『雪解けの話』


GM:ナケミン
PC1:樋口良平(ひぐち・りょうへい)( キャラシート )PL:缶詰
PC2:菜花(なばな)( キャラシート )PL:がんとす

メインログ雑談ログ

目次

プリプレイ

GM :急なシナリオですが、開催できることに感謝いたします。
GM :シノビガミシナリオ始めて行きます!
菜花 :よろしくおねがいします!
樋口良平 :よろしくおねがいします~
GM :よろしくお願いいたします!
GM :まずはPC紹介わよ、PC1、樋口さんおねがいします!
GM :キャラシート
樋口良平 :任せな!
樋口良平 :樋口良平(ひぐち・りょうへい)。19歳の大学生です。
樋口良平 :普段は学校に通う傍ら、アルバイトや教授の手伝いで生活費を稼いでます
GM :シティボーイだ
樋口良平 :シティボーイです。普段は配送屋の制服を着たりします。
樋口良平 :そんなどこにでも居る俺ですが、どうやら数ヶ月前から山間部の村でお世話になってるようですね。
樋口良平 :バイトで鍛えた射撃の腕で狩りなどをしつつ、若い男手として村に馴染んでいるようですよ
GM :若い男手は常に不足しているでしょうね
樋口良平 :そう、困ってる人は見過ごせないよね。
GM :(バイトで射撃?妙だな……)
樋口良平 :当然村に出る熊も見過ごせません。ほんとかな?
樋口良平 :北海道では熊撃ちのバイトもあります。知りませんけど。多分免許がいるので無いと思います。
樋口良平 :熊の肝は高く売れるらしいので生活費の足しにしようと思います。
GM :北海道が舞台だったわけね 是非是非稼いでいってくださいませ!
樋口良平 :あ、あと同年代で可愛い娘さんと家族同然に暮らしているって聞きました。俺、ここの子になろうかな。
樋口良平 :よろしくおねがいします
GM :良平君なら歓迎よお~(村人)
GM :よろしくお願いします! そんな樋口さんのHOはこちら
GM :PC1

PC1
あなたは数か月前から山間部の村落に暮らし、猟師のような仕事をしている。
家族同然の関係であるPC2とともに長い冬を乗り越え、ようやく春の気配を感じたあなたであったが、村人たちの不安な声を聞く。
曰く、巨大な熊を見たとのことだ。冬眠から早くに目覚めた熊は、空腹により人間を襲う危険もある。
あなたは村人の安息のため、熊の動向を窺う事にした。
使命:熊の目撃情報を調査する。

GM :熊が出た! 確認に行こう
樋口良平 :一狩り行こうぜ!
樋口良平 :了解です。田んぼの様子も見に行きます。
GM :用水路の様子も……
GM :ともあれ、村の安全はあなたの双肩にかかっている! よろしくお願いしまーす!
GM :では続けて、PC2、菜花さん! よろしくお願いします!
GM :キャラシート
菜花 :はいはい~
菜花 :菜花(なばな) 14さいです。
菜花 :明るく好奇心旺盛で人懐っこい女の子だよ
GM :カワイ~
樋口良平 :かわいい~
菜花 :生まれた頃から里で暮らしているので、ちょっぴり外のお話に興味があります。
菜花 :具体的には都会とか…
樋口良平 :ビルの配管でボルダリングしてる人の話してあげるね
菜花 :なんだそれなんだそれ!
菜花 :そんなわけで良平くんとは里に来た頃からの付き合いなんじゃないでしょうか
GM :そうですね。限界集落なのだ
菜花 :お料理とか苦手なのでご飯をねだったりとかしてそうですよね
GM :一緒に過ごせて楽しいね……
菜花 :新鮮!歓喜!
菜花 :ちなみに両親はもう居ません。村の中心から少し離れた所でひとり暮らしております。
樋口良平 :めんこいのぉ
菜花 :幼い頃から山々を駆け回ったりして遊んでいたので自然の厳しさや大型の獣のヤバさは身に沁みています。
菜花 :だから気軽に山に入っていっちゃだめだぞ良平……あれ? どこいった?
樋口良平 :このきのことか食べれるのかな……まぁいいや。村で聞こう
菜花 :置いてくな!
GM :不安感のある二人
GM :仲良きことは美しき哉! しかしそんな二人の平穏を脅かす影……
菜花 :なんだろう ダム建設屋さんとかかな
樋口良平 :せん妄の流行り病かもしれない
GM :なんか、敵がデカくない?
GM :ということで、PC2の菜花ちゃんのハンドアウトはこちら!

PC2
あなたは山間部の村落に産まれ、日々を生きてきた。
数か月前に村にやってきたPC1とは、同年代の若者が他にいないこともあり、家族同然の付き合いをしている。
しかし、ようやく春が訪れるかという季節に、飢えた熊が村落の周辺で目撃されたという噂を聞いた。
PC1は噂が本当か、山に確かめに向かったという。あなたは万が一の事態が起こらぬよう、PC1を追った。
使命:PC1の安全を確保する。

GM :熊が出ます
菜花 :ギャーッ!
樋口良平 :でたわね
菜花 :まあ、万が一も億が一もこの菜花が居れば起こらず、ってコト、教えて差し上げますわよ
GM :ただの少年少女二人では、地上最強生物・熊にとってエサにすぎないよ~!
GM :音速を超えて動き、妖術を操る忍者でもない限り、絶対無理だよ~!
菜花 :そんな生物この世におらんやろ…
樋口良平 :近寄るな化け物…!
GM :哀れ少年少女には万が一が起こってしまうのか……!? というところで、よろしくお願いします!!
菜花 :うおーっ! おねがいします!
樋口良平 :よろしく~!
GM :では自己紹介は以上にして、トレーラー貼ります~
トレーラー うらうらに照れる春日にひばりあがり
心かなしもひとりし思へば

雪に覆われていた山間部の村落。
冬の終わりが見えてきた季節に、
飢えた熊が徘徊しているという。
村民の安全のため若いふたりが、
濡れた雪を踏みしめて山を行く。

忍術バトルRPGシノビガミ『雪解けの話』。
いまだ遠い、春を偲ぶ。



◆Opening◆

GM :OPに入ります~! 合同ですよ
菜花 :いっしょいっしょ
樋口良平 :おそろい
GM :まずは二人に日常を過ごしていただきましょう。程よくイチャっていただければ
GM :良い感じのところで空気の読めない村人が熊の目撃情報を持ってきます。
GM :あとは使命に従ってRPをしていただければ、OP終了です~
菜花 :間に挟まりたい村人了解
樋口良平 :妹とイチャ了解
GM :樋口さんの借りている家にいつものように菜花さんが遊びに来るシーンなどを想定しておりました。いかがでしょう?
菜花 :理解を得ました!
樋口良平 :こちらも理解!
GM :あいあいさ!



GM :《村落・樋口家》
GM :北の地、山間部に位置する村落。一本の道でのみ平地に繋がっており、残りの三方は更に急峻な山々に囲まれている。
GM :恵み豊かな地であるが、冬季ともなれば積雪と低温は平地の比ではない。村人は身を寄せ合うように生きていた。
GM :村落に名前は無い。いや、正式にはあるのだが、村民はみな、ただ「村」と呼んでいた。
GM :その「村」の中心地。一人住まい用の小さな家屋。
GM :冬の間、この地に仮住まいをしている樋口良平は、囲炉裏を焚いた室内で過ごしていた。



