『聖域断つは慈悲の糸』(GM:そごう)
PC1:トゥーナ・ネヴァーリンクス(
キャラシート
)PL:赤熱する戦士の消火器
PC2:マルシル・M・コーディライト(
キャラシート
)PL:森田
PC3:マギカ・ウィッチクラフト(
キャラシート
)PL:缶詰
PC4:安生堂リィサ(
キャラシート
)PL:アスハル
本作は、「F.E.A.R.」及び「株式会社KADOKAWA」が権利を有する『ダブルクロス The 3rd Edition』の二次創作物です。
(C) FarEast Amusement Research Co.Ltd.
メインログ|雑談ログ
目次
Preplay
GM:遅くなりましたがやっていくぜ!
GM:自己紹介からいきましょう。まずはPC1!
GM:キャラシート
GM:トゥーナちゃんよろしくお願いします!
トゥーナ・ネヴァーリンクス:はーい
トゥーナ・ネヴァーリンクス:トゥーナ・ネヴァーリンクス。キングダム連合学院、救伐騎士団所属の生徒です。
GM:祝☆初PC@救伐騎士団
トゥーナ・ネヴァーリンクス:十字冠を誇りとする真面目な生徒。だけど最近は妙な人たちに目を付けられており……
GM:こわいねえ
トゥーナ・ネヴァーリンクス:性能としては装甲やダメージ軽減を持ったカバーリング寄り。学院エンブレムの入った大きな盾を持っており、みんなを守ります。
GM:騎士団らしく守りに長けている 堅実だ
トゥーナ・ネヴァーリンクス:初稼働となるので頑張ってカバーリングをしていきたい……という感じです。よろしくお願いします!
GM:がんばってください。ではハンドアウトを貼るぜ!
▼HO1 "アリアドネの糸"トゥーナ・ネヴァーリンクス シナリオロイス:"アシヌス"
君はキングダムの軍務機関、救伐騎士団の一員だ。
かつてキングダム定時制にて交戦したペストマスクの怪人"アシヌス"。
彼女が忽然と姿を消した付近の地下構造に、遺構研究所への入り口が発見される。
そこに感染源を持つという細菌兵器への対処を"騎士王"に命じられた君は、魔法局から加護を受け封鎖区画を下るのだった。
"アシヌス":あやしい女を見とがめたら襲いかかってきます
"アシヌス":きちんと撃退しましょう
GM:よろしくお願いします。次!
GM:キャラシート
マルシル・M・コーディライト:ひゃっはー!
GM:妙な人よろしくお願いします!
マルシル・M・コーディライト:妙な人です!
マルシル・M・コーディライト:キングダム魔法局所属、マルシル・M・コーディライト!
GM:かわいいね
マルシル・M・コーディライト:由緒正しきドルウィド一族の末裔で、真菌の発達を操作するというおどろおどろしいレネゲイド魔術の使い手!
マルシル・M・コーディライト:荒廃する学区の世情に心痛めていましたが
マルシル・M・コーディライト:ある時、とある真理へと辿り着きます。
GM:定時制のゴルガリ団が見つけた真理とは一体……
マルシル・M・コーディライト:なぜこうもうちの学区がすさんでいるのか
マルシル・M・コーディライト:それは……ごはんが美味しくないから!!
マルシル・M・コーディライト:そして辿り着いたのは、菌類の齎す発酵と密接な関係にある
GM:チョコを争奪して学区が荒れたりもしましたね
マルシル・M・コーディライト:東洋の神秘、第六の味覚……UMAMI!
マルシル・M・コーディライト:善は急げとばかりに救世組織『ダイズス会』を立ち上げ
マルシル・M・コーディライト:発酵食品に関係ありそうな人物を追い回しています
マルシル・M・コーディライト:目下の狙いは救伐騎士所属のトゥーナちゃん。
マルシル・M・コーディライト:理由としては、頭の十字冠が納豆っぽいからです。
”騎士王”ルナンシア:言いがかりだ。
マルシル・M・コーディライト:発酵食品の守護聖人に違いない……!
マルシル・M・コーディライト:絶対に救世主を味方に引き入れてみせます
GM:えぇ……じゃあ頑張って……
マルシル・M・コーディライト:性能としては交渉攻撃という一風変わったスタイルで
マルシル・M・コーディライト:社会能力値による装甲貫通射撃を行います
マルシル・M・コーディライト:ちょっぴり足が速く、マルチロックも可能!
マルシル・M・コーディライト:露払いはお任せあれ!以上デース!
GM:社会性があれば……いろいろなものを破壊できる!
GM:頼りになるぜ ハンドアウトはこれです
▼HO2 "シックスセンスアジテーション"マルシル・M・コーディライト シナリオロイス:細菌兵器
キングダム定時制の一角にて突如発生した細菌パンデミック。
救伐騎士団は定着性・感染性・呪詛耐性・化学薬品耐性の高さなどから、これをレネゲイドを宿した理事会の兵器と断定。
菌類への造詣が深い君とその一派へ解決を要請した。君は部下たちに封じ込めと解析を任せ、
発生源を調べるためにトゥーナに随行してキングダムの地下構造体へと向かう。
トゥーナ・ネヴァーリンクス:随行してほしくないよ~
GM:というわけでね
マルシル・M・コーディライト:なるほど、適材適所
マルシル・M・コーディライト:ご期待には必ず応えてみせましょう
マルシル・M・コーディライト:そしてこんなところに救世主様!!
GM:がんばってください! 守護聖人も見守っています!
マルシル・M・コーディライト:奇遇ですね~~~!!やはり運命なのでは!!??
トゥーナ・ネヴァーリンクス:見守ってないよ~
マルシル・M・コーディライト:やる気十分です!!世界を救いましょう!!
マルシル・M・コーディライト:よろしくなあ!
GM:人類の希望です!!!
GM:では次!
GM:キャラシート
GM:マギカ! 自己紹介しろ!
マギカ・ウィッチクラフト:はいぃっ
マギカ・ウィッチクラフト:マギカ・ウィッチクラフト、メサイア学園の生徒会役員です!
マギカ・ウィッチクラフト:イギリスの片田舎から上京し、このノヴァリスにやってきました。
マギカ・ウィッチクラフト:出身は魔女の集落。世間に疎く、Wi-Fiもありません。
GM:田舎娘だ こんなに綺麗なのに
マギカ・ウィッチクラフト:里のものから総出で身なりを整えられています
マギカ・ウィッチクラフト:勉学も集会所で受けていたので、学校生活に憧れていました。
GM:高校デビュー人間!
マギカ・ウィッチクラフト:故郷に錦を飾ります。Wi-Fiも飾ります。
GM:文明化の波はそこまで来ている ガジェットもいかしてるぜ
マギカ・ウィッチクラフト:元々はキングダム学区の所属ですが、政治に長けた人に囲まれて挫折しました。
マギカ・ウィッチクラフト:八月革命の頃にメサイアにスカウトされ、権力のある生徒会の一員です。まるで漫画みたい!
GM:なんで政争いやで逃げてきたのに政治やらされてるんだろうなあ
マギカ・ウィッチクラフト:なんででしょうねぇ。
マギカ・ウィッチクラフト:更に、最近議長であるアトラ・アーリーバード氏が大変なスキャンダルとともに退陣し
マギカ・ウィッチクラフト:知らないうちに暫定トップに躍り出たようです。なぜ…?
アトラ・アーリーバード:したぞ
マギカ・ウィッチクラフト:うわぁぁぁぁ!!(寝起きのSNSチェック)
マギカ・ウィッチクラフト:ひとまずスライド式に最高権力者になったので、皆さんに支えられながら頑張っています
GM:えらいぞ
マギカ・ウィッチクラフト:言われるがままにのんびりスローライフの生活を送るつもりが…?
マギカ・ウィッチクラフト:得意なのは召喚魔術。契約に関した魔術に一家言あり、日々の書類雑務などをこなしています。
マギカ・ウィッチクラフト:契約を重んじるのでただの約束でも破られるとは思っておらず、お友達にお金を貸したりもします。きっと友情で帰ってくるから…!
GM:ちゃんと契約違反を咎める術を仕込め!
マギカ・ウィッチクラフト:えぇ…?約束破る人とか割に合わなくないですか…?
マギカ・ウィッチクラフト:オーヴァードとしての能力はオルクスを活かした相互の物質転送。魔法陣に載せたものを別の魔法陣に送ったり、悪魔を呼び出したり。
マギカ・ウィッチクラフト:趣味はプログラミングとドローンの開発。一人で出来るので。
マギカ・ウィッチクラフト:ドローン達を使役して魔法陣を描いたり、魔女っぽく戦います
GM:ぼっち・ざ・まぎてっく!
マギカ・ウィッチクラフト:データ的には力の法則、領域の盾、など他人を助けるエフェクトがいっぱい。今まで助ける他人と一緒に行動した事はあんまりないです
マギカ・ウィッチクラフト:ぼっちざテック!
マギカ・ウィッチクラフト:最近は胃に優しい魔女の薬を調合する方法を探してます。よろしくお願いします
GM:ありがとうございます。ハンドアウト貼るよ!
▼HO3 ”ギャザリング”マギカ・ウィッチクラフト シナリオロイス:"トリプルトゥループジャンクション"アトラ・アーリーバード
いちはやく声明を出したグレート・バビロンへの風当たりはよく抑えられているが、『同窓会』の騒動以降、メサイアは揺れている。
さらに前議長のせいで一部メサイア学生は特に理由などなくても些細なきっかけで爆弾レターや脅迫文、
ひどいものではリザ害予告を空席である議長代行となった君へ送りつけることを躊躇しない。
休養と称してしばらく身を隠すことを提案された君の前に、アトラ・アーリーバードが現れ『ちょうどいいところがあるぞ』と続けた。
GM:ちょうどいいところがあるそうです。よかったですね。
マギカ・ウィッチクラフト:や、やったー!
マギカ・ウィッチクラフト:もうメール即既読しなくて良いんですね…!
GM:おいたわしい……
GM:ではPC4!
GM:キャラシート
GM:リィサさん、自己紹介をお願いします。
安生堂リィサ:OK!
GM:わ~清楚
安生堂リィサ:安生堂リィサ。芸術学区ムセイオンの生徒で、人呼んで《研磨師》!
安生堂リィサ:ノヴァリス最高のネイルアーティストとして高い名声を得ており、それはもうブイブイ言わせていました。
GM:すごいぜ
安生堂リィサ:過去形です。その才能を、前任のマスターカラーズに封印され、目覚めたのはつい最近。
GM:七賢人……許せないぜ
安生堂リィサ:ムセイオンの頂点の12人「パレット」の「桜色」。本人はちょっとしたタイムスリップ気分です。
安生堂リィサ:寝ていたのは早くも遅くもない、ざっくり2年くらいかな~という想定。
GM:そうですね 理事会体制が打倒されてるのもワケわからんでしょうし
GM:了解で~す
安生堂リィサ:そうなのだ。とはいえ本人はわりとマイペースで、封印前の予約客を訪ね歩いています。
GM:色んなところに出没できる頭のいい設定というわけ
安生堂リィサ:ごめんね対応できなくて~。えっ五星君? なにそれ?
安生堂リィサ:そんな感じです。能力は高速火力。実験体の濃縮体という大厄ネタで、そこそこの火力をぶちかまします。
GM:シュエメイさんだけが星だった時代の人!
GM:いいですね 倍々コンボ
GM:ではHOを貼ります
▼HO4 "研磨師/桜色(コーラル)"安生堂リィサ シナリオロイス:”ギャザリング”マギカ・ウィッチクラフト
かつて君にネイルアートの予約を取り付けていた謎の非公認組織、グレート・バビロン。
全くの詳細不明であったそれが"パレット"として封印されている数年の間に三大学区の生徒会組織に変貌していたらしい。わからないものである。
"グレート・バビロン"議長を訪ねると、何やら休暇で外しているようだ。
『旅費は持つのでめいっぱいオシャレにしてあげてください』と送り出され、君は議長が逗留するというキングダム連合学院へと向かった。
GM:送り出されって書いてありますが、進行NPCが欲しいので言ったやつもついてくることにしました
塚井キオ:私っす
安生堂リィサ:キングダムかあ。あそこ今そんな容易く行き来できるの?
安生堂リィサ:ま、よろしくね。
GM:よろしくお願いします! ではOPに入っていきましょう
GM:やっていくぞ。よろしくお願いします!
マギカ・ウィッチクラフト:はぁい!よろしくお願いします!
◆Opening◆マギカ・ウィッチクラフト
GM:まずはマギカさんのOPです。登場侵蝕をどうぞ。
マギカ・ウィッチクラフト:マギカ・ウィッチクラフトの侵蝕率を1d10(→ 1)増加 (34 → 35)
マギカ・ウィッチクラフト:平常心
GM:落ち着いていて偉い
■グレート・バビロン 生徒会室
GM:全生徒の卒業禁止。イースターエッグの掌握。
GM:そしてメサイア最強の存在である解良イノリをはじめとする三年生たちを引き連れての学区外組織『同窓会』設立ならびに新星近郊N市の樹立。
GM:前生徒会長アトラ・アーリーバードがもたらした激震は、もちろんメサイアに最も重くのしかかっている。シュリー・カルプブルクシュを始めとする面々が賢明なロビー活動を行っているが、
GM:起きたことが起きたことなのでやっぱり混乱は避けられないのだ。
GM:君はその不可避の混乱を最もダイレクトに被った人間だと言えるだろう。何せ、目覚めたら三大学区の一つに数えられるメサイアの生徒会全権代行となっていたのだ。
塚井キオ:「マギカ副議長? 副議長~」
マギカ・ウィッチクラフト:「………はっ」
マギカ・ウィッチクラフト:ピクッ、と反応する。
マギカ・ウィッチクラフト:目に当てていた冷感作用のある薬草を包んだ湿布がズルリと落ちた。
マギカ・ウィッチクラフト:「は、はい。次は何が送られてきました?」
マギカ・ウィッチクラフト:ここ数日で身につけた護身用のワードである。
塚井キオ:「はい。一見して呪詛っぽいサーキットが仕込まれてなさそうなのは大体開けておきました」
塚井キオ:塚井キオ。バビロンの事務員の一人だ。
塚井キオ:中でも、緊密に君の世話をするために同窓会設立にまつわる真実を明かされた一人である。
塚井キオ:「『生徒会は同窓会の反対勢力を扇動支援している』『アトラ・アーリーバードの暴挙を止められなかったグレート・バビロンを許すな』 『今宵あなたの白タイツ姿を頂きに参ります』……最後の何っすかね?」
マギカ・ウィッチクラフト:「ありがとうございます……」間。「塚井さん。呪詛対象誤認のタリスマンが無くなりそうになったら追加しますね」
マギカ・ウィッチクラフト:「前者2つは事実みたいなものですね……最後のは、なんでしょう。寮母さんですかね?」
マギカ・ウィッチクラフト:「洗濯物は、まだ貯めてないはずですが…」
塚井キオ:「まあ怪文書のことはいいとして」
塚井キオ:「休養しましょう!」
マギカ・ウィッチクラフト:「あ、そうですね。適切に処分しておいてください」
マギカ・ウィッチクラフト:「あぁ……はい」
マギカ・ウィッチクラフト:机の書類を見て、時計を見て。
マギカ・ウィッチクラフト:「あと4分ほどは休憩のスケジュールですね……ではそれまでは…」
マギカ・ウィッチクラフト:湿布を当て直そうとする。
塚井キオ:「ちょっと目を閉じるみたいな話ではなく」
マギカ・ウィッチクラフト:「…………?」
塚井キオ:「シェンさんの賛成も取り付けてるっすよ。ゴタゴタもある程度一段落ついたと思うんで」
塚井キオ:「最高意思決定が必要なタイプの書類はもう何日か完全に差し止めましょう」
マギカ・ウィッチクラフト:「そ、そんなことをしたら書類が溜まってしまいますよ……?」
塚井キオ:「残りは我々がやっておくんで、どこか安全そうなところで休んでおくのが賢明です」
マギカ・ウィッチクラフト:「あんぜん……」積まれた書類と塚井さんを小リスのように眺める。
塚井キオ:「忘れたんっすか。最近も手汗に反応して発火する手紙とかを送りつけられましたし」
マギカ・ウィッチクラフト:「ありましたね……今どき珍しい手順を踏んだ呪詛で……」
塚井キオ:「たまたま手汗に反応して氷の花が咲き乱れる手紙と同時に発動したから事なきを得ましたが……」
マギカ・ウィッチクラフト:「前議長の爆発ネタに慣れているからみなさん適切な対処を……」
塚井キオ:「いいですか!」
塚井キオ:ずずい、と迫る。
マギカ・ウィッチクラフト:「ふあ」
マギカ・ウィッチクラフト:ずい、と半歩後退する。
塚井キオ:「そう、メサイアの学生どもは議長を爆発させるのに慣れている!」
マギカ・ウィッチクラフト:眼前に塚井さんの顔。柔らかい香りがする。
マギカ・ウィッチクラフト:(こんな状況でも身だしなみに気を使っている…すごい)
マギカ・ウィッチクラフト:「改めて言われるとどういう学区なんでしょうね……」
塚井キオ:「もとい、そういうのを仕掛けるのが景気がいいと思ってるんすよ! 実際そうだった以前からトップが本当に吹っ飛んでいっても意思改革が行われてません」
マギカ・ウィッチクラフト:「へ、部屋の改修も手慣れましたもんね皆さんっ。キングダムでしたら20コマぐらい使う大事件なのに…」
GM:別に実際にそうだったわけではない。
塚井キオ:「というわけで、一旦ほとぼりが冷めるまで避難していただいて──」
マギカ・ウィッチクラフト:「避難と言われましてもね……ここが一番安全ですし……」
アトラ・アーリーバード:「ならちょうど良い所があるぞ」
アトラ・アーリーバード:ぬう、と背後から長身の影。
マギカ・ウィッチクラフト:「……………!?」
塚井キオ:「なんでいるんすか」
塚井キオ:目を丸くしている。
マギカ・ウィッチクラフト:「あ、前議長……!」
マギカ・ウィッチクラフト:「戻ってきてくださったんです、か…!」
マギカ・ウィッチクラフト:最終決定が必要な書類の束を選り分けようとする
マギカ・ウィッチクラフト:きっと反省して全てを収拾しに戻ってきたに違いない。もう、ハラハラさせるんですからっ
アトラ・アーリーバード:表向きグレート・バビロンと決裂し、君にいろいろを押し付けた女である。
アトラ・アーリーバード:「よせよせ。私はもはやバビロンの議長ではない……」
マギカ・ウィッチクラフト:「? といいますと……?」
塚井キオ:「露骨にこういうときだけ謙遜するフリして逃げを打つなっす」
マギカ・ウィッチクラフト:「あっ、本当です。別に尊敬している場合ではないのです……」
アトラ・アーリーバード:「マギカ。貴様、一時キングダムに戻る気はないか」
マギカ・ウィッチクラフト:「はい?」
マギカ・ウィッチクラフト:?を3つほど浮かべる。ドローンの画面に大写しだ。
マギカ・ウィッチクラフト:「わ、私グレートバビロンでもいらない子ですか?やっぱり凄く優秀な人が次の議長に…?」
アトラ・アーリーバード:「所属という意味ではない。まあ聞け」
マギカ・ウィッチクラフト:「あ、はい」
マギカ・ウィッチクラフト:書類を置き直す。
アトラ・アーリーバード:勝手に椅子を引いて座り込み、傍らにあった箱からお菓子を取り出して食べる。
アトラ・アーリーバード:「けぽォ!」炸裂音。
塚井キオ:「あっそれは」
マギカ・ウィッチクラフト:「あ……それは食べると…」
アトラ・アーリーバード:1d10
DoubleCross : (1D10) → 1
アトラ・アーリーバード:「ぐふっ……メサイアのカス愚民どもめ……奴らはいつもそうだ……!」
マギカ・ウィッチクラフト:「議長の気軽な爆破前例が増えてしまいましたね……」
マギカ・ウィッチクラフト:「6個中一つに当たりが仕込まれてるタイプでしたから、それ以外で分けて食べようかと…」
マギカ・ウィッチクラフト:冷感湿布を爆発した顔に当てる。ジュウッ。
アトラ・アーリーバード:「安全な避難先ということだ。貴様ひいてはバビロンへの脅迫は……」
アトラ・アーリーバード:「ありがとう」
マギカ・ウィッチクラフト:「ご、5分以上同じ場所に当てるとかぶれるのでお気をつけて……」
アトラ・アーリーバード:「……脅迫は、要は我々と裏でつながっている、ブックだ。メサイアは卒業生たちを全学区から抱え込んで覇権を狙おうとしているという疑いからくるものが大半だ」
マギカ・ウィッチクラフト:「……つまり、"同窓会"の面々とのつながりを疑われてる……ってことですよね?」
塚井キオ:「そういう噂立つの誰のせいなんすかね」
塚井キオ:「マギカさん。お世話しなくていいっすよ。その人バビロンじゃないし。知らない人っす」
アトラ・アーリーバード:「貴様ァ……!」
マギカ・ウィッチクラフト:「そ、そうは言いましても。知らない人でも一応おもてなしは……あ、お茶をどうぞ」
塚井キオ:「そうだったわ。沸騰して話進まないんでだまりますね」
アトラ・アーリーバード:「いただこう」
マギカ・ウィッチクラフト:「最近、精神を落ち着かせる作用のものを購入したので…」
アトラ・アーリーバード:お茶を飲み。お茶請けのノリで先程の菓子をつまみ、爆裂する。
アトラ・アーリーバード:1d10
DoubleCross : (1D10) → 2
マギカ・ウィッチクラフト:「うわぁっ!?」
アトラ・アーリーバード:「……捨てておくからな」
マギカ・ウィッチクラフト:「そ、そうしてください。……2つ以上あるトラップだったんですね」
マギカ・ウィッチクラフト:「それで、その」
アトラ・アーリーバード:「……ああ、というわけで、だ。今貴様に疑いを持つ者は」
アトラ・アーリーバード:「貴様がキングダムに居るという発想にはならんという話だ。私のキングダム嫌いはまあまあ有名なはずだしな」
マギカ・ウィッチクラフト:「あ、なるほど……そうですね」
マギカ・ウィッチクラフト:「あちらは王様がトップの支配体制ですから……」
マギカ・ウィッチクラフト:性格的に相性が悪そう。
マギカ・ウィッチクラフト:(いえ、別に私も、相性が良いわけではないですが……というか馴染めてたらメサイアに来ていませんが)
マギカ・ウィッチクラフト:「わざわざアトラ前議長が協調するはずもない……てことですか?イノリさんも、キングダムとのコネは……どうだったかな……」
アトラ・アーリーバード:「マギカはやっぱりすごいスムーズに納得してくれるな……小賢しいイノリとは違って……」小声。
アトラ・アーリーバード:「というわけで!」バン!
マギカ・ウィッチクラフト:「ヒェッ」小動物のように視線を向ける。
アトラ・アーリーバード:「ふるさと鉄道を手配してやる。故郷の定時制で羽根を休めてこい」
アトラ・アーリーバード:「代わりに1つやってほしいことがある」
アトラ・アーリーバード:はきはきとたたみかける。
マギカ・ウィッチクラフト:「ふるさと鉄道?というと、牧歌的ですが…」現在のメサイアで『ふるさと』の名を関するものは"同窓会"と同義である
マギカ・ウィッチクラフト:「やってほしいこと?」
マギカ・ウィッチクラフト:「アトラ前議長が?」
マギカ・ウィッチクラフト:「……私に?」
マギカ・ウィッチクラフト:(なぜでしょう。不穏な予感がします)
アトラ・アーリーバード:「そうだ。貴様にしか出来んことだ」
アトラ・アーリーバード:がし、肩を掴む。
マギカ・ウィッチクラフト:身代わりのタリスマンが、くしゃりと頭を垂れる。
マギカ・ウィッチクラフト:髪の毛を編み込んだ身代わり人形。持ち主に降りかかる災いを肩代わりしたのだ。
塚井キオ:(黙らなければよかったかなぁ……)
マギカ・ウィッチクラフト:「な、なんでしょう…?」
マギカ・ウィッチクラフト:だが災いが連続する場合は効果を発揮しないぞ。自分で解決しよう
アトラ・アーリーバード:「キングダムの地下から理事会の兵器が発掘されようとしている……という噂があってな」
マギカ・ウィッチクラフト:「………………」瞑目。眉間に皺を寄せる。
マギカ・ウィッチクラフト:「…………理事会?」
アトラ・アーリーバード:「そう警戒するな。あくまで噂レベルだ。軽い調査でいい」
マギカ・ウィッチクラフト:「ほ、ホントですよね?噂話なんですよね?」
マギカ・ウィッチクラフト:「信じちゃいますよ??」
アトラ・アーリーバード:「主目的はあくまで休暇だ。もちろん、この噂が真実であった場合、底抜けに人のいい貴様は古巣を兵器の犠牲などにはさせないものと思っているが……」
マギカ・ウィッチクラフト:「………………」キリキリ。お茶を飲む。とても苦い。
アトラ・アーリーバード:「決して大きな物ではないらしいからな。もしだ……もし発見されることがあったら転送魔法陣で送ってきてくれ、N市第14セーフハウスに」
マギカ・ウィッチクラフト:「わ、私がなんとか出来るものでしたら、先にあちらの王の方々が見つけているかもしれませんが…えぇ……」
マギカ・ウィッチクラフト:「探しは……しますけど……N市第14セーフハウスというと…」
アトラ・アーリーバード:「途中で寄る。そこに転送先の陣を敷いておけ」
アトラ・アーリーバード:「出発は7時間後だ! それではな!」
マギカ・ウィッチクラフト:「あ、はい……」
アトラ・アーリーバード:「よし言質! 守れよ約束!」
アトラ・アーリーバード:そう言って颯爽と去ってゆく。
マギカ・ウィッチクラフト:「あっ」なぜだろう、流れに乗るまま契約にサインをしてしまった。
マギカ・ウィッチクラフト:これだから対面での契約は絶っていたというのに。悪魔相手なら1ページの笑い話である。
塚井キオ:「………………あの」
マギカ・ウィッチクラフト:「…………な、なんでしょう?」
塚井キオ:「副議長はあまりにお疲れだったので……」
塚井キオ:「今の話は白昼夢だと思って忘れてしまった」
塚井キオ:「ということには」
マギカ・ウィッチクラフト:「………!」その手が、という顔。
塚井キオ:「アトラ『前』議長がここに居るはずないっすもんね~」HAHAHA。
マギカ・ウィッチクラフト:「えぇ、そうですね。人の契約ではクーリングオフという文化もありますし、心神喪失状態で交わした契約の無効な判例がございます」
マギカ・ウィッチクラフト:「何より我々グレートバビロンは同窓会と裏で繋がってる由もなし」
マギカ・ウィッチクラフト:「……アトラ前議長が出入りするはずもないですよね!」
塚井キオ:「ね~」
マギカ・ウィッチクラフト:「あぁ、よかった。」着席。新品のお茶菓子を開ける。爆発はしない。
マギカ・ウィッチクラフト:「そう決まりますと、せっかくの白昼夢です。もう少し休ませていただきましょう」
マギカ・ウィッチクラフト:「もしこれが現実だったら……」
マギカ・ウィッチクラフト:「────アトラ前議長に、どんな仕返しをされるかわかったものじゃないですからね!」
GM:……その後、事務作業を続ける塚井と旅行先候補をあれこれ話したのち仮眠を取り。
GM:帰路についたマギカ・ウィッチクラフトが元・ふるさと同好会の一団に攫われたのは、きっかり7時間後だったそうな。
マギカ・ウィッチクラフト:Beep!Beep!Beep!
マギカ・ウィッチクラフト:AI制御されるスマートフォンがけたたましく鳴らすアラームだけが、虚しく響いたという
GM:すいませんでした。シーン終了。ロイス可能です。
マギカ・ウィッチクラフト:いえいえ。こんな日常なんですね
GM:かわいいよ
マギカ・ウィッチクラフト:「アトラ・アーリーバード ○P多忙/N大魔王」で取得します。
マギカ・ウィッチクラフト:以上!
GM:大魔王だぜ
◆Opening◆トゥーナ・ネヴァーリンクス
GM:過去回想です。侵蝕を1上昇させて登場してください。
トゥーナ・ネヴァーリンクス:では侵蝕が35になります
■キングダム定時制 市街
GM:地上に会って日の差さぬ常世の国、それがキングダム定時制である。
GM:君は救伐騎士団として、キングダム-シャムロック間の警戒戦線を補強する任務の帰路についていた。
GM:他の団員と違うルートを通ったのは……何か買いたいものがあったのか、会いたい者がいたためか。ともかく、それを目撃したのは全くの偶然だった。
???:人気のない街区の一角に、魔法陣を刻もうとしている者がいる。ペストマスクを身に着けて顔を隠した、少女。
???:公共物への落書きは、キングダムにおいては他の学区と一線を画す意味を持つ禁止行為である。
???:土地に対して魔術をかけようとしている。ささやかな存在の主張ではなく、明らかに尋常の治安を乱すもの。
トゥーナ・ネヴァーリンクス:「こら~~!! 落書きはキングダムでは禁止です!」
トゥーナ・ネヴァーリンクス:「あっ! しかも魔法陣じゃないですか! もっと駄目ですよ!」
???:「!」
???:君の存在に気づき振り返る。
???:「その意匠……蒼白の盾」くぐもった声が応じる。
???:「救伐騎士団が……!? バカな、早すぎる」
???:即座に遁走しようとする。
トゥーナ・ネヴァーリンクス:「あっ! 待ちなさい!」
トゥーナ・ネヴァーリンクス:「逃げるとひどい目に遭いますよ! いいんですか!」言いながら右腕を謎の生徒に向ける。
トゥーナ・ネヴァーリンクス:トゥーナの手首近くにはワイヤーの射出口がある。それを向けることでいつでも発射できる構えだ。
???:単純に逃げを打つのが不可能だと気づく。懐から取り出したナイフを君へ向けて投擲する。
トゥーナ・ネヴァーリンクス:「わあ!」咄嗟に盾で弾く。
トゥーナ・ネヴァーリンクス:「抵抗するなら……もう容赦しません!」ワイヤーが勢いよく発射され、謎の生徒に絡みつき、動きを封じる。
???:「くぅ……あっ──!」
???:もう片手に握っていたナイフを取り落とした。
トゥーナ・ネヴァーリンクス:「どうですか! 私にはここから更に電流を流す準備があります! それがイヤなら観念してください!」
???:「あくまで先手を譲ってこの練度──さすがはキングダム最大の軍務機関だけあるな」
???:「だが……電流だと? やってみろ」
"アシヌス":「そんなもので、この"アシヌス"を止められるものか」
"アシヌス":「──もえよ」
トゥーナ・ネヴァーリンクス:「ムムム……!」
"アシヌス":呪言を呟く。ピンと張っていたワイヤーの一本が弾け切れる。
トゥーナ・ネヴァーリンクス:それを見てまずいと判断し、電流を流しにかかる。
"アシヌス":まさに──君が電流を流したことに反応するようにして。
"アシヌス":ワイヤーが崩れ去る。ばぢり、と痙攣した体が、即座に起き上がり逃げる!
