『踊ろうよデビル、仮面舞踏会で』(GM:めかぶ)
PC1:天生茶一(
キャラシート
)PL:缶詰
PC2:黒河内陽咲(
キャラシート
)PL:ガントス
PC3:有島皆人(
キャラシート
)PL:馴染
PC4:呼子廉平(
キャラシート
)PL:さささ
本作は、「F.E.A.R.」及び「株式会社KADOKAWA」が権利を有する『ダブルクロス The 3rd Edition』の二次創作物です。
(C) FarEast Amusement Research Co.Ltd.
メインログ|雑談ログ
目次
Preplay
GM:では、セッションを初めていきましょう。
GM:まずは自己紹介から!
GM:PC1からPC番号順に、キャラシを貼って、自分のお名前やパーソナリティ、構成なんかを教えてね。
GM:ではまずはPC1の天生くんから!
天生茶一:はーい!
天生茶一:キャラシート
天生茶一:天生茶一(あもう・さいち)、16歳の高校生で戦闘に関して才能があります。
GM:初手才能有宣言とはね
天生茶一:個性ですからね
天生茶一:その戦闘力に裏打ちされた飄々とした態度で普段を過ごしています。
天生茶一:ですが基本的に戦闘しか得意ではないため、戦闘以外の技能を有する人たちに敬意を払います
天生茶一:ですが見ての通り軽薄なのでよく誤解されがちです。あながち誤解ではないかもしれません。
GM:天生くん、すぐそういうこと言うんだから
GM:ほんと調子いいんだよね
天生茶一:いやぁ~本心なんスけどね?
天生茶一:無駄に要領がいいので、他人と接する時に地雷を踏みがち
天生茶一:構成は遺産の槍を用いたカウンタースタイル。カウンターできない時はアタックプログラムと居合で達成値を稼いだ射撃をします。
天生茶一:投槍ですね
天生茶一:あとはデータ的にはアタックプログラムと居合で達成値を稼ぎ、自分が狙われた時はカウンターを狙います
天生茶一:また、手番ではライトスピードで2回攻撃。居合は一回しか使えないので2撃目はちょっと優しめ。
GM:達成値がやばすぎんる
天生茶一:そんな感じで戦闘以外に取り柄がありません。タイマン専門なので数で掛かられるとボコられます。
GM:であえであえ
天生茶一:だからUGNの皆さんの力って必要スよね。よろしくお願いします
天生茶一:頑張るッス!
GM:ほんと調子いいんだから… がんばってね!
GM:ではそんな天生くんのハンドアウトを確認してみましょう
PC1ハンドアウト
シナリオロイス:望岡ひより(もちおか・ひより) 推奨感情:尽力/不安
キミは理丹市UGN支部に所属するオーヴァードだ。
キミのオーヴァードの先輩である望岡ひよりは、大人しいように見えて案外頑固なところもあるお人好しの小柄な清楚系美少女だが、
元FHチルドレンに更生プログラムを施す教官を務めている。
その更生プログラムの一環として、今度市内で開催されるカーニバルの警邏任務を元FHチルドレン達に任せるのだという。
あの子たちはもうすっかり気持ちを入れ替えたから大丈夫だとひよりは言うものの、
支部内では更生プログラムの効果を疑問視する声が多いのが実情である。
なんだか心配になったキミは、望岡ひよりに同行してカーニバルへ赴くことにしたのだった。
天生茶一:望岡センパイ~
GM:シナリオロイスはキミのオーヴァードの先輩で大人しいように見えて案外頑固なところもあるお人好しの小柄な清楚系美少女の望岡ひよりですね
天生茶一:先輩で大人しいように見えて案外頑固なところもあるお人好しの小柄な清楚系美少女のセンパイ!
天生茶一:先輩で大人しいように見えて案外頑固なところもあるお人好しの小柄な清楚系美少女のセンパイ!!?
天生茶一:ドキドキしてきました
GM:エッヘヘ
天生茶一:他人になんか教えられるの凄すぎッスよね。そんけーしてます
天生茶一:でも騙されやすいと思うので俺もついていきますね
GM:そうですね 先輩が元FHの子をお世話したいと一人で頑張ってるんですが
GM:なんだか大丈夫かなって感じなのでついていってあげてください!
天生茶一:はーい。元FHだからってなー、センパイになんかすっと…
天生茶一:俺ボコるしか出来ねぇな。まぁしないよーに。センパイに怒られっから。
天生茶一:よろしくお願いします
GM:こ こいつ…根のガラが悪い! でもその調子でお願いします!
GM:では続いてPC2!黒河内さんお願いします
黒河内陽咲:はぁ~い
黒河内陽咲:キャラシート
黒河内陽咲:黒河内陽咲(くろこうち・ひさ)! ピッカピカの高校1年生の16さい。
GM:あらかわいいおかお!
黒河内陽咲:アタシには夢があります。それは……ビッグで偉大なスプレー・アーティストになること!
GM:ビッグで偉大なスプレー・アーティストになることだって~!?
黒河内陽咲:けれどウデマエの方はまだまだ未熟です。今日も理丹市中の街壁に己が痕跡を残しつつ修行しています。いつの日か世界に渡る事を信じて……
黒河内陽咲:ウソです。犯罪なので壁には塗ってません。
GM:あっそうなんだ 真面目な子だ
黒河内陽咲:そんなかんじで活発で人懐こいかんじのむすめです。年上にも馴れ馴れしく絡みがち。
黒河内陽咲:でも割りとメンタルが脆いので距離を取られたり冷たくされるとすぐ落ち込んじゃいます。しょぼん。
GM:守りたい…
黒河内陽咲:ウロボロスらしく他者のレネゲイドに影響を強く受けるタイプ能力者になります。
黒河内陽咲:レネゲイドを大体3つくらいの色で知覚、判別し己のレネゲイドと混ぜ合わせたものをスプレー感で噴射してやったりします。
GM:三原色ってわけね!良いですね
黒河内陽咲:陽咲のレネゲイドを摂取したものは陽咲が思い描いた心象風景を無理矢理に共有させる……要は精神攻撃みたいな感じですね!
黒河内陽咲:アタシの色に染めてやるぜ
GM:きゃー
黒河内陽咲:構成的には《活性の霧》で自己強化し、《螺旋撃》でドッジしにくくし、《ブラッドスパイク》で範囲攻撃しちゃったるぜ!って感じ。
GM:隙がない
黒河内陽咲:構成上リザレクトの出目によってはヤバかったり、《イベイジョン》がつらい…といった弱点もありますが
黒河内陽咲:どうにかなるっしょwと持ち前のポジティブさで乗り切りたいとおもいます。
黒河内陽咲:みんな……アタシにちからをくれ!
黒河内陽咲:とりまそんなかんじ!
GM:おっけ!元気パワーでがんばってこねひさち!
GM:ではそんな黒河内さんのハンドアウトを確認しましょう
PC2ハンドアウト
シナリオロイス:伊藤亜璃須(いとう・ありす) 推奨感情:友情/恐怖
キミは理丹市UGN支部に最近所属した(もしくは一時的に在籍することになった)ばかりのオーヴァードだ。
キミの新しい友達である伊藤亜璃須は、甘い雰囲気の華美な外見でどんな相手にも人懐っこく接する性格の少女であり、
理丹市支部で更生プログラムを受講している元FHチルドレンだ。
彼女は過去の行為をひどく反省しており、日常を歩んできたキミに憧憬の念を抱いているのだという。
そんな亜璃須が、今度行われるカーニバルでの警邏任務を任じられた。どうやら更生プログラムの成果を問う監査の一環らしい。
新たな日常を歩むためにもこの任務は失敗できないと意気込む亜璃須とともに、
キミも同様の警邏任務を任され、カーニバルへ赴くことになったのだった。
黒河内陽咲:アリス!
黒河内陽咲:甘い雰囲気の華美な外見でどんな相手にも人懐っこく接する性格の少女
黒河内陽咲:甘い雰囲気の華美な外見でどんな相手にも人懐っこく接する性格の少女……なるほどね。
GM:元FHの甘めギャルです 仲良くしてね
GM:あと黒河内さんにはですね
黒河内陽咲:ちゅきちゅきします
黒河内陽咲:はい!
GM:「最近支部に所属した(もしくは一時的に在籍している)」というポジションを担っていただきたく
黒河内陽咲:ほう!
GM:つまり…あんまこの支部のこととか大人のことはようわからん!という…
GM:イリーガルっぽい感じの!
黒河内陽咲:おっけ~です! 最近転校したとかがいいかんじそう!
GM:あっそうですねそうですね!ぜひそんな感じでよろしくお願いしたいです!
黒河内陽咲:かしこまぴ~!
黒河内陽咲:みせてもらうぜ 理丹の流儀をよ
GM:刮目せよ!よろしくお願いします~
GM:では次!PC3のパパお願いします~
有島皆人:パパですよ~
有島皆人:キャラシート
GM:きゃ~♡パパ~♡
有島皆人:ということで、有島皆人です。31歳UGNエージェント。
有島皆人:年齢以上に厳格で堅固な雰囲気を帯びた男性です。実際規律などにも厳しいですが、ちゃんと話せば分かる側面もあります。
GM:パパってばコワモテだから誤解されがちなのよね
有島皆人:実戦の場に立つこともありますが、普段はUGNチルドレンたちの教官を務めています。
有島皆人:それも戦闘とかではなく、精神修養とか道徳形成、要は人並みの常識と価値観をちゃんと身につけようねっていう所が専門です。
GM:日常の部分をね
有島皆人:そう。オーヴァードは衝動や暴走などにより、普通の子ども以上に大変でリスクも伴うからね。昔からオーヴァードとして活動しているのでその辺は身をもって理解しており……
有島皆人:そういった経験を踏まえて、後の世代の新しいオーヴァードに寄り添って行きたいという気持ちでやっています。
GM:頼れる年長者!
有島皆人:能力は電流の操作による電撃の放出と身体の強化。とにかく棒状の物があればそれから電撃を放出し、剣みたいに扱って戦えます。指示棒でもチョークでも。
有島皆人:体内にはその力の根源になっている遺産があり、やばいなーっていう時が来たらそいつを抜きますが、基本的には抜かないです。危ないので……
有島皆人:性能は……聖剣の王者! を使ったC値2攻撃! をシーンに当てたい! という中学生並の衝動を形にしたものとなっています。
GM:そういう衝動は大事!
有島皆人:まあ今回はおそらくC値2にはせず、そこそこ強いシーン攻撃を一回撃ってあとは普通にバシバシする感じになるでしょう。あぶないからね。
GM:よっぽど危ないんだな…
有島皆人:あと実は教官職にかまけてコネとかは弱いので、性能は戦闘傾倒しています。情報とかぜんぜん……わからん。
有島皆人:でも意志は強いです。意志の強さで生きてきました。意志強くやっていきます。
有島皆人:そんな感じです。よろしくお願いします。
GM:パパってば人と話すときすぐ私任せにするんだから…
GM:がんばってね!よろしくお願いします~
GM:ではそんな有島さんのハンドアウトを確認していくよ
PC3ハンドアウト
シナリオロイス:袴田芽依子(はかまだ・めいこ) 推奨感情:庇護/隔意
キミは理丹市UGN支部に所属するオーヴァードだ。
目下、キミが支部で気にかけている袴田芽衣子は、染めた明るい髪とチョーカーが印象的ないつも不機嫌そうにしている少女で、
理丹市支部で更生プログラムを受講している元FHチルドレンだ。
そして、かつてFHに所属しテロ行為を繰り返していた彼女らを取り押さえたオーヴァードこそ、キミなのだった。
UGNの保護下に入り日が経ったものの、芽衣子は未だ周囲と打ち解けられないようで、キミにも警戒心をあらわにしてくる。
そんな彼女が、今度行われるカーニバルでの警邏任務につくという。
FHの動向も怪しい中での任務となる。どことなく不安を覚えつつ、キミも同様の警邏任務を任され、
カーニバルへ赴くことになったのだった。
GM:シナリオロイスの非行少女の面倒を見てやってくださいという内容になっております
有島皆人:更生プログラム受講中の子か。
GM:ですねですね
GM:なんか…有島さんの設定的に この支部にずっと所属してるっていうよりは
GM:そういうこと始めようとしてる支部があるから…ってことでたまたまこの時在籍してるみたいな
GM:更生プログラムの監督者はPC1シナリオロイスの望岡ひよりが担ってるようなイメージかな~と思ってます
有島皆人:予備校とか大学の講師さんみたいな感じかもだな。拠点はありつつも、必要に応じてどこへでも飛ぶし、固まったスケジュールの調整もできるみたいな。
GM:あ~、まさしくそのイメージでした!
GM:今は理丹市支部の面倒見てくれてるんだね
有島皆人:ではそのつもりでいます。大変な子はどこにでもいるからな。
GM:そうなのだ 今回も面倒見てあげてね
有島皆人:そういう感じですね。なんか望岡さんのことも心配になってきたな……
有島皆人:面倒を見ます。任務も一緒に頑張ろう。
GM:嬉しい意気込み!ぜひいろんな人と話してあげてください よろしくお願いします~
GM:では最後!PC4の呼子さん、お願いします~
呼子 廉平:はい!
呼子 廉平:キャラシート
呼子 廉平:呼子廉平(よぶこ・れんぺい)26歳黒スーツ長身男子、UGNエージェントです。
呼子 廉平:普段は屋外ではできるだけ黒眼鏡帽子雨傘を装備して歩きたがるちょっと変わった人です。
呼子 廉平:潜入任務が得意なので、その時はさすがに外しますが……。
呼子 廉平:ダウナーかつぶっきらぼうな態度で周囲から距離を取りたがる方ですが、協調性がないわけではないです。
GM:冷たい印象を与えるのね
呼子 廉平:そういう感じで、まあ一応理由もあるんですが
呼子 廉平:能力兼副作用として、周囲の領域内の情報を雨みたいな形で勝手に見てしまい、役にも立つのですが心理やら思考やらに影響を受けがち。
呼子 廉平:それを避けるために傘やら持ってたり、影響で何かと思い入れちゃうのを防ぐためにあえて冷たい感じにしてたり。
呼子 廉平:潜入先にも毎回心残りを持っているようですが、自分ではそれが嫌みたいですね。
GM:廉平ったら…
呼子 廉平:ちゃんとスッキリ任務終えて次に行きたい……
呼子 廉平:難儀な人ですが仲良くしてあげてください。
GM:みんな!廉平くんと仲良くしましょうね
呼子 廉平:べ、別に仲良くしたいわけでは……(どっち?)
呼子 廉平:オルクス/ブラックドッグで雨粒の矢とシングインザレインを使ってシーン選択攻撃をドカンとやりたいです。
呼子 廉平:自分の見てる風景を相手に押し付けて精神に情報負荷をかけていくよ。
呼子 廉平:Dロイス潜伏者も使って固定値で当てていきます。妖精の手も保険に持ってますが、支援にも使えるといいなー。
呼子 廉平:あとはミーミルの覚書があるのでミドルでも役に立ちたいですね。頑張ります。
GM:雨粒の矢、めちゃ好きエフェクトなのでぜひドカンとしてほしい!
呼子 廉平:やるぞやるぞ
呼子 廉平:そんな感じです!
GM:はーい!潜伏者フレーバーも素敵でたいへん楽しみです!どうぞよろしくお願いします
GM:ではそんな呼子さんのハンドアウトを確認していくよ
PC4ハンドアウト
シナリオロイス:荻野綾音(おぎの・あやね) 推奨感情:誠意/疎外感
キミは理丹市UGN支部に協力する立場のオーヴァードだ。
現在、キミはFHエージェント《ウルリカ》の動向を追い、市内で開催されるカーニバルを訪れていた。
賑やかな祭りの中でテロ行為が行われれば、街は大混乱に陥る。それは必ず防がねばならない。
そう気を引き締めていたキミは、ひょんなことから迷子の女性を助けることになる。
荻野綾音と名乗った彼女は、眼鏡と艶のある髪が印象的でほわほわした雰囲気の女性だが、
カーニバルのために街を訪れた旅行客で、かなりの方向音痴のためすっかり道に迷ってしまっていたのだという。
綾音にいたく感謝されたキミは、予期せぬ人助けに面映い気持ちなどを抱えたりしつつ、引き続きカーニバルへ赴くのだった。
呼子 廉平:なるほど
呼子 廉平:眼鏡と艶のある髪が印象的でほわほわした雰囲気の女性か……
GM:ちょっとオトナな雰囲気のOPやりたくて……
呼子 廉平:オトナ!
呼子 廉平:やってやりましょう
GM:異国情緒あふれる街で眼鏡と艶のある髪が印象的でほわほわした雰囲気の女性とうっかり出会ってしまってください
GM:わ~~い
呼子 廉平:うわーうっかり
GM:ところでこれは無茶振りなんですけども
呼子 廉平:はい!
GM:進行NPCのオペレーターをひとりつけようと思うので、なんか「こういう感じの子がいいな~」というのがあったら
GM:見学室でも大丈夫なのでぜひリクエストしてくださいね
呼子 廉平:あっ了解です。ちょっと考えます!
GM:はい!よろしくお願いします
GM:では、そんな感じで…改めてよろしくお願いします!
呼子 廉平:よろしくお願いします!
GM:それではいつもならここからトレーラーの読み上げに入りますが……
GM:その前に!ちょっと皆さんで相談事をしましょう
GM:PC間の知り合い・知り合いじゃないの相関図を先に整理しておきましょうね。
有島皆人:ほうほう
呼子 廉平:わおわお
黒河内陽咲:すわ!
天生茶一:わーい
GM:今回の舞台は理丹市UGN支部!皆さんそこに所属・在籍しているなかで物語がはじまりますが
GM:GMのイメージとしてはですね
GM:天生くんが地元っ子、黒河内さんが転校してきたばかり
GM:有島さんと呼子さんが出向で所属してる組
GM:みたいな感じでございます この時点で解釈違ってたら教えてください
有島皆人:合ってまーす
呼子 廉平:いけます!
黒河内陽咲:黒河内了解!
天生茶一:地元っ子了解!任務で色んな所に出張もします!おまかせあれ
GM:オスオス!
GM:じゃあ矢印どうしようかな あえて「初対面の人ばっか」枠がいると合流が逆にスムーズになるという噂があります
GM:こうしたいとかどういうイメージだとかありますか?
黒河内陽咲:あたし転校したてだしその枠でもいいかもですね あるとしたら、さいっちゃんと同クラだったら?みたいな?
呼子 廉平:有島さんとは面識があると自然というか話しやすいかもしれないなと思いました
有島皆人:大人同士ね
呼子 廉平:そうそう
GM:大人同士・未成年同士は知り合いでもよさげですね
天生茶一:じゃあ黒っちとは知り合っときましょうか
黒河内陽咲:イェ~イ
天生茶一:イェイイェイ
黒河内陽咲:シクヨロ!
天生茶一:ウェーイ
有島皆人:あとは教官として天生さんを多少知り合ったことがあるか黒河内さんを多少知り合ったことがあるか、くらいかな 線を作るなら
黒河内陽咲:ああ~よいかもですね おとなに目をつけられがちだし
有島皆人:じゃあ黒河内さんをちょっと知ってるくらいにしておきますか
GM:天生くんもそれでよい?
黒河内陽咲:やったゼ~
有島皆人:覚醒したての時に、ちょっと話して、元気でよろしい、頑張ってね……てなったくらいで
天生茶一:あ、こっち初対面かな?じゃあこっちは達成値型に驕ってC値低下を見てヒェーとするプランでいきます
黒河内陽咲:承知!
GM:なんとなく顔知ってるけど話したことないとかでもいいしね
GM:天生くん-有島さんラインは
天生茶一:そんな感じで! 有島センセ、チルドレンへの教導だしね
有島皆人:判定見えてるプラン
天生茶一:実はチルドレンではないので授業取ってない先生ぐらいで覚えておきます
呼子 廉平:こっちもなんか
呼子 廉平:在籍してるデータくらいは知っててもいいかも?
呼子 廉平:未成年おふたり
GM:いいと思いますよ!呼子さんそういう情報詳しそう
天生茶一:そんなに目立っちゃいます?照れんね~
天生茶一:良いと思います!
黒河内陽咲:アタシよりアタシの作品を感じてくれよな
呼子 廉平:直で知り合いではないけど見たらわかるわーくらいがやりやすそう
黒河内陽咲:オッケ~です!
天生茶一:黒ッチとポーズ決めよ
GM:は~い! ではそんな感じで…合流シーン時にはよろしくね
呼子 廉平:はあい!
天生茶一:はーい
黒河内陽咲:りょ!
有島皆人:了解でーす
GM:では皆さまの関係性も決まったところで、改めてトレーラーを皆で見て「うおおやるぞ」という気分になり
GM:セッションを本格開始していきましょう
トレーラー
昨日と同じ今日、今日と同じ明日。
このままの日々が、ずっと続くと思っていた。
某県理丹(りたん)市。
異国情緒溢れる街並みが魅力の港町。
イタリア某市と姉妹都市を提携しており、夏の終わりには盛大な仮面舞踏会(カーニバル)が開催される。
その裏側では、UGNとFHセルの抗争が日夜繰り広げられていた。
渦中、UGNの保護下に入り、更生プログラムを受けるFHチルドレンが二人。
カーニバルでの警邏任務をもって、彼女らのプログラムはひとまず終了するはずだった。
だが──
誰も彼もが素顔を隠したこの宴の中で。
今もまた、知らないあなたを知っていく。
ダブルクロス The 3rd Edition 『踊ろうよデビル、仮面舞踏会(カーニバル)で』
ダブルクロス──それは裏切りを意味する言葉。
GM:うおおやるぞ!よろしくお願いします~!
天生茶一:よろしくお願いします~!
黒河内陽咲:ウオオ!よろしくお願いします!
呼子 廉平:よろしくお願いします!
有島皆人:よろしくお願いします!
◆Opening◆天生茶一
GM:まずは天生くんのOPから。
GM:侵蝕率を上げて登場してね
天生茶一:天生茶一の侵蝕率を1d10(→ 9)増加 (42 → 51)
天生茶一:ぎゃー
GM:あややや
GM:ではこのシーンは シナリオロイスの望岡ひよりと交流を深めつつ、彼女がやってる仕事の話とか聞いて
GM:カーニバルか~ふ~ん俺もついていっちゃおうかな~ってしてもらう感じのシーンです。
天生茶一:は~い しっぽを振ってついていきます
GM:なんか…望岡ひよりがモブキャラに絡まれてるところを目撃するか 話してると絡まれるか…なんかそういうのあると良いなと思ったんですけど
GM:どうしましょうね 最初に目撃します?
天生茶一:あ、そうですね。目撃したいです。
天生茶一:ヘラヘラと割り込もう
GM:はあい~ じゃああれかな…天生くんが戦闘任務帰りで
GM:先輩に会いに行ったら…更生プログラム受講してる悪ガキがちょっかいかけてたぞみたいなやつ
天生茶一:了解!
GM:導入していこう ではそのような感じで!
GM:某県理丹市。異国情緒溢れる街並みが魅力の港町。
GM:その裏側では、UGNとFHの戦闘セル《スコア》との抗争が日夜繰り広げられていた。
GM:あくる夏の夕方。フェリーの運航会社をカヴァーにしている、理丹市UGN支部にて。
少年:「もっちー先輩さ~、ほんとに俺らの面倒見ようと思ってるの?」 と、そんな風に、少年たちが一人の少女を囲っている。
天生茶一:「……おー?」ワイヤレスのイヤホンを耳から外す。
天生茶一:防弾ケースをつけたスマホで教育番組を見ようとしていた。
少年:「俺ら正規人員のやつらに何て言われてるか知ってる? こないだまで殺し合ってたやつらと顔見合わせてられるか、とかさー」「普通に面と向かって言われるよな」
少年:「もっちー先輩さー、守ってくれんの~?」
望岡ひより:「…もちろんだよ!」小柄で長いツインテールが印象的な少女が、珍しく大きめな声を発する。
望岡ひより:「綺麗事だって言われるのは分かってる。でも私、ちゃんと皆の事を認めてもらいたいの」
望岡ひより:「だから…」
少年:「マジ? じゃあ今から食堂行くからさ、一緒についてきてくれる?」
望岡ひより:「ん?…う、うん」
少年:「やった~」少年たちは望岡ひよりを囲ってヤイヤイと盛り上がっている。
少年:「行こ行こ。もっちー先輩さ、休みの日なにしてるの?」「俺も聞きたい~」
天生茶一:「俺も聞きたい~」少し離れた場所から声をかける。
望岡ひより:「え? あれ、真面目な話じゃ…」
望岡ひより:「…あっ」振り返る。「天生くん」
天生茶一:クリーム色のパーカーと、膝のすり減ったジーンズ。
天生茶一:フードを下ろすと赤茶けた髪があらわになる。
天生茶一:「チッス!センパイ、人気じゃないスか」その姿を視認して、相好を崩す。
少年:「ゲッ」「天生茶一……」 少年たちが分かりやすく気圧されたような顔をする。
天生茶一:「これからメシッスか?」
天生茶一:「おうおう、アモーさんだぜ。なんだよ、そんな歓迎すんなよ」
天生茶一:少年たちに肩を汲みに行く
天生茶一:「同じファン…だろ?」
天生茶一:親指で自分を示す。フレンドリー。
少年:「ファッ……」肩を組まれた少年が明らかに怖じ気ついている。「…そ、そうスね!天生さんも一緒に行きます!?」
天生茶一:「お、いいじゃんいいじゃん。食堂のテレビ、大画面だもんな」
天生茶一:「ちなみにさっきの話。面と向かって言ったやつ、だーれ?」
天生茶一:「俺がなんとかしてやろっか?」
天生茶一:笑顔。
少年:「ヒッ…」
天生茶一:「ん~?どした?」
少年:「や…やめろってもう!」別の少年が、肩を組まれたそいつを引く。「ろくなことになんねえから!」
天生茶一:「おっと」肩を離す。
少年:「す、すいませんお邪魔しました!もっちー先輩また!お疲れっした!」そのままドタバタと去って行く。
GM:支部の廊下に、キミと望岡ひよりが取り残される。
天生茶一:「お?おー……」去っていくのを手を振りつつ見送る。
望岡ひより:「わ………」ぽかんとその様子を見ている。
望岡ひより:「………もう」頬を膨らませる。「天生くん~~」
天生茶一:「あれ……悩み相談は……?」ぽかんとしている。
天生茶一:「な、なんスかセンパイ」
望岡ひより:「なんすか、じゃないよ! またみんなのこと怖がらせて!」
天生茶一:「そんな膨れると可愛いッスよ」
天生茶一:「えー!?」
天生茶一:「怖がらせてないッス!ほら!笑顔!」
天生茶一:餌を目の前にした狼のような笑みを浮かべる
望岡ひより:「かわいっ……変なこと言ってごまかそうとしないの!」長いツインテールがふわふわ揺れる。
望岡ひより:「もー!餌を目の前にした狼みたいな笑顔だよそんなの!」
天生茶一:揺れるツインテを本能で目で追う
天生茶一:「えー。腹は減ってますけどね」
天生茶一:「で、でもちゃんと歩みよったッスよ」
天生茶一:「ほら、元FHってことでいじられてんスよね?じゃあ俺がそばにいればカンペキ~、みたいな?」
天生茶一:「理論ス」
望岡ひより:「…ほんと~?」
望岡ひより:「なんかもっと…悪いこと考えてたりしない?」悪い事が具体的に思いつかなかった。
天生茶一:ドヤ、と胸を張る。
天生茶一:「悪いことの具体例思いつかなそうスね。望岡センパイのそゆとこ良いと思います」
望岡ひより:「誤魔化さないでってば~!」
望岡ひより:「もう、ほんとに…。ほんとのほんとに、どうにかしたいなって思ってるんだよ」
望岡ひより:少年たちが駆けていった廊下の先を見やる。「この支部の人が、FHに居た子達を、あんまりよく思えない風潮があるの…」
天生茶一:「そうなんスか?」
望岡ひより:「うん。みんな戦うことばっかりで、更生プログラムなんて他の場所に任せておけばいいんだ~…って…」
天生茶一:「あー。アイツら、ノーキンっスからね」
望岡ひより:「わ、悪く言うのはよくないよ」あわあわする。
天生茶一:「俺も戦闘に関しては天才ですけど、ソレ以外はてんでダメなんで」
天生茶一:「望岡センパイがそーゆうとこ気にできるの、すごいと思いますよ」
望岡ひより:「………」
天生茶一:ヘラヘラ笑う。
天生茶一:「結構良いこと言ってません?俺」
望岡ひより:黙り、むむ、と唇を食む。
望岡ひより:「え、えっと……」
望岡ひより:「もう、天生くんはいつも調子いいんだから…」
天生茶一:「あれぇ~……?なんか仕方ないなぁ、って感じになってません?」
天生茶一:「ま、ともかくFHのアイツラですよね。なんか案あるんスか?」
望岡ひより:「ち、ちがうよ…!」 上からくる視線から逃げるように目を背ける。
望岡ひより:「あ、うん、あるの!」
天生茶一:上半身の体幹だけで姿勢変えて目を合わせようとしている
天生茶一:「あるんだ」びっくり
望岡ひより:その言葉を聞いてパッと目を合わせる。
望岡ひより:「はっ」
望岡ひより:「ば、ばかにした…?」
天生茶一:「え?いえぜんぜん!」
天生茶一:「俺はフツーにその辺の評価の改善とかわかんねーんで、すげーなーと」
天生茶一:「褒めて……?称えて……?ます」
望岡ひより:「……、んん~~」 ほんとにそう思ってるのかな~という顔で首を傾げる。
天生茶一:瞼がフラットな通常通りの目。
望岡ひより:「えっと、ともかく!」
天生茶一:「ス」相槌
望岡ひより:「あのね、いま、プログラムが一番順調な子が、ふたりいて。亜璃須ちゃんと芽衣子さん」
望岡ひより:「今度そのふたりに、リタン・カーニバルでパトロールの任務についてもらおうと思ってるの」
GM:リタン・カーニバルは、理丹市で毎年開催されている有名な仮面舞踏会です。観光客も多く来て賑やかになる。
天生茶一:「へぇ~」頷く
天生茶一:「カーニバルってあれッスよね。今度の人の多い……お祭り」
天生茶一:両手をわやわやする。
望岡ひより:「ふふ、そうだよ。天生くんは外に出てる事も多いからあんまりわかんないかなあ」
天生茶一:「任務先で神輿とか担いでるのはみますよー。人多いと任務増えますしね」
天生茶一:「お祭り男と呼んでください」
望岡ひより:「お祭り…」天生くんを見上げてぱちぱちと瞬き。
望岡ひより:「あ、でね、そこで初めて、ふたりには支部の外で自由にしてもらって」
望岡ひより:「そこで脱走するんじゃないかとか、言う人もいるんだけど…。でも、絶対大丈夫なんだよ」
望岡ひより:「あのふたりなら絶対に、ちゃんと仕事を務めてくれるはず!」
天生茶一:「おー」
天生茶一:「センパイがそーいうってことは自信ありそーですね」
天生茶一:「その……アリスちゃんとメーコちゃん?でしたっけ」
天生茶一:「強ぇーんですか?」
望岡ひより:「えっ…、強いとか、そういうことじゃないよ!」
天生茶一:「違うんスか」
天生茶一:「まぁ、警備なら支部のやつらがやるより向いてそーですね」
天生茶一:自分を含む。
望岡ひより:「ふふ」にこにこ笑う。
望岡ひより:「良い事をしようって、普通に…、日常を守ろうって」
望岡ひより:「そういう風に思ってくれてるはずって、それだけのことだよ」
望岡ひより:「ふたりを信じてるの」
天生茶一:「……………なるほど」
天生茶一:うんうん、と頷く。
天生茶一:「それいいスね、UGNぽくて」
天生茶一:「とゆーか……人間ぽくて?」人外みたいな発言。
望岡ひより:「え? そうかな。思ってる事言っただけだけど」はにかむ。
望岡ひより:「だったら嬉しいや。……あ」
天生茶一:「ス?」どうしました?の意味
望岡ひより:「天生くんはカーニバルの日、どうするか決まってる?また外で任務?」
天生茶一:「任務は無かったッスね。フリーです」
望岡ひより:「ほんと? 正規人員からもね、パトロールの人員を集めてるはずだから…」
天生茶一:「おー」
望岡ひより:「ふふ。天生くんも、たまには先輩の前で仕事をしてもいいんだからね」
天生茶一:「えー!いいんスか」
天生茶一:「ちゃんとやったら褒めてもらえます?」
望岡ひより:「あっ、乗り気なの? お休みしてもいいのに……」
望岡ひより:自分で言っておいてあわあわする。「…褒めるだけでいいの?」
天生茶一:「教育番組の録画消化しようとは思ってました」
天生茶一:「てか、褒める以外になんかくれるんスか?仕事なのに?」
天生茶一:首を傾げる。
望岡ひより:「えっと…」こっちも首を傾げる。
望岡ひより:「食券とか…?」
天生茶一:「考えてなかったんスね」角度が合う
望岡ひより:「ふふ」
望岡ひより:「天生くん、いっこ言い忘れてた」
天生茶一:「なんでス?」
望岡ひより:「任務おつかれさま。おかえりなさい」
天生茶一:「!」
天生茶一:先程の、意識して笑おうとするコミュニケーションの笑顔ではなく、自然と口角を上げた笑み。
天生茶一:「ッス!ただいまセンパイ!」
天生茶一:結局。
天生茶一:お休みを返上するとセンパイが気にする(気にするのだ)ということで、行けたら行きますと言う形で話がまとまる。
天生茶一:パン太くん(※パンのマスコット)も生地と人間は休ませるのが重要だと言っていた。
天生茶一:支部のある町だし、敵がいるならともかく、パトロールで役に立てるとも思わないし。
天生茶一:「まー、センパイが言うなら大丈夫でしょ。二人も居るし」
天生茶一:休憩室の大画面で平日夕方の放送を見つつ。
天生茶一:その背後で、小さく更生プログラムの是非についての会話を聞いた。
天生茶一:曰く、カーニバルとか……元FHとか……あと忘れた。
天生茶一:ともかく、センパイの言ってた通り、なんとなく周りからは信じられてない様子。
天生茶一:「んー……でもセンパイが大丈夫って言ってたしなぁ……」
天生茶一:「でも、センパイも結構騙されやすいんだよな……」
天生茶一:「うーんうーん」
天生茶一:スマホにつけた水笛のキーホルダーをピョロロロと吹いて
天生茶一:「よし」
天生茶一:「行けるし、行くか」
天生茶一:リモコンを所定の位置に放り投げて用務員さんにしこたま怒られた。
GM:物はきちんと扱おう!
GM:シーン終了です。シナリオロイスの望岡ひよりにロイスを取ってね
GM:推奨感情は尽力/不安です
天生茶一:では「望岡ひより ○P尽力/N不安」で推奨のとおりに!力を尽くす!
GM:ありがとうございます! 力を尽くしてあげてね!
◆Opening◆黒河内陽咲
GM:では続いてPC2の黒河内さんのOPです。
GM:黒河内さんは侵蝕率を上げて登場してね
黒河内陽咲:伊藤亜璃須の侵蝕率を1d10(→ 10)増加 (0 → 10)
黒河内陽咲:アッ!
GM:アアッ!
黒河内陽咲:黒河内陽咲の侵蝕率を1d10(→ 5)増加 (42 → 47)
黒河内陽咲:アリスっち!ゆるしてくれ!
GM:しかたね~な~
黒河内陽咲:キャハッ
GM:ではこのシーンではそのアリスっちと交流を深めるシーンになります!
GM:黒河内さん、スプレーアートします?どこでやるのかな
黒河内陽咲:どうしよっかな~
黒河内陽咲:ストリートでパフォーマンスをしているのも一興ですし
黒河内陽咲:最初から喫茶店とかでご一緒しててもいいかも
GM:あ~ じゃあ まだ亜璃須は支部の外に出ちゃダメって言われてるので
GM:マック買ってきてもらって一緒に食べましょう
黒河内陽咲:わかった! かいます 月見を
GM:やった~~ すきやきにしてね
GM:夕方。理丹市UGN支部、会議室。
GM:放課後、キミは伊藤亜璃須に呼ばれ、ここに遊びに来ていた。暇を持て余した亜璃須に遊びに呼ばれたのだった。
伊藤亜璃須:「ひさち~、やっと来た~」にこにこと両手を振ってキミを出迎える。
GM:というわけで伊藤亜璃須はキミの最近できた友達で、派手で可愛い服を好んで着ている甘めギャルな感じの美少女です。
黒河内陽咲:「おっす~」両手に持った『M』が刻まれたデザインの紙袋を会議室の上に置く。
伊藤亜璃須:「やば!Mサイコ~!」
黒河内陽咲:亜璃須に負けず劣らずビビッドな色合いに染まった髪の少女が、ふへ~、と己の肩を叩く。
黒河内陽咲:「オーダー通り、期間限定のヤツね。サラダとポテトどっちする?」
伊藤亜璃須:「そうそ!広告で見てちょー食べたかったのやばい」
伊藤亜璃須:「サラダにしま~す」
伊藤亜璃須:ぴょんっと飛ぶようにして紙袋に寄り、中を覗き込んでいる。
黒河内陽咲:「ふはは。イイ子ちゃんめ」ごくりと噛んでいたガムを飲み込んでポテトをつまむ。
黒河内陽咲:「アリス、今日はもういーの?」
黒河内陽咲:「なんだっけ……あの」
黒河内陽咲:「更生? なんとか」
伊藤亜璃須:「こーせーぷろぐらーむ」ジュースのストローを加えながら相槌を打つ。
伊藤亜璃須:「うん!亜璃須ね、こう見えてちょ~成績良いからって褒められてんだよ」
黒河内陽咲:「あ~。あんた、ツラと上司ウケはマジウマだもんね」
黒河内陽咲:「……うん。この月見のように」もしゃもしゃ。
伊藤亜璃須:「ウケる~、褒めてんのそれ」 にこにこしている。ぱさぱさしたサラダにフォークを差し。
伊藤亜璃須:「でもそのおかげでね、亜璃須、今度のカーニバルで任務つくことになったから」
黒河内陽咲:「褒めてっし。アタシだったらあぁん!?ってなる自信あるもんな。ゼッタイ」
黒河内陽咲:「あぁ~。例の?」
伊藤亜璃須:「例の例の」頷く。「ひさち知らない系?行ったことない?」
黒河内陽咲:「最近テンコーしたばかりだからな~、アタシ」
黒河内陽咲:「でもでも! ケッコ~気に入ってるんだ。この街。国際色豊かっつーかさ……日本ぽくないかんじとか」
黒河内陽咲:「そのお祭りもね。行こっかな~って思ってた」
伊藤亜璃須:「えっほんと?じゃあひさちも一緒にパトロールくる?なんか募集出てるらしいよ」
伊藤亜璃須:「亜璃須だけ仕事とかやだし~。一緒来てよ~」
黒河内陽咲:「えぇ~?」嫌そうな顔!