樋口良平 :俺、樋口良平は大学生である。19歳。
樋口良平 :ひょんなことからこの村に訪れ、冬に足止めされてから数ヶ月が過ぎた。
樋口良平 :村人の好意で借りたこの家にもだんだんと愛着が湧いてきたり、かまどの上にカセットコンロを置く生活にも慣れてきた。
樋口良平 :ズズ、と椀の中身をすする。
樋口良平 :「山の方は静かだって聞いたけど、そうでもないねぇ」
樋口良平 :雪が降る中でも微かな動物の音、枝の擦れる音。
樋口良平 :そして、小さな足音を耳が捉えていた。
菜花 :やがて、その足音が戸の前でぴたりと止まったと同時。
菜花 :がらりと勢いよく開けて姿を現したのは、着物姿の小柄な少女。
菜花 :「あっ」
樋口良平 :「さむっ」綿入れに身を包んだ身体を寒風が叩きつける。
菜花 :「またひとりで飲み食いしてる!」
樋口良平 :「なんだい、旅人かい。迷ったのかい」昔話の老婆のようなモノマネ。
菜花 :どすどす、と苛立ちを隠さずに歩き。良平の向かい側に腰を下ろして。
樋口良平 :「ちょうど鍋が出来上がったところでねぇ」ずずー。
菜花 :「旅人じゃないよ。菜花だよ。忘れっぽいなあ。良平は」
樋口良平 :「そうだったそうだった。菜花ちゃんだった」
樋口良平 :「菜花ちゃんも食べる?」
菜花 :「ん!」
樋口良平 :「ん。」
樋口良平 :傍らの空の椀によそい、黄色の花がらの箸と共に渡す。
樋口良平 :以前少女が置いていったものだ。
樋口良平 :「魚は骨に気をつけてね~」
菜花 :よそられたお椀を大事そうに抱えて。ふうふう、と冷ましてから、鷲掴みにした箸で口に運んでいく。行儀があまりよろしくない。
菜花 :「あぐあぐ。ひあんのか。ほうへい」
菜花 :「はかなはな……ほへごと、はへるのが……」
樋口良平 :「食べるか喋るかどっちかになさい」
菜花 :「ごくり」
菜花 :「丸ごと食うのが美味しいと思っていたけど」
樋口良平 :「思っていたけど?」
菜花 :「こうやって食べるのも、うまいな!」
菜花 :「相変わらず良平は料理上手だなっ」
樋口良平 :「そうじゃろうそうじゃろう」
樋口良平 :「食べれるものは調味料と一緒に入れるとだいたい美味くなるんだ」
樋口良平 :「醤油と味噌があれば大体食べれる」
樋口良平 :「ほい、七味もあるよ」赤いパッケージのビンを渡す。
菜花 :「そうなのか。しょっぱくて食えたもんじゃないと思ってたけど」
菜花 :渡されたビンを不思議そうに眺めて。少しだけお椀の中に。
菜花 :「………うぇっ。ぴりぴりする」
樋口良平 :「ははは、このピリピリが身体を温めるんだよ」
樋口良平 :菜花ちゃんの口元についた汁気を手ぬぐいで拭ってあげる。
菜花 :「わわわ」
樋口良平 :「口元荒れると大変だからねぇ」
菜花 :「ふふふ。菜花はそんなにヤワじゃない」
菜花 :「病気とか、かかったこと無いし!」
樋口良平 :「おっ、えらいね」
樋口良平 :「元気なのは良いことだ。多分最高に良いことだ」
樋口良平 :「病気にかからない秘訣は何かな~?」
菜花 :「よく食べ、よく寝る」
菜花 :ごろりと仰向けに倒れて。
菜花 :「そして……」
菜花 :「面白い話を聞くことだな」
菜花 :「なあ。また外の話、聞かせてくれ!」
樋口良平 :「まったく、この子はも~」
樋口良平 :「寝るなら布団で…と思ったけど、寝る気配はなさそうね」
樋口良平 :「外の話ね。良いよ。何が聞きたい?町中でピザ食べながら疾走してた人の話をしてあげようか」
菜花 :「ピザ!? ピザってなんだ!」
樋口良平 :「いいかい、ピザっていうのはねー…」
樋口良平 :と、話をしようとした矢先。
村民 :「おおい!良平くん!いるかあ!」
樋口良平 :「おや。……はぁーい、いまーす」
GM :家の壁を通り抜けて、大きな声が君たちの会話をかき消す。
樋口良平 :菜花ちゃんの髪の毛を梳いていた手を止める。
菜花 :「むっ」
菜花 :僅かに眉を潜めて。
菜花 :「客人か」
村民 :「おおう!よかったよかった!」
樋口良平 :「客人のようだ。まぁ一番の客人は俺だけど。」
村民 :老人、と言ってもいい年齢の男性が扉を開ける。
樋口良平 :「どもー。何かあったんですか?」
村民 :年齢に反しその表情は活発そのものだ……だが、いつもとは違う影が表情に紛れている。
村民 :「おお。菜花ちゃんもいたのかい……ああ。ちょっくら、聞かせておきたいことがな」
樋口良平 :わー、厄介ごとの匂いがするー。と顔には出さない。現代っ子なのだ。
菜花 :ひらひらと手を振って。
樋口良平 :「急ぎの用っぽいですね。聞きましょう」
村民 :「うん。ウメキチがな、”熊”を見たんだと」
村民 :真剣な表情で告げる。
樋口良平 :「熊」にわかに表情を引き締める
樋口良平 :「そりゃ剣呑ですね」
村民 :「三日前にも、フユツグが見たって言っておったが……見間違いだとみな思ってたんだよなあ、山の中であったから」
菜花 :「まさか」
村民 :「だけど、ウメキチが見たのは道の上だ。町に繋がっている道の上」
菜花 :ちらりと外に視線を移して。「寝起きの季節にはまだ早いぞ……」
樋口良平 :「わぉ。……心配ですね。村に来るかもしれない」
村民 :「ああ。見間違えでないとすれば……腹を空かせた熊が起きちまって、村のあたりをうろついとることになる」
村民 :「……だから、くれぐれも気を付けてくれ。猟友会に電話は入れたが……」
村民 :「しばらく、山深くは入らんようにな。道の上もだ」
菜花 :神妙そうな顔で同じく黙り込んだあと。「ん。感謝するぞ」
樋口良平 :「あぁ。了解です。猟友会の人たちが来るなら安心ですね」
樋口良平 :「幸い食べ物はありますからね。のんびりさせてもらいますよ」
村民 :「おう。気を付けてなあ」
樋口良平 :「えぇ、そちらも気をつけて。やー、フユツグさんやウメキチさんが無事で良かった」
村民 :村民はその後帰るまで、何度も同じことを君たちに言って聞かせた。なにより、自身が不安なのだろう。
村民 :周囲に気を配れば、村の中の空気は全体にざわついているようだ。
菜花 :「全くだ。顔なじみの人が死ぬところなんて、菜花は見たくもない」
樋口良平 :「知らない人でも見ないに越したことはないしね」
菜花 :「………皆、不安そうだ」
樋口良平 :「うん、熊は怖いからねぇ。皆不安なんだと思うよ。菜花ちゃんは平気かい?」
菜花 :「うーん」
菜花 :むむ、と唸って。
菜花 :「菜花は、随分と昔っから、山で遊んでた」
菜花 :「だから、山や獣の……自然の怖さなんかは、身に沁みている」
樋口良平 :「うん。それはえらいことだ」
菜花 :「そうだろう」えへんと得意げに胸を張り。
菜花 :「菜花が怖いのは……」
樋口良平 :「怖いのは、何だい?」
菜花 :じっと良平の眼を見て。
樋口良平 :穏やかに瞳を返す
菜花 :「………いいや、なんでもない」
菜花 :ふるふると首を振り。「とかく、気をつけろよ! 良平!」
菜花 :「お前みたいななまっちょろいやつは、飢えた熊と出会ったらいちころだぞ!」
菜花 :「いちころだ!」
樋口良平 :「イチコロは怖いなぁ」
樋口良平 :「俺、犬と戦っても勝てる気がしないもん。熊とかなおさら。」
樋口良平 :「知ってる?街の方でも熊が出たらテレビが来るぐらい騒ぎになるんだよ」
菜花 :「てれび……?」
菜花 :「てれびってなんだ。あっわかったぞ」
菜花 :「ガイジンだろ」
樋口良平 :「ん~。惜しい。外から来る感じは大体合ってる」
樋口良平 :「ま、ともかくアレだね~。菜花ちゃんもお家の中にちゃんと居て気をつけて…ってわざわざ言う必要はなさそうだね」
菜花 :「ん! 中でぐうたらするのは得意だからな」
菜花 :ぐでーっと身体を伸ばす。
樋口良平 :「ん~、脱力の具合が大変よろしい」
菜花 :次第に瞼が半開きになり。うつらうつらと。
菜花 :「………りょうへい」
樋口良平 :「んー?」
菜花 :「冬が、明けたら……」
菜花 :「帰っちゃうの」
樋口良平 :「………………」
樋口良平 :微笑みを崩さぬまま、その眠そうな顔を見つめて。
樋口良平 :「どうだろうねぇ」
樋口良平 :寝かしつけるように穏やかに背中を叩く。
菜花 :「………むー」
菜花 :不満げな声が、次第に柔らかな寝息に変わっていく。
樋口良平 :「まいったなぁ」寝たのを確認して苦笑する。
樋口良平 :そのまま、背中と足に腕を差し入れて、床敷にしている布団まで運ぶ。
樋口良平 :2枚重ねの布団を苦しくないようにかぶせて、寝息が続くことを確認
樋口良平 :「…………さて」
樋口良平 :綿入れを防寒の上着に変えて、戸棚に立て掛けてある猟仕事の道具を手に取る。
樋口良平 :「皆が不安にならないように、声でも掛けるの手伝ってくるか~」
樋口良平 :何かのアリバイを作るように、独り言。
樋口良平 :「んじゃ」
樋口良平 :家の中を振り向く。数ヶ月ぐらい借りて、見慣れた場所。奥に敷かれた布団を。
樋口良平 :「行ってきまーす、っと」
樋口良平 :そろそろと音を立てずに、小さく言う。
樋口良平 :その足跡は村の中ではなく、外へと向かっていた。



菜花 :薄暗い陽の光に照らされて。ぱちりと目を開ける。
菜花 :気づけば、随分と寝入ってしまっていた。
菜花 :「………」
菜花 :「良平?」
菜花 :帰ってくる声は無く。きょろきょろと室内を見渡しても、彼の姿は何処にも見つからず。
菜花 :自分を置いて、ふらりと彼が何処かへ足を運ぶのは珍しくもない。
菜花 :しかし。昨夜の村人の言葉が、頭から離れない。
菜花 :胸騒ぎを懸命に鎮めて、流し台の水が入ったお椀に手を翳す。
菜花 :水面が波打ったあと。そこに映し出されたのは。
菜花 :木々を分け入って、奥へと進んでいく。彼の姿。
菜花 :「~~~~~~!!」
菜花 :ばちん、と台を両手で叩いて。
菜花 :「ばか!!!」
菜花 :「ばかちん!!!!」
菜花 :口汚く罵って、脱兎の如く家屋を後にする。
菜花 :「菜花を置いて行こうなんて」
菜花 :「そうはさせないぞ」
菜花 :凍るような瞳で、ぽつりと呟いた。

GM :OPを終了します。


◆Cycle01◆樋口良平

GM :ミドルフェイズを開始します。
GM :シナリオの情報を公開します。
GM :調査可能なハンドアウトは、各PC、そして熊
菜花 :く、熊
樋口良平 :クマー
GM :そしてリミット……メインフェイズのサイクル数は”不明”となっております。
菜花 :エーッ!?
樋口良平 :あら~
GM :がんばって
GM :最後に、本シナリオでは「雪解けシーン表」を使用します。シーンプレイヤーは1d6を振ってシーンを決めてね
GM :では、何かご質問ございますか?
菜花 :専用シーン表だ! とりあえずは大丈夫かな~
樋口良平 :こっちも~
GM :了解です。ではミドルフェイズ、第一サイクルを開始していきます。



