
GM:省エネ
彩刀-鳩:登場もうまい
GM:このシーンはキミの主だった白子清廉が、人斬り・夜刀神志道によって暗殺されるところを描くシーンです。
彩刀-鳩:主ー!
GM:せっかくなので初期ロイスである清廉くんと会話してほしさもあるため、私、どうすればいいか考えてきました
彩刀-鳩:うん!
GM:鳩くんには…マスターにだけ姿が見えて声が聞こえる存在になってもらい 清廉くんと仲間たちが会話してるところに混ざってもらおうかと
彩刀-鳩:任せてください
GM:そして突然の無茶振りなのですが
彩刀-鳩:ふわふわと木の枝とか平屋の屋根から声をかけます
彩刀-鳩:はい
GM:話してると夜刀神志道が襲ってくるんですけど、その際の戦闘描写、鳩くんがやってみませんか?
彩刀-鳩:なんと!
彩刀-鳩:やってみましょう
GM:その答えを待っていました
GM:ウオー!って迎撃すれば話が進みますのでね 流れはやりつつ誘導します~
彩刀-鳩:はーい
GM:ではシーンを開始していこう!まずは清廉くんが仲間と話しているところから!



GM:18XX年、京の街にて。夜のこと。
GM:月明りの下、桜が街並みを彩っている。花びらがひらりと舞う石畳の道。
GM:かつてのキミの主である青年──白子清廉は、同志である若い侍たちと歩いていました。
侍たち:「また壬生浪ばっかりが手柄を立てやがって。あんな血に飢えた奴らに忠義を語られるのは我慢がならん」
侍たち:「そうだ、そうだ。お上のことを本気で案じているのは我々じゃないか」「いっそ俺たちも“隊”でも名乗ってみるかい? 『幕府お助け組』とか」
侍たち:軽口に笑いが起きる。同志のひとりが、清廉に話しかける。「どうだ、清廉。お前だって、その剣の腕前をもっと認められたいと思っているだろう」
白子清廉:「……いいや」白子清廉。爽やかな顔立ちの、気風の良さそうな青年である。

白子清廉:「そんなことはないよ。手柄がどこに転がろうと、我らの務めが変わるわけではない」
白子清廉:「守るべきものがある限り、ただ黙々と剣を振るえばよい」「誰に見られなくとも、報われなくとも、それが私たちのお役目だ」
侍たち:「……あんたはほんとに武士だなぁ、清廉さま」苦笑して返す。
彩刀-鳩:ぱち。ぱち。ぱち。
彩刀-鳩:仲間たちの苦笑に混じって、鉄の震えるような。あるいは赤子が手を叩くような拙い音が聞こえる。
彩刀-鳩:《彼方からの声》
白子清廉:雑談を交わす若者たちのなかでただひとり、その音に反応して顔を上げる。
彩刀-鳩:『うん、立派だ。立派で、折れず、曲がらない』
彩刀-鳩:『そんな君だからこそ、僕もシャンとなるというものさ』
彩刀-鳩:──それはまさしく尋常のものではなく。彼方からこぼれ落ちる声だった。
白子清廉:「お前のそれは、私をからかっているのか心から褒めているのか、いつも分かりづらい」
彩刀-鳩:羽毛のように跳ねた髪。君たちとは拵えの違う南蛮服。
彩刀-鳩:国家に所属する警察の物に意匠は似ているが、実用性を感じさせないほどまっさらな存在だった。
彩刀-鳩:その瞳だけが、地に咲く花のように紫を宿している。
彩刀-鳩:『褒めているとも。ぼくはいつでも、最短で最速だ』
彩刀-鳩:言いながら、行儀悪く姿勢を崩す。
彩刀-鳩:──青年が座っているのは枝の先端。大の大人が腰を掛けられるものではないが、そこに腰掛けている。
白子清廉:動じることもなく、ろくに青年の方を見ることもなく歩いている。
彩刀-鳩:白子清廉の足跡を彩るように、等間隔で花びらが落ちていく。
白子清廉:「お前はどうして私を気に入ってくれるのかな。いや、それに越したことはないんだが」
白子清廉:「私が迷うことなく務めを果たすことができるのも、お前が私の言うとおりに動いてくれるからだ」
侍たち:「清廉のやつ、また一人でブツブツ言っているぞ」「気にするなよ、いつもの物思いだろ」
侍たち:仲間たちは意に介すこともなく、スタスタと前を行く。
彩刀-鳩:その様子に面白げに目を細める。
彩刀-鳩:それもまた、彼の"まっすぐ"さだ
彩刀-鳩:『そんなに不思議かな?』
彩刀-鳩:『刀であれば、振るわれなければ意味がないでしょう』
彩刀-鳩:『そして、自分を十全に振るってくれる主が居るというのは、そう……』
彩刀-鳩:『生まれた意味を満たされるようだよ。──なにより、人々を守るためというのがいい』
彩刀-鳩:す、と細めた瞳を戻して。
彩刀-鳩:『まぁ、心配がないでもないんだけどねぇ』
白子清廉:「私にはそれしかできぬ。先のことを考えて計略を練ったり、おべっかを使うようなことはてんで苦手だ」
白子清廉:腕組をする。「そういう心配か?」
彩刀-鳩:『それもあるにはある』
白子清廉:「まだあるのか!」
彩刀-鳩:楽しげに人間達を見る。最初こそ清廉を奇異の目で見ていた仲間たちは、実力を認めた後は奇矯な癖程度に受け入れている
彩刀-鳩:『あるとも。清廉殿は真面目すぎるからねぇ』
彩刀-鳩:『刀は折れず曲がらないが、それでもしなる、、、
彩刀-鳩:『適度に柔いからこそ折れない、と僕を打った変人が言っていた』
白子清廉:「むう」キミを見上げる。
彩刀-鳩:『だから清廉殿も柔さを手に入れるべきだと思うが……どうだろう、そうなると良さが失われてしまうか?』
彩刀-鳩:『迷うなぁ。ここの配合が変わると一気に具合が変わるものだからね……』
彩刀-鳩:勝手に話しかけ、勝手に悩み始めている。
白子清廉:「その柔さというのは、もっとおなごと打ち解ければ手に入るものだとか言い出すなよ」
白子清廉:スタスタ歩く。「お前とは違うんだ、お前とは」
彩刀-鳩:『待て待て。人聞きの悪い。女子供に切っ先を向けたいと思わないぞ僕は』
彩刀-鳩:『こら、無視をするな。僕の名誉に関して僕は戦うからな。おーいおーい──くっ、折れない!』
彩刀-鳩:声が置き去りにされていく。
GM:キミたちがそんな調子で、いつものように和やかに会話をしていると──
侍たち:「ぐあッ──! な、なんだ……ッ!?」突如、悲鳴が上がる。
GM:前方。見ると、仲間たちが、一人また一人と、何者かによって鮮やかに斬り伏せられていく!
彩刀-鳩:『──清廉殿』先ほど置き去りにされた言葉が、すぐ傍から聞こえてくる
白子清廉:「ああ」こちらも声の温度が変わっている。白く美しい日本刀を構える。
彩刀-鳩:真っ白な青年の姿は掻き消える。代わりに、これこそが己だと、言葉よりも雄弁に刀身が光った。
GM:そこに佇んでいるのは、ひとりの剣客です。竹笠を被り、ゆらり、ゆらりと揺れるようなシルエット。
夜刀神志道:「──白子清廉どのとお見受けする」
夜刀神志道:冷えた声がする。何やら蛇のような印象を与える男。

夜刀神志道:「俺の名は夜刀神志道。長州からのお使いでね。あんたを斬ってくれとさ」
夜刀神志道:「まぁ、そんなお題目は本当はどうでもいいんだ──俺はただ、強い相手と斬り合うことができればそれでいい」
白子清廉:「……」僅かばかりキミに意識を向ける。(こいつ、できる男だろう)
彩刀-鳩:『うん』清廉にだけ聞こえる声。平時の緩みは、戦場において掻き消える。
彩刀-鳩:『ある意味、清廉殿と同類だ。お題目ではなく、志で刀を振るう』
白子清廉:(その志はどうにも…趣味が合わんようだが)
彩刀-鳩:『方向はどうあれ、信念を軸として、繰り返し精錬された鉄だ。そういう刀が一番手強い』
彩刀-鳩:『だが、君のほうが強いよ』ぱ、と張り詰めた声が様相を変える。
白子清廉:(……ふ)少し口角が上がる。
白子清廉:「…よかろう。私の仲間を斬った身で、ここから生きて帰す訳にもいくまい」
白子清廉:「相手仕る。いくぞ、鳩」キミにすべてを託すように刀を抜く。
彩刀-鳩:(うん、うん)仇討ちは剣先を鈍らせる。"一刻も早く斬らなければ"という力みこそが、刀の速度を殺すからだ。
彩刀-鳩:『任せたまえ。僕こそは彩理天目の打ちし彩刀が一振り』
彩刀-鳩:『宿す色は白。陰ることなき勝利の色──白鳩さ』
彩刀-鳩:ぐ、と意思を持つように重心が変化し、切っ先が重くなる。
彩刀-鳩:不可思議な変動は刀自身の斬る意志だ。生半な使い手ならば不意をついて転んでしまう。
彩刀-鳩:白子清廉にそれはない。手を引かれるように、予備動作なく一歩分を踏み出して間合いを詰める。
白子清廉:「ッはァ…!」喉から張り詰めた息が零れる。
彩刀-鳩:『切っ先は常に相手に向ける。そうすれば、どうあれ手元に攻撃は届かない』
彩刀-鳩:『刀を筆だと思い給え。墨をつければ勝ち。ならば切っ先こそが一番強い」
夜刀神志道:「美しい瞳だ。良いね」瞳が爛々と光る。血まみれの刀を振り払い、いくらか捌く。
彩刀-鳩:『そして、相手の筆に線を引かせなければ、体に刃が届くことはない』
彩刀-鳩:突きを捌かれたときには既に手の内で刀を回し、反時計に回りながら横振りで首を狙っている。
彩刀-鳩:攻撃を防御されても白子清廉が隙を晒すことはない。
彩刀-鳩:その一振りに無駄な力は乗らず、的確に致命傷を与えるだけの振りには、体制を立て直す余力が残る
夜刀神志道:「チィ…!」黒曜のような日本刀だ。陽炎のような動きで翻弄するが、キミ達に決定打を与えることはできない。
彩刀-鳩:彩刀"鳩"に与えられたコンセプトとは至極単純──『終わりのない一太刀』。
彩刀-鳩:一寸単位での振り分けが可能なバランスに整えられた日本刀は、一方的な攻勢を実現する。
彩刀-鳩:『肩。首。二の腕、手の平。薬指。鼻筋。太もも。脛。』
彩刀-鳩:『五十を超えたね。清廉殿!相手もよくやる!』
彩刀-鳩:こと戦闘において無駄口は叩かない。名前を呼ばれたことで清廉は返答のため、反射的に一息吸った。
彩刀-鳩:──"溜め"を作った大上段。一手前に跳ね上げた刀が、夜刀神志道の防御をこじ開けている。
彩刀-鳩:『──頭!』
夜刀神志道:「ハハ…我が桜禍の太刀をここまでいなす、、、とは…やるねえ!」
白子清廉:「ッ────」
夜刀神志道:「まるで嵐を相手にしているようだ──」弾かれる。四肢を斬られながらも、未だその目は煌々と光っていたが──
白子清廉:「ハァアアアアア!」
彩刀-鳩:(よし──!)
白子清廉:上段からの振り下ろし。脳天より相手を叩き斬る、必殺の一撃。
彩刀-鳩:完璧なタイミング。正確な組み立てがあれば、防御不能の一撃は必然として組み立てられる。
夜刀神志道:「ガッ………!」額から、赤い一筋が流れ。
GM:血潮が噴き出る。キミ達を襲ってきた刺客が、そのまま地に倒れ伏す。
白子清廉:「………はぁ、はぁ」その様相を見やり、張り詰めていた緊張を緩める。
彩刀-鳩:血しぶきの中で、白の刀身には返り血すら帯びていない。
彩刀-鳩:正しく確かな太刀筋は血液すら届かせなかった。
彩刀-鳩:『残心。──とはいえ、流石に終わりだね』
彩刀-鳩:『お疲れ様、清廉殿』
白子清廉:「やかましい。ああ、だが助かった」
彩刀-鳩:『いやいや。これも健気な刀の献身ってものさ』
彩刀-鳩:声に軽さが戻って来る。人斬りは決して茶飯事ではないが、非日常と呼ぶことでもない。
白子清廉:「……ああ、まったく。結局のところ、私が誰かを守りたいと思っているのも…」
GM:一人ごちるように言いながら、清廉が踵を返したところ。
GM:ゆらり、ゆらり。倒れたはずの夜刀神志道から、冷えた生気が漂い始める。
GM:血にまみれたはずの身体が、不自然に動き出し──
彩刀-鳩:『なに……!?』
GM:刹那。キミがそれに気付くか気付かぬかのうちに──清廉の背中から、ずぶり、と一刺しされている。
白子清廉:「………っ」ごぼ、と口から血が溢れる。
彩刀-鳩:『清廉殿!?』
彩刀-鳩:悲鳴のような声。
彩刀-鳩:"妖刀"は人を操る。巷で囁かれるそれは間違いではない。
彩刀-鳩:重心の変化で。あるいは少しの身動ぎで。あるいは軽薄な会話で。
彩刀-鳩:(だが……だが!)
彩刀-鳩:『なんだこれは!?──"死人が動いている"!?』
夜刀神志道:「桜禍では及ばなかったが。この力までは追いつけなかったかァ」氷雪の刀が、その手に現出している。
夜刀神志道:「ハハ…ハハハハ! 白子清廉。良い剣士だったとも!ああ、泣けるほど楽しかったぜ…」
彩刀-鳩:まるで自身こそが貫いた錯覚を覚えるような、不可思議な白刃だった。
夜刀神志道:片手に黒曜のような日本刀を、片手に氷雪の刀を構え。ゆっくりと後ずさる。
GM:白子清廉は膝をつく。
彩刀-鳩:『おい!清廉殿!?……クソッ!ふざけた話だ!なんだこれは!?』
GM:哄笑しながら、夜刀神志道は闇の中に消えて行く。
彩刀-鳩:人のように手で支えることは出来ない。握った刀を杖のように支えさせて、どうにか倒れないだけだ。
白子清廉:「鳩……」だくだくと血潮が流れ、石畳を赤く染めていく。
彩刀-鳩:『せ、清廉殿……』
彩刀-鳩:刀を抜いてから消えていた白い青年の姿が淡く現れる。
彩刀-鳩:清廉が見たことのない、うろたえた顔をしている。
白子清廉:その表情を見やり、僅かに笑う。「ふ」
彩刀-鳩:『いや、まて。人を……そうだ。人を呼んでこよう。僕の声が届く人が居るかも知れない!』
彩刀-鳩:『笑っている場合じゃないぞ!?』
彩刀-鳩:『人間じゃないがわかるぞ!かなり痛いんだろう、それは!』
白子清廉:「痛い、ああ、痛いとも。まこと人の命というのは呆気ないものだ」
白子清廉:表情からどんどん生気が抜けていく。「いくな。ここにいてくれ、鳩。お前が…」
白子清廉:「私を守ってくれたから、私は人を守ることができたのだ」
彩刀-鳩:『う、うぅ……!』離れるなど、言われるまでもない。刀は使い手を求めるもので、自分の使い手は眼の前に居るのだから。
彩刀-鳩:だが、そうじゃなくても、離れることが出来たとしても──
彩刀-鳩:『な、何を言ってるんだ……』
彩刀-鳩:『そういうものは、もっと……別れる時に言うことだろう……?』
彩刀-鳩:見た目は全く違うが、その表情は駄々をこねる童子のようだった。
白子清廉:「ああ…。そうだ、私の愛刀よ」
白子清廉:「どうか、未来を…」ぐらりと体が揺れる。
GM:桜の花びらが舞う。
彩刀-鳩:『清廉殿っ!』
彩刀-鳩:咄嗟に腕で支えようとする──幻の腕で。
彩刀-鳩:その腕の中を、桜の花びらが通過した。
彩刀-鳩:戦闘の中で切っ先を捉える視覚が、いやにゆっくりと倒れる体を見た。
彩刀-鳩:見ていたのに──気づけば、その体が倒れていた。
GM:桜が咲く、春のことだった。
GM:とある夜のことである。
彩刀-鳩:『あ───』
彩刀-鳩:『あぁ………』
彩刀-鳩:『あぁぁぁぁぁ……!』
彩刀-鳩:散った桜の合間から月が見えた。
彩刀-鳩:月明かりに白く輝く桜の花びらが舞い散る。薄く色づいた白に染まる中に、鮮烈な色が1つ。
彩刀-鳩:鮮烈な赤色。傷跡から血液が地面に広がる。
彩刀-鳩:地面に転がった、まっさらな刀に届く。
彩刀-鳩:──一切の返り血を受け付けない刀が、初めて触れた血だった。
彩刀-鳩:『……………僕は』
彩刀-鳩:『なんて、弱い』
彩刀-鳩:満月が陰り始めていた。
彩刀-鳩:細く、長く、刀のような影が月に滲む。
彩刀-鳩:──忌まわしい、漆黒の刀に似ていた。



GM:シーンを終了します。
GM:シナリオロイスは夜刀神志道!推奨感情は執着/憤懣だっちゃ
彩刀-鳩:取るぜ!!
彩刀-鳩:「夜刀神志道 P執着/◯N憤懣」これで! めげないしょげない
GM:がんばって!鳩くん!
GM:取ってくれてありがとう!ではこれでこのシーンは終了するよ~


◆Opening◆山崎春乃

GM:ではPC2のOP!春乃ちゃんは侵蝕率を上げて登場してね!
山崎 春乃:山崎 春乃の侵蝕率を1D10(→ 10)増加(34 → 44)
山崎 春乃:浸食がド下手くそ
GM:告白前だから緊張してるのかな
山崎 春乃:!!
GM:というわけでこのシーンは、キミが意中の人である若王子凪人に告白して玉砕する様子を描くシーンでございます!
山崎 春乃:ぎゃふん!
GM:俺達の全力で空気を少女漫画にしていきましょう
山崎 春乃:花とゆめコミックスにしていこうな
GM:あとね~
山崎 春乃:はい
GM:このあとのシチュエーションとの兼ね合いで、幕末から逸話のある日本刀が保管してありそうな博物館の近くで告白を行ってもらいます
GM:のでよろしくお願いします
山崎 春乃:承知しました!
GM:ではやっていこう!



GM:時は現代。日本!
GM:N市。春の日。
GM:今日はキミにとって運命の日である!
GM:片想いしている先輩に、告白するのである!
GM:というわけで、博物館の近く。人のいないロマンチックな公園に、キミは意中の人を呼び出していました。
山崎 春乃:そう。意中である若王子先輩を呼び出しています。
GM:意中の人を待つ乙女なふるまいを描写しますか?
山崎 春乃:心臓が口からパンを加えたまま勢いよく飛び出して曲がり角で転校生とぶつかりそうなくらいです
GM:心臓がなんだ
山崎 春乃:春の風に髪を撫でられながら彼を待っています。乙女振る舞い。
GM:ではそんな春の風に呼ばれるようにして、キミのあこがれの先輩が公園に姿を現します。
山崎 春乃:憧れの先輩を視界にとらえます。
若王子凪人:「春乃ちゃん。やっほー」手を振っている。睫毛が長く、どこか物憂げな雰囲気漂う少年。先輩の若王子凪人だ。

山崎 春乃:「気さく……かっこいい……!」
若王子凪人:「ごめんね。野良猫と遊んでたら遅れちゃった」
山崎 春乃:「動物を愛する心……!」
山崎 春乃:「素敵……!」
山崎 春乃:「……若王子先輩。急にこんなところに呼び出してすみません。……わたし、先輩に……伝えたいことがあって……」
若王子凪人:「うん、話があるって何かな」
山崎 春乃:「……なお、この博物館に近い公園を場所として選んだのは、今日の星占いのラッキースペースだからであってごにょごにょ」
若王子凪人:「学校じゃ話せない話なんだなって思ったよ」
山崎 春乃:「……」察してくれる。そういった、さりげなく感じられる優しいところが好きだった。
山崎 春乃:なにを考えているか分からない人だな。それが、若王子先輩に抱いた最初の印象だった。
山崎 春乃:でも、だんだんと分かってきた。
山崎 春乃:先輩は、こう見えて、誰かの役に立つのが好きで。
山崎 春乃:誰かの力になりたいと思っている人で。
山崎 春乃:誰かの力になれた時。笑顔が素敵だなって。そう思えてきた。
山崎 春乃:あまり深い話をする関係ではなかったけれど。先輩の笑顔を見るのが好きになっていった。
山崎 春乃:人となりは分からなくても。その笑顔で、先輩が優しい人なんだって思えるようになっていった。
山崎 春乃:だから。
山崎 春乃:わたしは
山崎 春乃:若王子先輩のことを。
山崎 春乃:好きになった。
山崎 春乃:だから。わたしは。この気持ちを伝えたいと思って彼を呼び出した。最短で、最速で。まっすぐに、シンプルに。私の気持ちを。私が、先輩の好きなところを伝えようって。
山崎 春乃:「若王子先輩。わたし」
若王子凪人:陽光に照らされて、着崩したカーディガンや制服のズボンに、猫の毛がついているのがわかる。
若王子凪人:整った横顔はやさしくて、どこか物憂げだ。
若王子凪人:「?」
山崎 春乃:それは、わたしが好きになった先輩の笑顔だ。
山崎 春乃:「先輩の……顔が好きです」
若王子凪人:「そっか」
若王子凪人:小首を傾げ、曖昧に微笑む。「ありがとう……?」
山崎 春乃:「ど」「どういたしまして……?」
山崎 春乃:「あ、アレ……?」
山崎 春乃:もしかして、違う意味に受け取られているんじゃなかろうか……??
若王子凪人:「顔か……」
山崎 春乃:まるで、わたしが。先輩を顔だけで好きになった外見に惹かれただけの薄っぺらい小娘とでも思われているんじゃなかろうか……????
若王子凪人:「……?」きょとんとキミを見る。
若王子凪人:「春乃ちゃん……もしかして、その表情」
山崎 春乃:「えっ?」
若王子凪人:「まるで俺を顔だけで好きになった外見に惹かれただけの薄っぺらい小娘とでも思われてるんじゃないか…、って考えてる?」
山崎 春乃:「そ」「そんな顔してました……? は、恥ずかしい……」
山崎 春乃:「な、なんでわかったんですか?」
山崎 春乃:地の文を読んだんですか?
若王子凪人:「ふふ」優しく微笑む。「見てればわかるよ」
山崎 春乃:先輩は、優しい。猫の気持ちも、わたしの気持ちも手に取るようにわかってしまうのだろう。
山崎 春乃:「……先輩」
若王子凪人:「うん」
山崎 春乃:「……好き……デュス……」噛んだ
若王子凪人:「……」瞬きを数回。
若王子凪人:「噛んだ?」
山崎 春乃:「…………噛んでません」
山崎 春乃:桜の花びらが舞う。
GM:それ言えばどうにかなると思わないでください
若王子凪人:「あっそ」花びらを目で追う。「顔が…じゃないよね」
山崎 春乃:「…………」
山崎 春乃:「笑顔が、です」
若王子凪人:「……」
山崎 春乃:「……ドキドキ」
若王子凪人:「はじめて話したのは、図書室でうたた寝してた俺を、具合悪いんじゃないかって心配してくれたときだったよね」
山崎 春乃:「覚えててくれたんですね」
若王子凪人:「春乃ちゃんのなかの俺が笑っているとしたら、それは」
若王子凪人:「春乃ちゃんが俺を笑顔にさせてくれたからだと思う」
山崎 春乃:「!!」
GM:若王子凪人がキミを見つめる。良い雰囲気だ。桜の花びらも舞う。
山崎 春乃:それ言えばどうにかなると思わないでください
GM:うるさい!
山崎 春乃:ww
山崎 春乃:「そ、それって……つまり……」
山崎 春乃:「告白の答えは……」
若王子凪人:「……うん」
山崎 春乃:「イエスってコト……?」
若王子凪人:「でもごめん。ノーです」両手でばってんを作る。
山崎 春乃:「ガビーン!」
若王子凪人:「気持ちはすごく嬉しいけど…春乃ちゃんと恋人になることはできないんだ」
山崎 春乃:「ズガーン!?」
若王子凪人:「それに……」
山崎 春乃:「ななな、なんで!?今日の星占い、”心のままに行動するが吉!”って内容なのに!」
山崎 春乃:「それに?」
若王子凪人:「俺、そこまでできたやつじゃないから、もし付き合ったらがっかりするよ」
山崎 春乃:「……」
若王子凪人:「今までもいろんな女の子をガッカリさせてるし」
若王子凪人:「テストの結果もたいしてよくないし……」
山崎 春乃:「そこは関係なくない…?」
山崎 春乃:じゃなくて。めそめそしています。めそめそ。
山崎 春乃:「先輩。優しいんですね」
若王子凪人:「めそめそさせちゃったね…」
山崎 春乃:「……こんな時でも。自分が悪者になろうとしてる。……私を悲しませまいとせんとす」
山崎 春乃:「めそめそはしましたけど……最期に一つだけ教えてください」
山崎 春乃:「先輩の星座って、何座ですか?」
若王子凪人:「かなしませまいとせんとす…」小声で真似している。
若王子凪人:「星座?」
山崎 春乃:うるさい
若王子凪人:いいじゃん!
若王子凪人:「かに座だよ」
山崎 春乃:「かに座」
山崎 春乃:「…………」
山崎 春乃:「同じっだよ!!『心のままに行動するが吉!』合ってるよ!」
山崎 春乃:「うわーん!星占いなんてあてにならない~!」
若王子凪人:「そうなんだ。覚えとこう」胸に手を当てる。
若王子凪人:「でも、春乃ちゃん。春乃ちゃんはきっと幸せになれると思うよ」
山崎 春乃:「えっ。……わたしの星座を覚えてくれて……じゃなくて」
山崎 春乃:「幸せに?」
山崎 春乃:「今、絶賛不幸のどん底に貶めておいた口でそれを?」
若王子凪人:「ふふ」やさしく微笑む。
山崎 春乃:おい誤魔化されんぞ
若王子凪人:「これからも心のままに行動して、誰かを笑顔にしてあげてね」
若王子凪人:と言い、何もなければ広場から去ります。
山崎 春乃:「その背中をただ見送ることしか出来ませんでした」
GM:そういうことになります。
山崎 春乃:目の前を桜の花びらが通過した。 桜が咲く、春のことだった。
GM:オイ!
山崎 春乃:ヒィッ
山崎 春乃:では、涙がアメリカンクラッカーみたいにぶら下がりながら、呆然と立ち尽くしています
山崎 春乃:乾いた風が吹きすさぶと、僅かに涙を拭ってくれた。
山崎 春乃:好きだった。
山崎 春乃:好きだった。
山崎 春乃:好き……だった……。
山崎 春乃:胸をチクっと刺す棘の痛みは何度だって慣れない。
山崎 春乃:零れそうな涙を力ずくで抑え、前を向く。
山崎 春乃:「これからも心のままに行動して、誰かを笑顔にしてあげてね」
山崎 春乃:若王子先輩の声が、まるで、紅茶に溶けた角砂糖のように全身に染み入っていった。
GM:なんだか空腹すら覚えてくるような、へんな感じだ。
GM:しかし!そんな時!
GM:その少女漫画的な空気から一転、レネゲイド的な…なんか怪しい気配が…博物館の方からするのをキミは感じ取る!
山崎 春乃:「!!」
山崎 春乃:「レネゲイド的な…なんか怪しい気配が…博物館の方からする……!」
GM:そう…キミの本懐はUGNエージェント!エージェントだよね?
山崎 春乃:はい!
GM:だよね!
GM:じゃあ様子を見に行ったほうがいいかも!
山崎 春乃:すみません嘘つきました。イリーガルでした。エンブレム取っちゃってた
GM:あっそっか でもこっちもイリーガルにしてってハンドアウトに書いてた
山崎 春乃:「星占いによると、博物館の方を見に行くと吉……とのこと!」
GM:どっちにしろ怪しい気配は確認しに行ったほうがよさそう!
山崎 春乃:「聞こえる……星の……天の声…」
山崎 春乃:「博物館の方に向かいます!」
GM:その調子だ!OP5につづく!



GM:シーンを終了します。
GM:シナリオロイスはPC1の鳩くんなので…まだロイスは取らなくていいよ!
山崎 春乃:鳩くん??誰だろう
山崎 春乃:ロイス保留!
GM:よろしい!!では、このシーンはこれで以上!


◆Opening◆尾田原圭一

GM:PC3のOP!尾田原さんは侵蝕率を上げて登場してね。
尾田原圭一:尾田原圭一の侵蝕率を1D10(→ 5)増加(28 → 33)
GM:良い具合
GM:それではこのシーンは、葛城朔也と再会して交流を深めていると、霧谷雄吾失踪のニュースが飛び込んでくるシーンです。
尾田原圭一:朔ちゃん!雄ちゃん!
GM:そして圭ちゃん!
尾田原圭一:イエイ!
GM:最初に地の文をいれるので、支部か支部の近くで自由にくつろいでてください



GM:春。N市。
GM:江戸時代から続く街並みが一部残された、風情ある街である。
GM:そんな市内の中心部。商店街の細い路地裏を進むと見つかる、雑居ビルの1階に構えたレトロな喫茶店。
GM:喫茶『フォース・アベニュー』。
GM:別名、N市UGN支部。
GM:UGNエージェントであるキミは、今日もこの喫茶店か喫茶店の近辺で自由に過ごしています。
尾田原圭一:喫茶店の隅の席に陣取ってコーヒーをしばいてます。
GM:いいですね。店員も慣れっこなもので、穏やかな時間が流れている…
GM:そんな時。
尾田原圭一:そんな時!
GM:カランカランと鈴が鳴って、ひとりの男が来店してきます。
尾田原圭一:「ン……」
尾田原圭一:コーヒーを半分ぐらい飲みながらそちらに視線を投げます。
葛城朔也:「どうもー、お邪魔しますよ」都会っぽい細い体躯に、どこか女好きのする顔立ちの男。傍らに少女を連れている。

葛城朔也:「あ、いたいた」
尾田原圭一:「お」
尾田原圭一:「朔ちゃんか?」
葛城朔也:「そうっすよ、圭一さん」へらっと笑みを浮かべ、キミの座るテーブルに近付いてくる。
尾田原圭一:「どーぞどーぞ、好きに座っちゃって!ここはオレの城みたいなもんだからさ」
GM:キミの元バディで旧友の葛城朔也だ。最近はどこかの支部で前線に立っていると聞いている。
葛城朔也:「そりゃどーも。あ、お姉さん、俺この人と同じやつ」店員に呼びかけ、そのあと少女を見る。
葛城朔也:「しじま、お前はどうする?」
しじま:「………」答えず、ムッとキミを見つめる。
しじま:「……この人が“ソーン・ウッズ”…? 本当に…? 評判と全然ちがう…」

尾田原圭一:「お嬢ちゃん、第一印象は第一印象に過ぎねーんだぜ」
尾田原圭一:「能ある鷹は爪を隠すってさ。言うだろ?」
しじま:「…こんな田舎町で隠しててもしょうがないじゃない」ムッとした顔で言い返す。
葛城朔也:「いいから、お前はどっかいってろ」しっしっと手で追い払う。
尾田原圭一:「たはー。厳しいねえ。平和な街で見せても仕方ないだろ」
尾田原圭一:「お?いいのかい朔ちゃん」
しじま:「ふんっ」店の内部へ勝手に入って行く。支部の方に行ったようだ。
葛城朔也:「あいつがいると昔の話ができないだろ」
尾田原圭一:「そりゃ、そーだ」からからっと笑う。
尾田原圭一:「じゃあ何、わざわざオレに会いに来てくれたの?嬉しいね」
葛城朔也:「知らない話ばっかりするなって怒られるし、オッサン臭いって言われるし…」
葛城朔也:「まあね。たまたま任務で近くまで来てたもんで」
尾田原圭一:「そりゃ大事だ。まだ30代前半としちゃね」
尾田原圭一:「へえーっ。ここらは結構平和な方だと思ってたんだが」
尾田原圭一:「そうも言ってられなくなっちゃったかな?」
葛城朔也:「…ふーん?」キミを一瞥。
葛城朔也:「てっきり、もう隠遁生活に入るつもりなんだと思ってたけど、そうとも限らないようだな」
尾田原圭一:「お?このハンサムな顔に何か付いてたかい?」
葛城朔也:「あー、はいはい」
尾田原圭一:「隠遁も隠遁でしょ。こーんなキャッフェーでくつろいでんだから」
葛城朔也:「圭一さんは日本支部にいく気はないのかよ」
葛城朔也:「雄吾さんが寂しがってんじゃない?」
尾田原圭一:「んー?雄ちゃんなら大丈夫でしょ。寂しくなったら直接来るだろうし」
尾田原圭一:「あいつ、雨に降られたからって部下のシャワー借りたりすんのよ?」
尾田原圭一:「依頼先の」
葛城朔也:「はぁ? なにそれ」
尾田原圭一:「びっくりするっしょ」
尾田原圭一:「下手なチルドレンよりフットワーク軽いよ、あいつ」
葛城朔也:「そんなドラマみたいなことするヤツいるわけな……いや……雄吾さんならするのか……?」考えこんでいる
葛城朔也:「…にしてもだ」
尾田原圭一:「うん」
葛城朔也:「そういう男が今や日本支部の支部長ってな。すっかり出世しやがってさ」
尾田原圭一:「だよねえ。寧ろオレの方がサミシーよ」
尾田原圭一:「あいつ、そういう柄じゃねえと思うんだけどね」
尾田原圭一:「ま。でも政治にゃ向いてんのか」
葛城朔也:「俺からすると、アンタの方が向いてそう」
尾田原圭一:「へへへ」
葛城朔也:「否定しないのかよ」コーヒーを口に運ぶ。「一番向いてないのは俺」
尾田原圭一:「否定したらそこまでになっちゃうっしょ。夢はデッカくってね」
尾田原圭一:「まあ朔ちゃんはなー。オレよりマイペースだし」
尾田原圭一:どう見てもこっちの方がマイペースである。
葛城朔也:「アンタ、ほんと……」じろっとした顔。
葛城朔也:「やる気があるのかないのかわかんねーところも、適当なことしか言わないところも変わんねーな…」
尾田原圭一:「そりゃ、わかられちまったらオレみたいなのは上手くやれねーもん」
尾田原圭一:「上手に生きるコツってワケ」
葛城朔也:「のらりくらりとよくやってるよ」
葛城朔也:「でも」
葛城朔也:「見た目の差は会うたび広がってるからな!そこは俺を見習え!」ギャーギャー
GM:そんな風にギャーギャーしているとですね
尾田原圭一:「ナチュラルメイク(特に何もしないこと)で出る男の魅力もあるんですー!」
尾田原圭一:ギャーギャー
GM:血相を変えたしじまが店の奥から走ってきます。
しじま:「何バカな話してるの!」決めつけ「それどころじゃない」
尾田原圭一:「男同士の大事なハナシだよ!なあ朔ちゃん?」
葛城朔也:「そうだよ!十年経ってもまだ決着ついてない問題なんだこれは」
尾田原圭一:「で、その大事なハナシを遮るほどの何が起きたんだい」
しじま:「………」ムムゥ…という顔。「…ニュース」
尾田原圭一:スマートフォンを取り出す。
しじま:「”リヴァイアサン”が、何者かに襲われて忽然と姿を消したって」
しじま:「最後に姿を確認された場所に、大量の血痕が残されていた。誰かに襲われただろうという話」
尾田原圭一:「……ふうん」端末でもニュースを確認。
尾田原圭一:「どう思う、朔ちゃん」
葛城朔也:「…エイプリルフールじゃないのは確かだな」眉間に皺を寄せ、同じく端末を睨むように見ている。
葛城朔也:「どう思うったって……」
葛城朔也:「雄吾さんがそう簡単に死ぬとは思わないな。どっかで呑気にやってんじゃないのか」
尾田原圭一:「……まあ。そうだな」
しじま:「な……。上司に向かって言うコトバじゃない」唖然とした顔で葛城を見る。
尾田原圭一:「あいつ、強えーんだよな……」
尾田原圭一:「これだけの情報じゃなんもわかんねえってことは確かだ」
尾田原圭一:「朔ちゃんは特に気にせず用事済ます感じ?」
葛城朔也:「……まあ、今抱えてる任務もある。まずはやるべきことをやらなくちゃな」
葛城朔也:「アンタこそどうすんの」
尾田原圭一:「んー?ちょ〜〜〜暇だったから頭突っ込んでみよっかなーって思ってるよ」
尾田原圭一:「心配はそんなしてねっけど」
尾田原圭一:「ま、たまには顔も見たいしね」
葛城朔也:「そうかよ。……素直じゃねーなー」
尾田原圭一:伝票を取る。
葛城朔也:「あ」タイミングを逃す。
尾田原圭一:「素直な気持ち出して上手くいくやつがやればいーのよそう言うのは」ひらひら。
尾田原圭一:「んじゃ、払っとくから。またねー朔ちゃん」
尾田原圭一:「……気ィつけとけよ」
尾田原圭一:低い声が残って。
葛城朔也:「……。そっちこそ」顔をしかめるようにして言って、キミを見送る。
尾田原圭一:すぐに、春の風と共に姿は消える。



GM:シーンを終了します。
GM:シナリオロイスは葛城朔也。推奨感情は信頼/脅威ですよ~!ロイスを取ってね!
尾田原圭一:取るよ〜!
尾田原圭一:旧友/葛城朔也/信頼:◯/脅威/ロイス 顔の良さ等の脅威
GM:wwww まだ決着ついてないですからね
尾田原圭一:大事なハナシだ!
GM:男同士の!
GM:では、このシーンはこれで以上です!


◆Opening◆雪宮響

GM:では、次のOP!雪宮くんは侵蝕率を上げて登場してチョベリバ!
雪宮 響:雪宮響の侵蝕率を1D10(→ 8)増加(28 → 36)
GM:ゴリッとね
GM:ではこのシーンは、キミの友人の若王子凪人が物憂げにしているのを見つけてそこから恋バナをするシーンとなります。
雪宮 響:どうやらおれの出番のようだな……
GM:時系列的にはPC2春乃ちゃんのOP直後くらいかな?
雪宮 響:了解!
GM:ではロマンチックな場所を用意しますので、なにかしらの理由で通りかかってもらいましょう



GM:N市の街並みが見渡せる高台にて。
GM:ベンチが備え付けられ、ちょっとした展望台のようになっている。
GM:転落防止の柵から眼下を見下ろすと、キミ達の通う高校の校舎とグラウンドが広がっている。
GM:ちょうど、野球部が部活の練習をしていた。
GM:さてキミは、キミの友人である若王子凪人がこの場所で物憂げにしているのを見つけたところです。
若王子凪人:「はぁ……」溜息をつき、柵から景色を眺めている。
若王子凪人:春風が柔らかく髪をさらう。女の子が見たらきゃあきゃあと色めきだちそうな横顔だ。
雪宮 響:「こういう場所はデートか、はたまた女の子との出会いに使われるのがベストだと思うんだが」
雪宮 響:「残念、通りがかったのはおれだ」
若王子凪人:「……?」
雪宮 響:遠慮なく歩み寄って隣に腰掛ける。
若王子凪人:まじまじとキミを見つめる。「響じゃん」
若王子凪人:「やっほー」
雪宮 響:「やっほ。どうした、物憂げな顔して」
雪宮 響:「お前のその顔は本当になにか考え事のときと、実は何も考えてないのと2パターンだが」
若王子凪人:「バレた」頬に触る。「ちょっとね。うーん…響になら話してもいいかな…」
雪宮 響:「前者か、珍しく」
若王子凪人:「珍しくないよ。俺だって、考えてない時以外は考えてるんだよ」
雪宮 響:ほれ、と片手で缶コーヒーを差し出す。もう片手で自分の分を飲みつつ。
雪宮 響:「無の情報ありがとう。で、どうしたんだ?」
若王子凪人:「あ…ありがとう」コーヒーを受け取る。「うん。実はさっき、春乃ちゃんに会って…言われたんだ」
若王子凪人:「好きだって……俺の顔が……」
雪宮 響:「春乃ちゃん……山崎さんに?そうか……」
雪宮 響:「……」
雪宮 響:「顔が」
若王子凪人:「俺のことそんな風に思ってたんだね…」
若王子凪人:フゥ…と溜息をつき、缶コーヒーをくぴくぴと飲んでいる。
雪宮 響:「それは……ほら、言葉のあやじゃないか?」
雪宮 響:「あの子、結構考えすぎるタイプっぽいし。うっかり言葉選び間違えたとか……」
雪宮 響:「そういう子なの、なんとなくわかってるだろ。お前も」
雪宮 響:「人のこと、顔だけで好きになるような子じゃないって」
若王子凪人:「分かってるよ」微笑む。「かわいいし、良い子だって知ってる」
若王子凪人:「でも…恋人にはなれないって断ったんだ。悲しませちゃったな…」
雪宮 響:「……断ったのか?」
雪宮 響:少し驚いた顔をして。
若王子凪人:「うん」頷く。
若王子凪人:「ほら、有希ちゃん…前のカノジョが、別れるとき俺に言ったんだよ」
若王子凪人:「『私と別れるからって、すぐ他の女の子と付き合わないでよ』って」
雪宮 響:「お前」
若王子凪人:「うん?」
雪宮 響:「まさか……」
若王子凪人:「まさか?」
雪宮 響:「素直にそれに従って断ったのか!?」
雪宮 響:「お前なあ……待て、別れたのいつだったっけ」
若王子凪人:「う~ん…? 響とスケート行ったりしてた頃だから…」
若王子凪人:「冬休みだ」
雪宮 響:「季節巡ってんじゃねーか!」
雪宮 響:げし、と軽くローに蹴りを入れて。
若王子凪人:「ふふふ」ニコニコしている。
若王子凪人:「有希ちゃんがインフルエンザになったときに、心配しすぎたのがよくなかったみたいなんだよね…」
雪宮 響:「笑い事じゃねーよと怒るべきか笑い事にできるようになったのを喜ぶべきかどっちだと思う?怒るね」
若王子凪人:「特製の栄養ドリンクと千羽鶴を毎日届けてただけなのに…」
雪宮 響:「お前の、そういう……そういうさあ」
雪宮 響:「人によく尽くすところはいいとこで悪いとこだよ、お前の」
雪宮 響:ため息混じりに少し癖のついた黒髪をかく。
雪宮 響:「大体、フったのは有希さんの方からだろ?」
若王子凪人:「話す相手がいなくて暇だったらかわいそうだから、たくさんラインもいれた…」
若王子凪人:「うん、そうだね」
雪宮 響:「フッた方がそういうこと言うのって、結構我儘だぞ」
雪宮 響:「そのへん気にしたりしないのか、お前」
若王子凪人:「うーん…」ちょっと考える。「でも、ほら俺、確かに誰かのことすぐ好きになっちゃうから」
若王子凪人:「そっかーって思って…」
雪宮 響:「納得しちゃったのか……」
雪宮 響:有希さんのことは知っている。なにせ応援もしていたのだから。悪い子じゃなかった。
雪宮 響:人をフっておいてつなぎとめるのが我儘、なんてわからない子でもなかったと思う。
雪宮 響:(怒ってほしかったのかなあ)
雪宮 響:嫌いになったのではなくて、ついていけなくなって。もしこれで怒ってくれるなら、と最後の望みをかけた。
雪宮 響:全部想像だし、結果がこれじゃあ困りものだが。
雪宮 響:「あのなあ、凪」
若王子凪人:「うん?」
雪宮 響:「さっきも言ったこと。お前の人に尽くすところは美点でもあるけど」
雪宮 響:「尽くすばかりが良いことになるとも限らないことはあるから。そういうときは程々にしとけよ」
雪宮 響:「今回だってそうじゃないか。有希さんに尽くすのもいいけどさ」
雪宮 響:「そのせいで山崎さんや、お前自身の気持ちに向き合えなくなっちまってる」
若王子凪人:「…響は…」はぁー、と感心したようにキミを見つめる。
若王子凪人:「自分だって人の面倒見るの好きなくせに…」
若王子凪人:「俺のことまでそんなに心配してくれるんだね」
雪宮 響:「おれは……」
雪宮 響:少し言い淀んで。
雪宮 響:「とにかく、自分の気持ちも大事にしろよ」
雪宮 響:「人のことすぐ好きになるのだって、別に悪いことじゃないんだから」
雪宮 響:「おれとしてはむしろありがたい。応援しがいがあって」
雪宮 響:最後はすこし冗談めかした声音で。
若王子凪人:「うん」嬉しそうに微笑む。「そうだったんだ。どういたしまして」
若王子凪人:「あ、でも響。俺、本当にしばらくカノジョはいいやって思ってるんだよ」
雪宮 響:「……そうなのか?」
雪宮 響:「もしかして、さっきの有希さんに言われたこと……」
若王子凪人:「そう。もっと良いことがあったんだ」
雪宮 響:「もっと……良いこと?」
若王子凪人:「ちがう、ちがう。有希ちゃんは関係ない」楽しそうにしている。
若王子凪人:「そう。俺、これがあれば後はいいやって思えるようなことがあったんだ」
若王子凪人:「それ以上は、響にも話せないんだけどね」
雪宮 響:「凪……」
雪宮 響:かすかに、胸騒ぎがする。
雪宮 響:熱。雪宮響はそれを求めている。
雪宮 響:人が何かに入れ込む熱、それを感じたいと。だが。
雪宮 響:「……わかんないけど」
雪宮 響:「そのうち聞かせろよ。良いことなら」
雪宮 響:それが誰かを焼き尽くす炎なら。
雪宮 響:止めなければならない。……そうならないように祈っている。
若王子凪人:「ふふふ。響の頼みなら仕方ないな」笑って返し、眼下に広がる景色を眺める。
GM:学校の校舎。部活動に励む生徒達が見えた。



GM:シーンを終了します。
GM:シナリオロイスは若王子凪人!推奨感情は友情/猜疑心だよ~ 取ってね~!
雪宮 響:若王子凪人 ○P友情/N猜疑心
雪宮 響:オッケー!
GM:は~いありがとう!ではこのシーンはこれで以上でございます!


◆Opening◆彩刀-鳩&山崎春乃

GM:では、OP5!鳩くんと春乃ちゃんの出会いのシーンですよ!
GM:侵蝕率を上げずに登場してね。
山崎 春乃:むんっ
彩刀-鳩:むむん
GM:春乃ちゃんのOPラストで、怪しい気配を感じて博物館の方に向かった続きとなります。
GM:まずは鳩くん視点、何が起こっていたか?をザクザクと描写していきますので、反応したいところで自由に反応してもらい
GM:ちょうどいいところで春乃ちゃんに駆け付けてもらうよ~!あとは流れで運命的な出会いを果たしてください
彩刀-鳩:はーい!
山崎 春乃:了解です!
GM:鳩くんは「俺と契約してくれ」って言っちゃって大丈夫です 春乃ちゃんが承諾すると自動的にオリジナルDロイスを獲得します
彩刀-鳩:理解!
GM:ではそんな感じで!



