『さよならウルフ、幽霊は消える』(GM:めかぶ)
PC1:阿紫南灰慈(
キャラシート
)PL:ヤヒロギンジ
PC2:天生茶一(
キャラシート
)PL:缶詰
PC3:雨堤瑠火(
キャラシート
)PL:ぽぽ
PC4:宗像かなめ(
キャラシート
)PL:自動
本作は、「F.E.A.R.」及び「株式会社KADOKAWA」が権利を有する『ダブルクロス The 3rd Edition』の二次創作物です。
(C) FarEast Amusement Research Co.Ltd.
メインログ|雑談ログ
目次
Preplay
GM:では、セッション『さよならウルフ、幽霊は消える』を開始していきますよ!
GM:まずは自己紹介から。PC順に、キャラシートを貼って、お名前や性格、構成なんかを教えてね。
GM:まずはPC1の阿紫南くんからお願いします!
阿紫南灰慈:まかせな!
GM:ヤッベ 顔が好き
阿紫南灰慈:キャラシート
阿紫南灰慈:阿紫南灰慈(あしなかいじ)。高校に通いつつUGNイリーガルもやってるオーヴァードです。
阿紫南灰慈:素行が悪いわけではないんですが、背が高く顔つきが凶暴なせいで不良に見られがち。
GM:でかくてコワモテ!
阿紫南灰慈:実際中学生までは地元でも有名な不良だったのであながち間違いでもないのですが…
GM:不良じゃん!
阿紫南灰慈:オーヴァードになってからは、そういったガキのケンカからは足を洗って、高校デビューしたと本人は言い張っています
GM:本当か~~?
阿紫南灰慈:昔の悪名だったり雰囲気が危なかったりでクラスからは浮いてます。
阿紫南灰慈:一緒に高校デビューした幼なじみは元ヤンバレバレなのに馴染んでるのに……
GM:バレバレだけど可愛がられてる模様です
阿紫南灰慈:ずるい
阿紫南灰慈:オーヴァードとしての能力は獣化ですが、キュマイラではなくピュアウロボロス。
阿紫南灰慈:見た目と挙動が輪廻の獣に似ていたせいで、覚醒当初はUGNやFHから警戒されて命を狙われたり結構大変でした
GM:ヤバいやつと見間違えられてる!
阿紫南灰慈:今はなんとなく落ち着いて、普通にUGNのイリーガルとして色々支援してもらいつつ
阿紫南灰慈:実家のお花屋さんを手伝ったりしてそこそこ平穏に暮らしています。
GM:王道主人公っぽい経歴で良いですね~
阿紫南灰慈:性格は近しい人には見ての通りぶっきらぼうですが、初対面の人には気取ってかえって軽薄になる傾向があり
阿紫南灰慈:見るからに危ないので逆に警戒されるという悪循環に陥っています。
GM:誤解されがち
阿紫南灰慈:データ的にはリミットブレイクで神獣撃をミドルから撃ちまくるホットスターター
阿紫南灰慈:ミドル戦闘がないとただの侵蝕効率劣悪マンですが……なんとなく早めに戦う気がしてるぜ!
GM:フフン…果たしてどうなることかな
阿紫南灰慈:そんな感じで頑張ります!ウオーンッ!!
GM:遠吠え!王道主人公っぽい造形で非常に楽しみです!活躍していってね~
GM:ではそんな阿紫南くんのハンドアウトを確認していきましょう
PC1ハンドアウト
シナリオロイス:花光このみ(はなみつ・このみ) 推奨感情:好意/疎外感
キミはW市支部に所属するUGNイリーガル(もしくはUGNに協力する立場のオーヴァード)だ。
花光このみはキミと同い年の幼馴染で、昔はヤンキーだったものの今は高校デビューし過去を隠していることが割と周囲に筒抜けの非オーヴァードの少女だ。
このみは今度開催される文化祭の実行委員を務めており、そのせいか最近なんだかそっけない。
よくよく周囲に話を聞いてみれば、実行委員で同じ係になった男子生徒となんかイイ感じになってるという噂である。
ずっと一緒だった幼馴染が自分の知らないところで誰かとなんかイイ感じになってるらしい事実にモヤッとしたりしていると、
キミの元にUGNから調査任務が舞い込んでくる。
FHの実験体がW市に潜伏しているらしい。何はともあれ、キミもオーヴァードとしての仕事を務めることにするのだった。
阿紫南灰慈:へえ…アイツがね…
GM:幼馴染の元ヤンがなんか知らん男とイイ感じらしいことにモヤモヤしていてください
阿紫南灰慈:まあ良いんじゃない……?オレにはカンケーねーし……
GM:オッいいぞ その調子だ
GM:シナリオロイスの元ヤンこと花光このみは、キミと同じ時期に高校デビューを果たしましたが
GM:なんで更生することを決めたのかについては、なんとな~く言葉を濁してる感じです
阿紫南灰慈:え~なんだろ~
GM:なんだコイツ~ってしててね~
阿紫南灰慈:どうせ大したことじゃないんだろ~こいつめ
阿紫南灰慈:そんなかんじでのほほんとしてます
GM:いいですねいいですね!そんな調子でいてくれると嬉しいです
GM:ではそんな感じでやっていきましょう!よろしくお願いします~
阿紫南灰慈:よろしくお願いします!
GM:はーい
GM:では次!PC2の天生くん、お願いします~
天生茶一:俺です!
天生茶一:キャラシート
天生茶一:天生茶一(あもう・さいち)、16歳の高校生で、戦闘に関しては天才のエージェントです。
GM:すごい言い切り!
天生茶一:個性ですからね
天生茶一:戦闘力への自信に裏打ちされた飄々とした態度で普段を過ごしています。
GM:自己肯定感がマックス
天生茶一:そんな自分が暗くなってると戦闘に不安を残すから、という理由で常に明るく振る舞ってます。
天生茶一:軽薄なのでよく誤解されがちです。あながち誤解ではないかもしれません。
GM:こっちにもいた!誤解されがち男子が!
天生茶一:ですが基本的に戦闘しか得意ではないため、戦闘以外をちゃんと出来る人たちに敬意を払ってます
天生茶一:無駄に要領がいいので、他人と接する時に地雷を踏みがちで、同じ支部の先輩によく怒られます
GM:も~!天生くん、言葉遣いには気を付けなくちゃだめだよ~
天生茶一:ウッス。今回は大丈夫ッス。マジで先輩の話し方参考にしたんで!
天生茶一:構成は遺産の槍を用いたカウンタースタイル。カウンターできない時はアタックプログラムと居合で達成値を稼いだ射撃をします。
天生茶一:投槍ですね
天生茶一:また、手番ではライトスピードで2回攻撃。居合は一回しか使えないので2撃目はちょっと優しめ。
GM:充分強いよ~
天生茶一:へへ
天生茶一:そんな感じで戦闘以外に取り柄がありません。タイマン専門なので数で掛かられるとボコられます。
天生茶一:だからUGNの皆さんの力って必要スよね。よろしくお願いします
天生茶一:今回は友達ができるように頑張るッスよ
GM:チームプレイだね!今回は同世代の同性とのコミュニケーションが見れそうで楽しみです。よろしくお願いします~
GM:ではそんな天生くんのハンドアウトを確認していきましょう
PC2ハンドアウト
シナリオロイス:正司薫(しょうじ・かおる) 推奨感情:友情/隔意
キミは最近この街に転校してきたUGNチルドレン(もしくは同等の立場のオーヴァード)だ。
転校生のキミにもっとも良くしてくれたクラスメイトの正司薫は、
周囲から黙っていればかっこいいのに~と言われがちの気のいい男子生徒で、今やキミとはすっかり気の置けない仲だ。
ある日、キミは薫から「俺とそっくりなオバケがいるらしい」と相談を受ける。
心当たりがまったくない場所や時間帯に薫と同じ外見の少年が現れ、
そいつと出会った者はこぞって奇妙な怪奇現象に見舞われるというのだ。
真相はともかく、このまま自分があらぬ誤解を受けたらどうしようと、薫はすっかり意気消沈だ。
ただでさえ部活動や文化祭実行委員の仕事で忙しそうな彼である。
なんだか見かねたキミがそのオバケに思いを巡らせていると、UGNから調査任務が舞い込んでくる。
FHの実験体がW市に潜伏しているらしい。何はともあれ、まずはオーヴァードとしての仕事を務めることにするのだった。
GM:というわけでUGNエージェントのキミはしばらくこの街に転校生として滞在してるみたいです
GM:現地の同級生と仲良くなってください~
天生茶一:出張スか。よくあるヤツッスね!
GM:別の任務で潜入してたんでしょうね
天生茶一:ノリも合いそうで良かった~ こう見えて繊細な所あるんス
GM:え~見えね~笑 で済ましてくるタイプです
天生茶一:ウッセ。優しい人にはわかんだよ~
天生茶一:薫の悩みもチョロっと解決しちゃいます。暴力で解決できる範囲なら。
天生茶一:無理めならみんなでガンバロ
GM:物騒だよ~~
天生茶一:ちゃうんス、それなら俺が解決できるから安心しろって意味で……
天生茶一:もちひよ先輩直伝の友達術で頑張るッス。よろしくお願いします!
GM:誤解されがち男子!お友達たくさん作ってください!よろしくお願いします~
GM:では次!PC3の雨堤さんお願いします~
雨堤 瑠火:キャラシート
雨堤 瑠火:雨堤瑠火、大学生。
雨堤 瑠火:のカバーをもつチルドレンです。
雨堤 瑠火:考古学ゼミに所属しています。
GM:大学生でチルドレンなのは珍しいですね~
雨堤 瑠火:年齢ギリギリって感じですね、卒業したらエージェントになるのかも。
GM:あ~ 瀬戸際なんだ
雨堤 瑠火:大学生としての公式の肩書はわりと使い出があるので
雨堤 瑠火:そのままやってる感じ。
雨堤 瑠火:考古学も本人的に好きなので大学はちゃんと卒業したいと思ってる。
雨堤 瑠火:でも、任務のせいで単位がそこそこやばいです。
雨堤 瑠火:うわー、めんどくせえって思いつつ
雨堤 瑠火:任務は仕方ねーよなってちゃんと仕事します。
GM:若者らしくて良いですね
雨堤 瑠火:面倒くさがりですが雑事を一気に終わらせてしまいたいというタイプ。
GM:要領が良さそう!
雨堤 瑠火:能力的には口から蜃気楼を吐き出しそれを実体化させることができます。
GM:オシャレ~
雨堤 瑠火:ココアシガレットをバリボリ喰うことで能力を発動するスイッチにしている
雨堤 瑠火:タバコは吸わない
GM:タバコではない!
雨堤 瑠火:性能的には超効率的構成で
雨堤 瑠火:浸食2で達成値上げて飛行移動して装甲作って浸食1でシーン攻撃を撃つ
雨堤 瑠火:ちょっと上乗せして装甲無視をつける
GM:すご~~~
雨堤 瑠火:省エネ野郎
GM:侵蝕率に悩むことがなさそうなのは非常に良い構成ですね
雨堤 瑠火:ですね
雨堤 瑠火:早く任務を終わらせてレポート書くために頑張るぞ
GM:今どき大学生!どんな動きになるのかワクワクです よろしくお願いします~
GM:ではそんな雨堤さんのハンドアウトを確認していきましょう
雨堤 瑠火:イエス
PC3ハンドアウト
シナリオロイス:“グレイランダム” 推奨感情:尽力/脅威
キミはW市UGN支部に協力するUGNエージェントだ。
近隣市で、オーヴァードによる傷害事件が起きた。その犯人確保が今回のキミの任務だ。
犯人と目されるのは“グレイランダム”と呼ばれるオーヴァード。先日UGNに制圧されたFHセルに所属していた実験体で、セルから脱走したまま身元不明になっていたという。
“グレイランダム“は今も逃亡を続けており、W市に潜伏していることが分かっている。
そいつは他人になりすます擬態能力に備えた危険な存在だ。
罪もない民間人を、そしてW市の日常を守るため、早々に“グレイランダム”を確保しなければ。
キミはUGNに所属するオーヴァードとしての仕事を務めることにするのだった。
雨堤 瑠火:擬態型かァ~?
GM:ワッ…ワワ……
GM:擬態型のうえ、街に逃げちゃったみたいです 頑張って探してください!
GM:OPでは進行NPCのオペレーター二人とワイワイしながらこの任務を依頼されてもらう予定です~
雨堤 瑠火:捕まえちゃうぞ
雨堤 瑠火:OK
GM:キャッ
GM:ではそのように!よろしくお願いします~
雨堤 瑠火:はーい
GM:うす!
GM:では最後に紅一点のPC4、宗像さん!お願いします~
宗像かなめ:はあい。
宗像かなめ:キャラシート
宗像かなめ:むなかた・かなめ。コードは《マロットロット》。
宗像かなめ:神城の分家筋の子女であり、現在は家を出てのらくら暮らしている高等遊民おねえさんです。
GM:かわいいコードネーム
宗像かなめ:へへ
宗像かなめ:見た目は落ち着いた優雅な感じ、中身は朗らかで好奇心旺盛な感じ。
宗像かなめ:マックに連れてって喜んでくれるタイプのお嬢様ですね。
GM:モテる気しか感じられない
宗像かなめ:公園などで人形芝居を行っていますが、不器用で、出来としてはうまくはない。
宗像かなめ:オーヴァードとしてはレネゲイドを操作することで自他を操作することに特化。
宗像かなめ:糸に見立てて爪弾き、人形操作をおこなう感じの能力です。
GM:素敵ね~
宗像かなめ:シンドロームはハヌマーン/オルクス/ノイマンのトライブリード。
宗像かなめ:構成はDTさんから頂いた『奇跡の血』型支援&カバー特化です。
GM:スペシャルサンクス!
宗像かなめ:メジャーで命中を支援しオートでカバーします。攻撃はしない!お嬢様だから。
宗像かなめ:そういうポジションに居座っていきます。よろしくおねがいします!
GM:攻撃をするお嬢様 攻撃をしないお嬢様 好きなお嬢様をRPしていきましょう
宗像かなめ:すべては自由だ
宗像かなめ:どちらも良い
GM:自由…
GM:どんな感じで他のメンバーと絡んでいくか楽しみですね よろしくお願いします~
宗像かなめ:ワクワク
GM:ではそんな宗像さんのハンドアウトを確認していきましょう!
PC4ハンドアウト
シナリオロイス:夕暮れのオバケ 推奨感情:好奇心/不信感
キミはUGNに協力する立場のオーヴァードだ。
ある日、キミが街を散策していると、見知らぬ少年に話しかけられる。
彼は人懐っこそうで飄々とした笑みを常に浮かべた感じの少年で、キミに興味がある様子だ。
曰く、自分はオバケでありなんでもできる自由な存在なので、何か良いことをしたくて人に聞いて回っているのだという。
キミがなんと答えたにせよ、しばらくすると彼はふらりと姿を消してしまう。
キミが本当にオバケと出会ったような、狐につままれたような気分になっていると、UGNから調査任務が舞い込んでくる。
FHの実験体がW市に潜伏しているらしい。何はともあれ、キミはオーヴァードとしての仕事を務めることにするのだった。
宗像かなめ:オバケ少年!
GM:なんか変な子だったな~って体験をしてもらうのんびりとしたOPです
宗像かなめ:童話の如く穏やかにいきやす
宗像かなめ:オバケくんともなかよくしたい
GM:仲良くして~
宗像かなめ:わーい
GM:高等遊民お嬢様とオバケ少年、良いシチュエーションだと思うので楽しみですね!よろしくお願いします~
宗像かなめ:お願いしまーす
GM:はーい
GM:では最後に今回のトレーラーを確認し、「うおおやるぞ」という気持ちになってセッションを始めていきましょう
宗像かなめ:いぇいいぇい
トレーラー
地方都市、W市。
夕暮れに染まるその街に、怪物が現れる。
摩天楼に消えた人狼、街中を彷徨う亡霊。
ふたつの影法師を追うとき、隠された真相を紐解いて、少女に忍び寄る魔の手に気付けるか。
優しい人になりたかった。だから嘘をつく。
ダブルクロス The 3rd Edition 『さよならウルフ、幽霊は消える』
ダブルクロス──それは裏切りを意味する言葉。
GM:うおおやるぞ~!よろしくお願いします~
阿紫南灰慈:やるぞ~!よろしくお願いします!
宗像かなめ:うおおやるぞ~!
天生茶一:やるぞ~~!よろしくお願いします!
宗像かなめ:よろしくおねがいしまーす!
雨堤 瑠火:ウオオー!やるぞー
◆Opening◆阿紫南灰慈
GM:ではまずはオープニングから。
GM:PC1の阿紫南くんのOPから!阿紫南くんは侵蝕率を上げて登場してね。
阿紫南灰慈:阿紫南灰慈の侵蝕率を1D10(→ 10)増加 (36 → 46)
阿紫南灰慈:ギャッ
GM:あっ!
GM:気を取り直しまして…このシーンは、キミとシナリオロイスの花光このみとのいつもの日常を描くシーンになります。
GM:朝、このみが起こしに来るので、そのまま一緒に学校に行ってもらい
GM:良い感じのところでこのみの友人が混ざるので、それとバトンタッチして
GM:このみが文化祭の実行委員会でキミの知らん男子生徒とイイ感じらしいって情報を聞いてもらい、なんだそりゃ~となる内容です
阿紫南灰慈:なんだそりゃ~
GM:その調子よ!
阿紫南灰慈:バッチリ理解しました
GM:たすかります!ではやっていきましょう~
GM:地方都市、W市。
GM:山も海も遠く、平野に広がる。ほどほどの都会で、ほどほどの田舎。住むには困らないが、観光案内を頼まれたら困る。
GM:10月のある日、晴れ。キミの家。
GM:いつもの朝が始まるところだった。
阿紫南灰慈:W市の中心部から少し離れた住宅街に、阿紫南フラワーは店を構えている。
阿紫南灰慈:一階が店舗、二階が住居になっている一軒家で、新しくも古くもなく、広くも狭くもない。
阿紫南灰慈:規模の割に品揃えは良く、店主は強面だが親切で、どことなく漂う哀愁と枯れた魅力が密かに常連の間で人気だったりする。
阿紫南灰慈:早朝。店主は仕入れに出ており、店のシャッターはまだ閉じたままだ。
阿紫南灰慈:自然公園が近くにあるからか、外では気持ちの良い小鳥の囀りが響いている。
阿紫南灰慈:ジリリリリリ
阿紫南灰慈:ガンッ
阿紫南灰慈:それを遮ったアラームを踵で乱暴に止めて、阿紫南灰慈は再び布団に潜った。
GM:…どすどすどすどすどす
GM:と、階段を駆け上る遠慮のない足音が響き渡る。直後。
花光このみ:「オラッ!寝てんじゃねーーよ灰慈!」
花光このみ:バターン!とドアが開く音がし、花光このみが大声でキミを起こしにやって来る。
花光このみ:彼女はキミの幼馴染だ。少し傷んだ茶髪ロングにすらりと背が高く、目つきが悪い。
花光このみ:高校デビューした元ヤンで、中学時代は「無敵のオミツ」の名で知られる有名なスケバンだった。
阿紫南灰慈:「……」布団に潜ったまま、暗闇の中から鋭い視線がドアの方に向けられ
阿紫南灰慈:「……んだよこのみか」再び布団をかぶる。
花光このみ:「アタシ以外の可能性ねーだろ!」布団をぺいっと引き剥がしにかかる。
花光このみ:「遅刻するだろーが!はよ起きれ!」
阿紫南灰慈:「うおっ!やーめーろーやー!伸びるだろこれ!」
阿紫南灰慈:芋虫のようにくるまったところを引っ張られ、ずでんと床に落ちる「あいだっ!」
花光このみ:「あっはっは、バーカバーカ」勝手に部屋のカーテンを開けていく。部屋に日射しが差し込む。
阿紫南灰慈:「まぶしっ」
阿紫南灰慈:目付きの悪い目を更に細めて
花光このみ:その顔を見て、ニヤッと笑う。
花光このみ:「灰慈、お前」
花光このみ:「寝起きの顔すげーブサイクだよな」
阿紫南灰慈:「うるせ」
花光このみ:「イッヒッヒ」楽しそうだ。「ほら顔洗いなって!はよ学校行くよ」
花光このみ:そう言うと、先に部屋を出ていく。校則を遵守した膝丈のスカートが翻る。
阿紫南灰慈:「ったく、オメーも似たようなもんだろうが…」先日徹夜でゲームした朝の事を思い出し
阿紫南灰慈:「……」もしかしてあの時すっぴん見て笑った仕返しかな?と考えつつ、身体をを起こす。
阿紫南灰慈:「大体、遅刻遅刻って……」
阿紫南灰慈:時計を見る。ゆっくり朝食を摂っても十分間に合う時間だ。
阿紫南灰慈:「何張り切ってるんだ?あいつ」
阿紫南灰慈:怪訝な顔をしつつ、幼なじみを追って渋々支度に向かうのだった。
GM:実際、普通に登校するなら十分に余裕のある時間だった。透き通った朝日が差し込む住宅街を、二人で歩いて行く。
花光このみ:「つかよー、お前」
花光このみ:「いい加減クラスに友達できたのかよ」
阿紫南灰慈:「ふあぁ……」欠伸をする。大口を開ける様子はどこかイヌ科の動物を思わせる。
阿紫南灰慈:「は?いきなり何?」
阿紫南灰慈:「いるよ友達くらい」
花光このみ:「ふーん」
花光このみ:「それならいいけどー、別に」
阿紫南灰慈:「例えばホラ……前の席の高橋クン」
花光このみ:「あ~~? 嘘じゃん」
花光このみ:「言い方が完全に嘘」
阿紫南灰慈:「いや、遅刻した日とかオレが何も言わなくてもノート見せてくれるし」
花光このみ:「うわ~」
阿紫南灰慈:「木村クンも、廊下で会うと道を譲ってくれる」
花光このみ:「はあ~?」
花光このみ:「いやそれ絶対お前怖がられてっから。ヤンキーだと思われてるから絶対」今朝はひどく上機嫌らしく、ニヤニヤしてキミをいじめてくる。
花光このみ:「しかたねーなー、灰慈は。高校デビューしても、まぁーた怖がられてんなー」
阿紫南灰慈:「んなことねえって!みんなオレが話しかけたら『ソウダネ』って頷くし!」
花光このみ:「言わせてんじゃねーか!」
阿紫南灰慈:「いーや!みんな本心からオレを認めてくれている!オレにはわかる!」
花光このみ:「はぁ~~? アタシの方がよっぽど認められてっから」
花光このみ:「いいか?聞けよ? アタシ、クラスで文化祭の実行委員に選ばれちゃったかんな。推薦だぜ? す・い・せ・んで」
阿紫南灰慈:「すい……せん……?」
花光このみ:ドヤ顔である。「そう!すごくね?すんげーー真面目な女子高生って感じするだろ?」
阿紫南灰慈:人生で初めて聞いたかのような顔
阿紫南灰慈:「はっ……いやいや、冗談キツイですよこのみさん」
阿紫南灰慈:「お前元ヤンなのバレバレだし」
花光このみ:「んな!?んなわけねーだろが!バカバカバカ!」
花光このみ:口を押えようとしてくる。「誰かに聞こえたらどうすんだバカイジ!」
阿紫南灰慈:「ホラそれ!なんかあるとすぐ手が出る!」
花光このみ:「うっ!?」
阿紫南灰慈:「コワイわ~…オレみたいに真面目に生きてる高校生からしたらコワすぎ」
花光このみ:手を引っ込め、グヌヌという顔になる。「んなっ…んなの…違うし!お前なら平気だからだろバーカ!」
阿紫南灰慈:「オレも結構痛てー時あるけど……」不満な顔をしつつ
阿紫南灰慈:「え、じゃあ何。他の奴には手は上げないの」
花光このみ:「そんなの……」何かを言いかけ、はっとし、
花光このみ:キミの脇腹を殴る。
阿紫南灰慈:「ゔっ」
花光このみ:「うるせー!!そんな話してねーし!」
阿紫南灰慈:「なんでそこでキレるんだよ……」脇腹を押さえながら声を絞り出す
花光このみ:「ともかくっ…も~~っこんな話したいんじゃなくて、灰慈のせいで調子狂っただろ!」
阿紫南灰慈:「絶対他の奴にもやってるよ……このみが気付いてないだけで」本気で心配する視線。
阿紫南灰慈:「あ?じゃあ何の話がしたいんだよ」
花光このみ:「あ?」ギロリと睨みつつ。
阿紫南灰慈:「あ?」上から刳りこむように睨み返す
花光このみ:「うざ!」ニヤッと笑う。
阿紫南灰慈:「うわっ…そうやって梯子外すんだ……」
花光このみ:「いい? アタシ、文化祭実行委員で、真面目に準備しなくっちゃだから忙しいの」腰に両手を当てる。
花光このみ:「んで、明日からはこーやって迎えにも来れないから。ヨ・ロ・シ・クゥ」
花光このみ:「帰りも勝手に帰れよ~~」
阿紫南灰慈:「あー、もしかして今朝妙に張り切ってたのもそれかよ」
花光このみ:「そーだ。教室行く前に、委員会の仕事すんの。係の打ち合わせ」
阿紫南灰慈:「そいつは良かったですねー。オレも睡眠時間が増えて言うことなしだわ」
阿紫南灰慈:「オイオイ、マジで張り切ってんじゃん」
花光このみ:「そりゃそーよ」得意げである。「ねね、どうよ、灰慈」
阿紫南灰慈:「どうって何が」
花光このみ:「アタシ、今の格好、変じゃない?真面目で可愛い女子高生に見える?」
阿紫南灰慈:「んー……」
花光このみ:校則どおりに制服を着た姿を見せてくる。怒られない程度になんとなく化粧をしているらしい。
阿紫南灰慈:つま先から頭までじっくりと見て
阿紫南灰慈:「ん」手を伸ばして、このみの髪に触れる。
阿紫南灰慈:「お前これ自分で染めただろ」
花光このみ:「? うん」大人しくされるがまま。
阿紫南灰慈:「ちょっと残ってんぞ。金髪が」
阿紫南灰慈:「逆プリンみてーになってる」鼻で笑う。
花光このみ:「っな……」カーッと顔が赤くなる。
花光このみ:「うるせー死ねバカイジ!」腰のひねりが効いたストレートパンチが放たれる!
阿紫南灰慈:「フンッ!!」インパクトの瞬間、腹筋に力を入れて耐える!鋼のような硬さ!
花光このみ:「張り合うんじゃねーよ!!」
阿紫南灰慈:「はっ、同じ技が通じると思うなよ」
花光このみ:「うるせ…あーっ、バカイジとバカ話してたらこんな時間になってるし!アタシ、先行くからな!」
阿紫南灰慈:「あーハイハイ、いってらっしゃーい」だらだらと手を振る
花光このみ:「ちゃんと教室行けよ!クラスの皆に挨拶しろよ!」
花光このみ:そう言うと、花光このみは早足で通学路を進んで行く。
阿紫南灰慈:「うるせっ」
GM:では、そんなキミの後ろ姿に。
大場ゆかり:「このみちゃん、張り切ってるねえ」
大場ゆかり:ひょこっともう一人、女子生徒が現れます。クラスメイトで花光このみの友人である大場ゆかりだ。
阿紫南灰慈:「うおっ」一瞬、ビクリと反応して
阿紫南灰慈:「……えと、大葉サン?」
大場ゆかり:「そうだよ。大場ゆかりです」にこっとする。「おはよう、阿紫南くん」
阿紫南灰慈:「あー、おはよ」普通に挨拶したところで
阿紫南灰慈:(……いかん!気さくに、気さくに話しかけなければ!)
大場ゆかり:「このみちゃんもねえ、そりゃ気合い入るよねえ」ふむふむと頷いている。
阿紫南灰慈:「そっか。大葉サンアイツと仲良いんだっけ」
阿紫南灰慈:「もしかして大葉サンが推薦してくれたの」
大場ゆかり:「うん、中学の時に仲良くなってね、一緒にこの高校入ろうって話してて…」
阿紫南灰慈:口調はちゃんとしているが視線は屋上の当たりを向いている
大場ゆかり:「えへへ、このみちゃんなら熱心にやってくれそうだったし…これで皆と仲良くなれるなら、私も嬉しいもん」
阿紫南灰慈:「へー……」
大場ゆかり:ニコニコしている。「でも、違う意味で仲良くなるとは思わなかったけどね~」
阿紫南灰慈:「アイツも案外ちゃんと馴染めて……ん?」
大場ゆかり:「ん?あれ、聞いてない?」
阿紫南灰慈:「違う意味?」
阿紫南灰慈:「いや、全然。なにそれ」
大場ゆかり:「このみちゃん、今、委員会の係で、男の子とずっと二人きりで仕事してるんだよ」
阿紫南灰慈:仲良くなる事にバリエーションがあることを想像できていない。
阿紫南灰慈:「あー男の子と」
大場ゆかり:「聞いてる話、けっこう積極的にアタックされてる気がする…ラインもやり取りしまくってるみたいだし」
阿紫南灰慈:「へー、ラインも」
阿紫南灰慈:「…………えっ!!マジで!?」
大場ゆかり:「そうだよ~、知らなかったの~?」
大場ゆかり:「あんなに張り切ってるあたり、このみちゃんも悪い気じゃないんだな~って思ってたのに~」
阿紫南灰慈:「いや、知らなかったっつーか」
阿紫南灰慈:「……まあ、別に。わざわざ話すことでもないし」
大場ゆかり:「そう~?」
阿紫南灰慈:一瞬取り乱した姿勢を落ち着かせて、ポケットに手を突っ込む。
GM:話しているうち、校門をくぐり抜け、昇降口に辿り着く。
阿紫南灰慈:「な、なに」顔を背ける
大場ゆかり:「………」しばらく黙って顔を見ていたあと、ニヤ~と笑う。
大場ゆかり:「取られちゃうかもよ~~?」
大場ゆかり:「……なんちゃって~」そう言うと、ススス…と靴箱に消えていく。
阿紫南灰慈:「…………」
阿紫南灰慈:靴箱を開いたまま、暫く固まる。
阿紫南灰慈:「取られるって、そんなんじゃ」ようやく声を絞り出したところで、大場がいなくなっていることに気付いた。
阿紫南灰慈:「……」
阿紫南灰慈:考えてみれば、このみにとっては良いことでしかないはずだ。友達と文化祭の準備をして、気の合う男子と親密になる。
阿紫南灰慈:中学の頃の荒れようからは想像もつかない、ごくごく普通の、輝かしい青春と言えるだろう。
阿紫南灰慈:そこに自分がいないというだけで、腹を立てるのはなんともみっともない。
阿紫南灰慈:「……あほくさ」
阿紫南灰慈:髪をわしゃわしゃと掻いて、上履きに履き替えた。
GM:シーンを終了します。
GM:シナリオロイスの花光このみには…もうロイスを取っているようだな!
阿紫南灰慈:取っているぜ!すでにな!
GM:好意:〇/疎外感!ありがとうございます!
阿紫南灰慈:あ、せっかくなんで
GM:はいはい!
阿紫南灰慈:疎外感の方を表にしておきますね
GM:オッ良いですね 了解しました!
GM:では、改めてこのシーンはこれで以上!
◆Opening◆天生茶一
GM:次のOP!
GM:天生くんのオープニングです。天生くんは侵蝕率を上げて登場してね
天生茶一:天生茶一の侵蝕率を1d10(→ 2)増加 (42 → 44)
GM:省エネ!
天生茶一:平常心!
GM:ではこのシーンは、学校に潜入しているキミと、シナリオロイスの正司薫との交流を描くシーンになります。
天生茶一:うおお 交流シーン!
GM:休み時間に正司薫とガヤガヤしてもらいまして
GM:適当なところでクラスメイトがよってきて、ちょっと変な話をされるので
GM:それについて正司薫からも困っちゃうよ~って話を聞いてもらい、ほ~んってする感じのシーンです
天生茶一:ほーんほーん
天生茶一:友達付き合いを大事にします!了解!
GM:えらい!ではやっていきましょ~
GM:W市、某高校。文化祭の開催が近く、少しずつ準備が始まった学校には、なんとなくはしゃいだ空気感が漂っている。
GM:休み時間。
GM:机に居るキミのもとに、クラスメイトの正司薫が寄って来るところです。
正司薫:「アモちゃんさ~、今日の数学の課題、ちゃんとやってきた?」
GM:クラスメイトの正司薫です。イマドキっぽい雰囲気の、クラスの誰とも気さくに話せる男子生徒だ。
天生茶一:「オルカ~。こっちの学校だと課題とかあんのね」
天生茶一:制服のワイシャツに、上着代わりのパーカーを羽織っている。
正司薫:「おっ、転校生発言」 ケラケラ笑いながら、空いていたキミの前の座席にどかっと座る。
天生茶一:「前の学校だと、日毎じゃなくて週間だったんスよね~」
天生茶一:ひらひら、とあまり使われてないノートを揺らす。
天生茶一:「オルカの方はどう?真面目にやってる?」
天生茶一:ニィ、と気さくに……他者から見ると凶悪に笑いそうになって、潜入前に練習したヘラヘラとした笑いに変える。
正司薫:「実は…」フッ…と笑う。
正司薫:「やってなさそうに見えて普通にやってるのがこの俺なんだな~」
天生茶一:「ッハァ~~~ン」
天生茶一:「令和の申し子~」
正司薫:「ニュージェネレーショーン~」
天生茶一:ビ、と謎の指のサイン。
正司薫:謎に返す。
天生茶一:「イマドキの若いもんは大人に怒られることをしねぇッスね~」
天生茶一:「サボって屋上で黄昏るとかねーんスか?」
正司薫:「何それ、したことあんの?」
天生茶一:「無い。見たこともない」
正司薫:「そういうことよねー」笑う。
天生茶一:「でもテンコーセーに気にしてほしいかな、と思って……」
天生茶一:よよよ。
正司薫:「えー、何~」へらへら笑う。
天生茶一:「俺、今回はマジで友達作るために気さくな男子やってっスからね」
天生茶一:「健気な努力と褒めてくれていいスよ」
正司薫:「急になんだよ。普通に友達じゃん俺ら」
正司薫:「むしろ俺、アモちゃんが努力しなくちゃ友達になれない人?」
天生茶一:「口説くなや~」グリグリ
天生茶一:「まー友達っていつの間にかなってるもんスよね」
天生茶一:割と嘘である。普段は妙に避けられるため、潜入前に人当たりの良い受け答えを猛特訓された。
正司薫:「そうだよ、そうだよ。アモちゃんもすっかりクラスに溶け込んで、俺も嬉しい…」
GM:そんな風にキミ達が話していると。
天生茶一:「母か~?」
GM:隣のクラスだったか、少なくともこのクラスではない女子生徒がキミ達のもとにやって来る。
天生茶一:ピク、と耳だけは周りの音に向けている。
女子生徒:「ねー正司!昨日なんだったの?すっごいビビッたんだけど」
正司薫:「ん?何?」
天生茶一:「お?」修羅場?という言葉は言わない。怒られるぞ。
天生茶一:「何、なんかしたんス?」
正司薫:「え、してない……してなくね?」
女子生徒:「なくないよ!」ムッとした様子だ。「昨日の夜、あたしがバイト帰りでさ、あんたと会ったじゃん!」
天生茶一:「などと供述しており……」
天生茶一:「ガチめの怒られてねースか?」
女子生徒:「ねー、あれなんだったの? あたし、その後何してたのかあんま覚えてなくて」
天生茶一:「……」ピクッ。「ふーん?」
女子生徒:「気付いたら始発来るの駅のホームで待っててさ。超ビビッたんだよ?」
女子生徒:「まあ、楽しかった気はするから別にいいけど~…」
天生茶一:「え~やば~」
天生茶一:「なにしたんスか?」
正司薫:「え~……え~……? 俺が…?」困った様子だ。
正司薫:「え? えっと……何しちゃったんだろうね…?」
女子生徒:「お酒とかじゃないよね」
天生茶一:「おっ、哲学?」
正司薫:「ち、ちげーちげーちげー!してねーよ絶対!」
天生茶一:「そんな飲んでたら二日酔いとかヤバそッスね~。ど?頭とか痛くない?」
天生茶一:女子生徒に尋ねる。
女子生徒:「ふーん…まあいいけど。わかんないけど、どっか体調悪い感じもないし」天生くんを一瞥する。
女子生徒:「変なことしてないならいいや。でももうやめてよね!」
女子生徒:言うだけ言って満足したのか、そのままクラスを出て行く。
天生茶一:「不思議ッスね~」
天生茶一:手を振りながら見送る。
正司薫:「いや~~………」言葉を失った様子だ。
天生茶一:「で、どうするんスか?実際ンとこ自首の心当たりとか?」
正司薫:「いや、いや、いや…。待ってアモちゃん。聞いて」
天生茶一:「おう」エアカツ丼。
正司薫:「ぜんっぜん、ぜんっぜん心当たりないの、俺」
天生茶一:「うんうん、みんな最初はそう言うスね」
正司薫:「いやほんとなのよ!信じてよ~。だって昨日、俺まじめに塾行ってたし。帰り親が迎え来たし」
天生茶一:「おぉ~」
天生茶一:「アリバイじゃん」
天生茶一:「え、じゃあ無実じゃんスか」
正司薫:「そうだよ~~、潔白なんだよ~~…」溜息をつく。
正司薫:「……なんか…、初めてじゃないんだよね。今みたいなの」
天生茶一:「おぉー……?」
天生茶一:「もうひとりのオルカ情報が?」
正司薫:「そう。なんっか分かんないんだけど、今みたいに、俺に会って変な体験したって言われんの。学校のヒトに」
正司薫:「でもさ~、俺、ぜんぜん記憶にないし、そもそも行ったこともない場所での話だったりすんだよ!」
天生茶一:「え~ヤバ!」
天生茶一:「兄弟とかはいねーんスか?」
正司薫:「見間違い的な? 兄ちゃんいるけど、でも東京で大学生よ」
天生茶一:「そうそう。でも東京の兄ちゃんをここで見かけてる方がヤバいスね~」
天生茶一:「じゃあ……マジで不思議現象スね」
正司薫:「つか似てないと思う…」突っ伏す。「いやも~さ~、マジ勘弁してほしいよね」
天生茶一:「わかる~。変な誤解されるの困るわ~」
天生茶一:「俺も良く他人を脅してるって誤解されることがよくあるんスよね~」
天生茶一:腕を組んでウンウンとうなずく。
正司薫:「えっ…?」
正司薫:「脅してんの…?」
天生茶一:「脅してない無い。とってもフレンドリー」
天生茶一:「俺、とても、無害」
正司薫:「強調されると逆にヤバい気すんだよな~」けらけら笑う。
天生茶一:「ひっでぇ~~」こちらも笑う
正司薫:「ともかく、俺、部活も塾もあるし、今は文化祭の実行委員もあるし」
正司薫:「そんな街中歩き回ってる暇なんてないワケよ」
正司薫:「なのに…。なんだろ~な~、変なただの似た人だってだけならいいんだけどさ~」
天生茶一:「はー。そりゃ大変そうスね。文化祭の準備までしてんの?」
天生茶一:「優等生じゃん」
天生茶一:「んじゃー、街ぶらつくついでに、その変な人も探してみるッスかね」
正司薫:「そういうんじゃねーよ~」笑う。
正司薫:「え、アモちゃん、探してくれんの?」
天生茶一:「どーせ部活とかも無いッスからね~。まだ町中覚えてねーんで散策中ス」
天生茶一:「ついでなんで探しとくッスよ。なんか伝言ある?」
正司薫:「うわっ…神じゃん…!すげえありがとう!」嬉しそうにキミを見る。
天生茶一:「フォッフォ」エア髭撫で。
正司薫:「いやっ、特にないっす。ドッペルゲンガーって知ってる?会うと不幸になるらしいじゃん」
正司薫:「だからさ~、そっといなくなっていただいて!俺の平穏を守ってほしい!」
正司薫:パン!と両手を打ち鳴らし、正司薫は深々と頭を下げます。
天生茶一:「オッケー。平和裏に伝えておく~」
GM:チャイムが鳴る。休み時間が終わるようだ。
天生茶一:「面を上げぃ。んじゃー目的達成してたらなんか奢ってもろて……」
天生茶一:「おっと」
天生茶一:席の持ち主が遠目に見ているので、薫くんは身振りで席に戻させる。
天生茶一:次の授業の先生が廊下を歩く足音を捉えながら、次の授業のノートを机に準備。
天生茶一:片手は机の引き出しに入れたまま、ブラインドで端末を操作する。
天生茶一:「(居ないはずのオルカ、記憶の混濁、『楽しかった気がする』、ドッペルゲンガー)」
天生茶一:メモアプリに聞いた会話を逐一書き出す。戦闘の一瞬ならともかく、潜入で常に気を配るための備え。
天生茶一:「(うーん俺って敏腕エージェント……とは言い切れないので、出来ることはしなきゃね)」
天生茶一:授業が始まる。幸い、元の学校で習った範囲。
天生茶一:表面上は態度を取り繕いつつ、この後の算段を脳内に組み立てる。
天生茶一:この世のすべての不思議がレネゲイドに関わるわけではない。
天生茶一:ただの似ている人間が、不思議と意識を飛ばせる術もあるかもしれない
天生茶一:それでも、自分の領分となった場合。
天生茶一:「(…………文化祭は邪魔されないと良いなー)」
天生茶一:カコン、と報告用に整えた文章を完成させ、そう思った。
GM:シーンを終了します。
GM:シナリオロイスの正司薫にロイスを取得してね。推奨感情は友情/隔意です
天生茶一:では推奨通りに!Pの友情を表に取得します。貴重なお友達……
GM:お友達だぞ!
GM:では改めてこのシーンは以上です~
◆Opening◆雨堤瑠火
GM:次は雨堤さんのOP!
GM:雨堤さんは侵蝕率を上げて登場してね
雨堤 瑠火:雨堤瑠火の侵蝕率を1D10(→ 1)増加 (38 → 39)
GM:省エネモード
GM:ではこのシーンは、キミがW市UGN支部にて今回の任務を依頼されるシーンになります。
雨堤 瑠火:おっけー
GM:近くのX市というところのオペレーターから、
GM:キミとW市のオペレーターあてに話をしてくるので、フンフンと聞いていってね~
GM:では、やっていきましょ~
GM:10月、とある日。W市。
GM:街の片隅にある古びた駄菓子屋がW市UGN支部のカヴァーだ。
GM:雑多に品々が並ぶ店内がそのまま民家に繋がっており、表向きは店長の自宅兼店舗ということになっている。
GM:応接室。畳敷きの部屋にそのまま応接セットを置いた室内。
GM:キミはオペレーターの"さるびあ"とともに、今回の任務について説明を受けるところです。
くちなし:「では、改めてご挨拶を。引継ぎのため、X市から参りました。オペレーターの"くちなし"です」
GM:スーツ姿の神経質そうな女性が会釈をします。近隣にあるX市からやってきたUGN支部のオペレーターだ。
さるびあ:「うあっ、オペレーターの…W市の、"さるびあ"です。あっほら、雨堤さんも挨拶、挨拶」
GM:キミの隣で金髪の女性がへこへこと会釈する。W市UGN支部所属オペレーター、"さるびあ"だ。骨っぽい体格で、パンク風のファッションを好んでいる。
雨堤 瑠火:「あー…ども」
雨堤 瑠火:眠そうな顔で頭を下げる
さるびあ:「あへっ…あっ、ねっ…」下手な愛想笑いを浮かべる。
雨堤 瑠火:実際昨日は大学のレポートを徹夜気味で書いていたので
雨堤 瑠火:「いや、すんません。作業通話しながらレポート書いてたのに」
雨堤 瑠火:「駄弁ってたら、全然レポート進まねえの」
雨堤 瑠火:「えーと、雨堤瑠火です」
さるびあ:「あっ…そうなんだよね~! 雨堤さんも、あの、ちゃんと大学行って単位…ね!単位だもんね!」フォローが下手である。
くちなし:「…いいでしょう。”惑星の見る夢”」神経質そうにタブレットを細い指で叩く。
雨堤 瑠火:「ほんと、マジで留年しちゃいそうなのにいきなりネット麻雀はじまったりするの何なんですかね大学生、こわ」
雨堤 瑠火:「あ、コード。そうコードで名乗るべきだったかな」
雨堤 瑠火:「よろしくお願いしますね」
さるびあ:「あっあっ…」くちなしと雨堤さんを交互に見て絶望的な表情をしている。
くちなし:「ええ。今回はあなたに任務の依頼するよう、支部長から言付かっています」
くちなし:「まず前提から。あなたは、UGNの部隊が制圧した ”ドルク”というFHセルをご存知ですか」
GM:知ってても知らなくても大丈夫です。制圧したことだけ知っている、とかでも大丈夫。
雨堤 瑠火:「えーと、なんか聞いたことはあるような。気がしますね、うん」
雨堤 瑠火:「つまり殆ど知らないですね。ハハハ」
くちなし:「……そうですか」足を組む。
さるびあ:「あぁはっ…あはははは……」愛想笑いを浮かべる。下手である。
くちなし:「まあ、構いません。重要なのはその後」
雨堤 瑠火:「さるびあさん、もうちょいアレだよ。しっかりしねえと二人して不安な感じにみられちまうよ。どうしよ」
雨堤 瑠火:「俺も何とか頑張るけど、限界があるぜ?」
さるびあ:「うっ…あっ…あぁあたしっ!? そっそんなぁ…しっかりしてるつもりなのに…」
さるびあ:「せ…背筋伸ばして……深呼吸…」
くちなし:「…セルの人員を調査したところ、一名、脱走者が確認されました」
雨堤 瑠火:「制圧したけど、全滅したわけじゃねえってこと?」
くちなし:「その通りです」頷きます。「脱走したメンバーを、そのままにしていたようで」
くちなし:「ただ、上手に逃げ続けただけかもしれませんが…」
さるびあ:「なっ名前は!そのメンバーの!なんて言うんでしょう」
くちなし:「…"グレイランダム"と呼称されていたようです」
雨堤 瑠火:「コードネームだけじゃなあ」
雨堤 瑠火:「わかりやすい特徴あれば楽でいいよね」
さるびあ:「特徴、あるんでしょうかっ?」目をギンギンに開いている。
くちなし:「もともと工作員として製造された実験体のようですね」
くちなし:手元のタブレットを操作する。「擬態能力に特化しています」
雨堤 瑠火:「め、面倒くさそう~」
雨堤 瑠火:「それってほとんど正体不明っていうんじゃ」
くちなし:「ええ。厄介なことに」タブレットを操作し、新聞記事を見せる。
くちなし:X市で起きた傷害事件の記事だ。不良グループが被害を負ったと書かれている。
くちなし:「セルから脱走した後、家出少年のふりをして不良グループに混じり、まあ上手く過ごしていたようで」
くちなし:「仲間内のトラブルからか、この事件を起こしてくれて、ようやく我々が居所を掴むに至った…ものの」
雨堤 瑠火:「っても。もうこのグループにはいないんだよね?」
くちなし:「そういうことです」頷く。
くちなし:「別の誰かになりすまし、そのまま逃走」
雨堤 瑠火:「でも、まだ遠くには行ってない可能性が高いと」
くちなし:「ええ。ですので、このW市でも捜索をお願いしたいのです」
くちなし:「X市から逃げるとするなら、地理としても、W市が妥当かと」
雨堤 瑠火:「まあ、そりゃねー。やれって言われりゃーやるよ」
さるびあ:「そうっ、そうですよそうですよ」コクコクと頷いています。
雨堤 瑠火:「でも大変そうだな」
さるびあ:「あっふあ!?」
雨堤 瑠火:「マーブルチョコの中にコーヒービーンズ一個紛れてるってレベルならまだいいけど」
雨堤 瑠火:「そいつ擬態できるんでしょ?」
雨堤 瑠火:「モロッコヨーグルの蓋の色が違う程度の差しかないんじゃどうしようもなくない?」
くちなし:「……」少し黙る。指だけ神経質そうにタブレットを叩く。
雨堤 瑠火:「あ、わかりにくかった?」
雨堤 瑠火:「モロッコヨーグル知ってる?」
雨堤 瑠火:「これね、蓋はいろんな色あるけど味おんなじなんだ」
くちなし:「……そこの店舗で売っている商品でしょう」
雨堤 瑠火:「普通さ、イチゴとかオレンジ味だと思うじゃん色違い」
雨堤 瑠火:「そもそもヨーグルトじゃないの」
さるびあ:「えっあっ…そっそうなの?知らなかった…」
雨堤 瑠火:「っていう駄菓子ネタなんだけど…さるびあちゃん!ウケなかったよ!」
さるびあ:「あっえっでもあたしすごいタメになったよ!だっ大丈夫だよ!」
くちなし:「……」眉をひそめている。
くちなし:「……不可能なことは行わないと?」
雨堤 瑠火:チラっとくちなしさんの方を見て
雨堤 瑠火:(怒ってないかな)と小声でさるびあさんに
さるびあ:(おおおおお怒ってるに決まってるじゃんぜったいいいい)
さるびあ:小声で返す。
雨堤 瑠火:「い、いや。やらないというか。もうちょっとヒント欲しいな~」
雨堤 瑠火:「サイゼの間違い探しノーヒントでやるよりはむつかしそうだし」
雨堤 瑠火:「わ、わかりました」
雨堤 瑠火:「やります、やります!」
くちなし:「……」ふーっと息を吐く。
くちなし:「調査の進展について、逐一報告をお願いします。私も後方支援員として、できる限りフォローは行いますから」
くちなし:「ヒントが欲しいのは我々も同じです」
雨堤 瑠火:「あー…ちなみに」
くちなし:「何でしょう」眼鏡のずれを直す。
雨堤 瑠火:「不良グループで起こした問題ってのは」
くちなし:目を伏せる。
雨堤 瑠火:「どんくらいの被害が出たんすか」
くちなし:「重傷者が5名程度…幸い、死人は発生していないようです。そもそも…ああ」
雨堤 瑠火:(目ェ伏せるレベルかよ!)
くちなし:「ありました、ヒント」
雨堤 瑠火:「マジ?どんな?」
くちなし:「"グレイランダム"は、必ず他人を模倣するそうです。オリジナルの"誰でもない人"には、なることができない」
くちなし:「マーブルチョコの中に、ぴったり形が同じものが二つあれば、どちらかが"グレイランダム"」
雨堤 瑠火:「なるほど、ね」
くちなし:「全く不可能ではないかと」
雨堤 瑠火:「それはそれで、面倒くさそうだ」
雨堤 瑠火:「でも、そこそこヤバい感じはあるな」
くちなし:「…やる気は湧いたようで」
雨堤 瑠火:「そういう感じで聞き込みとか防犯カメラのデータとかからいける?さるびあちゃん」
雨堤 瑠火:「そりゃーね。俺だって一応はUGNで。そこそこ長い事チルドレンやってるしね」
さるびあ:「あっはい!いけっ、いけましゅっ…あっ」
雨堤 瑠火:「なんか良くわからんけどやれって言われても命令ならやるさ」
雨堤 瑠火:「でもさ、そこそこやる事はっきりした方がいいんだよ」
雨堤 瑠火:「目標ってヤツ?」
雨堤 瑠火:「ちゃんとゴールが見えてりゃーさ」
雨堤 瑠火:「手ェ抜けるとこと全力だせるとこ区別つくからさ」
雨堤 瑠火:「マーブルチョコのダブり探しくらいなら喜んでやらせてもらうぜ」
くちなし:「結構です」頷く。「頼みました、”惑星の見る夢”」
雨堤 瑠火:「あいよー」
雨堤 瑠火:「任務了解」
雨堤 瑠火:駄菓子屋の店先においてあるココアシガレットをいくつか手に取って
雨堤 瑠火:ポケットに突っ込む。
雨堤 瑠火:「ふはッ」
雨堤 瑠火:口から吐き出した白い靄が
雨堤 瑠火:色々な動物の形に変化して消える。
雨堤 瑠火:イージーエフェクトの≪影絵芝居≫の効果だ。
雨堤 瑠火:「擬態ね、変身は楽しそうだけど。他人の真似ってのは」
雨堤 瑠火:「楽しいのかなあ」
雨堤 瑠火:何となく疑問を呟いた。
GM:シーンを終了します。
GM:シナリオロイスの"グレイランダム"にロイスを取得してね 推奨感情は尽力/脅威だよ
雨堤 瑠火:”グレイランダム” 興味/脅威〇
雨堤 瑠火:ちょっと気になる感じなので興味にしてみた
GM:あっ嬉しいです!ありがとうございます~
GM:ではこのシーンは以上!