GM :第一シーン、シーンプレイヤーは樋口さん。
GM :シーンに呼びたいキャラクターがいれば宣言をどうぞ。
樋口良平 :いません。菜花が来る前にカタをつけてあげましょう。
樋口良平 :クマの秘密を抜きに行きますベア
菜花 :熊を呼ぶかんじになるのかな?
GM :了解ベア。シーン表をどうぞ!
樋口良平 :あ、熊を呼ぶ処理になるのか
樋口良平 :1d6 シーン表 (1D6) > 2
GM :秘密の場合は呼ばなくてもいいよ!
樋口良平 :2ベア!
菜花 :あっそうなんだ 失礼しましたベア
GM :2:平地へと続く道を行く。固まった雪の層が、何者かの足跡を残していた。
樋口良平 :ちょうど目撃情報があった場所ですね
GM :おっぴったり、熊出しますベア?
GM :痕跡だけから調査してもいい
樋口良平 :じゃあどうしようかな。遠目から観察してみようかな?
樋口良平 :良き感じで秘密を抜く判定もしよう
GM :了解です。
GM :《山道》
GM :降雪はない。気温も真冬に比べれば暖かくなった。
GM :夜月の光を雪面が反射し、森の中は奇妙に明るい……猟師の眼をもってすれば、真昼と何ら変わりなく見通せるほどに。
GM :君は目撃情報の合った山道を下っていた。
樋口良平 :「ウメキチさんとかが言ってたのはこの辺りかな」
樋口良平 :じゃくじゃく、と粒になった雪を踏み固めつつ、山道を行く
樋口良平 :頭から肩のシルエットを隠すようにみの防止を被りつつ、足元と周りの気配に気を配る。
樋口良平 :雪面に反射して青く穏やかに輝く森の中は、静寂と停滞をもたらしている。
樋口良平 :その中に自分の微かな足音だけが反響していた
樋口良平 :「………おっ」
樋口良平 :まだ自分が踏みしめてない雪に先達の痕跡を見つける。
樋口良平 :人の足より幅広くスタンプされたそれは、早起きの獣の徘徊を意味している
樋口良平 :「………向こうから来て。で、ここでウロウロして……一番上の足跡はこれかな?」
樋口良平 :若干溶けた影響でわかりづらくなった足跡を脳内で復元、動きをトレースする
樋口良平 :「……で、向こうに向かった、と」
樋口良平 :薄い足跡の痕跡を元に方向をたどる。
樋口良平 :(……フンはないな。あれば大体の時間わかったんだけど…っと)
樋口良平 :青の光が照らす森の奥
樋口良平 :夜の闇が霧のように覆う先で、何かが動いた
樋口良平 :─────気がした。
樋口良平 : 
樋口良平 :という感じで熊の秘密を抜きに行きます。傀儡術で。
GM :どの辺が傀儡の要素の想定ですか?
樋口良平 :なんかそのへんの動物か、あるいは植物とかを操ることで熊の注意を向けて観察する感じでいこうかな~って。
GM :おお!了解です。
GM :それでは描写がクールだったので+1の修正を差し上げましょう。判定をどうぞ!
樋口良平 :やったー
樋口良平 :2D6+1>=5 (判定:傀儡の術) (2D6+1>=5) > 9[3,6]+1 > 10 > 成功
樋口良平 :成功!
GM :お見事!discordに熊の【秘密】をお送りします
樋口良平 :受け取りました
GM :では、確認OKでしたら
GM :シーンの〆ロールをいたしましょ
樋口良平 :はぁーい

:「………」
GM :君の視界の先には、果たして目的の熊がいた。
樋口良平 :その影がいまだ夜の霧と区別がつかない程度の距離で、姿を捉える
樋口良平 :(居ちゃったよ)
樋口良平 :さて、どうするか、と思考を巡らせる。無自覚に、ポケットの中の指でコツコツと物を叩くようなクセがでる。
:静かにうずくまっている。その嗅覚であれば、君の接近に気づいていてもおかしくはないが。
樋口良平 :「……………?」
樋口良平 :何かがおかしいな、と。
樋口良平 :闇夜の中、翡翠色の瞳が少しだけ鮮やかになる。
樋口良平 :同時に、
樋口良平 :ガサッ、と熊のそばで木の枝が震え、雪の塊が落ちた
:「!」
:立ち上がり、警戒するように喉を鳴らす。
:だが、それ以上の追求はせず。
:やがて歩き出し、君の視界からも見えなくなった。
樋口良平 :「…………ふむ?」
GM :熊がいた地点を確認しても、食事や排せつの痕跡はない……
GM :そもそも開けた場所だ。休息にも適さない。
GM :奇妙な感触が残っていた。
樋口良平 :その痕跡を確かめる。
樋口良平 :「んー」
樋口良平 :顎に添えた手の人差し指を2回、トントンと考えるように。
樋口良平 :はぁ、と微かに白い息が漏れる。
樋口良平 :「これは………さて。参ったね」
樋口良平 :「面倒なことにならなきゃ良いけど」
樋口良平 :つぶやいて、ザクザクと雪を踏みしめる。
樋口良平 :その向かう先は、


◆Cycle01◆菜花

GM :続いて第一サイクル2シーン目、菜花さんのシーンです。
GM :登場希望キャラクターを宣言してください。
菜花 :そうですね 良平くんに登場してもらえれば
樋口良平 :出まーす
菜花 :ワーイ
GM :了解です。シーン表をどうぞ
菜花 :1d6(1D6) > 5
GM :5:山稜。視界の開けた場所まで登ってきた……あなたは眼下に広がる光景を眺め、目的のものを探す。
菜花 :ふんふむ
樋口良平 :探された
菜花 :見つけたゾ
GM :感情判定予定かな?早速シーンを開始しましょう



GM :《山稜・おい丘》
GM :村一番の丈夫が、村落とその先に続く道をひといきに見渡し、声を届かせた……そんな言い伝えが残る「おい丘」に、菜花は辿りついていた。
GM :夜の星が白く、眼下の山肌と、小さくなった村落を明らめていた。
菜花 :里から山麓まで。すべてを見渡せるこの場所が、菜花は好きだった。
菜花 :切り取られた丘の向こう。足を滑らせれば命は無い高さギリギリまで歩みを進めて。しゃがみ込み、目を凝らす。
菜花 :肌を突き刺す寒風に揺れる草木。広大な景色のその先で。
菜花 :僅かに蠢く、豆粒のような黒い影。
菜花 :(見つけた───)
樋口良平 :わずかに月光照らされる、君より色の濃い髪色。
樋口良平 :何かを確かめるようにしゃがんだり、有機的な動作は山の中では目立つ。
菜花 :ほっ、と息を吐いたあと。
菜花 :ぎりぎり、と脚部から唸るような音が上がり。次の間には宙へと身を投げ出して。
菜花 :銃弾すら生ぬるい速度で風を切る。彼の元へ。
菜花 :「─────良平!」
菜花 :やがて、彼のすぐ傍の雪にどしゃりと不格好に着地して。
菜花 :ごろごろと転がって。木の幹に頭を打つ。
菜花 :「ぐえっ」
樋口良平 :「!?」
樋口良平 :とっさに警戒の体勢をとり、目の前に着弾したものを見る。
樋口良平 :「…………菜花ちゃん?」
樋口良平 :どさどさ、とその勢いで落ちてきた雪に埋まる少女の名を呼ぶ
菜花 :身に積もった雪の塊をかき分けながら手を挙げる。
菜花 :「ぐぐぐ……」
樋口良平 :その手を掴んでひっぱりあげるのを手伝う
樋口良平 :「ほらほら、寒いだろそんな所じゃ」
菜花 :「こんなのへっちゃらだ、菜花は」
菜花 :「………」
菜花 :「おい」
樋口良平 :繰り返し使えるオイルカイロの袋を取り出して肌に当てながら、髪の雪を払う
樋口良平 :「何かな」
菜花 :「何故、此処にいる」
樋口良平 :「それについては俺も聞きたいな」
樋口良平 :「熊が出ると危ないし、なによりどっから跳んできたんだい、今」
菜花 :すっと指を指したのは、この場所よりもずっと標高の高い、丘の上。
菜花 :「………これは、他の村の連中には」
菜花 :「ひみつなのだが」
樋口良平 :「うむ」
菜花 :「菜花は……どうやら」
菜花 :「ふつうの人間よりも……ちょっとだけ、面妖な術が使えるんだ」
樋口良平 :「………まったく」はぁ、と息をつく
樋口良平 :「最近の子供は末恐ろしいな。……俺の場所を見つけたのも、その面妖な術かい」
菜花 :「菜花には出来て当たり前のことが、他のやつには出来なかったりする」
菜花 :こくりと頷いて。
菜花 :「だから……山に居る良平の姿を"視た"とき」
菜花 :「菜花がどれだけ、肝を冷やしたか。わかるか」
樋口良平 :「なるほどね……」
樋口良平 :「普通の人間な俺が熊と出会ったら死んじゃうから、助けに来てくれたわけだ」
菜花 :「犬にも勝てないと言ってたものな」
菜花 :けらけらと笑って。
樋口良平 :「うむ。犬はダメだな。可愛すぎてまず殴れないもの」
樋口良平 :はは、と笑う
樋口良平 :「でも、ま。なるほどね。ありがとう。心配してくれたんだな、菜花ちゃん」
菜花 :「そういうものか……」ふんふんと頷いて。
菜花 :「そうだ。幸いにも、まだ熊には出くわしていないようだが……」
樋口良平 :「あぁ、熊なら会ったよ」
樋口良平 :「多分、あっちの方に居るんじゃないかな」
菜花 :「えーっ!」
菜花 :驚いた声をあげて。慌てて口を着物の裾で塞ぐ。
樋口良平 :「幸い、こうして死んでないけどね」
菜花 :ぽかぽかと彼の胸を叩き。
菜花 :「むむ……しかし、よく視界に収めるまでに近づけたものだ」
菜花 :「熊は、耳と鼻が良い。慣れた者でも近づくのは至難の技なのだが」
樋口良平 :「それはね、実はタネがあるんだけど……というか、そうだなー」
樋口良平 :「まず、一つ教えてあげよっか。最初の質問答えてないしね」
菜花 :ん?と小首を傾げて言葉の続きを待っている。
樋口良平 :「俺も、菜花ちゃんみたいにちょっと不思議な事ができる人間なんだ」
樋口良平 :「だから熊を追っ払おうとした。村の皆には教えてないけどね」
樋口良平 :内緒だぜ?と人差し指を立てる。
菜花 :呆けた顔のあと。一拍置いて。
菜花 :「………ほ、本当に?」
菜花 :「うそじゃない?」
樋口良平 :「嘘じゃない嘘じゃない」
樋口良平 :「俺は嘘も言うし騙すし何なら無意味なことも言うけど」
樋口良平 :「たまには本当のことを言うんだよ」
菜花 :「むむむ。確かに良平は世間知らずの菜花をからかってくるが」
菜花 :「こういうとき、そんな嘘は……つかない人間、だものな」
樋口良平 :「ん。信用されてて俺は嬉しいです」
樋口良平 :「何が出来るかは……まぁおいおい見せるよ。ちょっと目立つからね」
樋口良平 :「だから熊は大丈夫。大丈夫なんだけど……」
菜花 :「むっ。他に杞憂があるのか」
樋口良平 :「うん、実はね。」
樋口良平 :先程取得した熊の【秘密】を菜花ちゃんに渡します
GM :了解です。熊の【秘密】は公開情報になります。
菜花 :わたされちゃいます
GM :情報タブに貼りました。