トゥーナ・ネヴァーリンクス:「あ~!」
"アシヌス":追って角を曲がるが、彼女の姿は忽然と消えていた。
"アシヌス":それなりに開けており、逃げ場はなさそうだが──
"アシヌス":結局その日、"アシヌス"なる仮面の少女の行方は知れなかった。
トゥーナ・ネヴァーリンクス:「もう居ない……! 逃がしてしまいましたか。まずは戻ってみんなに報告しなければ……」
GM:シーン終了。ロイス可能。
トゥーナ・ネヴァーリンクス:一旦保留します
◆Opening◆マルシル・M・コーディライト
GM:登場侵蝕をどうぞ。トゥーナさんも通常の登場侵蝕で登場してもらいます。
トゥーナ・ネヴァーリンクス:1d10
DoubleCross : (1D10) → 9
マルシル・M・コーディライト:1d10+29
DoubleCross : (1D10+29) → 1[1]+29 → 30
トゥーナ・ネヴァーリンクス:39になりました
トゥーナ・ネヴァーリンクス:あ間違えた 44だ
■キングダム連合学院・救伐騎士団兵舎
GM:練兵場から見上げるひときわ高い塔の上階。
GM:キングダム円卓議会第三位、騎士王の執務室へ、君たちは呼び出されている。
”騎士王”ルナンシア:「かけてくれて構わない」
”騎士王”ルナンシア:静かに凍てついた視線。座っていてもそうとわかる長身。トゥーナの上司であるルナンシア・ラダ・ランパートだ。
トゥーナ・ネヴァーリンクス:「うう……」おずおずと椅子に座ります。
トゥーナ・ネヴァーリンクス:尻尾を股の間に入れて丸まっている。騎士王の前で緊張しているのは勿論だが、それ以上の原因が別にある。
マルシル・M・コーディライト:「ウェッヘッヘッヘ」
マルシル・M・コーディライト:重たい前髪で視線を隠した小柄な少女が、跪いた姿勢から顔をあげる
”騎士王”ルナンシア:「騎士王ルナンシアだ。足労感謝する。マルシル・M・コーディライト」
マルシル・M・コーディライト:「救伐騎士団の皆様が、この卑しき茸使いにどのようなご用向きかと思えば」
マルシル・M・コーディライト:「騎士王さま自らの謁見とは、よもやよもやです」
マルシル・M・コーディライト:「緊張で足取りもおぼつきませんねえ、ウェッヘッヘッヘ」
マルシル・M・コーディライト:肩を震わせながら変な笑い方をしている
マルシル・M・コーディライト:頭上では、壁に叩きつけて放射状に広がったような
マルシル・M・コーディライト:気持ち悪い形状の十字冠がうねうねしている
”騎士王”ルナンシア:「トゥーナとは既知の仲らしいな」
マルシル・M・コーディライト:「ええ、ええ、それはもちろん!」
マルシル・M・コーディライト:「我らの間に結び付く深き宿命を」
マルシル・M・コーディライト:「騎士王さまにもこの機会に是非、知っておいていただきたく存じますねえ!」
トゥーナ・ネヴァーリンクス:「既知、では、ありますが……その……」
トゥーナ・ネヴァーリンクス:(どうしてよりによってこの人と一緒なんだろう……)
”騎士王”ルナンシア:「……なんだトゥーナ。それほどの仲でなかったのなら済まないが、客人の前で姿勢を崩すな」
トゥーナ・ネヴァーリンクス:「は、はい!」ぴしっと座り直す。が、目の焦点は微妙にぶれている。
”騎士王”ルナンシア:「……」二人を見比べる。
マルシル・M・コーディライト:「何を隠そう、トゥーナさまこそ我等『ダイズス会』の旗印!」
マルシル・M・コーディライト:「納豆の守護聖人たる宿命を背負ったお方なのですから!」
”騎士王”ルナンシア:「そうなのか?」
マルシル・M・コーディライト:「そうなのです!!」
”騎士王”ルナンシア:「納豆とは……」
トゥーナ・ネヴァーリンクス:「違います!!」思わず大声が出てしまう。
”騎士王”ルナンシア:「違うようだが」
マルシル・M・コーディライト:「東洋の発酵食品のひとつ!よろしければ」
マルシル・M・コーディライト:「この機会に是非、騎士王さまにもご賞味いただければ……!」
マルシル・M・コーディライト:ごそごそと
マルシル・M・コーディライト:懐に手を突っ込んだかと思えば、飛び出してくるのはダイレクトに藁納豆!
マルシル・M・コーディライト:西洋文化を基調とする君たちにとっては、強烈なにおいの爆弾だ!
”騎士王”ルナンシア:「……!」わずかに視線が厳しくなる。警戒しているのだ。
トゥーナ・ネヴァーリンクス:「……!」滝のように汗が流れている。
”騎士王”ルナンシア:大丈夫なのか、という視線をトゥーナに送る。
トゥーナ・ネヴァーリンクス:断ってほしい……と目で訴えかける。
マルシル・M・コーディライト:さらに小瓶を取り出し、皿に小分けた粘つく豆に振りかける
マルシル・M・コーディライト:「こちらは発酵醸造で作り出すソイのソースでございまして」
マルシル・M・コーディライト:「これもまた東洋に伝わる神秘!」
マルシル・M・コーディライト:「併せて食べることで実にUMAMIなのです!」
”騎士王”ルナンシア:「わ、わかった。またの機会に賞味することとしよう。あまり時間もないのでな」
”騎士王”ルナンシア:《凍結保存》
”騎士王”ルナンシア:藁の周囲をケース状に氷で覆い、匂いの拡散を封じ、窓を開ける。
マルシル・M・コーディライト:「無論、騎士王様の御事情もしっかり配慮してございますので」
マルシル・M・コーディライト:「安全安心の完全非加熱食品!ささ!どうぞどうぞ!」
マルシル・M・コーディライト:「ええ、是非ご堪能下さいませ!」
マルシル・M・コーディライト:「よもやよもや……円卓に名だたる騎士王様に」
マルシル・M・コーディライト:「こうも早く我らの研究成果を召し上がっていただけることになるとは……」
マルシル・M・コーディライト:「これも守護聖人さまのご加護ですねえ、ウェッヘッヘ」
マルシル・M・コーディライト:ニコニコとしている。
トゥーナ・ネヴァーリンクス:「そんな加護ありません……」絞り出すような声
”騎士王”ルナンシア:(あとで食べたことがある者に……渡し、感想を聞くか? いや──)
”騎士王”ルナンシア:そのような真似を騎士の模範としてするわけにはいかない。頭を振る。
マルシル・M・コーディライト:「お気に召しましたらば是非ご連絡を!」
マルシル・M・コーディライト:「通販も行っておりますのでね……ウェへ!」
トゥーナ・ネヴァーリンクス:これ以上余計なことをしないでほしい……というのが顔に出ている。
”騎士王”ルナンシア:「ああ、ひとまず覚悟が決まってからな……では本題に入らせてもらう」咳払い。
マルシル・M・コーディライト:「は!なんなりとお申し付けください!」
トゥーナ・ネヴァーリンクス:「あっ、はい! どのようなお話でありましょうか!」
”騎士王”ルナンシア:「極めて潜伏期間の短く、有害な疫病が出現した。今はブレス麾下お掃除部の面々が封じ込めを行っている」
”騎士王”ルナンシア:「通常の細菌に有効な手段は一通り試したが」
”騎士王”ルナンシア:「加熱・冷却・薬品・呪殺・他菌類の繁殖による抗菌作用……」
”騎士王”ルナンシア:「多くに耐性を持っている。もちろんオーヴァードの肉体を犯し続けるものではないが」
”騎士王”ルナンシア:「他のものにも感染し、定着性が高い。街区ひとつが丸々使用不能になっている。我々とて感染すれば侵蝕率の上昇、果ては十字冠転送だ」
マルシル・M・コーディライト:「よもやよもや」
マルシル・M・コーディライト:「それは由々しきお話です」
トゥーナ・ネヴァーリンクス:「それは……相当に危険な細菌ですね」
”騎士王”ルナンシア:「……理事会の遺産だろう。尋常のアプローチが通用せず、害も強い」
マルシル・M・コーディライト:「衛生防疫のエキスパートたるお掃除部の皆様が苦慮なさるような相手に」
マルシル・M・コーディライト:「このボクのように卑賎の魔法使いがいかにお役に立てるかは」
マルシル・M・コーディライト:「存じかねるところにありますが……」
マルシル・M・コーディライト:「古びた知恵でよければ喜んでお貸ししましょう!」
トゥーナ・ネヴァーリンクス:実際、自分がこの件について何の役に立てるのだろう……と少し考えている。
”騎士王”ルナンシア:「ああ。ありがとう」
”騎士王”ルナンシア:「菌類に特別な造詣を持つ、と聞いている……そして。おそらくこれを作ったと思しき施設の遺構が発見されている」
マルシル・M・コーディライト:「改造されているとはいえ木精の類でありましたら」
マルシル・M・コーディライト:「ドルウィドの裔が手をこまねいているのも、ご先祖様に叱られてしまいますので……ウェへへ」
”騎士王”ルナンシア:「トゥーナ」
トゥーナ・ネヴァーリンクス:「はい!」
”騎士王”ルナンシア:「君が少し前に不審な術者を見かけたというのが、その封鎖区域であり、地下遺構の入り口だ」
トゥーナ・ネヴァーリンクス:「あ、あの時の……」
”騎士王”ルナンシア:「おそらく……兵器の情報もそこに眠っている。君はこのマルシルを護衛して、感染源と下手人を探れ」
マルシル・M・コーディライト:「よもやよもや!」
トゥーナ・ネヴァーリンクス:「えっ」
トゥーナ・ネヴァーリンクス:「あっ、いえ はい」
マルシル・M・コーディライト:「つまりこの度の任務は」
マルシル・M・コーディライト:「守護聖人さまとこれからもご一緒なのですね!」
”騎士王”ルナンシア:「……」少し気圧されている。団員であるトゥーナにしかわからない機微だろうが。
トゥーナ・ネヴァーリンクス:「このひ……マルシルさんの護衛を? 私がですか?」
マルシル・M・コーディライト:「テンション高まるぅ~~!!ウェヒ―ッ!!」
マルシル・M・コーディライト:十字冠のうねうねがより激しくなる!
”騎士王”ルナンシア:「ナットウの守護聖人では。ないと。思うが」
”騎士王”ルナンシア:普段は遠くを見るように茫洋とした瞳に、罪悪感が宿っているように見えた。
トゥーナ・ネヴァーリンクス:「ないです!!」
マルシル・M・コーディライト:「ないはずはないです!!」
マルシル・M・コーディライト:「ご覧ください!守護聖人さまの頭の上にある輝きを!」
マルシル・M・コーディライト:「騎士王様のお手元にあるものと」
マルシル・M・コーディライト:「見比べてみてください!」
マルシル・M・コーディライト:「いまいちど!!」
”騎士王”ルナンシア:「キルデアのブリギッド!」
”騎士王”ルナンシア:「の頂く十字と酷似しているな!」
トゥーナ・ネヴァーリンクス:「騎士王様!?」
マルシル・M・コーディライト:「そうです!そのとおり!」
マルシル・M・コーディライト:「藁納豆にそっくりですね!!」
マルシル・M・コーディライト:「つまりこれは天命」
マルシル・M・コーディライト:「このキングダムの遍く民草に『発酵とUMAMIを広めよ』という神の御意思!!」
マルシル・M・コーディライト:「うれしいうれしいうれしいな~♪」
マルシル・M・コーディライト:「守護聖人さまと出発だ~♪たったらんたらん……ウェヒヒ」
”騎士王”ルナンシア:「施しの聖女。乳児や私生児……そして鍛冶屋の守護聖人だ……決して……」
”騎士王”ルナンシア:「決してその……トゥーナ。なんなんだ彼女は」
”騎士王”ルナンシア:「なんなのだ」
トゥーナ・ネヴァーリンクス:「わた、わ、私が聞きたいです~~!」半泣きになっている。
”騎士王”ルナンシア:「……上手く手綱を取ってくれ。弾む。手当は」
”騎士王”ルナンシア:瞼を伏せ、小さく嘆息する。
トゥーナ・ネヴァーリンクス:「うぅ……がんばります……」
マルシル・M・コーディライト:「がんばりましょう!」
マルシル・M・コーディライト:「この活躍のあかつきに」
マルシル・M・コーディライト:「納豆およびトゥーナさまは、みなに愛される騎士道の象徴となるはずです!」
マルシル・M・コーディライト:「それこそがキングダム大UMAMI時代のはじまりなのです!」
マルシル・M・コーディライト:グッと拳を握っている。
GM:こうして、細菌兵器攻略作戦が始まったのだ。
GM:マルシルが準備をすると去っていき、騎士団の二人が残される。
”騎士王”ルナンシア:なんと声をかけていいか分からないといった面持ちだ。
トゥーナ・ネヴァーリンクス:「……グスッ」あまりのことにもう我慢ができず、完璧に泣いている。
”騎士王”ルナンシア:「…………その」
トゥーナ・ネヴァーリンクス:「うう……このような無様をお見せして申し訳ありません……」
”騎士王”ルナンシア:「いや、良い。よく耐えた」
”騎士王”ルナンシア:遠慮がちに手を伸ばし、頭を撫でる。
トゥーナ・ネヴァーリンクス:「あのひ……マルシルさんと彼女の率いる集団はいつもこんな感じでして……」
”騎士王”ルナンシア:「率いる集団が」
”騎士王”ルナンシア:「……ダイズス会と言っていたが。全員ああなのか」
トゥーナ・ネヴァーリンクス:「私……納豆の守護聖人じゃないのに……これは誇り高きブリギット十字なのに……」
”騎士王”ルナンシア:「分かっている」
”騎士王”ルナンシア:「騎士団一同、分かっている」
トゥーナ・ネヴァーリンクス:「……私、最近夢を見たんです」
”騎士王”ルナンシア:「……どのような夢だ」
トゥーナ・ネヴァーリンクス:「激しい戦いの中で、初めて私の神聖二重冠が発動する。そうしたら……頭に何かねばねばしたものが落ちてくるんです」
トゥーナ・ネヴァーリンクス:「全身が冷える感覚がして……そして恐る恐る頭上を見ると、私の十字冠から納豆が垂れていて……」
”騎士王”ルナンシア:「トゥーナ!」
トゥーナ・ネヴァーリンクス:「自分の悲鳴で目が覚めて……全身汗びっしょりで、何より髪に納豆の臭いが残ってる気がして……すぐにシャワーを浴びに走りました」
”騎士王”ルナンシア:「気をしっかり持て」
トゥーナ・ネヴァーリンクス:「今思い出しても寒気がします……万が一これが正夢だったら……私はもう立ち直れないかもしれません……」
”騎士王”ルナンシア:手を握り、背を擦る。鎧に覆われているので特に効果らしい効果はない。
”騎士王”ルナンシア:「落ち着け。そんな筈はない」
トゥーナ・ネヴァーリンクス:「ありがとうございます……」
”騎士王”ルナンシア:「むしろ……これは好機と捉えろ」
トゥーナ・ネヴァーリンクス:「……好機……ですか……?」
”騎士王”ルナンシア:「そうとも。神聖二重冠の発動をひとたび目撃させれば。彼女たちに考えを改めさせることが出来ると」
”騎士王”ルナンシア:「あんなものは……言っては悪いが明らかな妄言だ。反証がないから主張し続けることができるだけの」
トゥーナ・ネヴァーリンクス:「……そう、ですね……私の神聖二重冠がちゃんとしたものなら……」
トゥーナ・ネヴァーリンクス:「妄言……ええ、妄言に違いありません……」
トゥーナ・ネヴァーリンクス:「騎士王様のお言葉で救われた思いです……本当にありがとうございます」涙をぬぐう。
”騎士王”ルナンシア:「よほど何度も繰り返し主張されたのか……悪気はないのだろうがまるでマインドコントロールの手口だな」
”騎士王”ルナンシア:「気を強く持て。君は私が認めた戦士の一人であると」
”騎士王”ルナンシア:「常に胸に秘めておくことだ」
トゥーナ・ネヴァーリンクス:「はい……! 今回賜った任務……必ず完遂して見せます」目に光が戻る。
”騎士王”ルナンシア:「……ふ」寄っていた眉根が緩む。
”騎士王”ルナンシア:「吉報を待つ」
GM:シーン終了。ロイスが可能だよ。
マルシル・M・コーディライト:ロイス!もちろん守護聖人さまに!
トゥーナ・ネヴァーリンクス:マルシル・M・コーディライト 脅威/恐怖〇
マルシル・M・コーディライト:トゥーナ・ネヴァーリンクス/親愛〇/照れちゃって~/ロイス
GM:こわ……
◆Opening◆安生堂リィサ
GM:登場侵蝕をお願いします
安生堂リィサ:1d10+40
DoubleCross : (1D10+40) → 4[4]+40 → 44
■グレート・バビロン 来客ロビー
GM:”パレット”として封印される前に、君にネイルアートの予約を取り付けていた謎の組織。”グレート・バビロン”
GM:住所として手紙に記されていた事務所はとうに空き家となっており
GM:調べてみると、メサイアの中枢に居を移しているとあった。なんと、体制の打倒の際にメサイアの実験を握った集団なのだという。
GM:君は、過去に依頼を受けたという話を受付に伝えて、対応を待っているところである。
塚井キオ:やがて、スタッフと何やら話しながら、一人の少女がやってくる。
塚井キオ:「えっと……あなたが議長に用があるっていう……あ!」
塚井キオ:「”研磨師”さんですよね! お噂はかねがね!」
安生堂リィサ:「あ、ハロハロ」手遊びをしながら足を組んで座っていた。「よかった。不審者として放り出されるかなって思ってた」
塚井キオ:「流石に知ってますよ! 女子高生としてお噂はかねがね……あれ、でも最近聞かなかったかも?」
安生堂リィサ:「色々あって、2年くらい寝てたものだから」
安生堂リィサ:「細かいとこ、何も分からなくてね。ごめんごめん」
安生堂リィサ:「ここのトップは誰なのかな。生徒でってことは……あの黒髪のちんまい厳しい子?」
塚井キオ:「色々あったんですねえ。あ! マスター……イノリさんではないす」
塚井キオ:「それで……ええ、確認が取れました。確かにこちらからの予約があったと」
塚井キオ:「当時のリーダーは……いや」そこで思案する。
塚井キオ:「別にいいか、ふむ。というか……」
塚井キオ:「”研磨師”さん!」
安生堂リィサ:「はいなー?」
塚井キオ:「今、議長(代行)は休暇中っす。でも、とんでもなく多忙な方で──」
安生堂リィサ:「ふむ」
塚井キオ:「多分戻ってくるのを待っていると、また謀殺されて……いえ、忙殺されて手が……いえ、指が出せなくなります」
塚井キオ:「旅費はこちらが持つので、我々で向かいましょう!」
安生堂リィサ:「それは助かるけど……いいの?」
塚井キオ:「もちろんご足労頂くということで、報酬も上乗せさせて頂くので」
塚井キオ:「いいんですよ!」
塚井キオ:ずい!
安生堂リィサ:「およ」
塚井キオ:「あの人はいつも、私達メサイアのために身を砕いてくれるっす……」
塚井キオ:「せめてこういう時くらい、いい目を見て欲しい……女子高生らしく……」
安生堂リィサ:「……うん。それはいいわね」
安生堂リィサ:微笑む。「そういうことなら、あたしは力になれると思うわ」
塚井キオ:ぱあ、と顔を輝かせる。
塚井キオ:「ありがとうございます~!」
塚井キオ:「マギカ議長(代行)はこういうの、憧れがあると思うんで。めいっぱいオシャレにしてあげてください!」
安生堂リィサ:立ち上がりつつ、近づいていたキオさんの片手を取る。
塚井キオ:「わ」
安生堂リィサ:「自分を飾るのは、誰にだって許された権利だからね」 色とりどりの爪が、キオさんの薬指の先を撫でる。
安生堂リィサ:《天使の絵の具》。手を放したときには、薬指の爪だけが、明るいオレンジ色に染められる。
安生堂リィサ:「じゃあこれは、チップだと思って。どうぞよろしく?」
塚井キオ:「おぉ……ええ~~綺麗! 品があるのに決して手の色に埋没してないっす……!」
塚井キオ:「これは期待が持てますね……!」
塚井キオ:もともと出かける予定でもあったのか、異様に素早く荷物をまとめる。
塚井キオ:「おそらく議長は寄り道してるので、追いつけるはずです」
塚井キオ:「では向かいましょう。新星近郊N市──同窓会ふるさと鉄道へ」
GM:シーン終了。ロイス可能です
安生堂リィサ:グレートバビロントップへ
安生堂リィサ:興味:○/懸念
安生堂リィサ:まだ見ぬ相手にロイス取って以上。
◆Middle01◆
GM:集合シーンです。全員登場してください。
安生堂リィサ:1d10+44
DoubleCross : (1D10+44) → 5[5]+44 → 49
マギカ・ウィッチクラフト:マギカ・ウィッチクラフトの侵蝕率を1d10(→ 9)増加 (35 → 44)
マギカ・ウィッチクラフト:ぎゃぁ
トゥーナ・ネヴァーリンクス:1d10+44
DoubleCross : (1D10+44) → 6[6]+44 → 50
マルシル・M・コーディライト:1d10+30
DoubleCross : (1D10+30) → 1[1]+30 → 31
マルシル・M・コーディライト:ひくまり~~
GM:このシーンではまずマギカちゃんとアトラだけが登場し
GM:その後でぽつぽつ合流してもらう感じになります。ではやっていきましょう
■キングダム定時制 地下構造体
GM:郷土史愛好会革アリ派によるセイクリッドピラー襲撃にも利用された曰くありの地下鉄道網。
GM:ふるさと鉄道。そこから君とアトラ・アーリーバードはキングダム連合学院へと侵入した。
GM:明らかに旅行や休暇といった雰囲気ではない。騙されたのだと分かる。
マギカ・ウィッチクラフト:「交通網が便利過ぎる……」
マギカ・ウィッチクラフト:ワッショイワッショイと運ばれて既にげんなりしている
マギカ・ウィッチクラフト:「それと、あの、とても剣呑な雰囲気を感じますが…」
マギカ・ウィッチクラフト:「これは私が人見知りだからでしょうか?故郷の魔女の皆さん、どう思いますでしょう……?」ルールルル。
マギカ・ウィッチクラフト:「これ、私休めるんですよね……?襲撃とか気にしなくて良いんですよね…?」
アトラ・アーリーバード:「安心しろ、すぐ終わる。これが終わったら好きに寝たりジュース飲んだりしてもいいから」
アトラ・アーリーバード:と言いながら、ずっと同じようなエリアをぐるぐるしています。
マギカ・ウィッチクラフト:「そ、そうなんですか?安心しました」
マギカ・ウィッチクラフト:「それで、まずは魔法陣を設置して送信先を作るという話だったと思いますが……」
マギカ・ウィッチクラフト:「………」
マギカ・ウィッチクラフト:「あの、アトラ前議長?」
アトラ・アーリーバード:「さて……手下共の研究によるとこのあたりのはずなんだが……っと。なんだ、マギカ」
マギカ・ウィッチクラフト:「あ、いえ。先程から同じ場所を回ってるように見えたので……」
マギカ・ウィッチクラフト:「これでもオルクスですので空間の把握はなんとなく得意なんですが……もしかして迷ったりとか……?」
アトラ・アーリーバード:「手下の研究によるとこの辺のはずなんだがな」
恐ろしげな怪物:『グモモモモモオオオオオオオオ!!!!』
恐ろしげな怪物:横合いから苔と腐臭に塗れた肉塊が突っ込んでくる。
マギカ・ウィッチクラフト:「ひうっ……………!?」
マギカ・ウィッチクラフト:「そ、その手下とはあちらの方だったり……?ずいぶんワイルドなメンバー編成と愚行しますが……!?」
アトラ・アーリーバード:「ギャー!!!」
マギカ・ウィッチクラフト:「あっ!違いそう!!やだー!!」
恐ろしげな怪物:アトラを飲み込もうとするが──
マギカ・ウィッチクラフト:「アトラ前議長ーーーー!?」
マギカ・ウィッチクラフト:「あぁ……!あたかもメサイア学園の天使のごとくお忍びに向かないアトラ前議長が真っ先に…!?」
恐ろしげな怪物:『グモ……』
恐ろしげな怪物:ぼふり、そのまま倒れて痙攣する。
アトラ・アーリーバード:「アァ──────…………ふん、こいつもか。先程からこういう手合いばかりだな」
マギカ・ウィッチクラフト:「………?」
マギカ・ウィッチクラフト:「あ、えっと、どうしたのでしょうね……?」
GM:君たちはそれなりに何度か、地下遺構を這い回る化け物に遭遇している。
GM:しかしどの個体も動かないか、動いてもすぐに力尽きてしまうかのどちらかだ。
アトラ・アーリーバード:「私の威光に恐れ成したんじゃないのか? ほら、光に弱そうだし」
アトラ・アーリーバード:《スポットライト》
マギカ・ウィッチクラフト:「ぎゃああっ」化け物を直視しようと細めた目が焼かれる
アトラ・アーリーバード:「ウワーーーーっ!」
アトラ・アーリーバード:「紛らわしい悲鳴をあげるな。何か出たかと思っただろうが」
マギカ・ウィッチクラフト:「す、すみません。目が……目が……」
GM:目が慣れてくる。
GM:ここ数日の間に人為的に開けられたのであろう新鮮な横穴が見つかった。
マギカ・ウィッチクラフト:「あ、でも倒れるほどではないですね……?地下だから目が退化してる……んでしょうか?」
マギカ・ウィッチクラフト:「暗視ゴーグル越しのように……」両手を丸にして目に近づけつつ。
マギカ・ウィッチクラフト:「おや……?」横穴に目をしばたかせる
アトラ・アーリーバード:「……先を越されたか」
マギカ・ウィッチクラフト:「アトラ前議長……?何でしょう、その口ぶりは」
マギカ・ウィッチクラフト:「その言い方だとまるで私達に競合相手が居るみたいな言い方に聞こえますよ。いやですねぇ、今は休暇ですよ?」
アトラ・アーリーバード:「プロトメサイアからのサルベージ情報だ。我々以外に知るものはいないはずだ……が……」
アトラ・アーリーバード:「うぷ」
アトラ・アーリーバード:バターン!
アトラ・アーリーバード:唐突に倒れます。
アトラ・アーリーバード:よく見ると肌にうすく斑点のようなものが浮かんでいる。
マギカ・ウィッチクラフト:「アトラ前議長が光に焼かれました!?」
マギカ・ウィッチクラフト:「"パルマコス"、サーチして!」
マギカ・ウィッチクラフト:コウモリ型のケースに入れた端末AIに呼びかけ、体温脈拍などをスキャンさせる
アトラ・アーリーバード:心拍が早く、顔色が髪のように白い。
マギカ・ウィッチクラフト:《機械の声》。カード型のドローンが周囲に浮遊する。
GM:では判定するまでもなく分かります。高熱が出ており、何らかの病に侵されている。
マギカ・ウィッチクラフト:「んん……赤い瞳と合わさって吸血種みたいですね……定時制の方にもいらっしゃるんでしたっけ……」
アトラ・アーリーバード:「犯人は、マ、ギ…………」
アトラ・アーリーバード:埃の積もった床に何か書いている
マギカ・ウィッチクラフト:「ちょっと……!?」
マギカ・ウィッチクラフト:「とんでもないことをやろうとしておりませんか…!?」
アトラ・アーリーバード:バシュン!
アトラ・アーリーバード:十字冠の転送が発生し。アトラ・アーリーバードは光となって消えた。
マギカ・ウィッチクラフト:「あっ……!消しますよ、消しますからね…!?」
マギカ・ウィッチクラフト:埃の痕跡を潰しながら
マギカ・ウィッチクラフト:「……………」
マギカ・ウィッチクラフト:「…………え?」
マギカ・ウィッチクラフト:「え、演出とかではなく?このデータ、ほんとに何らかの病……?」データを表示させたドローンが周りを旋回する。
マギカ・ウィッチクラフト:「アトラ前議長がいかに愉快犯とは言え、自分で十字冠を起動することなんて……確立的には5割ですかね」残りの5割は自分で解決する。
GM:さらに、マギカさんもタリスマンがヘタれる音とともに、肌にも斑点が浮き出ているのに気づきます。
GM:ひとしきり狼狽えるロールをしたらいいところでトゥーナ・マルシルコンビが出てきてください。
マギカ・ウィッチクラフト:「ひっ」
マギカ・ウィッチクラフト:銀髪を束ねて口に当てフィルターにしながら、ハンカチを探り当てる。
マギカ・ウィッチクラフト:「な、なんですこれ?」
マギカ・ウィッチクラフト:「この症状……アトラ前議長の……!?じゃあ私も同じ症状ですか……!?」
マギカ・ウィッチクラフト:「こ、困る……!ええと、対策……!
マギカ・ウィッチクラフト:魔導書型のタブレットカバーを捲り、毒物対処の項を開く。
マギカ・ウィッチクラフト:「"口に入れてない"、"匂い感じない"、色……目視できない。ほかは…!?」
マギカ・ウィッチクラフト:ゴシゴシゴシ、と肌に浮いた発疹を擦る。変化はなく。弱い肌が少し赤くなる
マルシル・M・コーディライト:「おや」
マルシル・M・コーディライト:「おやおやおやおや」
マルシル・M・コーディライト:のそのそと、暗がりからひとつの影が現れる
マギカ・ウィッチクラフト:「ひぇっ!?」
マギカ・ウィッチクラフト:「な、何、誰ですか…!?」
マギカ・ウィッチクラフト:「私は見ての通り通りすがりの一般生徒でやましいことなど……?」
トゥーナ・ネヴァーリンクス:「ひ、人……!? こんな所に?」
マルシル・M・コーディライト:「よもやよもや!」
マルシル・M・コーディライト:「そこにいらっしゃるのはマギカ先輩ではございませんか?」
トゥーナ・ネヴァーリンクス:「マルシルさん、知り合いなのですか?」
マギカ・ウィッチクラフト:「そ、その声は……!」
マギカ・ウィッチクラフト:「………」記憶を遡る間。知り合いだったかな?