◆Opening◆宗像かなめ
GM:次のオープニング!
GM:宗像さんのオープニングになります。宗像さんは侵蝕率を上げて登場してね
宗像かなめ:宗像かなめの侵蝕率を1d10(→ 1)増加 (32 → 33)
宗像かなめ:エコ
GM:省エネ2号!
宗像かなめ:これが奇跡の血か
GM:ではこのシーンは、キミと「オバケ」を自称する少年との出会いを描くシーンです。
GM:とりあえず仲良くなるのが目的のシーンになりますので、たくさんお話しましょう~
宗像かなめ:ヤッター
GM:シチュエーションとしては夕暮れの公園がいいかな~と思ったんですがいかがでしょう
宗像かなめ:あ!丁度そう思ってた
宗像かなめ:公園にこようかなーと それで。
GM:は~い ではそういうシチュエーションで初めていきましょう!
GM:最初に自由に過ごしてもらって 話しかけにいきますね
GM:W市、10月のある日。夕方。
GM:雲を彩る鮮やかな赤紫。空の端はまだ群青色で、どんどん橙色が染め上げていく。
GM:ところはW市自然公園。
GM:住宅街の近くにある広い公園である。先程まで、帰宅中の小学生たちがランドセルを放り投げて遊んでいた。
GM:キミもしばらく、ここで過ごしているところだ。
宗像かなめ:色の薄い肌や髪が、橙を吸い込むように映す。
宗像かなめ:やわらかなブラウス、風に揺れる長いスカートを纏った女。
宗像かなめ:革張りのトランクを重たげに持ちながら、夢遊病めいた甘い足取りで辿り着いて、ようやっと降ろして。
宗像かなめ:「あら……学生さんは帰ってしまったみたい」
宗像かなめ:虫の声程度しか聞こえない。トランクを開けるときの、蝶番の音すらも響くよう。中からいくつかの道具を取り出す。
宗像かなめ:人間や動物を模した糸繰り人形。音が響くように作り替えられたオルゴール。
宗像かなめ:観客はいない。演目は自由で迷ってしまう。
GM:では、そうしているところに、ふらりと人影が現れる。
GM:一人の少年が歩み寄ってきます。深くフードを被り、マスクをしている。不良のような出で立ちだ。
夕暮れのオバケ:「……」キミの前で立ち尽くし、首をかしげる。「なんだっけ、こういうの」
宗像かなめ:ドレスを纏った女の子の人形を取り出していた。
宗像かなめ:「まあ」ゆっくりと瞬き。
夕暮れのオバケ:「あ、ストリートパフォーマー」ひとりごとのように呟く。
宗像かなめ:「まあ。いいですね。ストリート・パフォーマー」目を輝かせる。
宗像かなめ:「興味が?」くるりと向き直り。
夕暮れのオバケ:「ん~? わかんないけど、どうせ暇だし」
夕暮れのオバケ:「今からなんかやるの?なら見ちゃおっかな」
夕暮れのオバケ:ポケットに両手を突っ込んだまま、しゃがみこむ。
宗像かなめ:「嬉しい。あんまり、そういう子っていないので」目を細め、あといくつかの人形を嬉々として取り出す。
宗像かなめ:「『緑の蛇』は見たことがありますか?『パゴダの女王、レドロネット』……ええと。マ・メール・ロワの」
宗像かなめ:と勝手に話し始める。
夕暮れのオバケ:「……全然わかんね」
宗像かなめ:「なら、それにしましょう」微笑む。
宗像かなめ:「お人形のお城に来た、お姫様のお話ですよ」
夕暮れのオバケ:「ふーん…」首を傾げる。
宗像かなめ:「……む。知っているお話のほうがいいでしょうか?」
宗像かなめ:「美女と野獣もありますよ。赤ずきんとか」
宗像かなめ:「男の子はもっとかっこいいお話の方が好きかな……」
宗像かなめ:わずかに首を傾げ。「好きなものはありますか?」
夕暮れのオバケ:「え~?」ちょっと面白そうな顔をする。「いいじゃん、一回決めたんだし」
夕暮れのオバケ:それから、被っていたフードを外す。高校生くらいの少年だ。
夕暮れのオバケ:「お姉さんがやりたいやつでいいけど。もしくは」
夕暮れのオバケ:「オバケが出てくる作品ってある?」
宗像かなめ:やっと目と目が合ったので、笑って。
宗像かなめ:それから困ったような顔をする。「クリスマス・キャロルにおばけがでてくるんです」
宗像かなめ:「……まだ。うまくやれなくって……」
夕暮れのオバケ:「ふうん…」しゃがみ込んでいた腰をすっかり下ろして、地べたに座り込む。
夕暮れのオバケ:「お姉さんさあ、もしかして」
夕暮れのオバケ:「人に見せるの慣れてなくない?」
宗像かなめ:「……まあ!」
宗像かなめ:「よく分かりましたね」
夕暮れのオバケ:「だってさっきから迷ったり困ったりしてばっかだし」
宗像かなめ:「そんなにでしたか?恥ずかしいな」苦笑する。
宗像かなめ:「ふふ。でもそうです。あんまり慣れていないの」
夕暮れのオバケ:「ふうん…趣味でやってるの?」
宗像かなめ:軽やかに人形たちを抱き上げて。「見てくれる人もあまりいませんしね」
宗像かなめ:「はい。趣味ですね」
宗像かなめ:「楽しくて、好きなの」
夕暮れのオバケ:「…それは、すごくいいね」
宗像かなめ:人形たちと踊るように、旋回して。「いいですか?」
夕暮れのオバケ:「いいじゃん。やりたいことあって、やってて…自由な感じ」
宗像かなめ:じいっと少年の顔を見る。
夕暮れのオバケ:目を細める。「ねえ、お姉さん」
宗像かなめ:「はい」
夕暮れのオバケ:「もし、いろんな人に見せたいんだったら、俺、協力するよ」
宗像かなめ:きょとんとする。
宗像かなめ:「……」
宗像かなめ:「……どうして?」不思議そうに。
宗像かなめ:「ああ、ちがうの、嬉しいのだけれど、びっくりしてしまって」
夕暮れのオバケ:「だって、お姉さん、さっきから本当に楽しそうだし」
夕暮れのオバケ:「そういう人のやりたいこと手伝うって、なんか、俺も満たされた気持ちになりそうじゃない?」
夕暮れのオバケ:「そういうこと、したいんだよね。なんか。良い事がさ」
宗像かなめ:再び、きょとんとする。
宗像かなめ:そして今度は目を細める。
宗像かなめ:「良いこと。私も好きです」
宗像かなめ:「そうね、でも…うん。それなら……」
宗像かなめ:細い指を、爪弾くように彷徨わせる。
宗像かなめ:「ねえ、でも、きっと」
夕暮れのオバケ:「なーに」
宗像かなめ:「私のしたいことって、今は、今はね」
宗像かなめ:「いろんな人じゃなくって、まず。あなただと思う」
夕暮れのオバケ:「……」
宗像かなめ:「目の前に来た、見たいって言ってくれた人に」
宗像かなめ:「見てもらうのが、きっといちばん素敵だわ」
宗像かなめ:心底楽しそうに笑う。
夕暮れのオバケ:「…そっか」瞬きする。
宗像かなめ:「ええ!」
夕暮れのオバケ:「俺はね、オバケなの」
宗像かなめ:「……まあ」
宗像かなめ:「はじめて会いました」
夕暮れのオバケ:くすくす笑う。「そうでしょ」
宗像かなめ:「はい。それに、気づかなかったわ」
宗像かなめ:少年の足元を見る。「足もある」
夕暮れのオバケ:「意外と溶け込んでるものなんだよ」
夕暮れのオバケ:「でも、俺はきっと、どこからもいなくなれるし、誰でもなくなれる…」
夕暮れのオバケ:呟くように言い、それから視線を上げてキミを見る。「……で」
宗像かなめ:「はい」
夕暮れのオバケ:「結局、見せてくれるの、決まった?」
宗像かなめ:少年を見る。どこかにいそうな、すれ違ったかもしれないような、そんな姿の少年を。
宗像かなめ:そして。「じゃあ、やっぱり、『緑の蛇』にしましょう」
宗像かなめ:「姿を変えられたお姫様と、姿を変えられた王子様」
宗像かなめ:「意外と溶け込んでいて…それにね」
宗像かなめ:「わたしの好きな作曲家が、子どものために作った曲だから」
宗像かなめ:と、くすくす笑う。「素敵でしょう?」
夕暮れのオバケ:「子供のためだと、いいの?」今度はこっちがきょとんとしている。
宗像かなめ:「あら。だって、優しいわ。未来ある誰かのための演目なのだもの」
宗像かなめ:「それに、わたし、あなたよりほんの少し、大人だと思うから」
夕暮れのオバケ:「そうかも。まあ俺、オバケだけど」
宗像かなめ:王子様の人形を踊らせてみる。ぎこちない糸使い。「そうでした。おばけでした」
夕暮れのオバケ:「これ、どう始まるの?なんか歌うの?」
宗像かなめ:「ううん。わたしがお話を語って、曲にあわせて、こうしてお人形が踊るの」
夕暮れのオバケ:「……」しばらく座り込み、キミの様子を見ていたが。
夕暮れのオバケ:立ち上がる。
宗像かなめ:視線が追う。人形の操作があからさまに覚束なくなる。
夕暮れのオバケ:「……お姉さん」
宗像かなめ:「はい?」
夕暮れのオバケ:「いや正直、飽き……」
夕暮れのオバケ:「思ってた以上に、下手じゃね…?」
宗像かなめ:「……そ」
宗像かなめ:「そう……かもしれません」
宗像かなめ:「がっかりしちゃいましたか……?」
夕暮れのオバケ:「う~ん…」
夕暮れのオバケ:「まあでも、どうせ暇だし。オバケだから」
夕暮れのオバケ:「お姉さん、だいぶ面白い人だなっていうのも分かったし…」
宗像かなめ:不安そうにオバケくんの様子を見ている。不安すぎて、お姫様と王子様は動きをすっかり止めている。
夕暮れのオバケ:「やっぱなんか、手伝いたいな」
宗像かなめ:「……?」
夕暮れのオバケ:人形を見て、それからキミを見る。
夕暮れのオバケ:キミを対象に、《竹馬の友》を使用します。
GM:このエフェクトはエキストラにしか効果を発揮しないため、自動失敗。
宗像かなめ:不思議そうにぱちぱちと瞬きをする。「どうしましたか?」
夕暮れのオバケ:「………いや」
夕暮れのオバケ:「そうきたか、と思って…」
宗像かなめ:首を傾げる。
GM:キミは目の前の少年から、レネゲイドの気配が起きたことを感じ取っても構いません。
宗像かなめ:「……」
宗像かなめ:(……あら?)
夕暮れのオバケ:「ねえ。お姉さん、名前は?」
宗像かなめ:「え。ああ……かなめ。宗像かなめと言います」
宗像かなめ:指を絡めようとする。見知った。レネゲイドの気配に。
夕暮れのオバケ:「宗像かなめさんね。覚えた」
宗像かなめ:「あなたは……」
夕暮れのオバケ:「オバケだよ」 そう言って笑うと、《猫の道》を使用。
GM:ぶわ、と風が吹く。…本当の風ではなかったかもしれない。わざとらしい一瞬。
GM:キミの視界をそれが奪い、また目を開いた時には、もうそこには誰もいない。
GM:夕暮れの公園に、キミと、人形達だけが残される。
宗像かなめ:「……」
宗像かなめ:見えたかもしれない糸が、そこで途切れて消えた。
宗像かなめ:レネゲイドの気配。オバケと名乗ったこと。誰でもなくなれるという話、力になりたいと語ってくれたこと。
宗像かなめ:空は藍色が深くなり、夜が近づいてくる。もはや夕暮れの名残すら残さないとでも言うような。
宗像かなめ:「……ああ」
宗像かなめ:「見てもらえなかったな」
宗像かなめ:「幸せな結末まで、見てもらって、帰ってほしかったのに」
宗像かなめ:もっとも強く思ったのは、そんなことだった。
GM:シーンを終了します。
GM:シナリオロイスの夕暮れのオバケにロイスを取ってね 推奨感情は好奇心/不信感だよ~
宗像かなめ:夕暮れのオバケくん 〇好奇心/悔悟 これでいきます!
宗像かなめ:飽き…最後までみてもらえなかった悔悟だ!
GM:かわいそう
GM:では、改めてこのシーンはこれで以上!
◆Middle01◆
GM:ではここからはミドルフェイズに入っていくぜ!
GM:まずはミドルシーン1!阿紫南くんのシーンになります。
GM:阿紫南くんのみ登場可能!阿紫南くんは侵蝕率を上げて登場してね
阿紫南灰慈:阿紫南灰慈の侵蝕率を1D10(→ 4)増加 (46 → 50)
GM:良い調子!
GM:ではこのシーンは、花光このみが例の男子生徒と仲良くしているところにバッタリ遭遇してしまうシーンです。
GM:遭遇したら男子生徒はすぐに去って、このみだけ残るので、ちょっとお話してシーンを切りますね
阿紫南灰慈:ぐぬぬぬ…
GM:ワーハハハ
GM:放課後。帰りのホームルームの後、キミは先生に頼まれて校舎裏までゴミ捨てに来ていました。
GM:前の席の高橋クンも一緒だが、様子がおかしい。
高橋くん:「あっ…そっ…それじゃっ僕はこれで…………」
高橋くん:「もっ、もういいよね!ちゃんと捨てた!捨てたの見たし!お疲れ!」
阿紫南灰慈:「あ?何、具合悪いの?」
高橋くん:「ソウダヨ!腹痛なんだ…!あ~こりゃ大変!」ゴミ袋を置くと、脱兎のごとく去って行く。
阿紫南灰慈:「お、おう。おつかれ……」スタコラサッサと駆けていく後ろ姿を見送る。
GM:一人残されたキミは、やがて近くから男女の話し声が聞こえてくるのに気付く。
阿紫南灰慈:「……無理してついて来なくても良かったのに。やっぱ良い奴だな高橋クン」
阿紫南灰慈:自分の分のゴミ袋をゴミ捨て場に置いたところで、その声に気づき
阿紫南灰慈:「……そういやこの辺人気ないもんな。邪魔になる前に戻ろ……」
正司薫:「で?このみさん、そろそろ、彼氏いるかどうか教えてくれる気になった?」
花光このみ:「はー?さっきから冗談ばっか言ってんじゃね…ないんだからね…?」
GM:振り向けば、花光このみが見知らぬ男子生徒と仲睦まじげに話しているのが見えるだろう。身体の距離が近い。
花光このみ:「だーもう、いいから、ステージのレイアウト決めるぞ!…めるわよ!」
阿紫南灰慈:「……!?」
正司薫:「あっはは。冗談じゃないんだけどな~。はいはい」
阿紫南灰慈:(あいつ……)ゴミ捨て場の影に隠れる
花光このみ:「ったく薫はよ~。会場周りの下見つって、適当な話ばっかして…」
花光このみ:「……ん?」
花光このみ:その視線が、キミの方に向く。
阿紫南灰慈:(……いやいや、なんで隠れてんだオレは)大柄な身体を必死に縮こまらせながら、顔だけを二人の方に向けて
阿紫南灰慈:「……げ」視線が合う
花光このみ:「………」(なんで隠れてんだコイツは)という顔をしているのがキミに伝わる。
花光このみ:「薫、ワリ…ぃですけれど、先行ってて。野暮用」
正司薫:「ん? えー、何、エスコートしよっか?」
阿紫南灰慈:(下の名前…!)
花光このみ:「うるせ…ぇのよわよ!」親しげにバシッと肩を叩くと、くるりと振り向く。
花光このみ:キミの方にずんずんと向かってくる。
正司薫:ちぇー、という顔をしていたが、立ち去って行く。
阿紫南灰慈:「こっち来んのかよ…っ」ちょっと焦りつつ
阿紫南灰慈:立ち上がって埃を払い「よう。奇遇だな」
花光このみ:「いや…キショいんだけど」仁王立ちしてキミを見上げる。
花光このみ:「隠れてもバレバレだっつの!デカすぎんだよ、灰慈は」
阿紫南灰慈:「うるせ!オレだって隠れるつもりなんてなかったっての!」
阿紫南灰慈:「これはアレだ……不可抗力で」
花光このみ:「はぁ~~?」怪訝な顔。
阿紫南灰慈:「ハリネズミが外からの刺激につい反応して丸まっちまうような」
阿紫南灰慈:「そんな感じ」
花光このみ:「……あっ!分かったぞ」
花光このみ:「お前、さてはアレだろ」
阿紫南灰慈:「どれだよ」
花光このみ:「アタシが元『無敵のオミツ』だって薫にバレることがねーよう、気ィ遣って隠れたんだろ!」
花光このみ:「やればできんじゃねーか!」
阿紫南灰慈:「いや、それはもうバレてると思うけど……」
花光このみ:「んなバカあっ!?嘘!?」
阿紫南灰慈:「つーか、そんな事はどうでもよくてだな」頭をかく
花光このみ:「あ~~~~…!?何だよ」
阿紫南灰慈:「あー……」
阿紫南灰慈:「仲良いんだな。その、薫って奴と」
花光このみ:「あ? あー」特に動揺した様子もなく、素直に頷く。むしろどこか上機嫌である。
阿紫南灰慈:微妙に視線が色んなところをいったり来たりしながら「朝言ってた実行委員?」
花光このみ:「そうそう、実行委員で一緒になってさ。二人で体育館ステージの運営やんだよ」
阿紫南灰慈:「へ、へぇ、二人で」
花光このみ:「すげえ良いヤツでさ~、話もオモシレーし。くっく」くつくつ笑う。
花光このみ:「ちょっとチャラチャラしてんのがアタシ的には玉に瑕なんだけどな!」
花光このみ:「んだよ、お前も友達になりたいのか? 友達作りがおヘタクソでいらっしゃるもんな~」
阿紫南灰慈:「あー、チャラチャラね……お前そう言うの苦手そうだもんな」
阿紫南灰慈:「ヘタクソ言うな!」
花光このみ:「ヒッヒッヒ。そうそ! まあ、ああいうのは、どんな女子にも同じこと言ってるだろうからな」
花光このみ:「適当に流してやるのが、普通の女子高生のテクニックってもんだろ!多分」
阿紫南灰慈:「いや、普通の女子高生ならそうかもだけど……」色々いいたげな視線
花光このみ:「あ!普通って言えばよ」
花光このみ:「灰慈こそ、お前、ちゃんと足抜けしたんだよな?」
阿紫南灰慈:「どうした急に」
阿紫南灰慈:「足抜けって、中学ん頃の話?」
花光このみ:「そう。もう不良やめたんだよな。マジで」
花光このみ:「その割には~……。いや、こういうの、あんま言いたくないんだけど…」
阿紫南灰慈:「なんだよ。やめたってマジで。じゃなきゃこんないっつも学校来れねーよ」
花光このみ:「……でもさあ」
花光このみ:「時々、なんか変に出かけまくってる時ない?」
阿紫南灰慈:「む」
阿紫南灰慈:顎に手を当てる「あー……」
GM:UGN支部のイリーガルとして活動してるキミには、なんとなく心当たりがあることでしょう。
阿紫南灰慈:オーヴァードのことも、UGNイリーガルの仕事のこともこのみには話していない
花光このみ:「家隣だからさ、なんか…分かんだよ。部屋の電気ついてねーなとか…」
花光このみ:「遊びに行こうと思ったらいねーなとか…」
阿紫南灰慈:そういう規定らしいし、そうでなくても巻き込むような真似ができるはずもなかった
阿紫南灰慈:「や、それはアレだよ。父さんの手伝いで」
阿紫南灰慈:「後々のために仕入れについてったりしてさ。色々教わってんの」
花光このみ:「……ふ~~ん……」
阿紫南灰慈:「マジだって。県外の農家からも仕入れてるから、結構遠出するし」
阿紫南灰慈:UGNの研修で考えさせられたカバーストーリーを棒読み気味に伝える
花光このみ:「……ならいいけど」どこか納得してなさそうな、ぶすくれた顔で返す。
花光このみ:「うちら、幼馴染だろ。高校からは、一緒に真面目にしようって決めたじゃん」
花光このみ:「今更隠し事とか、マジねーからな」
阿紫南灰慈:「……」少し言葉に詰まって
阿紫南灰慈:「……わーってるよ」
阿紫南灰慈:「……てか、別にオレが家に居なくても困んねーだろ。このみは」
阿紫南灰慈:「他の友達と遊べばいいだろうがよ」
花光このみ:「あ?」
花光このみ:「なっ……」言葉に詰まる。「……んでそうなんだよ」
阿紫南灰慈:「や、オレと違ってお友達づくりがお上手でいらっしゃるんだしさ」
阿紫南灰慈:「いっぱいいるだろ。……さっきの薫…くん?とかなんて、呼べば飛んでくるんじゃね―の」
花光このみ:「そっ……かもしんねーけど……」
花光このみ:「そういうことじゃねーだろーがよ、バカイジのクソバカ野郎!」
花光このみ:力強いストレートパンチをキミの鳩尾に放つ。
阿紫南灰慈:「お゛っ……づぅう……!」
阿紫南灰慈:クリーンヒットし、脇腹を抱えてうずくまる。
花光このみ:「アタシが…どれだけ真剣にお前を……っ、あーーー!クソ死ね!チンコもげろ!」
花光このみ:怒り、ずんずんと大股で去っていきます。
阿紫南灰慈:「チンコとか言うな……バカ……!」脂汗をかきながら声を絞り出す。
阿紫南灰慈:「………」数十秒後、ようやく立ち上がって
阿紫南灰慈:「…ああ~~~~………」もう一度しゃがみ込む
阿紫南灰慈:完全に売り言葉に買い言葉で心にもないことを言ってしまった気がする。最後の辺りは何を言ってたかよく覚えていない。
阿紫南灰慈:追いかけられないことはないが……これ以上話しても墓穴しか掘らない自信があった。
阿紫南灰慈:「……暫くほとぼり冷ますか。明日の朝にでも改めて……」
阿紫南灰慈:と言ったところで、明日からは起こしに来ないと言っていた事を思い出し
阿紫南灰慈:「ああ~~~……」髪をワシャワシャと掻き乱す
阿紫南灰慈:「……あっ」そこで、何かに気付いたように
阿紫南灰慈:「……カオル、薫……」
阿紫南灰慈:元はと言えば、あの男が元凶なのだ。別に彼がこのみの友達だろうが、好意を抱いていようが構わないが
阿紫南灰慈:少なくとも、害がないかどうかは確かめる必要があるだろう。ちょっと自分でもどうかと思うが、今できるのはそれくらいだ。
阿紫南灰慈:「名字……名簿見ればわかるかな」
阿紫南灰慈:ブツブツ呟きながら、フラフラした足取りでゴミ捨て場を後にした。
GM:シーンを終了します。
GM:ロイスの取得や感情変更、購入判定が可能だよ~
阿紫南灰慈:薫くんにロイス取ろうかな
GM:正司薫って名前くらいなら知れたことにしていいよ!
阿紫南灰慈:やったぜ
阿紫南灰慈:誰だお前 正司薫 興味/警戒○ で取得
GM:誰だお前で笑っちゃった
阿紫南灰慈:応急買おうかな
阿紫南灰慈:1dx+1>=8
DoubleCross : (1DX10+1>=8) → 9[9]+1 → 10 → 成功
阿紫南灰慈:買えた!
GM:あっすごい!おめでとう~
阿紫南灰慈:懐にしまい込んでターンエンドです
GM:胃薬とか飲んでね ではこのシーンは終了です~
◆Middle02◆
GM:次のシーン。合流シーンになります。
GM:シーンプレイヤーは雨堤さん。全員登場をお願いします。
GM:侵蝕率を上げて登場してね
天生茶一:天生茶一の侵蝕率を1d10(→ 5)増加 (44 → 49)
阿紫南灰慈:阿紫南灰慈の侵蝕率を1D10(→ 9)増加 (50 → 59)
GM:あっ阿紫南っち
宗像かなめ:宗像かなめの侵蝕率を1d10(→ 5)増加 (33 → 38)
阿紫南灰慈:動揺が
宗像かなめ:ああっ
GM:雨堤さんも上げてね~
雨堤 瑠火:雨堤瑠火の侵蝕率を1D10(→ 9)増加 (39 → 48)
GM:ああっ
GM:ではこのシーンは、みんなの顔合わせのシーンになります。
GM:支部で全員揃ったところから始めて、"グレイランダム"というオーヴァードを探そう~、お~って感じになって
GM:まとまったらシーンを締めるようなプランです。
阿紫南灰慈:理解マン!
宗像かなめ:理解!
雨堤 瑠火:OK
天生茶一:ウィ!
GM:ではそういう流れでやっていきましょう~
GM:W市UGN支部。『準備中』の札がかかった、古びた駄菓子屋の中。
GM:キミ達は"グレイランダム"と呼ばれるオーヴァードの捜索任務のため、この場所に集合していました。
GM:ところ狭しと駄菓子が並べられた雑多な店内に、好き勝手に位置を確保してもらってる形だ。
宗像かなめ:「当たりくじがついていますね」楽しそうに駄菓子を見て回る女。
雨堤 瑠火:プラスチックの小さなバスケットをもって店内を物色している。
天生茶一:スーパーボールくじの3等を指で弾く。「いいスね、こういう支部」
宗像かなめ:あまり駄菓子屋にそぐわない佇まい。ボールくじを覗き込む。
阿紫南灰慈:「……ハァー……」うまい棒を何本か抱えながら溜息
宗像かなめ:「ゼリーやヨーグルトもあります。小さくて、ふふ、ミニチュアみたい……」
天生茶一:標準サイズのマーブル模様のスーパーボールと引き換える。
さるびあ:「あっみっみなさん…お揃いのようですので……」骨っぽい体格のさるびあが、店の奥からキミ達を見ている。
宗像かなめ:そしてはっとする。「そうでした」
雨堤 瑠火:「ヨーグルはヨーグルトじゃねえんだけどなあ」
宗像かなめ:「えっ」
宗像かなめ:「これ、違うんですか……?」
宗像かなめ:小さなヨーグルを手に。どう見てもヨーグルトである。
天生茶一:「あっ、ウッス!んじゃー自己紹介しとくッスか!」さるびあにハキハキと答える。
さるびあ:「自己しょうか………ヒッあっ」陽キャに弱い。
天生茶一:「天生茶一!《アークティックターン》ッス!好きなうまい棒はサラミ!」
宗像かなめ:ヨーグルのパッケージの象から、天生くんに視線を移す。
雨堤 瑠火:「テンション高けェ~」
天生茶一:「追加要員としてちょっと前から来てたッス。ッス!」
天生茶一:ザッ、と頭を下げる。完璧な角度。
雨堤 瑠火:「いや、嫌いじゃないぜ。そのテンション」
宗像かなめ:「学生さんかしら。きれいなお辞儀ですね」にこにことしている。
天生茶一:「あざッス」
阿紫南灰慈:「あー、転校生」ようやく天生に気付いた様子で
天生茶一:「自分、代表なんでドロ塗れねッスからね」
天生茶一:「おっ、そっちは学生ッスね。もしかして同級?」
雨堤 瑠火:「んで、灰慈はテンション低っくいなー」
阿紫南灰慈:「いやちょっと色々あって……」
宗像かなめ:「ハイジさんというのですね」
阿紫南灰慈:「あー、そう。W高」
阿紫南灰慈:「カ・イ・ジ!」
雨堤 瑠火:「お前にある色々ってあんまし想像つかねーよ」
天生茶一:「おー」両手のピースでWを作っている。
さるびあ:「あひょっ」こっちがビビる。
宗像かなめ:「あら」頬に手を当てる。「すみません……お恥ずかしい」
天生茶一:「ガッコ、文化祭準備とかで忙しッスからね」
宗像かなめ:「カイジさんですね。W高、の、カイジさん」
雨堤 瑠火:「デカくて顔こえーけど、そこまで怖くはないよ」
阿紫南灰慈:「あ、いや、アメさんがいっつも間違うのが悪いんで……アンタは悪くないっす。ええと……」どう呼べばいいのか測りかねている
天生茶一:「ははー。座高ですら目線チケーッスからね。タッパでけー」
宗像かなめ:「飴さん……」瞬き。モッズコートの男性をちらりと見て。このひとかな、話の流れからして?と推測をする。
天生茶一:「あ、バチった。じゃあレディーファーストで自己紹介ドーゾ」
天生茶一:宗像さんに手をひらひら
宗像かなめ:「あら」首を傾げ。さるびあさん、くちなしさん、自分。「わたしですね」
雨堤 瑠火:(すでにファーストじゃなくね?)
さるびあ:「あへっ……へあっ…」オペレーターの二人は店の奥で待機している。
宗像かなめ:「宗像かなめといいます。ええと。《マロットロット》とUGNさんには記載してあると思います」
宗像かなめ:「ときどきお手伝いをしているような身で。ちょうどこちらへ来ていたので、うかがった形ですね」
阿紫南灰慈:(なんかこいつのノリどこかで……)このみに馴れ馴れしくしていた男を思い出し若干表情が険しくなる
宗像かなめ:「あ、学生ではありません」付け加えて微笑む。
天生茶一:「……?」ヘラヘラと笑っている。剣呑な反応を向けられるのは日常茶飯事。
天生茶一:「お、大人のヨユーだ」
宗像かなめ:「まあ」嬉しそうにする。
宗像かなめ:「あとはあなた…飴さん、のかたかな」
阿紫南灰慈:「宗像さんっすね。よろしくっす」元ヤンの性なのか、基本目上には敬語だ
天生茶一:「よろしくッス」
宗像かなめ:「あら……はい、よろしくお願いしますね」ぎこちなく礼。
雨堤 瑠火:「アメでーす」コーラ飴を投げて口に放り込む。
宗像かなめ:「わあ、上手!」それを見て感激する。
天生茶一:「え、ガチネームで飴なんスか?」
さるびあ:「あっ、雨堤さんです~」
雨堤 瑠火:「というかアメとかいうからアメになっちまうじゃん」
阿紫南灰慈:「人のせいにしないでくださいよ…」
雨堤 瑠火:「雨堤瑠火。レインのアメね、堤は堤防のツツミ」
天生茶一:「あー、レイニー」
雨堤 瑠火:「キャンディーの包み紙じゃねえから」
宗像かなめ:「雨の堤防。きれいなお名前ですね」
天生茶一:「フゼーがあるっスね」
雨堤 瑠火:「大学生でーす」
雨堤 瑠火:「名前の風情っていわれも生まれつきだからなあ」
宗像かなめ:見えない雨に触れるように指を動かして。「学生さんばかりだわ」
雨堤 瑠火:「コードは”惑星の見る夢”」
宗像かなめ:「あら、そちらは生まれつきではない……と思うけれど、きれい」
雨堤 瑠火:「よろしくな」
天生茶一:「いっスね、規模デカくて」
阿紫南灰慈:「アメさんはここの古株で、オレも前からお世話になってるんです」
天生茶一:「しゃッス。よろしくス」
雨堤 瑠火:「規模っていうかあれな化石とか好きなんでね」
雨堤 瑠火:「そういう感じの雰囲気でつけた」
阿紫南灰慈:「見た目はいい加減そうで……実際いい加減ですけど」
阿紫南灰慈:「意外とちゃんとしてるところもあるんで」
雨堤 瑠火:「意外というなや」
天生茶一:「正直~」カカッと笑う。
雨堤 瑠火:「花屋の手伝いしてる灰慈の姿のほうが意外とに該当するわ」
天生茶一:「マジスか。花屋に潜入?」
雨堤 瑠火:「百人にきいたら100:0だよ」
宗像かなめ:「お花屋さん!」花は好き。嬉しい。
阿紫南灰慈:「いや、家業で……」憮然とした表情
雨堤 瑠火:「実家が花屋なんだよ」
天生茶一:「親孝行じゃんスか!いいスね~」
宗像かなめ:「素敵ですね。お花はわたしも好きです」にこにことする。
雨堤 瑠火:「ひまわりが鉢植えサイズに見えるからな」
阿紫南灰慈:「そんなんじゃねえけど……あー、改めて。阿紫南灰慈ッス」
天生茶一:「宗像さんが花好きはイメージ通りスね~」
宗像かなめ:「阿紫南くんですね」
さるびあ:「うあっあ」
さるびあ:「こっ今回は、この四人で、"グレイランダム"調査をしていただきますっので…」
宗像かなめ:「さるびあさん!」支部で最初に会ったので勝手に親しみを抱いている。「ありがとうございます」
宗像かなめ:「……"グレイランダム"?」
さるびあ:「あっうひ…いえっ…お礼を言われるほどのことでは…」目を逸らす。
天生茶一:「さるびあさんがフォローてことスね。よろしくス」
雨堤 瑠火:ココアシガレットを一つ口に入れてバリボリとかみ砕く。
雨堤 瑠火:「フッ」
天生茶一:「ダンディ」
雨堤 瑠火:吐き出された白い靄が人の形になる。
宗像かなめ:「煙草を食べて……?」驚く。
宗像かなめ:「あら」人の形に気づく。
雨堤 瑠火:「ココアシガレット知らないの?お菓子だよ」
阿紫南灰慈:「アメさん煙草苦手っすもんね」
天生茶一:「あ、これスよ宗像さん」並んでいるパッケージを取り出す。
宗像かなめ:「お菓子なんですか。煙草もヨーグルトも違うものだなんて……」
宗像かなめ:「どれが本物なのか迷ってしまいます」
雨堤 瑠火:靄が女性の形になったり男の形になったり子供の形になったりグニャグニャと変化する。
天生茶一:「おー、器用ッスね」
雨堤 瑠火:「グレイランダムっつーのは擬態できるんだと」
雨堤 瑠火:「イミテーションの菓子みたいなもんだなあ。そういえば」
天生茶一:「擬態ッスかー……」
天生茶一:「つーと、ココアシガレットに混ざったタバコみたいな?」
宗像かなめ:白い靄を、見知らぬ演目のように眺めている。
阿紫南灰慈:(もし混ざってたらガチでキレそうだな……)
雨堤 瑠火:「もっと精巧なんだっけ?」
雨堤 瑠火:「見分けつかねえくらいに?」
天生茶一:「うへ、そうなんスか?」
天生茶一:「嫌すぎ」
さるびあ:「あっはっはっ、はい」コクコクと頷く。
さるびあ:「見分けつかないくらい、完璧な擬態を遂げることが可能…と、そういう情報が…」
さるびあ:「きているます。詳細は調査中」
天生茶一:「なーるなーる」
天生茶一:「それをこっちでも精査するってーワケッスね」
宗像かなめ:白い靄に手をこっそり伸ばしている。触れられるか気になってしまった。
阿紫南灰慈:「つっても見分けがつかないんじゃあ、捕まえようにも色々大変なんじゃないすか」
雨堤 瑠火:蜃気楼なので素通りします
宗像かなめ:すり抜けて大きく瞬き。
宗像かなめ:「おばけみたいですね」
阿紫南灰慈:「一般人に手出したら不味いんでしょこの仕事」
さるびあ:「おひっ…物騒…」こっちがビビる。
天生茶一:「おっ、ケッコーヤン寄りの口調?」
雨堤 瑠火:「その顔でカタギいうなや」
阿紫南灰慈:「素顔は割れてないんすか?四六時中擬態してるわけでもねーだろうし……」
阿紫南灰慈:「顔は関係ねーだろ」
雨堤 瑠火:「いーやあるね、たとえば宗像さんがカタギっていえばアレだ」
宗像かなめ:「かたぎ……」
宗像かなめ:よく分かっていないので、困ったように微笑んでいる。
雨堤 瑠火:「それとなく雰囲気でるだろ?ノワール映画的なさぁ」
雨堤 瑠火:「お前が素で言うと子供泣いちゃうじゃん」
阿紫南灰慈:「あ~……」想像している
天生茶一:「確かに雰囲気バシっと決まってッスねぇ」
くちなし:「…素顔は割れていません」さるびあの隣から顔を覗かせる。
くちなし:「四六時中擬態している、ようです。しなければならない、と考えてもいいかもしれません」
阿紫南灰慈:「いや……んなことないスけど」泣かれたことはある
天生茶一:「お、真面目そうな人。ふんふん?」
宗像かなめ:「くちなしさん。……む、それなら、見分けはできないということなのかな」
雨堤 瑠火:「いや、何にでも擬態できるって話じゃないんだってよ」
天生茶一:「擬態がレネゲイドによるものなら、その辺から詰めてみんのも手スけどね」
天生茶一:「おぉ?」
雨堤 瑠火:「見本が要るんだってさ」
宗像かなめ:「……いないひとにはなれない?」
雨堤 瑠火:「そう、”誰にでも”は化けられるけど”何にでも”じゃない」
天生茶一:「おぉー」
阿紫南灰慈:「迷惑な話っすね…」
天生茶一:「つってと、元になる"誰か"が要るわけッスね」
天生茶一:「そゆことなら、俺もちょい心当たりあるかもス」
宗像かなめ:「すごい。優秀ですね」
天生茶一:「へへ。あざス」
天生茶一:「クラスでドッペルゲンガー流行ってたんで。なんか糸口にはなるかもス」
宗像かなめ:「流行って……?」
阿紫南灰慈:(随分都合が良いな……最初からそれ狙いの潜入か……?)
阿紫南灰慈:覚醒時のゴタゴタの影響か、正規エージェントにはつい警戒心を持ってしまう
天生茶一:「ッス。友人が覚えのねー目撃されてるとかで。そのへん報告するつもりした」
天生茶一:チラ、と向けられた警戒に目線を返して、意味深に微笑む。笑顔は大事だと聞いた。
さるびあ:「はっふあ」何故かこっちが絶望的な顔をする。
宗像かなめ:「ああ、知っている人に擬態している、ということもあり得るんですね」
天生茶一:「ス」
阿紫南灰慈:「……」底の知れない笑みに、さらに警戒を強めた。
天生茶一:「俺から提供できるのはそれぐらいスね。あと無ければ、一旦動きながら調べるッスか?」
さるびあ:「ドッペル…おっ覚えのね…ってことは、あの」
雨堤 瑠火:「そうだなー、いきなり当たりを引くのは偶然にしちゃ」
さるびあ:「知らない自分が誰かに目撃されてる、ってことで、いい…よね?」
雨堤 瑠火:「やべー感じがしないでもねーけどさ」
天生茶一:「そゆやつッス!本人覚えてねーけど、他のクラスメイトが会話してるとかで~」
さるびあ:「ふん…あっあの、じゃ、こっちでも調査回すので…報告もらうけど…あっ先に」
さるびあ:「名前…教えてもらえるっか、かな。W高だよね」
阿紫南灰慈:「あ、そっか。ダチってうちの学校の奴か」ハッとして
阿紫南灰慈:「……転校してすぐ友達できたのか………」
雨堤 瑠火:「そこに反応すんなよ~」
天生茶一:「ッス!まぁ気のいいヤツなんで、俺としても俄然やる気ッスよ!」
雨堤 瑠火:「でもあれだっけ、揉め事起こして素性が発覚したのは」
宗像かなめ:学生さんは元気がいいな、と微笑ましく見ている。
雨堤 瑠火:「不良グループって話だったよね」
天生茶一:「シナカイも、多分知り合ったらすぐ仲良くなれるんで!」
天生茶一:「それ、前のグレイランダムの擬態先ってヤツッスか?だいぶタイプ違うッスねー」
阿紫南灰慈:(シナ……カイ……???)
くちなし:「ええ。家出少年の集まりに潜んでいたようですね。身元を詳しく聞かれず、都合が良かったのでしょう」
天生茶一:アシナカイジ。シナカイである。
雨堤 瑠火:「間を置かずに誰かに擬態する必要があるなら、そのグループの知り合いを経由するだろうし」
雨堤 瑠火:「年齢的には高校生って線はアリかもな」
さるびあ:「あっあっあっ」
天生茶一:「ふんふん。こっちは不良とはちょい遠いスね。文化祭の準備委員とかもしてる、オルカっつーやつなんですけど………」
さるびあ:「なま…名前……」天生くんに消え失せそうな声で言う。
天生茶一:「あ、本名は正司薫ッス」
阿紫南灰慈:「………えっ」
天生茶一:忘れてないアピールでさるびあにピースを向ける
宗像かなめ:「あら。共通のお友達でしたか?」
天生茶一:「お?」
さるびあ:「へあっ…あひ…」キョドりながらコクコクと頷く。
天生茶一:「なに、知り合い?」
雨堤 瑠火:「えっって何だ?知ってんの?」
阿紫南灰慈:「あ、いや……」
阿紫南灰慈:「オレの知り合いってわけじゃなくて。その……」
宗像かなめ:学生はだいたいがお友達どうしだと思っている。
阿紫南灰慈:「オレの……」苦虫を噛み殺したような顔で「友達の……友達……ッス。たぶん」
天生茶一:「なんかめっちゃ葛藤してるスね」
宗像かなめ:(それってお友達ではないのね)と首を傾げる。
阿紫南灰慈:「そいつ、文化祭実行委員やってたりする?」天生くんへ
雨堤 瑠火:「…あー…」
天生茶一:「してッスよ。塾も部活もやってんで、アリバイはバッチリ!」質問の意図を履き違える
阿紫南灰慈:「やっぱアイツか……」
阿紫南灰慈:「んじゃあ、とりあえずそいつの身柄押さえれば良いんスね」急に張り切りだす
さるびあ:「あっえへ……急にイキイキしはじめたね…??」
天生茶一:「おぉー?」なんか急に張り切りだしたなと思ってます。「ッスね。つっても擬態してる方スけど」
雨堤 瑠火:「いきなり、結論はえーな!」
雨堤 瑠火:「まだわかんねーから」
宗像かなめ:「身柄を……?間違えてしまったら大変なのでは…?」
天生茶一:「ス、なんでまずは調査スね」
天生茶一:「顔知ってる俺らがカナメッスね。頑張ろーぜシナカイ」ぐー、と拳を突き出します。
雨堤 瑠火:「そんなの見間違いとか噂かもしれないんだからさ」
宗像かなめ:「あまり乱暴なのはよくないと思います」うなずく。
阿紫南灰慈:「う……そう、すか……まあそうすね……」
雨堤 瑠火:「そうそう」
宗像かなめ:うむうむとしている。
阿紫南灰慈:「なら、正司薫の動向に目を光らせつつ」
阿紫南灰慈:「最大限!警戒しつつ!……調査を進める」
阿紫南灰慈:「そういうことっすね。了解っす」
さるびあ:「おっ…おお……?」その様子を覗き込んでいる。
雨堤 瑠火:「まあ…うん」
GM:シーンを終了します。
GM:ロイスの取得や感情変更、購入が可能だよ~
阿紫南灰慈:天生くんに取ろ~
宗像かなめ:雨堤さんに取ろうかな。 〇尊敬/隔意。尊敬は駄菓子に詳しいということについて。
天生茶一:宗像さんにとっておこ~
宗像かなめ:駄菓子マスターかもしれない…そんな尊敬があります
天生茶一:「宗像かなめ ○P信用/N心配」 信用は尊敬してる先輩みたいに、暴力以外の解決策を提示するということで。
雨堤 瑠火:阿紫南灰慈/デカいイカツいでも良いヤツだよ〇/何か挙動おかしくない?/ロイス
阿紫南灰慈:天生茶一 驚嘆/警戒○ で取得
天生茶一:オー…フレンドリー…
天生茶一:購入は~ きぐるみ狙ってみよう
天生茶一:1dx+1>=14
DoubleCross : (1DX10+1>=14) → 10[10]+4[4]+1 → 15 → 成功
天生茶一:買えてる!
GM:すご!
宗像かなめ:そうだな 手当でも買うか
天生茶一:駄菓子屋のマスコットになります
宗像かなめ:すご
阿紫南灰慈:獣化したら脱げちゃうけどボデマいっとくか
宗像かなめ:3DX+0+0@10>=8 調達
DoubleCross : (3DX10>=8) → 10[2,6,10]+2[2] → 12 → 成功
宗像かなめ:かえました!
阿紫南灰慈:1dx+1>=12
DoubleCross : (1DX10+1>=12) → 5[5]+1 → 6 → 失敗
阿紫南灰慈:ダメ!以上!
雨堤 瑠火:うーん 盾だな
雨堤 瑠火:ジュラルミンシールド
雨堤 瑠火:1dx>=12
DoubleCross : (1DX10>=12) → 10[10]+6[6] → 16 → 成功
天生茶一:すご
雨堤 瑠火:買えちゃった
GM:エエ~ッ
天生茶一:この駄菓子屋品揃えいいな
GM:支部だからな…
天生茶一:そういえばそう
宗像かなめ:やったぜ
GM:ではこのシーンはこれで以上だよ~!
◆Middle03◆
GM:次のシーン!情報収集シーンになります。
GM:シーンプレイヤーは宗像さん。登場したい人は侵蝕率を上げて登場してね
宗像かなめ:宗像かなめの侵蝕率を1d10(→ 1)増加 (38 → 39)
天生茶一:天生茶一の侵蝕率を1d10(→ 10)増加 (49 → 59)
宗像かなめ:落ち着いた大人ですわ
天生茶一:ぎゃあ
GM:明暗
天生茶一:わんぱくこぞうです
阿紫南灰慈:阿紫南灰慈の侵蝕率を1D10(→ 7)増加 (59 → 66)
阿紫南灰慈:ずっと高いなあ
雨堤 瑠火:雨堤瑠火の侵蝕率を1D10(→ 8)増加 (48 → 56)
GM:では情報項目を出しますよ~
・花光このみについて 〈情報:噂話〉〈情報:UGN〉難易度6
・正司薫について 〈情報:噂話〉〈情報:UGN〉難易度7
・グレイランダムについて 〈情報:UGN〉〈情報:裏社会〉難易度8
・夕暮れのオバケについて 〈情報:ウェブ〉〈情報:噂話〉〈情報:UGN〉難易度7
GM:この4つ!好きなのを選んで調べてみてね
宗像かなめ:おお!ちょうど!「夕暮れのオバケについて」したいです
天生茶一:それぞれOPのがちょうどいいかもしれませんね!
天生茶一:オルカいくか
阿紫南灰慈:まあアイツのことならだいたい分かるからな…
GM:頑張れ 灰慈
宗像かなめ:幼馴染の余裕だ
天生茶一:おやおや
宗像かなめ:では、・夕暮れのオバケについてを〈情報:噂話〉でしらべようかな。
阿紫南灰慈:花光このみについて 〈情報:噂話〉で振ります
天生茶一:正司薫について。コネ幹部を使って情報UGNで振ります
天生茶一:3dx+1>=7
DoubleCross : (3DX10+1>=7) → 5[4,5,5]+1 → 6 → 失敗
GM:天生くん!
天生茶一:待ってくれ先輩!お金払います
天生茶一:天生茶一の財産Pを1(→ 1)減少 (1 → 0)
宗像かなめ:3DX+1+0@10>=7 情報:噂話
DoubleCross : (3DX10+1>=7) → 9[2,6,9]+1 → 10 → 成功
阿紫南灰慈:コネ使用 ダイス+2
宗像かなめ:よしよし
阿紫南灰慈:4dx+1>=6
DoubleCross : (4DX10+1>=6) → 5[1,3,4,5]+1 → 6 → 成功
阿紫南灰慈:ギリギリ!
雨堤 瑠火:じゃあ・グレイランダムについて 情報収集チームカスタムダブルスパイでダイス+1個達成値+2
宗像かなめ:すごい
天生茶一:情報の集め方がかっこいい
GM:いっぱいある!
雨堤 瑠火:UGNで
雨堤 瑠火:2dx+3>=8
DoubleCross : (2DX10+3>=8) → 10[5,10]+4[4]+3 → 17 → 成功
GM:しかも回っとる!
宗像かなめ:もうこれ
阿紫南灰慈:すごいぜ
宗像かなめ:雨堤くんに化けてるだろ
GM:自供!?
宗像かなめ:私たちが会ったのは…まさか
阿紫南灰慈:嘘だろアメさん…!
雨堤 瑠火:ごめん遅刻してきた
雨堤 瑠火:何の話だっけ
GM:こ こんな場所にいられるか!
雨堤 瑠火:自己紹介する?
GM:俺は部屋に戻らせてもらう!
GM:では全員成功ですので 順に開示していくよ~
天生茶一:わーい
・花光このみについて 〈情報:噂話〉〈情報:UGN〉難易度6
阿紫南灰慈と同い年で、幼馴染の少女。
中学時代は「無敵のオミツ」の異名で知られ、暴走族に名を連ねるコテコテの不良だった。
同級生の大場ゆかりから熱心な説得を受けて族抜けを決意し、現在は品行方正な心優しい女子高生を目指している。
文化祭の実行委員に選出されたことで、努力が周囲に認められたと内心大喜びしているようだ。
実行委員では、正司薫という男子生徒とともに体育館ステージの運営を担当している。
・正司薫について 〈情報:噂話〉〈情報:UGN〉難易度7
天生茶一のクラスメイト。学業やスポーツをそつなくこなし、クラスの誰とも分け隔てなく接する人気者。
放課後はテニス部の活動と塾通いを両立させるなど、忙しない日々を送っている。
最近は文化祭の実行委員にも選出され、花光このみという女子生徒とともに体育館ステージの運営を担当している。
どうやら花光このみに特別な思いを抱いているらしい。
また周囲に隠しているが、厳格な家庭に育っている。優等生ぶりや多忙さはその表れのようだ。
GM:この項目を開示したことで、次のシーン以降、トリガーシーンが発生します。
GM:天生くんが、正司薫と夜の街で遭遇するイベントですね。
・グレイランダムについて 〈情報:UGN〉〈情報:裏社会〉難易度8
FHセル"ドルク"に製造されたレネゲイドビーイング。創作物の狼を起源としている。
人間関係を破綻させる工作活動を行うために製造され、擬態能力と催眠能力を所持している。
セルがUGNに制圧されるより以前に脱走し、長らく身元不明だった。
X市の不良グループに溶け込んで身を隠していたが、擬態に気付かれそうになって傷害事件を引き起こし、UGNに存在を捕捉された。再び逃亡し、現在はW市に潜伏している。
エグザイルのエネミーエフェクト《究極擬態》を所持しており、他人に完全になりすますことができる。
正体を見破ろうとする場合は、特定の情報を入手した後、〈知覚〉で対決を行う必要がある。
また、変身した状態のグレイランダムを戦闘不能にすると、必ず《究極擬態》が解除される。
GM:補足ですが、正体を見破るために必要な特定の情報というのは、そのまま「グレイランダムの正体に関する情報」ですね
GM:変身したグレイランダムを戦闘不能にして解除させるか、正体を特定した状態で判定しないと見破れないぞ~という感じです
GM:また、新しい情報項目・FHセル"ドルク"について 〈情報:UGN〉〈情報:裏社会〉難易度10 が追加され、次のシーン以降調査できるようになります。
・夕暮れのオバケについて 〈情報:ウェブ〉〈情報:噂話〉〈情報:UGN〉難易度7
宗像かなめが遭遇した少年。正司薫と全く同じ顔立ちをしている。
W市内で目撃されており、彼に遭遇した民間人は、こぞって奇妙な体験をしているという。
内容は「気付いたら別の場所に居たがその間の記憶がない。ただ、楽しく過ごした印象を抱いている」というようなもの。
オルクスのエネミーエフェクト《ブレインジャック》、ソラリスのイージーエフェクト《竹馬の友》を利用し、対象の認識に干渉し行動を操作しているようだ。ただし、実害は特にない。
単なるイタズラか、もしくは善意で行動しているようだ。
GM:情報は以上です!