熊の【秘密】
あなたは噂通りに、大きな熊の姿を発見した。
飢えて、凶暴化しているが、食料を探しているような挙動ではない。
ねじろに戻るような様子もなく、山を降りる道を進んでいる……これはまるで、山間部にいる「何か」を恐れ逃げている、という印象をあなたは受けるだろう。
この【秘密】を知ったキャラクターは、「山の奥に潜むもの」について情報判定を行うことができるようになる。
この【秘密】が第一サイクル終了時までに公開されていない場合、凶暴化した熊がPC1に戦闘をしかける。

菜花 :あぶねーっ!
樋口良平 :危ないのだ
菜花 :ナイス判断でしたね
菜花 :しかし何を恐れているのか…

樋口良平 :「……とまぁ、そんな具合でね。」
樋口良平 :「一旦熊は置いておいて、そっちを探してる途中ってわけ。」
樋口良平 :「あんまり時間掛けると、パニックの熊が何するかわかんないから、早めに見つけておきたい感じなのです」
菜花 :「ん。確かに、妙な話だな」
菜花 :「通常、冬眠に失敗した"穴持たず"や……満足に腹に食い物を蓄えないまま眠りにつき、中途半端に目覚めた熊は」
菜花 :「兎にも角にも、飯を探しまわっているものだが……」
菜花 :「………」
菜花 :「余程、その"何か"に恐れをなしているのか」
樋口良平 :「そうだねぇ。お腹が空いた、よりよっぽど命の危機を"本能"で感じてるんだろう」
樋口良平 :「と、いうわけで俺はそれを探してから戻るから、菜花ちゃんは帰っちゃってもいいよ~」
樋口良平 :さぁさぁ、と話の流れで帰そうとする
菜花 :「おおっ、そうだなっ!」
菜花 :「では菜花はお家でのんびりしながら待っているから、気を付けてな、良平!」
菜花 :「………」
菜花 :「ばか!」
樋口良平 :「だめだった」
菜花 :ころころと表情を変えてぷんすか怒りを露わにしている。
樋口良平 :「んー、多分危ないんだけどなぁ。どうしてもダメ?」
菜花 :「それはお互いさまだろう」
菜花 :「それに、言ったぞ」
菜花 :「何が出来るか、見せてくれると」
樋口良平 :「………菜花ちゃんはほんと、物覚えがよくていい子だねぇ」
樋口良平 :ふぅ、と観念する
樋口良平 :「わかったわかった。じゃあ、一緒に探そう。正直山の中をぜんぶ捜索とか、げんなりしてたところでね」
樋口良平 :「菜花ちゃんにとっては庭みたいなもんだし、捜し物、得意だろ?」
菜花 :「ふふふ。任せろ」
菜花 :得意げに笑って
菜花 :「じゃ、約束だ」
菜花 :小指を立てる。
菜花 :「一緒に居ると。約束しろ」
樋口良平 :「ん。良いでしょう」小指を絡める
樋口良平 :「抜け駆けはしません。一緒にいるよ」
樋口良平 :小さな小指に熱を伝えるように、キュ、と結ぶ
菜花 :少しだけ、不安そうにしていた表情が。次第に花のような笑顔に変わっていく。
菜花 :ここで行為判定を行いたいです。
菜花 :良平くんと感情を結びたいですネ!
樋口良平 :感情~!
菜花 :指定特技は《呪術》。
樋口良平 :おまじないだ
GM :指切りというワケね。了解です!
GM :こちらも素敵だったので+1修正あげちゃう~ 振りな!!
菜花 :やったわ~!
菜花 :2d6+1>=5 (2D6+1>=5) > 7[3,4]+1 > 8 > 成功
菜花 :成功!
GM :ではお互いに感情の内容を決めてね、ETを振りましょう
菜花 :振るぜ~
菜花 :1d6 (1D6) > 4
菜花 :ちゅ、忠誠
GM :ETって打てば感情出ますよ~
菜花 :あ、マジですか
菜花 :もっかい振っていいです?
樋口良平 :ET どれどれ 感情表(1) > 共感(プラス)/不信(マイナス)
GM :しょうがないなあ
菜花 :なにもなかった
菜花 :ET 感情表(5) > 憧憬(プラス)/劣等感(マイナス)
樋口良平 :共感!
菜花 :憧憬!
GM :OK!
GM :ではキャラシに記入したら、シーンを〆てくださいませ
菜花 :はいな
菜花 :嬉しそうにぶんぶんと絡めた指を振って。
樋口良平 :「もげる」
樋口良平 :ぶぉんぶぉん
菜花 :「うそついたら針全部のます!」
菜花 :幼い少女のような足取りで山道を下っていく。
菜花 :「ほら~! はやくはやく!」
樋口良平 :「ははは、待て待て~……ほんとに待ってほしいな、早い」
樋口良平 :のんびりとした足取りを少し早めて追いつく
樋口良平 :「あんまり騒ぐと見つかるぞ~ ……いや、それはそれでいいのか?」
GM :二人の声が森に響く。
GM :それが目覚ましとなったかのように、ゆっくりと東の空が紫に染まっていく。
GM :東雲がやってくる。


◆Cycle02◆樋口良平

GM :第一サイクルを終了します。
GM :熊の襲撃は回避されました。
GM :第二サイクルを開始します。
GM :まずは樋口君のシーン!登場希望の宣言どうぞ
樋口良平 :はぁーい。菜花ちゃん!きな!
菜花 :いく~!
GM :は~い、ではシーン表をどうぞ
樋口良平 :1d6 シーン (1D6) > 6
GM :6:突発的な吹雪!雪が溶け固まった霰があなたを打つ。このシーンで情報判定を行う場合、達成値-1。
菜花 :ウワーッ
樋口良平 :ぎゃー!
樋口良平 :ちょうどやる時に引いた。
GM :アブナイ!感覚も鈍る!というところでシーン開始です。いってみよう!



GM :《松の林》
GM :あなたたちは突発的な吹雪に襲われた。松の幹は風を防ぐとなるが、天から降る霰には弱い……
樋口良平 :「うへぇ、吹雪いてきたよ菜花ちゃん」
樋口良平 :外套の下でぶるりと身震いをする
菜花 :「ん? 言われてみれば……ちょっと、先が見え辛くなったな」
菜花 :対象的に、身じろぎひとつせず。散歩でもするかのように歩んでいる。
菜花 :「寒いか? 良平」
樋口良平 :「寒いねー。早く帰って温かいもの食べたいぐらいだ」
樋口良平 :「菜花ちゃんは平気そうだね」
菜花 :「ふふふ。菜花、寒さには特に強いからな」
菜花 :「夏の暑さのほうが、よっぽど堪えるが……」
菜花 :きょろきょろと辺りを見回して。
菜花 :「……どうだ? 何か、手がかりは掴めそうか?」
菜花 :心配そうに彼を見つめる。
樋口良平 :「ん、ちょっとまってねー」
樋口良平 :「目立っちゃ不味いと思ったけど、まぁ、いいか」
樋口良平 :ゴソゴソ、とポケットからジッポライターを取り出す。
樋口良平 :カシュッ、と火種を起こし、青白い温度の炎が灯る。
樋口良平 :「ふっ」
樋口良平 :軽く火を吹く。すると緑色に変わった火の粉が、ぽつりぽつりと先陣を切るように、ふわふわと飛んでいく。
樋口良平 :「触っちゃダメだよ。危ないからね」
菜花 :「おおっ」
樋口良平 :ということで、「山の奥に潜むもの」の情報を判定します。召喚術。
GM :了解です。-1ですよ
菜花 :良平!
樋口良平 :菜花ちゃん~!
菜花 :菜花を使え!
樋口良平 :感情判定をください
菜花 :感情でプラス判定だ!
GM :センシティブ感情修正だ!
樋口良平 :打ち消しだ!寒さに負けない絆の力!
樋口良平 :プラマイゼロでいきます
菜花 :ゆ友情パパワー!
樋口良平 :2D6>=5 (判定:召喚術) (2D6>=5) > 10[4,6] > 10 > 成功
GM :はい!判定どうぞ!
樋口良平 :ガッショーン
GM :ワーオ
菜花 :いっぱいちゅき♡
樋口良平 :可愛い奴め
GM :では「山の奥に潜むもの」の【秘密】が感情共有で公開情報になります。

「山の奥に潜むもの」の【秘密】
熊が恐れていたものの正体は、山の地層の中に、地下洞窟に蓄えられていた大量の氷が、溶けつつあるもの……「雪解け水」である。
長い年月を融点を保ち成長した氷層は、大質量となって今にも流れ出しそうだ。もちろん、一度流れれば……氷雪と混然となった雪崩が村落を丸ごと飲み込むだろう。
第三サイクルの終了時、雪解け水は溢れ、流れ出す。
この【秘密】を知っているキャラクターは、自分のシーンに「地下洞窟に向かう」ことを宣言することで、クライマックスフェイズを開始できる。

菜花 :クソヤベエ!!
樋口良平 :ヤベェ~~~ですわ!
GM :そして、PC2はこの情報を獲得したことで、追加の情報を獲得します。この情報に感情共有は発生しません。
菜花 :マジですの?
樋口良平 :村がヤベェですわ
GM :お送りいたしましたわ
菜花 :うけとりました
GM :では、程よくシリアスにシーンを〆ていただければと思いますわ
菜花 :ふぁい
樋口良平 :はぁい