黒河内陽咲:「アンタと一緒ってことは……仕事じゃん?」
黒河内陽咲:「純粋にカーニバルを……楽しめないじゃん?」
伊藤亜璃須:「そんなこと言わないで!あのね、聞いて」
黒河内陽咲:「うかがいましょう」
伊藤亜璃須:「亜璃須、これがUGNに来てからはじめての任務で、はじめて自由に外歩いていいよって言われてんの」
黒河内陽咲:「ぐ…」
伊藤亜璃須:「これさ、超大事じゃん? 亜璃須、ほんとに、ちゃんと生きようっていま思ってるの」
黒河内陽咲:「ぐぅ……!」
伊藤亜璃須:「そりゃ仕事で、純粋にカーニバルを楽しめないかもしれない…けど、さ!」
伊藤亜璃須:「UGNの先輩として~!亜璃須はひさちにいてもらって、ひさちに見守ってもらいたいわけ~!」
黒河内陽咲:「………」
黒河内陽咲:「そこまで言われちゃ……廃るか」
黒河内陽咲:「オンナが」鼻の下を指で擦る。
伊藤亜璃須:「話わかりすぎさすが~~~」上機嫌そうに拍手する。
伊藤亜璃須:「亜璃須ね~、いまほんとに人生楽しみたいんだよね~」
黒河内陽咲:「あ~ね? アリス、よく言ってるよね、それ」
伊藤亜璃須:「ん、そ~なの」グロスを塗った小さい口でハンバーガーを食べながら言う。
伊藤亜璃須:「それこそひさちから、理丹市じゃないとこの話聞いてたら超思った」
伊藤亜璃須:「いろんなこと知ってんのすごい良いな~って」
黒河内陽咲:「アリスに比べれば、ソーゼツな人生も歩んでないし。アタシんのがモノ知らんと思うけど」
黒河内陽咲:ずるずるとシェイクを啜る。
伊藤亜璃須:「そんなこと言うなしなんですけど!ちゃんと自分の夢あんじゃん、ひさちは」
黒河内陽咲:「……へへ。まあ? 人並みにはありますけどね?」
黒河内陽咲:「いずれはこの理丹市中の街壁を」
黒河内陽咲:「アタシという偉大なアーティストの足跡を残す栄誉を与えてみせることも目下検討中なくらいには、ありますけど?」
伊藤亜璃須:「いきなり言うこと長いんだよな~~」にこにこしながらウケる。
黒河内陽咲:「クソ! あんたといると饒舌になっちまう」
伊藤亜璃須:「人のせいにすんなし~」
伊藤亜璃須:「じゃ、ひさちがその超すごいアーティストになった時にはね~」
伊藤亜璃須:「亜璃須は……」
伊藤亜璃須:ん~~、と言いながら、会議室の机の下でぷらぷら足を揺らす。
黒河内陽咲:最後に残ったハンバーガーを口に詰め込んで、ゴチ、と手を合わせ。
黒河内陽咲:「ま」
伊藤亜璃須:「ん~~?」
黒河内陽咲:「その場しのぎの言葉じゃなく、あんたがそれぐらい、悩んで真剣に考えてるってことはわかりました」
黒河内陽咲:「アタシは、昔のアリスに興味なんか……結構あるけど」
伊藤亜璃須:「あるんかい」 言って笑う。
黒河内陽咲:「でも、今のあんたしか知らね~から」
黒河内陽咲:「今のあんたに相応しい夢……それもこのひさち様に並ぶくらいのデッケ~夢の手がかりを見つける手伝いくらいは」
黒河内陽咲:「してあげてもいーよ」
黒河内陽咲:にっ、と笑って。
伊藤亜璃須:「……、……かっこいいんですけど~」
伊藤亜璃須:嬉しそうに微笑む。
黒河内陽咲:「ハッハッハ! ホレんなよ」
伊藤亜璃須:「あ、亜璃須ね~、金持ちのイケメンと結婚したいからその辺はだいじょうぶ」
黒河内陽咲:「ゼータク言いやがってよ~!」
黒河内陽咲:「ぜったいロクなやつじゃねーよ! 金持ちのイケメンなんて!」
黒河内陽咲:「ラーメンにスシ乗せたメシが美味いか!? アン!?」
伊藤亜璃須:「何言ってんのかわかんな~」
伊藤亜璃須:「とりまカーニバルね!約束約束~」
黒河内陽咲:「しょうがねえな~」
伊藤亜璃須:ネイルで彩られた小指を差し出してくる。
黒河内陽咲:してやられた感が無くはないが。表情を崩して。
黒河内陽咲:小指と小指を繋ぐ。
黒河内陽咲:「ま、アンタと一緒なら」
黒河内陽咲:「タイクツはしなそーだし。いっか」
伊藤亜璃須:「えへへ」
伊藤亜璃須:「タイクツさせないであげる」
黒河内陽咲:「………」
黒河内陽咲:「アリス、あんた……」
伊藤亜璃須:「なん?」
黒河内陽咲:「す、素でやってんのか……?」
黒河内陽咲:「あんま男子とかにやんじゃねーぞ!」
黒河内陽咲:「勘違いさせ魔め」
伊藤亜璃須:「えー、なにマジ照れてんだよ~」
黒河内陽咲:「照れてねえし!」
黒河内陽咲:ぎゃあぎゃあ暴れながら。
黒河内陽咲:「じゃ、……当日のパトロール。イリーガル枠で申請、出してくっから」逃げるように扉へ向かって。
伊藤亜璃須:「ひさち~!」ぱちぱちと拍手が追いかける。
黒河内陽咲:「ええい、やめいやめい」こそばゆそうに肩をすくめて。
黒河内陽咲:「そだ」
伊藤亜璃須:「超好きマジ持つべき友はひさち……ん?」
伊藤亜璃須:「どした」
黒河内陽咲:「……へへ。怒られたらやめっけど。あんたの分も、デコっちゃろうかなって」
黒河内陽咲:「警備するにも、やっぱ必要かもっしょ」
黒河内陽咲:「マイ仮面!」
伊藤亜璃須:「……やっば」
伊藤亜璃須:「ちょ~~楽しみになっちゃったんですけど~!」
黒河内陽咲:気だるそうに断りを入れていた様子とは打って変わり。好奇心を抑えられない年頃の少女のように嬉々として。
伊藤亜璃須:出迎えた時のように両手をあげて、無邪気に喜んでいる。
黒河内陽咲:「任せとき」
黒河内陽咲:「アタシの数少ない。ダチの出所の選別祝いさ」
伊藤亜璃須:「マジ言葉選べし!」
GM:シーンを終了します。
GM:シナリオロイスの伊藤亜璃須にロイスを取ってね 推奨感情は友情/恐怖です
黒河内陽咲:なるほどね。
黒河内陽咲:伊藤亜璃須 P○マブ/N恐怖 こう取得するぜ。
GM:うひゃ~~嬉しい ありがとうございます~!
黒河内陽咲:いいってことよ
◆Opening◆有島皆人
GM:では続いてPC3の有島さんのOP!
GM:侵蝕率を上げて登場してね
有島皆人:有島 皆人の侵蝕率を1d10(→ 10)増加 (32 → 42)
GM:み みんな
有島皆人:若いモンにはまけんぞ~
GM:どうしたんだ 祭りがそうさせるのか?
GM:とはいえこのシーンはシナリオロイスの袴田芽衣子と交流してもらうシーンになりますよ
GM:先程と同様、支部で話すのがいいかな~と思い
GM:なんか…訓練所的な遊戯室的なところに一人でいる袴田を見つけてもらうとかかな…?と考えてたんですが
GM:他にこういうのがいいぜとかありますか?
有島皆人:いや、大丈夫です。訓練所的な遊戯室に赴きます
GM:かしこまりました! よろしくお願いいたします
GM:夜。理丹市UGN支部。遊戯室。
GM:正規の支部員たちが歓談を交わすなかで、周囲から距離を置かれるようにして、少女がひとり過ごしていた。
GM:袴田芽衣子だ。周囲の様子などどこ吹く風といった調子で、淡々とバスケットゴールに向けてボールを投げ入れていた。
袴田芽衣子:特に上手いわけでもないフォームで投げ入れる。ぽうんと上がったボールがゴールに当たり、跳ねる。
袴田芽衣子:「……」
袴田芽衣子:む、と眉を寄せる。ボールがこちらに転がるのを待つ。
有島皆人:……廊下を進む規則正しい足取りに、羽織の裾が翻って続くさまは、やや時代錯誤である。
有島皆人:だが、彼、有島皆人にとっては、これが日常だ。柄や素材を変えつつも、彼の仕事着はおよそ年中、洋装に膝丈の長羽織という出で立ちである。
有島皆人:その理由は単に和装が趣味に合うというのもあるが、どちらかといえば本懐は、遠目からでも彼が有島皆人であると分かってもらうこと。
有島皆人:特に対人認知の問題を抱えた……有り体に言えば極度に人慣れしていない子どもに、きちんと『教官』と覚えてもらうためには、そういった表象的な特徴は有用である。
有島皆人:『教官は羽織の人』という認識の入り口があった方が良いと気付いて以来、有島皆人教官は年中『羽織の人』であろうと心がけていた。
有島皆人:……そんないつもの出で立ちのまま、足取りは遊戯室へ。さっと辺りを一瞥し、目当ての顔を見つける。
有島皆人:失礼、と支部員へ声をかけ、彼女の元へ。
有島皆人:「袴田さん」 低いがよく通る声で、その名を呼ぶ
GM:あ、とキミの顔を見た支部員がぽかんと口を開ける。室内に入った途端、キミはどことなく視線を浴びる。
袴田芽衣子:「………」
袴田芽衣子:眉を寄せ、ムスッとする。
有島皆人:バスケットゴールを見上げ 「調子は?」
袴田芽衣子:返事をせず、転がって来たボールをまた投げる。
袴田芽衣子:放物線。フレームに当たり、跳ねる。
袴田芽衣子:「……チッ」舌打ち。
有島皆人:「元気はあるようだ」
GM:袴田芽衣子は始終このような雰囲気の、高校を卒業したかどうかくらいの年齢の女の子です。
袴田芽衣子:「…うざいんだけど」そこでようやくキミを見る。
有島皆人:あまり距離を詰めはせず、浅く腕を組む。
袴田芽衣子:「何?」
有島皆人:「用が終わったらすぐ帰ろう」
有島皆人:「まずは袴田さんが何をしているか知りたい」
袴田芽衣子:「は」
袴田芽衣子:「……」 訝しげに睨む。「何してると思うの」
有島皆人:「そうだな。先生だったら……」
有島皆人:袴田さんが持っているのとは別のボールを手に取る 「何か……ルールを決める」
有島皆人:「あまりバスケットボールは得意じゃないから、そうだな。入ったらご褒美だ」
袴田芽衣子:「……」怪訝そうな顔で横顔を見ている。
有島皆人:ゴールを見て 「入ったら、今夜は……行きつけのお店で、いつもより高いメニューを」
有島皆人:「頼む」 投げる。ボールは放物線を描き……
有島皆人:丸いフレームに跳ねて、落ちる 「……おお……」
有島皆人:袴田さんの方を見て 「今日も寂しい夕飯だ」
袴田芽衣子:「……アホくさ…」はあ、と溜息。
有島皆人:「そうだな。袴田さんは多分……そこまでは考えていなかっただろう」
有島皆人:「なんとなく、投げていた。ゴール目掛けて」
袴田芽衣子:「…喧嘩売ってんの?」
有島皆人:「売っていない。何をしていると思うかと聞かれたから、答えたんだ」
有島皆人:「ルールを決めて投げるのがアホくさいなら、決めてないんじゃないか?」
袴田芽衣子:「…その揚げ足取ってくる話し方、普通にマジでウザいんだけど」
有島皆人:「すまない」 謝る 「でも別に、ルールを決めないのが悪いのではなく……」
有島皆人:「……」 言いかけて、止める 「墓穴のようだ。本題に入ろうか」
袴田芽衣子:「いいよ、もう」呆れている。「なに。私の様子見て来いって、誰かに言われでもしたわけ?」
有島皆人:「それは違う。誰かに言われるでもなく、袴田さんのことは気にかけている」
袴田芽衣子:「うっざ…」ボールを放る。がつん、とバックボードに当たる。
袴田芽衣子:「じゃ何?」
有島皆人:「今度の警邏任務について……袴田さんが就くことになっているが」
有島皆人:「それの準備なんかはどれくらい進んでいるか、聞きたいと思っていた」
袴田芽衣子:ぴく、と眉根を寄せる。
袴田芽衣子:「それ、さあ」
有島皆人:「君がUGN側に来て初めての任務になるだろう。不安があったりは……」
有島皆人:「うむ?」
袴田芽衣子:「逆に、あんたに聞きたいんだけど」
有島皆人:「うむ」
袴田芽衣子:「私が本当に、普通に素直に任務するとでも思ってる?」
有島皆人:「先生は、任務を受けた以上は、任務に沿ってくれると思っている」
有島皆人:「……しないのか?」
袴田芽衣子:「はっ」
袴田芽衣子:「あっさり脱走して《スコア》に戻るかも。それならマシで、急にキレて民間人襲ったりとかするかも」
有島皆人:「そんなことをしてはいけない」
袴田芽衣子:「うっさいな…、そういうことするかどうか考えないのって言ってんの」
有島皆人:「ふむ……」 バスケットボールを再び手にし、ゴールを見上げる
袴田芽衣子:ダン、ダンと、手持ち無沙汰そうに床にボールを投げてドリブルを試みる。
有島皆人:「そうだな。考える」
袴田芽衣子:そこまで上手じゃない。数回だけ続く。
袴田芽衣子:「やっぱ考えんじゃん」
有島皆人:「袴田さんがそれ以上に悪いことをするのではないか。先生も、今回のイベントと警邏任務については、ざっと把握している」
有島皆人:「そこに袴田さんの能力が合わさり……悪いことをしようとすれば、どれほどのことができるのか……」
有島皆人:「考えないと言えば嘘だな」
袴田芽衣子:「あっそ」
袴田芽衣子:「じゃ、あの望岡ひよりよりマシだね」
有島皆人:「望岡さん?」
袴田芽衣子:「あっちはマジで私らがそんなことするわけないって思いこんでるお花畑だから…」
有島皆人:「ふむ……」
有島皆人:ドン、ドン、とおぼつかない手付きでボールをドリブルする。が、両手を使っているので反則だ
袴田芽衣子:おぼつかない手つきが気に入らないのか嫌そうに見ている。
有島皆人:「……先生は、そういうことを考えているが」
有島皆人:「それでも袴田さんが、そういうことをせず、任務を頑張ってくれる、とも思っている」
有島皆人:「そして、そちらの思いの方が強い」
袴田芽衣子:「お人好し」
袴田芽衣子:「どいつもこいつも…」
有島皆人:(人が好いというのは、褒め言葉だと思うんだよな、先生は)
袴田芽衣子:ボールを放る。ガコン、とフレームに当たって、強い音が鳴る。
有島皆人:今回は内心で思うだけにしておいた。こういうことを言われると怒る。気難しいお年頃だ。
袴田芽衣子:「……任務は受ける。早く自由になりたいから」
有島皆人:「うむ。そうだな」
袴田芽衣子:「でさ」キミを見上げる。
有島皆人:「うむ?」
袴田芽衣子:「あんたが自分のこと『先生』っていうのがマジでウザい」
有島皆人:ボールをぎゅっと持ったまま袴田さんを見る。講習の最中と同じような、あまり変化のない表情。
袴田芽衣子:「私らをここに入れたの、あんたのくせにさ」
有島皆人:「……うむ」
袴田芽衣子:転がるボールを拾うこともなく、踵を返す。そのまま大股に退室していく。
有島皆人:静かに頷き、その背を見る。言葉はいくらか思い浮かんだが
有島皆人:その背に投げかけるのは結局やめ、そのまま見送る。一緒にいたがらない相手を追いかけるのは、良いことではない。
有島皆人:(ヤマアラシのトゲは、誰かを刺すことで折れることもある……)
有島皆人:袴田さんが退室していくのを見送ると、改めてバスケットゴールに向き直る。
有島皆人:(さっきは……ああ投げて……ああなったのだから……)
有島皆人:堅さの残る手付きで、ボールを放る。いびつな放物線を描き、ボールはするりとゴールに入り、ネットを揺らした。
有島皆人:「うむ……嬉しいな」
有島皆人:(たとえルールなんて決めなくても、なんとなく嬉しいものだな)
有島皆人:(……袴田さんも、そういう風に嬉しくなりたかったんだろうな)
有島皆人:(こういうことを……さっと思いつくように……)
有島皆人:考えながら、もう一度ボールを投げる。今度はゴールのフレームに弾かれ、ぼてぼてと転がり戻ってくる。
有島皆人:「……うむ……」
有島皆人:「難しいな……」
GM:転がるボールが、袴田芽衣子が投げたままになっていたもう一つのボールとぶつかり、ごつんと動きを変えた。
GM:シーンを終了します。シナリオロイスの袴田芽衣子にロイスを取ってね
GM:推奨感情は庇護/隔意だよ
有島皆人:んー
有島皆人:袴田芽衣子/○庇護/無力感 こんな感じにしましょう。
GM:ちょっとほろ苦いわね ありがとうございます~!
◆Opening◆呼子廉平
GM:続いてPC4の呼子さんのOPですよ!
GM:呼子さんは侵蝕率を上げて登場してね
呼子 廉平:呼子 廉平の侵蝕率を1d10(→ 3)増加 (34 → 37)
GM:ようやくの落ち着き
呼子 廉平:ローテンション
GM:ではこのシーンはですね 前までのシーンから時系列を一気に飛ばしまして
GM:カーニバル当日、迷子の女性・荻野綾奈との心温まるやり取りを描くシーンになります
呼子 廉平:心温まります!
GM:ほかほか
GM:進行NPCのオペレーターを用意しているのでそいつと話してもらいながら、荻野綾奈との出会いにカメラを移していきましょう
呼子 廉平:はーい
GM:ではそんな感じで!やっていくぜ
GM:理丹市。
GM:古くから外国人が多く訪れ、異人館街が生まれたことから発展した港町。
GM:街中には海から敷かれた運河が流れ、煉瓦作りの建物が並んでいる。
GM:今日は年に一度のリタン・カーニバルとあって、街は華やかなマントとマスクで仮装した人々で賑わっていた。
GM:色鮮やかに飾り付けられた街並みを背景に、騒がしく美しい光景のなか、キミは往来にいる。
"ひなぎく":「つーわけで呼子さんにはFHエージェント《ウルリカ》の捜索をお願いしたいわけなんですが」早口で畳みかけるような口調。
GM:繋げっぱなしのインカムからオペレーター《ひなぎく》の声がする。彼は割と野暮ったい外見の少年なのだが、コードネームがやたら可愛いのだ。
"ひなぎく":「外見も判明してないのにどうやって探すんだとかは言わないでくださいね。俺も思ってんで」
呼子 廉平:「……怪しい素振りの奴を探せと」ぼそぼそと低い声。
呼子 廉平:街並みの華やかさのなか、そこだけが黒い影のような姿で、なぜか傘を差している。
"ひなぎく":「まあそうなるんですかね。まあ今の時点、一番怪しい素振りつったら呼子さんになっちゃいそうですけどねハハ」
呼子 廉平:「俺だって好きでやってるわけじゃないんだ」鬱陶しげに傘を見上げる。
呼子 廉平:視界には、白い雨のようなものが降り続けている。晴れているというのに。
"ひなぎく":「まあ周りがマントと仮面だらけで言うほど浮いてないですよ。良かったですね」
呼子 廉平:「浮かれた祭りだな……」
"ひなぎく":「そうなんですよマジ浮かれてて。分かりますか呼子さん」
"ひなぎく":「二か月したらハロウィンつって同じようなイベントすんのに人々は能天気に楽しんじゃってるわけですよ」
呼子 廉平:「その後はクリスマスだな」
呼子 廉平:「定期的に発散したがるんだろ。どうでもいいが……」
"ひなぎく":「どいつもこいつもすぐイベントに飛びついて宗教上の理由なんか知ったこっちゃねえって顔で浮かれた格好して」
"ひなぎく":「あーやだやだ。俺ほんとこういうの嫌いなんですよね」
呼子 廉平:「俺は任務中ずっとその手の愚痴を聞く羽目になるのか?」
呼子 廉平:とんとん、と靴の踵で石畳を叩く。
呼子 廉平:「ナビゲートを頼む。それだけだ」
"ひなぎく":「ちぇっつまんないですね。いいですよ。とりあえず《ウルリカ》の情報が全然来てないんで」
"ひなぎく":「泥臭く街の中を動きまわってもらって……」
呼子 廉平:「なるほどな」
GM:そう話しているところに。
GM:後ろからキミに向かって突き進んでくる気配。
GM:それに特に君が気付かないならば、そのままどすんとぶつかる。
呼子 廉平:《地獄耳》が発動をしたのだが……生憎、傘を差していた。
呼子 廉平:一瞬遅く、ぶつかられてしまう。
荻野綾音:「ひゃあっ」 背中の真ん中あたりから、柔らかい女性の声。
荻野綾音:「ごっごめんなさいごめんなさい」
呼子 廉平:「……と」傘を持ち上げて振り向く。
呼子 廉平:「いや。突っ立っていた方が悪い」道を避ける。
荻野綾音:すらりと細身で、女性らしい印象を受ける服装。丸眼鏡をかけたショートヘアの女性だ。
荻野綾音:「あっ、ありがとうございます。いえ、あの」手に配布されている観光マップを持っている。
荻野綾音:「私も…地図を見てて、ちゃんと前を見ていなくって……」
呼子 廉平:「…………」無愛想な顔で、その声を聞いている。
荻野綾音:「…、……あの……」
呼子 廉平:「何か」
荻野綾音:「よろしければ…、道を聞いても……、よろしいでしょうか………」
荻野綾音:おずおずと聞いてくる。
呼子 廉平:「道? ああ、まあ」
呼子 廉平:あまりその手の頼まれごとをされたことがないので、少し驚く。
荻野綾音:「良かった」ほっとしたように微笑む。
荻野綾音:「あの、異人館街に行きたくて。そこが一番賑わってて、仮装の人が多いって聞いたんです」
GM:そこが特にロケーションが良いので仮装しながら映える写真を撮れるのだ。場所も含め、それくらいはキミも知っていていい。
呼子 廉平:「ああ、それなら地図のここだろう。方角だと……」
荻野綾音:「はい」マップを見せてくる。
呼子 廉平:目を細める。《地獄耳》白い雨が特に多く降り注いでいる辺り。
呼子 廉平:つまり、人が多くいて、ごちゃごちゃと情報がこんがらがっている辺りだ。
呼子 廉平:「あっちだな」指差す。
荻野綾音:「あっち」頷く。
荻野綾音:「…、……あの……」
呼子 廉平:「……何か?」
荻野綾音:「お恥ずかしいお願いなんですが、よろしければ……」
荻野綾音:「分かりやすいところまで、連れて行ってもらえませんか……」
荻野綾音:消え失せそうな声で言う。「あ、あの、ちがうんです」
荻野綾音:「本当に、私、知らない場所が苦手で。さっきからずうっと、地図を見ながらえんえん、ぐるぐる、回っちゃってて」
呼子 廉平:見ればわかるだろう、と言おうとして、自分の異能を思い出す。この相手には当然見えてはいない。
呼子 廉平:(……まあ、人通りが多いところなら、それだけ奴が紛れている可能性も高いか)
呼子 廉平:「……俺もこの辺りを目指していたので」
呼子 廉平:「ついてきたいなら、別に構わないが」
荻野綾音:「あっ…、でしたら、ぜひついていかせてください!」ぺこりとお辞儀をする。
呼子 廉平:「そうか」傘を差したまま言う。くるりと背を向ける。
呼子 廉平:(……調子が狂うな。どうも。祭りといいこの遭遇といい……)
荻野綾音:「ありがとうございます」嬉しそうな声が追いかける。
呼子 廉平:そのままかつかつと、見えない雨の降る方へと歩き出す。
荻野綾音:華奢なパンプスを履いた足でとことこと追いかける。
荻野綾音:「私、荻野綾音と言います。このお祭りが前から見てみたくて」
呼子 廉平:「…………」早足で歩きかけて、少しだけ速度を落とす。
荻野綾音:「はじめて来たんです。ひとり旅も、楽しいですね」
呼子 廉平:「そうか」一言だけ返す。
荻野綾音:「あの、イタリアにちなんでるから、仮装はマントと仮面が基本って聞いてたのですけど」
荻野綾音:「そういう傘も、仮装としてあるんでしょうか?」
呼子 廉平:「これは……」少し考え。「普段から使っているものだ」
荻野綾音:「まあ、あら、日傘だったんですね。ごめんなさい」
荻野綾音:「お兄さん、すごくお洒落だから」
呼子 廉平:雨傘だが、誤解を解くまでもないか、と放っておく。
荻野綾音:「そういう、仮装なのかなって…、あ、あっ!違うんです!」
荻野綾音:あわあわしている。「本当に、そう思っただけで…、他意はありませんので…」
呼子 廉平:(何が違うんだ……?)
呼子 廉平:先程から慌てている様子が目につく。
荻野綾音:「やだもう、私ったら…」一人で恥じらっている。
呼子 廉平:「お洒落、か。あまり言われたことはないが」
呼子 廉平:「そう思ったなら堂々としていればいいだろう」
呼子 廉平:「悪口でもなし」
荻野綾音:「……、……ふふ」
荻野綾音:「はい。悪口ではありません」
荻野綾音:風に揺れた横髪を耳にかける。繊細なイヤリングが覗く。
呼子 廉平:(……そもそも、道を歩いていて褒められたというのは、久しぶりだな)
呼子 廉平:「お兄さん、というのもなんだか、妙だ」
呼子 廉平:「呼子という」
荻野綾音:「よぶこさん?」
荻野綾音:「呼子さん、呼子さん、呼子さん」
呼子 廉平:「なんで三回呼んだ」
荻野綾音:「あっ、ごめんなさい。覚えたくて…」
荻野綾音:ふふ、と恥ずかしそうに笑う。「呼子さん。はい。四回、呼びました」
GM:そうして歩いていると、だんだん人通りが多く、そして街並みに煉瓦造りの建物が多くなってくる。
GM:すぐそこが目的の異人館街だと、誰の目から見ても明らかだ。
荻野綾音:それを見やり。「あちらですね。まっすぐ行けば良さそう」
呼子 廉平:「そうだな」
荻野綾音:「本当にありがとうございました。呼子さんが困っていることがあれば、私にも、何か手伝わせてくださいね」
呼子 廉平:周囲の建物に、祭りの様子を見る。思ったよりも賑やかで、雰囲気がある。
呼子 廉平:「……別にないが……どうも」
荻野綾音:「お手伝いするの、好きなんです」
呼子 廉平:少し決まり悪くなって、空いた手で帽子をいじる。
呼子 廉平:「俺は別に好きでもないが」
呼子 廉平:「ここに来られたのは悪くはなかった」
呼子 廉平:「あんたも、無事ついて来られたようで何よりだ」
荻野綾音:「うふふ……、私も、なんだか素敵な一日になりそうです」
荻野綾音:微笑み会釈をすると、群衆の中へと向かっていく。「はい。行ってきます」
荻野綾音:「呼子さんも、ぜひ楽しいカーニバルを!」
呼子 廉平:帽子を軽く持ち上げた。
呼子 廉平:「……楽しいカーニバル、で終わればいいんだがな」小さく呟き、顔を引き締める。
GM:そうして、荻野の姿が人込みに紛れきったあたりで、やおらインカムから声が発せられる。
"ひなぎく":「本当にそうですよあーあ呼子さんも結局そういうお祭りをお祭りとして楽しむタイプなんですねまったく…」
呼子 廉平:「……俺が楽しむまでは言っていないが」
"ひなぎく":「なんですか嘘つかないでくださいよ逆ナンじゃないですか今の」
呼子 廉平:「何?」
呼子 廉平:黒眼鏡の奥で瞬き。
"ひなぎく":「そういうの許しませんよ俺は。いいですかぼちぼちUGN支部の警備部隊がやってきますからね」
"ひなぎく":「そっちと合流です仕事です捜索ですFHの。場所を案内しますから…」ナビゲートが続く。
呼子 廉平:「なんでお前に許される必要があるんだ」ぶつぶつ言いながら従う。
呼子 廉平:(別に俺は、たまたま目的地が同じだった相手と少し話したくらいだぞ)
呼子 廉平:(連絡先も知らん、行き先も知らん。……それくらいの方がいい)
呼子 廉平:存外に悪くない会話であった、と思っているのは事実だが。
呼子 廉平:(……それくらいがいいんだ。それ以上は、危うい)
呼子 廉平:カーニバルの街に降り注ぐ白い雨を見つめながら思う。
呼子 廉平:耳元では少年の声が雨音のように、引っ切りなしに聞こえ続けていた。
GM:シーンを終了します。シナリオロイスの荻野綾音にロイスを取ってね
GM:推奨感情は誠意/疎外感です!
呼子 廉平:推奨通り○誠意/疎外感で!
GM:は~い ありがとうございます。ではこのシーンは以上!
◆Middle01◆
GM:では、オープニングはこれで以上!
GM:ここからミドルフェイズに入っていきますよ!
GM:というわけでシーン1。合流シーンです。
GM:シーンプレイヤーは天生くん。でも全員登場してね。
天生茶一:天生茶一の侵蝕率を1d10(→ 2)増加 (51 → 53)
黒河内陽咲:黒河内陽咲の侵蝕率を1d10(→ 7)増加 (47 → 54)
天生茶一:スンッ。
有島皆人:有島 皆人の侵蝕率を1d10(→ 1)増加 (42 → 43)
呼子 廉平:呼子 廉平の侵蝕率を1d10(→ 6)増加 (37 → 43)
黒河内陽咲:ヴ!
有島皆人:スン……
呼子 廉平:上下に分かれた
天生茶一:太鼓の達人みたいなテンポ
GM:ほんとだわかれてる
GM:ではこのシーンでは呼子さんのOPに引き続きまして、皆さんの合流を描写するんですが
GM:その前に、TIPS的な基本情報について、情報収集をやってもらおうと思っています
呼子 廉平:わおわお
黒河内陽咲:ほほう
有島皆人:TIPS
GM:情報収集項目はこちら!
・理丹市UGN支部について 〈情報:UGN〉難易度6
・リタン・カーニバルについて 〈情報:噂話〉〈情報:ウェブ〉〈情報:UGN〉難易度7
GM:ふたつだよ 立候補して判定してみてね
呼子 廉平:じゃあカーニバルの方やりましょうか
黒河内陽咲:オッおまかせしちゃおっかな
有島皆人:負けないぜ 負けないぜ 負けないぜ 理丹市UGN支部について!
天生茶一:あ、そっちはコーチさんがやったほうが良いかも? 技能UGN以外あるし
黒河内陽咲:あ~
天生茶一:と思ったけどまぁ一緒か。大人にお願いしよう
天生茶一:失敗したら子供が行きます
GM:情報収集は今後も発生するから気軽にやってね~
黒河内陽咲:は~い! じゃあお願いしちゃおう!
有島皆人:コネ:UGN幹部を使用します 見ていな、背中を
有島皆人:3dx+2=>6
DoubleCross : (3DX10+2>=6) → 10[4,8,10]+3[3]+2 → 15 → 成功
有島皆人:舐めるように分かった
呼子 廉平:ばっちり
GM:スゴッ
天生茶一:社会人!
黒河内陽咲:デケェ! 背中が
呼子 廉平:じゃあ情報:UGNで、ミーミルの覚書を要人への貸しとして使用!
呼子 廉平:5dx+2=>7
DoubleCross : (5DX10+2>=7) → 10[2,4,7,9,10]+5[5]+2 → 17 → 成功
天生茶一:呼子ンクス…背中が!
GM:ヤバッ
黒河内陽咲:たよりになりすぎ~!
天生茶一:頼れる~
呼子 廉平:えへん
GM:ではバッチリ情報を開示するよ!
有島皆人:ふっ……
天生茶一:傘で背中が見えねぇ~
・理丹市UGN支部について
近隣に存在する戦闘用セル《スコア》との抗争を背景に、実戦能力を重視した人員配置が行われている。
反面、保護育成には弱く、未成年や覚醒したてのオーヴァードを保護した場合は他支部に送るのが通例。
抗争の多さや独自の気風から、FHに対する敵対心も高い。
数か月前から、エージェント・望岡ひよりの発案で元FHの少年少女に更生を促すプロジェクトが発足したものの、
未だ内部からの風当りが強い状況にある。
・リタン・カーニバルについて
理丹市がイタリア某市と姉妹都市提携したのをきっかけに、毎年夏の終わりに開催されているイベント。
豪華な仮面とマントで仮装した参加者達が街を練り歩く光景が有名。
多くの観光客で街が賑わうこと、参加者が顔を隠すという特性からか、通常の犯罪行為のほか
オーヴァードによる小競り合いが起こることも珍しくなく、カーニバル開催中はUGNが常にパトロールを行っている。
FHエージェント《ウルリカ》が潜伏しているという情報があるものの、その居場所は未だ特定できていない。
GM:情報は以上です。本当に基本的な情報なので、みんな知ってる前提で話を進めても大丈夫!
GM:これら内容を頭に入れつつ合流を行っていきましょう
GM:リタン・カーニバルが開催されている、にぎやかな街中。
GM:ランチには少し早い、午前中の時間帯。
GM:一日パトロールを務めることになったキミたちは、指定された集合場所に集まって来ていた。
望岡ひより:タブレットを片手に持ち、小柄ながら頑張ってきょろきょろと辺りを見回している。
望岡ひより:「あ、天生くん~」控えめに手を振る。
天生茶一:「セ~ンパイ~」ぶんぶん
天生茶一:部活に向かう弓道部のように、布にくるまれた細い棒を抱えている
天生茶一:「すみません、おまたせしちゃいました?」
望岡ひより:「ううん、まだ時間前だから、だいじょうぶだよ」
望岡ひより:その細い棒の包みを、はあー、と見ている。「ごめんね、休みの日だったのに…」
天生茶一:「ほんと?焦った~」
天生茶一:「や、や!行けたら行くつったじゃないスか~」
望岡ひより:「行けたら行くで、ほんとに来てくれる人、なかなかいないよ」
天生茶一:「そーなんス?」
天生茶一:「行かない時は行かないって言いますけどね俺」
望岡ひより:ふふふ、と笑う。「天生くんは、はっきりしていて良いよね」
天生茶一:「良いスか!俺、褒められましたよね!」上機嫌に笑う。
天生茶一:「こっからもはっきりしてるんで、任せてください」
天生茶一:「つか、センパイもはえーっスね。目印になるつもりだったんスけど」
天生茶一:身長を超える包みを地面にまっすぐに立ててる
望岡ひより:「はあー、ほんとに目立つよねえ」 一緒にそれを見上げる。
天生茶一:「しょ?」そうでしょう? 「ハチコーとタメ張るつもりで来てます」
望岡ひより:「ふふふ…。アモウコーだね」
天生茶一:「へへ」
天生茶一:「つわけで、今日はよろしくお願いシャす」
天生茶一:ぐ、と頭を下げると包みも連動して傾く
望岡ひより:「わあ、うん、よろしくお願いします」微笑む。
望岡ひより:「あのね、私、今日はリーダー…っていうには、事務局みたいなものなんだけど、そういう立場なの」
天生茶一:その微笑みを満足そうに見る。頷き。
望岡ひより:タブレットに視線を落とす。「あとね、3人、ここ来るはずだから…」
天生茶一:「おー!えらいんスね」
天生茶一:「じゃあ待ってましょーか。どんな人らかな~」
天生茶一:キョロキョロと背伸びして見回す
望岡ひより:「えらくないよ。名前だけ」苦笑する。「知ってるかな。有島さんと、呼子さんと…」
有島皆人:天生くんが見回すと、人波の合間に人影が一つ目につく。
天生茶一:「お?」
有島皆人:堅固な面持ちの男性だ。肩からはデニムブルーの麻の羽織が流れている。
有島皆人:緩やかな歩みで君たちの方に近付き、やがて目が合うと、まっすぐと歩み寄ってくる。
有島皆人:「望岡さん。お疲れ様。待たせたか」
望岡ひより:「あっ」居ずまいを正す。「時間通りです、問題ありません」
天生茶一:「誰さん?」センパイに目線。
望岡ひより:「お疲れ様です……あ、有島さんだよ!」
有島皆人:「うむ」 望岡さんに頷くと、天生さんを見る 「君は天生さんか」
天生茶一:「あ、あー。じゃあ一人目だ。よろしくッス」
天生茶一:「あれ、ご存知ざれてる?」
天生茶一:「ども、天生茶一ッス」
天生茶一:ビシ、と足を揃えて頭を下げるのを同時にやる
有島皆人:「資料に目を通しただけだ。話すのは恐らく初めてだろう。"ナイトセント"、有島皆人」
有島皆人:「望岡さんの手伝いをしている。今日もその一環だ。よろしく」
天生茶一:「あ~。なる」「ほどです」付け足し。
望岡ひより:「そうなんだよ。更生プログラムのことで、いつも意見聞いてもらってて…」
天生茶一:「ウッス。よろしくお願いシャス。……って、あー。なるほど」
望岡ひより:「すごく立派な人なんだよ。天生くん、迷惑かけちゃだめだからね」
天生茶一:「え!迷惑かけると思われてるんスか!? じゃあ気をつけます!」
有島皆人:「あんまり身構えなくて大丈夫だ」 言葉は固いが、身振りはゆったりとしている 「一緒に頑張ろう」
天生茶一:「はーい」「てか、そだ。その格好、アレすよね。FHのやつに授業してるセンセー」
天生茶一:上着を表すようにパーカーをパタパタする
天生茶一:「俺は受けたことねーですけど」
天生茶一:支部の中で見たことある。
有島皆人:「うむ」 同じように軽く羽織を引く
有島皆人:「その通りだ。今日もその縁で知っている子が現場に出るというので、そのおまけとしてな」
望岡ひより:「はい。二人は先に現場に出てもらっているので、あとで様子を見に行こうと思ってて」
天生茶一:「ほぉー」
有島皆人:「見覚えてもらっていて嬉しい。……望岡さん、この班にはあと何人が?」
天生茶一:頑張って礼儀正しくしていたが、目線がジロジロと動く。
望岡ひより:「あ、はい。あと二人です!」きょろきょろとまた周りを見る「呼子さんも目立つから、すぐ分かると思うんですけど」
呼子 廉平:その視界に、黒い傘が入る。すぐに近付いてくる。
有島皆人:「呼子さんか。ならすぐ分かりそうだ」 天生さんの視線に気付き、気になるのかな? と勝手に思い、羽織の裏側を見せる
呼子 廉平:「……ここか。呼子だ。時間は問題ないか?」
天生茶一:見せられたので裏地の生地を見てる。特に知識はなのでわからん(新選組?)
呼子 廉平:ぶっきらぼうな口調で、黒ずくめの男が短く声をかけてくる。
天生茶一:「っと、来ましたね」
望岡ひより:「あっ、はい、問題ないです。呼子さん」
有島皆人:「呼子さん」 肩をゆすり、羽織を直す
天生茶一:「ども、天生茶一ッス」ぺこ。
呼子 廉平:「どうも」有島さんには軽く会釈をする。
呼子 廉平:「資料では見た。天生か」
天生茶一:「ッス。天生ス。そこのラインはお知り合いッスか?」
呼子 廉平:「支部の方で幾らか顔を合わせた。任務への同行は今回が初めてだ」
有島皆人:「そうなる。今日はよろしく」
呼子 廉平:「ああ、よろしく頼む」傘は閉じずに喋っている。
天生茶一:「おー。いいスね。初顔よりは合わせやすいし」
天生茶一:「それ、日傘かなんかですか?」
呼子 廉平:「雨傘だな」くるりと手の中で回転させる。
天生茶一:ジロジロと傘を見てる。
天生茶一:「へー」空を見る。手のひらを上に「雨傘スか」
呼子 廉平:「……余計なものが見えるのを防いでいる。それだけだ」
有島皆人:「呼子さんはそういうオーヴァードなんだ」 勝手に補足する
天生茶一:「ほぇー。なんか大変そう。大変そう?まぁなんか納得しました」
天生茶一:「オッケーです」
呼子 廉平:「……まあ、そういうことだ」補足になっていない補足をする。
望岡ひより:タブレットを見ながら、小さく呟く。「あっ、時間……」
天生茶一:「なんすね」
望岡ひより:「陽咲ちゃん、大丈夫かな。迷子になってないといいけど…」
天生茶一:「てか身長たけーっすね今回。もう一人もノッポとかなのかね」
天生茶一:「お?」その名前に聞き覚えを感じつつ、キョロキョロ見回す
黒河内陽咲:では望岡さんの心配そうな呟きの直後、人混みの奥からダッシュで駆けてくる少女。
黒河内陽咲:「ウオ~~ッ! すいません、ギリ!」
黒河内陽咲:笑顔を象った白い仮面で面を伏せた、小柄の少女がはぁはぁ、と息を荒げている。
望岡ひより:「ひゃあ」小さく驚く。
天生茶一:「あぶな」センパイの前に腕を出しておく。
天生茶一:「え、何?」
有島皆人:「……最後の一人だな」
有島皆人:「ギリか?」 望岡さんに聞く
黒河内陽咲:「はあっ、はあっ……き、気合入れて自作してたら家出るの遅れちゃって……」
望岡ひより:「あ、はい、ギリギリ…大丈夫です」
望岡ひより:「ぴったり、時間通り…」
黒河内陽咲:そこできょろきょろと顔を見回して。
天生茶一:「マジかよ。パネーパッション」
有島皆人:「うむ」 頷く。よかった
呼子 廉平:「…………」仮面をじろりと見る。
黒河内陽咲:「み、みんなしてないじゃん! 仮面舞踏会なのに! 仮面を!」
黒河内陽咲:さっと外す。
呼子 廉平:「普段からこうなわけではないんだな」
天生茶一:「だって仮面してたら顔わかんねーし……」
天生茶一:「お?」
天生茶一:顔に見覚えがある
黒河内陽咲:そこでぱちくりと瞬き。知っている顔が何人か居ることに気づく。
黒河内陽咲:「あれ? さいっちゃんと……あ、その和服……覚えがあるぞ。そう……確か……有島さん!」
有島皆人:「うむ。有島皆人だ」
天生茶一:「クロコーチ軍曹じゃん」コーチなので。
天生茶一:「有島さんと知り合い?FHだったっけ?」
望岡ひより:「あっ、天生くん。なんてこと言うの…」背後であわあわしている。
天生茶一:「えっ、失言っした!?」センパイの言葉に慌てつつ。
黒河内陽咲:「いや~、オーヴァードに覚醒ってやつ?した時にちょろっと……」
有島皆人:「いや。今とは別件で、覚醒したての時に、少し話した。覚えていてくれて何よりだ」
呼子 廉平:「顔が広いな、先生は」
黒河内陽咲:「その節はお世話に……あっはは。ここの所属だったんだ?」
有島皆人:「いや、私はこちらの所属ではない。今は望岡さんの手伝いをしていて、その縁でだ」
黒河内陽咲:「へは~っ! なるほどね。でもあんたが居るなら安心かも」けらけら笑って。
有島皆人:呼子さんを見て 「落ち着くのが苦手のようでな。……こちらは呼子さん」
呼子 廉平:帽子を軽く持ち上げる。
黒河内陽咲:「もっちー先輩はいつもアリスがお世話になってま~す。あ、どもども」呼子さんにぺこりとお辞儀して。
天生茶一:「はー、そゆことね。まぁ知り合いなら気楽でいーわ」
天生茶一:「そして俺は天生さん。よろ~」グーを突き出す。
呼子 廉平:「エージェント、"アイディアルレイン"呼子廉平」短く自己紹介を終える。
黒河内陽咲:「あの傘イカすな? どこで売ってたんか聞いた?」天生くんと拳を突き合わせる。
天生茶一:「や、聞いてない。俺傘あんま持ってないし」
呼子 廉平:「別に普通の傘だが……」丈夫ではある。
黒河内陽咲:「ってなワケで。イリーガルやってる“コダクローム”の黒河内陽咲っス」
呼子 廉平:「ああ、名前と顔は目を通してある」
黒河内陽咲:「おろっ。そりゃ話が早い。アリスとの縁で今回お世話になりま~す。理丹には最近越してきたばかりなんで、わからないことがあったら聞きまくりま~す」
黒河内陽咲:イェイ!とウィンク。
呼子 廉平:「俺も出向いてきたところだからな……」
有島皆人:「そういうことは、望岡さんだな」
天生茶一:「うむ。頼りよれコーハイ軍曹」
天生茶一:「望岡センパイのいうこと聞いてりゃなんとかなる」
望岡ひより:「あ…っ、えと」あわあわする。
黒河内陽咲:「ウィッス! シクヨロっス! 望岡ソーチョー」敬礼。
望岡ひより:「そんな、たいしたものじゃないよ…! えと、あの」
望岡ひより:「皆さん集まったので、改めて任務の説明をさせてください」
天生茶一:「ッス」相槌
望岡ひより:緊張しているのか、どこかそわそわとタブレットに視線を落としている。
望岡ひより:「皆さんには、一日、このカーニバルでの警備をお願いすることになっています」
有島皆人:「ゆっくりで大丈夫だ。時間は予定通りにある」
呼子 廉平:望岡さんの方にじろりと視線を送る。
望岡ひより:「はい…。FHエージェントの出没、衝突も珍しくありませんので、用心してください」
黒河内陽咲:両腕を頭の後ろでくんでこくこくと頷いている。
望岡ひより:「皆さんには、いったん、全員で街の様子を見てもらって…」
天生茶一:頭の動きが連動して頷く。
望岡ひより:「私は、先に警備に回っている、亜璃須ちゃんと芽衣子さんの様子を見てこようかなって、思ってます」
天生茶一:「コーセープログラムの二人ッスね」
黒河内陽咲:「だいじょぶかな~、あいつ」ぼそりと呟く。
有島皆人:「それで良いと思う。早めに全体を把握した方が、どんな事態にも対応しやすいだろう」
望岡ひより:「はい」緊張している。「そんなところかな…。ええと、そんなところです」
呼子 廉平:「FHエージェントの話は先に聞いている。こちらも万全の注意を払う」
呼子 廉平:「"ウルリカ"だったか」
黒河内陽咲:「あぁ~。……そいつも、“スコア”ってセルのやつなの?」
黒河内陽咲:「ここのUGNとバチバチやってるってウワサの」
呼子 廉平:「そうらしいな」
天生茶一:「あー。ここ最近よく聞く名前ッスね」
天生茶一:「"スコア"とはバチバチよくやってるんで、もしかしたら見張りしてるとわかったら警戒して出てこないかも」
天生茶一:「そんときはカーニバルが無事にできて良かったね、ッスけどね」
有島皆人:「うむ。しっかりと警備ができて、何事もなく終われば、それが最善だ」
天生茶一:「ッス」同意。
黒河内陽咲:「せっかくのお祭りだしね!」
呼子 廉平:「余計な騒ぎがなければいいがな……」
望岡ひより:「はい。…せっかくなので、楽しめるところは、楽しんじゃいましょう」
望岡ひより:微笑む。「一日、よろしくお願いします」
天生茶一:「了解ッス。どーせ全部見て回らなきゃですし」
天生茶一:「よろしくおねがいしまっす」
有島皆人:「うむ。よろしくお願いします」 浅く頭を下げる
呼子 廉平:無言で小さく会釈。
黒河内陽咲:「同上! フォフォフォ……」
望岡ひより:「上~?」くすくす笑う。
GM:シーンを終了します。
GM:ロイスの取得や購入判定が可能だよ。
天生茶一:じゃあ軍曹に。「黒河内陽咲 ○P連帯感/N心配」
呼子 廉平:ロイスは保留かな
黒河内陽咲:あと2枠だからな~! ちょっと一旦保留しようかな~!