GM:では、このシーンでは、以上の情報を共有する描写を行っていきましょう~
GM:W市。夕方。バーガーチェーン『カムカムバーガー』。
GM:この地域で主に展開されてるチェーンのハンバーガーショップで、地元の学生が放課後を過ごしている時間がよく見かけられる。
GM:そこまで可愛くないマスコットキャラクターが彩る店内。
GM:片隅に、キミ達は集合していました。
宗像かなめ:駄菓子屋と同様、きょろきょろとしている。壁面のメニューを興味深そうに眺めたり、店員の様子を観察したり。
雨堤 瑠火:「四角あんこパイ?白と黒があるのか」
宗像かなめ:「パイもあるんですね」
天生茶一:「宗像さん、こゆとこ初めて?なんか適当に頼んどく?」ナンパみたいになっている。
宗像かなめ:「はい、初めてです。興味はあったんですけど……」
阿紫南灰慈:「何だこの会話……」
天生茶一:「あ、いまラッキーセットおにぎりさんなんだ。俺これにしよ」教育番組のマスコット。おにぎりの形をしている。
雨堤 瑠火:「カムカムバーガーデラックスと…うーんカムカムっていったらフロートだな」
天生茶一:シンプルなチーズバーガーのセット。ボタンを押すとおにぎりの腕が動くおもちゃ。
宗像かなめ:「玩具まで!」
雨堤 瑠火:「あ、でも甘辛チキンバーガー旨いんだよなあ」
天生茶一:「パン太くんもあるスよ」
阿紫南灰慈:「どっちも頼めばいいじゃないすか。余ったらオレ食いますよ」既にビックカムバーガーをセットで頼んでいる。
宗像かなめ:「まあ……」いろいろあり、迷う。
宗像かなめ:「まあ」阿紫南くんの言葉に。
雨堤 瑠火:「ポテトはデカいのでシェアしようぜ」
天生茶一:「じゃあ宗像さんこっちのてりやきどうスか。雨堤さんともかぶんねース」
雨堤 瑠火:「じゃデラックスにコーヒーフロート」
雨堤 瑠火:「あと甘辛チキンバーガーね」
宗像かなめ:「てりやき、では、それにします」
宗像かなめ:メニューとにらめっこしつつみんなの言葉を聞いている。
雨堤 瑠火:「バケツポテトひとつ」
天生茶一:「ムショーに食いたくなるんスよね。てりやき」
天生茶一:「はいはい。じゃあまとめて持ってきますんで席お願いします」
天生茶一:少し遅れて人数分のトレイを持ち運ぶ。
雨堤 瑠火:「さんきゅー」
天生茶一:バケツポテトだけテーブルの真ん中。
天生茶一:「いえいえー」
宗像かなめ:大量のポテトを興味深そうに見ている。
雨堤 瑠火:フロートのクリームとドリンクの境目のガリっとした凍った部分をスプーンで先に食べる
阿紫南灰慈:「どーも」
天生茶一:ポテトが有るのでサイドメニューはナゲットに変更した。
天生茶一:「うぃうぃ。宗像さんコレね。手拭くやつもとってきた」
宗像かなめ:「ありがとうございます」受け取る。
雨堤 瑠火:「ポテトはそのままでもいいけど…こっちのフレーバーソルトつけても旨いよ」
天生茶一:「ス」
宗像かなめ:「そんなものが……」
雨堤 瑠火:コンソメソルト、チリソルト、ノリ塩
天生茶一:「塩こっち出すスね」ナゲットの蓋をちぎって即席の皿にする。
宗像かなめ:「あ、味が変わります。辛くなりました」
阿紫南灰慈:「オレはそのまま派っす」バケツポテトを大きな手でガサッとつかんでまとめて口に運ぶ
天生茶一:「豪快~」
宗像かなめ:食べっぷりにびっくりする。すごい。
天生茶一:チーズバーガーからはみ出したピクルスを先につまんで食べてる。
天生茶一:「それじゃ誰から……あ、宗像さんは食べながら仕事の話とかぎょーぎ悪いと思うタイプ?」
宗像かなめ:小さくひとくちずつバーガーを食べている。
宗像かなめ:「あ、いえ……大丈夫ですよ」
雨堤 瑠火:デラックスバーガーを齧る。
宗像かなめ:「聞きたいです。阿紫南くんや天生くんのお友達の話もありましたものね」
阿紫南灰慈:「カムバで顔つき合わせて黙々と食ってる方が気色悪いだろ」
天生茶一:「そんなもんスかね?」一人で食べに入ることが多い。
宗像かなめ:(そうなんだ……!)それがバーガー店の作法なのだろうか。
天生茶一:「じゃあ良いか。んじゃー、そのまま……は、まだ口ん中いっぱいそうなんで、ゆっくり食べてていいスよ」
天生茶一:「雨堤さんから報告の手本お願いできるス?」
雨堤 瑠火:「まあ、学生向けだよな。っと俺か」
阿紫南灰慈:(アメさんからなんだ……)ちょっと不満げ
天生茶一:「ッス」
天生茶一:「例の、グレイランダムッスよね?」二本ずつポテトをかじっている。
雨堤 瑠火:「グレイランダムってのは”ドルク”セルで製造されたレネゲイドビーイングだ」
宗像かなめ:やっとピクルスに行き当たりながら、雨堤くんの話を聞いている。
阿紫南灰慈:「レネゲイドビーイング……」
天生茶一:「レネビッスか。じゃあケッコーなんでもありスよね」
雨堤 瑠火:「オリジンはレジェンド…かな。物語の狼。悪役の狼を起源にしてる」
雨堤 瑠火:「俺は、好きだけどな狼。間抜けで憎めないヤツ多いしさ」
天生茶一:「赤ずきんでも結構おちゃめな作戦するスよね」
雨堤 瑠火:「ま、でも悪役って設定にされがちだよ狼とか狐はね」
宗像かなめ:咀嚼して。「グリムやペローもそうですよね」微笑む。
雨堤 瑠火:「化けて騙してってやつ」
天生茶一:「たーしかに」
雨堤 瑠火:「人間関係を破綻させる工作員としちゃコンセプトは悪くないんじゃねーかな」
阿紫南灰慈:「なんだってそんな傍迷惑なもん作ったんだよ……」
雨堤 瑠火:「まあ、つってもセルから逃走してるんだから」
雨堤 瑠火:「そこまで本人がノリノリだったのかはわからんね」
雨堤 瑠火:「さっきも言ったように潜伏して行方不明だったけど…これバレそうになったからかな」
雨堤 瑠火:「不良グループで傷害事件を起こして再度逃走した」
天生茶一:「おぉー……工作員を見破ったんスか。すごいスね」
雨堤 瑠火:「どうだろ、友人関係なら」
雨堤 瑠火:「違和感に気づくヤツもいたかもしれねーな。よく観察すりゃ見分けつくのかもな」
天生茶一:「言えてるスね。でもいい情報スよね。知ってりゃ違和感はあるってことスから」
宗像かなめ:「……それって、元の、真似された人は」
天生茶一:ポテトの味変をしてる。
雨堤 瑠火:「セルの資料からエグザイルが入ってるのは確かだ」
宗像かなめ:「同じようにそこにいるのかしら……?」
雨堤 瑠火:「鉢合わせしたのかもな本人とそいつが、わかんねーけど」
天生茶一:「あー。そういう可能性スか」
宗像かなめ:「ほら、天生くんが言っていた子を思い出して」
雨堤 瑠火:「ま、下調べしたうえで大人しく…まあ力づくでになるかもだけど。させりゃ擬態は解けそうかもな」
天生茶一:「ふんふん」
宗像かなめ:「同じ街に同じ顔がふたりいてしまったら、見つかってしまいそうです」
雨堤 瑠火:「ま、かいつまんで言うとそのくらいだなあ」
阿紫南灰慈:「あー、確かに正司薫も本人には自覚ない……今のところ、偽物と会ったことはないってことか」
天生茶一:「手法としてはありスね。いざという時になるでしょーけど」
雨堤 瑠火:「小さい町でも同じ顔で一方が逃げてりゃ」
雨堤 瑠火:「同じ場所に来る可能性は低そうだけど」
雨堤 瑠火:「どうなのかなあ」
天生茶一:「スねー。ちなみに一応、こーいう顔のやつッス」SNSの投稿から保存した画像を表示する。
阿紫南灰慈:「……」鋭い視線でスマホの画面を睨む
宗像かなめ:ほう、と話を聞いて、スマホを覗き込みます。
天生茶一:「一応、見かけたら注意してもらってー……?」
天生茶一:視力悪いのかな、とスススと阿紫南くんが見やすいように移動させる。
雨堤 瑠火:「オッケー」甘辛チキンバーガーに手を伸ばす
宗像かなめ:スススと追いかけます。「……あら?」
天生茶一:「どうかしたスか?」
宗像かなめ:「わたし、この子と会いました」
天生茶一:「マジスか?」
雨堤 瑠火:「へえ」
宗像かなめ:「はい。あんまり自分の話をしなくって、ちょっと寂しそうな子ですよね」
雨堤 瑠火:「見かけた、じゃなくて会ったなんだ」
雨堤 瑠火:「話したって事?」
天生茶一:「んー?」
阿紫南灰慈:「こいつ……女なら誰でもいいのか……?」紙コップを握りつぶす
天生茶一:「でも、オルカはけっこー自分のこと話すッスよ?」
宗像かなめ:「ええ。……でも、わたし、支部にいる子かと思っていたんです」
宗像かなめ:「オーヴァードのようだったので……」
天生茶一:「おぉー?」
宗像かなめ:写真の笑顔を見る。こんなふうに笑っていたか、違う気がする。初対面の自分には違うだけかも。
天生茶一:「そうなんスか?もしそうなら、性格がカヴァーってこともあるかもスけど……」
雨堤 瑠火:「灰慈~?灰慈さーん?」
阿紫南灰慈:「……や、どうすかね」アメさんの声にハッとして
天生茶一:「むしろビンゴかもスね。シナカイも友友達ってことなら話した印象とかどースか?」
雨堤 瑠火:「目つきヤバいよ~、あとコップ握りつぶすなよ。周りの人ビビるだろ」
阿紫南灰慈:「……ッス」
宗像かなめ:「まあ、すごい力」ぐしゃっとなった紙コップに気づいた。
阿紫南灰慈:「あ?印象?」天生の方を向いて
天生茶一:「そそ、インショー」
阿紫南灰慈:「最悪に決まってんだろ」
天生茶一:「なんで……?」素の声
宗像かなめ:「そうなの?」
阿紫南灰慈:「……あ、いや、そうじゃなくて」
天生茶一:「うん」
宗像かなめ:「その子は、でも、名前は教えてくれなかったんですよね……自分はおばけだよ、なんて言ってましたし」
阿紫南灰慈:「あー、オレも直接話したことはなくて、話してんのを遠くから見ただけだから。詳しいことはわかんねーんだけど」
雨堤 瑠火:「それで印象最悪になるのおかしくね?」
宗像かなめ:「そんなに『ワル』だったんでしょうか」リーゼントや窓ガラスを割る学生を想像している。
雨堤 瑠火:「何?通りすがりのお婆ちゃんでも殴ってたの?」
宗像かなめ:「悪いですね」
天生茶一:「極悪スね」
天生茶一:「もしやそっちがドッペル的な……つっても、俺の聞いた話だと、もう一人のオルカもむしろ印象は良かったんスけどねー」
天生茶一:「『話した記憶は飛んだけど、悪い気じゃなかったー』、つって。なんかのレネゲイドの作用じゃねーかとはおもうス」
阿紫南灰慈:「いや、チャラいだけでそんな悪そうには……いやでもああいう奴ほどモノにしたら豹変するっていうしな……」悶々としている
宗像かなめ:「……それも、わたし覚えてます!」
天生茶一:「なんでそこまで悩んでんの……?」
天生茶一:「おぉ!」
天生茶一:「なんかあったんス?」
雨堤 瑠火:「どうしたんだよ、灰慈。なんか悪いものでも食べたか?」
宗像かなめ:「その子が、わたしに何かしてあげたいねと言ってくれて、そのときにレネゲイドの気配がしたんです」
阿紫南灰慈:「店ん中でそれ言うの失礼っすよアメさん……」
宗像かなめ:「そんなに濃いものではなくて。たぶん、ソラリスかな」
天生茶一:「なんかって、攻撃的なやつスか?」
宗像かなめ:「ううん。たぶん、ちょっと気持ちの向きを変えてくれるような……そういう力を使うひとがいるでしょう?」
宗像かなめ:「その類だと思います。悪意とかは感じませんでしたが」
天生茶一:「あー……あるスね。会った覚えもあるス」以前関わった事件の話。
宗像かなめ:「ただ、そういうことをする男の子とあったという話を、この街でも何度か聞いて、気になってはいたんです」
雨堤 瑠火:「店でコップ握りつぶす奴に言われたくねー」
宗像かなめ:「おふたりのお友達のオルカくん、は、支部のオーヴァードではないんですよね?」
天生茶一:「スね」
宗像かなめ:阿紫南くんの潰した紙コップを興味深そうに手にして、紙細工のように手で転がしている。
宗像かなめ:指で伸ばしているが戻らない。
阿紫南灰慈:「高校入った子辺りからここの支部に世話になってるすけど、少なくともオレは聞いたことないっすね」
阿紫南灰慈:「アメさんは知ってます?」
GM:そもそも正司薫がオーヴァードであるという情報すら聞いたことがないはずです。
雨堤 瑠火:「聞いたことねーかな」
天生茶一:「スか。聞いた話だと、勉強もテニスも頑張ってるし、放課後は塾みたいスからねー」
宗像かなめ:「わたしが会ったのは、夕方の公園なんですよね……」
天生茶一:「あー。親の車での送迎なんで、寄ってる時間もなさそうスね」
宗像かなめ:それくらいの時間だろうか。公園の名前を言う。W市自然公園。町の中心から外れた場所だ。
阿紫南灰慈:「……ってことは、やっぱそいつが狼ってことじゃないすか?」
雨堤 瑠火:「逢魔が刻ってやつだ、たそがれどき。誰そ彼、そっくりオバケが出てもおかしくないな」
天生茶一:地図を表示して、公園の名前と塾を比較しておく。
天生茶一:「かもスね。オルカ自身はけっこーがんばり屋さんスよ。最近は実行委員会だそうですし」
天生茶一:「あ、でも最近は新しく仲良くなった子がいるみたいなんで……変化といえば、そのへん繋がりあるかもスね」
GM:そうですね、正司薫の生活圏内からは遠い場所だと判断しても構いません。
天生茶一:遠ー、と素直に感想
阿紫南灰慈:「……仲良く、なった……ね……」
GM:正司薫がわざわざ出向くには、少し不自然でしょう。
天生茶一:「あー、これは在校生のシナカイの方が知ってるかもスね。花光このみって女子なんスけど」
天生茶一:「なんか潜入の可能性とか………」
宗像かなめ:ふんふん、と聞いている。バーガーをちゃんと食べ終わり、ホットティーのマグを手にしている。
天生茶一:「えーと、外見どんなだっけ。ちょいまちね……」スイスイ、とスマホをスワイプしていく。
阿紫南灰慈:「…………」二杯目のコーラを持つ手がプルプル震えている
宗像かなめ:「阿紫南くん?」
阿紫南灰慈:「いや、いい。見せないで良いから。大丈夫」
天生茶一:「……なんかキレてね?いや、待って待って、もーちょっと手際良いからマジで!」
天生茶一:焦る。
阿紫南灰慈:「オレ、ソイツ、シッテル。コノミ、オレト、オサナナジミ」
雨堤 瑠火:「片言でしゃべんな」
天生茶一:「英語圏の方?」
宗像かなめ:「ど、どうしましたか……?」
天生茶一:「………ん?幼馴染て言った?」
雨堤 瑠火:「灰慈ィ、お前さ都合悪くなるとそういう面倒くせーことするよな!」
阿紫南灰慈:「んんっ……すんません……」咳払いして
宗像かなめ:「映画で見たことがあります。隣同士で、窓を通してお話したりするんですよね」
雨堤 瑠火:「面倒くせー理由それかよ」
天生茶一:「そうそう。んで朝起こしに来たりするんスよ」
宗像かなめ:「そう!素敵です」
阿紫南灰慈:「別に素敵じゃねーけど……」
阿紫南灰慈:「……あーそうだよ!このみはオレの幼馴染で、最近そいつと仲良……」
天生茶一:「………?」
阿紫南灰慈:「……言い寄られてるの!今日たまたま見かけて顔知ってたんだよ!」
宗像かなめ:「まあ」
天生茶一:「ありゃ」
雨堤 瑠火:「ちょっとお待ち」
宗像かなめ:(映画みたい……)と思ったが、口に出すのは失礼なのでしない。
宗像かなめ:「はい、お待ちます」
天生茶一:「右に同じ」
阿紫南灰慈:「う……なんすかアメさん」
雨堤 瑠火:「言い寄られてるってのは客観的に見て、か?それともお前の感想か?」
阿紫南灰慈:「それは……」
阿紫南灰慈:ゴミ捨て場での会話を思い出す。
正司薫:───『で?このみさん、そろそろ、彼氏いるかどうか教えてくれる気になった?』
正司薫:───『あっはは。冗談じゃないんだけどな~。はいはい』
正司薫:───『ん? えー、何、エスコートしよっか?』
GM:顔もけっこうマジっぽかった。キミには分かる。
阿紫南灰慈:「……客観的事実じゃねぇ―かッ!!!!」ドン!と机を叩く。
天生茶一:「顔険しくね?」
天生茶一:初動を感じてポテトを避難させた
雨堤 瑠火:「いきなりキレんな」
宗像かなめ:びっくりする。
雨堤 瑠火:「今日の灰慈はだいぶヤバい、話は50%くらいで聞いといたほうがいい」
雨堤 瑠火:「いい…が」
天生茶一:「マジスか」
宗像かなめ:「いつもは違うんですね」
雨堤 瑠火:「まあ、それでも一応考えてその結果キレてんだから」
雨堤 瑠火:「80%くらいは信用してもいい」
天生茶一:「参考にするス」
雨堤 瑠火:「いつもは、まあもっとちゃんとしてるよ」
阿紫南灰慈:「そこは100パー信じてくださいよ……」
阿紫南灰慈:「……ともかく」
宗像かなめ:「でも、阿紫南さんがいいひとなのはなんとなく分かりますよ」フォロー。
雨堤 瑠火:「いきなりドン!しなけりゃあな」
阿紫南灰慈:「……うす」ちょっと照れる
雨堤 瑠火:「お前はワンピース世界の住人かってーの」
天生茶一:「俺ら倒れるやつスか」支部の休憩室で読んだ
雨堤 瑠火:「でも結構マジなの?」
宗像かなめ:ワンピースとは……ひとつなぎの大秘宝を知らない。
阿紫南灰慈:「や、ワンピースは『ドン!!』なんで」真顔
雨堤 瑠火:「どうすんの?お前」
阿紫南灰慈:「どうするって……放っておけないでしょ」
宗像かなめ:「放って」
雨堤 瑠火:「……あー…ストップ、ちょいストップ」
阿紫南灰慈:「"グレイランダム"が正司薫に化けてるって言うなら、いつこのみが巻き込まれてもおかしくない」
宗像かなめ:「ん、んん?」
雨堤 瑠火:「ステイ、ちょい待ち」
阿紫南灰慈:「なんなんすか人を犬みたいに……」大人しく待つ
雨堤 瑠火:「宗像さんと天生はおいで」
宗像かなめ:「はい」よくわからないがにこにことうなずく。
天生茶一:「いでます」
宗像かなめ:「おいでました」
雨堤 瑠火:小声で
雨堤 瑠火:「どう思うね」
雨堤 瑠火:「幼馴染を危険から守る為だと言っとりますけどねヤツは」
天生茶一:「うス」
宗像かなめ:「はい」
宗像かなめ:「言っとりましたです」
雨堤 瑠火:「ま、それはそれだよ。嘘じゃないにしてだ」
>
宗像かなめ:「どうかしら……」
天生茶一:「どーなんスねぇ」
宗像かなめ:「男子高校生の天生くん、まずお聞きしたいです」
天生茶一:「おっ、代表スか」
雨堤 瑠火:「意見聞きたいね」
天生茶一:「まぁ……そッスね」
天生茶一:「俺もけっこー穏やかで人当たりの良い方スけど」
宗像かなめ:「うん、うん」
天生茶一:「個人的にはあそこまでキレるのは、好きな女子がピンチのときじゃないスか?」
宗像かなめ:「や。やはりそうなんですね……」手をうろうろさせ、意味もなく雨堤くんの上着のフードを揺らす。
雨堤 瑠火:「俺もそこまで二人の関係に詳しくはないんだけどね」
天生茶一:「ふんふん?」
雨堤 瑠火:「でも、あの野郎の普段の態度からして」
雨堤 瑠火:「何かこう進展する気がしねえってのはわかる」
雨堤 瑠火:「女の子の前でもだいたいあんな感じだから幼馴染相手でも変わらないのが容易に想像できる」
宗像かなめ:「近くにいればこそというものですね」物語で見たことをそのまま言う。
天生茶一:「あー」物語で見たのでわかる
宗像かなめ:「あら、でもわたし、映画で見たのですが」
宗像かなめ:「そういうときに、じぶんの愛に気づくものではないですか?」
宗像かなめ:「そして最後に迎えにいき、ふたりは結ばれたり、あるいは非業の死をとげたりします」
雨堤 瑠火:「なるほど…一理あるな。だけどね、宗像さん」
宗像かなめ:「はい?」
天生茶一:「死んじゃ駄目では……?」素。
雨堤 瑠火:「世の中には、気付きまでいかねえ奴が居るんだよ」
宗像かなめ:「…………」
雨堤 瑠火:「そういう物語もある、漫画で良くある」
宗像かなめ:「…………まあ」
天生茶一:「それ、話動かなくないスか……?」
宗像かなめ:「漫画も読まなくてはですね」
雨堤 瑠火:「だよなー」
天生茶一:「てか………」
雨堤 瑠火:「動かねよなあ」
天生茶一:《シークレットトーク》。内緒話をする際のクセとして、オーヴァード以外には聞こえない声で話しているのだ。
天生茶一:「幼馴染って、他のヤツに言い寄られることあるんスね」
雨堤 瑠火:「そりゃあるだろ。普通は」
雨堤 瑠火:「何もしなけりゃフリーだよ」
雨堤 瑠火:「とりあえず、マジでラブの雰囲気なのかどうか確かめるまでは見守るしかねーな」
宗像かなめ:「そうしたらすぐにでも、愛の告白もできます!」
雨堤 瑠火:「後押しするのは違うけど、変な方向に行くのはさりげなく阻止していきたい」
天生茶一:「ウッス」
天生茶一:「言うていつも一緒なら、告るチャンスいつでもありそうスけどね……?」
雨堤 瑠火:「よし」
阿紫南灰慈:「よくねーよ」ガタンッ
雨堤 瑠火:「待たせたな!灰慈」
宗像かなめ:「お待たせしました」微笑む。
天生茶一:「悪ぃッスね。こっちで話しちゃって」
雨堤 瑠火:「えー…?いいじゃん内緒話くらいさせろよ」
阿紫南灰慈:「いや、いーっすよ待ってたのは……だって」
阿紫南灰慈:「全部聞こえてたからな!!バーーーッカ!!!!」半泣き
雨堤 瑠火:「…ごめん」
天生茶一:「……すいませんした」
阿紫南灰慈:「言っとくけど!そういうのじゃねーから!!オレは純粋に……!!」
雨堤 瑠火:「でもな、灰慈!」
阿紫南灰慈:「純粋に……!!アイツを心配して……!!」
雨堤 瑠火:「応援!してるぜ!」
阿紫南灰慈:「うるせーーーー!!!!」
雨堤 瑠火:「ま、それでちょっとは落ち着いたか?」
阿紫南灰慈:「フーッ!フーッ!……」
雨堤 瑠火:「OKOK。さっきよりはいいや」
雨堤 瑠火:「幼馴染を危険から守るってのは一致してんだ。方針はそれでいこう」
天生茶一:「スね」
天生茶一:「モチベ上がった所で、頑張っていきましょう」
阿紫南灰慈:その日、ハンバーガー店を出てから誰とも口を利かなかった。
GM:シーンを終了します。
GM:ロイスの諸々、購入判定が可能だよ~
宗像かなめ:天生茶一 〇優しい/未知 優しいけどいままであったことないタイプなので
宗像かなめ:阿紫南灰慈 〇応援/心配 そういうことです
阿紫南灰慈:雨堤 瑠火 尊敬/うるせえ○ で取得
雨堤 瑠火:阿紫南灰慈/応援してるぜ!〇/もし振られても応援してるぜ/ に変更しておきます
宗像かなめ:うるせえwww
GM:入力まちがえてた 購入判定もできるよ
天生茶一:wwww
天生茶一:「阿紫南灰慈 ○P頑張れ/Nもしかしたら俺に有ったもう一つの可能性かもしれないな…」で取得します
GM:やかましすぎるだろ
宗像かなめ:みんなうるせえ!!!
GM:天生くん……
宗像かなめ:どうしようかな。ボデマ買ってみようかなー。
天生茶一:先輩には伝えたのでプランを練らなきゃだぜ
天生茶一:買っていこ。こっちは……照準器かなー
雨堤 瑠火:野次馬同盟仲間/天生茶一/わかってるね〇/世代が違うなー/ロイス
阿紫南灰慈:変な同盟作んな
宗像かなめ:3DX+0+0@10>=12 調達
DoubleCross : (3DX10>=12) → 10[2,4,10]+2[2] → 12 → 成功
阿紫南灰慈:ボデマいこう
GM:ヤジヤジ ガヤガヤ
雨堤 瑠火:野次馬同盟仲間/宗像かなめ/いい視点ですね〇/ちょっと世間知らずかな/ロイス
阿紫南灰慈:2dx+1>=12
DoubleCross : (2DX10+1>=12) → 5[4,5]+1 → 6 → 失敗
宗像かなめ:ガヤしたおかげかな?買えました
宗像かなめ:着ます
天生茶一:ご利益
天生茶一:達成値狙いで照準器を買います。
天生茶一:1dx+1>=15
DoubleCross : (1DX10+1>=15) → 4[4]+1 → 5 → 失敗
天生茶一:だめでした。以上!
雨堤 瑠火:こちらも照準器ねらってみようか
天生茶一:GOGO
雨堤 瑠火:1dx>=15
DoubleCross : (1DX10>=15) → 5[5] → 5 → 失敗
阿紫南灰慈:こちらも以上~
天生茶一:おそろい達成値
雨堤 瑠火:ダメー
GM:残念~~
GM:では全員の処理が済んだので、このシーンはこれで以上です~!
◆Masterscene◆
GM:──X市。
GM:路地裏にて、"グレイランダム"は息を潜めていた。
GM:目の前にポスターが貼ってあった。家出少年の捜索願のポスターだ。
GM:本来の姿で人前に出ることはできない。とりあえず、ポスターの写真に写る少年の姿を借りることにした。
GM:地面に転がる空き瓶に、かりそめの姿をした自分が映る。ぼろぼろの服を着て、途方に暮れた顔をしていた。
GM:どこに行っても良かったが、行くあてがなく、金もない。腹が減っていた。
GM:やがて、そんな彼を見つけて、話しかける者がいた。同じ年頃の若者たちだった。
GM:「──家出したの?」「俺たちもおんなじ」
GM:そう言って彼らは笑い、"グレイランダム"は彼らの仲間として迎え入れられた。
GM:幸い、自分の正体が気付かれることはなく、しばらく穏やかな日々が続いた。
GM:日銭を稼いだ者に、飯を奢ってもらった。安ホテルを借りてみんなで雑魚寝した。
GM:彼らは自分の身元を深く追求しない。家から逃げ出した者同士、深く詮索しあうことは絶対にしなかった。それが何より良かった。
GM:…だが。昨日と同じ今日、今日と同じ明日は、長く続かなかった。
GM:その日。彼らは怯えた顔で、口々に"グレイランダム"を問い詰めた。
GM:「ねえ、■■■。あんたのポスター貼ってあったところに、新しいの出てたよ。『見つかりました』って」
GM:「■高の制服着たあんたを見かけんだけど、どういうこと?」「しかもお前、俺らのこと知らないフリしただろ?見下したような顔しやがって」
GM:「待てよ!■■■は俺らとずっと一緒にいた!そんな暇ねえよ」「でも、見間違いじゃない!あれは確かに■■■だった」「じゃあ、どうして…」
GM:怯えた顔で彼らは"グレイランダム"を見る。
GM:「お前は、誰だ」
GM:だめだ、と思った。それからのことはよく覚えていない。無我夢中で逃げた。
GM:やがて彼は、W市の路地裏に辿り着く。
GM:息を潜めていた。本来の姿で人前に出ることはできない。そして。
正司薫:「────あれ?」
GM:マスターシーン終了。
◆Middle04◆
GM:次のシーン!
GM:天生くんのトリガーシーンです。天生くんのみ登場可能。
GM:天生くんは侵蝕率を上げて登場してね~
天生茶一:天生茶一の侵蝕率を1d10(→ 8)増加 (59 → 67)
天生茶一:グイーン
GM:ごりっと!
GM:ではこのシーンは、夜の街を歩いていたキミが正司薫とバッタリ会い
GM:交流を深めたりイベントが起きたりするシーンになります。
天生茶一:了解!
GM:OPで「ドッペルゲンガー探しするか~」って言ってくれたので
GM:その流れで夜の街を歩いてるみたいな導入でよろしいでしょうか
天生茶一:あいあい!
GM:はい~ では初めていきましょう~
GM:夜。W市、繁華街にて。
GM:駅から続くビル街であるこの辺りは、夜遅くになってもネオンが光り、人通りもそこそこ多い。
GM:キミは正司薫との約束などもあり、ここを探索していました。
天生茶一:弓道に使われる弓袋で偽装した槍を担ぎつつ、ぶらぶらと歩いている。
天生茶一:パーカーを締めてワイシャツを隠した姿で、それとなくネオンの合間や路地裏に目を走らせていく。
天生茶一:「ふんふーん」教育番組のテーマを鼻歌。
GM:ではそこに、後ろからぐんぐん近付いてくる自転車の気配。
天生茶一:「変な人いねーかなー」
正司薫:「アーモちゃーん」
天生茶一:自転車の音を聞いて、自然と槍を振り抜ける角度に調整する。
天生茶一:「お?」
天生茶一:ぐい、と首で振り返る。
正司薫:「おつかれー」 自転車に乗った正司薫だ。カゴにスクールバックとテニスのラケットバックが詰め込まれている。
天生茶一:「オルカー」
天生茶一:「ちッス」
天生茶一:指を揃えてピッてする
正司薫:「ちーす」隣に来て、自転車を降りる。
正司薫:「マジで探してくれてんのね!すげー嬉しい」
天生茶一:「そっちは今帰り?偉いね~」
天生茶一:「あ、てかこれ確認しなきゃ。いま本物?」
正司薫:「そうそう、部活帰り。会ったの超偶然…え?」
天生茶一:「いや、コレで探してた似てるやつです!ってなったらアレだから……」
天生茶一:「まぁ部活やってんなら本物ッスね。おつ~」
正司薫:「あっそっか? え~、俺、本物だよアモちゃん~」
天生茶一:「マジか~安心スわ~」
正司薫:「おつ~。いや、マジ会えると思わなかったし」
正司薫:「むしろ、見かけた?俺の偽物」
天生茶一:「いねぇッスね~」
天生茶一:「こんなとこに居たら目立つと思うんスけどね~」
正司薫:「いねえか~」自転車を押しながら、そのまま夜の街を二人で歩いていく。大人達とどんどんすれ違う。
天生茶一:「まぁ居ねえに越したことねスからねー」
天生茶一:「そっちは?これからヒマなやつ?」
正司薫:「あー」苦笑する。「あんま遅くなると親がうるさくて」
天生茶一:歩道の縁石を歩きながらバランスを取っている。
正司薫:「車出すとか言い出しかねないんだよなー」
天生茶一:「あー。塾つってたし、そのへん厳し目系?」調査はしたが友人としては初見を装う。
正司薫:「ん~」苦笑する。「そうなのよね。ウチ、父親が結構固めの職業でさ」
正司薫:「そんで母親が専業主婦つー。保守的な」
天生茶一:「お~」
天生茶一:「昭和なやつスね!」楽しそうに失礼なことを言う。
正司薫:「そうなんだよ~、俺は令和の子なのによ~」気にする風もなく笑っている。
天生茶一:「スね~」
正司薫:「うるさいんだよな~、良い成績取れとか。推薦狙うために内申がどうとか」
天生茶一:「あ~。ウチはけっこー、やることやってりゃ自由なんで新鮮スね」
天生茶一:「てか狙ってんスか?推薦」
正司薫:「いや良いじゃんそれめっちゃ」
天生茶一:「っしょ~」
正司薫:「まあやること良い感じにやって取れるなら楽だし…て感じ」
正司薫:「なんだけどねー、基本は」
天生茶一:「わかる~」
天生茶一:「ただ不思議とそう言われると逆にね。真面目にやりたくなるんスよ。令和の子スから」
天生茶一:「ヒンコーホーセーッス」
正司薫:「あっはっは、そうそ、品行方正にしてた方が、結局楽じゃんね」
天生茶一:「やりたいことやれるなら、決まり破る必要ねーッスからね」
天生茶一:「怒られるのヤだし……」
正司薫:「超わかりー」
正司薫:「…ただねー」
天生茶一:「うぇー」上半身をスウェーする動き。
天生茶一:「んー?」
正司薫:「言うても、男の子じゃん?」悪戯っぽく言う。
天生茶一:「バリバリ男子スね」
正司薫:「たまには解放感、感じるのも、良くね?惹かれね?的なことも、考えるじゃん?」
正司薫:「つーわけで~」自転車を押しながら。
天生茶一:「ほ~?流れ変わってきたじゃん」
正司薫:「いや大したことじゃねーす」苦笑する。
正司薫:「たまにこうやって、ぐるっと寄り道して帰ってんの。そんだけ」
天生茶一:縁石の不安定な足場を歩きつつ、体幹がわざとブレる演技もカモフラージュする。
天生茶一:「あーね」
天生茶一:「こっち家あんのかと思ったスわ」
天生茶一:「思春期してんじゃん~」
正司薫:「あることになってんのよ」
天生茶一:「はいはい。この瞬間はね」
正司薫:「めちゃくちゃ思春期してるよ~」
天生茶一:「いいスね~」
天生茶一:「ついでになんか買い食いしとくスか?あそこ、たいやきかクレープ」
正司薫:「あ~、良さげすね」
正司薫:「てか甘党?」
天生茶一:「甘いものはよく買うスね~」任務時の携帯用。
天生茶一:「シュバ、と取り出せたら喜んでもらえがちスから~」
正司薫:「ふ~ん」
正司薫:「…誰に?」
天生茶一:「お?お~~?聞きてッスか~~?」
正司薫:「お?あ?えっうわマジ?」
天生茶一:「しょぉ~~~がないッスね~~」
正司薫:「えっなんも言ってねえ!ちょっと!マジなのアモちゃん!」
天生茶一:「え~~どうスっかな~!」
天生茶一:「言うてまだアピ中なんスけどねぇ~~……」
正司薫:「は~!?なんすかそれ今日のメインディッシュじゃんよ」
正司薫:「ちょっと~~そういうの教えてくれないのナシよ~」楽しそうに笑いつつ。
GM:キミ達は方向を変え、煌々と光を放つ店頭に向かおうとする。
GM:その時にキミは、前方、道行く通行人と親しげに話す少年が視界に入る。
GM:オーバーサイズのフーディを被った少年だ。何かを話して、踵を返す。キミ達に視線を向ける。
天生茶一:「そうスねぇ~、あれはいつのことだったか………お?」
夕暮れのオバケ:「どうも~、そこのお兄さんたち。楽しそうにして……」
夕暮れのオバケ:「あっ」正司薫と全く同じ外見の少年である。あっという顔をする。
正司薫:「ん?」きょとんとしている。
天生茶一:「おー?」
夕暮れのオバケ:「やっば…」一歩後ずさる。
正司薫:「どしたの、アモちゃん」
天生茶一:「んー」槍の持ち手を逆手に変える。
正司薫:「え?何?いつのことよ」
天生茶一:「おーい」ぴ、と空いた片手で指さしつつ、同じ外見の少年の方に呼びかける。
夕暮れのオバケ:「………」口を噤み、キミを見つめながらフードを深く被る。
天生茶一:「そこのー、やましくなければちょい話そう」
正司薫:「え?何?」
天生茶一:「あ、いや、なんつーか」
天生茶一:「見つけたっぽい」
正司薫:「誰に言ってんの? …え?」
正司薫:きょとんとして、キミと同じ方を見る。訝しげに前方を見つめる。
天生茶一:「ほれ、あのフードの……見えるスか?」
正司薫:「……、……?」真剣に見つめている。
夕暮れのオバケ:「………」気まずそうにしている。キミ達に話しかけようと寄ってきた彼は、確実に、正司薫から見える位置にいる。
正司薫:「えっアモちゃん、視力めっちゃ良い人?」
GM:そろそろキミは気付いて良い。明らかにおかしい。
GM:正司薫が、目の前に立つ彼を認識できていないようだ。
天生茶一:「…………」ふむ、とヘラっとした顔の裏で考える。
天生茶一:「かもしれん。えーと、田舎育ちスからね」
天生茶一:《シークレットトーク》。オーヴァードにだけ通じる声で同時に話す『そっちの、敵対する意志はあんまないんスけど────』
夕暮れのオバケ:「………っ」その隙に《見えざる道》を使用、シーンから退場します。
天生茶一:『あらま』
正司薫:「いや、でもこれチャンスだよ、アモちゃん!」
正司薫:「見えてるんでしょ? 追いかけようよ!」
天生茶一:「お、おぉ。そうスね」
天生茶一:「やべ、言ってる間に見失った。追ってみるスかね」
正司薫:「おう…あっでもアレか、手分けした方がいいか?」
天生茶一:「かもしれんスね。そっちも門限あるスよね?」スマホを取り出して時間を確認
正司薫:「あ~~……そうね……」気まずそうな顔をする。「ちょっと頑張ってみるけど…」
天生茶一:「んじゃー……」少年が消えたのと逆の方向を指して「オルカはチャリであっち回って、10分したら引き上げて大丈夫ッス」
正司薫:「え~、いいの…? アモちゃん、大丈夫?」
正司薫:「アモちゃんこそ無理しなくていいかんね。10分だけ探そ!」
天生茶一:「大丈夫大丈夫。こっちがわ、チャリ禁止の道多かったんで」
天生茶一:「ス!見つかんなかったら明日反省会スよ~」
天生茶一:「んじゃ、スタートで!」
正司薫:「おっけ!」自転車にまたがる。
正司薫:「あっあとさっきの話の続きもね!どっちにしろあとでラインするわ!」
正司薫:明るく言って、正司薫はぐんぐんと自転車で人混みの中に消えていく。
天生茶一:「オッケー。腰据えて話すッス」
天生茶一:その背中を見送りつつ、常識的な速度で路地に掛け入る。
天生茶一:タッタッタンッ。人目を切った路地裏で、ビルの側面を蹴り上がる。
天生茶一:「さてさて」
天生茶一:タタンッ、と屋上に飛び乗ると同時にメッセージを送信。
天生茶一:「鬼ごっこッスね」
GM:シーンを終了します。
GM:天生くんはロイスの諸々と購入判定が可能だよ~
天生茶一:オルカにはすでに取ってる!友情です!
GM:素敵!
天生茶一:達成値用の照準器を狙います
天生茶一:2dx+1>=15
DoubleCross : (2DX10+1>=15) → 8[1,8]+1 → 9 → 失敗
GM:残念~
天生茶一:オーイエー。
天生茶一:以上です
GM:はーい!ではこのシーンはこれで以上です!
◆Middle05◆
GM:続いてのシーン!全員登場!
阿紫南灰慈:阿紫南灰慈の侵蝕率を1D10(→ 5)増加 (66 → 71)
GM:トリガーシーンの続きになります。皆は侵蝕率を上げて登場してね
天生茶一:天生茶一の侵蝕率を1d10(→ 5)増加 (67 → 72)
雨堤 瑠火:雨堤瑠火の侵蝕率を1D10(→ 1)増加 (56 → 57)
GM:1シーンだけ多い組はどうしてもね
宗像かなめ:宗像かなめの侵蝕率を1d10(→ 6)増加 (39 → 45)
天生茶一:若さがね
阿紫南灰慈:若さゆえのね
GM:ではこのシーンは先ほどのシーンの直後になりまして
GM:逃げてるオバケくんを追い詰めてもらい、おうおう顔見せろやって話をしてると
GM:ミドル戦闘に突入していくプランでございます
阿紫南灰慈:完璧なプラン!
宗像かなめ:カツアゲ
GM:路地を逃げてるオバケくんの描写から入りますので
GM:追い詰めたい人は積極的に追い詰めてね
GM:ではそんな感じでやっていこう~~
GM:W市、夜。繁華街の路地裏。
GM:フードを深く被った少年…オバケを名乗る少年が、慌てた様子で走っていた。
GM:落ちていたスーパーの袋を踏んづけ、滑って転び駆ける。よろけた拍子に自転車が倒れる。
夕暮れのオバケ:「うわっ……」
夕暮れのオバケ:ビルとビルの狭間である。行き止まりに辿り着いてしまい、勢い余ってコンクリートの壁にぶつかりかけた。
夕暮れのオバケ:「……っは……」息を吐く。きょろきょろと周囲を見回す。
天生茶一:《無音の空間》。倒れた自転車達が音を立てることはない。故に、この場が注目されることもない。
天生茶一:「みーっけ」
天生茶一:その声は行き止まりの上から聞こえてくる
夕暮れのオバケ:「なっ……」バッと上を見上げる。
天生茶一:ビルの狭間を蹴り伝うように、音もなく着地する。
天生茶一:「ちッス」
夕暮れのオバケ:「んな、えっ…」後ずさりながら、きょろきょろと、不自然に静まり返った後方を振り向く。
天生茶一:「そんな逃げなくてよくね?仲良くするッスよ」
天生茶一:この場に似つかわしくないほど、ヘラヘラと(本人としては友好的な)笑みを浮かべる。
天生茶一:「あ、俺の仲間達も呼んだんで。ちっと待ってて貰っていいスか?」
夕暮れのオバケ:「信じられるワケな…、つか、……仲間?」
天生茶一:弓袋を肩に担ぎながら、まるで警戒してない風に佇んでいる。
夕暮れのオバケ:訝しげに眉を寄せる。
天生茶一:「そ、お仲間。俺の、つーか、分類としては俺たちの?」自分とオバケの少年を指差す。
天生茶一:「ま、そんな掛かんないはずだから……」と、路地の入り口に目を向ける
阿紫南灰慈:ちょうどその瞬間、大きな音を立てて、フードの少年の近くにひしゃげたゴミ箱が飛んでくる。
夕暮れのオバケ:「…っ!?」反射的に頭を庇い避ける。
阿紫南灰慈:路地の入り口から、突き当りにいる二人の所まで蹴り飛ばした。
天生茶一:「ウヘッ?」本人を中心とした一定空間の音のみが消える。つまり、それぐらい遠くからの快音である。
阿紫南灰慈:「すげェな……ほんとにそっくりじゃね―か」
阿紫南灰慈:のっしのっしと大股で歩いてくる。
阿紫南灰慈:「……偽物の方で合ってるんだよな」天生くんへ
天生茶一:「えー、こわ……」
天生茶一:「スッスッス。オルカじゃねー方スね」
阿紫南灰慈:「チッ……そうか」何故か残念そう
夕暮れのオバケ:「なるほど。殺す気ってわけ…? まあ当然か」フードを外す。正司薫と同じ顔立ちが明らかになる。
天生茶一:「一応忠告しておくんスけど、オーヴァードが人間殴ると死ぬスからね?」
天生茶一:「ほらー、なんか誤解が………」
天生茶一:「てか、マージで同じ顔スね」
阿紫南灰慈:「揃って人聞きの悪いコト言うんじゃねーよ」頬をかいて
天生茶一:「俺も言う側になるとは思ってなかったッス」
夕暮れのオバケ:「はは…。二人で挟み撃ちってワケ?」
阿紫南灰慈:「加減は分かってる。ちょっとだけ」拳を合わせて指を鳴らす
阿紫南灰慈:「痛い目見させりゃいいんだろ。任しとけ」既に臨戦態勢!
雨堤 瑠火:「二人って事はねーよな」
天生茶一:「あー、あんま一触即発!ってーのはね!対話する姿勢見せてるんで!俺もそれが楽なんスけど!」
天生茶一:「やっべ、これ俺じゃまとまんなくね!?」
👻:ニュっと人影が現れる
👻:更にもう一つ
天生茶一:「お?」
👻:白い靄の人影が周囲ににょきにょきと生える
天生茶一:「おおおおお?」
雨堤 瑠火:≪影絵芝居≫のはったりだが、相手に知られなければ
雨堤 瑠火:十分に何かあるように見えなくもない
雨堤 瑠火:「ちゃんと囲んでっからさ」
夕暮れのオバケ:「は…はは。オバケって、こんなに警戒されてたワケね…!」慌てたように周囲を見回す。
雨堤 瑠火:「挟み撃ちじゃ逃げられるかもしれねーけど、包囲ならまた違うでしょ」
天生茶一:「おおおお……」心の底から驚いている。臨場感もバッチリ。
雨堤 瑠火:「つーか、お前ら何?物騒過ぎるよこえーんだよ」
天生茶一:「流石ッス」
天生茶一:「えー!俺は充分にフレンドリーッスよ!ね!?」
阿紫南灰慈:「物騒って何すか。こいつ捕まえるのが任務でしょ」
雨堤 瑠火:「お、お前ら」
阿紫南灰慈:「真面目にやってるだけっすよ。な?」天生と顔を見合わせる
雨堤 瑠火:「暴力を前提にフレンドリー言うなよ」
夕暮れのオバケ:「悪いけど、俺は捕まる気ないもんで!」
天生茶一:「今回は振るってねーんですけどねー……支部のセンパイからきつく言われたんで……」遠い目。
雨堤 瑠火:「駄目だ、こいつら根っこがヤンキー過ぎる」
阿紫南灰慈:「この状況でまだ逃げるつもりかよ。意外と肝が座ってんじゃね―か」
天生茶一:「まだ諦めねーとか、バイタリティあふれるッスね!」
宗像かなめ:「……すみません、遅れました」靄の向こうから声。
夕暮れのオバケ:逃げ道を探し、後退りする。「褒められてる気がしないな~…」
宗像かなめ:後ずさりしたオバケくんがぶつかるのは、夜の繁華街が不似合いな風情の女。
宗像かなめ:トランクを持たないせいか、足取りは夢遊病じみたそれではなく。ぶつかってはじめてよろめく。
宗像かなめ:「ああ、やっぱりあなたでした」
夕暮れのオバケ:「……っ」目を見開く。「…あなたは」
宗像かなめ:「また会えてよかったです。今度はちゃんと、と思っていたので」
夕暮れのオバケ:「……ちゃんと…」
夕暮れのオバケ:「捕まえに来たわけね」
宗像かなめ:きょとんとして。「いえ、お話をしたいなと」
阿紫南灰慈:(捕まえに来たんだけど……?)怪訝な表情で振り向く
天生茶一:(まあまあ。対話って大事スよ)という気持ちで腕組
夕暮れのオバケ:苦笑する。「説得ってこと? いや生憎だけど、聞いてる暇はないね…」
宗像かなめ:「あら、でも四人で来たら……そうか、そうなりますね」首を傾げ。「敵意がある、とかではなくって……」
宗像かなめ:と言い方にうんうん悩んでいるうちに。
夕暮れのオバケ:「俺は絶対に、あんたらに捕まるワケにはいかない」
雨堤 瑠火:(お前らは捕まえる前に殴るだろ、対話で済むならそれが一番面倒がないんだよ)
夕暮れのオバケ:「自由な存在でいて、良い事をしたいんだ」手をかざす。レネゲイドが励起する。
天生茶一:(俺らの中で一番交渉向きスからね、宗像さん)
GM:領域が展開。周囲の景色がコミカルな絵画のように様変わりし、ニョキニョキと、カートゥーンキャラクターのようなマスコットが現れる。
宗像かなめ:レネゲイドの気配にはっとする。「あら……」
天生茶一:「っと、また逃げる気スか……?」
天生茶一:「なんコレ……?」
宗像かなめ:「かわいいです」
GM:キャラクターめいた、武器を持った従者たちが、夕暮れのオバケを守るように彼を囲む。
夕暮れのオバケ:「逃げる気です。あんたらをどうにかして」
GM:ミドル戦闘に突入します。
GM:では戦闘の説明を開始します!
GM:敵は夕暮れのオバケと、彼が作った従者が2体。
GM:全員を倒すと戦闘終了です。
GM:エンゲージはまずキミ達PCが全員いるところでひとつ、5m離れて敵3体のところでひとつ。
[夕暮れのオバケ(4)、オバケ従者1(7)、オバケ従者(6)]
(5m)
[宗像(11)、雨堤(10)、阿紫南(8)、天生(8)]
GM:こう!
宗像かなめ:わかりやすい!
天生茶一:理解!
雨堤 瑠火:了解
阿紫南灰慈:親切設計!
GM:では頑張っていきましょう!
GM:戦闘開始!
GM:1ラウンド目。セットアップ!
宗像かなめ:ありません~
天生茶一:なしでーす
阿紫南灰慈:なし!
オバケ従者1:従者は2体ともなし。
雨堤 瑠火:ナイヨ~
夕暮れのオバケ:《力場の形成》5LV《アクセル》3LV使用し、攻撃力+10 行動値+6。
夕暮れのオバケ:行動値4⇒10になります。
天生茶一:む、素早い
宗像かなめ:おお
阿紫南灰慈:「いや、カワイイなりしてヤベーぞコイツら!」
天生茶一:「スね。経験上、こーいう統一したテーマ持った奴らは手強いス」
天生茶一:「気ぃ抜かずに行きましょ」
夕暮れのオバケ:「そういうこと」 挑戦的に笑う、その言葉が漫画のフキダシのように現れて消える。
GM:イニシアチブ!
GM:まずは行動値11の宗像さんからです~
宗像かなめ:はあい!