樋口良平 :「…………ん?」
樋口良平 :緑色の火の粉が揺らぐ。
樋口良平 :誘蛾灯のように目的へと誘う幻惑の炎の勢いはにわかに増して、地面へと触れていく
樋口良平 :「……………」
菜花 :「どうした、良平」
菜花 :仄かに光る灯火の光量が膨れ上がる様を目で追いながら。神妙そうな顔を浮かべている彼に声をかける。
樋口良平 :ボフン、といきなり足元の雪に頭を突っ込む。正確にはその下の地面。
樋口良平 :その地面の表面、そして奥。さらにはその下の下。
樋口良平 :微かな水音を捉える。
樋口良平 :「うーん………」
樋口良平 :「まずいかもしれないね、菜花ちゃん」
樋口良平 :「熊が恐れてたのは、化け物とか他の獣じゃない」
樋口良平 :「もっと大きいもの、自然の力。具体的にいうと、水のようだ」
菜花 :「水……?」
菜花 :ぴたりと一瞬、その動きを止めて。ばっと這いつくばるように地に耳を澄ます。
菜花 :常人では到底敵わない聴力が、ひたり、ひたりと。
菜花 :想像も及ばないほどの氷層の大きさから溶け、流れる水の音を感知して。
菜花 :「こ、こんなものが、一旦、流れ始めれば……」
樋口良平 :「……うん。熊どころじゃないね」村のある方に目を向ける
菜花 :「ううううう」
菜花 :頭を抑え、苦悶の声を上げたあと。
菜花 :「ど、どうしよう……」
菜花 :「良平」
樋口良平 :「考える」
樋口良平 :その苦悶する頭に手を添える。
樋口良平 :「まずは、ちゃんと調べてみる。そして現状を把握する」
樋口良平 :「それから、どうするかを考える。……だからまぁ」
樋口良平 :「もうちょっと探して、考えてみよう」
樋口良平 :「皆が笑顔になるとか、そういう方法をね」
樋口良平 :ふ、と安心させるように笑顔を向けた
菜花 :「な、菜花は……菜花は」
菜花 :添えられた手に縋り付くように、ぶるぶると震えて。
菜花 :「………っうん」
菜花 :結局、脳裏に浮かんだものを口にすることなく。閉口してただ、頷いた。


◆Cycle02◆菜花

GM :このまま菜花ちゃんのシーンを開始します。参加希望の宣言をどうぞ!
菜花 :良平く~ん!
樋口良平 :はーい!
菜花 :というわけで二人で捜査のつづきですかね
GM :OKです。シーン表をどうぞ
菜花 :1d6 (1D6) > 3
GM :3:雪が積もった森。時折風が雪を落とす以外には、獣の声一つない静寂があなたを包む。



GM :《松の林》
菜花 :浮かない顔でざくざく、と雪を踏む。
菜花 :先程までの吹雪は、嘘のように勢いを止めて。
菜花 :霞がかった薄暗い光だけが、ふたりを照らしている。
菜花 :「………なあ」
樋口良平 :「なんだい?」
菜花 :「このまま……二人で、さ」
菜花 :「ぜんぶ、放り出して」
菜花 :「逃げないか」
樋口良平 :「逃げる?」
菜花 :「……相手は、悪いやつとか、熊とか」
菜花 :「そんなもんだったら、菜花ひとりにだって、どうにか出来るけど」
菜花 :歩みを止めて振り返る。
樋口良平 :その視線に目線を合わせる
樋口良平 :「出来るけど?」
菜花 :「"これ"は……きっと……どうにも、出来ないよ……」
菜花 :消沈した声で呟いて蹲る。
樋口良平 :「そうだなぁ……そうだねぇ……」
樋口良平 :「……元々俺は、ここの住民じゃないしね。」
樋口良平 :「ちょっと早めに出てしまえば、その後は何が合っても巻き込まれずに良かった……なんて言って、特に文句は出ないだろ」
菜花 :「………そうしない、理由があるのか?」
樋口良平 :「あると言えばあるし、無いと言えば無い」
樋口良平 :「……ま、単純に、それは最後の手段ってだけだよ」
樋口良平 :「もしかしたら、実際みてみればちょろちょろ河が出来るだけかもしれないしね」
樋口良平 :「ダメそうだったらちゃんと逃げるさ。安心した?」
菜花 :「………良平は、わかってないんだ」
樋口良平 :「……?」
菜花 :震えた瞳の色がやがて。心胆寒からしめるものに変貌を遂げていく。
菜花 :「あれが、どれだけ……強大で」
菜花 :「何者をも超越した、ちからを持っているか」
菜花 :ここで
菜花 :行為判定をおねがいしたいです
菜花 :良平くん!秘密を抜くわよ!
菜花 :指定特技は第六感!
GM :感情はもらえるのかな~~?
樋口良平 :あげる~!
菜花 :いいの~!?
菜花 :じゃあ貰っちゃお!
GM :了解です。では判定どうぞ!
菜花 :2d6+1>=5 (2D6+1>=5) > 3[1,2]+1 > 4 > 失敗
菜花 :ウッソだろお前!
GM :w
樋口良平 :ウケますね
GM :心が通じ合ってない
GM :どうします?振り直し使いますか?
GM :持っていればですが
菜花 :無いんだよな…
菜花 :あきらめるしかないのだ
GM :あらら………
GM :樋口さんが遁甲符をもっててそれを使用しない場合、判定失敗で終了ですね
樋口良平 :なるほどね…
樋口良平 :ん~。遁甲符を使おう。振り直しどうぞ。
GM :樋口さん!
菜花 :えっ……? い、いいの……?
菜花 :菜花は…貰ってばっかりで…!
樋口良平 :良いんだよ菜花ちゃん。
菜花 :うおおお!見てて!
菜花 :2d6+1>=5 (2D6+1>=5) > 5[2,3]+1 > 6 > 成功
菜花 :やった~~~!!
GM :よかったねえ
樋口良平 :わ~!
GM :では、樋口君の【秘密】が公開情報になります。

PC1の【秘密】
実は、あなたの正体は忍びである。
あなたはある任務に成功したが、追手からの攻撃を受け、身を隠して回復するためにこの村落に転がり込んだのだ。
そのような経緯を明かすこともできない自分を、PC2を初めとする村落の人々は受け入れてくれた。今あなたは、彼らに報いたいと考えている。
あなたの【本当の使命】は、「村落を守る」ことだ。
あなたは【プライズ】「氷梁(ひばり)」を所持している。この【秘密】を見たキャラクターは、「氷梁」の情報を同時に獲得する。

【プライズ】「氷梁」
この【プライズ】に【秘密】は無い。
透き通る氷のような刀身を持ち、冷気を放つ刀。PC1はこの刀剣を回収する任務を遂行していた。
斬った血飛沫が凍り付く程の力があり、水に沈めれば、大河であろうとたちまち凍り留めてしまうだろう。

菜花 :えっすごい
樋口良平 :シャキン
GM :ヒバリブリザードDX
GM :光る!凍る!音が鳴る!
菜花 :こ、この力は……!
GM :というワケで〆に向かってください!
菜花 :うす

菜花 :忍である良平にならはっきりと見えるだろう。
菜花 :青みがかった光。"気"の流れが菜花と良平の視線を通じて。
菜花 :秘匿していた記憶を見透かされる感覚。
樋口良平 :「っ……!」
菜花 :「………」
菜花 :眼に向けていた視線がやがて。良平の懐に移る。
菜花 :「すごいものを持っているな」
樋口良平 :「………やれやれ」
樋口良平 :「覗き見は感心しないなぁ。……ってのはさっき言うべきか」
樋口良平 :そこにある小刀を取り出す。
樋口良平 :「逃げるのが最後の手段なら、こっちは奥の手、って感じかな。ここに来る前にちょろっとね」
菜花 :「………確かに」
菜花 :「その小刀であれば、或いは、どうにかなるかも……」
菜花 :「………」
樋口良平 :「ま、沈めるとなったら元々回収する方の予定は失敗になるからね。そうなる前になんとかできるならなんとかしたいってわけ」
樋口良平 :「安全弁ぐらいにはなったかな?」
菜花 :「………」
菜花 :歯噛みをするように。
菜花 :「本当に、全てを捨て、逃げ出すつもりがないのなら」
菜花 :「この先へ歩むと決めたのなら」
菜花 :「頼むから……」
菜花 :「菜花の前で、命を散らすような真似だけは、しないでくれ」
菜花 :懇願する、悲痛な声だけが。虚しく響いていた。


GM :第二サイクルを終了します。


◆Cycle03◆樋口良平

GM :第三サイクルを開始します。このサイクル終了時までにクライマックスフェイズが開始されていない場合、雪解け水により村は流されます。
GM :樋口さんのシーンです。登場希望の宣言をどうぞ
樋口良平 :菜花ちゃんおいでー
菜花 :ワ~イ
GM :ではシーン表をどうぞ!
樋口良平 :1d6 (1D6) > 2
GM :2:平地へと続く道を行く。固まった雪の層が、何者かの足跡を残していた。



樋口良平 :さくさく、と踏み固めた道とは別をたどって、平地に戻ってくる。
樋口良平 :足元を確認するのは癖だ。少なくとも、雪に埋もれた山道よりは会話がしやすい。
樋口良平 :「さて」
樋口良平 :「菜花ちゃんには色々知られちゃったし、俺の方も聞いておこうかな」
菜花 :とぼとぼとその後ろを着いていた足の進みを止める。
菜花 :「………」
菜花 :「な、なにを……」所在なさげに視線を泳がせる。
樋口良平 :「"あれ"と菜花ちゃんは言ったね」
樋口良平 :「俺はさっきようやく気づいたことだが、口ぶりからして前から知ってたんじゃないかな?」
樋口良平 :「いや、水という正体じゃなくていい。なにか酷いことが起こるのを知ってたのか……あるいはその時理解したのかな?」
菜花 :「うぅうぅぅ……」
樋口良平 :「菜花ちゃんは遠くから俺を見つけられるぐらい、目がいいらしいからね」
樋口良平 :というわけで、菜花ちゃんの秘密について判定。言霊術です
樋口良平 :感情修正などほしいな!
菜花 :心が弱っているので感情プラス判定を投げてしまう! 仕方ないな! 心が弱っているから!
樋口良平 :仕方ないね!
樋口良平 :2D6+1>=5 (判定:言霊術) (2D6+1>=5) > 11[5,6]+1 > 12 > 成功
樋口良平 :すべて見える
菜花 :スペ間近!
GM :OK!振りな~
GM :エッチね
GM :菜花ちゃんの【秘密】が公開情報になります。
菜花 :ウワ~~~ン