マルシル・M・コーディライト:「ええ、我らが魔法局の偉大な先輩でございますよ」
マギカ・ウィッチクラフト:(魔法局?魔法局……えーと。主にメールでやり取りでしたけど。思い出せー)
マルシル・M・コーディライト:「確かキングダムに交換転校生として送られて」
マルシル・M・コーディライト:「何やら大出世を遂げられたと風の噂に聞きましたが……」
マギカ・ウィッチクラフト:「あ、あ~」
マギカ・ウィッチクラフト:「は、はい。そんな感じのマギカ・ウィッチクラフトです」
マルシル・M・コーディライト:「やはり!」
マルシル・M・コーディライト:「やはり母校が懐かしくなったということでしょうか?」
マギカ・ウィッチクラフト:「あ、そ、そうですねー。ほら、結構、物騒ですし…?」
トゥーナ・ネヴァーリンクス:「知り合い……というよりは、魔法局のほうでは有名な方、という話のようですね」
マルシル・M・コーディライト:「お会いするのは初めてですが」
マルシル・M・コーディライト:「同輩の出世頭として噂に聞くことしきり!お会いできて光栄です!」
トゥーナ・ネヴァーリンクス:「あ、やっぱりそうなんですね」
マギカ・ウィッチクラフト:(あ、そうだよね!流石に直接見たら覚えてるはず!私でも!)内心安堵。
マギカ・ウィッチクラフト:「こ、こんにちは。そう言ってもらえると、嬉しいです、はい」
マルシル・M・コーディライト:「自分はドルウィドのマルシルと申し上げます、以後お見知りおきを」
マルシル・M・コーディライト:「こちらにいらっしゃるのは救伐騎士団の1人にして納豆の守護聖人!トゥーナ様であらせられるのです!」
トゥーナ・ネヴァーリンクス:「私はキングダム、救伐騎士団所属のトゥーナ・ネヴァーリンクスであります」
マギカ・ウィッチクラフト:「マルシル……というと、あっ、コーディライトさん、だっけ」
マルシル・M・コーディライト:「ややや!ご存じ頂けているとは」
マルシル・M・コーディライト:「うれし恥ずかしですね~、ウェッヘッヘッヘ」
マルシル・M・コーディライト:アメーバ状の十字冠がうねうね。
マギカ・ウィッチクラフト:「私とは違う技術体系で面白い人が居る、って資料で読んだことあります」
マギカ・ウィッチクラフト:「トゥーナさんも……納豆?あ、知ってるわ、極東のローカルフードよね?」
トゥーナ・ネヴァーリンクス:「納豆の件はこの人が勝手に言っているだけなので信じないでください。お願いします」
マギカ・ウィッチクラフト:「えっ」
マギカ・ウィッチクラフト:「あ、す、すみません」
マギカ・ウィッチクラフト:初対面の相手に弱いぞ!
トゥーナ・ネヴァーリンクス:「こちらこそ妙な話を聞かせてしまって申し訳ありません……」
マルシル・M・コーディライト:「古臭い術式で、ハイソなマギカさんとは大違いですが」
マルシル・M・コーディライト:「興味を持っていただけるのは嬉しいものですねえ」
マギカ・ウィッチクラフト:「お、同じ素材に時間を与えることで別の結果を引き出すなんて、とても興味深いわ。ハッコー、というのよね。うん」
GM:では、ここらへんで
GM:マギカちゃんは1d10侵蝕率を上げてください
GM:1d10 GMが勝手に振るぜ! マギカ・ウィッチクラフトの侵蝕率上昇
DoubleCross : (1D10) → 6
GM:熱感、悪寒……そういったものを感じると思います。眼の前の二人が平気そうにしていることにも気づきます。
マギカ・ウィッチクラフト:マギカ・ウィッチクラフトの侵蝕率を6(→ 6)増加 (44 → 50)
マギカ・ウィッチクラフト:「それで、お二人はなにを……」
マギカ・ウィッチクラフト:「………?」ずくずく、と背中に冷たさを感じ、状況を思い出す
マルシル・M・コーディライト:「ややや」
マルシル・M・コーディライト:「どうなさいました、マギカ先輩……顔色が少し赤らんで」
マギカ・ウィッチクラフト:「あ、そう、そうなの!」
マギカ・ウィッチクラフト:「ふたりとも、ここから逃げてください!なにか、毒か、呪いのようなものが……!」
マギカ・ウィッチクラフト:「症状は高熱と発疹、先程一人、十字冠の退避を……!」
GM:助けを求められたら、マルシルさんは〈交渉〉で判定し、達成値15以上を出すことでマギカちゃんの症状を抑えることができる。
マルシル・M・コーディライト:ウェッヘッヘッヘ
マルシル・M・コーディライト:お任せあれ!
マルシル・M・コーディライト:コンセ+絶対の恐怖
マルシル・M・コーディライト:5dx7
DoubleCross : (5DX7) → 10[2,6,9,10,10]+10[1,6,9]+5[5] → 25
GM:ナイス!
マルシル・M・コーディライト:おらーっエキスパート!
GM:ではなんとかなります
トゥーナ・ネヴァーリンクス:「それよりも……マギカさん、不調が出てらっしゃるようですね」
トゥーナ・ネヴァーリンクス:「ありがたい忠告ですが、それには及びません。こちらのマルシルさんは今ここで起こっている事態に対処するために来ているのです」
マルシル・M・コーディライト:「左様なのです、どーれどれどれ」
マギカ・ウィッチクラフト:「え?え?」
マルシル・M・コーディライト:「ちょっくらお肌に失礼、ふむふむ」
マルシル・M・コーディライト:マギカの頬を遠慮なくペタペタと触り
マギカ・ウィッチクラフト:「ダメですって…!感染ったらどうするんですか…!?」
マギカ・ウィッチクラフト:(あ、冷たい)
マギカ・ウィッチクラフト:発熱が続く肌に心地よい。
マルシル・M・コーディライト:『朽葉の主、骸の輩』
マルシル・M・コーディライト:『宵闇と共に来たり、明星と共に滅ぶべし』
マギカ・ウィッチクラフト:「えっ」"滅ぶ"に反応。
マルシル・M・コーディライト:捻じ曲がった宿り木の杖を振るい、こつんとマギカの額に触れる
マルシル・M・コーディライト:たちどころに体調の不良は消えるだろう。
マギカ・ウィッチクラフト:「死んだ…………!」
マギカ・ウィッチクラフト:「………?」
マギカ・ウィッチクラフト:「………おや?」
マルシル・M・コーディライト:「ウェッヘッヘッヘ……死んでませんよ」
マルシル・M・コーディライト:「むしろ元気になったはずです」
トゥーナ・ネヴァーリンクス:「よかった……上手くいったみたいですね」
マギカ・ウィッチクラフト:「そのよう……ですね?はい。むしろ活性化しているような」
マルシル・M・コーディライト:「先輩にくっついていた子たちとは、ボクがお友達になりましたからね」
マルシル・M・コーディライト:「もう意地悪はしないはずですね……ウェッヘッヘ」
トゥーナ・ネヴァーリンクス:(ドルイドとしての腕は確かなんですよね……)
マギカ・ウィッチクラフト:「い、一体何事でしょう?先程のは詠唱ですよね……ということは原因を既に掴んでいるので……?」
GM:といったところで
塚井キオ:「はぁ。空気悪いっすねーやっぱ。一人で行かせなくてよかったっす」
塚井キオ:《細菌環境操作》で空気をいい感じにしながら現れます。
マルシル・M・コーディライト:「おや、おやおやおや」
マルシル・M・コーディライト:「何やら賑やかになってきましたねえ……ウェッヘッヘ」
マギカ・ウィッチクラフト:「この清涼な空気を感じる存在は……塚井さん?」
マギカ・ウィッチクラフト:ドローンを操作する杖デバイスの先端にライトを灯す。
マルシル・M・コーディライト:杖の先にぶら下げたカンテラをそちらに向ける
塚井キオ:「あ、向こうからマギカ議長の声が聞こえるっすよ! 向かいましょう!」
塚井キオ:リィサさんの手を引いています。
トゥーナ・ネヴァーリンクス:「また人が……あちらは対策を講じているようですね」
安生堂リィサ:「わっとと。あのさ、これ大丈夫?」
安生堂リィサ:「キングダムの地下って……ぜったい骸骨兵がたくさん待ち受けてるでしょここ」
塚井キオ:「え~そうなんすか? ウワっ! ほんとに化け物いる!」
安生堂リィサ:「あーあ、せめて手が残ってるタイプだと良いんだけどなあ……」
安生堂リィサ:「丸ごと武器腕になってるの、ホント駄目だから」
塚井キオ:「というか爪あればなんでもいいんすか。独特な感性っすね……」
マギカ・ウィッチクラフト:「塚井さん、こちらです……と、誰か一緒です?」
マルシル・M・コーディライト:「よもやよもや、先輩の今のお知り合い」
マルシル・M・コーディライト:「ということは胞子を跳ねのけているのはメサイアの方でしょうか、もうひと方は」
マギカ・ウィッチクラフト:「あ、どうやら私の……生徒会の、一員です。味方です。コーディライトさんとトゥーナさんもどうかお気を楽に…」
マギカ・ウィッチクラフト:共通の知り合いとして仲立ちをしようとしている
マルシル・M・コーディライト:「マギカ先輩もご存じないようですねえ……ウェッヘッヘ」
塚井キオ:「あ、すいませんマギカ副……じゃなくて議長! ご無事で」
マギカ・ウィッチクラフト:「代行です……え、えぇ。なんとか、このお二人のお陰で」
マルシル・M・コーディライト:「ご紹介に預かりましたキングダムの後輩です」
マルシル・M・コーディライト:猫背のままカーテシー。
塚井キオ:「これはこれはご丁寧に。塚井キオっす」
安生堂リィサ:「あ、化け物だ」 小さく屈んで、倒れている化け物の指先をいじいじと。
塚井キオ:「こちらの方は高名なネイルアーティストの」
塚井キオ:「安生堂リィサさんっす」
マルシル・M・コーディライト:「ネイルアーティスト、華やかで素敵ではないですか~」
マルシル・M・コーディライト:「ボクには無縁のハナシですがね、ぬか床をかき混ぜないといけないのでね……ウェッヘッヘ」
安生堂リィサ:「ムセイオンの安生堂リィサよ」
トゥーナ・ネヴァーリンクス:「キオさんとリィサさんですね。私は救伐騎士団所属のトゥーナ・ネヴァーリンクスと申します」
塚井キオ:「えっヤバ! 官憲!」
マギカ・ウィッチクラフト:「だ、大丈夫です。救伐騎士団は何もしなければ襲ってきません。比較的…」
マルシル・M・コーディライト:「我々はキングダムの治安維持としてここに来ていますのでね」
安生堂リィサ:「予約を受けてきたのだけれど……グレートバビロンの人は誰なのかしら」
トゥーナ・ネヴァーリンクス:「予約……というと、ネイルのですか?」
トゥーナ・ネヴァーリンクス:「それでこんな所まで……仕事熱心な方なのですね」
マルシル・M・コーディライト:「それはこちらのマギカ先輩です」
塚井キオ:「違うんすよ。議長はちゃんと休暇でここに訪れてて……悪いのは全部アトラ・アーリーバードってやつで……」
マギカ・ウィッチクラフト:「えっと、グレートバビロンの議長代行、マギカ・ウィッチクラフトは私ですが……予約?」
安生堂リィサ:「予約って言っても、2年前だけどね」
塚井キオ:「あ、そうそう」
塚井キオ:「2年前の依頼らしいんですが、アトラ前議長はどうせ忘れてるしバビロン名義でのものなので、マギカちゃん議長がやってもらうのが筋だと思って」
マギカ・ウィッチクラフト:「代行です。あ、私がネイルを…?」
マギカ・ウィッチクラフト:「に、2年前ですか。流石にその頃だと……前議長なんですかね?」
マルシル・M・コーディライト:「……えーっと、では」
マルシル・M・コーディライト:「なさいます?折角ですし」
マルシル・M・コーディライト:「ここで」
マギカ・ウィッチクラフト:「ここで…?」
安生堂リィサ:「最近まで色々あって封じられてたものだから、予約客を回収して回ってるの」
トゥーナ・ネヴァーリンクス:「2年待ち! それはすご……いや、封じられていた!?」びっくりしている。
マギカ・ウィッチクラフト:「封じられて、ですか。それは……お辛い……」
マギカ・ウィッチクラフト:「あ、で、でも。できれば安全を確保してから、の方が良いかと?」
マギカ・ウィッチクラフト:「その、ネイルって時間かかります、よね?」
マルシル・M・コーディライト:「ウェッヘッヘ……社交パーティというにはちょっとばかり、灯りが足りなさそうですしねえ」
トゥーナ・ネヴァーリンクス:「私としてももっと危険のない場所で行うほうが良いと思われますが……」
安生堂リィサ:「ああ……そうだね。お試し版ならいつでもどこでも出来るけれど」
安生堂リィサ:「お客さんの都合に合わせるよ」
マギカ・ウィッチクラフト:「え、では、そう……その、ここに開いてる横穴など、人の気配がございますので」
マギカ・ウィッチクラフト:「ここに留まるよりは良いかなぁ、と愚考いたしますが……」
安生堂リィサ:地下通路を物珍しく見やりながら、緩く笑う。
マルシル・M・コーディライト:「旅は道連れ世は情け」
マルシル・M・コーディライト:「にぎやかしいのは嫌いではないですねえ~」
マルシル・M・コーディライト:「守護聖人さまはいかがです?ウェッヘッヘ」
トゥーナ・ネヴァーリンクス:「ここはいつ何に襲われてもおかしくない場所に見受けられます。勿論危険があれば私がお守りしますが……」
トゥーナ・ネヴァーリンクス:「ひとまずその横穴に入りましょう」
マルシル・M・コーディライト:「そうこなくては!」
マルシル・M・コーディライト:「守護聖人さまの名声がメサイアにも轟けば」
マルシル・M・コーディライト:「納豆の注文も殺到、空前の発酵食品ブームが」
マルシル・M・コーディライト:「ノヴァリスに巻き起こりますからねえ~~」
トゥーナ・ネヴァーリンクス:「そんなことは起きないと思います……」
マギカ・ウィッチクラフト:「そ、そうですね。一応、見回りぐらいは出来ますので……」杖を振る動きに合わせて、カード型のドローンが旋回し始める。
塚井キオ:「遮られても構わないストロングスタイル。ちょっと前の上司思い出すっすね」
マギカ・ウィッチクラフト:「あぁ……どおりで……」キオちゃんの発言に納得しながら進む。
マルシル・M・コーディライト:「ウェ~ッヘッヘッヘ」2人の後に続いて横穴に入っていく
安生堂リィサ:「……本当に変わったねえ。キングダム」
安生堂リィサ:興味深げにトゥーナさんとマルシルさんを見ながらついていきます。
トゥーナ・ネヴァーリンクス:「殿はお任せください」
塚井キオ:「助かるっす~」
マギカ・ウィッチクラフト:その"前の上司"が先程、離脱した場所を一瞥し。
マギカ・ウィッチクラフト:「……………」
マギカ・ウィッチクラフト:(だ、)
マギカ・ウィッチクラフト:(ダイイングメッセージ消しておいてよかった…!)
マギカ・ウィッチクラフト:心の底から安堵した
トゥーナ・ネヴァーリンクス:念のため周囲を警戒しながらみんなが横穴に入るのを待って、それから入ります。
塚井キオ:「あれ? そういえばアトラ前議長……?」
塚井キオ:「まあ、いつものか」
GM:シーン終了。ロイス・購入が可能。
マルシル・M・コーディライト:ロイスはマギカ先輩に!
マルシル・M・コーディライト:リスペクトですねぇ~〇/床の何かに気を取られてましたねぇ~
マギカ・ウィッチクラフト:マルシルちゃんにとっておこ!
マギカ・ウィッチクラフト:「マルシル・M・コーディライト ○P珍しい繋がり/N陽」
トゥーナ・ネヴァーリンクス:マギカ・ウィッチクラフト 無事でよかった〇/どうしてこんな所に……?
安生堂リィサ:ロイスは保留。購入はショットガンスラッグ。
安生堂リィサ:2dx+2
DoubleCross : (2DX10+2) → 10[8,10]+6[6]+2 → 18
安生堂リィサ:わお買えとる
マルシル・M・コーディライト:購入!やはりここはやはり交渉のお供すごい服だ!
マルシル・M・コーディライト:5dx+1
DoubleCross : (5DX10+1) → 10[1,5,6,8,10]+9[9]+1 → 20
マルシル・M・コーディライト:オラ―ッ!きのこ最強!
マルシル・M・コーディライト:装備!以上です!
マギカ・ウィッチクラフト:防具買っておきましょう。着ぐるみ狙います。
マギカ・ウィッチクラフト:5dx+1>=14
DoubleCross : (5DX10+1>=14) → 9[2,4,4,4,9]+1 → 10 → 失敗
マギカ・ウィッチクラフト:4点入れて買っておきましょう
マギカ・ウィッチクラフト:マギカ・ウィッチクラフトの財産を4(→ 4)減少 (14 → 10)
マギカ・ウィッチクラフト:装備して以上!
トゥーナ・ネヴァーリンクス:GMにもおすすめされたポールアームを買ってみます
GM:ポールアームは安くて硬くてオススメじゃよ
トゥーナ・ネヴァーリンクス:1dx+4>=8
DoubleCross : (1DX10+4>=8) → 3[3]+4 → 7 → 失敗
トゥーナ・ネヴァーリンクス:惜しい ので財産1使って買っておきます
トゥーナ・ネヴァーリンクス:そして装備しておきます
GM:おっけ~ デメリットで行動値を下げておいてね
トゥーナ・ネヴァーリンクス:財産1、行動値7になって以上です
◆Middle02◆
GM:情報収集です。項目はこれ!
▼"アシヌス"について 〈情報:ノヴァリス〉 難易度7
▼病原体について マルシル 〈情報:病原体〉 難易度12 マルシルが判定する場合難易度9
▼この地下施設について 〈情報:FH〉 難易度7
▼地下遺構の魔法陣について 〈情報:魔術〉 難易度12 マギカが判定する場合難易度8
マルシル・M・コーディライト:おお!専用項目!
マギカ・ウィッチクラフト:魔術!
マルシル・M・コーディライト:ワクワクじゃ~ん
マギカ・ウィッチクラフト:では登場して……判定を行っていくってことだね!
GM:あっそうです!
GM:登場侵蝕をお願いします。全員登場!
マギカ・ウィッチクラフト:オッケー!ダイスロール!
マルシル・M・コーディライト:1d10+31
DoubleCross : (1D10+31) → 4[4]+31 → 35
マギカ・ウィッチクラフト:マギカ・ウィッチクラフトの侵蝕率を1d10(→ 5)増加 (50 → 55)
安生堂リィサ:1d10+49
DoubleCross : (1D10+49) → 4[4]+49 → 53
トゥーナ・ネヴァーリンクス:1d10
DoubleCross : (1D10) → 7
トゥーナ・ネヴァーリンクス:57になりました さっきから目が高い
マルシル・M・コーディライト:うおおお当然専用項目!
マルシル・M・コーディライト:ぶち抜かせていただくぜ!オラ―ッ!
マルシル・M・コーディライト:5dx
DoubleCross : (5DX10) → 10[3,8,8,9,10]+3[3] → 13
GM:うまい
マルシル・M・コーディライト:ヒャーッハッハ!げんきのこ!
安生堂リィサ:じゃあ地下施設を頂こうかな……
安生堂リィサ:それ以外なにも出来ない
安生堂リィサ:コネ使用。
安生堂リィサ:4dx+1
DoubleCross : (4DX10+1) → 7[3,4,4,7]+1 → 8
マギカ・ウィッチクラフト:当然!魔法陣だ!
マギカ・ウィッチクラフト:5dx>=8 情報:魔術 コネとかはない。常に一人
DoubleCross : (5DX10>=8) → 10[2,4,7,10,10]+10[7,10]+10[10]+5[5] → 35 → 成功
マギカ・ウィッチクラフト:すべてを知った
GM:すごすぎる
安生堂リィサ:オーバーアデプトじゃん
マギカ・ウィッチクラフト:私は完璧で究極のウィッチ
マルシル・M・コーディライト:悪の炎なんてすべて消すさ
トゥーナ・ネヴァーリンクス:▼"アシヌス"について やります 要人への貸しを使ってダイス+3
トゥーナ・ネヴァーリンクス:4dx+1
DoubleCross : (4DX10+1) → 9[1,2,7,9]+1 → 10
トゥーナ・ネヴァーリンクス:なんとかなった
安生堂リィサ:こちらも何とか抜きました~
マルシル・M・コーディライト:おらっ全抜きだ!情報寄越せ!
GM:みんな偉い!
GM:おまたせしました 貼っていきます
▼"アシヌス"について
現場の物品などから、キングダム連合学院全日制の一般生徒であると確定。
シエナ・カノヴァン、20歳、本来なら此度の卒業式で卒業するはずだった生徒の一人。
目立った力や知識・技能を持たず、本来騎士団の正規兵であるトゥーナと渡り合える存在ではない
▼病原体について
"モルビドグリーン”、ノヴァリス成立時に根絶された風土病を元にした細菌兵器である。そのため現行人類は抗体を持たない。
EXレネゲイドに感染しており、高温・低温・各種除菌能力に耐性があるが、微生物による抗菌作用への耐性をサラマンダー能力に依存しているため高温や超低音に耐える納豆菌で封じ込めることができる。
これを通信で伝えることで、封鎖市街がえらい臭いにまみれるのと引き換えに菌の繁殖を抑えることが可能。
ただ、マギカの病状自体は完全治癒はしておらず、抗生物質を手に入れるには”アシヌス”を追う必要があるだろう。
▼この地下施設について
10年以上前の崩落事故で埋没しており、"アシヌス"によって暴かれたのだろうと思われる。
地上に確認を取ったところ、彼女は暫く前から夢遊病めいた様子のおかしさを見せていたらしく、
ここを発見し訪れたのも何者かに導かれた結果かもしれない。
▼地下遺構の魔法陣について
地上近くのものは既に消されているが、周辺地域における疫病の感染力を強めるための魔法陣が所々に記されている。
地上で起きたパンデミックは単なる余波であり、”アシヌス”の目的は定時制の地下に住み着く異形を
行動不能に陥らせることでさらなる地下に侵攻することだと考えられる。
トゥーナ・ネヴァーリンクス:納豆菌で封じ込めることができる
GM:よかったですね。
マルシル・M・コーディライト:www
マルシル・M・コーディライト:おいおいおいおい
マルシル・M・コーディライト:やっぱり納豆は救世主だったんだああああああああああああああ!!
マルシル・M・コーディライト:(クソデカ大声)
GM:ブチ上がったところでやっていこう! 情報共有!
塚井キオ:「え゛っ……私らそんなめんどくさいエリアに突っ込んじゃったんすか!?」
塚井キオ:「マギカ代行~~~~」
マギカ・ウィッチクラフト:「な、泣かないで……!」
マギカ・ウィッチクラフト:「ほら、前議長と一緒に暴徒に囲まれたときよりマシと思えば……」
マギカ・ウィッチクラフト:「思えば…………」
マギカ・ウィッチクラフト:「どうだろう……心情踏まえてギリ…?」
塚井キオ:「うう……せっかくの里帰り……出生地ではないから正確には違うとは言え……なのに……ぐすっ」
マルシル・M・コーディライト:「ふーむふむふむ」
マルシル・M・コーディライト:その傍らでカチャカチャとフラスコをかき回している。
マルシル・M・コーディライト:「ここの濃度をこうしてああして……ほほうほほう」
トゥーナ・ネヴァーリンクス:「お、落ち着いてください……」
塚井キオ:「リィサさんもすいませんっす……そっちの人はさっきから何をしてるんすかね?」
トゥーナ・ネヴァーリンクス:「マルシルさんは何をやっているんですか?」
マギカ・ウィッチクラフト:「……?コーディライトさん、なにを…?」
マルシル・M・コーディライト:「もう少しこのコたちのことを教えてもらおうと思いましてね」
マルシル・M・コーディライト:「仲良くなるにはまずお互いのことを知る所からですよ……ウェッヘッヘ」
マルシル・M・コーディライト:ずぼ!ぬぺーっ
マルシル・M・コーディライト:近くに転がる怪物の残骸に匙を突っ込んで粘ついた肉片を抉りだしている。
トゥーナ・ネヴァーリンクス:「分析……ということでしょうか。私は専門ではないのでここはお任せするしかありませんが……」
塚井キオ:「陽キャはいいこと言うっすね」
塚井キオ:全く戦闘には寄与できないくらい弱いが、ハヌマーン能力で空気をいい感じにしています。
安生堂リィサ:「香りは専門じゃないのよね」
安生堂リィサ:手持ちの香水を手首に拭いている。柑橘系の香りが広がるオードトワレ
マギカ・ウィッチクラフト:「妖精との対話みたいなものですかね……」
マギカ・ウィッチクラフト:(あ、良い匂いがする……オレンジ系…)
トゥーナ・ネヴァーリンクス:「少なからず腐臭がするところばかり歩いてきたので、綺麗な空気が嬉しいですね」
安生堂リィサ:「ほしい子いたら言ってね。魔法使いってこういうの干渉しちゃうんだっけ?」
塚井キオ:「へっへ。私にできるのはこれくらいなんで」
マギカ・ウィッチクラフト:「私は特に匂いで支障はないです……生身で関与する部分は省いてますから」
マルシル・M・コーディライト:「で、そうそう」
マルシル・M・コーディライト:「”アシヌス”さんという人の身元が出たんでしたっけ」
マルシル・M・コーディライト:フラスコをかき回しつつ
マルシル・M・コーディライト:「そちらとも仲良しになれるといいですねえ」
トゥーナ・ネヴァーリンクス:「はい。シエナ・カノヴァン……いわゆる留年生の一人で、特に問題のない一般的な生徒……だそうなのですが」
トゥーナ・ネヴァーリンクス:「私が見た時はとてもそうとは思えませんでした。一体何があったのでしょう」
マルシル・M・コーディライト:「やはり卒業の一件」
マギカ・ウィッチクラフト:「(ビクッ)」
塚井キオ:「(びくっ)」
マルシル・M・コーディライト:「ショックな方もいらっしゃるんでしょうねえ……先輩方にはお気の毒なことで」
マギカ・ウィッチクラフト:「そ、そうですねぇ……!」
塚井キオ:「いやー! 許せませんっすね!」
塚井キオ:「アトラ・アーリーバード!」
マギカ・ウィッチクラフト:「はい、とんでもない悪、悪魔で大魔王、ですっ」
マギカ・ウィッチクラフト:「で、ですが今憤っても仕方ありません、現在に目を向け、ましょうか」
マルシル・M・コーディライト:「ウェッヘッヘッヘ」
マルシル・M・コーディライト:「さようですね、お二人に変な汗が出てますし」
トゥーナ・ネヴァーリンクス:「現同窓会の議長の方ですよね、人となりを詳しくは存じ上げませんが……」
安生堂リィサ:「なんか色々あったんだってねえ」
マギカ・ウィッチクラフト:「そ、そうですね。詳しくは後日……」
トゥーナ・ネヴァーリンクス:「確かに今は目の前の事態を優先するべきですね」
マルシル・M・コーディライト:「で、そのシエナ先輩は」
マルシル・M・コーディライト:「どうやら地下へと足を進めているようだと」
マルシル・M・コーディライト:ひょいとフラスコをかき回したまま器用に瓦礫を跳び越えつつ
マルシル・M・コーディライト:「何かに誘い込まれているような足取りでもありますねえ」
マルシル・M・コーディライト:「何がこの下にいるんでしょうか……ウェッヘッヘ……」
マギカ・ウィッチクラフト:「え、えーと、見たところ、魔法陣もところどころに仕込まれてますね」
マギカ・ウィッチクラフト:「この形状なら多分、元あるもののに作用するタイプに見えますが……」近づくと肌が少し熱を取り戻す……が、それだけだ。
マギカ・ウィッチクラフト:「このあたりは効力を失ってますね…もっと奥に行くと、症状も悪化しそうですが……」
マルシル・M・コーディライト:「理事会の遺産とか、先住市民のオーパーツとか」
マルシル・M・コーディライト:「何が出てきてもおかしくはないですねえ、ここはキングダムですし……ウェへ」
トゥーナ・ネヴァーリンクス:「私がシエナさんを見つけた時書こうとしていたのも魔法陣でした。もしかして、同じものなのかな……」
塚井キオ:「マギカ代行……代行でいいか──の分野っすね。もっと言えば魔法局の領域か……」リィサの前での呼び方が定まっていなかった。
マギカ・ウィッチクラフト:「んん……でも、なんだか、通り道だけにあるわけではないですね……配置も飛び飛びですし」
マギカ・ウィッチクラフト:「ふらふら寄り道してる感じに見えます」
安生堂リィサ:「じれったいなあ。まとめて盛っちゃおうか」
マギカ・ウィッチクラフト:「盛る?」薬?
マルシル・M・コーディライト:「ウェッヘッヘッヘ」
マルシル・M・コーディライト:「確かに」
マルシル・M・コーディライト:「ムセイオンに名だたるパレットのお一人であるのなら」
マルシル・M・コーディライト:「それも可能ではありましょうね……染め上げて解決!」
安生堂リィサ:「魔法陣って上からカラーを塗るとどうなるのかな」
トゥーナ・ネヴァーリンクス:「この奥にシエナさんがいるのなら、会って話を聞いてみなければ……」
マギカ・ウィッチクラフト:「えーっと……青に黄色を混ぜるようなものですね」
マギカ・ウィッチクラフト:「ムラはあれど緑になって、だいたい別物になります」
トゥーナ・ネヴァーリンクス:「そうなるのですね」
マルシル・M・コーディライト:「実に華々しく見応えのある景色になりそうですが」
マルシル・M・コーディライト:「ここは我々キングダムの領地でありますので」
マルシル・M・コーディライト:かき混ぜる手を止めてくるりと振り向き
安生堂リィサ:「元の色が分からないからなあ……綺麗になる保証がなるのに出来ないか」
マギカ・ウィッチクラフト:「はい。……まぁ、適当にやって、きっちり形になる方が珍しいのですが」
マギカ・ウィッチクラフト:「線一本付け足せば無効にするには十分です、ね」
塚井キオ:「え~今そういうのよくないっすか?」
塚井キオ:「もう消しちゃいましょうよ。病気の美少女がいるんすよ!」
トゥーナ・ネヴァーリンクス:「この魔法陣が感染力を強化するものなのであれば、片っ端から消して回ったほうがよさそうですね」
マルシル・M・コーディライト:「問題ありませんよキオさん」
マルシル・M・コーディライト:「既に解決法は見出しましたのでね……ウェへへへ」
マギカ・ウィッチクラフト:「……なんと?」
塚井キオ:「ぉよ?」
マルシル・M・コーディライト:「よもやよもや、ボクからしても驚きの結果なのですが」
マルシル・M・コーディライト:「お聞きになりますか?……ウェへへ」
マギカ・ウィッチクラフト:「……?お願いします」
トゥーナ・ネヴァーリンクス:「なんだか嫌な予感がします……」
トゥーナ・ネヴァーリンクス:「予感はしますが……解決法とあっては聞かないわけにはいきません」
塚井キオ:「嫌な予感……?」
塚井キオ:なんだろう。
トゥーナ・ネヴァーリンクス:「まあ、この嫌な……というのは私事なので恐縮なんですが……」
マルシル・M・コーディライト:「この子たちは古代の疫病をベースに改造されています」
マルシル・M・コーディライト:「とても古い、古ーいもの、問題は古すぎてボクたち今の人類には抗体が失われていることなのです」
マギカ・ウィッチクラフト:「あぁ……未来から菌を持ち込むと耐性のない過去でパニックになる、という作品もありましたね……それで?」
マルシル・M・コーディライト:「しかししかし!」
マルシル・M・コーディライト:「ただ一点、無敵の病原菌に対して構造の穴を発見しました」
トゥーナ・ネヴァーリンクス:「構造の穴があるのですか」
マギカ・ウィッチクラフト:「構造の不具合……!恐ろしい……」不吉な響きに戦慄
マルシル・M・コーディライト:「それは……微生物による抗菌作用への耐性をサラマンダー能力に依存しているため」
マルシル・M・コーディライト:「高温や超低音に耐える同種、即ち真菌に対しては」
マルシル・M・コーディライト:「プロテクト機能が通用せず、通常の菌叢と菌叢のように」
マルシル・M・コーディライト:「コロニー同士の押し合いが発生するということなのです……そして」
マルシル・M・コーディライト:「ボクの知る限りこの条件を満たす菌類とは、ただひとつ!」
塚井キオ:「おお。なんか難しくて頭良さそうなこと言ってるっす!」
塚井キオ:「これは期待が持てるっすよ……!」
マギカ・ウィッチクラフト:「でも、対抗する菌が手元になければ結局……?」首を傾げる。
トゥーナ・ネヴァーリンクス:「……」嫌な予感のピークで尻尾と耳が立っている
マルシル・M・コーディライト:ずびし!!