GM:N市。博物館、収蔵庫にて。
GM:人気のない広い部屋である。均一に並べられた棚に、展示されていない資料が整然と保存されている。
GM:その片隅。
GM:刀剣であるキミは、かくかくしかじかとした経緯を経てこの場所に収蔵され、静かな日々を送っていました。
GM:人の形をとれないキミが、いつものように過ごしていると。
GM:カタン。物音がなる。
彩刀-鳩:くすみ1つない真っ白な刀。
彩刀-鳩:時代は移り、刀が振るわれる日常は遠く過ぎ去った。
彩刀-鳩:物珍しさから関係者に多少は注目されつつも、目玉として展示されることはない。
彩刀-鳩:『(ま、面白みのないほうだからね、僕ってやつは)』
彩刀-鳩:時代錯誤の天才名工を名乗った彩理天目の時代は、未だ到来していないらしい。
彩刀-鳩:『だから、変化があるってのはすごーく珍しいんだよねぇ』
彩刀-鳩:思いながら、音の方に意識──人間でいうところの"目"──を向けてみる。
GM:キミはすぐに違和感を感じるでしょう。博物館のスタッフにしては、あまりに研ぎ澄まされすぎた気配。
犯人っぽい謎の存在:《天使の外套》。すぐそばに降り立つようにして、レネゲイド能力によって外見を隠した人間が現れる。
GM:その全身は黒塗りになっており、正体が判別できないよう成人男性くらいのシルエットで作画されている。
彩刀-鳩:例えば、檻の中に動物がいたとする。
彩刀-鳩:それが肉食獣であれば、爪も牙もない生物は相手が檻の中であろうと本能的に脅威を感じる。
彩刀-鳩:それでも"安全"だ──だが、檻の外に居る獣を見てしまえば?
GM:黒塗りで性別や年齢は分からないが、鋭い三白眼と邪悪にニヤついた口元がキミを見つめるぞ。
彩刀-鳩:現れた存在に感じたのは、そんな異質な──鳩にとっては日常的な、剣呑な気配だった。
犯人っぽい謎の存在:「クク………」
彩刀-鳩:『おや』
犯人っぽい謎の存在:犯人のように怪しいその存在は、むんずとキミを掴む。
彩刀-鳩:『珍しいね。この倉庫に忍び込んで金目の物以外を求めるとは──おっと』むんず
GM:どこかに持ち去ろうとしているようだ。あっという間に収蔵庫から抜け出している。
彩刀-鳩:『お、お、お?』
GM:誰にも気づかれないまま、素早い身のこなしで博物館の窓から飛び出す。とにかく善人ではないのは明らかだ。
彩刀-鳩:『まさか僕が盗まれるとは。やめたほうがいいと思うなぁ、見つかったら言い訳効かないんじゃないかい?』
彩刀-鳩:『うーん、まいった。こんな時こそ僕の声が誰かに届けばいいんだが』
犯人っぽい謎の存在:「これで…計画は完成に近づく…」意味深なセリフ!
GM:博物館のすぐ外にある木陰に着地。
GM:桜の花びらが舞う………
彩刀-鳩:『これは……なるほど、独り言というやつだね。返事がもらえたと思って損をしたよ』
GM:キミの声が誰かに届かない限り、このままどこかへと連れ去られてしまうのかもしれない…!
彩刀-鳩:『あぁいや。蔵の外なら人も多いかな?ものは試しだ、やってみよう』
彩刀-鳩:『んん。……だれかいないかぁーーー』
彩刀-鳩:かぁー ぁー ぁー……
山崎 春乃:……
山崎 春乃:……
山崎 春乃:桜の花びらが舞う………ひらり、ひらり、と。その先には、立ち尽くす少女の姿がある。
山崎 春乃:運命の出会い……
GM:まだ犯人っぽい存在もいるからちょっとそれ取っておいて!
山崎 春乃:!!
山崎 春乃:……犯人との運命の出会い……
犯人っぽい謎の存在:「…!」
彩刀-鳩:『おっと』
犯人っぽい謎の存在:キミの姿に気付いてバッと振り向く。なお、作画は依然として黒塗りだ。
彩刀-鳩:そこにいる少女を見て、目(あるとすれば)を細める。
山崎 春乃:君にはこう見えるだろう。
山崎 春乃:美少女(自称)に。
山崎 春乃:「今の声、あなたが……?」犯人っぽい謎の存在に声をかける
彩刀-鳩:(しまったな。子供じゃないか。盗人の顔を見るとは、なんとも間の悪い……)
犯人っぽい謎の存在:「……?」後ずさりする。
山崎 春乃:違和感。誰かを呼んでいる声。だというのに、目の前の犯人っぽい謎の男は人目を忍んでいるようだ。
彩刀-鳩:『きみ、きみ。此奴は盗人だ。出来れば今すぐ逃げて、警邏のものを呼んでくれないか?』ものは試し。
山崎 春乃:「盗人!?」
彩刀-鳩:『とは言え聞こえないなら虚しいものだけど……あれ?』
犯人っぽい謎の存在:「チッ……」
山崎 春乃:「……????」目の前には男が1人。だというのに、聞こえる声は男のものではないように思える。
犯人っぽい謎の存在:状況が悪いことを察する。《ワールウィンド》。鳩くんを場に残し、風のように姿を消す。
彩刀-鳩:『僕の声が……聞こえている?』
彩刀-鳩:『うおっと、手荒じゃない?』
GM:白い刀剣であるキミは、カランと地面に転がるでしょう。
山崎 春乃:「もしかして、美術館で刀剣を盗んだばかりで今まさに逃走を図っている最中だったりして……星占いはあてにならない……きゃっ」
彩刀-鳩:放られた刀は抵抗虚しく桜の木の下に転がる
山崎 春乃:「……まだ」
山崎 春乃:「……聞こえる」
山崎 春乃:「…………」引き寄せられるように、桜の木の下へと歩いていき
山崎 春乃:真っ白な刀に視線を移した。
彩刀-鳩:『少女よ』
彩刀-鳩:『僕の声が聞こえているようだね?』
山崎 春乃:「ひっ!」
彩刀-鳩:《彼方からの声》。白い刀が僅かに震え、先程よりはっきりと声が聞こえる。
山崎 春乃:「は、はい。それは、もう、バッチリと聞こえています…」
彩刀-鳩:『ふむ──』考え込むような声。
彩刀-鳩:『時代の流れとは、想像を超えてくるね。君のような少女が刀を扱うようになったか……』
彩刀-鳩:『あぁ、申し遅れたね。僕は………鳩。彩刀、鳩といえば伝わるかい?』
山崎 春乃:「鳩……?」
山崎 春乃:「平和の象徴の……?」
山崎 春乃:「……あっ、うっ、あっ、わ、わたしは、山崎春乃です」
彩刀-鳩:『平和の象徴。うん、いいね。そうなれたらいいなと思っている』
彩刀-鳩:『山崎春乃。春乃殿か』
彩刀-鳩:『良い名前だね。この花が咲くように、命を育む季節の名だ』
山崎 春乃:「!!」
山崎 春乃:「……あの……鳩……さん?は」
山崎 春乃:「ここでなにを……?ううん」
山崎 春乃:「なんで、わたしを呼んだの…?」
彩刀-鳩:『なぜ、か』少し考え込む間があり。
彩刀-鳩:『──僕の声は、普通の人には聞こえない』
彩刀-鳩:『刀の声を聞くことが出来るのは、僕を振るうことが出来る者だけだ』
山崎 春乃:「刀を振るう……」
彩刀-鳩:『あぁ』
彩刀-鳩:『きみには、その素質があるのだろうね』
彩刀-鳩:『だが、そうだな。どうして僕が誰かを呼び続けていたのかと言えば』
彩刀-鳩:『僕の声を聞いてくれる人に、出会うためかも知れないね』
彩刀-鳩:『……答えになった?』
山崎 春乃:……山崎 春乃は図書室にいるような少女だ。
山崎 春乃:運動神経は鈍く、ぶっちゃけるとどん臭い。
山崎 春乃:趣味は星占い。今日のかに座の運勢を思い出す。
山崎 春乃:”軽はずみな約束はトラブルの元!”等と言っていたなあ。だというのに。口から出た言葉は。
山崎 春乃:「それって……」
山崎 春乃:「わたしでも、キミを振るえるの?」
山崎 春乃:星占いとは真逆の言葉を口にする。構わない。星占いはあてにしない。
彩刀-鳩:『出来るとも。それだけは保証しよう』
彩刀-鳩:彩刀"鳩"は、突き詰めて言えばそれだけの刀だ。
彩刀-鳩:変わらず、折れず曲がらず、振りやすい。
彩刀-鳩:派手な見た目に反して、ただ刀としての性能だけを追求された。
彩刀-鳩:『だから、山崎春乃殿』
彩刀-鳩:『契約だ。きみが、僕の使い手マスターにならないか?』
山崎 春乃:……山崎 春乃は図書室にいるような少女だ。運動神経は鈍く、ぶっちゃけるとどん臭い。刀など振るったことすらも無い。
山崎 春乃:「はい…!」
山崎 春乃:導かれるように声を返す。
GM:ここでキミは、オリジナルDロイス『奇妙な隣人~極~』を獲得することができます。
GM:獲得しますか?
山崎 春乃:獲得します。手の甲に令呪が刻まれます
GM:では、鳩くんは《ヒューマンズネイバー》を獲得します。
彩刀-鳩:獲得しました。
GM:また、春乃ちゃんは《勝利の女神》LV3を獲得します。これは侵蝕率0で使用することができますが、鳩くんに対してのみしか使用することができません。
山崎 春乃:なるほど、つまり、私が勝利の女神ってことですね。すべてを理解しました
GM:そこまでは言ってないが…
GM:では、演出をどうぞ!
彩刀-鳩:『良い答えだ』
山崎 春乃:運命に導かれるように言葉を返すと、目の前の白い刀が僅かに奮えた……気がした。
彩刀-鳩:答えた瞬間、春乃の中に1つの回路がつながる。
彩刀-鳩:目を離しても、その存在が何処にあるか手に取るようにわかる──そんな繋がりだ。
彩刀-鳩:「改めて、自己紹介をしよう」
彩刀-鳩:「鳩。時代錯誤な天才名工、彩理天目が打った一振り……いわゆる妖刀だよ」
彩刀-鳩:「面白みのないけど、扱いやすさは自信がある。よろしくね」
山崎 春乃:それは、まるで。
山崎 春乃:季節を彩り、何色にも染まる……真っ白い陶器のような……そんな印象を刀に抱いた。
彩刀-鳩:頭に直接響いていた"声"が、上から振ってくる。
彩刀-鳩:同時に、枝から落ちる花びらが増えた。
彩刀-鳩:目を上げると、そこにあったのは桜に包まれる"白"の色。
彩刀-鳩:眼の前の刀が人の形を取るとそうなる、というような。
彩刀-鳩:羽毛のように跳ねた髪。まっさらに拵えの南蛮服。
彩刀-鳩:すべてが白い中で瞳だけが花咲くように紫を宿している。
彩刀-鳩:眼の前に転がっていた刀はいつの間にかその青年の腰に。
彩刀-鳩:真っ白な青年の姿が、重さなどないように、桜の木の枝に寝そべっていた。
山崎 春乃:「えっ、な、なにそれ、どうやってるの?落ちないの?」
彩刀-鳩:「大丈夫だよ」ふ、と口元を緩ませる。
彩刀-鳩:「春乃殿の目に見えているのは、幻のようなものさ。人の形をしている方がわかりやすいでしょう?」
彩刀-鳩:「だから、僕の姿も声も他の人には………?」
山崎 春乃:「気を使ってくれてありがとうなんだけど……えっ?」
彩刀-鳩:ほら、と実演するように伸ばした腕が、桜の枝を貫通しない。
山崎 春乃:「……」
彩刀-鳩:「……………」腕が触れて花びらが舞うのを、不思議そうに見ている。
山崎 春乃:「……めちゃくちゃ実体伴ってるように見えるけど……」
彩刀-鳩:「…………春乃殿にも、そうみえる?」
山崎 春乃:「……」目を逸らす。
彩刀-鳩:するり、と木の枝から落ちる。
彩刀-鳩:重さを感じさせない挙動はそのままに、風に巻かれてふわりとマントが翻った。
山崎 春乃:「なにその顔の良い男にしか許されない所作は…!」
彩刀-鳩:「今の時代はそんな法があるの?」
彩刀-鳩:片膝を地面につけて、土の感触を確かめる。「触れられる」
山崎 春乃:「……本当だ」君の肩に触ってみる。
彩刀-鳩:「わぁ」触れられて驚く。
彩刀-鳩:「肉体が、ある」紫の瞳を驚きに見開いて。
彩刀-鳩:「な、なぜだ?いや、分かっている、答えは1つだ。そうだね?」
山崎 春乃:「は、はい。真実はいつもひとつ」
彩刀-鳩:「うん」
彩刀-鳩:「……春乃殿!」
山崎 春乃:「黒いシルエットの男も出てたし……真実はいつもひとつなのは間違いないとして。その答えとは……は、はいっ!」
彩刀-鳩:「まさか、僕を振るうだけではなく、肉体まで与えてくれるとは。想像もしていなかった」
山崎 春乃:「……ん?」
山崎 春乃:「……、お、おうよ」
彩刀-鳩:「きみは──すごーく面白いな!一体何者なんだ?」
山崎 春乃:「何者……そ、それって」
山崎 春乃:「わたしのことがもっと知りたいってコト……?」
山崎 春乃:「使い手(マスター)になってほしいって、つまり、そういうこと……?」
彩刀-鳩:「そのとおりだ」
彩刀-鳩:「まさか噂に聞く陰陽師とやらの血筋だったりするのかな?あぁ、それなら婦女子でありつつ刀も使うのにも納得か?」
山崎 春乃:「!!」
彩刀-鳩:「まいったな。しばらく話していなかったから言葉がまとまらない。普段はこんなことはないんだが」
彩刀-鳩:「感謝の言葉をもっと覚えるべきだった!」
山崎 春乃:「分かる。分かるよ。わたしも、さっき、若王子先輩の前だと言葉がまとまらなかったから。そういうのあるよね、うんうん。好きな人の前だとね……」
山崎 春乃:「……着いてきて。紹介するから」彼ピだって
彩刀-鳩:「あぁ、わかった。そうか、こうして歩けば良いんだな」両足の感覚を楽しんでいる。
山崎 春乃:「なるほど。現代のことだけじゃなくて、歩き方から教えなきゃダメかな」
彩刀-鳩:「早めに慣れないとね。これなら──」(同じ過ちは、繰り返すまい)
彩刀-鳩:「うん、楽しみだ。よろしくたのむよ、春乃殿」
山崎 春乃:「うん!よろしくね、鳩」
山崎 春乃:山崎 春乃の権能は、シールを集めると素敵なものを手に出来ることである。
山崎 春乃:舞い落ちた桜がタイルに張り付く。それは、台座に貼られたシールのように。
山崎 春乃:手に入れたものは。
山崎 春乃:本当に、素敵なモノであった。



GM:シーンを終了します。
GM:春乃ちゃんだけロイスの処理しましょう!
山崎 春乃:はい!
GM:シナリオロイスのPC1鳩くんにロイスを取ってね。推奨感情は好意/疎外感だよ
山崎 春乃:〇好意/疎外感 で取ります!
山崎 春乃:好きです!
GM:もう!?
彩刀-鳩:感謝だ!
山崎 春乃:出会った時間の短さは関係無いから…
GM:そっか…
GM:では、このシーンはこれで以上だよ~!


◆Masterscene◆

GM:N市。江戸時代から続く風情ある街並みが一部残る、歴史ある街。
GM:真夜中のこと。
GM:薄曇りの空に、月がぽっかりと丸く光る。
GM:路地裏。半グレの男達が血を流して倒れていた。
GM:竹笠を被った剣客が、その傍らに佇んでいる。
GM:時代錯誤の着物姿。彼の持つ黒曜のような日本刀は、ぬらりと血に濡れている。
GM:「見つけたぞ…!そこのジャーム、おとなしくしろ!」
GM:騒ぎを聞きつけて駆け付けたN市UGNエージェントが叫ぶ。
GM:「この街の市民に手を出すようなら、俺達UGNが許さないぞ…!」
GM:「相手してくれるのかい。いいねえ、遊び相手を探してたんだ」
GM:剣客が答える。ゆらり、ゆらりとそのシルエットが揺れる。
GM:「しかしその、じゃあむっていう呼び名は色気がないね」
GM:「名乗るとするか」
夜刀神志道:「俺の名は夜刀神志道。人斬り夜刀神さ」
GM:蛇めいて絡みつくかのごとく、その剣客はUGNエージェントに襲い掛かる。
GM:血しぶきが上がった。


◆Middle01◆

GM:では、さっそくミドルフェイズに突入していくぞ!
GM:シーン1!合流フェイズです。シーンプレイヤーは鳩くん!全員登場してね
山崎 春乃:山崎 春乃の侵蝕率を1D10(→ 3)増加(44 → 47)
雪宮 響:雪宮響の侵蝕率を1D10(→ 2)増加(36 → 38)
尾田原圭一:尾田原圭一の侵蝕率を1D10(→ 2)増加(33 → 35)
彩刀-鳩:彩刀-鳩の侵蝕率を1D10(→ 6)増加(40 → 46)
GM:というわけで春乃ちゃんが男を連れ込んで男に会わせるシーンになります
山崎 春乃:ゲヘヘ
彩刀-鳩:笑い方ァ!
雪宮 響:だれよそのイケメン!
山崎 春乃:アンタもそうよ!
雪宮 響:てへ
GM:マスターシーンの内容については、知らなくても大丈夫なんですが
GM:鳩くんは「夜刀神志道の気配がする…死んだはずでは…?」くらいの意味深なロールをしてもいいかもしれないですね
彩刀-鳩:気配!
彩刀-鳩:わかりました トーンを散らします
GM:必要なときは地の文を召喚してください
GM:ではやっていきましょう~ みんなの交流がひと段落したらシーンを〆るよ~



GM:N市、喫茶『フォース・アベニュー』。
GM:裏路地にある、雑居ビル1階のレトロな喫茶店だ。
GM:来るのは常連客がほとんどで、もっぱらUGN支部員たちが店員や客のカヴァーをしつつ待機している。
尾田原圭一:定位置でコーヒーを飲みながら店の中を見渡している。
雪宮 響:「いらっしゃいませ、ご注文は」
雪宮 響:エプロンをつけ、トレー片手に声をかける。
尾田原圭一:「ちょっとオハナシしたいかなあ」
尾田原圭一:「今、お客さんも少ないし」
雪宮 響:「助かった、紅茶の煎れ方はまだ自信がないんですよ」
雪宮 響:笑いながら対面に腰掛ける。
雪宮 響:「尾田原さん、聞きました?”リヴァイアサン”が……」
尾田原圭一:「おにーさん相手に練習しとけ〜」笑う。
尾田原圭一:「ああ。雄ちゃんが襲撃されて失踪したってニュースだろ」
尾田原圭一:「どこの支部も大騒ぎだろうな」
雪宮 響:「雄ちゃんて……」
雪宮 響:少し呆気に取られた顔をして。
尾田原圭一:「そりゃ、マブだし」
雪宮 響:「なるほど、そりゃ失礼。ともかく、ご存知でしたか」
雪宮 響:「もしかして、オハナシしたいってのもそれ関連で?」
尾田原圭一:「そだな。この事件、まだまだ序盤だぜ」
尾田原圭一:「いつもより警戒レベルを上げといた方がいい」
雪宮 響:「日本支部長の失踪をもって序盤、ですか」
尾田原圭一:「ああ」
雪宮 響:「大事になりそうだ、それは。こちらからアクションを起こすというのは?」
尾田原圭一:「起こすアクションによるな。情報を集めた方がいい。手がかりは多けりゃ多いほどグーだ」
雪宮 響:「了解です。……そもそも犯人の手がかりも目的もわからないんじゃ、打てる手も限られますからね」
雪宮 響:「何が起きてもいいように情報収集と警戒、ですか」
雪宮 響:「こういう時、対応する側はもどかしいですね」
尾田原圭一:「そうそ。雄ちゃん側にも思惑があるかもしれんしさ」
尾田原圭一:「まあ……そだな」
尾田原圭一:「あいつは一人で突っ走るトコあるからな……」
雪宮 響:「マブからの不安になる情報だなあ」
雪宮 響:「こうなると何も動きがないのも困りますね。なにか変化がなければ対応のしようも……」
山崎 春乃:……空気が張り詰める。そこだけ室温が2度下がったかのような、そんな緊迫感。それを打ち砕くかのように飛び込んできたのは
山崎 春乃:ガランガランと勢いよく開かれる扉の音と、春の風。そして
山崎 春乃:イケメンを従えたイリーガル、山崎 春乃だ
尾田原圭一:「うおっびっくりした」
尾田原圭一:「今作画変わった」
彩刀-鳩:白色を人の形に押し込めたような青年が続く。
山崎 春乃:「誰が花とゆめコミックスみたいなヒロインよ~」
彩刀-鳩:足を動かしているが、奇妙なことに一歩の歩幅が不自然に広く、歩く真似事のようだ。
彩刀-鳩:「春乃殿の言葉は時折ハイカラになるねぇ」
雪宮 響:「溢れ出る自己肯定感、ほっとする。こんばんは山崎さん」
雪宮 響:「……?そちらのお兄さんは?」
山崎 春乃:「ハイカラって……。こんばんは、雪宮くん。わたし、いつも通りゼロカロリーコーラをベンティでお願い」
山崎 春乃:「こちらのお兄さんは……」なんて言うべきか。先ほどの盗難騒ぎから話すべきか?それで自分がマスターになっただなんて、一言で言い表せる気がしない。なにより、鳩は刀だから……えと……
彩刀-鳩:「! おぉ、本当に春乃殿にも認識されている……!」感極まっている。
雪宮 響:「一度スタバ式注文で認めたら味をしめちゃってまあ!」
山崎 春乃:「このお兄さんは……」「拾った……」
尾田原圭一:「返してきなさい!」めっ
尾田原圭一:(条件反射)
雪宮 響:言いながらコーラを運びつつ、会話にぎょっとする。
彩刀-鳩:「歓迎されてないようだが?」
山崎 春乃:「そ、そんなことないない!大歓迎だから!」
尾田原圭一:「ああいや、まずった。歓迎してないんじゃなくてだな……」
雪宮 響:「未成年略取……いや成年略取……?」
尾田原圭一:じーっと見る。
山崎 春乃:「えと……そういう意味じゃなくて」弁明 「わたしに、ご主人様になってほしいって……」
雪宮 響:「OK、浮かれてることは伝わった!」
尾田原圭一:「色々とまずい感じのワードチョイスだな?」
彩刀-鳩:「伝わったのだなぁ」
雪宮 響:青年の方を向いて。
山崎 春乃:浮かれているのを見抜かれてしまった。鳩くん、弁明任せた
彩刀-鳩:「……あぁ、そうか」ぽん、と合点がいったように。
彩刀-鳩:今更注目されていることを自覚して、一拍遅れて振る舞いを正す。
彩刀-鳩:つまり、徐ろに正座した。
雪宮 響:「椅子あるよ!?」
彩刀-鳩:「僕は鳩。時代錯誤な天才名工、彩理天目が打った一振りで、いわゆる妖刀だ」
彩刀-鳩:「本来は刀だが、春乃殿と契約し、そのお陰で人の身を頂いた」
尾田原圭一:「あ〜〜〜〜レネビか。なるほど」
彩刀-鳩:「鋼ゆえ粉骨砕身とは行かないが、春乃殿の力になるつもりだ」
彩刀-鳩:「以後、よろしく頼む」深々と礼。
雪宮 響:尾田原と顔を見合わせる。
雪宮 響:「ありましたね……変化」
雪宮 響:「変化っていうか変化球っていうか……」
彩刀-鳩:「…………」ゆっくりと面を上げて。
尾田原圭一:「ああ……それもとびきりデカいやつが、な」
彩刀-鳩:「本当に受け入れるのだなぁ」びっくりしている。
彩刀-鳩:「戯言か、妖怪変化と扱われると思っていた」
山崎 春乃:「鳩は、もともと刀だったんだけど。……俺はお前のモノ(刀)だって言ってくれて……そしたら、触れるようになったの」
尾田原圭一:「おおっと、お兄さん。確かにここでは受け入れられるが」
尾田原圭一:「お外じゃあんまり言わねえ方が吉と出るぜ」
尾田原圭一:「この場所は特別こう……不思議なもの……怪奇なるものに通じててね」
尾田原圭一:「ここがデフォルト……普通ってワケじゃねんだ」
雪宮 響:「ああ、申し訳ない。丁寧に挨拶いただいたのに自己紹介が遅れたな」
彩刀-鳩:「なるほど。星読みや陰陽師の類と言ったところかな」
雪宮 響:「おれは雪宮響。こちらのお兄さんが尾田原圭一」
彩刀-鳩:「それについては問題ない。むしろ、数百年で一般的になっていると言われたほうが混乱するからねぇ」
山崎 春乃:(おにいさんって言わないと訂正されるから気を付けた方がいいよ)鳩くんにひそひそ
雪宮 響:「山崎さんの友人兼同僚で……そうだな、陰陽師が近いかも」
尾田原圭一:「雪宮、紹介ありがとう」
彩刀-鳩:(ふむふむ)ひそられ。
雪宮 響:「あなたの言うところの妖怪変化とかの話を扱っている」
彩刀-鳩:「あい分かった。響殿に、圭一殿だな。」
彩刀-鳩:「妖怪変化の専門に、春乃殿もその一員と。僕が体を得たことも納得だ」
雪宮 響:(殿……)なかなか呼ばれたことのない敬称でちょっとくすぐったい。
山崎 春乃:「念のため、本当に2人にも見えてるか確認しておく?」鳩の隣に立って、♡の片割れのポーズを取る。シャッターチャンスですよ?
尾田原圭一:「まあなんだ。困ったことがあったら何でも相談してくれや」
尾田原圭一:パシャパシャ
尾田原圭一:「しかし、刀ねえ」
彩刀-鳩:「?」そっ、と片割れのポーズに刀の柄を添える。
尾田原圭一:「雪宮、例の件と関係あると思うか?」
雪宮 響:「わかりませんが……ひとまず」
雪宮 響:「鳩君、でいいかな。一度店の奥に行こうか」
山崎 春乃:アイドルとチェキを撮るオタクのような状況で写真を撮られるパン祭りの姿があった(無視してください)
雪宮 響:「こちらからも色々説明したいことがあるし、そちらからも知りたいことがあるだろう」
雪宮 響:「落ち着いたところで話がしたい。というのも」
雪宮 響:「提供できる知識の1つ目。床に正座は、目立つぜ」
彩刀-鳩:「ふむ。」
彩刀-鳩:「刀であれば余計なことを考えず、春乃殿の指示したものを斬るだけだ──と言いたいところだけど」
彩刀-鳩:「人の体を手に入れたからにはそうはいくまいね。」
山崎 春乃:「現代日本ではそう人を斬る機会は提供出来ないかな……」
彩刀-鳩:「まずは1つ、覚えさせていただいた」緩やかに立ち上がり、汚れていない膝を払う。
雪宮 響:「ありがとう。奥なら座布団ぐらいは出せるから」
彩刀-鳩:「……………そうなのか」
彩刀-鳩:「変わったねぇ、時代」
尾田原圭一:「山崎がここで『鳩くんのためなら提供するよ!機会!』とか言い出さなくてよかったぜ」
GM:というわけで、キミたちは支部室まで移動するでしょう。
山崎 春乃:「『鳩くんのためなら提供すr』……いう訳ないでしょ」(あっぶねえ
GM:飲食店と思えぬ硬質な雰囲気だ。支部員が寝泊まりできるよう、簡単な居住スペースも構えている。



GM:ここで鳩くんは支部員たちから、簡単に現代についてやレネゲイドに関する知識を教えられたと思いますが…
GM:せっかくなのでその様子を判定で表現してみましょう
彩刀-鳩:なるほどね!
山崎 春乃:眼鏡クイクイして教えました!
GM:〈知識:現代〉もしくは〈情報:UGN〉で判定!達成値でどれくらい理解できたのか察してみるよ
雪宮 響:GM!コネって……使えますか!?
彩刀-鳩:本気だ
GM:いいでしょう
山崎 春乃:ww
山崎 春乃:コネを使ってまで教えるの、本気過ぎて好き
雪宮 響:これは全員で判定していいのかな
彩刀-鳩:誰が教えるの上手いかのバトルだ
彩刀-鳩:僕は最終的な理解度をダイスで出しちゃお。
尾田原圭一:うっかりコネの概念を忘れていた
GM:せっかくだしそうしましょう!春乃ちゃんのみ〈芸術:冷静な説明〉で判定してください
尾田原圭一:wwww
山崎 春乃:wwwww
尾田原圭一:情報:UGNで。
尾田原圭一:3dx+1
DoubleCross : (3DX10+1) → 6[1,2,6]+1 → 7

尾田原圭一:普通。
GM:充分充分!
雪宮 響:あ、折角だしバラしちゃうか 説明する技能
彩刀-鳩:一般的な難易度を突破できる!
雪宮 響:知識:現代で判定します
山崎 春乃:おお!
雪宮 響:俺はモデルチルドレン!
彩刀-鳩:UGN、現代、芸術的な説明
山崎 春乃:!!
雪宮 響:4DX+0+0@10 知識(現代)
DoubleCross : (4DX10) → 10[6,8,9,10]+8[8] → 18

彩刀-鳩:すご
山崎 春乃:つ、つええ!
尾田原圭一:わっすご
GM:す…すご!!
尾田原圭一:出目高い!
雪宮 響:+2がついてない 20ですね
彩刀-鳩:マスター現代!
雪宮 響:現代マスターと呼んでくれ
GM:これがモデルチルドレンかよ…
山崎 春乃:おもしろい……ならばお見せしましょう
彩刀-鳩:現代を極めたモデルチルドレン
山崎 春乃:私の〈芸術:冷静な説明〉を…!
山崎 春乃:1dx
DoubleCross : (1DX10) → 8[8] → 8

雪宮 響:頑張ってる!
彩刀-鳩:結構でかい!
山崎 春乃:けっこう頑張った!
雪宮 響:かなり冷静さを取り戻した
尾田原圭一:大きい!
GM:これはかなり…クールでは!?
雪宮 響:クール!
山崎 春乃:へへっ!シールをゲットだぜ!
尾田原圭一:くっ、おにーさんの説明下手が明らかに
彩刀-鳩:じゃあ最終的に何処まで理解したか振っておこう
彩刀-鳩:2dx+2 情報:UGN
DoubleCross : (2DX10+2) → 10[4,10]+6[6]+2 → 18

彩刀-鳩:マスター現代!
尾田原圭一:たかい!
GM:すご!!!
山崎 春乃:めちゃくちゃ理解してる!
雪宮 響:まかせてくれ
彩刀-鳩:出目が同じだ
雪宮 響:<バディムーブ> コンボ:考慮選択
雪宮 響:自身以外の判定の達成値に+3!
彩刀-鳩:!?
山崎 春乃:!!!!
雪宮 響:理解度を上乗せするぜ
彩刀-鳩:21理解しました
尾田原圭一:すごい
彩刀-鳩:21世紀に追いつきます
GM:す…すご!!
雪宮 響:あいつもう追いつきやがった!
山崎 春乃:現代知識バッチリじゃん!
GM:ではキミは21世紀に生きる人間ほどの知識を一瞬で蓄えることに成功します
彩刀-鳩:テレレテッテッテー
GM:tiktokも使いこなせる!
雪宮 響:もはや現代人
尾田原圭一:そ、そんな!私でさえ使いこなせないのに!
彩刀-鳩:ヒットチャートも抑えている!
尾田原圭一:CDTVを見よう!



山崎 春乃:「……だから、つまりね?積み立てNISAっていうのは……」
雪宮 響:「あまり上下動を気にせず気絶してる方が……はっ、しまった」
雪宮 響:「鳩君がものすごく覚えがいいものだからつい話が横に横に逸れて……」
彩刀-鳩:「ふむふむ。金子を預けることで他者の資金にし、利子を受け取る……個人が金貸しとなるとは、烏金共(昔の金貸しだよ!)も出世したものだなぁ」
尾田原圭一:「おにーさん現代人としての自信失ってきたわ」
GM:というわけで、現代に関する説明はバッチリだ。
彩刀-鳩:「この"Smartphone"(流暢)も、個人が情報を発信できるとは……」
彩刀-鳩:「電波、といったか?目に見えないものを扱う技、僕に形を与えるぐらいは朝飯前と勘違いしてしまいそうだ」
彩刀-鳩:「うん、概ね理解できた。まさか、刀が戦場を退くことがあるとはね……」
彩刀-鳩:説明の時代が進むたびに言っている
山崎 春乃:「……鳩の時代とは変わっちゃったから……寂しい?」
彩刀-鳩:「いや、それは誤解だよ、春乃殿」
彩刀-鳩:「僕が──」「僕達が戦ったのは、時代を乱さないためだ」
彩刀-鳩:「万事平穏とは行かなかったみたいだが……それでも、平和を掴んだというのなら、それが何よりの吉報じゃないか」
彩刀-鳩:教材として渡された歴史の教科書をめくり、見覚えのある名前を見つけては目を細める。
尾田原圭一:「そして、掴んだ平和を無に帰さないように」
山崎 春乃:「そういう風に考えられるの、良いね。……どしたん?」
尾田原圭一:「オレたちみたいなのがいるってわけだ。裏の世界から、だけどな」
彩刀-鳩:「それが貴殿ら、"ゆーじーえぬ"か」
尾田原圭一:「そゆコト」
彩刀-鳩:口元がほころぶ。世を騒がせる怪異。あるいは人から外れた悪鬼羅刹。
彩刀-鳩:それらを調伏する──「"治安維持"には、なるほど縁がある」
彩刀-鳩:「あい分かった」パタリ、と教科書を閉じる。
彩刀-鳩:「ならば憂い無し。春乃殿を主と仰ぐ身の上といえど、やることは同じ」
彩刀-鳩:「僕を──ぼくを、貴殿らに捧げよう」



GM:シーンを終了します。
GM:ロイスの取得、感情変更、購入が可能だよ!
GM:バディムーブも使用していいよ~ん
彩刀-鳩:わ~い
雪宮 響:やった~
尾田原圭一:まずは雪宮くんに取るか
雪宮 響:ロイス 尾田原圭一 ○P信頼/N食傷
雪宮 響:購入はしません 優等生でいたいから 以上です!
尾田原圭一:後輩/雪宮 響/信頼:◯/隔意/ロイス
彩刀-鳩:春乃ちゃんにとりましょう
尾田原圭一:モデルチルドレン購入問題だ
GM:失敗しちゃうとモデルのやつが…
山崎 春乃:おじs……おにーさん/尾田原圭一/〇好感/猜疑心
雪宮 響:購入に失敗すると化けの皮が剥がれちゃうのだ
彩刀-鳩:山崎春乃 ◯P期待/N困惑
尾田原圭一:とりあえず応急手当て
山崎 春乃:困惑させちゃった
尾田原圭一:3dx+1>=8
DoubleCross : (3DX10+1>=8) → 9[3,7,9]+1 → 10 → 成功

雪宮 響:ナイス!
尾田原圭一:オッケー確保
GM:バッチリ!
山崎 春乃:ナイスゥ~
山崎 春乃:パープルテンプター狙っておこ
彩刀-鳩:購入あんまり得意じゃないからこっちも手当!
彩刀-鳩:あ、援護の風あるよ
彩刀-鳩:《援護の風》ダイス+5個。春乃ちゃんに。
彩刀-鳩:彩刀-鳩の侵蝕率を2増加(46 → 48)
山崎 春乃:ありがとうございます!
彩刀-鳩:そして応急手当
山崎 春乃:うおお!愛の力を受け取った!
彩刀-鳩:2dx>=8
DoubleCross : (2DX10>=8) → 10[5,10]+2[2] → 12 → 成功

彩刀-鳩:無敵
山崎 春乃:つええ
GM:すご!
雪宮 響:えらい!
山崎 春乃:9dx+1>=20
DoubleCross : (9DX10+1>=20) → 10[1,1,1,5,7,7,9,10,10]+5[4,5]+1 → 16 → 失敗

彩刀-鳩:さっきから2個しかない社会で回ってる
彩刀-鳩:すげぇ
雪宮 響:ふっ
雪宮 響:<バディムーブ> コンボ:考慮選択
雪宮 響:自身以外の判定の達成値に+3!
雪宮 響:山崎さんに投げよう
彩刀-鳩:モテるチルドレン!
山崎 春乃:雪宮くん…!ありがとう!
山崎 春乃:達成値19になり、財産1点使って購入します!
尾田原圭一:すごいすごい!
彩刀-鳩:以上です!
GM:ではみんな処理終了かな~
山崎 春乃:処理は以上!
雪宮 響:オッケーです!
尾田原圭一:オッケー!
GM:では、このシーンはこれで以上!


◆Middle02◆

GM:次のシーン!交流シーンになります。シーンプレイヤーは春乃ちゃん。
GM:鳩くんと春乃ちゃんの交流シーンをメインにやっていくよ~。とりあえず二人は登場してね
山崎 春乃:山崎 春乃の侵蝕率を1D10(→ 6)増加(47 → 53)
彩刀-鳩:彩刀-鳩の侵蝕率を1D10(→ 10)増加(48 → 58)
山崎 春乃:むん
彩刀-鳩:ぎゅん
GM:たかめ
山崎 春乃:興奮してるの?
彩刀-鳩:これが人の体か…
山崎 春乃:ww
GM:ではこのシーンは、キミたちに「私達……“契約”したんだ……」と実感してもらうのを目的にしたシーンとなります
GM:ついでに幕末のあれこれにも触れたりしましょう!本屋デートをやっていくよ
彩刀-鳩:はーい!
山崎 春乃:やるぜやるぜ!



GM:仮の主となったキミは、ひとまず鳩くんに支部の近辺を案内してあげることにしました。
GM:古い商店街である。個人経営の八百屋やレコードショップ、和菓子屋など、昔から続く店が並んでいる。
山崎 春乃:「ここが個人経営の八百屋さんで」「ここがレコードショップ」「こっちが和菓子屋さんね」
彩刀-鳩:「野菜の品数が増えたねぇ」「これが音を貯める装置か」「砂糖菓子がこんなに……」
山崎 春乃:「…………」視線を感じる。周囲からの奇異の視線を。
山崎 春乃:「……やっぱり、目立ちすぎるかな。あはは……」
彩刀-鳩:「いやはや、感服だよ。どれ1つとっても、昔ならば国(県のことを指す)が買えた品ばかりだ」
彩刀-鳩:春乃の一歩後ろ。人の体を楽しむように、ふわふわと浮くのではなく地に足をつけて歩いている。
街の人:「ままー、じだいげき!」「こらっそんなこと言って…まっ、イケメン…」「カップルかしら?」
街の人:通行人たちがキミたちを物珍しそうに眺めている。
彩刀-鳩:「どうしたんだい、春乃殿。歩みが乱れたようだけど?」
彩刀-鳩:「もしかして足でも挫いたかな?運ぼうか?」
山崎 春乃:「かかかかカップルですって!」
山崎 春乃:「えっ!?お姫様抱っこを…!」
彩刀-鳩:「かっぷる?」
山崎 春乃:「カップルっていうのはね」
山崎 春乃:「お互いを大切に想い合う、片時も離れたくない。強い絆で結ばれた2人ってこと」
彩刀-鳩:「なるほど……」
彩刀-鳩:「なら、僕と春乃殿は"かっぷる"で相違ないとも!」
山崎 春乃:「ちなみに」「参考までに」「知的好奇心ですが」「今までそういう人、いた?」
山崎 春乃:「!!」
山崎 春乃:鳩くんの背中をバンバンする
彩刀-鳩:「(武士と刀は)まさしく一心同体として在り、(護身のため)片時も離れず、絆で結ばれるものだからな」
山崎 春乃:「~~~~!!」
山崎 春乃:にへへ、と笑い、君をお目当ての店まで案内する。
GM:商店街の片隅にある、小さな本屋だ。
山崎 春乃:「そして、じゃん!ここが私のお気に入りのお店です」
GM:店頭には立ち読みできる雑誌コーナー、くるくる回る絵本のラック。
GM:いまは放送中のドラマにちなんで、幕末フェアが展開されている。
彩刀-鳩:「今までならそうだな、僕にとってはせいれ」声が被さり、「ん、次の店だな?」
彩刀-鳩:「おぉ……!」フェアの飾り付けに流されている、テレビ映像に目を見張る。
山崎 春乃:「セイレーン?上半身が人間の女性で、下半身は鳥の姿とされるが後世には魚の姿をしているとされた[2]。海の航路上の岩礁から美しい歌声で航行中の人を惑わし、遭難や難破に遭わせる存在…?」「ちょうど幕末フェアやってるね」同じく、テレビ映像に視線を。
彩刀-鳩:懐かしの、というには少々時代と立場がズレているが。テレビの中では和服の人間たちが刀を構えて殺陣を行っている。
彩刀-鳩:「薄い板に、人が?」
山崎 春乃:「タイムスリップしてきた人のよくやる反応ありがとう。これはね、テレビだよ」
彩刀-鳩:「もしや、僕の同類か?サイズは少々小さいようだが」
彩刀-鳩:「いや、特殊な例と聞いたはずだ……」
彩刀-鳩:「てれび。先程聞いた、"あぷり"で見れる電波の箱だったか」
彩刀-鳩:スマートフォンを基準に説明されている
山崎 春乃:「うんうん。えらいえらい。理解力高い」
彩刀-鳩:「優秀だろう?となると、これは別の場所の出来事というわけだね」
彩刀-鳩:「今の時代にも刀を使う人々は居るんだな」
彩刀-鳩:やや上機嫌に、フェアで並んでいる本に目を向ける。
山崎 春乃:「うーん。ちょっと違うんだよな……これは、幕末……鳩のいた時代の歴史をなぞった物語で……」
山崎 春乃:彼の取ろうとする本に視線を移す
彩刀-鳩:「狂言(昔のお芝居だよ!)の一種ということか」
山崎 春乃:「……その通り!」よくわかってないが返事は良い
GM:キミ達が眺めた本の一つに、『幕府滅亡から現代まで ~新時代の幕開け~』と書かれたムック本がある。
彩刀-鳩:「……新時代、か」複雑気な顔。
彩刀-鳩:幕府の成り立ちを簡単に説明し、如何にして幕府が"敗者"となったかを──新時代を作った"勝者"の目線で綴られている。
山崎 春乃:「……あっ。……そっか……新しい時代っていうことは、つまり、その……ごめんなさい」
山崎 春乃:「……嫌な気持ちにさせちゃったね。ごめんなさい。……出よっか?」
彩刀-鳩:「…………謝らなくても、いいさ」
彩刀-鳩:「僕達は、勝てるから戦ったんじゃあ、ない」
彩刀-鳩:「ただ──それを正しいと思って、戦っていたんだ」
尾田原圭一:尾田原圭一の侵蝕率を1D10(→ 7)増加(35 → 42)
尾田原圭一:「まあ、『勝てば官軍』ってやつだ」
尾田原圭一:いつの間にか店に入ってきている。
雪宮 響:雪宮響の侵蝕率を1D10(→ 2)増加(38 → 40)
山崎 春乃:「……おじさ……おにーさん?雪宮くんも」
尾田原圭一:「歴史は大体勝者の視点で語られる。渦中にいる奴にゃあどっちになるかなんてわかんねえのにな」
尾田原圭一:「おっ気づいてえらいなー 山崎にはシールをあげよう」よくできました
雪宮 響:よっ、と尾田原の影から手を上げて挨拶し。
山崎 春乃:やった!あと28Pt!
彩刀-鳩:「どうも、圭一殿、響殿」
彩刀-鳩:「説明はもらったけど、実際に見ると技術の進歩には目を見張るばかりだよ」
彩刀-鳩:ペラペラとムックをめくり、フルカラーで掲載された"当時の町並み"を楽しそうに見ている
尾田原圭一:「面白いモンばっかだろ、今は」
尾田原圭一:「楽しんどけ〜」
雪宮 響:「鳩君は」
雪宮 響:「黒船のことは知ってるかな」
彩刀-鳩:「響殿は、古いものを知っているねぇ」
雪宮 響:「江戸幕府末期に、他国から来た船の話」
雪宮 響:「あの時代、日本は他国から植民地にされるかどうかの瀬戸際だった」
雪宮 響:「でも、そうはならなかった。ギリギリのところで食い止められ、日本は独立を維持した」
雪宮 響:「それは、明治政府の功績も大きいけど」
雪宮 響:「薩長相手に国を割らず、大戦を起こさなかった江戸幕府の決断にも大きな意味があったんだって」
雪宮 響:「ただの敗者ではなかった……と、おれは思うな」
雪宮 響:「昨日慌てて勉強した一夜漬けの感想だけどね」
彩刀-鳩:「……"黒船"というのは、僕の活動していた頃は南蛮船を指す異名でね」
彩刀-鳩:「僕が振るわれていた頃、よく聞いたよ。"歴史に名を残す必要はない"、と」
彩刀-鳩:「歴史に名を残すのは、事件があるからで──我々は、この時代を語ることなき時代にするんだとね」
尾田原圭一:「そりゃまあ。何だ」
尾田原圭一:「……語られちまって、残念だった、か?」
彩刀-鳩:「こうも考えられる。"黒船"と提督の名をきみ達は知っているが」
彩刀-鳩:「幕府の個人名は、"まいなー"だそうだ」ムック本の一文を指す。
彩刀-鳩:「ならば問題なかろうさ。彼らは、守るべきものを守ったのだ」
彩刀-鳩:「ま、僕を悪霊扱いする、気の良い奴らだったからね」
尾田原圭一:「そっか。なら、良いんだ」
彩刀-鳩:「だが、そうだな……」
彩刀-鳩:「気遣いに感謝する。響殿、圭一殿」
山崎 春乃:こそこそっと雪宮くんに耳打ちします(……もしかしなくても、後をつけてたでしょ?……ありがと。今みたいに、フォローしてくれようとしたんだよね。わたしには出来ないことだったから)センキュッ
雪宮 響:(おれにできるのはここまでだ。君は君の元気づけかたをしてくれ)
彩刀-鳩:「表に"名前を残さない"ことについては、きみ達の専門のようだし、じっくり学ばせてもらうつもりだよ」
彩刀-鳩:「秘密結社、なのだろう?──"ゆーじーえぬ"諸君」
尾田原圭一:「まあ、山崎の大事な奴だしなあ。おにーさん達も力になりたいわけよ。色々ね」
雪宮 響:「ああ、さっきの──語ることなき時代にする、だっけ。あの話を聞いて気が合いそうだと思ったよ」
雪宮 響:「もう仲間だろ。気にするな、感謝はありがたく受け取っておく」
尾田原圭一:「そういうコト」
山崎 春乃:「……そういうこと!」元気だけは良い返事
彩刀-鳩:「さて」パタン、と読んでいた本を閉じる
彩刀-鳩:「ならば、落ち着いて話すために、厄介事は納めねば」
彩刀-鳩:「なにか事件があるのだろう?早速協力させていただこうか」



GM:鳩くんの微笑がアップになり、キミたちが事件調査に向かうことになったところでシーンを終了しましょう!
GM:ロイスの処理と購入判定が可能だよ~
山崎 春乃:(CG回収)
山崎 春乃:雪宮くん/ 雪宮 響/〇友情/隔意
彩刀-鳩:じゃあ響殿にとっておこう
雪宮 響:わ~い
尾田原圭一:客人/彩刀-鳩/愚直:◯/不安/ロイス
彩刀-鳩:「雪宮響 ◯P好感/N不安」 色々と気を回すタイプは気苦労も多かろうなぁ…
山崎 春乃:購入どうしようかな
雪宮 響:彩刀-鳩 ○P連帯感/N不安
彩刀-鳩:ボディアーマー狙おっかな
雪宮 響:購入はしません
彩刀-鳩:2dx>=12 ボディアーマー
DoubleCross : (2DX10>=12) → 10[2,10]+10[10]+6[6] → 26 → 成功

彩刀-鳩:!?
山崎 春乃:つええ!
雪宮 響:つよい
雪宮 響:絶好調!
彩刀-鳩:すげぇ リアクティブだって買える
彩刀-鳩:身につけます 鞘。
尾田原圭一:すっご
GM:す、すご…
GM:背景の花か……?
尾田原圭一:何買おうかな…
山崎 春乃:wwwwww
彩刀-鳩:人の身を手に入れてテンションMAX
彩刀-鳩:wwwww
山崎 春乃:あ、あれ買おう。強化素材。貢ぐ女になろう
尾田原圭一:ブルーゲイルにしとくか…
尾田原圭一:3dx+1>=20
DoubleCross : (3DX10+1>=20) → 10[3,6,10]+10[10]+5[5]+1 → 26 → 成功

彩刀-鳩:じゃあ《援護の風》、ダイス+5個 春乃ちゃんに
山崎 春乃:!?
彩刀-鳩:彩刀-鳩の侵蝕率を2増加(58 → 60)
尾田原圭一:は?
彩刀-鳩:!?
GM:ヤバ!?
雪宮 響:みんな絶好調
彩刀-鳩:さっきからこのチーム出目が共通しすぎ
尾田原圭一:やばい 買えた 持っておきます
GM:その薬…………何が起きるんだ
山崎 春乃:つよすぎる…!
彩刀-鳩:何処から買ってきたんですか!?
山崎 春乃:鳩くん、風ありがとう~!
山崎 春乃:強化素材。達成値15
山崎 春乃:9dx+1>=15
DoubleCross : (9DX10+1>=15) → 10[2,3,3,4,5,7,8,8,10]+3[3]+1 → 14 → 失敗

尾田原圭一:そりゃちょちょいっと…
雪宮 響:<バディムーブ> コンボ:考慮選択
雪宮 響:自身以外の判定の達成値に+3!
山崎 春乃:!!!!
彩刀-鳩:みつぎみつぎ
彩刀-鳩:最優秀エンブレム!
山崎 春乃:だ、男子がわたしにエフェクトを!もてている!
雪宮 響:プレゼントだろ?応援してるぜ
山崎 春乃:www
山崎 春乃:ありがと!では、ゲットした強化素材を、鳩くんにパス!
彩刀-鳩:キャラ性でてる
雪宮 響:全員オッケーかな?
彩刀-鳩:ぱされる! 攻撃力アップ!
山崎 春乃:手編みの強化素材で以上です
彩刀-鳩:処理以上!
雪宮 響:こちら以上!
GM:何を強化するんだ…?
GM:では、このシーンはこれで以上!