宗像かなめ:まずマイナーで5m移動し、オバケくんたちのエンゲージへ。
[夕暮れのオバケ(10)、オバケ従者1(7)、オバケ従者(6)、宗像(11)]
(5m)
[雨堤(10)、阿紫南(8)、天生(8)]
宗像かなめ:そしてメジャーでコンボ『失敗/A la manière de』/《導きの華》《アドヴァイス》《風の渡し手》。対象はPC全員。
宗像かなめ:みんなは次のメジャーアクションのダイスを+1個、C値を-1、達成値を+8してね。
宗像かなめ:宗像かなめの侵蝕率を7(→ 7)増加 (45 → 52)
GM:すごいちからだ
阿紫南灰慈:うおー!ちからがみなぎってくるぞい!
天生茶一:ガショーンガショーン
GM:では、演出をどうぞ!
雨堤 瑠火:やるぜやるぜ
宗像かなめ:なにを言うべきか、まだ迷っている。指を伸ばし、引き寄せる。
宗像かなめ:指は、糸を絡めとる。まるではじめからそこにあったかのような、透明な糸に。
宗像かなめ:「どう言えばいいものかな……あなたのことが知りたいし、聞きたいし」
宗像かなめ:それは一帯に広がり、天と地とを無数に繋ぎとめていた。
宗像かなめ:爪弾き、操る。トランクの人形よりよほど緻密に、正確に。
宗像かなめ:「良いことがしたい理由だって、知りたいわ」
夕暮れのオバケ:「……理由なんている?」
宗像かなめ:「……わたしなら」
宗像かなめ:「じぶんが良いひとではないから、良いことがしたいと思う」
宗像かなめ:しゃん、しゃん、と触れるたびに音が鳴る。
宗像かなめ:それは天上から降る、無数の鈴に似た音。
宗像かなめ:宗像かなめ以外は────それをレネゲイドと呼ぶ。
宗像かなめ:「でも、あなたはずっと、優しくしてくれるから、だからわからない」
夕暮れのオバケ:「俺だって、宗像さんが良い人じゃないようには見えないけど」
宗像かなめ:「そんなに良くないかも。そういうお話だって、できたら素敵じゃありません?」
夕暮れのオバケ:「素敵……だったかもね。あんたらが、あんたらの立場じゃなければ」
宗像かなめ:「……難しいわ。ただもっと仲良くなりたいだけなのに」
宗像かなめ:何をしているんだろう、自分は、と思う。見えぬ糸だけが迷いなく、まっすぐに伸びている。
夕暮れのオバケ:彼を中心に広がる、アメリカンコミックじみた景色。人の影がドットのように彩られる。
夕暮れのオバケ:景色に似つかぬ鈴の音が鳴っている。
阿紫南灰慈:(なんかよくわかんねーけど、この音……)拳を数回、握って開く。
阿紫南灰慈:(身体が軽い……これがあの人の力か)
GM:このまま手番は行動値10の雨堤さんです~
雨堤 瑠火:はーい
雨堤 瑠火:浸食が低いけど支援のおかげでなんとかなるかな
雨堤 瑠火:マイナーで≪黒曜の鎧≫ 装甲11の防具を装備
雨堤 瑠火:メジャーでコンボ『大地を巨人の影が歩く』
GM:ヒャー
雨堤 瑠火:《雨粒の矢》《飢えし影》《黒の鉄槌》《鋼の顎》
雨堤 瑠火:シーン(選択)なので対象は相手全員
雨堤 瑠火:7dx9+5+8
DoubleCross : (7DX9+13) → 10[1,3,3,5,7,7,9]+3[3]+13 → 26
天生茶一:回った!
雨堤 瑠火:良かった
GM:うおお
夕暮れのオバケ:3dx ドッジ!
DoubleCross : (3DX10) → 5[4,5,5] → 5
オバケ従者1:5dx ドッジ
DoubleCross : (5DX10) → 9[1,2,5,9,9] → 9
オバケ従者2:7dx ドッジ3!
DoubleCross : (7DX10) → 9[2,3,4,6,8,9,9] → 9
GM:仲良しじゃん
GM:えーと
宗像かなめ:狼たち…ふたごなのか
雨堤 瑠火:👻<ナカヨシ>👻
天生茶一:分身オバケ!
夕暮れのオバケ:《領域の盾》1LV使用します。従者2にカバーさせる!
GM:ダメージをどうぞ~
雨堤 瑠火:3d10+16
DoubleCross : (3D10+16) → 5[1,1,3]+16 → 21
雨堤 瑠火:装甲無視です
雨堤 瑠火:しょぼん
GM:ヒエ~ッ
雨堤 瑠火:ダイス目はしょんぼりだ
GM:1,1,3 かわいそう
オバケ従者2:倍ダメージを負うので吹っ飛びます
オバケ従者1:こっちもダメ!倒れます
宗像かなめ:オオカミーッ
GM:従者・全滅! 夕暮れのオバケは無傷です。演出をどうぞ~
GM:侵蝕率も上げてね~
雨堤 瑠火:雨堤瑠火の侵蝕率を2(→ 2)増加 (57 → 59)
雨堤 瑠火:雨堤瑠火の侵蝕率を4(→ 4)増加 (59 → 63)
雨堤 瑠火:「ま、一度舞台に上がっちまえば」
雨堤 瑠火:ココアシガレットを一本口に放り込みかみ砕く。
雨堤 瑠火:「そういう話も意外と出来ちまったりするもんさ」
雨堤 瑠火:フゥ~と吐き出した白い靄が化石の魚の姿になり雨堤の周囲を泳ぐ。
夕暮れのオバケ:「…」警戒するようにそちらに視線を向ける。
雨堤 瑠火:「ようは、ノリだよノリ」
雨堤 瑠火:「今は無理でも、その場のノリで仲良くできたりしちゃうかもしれないぜ?」
宗像かなめ:魚の上に糸がときおり煌めく。眩しそうに見ている。
雨堤 瑠火:もう一本ココアシガレットを口に放り込む。
夕暮れのオバケ:「そうできるって、思ってんの?」
雨堤 瑠火:「それは、お前次第かな~」
雨堤 瑠火:「でも、信じてみれば意外と本当になったりするもんさ」
雨堤 瑠火:「ほら、耳を澄ませてみな」
雨堤 瑠火:「”足音”が聞こえてくるぜ」
雨堤 瑠火:ズン…
夕暮れのオバケ:「は……?」
雨堤 瑠火:と遠くで巨大な何かが歩く音がする。
雨堤 瑠火:「聞こえただろ?聞こえちまったな」
雨堤 瑠火:「遥か太古の地上を巨大な生き物が歩いてる、なら…まあ」
夕暮れのオバケ:「何を…」白い靄を見る。それから聞こえた方に視線を向ける。
雨堤 瑠火:ズン…ズン
雨堤 瑠火:足音が近づいてくる
夕暮れのオバケ:彼を中心に広がるコミックめいた世界に、地響きを示す擬音の文字が浮かび、揺れる。
雨堤 瑠火:「今現在だってそういう幻想が生きてるかもしれねー」
雨堤 瑠火:ズン!
雨堤 瑠火:一瞬巨大な影の足が
雨堤 瑠火:オバケたちを踏みつけて
雨堤 瑠火:歩き去っていく
阿紫南灰慈:(夜中にこれやられると普通に怖えーんだよな……)
夕暮れのオバケ:「うわっ…!?」
宗像かなめ:目を輝かせ、それを眺めている。
雨堤 瑠火:「夢があるだろ?そういうの」
雨堤 瑠火:「だから、何事も夢見ることは悪くねーって話だよ」
オバケ従者1:「ピギッ」べたん!と両手を上げて潰れた形のまま地面に窪みが生まれる。
オバケ従者2:「ギョエエ~ッ」ひらひらひら、と潰れて紙のように薄くなった体が飛んでいく。
雨堤 瑠火:「かわいいな、おい」
雨堤 瑠火:「ほれ、舞台は進むぜ、次の演者は誰だ?」
夕暮れのオバケ:「ちっ…」舌打ちをうつ。
夕暮れのオバケ:「……主人公って顔してる正しそうな人たち」
夕暮れのオバケ:「そうやって、綺麗事ばかりは言わせないよ」
GM:ではこのまま行動値10の夕暮れのオバケの手番です。
夕暮れのオバケ:マイナー!《絶対の空間》。メインプロセス中、オルクスエフェクトの判定ダイス+3個。
夕暮れのオバケ:メジャー。《コンセントレイト:ソラリス》3LV《彫像の声》3LV《アニマルアタック》3LV《要の陣形》1LV。
夕暮れのオバケ:3体対象。命中した場合、シーン間の行動値-15。これはマイナーアクションを使用することで解除可能。
夕暮れのオバケ:choice[宗,雨,阿,天]
DoubleCross : (choice[宗,雨,阿,天]) → 宗
宗像かなめ:わたし!
夕暮れのオバケ:あなた…以外を攻撃しようかと思ったけど侵蝕率格差がすごいな
夕暮れのオバケ:一番高い人以下を狙お~ 阿紫南くん・雨堤さん・宗像さんの3人を対象にします
夕暮れのオバケ:命中判定!
夕暮れのオバケ:10dx7+2
DoubleCross : (10DX7+2) → 10[1,3,4,4,5,5,5,6,7,9]+10[2,9]+10[9]+2[2]+2 → 34
GM:結構回った!リアクションどうぞ
阿紫南灰慈:高えじゃねーか
阿紫南灰慈:ドッジ!
宗像かなめ:ドッジ
宗像かなめ:1DX+1+0@10 回避
DoubleCross : (1DX10+1) → 9[9]+1 → 10
阿紫南灰慈:3dx>=34
DoubleCross : (3DX10>=34) → 10[6,7,10]+8[8] → 18 → 失敗
阿紫南灰慈:がんばった
雨堤 瑠火:ドッジするか
雨堤 瑠火:2dx+1
DoubleCross : (2DX10+1) → 8[5,8]+1 → 9
GM:阿紫南くんがんばっとる!
天生茶一:んー。防具あるしガードしてみよう
GM:天生くんは対象じゃないよ!
天生茶一:違う、俺狙われてない!
GM:みんなしてるとね
天生茶一:人気者の精神でいてしまった。楽屋に戻ります。
天生茶一:ついね
夕暮れのオバケ:ではダメージを出すぜ!
夕暮れのオバケ:4d10+13 装甲有効 命中で行動値-15
DoubleCross : (4D10+13) → 35[10,8,9,8]+13 → 48
夕暮れのオバケ:やっば
宗像かなめ:つよ
阿紫南灰慈:出目がヤバい
宗像かなめ:うおお耐え切れない リザレクトします
宗像かなめ:宗像かなめのHPを1d10(→ 9)に変更 (24 → 9)
阿紫南灰慈:リザレクト!
阿紫南灰慈:阿紫南灰慈の侵蝕率を1D10(→ 4)増加 (71 → 75)
宗像かなめ:宗像かなめの侵蝕率を9(→ 9)増加 (52 → 61)
阿紫南灰慈:HP4で復活
雨堤 瑠火:出目が低ければワンちゃんあったが
雨堤 瑠火:雨堤瑠火の侵蝕率を1D10(→ 7)増加 (63 → 70)
雨堤 瑠火:リザレクト
雨堤 瑠火:雨堤瑠火のHPを7(→ 7)に変更 (28 → 7)
GM:では天生くん以外の3人が行動値-15になりまして
[夕暮れのオバケ(10)、宗像(0)]
(5m)
[雨堤(0)、阿紫南(0)、天生(7)]
GM:状況はこういう感じ!演出をやっていきますね
夕暮れのオバケ:「なんかイライラするんだよ」
夕暮れのオバケ:「イライラしなくて済む方法をずっと探してる。なんか、良い事をすれば、すっきりするかなって」
夕暮れのオバケ:「それだけ、はは…ドラマチックでもなんでもない」
夕暮れのオバケ:言うと、コミックじみた模様がコンクリートを浸食する。影めいた手がニョキニョキと生えて、キミ達を地面に拘束しようと襲い掛かって来る!
宗像かなめ:糸がぶちぶちと影の手に引きちぎられる。
雨堤 瑠火:「うおっ?」
雨堤 瑠火:骨の魚がいくつかを防ぐが
雨堤 瑠火:数が足りない
天生茶一:「うひゃっ!」コンクリートに指を掛けて地面から逃れる。
阿紫南灰慈:「何だそりゃ。思春期か……?ま、物や人に当たらないだけその辺の不良どもよか上等かもだが」その腕を蹴り払おうとして
雨堤 瑠火:「結構力が強いッ…な、コレ」
宗像かなめ:「これ……」振り払えず、そのまま手が人形を抱えるように、影に呑まれる。
夕暮れのオバケ:「そうだよ。満足した? 感動して、仲良くなれる気にはなったかな」 吐き捨てるように言う。
阿紫南灰慈:足が通り抜ける。自分の攻撃は当たらず、向こうだけがこちらに触れられるようだ。「チッ…」
宗像かなめ:「わたし、嬉しかったですよ。劇を見てくれて……」
宗像かなめ:「あれは、あなたにとっていいことになれなかったですか」
夕暮れのオバケ:「…本当に良い人なら」
夕暮れのオバケ:「最後まで見て、なんか褒めたでしょ」
宗像かなめ:「……褒めるような出来でもないのに」困ったように笑う。その口も影に塞がれる。
夕暮れのオバケ:「…思春期で、自分探し中なもんで」天生くんを見る。
夕暮れのオバケ:「自由なオバケでいたいわけ。通させてもらう」
GM:というわけで次は行動値7の天生くん!
天生茶一:はーい!
天生茶一:効果は受けてないのでマイナーはなし
GM:そうだぜ
GM:宗像支援も忘れずにね~
天生茶一:メジャー【渡り鳥】《アタックプログラム》《居合》。夕暮れのおばけに射撃攻撃!
天生茶一:忘れそうだったぜ。思い出しました
夕暮れのオバケ:カモン!
天生茶一:5dx9+13+10+10+8
DoubleCross : (5DX9+41) → 10[7,8,8,9,9]+10[5,10]+7[7]+41 → 68
天生茶一:リアクションどうぞ
夕暮れのオバケ:何それは!
天生茶一:支援のたまもの!
阿紫南灰慈:達成値ヤバ男
夕暮れのオバケ:うお……うおおおーーーーっ ドッジ!!
夕暮れのオバケ:3dx>=68
DoubleCross : (3DX10>=68) → 8[1,8,8] → 8 → 失敗
夕暮れのオバケ:無理だよ!!!!
GM:ダメージをどうぞ
天生茶一:ダメージ!
天生茶一:7d10+11 装甲有効
DoubleCross : (7D10+11) → 43[6,8,3,9,5,4,8]+11 → 54
雨堤 瑠火:ダメージもデカい
天生茶一:54点です
夕暮れのオバケ:エ~ン
天生茶一:天生茶一の侵蝕率を5(→ 5)増加 (72 → 77)
天生茶一:出目の調子がいい
夕暮れのオバケ:それは……一度戦闘不能になります!
宗像かなめ:おお!?
天生茶一:しゃい!
阿紫南灰慈:いいぞ~
夕暮れのオバケ:即座にリザレクトします。
夕暮れのオバケ:1d10
DoubleCross : (1D10) → 4
宗像かなめ:おお!!
天生茶一:リザ系男子!
夕暮れのオバケ:HP4で復活。また、このリザレクトを持って侵蝕率103%になり、ロイスも所持していないため
夕暮れのオバケ:次に戦闘不能になっても復活することはありません。
GM:では演出をどうぞ!
天生茶一:見上げる壁。細やかな出っ張りに器用に足を掛けている。
天生茶一:「なー、アンタ」
天生茶一:「感動とか、良いこととか、あんま好きくねースか?」
天生茶一:「さっきからケッコー、そんな言い振りッスよね?」
夕暮れのオバケ:「…好きじゃないつーか」
夕暮れのオバケ:「そういうの簡単に言われても、信用できなくない?」
天生茶一:「確かに」笑う
天生茶一:「ゆーて、俺はケッコ好きッスけどね。感動とか……綺麗事とかも」
天生茶一:「実は、言う方も簡単に言ってるわけじゃねーと思うスよ?」
夕暮れのオバケ:「…なにそれ」
夕暮れのオバケ:「そう言うからには、心当たりある感じですか?」
天生茶一:「おう、経験則ッス」
天生茶一:「綺麗事を言って、めちゃ頑張って行動してる人を知ってるっつーか、支えになりてーつーか……」
天生茶一:「あ。これ、オルカに話すやつだったわ」
天生茶一:「見た目被ってると紛らわしいスね。なんて呼べば良いスか?」
夕暮れのオバケ:「知り合いなんだ」眉をひそめる。
天生茶一:「マブッス」
夕暮れのオバケ:「あっそう……。俺は、ただのオバケだよ」
夕暮れのオバケ:コミックじみたイラスト調に変化した物陰から、再びキャラクターめいた従者が現れる。
夕暮れのオバケ:「名前はない。誰も知らない、オバケなんだよ…!」
天生茶一:「そッスか。……じゃあケーバー辺りっスかね?」
天生茶一:ハラリ、と弓袋を解く。
天生茶一:包みを解いた銀色の棒を振ると、穂先に鳥を模した十文字槍に変わる。
天生茶一:片手で保持した体が自然と落下し──空中を蹴るように加速。
天生茶一:「あんま殴りたくないんスけど………ね!」
夕暮れのオバケ:キャラクター調の槍を向けた従者が、キミに突進してくる!
天生茶一:十字槍を振るい、刃のない石突に加速を乗せて従者に付き立て、そのまま落下
天生茶一:ズズン!と地面に突き立てる
夕暮れのオバケ:「っ…!」 コミック調のカラフルな爆発が発生。爆風に目を細める。
天生茶一:「あっ、コイツ見た目より重ッ……!」
天生茶一:ぐるん、と見えない糸で吊られるように即座に体勢を整える。
天生茶一:「ゲホッ。ちょい狙いズレたかな……!音とか色とか、性能が上がるとやり過ぎ注意ッスね」
天生茶一:爆発の中心で槍を振るい、粉塵を吹き飛ばす。
夕暮れのオバケ:「んだよ、その意味わかんない動き…!」
天生茶一:「へへ、知りたいなら教えてやってもいーッスよ?」
天生茶一:「ガクセーらしく、一緒にお膝つき合わせてお勉強、ッス」
天生茶一:ニ、と笑って槍を構え直した。
夕暮れのオバケ:「…学校には行けないんだっつの、こっちは…!」領域の中でこちらも再度立て直しを図る。
GM:では未行動で行動値0になった阿紫南くん!
GM:手番だよ~
阿紫南灰慈:残りHP4なら……スーパー省エネパンチにしとこうかな
阿紫南灰慈:装甲もそんななさそうだし
夕暮れのオバケ:うぅ…
阿紫南灰慈:マイナーで《無形の爪牙》LV1 シーン中素手攻撃力3
阿紫南灰慈:阿紫南灰慈の侵蝕率を3(→ 3)増加 (75 → 78)
阿紫南灰慈:メジャー《原初の赤:一閃》LV1《コンセントレイト:ウロボロス》LV3 夕暮れのオバケにエンゲージし素手で攻撃。
夕暮れのオバケ:ウオオ きたまえ!
阿紫南灰慈:4dx6+8
DoubleCross : (4DX6+8) → 10[1,2,7,10]+10[1,6]+10[6]+5[5]+8 → 43
阿紫南灰慈:回った!
宗像かなめ:すげえ!
GM:ええ~!?
GM:二度見しちゃった
天生茶一:凄い!
夕暮れのオバケ:そっちがそうなら…こっちもこうだァ~~~!! ドッジ!!
夕暮れのオバケ:3dx>=43
DoubleCross : (3DX10>=43) → 4[3,4,4] → 4 → 失敗
夕暮れのオバケ:グア~~~~~ッ
GM:ダメージください
阿紫南灰慈:このスピードには着いてこられなかったようだな
阿紫南灰慈:5d10+3 諸々有効
DoubleCross : (5D10+3) → 23[7,1,5,5,5]+3 → 26
GM:クソ~~~ッ
GM:ア~~~ッ
宗像かなめ:ウオオオ
夕暮れのオバケ:残るHPは4!装甲は5!
雨堤 瑠火:ヤッター
夕暮れのオバケ:もう絶対ダメ!
阿紫南灰慈:阿紫南灰慈の侵蝕率を5(→ 5)増加 (78 → 83)
夕暮れのオバケ:戦闘不能です。
阿紫南灰慈:やった~!
GM:これで戦闘終了になります!では演出を行っていきましょう~
阿紫南灰慈:「さっきから黙って聞いてりゃ……」
夕暮れのオバケ:「何…」
阿紫南灰慈:両手両足に、揺らめく闇色の靄のようなものを纏う。
夕暮れのオバケ:コミック調の空間にヒビが入っている。幾何学的な模様が常に波うつ。
阿紫南灰慈:体を押さえつける腕を、その手足で引き剥がしていく。
夕暮れのオバケ:「……、その姿は…」訝しげに目を細め、呟く。「狼男みたいな…」
阿紫南灰慈:「訳わかんねーコトでぐだぐだ喚きやがって、まどろっこしい」
夕暮れのオバケ:「まどろっこし…」ムッとする。
阿紫南灰慈:一歩踏み出す。闇色のオーラが、墨絵のようにコミック調の空間に浸透し、侵食する。
夕暮れのオバケ:「何だよ。あんたに何が分かる」
阿紫南灰慈:他者のレネゲイドを自らのものとするウロボロスの基本的権能。ポップなトーンに彩られた領域が
阿紫南灰慈:阿紫南灰慈が歩みを進める周囲に限って、時代がかった劇画調に描き換えられている。
阿紫南灰慈:「だから、わかんねーって言ってるだろ。テメーの事情なんかよ」
阿紫南灰慈:破裂音。地面を殴り、その衝撃で大きく跳躍。正司薫に化けた少年の元へと飛びかかる。
夕暮れのオバケ:「……っ!」
阿紫南灰慈:「けどなあ!一つだけ教えてやるぜ!!」
阿紫南灰慈:「そんなに自分探しがして―んなら」
夕暮れのオバケ:対応しようと空間に蠢いたコミック風の吹き出しが、劇画調の黒塗りに瞬時に上書きされ消える。
阿紫南灰慈:「テメーの本当の顔を晒す所から始めやがれ!!」
阿紫南灰慈:少年を守るように展開されたコマを割り砕いて、漆黒の拳が顔面にクリーンヒットする。
夕暮れのオバケ:「がっ……!」潰れるような声とともに、そのまま後方にもんどりうつ。
阿紫南灰慈:「ま、テメーが嫌だっつっても、これから俺らが暴いてやるんだけどな」
夕暮れのオバケ:激しい勢いで回転しながら後方に吹っ飛び、ゴミ捨て場の中に叩きつけられる。コミック調の空間が破裂した。
阿紫南灰慈:同時に、纏っていた黒いオーラが霧散する。
阿紫南灰慈:「………」
阿紫南灰慈:「…………あっ」
GM:静寂。少年が起き上がる気配はない。
阿紫南灰慈:格好つけたところでようやくハッとして
天生茶一:「……」
天生茶一:「シナカイ、ヤってねッスよね……?」
阿紫南灰慈:「……ヤベッ……!?」
阿紫南灰慈:「いや、ヤッてない!ヤッてない……はず!」
宗像かなめ:影が解かれ。「おばけくん!」
宗像かなめ:そこに駆け寄ろうとする。
くちなし:『──待ってください。状況の報告を』そこに無線が入る。キミ達全員に聞こえる。
天生茶一:「宗像さんも危な……くは無いかもしれんスけど!」
宗像かなめ:「くちなしさん……?」
雨堤 瑠火:「何だ?」
天生茶一:「お?……その声、くちなしさんからスか、雨堤さん」連絡端末を持っている人に話しかける。
くちなし:『"グレイランダム"を制圧しましたか? 危険な存在です。迂闊に近寄ろうとしないで』
雨堤 瑠火:「どういう…?いや理由はあとでいい…おい、近づくな」
雨堤 瑠火:「何かあるぞ」
くちなし:『いいから、報告をお願いします。"グレイランダム"を倒したのですね?』
宗像かなめ:足を止める。心配そうにおばけくんのほうを見ながら。
天生茶一:「てぇことス。宗像さんもここは抑えてもらって……」
雨堤 瑠火:「行動不能にはした…と思うが」
GM:彼は気を失ったようで、ゴミ袋の山の中に倒れ込んでいる。
天生茶一:「気ぃ失ってますー」手で合図
くちなし:『であれば、すぐに擬態が解かれ、正体を現すはずです』
阿紫南灰慈:「死んでは居ないっす」必死に主張する。
雨堤 瑠火:「正体か!」
雨堤 瑠火:「元の姿に戻るぞ、一応警戒しろ」
GM:"グレイランダム"を戦闘不能にすれば、必ず《究極擬態》が解除される。
くちなし:『はい』頷く。『警戒して…』
天生茶一:「んじゃ、素顔とご対面を…………」
GM:……ですが。
雨堤 瑠火:「性格までコピーしてるなら…元のキャラクターがどういうヤツかはまだわかんねー…って」
宗像かなめ:「……」
阿紫南灰慈:「………」
夕暮れのオバケ:戦闘不能になったまま、気を失っている。《究極擬態》は所持していないため、使用できません。
阿紫南灰慈:「………あれ」
阿紫南灰慈:「解けてないスけど……擬態」
宗像かなめ:「えっ」
雨堤 瑠火:「ん?どういうことだ?」
くちなし:『は?』神経質そうな声。
天生茶一:「……んんー?」
宗像かなめ:「"グレイランダム"は、エグザイルの力で擬態をおこなう、と」
雨堤 瑠火:「エグザイル…じゃねえ」
宗像かなめ:「……です、よね」
雨堤 瑠火:「そういう系統じゃなかったぞ、さっきの戦い方は」
天生茶一:「体を変えるより、領域とか場を使うタイプッスね」
阿紫南灰慈:「あ……ホントだ」今更気づいた様子で
天生茶一:「それにー……"グレイランダム"って、他人になりすますんスよね?」
くちなし:『待ってください…どういうことですか? 意識を失った"グレイランダム"は必ず正体を現すはずです』
天生茶一:「このオバケくん、のっけから性格とかだいぶ違ったんスけど……」
くちなし:『ならば…』苛々とした声がする。
くちなし:『あなた方は、誰と戦ったというんです?』
GM:と、同時。
GM:天生くんのスマートフォンに着信。ラインの通知が来る。
天生茶一:その違和感から、『グレイランダム』と呼ぶのを躊躇し、名前を問うた。
天生茶一:「お、っと……こっちは仕事用じゃないやつと」確認する
GM:そう、正司薫からのラインだ。
正司薫:『アモちゃん、連絡ないけど大丈夫~?』
正司薫:『俺は何もなかったんで家に帰ったよ。アモちゃんも無理すんなよな~』
正司薫:続いていつも使うスタンプ。いつも通りの文面。
天生茶一:「そいや連絡入れてなかった。定時連絡とかじゃないの慣れないスね」
宗像かなめ:「……少なくとも、それなら、この子はそうではなくて」
宗像かなめ:「…ないんですよ、ね?」
天生茶一:こちらも、「ス!」と発音するパンのスタンプを送り返す。
天生茶一:「……スね」
阿紫南灰慈:「わけがわからん……」
雨堤 瑠火:「とは言ってもなあ」
雨堤 瑠火:「じゃあオバケくんは何者でグレイランダムはどこに居るんだって話だよ」
天生茶一:「たまたま偶然、姿を真似る事のできる奴が重なった……って辺りスかね?」思いつくことをつらつらと述べる。
くちなし:『……ひとまず』
くちなし:『その、誰だか分からないオバケを、連れ帰ってきてください。状況を再確認しましょう』
天生茶一:未だ目を覚まさないオバケを見ながら「ウッス」
天生茶一:「もっかい、前提から洗い直し。ッスね」
宗像かなめ:おばけくんのもとに今度こそ駆け寄る。「はい」
雨堤 瑠火:「了解、また面倒な事になりそうだよ。まったく」
阿紫南灰慈:「うす……」宗像の横を通り過ぎて、気を失った少年を担ぎ上げた。
GM:シーンを終了します。
GM:購入判定は無し!ロイスの諸々のみ可能だよ
宗像かなめ:オバケくんへのロイスを変えます!
宗像かなめ:夕暮れのオバケくん 誠意/〇悔悟。
天生茶一:ロイス枠あと一つか~~~
天生茶一:事情聞くまで保留します!以上!
宗像かなめ:ちゃんといいことを伝えてあげられなかったとか、聞けなかったな…とかそういうもどかしさの悔悟です
阿紫南灰慈:ロイスは保留!
雨堤 瑠火:ロイスは保留します
GM:かなめっち……
GM:では、このシーンはこれで以上だよ!
◆Masterscene◆
正司薫:「そうそう。あれ、これって超能力じゃね?俺、使えてね?ってある日突然気付いてさ」
正司薫:「誰もいない時にちょっと試してみたりはしたけど、それくらい」
正司薫:「他の人?いや…教えてないし、誰も知らないよ。なんか取り返しつかないことになりそうでイヤだったし」
GM:正司薫はたまたまオーヴァードとして覚醒し、誰にも発見されずにいたようだった。
GM:あの日、路地裏で本当の姿を見られた時はもう終わりだと思ったが、いつのまにか仲良くなった。
GM:飯をくれ、隠れる場所を探してくれた礼に、最低限の知識を授けた。
正司薫:「それで、あんたはこのままだと、その正義の味方みたいなやつらに捕まっちゃうんだ」
正司薫:「……イヤなんだね」
正司薫:「だったら、俺に変身していいよ。俺のふりして暮らしなよ」
正司薫:「いいって」
GM:いくつか言葉を交わしたものの、結局、そういうことになった。
"グレイランダム":《究極擬態》を使用。“グレイランダム”は完全に正司薫になりすます。
正司薫:「…そういや、ちゃんとあんたの名前聞いてなかったな」
正司薫:「まあいいや。これから、そんなやつはどこにもいなくなる」
正司薫:「いや、あんたが欲しいものを手に入れられるようにさ。ちゃんと、取り返しつかないようにしようってこと」
正司薫:《失われた隣人》《ブレインジャック》を使用。〈意志〉で対決。
正司薫:《失われた隣人》の対象は"正司薫"。判定に勝利すると、“グレイランダム”は、"正司薫"を認識できなくなり、また正司薫は"グレイランダム"の行動を自由に決定できるようになる。
正司薫:2dx+4
DoubleCross : (2DX10+4) → 10[5,10]+10[10]+2[2]+4 → 26
"グレイランダム":3dx
DoubleCross : (3DX10) → 10[2,5,10]+6[6] → 16
GM:コミック調の空間が彼らを飲み込む。正司薫はページの外から、目の前の正司薫に呼びかける。吹き出しが生まれる。
■■■:『これからあんたは、俺のことをすっかり忘れるし、俺のことが認識できなくなる』
■■■:『あんたが、正司薫だ』
GM:コマ割りに区切られて、漫画の主人公のように、正司薫となった者はコクンと頷く。
GM:こうして、正司薫だった少年は、誰も知らないオバケとなった。
◆Middle06◆
GM:次のシーン!情報収集パートです。シーンプレイヤーは一番侵蝕率低い宗像さんにしようかな。
GM:登場したい人は侵蝕率を上げて登場してね!
宗像かなめ:宗像かなめの侵蝕率を1d10(→ 2)増加 (61 → 63)
天生茶一:天生茶一の侵蝕率を1d10(→ 9)増加 (77 → 86)
宗像かなめ:なんでおまえ落ち着いてんだよ
阿紫南灰慈:阿紫南灰慈の侵蝕率を1D10(→ 1)増加 (83 → 84)
天生茶一:やば
雨堤 瑠火:雨堤瑠火の侵蝕率を1D10(→ 1)増加 (70 → 71)
天生茶一:皆めっちゃ落ち着くじゃん
宗像かなめ:w
雨堤 瑠火:フフフ
GM:どうして
GM:では情報項目を出しますね!
・夕暮れのオバケの正体について 〈知識:レネゲイド〉〈情報:UGN〉難易度11
・FHセル“ドルク”について 〈情報:UGN〉〈情報:裏社会〉難易度10
GM:このふたつです。ぶっちゃけると特に追加項目もありません!
GM:立候補して調べてね~
宗像かなめ:夕暮れのオバケの正体について、はやりたいかも…私か天生くんでやりたいきがする
天生茶一:良いと思うぜ
阿紫南灰慈:任せたぜ!
天生茶一:宗像さんにオバケ行ってもらお。なぜなら財産点がないからです
GM:すっからかん
雨堤 瑠火:じゃセルの方を頑張ってみるか
天生茶一:おやつ代に消える
天生茶一:がんばれ~
宗像かなめ:なるほどね ならやります
宗像かなめ:・夕暮れのオバケの正体についてを〈知識:レネゲイド〉でしてみます。
GM:どうぞどうぞ!
宗像かなめ:3DX+1+0@10>=11 知識:レネゲイド
DoubleCross : (3DX10+1>=11) → 9[1,3,9]+1 → 10 → 失敗
宗像かなめ:おお、これならば
天生茶一:おぉ~?
GM:おお~?
宗像かなめ:財産を1支払い、成功させます
天生茶一:さすがのお嬢様
GM:おっいいですよ!では成功!
雨堤 瑠火:・FHセル“ドルク”について やってみます
宗像かなめ:宗像かなめの財産Pを1(→ 1)減少 (4 → 3)
阿紫南灰慈:さすが高等遊民
雨堤 瑠火:情報収集チームカスタムダブルスパイ UGNで
雨堤 瑠火:3dx+3>=10
DoubleCross : (3DX10+3>=10) → 5[1,4,5]+3 → 8 → 失敗
宗像かなめ:大学生にお金があるわけが…
雨堤 瑠火:金の力はワシの力じゃ
宗像かなめ:!?
GM:な…何ィ~!?
雨堤 瑠火:財産2点支払います
GM:ギャーッ!セレブ!
天生茶一:オットナ~
雨堤 瑠火:パトロンがついている
宗像かなめ:誰よそいつ!
阿紫南灰慈:大人の世界だ…
天生茶一:怪しいな…入れ替わってるんじゃないですか?
雨堤 瑠火:3人も居ちゃう
宗像かなめ:変なことされてないでしょうね!
GM:動揺を隠せないよ~~!
雨堤 瑠火:多分その3人で麻雀するから
阿紫南灰慈:麻雀で巻き上げた金じゃね―か!
GM:そういう要員????
天生茶一:むこうぶちの人??
GM:とはいえ全て成功!情報を開示していきますね
・夕暮れのオバケの正体について 〈情報:UGN〉難易度11
正司薫本人である。
一カ月ほど前、正司薫は街で逃亡中のグレイランダムと出会い、自分になりすますよう提案した。
そして、《究極擬態》で正司薫の姿に変身したグレイランダムに、《失われた隣人》《ブレインジャック》を使用。
グレイランダムは正司薫を認識できなくなり、自分が誰だったかを忘れ「自分こそ本物の正司薫だ」だと思い込んだ。
正司薫は正司薫としての立場をグレイランダムに譲ると、「夕暮れのオバケ」を自称して民間人に能力を使用していたようだ。
GM:宗像さんが会っていた夕暮れのオバケこそ、正司薫本人だったみたいです。
GM:さて、キミ達はこれでグレイランダムの正体に関する情報を入手したので、
GM:このシーン以降、グレイランダムの正体を見破る〈知覚〉判定による対決に挑戦することができます。
GM:また、トリガーシーンが発生します。天生くんが普段学校で出会っていた「正司薫」と、改めて出会うイベントです。
・FHセル“ドルク”について
工作員を製造・派遣するFHセル。既にUGNにより制圧されている。
セルの人員を調査した結果、UGN内に潜入しており、現在も拘束されていない者がいることが分かった。
コードネームは“アンチトーク”。正体不明だが、今の状況に鑑みると、グレイランダムに接触しようとしている可能性が高い。
“アンチトーク”は【Dロイス:工作員】を所持しており、自身の正体に関する情報を隠蔽している。
もし正体を突き止めたい場合、目標値30の【精神】判定に成功しなければならない。
GM:この【精神】判定にはこのシーンから挑戦することができますが、挑戦することは特に推奨していません。
GM:挑戦しなくてもシナリオは問題なく進むぞい!
宗像かなめ:了解!
GM:では、このシーンで発覚する情報はこれで以上です。今回は、これら情報を共有する様子を描写していきましょう~
GM:W市駅前。アミューズメントパーク『ファーストナイト』。
GM:ゲームセンターとボウリング場、カラオケが一体化した遊具施設だ。建てられてから歴史は長く、各設備は正直古い。
GM:ので、学生でも個室を確保しやすく、なおかつ人が少ないのが良いところである。
GM:キミ達はカラオケの一室に集まっていました。室内に煙草の匂いが染み付いている。
宗像かなめ:席の端にちょんと座り、所在なさげにしている。染みついた匂いも慣れない臭いだ。
天生茶一:履歴から適当にオンボーカルのMVをBGM代わりにしている。
天生茶一:「ここなら内緒話にうってつけッスね。なんか摘むもん頼んどきましょっか」
宗像かなめ:「珍しいですね、こういう事件後のお話は皆さん、支部でされるものかと」
雨堤 瑠火:「人気はねーからね」
さるびあ:『あっあっあのう…先に言うとくちなしさんは状況確認ってことで一旦X市に戻られ…』
さるびあ:『あっあたししかいなくてごめんなさいホント…』
雨堤 瑠火:「まあ、もうちょいマシなトコにすりゃよかったと思ってるけど」
阿紫南灰慈:ドアが開く「ドリンクもらって来たぞ」顔見知りの店員に伝えて、カウンターで受け取ることにさせてもらった。
天生茶一:「俺はあんまりチームで動かないんで……そっちの支部だと結構あるんスかね」
天生茶一:「あ、どもッスー」
宗像かなめ:「あ、嫌とかではないのでだいじょうぶですよ」微笑む。不慣れなだけだ。
雨堤 瑠火:匂いは嫌っぽい
宗像かなめ:「阿紫南くん!頼りになります」
天生茶一:「改めてカラオケに居るとどんなメンツだよ、って感じスね」
阿紫南灰慈:「ども……ウーロン茶でいいっすか」ちょっと照れてる
宗像かなめ:「はい」嬉しそうに受け取る。
宗像かなめ:ストローをさす。「人気がないところで、支部ではないところ」
宗像かなめ:「なにか、気になることがあるのでしょうか」首を傾げ、雨堤くんを見る。
天生茶一:「喫茶店とかもあるスけど、ちまいと会話響いちゃうスからね」クリームソーダを受け取る。
天生茶一:ソファを移動させて、倒れた『オバケ』を寝かせている。
宗像かなめ:時折ちらちらと、長いソファに寝かされた少年を伺いつつ。
雨堤 瑠火:「まあ、ね」
夕暮れのオバケ:気を失ったままこんこんと眠っており、起きる様子はない。
阿紫南灰慈:「ホントは手当とかできるとこの方がいいとは思うけど」少年をちらりと見て
阿紫南灰慈:「ま、オーヴァードだし、そのうち起きんだろ」
宗像かなめ:「でも、阿紫南くんが加減してくださったんですよね」笑う。
宗像かなめ:「外傷もなくて。眠っているだけみたい」
阿紫南灰慈:「……」(加減、したよな……したはず……)
雨堤 瑠火:「寝てる間のほうが話しやすいってのもあるかもな」
天生茶一:「ある程度怪我は治るッスからね~」
天生茶一:「んじゃ、今のうちにお仕事の話でもしときます?」
雨堤 瑠火:「っと理由だったな。支部を使わねー理由」
天生茶一:「ッスッス」
天生茶一:「駄菓子屋にぞろぞろ集まるのも~、ってわけじゃネーんスよね?」
雨堤 瑠火:「理由からだと意味わかんなくなるから前提から言っちゃうか」
雨堤 瑠火:「一応追加で”ドルク”の調査を進めてたんだよ」
宗像かなめ:「はい」液晶で微笑む見知らぬ歌手の声を背に。「……それって」
宗像かなめ:「”グレイランダム”さんのいたところですよね」
阿紫南灰慈:「そういうとこ、アメさん意外とそつが無いっすよね」感心している
雨堤 瑠火:「コネがあるんだ、どっちにも情報流すような胡散臭い連中がいてね」
天生茶一:「スね。すでに制圧されてるんスよね?」
天生茶一:「ヒュー」と口で言う
雨堤 瑠火:「金も取るし、こっちの情報もどっかに流しやがるから。まああんまり大っぴらには付き合いたくはねーんだけど」
雨堤 瑠火:「急ぎんときは便利なんだよね」
雨堤 瑠火:「こっちの事情も詮索しねーから」
天生茶一:「鉄火場の匂いッスね~」
天生茶一:「そゆの便利そうスけど、俺じゃ多分カモにされるだけっスね」うんうんと頷きます。
さるびあ:『えっえっえっえ~…へぇ~~………』小声で興味深そうな声が漏れている。
雨堤 瑠火:「んでグレイランダムの製造元の”ドルク”だけど」
雨堤 瑠火:「そういうのを作るだけあって工作員の製造販売…いや派遣かな」
雨堤 瑠火:「潜入用のユニットをウリにしたメーカー的なセルらしい。すでに制圧されてっからそこん所自体はもう問題ねー」
天生茶一:「チルドレン語彙スね。グレイランダム以外にも潜入専門で居たんスね~」
天生茶一:「そんで、制圧してめでたしじゃねんスか?」
雨堤 瑠火:「で、情報の横流しで手に入ったのがこのカタログ…名簿かな」
宗像かなめ:「当時いた方の…」
雨堤 瑠火:「メンバーが記載されてる。それに…っと」
阿紫南灰慈:「よくそんなん手に入ったすね……」
天生茶一:「えらいもん流れてる」
宗像かなめ:さるびあちゃんや阿紫南くんにも見えるように端っこに。
雨堤 瑠火:「UGNから持ってきた制圧時のメンバーリストを照合するとだ」
雨堤 瑠火:「だいたい拘束されてるわけ」
天生茶一:「ふんふん」名簿をめくり、画面を見ないまま新しい曲を入れている。少し前のドラマ主題歌。
雨堤 瑠火:「だいたいって事は?」
宗像かなめ:「……」
阿紫南灰慈:「おー……あれっ」名簿を読み進めて、空白に目を留める
雨堤 瑠火:「全員じゃねーって事」
天生茶一:チラ、と阿紫南くんを見る。理解の深度の確認。
雨堤 瑠火:「UGNの方には名前がなくてカタログには載ってる名前がある」
雨堤 瑠火:「”アンチトーク”」
宗像かなめ:姿勢を少し整えて。「潜入が得意なセルの方で、行方知れず」
雨堤 瑠火:「そう、その空白欄な」
雨堤 瑠火:「派遣先をワザとあけてある場合は」
雨堤 瑠火:「UGNの可能性が高い」
天生茶一:「ほー……」
宗像かなめ:「雨堤くんは、それを警戒してここにしたということなんですね」感慨深げに。
雨堤 瑠火:「ウチとは限らねーけどさ。じゃあセルが潰れた場合そのメンバーが誰に接触するかってーと」
雨堤 瑠火:「元々同じ所属のヤツにコンタクト取る可能性があると思わねえ?」
雨堤 瑠火:「つまりは”グレイランダム”とだ」
天生茶一:「道理スね。元々そーゆーののプロってわけスから」
さるびあ:『ひぃええっ……!』びくびくしながら気絶しているオバケを見る。
宗像かなめ:ぱちり、と大きく瞬きをする。
雨堤 瑠火:「その空白欄もそうだけど、入手した情報には」
阿紫南灰慈:「たしかにそうっすね……族も頭がパクられたら残った奴らがメンバーまとめなおしたりするし」
雨堤 瑠火:「どうも痕跡を消したような感触があるっつーのが情報屋の見解」
さるびあ:『ほひょぁあ…っ!?』びくびくしながら阿紫南くんを見る。
宗像かなめ:「ゾク…」なんだろうと首を傾げつつ。
天生茶一:「消したてことは、FHの工作員教育受けてるタイプッスかね」
雨堤 瑠火:「潜入のスペシャリストだもんな隠蔽は得意分野ってことじゃねーかな」
宗像かなめ:「それなら……」と少し言葉に迷う様子。言いにくいのではなく、どう順序づけるか迷う風情で。
雨堤 瑠火:「これ以上の深追いヤバそう…ん?」
天生茶一:「ッスね。んで、"アンチトーク"は暴走族を隠して真面目に生きてますよ~、とアピールってわけスか」阿紫南くんの表現に合わせてまとめる。
天生茶一:「どうしたスか宗像さん?」
宗像かなめ:「わたし、レネゲイドの性質は、わりとよくわかる部類なんです」
天生茶一:「うん」
宗像かなめ:「どういう由来なのかとか、そういう知識は。それで……」
宗像かなめ:「この子、レネゲイドビーイングではないと思います」
天生茶一:「ってーと、オバケくんが?」
阿紫南灰慈:「え、そうなんすか?」
宗像かなめ:眠っている少年の髪に指先で触れ、すぐに止める。「オリジンと呼ぶ人が多いのかな。由来の力をもってきたりするんですけど、この子は違うようで……」
天生茶一:「漫画のレネビとかじゃねーんスね」能力を思い出しつつ。
宗像かなめ:「そして、他人の知覚に影響する、オルクスやソラリスの力を使った」
宗像かなめ:「この子の顔をしている子は、正司薫くん、というのでしたよね」
天生茶一:小声で同意を示しつつ頷いてます。
天生茶一:「合ってるッス。オルカはあだ名ッス」
天生茶一:「つっても、なんのためにコイツがコピーしたかはわかんねースけど……」
宗像かなめ:「考えていたのですが……」
宗像かなめ:「正司くんは、この子ではないですか?」
天生茶一:「………え?」
雨堤 瑠火:「どういう事?」
阿紫南灰慈:「……?」
阿紫南灰慈:「……?????」
夕暮れのオバケ:こんこんと眠っている。
天生茶一:「……俺より混乱してるとちょっと落ち着くスね」
阿紫南灰慈:首をかしげすぎて直角になっている
宗像かなめ:「雨堤くんはお分かりかもしれませんが、オルクスには相手の知覚に強く働きかける能力が多いですよね」
雨堤 瑠火:「まあね」
宗像かなめ:「相手の認知を大きく変えてしまうような。」指をかすかに動かして、微笑む。
雨堤 瑠火:「あー…範囲内の認識の主導権を握るって感じ」
天生茶一:「………」その指を目で追いつつ、与えられたピースの組み合わせを感じます。
天生茶一:「……てーと」
宗像かなめ:「この子は擬態の力を持っていない。なのに、この顔のまま、解けることはなくて」
宗像かなめ:「……それなら、この子の顔はきっと、元からそうなのではないかと……」
天生茶一:「前提が間違ってた……ってことスかね?」
天生茶一:「『オルカがオバケに真似された』んじゃーなくて、て説スか」
阿紫南灰慈:「あー……や、ちょっと待ってくださいよ」今ひとつ理解していない様子のまま口を挟む
阿紫南灰慈:「こいつが庄司薫本人って言うなら」指を指して
宗像かなめ:阿紫南くんを見る。そういえばこの子は正司くんの友達だ(と認識している)。
阿紫南灰慈:「学校にいる庄司薫は誰なんすか?」
阿紫南灰慈:「さっきも天生に連絡くれてたみてーだし……」
阿紫南灰慈:「……あ、まさか……」
天生茶一:「………スね」スマホのおにぎりとパンのマスコットストラップを無意識にいじる。
阿紫南灰慈:「……正司薫は双子だった……!?」真顔で戦慄する
天生茶一:「……………」
宗像かなめ:びっくりする。「……?」
雨堤 瑠火:「…」お前って顔で見てる
天生茶一:「ごめん。伝えてなかった俺が悪いスね。オルカの兄は居るけど東京に進学中ス」
阿紫南灰慈:「マジか」
天生茶一:学校で同じ可能性は検討したのでちゃんと答えておく
天生茶一:「マジス」
阿紫南灰慈:「……え、じゃあ本当に誰なんだよ」
宗像かなめ:「……範囲内の認識の主導権を握る力、というのは」
宗像かなめ:「おなじオーヴァードにも効くものです。見えないものを見たり、高まれば」
宗像かなめ:「自分がだれであるかすらも」
宗像かなめ:人形を操る仕草をする。
天生茶一:「一例スけど、仲のいい人間すら忘れさせたり、とかね」
天生茶一:「で、本人がここに居て、同じ顔してるやつがもう一人居る状況。俺らは誰を追ってたっスか?」阿紫南くんに回答権をパス。
阿紫南灰慈:「そりゃ庄司薫……じゃなかった」首を振る
阿紫南灰慈:「"グレイランダム"……」
阿紫南灰慈:「……あっ」
阿紫南灰慈:「え、そういうこと!?」
天生茶一:「ス」にっと笑う
天生茶一:「宗像さんの考えもこれで合ってるッスか?」
宗像かなめ:「と……わたしは考えて、いました」苦笑する。
宗像かなめ:「可能か不可能かでいえば、できてしまいますから」と同じオルクスの雨堤さんをちらりと見る。
雨堤 瑠火:「なるほどなあ、言われてみればって感じ」
阿紫南灰慈:「いやでも……庄司薫に化けたグレイランダムが、自分のこと本物の庄司薫だと思いこんでて」
雨堤 瑠火:「前提っていうか先入観あると気づかねーな」
天生茶一:「スね~……俺なんかクラスメイトスよ」
阿紫南灰慈:「本物の庄司薫は、庄司薫だってこと隠して不審者やってる……って」
阿紫南灰慈:「ややこしすぎるだろ!!どうやったらそんな状況になんだよ!!」
阿紫南灰慈:「結局どっちが悪いんだ!?庄司薫?グレイランダム?」
天生茶一:「マジそれッスね~」
雨堤 瑠火:「のび太君が家出するときに身代わりの偽物置いてく感じ?」
阿紫南灰慈:「オレはどっちを殴ればいいんだ~~~~っ!??????」頭をワシャワシャする
宗像かなめ:「???」
天生茶一:「なんかそんな漫画あったッスね」
天生茶一:「もう殴ってんのに……??」
雨堤 瑠火:「殴ろうとすんな」
宗像かなめ:「ほんものの正司くんのほうに、主導権がある状況だとは思うんですが」人形を引き寄せる所作。
宗像かなめ:「彼の意志で入れ替わらなくては、こうはならないと思うので……」
天生茶一:「まー、コレは想像スけど、オルカんちも結構厳し目みてースからね」
天生茶一:「オルカ……言ったのは"グレイランダム"スけど、口では従うほうが楽つっても、常に本音が出るとかじゃねースから」
天生茶一:「その辺も動機だったりするんスかね?しょーじき聞かなきゃわかんねス」
天生茶一:「宗像さんが言ってるとーり、認識変えるのは本物のオルカの方の能力っぽいスからね」
さるびあ:『ってあっえってことはあのう』おずおず話に入る。
天生茶一:「あっ、どうしたスか?」溶け始めたクリームを掬う。
宗像かなめ:さるびあさんを見る。怖がりな様子なので微笑んで。
さるびあ:『私たちが捕まえるべきなのは……?結局……?』
さるびあ:『グレイランダムは……いずこに……?』
阿紫南灰慈:「……ハッ、そうじゃねえか」何かに気付いたように顔を上げる
天生茶一:「おっ」気付きに耳を傾ける。
阿紫南灰慈:「宗像さんの言う通りなら、このみとベタベタしてやがるのは"グレイランダム"ってことだろ」
天生茶一:「そうスねー……なんか私見混じった?」
さるびあ:『あっうわっあっベタベタ……!』悲痛な顔をする。
天生茶一:安心させるように笑顔。捕食者の顔とよくいわれる。
宗像かなめ:「ベタ…学生生活を送っているのは、きっとそうかと…ベタ?」
阿紫南灰慈:「こんな所でだべってる場合じゃねえ……!さっさと捕まえねえと」立ち上がろうとする
さるびあ:『ほひょうあぁ……』窮鼠である。
宗像かなめ:「ええっ」架空の人形へと伸びた手が彷徨い。
天生茶一:「その前にいちお、動く前に"アンチトーク"も気になる所……スよね?雨堤さん」
天生茶一:「あっちも"グレイランダム"を探してるっつーなら、先回りされるかもッス」
阿紫南灰慈:「どっちみちこいつと二人並べて問い質さねえと訳分かんねえし、善は急げだろ。いや、悪くても急ぐけどな」そわそわしている
雨堤 瑠火:「ちょい落ち着けよ」
雨堤 瑠火:「いやちょいじゃねーよ、かなり落ち着け」
天生茶一:「真ん中の席配置にしといてよかったッスね」
阿紫南灰慈:「オレは冷静っす」瞳孔が開いている
雨堤 瑠火:「お前、悪で急ぐなよ」
阿紫南灰慈:「うっ……」
宗像かなめ:抑えきれないようにくすくすと笑う。どこか肩の力が抜けたように。
天生茶一:「一言で黙った。流石ッスね」
雨堤 瑠火:「そもそも急いで何すんだよ、殴る一択じゃねーか」
宗像かなめ:「このみさんが心配なんですね」
天生茶一:「気持ちはわかるッスよ」
雨堤 瑠火:「あー…何か目の前に浮かんじゃうなあ」
雨堤 瑠火:「格好いい男子をデカいコワいヤバい男子が殴ってて」
雨堤 瑠火:「そこにやってくる女の子がさあ」
雨堤 瑠火:「『やめて、何してるの?』っていうとさー」
阿紫南灰慈:「………」
雨堤 瑠火:「どっちに女の子が寄り添うんだろうなあ」
阿紫南灰慈:「………!」
阿紫南灰慈:「やめて!聞きたくない!」耳をふさぐ
宗像かなめ:「ああ……」
天生茶一:《シークレットトーク》。レネゲイドを介してオーヴァードには声が届くよ。
雨堤 瑠火:「そもそもさあ、好意を明確に寄せてくれる男子とさあ、なんか態度が煮え切らないヤツとさあ」
雨堤 瑠火:「どっちがいいと思います?」
阿紫南灰慈:「あーーーあーーーあーーー」
宗像かなめ:困ったように微笑んでいる。ほんとうに困っている。
天生茶一:宗像さんにポッキーの盛り合わせを勧めてる。
天生茶一:(良かった、俺は素直になっといて)ポリポリ。
さるびあ:『えっあっえっえっと………』
さるびあ:『じゃあ阿紫南くんの覚悟が決まるまで待機ってことだね!??!』
天生茶一:「おっ、トドメ宣言……」
雨堤 瑠火:「ははははは」
宗像かなめ:ポッキーに気づいて。「覚悟……」
天生茶一:「戦闘の後ッスからね」
天生茶一:「休むのも仕事のうち、ってことで!」
GM:シーンを終了します。
GM:ロイス諸々、および購入判定が可能です~
宗像かなめ:夕暮れのオバケくん 誠意/〇悔悟 → 夕暮れのオバケくん、あるいは正司薫くん 誠意/〇悔悟
天生茶一:正司薫 ○P友情/N隔意 → 正司薫? ○P友情/N驚愕に変更。表は変更なしで
宗像かなめ:こう変えときましょう
天生茶一:るいるい
宗像かなめ:購入は誰が何欲しいかんじだっけいま
宗像かなめ:照準器とかだっけ
天生茶一:私は照準器~。
天生茶一:あとはミドルで消耗した人の応急手当かな
GM:けっこう皆ぼろぼろ
雨堤 瑠火:手当を買っておこう
宗像かなめ:そういえばそうじゃん
宗像かなめ:買うか
阿紫南灰慈:正司薫 興味/警戒○ → 正司薫 同情/困惑○ に変えておきます
天生茶一:じゃあこっちはワンチャン照準器で。
雨堤 瑠火:2dx
DoubleCross : (2DX10) → 5[4,5] → 5
宗像かなめ:やさしさ
宗像かなめ:4DX+0+0@10>=8 調達
DoubleCross : (4DX10>=8) → 9[3,5,8,9] → 9 → 成功
阿紫南灰慈:私も応急買お
天生茶一:3dx+1>=15
DoubleCross : (3DX10+1>=15) → 9[1,8,9]+1 → 10 → 失敗
天生茶一:おしい。
宗像かなめ:買えた。これで二個だ
阿紫南灰慈:3dx+1>=8
DoubleCross : (3DX10+1>=8) → 9[1,4,9]+1 → 10 → 成功
宗像かなめ:一個はじゃあ雨堤くんにあげます
天生茶一:装甲盛るタイプだしね
雨堤 瑠火:もらっちゃう
宗像かなめ:回復してー
雨堤 瑠火:財産払って買っておくか
宗像かなめ:9+2d10
DoubleCross : (9+2D10) → 9+8[7,1] → 17
雨堤 瑠火:2個あればいけるだろう
阿紫南灰慈:二個持ってるので二個使います
雨堤 瑠火:回復2d10
阿紫南灰慈:4+4d10
DoubleCross : (4+4D10) → 4+21[2,2,8,9] → 25
宗像かなめ:次また買えば全回復できそうな気はする
雨堤 瑠火:雨堤瑠火のHPを2d10(→ 6)増加 (7 → 13)
阿紫南灰慈:25まで回復
宗像かなめ:よし、以上でー
雨堤 瑠火:微妙だったぜ
雨堤 瑠火:もう一個
阿紫南灰慈:以上!