有島皆人:多分以前からいろいろ話している風なので取っておこう 望岡ひより/○連帯感/不安
黒河内陽咲:さいぴ…
天生茶一:サージェント…
有島皆人:購入は~~~
天生茶一:ボディアーマーでも狙っておこ。
有島皆人:UGNボディアーマー!
有島皆人:1dx+1=>12
DoubleCross : (1DX10+1>=12) → 10[10]+2[2]+1 → 13 → 成功
呼子 廉平:すごい
天生茶一:1dx+1>=12
DoubleCross : (1DX10+1>=12) → 8[8]+1 → 9 → 失敗
有島皆人:うむ……
黒河内陽咲:購入は応急手当キットにしま~す
有島皆人:装備しよ
天生茶一:だめだ コレが社会人との差
呼子 廉平:自分もボデマにしよう
黒河内陽咲:1dx+2>=8
DoubleCross : (1DX10+2>=8) → 7[7]+2 → 9 → 成功
黒河内陽咲:買ったぜ!
呼子 廉平:2dx+1>=12
DoubleCross : (2DX10+1>=12) → 9[2,9]+1 → 10 → 失敗
呼子 廉平:あーーー
GM:惜しいん
呼子 廉平:ここで全部使うとちょっともったいないので、失敗で
黒河内陽咲:英断
呼子 廉平:以上!
GM:では全員処理が終わりましたので 改めてこのシーンは以上です!
◆Middle02◆
GM:次のシーン!
GM:情報収集シーンです。シーンプレイヤーは呼子さん。
GM:登場したい人は侵蝕率を上げて登場してね
天生茶一:天生茶一の侵蝕率を1d10(→ 8)増加 (53 → 61)
呼子 廉平:呼子 廉平の侵蝕率を1d10(→ 2)増加 (43 → 45)
天生茶一:ピー
黒河内陽咲:黒河内陽咲の侵蝕率を1d10(→ 9)増加 (54 → 63)
呼子 廉平:上がらん
黒河内陽咲:だから高いって!
有島皆人:有島 皆人の侵蝕率を1d10(→ 3)増加 (43 → 46)
GM:差が激しい
天生茶一:ブランコみたいな高低差
呼子 廉平:やっぱり格差が!
有島皆人:はしゃいじゃってえ
GM:これがオトナとコドモの…?
GM:ではおいでませ!情報収集項目!
・望岡ひよりについて 〈情報:UGN〉難易度6
・伊藤亜璃須について 〈情報:UGN〉難易度6
・袴田芽衣子について 〈情報:UGN〉〈情報:裏社会〉難易度8
・FHエージェント《ウルリカ》について 〈情報:UGN〉〈情報:裏社会〉難易度8
GM:四つだよ!みんなで手分けして調査してね
黒河内陽咲:ほほ~ん まあ順当にまいりますか
呼子 廉平:ウルリカいきたいですね
天生茶一:それぞれのシナリオロイスでよさげですな。順当にね
有島皆人:ですね
天生茶一:じゃあ望岡ひよりセンパイについて。コネ幹部で情報UGN。
天生茶一:4dx+1>=6
DoubleCross : (4DX10+1>=6) → 10[6,6,7,10]+4[4]+1 → 15 → 成功
天生茶一:いっぱい知ってる
GM:すごいやんけ!
黒河内陽咲:すごい!
呼子 廉平:すっごい
有島皆人:あらあら
天生茶一:へへん
黒河内陽咲:アタシは……伊藤亜璃須について! 情報UGN!
黒河内陽咲:2dx>=6
DoubleCross : (2DX10>=6) → 5[4,5] → 5 → 失敗
黒河内陽咲:グワアアアア!!
GM:ひ ひさちー!?
黒河内陽咲:財産1払います! マック代
GM:奢ってくれてサンキュな
呼子 廉平:FHエージェント《ウルリカ》について、情報:UGNでミーミルの覚書を要人への貸しに。ダイス+3個
黒河内陽咲:こんどはあんたが奢りな!
呼子 廉平:5dx+2>=8
DoubleCross : (5DX10+2>=8) → 10[2,6,8,9,10]+4[4]+2 → 16 → 成功
呼子 廉平:うっし
GM:なんだって!?
黒河内陽咲:倍わかってる
有島皆人:袴田芽衣子について。<情報:UGN> コネ:UGN幹部使用
有島皆人:3dx+2=>8
DoubleCross : (3DX10+2>=8) → 8[1,4,8]+2 → 10 → 成功
有島皆人:ハアッハアッ
呼子 廉平:やったー
有島皆人:保っている 面目を
GM:やったわねパパ
有島皆人:頑張っています 父さんは
GM:では全員成功!順次情報を開示していくね
・望岡ひよりについて
16歳のUGNエージェント。
オルクスのピュアブリードで、戦闘能力に乏しく、前線に立つことはあまりない。
それでも自分にも最大限できることをしたいと考え、数か月前より元FHの未成年を対象にした更生プログラムを発足した。
周囲からの風当りが強い状況にあるものの、例えかつて敵対関係にあった者同士でも、
きっと分かり合うことができるはずと信じているようだ。
伊藤亜璃須と袴田芽衣子にリタン・カーニバルでの警邏任務を任せている。
この任務が無事に成功すれば、更生プログラムの一定の成果が認められ、ふたりはUGN施設外で自由な生活が送れるようになる。
・伊藤亜璃須について
16歳の少女。コードネームは《シルヴァーノ》。
FHセル《スコア》でチルドレンとして破壊活動に従事していたが、UGNエージェント《ナイトセント》に確保された。
現在、理丹市UGN支部にて道徳形成を目的とした更生プログラムを受講している。
甘え上手の人懐っこい性格で、特技は誰とでも仲良くすること。
昔よりも楽しく生活したいと考えており、現在の環境にも早々に順応しはじめ、周囲にも信頼を寄せている。
・袴田芽衣子について
袴田芽衣子は19歳で、コードネームは《アメリア》。
《ナインセント》に確保され、理丹市UGN支部にて更生プログラムを受講しているFHチルドレンのひとり。
FH時代は戦闘能力を高く評価され、チルドレン達のリーダー的存在だった。
そのため元々UGNに強い敵対感情を抱いており、いまだ周囲との絆を育むことができずにいるようだ。
唯一、望岡ひよりが向けてくる誠意には、嘘偽りがないものだと信頼のような感情を覚えているらしい。
その反面、早々に現在の環境に順応しはじめた伊藤亜璃須に対して、突き放すような言動が目立っている。
GM:伊藤亜璃須と袴田芽衣子の情報を開示したので、ふたりの様子を見に行くイベントシーンが発生します。
・FHエージェント《ウルリカ》について
FHセル《スコア》所属エージェント。鉄を操る能力を持つ。
本人の姿は不明だが、これまでの抗争で《ウルリカ》が生み出した鉄の巨人が確認されている。
現在、単独でリタン・カーニバルに潜伏中とされるが、居場所は不明。
ウルリカが所属するFHセル《スコア》は敵対勢力の排除を目的とした戦闘部隊であり、
理丹市UGN支部に繰り返し戦闘行動を仕掛けている。
リタン・カーニバルにて、《ウルリカ》がUGNに襲撃を行う可能性は十分に考えられる。
GM:この情報を開示したことで、トリガーシーンが発生します。
GM:情報は以上です!次のシーンからは各イベントシーンやトリガーシーンが起こっていくよ
GM:ひとまずこのシーンでは、これら情報を共有する様子を描写していきましょう
GM:引き続き理丹市。昼に近い午前の時間。
GM:キミ達はひとまず街の様子を見ながら、情報共有を行っていました。
GM:街に敷かれた運河に沿って、仮面とマントで仮装した参加者たちが楽しそうに闊歩している。
天生茶一:「やっぱ人多いッスね」
天生茶一:ジェラートをスプーンで掬って食べる。バニラ味。
有島皆人:「遠方からの観光客もいるということだ。これからもっと多くなる」
黒河内陽咲:「年イチのお祭りじゃんな? 本格的だしね~」もそもそとサンドイッチを食べている。
呼子 廉平:「よりいっそう、警備の重要性も増すな」
呼子 廉平:特に何も食べずに傘はそのまま持っている。
有島皆人:呼子さんと同じように、何も食べてはいない。ワインには少しだけ惹かれたが、まさか手を伸ばす訳にも行かぬ
有島皆人:「目下危険視されている相手はどういった?」
有島皆人:「"スコア"の"ウルリカ"と言ったか。……コードネームがシンプルなのだな、"スコア"は」
天生茶一:「やっぱウルリカッスよね。説明受けました?」呼子さんのほうに
呼子 廉平:「……ああ。鉄を操る能力、と」
有島皆人:袴田さんが"アメリア"なのを思い出している。何か由来があるのだろうか
黒河内陽咲:「鉄?」
天生茶一:4文字スもんねぇ、と有島さんに相槌を打ちつつ。
呼子 廉平:「本体は謎のままだが、鉄の巨人を生み出し操るらしい」
呼子 廉平:「祭りで暴れられてはたまらんな」
黒河内陽咲:「はは~。なんでもアリだな。オーヴァード……」
天生茶一:「そーそー。なんせ鉄だから重いし硬いしで厄介……」「らしーよ」出張が多いのであまり知らない。
呼子 廉平:「結構な戦闘部隊のようだから、無駄を排除したがるんじゃないか」コードネームの話。
有島皆人:「うむ……危険だな」
黒河内陽咲:「その……“スコア”だっけ」
黒河内陽咲:「詳しいジジョーまではアタシも把握してないけど。アリスとか……他の子たちも今はUGNで保護して、その」
黒河内陽咲:「元FHのコたちは、更生プログラムってやつを受けているわけだ」
天生茶一:「そーそー」得意げ
黒河内陽咲:「あたし、他のコあんま知らないんだよな」
有島皆人:「そうなる。袴田さんなどは、私が直接、捕縛に関与した」
天生茶一:「メーコさんだっけ。有島さんが捕まえたんスね」
天生茶一:どこからか調達したレモネードを啜る
有島皆人:「うむ。袴田芽衣子。今日出ている2人のうち1人……伊藤さんでない方だ」
黒河内陽咲:「はかま……」有島さんの和服をじろじろと見ている。
黒河内陽咲:「へぇ~。どんなコ? かわいい?」
有島皆人:「自分がしっかりした子だな。元々チルドレンのリーダー格だったらしく……」
有島皆人:「おかげでUGNにはあまり馴染めていない、と言って良い。しかし、真面目な子だ」
天生茶一:「へ~。えらいやつじゃん」
天生茶一:「今までバトってたからかぁ」
呼子 廉平:(……危険度は高いな……)口には出さない。
有島皆人:「うむ。異なる環境でも前向きに頑張れるのは、素晴らしいことだ」
天生茶一:「センパイも連れ出すぐらい良い子、つってたしね」
黒河内陽咲:「うむ。向上心を持ってこそじゃよ。人間は」
有島皆人:「それゆえに摩擦も多い。難しいところもあるが……頑張って欲しいものだ」
天生茶一:「含蓄あるねぇ軍曹」
呼子 廉平:(我が強く真面目、それが環境によってどう働くものか)
天生茶一:「センパイ、ウチでは珍しく戦闘以外が得意な人なんだけど、その分他人のことよく見てるからさ~」
有島皆人:「……黒河内さん、伊藤さんのことはどう思う? ずいぶん仲が良いようだ」
天生茶一:「人を見る目?はたしかだと思うので。頑張ってほしいなと思いました」
黒河内陽咲:「ん~とね」
天生茶一:「どんなヤツ?」
黒河内陽咲:「割りと勘違いされやすい方だけど」
黒河内陽咲:「前向きで、頑張ってるトコロは。そのメイコちゃんとスゲ~似てる」
天生茶一:「良い子じゃん」
有島皆人:「ふむ」
黒河内陽咲:「けど。適応力?っつうの?」
黒河内陽咲:「UGNとは割りと上手く付き合えてる方っぽい。メイコちゃんとは……」
天生茶一:「正反対気味?」
黒河内陽咲:「どうなんだろうな。アリスからメイコちゃんの名前聞いたことないし」
天生茶一:「メーコちゃんの方はどう?」有島さんに。「です?」
呼子 廉平:(それはそれで、油断はならないと思うがな)やはり口には出さない。
有島皆人:頷く 「袴田さんは、伊藤さんのことをあまり良く思っていない」
天生茶一:「あれま」
黒河内陽咲:「そか~……」
有島皆人:「そういう、器用なところが悪く映っているのだろう。根っから憎んでいるなど、そういうものではないはずだ」
天生茶一:「はは~」
呼子 廉平:「では、まだ二人は問題が残った状態ということか」
有島皆人:「固い前向きと、柔らかい前向きといった所だろうな。そういったことはままあるものだ」
黒河内陽咲:「アタシは単純だから。腹割ってお互い話してみるのがいいじゃん?とか思っちゃうけど」
有島皆人:「うむ。二人の関係という意味では、そうだな。こればかりは、相性という考え方もある」
黒河内陽咲:「ま、無理強いしてもしょーがねーもんな」
天生茶一:「スよね?全員とカンペキに仲いい~、ってわけでもないですし」
天生茶一:「まー、今日は任務だし、そこはセンパイが油になるのを期待、って感じかなぁ」
呼子 廉平:「……その状態で、良しとしたわけだ、望岡は。まあ、その判断に任せるが」
天生茶一:「てか、UGNの俺もよく他人から誤解されやすいッスからね!」
天生茶一:「多分その二人より下手ですよ」
有島皆人:「天生さんも言っていたが、望岡さんは人を良く見ている。単体では、そこまで見当外れでもないはずだ」
有島皆人:「複合的……外的な要因がなければ、だが……」
有島皆人:「天生さんは、そうだな。もう少し……うーむ」
黒河内陽咲:「あんた、ガッコーでもビビられてるもんね」天生くんに向かってケラケラ笑いかける。
天生茶一:「いやー、ビビらせてはねぇのよ?フレンドリーにやってんのよ?」
天生茶一:「あれ?有島さん今日一番声が濁ってません?」
有島皆人:「いや……うむ」 少しだけ考えて 「……そのままで良いのだろう。天生さんが平気のようだし」
黒河内陽咲:「逆に圧感じるんじゃね? あれ、猛獣が見せる笑顔みたいな」
天生茶一:「マジか~!」
天生茶一:「や、でもセンパイも言ってましたからね。ちゃんと話し合えばわかるって」
天生茶一:「だから大丈夫ッス。多分」
天生茶一:口の端を吊り上げる笑み。
黒河内陽咲:「ん。度量が広いし、やさしーコだよね、もっちー先輩」
黒河内陽咲:「期待を裏切るわけには、いかねーもんな」
天生茶一:「わかってんじゃぁ~ん」
呼子 廉平:(それが良い方向に働けばいいんだがな)悪く言いたいわけではない。
有島皆人:「うむ」 同意する 「そういう望岡さんだからこそ、できることもある」
天生茶一:「つーわけで今日はやる気たけーッス。有島さんと呼子さんもよろしシャっす!」
呼子 廉平:(ただ……そう。人望はあるようだ、望岡ひよりは)
有島皆人:「まあ……危なっかしくも思うが」 呼子さんをちらりと窺いつつ 「そういった所は、できる限りフォローしよう」
黒河内陽咲:「しゃすです!頼りにしてますよっ、旦那方」
呼子 廉平:「ああ、それはわかっている」
GM:シーンを終了します。ロイスの取得・購入判定が可能です
天生茶一:ロイスは一旦保留~
天生茶一:ボディアーマー狙います
天生茶一:2dx+1>=12
DoubleCross : (2DX10+1>=12) → 9[2,9]+1 → 10 → 失敗
天生茶一:さっき見た!以上です
黒河内陽咲:ロイスを 天生茶一 P○親近感/N脅威 こう!
呼子 廉平:ロイスは有島さんに ○連帯感/隔意
呼子 廉平:じゃあボデマで
呼子 廉平:2dx+1>=12
DoubleCross : (2DX10+1>=12) → 6[5,6]+1 → 7 → 失敗
呼子 廉平:失敗! 以上
黒河内陽咲:ダメもとでメイド服かうか
有島皆人:ロイス 呼子廉平/○信頼/隔意 これで取得
黒河内陽咲:2dx+2>=20
DoubleCross : (2DX10+2>=20) → 5[2,5]+2 → 7 → 失敗
黒河内陽咲:無!
有島皆人:んでボディアーマーを稼いでいきます
有島皆人:1dx+1=>12
DoubleCross : (1DX10+1>=12) → 1[1]+1 → 0 (ファンブル) → 失敗
有島皆人:ぐあああ
黒河内陽咲:パパッ!
呼子 廉平:oh
GM:ぱ…パパ!
天生茶一:着替えが!
有島皆人:仮装用マントを高値で売りつけられました
黒河内陽咲:有島さんの大破差分が!
天生茶一:買わされそう
天生茶一:羽織にマント
呼子 廉平:和装マント!!
GM:ありがとうございます
有島皆人:経費申請しないと……
有島皆人:以上!
GM:じゃあ経費申請しながら改めてシーンは以上!
◆Middle03◆
GM:次のシーン!
GM:シーンプレイヤーは有島さん。元FHチルドレンの二人の様子を見に行くシーンです。
GM:登場したい人は侵蝕率を上げて登場してね
有島皆人:有島 皆人の侵蝕率を1d10(→ 6)増加 (46 → 52)
呼子 廉平:呼子 廉平の侵蝕率を1d10(→ 5)増加 (45 → 50)
天生茶一:天生茶一の侵蝕率を1d10(→ 1)増加 (61 → 62)
黒河内陽咲:黒河内陽咲の侵蝕率を1d10(→ 3)増加 (63 → 66)
有島皆人:ドキドキ
天生茶一:スン…
黒河内陽咲:ス
天生茶一:子供と大人が交互に
GM:黒河内さんがブッチギリだな…
黒河内陽咲:興奮しています はじめての仮面舞踏会に
GM:じゃあ前シーンの流れで、四人で行動してもらって
GM:最初に伊藤亜璃須と望岡ひよりと遭遇して、ワチャワチャしてもらって
GM:良い感じになったら袴田芽衣子も混ざるもののあんまりワチャワチャできず、あんまりワチャワチャできなかったね…ってなるというシーンです
天生茶一:理解ス!
GM:ス!
黒河内陽咲:めいこ…
呼子 廉平:わかり!
有島皆人:アイヨッ
GM:ではそのような塩梅でやっていきましょい!
GM:運河に沿って散策を続けていたキミ達の視線の先。伊藤亜璃須と望岡ひよりを見つける。
望岡ひより:「…あ、亜璃須ちゃん。皆さんだよ」控えめに手を振る。
天生茶一:「おっ、センパイだ。やった」
天生茶一:ぶんぶん、と腕をふる
望岡ひより:「わ、もう。天生くんてば…」はにかむ。
天生茶一:「へへ。でー、そっちがアリスさん?」
伊藤亜璃須:「そうで~す、亜璃須は、伊藤亜璃須です!よろ~」元気よく片手を挙げる。派手で甘い雰囲気の美少女だ。
黒河内陽咲:「よっす~。真面目にお仕事やってんか~?」合わせるように手を振って。
伊藤亜璃須:「やってんぜ~。てかひさち仮面つけてないの何で~?」
黒河内陽咲:「視界が狭まって危ないって………」
黒河内陽咲:えぐえぐと目に手を当てる。
天生茶一:「はぐれたら探しにくそーだもんね」
天生茶一:「アリスさんよろ~。俺は天羽茶一ね。で、有島さんと呼子さん」
有島皆人:「まあ、今のところはな……伊藤さん、調子良いようで何よりだ」
呼子 廉平:「……どうも」軽く会釈。
伊藤亜璃須:「ウケんだけど~。いま、亜璃須ももっちー先輩と同じこと言われてて…」
伊藤亜璃須:「わ~先生もいる!おつかれさまです~。あと初めまして!」
伊藤亜璃須:パッと視線を上げ、大人の二人を見てニコニコとする。
天生茶一:「そいや俺より知り合いだったパターンだわ。先生だもんね」
呼子 廉平:(なるほど、適応力の方か)
伊藤亜璃須:「着物とスーツでここだけハロウィンみたい」
黒河内陽咲:「そかそか。あんた、カクホされたときの相手、有島さんたちだったもんね」さっき知った。
呼子 廉平:「まだ早いな、ハロウィンは」
伊藤亜璃須:「え~なんで知ってんの?亜璃須の黒歴史なんだけど~」
望岡ひより:「あ、亜璃須ちゃん…」 遠慮のない態度にあわあわしている。
天生茶一:「あ、お菓子ならあるよ」さっき買ったキャンディの袋を差し出す。アリスさんとセンパイに。
有島皆人:(黒河内さんと波長が合うのも納得だな) 呼子さんへの態度と様子を見つつ
伊藤亜璃須:「え優しい~。ありがと~」遠慮せず嬉しそうに受け取る。
黒河内陽咲:「ふはは。このクロコーチ軍曹に隠し事など万年早いのだ。さいっちゃん。アタシにも一個くれ」もぐもぐがりがり。
望岡ひより:「わ、わたしまで…?こ、子供扱いしないでよ…」あわあわしている。
天生茶一:「や、や。俺も食べてますし」桃味の包みを直接渡す。
望岡ひより:「わ、わ…。じゃあ、一個だけ…」桃味を受け取る。
天生茶一:「どぞどぞ。で、二人はなんか話してたんですか?」
伊藤亜璃須:「あ、あのね~、調子どう~って聞きに来てくれてたの」
望岡ひより:「うん…、あと、人多いよねとか、何もないといいねとか、普通の話…」
天生茶一:「おー、こっちとオソロだ。奇遇~」
黒河内陽咲:「じゃ、今んとこ。特にイジョーも無いってことか。善き哉善き哉」
天生茶一:「うん。みたとこ調子良さげっスね」
伊藤亜璃須:「平和そのもの!って感じだよ。なになに?皆的に気になることとかある系?」
有島皆人:「警備とは、異常なし、を積み重ねて終わるのが一番だからな」
天生茶一:「そーそー。気になることが起きないといいよね、系」
呼子 廉平:「その通りだな……警戒するに越したことはないが」
呼子 廉平:(気になることと言えば彼女ら元FHの件だが、どうもここはのどかだな……)
天生茶一:「うぃうぃ。もちろんスね」
伊藤亜璃須:「ん~~?」首を傾げる。
GM:では、キミ達がそんな風に話していると。
天生茶一:「まー、無事終われば自由に外出れるらしいし、一緒に頑張ろーじゃん」
天生茶一:「もひとりいるんだっけ」キョロキョロ
GM:その視線の先に、ひとりの少女を見つける。染めた明るい髪にチョーカーをつけた少女。
袴田芽衣子:「………うわ」 うわっという顔をする。
袴田芽衣子:不機嫌そうな表情。袴田芽衣子だ。
黒河内陽咲:「おっ、もしかして?」
天生茶一:「おっ」おっという顔
天生茶一:「メーコさん?」
有島皆人:「袴田さん」
天生茶一:「だった」
天生茶一:面識ある有島さんの保証に頷く。
望岡ひより:「芽衣子さん!」パタパタと前に出る。「もしかして、定時連絡に来てくれたんですか?」
袴田芽衣子:「そう、だけど……」ひよりを見て、それから他の皆を見る。
袴田芽衣子:「なんで全員いるの…?」
黒河内陽咲:ちらりと横目で亜璃須の様子を伺って。
有島皆人:「偶然だ」
天生茶一:目が合うと小さく手を振る。
黒河内陽咲:「……たまたま?うん」
有島皆人:言って、少し考え 「……本当に偶然だ」
有島皆人:なぜか言い加える
天生茶一:「町の大通り、ここが結構支点なんスよね」
袴田芽衣子:「……」
伊藤亜璃須:「あれひさち初対面だっけ。同じ元FHのメイコちゃん!」
呼子 廉平:(我が強い方か……)
天生茶一:「あ、天羽茶一ッス。ども。あっち……こっちは有島さん…は知ってて、クロコーチと呼子さんね」
黒河内陽咲:「お、おお……どもども~! イリーガルの黒河内陽咲で~っす!」
呼子 廉平:「エージェント。呼子廉平」
伊藤亜璃須:「そうそ~。仲良くしよしよ、もうみんなUGNなんだし~」
伊藤亜璃須:ニコニコと笑い、芽衣子の方に寄る。
伊藤亜璃須:「亜璃須もね、メイコちゃんと仲良くできたらほんとに嬉しいし~…」
天生茶一:「これからは一緒の任務になるかもだし、よろしく~」
天生茶一:ひらひらと手を振ってる
袴田芽衣子:「……」嫌そうに溜息を吐く。「亜璃須。そのあだ名やめて。コードで呼んでって言ってる」
黒河内陽咲:「そういや、コードネームって……」ぼそぼそ。
黒河内陽咲:「前のままなの? ほら、“スコア”の……」
黒河内陽咲:亜璃須と芽衣子ちゃんがギリ聞こえないくらいの声量で識者に聞いてみる。
望岡ひより:「あっ、はい…」同じくらいの小さな声であわあわと返答。
有島皆人:分かる程度に、浅く頷く
黒河内陽咲:「ほ~ん。それでもコードでって事は……ううん」
黒河内陽咲:そっかあ……と頭を捻っている。
天生茶一:「《アメリア》したっけ。めっちゃ名前で呼んでた」
天生茶一:コソコソ
呼子 廉平:「愛着だかなんだか、あるんだろうな」ぼそりと。
袴田芽衣子:「…」皆を一瞥し、また亜璃須に言う。「私はそういう、仲良くとか望んでないから」
袴田芽衣子:「あんたのこともだよ。同じにしないで」
袴田芽衣子:「そうやって、すぐヘラヘラして馴れ合うみたいな………」
望岡ひより:「め、芽衣子さんっ」慌てて前に出て行く。
袴田芽衣子:「………」ムスッとする。「……定時連絡に来ただけだから」
袴田芽衣子:「もういいよね。じゃ」
有島皆人:「……うむ」 頷く 「お疲れ様、袴田さん」
天生茶一:何か口をはさもうか、と思いつつ、このような場面を自分が解決できたこと無いなぁと考えている
呼子 廉平:「……ああ、ひとつ」
伊藤亜璃須:「メイコちゃ…」目に見えてしょんぼりしている。
袴田芽衣子:「……何」じろっと呼子さんを見ます。
呼子 廉平:「ウルリカ、というエージェントのことを知っているか?」
有島皆人:(む)
呼子 廉平:「あんたたちがいたセルの人間らしい」
袴田芽衣子:「…」怪訝そうな顔。「知ってるけど」
呼子 廉平:「何か情報があれば教えてもらえると助かるな」
袴田芽衣子:「………」じっと、自分以外の人間を見る。少し間がある。
袴田芽衣子:「…嫌。仲間を売るみたいなことしたくない」
呼子 廉平:「仲間、か」
呼子 廉平:「わかった」
袴田芽衣子:「……」じっと見つめる。「いいの」
呼子 廉平:「今俺がここで詰め寄って、あんたは話をするのか?」
呼子 廉平:「悪いが、甘い言葉で話してもらえるように工夫するなんてのは俺にはできん」
呼子 廉平:「他にできそうな奴がいれば任せるが」周りを見る。
天生茶一:「え~、俺とかスか?そういうの苦手なんスよね~」
黒河内陽咲:先程から黙りこくって足元のあたりをじっと見ている。
有島皆人:「先生の仕事ではない」 首を振る
袴田芽衣子:「……されてもしないっつの」
袴田芽衣子:ひよりと亜璃須が何かを言う前に遮って、そう言う。
呼子 廉平:(それがひとつわかっただけでも、収穫だな)
呼子 廉平:静かにうなずいて一歩下がる。
天生茶一:「マジすか。一応試しておこうかと思ったスけど」
天生茶一:「まぁ、本人話したくないならしゃーないスよね」「無理なら別の方法で探す感じで?」
袴田芽衣子:視線を逸らすと、そのままスタスタと去っていきます。
有島皆人:「うむ」 頷く 「望岡さん。定時連絡はこれで大丈夫だったかな」
望岡ひより:「あ、はい…。ちゃんとここにいるって分かれば、それで一番の目的は達成しているので…」
黒河内陽咲:芽衣子ちゃんが人混みに紛れ、その姿が見えなくなっていたのをちらりと確認し。
黒河内陽咲:「ちくしょ~。あんな言い方ねえじゃんかよ~……」ぼそりと悔しそうに呟く。
有島皆人:頷き 「引き続き気をつけて、袴田さん」 言葉だけをかける
伊藤亜璃須:「え~何、マジ空気悪くしてごめんねひさち~~」
伊藤亜璃須:ひさちにぎゅっと抱き着く。
有島皆人:「そうだな。そういう所は袴田さんの問題でもある」
黒河内陽咲:「なんであんたが謝んだよっ! いや別に、メイコちゃんだけが悪いってわけでもねーけどさぁ!」
黒河内陽咲:「あんたもあんただっつの! それがわたしの武器なんで~!ぐらい言い返してやりゃいいだろーによう」
黒河内陽咲:ぎゃあぎゃあ地団駄を踏んでいる。
天生茶一:「軍曹めっちゃキレてる」
伊藤亜璃須:「メイコちゃん亜璃須の昔のリーダーだから、気遣っちゃうもん~」しょんぼりしたりぎゅうぎゅう抱き着いたりしている。
黒河内陽咲:「でもあんただって必死じゃね~かよ~……」ごしごし。
呼子 廉平:「……あいつは、どうも」有島さんに話しかける。
呼子 廉平:「確かに、真面目だな……」
呼子 廉平:仲間なんて言い方をわざわざUGNの前で選ぶこともないだろうに、と思う。
有島皆人:「だろう」 同意しつつ
有島皆人:呼子さんが差している傘の骨の先端を弄る 「呼子さんは、意外と大胆だな」
呼子 廉平:「そうか。思い付いたことをしたまでだ」
呼子 廉平:「わかることがわかれば、それでいい」
呼子 廉平:軽く傘を斜めにして、手から離す。
有島皆人:「できれば、もう少々優しく……うむ」 離れた指が宙に浮き、そのまま降りる
有島皆人:「伊藤さん。大変だと思うが、引き続き袴田さんと、できるだけ仲良くして欲しい」
伊藤亜璃須:「あ……、はい!」パッと顔を上げる。
伊藤亜璃須:「亜璃須も、なんかね、こんなんだから、適当に見られんのもしょうがないよな~とは思うんだけど…」苦笑する。
伊藤亜璃須:「仲良くしたいの、マジだし!いまね、ひさちが亜璃須のために怒ってくれて、超嬉しかったから!」
有島皆人:「うむ。きっと先生たちでは難しい、伊藤さんたち同士でしか分かち合えないこともあるだろうからな。引き続き、頼む」
黒河内陽咲:「……別に、あんたのためにキレたんじゃねえし。マジだし」ごしごしと目元を擦って。
黒河内陽咲:「でも……うん」
黒河内陽咲:「そだね。かなり、抱えたままっつうか……」
黒河内陽咲:「アタシら、その手伝いくらいしか出来ねーけど」
黒河内陽咲:「……やっぱ、ケンアクなままなの、ヤだもんな」
伊藤亜璃須:「うん」
伊藤亜璃須:細い手首をすいっと伸ばして、ひさちの目元に触る。
伊藤亜璃須:「……泣いてたら、仮面かぶんなくちゃなんなくなるし」
伊藤亜璃須:「なんちて…。手伝ってくれる?」
黒河内陽咲:「……ふん。しょ~がないな」
黒河内陽咲:「確かに」
黒河内陽咲:「あんたの顔も。隠すにゃ勿体無さすぎるし」
黒河内陽咲:「いーよ。……あのコの笑った顔も。見てみたいしな」
黒河内陽咲:ひひひ、と。意地悪そうに笑みを浮かべた。
GM:シーンを終了します。
GM:ロイスの取得・購入判定が可能です。
黒河内陽咲:ロイホで!(ロイス保留の意)
呼子 廉平:うーん、ロイス保留でまたボデマかな
天生茶一:こっちもホで!
天生茶一:自分用のボデマ狙いましょ
呼子 廉平:2dx+1>=12
DoubleCross : (2DX10+1>=12) → 8[8,8]+1 → 9 → 失敗
天生茶一:2dx+1>=12
DoubleCross : (2DX10+1>=12) → 9[3,9]+1 → 10 → 失敗
黒河内陽咲:メイド服を買う!
黒河内陽咲:2dx+2>=20
DoubleCross : (2DX10+2>=20) → 5[4,5]+2 → 7 → 失敗
天生茶一:さっき見た。エンドです
呼子 廉平:なんか微妙ーな数値ばっか 以上!
黒河内陽咲:ぐああ!以上!
有島皆人:ロイスは保留。UGNボディアーマー
有島皆人:1dx+1=>12
DoubleCross : (1DX10+1>=12) → 7[7]+1 → 8 → 失敗
有島皆人:普通に無理でした。そろそろ応急手当に切り替えるかな……
GM:はあい アタッカー揃いだと購入はなかなか難しいのじゃ
GM:ではこのシーンはこれで以上!
◆Interlude◆
GM:インタールードシーン。侵蝕率の上昇は不要。
GM:購入判定は行えませんが、自由に交流を深めることができます。
呼子 廉平:「……」石畳の歩道を、傘を差しながら黙って歩いている。
有島皆人:風変わりな男二人である。往来が華やかなお祭り騒ぎでなければ、もう少し人目を惹いたかもしれない。そういった意味では幸いであった。
有島皆人:こちらもまた静かに、カーニヴァルの会場の縁をなぞるよう道を歩いていたが
有島皆人:「どうだった、あの二人は」
有島皆人:おもむろに口を開く 「呼子さんの見解を聞いてみたい」
呼子 廉平:「……俺が言えるのは、可能性の話だけだが」
呼子 廉平:「実際にどう動くか、どうすれば良いか、そういうのは、担当の仕事だ」
呼子 廉平:「で、可能性としてはそれは、幾らでも危険はある」
有島皆人:「うむ」 同調する
呼子 廉平:「……安全そうな方とて、嘘をついていやしまいかと考えれば、キリがない」
呼子 廉平:「今はまだ、危ないとも思う、が」
呼子 廉平:「まだどうとでもなる、という風にも見えた。袴田の方も」
呼子 廉平:「俺が引いた時、いいのと聞き返してきた」
呼子 廉平:「……踏み込んで欲しかったのかもしれんが。俺がやっても無責任だと思った」
有島皆人:頷く。同意というより、相槌を打つように 「真面目だな」
呼子 廉平:「そういうのは、担当に任せる」
有島皆人:「……およそ、呼子さんの見解と私の見解に違いはない」
呼子 廉平:「余計な仕事に深入りしていいことなんて、そうないからな……」
呼子 廉平:じろりと視線をやる。
有島皆人:「疑いを差し挟むことにはまさにキリがなく、希望を見ようとすると目がくらむ気持ちだ」
呼子 廉平:「望岡は希望を見ようとしてるな」
有島皆人:「袴田芽衣子も伊藤亜璃須も、形は違うが同じように危うい。……そう」
有島皆人:「だから私が今一番気を使っているのは、望岡ひよりだ。実際、二人の担当というと、彼女になるからな」
有島皆人:「他人を信じるということは……悪いことに考えないことではなく」
有島皆人:「悪いことを考えた上で、それでも良くなってくれと願うことだと、私は思っている」
呼子 廉平:「……望岡は、妙に好かれているなと感じた」
呼子 廉平:「教官として素質はあるんだろうな。もっと場数を踏めば」
呼子 廉平:「今がその山かもしれん」
呼子 廉平:「まあ、俺の仕事ではない。俺の仕事ではない」自分に言い聞かせるように。
有島皆人:少し自分の髪に触れる。自分の頭や顔に触れるのは荒っぽい感情の現れにも映り、普段は自制していることだ。
有島皆人:「……呼子さんの仕事ではないかもしれないが」
有島皆人:「いざということがあれば遠慮なく力を貸してもらう」
有島皆人:ふ、と息を漏らす 「今回の顔の中では、一番遠慮がいらなさそうだ」
呼子 廉平:「……深入りは、本当に……」ぶつぶつ呟きながら。
呼子 廉平:「そりゃ遠慮はいらんが……くそっ」
有島皆人:「別に傘を畳めとは言わないのでな」
呼子 廉平:「……傘は畳まないし、誰も入れる気はない」天井のような上を見上げて。
呼子 廉平:「この傘が邪魔なく入る道なら、多少の寄り道も構わん」
呼子 廉平:「だが、それだけだ。ただの寄り道だぞ。目的地は違えない」
呼子 廉平:「俺は先生になる気はさらさらないんでね」
呼子 廉平:それでよければ、と暗に言う。
有島皆人:口元を僅かに緩める 「うむ。呼子さんの道を曲げて欲しいとは、私も思わない」
有島皆人:それから少し、視線を上げ 「まあ……こんなにたくさん人がいる、こんなに明るい祭りだ」
有島皆人:「寄り道には丁度良いだろう。していってくれ」
呼子 廉平:「……ああ」ふと、道を教えた相手のことを思い出す。
呼子 廉平:彼女も今、祭りを楽しんでいるのだろうか?