◆Middle03◆

GM:次のシーン!情報収集シーンだよ~
GM:シーンプレイヤーは雪宮くん。登場する人は侵蝕率を上げて登場してね
雪宮 響:雪宮響の侵蝕率を1D10(→ 4)増加(40 → 44)
山崎 春乃:山崎 春乃の侵蝕率を1D10(→ 5)増加(53 → 58)
尾田原圭一:尾田原圭一の侵蝕率を1D10(→ 7)増加(42 → 49)
彩刀-鳩:彩刀-鳩の侵蝕率を1D10(→ 1)増加(60 → 61)
彩刀-鳩:スン…
GM:あっ鳩くんよかったね
山崎 春乃:落ち着いてる
彩刀-鳩:10と1と反復横とびしてる
彩刀-鳩:馴染んできたボディ

・霧谷雄吾の失踪について 〈情報:UGN〉難易度7
・若王子凪人について 〈情報:噂話〉難易度6
・辻斬り事件について 〈情報:UGN〉〈情報:警察〉難易度7
・夜刀神志道について 〈情報:UGN〉〈知識:歴史〉難易度5

GM:情報項目はこちら!好きに選んで判定してみてね
山崎 春乃:おお!
尾田原圭一:雄ちゃんのこと調べるよ〜!
彩刀-鳩:夜刀神志道かな~
山崎 春乃:じゃあ、辻斬り事件かな~
雪宮 響:ふむふむ
尾田原圭一:情報:UGNで……コネ?なんです?
雪宮 響:凪のことは私かなあ
尾田原圭一:3dx+1>=7
DoubleCross : (3DX10+1>=7) → 7[2,6,7]+1 → 8 → 成功

尾田原圭一:よっしゃヒヤヒヤした
山崎 春乃:ヒュー!
GM:おっお見事!
雪宮 響:要人への貸しを使用して情報:噂話!
雪宮 響:4DX+0+2@10>=6 若王子凪人について 情報(噂話)
DoubleCross : (4DX10+2>=6) → 10[4,9,9,10]+7[7]+2 → 19 → 成功

雪宮 響:よし
尾田原圭一:すごいな?!
彩刀-鳩:なんでも知ってるわこの人
山崎 春乃:つええ!
GM:すご!
彩刀-鳩:夜刀神について情報UGN!
山崎 春乃:マジで情報通の先輩じゃん
GM:凪に詳しいんだ(ふ~ん)
山崎 春乃:www
雪宮 響:友達だからな
彩刀-鳩:3dx+2>=5 ・夜刀神志道について 〈情報:UGN〉〈知識:歴史〉難易度5
DoubleCross : (3DX10+2>=5) → 7[1,5,7]+2 → 9 → 成功

雪宮 響:バッチシ
彩刀-鳩:よしよし
山崎 春乃:ヒュー!
山崎 春乃:辻斬り事件について 〈情報:UGN〉
山崎 春乃:4dx>=7
DoubleCross : (4DX10>=7) → 7[1,6,7,7] → 7 → 成功

山崎 春乃:むんっ
GM:おっみんなバッチリねー!
彩刀-鳩:むん!
雪宮 響:えらい!
GM:ではでは順番に情報を開示していくよ~
・霧谷雄吾の失踪について 〈情報:UGN〉難易度7

霧谷雄吾が何者かに襲われ、生死不明となった事件。
支部をこっそり抜け出して現場の偵察をしようとしていたところを何者かに襲われ、
そのまま行方不明になったようだ。
日本UGN支部が総力を上げて行方を追っているが、いまだその消息はつかめていない。
霧谷雄吾を襲ったのは、夜刀神志道と名乗るオーヴァードである。

・若王子凪人について 〈情報:噂話〉難易度6

N市高校に在籍する物憂げな雰囲気漂う男子生徒。
近隣の女子学生から人気が高く、途切れることなく恋人を作っていたが、最近はぱったりと途切れている。
近頃、夜遅くに外出することが増えているらしい。
その日付を追うと、辻斬り事件が起きた日と重なっていることがわかる。

・辻斬り事件について 〈情報:UGN〉〈情報:警察〉難易度7

N市にて巻き起こっている、街にいる不良や浮浪者が次々と襲われている事件。
被害者たちは、そろって「侍の化け物に襲われた」と証言している。
先日、N市UGN支部エージェントが事件に遭遇。犯人と思われるオーヴァードと交戦した。
そのオーヴァードは、夜刀神志道と名乗っていたという。

GM:このUGNエージェントというのが、先のマスターシーンの話ですね。
・夜刀神志道について 〈情報:UGN〉〈知識:歴史〉難易度5

幕末の動乱期に活動していたとされる人斬り。通称・人斬り夜刀神。
妖刀の使い手であったとも、本人が妖怪の化身だったとも噂される。
凄腕の剣客で、維新側に雇われて数多くの幕府側要人を暗殺したという。
政治的な信条や権力のためではなく、戦いそのものを求めて戦乱に飛び込んだ剣客であり、
己と斬り合うのにふさわしい相手を求めて数多の戦場を渡り歩いた。
戦死したとされるが、遺体は見つかっていない。

GM:情報はこれで以上!このシーンでは、これら情報を共有する描写を行っていきましょう
GM:みんなで行きたい場所とかありますか? 神社でも行く?
尾田原圭一:どうしよ キャフェーは支部だからな
山崎 春乃:神社!
尾田原圭一:神社、いいかも
彩刀-鳩:神社!
雪宮 響:いいですね 現場の一つなのかな
尾田原圭一:雰囲気があるから
山崎 春乃:良いですね。おみくじひこ
彩刀-鳩:星占いを当てにしなくなっちゃった
GM:は~い では神社で!キャフェーもあとで行きましょうね



GM:N市、かたしろ神社にて。
GM:春の柔らかな日差しが降り注いでいる。階段を登ると鳥居が出迎えて、砂利が敷かれた境内が広がっている。
GM:おみくじは恋占いもそなえており、引きたい人はchoice[大吉,吉,小吉,末吉,凶,大凶]で引くことができるぞ。
山崎 春乃:ヤッター!引きます!
尾田原圭一:choice[大吉,吉,小吉,末吉,凶,大凶]
DoubleCross : (choice[大吉,吉,小吉,末吉,凶,大凶]) → 凶

GM:wwww
山崎 春乃:おにーさん!?
彩刀-鳩:wwww
尾田原圭一:おおっとお
山崎 春乃:まったく。見せてあげますよ、わたしの運勢力を
山崎 春乃:[大吉,吉,小吉,末吉,凶,大凶]
山崎 春乃:choice[大吉,吉,小吉,末吉,凶,大凶]
DoubleCross : (choice[大吉,吉,小吉,末吉,凶,大凶]) → 大凶

彩刀-鳩:wwwww
尾田原圭一:wwwwwwwww
山崎 春乃:オイ!!!!!!!!
彩刀-鳩:完璧。
雪宮 響:外さないなこの人……
山崎 春乃:www
GM:そんなことあるんだ……
彩刀-鳩:やっぱりダイス目ってロールでコントロールできるんじゃないですか?
尾田原圭一:芸術だ
彩刀-鳩:振っておくか
彩刀-鳩:choice[大吉,吉,小吉,末吉,凶,大凶]
DoubleCross : (choice[大吉,吉,小吉,末吉,凶,大凶]) → 吉

彩刀-鳩:幸せ
雪宮 響:私も
雪宮 響:choice[大吉,吉,小吉,末吉,凶,大凶]
DoubleCross : (choice[大吉,吉,小吉,末吉,凶,大凶]) → 吉

彩刀-鳩:なかよし
雪宮 響:仲間~
山崎 春乃:いいもん。おにーさんと仲良くするもん
尾田原圭一:ねー
彩刀-鳩:ほら、交換してあげるから
尾田原圭一:シール…?
山崎 春乃:www
GM:私も振っちゃお
GM:choice[大吉,吉,小吉,末吉,凶,大凶]
DoubleCross : (choice[大吉,吉,小吉,末吉,凶,大凶]) → 凶

山崎 春乃:wwwww
彩刀-鳩:GMー!
山崎 春乃:GMも仲良くしようね
GM:え~~~~っ!?
雪宮 響:GMーっ
彩刀-鳩:こんなに選択肢あるのに偏りが酷い
尾田原圭一:GMがー!
雪宮 響:交換しよっか?
GM:交換して……
山崎 春乃:吉、吉、凶、凶、大凶
GM:じゃあ、おみくじを枝に結んだりしながら共有していってね~
尾田原圭一:はーい
山崎 春乃:はーい!
彩刀-鳩:これも全部夜刀神志道のせいだ!
彩刀-鳩:はーい!
雪宮 響:はーい
山崎 春乃:「おみくじもあてにならないよ……」およよ、と大凶のおみくじを枝に結んでいる
尾田原圭一:「いっやー………ツイてねえわ、こいつは」階段に座って頭を掻いている。
尾田原圭一:左手にはおみくじ。『凶』と書かれている。
尾田原圭一:「雄ちゃんが襲われたのはマジらしい。んで、その下手人もわかったそうだが……」
彩刀-鳩:「卦の一種か。どれどれ。吉。"待ち人:くる"」
彩刀-鳩:「"ゆーじーえぬ"の長だな。……大事件に聞こえるけど?」
雪宮 響:「普通の吉が小吉とかより上なの毎回忘れそうになる」
尾田原圭一:「雄ちゃんの消息は不明。下手人の名は……」
山崎 春乃:ごくり。
尾田原圭一:「夜刀神志道っていうオーヴァードだ」
山崎 春乃:「夜刀神志道……!……誰?」
彩刀-鳩:「!」くしゃり。おみくじが手の内で折れる。
彩刀-鳩:「夜刀神志道、だと?」
尾田原圭一:「雄ちゃんは並のオーヴァードより強えんだけどな。それでもやられたらしい」
山崎 春乃:「は、鳩!?なになに、どうしたの??」
雪宮 響:「竹笠を被った着物姿の、侍みたいなやつだった……って、出くわしたエージェントからの報告があるな」
雪宮 響:「心当たりが?」
彩刀-鳩:「……人違いではなさそうだ」ふぅ、と息を吐くのを思い出す。
彩刀-鳩:「夜刀神志道は人斬りだ。きみ達のいう幕末、僕の前の活動期に名を馳せていた」
彩刀-鳩:「戦いがあれば嗅ぎつけてくる奴で、幕府も手を焼いた一人で……」
彩刀-鳩:言いにくそうに。
彩刀-鳩:「僕の、前の使い手を殺した者だ──いや、物、かな」
山崎 春乃:「!!」
雪宮 響:「……仇、ってわけか」
尾田原圭一:「因果なこった」
彩刀-鳩:「……そうなる。奴は複数の妖刀を操り、その力に酔っていた。」
彩刀-鳩:「ただ、僕が体を得た今としては、例えば、アレ自体が刀だった──と言われてたとしても納得できる」
山崎 春乃:「鳩と同じように……」
彩刀-鳩:「想像だけどね? 当時から妖怪の化身だとか、そんな事を言われていたらしい」
彩刀-鳩:「さぞ"名を残した"と思って、先程も調べてみたが、そうか」
彩刀-鳩:「生きていたか」
山崎 春乃:「…………」だとするならば。……自分と同じように、夜刀神の主となった者がいるのだろうか。だなんてことを考えるが口には出さず。
彩刀-鳩:感情を込めない話し方で呟く。
尾田原圭一:「……そうだな。例がないわけじゃあない……」
尾田原圭一:「どの道そいつにゃお灸を据えにゃいけねえな」
山崎 春乃:「あの……」
山崎 春乃:「最近、この街で夜間に襲われている人がいるって事件あるよね?」
雪宮 響:「辻斬り事件」
山崎 春乃:「そうそれ。支部に交戦した人がいるらしいんだけど。……その事件の犯人も」
山崎 春乃:「名乗っていたって。……その、夜刀神志道だって」
彩刀-鳩:「僕の知る特徴にも一致する。名を名乗り仕掛けてきたからね。古風なやつだったとも」
雪宮 響:「辻斬り……そこが繋がるのか。となると……」
雪宮 響:「……あ~……」
雪宮 響:端末で辻斬り事件の起きた日を確認して、苦々しい顔をする。
山崎 春乃:「雪宮くん?」
雪宮 響:「2つ確認したい」
雪宮 響:「1つ。確か、博物館で山崎さんと鳩君が出会う前」
雪宮 響:「鳩君を連れ出そうとしたやつが居た、って話があったよな」
雪宮 響:「それは夜刀神だったかわかる?顔はよく見えなかった、って話だけど」
山崎 春乃:「……ごめん、分からない。」なにせ黒塗りのシルエットだったから
彩刀-鳩:「根拠はないが、違うだろうねぇ」
雪宮 響:「実際に会っている人間の直感だ、確率は高そうだな……ううん」
彩刀-鳩:「手にぼくが有ったのに、その場に放って、目撃者を逃がしている」
山崎 春乃:「あっ!そっか……戦闘を好むタイプ……」
彩刀-鳩:「うん。丸くなったと言えばそれまでだが、丸い刃で人は切れまい」
雪宮 響:「……じゃあ、もう一つ。これ、山崎さんに確認したいんだけどさ」
山崎 春乃:「??」
雪宮 響:「その人影、凪……若王子だったってことは」
雪宮 響:「ありうると思う?」
山崎 春乃:「ヘイェ!?」
山崎 春乃:素っ頓狂な声が出る
山崎 春乃:「え、なんで若王子先輩の名前がそこに…??」
彩刀-鳩:「若、王子?王族か?剣呑だな」コマの背景で呟いています。
雪宮 響:「おれの高校の友達。山崎さんにとっては先輩なんだけど」鳩と尾田原に。
雪宮 響:「最近、ちょっと様子が変……って言ったらあれだけど、らしくなくてさ」
雪宮 響:「で、ちょくちょく夜遊びしてるのを見られてるっていうから日付確認したら」
雪宮 響:「一致しちまったんだよ、辻斬り事件の日と」
山崎 春乃:「!!」
山崎 春乃:「……」ぶんぶんと首を振る。「ちが、違うよ……だって、若王子先輩は」
尾田原圭一:「うんうん」
尾田原圭一:「言ってみ、山崎」
山崎 春乃:「鳩と会う直前に若王子先輩に会っていたけど……その場で別れたもん……先に帰ったもん……」
山崎 春乃:違うと断定するには薄い根拠。だが、そんな根拠ですら縋ってしまう。若王子先輩は関係無いと、思いたがっている。
雪宮 響:「……そうか、ありがとう」多分、例の告白の直後だろう、と心の中で謝りつつ。
雪宮 響:「ここまで話が繋がってくると、鳩君を連れ去ろうとしたヤツもこの事件に関係ある可能性は高いと思う」
雪宮 響:「夜刀神じゃないならまさか……ってさ。あまり考えたくはないけど」
雪宮 響:「もちろん偶然の可能性もある。ただ、一応みんなに話しておこうと思って」
彩刀-鳩:「可能性は大事だね」
尾田原圭一:「オーケー、えらいぞ雪宮」
彩刀-鳩:「とはいえ、怪しいものはその一人だけではないんだろう?」
尾田原圭一:「ハナマルをあげような」
彩刀-鳩:「早急に決めつける必要もないわけだ」
雪宮 響:「そう……だよな。ありがとう」
尾田原圭一:「まあ、ゼロからはだいぶ進展したしな」
尾田原圭一:「あとで支部でなんか奢ってやるよ。新作のケーキも出たしな」
彩刀-鳩:「身内を疑うのはとても辛いことだと思うが、なに、潔白であれば笑い話だとも」
山崎 春乃:「そうだよ。早いとこ事件を解決して。おじさ……おにーさんにみんなでケーキ奢ってもらおう」ちゃっかり自分も。
彩刀-鳩:「うん、うん」
彩刀-鳩:「さて、僕達の時代では、こういう時は足で捜索するのがもっぱらだったが」
彩刀-鳩:「今はどうかな?」
雪宮 響:「変わらないものはあるなあ」



GM:シーンを終了します。
GM:ロイスの処理とか購入判定とか!
山崎 春乃:ロイ保!
彩刀-鳩:残り一枠で保留!
雪宮 響:ロイス保留、購入なし
尾田原圭一:ろいほ
尾田原圭一:購入どうしよかな。ほしいものある人?
彩刀-鳩:なんか順当に買い物が出来て逆に迷うな
山崎 春乃:ケーキ!
雪宮 響:私は特別これといって!セットアップ埋まってるからブルーゲイルも使えないし
山崎 春乃:買い物どうしようかな
GM:アクセサリーとか…
尾田原圭一:ケーキは後で
彩刀-鳩:じゃあ自前用のブルーゲイル狙おっかな
雪宮 響:ボディアーマーとか山崎さん用の照準器とかですかねあとは
尾田原圭一:じゃあリアクティブアーマーでも狙うか
山崎 春乃:なるほどなるほど
尾田原圭一:3dx+1>=24
DoubleCross : (3DX10+1>=24) → 10[3,9,10]+7[7]+1 → 18 → 失敗

彩刀-鳩:すげ。
山崎 春乃:回るなあ
雪宮 響:ごいりようですか
雪宮 響:バディムーブ……
尾田原圭一:買えそう…
尾田原圭一:ください
雪宮 響:<バディムーブ> コンボ:考慮選択
彩刀-鳩:流石だ
雪宮 響:自身以外の判定の達成値に+3!
GM:す、すご
彩刀-鳩:社会特化いなくてそんな簡単に買えるものだっけ…???
尾田原圭一:これで21。財産3はたいて買います。
山崎 春乃:すごい
尾田原圭一:尾田原圭一の財産を3減少(8 → 5)
彩刀-鳩:じゃあ主用の照準器狙おう ワンチャン
尾田原圭一:ほしい人?
彩刀-鳩:3dx>=15
DoubleCross : (3DX10>=15) → 10[5,5,10]+7[7] → 17 → 成功

GM:す、すご
彩刀-鳩:バウバウ!!
尾田原圭一:わっすご
雪宮 響:素で成功しとる
山崎 春乃:す、すげえ!
雪宮 響:なんかみんな強いな……
GM:なにこのパーティ
彩刀-鳩:命中+1です。どうぞ
山崎 春乃:ありがとうございます!パされます!手編みの照準器だ!
尾田原圭一:鳩くんアーマー使う?
山崎 春乃:じゃあ、鳩のブルゲを狙います
彩刀-鳩:リアクティブもらうと行動値5下回るからなー
尾田原圭一:なるほど
彩刀-鳩:他の人にで!
尾田原圭一:パン祭りちゃん、いる?
雪宮 響:行動値下がるから私もいいかな
彩刀-鳩:着込みなされ
雪宮 響:多分最初に範囲攻撃が動いたほうがいいと思うので
雪宮 響:主、大事にされる
山崎 春乃:あ、じゃあ貰おうかしら
尾田原圭一:あげる!
山崎 春乃:シールを集めてリアクティブアーマーを貰える!
山崎 春乃:ありがとうございます!
彩刀-鳩:貢がれてる
彩刀-鳩:流石だ
GM:これがパン祭りか……
山崎 春乃:ww
山崎 春乃:ブルゲ狙い!
山崎 春乃:4dx+1>=20
DoubleCross : (4DX10+1>=20) → 10[1,7,9,10]+8[8]+1 → 19 → 失敗

雪宮 響:みんなつよない?
彩刀-鳩:すご
尾田原圭一:ええっ!?
GM:エェッ…
山崎 春乃:財産1使って購入します! 鳩にパスするよ~
尾田原圭一:購入が回りまくる卓
彩刀-鳩:19,17,18って
GM:プルゲってこんなホイホイ買えるものだっけ…!?もしかして…
GM:みんな……パンを買ってる…………!?
彩刀-鳩:パされる~! すばやさがあがった!
山崎 春乃:wwwww
雪宮 響:パン祭りだったんだこれ
尾田原圭一:パン祭り!
GM:シールを集めてお皿を貰おう!
彩刀-鳩:ボディーアーマー、強化素材、ブルゲが失敗なく手に入ってる やば
山崎 春乃:パン祭り、すげー!
山崎 春乃:処理は以上!
GM:では、このシーンはこれで以上~!


◆Middle04◆

GM:では、次のシーン!いろいろイベントが起こるよ~
GM:シーンプレイヤーは春乃ちゃん。全員登場推奨です!
彩刀-鳩:彩刀-鳩の侵蝕率を1D10(→ 7)増加(61 → 68)
雪宮 響:雪宮響の侵蝕率を1D10(→ 10)増加(44 → 54)
山崎 春乃:山崎 春乃の侵蝕率を1D10(→ 8)増加(58 → 66)
尾田原圭一:尾田原圭一の侵蝕率を1D10(→ 10)増加(49 → 59)
山崎 春乃:みんな興奮してる
山崎 春乃:イベントに浮足立ってるのかな
GM:恋占いもしたし…
山崎 春乃:大凶引いたんだが…
GM:ではこのシーンは、前シーンの情報項目を受けて、みんなで辻斬り事件のパトロールに向かってみるというシーンでございます。
彩刀-鳩:パト~!
GM:夜の街を歩いているとイベントが起こっていきますよ~。最初にちょっと4人で話すタイミングを設けましょう
雪宮 響:は~い!
山崎 春乃:ヤッター!
雪宮 響:おはなしおはなし



GM:N市。夜中のことだ。
GM:深い闇に包まれ、街は昼間とは違った姿を見せている。
GM:家々の灯りも消えていて、車通りも少ない。街灯の白い光が街角を照らすくらいだ。
GM:キミたちは4人で歩き、パトロールを行っています。
彩刀-鳩:「夜が明るい。時の流れが進んだ恩恵だねぇ」
彩刀-鳩:「星を地上に備えるとは、人の技術はどこまでも多彩だ」
尾田原圭一:「これで暗い方なんだよ。よっぽど暗かったんだな、ムカシは」
尾田原圭一:いつもより表情が固い。
彩刀-鳩:「角灯を手に、お互い声を掛け合っていたよ。寡黙な人間でもその時だけはハツラツとしていたねぇ」
山崎 春乃:「星占いだと”今夜はラッキーデー!素敵な出会いがありそう!”だったんだけど……。……おじさ……おにーさん?」
尾田原圭一:「ん?……おっと」顔の力を抜く。
雪宮 響:「声がある限りは互いの無事が確認できると。なるほどなあ」
尾田原圭一:「いけねえな。リラックス、リラックス」
雪宮 響:「尾田原さんも緊張することあるんですね」わざとらしく冗談めかして
尾田原圭一:「はっは。いけねえな、つい」
尾田原圭一:「おにーさんが一番明るくしとかないとだよな」
山崎 春乃:「落ち着いていこ。まだ慌てるような時間じゃないよ」ライバル校のエースのような口ぶりで。
雪宮 響:「先輩ぶってるけど君が一番後輩」
山崎 春乃:「そういうこと言わない」
雪宮 響:「ツッコミなかったらそれはそれで寂しくない?」
彩刀-鳩:「春乃殿は落ち着いているね。その調子で行こう」
山崎 春乃:「正直、ツッコミ助かってます。ありがとう」
山崎 春乃:「鳩~~~~。優しい……やっぱりわたしのこと、好きなんじゃ」
彩刀-鳩:「そりゃあ、嫌うわけないでしょう?」
彩刀-鳩:「大事な使い手殿だ」
山崎 春乃:デヘラデヘラしてます。”使い手”の部分は耳が腐って聞こえなかった
雪宮 響:「別の意味で落ち着きなくなっちゃった」
彩刀-鳩:「ちなみに僕も実体がなかった頃は、『お前が偵察に行ければ良いのでは?』と言われたものでね」
彩刀-鳩:「試したものの、刀本体からそう離れられるわけではなかったから、ため息1つで棄却されてしまった」
尾田原圭一:「今ならそん時できなかったことも色々できるってわけだな」
彩刀-鳩:「うん。人手が多ければ強い。この真理は今でも変わってないといいね」
尾田原圭一:「真理だな。真理にして原則だ」
雪宮 響:「と、この通りみんなリラックスしてますから」
雪宮 響:「緩めなくても大丈夫そうですよ」尾田原に小声で。
尾田原圭一:「……お前、好きな飲み物なんだっけ」雪宮に
雪宮 響:「おごりでしたら冷たい烏龍茶をねだっておきます」
尾田原圭一:「オッケー、楽しみにしてな」
GM:では、そんな風にキミたちが話していると。
GM:ゆらり。前方に、ふと一人の男が現れる。
GM:街灯の光が当たってなくて、その姿は杳として知れない。
尾田原圭一:みなの一歩前に出る。
山崎 春乃:「わたし、ゼロカロリーコーラのベンティが飲みたいな~。……おや?」誰だ誰だ
???:「そんなに大勢で。人探しかい」キミたちに声がかけられる。
彩刀-鳩:「どちら様かな?」体の後ろに春乃を隠す。
???:「こんな夜更けに出歩いてたら、危ないよ」
山崎 春乃:隠される。刀の後ろに隠れる女子だ。
???:「はは」一歩前に歩み出る。街灯がその姿を照らす。
尾田原圭一:「危ないから大勢なんだよね」
雪宮 響:(一人……か?)前方を尾田原に任せ周囲を警戒する。
GM:現代の街にはあまりに不似合いな着物姿。竹笠を被り、日本刀を提げている。
彩刀-鳩:「……………」
夜刀神志道:「それはそうだ。こんな人斬りが出るからね」
夜刀神志道:ゆらり、ゆらりと揺れる。蛇のような印象を与える男。
彩刀-鳩:やや表情を固くする。聞き覚えのある声。見覚えのある姿。
彩刀-鳩:「夜刀神」
彩刀-鳩:「……志道」
夜刀神志道:「そうとも。俺の名は夜刀神志道」
山崎 春乃:「そ、その名前って……辻斬りの……」思わず一歩後ずさる。その男の持つ奇怪な雰囲気と、並々ならぬ殺気に。
尾田原圭一:「……あんたが雄ちゃん……”リヴァイアサン”を斬ったのか?」
尾田原圭一:「つっても、顔なんか覚えちゃないかな」
夜刀神志道:「あの、気取ったような顔をした男か?」
夜刀神志道:「ああ、覚えてるよ…。たいした身分だと聞いて、さぞかし良い殺し合いができると愉しみにしていたが、とんだ期待外れだった」
尾田原圭一:「………ふうん」
夜刀神志道:「首でも持って帰ろうかと思ったが、あまりに弱っちいのでその気も失せてな」
夜刀神志道:「証拠が見せられなくて残念だ。見せたかったなあ、あの間の抜けた顔!」
尾田原圭一:「なるほどね。情報ありがとうよ、人斬りさん」
尾田原圭一:「つまり、”リヴァイアサン”は生きてその場を離れたってわけだ」
夜刀神志道:「……はァ…?」
夜刀神志道:また一歩、歩みを進める。
夜刀神志道:「見くびってくれちゃ困るねえ…なあ、そこの白いの」
夜刀神志道:鳩くんを視界に入れます。
彩刀-鳩:「……名を聞いただけでは、代替わりの可能性も考えていたが」視線を受けて、同じく一歩進む。
彩刀-鳩:「どうやら性根は変わっていないようだね」
彩刀-鳩:「僕が誰か、わかるかな?」
彩刀-鳩:特徴的な、真っ白な刀の柄に手をかける。
夜刀神志道:「さあて。忘れちまったかもしれないぜ…」ニヤリと笑う。
夜刀神志道:「弱い刀が人の身を手に入れたところで、いまさら何ができる?」
夜刀神志道:同じく、黒曜めいた柄に手をかける。
彩刀-鳩:「………!」ギリィ。奥歯から鋼同士をこすり合わせた様な音が鳴る。
GM:殺気だつ中。夜刀神志道の背後に、上空から舞い降りるようにして現れる者がいる。
彩刀-鳩:「試して、みるか?」
夜刀神志道:「いいねえ、その瞳!」
謎の敵:《天使の外套》。黒い外套とレネゲイド能力で姿を隠している──が、春乃ちゃんにはそれが誰だかすぐに気付く。
謎の敵:実際にはOPでは黒塗りだったのだが、作画がもうちょっとちゃんとした姿になっている。シリアスが壊れちゃうからね。
山崎 春乃:「!!」「あ、あの時の……!」
謎の敵:鳩くんを盗もうとしていた何者かだ!
山崎 春乃:運命の出会いを果たした、窃盗犯さん…!
雪宮 響:「博物館の?」
謎の敵:「……勝手な真似をするな」
彩刀-鳩:「蔵に押し入った盗人だ」
夜刀神志道:「助太刀か? 信用されてないな…」
山崎 春乃:「うん。……鳩を自分のモノにしようとしていた人……」
尾田原圭一:「へえ。じゃあ口で言うより警戒してんじゃねえか、あんた」
尾田原圭一:「評価してる、のが合ってるか?」
尾田原圭一:盗人と夜刀神が繋がっているなら、と考えて挑発をかける。
謎の敵:「…長々と相手してる暇はないというだけ」
夜刀神志道:「ハハ、そうだな!さっさと済ませよう。全員この場で斬り捨てる」
GM:夜刀神と黒ずくめの相手が、鋭い《ワーディング》を放つ!



GM:ミドル戦闘に突入します。
GM:状況説明!
GM:エネミーは夜刀神志道と謎の敵の二体。それぞれ行動値8と12です。
GM:5m前方、同じエンゲージにいます。キミたちPCも同じエンゲージに固まっているよ。
GM:二体とも倒したら戦闘終了です。
雪宮 響:了解!
山崎 春乃:はい!
尾田原圭一:おーけー!
彩刀-鳩:理解!
GM:ではさっそくやっていきましょう!
GM:1ラウンド目。
GM:セットアップ!
山崎 春乃:ありません!
彩刀-鳩:なし!
雪宮 響:<鮮血の奏者>+<活性の霧> コンボ:熱病の幻視
雪宮 響:雪宮響の侵蝕率を7増加(54 → 61)
尾田原圭一:セタップなし!
雪宮 響:HPを3消費、このラウンド中ドッジダイス-2。攻撃力+33、対象は私
雪宮 響:雪宮響のHPを3減少(26 → 23)
雪宮 響:以上!
GM:つ…強いんだよな
夜刀神志道:《ルーラー》。古代種の専用エフェクト!
雪宮 響:なんだとぉ……
彩刀-鳩:キィーッ!
尾田原圭一:ヤダーッ
山崎 春乃:古代種!!
彩刀-鳩:裁定者は幕府の官軍たる我々の特権であるのに!
夜刀神志道:対象はPC全員。ラウンド間の判定ダイス-2個します。
彩刀-鳩:(軍国主義)
彩刀-鳩:ギエーッ
雪宮 響:ひ~
謎の敵:《得意領域》5。
山崎 春乃:こ、こいつ!
謎の敵:ラウンド間、RC判定ダイス+5個するぞ。えへん
GM
GM:ではイニシアチブ!まずは行動値12の謎の敵から
謎の敵:マイナーで《光の衣》3《陽炎の衣》3。メジャーアクションに対するリアクションのクリティカル値+1、隠密状態に。
謎の敵:メジャーアクションで《コンセントレイト:ハヌマーン》3《振動球》10《バランスブレイク》3《光の手》《棘の縛め》2《要の陣形》3。
謎の敵:対象は3人……男どもを狙うとするぜ!!
雪宮 響:ぎえーっ
尾田原圭一:ウワーッ
彩刀-鳩:ギョエ~ッ
雪宮 響:紳士じゃねえか
彩刀-鳩:そっちもフォロー行くんだ
山崎 春乃:わたしを攻撃しない……?もしかして、きみも攻略対象なの…?
謎の敵:攻撃力12 装甲無視、ダメージを受けると硬直、重圧。
雪宮 響:なんだとぉ……
尾田原圭一:イヤッイヤッ
謎の敵:命中判定!
謎の敵:13dx7
DoubleCross : (13DX7) → 10[1,1,2,3,3,3,4,4,5,6,6,10,10]+10[10,10]+10[7,8]+10[3,9]+10[7]+1[1] → 51

雪宮 響:ひえ
尾田原圭一:たかーい!
謎の敵:エェッ
彩刀-鳩:ヤバッ
彩刀-鳩:この卓のダイスは跳ねる!
GM:景気が良い!リアクションをどうぞ!
雪宮 響:素手ガードします!
尾田原圭一:素手ガード!
彩刀-鳩:うーん回避
彩刀-鳩:C値上がってる!妖刀ガードします
彩刀-鳩:このままでは置物刀になっちゃう~!
山崎 春乃:ではそこに
山崎 春乃:行動放棄して鳩くんをカバー! これがマスターの役目だ!
彩刀-鳩:主殿ー!!
GM:スゴイ!これが令呪の力
GM:ではダメージ!
謎の敵:6d10+12 装甲無視
DoubleCross : (6D10+12) → 26[4,2,4,6,1,9]+12 → 38

GM:38ダメージだよ~
山崎 春乃:死! 《リザレクト》
尾田原圭一:死ぬ死ぬ。リザします。
雪宮 響:倒れます!リザレクト!
山崎 春乃:山崎 春乃の侵蝕率を1D10(→ 7)増加(66 → 73)
尾田原圭一:尾田原圭一の侵蝕率を1D10(→ 8)増加(59 → 67)
雪宮 響:雪宮響のHPを1D10(→ 4)に変更(23 → 4)
彩刀-鳩:人の子ら……
雪宮 響:雪宮響の侵蝕率を4増加(61 → 65)
尾田原圭一:尾田原圭一のHPを8に変更(27 → 8)
GM:フォフォフォ ではいったんここで演出しましょうか



謎の敵:「……油断は禁物」小さく呟く。風向きが不自然に変わる。彼を中心に、渦を巻くように風が吹きすさぶ。
謎の敵:足元から、細く美しい光の鎖が、何本も出現する。
尾田原圭一:「うおおっ、こいつは……」
彩刀-鳩:(まずは奴を切り飛ばす…!)夜刀神の太刀筋は一度見ていた。
尾田原圭一:「やべえぞ、鳩!」
彩刀-鳩:「なに……!」
謎の敵:「はっ…!」突風。光の鎖が鋭く放たれ、キミたちを絡め捕えようとする!
彩刀-鳩:故に、踏み込むタイミングに合わせて出現した鎖への意識が一瞬遅れた。
山崎 春乃:その時。
山崎 春乃:飛び出した影が、鳩くんの代わりに身を絡めとられる。マスターたる少女だ。
彩刀-鳩:「(まずい……!)」刀と刀の尋常の勝負。あるいは銃という飛び道具に対する経験とは別の、"異能"への対応力。
彩刀-鳩:「春乃殿!?」経験不足への代償は、主と定めた少女への危害だ
山崎 春乃:「ギ……ア、アアっ……!」光の鎖に身を千切られそうになる中、口に出した言葉は。
山崎 春乃:「雪宮くん……!鳩とおじさんが熱くなっちゃってる。……2人のフォロー、頼んで良い…?」緊迫した戦場。割り込めるのは、君をおいていない。
雪宮 響:「……」
雪宮 響:止めないつもりだった。
尾田原圭一:「おじさんじゃねえし熱くなってもねえよ!っつう……」
雪宮 響:雪見響は、怒りという熱を止められない。
雪宮 響:が。
雪宮 響:「そっちも熱そうだ」
雪宮 響:「任された!」
彩刀-鳩:「……すまない!」人の形を得た紫の瞳が、初めて揺れる。



GM:このまま行動値10の雪宮くんの手番に移りましょう!
雪宮 響:はい!
雪宮 響:マイナー、今硬直と重圧食らってたかな
雪宮 響:ではマイナーアクションで重圧を回復
GM:そうですね…!オートアクションと戦闘移動ができないぞ
GM:ではオートアクションの使用は回復!
雪宮 響:バディムーブは封印させねえ!
GM:ギィ~!
雪宮 響:<コンセントレイト:バロール>+<インビジブルハンド> コンボ:焦熱の衝動
雪宮 響:範囲(選択)を対象にRCで射撃攻撃を行います。対象は謎の敵と夜刀神 対応なければ命中判定!
GM:ない~!判定どうぞ!
雪宮 響:8DX+4+2+2@7 焦熱の衝動(侵食上昇6) (侵蝕60~)
DoubleCross : (8DX7+8) → 10[1,4,5,7,8,8,10,10]+10[2,4,4,8,9]+10[5,10]+10[10]+10[8]+2[2]+8 → 60

雪宮 響:おお!?
雪宮 響:あっごめん
尾田原圭一:つよー!
雪宮 響:ルーラー分減らしてなかった!
尾田原圭一:なんとだぜ
雪宮 響:すいません振り直しでいいかな……?
GM:この達成値を見た後だと惜しいが…振り直してみてね
雪宮 響:6DX+4+2+2@7 焦熱の衝動(侵食上昇6) (侵蝕60~)
DoubleCross : (6DX7+8) → 10[3,5,6,8,8,9]+6[1,2,6]+8 → 24

雪宮 響:うお~っおのれルーラー!
雪宮 響:24です
彩刀-鳩:許せねぇルラねぇ~!
GM:ククク…これも夜刀神志道の陰謀よ…
山崎 春乃:くっ、おのれルーラー
尾田原圭一:ルーラーめ〜!
彩刀-鳩:夜刀神志道め・・・!
GM:ではリアクション!
謎の敵:4dx+2 ドッジ!
DoubleCross : (4DX10+2) → 10[1,3,6,10]+10[10]+9[9]+2 → 31

謎の敵:えっ
山崎 春乃:”!?
雪宮 響:ひえ
尾田原圭一:?!
彩刀-鳩:ひぇ
彩刀-鳩:なんだこいつ~!
謎の敵:よ…避けれちゃった
彩刀-鳩:こいつ……エースか!
山崎 春乃:www
謎の敵:ククク…M-1で2位~~~!
夜刀神志道:こちらはガードします 男は黙ってガード
GM:ではダメージを出してね~
雪宮 響:ありがとと言いたくなるのはなぜだろう ダメージ!
雪宮 響:3d10+1+33
DoubleCross : (3D10+1+33) → 14[2,5,7]+1+33 → 48

雪宮 響:48点!装甲ガード有効です
彩刀-鳩:固定値強いぜ
夜刀神志道:そのまま食らうとマジでヤバイ!!
夜刀神志道:うおおお《斥力障壁》6! ダメージ-[1d10+18]するよ
夜刀神志道:1d10+18
DoubleCross : (1D10+18) → 8[8]+18 → 26

雪宮 響:うおっ硬い
夜刀神志道:C(48-26)
DoubleCross : c(48-26) → 22

彩刀-鳩:やば
夜刀神志道:22点受けます いや…かなりヤバい
雪宮 響:雪宮響の侵蝕率を6増加(65 → 71)



雪宮 響:掌から流れ出した血が球を形作る。現れた8つの魔眼は能力を媒介する端末。
雪宮 響:「邪魔っ!」
雪宮 響:光の鎖を重力で捩じ切る。まだ足に痺れが残るが動くには十分。
雪宮 響:「鳩君!」
彩刀-鳩:「っ、なに!」眼の前の動揺を処理しきれず、反射で応える
雪宮 響:「山崎さんはおれに君をフォローしろ・・・・・・と言った」
雪宮 響:「止めろ・・・とは言わなかった!」
雪宮 響:「君の使い手は君を止めちゃあいない!」
雪宮 響:「思うままに振るえ!多少の無茶は……なんとかする!」
彩刀-鳩:「ッ!」不条理な話だ。
彩刀-鳩:刀とは"ただしく"振るわれなければならない。正確な太刀筋で正確に振るえば、誰でも正しく結果を出せる。
彩刀-鳩:だから、だからこそ。(感情に任せて振る舞うなど……)
彩刀-鳩:「承知した」
彩刀-鳩:ぐい、と口の端を上げて応える。それが主の望みなら。
雪宮 響:「よしっ!……尾田原さん!おれのフォロー・・・・・・・は頼みます!」
尾田原圭一:「……!任されたぜ」
彩刀-鳩:「僕は、刀だ。刀が、熱の中で鍛えられることを証明しよう」
尾田原圭一:「まったく、乗せるのが上手いんだからさ」
雪宮 響:これであの人は大丈夫。そういう人だと信じている。その熱そのままに暴れさせてあげられないのは申し訳ないけど。
雪宮 響:「それじゃ、熱に相乗りさせてもらおうか……!」
雪宮 響:雪宮響は自身及び魔眼の周囲の重力と斥力を操る。典型的なバロール能力者。
雪宮 響:特筆すべきはその練度。8つの魔眼が自在に飛翔し、それぞれに能力を発現する。
雪宮 響:2つが外套の敵、2つが夜刀神の逃げ場を奪い。
雪宮 響:「潰せっ!」
雪宮 響:4つの魔眼が重力場を叩きつける。
謎の敵:「…!」瞬時にそれを察知。空間の風を操りながら、すさまじい速度で魔眼の包囲網から上空へと脱出する。
彩刀-鳩:(8つの球体、それぞれを"手数”としたのか……!)「……全く、こちら方面の勉強も必要だな!」
夜刀神志道:「クゥ…!」攻撃に反射的に反応して氷雪が砂鉄めいて現出。魔眼を凍り付かせて威力を軽減させていく。
雪宮 響:(はやい。エンジェルハイロウ、ハヌマーン……いや、さっきの鎖はそれだけじゃないか?)
夜刀神志道:「天狗が現れたような騒ぎだもんなあ…ああ…愉しいことだ」
雪宮 響:(氷……サラマンダー?いや、こっちは同類バロールか……?)
彩刀-鳩:「安心したよ、人斬りと言えど、貴殿も全てに対応できるわけではないようだ」
雪宮 響:攻撃と牽制を続けながら、敵の能力を測る。思案し続ける。
夜刀神志道:ニタリと笑い、雪宮くんの視線すら堂々と受ける。
夜刀神志道:「あいにく長い眠りから目覚めたばかりでね。なに、試し斬りで勘を取り戻すとするさ」



GM:というわけで行動値8の夜刀神志道の手番!
夜刀神志道:やるぞー!
夜刀神志道:まずマイナー、《斥力跳躍》1《氷炎の剣》3。戦闘移動しつつ武器作成。
夜刀神志道:5m前進してキミたちのエンゲージに突入!
夜刀神志道:メジャー、《コンセントレイト:バロール》3《瞬速の刃》3《マルチウェポン》5。
夜刀神志道:普通に攻撃…9DX7+5 攻撃力26で攻撃 対象は鳩くん!
夜刀神志道:命中判定!
夜刀神志道:9dx@7+5
DoubleCross : (9DX7+5) → 10[1,4,4,5,7,8,8,9,9]+10[3,4,7,7,10]+10[3,9,10]+10[6,10]+1[1]+5 → 46

夜刀神志道:きたぜ!
彩刀-鳩:ギエーッ!
彩刀-鳩:回避を試みます
彩刀-鳩:4dx+1>=46
DoubleCross : (4DX10+1>=46) → 7[2,4,4,7]+1 → 8 → 失敗

彩刀-鳩:普通こんなもんだよな…
GM:そうよ(マジ)
夜刀神志道:ではダメージ!
夜刀神志道:5d10+26 ガード値有効
DoubleCross : (5D10+26) → 22[5,2,9,2,4]+26 → 48

彩刀-鳩:装甲引いてもダメ!リザレクト!
彩刀-鳩:彩刀-鳩のHPを1D10(→ 1)に変更(28 → 1)
GM:あら上手!
彩刀-鳩:彩刀-鳩の侵蝕率を1増加(68 → 69)
彩刀-鳩:シュン。
GM:ハハハ!では演出をしていきましょう



夜刀神志道:黒曜めいた日本刀を抜き払う。
夜刀神志道:冷えた風が頬を撫でた──直後、一気に鳩くんの眼前まで距離を詰めている!
彩刀-鳩:「ちぃっ!」
夜刀神志道:「その身に味わうがいい。桜禍の太刀をよ…!」袈裟斬りでキミを狙う。
彩刀-鳩:反応して刀を抜く前に間合いを詰められている。抜き、構え、弾く。一手が足りない。
彩刀-鳩:「少々、不細工だが!」
彩刀-鳩:鞘に添えた手をすべらせ、逆手に刀を抜く。
彩刀-鳩:白い刀身を袈裟斬りにあわせて滑らせ、太刀筋をずらした。
彩刀-鳩:「ぬぐっ……!」
彩刀-鳩:サブッ、と体の中を鋼が通り抜けていく。刀のときには感じなかった痛みの感覚。
彩刀-鳩:「ハァッ!……この状態で、いつもどおりに刀を振るえと言っていたわけか」
山崎 春乃:「鳩……!」光の鎖に縛り付けられながら、振り絞った声を投げかける。君の身を案じるように。
彩刀-鳩:自嘲気味に呟く
彩刀-鳩:「武士には頭が上がらないな……」「大丈夫だ、春乃殿!」
彩刀-鳩:「きみの刀は折れず曲がらぬということを証明しよう!」
彩刀-鳩:タタタ、と真っ白な服が切り裂かれ、一条の血が落ちた。
夜刀神志道:鍔迫り合いが続く。キミのその言葉を聞いて、愉快げに口角を上げる。
夜刀神志道:「初めて会った頃から……お前のその瞳が憎々しくてたまらない」
夜刀神志道:「なあ、白いの。その威勢の良さはどこまで続くかな?」
夜刀神志道:押し合いの勢いにむしろ身を任せ、一気に後方に飛ぶ。
彩刀-鳩:「ハッ。不思議と気が合う」鍔迫りの勢いでたたらを踏む。
夜刀神志道:その場にいた春乃ちゃんを背後からさらに捕えるようにして…その首筋に、ひたりと二刀を当てる。
夜刀神志道:黒曜めいた刀、冷気を放つ氷の刀。
彩刀-鳩:「……僕も貴殿が気に入らない。反りが合わないな、お互いに」
夜刀神志道:「ハハハァ!いつまで綺麗ごとを吐いていられるのか試してみるのも楽しそうだ…」
夜刀神志道:「これが、今のあんたの主人だろう?」
彩刀-鳩:「…………そう、だとも」
彩刀-鳩:「だからこそ。今度は貴殿に斬らせるつもりは、ない」
夜刀神志道:「どうかなあ。この間はまざまざと俺に斬られたじゃないか────」
山崎 春乃:「ッッ……」冷たい刃に首を撫でられ、言葉を発することを許されずにいる。
夜刀神志道:「だいたい、会ってからたいして時間も経ってないんだろう。その言葉、どこまで本気かなあ」
夜刀神志道:春乃ちゃんの首筋に、ぷつり。血の雫が生まれる…。



GM:この流れで…一方その頃をやっとこう!
GM:行動値7の尾田原さん!手番だよ~!
尾田原圭一:はーい!
尾田原圭一:マイナー!BS解除?そんなことはしない!
尾田原圭一:《緑の鞭》ウォーデンソーンの効果で2つ生成される。装備。
GM:おにーさん……!!
尾田原圭一:尾田原圭一の侵蝕率を2増加(67 → 69)
尾田原圭一:こちとら射程20mだぜー!
尾田原圭一:【絡め取るのは運命】
尾田原圭一:メジャーコンボ!
尾田原圭一:《コンセントレイト:ノイマン》+《マルチウェポン》+《コントロールソート:白兵》
尾田原圭一:こいつで謎の敵を殴ります。
GM:うおおどうぞ!妨害ナシ!
尾田原圭一:6dx7+1 ルーラー込み!
DoubleCross : (6DX7+1) → 10[2,2,2,6,8,9]+10[2,9]+5[5]+1 → 26

尾田原圭一:こ、今度は避けないでね……?
尾田原圭一:リアクションどうぞ!
謎の敵:うん………!!
謎の敵:4dx+2 これで避けたら責任とります
DoubleCross : (4DX10+2) → 10[3,6,6,10]+4[4]+2 → 16

雪宮 響:あぶなかった
謎の敵:よし!!!!(?)
雪宮 響:一回は回すんだ
尾田原圭一:ヨシ!
GM:ダメージどうぞ~~
尾田原圭一:3d10+43 ダメージ 諸々有効
DoubleCross : (3D10+43) → 23[9,7,7]+43 → 66

尾田原圭一:出目!!
尾田原圭一:すごい
彩刀-鳩:20台で回避を警戒するのもなかなかハラハラする
雪宮 響:ダメージ跳ねた!ナイス!
尾田原圭一:尾田原圭一の侵蝕率を9増加(69 → 78)
謎の敵:ワ~~!?
謎の敵:その攻撃は…一撃で戦闘不能になります……!
雪宮 響:さすがぁ!
尾田原圭一:やったあ!
山崎 春乃:ひゅー!
GM:ウオオ さすが歴戦のエージェントだ……
彩刀-鳩:つよい
GM:では一方その頃!な戦闘描写をやっていきましょう!
尾田原圭一:はーい!



尾田原圭一:「さて…と」
尾田原圭一:「あちらさんはあちらさんに任せるとして」
尾田原圭一:ざわざわざわ、とその手の中から茨が生える。
謎の敵:「……」すたっと大地に降り立つ。外套の下、キミを見つめている。
尾田原圭一:それは鞭の姿へと変わり、尾田原の手に収まる。
尾田原圭一:「フォローってやつをしとかねえとな」
尾田原圭一:そう言いながら一振り、腕を薙いだ………それだけに見えた。
尾田原圭一:その瞬間、敵はズタズタに引き裂かれている。まるで、茨の森に足を踏み入れたかのように。
謎の敵:「……(この男)」警戒心をあらわに、すかさず回避体勢に移らんとする。
尾田原圭一:それは、地面から生えていた。
尾田原圭一:鞭は、指揮棒に過ぎない。
謎の敵:しかし…、それよりもっと早く、全身が攻撃に呑まれている!
尾田原圭一:急速に地の中の因子を茨の形に収束させ、相手を森に飲み込む。
尾田原圭一:役目を果たした茨は即座に枯れる。
尾田原圭一:それが、手品の種だ。
尾田原圭一:「ほい、いっちょあがり」
謎の敵:「……!? 致命傷は避けれていたはず…、右腕は捨てたとしても…!」
尾田原圭一:「能ある鷹は爪を隠すってね」
尾田原圭一:「ま、少し休んでな。おつかれさん」
謎の敵:「くそ…。…“ソーン・ウッズ”……許さない……」食いしばるようにしていたが、壮絶な攻撃にさらされて気を失う。
謎の敵:がくり、と地面に伏す。
尾田原圭一:「……さて。鳩の方は……」
尾田原圭一:意識は既に、もう一方の敵に。



GM:では行動値6の鳩くんの手番!がんばって!
山崎 春乃:がんばって!
彩刀-鳩:がんばる!
彩刀-鳩:マイナーはなし。
彩刀-鳩:メジャーコンボ:【白刃が煌めく】《C:ハヌマーン》《音速攻撃》《さらなる波》
彩刀-鳩:夜刀神に白兵攻撃!
彩刀-鳩:判定前にコンボ:【形稽古】《援護の風》判定ダイス+5D
彩刀-鳩:彩刀-鳩の侵蝕率を2増加(69 → 71)
彩刀-鳩:判定!
彩刀-鳩:(9+5)dx+1
DoubleCross : (14DX10+1) → 10[3,3,4,5,6,6,6,7,8,8,8,9,9,10]+6[6]+1 → 17

彩刀-鳩:ぎゃあ
雪宮 響:出番らしいな
GM:あれっC値抜けてるかも
彩刀-鳩:あっほんとだ!
尾田原圭一:ほんとだ
雪宮 響:あっほんとだ!
彩刀-鳩:すみません、人間1日目なもので
山崎 春乃:ww
GM:集中!(マネージャー)もっかいファイト!
彩刀-鳩:振り直し!
彩刀-鳩:(9+5)dx7+1
DoubleCross : (14DX7+1) → 10[1,2,3,4,4,5,5,5,6,6,8,8,9,9]+10[3,5,7,9]+10[7,10]+4[4,4]+1 → 35

彩刀-鳩:よしよし
山崎 春乃:ヒュウー!
雪宮 響:ついでに投げておこう
雪宮 響:<バディムーブ> コンボ:考慮選択
雪宮 響:自身以外の判定の達成値に+3!
山崎 春乃:フォロ宮~!
彩刀-鳩:38!
GM:ムキャ~!
夜刀神志道:男は黙って…ガード……!ダメージどうぞ!
彩刀-鳩:うおおお
彩刀-鳩:4d10+21+1 装甲有効
DoubleCross : (4D10+21+1) → 11[1,2,1,7]+21+1 → 33

彩刀-鳩:出目ー!
彩刀-鳩:彩刀-鳩の侵蝕率を6増加(71 → 77)
彩刀-鳩:33点です
GM:なるほど…これは…
彩刀-鳩:ドキドキ
夜刀神志道:ウゥ~~ン ダメ!倒れます
彩刀-鳩:やった~~~
尾田原圭一:やったー!
雪宮 響:ナイス!
夜刀神志道:実は普通のオーヴァード程度のHPしかなかったとのウワサ 戦闘不能!
山崎 春乃:ヒュー!
夜刀神志道:なので……!
夜刀神志道:Eロイス《不滅の妄執》発動。戦闘不能を回復します。
雪宮 響:ぬぬっ!
彩刀-鳩:キエッー!
山崎 春乃:!?
尾田原圭一:不滅だ!
彩刀-鳩:しぶてぇ!
GM:ただし一回戦闘不能になったので、これで戦闘からは退場します。
GM:エネミー二体とも戦闘不能。よって、戦闘終了!
彩刀-鳩:やった~!
GM:キミたちの勝利だ!
雪宮 響:やった!
山崎 春乃:ヤッター!
GM:まずは鳩くんがやっつける様子を描写しちゃいましょう!