雨堤 瑠火:雨堤瑠火のHPを2d10(→ 13)増加 (13 → 26)
天生茶一:私も以上ー
GM:ぼちぼち
宗像かなめ:ほぼもどり
雨堤 瑠火:まあまあ回復
雨堤 瑠火:以上です
GM:ではみなさんの処理が終わったので、このシーンはこれで以上~!
◆Interlude◆
GM:インタールードシーン。侵蝕率を上げず、会話が可能です。シナリオを進める判定はできません。
GM:阿紫南くんと天生くんは登場して交流してね。
天生茶一:天生茶一の侵蝕率を0(→ 0)増加 (86 → 86)
阿紫南灰慈:阿紫南灰慈の侵蝕率を0(→ 0)増加 (84 → 84)
天生茶一:『ファーストナイト』にはカラオケの他にも、遊戯施設が併設されている。
天生茶一:ガコン、と遠くでボーリングの音を聞きながら、ビリヤードの卓の前にいた。
天生茶一:「シナカイ、ビリヤードってやったことある?」
天生茶一:ビリヤードの棒の先端を四角いチョークで磨いている。
阿紫南灰慈:「あー、中学ん頃に先輩に付き合わされて触ったことはある」
阿紫南灰慈:キューを無造作に手に取る。
天生茶一:「マジか、洒落てるスね」
天生茶一:「俺は夕方のドラマで見たぐらいス。確か、こう」
阿紫南灰慈:「全然洒落てね―よ。もっとガラ悪いとこだったし」
天生茶一:なけなしの知識で、ビリヤード台にポーズつけて腰掛ける。
天生茶一:「はー、そんなもんスかね?」
天生茶一:「バーとかにあるイメージ。あ、中学でバーはだめスね」
阿紫南灰慈:「ここより郊外のとこに潰れたゲーセンがあってさ。そこ根城にしてたの」
天生茶一:「ははー。根城ってことはヤンキー系スか?」
阿紫南灰慈:「まーな」嫌そうに
阿紫南灰慈:「昔の話だよ。もう足洗った」
天生茶一:「お、えら~」キシシ、と笑う。
天生茶一:「なんか洗うきっかけとかあったんスか?」
阿紫南灰慈:「あー……いや」
天生茶一:枠を使ってビリヤードボールを並べて、一つを適当に打っては反射させる。
天生茶一:「あ、別に会話記録とったりはしねーッスよ?」
阿紫南灰慈:「……色々あっけど、結局は居られなくなっただけっつーか」
天生茶一:「ふんふん」
阿紫南灰慈:「オーヴァードになった時のゴタゴタでな」
天生茶一:「あ~」
天生茶一:「そりゃ物騒なことできねーッスよね」
阿紫南灰慈:「別に相手殺したくて喧嘩してたわけじゃね―し」
阿紫南灰慈:「特にオレの場合、妙な誤解で色々狙われてた時期あったから」
天生茶一:「誤解ッスか?なんでまた?」
阿紫南灰慈:「巻き込むわけにも行かねーしな……って感じで。自然と離れた」
天生茶一:「えらいッスね~」
天生茶一:何個かボールを手元に置いて、一定の間隔で打ち出している。
阿紫南灰慈:「いや、オレもよくわからん……輪廻のなんたら?ってのと間違われて」
阿紫南灰慈:「ま、今はその辺誤解解けたんだけど」
天生茶一:「あ~!それ、座学で習ったッスね!」
天生茶一:「ま、シナカイ迫力あるッスもんね~」
阿紫南灰慈:「それで間違われんの迷惑すぎんだろ」
天生茶一:「確かに~。戦えなかったらやばかったッスね」ケタケタ。
天生茶一:「んで、晴れて高校デビューってワケスか~」
天生茶一:「まぁ、喧嘩とかやめたんなら結果オーライじゃないスか?」
天生茶一:「このみちゃんしたっけ、幼馴染もいたんでしょ?」
阿紫南灰慈:「上手く行ってねえけどな……オレの話はいいだろこの辺で」キューをくるくると回す
天生茶一:「おっ、そうスかね?」
阿紫南灰慈:「お前の方はどうなんだよ。転校生」
天生茶一:「俺スか?俺はまー平凡スよ?」
阿紫南灰慈:「よくわかんねーけど、チルドレンじゃねーんだよな?今までも学校には行ってたってことか?」
天生茶一:「ス。生まれもフツーに両親いるッス。小中通ってたスよ」
天生茶一:「んで、ちょっと才能合ったんでこの槍に適合してー……抗争巻き込まれて、なんか生き残った、みてーな?」
天生茶一:弓袋で包んだ槍でコツン、と玉を弾く。
阿紫南灰慈:「へー……なんかそれはそれで大変……って」
阿紫南灰慈:「抗争ってお前、サラッとすげーことなってんな……」
天生茶一:「だしょ?いや、元々はこの槍目当てで、そしたら俺が覚醒しちゃったもんだからさ~」
阿紫南灰慈:「あー……」聴くかどうか迷った様子で
阿紫南灰慈:「親御さんは今も無事なの?」
天生茶一:「おう。無事無事。……そこで守れるのが天才の所以つーかね?」ここだけは、軽口に安堵が混ざる。
阿紫南灰慈:「そか……良かったな」こちらもどこか安心したように返す
天生茶一:「おう」へへ、と誇らしげに笑う。
天生茶一:「もう、狙われる側からちぎっては投げ!……で、能力使いすぎるとジャームんなる、って習ったっしょ?」
天生茶一:「そーなる寸前に助けてくれたのが、今の支部の先輩ってわけッス」
天生茶一:「これはもう、この人のために戦うしかね~!ってなって、ナウ」いる場所を指差す。
阿紫南灰慈:「ああ。テメーは侵食効率悪いから特に気をつけろって口酸っぱくな」
阿紫南灰慈:「へー、先輩が」
天生茶一:「小柄でかわいーんスよ」
阿紫南灰慈:「オレもアメさんには世話に……」ピクリと耳が動いて
阿紫南灰慈:「……女か」
天生茶一:「美少女ッス。学年も同じ」
阿紫南灰慈:「へー……」
阿紫南灰慈:「……え、付き合ってんの?」
天生茶一:「告ったけどまだッス」
天生茶一:「ちゃんと段階踏もうってことで……」
阿紫南灰慈:「告ったのか……」感嘆
阿紫南灰慈:「いや、それもう殆どOKだろ」
天生茶一:「やっぱそう思う?」
阿紫南灰慈:「将来を見据えた……なんかアレじゃん」
天生茶一:「うス。なんで、進展する理由作りにアピール中ス」
天生茶一:「なんつーか、ほら」
天生茶一:阿紫南くんの顔を見て、一旦言葉を止めようとする素振りをして
天生茶一:「他のヤツに取られるのヤなんで」
天生茶一:やっぱりそのまま言う。
阿紫南灰慈:「おお……」
阿紫南灰慈:自分より小柄な天生の姿が、心なしか大きく見える「デカい……」
天生茶一:「へへ……」鼻の下をこする。
天生茶一:「シナカイも……まぁ、頑張るッスよ」
天生茶一:「あ、でも、あっちのオルカもいい雰囲気なんスっけ」
天生茶一:「どっち応援しよかな」
阿紫南灰慈:「おう、ありがとよ……」つられて鼻をこすったところでハッとして
阿紫南灰慈:「……いや、何が?応援される筋合いねーけど……?」
阿紫南灰慈:「クソッ……!この話もヤメだ!天生……」名前を呼んだところで、ふと固まる
天生茶一:「?」
阿紫南灰慈:「……や、シナカイ呼びは諦めたけどよ」
阿紫南灰慈:「オレだけ名字で呼んでんのも不公平だなって思って」
天生茶一:「お、一理~」
阿紫南灰慈:「んー……」暫く考えて
阿紫南灰慈:「ウサでどうだ?」
天生茶一:「いいピョン」
阿紫南灰慈:「その語尾はやめろ」
天生茶一:「ス」頷き
阿紫南灰慈:「……んじゃ」ビリヤード台にボールを並べる
阿紫南灰慈:「一勝負すっか。ウサ」
天生茶一:「オッケー」ようやく台から腰を除ける。
天生茶一:「負けたほうが一本奢りね、シナカイ」
天生茶一:クイ、と自販機を指さした。
阿紫南灰慈:「上等だ」ほくそ笑む。
阿紫南灰慈:「オレお汁粉な」キューを構えて、勢いよく突き出した。
宗像かなめ:宗像かなめの侵蝕率を0(→ 0)増加 (63 → 63)
雨堤 瑠火:0増えとる
GM:無が…
雨堤 瑠火:雨堤瑠火の侵蝕率を0(→ 0)増加 (71 → 71)
宗像かなめ:『ファーストナイト』内。ドーム型の、駄菓子が積まれたクレーンゲームに近いもの。
宗像かなめ:コインを入れる場所を探して、おそるおそる入れている。
宗像かなめ:左右をきょろきょろとして、見知った顔。「雨堤さん」
雨堤 瑠火:「お、何か探してる?」
宗像かなめ:「ああ、いえ……こういうの、はじめてなので」
宗像かなめ:「だれかいないかなと。雨堤さんはお得意ですか?」
雨堤 瑠火:「あー…これか」
雨堤 瑠火:上からドームを覗いて横からも見る
宗像かなめ:「コツとかがあるんでしょうか」
雨堤 瑠火:「景品の単価が安いからUFOキャッチャーほどシビアじゃねーはずなんだよな」
雨堤 瑠火:「こっちのショベルのとこは落ちかけのラムネがあるから」
雨堤 瑠火:「慎重に狙えば行けそうかな」
宗像かなめ:となりのUFOキャッチャーをちらりと見る。大きめのぬいぐるみや、見知らぬアニメのフィギュア。
宗像かなめ:「なるほど」
宗像かなめ:では、それをしてみる。プラスチックのボタンを押す。
雨堤 瑠火:「テーブルが回ってっから」
雨堤 瑠火:「一番崩しやすい部分が手前に来るタイミングでシャベルが行くようにしないと」
宗像かなめ:「ふむ……」
雨堤 瑠火:「回転を見極めて手前に来る10秒くらい前で早く動かせば」
雨堤 瑠火:「いけるはず」
宗像かなめ:「ふむ」
宗像かなめ:ゆっくりとボタンを押す。
宗像かなめ:運転:ゲーム機で判定してみようかな。達成値を7にしてみる。
宗像かなめ:2DX+0+0@10>=7
DoubleCross : (2DX10>=7) → 7[5,7] → 7 → 成功
GM:成功!良い感じにできますね
宗像かなめ:「回転を……」ドームの中を眺める。
宗像かなめ:12、11。別のボタンを押す。
宗像かなめ:「あっ」いくつかの駄菓子が掬われ。落ちて。
宗像かなめ:「雨堤さん!」
雨堤 瑠火:「おっ、うまい」
宗像かなめ:嬉しそうに、自分より背の低い青年へと顔を向ける。
宗像かなめ:いくつかの駄菓子を大事そうに拾い。「あら」
宗像かなめ:「これ」と差し出す。煙草を模したココア味のお菓子だ。
雨堤 瑠火:「え?くれるんですか」
宗像かなめ:「敬語ですね」くすくすと笑い。「アドバイス代金です」
宗像かなめ:「それに、お菓子が欲しかったわけではないので……」
雨堤 瑠火:「じゃあ、遠慮なく」
雨堤 瑠火:「敬語ってほどじゃーないんだけど」
雨堤 瑠火:「一応ね、俺の方が年下だしね」
雨堤 瑠火:一本取りだして齧る。
宗像かなめ:「そういえば……そうでした。雨堤くん、しっかりしているから」
雨堤 瑠火:「一本どうです?」
宗像かなめ:きょとんとして。目を輝かせる。
雨堤 瑠火:ココアシガレットを一本差し出す。
宗像かなめ:細い指がそっとシガレットを受け取る。
宗像かなめ:「……ありがとうございます」
雨堤 瑠火:「ココアシガレットってさ、思ったほど煙草に似てねーんだよね」
宗像かなめ:「ふふ、じつは、見かけたときからずっと気になっていたの」
雨堤 瑠火:「只のラムネの棒じゃんみたいな」
宗像かなめ:「見てみると、そうですね」笑う。
雨堤 瑠火:「味もココアだけどハッカの風味が強くて思ったほどココアじゃねーの」
宗像かなめ:大事そうに眺めて。「あら、そうなんですか」
宗像かなめ:薄い唇で少し挟んで、端を齧り。「……ほんとうだ」
雨堤 瑠火:「ウマいけど、ハッカとかミント系苦手でココアをイメージしてるとびっくりする感じ」
宗像かなめ:「苦手ではないけど、びっくりしました、いま」
雨堤 瑠火:「でも、こういう変な駄菓子って子供にはウケるんですよね。メーカーの思惑にまんまと乗せられて」
雨堤 瑠火:「タバコとか、なんか子供じゃ手が出せないヤツのコピーみたいなね」
宗像かなめ:「憧れるのはわかるな……なんだか秘密めいていて。眩しい感じ」
雨堤 瑠火:「でしょ?」
宗像かなめ:目を細める。「はい」
雨堤 瑠火:「ま、偽物って言やあそーなんだけどね」
宗像かなめ:「でも、ロマンってそういうものよね」くすりと笑う。
雨堤 瑠火:「ロマンかー」
宗像かなめ:「偽物だから嘘っぱちじゃないもの。……雨堤くんの夢も、きれいだった」
雨堤 瑠火:「俺は恐竜図鑑を喜んで読んでるタイプだっただけだから」
雨堤 瑠火:「宗像さんは」
宗像かなめ:骨の魚、巨人の足音を思い出し。息を吐いても、何も生まれない。
雨堤 瑠火:「人形が好きなんです?」
宗像かなめ:「そうなのかなあ。いまでも時々、わからなくて」
宗像かなめ:「たぶん好きなんだと思う。人形も、それで奏でることも……」
雨堤 瑠火:「へぇ」
雨堤 瑠火:「じゃあ今度、ちゃんと見せてくれません?」
宗像かなめ:大きく瞬きをして。「へ」
宗像かなめ:「……下手ですよ、わたし」
雨堤 瑠火:「下手か上手かってのはそこまで気にしねーほうなんで」
雨堤 瑠火:「こう、人形が動くとか、恐竜の話とか、まあガキっぽいちゃそうなんだけど」
雨堤 瑠火:「そういうの、割と好きなんですよ」
宗像かなめ:「……ふふ。わたしも、それはわかるな」
宗像かなめ:「うん。じゃあ、見てもらおうかな。おばけくんにも、最後まで見てもらってないし」
雨堤 瑠火:「あー、いいですね」
雨堤 瑠火:「ならそんときゃ手伝いますよ」
雨堤 瑠火:フゥっと白い靄を吐き出す
雨堤 瑠火:建物や星の形になって消える。
宗像かなめ:「アドバイス料がさらに増えちゃうな」と、楽しげに白い靄を見る。
雨堤 瑠火:「あとね、ほかにも見せたい奴が居るんで」
宗像かなめ:「まあ」
雨堤 瑠火:「デカくてコワくてバカなヤツが」
宗像かなめ:その、偽物の風景に見惚れて。
宗像かなめ:「……増えましたね。天生くんも誘いたいし、そんなにたくさんの観客ははじめてだな」
雨堤 瑠火:「まあ、好きな女の子と一緒に見たりしていい雰囲気になれば面白いなーっていう野次馬根性ですけどね」
雨堤 瑠火:「へっへっへ」
宗像かなめ:「ふふ」くすくすと笑う。
宗像かなめ:恋も、いまの自分にはどこかこの景色と似ている。遠くて、不可思議で。
宗像かなめ:美しい。
GM:煙草の染みついた室内。長ソファに寝かされていた正司薫は、はっと目を覚ました。
正司薫:「……」だんだんと状況を理解し、身を起こす。辺りを見回す。「……ここは…」
宗像かなめ:「目が覚めたんですね。よかった…」
宗像かなめ:やっぱり阿紫南くんがうまくやってくれたんですね、と独り言ちる。カラオケの似合わない、令嬢めいた女。
正司薫:「わっ」驚く。
宗像かなめ:目が合い、くすくすと笑う。向かいの席に腰掛けている。
宗像かなめ:「大丈夫ですよ」
正司薫:「宗像さん」動揺した顔つき。「……大丈夫って」
宗像かなめ:「ええっと。乱暴なことをこれからしたり、無理になにかさせたり…しないという意味で」
正司薫:「……あのさ」
宗像かなめ:「はい?」
正司薫:「だいたい分かってるの? 俺の…。じゃないか。俺らのこと」
宗像かなめ:「推測にはなりますが」
宗像かなめ:「いま学校に通っている子が、グレイランダム。そしてあなたが、正司薫くん」
正司薫:「………変な名前」ひとりごちる。「そう、あいつ、そういう名前だったんだ……」
宗像かなめ:正司くんの表情を見ながら。「ごめんなさい。力づくで連れてきてしまって」
正司薫:「……俺、このままどうなるの? 逮捕?」
宗像かなめ:大きく瞬きをして。「……いえ?」
宗像かなめ:「レネゲイド…わかるでしょうか、あなたが空間を染め上げていた、あの力」
正司薫:「なんとなく」
宗像かなめ:「あれの使い方を学んでいくことを、おすすめするような感じになるかと思います」
宗像かなめ:「それに、悪いこともしてないでしょう、正司くん」
正司薫:「……さあ。どうかな」恥ずかしそうに誤魔化す。
宗像かなめ:呼んでみて、まだ不慣れな響きに目を細める。「わたしには、いいことしてくれましたし」
正司薫:「…してないよ。する直前だった」
宗像かなめ:「多くの人に見せてくれようとしていたんですか?」
正司薫:「やめたけどね。俺と同じ…オーヴァードだっけ?それだって分かったから」
宗像かなめ:「ふふ。それでよかったです。……あのままで、十分に」
宗像かなめ:「十分に。わたしにとっては、すてきなことでした。多くの人じゃなくてね」
宗像かなめ:「見ようと思ってくれたあなたが見てくれたということのほうが、わたしには嬉しかった」
正司薫:「……」恥ずかしそうに反論しようとして、言うのに躊躇う。
宗像かなめ:上手くはないでしょう、と微笑んで、人形を操る真似をする。
宗像かなめ:「あら。さっきはすごく……いいですよ、わたし、怖くないですよ」
正司薫:「いや…あのさ」ふてくされたような顔になっている。
宗像かなめ:「はい」ときょとんとしている。
正司薫:「あいつ…グレイランダム? どうするの」
天生茶一:返事を発する前に、ガチャリと扉が開く。
天生茶一:「どもー、見張り交代ス……お、起きてる」
宗像かなめ:「あら、天生くん。お疲れ様です」
宗像かなめ:「二人も一緒かな。そう、目が覚めたんです!」
天生茶一:「お疲れ様ス、宗像さん」ぺこり。
阿紫南灰慈:「お、ようやくかよ」天生の後ろから、大きな体をかがめて部屋に入ってくる
正司薫:「うわっ…」顔をしかめる。
天生茶一:「ちょーどよかった。オルカ……じゃねーか。薫クン?」言いにくそうに。「烏龍どーぞス」
宗像かなめ:「あ、お菓子もありますよ。さっきゲームで当てたんです」
正司薫:「あ? ああ…どうも……」
正司薫:とりあえず受け取る。
雨堤 瑠火:「お、起きた?」
宗像かなめ:雨堤さんのアドバイスで手に入れたお菓子たちである。
天生茶一:「起きたみたいス」正司から机を挟んだ反対側に腰を下ろす。
雨堤 瑠火:トイレから戻ってきた。
宗像かなめ:「あっ。四人になっちゃいましたけど…怖くないですよ」
宗像かなめ:「ね?」
正司薫:「えっ……」
宗像かなめ:三人を見て、そうですよね?という表情をする。
雨堤 瑠火:「えっ、だってさ」
雨堤 瑠火:「うん、俺でもこの三人入ってきたらそういう反応するわ」
天生茶一:「怖くねッスよ」ニィ、と口角を挙げ睨みつけるような笑顔を親しげに浮かべる。
阿紫南灰慈:「安心しとけ。妙な真似しなきゃ悪いようにはしねーよ」
正司薫:「この顔してる人いますけどね…?」天生くんを指で差しつつ。
天生茶一:「?」
雨堤 瑠火:「美人のお姉さんと話しててこの三人来たら、ねーわって思うもん」
正司薫:「いやっ……」
天生茶一:「ま、そういう意味では目醒めた時に宗像さん担当で良かったスね」
宗像かなめ:「まあ」照れ笑い。
正司薫:「まあ…そういう…あ~~っ」
正司薫:「さっきの質問!」
天生茶一:「その辺の反応は似てっスねぇ」
宗像かなめ:「あ」はっとする。「そうですね。みなさんが来たから、丁度よかったです」
天生茶一:「質問?」
宗像かなめ:「グレイランダムさんを、今後どのようにするのかと」
正司薫:「逮捕するの? 人に怪我させたんでしょ」
天生茶一:「あ~」
天生茶一:「それ言うならこっちのシナカイもスね」
天生茶一:「んじゃ、今ここにいるのが正司薫で、ガッコに居るのが入れ替わった"グレイランダム"……辺りの話って終わった感じスね」
阿紫南灰慈:「人聞きの悪いコト言うな」
宗像かなめ:「あ、はい」
宗像かなめ:「やっぱり、そうだったと。その上で、彼がどうなってしまうのかという話でした」
天生茶一:「なるほど~。じゃ、後は判断だけスね」
阿紫南灰慈:「結局、理由次第で変わってくるんじゃねーの。そいつをどうするかもよ」
正司薫:「……あいつは」
阿紫南灰慈:「なんで入れ替わってんのか。まだ聞いてないだろ」
正司薫:「人になりたい、ってことを言ってた」
天生茶一:「人に?」
正司薫:「うん。まあ、説明が下手なやつだったから、俺の推測込みなんだけどさ…」
正司薫:「誰かを騙すのが仕事だったんでしょ? で、それが嫌になっちゃったんじゃないの」
阿紫南灰慈:「じゃあ何だ。テメーはそいつの望みを叶えてやったってのか?」
阿紫南灰慈:「その……脅されてたとかじゃなく、自分から?」
正司薫:「…そうだよ。居場所が欲しいなら、俺の居場所をあげるよって言った」
宗像かなめ:グレイランダムが現在起こしている自己失認は、正司くん本人が起こしていなければおかしい現象だ。
正司薫:「俺になって、正司薫として生活すればいい。今の生活なら、むしろ、誰かに代わってほしかったし」
天生茶一:「ん~、なんでまた?簡単に言うけど、だいぶ大変じゃねスか?」
宗像かなめ:……だから、それは真実なのだろうと、語る横顔を見ている。
天生茶一:「オルカ……あ、"グレイランダム"に聞いたスけど、親との仲がそんな悪い……てわけじゃネーんスよね?」
天生茶一:「送り迎えとかしてるって聞いたし」
天生茶一:個包装のチョコウェハースを食べながら首を傾げる。
雨堤 瑠火:(王子と乞食みてーな話だな、窮屈な世界から出てみたかったって事か?)
正司薫:「そうだけどさ」恥ずかしそうに笑う。「息詰まるみたいなの、あるじゃん。ねーかな」
正司薫:「思春期で、自分探し中だったもんで」
天生茶一:「……あぁ~ね」何度かうなずく
雨堤 瑠火:「わからんでもねーよな。誰だって家出を考えるぜ中高生の頃はなー」
阿紫南灰慈:「……それにしたって、思い切り良すぎだろ」呆れた様子で
阿紫南灰慈:「二、三日家出するのとはワケが違うだろ。この場合はよ」
天生茶一:「スね」
天生茶一:「正直なとこ、後悔とかはしてねースか?」
正司薫:「別に……」天井を見上げる。「してないなあ」
正司薫:「楽しかったよ。誰も知らない、自由なオバケでいるの」
雨堤 瑠火:「いやー。でも、そういう能力があって丁度いい相手が目の前に居たらやるよな。絶対」
雨堤 瑠火:「俺だってやっちゃうよ」
正司薫:「うそ~、良かった~」雨堤さんに嬉しそうに笑う。
阿紫南灰慈:確かにこの人はやりそうだな……という顔でアメさんを見る。
宗像かなめ:「自分以外の役をやるのは……」力なく笑う。「楽しい」
天生茶一:「マジスか~」
宗像かなめ:「それは、少し分かります。物語を見ていると」
正司薫:「いくらでも、かっこつけられるし」言葉を引き取る。
雨堤 瑠火:「自分の能力の最適利用を考えねー奴は男の子じゃねーんだよ」
正司薫:「そうだよ。あのグレイランダムがボロ出して入れ替わりがバレないように、ちゃんと正司薫でいられるようにしてあげたし…」
天生茶一:「あー」「そう言われるとわかるスね……」
正司薫:「あ、そうそう。俺の…レネゲイド…?で、あいつ、自分のこと正司薫って思いこんでるから」
宗像かなめ:「学生生活をされてるんでしたよね。阿紫南くんや天生くんが仲良くなったと聞きました」
天生茶一:「めちゃくちゃ器用スね。そのお陰で友達になれたッスよ」
阿紫南灰慈:「オレは別に仲良くなってないスけど……」
宗像かなめ:「お友達の友達…あっ」違う
宗像かなめ:ここまで言って見守るべきことを思い出し、思い切り目を逸らす。
正司薫:「すごいね。俺、あんたら知らないし」天生くん達を見る。
正司薫:「ちゃんとやれてたじゃん、"正司薫"」
天生茶一:「……そっスね」少し困ったように眉を寄せて笑う。
天生茶一:「少なくとも俺が気付かないぐらいにはキチンとしてたス。保証するスよ」
正司薫:「……じゃ、友達が隠してる秘密を暴きにいくんだ。ごめんね」
阿紫南灰慈:「……よくわかんねーけど」憮然とした表情で正司を見て
阿紫南灰慈:「本当にいいのかよ。それで」
正司薫:「…それでって?」
阿紫南灰慈:「自分探しとか言ってたけどよ。仮に今みたいのを続けてそれが見つかってたとして」
阿紫南灰慈:「その後どうするつもりだったんだ?グレイランダムに無理やり自分のフリまでさせといてよ」
正司薫:「………」ちょっと目を見開く。「それは……」
正司薫:「…見つかってから考えればいいかなって」
阿紫南灰慈:「お前……」マジか…という顔
正司薫:「深く考えて…なかったです。あっはっは」
天生茶一:「わっはっは」
正司薫:「どうしたらよかったんだろ~」
天生茶一:「そりゃアンタ、そりゃ……」
天生茶一:「どうしたらいいんスかね~?」
宗像かなめ:「わたしが言っても、わかったようなふうと言われたら、否定できないんですけど」
宗像かなめ:「……でも、そうしようと思って、それが目の前にあって、という…そこで順序なんて関係なく、それを選んでしまうのは」
宗像かなめ:「選んだあなたのときの気持ち自体は、きっと誰にも共有できなくって、だれにも否定はできない」
宗像かなめ:「どうしたらよかった、の答えになってないですね、これ」苦笑する。
宗像かなめ:「難しいな……なんだか、悪いことばかりに思ってほしくなくて」
正司薫:「いいよ」遮るように言う。「うん」
宗像かなめ:「この町に来てわたしの最初の観客を、あなた自身に、あんまり悪く言ってほしくないんだもの」
阿紫南灰慈:「………」バツの悪そうな表情で
正司薫:「…そうですか」苦笑する。
宗像かなめ:「そうですよ。そういう我儘をいったんです、わたし」
阿紫南灰慈:「……はぁ、別にオレだって、責めてるわけじゃねーっすよ」
宗像かなめ:「あっ。そう、うん、阿紫南くんだって、パンチだって優しかったし…」と後ろで少し慌てつつ聞きます。
阿紫南灰慈:「や、パンチの件は触れないでもらえると……」
阿紫南灰慈:「ただ……やっぱり」
阿紫南灰慈:「……じゃなくて、そう。正司薫、お前はさ」
正司薫:「ん」
阿紫南灰慈:「やっぱり一回、"グレイランダム"に謝っといたほうが良いと思うぞ」
正司薫:「……うん」
阿紫南灰慈:「別にお前が一生家出しようが勝手だけどよ。なんつーか」
阿紫南灰慈:「……いや、これはただのオレの想像だから、間違ってるかもだけどよ」
正司薫:「なに」ちょっと笑う
阿紫南灰慈:「……グレイランダムは別に、お前になりたかったわけじゃなくて」
阿紫南灰慈:「お前と友達になりたかっただけなんじゃねーの……って」
阿紫南灰慈:「……そう思っただけだ」顔を背ける。
正司薫:「…………」目を丸くして、その様子を見ている。
宗像かなめ:「照れてる」少し笑って。
正司薫:「うん……はは。俺も照れたんだけど」
正司薫:苦笑する。「うん、でも、そうだね。だったら悪いことしちゃったしな」
正司薫:「友達を騙しちゃったのは、よくないね」
正司薫:「謝るよ。そういうことができるように、するんでしょ、あんたら」
阿紫南灰慈:「……ハ、なら決まりだな」薄く笑って
宗像かなめ:「うん。言いたいことを、言えないまま終わらないように」
阿紫南灰慈:「俺らはグレイランダムをお前んとこに連れてくる。その後どうするかは」
阿紫南灰慈:「その時に決めりゃいい。今度こそ、納得の行く形でよ」
正司薫:「うっす」
雨堤 瑠火:「灰~慈ィ~」
雨堤 瑠火:「お前はよ~、中々いいこと言うじゃねーか」灰慈の頭をつかんでグリグリする
阿紫南灰慈:「あだだ……!止めてくださいよアメさん……!」照れながら
雨堤 瑠火:「人の事になるとよぉ~」
雨堤 瑠火:「ったくよ~」
宗像かなめ:「……」天生くんと顔を見合わせます。
阿紫南灰慈:「一言余計なんすよ……!」
雨堤 瑠火:「いいや、余計じゃねーな」
天生茶一:「……」宗像さんに頷きを返す
雨堤 瑠火:「お前はよ~。立派な事言ってんだからよ」
雨堤 瑠火:「それ自分でも実践しろよォ~」
雨堤 瑠火:「他人にだけ格好つけんのはアレだ」
雨堤 瑠火:「ズルだからなァ」
正司薫:きょとんとしている。
阿紫南灰慈:「ぐ……」
天生茶一:「そうだそうだ~」煽る
阿紫南灰慈:「う・る・せ・え・!」がば、とアメさんの腕を振りほどく。
宗像かなめ:「阿紫南くん、優しいしかっこいいのできっとうまくいきますよ」
阿紫南灰慈:「やめろ!オレを生温かい目で見るな!!」
正司薫:「何の話?」天生くんに聞く。
阿紫南灰慈:「お前らに言われなくてもなあ……オレだって……!」
阿紫南灰慈:「決める時は……決める男……ッスよ……」語尾がだんだん小さくなる。
天生茶一:「あー」
雨堤 瑠火:「お、おお」
天生茶一:「好きな女に告りてー、っつー」
天生茶一:「コレも一種の思春期の話、ッスかね?」
宗像かなめ:「応援しています!」
正司薫:「あ~」
正司薫:「がんばって~」正司薫の顔で言う。
阿紫南灰慈:「テメーにだけは言われたくねえ!!」
雨堤 瑠火:「そういう事しちゃうから生暖かい目が増えるんだよな」
天生茶一:正司薫とともに、応援の意味を込めてタンバリンを鳴らす。
天生茶一:シャンシャン、と妙にウマの合うリズムでデュエットしながら
天生茶一:(うーん、やっぱ初対面て感じしね~スね~)
天生茶一:(会話の間やノリに違和感が無いほど、擬態と意識が完璧だったわけスか)
天生茶一:シャカシャカ、と指で挟んだマラカスを振りながら。
天生茶一:(てぇことは)
天生茶一:(『正司薫』じゃなくなったとき)
天生茶一:「また、友達になれるといいんスけどね」
天生茶一:タンバリンをかき鳴らしながら小さくつぶやいた
◆Masterscene◆
GM:夜。W市某高校、体育館。
GM:部活もあらかた終わり、校内に人気はない。体育館の中には二人の生徒しか残っていなかった。
花光このみ:「おっしゃ!看板の設置終わり!」パンパンと手をはたく。「だいたい準備終わったな…わね!お疲れな、薫。マジ助かったぜ…わよ」
正司薫:「お疲れ、このみさん。あはは、その変な喋り方。今日も頑張ってるね」
花光このみ:「うるっせえ…!」顔を赤らめる。「お前からすりゃ馬鹿みたいかもしんねえけど、アタシはマジで、品行方正な女子高生になりてえの!」
正司薫:「馬鹿にしてないし、それなら俺だって、ずっとマジでなりたいんだけどな~」
花光このみ:「あ?…何に?」
正司薫:「このみさんの彼氏」顔を覗き込む。真剣な声色が滲む。「俺、マジでこのみさんのこと良いなって思ってんだよ」
正司薫:「そうやって、理想の自分になろうって全力で頑張ってる姿とか、すごい憧れるし」
花光このみ:「な……」真っ赤になり、口をはくはくさせる。
正司薫:「あのさ。…この間の人、本当に彼氏じゃないんだよね?阿紫南くんって言ったっけ」
花光このみ:「ちっ、ちげーよっ!…違うけど…。灰慈は、でも」
正司薫:「待って。言わないで」遮り、早口に言う。「違うんでしょ?ならいいじゃん。違うなら、俺にもチャンスがあるってことじゃん。だったら…」
正司薫:「……いや、ごめん急に!あはは……ちょっと教室寄ってから帰ろうかな。このみさんは先帰ってて」身を離し、笑う。足早にその場を去る。
花光このみ:「いやっ……おい、薫!待てよ!」慌てた声が響く。立ち尽くし、背中を見送る。
正司薫:「……焦っちゃったな。失敗、失敗……」苦笑しながら、ひとり、校舎への渡り廊下を歩いている。
GM:何か気配がして、顔を上げる。すると、廊下に立ちふさがるようにスーツ姿の女が立ち、正司薫を見つめていた。
くちなし:「…………いた」スーツ姿で、眼鏡をかけた神経質そうな女。
正司薫:「え?」
くちなし:「"グレイランダム"。ようやく見つけましたよ」
くちなし:「全く…。いつも人を操る側だから油断するのです。素人に操られるなど、愚の骨頂…」
正司薫:「…? 誰? 何の話?」
くちなし:「…そうですね。ええ、今のあなたと長話をしても仕方ない。思い出せないのなら、無理やりにでも目覚めさせるまで」懐から拳銃を取り出し、照準を正司薫に合わせる。
GM:銃声。
正司薫:「がはっ…、っ、えっ…!?」胸を撃たれ、膝をつく。制服のシャツが赤く染まる。
くちなし:「あなたがこのままむざむざ捕まって、私の正体が露見することだけは避けたい。”ドルク”の復活とまではいかなくても、私ならあなたを上手く再利用できるはず」
くちなし:「"グレイランダム"」
くちなし:「人間ではないのに、人間のふりをしている裏切り者。それがあなたの正体です」更に引き金に指をかける。
GM:……そこに。
花光このみ:「……っおおおおお!!何してんだこの不審者ァアア!」体育館の方から猛然と走ってきて、女にタックルをしかける!
くちなし:「…っ!何を…!」不意をつかれ、このみとともに地面に倒れ込む。
正司薫:「このみさ……? なんで…ここに…」
花光このみ:「薫!お前、死ぬんじゃねえ、這ってでも逃げろ!ここはアタシがなんとかする!喧嘩なら慣れてんだ!」
正司薫:「そんなこと、言ったって……」シャツが赤く染まっていく。
くちなし:「っ、素人が邪魔をするな…!」苛々と銃を構え直し、花光このみに向ける。
正司薫:「……! やめろ、このみさんを………」何故か力強く身体が動いた。花光このみを庇うように、銃口の前に身を晒す。
GM:銃声が再度響く。正司薫は、もう一度撃たれて戦闘不能に。《究極擬態》が解除される。即座にリザレクト。
GM:───狼が咆哮を上げた。
花光このみ:「……なんだよ、お前……その姿………」座りこみ、怯えたような顔で、目の前にいる、"今まで正司薫だった何者か"を見上げている。
くちなし:「ぐぅっ……」激しい勢いで吹き飛ばされた。苦悶の声を上げ、身をくの字に折り曲げて倒れ伏している。
"グレイランダム":「…………」
"グレイランダム":撃たれ、死んだはずだ。その直後、再び身体が動き、獣じみた力でスーツ姿の女を薙ぎ払っていた。 いや、実際、獣になっていた。
"グレイランダム":「俺は」 禍々しい声が漏れた。怯えて、花光このみを見た。
花光このみ:「お前は」目が合う。怯えた顔をしていた。「誰なんだ」
"グレイランダム":だめだ、と思った。あの日と同じだった。そして彼は全てを、自分が"グレイランダム"であることを思い出した。
"グレイランダム":《オリジン:レジェンド》、《メンタルインベイジョン》を使用。対象は花光このみと"くちなし"。〈意志〉で対決。
"グレイランダム":6dx+4+10
DoubleCross : (6DX10+14) → 9[5,7,7,7,8,9]+14 → 23
くちなし:4dx-3 精神強化手術を3つ所持しているため意志判定-3
DoubleCross : (4DX10-3) → 9[1,5,5,9]-3 → 6
花光このみ:3dx
DoubleCross : (3DX10) → 6[3,6,6] → 6
GM:対決に勝利。グレイランダムは"くちなし"と”花光このみ”の行動を決定できるようになる。
"グレイランダム":「『怖がるな』、『言うことを聞け』………」
"グレイランダム":あの日がフラッシュバックする。彼がそう言えば、どれだけ怯えた表情をしていた者でも、どんな言うことも聞くのだった。
くちなし:「……はい」よろよろと立ち上がり、恭順の意志を示す。
"グレイランダム":待てと言えば待つ。自分を信頼しているからではない。あの日のように、パニックになって鋭い牙を向けても、抵抗もできなくなる。
"グレイランダム":「……………」花光このみを見る。
"グレイランダム":あの日と同じことを繰り返したくはなかった。自分はこんな風にしかできないのだなとも思った。
"グレイランダム":居場所が欲しかった。居場所を持っている人が羨ましかった。この人の隣にいたかった。羨ましい。この人が、隣にいたいと思う男が………
"グレイランダム":「……このみさん」
"グレイランダム":「『俺のことを、好きになってください』」
花光このみ:花光このみは、コクンと頷いた。
GM:マスターシーン終了。
◆Middle07◆
GM:では、トリガーシーン!シーンプレイヤーは天生くん。
GM:他は登場自由です。登場する人は侵蝕率を上げて登場してね。
天生茶一:天生茶一の侵蝕率を1d10(→ 1)増加 (86 → 87)
阿紫南灰慈:阿紫南灰慈の侵蝕率を1D10(→ 8)増加 (84 → 92)
宗像かなめ:んじゃでちゃお 学校訪問だ
宗像かなめ:宗像かなめの侵蝕率を1d10(→ 1)増加 (63 → 64)
雨堤 瑠火:雨堤瑠火の侵蝕率を1D10(→ 1)増加 (71 → 72)
GM:灰慈…
天生茶一:相対的な心理ショックになってる
GM:ではこのシーンは、学校にいる「正司薫」と出会うシーンになります
阿紫南灰慈:またしても何も知らない阿紫南灰慈
GM:そうだな~ 朝、大場ゆかりと一緒にクラスに向かうと なんかイベントが起こりはじめて…という導入にしたいんですが
GM:PCはみんな一緒に行動でいいですかね?
宗像かなめ:私と雨堤くんどっちがいいのかなこれ
阿紫南灰慈:オレはどっちでも大丈夫よ
宗像かなめ:居たほうが進みやすいなら最初から同行しとく!
天生茶一:かな!
天生茶一:別行動なら阿紫南くん単独で、こっちが外から潜入の打ち合わせのために別行動、でも良いかもですね
GM:ふむふむ
GM:みんな最初から一緒にいた方がやりやすいかな?
雨堤 瑠火:ですかね
阿紫南灰慈:いいとおもう!
宗像かなめ:じゃあいるねー!
天生茶一:途中合流大変だしね!
GM:ではそうしましょう!やっていきます~~
GM:W市。朝。10月のある晴れた日で、雲一つない青空が広がっていた。
GM:"グレイランダム"という正体を見破るため、"正司薫"に会いに来たキミ達は、昇降口で大場ゆかりとばたりと鉢合わせた。
阿紫南灰慈:「……おはよ。大葉サン」ぶっきらぼうに挨拶。
大場ゆかり:「おはよう阿紫南く…」もう教室に行っていて、ちょうど通りすがるところだったらしい。きょとんとキミ達を見上げる。
大場ゆかり:「…大所帯だね?」
天生茶一:「ども~」ひらひらと手を振る
雨堤 瑠火:キーホルダーのついた鍵をチャラチャラと回転させている。
宗像かなめ:あきらかに学生ではなく、教師にも見えない女。
阿紫南灰慈:「あー……」答えにくそうに目を泳がせて
阿紫南灰慈:「ちょっとそこでばったり会って」
天生茶一:「じゃあついでに行くかー、つってね」
大場ゆかり:「ふうん? 友達いたんだ~…」 くすくす笑いながら、一緒に教室に向かって行く。
宗像かなめ:「あ、不審者ではなく……ないのです」天生くんの後ろに隠れる。
雨堤 瑠火:キャップを被り制服を着崩している、なんかその辺に居そうなヤンキー系の生徒を装う。
阿紫南灰慈:「ウ、ウン……」友達がいないと思われていたことに内心傷つき、胸を抑える。
雨堤 瑠火:そういう灰慈の姿を見てにやにや笑っている。
宗像かなめ:あんまり隠れていない。「弟に忘れ物を届けに来ただけです」事前に決めた説明をがんばって読んでいる。
天生茶一:「ついでに姉ちゃんに転校先案内中~。あ、許可は貰ってんで大丈夫スよ」ヘラヘラと当然のように答える。
宗像かなめ:校内を物珍しげに見渡す。(共学だとこういう雰囲気なんですね…)
大場ゆかり:「へえ~、綺麗な人~…。2人とも、ナンパしちゃだめだよ」
大場ゆかり:「…あ、そういえば阿紫南くん」
大場ゆかり:「そうそう。この間、私ったら早とちりして、阿紫南くんに変な事言っちゃったね。ごめんね」
阿紫南灰慈:「え、なんだよ急に。変なことって……」思い出す。
阿紫南灰慈:「……あー、もしかしてこのみの?」
天生茶一:「おっ、青春的な香りスね」
大場ゆかり:「そうそう。だって、このみちゃんと正司くん、普通に好き同士だったみたいじゃない」
大場ゆかり:「私、知らなくて。びっくりしちゃった。付き合い始めたんだってね」
天生茶一:「……………おー」チラッ。
雨堤 瑠火:「なるほどォ?」チラッ。
宗像かなめ:「?」チラチラッ。
阿紫南灰慈:「あー、んだよそんなことか……いーよ気にしなくて」
阿紫南灰慈:「………ん……?」
阿紫南灰慈:「……大葉サンごめん。もっかい言って」
大場ゆかり:「うん」頷く。
大場ゆかり:「このみちゃんと正司くん、普通に好き同士だったみたいで」
大場ゆかり:「付き合い始めたんだって」
阿紫南灰慈:「…………………」
阿紫南灰慈:「…………」
阿紫南灰慈:「……」
阿紫南灰慈:立ち止まり、虚ろな目で虚空を見つめている
大場ゆかり:「私もさっき、教室行ったときに教えてもらったんだよ~」
阿紫南灰慈:(付き合い始めたんだって……だって……だって……だって……)
阿紫南灰慈:大場ゆかりの台詞が脳内で反響し、以降の言葉は右から左へ擦り抜けていく。
宗像かなめ:天生くんと雨堤くんのほうを見る。困っていますと顔に書いてある。
雨堤 瑠火:「ダメだ。目の焦点が合ってねーぞ」小声で
天生茶一:「いい感じにキメた後にソッコースからね」小声
宗像かなめ:「だ、だいじょうぶでしょうか……?」
GM:そんな風に話していると、とりあえず、阿紫南くんのクラスが近付いてくる。
天生茶一:「あー、大場さん。正司て、正司薫スよね?俺のダチの。……付き合い始めた?」
天生茶一:「それを……えーっと、花光このみサンが言ってたんスか~?」
天生茶一:など、珍しく場を取り繕おうとしつつ教室に向かっていく
雨堤 瑠火:「いや、しかしどうなんだ?相手は普通の男子高生だと思い込んでるワケだろ?そういう普通の相手とだ、恋愛になる事自体は介入すべきじゃないのか?」超小声で
天生茶一:「更にいうと別人格になる可能性はあるッスからね。なんとか軟着陸を……」《シークレットトーク》
雨堤 瑠火:「俺達がどーこー言える話じゃねーような気がするが、しかしなー」
宗像かなめ:「で、でも。そうやって絆を結べたのなら、むしろいいことなのではないでしょうか?」小声。
宗像かなめ:「ジャーム化を防ぐことにもなりますし、特別なロイスならなおのこと…」
天生茶一:「ぶっちゃけ、友人がちゃんと告った結果なら邪魔するのもアレなんスよね……」
天生茶一:「なんだろ、野暮?」
雨堤 瑠火:「いや、だが。こいつにチャンスが一回もねーまま終わるのも気の毒が過ぎる」
阿紫南灰慈:「…………」
雨堤 瑠火:「いやまあ、実際はチャンスを逃しまくってきただけかもしれんけど」
雨堤 瑠火:「それでも、やる気を出したんだしな」
阿紫南灰慈:「…………オ、オデ……オデハ……」意味不明な呟き
天生茶一:「サイクロプスになっちゃった……」
雨堤 瑠火:「心をしっかり持て、まずは現実を見ろ」
大場ゆかり:「それがね、付き合いたてて浮かれてる彼氏が、教えてくれてね~」先にクラスに入って行く。
大場ゆかり:「あはは、正司くん、まだその話してるの~?」
GM:そう言って大場ゆかりは笑い、とある席に向かって行く。そしてキミ達は気付く。
高橋くん:「あはは、もうノロケ話はいいってば~」楽しそうに笑っている。
正司薫:「え~いやいや!聞いてよ!俺の話はこっからが本番なんだからさ」正司薫が、阿紫南くんの席に座っている。
雨堤 瑠火:席w
宗像かなめ:目を見張る。(ほんとうに、そっくりだ)
宗像かなめ:あの夕暮れに会ったオバケ……薫くんと、同じ顔、おなじ声だ。
GM:本来は違うクラスだ。何故か当然のように阿紫南くんの座席に座り、他にも数人のクラスメイトと、親しげに話している。
阿紫南灰慈:「アハハ……高橋クンがあんなに楽しそうに……」透き通った液体が一筋頬を伝う。
天生茶一:「……友達の方で泣くんスか?」小声
雨堤 瑠火:「し、しっかりしろーッ」
宗像かなめ:「あっ、阿紫南くん……?」
天生茶一:「てか……んん?」
天生茶一:「カノジョに会いにクラスに来た……つ~雰囲気でもねースね」
正司薫:「てか高橋くんに『ならロラ』ネタ通じると思わなかった。お笑い好きなら、言ってよ~」
高橋くん:「もち…もちろんだよ。正司くんには、なんでも教えちゃう…。だって僕達、親友ってやつだもんね」
正司薫:「そうそう!なんでも明かし合える、隠し事なしの、真の友情ってやつ~!」
GM:ではですね
GM:ここで判定が発生します。〈知覚〉〈RC〉で、難易度は6/8。
宗像かなめ:全員判定で大丈夫かな? よければ〈知覚〉で。
阿紫南灰慈:RCで判定します
天生茶一:知覚行きます
GM:全員判定してみよう
宗像かなめ:4DX+1+0@10 知覚
DoubleCross : (4DX10+1) → 8[4,5,5,8]+1 → 9
阿紫南灰慈:4dx>=6
DoubleCross : (4DX10>=6) → 8[4,6,7,8] → 8 → 成功
天生茶一:5dx+1 知覚
DoubleCross : (5DX10+1) → 10[1,2,3,9,10]+9[9]+1 → 20
宗像かなめ:www
天生茶一:すべてわかる
GM:すごい人いるな
雨堤 瑠火:RCで
宗像かなめ:天羽くん寝取り返せる(?)高橋を
阿紫南灰慈:侵蝕分抜けてたけど成功したからいいや
天生茶一:誰…?