マルシル・M・コーディライト:鋭く指さすのは
マルシル・M・コーディライト:トゥーナちゃんの頭上に輝く十字冠!
塚井キオ:そちらへ視線を移します。
マギカ・ウィッチクラフト:「…………」
マギカ・ウィッチクラフト:「………?」
マルシル・M・コーディライト:「Bacillus subtilis var. natto」
マルシル・M・コーディライト:「すなわち」
マルシル・M・コーディライト:「納豆菌!なのですねえ~~!!」
マギカ・ウィッチクラフト:「?????」
マギカ・ウィッチクラフト:教義的に『悪しき邪竜』として扱われる方のウィッチクラフトのため詳しくないが、アレは確か類似する十字のあるデザインじゃなかっただろうか
マギカ・ウィッチクラフト:そう、ベストセラーの方の布教的に。
塚井キオ:「納豆菌」知らない。カンジ組であり、ぜんぜん日本人ではない。
トゥーナ・ネヴァーリンクス:「これは……」
トゥーナ・ネヴァーリンクス:「この十字冠は納豆ではありませ~~~ん!!」
マルシル・M・コーディライト:「騎士王様に献上しました藁納豆から採取した菌を」
マルシル・M・コーディライト:「培養して市街に思いっきりばら撒けば」
マルシル・M・コーディライト:「パンデミックの危機は乗り越えられます!!」
マギカ・ウィッチクラフト:「あ……っとそういう繋がりですか……トゥーナさんの上司に献上した納豆、という意味ですね!」文脈を解釈!ほっ。
マギカ・ウィッチクラフト:まさか十字冠が納豆に似ている、とは考えもしないぞ!
塚井キオ:「わかります?」リィサさんに。
安生堂リィサ:「分かるけど……だーいぶ、分かりたくはないかなぁ……」
安生堂リィサ:「というかなになに、納豆なの? 二人とも?」
安生堂リィサ:「キングダムってそんなに納豆好きな人が多い印象ないんだけど。イギリス系だよね?」
マギカ・ウィッチクラフト:「よくわかんないです。ドイルドなので菌類に付いての知識は確かだと思いますが……」
塚井キオ:「確かにワードの響き的にもそれっぽくないすねえ」
トゥーナ・ネヴァーリンクス:「……その話自体は本当なのですか? あなたが納豆を好みすぎるあまりそう思い込んでいるわけではなく?」
マルシル・M・コーディライト:「守護聖人さま!」
マルシル・M・コーディライト:ひしと手を取る
トゥーナ・ネヴァーリンクス:「ひえ」
マルシル・M・コーディライト:「もはや運命から目をそらしてはなりません!」
トゥーナ・ネヴァーリンクス:「イヤです! そらします!」
マルシル・M・コーディライト:「あなたさまが納豆と共に、このキングダムを!」
マルシル・M・コーディライト:「世界を救う時がやってきたのです!!」
マルシル・M・コーディライト:「運命!なのです!!」
トゥーナ・ネヴァーリンクス:「一人で救っててください~~~!」
マギカ・ウィッチクラフト:「というか……」
マギカ・ウィッチクラフト:「前議長が幼馴染相手に無茶振りで押し通る時の気配がしますね、これ」
塚井キオ:「あ~」あ~。となっている。
マルシル・M・コーディライト:「騎士王様に直接連絡が取れるのは」
マルシル・M・コーディライト:「この場においてトゥーナさまただひとり!」
マルシル・M・コーディライト:「高らかに告げてくださいませ、この納豆大作戦のはじまりを!」
マルシル・M・コーディライト:「さあさあ!どうぞ!」
トゥーナ・ネヴァーリンクス:「私が!? 確かにその通りですが……」
トゥーナ・ネヴァーリンクス:「……はあ。分かりました。連絡はしておきます」項垂れながら。耳と尻尾も垂れている。
マギカ・ウィッチクラフト:「お、お手数おかけしますね……?」
マギカ・ウィッチクラフト:こちらは地上に連絡する訳にはいかない。なぜならここはキングダムであり、メサイアがなにかするとただの侵略なのだ。
マギカ・ウィッチクラフト:ついでに連絡先の心当たりもない。
トゥーナ・ネヴァーリンクス:「いいんです。それが任務ですから……」
”騎士王”ルナンシア:『あれはもう食べてしまった』という連絡が帰ってきます。
マルシル・M・コーディライト:「……」
マルシル・M・コーディライト:「いかがでしたか、お味の方は?」
トゥーナ・ネヴァーリンクス:「……だそうです」
”騎士王”ルナンシア:『味のコメントは控える。ダイズス会への指示は出しておこう』
マルシル・M・コーディライト:「はい!ではそのセンでお願いします!」
マルシル・M・コーディライト:「在庫はたーんとありますのでね……ウェッヘッヘッヘ」
マギカ・ウィッチクラフト:「怖いもの知らず過ぎる……」
安生堂リィサ:「キングダムのえらいひとが奏上された納豆食べてるんだ」
安生堂リィサ:「ええー……おもしろ」
塚井キオ:「案外フランクなんすねえ」
マギカ・ウィッチクラフト:「そうですね……恐ろしいイメージがございますが…」
マギカ・ウィッチクラフト:「もしや私が転校した後でそんな事になってるんですか?キングダム……?」
マギカ・ウィッチクラフト:「それと………Cheer up」トゥーナさんに同じ属性を感じている
トゥーナ・ネヴァーリンクス:「ありがとうございます、マギカさん」
トゥーナ・ネヴァーリンクス:「実際ここでいつまでもしょんぼりしてはいられませんので、がんばります」
マギカ・ウィッチクラフト:「そ、そうですね。はい。なんだかとてつもないGOを出した気がしますがっ…!」
トゥーナ・ネヴァーリンクス:「一応言っておきますが、在庫があるって話とかは絶対私からは言いませんからね」
マルシル・M・コーディライト:「ウェッヘッヘ、つれないですねえ」
マルシル・M・コーディライト:「しかし、守護聖人さまには既に十分決心を見せていただきましたからね」
マルシル・M・コーディライト:「これでまた一歩……」
マルシル・M・コーディライト:「自らの運命を受け入れる準備が整ったのではないですかね~?」うねうねうね。
塚井キオ:「こわ……」
トゥーナ・ネヴァーリンクス:「絶対受け入れません!」
マルシル・M・コーディライト:「照れ屋さんなんだからぁ~……ウェヘヘ!」
マルシル・M・コーディライト:「では進みましょう、地上の問題も解決したことですしねぇ……」
トゥーナ・ネヴァーリンクス:「そうですね。解決の目途は……一応……立ったわけですし」
安生堂リィサ:「関係ないかもだけど、多分だけどここ先に進んでる人いるよ」
マギカ・ウィッチクラフト:「なにか分かるんですか?リィサさん」
安生堂リィサ:「ん? いや人の手が入ってるじゃない。この辺とか」 瓦礫をどかした後。
マギカ・ウィッチクラフト:「あ、あー。ホントですね……確かに……」
塚井キオ:「先程話題に上がった人かな。なんとかっていう……」
トゥーナ・ネヴァーリンクス:「この先に誰かいるとしたら……状況的にシエナさんである可能性が高そうですね」
マギカ・ウィッチクラフト:「はい……じゃあ、この、人手が入った方に進んでみましょう、か?」
トゥーナ・ネヴァーリンクス:「私も探索を進めるのに賛成します」
マルシル・M・コーディライト:「アーティストは手より先に目を肥やすといいますが」
マルシル・M・コーディライト:「流石の観察眼ですねえ」
安生堂リィサ:「あはは。言うほど大したもんじゃないよ」
安生堂リィサ:「でもまあ、身嗜みに気を遣ってない子の気配がするなあ」
マギカ・ウィッチクラフト:「(ビクッ)」今は制服なのでファッションは大丈夫なはず……
塚井キオ:「そうしましょっす。今更ですが、こんな道中になっても付き合ってくださるとは……」
塚井キオ:「プロっすね……! 感動するっす……!」
安生堂リィサ:「貴重なものを見せて貰ってるからね」ざりざりとヒールサンダルを鳴らして歩いて行く。
GM:シーン終了。ロイスが可能。
マギカ・ウィッチクラフト:「トゥーナ・ネヴァーリンクス ○Pそこはかとない共感/Nやるかたない罪悪感」で取得します
マルシル・M・コーディライト:リィサ先輩に取りましょうかねえ
マルシル・M・コーディライト:感服〇/隔意
トゥーナ・ネヴァーリンクス:安生堂リィサ 感服〇/巻き込んでしまいました
マルシル・M・コーディライト:オシャレは麹稼業とは縁遠いものですのでねえ
安生堂リィサ:マルシルさんに取ろうかな 面白い子:○/隔意
◆Middle03◆
GM:全員登場だぜ!
マルシル・M・コーディライト:1d10+35
DoubleCross : (1D10+35) → 3[3]+35 → 38
マギカ・ウィッチクラフト:マギカ・ウィッチクラフトの侵蝕率を1d10(→ 4)増加 (55 → 59)
トゥーナ・ネヴァーリンクス:1d10+57
DoubleCross : (1D10+57) → 4[4]+57 → 61
安生堂リィサ:53+1d10
DoubleCross : (53+1D10) → 53+7[7] → 60
マルシル・M・コーディライト:びっくりするほど平常心だなこいつ
安生堂リィサ:あたしの初期侵蝕より低い
安生堂リィサ:納豆にはまさか侵蝕低減の効果が……?
マルシル・M・コーディライト:ウェッヘッヘ
マルシル・M・コーディライト:ためしてガッテンですねえ
■地下遺構 中層
GM:遺棄された研究施設の中を進んでいく。時折老朽化した飼育設備より抜け出し野生化したレネゲイド生物のたぐいとかち合ったが。
GM:どれも弱っており、本格的な交戦に至ることはなかった。
GM:人の痕跡はみるみる新しくなている。遠くないうちに”アシヌス"を発見できるだろう
GM:──といったところで。君たちの更に背後
GM:つまりは、君たちが通ってきた道より、カツ、カツ。と足音がし始める。
マルシル・M・コーディライト:「ウェへ?」
マルシル・M・コーディライト:「ひとり増えていませんか?」
マルシル・M・コーディライト:「足音」
トゥーナ・ネヴァーリンクス:「誰ですか!」右腕を音のするほうに向けながら。
マギカ・ウィッチクラフト:「ん……ホントですね」
???:「ふ。ふ。ふ」
???:小柄な影である。全身白ずくめのドレス姿に、ウサギの耳。
???:「マギカ」
???:「マギカ・ウィッチクラフト。見つけましたことよ!」
マギカ・ウィッチクラフト:「…………!?」
マルシル・M・コーディライト:「ウェへ……またもメサイアのお客様のようですねえ」
マルシル・M・コーディライト:「賑やかになっていいですねえ……おや」
トゥーナ・ネヴァーリンクス:「マギカさんの……お知り合い?」
塚井キオ:「誰っすか……」
マギカ・ウィッチクラフト:「わ、私ですか!?私に知り合いが…!?」
マルシル・M・コーディライト:「そこ驚かれます?」
マルシル・M・コーディライト:「知り合いはいるでしょう……この人は違うようですがね、ウェへへ」
安生堂リィサ:「記憶喪失?」
マギカ・ウィッチクラフト:「あ、いえ…!心当たりが……無いだけで……ぐっ……」
塚井キオ:「ああっマギカ代行がぼっち時代を拗らせているっす!」
トゥーナ・ネヴァーリンクス:「あちらが一方的にマギカさんをご存じなだけということですね」
マルシル・M・コーディライト:「ではどちらさまでしょう?」
マルシル・M・コーディライト:カンテラを白兎の方へ
マギカ・ウィッチクラフト:「えっと……あ、その……その特徴的な口調……!」
マギカ・ウィッチクラフト:ピーン!
マギカ・ウィッチクラフト:「もしや"トランペッター"にてお嬢様口調を強制されている嵐城さ────」
???:「知らぬのも道理。名乗りましょう、ン我が名は」
マギカ・ウィッチクラフト:(あ、違いそう…!)
繊奢橋ザクセ:「繊奢橋ザクセ! 白タイツ同好会、会長────」
繊奢橋ザクセ:ぱん、と手に持った扇子を開く。
繊奢橋ザクセ:『清楚♡淫靡』と書かれたそれを軽く仰ぐ。颯爽とした冷風が吹いた。
トゥーナ・ネヴァーリンクス:「白タイツ……同好会……?」
マルシル・M・コーディライト:「おや、おやおやおや」
マギカ・ウィッチクラフト:「ええと……繊奢橋ザクセ………さん………?」
マギカ・ウィッチクラフト:「清楚……?」
マルシル・M・コーディライト:「よもやよもや、暗くてよく分かりませんでしたが、中々可愛らしいお人ではないですか」
マルシル・M・コーディライト:「お友達になれるでしょうか、ウェッヘッヘ……」
安生堂リィサ:「あ、もしかして同校?」
GM:では判定でーす
GM:なんでもう察してるんだよ
トゥーナ・ネヴァーリンクス:判定
安生堂リィサ:マジで? ごめん
安生堂リィサ:やりなおすね 判定お願いします
マルシル・M・コーディライト:www
マギカ・ウィッチクラフト:いったいなにものなんだ
GM:いえ。リィサさんが判定成功したことにして情報を貼ります。面白いので
安生堂リィサ:wwwwww
トゥーナ・ネヴァーリンクス:www
マギカ・ウィッチクラフト:wwwww
マルシル・M・コーディライト:アドリブ性がたかすぎんよー
▼シャスティティ/繊奢箸(せんしゃばし)ザクセ
かつてムセイオンアートスクールに在籍していた風景写真家。
特に雪景色を専門にしており、それなりに高い評価を得ていた。<
マルシル・M・コーディライト:知り合いだった!!
繊奢橋ザクセ:「あら。リィサさん……奇遇ですわね」
マギカ・ウィッチクラフト:「そちらのお知り合いでしたか……」
安生堂リィサ:「久しぶり、になるのかな。あれ、でも背変わってないね?」
繊奢橋ザクセ:「あれから時が経ち、わたくしは成長しました……」背のことを無視。
安生堂リィサ:「うんうん」
繊奢橋ザクセ:「美脚こそがこの世の真理と気づいたのです」
マギカ・ウィッチクラフト:「………話端折りました??」
トゥーナ・ネヴァーリンクス:(なんだかマルシルさんと同じような……変な人の気配を感じます!)
安生堂リィサ:「そうか……じゃあ見出せたんだ? 作家性」
繊奢橋ザクセ:「ええ。かつて私が求めた純白の景色……踏み込まれざる処女雪の白、そこから覗く自然の営み」
マギカ・ウィッチクラフト:(あれっ、なんだか真面目な話……?私ですか?おかしいのは私…?)
マルシル・M・コーディライト:「んん~、ジャンルは違えど」
マルシル・M・コーディライト:「情熱の方向性に近いものを感じますねえ、ウェへへへへ」
繊奢橋ザクセ:「簡単なことだったのです。その究極は新星の学び舎の、無垢なる少女たちにこそ見出すべきものだと!」
繊奢橋ザクセ:「マギカ・ウィッチクラフトさん!」
マギカ・ウィッチクラフト:「は、はい!?」
繊奢橋ザクセ:「脚を撮らせてください!」
マギカ・ウィッチクラフト:「嫌です!……え!?」
マギカ・ウィッチクラフト:「なぜ!?」
マギカ・ウィッチクラフト:前議長との会話で反省し、初手拒否から入る心構え。あの経験がなければ危なかった
繊奢橋ザクセ:「決してやましい目的ではなく、芸術的観点から!」
マギカ・ウィッチクラフト:「い、いや、それなら!」
マギカ・ウィッチクラフト:「リィサさんの足とかも素敵だと思いますけど…!?長くて、スラッとしてて」
マルシル・M・コーディライト:「ウェッヘッヘッヘ」
マルシル・M・コーディライト:「見事なスリッピングアウェー」
マルシル・M・コーディライト:「矛先をいなしましたね」
繊奢橋ザクセ:「あなたのその美しい銀の髪、白い肌。それを恥じらうようにコーティングする白き薄膜──」
繊奢橋ザクセ:「我がファインダーに収めさせて頂きたい」
マギカ・ウィッチクラフト:「いなせてませんよねこれ……!?」
繊奢橋ザクセ:シャッ。カメラを取り出す!
塚井キオ:「えぇ。なんですかこいつ……キモ……」
マギカ・ウィッチクラフト:「ひっ!」体を抱いて半身になる
トゥーナ・ネヴァーリンクス:一応、マギカさんを守るように手前に移動する。
安生堂リィサ:「おっと」
安生堂リィサ:屈んで、手を横に伸ばす。マギカさんの足下を隠すように
安生堂リィサ:「そうはいかないわね。彼女はあたしの"予約客"だから」
トゥーナ・ネヴァーリンクス:「そういった行為は……同意を得てからのほうがよろしいかと!」
マルシル・M・コーディライト:「こういう時、自分に向けられていない矛先には」
マルシル・M・コーディライト:「毅然と対処できるんですねえ、トゥーナさまの素敵なところです」
マルシル・M・コーディライト:その隣に並び立つ。
トゥーナ・ネヴァーリンクス:「あなたは静かにしていてください!」
繊奢橋ザクセ:「ふむ。あくまで拒否すると? 確かに、リィサさんの脚もいずれ掌中に収めたいものと思っていました……」
マルシル・M・コーディライト:「うちの守護聖人さまもそう仰られているのでね、お控えいただきましょうか。ウェッヘッヘッヘ」
トゥーナ・ネヴァーリンクス:「リィサさんも私の後ろにどうぞ!」
安生堂リィサ:「ありがとう騎士さん。でも、2年経ってもーーここは変わってないよね」
安生堂リィサ:「ねえザクセ。ムセイオンアートスクールで、"題材"の取り合いになったとき」
安生堂リィサ:「どうする?」
マギカ・ウィッチクラフト:「と、と言うか、なぜ私に?流石に意味がわからないというか……」
マギカ・ウィッチクラフト:「髪と顔は褒められてましたけど、脚って、私ちんちくりんですし……」
マギカ・ウィッチクラフト:「そもそも白き薄膜って……」
マギカ・ウィッチクラフト:見る。ぴちりと肌を隠す、白のタイツ
塚井キオ:「……そうか」思い出す。
マギカ・ウィッチクラフト:「…………!」
アトラ・アーリーバード:──『……ああ、というわけで、だ。今貴様に疑いを持つ者は』
アトラ・アーリーバード:──『貴様がキングダムに居るという発想にはならんという話だ。私のキングダム嫌いはまあまあ有名なはずだしな』
塚井キオ:───『『生徒会は同窓会の反対勢力を扇動支援している』『アトラ・アーリーバードの暴挙を止められなかったグレート・バビロンを許すな』 『今宵あなたの白タイツ姿を頂きに参ります』……最後の何っすかね?』
???:───『今宵あなたの白タイツ姿を頂きに参ります』
塚井キオ:「ああっああああ──! あの時の脅迫状!」
塚井キオ:「こいつ、関係ない…………!」
マギカ・ウィッチクラフト:「…………」
マギカ・ウィッチクラフト:「あの怪文書貴方だったんですかーーー!?」
繊奢橋ザクセ:応じるように少女が怪しく微笑む。
繊奢橋ザクセ:地下であるはずの空間がぱらぱらと吹雪き、白く埋め尽くされてゆく。
マギカ・ウィッチクラフト:「こ、この菌を巻いて事件を起こそうとしてる人と共謀して挟み撃ち、とか」
マギカ・ウィッチクラフト:「では……!?」
マギカ・ウィッチクラフト:「ない……!?」
繊奢橋ザクセ:「ご招待しましょう」
繊奢橋ザクセ:「我が作家性は"聖域"。儚くして侵されざる純潔の色」
繊奢橋ザクセ:「────この世界(アトリエ)に挑むなら、処女雪を穢す罪深さを知れ」
マギカ・ウィッチクラフト:「待ってください!追いつけない!理解が、メモリが空いてませんから────っ」
トゥーナ・ネヴァーリンクス:「間違いなく……危険人物……!」
安生堂リィサ:「作家性の開示。本気だね」
マルシル・M・コーディライト:「ウェッヘッヘ、やはりこの拘りにはシンパシーがありますねえ」
繊奢橋ザクセ:白き神殿が展開し、屹立する。白亜の天井と柱のあわいに君たちを内部へ納める。
繊奢橋ザクセ:その柱は、上下が互い違いに。どれもがわずかずつ異なるデニールの凹凸を再現された。
繊奢橋ザクセ:少女の脚を象っている。
GM:ミドル簡易戦闘を開始します。
マギカ・ウィッチクラフト:「~~~~~~~~っ!?」ゾワッ
マギカ・ウィッチクラフト:世界を支える少女の脚達。心象風景を叩きつけられたように理解する。
マギカ・ウィッチクラフト:ここに居並ぶ柱達と同じく────その"眼"で見られていると。
マギカ・ウィッチクラフト:「………へ」
マギカ・ウィッチクラフト:(変態だわーーーーーっっ!)
【ザクセのアトリエ~雪花清楚神殿スノーシュー】
ラウンド開始時にPC全員は10点のダメージを受ける。また、神殿を血で汚すことによって、さらにザクセの攻撃を受ける。この攻撃はカバーリングが可能であり、装甲とガードの影響を受ける。
PCは以下の判定のどちらかを行うことができる。
▼白タイツを用意する
〈調達:〉で防具を購入し、即座にメジャーアクションを行い未行動のPCに装備してあげる。
そのPCが行う『脚線美を見せつける』の判定達成値を+防具の装甲×2する。
▼脚線美を見せつける
【肉体】/〈芸術:ポージング〉でザクセを興奮させる。
興奮が一定値に達すると鼻血を出して自らのアトリエのルールに抵触する。
『脚線美を見せつける』のPC全員の判定合計が50以上になった時点でアトリエの攻略が完了する。
GM:質問などがなければやっていきます
マルシル・M・コーディライト:www
マルシル・M・コーディライト:いやあの
マルシル・M・コーディライト:質問したい所は
マルシル・M・コーディライト:無限にあるんだけどさ!!
マギカ・ウィッチクラフト:wwwwww
トゥーナ・ネヴァーリンクス:何?????
安生堂リィサ:ミドルで戦闘してねえ!
マルシル・M・コーディライト:何の何が何???
マギカ・ウィッチクラフト:質問しまくったらやらなくて良い!?
繊奢橋ザクセ:逃げるのですか
トゥーナ・ネヴァーリンクス:簡易戦闘の簡易ってこういう意味なんだ
マギカ・ウィッチクラフト:>装備してあげる。 良いことみたいに書かれてるのが世界観の塗替えを感じるんだよな
マギカ・ウィッチクラフト:クソッ……!突破するしかねぇ…!どこまでもついてくるぞ!
マルシル・M・コーディライト:しかしまあ
マルシル・M・コーディライト:ルールの方は大体わかった
安生堂リィサ:そして私は殺し合うしかないことが分かりました
マルシル・M・コーディライト:見せてあげましょう守護聖人さま
マルシル・M・コーディライト:最高のホーリー白タイツを!!
トゥーナ・ネヴァーリンクス:イヤです~~~~!
マギカ・ウィッチクラフト:嫌だ~~~~~(やるしかないよトゥーナさん!)
マルシル・M・コーディライト:共に戦う仲間のためですよ!
GM:大体ルールは分かったようだな
繊奢橋ザクセ:ではいきます!お覚悟を!
マギカ・ウィッチクラフト:くそっ顔だけは良い
マルシル・M・コーディライト:かわいいよね
繊奢橋ザクセ:不思議な力で全員に10点ダメージが入ります!
マギカ・ウィッチクラフト:コイツ…!
安生堂リィサ:どういうアレだよ
マルシル・M・コーディライト:ウギャーッ
マルシル・M・コーディライト:自分で用意した白タイツを自分で汚させる女なんなんだよ
マルシル・M・コーディライト:そんで逆ギレしてくるの本当に何
マギカ・ウィッチクラフト:装甲は!
繊奢橋ザクセ:今回は無効とさせてください
繊奢橋ザクセ:あっでもマギカちゃんはノーダメでいいかな
マギカ・ウィッチクラフト:装甲の方に価値を見出してるくせにー!
繊奢橋ザクセ:白タイツ履いてるから
マギカ・ウィッチクラフト:wwwww
マルシル・M・コーディライト:www
マルシル・M・コーディライト:ふざけてんのか!!
マギカ・ウィッチクラフト:じゃあ 装甲12の戦闘用きぐるみ(白タイツ)で弾きます
安生堂リィサ:装甲なし!素通し
安生堂リィサ:24→14
トゥーナ・ネヴァーリンクス:マグネットフォースでカバーリングします 誰がいいかな……
トゥーナ・ネヴァーリンクス:装甲の影響は受けるってルールに書いてあるぞ!
マルシル・M・コーディライト:守護聖人さま!
マルシル・M・コーディライト:はいてないですか!
マルシル・M・コーディライト:白タイツを!
マルシル・M・コーディライト:結構はいてそうなデザインしてると思うぞ
繊奢橋ザクセ:むむ。そうかも……
繊奢橋ザクセ:履いてるならいいですよ
マルシル・M・コーディライト:心の眼で見るのじゃ
マルシル・M・コーディライト:見えてきたじゃろう
トゥーナ・ネヴァーリンクス:……マルシルさんは無視してリィサさんをカバーリングします!
マルシル・M・コーディライト:www
マギカ・ウィッチクラフト:wwww
繊奢橋ザクセ:履いてそうではなく
繊奢橋ザクセ:履いているとこの場で宣言してください
繊奢橋ザクセ:既に白タイツを履いていることを
マルシル・M・コーディライト:戦術的判断を無視しやがって!
マルシル・M・コーディライト:じゃあはいてます!こいつもそう無理のあるデザインではない!
マルシル・M・コーディライト:白フリルだしね
繊奢橋ザクセ:ヴッ……やりますね。いいでしょう
マギカ・ウィッチクラフト:チャイニー系だもんね
マギカ・ウィッチクラフト:じゃあ…領域の盾も必要ないな…無傷だ。
安生堂リィサ:じゃあカバーされます
安生堂リィサ:そしてロールで説明しますが、私は白タイツは履いていない
マルシル・M・コーディライト:www
マルシル・M・コーディライト:断固拒絶の構えで草
トゥーナ・ネヴァーリンクス:10ダメージが2回で20ダメージだけど装甲が23あるので無効になる……はず!
繊奢橋ザクセ:装甲効くならそうなっちゃうな~
安生堂リィサ:ダメージ与えたいんでしょ?
安生堂リィサ:やっぱり食らおうか? 大事な後輩(仮)だし
繊奢橋ザクセ:10ダメージのほうは装甲効かないつもりで書いたのでそういうことにしてください
繊奢橋ザクセ:極大消滅波みたいなやつ カバーも不可
マルシル・M・コーディライト:追撃部分があくまで有効というだけね
トゥーナ・ネヴァーリンクス:了解!
繊奢橋ザクセ:そう
マギカ・ウィッチクラフト:なるほどね。
安生堂リィサ:じゃあトゥーナさんのカバーを謹んでお断りします
GM:www
トゥーナ・ネヴァーリンクス:お断りされます
マルシル・M・コーディライト:すごいな
マギカ・ウィッチクラフト:なぜ断られたのか寝る前に反省会です
繊奢橋ザクセ:9dx7 おらー!命中。二人同時です
DoubleCross : (9DX7) → 10[3,4,6,6,7,8,8,9,9]+10[3,4,4,5,9]+2[2] → 22
マルシル・M・コーディライト:『美学』だけでミドル戦闘が回っている
マルシル・M・コーディライト:めちゃくちゃムセイオン生相手らしいよこれ
マギカ・ウィッチクラフト:これがムセイオンか…
安生堂リィサ:一応振っておくか。回避。
安生堂リィサ:あ、いやガードが良いかな
トゥーナ・ネヴァーリンクス:ガードします ガード値6
安生堂リィサ:胸を貸してあげよう。いや足をかな?
安生堂リィサ:ガードで。きませいダメージ
繊奢橋ザクセ:3D10+25 えーい!
DoubleCross : (3D10+25) → 12[9,1,2]+25 → 37
繊奢橋ザクセ:装甲ガード有効
トゥーナ・ネヴァーリンクス:それなら合計で29軽減できるので8ダメージ 最初の貫通分と合わせて18減って残り12……かな
安生堂リィサ:リザレクト!
安生堂リィサ:60+1d10
DoubleCross : (60+1D10) → 60+7[7] → 67
マルシル・M・コーディライト:かて~
繊奢橋ザクセ:くっ……
マギカ・ウィッチクラフト:強いな~
GM:ではPC手番となります。ちなみに普通に殴ることも出来ますが、特に何も起こりません。
GM:データ上は攻撃していなくても攻撃して無駄だったロールしていいですよ。
GM:行動値順に処理する必要はないので、自由な順番で動いて下さい
トゥーナ・ネヴァーリンクス:草
マルシル・M・コーディライト:なんなんだこいつ
マルシル・M・コーディライト:いやなんなのかはぜんぶ言ってるが
安生堂リィサ:メチャクチャ言いやがる
繊奢橋ザクセ:白タイツ同好会会長です
マルシル・M・コーディライト:うるせ~~~~
安生堂リィサ:ダブルクロスの姿か? これが
安生堂リィサ:とりあえず行動値順で普通に動いて良いですか?
トゥーナ・ネヴァーリンクス:自由なゲームだなあ……
マルシル・M・コーディライト:どーぞどーぞ
GM:いいと思います
トゥーナ・ネヴァーリンクス:そうしたほうが分かりやすいのでそれでお願いします
マギカ・ウィッチクラフト:wwww
マギカ・ウィッチクラフト:お願いします
安生堂リィサ:じゃあGM。芸術:ポージングで後者の判定に挑戦しますが
安生堂リィサ:《天使の絵の具》でボーナスかかりますか?