GM:春乃ちゃんの首筋に、ぷつり。血の雫が生まれる…。
山崎 春乃:「ッッッッ」声は出さない。それが鳩の動揺に繋がると感じているからだ。 一条の鮮血がしたたり落ちる。
彩刀-鳩:「スゥ……」軽く息を吸う。冷たい空気が体の中に入り込み、痛みが熱となって主張する。
彩刀-鳩:人の体を得てから、意識には膨大な情報が流れ込んでいる。体と、心の感覚。
彩刀-鳩:道具のあり方と比べればまるで単純ではない。誰かの流す血の一雫で、用意に頭を熱に支配される。
彩刀-鳩:(…………まったく)
彩刀-鳩:(清廉殿は、こんな感覚を抱えながら"いつもどおり"の振る舞いをしていたのか?)
彩刀-鳩:ならば、至らない刀だったという他ない。
彩刀-鳩:"なぜ一度出来たことが出来ないのか"──などと、当時はどの口が言っていたのか。
彩刀-鳩:「だから、」
彩刀-鳩:「有言を実行してみせねば、反省も出来やしない」
彩刀-鳩:「往くぞ、夜刀神」
彩刀-鳩:「僕も、綺麗事を押し通したくなった」
夜刀神志道:「はは、その瞳だ」
夜刀神志道:「何度見ても腹が立つ。来るがいい」
彩刀-鳩:真っ白な刀を正面、正眼に構える。
彩刀-鳩:じり、じり、じり。わずかに地面をすり足で進み、間合いを詰める。
彩刀-鳩:3歩。2歩。1歩。
夜刀神志道:黒と蒼。二刀を構えながら、ひどく静かに間合いを図る。
彩刀-鳩:お互いの間合いに後半歩近づいて──半歩。
彩刀-鳩:「ラァッ!」気合の裂帛。
彩刀-鳩:がくん、と膝から崩れ落ちて前のめりに倒れ、半歩分の間合いを埋める。
彩刀-鳩:横薙ぎに振るう刀が、夜刀神の首を狙って走った。
夜刀神志道:「やるねえ!」ぬらりと背中を倒して避けると、同時に霜が走る──氷雪の刀がキミを狙う!
夜刀神志道:続いて二刃。黒い太刀こそ本命。キミの胴を貫こうとする。
彩刀-鳩:「おうとも!」体制を崩させた。2つの刃が春乃から離れ、その間に体を滑り込ませる。
彩刀-鳩:ざんっ! 黒い太刀が真っ白な衣服を貫いた──鳩が纏うマントの切れ端が舞う。
夜刀神志道:「ハ……ハハハ」
夜刀神志道:首に一線。ぱかりと薄い赤が引かれ、血が流れる。
彩刀-鳩:翻したマントで太刀筋を狂わせ、白の刃で鍔迫りに押し返す。
彩刀-鳩:「浅かったか」
彩刀-鳩:こちらは既にあちこちに赤い染みが滲んでいる。人として戦う経験値の差、だろうか。
夜刀神志道:「狙いは良かったなあ…。ああ、これだ。愉しい……愉しいなあ」
夜刀神志道:「しかし、時間切れだな」
彩刀-鳩:「そうだな。僕がこうして抑えておけば、貴殿の背中はがら空きだ」
彩刀-鳩:「この手で決着を付けたくもあるが……やるかね?」
彩刀-鳩:口調を平静に保ちながら、額に脂汗を浮かべる。
夜刀神志道:「そうしたいところだが……まあ、焦らずともいい。とっておいてやるとしよう」
謎の敵:地面に伏せていたが、意識を取り戻して夜刀神志道のそばに逃げる。
尾田原圭一:「っとと……もう気が付いたか」
謎の敵:「……このままじゃ他のやつらに見つかる。遊びは終わりだ」
彩刀-鳩:(アレも異能の生命力か……!)視界の端で動き始める影に感嘆する
夜刀神志道:「じゃあな、白いの。他の奴らも…次は斬ってやるとも」
夜刀神志道:ゆらり、ゆらり。その姿が揺れると、闇夜に消えていく。《瞬間退場》。
彩刀-鳩:「っと……」鍔迫りの圧が無くなり、姿勢を崩しそうになる「奴め……」
謎の敵:「……」《ワールウィンド》。同じくこの場から風のように消える。
山崎 春乃:「消えた……」
彩刀-鳩:「……」ぐ、と消えた相手を睨みつつ。「そんな場合ではないな。……春乃殿!無事かい!」
山崎 春乃:「う、うん。鳩の方こそ……」見やる。血で染まる姿を
彩刀-鳩:「よかった……!」安堵の息。「痛みはないか?気づかないだけで怪我をしている可能性もある。」
彩刀-鳩:真っ白だった姿は刀傷と血でところどころ汚れている。
山崎 春乃:「…………」思い出す。先ほどおもっくそ君を庇って鎖に縛れてギリギリされていたことを。
彩刀-鳩:「すまなかった」頭を下げる。
彩刀-鳩:「僕が冷静じゃなかったせいで、春乃殿を危険な目に合わせてしまった……」
山崎 春乃:「い、いやいや!全然鳩のせいじゃないから!とっさに身体が動いたっていうか!わたし、先のことを考えられないから!先のことを考えて計略を練ったりおべっか使ったりとか、そういうの出来ないタイプのヒロインだから!」
山崎 春乃:「わたしの方こそ」
彩刀-鳩:「お、おぉ……?」言葉の多い相手に圧倒されている。会話の経験値。
山崎 春乃:「ごめんなさい。……契約したのがわたしじゃなかったら、鳩はもっと強い肉体を得られていたんだよね?」
彩刀-鳩:「……うーん、それはどうだろうね?」
彩刀-鳩:「僕がこうして肉体を得られた事自体、春乃殿のお陰かもしれない。」
彩刀-鳩:「他の人だったら、強かったかも知れないが……まだ、体を得ることも出来なかったかも知れない」
彩刀-鳩:「だから……」出会って間もない。守る理由もない?──そんなはずはない。
彩刀-鳩:「僕は、きみに感謝しているのさ」
山崎 春乃:「…………こ」「こちらこそ」「……助けてくれてありがとう、鳩」



GM:一方。
GM:まず、尾田原さんについて。
GM:歴戦のエージェントであるキミは──その鋭敏なレネゲイド能力でもって、さきほど現れた謎の敵の気配を追うことができます。
尾田原圭一:ふむ……
GM:この場から去っていったが、まだレネゲイド因子の感覚は残っている。
尾田原圭一:追うか。
GM:おお!
尾田原圭一:手掛かりほしいもんね
GM:具体的には次のシーンに続く!ただ、戦闘直後ですから、他の皆はこの場に置いておくことを推奨しています
尾田原圭一:ふむふむ つまり行くなら一人で!
GM:そういうこと!
尾田原圭一:OK!次のシーンで一人で追いましょう
GM:ありがとうございます! 何か演出はしますか?
尾田原圭一:じゃあ、気配を追って場所を去る感じにしましょう
尾田原圭一:演出で!
GM:は~い!



尾田原圭一:(……あいつ)
尾田原圭一:(全然痕跡隠せてねえな。優秀ではあるみたいだが)
尾田原圭一:他の三人の様子を伺う。会話と、戦闘直後の緊張の和らいだ空気。
尾田原圭一:(…ま。なんとかするだろ)
尾田原圭一:(おにーさんにしかできねえことをおにーさんがやんなきゃな)
尾田原圭一:そこまでの思考は5秒にも満たない。
尾田原圭一:そして、足音を立てずに静かにその場を去った。因子の痕跡を追って。



GM:さらに一方。雪宮くん。
雪宮 響:はい!
GM:さてこの場には、《ワーディング》が張られていました。オーヴァードだけしか認知できない結界だったはずだ。
GM:戦闘直後の緩んだ空気だからこそ、この場にもう一人がいたことを、ようやくキミは気付くことができる。



GM:いなくなった夜刀神らの代わりに、視線を感じる。
雪宮 響:「……」
雪宮 響:いつの間にか尾田原の姿が消えている。
雪宮 響:それはいい。あの人がふらっと居なくなるときは、だいたいそうする必要がある時だから。
雪宮 響:問題は、一人少ないことではなく一人多いこと。
雪宮 響:「誰だ?」
雪宮 響:視線の方に向き直り、構える。
GM:ガサ、と物音。あまりにも無警戒で無防備な素人の動き。
GM:ひとりの少年が立っていた。
若王子凪人:「…………響」 若王子凪人だ。
雪宮 響:「……凪?」
若王子凪人:立てた人差し指を口元にあてて、「しずかに」のジェスチャー。
雪宮 響:「……」
雪宮 響:口を閉じる。……あの姿を隠した襲撃者ではなかった。だが。
雪宮 響:ワーディングの中で動いている。オーヴァード。
GM:キミが知る限り、彼は非オーヴァードだったはずだ。
若王子凪人:「いいもの見れた」声を発さないが、口元が動く。
若王子凪人:「役得ってやつかな」
若王子凪人:くるりと踵を返し、すぐに立ち去っていく。
雪宮 響:止めようと手を伸ばして、一歩踏み出した足を止める。
雪宮 響:自分までこの場を離れるわけにはいかない。
雪宮 響:(お前は)
雪宮 響:「何を……見ていたんだ」
雪宮 響:誰にも届かぬ呟きが夜の静けさに消えた。



GM:シーンを終了します。
GM:うおお!ロイスのアレコレだけ可能!購入判定は戦闘があったのでナシだよ~
雪宮 響:凪へのロイスをPの友情からNの猜疑心に変えとこ
雪宮 響:なにしてんだよ~ こちらは以上です!
彩刀-鳩:ロイスはこのまま!夜刀神には憤懣やる方ないぞ!
彩刀-鳩:以上です!
山崎 春乃:ロイスはこのままですが
尾田原圭一:ロイスこのまま!
山崎 春乃:フードデリバリーは使えますか?
山崎 春乃:ダメならまた後でやります
GM:いいよ!
山崎 春乃:ありがとうございます!
山崎 春乃:ではウーバーイーツチャレンジ!
山崎 春乃:購入判定7に成功したら、全員のHPが5d10回復だ!
山崎 春乃:4dx+1
DoubleCross : (4DX10+1) → 10[3,3,8,10]+4[4]+1 → 15

彩刀-鳩:すごい!
雪宮 響:やるじゃない……
尾田原圭一:ありがたい
山崎 春乃:ウーバーイーツで良いんじゃない?(CM)
山崎 春乃:ということで、5d10のHPを皆さん回復どうぞ~
GM:ウーバーイーツってすご~い
尾田原圭一:尾田原圭一のHPを5D10(→ 30)増加(8 → 27)
雪宮 響:ありがと~!いただきます
雪宮 響:5d10
DoubleCross : (5D10) → 32[8,10,6,3,5] → 32

雪宮 響:雪宮響のHPを32増加(4 → 36)
彩刀-鳩:5d10
DoubleCross : (5D10) → 23[4,4,6,8,1] → 23

山崎 春乃:5d5d10
彩刀-鳩:彩刀-鳩のHPを23増加(1 → 24)
山崎 春乃:5+5d10
DoubleCross : (5+5D10) → 5+20[2,1,3,5,9] → 25

山崎 春乃:全快
雪宮 響:あっと最大HPは26 つまり全快
彩刀-鳩:4残して回復
山崎 春乃:以上です!
GM:これがパン祭りか…
雪宮 響:こちらも以上
山崎 春乃:ww
GM:ではこのシーンはこれで以上だよ~!


◆Middle05◆

GM:次のシーン!尾田原さんの単独シーンです。シーンプレイヤーはもちろん尾田原さん
GM:侵蝕率を上げて登場してね!
尾田原圭一:はーい!
尾田原圭一:尾田原圭一の侵蝕率を1D10(→ 4)増加(78 → 82)
尾田原圭一:悪くない
GM:良い調子!
GM:ではですね~ 謎の敵ちゃんを追いかけて…捕まえることができます!
GM:ひん剝いておやり!
尾田原圭一:やったぜ
尾田原圭一:私の予想は正しいか…いざ!
GM:そうしてるとイベントが進むぜ!レッツゴー!



GM:気配を追うと、街を離れ港へ向かった。
GM:N市近辺、湾岸区域。真夜中、コンテナの合間を行く。
尾田原圭一:身を不自然でない程度に屈めながら、気配を殺して歩く。
尾田原圭一:(近いな)
GM:やがて、レネゲイドで巧妙に隠蔽した大きな船が見える──漁船にしては大きい。観光船にしては──現役のそれにしては、錆びれている。
尾田原圭一:手の中に植物の因子を握り込んでいる。すぐに捉えられるように。
GM:廃船である。外套を被ったそいつは、そこに逃げ込もうとしているようだ。
GM:捕まえるなら今でしょう。
尾田原圭一:では、
尾田原圭一:能力によって棘のないそれで謎の敵を捕縛します。
謎の敵:「………!?」疾風かのごとく走り抜けていたが、途端に動きを阻まれる。
尾田原圭一:「今度は枯らさないぜ。お前さんを捕まえとかなきゃだからな」
謎の敵:「これは……!!」がむしゃらに動こうとするが、そのたびむしろ絡めとられる。
尾田原圭一:「無理無理。お前さん、才能はあるけど経験が足んねえな?」
謎の敵:「“ソーン・ウッズ”!」
謎の敵:「何故。いつからついてきた…!」
尾田原圭一:「まあまあ、そうカッカしなさんな」
謎の敵:「…離せ!」黒い外套を被っている。
尾田原圭一:「そりゃ情報収集は基本でしょ。敵さんの一人、追えるなら追っときたいじゃない?」
尾田原圭一:「なあ」近づいて、外套を剥がす。
謎の敵:「!」
GM:外套を剝がされると、長い黒髪が溢れる。
GM:黒髪に、人形のような可憐な服装をした少女。
尾田原圭一:「───しじま」
しじま:「くそ……!」
しじま:ジタバタともがいている。
尾田原圭一:「チルドレンだったか?ジャームと手ェ組んでるってどう言う了見よ」
尾田原圭一:「ま、いいか。この後じっくり聞かせてもらうからな」
しじま:「話すことは何もない! や…やめろ!」
しじま:「あんなことやそんなことをするつもりなのは分かってる!」
尾田原圭一:「おやおや誰だよ教育係」
しじま:「このケダモノー!」
GM:では、尾田原さんの言葉に答えるように。
GM:廃船の方から、ひとり現れる男がいます。
尾田原圭一:「おーっと……」
葛城朔也:「あーあー。悪いね圭一さん。上司の教育がなってないんだ」
尾田原圭一:「おみくじが当たるもんだなあ」
葛城朔也:「おみくじ?」
尾田原圭一:「そうそう。凶引いちまったの」
葛城朔也:「ハハ。悪いことでもあったかなあ」
葛城朔也:「ダブルクロスを引き当てちゃったとか」
尾田原圭一:「お前も今回の件、いっちょかみしてんだろ」
尾田原圭一:「なあ、朔ちゃん」
葛城朔也:ニ、と笑う。そればかりはキミの知る笑みに見える。
葛城朔也:「来てよ。案内する」船に向かって歩き出す。
尾田原圭一:「……」逡巡。しかし一瞬でしかない。
尾田原圭一:「はーあ。ま、行くっきゃないよな」
尾田原圭一:船に向かう。
尾田原圭一:しじまの捕縛は解かないが、地面との繋がりは切って転がしておく。
しじま:「ふんぎゃっ…」「ふざけないで!」怒りの声が遠く響く。
GM:雨風に晒され、朽ちた廃船である。しかし、内部は異様なまでに綺麗にされている。
GM:機械類、何らかの配線がいくつも根のように敷かれていた。キミたちは甲板へ向かう。
尾田原圭一:「居心地は良くしてあるんだなあ」
葛城朔也:「そりゃまあ、アジトですから」
葛城朔也:「なあ、圭一さん」
尾田原圭一:「うん?」
葛城朔也:「ジャームっていうのは、もっと上手い活用の仕方があると思わないか?」
尾田原圭一:「ありゃ、また深淵な問いだな」
葛城朔也:「だって元を辿れば俺達と同じオーヴァードだぜ。理性を失ってるとはいえ、言葉は通じる」
尾田原圭一:「オレ的にはオススメしないねえ、その方向は」
尾田原圭一:「言葉が通じるのがまずいんだよ」
葛城朔也:「どうして?」
尾田原圭一:「騙してくるからさ。あいつらは自分の衝動を満たすためならなんだってする」
尾田原圭一:「お前だって暴走ぐらいしたことあんだろ」
葛城朔也:「それだって極論だよ圭一さん。こっちで餌を用意してやりゃ、お互いいい関係をつくることはできる」
尾田原圭一:「その餌が人斬りかい?日常を守る理念からは程遠いだろ」
葛城朔也:「日常を守る理念か」
葛城朔也:「雄吾さんの口癖だな」
GM:甲板に出る。夜の海。闇は深く、遠くはまっくらで何も見えやしない。波の音だけ聞こえてくる。
尾田原圭一:目を細める。
葛城朔也:「雄吾さんが唱えているのは…俺にしてみりゃ、ただ問題を先延ばしにしているだけだ」
尾田原圭一:「雄ちゃんはまあ、どっちかっていうと綺麗事好きかも知れねえが」
尾田原圭一:「それが前提で土台になってる以上、守らねえわけにゃあいかねえだろうよ」
葛城朔也:「それで消耗されるのは、俺達だとしても?」
葛城朔也:キミを見つめる。「そんな土台、いつまでもあるもんと思わない方がいい」
尾田原圭一:「なるほど。隠遁した方がいいのはお前さんの方かも知れねえな」
葛城朔也:「言ってろ。ジャームを倒すっていう発想そのものが、時代遅れになるかもしれないんだぜ」
葛城朔也:「俺がUGNを変えてやる」
尾田原圭一:「それは世界の敵FHの発想だぜ、朔」
尾田原圭一:「負けて歴史の敗者にされるだけだ」
葛城朔也:「悲しいねえ、みんなが幸せになれる新時代を作ろうって言ってるのに…」
葛城朔也:「……UGNの穏健派どもは全員俺が倒す。改革派にも、本当の改革ってものを教えてやる」
尾田原圭一:「革命すんなら勝算見せろよってハナシ。今の辻斬りにどんな勝算がある?」
葛城朔也:「ないことはするわけないだろ?」
葛城朔也:「このまま話しても平行線か? なあ、圭一さん」
尾田原圭一:「オレに何を期待したんだよ」困った顔で笑う
葛城朔也:「あんたが来てくれたら、俺の勝算はもうちょっと確かなものになるんだけどなあ」
尾田原圭一:「残念だけど、そりゃあないな。オレは辻斬りなんてない夜を楽しく歩きたいんでね」
葛城朔也:「そうかよ。あーあ、残念だな…」
尾田原圭一:「平和な世の中ってのをあの兄さんにも見せてやんなきゃいけねえしな」
尾田原圭一:「おう、オレとしてもな。朔」
尾田原圭一:「どっちにしろオレたちはお前らを沈める」
尾田原圭一:「そのあとでまた茶飲み話にすんなら付き合ってやってもいいぜ」
葛城朔也:「できるもんならな」
尾田原圭一:「お互い様だ」
尾田原圭一:「……これ以上誰も斬るなよ」
尾田原圭一:聞き入れられないであろう頼みを残す。
葛城朔也:「ハッ」
葛城朔也:笑ってひらひら手を振り、その場から去って行く。
尾田原圭一:「書店のジイさん、バーのバーテン、行きつけの飲み屋の店主……」
尾田原圭一:「ああ、守りたいもんが多すぎるよなあ。疲れるよなあ……」
尾田原圭一:「………教育間違ったかねえ……凹むわ……」
尾田原圭一:ぶつぶつ言いながら、その場を去った。



GM:シーンを終了します。
GM:購入やロイスのアレコレなど!
尾田原圭一:ロイスをね、変えます
尾田原圭一:旧友/葛城朔也/信頼:◯/脅威/ロイス→旧友/葛城朔也/信頼/脅威:◯/ロイス
GM:おお………!!!
尾田原圭一:ポジネガ反転だけ!
GM:了解です!
尾田原圭一:購入は、まあいいかなあ。
尾田原圭一:ごちそうさまでした
尾田原圭一:以上!
GM:は~い おあいそでした
GM:ではこのシーンはこれで以上!


◆Middle06◆

GM:次のシーン!情報収集シーンだよ~ シーンプレイヤーは春乃ちゃん。
GM:登場する人は侵蝕率を上げて登場してね
山崎 春乃:山崎 春乃の侵蝕率を1D10(→ 2)増加(73 → 75)
雪宮 響:雪宮響の侵蝕率を1D10(→ 2)増加(71 → 73)
彩刀-鳩:彩刀-鳩の侵蝕率を1D10(→ 4)増加(77 → 81)
尾田原圭一:尾田原圭一の侵蝕率を1D10(→ 10)増加(82 → 92)
尾田原圭一:ハァ?
GM:アーッ
山崎 春乃:ヒエッ…
彩刀-鳩:心の負担が
雪宮 響:やっぱり気にして……
山崎 春乃:さっきのシーン、飄々と見せていてなおショックだったのかな
GM:そうかも…
GM:ではこのシーンの情報収集項目を出すよ~

・葛城朔也について 〈情報:UGN〉難易度9
・夜刀神志道について 〈情報:UGN〉〈知識:レネゲイド〉難易度10 ※成功すると追加で情報項目が発生
・若王子凪人について2 〈情報:UGN〉難易度8

GM:まずは3つです
雪宮 響:凪については私が調べようかな
尾田原圭一:朔についてやりましょう
彩刀-鳩:風で夜刀神しらべてみよっ
GM:がんばえ~!
尾田原圭一:5dx+1>=9 UGN!
DoubleCross : (5DX10+1>=9) → 10[1,3,4,4,10]+7[7]+1 → 18 → 成功

彩刀-鳩:ものしり!
尾田原圭一:回ったあ
山崎 春乃:ヒュー!
GM:なんでも知ってる!
雪宮 響:こちらもコネ:UGN幹部使って情報:UGNで
雪宮 響:4DX+1+2@10>=8 若王子凪人について2 情報(UGN)
DoubleCross : (4DX10+3>=8) → 10[1,7,7,10]+2[2]+3 → 15 → 成功

彩刀-鳩:やっぱ社会優秀支部か?
山崎 春乃:つえー!
雪宮 響:オッケー!
彩刀-鳩:つえー
山崎 春乃:みんなガンガン回すよね
彩刀-鳩:じゃあ夜刀神を調べる!コンボ:【形稽古】《援護の風》判定ダイス+5D
彩刀-鳩:彩刀-鳩の侵蝕率を2増加(81 → 83)
GM:社会優秀支部だ…
彩刀-鳩:9dx+2>=10
DoubleCross : (9DX10+2>=10) → 8[3,3,5,5,5,7,7,8,8]+2 → 10 → 成功

彩刀-鳩:あぶねっ
山崎 春乃:ナイスぅ~!
雪宮 響:オッケオッケ
GM:おっお見事!
彩刀-鳩:セーフセーフ
彩刀-鳩:バディムを残せたぞ
GM:さすが…!
GM:では結果を開示していきましょう
雪宮 響:おかげで万全の態勢よ
・葛城朔也について 〈情報:UGN〉難易度9

UGN日本支部の黎明期から活動するオーヴァードで、霧谷雄吾からも厚い信頼を得ている。
遺産「鬼斬りの古太刀」の契約者。解除条件を満たしていないEロイスでも、遺産の効果で解除することができる。
数年前、任務によって同僚をジャーム化させ、自身の手で処理した過去を持つ。
それ以降、UGNの理念に疑問を抱きはじめた。

・夜刀神志道について 〈情報:UGN〉〈知識:レネゲイド〉難易度10

夜刀神志道は生来オーヴァードであり、強者を暗殺するときに限り、ひそかにレネゲイド能力を駆使していたようだ。
現在N市に現れている夜刀神志道は偽物である。正体は、彼が所持していた日本刀「桜禍」。
桜禍は平安時代に妖を斬ったと逸話の残る妖刀で、
PC1と同様、刀剣に魂が宿って生まれたレネゲイドビーイングである。
すでにジャーム化しており、Eロイス《妄念の姿》によって夜刀神志道の姿になりすましている。

GM:⇒・桜禍について 〈知識:レネゲイド〉〈情報:UGN〉難易度11 が追加で発生します。
・若王子凪人について2 〈情報:UGN〉難易度8

凪人はすでにオーヴァードとして覚醒している。
そして、Dロイス「奇妙な隣人〜極〜」によって、桜禍の主人として契約を交わしている。
もし彼がジャームである桜禍に協力を続ければ、彼も侵蝕率が上昇し続けいずれジャーム化してしまうだろう。

GM:というわけで・桜禍について 〈知識:レネゲイド〉〈情報:UGN〉難易度11 に挑戦できるぞ
山崎 春乃:はーい!チャレンジします!
山崎 春乃:4dx>=11
DoubleCross : (4DX10>=11) → 9[2,4,6,9] → 9 → 失敗

GM:ファイト!
山崎 春乃:あ
雪宮 響:任せな
雪宮 響:<バディムーブ> コンボ:考慮選択
山崎 春乃:その声は…!
雪宮 響:自身以外の判定の達成値に+3!
彩刀-鳩:フォローの鬼!
山崎 春乃:キャー!フォロ宮くん!
尾田原圭一:やったー!
GM:フォロ宮先輩、かっこいー!
彩刀-鳩:リバウンドの天才!
山崎 春乃:乙女ゲー主人公なのでピンチを助けてもらって成功です!
GM:では達成値12になり成功!
GM:結果を出します
・桜禍について 〈知識:レネゲイド〉〈情報:UGN〉難易度11

桜禍はEロイス《囚人の鳥籠》を自身に使用することで長い眠りについていたが、
葛城朔也の遺産「鬼切の古太刀」によって目覚めさせられた。
葛城は、このまま桜禍を最強のジャーム兵器に成長させ、UGN打倒の切り札として活用するつもりだ。
桜禍は《妄念の姿》が発動している限り《不滅の妄執》が持続するため、
桜禍を倒すためにはまず《妄念の姿》を解除しなければならない。
《妄念の姿》の解除条件は、夜刀神志道に居合い勝負を申し込み、勝利することである。

GM:ではですね~
GM:まず若王子凪人の情報を開示したことで、雪宮くんにイベントが起こります。若王子凪人との会話イベントです。
雪宮 響:はい!
GM:続いて、鳩くんにイベントが起こります。夜刀神志道に居合勝負を申し込み、《妄念の姿》の解除に挑むシーンです。
GM:これは他のPCも登場すると支援ができるよ。
彩刀-鳩:うおお!
GM:では、このシーンでは情報共有を行っていきましょ~!
尾田原圭一:はーい!
彩刀-鳩:ハァーイ
雪宮 響:はーい!
GM:カフェに行こう!①



GM:昼間。喫茶『フォース・アベニュー』。
GM:店の扉には『本日休業』の札が下がる。
GM:キミたちは店内に集まっていました。休業となっていますが好きに料理を出したりしていいよ。
尾田原圭一:では、みんなの前に色々ケーキが並んでいます。
尾田原圭一:新作のケーキも含まれているぞ。
山崎 春乃:「雪宮くん。わたし、いつもの(ゼロカロリーコーラのベンティ)で……」常連ごっこ
尾田原圭一:「一旦のお疲れ様会だ」
雪宮 響:「スタバ式よりはわかりやすいなあ、そっちのが」
尾田原圭一:「ま、本腰入れんのはこれからだろうが……今は気を抜いていこうか」
尾田原圭一:そう言いながらグレープフルーツチーズケーキを食べている。
彩刀-鳩:「うん。引き締めは大事だな」
彩刀-鳩:「これはなんといったか。かすていらの一種か?」
山崎 春乃:彩のあるケーキ群に目をランランさせている。女子ですもの
彩刀-鳩:眼の前には真っ白なショートケーキが置かれている。
山崎 春乃:「これはね。ケーキって言うんだよ?」
山崎 春乃:「カステラの友達……ではあるのかな。親戚?とにかく、食べてみて。美味しいから」
山崎 春乃:言いながら、自分の目の前にケーキを5個並べている。ちゃっかり。
彩刀-鳩:「"けえき"か。面白いね、雪のような食べ物があるとは──」
彩刀-鳩:先割れの匙(フォーク)でケーキを崩して、刺して食べる。
彩刀-鳩:「一度刀を交えたことで、ある程度の情報も───」
彩刀-鳩:「!?!?!?!?」
山崎 春乃:「鳩????」
彩刀-鳩:鳩。人の身体を得て初めて"食事"をし──口の中で甘味が弾けた。
彩刀-鳩:「な、なんだ、これは……!?」
彩刀-鳩:「頭までビリリと来たぞ!?」
彩刀-鳩:まっさらな味覚が砂糖という暴力にさらされる。
山崎 春乃:「痺れるでしょ……!甘味、最高でしょ……」うむうむと頷きながらこちらもケーキをいただいている。
彩刀-鳩:「砂糖一匙で田畑が買えると聞いていたが……これは、これは……!」
彩刀-鳩:「いかんな、とてもいかんぞ」恐る恐る二口目を食べ、目を瞬かせている。
尾田原圭一:「やっぱりいくらあーだこーだ言っても、疲れた時にゃ甘いもんが一番よな」
雪宮 響:「気に入ってくれたみたいでよかったよかった」
雪宮 響:チョコケーキを小さく切って口に運ぶ。
彩刀-鳩:「あぁ。これは戦が起こる味だ……」
尾田原圭一:「そうだなあ。とりあえず食べながらでいいから聞いててくれ」
尾田原圭一:「まずは……オレのマブがすまん」
山崎 春乃:「??」はむっケーキを口に含んで耳を傾ける。うまー
尾田原圭一:頭を下げる。
彩刀-鳩:「まぶ、というと?」
山崎 春乃:(大親友……って意味)ひそひそ
尾田原圭一:「朔……葛城朔也。雄ちゃんと一緒に昔戦ってた……まあ、トモダチ、だな」
彩刀-鳩:馴染み深いだろう緑茶を入れてもらったが、今度は茶の苦みに顔をしかめている。
彩刀-鳩:「……親しき御仁だったか」
尾田原圭一:「今回の事件を引き起こしたのはそいつだ。すまん」
彩刀-鳩:「黒幕というわけだな。あの顔を隠していたものがそうか?」
尾田原圭一:「いいや。あいつはそいつの可愛らしい弟子みたいなもんだ」
尾田原圭一:「顔を隠してたやつはしじまっていうお嬢さん」
尾田原圭一:「葛城朔也は……鬼を斬る刀の持ち主でな」
彩刀-鳩:「鬼か。僕の時代にも、化物退治の逸話が有った」
尾田原圭一:「ああ……そいつが、バケモノ連れる側になってるとは思わないだろ」
尾田原圭一:「そこまで過激なやつじゃなかったし、オレもそうは思わなかった。ただ」
尾田原圭一:「数年前にな。同僚がジャーム……前にも説明したが、鬼みたいなもんだ───になっちまって」
尾田原圭一:「自分で殺すしかなかったんだと。抱え込んじまったんだなあ」
彩刀-鳩:「友が、斬るべき対象になったか」
尾田原圭一:「ああ……そうなった」
彩刀-鳩:「……ヤマトタケルがおろち、、、を誅せず、引き連れているようなものというわけだ」
山崎 春乃:「……おじさんは……どうするの?」「……戦うの?友達と」
尾田原圭一:「まったく。元気にやってるんだろうと思ってほっといたが」
尾田原圭一:「そりゃな。メンタルに来てもしょうがねえよ。不器用な奴さ」
尾田原圭一:「ん?そりゃ戦うさ」
尾田原圭一:「あいつはもう一線を越えちまってる。一旦ブチのめす必要があんだろ」
雪宮 響:「一旦、ですか」
山崎 春乃:「それは……友達と戦うのは、倒すため?それとも」「助けるため?」 その言葉は、雪宮くんにも刺さるのかもしれない。
雪宮 響:「葛城さんは」
雪宮 響:「ジャームになったのではなく、正気のまま……なんですよね?」
雪宮 響:確認するように。
尾田原圭一:「今は口先だけじゃ納得できねえだろうからな。頭を冷やしてもらう。だったら助けるためになんだろうかね?」
彩刀-鳩:「戦える手段がある相手を、言葉で抑えるのはとても難しいからねぇ」
尾田原圭一:「……ジャームだったら、もうあの刀は振るえんだろうな」
尾田原圭一:「レネゲイドチェッカーで見たわけじゃねえからなんとも、だが」
尾田原圭一:「少なくとも理性的ではあった。それもまた厄介なんだけどよ」
雪宮 響:「理性的にこれだけの事件を起こしたなら……それだけ決意が堅い、ということでしょうからね」
尾田原圭一:「あと、おにーさんな」
彩刀-鳩:「じゃぁむ。人々の"縁"を断ち切った鬼、だったな」
尾田原圭一:頷く。
彩刀-鳩:「一人ではなく、弟子もついて行ったと言うなら理念に共感する余地があり、対話が出来るかも知れないが……」
彩刀-鳩:「それでも、対話とは双方向でないと成立しないものだからね。気をつける必要はあるか」
彩刀-鳩:「といっても、専門家にはシャカに説法だったかね?」
山崎 春乃:「……葛城さんと弟子さん……相手は2人……あ、あの辻斬りの人も含めて3人か……」
彩刀-鳩:「それはどうだろう?」
山崎 春乃:ホワイトボードに関係者を書き書き。簡単な似顔絵もつけてる
山崎 春乃:「?? どういうこと?」
彩刀-鳩:「うん、一度手合わせして感じたけれど、夜刀神めはどうやら僕と同類だ」
彩刀-鳩:「妖刀に宿った意志が人の形を成している。昔は、まだ人間だったはずだけどね」
彩刀-鳩:「桜禍と言ったかな?僕達と戦ったあと、どういう経緯を辿ったか知らないが……」
彩刀-鳩:「奴も肉体を得たうえに、以前の主の姿を借りていると推察できる」
彩刀-鳩:「となると問題が1つ。僕は春乃殿と契約することで肉体を得たが……」
山崎 春乃:「……辻斬りの人と、契約した人がいる……?」
彩刀-鳩:「うむ。その葛城殿はすでに一振り、得物を定めているのだろう?」
彩刀-鳩:「もしかしたら、弟子のほうかも知れないが、さっきも刀は使っていなかったはずだ」
雪宮 響:「………」
山崎 春乃:「それって、他にも関係者が?……雪宮くん?」
尾田原圭一:「雪宮。浮かない顔してどうした」
彩刀-鳩:「その四人目に背中を切られてもつまらない。捜索を続けるべきだと思うが……」
雪宮 響:「葛城さんの二重契約……いや。鬼切りの使い手がジャームと契約するのはリスクが高すぎる」
雪宮 響:「外套の……しじまさんは明らかに彼を制御していない。となると……」
山崎 春乃:ゼロカロリーコーラを口に含んで耳を傾けている。
雪宮 響:「……おそらく。契約者……四人目は若王子凪人だ」
山崎 春乃:「ブゥー!?」
山崎 春乃:「は、はぁ!?なに言ってんの雪宮くん!?」
尾田原圭一:「雪宮。思い当たるフシがあんだな?」
彩刀-鳩:台から布巾を取って床を拭いている。
雪宮 響:「夜刀神……鳩君の読み通りなら桜禍か」
彩刀-鳩:「若王子というと、外出の日時が合わさっていた相手だな」
雪宮 響:「そう。桜禍の現れた日、若王子は決まって外出していた」
雪宮 響:「おそらくだけど、契約している人間と遠く離れることが難しいか、できないんじゃないか?」
雪宮 響:「それに……前の晩。おれたちがヤツと戦った時」
雪宮 響:「若王子も現場に来ていた。ワーディング……オーヴァードしか動けない空間にね」
山崎 春乃:「……」刀と、鳩と繋がった感覚。それは自分にも覚えのあるものだ。契約者と遠く離れられない感覚も理解出来る。
彩刀-鳩:「少なくとも、何も知らない一般人ではないというわけだ」
雪宮 響:「最近、いいものを見つけたと言っていた。あの日に会ったときは『いいもの見れた』と」
雪宮 響:「偶然巻き込まれた人間の反応じゃない」
尾田原圭一:「……『いいもの』、か」
尾田原圭一:「そんな血腥いシュミのやつだったのかい?」
雪宮 響:「おれの知るあいつはいいやつです。だから余計にわからない」
雪宮 響:「なにを考えて、なにを見たくて桜禍と契約しているのか……」
尾田原圭一:「なんとなくだが」
尾田原圭一:「覚醒したてで衝動ハイになっちまってるのかもな」
尾田原圭一:「まあ、ジャームになってねえなら幸運だよ。まだ、な」
山崎 春乃:「……はい」挙手。
彩刀-鳩:「どうした?春乃殿」
雪宮 響:「山崎さん?」
山崎 春乃:「若王子先輩は、騙されているんだと思います。……そういうところあるし。」
山崎 春乃:「わたしは」
山崎 春乃:「そう思う。……若王子先輩に言われたんだけど。『これからも心のままに行動して、誰かを笑顔にしてあげてね』って。……だから、心のままに、若王子先輩を信じたいと思います。若王子先輩を助けたいと思います。だから」
山崎 春乃:「雪宮くん。応援して。若王子先輩を信じるわたしを。最後まで信じたいわたしを応援して。」
雪宮 響:「……」
雪宮 響:ふっ、と笑って。
雪宮 響:「あいつ、馬鹿やったなあ」
雪宮 響:こんな良い子を逃すとか、一生物の失敗だろうよ。
雪宮 響:「任せて。応援は得意だ」
雪宮 響:「とにかく、話をつけにいこう。まずは言って聞かせて、だめならその時だ」
尾田原圭一:「……ご主人様のことは雪宮におまかせ、だな」
彩刀-鳩:「ふ。」耐えきれず、笑みがこぼれる。
山崎 春乃:「……でも、契約者の近くから離れられないなら」
山崎 春乃:「……辻斬りの人も、若王子先輩のそばにいるってことだよね……?」
彩刀-鳩:「そういうことになるだろうね。なにせ、筋金入りの妖刀だ」
彩刀-鳩:「妖刀に魅入られた者は手放せないと、相場は決まっているものだよ」
尾田原圭一:「………」
尾田原圭一:「朔の野郎………」
尾田原圭一:低いつぶやきからは怒りが聞いてとれる。
山崎 春乃:「絶対邪魔してくるよね……どうしよう……」
彩刀-鳩:「……もちろん、相場があるなら対処法も決まっているのが、お約束というものだ」
山崎 春乃:「羽交い絞めするk……鳩……!」
彩刀-鳩:「人を惑わす妖刀なんてものはね」
山崎 春乃:「聞かせて、その対処法と言うものを…!」
彩刀-鳩:「"一度叩き折って、曲がった性根を打ち直す"」
彩刀-鳩:「そうやって素直にさせるのが一番だ」
彩刀-鳩:「天才名工のお墨付きさ」
山崎 春乃:「なるほど!"一度叩き折って、曲がった性根を打ち直す"!」
山崎 春乃:「……そ、それが出来たら苦労しないよぉ~~」
雪宮 響:「やってみせるって言ってるんじゃないかい?」
雪宮 響:「叩き折る担当をさ」
山崎 春乃:「……!!」振り向いて愛刀の顔を凝視する
彩刀-鳩:「あぁ──命じてほしい」
彩刀-鳩:「春乃殿の刀として、今度こそ期待に応えよう」
山崎 春乃:……春風が舞い込み、桜が舞った気がした。
山崎 春乃:自分はまだマスターとして未熟かもしれないけれど。これだけははっきりと言える。
山崎 春乃:「鳩。貴方を信じています」
山崎 春乃:「討ち倒しちゃって!」



GM:その後。ミーティングがひと段落し、ひとときの自由時間を思い思いに過ごしている。
尾田原圭一:ホワイトボードの片側を支えて後退している。
山崎 春乃:「あっ、そこ、段差あるから気を付けて」
尾田原圭一:「しっかしこんなモンがまだあったとは……っぶね」
尾田原圭一:段差をうまくやり過ごす。
山崎 春乃:ホワイトボードの片側を支えて前進している。
山崎 春乃:「うぎゃっ!」言っておいて自分は引っ掛かる女。
尾田原圭一:「おいおーい、気をつけろよ〜?」
尾田原圭一:「で、さあ山崎」
尾田原圭一:「正味なハナシ、どうなん?」
山崎 春乃:「へへへ、お恥ずかしい。……ん~?」
山崎 春乃:「なにが~?……よっ、ほっ」段差を避けながら
尾田原圭一:「鳩とのことさ」
尾田原圭一:「良いカンジなのかい?」
山崎 春乃:「ブゥヘッ!?」
山崎 春乃:ごん、とホワイトボードに顔面をぶつける
山崎 春乃:「ななな、急になに言ってんの!?セクシャルハラスメント!?UGNのコンプライアンスはどうなってんの!?」
尾田原圭一:「そ、そんなに嫌だったか?」
尾田原圭一:「じゃあやめるか、このハナシ……」
山崎 春乃:「待って!」
山崎 春乃:「……聞きたい?」にやぁ
尾田原圭一:「ほほお……じゃあ聞かせてもらおうじゃねーの」
尾田原圭一:ガタゴト。ホワイトボードが収まるべきところに収まる。
山崎 春乃:「……おじさん、言ってたよね」画風が変わる。
尾田原圭一:「おにーさんな」
山崎 春乃:「恋は……ROC(ロールorチョイス)だって……」アンニュイな横顔
尾田原圭一:「ああ、往年の名曲な」
山崎 春乃:「あ、引用だったんだ……オリジナル造語じゃなかったんだ」
山崎 春乃:「こほん」
尾田原圭一:「ヘッドエイク頭痛みたいだなそれ」
尾田原圭一:「うん」
山崎 春乃:「恋はROC……ダイスを振るかのように決まる。……それって、つまり、恋は運命ってことだよね……」良い女風の作画。
山崎 春乃:「わたしと鳩との出会いは……運命(fate)だったんじゃないかな……」
山崎 春乃:「わたしと鳩との出会いは……運命(fate)だったんじゃないかな……!」
尾田原圭一:「まあ、そうとも言う。ただ、運命任せにしなくたって良い……なんで2回言った?」
山崎 春乃:「運命って、ロマンティックな響きをはらんでいるから、つい……」
山崎 春乃:「運命任せにしなくたっていい?」
尾田原圭一:「そう。自分で選んだって良い。運命が気に入らなければな」
山崎 春乃:「……おじさんも、選んだことがあるの?気に入らない運命を押しのけて」
尾田原圭一:「選ぶことばっかだよ。大人になるとな」
尾田原圭一:「おかげでちょいとばかし運命の女神サマには嫌われてるが」
尾田原圭一:「ま、大凶じゃねえんだ。行けるだろ」
山崎 春乃:「オイ」
山崎 春乃:「……大人って大変なんだねぇ」
山崎 春乃:「でも、良いじゃん」
山崎 春乃:「運命の女神サマには嫌われていても。……おじさんを好きな人は、たくさんいるんだから。それって」
山崎 春乃:「おじさんが、選んできたことの結果でしょ?」
尾田原圭一:「はっは。嬉しいこと言ってくれるじゃねえか」
尾田原圭一:「ま、その通りだろうな。……でもな、山崎」
尾田原圭一:「お前さんのことを好きな人も、いっぱいいるぜ」
山崎 春乃:「!!」
山崎 春乃:「た、たとえば?具体的には?イニシャルでも良い」
尾田原圭一:「鳩も、雪宮も。オレだってそうだし、お前さんが振られたっていう若王子クンだってそうだと思うぜ」
山崎 春乃:「!!」
山崎 春乃:「みんながわたしのことを……!乙女ゲーかなにか……?」
尾田原圭一:「何も恋してるってだけじゃねえ、それでも、お前は愛されてる」
尾田原圭一:「乙女ゲーかどうかはわからねえが」
山崎 春乃:「……ありがと。……じゅうぶん、励まされた」
山崎 春乃:「若王子先輩のことでショゲてると思ったから、励まそうとしてくれたんでしょ?」
尾田原圭一:「実際しょげてたろ。うん。その笑顔だ。それがいい」
山崎 春乃:「愛されてるって言葉は、失恋記録更新中の娘には大きく響きました」
山崎 春乃:「愛されたいねぇ~」
尾田原圭一:「いやホントもったいねえと思うよ」
尾田原圭一:「鳩のやつが捕まえておかねえならオレがもらっちゃおうかなってぐらいにはさ」
山崎 春乃:「あはは。どうした急に」
山崎 春乃:「寄せては返してく波のように心攫われちゃった?」なお、これはフォースアベニューカフェの歌詞からの引用だ
尾田原圭一:引用なので問題ない。
尾田原圭一:「オレが一番好きな時期のヤツだ」
尾田原圭一:「お。今は今で想い人がいるかい?」
山崎 春乃:「……」
山崎 春乃:「逆に聞きたいんだけど」
山崎 春乃:「鳩って、わたしのこと、どう思ってると思う?」ぐいぐい
尾田原圭一:「すっっっごい感謝してると思う」
尾田原圭一:「大切で、何に代えても守りたい」
尾田原圭一:「そんな感情がありそうだよな」
山崎 春乃:「感謝かぁ~」
山崎 春乃:「……ま、今はそれでも仕方ないかな」
尾田原圭一:「これから育ててけよ」
山崎 春乃:「ありがとう。おじさん。おじさんに対しては、わたしは」
尾田原圭一:「脈はあるんだろうからさ」
尾田原圭一:「ん?」
尾田原圭一:「あっ。おにーさんだからな」
山崎 春乃:「大切で、何に代えても守りたい」「そんな感情を抱きました☆」すっっっごい感謝
尾田原圭一:「なるほど。そうなるかあ」
尾田原圭一:「へへ。ありがたいね」
山崎 春乃:「へへ。じゃあ、戻るか~」ぐいっとおじさんの腕を掴んで。
尾田原圭一:「うおっと。距離近!」
山崎 春乃:「大丈夫。これはわたしからだから、コンプライアンスに抵触してませ~ん」
尾田原圭一:「……はいはい。じゃあ、戻ろうな」小さく降参のポーズ



GM:厨房。
GM:喫茶店のカウンター越しにある、狭い厨房で、キミ達はさきほどまで使用していた食器を片付けていました。
彩刀-鳩:「ふむ。これが厨房か」洗うのは任せて、渡された食器を布巾で拭いている。
雪宮 響:「落とさないように気をつけて、割れたら危ないから」
雪宮 響:ガチャガチャと食器を洗って渡していく。
雪宮 響:「まだ人の姿に慣れてないだろうけど……今の君は怪我もすれば血も流れるんだ」
彩刀-鳩:「それは凝りた。人の体を得る前も、知識としては知っていたつもりだったんだけどねぇ」
彩刀-鳩:ふぅー、と手の平に皿を乗せて、撫でるように拭いていく。
雪宮 響:「実感してみると大違い?」
彩刀-鳩:「そのとおりだ。まず、想像してみてほしいのだが」
雪宮 響:「うん」
彩刀-鳩:「鎚と炎を往復し、形を引き伸ばされるところから生まれる存在が、表面が欠けた事を深刻に捉えられると思うかい?」
雪宮 響:「……なるほど」
雪宮 響:「おれたちからすると、想像もできない」
雪宮 響:「からこそ、君からすればおれたちがそうか」
彩刀-鳩:「ま、僕達も想像ならできるとも。なにせ、自分が行って、結果を見ているからね」
彩刀-鳩:「この器を落とせば割れることはわかるが、そこに付随する痛みと言われると、どうもね」
彩刀-鳩:拭き終わった器を慎重に重ねている。自重で崩壊するのを危惧するように。
雪宮 響:「そうか。……とはいっても」
雪宮 響:「人同士でも、想像するしかないところはあるけどね」
雪宮 響:「他の誰かが感じている痛みはさ」
彩刀-鳩:「そういうものなのかい?」
彩刀-鳩:「それがわかるからこそ、他者を害する事を厭うと思っていたのだけれど?」
雪宮 響:「痛いとか、悲しいとか。そういった気持ちは感じているその人だけのものだ」
雪宮 響:「本当にわかるわけじゃない。でも、そうだな」
雪宮 響:「わかりたい、とは思う。そしてその努力をする」
雪宮 響:「本当の意味では理解できなくても、その努力をする。人を傷つけたくない、っていうのもそういう気持ちの延長だと思うよ」
彩刀-鳩:「ふむ。」
雪宮 響:「もっとも、これはあくまでおれの場合の話だ」
雪宮 響:「たまに、この人は本当に人の気持ちがわかるんじゃないか、って思うときがあるよ」
雪宮 響:「山崎さんとかね」
彩刀-鳩:「やはりその辺り、春乃殿も特別か」
彩刀-鳩:「響殿も、高く評価されているんだね」
雪宮 響:「そりゃもちろん」
雪宮 響:「さっき、さ。凪……若王子をどうする、ってなった時」
彩刀-鳩:「あぁ」
雪宮 響:「おれは、助けたいと思った。でも自分からは言えなかった」
雪宮 響:「どうにも、自分の気持ちを表に出すのが苦手でさ」
雪宮 響:「あの子はそういうおれの内心を自然と感じ取ったんだろう」
彩刀-鳩:「ふむ。」
雪宮 響:「だから"私を手伝って"、だ。そういう言い方なら、おれも手を上げやすい」
彩刀-鳩:「ふぅーむ。ふむ。」頷いている。
雪宮 響:「優しい子だよ。本当に」
雪宮 響:「……どうかした?」
彩刀-鳩:「いや」
彩刀-鳩:「響殿が随分と高く評するものだから、女子として好いているものか?と」
彩刀-鳩:「少なくとも、前に活動していたときはそこまで情熱的な言葉を聞く機会はなかったからなぁ」
雪宮 響:「……」
雪宮 響:「気になるかい?」
彩刀-鳩:「あぁ!」
雪宮 響:「どうして?」
彩刀-鳩:「改めて問われると難しいが」
彩刀-鳩:「そうだな。僕は春乃殿のことを好く思っているのだが」
彩刀-鳩:「その相手が高く評価されていると、嬉しくなる」
彩刀-鳩:「なので聞いてみた」
雪宮 響:「……」
彩刀-鳩:「せっかく会話も出来るようになったからな。気が障ったかい?」
雪宮 響:「どちらかというと、こっちが気になったな。気に障らなかったか」
雪宮 響:「嬉しくなるならほっとしたけど」
彩刀-鳩:「おっと、僕に迂遠な言い回しは通じると思わないほうが良い」
彩刀-鳩:「前の主は言葉が少ない人だったからな。会話の経験値が少ないから、すべてを額面通りに受け取るぞ?」
雪宮 響:「了解、直裁に行こう」
雪宮 響:「君から君の主人の心を奪おうとしてるんじゃないかと、睨まれるんじゃないかと思ったのさ」
雪宮 響:「改めて答えると、友人や仲間としては大切に思っているけど女子として好きとは違うかな。安心してくれ」
彩刀-鳩:「……」ぽかん、と表現が似合う顔をして。
彩刀-鳩:「あはは!なるほど!」
彩刀-鳩:「妖刀らしく、心を奪う相手と競合すると思わせてしまったか。善哉、善哉」
彩刀-鳩:「いや、難しいな、人の心というものは。これからも勉強させてもらおう」
雪宮 響:「なるほど。ところで」
雪宮 響:「おれにだけ答えさせるのはずるくないかい?」
雪宮 響:少し悪い笑みを浮かべて。
雪宮 響:「鳩君は、山崎さんのことを女子として好いているのかな?」
彩刀-鳩:「刀の勝負は先手必殺だ。最初の一合で決着を付け、反撃を受けないのが望ましい──とある」
雪宮 響:「なんてことだ、反撃は間に合わなかったか」
雪宮 響:「次回はせめて相打ちを狙うとしよう」
彩刀-鳩:「とはいえ、切っ先を突っ込んだものの、男女の機微とは難しい話題だ」
彩刀-鳩:「問われても、どれが"そう"なのかはわからないな。今後の宿題とさせてくれ」
彩刀-鳩:かちゃり。最後の皿を拭き終わる。
雪宮 響:「提出を楽しみにしておくよ。……ああ、もう一つ」
彩刀-鳩:「しかし、この湯呑みは玻璃(ガラスだよ)か? まさかと思っていたが、世が世なら一国を揺るがす細工が普段使いとは──」透明なグラスを光にかざしている。
彩刀-鳩:「?」
雪宮 響:手拭いを渡して。
雪宮 響:「さっき」
雪宮 響:「話したよな。人同士でも、人の痛みは本当の意味ではわからない」
雪宮 響:「大切な人を守れない痛み」
雪宮 響:「あの子に味合わせるなよ」
雪宮 響:「君が味合わないように……は。彼女とおれたちが努力しよう」
彩刀-鳩:「あぁ」
彩刀-鳩:透かしたグラスの光に目を細めながら
彩刀-鳩:「心得ているとも──"アレ"は、刀でも折れる」
彩刀-鳩:は、と細めた目を戻して。
彩刀-鳩:「……さて、コレで全部かな?では片付けてしまおうか」
彩刀-鳩:積み重ねた器をすべて同じガラス戸に詰め込もうとする
雪宮 響:「片付け方も勉強だな」



GM:シーンを終了します。
GM:ロイス~購入判定~が可能!
尾田原圭一:とるか
山崎 春乃:おじさんへのロイスは取得済み!
尾田原圭一:同僚/山崎春乃/親愛:◯/おじさんて呼んでくる/ロイス
彩刀-鳩:響殿へは取得済み!
雪宮 響:山崎 春乃 ○P信頼/N隔意
山崎 春乃:親愛!!
山崎 春乃:おじさんて呼んでくる がN感情なの、ダメだった
尾田原圭一:これでロイスはマックス!
尾田原圭一:購入どうするか……
彩刀-鳩:購入どうしよっかな 順調すぎて逆に
彩刀-鳩:そうだ。 応急手当あるから使用します。残り4回復しておこ。
山崎 春乃:購入どうしよう。財産、13点あるから大きいのチャレンジしようかな
彩刀-鳩:2d10 応急手当
DoubleCross : (2D10) → 12[4,8] → 12

彩刀-鳩:彩刀-鳩のHPを4増加(24 → 28)
山崎 春乃:スポーツカー買うか
彩刀-鳩:Success…
雪宮 響:免許なかろうに!
尾田原圭一:ブルーゲイル2個目チャレンジ
雪宮 響:ボディアーマー買おう
尾田原圭一:5dx+1>=20
DoubleCross : (5DX10+1>=20) → 10[2,4,4,5,10]+7[7]+1 → 18 → 失敗

彩刀-鳩:ほんと強いなこの人
尾田原圭一:買えるんだよな
山崎 春乃:あっ、これは
雪宮 響:バディムーブいる?
GM:ブルーゲイルってそんなポイポイ買えるものだっけ…
尾田原圭一:貰えるならば嬉しい!
雪宮 響:<バディムーブ> コンボ:考慮選択
雪宮 響:自身以外の判定の達成値に+3!
彩刀-鳩:これが…日本支部のエリート!
雪宮 響:で、こっちはボディアーマー
雪宮 響:2DX+3+2@10>=12 調達
DoubleCross : (2DX10+5>=12) → 4[4,4]+5 → 9 → 失敗

尾田原圭一:ブルゲ2個目ゲット!
尾田原圭一:ああっ
雪宮 響:3点なら出しちゃおうかな?
彩刀-鳩:尾田原さん防具あったっけ。ボデマ買おうかな
彩刀-鳩:財産だして良いんじゃないかしら
雪宮 響:雪宮響の財産を3に変更(6 → 3)
尾田原圭一:防具ないっすね
雪宮 響:これで成功!装備します。以上!
GM:は~い
彩刀-鳩:さすがモデルチルドレンだ
彩刀-鳩:じゃあ尾田原さんようの防具を狙います。ボディアーマー
山崎 春乃:うーん、なにかおう
彩刀-鳩:4dx>=12
DoubleCross : (4DX10>=12) → 10[4,9,9,10]+7[7] → 17 → 成功

GM:おすすめはセーフハウス
彩刀-鳩:買えるし。
山崎 春乃:あ、わたし、戦闘用着ぐるみ買おうかな
尾田原圭一:うおお
山崎 春乃:セーフハウス!なるほど!
GM:す、すごい
彩刀-鳩:どうぞ。金陀美具足です
雪宮 響:みんな強いな……
雪宮 響:なんかすごそう
尾田原圭一:ありがとう!装甲8を得ます。
山崎 春乃:ではセーフハウス(タワマン)を飼います
彩刀-鳩:金色に染められた鎧。秀吉さんも愛用
雪宮 響:すごかった!
彩刀-鳩:家康公だった
彩刀-鳩:タワマン!
山崎 春乃:えーと。15か
彩刀-鳩:なんか普通に20近いの、買い物うますぎ
山崎 春乃:4dx+1>=15
DoubleCross : (4DX10+1>=15) → 9[2,2,8,9]+1 → 10 → 失敗

雪宮 響:すまねえ、バディムーブは品切れだ……!
GM:さすがにタワマンは遠かったか~
山崎 春乃:5点財産支払って購入!
雪宮 響:近かった
GM:遠くなかった!
GM:買っとる!
彩刀-鳩:お金持ち!
彩刀-鳩:処理以上です!
GM:じゃあ……
尾田原圭一:こちらも以上!
山崎 春乃:ククク……ウーバーイーツを頼んでやるぞ…
山崎 春乃:以上です!
雪宮 響:以上!
GM:セーフハウスに男を連れ込みたくなったら言ってください
山崎 春乃:wwwww
雪宮 響:そのための!?
尾田原圭一:www
彩刀-鳩:wwwww
GM:そういう意味で乗り気なんだとばかり…
彩刀-鳩:▼タワマンを買ったね!次はホーム画面で「部屋」コマンドを選んでみよう!
山崎 春乃:wwww
山崎 春乃:デートの選択肢に「自宅」が追加されるんだ
GM:ではこれでこのシーンは以上!