雨堤 瑠火:7dx+3
DoubleCross : (7DX10+3) → 10[5,8,8,8,9,10,10]+8[4,8]+3 → 21
GM:もっとすごい人いるな!!
宗像かなめ:なに!?
天生茶一:うわー!三日天下!
阿紫南灰慈:この人達スゴイ
宗像かなめ:わかりすぎだろ
天生茶一:五条悟だったかもしれん
GM:では!全員高い難易度の方まで成功ですね。
GM:判定に成功したキミ達は、周囲のクラスメイトが正司薫に長年の友人のような態度で接しているのは、
GM:エグザイルのエネミーエフェクト《メンタルインベイジョン》による効果だと察することができます。
GM:これは対象の行動を決定できるエフェクトであり、その効果によって、クラスメイトを友人のように操っているようです。
阿紫南灰慈:許せねえ……!
天生茶一:とんでもねぇことだ…
宗像かなめ:やばいぞ
雨堤 瑠火:もうダメだ
雨堤 瑠火:勝てない
クラスメイト:「おいおい、薫、いいからさっきの話続けろよ」「デートに誘うんだって?」「このみちゃんとどこ行くんだよ~」
大場ゆかり:「も~、男子ってば」頬をふくらます。大場ゆかりもこの光景に違和感を感じている様子はない。
宗像かなめ:クラスにいる生徒たちの、妙に一定した明るい声調に。
宗像かなめ:三人の方を伺います。
天生茶一:「……ほぉーん」呆けている阿紫南くんの腿裏に膝を当てる。(本来は尻を蹴るつもりだった)
阿紫南灰慈:「……アメさん。やっぱオレ帰っていいす……」残酷な現実に打ちのめされ、教室の入口で大きな体を丸めて項垂れていたその時
阿紫南灰慈:「…………ん?」微かな違和感が鼻孔をかすめる。
宗像かなめ:「やっぱり、変ですよね」
宗像かなめ:「阿紫南くんだと、匂いなのかな」自分では香りはわからない。音の感触だった。
天生茶一:「スね。別にコミュ力オバケならそれで良いんスけど」
阿紫南灰慈:床についていた腕がほんの一瞬、獣のそれに変わったように総毛立つ。半ば自動的な防衛本能。
阿紫南灰慈:レネゲイドの残り香だ。
雨堤 瑠火:「ありゃーアレだ」
天生茶一:「雨堤さんなら、もっと直感的に見れるスかね?」
雨堤 瑠火:「ソラリスじゃねえ、もっと直接的な感じがする」
天生茶一:「なるほど……対象が小動物じゃねー辺り、オルクスよかエグザイルの領分スかね」
雨堤 瑠火:「相手の肉体に直接干渉する感じだな」
阿紫南灰慈:「……ってことは、まさか……アイツ」ヨロヨロと立ち上がる
宗像かなめ:「エグザイルなら……やはり、彼」
阿紫南灰慈:「クラスの全員を……?」
GM:その時、正司薫がキミ達に気付いて立ち上がる。クラスの全員が、正司薫に視線を引き付けられているように、その様子を見る。
阿紫南灰慈:「……っ!」
雨堤 瑠火:「おっと、怖え」
正司薫:「おはよう。阿紫南くんたち」クラスメイト達が自然と正司薫が通りやすいよう位置をずれる。群衆を割るようにして、キミ達に近付いてきます。
宗像かなめ:無意識に指を動かし、それを見つめている。
天生茶一:「見つかったッスね」教室の扉に肩を預けて、腕組。
正司薫:「あれ、アモちゃんもいるじゃん」
天生茶一:「そこはアモちゃんたちでも良いんスよ」口元だけでカカ、と笑う
阿紫南灰慈:「正司……いや……」
阿紫南灰慈:未だに気圧された様子で、しかしいつも通りに威圧感のある睨みをきかせる。
阿紫南灰慈:「……誰だ。お前」
正司薫:「……やだな~、何言ってるの」視線に怖がる様子もなく、堂々としている。「正司薫だよ」
正司薫:「それとも。別の誰かに見える?」
GM:"グレイランダム"の《究極擬態》を見破る場合、〈知覚〉で対決を行います。
阿紫南灰慈:やってみようかな……!
天生茶一:さっきめちゃくちゃ頑張っちゃったからな
GM:じゃあ見破ろうとする方から判定をお願いします!
阿紫南灰慈:テメーのトリックを見破ってやるぜ!
宗像かなめ:見破っちゃえー!
天生茶一:いけーっ
阿紫南灰慈:4dx
DoubleCross : (4DX10) → 10[4,6,7,10]+4[4] → 14
阿紫南灰慈:がんばった
天生茶一:やるじゃん
宗像かなめ:回した!
GM:ぐ グワーッ
雨堤 瑠火:ヤッター
宗像かなめ:心だぜ!
GM:負けねえ!こちらも判定を行います。
正司薫:6dx>=14
DoubleCross : (6DX10>=14) → 9[2,4,5,5,7,9] → 9 → 失敗
天生茶一:オルカ!
宗像かなめ:がんばった…!
阿紫南灰慈:や、やった!
GM:ギャーーっ
宗像かなめ:だがこちらが一枚上手だったようね
GM:では、〈知覚〉による対決に勝利したので、キミは《究極擬態》を見破ることができる!
GM:目の前の正司薫を名乗っている者は、"グレイランダム"のなりすましであると、完全に理解することができます。
阿紫南灰慈:「……ああ、見えるね」
正司薫:「…?」
阿紫南灰慈:「何故ならオレは……本物の正司薫を知ってるからよぉ」
阿紫南灰慈:「昨日は殴って悪かったな。跡形もなく治ってるみて―で安心したぜ」
正司薫:「本物って…」ちょっと動揺する。作り笑いを浮かべる。「なんだよ。何の話をしてる」
正司薫:「俺、お前に殴られたことなんてないでしょ。ねえ、アモちゃん」
天生茶一:「あっはっは」コクコクとうなずく。「オルカ、昨日も同じ感じで誤解されてたッスもんねぇ」
正司薫:「えぇ……? 待ってよ冗談キツいな。昨日って何の話…」
天生茶一:「顔の同じ別人。言うの忘れてたけど、ちゃーんと探し当てたッスよ」
正司薫:「………」
阿紫南灰慈:「……正直な」
天生茶一:「その様子なら、あんま気にしてないみたいで良かったッスよ」クラスの人達を一瞥して「それに」
天生茶一:「『友人になるための努力』も、たくさんしたみたいッスね」
阿紫南灰慈:「お前が本気で正司薫として生きるつもりなら……それもでいいと思ってたよ」
阿紫南灰慈:「そう思い込まされてたとはいえ……別に嘘をついていたわけじゃねえ」
阿紫南灰慈:「アイツが……このみが良い奴だって言うんなら」
阿紫南灰慈:「本当に、良い奴だったんだろうさ。お前は」
正司薫:「……そう」表情が一変する。むっつりと押し黙ったような無表情になり、キミ達を見つめる。
正司薫:「過去形か。今は違うって?」
阿紫南灰慈:「……ああ。これは違うだろ」
阿紫南灰慈:「軽いノリでダチと冗談言い合えるのも、好きなやつに素直に自分の気持ち伝えられんのも」
阿紫南灰慈:「気に食わねえけど尊敬するよ。オレには逆立ちしても出来なかったからよ」
正司薫:「…分かってて言ってるだろ」
正司薫:「違うよ。こいつらは、今、おれの言いなりだ」声の調子が変わる。
阿紫南灰慈:「それを聞いて安心したぜ」
阿紫南灰慈:「これで遠慮なく。一切、アイツへの引け目とか全然考えずに」
阿紫南灰慈:「テメーをぶん殴れるんだからな」
阿紫南灰慈:「"グレイランダム"!」
"グレイランダム":「はは」顔を上げる。「そうだ。おれは”グレイランダム”!」
"グレイランダム":「おれも、お前らのことは知ってる。昨晩、"アンチトーク"がおれを訪ねて来たんだ。それで、全部聞かせてもらった」
天生茶一:「雰囲気変わったのは、そのせいスか?」
宗像かなめ:「……雨堤さんが調べたという、FHの」
宗像かなめ:「会いに来ていたんですね」
雨堤 瑠火:「余計な事したんだな、そいつが」
阿紫南灰慈:「そいつは今どこにいる」
"グレイランダム":「そうだよ。本当の薫がお前らんとこにいることも吐いた。おれがこれ以上隠し事をしても無駄だって教えてもらった」
阿紫南灰慈:「どうせならまとめて捕まえてやんよ。その方がテメーも寂しくね―だろ」
"グレイランダム":「言うわけないだろ…! おれは」
"グレイランダム":「とことんやってやるんだ。このみさんをおれのものにする。阿紫南灰慈、お前の居場所も奪って、おれは理想の居場所を作ってやる!」
"グレイランダム":そう言うと、《神出鬼没》を使用し、シーンから退場します。
"グレイランダム":「お前らに捕まるわけにいくかよ…!」一気に走り、窓から飛び降りる。外を探しても姿が消えている。
阿紫南灰慈:「あ、てめっ!待ちやがれ……!!」
天生茶一:「あっ」激情の発露に合わせて槍を構え────逃走への反応が遅れる。
天生茶一:「クソッ、流石に冷静ッスね!」
雨堤 瑠火:「チッ」
阿紫南灰慈:「……ウサ、そっち頼むわ」
天生茶一:「しゃーねぇ、手分け……」振り返る。在校生一人、転校生一人、外部二人。
天生茶一:(校内把握してる俺とシナカイで分担して…)「お?」
阿紫南灰慈:天生くんに一声かけると、大股で窓際まで駆けていき
天生茶一:「あっ、ちょちょちょちょ」鳴き声の一種。
阿紫南灰慈:そのまま、グレイランダムを追って飛び降りる。
阿紫南灰慈:ズシン!っと重苦しい着地音が響き、「待てオラァ!!!!」というヤクザ顔負けの怒号を吐きながら走っていく。
天生茶一:「あ~~~……」行き場のない手
宗像かなめ:「阿紫南くん…!?」
宗像かなめ:「ちゃ、ちゃんと、たいへんなときは呼んでくださいね!」
宗像かなめ:窓の向こうにむけて、自分にしては比較的大きめの声をなんとか出す。
天生茶一:「やることが派手!……まぁ結果オーライ、こっち3人でシナカイと手分けッス!」
雨堤 瑠火:「土地勘はあいつが一番だしな」
雨堤 瑠火:「追いかけっこなら丁度いいだろ」
天生茶一:「ッス。こっちは隠れる所優先で探しましょ。目をつけてた所いくつかあるッス」
天生茶一:「二人は、はぐれないようにお願いしゃす!」
宗像かなめ:「はいっ」
雨堤 瑠火:「OK。その辺は任せる」
GM:では、そのまま阿紫南くんが逃走した"グレイランダム"を追って校舎の周辺を走っていると。
花光このみ:「……おあっ」
花光このみ:「あ!? 何してんだ灰慈。バカみたいな顔して!あぶねーだろ!」
阿紫南灰慈:「このみ!」急ブレーキ
GM:ちょうどやってきた花光このみと鉢合わせる。
阿紫南灰慈:「このみ!無事だったか!!」がっしりとこのみの両肩をつかんで
花光このみ:「ひゃっ」
阿紫南灰慈:「大丈夫か!?アイツに変なことされてないよな!?」
花光このみ:「…うるっせえーなバーカ!何にもなってねえよ!」脛を思いきり蹴飛ばしにかかる!
阿紫南灰慈:今は付き合っている余裕はない。ひょいと足を上げて躱す。
花光このみ:「あっ」
阿紫南灰慈:「真面目に言ってんだ。このみ」
阿紫南灰慈:「悪い事言わねーから。今日はこのまま帰れ」
花光このみ:「………」憮然とした顔でキミを見上げます。「……それって」
阿紫南灰慈:肩をつかんだまま、目線を合わせて見つめる。
花光このみ:「灰慈が、『オーヴァード』とかいうやつだってのと、関係ある?」
阿紫南灰慈:「っ!お前……」
阿紫南灰慈:「……知ってたのか?」
阿紫南灰慈:「……いや、聞かされたのか?アイツから」
花光このみ:「そう」頷きます。「昨日、ぜんぶ教えてもらった。薫…じゃねーな。グレイランダムから」
花光このみ:「アンチトークって人が、本当はお前らの仲間のふりしてたんだろ? いろいろ知ってたぜ」
阿紫南灰慈:「クソ!やっぱりこのみも……ん?」
花光このみ:「お前、でっけーバケモノみたいになるらしいじゃん。そんで、それで時々家にいなかったんだろ?」
阿紫南灰慈:「……いや、そこまで知ってるんなら、隠す必要もねえな」
阿紫南灰慈:「ああそうだ。そんで今は、"グレイランダム"を追ってる」
阿紫南灰慈:「アイツは危険なんだ。心を操る能力で、他人を思い通りにだってできる」
阿紫南灰慈:「このみ。お前も騙されてるんだ……その……」
阿紫南灰慈:「お前は、なんつ―か……アイツのことが好きなのかもしれねーけど」
花光このみ:「なっ……」頬が赤くなる。
阿紫南灰慈:苦々しい表情で、目を逸らしながら言葉を紡ぐ。
花光このみ:「なんっ…お前…そんな言い方……」口をはくはくさせている。
花光このみ:「……でもよ。灰慈」
阿紫南灰慈:「けど!その気持ちは……」
花光このみ:「グレイランダムは、アタシに隠し事しないって、約束してくれたぜ」
阿紫南灰慈:「え……」
花光このみ:「全部教えてくれた。今まで薫のフリしてたことも、嘘ばっかりついて生きてきたことも、嘘がばれそうになって人を傷つけたことも」
花光このみ:「誰にだって失敗することくらいあるだろ。そういうの許してやれなきゃ、アタシだって、ヤンキーやって、さんざん人に迷惑かけてきたんだし…」
花光このみ:「………ただよう」
花光このみ:「灰慈。お前はどうなんだよ」
阿紫南灰慈:「………」このみを掴む手から力が抜ける
花光このみ:キミを見つめる。彼女だって、グレイランダムのレネゲイドの支配下にある。
阿紫南灰慈:「オレ、は……」
花光このみ:「うちら、幼馴染だろ。今更隠し事とかマジねーから、って言っただろ」
花光このみ:「……なんで教えてくれなかったんだよ」
阿紫南灰慈:「違げーよ!オレは……!」
阿紫南灰慈:「お前を……巻き込みたくなくて……」両腕をだらりと下ろす。
花光このみ:「そんなん信じられるかよ…! お前が変な力に目覚めたのも、危ない存在だって思われて色んな奴に追いかけられたのも」
花光このみ:「アタシは、知りたかったよ!お前の力になりたかったよ!」
花光このみ:一歩下がる。「……でも、教えてくれなかった。だから、アタシは」
阿紫南灰慈:「……っ!……オレだって……!」
阿紫南灰慈:縋るように一歩踏み出し、手を伸ばす。
花光このみ:「アタシに助けを求めてくれる人を助ける」
花光このみ:手は届かない。指先を見る。
阿紫南灰慈:「……っ」
"グレイランダム":そこで、《神出鬼没》を使用。シーンに登場する。
花光このみ:「じゃあな、灰慈。アタシはグレイランダムと一緒に行く」頭上に向けて手を伸ばす。
阿紫南灰慈:「オイ待て!このみ!!」
"グレイランダム":その手を掴み、引っ張り上げるようにして彼女を引き上げると、校舎の壁を器用にトトトと登って行く。
"グレイランダム":「……じゃあね、阿紫南くん」このみを抱きかかえる。
"グレイランダム":「お前の居場所は、ひとつ残らず、全部貰っていくよ」
阿紫南灰慈:「テ……メエェ………!!」地獄の底から響くような唸り声を上げる。
"グレイランダム":そして《瞬間退場Ⅱ》を使用。花光このみとともに、シーンから退場します。
阿紫南灰慈:「あっ……」
阿紫南灰慈:遠ざかる背を追おうとするが、足が地面に張り付いたように動かない。
阿紫南灰慈:「………」
阿紫南灰慈:ズンッ、と、自身のような衝撃が走り、地面が放射状に大きくひび割れる。
阿紫南灰慈:力任せに膝を叩いた拳から、血が滲んでいた。
阿紫南灰慈:「……オレだって」
阿紫南灰慈:脳裏に過る覚醒の記憶。訳も分からず追われ、抗うしかなかったあの日。
阿紫南灰慈:「オレだって本当は、お前に側にいて欲しかったよ……」
GM:シーンを終了します。
GM:ロイスの感情変更や取得、購入判定が可能です。
GM:購入判定はこれで最後!
宗像かなめ:ロイスは保留で、購入で手当したいので手当買おうかな
阿紫南灰慈:手当買っとくかな
阿紫南灰慈:3dx+1>=8
DoubleCross : (3DX10+1>=8) → 10[2,6,10]+10[10]+9[9]+1 → 30 → 成功
宗像かなめ:ヤバ
阿紫南灰慈:スゴイの買えた
天生茶一:やる気。
天生茶一:照準器狙っておこ。
宗像かなめ:4DX+0+0@10>=8 調達
DoubleCross : (4DX10>=8) → 6[1,1,3,6] → 6 → 失敗
天生茶一:3dx+1>=15
DoubleCross : (3DX10+1>=15) → 6[2,4,6]+1 → 7 → 失敗
宗像かなめ:お金で買うか
宗像かなめ:財産2払って購入します。
雨堤 瑠火:じゃあ照準器買えたら買ってみるか
宗像かなめ:宗像かなめの財産Pを2(→ 2)減少 (3 → 1)
宗像かなめ:で、回復
天生茶一:雨堤サン!
雨堤 瑠火:2dx>=15
DoubleCross : (2DX10>=15) → 10[7,10]+9[9] → 19 → 成功
宗像かなめ:宗像かなめのHPを2d10(→ 7)増加 (17 → 24)
天生茶一:つっよ
宗像かなめ:ジャスト最大まで回復。
雨堤 瑠火:ウワハハハ
雨堤 瑠火:どうぞー
阿紫南灰慈:応急使いたい人いたら渡します
天生茶一:ありがとうございます~ 照準付き槍。
天生茶一:そしてなぜかロイス1つ余ってると思ったら、取ってなかったロイスを取ります
天生茶一:「雨堤瑠火 ○P連帯感/N羨望」 これで満枠!
GM:みんなHP回復してるかな?
阿紫南灰慈:このみへのN感情を悔悟○にしておきます。
GM:灰慈…
天生茶一:俺は最大! 雨堤さんがあと2かな?
雨堤 瑠火:あと2
雨堤 瑠火:じゃもらっちゃうか
阿紫南灰慈:アメさんオレの応急使っていいですよ
阿紫南灰慈:どぞどぞ
宗像かなめ:なおってー
雨堤 瑠火:2d10 ヤー
DoubleCross : (2D10) → 13[10,3] → 13
雨堤 瑠火:全快
天生茶一:出目の調子がいいスね
GM:ほんとだ
GM:では、このシーンはこれで以上!
◆Climax◆
GM:クライマックス!
GM:全員登場です。侵蝕率を上げてシーンに登場してね
阿紫南灰慈:うおおおおお!
阿紫南灰慈:阿紫南灰慈の侵蝕率を1D10(→ 4)増加 (92 → 96)
宗像かなめ:宗像かなめの侵蝕率を1d10(→ 7)増加 (64 → 71)
天生茶一:天生茶一の侵蝕率を1d10(→ 10)増加 (87 → 97)
天生茶一:グワーッ
雨堤 瑠火:雨堤瑠火の侵蝕率を1D10(→ 1)増加 (72 → 73)
GM:おっ落ち着いている この状況下で
雨堤 瑠火:落ち着きすぎ
雨堤 瑠火:1ですぎ
GM:差が激しい
天生茶一:俺が引き受けた 差分をな
GM:では、逃走したグレイランダム及び花光このみを追いかける導入で開始していきますよ~
GM:地の文を入れますので、フィールドに見えるグレイランダムのアイコンに話しかけるとイベントが始まるタイプのRPGです
GM:地方都市、W市。
GM:山も海も遠く、平野に広がる。ほどほどの都会で、ほどほどの田舎。住むには困らないが、観光案内を頼まれたら困る。
GM:10月のある日、晴れ。
GM:W市の中心部から少し離れた住宅街に、阿紫南フラワーは店を構えている。
GM:一階が店舗、二階が住居になっている一軒家で、新しくも古くもなく、広くも狭くもない。
GM:午前中のこの時間、人気はない。自然公園が近くにあるからか、外では気持ちの良い小鳥の囀りが響いている。
さるびあ:『解析の結果、ここ…こちらの方に…グレイランダム達は逃走したみたいで…』オペレーターの"さるびあ"の声がする。
さるびあ:『えと、あの…もうちょっと進むと、阿紫南くんの…ご自宅があるんだよね…?』
阿紫南灰慈:「……そうっす」普段より一段低い声で答える。
阿紫南灰慈:「『お前の居場所は、ひとつ残らず』……ああ、そういうことかよ……」奥歯を噛みしめる。
宗像かなめ:「阿紫南くんの親御さんは…?」
阿紫南灰慈:「……店が開いていれば、親父がいるかもっす」
さるびあ:『そっそしたら…あぶなっ…いかもね…。せせ洗脳能力が…及ぶかもしれなくって…だよ…』
宗像かなめ:「先に連絡でもしてもらいましょうか…?くちなしさんにも手伝っていただいて」
雨堤 瑠火:「そりゃー無理だな」
宗像かなめ:「…? そうなんですか?」
雨堤 瑠火:「”アンチトーク”が来たって言ってたろ?」
天生茶一:「てーと、やっぱそんな感じスかね」
宗像かなめ:「はい」まばたき。
雨堤 瑠火:「このタイミングで動けるUGN関係者は誰だって事」
阿紫南灰慈:「……?」
雨堤 瑠火:「潜入先がUGN、んで動いた”アンチトーク”」
雨堤 瑠火:「他にいねぇーって」
雨堤 瑠火:「”アンチトーク”は”くちなし”だ」
宗像かなめ:「……ああ、正司くんと会ったあとに、ことが動き出したのも」
宗像かなめ:「あの人が……」
阿紫南灰慈:「……えぇっ!?マジっすか!?」完全に想定外だとでも言うような驚き方
雨堤 瑠火:「今この地域に居るUGNエージェントが他にいねえからな」
天生茶一:「スね。外から来た俺らまで動いてるてことは、今回の任務で動ける人員はこれで全部ってワケで」
さるびあ:『ほ、他の地域から来た人にしては、し、知ってる情報とか、すごい詳しかったもんね』
天生茶一:「で、俺ら四人と、さるびあさんが今ナビしてて、残り1ス」
雨堤 瑠火:「今ここで俺か天生か宗像さんかさるびあが”アンチトーク”だってネタバレするなら別だけど」
さるびあ:『ひぇわわわわ』動揺する。
宗像かなめ:「違いますよ…!」動揺する。
天生茶一:「はは、そうだったらとんでもねー狸ッスね」
さるびあ:『だ、だとしたら』
さるびあ:『この先にはグレイランダムのほかに、く…くちなしさんもいるかもしれないってことだから』
さるびあ:『気をつけ…つけてね』
雨堤 瑠火:「だろうなあ、面倒ごとは増えねーで欲しいんだけど」
宗像かなめ:「はい。ありがとうございます。がんばりましょう!」
雨堤 瑠火:「しょーがねー」
天生茶一:「あざッス。潜入ってことは能力も隠してたでしょうスねぇ」
阿紫南灰慈:「……」
雨堤 瑠火:「余計な要素は灰慈の邪魔だ」
宗像かなめ:そして阿紫南くんをちらりと見る。
阿紫南灰慈:「……もういいすか。行っても」
雨堤 瑠火:「お前に今余計な事考える余地も暇もねーだろ?」
雨堤 瑠火:「一個だけ考えてそれだけこなせ」
阿紫南灰慈:「……うす」
雨堤 瑠火:「あとは俺らがやってやるさ」
宗像かなめ:「ゆっくりお話しできるように、協力させてください」
天生茶一:「ッスね」
天生茶一:「勝つだの、周りへの影響だのは気にしねーで大丈夫ッス」
天生茶一:「俺、天才なんで。荒事なら請け負うッスよ」
宗像かなめ:「頼れます」にこにことする。
天生茶一:「へへ、どーも」
阿紫南灰慈:「……悪い。みんな」強張った表情のまま、自嘲気味に笑って。
宗像かなめ:「阿紫南くんは、まっすぐに話せる人だから」
宗像かなめ:「断定しちゃったな。だと、思うから……そう伝えてあげて」
阿紫南灰慈:両手で勢いよく頬を叩く「あざす……けど」
阿紫南灰慈:「大丈夫っす。いつも通りで」
阿紫南灰慈:「あんまり情けねーと、アイツに合わせる顔がねーんで」
宗像かなめ:「ふふ、男の子ですね」嬉しそうに。
GM:では、そのようにしてキミ達が阿紫南フラワーに近付くと。
GM:家の様子を伺うまでもなく、2回のベランダから地面に向けて飛び移るようにして、キミ達の前に一人の少年が現れる。
"グレイランダム":「……早いっすね」"グレイランダム"だ。キミ達の前に立ちふさがるようにして立つ。
阿紫南灰慈:「……テメー、なに人ん家勝手に勝手に上がってんだ」
"グレイランダム":「人ん家、じゃなくなることに気付いたんだよ」
"グレイランダム":「お前がいなくなれば、おれが"阿紫南灰慈"にもなれるようになったら、ここはおれの家になる」
阿紫南灰慈:「夢のある話だな」
阿紫南灰慈:「ぜってー不可能ってことに目を瞑ればよ」
阿紫南灰慈:拳をポキポキと鳴らす。
GM:また、キミ達が来たことを察するようにして、場にもう一人、スーツ姿の女が現れます。
くちなし:「……不可能を可能にしてみせます。あなた方は、ここで排除する」銃口をキミ達に向けている。
宗像かなめ:「……ほんとうに、あなたが”アンチトーク”…」
天生茶一:「……答え合わせはビンゴッスか」
天生茶一:「んん。くちなしさん……"アンチトーク"さん?は、オルカに協力する感じでいいんスかね?」
雨堤 瑠火:「セルが潰れてどうしよーもねーならさ。今更バレるより大人しくカバーをワークスにしちまえばよかったんだよ」
雨堤 瑠火:「待遇は、よくもねーけど最悪ってほどじゃねーんだしさ」
くちなし:「……あなた方を始末し、口封じをすれば、それだって可能になるでしょうね」眉を寄せる。
くちなし:「いえ。グレイランダムは、まだまだ有効活用できる。それをみすみすUGNに渡すのは惜しい」
宗像かなめ:「彼にはお話ししてほしい人がたくさん、まだいます」
宗像かなめ:同じ顔の少年を思い出しながら。「謝りたいという子もいる。時間がたくさん、必要なんです」
"グレイランダム":「……話なんか。したって無駄だよ」レネゲイドが励起する。「どうせみんな、おれの言いなりになる」
"グレイランダム":「どんなやつだって、おれの力で言うこと聞かせられるんだから! お前らだって、そうしてやる…!」
阿紫南灰慈:「……成る程な。それっぽい理由を言ってっけど、テメーがそう仕向けた結果ってわけか」
阿紫南灰慈:「なまじ完全に嘘じゃね―分たちが悪い。つくづくムカつくぜ」
GM:正司薫だった少年の姿が、どんどんと変化していく。
天生茶一:「……あぁ。献身的ないい人つーより、クラスメイトと同じッスか」
天生茶一:「じゃあ、この場合。話し相手にするのは……オルカ」
天生茶一:「アンタ一人に集中すればいいってワケっすね」
天生茶一:膨れ上がるレネゲイドの気配を、自然体で受け止める。
GM:キミ達を取り囲むように黒い靄が発生。童話に登場する怪物めいたシルエットの従者が、陽炎のように現出する。
"グレイランダム":「…やってみろ」黒い靄の中から声が轟く。「お前らを倒し、おれはおれの居場所を手に入れる!」
雨堤 瑠火:「いいね、好きだぜ。お前の能力の演出はさ」
GM:クライマックス戦闘に突入します。
GM:戦闘の説明!
GM:今回の敵は"グレイランダム"、くちなし、グレイランダムが作り出した取り巻き2体。
[従者1(16)、オバケ従者2(16)、くちなし(12)、グレイランダム(9)]
(5m)
[宗像(11)、雨堤(10)、阿紫南(8)、天生(7)]
GM:MAPはこんな感じ!キミ達と5m離れて敵のエンゲージがあります。
GM:敵を全員倒すと戦闘終了です。
GM:また、今回は衝動判定は発生しません。
阿紫南灰慈:助かる!
GM:何故なら敵にジャームがいないから!そのためEロイスもありません。侵蝕率管理は気を付けてね。
宗像かなめ:はーい
天生茶一:はーい!
雨堤 瑠火:はーい
GM:では、戦闘を行っていきましょう!…その前に!ちょっとしたイベント!
花光このみ:「お前ら……!一体何するつもりだよ…!」慌てた様子で一階から駆け出してくる。
花光このみ:グレイランダム達より後ろに立って、キミ達の様子を見ている。驚いた表情。
阿紫南灰慈:「このみ……!?バカ!出てくんな!!」
花光このみ:「なんだ、これはよ…!?」
GM:キミの《ワーディング》で無効化してもいい。戦闘で被害が及ぶことがないよう、気の払える場所に立っている。
阿紫南灰慈:「……見りゃわかんだろ」
阿紫南灰慈:「"グレイランダム"を捕まえんだよ。これ以上は放っとけねえ」
花光このみ:「……!」
花光このみ:「だめだ。グレイランダムに手出しすんな…!」
阿紫南灰慈:「……」
阿紫南灰慈:「……何でだ。コイツがかわいそうだからか?」
阿紫南灰慈:「それとも………好きだからか」
花光このみ:「決まってんだろ」レネゲイドの支配下に置かれた瞳で言う。「好きだからだよ!」
阿紫南灰慈:「……そうかよ」《ワーディング》を展開するべく、集中しようとして
阿紫南灰慈:「………っ」
阿紫南灰慈:散布したレネゲイドはしかし、このみを昏倒させるには程遠い。
阿紫南灰慈:「……"グレイランダム"」
"グレイランダム":「何だ、阿紫南くん」
阿紫南灰慈:「約束しろ。テメーがこのみを好きだって気持ちが嘘じゃないなら」
阿紫南灰慈:「絶対にこれ以上近づかせるなよ」
"グレイランダム":「………分かってるよ!」黒い靄が、このみを遠ざける壁のように現出する。
"グレイランダム":「おれはもう、好きな人を傷つけたくない…!」
GM:1ラウンド目。セットアップです!
従者:従者はどちらもありません。
くちなし:こっちもなし!
雨堤 瑠火:ナイヨ~
宗像かなめ:ないです!
天生茶一:ないでーす
"グレイランダム":エネミーたちはなし!
阿紫南灰慈:なし!
GM:全員なし!
GM:ではイニシアチブプロセスに入っていくよ~
GM:通常であれば行動値16の従者たちからですが…
"グレイランダム":割り込みます。
宗像かなめ:ムッ なにをする!
天生茶一:二人の仲にか!
雨堤 瑠火:ww
阿紫南灰慈:もう割り込んでるだろ
雨堤 瑠火:もう割り込んでるだろ
天生茶一:そうでしたね
GM:かわいそう
宗像かなめ:かなしみの一致
"グレイランダム":イニシアチブで《時間凍結》を使用。HP20消費。行動します。
"グレイランダム":マイナー、《完全獣化》3LV《破壊の爪》2LV《オリジン:アニマル》5LV《オリジン:ミネラル》5LV《オリジン:レジェンド》5LV。
"グレイランダム":シーン間の肉体判定ダイス+5個、素手攻撃力+20、精神達成値+10、装甲+10。
"グレイランダム":メジャーで《鋼の肉体》5LV。
阿紫南灰慈:急にムキムキになった
"グレイランダム":5D10+5 HP回復
DoubleCross : (5D10+5) → 13[1,2,1,4,5]+5 → 18
"グレイランダム":18点回復します 実質2だけ消費しました
"グレイランダム":以上!
GM:では演出!
"グレイランダム":黒い靄の中から、狼の咆哮が上がる。
"グレイランダム":体の節々が、絶えず陽炎のように様々な形態に変化する、不完全な生物が姿を現す。
"グレイランダム":ぱっと見はそれは、豊かな白い毛並みを持つ、狼男の姿をしていた。
"グレイランダム":「───いくぞ」厳かに言い放つ。
GM:次の手番!通常どおり、行動値16の従者たちの手番になります。
従者1:行動の内容は同じなので一気に処理していきます~
従者1:マイナーなし。メジャーで《主の右腕》2LV《光の弓》2LV。
従者1:1は宗像さん、2は雨堤さんに攻撃します。
宗像かなめ:年上が好きか!?
GM:そうかも
従者1:6dx 宗像さん
DoubleCross : (6DX10) → 9[1,2,5,6,7,9] → 9
従者2:6dx 雨堤さん
DoubleCross : (6DX10) → 7[1,4,6,6,7,7] → 7
GM:しょ…ショボ!!!リアクションどうぞ
宗像かなめ:やってみるか!ドッジ!
宗像かなめ:2DX+1+0@10 回避
DoubleCross : (2DX10+1) → 8[6,8]+1 → 9
雨堤 瑠火:うーん避けちゃいたい
雨堤 瑠火:でもリザレクトがしたいんだよーッ!
宗像かなめ:切実
雨堤 瑠火:盾を捨ててガードします
宗像かなめ:かっけえ
天生茶一:男らしい
阿紫南灰慈:仁王立ちだ
従者2:では雨堤さんだけ命中したのでダメージ!ダイス、頑張れ!
従者2:2d10+6+5 ガード値有効
DoubleCross : (2D10+6+5) → 3[1,2]+6+5 → 14
宗像かなめ:グッ
雨堤 瑠火:痛いだけだった
GM:しょ……しょぼい
宗像かなめ:3[1,2]だった
宗像かなめ:ほんとは優しいのかも
阿紫南灰慈:アメさんの鋼の肉体にはなんともないぜ
雨堤 瑠火:雨堤瑠火のHPを14(→ 14)減少 (28 → 14)
GM:では演出!
従者1:黒い靄から、陽炎じみた不定形の従者が湧き出るように現れてキミ達に襲いかかる。
従者1:しがみつくようにするその身体に触れれば痛みが発生する。
雨堤 瑠火:「おっと、囮になるにしても」
雨堤 瑠火:「考えなさ過ぎたかなコレ」
宗像かなめ:「あ」目を開けたまま、体が傾く。
雨堤 瑠火:「痛って!クッソ!痛ってーよ!」
宗像かなめ:背中から倒れこむように転倒……する途中で、見えない糸に吊られたように引き上げられる。
宗像かなめ:もといた足元に影が蠢いていた。
GM:宗像さんに飛び掛かった靄が、その前に引き付けるように現れた雨堤さんに狙いを変えて次々に襲いかかった。
宗像かなめ:「雨堤さん!」
雨堤 瑠火:「心配いらねえー!いや心配してくれるのは嬉しい!正直!でも気にするほどじゃねーから大丈夫!」
宗像かなめ:賑やかな反応にくすくす笑う。「うん」
雨堤 瑠火:不定形の従者を引きはがしながら叫ぶ。
阿紫南灰慈:「アメさんヒョロく見えて結構頑丈すからね」全然心配してない様子
天生茶一:(戦闘前に俺とシナカイが前に出ても、あっちを襲いに行くってのは周り見えてやがんな…!)
GM:ではこのまま行動値12のくちなしの手番。
くちなし:マイナーなし。
くちなし:メジャーで《コンセントレイト:エグザイル》3LV《オールレンジ》5LV《吸収》4LV《異形の祭典》2LV。
くちなし:対象3体の射撃攻撃。
くちなし:対象は~ 宗像さん、雨堤さん、阿紫南くん!
宗像かなめ:こいー
阿紫南灰慈:ウワーッ
GM:1点でもダメージを与えたらラウンド間ダイス-4個!いくわよ!
くちなし:11dx7
DoubleCross : (11DX7) → 10[1,4,5,6,7,7,7,8,10,10,10]+10[2,4,5,5,5,7,9]+10[2,8]+4[4] → 34
くちなし:ぼちぼちでんがな リアクションどうぞ~
阿紫南灰慈:やはり従者とは違うな
宗像かなめ:すごい!ドッジするよ
雨堤 瑠火:キツイ
阿紫南灰慈:ドッジ!
宗像かなめ:2DX+1+0@10 回避
DoubleCross : (2DX10+1) → 9[1,9]+1 → 10
雨堤 瑠火:ガードで受けます
阿紫南灰慈:4dx>=34
DoubleCross : (4DX10>=34) → 10[4,6,10,10]+3[2,3] → 13 → 失敗
阿紫南灰慈:だめ!
GM:カバーはあるかな~?
阿紫南灰慈:カバーリング……ほしいな~(チラッ)
宗像かなめ:やったー!
宗像かなめ:ではコンボ『毀損/contra facere』/《シルフの詩》《領域の盾》《戦士の知恵》。
宗像かなめ:《領域の盾》は宗像が阿紫南くんをカバーします。
宗像かなめ:《風の渡し手》の回数を1回分ふやし、ガード値を+2してカバーリングを行い、奇跡の血も適用されるよ。
GM:はーい ではダメージ!
宗像かなめ:宗像かなめの侵蝕率を3(→ 3)増加 (71 → 74)
くちなし:4d10+10 ガード値有効
DoubleCross : (4D10+10) → 16[5,4,5,2]+10 → 26
くちなし:26ダメージ、ガード値有効。命中した人はラウンド間のダイスー4個です~
宗像かなめ:倍で52か。ガード装甲合わせても耐えられぬ
宗像かなめ:リザレクト!
宗像かなめ:宗像かなめの侵蝕率を1d10(→ 3)増加 (74 → 77)
雨堤 瑠火:倒れる リザレクト
宗像かなめ:宗像かなめのHPを3(→ 3)に変更 (24 → 3)
雨堤 瑠火:7以上こい!
雨堤 瑠火:雨堤瑠火の侵蝕率を1D10(→ 1)増加 (73 → 74)
GM:www
宗像かなめ:wwwwwww
阿紫南灰慈:www
雨堤 瑠火:お前!
雨堤 瑠火:落ち着きすぎだろ
宗像かなめ:フリかよ!
GM:嘘でしょ
阿紫南灰慈:やる気出して!
天生茶一:さすが大人
GM:ではこのまま演出いくよ~
くちなし:「余所見をしている場合ですか…!」拳銃を抜き放ち、キミ達に向けて引き金を引く。連射音。
くちなし:狙いは適当。自らのレネゲイド因子を埋め込んだ弾丸が、着弾する直前に散弾銃のように弾ける。
阿紫南灰慈:「ヤベッ…!」音に気づいて腕を振るうが、ワンテンポ遅い。眼の前で弾丸が弾ける。
くちなし:足場を崩し、姿勢を崩させ動きを阻害する。
天生茶一:「っと!器用スね!」銃声とともに斜めに飛んで、大きく塀の上に避難している。
宗像かなめ:見えない糸に吊られるように、不自然な動きで阿紫南くんの前に倒れこむ。
雨堤 瑠火:「いや、アンタの方を気にしてばっかりはいられねーって」
宗像かなめ:壊れた人形じみて、被弾。
阿紫南灰慈:「ちょ…!アンタ何してんだ!」
宗像かなめ:「…説明が難しいんですけど、えっと、大丈夫です」
宗像かなめ:「こっちのほうが、きっと最後にはよくなる」
雨堤 瑠火:「クッソ、面倒くせー能力しやがって」
天生茶一:「んん……宗像さんも事故じゃねーんスね?」
阿紫南灰慈:「はぁ……?何を言って……」
宗像かなめ:「わたしのほうがまだ、『戻ってきやすい』…ので。はい」
宗像かなめ:「お姉さんぶらせてください」笑う。
阿紫南灰慈:「……」一瞬、彼女に絡みついた透明な糸が見えた気がした。
GM:このまま手番は行動値11の宗像さんに移るよ~
宗像かなめ:はいっ。マイナー無しで
宗像かなめ:メジャーでコンボ『失敗/A la manière de』/《導きの華》《アドヴァイス》《風の渡し手》。対象はPC全員。
宗像かなめ:みんなは次のメジャーアクションのダイスを+1個、C値を-1、達成値を+8してね!
宗像かなめ:宗像かなめの侵蝕率を7(→ 7)増加 (77 → 84)
阿紫南灰慈:うおお~!パワー!!
天生茶一:ちから!
GM:そのまま演出もしちゃってね
宗像かなめ:手繰れば糸がこの手にある。
宗像かなめ:それを引く。ほんの少し、動きやすい場所へ。
宗像かなめ:すべてを舞台上で整って動くよう、なめらかに走れるように。
阿紫南灰慈:「……お?」ひとりでに左足が一歩後ろに下がり、重心が安定する。
天生茶一:「ん」体を動かす感覚に、正解があるように導かれる。
宗像かなめ:「すこしだけ、糸を引きました」
雨堤 瑠火:「っと、良い感じだ」
雨堤 瑠火:足場の不安定が少し和らぐ
宗像かなめ:「あとは、よろしくお願いします」一瞬だけ、透明な糸が光るように反射した。
GM:ではこのまま行動値10の雨堤さんの手番に移ります!
雨堤 瑠火:ジェネシフトしたいよぉ~
雨堤 瑠火:でも出来ないマイナー埋まってるから
雨堤 瑠火:マイナーで黒曜の鎧
雨堤 瑠火:雨堤瑠火の侵蝕率を2(→ 2)増加 (74 → 76)
GM:ダイスー4個のペナもあるから気をつけてね~
宗像かなめ:私の支援もあるハアルヨー
雨堤 瑠火:メジャーでコンボ大地を巨人の影が歩く
雨堤 瑠火:《雨粒の矢》《飢えし影》《黒き鉄槌》《鋼の顎》
雨堤 瑠火:元々精神は6浸食で+1ペなで-4支援で+1 合計4個 まあ大丈夫
雨堤 瑠火:4dx9+5
DoubleCross : (4DX9+5) → 5[2,4,5,5]+5 → 10
雨堤 瑠火:低いなー
GM:リアクションしちゃうぞ~!
雨堤 瑠火:どうしよ盛っちゃうか
GM:オッ
宗像かなめ:ウオオオ
雨堤 瑠火:グレイランダムくんのロイスをタイタス昇華して達成値を上げます
雨堤 瑠火:まあ雑魚チラシができればいい
GM:何ッ
雨堤 瑠火:10+1d10
DoubleCross : (10+1D10) → 10+3[3] → 13
雨堤 瑠火:きみダイス目低いね
雨堤 瑠火:まあ13です
雨堤 瑠火:リアクションどうぞ!
GM:その覚悟受け取ったり!いきます
従者1:2dx ドッジ
DoubleCross : (2DX10) → 10[5,10]+8[8] → 18
GM:あっ
雨堤 瑠火:てめーw
天生茶一:コイツ!
雨堤 瑠火:ごめんね
雨堤 瑠火:あ違います
雨堤 瑠火:ごめんなさい
雨堤 瑠火:達成値の+があるじゃあない
天生茶一:つまり~?
GM:あっ!
雨堤 瑠火:+8で21だわ
宗像かなめ:あ、私も忘れてたわ!!
天生茶一:これが宗像さんのパワー!
従者1:ドッジできないヨ~!!
宗像かなめ:すまん!でもよかった
雨堤 瑠火:フゥー 盛った意味も出てきた
従者2:2dx>=21 ドッジ2!
DoubleCross : (2DX10>=21) → 6[1,6] → 6 → 失敗
雨堤 瑠火:ダメージが増えるよ
GM:アワワ…
くちなし:ドッジします。
くちなし:6dx>=21
DoubleCross : (6DX10>=21) → 10[1,4,7,7,7,10]+5[5] → 15 → 失敗
雨堤 瑠火:こわい
天生茶一:こわいよ
宗像かなめ:こわ
"グレイランダム":リアクション放棄、《迎撃する魔眼》3LVで反撃します。
"グレイランダム":先にこちらの命中判定
"グレイランダム":6dx7+14
DoubleCross : (6DX7+14) → 10[1,2,7,8,9,9]+10[4,5,9,10]+4[4,4]+14 → 38
GM:よっしゃ ではダメージどうぞ!
雨堤 瑠火:ピエー
雨堤 瑠火:3d10+16
DoubleCross : (3D10+16) → 11[6,1,4]+16 → 27
雨堤 瑠火:装甲無視です
雨堤 瑠火:雨堤瑠火の侵蝕率を4(→ 4)増加 (76 → 80)
GM:ではこちら ムムム
従者1:我々従者に大ダメージ!!ですが
従者2:残りHP1で生き残りました どちらも
雨堤 瑠火:ぐぬぬ
くちなし:《デモンズウェブ》5LVを使用。ダメージを軽減します。
くちなし:38-6d10
DoubleCross : (38-6D10) → 38-25[1,8,5,9,1,1] → 13
くちなし:13ダメージだけ適用!まあまあイヤな感じになりました
"グレイランダム":こちら、迎撃する魔眼によるダメージを出します
"グレイランダム":4d10+12 装甲有効
DoubleCross : (4D10+12) → 22[5,6,10,1]+12 → 34
雨堤 瑠火:キャー
雨堤 瑠火:雨堤のHPは1よ!
雨堤 瑠火:リザレクトします
雨堤 瑠火:雨堤瑠火の侵蝕率を1D10(→ 5)増加 (80 → 85)
GM:あっ失礼!雨堤さんのダメージ、38じゃなくて27だった
雨堤 瑠火:ということは
GM:27-25
雨堤 瑠火:2ダメ
くちなし:2ダメージでした
くちなし:オホホホ~~~!!!!
雨堤 瑠火:かたーい
宗像かなめ:おかたい女
阿紫南灰慈:お硬いのね
天生茶一:UGNじゃ普通よ
GM:では以上でダメージ処理終了!演出をお願いします~
雨堤 瑠火:顔についた血をぬぐう。
雨堤 瑠火:「脇役だからかな、しまらねーしエンジンもかかりにくい」
雨堤 瑠火:「ま、それでも少しイメージ変えてこうか。これじゃこっちの王子の舞台としちゃしまらねえ」
雨堤 瑠火:ココアシガレットをかみ砕き白い靄を吐き出す
雨堤 瑠火:骨の魚が空を泳ぐ。
くちなし:「一体何を…」眉を顰める。
雨堤 瑠火:「知ってるかい?この辺は昔海だったんだ」
雨堤 瑠火:「海の底さ。昔っつっても気の遠くなるような昔だけどさ」
雨堤 瑠火:風景が変わる
"グレイランダム":「……何の話だ」
雨堤 瑠火:そこは水底だ。
雨堤 瑠火:遥か昔の海底だ。
雨堤 瑠火:海藻が揺れ。
雨堤 瑠火:奇妙な魚が泳ぐ。
"グレイランダム":「これは…、幻覚か…!?」周囲を見回す。
雨堤 瑠火:空、いやはるか上の水面からさす光が沸き上がる泡に反射してガラス玉のように光る。
雨堤 瑠火:「ムードだすにはちょっと趣味が偏ってるか?すまねえな!」
雨堤 瑠火:ごおっっという音とともに巨大な影が敵を薙ぎ払うように泳ぎ去る。
雨堤 瑠火:それは巨大な魚だったか。
雨堤 瑠火:海竜だったか。
雨堤 瑠火:その影が通り過ぎた後。
雨堤 瑠火:無数の泡がキラキラと光を反射して漂った。
宗像かなめ:「きれい」泡に手を伸ばそうとして、「舞台装置を汚す演者はいませんね」と血が着いた手を見て笑う。
従者1:「───!」靄が、それより黒く大きい影に呑み込まれる。
くちなし:「こんな幻覚には呑まれませんとも!"グレイランダム"、援護はいりますか───」
くちなし:影を散らすように銃を放ちながら叫ぶ。
"グレイランダム":「いらない! そんな、夢物語は───」両手を翳す。空間の水流が変化する。
"グレイランダム":「おれの領分だ!」 たちまちに巨大な水の渦が生まれ、雨堤さんにぶつけられる。
雨堤 瑠火:「うおっ!っと!」
雨堤 瑠火:巨大な水圧を受けて血を吐く。
"グレイランダム":「はぁーっ、はぁーっ…」当然、こちらも無事ではない。荒い息を吐きながら、他の面々を見やる。
雨堤 瑠火:「さて、お姫様を射止めんのはどっちかな」
雨堤 瑠火:よろよろと立ち上がる。
雨堤 瑠火:「こっちの野獣も、まあまあ行けると思うんだけどな俺は」
GM:では行動値9の"グレイランダム"の手番!
宗像かなめ:何をするー
"グレイランダム":マイナーで移動、5m前進してPC達と同じエンゲージに。
[従者1(16)、オバケ従者2(16)、くちなし(12)]
(5m)
[グレイランダム(9)、宗像(11)、雨堤(10)、阿紫南(8)、天生(7)]
宗像かなめ:いらっしゃい
阿紫南灰慈:来ちゃった!