GM:運河のほとり。自由行動となったキミ達は、ふたりで華やかな祭りの片隅を歩いていました。
望岡ひより:「……」どことなく落ち込んだような顔をしている。
天生茶一:「あ、センパイはなんか食べました?……センパイ?」覗き込む
望岡ひより:「ひゃ」
望岡ひより:「な、何?」
天生茶一:「や」
天生茶一:「なんか落ち込みな感じスか?」
望岡ひより:「あ……、うん。ばれちゃってた?」
望岡ひより:天生くんを見上げ、仕方なさそうに笑う。
天生茶一:「そりゃま、センパイが笑ってないの珍しーんで」
天生茶一:「原因、さっきのヤツです?」
望岡ひより:「そっか…」頬に手を添える。「……うん」
望岡ひより:「わたし。見てるだけになっちゃった。なんにも言えなくて…」
望岡ひより:「亜璃須ちゃんと芽衣子さんがすれ違ってて、気まずい空気になってて。どうにかしなきゃ、って」
望岡ひより:「思ってたんだけど…、だめだなあ」
天生茶一:「そースかね?」
望岡ひより:「ん~?」
天生茶一:「別にセンパイが喧嘩した訳じゃないですし」
天生茶一:「途中からクロコーチも参戦しちゃって、止め方とか分かんなくないですか?」
天生茶一:「あ、や。だから別にほっとけって訳じゃないんですけどね?うーん」うまく表現出来ず首をひねってる
望岡ひより:「…天生くんは、ほんとはっきりしてるなあ」苦笑する。
望岡ひより:「はっきりだし、あっさりもしてる」
天生茶一:「そッスか?」笑う。
望岡ひより:「切り替えっていうのかなあ」
天生茶一:「てーより、なんスかね」
天生茶一:「あんまり、気まずいとか思ってなかった……かも…?」
望岡ひより:「えっ」
望岡ひより:「ど、どうして?」
天生茶一:「や、えーとですね。上手く言えないんですけど~」
望岡ひより:「うん」興味深そうに、じいっと天生くんを見上げる。
天生茶一:うーん、と顎に手を当てて考える
望岡ひより:その様子も見上げている。
天生茶一:「センパイ、よく言うじゃないですか。ちゃんと話し合えばわかりあえるって」
天生茶一:「そりゃ、相手のこと嫌いで、顔も見たくない~って喧嘩なら、ヤベーし止めなきゃ、って思いますけど」
天生茶一:「メーコさんがあんな態度なのって、FH……まぁ、情報出して古巣の仲間のこと裏切りたくないってとこですよね」
天生茶一:「それでUGNに来ても、元敵だから馴染めなくって、それができるアリスさんに突っかかってる……って聞きましたし」
望岡ひより:「突っかかって……」訂正しようとして、しゅんとする。「……ううん、そうなっちゃうのかな…」
天生茶一:やべ、言葉間違えた。とその反応にあたふたする。
望岡ひより:「…でもね、天生くんの、言うとおりだと思う」
天生茶一:「ん?」
望岡ひより:「芽衣子さん、すごく、周りの人を大切にする人なんだって、私は思うんだ」
天生茶一:「うん。こっち来ても元の場所のこと仲間って呼ぶあたり、リーダーとして真面目っぽいし」
天生茶一:「そのへん繋がりで、望岡センパイと仲良さそうなのはわかった」
望岡ひより:「ほんと?仲良くなれるかな…。だったら嬉しいや」照れたようにはにかむ。
天生茶一:「なれるっスよ~」
望岡ひより:「ふふ」
天生茶一:「元のところも仲間で、それでも周りと馴染めないなら、センパイと仲良く出来て嬉しくないわけねースもん」
天生茶一:「だから俺も、ウルリカについても無理に踏み込んで話させるより」
望岡ひより:「……、えっと……」
望岡ひより:「あ、うん」
天生茶一:「UGNが頑張って別ルートで調べれば、メーコさんに負担掛けなくて済むかな~って思ってます」
望岡ひより:「………」
望岡ひより:「も~~~、天生くん………」
望岡ひより:両手を上げ、ぐいぐいと天生くんの腕を押す。
天生茶一:「え、なんすかなんすか」
天生茶一:ぐいぐい、と倒れない程度に押される
望岡ひより:「そんなこと考えてたの…?」
天生茶一:「はい」
望岡ひより:「だって…あんな言い方じゃ…。わたし、てっきり天生くんは芽衣子さんに聞いてもしかたないって思ったのかなとか…」
天生茶一:「え!?」
天生茶一:───『まぁ、本人話したくないならしゃーないスよね』『無理なら別の方法で探す感じで?』
望岡ひより:「そうだよ。わたし、てっきり、天生くんだって芽衣子さんを敵だった人としか思ってないのかなとか…」
天生茶一:「え~~~そんなつもり無いんスけど……」
望岡ひより:「あっ、ごめん、ごめんね」
天生茶一:「もともと敵でも、仲間になったならいいことじゃないスか…」
天生茶一:目に見えてしょんぼりしている
望岡ひより:「あ、天生くん……」
天生茶一:「あれ…………もしかしてメーコさんにもそう思われてる!?」
天生茶一:「もしかして……俺のせいスか!?」
望岡ひより:「天生くん~……」
望岡ひより:あわあわして、長いツインテールがひょこひょこ揺れる。
望岡ひより:「誤解しちゃってた、わたしが言うことじゃないけど……」
望岡ひより:「も~、誤解されやすい言い方ばっかりして……」
天生茶一:「せ、センパイ~~……!」
望岡ひより:「ふふ」
望岡ひより:「でもね」
天生茶一:「やー、俺、その辺の会話ほんっと苦手で……!」
天生茶一:「ん?」
望岡ひより:ほっとしたように笑う。「いま、『敵でも、仲間になったらいいこと』だって」
望岡ひより:「それはね、間違いなく伝わってきて、すごく嬉しかったよ」
天生茶一:「!」
天生茶一:「……へへ!」
天生茶一:照れるように笑う。
天生茶一:「そっスよね」
望岡ひより:「……ね、天生くん」
天生茶一:「なんです、センパイ?」
望岡ひより:「ちょっとだけ、弱音を吐いてもいい?」
天生茶一:「…………」
天生茶一:「聞きますよ」
望岡ひより:「わたしのやってることって、わたしって、綺麗事ばっかりで、馬鹿みたいかな」
天生茶一:「……気にしてたんスね、それ」
望岡ひより:「……ちょっとだけね」苦笑する。「内緒にしてね」
天生茶一:「じゃあナイショで」人差し指を立てる。
望岡ひより:「うん」同じように、人差し指を立てる。
天生茶一:「正直言うと、綺麗事だとは思います」
天生茶一:「でも、馬鹿とは思いません」
天生茶一:「良いじゃないスか、綺麗事」
天生茶一:「誰だってきれいなもの、好きですし」
天生茶一:「やれるのにやらないなんて、きっとそのほうが馬鹿ですよ」
望岡ひより:「………、そっか」
望岡ひより:「そう、思ってくれる?」
天生茶一:「自信持ってください」カラカラと笑う。
望岡ひより:「………」首を傾げて、困ったように笑う。
天生茶一:「俺はセンパイのやってること、良いなって思いますし」
天生茶一:「センパイのやること邪魔するヤツ居たら、俺が勝てます。強いスから」
望岡ひより:「……、天生くん……」
望岡ひより:「……。……かなわないなあ、もう」
天生茶一:「へへっ」
天生茶一:「いいでしょ。元気出たッスか?」
望岡ひより:「出ました。天生くんのおかげです」
望岡ひより:「ふふ。褒めてあげるね」
天生茶一:「イェ~~アザッス」
望岡ひより:「あっ、もう…」
天生茶一:「胸張っていきましょ。俺に出来ないこと、センパイはやってますし」
天生茶一:「センパイに出来ない戦闘は、俺がやるんで!」
◆Middle04◆
GM:次のシーン!
GM:ミドルフェイズに戻り、トリガーシーンとなります。シーンプレイヤーは黒河内さん。
GM:全員登場を推奨です。出る人は侵蝕率を上げて登場してね
天生茶一:天生茶一の侵蝕率を1d10(→ 4)増加 (62 → 66)
呼子 廉平:呼子 廉平の侵蝕率を1d10(→ 1)増加 (50 → 51)
有島皆人:有島 皆人の侵蝕率を1d10(→ 1)増加 (52 → 53)
呼子 廉平:あがんない!
有島皆人:スン……
GM:大人組、なんなの!
天生茶一:どゆこと
黒河内陽咲:黒河内陽咲の侵蝕率を1d10(→ 9)増加 (66 → 75)
GM:アーッ
黒河内陽咲:があああ!!
天生茶一:軍曹ー!
呼子 廉平:黒河内さん!
GM:じゃあこのシーンはですね
GM:またPC4人に再集結してもらいまして ホニャホニャ~ってしてると
GM:謎のあやしい気配が…ゴゴゴ… そういうシーンになります。
天生茶一:理解!
黒河内陽咲:なんと…
呼子 廉平:うおー
有島皆人:たいへんだ
GM:とりあえず再集結してもらいまして、いい感じのところでイベントおこしやすね!
GM:カーニバルは続く。昼。
GM:異人館街を背景に、人出が多くなり、出店も並ぶ運河のほとり。
GM:見回りをしながら、キミ達はこの場所に集まっていました。
天生茶一:「こっからがもっと忙しくなりそッスね」
有島皆人:「見回り始めた頃よりも、人はだいぶ多くなってきた」
天生茶一:人々の活気が増すのを見ながら、フライドポテトを食べる。
有島皆人:運河の向こうに見える橋を眺めながら言う。そちらも多くの仮装した人が行き交い、遠目にも賑やかだ。
黒河内陽咲:「それにしても。今んとこ目立った騒ぎは無いっぽいね」
呼子 廉平:黙って紙コップのコーヒーを啜っていだが。
呼子 廉平:「ああ、ありがたいことに」
呼子 廉平:「まだ何も見つけられていないとも言うな」
黒河内陽咲:おっ、あの仮装シャレてんな、と呟きながら通りがかる人の仮装目をやっている。
天生茶一:「スね~。被害でやすい所から虱潰し、って感じスけど」
天生茶一:「人が多くなるなら、これからなにかあってもおかしくないスね」
呼子 廉平:「一旦集合したが、また分散した方が発見の意味では効率的なのか……?」
呼子 廉平:ずず、と熱いコーヒーを少しずつ飲んでいる。
黒河内陽咲:「アタシは右も左も分からんから、任せるけど」
有島皆人:「私もそう思う。あらかた、会場の全貌は把握できてきた所だろう」
有島皆人:「ここからは異常発見を主眼に置いた方が良い頃合いだな」
黒河内陽咲:「んん。そっちのほうが当たる確率は高くなるよね」
天生茶一:「そっスね。ダブルチェック~……は意味違うか」
黒河内陽咲:「これだけ人も多いと大変だよな~。《ワーディング》だっけ?」
黒河内陽咲:「アレされるだけでも被害ヤバみだよね」
呼子 廉平:「その通りだ」
天生茶一:「人の上に倒れるだけでやべーかんね」
GM:と、そんな風に話すキミ達の前に。
GM:カタン。と、どこからともなく一枚のマンホールが飛んできて、カラカラと音を鳴らしながら回る。
天生茶一:「おん?」
GM:行き交う仮装の参加者の中。カラカラカラ。音が鳴り続ける。
呼子 廉平:「……なんだ?」
有島皆人:「……」 辺りの様子を伺う
GM:続いて、破壊音とともに。景観に合わせてレトロ調にあつらえられた街灯の破片が。
黒河内陽咲:「……ちょちょちょ!」
GM:車の破片が。運河を流れていた遊覧ゴンドラが。破壊音。カラカラカラ。音。
有島皆人:「始まったか。ワーディングなど介さず……直接的な混乱を起こしに来た」
天生茶一:「ちょ、ヤバ!」
GM:何処からともなく次々と振り落ちてくる鉄の欠片が、膨れ上がるように、歪な細工を組み上げていく。
呼子 廉平:「それはそれで厄介極まりない……!」
GM:行き交う仮装の参加者が、その異常な事態に気付き始める。
天生茶一:「テロじゃん……!」
黒河内陽咲:「ど、どうすんの……!?」
呼子 廉平:《ワーディング》。周囲の一般人を現象から切り離す。
呼子 廉平:「結局こちらが使う羽目になる」
天生茶一:「調節できる分マシだけどね!」
天生茶一:《無音の空間》。破砕する爆発音を、外に漏らさないように無音で包み込む。
呼子 廉平:「少なくとも、無用な混乱は防げる……はずだ」
呼子 廉平:「助かる」
有島皆人:「異常事態の発生を検知。無差別な鉄材の操作が見られる。場所は……」 耳元のワイヤレス端末を操作し、各所へ連絡を飛ばす
鉄の巨人:「────!!」それに呼応するように、キミ達の目の前で組み上げられた"鉄の巨人"が、音のない咆哮を上げる。
黒河内陽咲:「お?」一変した雰囲気に戸惑いつつも。ぐ、と握りこぶしを固め。
黒河内陽咲:「うおおっ! なんか向こうもやる気バリバリなんですけど!」
呼子 廉平:「なるほど、鉄の巨人。ウルリカ」
天生茶一:《シークレットトーク》。無音の空間に、自分たちの声を伝播させる「咄嗟だとあんま調整効かねーけど…っと」
天生茶一:「でっか」
呼子 廉平:「いるな」《地獄耳》周囲に立っている人間がいないか探る。
GM:…探れる範囲、意識のある人の気配はキミ達以外にない。
呼子 廉平:「……ずいぶん遠隔で操作をしているのか?」眉を顰める。
有島皆人:「問題は、これが我々を標的に据えているということだ」
天生茶一:「……こーいうの、本体を叩くのがお約束なんスけどねー」
黒河内陽咲:「ん~? すっごい遠くから、見られてるとか?」
天生茶一:「そうっぽい?」
天生茶一:「結論言うと、真正面からやるしかないわけスか」
有島皆人:「別に隠してはいないが、喧伝もしていない。どこ伝手で知られたか」
有島皆人:「ああ。これを叩いても謎は解けないだろうが、現状解決はできるだろう」
有島皆人:羽織の背に隠していた折りたたみの警棒を伸ばす。
天生茶一:「ッス!放っておくわけにも行かねーッスもんね」布の包みをほどく。
天生茶一:「軍曹、バトル展開行ける派?」
黒河内陽咲:「う~ん。ロボット相手に効くかはわかんね~けど」
黒河内陽咲:太腿のベルトに固定した専用のケースからスプレーを取り出し、手元でくるくる回す。
黒河内陽咲:「やってみるっきゃないっしょ!」
呼子 廉平:「こちらも無機物は人相手よりはやや難しいが。やるか」傘を握り直す。
鉄の巨人:建物に匹敵する巨体が、街の鉄材でひきめしあう拳を振り上げる!
GM:煉瓦の街並のなかに、禍々しい鉄の巨人が君臨し、キミ達を間違いなく標的に見定め、襲いかかってくる!
GM:簡易戦闘に突入します。
有島皆人:簡易戦闘だとォ
黒河内陽咲:む!
GM:特別ルールを用意しました!説明!
GM:これからキミ達には、襲撃者である「鉄の巨人」を倒す判定を行ってもらいます。
GM:キミ達は行動値に関わらず、好きな順番で敵に攻撃を行うことが可能です。
GM:攻撃は通常の戦闘通り、マイナーアクションとメジャーアクションを使用し、命中判定とダメージ判定を行ってください。
GM:「鉄の巨人」のHPは100。
GM:みんなで100ダメージを達成し、「鉄の巨人」のHPを0にすれば戦闘終了です。
GM:なお、分かりやすさを重視し、キミ達と敵の「鉄の巨人」は同じエンゲージにいる想定で判定を行います。
GM:そして、全員の判定が終了しても敵を倒せていない場合、鉄の巨人による反撃が発生し、PC達には2d10のダメージを受けてもらいます。
GM:このダメージにリアクションを行うことはできません。
GM:ダメージを反映してもらった後、再びPC達に判定を行ってもらいます。
GM:好きな順でゴンゴン動ける戦闘って感じですね。説明は以上!
有島皆人:なるほどね
GM:なにか質問はありますか?
黒河内陽咲:セットアップのタイミングはありますか?
GM:あ、用意しましょう!あります。
黒河内陽咲:オッケィ!
呼子 廉平:今のところ大丈夫かなー。妖精の手があるので、必要な時は言ってください
有島皆人:大丈夫じゃぞい
天生茶一:こちらも大丈夫!
GM:はーい!ではさっそく開始していきましょう。
GM:1ラウンド目。
GM:セットアップ!
呼子 廉平:なし
有島皆人:ないぜ
天生茶一:なし
黒河内陽咲:う~んそうだな 使っておこう
黒河内陽咲:《原初の黄:活性の霧》!
GM:ほほう!
黒河内陽咲:この対象を……天生!きさまだ!
天生茶一:俺!
黒河内陽咲:この陽咲ぴが動くまでにはすべて終わっておろう! ガッハッハ!
黒河内陽咲:というわけで攻撃力が+15されるよ。
天生茶一:頂きます。攻撃力がぐーんと15ぐらい上がりました
GM:ひょあ~
黒河内陽咲:黒河内陽咲の侵蝕率を3(→ 3)増加 (75 → 78)
GM:では、セットアップ終了。
GM:PC達が攻撃を行うプロセス!
GM:好きな順番で「鉄の巨人」に攻撃を行うことができるよ。
天生茶一:行けっ、大人たち!
呼子 廉平:侵蝕低い順にします?
有島皆人:トナーッ!
有島皆人:そうですね そうしましょう
呼子 廉平:じゃあ自分から!
呼子 廉平:マイナーはなし!
呼子 廉平:メジャー、コンボ『濡鼠』《雨粒の矢》《シングインザレイン》《潜伏者》侵蝕6上昇
呼子 廉平:判定します
GM:どうぞ!
呼子 廉平:3dx+24
DoubleCross : (3DX10+24) → 4[2,3,4]+24 → 28
呼子 廉平:低めだな……まあいいか
呼子 廉平:3d10+22
DoubleCross : (3D10+22) → 20[5,9,6]+22 → 42
GM:ヤバイ
呼子 廉平:ダメージはいった!
GM:C(100-42)
DoubleCross : c(100-42) → 58
呼子 廉平:呼子 廉平の侵蝕率を6(→ 6)増加 (51 → 57)
GM:残りHP58!
黒河内陽咲:イイネ!
有島皆人:スゴ~
天生茶一:つよい
GM:嘘でしょ!!もっと苦戦してもらう予定が
GM:続いてどうぞ~
有島皆人:動きます。マイナーなし。メジャーで《コンセントレイト:ブラックドッグ》+《アームズリンク》。聖剣の王者を使用して攻撃
有島皆人:8dx7+2
DoubleCross : (8DX7+2) → 10[1,3,4,7,8,9,9,10]+10[1,1,5,8,10]+3[1,3]+2 → 25
有島皆人:侵蝕率ボーナスがないのにこの安定感……(震える)
有島皆人:3d10+15
DoubleCross : (3D10+15) → 19[3,10,6]+15 → 34
黒河内陽咲:謎の感動を得てる
有島皆人:34点ダメージ!
GM:C(58-34)
DoubleCross : c(58-34) → 24
GM:ギャ~~ あと24点
GM:順調すぎる
有島皆人:有島 皆人の侵蝕率を4(→ 4)増加 (53 → 57)
天生茶一:良し!三番手俺!
GM:来たか!活性モウ!
黒河内陽咲:ゆけ~っ!
天生茶一:マイナーなし!メジャーでエフェクト使わず素殴り!
天生茶一:4dx+13
DoubleCross : (4DX10+13) → 9[1,3,8,9]+13 → 22
天生茶一:3d10+11+15
DoubleCross : (3D10+11+15) → 13[2,6,5]+11+15 → 39
天生茶一:たー
GM:なんだその固定値は~~ッ
天生茶一:天生茶一の侵蝕率を0(→ 0)増加 (66 → 66)
黒河内陽咲:活性無くてもちょうど死んでる!
GM:C(24-39)
DoubleCross : c(24-39) → -15
GM:ほんとだ!
呼子 廉平:うおー
天生茶一:かしこい!
有島皆人:すご
GM:スムーズすぎる
GM:ク…クソ~~ッ じゃあサクッと簡易戦闘は終了だよ!
天生茶一:戦闘特化支部に戦闘特化の人を外部で読んでる
天生茶一:わーい!
GM:みんなの連携合体演出をしていこうね!
呼子 廉平:見上げ、睨みつける。鉄の巨人を……そして、その上空を。
鉄の巨人:動くたび、継ぎ接ぎされた鉄の瓦礫がガシャガシャと歪な音を鳴らす。拳を振り上げ、キミ達を圧し潰そうとする。
呼子 廉平:彼だけの視界には、未だざあざあと白い雨が見えている。
呼子 廉平:それを弾き飛ばすように、大きく傘をぐるりと回す。
呼子 廉平:空間に突如として、水飛沫のようなノイズのような情報の塊があふれ出し
呼子 廉平:巨人目がけて降り注ぐ。雨のように。
呼子 廉平:「……物相手でも、いけるだろう。継ぎ接ぎだ」
呼子 廉平:ざわざわと本来存在しないはずの情報がその機体に染み入り、軋みを与える。接合を解こうとする。
呼子 廉平:「弱めた。あとは頼む」
鉄の巨人:「………!!」ガシャガシャと音を立てていた接合部がずれを起こす。振り上げた拳の形状が崩れる。
有島皆人:「右をやる」
有島皆人:短く言い切ると同時に、バチン、バチンと警棒から電流が、不規則に迸る。地下室に瞬く、切れかけの電球のように。
有島皆人:(抜刀値わず。剣気のみを拝借する。礼略)
有島皆人:だが、有島皆人にとってはそれで十分のようだった。警棒を握った両手を身体のすぐ前に留め、先端を上前方へ。
有島皆人:身体が僅かに前へ傾いた、かと思えば瞬く間に距離を詰め、閃光を放ちながら警棒を縦へ一薙ぎ。
有島皆人:更に続いて横に振り抜き、巨人の後方へ抜ける。ほんの腕ほどの長さしかない警棒で放たれた二撃は、しかしその最高加速の瞬間に電流を放っており
有島皆人:その刀身よりも圧倒的に長い十字の斬痕が、呼子さんの鑑賞で弱まった継ぎ目を、致命的に破断していた。
鉄の巨人:「────」 一瞬の硬直。
天生茶一:「じゃ、俺達は左の方ッスね」
天生茶一:包みを解いた銀色の棒を振ると、穂先に鳥を模した十文字槍に変わる。
鉄の巨人:その右半身に、十字の電流が迸る。轟音とともに、鉄細工が破壊される。
黒河内陽咲:「うっし」
黒河内陽咲:空のスプレーを上下に揺らす。からころ、と鳴っていた音が。次第にシャカシャカ、と重みのある音に変わって。
黒河内陽咲:鉄の巨人の動きが止まった、その一瞬の間に。しゅう、と。己がレネゲイドを散布する。
黒河内陽咲:霧状になったレネゲイドが、天生くんの持つ得物の刃を染め上げる。
黒河内陽咲:希望と太陽。
黒河内陽咲:優しくも暖かに綺羅めく、イエローに。
黒河内陽咲:「ゆけい、さいっちゃん」
黒河内陽咲:「カッコいーとこ、見してねっ」
天生茶一:「オーライっ」
天生茶一:「じゃ、『見逃すなよ』」
天生茶一:長柄の槍を片手で扱い、脇の下に固定する。
鉄の巨人:「………!」硬直した身体を緩慢に足踏みさせる。左側にいる天生くんと黒河内さんを圧し潰そうと迫る!
天生茶一:銀の槍が身体から伸びる尾のように一体として扱われる。
天生茶一:四足の獣の如く低く構えた姿勢。自身を中心とした円の間合いに巨人の腕が迫る。
天生茶一:初動の足音。地面を踏みしめる音。それが届く前に光が動く。
天生茶一:思考と同速度で行われる迎撃の構え。風を切る音より早く、銀の槍の軌跡が空中に描かれる。
天生茶一:その先端、黄色の鳥がキラリと光ったかと思えば。
天生茶一:踏みしめに二歩。跳躍に一歩。地面から頭上にえぐるような角度で刃が走る。
天生茶一:「うお」
天生茶一:穂先の軌道にかまいたちが生じるほどの速度の振り抜きが既に行われ、巨人の結合部を切り飛ばす
天生茶一:「びっくりした」
天生茶一:「いつもより切れ味が良いな、これ」
天生茶一:槍を振り抜いた空中、上下逆さまの姿勢で感心する
鉄の巨人:「──!」 その背後。
鉄の巨人:爆風に内部から吹き飛ばされるようにして、鉄の巨人の巨躯が完全に破壊されてゆく!
有島皆人:巨人の後方へ抜けた後は、すぐに振り返り警棒を構え直していたが、それはそこまでを含んでルーチン化した動きのようなもので
有島皆人:それが……つまり、次撃への備えや初動が必要だとは、ほとんど考えていなかった。 「…………」
GM:鉄の巨人を構成していた瓦礫が道路に散乱していく。復活する気配はない。
有島皆人:「ふむ」
黒河内陽咲:「ぎゃああああっっっ!!」落ちてくる鉄の瓦礫からどたどたと逃げ回り。
黒河内陽咲:「……お、終わった? もう動かん?」
呼子 廉平:ぐるん、と雨水を振り払うように傘を振る。もう雨は見えない。
有島皆人:「そのようだな」
天生茶一:空中の塵を踏んで勢いをつけ、建物に飛びそうな破片を蹴り飛ばして着地する。
天生茶一:「やー!やっぱ味方がいるの良いっスね!一人だとぜってー苦戦してましたよコレ!」
呼子 廉平:「……やるな」誰に言うでもなくぼそりと。
有島皆人:「うむ。……懸念はいくらかあるが、ひとまずこれについては大丈夫と思って良いだろう」
黒河内陽咲:「や~。流石エージェント、っつうか……」
黒河内陽咲:「速すぎじゃね?みんな……」呆然。
呼子 廉平:「今回はこの布陣がいいと踏んだが、また違うケースもあるだろうな」
呼子 廉平:「お前が先に動くことだってあるぞ」
天生茶一:「スね~。初動が軍曹が一番手軽っしょ」
有島皆人:警棒を畳み、手をほぐすように組んで回す 「まあ、この挨拶でこちらの力量を怖がってくれれば、その必要もないかもしれんが」
黒河内陽咲:「んん~。まだイメージ掴めんが……覚悟するっス。オス」
天生茶一:「うむ、精進なされよ」
有島皆人:「楽観だな。……あと、見回りに戻る前に、残しものをなんとかしなければ」
黒河内陽咲:「って、まさか……」
天生茶一:「あー」瓦礫の山を見上げる。
呼子 廉平:「ああ……」路上の惨状を見て。
黒河内陽咲:「………」
黒河内陽咲:「アタシらの仕事って」
黒河内陽咲:「警備じゃん?」
天生茶一:「ス」そうですね。
黒河内陽咲:「こーいうのは……へへ……」
呼子 廉平:「それ以前のやつがあるだろう」
黒河内陽咲:くるくると指を回している。
呼子 廉平:「日常の守護、だ」
黒河内陽咲:「ちぇ~っ! けちんぼスーツめ!」
有島皆人:「UGNの仕事は、戦い以外の方が、ずっと多く、大変なものだ」
有島皆人:肩を回し 「始めるとするか……」
黒河内陽咲:くそお~、と悪態を付きながらその後に続く。
天生茶一:「そーッスよ、軍曹」
天生茶一:「だからスゲーんです。センパイとか、支部の人らもね」
黒河内陽咲:「ん。今後はもうちょっと感謝の意を込めて接します」
GM:そんなやり取りと、瓦礫撤去は。
GM:支部の後処理班が到着するまで続いた。
GM:シーンを終了します。
GM:簡易戦闘があったので購入判定はなし!ロイスの取得とかだけ可能だよ
呼子 廉平:天生くんに○感服/隔意で取得!
黒河内陽咲:ロイホで以上!
有島皆人:ロイスは保留します。以上!
天生茶一:「有島皆人 ○P感服/N対抗心」でとっときましょ!以上!
GM:感服で矢印が交差してるのいいなあ
GM:はーい!ではこのシーンは以上!
◆Middle05◆
GM:次のシーン!
GM:先程の事態を受けて、どういうこっちゃを調査を進める情報収集シーンになります。
GM:シーンプレイヤーは呼子さんにしよう 登場したい人は侵蝕率を上げて登場してね!
呼子 廉平:呼子 廉平の侵蝕率を1d10(→ 6)増加 (57 → 63)
有島皆人:有島 皆人の侵蝕率を1d10(→ 8)増加 (57 → 65)
呼子 廉平:ダイボだー
黒河内陽咲:う~む
有島皆人:運動をし、心拍数が上がった
天生茶一:天生茶一の侵蝕率を1d10(→ 4)増加 (66 → 70)
黒河内陽咲:まあ……大丈夫だろ!
天生茶一:スーン
黒河内陽咲:黒河内陽咲の侵蝕率を1d10(→ 4)増加 (78 → 82)
黒河内陽咲:ヨシ!
呼子 廉平:おっナイス
GM:よかったよかった
天生茶一:俺が先に振ることで出目を予測するということね
天生茶一:これが未成年組の絆
黒河内陽咲:ウチらニコイチ
GM:なかよしっぴ!
GM:では先に情報収集項目をお出ししますわよ
・襲撃について 〈情報:UGN〉〈情報:裏社会〉難易度8
・FHエージェント《ウルリカ》について2 〈情報:UGN〉〈情報:裏社会〉難易度8
GM:このふたつッチよ!
黒河内陽咲:ツッチ!
天生茶一:チッチ!
天生茶一:固定値ある先生方にやってみてもらうか
有島皆人:襲撃について 行きます。大人の力見せてやるぜ……<情報:UGN> コネ使用
天生茶一:大人の力!
有島皆人:4dx+2=>8
DoubleCross : (4DX10+2>=8) → 7[1,3,6,7]+2 → 9 → 成功
黒河内陽咲:トナ~!
有島皆人:ハアハア……
GM:ギリギリで生きているな
呼子 廉平:どうしよう、高いの出るかもなので待機しててもいいが
呼子 廉平:でも項目的に開きたくはありますね
黒河内陽咲:じゃあコネ持ってるさいっちゃんにお願いしてみる?
天生茶一:俺!
呼子 廉平:お願いしてみてもいいかも
天生茶一:じゃあコネ幹部つかってウルリカさんについて情報UGN。
天生茶一:4dx+1>=8
DoubleCross : (4DX10+1>=8) → 10[4,7,8,10]+1[1]+1 → 12 → 成功
天生茶一:見えたぜ
呼子 廉平:やるじゃーん!
GM:あぶなげないな~
有島皆人:小僧 やるじゃねえか
GM:よし、では全員成功ですね。
黒河内陽咲:ヒュ~ッ!
GM:情報を開示していくぜ!
・襲撃について
襲撃してきたのは《ウルリカ》が生み出した鉄の巨人である。
しかし、現場周辺に《ウルリカ》本体の痕跡はなかった。
またその能力規模も、明らかに本来の実力が発揮されているとはいえない。
どうやらこの襲撃は、UGNをかく乱するために行った陽動のようだ。
襲撃現場に現れなかった者が本来のターゲットだと考えられる。
・FHエージェント《ウルリカ》について2
その正体は荻野綾音。
温厚な性格で、「人の役に立ちたい」という目的を果たすため、FHセル《スコア》に所属している。
既にジャーム化していて周囲との絆を育むことができず、他者の顔と名前を覚えることが極端に苦手。
その中でも、FHに所属していた頃の《シルヴァーノ》伊藤亜璃須とは懇意にしており、現在も彼女に対する協力は惜しまないようだ。
また、PC達に襲撃を行う直前、伊藤亜璃須からの接触を受けていたことが判明する。
GM:⇒次のシーンでマスターシーンが発生します。
GM:⇒伊藤亜璃須の行動について 〈情報:UGN〉難易度11 が調査可能になります。
GM:新しい情報項目が調べられるのは次のシーンから!
有島皆人:なるほどね
呼子 廉平:うおー
天生茶一:ぎゃー
黒河内陽咲:ひぃ…
GM:ワハハ
GM:じゃあこれら情報を共有するシーンをやっていきましょう
GM:どうしよっかな 肉体労働したから休憩してるシチュエーションにします?
有島皆人:そんな感じですかね
天生茶一:ですね。
GM:はーい
GM:支部からの増員とともに、戦闘の後処理も済ませたキミ達は、そのまま小休憩をとっていました。
有島皆人:「……やはり、陽動と見た方が良いな」
有島皆人:処理班に現場を引き継ぎつつ、ワイヤレス端末でどこかと……恐らく現地支部員と話していた有島が、おもむろに切り出した。
有島皆人:汗は少ないが、やはり暑いようで、羽織は肩にかけ、ワイシャツの袖をまくっている。
天生茶一:「うーん、やっぱそう見ます?」
天生茶一:同じく、パーカーを脱いだシャツ姿で作業に従事していた。
有島皆人:「聞く限り、弱すぎるそうだ。こと戦闘について、理丹の支部員が判断を違えることもないだろう」
黒河内陽咲:「うへ~。あれで弱すぎんだ」ぐで~と椅子の背もたれに身体を預けながら、スポーツドリンクをごくごくと飲んでいる。
呼子 廉平:帽子ではたはたと自分を扇いでいる。
呼子 廉平:「なら、本来の目的は?」
有島皆人:タオルで手元の汗を拭き、続いて左手の指輪周りをそっと拭う。
有島皆人:「少なくとも、私たち以外」
天生茶一:「に、なるスか」
有島皆人:「もっと他の、大きなシンボル。人通りの多い所。何かのイベント。あるいは支部。袴田さん、望岡さん、伊藤さん……」
黒河内陽咲:「……ああ」得心がいったように手を叩いて。
黒河内陽咲:「そっか。“ウルリカ”が“スコア”の人なら」
黒河内陽咲:「アリスたちに接触して……戻ってこ~い、とか。その辺りの狙いがあるかもなんだ」
天生茶一:「ん~」
黒河内陽咲:「……え、ヤバくない?」
天生茶一:「ん~~~~~」唸り。
呼子 廉平:「面倒だな。それに業腹だ」ネクタイを緩める。
天生茶一:「あ~~、それについてこっちも報告ス」
有島皆人:「あるいは、元セルメンバーの教導を担う望岡さんを狙うという線もあるが……」
有島皆人:「聞かせてくれ」
天生茶一:「"ウルリカ"についてなんスけど、動向掴めました。それで、その……」
天生茶一:チラ、と軍曹を見つつ
天生茶一:「イトーさん。アリスさんが接触してたっぽいです」
黒河内陽咲:「……ん?」
黒河内陽咲:首を傾げる。
黒河内陽咲:「アリスが接触されたんじゃなくて……」
天生茶一:「うん。から、ス」
黒河内陽咲:「アリスから会いに行ったってこと?」
天生茶一:こくこくと頷く
有島皆人:「伊藤さんから、か」
天生茶一:「どーも、FH時代に仲良かったみてーですね」
有島皆人:静かに言葉にする
呼子 廉平:「……要領の良い方、か」
有島皆人:「うむ」
黒河内陽咲:背中を嫌な汗が伝う。
黒河内陽咲:「そ、それじゃ」
黒河内陽咲:「まるで、その」
黒河内陽咲:「アリスが……呼んだみたいじゃん、巨人の人」
天生茶一:んー、と少し唸る。明るい色のツインテールを思い出しつつ。
天生茶一:「あるいは、それと知って説得しに……って可能性も、あるにはあるス」
天生茶一:話し合いで解決、だ。
天生茶一:「つっても、状況から見て"ウルリカ"はジャームになってます」
天生茶一:「新しい絆を結ぶのが苦手ぽいんで、まだ正気だった頃の縁とか……あ、これは俺の推測です」
有島皆人:「結論を焦ることはないが、可能性はそのどちらも高まった、が……」
有島皆人:「ジャームか……」 表情がにわかに険しくなる
呼子 廉平:「ジャームか。厄介だな」
呼子 廉平:「名前だの顔だのは割れたのか?」
天生茶一:「ッスね。"ウルリカ"の顔も確認出来たんで、皆さん確認しといてください」
天生茶一:ピロン、と支給の端末に画像と資料を表示する
黒河内陽咲:「えと。そもそも、話が通じないんだよね、ジャームってたしか……あ、アタシも気になる、見して見して」端末を取り出して確認してみる。
呼子 廉平:「有能だ」視線を落とす。
呼子 廉平:「……?」
有島皆人:端末を見る 「そうだ。根本的に違うもの……処置の困難なものと思っておいた方が良い」
天生茶一:「スコアセルのエージェント、"ウルリカ"。本名は……」
天生茶一:「荻野綾音、スね」
呼子 廉平:「おい」
有島皆人:「……ふむ。外見に明らかな変異はなし……」
黒河内陽咲:「へ~。大人しそうなコだけど……あれ、呼子さん?」
有島皆人:「うむ?」
天生茶一:丸眼鏡をかけたショートヘアの女性。
天生茶一:「はい?」
呼子 廉平:「いや……可能性は、そうだな。あの時もあった、が……」ぶつぶつ言ってから。
天生茶一:「どしました、呼子さん?」
呼子 廉平:「俺はこいつと一度接触を持っている。もちろん知らずにだ」
有島皆人:「……ふむ」
呼子 廉平:「道に迷ったというので、案内をした」淡々と事実を告げる。
呼子 廉平:「本名を名乗り、親しげにはされたが、その程度だな。当たり前の人に……見えていた」
黒河内陽咲:「ええっ! ぐ、偶然?」
呼子 廉平:「……ジャームだと?」
有島皆人:片目だけを細める 「それくらい、自然に振る舞えているということか」
天生茶一:「あら~………」
呼子 廉平:帽子を軽く下げる。
呼子 廉平:「偶然には見えたがな。少なくとも襲撃だのの予兆はなかった」
黒河内陽咲:「んん~。まあでも、エージェントの呼子さんが言うんだから、間違いはないよね」
天生茶一:「……ッスね。ジャームと言っても、破壊だの暴力だのでは無さそうス」
黒河内陽咲:「ふうん。そういうジャームもいるんだ?」
呼子 廉平:(『呼子さん。はい。四回、呼びました』)
呼子 廉平:「まあ、ただ、俺のことはどうだろうな。偶然ならもう、気にも留めていないだろう」
呼子 廉平:「そういうものだ。ジャームは。知っている」
有島皆人:「……少々急なことだったな。偶然だったとはいえ」
呼子 廉平:足を組んで、続けて、という手振り。
天生茶一:「欲望が抑えきれない状態スからね。人の役に立ちたい、と思ってたらそういう行動が表に出てきたり、会話とかもすんのよ」
有島皆人:浅く頷く 「そうだな。『次』を考えよう。私たちがどうすべきか」
呼子 廉平:「手伝いが好きなんだと」
黒河内陽咲:「……むむ、なるほど、確かに。人の欲の色なんざ、千差万別だしな」
天生茶一:(まー、だから厄介なんスけど)話し合いで解決できない。
黒河内陽咲:「うん。てか、そんな話聞いてたら、アタシ」
黒河内陽咲:「心配になってきたんだけど……アリスも……もっちー先輩とか、メイコちゃんも」
有島皆人:「そうだな。まずは……伊藤さんについてだ」
有島皆人:「休憩は終わりで大丈夫か?」
天生茶一:「俺は行けるス。軍曹?」
黒河内陽咲:「してる場合じゃねっしょ!」すくっと立ち上がって。
呼子 廉平:「調査の方が重要だろう」顔を隠していた帽子を上げる。
有島皆人:少しだけ呼子さんを見たが 「……うむ」 結局頷く
天生茶一:「呼子さんも無理せんでくださいね~」
天生茶一:「別に居なくても俺達で~……あ、違う、コレは前注意されて…えーと」言葉を探す。
天生茶一:「………無理せんでくださいね!」
呼子 廉平:「無理してるように見えるか? 俺が?」
呼子 廉平:心外そうに肩を竦める。
呼子 廉平:「仕事だ。最初から最後まで」
呼子 廉平:(たまたま目的地が同じだった、それくらいでいいと)
呼子 廉平:(それくらいがいいはずなんだがな。どうも、いつも上手くいかない)
呼子 廉平:街に降る白い雨は、今も止まずに降り注ぐ。
呼子 廉平:(まあ、今こんなことを考えているのは、こちらの方だけなんだろうが)
呼子 廉平:少し、湿っぽくなってしまったな、と濡れてもいない肩を拭った。
GM:シーンを終了します。
GM:ロイス・購入判定の諸々が可能だよ
有島皆人:ロイスは保留 購入は~
天生茶一:ロイホ~
黒河内陽咲:ロイホのホ
呼子 廉平:荻野さんへのロイス感情を反転し、誠意/○疎外感に
有島皆人:まだまだ狙っていくか UGNボディアーマーをよ……前回比2倍になった購入ダイスを見よ
有島皆人:2dx+1=>12
DoubleCross : (2DX10+1>=12) → 4[3,4]+1 → 5 → 失敗
天生茶一:ボディアーマーまだ買えてないな。俺も狙おう
黒河内陽咲:パパがんばって~
有島皆人:うむ。以上!
天生茶一:2dx+1>=12
DoubleCross : (2DX10+1>=12) → 10[10,10]+3[2,3]+1 → 14 → 成功
黒河内陽咲:パパ……
GM:これがニュージェネレーション
天生茶一:おっと、優秀な所見せてしまったな
黒河内陽咲:あなたが父さんだったんですね。
天生茶一:娘軍曹…?
呼子 廉平:んーー、しつこくボデマかな
有島皆人:私より若い
呼子 廉平:3dx+1>=12
DoubleCross : (3DX10+1>=12) → 9[7,8,9]+1 → 10 → 失敗
呼子 廉平:ぬーーーーー
黒河内陽咲:おしい!
黒河内陽咲:メイド服かっちゃお
黒河内陽咲:3dx+2>=20
DoubleCross : (3DX10+2>=20) → 9[2,3,9]+2 → 11 → 失敗
黒河内陽咲:え~んおわり
呼子 廉平:この際だし財産点つぎこんじゃおっか
呼子 廉平:2点払って購入し装備します
GM:まあ 素敵なボディーアーマーね
呼子 廉平:以上ー
GM:では、このシーンはこれで以上!