◆Middle07◆

GM:次のシーン。響くんのみ登場可能のシーンです。
GM:響くんは侵蝕率を上げて登場してね。
雪宮 響:雪宮響の侵蝕率を1D10(→ 4)増加(73 → 77)
GM:ボチボチでんな
雪宮 響:儲かりまっか
GM:いいの揃ってますぜ…
GM:ということで、凪人くんとの会話イベントが発生します!
雪宮 響:うおお 話そうぜ
GM:OPと同じ、街が一望できる高台でお話しましょう。
GM:凪人くんがぼんやりしてるのをまた雪宮くんが見つけた……ってシチュエーションがよさそうかな?
雪宮 響:了解!
GM:ではやるぞー!



GM:N市の街並みが見渡せる高台にて。
GM:ベンチが備え付けられ、ちょっとした展望台のようになっている。
GM:転落防止の柵から眼下を見下ろすと、キミ達の通う高校の校舎とグラウンドが広がっている。
GM:今は夜で、校舎はまっくらだ。
若王子凪人:「……」いつも通り物憂げな横顔で、静かに柵から景色を眺めている。
雪宮 響:「よう」
雪宮 響:常と変わらぬ軽い口ぶりで。
雪宮 響:「こんな時間になにしてんだ」
若王子凪人:「……響」ゆっくりとキミに振り向く。
雪宮 響:「残念、おれだ。リターンズ」
若王子凪人:「…やっほー」言葉に元気がない。
雪宮 響:「元気ないな」
若王子凪人:わかりやすく、きょろきょろと周りを見渡して他に人がいないか探している。
雪宮 響:「人はいないよ」
若王子凪人:「さすがの俺もびっくりするよ。普通に…会うんだって…」
若王子凪人:「いない? そっか」
若王子凪人:「捕まえにきたのかと思った。ヤベって」
雪宮 響:「つまり」
雪宮 響:「捕まえられるようなことをしてるのか、お前は」
若王子凪人:「あ」
若王子凪人:くすくす笑う。「やっべー」
雪宮 響:「隙だらけだなお前、まったく」
若王子凪人:「響こそ、こんな夜遅くに出歩いてていいの?」
雪宮 響:「何もなければ大人しくしてるさ」
若王子凪人:「俺を探してた?」
雪宮 響:「最近は物騒だから、おれが夜に出歩く事態になってる」
雪宮 響:「ああ」
雪宮 響:隣に座ることはせず、正対して話し続ける。
雪宮 響:「凪」
若王子凪人:「………」困ったようにキミの顔を見ている。
若王子凪人:「うん」
雪宮 響:「あの人斬りと契約したのはお前か」
若王子凪人:「そうだよ」
雪宮 響:「何をしているかわかっているか?」
若王子凪人:「桜禍の主人」
雪宮 響:「そうじゃない」
雪宮 響:「桜禍が何をしているか、ってことだ」
若王子凪人:「分かってるよ」
若王子凪人:「夜刀神志道って人を、ずっと大切にしたいって思ってるから、そのために桜禍は人を斬ってる」
雪宮 響:「そこまでわかっていて」
雪宮 響:「お前は、止めないのか」
雪宮 響:「止めたくても止める力がないなら協力できるぞ」
雪宮 響:その提案に、意味があってほしいと願っている。
若王子凪人:「…」微笑んで、キミの表情を見つめている。
若王子凪人:「俺と響って結構似た者同士だと思うんだけど、でも、決定的に違うところもあるよね」
若王子凪人:「なんだか分かる?」
雪宮 響:焦りも、怒りもない。激しい感情を浮かべず、ただまっすぐに見つめている。
雪宮 響:「さあな。顔の差か?」
若王子凪人:「はあ?」笑う。
若王子凪人:「俺は誰にでも優しいわけじゃないよ」
若王子凪人:「そのとき一番大切にしたい人を選んで、なんでもしてあげたいって考えてる」
若王子凪人:「俺はちゃんと優先順位を決められるんだ」
雪宮 響:願ったのは、叶わないだろうとわかっていたから。
雪宮 響:「お前にとって」
雪宮 響:「今、一番大切なのは桜禍で」
雪宮 響:「そのためなら人が斬られたっていい」
雪宮 響:「そういうことか」
若王子凪人:「言い方が意地悪だよ。でも、否定はしないであげるよ」
若王子凪人:「桜禍はもう、誰とも本当に心を通じ合わせることはできないって言うけど」
若王子凪人:「でも、それでも俺は桜禍の主人でいられるんだよ。あいつの話を聞いてあげられるんだ」
若王子凪人:「俺にだけ許されて、桜禍を扱えるのは俺だけ」
若王子凪人:「恋よりももっといいもの」
若王子凪人:「……」(殴られるかな?)という顔でキミを見る。
雪宮 響:「……」
雪宮 響:「やっばいこと言っといて、不安そうな顔してんじゃねえよ」
雪宮 響:「叱られ待ちの子どもか、お前は」
若王子凪人:「ふふふ」図星だと笑うタイプ
雪宮 響:ぐしゃ、と髪をかいて。
雪宮 響:「オーヴァードとか、レネゲイドとか」
雪宮 響:「そういうものの話は知ってるか?」
若王子凪人:「うん、葛城さんが教えてくれた」
雪宮 響:「このままだとお前はジャームになる」
雪宮 響:「それもわかってるんだな?」
若王子凪人:「………」キミをきょとんとした顔で見つめる。
若王子凪人:「ヤバいんだ?」
雪宮 響:「わかってなかったのか……」
若王子凪人:「確かに…レネゲイドっていうのかな? ずっとアドレナリン出てる感じはしてた」
若王子凪人:「これかー」
雪宮 響:「このまま桜禍を使い続ければ、お前は怪物になる。姿形じゃなく、精神がな」
雪宮 響:「だから、やめろ。と言いに来た」
若王子凪人:「やだよ」
若王子凪人:子どもっぽく笑っている。「止めたいなら、響だって、俺くらい命かけてくれなきゃ」
雪宮 響:「そうか」
雪宮 響:「凪。確かに、おれとお前は違うよ」
雪宮 響:「おれにはお前ほどの熱はない」
雪宮 響:「……いや、あったとしてもその熱に決断を委ねられない」
若王子凪人:「うん」そうだろうな、という顔。
雪宮 響:「だからお前と友達になったし、応援もしてた」
雪宮 響:「でもな。おれにだって優先順位がないわけじゃないんだよ」
若王子凪人:「…たとえば?」
雪宮 響:「おれだって誰にでも優しいわけじゃない」
雪宮 響:「他人よりは友達や家族のことを優先するし」
雪宮 響:「嫌いなやつのことは優先度下げるさ」
雪宮 響:「……でも」
雪宮 響:「そういうおれの感情よりも、優先すべきことがある」
雪宮 響:「これ以上無辜の人間を傷つけるのを許すわけにはいかない」
若王子凪人:「響はとことん正義の味方だね。なーんだ」
若王子凪人:立ち上がり、するりとキミの横をすり抜ける。「じゃあ、俺も悪の一員っぽく言ってやろ」
若王子凪人:「お前に何ができる?」
若王子凪人:「止められるなら止めてみろよ」
若王子凪人:拗ねた子どものような顔で、そのまますたすたと歩み去っていくでしょう。
雪宮 響:「……どうして」
雪宮 響:「おれが正義の味方をやっていると思う?」
雪宮 響:去りゆこうとする背中に。
雪宮 響:「あの人達は」
雪宮 響:「熱いんだ」
雪宮 響:「自分たちが傷ついてでも、顔も知らない誰かを守ろうとする」
雪宮 響:「そんな彼らが熱いから、おれはその熱に乗っている」
雪宮 響:「知ってるぞ、凪。お前、惚れっぽいだろ」
若王子凪人:「ん?」その言葉にようやく振り向く。
雪宮 響:「すぐに正義の味方みんなに惚れさせてやる」
雪宮 響:「こっちのセリフだ。これ以上やれるものならやってみろ」
雪宮 響:「その熱があの人達より上なら、案外おれも転ぶかもしれないぜ」
雪宮 響:「できるもんなら、な」
若王子凪人:「そっか。…覚悟してろー」笑って言い、そして本当に去って行く。
GM:街灯の光が当たらない道を、少年が子供っぽい足取りで歩み去って行く。
GM:それをキミは見ていた。



GM:シーン終了!
GM:ロイスと購入判定ができるよ~
雪宮 響:ロイス……取りきってるけど凪のロイスを表に戻しておくか
GM:おお!うれしい
雪宮 響:一応応急手当買っとくか!
雪宮 響:2DX+3+2@10>=8 調達
DoubleCross : (2DX10+5>=8) → 10[4,10]+6[6]+5 → 21 → 成功

雪宮 響:だいぶいいもんカエルはずだったな まあいいや 持っておきます!
GM:す、すごい
GM:では、このシーンは改めて以上!


◆Interlude◆

GM:春乃ちゃんと鳩くんは侵蝕率を1d2上げて登場してくださいね。
山崎 春乃:75+1d2
DoubleCross : (75+1D2) → 75+2[2] → 77

山崎 春乃:ラッキー7!
彩刀-鳩:83+1d2
DoubleCross : (83+1D2) → 83+1[1] → 84

彩刀-鳩:彩刀-鳩の侵蝕率を1増加(83 → 84)
GM:はし!
GM:では前シーンで購入したセーフハウスでお話してもらいましょう



GM:夜刀神志道との居合い勝負に臨むことになったキミ達。今は少しばかりの休息時間である。
GM:さて、春乃ちゃんと鳩くんは、街を貫くように建つタワーマンションに二人でいる。
GM:なぜこの街にタワーマンションがあるのか。どうしてキミ達はここにいるのか…。細かいことは気にしなくてもいい。
山崎 春乃:ww
GM:二人で自由に交流できるぞ。
彩刀-鳩:なるほどね
山崎 春乃:「鳩。いえ、鳩さん…! 何を隠そう、この部屋に足を踏み入れた男子は、あなたが初めてです…!」正座
彩刀-鳩:「そうなのか。いや、そうなのか……」
彩刀-鳩:外観を見たときから落ち着きなく見回している。
山崎 春乃:「そうなの!」「……鳩のいた時代には、こんな高い建物なかったもんね。落ち着かないのもいたしかたない」
彩刀-鳩:「城の天守閣は、名前の通り天を守る物だが、まさか本当に天にも届きそうな家が屹立しているとはねぇ」
彩刀-鳩:「あぁ。無かった。街の中で見かけては居たが、本当に中に入れるとは」
山崎 春乃:「ここがわたしの城という意味では合ってるかも」白いお皿……ではなく白いマグカップに牛乳を注いで渡す。
彩刀-鳩:「春乃殿。もしや、尊き血筋のお方だったりするのか?」
山崎 春乃:「血筋は平凡ですが、清らかな乙女という意味では尊き存在です」
山崎 春乃:「……コホン」
彩刀-鳩:頂いている。(「氷のように冷たいままの飲み物とは」)
山崎 春乃:「あの、さ」
彩刀-鳩:「うん」こちらも正座。
山崎 春乃:「あの辻斬りの人(夜刀神志道さん)と、なにかあったの……?いや、言いたくなければ無理に聞かないんだけど」
山崎 春乃:「あの時の鳩、いつもと全然違ったから……」
彩刀-鳩:「…………」
彩刀-鳩:「春乃殿は良く見ている──というには、僕の隠し方が未熟だったな」
彩刀-鳩:牛乳のカップを置いて、真正面から目を見る。
彩刀-鳩:「春乃殿。」
山崎 春乃:「はい」
彩刀-鳩:「今の僕は、春乃殿に忠誠と、敬意を抱いている」
彩刀-鳩:「細かく言うと感謝もだ」
山崎 春乃:(感謝。……おじさん、ピタリじゃん)
山崎 春乃:「はい」
彩刀-鳩:「だから、僕は春乃殿の刀だ…………だが、」
彩刀-鳩:「以前は、別の者に使われていたことがある」
彩刀-鳩:「前の主は白子清廉。幕府に所属する、武士だ」
山崎 春乃:「……どんな人だったの?あ、けっして、元カノの話を聞きたがってるみたいな意味合いじゃ無くt」
山崎 春乃:「武士……」
彩刀-鳩:「性格は真っすぐで、話してて気持ちの良いお方だったよ」
彩刀-鳩:「その頃の僕はまだ肉体が無くて、声が届く唯一の話し相手として良く辟易とさせていた」
山崎 春乃:「……良い人だったんだね」辟易と言うが、鳩と白子さんの関係性は良好なものだったのだと推察できる。
彩刀-鳩:「あぁ」
彩刀-鳩:「静かなくせに、やや頑固な面もあってね。刀を扱うものとして、戦えない人々を守る矜持に関しては、誰にも譲らないお人だ」
彩刀-鳩:「『守るべきものがある限り、ただ黙々と剣を振るえばよい』……彼は良くそう言っていた」
彩刀-鳩:「"ゆーじーえぬ"の話を聞いた際も、つい思い出してしまった。どうやら影響されてしまったらしい」
山崎 春乃:「鳩も、UGNの理念と同じことをやってきたんだね。ずっと前から」
彩刀-鳩:「そうだね、そういうことになる」
彩刀-鳩:「正直に言うと、刀の立場としては斬る相手のことや理由など関係ない──と思っていたのだが」
彩刀-鳩:「近くに、そういった強固な者がいると、影響されてしまうものだね」
山崎 春乃:「……良い関係だったんだね」
彩刀-鳩:「うん。そしていい人だった」
彩刀-鳩:「……その清廉殿を斬り伏せ、殺したのが」
山崎 春乃:「……」
彩刀-鳩:「夜刀神志道だ」
山崎 春乃:「……ごめん。デリカシーないこと聞いちゃったね」
彩刀-鳩:「……いや。春乃殿はなにも悪くない。むしろこちらから話すべきだったと思っている」
彩刀-鳩:「聞いての通り、僕は一度敗けた刀だ」
彩刀-鳩:「再び夜刀神志道、あるいは桜禍と名乗る奴と対峙するにあたって、不安を抱かせてしまっても……仕方がない」
彩刀-鳩:頭を下げる。
山崎 春乃:「な、なんで?なんで鳩が頭を下げてるの?頭を下げるのは、不甲斐ない主人のわたしの方では!?」
山崎 春乃:「それに、わたしは」
山崎 春乃:「不安なんて、ミリとも感じてません!一度敗けたって、やり直せば良いんだし!」
彩刀-鳩:「……………?」不思議そうに頭を上げる。
彩刀-鳩:「ど、どうしてだ? 一度敗けたと言われたらまず疑うべきじゃないかな?」
彩刀-鳩:「そも、尋常の試合で一度敗けた後にやり直せることは、稀だぞ?……分かっているかい?」不安そう。
山崎 春乃:「そ、そういうものなの……?」
山崎 春乃:「良いかな、鳩くん」
彩刀-鳩:「うん」背筋が伸びる
山崎 春乃:「現代にはこういう言葉があります」
彩刀-鳩:「拝聴しよう」
山崎 春乃:「死なやs」……死な安(やす)って言おうとしたけど、元の主人亡くしてるんだった。あぶなくデリカシー無い発言するところだった
山崎 春乃:「えーと……七転び八起?」
彩刀-鳩:「しなや?」
彩刀-鳩:「それは当時もあった気がするが……」
山崎 春乃:「やり直せるんだよ。今のわたしの発言のように、ね!」
山崎 春乃:「うるさい」
彩刀-鳩:「えっ」
彩刀-鳩:ややびっくりしてる。口調に。
彩刀-鳩:「………」「や、やり直せる、か」仕切り直した
山崎 春乃:えらい
彩刀-鳩:案外似た者同士か? 前の主との会話の経験値を脳内から取り出す。
彩刀-鳩:「ともあれ」
山崎 春乃:「うん」
彩刀-鳩:「一度転げた程度で、以降の八度も転ぶと決めつける必要はない、と」
彩刀-鳩:「そういう…………」
彩刀-鳩:「ことか?」自分でもわからなくなっている
山崎 春乃:「おうよ!」
彩刀-鳩:「力強い」
山崎 春乃:「どうせ考えるなら、負けちゃうかもってことより、勝った後のことを考えよう?」
彩刀-鳩:「…………」深く息を吸う。
彩刀-鳩:「ふっ」軽い笑い。
彩刀-鳩:「勝つ気で戦わないものが勝てるはずがない、か?」
山崎 春乃:「そっちの方が、楽しいよ……は、鼻で笑った!?」
彩刀-鳩:「腹からの笑いだ。気にしないで欲しい」
彩刀-鳩:「体の使い方に慣れていないのだ」
山崎 春乃:「体、使わせる方だもんね」
彩刀-鳩:「そうだよ。いきなり刀を振るうなど重労働に過ぎる」
彩刀-鳩:「じゃあ、そうだな。考えてみようか、勝った後のことを」
山崎 春乃:「うん。なにせ」
山崎 春乃:「夜はまだまだこれからだもん」
彩刀-鳩:「はは。昔は明かりを節約するために、夜が短くあれと願っていたのにねぇ」
彩刀-鳩:「なら、そうだな」
彩刀-鳩:「まずは春乃殿から学ぶとしようか。勝った後のことなどをね」
彩刀-鳩:(思えば)
彩刀-鳩:(『あの時ああしておけば』以外の思索など、ここしばらくなかったからなぁ)
山崎 春乃:「勝った後のこと?決まってるよ」
山崎 春乃:「おじさんのおごりで祝勝会!かな」
彩刀-鳩:「いいね」
彩刀-鳩:「宴は好きだ。清廉殿も、そういう場は断らなかったものだし」
彩刀-鳩:「そこではみんな、笑っているからな」



GM:ここはロイスの処理だけにしましょう!何かあるかな~?
山崎 春乃:だいじょうぶ!
彩刀-鳩:彩刀-鳩:春乃ちゃんへの感情をP期待→P信頼に変えます!
彩刀-鳩:以上!


◆Middle08◆

GM:次のシーン!トリガーシーン!全員登場です。シーンプレイヤーは鳩くん!
GM:侵蝕率を上げて登場してね!
山崎 春乃:山崎 春乃の侵蝕率を1D10(→ 4)増加(77 → 81)
彩刀-鳩:彩刀-鳩の侵蝕率を1D10(→ 2)増加(84 → 86)
雪宮 響:雪宮響の侵蝕率を1D10(→ 8)増加(77 → 85)
尾田原圭一:尾田原圭一の侵蝕率を1D10(→ 1)増加(92 → 93)
尾田原圭一:やった!
山崎 春乃:登場が上手い!
GM:あっ、よかった!
GM:ではこのシーンは、2シーン想定だったものをグワッと1シーンにまとめたいと思うでゴンス 前後編的にやっていきます
GM:まずは居合い勝負をするシーン!判定イベントに突入だ!
彩刀-鳩:ウオオッ
GM:シチュエーションなんですけど
GM:もう港で凪人くんと夜刀神志道と対面するところからやっちゃおうかなと思ってまして
彩刀-鳩:ウィ!
GM:凪人&夜刀神志道が港に佇んでる様子を描写しますので PCの皆様にザ……と駆け付けてもらいましょう
彩刀-鳩:はーい!
山崎 春乃:ザ……
尾田原圭一:りょ!
雪宮 響:はーい!



GM:N市近辺、湾岸区域。人気はない。漁船の並びと積まれたコンテナが遠目に見えた。
GM:若王子凪人は、夜刀神志道の後ろ姿を眺めるようにしていた。
夜刀神志道:「…なんだよ」
若王子凪人:「変だなって思って。こんなところに、昔の人がいるの」
夜刀神志道:「昔の人って言うのはやめろ」
夜刀神志道:「呑気なこと言ってるのもいいが、客の気配だ、ご主人」
若王子凪人:「うん?」
夜刀神志道:ゆらり、ゆらり。蛇のような男が殺気を放つ。
彩刀-鳩:夜の暗がりのような濃厚な殺意。
彩刀-鳩:月明かりが指すように、真っ白な存在がするりと姿を表す。
彩刀-鳩:「……本職相手に、搦め手を使っても仕方ないからね。ここは真っ当に行こう」
夜刀神志道:「それがいい。不意打ちはお互い好むところでもないだろう…」
彩刀-鳩:「あぁ。結局、お互いに比べあいをするのは1つだけだ」
彩刀-鳩:「さて、──桜禍どのとお見受けする」
夜刀神志道:「はぁ?」怪訝な顔。
夜刀神志道:「オイオイ馬鹿を言うなよ白いの──この俺は夜刀神志道だぜ」
彩刀-鳩:「僕の名は鳩。あいにく、どこから依頼されたわけでもないが」
彩刀-鳩:「僕の仕切り直しに付き合っていただこう。……と、口上はこんな感じだったかな?」
彩刀-鳩:「うん。ただ、僕としてはね」
彩刀-鳩:「"桜禍"を超えねばならないのさ。こだわり故、飲み込んで欲しい」
彩刀-鳩:「なにせ、仇討ちと呼ぶには、背中を押されてしまった」
彩刀-鳩:「僕がきみに勝ち、優れていると証明したい。見栄というやつだ!」
彩刀-鳩:「夜刀神志道殿。恨みはある。因縁もあるが……」
彩刀-鳩:「新たな主の手前、それ以外の理由で挑ませていただくよ」
山崎 春乃:その声に続くように!ザ……!
若王子凪人:「あ」その方を見る。
山崎 春乃:「若王子先輩……!先輩、知ってるんですか!?」
山崎 春乃:「このまま桜禍を使い続ければ、若王子先輩は怪物になるんです。姿形じゃなく、精神が!」
若王子凪人:「こないだ響にほぼ同じこと言われちゃった」照れ笑い
若王子凪人:「知ってる。うん。わかっててここにいるよ」
山崎 春乃:「…………知ってた!?」ぎゃふん!
山崎 春乃:「なら」
山崎 春乃:「わたしたちは」
山崎 春乃:「先輩を救ってみせます!ね!」
山崎 春乃:「雪宮くん!」
若王子凪人:「救う…」目を丸くする。
雪宮 響:「まあ、そういうことで」
雪宮 響:「この子はね、助けたいらしいぜ。お前のこと」
雪宮 響:「悪いな、凪。先に手伝い頼まれてたわけだ」
雪宮 響:「熱いだろ」
若王子凪人:「…照れくさいかなあ。ふふ」
若王子凪人:「じゃあ、どっちが良い主人かの勝負でもあるね」
夜刀神志道:「それで?」物陰を見やる。
夜刀神志道:「最後が、そこの一番厄介そうなやつか」
尾田原圭一:闇夜に紛れて表情はよく見えない。
尾田原圭一:「おっと、ここは若い奴に任せておにーさんは一休みしようと思ってたんだけどな〜」
尾田原圭一:へらへらした口調で少年少女の後ろに立つ。
尾田原圭一:「同情とかはしないぜ」
尾田原圭一:「てめえらで決めてそこに立ってるみたいだからな」
若王子凪人:「……うん」
夜刀神志道:「見物人はこれで終わりだな? さあて…白いの」
夜刀神志道:「鳩。勝負といくか」腰を低く構える。
夜刀神志道:「この俺の…夜刀神志道の桜禍がもっとも美しく恐ろしい刀であることを、お前に証明してやろう」
彩刀-鳩:「あぁ。」
彩刀-鳩:「やろう」悠然と立ったまま、静かに柄に手をかける。
彩刀-鳩:「この僕が、……山崎春乃の刀は、見た目だけではないことを見せねばね」



GM:ということで、ここから判定イベントに突入しますよ~!
GM:というわけで、これからキミ達には夜刀神志道と居合い勝負で対決する判定を行ってもらいます。
GM:PC1である鳩くんは〈白兵〉で判定。夜刀神と達成値で勝負し、達成値が高い方が勝利となります。
GM:また、他のPCは〈意志〉で難易度9の支援判定を行うことができます。
GM:支援判定に成功すると、鳩くんが行う判定のクリティカル値を1ずつ下げることが可能です。
雪宮 響:うおっ
彩刀-鳩:C値を!
山崎 春乃:なにっ!
尾田原圭一:そんなに!
GM:絆の力で惚れさせてみろってワケ
GM:居合い勝負に勝利すると、夜刀神志道にダメージを与え、Eロイス《妄念の姿》を解除して彼の正体である桜禍をこの場に引きずり出すことができます。
彩刀-鳩:うおおおー
山崎 春乃:うおおおお!!
GM:もし敗北した場合でも、敗北した場合の《妄念の姿》解除イベントムービーを発生させるのでシナリオは進みますが、
GM:その場合ペナルティとしてクライマックス戦闘の難易度が一部上がります。
彩刀-鳩:セーブデータ分けとかなきゃ
彩刀-鳩:大変!
山崎 春乃:ギャー!
尾田原圭一:ひええ
山崎 春乃:セーブして両方のイベント見ようっと
雪宮 響:それもだいじだが
彩刀-鳩:勝つぞ~
雪宮 響:なにより勝ちてえよな!
山崎 春乃:だぜ!
山崎 春乃:やるぜやるぜ!
尾田原圭一:かっこいいとこ見せてやれ!
GM:よし、では判定開始!まずは夜刀神志道の判定から行っていくよ。
彩刀-鳩:こいっ
夜刀神志道:〈白兵〉で判定!
夜刀神志道:9DX+10
DoubleCross : (9DX10+10) → 10[1,2,3,3,3,6,6,9,10]+7[7]+10 → 27

山崎 春乃:つええ
彩刀-鳩:やりおる
彩刀-鳩:うおおお~~ やるぞやるぞ
彩刀-鳩:とりあえず支援お願いします
山崎 春乃:はい!
山崎 春乃:今じゃ!パワーをメテオに!
雪宮 響:支援します!意思判定!
尾田原圭一:よっしゃよっしゃ
雪宮 響:いいですとも!
尾田原圭一:Wメテオ
若王子凪人:うーん 待って!
雪宮 響:なにっ
山崎 春乃:なにっ!
彩刀-鳩:なにっ
尾田原圭一:なにっ
若王子凪人:《勝利の女神》使っちゃいます 夜刀神志道の達成値にさらに+20!
彩刀-鳩:同じDロイス持ち…!
山崎 春乃:き、貴様~~!
GM:達成値47!
尾田原圭一:極!
彩刀-鳩:キャァ~~~~
若王子凪人:フフフ…これが主人の力
山崎 春乃:100%に到達してるってコトかよ…!先輩…!
GM:じゃあ先に春乃ちゃん・尾田原さん・響くんの支援判定に挑戦してもらおう!それぞれ挑戦してね~
山崎 春乃:では、支援判定やるぜ!
尾田原圭一:はーい!
山崎 春乃:はい!
尾田原圭一:7dx>=9
DoubleCross : (7DX10>=9) → 10[1,2,3,5,5,5,10]+9[9] → 19 → 成功

尾田原圭一:よし!
雪宮 響:6DX+1+2@10>=9 意思
DoubleCross : (6DX10+3>=9) → 9[2,4,7,7,9,9]+3 → 12 → 成功

山崎 春乃:えらい!
雪宮 響:よし
山崎 春乃:私はエフェクト使おう
山崎 春乃:コンボ【壊れるほど愛しても1/3も伝わらない】HPを6消費して、達成値+6するぜ
山崎 春乃:5dx+6>=9
DoubleCross : (5DX10+6>=9) → 10[2,5,6,9,10]+7[7]+6 → 23 → 成功

山崎 春乃:シャア!
彩刀-鳩:流石だ
雪宮 響:ナイス!
彩刀-鳩:回すなぁ
尾田原圭一:ヨシ!
山崎 春乃:浸食81→85
GM:す…すご!!
彩刀-鳩:すごすぎ
GM:じゃあクリティカル値を-3することができるぞ
彩刀-鳩:わーい!
彩刀-鳩:では白兵します。エフェクトも使って…
彩刀-鳩:コンボ:【白刃が煌めく】《C:ハヌマーン》《音速攻撃》
彩刀-鳩:コンボ:【形稽古】《援護の風》判定ダイス+5D
GM:やりおる!
彩刀-鳩:彩刀-鳩の侵蝕率を2増加(86 → 88)
彩刀-鳩:全力で行くぞ!
GM:来いッ
彩刀-鳩:(10+5)dx4+1>=47
DoubleCross : (15DX4+1>=47) → 10[1,3,3,4,4,5,5,6,7,7,8,10,10,10,10]+10[1,2,4,4,4,5,5,6,7,8,8,9]+10[1,3,4,5,6,8,8,9,9,10]+10[2,4,5,6,6,6,7,10]+10[1,1,3,5,7,10,10]+10[1,1,2,8]+10[4]+1[1]+1 → 72 → 成功

彩刀-鳩:うおおお
山崎 春乃:!?
GM:おおーーーー!!!
彩刀-鳩:彩刀-鳩の侵蝕率を4増加(88 → 92)
尾田原圭一:大回転!
GM:ダイスがいっぱいで景気がいい!
彩刀-鳩:力!
山崎 春乃:つええ~~!
雪宮 響:よっしゃよっしゃ
GM:では、見事居合い勝負に勝利!夜刀神志道にダメージを与え、《妄念の姿》を解除することができます!
彩刀-鳩:やった~!
GM:みんなの絆の勝利だぜ!
山崎 春乃:ヒュー!!
尾田原圭一:惚れろ!
山崎 春乃:オラ!好きになれ!
彩刀-鳩:オラッ!居合!
GM:では演出にいってみよう!



夜刀神志道:二人の剣客の間に訪れた静寂を切り裂いたのは、夜刀神志道の方だった。
夜刀神志道:「ハァ────」影ごと滑るかのような踏み込み。
夜刀神志道:黒曜めいた桜禍を鞘から抜きながらも、もう片手では氷の剣を現出させている。怒涛の二連撃の前触れ。
夜刀神志道:空間が凍りつき、
若王子凪人:「やるよ──」その空間に稲妻が走る。夜刀神志道にレネゲイドを与える契約の行使。
夜刀神志道:剣先が届く直前から、キミの身体が白く凍てつこうとする。
彩刀-鳩:「───っ」刃よりわずかに早く、凍てつく冷気が届く
彩刀-鳩:息が、わずかに白く染まり──、
雪宮 響:冷気で凍りつきかけた血が熱く滾る。
雪宮 響:「行け」
尾田原圭一:特に、何もせず、ただ、居る。
尾田原圭一:それでも、レネゲイドを通して───
尾田原圭一:「ここだ」
尾田原圭一:───意志が伝わる。君は力を、過不足なく振るうことができる。
山崎 春乃:「鳩──」その空間に言霊が響く。鳩に力(レネゲイド)を与える契約の行使。それは若王子凪人のものと比べれば微小にすぎない。だが、それでも
山崎 春乃:「がんばれ!」その言葉は、鳩に力を与える!
彩刀-鳩:「───応。」
夜刀神志道:「ハ、ハハハハァ! 主人の二の舞にしてやるよ───」
彩刀-鳩:桜禍の刃の前に、白色が滑り込む。
彩刀-鳩:曇りなき白刃、ではない。
彩刀-鳩:わずかに装飾された真っ白な鞘。
彩刀-鳩:"腰に固定していなかった"鞘を左手ですべらせ、刃を防ぐ。
彩刀-鳩:同時に懐に潜り込むような至近。右手が刀を抜き放つ。
彩刀-鳩:「ざっと、200年」
夜刀神志道:氷刀が白い鞘に阻まれる。「ッ!」
彩刀-鳩:「貴殿に勝つために、考え続けていたぞ」
彩刀-鳩:怒涛の二連撃より早く、一本の刀を二度振り抜く。
夜刀神志道:こちらも超人の速度で桜禍を繰り出し対応しようとするが。
夜刀神志道:「グあッ───」
彩刀-鳩:するり、と刃に反射する光が、夜刀神志道を通り抜けた。
彩刀-鳩:「この刀に、」
彩刀-鳩:「もう血は触れさせぬ」
夜刀神志道:ずばり、とその身体に二連の軌跡が走る。
若王子凪人:「あっ……!」
夜刀神志道:「……な───!」身体がぐらりと揺れる。竹笠がずり落ちる。
彩刀-鳩:相手が斬られたと理解するより早く、納刀が終わっている。
彩刀-鳩:「仕切り直し。確かにさせていただいた」
夜刀神志道:かつて京の街。白子清廉を後ろから突き刺したときのあの情景がよぎり、白い剣客は納刀をすませ、
夜刀神志道:ぶつり、ぶつり、その姿がノイズが走ったように乱れる。
GM:《妄念の姿》が解除されます。
若王子凪人:「桜禍……!」
GM:夜刀神志道だった者がたたらを踏み、胸元を抑えて片膝をつく。
GM:そこにいたのは。
桜禍:長い髪をひとつに結い、桜柄の着物に袴を履いて、美しく可憐な顔立ち。
桜禍:「…くそ……くそ、くそ……!」
桜禍:黒曜めいた刀を手にした、女であった。
彩刀-鳩:「……驚いた」
彩刀-鳩:「そっちはそんな姿だったんだねぇ」
彩刀-鳩:驚きに目を見開いている。
尾田原圭一:「こりゃまたべっぴんさんだ」
尾田原圭一:「朔の野郎も隅に置けねえな」
桜禍:「鳩…!白き刀!こんな屈辱、許すまじだ…!」
桜禍:「うるさい。私の望みは、夜刀神さまの名を再び現世に残すこと」
桜禍:「夜刀神さまは、どんな勝負にも決して破れるわけがないのだ」
彩刀-鳩:「僕も同じ気持ちだよ、黒い刀……桜禍殿」
彩刀-鳩:「清廉殿は、尋常の、人同士の戦いであれば負けるわけがなかった。と、思い続けてきた」
彩刀-鳩:「ただね、春乃殿に言わせると、そういうのはちょっと違うらしい」
桜禍:「……、」肩で息を吐きながら、うしろの春乃ちゃんを睨む。
山崎 春乃:「ビクッ!」睨まれて怯む。
彩刀-鳩:「"七度敗けても、八度目に勝つ"。彼女が望むのはそういう刀だった」
彩刀-鳩:「それにだね」
彩刀-鳩:「一度でも負けてはいけないと張り詰めていると……」
彩刀-鳩:「いくら刀でも、折れてしまうぞ、きみ」
桜禍:「黙れ……!」
桜禍:「真剣同士の戦いとは、生きるか死ぬか!敗ければ死ぬ。そういう世界だ…調子のよい戯言など私には届かぬ」
桜禍:「許さない。許さない許さない許さない…!」しかし傷ついた身体だ。殺気を放っているが、立ち向かえるとも思えない。
彩刀-鳩:「……一応、本心なんだけどな」説得には向いてないかもしれない、と言葉を飲み込む。
彩刀-鳩:どれだけ彼女の言う常識が理解できても、その中で生きていたとしても。
彩刀-鳩:「白子清廉という男が望んだのは、その戯言の様な世界、だからね」
GM:そこに。
GM:空気を読まない飄々とした足音がなる。少女を従えた男が現れる。
葛城朔也:「だめだったか、桜禍。じゃあこっちの言う事を聞いてもらわないと困るぜ」
葛城朔也:「上司命令だ。そこの白い兄ちゃんはいるだけで厄介だからな」
しじま:「………」
葛城朔也:「捕えろ」
桜禍:「チッ……」Eロイス《囚人の鳥籠》を発動。対象は鳩くん。
GM:このEロイスは通常NPCにしか効果がないEロイスですが、このシナリオでは特別にPCにも効果を発揮します。
彩刀-鳩:「なにっ──?」
山崎 春乃:「鳩ッーーーー!」
GM:キミは桜禍の作り出した結界に閉じ込められ、このシーンから強制退場させられる!
彩刀-鳩:「春乃ど、」の、という言葉は続かなかった。
GM:鳩くんの周囲を、桜の花弁による渦が取り囲み。
GM:そしてその姿を覆い隠し、忽然と消し──異界まで連れていってしまう。
山崎 春乃:伸ばした手は空を切る。桜に攫われた愛刀の姿は最早無い。
葛城朔也:「知ってるか? このお嬢さんの結界は特別製でさ」
葛城朔也:「何をしようと、お前らには決して助けることはできないよ。残念だったな」
尾田原圭一:「そりゃ、まあ」
尾田原圭一:「諦めがいい奴にはそうだろうな」
尾田原圭一:「だが、ここにいる奴らはお前さんほど諦めがいいとは限らねえぜ?」
葛城朔也:「……諦め、ねえ」圭一さんを一瞥する。冷えた目つき。
山崎 春乃:「おじさんの言う通り……諦めない。諦めてなんかやらない!」「”お前らには”決して助けることはできないってことは」
山崎 春乃:「あなたたちなら、助ける手段があるってこと?」
葛城朔也:「奪うなんて暇はないぜ、お嬢ちゃん」
葛城朔也:「そんなチンタラ時間かけてたら、UGN日本支部が壊滅するさ」
雪宮 響:「なに……!?」
葛城朔也:「この桜禍を試す時がきた。いよいよ革命決行ってわけだ。それじゃあな」踵を返し、悠々と歩み去って行く。
しじま:「……」油断なくキミたちを警戒しながら、葛城についていく。
若王子凪人:「響。じゃあね」
尾田原圭一:手を出……さない。
雪宮 響:「……」追いかける、という選択肢はない。
雪宮 響:鳩を分断されて数で劣る今、迎撃されれば勝算は薄い。
雪宮 響:「ああ。またな」













GM:一方、鳩くん。
GM:キミは、この世ならざる春爛漫の世界に足を踏み入れていた。
GM:次のシーンに続く!



GM:ここで一旦ロイス処理があればはさもうかな
雪宮 響:いっぱいなのでなし!
尾田原圭一:なし〜
彩刀-鳩:なし!
山崎 春乃:なし!
GM:OK!


◆Middle09◆

GM:次のシーン!侵蝕率もろもろの関係で前シーン後編として扱うよ。
GM:みんなは引き続き登場の扱いとなります!
GM:まずは鳩くん側の描写から。桜に攫われてから、異空間をさまよう描写を軽くやりましょう。
彩刀-鳩:はーい
GM:桜に攫われる瞬間をじっくり再描写しても良いような気も若干していますが、ここはお好みで…
彩刀-鳩:じゃあ異空間描写もらった後に主観で攫われのモノローグをしつつ攫われていこうと思います
GM:かしこまりました!



GM:桜の花びらが視界を埋め尽くす。
GM:気付けば、知らない場所に足を踏み入れていた。
GM:桜並木が満開に咲きほこり、薄らとした青空、穏やかな陽気が包み込む。
GM:果ては見えない。靄がかかったようである。夢の世界とはまさしくこれなのだろう、と思うような場所だ。
GM:爛漫とした春の世界───桜禍が作り出した冥界のなかに、キミはいた。
彩刀-鳩:『春乃ど』「の───!」
彩刀-鳩:伸ばした指先が触れることはなかった。
彩刀-鳩:手に入れた身体が幻となったわけではない。ただ、伸ばした手が相手に触れられない事に、身体が勝手にすくむ。
彩刀-鳩:伸ばした勢いのまま、一歩たたらを踏む。
彩刀-鳩:「っ、ここは……?」
彩刀-鳩:取り乱さずにいられたのは眼の前に広がったのが赤色ではなく、柔らかな桜色だったから。
彩刀-鳩:自分に危害を与える存在を感じない、穏やかな空間。
彩刀-鳩:「確か、大陸の方では、桃源郷というのだった……か?」
彩刀-鳩:染み付いた意識として、刀に掛けた手を離すことはないが、それでも張り詰め続ける必要のない空気を感じていた
GM:ためしに歩いてみれば、ひときわ大きな桜の木の下に、“それ”を見つけることができる。
彩刀-鳩:(春乃殿……は、きっと心配ない。圭一殿や響殿がいるなら、異常事態への経験は向こうのほうが長けている)
彩刀-鳩:自分に言い聞かせながら辺りを見回して、それをみつけた。
GM:木の根元に、なにかを埋めたらしい痕跡。
GM:桜の花びらが山のように積って、黒曜の日本刀が突き刺さる。
GM:誰かの墓とも思える。
彩刀-鳩:「…………墓?」
彩刀-鳩:「と、言うことだよね、これは……」
彩刀-鳩:僅かに目を細める。自らの得物を墓代わりにする風習には馴染みがある。
GM:桜禍の主───夜刀神志道の遺体が見つかっていないことをキミは思い出す。
彩刀-鳩:(あいにく、僕にはお鉢が回ってこなかったが……)修繕が必要だったし、名刀、なのだ。これでも。
彩刀-鳩:「だからこそ、実在が疑われている、だったか?」書店で購入した本を思い出す。
彩刀-鳩:「南蛮では、見つからないからこそ伝説になった人斬りも居たらしいけど」
彩刀-鳩:「……そうか」
彩刀-鳩:「貴殿、こんな所で果てたのだな」
GM:それはしかし、何も言わない。
GM:他に、何があるわけでもない。あまりに静かで穏やかで───つまり、脱出の糸口がまったくない。
彩刀-鳩:警戒────を、していたわけでもない。
彩刀-鳩:死ぬような相手と思えなかったが、それでも死んだというのなら、この空間からは騙すだとか鉄火場の香りがしなかった。
彩刀-鳩:自然と両手を合わせた。
彩刀-鳩:「九に一つほどの確率で、邪魔の入らない立ち会いでも始まると思ったが」
彩刀-鳩:「そういう様子でもなし」
彩刀-鳩:「聞いた所、"ゆーじーえぬ"の教本に曰く。"異界"からの脱出方法は主を斬れとのことだったが」
彩刀-鳩:「既に土の下とあってはなぁ」ふぅ、とため息を付く。
彩刀-鳩:桜禍と刀比べはした。自信を持って勝ったと言える。
彩刀-鳩:「だが」
彩刀-鳩:「夜刀神志道──殿」
彩刀-鳩:「僕はまだ、貴方に勝てていなかったのにねぇ」
彩刀-鳩:やれやれ、とため息を吐いて。
彩刀-鳩:「こうなると…………」
彩刀-鳩:どさり。行儀悪く、墓の横に腰を下ろす。
彩刀-鳩:「待つしかあるまい……声が届くのを」
彩刀-鳩:「なに」
彩刀-鳩:「今度は、数百年も掛からないさ」



GM:さて、一方。ふたたび湾岸区域!
GM:鳩くんの姿が消え去り、この隙に乗じて葛城朔也はUGN日本支部に本格的な攻撃を仕掛けようとしている。
GM:早く鳩くんを助け出さないとUGNが壊滅しかねない!
GM:この状況を打開するにはどうしたらいいのか…。本来ならば、次の情報収集判定に挑んでもらう必要があります。
山崎 春乃:本来ならば?
GM:・桜禍の《囚人の鳥籠》から脱出する方法について 〈情報:UGN〉難易度30
山崎 春乃:オイイイイイ!
尾田原圭一:ひー
GM:新八ツッコミ、ありがとう
山崎 春乃:ww
GM:だがしかし!
雪宮 響:これは厳しい……
雪宮 響:なにっ
山崎 春乃:ここから入れる保険が…?
GM:もしここに霧谷雄吾とUGN発足時期から親交があるようなベテランのUGNエージェントがいるならば…
尾田原圭一:え〜〜
山崎 春乃:なに~~!!
GM:UGN日本支部支部長である霧谷雄吾とのコネクションを駆使することができるため……
尾田原圭一:そんな都合のいい奴いるかなあ〜〜
山崎 春乃:無茶言いやがる……そんな人、都合よくこの場にいるわけ……
GM:モデルチルドレンでも攻略が難しいようなこの判定を、自動成功させることができます。
GM:そうだよ…そんな人、ここにいるわけ…
雪宮 響:おれでも難しいです
雪宮 響:頼りにしたいな~
GM:ないよね…?
彩刀-鳩:やっぱり…秘書の方とかを呼ぶしか…?
山崎 春乃:ww
尾田原圭一:……もしかして………
GM:………?
山崎 春乃:尾田原さん?心当たりが…?
尾田原圭一:雄ちゃんと一緒に戦ってきた……
尾田原圭一:尾田原なにがしって人……
尾田原圭一:なんじゃない……?
山崎 春乃:!!!!
GM:エェ~~~~ッ!?
雪宮 響:なんだって!?
山崎 春乃:尾田原さん、霧谷雄吾と知り合いだったの!?あの霧谷日本支部長と!?!?!?
尾田原圭一:ふっふっふ
GM:まさか、そんなワケな……
雪宮 響:エリートじゃん!サインください
尾田原圭一:雄ちゃんはよく現場に出てくるからなあ〜〜でもUGN発足時から一緒に戦ってたなんて
尾田原圭一:おれと朔ぐらいのもんさ!(サインサラサラ)
GM:・桜禍の《囚人の鳥籠》から脱出する方法について 〈情報:UGN〉難易度30 この判定が自動成功になります。
尾田原圭一:やったぜ!!!!
山崎 春乃:ヤッター!
GM:本当だったぁ~~~!!!
彩刀-鳩:コネだ~~!
雪宮 響:かんぺき~
山崎 春乃:いつもの冗談じゃなかった~~!!スゲー!!
GM:では、情報項目の開示は演出でやっていきましょう!