PC2の【秘密】
あなたの正体は雪の精である。あなたは様々な妖術を行使することができるが、冷気に満ちた土地でなければ生きていけないのだ。
村落が位置する山間部は、さらに奥まった地に、万年雪の残る洞窟がある。
あなたは春から秋を洞窟で過ごし、術によって村民を惑わすことで、冬の間だけ孤独を忘れることができていた。
しかし、あなたはPC1と出会い、家族と見紛うほどの感情を覚えてしまった。PC1と離れることは考えられない。
春が近い。あなたは動かなければならない。
あなたの【本当の使命】は、「PC1とともに生きる」ことだ。
あなたはPC1へ、任意のタイミングで「愛情」の感情を取得してよい。(既に感情を持っていれば、上書きされる)
あなたは雪のある土地で戦闘を行う場合、自分の攻撃に対する回避判定に、-1の修正をつけることができる。

樋口良平 :あらぁ~
菜花 :えっちわよ…
GM :ちなみに、先ほど追加された情報は
菜花 :はい
GM :情報判定の対象にはなりませんので、現在も菜花ちゃん以外には見えていない状態です
菜花 :ワタクシ、熊の秘密といいとんこうふ(変換できない)の件といい
菜花 :だいぶ良平くんに借りがある状態なのですが
菜花 :開示とかしても……大丈夫? やめたほうがいい?
樋口良平 :うふふ。
樋口良平 :私は見えないので判断を尊重。
GM :いえ、あくまでできないのは情報判定と共有だけなので
GM :受け渡しは禁止していません。
GM :菜花さんの選択次第となります。
菜花 :承知しました。では秘密が抜かれ正体がバレ最早隠す必要もないと思われるので
菜花 :追加の秘密も良平くんに開示しようとおもいます。
樋口良平 :おいで~
GM :了解です。こちらも公開情報になります。
菜花 :全てをさらけ出す!

PC2の【追加の秘密】
この【秘密】は感情共有が発生せず、情報判定の対象にできない。
「雪解け水」について知ったあなたは、大元となる氷層の正体を”思い出した”。あれは、あなたが冬以外を暮らす洞窟の万年雪。そして、この山間部を流れる水そのものとして、恵みと災厄をもたらしてきた”ヌシ”の肉体そのものなのだ。
”ヌシ”は精霊と妖魔の中間……一種の神に近い存在だ。十数年前、彼は気候が寒冷化したことにより、力を蓄えるために眠りについた。そして、再び気候が温暖化したら、体を液体へと戻し、長い”冬眠”から醒めるつもりであったのだ。
眠っている間に外気温を確かめるためには、センサーが必要となる。それが、あなただ。

あなたには【本当の使命】を達成するために二つの選択肢がある。
たとえ何を奪ってでも、何を見捨ててでも、PC1とともに生きるため、彼を連れてこの山から逃げるか。
あるいは、洞窟に向かい”ヌシ”を討ち、二度と覚めぬ眠りにつかせるか。
前者は困難だろう。あなたは寒冷地でなければ満足に生きられない。なにより、PC1の願いを妨げる可能性がある。
だが、後者を選べば、PC1の命は保障できない。

GM :また、この情報がPC1に開示されたことで、【プライズ】「氷梁」の能力に以下の文章が追加されます。
菜花 :なにっ
樋口良平 :なんだなんだ

このプライズの所持者は、奥義「クリティカルヒット」指定特技:《水術》を修得しているかのように、セッション中一度だけその効果を使用することができる。
この効果を使用した場合、「氷梁」は完全に破壊される。

菜花 :壊れちゃうのか~~~
GM :壊れます。
GM :開示される情報は以上です。
樋口良平 :あれま~。了解です



樋口良平 :「ふむ」話を聞いて顎を指で叩く
樋口良平 :「ん、話してくれてありがとうね、菜花ちゃん」
菜花 :隠していた己のすべてを語ったあと。震える瞳で良平を見る。
菜花 :「………」
菜花 :「お、怒らないのか」
樋口良平 :「俺が嘘を責めたら合わないでしょ」苦笑する。
樋口良平 :「気がすまないって言うならこれで」
樋口良平 :丸めた指でビシッ、と額を弾く
菜花 :「あいた」
菜花 :むう、と頬を膨らませて睨みつける。
樋口良平 :「雪の精、ね。人の世を忍んでる自覚は合ったけど、まさか別界隈だったとは」
菜花 :「こうした、冬の間でしか外は出歩けぬ」
菜花 :「"忍"の度合いでいうなら、菜花のほうがずっと先輩だぞ」
菜花 :自嘲げに微笑む。
樋口良平 :「そりゃよかった。今更年下顔は出来ないからね」
樋口良平 :「……んじゃ、行こっか、菜花ちゃん」
菜花 :「………」
菜花 :「"ヌシ"は」
菜花 :「お前たちのいうところの、神のようなものだ」
菜花 :「………万に一つ、勝ち目があるかどうか」
菜花 :「何度だって、聞いてやるぞ」
樋口良平 :「うん。」
菜花 :「菜花と、共に……何処か遠くへ。逃げるつもりは、無いのか」
菜花 :「死なせたくない」
菜花 :「良平が死んでしまうのは……きっと」
菜花 :「菜花は、耐えられない」
樋口良平 :「馬鹿だなぁ、菜花ちゃんは」
樋口良平 :「そりゃ怖いし、何もかも捨てて遠くへ逃げて、俺は元の日常に戻るだけで、どっかの山が崩れても怖いなー、で済むけどさ」
樋口良平 :「それだと菜花ちゃんは長くは続かないわけでしょ」
菜花 :「それは……」
樋口良平 :「『抜け駆けはしない』『一緒にいる』。ちゃんと約束は覚えてるさ」
樋口良平 :「そして、先に死なれちゃ一緒に居れない。単純な話だよ」
樋口良平 :「だから、菜花ちゃんもやりたいようにやんなよ」
樋口良平 :「俺を倒して小刀を奪ってみるか、俺と一緒に歯向かってみるか」
樋口良平 :「そのヌシとやらの所につくまでに、決めといて。時間短くてごめんだけどね」
菜花 :「………っ」
菜花 :何か言いたげに、口をもごもごとさせたあと。
菜花 :「わかった」
菜花 :こくりと頷いて、俯いていた顔を上げた。
樋口良平 :「オッケー」
樋口良平 :「じゃ、いこっか。……あぁそれと、一つ忠告」
樋口良平 :「平時はともかく、戦う時に俺のそばにいると危険かもだけど」
樋口良平 :「……ま、頑張ろう。お互いさ」
樋口良平 :はは、と白い息をくゆらせながら。
樋口良平 :シャクシャクと雪の道を歩いていく。

樋口良平 :地下洞窟に向かい、クライマックスフェイズへの突入を宣言します。
菜花 :行くぞーっ
GM :了解です。
GM :では、メインフェイズを終了。クライマックスフェイズに突入します。


◆Climax◆

GM :《地下洞窟》
GM :樋口良平にとっては、幻想的ともいえる氷の回廊。菜花にとっては、孤独と寂寥を象徴する青白い檻。
GM :君たちは、万年雪の積もる地下洞窟へ降り立っていた。
GM :しゃく、と足元が音を立てる。
GM :妙に水分を含んだような音だ。本当にこの地が年中凍り付いているならば、ありえない。
GM :幾筋かの清流が、氷の壁から染み出していることが窺える。
GM :雪解けのときは近い。
GM :……これ以上進めば、そこは”ヌシ”の領域である。
GM :菜花さんは、選択を宣言してください。
菜花 :はい。
菜花 :樋口良平と共に、ヌシと戦うことを宣言します。
樋口良平 :菜花ちゃん~
GM :了解しました。
GM :かつて、神であったものが祀られていた残骸だろうか。
GM :半ば氷に埋もれるように渡されていた、白縄を踏み越えた。
??? :「……よう、よう」
??? :「久方の目覚めに、のそのそと」
??? :「人風情が、何の用だ」
GM :洞窟中に反射する、透き通った声。
GM :君たちはその発生が、雪解け水によって作られた湖の中心と理解するだろう。
菜花 :荘厳な声色。自然と身が萎縮してしまう。
菜花 :ぎゅっと良平の服の裾を握る。
樋口良平 :「やあ、不躾で済まないね」一歩前に出る。
??? :「疾く去ね。すぐに帰れば、許してやろう。命はとらん」
樋口良平 :「俺の名前は樋口良平。近くの村で世話になっていてね」
樋口良平 :「すごく言いにくいんだが…その久々の目覚めというのが困るんだ」
樋口良平 :「俺が取られなくても、大勢の人の命が取られてしまうかもしれないもので。」
??? :「……ほう? つまり、貴様は」
??? :ずず、と水が持ちあがる。
七曇流花 :「この、七曇流花に、逆らおうというのだな」
七曇流花 :「この地の主たる、このおれに」
樋口良平 :「そうなる。心苦しいね」
樋口良平 :「ただ、眠りを邪魔するつもりはないんだ。ひたすら寝ていてくれるだけでこっちは助かるんだけどね」
七曇流花 :「ふはは、いや、眠気覚ましによい、よい遊びだ」
七曇流花 :「春眠暁を覚えず。おれは起きるのが苦手でな」
七曇流花 :ぎゅるぎゅると、水が人の形を形成していく。妖気が縒り合され、一つになる。
七曇流花 :「樋口良平。貴様をおれの神官に任じてやろう。せいぜい派手な神楽を踊るが良い」
七曇流花 :その相貌は、菜花に瓜二つであった。僅かに年齢が上に見える程度であろうか。
菜花 :「だ、だめだ」
菜花 :肩を震わせながら良平の前へ。両手を広げて。
菜花 :「良平は、菜花と……」
菜花 :「菜花と一緒に、生きるんだ……」
七曇流花 :「……ああ、人でもあやかしでもないと思えば。おれの一部ではないか」
七曇流花 :「帰ってこい」すい、と手招きをする。
七曇流花 :すると、菜花の全身に力が吸われるような感覚が生まれる
菜花 :「ひ」
七曇流花 :「……不純物が多いな。何をしておったのだ」
菜花 :全身に広がる脱力感。立っていられなくなる。
樋口良平 :「それはよくないな」
七曇流花 :「貴様はおれの手指、毛髪にすぎぬ。おれの令に従わぬなど──」
樋口良平 :その肩を支える。
七曇流花 :更に力を吸おうとした矢先。その流れが止まる。
樋口良平 :「親離れのときはいつかくる。外の世界ではDVっていうんだぜ、そういうの」
樋口良平 :洞窟内に、淡く。蛍のように緑色の炎がぽつりぽつりと灯される。
菜花 :息を荒げながら、その手の温もりに身を委ねて。
樋口良平 :その手を握り返す。
菜花 :宝物を見るかのような眼で、綺麗な翡翠色の瞳を見る。
樋口良平 :「一度言ってみたかったセリフが有ってね」
樋口良平 :「『娘さんは貰っていきます』。だから、まぁ」
樋口良平 :「存分にご隠居してくれ」
菜花 :「~~~~~!!」
菜花 :真っ赤になりながらばしん、と手を跳ね除ける。
樋口良平 :「ありゃ」跳ねられた手を見る。
菜花 :「………」
菜花 :「菜花は、あなたの一部だ」
菜花 :「あなたの復活のため、この世に生まれ落ちただけのもの」
七曇流花 :「……」
菜花 :「それだけが、菜花の生まれた意味だと思ってた」
菜花 :「でも……」
菜花 :「出会ってしまった。見つけてしまった」
菜花 :「愛するということを。知ってしまった」
菜花 :蒼い瞳が揺らめいて。次第にばきばき、と音を立てる。
菜花 :「良平」
菜花 :「菜花も……」
菜花 :「やりたいように、やるぞ」
樋口良平 :「ん。それが良い」
樋口良平 :「君を俺に教えてくれ」
七曇流花 :「……話は終わりか?」
七曇流花 :「まったく、お前たち人間は。少し許せば」
七曇流花 :「愛だの、家族だの、利益だの、恨みつらみだの」
七曇流花 :「そんなものが」
七曇流花 :ず、と氷が動く。大量の水が、七曇流花の四肢となって暴れ始める。
七曇流花 :「おれ(自然)(の前に、何の役に立つというのだ」
七曇流花 :どっ、と流れが叩きつけられ。
七曇流花 :雪が、解け始める。