"グレイランダム":メジャー!《コンセントレイト:キュマイラ》3LV《獣の力》2LV。単体攻撃です。
"グレイランダム":対象はお前だ~ッ 阿紫南くん!
阿紫南灰慈:ゲ~ッ!
"グレイランダム":13dx7+2
DoubleCross : (13DX7+2) → 10[1,1,1,2,3,3,4,4,7,9,9,10,10]+10[2,3,5,7,8]+10[6,8]+5[5]+2 → 37
阿紫南灰慈:結構やるな ドッジ
GM:避けれるかなっ
阿紫南灰慈:3dx>=37
DoubleCross : (3DX10>=37) → 9[5,7,9] → 9 → 失敗
阿紫南灰慈:む、無理だ…!
阿紫南灰慈:助けて~
GM:ホホホ…お前にはどうすることもできまい…
阿紫南灰慈:すいませんダイス一個忘れてたので一応振ります
阿紫南灰慈:1dx
DoubleCross : (1DX10) → 4[4] → 4
GM:だめだ~
阿紫南灰慈:やっぱりダメ
GM:カバーリングはあるかな~?
宗像かなめ:じゃあしようかなっ
阿紫南灰慈:宗像サン!
宗像かなめ:《領域の盾》単体で。私が阿紫南くんをカバーします。
宗像かなめ:宗像かなめの侵蝕率を4(→ 4)増加 (84 → 88)
宗像かなめ:さっきのコンボより重い!
阿紫南灰慈:一個しか使ってないのに
宗像かなめ:ともあれ受けます。こい!
GM:はーい
"グレイランダム":4d10+24 ガード値・装甲値有効
DoubleCross : (4D10+24) → 31[4,8,9,10]+24 → 55
GM:ゴリッと受けやがれ!
宗像かなめ:うおお耐えられぬリザレクト
阿紫南灰慈:すごいパワーだ
宗像かなめ:宗像かなめのHPを1d10(→ 1)に変更 (3 → 1)
宗像かなめ:宗像かなめの侵蝕率を1(→ 1)増加 (88 → 89)
宗像かなめ:クール
宗像かなめ:奇跡の血最強説
GM:リザレクトが上手いぜ
GM:では演出!
"グレイランダム":「…とにかくまずは、お前からだ、阿紫南灰慈」
"グレイランダム":「お前さえいなくなれば、おれは、このみさんを本当に自分のものにできるんだ…!」
"グレイランダム":咆哮を上げ、不出来なアニメーションのように体の輪郭を変えながら、襲いかかって来る。
"グレイランダム":四つん這いのような姿勢から突進。阿紫南くんに向けて、狼の鋭い爪がひらめく。
阿紫南灰慈:「隨分買いかぶってくれやがって」唾を吐く
阿紫南灰慈:「けど上等だ!オレも一発……」
阿紫南灰慈:「ぶん殴らねえと気が済まねえからなあ!!」
阿紫南灰慈:黒煙を纏い、拳を合わせようとする。しかし……
"グレイランダム":「阿紫南灰慈ィイ!!」
阿紫南灰慈:「───っ」
阿紫南灰慈:(不味っ……)
宗像かなめ:その爪の痕は黒煙に触れず、白いブラウスに赤を広げる。
"グレイランダム":「…!? お前は…」はたと眼前を見る。
宗像かなめ:リザレクトがまだ及ぶ内。
宗像かなめ:「ぜんぜん、違うんだというべき気がしますが」
阿紫南灰慈:完璧に合わせたはずのカウンター。しかし命中の瞬間、不定形の触手が解けるようにして変形し、拳が空を切った。
阿紫南灰慈:「アンタ……ッ」
宗像かなめ:「でも、やっぱり似てますね。正司くんと」困ったように笑う。
宗像かなめ:「ちょっと寂しそうで」
"グレイランダム":「…邪魔だ!おれは…、同情なんていらない…!」
宗像かなめ:糸が血と絡む。「糸を引くのも、人形を動かすのも、楽しくないみたい」
宗像かなめ:「……阿紫南くん。さっきの一発、まだ、できますか」
宗像かなめ:「男の子は拳で分かりあうものだって、映画で見ました。本当ですか?」微笑む。
阿紫南灰慈:「……今のも見えてたってことか。なら、心配するだけ野暮だな」嘆息して
阿紫南灰慈:「ああ、大体本当だよ。けどちょっとだけ違う」
宗像かなめ:「まあ」
阿紫南灰慈:「んな事しねーとわかりあえねーのはな」
阿紫南灰慈:「とびきりバカな男共だけだ」
GM:ではこのまま行動値8の阿紫南くんの手番になるよ!
阿紫南灰慈:やるぞやるぞ!
阿紫南灰慈:マイナー《原初の青:完全獣化》LV2《無形の爪牙》LV1 シーン中肉体判定ダイス+4、素手攻撃力3
阿紫南灰慈:阿紫南灰慈の侵蝕率を10(→ 10)増加 (96 → 106)
阿紫南灰慈:これでLVが上がってダイス+5、攻撃力4
GM:強くなった!
阿紫南灰慈:メジャー《神獣撃》LV6《コンセントレイト:ウロボロス》LV4《リミットブレイク》LV3《餓狼の顎》LV2
阿紫南灰慈:グレイランダムを素手で攻撃!
GM:ウオォ~ 命中判定どうぞ!
阿紫南灰慈:11dx6+8
DoubleCross : (11DX6+8) → 10[1,1,4,4,4,5,7,7,8,8,9]+10[3,6,7,9,10]+10[1,6,9,10]+5[4,4,5]+8 → 43
阿紫南灰慈:いいかんじ!
"グレイランダム":ななな
"グレイランダム":ウオォ~~負けねえ~!!ドッジします!
GM:あっいや 良いのがあった
阿紫南灰慈:なんだとっ
"グレイランダム":リアクションを放棄して《復讐の刃》3LVを使用します!
宗像かなめ:持ってたーー!
阿紫南灰慈:面白ェ
"グレイランダム":こちらの命中判定だけ先にやるぜ
"グレイランダム":13dx7+2
DoubleCross : (13DX7+2) → 10[1,1,1,2,2,3,4,4,6,7,9,9,10]+10[2,4,7,9]+10[1,10]+10[9]+10[9]+6[6]+2 → 58
"グレイランダム":や…やった~~~~~~!!!!!
宗像かなめ:本気すぎる…
阿紫南灰慈:回すじゃん
GM:ウオ~~ッではダメージをどうぞ!
阿紫南灰慈:うおおおお
阿紫南灰慈:5d10+7+8d10 装甲無視
DoubleCross : (5D10+7+8D10) → 16[4,1,4,3,4]+7+42[3,9,6,4,3,2,6,9] → 65
"グレイランダム":ぎゃああああ
"グレイランダム":こちらもダメージを出します
"グレイランダム":6d10+20 装甲有効
DoubleCross : (6D10+20) → 29[1,10,4,6,4,4]+20 → 49
阿紫南灰慈:ぐえええええ
"グレイランダム":クソ~~~ッダメージでは負けた…!
阿紫南灰慈:阿紫南灰慈の侵蝕率を16(→ 16)増加 (106 → 122)
くちなし:"グレイランダム"のダメージ適用前に《波紋の方陣》5LVを使用します。ダメージ軽減。
くちなし:65-6d10
DoubleCross : (65-6D10) → 65-31[7,5,3,4,5,7] → 34
宗像かなめ:デキる女がよ!!!
"グレイランダム":34ダメージ適用!ヤバくなったがまだ健在です。
阿紫南灰慈:こっちは死!宗像さんに最後のロイスを感服○/心配でとって即タイタス昇華
阿紫南灰慈:HP12で復活
阿紫南灰慈:同時に完全獣化が解除されます
GM:ギリギリで生きてやがるぜ
GM:では、演出いってみよう!
阿紫南灰慈:「ふーーーっ」大きく息を吐く
阿紫南灰慈:黒い靄の外側で戦いの行方を見つめるこのみへ、一瞬視線を移す。
花光このみ:「……」 入り込む隙も無い。唖然と様子を見ている。
阿紫南灰慈:目が合うことはない。心配する彼女の眼差しが、グレイランダムへと向けられていることがはっきりと分かってしまう。
阿紫南灰慈:「ああ、まーじで……」
阿紫南灰慈:「大馬鹿野郎ってのはオレみたいなのを言うんだろうな」
"グレイランダム":「………」ピク、と反応しキミを見つめる。
阿紫南灰慈:「……けどよ。俺はおとぎ話の狩人じゃねえ」
阿紫南灰慈:「間に合わなくったって、誰も不幸にはならないんだ」
"グレイランダム":「…何を言ってる」
阿紫南灰慈:「だから───」右の掌を、自分の完全に翳す。
阿紫南灰慈:その手が、何かを掴む。
阿紫南灰慈:白い、仮面。
"グレイランダム":「……?」
阿紫南灰慈:いつの間にか、獣の頭蓋骨を象ったような白い仮面が、阿紫南灰慈の顔に張り付いている。
阿紫南灰慈:「勝負しようぜ。"グレイランダム"」
阿紫南灰慈:「俺はおとぎ話の狩人じゃねえ」
阿紫南灰慈:その仮面に、ヒビが入る。黒銀の毛に覆われた腕が、白い仮面を握りしめ
阿紫南灰慈:「お前と、同じだ」粉々に、砕く。
阿紫南灰慈:瞬間、闇色の煙が爆ぜ、周囲の視界を埋め尽くす。
くちなし:「なんですか、この力は…!」視界が漆黒に覆われる!
宗像かなめ:糸を靄を風景を、埋め尽くす闇に瞠目する。
阿紫南灰慈:咆哮。地獄の底から響くような遠吠え。暫くして。
雨堤 瑠火:「やっちまえ」
阿紫南灰慈:黒煙を引き裂いて、漆黒の人狼が、闇色に光る爪を振り上げてグレイランダムの眼前へと飛びかかっている。
"グレイランダム":灰白の人狼が、それを見返した。
阿紫南灰慈:「勝負だ!!オレと、お前!」
"グレイランダム":「……上等だア!」こちらも地上から爪を構え、迎撃。掠めるように拳を放つ。
天生茶一:白と黒の二色のぶつかる瞬間を、ただ見る。
"グレイランダム":「勝つのは絶対に、このおれなんだよ!!」
阿紫南灰慈:交差する拳と拳、爪と爪
阿紫南灰慈:グレイランダムの鋭い爪が心臓に突き刺さる。しかし、すぐにその周囲は黒い霧と化し、霧散する。
阿紫南灰慈:「やっぱお前も馬鹿だな」
"グレイランダム":「ッ…」
阿紫南灰慈:「どっちが勝とうが、狼ってのはな」
阿紫南灰慈:懐に入り込む。肥大化した右腕を、グレイランダムの胸へと目掛けて突き出す。
阿紫南灰慈:「必ず最後に負けんだよ!!」
くちなし:「…させません!」銃声。右腕を爆風が掠め、グレイランダムが致命傷を負う事を避けさせる。
阿紫南灰慈:「チッ……」腕が弾かれ、脇腹を掠めるに留まる。
"グレイランダム":「があぁっ…」それでもダメージは入った。苦悶の声を上げる。「はぁーっ、……だったら」
"グレイランダム":「お前が狩人でもない、お前も最後に負ける狼だっていうなら」
阿紫南灰慈:同時に、身に纏っていた黒煙が霧散し、人の姿を取り戻す。
"グレイランダム":「何のために、お前は今、戦ってやがる。最後には、負けるつもりだっていうのか」
阿紫南灰慈:「……どっちでもいいんだよ。んなことは」
阿紫南灰慈:「クソッ……自分で言っててムカついてきたな」
阿紫南灰慈:「……俺はただ」
阿紫南灰慈:「これ以上アイツに嘘を付きたくないだけだ」
阿紫南灰慈:「そしてアイツにも……嘘をつかせたくね―」
"グレイランダム":「……お前まで、そんなことを言うのか」
"グレイランダム":「だったら余計にだ」立ち上がる。「お前を嘘つき野郎にしたまま、ここで倒してやる」
GM:では行動値7の天生くんの手番!
天生茶一:はーい!
阿紫南灰慈:「やってみろよ。狼少年」
天生茶一:まだ100を超えてないのでマイナーはなし。
天生茶一:【渡り鳥】《アタックプログラム》《居合》。グレイランダムに射撃攻撃。
天生茶一:判定
天生茶一:えーとかなめさんの支援入れて……
宗像かなめ:ダイスを+1個、C値を-1、達成値を+8よ!
天生茶一:計算完了!
天生茶一:6dx9+13+10+10+8
DoubleCross : (6DX9+41) → 10[1,1,4,6,10,10]+8[2,8]+41 → 59
GM:ヒエッ
天生茶一:イエイ。リアクションどうぞ
"グレイランダム":リアクション放棄、《迎撃する魔眼》で反撃します~
"グレイランダム":6dx7+14
DoubleCross : (6DX7+14) → 10[2,2,4,4,6,8]+2[2]+14 → 26
"グレイランダム":あっポシャった
GM:ではダメージ算出どうぞ!
天生茶一:おやおや ではダメージ!
天生茶一:6d10+11 装甲有効
DoubleCross : (6D10+11) → 35[6,6,9,4,3,7]+11 → 46
天生茶一:諸々有効46点!
GM:あっ失礼 復讐の刃でした
天生茶一:ほんとだ。
"グレイランダム":振り直すね
"グレイランダム":13dx7+2
DoubleCross : (13DX7+2) → 10[2,5,5,7,7,7,8,8,8,8,9,9,10]+10[1,3,4,6,7,8,9,9,10,10]+10[3,3,4,6,8,10]+6[4,6]+2 → 38
天生茶一:増えてんじゃが
"グレイランダム":そしてダメージ!
"グレイランダム":4d10+20 装甲有効
DoubleCross : (4D10+20) → 28[8,5,6,9]+20 → 48
"グレイランダム":ヨッシャ!
天生茶一:12点引いて36!HP28なので戦闘不能!
天生茶一:そしてメジャー上る前なのでギリリザレクトします。
天生茶一:天生茶一のHPを1d10(→ 6)に変更 (28 → 6)
"グレイランダム":そして天生くんの攻撃をもらい、こちらも一度戦闘不能になります!
天生茶一:天生茶一の侵蝕率を6(→ 6)増加 (97 → 103)
天生茶一:天生茶一の侵蝕率を5(→ 5)増加 (103 → 108)
天生茶一:おぉ!
"グレイランダム":《魔獣の証》4LV、HP40点で復活。またオートで《異世界の因子》を使用。
"グレイランダム":阿紫南くんが使用した《原初の白:神獣撃》を1LVで取得します。
天生茶一:強くなっちゃった!
雨堤 瑠火:ウワー
阿紫南灰慈:パクリじゃ!
宗像かなめ:うおおお
"グレイランダム":頑張るぞい!
GM:では演出をどうぞ!
天生茶一:弓袋を解いた銀色の棒を振ると、穂先に鳥を模した十文字槍に変わる。
天生茶一:塀の上から戦闘を俯瞰して、どこから突き崩せるかを眺める。
天生茶一:(……メインアタッカーはオルカ。けど、くちなしさんの援護でいまいち仕留めきれねぇ)
天生茶一:(先にあっちを払ってから、数で押したほうが向こうもこっちも消耗は少ないはず……)
天生茶一:「……なんスけど」
天生茶一:「そーゆーのって、獣の理屈ッスよね」
天生茶一:幼い頃は周りが馬鹿に見えたことがある。ぱっと見るだけで、不思議と要領よく、正解がわかるような。
天生茶一:小学校のテストで満点を取って浮かれる、子供の万能感。
天生茶一:年を経る毎に現実を知るそれに、不思議と実力が伴ってしまって。
天生茶一:俺だけでいい、と思っていた頃の、誰にでもある黒歴史。
天生茶一:「でも、人間つーのは、誰かに伝えるために理屈が必要なんスよね~」
天生茶一:たん、と塀から降りて戦場に参加する。
天生茶一:それはくちなしの前ではなく、「俺がやりたいことは、こっちッスね」
天生茶一:「なぁ、オルカ。ちょっと話そうか」
"グレイランダム":「……今のお前とおれが話すことなんてないだろ」
天生茶一:「寂しいこと言うなッスよ~」
天生茶一:「確かに仲良くなったのは、"正司薫"をコピってた頃のオルカなわけで」
天生茶一:「昨日、オリジナルの薫と会話して、まーノリが合ったっすよ。ちゃんと予習したテストって感じス」
"グレイランダム":「…そうだろうな」
天生茶一:「でも」
天生茶一:「俺が最初に仲良くなったの、お前なワケじゃん?」
"グレイランダム":「……おれがお前と仲良くなったのは、"正司薫"なら、転校生と仲良くするからにすぎない」
"グレイランダム":「全部、嘘だ」
天生茶一:「……いーんじゃねぇスかね」
"グレイランダム":「このおれとは、何の関係も生まれていない。友達なんかじゃない…」
天生茶一:「外面を取り繕うなんて、誰だってやるじゃないスか」
天生茶一:「ちぃーっとばかし、面の皮が分厚いスけどね」シシ、と頬をつまみながら笑う
天生茶一:「お前がどう考えてようが、実際に絆を結んだのはお前と俺で」
天生茶一:「なろうと思って無くても、なっちまったもんはしょーがねぇっスよ、友達」
"グレイランダム":「うるさい…!そう言うお前も、やがておれから離れていく! みんなそうだった…!」
"グレイランダム":「綺麗事を言えばおれが喜ぶと思ったか?! おれは…」姿勢を立て直す。足を踏み入れる。
天生茶一:「そんなナリしてさみしんぼスかね、お前」
天生茶一:姿勢は変わらない。槍を無造作に抱えて、自然体。
天生茶一:「いーじゃねぇスか、綺麗事。俺は好きッスよ。お互い嘘はつかずに……」
天生茶一:「喧嘩しても、すぐ仲直りできる、親友ってやつ」
天生茶一:へへ、と笑って
天生茶一:「今からでも、降参するつもりはねーッスか?……なんなら、」
天生茶一:俺が取りなしても。と慣れないことを言う前に、行動の気配を感じる。
"グレイランダム":「ッああああ!」キミに向けて踊りかかる。黒い靄を切り裂いて、鋭い爪が唸る!
天生茶一:「…………………」ふ、と息を吐く。それは行動の予備動作のようで
宗像かなめ:さすがに再びは間に合わず、ああ、と思う。それでいいのだとも。(わからないなあ、男の子)
天生茶一:その瞬間を注視していれば、表情がわずかに苦笑に変わる。
天生茶一:「先輩のようには行かねぇスね」
天生茶一:ザシュゥッ
天生茶一:グレイランダムの鋭い爪を腹部に受けて、くの字に吹き飛ぶ。
天生茶一:同時に、グレイランダムの胸板に一文字の切り傷。
天生茶一:爪に合わせて横に振るわれた十文字槍の軌跡が残る。
天生茶一:「ぐ、あああ!……痛ぇ……!!」
"グレイランダム":「っぐぅうう……!」こちらも膝をつく。
天生茶一:「良いこと言ったのに……!もっと加減しろ……!」
天生茶一:ザッ、と両足で立ちつつ、思わず悪態を吐き出す。
"グレイランダム":「…うるさい、うるさいうるさい……!」身を裂かれた十文字から、レネゲイドが更に励起していく。
阿紫南灰慈:「……お前なあ」心配半分、呆れ半分の声を天生に向ける。
天生茶一:「なんスか……!?」
阿紫南灰慈:「よくあの流れで横槍入れられんな。俺でももう少し空気読むわ……」
天生茶一:こちらも最低限のリザレクトを行いつつ、レネゲイドが昂ぶる。
"グレイランダム":体を繋いだ箇所から、黒色が混じりだす。
雨堤 瑠火:「クソ野郎の場合は諦めの悪さは最悪だけどよ。ま、こういうのは全部やりきるのがいいんだって結局さァ」
天生茶一:「知らねぇ~~~!!!こちとらダチが緊急事態なんで!」
阿紫南灰慈:「ダチか……ああ」
天生茶一:「想定ではもっと、綺麗に、ふわ~と浄化される予定だったんスよ…!俺のときはそうだったし…!」
雨堤 瑠火:「それを受けてやるのも友達だよなー、ハハハ」
"グレイランダム":不定の輪郭が、徐々に、阿紫南くんが変身した姿を複製するように、黒い狼を形どりだす。
阿紫南灰慈:「ダチならしょうがねーな」
天生茶一:「友達ってめんどくせぇ~~~~!」口元の血を袖で拭う。
"グレイランダム":ザザ、とテレビの砂嵐でも走るように。陽炎のように、黒い人狼の姿が入り混じる。
天生茶一:「はぁ~~~……オラ、喧嘩ッスよ、オルカ」
宗像かなめ:「ふふ。もう少し。…レネゲイドの感触が、少し変わった気がする」
"グレイランダム":「……信じられるか。友達なんて…!」
阿紫南灰慈:「……オイオイ、肖像権の侵害だろ」表情が引き締まる。
天生茶一:「同感ス。なんスか、何でも言い合える関係って」
天生茶一:「そういうのは、可愛い女の子とでお願いします」
天生茶一:ぶん、と十文字槍を振るう。
天生茶一:「オラ、離れるのが嫌なら、ちゃんと付き合ってもらうッスよ」
天生茶一:「一人で勝手に、行かせはしねぇッス」
雨堤 瑠火:「そうそう、どっちがこのみちゃんに相応しいかってのが大事なんだよ今回は」
GM:全員の手番が終了したので、ここでクリンナップ!
GM:くちなしのダイスデバフが一旦解除されます。
宗像かなめ:ヤッタネ
雨堤 瑠火:イエイイエイ
GM:2ラウンド目。セットアップ!
"グレイランダム":なしだよ~
宗像かなめ:ないぜ
雨堤 瑠火:ナイヨ~
くちなし:ないよ~
阿紫南灰慈:なし!
天生茶一:なし!
従者1:こっちもなし!
GM:全員なしの世界
GM:ではイニシアチブ!
GM:行動値16の従者ズの手番から!
従者1:前ラウンドと同様なので2体一気に処理していこう
従者1:マイナー無し。メジャーで《主の右腕》2LV《光の弓》2LV。
従者1:1は宗像さん、2は雨堤さんに攻撃します。
宗像かなめ:こい!
従者1:6dx 宗像さん
DoubleCross : (6DX10) → 9[1,3,4,4,5,9] → 9
雨堤 瑠火:来るがいい
阿紫南灰慈:また年上!
従者2:6dx 雨堤さん
DoubleCross : (6DX10) → 10[1,2,3,5,6,10]+4[4] → 14
宗像かなめ:おっ ドッジするぜ
GM:今回は1体回った!リアクションどうぞ
宗像かなめ:3DX+1+0@10>=9 回避
DoubleCross : (3DX10+1>=9) → 8[3,8,8]+1 → 9 → 成功
宗像かなめ:フフン
GM:やる!
阿紫南灰慈:すごい
天生茶一:つよい
雨堤 瑠火:ドッジチャレンジ
雨堤 瑠火:3dx+1-3
DoubleCross : (3DX10-2) → 5[2,3,5]-2 → 3
雨堤 瑠火:普通にダメ
GM:では雨堤さんにだけ命中!ダメージ出すね
従者2:2d10+6+5 装甲値有効
DoubleCross : (2D10+6+5) → 6[1,5]+6+5 → 17
従者2:おりゃ~っ
雨堤 瑠火:装甲11あるけどHPが5しかない
雨堤 瑠火:惜しい
雨堤 瑠火:リザレクト
宗像かなめ:惜しすぎ
雨堤 瑠火:雨堤瑠火の侵蝕率を1D10(→ 1)増加 (85 → 86)
天生茶一:うまい
雨堤 瑠火:フッ
GM:じょ…上手
宗像かなめ:いつもの
GM:では演出!
"グレイランダム":「このみさんにふさわしいのは……」
"グレイランダム":「このみさんの傍にいられるのは……、このおれがいいんだ」
"グレイランダム":「そうしてやるんだ…!」咆哮。黒い靄がキミ達の間に漂う。
従者1:そこから再び幽霊じみた形状の従者が発生、キミ達に襲いかかる!
雨堤 瑠火:「おいおい、もうちょっとメルヘンっぽいの出そうぜ!」
宗像かなめ:そこにはじめからあった、無数の糸が檻のように靄を遮る。
雨堤 瑠火:「脇役には楽しく遊ばせといてくれ!」
雨堤 瑠火:フッ飛ばされてリザレクトし立ち上がる。
GM:そしてこのまま行動値12のくちなしの手番!
くちなし:マイナーなし。複数攻撃が切れた!
宗像かなめ:うおお
阿紫南灰慈:よっしゃ
雨堤 瑠火:へいへいへーい
くちなし:メジャーで《コンセントレイト:エグザイル》3LV《オールレンジ》5LV《吸収》4LV。
くちなし:対象は~ 侵蝕率低い人を狙っていこう
くちなし:雨堤さん!またいくわよ!
くちなし:11dx7
DoubleCross : (11DX7) → 10[1,1,2,2,3,4,5,5,6,8,10]+10[2,8]+5[5] → 25
くちなし:まあまあな出目 リアクションどうぞ
雨堤 瑠火:ひいぃ~
雨堤 瑠火:ドッジするわ私
雨堤 瑠火:3dx+1-2>=25
DoubleCross : (3DX10-1>=25) → 8[2,6,8]-1 → 7 → 失敗
くちなし:オホホホ~~!!!
雨堤 瑠火:おっと-3だから6
雨堤 瑠火:ダメw
くちなし:ダメージ出しますわよ~~~!!
雨堤 瑠火:こい!俺は一撃で死ぬぞ!(HP1なので)
くちなし:あっこれも1点でもダメージを与えたらラウンド間ダイス-4個!よろしくお願いします
くちなし:ではダメージ!
雨堤 瑠火:覚悟完了
くちなし:3d10+10 装甲値有効
DoubleCross : (3D10+10) → 23[10,3,10]+10 → 33
くちなし:33!!景気が良い
雨堤 瑠火:リザレクトだぜ
雨堤 瑠火:雨堤瑠火の侵蝕率を1D10(→ 1)増加 (86 → 87)
雨堤 瑠火:フッ
GM:さっきからw
GM:ではいきます 演出!
阿紫南灰慈:アメさんサマやってないすか
宗像かなめ:www
天生茶一:バレなきゃサマじゃないんスよ
雨堤 瑠火:🐺<シテナイヨ
天生茶一:ほらこう言ってる
くちなし:オンギャ~~~
くちなし:「それで終わりではありませんよ…!」雨堤さんにさらに追撃。
くちなし:立ち上がったところを狙う。特殊な弾丸が、散弾銃のように弾ける!
雨堤 瑠火:「チッ…面倒くせーッ」骨の魚を盾にするが防ぎきれない
くちなし:「グレイランダムは、必ず生き残らせる…! あなたも、そう任務に熱心な方ではないでしょう」
雨堤 瑠火:「ハハハ!まだそんなこと言ってんの?」
雨堤 瑠火:「俺もアンタも今この時は脇役なんだよ!」
雨堤 瑠火:「せいぜい画面の端っこで賑やかししていこうぜ!」
雨堤 瑠火:血を流しながら立ち上がる
くちなし:「な…っ。…しぶとい男…!」
GM:そのまま行動値11の宗像さんの手番よ~
宗像かなめ:おす!
宗像かなめ:マイナーなし。
宗像かなめ:メジャーでコンボ『失敗/A la manière de』/《導きの華》《アドヴァイス》《風の渡し手》。対象はPC全員。
宗像かなめ:次のメジャーアクションのダイスを+1個、C値を-1、達成値を+8してね。
宗像かなめ:宗像かなめの侵蝕率を7(→ 7)増加 (89 → 96)
天生茶一:やった~
GM:演出もどうぞ~
宗像かなめ:指先から天地に伸びる糸が、しゃらんしゃらんと音を鳴らす。
宗像かなめ:「……でも、どんな人も、いつだって同じ役ばかりはしません」
宗像かなめ:その糸の先に人形はない。いくつもの人がいる。意思があり、感情があり、欲望や絆がある。
宗像かなめ:だからこれは、人形芝居ではない。それにしては失敗していて、毀損されている。
宗像かなめ:それがいい。そればかりが得意だ。
宗像かなめ:「悪役も素敵だけれど、いろんな役ができたなら……もっと素敵だわ」
宗像かなめ:こんな言葉が嘘っぱちだと。あるいは虚構だと知っている。その上で糸を引く。
宗像かなめ:「こういうのは……嘘じゃなくって、夢だと言いたいな」
宗像かなめ:骨の魚の影を、波のように糸が押した。
GM:ではこのまま行動値9のグレイランダムの手番になるところですが…
雨堤 瑠火:オートアクションで黒曜の鎧を破棄し
雨堤 瑠火:行動値を10にします
GM:何ィ!
GM:では行動値10になった雨堤さんの手番!
雨堤 瑠火:マイナーでコンボ『空を骨の魚が泳ぐ』
雨堤 瑠火:《黒曜の鎧》《斥力跳躍》《拡散する影》
雨堤 瑠火:装甲11の防具を装備し飛行状態で1mバックステップ メジャーの判定ダイスを-6個して達成値を+12します
GM:ついにきた!
雨堤 瑠火:これで浸食は2
雨堤 瑠火:雨堤瑠火の侵蝕率を2(→ 2)増加 (87 → 89)
天生茶一:サマかな?
阿紫南灰慈:けどアメさん……!ダイスデバフが……!
宗像かなめ:私とくちなしさんでダイス₋3個、C値を-1、達成値を+8となっています
雨堤 瑠火:メジャーでコンボ『海に硝子の雨が降る』
雨堤 瑠火:鋼の顎の回数が回復してないので
雨堤 瑠火:《雨粒の矢》《飢えし影》《黒の鉄槌》
雨堤 瑠火:判定時に天生くんのロイスをタイタス昇華してダイスを+10個します
GM:そっちできたか!
天生茶一:念を送ります
GM:では判定をどうぞ!
雨堤 瑠火:9dx9+5+12+8
DoubleCross : (9DX9+25) → 10[2,3,4,5,6,7,8,9,10]+10[3,9]+6[6]+25 → 51
GM:ギャ~ッ!?
雨堤 瑠火:まわったー
宗像かなめ:最強!
GM:本当にC値9!?
阿紫南灰慈:すげェ!
GM:ではリアクション!
従者1:2dx>=51
DoubleCross : (2DX10>=51) → 7[6,7] → 7 → 失敗
従者2:2dx>=51
DoubleCross : (2DX10>=51) → 10[5,10]+4[4] → 14 → 失敗
GM:ちょっと頑張ってるやついる!
くちなし:うおぉドッジ!
くちなし:6dx>=51
DoubleCross : (6DX10>=51) → 10[1,2,4,4,8,10]+5[5] → 15 → 失敗
くちなし:ちょっと頑張ってるやつ2号!
"グレイランダム":リアクション放棄、《迎撃する魔眼》で反撃します!
"グレイランダム":6dx7+14
DoubleCross : (6DX7+14) → 10[1,1,3,5,7,9]+6[4,6]+14 → 30
"グレイランダム":まあまあ!
GM:では全員に命中、一人反撃。ダメージどうぞ!
雨堤 瑠火:ウオーッ
雨堤 瑠火:6d10+9
DoubleCross : (6D10+9) → 21[7,6,1,3,2,2]+9 → 30
雨堤 瑠火:装甲有効です
GM:ウオ~~~ッ
従者1:従者たちは残りHP1!吹っ飛ぶ!
宗像かなめ:さよならウルフ!!!!
阿紫南灰慈:オサラバ!
天生茶一:レストインピース
雨堤 瑠火:🐺<サヨナラーッ
くちなし:うおおお《デモンズウェブ》5LVを使用。ダメージを軽減します!
くちなし:30-6d10
DoubleCross : (30-6D10) → 30-27[5,7,3,8,1,3] → 3
くちなし:ウオ~~~~~~~ッッッ
宗像かなめ:おまえ!
雨堤 瑠火:生き汚さ最高だw
くちなし:生き汚く生き残りました
宗像かなめ:洗脳されてまで!
阿紫南灰慈:汚すぎ
天生茶一:がんばり屋さんがぁ!
くちなし:さらにグレイランダムにも《波紋の方陣》5LV!ダメージを軽減します
くちなし:30-6d10
DoubleCross : (30-6D10) → 30-42[3,6,6,10,8,9] → -12
宗像かなめ:無理すんな!!!!
くちなし:いやったあああああ
雨堤 瑠火:めちゃくちゃ仕事してる
阿紫南灰慈:ヤッバ
宗像かなめ:何やってんだお前ェっ
くちなし:洗脳なんかに絶対負けません
くちなし:すべてはグレイランダム様のため
雨堤 瑠火:働き者か?
雨堤 瑠火:www
宗像かなめ:誰だよもう
天生茶一:録画してやる
GM:では従者2体が倒れます!敵二人は生き延びましたがダメージ軽減エフェクトを使っちゃったぜ
GM:あっあと迎撃する魔眼のダメージ!
"グレイランダム":4d10+12 装甲有効
DoubleCross : (4D10+12) → 24[1,7,8,8]+12 → 36
雨堤 瑠火:ぴぃ~
雨堤 瑠火:HP1
雨堤 瑠火:リザレクト
雨堤 瑠火:雨堤瑠火の侵蝕率を1D10(→ 6)増加 (89 → 95)
雨堤 瑠火:ちょっと増えちゃった
GM:と…とうとう
GM:でも100%以下なのどういうことなの~~~
GM:では演出をお願いします~
雨堤 瑠火:「そろそろ、脇役は舞台袖に引っ込もうぜ!」
雨堤 瑠火:ココアシガレットを齧り白い靄を吹き出す
雨堤 瑠火:「海の底はとても暗い」
雨堤 瑠火:「でも、それは光がないだけで」
雨堤 瑠火:「とても綺麗な世界だって知ってるか?」
くちなし:「次から次へと。今度は何のおまじないですか…!」
雨堤 瑠火:「光を照らせばまるで硝子の雨が降ってるみたいに、骨とかプランクトンが反射で光るんだ」
雨堤 瑠火:「ほら見てみろよ」
雨堤 瑠火:「海に硝子の雨が降る所をさ!」
雨堤 瑠火:周囲に泳ぐのは三葉虫。
雨堤 瑠火:揺らぐのはウミユリ。
雨堤 瑠火:そして空から光り輝く雨が降り注ぐ。
雨堤 瑠火:その光が敵を貫いた。
"グレイランダム":「っ…こんなもの…!」 降り注ぐスポットライトのような光が身に当たる瞬間。
"グレイランダム":靄を障壁のように頭上に展開して庇う。光によって靄が途端に霧散する。
くちなし:「ええ、こんな夢など、今更信じるものですか…!」グレイランダムの展開した障壁に逃げ込み、攻撃を避ける。
雨堤 瑠火:「マジかよ!主演の出番を邪魔し過ぎるのは良くないぜ」
くちなし:「…退場するつもり、ありません。主演に花を添えるのが、脇役の役目でしょうし」
天生茶一:槍を構えながら距離を探る(やっぱあっちを抑えるのが正当ッスかね……!)
天生茶一:「でも、まぁ」「……不思議と失敗した気分には、なんねースね」
"グレイランダム":「……」息を吐く。キミ達を見つめる。
GM:このまま行動値9のグレイランダムの手番!
"グレイランダム":やるぜやるぜ
"グレイランダム":マイナーなし、メジャーは《コンセントレイト:キュマイラ》3LV《獣の力》2LV《原初の白:神獣撃》1LV。
"グレイランダム":対象は~侵蝕率低い人でいこう 宗像さん!
宗像かなめ:はーい!きな!
"グレイランダム":13dx7+2
DoubleCross : (13DX7+2) → 10[1,2,3,4,4,4,5,5,6,6,9,9,10]+10[5,6,8]+1[1]+2 → 23
宗像かなめ:ドッジ!
宗像かなめ:3DX+1+0@10>=23 回避
DoubleCross : (3DX10+1>=23) → 8[4,6,8]+1 → 9 → 失敗
宗像かなめ:ダメージおいでっ…!
"グレイランダム":ではダメージ!
"グレイランダム":3d10+24+4d10 装甲有効
DoubleCross : (3D10+24+4D10) → 21[7,6,8]+24+22[5,1,6,10] → 67
宗像かなめ:流石に無理すぎる!リザレクト!多分最後
"グレイランダム":装甲有効67点。また、この攻撃で《完全獣化》が解除されます。
宗像かなめ:おおっ
宗像かなめ:宗像かなめのHPを1d10(→ 8)に変更 (1 → 8)
宗像かなめ:宗像かなめの侵蝕率を8(→ 8)増加 (96 → 104)
GM:では演出!
"グレイランダム":「くそ…、何が舞台だ…。おれは、誰かに操られる人形なんかにはなりたくない」
宗像かなめ:「うん」光る雨の名残、灰色になった狼を見て。
"グレイランダム":「そうだ。ここにいる理由など、お前にあるか? おれの邪魔をする理由が、お前にあるか…!」 場に存在する見えない糸を感知したように、身を翻す。
"グレイランダム":糸を手繰る宗像さんに向けて、鋭い爪を突き出す!
宗像かなめ:間に合わず裂かれる。糸が切れた人形のように飛ばされ。
宗像かなめ:「あなたは、あなたの好きな人を操りたいんですか…とか」
宗像かなめ:「正司くんはあなたと会いたいだろうからとか、全部、本当です。けど」
宗像かなめ:歌うように語り。「いい人みたいなこと、したいだけかも」
宗像かなめ:「糸を引く操作師なんて、なかなかそんな真似はできないから」
"グレイランダム":「楽しいか? 糸を引くのは」
"グレイランダム":「思うように動く人間を見て、嬉しいか?」
宗像かなめ:「……うん。きっと、少しはそうなんだな」
宗像かなめ:「でも、だからこそ…人を好きになりたいし、良いことがしたいし、好かれたいんだもん」
宗像かなめ:「そんなものだよ、わたしの理由も。だから、…大丈夫なんだよ」笑う。
"グレイランダム":「…何が……大丈夫なんだ」首を横に振る。
宗像かなめ:「きっと、そんなわがままの喧嘩ばかりで終われるってことですよ」
"グレイランダム":「……ふざけるな…! おれのわがままだ。だが」
"グレイランダム":「今の状況を、おれがはじめたことが、喧嘩で済んでたまるか…!」
GM:では行動値8の阿紫南くんの手番になるよ~!
阿紫南灰慈:よっしゃ~~
阿紫南灰慈:残りHP40……軽減は切れてるとは言え加減は出来ないな……
阿紫南灰慈:本気で行くぜ!マイナーで《原初の青:完全獣化》LV3
阿紫南灰慈:阿紫南灰慈の侵蝕率を7(→ 7)増加 (122 → 129)
"グレイランダム":良い覚悟だ…!
阿紫南灰慈:メジャー《原初の白》LV6《コンセントレイト:ウロボロス》LV4
阿紫南灰慈:グレイランダムに攻撃!
"グレイランダム":来い!
阿紫南灰慈:11dx6+8
DoubleCross : (11DX6+8) → 10[1,1,2,2,3,4,4,6,8,8,10]+10[2,4,6,7]+2[2,2]+8 → 30
阿紫南灰慈:あんまり伸びなかった
"グレイランダム":うおおこいつは必ず反撃してくるシステム!
"グレイランダム":リアクション放棄して《復讐の刃》3LVで反撃! 完全獣化が解除されダイスが減るので
"グレイランダム":8dx7+2
DoubleCross : (8DX7+2) → 10[1,3,4,5,5,8,9,10]+10[5,9,10]+10[8,10]+10[2,8]+10[8]+10[9]+10[10]+4[4]+2 → 76
"グレイランダム":あれっ
天生茶一:本気じゃん
阿紫南灰慈:回ってるじゃね―か!
"グレイランダム":へ…減らしたんだけど…
宗像かなめ:やばすぎ
天生茶一:濃縮還元…
宗像かなめ:これが本気の拳
GM:うおおでもダメージ出したらわからねえよ ダメージをどうぞ!
雨堤 瑠火:こっわ
阿紫南灰慈:4d10+4+8d10 諸々有効
DoubleCross : (4D10+4+8D10) → 22[5,6,1,10]+4+47[5,7,7,3,9,8,6,2] → 73
GM:ぎやあああ
"グレイランダム":8d10+20 装甲有効
DoubleCross : (8D10+20) → 41[8,5,2,1,5,7,4,9]+20 → 61
阿紫南灰慈:いい感じ!
"グレイランダム":さきほど宣言したとおりHP40でした。全然だめ!倒れます!
"グレイランダム":これ以降の復活もなし。
阿紫南灰慈:こっちも当然戦闘不能!
阿紫南灰慈:復活せず……倒れるぜ!
GM:良い決断だ 阿紫南灰慈……
阿紫南灰慈:阿紫南灰慈の侵蝕率を6(→ 6)増加 (129 → 135)
GM:では残りはくちなしだけ!まず阿紫南くんの演出をどうぞ~
阿紫南灰慈:「よそ見はその辺にしとけよ」宗像の前に歩み出る。
"グレイランダム":「…!」
阿紫南灰慈:「お前の相手はオレだろ」
"グレイランダム":「…ああ、そうだったな」 レネゲイドを解放し、狼と化した身体は少しずつ人間態に近付いている。
"グレイランダム":砂嵐のようなノイズが走るたび、不定の輪郭が少年のようなそれになる。
阿紫南灰慈:「ざまあねえな。なんでもかんでも節操なく真似するからだ」
阿紫南灰慈:「オレの力は燃費が悪いんだよ」
"グレイランダム":「自分で言うなよ。考えなしのバカ野郎」
阿紫南灰慈:「ああそうだよ。そしてお前も、考えなしのバカ野郎なのは一緒だ」
"グレイランダム":「……」無言の肯定。
阿紫南灰慈:「テメーが聞けなくなる前に言っといてやる」掌を顔にかざす。
阿紫南灰慈:「お前はすげえよ」
"グレイランダム":「は…?」虚をつかれる。「何言ってんだ…」
阿紫南灰慈:「アイツに自分のこと全部伝えた上で、俺らに勝つつもりでいる」
阿紫南灰慈:「味方なんて一人もいねえ中で、何ヶ月もずっと一人で逃げ延びてきた」
阿紫南灰慈:「何が正しいかとか、プライドとか、そう言うの全部気にしねーで」
"グレイランダム":「……当たり前だろ」
"グレイランダム":「正義も誇りも、どうでもいい。おれはただ。おれの居場所が欲しかった、だけだ」
"グレイランダム":「そのためなら、何でもする。誰を踏み躙ってもかまわない」
阿紫南灰慈:「ああ、だから、そこは尊敬してやってもいい」
阿紫南灰慈:「例え間違っていても、ウダウダ悩むだけの奴より、答えを出した奴の方が偉いに決まってるからな」
"グレイランダム":「そこ"は"か」ちょっと笑う。「お前はどうだ」
"グレイランダム":「答えを出せるやつか?」
阿紫南灰慈:「………」
阿紫南灰慈:「……出せるよ。すっげー時間かかるけどな」
阿紫南灰慈:「テストだったら確実に赤点だ」
"グレイランダム":「だめじゃねえか」
阿紫南灰慈:「だめじゃねーよ」
阿紫南灰慈:「テメーの言う通りだ。グレイランダム」
阿紫南灰慈:「俺の人生は、テストでもゲームでも、おとぎ話でも舞台でもない」
阿紫南灰慈:「"間に合わない"なんてことはない」
阿紫南灰慈:「だから、0点のオレから百点満点のお前に教えてやる」
阿紫南灰慈:仮面を砕く。肉体が漆黒の煙とともに膨れ上がり、黒銀の毛並みが全身を覆う。
阿紫南灰慈:「そこはオレの居場所だ。テメーの居場所は」
阿紫南灰慈:「自分で作りやがれ!!」
阿紫南灰慈:漆黒のレネゲイドが爆ぜる。
"グレイランダム":「うるさい……!分かってんだよ!はじめから、それができるなら…」
"グレイランダム":「誰かの居場所を、奪わずに済むなら…! でも、だって……」
阿紫南灰慈:爆発的な獣化因子の解放。闇色に燃え盛る毛並みを逆立てて、グレイランダムへ肉薄する。
"グレイランダム":「おれだって、好きな人と一緒にいたかった!」 咆哮。迎撃するように残る力を振り絞る。
"グレイランダム":「ああああっ!!」完全な獣化状態とはいかない。中途半端な変化状態のまま、拳を交差するように放つ。
阿紫南灰慈:「オオオオオオオッ!!」返す言葉も、また咆哮。最早人の言葉を成さない叫びとともに
阿紫南灰慈:突き出された拳と拳が、互いの半身を抉る。
"グレイランダム":一瞬の静寂。
"グレイランダム":「っ、がは……!」後方に吹き飛ばされる。起き上がろうとするが、それができない。
阿紫南灰慈:「ま……だ……」大きく仰け反る身体を、さらなる因子の爆発で強引に前に弾き出す。
"グレイランダム":「くそ……、まだだ……まだ負けて…な…」それを見て、唸り声をあげるが。
阿紫南灰慈:「だっ!!!!」狼の顎門が、倒れ伏した男の喉笛を噛みちぎろうとして
阿紫南灰慈:その寸前、獣化が完全に解け、体ごとぶつかる。
"グレイランダム":「………」
阿紫南灰慈:二人もつれ合って転がり、地面に投げ出される。
"グレイランダム":既に意識を飛ばしている。無造作に地面に転がる。
阿紫南灰慈:「ハ………」
阿紫南灰慈:その様子を見て、一人立ち上がろうとして
阿紫南灰慈:膝から崩折れて仰向けに倒れ、それっきり動けなくなる。
阿紫南灰慈:「……かっこわる……」
GM:ではこのまま、行動値7の天生くんの手番!
天生茶一:俺!
宗像かなめ:ガンバエーッ
天生茶一:マイナーで【飛翔】《ライトスピード》メジャーアクションを2回行う。判定C+1。
くちなし:絶対に負けません
天生茶一:天生茶一の侵蝕率を5(→ 5)増加 (108 → 113)
天生茶一:その意気やよし!
天生茶一:一回目!【渡り鳥】《アタックプログラム》《居合》でくちなしさんに攻撃
宗像かなめ:私の支援もきくよ!
天生茶一:これには宗像さんの支援がのる!
宗像かなめ:そう!
天生茶一:7dx9+13+12+12+8
DoubleCross : (7DX9+45) → 10[3,5,7,8,9,9,10]+7[5,7,7]+45 → 62
天生茶一:ぐるぐる リアクションどうぞ
くちなし:イヤァ~~ッ ドッジ!
くちなし:6dx>=62
DoubleCross : (6DX10>=62) → 9[2,3,4,8,8,9] → 9 → 失敗
くちなし:無理だよ~!
天生茶一:ダメージ~
天生茶一:7d10+11 装甲有効
DoubleCross : (7D10+11) → 43[10,5,1,8,2,7,10]+11 → 54
天生茶一:54点です
宗像かなめ:つよ
くちなし:ギヤァ~~~ッ
天生茶一:全体的に出目が高い
雨堤 瑠火:おらどうだ
宗像かなめ:どやどやー
くちなし:こちらのHPは残り12!ダメージ軽減エフェクトももうない!
くちなし:無理です!戦闘不能。
くちなし:こいつは復活エフェクトもありません…
宗像かなめ:フッ………!
天生茶一:わーい!
阿紫南灰慈:二の太刀を振るうまでもない!
天生茶一:じゃあもう一回のメジャーアクションを使ってガッツポーズしておきます。
天生茶一:天生茶一の侵蝕率を5(→ 5)増加 (113 → 118)
宗像かなめ:可愛い
GM:良かった トドメ刺すとかじゃなくて
GM:では演出をどうぞ!
天生茶一:「はー……」ふ、と息を吐き出す。
天生茶一:獣化が解けて、ただの喧嘩した男子高校生になった二人を槍で雑に端に寄せる
くちなし:「…っ」目の色が変わる。グレイランダムの支配から解かれる。
天生茶一:「俺より仲良くなってやんの」
天生茶一:「やっぱこういうの、共通する趣味とか大事なんスかね?くちなしさんはどう思います?」
くちなし:「……知りません」
くちなし:「ここで私を見逃す気は?」銃を構えたまま言う。
天生茶一:「や、そりゃねぇスよ」
天生茶一:「別にFHだからどーってわけじゃなくて、ほら、今回事件起こしてるわけスから」
天生茶一:「うん、見たとこ、どちらかというと被害者スけど……」
天生茶一:「そーゆー償い?とか大事だと思うんで俺!」
天生茶一:「そっちこそ、逃げるより降参しねースか?」
くちなし:「チッ…」舌打ち。「…ええ、そうですね。ここであなた方と戦っても無謀かもしれません」
くちなし:「投降を…」ハンズアップをし、油断を誘う。
天生茶一:「ス!いや、人間素直が一番スよね~!」
天生茶一:槍を担いだままにこやかに近づく。
くちなし:膝をつき、天生くんが近付いてくるのを見て、瞬時に銃を構え直そうとするが──
天生茶一:一歩、二歩。槍を担ぐ姿勢に変わりはない。
天生茶一:構え、突く。その2つのアクションの間に貴方は容易に引き金を引ける。
天生茶一:しかし。
天生茶一:バチン。
天生茶一:長槍の穂先が外れ、残った柄の間にバチリ、バチリと電流が走る。
天生茶一:それを視認する頃には、構えた銃を鉄の鳥が叩き落としている。
くちなし:「なっ……」
天生茶一:「二対一槍、『渡り鳥』」
天生茶一:鳥を模した穂先と、分離した柄に新たに刃を持つ直線の短槍の二対。
天生茶一:短槍を動かすことで、見えない線で結ばれるように鳥の穂先が連動する。
くちなし:手元に走った強い衝撃。唖然と顔を上げる。
天生茶一:「つー槍ッス。奥の手、ってやつスかね」
くちなし:がつん、と、銃が落ちる音がする。
天生茶一:「やったことには償いを。俺、言ったっスよね?」
天生茶一:笑う。フレンドリーに、あるいは獲物を見つけた獣のように。
天生茶一:「これは、騙し討ちの分ってことで」
天生茶一:ヒュンッ、と槍が首元に振るわれる。
天生茶一:ただし穂先ではなく、刃のない石突。
天生茶一:顎先をかすめるようにコツンと叩いて
天生茶一:意識を狩るように脳を揺らす
くちなし:「あッ───」 脳髄が揺れる。それで呆気なく終わった。
天生茶一:「脳震盪の時は、そのままオチたほうが吐き気とか飛ばせるッスよ……っと」
GM:途端に意識をなくし、地面に倒れ伏せる。
天生茶一:膝から崩れるのを、自立する鉄の鳥が受け止めて寝かせる。
宗像かなめ:ほう、と息を吐く。血痕はあれど、リザレクトの範囲だ。
天生茶一:「ふふん」
天生茶一:倒れたくちなし、阿紫南、グレイランダムの様子を見るように立つ。
雨堤 瑠火:「格好いいなーそれ」
天生茶一:傍から見ると、一人で叩きのめしたように誤解されそうな位置だ
天生茶一:「ッス!マジ練習したんスよこれ!」
天生茶一:「余計に傷つけるとガチ怒られ発生するッスからね!」
天生茶一:「まぁ、こんな手段が狙えるのもひとえに」
天生茶一:「優秀な、俺らの成果。ってことで!」
GM:戦闘終了。
GM:バックトラック!