GM:沈黙を切り裂くように、尾田原さんの端末に通信が入る。相手は、いま行方不明であるはずの人間だ。
尾田原圭一:「はいはい」通信に出る
尾田原圭一:相手の言葉が聞こえるまでは、力を抜かない。
尾田原圭一:「圭一ですよっと」
霧谷雄吾:『おや。まだ間に合ったとみていいでしょうか』少し疲労を隠したような声がする。
霧谷雄吾:『どうも。久しぶりですね、圭一くん』
尾田原圭一:「日本支部の方がどうかは知らねえが、ひとり桜に攫われちまったよ」
尾田原圭一:「ほんっと久しぶりだなあ、雄ちゃん。やっぱ無事だったか」
雪宮 響:「尾田原さん?まさか、相手は……」
山崎 春乃:「?」「?」全然ピンときてない。
尾田原圭一:「ん?ああ……スピーカーモードにするぞ」
尾田原圭一:「ここにはUGNの人間しかいない」
霧谷雄吾:『ええ、了解です』
尾田原圭一:ぴっ。
霧谷雄吾:『N市支部の皆さんにご挨拶を。私は“リヴァイアサン”霧谷雄吾』
山崎 春乃:「!!」
山崎 春乃:「ほ」「本物……?」
雪宮 響:「ご無事でなによりです」
霧谷雄吾:『ええ。証拠も見せられず申し訳ありませんが…。どうにか生き延びている、とだけお伝えしましょう』
山崎 春乃:いえいえご無事でなによりでございます!!等とスマホに向かってペコペコしている。
尾田原圭一:「お前さんが遅れを取るってのも珍しいが、積もる話は後だな」
霧谷雄吾:『ええ、本題に入りましょう。こちらでも、桜禍の結界が発動したことを感知しています』
霧谷雄吾:『その結界は、我々UGNがどんなに手を尽くしても決してたどり着けない場所にある。まさに、あの世のようなものです』
山崎 春乃:「そ、そんな…!それじゃ、鳩は、助けられないんですか…………?」
霧谷雄吾:『…その声は。イリーガル“ディセンダント”ですか?』
山崎 春乃:「は、はい…!そうです、“ディセンダント”です!」
雪宮 響:「仲間がその結界に囚われました。なんとか助け出したい」
雪宮 響:「本当に方法はないんですか?」
霧谷雄吾:『ええ、“ヒッチアライド”。良い質問です』
霧谷雄吾:『囚われたのは、“ディセンダント”と疑似的な共生関係にあるレネゲイドビーイングだと聞いています』
尾田原圭一:(こえー人だよ、ほんとに)初対面……ですらない相手の声を把握している。
霧谷雄吾:『きみたちは、レネゲイドによって繋がりあっている』
霧谷雄吾:『そして、私達オーヴァードは、他者との結びつきによって時に奇跡を起こします』
霧谷雄吾:『もし。彼らがもっとも大切な絆スペリオル・ロイスで結ばれているなら、この世ならざるところにある結界にも手が届くかもしれません』
山崎 春乃:「繋がり……結びつき……スペリオル……」
山崎 春乃:大事そうなワードを繰り返す。
GM
GM:というわけでですね
GM:《囚人の鳥籠》から鳩くんが脱出するためには、彼とレネゲイドで結びついている春乃ちゃんが〈意志〉による判定に挑戦して成功する必要があります。
山崎 春乃:うおおお!
GM:そしてその前に、この判定に挑戦するためには、鳩くんと春乃ちゃんがより強い絆で結びついていることが必要になります。
山崎 春乃:!!
GM:データ的に言うと、相互にSロイスを獲得しあうこと!
彩刀-鳩:うおお!
山崎 春乃:!!!!
GM:その状態で、春乃ちゃんは〈意志〉難易度20の判定に挑戦して成功してください。
GM:また、ここで鳩くん・尾田原さん・雪宮くんの3人は、居合い勝負のとき同様の支援判定に挑むことが可能です。
山崎 春乃:!!!!
彩刀-鳩:イアイ!
GM:この支援判定の技能は〈白兵〉〈射撃〉〈RC〉〈交渉〉〈運転〉、難易度は20。
GM:要は任意の命中判定に挑戦し、成功すると春乃ちゃんの〈意志〉判定のクリティカル値をそれぞれ1ずつ下げることができます。
尾田原圭一:なるほど…!
雪宮 響:うおお
GM:ちょっとややこしいけど、わかったかな~?
彩刀-鳩:なるほどですぜ
山崎 春乃:理解!!
彩刀-鳩:理解!
雪宮 響:多分大丈夫!
雪宮 響:あ、エフェクトは使用できますか!
GM:もちろんよ!コンセントレイトも使えるよ
雪宮 響:了解!ありがとうございます
GM:OK!
GM:ではまず……
GM:判定に挑戦する条件を満たすことができるか?いったんロールでやってみましょうか



霧谷雄吾:「どうでしょうか、“ディセンダント”。彼と出会ってから……』
霧谷雄吾:『きみの心の中で。彼は、どんな存在になっていますか?』
山崎 春乃:「私の中で……どんな存在か……」
山崎 春乃:瞳を閉じると、浮かぶのは、セーフハウスでの夜の事だ。
山崎 春乃:鳩は笑っていた。それは、きっと、彼が得たかった”平和”な日常で。
山崎 春乃:――出会った時間は短いけれど、そんなの関係無い。
山崎 春乃:これからも。これから先も。ずっと。
山崎 春乃:もっと遠くまで一緒に行けたら。ねえ。嬉しくて、それだけで……!
山崎 春乃:「私にとって、鳩は」
山崎 春乃:鳩くんへのロイスをSロイスへ変更します。
山崎 春乃:『〇なによりも大切 』『です…!』
GM:了解です。承認します!
霧谷雄吾:『……そうですか』端末越しに、微かに笑うような声がする。



GM:桜の花びらが舞い散る、その空間で。
GM:キミは彼女の声を聞いたような気がした。
彩刀-鳩:花びらが一つ、手の平に落ちてきた。
彩刀-鳩:「────春乃殿?」
彩刀-鳩:ふと溢れたつぶやきに自分で驚いた。
彩刀-鳩:桜だけが散る空間で、時間の感覚は曖昧だ。
彩刀-鳩:例えば普通の人がこの空間に居たら、変わらない景色に何を思うのだろうか。
彩刀-鳩:"物"としての時間が長かった自分にとっては、既に慣れたものだけれど。
彩刀-鳩:「それでも、いささか」
彩刀-鳩:「外に出たい、と感じてしまっているんだなぁ」
彩刀-鳩:理由はわかっている。この数日はあまりに慌ただしかったから。
彩刀-鳩:500年を超える意識の中で、200年の昔に過ごした数年をずっと大事にしたように。
彩刀-鳩:人の体を得て、人と言葉をかわして、人と繋がって。
彩刀-鳩:「困ってしまったよ、春乃殿」
彩刀-鳩:白い──薄く色づき始めた頃の、白い桜の花びらを光に透かす。
彩刀-鳩:「僕は欲張りになったようだ」
彩刀-鳩:「◯君と共に居たい」
彩刀-鳩:「そう感じている。
彩刀-鳩:山崎春乃さんをSロイスに指定します
GM:了解です!承認します…!



霧谷雄吾:『……圭一くん』
尾田原圭一:「うん?」
霧谷雄吾:『彼らに託しますか?』
尾田原圭一:「まあ……すでにほとんど隠遁生活みたいなもんなんだよな、確かに」
尾田原圭一:「でもな、雄ちゃん」
霧谷雄吾:『何でしょう』
尾田原圭一:「オレにもまあ、一歩引いて見てるだけじゃすまねえ時ってのはあんのよ」
尾田原圭一:「お前さんならわかるはずだ」
霧谷雄吾:『……ええ』
霧谷雄吾:『そこにあなたがいて良かったと、そう思います。本心です』
尾田原圭一:「……はは」
霧谷雄吾:『頼みましたよ』
尾田原圭一:「ハズカシーこと言うなって」
尾田原圭一:「ああ」
尾田原圭一:「また、な。お前さん、少しは休めよ」
霧谷雄吾:『ええ。病床で吉報をお待ちしていますよ』
GM:霧谷雄吾からの短い通信が切れる。



GM:ということで…!いよいよ鳩くんを助け出す判定に移っていくぞ!
GM:まずは支援判定の処理から行っていきましょう。鳩くん・尾田原さん・雪宮くんが判定できます。
GM:任意の命中判定で、難易度20で成功です。
彩刀-鳩:頑張るぞぉ
尾田原圭一:やるぞ
雪宮 響:やったるぞ!
山崎 春乃:頼んだぜみんな!
GM:がんばれ~~!!
彩刀-鳩:白兵で支援判定行きます!
彩刀-鳩:コンボ:【白刃が煌めく】《C:ハヌマーン》《音速攻撃》
彩刀-鳩:風は温存しておこう
彩刀-鳩:10dx7+1>=20
DoubleCross : (10DX7+1>=20) → 10[1,1,2,5,6,7,8,9,10,10]+10[1,5,6,6,7]+10[7]+2[2]+1 → 33 → 成功

彩刀-鳩:彩刀-鳩の侵蝕率を4増加(92 → 96)
尾田原圭一:おおー!
山崎 春乃:ヒュー!
GM:スゴ!!
雪宮 響:ナイス!
彩刀-鳩:よいしょーっ
彩刀-鳩:ピース。
尾田原圭一:じゃあ、行くか
山崎 春乃:頼んだぜ!
尾田原圭一:《コンセントレイト:ノイマン》+《コントロールソート:白兵》
GM:どうぞ!
尾田原圭一:7dx7+1>=20
DoubleCross : (7DX7+1>=20) → 10[2,3,3,3,4,9,10]+3[1,3]+1 → 14 → 失敗

雪宮 響:あんぎゃーっ
GM:グアーーッ
尾田原圭一:うわ〜〜〜〜!!!
山崎 春乃:グオオオ!
尾田原圭一:尾田原圭一の侵蝕率を4増加(93 → 97)
山崎 春乃:なあに、大丈夫大丈夫!
GM:春乃ちゃん…!
雪宮 響:私かな
GM:雪宮くん、ファイト!
山崎 春乃:頼んだぜ、ユッキー!
雪宮 響:RCで支援判定します。 <コンセントレイト:バロール>+<インビジブルハンド> コンボ:焦熱の衝動
雪宮 響:9DX+4+2+2@7 焦熱の衝動(侵食上昇6) (侵蝕80~)
DoubleCross : (9DX7+8) → 10[3,3,5,7,7,8,8,9,9]+10[2,3,3,4,7,9]+10[2,8]+10[8]+10[10]+4[4]+8 → 62

雪宮 響:ほらよっ
山崎 春乃:!?
尾田原圭一:?
GM:エ!?何!?
雪宮 響:雪宮響の侵蝕率を6増加(85 → 91)
彩刀-鳩:気合!
尾田原圭一:すごい数字出てる
彩刀-鳩:応援する友人だ
GM:もで……モデルチルドレンってすごい
雪宮 響:応援好きって言っただろ!さっさと会いに行きな!
山崎 春乃:めちゃくちゃ”熱”を感じてくれたの…?
山崎 春乃:ユッキー!……うん!
GM:では………春乃ちゃんは、次の判定にクリティカル値を-2下げることができますよ!
尾田原圭一:よろしく頼んだ!
GM:鳩くんを助け出すには、〈意志〉で判定、難易度は20!
彩刀-鳩:頑張れ~!
山崎 春乃:はい!C値を-2にして判定します!の前に!
山崎 春乃:コンボ:【壊れるほど愛しても1/3も伝わらない】《アクティベイト》
山崎 春乃:HPを6消費して、達成値を+6!
山崎 春乃:うおお!
尾田原圭一:来た!変異種最強エフェクト!
彩刀-鳩:コンボ:【形稽古】《援護の風》判定ダイス+5D
GM:おおお!
山崎 春乃:!!!!!!!
山崎 春乃:鳩!!!!!
彩刀-鳩:うけとれーっ
尾田原圭一:熱い!!
彩刀-鳩:彩刀-鳩の侵蝕率を2増加(96 → 98)
山崎 春乃:ありがとう!!!!これが絆の力だ!!!うおおお!
山崎 春乃:10dx8+6
DoubleCross : (10DX8+6) → 10[1,2,3,3,4,5,7,8,8,10]+10[4,6,8]+1[1]+6 → 27

尾田原圭一:やったー!!
山崎 春乃:オラァ!!!!!
GM:おーーーっ!!
彩刀-鳩:やった~~
雪宮 響:よっしゃ!
GM:では見事、判定成功!
山崎 春乃:浸食は85→89
GM:キミ達は絆の力で、奇跡を起こすことができる!桜禍の結界から、鳩くんの救出に成功します!



GM:白い桜の花びらを光に透かす。薄らとした青空がどこまでも遥か広がっている。
彩刀-鳩:空の青さに、今更目を奪われた。
彩刀-鳩:思えば、記憶の中の景色はどこかに仕舞われているか、あるいは高いところから見下ろしている視界ばかりだ。
彩刀-鳩:実体を持たない、意識だけの存在として。いつも誰かが手に取ってくれることを待っていた。
彩刀-鳩:桜の花びらを透かして、その向こうの枝に、青空に、目を細める。
彩刀-鳩:「そうか」
彩刀-鳩:「"まぶしい"とは、こういう気持ちの事だったんだね」
彩刀-鳩:地面から自分を見上げる時、相手が目を細めるように見る顔がお気に入りだった。
彩刀-鳩:その顔は、笑顔に似ている。
山崎 春乃:君は知る。新たな感情を。それは、とても純心で、純情な、感情だ。
山崎 春乃:君は知る。扉をノックする、その音を。
山崎 春乃:パリ パリパリ
山崎 春乃:見上げていた空が割れ
山崎 春乃:「――――鳩ッ!」少女が君に向けて手を伸ばしながら、空から落ちてくる。桜の花びらとともに。
彩刀-鳩:「春乃殿!」空の異変を感じたときには既に立ち上がっていて。
彩刀-鳩:手を伸ばした少女の体は緩やかに────徐々に近づいて────(いや、ちょっと早いな?)──
彩刀-鳩:「おっと!」
彩刀-鳩:予想していたより早く間合いを詰めてくる体を、両腕で受け止めた。
彩刀-鳩:今度はしっかりと。
山崎 春乃:君の腕に抱かれる。桜の花びらは通り過ぎることはない。
彩刀-鳩:「と、っと、ふう」
彩刀-鳩:「危ないところだった。少々、お転婆が過ぎないかな?」
山崎 春乃:「へへ……ごめんごめん。でも、守ってくれてありがとう」
山崎 春乃:「鳩。助けに来たよ」
彩刀-鳩:「ありがとう、春乃殿」
彩刀-鳩:「お返しに、今度は、今度こそはきみを守るとも。僕はきみの刀で」
彩刀-鳩:「きみは僕の、大切な人だ」
山崎 春乃:「うん……!私も……」
山崎 春乃:「鳩と共に居たい……!」
山崎 春乃:「……行こう?一緒に」
山崎 春乃:「ここから抜け出して……元の世界に」
彩刀-鳩:「あぁ」
彩刀-鳩:一度だけ振り返る。
山崎 春乃:「……誰か知ってる人でもいた?」君の視線を追う。
彩刀-鳩:満開の桜の下に、曇りのない黒刀の墓。
彩刀-鳩:「そうだね。居た。」
彩刀-鳩:「だが、先に行かれたようだ」
彩刀-鳩:「だから僕達も行くとしよう。元の世界に」
彩刀-鳩:「そして……未来に、だ」
尾田原圭一:しゅるしゅる。
尾田原圭一:地面から場違いな蔓が生えてくる。
山崎 春乃:「この、地面から生えてくる場違いな蔦は……!!」
尾田原圭一:それは天の穴まで届いた。
彩刀-鳩:「これは安心だ」
彩刀-鳩:「蜘蛛の糸と違って途中で切れる心配がない」
彩刀-鳩:「さて、掴まっていてくれ、春乃殿」
山崎 春乃:「……ねえ、なんで今、切れる心配したの?わたしを抱えてるから?おい」
山崎 春乃:「……うん!」
彩刀-鳩:「まさか。僕が刃物だからね」
彩刀-鳩:「さーて、頼りになる所を見せる好機だ」
彩刀-鳩:「張り切っていこう」
雪宮 響:二人が蔦に捕まったと共に、ふっと体が軽くなる。
雪宮 響:残念ながら、穴を固定しながらだとここまでが精一杯だ。
雪宮 響:登るのは手伝うから、お互いしっかり掴んでいるように。
GM:おだやかな春の世界が、急激に遠くなっていく。
GM:夢から覚めるように。グッと引っ張りあがるような心地が襲って……キミ達は、もといた所に戻って来る。
GM:潮風が吹く港。キミ達は空中に現れて、そのまま尾田原さんと雪宮くんの元に着地する。
GM:コンクリートの固い感覚が迎えるだろう。
彩刀-鳩:「おっと」マントを翻して着地する。
彩刀-鳩:あちらの世界への登場の仕方から、そうなるだろうとやや警戒していた。
彩刀-鳩:「怪我はないかな?春乃殿」
山崎 春乃:あちらの世界への登場の仕方からなにも学んでおらず、ビッターン!と地面に突っ込む。
山崎 春乃:「オゴゴゴ……だ、大丈夫。」元気アピールのVサイン
彩刀-鳩:「うん。次は、手を離すと危険だと覚えておいて欲しい」
彩刀-鳩:やれやれ、とため息。
彩刀-鳩:「地面を斬るのは骨だからねぇ……と」
尾田原圭一:「ほい」余った応急キットを山崎さんに投げる。
山崎 春乃:「ヘヘヘ……次は、繋いだ手を離さないようにします……」
山崎 春乃:「おじさん、気が利く~~!」キャッチ!プシューする
雪宮 響:「しまらないなあ」
雪宮 響:ふっ、と笑って。
彩刀-鳩:「……世話を掛けたみたいだね」
彩刀-鳩:「ありがとう。二人の声も聞こえていたよ」
尾田原圭一:「ここで一息つきてえところだが」
尾田原圭一:「まあ、何だ。急を要するからな」
尾田原圭一:「悪いがこっからはオレもシリアスになる」
尾田原圭一:「でねえとあの阿呆を止められねえだろうからな」
山崎 春乃:「おじさん……」
尾田原圭一:特に訂正しない。反応も。
雪宮 響:「まだ戦えるかい?」
彩刀-鳩:「もちろん。むしろ一つ、区切りがついた気持ちだ」
彩刀-鳩:「気兼ねなく、妖刀の真価をお見せしよう」
雪宮 響:「楽しみだ。頼りにさせてもらうよ」
山崎 春乃:「わ、わたしも……!」
山崎 春乃:「わたしも、真価をお見せするよ……!UGNを……おじさんの友達を……若王子先輩を……助けるために……!」
山崎 春乃:そう。シールは十分に溜まっている。
山崎 春乃:「それと……大事なこと、言ってなかったね」
山崎 春乃:愛刀の前に真っ直ぐに立って。
山崎 春乃:「お帰りなさい。鳩」
彩刀-鳩:初めての言葉だ。
彩刀-鳩:振るわれる刀が、主の元を自分から離れることはない。
彩刀-鳩:「あぁ」
彩刀-鳩:「ただいま、春乃殿」



GM:シーンを終了します。
GM:ロイスと…最後の購入判定が可能だよ!
山崎 春乃:最後の購入判定ということは……ユッキーが大規模な購入判定にチャレンジできるということ!
山崎 春乃:買っちゃう?宇宙船
雪宮 響:買うか 宇宙船
山崎 春乃:ww
尾田原圭一:ロイスはなんも!購入もお任せ〜
GM:見せろ!モデルチルドレンの真価!
雪宮 響:宇宙船を買います。
GM:か…かっこいい
雪宮 響:3DX+3+2@10 調達
DoubleCross : (3DX10+5) → 8[3,4,8]+5 → 13

山崎 春乃:惜しい……
GM:クソォ~~~~ッ!!!!
雪宮 響:今回買えなかったということは次回も買いにいけるということですね。
雪宮 響:以上です
山崎 春乃:wwww
彩刀-鳩:前向きだ
GM:次回のユッキーはどうなっちまうんだよ
山崎 春乃:まあ、宇宙船は流石に無理だよね
彩刀-鳩:ロイス!ラス1枠に桜禍へとっておきます。
山崎 春乃:潜水艇を購入します
雪宮 響:あ、そうだ HP減ってる人~
雪宮 響:応急手当キットあるよ
山崎 春乃:あ、ほしい!ありがとうございます!
彩刀-鳩:「桜禍 ◯P親近感/N興味」これで満タン
GM:親近感ええな
彩刀-鳩:唯一親近感を抱ける相手
山崎 春乃:まず潜水艇チャレンジ
山崎 春乃:6dx+1>=50
DoubleCross : (6DX10+1>=50) → 9[2,3,4,7,7,9]+1 → 10 → 失敗

山崎 春乃:hai
山崎 春乃:ユッキー、応急手当もらっていい?
雪宮 響:どうぞ~
GM:シールが足りなかったね…
山崎 春乃:ww
山崎 春乃:ありがとうごじあます!
山崎 春乃:13+2d10
DoubleCross : (13+2D10) → 13+9[2,7] → 22

山崎 春乃:元気モリモリ!以上です!
尾田原圭一:私の応急手当てはさっきロールで渡したと言うことで
尾田原圭一:使ってもいいよ!
山崎 春乃:あ、ロール上じゃなくて本当にくれたんだ!ありがとうございます!
山崎 春乃:じゃあありがたく使わせてもらうぜ!
山崎 春乃:2d10+22
DoubleCross : (2D10+22) → 15[7,8]+22 → 37

山崎 春乃:全快!!
山崎 春乃:今度こそ以上!
彩刀-鳩:じゃあ宇宙船狙うか
彩刀-鳩:スペースKATANA
山崎 春乃:ww
彩刀-鳩:5dx>=67
DoubleCross : (5DX10>=67) → 9[2,3,4,6,9] → 9 → 失敗

雪宮 響:無念
GM:あ~っ惜しいな~~
彩刀-鳩:未来は遠い──
彩刀-鳩:以上です
山崎 春乃:惜しすぎる
尾田原圭一:じゃあメイド服
彩刀-鳩:もうひとつ9があれば99なのにな~!
雪宮 響:スペースKATANA編はお預けか~
山崎 春乃:メイド!
GM:メイド服♡
尾田原圭一:5dx+1>=50
DoubleCross : (5DX10+1>=50) → 10[1,5,6,7,10]+6[6]+1 → 17 → 失敗

尾田原圭一:惜しいな…
GM:す…すごい!!!
雪宮 響:今こんな高くなってるのか……
山崎 春乃:惜しい…!
山崎 春乃:あれ、まって
雪宮 響:潜水艇と同じ価格なの?
山崎 春乃:メイド服、潜水艇と同じお値段なの?
GM:同じこと言ってる
山崎 春乃:そう!それ!
尾田原圭一:そうだよ
雪宮 響:何仕込んでるんだよ こわ
山崎 春乃:ww
彩刀-鳩:たっか
尾田原圭一:以上です
GM:ではメイド服ピンナップをアイキャッチにこのシーンは以上だよ~ん
山崎 春乃:www


◆Climax◆

GM:クライマックス・シーン!全員登場です。
GM:侵蝕率を上げて登場してね!
尾田原圭一:尾田原圭一の侵蝕率を1D10(→ 9)増加(97 → 106)
山崎 春乃:山崎 春乃の侵蝕率を1D10(→ 10)増加(89 → 99)
雪宮 響:雪宮響の侵蝕率を1D10(→ 8)増加(91 → 99)
山崎 春乃:ギャ!
彩刀-鳩:彩刀-鳩の侵蝕率を1D10(→ 10)増加(98 → 108)
彩刀-鳩:ギュイン
山崎 春乃:み、みんな興奮してるじゃん!
雪宮 響:ここに来て全員跳ねてる
GM:ほ、ほんとだ
GM:では改めて……
GM:葛城たちのアジト・廃船が今回のシチュエーションだ!まずは敵側の描写から行いますので
GM:PC達はザッ…と現れてくださいね こういうのしたい~って思いついたら言ってね~



GM:廃船の甲板にて。
GM:朽ちた鉄板を潮風が撫ぜる。水面が波打ち、遠くにはN市の街並みが滲むように見えた。
若王子凪人:「………」桜禍の後ろ姿を盗み見るように眺める。
桜禍:場違いな和装の、美しく可憐な顔立ちの女である。いつも陰鬱な表情を浮かべている。
桜禍:「…だから」
桜禍:「じろじろ見るなと言っているだろう」
若王子凪人:「どうして。いいじゃん、俺は桜禍の仮の主なんだから」
桜禍:「…凪人。おまえがいないと私は人の身を手に入れることはできなかった。それについて感謝はしている」
桜禍:「だが、だ。私は夜刀神さまに仕えると決めた身であり、おまえにその視線を寄越されるのは話が別で…」そこまで言って、はっと顔色が変わる。
若王子凪人:(───あ)こちらもその決定的な感覚に気付く。
若王子凪人:ぶつん、と何かが切り落とされたような感覚。臓器に直接触れられたようなおぞましい違和感。
桜禍:「…まさか、やつら」
若王子凪人:「破っちゃったのかな。なんで…」
尾田原圭一:「出航はまだみたいだな」唐突に聞こえた声。
若王子凪人:「!」ビクッと驚く。
尾田原圭一:何の気配もなかった。はずだ。
桜禍:「貴様───」凪人の前に出る。
尾田原圭一:「ワルモノ達を止めに来たぜ」
尾田原圭一:「うん。何だい別嬪の妖刀さん」
桜禍:「…むざむざ斬られに姿を現したか。不意打ちを狙わなかったところは認めてやろう」
桜禍:「しかし、一人と言うまいな」
桜禍:警戒を隠さず、柄に手を当てている。
尾田原圭一:「まさか。幾らオレが強くてもそんな無謀な真似はしねえさ」今は、と小さく付け加える。
若王子凪人:きょろきょろと辺りを見渡し、その姿を探す。
雪宮 響:「有効なら不意打ちそれも考えたんだけどね」
雪宮 響:「君の警戒を抜けられる気がしなかったから諦めた。それに」
雪宮 響:「そういうので勝ち負けがついても、悔いが残るだろう」
若王子凪人:「響……!」
雪宮 響:あるいは、この素人の少年相手なら勝算がないわけではなかったが。
若王子凪人:「カッコいいこと言うなあ、いいなあ」独り言ちるようにしている。
雪宮 響:そんな形でこいつの熱を否定したくない、と。我儘を通した。
若王子凪人:「……」ム、と眉間に皺を寄せる。
GM:潮風が逆向きに吹き荒れる。燐光が躍る。
しじま:長い黒髪に人形のような服装の少女が、甲板に姿を現す。
しじま:「……なにしてるの。あんたら全員」
しじま:「言っておくけど、葛城さんには絶対に近付かせない」
GM:その遠くに、葛城が佇んでいる。戦闘の間合いからは外れているようだ。
葛城朔也:「………」ブリッジに立ち、キミ達を見下ろすようにしている。
山崎 春乃:ザ……!
山崎 春乃:「……あなたたちも、あなたたちの想いがあるのは分かってる。だけど」
山崎 春乃:「わたしたちも、わたしたちの守りたいものがあるから……!」その中には、あなたたちも入っている。
山崎 春乃:「だから……わたしたちも、退けない!」星空からひらひらと舞い落ちるそれは、桜の花びら?いいや、それはシールだ。
しじま:「何、このシールは…!」
彩刀-鳩:春乃の一歩後ろに侍るようにして、真っ白な姿が歩み出る。
彩刀-鳩:「──やぁ」
彩刀-鳩:「ひどい目に遭った……とは言わないよ。実際、アレはひどいものじゃあ無かったから」
葛城朔也:「……ほー」片眉を上げる。
彩刀-鳩:「刀のとき、一人になりたがる者を贅沢だと思っていたが、アレはアレで必要な時間だったんだね」
彩刀-鳩:「落ち着いて考える時間というのは大事だ。色々考える切っ掛けになった」
彩刀-鳩:その場の相手を一人ずつ見回す。葛城、しじま、若王子。
彩刀-鳩:そして、桜禍。
桜禍:「……私は、お前を確かに彼方へと連れ去ったはずだ」
桜禍:「数刻前から、瞳の色が変わっている。何をした…いや、何をか得たか」
彩刀-鳩:「うん。とても大事なことさ」
しじま:(どうしてコイツがここに!)という顔をしている。
彩刀-鳩:真っ白な中で、紫色の瞳を向ける。
彩刀-鳩:「僕達は」
彩刀-鳩:「どれだけ蔵の中に収められていても、求める人がいれば、どんな所でも手にとってもらえるとね」
彩刀-鳩:「さて、初顔も居る。縁の深い相手も、浅い相手もここにはいるが──」
彩刀-鳩:一人ひとりの顔を見た。立ち居振る舞いじゃなく、足運びじゃなく、脅威じゃなく。
彩刀-鳩:そこに、人間がいると認識して。
彩刀-鳩:「きみ達の事情を知りたくなった」
若王子凪人:「事情?」小さい声で呟く。
彩刀-鳩:「そうとも」すらり、と真っ白な刀を抜き放つ。
彩刀-鳩:「今までは、対峙した相手の事情など、考える由もなかったけれど──」
彩刀-鳩:誰かが何かをなす。その原動力となる理由、事情。あるいは──熱。
彩刀-鳩:「"それ"は、人間としてとても大事なことらしい。」
彩刀-鳩:「刀は"熱"の中で形を変えて、冷たさの中で鋭さを増す」
彩刀-鳩:「なら、きみ達を知ることで、僕はもっと変わっていける」
若王子凪人:「……ふうん」無防備な表情でキミの言葉を聞き届ける。「熱…」
彩刀-鳩:「お喋りが大好きでね──お互い、腹を割って話し合おう」
桜禍:「…凪人。こんなくだらない言葉に耳を貸すな」
桜禍:「主が殺されるのを目の前で許したおまえが、傲慢にも新たな主に求められると? しかも…」
桜禍:「刀剣の身でありながら、立派に人に成り果てたようなことをぬかす。全て気に入らない」
桜禍:真っ黒い刀を抜き払う。
桜禍:「壊してやる。おまえの全て!跡形もなくだ!」
桜禍:「言葉はいらん。果てて詫びろ!」
GM:桜禍の全身から、禍々しいレネゲイドが放たれ───キミ達のレネゲイドを活性化させてゆく!



GM:クライマックス戦闘に突入します。



GM:ではまず衝動判定から!難易度は9。〈意志〉で判定。ですが
山崎 春乃:ですが?
GM:みんなすでにアゲアゲ状態ですので、侵蝕率2d10上昇は特別にカットする裁定にします!
山崎 春乃:うおおお!
GM:暴走するかどうかだけ判定してね!
雪宮 響:既にテンションマックスだぜ
彩刀-鳩:ハァーイ!
尾田原圭一:やさしい!
尾田原圭一:はーい
雪宮 響:はーい!意思で判定!
雪宮 響:6DX+1+2@10>=9 意思
DoubleCross : (6DX10+3>=9) → 10[3,4,4,7,9,10]+6[6]+3 → 19 → 成功

尾田原圭一:8dx>=9
DoubleCross : (8DX10>=9) → 9[1,1,4,6,7,8,9,9] → 9 → 成功

山崎 春乃:意思で判定!
彩刀-鳩:意志判定、ヒューマンズネイバーでダイス+1
尾田原圭一:8個もダイスあって9って!でも成功!
彩刀-鳩:6dx+1>=9
DoubleCross : (6DX10+1>=9) → 10[2,5,6,9,10,10]+6[5,6]+1 → 17 → 成功

山崎 春乃:5dx>=9
DoubleCross : (5DX10>=9) → 10[1,3,9,9,10]+9[9] → 19 → 成功

山崎 春乃:オラァ!
雪宮 響:みんなえらいぞ
彩刀-鳩:ぬん!
GM:す、すご
彩刀-鳩:気合の入ったメンタリティ
GM:では全員成功!
GM:状況説明!
GM:エネミーは桜禍・若王子凪人・しじまの3体。葛城朔也は戦闘には参加しません。
葛城朔也:高台からフッ…って顔で見てます
尾田原圭一:フッ……って顔しやがって……
山崎 春乃:ww
彩刀-鳩:場所が場所なら東京タワーに登ってやがる
GM:エネミー3体は同エンゲージ。キミたちから5m離れたところにいます。
GM:キミたちPCは全員同エンゲージ。
GM:エネミーを全員倒すと戦闘終了です。
GM:オリジナルDロイスもありますので、忘れずに使ってね。
尾田原圭一:限定勝利の女神だ
彩刀-鳩:リマインドヨシ!
GM:説明は以上!では早速やっていきましょう!
GM:戦闘開始!
GM:まずは1ラウンド目。
GM:セットアップ!になりますが……!
山崎 春乃:が?
雪宮 響:むむっ
尾田原圭一:なんだなんだ
GM:ここのセットアップは行動値順に、厳密に処理させていただこう!
尾田原圭一:おお
雪宮 響:あっなるほど 大事!
尾田原圭一:何かありそうだ
彩刀-鳩:むん!
GM:まずはしじまから!
山崎 春乃:しじま!
しじま:《ブレイクウインド》。春乃ちゃんと響くんを強制的に移動させ、5m後ろにずらす。
山崎 春乃:なっ!?
雪宮 響:なっちょっ
尾田原圭一:エンゲージばらし!
雪宮 響:なんてことするの!!!
しじま:ぴゅーっ します!
彩刀-鳩:攫われる!
雪宮 響:私のコズミックインフレーションが~~~!
山崎 春乃:ぴゅーっ
彩刀-鳩:しじまはインフレに厳しい
山崎 春乃:ww
しじま:恐慌せよ!
GM:次!そんなユッキー!
雪宮 響:え~どうしよ……ちょっと待ってね
雪宮 響:いやしかし仕方ないか……
雪宮 響:<鮮血の奏者>+<活性の霧> コンボ:熱病の幻視
雪宮 響:HPを3消費、このラウンド中ドッジダイス-2。攻撃力+36、対象は私
雪宮 響:雪宮響の侵蝕率を7増加(99 → 106)
雪宮 響:雪宮響のHPを3減少(26 → 23)
雪宮 響:以上かな
GM:は~い 悪いがその力…使わせるわけにはいかなくてね…
雪宮 響:あ、一応聞いとくけど山崎さん殴る予定ないよね?
雪宮 響:殴るんだったらバフっとくけど
山崎 春乃:大丈夫です!
雪宮 響:了解!ではこちらはオッケー
山崎 春乃:殴る予定はないです!
GM:誤解を招きそうな会話
山崎 春乃:www
GM:では次、桜禍!
桜禍:《ルーラー2》、またEロイス《唯我独尊》を発動。その効果により《ヴァイタルアップ》を使用。
彩刀-鳩:ぎゃあ!
桜禍:《ルーラー》によってこのラウンドの判定ダイス-2。対象は…鳩くんと尾田原さん!
尾田原圭一:ルーラー、嫌い!
彩刀-鳩:やーん!
彩刀-鳩:この聖杯戦争は何かがおかしい!
山崎 春乃:ww
桜禍:さらにHP+100。ムキムキになります。
山崎 春乃:100!?
雪宮 響:随分……鍛え直したな
彩刀-鳩:桜禍 完成
GM:次、尾田原さんと凪人くん!同時に宣言していいよ!
尾田原圭一:ブルーゲイルを使用。行動値は12に。
尾田原圭一:尾田原圭一の侵蝕率を5増加(106 → 111)
若王子凪人:《戦術6》《ファンアウト4》、しじまと桜禍のメジャー判定ダイス+6個 さらに二人を2M前進させる。
尾田原圭一:範囲残してくれただけやさしい
若王子凪人:これが尽くす男のたしなみ
GM:次は…鳩くんと春乃ちゃん!
山崎 春乃:春乃ちゃんは無しです!
彩刀-鳩:ブルゲがあるけど……先に殴っても100は削れなさそう!無しです!
彩刀-鳩:先手は譲ろう、紳士的にな
GM:最後を決めるのがPC1ってね
GM:OK!ではセットアップ終了。
GM:イニシアチブ!
GM:通常ならば行動値12の尾田原さんの手番になります、が!
尾田原圭一:くっ!
若王子凪人:すごい割り込み……ド割り込みを行います!
尾田原圭一:ただの割り込みじゃねえぞ
彩刀-鳩:ドリコミ!
山崎 春乃:ただの割込みじゃねえぞ
彩刀-鳩:ドリームコミックス
雪宮 響:ド級の割り込み
雪宮 響:ありそう
彩刀-鳩:花とゆめかな…
山崎 春乃:ww
若王子凪人:Dロイス「触媒」。
山崎 春乃:なにぃ~!?
雪宮 響:なんだとぉ……
若王子凪人:《ブリッツクリーク》。
尾田原圭一:触媒!
尾田原圭一:?!
若王子凪人:《鼓舞の雷》。
彩刀-鳩:尽くす男!
尾田原圭一:?!!
雪宮 響:3回?
山崎 春乃:!?!?
若王子凪人:3回連続使用。桜禍を3回行動させます。
雪宮 響:尽くしすぎだろ
若王子凪人:これが俺の………令呪!!
山崎 春乃:尽くしすぎじゃないかなあ!
彩刀-鳩:バカな……僕のデータを超えた!?
雪宮 響:そういうこと!?
山崎 春乃:www
彩刀-鳩:令呪なるほどね
尾田原圭一:令呪3画〜!
彩刀-鳩:令呪は勝利の女神だけじゃないってわけ
GM:というわけで桜禍の行動をまとめて処理していきますね~!
桜禍:3回ともやる事は同じです。
桜禍:マイナーで《斥力跳躍2》《氷炎の剣4》《地獄の氷炎6》《オリジンミネラル5》。
桜禍:戦闘飛行移動17m 命中-2、攻撃力34 ガード値6の武器作成 装甲+10
桜禍:メジャー。《コンセントレイト:バロール4》《瞬速の刃4》《炎神の怒り4》《煉獄魔人4》《フレイムタン5》《クロスバースト4》。
桜禍:射程:視界の単体攻撃。
雪宮 響:あっすいません、戦闘移動の移動先はどこかしら
桜禍:戦闘移動はせず、その場で3回の単体攻撃を行うよ!
山崎 春乃:真上にジャンプしたんだ
雪宮 響:了解!失礼しました
桜禍:ぴょんぴょんぴょん
彩刀-鳩:ジャンプ攻撃
桜禍:で、対象は~
若王子凪人:鳩くんと尾田原さんと響にするといいよ
桜禍:そうします!春乃ちゃん以外の3人!
彩刀-鳩:マスターからの助言!
山崎 春乃:許された……先輩♡
雪宮 響:凪……俺達友達だよな?
尾田原圭一:野郎どもは許さないってか
若王子凪人:響…………《戦術》のダイスバフものせるからね
桜禍:というわけで~
桜禍:14dx7+9 鳩くん
DoubleCross : (14DX7+9) → 10[1,2,2,3,3,3,4,7,8,8,9,9,9,10]+10[1,3,5,8,8,10,10]+5[1,2,3,5]+9 → 34

桜禍:14dx7+9 尾田原さん
DoubleCross : (14DX7+9) → 10[1,2,3,4,4,4,5,5,6,6,7,8,10,10]+6[3,4,5,6]+9 → 25

GM:あ!バフ忘れ!振り直します
桜禍:(14+6)dx7+9 鳩くん
DoubleCross : (20DX7+9) → 10[2,2,2,3,4,4,5,5,5,6,7,8,8,8,8,9,10,10,10,10]+10[1,3,3,4,4,6,9,10,10,10]+10[1,1,1,7]+5[5]+9 → 44

桜禍:(14+6)dx7+9 尾田原さん
DoubleCross : (20DX7+9) → 10[1,1,1,1,2,3,3,4,4,6,6,7,7,7,8,8,9,9,10,10]+10[1,3,4,6,6,7,7,10,10]+10[1,3,7,10]+4[3,4]+9 → 43

桜禍:(14+6)dx7+9 ユッキー
DoubleCross : (20DX7+9) → 10[1,1,1,2,2,2,2,3,3,3,4,4,6,7,8,8,9,9,10,10]+10[1,2,3,5,6,7,9]+4[1,4]+9 → 33

尾田原圭一:うーん安定
雪宮 響:一応ドッジ
雪宮 響:2DX+1+2@10>=33 回避
DoubleCross : (2DX10+3>=33) → 4[2,4]+3 → 7 → 失敗

雪宮 響:流石にね
GM:さすがにねー
尾田原圭一:ドッジかな
尾田原圭一:2dx+1>=43
DoubleCross : (2DX10+1>=43) → 6[3,6]+1 → 7 → 失敗

尾田原圭一:ルーラーさえなければ…!
彩刀-鳩:うーん 装甲は有効っぽいけど火力固定値で弾け飛びそうだな
彩刀-鳩:避けとこ。
GM:装甲は有効よ~
彩刀-鳩:6dx+1>=44
DoubleCross : (6DX10+1>=44) → 10[1,3,4,6,7,10]+1[1]+1 → 12 → 失敗

彩刀-鳩:グワーッ
彩刀-鳩:そうだった ルーラー分忘れてた。でも失敗です
GM:私こそデバフのアナウンスが足りずもうしわけない!協力ありがとう
GM:ではダメージでござるよ~
桜禍:5d10+62 鳩くん
DoubleCross : (5D10+62) → 27[4,5,3,10,5]+62 → 89

桜禍:5d10+62 尾田原さん
DoubleCross : (5D10+62) → 18[3,7,2,1,5]+62 → 80

尾田原圭一:固定値
桜禍:4d10+62 ユッキー
DoubleCross : (4D10+62) → 18[6,9,1,2]+62 → 80

彩刀-鳩:僕に対する殺意が見え隠れするね
GM:これが俺の逆刃刀!装甲は有効です!
尾田原圭一:吹き飛ぶのでえ……
彩刀-鳩:鉄の塊で殴られると死ぬ!桜禍のロイスを昇華してHP13で復活します
彩刀-鳩:彩刀-鳩のHPを15減少(28 → 13)
雪宮 響:そら無理よ!倒れて尾田原さんへのロイス斬って復活!
尾田原圭一:春乃ちゃんのロイスを昇華、HP11で復活
雪宮 響:雪宮響のHPを12減少(23 → 11)
尾田原圭一:尾田原圭一のHPを11に変更(27 → 11)
GM:凪人・桜禍ともに未行動で待機となります。
GM:では…ここまでを…一旦演出するぞ!!
雪宮 響:未行動とは?
桜禍:??



桜禍:「壊してやる。おまえの全て!跡形もなくだ!」
桜禍:「言葉はいらん。果てて詫びろ!」
GM:桜禍の全身から禍々しいレネゲイドが放たれ───キミ達のレネゲイドを活性化させてゆく。
GM:戦闘が開始する。それぞれが動き出そうとした、その刹那。
若王子凪人:「よし」手をかざす。手のひらから稲妻が溢れる。
若王子凪人:「いこう、桜禍」
GM:頭上から足元から。キミ達の上下から雷鳴が“落ちる“。
若王子凪人:雷光を何重にも連打させ、空間を揺るがす。キミ達なら察知し回避できるものだが、なにぶん量が多くて動きを阻害するのと──
若王子凪人:弾けた凪人のレネゲイド因子が、すかさず桜禍のそれと同化し、彼女の筋道へと変化する。
桜禍:「ハァ────!」ぶわり、と紅い炎華と凍てつく氷華とが舞い散った。
山崎 春乃:「みんなっ――――!あぶな――――!」
雪宮 響:「ぐぁっ……!」
彩刀-鳩:「これは……っ!」(この稲妻も、正確に狙ってくるわけではないのが、また厄介だな!)
桜禍:紅と蒼が螺旋を描く。黒曜の刀をその手に現出させた桜禍が、流星のようにキミ達の元へ現れてはその身を斬っていく。
尾田原圭一:「あぁーーーっつつつ……ぅ」体を折って、痛みに耐える。「効い、たァ───!!」
雪宮 響:とっさに盾にした魔眼があっさりと切り裂かれる。重力と斥力の壁が紙切れのように。
彩刀-鳩:無作為な稲光に反応できるからこそ、回避の選択肢が強制される。
桜禍:「遅い!」春乃ちゃんの前にもその姿を現し、斬らんとするが。
彩刀-鳩:「ぐぅっ!」鋼の擦過音。一撃で命を断つ急所のみを刀で守るが、全身を切り刻まれる。
若王子凪人:「………」一瞬だけ春乃ちゃんの方を見た。
山崎 春乃:「ッッ」斬られる、と。思わず息を呑んだ。
桜禍:すると、桜禍の刀は春乃ちゃんの身体間際で跳ねる。まるで当てることを躊躇したかのように。
山崎 春乃:「えっ……なんで……?」「もしかして……若王子先輩が……?」
桜禍:「……」答えず眉間に皺を寄せ、すぐに後ろへと跳んで間合いを離す。



GM:次の手番!行動値12の尾田原さんかしじま。PC優先で尾田原さんからどうぞ!
尾田原圭一:やります!
尾田原圭一:マイナーから。
尾田原圭一:《緑の鞭》ウォーデンソーンの効果で2つ生成される。装備。
尾田原圭一:尾田原圭一の侵蝕率を2増加(111 → 113)
尾田原圭一:メジャー。
尾田原圭一:コンボ、【破壊するのは宿命】
尾田原圭一:《コンセントレイト:ノイマン》+《マルチウェポン》+《コントロールソート:白兵》+《神機妙算》
尾田原圭一:対象はしじま、桜禍!
GM:こいっ 妨害は特になし!
尾田原圭一:(5+2+3-2)dx7+1
DoubleCross : (8DX7+1) → 10[1,2,4,6,7,8,9,10]+6[3,3,4,6]+1 → 17

尾田原圭一:ん?!
GM:あやっ
尾田原圭一:ちょっと待ってね
尾田原圭一:いや、あってるな…
雪宮 響:7だしバディムーブ入れましょうか
尾田原圭一:そうですね、お願いします!
山崎 春乃:おお…!
雪宮 響:<バディムーブ> コンボ:考慮選択
雪宮 響:自身以外の判定の達成値に+3!
尾田原圭一:達成値20!
GM:ちょうどピッタリ!!
桜禍:こちらはガード。ガード値6
しじま:ドッジ!
しじま:4dx+2
DoubleCross : (4DX10+2) → 8[2,4,6,8]+2 → 10

しじま:くそ~っ
雪宮 響:よしよし
尾田原圭一:よかった!命中だ
GM:では、ダメージどうぞ!
尾田原圭一:ダメージ出していきます
尾田原圭一:3d10+47 ダメージ 諸々有効
DoubleCross : (3D10+47) → 13[5,4,4]+47 → 60

彩刀-鳩:パワー!
尾田原圭一:60には乗った!
雪宮 響:ナイスゥ
山崎 春乃:つええ!
GM:つ…つよい固定値!
尾田原圭一:尾田原圭一の侵蝕率を12増加(113 → 125)
桜禍:ヤバイ!使います!
山崎 春乃:なにっ
桜禍:《斥力障壁6》。ダメージ-[1d10+18]。
桜禍:1d10+18
DoubleCross : (1D10+18) → 5[5]+18 → 23

尾田原圭一:それがあった!
彩刀-鳩:ちゃんと身を守るエフェクトを!
桜禍:C(40-23-6)
DoubleCross : c(40-23-6) → 11

尾田原圭一:ん?
GM:あっ計算式まちがえてますねこれ
山崎 春乃:桜禍ちゃん、装甲も10ありますね
GM:フッ……
彩刀-鳩:つよい
GM:でもここでダメージエフェクト切ったのが結構痛い!
桜禍:まだ生存はしています
しじま:そしてこっち!こいつは
尾田原圭一:まあ100超えてないしね
山崎 春乃:60-23-6-10=21点ダメージかな?
GM:あっ、結構減ったな…と思ってあえて伏せてた計算式を
山崎 春乃:あっ、ごめんなさいw
しじま:一撃で死にます!いったん戦闘不能!
彩刀-鳩:ダメージ量を教えてくれるヒロイン
雪宮 響:いったんか~!
彩刀-鳩:しじま~!
尾田原圭一:いったん!
山崎 春乃:っしゃあ!!!
山崎 春乃:いったん
しじま:すぐに《蘇生復活》。HP1で復活するよ
尾田原圭一:くっ!
山崎 春乃:こいつ~!
雪宮 響:一回倒したので十分!
山崎 春乃:いい仕事したぜ!
GM:しじまの手番までやっちゃいましょう 同値だし!
尾田原圭一:りょ!
しじま:ミドルと同じことします
尾田原圭一:だろうなあ
山崎 春乃:やめろやめろー
しじま:まずマイナーで《光の衣》3《陽炎の衣》3。隠密状態になり、メジャーアクションに対するリアクションのクリティカル値+1
しじま:メジャーで《コンセントレイト:ハヌマーン》3《振動球》10《バランスブレイク》3《光の手》《棘の縛め》2《要の陣形》3。
しじま:装甲無視ダメージ、ダメージを受けると硬直、重圧を与えるぞ
しじま:対象は3体!ここは侵蝕率低い方から3人にしましょう
尾田原圭一:くっ
しじま:春乃ちゃん・鳩くん・ユッキーの若者3体!
山崎 春乃:くっ
雪宮 響:たすけて~
彩刀-鳩:ヒィーッ
しじま:いくぞ!
しじま:8dx7
DoubleCross : (8DX7) → 10[1,4,4,5,5,6,6,9]+10[7]+6[6] → 26

山崎 春乃:うおお!ドッジ!
山崎 春乃:3dx+1>=26
DoubleCross : (3DX10+1>=26) → 9[2,3,9]+1 → 10 → 失敗

雪宮 響:ドッジ
山崎 春乃:ぎゃふん!
雪宮 響:2DX+1+2@10>=26 回避
DoubleCross : (2DX10+3>=26) → 9[5,9]+3 → 12 → 失敗

雪宮 響:あそっか クリティカルしないんだっけ
雪宮 響:まあどっちにしろ失敗!
彩刀-鳩:C値11だからね
しじま:ですね…!
彩刀-鳩:避けられないので…ガードします!
しじま:うおおおお
しじま:3d10+12 装甲無視ダメージ
DoubleCross : (3D10+12) → 25[9,8,8]+12 → 37

雪宮 響:山崎さんリアクティブアーマー着てなかったっけ?
しじま:ごつい! 37ダメージ装甲無視です。重圧と硬直もついてるよ!
山崎 春乃:来てた!ワンチャン防げるかも!
雪宮 響:こっちは倒れます 重圧と硬直!
彩刀-鳩:倒れます!重圧硬直!
山崎 春乃:うおお!リアクティブアーマーの効果を使用!ダメージ-3d!
山崎 春乃:37-3d10
DoubleCross : (37-3D10) → 37-16[7,7,2] → 21

彩刀-鳩:雪宮くんのロイスで復活。HP13
雪宮 響:担当教官のロイスをタイタスにして復活!
GM:結構減らした!
山崎 春乃:耐えた!!!!
雪宮 響:ナイス!
GM:オオッ
彩刀-鳩:流石だ
山崎 春乃:HP25点から21点減らして残り4点!
尾田原圭一:すごい!
彩刀-鳩:ポケットに入れていたあの時のアーマーが命を!
山崎 春乃:お洋服買ってくれてありがとう…!
GM:これがアーマーの力…!
尾田原圭一:へへっ
GM:では演出に入りましょう! 尾田原さんの手番からね~



尾田原圭一:ため息のように大きく息を吐く。呼吸に合わせてその右手に鞭が育つ。
尾田原圭一:(力、入らねえな。上手いことやらねえと……)
尾田原圭一:「なあ、しじま」
しじま:「……何」
尾田原圭一:「何でお前さんは朔に付いてんだ。見たとこ、優等生のチルドレンだが」
しじま:「……私はもともと改革派。彼の言うこと、すこしは分かる」
しじま:「なにより」
しじま:「好きな人に味方してあげたいって思うのは、乙女なら当然でしょ」
尾田原圭一:「お〜………」
尾田原圭一:「そいつぁ青春だねえ。みんな楽しんでておにーさんは羨ましいよ」
尾田原圭一:「ま、でも」
尾田原圭一:「悪いが道は阻ませてもらう。朔とのことはまた別にな」
尾田原圭一:その言葉と共に無数の茨がしじまと桜禍を飲み込む!
尾田原圭一:「恋の応援と相談なら後で好きなだけ乗ってやるよ」
しじま:キミを警戒するように、ふわりふわりと燐光が舞いはじめる……が、それよりも相手の動きの方が早い!
しじま:「っつぅ───!」
桜禍:「チッ……」炎氷の華が彼女を中心に燃え散り、茨を相殺していく。
尾田原圭一:(やっぱり力が逸れた。痛えなあ)
尾田原圭一:その頬には脂汗が滲んでいる。
しじま:「一度見た攻撃のはずなのに…避けれないなんて……!」全身を貫く痛みに顔をゆがめる。
しじま:「でもっ」(もとから───このおじさんは───相手にしない!)
しじま:(狙いは!)ぐるん!突風が駆け抜けて、その全身を隠蔽する。
尾田原圭一:「まずっ……」
尾田原圭一:「鳩、雪宮、山崎!!」
しじま:直後! 鳩くん・春乃ちゃん・雪宮くんの3人を、しじまの光の鎖が襲う!
雪宮 響:「厄介な……!」
山崎 春乃:光の鎖は、尾田原さんの声を追い抜かして全身に絡みついてくる!
しじま:足元から渦を巻くように鎖が伸びて、全身を絡めとらえ鋭い痛みを与える。
彩刀-鳩:「ぐぅぅっ!」見るのは二度。一度は庇われたが、「これは……かなり、痛いな!」
山崎 春乃:「いぎ……ああああっ!!」胸に忍ばせておいたシールで致命傷には至らない。だが、衝撃でコートが弾け飛んだ。
彩刀-鳩:「春乃殿……無事か!?」
山崎 春乃:「うん……大丈夫……衣服と乙女の尊厳はボロッボロだけど……」※リアクティブアーマー破壊演出
山崎 春乃:「鳩こそ……大丈夫?」
しじま:全力を使い果たし、必死の形相で姿を再出現させる。「はーっ…はーっ…」
しじま:「穏健派のああいう能天気なとこ、ほんっときらい…!」



GM:では行動値10のユッキーの手番だよ!
雪宮 響:はーい!
雪宮 響:マイナー……悩むけどまあ重圧解除かなあ
GM:みんなのもとに行ってもいいのよ
雪宮 響:硬直解除してもそれでマイナー埋まっちゃうから結局いけない!
GM:そうだった
雪宮 響:<コンセントレイト:バロール>+<インビジブルハンド> コンボ:焦熱の衝動
雪宮 響:範囲(選択)を対象にRCで射撃攻撃を行います。対象は桜禍としじま 対応なければ命中判定!
GM:対応なし!命中判定どうぞ~
雪宮 響:10DX+4+2+2@7 焦熱の衝動(侵食上昇6) (侵蝕100~)
DoubleCross : (10DX7+8) → 10[2,2,2,5,6,7,8,8,9,10]+10[1,2,6,6,9]+10[9]+4[4]+8 → 42

雪宮 響:よし回った!
GM:おおっすごい!
桜禍:ガード!
しじま:4dx+2 ドッジ!
DoubleCross : (4DX10+2) → 5[3,4,5,5]+2 → 7

しじま:ぜ…全然ダメ
雪宮 響:ちょっと怖かった
雪宮 響:ダメージ!
GM:どうぞ!
雪宮 響:5d10+2+36 (侵食100~)
DoubleCross : (5D10+2+36) → 28[5,3,7,9,4]+2+36 → 66

山崎 春乃:つええ!
雪宮 響:よし、66点!装甲ガード有効です
雪宮 響:あと飛行してたら着地してもらいます
しじま:まずこっちは…はじけ飛ぶ!戦闘不能!
雪宮 響:雪宮響の侵蝕率を6増加(106 → 112)
桜禍:いまは飛行していないはず でも着地します しゅん…
桜禍:66点から装甲・ガード引いて50点受けるよ~ うおおおお
雪宮 響:良し!行動以上!
桜禍:まだ耐える!
GM:では演出もしちゃいましょう!