GM:2点固定値を加算してよいとしましょう。
GM:ちなみにラウンド終了までやったあとロールに入りますが、その時点で達成値が足りていなくても
繊奢橋ザクセ:ロールがエッチだったら私が達成値を追加します。
マルシル・M・コーディライト:www
トゥーナ・ネヴァーリンクス:自分の欲望に忠実なGM
マルシル・M・コーディライト:お前何なんだよ!!
安生堂リィサ:わあい。では判定。
安生堂リィサ:9dx+2
DoubleCross : (9DX10+2) → 10[3,3,4,5,6,7,8,8,10]+8[8]+2 → 20
マギカ・ウィッチクラフト:すご
マルシル・M・コーディライト:すごい、この状況で即ポージングから入れるの
マルシル・M・コーディライト:メンタルが強すぎる
繊奢橋ザクセ:えっすご
GM:じゃあもう20/50!
安生堂リィサ:もうどこから突っ込んで良いか分からないが
安生堂リィサ:こっちだってムセイオン最強の名を背負ってるんだよ
GM:強い……!
マルシル・M・コーディライト:次鋒いきます!
マギカ・ウィッチクラフト:次鋒!出ろ!
マルシル・M・コーディライト:こちらが挑むのはもちろん調達判定!
マルシル・M・コーディライト:守護聖人さまに最高の白タイツを用意してさしあげます!
トゥーナ・ネヴァーリンクス:だと思った!
マルシル・M・コーディライト:ぐぉごごご!戦闘用着ぐるみを狙う!
マルシル・M・コーディライト:調達!
マルシル・M・コーディライト:5dx+1
DoubleCross : (5DX10+1) → 9[1,1,2,8,9]+1 → 10
マルシル・M・コーディライト:ぐえー!しかし財産はいっぱいあるぞ!
マルシル・M・コーディライト:4使って成功だ!
マギカ・ウィッチクラフト:フローズンリリーもあるけど自前の財産多いな!?
繊奢橋ザクセ:無骨な鎧のヴェールに覆い隠された足が……!
マルシル・M・コーディライト:エノキダケのように真っ白なタイツにつつまれるのだ!
マギカ・ウィッチクラフト:どのみちヴェールには覆われてるんですよ 履かせたから
GM:トゥーナさん、着せてくれるらしいですがどうしますか? 着ますか?
トゥーナ・ネヴァーリンクス:もう少し財産の使い方を考えてほしい いや考えてこれなのはそうだけど……
マルシル・M・コーディライト:12点のボーナスですよ
マルシル・M・コーディライト:逃す手はありません!!
GM:拒否した場合
繊奢橋ザクセ:不思議な力で履いたことにさせます 私が
マルシル・M・コーディライト:www
トゥーナ・ネヴァーリンクス:着ます…………
マルシル・M・コーディライト:なんで聞いた???
マルシル・M・コーディライト:いまなんで聞いたの???
繊奢橋ザクセ:よし!!!
繊奢橋ザクセ:よし!!!
マギカ・ウィッチクラフト:何なんですのこれ?
トゥーナ・ネヴァーリンクス:2回も言ってる
マルシル・M・コーディライト:よしじゃないが
安生堂リィサ:うんうん、それもまたムセイオンだね
繊奢橋ザクセ:わかりますか
GM:次行きましょう
GM:行動値7のトゥーナさんどうぞ
トゥーナ・ネヴァーリンクス:はい
トゥーナ・ネヴァーリンクス:では脚線美を見せつけます
マルシル・M・コーディライト:ヤッター!!
マルシル・M・コーディライト:セクシー守護聖人!!
マギカ・ウィッチクラフト:お労しい
繊奢橋ザクセ:ハァハァ……お願いします!
マルシル・M・コーディライト:ウェッヘッヘッヘ……!はやくはやく……!
トゥーナ・ネヴァーリンクス:こわこの人たち
トゥーナ・ネヴァーリンクス:肉体4に芸術が0 でもさっき装備貰ったから達成値に+12されて……
トゥーナ・ネヴァーリンクス:4dx+12
DoubleCross : (4DX10+12) → 8[3,4,5,8]+12 → 20
マルシル・M・コーディライト:しゃー!
マルシル・M・コーディライト:見たかこのセクシーを~~!
繊奢橋ザクセ:40/50!
繊奢橋ザクセ:エクセレントですわ! ハイタッチ!
マルシル・M・コーディライト:イエイイエイはいたーっち!
マルシル・M・コーディライト:ぴょいんぴょいん
マギカ・ウィッチクラフト:………
マギカ・ウィッチクラフト:行動値順なら私ポージングしなきゃじゃん…!防具を買ってお茶を濁すつもりが……! これがキングダムのやり方か…!
繊奢橋ザクセ:フフ……なかなか良い眺めですよマギカさん……良い眺めに……良い眺めって奴は……
マギカ・ウィッチクラフト:許さねぇ……! 償わせてやるぞ大魔王アトラ・アーリーバード…!
アトラ・アーリーバード:なんでぇ~!?
繊奢橋ザクセ:というわけでどうぞ!
マギカ・ウィッチクラフト:はい。ところで私さっき白タイツ装備認定されて、ザクセちゃんも私狙いなんですけど
マギカ・ウィッチクラフト:ボーナスとかありますか?
繊奢橋ザクセ:10点あげましょう
マギカ・ウィッチクラフト:やったー やったか?
トゥーナ・ネヴァーリンクス:くれるんだ
マルシル・M・コーディライト:もう終わってるじゃん、判定が
マルシル・M・コーディライト:あとは尊厳の問題
マギカ・ウィッチクラフト:じゃあ……振ります……
マギカ・ウィッチクラフト:芸術:ポージングで……
繊奢橋ザクセ:はやくはやく!
マルシル・M・コーディライト:ひゅーひゅー!
マギカ・ウィッチクラフト:2dx+10
DoubleCross : (2DX10+10) → 4[3,4]+10 → 14
マギカ・ウィッチクラフト:ワァ…!
マルシル・M・コーディライト:なんかこの
マルシル・M・コーディライト:リィサちゃん以降は2人とも出目自体は大したことないの
マルシル・M・コーディライト:マジで乗り気のなさを感じていいですね
GM:54/50! 戦闘終了。PCたちの勝利です。
繊奢橋ザクセ:扇子を一振りするごとに、ふわりと舞った雪が薄氷の刃を携えたウサギへと変わる。
繊奢橋ザクセ:アトリエの支配者たるザクセの意思に従って、それらは恐るべき速度で君たちに斬りかかり──「お待ちになって」
繊奢橋ザクセ:「白タイツの方はだめです」
繊奢橋ザクセ:反応を許さぬ速度で、白タイツを身に着けていない二人を切り裂く!
マルシル・M・コーディライト:「ぴゃああああっ!?ウェへ……?」
マルシル・M・コーディライト:咄嗟に身を守ろうとしたが、攻撃が来ないことに気付く。
マギカ・ウィッチクラフト:「は?」周囲に展開したドローンが狙いを定めようとしている。
マギカ・ウィッチクラフト:「あれ…………!?」
トゥーナ・ネヴァーリンクス:「ええ……!?」切り裂かれる。
安生堂リィサ:「うくっ……!」 回避をしようともしない。血の線を引いて下がる。
安生堂リィサ:視線は、展開された領域を驚きと共に見ている。
マギカ・ウィッチクラフト:「あれ…私を狙ってきていたの、では…?」
マギカ・ウィッチクラフト:複数台ドローンのモニターに?が大写し。
マルシル・M・コーディライト:「おお、そういえば」
マルシル・M・コーディライト:「ボクも履いていましたねえ白タイツ」
マギカ・ウィッチクラフト:「……えっ、あっ」
マギカ・ウィッチクラフト:「そういうことなんですか……?白タイツが汚れるから……みたいな…」
マルシル・M・コーディライト:「地下は足元が冷えやすいですからねえ……ウェへへ……これはラッキーでした」
繊奢橋ザクセ:「ふふふ。いいロケーションです。血が新雪を汚せば──」
繊奢橋ザクセ:両手の親指と人差指でカメラを作って君たちを観察する。
繊奢橋ザクセ:「裁きを受ける。わたくしの清楚神殿の!」
繊奢橋ザクセ:落雷が流血した二人を打ち、血を焼き消す。
マギカ・ウィッチクラフト:「嘘でしょう…!?」
マルシル・M・コーディライト:「自分で汚しておいて!」
マルシル・M・コーディライト:「勝手な人ですねえ~、ウェッヘッヘ」
トゥーナ・ネヴァーリンクス:「おっと!」盾で落雷を受け流す。
安生堂リィサ:「~~~~っ!」 身を固まったまま、追撃の落雷を受ける。
安生堂リィサ:「これ、やっぱり……!」シースルー素材の肩口や、足下のレギンスが焼き切れて散る。
マギカ・ウィッチクラフト:「……………」展開したドローンの光跡が陣を描く。
マギカ・ウィッチクラフト:ボ、ボボボボッ。生み出された炎の蛇が舐めるように繊奢橋ザクセを包んで燃やす!先手必勝!後手ですが!
マギカ・ウィッチクラフト:「前議長はこういう時話を聞かないことで事態を好転させたり、悪化させてきました……!」
マギカ・ウィッチクラフト:代行としてその義務を果たす時!
繊奢橋ザクセ:「フッ」
繊奢橋ザクセ:ぱしり、と扇子を閉じた。
繊奢橋ザクセ:同時、炎が掻き消える。「今回は。話を聞いたほうがいいですよ。わたくしのアトリエでは、無垢なる白を冒す行動は許可されない」
繊奢橋ザクセ:「この通り、尋常の攻撃は通じませんの」
マギカ・ウィッチクラフト:「そんなっ……!?」
トゥーナ・ネヴァーリンクス:「攻撃が効いてない……!?」
マルシル・M・コーディライト:「ダメージ無効ですか、自信満々に姿を現しただけはありますねえ」
トゥーナ・ネヴァーリンクス:「この異様な空間の効果でしょうか……なんて厄介な」
マギカ・ウィッチクラフト:(攻撃が効かない……魔術、あるいは条件付けによる場の縛り……!?このままでは……)
マギカ・ウィッチクラフト:「皆白タイツになってしまう…!」
トゥーナ・ネヴァーリンクス:「白タイツに!?」
マギカ・ウィッチクラフト:「す、すみません、動揺しました。白タイツにはなりません。多分…!」
トゥーナ・ネヴァーリンクス:「ならないんですか。よかった……」一安心。
マルシル・M・コーディライト:「リィサさん、こういう場合はどうするべきでしょうか」
マルシル・M・コーディライト:「ムセイオンの術についてはボクら詳しくありませんのでね……ウェへへ」
マルシル・M・コーディライト:「リィサさんだよりです」
繊奢橋ザクセ:「察しがよいですね。もちろん、ただ私が無条件に無敵であるわけではなく──」
安生堂リィサ:展開された領域に、目を白黒させる。「これは、わたしたちの領域。アトリエって呼んでるけど」
安生堂リィサ:「生徒一人一人が持つ、作家性が最優先される。基本的に、取り込まれた時点で終わりだよ?」
マギカ・ウィッチクラフト:「終わった………………………………………」天を仰ぐ
トゥーナ・ネヴァーリンクス:「それは……非常に困りました」
マルシル・M・コーディライト:「ウェ~~ッヘッヘッヘ!」
マルシル・M・コーディライト:「おしまいでしたか~~!」
マルシル・M・コーディライト:「よもやよもや」
マルシル・M・コーディライト:「しかし守護聖人さまとおしまいというのも」
マルシル・M・コーディライト:「ボクの人生、悪くはないですねえ~……ウェッヘッヘ」
繊奢橋ザクセ:「ふ。ふ! ふ! 観念したようですね!」
安生堂リィサ:「白タイツ、履いた方が良いかもね。あなたたちは」
トゥーナ・ネヴァーリンクス:「えっ!?」
マギカ・ウィッチクラフト:「はい……?」
マギカ・ウィッチクラフト:「リィサさん……もしや既にアトリエに蝕まれて……?」
マギカ・ウィッチクラフト:ハッ。という顔。
繊奢橋ザクセ:「ふふ、そうですとも! 私に恭順を誓い白タイツを身に着け、淫靡なアングルでの撮影に応じてくだされば解放すると約束しましょう!」
安生堂リィサ:「あたし? あはははは! 取るべきは二つだよ。向こうの作家性に乗っかるか、」
安生堂リィサ:「それ以上を見せるか、かな」
トゥーナ・ネヴァーリンクス:「な、なんか言ってますよ!」引き気味
マギカ・ウィッチクラフト:「い、いえ!専門家の言葉です!もう少し聞きましょう。リィサさんは冷静な方です」
マルシル・M・コーディライト:「なるほどーなるほどー」
マルシル・M・コーディライト:「つまり手本を、見せていただけると!」
安生堂リィサ:ざ、と踏み出す。
安生堂リィサ:「でも、本当にすごいね……ザクセ」展開された領域に、目を白黒させている。
マルシル・M・コーディライト:「これは見ものですね~ウェッヘッヘ!」
マルシル・M・コーディライト:すっかり野次馬気分
繊奢橋ザクセ:「む……きましたか。しかしそのしどけなく破れたレギンス程度で」
繊奢橋ザクセ:「わたくしの心象風景を打ち破れるとでも?」
安生堂リィサ:「そう、アトリエ。本当に外でも出せるようになったんだ――」
安生堂リィサ:「――あたしじゃなくても。恵まれてるじゃん、現役生?」
安生堂リィサ:下向きに交差させた両腕を、円を描いて上へと向ける。まるで衣服を脱ぐジェスチャーのような妖艶な動作。
安生堂リィサ:その指先の軌跡に沿って、純白の領域に、十の極彩が刻まれる。
安生堂リィサ:空中に描かれた光の線は、シルバーラメグラデにシェルを合わせた、刺激的で軽やかなデザイン。
マギカ・ウィッチクラフト:「わ……。」指を開いた手で目を隠し、隙間から見る。
マルシル・M・コーディライト:「むむむ……これは……!」
マルシル・M・コーディライト:「何が起こるのかは分かりませんが、煌めいていて、うつくしい……!」
繊奢橋ザクセ:「……!」
トゥーナ・ネヴァーリンクス:「わあ……」綺麗だなあ、と思っている。
安生堂リィサ:マニキュア。燐光に彩られた爪の軌跡を、己が領域とする。リィサが自身に施すネイルアートは、それ自体が極小規模のアトリエなのだ。
安生堂リィサ:純白の清楚世界に刻まれる、アゲアゲでピュアな十の爪痕が――いや。爪痕は、二十ある。
安生堂リィサ:「残念ね。新雪だけなら、あたしとも同居できたのに」
マギカ・ウィッチクラフト:「すごい………」"陣"を描く振る舞いに関しては美を理解できる。
マギカ・ウィッチクラフト:無駄を削ぎ落とした──否。
マギカ・ウィッチクラフト:"無駄"すらを含めて必要を突き詰めた"技術"は、ジャンルを超えて美しい。
安生堂リィサ:軌跡の数は、倍だ。サンダルが脱ぎ捨てられる。跳躍する。足の爪にも、ネイルが施されている!
安生堂リィサ:「せー、のっと」オーヴァード感覚を活かした宙返り。長い足を振り回し、足先が空中に虹色の線を刻む。
安生堂リィサ:両手両脚の爪が、色の線を描いてザクセの領域に、リィサの色を刻みつけていく。
マギカ・ウィッチクラフト:「わぁ……」《機械の声》。無自覚にドローンが視線とリンクし、その振る舞いをライトアップする。
マルシル・M・コーディライト:「おお~~!」
マルシル・M・コーディライト:「華やかですねえ華やかですねえ~!」
マルシル・M・コーディライト:「これがムセイオンアーティスト同士の戦い……!」
トゥーナ・ネヴァーリンクス:「美しいです……」目がキラキラしている。
マギカ・ウィッチクラフト:「うん……!」
繊奢橋ザクセ:「わたくしのアトリエに……いけません!」
繊奢橋ザクセ:扇子を仰ぎ、溢れるように出現した危険なウサギたちが剣を持ち襲いかかる!
安生堂リィサ:「あぶないなあ」領域の極彩の爪痕を、踏む。
安生堂リィサ:刻まれた線はすべてがリィサの領域だ。さながら近未来図の空中車両通路めいた、無数の足場が形成されている。
安生堂リィサ:ザクセの斜め上方で、交差した彩線に腰掛けて、組んだ素足を向ける。
安生堂リィサ:「さ」 「ここまでおいで、後輩?」
繊奢橋ザクセ:「美しい──」
繊奢橋ザクセ:引き込まれる。はじめは純白のキャンバスに刻まれるひかりの奇跡に。
安生堂リィサ:「おっと」飛びついてきた兎を、軽く身を反らしてかわし。「つかまえた」
安生堂リィサ:一度ぱっと広げた、ペデュキュア輝く両脚のふくらはぎで挟んで捕まえる。
マギカ・ウィッチクラフト:「!?」
マギカ・ウィッチクラフト:なんだか今すごい動きを見た気がした。
マルシル・M・コーディライト:「おやおやおや」
マルシル・M・コーディライト:「なんだかちょっといやらしいことになっていますね……ウェへへ」
トゥーナ・ネヴァーリンクス:「わあっ!」思わず目をつぶる。
繊奢橋ザクセ:見とれていた。やがてそれを描いた手足……足先。白タイツにはありえない彩色を湛えた。
繊奢橋ザクセ:「ぐぷ」
繊奢橋ザクセ:思わず顔を抑える。ぼたりと鼻血が垂れ、白亜の床を汚す。
マギカ・ウィッチクラフト:「あっ、ダメージを受けている……!……なぜ?」
マギカ・ウィッチクラフト:その艶やかな脚から目をそらした先で何故か血が。
トゥーナ・ネヴァーリンクス:「あっ 血……」
安生堂リィサ:「よしよし。あなたにも色をつけてあげよう。ふふっ、やわらかいねえ」
繊奢橋ザクセ:「あ」バリバリバリバリ!!!!
繊奢橋ザクセ:「あああ~~~! ダメ! エッチすぎ!!!」
繊奢橋ザクセ:「や、やめてくださいまし、足先でふにふにしないで……!」
繊奢橋ザクセ:ぱちん! 雷に打ちふせられるも命からがら扇子を閉じ、ウサギを消す!
安生堂リィサ:そのまま眼下の三人に振り返って。「とまあ、攻略はこんな感じかな。うまくやって」
マギカ・ウィッチクラフト:「なんですかこの人……」
マルシル・M・コーディライト:「なるほどなるほど、よもやよもや」
マルシル・M・コーディライト:「興奮しすぎると集中力が散って」
マルシル・M・コーディライト:「領域の制御が不安定になるようですねえ」
マギカ・ウィッチクラフト:「あ、なるほど、そういう……よくわかりましたね……?」
トゥーナ・ネヴァーリンクス:「こ、これを白タイツを履いているマギカさんとマルシルさんがやれば……?」
マギカ・ウィッチクラフト:「!?」売られた。
マルシル・M・コーディライト:「この弱点、攻め込みましょう!」
マルシル・M・コーディライト:「いいえいいえ!」
マルシル・M・コーディライト:「ここはやはり天より遣わされた聖女!トゥーナさまの出番ですよ!」
マルシル・M・コーディライト:「その神々しい御御脚でもって、悩殺しちゃってください!」
トゥーナ・ネヴァーリンクス:「えっ!?」
トゥーナ・ネヴァーリンクス:「でも私は白タイツではないですよ! 見ての通り!」
マギカ・ウィッチクラフト:「えっと、いや、白タイツどうするんですか?」
繊奢橋ザクセ:「そんな……甲冑に身を包んだ貞節な女騎士が!」
繊奢橋ザクセ:青ざめる。
マギカ・ウィッチクラフト:(ロックオンされてる……!)
マルシル・M・コーディライト:「そこはぬかりなく……ウェッヘッヘ」
トゥーナ・ネヴァーリンクス:「なにがぬかりなくなんですか!?」
マルシル・M・コーディライト:「実はスペアを用意しておりましたので!ささ、どうぞどうぞ!」
マルシル・M・コーディライト:どこからか純白のタイツを取り出す。
トゥーナ・ネヴァーリンクス:「ウワー!」
マルシル・M・コーディライト:「防疫上の観点から、衣服の替えを用意しておくのは」
マルシル・M・コーディライト:「当然の心構えですからねぇ~~」
マギカ・ウィッチクラフト:(確かに休暇予定だったので私も着替えは持参してますが身長差の問題で言い出さなかったのに……!)
繊奢橋ザクセ:「ああ、いけません……! そんな、白タイツを身につけたロリっ子が」
繊奢橋ザクセ:「もう一人の低身長女子を押し倒して! 二人の足が互い違いに────!」
マルシル・M・コーディライト:いそいそとトゥーナへと白タイツを履かせ始める
トゥーナ・ネヴァーリンクス:「ウワーー!! やめてください! やめて!」
マルシル・M・コーディライト:「もうちょっと脚をあげてくださいませんか、守護聖人さま」
トゥーナ・ネヴァーリンクス:「触らないで!」
マルシル・M・コーディライト:「オッケーオッケー、ウェへへ……その角度で!」
トゥーナ・ネヴァーリンクス:「自分で! 自分でやるので!」
繊奢橋ザクセ:「濫りがましすぎるッッ……!」
繊奢橋ザクセ:ボタタタタ
繊奢橋ザクセ:「があああああっっ!!!」ズガァン!ビリビリビリビリ!!!!
マルシル・M・コーディライト:「おお!」
マルシル・M・コーディライト:「やはり領域にダメージが入っています!大成功ですねえ~」トゥーナの足裏で押しのけられつつ
マギカ・ウィッチクラフト:「あっ、だめ、ダメです!」《不可視の領域》。ドローン達がスクリーンを展開、せめて外部からの光景を遮断する。
マギカ・ウィッチクラフト:遅かったかもしれない。
安生堂リィサ:「…………」
安生堂リィサ:「マギカさんいいね。あえて隠すことで」
安生堂リィサ:「相手に想像力をはたらかせた。ムセイオン生の攻略慣れてる?」
マギカ・ウィッチクラフト:「え……………!?」
マギカ・ウィッチクラフト:「誤解!誤解ですのよーーー!?演出の意図はないです!」
トゥーナ・ネヴァーリンクス:「はあ……はあ……とりあえず履かなくてもいいですか……?」
マルシル・M・コーディライト:「マギカ先輩!トドメはお願いしますねぇ~!」
マギカ・ウィッチクラフト:「し、しかも私ですか……!?」
マギカ・ウィッチクラフト:リィサさんを見る。空中に腰掛けて瞳を奪い続けている。
マギカ・ウィッチクラフト:トゥーナさんとマルシルさんを見る。スクリーンの向こうでなにやら見せてはいけない光景。
繊奢橋ザクセ:「マ、マギカさん……? ハァ、ハァ……!」
マギカ・ウィッチクラフト:「…………」
マギカ・ウィッチクラフト:(わ、私しか)
マギカ・ウィッチクラフト:(いない……!?)
マギカ・ウィッチクラフト:「あ、あの、ちょっと、流石に、ええと……」胸の前で両手を揃えて後ずさる。
マギカ・ウィッチクラフト:右に観戦の年上。左に声だけ聞こえる年下。
マギカ・ウィッチクラフト:「い、一回だけ!」
マギカ・ウィッチクラフト:「一回だけですからね!?ほんとに!」
安生堂リィサ:「うんうん」
繊奢橋ザクセ:「うう……湖の精の如きほっそりと均整の整った出で立ち、清らかな銀の髪を持ちながら出るところは出ている……」
繊奢橋ザクセ:「恥じらいもえっちでこれは……私は一切やましい気持ちなどはないのに……! 美しいものへの興味がァ……!」
マギカ・ウィッチクラフト:「その呪文みたいな詠唱やめてくださいます……!?」
マギカ・ウィッチクラフト:「え、と」
マギカ・ウィッチクラフト:先程見たリィサさんの振る舞いを見る。ピンと伸ばした脚。弧を描く月のような振る舞い。
マギカ・ウィッチクラフト:「………」
マギカ・ウィッチクラフト:右足だけを一歩踏み出す。大きめのプリーツのスカートを押しのけて。
マギカ・ウィッチクラフト:「し、白タイツ、白タイツをアピール…!」
マギカ・ウィッチクラフト:つい、とスカートを持ち上げ、膝頭、そして太ももの下半部を見せる。
マギカ・ウィッチクラフト:「…………~~~~~~~」
マギカ・ウィッチクラフト:ぼっ、と顔から火を召喚しそうなほどに赤く染めて目線を横にずらす。
繊奢橋ザクセ:「おひざ……!」
マルシル・M・コーディライト:「あら~~」
マルシル・M・コーディライト:「おやおやおやあらあらあら」
マギカ・ウィッチクラフト:「ど、どうですか…!」
繊奢橋ザクセ:「う、初々しい……ごぶっ、うぐ!」ビチャチャッ
繊奢橋ザクセ:「かっ、はぁ……ああっダメッ」
繊奢橋ザクセ:落雷。
繊奢橋ザクセ:「ギャアーーーッ! あぎゃぎゃぎゃぎゃぎゃぎゃぎゃ!!!!」
マルシル・M・コーディライト:「興奮しすぎでそんなんなる???」
繊奢橋ザクセ:「ぎょえーーーーっ!!!」
マギカ・ウィッチクラフト:「………………」
マギカ・ウィッチクラフト:「うぅ……どうしてでしょう、不思議と心が傷まない……」
トゥーナ・ネヴァーリンクス:「と、吐血レベルで出てますよ!? 何をしたんですか!?」剥がされた装備を付け直していたのでマギカさん自体は見てない。
マルシル・M・コーディライト:「……罪な女ですねえ」
マルシル・M・コーディライト:「マギカ先輩……ウェッヘッヘ」
マギカ・ウィッチクラフト:「な、何もしてないです!タイツを見せただけ!」
マギカ・ウィッチクラフト:「やましいことは何も!」
安生堂リィサ:「いや、自分の創作力で苦しむのはムセイオンだとよくあることだから」
安生堂リィサ:「やっぱり芸術って自分との戦いみたいなところあるしね」
マルシル・M・コーディライト:「奥深いですねえ」
繊奢橋ザクセ:雷鳴に、世界は白く染められ、そして────
GM:そう、リィサがまとめると同時、一つの光が十字環の転送に導かれ、飛んだ。
マギカ・ウィッチクラフト:「……………」
マギカ・ウィッチクラフト:「もう………ほんと……」
マギカ・ウィッチクラフト:「こりっごりですわよ!!!こんなこと!!」
塚井キオ:「……」
塚井キオ:「行きましょうか……」
トゥーナ・ネヴァーリンクス:「お疲れ様です……」
GM:シーン終了。ロイス可能。
マルシル・M・コーディライト:いやー
マルシル・M・コーディライト:すげーシーンだったな
マルシル・M・コーディライト:嵐のような体験だった
安生堂リィサ:ありがとうございました
安生堂リィサ:めっちゃ楽しかった
マギカ・ウィッチクラフト:まさかこんなことになるとはね
トゥーナ・ネヴァーリンクス:観念してロール考えてたけど助かった マギカちゃんはお疲れ様ですホントに……
マギカ・ウィッチクラフト:トゥーナさんが生着替えシーンを放映されるとはね
安生堂リィサ:ロイス グレートバビロンのロイスをマギカさんに変更
マギカ・ウィッチクラフト:わぁーい
安生堂リィサ:顧客/マギカ・ウィッチクラフト/親しみ:○/温かい目/ロイス
マギカ・ウィッチクラフト:リィサさんに取りましょう
マギカ・ウィッチクラフト:「安生堂リィサ ○P綺麗/Nなんだか禁断の香りがします」
マギカ・ウィッチクラフト:ロイス満枠!残念ながらザクセちゃんには取れませんね~~満枠だからな~~
マギカ・ウィッチクラフト:以上です
トゥーナ・ネヴァーリンクス:ロイスは……保留します!
マルシル・M・コーディライト:敬意を込めてザクセちゃんに取ります
繊奢橋ザクセ:やった~
マルシル・M・コーディライト:感服〇/悔悟
マルシル・M・コーディライト:もう少し倒れずにいてくれたら守護聖人さまの白タイツも披露できたんですがねぇ~
マルシル・M・コーディライト:というくやしみです
トゥーナ・ネヴァーリンクス:悔しみがあるようなのでちなむと、あのまま続いてたら盾で隠して自分で着替える予定でした
繊奢橋ザクセ:エッチじゃん 早まったな鼻血出すの
繊奢橋ザクセ:追撃してくれてよかったんですのよ
マギカ・ウィッチクラフト:よかった隠せて
マルシル・M・コーディライト:めっちゃえっちじゃないですか!
マルシル・M・コーディライト:このハレンチ守護聖人!!
安生堂リィサ:蘇生復活する?
マギカ・ウィッチクラフト:帰りな
繊奢橋ザクセ:今一瞬----出して蘇生復活しようかと思ったけど流石にやめました
マルシル・M・コーディライト:www
マギカ・ウィッチクラフト:wwwww
マルシル・M・コーディライト:すごい女だ
マギカ・ウィッチクラフト:やりたい放題の衝動を持つジャームなのか?
トゥーナ・ネヴァーリンクス:確かにもうジャームのほうが近そう
安生堂リィサ:堕剣の白履とかつけてない?
マギカ・ウィッチクラフト:ダモクレス・フェッチ…?
繊奢橋ザクセ:! そんなものが!?