◆Masterscene◆
GM:襲撃の連絡を受け、仮面の人込みの中を急ぐ小柄な少女がいた。望岡ひよりだ。
望岡ひより:「よい、しょ…」仮装の群れの中をかき分けるようにしている。「急がなきゃ…」
望岡ひより:(…わたしにろくな戦闘能力なんてないけど。でも)
望岡ひより:(やれることがないとしても。やれるのに、やらないのは馬鹿だって…)
GM:そう先を急ぐ彼女の手首が、誰かに掴まれる。
望岡ひより:「ひゃ」驚いて振り向く。
GM:振り向けば、一人の女性が困ったようにひよりを見つめていた。
GM:すらりと細身で、女性らしい印象を受ける服装。丸眼鏡をかけたショートヘアの女性。
荻野綾音:「こんにちは…。ええと、望岡ひより…さん、ですよね?」
望岡ひより:「……? は、はい」
荻野綾音:「あ、良かった…合ってました。ごめんなさい、私から話しかけておいて」
荻野綾音:「私ってば、どうしても他人の名前を覚えるのが苦手で。これで間違っていたら、恥ずかしいなって…」
望岡ひより:「……あ、あの…?」身動ぎする。手首は掴まれたままで、目の前の彼女は優しそうなのに、なんとなく怖かった。
荻野綾音:「あなたのことは、亜璃須ちゃんから聞いたんです」微笑む。
荻野綾音:「頼まれました。あなたが持っているものに、私の力で触れてって」
GM:荻野綾音の「認識できない」が望岡ひよりの所持する絆に及び、そして望岡ひよりも他者を認識できなくなる。
GM:Eロイス《砕け散る絆》を3回発動。望岡ひよりが所持していた全てのロイスを消去する。
GM:天生茶一/信頼:〇/隔意のロイス、UGNの面々/尽力:〇/劣等感のロイス、更生プログラムの受講者に対する誠意:〇/疎外感のロイスが消去される。
GM:ロイスを全て失った影響で、望岡ひよりの侵蝕率が一気に上昇し、能力が暴走を起こし始める。
望岡ひより:「……あ……」焦点の及ばなくなった瞳でぽかんと虚空を見つめる。
GM:《ウルリカ》荻野綾音から手首を離され、そのままふらふらと歩きだす。その小柄な身体が、ぽすんと誰かにぶつかる。
袴田芽衣子:「………」染めた明るい髪の少女だ。
望岡ひより:「芽衣子さん……?」
袴田芽衣子:「…っ」切羽詰まった様子で、ひよりの両肩を掴む。「望岡ひより!」
袴田芽衣子:「しっかりして。こんなのに呑まれないでよ。……思い出してよ!」
望岡ひより:「や、やめて…、やめてください…!」いきなり他人に詰められたことに怯え、押しのける。
望岡ひより:「なんで、芽衣子さんがここにいるんですか…?」
望岡ひより:「もしかして…芽衣子さんも、亜璃須ちゃんも…。わたしに何かしようって、計画してたんですか?」
望岡ひより:「わたしのこと、馬鹿にして……。ずっと、わたしを…みんなのことを裏切ってたんですか…?」
袴田芽衣子:「違う…!話を聞いて。あんたはまだ戻れる。ねえ、思い出してってば…!」
望岡ひより:「やめて!やめてください……!やだ…!」
望岡ひより:「やだ…、こわいよ。そうだよ、みんな、本当はわたしことなんか……。……もう、やだ」
望岡ひより:「やだよ…。何にも信じられないよ…」
GM:恐怖に染まり切った少女の足元から、石畳を割るように一気に花咲く蔦が生まれ、全身を繭のように包む。
GM:オルクスのエネミーエフェクト《ラビリンス》を使用。異空間を生み出し、そこに逃げ込む。
袴田芽衣子:「っ………」茫然とそれを見つめる。
GM:望岡ひよりから寄せられていた誠意のロイスが失われたことで、袴田芽衣子が望岡ひよりに所持していた信頼:〇/隔意のロイスもタイタス化する。
GM:袴田芽衣子は、所持していたロイスを全て失う。
袴田芽衣子:「………ああ、くそ」
袴田芽衣子:「これが狙いってわけ? 亜璃須……」
GM:ロイスを全て失った影響で、袴田芽衣子の侵蝕率が一気に上昇し、能力が暴走を起こし始める。
GM:街を覆うような強力な《ワーディング》が発動される。同時に。
GM:彼女を中心に、ふつふつと灼熱が生まれ始める。空気中の水分が蒸発したような日照りが街を覆い出す。
GM:……その全てを遠目から見ていて。
伊藤亜璃須:「めっちゃ良い感じじゃーん」
伊藤亜璃須:「あはは」
GM:伊藤亜璃須は満足そうに笑った。
◆Middle06◆
GM:次のシーン!シーンプレイヤーは ウ~ンそうだな 有島さんにしましょうか
有島皆人:イェーイ
GM:情報収集して、マスターシーンで起こったことに気付いたり対策を整えたり色々するシーンです。
GM:出る人は登場してね!侵蝕率を上げて!
有島皆人:有島 皆人の侵蝕率を1d10(→ 3)増加 (65 → 68)
呼子 廉平:呼子 廉平の侵蝕率を1d10(→ 7)増加 (63 → 70)
呼子 廉平:上がってきた
黒河内陽咲:黒河内陽咲の侵蝕率を1d10(→ 10)増加 (82 → 92)
天生茶一:天生茶一の侵蝕率を1d10(→ 6)増加 (70 → 76)
黒河内陽咲:そりゃね。
天生茶一:ッスね
有島皆人:黒河内ッ
GM:ああッ
呼子 廉平:あばば
GM:じゃあ…情報収集項目を出しますよッ
・伊藤亜璃須の行動について 〈情報:UGN〉難易度11
・望岡ひよりの現在の状況について 〈情報:UGN〉〈情報:裏社会〉難易度10
黒河内陽咲:たかいぜ
GM:ふたつだけ!バラしちゃうけど追加項目もないよ!
呼子 廉平:アリスちゃん試してみたいかも
有島皆人:挑むかい 若人よ
黒河内陽咲:そですね~ 自分であけるよりは調べたやつを聞きたいかも あたしも
黒河内陽咲:一旦“見”に徹するぜ
天生茶一:じゃあセンパイについて調べるぜ
GM:お調べになって
有島皆人:では呼子さん お願いします
黒河内陽咲:たのんだっ ふたりとも
呼子 廉平:じゃあミーミルの覚書をコネ:UGN幹部として使用、ダイス+2個
天生茶一:コネ幹部で情報UGN。望岡ひよりの状況について。
天生茶一:4dx+1>=10
DoubleCross : (4DX10+1>=10) → 9[2,2,6,9]+1 → 10 → 成功
天生茶一:オラッ
呼子 廉平:5dx+2>=11 伊藤亜璃須の行動について
DoubleCross : (5DX10+2>=11) → 10[4,4,6,7,10]+6[6]+2 → 18 → 成功
黒河内陽咲:う~~んさすが
呼子 廉平:うしうし
GM:ヤバ!!
天生茶一:しゃ、社会人!
有島皆人:悪のギャルに詳しい呼子さん!
黒河内陽咲:そうだったのか……
呼子 廉平:人聞き!
GM:大人の力でバッチリ成功!
GM:では情報を開示していきましょう
・伊藤亜璃須の行動について
伊藤亜璃須は、《ウルリカ》の所持するEロイス《砕け散る絆》の効果によって、望岡ひよりが所持するロイスを消去した。
その状態のひよりを袴田芽衣子に接触させることで、芽衣子を動揺させ、芽衣子が唯一ひよりに対して抱いていた絆をも失わせたようだ。
ひより、芽衣子の両名とも、周囲との絆を失ったことで侵蝕率を抑えることができなくなり、能力を暴走させている。
このままでは二人は暴走するジャームと化し、リタン・カーニバルは破壊され尽くしてしまうだろう。
速やかに二人の暴走を止める必要がある。
伊藤亜璃須の真意は不明。現在、伊藤亜璃須と《ウルリカ》はそれぞれ街から逃走しようとしている。
GM:だいたいマスターシーンの情報ですね
呼子 廉平:うおー
黒河内陽咲:逃げんじゃね~!
天生茶一:おうこらー
GM:そうなのだ!現在、理丹市の街中に、袴田芽衣子、《ウルリカ》、伊藤亜璃須がそれぞれ散らばってしまっている状態です。
有島皆人:逃避行かよ
天生茶一:やば!
呼子 廉平:なんだとー
黒河内陽咲:ギャッ
黒河内陽咲:つ、つまり……?
GM:そう!つまり!
GM:この情報を開示したことで、次のシーンにて、彼女らを一ヶ所に誘き寄せるための判定が発生します。
GM:判定に成功するとそのままクライマックスに突入するぞ。
呼子 廉平:やるぞー
天生茶一:なるほどでして!
黒河内陽咲:やってやらぁよ!
有島皆人:なるほどな
GM:頑張っていきまっしょい!
GM:次の情報!
・望岡ひよりの現在の状況について
望岡ひよりは、《ウルリカ》のEロイス《砕け散る絆》によって所持していたロイス全てを失い、能力を暴走させている。
ひよりの暴走を止めるには、《ウルリカ》を戦闘不能にした上で、ひよりに接触。
彼女と〈意志〉で対決し、勝利する必要がある。
現在、ひよりはエネミーエフェクト《ラビリンス》を使用し、自分で作り出した異空間に閉じこもっている。
なお、《ラビリンス》の効果で、この異空間に入れる人数は1人に制限されている。
望岡ひよりと接触を行えるのは1人だけだ。
黒河内陽咲:い、意志!
呼子 廉平:わお……
天生茶一:ぎゃー
GM:キミ達がもし《ウルリカ》を打倒することができれば、そのまま望岡ひよりの暴走を止めるクライマックス2が発生します。
有島皆人:おお……
呼子 廉平:なるほど……!
天生茶一:うおおセンパイ
黒河内陽咲:なるほどね…
GM:なお、袴田芽衣子については、Eロイスの影響を受けていないので、戦闘不能にすればそのまま暴走を止めることができますよ。
呼子 廉平:よかった
有島皆人:おのれEロイスめ……
GM:みんながんばってね!
GM:情報は以上です!
GM:袴田芽衣子による強力な《ワーディング》を察知したキミ達は、現場に駆け付けていた。
GM:先程から、不自然なまでに強い日射しが街を照らしている。
GM:袴田芽衣子の姿はない。代わりに。
GM:石畳を割るようにして、花咲く蔦が生まれて絡み合い、地下へ続く扉のような形状を作り出していた。
黒河内陽咲:「なっ……なにこれ!?」
黒河内陽咲:「蔦……?」
有島皆人:口元に手を当て、辺りの状況をつぶさに窺っている。
有島皆人:「すぐさま警戒が必要というではないが……動かなければ悪化する。という状態か」
天生茶一:「うへぇ、目に見えて色々あった感じスね」
呼子 廉平:「……ウルリカ、か?」
黒河内陽咲:「え? で、でも……」
黒河内陽咲:「ウルリカって、鉄を操る能力だったよね?」
呼子 廉平:「本体の能力はそうだな。だが、ジャームとして他者に影響を与えたとすれば」
呼子 廉平:「あまり考えたくはないが、他のオーヴァードを暴走させるように仕向けた、だとかな」
天生茶一:「スね。てーことはこの植物は……まぁ、心当たりあるんスけど」しゃがみ込んで蔦を確認しつつ
天生茶一:「あっちのタイヨーはどっちのかわかります?」
有島皆人:「うむ……」 空を見上げる。夏に戻ったかのような日差し
有島皆人:「私の知る限り、袴田さんのそれに近いように思う」
有島皆人:「別の手勢の可能性もあるが、現に連絡が取れなくなっている以上、な」
黒河内陽咲:先程からアリスの連絡用端末に通信を試みているも、反応はない。
天生茶一:「心当たりあるならそっちが近そッスね。本人いないならどっかでバトってる可能性もありますが…」
天生茶一:「他に騒ぎ起きてないなら、暴走の可能性のほうが高ぇっスね」
呼子 廉平:「伊藤は……今どこで何をしているのか」
有島皆人:「うむ。……完全に仕組まれたようだな」
黒河内陽咲:「………、どうして」
黒河内陽咲:「どうして、こんなこと……」
呼子 廉平:「自分で聞け。逃げられでもしないうちに」
天生茶一:「スね。それは本人に聞いて見なきゃ分かんねっス」端的に言って。
天生茶一:「……あー、えーと。暴走を止めようとして力及ばず、てーのもなくはないっしょ」
黒河内陽咲:くそ、と悪態をついて。ばしりと頬を叩く。
有島皆人:「この状況を収束させるのに……何がどこまで必要かはわからないが」
有島皆人:「呼子さんの言う通り、下手人に逃げられ、何も分からなくなることも、避けるべき事態だ」
黒河内陽咲:「……うっす。これ以上、被害広がっても。ヤバいし」
有島皆人:「"ウルリカ"の影響があるなら、彼女のことも。……追うか、誘い寄せるかしなければ」
天生茶一:「スね。……あー、こっちの蔦のほうは、多分センパイです」
呼子 廉平:「ああ、影響を断てば好転する可能性はある」可能性の話しかできないが。
呼子 廉平:「……望岡か」
黒河内陽咲:「え。これ、もっちー先輩の……?」
天生茶一:「はい。前にちょっと見ました。つっても、破壊力はねーんで、多分内にこもる方向だと思うんですが」
有島皆人:「攻撃的でない、オルクスのオーヴァードだからな。その線は強いだろう」
天生茶一:「ス。その分、外からこじ開けるのはちょいキツいっすね。まずはウルリカをなんとかしねーと、どもこもねっす」
呼子 廉平:「やはり誘い出しか……」
天生茶一:「……えぇ、方針としては誘い出しで行きましょ。分散するのもマジーっすからね」
天生茶一:「片方に割いてる間にもう片方が逃げる、ってのは一番泥沼なんで。できれば一気に片付けてーッス」
黒河内陽咲:「う~ん、そうか。おびき出すってことだよね」
黒河内陽咲:「それって、なんか……ネタっつうか。エサみたいなのが、いるイメージなんだけど」
天生茶一:「……なんか心当たりあります?方法」大人たちに目線。
有島皆人:頬杖をつくように、首元に手を当てる 「うむ、方策だが……」
有島皆人:「この様子からして、袴田さんはおそらく暴走、"ウルリカ"もジャームだが、伊藤さんとの縁を頼りに同行している状態、となれば……」
有島皆人:「……あまり理知的な動きを取れない相手だ。手段は単純で良い」
天生茶一:「ふんふん」
有島皆人:「本格的な交戦に入らず、断続的な仕掛けで相手を追い立て、一箇所に誘導する、といったところか」
天生茶一:「ひと当てして、追われたら逃げて、逃げたら追い込む。ってことスね」
天生茶一:「で、戦いやすい所に追い込むと」
有島皆人:「うむ。まず何よりも逃げられないようにだな。牧羊犬が如しだ」
呼子 廉平:「揃ってもらっていた方が対処がしやすいしな」
黒河内陽咲:「誘導すりゃいいわけだ。オッケーオッケー」
呼子 廉平:「了解した。それに従おう」
有島皆人:「地の利があるのは天生さんだろう。詳しくは任せたい。頼めるか?」
天生茶一:「ウッス。こゆ時に使えそうな広場もいくつかあるッス」
天生茶一:「相手の場所にもよりますけど、いちおデータ送っとくんで、頭入れておいてください」
有島皆人:「頼もしい」 頷く
天生茶一:端末からそれぞれに地図と、支部員との連絡を入れておく。
黒河内陽咲:「サンキュ、さいっちゃん」
呼子 廉平:「ありがたい。この街は……少し迷いやすいからな」
天生茶一:「おー。あ、二人には言うまでもないスけど、特に軍曹」
黒河内陽咲:「んん?」
天生茶一:「ジャームのやばい所ってのは、外から見えないほうが多いんで」
天生茶一:「きちんと全員でまとまって、力を合わせて戦いましょー」
天生茶一:「以上ッス」
黒河内陽咲:「………」きょとんとした顔のあと。ぶはっと吹き出して。
天生茶一:「なんで笑うかね」
黒河内陽咲:「へはは。なんか……」
黒河内陽咲:「さっきまでとは全然違った慣れてなさみたいなやつ感じて。ツボった」
黒河内陽咲:「ありがとよっ」
天生茶一:「そゆことは言わなくて良ーんだよお前よ~」
天生茶一:「まぁ、おう。気ぃつけろ」
黒河内陽咲:がしがしと肩のあたりを叩き合う。
呼子 廉平:「……そのためには」ぼそりとその背中に声を掛ける。
呼子 廉平:「やはりしっかり自分で話せ」
呼子 廉平:「納得はわからんが、起きたことの覚悟は決めろ」
呼子 廉平:「……俺は、そうする」
黒河内陽咲:「………ん」くるりと振り返り、呼子さんに向かってこくりと頷いて。
黒河内陽咲:「ワケも聞かずに納得なんか出来ね~しさ……」
黒河内陽咲:「呼子さんは……」
黒河内陽咲:「たぶんさ。アタシなんかには想像つかねーほど、こういう修羅場とかも潜り抜けてると思うんだけど」
黒河内陽咲:「………う~ん、ダメだな。何言っても、シツレーな気がする」
黒河内陽咲:「ともかく」ばしりと背を叩き。
黒河内陽咲:「ゼンブ終わったら、パ~ッと騒いで功を労わせてくださいや!」
黒河内陽咲:「キョーミあるしね。あんたの話も。傘とかスーツどこで揃えたん?とかもさ」ははは、と大口を開けて笑う。
呼子 廉平:「パーッと、なあ……俺の趣味じゃないが」眉を微かに下げる。
呼子 廉平:「お前らがそうしてる未来を望むことくらいは、俺にもある」
呼子 廉平:「綺麗に、片付くといいな」
呼子 廉平:叩かれたところを気にするように、背を向ける。
GM:シーンを終了します。ロイス・購入判定が可能です。
GM:購入判定できるのはこのシーンが最後!
有島皆人:判定次第では必要になるかもしれないし、応急の手当のキのットを買っておくかな
有島皆人:2dx+1=>8
DoubleCross : (2DX10+1>=8) → 8[6,8]+1 → 9 → 成功
天生茶一:うーん。ロイス枠あと一つあるけどクライマックスにとっておこ
有島皆人:カエタ ロイスは保留します。以上!
天生茶一:じゃあワンチャン軍曹のメイド服狙うか
呼子 廉平:黒河内さんに○連帯感/心配
黒河内陽咲:呼子 廉平 P○好奇心/N劣等感 こうで取得!
天生茶一:2dx+1>=20
DoubleCross : (2DX10+1>=20) → 3[1,3]+1 → 4 → 失敗
黒河内陽咲:さいっちゃ~~~ん!
天生茶一:駄菓子も買えない
黒河内陽咲:仇をうつ!メイド服だ!
黒河内陽咲:3dx+2>=20
DoubleCross : (3DX10+2>=20) → 5[3,4,5]+2 → 7 → 失敗
黒河内陽咲:グアアアア
呼子 廉平:手配師を使用してブルーゲイル!
天生茶一:クロコダイーン!
呼子 廉平:あ、メイド服のがいいかな?
黒河内陽咲:あっまあできればくらいなんで!
黒河内陽咲:あっでもまてよ
黒河内陽咲:メイド服で行動値下がるから
黒河内陽咲:結果的に天生呼子さんが先制できるかんじにはなるかも?
黒河内陽咲:でも相手の行動値とかもありますからね
黒河内陽咲:ブルゲ優先でいいかも…?
天生茶一:ブルゲだと俺より早く動けますからね
黒河内陽咲:だもんげ!
呼子 廉平:ふんふん じゃあブルゲにしておきましょ
呼子 廉平:6dx+1>=20
DoubleCross : (6DX10+1>=20) → 10[2,7,8,9,10,10]+7[5,7]+1 → 18 → 失敗
呼子 廉平:あーーーー財産点0
天生茶一:す、すご
黒河内陽咲:おしい!
天生茶一:大人ー!!
呼子 廉平:妖精使うのはさすがにな……
呼子 廉平:以上です
天生茶一:前シーンのでつぎ込んだ財産が!
天生茶一:以上!
有島皆人:moneyよ……
GM:お金は使うとなくなるんじゃ(はかせ)
GM:では、このシーンは改めて以上!
◆Middle07◆
GM:次のシーン。ミドル最後!
GM:先にこのシーンで行う判定の内容を説明しますので
GM:それを見てもらってから出るか出ないか決めてもらおうかな。
天生茶一:はーい
有島皆人:ウェイ!
黒河内陽咲:はいっ
呼子 廉平:はーい
GM:いいお返事!
GM:ではこのシーンでは、街に散らばった袴田芽衣子、《ウルリカ》、伊藤亜璃須を1箇所に誘導する判定に挑戦してもらいます。
GM:まず誰か一人が〈知覚〉難易度10の判定に成功し、3名の居場所を特定する必要があります。
GM:次いで複数人で〈白兵〉〈射撃〉〈RC〉いずれかによる判定に挑戦してもらい、合計値20以上の達成値を出すことができれば
GM:判定が成功。3名を同じ場所に誘導することができます。
GM:全員が判定しても成功しなかった場合は、1d10のダメージを受けていただき、また〈知覚〉判定から再挑戦してもらいます!
黒河内陽咲:ほぁ~なるほど
GM:〈知覚〉判定を行った人は、次の段階の〈白兵〉〈射撃〉〈RC〉判定は参加できないので注意してね。
呼子 廉平:おお、なるほど
天生茶一:俺は射撃行ったほうがよさそう。知覚をお願いしたいね。感覚2で統一されてる…
呼子 廉平:知覚は3dxだけなんだよな
黒河内陽咲:知覚いちおう1ふってある!
有島皆人:2dxです
GM:説明は以上ですよ 作戦会議して シーンに出る人・挑戦の分担などを考えてみてね
黒河内陽咲:ただこれ知覚が山なだけで
有島皆人:>複数人で〈白兵〉〈射撃〉〈RC〉いずれかによる判定に挑戦してもらい、合計値20以上の達成値を出すことができれば
有島皆人:これは20以上出せれば別に一人でも大丈夫な感じですか?
黒河内陽咲:きになってました
GM:そうです!
黒河内陽咲:おっ!
天生茶一:(アピールのポーズ)
黒河内陽咲:なら天生くんとかは固定値で確定?
呼子 廉平:自分もRCはいける
天生茶一:じゃあギリ感覚3の俺が敢えて知覚でも良いかも
呼子 廉平:あっあと
呼子 廉平:妖精もあります
黒河内陽咲:じゃあ……
黒河内陽咲:休んじゃおうかな……?
有島皆人:んじゃ……侵蝕低い順に玉砕覚悟で知覚していって
黒河内陽咲:大丈夫?
天生茶一:追い込むのは範囲の呼子ッチが演出しやすそうだし…
有島皆人:最後に天生さんか呼子さんが20以上を出してもろてで
天生茶一:スね。
呼子 廉平:だいじょうぶそうだと思うー
天生茶一:有島さん→俺→コーチで知覚チャレンジして、二個目の判定は呼子さんでお願いしよ
天生茶一:妖精あるしな
GM:方針が決まったら 侵蝕率を上げてシーンに登場してね~
有島皆人:行ってみましょう 休んじゃって大丈夫!
黒河内陽咲:あっそうそう
呼子 廉平:潜伏者はシーン1回だし出し惜しみしなくて平気
黒河内陽咲:シーンにそもそも登場しなくてもだいじょうぶかな?っていう
天生茶一:だね 侵蝕高いので。
有島皆人:なんならダメージペナルティも別に……黒河内さんの侵蝕率上げるよりは安いし
呼子 廉平:おやすみ大丈夫そう
天生茶一:ダメなら出てもらうか、と思ったけど、妖精あるしまだまだリザが安いので
黒河内陽咲:ありがとうござる……チアガール仮装でフレフレしています
天生茶一:えらいぞ
有島皆人:あらあら……
天生茶一:大人組に任せても良さそう
GM:助かります
呼子 廉平:かわいい
GM:じゃあ…出る人は出な!
天生茶一:いけっ!大人たち!
呼子 廉平:呼子 廉平の侵蝕率を1d10(→ 4)増加 (70 → 74)
有島皆人:有島 皆人の侵蝕率を1d10(→ 5)増加 (68 → 73)
呼子 廉平:ずっと低いな……
有島皆人:トナアーッ!
GM:大人だ
有島皆人:<知覚>します 見せてやります……大人を
有島皆人:3dx=>10
DoubleCross : (3DX10>=10) → 9[5,5,9] → 9 → 失敗
GM:あらあら…
有島皆人:児童だった
呼子 廉平:妖精しますか
有島皆人:スね。抜けちゃいましょう
呼子 廉平:はーい!
呼子 廉平:オート、コンボ『傘を』《妖精の手》ダイスを1個10に。侵蝕4上昇
天生茶一:ここで俺登場しても侵蝕とエフェクトでかさむからね。おねがーい
呼子 廉平:呼子 廉平の侵蝕率を4(→ 4)増加 (74 → 78)
有島皆人:1dx+10=>10
DoubleCross : (1DX10+10>=10) → 4[4]+10 → 14 → 成功
有島皆人:呼子さんのおかげで大人になれました
呼子 廉平:いえい
黒河内陽咲:言い方
GM:良い傘の骨を見せてもらいました
天生茶一:隠語にするつもりか
呼子 廉平:妖精残り1+1回
GM:じゃあ次!〈白兵〉〈射撃〉〈RC〉で達成値20を目指してね 複数人で判定可能だよ
呼子 廉平:じゃあ自分が《潜伏者》使用してRCで判定します。達成値+10
GM:すごいぜ
呼子 廉平:4dx+24>=20
DoubleCross : (4DX10+24>=20) → 8[2,5,5,8]+24 → 32 → 成功
黒河内陽咲:うおっ…
天生茶一:パワー
天生茶一:コレが社会人だ
GM:これが…誠の大人の力
GM:トナ・パワーだ
GM:では無事に判定に成功!街に散らばった3名を誘き寄せることができます
天生茶一:せっせのせ
呼子 廉平:やったーー
有島皆人:うむ
GM:天生くんも ロールだけ参加することも可能ですが、お休みで大丈夫ですか?
天生茶一:あ、どうしよっかな~
天生茶一:現地民だしお話しておくか。
GM:しよしよ
天生茶一:天生茶一の侵蝕率を1d10(→ 3)増加 (76 → 79)
天生茶一:ヨシ
GM:良い調子!
黒河内陽咲:みまもりのひさ
GM:最初に3人でお話してもらって それから呼子さん・有島さんそれぞれにカメラを移していきましょう
天生茶一:メインストリートから外れた路地裏。
天生茶一:仮面舞踏会に賑わう町にも、店のない通り、人通りの無い道は存在する。
天生茶一:「つーわけで、この先の広場に追い込んでもらうのが一番確実ス」
天生茶一:「ルートはこの道使えば、被害もでねーかと!」
天生茶一:と、現在位置を表示したマップを示しつつ二人に説明する
呼子 廉平:「了解した」地図を一瞥する。
有島皆人:薄く汚れた石の花壇に腰を下ろしている 「うむ……そうだな。私もそれで良いと思う」
天生茶一:「よっしゃ、じゃソレで行きましょう」
天生茶一:他に比べて道に置かれているものも少ない。普段支部の任務で使うために確保しているルートだ。
有島皆人:地図アプリを見ながら 「相手が逃走を図っていることを踏まえ、抑えるべきは……公共交通機関、道路。この地形であればさらに運河、港湾……」
天生茶一:「あ、今日はお祭りなんでこのルートは通行止めで、こっちに臨時の便出てます」横から覗きつつ補足
有島皆人:「うむ、助かる。であれば支部員の増援は西側を広く押さえてもらって……」
有島皆人:「……東を順に回っていくか。私は北から、呼子さんは南から」
有島皆人:「天生さんは何かあった時に呼ぶので、周辺の安全、誘導路を確保しておいてほしい」
有島皆人:「大丈夫だろうか」
呼子 廉平:「南からか……」少し視線を落として。
呼子 廉平:「こちらは問題ない。何も」
天生茶一:「りょーかいッス!任せてください、速さには自信あるんで!」
呼子 廉平:以前通った道を視界から外す。
天生茶一:「じゃ、クロコーチが広場にスタンバイしてんで、俺は中間のここんところに待機してますね」付属のペンで電子画面にマーク。
天生茶一:「有島さんも呼子さんも、よろしく願いシャス!」
有島皆人:頷く 「その地点だな。了解した」
呼子 廉平:「ああ」頷く。
有島皆人:立ち上がり、暑い中だが羽織を肩にかけ直す 「行こう」
天生茶一:「ス!」
呼子 廉平:無言で傘を差し直す。
GM:街の北側。大通り。
袴田芽衣子:「………」染めた明るい髪でチョーカーをつけた少女が、忌々しそうな表情で、ゆっくりと歩を進めていた。
袴田芽衣子:彼女の歩みに合わせ、周辺が燃え上がったかのように一気に気温が上昇する。日差しが増す。
有島皆人:「袴田さん」
有島皆人:その行く手の道端に、デニムブルーの羽織をなびかせた人影がひとつ差す。
袴田芽衣子:「……」 不機嫌そうな顔のまま、顔を上げる。
有島皆人:「……」 その顔を見る。見るが、話す内容を考えていなかったのように少し沈黙し
有島皆人:「……暑くはないか」 そんなことを訊ねる
袴田芽衣子:「…は?」
袴田芽衣子:「何を、馬鹿みたいな……。……」
袴田芽衣子:「状況分かってんの?」
有島皆人:「先生は暑いものだから…… ……うむ」
有島皆人:頷く 「分かっているつもりだ。我々が後手に回っていることも」
袴田芽衣子:「……亜璃須が」
袴田芽衣子:「仕組んだんだよ。私と望岡ひよりを暴走させて…、なんだろうね。同士討ちでも狙ってたのかな」
有島皆人:冷静な語り口だな、と思った。暴走する……させられることに慣れているのか、とも、それでも止められないものなのだろう、とも思う。
有島皆人:「そのようだ。伊藤さんもほどなく、確保はされるだろう」
有島皆人:「被害は出させない。君たちをこれ以上、加害者にするつもりはない」
袴田芽衣子:「は…」笑う。「……勝手なこと言ってくれるじゃん」
有島皆人:「今後のためにも。……そのために先生は来た」
有島皆人:「うむ……」 否定しない 「勝手かな」
袴田芽衣子:「私からすれば、勝手だよ。あんたも、亜璃須も、都合の良いことばっかり言って」
袴田芽衣子:「……分かってる」
袴田芽衣子:「私はいま、亜璃須に良いように利用されてるだけ。あんたらにとっとと確保されれば済む、ってことも」
袴田芽衣子:「でもそれじゃ、それじゃ……、全然、収まりがつかない」
有島皆人:「うむ」 やはり否定しない 「納得なんてできないか」
袴田芽衣子:「私は」彼女を中心に、ふつふつと周囲に灼熱の火球が浮き上がる。「正しくて綺麗な考えを聞くのはもう飽きた」
袴田芽衣子:「あなたの居たところもあなたの考えも間違ってますなんて言われ続けて…」
袴田芽衣子:「それで今、良いように利用されて、私は」
袴田芽衣子:「私は……、もう、そうだよ。何もかも、納得なんかできない」
有島皆人:「……そう、だな」 息を吐きながら頷く。もし自分の立場であったらどうだろうか?
有島皆人:自分の行いは全て間違いで、自分の築いてきた絆は全て間違いで、新しいものに従えと言われて、納得なんてできるだろうか?
有島皆人:そっと、右手で左手に嵌った金属を撫で
有島皆人:「できるわけがないな」 そのまま警棒を伸ばす
袴田芽衣子:「うん。私は」
袴田芽衣子:「悪い子でいい。悪魔みたいな女に利用された可哀想な子よりは、よっぽど」
有島皆人:「……それでも、それは認められない」
有島皆人:「袴田さんは……向き合おうとしてくれていたんだと。何もかも新しく押し付けられた、思想、世界……そういったものと向き合おうとしてくれて」
有島皆人:「だからこそ苦悩しているんだと」 「私は信じている」
有島皆人:「……きっと望岡さんもだ」
袴田芽衣子:「信じる、なんて」
袴田芽衣子:「そんな、あっさり消えちゃうようなもの……」
袴田芽衣子:「素晴らしい事みたいに語られてたまるか!」
袴田芽衣子:空中に精製した火球を次々に有島さんに向け放つ。
有島皆人:バチリ、バチリ。電撃が警棒の先から放たれ、剣のような形状を取るのは、ほんのコンマ数秒以下の瞬間である。
有島皆人:その瞬間に合わせて火球を受け、断つ。時に躱し、時に遮蔽に逃れながら。
有島皆人:「……望岡さんの主導した更生プログラムは」
有島皆人:「きっと失敗として記録されるだろう。だがそれで、望岡さんが諦めることはないはずだ。君たちの更生の余地が、永遠に失われることもない」
有島皆人:「消えても、取り戻す。それが『続ける』ということだ」
有島皆人:警棒で応じつつ、後退する。予定通りの進路を辿って。
有島皆人:「今日改めて、君のその、悪魔であり続けようとする面を断つ」
有島皆人:「……そしてもう一度、続け直そう。君の苦悩は、つらいだろうが……」
有島皆人:「その先に望ましいものがあると」
有島皆人:「……私は信じる」
袴田芽衣子:「……っ、だから…」
袴田芽衣子:「なにもかも正しいみたいな、その顔がさあ…!」
袴田芽衣子:後退する有島さんを追って、悠然と大通りを歩いて行く。彼を狙う火球が、周囲の街並を破壊していく。
GM:街の南側。裏路地。
荻野綾音:「あら」露天商がシートの上に並べた絵葉書たちを見やり、きょとんと呟く。
荻野綾音:すらりと細身、丸眼鏡をかけたショートヘアの女性。《ワーディング》によってか、店主は意識を失っている。
荻野綾音:「やだ、さっきもここを通った気がします」
荻野綾音:「ええと」きょろきょろと見回す。「街の外に行くには…」
呼子 廉平:路地の入口から、かつかつと足音がする。背の高い、傘を差したシルエット。
呼子 廉平:「……また、迷ってるのか」微かに苛立った声。
荻野綾音:「え」そのシルエットが丸眼鏡に映る。「……ええと…」
呼子 廉平:「覚えてないか。覚えてないだろうな」
呼子 廉平:「俺の方も忘れてそのままにしたかったよ」
荻野綾音:「あ、あの、ごめんなさい…!私ってば、本当に他人のことを覚えるのが苦手なんです」
呼子 廉平:「荻野綾音、と名乗ったな」結局その名前を呼ぶことは一度もなかったが。
呼子 廉平:「もうひとつの方を知っていれば、道なんて教えなかったさ」
呼子 廉平:「ウルリカ」
荻野綾音:「まあ」 穏やかにしている。
荻野綾音:「その言い方からするに、《スコア》の方ではないのですね」
荻野綾音:「オーヴァードなのは、分かります。この《ワーディング》の中でも平然としてらっしゃるんだもの」
呼子 廉平:「その通り。あんたがやらかしたらしいことの火消しを企んでる側だ」
呼子 廉平:「UGN。エージェント"アイディアルレイン”」
呼子 廉平:「それが俺の名だ」
呼子 廉平:ゆっくりと入口に向けて後退している。広場に誘い込むためだ。
荻野綾音:「アイディアルレイン」 すっとそれを追うように歩く。華奢なパンプスで。
呼子 廉平:四回、名前を呼ばれた。それはあくまで何も知らない同士の会話で。
呼子 廉平:それ以上は要らない。忘れられた以上、名乗る気もなかった。
荻野綾音:「ごめんなさい、UGNの方なら、倒さなくちゃいけないんです」
呼子 廉平:「そうだろうな」
荻野綾音:「はい。《スコア》って、そういう居場所だから」
呼子 廉平:「居場所か」少女たちのことを思い出す。
荻野綾音:「私、ジャームだけど、《スコア》ならいてもいいんです」
荻野綾音:「UGNには、いられないですよね?」
呼子 廉平:「自覚はある、か」
荻野綾音:「はい」 足取りを追う。タイミングを計っている。
呼子 廉平:「そうだな。あんたがジャームなら、俺はあんたを倒して……眠ってもらわなきゃならん」
呼子 廉平:「……なあ」
呼子 廉平:「俺のことは忘れたろうさ。この道はどうだ?」
呼子 廉平:入口から、路地の外を指差す。
呼子 廉平:「あんたが迷ってウロウロとしてた場所だよ」
荻野綾音:「……」 路地から出ると、いっそう強い日射しが彼女を照らす。きょとんとした。
荻野綾音:「ああ」
荻野綾音:「それは、覚えてます! 私、異人館街に行きたくて。ずっとぐるぐる、同じところを回っちゃってて……」
荻野綾音:「そうしたら、覚えてないんですけど、誰かに、道を教えてもらえて…」
呼子 廉平:「そうかい」
呼子 廉平:「……あれは、教えたんじゃない。俺が歩いてたら、勝手にあんたがついてきたんだ」
呼子 廉平:「それだけだよ。だから」
呼子 廉平:つかつかと、広場に続く道を行く。自分を狙うのなら、このままついてくるだろう。
呼子 廉平:「今回もそれだけだ。それがいい」
荻野綾音:「あ……」
荻野綾音:後ろから足音。華奢なパンプスで、石畳を早足に追いかける。
荻野綾音:今回は、お礼の声が追いかけることはなかった。
呼子 廉平:そうして、彼女の絆は結ばれず、記憶の中で自分は解けてゆくというのなら、それでいい。
呼子 廉平:自分の中では、確かにある何かが、彼女の中にはもう存在しないということ。
呼子 廉平:それだけで討つ理由にはなる。
呼子 廉平:自分はそういう、彼女とは違う居場所を見つけたのだから。
呼子 廉平:日照りの中、傘を差して走る。ほんの少しだけ肌がひやりとした。
GM:シーンを終了します。
GM:ロイスのあれこれだけ可能!
天生茶一:ロイホ!
呼子 廉平:保留で! 枠もいっぱいだし
有島皆人:保留しまーす
GM:はーい!ではこのシーンは改めて終了です
GM:次回はクライマックス!
◆Climax◆
GM:クライマックスシーン。
GM:先に黒河内さんのソロ会話シーンをやりましょう。黒河内さんだけ侵蝕率を上げて登場してね。
黒河内陽咲:は~い!
黒河内陽咲:黒河内陽咲の侵蝕率を1d10(→ 1)増加 (92 → 93)
黒河内陽咲:なに!
GM:おお!