雪宮 響:(初手、やられたな。離された・・・・
雪宮 響:桜禍の連撃で固まっていた四人が分断された。しじまに動きを止められ、合流もままならない。
雪宮 響:「……やるな、凪」
雪宮 響:オーヴァードに目覚めて間もないと思っていた。だが先のレネゲイドコントロール。
雪宮 響:自分が知らなかっただけでとっくに目覚め鍛錬を重ねていたのか、葛城の指導か。
雪宮 響:あるいは天才。
若王子凪人:「……」微笑んでいるように見える。何を考えているのかは窺い知れない。
雪宮 響:「ゲホッ……ガッ」
雪宮 響:斬られた傷が灼けるように痛む。鎖に縛られて満足な呼吸もままならない。
雪宮 響:──そのままに、魔眼が飛ぶ。制御に少しの狂いも見せず。
雪宮 響:八の魔眼で陣を組み連携させ、逃げ場を奪ったところへ魔眼そのものが重力の嵐を纏い、突貫。
雪宮 響:その動きにはなんの陰りもない。
若王子凪人:「うわ」子供のような顔でそれを見る。
雪宮 響:痛い。苦しい。頭が割れる。
雪宮 響:たが、雪宮響はその苦しみを他人事のように無視できる。
若王子凪人:「すごいよ、響」
雪宮 響:熱を持てぬ悪癖は、冷静という才能。死の間際であろうと雪宮の能力は乱れない。
若王子凪人:「あれで『自分には熱がない』?」
若王子凪人:「ほんと、バカだよ」
桜禍:「邪魔だ、小僧!」正面から黒曜の刀で受け止める。
桜禍:ざぶんと霜が走る。魔眼を薙ぎ払い、炎でもって焼き尽くす。
雪宮 響:「誰がバカだ。バカはお前だ」
雪宮 響:「お前がすぐ人を好きになるのは」
雪宮 響:「人の良いとこをすぐ見つけちまうからで」
雪宮 響:「人の悲しむところを見過ごせないからだろ」
桜禍:肩口に重力場を食らうが、振り払うように対応。
しじま:「うぅっ───!」戦闘の余波に足をとられ、巻き込まれるように横殴りに攻撃を受ける。
雪宮 響:「悪いとこで、いいとこなんだよ。お前の」
雪宮 響:苦言を呈しはしても、変わってほしいとは思えない。でも。
しじま:甲板後方までその身体が吹っ飛ばされ、地面を転がる。戦闘不能。
雪宮 響:「でも、そのままじゃお前」
雪宮 響:「そいつのことしか見えなくなる」
若王子凪人:「……溺れるみたいでいいかも、とか」
若王子凪人:「ふふ。なんて言っても、響は理解してくれなさそうだなあ」



GM:このまま行動値8の桜禍の手番に移りますよ~!!
桜禍:知ってるか?オーヴァードは1ラウンドに4回動くことができるんだ
山崎 春乃:そんなのわたしのデータにない…
尾田原圭一:知らなかったそんなの
彩刀-鳩:そうだったのか!くそぉ…!
桜禍:マイナー。何も考えず《斥力跳躍2》《氷炎の剣4》《地獄の氷炎6》《オリジンミネラル5》。
山崎 春乃:ぴょんっ
桜禍:だが…この手番の私はいままでの私とはちょっと違う!!
尾田原圭一:ぴょんっ
雪宮 響:なにっ
山崎 春乃:なにっ
尾田原圭一:なんだと
桜禍:戦闘移動を本当にするぞ!!!
雪宮 響:何!?
山崎 春乃:!!
尾田原圭一:!!
彩刀-鳩:来る!
雪宮 響:飛んだぁっ
桜禍:3m前進して鳩くんと尾田原さんのエンゲージに突入!
桜禍:そしてメジャー。
桜禍:《コンセントレイト:バロール4》《瞬速の刃4》《炎神の怒り4》《煉獄魔人4》《フレイムタン5》《クロスバースト4》。単体攻撃。
桜禍:対象は…射程:視界を活かし……春乃ちゃん!!
山崎 春乃:ギャー!?
尾田原圭一:なんと
雪宮 響:ウワーッ
桜禍:いくぞ!命中判定!
彩刀-鳩:ギャァーッ
山崎 春乃:こい!
桜禍:14dx7+9
DoubleCross : (14DX7+9) → 10[1,2,4,4,5,5,5,5,6,7,8,8,10,10]+10[2,5,5,7,8]+4[3,4]+9 → 33

山崎 春乃:フッ、その程度
若王子凪人:《勝利の女神》を使用。
山崎 春乃:ええ~!?
若王子凪人:達成値+20するよ。達成値53。
山崎 春乃:フッ、その程度……(震え声
山崎 春乃:ドッジ
山崎 春乃:3dx+1>=53
DoubleCross : (3DX10+1>=53) → 5[2,5,5]+1 → 6 → 失敗

山崎 春乃:くすん
GM:かわいい
雪宮 響:紙一重
山崎 春乃:ダメージください!
桜禍:6d10+62 装甲有効
DoubleCross : (6D10+62) → 39[7,5,6,7,6,8]+62 → 101

雪宮 響:殺意
山崎 春乃:オイイイイ!!!
尾田原圭一:やっば
桜禍:101ダメージ!装甲有効です
山崎 春乃:はじけ飛びます!
しじま:仲間ね!
山崎 春乃:wwww
尾田原圭一:みんないっぱいはじけ飛ぶなあ
彩刀-鳩:仲間意識芽生えた
山崎 春乃:ユッキーのロイスをタイタス昇華して復活!
尾田原圭一:あれ
GM:春乃ちゃん、侵蝕率いくつ?
尾田原圭一:侵蝕まだ99じゃなかった?
雪宮 響:99ですね
山崎 春乃:””
山崎 春乃:そうだった!リザレクト!
山崎 春乃:山崎 春乃の侵蝕率を1D10(→ 4)増加(99 → 103)
GM:上手!
山崎 春乃:ククク……HP4で復活だぁ!
GM:ようやく100%超えた!
GM:ウオオオ… では…このまま若王子くんの手番までやっちゃいましょう!



GM:行動値7の凪人くんの手番!
若王子凪人:マイナー。どうしよっかな
若王子凪人:うーん…5m移動してみんなのところにいこうかな
山崎 春乃:おいでおいで~
若王子凪人:前進しま~す 鳩くん・尾田原さん・桜禍のエンゲージに突入
彩刀-鳩:マスターが前に出てくるタイプか
若王子凪人:メジャー!ここも…どうしよっかな
若王子凪人:ぼくは支援も攻撃もできる万能構成なんですが ここは…
若王子凪人:支援にしとくか 《強化の雷光6》《解放の雷4》《弧状の雷3》。
若王子凪人:シーン中メジャーの判定ダイス+6個、次の攻撃の攻撃力+8 次の攻撃のC-1 対象3体
若王子凪人:自分と桜禍に支援を行い、手番終了!
GM:では演出!



桜禍:錆びた甲板を悠然と歩む。
桜禍:陰鬱な表情で、迷いなく鳩くんを見つめる。「お前の知ったような顔つきが嫌いだ」
彩刀-鳩:「……けふっ」口の中に溜まった血を吐き出す。
桜禍:「お前の主人だった男の、甘っちょろい言葉も全て嫌いだった」
彩刀-鳩:「見た目には、気を使ってるんだけどね……」呼吸は荒い。人間の体の感覚にまだ慣れていない。
桜禍:「なぜ私を、夜刀神さまを憎もうとしない」
桜禍:「なぜ、誰にも知られず消えても良いと断言できる」
彩刀-鳩:「確かに……ね」
彩刀-鳩:「たしかに、清廉殿は甘かったな……仲間内でも良くからかわれていたよ」
彩刀-鳩:「僕も甘いと言うなら、影響されたのかな、ははは……」んぐ、と口の中にせり上がった塊を飲み下す。
彩刀-鳩:「……」
彩刀-鳩:「憎んだよ」
彩刀-鳩:「憎んだんだよ……何度も、何度もね」
彩刀-鳩:「誰にも知られずに居て、良い訳がないんだ……」
彩刀-鳩:「僕も……桜禍殿、きみも、そうだろう……?」
桜禍:「そうだ」蒼い氷と橙の炎が刀から溢れ、桜吹雪のように乱舞する。
彩刀-鳩:「言葉も、残したいものも、何もかも届かず、気付かれない……」
彩刀-鳩:「使い手の居ない僕達にとって、知られないことが、どんなに怖いことか……」
桜禍:「私はここにいるのに」
桜禍:「私が慕ったあの人は、たしかに昨日までを生きていたのに!」
彩刀-鳩:「僕はここにいるのに、誰も気付いてくれないのに」
彩刀-鳩:「初めて声が届いた人を斬った者をどうして憎まないでいられるのか」
彩刀-鳩:「それはね……桜禍殿」
彩刀-鳩:「清廉殿が、名を残さずとも、残したものがあったからだ」
桜禍:「……」不可解そうにキミを見つめる。
彩刀-鳩:「僕という刀が求められず、人々が刀を振るわず……ただ、蔵の中に仕舞われ続けるほど、必要ないほどの」
彩刀-鳩:「夜の闇を、怖がらずに、歩いて行ける、平和な世界」
彩刀-鳩:「……"平和な未来"、というやつが、ちゃんと残っている」
彩刀-鳩:「だから僕は、夜刀神殿を恨まないことに、した」
桜禍:「……成程、わかった」
桜禍:「ならば」
彩刀-鳩:「……だから、これからも誰かを恨みたくないし、誰かを恨む人が出ないように……したいんだけどね」
桜禍:刀を握る。その身が滑るように動き───鳩くんの横をすり抜け、
彩刀-鳩:なにか、桜禍への言葉を繋げようとして──体の痛みが強まったタイミングが重なり、顔をしかめた。
桜禍:後方でこちらを見ていた春乃ちゃんに襲い掛かる。
山崎 春乃:「!!」
彩刀-鳩:「なっ……、……!?」
彩刀-鳩:咄嗟に防ごうとした刀が横をすり抜ける
桜禍:一瞬。流星が落ちるような衝撃。氷と炎が螺旋を描き、春乃ちゃんの胴を貫く。
桜禍:桜吹雪のように氷と炎が舞い散る。
彩刀-鳩:「春乃殿っ!?」
山崎 春乃:「…………こふ」灼けるような痛みが腹部を襲う。こぽ、と口から血が滴り落ちる。
桜禍:「は、は、ははは!くだらぬ!」
山崎 春乃:「……」鳩くんを制すように手を掲げる。
桜禍:「よくもべらべらと戯言を喋るものだ、なあ鳩。お前が何も無き世を求めるというのなら…」
桜禍:「私が戦乱を引き起こしてみせよう。それが夜刀神さまの望む世界だった!」
山崎 春乃:戦乱のある世界を望んでいる刀がいる。
彩刀-鳩:「きみは……!」非難する言葉が出ない。それは、仕える方向が違えば自分こそが吠えていた言葉だ。
山崎 春乃:そして、これからも誰かを恨みたくないし、誰かを恨む人が出ないような。平和な世界を望んでいる刀がいる。
桜禍:「やかましい! 己が使われぬことを望む道具など、存在する意味がどこにある!」
桜禍:「そのおまえが主にしたというのなら、この女も同じだ───」
彩刀-鳩:「そうだと、しても……!」
彩刀-鳩:黒の凶刃が主を貫く風景。そんなもの、そんなものは。
彩刀-鳩:「コレ以上、二度目は、やらせない…!」
彩刀-鳩:「止めてみせるぞ、桜禍殿…!」
山崎 春乃:(うん…。そうだよ、私の愛刀)
山崎 春乃:(どうか、未来を…)



GM:というわけで行動値6の鳩くん!手番よ~!
彩刀-鳩:でば~!
彩刀-鳩:えーと 桜禍さんエンゲージにいるので移動とバステの解除は後回しにしまして……
彩刀-鳩:マイナー!
彩刀-鳩:コンボ:【神速抜刀】《ライトスピード》メジャーアクションを2回行う。C値+1。
GM:出たよ!
彩刀-鳩:C値が上がりますが、コンセントレイトをLV3で取得しているので100%時LV4になり、C値7で相殺します!
GM:なるほどだぜ!
山崎 春乃:頭が良い!
彩刀-鳩:彩刀-鳩の侵蝕率を4増加(108 → 112)
彩刀-鳩:ふふふ…データ通りだ!
彩刀-鳩:メジャー!コンボ:【白刃が煌めく】《C:ハヌマーン》《音速攻撃》《さらなる波》
彩刀-鳩:一回目!対象は桜禍殿!
桜禍:こい!
彩刀-鳩:オートが重圧で使えないのでルーラー分をマイナスしまして…
彩刀-鳩:(12-2)dx7+1
DoubleCross : (10DX7+1) → 10[4,7,8,8,9,10,10,10,10,10]+10[2,3,5,7,8,8,8,9,10]+10[1,3,4,5,8,9]+10[5,10]+1[1]+1 → 42

彩刀-鳩:キアイ!
雪宮 響:回ってる!
山崎 春乃:回った!
尾田原圭一:つよつよ!
GM:うおーっヤバい
桜禍:ガードだけの女…!ガードします!ダメージどうぞ!
彩刀-鳩:100%を超えて妖刀は攻撃力+2を手に入れる!
彩刀-鳩:5d10+25 諸々有効
DoubleCross : (5D10+25) → 22[4,5,4,7,2]+25 → 47

彩刀-鳩:47点です!
彩刀-鳩:彩刀-鳩の侵蝕率を6増加(112 → 118)
桜禍:ムン!装甲・ガード値をひいてそのまま受けるぜ!
彩刀-鳩:あ、強化素材!48点!
彩刀-鳩:まだ生きているようだな……2発目!
桜禍:まだまだ元気!
彩刀-鳩:同じコンボを叩き込みます!
彩刀-鳩:(12-2)dx7+1
DoubleCross : (10DX7+1) → 10[1,5,5,6,6,7,8,9,9,10]+10[2,3,7,8,8]+5[2,2,5]+1 → 26

彩刀-鳩:しゅん
彩刀-鳩:あっ春乃殿の力貰おうかな
山崎 春乃:あ!そういえば!
山崎 春乃:まかせて!
彩刀-鳩:あっ重圧うけてるか!
山崎 春乃:あ
GM:うけてたかも
山崎 春乃:ごめーん><!
彩刀-鳩:しじま~!
山崎 春乃:ww
しじま:ゆるして~><!
彩刀-鳩:いいよ♡
彩刀-鳩:ではこのままでリアクションどうぞ
山崎 春乃:鳩…?
彩刀-鳩:誤解だ
尾田原圭一:なるほど
雪宮 響:あっそっかあ
彩刀-鳩:ガードの女だった ダメージ出します
桜禍:引き続きガードしよう
彩刀-鳩:3d10+25+1 諸々有効
DoubleCross : (3D10+25+1) → 8[6,1,1]+25+1 → 34

彩刀-鳩:出目!!
GM:こっちの宣言は聞いてから処理しようね!
彩刀-鳩:あっごめんよ!
GM:いいぜ!
彩刀-鳩:彩刀-鳩の侵蝕率を6増加(118 → 124)
桜禍:これならそのまま受けようかな 受けます!
桜禍:まだ健在!
彩刀-鳩:硬い!
GM:春乃ちゃんの手番までやっちゃってもいいような気もするけど…PL達はどう思う?
彩刀-鳩:手番までやっちゃうのが良いと思うPLねぇ
尾田原圭一:やっちゃっていい気もします
山崎 春乃:私はどちらでもいけるぜ!
山崎 春乃:やっちゃうか!
GM:じゃあやっちゃおう!春乃ちゃんの手番に移るぞ!
山崎 春乃:はーい!
雪宮 響:やっちゃえ!
山崎 春乃:では、まず、若王子先輩にロイスを取って、バステを解除します。シュイーン
山崎 春乃:マイナー
山崎 春乃:コンボ:【壊れるほど愛しても1/3も伝わらない】《アクティベイト》+《⑤マルチアクション》
若王子凪人:さらっとロイス取ってもらっちゃった
山崎 春乃:顔が好き♡
山崎 春乃:《アクティベイト》でHP3消費して達成値+3。HPの残りは1
山崎 春乃:de,
山崎 春乃:マルチアクションで戦闘移動して鳩くんにエンゲージ
GM:あつまってきた!
彩刀-鳩:春乃殿!
山崎 春乃:鳩~♡
山崎 春乃:コンボ:【神様はなにも禁止なんかしてない】《さらなる力》
山崎 春乃:達成値20を超えれば成功だ!行くぞ!
山崎 春乃:6dx+8
DoubleCross : (6DX10+8) → 10[3,4,9,9,10,10]+7[5,7]+8 → 25

山崎 春乃:オラァ!
雪宮 響:ナイス!
GM:おっ、お見事!
尾田原圭一:つよい!
彩刀-鳩:流石だぁ
山崎 春乃:これで鳩くんは未行動になったぜ!
山崎 春乃:以上です!
GM:は~い!では…
山崎 春乃:103→115
GM:いったんここまでで演出しましょう!見せつけろ!主従の絆
山崎 春乃:うおお!
彩刀-鳩:やるぞ!



桜禍:「何度でも壊してやる。おまえのばかげた理想など!」桜禍が声を張り上げ、再び春乃ちゃんに刀を向ける!
若王子凪人:彼女の周囲に、ふたたび雷鳴が発生しようとしている。レネゲイドを同化しあい増幅させる異能の雷。
彩刀-鳩:「させる、ものか!」走るより早く、桜禍の前に倒れ込むように体をねじ込む。
彩刀-鳩:体をねじって引き抜いた白刃を桜禍の刀に合わせ、弾く。
彩刀-鳩:(なんとまぁ、不格好な……!)身につけた型ではなく、咄嗟の反射で凌ぐ。
彩刀-鳩:刀に宿った自分が傍から見ていたら、さぞかし嘆いていたことだろう(煩い)
桜禍:「力任せか、彩理の剣が落ちぶれたものだな!」
彩刀-鳩:「同感だ……!清廉殿なら、もっと上手く凌いだんだろうけどね!」
彩刀-鳩:お互いに剣を弾き弾かれ、体勢を崩している。「けど……!」
彩刀-鳩:「ここからが僕の本領発揮さ……!」
彩刀-鳩:異能ではない。稲妻も炎も、超常的な物を生み出すことはない。
彩刀-鳩:"鳩"の特性はただ扱いやすく、振りやすい──例え体勢を崩していても。
彩刀-鳩:「初撃は遅れても、」
彩刀-鳩:「二撃目は、僕のほうが、早い!」
彩刀-鳩:弾いた動きがそのまま振りかぶるように、上段の一撃を桜禍に叩き込む。
桜禍:「チッ…」ずばりと肩口が斬られる。
桜禍:常人なら姿勢を崩すところであるが、耐えきり身を翻す。
彩刀-鳩:「浅い、か……?」呼吸が荒い。体の痛み、稲妻。理想的な姿勢とは程遠い。
彩刀-鳩:「それにしても、お互い、人の身になって浅いだろうに……良くそこまで鍛えたものだよ」
彩刀-鳩:自分は人の体の感覚に戸惑っているのに、とやや愚痴らしく零す。
桜禍:間合いを離し、再び機会を狙う。「……阿呆」
彩刀-鳩:「む?」
桜禍:「私だけの力ではない。凪人の異能があって、私はこの身以上の力を発揮することができる」
桜禍:稲妻がばちばちと空気を弾いている。「おまえは、違うようだな」
彩刀-鳩:「なるほど、きみの使い手殿か……」
彩刀-鳩:面白くなさげに眉をひそめている
若王子凪人:「……」ちょっと嬉しそう「だって」
若王子凪人:「春乃ちゃん。こんなところで会うなんて、不思議な気持ちだ」
山崎 春乃:「……若王子先輩」
山崎 春乃:最期に会ったのは、あの公園だ。そのことを思い出すと、チクっとささる棘が痛い。
若王子凪人:「痛そうだね」反してこちらは傷一つ負っていない。すまなそうにキミを見る。
山崎 春乃:「先輩。わたし」
山崎 春乃:「先輩のこと、すごいと思っています。わたしなんかより、ぜんぜん、桜禍さんの力になれているし、桜禍さんの力を引き出している。……二人の間に絆を感じちゃってます。でも」
山崎 春乃:「このままだと先輩は……桜禍さんと紡いだ絆を、永久に失うことになっちゃうんです」※ジャームにロイスはモテない
山崎 春乃:「だから」
山崎 春乃:「わたしは」「わたしと鳩は」
山崎 春乃:「先輩を……助けます!わたしが好きだった先輩の笑顔を……思い出せなくなっちゃう前に」どうしてかしら。あの人の笑顔も思い出せないの。
若王子凪人:「……助ける、か」
若王子凪人:桜禍を見やる。すさまじい迫力で、鳩くんと鍔迫り合いを続けている。
若王子凪人:「響といい。このまま俺が…変わっちゃう、みたいなことばっかり…」
若王子凪人:「俺がいないと、桜禍はここに居られないのに。桜禍を失うのはいやだよ」
若王子凪人:「そんな俺を、どうやって助けるっていうの?」
山崎 春乃:「……私が出来るのは」懐から取り出したそれは、はがきサイズの台座。そこには、シール状の魔眼が幾重にも貼られている。
山崎 春乃:「……やり直させる。その」
山崎 春乃:「何度転んでも。立ち上がれるように力を与えること。……それだけ!」
山崎 春乃:それは、あの夜、タワマンで交わした言葉。
山崎 春乃:――――山崎 春乃は星占いをあてにしない。それは当然のことだ。なぜなら、それは
山崎 春乃:彼女の権能によるものだから。
山崎 春乃:星占いで得られるはずだった小さな幸福。それは、シールという形に置換される。故に、おみくじでは大凶も引くし、異世界から飛び出して来たら顔面から着地もする。
山崎 春乃:シールという形で蓄積した幸運。それは魔眼の集合体であり。肉体の、レネゲイドの状態を復元させる。やり直させる。
山崎 春乃:シールを集めて得られる素敵なもの。それは
山崎 春乃:やりなおすための機会、それはすなわち
山崎 春乃:運命を変える可能性である。
山崎 春乃:「鳩……終わったら、みんなで宴をしよう。祭りを」シールの台座を翳すと、鳩くんの肉体が、レネゲイドが復元していく。まるで、最初からやり直すかのように!
彩刀-鳩:「これ、は」体の傷が癒えていく。
彩刀-鳩:『幸運にも』不規則な稲妻が体をそれていた。
彩刀-鳩:『幸運にも』振るわれた刃は数センチ届かなかった。
彩刀-鳩:『幸運にも』受けた傷は浅い位置だった。
彩刀-鳩:『幸運にも』──ここまで、まだ立ち上がれる力を残していた。
彩刀-鳩:山崎春乃によって与えられた幸運は少しずつ、今までの選択が良いものだったと、導いていく。
若王子凪人:「やり直す……? まさか、きみの刀は桜禍が追い詰めたはずじゃ……」目を丸くして鳩くんを見つめる。
彩刀-鳩:ぐ、と鍔迫り合いをする両手に力が戻る。
彩刀-鳩:「あぁ……僕は未熟だ。僕自身を上手く扱えない」
桜禍:「っ、」相手の様子に気が付く。
彩刀-鳩:「だけど、桜禍殿が言った通りのようだ」
桜禍:「なんだ…。今までとは毛色の違う……」
彩刀-鳩:「使う者が、春乃殿が居てくれれば、」
彩刀-鳩:「誰かが…………応援してくれるということが」
彩刀-鳩:「この身以上の力を発揮させてくれる──勉強になったよ!」
彩刀-鳩:「行くぞ、桜禍殿ッ!」
GM:では、1ラウンド目最後!
GM:春乃ちゃんの《さらなる力》によって未行動になったPCがいるようだな
彩刀-鳩:ここに一人な!
GM:その声は……!
山崎 春乃:あなたは…!
GM:というわけで鳩くん!改めて行動をどうぞ!
彩刀-鳩:はーい!
彩刀-鳩:とは言え既にライスピは使ったので…
彩刀-鳩:マイナーで重圧を解除!オートアクションが解禁されます
GM:ガショーン
彩刀-鳩:霊基再臨
彩刀-鳩:メジャーコンボ:【白刃が煌めく】《C:ハヌマーン》《音速攻撃》《さらなる波》
彩刀-鳩:桜禍に白兵攻撃!
桜禍:来いっ
彩刀-鳩:判定前に……コンボ:【形稽古】《援護の風》判定ダイス+6D!
彩刀-鳩:彩刀-鳩の侵蝕率を2増加(124 → 126)
彩刀-鳩:フルパワー!
彩刀-鳩:(12+6)dx7+1
DoubleCross : (18DX7+1) → 10[1,1,1,2,2,2,3,3,3,3,4,4,5,5,7,9,10,10]+10[2,6,9,10]+2[2,2]+1 → 23

彩刀-鳩:出目がしょっぱい
山崎 春乃:待ちな
彩刀-鳩:この声は!
GM:あなたは……!
山崎 春乃:《勝利の女神》達成値を+20!
彩刀-鳩:うおおおお(シュイィーン!)
彩刀-鳩:43です。リアクションをどうぞ!
桜禍:こっちは…ガード!ダメージどうぞ!
彩刀-鳩:5d10+25+1 諸々有効
DoubleCross : (5D10+25+1) → 39[9,7,9,4,10]+25+1 → 65

彩刀-鳩:いい感じ!
彩刀-鳩:彩刀-鳩の侵蝕率を6増加(126 → 132)
桜禍:ギャッ ギャーーーッ
彩刀-鳩:気合が入りました
桜禍:けっこうキツくなってきた……!だけどまだ健在!!
彩刀-鳩:流石に頑丈!
桜禍:なんとかね…!
GM:ではこのまま演出にいきましょう!



彩刀-鳩:「桜禍殿」鍔迫り合いに掛かる力が強まっていく。
彩刀-鳩:「ここからは、今までの僕とは少し違うようだぞ」
桜禍:「何………?」
彩刀-鳩:自分でも把握しきれない感覚に高揚し、口元を緩ませる。
彩刀-鳩:「今まで、刀として使い手を応援してきたが」
彩刀-鳩:「応援されるのは初めてだ!」
彩刀-鳩:ふ、と。鍔迫り合いの力が抜けた。
彩刀-鳩:押し付けていた力を逆に引いて、反対周りに円を描くように斬りつけた。
桜禍:「っ」拍子が抜けた一瞬をとられる。
彩刀-鳩:鍔迫り合いから体勢を崩した体を斜めに斬り上げている。
桜禍:「ぐ───……」胸元に一撃を食らう。傷痕が凍てついて、氷の欠片が弾ける。
彩刀-鳩:「氷の止血、そんなことも出来るのか!」
彩刀-鳩:立て直しの速さに、追撃を狙った踏み込みを止めている。
桜禍:刀を構え直し、荒くなった息を抑えるようにする。牽制。「…いちいち騒ぐな」
彩刀-鳩:運動量が増えるたび、額に浮かぶ汗が至近の冷気で凍りつき、剥がれ落ちていく。
桜禍:「“誰でも使える刀”だったか? いまのがそれか」
彩刀-鳩:「そうとも──本当は、きっちり使われるほうが嬉しいんだけど、ね」
彩刀-鳩:「剣術じゃなく、僕という刀を振るうための、独自の術だ。変なクセを付けるといけないから、刀としてはあまりおすすめはしなかったけど……」
彩刀-鳩:「本人がやるんだ。問題あるまい」
彩刀-鳩:ゆらゆらと刀を左右に振りながら、いつでも斬りかかるぞと構え続けている。
彩刀-鳩:(とはいえ……刀だけではない、異能の戦場)
彩刀-鳩:(常に伏せ札はある──と、考えないとね)
桜禍:「ふん」こちらも、鳩くんの動きを注意深く見つめている。膠着状態。



GM:クリンナップ!
山崎 春乃:エフェクトはありません!
尾田原圭一:行動値が戻ります!
尾田原圭一:尾田原圭一のイニシアチブを7に変更(12 → 7)
雪宮 響:なし!
彩刀-鳩:なし!
GM:バステは次ラウンドも継続だね~ よろしくね
GM:では2ラウンド目に行こう!



GM:2ラウンド目!
GM:セットアップ!
山崎 春乃:なにひとつありません!
尾田原圭一:ここはなしで!
GM:なにひとつ!
雪宮 響:<鮮血の奏者>+<活性の霧> コンボ:熱病の幻視
雪宮 響:雪宮響の侵蝕率を7増加(112 → 119)
雪宮 響:雪宮響のHPを4減少(11 → 7)
雪宮 響:HPを4消費、このラウンド中ドッジダイス-2。攻撃力+39、対象は私
雪宮 響:以上
彩刀-鳩:ブルゲがある! が 流石に負担がデカそうだ
若王子凪人:《戦術6》。桜禍のメジャー判定ダイス+6個。
彩刀-鳩:増やしても手番で桜禍ちゃんが倒せるかどうか怪しいので… ここはなしです!
彩刀-鳩:状況判断!
GM:臨機応変でえらいぞ!
GM:ではイニシアチブ!
GM:さっきのクリンナップのときに言い忘れましたが、前ラウンドの《ルーラー》はラウンド間なので
GM:鳩くんと尾田原さんはダイス数が元に戻ります
彩刀-鳩:シュイーン
尾田原圭一:やったぜ
GM:ということで行動値10のユッキーからどうぞ!
雪宮 響:はい!マイナーで硬直解除
雪宮 響:<コンセントレイト:バロール>+<インビジブルハンド> コンボ:焦熱の衝動
雪宮 響:範囲(選択)を対象にRCで射撃攻撃を行います。対象は桜禍と若王子 対応なければ命中判定!
GM:対応なし。命中判定どうぞ!
雪宮 響:10DX+4+2+2@7 焦熱の衝動(侵食上昇6) (侵蝕100~)
DoubleCross : (10DX7+8) → 10[1,2,2,2,3,5,8,9,9,10]+10[3,6,8,8]+6[4,6]+8 → 34

雪宮 響:よし、30は超えた
桜禍:ガード!
若王子凪人:こっちもガード!
雪宮 響:ではダメージ出していいかな
GM:どうぞ!
雪宮 響:4d10+2+39 (侵食100~)
DoubleCross : (4D10+2+39) → 26[9,5,3,9]+2+39 → 67

雪宮 響:よし、67点です
尾田原圭一:つよい!
雪宮 響:雪宮響の侵蝕率を6増加(119 → 125)
山崎 春乃:つよい!
彩刀-鳩:パワー
雪宮 響:ダメージを受けたら飛行状態を解除してもらうぜ!
GM:うおお…
桜禍:凪人に対して《斥力障壁6》を使用。
雪宮 響:そっちにか!
桜禍:ダメージ-[1d10+18]。
彩刀-鳩:うおおお主を守る刀
桜禍:1d10+18
DoubleCross : (1D10+18) → 10[10]+18 → 28

尾田原圭一:最大値!
GM:これが主を守る刀…!
山崎 春乃:ヒエエ!
彩刀-鳩:ヒエーッ!
彩刀-鳩:優秀な刀だ
雪宮 響:気合入れるんじゃないよ!
桜禍:C(67-28)
DoubleCross : c(67-28) → 39

GM:桜禍に67ダメージ、凪人に39ダメージ入ります。ダメージ計算中……
GM:あっやばい
山崎 春乃:やったか!?
GM:このままじゃどっちも倒れる!
雪宮 響:よっしゃ!
彩刀-鳩:やってる!
尾田原圭一:おお!
雪宮 響:やばくないって!
GM:ので……!
尾田原圭一:ので
山崎 春乃:ので?
雪宮 響:にぎゃ~
彩刀-鳩:今回に限り……?
山崎 春乃:特別に……?
若王子凪人:《ラストアクション》。メジャーアクションを行います。
山崎 春乃:ギャー!
彩刀-鳩:ほんとに今回に限り!
尾田原圭一:ひー!
雪宮 響:それか!
山崎 春乃:ノイマンだもんね!
桜禍:《燃える魂4》。HP40で復活。
彩刀-鳩:再行動めちゃやる主!
山崎 春乃:うおお!
彩刀-鳩:復活!
尾田原圭一:復活っぴ!
GM:凪人の手番も処理するわよ!
雪宮 響:はい!
若王子凪人:マイナーなし。メジャーアクションで《コンセントレイト:ノイマン3》《急所狙い6》《崩壊の一点2》。
若王子凪人:雪宮くんに単体攻撃!
若王子凪人:11dx7-1 ダメージ通ったら防具破壊
DoubleCross : (11DX7-1) → 10[1,2,2,4,5,6,8,8,10,10,10]+10[3,4,4,8,10]+10[4,8]+2[2]-1 → 31

GM:おりゃーっどうだ
雪宮 響:ドッジ。
雪宮 響:2DX+1+0@10>=31 回避
DoubleCross : (2DX10+1>=31) → 9[7,9]+1 → 10 → 失敗

雪宮 響:そりゃ無理だ。
山崎 春乃:惜しい!紙一重!
GM:うおおお…… ダメージを出すぞ
若王子凪人:4d10+20
DoubleCross : (4D10+20) → 25[8,7,9,1]+20 → 45

若王子凪人:おりゃーっ!
雪宮 響:倒れる!
彩刀-鳩:結構ガッツリ殴ってくる!
雪宮 響:鳩君へのロイスをタイタス化して復活。
GM:うむ…! そして凪人は戦闘不能になります。
雪宮 響:よし……!
山崎 春乃:先輩……
GM:というわけで演出にいきましょう!



雪宮 響:膠着状態。それを利用する。
雪宮 響:鎖でまだ痺れる足を魔眼で強制稼働。
雪宮 響:「守りが空いたな」
雪宮 響:一気に飛び出して、凪人に迫る。
雪宮 響:──その動きをあえて桜禍に見えるように。
若王子凪人:「あっ…」目を丸くして響を見返す。
桜禍:「っ」その刀にとって、おのれより先に主が倒れることはあってはならないことだった。
桜禍:鳩くんに隙を晒すことすらなりふり構わず踊りだし、凪人を引き倒すようにする。
雪宮 響:わかっている。気づいている。これまでの桜禍の立ち回り、それにあんなやり取りを聞けば。
雪宮 響:隙をさらしてでも守ろうとする。それを利用する。
雪宮 響:いくら白兵の達人といえど、その隙は致命的。
雪宮 響:重力場を乗せた拳が腹に突き刺さり、直撃とともに斥力で弾き飛ばす。
桜禍:「ぐぅっ!」もろ、、に食らう。元々鳩くんとの剣戟で少しずつダメージを負っていた体である。
雪宮 響:「"いいもの"」
雪宮 響:静かに、淡々と。既に吹き飛ばした桜禍を見ていない。
雪宮 響:「"いいもの見れた"って言ってたな」
雪宮 響:伸ばした手が引き寄せる。倒れ込んだ凪人を掴んで引き起こす。
若王子凪人:「響……」痛みに顔をしかめた顔でキミを見返す。
雪宮 響:「どれのことだよ。そんなに楽しいか?これ」
雪宮 響:仲間を、主を思う気持ちを利用して他人を傷つける。それぐらいやるさ。敵だから。
若王子凪人:「楽しかったよ」
若王子凪人:「響が、漫画みたいな能力使ってるところを見れるんだよ」
若王子凪人:「カッコ良かった。楽しいに決まってる…」
若王子凪人:「でも」自分の襟首を掴むキミの手を、こちらから強い力で掴み返す。
若王子凪人:「いまは何も“いいもの”じゃない」
若王子凪人:バチリと、もう片方の手からレネゲイドが弾ける。制御を知らない雷光。
雪宮 響:「……」
若王子凪人:「俺の刀に何するんだよ」
若王子凪人:「どけよ!」
雪宮 響:拳に全ての魔眼が宿る。制御できうる最大値の超重力。
雪宮 響:「どかせてみろよ」
雪宮 響:思い切り振りかぶる。
若王子凪人:雷光が弾けて収縮し、武骨な刀の形となって収縮する。逆向きに握り、それを振りかぶった。
桜禍:「やめろ、凪人」
若王子凪人:「あぁあああ………!!」残る全てのレネゲイドをキミに叩きつける。
雪宮 響:拳を振り抜く。顔面を捉える。
雪宮 響:雷刀をその身に受ける。
雪宮 響:「がぁぁ……!」
GM:轟音。重力波と雷撃が衝突し、周囲もろとも粉砕する。
雪宮 響:「……」
雪宮 響:「ゲホッ」
雪宮 響:咳き込みながら立ち上がる。
若王子凪人:「っ………」こちらも立っている。ゆらり、とその姿が揺れる。
若王子凪人:再び雷刀を構え直し。
若王子凪人:「響の応援なんか……」
若王子凪人:「もう、いらな」
若王子凪人:「………」
若王子凪人:ふらっと意識を失い、そのまま倒れる。
雪宮 響:「……」
雪宮 響:「お前と」
雪宮 響:「本気で喧嘩するの、初めてだな」
雪宮 響:「痛ってぇ……」
雪宮 響:戦いの中、珍しく痛みを口に出し。
雪宮 響:桜禍へ向けて振り向く。まだ終わっていない。
桜禍:「………貴様ら」さらに凍てついた冷気がぶわりと空間を包む。
桜禍:「壊す。壊してやる」



GM:というわけで行動値10の桜禍の手番だよ~!
雪宮 響:来い!
桜禍:うおー!マイナーで《斥力跳躍2》《氷炎の剣4》《地獄の氷炎6》《オリジンミネラル5》。いつものやつ!
山崎 春乃:ぴょんっ!
尾田原圭一:ぴょんっ!
桜禍:武器を作り直しつつぴょんっと飛びます。戦闘移動はなし!
桜禍:メジャーで《コンセントレイト:バロール4》《瞬速の刃4》《炎神の怒り4》《煉獄魔人4》《フレイムタン5》《クロスバースト4》。
彩刀-鳩:くっ制空権
桜禍:対象は……どうしようかな……ロール的には雪宮くんなんだけど…
雪宮 響:くっ!
彩刀-鳩:刀の主を狙ったらな…
彩刀-鳩:そりゃ……ネ…
尾田原圭一:怒りはそちらに向くよね……
桜禍:そっちにも気持ち分かってくれる人いるし…
桜禍:よし……キャラを優先!仇を討ちます!雪宮くん対象!
雪宮 響:かかってこい!
山崎 春乃:まちな
桜禍:何ィ!?
彩刀-鳩:春乃殿…!
尾田原圭一:パン祭り……!
山崎 春乃:雪宮くん。ゼロカロリーコーラ、ベンティよろしくね! コンボ【季節は穏やかに終わりを告げる】《時の棺》!
山崎 春乃:その攻撃は失敗!穏やかに終わりを告げるぜ!
雪宮 響:一度許したら調子に乗っちゃってまあ!かしこまりました~!
桜禍:では… さっき搭載し忘れてた支援を乗せ忘れて…
桜禍:(14+6+6)dx6+9
DoubleCross : (26DX6+9) → 10[1,2,2,2,2,2,3,3,3,3,4,4,4,5,6,7,7,7,8,8,9,9,9,10,10,10]+10[1,2,3,3,4,4,6,7,7,8,8,10]+10[1,2,4,5,7,9]+10[5,10]+10[8]+10[9]+2[2]+9 → 71

彩刀-鳩:やば
山崎 春乃:ヒエエエ!
雪宮 響:こっわ
桜禍:この判定が……自動失敗!
雪宮 響:バチクソに怒ってる
彩刀-鳩:この達成値のカロリーも0!
山崎 春乃:ww
山崎 春乃:115→125
尾田原圭一:なるほどね
桜禍:バチクソの怒りが~!
雪宮 響:助かる~
GM:ではその様子を演出するよ!



桜禍:吐く息すら凍てつかせるような冷気が吹き荒れていく。
桜禍:氷剣からますます氷の欠片が…そして白い霜が、桜吹雪のように舞い上がる。
桜禍:倒れた若王子凪人が視界にある。そして、彼を倒した少年を真っ直ぐに見ている。
雪宮 響:(来るか。凌ぐ手がないな)
雪宮 響:一手使わせれば勝てる。再生限界は近いが、耐えるしかない
彩刀-鳩:(いかん)激昂する気持ちはわかる。刀にとって、使い手が狙われるとはそういうことだ。
彩刀-鳩:(いざとなれば──)僅かな逡巡。逆手に握った真っ白な刀を投げつけようと構える。
尾田原圭一:微動だにしない。ただ敵と、その向こうの友人を見据えている。
桜禍:「二度と春を迎えられると思うな」刀身を構える。
山崎 春乃:「――――良かった。ちゃんと、若王子先輩のこと、大切に想ってたんだ」雪宮響を守るように、一歩前に歩を進めたのは、この場で最弱な少女。
桜禍:「いくぞ。桜禍、凍て霞!」
桜禍:氷剣が蒼白に閃き、その空間ごと斬り裂かんと白い軌跡が走る───
山崎 春乃:「思い出はいつも綺麗だけど……それだけじゃお腹が空くもんね。あなたが、夜刀神さんのことだけを想い続けていて、若王子先輩のことをなんとも思ってないようじゃなくて良かった」シールの貼りつけられた台座を掲げる。
山崎 春乃:そのシールは魔眼。時を戻しやり直させる権能。そのシールは幸福の積み重ね。ほんのわずかな奇跡を叶える。
山崎 春乃:白い軌跡は、シールの奇跡により――――レネゲイドを放たれる状態へとやり直し、霧散する!
山崎 春乃:「……あなたが若王子先輩を大切に想うなら……一言だけで良い。若王子先輩に言ってあげてほしいの。」
GM:青白い強力な斬撃が、捻じ曲げられて収束。霧氷となって弾けた。
山崎 春乃:「このままじゃ……先輩は、元に戻れなくなっちゃうから……!私の言葉は届かない。けど、あなたの言葉なら……!」そのシールは魔眼。時を戻しやり直させる権能。そのシールは幸福の積み重ね。ほんのわずかな奇跡を叶える。それは、ほんの一瞬だけでも、ジャームから戻れる可能性があるかもしれない。
GM:桜吹雪のように、風花が降る。
桜禍:「言う?」
桜禍:「私たちの間に、これ以上どんな言葉がいると言う。そして───貴様──、こざかしい…!」
桜禍:「私に、何かをしようとしているだろう! それを見せるな!」シールに顔をゆがめる。「やめろ! 頭が痛くなる…!」



GM:桜禍を狙うなら今だ!というわけで行動値7の尾田原さんの手番だよ!
尾田原圭一:はーい!
尾田原圭一:マイナーで硬直を解除しちゃいましょう。
GM:きゃ~っ
尾田原圭一:メジャー。コンボ。【絡め取るのは運命】
尾田原圭一:《コンセントレイト:ノイマン》+《マルチウェポン》+《コントロールソート:白兵》
尾田原圭一:これで桜禍ちゃんを攻撃しちゃうぜ。
桜禍:こいっ!妨害はなしだぞ
尾田原圭一:(5+2+3)dx7+1
DoubleCross : (10DX7+1) → 10[1,1,1,2,3,5,6,7,8,10]+5[2,4,5]+1 → 16

尾田原圭一:なんでこんな低いの?!
彩刀-鳩:出目が!
GM:おじさん……!!
山崎 春乃:な、なあに!大丈夫大丈夫!
雪宮 響:どんまい……
山崎 春乃:桜禍ちゃんはガードタイプだから……(震え声
尾田原圭一:お、おう
尾田原圭一:リアクションお願いします……
桜禍:はい…!桜禍、ガードします…
尾田原圭一:ありがとう…!
雪宮 響:あっちょっと待って
GM:ダメージをどうぞ…!
GM:ハイ!
雪宮 響:あっ失礼!なんでもないです
山崎 春乃:(ククク、ガードを選択したか……わたしの催眠が効いたようだな……)
尾田原圭一:了解!ダメージ行きます!
尾田原圭一:2d10+47 ダメージ
DoubleCross : (2D10+47) → 12[2,10]+47 → 59

桜禍:キャーッ
尾田原圭一:けっこういいぞ
彩刀-鳩:かなりのパワー
雪宮 響:固定値が高い
桜禍:装甲ガード値16ひいても…43ダメージ!
彩刀-鳩:おぉ!
桜禍:戦闘不能わい!
尾田原圭一:尾田原圭一の侵蝕率を9増加(125 → 134)
山崎 春乃:ヤッター!
彩刀-鳩:やった~!
GM:復活はこれ以上なし!桜禍、戦闘不能!
尾田原圭一:よっしゃ!!
雪宮 響:うおーっ
山崎 春乃:おりゃああ!!
GM:では尾田原さん、演出をどうぞ!