GM :クライマックス戦闘を開始します。
GM :戦闘終了条件は「七曇流花の撃破」。七曇流花は生命力10点です。
菜花 :タフネス!
樋口良平 :タフ!
GM :また、菜花ちゃんから力を吸ったことにより、菜花ちゃんと同じ種類の奥義と、暴威という各ラウンド終了時の追加行動一回を獲得しております。
GM :キャラシート
GM :キャラシはこちら
菜花 :ヤバヤバヤバスギ
樋口良平 :やばたん
GM :また、戦闘が長引いた場合……具体的に言うと7ラウンド以上
GM :雪が溶けだします。その後即座に倒せばある程度は軽減できるでしょうが、村には被害があるでしょう。
菜花 :ゲエーッ
GM :何か質問はございますか!
菜花 :わたしの奥義を取得しているとのことですが
菜花 :初見での奥義破りはお互いできないものと考えてもよろしいでしょうか
GM :奥義情報は別のものとして扱います。お互いに知りません。
菜花 :は~い
樋口良平 :はーい
GM :では良ければダイスシンボルを出してね~~
樋口良平 :マップの外で右クリックか
GM :プロットOKになったら右側のマスに移動させましょう
菜花 :プロットOK!
樋口良平 :OK!
GM :あ、プロット前忍法聞いてなかったな……まあないんだけど
菜花 :にい!
GM :OK!では、オープン!
system :[ 菜花 ] がダイスシンボルを公開。出目は 3 です。
system :[ GM ] がダイスシンボルを公開。出目は 3 です。
system :[ 樋口良平 ] がダイスシンボルを公開。出目は 4 です。
GM :OK!
GM :ではプロット4、樋口くんから
GM :行動宣言をどうぞ
樋口良平 :はーい。
樋口良平 :七曇に対して奥義を使用します
七曇流花 :ぎゃーっ
樋口良平 :《コープス・キャンドル》《憑依術》/クリティカルヒット
樋口良平 :生命点4のダメージ
七曇流花 :ぎゃー!!
system :[ 七曇流花 ] HP : 10 → 6
七曇流花 :乙女の顔に……よくも……
菜花 :ガッツリ行った!
七曇流花 :他に行動なければプロ3ですね。演出はラウンドごとにまとめて行います!

樋口良平 :はぁい。
菜花 :はいよっ
七曇流花 :ではプロット3。1d100で
七曇流花 :たかいほうね
七曇流花 :1d100 (1D100) > 10
菜花 :承知
菜花 :1d100 (1D100) > 48
七曇流花 :うえ~ん
菜花 :じゃあ菜花から~
七曇流花 :菜花が流花のこといじめる~
樋口良平 :やれ~
菜花 :喰らえ親離れ拳! 接近戦攻撃を七曇流花に。
菜花 :の前に。
菜花 :痛打を宣言。指定特技は針術。
菜花 :2d6>=5 (2D6>=5) > 4[1,3] > 4 > 失敗
菜花 :ふふ
七曇流花 :ふふ
菜花 :だがファンブルじゃあねえーっ
樋口良平 :ギリギリだ
菜花 :普通の接近戦攻撃いきます。指定特技は罠術。
菜花 :2d6>=5 (2D6>=5) > 7[3,4] > 7 > 成功
菜花 :おくらいあそばせ!
七曇流花 :回避の目標値は6。
七曇流花 :2d6>=6 (2D6>=6) > 9[3,6] > 9 > 成功
菜花 :ですよネ
七曇流花 :ジャスドゥイット
菜花 :なんもなし!手番どうぞ
七曇流花 :こちらのターン!
七曇流花 :【乱神】を使用。
七曇流花 :2d6>=5 (2D6>=5) > 12[6,6] > 12 > スペシャル(【生命力】1点か変調一つを回復)
菜花 :????????
七曇流花 :あ、回復しますね
菜花 :ダイスの比喩的表現?
system :[ 七曇流花 ] HP : 6 → 7
七曇流花 :自分の接近戦の攻撃忍法に、3ラウンドの間接近戦ダメージ1点を追加。
樋口良平 :ズルだ
七曇流花 :で、攻撃の代わりに妖魔忍法【見越】を使用
七曇流花 :判定無し、自動成功
七曇流花 :その戦闘中、自身の攻撃忍法の間合+1、射撃戦ダメージ1点を追加
七曇流花 :これで行動終了です
菜花 :ギャース!
七曇流花 :ラウンド終了時、暴威発動
七曇流花 :【修羅】を使用します。対象はPC二人
七曇流花 :2d6>=5 (2D6>=5) > 9[4,5] > 9 > 成功
七曇流花 :成功。《怪力》で避けてね
菜花 :あ、同時に振るんですっけ
七曇流花 :当たれば接近2点、射撃1点です
菜花 :鬼影あるよね良平くん
樋口良平 :そうですね。命中判定に-2。
七曇流花 :あ、【鬼影】みたいなのはその当人のみ適用という裁定で、判定は1回です
七曇流花 :どちらにせよ成功だけど…
樋口良平 :了解。
菜花 :は~~なるほど
七曇流花 :では回避振ってね~
菜花 :範囲攻撃みたいなのは対象外なんですね~
菜花 :えーと怪力か
七曇流花 :そうなのだ
樋口良平 :怪力なら菜花ちゃんに感情判定で+1しとこ
菜花 :あっ
菜花 :あたしも良平くんに感情判定+1
菜花 :2D6+1>=7 (判定:第六感) (2D6+1>=7) > 6[3,3]+1 > 7 > 成功
樋口良平 :2D6+1>=9 (判定:拷問術) (2D6+1>=9) > 9[3,6]+1 > 10 > 成功
菜花 :回避!
樋口良平 :回避
七曇流花 :やるわね
七曇流花 :では行動終了!
七曇流花 :演出に参りましょ
七曇流花 :=====
樋口良平 :「自然に逆らうとは、また大きく出たものだね。我ながら」
樋口良平 :ポケットから小さな黒い木炭を取り出す。
樋口良平 :「自然に対しては自然、水に対するなら木、ってね。まぁ、燃えてるんだけど」
樋口良平 :ぽう、と緑色に、その燃えさしの木炭に火が灯る。
樋口良平 :温度のない魂の灯火。
樋口良平 :その炎は、ジャック・オー・ランタンの名と共に知られている
樋口良平 :温度のない炎は、暖かな魂を求めて彷徨い揺蕩う
樋口良平 :「触れても火傷はしない。ただ」
樋口良平 :その火の粉が幽かに七曇へと触れて
樋口良平 :燃え上がる
樋口良平 :「魂を奪う熱だ」
樋口良平 :「神だとか概念的なのには、よく効くらしい」
樋口良平 :体温を奪い、冷たく燃え盛った
七曇流花 :「これ、は……!あああっ!!」
七曇流花 :流体のような体が、火の粉に触れたとたん薄緑色に凍り付く。
七曇流花 :凍り付いた部位を切除し、放る。
樋口良平 :「コープス・キャンドル。君の命をロウにして燃え盛る蝋燭だ」
樋口良平 :「しかしさすが、しぶといね」
七曇流花 :「忌々しい……このおれを、凍らせるだと。やっと温んだというのに」
七曇流花 :「樋口良平、なるほど」
七曇流花 :「嘯くだけのことはある」
七曇流花 :「おれも、少しは神の力を見せよう」
七曇流花 :ぐ、と構えると同時、再び洞窟が音を立てて揺れる。
七曇流花 :水が流れ、逆巻き、迸る。
七曇流花 :「シッ!」
七曇流花 :腕を振ると同時、いくつもの首を持つ、濁流の大蛇が君たちに襲い掛かる。
菜花 :「ぐうっ……!」
樋口良平 :「チッ…!スケールがでかいな!」
樋口良平 :うねる大蛇の首を足場にして、その強襲をスレスレで躱す
七曇流花 :「これも躱すか!良いな、樋口良平!」
菜花 :押し寄せる大量の水の蛇をすんでの所で回避。間に合わない首は拳を叩きつけ、ばきばきと氷を砕くように。
七曇流花 :「もっとおれを楽しませるがいい!」
菜花 :(良平……!)
菜花 :唇を噛み締めながら。ただ、その時を待つ。
樋口良平 :(さっすが、言うだけある身のこなし)
樋口良平 :「さて、お互い手の内を晒して1ラウンド……こっから」
樋口良平 :「どう攻めるかな、っと」
GM :=====
GM :第一ラウンド終了。第二ラウンドプロットをしてください!
菜花 :オッケイ!
樋口良平 :ケイ!
GM :オープン!