GM:良かったね
黒河内陽咲:決まってるぜ カクゴが
GM:見せてもらうぜ… その覚悟
GM:理丹市、街中。大時計で知られる広場近く。
GM:日射しの強い大通りから逃れるように、伊藤亜璃須は煉瓦造りの路地で様子を伺っていた。
伊藤亜璃須:「メイコちゃんも綾音ちゃんもやっちゃってんね~」盗んだスマートフォンを操作しながら独り言。派手で甘い雰囲気の美少女。
伊藤亜璃須:「うまいことアシ確保できりゃいけるかな…」逃走の算段を練りつつ。
伊藤亜璃須:そこまで言って、ふいに顔を上げる。
黒河内陽咲:スニーカーの軽い足音と共に。
黒河内陽咲:無面目といった表情で、亜璃須さんの前に立ちふさがる少女がひとり。
黒河内陽咲:「よう」
黒河内陽咲:「犯罪者」
伊藤亜璃須:「…ひどくない~~?」
伊藤亜璃須:「言葉選べし」
黒河内陽咲:「ひでぇはアタシの台詞だし」
黒河内陽咲:ぺっ、とガムを道端に吐き捨てる。
黒河内陽咲:「ねぇ、アリス」
伊藤亜璃須:「ん~、なーにマジな顔して」
黒河内陽咲:「マジだからね。……あんた、言ってたじゃん」
黒河内陽咲:「ちゃんと生きようって思ってるって」
黒河内陽咲:「ジンセー、楽しみたいんだってさあ」
伊藤亜璃須:「うん。言った」後ろ手に両手を回し、にこにこと君の表情を覗き込む。
伊藤亜璃須:「亜璃須、嘘言ってないよ? マジで言ったし、今も心からそう思ってる」
黒河内陽咲:じりじりと照らされる陽の光。けれど、頬に伝う汗は拭わずに。
黒河内陽咲:「それが“これ”?」
黒河内陽咲:「関係ね~人たち巻き込んで」
黒河内陽咲:「人と人との繋がりを奪って」
黒河内陽咲:「影からニヤニヤほくそ笑むこれの」
黒河内陽咲:「どこが面白ぇのか、アタシにはさっぱりなんだけど」
伊藤亜璃須:「マジメだね、ひさち」
伊藤亜璃須:「ん~~」
伊藤亜璃須:「亜璃須的には、もっちー先輩崩したらメイコちゃんまでジャームになるの、かなり面白いなって思ったんだけどな~」
黒河内陽咲:「………」ぐしゃぐしゃと髪を乱す。
伊藤亜璃須:「人と人の繋がりってさ、みんな大事そうに語るけど、超薄っぺらいとも思わない?」
伊藤亜璃須:遊んでるかのような軽い足取りでとことこと路地を進んで行く。
黒河内陽咲:「………目には見えないから」ふらふらとその後を追う。
黒河内陽咲:「そこに確かにあるって、わかんねーから?」
伊藤亜璃須:「そう! 分かってんじゃん、ひさち」
伊藤亜璃須:「だから皆、ちょっと突けばすぐに周りを信じられなくなって、動揺したり喧嘩したり、ぐっしゃぐしゃになってくの」
伊藤亜璃須:「今日ね、朝、街でふらふらしてる綾音ちゃん見かけて、思いついちゃったんだよね」
伊藤亜璃須:「あ~これ、もっちー先輩とメイコちゃん、ぐちゃぐちゃにできるな~って」
黒河内陽咲:「……前々からしてやろ、とかじゃなく?」
黒河内陽咲:「あんた、今日思いつきでやったの?」
伊藤亜璃須:「普通に連絡とれなかったもん。支部からガチガチに監視されてたし」
伊藤亜璃須:「うん、そうだよ」
伊藤亜璃須:「亜璃須、そういうことする人間だから」
伊藤亜璃須:くるりと振り返る。ふふ、と遊びに来ている時のように笑っている。
黒河内陽咲:ふぅぅ、と息を大きく吐いて。ぽつりと言葉を零す。
黒河内陽咲:「ま、でも」
黒河内陽咲:「それが起こったのが、偶々今日だったってハナシか」
黒河内陽咲:「今日、ウルリカさんに会わなくても」
黒河内陽咲:「あんた、絶対似たようなこと。その内しでかしただろーもんな」
伊藤亜璃須:「分かってんじゃーん」
黒河内陽咲:「……ショージキさあ」
黒河内陽咲:「わからなくはねーよ。同情でも気ぃ引いてるわけでもない」
黒河内陽咲:「友情とか、信頼とか、親愛とか」
黒河内陽咲:「言葉だけじゃペラいもんに縋って生きるって、怖いしブキミかもってさあ」
黒河内陽咲:「でも、それを確かめるだけに」
黒河内陽咲:「てめぇのでもない、他人の心をぶっ壊して、中を覗く権利なんて」
黒河内陽咲:「誰にもない」
伊藤亜璃須:「…ひさち」
伊藤亜璃須:「亜璃須、ひさちのこと普通に好きなのもマジだよ」
黒河内陽咲:「………アタシは」
伊藤亜璃須:「遊んでくれるし。遊んでて楽しいし。シュミ合うし…」
伊藤亜璃須:うん、と笑ったまま相槌。
黒河内陽咲:「どうでもいいと思ってる奴がしでかした行いで、ここまでキレたりしてない」
伊藤亜璃須:「ひさちも一緒に、亜璃須みたいに、どうでもよくなっちゃえばいいじゃん」
黒河内陽咲:は、と笑い飛ばして。
黒河内陽咲:「ヤだね」
黒河内陽咲:「アタシには、ビッグな夢があるからな」
黒河内陽咲:「あんたは?」
伊藤亜璃須:「いーな」
伊藤亜璃須:「無いんだわ、なんも」
伊藤亜璃須:ふ、と笑う。
伊藤亜璃須:そして、そのまま身を翻す。
伊藤亜璃須:隙をついて逃げ出す算段。路地を一気に駆け抜けようとする。
天生茶一:天生茶一の侵蝕率を1d10(→ 1)増加 (79 → 80)
天生茶一:ピ、から始まる風を切る音は、笛の音に似ている。
天生茶一:ギィン!と地面と鉄が擦れる音。
天生茶一:路地の出口は人通りの少ない大広場に通じている。
天生茶一:そこに、銀色の槍が突き立っていた。
天生茶一:「や」
天生茶一:赤茶けた髪に、淡い色のパーカーと年季の入ったジーンズ。
黒河内陽咲:「うっすヒーロー」
黒河内陽咲:「間に合わないかもってちょっとだけヒヤヒヤしたぜ」
天生茶一:長柄の槍に足先を載せて、片手を上げる。
天生茶一:「頼れる大人たちの方は手助け要らんかったからね」
天生茶一:「あと、残念ながらヒーローじゃねーんだ」
天生茶一:「俺は遅れず、間に合うからさ」
伊藤亜璃須:「っ……」足を止める。挟み込まれる。
黒河内陽咲:「社会人として自覚があるようで何よりだぜ」ふはは、と笑って。足の止まった彼女を見やる。
天生茶一:「で、そっちがトモダチの伊藤アリスさんね」
黒河内陽咲:「ん」
黒河内陽咲:こくりと頷く。
天生茶一:「ん」こちらも頷く。
天生茶一:「俺は《アークティックターン》。天生茶一」槍から地面に降り立つ
天生茶一:「ケーコクしておくけど」
伊藤亜璃須:「最っ悪…。なに?」
天生茶一:「抵抗せずに大人しくするなら、アンタの安全を保証する」
天生茶一:銀の長槍を片手で難なく振り回す。
天生茶一:それから、
天生茶一:「………あ、間違えた」
天生茶一:「『アンタら』の、だ」
GM:そこに。
鉄の巨人:地面ごと揺れるような衝撃。鉄細工の拳が、キミ達の付近の建物を削り取る。
鉄の巨人:「────!!」建物に匹敵するような歪な巨躯。鉄の巨人が広場から現れ、キミ達を狙う。
呼子 廉平:呼子 廉平の侵蝕率を1d10(→ 10)増加 (78 → 88)
呼子 廉平:その拳を避けるように跳躍、二人の横に着地する。傘は差したままで。
呼子 廉平:「ひとり、連れてきた」
ウルリカ:「───亜璃須ちゃん…!?」鉄の巨人を操る丸眼鏡をかけたショートヘアの女性が、驚いたように目を見張る。
伊藤亜璃須:「ちっ…」建物が崩れた隙を狙い、ウルリカ・鉄の巨人のもとに合流する。
呼子 廉平:くるりと傘を回し、肩に寄り掛けるように。
呼子 廉平:「……覚えてるんだなあ、そっちは」
黒河内陽咲:「お疲れで────うおおっ!」建物の破片から身を避けながら。
呼子 廉平:何とも言えない顔で口の端を吊り上げる。
天生茶一:「うわっ、エゲツな」コーチさんに向かいそうな破片を蹴り飛ばす。
呼子 廉平:「騒がしい連れてき方ですまんな」
呼子 廉平:「エスコートは苦手だ」
天生茶一:「呼子さんおつかれッス。手ぇ取るには背伸び必要そうスね」
天生茶一:「後は有島さんの方がくれば……」
伊藤亜璃須:「…綾音ちゃん、ちょっと、も~! 誘導されてんじゃん」
ウルリカ:「え?え?ごめんなさい…」
GM:ではそこに、残る北側の入り口から爆音が轟く。
袴田芽衣子:次々と振り落ちる火球が大地を舐め、街並を破壊していく。
袴田芽衣子:不機嫌そうな少女が悠然と歩を進めてくる。一人を狙いながら。
有島皆人:有島 皆人の侵蝕率を1d10(→ 8)増加 (73 → 81)
有島皆人:袴田さんを見たまま後ろ向きで、距離を保った緩やかな歩みだ。自分に向けられるものは当然、近くに落ちる火球も、瞬くような雷の剣により、空中で迎撃している。
有島皆人:「……すまない。想定よりも時間はかかったが」
有島皆人:「ようやく袴田さんを止められる」
袴田芽衣子:「……ふざけんな」
天生茶一:「見た目だいぶ災害ッスけどね……お疲れさんです」
黒河内陽咲:「すご……う、後ろに目ぇ付いてんの……?」
呼子 廉平:「……想定より早いくらいなんだが」
有島皆人:「真剣だ。可能な限り常に。……常に最善だ、とは言い切れないが」
有島皆人:「であれば、こんな戦いをする必要もなかった」
有島皆人:言い切ると、初めて攻撃に転じる。袴田さんの眼前を雷の剣で斬撃し、足を止めて後退。皆の元へ。
有島皆人:「お疲れ様。このまま作戦通り進める、で大丈夫かな」
天生茶一:「けーさん通り!準備は問題ねース!」槍を構えて「……あ、俺はね!」他の人を確認する
呼子 廉平:「黒河内は、話せたか?」
黒河内陽咲:「十分にゃあ、程遠いし。まだまだ物足りないけど」空のスプレー缶を宙に放り、逆手でそれを掴み強く握る。
黒河内陽咲:「決まったよ!覚悟はね!」
呼子 廉平:「ならいい。俺の方はもう……終わってる。とっくに」
有島皆人:「うむ」 頷き
有島皆人:「清算の時だ。もう一度やり直すために」
天生茶一:「ッシャ!」ぱちん、と片手で頬を叩く
天生茶一:身長を超える長槍の穂先を斜め前に向ける構えを取る。
天生茶一:「アリス、メーコ、そんで、ウルリカ」一人ずつ名前を呼んで、見ているぞと目線を向けて。
天生茶一:「あんたらの出来る暴力でかかってきな」
天生茶一:「俺……達がそれを超えて」
天生茶一:「話し合いしかねー、って思い知らせてやるからさ!」
伊藤亜璃須:「…な~にそれ~」 怪訝そうな顔で呟く。
ウルリカ:その横できょとんとしている。
袴田芽衣子:「……できるものなら。全員ぶっ壊す」溜息をつくように言って。《ワーディング》の威力を高める。
GM:場に集ったオーヴァード達のレネゲイドが、漂う緊張感に呼応するように励起し、活性化を始める。
GM:衝動判定です!難易度は9。
天生茶一:4dx+1>=9 思い出の一品
DoubleCross : (4DX10+1>=9) → 10[1,1,3,10]+7[7]+1 → 18 → 成功
有島皆人:使うぜ……思い出の一品をな
天生茶一:メンタリティモンスター!
黒河内陽咲:やるぜ!
呼子 廉平:5dx+3>=9 思い出の一品ブランケット
DoubleCross : (5DX10+3>=9) → 9[1,5,6,8,9]+3 → 12 → 成功
有島皆人:3dx+6+1=>9
DoubleCross : (3DX10+7>=9) → 10[2,8,10]+3[3]+7 → 20 → 成功
黒河内陽咲:7dx+2>=9
DoubleCross : (7DX10+2>=9) → 10[1,5,5,5,6,9,10]+4[4]+2 → 16 → 成功
GM:み……みんな!?
天生茶一:みんなブチアゲてる
呼子 廉平:みんな高ない?
GM:メンタリティモンスターしかいないのか?
黒河内陽咲:高いメンタリティ
有島皆人:衝動に負けたりなんてしない!
天生茶一:衝動に負けないモンスターズだぜ
呼子 廉平:うおー
GM:クッ…だが2d10の侵蝕率は上げてもらうぞ!
有島皆人:2d10
DoubleCross : (2D10) → 18[10,8] → 18
GM:パパ!
黒河内陽咲:黒河内陽咲の侵蝕率を2d10(→ 15)増加 (93 → 108)
有島皆人:有島 皆人の侵蝕率を18(→ 18)増加 (81 → 99)
呼子 廉平:呼子 廉平の侵蝕率を2d10(→ 13)増加 (88 → 101)
黒河内陽咲:グアアア
天生茶一:天生茶一の侵蝕率を2d10(→ 8)増加 (80 → 88)
GM:み…みんな!?
呼子 廉平:??
有島皆人:ちょうどいいぜ
天生茶一:のんびり
GM:極端に分かれたな…
GM:ではクライマックス戦闘に突入していきましょう!
GM:まずは状況の説明から。
GM:エネミーは伊藤亜璃須、ウルリカ、鉄の巨人、袴田芽衣子の4体。
GM:全員を倒せば戦闘終了です。
GM:エンゲージは3つありまして、まずPC達のものがひとつ。
GM:その5m前に伊藤亜璃須・ウルリカ・鉄の巨人の3名が、5m後ろに袴田芽衣子が1名います。
GM:図にすると
亜璃須[11]、ウルリカ[8]、鉄の巨人[6]
|
(5m)
|
黒河内[9]、天生[8]、呼子[7]、有島[5]
|
(5m)
|
袴田芽衣子[10]
※[]は行動値
GM:こう!
黒河内陽咲:なるほどね。
呼子 廉平:はさまれ
有島皆人:なるほどね
GM:説明は以上です 何か質問はありますか?
黒河内陽咲:大丈夫かな~?
有島皆人:大丈夫!
呼子 廉平:大丈夫です!
天生茶一:大丈夫!
GM:はーい!では戦闘を開始していきましょう!
GM:1ラウンド目。
GM:セットアップ!
天生茶一:なし!
有島皆人:ないとも
黒河内陽咲:あります!
呼子 廉平:なし
黒河内陽咲:コンボ・YEs, Let's bLOW up! 《原初の黄:活性の霧》 対象は自身。このラウンド間の攻撃力を+18。
GM:イエローだぁ
黒河内陽咲:黒河内陽咲の侵蝕率を3(→ 3)増加 (108 → 111)
伊藤亜璃須:なし。
袴田芽衣子:《狂騒の旋律》。ラウンド中の攻撃力+6。またバッドステータスの暴走を受け、破壊の変異暴走状態に陥ります。
袴田芽衣子:暴走状態になったことで、《絶対零度》が発動。効果を受け、【精神】の判定ダイスが+3個増えます。
黒河内陽咲:こ、コンボしてる
鉄の巨人:なし。
ウルリカ:《万色の檻》。ラウンド中、あらゆる判定のダイス+4個します。
GM:行動は以上!
GM:ひさち演出する?
黒河内陽咲:あっ手番でまとめてやっちゃおうかな!
GM:りょりょ!
GM:ではセットアップは以上!
GM:イニチアチブ!
GM:まずは行動値11の伊藤亜璃須からです。
伊藤亜璃須:マイナーなし。
伊藤亜璃須:メジャー、射撃攻撃します。
伊藤亜璃須:《コンセントレイト:ノイマン》《コントロールソート》《トランキリティ》《虚構のナイフ》、アイテムAIDAの効果でダイス増。
伊藤亜璃須:対象は~ うーん
伊藤亜璃須:天生くん!きみにきめた!
黒河内陽咲:イケメンだからかな?
伊藤亜璃須:亜璃須は金持ちのイケメンと結婚したいからね
伊藤亜璃須:16dx7+5
DoubleCross : (16DX7+5) → 10[1,1,2,4,4,5,6,6,7,7,8,9,9,10,10,10]+10[2,7,7,8,8,9,9,9]+10[2,3,5,6,6,7,10]+4[1,4]+5 → 39
伊藤亜璃須:オート!《宵闇の魔花》!
天生茶一:ぎゃー!
黒河内陽咲:コイツゥ~~~!
呼子 廉平:なんだと~~
伊藤亜璃須:HP5点失う代わり、達成値+5します。達成値44。
GM:リアクションどうぞ!
天生茶一:うーんどうしよっかな
天生茶一:回避無理そうだからガードしてみます。
天生茶一:ダメージくーださい
伊藤亜璃須:は~い
伊藤亜璃須:Dロイス[強化兵]の効果で+2d10しまして
黒河内陽咲:こ、こいつ
天生茶一:そんな事するから精神不安定なのよ!
呼子 廉平:ごりごりだ……
伊藤亜璃須:5d10+19+2d10 ガード・装甲有効!
DoubleCross : (5D10+19+2D10) → 17[7,3,1,4,2]+19+7[3,4] → 43
GM:ボッチボチの出目
天生茶一:ガード装甲11減らして32点!強化兵さえなければー!
天生茶一:リザ!
天生茶一:天生茶一のHPを1d10(→ 8)に変更 (28 → 8)
天生茶一:天生茶一の侵蝕率を8(→ 8)増加 (88 → 96)
伊藤亜璃須:オッホッホ!
伊藤亜璃須:「ん~~~、天生サンさ~」
天生茶一:「お、何なに?」
伊藤亜璃須:「任務だから頑張るぜ~、てタイプ? いつも張り切りがち的な?」
天生茶一:「んーにゃ?」
天生茶一:「気合い入れて実力変わりゃ苦労しないし。やれることやるタイプッス」
伊藤亜璃須:「ふうん…」どことなく納得してないような顔。
天生茶一:「ただほら、今はね」
天生茶一:「望岡センパイの安全かかってっから、張り切るタイプッス」
伊藤亜璃須:「あ、そういうー」
天生茶一:「そー。ちょーやる気ッスよ」
天生茶一:「そっちはどースか?」
天生茶一:「こーやってケチついた時点でやめよう、みたいにはなんない?」
伊藤亜璃須:「やめよーつったら捕まっちゃうじゃんね」
伊藤亜璃須:銃を構える。「それはいや。せっかくFHから抜けたんだし、亜璃須は自由に楽しく生きたいんだもん…!」
伊藤亜璃須:間髪入れず天生くんの槍を持つ手を狙い銃撃。
天生茶一:槍を射線に合わせる。(ん、)
天生茶一:弾丸を弾いて接敵───するには、弾く先に3人の味方
天生茶一:(コレ狙ったわけね!)「エゲツな!」
天生茶一:手から槍を離し、手のひらで受ける。
天生茶一:「グエェェ!」叫びながら片腕を振り上げて、誰もいない方向に射線をそらす
天生茶一:「痛っ~~~……!」
天生茶一:「いーじゃん!捕まっても!」
天生茶一:「センパイだって、自由に楽しくなれるようにしてたっしょ!」
伊藤亜璃須:「だとしても~~っ」
天生茶一:「も~~~~頑固~~」
天生茶一:「じゃ、ここで負けたら」投げた槍を反対の手で受ける
天生茶一:「やってみてダメだったんだから、ちゃんとプログラム受けてもらおっかな!」
GM:次は行動値10の袴田芽衣子の手番です。
袴田芽衣子:マイナーなし。
袴田芽衣子:メジャー。《コンセントレイト:サラマンダー》《コキュートス》《アースシェイカー》《荒ぶる爪》。
袴田芽衣子:シーン選択、対象は伊藤亜璃須、ウルリカ、鉄の巨人、天生くん、黒河内さん、有島さん。呼子さん。
袴田芽衣子:命中するとシーン中に行うあらゆる判定のダイス-2個されます。
黒河内陽咲:ヤダ~ッ
呼子 廉平:こわっ
天生茶一:ぴえん
袴田芽衣子:いくぜ
袴田芽衣子:10dx7+3
DoubleCross : (10DX7+3) → 10[3,3,4,5,6,7,7,8,9,10]+10[3,3,3,8,8]+5[3,5]+3 → 28
袴田芽衣子:ぼちぼちだぜ 達成値28!
有島皆人:聖剣の王者でガードします。
黒河内陽咲:どうしようもねえよ!
呼子 廉平:ドッジ!
天生茶一:一応避けてみるか
黒河内陽咲:ドッジ!
天生茶一:5dx>=28
DoubleCross : (5DX10>=28) → 10[3,6,8,10,10]+6[3,6] → 16 → 失敗
呼子 廉平:4dx>=28
DoubleCross : (4DX10>=28) → 7[2,4,5,7] → 7 → 失敗
天生茶一:ちょっとがんばった
黒河内陽咲:5dx>=28
DoubleCross : (5DX10>=28) → 6[4,5,6,6,6] → 6 → 失敗
黒河内陽咲:無
伊藤亜璃須:ドッジします
伊藤亜璃須:4dx+2
DoubleCross : (4DX10+2) → 7[1,4,4,7]+2 → 9
伊藤亜璃須:無ね
天生茶一:厚底履いてるから…
ウルリカ:ドッジします
ウルリカ:11dx
DoubleCross : (11DX10) → 10[1,3,3,3,4,5,6,7,7,7,10]+4[4] → 14
天生茶一:がんばリカだ
ウルリカ:まあまあ頑張りました
呼子 廉平:こわこわ
鉄の巨人:《領域の盾》《磁力結界》を使用しウルリカをカバーリングします。
呼子 廉平:なにーっ
黒河内陽咲:やめろ~~~!そんなこと!
天生茶一:鉄人ー!
袴田芽衣子:ではダメージを出すぜ
袴田芽衣子:3d10+20 装甲有効
DoubleCross : (3D10+20) → 20[4,9,7]+20 → 40
袴田芽衣子:ゴリッといった!40ダメージ装甲有効です
天生茶一:なかなかの殺意。リザレクト!
天生茶一:天生茶一のHPを1d10(→ 10)に変更 (8 → 10)
天生茶一:天生茶一の侵蝕率を10(→ 10)増加 (96 → 106)
呼子 廉平:装甲入れてもだめ、倒れて天生くんのロイスを昇華、復活します。HP12
有島皆人:ボディアーマーが装甲8、ガード値7なので計15減らします。25点受けて生存。
有島皆人:有島 皆人のHPを6(→ 6)に変更 (31 → 6)
GM:パパつよい!
黒河内陽咲:え~ん死にます……芽衣子ちゃんにロイス P感服N○脅威で取得してそのままタイタス昇華で復活。
天生茶一:タフ
黒河内陽咲:HPは12!
伊藤亜璃須:《刹那の勝機》を使用してダメージを0にします。
天生茶一:聖剣、ギリギリ命保ってる値なのかってぇなぁ
天生茶一:アリぴ!
黒河内陽咲:なにやってんだ!
呼子 廉平:ゲーッ
鉄の巨人:こっちは倍ダメージを受けてそのまま倒れます!
鉄の巨人:あっさり戦闘不能!
黒河内陽咲:た、倒れてる
天生茶一:鉄の巨人ー!!
天生茶一:溶けちゃった
有島皆人:頑張ったんだけどね
呼子 廉平:巨人!
GM:では演出!
袴田芽衣子:「プログラム、プログラム、プログラム………」
袴田芽衣子:バスケットボールよりも一回りは大きい火球を、無数に精製。それが空中に展開し、赤い幾何学模様を描く。
袴田芽衣子:「そんなものに効果があるって、本気で信じてるの……?」
袴田芽衣子:一人呟く。展開させた火球を、そのまま他の者に向けて雨のように振り落とす。
GM:キミ達に向け、業火の火球が降り注ぐ!
天生茶一:「うへっ……!頭上警戒!」
呼子 廉平:「……これは、傘は無理だな」一度手を下ろす。
呼子 廉平:避けかけるが、豪雨を身に受けるように、その身を灼き焦がす。
呼子 廉平:「……こっちも痛いが、『雨』もきついんだ。勘弁しろよ……」ぼやきながらまた傘を差す。
黒河内陽咲:「っ、でも避けられ────痛ゥ!!」
天生茶一:一発を切り飛ばし、二発目を移動して躱す。三発目で毛先を焦がし「~~~手が足りねぇっ」
天生茶一:直撃するコースを槍を盾に受けて「熱っっっ!!」
天生茶一:灼熱の温度を持つ槍をなんとか手放さない。
鉄の巨人:"ウルリカ"と亜璃須を庇うように身を差し出す。灼熱に、鉄の身体が溶け崩れる。
黒河内陽咲:降り注ぐ火球に四肢の先端が焼かれながらも。声を噛み殺して悲鳴は耐える。
有島皆人:「出力が上がっている……まずいな」
有島皆人:言いながらも、警棒から発せられる電撃で自分を巻き込む火球を命中前に斬り落とし焼けるような熱風を受けながらも、紙一重で凌ぎ切る。
有島皆人:「……袴田さんの負荷が高まっている」
天生茶一:「ッスね!」
黒河内陽咲:「……っ、アタシ。メイコちゃんまでは届かない」
黒河内陽咲:「そっちは、任せたからっ!」
有島皆人:「うむ」
GM:続いて行動値9の黒河内さんの手番だよ!
黒河内陽咲:はいっ
黒河内陽咲:マイナー、コンボ・See You AgaiN! 《原初の青:螺旋撃》このメインプロセス間の自身が行うメジャーアクションに対するリアクションのC値+1!
黒河内陽咲:続いてメジャーでコンボ・have a MAGnificENT dAy! 《原初の赤:ブラッドスパイク》+《幻想の色彩》! 3点のHP消費して範囲攻撃!
GM:何ィ!
GM:判定のダイス-2個があるから気をつけてね!
黒河内陽咲:対象はウルリカさんとアリス!
黒河内陽咲:そうだったァ!
黒河内陽咲:では振る!
黒河内陽咲:6dx+4
DoubleCross : (6DX10+4) → 10[1,1,2,6,9,10]+7[7]+4 → 21
黒河内陽咲:回ったぜ。
呼子 廉平:妖精いります?
黒河内陽咲:いや取っておいたほうがいいかも!
呼子 廉平:オケ!
黒河内陽咲:ドッジするならC値は11だぜ~! ケケ!
黒河内陽咲:黒河内陽咲のHPを3(→ 3)減少 (12 → 9)
黒河内陽咲:黒河内陽咲の侵蝕率を12(→ 12)増加 (111 → 123)
GM:グヌ~ッ
伊藤亜璃須:仕方ない!ガード!
ウルリカ:《電磁障壁》を使用してガードしちゃるぜ
黒河内陽咲:なるほどな。
黒河内陽咲:ではダメージロール時に
黒河内陽咲:Dロイス・【想い人】の指定ロイスの対象を伊藤亜璃須に指定します。
天生茶一:あら……
黒河内陽咲:【想い人】の効果を適用。このダメージはガード値と装甲無視。またカバーリング不可となる!
呼子 廉平:うおー
GM:な…なんだって…!
GM:了解しました。来い!
黒河内陽咲:うおおおお!喰らえアリス!
黒河内陽咲:3d10+30
DoubleCross : (3D10+30) → 14[4,2,8]+30 → 44
黒河内陽咲:まずまず!
伊藤亜璃須:グ~ヌヌヌ
伊藤亜璃須:ゴリッと削れましたがまだ生存!
ウルリカ:4d10
DoubleCross : (4D10) → 20[1,4,6,9] → 20
ウルリカ:ガード値20!20ダメージ受けます。
黒河内陽咲:待ちな!
黒河内陽咲:想い人でガード値は無視だぜ!
天生茶一:オンリーユー!
GM:!
GM:じゃあそのまま受けるね
ウルリカ:でもまだ生きてる!
黒河内陽咲:やるじゃあ……ねーか!
GM:演出もやってもらうぜ!
黒河内陽咲:例え手足が焼け焦げ、落ちようとも。決して離すものかと。強く握りしめたスプレー缶のトリガーを叩く。
黒河内陽咲:瞬く間、鮮やかな三原色のレネゲイドが。螺旋を描きながら“ウルリカ”と“シルヴァーノ”向けて放たれる。
黒河内陽咲:他者のレネゲイドに強く影響を受けることにより、陽咲が生み出すレネゲイドは。
黒河内陽咲:生物に対して、感覚野を司る大脳に深く影響を及ぼすもの。
黒河内陽咲:陶酔感と不快感が入り混じった、視界が滲む先で。見える一つの画がある。
黒河内陽咲:倒壊したビルや家屋、瓦礫が浮かぶマゼンタの海の上で。
黒河内陽咲:ぎらぎらとしたイエローの道を歩く、禍々しい悪魔のような翼を生やしたひとりの少女の背に。
黒河内陽咲:澄み切ったシアンに染まった仮面を被った、ぽっかりと胸の空いた少女が縋りつきながら。口を開く。
黒河内陽咲:「何度だって言ってやる」
伊藤亜璃須:「…ひさち」
黒河内陽咲:「“無い”なら、一緒に探してあげる」
黒河内陽咲:「だから、……だからさあ」
黒河内陽咲:「……知らね~ようだから、教えてやる」
黒河内陽咲:「やっちゃったことの責任は取らなきゃいけない」
黒河内陽咲:「けど。ダチのケツを拭って」
黒河内陽咲:「一緒にごめんなさい、って頭を下げるくらい、なんてことないんだ」
黒河内陽咲:落書きは。
黒河内陽咲:器物損壊(ヴァンダリズム)を賛美する一面がある、そんなものは。評価するに値しないと語る人もいる。
黒河内陽咲:けど、時に。真っ当な方法ではない、非合法な手法こそが。
黒河内陽咲:心を打つ、強く訴えかけることができる。人と人を結びつけられるものだと、そう、黒河内陽咲は信じている。
黒河内陽咲:そこに、確かに在るものとして。
黒河内陽咲:「帰ってこい!!」
黒河内陽咲:がらがらと世界が崩れる。陽咲のレネゲイドが、他者のレネゲイドを蝕んでいく。
ウルリカ:「な、なんですか…これ…」 隣の少女を庇うこともできない。そしてこれを真の意味で理解することもできない。
ウルリカ:陶酔感と不快感と強烈な違和感に苛まれ、身を竦ませる。
伊藤亜璃須:「………は…」 歩いていた道ごと世界が崩壊するイメージに呑まれて愕然とする。
伊藤亜璃須:「……ひさち」
黒河内陽咲:ごしごし、と目元を拭いて。「……これ、やると大体みんな、立てなくなるんだけど」
黒河内陽咲:「やっぱ、並じゃね~な。ウルリカも、あんたも」
伊藤亜璃須:「…ふんだ。亜璃須のこと、ほんと分かってないんだから…」 脂汗を浮かべながら苦笑する。
黒河内陽咲:「知ってたつもりだったけど、全然だったからね」
黒河内陽咲:「でも。別にいい」
黒河内陽咲:「これから、知ってけばいいかんね」
伊藤亜璃須:「…馬鹿だね~、ひさち」
伊藤亜璃須:「亜璃須、こんなだよって言ってるのに…。ほんと馬鹿だ…」
GM:続いて行動値8の天生くん!
天生茶一:ウッス!
天生茶一:とりあえず全力でいこ
GM:ギャーッ
天生茶一:マイナーでコンボ:【飛翔】《ライトスピード》メジャーアクションを2回行う。判定C+1。
天生茶一:天生茶一の侵蝕率を5(→ 5)増加 (106 → 111)
天生茶一:メジャー1回目!
GM:ギエーッ
天生茶一:コンボ:【渡り鳥】《アタックプログラム》《居合》
天生茶一:対象はアリスさんに射撃攻撃!
伊藤亜璃須:何!
天生茶一:6dx11+13+12+12
DoubleCross : (6DX11+37) → 10[4,4,4,5,8,10]+37 → 47
伊藤亜璃須:待って!
天生茶一:はい
伊藤亜璃須:判定を行う直前に使用するエフェクトがあるので使わせてほしいぜ!
天生茶一:聞きましょう!
伊藤亜璃須:《幻痛香》!ダイス-3個しな!
天生茶一:ぎゃー!
天生茶一:そしてダイス-2を忘れていたので触れるのは1個です
黒河内陽咲:あ、アモウ!!!
GM:そうだぜ!振り直しでお願いします
天生茶一:5dx11+13+12+12
DoubleCross : (5DX11+37) → 7[4,6,7,7,7]+37 → 44
天生茶一:じゃない!
天生茶一:1dx11+13+12+12
DoubleCross : (1DX11+37) → 7[7]+37 → 44
天生茶一:おら!
GM:同じじゃん!(ツッコミ)
天生茶一:おなじだねぇ
天生茶一:これが安定感です
天生茶一:リアクションをどうぞ!
伊藤亜璃須:ムムム ドッジするか
伊藤亜璃須:いやこっちもドッジダイスが死に絶えてる ガードします!
天生茶一:ダメージ!
天生茶一:あ、カバーとかはないかな?
GM:ないよ!ダメージどうぞ
天生茶一:その意気やよし!
天生茶一:5d10+11 装甲有効
DoubleCross : (5D10+11) → 23[4,4,4,1,10]+11 → 34
天生茶一:34点!
伊藤亜璃須:キッツ……
伊藤亜璃須:でもまだ生きてるぞオラ!
天生茶一:天生茶一の侵蝕率を5(→ 5)増加 (111 → 116)
天生茶一:いい度胸だ!
天生茶一:2回め!
伊藤亜璃須:やーっ
天生茶一:居合がラウンド1回なのでコンボ:【渡り鳥】《アタックプログラム》
天生茶一:同じくアリスさんに!
伊藤亜璃須:モテモテすぎる~
伊藤亜璃須:ちょっと待ってね ウーン
天生茶一:はいはい
伊藤亜璃須:いや…いいか そのまま判定どうぞ!
天生茶一:はーい
天生茶一:4dx11+13+12
DoubleCross : (4DX11+25) → 5[2,3,5,5]+25 → 30
天生茶一:きっちり。リアクションどうぞ
伊藤亜璃須:おさまりがいいよ~
伊藤亜璃須:ガードします!
GM:カバーリングもなし。そのままダメージどうぞ!
天生茶一:4d10+11
DoubleCross : (4D10+11) → 31[7,7,8,9]+11 → 42
天生茶一:42点!
天生茶一:さっきより増えてんだが
伊藤亜璃須:なんで!!
天生茶一:ノッてきたから…?
天生茶一:天生茶一の侵蝕率を2(→ 2)増加 (116 → 118)
伊藤亜璃須:ムムムッム
天生茶一:どうかなどうかな
伊藤亜璃須:ウ~ン!!できることがない ここで倒れます
黒河内陽咲:おつかれさま……
天生茶一:ゆっくりお休み
呼子 廉平:うおー
伊藤亜璃須:戦闘不能時に《アクアウィターエ》を使用!
黒河内陽咲:!?
天生茶一:うわ!
呼子 廉平:ぎゃ
伊藤亜璃須:復活するぜ
呼子 廉平:このーー
天生茶一:強い女だぜ
黒河内陽咲:それでこそだぜ
GM:ではこのまま演出に入っていきましょう!
天生茶一:背後に太陽の熱量。前に二人。確認したのは鉄と銃。
天生茶一:セオリー通りならばまずは背後を確保。然る後前面の二人に対応する(……なんだけども)
天生茶一:この現状を作り出した少女。
天生茶一:脅威度は戦闘能力ではなく、"何を為す"かで測られる
天生茶一:「なら」
天生茶一:「警戒すべきはアンタッスよね」
天生茶一:バチン。
天生茶一:長槍の穂先が外れ、残った柄の間にバチリ、バチリと電流が走る。
伊藤亜璃須:「どっかな…」
伊藤亜璃須:いやそうにそれを見る。「亜璃須、見てのとおり手負いだし、ジャームでもなんでもないよ~?」
天生茶一:「うん、そーなんスよね。で、暴走もしてない」
天生茶一:ちら、と後方のメーコさんも確認して。
天生茶一:「つまりさ」
天生茶一:「いざとなったら逃げる判断もできるっしょ?」
天生茶一:「それは、ほら」
天生茶一:「困るんで?」
伊藤亜璃須:「うっさ…!」 銃を構え直し、再び天生くんを狙う。
天生茶一:鳥を模した穂先と、分離した部分に新たに刃を持つ直線の短槍の二対。
天生茶一:短槍を動かすことで、見えない線で結ばれるように鳥の穂先が連動する。
天生茶一:二対一槍、銘を『渡り鳥』。
天生茶一:「─────シッ!」
天生茶一:四足の獣じみて前動作なしで疾走する
伊藤亜璃須:連弾。ガッガッガッと弾丸が石畳を削る。
天生茶一:かろうじてその髪の色だけが視認され、並走する銀の穂先が銀と赤の2つの線に。
伊藤亜璃須:「早ッ…」
天生茶一:鉄の触れ合う音はしない。弾丸と弾丸の間を縫うように。
天生茶一:「っしょ?」同意を示すように、耳元────右から声が聞こえる
天生茶一:人の反射として、声をかけた側に目を向けたときには。
天生茶一:『左』から飛翔した鳥が、手に持つ銃を弾くように突撃。
天生茶一:『右』のこちらは、短槍───の穂先ではなく、底の部分にスピードを乗せて胴を突きとばす打撃となる。
伊藤亜璃須:「やっ……」 先ほど自分がそうしたように、武器の持つ手が弾かれる。
伊藤亜璃須:防御態勢をとる隙間を与えられず衝撃を受け、華奢な体が後方に吹っ飛ぶ。
天生茶一:「ッフーーーー……」
天生茶一:突いた動きから槍を引き戻し、その周りを銀の鳥が旋回する
天生茶一:「悪いね」
天生茶一:「後遺症は残んねーはずッスよ」
天生茶一:打撃の負傷ではなく、呼吸を吐き出させる。一時的な酸欠でのブラックアウトの予兆が貴方を襲っていることだろう。
伊藤亜璃須:「あっ……」身動きできず倒れたまま、かは、と咳き込む。
ウルリカ:「亜璃須ちゃんっ…!」
天生茶一:「おっと、できれば近寄らねーでほしいかな」ウルリカさんを牽制するように鳥が飛ぶ。
ウルリカ:「…、」駆け寄ろうとし、刃の鳥に遮られる。
ウルリカ:「…いえ」
ウルリカ:「私も、見てるだけではいけません。亜璃須ちゃんのお手伝いをするのです」
亜璃須[11]、ウルリカ[8]
|
(5m)
|
黒河内[9]、天生[8]、呼子[7]、有島[5]
|
(5m)
|
袴田芽衣子[10]
※[]は行動値
GM:続いて行動値8のウルリカの手番。
ウルリカ:マイナー、《イオノクラフト》。飛行状態で前進し、PC達のエンゲージに入ります。
ウルリカ:えーい
黒河内陽咲:ギャッ
呼子 廉平:きた……
天生茶一:ビューン
有島皆人:接近とはな
ウルリカ:メジャー!《コンセントレイト:オルクス》《鋼の顎》《雷の剣》《砂の刃》 。
ウルリカ:単体攻撃!対象は有島さん!
ウルリカ:14dx7+4
DoubleCross : (14DX7+4) → 10[1,1,2,3,3,5,6,6,8,8,9,10,10,10]+10[4,4,8,8,8,9]+10[4,5,8,9]+10[4,7]+4[4]+4 → 48
有島皆人:ほう……来なさい
有島皆人:殺意が高いね! ガードします。
ウルリカ:えへん
ウルリカ:あっ捕捉し忘れてました ガード値-5攻撃ね!大丈夫?
ウルリカ:装甲無視もある!
有島皆人:うむ……受けておくぜ、ここはね
ウルリカ:じゃあ出しちゃうぞ!
ウルリカ:5d10+22 ガード値-5、装甲無視
DoubleCross : (5D10+22) → 24[1,7,8,3,5]+22 → 46
ウルリカ:とりゃーっ
有島皆人:ガード値は2しか残らないので44点通る。当然倒れます。リザレクト
有島皆人:有島 皆人の侵蝕率を1d10(→ 6)増加 (99 → 105)
有島皆人:有島 皆人のHPを6(→ 6)に変更 (6 → 6)
GM:ではこのまま演出!
ウルリカ:きっと他の皆を睨み、石畳を歩きだす。
ウルリカ:彼女を中心とした磁力の渦が沸き起こり、崩れた”鉄の巨人”を構成していた鉄細工たちが引き寄せられとぐろを巻く。
有島皆人:「リユースか」 帯電した警棒を斜めに構え、接近してくる彼女へ向き合う
ウルリカ:「いきますっ…!」 それらを内から吹き飛ばすように叩きつける。狙いは、最も接近した有島さんに定められた。
有島皆人:バチリ 警棒が帯電した瞬間に合わせて振るい、初撃を受けるが
有島皆人:(……防ぎ切るのは無理だな。周囲に累及ぼすのを防げればか)
有島皆人:すぐに正面から防ぎ切る方針から、その長い鉄塊を削り、破壊範囲を押さえる方向へシフト。
有島皆人:攻撃を左半身で受けながらも、稲妻の剣でウルリカの攻撃を突き崩し、自身以外への破壊影響を削いでいく。
有島皆人:「ぐっ……フーッ……!」 無論、そうなれば自身を守ることはできない。常人の死亡圏内の負傷を、オーヴァードの再生能力で補いながら立ち続ける
ウルリカ:「…な…、一人で受け続けるなんて……!」
ウルリカ:「…でも、いつまで持つわけじゃありませんよね。私も、負けません…!」
有島皆人:警棒を突き立て、"ウルリカ"を見る 「……どうもやりづらい相手だな」
有島皆人:「綺麗な欠落だ。……あるいはそれゆえ、利用するという発想がされた、か」
有島皆人:「だが事ここに至れば……見逃しはしない。絶対に」
GM:では次の手番は行動値7の呼子さんになります……が!
呼子 廉平:なにっ
伊藤亜璃須:割り込ませてもらうぜ
呼子 廉平:ぐもも
伊藤亜璃須:イニシアチブで《ブリッツクリーク》。メインプロセスを行います!
伊藤亜璃須:マイナーなし。メジャーで《コンセントレイト:ノイマン》《コントロールソート》《トランキリティ》《虚構のナイフ》《戦神の祝福》!
伊藤亜璃須:対象はひさち!きみにきめた!
伊藤亜璃須:命中判定いくぜ
伊藤亜璃須:16dx7+5
DoubleCross : (16DX7+5) → 10[1,1,2,2,3,6,6,6,6,6,7,8,8,9,9,10]+10[1,4,6,6,8,9]+4[4,4]+5 → 29
伊藤亜璃須:ウーム まあまあ リアクションどうぞ!
天生茶一:病み上がりの割には安定してる出目だ
黒河内陽咲:ギャア~~ッ
黒河内陽咲:ドッジします!
GM:しな!
黒河内陽咲:3dx>=29
DoubleCross : (3DX10>=29) → 10[2,8,10]+4[4] → 14 → 失敗
黒河内陽咲:がんばった
黒河内陽咲:ダメください!
伊藤亜璃須:あっごめんね!こちらもダイス計算間違えてたので振り直します
黒河内陽咲:は~い!
伊藤亜璃須:14dx7+5
DoubleCross : (14DX7+5) → 10[1,2,3,3,5,6,9,9,9,9,9,10,10,10]+10[1,3,3,5,6,8,10,10]+10[2,6,9]+4[4]+5 → 39
黒河内陽咲:増えてる!!!
呼子 廉平:ありがち
伊藤亜璃須:増えちゃった
GM:もっかいリアクションなさっていいですよ…w
天生茶一:強い
黒河内陽咲:やってやるよ!!!
黒河内陽咲:3dx>=39
DoubleCross : (3DX10>=39) → 9[2,4,9] → 9 → 失敗
黒河内陽咲:エ~~~ン
天生茶一:おぉよしよし
GM:減ってる…
有島皆人:残念ながら
呼子 廉平:もちもち
伊藤亜璃須:この攻撃は《戦神の祝福》の効果で攻撃力が増すぜ ダメージを出すぜ
黒河内陽咲:ギャッ
伊藤亜璃須:4d10+19+2d10+8d10 装甲有効
DoubleCross : (4D10+19+2D10+8D10) → 29[10,9,9,1]+19+16[9,7]+43[6,7,3,3,8,6,4,6] → 107
黒河内陽咲:????
伊藤亜璃須:すごいの出ちゃった
呼子 廉平:??
黒河内陽咲:いっぱい出たね♡
伊藤亜璃須:えへへ♡
黒河内陽咲:すごい死ぬ!呼子さんのロイスをタイタス昇華して復活します!
黒河内陽咲:HP12!
GM:では演出!
伊藤亜璃須:轟音と閃光。有島さんと《ウルリカ》による攻防の合間、よたよたと立ち上がる。
伊藤亜璃須:「亜璃須、こんな必死になるのマジやなんだけど」
天生茶一:「!」ウルリカに対処しようとした視界、その動きを目端に捉える。
天生茶一:「マジか。アレで立ち上がれんの?」思わずつぶやく。
伊藤亜璃須:「やることやらなかったら超馬鹿だかんね…」額をつたう脂汗をぬぐう。
黒河内陽咲:「!」天生くんの呟きと同時、かつてないほどに真剣な表情でこちらを睨む彼女を前にして。
黒河内陽咲:「はは」
黒河内陽咲:「(いー顔)」
伊藤亜璃須:「まずは」そのひさちに照準を定める。「一番の初心者から…っ」
黒河内陽咲:口元だけを歪めて。その一挙手一投足から目を決して逸らさずに。
伊藤亜璃須:連射、煙幕が吹き上がる。石畳ごと削るようにして黒河内さんの全身に弾丸を叩きつける。
天生茶一:「っと、やべ!軍曹!」狙われるのを警戒した体勢のまま叫ぶ。
黒河内陽咲:己は元より、正式な戦闘訓練を受けたオーヴァードではない。想像も及ばぬ速度で放たれた弾丸に訳も分からず身体を穿たれて。
黒河内陽咲:「っ、ぁああぁ……!」膝をついた後、とどめの一発で無様にひっくり返る。
黒河内陽咲:「………」
黒河内陽咲:つくづく私は、あの子のことを全然知らなかったのだな、と思う。
黒河内陽咲:「(聞いてねえよ)」
黒河内陽咲:ここまで射撃のウデがいーことも。
黒河内陽咲:真剣のときは、あんな顔するってことも。
黒河内陽咲:「だから……」ぽつりと零して、気力で。がくがくと震える足で立つ。
黒河内陽咲:「効いてねえ!」
伊藤亜璃須:「…っ、泥くさ…!」舌打ちしながら。黒河内さんの隙をついて逃走すべく経路を探っている。
天生茶一:「っ、はは」
天生茶一:「やんじゃん」
GM:次は行動値7の呼子さんの手番!
呼子 廉平:うおー
呼子 廉平:マイナーなし
呼子 廉平:メジャー、コンボ『濡鼠』《雨粒の矢》《シングインザレイン》《潜伏者》侵蝕6上昇
呼子 廉平:シーン(選択)攻撃で対象は亜璃須・ウルリカ・芽衣子。要はエネミー全員!