安生堂リィサ:返れ
トゥーナ・ネヴァーリンクス:帰ってくれ
マルシル・M・コーディライト:なんかのヒントを与えないでください
マルシル・M・コーディライト:クマに餌を投げないでください
◆Climax◆
GM:クライマックスシーン。全員登場です
トゥーナ・ネヴァーリンクス:61+1d10
DoubleCross : (61+1D10) → 61+4[4] → 65
マギカ・ウィッチクラフト:マギカ・ウィッチクラフトの侵蝕率を1d10(→ 3)増加 (59 → 62)
マルシル・M・コーディライト:1d10+38
DoubleCross : (1D10+38) → 4[4]+38 → 42
GM:なんか妙に低いやつおるな
安生堂リィサ:1d10+67
DoubleCross : (1D10+67) → 4[4]+67 → 71
■地下遺構 最下層
GM:──熱い。
GM:ぎりぎり稼働するエレベーターを発見し道程をスキップした君たちがはじめに感じたのはそれだ。
GM:シールド工法で掘られたと思しき巨大な縦穴。
GM:金属製の通路が設置されている……下方に溶岩が流動するのが見える。
"アシヌス"シエナ・カノヴァン:彼女は、そこに居た。
塚井キオ:「えっもうこんな層っすか? そんなわけないですよね深度的に」
マギカ・ウィッチクラフト:「溶岩だなんて……環境の再現、なのかな……?地面の下にあるものを、実際の距離を無視して用意するみたいな……」手で仰いでいる。
マギカ・ウィッチクラフト:「あの人が行ったなら、魔術師としてすごい技術だけど……」
マギカ・ウィッチクラフト:ブオオオオ。ドローン内に仕込まれたファンをサキュレーター代わりにしている。
"アシヌス"シエナ・カノヴァン:「……誰かと思えば」
"アシヌス"シエナ・カノヴァン:「この前の救伐騎士か」
"アシヌス"シエナ・カノヴァン:そう言って君たちへ向き直る。ペストマスクの奥の眼光が、危うい光を湛えている。
トゥーナ・ネヴァーリンクス:「暑い……ですが、そうも言ってられませんね」目の前の少女を見て気を引き締める。
マルシル・M・コーディライト:「うっひゃぁ」
マルシル・M・コーディライト:「見てるだけでこっちまで汗が噴き出しそうな格好ですねえ」
マルシル・M・コーディライト:「そちらさんは熱くないんです?ええと、シエナ先輩でしたか」
トゥーナ・ネヴァーリンクス:「その通りです! 今度こそお縄についてもらいますよ!」
"アシヌス"シエナ・カノヴァン:「縄に……」
"アシヌス"シエナ・カノヴァン:「そんなものがなくても。私たちは囚人と同じだ」
"アシヌス"シエナ・カノヴァン:「気づいた。ようやく気づいたんだ」
"アシヌス"シエナ・カノヴァン:暑さが気にならないように、うわごとを呟く。
安生堂リィサ:「鎧、熱くない?」
安生堂リィサ:首元を引っ張りながらすごいなー、とキングダム勢を見やっている。
マルシル・M・コーディライト:「守護聖人さまの救世伝説!」
マルシル・M・コーディライト:「その礎となってもらいますよ~、ウェ~ッヘッヘッヘ」
トゥーナ・ネヴァーリンクス:「なんだか様子がヘン……?」
"アシヌス"シエナ・カノヴァン:「声が──」
"アシヌス"シエナ・カノヴァン:「声が、聞こえる」
マルシル・M・コーディライト:「……声?」
マルシル・M・コーディライト:「何か聞こえますかね?……ボクには何も」
マギカ・ウィッチクラフト:「他人に聞こえない声が聞こえる、というのは、とっても厄ネタの気配ですね…!」
トゥーナ・ネヴァーリンクス:「そうですね。通常聞こえない声が聞こえるというと……理由はいくつか考えられますが」
トゥーナ・ネヴァーリンクス:「基本的によくない方向に話が進むものです……」
"アシヌス"シエナ・カノヴァン:「帰らなければならない。一刻も早く」
"アシヌス"シエナ・カノヴァン:「かえろう」
"アシヌス"シエナ・カノヴァン:「かえろう」
"アシヌス"シエナ・カノヴァン:「────『■■■■』」
"アシヌス"シエナ・カノヴァン:最後のひとことは、地球のどこにも存在していない言語である。
マルシル・M・コーディライト:「!」
安生堂リィサ:「ハイになっちゃってる。あれは、うん、何日くらい服きたままかな……」
"アシヌス"シエナ・カノヴァン:ペストマスクが剥がれ落ちる。
"アシヌス"シエナ・カノヴァン:獣のように変性した瞳孔。額に描かれた紋が、鈍く輝いた。
マルシル・M・コーディライト:「思い込みで他人を巻き込んでしまうのはアブないことですよ?」
マルシル・M・コーディライト:「とか呑気な話をしている場合でも」
マルシル・M・コーディライト:「なさそうな感じですがね、あちらさんは……」
マギカ・ウィッチクラフト:「……そう、ですね」
マギカ・ウィッチクラフト:「秘めた真実を『我発見せり』しちゃった人は、往々にして話を聞いてくれません……!」
マギカ・ウィッチクラフト:断言。なぜなら自分も覚えがあるからだ!
GM:──やがて、聞こえる。
GM:異界の声などではない。現実的な脅威が地底より立ち上る音。
マルシル・M・コーディライト:「やややっ!?」
マルシル・M・コーディライト:「なんだなんだぁ!?」
"紅の蛇":不揃いな、溶岩の牙。
"紅の蛇":長虫のごとき紅蓮の蛇体が、"アシヌス"の背後より鎌首をもたげた。
トゥーナ・ネヴァーリンクス:「これは!?」
マギカ・ウィッチクラフト:「こ、こういう問答無用が一番対処に困ります、ね……!?」
安生堂リィサ:「うわっ、何々?」
トゥーナ・ネヴァーリンクス:「幻獣でしょうか……? 見たことがない種類です」
マギカ・ウィッチクラフト:「い、意外と友好的だったりしませんかね……?」
"紅の蛇":『ロォォォォォォォロロロロロロロ』
"紅の蛇":垂れ落ちたマグマが、手摺に付着してしゅうしゅうと煙を上げた。
マルシル・M・コーディライト:「外縁砂漠地帯の蛇竜に似ていますが……マグマの中を泳ぐとは」
マルシル・M・コーディライト:「とんでもない外皮密度ですねえ……ウェッヘッヘ,、たまげるなあ」
"アシヌス"シエナ・カノヴァン:「……そう。そういう名前なんだ」
"アシヌス"シエナ・カノヴァン:「いこう」
"アシヌス"シエナ・カノヴァン:「いこう。"紅の蛇"」
GM:それも。あるいは君たちの誰も知る言葉ではなく。
GM:宣言とともに、"アシヌス"のレネゲイド圧力が飛躍的に増大する。
GM:衝動判定です。難易度は9
安生堂リィサ:3dx
DoubleCross : (3DX10) → 9[7,8,9] → 9
安生堂リィサ:成功してる……
安生堂リィサ:2d10+71
DoubleCross : (2D10+71) → 5[3,2]+71 → 76
マルシル・M・コーディライト:2dx
DoubleCross : (2DX10) → 3[2,3] → 3
マルシル・M・コーディライト:2d10+38
DoubleCross : (2D10+38) → 9[6,3]+38 → 47
マルシル・M・コーディライト:暴走半島!
マギカ・ウィッチクラフト:3dx+1>=9 思い出の一品
DoubleCross : (3DX10+1>=9) → 6[3,5,6]+1 → 7 → 失敗
マギカ・ウィッチクラフト:ギャヒッ
マギカ・ウィッチクラフト:マギカ・ウィッチクラフトの侵蝕率を2d10(→ 9)増加 (62 → 71)
マギカ・ウィッチクラフト:暴走!カバー持ちなのにね!
トゥーナ・ネヴァーリンクス:2dx+3
DoubleCross : (2DX10+3) → 10[5,10]+6[6]+3 → 19
トゥーナ・ネヴァーリンクス:65+2d10
DoubleCross : (65+2D10) → 65+13[6,7] → 78
トゥーナ・ネヴァーリンクス:暴走するとコンセプトが失われるのでしなくてよかった
マギカ・ウィッチクラフト:すごい意志だ
GM:そして君たちが地底の怪物たちとの戦いに臨むとき
GM:無数の岩盤を越えた先の空、セイクリッドピラーの光が閃いた!
GM:神聖二重冠、起動。
【神聖二重冠】
生徒たちが確固たる意志で困難な戦いに臨む時、【ノヴァリスの大十字冠】から権限が分け与えられ、十字冠の制約の一部を限定解除する。
クライマックスフェイズ中に限り、”生徒”のキャラクターが持つ【十字冠クロス・クラウン】をアップグレードし、効果を以下のように書き換える。
あなたは、シナリオ中に一回のみ、以下の効果の中からどれか一つを選んでオートアクションで使用できる。
1.このメインプロセスでは、あなたが受ける【判定ダイスへの侵蝕率ボーナス】の値を3倍にする。
2.このメインプロセスでは、あなたが受ける【エフェクトLVへの侵蝕率ボーナス】の値を2倍にする。これによってエフェクトの使用回数は増えない。
3.あなたの侵蝕値を任意の数値まで瞬時に上昇させ、HPを+[上昇分×3]点回復する。この時、HP上限を超えることはできない。
4.あなたの侵蝕値を任意の数値まで瞬時に上昇させる。このメインプロセスで行う攻撃の攻撃力を+[上昇分×2]点増やす。
5.あなたの侵蝕値を任意の数値まで瞬時に上昇させる。このメインプロセスで行う判定の達成値を+[上昇分×3]点増やす。
6.この戦闘のバックトラックでは、あなたが昇華したタイタスを1個、ロイスとして再取得できる。ただし、この効果は昇華前にSロイスに指定したロイスしか対象にできない。
7.この戦闘のバックトラックでは、最終侵蝕値によって得られる経験点を3倍にする。
GM:クライマックス戦闘を開始します。エンゲージは以下。
("アシヌス"[5]、"紅の蛇"[4]、"紅の蛇"[4]、"紅の蛇"[4])
10m
(リィサ[18]、マルシル[10]、トゥーナ[7]、マギカ[5])
GM:セットアップ。
トゥーナ・ネヴァーリンクス:宣言ないです
"アシヌス"シエナ・カノヴァン:《アクセル》《ラピッドファクトリー》味方行動値全員+10
マルシル・M・コーディライト:なーし!
マルシル・M・コーディライト:うげー!
("アシヌス"[15]、"紅の蛇"[14]、"紅の蛇"[14]、"紅の蛇"[14])
10m
(リィサ[18]、マルシル[10]、トゥーナ[7]、マギカ[5])
マギカ・ウィッチクラフト:セットアップなし!
安生堂リィサ:なしです! 結構居るな
GM:へびさんの名前がエンゲージ表に入ってなかった
トゥーナ・ネヴァーリンクス:紅の蛇複数人説
マルシル・M・コーディライト:あ、何気に先手必勝の初期浸蝕修正を忘れてた!
GM:修正!
マルシル・M・コーディライト:こっそり直しておきますへへへ…スマンニ…
マルシル・M・コーディライト:なおし!
GM:直せてえらい
GM:ではイニシアチブ……ラピッドファクトリーで超加速しているので当然こちらの手番……!
トゥーナ・ネヴァーリンクス:まだリィサさんのほうが早くない?
マルシル・M・コーディライト:その通り
GM:なんだとぉ~~!? 行動値18! リィサさんの手番です
マギカ・ウィッチクラフト:行動値18 とんでもない
マルシル・M・コーディライト:素で足が速い女!
マルシル・M・コーディライト:リィサはネイルやってるからな
マギカ・ウィッチクラフト:脚が魅力!
安生堂リィサ:わあい
繊奢橋ザクセ:ゆるせない……!
トゥーナ・ネヴァーリンクス:また出た
マギカ・ウィッチクラフト:森へお帰り
安生堂リィサ:それではオートアクションで早速神聖二重冠の効果を使います
安生堂リィサ:敵が増えてる?
GM:ザコが3体います
安生堂リィサ:では侵蝕を91まで上昇。達成値を15*3で
安生堂リィサ:45する。
GM:ヒエ~~
安生堂リィサ:うわっなんだこの効果……こわ……。
マルシル・M・コーディライト:げろヤバ
マギカ・ウィッチクラフト:こわ…
安生堂リィサ:ではマイナーアクションで「シャインブレード」。濃縮体の効果により、装備しているショットガン:スラッグの攻撃力を+16。
安生堂リィサ:メジャーで《コンセ:エンハイ》《天からの眼》さらにオートで《オーバーロード》。
安生堂リィサ:とりあえずアシヌスさんを狙おうかしら。
"アシヌス"シエナ・カノヴァン:きゃ~!
マルシル・M・コーディライト:ええと思います
安生堂リィサ:余裕あるな……
マルシル・M・コーディライト:カバーされたらそれはそれで
マギカ・ウィッチクラフト:冠使ってるしね。いけーっ
マルシル・M・コーディライト:手数が減るであろうこの火力なら
安生堂リィサ:11dx7+4+45
DoubleCross : (11DX7+49) → 10[1,3,7,7,7,8,8,8,9,9,10]+10[2,3,3,4,5,5,7,8,10]+4[1,3,4]+49 → 73
トゥーナ・ネヴァーリンクス:蛇1体減るか蘇生なり無効1枚使わせるかできそう
"アシヌス"シエナ・カノヴァン:5dx+1 ドッジ!今ならいける!
DoubleCross : (5DX10+1) → 10[1,2,7,8,10]+9[9]+1 → 20
"アシヌス"シエナ・カノヴァン:がんばったのに…… ダメージどうぞ!
安生堂リィサ:素の達成値が24だから普通に危ないんだよ
安生堂リィサ:では
安生堂リィサ:8d10+42
DoubleCross : (8D10+42) → 35[2,4,3,1,9,6,7,3]+42 → 77
安生堂リィサ:ショットガンスラッグの攻撃力が5、16たして21の二倍の固定値
"アシヌス"シエナ・カノヴァン:でっか! 素の武器攻撃力が倍化するのもまあまあ強いな……
マルシル・M・コーディライト:えげつ!
"アシヌス"シエナ・カノヴァン:戦闘不能!《アクアウィターエ》します。HP40まで。
マルシル・M・コーディライト:これがムセイオン最強の一角よぉ~~!
トゥーナ・ネヴァーリンクス:蘇生した
安生堂リィサ:あえて自分で受けた!
マルシル・M・コーディライト:初手から切り札を切らせた!
マルシル・M・コーディライト:UMAMI~~~!
GM:侵蝕上昇と演出をどうぞ。
安生堂リィサ:侵蝕上昇は9,ぴったり100になるぜ
"アシヌス"シエナ・カノヴァン:溶岩の化け物が君たちを向くと同時、"アシヌス"が琥珀のようなものを取り出した。
"アシヌス"シエナ・カノヴァン:ルーンを刻み、君たちを攻撃しようとする。
安生堂リィサ:「え? あれ、うわあーーーーーーっ!」
安生堂リィサ:それよりも早く、七色の光の帯が、四方に放たれる。
マギカ・ウィッチクラフト:「な、どうしました!?」
マルシル・M・コーディライト:「どっひゃあ!」
マルシル・M・コーディライト:驚いて飛びのく
安生堂リィサ:初動は誰よりも早く、そしてその両腕は、自らの頭を抑える……隠すように挙げている。
安生堂リィサ:「あっ……ぶな! ねえ、あたしの十字冠、形変わってたよね?」
安生堂リィサ:周りに訪ねる。神聖二重冠……変わり始めた己の十字冠に気付き、慌ててそれを隠したのだ。
"アシヌス"シエナ・カノヴァン:「ギャッ」目を潰されて石を取り落とす。
マギカ・ウィッチクラフト:「あっ……あ!」2年間の封印、といっていたことを思い出す。
トゥーナ・ネヴァーリンクス:「し、神聖十字冠……!」
マルシル・M・コーディライト:「よもやよもや、ウェッヘッヘ」
マルシル・M・コーディライト:「確かに誰も触れていませんでしたねえ~、盲点盲点」
マギカ・ウィッチクラフト:「そ、そうでしたね……!戦闘らしい戦闘も無かったので…!」無かったのだ。
マルシル・M・コーディライト:「ご心配なさらず、ボクたちのも変わっていますので……」
安生堂リィサ:「うわっホントじゃん。人のコーデの一部を勝手にデコるなんて……何考えてんのよ、最高生徒会長!」
マギカ・ウィッチクラフト:「それは目下のところ答えの出ない問ですね……」
マルシル・M・コーディライト:「ついこないだからこういうことが起こるようになったんですねえ」
安生堂リィサ:「仕方ないわね……あたしの納得できる形にしてからお披露目ってこと、でね」
塚井キオ:「はえ~。ムセイオンともなると十字冠もコーデの一部って認識なんすねえ」
マルシル・M・コーディライト:「ボクも自分で体験するのは初めてなのですけど」
マルシル・M・コーディライト:「転送、機能しないらしいので気をつけてください」
マルシル・M・コーディライト:シレっと物凄く大事なことを言う
マギカ・ウィッチクラフト:「はい。し、しかし、ひとまず即座に害するものでは無い、みたいです」
マギカ・ウィッチクラフト:「各種のレネゲイドの動きを活性化させる作用と、……えぇ、転送機能の休眠」
安生堂リィサ:「うええ? じゃあアトリエこもってて寝るの忘れて倒れても勝手に修復室に飛ばしてくれたり……しない?」
マギカ・ウィッチクラフト:「はい。まとめると、『ハイになって力を使いすぎると取り返しがつかないので、気をつけて』ということで」
マルシル・M・コーディライト:「こうなっちゃったらハラを決めないといけないということです」
マルシル・M・コーディライト:ごくり、と生唾飲む
マルシル・M・コーディライト:「言っててちょっとぞくっと来ましたね……実感が、ウェへへ」
安生堂リィサ:「じゃなくて。それは、一長一短だね」
トゥーナ・ネヴァーリンクス:「……」
マギカ・ウィッチクラフト:「個人的には、原理のわからないものに頼って負荷を掛けるのは些か好みでは……あ、いえ。それどころではないですね」
安生堂リィサ:「じゃあ、外に居た頃のオーヴァードに戻るってことなんだ。コレは」
安生堂リィサ:一瞬だけ目を閉じる。「んじゃ、手早くいこうか」
安生堂リィサ:光の帯を踏んで飛び、「とりあえずキミは」「お風呂入りな! 溶岩じゃなくてさ」
安生堂リィサ:空中の空蹴りが拡大され、無数の巨大な光のチャクラムとなって飛んでいく。
"アシヌス"シエナ・カノヴァン:「ぐっああああっ!!! 風呂は……!」
"アシヌス"シエナ・カノヴァン:「風呂は……ちょっと…………しょうがない、だろ……!」
"アシヌス"シエナ・カノヴァン:体躯をずたずたに切り裂かれ、倒れる。
安生堂リィサ:「しょうがなくない!」
マルシル・M・コーディライト:「二重の意味でクリティカルだったようですねえ……ウェッヘッヘ」
マルシル・M・コーディライト:「よもやよもや、これにておしまいとは」
マルシル・M・コーディライト:「流石はムセイオン最強の一角……見事なものです」
マギカ・ウィッチクラフト:「人間、何処まで研究に生きようが他人の眼を気にするのは本能ですからね……」
"アシヌス"シエナ・カノヴァン:そして、火に包まれる。
"アシヌス"シエナ・カノヴァン:いかなる作用だろうか、たなびく紅炎が、肉体を修復してゆく。
"アシヌス"シエナ・カノヴァン:「どうせ。こんな世界に──もう」
"アシヌス"シエナ・カノヴァン:「とどまる日も、終わりなんだから──」
マルシル・M・コーディライト:「ウェへ……」
マルシル・M・コーディライト:「フラグを踏んでしまったようですねえ~!ウェッヘッヘ!面目次第もありません!」
安生堂リィサ:「分かっててやってそうだなあ!」
マギカ・ウィッチクラフト:「もぉ……!いえ、怒る相手が違いますけども……!」
塚井キオ:「いや、でもちょっと返答が明瞭になったっすよ」
マギカ・ウィッチクラフト:(このタイミングだとお風呂を気にして自我が出てきたみたいだな……)
マギカ・ウィッチクラフト:「と、ともあれ!効かないということでは無いはず!」
塚井キオ:「これはいい兆候なんじゃないすか? 乙女だったりうだつのあがらない卒業生な部分に訴えかけるっす」
マギカ・ウィッチクラフト:「そうなっちゃうの…!?心が痛いなぁ……!」
トゥーナ・ネヴァーリンクス:「無事に捕まってくれたら事情聴取の前にお風呂に入れるよう話を通しておきますね」
GM:イニシアチブ15~14 敵が行動します
マルシル・M・コーディライト:行動すな~~
"アシヌス"シエナ・カノヴァン:マイナー《猛毒の雫》。命中した相手に邪毒ランク4
"アシヌス"シエナ・カノヴァン:メジャー《エクスプロージョン》《ツインバースト》。対象PC全員。
安生堂リィサ:ソラリスジョック!
GM:7dx+4 命中 ドッジ不可
DoubleCross : (7DX10+4) → 6[3,3,3,6,6,6,6]+4 → 10
マルシル・M・コーディライト:エネミーのくせにコンセまで抜きおって!
マギカ・ウィッチクラフト:目立った力や知識・技能を持たない(通常時)っていったじゃないですかー!
マルシル・M・コーディライト:暴走リア不!
マギカ・ウィッチクラフト:暴走!
トゥーナ・ネヴァーリンクス:リィサさんをカバーリングします
安生堂リィサ:無意味ガード!
安生堂リィサ:ありがとうございます!
トゥーナ・ネヴァーリンクス:って宣言ここでいいんですっけ? あと自分はガード
GM:いいだろう! エフェクトを宣言し侵蝕を上げな!
マギカ・ウィッチクラフト:命中時(この場合はドッジ不可なので確定命中)タイミングなので問題ないですぜ!
トゥーナ・ネヴァーリンクス:つまりマグネットフォースを使用 侵蝕2上がって80です
マルシル・M・コーディライト:キャー!守護聖人さま~~
マギカ・ウィッチクラフト:キングダムの白き盾~!
マルシル・M・コーディライト:豊富なペプチド!ビタミンE!
トゥーナ・ネヴァーリンクス:そんな栄養素は持っていません!
"アシヌス"シエナ・カノヴァン:ではダメージいくぜ!
"アシヌス"シエナ・カノヴァン:2d10+17 えーい!
DoubleCross : (2D10+17) → 12[2,10]+17 → 29
マルシル・M・コーディライト:死~~
マルシル・M・コーディライト:1d10+51
DoubleCross : (1D10+51) → 9[9]+51 → 60
マギカ・ウィッチクラフト:キエーッ 装甲無視ですっけ
GM:別にそんなことはないです
トゥーナ・ネヴァーリンクス:ええと 自分の分は丁度無効にできるけどリィサさんのを丸々喰らうので死にます
GM:大丈夫!
GM:カバーリングのダメージが2倍になるのは
GM:装甲とガードを引いたあと!
マギカ・ウィッチクラフト:[元々のダメージ]-[装甲+ガード分]で1人分ダメージを算出した後 それを2回食らうため2倍する計算ですね!
マギカ・ウィッチクラフト:なのでトゥーナさんは装甲ガードで29点弾けたら0点ダメージを2回ですね
マギカ・ウィッチクラフト:私は12点を引いて17点ダメージ!生存!
マギカ・ウィッチクラフト:マギカ・ウィッチクラフトのHPを17(→ 17)減少 (24 → 7)
トゥーナ・ネヴァーリンクス:ということは今回は無傷?
安生堂リィサ:そうなりますね。これがガード型の醍醐味だ
"アシヌス"シエナ・カノヴァン:そう…………
"アシヌス"シエナ・カノヴァン:なってしまうな……!
トゥーナ・ネヴァーリンクス:ポールアームのおかげで完全に無効化できた GMに感謝
"アシヌス"シエナ・カノヴァン:だが邪毒は受けてもらう! リィサさん以外はクリンナップに12ダメージだ!
マルシル・M・コーディライト:かて~~~
トゥーナ・ネヴァーリンクス:エンドフェイズに1回死ぬのが確定した
"紅の蛇":そしてこいつらも攻撃します
"紅の蛇":《コンセントレイト》《プラズマカノン》
"紅の蛇":15dx7
DoubleCross : (15DX7) → 10[1,1,2,2,3,3,6,6,7,8,8,9,9,9,10]+10[2,2,3,5,6,8,9]+10[5,8]+10[8]+10[9]+6[6] → 56
マギカ・ウィッチクラフト:?
マルシル・M・コーディライト:やるき~~
GM:対象決めてませんでした
マギカ・ウィッチクラフト:やば~
GM:PC番号順にリィサさん以外に一発ずつね! 一発目は今の
"紅の蛇":15dx7
DoubleCross : (15DX7) → 10[2,2,3,3,5,5,6,7,7,8,8,8,9,10,10]+10[2,4,6,7,8,9,9,9]+10[2,5,7,8,10]+10[2,8,8]+10[1,9]+2[2] → 52
"紅の蛇":15dx7
DoubleCross : (15DX7) → 10[1,2,2,4,5,6,6,6,6,7,8,9,10,10,10]+10[3,3,6,6,8,9]+4[2,4] → 24
GM:リアクションしな!
マギカ・ウィッチクラフト:出目、めっちゃ走るね?
マルシル・M・コーディライト:暴走リア不―!
マギカ・ウィッチクラフト:暴走リア不!
トゥーナ・ネヴァーリンクス:PC1から……ってことだから これ自分宛か
トゥーナ・ネヴァーリンクス:ガードします
GM:じゃあまずトゥーナちゃん対象のやつのダメージを出そう
"紅の蛇":6d10+30 えい 装甲ガード有効
DoubleCross : (6D10+30) → 51[9,9,7,10,10,6]+30 → 81
"紅の蛇":高すぎだろ殺意
マルシル・M・コーディライト:やばすぎ
トゥーナ・ネヴァーリンクス:でかすぎ 死んでリザレクトします
トゥーナ・ネヴァーリンクス:1d10
DoubleCross : (1D10) → 6
"紅の蛇":対マルシル カバーリングはあるかな?
マルシル・M・コーディライト:ご主人様の名誉を挽回するポケモンの鑑
マルシル・M・コーディライト:受けるぜ!
トゥーナ・ネヴァーリンクス:侵蝕86のHP6です
マギカ・ウィッチクラフト:一番侵蝕軽いからなぁ…w
マルシル・M・コーディライト:守護聖人さまのお手を煩わせるまでもないわ!
"紅の蛇":6d10+30 くらえサラマンダー最強RCエフェクトをー!
DoubleCross : (6D10+30) → 22[1,5,6,3,5,2]+30 → 52
マルシル・M・コーディライト:ぎゃぼ死ー!
マルシル・M・コーディライト:リザ!
マルシル・M・コーディライト:60+1d10
DoubleCross : (60+1D10) → 60+3[3] → 63
"紅の蛇":3D10+30 マギカちゃんにもあげるよ♡
DoubleCross : (3D10+30) → 17[6,3,8]+30 → 47
マギカ・ウィッチクラフト:帰って!リザレクト!
マギカ・ウィッチクラフト:マギカ・ウィッチクラフトのHPを1d10(→ 3)に変更 (7 → 3)
マギカ・ウィッチクラフト:マギカ・ウィッチクラフトの侵蝕率を3(→ 3)増加 (71 → 74)
"アシヌス"シエナ・カノヴァン:「たびだとう────」
"アシヌス"シエナ・カノヴァン:ルーン言語の奥、聞き取れない何かが顔をのぞかせる。
"アシヌス"シエナ・カノヴァン:琥珀が削れ、封じ込められていた病原が死の風となって吹いた。
マルシル・M・コーディライト:「ぎゃっ!ぼっ!ごほごほっ!」
マルシル・M・コーディライト:「毒素の密度が……段違いですねえ……!」
マギカ・ウィッチクラフト:頭蓋の奥。理解できない音が脳内にノイズを走らせる。
マギカ・ウィッチクラフト:「ひぃ~~~~………!!!」
マギカ・ウィッチクラフト:沈静化していた発疹と熱。ぶり返すように体温が昂ぶっていく。
マルシル・M・コーディライト:「ここに来るまで使っていた防壁ではダメそうです!マギカ先輩面目ない!」
マルシル・M・コーディライト:こちらも青ざめ、ふらつき始める。
マギカ・ウィッチクラフト:「きに、しな、いで………自分のことを……ゲホッ…!」
塚井キオ:「これが……"モルビドグリーン”──!」
安生堂リィサ:「斬った張ったは得意じゃないんだよね……!」
安生堂リィサ:「ほら、芸術家は守勢に回ったら負けだから…!」眼を細め、受け入れる。
トゥーナ・ネヴァーリンクス:「ダメです!」咄嗟に一番近くにいたリィサさんの背中を抑えつけ、伏せさせる。
安生堂リィサ:「わっぷ!?」
マギカ・ウィッチクラフト:ガクッ、と膝を付きながらもドローンがAIによって制御される。ライトを照射。
マギカ・ウィッチクラフト:無論、病原菌は目視出来ない。……しかし。
マギカ・ウィッチクラフト:キラキラ、と"琥珀"の欠片が風に乗り、その反射が風の流れを映す。
マギカ・ウィッチクラフト:自らは手遅れながらも、今まさに"守ろうとする者"が見れば、安全な場所を判断する指標になるだろう
GM:輝く毒の煙が君たちを飲み、肉体を侵す。
トゥーナ・ネヴァーリンクス:自分も伏せてやりすごそうとするが……僅かに間に合わず、風を吸い込んでしまった。
安生堂リィサ:自分の胸元までしかない小柄な騎士に抑え付けられる。「ちょっと、大丈夫なの! 騎士くん」
トゥーナ・ネヴァーリンクス:「ううっ……」毒だろうか。気分が悪くはあるが、まだ動けなくなるほどではない。
トゥーナ・ネヴァーリンクス:「私は大丈夫です。リィサさんが無事でよかった」
安生堂リィサ:「ははあ~……」珍しいものを見上げるように。
"紅の蛇":間髪入れず、紅蓮の蛇が君たちへ殺到する。
"紅の蛇":高熱に通路がひしゃげ、床が飴のように陥没し、肉体を焼き尽くそうとする!
トゥーナ・ネヴァーリンクス:一緒に伏せたリィサさんをそのまま庇うように蛇の攻撃を受け、焼かれる。
トゥーナ・ネヴァーリンクス:(全身を守ることはできそうにない……けれど、出来る限りは!)
マギカ・ウィッチクラフト:「っ!」顔だけを守るようにして、肉体を焼かれる。
マギカ・ウィッチクラフト:「ゲホッ……!」水分を失った喉に痛みが走る。涙が蒸発する。自分の体の再生を第一に、意識を痛みからそらしていく
安生堂リィサ:「みんな! なんで……」
塚井キオ:「ぎゃーーーっ!! マギカ代理~~!」
マルシル・M・コーディライト:「あちらの蛇さんたちも……シエナ先輩と仲良しですねえ……!」
マルシル・M・コーディライト:「アツいのは日陰者にはこたえますねぇ~……へろろ~~」
安生堂リィサ:苦しむ表情を見て、どうしてと考えて。「神聖二重冠だから飛ばないのか……」
"アシヌス"シエナ・カノヴァン:「仲良し……? 私に、この子達しか友達がいないって……」
"アシヌス"シエナ・カノヴァン:何らかの逆鱗に触れたような気配がする。
マギカ・ウィッチクラフト:「………………」
マギカ・ウィッチクラフト:危うく共感を得てしまうところだった。
マルシル・M・コーディライト:「なんだかさっきから」
マルシル・M・コーディライト:「余計なクリティカルばかり発生させてる気がしますねえ~ウェッヘッヘ!」
マギカ・ウィッチクラフト:「相性が悪いんですかね……!?」
マギカ・ウィッチクラフト:「生き方とかの……!」
マルシル・M・コーディライト:「ワザとじゃないですよ?」
マギカ・ウィッチクラフト:「それはわかってます……!ですが、集中を乱すのは、ありかと!」この場合、自分への流れ弾とか気にしていられないのです。
GM:イニシアチブ。
"アシヌス"シエナ・カノヴァン:《極大消滅波》
マルシル・M・コーディライト:こやつ!!
"アシヌス"シエナ・カノヴァン:いつ使うか決めてなかったのでここで使います
マギカ・ウィッチクラフト:こいつ~~!
マルシル・M・コーディライト:容赦ねえなオイ!
マギカ・ウィッチクラフト:クリティカルのせいか……おこなの?
"アシヌス"シエナ・カノヴァン:6d10 おら みんな死ね!
DoubleCross : (6D10) → 32[7,8,1,3,7,6] → 32
マルシル・M・コーディライト:シンプル暴言!!
マルシル・M・コーディライト:リザレー!