尾田原圭一:「まあ、お怒りは尤もだろうな。暴走した時に周りが見えなくなるのとかよくわかるぜ」桜禍の衝動は能力から推察できた。そして、自らの衝動はそれと同じ。
尾田原圭一:「その力のヤバさも知ってる。だから、まあ。責められはしねえよな」
尾田原圭一:「───こいつ・・・を喰らってもさ」
尾田原圭一:手の動きは殆どない。にもかかわらず───
尾田原圭一:桜禍の身体は無数の棘を持つ蔓に覆われていた。一つ一つはとてもか細く、小さい。
尾田原圭一:途中で気づけば、振り払えた程度。だが、今は、
尾田原圭一:複雑に絡み合ったそれは、鋭くその身を裂いた。
尾田原圭一:「……悪いな、刀のお嬢ちゃん。オレはあの阿呆を止めなきゃなんねえのよ」
桜禍:「うっ……」傷を氷で無理やり塞ぎ、しかも頭痛に苛まれていて──
桜禍:絡みつく蔓に気付くような、繊細なレネゲイドコントロールを果たす力は、とうに失っていて。
尾田原圭一:「ま、でもお前さんは自ら出てきた奴じゃねえし。凍結処置ってとこだろ」
尾田原圭一:「だから、話すのは今の内だぜ、鳩」
尾田原圭一:そう言うと、歩き出す。すたすたと。
桜禍:苛烈で強大な氷の力を搔い潜るように巻き付いた蔓が、とどめを刺した。
桜禍:「かはっ……!?」
桜禍:目を見開いたまま膝を突く。
彩刀-鳩:「……やぁ、なんともご謙遜を」こちらは戦闘の体勢を解いていない。桜禍の奥の手、あるいは新たな覚醒を警戒し──
桜禍:抜け出そうとすると余計に絡みつき、痛みにもがけばそれは更に深く突き刺さる。
彩刀-鳩:(これも経験からくる判断……というわけかな?)尾田原が振り返ることもないのを見て、ようやく肩の力を抜く。
桜禍:絶え間ない苦痛に晒されながら、倒れたまま、険しい顔で鳩くんを見上げる。
彩刀-鳩:「……それ以上はやめておいたほうがいいと思う、桜禍殿」
彩刀-鳩:「お互い、元はどうあれ、今は人の体だ」
彩刀-鳩:見下す──と見られないように、こちらも片膝を付く。
桜禍:「情けだと!? 白子清廉を殺した私に、おまえが!?」
彩刀-鳩:「………………、」
GM:風花はまだ降り続いている。白く細かい雪が、甲板に舞い落ち続ける。
彩刀-鳩:「あぁ」
桜禍:「平和ぼけもいよいよ真に迫ったようだな! どこまでこけにすれば気が済む…!」
彩刀-鳩:「桜禍殿」
彩刀-鳩:「君の素っ首を刎ねても」
彩刀-鳩:「………」
彩刀-鳩:「清廉殿は、生き返らない」
桜禍:「しかしそれで、おまえの望む平和の世が訪れるんだろう?」
彩刀-鳩:やや俯いた表情は、桜禍だけに見えている。
彩刀-鳩:「それでも、だ」
彩刀-鳩:「それでも」
彩刀-鳩:「気に食わない相手を斬って、気に入ったものだけを残して」
彩刀-鳩:「それで、それで訪れた平和は……」
彩刀-鳩:「きっと、清廉殿の望む世じゃない、と……そう、思っている」
桜禍:「ふざけるな」
桜禍:「おまえの首を跳ねれば夜刀神さまは生き返る」
桜禍:「人を斬り続ければ、夜刀神さまは喜ぶ」
桜禍:「生き返るんだ」
彩刀-鳩:「………きみにとって」
彩刀-鳩:「人斬りという行為の中に、夜刀神殿が生きているんだな」
彩刀-鳩:「…………僕にとってもそうだ。僕が斬らないことで、清廉殿が望む、清廉殿が残した世の中になると思っている」
彩刀-鳩:「なぁ、桜禍殿」
彩刀-鳩:「僕が斬らない理由はもう一つある」
桜禍:「なんだと?」
彩刀-鳩:「……夜刀神殿が生き返るとしたら、どんな事を話したい?」
彩刀-鳩:「どう声をかけてほしくて……どういう気持で、彼の刀として侍っていた?」
彩刀-鳩:「僕は、きみが刀として生まれ、同じように体を得たと聞いて」
彩刀-鳩:「そういう話をしたくて、仕方がなかった」
彩刀-鳩:「だって…………」
彩刀-鳩:「だって、きみと僕は、同類だから」
彩刀-鳩:「刀同士、価値観が合うのか合わないのか。主をどう思っているのか、とか」
彩刀-鳩:「話してみたくなったんだよ。これから……どれだけ時間が掛かっても」
彩刀-鳩:「だから」
彩刀-鳩:「それが、きみを斬らない理由だ」
桜禍:「べらべらとやかましいやつだ」呆れたようにする。
彩刀-鳩:初めて会った同類を斬るには、僕には動機が足りない。
彩刀-鳩:「よく言われた。お喋りが大好きだからね」
桜禍:「どう声をかけてほしいかだと…? 何を話したいだと?」
桜禍:すでに視界は茫洋している。ひらひらと舞い散る風花が目につく。
桜禍:それは桜の花びらにも似ていた。ひらひらと桜の花びらが舞うとある春の日を、この女の刀は思い出した。
彩刀-鳩:目線がこちらを見ていないことに気付いた。同じ方向に目を向けて、それを見る。
桜禍:思い出すことなど、怪物と成り果てた身に起こりうるわけはなかったが。
桜禍:「……なんでもいいだろう」
彩刀-鳩:「…………」
桜禍:「桜の木が満開に咲いている、とか、その程度の言葉で充分、満たされた気持ちになる」
桜禍:「恋い慕う相手に対してなんてものは、そんなものだ」
彩刀-鳩:「あぁ────」(この主従にも、あったのだな)
彩刀-鳩:(人を斬る以外の時間が、きっと)
桜禍:『幸運』にも、この女の刀は人間らしい言葉を吐いた。瞼を閉じる。
彩刀-鳩:「そうだな」
彩刀-鳩:「話せさえすれば、なんでも良い──同感だ」
彩刀-鳩:瞳を閉じた体を、緩やかに横にさせる。
彩刀-鳩:そしてようやく、自分から彼女の正体を知ったときから感じていた気持ち──親近感を、表に出せた。
彩刀-鳩:「安心したまえ、桜禍殿」
彩刀-鳩:「僕の最初の眠りは300年だった」
彩刀-鳩:「そして次は、200年ぶりだ」
彩刀-鳩:100年も早く目覚めた。だからこそ。
彩刀-鳩:「次に目覚める日は」
彩刀-鳩:「そんなに遠くないはずさ」



GM:クライマックス戦闘終了。クライマックスシーンを終了します。



GM:バックトラック!!
雪宮 響:うおーっ
GM:今回の登場Eロイスは「囚人の鳥籠」「妄念の姿」「不滅の妄執」「囚人の鳥籠」「唯我独尊」の5つ。
尾田原圭一:5つだ!
彩刀-鳩:たくさん!
山崎 春乃:うおうお!
GM:Eロイスの分だけダイスを振って侵蝕率を減らせるよ!任意でどうぞ!
山崎 春乃:減らします!
尾田原圭一:振ります!
彩刀-鳩:振ります!
山崎 春乃:125-5d10
DoubleCross : (125-5D10) → 125-30[6,3,7,10,4] → 95

彩刀-鳩:132-5d10
DoubleCross : (132-5D10) → 132-30[4,2,9,6,9] → 102

雪宮 響:振ります
尾田原圭一:134-5d10
DoubleCross : (134-5D10) → 134-19[1,4,1,6,7] → 115

山崎 春乃:フッ
雪宮 響:125-5d10
DoubleCross : (125-5D10) → 125-27[8,2,5,9,3] → 98

尾田原圭一:結構な高さ
彩刀-鳩:オッケオッケ。残りロイス4、素振り
雪宮 響:よし、こっちは等倍
GM:おじさん…!
雪宮 響:ロイス3つ
彩刀-鳩:102-4d10
DoubleCross : (102-4D10) → 102-31[9,4,9,9] → 71

雪宮 響:98-3d10
DoubleCross : (98-3D10) → 98-18[6,4,8] → 80

彩刀-鳩:ここで出目高いな 5点!
雪宮 響:帰還5点!
尾田原圭一:うん、倍振ろうね 怖いから
GM:それがいいよ!
雪宮 響:絶対帰るという意思を感じる
雪宮 響:えらい
彩刀-鳩:安定安定!呼吸呼吸!
山崎 春乃:95-5d10
DoubleCross : (95-5D10) → 95-27[8,7,6,2,4] → 68

尾田原圭一:115-10d10
DoubleCross : (115-10D10) → 115-60[2,9,3,5,6,9,4,2,10,10] → 55

山崎 春乃:4点になっちゃった
雪宮 響:おかえり!
尾田原圭一:3点!
彩刀-鳩:やるき!
雪宮 響:帰って来るのが一番だよ おかえり
山崎 春乃:げんき!
GM:よかった~!みんなおかえり!
彩刀-鳩:ただいまただいま~!
山崎 春乃:ただいま~!
尾田原圭一:帰ったー!
雪宮 響:ただいま!


◆Ending◆尾田原圭一

GM:エンディング。
GM:まずはPC3の尾田原さんのエンディングから。



GM:風花が舞う廃観光船にて。
GM:朽ちた外観に反し、内部は異様なまでに綺麗にされ、根を這うように配線がいくつも敷かれている。
GM:ついに桜禍が倒れ伏したその直後のことである。
葛城朔也:ブリッジで戦況を見守っていた男は、決着を予感すると、すぐに踵を返そうとする。
尾田原圭一:その足を取る物がある。
葛城朔也:「ぐ、」
尾田原圭一:床から生えた蔓は葛城の体制を崩し、
尾田原圭一:その隙に無数の茨が葛城を縛り上げた。
葛城朔也:「っ───」反射的に手を伸ばす。操舵席に置かれた日本刀を掴もうとし、
尾田原圭一:それもまた、棘だらけの蔓に縛り上げられる。
葛城朔也:指が掠る。無念届かず、そのまま拘束される。
尾田原圭一:「渡さねえし、逃さねえよ」
葛城朔也:動こうとすれば余計に棘が食い込む緩慢な罠。
尾田原圭一:「やるときゃ徹底的にだ。あの刀のお嬢さんも抜けきれなかった」
葛城朔也:「痛ってェーんだけど…」
尾田原圭一:「刀のないお前じゃ無理だ」
葛城朔也:「圭一さん?」
尾田原圭一:「そりゃ、痛くしてるからな」
尾田原圭一:「今回の仕置きとしちゃあ、甘い方だろ?」
葛城朔也:「そうだなあ。あんたは」
葛城朔也:「相手が身内であればあるほど厳しいタイプかと思ってたよ」
尾田原圭一:「あいっかわらず口の減らねえ奴」
葛城朔也:「……いっそひと思いにやっちまってくれれば良かった」
尾田原圭一:「ばあか。ヒトを殺せるかよ」
葛城朔也:「ジャームだってヒトだろ?」
尾田原圭一:「……ジャーム化した仲間を手にかけたんだって?」
葛城朔也:「そうだよ。そのときの隊長が俺だったから、俺が責任をとった。今更そんなことでって笑うか?」
尾田原圭一:「別に。経験済みだからな、そういうのは」
尾田原圭一:「オレも荒れた」
尾田原圭一:「荒れに荒れたさ。自分でも予定してなかった程度にな」
葛城朔也:「……俺に賛同しなかったくせに」
葛城朔也:「どうせあんたは……何か折り合いをつけることができたんだ」
尾田原圭一:「ああ、そうさ。冷たいって思うか?」
葛城朔也:「思うさ」
尾田原圭一:「正しい」笑う。
葛城朔也:「だから俺は、お前らUGNを許せなかった」
尾田原圭一:「そうだな。実にそうだろうさ。それでも」
尾田原圭一:「お前は、越えちゃなんねえ一線を越えた」
尾田原圭一:「眠ってたジャームを解き放って」
尾田原圭一:「それに何も知らねえオーヴァードほやほやの一般人を巻き込んだ」
尾田原圭一:「このままじゃそいつもお前も、みんなジャームまっしぐらだ」
尾田原圭一:「日常を壊す側に回ったら、もうなんもUGNじゃねえんだよ」
葛城朔也:「いいじゃねえか。桜禍の悲願も叶えられそうだったし、凪人のやつも納得してんだからよ…」
葛城朔也:「俺達、ウィンウィンの関係だったんだぜ?」
尾田原圭一:「その為に、今回どれだけの奴が苦しんだと思ってる!!」
尾田原圭一:怒号。その口から笑みは消えていた。
葛城朔也:キミの顔を見て、皮肉っぽい笑みを浮かべている。
尾田原圭一:「お前だっておんなじこと繰り返してるだけだろうが」
尾田原圭一:「なぁにが改革だ。ウィンウィンだ。オレより余程の妄想癖だ」
尾田原圭一:「視界が狭まって、外のことなんざ見えちゃいねえ」
葛城朔也:「だったらなんだよ、圭一先輩よ」
葛城朔也:「俺が間違ってるって? だったらどうすれば俺達は救われた!」
葛城朔也:「……説教も情けもいらないんだよ」
尾田原圭一:瞑目。しばし、息を落ち着ける。浮世離れした目覚めたての少年。亡き主を想う刀。……大切なものを、UGNの秩序によって失った、後輩。
葛城朔也:「裁くなら裁けばいい。そこにちょうどいい刀もある」自分の得物を見やり言う。
尾田原圭一:「裁くのは、お偉いさんの仕事だろう。オレは正義の使者でも何でもない」
葛城朔也:キミを横目に見る。
尾田原圭一:「したことは間違ってたが、想いまでも間違ってたなんて言わねえよ」
尾田原圭一:「ま。オレの言葉じゃ軽いだろうが」
葛城朔也:「……あんた」
葛城朔也:「じゃあ、何しに来たんだよ」
尾田原圭一:「ちいと頭を冷やしてもらわなきゃなんねえからな」
尾田原圭一:「オレは心理士でもなんでもねえ。心のケアなんてのはオレの仕事じゃねえし」
尾田原圭一:「どうやったら、今回のことを引き起こさずに救われたか、なんて」
尾田原圭一:「わかるわけねえだろ。……それでも」
尾田原圭一:「お前さんが一度踏みとどまれなかっただけで全部終わりだなんて思わねえ」
尾田原圭一:「……一度。何度でも、越えそうになったら止める」
葛城朔也:「へえ」
葛城朔也:「そりゃあ…あんた。ろくでもないお人好しで」
葛城朔也:「…でも。そうか。あんた、そうだな」
葛城朔也:「そういうお人好しだったよな」
尾田原圭一:「お前さんみたいな性悪じゃあないからな」
尾田原圭一:「……朔ちゃんよ」
葛城朔也:「言ってろ」喉の奥で笑う。「なんだよ、圭一さんよ」
尾田原圭一:「久しぶりに会えて嬉しかったぜ」
葛城朔也:「………」
尾田原圭一:「遊んでほしくなったら、いつでも来な。相手してやる」
葛城朔也:「俺の刀」
尾田原圭一:「うん?」
葛城朔也:「オーヴァード相手に振るってもしょうがないんだよ」
葛城朔也:「まったくよ……」全身の力を抜き、虚脱させる。降参の合図。
尾田原圭一:「ふう。手間かけさせやがって」
尾田原圭一:「……まあ、そんぐらい可愛いもんか」
尾田原圭一:「お疲れ、朔ちゃん」
尾田原圭一:「娑婆に出て来られたら、また店に顔出せよ」
尾田原圭一:それだけ言うと、端末からUGNに連絡を入れる。
尾田原圭一:辻斬り事件、及びUGN日本支部襲撃計画。
尾田原圭一:関係者を全員確保。残りの処理を求む。
尾田原圭一:──────以上。



GM:シーンを終了します。


◆Ending◆雪宮響

GM:それから数日後のことである。
GM:今回の事件により覚醒が認められたオーヴァード───若王子凪人は、UGNの事情聴収や一通りの検査を経た後、
GM:UGNチルドレンの監視を伴いつつ、しばらく経過観察の処置を受けることになった。
GM:夜。
若王子凪人:N市UGN支部から解放され、そのままひとりN市高校に向かっていた。
若王子凪人:「よっ」鍵のかかった校門を乗り越える。
若王子凪人:そのままとことこと校舎入口まで足を進め、きょろきょろ辺りを見回す。
若王子凪人:「そういえば、警備員さんとかいるのかな」独り言。
雪宮 響:「警備員はもう帰った」
雪宮 響:「だがおれが居る」
若王子凪人:「わあっ」
雪宮 響:ぬっ、とおもむろに現れて。
若王子凪人:身長の高いキミを見上げる。「響じゃん…リターンズ」
若王子凪人:「やっほー」
雪宮 響:「大好評につき三作目上映。やっほ」
雪宮 響:「じゃなくてお前さあ。経過観察って意味、わかってる?」
若王子凪人:「ははは」おかしそうに笑う。「? うん」
雪宮 響:「ちゃんと大人しくしてるかを見られてるってことだからな?」
雪宮 響:「こういうアウトロー行為に手を染めてると減点につながりますよ」
若王子凪人:「あ、そっか。オーヴァードの力っていうのを使わなければいいんだと思ってた」
若王子凪人:「減点……?」不安そう
雪宮 響:「それがわかってるなら基本大丈夫ではあるんだけどな」
雪宮 響:「安心しろ、今回は見逃してやろう」
雪宮 響:「毎度おれが監視とは限らないからな」
雪宮 響:「で、何してるんだ?」
若王子凪人:「そうなの? 俺、いつも響がいいよ」
若王子凪人:「その方がいろいろ楽だし……あ、何してるかっていうとね」
雪宮 響:「舐めきった発言しやがって……ほんとに減点したろかこいつ」
雪宮 響:「うん」
若王子凪人:「ほら俺、しばらく学校休んでたから。どうなってるかなーって思って」
若王子凪人:「ちょっと来てみた」
雪宮 響:「この時間に?」
若王子凪人:「この時間だから良かったんだ」
若王子凪人:てくてく校庭の方に歩いて行く。
雪宮 響:とことこついていく。
若王子凪人:「まあ教室とか行く気はないんだけどね。たいして変わってないだろうし…」
若王子凪人:「課題のプリントとかはまだ見たくないし…」
若王子凪人:「でも」校庭に桜の木が植わっている。そろそろ桜の花は散りかけだ。
若王子凪人:「桜禍とはじめて出会ったの、こういう夜でさ」
雪宮 響:「………」
雪宮 響:知りたい、とは思っていた。
雪宮 響:「桜禍とは、どういう出会い方したんだ」
若王子凪人:「もともと向こうが、俺が契約者だって狙いを定めてたみたいなんだよね。だから、たいして盛り上がる話じゃないよ」
若王子凪人:「教室にサイフ忘れちゃってさ、あはは…。深夜だけど、ワンチャン入れるかもって学校行ったんだ」
雪宮 響:「今夜みたいにか」
若王子凪人:「そう、そう」
若王子凪人:「その時に、向こうから話しかけてきた」
若王子凪人:「願いを叶えるためにお前の力が必要なんだ、契約してくれって頼まれたから、いいよって言った」
雪宮 響:「願いの内容も聞かずにか?」
若王子凪人:「あっ、ちゃんと全部聞いたよ」
若王子凪人:「死んじゃった夜刀神って人を蘇らせたいんだって言ってた」
若王子凪人:「そのために何をするかは……正直その時はあんまりよく分かってなかったけど」
雪宮 響:「……」
雪宮 響:「後悔は、したか?」
若王子凪人:「うーん…」
若王子凪人:「これ、言ったら怒られそうだけど…してないよ」
雪宮 響:「……怒らないよ」
雪宮 響:「本気だったんだろ。全部と引き換えにするぐらい」
雪宮 響:「お前がまだ彼女のやったようなことを続けるなら何度でも止めるけど」
雪宮 響:「想うことを止める権利は誰にもない」
若王子凪人:嬉しそうにはにかむ。「うん」
若王子凪人:「俺ひとりじゃ、そんな熱量出るわけないよ。うん…」
若王子凪人:「俺にしかやれないことがあるって、嬉しかったんだけどなー」
若王子凪人:「だめだったなー」桜の木を見上げている。
雪宮 響:「……」
雪宮 響:「これは答えなくてもいい」
若王子凪人:「うん?」見上げたまま。
雪宮 響:「お前がおれを恨んでいるなら、それを否定することもない」
雪宮 響:「恨んで誰かになにかする、ってんなら話は別だけど」
若王子凪人:パッと振り向く。
若王子凪人:「さすがにそれは、」
若王子凪人:「ダサすぎるじゃん」
雪宮 響:「そっか」
雪宮 響:しない、という話だった。
雪宮 響:そんな気持ちはない、ではなく。
雪宮 響:だとしても。それを否定しようとする彼の気持ちは嬉しいと思った。
若王子凪人:「恨む…、恨む……。うーん、いや、ダサいよ。しないよ」
雪宮 響:「損なヤツだよ、お前」
若王子凪人:手をぶんぶん振る。「そうかな?」
若王子凪人:「響に言われたくないよ」
雪宮 響:人が良すぎる。若王子凪人の欠点だ。
雪宮 響:それ以上指摘して直させようという気にはならなかった。
雪宮 響:「なあ」
雪宮 響:「桜禍との話、もうちょっと聞いてもいいか?」
若王子凪人:「んー?」
若王子凪人:「うーん……」
雪宮 響:「どんな話をしたとか、どういうヤツだったとか」
若王子凪人:「……桜禍はずっと」
若王子凪人:「夜刀神って人のことしか考えてなかったよ」
雪宮 響:「……」
若王子凪人:「初めから勝ち目がないって分かってるのに、好きだってことにできるほど俺はガッツないからさ」
若王子凪人:「恋じゃない感情で、俺は桜禍のこといいなって思ってた」
若王子凪人:「そういう意味で言えば、いつもの響の立場に近かったかな。誰かの熱を応援するってやつ」
雪宮 響:「おれか」
雪宮 響:「まいった。そう言われると余計に否定のしようがない」
若王子凪人:「はははっ。だから、そういうことにしといてよ」
雪宮 響:「ああ。……」
雪宮 響:「ジャームはさ」
雪宮 響:「人と交流することで、変わることがないって教わるんだ」
雪宮 響:「会話ができるように見えても、全部自分の中で完結してる」
若王子凪人:キミを見つめる。「……うん。なんとなくわかる」
雪宮 響:「誰かの言葉で変えることも変わることもできない」
雪宮 響:「絆を結べない、って」
若王子凪人:「………」
若王子凪人:「それ、すごい」
若王子凪人:「しんどいなー」へにゃっと笑う。
雪宮 響:「しんどいよな」
雪宮 響:「でもさ」
雪宮 響:「桜禍という存在は変わらなかったかもしれないけど」
雪宮 響:「桜禍はお前を守った。お前の力を誇ってた」
雪宮 響:「変えることはできなくても、一緒に居たことに意味はあったんじゃないかって」
雪宮 響:「そう思ったよ」
若王子凪人:「……へへ」
若王子凪人:「そっか。だったら、……良いな。俺にしかできない…」
若王子凪人:「…俺がいれば、桜禍の能力がより強くなってたっていうのは本当だったらしいから、それで、」
若王子凪人:「それで……」
若王子凪人:「…響」
雪宮 響:「ん」
若王子凪人:「友達として、話しに来てくれたでしょ」
若王子凪人:「さんきゅー」
雪宮 響:「応援はもういらんと言われたけど。おせっかいでわるかったな」
若王子凪人:「あははっ、ごめんごめん…。でもそうだな、どうしよっかなー」
若王子凪人:「しばらく恋愛相談はしないかもなー」呑気に言いながら、校庭の出口へと向かって行く。
雪宮 響:「しばらくかあ」なんだか前にもこんな話したな、と思いながらついていく。
雪宮 響:あの刀は変わることを拒んだ。
雪宮 響:だが、それでも。主なく孤独に振るわれる刃ではなかった。
雪宮 響:一方的なものでも、その絆に、想い想われ続けたことに確かに意味はあったのだと。
雪宮 響:答えの出ることのない願いをした。
GM
GM:どこかにある、誰も足を踏み入れることはできない空間で。
GM:まだきっと、桜の花びらは舞っている。



GM:シーンを終了します。


◆Ending◆合同

GM:N市、市内の中心部。商店街の細い路地裏を進むと見つかる、雑居ビルの1階に構えたレトロな喫茶店。
GM:喫茶『フォース・アベニュー』。
GM:別名、N市UGN支部。
GM:本日は定休日である。
GM:なのでキミ達は、この場所で今回の任務の打ち上げを行っている。
GM:店内には、普段客に出しているケーキ類のほか、デリバリーされたピザや寿司が大量に並んでいる。
霧谷雄吾:「私からの差し入れです。お手製のフルコースを振舞えなかったのは残念ですが…」包帯を巻いた霧谷雄吾の姿が、大型モニターに映っている。
霧谷雄吾:「今回、本当にお疲れ様でした。ぜひここで英気を養っていってください」
山崎 春乃:(包帯ぐるぐる巻きだ……)
彩刀-鳩:「やあ、かたじけない」
尾田原圭一:「流石に今のお前さんにフルコース作れとか言わねえよ……」
雪宮 響:(怪我してなかったらお手製のつもりだったのか……?)
彩刀-鳩:「しかし、そのような状態でも喋れるとは、思った以上に頑丈なんですねぇ、"おぉばぁど"というのは」
山崎 春乃:「うえへへ。ありがたくいただきまーす」
霧谷雄吾:「おかげさまで。あの激闘のあとでも、あなた達がすぐに回復したようにね」
尾田原圭一:「まあ勝手に作って来ちまうのが雄ちゃんなんだが……」
山崎 春乃:両手にピザを持ってわんぱくに食べていよう
尾田原圭一:「しっかし何だ。雄ちゃん程の奴が遅れを取るたあ、珍しいよな」
尾田原圭一:「あれは封印したのか?アドレナリン全開のやつ」
霧谷雄吾:「油断をしていた、と認めざるをえません。まさかこっそり支部を抜け出した瞬間を狙われるなんて…」
彩刀-鳩:寿司と迷っていたが、春乃の所作を見てピザを取って食べる。
雪宮 響:「こっそり抜け出さないでください」
雪宮 響:呆れたように。
霧谷雄吾:「やめてください、圭一くん。あれはもう昔の話ですよ」慌てている。
尾田原圭一:「やれやれ。お前さんが狙われる理由なんかいくらでもあるんだからさ」
彩刀-鳩:「市井に溶け込んで悪者を成敗した、徳川某の逸話のようですなぁ」
雪宮 響:「暴れん坊の」
尾田原圭一:「もうちょい警戒してくれよ。ったく」
山崎 春乃:「ふがふふ」(うんうん
尾田原圭一:「おう、ムカシの話は山程あるからな。ばらされたくなかったらお前も慎重にするこった」
霧谷雄吾:「ふふふ…」もぐもぐ食べている春乃ちゃんを微笑ましそうに眺めている。
霧谷雄吾:「お恥ずかしい。ぼろが出る前に、本題を済ませることにしましょうか」
彩刀-鳩:「ほほう、これはこれは…!」ジャンクな脂の旨味が未発達な舌を直撃している
霧谷雄吾:「関係者の処分が一通り済みました。まだ報告していなかった、しじまの件です」
山崎 春乃:「ふふふ。鳩くん。ピザと一緒にゼロカロリーコーラを飲むと……」「本題?」
尾田原圭一:ガーリックチキンピザを食べている。
尾田原圭一:「おう、お疲れ」
尾田原圭一:「どうなったんだ?しじまのお嬢さんは」
山崎 春乃:(……)両手に持ったピザをお皿に置いて耳を傾けている。
霧谷雄吾:「ええ。彼女の証言をまとめますと…」
彩刀-鳩:本当に飲み物かやや疑っている黒い液体を少々遠ざけ、話を聞く。
霧谷雄吾:「葛城朔也の証言と、多くの食い違いがあることが判明しました。状況から察するに、どうやら彼女は」
霧谷雄吾:「葛城に脅迫され、仕方なく協力していたようだと──判断が下りました」
山崎 春乃:(…………)
尾田原圭一:「そりゃ、朔の奴が言ったのか?脅した、って」
霧谷雄吾:「そうです。元々、彼はしじまの上官を務めていたようですから」
尾田原圭一:「やれやれ……」
尾田原圭一:「しじまは何て言ってたんだ」
霧谷雄吾:「彼を庇うような言動も一部見られましたが」
霧谷雄吾:「こちらの判断を聞き届けると、“わかった”と納得してくれました」
尾田原圭一:「そうか……」
雪宮 響:「引っかかる?」
雪宮 響: 春乃と鳩の方を向いて。
彩刀-鳩:「こう言っては何だが、為人ひととなりはきみ達の方が知っているからなぁ」
山崎 春乃:「うーん」
彩刀-鳩:「春乃殿?」
霧谷雄吾:「……」二人の様子を見やり。「おやすみません、急に予定が入ってしまいました。私はここで失礼させていただきましょう」
霧谷雄吾:「改めて今回はおつかれさまでした。…それじゃあ、圭一くん。また」
尾田原圭一:「ああ。次は元気な顔見せてくれよ」
山崎 春乃:「あっ、ううん、違くて……あっ、霧谷さんがシュン!っと消え……」
尾田原圭一:手をひら、と振る。
霧谷雄吾:「もちろんです。フルコースに誘いますね」微笑み、シュン!と画面から消える。
尾田原圭一:「役得だなあ……」
山崎 春乃:ピザを両手に持ち直し「男子ってさあ」
山崎 春乃:「本当、バカ。バカの王者」
尾田原圭一:プルコギピザを手に取っている。
雪宮 響:「お怒りですか」
尾田原圭一:「なんだ、どうした、ディスりが早いぞ」
彩刀-鳩:「顛末がお気に召さなかったようだね」
山崎 春乃:「アングリーです」ハングリーにピザを流し込む
山崎 春乃:「男子って本当、自己犠牲したがりって言うか?しじまちゃんの分まで罪を被るのかっこいいとでも思ってんのか」
尾田原圭一:「その点に関してはご尤も、としか言えねえなあ。オレもどうかと思ってる」
尾田原圭一:「朔の奴はそう言う……なんつかな、なんでも被りたがるんだよ」
尾田原圭一:「責任とか」
雪宮 響:「かっこつけもあるだろうけどさ」
雪宮 響:「多分、もっと実利的な意味もあるんじゃないかな」
雪宮 響:ピザを一つつまんで。
彩刀-鳩:「実利とは?」
山崎 春乃:「聞かせてもらおうか、雪宮くん」
彩刀-鳩:初めて使う箸でまぐろのお寿司に挑戦している。
雪宮 響:「しじまさんが今後もUGNとしていられるってことだよ」
雪宮 響:「今回の事件について、誰かが責任を取る必要がある。首謀者の葛城さんはそこから逃げることはできない」
雪宮 響:「それだけでも戦力、実働力の低下は否めない」
雪宮 響:「この上しじまさんまで抜けたら結構な痛手だ。彼女の実力はおれたちも思い知った通りだからね」
山崎 春乃:「……分かってるよ。だから、しじまちゃんも、最後は”わかった”って言ったんでしょ」
雪宮 響:「うん」
尾田原圭一:「ま、そこらへんは雄ちゃんも考えてそうだよな」
尾田原圭一:「でも、なあ?」春乃ちゃんに
雪宮 響:「全部わかったうえで、葛城さんの意をくんだんでしょうね」
雪宮 響:「おれたちと考えは違っても、葛城さんは本気でUGNのことを考えていた」
山崎 春乃:「なに!」ガルルル
彩刀-鳩:「どうどう」
尾田原圭一:「おっと」
雪宮 響:「……と、ここまで色々弁護したうえで」
雪宮 響:「でも、ってなるのもわかるけどね」
山崎 春乃:ゼロカロリーコーラをグイっと飲む。ちょっと落ち着いた。
尾田原圭一:「オレは別に朔のことを弁護しちゃいねえよ。それでもって思うんだろ、山崎は」
尾田原圭一:「しじまの本心を知りゃあ、なあ?」
山崎 春乃:「……うん。だって。だって、さあ」
山崎 春乃:「結果的に」
山崎 春乃:「好きな人の重荷になっちゃった形じゃん。……しじまちゃんの立場になって考えたら、さ」
尾田原圭一:「ついでに、あれだ」
尾田原圭一:「自分の『好き』って気持ちも否定されたような形だからな」
山崎 春乃:「それ!」
雪宮 響:「ずるいやり方だよな。拒んだところで誰も得しないんだから」
山崎 春乃:「本人は地獄の底まで着いてくくらいの覚悟だったと思うのに!突き放してんじゃねーよ!」
尾田原圭一:「朔ちゃんはそういうトコあんだよ」
彩刀-鳩:「それは厄介な御仁だなぁ」烏龍茶を啜っている。
山崎 春乃:「男子にしか分からないやつ!紅1点のわたしだけ分からないやつじゃん!」ぷんぷんとケーキを食べ始める。うま~
雪宮 響:「きっと一番悔しいのはしじまさんだ」
雪宮 響:「また会うことがあったら話でも聞いてあげなよ」
彩刀-鳩:「どこまでも着いていくと決めた相手に、後を任されるのだ」
彩刀-鳩:「気持ちの置きようも無かろう」
彩刀-鳩:「話を聞くなら春乃殿が適任だと思うよ、僕は。経験則からだけどね」
山崎 春乃:「……うん」もくもく
尾田原圭一:「おにーさんはどうにもあいつにゃ嫌われちまってるみたいだからな」
山崎 春乃:「今度会ったら……わたしが話す。男子の悪口祭りしておく」
尾田原圭一:「おう。後から知った時あんまり悲しくなるのはやめといてくれよ」
雪宮 響:「今のうちに好感度上げとこ」ゼロカロリーコーラのおかわりを置いておく。
山崎 春乃:「ユッキ~!気が利く~!」
山崎 春乃:ピコン!好感度の上がる音がする。
雪宮 響:「これでほんとに上がるの若干不安になってくるな……」
彩刀-鳩:「これを賂(まいない。ワイロだよ)というのだなぁ」
尾田原圭一:「そういや……雪宮」
雪宮 響:「はい?」
尾田原圭一:「おともだちの男子とは仲直りしたのか?」
尾田原圭一:「桜禍の主やってた……」
雪宮 響:「おかげさまで」
雪宮 響:「まだ色々抱えてるでしょうけど、なんとか頑張ってるみたいです」
尾田原圭一:「そいつぁ、良かった」
山崎 春乃:「そっか……」どこか安心した表情。
彩刀-鳩:「善哉、善哉」
山崎 春乃:「わたし、思うんだ。先輩は桜禍ちゃんのことを変えることはできなかったかもしれないけど。それでも、一緒に居たことに意味はあったんじゃないかって……」
山崎 春乃:※良い女の風を吹かせる。
彩刀-鳩:「おぉ……」感心している
GM:※台詞をパクっている。
山崎 春乃:あ!バラさないで!
雪宮 響:「え、なに、見てた……?」
尾田原圭一:「?」
雪宮 響:「いえなんでも。山崎さんも心配なら、落ち着いたときにでも話してやってよ」
山崎 春乃:「……うーん」
山崎 春乃:「……うーん。。。。」
彩刀-鳩:「どうした?」
山崎 春乃:「いや、さ。お話しすることはやぶさかではないんだけどね?ほら、その、わたし」
山崎 春乃:「フラれてるから……若干の気まずさってやつがね?」
雪宮 響:「非常事態でそれどころじゃなかったことを思い出してしまった。そりゃそうだ」
尾田原圭一:「あ、そういう繋がりだったのか、そこ」
彩刀-鳩:「あぁ、なるほど。そういう事情があったのか」
山崎 春乃:「男子~。思い出させんな~」
雪宮 響:「ごめんごめん。無理にってわけでもないから気が向いたらな」
山崎 春乃:「大丈夫。振ることは別に悪いことじゃないから。神様はなにも禁止なんかしてないから」
尾田原圭一:「お、おう」
尾田原圭一:「懐メロだな」
山崎 春乃:なぜかやってやった感を出しながらケーキをたいらげる。
尾田原圭一:「しかし……」
尾田原圭一:「皆青春してんなあ」
尾田原圭一:「おにーさんはちょっぴり寂しいよ」
彩刀-鳩:「なに、圭一殿もまだお若い」
彩刀-鳩:「時の信長公に曰く人間五十年らしいが、今は百年ほどは生きるのだろう?」
山崎 春乃:「鳩が言うと説得力あるなぁ……」>まだお若い
尾田原圭一:「そう、若い。若いんだがなあ」
尾田原圭一:「……最年長の鳩に言われちゃな……」
彩刀-鳩:「わはは。実際の意識がある期間の累計は聞かないでくれたまえ」
尾田原圭一:「……そういや、鳩はこれからどうすんだよ」
彩刀-鳩:「僕かい?」
尾田原圭一:「山崎みたいにイリーガル登録でもしてもらえりゃ、助かるんだが」
雪宮 響:「今回の事件もこれで一区切りだろうからね」
彩刀-鳩:「前に説明された、民間協力者のことだね」
尾田原圭一:頷く。
彩刀-鳩:「これからどうするか……か」
彩刀-鳩:「せっかくの人の体を得たからね。やりたいことはたくさん思いつく」
山崎 春乃:「……例えば?」
彩刀-鳩:「平和になった世を色々見て回りたくもあるし」
彩刀-鳩:「こういった、食べ物も色々気になっている」
彩刀-鳩:「空を飛ぶ乗り物というのも経験してみたいところだし……」
尾田原圭一:「UGNなら、お前さんにあった身分とかも用意できる」
尾田原圭一:「やりたいことが沢山あるなら相談してけ」
彩刀-鳩:「そうだね。剣一本背負って流浪人、、、、という時代でもあるまい」
彩刀-鳩:「それに関しては頼らせてもらうよ」
彩刀-鳩:「ただ、そうだな」
彩刀-鳩:「一番にやりたいことは決まっている、つもりだ」
山崎 春乃:「それって?」
彩刀-鳩:「?」問われて、不思議そうに春乃を見る。
彩刀-鳩:「それは──」
彩刀-鳩:りん、と鈴が鳴った。
彩刀-鳩:喫茶店の入口の扉に据え付けられたもの。
彩刀-鳩:言葉に被せるように吹いた春風が残した音だった。
GM:キミたちのひと時の休日が穏やかに過ぎていく。



GM:笑い声とともにフェードアウトしていき、シーン終了!


◆Ending◆刀-鳩&山崎春乃

GM:N市。江戸時代から続く街並みが一部残る歴史ある街。
GM:その中で、街を貫くようなタワーマンションがそびえたっている。
GM:それらを遠目に見つつ。葉桜となった桜並木が続く街沿いにて。
GM:キミ達は二人歩いていました。
彩刀-鳩:「どこからでも見える高さというのは新鮮だなぁ」
彩刀-鳩:桜色の海から突き出す塔のような遠景を眺めつつ歩いている
山崎 春乃:「あはは……。景観、ぶち壊してるよね……」
山崎 春乃:「ほ、ほら、鳩。タワマンなんかより」
山崎 春乃:「咲いてるよ……桜。」
彩刀-鳩:「あぁ」懐かしそうに目を細める。
彩刀-鳩:「なつかしい。昔はよく木の枝に登ったものだ」
山崎 春乃:「わんぱく……?」
山崎 春乃:「……初めて会った時も、そうだったよね」
彩刀-鳩:「あぁ、僕が連れ出された時だな」
彩刀-鳩:「他の人からは見えないからねぇ。話しかける時に区別するという意味もあったが……」
彩刀-鳩:「まぁ、ほとんど趣味だ」
山崎 春乃:「趣味だったんだ…」
山崎 春乃:「……鳩。あの、ね」
山崎 春乃:「ありがとう。」「鳩がわたしを守ってくれたから、わたしは皆の未来を守ることができた」
山崎 春乃:「……そんな気持ちです」
彩刀-鳩:「そう言って貰えるのが、何よりの言葉だ」
彩刀-鳩:「公正に自己評価をすると、慣れるまではかなり不覚を見せた気がするけどねぇ」はは、と笑う。
山崎 春乃:「そんなことない。わたしの前では、鳩はいつだって、かっこよくて……」
山崎 春乃:「……」
彩刀-鳩:「?」言葉が続かないことで顔に目を向ける。
山崎 春乃:「……あの時、鳩が私を選んでくれたから。……あの時、鳩が私を選んでくれたことが嬉しい」
山崎 春乃:(あの時は、よく考えずに使い手になるって言っちゃったけど。今は違う)
山崎 春乃:「今度は嘘じゃない。わたしは……鳩の主人になりたい」
彩刀-鳩:「………………」
彩刀-鳩:「春乃殿は、善い人だ」
山崎 春乃:「……」
彩刀-鳩:「僕の声が聞けて、僕の姿が見えて、さらに、僕に体を与えてくれた」
彩刀-鳩:「……今まで声を聞けたのは一人だけだった。その一人も、喪った」
彩刀-鳩:「だから、それだけで良かった。僕の世界を見てくれる者が居れば、それだけで極上の喜びだったのだから」
彩刀-鳩:「だが、上には上があるね。今は身体があり、誰もが僕を見、声を聞いてくれる」
彩刀-鳩:「数十億の中の一人が気付いてくれれば、それでよかった。だが今は、それが数十億倍に増えてしまった」
山崎 春乃:「うん……」
彩刀-鳩:「圭一殿はよく人を見ているな。見ているからこそ、自分の見せない部分も心得ている」
彩刀-鳩:「響殿は、逆かな?周りを見ているからこそ、自分を見る必要がない、と思っている」
彩刀-鳩:「霧谷殿は驚かされる。組織の長というが、気取らぬお人のようだ」
彩刀-鳩:「葛城殿。しじま殿。若王子殿。……夜刀神殿に、桜禍殿」
彩刀-鳩:「かつて、たった一人との交流で楽しかったのに、僕にとっては許容量を超えるほどの交流を、この数日で得た」
彩刀-鳩:「その最初が…………」
彩刀-鳩:「きみだ。春乃殿」
山崎 春乃:「わたし……?」
彩刀-鳩:「僕が求めていた、僕を見て、僕の声を聞いてくれる人」
彩刀-鳩:「出会った当初ではなく、"ゆーじーえぬ"のことを知った今ならわかる」
彩刀-鳩:「唐突に話しだした妖しげな刀を保護するのは、彼らなら当然なのだろう。世間知らずな刀に話を合わせることもあるかもしれない」
彩刀-鳩:「──などと、実は考えないでも無かったが」
彩刀-鳩:「その上で、改めて僕の主人となることを、望んでくれるなら」
彩刀-鳩:「僕の答えは、先程伝えたとおりだ」
山崎 春乃:「…………!!」
山崎 春乃:「……ねえ、鳩。鳩は」
山崎 春乃:「数十億の中の一人が気付いてくれれば、それでよかった。でも、今は、それが数十億倍に膨れ上がっちゃったって言ったよね」
彩刀-鳩:「あぁ」
山崎 春乃:「……なれるよ。きっと、みんなが」
山崎 春乃:「鳩の声を聞いて。鳩の存在を感じて。鳩の姿をその目に留めることが出来る。きっと、そうなる」
山崎 春乃:「真っ白な刀である鳩の……その姿を、その顔を、みんなが認識できるようになる。……その時、きっと、こう言われるよ」
山崎 春乃:それは、今まで見えていなかったもの……彩刀-鳩の顔を誰もが認識できたことにより漏れ出る言葉。
山崎 春乃:「顔が好きです……って」
山崎 春乃:「……」
山崎 春乃:「…………」
山崎 春乃:「…………し、しまった!違う!今の無し!」
彩刀-鳩:「え?何故だい?」
彩刀-鳩:「僕の顔を見てくれる……素晴らしいじゃないか」
山崎 春乃:「そう。それが言いたかった」セーフ…!
彩刀-鳩:「うん、そうなるといいな」楽しげに頷いている。
彩刀-鳩:「僕のやりたいこと。この平和な未来の世を見てみたい」
彩刀-鳩:「そして願わくば」
彩刀-鳩:「唯一声が聞こえる人だからではなく。数十億の中から選ぶとしても」
彩刀-鳩:「きみの隣にいたい」
彩刀-鳩:「今度は途中までじゃなく、最後まで」
彩刀-鳩:「それが一番、やりたいことさ」
山崎 春乃:「……大変だ。まるで、数十億の星の中から、たった一つのわたしを選ぶみたい」
山崎 春乃:「星占いは当てにならないから……自力で見つけ出してね?大丈夫、だって」
山崎 春乃:「わたしたちは」
山崎 春乃:「何度だって、やり直せるんだから」
山崎 春乃:「末永く、よろしくお願いします」
彩刀-鳩:「うん」
彩刀-鳩:「こちらこそ、これからよろしくお願いします」
彩刀-鳩:川沿いの風が、桜並木を通り抜ける。
彩刀-鳩:服がなびいて、真っ白な服に桜の花びらが運ばれる。
彩刀-鳩:薄く色づいた花が周りを舞っても、身体が消えず、そこに居つづけた。



GM:シーンを終了します。




ダブルクロス The 3rd Edition『リプレイ・ソウル~春に消ゆ、君がため~』 了



GM:アフタープレイ!
GM:これから経験点を配布します。バシバシと配っていくのでPLは適宜ヤジを飛ばしてね
山崎 春乃:ヤジヤジ!
尾田原圭一:はーい!
雪宮 響:は~い
彩刀-鳩:わーい!
GM:まずはEロイス/Dロイス!
・「囚人の鳥籠」「妄念の姿」「不滅の妄執」「囚人の鳥籠」「唯我独尊」
5点

山崎 春乃:多い!
GM:・セッションに最後まで参加した 1点
彩刀-鳩:たっぷり!
GM:いたよね〜?
雪宮 響:いました
尾田原圭一:いたー!
山崎 春乃:いたさ、ここにな!
GM:フフ……
GM:・シナリオの目的を達成した   5点
 【夜刀神志道に居合勝負で勝利した】
 【葛城朔也の計画を阻止した】
 【若王子凪人のジャーム化を阻止した】
 【絆の力で桜禍の結界を脱出した】
 【桜禍を倒した】

山崎 春乃:おお……結構分岐点あったんだ!
GM:実績解除一覧もつけてみたよ
尾田原圭一:実績うれしい〜
雪宮 響:たすかる
山崎 春乃:ヤッター!! 実績トロフィーだ!
彩刀-鳩:やった~!
彩刀-鳩:イアイ!
尾田原圭一:それぞれにタイトルついてる奴
GM:・よいロールをした
・他のプレイヤーを助けような発言や行動を行った
・セッションの進行を助けた
・場所の手配、提供、連絡や参加者のスケジュール調整などを行った
計4点

GM:いつもの4点ですね
彩刀-鳩:わぁい
山崎 春乃:みんなよいロールだったよね…最高…
雪宮 響:ありがと~
雪宮 響:よかった!
尾田原圭一:よかった〜
彩刀-鳩:最高だったよ
山崎 春乃:スケジュールも本当優秀だったし……助かりまくり
GM:スケジュールは本当に!みなさんお忙しいなか協力いただいて……感謝
雪宮 響:いえいえ~
雪宮 響:順調にいってよかった
山崎 春乃:ね~!
尾田原圭一:よかったー
山崎 春乃:すごいスムーズに進んでた印象なんですが、何コマだったんだっけ
彩刀-鳩:ね~!
彩刀-鳩:10コマ目です
尾田原圭一:おー
GM:ちょうどいいボリューム感ですね
山崎 春乃:10なんだ!なんか、それ以上の充実感あるな……
彩刀-鳩:昼夜挟んだので11コマだ
彩刀-鳩:ちょうどよかった それ以上に充実してたし
山崎 春乃:ね~~!
雪宮 響:楽しかった~
彩刀-鳩:みっちりやった気分~!
GM:良かった……そう仰っていただいて嬉しいです
雪宮 響:GMもお疲れ様でした!ありがとう
尾田原圭一:ありがとう〜!
山崎 春乃:進行がスムーズでみんな話を回すの上手かったから、時間間隔的にはもっと短い印象だったぜ
雪宮 響:ね~
山崎 春乃:GMありがとうございました~~!!最高だよ~~!
GM:えへへ…………
彩刀-鳩:会話もバンバンはずんでね!シナリオも謎の出し方と真相がどんどん出てくるから楽しかったのよ~!
山崎 春乃:ね~~!
彩刀-鳩:話すことに困るタイミング無かった
雪宮 響:そう 真相みんなびっくりだった
尾田原圭一:NPCも皆良かったし
山崎 春乃:謎が明かされるたびに、ガチリとピースがはまっていく感覚すごすぎだ
彩刀-鳩:キャラがみんなこういう行動をする納得感もあった
尾田原圭一:とにかく皆楽しかったな……
山崎 春乃:謎が明かされるたびに「そりゃこいつはそうするだろうな~!」ってみんな納得してたしね
GM:嬉しい……いやいいんですよ!GMなことは!
GM:噛んじゃったよ
山崎 春乃:wwww
彩刀-鳩:wwwww
尾田原圭一:GMほめほめ祭り
山崎 春乃:春のほめ祭り
彩刀-鳩:PC皆もポジションが独特で個性有ってよかった
山崎 春乃:ね~!
雪宮 響:それぞれ因縁もあってね
山崎 春乃:役割分担がはっきりしててよかったよね
雪宮 響:自分の動きがわかりやすかった
山崎 春乃:因縁良かったよね
GM:話題が尽きなかったのみんなの性格がうまく噛み合ってたおかげもあったよ〜
山崎 春乃:良いチームだったね……!
尾田原圭一:いいチームだった
彩刀-鳩:同じ感じで話し出すんじゃなくてそれぞれ分かれてメイン話者とリアクション入れ替わってたね…
山崎 春乃:ね~~
尾田原圭一:みんなバランス感覚がいい
彩刀-鳩:エージェント、チルドレン、イリーガルとしてのグラデも感じた
雪宮 響:話しやすかった
山崎 春乃:ね
山崎 春乃:そのグラデ、エネミー側も同じなのがまた良かったよね
GM:引く時引けるのほんとみんなえらい
GM:たしかに敵も同じようなグラデーションだ……!
尾田原圭一:場を整えるのがね……みんなうまかった
雪宮 響:ありがたい
山崎 春乃:なんか、みんな、「ここは誰にスポットが当たる場面だ!」の相互理解が出来てたよね
彩刀-鳩:だねだね エネミーも同じ感じのifな組み合わせ
雪宮 響:助けられまくりだった
彩刀-鳩:誰かスポット当たる時に皆バックダンサーだ!行くぞ!の一体感楽しかった
山崎 春乃:www
尾田原圭一:雪宮くんもすごいフォロー力だったよ〜
雪宮 響:うれし~
山崎 春乃:ユッキー、めちゃくちゃ助けられたよ~~!
GM:良いパーティ……
GM:では…
山崎 春乃:台詞をパク……参考にするくらいかっこよかったよ…!
雪宮 響:草
GM:オイ!
山崎 春乃:ww
GM:みんなサイコーだったということで!
尾田原圭一:では!
雪宮 響:うむ……!
山崎 春乃:はい…!
GM:ここまでで15点…ですが!
山崎 春乃:今回だけは……?特別に……?
GM:今回はさらに、Sロイスを所持しており、タイタス化していないPLには経験点が5点加算されるというルールがありまして
雪宮 響:おっ
山崎 春乃:おお~~!
雪宮 響:特別な絆……?
GM:鳩くんと春乃ちゃんに…というところですが
山崎 春乃:が?
GM:シナリオで取得を促す流れだったので、ふたりだけ5点加算されるのは不公平になっちゃうなと思いまして
山崎 春乃:ほんほん
彩刀-鳩:公平だ
雪宮 響:今回に限り……?
彩刀-鳩:5点を奪い合うか……(チャキッ)
山崎 春乃:wwww
GM:公平を期し、今回は特別に全員にSロイス取得分の5点をさしあげるよ!
尾田原圭一:葛城さんにS取り忘れた
雪宮 響:デスゲームだったか
彩刀-鳩:やった~!
尾田原圭一:やったー!!
雪宮 響:ありがと~!
山崎 春乃:ヤッター!!
山崎 春乃:太っ腹~~!
彩刀-鳩:ラブ&ピース!
GM:というわけで20点!
雪宮 響:いただきます!もぐもぐ
山崎 春乃:いただきます!ガツガツ!
GM:ここに最終侵蝕率分の点数を足すのよ!
山崎 春乃:24点です!
彩刀-鳩:25点!
尾田原圭一:23点!
雪宮 響:25点!
GM:ではそちらが今回の経験点です!持って帰ってフルコースにしてふるまってね〜
山崎 春乃:97/3=切り上げて33点かな。GMは
尾田原圭一:ふるまいます
雪宮 響:いただきます~
山崎 春乃:フルコースだ!ヤッター!
GM:あっ33点!いただきます〜やったー!!
GM:というわけで、改めてアフタープレイはここまでとなります。
GM:皆様おつかれさまでした……!!
山崎 春乃:お疲れ様でした~~!!
尾田原圭一:おつかれさまでしたー!
彩刀-鳩:お疲れ様でした~!
山崎 春乃:最っっっっ高に楽しかったです!!!!ありがとうございました!!!!
雪宮 響:お疲れ様でした!
雪宮 響:楽しかった~!
山崎 春乃:ユッキーの初恋編と孔雀編、お待ちしてます!
雪宮 響:!?
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