GM:キャーッ
伊藤亜璃須:待ちな!
呼子 廉平:うぎゃあ
伊藤亜璃須:《幻痛香》を使わせてもらうぜ!ダイス-3個しな!
天生茶一:八面六臂!
黒河内陽咲:なんてことを…
呼子 廉平:ダイス1個になっちゃう!
天生茶一:おそろ。
伊藤亜璃須:ちなみに《幻痛香》はこれで手打ちだぜ
天生茶一:フレグランスが揮発したようだな
呼子 廉平:俺で食い止める……!
呼子 廉平:では判定
呼子 廉平:1dx+24
DoubleCross : (1DX10+24) → 2[2]+24 → 26
天生茶一:あぶねぇ
呼子 廉平:うーん、妖精しよっかな
GM:固定値で十分なんだよな
呼子 廉平:念のためのオート、コンボ『傘を』《妖精の手》ダイスを1個10に。侵蝕4上昇
GM:ヤーッ
呼子 廉平:呼子 廉平の侵蝕率を4(→ 4)増加 (101 → 105)
天生茶一:シーン火力高めておいて損はないからね
呼子 廉平:1dx+34
DoubleCross : (1DX10+34) → 9[9]+34 → 43
呼子 廉平:よしよし
GM:良い出目でてる!
黒河内陽咲:ダイス2個ふえた!
天生茶一:2個も増える!
呼子 廉平:妖精は残り1回!
呼子 廉平:リアクションどうぞー
GM:はーい
伊藤亜璃須:ドッジのダイスが死んでいる ガード!
ウルリカ:ガード、《電磁障壁》を使用。ガード値+4d10。
呼子 廉平:ダメージいきます
袴田芽衣子:あっまって!
呼子 廉平:おとと
袴田芽衣子:ドッジするね
呼子 廉平:失礼しました
袴田芽衣子:7dx
DoubleCross : (7DX10) → 7[1,2,2,3,4,6,7] → 7
GM:だめだこりゃ!ダメージどうぞ!
呼子 廉平:はあい
呼子 廉平:5d10+28 装甲有効
DoubleCross : (5D10+28) → 38[9,8,8,7,6]+28 → 66
GM:ヒエ~ッ
呼子 廉平:出目
呼子 廉平:呼子 廉平の侵蝕率を6(→ 6)増加 (105 → 111)
伊藤亜璃須:だ…ダメ!戦闘不能になります。復活ももうなし。
呼子 廉平:うおー
黒河内陽咲:おつかれ…
ウルリカ:4d10
DoubleCross : (4D10) → 23[5,5,10,3] → 23
ウルリカ:ガード値23、43ダメージ受けます。
天生茶一:ガッツリ削るな~
ウルリカ:だいぶヤバイけどまだ生きてる!
有島皆人:タフやな
呼子 廉平:ぬいー
袴田芽衣子:こっちもだいぶヤバイけどまだ生きてる!
呼子 廉平:あとはたのんだー
GM:以上です 演出どうぞ!
呼子 廉平:「…………」攻撃を受けた味方に目をやる。まだやれるな、と確認。
呼子 廉平:(自分の足で立ち上がれればまあ、問題ないだろ。黒河内)
呼子 廉平:「さて」音もなく降る雨を見上げる。傘を一度身体の脇に下ろす。
呼子 廉平:「あんたはもう"お手伝い"以外のことができなくなっちまったのかもしれないが」
呼子 廉平:「俺は自分でやる。自分のやるべきことをな」
呼子 廉平:視界に降るのは水ではない、ノイズ混じりの情報だ。刻一刻と書き換わるこの領域内の。
呼子 廉平:建物には建物の情報が降っては積み重なる。通りには通りの、地面には地面の。
呼子 廉平:そうして、人には人の、思考と想いとが降っては入れ替わり、時ごとに更新をしていく。
呼子 廉平:読めるわけでもない。ただ、それと知って浴びれば強く影響も受ける。
呼子 廉平:大きく、ぶんと腕を振って傘を放り投げた。
呼子 廉平:くるくると回転する傘に概念の雨が巻き込まれ、白い渦と化す。それが敵の目にも明らかになるだろう。
呼子 廉平:その中には当然、この場の人間の心も含まれている。
ウルリカ:「あ」
ウルリカ:ふいに顔を上げ、それを見た。
呼子 廉平:先輩を、友人を、教え子をそれぞれのやり方で想う気持ちが、白々としたノイズの中に混ざり、折り重なり。
呼子 廉平:「一瞬、借り受ける」
呼子 廉平:……想いを読むことはできない。だが、無意識に影響は受ける。
呼子 廉平:彼らとの任務は存外、嫌いではなかった。その程度に。
呼子 廉平:"荻野綾音"との短い散歩の間、ほんの少し楽しんでいた。その程度には。
呼子 廉平:渦は再び高く跳ね上がり、分かれて滝のように降り注ぐ。
呼子 廉平:『違う誰か』の想いは、読めずとも心を千々に乱し、引き裂き、一瞬にしろ自我を強烈に揺さぶる!
袴田芽衣子:強い日射しが照り付ける広場に、白い雨嵐が降り注ぐ。
袴田芽衣子:「っ……」 操る火球が描く幾何学模様が乱れる。
天生茶一:(このタイミングなら、逃げようとするよな…!)
天生茶一:アリスへの牽制を考え、近づいてきたウルリカの存在が無視できない。
天生茶一:歯噛みする状況に変化が訪れる「……お?」
ウルリカ:視界が白く覆われる。
ウルリカ:鉄材をもって防ごうとしたものの、接合が崩れ解けたため庇いきれず、雨粒は無機物を通り過ぎてその身に降り注ぐ。
ウルリカ:「何ですか…? 何ですか、これ…」
呼子 廉平:「俺だよ」
呼子 廉平:「"アイディアルレイン"。俺の名前だ。言ったはずだ」
呼子 廉平:落ちてきた傘を軽く受け止める。
ウルリカ:「わ……わかりません! 嫌です、わかりません…」
呼子 廉平:「あんたは、そうだろうな……」目を微かに細める。笑ったわけではない。
伊藤亜璃須:そして、それを浴びたものの中で、唯一他人との絆を保つことのできる彼女は。
伊藤亜璃須:「ちくしょう…、よりによって」
伊藤亜璃須:「こんな綺麗事の固まりみたいなので…」
伊藤亜璃須:もっとも強く自我を揺さぶられ、そして昏倒する。戦闘不能。
呼子 廉平:「良かったな」そちらを一瞥する。
呼子 廉平:「この雨で色は落ちない」
呼子 廉平:「後は任せた」再び傘を差し直して、警戒体勢に。
黒河内陽咲:それを信じることの出来なかった彼女が。最もこの場で、影響を受け、沈んでいく様を一瞥して。
黒河内陽咲:「……ありがと、呼子さん」
GM:次は行動値5の有島さん!待たせたな!
有島皆人:うむ……ではメインプロセス前に《フルインストール》。ラウンド中、ダイス数+12
GM:いっぱい増えた
有島皆人:マイナーアクションで聖剣の王者の効果を使用。C値-2。メジャーで《コンセントレイト:ブラックドッグ》+《アームズリンク》+《怒涛の大蛇》
有島皆人:対象は"ウルリカ"と袴田さんです。タイタスの昇華はしない! 無駄にリスキーなことをしなければならない局面でもなかろう……
GM:冷静な判断ができえらい
天生茶一:クールだぜ
呼子 廉平:やれー
GM:妨害はありません。このまま命中判定どうぞ!
有島皆人:24dx5+2
DoubleCross : (24DX5+2) → 10[1,1,1,2,3,3,3,4,4,4,4,4,5,6,6,6,6,7,7,7,8,8,9,10]+10[1,1,3,4,5,5,5,7,7,9,10,10]+10[1,2,2,2,9,9,10,10]+10[5,9,9,10]+10[4,6,7,7]+10[2,5,6]+10[1,6]+10[10]+10[6]+10[7]+10[6]+10[6]+10[8]+1[1]+2 → 133
天生茶一:こわ
黒河内陽咲:うおっ……
GM:オイオイオイ
有島皆人:うむ
呼子 廉平:ひえ
GM:オイ!!!!
ウルリカ:ドッジをします
ウルリカ:11dx
DoubleCross : (11DX10) → 10[1,1,2,2,3,5,7,7,8,8,10]+6[6] → 16
天生茶一:頑張ってる
袴田芽衣子:同じく
袴田芽衣子:7dx
DoubleCross : (7DX10) → 10[2,4,5,6,6,10,10]+10[5,10]+9[9] → 29
呼子 廉平:こわっ
袴田芽衣子:超頑張ったよ!?
黒河内陽咲:がんばってる…
有島皆人:頑張ったね……じゃあ斬るね
GM:うう どうぞ
有島皆人:14d10+15
DoubleCross : (14D10+15) → 82[2,7,4,5,3,2,9,9,10,9,5,4,6,7]+15 → 97
GM:オ~ンオンオン
有島皆人:諸々有効だよ
GM:関係ないよ~~~!!どっちも一度戦闘不能になります!
天生茶一:やった~~
黒河内陽咲:ということは……!?
ウルリカ:すぐに《魂の錬成》!戦闘不能を回復。
天生茶一:戦闘が……!?
天生茶一:おわらなーーい!
袴田芽衣子:こっちも!《燃える魂》にて戦闘不能を回復。
呼子 廉平:ぎゃー!
黒河内陽咲:なにしてんだァ~~~!!
有島皆人:抗いおるわ
天生茶一:強い女どもが!
GM:まだまだ続きます!侵蝕率を上げて演出をしよう
有島皆人:有島 皆人の侵蝕率を13(→ 13)増加 (105 → 118)
有島皆人:「できれば……呼子さんの能力で倒れて欲しかったのだがな」
有島皆人:呟きながら、袴田さんを見る。情報干渉による苦悩こそあれど、暴走は未だ止まってくれそうにない。
有島皆人:「何せ私の言葉は未熟だし、私の攻撃は……」
有島皆人:「相当痛い」
有島皆人:警棒を落とす。僅かに身を前傾させ、節ばった右手で左の胸を押さえ、思考の中で密やかに詞を囁く。
有島皆人:(機在ラバ――)
有島皆人:(斎奉リ納ムル事、心臓、左臓、左脳、左眼、左耳、左脚、左腕一部。即チ我ガ半身打ツ電鳴ニテ)
有島皆人:(軍サ巫ヨリ天剣ガ礪砂ヘ、神為ル雷ノ耀キノ賜ル事恐ミ白ス)
有島皆人:その右手が、何かを掴み、左胸から僅かに離れた刹那、
有島皆人:「――抜刀」
有島皆人:全感覚野を白く灼き尽くす音、光が、その隙間から一帯へ迸る。いや、迸ったのはそれだけではない……斬撃もだ。
袴田芽衣子:「…っ」強烈な威力を予感し、火球を操作して防御態勢を取ろうとする。
有島皆人:重厚な質量と膨大な熱量を伴い、それでいて人の知覚野では追跡不能の斬撃が、残光の軌跡だけを残し、瞬きの間に"ウルリカ"と袴田さんを一閃している。
袴田芽衣子:その火球が、次々に空中で破裂。激しい爆発が巻き起こる。
有島皆人:防御を両断する――という思考・過程すら必要すらない。前後の両者へ、有島皆人から一直線に、一般に稲妻と呼ばれる聖剣の斬撃が迸り、遮蔽するすべてを含め両断したのだ。
有島皆人:「私はこの剣が好きだ」
有島皆人:「大抵の戦いは、抜くだけで終わってくれる」
有島皆人:そう漏らす有島皆人は、攻撃に際する奉納のために左半身の力を失い、半ば座り込むようになった不格好を、流れ落ちる羽織で隠している。
有島皆人:しかしその右手に携えた、雷を打ち鍛えたかのように輝く直刀は……そしてその光を反射し瞬く、意志滾る眼は、隠しようがない。
有島皆人:「……だが、まだ続けるというのなら」
有島皆人:「"ナイトセント"は相手になろう。ようやく、剣も抜けたことだ」
有島皆人:「……止めてくれれば、先生はありがたいのだがな?」 "ウルリカ"を、そして袴田さんを見る
ウルリカ:「ウルリカは、止まりません」 斬撃に裂かれた鉄塊たちが、石畳に散乱している。
ウルリカ:その中に立つ細身の女性。裂かれた箇所は、鉄塊で無理やり継ぎ接ぎし、まるでブリキ人形のような外見を呈している。
ウルリカ:「止まりませんとも。亜璃須ちゃんのお手伝いが終わってないのですから」
袴田芽衣子:「…っ、……」同時、後方でもう一人の少女も起き上がる。炎で裂かれた場所を呑み込み、無理やり再生を行いながら。
袴田芽衣子:「だから……、だから」
袴田芽衣子:「その先生っていうのが、本当に、気に入らない……!」
GM:クリンナップに移行するぜ!
GM:芽衣子の《コキュートス》がいったん解除されるので、ダイスペナが無くなるよ。
GM:2ラウンド目。
GM:セットアップ!
天生茶一:なし!
呼子 廉平:なし
有島皆人:ないぜ
黒河内陽咲:ありゅ!
天生茶一:やったれ!
袴田芽衣子:《狂騒の旋律》!ラウンド中の攻撃力+6。またバッドステータスの暴走を受け、破壊の変異暴走状態に陥ります。
袴田芽衣子:暴走状態になったことで、《絶対零度》も引き続き発動。
ウルリカ:こっちも!《万色の檻》。ラウンド中、あらゆる判定のダイス+4個。
黒河内陽咲:《活性の霧》! 対象はうーん
黒河内陽咲:さいっちゃんにしとこう。
天生茶一:俺!
黒河内陽咲:ドッジ-2ペナが発生するが攻撃力が+17されるぜ! どうする!
天生茶一:18じゃね!
天生茶一:もらう!
黒河内陽咲:そうだったわ!
黒河内陽咲:あげゆ!
黒河内陽咲:黒河内陽咲の侵蝕率を3(→ 3)増加 (123 → 126)
天生茶一:おちゃめさんめ
天生茶一:もらいました
黒河内陽咲:エヘ!
GM:りょりょりょ!
GM:ではセットアップは以上のすけ!
GM:イニシアチブ!
GM:行動値10の袴田芽衣子の手番から。
袴田芽衣子:まずマイナー。暴走を解除します。
袴田芽衣子:変異暴走を解除したので、これで好きな人を狙えるようになるってワケ!
有島皆人:好きな人……!?
黒河内陽咲:!
天生茶一:一体誰のことを…!?
袴田芽衣子:受け取って 私の愛
袴田芽衣子:メジャーで《コンセントレイト:サラマンダー》《コキュートス》《アースシェイカー》《荒ぶる爪》。
袴田芽衣子:PC全員に攻撃!
黒河内陽咲:おい!!!
袴田芽衣子:10dx7+3 命中するとシーン中に行うあらゆる判定のダイス-2個
DoubleCross : (10DX7+3) → 10[2,2,2,4,5,5,6,6,7,10]+5[2,5]+3 → 18
有島皆人:おやおや……
袴田芽衣子:あっ待ってね
天生茶一:いいよ
袴田芽衣子:ダイス3個減るの反映し忘れてた
袴田芽衣子:もっかい!
袴田芽衣子:7dx7+3
DoubleCross : (7DX7+3) → 10[1,1,3,6,9,9,10]+10[1,3,9]+10[7]+2[2]+3 → 35
天生茶一:ふえてんだが!
黒河内陽咲:???
袴田芽衣子:倍増えた!
呼子 廉平:なんで上がるの?
有島皆人:ナゼフエテルンデス!
GM:えへへ リアクションどうぞ
黒河内陽咲:ウオオ~~~!ドッジ
天生茶一:敢えて回避してみるか
呼子 廉平:ドッジするしかあるまい
天生茶一:4dx>=35
DoubleCross : (4DX10>=35) → 10[4,5,7,10]+10[10]+8[8] → 28 → 失敗
GM:ヒエッ
黒河内陽咲:5dx>=35
DoubleCross : (5DX10>=35) → 9[3,4,4,5,9] → 9 → 失敗
天生茶一:が、頑張ってる
天生茶一:妖精でいけるか…?
黒河内陽咲:すごいがんばってる
呼子 廉平:4dx>=35
DoubleCross : (4DX10>=35) → 9[2,7,8,9] → 9 → 失敗
天生茶一:5だから無理そうだな
天生茶一:振り直しさえなければ~!
有島皆人:一応ガードと言いつつ黒河内さんをメインプロセス放棄してカバーリングします。
黒河内陽咲:せ、先生!
GM:ではダメージ出しますね
袴田芽衣子:4d10+20 装甲有効
DoubleCross : (4D10+20) → 23[5,9,4,5]+20 → 43
袴田芽衣子:43ダメージ!装甲有効です。
有島皆人:装甲ガードで減らして28……どっちにせよ無理さ! 倒れ、黒河内陽咲/○庇護/不安 でロイスを取得し即座にタイタス化、昇華して復活します。
有島皆人:有島 皆人のHPを15(→ 15)に変更 (6 → 15)
呼子 廉平:倒れて黒河内さんのロイスをタイタス化昇華して復活します
天生茶一:耐えられない! 「伊藤亜璃須 ○P尽力/N感服」で取得して昇華します。HP13で復活
黒河内陽咲:み、みんなっ
袴田芽衣子:私の愛を受け取ってくれてありがとう!
天生茶一:天生茶一のHPを3(→ 3)増加 (10 → 13)
GM:では演出!
袴田芽衣子:「……っ、はー……」半身を炎に包んだまま、緩慢に姿勢を整える。「…いや。頭冷えた」
袴田芽衣子:「確実に」火球を錬成。紅い幾何学模様が青空に浮かぶ。
袴田芽衣子:「仕留めてやる」
袴田芽衣子:数珠繋ぎになった火球が空中を疾走。キミ達の動きを翻弄しながら、その身を確実に焼き焦がしていく!
黒河内陽咲:「ヤベ……」友を止めた、一瞬の安堵か。かつてない激戦の疲れか。
黒河内陽咲:ふらりと身体が揺れる。どの道、能力者同士の戦闘においては致命的とも言える隙。
天生茶一:「チッ!」狙いを分散させるために縦横を交えた軌道で回避を取る。
天生茶一:槍を振るう、鳥を飛ばす。火球を散らす2つのアクションの間に、もう一つの火球が滑り込む。
有島皆人:「……うむ……」 低い姿勢を羽織で覆ったまま、稲光を閃かせながら直刀を振るい迎撃しつつ
天生茶一:「あー……手が足りねっ!」
有島皆人:(無傷とはならん……) 数歩、滑るように歩を進め、倒れかけた黒河内さんの身を支えつつ
呼子 廉平:むしろ傘を庇うような姿勢で、火球に灼かれていく。雨で火を消すことも能わず。
天生茶一:優秀さに舌を打ちつつ、半身に槍を構えて火球を受けて落ちる
有島皆人:そのまま身を壁として降り注ぐ火球から庇う。衝撃のまま数歩たじろぐが、黒河内さんには害を及ぼさぬよう。
黒河内陽咲:「あっ、……」その身を預けたまま、目を見開いて。
黒河内陽咲:「有島さん……」ごめん、と。ぼそぼそと謝罪の言葉が口から漏れ出る。
有島皆人:「……済まんな」 低く、唸るような声だ。痛みを押し殺している
有島皆人:「だがもう少々、君に絵を描いてもらう」
有島皆人:「俺が斬るよりは良い」
黒河内陽咲:「……はは」
黒河内陽咲:「いいでしょう。後で羽織にサインも描いちゃろう」
GM:ではこのまま手番は行動値9のひさちになるよ!
GM:位置関係は
ウルリカ[8]、黒河内[9]、天生[8]、呼子[7]、有島[5]
|
(5m)
|
袴田芽衣子[10]
※[]は行動値
GM:だぜ
黒河内陽咲:では……一旦待機します!
GM:かしこまり!
GM:
GM:では続いて行動値8の天生くん!
天生茶一:モイ!
天生茶一:マイナーなし。
天生茶一:メジャーコンボ:【渡り鳥】《アタックプログラム》《居合》で射撃攻撃
天生茶一:対象はウルリカさん
ウルリカ:きゃあ
ウルリカ:いらっしゃい!
天生茶一:いきます
天生茶一:6dx+13+12+12
DoubleCross : (6DX10+37) → 10[2,6,6,8,9,10]+9[9]+37 → 56
天生茶一:お~
ウルリカ:えぐない?
黒河内陽咲:すご!
天生茶一:回った!
呼子 廉平:やっば
天生茶一:リアクションどうぞ!
ウルリカ:ドッジします
ウルリカ:11dx
DoubleCross : (11DX10) → 10[1,1,4,5,5,7,7,9,9,10,10]+6[4,6] → 16
ウルリカ:さっきと同値だ アーン失敗!
天生茶一:ちょいちょい頑張ってくるんだよなウルリカさん
天生茶一:ダメージ!活性分も入れて~
GM:ダメージ出していいぜ
天生茶一:6d10+11+18 装甲有効
DoubleCross : (6D10+11+18) → 25[9,5,1,2,4,4]+11+18 → 54
黒河内陽咲:ゆけ~~~っ
天生茶一:りゃ!
呼子 廉平:うおー
ウルリカ:にゃ~~
ウルリカ:このままではヤバイ!《隆起する大地》を使います!
黒河内陽咲:なにっ
呼子 廉平:そんなの持ってたの!
天生茶一:ダメ!(本音)どうぞ!
ウルリカ:HPダメージ適用直前にダメージを-2d10+6する!
ウルリカ:2d10
DoubleCross : (2D10) → 16[6,10] → 16
天生茶一:たけぇな!
有島皆人:防ぎおる
呼子 廉平:うおー
黒河内陽咲:減るじゃねえか!
天生茶一:C(54-16)
DoubleCross : c(54-16) → 38
天生茶一:38点だ!
天生茶一:ちがう、さらに+6か
天生茶一:32です
GM:ハイ!
ウルリカ:えー
ウルリカ:こちら 復活後HP30でした
黒河内陽咲:!!
天生茶一:ということは…?
呼子 廉平:うおおおお
ウルリカ:ギリギリ倒れる!!戦闘不能!
ウルリカ:復活もありません。
天生茶一:あぶねぇ!
呼子 廉平:うおーーーーー
黒河内陽咲:ホッ…
有島皆人:なんとかなった……!
天生茶一:天生茶一の侵蝕率を5(→ 5)増加 (118 → 123)
GM:では颯爽演出お願いします~!
天生茶一:穂先にパーカーを引っ掛け、振り回して炎を散らす。
天生茶一:壁を段階的に伝って落下の速度を殺しながら地面に降り立つ。
天生茶一:「この威力、どうにかならんかね……!」
天生茶一:殲滅の火力を見てメーコさんに狙いをつけようとして、(いや!)
天生茶一:敵は二人いて、一人の攻撃の合間、もう一人が動いていない。
天生茶一:「軍曹!」走り込みながら槍の穂先を突き出す。
天生茶一:「"前"のやつ頼む!」
天生茶一:その一言で、鉄の巨人と対峙したときのことだと伝わる──ように祈る。
黒河内陽咲:「今更だけど……」
黒河内陽咲:「もうちょっと可愛いあだ名で呼べやっ!」ぱちり、と指を鳴らす。
黒河内陽咲:彼の持つ、“渡り鳥”。その穂先の鳥が、かつて陽咲が描いたそれよりも。
黒河内陽咲:鮮やかな光で煌めいていく。
黒河内陽咲:戦闘に次ぐ戦闘により。埒外の域まで励起した天生茶一のレネゲイドと。己のレネゲイドを混ぜ合わせて。
黒河内陽咲:「……ヒーローでもない、ただのあんたを」
黒河内陽咲:「待ってる人が居るもんな」
黒河内陽咲:「遅れんじゃねーぞ!」
天生茶一:「へへっ」銀の鳥に命が吹き込まれる。
天生茶一:「そのつもり!」
ウルリカ:「綺麗……」その向こうで。
ウルリカ:「だけど」身体に鉄細工を纏わせ、自らを鉄の巨人と化しながら攻撃体勢に移る。
天生茶一:一歩踏み込むのは地上の太陽になったメーコ、ではなく。
天生茶一:鉄の巨人へと一直線に。
天生茶一:「オラァ!」分割された短槍を振るい、連動して鳥の穂先が飛ぶ。
天生茶一:まずは攻撃態勢に入った腕への突撃
ウルリカ:「潰さなくては……」 巨大な鉄の拳を創り上げようとし───防がれる。
ウルリカ:「!」切断。 鉄塊が弾ける。
天生茶一:人の形の腕を飛ばす。必然として、もう片腕に重さが偏る。
天生茶一:ヒュ、と笛を吹くような風切り音が上下に走り、短槍でもう片腕を切り落とす。
ウルリカ:「ああっ…!」両腕が削がれる。
天生茶一:ダダン、と切り離された鉄塊を足場にして空中を跳ぶ。
天生茶一:鉄の巨人に埋め込まれたようなウルリカと、視線が合う。
ウルリカ:「────」 向こうから来る少年の瞳を見た。
ウルリカ:瞬時、磁力の渦を再生させ、彼を叩き落とそうとするが───
天生茶一:「───よぉ」
天生茶一:《シークレットトーク》。言葉より早く会話が伝わる
天生茶一:「望岡センパイが暴走したの、多分アンタの影響だよね」
天生茶一:「そっちも助けに行かなきゃなんねーんで」
天生茶一:「全力で行くっスよ」
天生茶一:ニ、と獲物を見つけた狼のように笑う。
ウルリカ:「私は」
ウルリカ:「亜璃須ちゃんに頼まれて……」
ウルリカ:「………」
天生茶一:「らしいね」
天生茶一:「それってさ」
天生茶一:「アリスさんは、ジャームと話せたってことじゃん?」
天生茶一:「良いよね、そーゆーの」
天生茶一:「"今"は無理でもさ」
天生茶一:「いつか、ジャームって呼ばれてる相手とも、こーゆー暴力じゃなくて、話し合いで解決できるかもしれねー」
天生茶一:「そんなキレー事が」
天生茶一:「俺は好きなんだよね」
天生茶一:ギ、と太陽の色に塗られた鳥が飛ぶ。
ウルリカ:「じゃあ」
ウルリカ:「あなたは"今"」
ウルリカ:「何をするんですか?」
天生茶一:「俺は、」
天生茶一:戦うことが得意で、話すことが苦手でも。
天生茶一:話し合いを求める人のために
天生茶一:「『人助け』をするんだよ」
天生茶一:「───これなら、アンタだってわかるだろ?」
天生茶一:くるり、と短槍を回す。
天生茶一:相手を切り裂く刃を持つ鳥の穂先。それが刃の羽根を回転させて。
天生茶一:ただの鉄の塊となって、衝撃を叩きつける。
ウルリカ:「あ」 磁力の渦がたゆたう。
ウルリカ:彼女と継ぎ接ぎになった鉄の巨人の体が一気に崩壊する!
天生茶一:ウルリカを槍の柄に引っ掛けるようにして、崩壊する巨人の破片を階段のように下る。
天生茶一:「──二人目確保、っと」
天生茶一:「落ち着いたらまた、話でもしよーや……つっても」
天生茶一:「そーゆーのは、もっと向いてる人がいるんスけどね」
ウルリカ:意識を失っている。戦闘不能。
GM:続いて行動値7の呼子さんの手番!
呼子 廉平:はい!
呼子 廉平:マイナーなし
呼子 廉平:メジャー、コンボ『落涙』《雨粒の矢》《シングインザレイン》侵蝕6上昇
呼子 廉平:シーン(選択)攻撃で対象は芽衣子ちゃんのみ。
GM:一人とはね
GM:命中判定どうぞ!
呼子 廉平:6dx+14
DoubleCross : (6DX10+14) → 9[2,4,8,8,9,9]+14 → 23
呼子 廉平:オート、コンボ『傘を』《妖精の手》ダイスを1個10に。侵蝕4上昇
呼子 廉平:呼子 廉平の侵蝕率を4(→ 4)増加 (111 → 115)
呼子 廉平:1dx+24
DoubleCross : (1DX10+24) → 3[3]+24 → 27
呼子 廉平:あれっごめん
GM:おっ
GM:いやあってるな
呼子 廉平:合ってるか……!
袴田芽衣子:ふふん リアクションしちゃうぞ
呼子 廉平:どうぞ……!
袴田芽衣子:容赦なくいくぞ!ドッジ!
袴田芽衣子:7dx>=27
DoubleCross : (7DX10>=27) → 9[1,2,4,4,6,8,9] → 9 → 失敗
袴田芽衣子:ギャ~~~ッ
呼子 廉平:よ、よかった
GM:普通に失敗!クソ~ッ
GM:ダメージ出してどうぞ!
天生茶一:メーコチャンずっと回してるから怖いよ
呼子 廉平:3d10+28 装甲有効
DoubleCross : (3D10+28) → 12[6,1,5]+28 → 40
袴田芽衣子:ンムッムッムッ
呼子 廉平:呼子 廉平の侵蝕率を6(→ 6)増加 (115 → 121)
袴田芽衣子:復活後のHPは30!装甲含めてもだめ!
天生茶一:やったー!
袴田芽衣子:戦闘不能になります。復活もなし!
呼子 廉平:うおーー
GM:全エネミー打倒!戦闘終了!
有島皆人:良かった……
黒河内陽咲:よしっ!
GM:演出をされてね!
呼子 廉平:確保をされた女を見て、最後の仕事に進む。
呼子 廉平:荒れた戦場を、ゆっくりと歩いた。
呼子 廉平:瓦礫には瓦礫の、人には人の雨が降る。
呼子 廉平:その雨を、少女は既にもう見ているはずだ。
袴田芽衣子:「……チ」不機嫌そうな表情。彼女を中心に、強い日射しが広場を照り付けている。
呼子 廉平:その身に、しとどに浴びて、確かめているはずだ。
呼子 廉平:この場に在った者たちの想いを浴び続けている。
呼子 廉平:たとえ、日照りの最中でも。
呼子 廉平:それは先ほどより強くはなくとも、少しずつ、少しずつ、彼女自身を削っていく。
呼子 廉平:弱めていく。殺していく。
呼子 廉平:そこまですることは、本意ではなかった。
呼子 廉平:少女の目の前に立つ。鋭い目つきで見下ろす。
呼子 廉平:視界には、滝のように雨が降り注いでいる。
呼子 廉平:手を差し出した。
呼子 廉平:「俺は、あくまで代理だ」
呼子 廉平:「あんたにこうしてやりたいと思ってる奴は他にいる」
呼子 廉平:差し出された傘が、少女の身体を雨から守っている。
袴田芽衣子:「……」
呼子 廉平:「とはいえ、俺の能力だ。尻拭いはさせろ。それと」
呼子 廉平:「ひとりくらい、助けさせろ」
袴田芽衣子:「……何それ」
呼子 廉平:傘の化繊の端が、軽く燃えて巻き上がっている。
呼子 廉平:「なんだろうな」
袴田芽衣子:彼女の近くに寄れば、溶岩のそばにいるような灼熱が襲う。「UGNだから?」
呼子 廉平:「それもある」
呼子 廉平:それを切り離すことは、今の自分にはできそうにない。
呼子 廉平:「ただ、そうだな」
呼子 廉平:「ここに今いて、順番が来たから、だな」
呼子 廉平:「何かやれる、やらなくちゃいけない、やりたい、と」
呼子 廉平:「目の前にはあんたがいた。別にそれくらいだ」
袴田芽衣子:「………」
袴田芽衣子:火球が舞う。幾何学模様を描いて、ぐるりと放物線を描いて、黒い傘───その下に居る、呼子さんと自らへ向かって殺到し…
袴田芽衣子:バスケットボールがゴールポストに入らなかった時のように、逸れて周囲の石畳に衝突した。
袴田芽衣子:爆音。沈黙。
呼子 廉平:熱風に、飛びかけた帽子を押さえる。
袴田芽衣子:「……殴り飛ばして引きずってでもしてくれりゃ」
袴田芽衣子:「諦めもついたのに。そんなことすらしてくれない」息を吐く。
呼子 廉平:「そりゃあ、俺はあんたの担当でも先生でもないし」
呼子 廉平:「どっちも、そんなことやりたいわけでもなかろうよ」
袴田芽衣子:「……馬鹿みたい」
袴田芽衣子:「馬鹿ばっか……」
袴田芽衣子:どこかへ行こうとして、迷い、呼子さんを見上げる。「いい、もう。投降する」
呼子 廉平:「そうか」
呼子 廉平:「ああ、迷っても、道は別の奴に聞けよ」
呼子 廉平:「俺は下手なんだよ、道案内が」
呼子 廉平:そう言って、一歩下がる。
袴田芽衣子:「は…?」訝しげにしている。
有島皆人:「うむ」 静かに頷く。手にしていた剣は宙に飛散
有島皆人:「実は先生も……そんなに上手くないが、全力は尽くそう」
有島皆人:「改めて、馬鹿に付き合ってもらうからな」
袴田芽衣子:「………」有島さんの足元から頭の先まで、不機嫌そうに見返す。
袴田芽衣子:何かを言おうとして、ばしっと体を押す。
袴田芽衣子:「早く連れてって」
有島皆人:「む。……まあ、待て」
有島皆人:「お前たちを納めた以上……最後に一人」
有島皆人:「絶対に連れ帰らなければいけない者がいる」
天生茶一:「ッスね」
有島皆人:ゆっくりと立ち上がる 「ワーディングは止まり、ジャームの影響力も途絶えたはずだ……今ならなんとかできるだろう」
天生茶一:「えぇ。これで条件は整いましたし」
天生茶一:目線を通りの方に移して
天生茶一:「センパイ、助けに行きましょ」
GM:クライマックスシーン1を終了します。
◆Climax2◆
GM:クライマックスシーン2!
GM:このシーンでは、望岡ひよりの暴走を止める判定に挑むことができますが、望岡ひよりの使用している《ラビリンス》の効果により
GM:登場可能PCは一人だけです。
GM:誰が登場しますか?
黒河内陽咲:決まってるよなァ~?
呼子 廉平:うおー
有島皆人:出な!
天生茶一:俺!
GM:よろしい!
GM:侵蝕率上昇は不要!
天生茶一:ス!
GM:《ラビリンス》の迷宮に入り込んだところからシーンをスタートするぜ!
GM:望岡ひよりの花咲く蔦によって造られた異空間は、まるで地下迷宮のような様相を呈していた。
GM:石灰色の石の合間に花咲く蔦が這っている。
GM:この場所を一人訪れたキミは、やがて最奥にいる望岡ひよりを見つける。
望岡ひより:「あ……」 しゃがみこんでいたが、足音に気付いてパッと顔を上げる。
天生茶一:少し焦げたパーカーを脇に抱えて、槍を肩に担ぐように歩く。
天生茶一:「こんちゃッス、センパイ」
天生茶一:「迷いそーですね、この場所」
望岡ひより:「う、うん…」 怯えている。
天生茶一:「よいせっと」しゃがみ込む目線にあわせるように座る。
望岡ひより:「ひゃ」
望岡ひより:びっくりする。「ち、近寄らないで」
天生茶一:「…………」
天生茶一:「ども、天生ス。わかります?」
天生茶一:へら、と軽薄に笑う。
望岡ひより:「わか…わかるよ。わかる、けど……」
望岡ひより:キミの顔をおそるおそる見上げ、ぎゅっと体を縮こまらせる。
望岡ひより:「何でここに来たのかはわからないよ…」
天生茶一:「んー……」
天生茶一:腕組をする。
望岡ひより:「やだよー…」抱えた膝に顔を埋める。
天生茶一:「そっスね。俺もあんまりわかってねース」
望岡ひより:「…馬鹿にしに来たの?」
天生茶一:「こゆ時、説得とかならクロコーチとかが向いてんじゃね?とは思うんスけどね」
天生茶一:「馬鹿に?なんで?」
望岡ひより:「だって、みんな、そうなんだよ」
望岡ひより:「わたしのこと、わたしのしてること、馬鹿にしてるんだよ」
天生茶一:「センパイのしてること……どれでしょ」
望岡ひより:「だからもう、誰のことも、信じないの」
天生茶一:「それ、更生プログラムとかの話スか?」
天生茶一:「あと、話し合えばわかるとか、ってやつ?」
望岡ひより:「……うん」
天生茶一:「んー……」
天生茶一:「んー、んー、んー」
天生茶一:なんとか言葉を探しつつ頭をひねる。
天生茶一:「うん……まぁ。そりゃそーでしょうね」
天生茶一:「話し合いとか、難しースもん」
望岡ひより:「………」
天生茶一:「それよか、どっちが強いか戦って、強いほーが正しい!のほうが、わかりやすくて楽ッスよ」
望岡ひより:「知ってるよ」
天生茶一:「スよね」
望岡ひより:「うん。知ってるもん…、そんなの」頭を埋めている。「だから、だからわたしは…」
天生茶一:「だから、」
天生茶一:「センパイはすげーんじゃないスか」
天生茶一:「そんな難しーことやろうとしてんスから」
望岡ひより:「…」
望岡ひより:「……?」顔を上げる。
天生茶一:「戦って勝ったほうが楽で、負けた方はずっということ聞け~!なんて、ノーキンすよノーキン」
天生茶一:「それより、全員に話を聞いて、どうしたら良いかずーっと悩んで」
天生茶一:「アリスさんとかメーカさんとか。あの二人もぜんぜんタイプ違うのに」
天生茶一:「皆が嬉しいコトしよーとしてるんですから」
天生茶一:「センパイがいっちゃんスゲーッス」
望岡ひより:「……天生くん…」
望岡ひより:きょとんとしている。「どうして?」
天生茶一:「え?」
望岡ひより:「どうして、天生くんは…」
望岡ひより:「ぜんぜん仲良くもない、ただの…先輩のわたしに、そんな風に言ってくれるの?」
天生茶一:「え~~~~~~!?」
天生茶一:「な、」
天生茶一:「仲良くないんスか」
望岡ひより:瞳が揺らいでいる。「うん…」
望岡ひより:「……? そうじゃないの…?」
GM:では、そろそろ判定に移りましょうか!
天生茶一:はい!
GM:望岡ひよりの失われたロイスを取り戻すため、これから〈意志〉で対決していただきます。
GM:頑張って!
天生茶一:ウッス!
GM:先に望岡ひよりから判定するぞ
望岡ひより:3dx+1
DoubleCross : (3DX10+1) → 8[1,5,8]+1 → 9
望岡ひより:がんばった!
天生茶一:強い!
GM:天生くんもどうぞ!
天生茶一:じゃあ判定前にクロコーチのロイスを昇華してダイスを+10します。力を貸してくれ。
黒河内陽咲:いいですとも!
GM:なんと…!
天生茶一:そして思い出の一品で+1!判定します!
GM:やってみせろ!
天生茶一:15dx+1>=9
DoubleCross : (15DX10+1>=9) → 10[1,3,3,4,5,5,5,6,6,6,7,8,9,10,10]+9[5,9]+1 → 20 → 成功
天生茶一:オラッ!
GM:な 何ィー!?
GM:圧倒的…成功!
天生茶一:やったー!
黒河内陽咲:おめでとう!
GM:ではキミは望岡ひよりの説得に成功し、暴走を止め、失われたロイスを取り戻すことができます!
天生茶一:ス!
GM:このままロールに移りましょう!
望岡ひより:「天生くん…」
望岡ひより:「天生くんは」言葉を探す。おそるおそる尋ねる。「どうして、ここに来たの…?」
天生茶一:「んー」
天生茶一:「や、めちゃシンプルなんスけどね」
天生茶一:目を見る。
望岡ひより:「うん」
天生茶一:(目線の揺らいでる……っつーことは、何らかの影響に入ってる……コレが暴走の原因だとは思うんスけど、うん、きっとさっきのはそのせいスよね)
天生茶一:脳内で早口で意見をまとめて。
天生茶一:「センパイが心配なんで、来ました」
天生茶一:「俺、センパイのこと好きなんで」
天生茶一:「いねーとつまんねーッス」
望岡ひより:「……」
望岡ひより:「……え」
望岡ひより:遅れて、頬から耳の先までが赤くなる。
望岡ひより:「えぇ………っ」
天生茶一:「………センパイ、顔赤ぇースよ」ちょっと目をそらす。
望岡ひより:「だ、だって! 天生くんが急にへんなこと言うから…」
望岡ひより:「あ、天生くんが、なんで、なんでわたしのことを…、だって、でも、待って」
望岡ひより:「天生くんは、いつも誤解されやすいんだから、またそんなへんなこと言って、言って…」
天生茶一:「急って。普段からけっこー言ってると思ったんスけど…」
望岡ひより:「普段からって…!」
望岡ひより:照れきって、ツインテールの先までぴいんと跳ねる。
望岡ひより:「聞いてないよ…!普段からって、そんなの、いつ、いつ…!?」
天生茶一:「えーと……センパイのこと良いとか、可愛いとか」
天生茶一:「……好きじゃない相手にあんま言わんくないスか?」
天生茶一:おそるおそる見る。
望岡ひより:「………」
望岡ひより:真っ赤になっている。「わ、わかんないよ…」
天生茶一:「そ、そッスかね……?」
望岡ひより:「うん」
望岡ひより:「そんなの言われたの、はじめてだもん…」
天生茶一:「そーッスか…意外スね」
望岡ひより:「………」黙ってしまい、その沈黙に耐えかねる。
天生茶一:「てか、あの」
望岡ひより:「あ、あの」
天生茶一:「はい」
望岡ひより:「あっ!うん」
望岡ひより:「い、いえいえ。どうぞ。なあに?」
天生茶一:「や、なんつーか」
天生茶一:「さっきの、仲良くない判定だったのが若干響いてるんスけど」
天生茶一:「どーすか、今の気分とか、影響とか」
望岡ひより:「………」
望岡ひより:きょとんとしてから、はっとする。「え、あ……」
天生茶一:「聞いた限りだと、そういうの暴走させる力だっつーことなんスけど……」覗き込む。
望岡ひより:「……」 真っ赤になり、目をつぶることで抵抗する。
望岡ひより:「もう、大丈夫みたい…」
望岡ひより:「な、なんでかな。ごめんね…、ええと、原因がおさまったのかな…?」
天生茶一:「よかったッス」安堵の笑みになる。
望岡ひより:「……、…」恥ずかしそうにしている。
望岡ひより:「天生くん」
望岡ひより:「迎えに来てくれたんだね。ありがとう」
天生茶一:「……へへ、どーいたしまして」
天生茶一:「じゃ、そろそろ出ちゃいましょか。あんま長居してもアレッスから」
天生茶一:立ち上がり、手を差し伸べる。
望岡ひより:「……」きょとんと、差し伸べられた手を見つめてから。
望岡ひより:「うん」
望岡ひより:ちいさく頷き、恥ずかしそうにその手を取った。
天生茶一:柔らかく握って
天生茶一:「最後に確認なんスけど」
望岡ひより:「う、うん?」
天生茶一:「今、俺のことどー思います?」
望岡ひより:「………、………っ」
望岡ひより:「………!!」
望岡ひより:「も~~~………っ!」 手が握られており離されることはない。
望岡ひより:真っ赤な顔のまま、連れられて行く。
GM:クライマックスシーン2を終了します。
GM:バックトラック!