安生堂リィサ:できることが何もない!
マギカ・ウィッチクラフト:リザレー!
マギカ・ウィッチクラフト:マギカ・ウィッチクラフトのHPを1d10(→ 5)に変更 (3 → 5)
マギカ・ウィッチクラフト:マギカ・ウィッチクラフトの侵蝕率を5(→ 5)増加 (74 → 79)
マルシル・M・コーディライト:63+1d10
DoubleCross : (63+1D10) → 63+9[9] → 72
マルシル・M・コーディライト:ようやく高まってきた
安生堂リィサ:アシヌスに 興味:/身支度!:○ でロイスとって昇華!
トゥーナ・ネヴァーリンクス:リアクション行えないって書いてある 23引いても9か……
トゥーナ・ネヴァーリンクス:アーマースキン使うか……
GM:あっそうですね 多分ルール的に装甲使えないと思うんですが、じゃあ今回は装甲有効なことにしちゃうか せっかくだし
GM:アーマースキンで軽減してみな!
トゥーナ・ネヴァーリンクス:あ、使えないの? 説明には装甲は無視するとは書いてなかったから使えると思ってた
マルシル・M・コーディライト:諸説あるところではある
マルシル・M・コーディライト:GMがいいといってる時はいいはず
GM:なんか書いてないけど自動触手とかが装甲に阻まれるようになるとこれなんのためにあるの?ってなっちゃうから……
マギカ・ウィッチクラフト:GMが言ってるから良いぜ
マギカ・ウィッチクラフト:「攻撃力」から「装甲」を引いたのが「HPダメージ」とするなら、HPダメージを与えるは装甲のフェイズを挟まないのでは?という裁定だね
マギカ・ウィッチクラフト:GMが良いといったので良いらしい!
トゥーナ・ネヴァーリンクス:ダメージとHPダメージの扱いが違うのか 遊戯王みたいだなあ
マルシル・M・コーディライト:www
GM:www
マルシル・M・コーディライト:遊戯王語になれた決闘者には分かりにくいことが逆に飲み込みやすい
トゥーナ・ネヴァーリンクス:ではご厚意に甘えて使います
トゥーナ・ネヴァーリンクス:1D
DoubleCross : (1D10) → 3
GM:もう一個も使っていいですよ
マルシル・M・コーディライト:面白い現象だ
マギカ・ウィッチクラフト:プログラム言語の勉強みたいだなぁ
トゥーナ・ネヴァーリンクス:もう一個も使います
トゥーナ・ネヴァーリンクス:1D
DoubleCross : (1D10) → 10
トゥーナ・ネヴァーリンクス:急にでかくなった
トゥーナ・ネヴァーリンクス:13軽減して0になりました 耐え
GM:耐えてる
マギカ・ウィッチクラフト:正規の騎士団ってすごい。改めてそう思った
マルシル・M・コーディライト:かたすぎナイト
マルシル・M・コーディライト:これはメイン盾
"アシヌス"シエナ・カノヴァン:"アシヌス"の気配がより攻撃的なものになるのに呼応するように、蛇たちが尾を振り回す。
"アシヌス"シエナ・カノヴァン:火山弾が降り注ぐ。このままでは縦穴に渡された橋ごと溶岩に沈んでしまう!
マルシル・M・コーディライト:「うぎゅへーっ!ダメですダメです!」
マルシル・M・コーディライト:「ボロ雑巾まっしぐら~!ウェへ~~ッ!」
マルシル・M・コーディライト:蹴散らされて地面に転がっている。
マギカ・ウィッチクラフト:「原型とどまりますかねぇ……!」
マギカ・ウィッチクラフト:朦朧とする意識のまま、ほうほうの体で移動する
塚井キオ:「はやく倒さないと通路が保たなくなるっす~!」
安生堂リィサ:「くあ、きっつぅ……」
安生堂リィサ:「頑丈だあ」ターコイズカラーのクールなカラーの領域を組み合わせて座り込んでいる。
トゥーナ・ネヴァーリンクス:「足場が崩れそうなのはかなり困ってしまいます……」
トゥーナ・ネヴァーリンクス:火山弾や尾を盾でなんとかガードしながら立ち上がり、少し前に出る。
GM:イニシアチブ10。マルシルちゃんのターンだよ
マルシル・M・コーディライト:うおっしゃー!
マルシル・M・コーディライト:やってやるです!マイナーなし!
マルシル・M・コーディライト:じゃない、暴走解除しとこ一応
GM:大事 妖精あるし
マルシル・M・コーディライト:メジャーでコンセ+絶対の恐怖+神の御言葉+風の渡し手
マルシル・M・コーディライト:ターゲットを選択……の前に!
マルシル・M・コーディライト:神聖二重冠を起動!浸蝕上昇+28!
マルシル・M・コーディライト:達成値を爆上げしつつターゲットも増やしちゃうぜ~~!
GM:ちいっエフェクトLVが
マルシル・M・コーディライト:蛇3体を狙い打つ!
マルシル・M・コーディライト:命中ロール!
GM:やってみろ……菌類ごときが
マルシル・M・コーディライト:8dx7+2+84
DoubleCross : (8DX7+86) → 10[3,3,5,5,5,7,10,10]+10[6,7,9]+10[1,7]+4[4]+86 → 120
マルシル・M・コーディライト:どりゃ―ッ!
マギカ・ウィッチクラフト:すげぇ
"紅の蛇":なんなんだよその頭の上のそれ!
マルシル・M・コーディライト:ウェッヘッヘッヘ
"紅の蛇":イベイジョン15 命中
マルシル・M・コーディライト:メインシナリオを読むことですよ
マルシル・M・コーディライト:ダメージくらえ!
"紅の蛇":《炎陣》で一体が一体をかばいます
GM:ちなみにこれをデビストするとほかのやつが炎陣を使うのでやめといたほうがいいです
マルシル・M・コーディライト:13d10+25
DoubleCross : (13D10+25) → 60[2,1,6,6,9,3,3,3,8,4,7,4,4]+25 → 85
マルシル・M・コーディライト:装甲貫通!
"紅の蛇":2体爆散!
"紅の蛇":死ぬに決まってんだろ なんなんだ!
マルシル・M・コーディライト:ウェ―ッヘッヘッヘ!
マルシル・M・コーディライト:浸蝕112になってターンエンド!
塚井キオ:「はっ……そうっす!」
塚井キオ:「キノコは傘の裏側がラジエーターになっていて、高い冷却能力を持っていると聞いたことがあるっす!」
塚井キオ:「マルシルさん、どうにかならないんですか!?」暑さでパーになりつつある。
マギカ・ウィッチクラフト:「塚井さん、流石に無茶振りでは……!?」
マルシル・M・コーディライト:「ウェ―ッヘッヘ」
マルシル・M・コーディライト:「この暑さと乾燥では」
マルシル・M・コーディライト:「そこまで巨大な子実体は形成できませんねえ、万事休すです……ウェッヘッヘ」
マルシル・M・コーディライト:「しかしシエナ先輩」
"アシヌス"シエナ・カノヴァン:「……なんだ」
マルシル・M・コーディライト:「このまま干からびて干しシイタケになる前に、誤解を解いておきたいところです」
マルシル・M・コーディライト:「ボクには最初から、あなたを愚弄するつもりはありませんよ」
マルシル・M・コーディライト:「人間かどうかなんてのは些細な問題です」
マルシル・M・コーディライト:「こんなに立派な友達がいる、それは素晴らしいことではないですか」
"アシヌス"シエナ・カノヴァン:「そ、そうかな……?」
マルシル・M・コーディライト:「ええ!そうですとも!」
マルシル・M・コーディライト:「あなたには友達を作る才能があります、こんなところに引きこもっているのはもったいない」
"アシヌス"シエナ・カノヴァン:「……いや……流石にそれは……嘘」あまりに実態と乖離した文言に、瞳がまた光を失っていく。
マギカ・ウィッチクラフト:(あぁっ……!自意識の低さにより現状を肯定されると"今の状態が素晴らしいの…?"となっていくやつ……)
マルシル・M・コーディライト:「ウェッヘッヘッヘ」
マルシル・M・コーディライト:「言葉で大事なことを伝えるのは難しいですねえ……ボクも得意な方ではないので」
マルシル・M・コーディライト:「強硬手段に出ましょうか……ちょうど」
マルシル・M・コーディライト:「新しい友達も来てくれました」
マルシル・M・コーディライト:ドゴバァッ!!
マルシル・M・コーディライト:背後、空間の入り口から
マルシル・M・コーディライト:濁流のように粘つく菌の塊が空間へと流れ込んでくる!
マギカ・ウィッチクラフト:「うわぁっ!?新手!?」
トゥーナ・ネヴァーリンクス:「わあー!?」
マルシル・M・コーディライト:「いえいえ」
マルシル・M・コーディライト:「この子たちとはここに来るまで、じっくりお話する時間がありましたのでねえ」
マルシル・M・コーディライト:「サラマンダー能力による熱病促進効果を」
マルシル・M・コーディライト:「冷却に使ってもらっています、これでいくらか対抗できるでしょう」
マギカ・ウィッチクラフト:「ま、街に対する対策と同じ……!それを菌が可視化出来るぐらいに大規模に……!?」
安生堂リィサ:「流石にこれ嫌!」
安生堂リィサ:シンプルに嫌がって空へと避難!
"紅の蛇":明らかに動きが鈍くなっている! 効いているぞ!
グリーンスライム:「ネバツキーッ!!」
マギカ・ウィッチクラフト:「自我!?」
グリーンスライム:ずりゅりずりゅりじゅうじゅう!
"アシヌス"シエナ・カノヴァン:「く……"紅の蛇"……!」
グリーンスライム:灼熱の蛇へと巨大な菌叢スライムが絡みつき
グリーンスライム:急激に冷却させ、その動きを鈍らせていく!
トゥーナ・ネヴァーリンクス:「ひええ」思わず道を譲る。
マギカ・ウィッチクラフト:「ひっ、ひっ……!」
マギカ・ウィッチクラフト:ズリズリズリ、と体を引きずりながら端に寄る。
マルシル・M・コーディライト:「見込んでいただいたからには」
マルシル・M・コーディライト:「これくらいのことはやってみせます、プロですのでね」
マルシル・M・コーディライト:「ウェッヘッヘッヘ」ヤドリギの杖に寄りかかり、陰気な笑みをこぼす。
塚井キオ:「す、すごい……そういうもんなんすね……!」
塚井キオ:マギカちゃんの汗を拭きながら感心している。
安生堂リィサ:「あ、でも空から見るとワインレッドとモスグリーンのマーブリングか……ちょっといいな」
GM:では行動値7。トゥーナさんの手番です!
トゥーナ・ネヴァーリンクス:うーん 残った蛇やっつけにかかるのがいいかな
トゥーナ・ネヴァーリンクス:マイナー余ったのでヴィブロウィップの攻撃力+5を使って
GM:どっちもアリ 神聖二重冠があるのも忘れずにね
トゥーナ・ネヴァーリンクス:そっか どうしようかな
トゥーナ・ネヴァーリンクス:カバーリングするから侵蝕上げすぎるのもどうかとは思うので冠を使うか迷っています
GM:じっくり考えていいですよ
マギカ・ウィッチクラフト:範囲攻撃があって一回復活して体力見えてるシエナさんを殴るのもありですね。
トゥーナ・ネヴァーリンクス:確かに範囲連打されるのも困るのか
マギカ・ウィッチクラフト:ですね。一応、先に敵を落とせば、その分カバーの機会を節約できる考えもあります!
GM:蛇はカバーリングが使えるので
GM:ギリギリ40点出るかなみたいな打点で殴っても蛇の体力次第ではカバーされて落とせないケースもあるぜ
GM:考えどころだぜ
トゥーナ・ネヴァーリンクス:うーん あんまり効果的な使い方とはいえないかもしれないけど
トゥーナ・ネヴァーリンクス:あなたの侵蝕値を任意の数値まで瞬時に上昇させる。このメインプロセスで行う判定の達成値を+[上昇分×3]点増やす。
トゥーナ・ネヴァーリンクス:を使って侵蝕を9増やして27の固定値を貰いつつ
トゥーナ・ネヴァーリンクス:メジャーに Cブラックドッグ+アタックプログラム でシエナさんに攻撃します
GM:100行かない調整だ
GM:では判定をどうぞ
トゥーナ・ネヴァーリンクス:いやでも炎陣されるのか これだとあんまり意味ないか
トゥーナ・ネヴァーリンクス:温情貰った?
トゥーナ・ネヴァーリンクス:いやまだわからんのか 宣言タイミングじゃないから
GM:そう 判定達成値が出てから
GM:カバーするかどうかのアレがある
GM:迷ったら仲間に相談しましょう
マギカ・ウィッチクラフト:攻撃が当たらないとカバーもなにもないからね!
GM:雑談でもこっちでもいいよ。
トゥーナ・ネヴァーリンクス:さっきの宣言はそのまま 命中出します
GM:OK!
トゥーナ・ネヴァーリンクス:8dx7+4
DoubleCross : (8DX7+4) → 10[1,2,2,3,4,4,7,7]+3[2,3]+4 → 17
マルシル・M・コーディライト:そこに!
GM:何ィ!?
マルシル・M・コーディライト:こいつも持っていきな!《妖精の手》だッ!
トゥーナ・ネヴァーリンクス:補助だ!
GM:そっそれは……! 判定のダイス目を1つ10にする最強エフェクト!
マギカ・ウィッチクラフト:神聖二重冠の固定値+27で44だねっ
マルシル・M・コーディライト:クリティカルで振りなおした3を10に変更!
マルシル・M・コーディライト:1dx7+24で振り直しどうぞ!
トゥーナ・ネヴァーリンクス:そうだった……冠分忘れてました
トゥーナ・ネヴァーリンクス:ではお言葉に甘えて
GM:冠入れると1DX7+51か
マギカ・ウィッチクラフト:なのだ。
トゥーナ・ネヴァーリンクス:1dx7+51
DoubleCross : (1DX7+51) → 10[7]+10[8]+5[5]+51 → 76
マギカ・ウィッチクラフト:きっちり回す~
"アシヌス"シエナ・カノヴァン:くぅ~!
マギカ・ウィッチクラフト:ずっと優秀だなトゥーナさん
マルシル・M・コーディライト:これは救世主
"紅の蛇":《炎陣》……は、あえてしない!
トゥーナ・ネヴァーリンクス:合計で93 で合ってます?
"アシヌス"シエナ・カノヴァン:これを使います
GM:いや、76が最終達成値
"アシヌス"シエナ・カノヴァン:オートアクション《融解》 攻撃力を-18 ※【後注】アシヌスは【ファイトクラブ】を所持しているのでありえざる存在:ディスマントル だったことにしておいてください 融解は至近なので
マルシル・M・コーディライト:あんま見ないの持ってんなあ
トゥーナ・ネヴァーリンクス:あ、さっきの+17って最初に出た17のことか(あほ
"アシヌス"シエナ・カノヴァン:ふっふっふ これで生き残ってやる
"アシヌス"シエナ・カノヴァン:あっ言い忘れていた ガード
トゥーナ・ネヴァーリンクス:オートらしいのでそれにデビルストリングします!
"アシヌス"シエナ・カノヴァン:グワーッ!
マギカ・ウィッチクラフト:やれーっ!
GM:ダメージを……出しな!
トゥーナ・ネヴァーリンクス:8D10+15
DoubleCross : (8D10+15) → 28[6,1,2,2,6,4,4,3]+15 → 43
マギカ・ウィッチクラフト:ダメージダイスめっちゃ腐ったね…!?
トゥーナ・ネヴァーリンクス:悲しい
"アシヌス"シエナ・カノヴァン:えっマジ?
トゥーナ・ネヴァーリンクス:とりあえず冠とメジャーとオートで使った分の侵蝕を上げます 109になりました
"アシヌス"シエナ・カノヴァン:瀕死で生きました
マルシル・M・コーディライト:こいつ~~
GM:では演出をどうぞ
トゥーナ・ネヴァーリンクス:神聖十字冠の発現。それはトゥーナが待ち望み、同時に恐れていたものでもあった。
トゥーナ・ネヴァーリンクス:戦闘が始まると共に頭上に出現したであろうそれから、トゥーナは意図的に目を背けていた。
トゥーナ・ネヴァーリンクス:何かが落ちて来る気配はない。
マルシル・M・コーディライト:「ついに……ついに」
マルシル・M・コーディライト:「守護聖人さまの頂く宿命!その真なる姿が明かされる時が!!」
マルシル・M・コーディライト:前髪の下から瞳を輝かせる。
トゥーナ・ネヴァーリンクス:そもそも今は戦闘中である。のんびり頭上を見上げている場合ではない。
トゥーナ・ネヴァーリンクス:ないが……精神的に限界であった。頭上の冠に目を向ける。
マギカ・ウィッチクラフト:「…………」ハラハラしている
安生堂リィサ:「えっ何?」
トゥーナ・ネヴァーリンクス:頭上に輝く聖ブリギット十字。
トゥーナ・ネヴァーリンクス:その周囲を、4つの光が尾を引く衛星めいて回り続けている。
トゥーナ・ネヴァーリンクス:変化はそれだけだ。頭の上に何か落ちて来るようなこともなく、異臭もしない。
トゥーナ・ネヴァーリンクス:「よ……」
トゥーナ・ネヴァーリンクス:「よかったあ~~~……!」
マルシル・M・コーディライト:「あ……あれっ……」
マルシル・M・コーディライト:「思ったより……」
マルシル・M・コーディライト:「納豆っぽくない~~~!?」
マギカ・ウィッチクラフト:「よ、」
マギカ・ウィッチクラフト:「良かったですね……!」
マギカ・ウィッチクラフト:「良かったですねトゥーナさん…!」
マギカ・ウィッチクラフト:安堵のあまり両手を組んでほほ笑みを浮かべている。
安生堂リィサ:「???」
マルシル・M・コーディライト:「そんなぁ~~!話が違いますよ!」
マルシル・M・コーディライト:「守護聖人さまの二重冠は」
マルシル・M・コーディライト:「より粘つきと香しさを引き立たせて」
マルシル・M・コーディライト:「完全なるUMAMIのシンボルとなってくれるのではなかったのですか~~!?」
マルシル・M・コーディライト:頭を抱えている。ショッキング!
トゥーナ・ネヴァーリンクス:「と……当然です! これは聖ブリギット十字であり! 納豆ではないのですから!!」
塚井キオ:(…………)
塚井キオ:(電子の模式図みたいな……聖ブリギット十字とも関係ないのでは? むしろ……)
塚井キオ:道中聞かされた糸を引く豆のほうにイメージが近い気もしたが、言わない。
マギカ・ウィッチクラフト:自身の信仰を歪められるのはとても大変なことだ。
マギカ・ウィッチクラフト:自分の体験ではないけれど、魔女的に。えぇ。
マギカ・ウィッチクラフト:新たにそんな思いをする人が増えなかったのは寿ぐべきである。多分。
安生堂リィサ:(あとで関係性まとめて提出してほしい)
トゥーナ・ネヴァーリンクス:「そうだ! 感動している場合ではない……」
トゥーナ・ネヴァーリンクス:「シエナさん! 今度という今度は……あなたを捕まえます!」
トゥーナ・ネヴァーリンクス:勢いづいてワイヤーを発射する。
"アシヌス"シエナ・カノヴァン:「やめろ……うんざりなんだ。私はもう……!」
"アシヌス"シエナ・カノヴァン:ワイヤーに絡め取られる。かつてのように呪文を呟く。
"アシヌス"シエナ・カノヴァン:「いぎっ……もえよ」それは。
"アシヌス"シエナ・カノヴァン:シエナ・カノヴァンのもつ腐食能力だ。
"アシヌス"シエナ・カノヴァン:迷走電流により生じる金属腐食を強化している。君が電流を流すと同時に、ワイヤーは弾け、崩れ消えるだろう。
トゥーナ・ネヴァーリンクス:「あ~~!」
トゥーナ・ネヴァーリンクス:「神聖二重冠があるのに……」先のこともあり、どう見ても二重冠を過信している。
トゥーナ・ネヴァーリンクス:「で、でも電流のダメージはあるはずです! ちゃんと流しましたから!」
"アシヌス"シエナ・カノヴァン:「ぐ、う……もう少しだ。もうすこしで──」電気的麻痺で運動能力を奪われたまま、君たちをにらみつける。
マルシル・M・コーディライト:「くじけてはいけないです!」
マルシル・M・コーディライト:「トゥーナさんの二重冠が納豆ではなかったことは」
マルシル・M・コーディライト:「ショッキングでしたが……しかし!」
マルシル・M・コーディライト:「あなたの騎士としての誇りは間近に見届けさせていただきました」
マルシル・M・コーディライト:「守護聖人もとい、我が自慢の友!やれるはずです!がんばって!」
トゥーナ・ネヴァーリンクス:「本当に……なんなんですか、あなたは!?」
GM:イニシアチブ5。マギカちゃんのターンだ
マギカ・ウィッチクラフト:はぁい
マギカ・ウィッチクラフト:マイナーで……暴走解除しておきましょう。
マギカ・ウィッチクラフト:メジャーで【EXスキル:ハロー、ワールド】《C:オルクス》《ディストーション》
マギカ・ウィッチクラフト:対象はシエナさん。
GM:失礼。反応遅れました。どうぞ!
マギカ・ウィッチクラフト:神聖二重冠は…どうしよっかな!普通に攻撃力が不安だから……
マギカ・ウィッチクラフト:邪毒が控えてるので素撃ちします。私はルーティーンで生きる女
マギカ・ウィッチクラフト:9dx7+4
DoubleCross : (9DX7+4) → 6[1,1,1,2,2,3,4,5,6]+4 → 10
マギカ・ウィッチクラフト:?
マギカ・ウィッチクラフト:う、嘘でしょう?
"アシヌス"シエナ・カノヴァン:へっへっへ
"アシヌス"シエナ・カノヴァン:そんな達成値じゃ当たらないぜ~
マギカ・ウィッチクラフト:うわあぁぁぁぁぁ!!!死ぬんだぁぁぁぁぁぁ!?
マギカ・ウィッチクラフト:妖精の手余ってましたっけ!?
マルシル・M・コーディライト:うおおお
マルシル・M・コーディライト:100を越えたら2発目が撃てる!
マギカ・ウィッチクラフト:粘り強い!
マルシル・M・コーディライト:こいつが光の力だーっ!
マルシル・M・コーディライト:というわけで…いやすげえ出目だな
マルシル・M・コーディライト:1dx7+14で再回転どうぞ!
マルシル・M・コーディライト:浸蝕120!
マギカ・ウィッチクラフト:1が多いんだよな。再回転します。ドローンの羽のように
マギカ・ウィッチクラフト:1dx7+14
DoubleCross : (1DX7+14) → 6[6]+14 → 20
マギカ・ウィッチクラフト:とことん回らないねぇ!
マギカ・ウィッチクラフト:リアクションどうぞ!
"アシヌス"シエナ・カノヴァン:ワンチャンあるわよ
"アシヌス"シエナ・カノヴァン:5dx+1>=20
DoubleCross : (5DX10+1>=20) → 10[4,5,7,9,10]+7[7]+1 → 18 → 失敗
マギカ・ウィッチクラフト:こっっっっっっ
マギカ・ウィッチクラフト:っわ!
マルシル・M・コーディライト:あっぶね~~
トゥーナ・ネヴァーリンクス:あぶな
"紅の蛇":オートアクション《炎陣》カバーします
マギカ・ウィッチクラフト:これが……絆の力よ!
マギカ・ウィッチクラフト:トゥーナさん助けてー!100%を超えたことでLV回が増えたデビルストリングでなんとかしてください!
トゥーナ・ネヴァーリンクス:ほんとだ出来る! デビルストリングを撃ちます!
マルシル・M・コーディライト:友情パワー出動要求!
GM:侵蝕率が100%を越えて……エフェクトレベルが上昇しているだと~!?
"紅の蛇":消えます! 行動済みなので行動放棄カバーも不可能!
トゥーナ・ネヴァーリンクス:侵蝕が6増えて115に
GM:ダメージどうぞ!
マギカ・ウィッチクラフト:コレが出遅れた強みだ!
マギカ・ウィッチクラフト:2d10+7 装甲有効
DoubleCross : (2D10+7) → 11[5,6]+7 → 18
マギカ・ウィッチクラフト:18点!
マルシル・M・コーディライト:足りるか…!?
マルシル・M・コーディライト:あ、あと1d10ふれる!
"アシヌス"シエナ・カノヴァン:足りちゃうんだなあ!
マルシル・M・コーディライト:しゃらー!
マギカ・ウィッチクラフト:あ、ほんとだ
トゥーナ・ネヴァーリンクス:よかった
マギカ・ウィッチクラフト:達成値20なので……もう1d10だ!
"アシヌス"シエナ・カノヴァン:あと1d10振れますね 振り足そう せっかくだし
マギカ・ウィッチクラフト:18+1d10
DoubleCross : (18+1D10) → 18+5[5] → 23
マギカ・ウィッチクラフト:23点!喰らえー!
"アシヌス"シエナ・カノヴァン:爆散!
マギカ・ウィッチクラフト:やったー!
マギカ・ウィッチクラフト:マギカ・ウィッチクラフトの侵蝕率を4(→ 4)増加 (79 → 83)
GM:復活はもうありません。溶岩スネークが1体残ってますがどう見ても勝負はついてるので、ここで戦闘終了。PCたちの勝利だよ。
マギカ・ウィッチクラフト:わぁい
マルシル・M・コーディライト:やったね
トゥーナ・ネヴァーリンクス:勝った~
マギカ・ウィッチクラフト:「い、今の、うち……!」
マギカ・ウィッチクラフト:杖型のデバイスに光をともし、振るう。
マギカ・ウィッチクラフト:体を蝕む毒のせいで1動作ごとに悲鳴を上げて、横になって眠りたい気持ちが高まっていく。
マギカ・ウィッチクラフト:それでも指先を動かすことは出来た。
マギカ・ウィッチクラフト:指先を動かせば、後は事前に仕組んだプログラムが自動的に動きを構築していく。
マギカ・ウィッチクラフト:カード型のドローンが展開する。プロペラに仕込んだLEDが功績を引いて、空間に魔法陣を描く。
マギカ・ウィッチクラフト:動きを止めたシエナを中心とした、光の陣。
マギカ・ウィッチクラフト:それは『外』と『内』を別の領域として区別する。
マギカ・ウィッチクラフト:自らの定義した領域の内部に、新たな法則を敷く"魔"なる"術"
マギカ・ウィッチクラフト:コインを陣に放り投げる。それを対価に、起動するのはたった一言。
マギカ・ウィッチクラフト:「『もえよ』」
マギカ・ウィッチクラフト:言葉通りの、短い音声。
マギカ・ウィッチクラフト:ゴウッ の音とともに、炎が燃え上がり、宙に浮く蛇の形となる。
マギカ・ウィッチクラフト:この場に似つかわしくない、不吉な炎が蛇となり
マギカ・ウィッチクラフト:シエナの体を包み、燃え上がらせた
"アシヌス"シエナ・カノヴァン:「あっ、私の友達が……」
"アシヌス"シエナ・カノヴァン:「奪われる……看過しがたすぎる……!」
"アシヌス"シエナ・カノヴァン:「言ってる場合、ぎゃーーーー!」
マギカ・ウィッチクラフト:「ふ、ふ、ふ…………」
マギカ・ウィッチクラフト:「その手の術式は、前に、勉強しましたからね……!」
マギカ・ウィッチクラフト:「咄嗟に再現するぐらい、わけないんですよ……!」
マギカ・ウィッチクラフト:勉強した理由は絶対言わない。
マギカ・ウィッチクラフト:不敵に笑って、
マギカ・ウィッチクラフト:「げぽっ」
マギカ・ウィッチクラフト:調子に乗った反動で、毒の回った体が地面に突っ伏す。
"アシヌス"シエナ・カノヴァン:「がふ……優等生めぇ……きらいだ……!」
"アシヌス"シエナ・カノヴァン:くらり、と平衡を失い、倒れ伏す。
マギカ・ウィッチクラフト:倒れるのを目視する。溶岩の熱ではなく、体内からの熱が高まっている。
マギカ・ウィッチクラフト:灼熱を孕んだ風ですら涼しく感じるほどに、高熱と頭痛に苛まれ、緊張の糸が途切れる
マギカ・ウィッチクラフト:「私も……」ばたり。
マギカ・ウィッチクラフト:(私のこと、あまり、好きじゃない………)
マギカ・ウィッチクラフト:(勉強ぐらい出来ないと話すネタが……あっ、毒が回る回る……)
GM:それが呼び水となっていたわけでもないだろう、なんとか保っていた橋が熱疲労によって折れる。君たちと"アシヌス"の間が断絶する。
GM:彼女のいた側が、溶岩の中にゆっくりと沈んでいく。
マルシル・M・コーディライト:「うおぉおおっと危ない!みなさんこちらに!」
グリーンスライム:にゅばーっ
グリーンスライム:壁にくっつき、マギカたちを絡め取って溶岩にはまる間一髪で救出する。
マギカ・ウィッチクラフト:「………!……!?」じたばた。
トゥーナ・ネヴァーリンクス:「シエナさん!」
塚井キオ:「っ、予備のワイヤーとかは!?」
トゥーナ・ネヴァーリンクス:「いくらでもあります!」ワイヤーを放ち、腕に巻きつけて引っ張り上げる。
トゥーナ・ネヴァーリンクス:「ふぬぬ……!」
"アシヌス"シエナ・カノヴァン:その唇が、火の呪言を紡ごうとした。
"アシヌス"シエナ・カノヴァン:──遠いところへ行こうとしていたのだろう。
"アシヌス"シエナ・カノヴァン:何かに導かれ、こんどこそ正しい幸福を得られると信じていた。
"アシヌス"シエナ・カノヴァン:(なぜ、止めるんだ)
"アシヌス"シエナ・カノヴァン:(どうでもいいじゃないか)
"アシヌス"シエナ・カノヴァン:(よく知りもしない、優秀でもない、勤勉でもない、私のことなんて──)
トゥーナ・ネヴァーリンクス:「私は……みんなを助け、守りたくて救伐騎士団に入りました」
"アシヌス"シエナ・カノヴァン:彼女の言葉を、無視することが出来ない。聞かないようにしていても。
トゥーナ・ネヴァーリンクス:「聖ブリギットは施しの聖人……私もそれに倣い、みんなに与えたかったからです」
トゥーナ・ネヴァーリンクス:「何かを持っているわけでもない私がみんなに出来るのは、見ての通り体を張るくらいのことですが……」
"アシヌス"シエナ・カノヴァン:初めから、妙に人の良い奴だと思った。軍人にありがちな高圧さがない。こちらの出方をどこまでも待とうとする。舐められているからだろうと、その時は思った。
"アシヌス"シエナ・カノヴァン:「……違う。のか」
"アシヌス"シエナ・カノヴァン:ずっと頭に響いていた声が、もう聞こえない。
トゥーナ・ネヴァーリンクス:「そうすることで与えられるなら、なんだってしたい。みんなのために」
"アシヌス"シエナ・カノヴァン:(その『みんな』の中に、私も────)
トゥーナ・ネヴァーリンクス:「そうです! シエナさんも……私が助けます!」
"アシヌス"シエナ・カノヴァン:抵抗は止んでいた。呪文は発せられなかった。君の放ったワイヤーに捕まって。
"アシヌス"シエナ・カノヴァン:そうして、事件は終息した。
GM:バックトラック!