GM:今回のEロイスはありません!自力で戻ってきてね
宗像かなめ:等倍でいくかな
雨堤 瑠火:100%いってない
阿紫南灰慈:残ロイス5。倍ふりします
宗像かなめ:宗像かなめの侵蝕率を6d10(→ 28)減少 (104 → 76)
阿紫南灰慈:135-10d10
DoubleCross : (135-10D10) → 135-47[3,1,3,2,6,7,1,8,9,7] → 88
GM:なぜあんなに攻撃したのに100%以下の人が…
天生茶一:頑張るぞ~ ロイス6個。素振りします。
天生茶一:118-6d10
DoubleCross : (118-6D10) → 118-32[1,7,5,2,10,7] → 86
天生茶一:5点!
阿紫南灰慈:3点!
天生茶一:雨堤さんの余裕がすげぇ
雨堤 瑠火:1倍だよ
雨堤 瑠火:雨堤瑠火の侵蝕率を4d10(→ 25)減少 (96 → 71)
GM:おお ギリギリ5点範囲
GM:では阿紫南くんが3点帰還、他の皆が5点帰還ですね
宗像かなめ:イエーイ
GM:帰ってこれてよかった おかえりなさい~
宗像かなめ:ただいまっ
天生茶一:ただいま~
雨堤 瑠火:ただいま
阿紫南灰慈:ただいま~
GM:はーい!経験点はあとで配布するよ~!
◆Ending◆雨堤瑠火
GM:10月のある日、W市。晴れた日。
GM:古びた駄菓子屋をカヴァーにしたW市UGN支部にて。
GM:無事に"グレイランダム"を発見し、さらに"くちなし"としてUGNに潜入していた"アンチトーク"を拘束したキミ達は、
GM:細々とした処理を引き継いで、ひとまず任務を終えたところです。
さるびあ:「あっ雨堤さん、おっおっおっおつかれさまです」骨っぽい女が顔を覗かせる。
雨堤 瑠火:イートインという名の畳とちゃぶ台が置いてあるスペース(給湯ポッドが置いてありブタメン食べたりできる)で大学のレポートを書いている。
雨堤 瑠火:「う~い、おつかれ~」
さるびあ:「あっちゃんとレポートしてる…えらいね…」向かい側に座る。
雨堤 瑠火:「単位がヤベーのよ~、ただでさえ出席日数がギリなんだもん」
さるびあ:「こ、今回の任務も無事に終わったから、明日からはちゃんと大学行けるね…」
雨堤 瑠火:「マジでソレ」
雨堤 瑠火:「無事でよかったよ、本当に」
さるびあ:「うん…。こっちはね、W高の生徒さんが、結構レネゲイドの干渉を受けちゃったから」
さるびあ:「それをね、あの、記憶処理するので、ちょっと忙しくなるかもなんだけどね、あは」
雨堤 瑠火:「あー、そっか。そーなるか」
さるびあ:「あっあっあっでも全然!全然!怪我人とか全然出てないからすごい皆、すごいんだよ!」慌てる。
雨堤 瑠火:「まあ、相手が強硬手段とらなかったのがデカいけどさ」
雨堤 瑠火:「それでも、頑張ってるよなー」
さるびあ:「うん…、がが、頑張ったよ」
雨堤 瑠火:「ちょっとボーナスとかでる?」
さるびあ:「あっあたしに決められないよっ」
雨堤 瑠火:「ゼミの手伝いで遺跡とかいきたいんだけど、結構自腹なとこあるんだよ~」
雨堤 瑠火:「バイトもできねーしさ」
さるびあ:「うえっおっあっ」
さるびあ:「たっ確かに、今回、グレイランダムだけじゃなくて、くちなしさんが"アンチトーク"だって見抜いたから」
さるびあ:「プラスアルファの、成果だって、偉い人に報告とかでき、できるかもしれな…しれないけど…」
雨堤 瑠火:「えッ、流石さるびあちゃん!最高!」
さるびあ:「やっだっ、だめだよ、あたっあたしそんな、口上手くないから!きっ期待しないでっ!」
雨堤 瑠火:「できる!できるよー!」
さるびあ:「ひょうえあぁあああ……」
雨堤 瑠火:「まあ…できたら、でいいから」
雨堤 瑠火:「それより、あの二人はどうなりそう?」
さるびあ:「うううぅ…気を遣ってくれてありがとう……」
さるびあ:「あっうん、それ、そうだった」コクコクと頷く。
雨堤 瑠火:「”グレイランダム”とくちなしさん」
さるびあ:「ふっ、二人とも拘束中です。えっと、グレイランダムさんはすごく大人しくしてくれてて」
さるびあ:「反省の意志も強いし、もともとFHを抜けたかったって気持ちだったのも聞いてるから」
雨堤 瑠火:「まあ、アイツはなあ」
雨堤 瑠火:「元々が平穏に暮らしたいって感じだしね」
さるびあ:「うん。今すぐに、とはいかないと思うけど。ゆくゆくはUGNの管理下で普通の暮らしができるようになるんじゃないかな」
雨堤 瑠火:「そりゃ良かった。じゃあ、くちな…”アンチトーク”の方は?」
さるびあ:「うんと…こっちも大人しくて…情報提供も応じてくれるって聞いてるんだけど…」
さるびあ:「そっそれで信用できるわけじゃないっていうかぁ…」
雨堤 瑠火:「えっ、意外~って思ったけど。そうなるかあ」苦笑い
さるびあ:「もともと工作員だし、ずっとUGNでスパイしてたみたいだし~…」
雨堤 瑠火:「でも、なんかチョロそうでもあるよね」
さるびあ:「ぶっ」噴き出す。
さるびあ:「うっうまいこと言いくるめられて、今度はUGNのスパイになったりとか、しちゃうかもね…!」
雨堤 瑠火:「ありそー」
雨堤 瑠火:「いやー、一度麻雀とかしてみてーな」
さるびあ:「なっなんだか悪いこと考えてない…?」
雨堤 瑠火:「してないって~」
雨堤 瑠火:「まあ何にせよ良かった。あとの心配事は灰慈の根性がどれくらいあるかくらいだなあ」
さるびあ:「阿紫南くんの……」ぱちぱちと瞬き。
雨堤 瑠火:「あの場はいい感じだったけど。上手い事収まりそうだからって後回しにしたりする所あるからな」
さるびあ:「雨堤さんて…け、結構、好きなの?恋バナ的な…」
雨堤 瑠火:「いやー、何つーかこうさ」
雨堤 瑠火:「そういう所もあるよ?実際ね」
さるびあ:「ほぇ~…ふうぅん…」
雨堤 瑠火:「でも、はよ何とかしろや的なね。弟にはこうハッピーエンドになってほしい的なのもあるんだよ」
雨堤 瑠火:「半分は面白がってると言われても仕方ないけどな~」
雨堤 瑠火:「へっへっへ」
GM:では、キミ達がそんな風に話していると。
阿紫南灰慈:「半分どころじゃねェ~~だろ!」ガラッ
阿紫南灰慈:駄菓子屋の戸を勢いよく開けて、部屋に入ってくる。
宗像かなめ:その後ろから、重たげなトランクを持つ女。「こんにちは」
天生茶一:「どもッス。お湯って外の水道に捨てていいんスかね?」カップ焼きそばにお湯を入れている。
さるびあ:「あっびゃぁあ!」ビビる。
雨堤 瑠火:「ゲッ…聞いてた?盗み聞きは良くないぜ?」
花光このみ:「オイ灰慈!!何叫んでんだよ!うるせえよ!」後ろからついてくる。一番声が大きい。
阿紫南灰慈:「オレだってんな趣味ないっすよ。この店がボロいから聞こえてくんの。秘密結社のアジトとしてどうなんすかこれ」
阿紫南灰慈:「お前がうるせえよ!!」
さるびあ:「あっあっ…皆さんお揃いで……」
天生茶一:「なんか真面目な話だったから、区切り付いてたらって思ってたんスけどね~」
宗像かなめ:トランクを置き、靴を脱いでそろえ、畳にあがる。
宗像かなめ:「天生くんも後半はけっこうにこにこしてましたよ」にこにこしている。
天生茶一:「やー、そんなことはー……まぁするッスよね」
天生茶一:笑っている。
さるびあ:「…あっ…花光さんは……この後ね…あの…記憶処理を受けてもらう必要があって、それで支部に呼んでてね…」ひそひそと言う。
宗像かなめ:トランクからいくつかの道具を取り出しながら、話を聞いている。
天生茶一:「ほんほん」ギャーギャー言い合うのを見ながらひそひそられる。
さるびあ:「その、その前に…あの、宗像さんのお芝居、みんなで見ようって話に…な、なったんだよ…」
さるびあ:「ね…?」
宗像かなめ:「ふふ。はい!光栄です」
雨堤 瑠火:「焼きそばの湯は奥の流しに捨てていーよ」
天生茶一:「あっ、そういう流れだったんスね~」ベゴンッ
雨堤 瑠火:「演出は俺も手伝うからね」
阿紫南灰慈:「なんかすんません。どうせすぐ忘れるって言ってるのに見たいって聞かなくて」
阿紫南灰慈:このみをぞんざいに指さして言う。
宗像かなめ:「ううん。雨堤くんのも、きっととても綺麗だし、そう言ってくれて嬉しいの」
天生茶一:「俺らもゆっくり見れてなかったッスからね」
花光このみ:「テメッ…母ちゃんみたいに言うなよ…!」頬を染める。「…お世話になります!」
宗像かなめ:楽しそうに人形を取り出す。
花光このみ:「…あの。アタシ、忘れちゃうんですけど」
天生茶一:「人形劇は好きッスよ。教育番組だとけっこーポピュラーなんスよね~」
花光このみ:「でも、皆さんに助けてもらったんだと思ってますし…」
花光このみ:「そういう感謝も伝えておきたかったっつうか…ですし…」
宗像かなめ:ぱあ、と笑う。「はい」
阿紫南灰慈:「そうだぞ。せいぜい感謝しろよ」
花光このみ:「お前はうるせえんだよ…!」
雨堤 瑠火:「灰慈ィ、マジでお前が言うのか」
天生茶一:「そっスよー。あんまり女の子に意地悪してっと、年上に怒られるッスよ」
雨堤 瑠火:「お前はよ~」頭をグリグリする
雨堤 瑠火:「素直に楽しんどけ!」
阿紫南灰慈:「あだだ……!……ったく」
阿紫南灰慈:「……わかってますよ」
阿紫南灰慈:部屋の奥から座布団を取り出して床に置き、座る
阿紫南灰慈:「ほら、このみ」その隣にもう一枚敷いて、ぽんぽんとたたく
花光このみ:「んっ…おお。悪ィ」素直に従う。
花光このみ:不慣れそうな仕草で正座する。
宗像かなめ:「わたしもがんばります」と、オルゴールを置いて、両手に糸繰り人形を。
雨堤 瑠火:ココアシガレットをポリポリ食べる
天生茶一:《無音の空間》。内と外を隔てて、俗世の音が遠くなっていく。
宗像かなめ:オルゴールからかたかたと再生されるは、穏やかな長調。
宗像かなめ:モーリス・ラヴェルが友人の子どもたちに作ったピアノ組曲。
宗像かなめ:マザーグースを題材ととしたその三曲目が『パゴダの女王、レドロネット』。原典を『緑の蛇』。
宗像かなめ:そして四曲目が、今日と同じ演目。
宗像かなめ:少女の人形を、ぎこちなく踊らせる。その相手は。
雨堤 瑠火:白い靄が集まって何かの形になっていく。
雨堤 瑠火:人の体に狼の頭。
宗像かなめ:題目は……『美女と野獣の対話』。
宗像かなめ:ほんとうは、よく知られた結末の後も物語は続いて。さらなる苦難や、驚くべき真実があったりするのだけれど。
宗像かなめ:どこか優しい目の狼頭さんには、もっと簡単で、ぎこちない、ハッピーエンドの演劇がいい。
宗像かなめ:白い靄の夢の中、劇がはじまる。
◆Ending◆宗像かなめ
GM:ところはW市自然公園。夕方。
GM:雲を彩る鮮やかな赤紫。空の端はまだ群青色で、どんどん橙色が染め上げていく。
GM:少しずつ冬の訪れを感じるこの頃。その日、正司薫はふらりとキミの前に現れた。
正司薫:「ども」 パーカー姿。姿を隠す必要はないので、顔を覆うマスクやフードは被っていない。
宗像かなめ:今日は人形を取り出していなくて、両手が空いたまま向き合う。「こんばんは」
宗像かなめ:「なんとなく会える気がしていました。よかった」
正司薫:「いるかなと思って…。でも、今日は人形の練習してないんだね」
正司薫:困ったようにきょろきょろ周りを見る。ベンチを指さす。「…座る?」
宗像かなめ:「ああ、そうですね…会える気がしていたので、お話をしようかと」
宗像かなめ:そして頷き、ハンカチをひいて座る。
宗像かなめ:「正司薫くんに戻って、大変ですか」
正司薫:「話…」 緊張している。宗像さんが座る様子を慣れない様子で見つつ、こっちも座る。
正司薫:「…あ、うーん」
正司薫:「うーん」瞬きをする。
正司薫:「まあ授業はね、習ってないところ急いで追いつかなきゃだったから」
正司薫:「あっちの"正司薫"が真面目にやってくれてた分、変に点数下がってると何でってなるし」
宗像かなめ:「ふふ。そうですね」
正司薫:「友達と話すのとかはなー…」
正司薫:「何とかなっちゃうもんなんだよなー」
正司薫:「なんかね」
宗像かなめ:「うん」
正司薫:「何か、決定的に変わるかなと思ったんだけど」
正司薫:「別に、何にも変わらないままに戻れちゃうものなんだね」
宗像かなめ:刻一刻と色合いを変える空を背景に、少年を見ている。
宗像かなめ:「……寂しい?」
正司薫:ぼんやりと正面の景色を眺めている。「寂しいのかな」
宗像かなめ:「じゃあ、わたしがそう思っただけかなあ」
宗像かなめ:「ほら」
正司薫:「ん」
宗像かなめ:「天生くんから聞いたんだけど、オバケくんと会うとね、記憶には残らないんだけど、楽しいんですって」
宗像かなめ:「あのとき、わたしはかかることができなかったけど…どういうふうに過ごしていたのかなって、思って。」
正司薫:「あー」ちょっと笑い、宗像さんを見る。
宗像かなめ:ふしぎそうに見返す。
正司薫:「最初は、なんか悩み事とか聞いてあげればいいのかなとか思ったんだよね」
正司薫:「そういうことすれば、何かデカい事できるかなって…。で、だんだんそうじゃなくて」
正司薫:「ただパーッと遊んで、騒いだりとか」
正司薫:「そっちのが得意だし向いてるって気付いたわけ。レネゲイド…的にも」
宗像かなめ:コミックやゲームのような空間を思い出す。今の彼には吹き出しはない。自分の指も、糸には触れない。
正司薫:「だから、俺のレネゲイドでね、ほら、漫画みたいになるじゃん」
宗像かなめ:「はい。びっくりしました」
正司薫:「あれ、酔っ払いとかに見せると喜ぶんだよ。それで探検とかして遊んでたの」
宗像かなめ:「探検!」
正司薫:「食いつくじゃん」
宗像かなめ:「だって、楽しそうでしょう」
正司薫:「んじゃ、皆そう思ってくれたんだ」笑う。「オバケに会った人は」
宗像かなめ:「そうかも。わたしは少なくとも、惜しかった気持ち」
宗像かなめ:「それに」
正司薫:「んん」
宗像かなめ:「みんながそうして、オバケと遊んでいた時間を覚えてないの、寂しいわ」
宗像かなめ:「だから、わたしが寂しいってお話なのかもしれない」困ったように笑う。
正司薫:「……」きょとんとして、それから照れ笑いを浮かべる。「はは」
宗像かなめ:「覚えてたら、誰でもないオバケじゃないのかもしれないけれど……」
正司薫:「…まあでもさ」
正司薫:「一人はいるわけじゃん。オバケに会った記憶が残ってる人」
宗像かなめ:きょとんとして、それから自分を指さす。
正司薫:「そうだよ」
宗像かなめ:「そうね。…そうだな」くすくす笑って。
宗像かなめ:「ぜんぜん、誰でもなくないね」
正司薫:「うん」こっちも困ったように笑みを浮かべる。「めっちゃ覚えられてるし」
宗像かなめ:「わたしだけが覚えてて、わたしの芝居を最初に見た、正司薫くん」
正司薫:「…恥ず」
宗像かなめ:「ふふ。オバケだったときは、そんなに照れてなかったのに」
正司薫:ムッとした顔で言う。「あの時は、ぶってられたから…」
宗像かなめ:「そうね。お芝居も楽しいし…あなたは上手だった」
正司薫:「…なりたいじゃん、だって」
宗像かなめ:目を細める。夕陽が少し眩しくて、それでも見る。
宗像かなめ:「優しい人に?」
正司薫:「うん」
宗像かなめ:「……なりたいよね」
正司薫:「なりたかったんだよなー」
正司薫:「本当に、なんか…心から、人に優しくできたらさ」
正司薫:「自分を良い人なんだなって思えるじゃん」
宗像かなめ:「うん」
宗像かなめ:「辻褄が合う、じゃないけど…」
宗像かなめ:指を動かす。「言い訳、でもないけれど」
宗像かなめ:なにも絡まない。
正司薫:「……」
宗像かなめ:「人の糸を引っ張って楽しいのは、あまり優しい趣味ではないですし」
正司薫:「はは」
宗像かなめ:「……人を意のままにしたいとか、そういうわけじゃないんだけどね」
正司薫:「しょうがないよ。できちゃえるものはさ」立ち上がる。
宗像かなめ:その動きを追う。
正司薫:「ねえ、俺、このまま正司薫に戻っていいのかな」
宗像かなめ:「彼のこと、心配?」
正司薫:「まだ、謝れてない」
正司薫:「心配なような気もするし、どうにかなるような気もしてる…ものすごいどっちつかずだけど」
正司薫:「ずっとそうなんだ」
宗像かなめ:「気持ちに、形はないものね」
宗像かなめ:黒い靄。不定形の手足。それらを思い出して。
宗像かなめ:「……どのどっちつかずごと、会いに行ってみましょうよ」
正司薫:「……いいのかな」
宗像かなめ:「だっていま、『まだ』って言ったもの」
宗像かなめ:「…ね。今度はわたしが、オバケの芝居をしてもいいですか」
正司薫:「……」きょとんと宗像さんを見る。「…ん」
正司薫:「いいよ」
宗像かなめ:正司くんの手をぎゅっととり、そのままぐんぐん歩き始める。
正司薫:「えっ」
正司薫:「あっ、えっ、何? 芝居って…」
宗像かなめ:「今度はわたしが、お手伝いをします」
宗像かなめ:「正司薫くんが、グレイランダムくんに会いに行くまで、見ててあげる」
宗像かなめ:「……そういう優しい人みたいな真似を、わたしに許してくれますか」
正司薫:「なっ……えっ、今から……?」
正司薫:「……」
正司薫:「………なんつーか、俺達」
宗像かなめ:「会いに行けなかったら、そのときは…えーっと、パーッと遊びましょう」と言って、彼を見る。
宗像かなめ:「わたしたち?」
正司薫:「うん。言い訳してるだけだよね、って、思った」
正司薫:「うん」頷く。「じゃあ、お願いします。オバケさん」
宗像かなめ:ふ、と息を零す。「そうだね」楽しそうに。
正司薫:「困ってる人の前に現れて、なんでもできる、優しいオバケになってください」
宗像かなめ:誰も、自分の頭上の糸を引かなかった。
宗像かなめ:だから、それが成功できる芝居なのか、まだわからない。
宗像かなめ:けれど、色と光がまざった、どっちつかずの、言い訳だらけの夕暮れが美しくて、楽しくて。
宗像かなめ:確信なんてないのに、嘘になるかもしれないのに、笑って。信じているみたいに言う。
宗像かなめ:「はい。任せてください!」
◆Ending◆天生茶一
GM:W市UGN支部、面会室。
GM:その日、"グレイランダム"は狼の姿でキミを待っていた。
"グレイランダム":「…よう」ぎこちなく言う。
天生茶一:「うース」片手を上げて応える
天生茶一:「駄菓子屋の地下にこーゆー部屋あんの、秘密基地って感じッスね」
"グレイランダム":「そうだな。UGNの設備は…こういう面に限っては、FHより充実している」
"グレイランダム":獣の顔立ちなので分かりづらいかもしれないが、気まずそうにしている。
"グレイランダム":「座ったらどうだ。時間があるんだろ」
天生茶一:「大手ッスからね~」歯を見せて笑う。
天生茶一:「どもども。着席は促されてから~、なんつってね」面接マナーを思い出しつつ。
"グレイランダム":パイプ椅子に毛むくじゃらの身体を沈めている。
"グレイランダム":「……」
天生茶一:(ナマおすわり……つったらキレそうスね)
天生茶一:「よっと。んで、その後どーっスか?調子は?」
"グレイランダム":ムッと黙ってから。「…見ての通り」
"グレイランダム":「勾留中だ。おかげさまで…この姿のまま」
天生茶一:「そりゃ良かった。薫の見た目で定着、っつーわけじゃねースね」
天生茶一:「いや、良かったんかな?実際、その姿のほうが楽なんスかね?」
"グレイランダム":「楽かどうかと言われると……」
"グレイランダム":「楽じゃない」頭を振る。「まったく慣れない。誰かになりすましていた方が、よほど楽だ」
"グレイランダム":「今も………」
天生茶一:「お~。そっちデフォなんスね」
"グレイランダム":「お前」
天生茶一:「俺?」
"グレイランダム":「お前だ。何故会いに来た」
"グレイランダム":「この通り、正司薫らしい言動は取ってない」
天生茶一:「そーッスねぇ」
天生茶一:「いまの方が素って感じスよね?」
"グレイランダム":「ああ」苦々しく頷く。
天生茶一:「んじゃ、その素を聞きに来たー……つー感じスかね」
"グレイランダム":「……おれは」
"グレイランダム":「正司薫じゃないおれは、話すのが下手だ」
天生茶一:「ぽいスよね~」笑う「シナカイとのやり取りも全開っしたね」
"グレイランダム":「…うるさい」ムッとしている。
天生茶一:「んじゃ性格、けっこー正反対ぽいスね」
天生茶一:「これで一つ、素がしれたッス」
"グレイランダム":「…うん。正司薫とも、お前ともだ」
天生茶一:「ぽい」
天生茶一:「んで、ほら、オルカ言ってたじゃんスか?」
天生茶一:「『努力しなくちゃ友達になれない人』、みてーなやつ」
"グレイランダム":「………」
"グレイランダム":「オルカっていうのは、おれか」
天生茶一:「そうそう。お前~」
"グレイランダム":「……」ムッと黙る。無言で、言ったと肯定。
天生茶一:わかりやす、の意味でシシシと笑う
天生茶一:「それでいうと、オルカはあの時点で、友達作るためにめーっちゃ努力してたんスね~」
天生茶一:「明るいヤツ完コピとか、超頑張ってんな~。ってぇ思ったんスよね」
"グレイランダム":「馬鹿にしてるだろ」
"グレイランダム":ムッとしている。
天生茶一:「『してないよ!』」いきなり声の調子が変わる。
天生茶一:「『そういう、努力とかすごいと思うし!』」
天生茶一:「『私は褒めたいと思います!』」
"グレイランダム":「……??」
天生茶一:普段の口調と全く違う、全然に合ってない言い方で言い切って「……どう?」
"グレイランダム":「なん……」
"グレイランダム":「怖い」
天生茶一:「ス」頷き。
"グレイランダム":「誰の真似だよ」
天生茶一:「いや、今回潜入に当たって、こちらとしても親しみやすい努力を重ねたわけなんスけど」
天生茶一:「センパイをモデルにしたら、まったく向いてなかったんスよね」
天生茶一:「俺の知る中で一番親しみ易い人なんスけど」
"グレイランダム":「……今の、お前なりのなりすましだったのか?」
天生茶一:「えっ……」
天生茶一:「うん」
"グレイランダム":「………ふっ」鼻で笑う。「ふふふふ……」
"グレイランダム":「下手クソか…?」
天生茶一:「うるせ~~~~!」
天生茶一:「戦闘以外は天才じゃねーの俺は!」
天生茶一:「だからぁ、完璧に薫コピーしてたオルカってすげーじゃん……みてーな。伝わる?」
"グレイランダム":「まあ……あの時は、そもそも自我を忘却させられていたから」
天生茶一:フン、と腕組みしながら気まずそうに目をそらす。
"グレイランダム":「コピーというか……」
"グレイランダム":「………お前」
天生茶一:「なに」
"グレイランダム":「フォローが下手だ」フフンとした感じの顔で言う。
天生茶一:「……………あぁ~~?」
天生茶一:「そういう事言う~~?」
"グレイランダム":「慣れないことをしている感じが出ている」
"グレイランダム":フフンとした感じで返す。
天生茶一:「慣れねーんだもん……!」
"グレイランダム":「フン。おれも全くされ慣れていない」
天生茶一:「あー……完璧にやれることってフォローされねぇよな。わかるスよ……」天才アピール。
天生茶一:「で、俺としては!そーゆー所を~………」
天生茶一:「何の話しにきたんだっけな」メモを見る。
"グレイランダム":「カンペあるのかよ」
天生茶一:「無いよ。全然ない」堂々とポケットに戻す。
"グレイランダム":「で、なんだよ」
天生茶一:「うん。んで、まぁ。口調とか振る舞いとか努力して取り繕ってたとしても」
天生茶一:「最初に友達になったのは俺と、お前……じゃん?」
"グレイランダム":「………」
天生茶一:「だから、薫の見た目と性格じゃなくてもー、そこをフラットにする必要はなくね?」
天生茶一:「つー話」
"グレイランダム":「いいのかよ、それで……」
天生茶一:「いーんじゃねーッスかねぇ~」
"グレイランダム":頭を振る。「お前は、ずっとそればかりおれに言う。……」
天生茶一:「レネゲイドの関連する場所で、UGNとFHが出会って…………」
天生茶一:「んで、どっちも死んでない」
天生茶一:「悪いはずねーっスよ」
"グレイランダム":「…」顔を上げて、天生くんを見ます。「……そうだな」
"グレイランダム":「上々すぎる結果だ。物語としては」
"グレイランダム":「……アモーちゃんはないだろ」
"グレイランダム":「アモーだ。せいぜい」
"グレイランダム":ぼそぼそと言います。
天生茶一:「…………!」
天生茶一:「自分で言ったんじゃん~~」
"グレイランダム":「おれだけど、おれじゃない」ぷんすかする。
"グレイランダム":「お前だって、オルカもないだろ。おれは正司薫じゃなくなった」
天生茶一:「キレーに一文字も合ってねーんスよね」
"グレイランダム":「……お前に」
"グレイランダム":「呼ばれるに足る、人としての名前が欲しい」
天生茶一:「おっ、マジスか」
"グレイランダム":「当たり前だろ。…結局は、そうなんだから」
"グレイランダム":「人としての名前と、姿が欲しいだけだ」
天生茶一:「そっすね~。毎回グレイランダム呼びもよそよそしーんで」
天生茶一:「あ、レイラとかどうスか!アラビア語で夜!」
"グレイランダム":「女っぽい」一度文句はつける。
"グレイランダム":「……分かった。それでいこう」
天生茶一:「素直じゃないッスね~」
天生茶一:「てか、女っぽいってオスメスあるんスか?」
"グレイランダム":「ないけど…」
天生茶一:「あー。まぁ直近が薫ッスからね」
天生茶一:「とりあえずレイラって呼ぶッス」
"グレイランダム":「うん」承諾。
"グレイランダム":「…いつか」
天生茶一:「うん」
"グレイランダム":「おれだけの、人としての姿を手に入れたら、その時は」
"グレイランダム":「あの時の話の続きをしてくれ」
天生茶一:「任せろ」シシ、とトークアプリのやり取りを開いたスマホを振る。
天生茶一:「長くなるから、途中で寝るんじゃねーッスよ?」
"グレイランダム":「うん」曖昧に頷く。「何の話か、分かってるのか」
天生茶一:「そりゃ、お前、」即答を返そうとして、言葉に詰まる。
天生茶一:「どれ話してないっけ?」
"グレイランダム":「……アピ中」
"グレイランダム":「一番親しみやすい人」
"グレイランダム":「同じ人のこと言ってるだろ、絶対」
天生茶一:「あ~~!あ~あ~!それまだだったわ!」目に見えて楽しそうになる。
"グレイランダム":「今じゃなくていいからな、今じゃないからな」
天生茶一:「そっスね~!同じッス!……あ~~~~っ」
天生茶一:「クソッ、予防線張りやがった」
"グレイランダム":「あ~~~~~」耳を押さえてあ~ってする。
天生茶一:「コイツ~~聞いたんそっちだからな」
天生茶一:「とっとと自分探し終えるッスよ、レイラ」
"グレイランダム":「お前も、まだアピ中なんてぬるいこと言うなよ」
"グレイランダム":「アモー」
天生茶一:あっという間に、事前に申請した面会時間になった。
天生茶一:相手に擬態する能力。接触は最低限の方がいい。無論、簡単な検査も行われる。
天生茶一:当然、自分は自分なので問題なし。丁寧に恐縮などされたので、親しみやすく笑顔を返して印象もバッチリ。
天生茶一:帰り際に買った駄菓子を食べながら、帰路に────着く途中で、端末に連絡。
天生茶一:ワンコール以内に出ると、電話越しに少し澄ました声が聞こえる。
天生茶一:「どもッス!、─────いや、そりゃバッチリッスよ!」
天生茶一:「友達だって、いるんスから」
天生茶一:へへ、と得意げに笑った。
◆Ending◆阿紫南灰慈
GM:数日前、W市UGN支部。みんなで宗像さんの人形芝居を見た日のこと。
GM:そうして人形たちがめでたしめでたしの優しくて幸福な終わりを迎えて、みんなで余韻に浸っているとき。
GM:花光このみが、やおら手を伸ばし、くいくいとキミの服の裾をひきました。
花光このみ:「…おい。ちょっと」
花光このみ:「今、いいか」
阿紫南灰慈:「ん?どうしたよ」顔を向ける。
阿紫南灰慈:「トイレは廊下の奥だぞ」
花光このみ:「ちっげーよ………!」
花光このみ:「今、話したい。今じゃないとできなそうだし…」
花光このみ:「二人で」小声で言う。
阿紫南灰慈:「あー……」
阿紫南灰慈:周囲を何度か見て「……ああ」一度頷く
阿紫南灰慈:「わかった。聞くよ」
花光このみ:「うん。……んんと」咳払い。
花光このみ:「あの……あの時、アタシ、アレだったろ。アレ、本当にアレじゃねえから。心配すんな」
GM:何言ってるかわからなくて大丈夫です。
阿紫南灰慈:「具体性に乏しすぎだろ。やる気のない時のお父さんかよ」呆れ顔
花光このみ:「せめてお母さんにしろ…!」頬を染める。
花光このみ:「あ~~~~っ……、だから……アレ……あの……グレイランダムが…」
阿紫南灰慈:「……あー……」
阿紫南灰慈:「……アレな」
花光このみ:「…アレだよ」ぼそぼそと言う。
花光このみ:「ちげーから…」
阿紫南灰慈:「……ん」歯切れ悪く返事
花光このみ:「何とも思ってない、つうのもちげーけど、少なくとも、そういうのではねえし…」
花光このみ:「…ん、んん」こっちもコクコクと頷く。「そんだけ、な。そんだけは言っておきたかったから…」
花光このみ:「灰慈、なんつか、ありがとうだし、ごめんな。ひどい事言って」
阿紫南灰慈:「ん……そか、いや」
阿紫南灰慈:「……いーよ。謝んなくて。アイツが操ってたのは知ってるし、なんつーか……」
阿紫南灰慈:「……謝んのはオレの方だろ。どっちかっつーとさ」
花光このみ:「色々、隠してたことか」
阿紫南灰慈:「……ああ」目を逸らしながら
花光このみ:「…いいよ」ちょっと笑う。「それこそ、謝ったって仕方ねーだろ」
花光このみ:「弱そうなネーチャンから、いろいろ説明聞いたし。隠さなくちゃいけないことだったんだろ?」
阿紫南灰慈:「いや、けど……あの"くちなし"って人もそうだったけどさ、グレイランダムは、まるっきり相手のこと操るっつーより」
阿紫南灰慈:「そいつの認識をほんの少し歪めてるって感じだったろ。だからさ……」
阿紫南灰慈:「あの時、お前がオレに言ったこと。少なくとも、"オレについて"言ってた部分は」
阿紫南灰慈:「結構マジだったんじゃねーかなって思ってるよ」視線をこのみに向けて
花光このみ:「…………」たじろぐ。図星の時の顔をする。
阿紫南灰慈:「マジに受け止めなきゃ行けね―と思ってる」
花光このみ:「んん」
阿紫南灰慈:「だから、やっぱ謝らせてくれ」
花光このみ:「ま」
花光このみ:「待って」両手を上げ、制す。
阿紫南灰慈:このみに向かい合って、頭を下げようとして
花光このみ:「ダメだ、灰慈。謝んな」弱弱しい口調で言う。
阿紫南灰慈:両手が顔の前にかざされる「なんで」
花光このみ:「ダメだ。だって……」
花光このみ:「謝られたって、どうせ忘れちゃうんだろ」
花光このみ:「だったら、アタシ、いま謝られても、なんかイヤだ」
阿紫南灰慈:「……」確かに、見ようによっては卑怯なことをしている自覚はある。
花光このみ:「……記憶がなくなった後のアタシに言ってくれよ」
阿紫南灰慈:「……確かにそうかもしんねーけどよ。お前、忘れた後じゃ……」
花光このみ:「別に…謝れとは言わねーけどさ!」慌てる。
阿紫南灰慈:「……一応言っとくけどな、このみ」
花光このみ:「んっ…」
阿紫南灰慈:「今回の記憶を消した後、オレから、オーヴァードのこととか、UGNだのFHだの」
阿紫南灰慈:「その辺の事、話すつもりはねー。今まで通り、隠し続ける」
花光このみ:「……うん。だろうな」
阿紫南灰慈:「けど……それは別に、お前が邪魔だからとか、そういうのじゃなくて……」
阿紫南灰慈:「お前を危ない目に合わせたくね―からだ。今までも、これからも、ずっとそう」
花光このみ:「ばっ…………」
花光このみ:わっと頬を染める。「っ…………」
阿紫南灰慈:「……ま、それでも今回みたいに巻き込んじまう時はあるんだけどよ」
阿紫南灰慈:「次はそうならないように気をつけるから。安心しとけ」
花光このみ:「……んん。いいよ、別に」
花光このみ:「……おー。灰慈のくせに、なんか良い感じじゃん」ニヤッと笑います。
阿紫南灰慈:「……うるせ」
阿紫南灰慈:「……あー、だからまあ、そうだな」
花光このみ:「あ?」
阿紫南灰慈:「確かに謝るのは違ったな」
花光このみ:「んん」バシッと背中を叩く。「そうだよ!そーいうこった」
花光このみ:「へへ。アタシも、うん、まー、へへへ、今の聞けて良かったしな」
阿紫南灰慈:「おう、だからアレだ。礼を言っとくわ」
阿紫南灰慈:「……ありがとな。このみ」
阿紫南灰慈:「オレの隠してたこと、全部知ってくれて」
阿紫南灰慈:「それでもここにいてくれて」
阿紫南灰慈:途中で照れて目をそらす「……サンキューな」
花光このみ:「……へへ」はにかむ。「おう」
花光このみ:「そういう意味じゃ…、知りたかった、って言えたのは、アタシ的にも良かったわ」
花光このみ:立ち上がる。「ぼちぼち、記憶の……処理?の時間。呼ばれてんだ」
阿紫南灰慈:「ん……そか」座ったまま
花光このみ:「うん」灰慈くんを見ます。「じゃあな、アタシに知られちゃった灰慈」
花光このみ:「頑張れよ」
阿紫南灰慈:「……おう」ぶっきらぼうに手を上げる。
阿紫南灰慈:「忘れねーよ」
GM:……そして、現在。
GM:W市、某高校、文化祭当日。
GM:校庭ではフランクフルトやワッフルなどの出店、校内では手作りのお化け屋敷や学校展示がなされ、
GM:学校中が生徒たちの個性あふれる飾り付けで彩られている。
GM:この日ばかりは他校の生徒や保護者たちも来校し、朝から穏やかで華やかな賑わいを見せていた。
GM:体育館ステージでは軽音楽部のバンド演奏や演劇部の舞台発表があり、ステージの進行担当を任されていた花光このみは、
GM:一日中忙しそうに動き回っていたらしい。……時刻は、すでに夕方。
花光このみ:実行委員会専用のTシャツを身に着け、長い茶髪をポニーテールに結っている。
花光このみ:体育館の中で一人、仁王立ちし、飾り付けられた看板や大道具類を見回している。
花光このみ:「片付けるまでが文化祭……。よっしゃ。真面目な女子高生らしく、1人で2人分の働きを見せるとすっか」
阿紫南灰慈:「おーおー、大変だな実行委員サマは」
阿紫南灰慈:人の居なくなった体育館に、スニーカーの足音が響く。
花光このみ:「おあっ…あっ!?灰慈!」振り向き、驚く。
阿紫南灰慈:勝手口から大股で歩いてきて「もうキャンプファイヤー始まるんじゃねーの」
花光このみ:「あ~…」
阿紫南灰慈:「物運ぶくらいなら代わりにやっといてやるぜ」若干恩着せがましく言う。
花光このみ:「なんだよ」ホッとしたように笑う。「ウザい言い方しやがって!ちゃっちゃと手伝え!」
阿紫南灰慈:「んだよ人が心配して来てやったのによ」ため息交じりに笑いながら
阿紫南灰慈:「ほらアイツ。正司くん……?ギリギリで一人抜けて大変っだって聞いたからよ」
花光このみ:「あ~、灰慈も知ってんだ」壁に貼られた模造紙を剥しながら言う。
花光このみ:「そうなんだよ、ギリギリで風邪ひいちゃったらしくて、今週ずっと休んでんの」
阿紫南灰慈:「災難だな。そいつも、お前も」
阿紫南灰慈:言いながら、ステージに置かれたアンプ類を片手で持ち上げて「これそっちでいいか?」
花光このみ:「マジそれだよな」笑う。「でもアタシ、今日ひとりで司会までやってやったよ」
花光このみ:「えっうおわすげえなお前…。ああ、そっち、物置の方、置いておいて」
阿紫南灰慈:「おう」重苦しい足音を響かせて歩く。
GM:正司薫は、あれからしばらく学校を病欠している…ことになっている。
GM:実際の彼は、今も諸々の処理や辻褄合わせの準備に追われているはずだ。
GM:この場でそれを知るのは、キミだけである。
花光このみ:「すげー頑張ったっつうか…アタシもやっぱ、けっこう」弾んだ声がキミの背中を追いかける。
花光このみ:「真面目なヤツって認められてきたよな~!?」
阿紫南灰慈:「あー……」ライブの合間に、体育館の隅で聞こえた生徒達の会話を思い出す。
阿紫南灰慈:実際、一人でMCを回す彼女の姿は生徒達の目にも印象的に映ったようだ。
花光このみ:ワクワクした視線がキミの背中に突き刺さる。
阿紫南灰慈:「……」なんとかして憎まれ口を吐こうとして、結局諦める。
阿紫南灰慈:「ま、そうだな」
花光このみ:「お?お~?」
阿紫南灰慈:「みんな結構褒めてたぞ」
花光このみ:「マジかっ!? うおっしゃあ!!」ガッツポーズ。「やるじゃねえか、アタシッ!」
阿紫南灰慈:「『あの貫禄は素人じゃ出せねえわ』『何人かヤッてんな……』『バンドの連中も舐めた口聞けねえだろ』」
阿紫南灰慈:「……みたいな」
花光このみ:「オイ!!」
阿紫南灰慈:「や、一部だって。一部」薄く笑いながら
阿紫南灰慈:「大場サンとかはちゃんと褒めてたから」
花光このみ:「ばっ灰慈テメッなんでそういう…、……お。お~」照れる。
花光このみ:「………そりゃ嬉しいわ」
花光このみ:「そっか。へっへへ」楽しそうに次々と模造紙を剥す。
阿紫南灰慈:「そりゃ良かったな」丸められた模造紙を次々受け取って
花光このみ:「おー。これで友達もまぁ~た増えちゃうかもしれないしぃ~」
花光このみ:「へへへ、それでもまた、お前んこと起こしてやるからな~。安心しろよ~」
花光このみ:ステージ横に掲げられていた美術部製作のオブジェを、物置まで押していこうとする。
阿紫南灰慈:「そっか……学際終わったからそうなるんだな」感慨深げに反駁して
阿紫南灰慈:普段なら、余計なお世話だと言い返す場面だった。実際このみも、そういったテンポの会話を想定していたかもしれない
阿紫南灰慈:「ありがとな」
花光このみ:オブジェに額をぶつける。
花光このみ:「……お、おお? おお」振り向く。「急になんだよ」
阿紫南灰慈:「オイオイ、ちゃんと前見ろよ」
阿紫南灰慈:「別に」
花光このみ:「だってお前、急にマジなトーンで…」きょとんとする。「……そっか?」
阿紫南灰慈:「おう……嬉しいって思ったから、そう言った」
花光このみ:「なっ…、…んだ…そか……」
阿紫南灰慈:「やっぱ朝からお前のうるせー声聞かないと調子出ね―わ」ニヤリと笑う。
花光このみ:「うるせっ…! アタシは今ちょっと調子狂ったじゃねーかよ…!」
花光このみ:「へへ。じゃあ絶対起こしに行くからな」はにかむ。「覚悟しとけよ」
阿紫南灰慈:「毎朝覚悟する方の身にもなれっての」
花光このみ:「嬉しいくせによ~。久々だからな~。今まで寝坊しかけてたんだろ」上機嫌で、再びオブジェを押していく。
花光このみ:「灰慈ー」
阿紫南灰慈:「んー」
花光このみ:「アタシこそ、ありがとなー」
花光このみ:「今、ここに来てくれると思わなかった」
花光このみ:「お前だって最近、なんか忙しそうだったし……、……?」言いながら、自分で不思議そうに首を傾げる。
阿紫南灰慈:「んだよ。そんな薄情に見えたかよ」笑って
阿紫南灰慈:「ああ忙しいぜ。バイト掛け持ちしてっからな」
花光このみ:「あ、そっか!だからか…え?掛け持ち?」
花光このみ:「掛け持ちしてんの?」
阿紫南灰慈:「まあちょっとしたのを色々とな」
阿紫南灰慈:「家の手伝いだっていっつもあるわけじゃね―し。そこまで儲かってるように見えね―だろあの店」
花光このみ:「んなこと言うな!」怒ってから。「あ~~…でも、そう言われると納得」
花光このみ:「だから時々、部屋にいなかったのか。大変だな」
花光このみ:「灰慈、お前も結構、頑張ってんだな」
阿紫南灰慈:「……」
花光このみ:「終わったぜ~」とパンパンと手をはたき、満足げにキミの元に駆け寄ってくる。
阿紫南灰慈:「……おう、お疲れ」
花光このみ:「おう!灰慈もお疲れ。ありがとな」
花光このみ:「キャンプファイヤー、今からならまだ間に合うか?」
阿紫南灰慈:「えーと、今からだと……」くしゃくしゃになったプログラム表を取り出す。
花光このみ:それをひょこっと覗き込む。
阿紫南灰慈:体育館の時計と見比べて「ギリだな」
花光このみ:「おっ」
阿紫南灰慈:「あの妙な……炎を囲んで踊る……」
花光このみ:「儀式みたいに言うなよ」笑う。
阿紫南灰慈:「アレが終わるか終わらないかって感じか」パリピ文化への憎しみを込めて言う。
阿紫南灰慈:「……せっかくだし行くか?」
花光このみ:「……おー、アタシたち、一緒に真面目になるんだからさ」ニッと笑う。「どんなだか、見物してやろうぜ」
阿紫南灰慈:「いーのかよ見物だけで」小さく笑う
阿紫南灰慈:「ほら、なんだ……あれってさ」
花光このみ:「おう」
阿紫南灰慈:「順番に相手替えて踊ったりするだろ」
花光このみ:「ああ、そうだな。輪になって…知らないやつと順々に…」
花光このみ:手をやわやわと出す。「なんか…手ェ繋ぐんだよな」
阿紫南灰慈:「おう……」
花光このみ:「それは…まあ、なんていうか、ちょっとな~」
花光このみ:「まだアタシには早い気がする気もするんだよな」
阿紫南灰慈:「よくやれるよな……話したこともないヤツと」話したことがないのは自分だけだ。
阿紫南灰慈:「あー……けどよ」
花光このみ:「……」阿紫南くんを見上げる。「お?」
阿紫南灰慈:「多分、向こう着いたら一曲踊るくらいの時間しか残ってねえんだよな」
花光このみ:「………、あ~~~」
阿紫南灰慈:「入れ替わる余裕とかねえっぽい」
花光このみ:なにかがピンと来た時の声を上げる。「あ~、そうかよ」
阿紫南灰慈:「お、どうした名探偵」
花光このみ:「………」やわやわと出した手を、ぐいとキミの前に差し出す。
花光このみ:「ん」
花光このみ:「アタシ、………灰慈と話したことあるやつだけど」
阿紫南灰慈:「……」
花光このみ:「どうすんだよ」
花光このみ:「お」
花光このみ:「女に二言はねえけど!?」照れて、変な事を口走っている。
阿紫南灰慈:「お、おう……悪りい」
花光このみ:「うるせえ!文化祭だからだし!」照れて、言い訳を口走っている。
阿紫南灰慈:「珍しく察しが良かったから……びっくりしちまった」こちらも照れて、冗談めかしつつ
花光このみ:「文化祭だからだし……!」頬を染めている。
阿紫南灰慈:「お、おう……」
阿紫南灰慈:「……実はな、こういう時の作法を教わったんだよ。バイトで」
花光このみ:「あ? お、おう」
阿紫南灰慈:「人形……演劇……的な、そういうやつ」
花光このみ:「へー………」照れた反動もあり、きょとんとキミのことを見上げている。
阿紫南灰慈:「まあ」このみをまじまじと見て
阿紫南灰慈:「お姫様って言うには、ちょっとアレだけどよ」鼻で笑う。
阿紫南灰慈:「一応そういうことにしとくわ」
花光このみ:「んだっ…」カーッと赤くなる。「うるせっつの、バカイジ!」
花光このみ:「ガラでもねー…お姫様とか急に、なんっ……何!」
阿紫南灰慈:「ハイハイ。いーから黙って聞いとけ」
阿紫南灰慈:「絶対やり直さねーからな」このみの前に進み出て
阿紫南灰慈:「……」芝居がかって跪き、手を差し伸べる。
阿紫南灰慈:「……オレと踊りませんか」
花光このみ:「なっ………」一歩後退り、またもや頬を染める。生唾を呑み込む。
花光このみ:きょろきょろと辺りを見回し、慌てたように急いで手をTシャツの裾で拭いて、
花光このみ:作法なんて分からないから、その時頭に浮かんだ言葉をそのまま言う。
花光このみ:「……二人でな」
花光このみ:そして差し伸べられた手に、自分の手を重ねた。
阿紫南灰慈:手を引いて歩き出す。安堵の表情は、このみからは伺えないだろう。
阿紫南灰慈:この先、どんなに近くにいても、彼女が自分の真実を知ることはない。
阿紫南灰慈:劇の中のそれとは違って、野獣の呪いが解けることはない。
阿紫南灰慈:それでも、寄り添い続けることはできるはずだ。嘘は嘘のまま、獣は獣のままだとしても。
阿紫南灰慈:自分の想いにだけは、正直であることができるはずだ。
阿紫南灰慈:「ああ、行こうぜ。一緒に」
阿紫南灰慈:それこそが、この先も変わらない、自分達の日常なのだから。
GM:…コツコツ、と静かに響き、去って行く足音に、"グレイランダム"は耳を傾けていた。
GM:少年が重ねた言葉を、"グレイランダム"は途中で打ち切った。それからしばし、言葉を交わした。
GM:結局、ふたりが辿り着いたのは、どういたしまして、というやり取りだった。そう言い合った。
GM:そうして、人狼は居場所を見つけて、街から幽霊はいなくなった。
ダブルクロス The 3rd Edition『さよならウルフ、幽霊は消える』了
GM:アフタープレイ!
宗像かなめ:うおおお
阿紫南灰慈:やんややんや
GM:これからざくざくと経験点を渡していきますので PL諸君は適当に野次を飛ばしてください
天生茶一:ヒューヒュー
宗像かなめ:まかせて
GM:まずはEロイス/Dロイス!
GM:Eロイス!!なし!!
GM:Dロイス!!グレイランダム【実験体】、くちなし【工作員】、正司薫【動物使い】の3点です
GM:次!!
宗像かなめ:グレランくん実験体わかる
GM:・セッションに最後まで参加した 1点
GM:みんな最後まで参加してくれてありがとう~~~!!存在を確認しています
宗像かなめ:いるよーん
阿紫南灰慈:存在!
天生茶一:レゾンデートル!
GM:素晴らしい!!1点を差し上げます
GM:・シナリオの目的を達成した
GM:10月が舞台なので10点あげます!!大盤振る舞い
宗像かなめ:やったーー!!!
GM:次!
GM:
・よいロールをした
・他のプレイヤーを助けような発言や行動を行った
・セッションの進行を助けた
・場所の手配、提供、連絡や参加者のスケジュール調整などを行った
GM:みんな最高のPLでした!!!
宗像かなめ:いぇーーーい!!!!
天生茶一:イェーーーー!!
GM:1週間駆け抜けスケジュールでしたが見事お付き合いくださりありがとうございました
GM:GMがへばったのが笑うところです
宗像かなめ:お大事にだよお
阿紫南灰慈:へへっ(鼻をこする)
宗像かなめ:秋はつらぽよ
宗像かなめ:清少納言もいってました
天生茶一:へへへ
GM:アゲぽよっていきましょう
宗像かなめ:おす!
GM:ではこの項目は4点~~~~~!!
GM:ここまでで18点!!!!!!!!!
阿紫南灰慈:点数が積み重なっていくゾイ
宗像かなめ:たくさん!
GM:あとはみんなの最終侵蝕率による点を足したのが今回の最終経験点だよ
雨堤 瑠火:イエイイエイ
宗像かなめ:23………か?
GM:阿紫南くんが3点帰還、他の皆が5点帰還だったので~
阿紫南灰慈:私は3点で……21点!
雨堤 瑠火:23
GM:どうなったかな~?
天生茶一:23点!
雨堤 瑠火:🐺<わおわお
最終侵蝕率
阿紫南くん 21点
天生くん 23点
雨堤さん 23点
宗像さん 23点
GM:うす!!!ではこちら差し上げます~~
宗像かなめ:ありがとウルフ!
雨堤 瑠火:いただきまーす
阿紫南灰慈:もぐもぐウルフ!
天生茶一:もぐもぐ
GM:どうぞどうぞ~
GM:では、以上を持ちまして、今回の『さよならウルフ、幽霊は消える』の全行程が終了になります
GM:皆さまおつかれさまでした!
天生茶一:お疲れ様でした~!
宗像かなめ:お疲れ様でした……!
雨堤 瑠火:楽しかったです
阿紫南灰慈:お疲れ様でした!最高に楽しかった~!