GM:今回のEロイスは《ウルリカ》が使用した《砕け散る絆》3個。
GM:3d10振ることが可能です。したい人はしてね!
呼子 廉平:振ります!
天生茶一:振ります!
天生茶一:123-3d10
DoubleCross : (123-3D10) → 123-11[6,4,1] → 112
黒河内陽咲:振るぜ!
呼子 廉平:121-3d10
DoubleCross : (121-3D10) → 121-15[4,1,10] → 106
黒河内陽咲:126-3d10
DoubleCross : (126-3D10) → 126-15[4,9,2] → 111
有島皆人:振っ……ておくか……
有島皆人:118-3d10
DoubleCross : (118-3D10) → 118-20[6,7,7] → 98
有島皆人:98-5d10
DoubleCross : (98-5D10) → 98-22[4,4,9,3,2] → 76
呼子 廉平:残りロイス4個で一倍
有島皆人:良い塩梅
天生茶一:112。ロイス残り4。等倍で行けるかな。
黒河内陽咲:素振りします~
呼子 廉平:106-4d10
DoubleCross : (106-4D10) → 106-26[3,7,8,8] → 80
天生茶一:112-4d10
DoubleCross : (112-4D10) → 112-15[5,5,1,4] → 97
天生茶一:あぶね
黒河内陽咲:111-4d10
DoubleCross : (111-4D10) → 111-17[1,8,3,5] → 94
黒河内陽咲:オホホ
呼子 廉平:よかった……
GM:おお でもみんな1倍振りで帰還ですね
天生茶一:5点でおそろ~
GM:全員5点帰還!良い感じ!
呼子 廉平:やったー
GM:おかえりなさーい!
黒河内陽咲:ただいま~!
呼子 廉平:ただいま!
有島皆人:帰ったぞ
GM:経験点配布は全行程が終了してから行いましょう。EDに突入するぞ!
◆Ending◆呼子廉平
GM:後処理を別班に引き渡し、《ウルリカ》の捜索…から始まった今回の一連の騒動に関する任務を終えたキミは、
GM:フェリーの運航会社をカヴァーにしたUGN支部の屋上にいました。
GM:カーニバルはまだ続いている。ここからでも、遠く祭りの喧騒を、鮮やかな色やざわめきを感じ取ることができる。
呼子 廉平:白い雨は未だ降り続き、しかし濡れて滲むこともない、そんな街をじっと見ている。
呼子 廉平:相変わらずの黒ずくめで影に溶け込みながら、何をするでもなく祭りの景色を遠く眺めていた。
"ひなぎく":そこに一人の青年がひょこひょことやってくる。オペレーターの"ひなぎく"だ。
"ひなぎく":「浸ってる感じですか?いいですよね呼子さんは絵になるからそういうことしても」
呼子 廉平:視線だけをそちらに。
呼子 廉平:「絵になるかならないかなんて、自分じゃわからんからな……」
"ひなぎく":相変わらず畳みかけるような口調でひょいっと横まで来て、柵に手をやる。
呼子 廉平:「別にやりたけりゃやればいいんじゃないのか」
"ひなぎく":「はあそういう事をサラッと言いますよね。俺だってそんなスーツが似合って身長が高くてスタイルがよければしましたけどね」
"ひなぎく":ふいっと見上げる。「分かりますか呼子さん。いまのは僻みですよ。平均的日本人体型の俺からあなたに対する」
呼子 廉平:「やかましい。浸るような目に遭ってから言え」
"ひなぎく":「浸ったような目に遭った気分はいかがですか」
呼子 廉平:「……それを言いに来たのか?」
呼子 廉平:新調した傘をぐるんと回す。
"ひなぎく":「戦闘員や調査員のメンタルケアもオペレーターの業務の一環になるのかもしれません」
呼子 廉平:「毎回毎回、最悪な気分だと報告書に書いて渡す」
呼子 廉平:「しばらくすると、聞かれもしなかったように任務が来る」
呼子 廉平:「エージェントにも更生プログラム、必要なんじゃないかね……」
呼子 廉平:「ただまあ」
"ひなぎく":「ん」
呼子 廉平:「別に今すぐ抜けよう移ろうだのとは考えてない。安心しろ」
呼子 廉平:「鼻の先に餌をぶら下げときゃ、まだ働くさ」
"ひなぎく":「それは良かった。UGNは常に人手不足ですから、馬車馬の馬になってくれる人材は引く手数多ですよ」
"ひなぎく":「餌ですか。そうですね」
"ひなぎく":「面会の要望を出せば今ならなんとか通してみますけど」
"ひなぎく":誰に、とは言わず。
呼子 廉平:「…………」唇を閉ざして、少し考えて、開かずにいる。
呼子 廉平:「いや」
呼子 廉平:「もう一度自己紹介をする羽目になると考えるとな」
"ひなぎく":「そうですか。そうですね」
呼子 廉平:「……いつか」
呼子 廉平:「いつか話し合いでどうにかなる時が来るというのが、俺たちの信じる未来だ」
呼子 廉平:「綺麗事だと思うか」
呼子 廉平:今の技術ではどうしようもない断絶も、いつかは通じると、届くと。
"ひなぎく":「ジャームに話が通じるなら俺達がこんな苦労をすることはないでしょうね」あっさり返す。
"ひなぎく":「ええ、綺麗事だと思います。誰が言い出したんですかそんなこと。ずいぶんまあ楽観的というか、見上げた根性ですね」
呼子 廉平:「だよなあ」
呼子 廉平:ぐい、と柵にもたれて大きく空を仰ぐ。
"ひなぎく":「呼子さんがそんな見上げた根性の持ち主だとは」
"ひなぎく":「………」
"ひなぎく":「知ってました。明白な事実でしたね」
呼子 廉平:「俺なんかよりももっと上に、さらに楽観的な奴らがいるぞ」
呼子 廉平:今回会った顔をいくつか思い出しながら。
呼子 廉平:「でもまあ、餌だ」
呼子 廉平:「信じる振りをして追いかけていれば、まだ走ることくらいはできるだろ?」
"ひなぎく":「馬車馬の馬らしい良い根性です」
呼子 廉平:「お前は良い性格をしてるよ」
"ひなぎく":「よく言われます。最大級の褒め言葉だと受け取っています」
"ひなぎく":「報告書にはなんて書くんですか」
呼子 廉平:「……ありのままに書くさ。ジャーム。一般人とは判別しがたい、厄介な個体」
呼子 廉平:「かつての関係に振り回されて、利用されて、牙を剥いて」
呼子 廉平:「他人の精神に影響を及ぼし、危険な鉄の巨人を操り……」
呼子 廉平:「ずっと道に迷ってばかりいた」
呼子 廉平:「……いかんな。最後のはやりすぎた。削除だ」
"ひなぎく":「いやあ良いポエムでした。俺的には必須だと思いますけどね」
呼子 廉平:「今しか言わん。その妙に回る脳みそに刻んどけ」
呼子 廉平:(あの時の奴は"荻野綾音"だった。俺の中では)
呼子 廉平:「道も人の顔も名前も、何も覚えない奴だった、くらいにしとくさ」
呼子 廉平:ぎっ、と掴んでいた柵を軋ませて、祭りの風景から少し離れる。
呼子 廉平:「用はそれくらいか? そろそろ下に戻るか」
"ひなぎく":「はい。オペレーターの業務としては充分こなせたと思います」頷く。
"ひなぎく":「まだ祭りは続いてますよ。浮かれた仮装連中に紛れて馬鹿騒ぎに興じるなら今ですよ呼子さん」
呼子 廉平:「ご苦労だったな」
呼子 廉平:階段の方へと足を踏み出しながら。
呼子 廉平:「…………」
"ひなぎく":「俺は絶対に行きませんけどね」
呼子 廉平:「いや。やめておく」
"ひなぎく":「……」同時に言った。
呼子 廉平:「二ヶ月後にはハロウィンだろ?」その時この支部にいるかどうかは知らないが。
"ひなぎく":「はい。更にそれが終わればすぐにクリスマスです」
呼子 廉平:「祭りだらけで、騒がしくてかなわん」
呼子 廉平:「遠くで眺めてるくらいが、ちょうどいい」
呼子 廉平:見れば、加われば、きっとまた思い入れる。そうして、別ちがたくなるだろうから。
呼子 廉平:「……また迷子にでもぶつかったら、どうしようもないしな」
呼子 廉平:傘をかちりと畳んで、屋上の入口を開け。
呼子 廉平:もう一度振り返って、どこか輝くような祭りの風景を遠目に見て。
呼子 廉平:「ありがとうな」
呼子 廉平:掠れた低い声でそれだけ言って、階段を音を立てて降りていく。
呼子 廉平:足音がひとつ。杖をつくような傘の音が時折混じって。
呼子 廉平:まるで誰かと歩いてでもいるかのように、響いた。
◆Ending◆黒河内陽咲
GM:支部内、治療室。カーニバルの喧騒はどこか遠く。
GM:キミは治療を済ませた伊藤亜璃須の元に面会に来ていた。
伊藤亜璃須:「……」ムスッとしており、ひさちとは反対側を見ている。
黒河内陽咲:ぷくーと。噛んでいたガムを膨らませて。ぱん、と弾く。
黒河内陽咲:「もしも~し」
伊藤亜璃須:「……」 ムスッと黙っている。
黒河内陽咲:「………」ちら、とドアの方に視線を向けて。
黒河内陽咲:「……おっす、さいっちゃん。こいつ全然凝りてねえよ。ちょっとヤキ入れてくれない?」
伊藤亜璃須:「はあ!?」
黒河内陽咲:「うっそぴょ~ん」
伊藤亜璃須:「最悪!マジ最悪なんですけど!」
伊藤亜璃須:「ありえんしうざ!」
黒河内陽咲:ギャハハ!と指を指して笑う。
伊藤亜璃須:きぃ~っと悔しがる。
黒河内陽咲:「は~~~。いつまでもシカトぶっこいてるあんたが悪いんでしょうが」
黒河内陽咲:「面会時間だって限られてんだからさあ」
伊藤亜璃須:「だってこの状況で亜璃須がひさちになに言ってもダサすぎじゃん」
黒河内陽咲:「だろーね」
伊藤亜璃須:子供っぽく不機嫌そうにしている。「でもさ~、言っていい?」
黒河内陽咲:「ん?」
伊藤亜璃須:「ひさち亜璃須のこと好きすぎじゃない?」
黒河内陽咲:「………」
黒河内陽咲:「いや……」
黒河内陽咲:「フツーじゃね? これくらい……」
伊藤亜璃須:「は~? フツーのこのこ一人で会いに来る?」
黒河内陽咲:「ツレに一人で会いにいって何が悪ぃのよ」
黒河内陽咲:「ボコボコにされた後のくせに」
伊藤亜璃須:「うっせ。ざけんな」ふふ、とシーツに寝たまま笑う。
黒河内陽咲:「アタシも大概バカだけどさあ」
黒河内陽咲:「あんたも相当だよ。ライブ感で生きすぎじゃね?」
黒河内陽咲:「これで何年かはまたパーにしてさ……」
伊藤亜璃須:「うまく逃げれるかと思ったんだけどな~~、マジ~」
伊藤亜璃須:「…いいの。その辺、別に、誰かに分かってもらおうとか思ってないし」
伊藤亜璃須:「亜璃須がそん時に楽しくてやりたくなったことをやれればいいの」
黒河内陽咲:ぎゅ、と唇を噛みしめる。
伊藤亜璃須:「だからさ~」
伊藤亜璃須:ひさちを見る。笑ったまま。「またやるよ絶対。こういうこと」
伊藤亜璃須:「ひさち、亜璃須と縁切るなら今だよ?」
黒河内陽咲:「………ふ~~~ん」
黒河内陽咲:そう来たか、と呟いて。
黒河内陽咲:ごそごそと。持ち込んだバックパックからまず、仮面を取り出て、すちゃ、と装着し。
黒河内陽咲:次いで取り出した、3本のカラースプレー───塗料がちゃんと入っている─────を手に取り。
伊藤亜璃須:虚をつかれた表情で、ぱちぱち、と瞬き。
伊藤亜璃須:「ふぇっ…」
黒河内陽咲:治療室の壁にしゅうう、と噴射する。
黒河内陽咲:あれよあれよという間に、出来上がる一枚の落書き。
伊藤亜璃須:「なにして、ひさち……」珍しく本気で驚いたような声を上げて、それを見る。
黒河内陽咲:青空を羽ばたく、赤と黄の翼が生えた二羽の鳥。
黒河内陽咲:能力を介して行ったものではない。言ってしまえば、稚拙で幼稚なもの。
黒河内陽咲:「………今回の件の出来高とチャラで」
黒河内陽咲:「ってことにはならねーな。多分」
黒河内陽咲:「ガキかよテメーは、って怒られるだろうし」
伊藤亜璃須:「………」 ぽかんとした顔で、じっとひさちを見ている。
黒河内陽咲:「チューイカンキとか、終いにゃ反省文だのなんだので」
黒河内陽咲:「用がなきゃ来たくもないところに通って」
黒河内陽咲:「見たくもない顔を見なきゃならない」
黒河内陽咲:投げ捨てたスプレー缶が壁に跳ね返って。かん、と室内に響く。
黒河内陽咲:「……あんたは」
黒河内陽咲:「あんたは、それでいいかもしれねえけど」
黒河内陽咲:「アタシは、まだまだ」
黒河内陽咲:「あんたとくだらねえ話で、バカみたいに騒ぐのも」
黒河内陽咲:「あんたと一緒に、……」
伊藤亜璃須:「……」
伊藤亜璃須:沈黙が降りる。二人の少女がいる青ざめた室内に、明るい髪の、赤と黄の色の。
伊藤亜璃須:「ひさち」
黒河内陽咲:「なに」すん、と鼻を鳴らす。
伊藤亜璃須:「言っとくけど、亜璃須、転んでもただじゃ起きねーかんね」
伊藤亜璃須:「亜璃須かわいいから、良い子にしてれば結構みんなチョロいもん」
伊藤亜璃須:「何年かパーとかだるいし。これからどうなるか分かんないけど…」
伊藤亜璃須:ふふ、と笑う。「思ってるより早く、自由になってやるから」
伊藤亜璃須:「いま言ったこと、後悔すんなよ」
黒河内陽咲:「………へへ」
黒河内陽咲:「上等だよ」悪戯っぽく笑って。
黒河内陽咲:「……とりま、あんた」
伊藤亜璃須:「ん?」
黒河内陽咲:「もっちー先輩とメイコちゃんに。ちゃんと謝っとけよ」
黒河内陽咲:「あと……」
伊藤亜璃須:「……」ひさちの顔を見上げる。
黒河内陽咲:「“ウルリカ”にも、ね」
伊藤亜璃須:「………あっそ」
伊藤亜璃須:ごろんと寝返りを打つ。「だるいし。亜璃須、謝るのいちばん苦手だもん」
黒河内陽咲:「そんな簡単なこともできないんでちゅかあ?」
黒河内陽咲:「元FHのチルドレンも高が知れまちゅね~?」
伊藤亜璃須:「できまちぇ~ん。だって~」
伊藤亜璃須:「そういう時は~?」
伊藤亜璃須:瞳だけひさちを見返す。「誰かついてきてくれるって聞いた気がする~」
黒河内陽咲:ち、と舌打って。
黒河内陽咲:「自分で吐いた唾だからな……」
黒河内陽咲:「いいよ。それぐらい……」
伊藤亜璃須:「あはは!」
黒河内陽咲:「クソガキめ」きっ、と目を細めて席を立つ。
伊藤亜璃須:「ひーさち」声がもう一度追いかける。
黒河内陽咲:彼女に背を向けて。床に落ちた缶をバックパックに詰める。
黒河内陽咲:「あん?」
伊藤亜璃須:「またね~」
伊藤亜璃須:「タイクツさせないであーげる」
黒河内陽咲:「………」
黒河内陽咲:きい、と扉を開けて。ちらり、と彼女に視線を向けて。
黒河内陽咲:「これ、絶対UGNのヒトに言うんじゃねーぞ」
伊藤亜璃須:「ん~?」
黒河内陽咲:「ショージキさ。今回のお祭り」
黒河内陽咲:ふふっ、と笑みを浮かべて。
黒河内陽咲:「ぜんぜん、タイクツしなかったよ」
黒河内陽咲:「またな。アリス」
伊藤亜璃須:「ふふふ」にこっと笑う。「分かってんじゃーん」
伊藤亜璃須:「ばいばーい」
黒河内陽咲:合わせるように手を振って。扉を閉じる。
黒河内陽咲:「………さてっ」うーん、と伸びをして。
黒河内陽咲:「………」
黒河内陽咲:「早いとこ露見する前に……」
黒河内陽咲:「探すか……温情を施してくれるよーな大人を」
黒河内陽咲:にやり、と口元を歪めて。足早にその場を去る。
黒河内陽咲:からころ、と。スプレー缶の鳴る音が廊下に響いて、その内消えた。
GM:…その壁に、色鮮やかに光る鳥がどうして描かれたのか。知るのはふたりだけ。
◆Ending◆有島皆人
GM:後日、支部にて。
GM:キミは望岡ひよりに話しかけられた。
望岡ひより:「あ、有島さん」
望岡ひより:小走りにやってくる。長いツインテールが揺れる。小柄な少女である。
有島皆人:「うむ?」 手元の資料から顔を上げる
望岡ひより:「あの、今回の…カーニバルのことで、きちんと挨拶をしていなかったので」
有島皆人:「挨拶……」
望岡ひより:深く礼をする。「この度は、ご迷惑をおかけしました」
有島皆人:「……」 資料を置き、望岡さんに向き直る
望岡ひより:「それに、有島さん以外の皆さんにもですが、助けてくださってありがとうございました…」
有島皆人:「うむ」 頷き 「大変だったな。……頭を上げてくれ」
望岡ひより:「…はい」様子を伺うように顔を上げる。
有島皆人:「更生プログラムに関して、確かに主催者は望岡さんだが……」
有島皆人:「それは外向きの話だ。私たち、内部の話をするのであれば、君ばかりが謝るべきことでもない」
有島皆人:「私も、他の関与者も……支部員も。今回の事態に対して、等しく責任を負うべきだ。皆の問題だからな」
有島皆人:そう言って、膝に手を付き、頭を下げる 「私こそ、力及ばず済まなかった」
望岡ひより:「…、えっ」驚く。
望岡ひより:「あっ、有島さんが、謝ることなどありません…!」
有島皆人:「……うむ」 顔を上げる。普段と変わらぬ、どこか気難しく、固い面持ち 「では、互いにそういうことにしておこう」
望岡ひより:「あ……」
望岡ひより:「はい。…はい。ありがとうございます……」
望岡ひより:「……有島さん。わたし」
有島皆人:「うむ?」
望岡ひより:「わたし…、わたしは。今回を受けても、それでも…」
望岡ひより:「………、それでも、諦めたくないと思っているのは、おかしいでしょうか」
有島皆人:その様子に、わずかに眉尻を下げる 「おかしくない」
有島皆人:「ただ一度の失敗で、すぐに何かを諦めるようであれば……きっと人類は、未だ石器時代だろう」
望岡ひより:「ふふ…」それを聞き、ほっとしたように笑う。
有島皆人:「都度、学びにして、次に臨めば良い。二度でも、三度でも、百度でも」
有島皆人:「……百度は困るな」 ふ、と息を吐く
有島皆人:「……さて、とはいえ……」 デスクに向き直り、数枚束ねた資料を手にする
望岡ひより:「いいです。百度でだって、わたし、がんばりたいです」
望岡ひより:「あ…」その資料を見る。
有島皆人:「先程言ったように、それで済むのはあくまで内部的な話であり……対外的にはそうも行かん」
有島皆人:「報告書、反省文、始末書、謝罪文……恐らく査問や面談のようなものもいくつか」
有島皆人:「今回発生した問題に関して、望岡さんはこなす必要があるだろう。君が責任者なのだからな」
望岡ひより:「……、…はい」表情を引き締める。「責任者として、当然のことだと思います」
有島皆人:「うむ」 頷き、資料を渡す 「少々根回しして、必要になるものをまとめておいた。メールでも送付する」
有島皆人:「これに沿って対応すれば大丈夫だろう。分からないことがあれば聞いて欲しい」
望岡ひより:「あ……っ、はい!ありがとうございます…!」
望岡ひより:小さな頭を深く下げる。髪が揺れる。
有島皆人:「うむ。まあ、私もな……」
有島皆人:ちらりと辺りに目を配り、僅かに声をひそめる 「始末書は書き慣れてるんだ」
望岡ひより:「えっ」
望岡ひより:信じられない、といった視線。
有島皆人:僅かに笑って、唇の前で指を立てる。どこか悪戯めいた仕草で。
有島皆人:そしてすぐに、恒の真顔に戻る 「私の方からは以上だ。もう大丈夫かな」
望岡ひより:「は、はい…っ」 垣間見た表情にどぎまぎしながら、頷きます。
望岡ひより:資料を抱えたままぺこりとお辞儀して、小走りに室内を去って行く。
GM:そうして来客は終わる、かと思われたが。
GM:ふらりと挨拶もなく、一人の少女が現れる。染めた明るい髪で、チョーカーをつけた少女。
有島皆人:頷き、それを見送る。改めて手元の資料を見る。
有島皆人:それは袴田芽衣子にまつわる資料と調書であった。その接近に気付けば、また顔を上げる。
有島皆人:「どうかしたかな」
袴田芽衣子:ドスッと別の椅子を拝借して勝手に腰掛ける。
袴田芽衣子:「どこいても、視線感じてうざいから」
袴田芽衣子:「ここなら何も言われないし」
袴田芽衣子:「暇つぶし」
有島皆人:「ならずっとここにいるかね」
袴田芽衣子:「…」怪訝そうにキミを見る。「どういう意味」
有島皆人:「……」 わずかに視線を落とし 「深い意味はない。まあ……私は君に視線をずっと向けることはないからな」
有島皆人:「居心地が良いかは分からないが……」
袴田芽衣子:「居心地なんて……」
袴田芽衣子:椅子の背もたれに顔を預ける。「……どこ行っても似たようなもん」
袴田芽衣子:「ねえ」
有島皆人:「うむ……うむ?」 頷きかけ、目線を上げる
袴田芽衣子:「あんた、私がこれからどうなるのか知ってる?」
有島皆人:「……ふむ」
有島皆人:まさに今まで見ていた資料を見返す 「結果的に……」
有島皆人:「袴田さんは『被害者』だ。自らの内情を虚偽していた伊藤さんと、ジャームの"ウルリカ"が『加害者』」
袴田芽衣子:「…嘘」
有島皆人:「いや、それは間違いない。そういう筋で、今回の件はまとめられるだろう。もちろん、それで自由になるとは行かないが……」
有島皆人:「ついでに『責任者』として望岡さんの名が挙がる。私も少々負わされるかな。功労者としては、戦線に臨んだ4人……」
袴田芽衣子:「待って」
有島皆人:「うむ。どこについてかな?」
袴田芽衣子:「……、それを聞くと」
袴田芽衣子:「まるで私は『かわいそうな子』としてお咎めがなくて、望岡ひよりには処罰が下るみたいに聞こえる」
袴田芽衣子:「逆でしょう。私は望んで暴れたんだよ。あんたらを攻撃した」
有島皆人:「その経緯も、ジャームの能力により望岡さんが変調し、その余波として扱われる」
袴田芽衣子:「……そうかもしれないけどさ」
有島皆人:「ことオーヴァードの、認識改変が伴う事案については、当人の認識と客観的な事実のどちらに重きを置くかというのは、難しい問題だが……」
袴田芽衣子:「……」言葉を切り、不機嫌そうに有島さんを見る。
有島皆人:「今回は、そうなった。……それで納得が行かないようなので、さらに正しい表現をすると」
有島皆人:「望岡さんが『そうした』んだ」
袴田芽衣子:「な……」
有島皆人:「嘘偽りのない範疇で、君や、伊藤さんが望む自由までの距離が、少しでも短くなるように」
有島皆人:「望岡さんは、まだ少しも諦めていない」
袴田芽衣子:言葉を失い、茫然としていたが「………馬鹿。お人好し。お節介」
有島皆人:「うむ」 相槌半分、同意半分だ。しかし皮肉るような色はない
袴田芽衣子:「なんでそんな……、自分が何されたか……」
袴田芽衣子:「……、あんたそれ、良いと思ったの」
有島皆人:「まあ、私から見れば、もう少し望岡さんへの減点を君たちに振った方が良いように思ったが……」
有島皆人:「だが、望岡さんがそうすると言ったら、私はそれを支えるだけだ」
袴田芽衣子:「あっそ……」
有島皆人:「そういう役目だし、それで望岡さんが目指すものが、駄目になってしまう訳ではないからな」
有島皆人:「駄目になってしまうなら止めたさ。……まあ、恐らく、袴田さん」
袴田芽衣子:相槌は打たず、視線だけ向ける。
有島皆人:「君が思うよりも、色々な物事は、意外と寛容で……挽回のしようがあるものなんだ」
有島皆人:「私から見たら……フ」
有島皆人:「皆子どもだしな」
袴田芽衣子:「うっざ」
有島皆人:「うむ」 少し口角を緩めて頷く 「言われる気がした」
袴田芽衣子:「…………」
袴田芽衣子:また黙る。そのまましばらく沈黙に身を任せる。
袴田芽衣子:有島さんが資料に目を落とす、紙が触れ合う音だけが室内に響いてしばらく。
袴田芽衣子:「……あのさ」
有島皆人:「うむ?」
袴田芽衣子:「コードネーム」
袴田芽衣子:「変えたい」
袴田芽衣子:有島さんには視線を向けないまま、それだけ言う。
有島皆人:「ふむ。良いと思うが」
袴田芽衣子:「申請の……仕方。教えろっつってんの」
有島皆人:「うむ。……あてはあるのか?」
有島皆人:「ライジングサンとかどうだ」
袴田芽衣子:「………」一番不愉快そうな顔をする。「最っ悪………」
袴田芽衣子:「オッサンくさ…」
有島皆人:「…………」 にわかに目を丸くし、心持ち悲しげに眉が下がる
有島皆人:「……」
有島皆人:「……コードネームを変えるということは、つまり改めてUGNの管理に入るということだ」
有島皆人:「つまり……」
有島皆人:空調の重く響く音を背に、淡々と説明が続く。
有島皆人:……名を変えるということは、呼ばれ方を変えるということ。見られ方を変え、ひいては在り方を変えるということ。
有島皆人:ここから始まり、ぼんやりと考えていた……UGNに入り、自分と同じよう、どこか彷徨える子ども達に行き先を示してくれるような、そういう役割など
有島皆人:多分合うと思うんだよな。目指してくれないかな。その領域の人員は、いくらいたって足りないし……
有島皆人:なんてことに思い巡らせられるようになるのは、申請の手順を教え、袴田さんが辞し、家族写真をとっぷり5分ほど眺め、ちょっと傷ついた心を回復させた後のことであった。
◆Ending◆天生茶一
GM:某県理丹市。異国情緒溢れる街並みが魅力の港町。
GM:あくる夏の終わりの日。祭りの終わった、いつもの日常に戻った街並みを、キミと望岡ひよりは歩いていました。
望岡ひより:「…ということで」
天生茶一:「ス」相槌
望岡ひより:「更生プログラムにまつわるさまざまなことについては、皆さんの多大なるご協力を得て」
望岡ひより:「とりあえず落ち着きを見せてきた……んだけど」
天生茶一:布に包まれた長物を自然と抱えている。
天生茶一:「けど?」
望岡ひより:「けどねえ」がっくりとする。
望岡ひより:「そうしたら、もう、夏休みも終わりだなって思って……」
望岡ひより:「宿題、まだ終わってないよ~…」
天生茶一:「あー。そいやそっスね」
天生茶一:「やってなかったんスかセンパイ」
望岡ひより:「たいへんじゃない?天生くんも」
望岡ひより:「だ、だって、任務が忙しくてそんな暇ないよ~…」
天生茶一:「あー、俺は移動時間がほとんどッスからね~」
天生茶一:「電車とか車ん中でチャチャっとやってます」
望岡ひより:「うそ~………」
望岡ひより:「天生くん、特進クラスでしょ~…?」
望岡ひより:愕然としている。「宿題、ぜったいわたしより多いのに……」
天生茶一:「特進だと成績保ってたら、多少の出席日数ユーズー効くッスからね~」
天生茶一:「それに、ほら」
望岡ひより:「ううう…」普通クラス。「うん?」
天生茶一:「課題の形式は問題の出題がほとんどなんで、頭使わずに済むッス」日記や感想文など。
望岡ひより:「ど」
天生茶一:スマホの画面に問題文と回答の一覧写真をズラっと並べる
望岡ひより:「どういうこと~~……?」
天生茶一:「え?」
天生茶一:「だから……問題の答え書くだけでいいから」
天生茶一:「文章とか考えずに済むッス」
望岡ひより:「わっ、わかんないよ~~~~」
望岡ひより:スマホの画面を眺めながらあわわわ…としている。
天生茶一:「えぇ~~?」
望岡ひより:「……、…というか」
天生茶一:「ん?」
望岡ひより:「天生くん」顔を上げて天生くんを見上げる。「ずっと敬語つかうよね」
天生茶一:「ッスね」得意げ。
天生茶一:敬語は苦手だが使うのだ。
望岡ひより:「わたしと天生くん、同い年じゃない」
天生茶一:「あー」
天生茶一:「そッスね」
望岡ひより:「支部なら、まあ先輩と後輩になるから、わかるけど」
望岡ひより:「別に今は……」
望岡ひより:もじもじと言いながら、運河のほとりを歩いて行く。
望岡ひより:「……、天生くんっ」
天生茶一:「はい?」
望岡ひより:「も、も、も、もう!だっていま、返事なかったから…」
天生茶一:「あー、うーん」
望岡ひより:「なんでもない!なんでもないの!」
天生茶一:珍しく言葉に迷っていた。
望岡ひより:ひとりで恥ずかしくなって首を横に振る。
天生茶一:「そーなんスか?」
天生茶一:「敬語がどーとか」
望岡ひより:「い、いいの!もういいです」
天生茶一:「よいでスか」
望岡ひより:「よいの…」
望岡ひより:「……」
天生茶一:「んー、センパイはずっとセンパイ呼びなんで、センパイ以外にセンパイをなんて呼べばいーか迷うスね……」独り言の声量
望岡ひより:「あ」それに耐えかねる。「天生くん~~……!」
天生茶一:「どしました」
望岡ひより:「別の話、別の話だよ…。ええと……」
天生茶一:「別の話スか~」
天生茶一:センパイは見てて飽きないなぁ、とちょこまか動くさまを見ている。
望岡ひより:「んんん」全然ろくなことが思い浮かばない。ツインテールが揺れる。
望岡ひより:「き、昨日見たテレビの話とか…」
天生茶一:揺れに合わせて首が揺れる。
天生茶一:「あー。昨日はガッツリ録画消化してましたね」
天生茶一:「パン太さんとおにぎりさんがスポーツ挑戦してましたわ」
天生茶一:教育番組のマスコット。
望岡ひより:「その番組、好きだねえ」ふふ、と笑う。「食育のやつだよね」
天生茶一:「そーそー、いいキャラしてるんスよ」
天生茶一:「動物の生態とかも食に絡めてやるんで飽きねーッス」
天生茶一:「センパイは何見ました?」
望岡ひより:「へえ…」「あ、えっと」
望岡ひより:「ごはん食べてるときに、大食いの…えっと…バラエティ?を見て…」
天生茶一:「おぉ」
望岡ひより:「部屋戻ったら、そのまま寝ちゃってた」
天生茶一:「おぉー」
望岡ひより:「………つまらなくてごめんね…」
望岡ひより:ツインテールがしょんぼり揺れる。
天生茶一:「センパイ、大食いとかする方なんスか?」
望岡ひより:「えっ、しないよ!」
望岡ひより:「わたし、大食いするように見える…?」
天生茶一:「いえ。センパイはちんまいので、結構少食のイメージッス」
望岡ひより:「むむ…」「天生くんは、たくさん食べるイメージだなあ」
天生茶一:「あー、よく動くんで食べますね。エネルギー居るんで」
天生茶一:「支部の食堂だと足りないんで、よく買い食いとかしてます」
望岡ひより:「ふふ、男の子らしいや」
天生茶一:「こないだの祭りのときも任務の合間に食ってましたね」
望岡ひより:「ジェラート、食べてたね」
望岡ひより:「飴ももらっちゃったし…」
天生茶一:「美味かったッス。ジェラートとアイスの違いってよくわかんねースけど」
天生茶一:「甘いもんは携行してます。いざという時便利なんで」
天生茶一:パーカーのポケットから個包装のチョコを取り出す。
天生茶一:「どぞ」
望岡ひより:「きょ、今日も」目を丸くする。
望岡ひより:「ご、ごめんね…?」
望岡ひより:遠慮がちにもらう。
天生茶一:「どぞどぞ」支部の休憩室の菓子盆から確保した。
天生茶一:もう一つ取り出して食べる。
望岡ひより:「……」その様子を見上げながらこっちも口に運ぶ。
望岡ひより:「……天生くん」
天生茶一:「なんスか?」
望岡ひより:「わたし達、けっこう話してる間柄だと思っていたけど」
望岡ひより:「こうしてみると、お互い知らないことばかりだね」
天生茶一:「あ~~~」
天生茶一:「言われてみれば、そースね」
望岡ひより:「うん…」
望岡ひより:「だから……、あの…」
天生茶一:「あ、はい」
望岡ひより:「あのね」
天生茶一:「ス」
望岡ひより:「この間の、は、話の」
望岡ひより:「ことをですね」
天生茶一:「……………うス」
天生茶一:「しますか」
望岡ひより:「うん、うん」ぎこちなく頷く。「うん」
望岡ひより:「………、か」
天生茶一:「はい、えー」チョコを噛み砕いて飲み込む。「はい」
望岡ひより:「考えてた…………んだけど………」
天生茶一:「うん」
望岡ひより:俯きながら小さい声で話す。「わ……わたし……」
天生茶一:「………」
望岡ひより:「ほ、ほんとに、天生くんからそういうこと言われると思ってなくて…」
天生茶一:「ウッス」
望岡ひより:「告白って…」
望岡ひより:「なんでかな。好きな人と好きな人同士が、するものだと思ってて…」
天生茶一:「そですね。好きじゃなければしねーでしょうね」
望岡ひより:「すき………」 赤くなる。
望岡ひより:「あ、だ、だから、ね」
天生茶一:「あ、はい」
望岡ひより:「うれ、嬉しいの。だけど」
天生茶一:「はい。けど?」
望岡ひより:「わたしが、天生くんのこと好きなのか、わかんなくて」
天生茶一:「…………」
望岡ひより:「あ、でも、あの、嫌いじゃ!ないし……」もじもじする。「でも、だから、嬉しいんだけど………」
天生茶一:「じゃあ」
天生茶一:「嫌いではないんスね?」
望岡ひより:「ん…」
望岡ひより:「うん」
天生茶一:「不愉快でも?」
望岡ひより:「そんなわけないじゃない!」
天生茶一:「ウッス」
天生茶一:「じゃあ、あの」
望岡ひより:「う、うん」
天生茶一:「今は…………あー、正直なところいいスか?」
望岡ひより:「どうぞ……」
天生茶一:「ショージキ、あの時言ったみたいに割りと普段から言ってるつもりでアレしてたんスけど」
天生茶一:「それ伝わってなかったら、あの時いきなりガチ目にいっちゃった感じになってて」
天生茶一:「だいぶマジめにハズい感じになってるッス」
天生茶一:いつもより早口。
天生茶一:「んで」
望岡ひより:「わ……」きょとんとその様子を見る。
望岡ひより:「わ、わ」慌てる。ツインテールが揺れる。
天生茶一:わずかにそらしてた目をちゃんと戻す。
天生茶一:「アレ、伝えたのを初めにして」
天生茶一:「今後ともアピらせていただこーと思うんですが」
天生茶一:「いかがでしょう」敬語。
望岡ひより:「………」
望岡ひより:真っ赤になっている。
望岡ひより:「あ」
望岡ひより:「天生くん、あの、わた、わたしね」
天生茶一:「はい」
望岡ひより:「告白って…、ばかみたいかも、だけど」
天生茶一:「……はい」
望岡ひより:「男の子が…女の子でも、どっちでもいいんだけど、告白してね、そうすると相手がね」
天生茶一:「うん」
望岡ひより:「『私も好き』って言って、泣いたり、抱きしめ合ったりして、そうして…ハッピーエンドになるみたいなね、」
望岡ひより:「そういうものなんだって、ドラマとか漫画の読みすぎかな、そう…思ってて」
望岡ひより:「……」早口に言って、恥ずかしそうにする。「……そういうの」
天生茶一:「……スねぇ」センパイはそんなイメージが有るなぁ。
望岡ひより:「まだ、できるかも、しれない……し」
望岡ひより:「わかんないけど……」
望岡ひより:「わかんないけど……!」
天生茶一:「ふむ………?」
望岡ひより:「わたしも、そういうの、良いなあって思ってるから…!」
望岡ひより:「……っ、おわり!」
望岡ひより:「以上です!」
天生茶一:「………………」
天生茶一:右に傾いて。
天生茶一:「………………??」
天生茶一:左に傾いて。
天生茶一:「え、えー……と」
天生茶一:「なんか、つまり、アレッスね」
天生茶一:「今、どーとか、何エンドってってわけじゃなくて」
天生茶一:「これからもよろしく……みたいな」
天生茶一:「感じでいいスかね?」
望岡ひより:「…………」耳まで赤い。
望岡ひより:「うん……」こくんと頷く。
天生茶一:「…………………」
天生茶一:タタン、と踵を鳴らす音。
天生茶一:なんとなく手持ち無沙汰で、走りたい衝動と、センパイを置いていくわけにも行かない理性と。
天生茶一:腕組をしてみたり。解いてみたり。
天生茶一:「うむ」
天生茶一:「…………うむ」
天生茶一:意味もなく、唸ってみたり。
天生茶一:「センパイ」
望岡ひより:「何?天生くん……」
天生茶一:「……………」
望岡ひより:恥ずかしそうにしている。
天生茶一:頭一つ低い位置。揺れるツインテ。
天生茶一:真っ赤な顔と、少し見上げる目線。
天生茶一:柔らかそうに見えて、意外と頑固。
天生茶一:小さいのに、センパイ。
天生茶一:同じ年で何故センパイかと言うと、UGNの任期もそうだし。
天生茶一:俺に出来ないことが出来る、尊敬すべき人。
天生茶一:「俺、」
天生茶一:「頑張りますんで」
天生茶一:「見ててくださいね」
望岡ひより:「うん」
望岡ひより:やれることからね、と、小さい声でそう返した。
ダブルクロス The 3rd Edition 『踊ろうよデビル、仮面舞踏会で』了
GM:アフタープレイ!
GM:経験点配布!
GM:ざくざくいくぜ PLの皆は隙あらば野次を飛ばしてね
有島皆人:ヒューヒュー!
呼子 廉平:うおー
黒河内陽咲:やじやじ!ウェ~~~イ!
天生茶一:うおー!
GM:まずEロイスとDロイス!
GM:Dロイス…袴田芽衣子:変異種、伊藤亜璃須:強化兵、ウルリカ:変異種 3点
GM:Eロイス…ウルリカ《砕け散る絆》 3点
GM:で 合計6点
呼子 廉平:いっぱいあった
天生茶一:たっぷりだぜ
GM:・セッションに最後まで参加した 1点
黒河内陽咲:もぐもぐ
GM:みんな最後までありがとう!
GM:・シナリオの目的を達成した 6点
GM:悪魔の数字にちなんで6点!
GM:そんでいつものやつ!
有島皆人:Devil...
GM:
・よいロールをした
・他のプレイヤーを助けような発言や行動を行った
・セッションの進行を助けた
・場所の手配、提供、連絡や参加者のスケジュール調整などを行った
計4点
GM:これら項目は褒めても褒めても足りません!本当に皆さん素敵なロールをありがとうございました
天生茶一:やった~!
呼子 廉平:みんなよかったー!
有島皆人:みんな良かったよ~
黒河内陽咲:サイコ~~だったよ~~~!!
GM:イエ~~イ!
GM:ここまでで合計17点!
GM:そして最終侵蝕率!こちら揃って5点!
GM:ド優秀!
呼子 廉平:ナイスバランス~~
天生茶一:優秀~~!
有島皆人:そう ナイスバランスなのだ
黒河内陽咲:ほんとうにそう
GM:デッヘヘヘ
GM:というわけで、合わせて22点の進呈となります!
天生茶一:ありがとう~!
呼子 廉平:いただきまーす!
黒河内陽咲:おいし~~!!
GM:どうぞお持ち帰りくださって~!
GM:というわけで、改めて全行程終了となります。
GM:おつかれさまでした!
天生茶一:お疲れ様でした~!
有島皆人:お疲れ様でした!
呼子 廉平:お疲れ様でした!
黒河内陽咲:お疲れ様でした~!