マルシル・M・コーディライト:やっほー!完全勝利!
GM:【ファイトクラブ】【ありえざる存在】Eロイス2個です。振りたい人はどうぞ
マルシル・M・コーディライト:ふらず!
マギカ・ウィッチクラフト:Eロイスがある。恐ろしいジャームだぜ。白タイツの子が持ってたのかな??
マギカ・ウィッチクラフト:振りません。
繊奢橋ザクセ:私じゃありませんわ! 綺麗な体ですわ!
マギカ・ウィッチクラフト:うわぁ!
トゥーナ・ネヴァーリンクス:振ります
トゥーナ・ネヴァーリンクス:115-2D10
DoubleCross : (115-2D10) → 115-7[6,1] → 108
GM:じゃあロイスの数×1d10だけ侵蝕率を下げてね~
マギカ・ウィッチクラフト:現在83。残ロイス6個で等倍振ります
マギカ・ウィッチクラフト:83-6d10
DoubleCross : (83-6D10) → 83-35[9,5,3,3,7,8] → 48
マギカ・ウィッチクラフト:ガッツリ下がった。3点。
マルシル・M・コーディライト:とうばーい!
マルシル・M・コーディライト:120-6d10
DoubleCross : (120-6D10) → 120-22[4,4,7,3,1,3] → 98
マルシル・M・コーディライト:あっぶな!
マルシル・M・コーディライト:ギリギリ5点でやんす!
マギカ・ウィッチクラフト:こっわ!
安生堂リィサ:侵蝕ジャスト100なのだな
安生堂リィサ:Eロイスも振らないぜ 素フリ
安生堂リィサ:100-4d10
DoubleCross : (100-4D10) → 100-27[9,6,2,10] → 73
トゥーナ・ネヴァーリンクス:残りロイス5 さすがに等倍でいけるかな
トゥーナ・ネヴァーリンクス:108-5D10
DoubleCross : (108-5D10) → 108-19[1,5,4,4,5] → 89
トゥーナ・ネヴァーリンクス:いけた
マギカ・ウィッチクラフト:おめでとう!
マギカ・ウィッチクラフト:トゥーナさんは71-99の範囲だから5点ですね!
GM:Eロ2点。シナリオ点5点。いつもの5点。合計12点に各自侵蝕点を足して下さい
マルシル・M・コーディライト:17!
マギカ・ウィッチクラフト:15点!
安生堂リィサ:17
トゥーナ・ネヴァーリンクス:17かな
GM:C((17+17+15+17)/3)
DoubleCross : c((17+17+15+17)/3) → 22
GM:GMは22点もらいまーす
GM:お疲れ様でした!
マルシル・M・コーディライト:いえーいもぐもぐ!
安生堂リィサ:パクパク お疲れ様でした~
マギカ・ウィッチクラフト:お疲れ様でした!
◆Ending◆マギカ・ウィッチクラフト/安生堂リィサ
■キングダム学区 幻獣ふれあいパーク
GM:市街の只中に設けられた、ドーム状の自然公園施設がある。
GM:キングダムの名所のひとつ、『幻獣ふれあいパーク』だ。他の学区では珍しい動物種やAオーヴァードなどが放し飼いにされており、
GM:来場者はそうした幻獣と自由に触れ合うことができる人気のスポットである。安全性も高く、幻獣による事故も年間60件くらいしかない。
GM:──『キングダムの休日』より引用
安生堂リィサ:合間に設置された休憩スペースに、カラフルな器具を広げていく。
マギカ・ウィッチクラフト:「わぁー……初めて来ました」
マギカ・ウィッチクラフト:ソワソワ、と場の雰囲気に飲まれている。
マギカ・ウィッチクラフト:器具を広げる間、対面の椅子に座って首だけが控えめに園内を見渡している。
マギカ・ウィッチクラフト:自律するコウモリ羽のドローンが撮影を行い、ふれあいコーナーの幻獣たちに飛びかかられていた。
安生堂リィサ:爪を磨くファイル、形を整えるニッパー・プッシャー、ポリッシュ、ベース類。
マギカ・ウィッチクラフト:「薬品の調合みたいですね……」
安生堂リィサ:「リラックスしてもらってやるものだからね」
安生堂リィサ:「ん。興味ある?」
マギカ・ウィッチクラフト:「少し……」
マギカ・ウィッチクラフト:「村の方だと、飾るのも魔術の一つでしたけど……そっちはあまり素養が無かったので」
マギカ・ウィッチクラフト:不用意に触れないようにしながら、角度を変えて道具を見ている。
安生堂リィサ:「本拠はメサイアなんだっけ? なら後でオススメのお店教えるよ」
安生堂リィサ:「はい、じゃ、まずは手出して」
マギカ・ウィッチクラフト:「あっ、ありがとうございます」
マギカ・ウィッチクラフト:脳内に金色や銀色やピンクに飾り立てた架空の店舗を想像する
マギカ・ウィッチクラフト:「あ、はい」
マギカ・ウィッチクラフト:出す。両手を開いた状態。
マギカ・ウィッチクラフト:ペンを握るタコと、自然物とインク由来の黒い塗料がついている
安生堂リィサ:「…………」手相を見るように、それをしっかりと見つめて。
安生堂リィサ:「むぎゅー」
安生堂リィサ:おもむろにツボを押す。
マギカ・ウィッチクラフト:「ぐっ……!」
マギカ・ウィッチクラフト:「あぁぁぁぁぁ……!」悲鳴
マギカ・ウィッチクラフト:ビキィッ!押された手のひらの一点から植物が根を張るように、熱を伴う激痛が走る。
マギカ・ウィッチクラフト:「なに……なにを……!?」突っ伏す
安生堂リィサ:「はぁい、過労サイン頂きました、と」疲れていると痛いツボだ。
マギカ・ウィッチクラフト:「過労…………??」
マギカ・ウィッチクラフト:血の気が顔に集まり、青白い顔がほんのり色づいている。
安生堂リィサ:肩を竦めて呆れ顔。「精神が荒れれば身体に出てくる。身体が荒れれば手先に出てくる」
安生堂リィサ:「カンバスが荒れてるのを整えるのも、ま、仕事だからね」
安生堂リィサ:片目を閉じる。「肩の力抜けた?」
マギカ・ウィッチクラフト:「な、なる、ほど……?」
マギカ・ウィッチクラフト:ハァ、ハァ、と息を整えている。
マギカ・ウィッチクラフト:「むしろ力が入らないです……」
マギカ・ウィッチクラフト:手を握られたことでこわばっていた体が、ぐったりと脱力している
安生堂リィサ:「よし、そのまま脱力してな。寝てても良いよ」
安生堂リィサ:膝でも貸そうか? と悪戯っぽく。
マギカ・ウィッチクラフト:「うひ?」
マギカ・ウィッチクラフト:「こ、この場所で寝るのは流石に……」
マギカ・ウィッチクラフト:反射的に目線を下に向ける。スラリと伸びた脚。
マギカ・ウィッチクラフト:「や、今のは違……そ、そこまでしていただくわけにはっ」
マギカ・ウィッチクラフト:(膝枕とか眠れる気がしない……!)
安生堂リィサ:そうこうしているうちに、整然とジェルや素材が並んだ。
安生堂リィサ:「ふむ。じゃあご自由に」指先を軽く回すと、爪の軌跡が縄のようにくるくると綯われる。
マギカ・ウィッチクラフト:動く手元に自然と目が惹かれる。ネイルに飾られた手は白く、綺麗だ。
マギカ・ウィッチクラフト:印象的な爪の色を追って、小刻みに頭が動く。
安生堂リィサ:「あなたは絵に描いたようなブルーベースかな」
安生堂リィサ:いくつかのカラーを指に挟み込む。「希望はある?」
安生堂リィサ:「ないならお任せコースだけど」
マギカ・ウィッチクラフト:「ブル?ベ……?」聞いたことはある。ような気がする。
マギカ・ウィッチクラフト:「えーと……」
マギカ・ウィッチクラフト:なにか見栄を張ってみようかしら、と一瞬無謀なことを考えて
マギカ・ウィッチクラフト:「専門家におまかせで……」
安生堂リィサ:「OK」
安生堂リィサ:言うが早いか、爪先に冷たいものが当たる。
安生堂リィサ:透明なジェル。色を乗せるためのベースコート。
マギカ・ウィッチクラフト:「ん……」くすぐったい。
マギカ・ウィッチクラフト:薬を調合するようでもあり、そもそも素手では扱わないため、新鮮な感覚でもある。
安生堂リィサ:毛質や、形状の違う複数種の筆を、踊るように使い分けている。
安生堂リィサ:「ネイルアートはね、わたしは武装だと思ってる」
マギカ・ウィッチクラフト:「ん………………ふ、ふ」毛先が爪にふれるたび、繊細な感覚に声が漏れる。
マギカ・ウィッチクラフト:普段『手』と大まかに認識している部位が、指とつま先、関節に至るまで血が通っていると、意識してしまう。
マギカ・ウィッチクラフト:「ぶ、武装、ですか」
安生堂リィサ:指先を別の生き物のように動かしながら、雑談のように。「あ、剣とか銃とか、オーヴァードのエフェクトとは別」
マギカ・ウィッチクラフト:「ほ、ほう?」
マギカ・ウィッチクラフト:物騒な言葉ですね、と続けなくてよかった。
安生堂リィサ:「人が、自分の身体で、一番多く見る場所だからね」
安生堂リィサ:「化粧や、顔や髪は、他人に見せることで発揮されるけど」
マギカ・ウィッチクラフト:「確かに、そう、ですね?」
安生堂リィサ:「ネイルアートはその人の為のもの」
安生堂リィサ:「どんな大変な状況でも、"自分の手ってこんなに綺麗なんだ"って思えると、元気が出てくるでしょ?」
マギカ・ウィッチクラフト:つられて自分の手を見る。ペンを握る跡。書類をいじったインクの黒染み。関節に出来たシワ。
マギカ・ウィッチクラフト:「…………」言われてる最中に、変なことを考えてしまったな。と思うけれど。
マギカ・ウィッチクラフト:今塗られている爪が、ツヤツヤと輝き始めていた
マギカ・ウィッチクラフト:「………たしかに」
マギカ・ウィッチクラフト:「そう、かもしれません、ね?」
安生堂リィサ:「まだ実感はないだろうけどね」続いて、色を塗り始める。
安生堂リィサ:「じきにそう思えるようになるよ。フフ……」
マギカ・ウィッチクラフト:「あう」
マギカ・ウィッチクラフト:塗られている爪とまだの爪。
マギカ・ウィッチクラフト:漫然とピンク色に認識していた爪は、比べてみると白い部分や色のこさにも違いがある、と不思議と目につく。
マギカ・ウィッチクラフト:「そうですね……よく、わかんないです」
安生堂リィサ:リィサの動きは繊細だ。一つの爪はせいぜいが2センチ四方。ミリ単位の動き。
マギカ・ウィッチクラフト:そう言いつつ、先程までキョロキョロと興味の移っていた目は。
マギカ・ウィッチクラフト:既にリィサさんの手元に釘付けになっている。
安生堂リィサ:激務からの手荒れや、僅かなささくれも、一つも見逃さずに丁寧に押さえ込まれている。
マギカ・ウィッチクラフト:魔法陣を真円に調整するように。
マギカ・ウィッチクラフト:あるいは、プログラムのコードを削ぎ落とし、たった一行にまとめるように。
マギカ・ウィッチクラフト:"最適な形"へと整えられていく。
マギカ・ウィッチクラフト:「わぁ……」爪の半月を隠す下地作りですら、目の前の人が重ねた研鑽を感じることが出来る。
安生堂リィサ:キラキラと、鱗粉めいた光が宿る。ベースは蒼のグラデーション。
安生堂リィサ:星空、ではない。マギカは魔術師だ。星空は近すぎると考える。
安生堂リィサ:海の浅瀬。砂浜。彼女の日常とはかけ離れた場所。
安生堂リィサ:耳に当てれば潮騒が聞こえるような、真珠の輝き。
マギカ・ウィッチクラフト:自分に馴染みのある場所とは、魔女の集まる山の奥。
マギカ・ウィッチクラフト:あるいは、学区によって区切られたノヴァリスの学園。
マギカ・ウィッチクラフト:外界から閉ざすことを目的とした閉鎖的な環境。
マギカ・ウィッチクラフト:それがマギカ・ウィッチクラフトの"日常"だった。
マギカ・ウィッチクラフト:しかし、こうして爪の上に、今まで見たことのない『世界』が描かれていく。
マギカ・ウィッチクラフト:(すごい、な………)
安生堂リィサ:波間に反射する光の揺らぎ。その隙間を泳ぐ魚影も、リィサの技術ならば難なく描き込める。
マギカ・ウィッチクラフト:既に目線は手元に釘づけになり、一筆が重なるごとに意識はキャンバスの世界を泳ぎ始める。
マギカ・ウィッチクラフト:(会話がなくても、気まずく、ならないや)
マギカ・ウィッチクラフト:「………海、ですね」
安生堂リィサ:「うん」恐ろしいほどの集中力。両手の指先。左の小指は夕暮れ。右の薬指が朝焼け。
安生堂リィサ:「"マーメイド"」
マギカ・ウィッチクラフト:ぐぐ、と顔を近づけて見ようとするのを耐える。額をぶつけそうになる。
安生堂リィサ:「ううん……セイリング・マーメイドってところかな」
安生堂リィサ:顔を上げた瞬間に、ごちんとぶつかる。
マギカ・ウィッチクラフト:「ぐあっ」
安生堂リィサ:「あいた」
マギカ・ウィッチクラフト:ぐ、と天を仰ぐ
安生堂リィサ:額を摩りつつ、刷毛を仕舞う。マギカの十指には、輝く浜辺の一日が浮かんでいる。
マギカ・ウィッチクラフト:「セ、帆走ですか……?」
安生堂リィサ:「うん。我ながらイイ出来」
安生堂リィサ:「帆船のように、人魚のように」
安生堂リィサ:「あなたは、自由に奔って、泳げる」
マギカ・ウィッチクラフト:「……………」
マギカ・ウィッチクラフト:改めて爪を見る。左右に動いて時間が経つように、あらゆる海の姿が描かれている。
マギカ・ウィッチクラフト:「わぁ………」
マギカ・ウィッチクラフト:十指の旅を終えて、また戻る。口から漏れるのは感嘆の息。
マギカ・ウィッチクラフト:「すごい、です」
マギカ・ウィッチクラフト:手は開いたまま微動だにしない。爪の上に築いた世界が崩れてしまいそうで、恐る恐る覗き込んでいる。
安生堂リィサ:「ありがとう。そう言ってもらえるのが、何よりの報酬」
安生堂リィサ:つたつたと、逆回しのように道具をしまっていく。
マギカ・ウィッチクラフト:半分ほどしまう頃にようやく指を動かし始め、崩さないように水平に持ち上げる。
安生堂リィサ:「そんな繊細に扱わなくても大丈夫だよ。耐水、耐油、耐熱、防弾防刃防毒……」
安生堂リィサ:「後半は嘘だけど。2週間くらいは保つからね」
マギカ・ウィッチクラフト:「こ、後半は必要…………まぁ、ありますか」
マギカ・ウィッチクラフト:「あ、嘘なんですか…!?」
安生堂リィサ:「だまされやーすい」
安生堂リィサ:額をつっつく
マギカ・ウィッチクラフト:「だ、だって、ノヴァリスですよ…!?あって困るものでは……」
マギカ・ウィッチクラフト:「あう」
マギカ・ウィッチクラフト:「も、もう……!」
安生堂リィサ:「そういうのから自由にするのが、あたしのネイル」
安生堂リィサ:「ただ綺麗で、無意味だからこそ価値があるの」
マギカ・ウィッチクラフト:「む……綺麗で……無意味だから、ですか」
マギカ・ウィッチクラフト:「ううん。保存しておきたいですけどね、私は……」
マギカ・ウィッチクラフト:言葉の機微を上手く汲めないかのように、そんな呟きを漏らす。
安生堂リィサ:「そのときは、また注文してくれても良いし、自分で覚えても良い」
マギカ・ウィッチクラフト:「自分で、は、無茶です……!」
マギカ・ウィッチクラフト:「ので、その」
マギカ・ウィッチクラフト:「………」
マギカ・ウィッチクラフト:「また、」
マギカ・ウィッチクラフト:「お願いしても?」
安生堂リィサ:道具を持って立ち上がる。「ええ、もちろん。あなたが無意味な美しさに価値を見出してくれる限り」
安生堂リィサ:「"研磨師"はどこにでも行くわ」
マギカ・ウィッチクラフト:「…………はいっ」
安生堂リィサ:すっくと立ち上がる。
安生堂リィサ:「あたしの作家性は"繋がり"。帯より短く襷より長く、鎖より硬くて糸より柔らか」
安生堂リィサ:「どうか、今後ともご贔屓に」
マギカ・ウィッチクラフト:「……えぇ。こちらこそ、ぜひ」
マギカ・ウィッチクラフト:「お互い、良き付き合いになるように、祈っております」
マギカ・ウィッチクラフト:そうして微笑んで。
マギカ・ウィッチクラフト:鮮やかな色合いとともに去っていく背中を見送る。
マギカ・ウィッチクラフト:ようやく動かせるようになった手を、控えめに振って。
マギカ・ウィッチクラフト:爪に塗られた世界が、軌道に色を遺すのを新鮮に眺める。
マギカ・ウィッチクラフト:ただそれだけで、彼女が振るった20の色彩を思い出すようで、自然と笑みが浮かぶ。
マギカ・ウィッチクラフト:「…………そういえば」
マギカ・ウィッチクラフト:「これ、"休暇"なんだっけ……」
マギカ・ウィッチクラフト:ポツリ、と思い出したように呟く。
マギカ・ウィッチクラフト:時計を見れば、まだまだ閉園の時間には遠く。
マギカ・ウィッチクラフト:ふれあいコーナーとか、見てみようか。と。
マギカ・ウィッチクラフト:普段の自分なら確認だけで終わる"体験"に、珍しく乗り気を感じていた。
マギカ・ウィッチクラフト:………園内を見回す。色んな幻獣たちが、色んなグループと触れ合っている。
マギカ・ウィッチクラフト:その輪から外れた、騎狼犬が一匹。
マギカ・ウィッチクラフト:年老いた、大人しそうなところから慣らしてみよう、と。
マギカ・ウィッチクラフト:ヒュウ、と吹いた潮騒のような風を聞きながら、足を進めた。
◆Ending◆トゥーナ・ネヴァーリンクス/マルシル・M・コーディライト
■キングダム連合学院・救伐騎士団兵舎
”騎士王”ルナンシア:「確保されたシエナ・カノヴァンは既に『声』に関する記憶を失っていた」
”騎士王”ルナンシア:「あの事件が何に端を発する代物だったのかの調査は我々が引き継ごう、ともかく、ご苦労だった」
トゥーナ・ネヴァーリンクス:「それは……奇妙でありますね」
マルシル・M・コーディライト:「よもやよもや」
マルシル・M・コーディライト:「何が彼女をあそこまで深い闇の中へと招いたのか」
マルシル・M・コーディライト:「真相は謎のままというわけですね……ウェッヘッヘッヘ」
”騎士王”ルナンシア:「謎のままにしておく気はないが……如何せん手がかりもなくてな」
マルシル・M・コーディライト:「市街の損耗についても最小限のものでおさまったと聞いて何よりです」
マルシル・M・コーディライト:「流石は騎士団精鋭のみなさまですねえ」
”騎士王”ルナンシア:「君たちの報告のおかげだ」
トゥーナ・ネヴァーリンクス:「今回は現地での協力者の方を含め、多くの人に助けられました。任務を達成できたのはそのおかげです」
マルシル・M・コーディライト:「ウェ―ッヘッヘッヘ……身に余るお言葉ですねえ」
マルシル・M・コーディライト:「今後とも我々魔法局、ならびにダイズス会をごひいきに……」
”騎士王”ルナンシア:「覚えておこう。"モルビドグリーン”は根絶され、事態は終息した」
トゥーナ・ネヴァーリンクス:謙遜しながらも尻尾は左右に動いている。任務は無事に終わり、神聖二重冠への疑念も晴れたことでとても晴々した気分なのだ。
トゥーナ・ネヴァーリンクス:「細菌騒ぎのほうは無事に解決できたようで、何よりです」
”騎士王”ルナンシア:「トゥーナも、何か得るものがあったようだな」
トゥーナ・ネヴァーリンクス:「はい。騎士王様のお言葉の通りでした……ありがとうございます」
マルシル・M・コーディライト:「実に!我々にとっては残念なことではありましたが」
マルシル・M・コーディライト:「それはそれ、こうして騎士王陛下との巡り合わせもあり」
マルシル・M・コーディライト:「楽しい冒険をさせていただきましたし、新たな友達を得ることにもなりました」
トゥーナ・ネヴァーリンクス:「私としては、これでもう付きまとうのを止めて頂けると幸いです」じとーっとした目で見る。
マルシル・M・コーディライト:「ウェ―ッヘッヘッヘ!」
”騎士王”ルナンシア:「君は人がいいが、言葉は選ばないほうだな……」
”騎士王”ルナンシア:本人の前で残念とか言うものではない、と思っている。
マルシル・M・コーディライト:「そこについてはご心配なく」
マルシル・M・コーディライト:「宿命と違って、友情は強要できるものではありませんのでねえ」
マルシル・M・コーディライト:「求められるものでなければ現れないとお約束しましょう」
マルシル・M・コーディライト:「あなたの先行きに幸いあることを」
マルシル・M・コーディライト:「祈っておりますよ、聖ブリギットの騎士」
トゥーナ・ネヴァーリンクス:「……ありがとうございます」
トゥーナ・ネヴァーリンクス:先ほどまでとは打って変わって、非常に複雑な気分が渦巻いている。
マルシル・M・コーディライト:「ではボクの方はこれにて」
マルシル・M・コーディライト:「モルビドくんのもたらす熱発酵作用についても」
マルシル・M・コーディライト:「実証しなければならないことが沢山ありますのでねぇ~~~」
”騎士王”ルナンシア:「待て。ちゃんと封印しろ」
マルシル・M・コーディライト:「ええーっ!?」
トゥーナ・ネヴァーリンクス:「そこは騎士王様の仰られる通りちゃんとしてください。私からもお願いします」
マルシル・M・コーディライト:「この子の熱交換作用はまだ見ぬ発酵醸造手段のフロンティア!」
マルシル・M・コーディライト:「そこをなんとかどうにか……」
マルシル・M・コーディライト:「なりませんかね?ウェへへ?」
マルシル・M・コーディライト:精一杯小首をかしげてぶりっこアピール。
”騎士王”ルナンシア:「"モルビドグリーン"は未だに危険な兵器のままだ。先住市民の生息地域などで広まれば大変なことになる。全土に予防接種などを呼びかけるのも現実的ではない。」
マルシル・M・コーディライト:「ふにゃああ……偉い人の正論には弱い……」
マルシル・M・コーディライト:「さらば友よ……しばしの別れです……」
マルシル・M・コーディライト:中でうねうねとスライムがうごめく小瓶を渡す。
”騎士王”ルナンシア:「当面はそうしてくれ。抗生剤も気軽に無数用意できるわけではないからな」
トゥーナ・ネヴァーリンクス:「騎士王様の仰られる通りです!」完全に太鼓持ちと化している。
”騎士王”ルナンシア:「……それで。いいのかトゥーナ」
トゥーナ・ネヴァーリンクス:「なんでしょう?」
”騎士王”ルナンシア:「友人でなくなるようなことを言っているが」
トゥーナ・ネヴァーリンクス:「あっ、それは……」
トゥーナ・ネヴァーリンクス:「ええと、そもそもマルシルさんは友人ではなくって……私に圧をかけてきて……でも全くの邪悪というわけでもないですし、誤解も解けてはいて……うぅん……」
マルシル・M・コーディライト:「?」
マルシル・M・コーディライト:「まだ何かご用向きが?」
”騎士王”ルナンシア:「そういう間柄でないならいいのだがな……ああ。私からは用はない。」
”騎士王”ルナンシア:「しばし外そう」
”騎士王”ルナンシア:そう言って部屋を出ていく。多忙なのだ。
マルシル・M・コーディライト:「ええ、お疲れ様でした……」
トゥーナ・ネヴァーリンクス:「あっ、お疲れ様でした!」
”騎士王”ルナンシア:「君たちもな」
トゥーナ・ネヴァーリンクス:「ありがとうございますっ!」
マルシル・M・コーディライト:「ああ、トゥーナさんは」
マルシル・M・コーディライト:「あの時のことを気にしてらっしゃるのですねえ……ウェッヘッヘ」
マルシル・M・コーディライト:「ほら、シエナ先輩と戦っていた時の」
トゥーナ・ネヴァーリンクス:「ええと……正直なところ、私はあなたにどのような態度で接するべきか分からなくなっているのですが……」
マルシル・M・コーディライト:「あれはまあ、ボクとしても口が滑ったというべきか……」
マルシル・M・コーディライト:「テンション高まっちゃったといいますかね……」
マルシル・M・コーディライト:「トゥーナさんが守護聖人扱いされているのに困っているのは」
マルシル・M・コーディライト:「薄々感じておりましたし」
トゥーナ・ネヴァーリンクス:「感じてたんですか……?」
マルシル・M・コーディライト:「あの二重冠を見た時は」
マルシル・M・コーディライト:「ボクの方でもどこか安心するところがありました」
トゥーナ・ネヴァーリンクス:「安心するところがあったんですか……?」失礼な物言いなのは承知しているが、口に出さずにはいられない。
マルシル・M・コーディライト:「……これでトゥーナさんを困らせることもなくなるんだなあ、と」
マルシル・M・コーディライト:「少し、寂しかったですがね」
トゥーナ・ネヴァーリンクス:「困らせることがなくなるのを寂しがらないでください……」
マルシル・M・コーディライト:「ウェ―ッヘッヘ!それは全くそう!」
マルシル・M・コーディライト:「申し訳なく思うことしきりですが、やはり……楽しかったんですよ」
マルシル・M・コーディライト:「しかし甘え過ぎましたのでね」
マルシル・M・コーディライト:「これにて綺麗さっぱりということで」
トゥーナ・ネヴァーリンクス:「……」
マルシル・M・コーディライト:「宿命は強要できても」
マルシル・M・コーディライト:「友情は強要できません」
トゥーナ・ネヴァーリンクス:「宿命も強要しないでください……」どうしても様々な思い出が蘇る。
マルシル・M・コーディライト:「ウェ―ッヘッヘッヘ!」
マルシル・M・コーディライト:「反省しております!心から!」
トゥーナ・ネヴァーリンクス:「……今はちょっと、私としてはマルシルさんに思う所がありすぎるのですが」
トゥーナ・ネヴァーリンクス:「今回、良い方向の進展があったことも事実ですし……」
トゥーナ・ネヴァーリンクス:「私の気持ちの整理がついたら、一緒にお茶でも行きましょうか」
マルシル・M・コーディライト:「……」
マルシル・M・コーディライト:ぽかんと口を開き
マルシル・M・コーディライト:「それは、なんというか」
マルシル・M・コーディライト:「こう言ってはなんですが」
マルシル・M・コーディライト:「あなた……人に絆されすぎではないですか?」
トゥーナ・ネヴァーリンクス:「うるさいですよ!」
マルシル・M・コーディライト:「ウェ―ッヘッヘッヘ!」
マルシル・M・コーディライト:「やっぱりいいですねえ、トゥーナさんに叱られるのは」
トゥーナ・ネヴァーリンクス:「それに、整理がつくのもいつになるかはわかりませんからね! ずっとつかない可能性だってありますから!」
マルシル・M・コーディライト:「ええ、ええ」
マルシル・M・コーディライト:「それでもかまいません、十分すぎるくらいですとも」
マルシル・M・コーディライト:「いつまでだってお待ちしています、お茶に会う発酵食品を用意して」
トゥーナ・ネヴァーリンクス:「発酵食品は……出来れば遠慮したいのですが」
トゥーナ・ネヴァーリンクス:「私、まずはもう悪夢を見ないかしばらく夢日記をつけるところから始めるんですからね!」
マルシル・M・コーディライト:「それは難儀な話ですねえ」
トゥーナ・ネヴァーリンクス:「だ、だ、誰のせいだと……!」
マルシル・M・コーディライト:「いっそ交換夢日記にしてはみませんか?」
トゥーナ・ネヴァーリンクス:「イヤです! 夢の内容の交換日記なんて恥ずかしいですし」
マルシル・M・コーディライト:「ボクも納豆の夢は沢山見ますのでね……こないだなんか納豆のプールで……」
マルシル・M・コーディライト:とつとつとねっちゃりした夢の内容を語りながら
マルシル・M・コーディライト:嬉しそうになれなれしくならんで歩き出す。
トゥーナ・ネヴァーリンクス:「えっ、ついてくるんですか!?」
マルシル・M・コーディライト:「いつになるか分からないのでしたら」
マルシル・M・コーディライト:「早めてしまえばいいんですよ!」
トゥーナ・ネヴァーリンクス:「そんな発想をしないでください~!」
マルシル・M・コーディライト:「友情は咲くのが遅い花……しかし成長の促進はお手の者です」
マルシル・M・コーディライト:「古きドルウィドの手並みを拝見あれ!ウィーッヒッヒッヒ!」
トゥーナ・ネヴァーリンクス:「なんなんですか! この人~~~~!」
アトラ・アーリーバード:「……それで」
アトラ・アーリーバード:「最下層の外周は」
アトラ・アーリーバード:ベッドに伏せてマンゴージュースを吸いながら報告を聞いている。
塚井キオ:「えー。なんで私がそんなことまで覚えてなきゃいけないんすか」
アトラ・アーリーバード:「余計なものは消してきたな」
塚井キオ:「そういう必要はなさそうでしたよ」
塚井キオ:「あの施設がいつ作られて、どういうワケで潰されたのか……」
塚井キオ:「それを考えると、むしろ"モルビドグリーン”が残ってたのが変というか」
塚井キオ:「人ならざる力が働いたのかもしれないっすね。ってかまだ熱下がらないんすか?」
塚井キオ:「ばい菌なんて転送の時に抜けてるのに、本人に似てそそっかしい体っすね~」
アトラ・アーリーバード:「貴様殺すぞ! ゴホッ」
塚井キオ:「今回の件は休暇で里帰りしたマギカちゃん代行が卓越した魔術師としての力量で危難を察知し解決に赴いた英雄的行為ってことで押し通したので。疑われても沈黙っすよ」
塚井キオ:「それでは~」
『聖域断つは慈悲の糸』
全工程終了
GM:お疲れ様でした。
マギカ・ウィッチクラフト:お疲れ様でした!
トゥーナ・ネヴァーリンクス:お疲れ様でした~
マルシル・M・コーディライト:おつかれしゃーしたー!
安生堂リィサ:お疲れ様でしたー!