system :[ GM ] がダイスシンボルを公開。出目は 6 です。
system :[ 菜花 ] がダイスシンボルを公開。出目は 2 です。
system :[ 樋口良平 ] がダイスシンボルを公開。出目は 3 です。
菜花 :なにーっ
樋口良平 :跳んでったな
七曇流花 :どりゃあ
七曇流花 :プロット6、奥義を使用するか
菜花 :あっやる気か
七曇流花 :『散華至桜』《異形化》の不死身だ!
樋口良平 :うぎゃー
七曇流花 :初見だから破られないぞ~
七曇流花 :1d6-1 (1D6-1) > 5[5]-1 > 4
樋口良平 :完全に回復しおった
菜花 :ウワーッ! クリヒ分!
七曇流花 :三点回復して、体力満開!
七曇流花 :へへ、良い奥義じゃねえか
七曇流花 :行動は……終了でいいや
菜花 :NTRやんけ
七曇流花 :プロット3どぞ
樋口良平 :はーい。
樋口良平 :《流星雨》《召喚術》間3/コ3。対象は俺とお前とお前達。
樋口良平 :全員です。ヒットすると射撃点1
菜花 :愛の鞭!
樋口良平 :近くにいると危ないとは言いました
七曇流花 :面妖な……目標値7で回避
樋口良平 :2D6>=5 (判定:召喚術) (2D6>=5) > 9[4,5] > 9 > 成功
樋口良平 :そして自分も回避
七曇流花 :2d6>=7 (2D6>=7) > 11[5,6] > 11 > 成功
樋口良平 :2D6>=5 (判定:召喚術) (2D6>=5) > 6[3,3] > 6 > 成功
樋口良平 :チッ…
七曇流花 :出目走ってんな……
菜花 :2D6>=6 (判定:異形化) (2D6>=6) > 6[1,5] > 6 > 成功
菜花 :っぶね!
樋口良平 :うぇーん。しとしとぴっちゃん。行動以上!
七曇流花 :ナバーナどうぞ~
菜花 :血旋禍とどかぬ!
菜花 :なんもなし! 待機で!
七曇流花 :では暴威。【雷火】を樋口君に。
樋口良平 :命中判定-2で。
七曇流花 :は~い、目標値7
七曇流花 :2d6>=7 (2D6>=7) > 5[1,4] > 5 > 失敗
七曇流花 :はい!
樋口良平 :やーい逆凪~
樋口良平 :はい!
七曇流花 :第二ラウンドなんてなかった
菜花 :あったでしょ!
七曇流花 :第三ラウンドいくぞおらーっ
菜花 :オオオアアアーッ
樋口良平 :バワリオワー!
GM :第二ラウンド終了。第三ラウンドプロットをお願いします。
樋口良平 :プロッ!
菜花 :おk
GM :ぷん!
system :[ 樋口良平 ] がダイスシンボルを公開。出目は 3 です。
system :[ 菜花 ] がダイスシンボルを公開。出目は 3 です。
system :[ GM ] がダイスシンボルを公開。出目は 3 です。
GM :ほう
菜花 :川の字になって寝よ♡
樋口良平 :オソロ
樋口良平 :1d100 (1D100) > 63
菜花 :1d100 (1D100) > 70
七曇流花 :1d100 (1D100) > 17
菜花 :や~~い
樋口良平 :ややーい
七曇流花 :おれのd100ちゃんと100面ある??? 20面じゃない???
菜花 :行くぞオラ!
七曇流花 :どうぞ~
菜花 :流花さまに接近戦攻撃!そして痛打!
菜花 :痛打から!
菜花 :針術!
菜花 :2d6>=5 (2D6>=5) > 8[2,6] > 8 > 成功
菜花 :成功!
樋口良平 :えらい
七曇流花 :えらいね
菜花 :続いて接近戦攻撃!
菜花 :罠術!
菜花 :2d6>=5 (2D6>=5) > 8[3,5] > 8 > 成功
菜花 :くらえーっ
七曇流花 :目標値6、今の私のダイス運なら……
樋口良平 :転べー!
七曇流花 :2d6>=6 (2D6>=6) > 11[5,6] > 11 > 成功
七曇流花 :ま、こーんなもんよ
菜花 :ニャーン!
菜花 :手番終わり。
樋口良平 :では私。
樋口良平 :《コープス・キャンドル》《憑依術》/クリティカルヒット。対象は七曇。
樋口良平 :奥義で攻撃です
七曇流花 :これがヤバいんだって!!
七曇流花 :奥義破り!目標値10!
七曇流花 :2d6>=10 (2D6>=10) > 5[1,4] > 5 > 失敗
菜花 :ヤハハハハ
七曇流花 :グワーッ
樋口良平 :4点ダメージ!
system :[ 七曇流花 ] HP : 7 → 6
七曇流花 :6点になっちゃった
樋口良平 :さっきも見た気がする
菜花 :デジャビュかな
樋口良平 :君のターンだ!
七曇流花 :おれも♡おそろいだね良平♡
七曇流花 :はーい、奥義
七曇流花 :『珊冠獅子王』《水術》の範囲攻撃です
菜花 :あっ本来の?
七曇流花 :2点くらえ!
七曇流花 :本来の
菜花 :なるほどネ
樋口良平 :あ、奥義ね
七曇流花 :対象はPC2人です!
七曇流花 :どの生命点削ったか言ってね~
樋口良平 :じゃあ忍術と戦術を削ります~
菜花 :体術と戦術をつぶします!
七曇流花 :ちなみに流花は生命点潰れても特技使えるよ
七曇流花 :神なので
菜花 :??????
system :[ 樋口良平 ] HP : 4 → 4
system :[ 菜花 ] HP : 6 → 4
樋口良平 :この妖魔野郎が…
七曇流花 :神だもん
七曇流花 :行動終了。
樋口良平 :忍術が削れて逆鱗。すべての判定を+1していきます。
七曇流花 :ラウンド終了時、暴威発動
菜花 :かっこい~!
七曇流花 :PC2人を対象に【修羅】
七曇流花 :2d6>=5 (2D6>=5) > 4[1,3] > 4 > 失敗
菜花 :うn…
七曇流花 :ん~
七曇流花 :神通丸!
樋口良平 :おほほほ
菜花 :ナニッ
樋口良平 :コラッ!
七曇流花 :2d6>=5 (2D6>=5) > 8[2,6] > 8 > 成功
七曇流花 :せいこ~、忍具はこれで空っぽ
七曇流花 :《怪力》で避けてください
菜花 :良平くんに感情修正+。
樋口良平 :じゃあ菜花に感情判定+
菜花 :2D6+1>=7 (判定:第六感) (2D6+1>=7) > 9[4,5]+1 > 10 > 成功
菜花 :成功。
樋口良平 :2D6+2>=9 (判定:拷問術) (2D6+2>=9) > 5[1,4]+2 > 7 > 失敗
樋口良平 :だめだった
七曇流花 :よっしゃあ!
菜花 :んー
樋口良平 :神通丸使います。
菜花 :おっ
七曇流花 :おおっ
樋口良平 :コレで空っぽ
樋口良平 :2D6+2>=9 (判定:拷問術) (2D6+2>=9) > 8[3,5]+2 > 10 > 成功
樋口良平 :私、失敗しないので
七曇流花 :うわっ、避けるか
菜花 :ど、ドクターH
七曇流花 :絶対無理だと思った……
七曇流花 :なんかエッチな女医さん?
樋口良平 :避けれるとはね
樋口良平 :じゃあ菜花はナースさんだね
菜花 :えへへ……
七曇流花 :演出行くよ~
七曇流花 :=====
樋口良平 :「長期戦は不利。んで、この再生速度」
樋口良平 :ぽ、ぽぽぽと炎の緑が灯る
樋口良平 :「……やれやれ、苦手なんだけどねぇ」
樋口良平 :木炭に灯る炎が燃え盛る
樋口良平 :不定形の炎の刃が妖しく揺らめく
樋口良平 :「直で行かせてもらう、よ!」
樋口良平 :魂を燃やす炎を刀として、七曇を袈裟に切るように、振るった
七曇流花 :「おおおあっ!!」
七曇流花 :炎刀を前に突撃してくる。再び体が凍り付き、両断された……
七曇流花 :「おおおッ!」
七曇流花 :その氷の後ろか飛び出す。
樋口良平 :「ッ!」氷を目くらましに一瞬、反応が遅れる
七曇流花 :防御不能であれば、自らの身体をあえて盾にして差し出し、その隙に接近したのだ。
七曇流花 :「殺っ、たッ!」
七曇流花 :右腕が捻じれ、渦潮が樋口の身体を貫く……!
菜花 :「屈めっ!」
樋口良平 :その攻撃と軌道を見切る前に、言葉に反応する
樋口良平 :無理やり屈むように曲げた後頭部を、グア、と殺意が通り過ぎる音がした
樋口良平 :「……助かるっ!」
菜花 :絶叫と同時。小さな氷柱の群が良平のすぐ頭上を通り。流花へと殺到する。
菜花 :負傷させるためのものではない、あくまで気を散らすためだけのもの。
七曇流花 :「鬱陶しいぞ、分霊ごときが!!」
菜花 :「分霊じゃない……!」
菜花 :「菜花だっ!」
七曇流花 :怒り、水面を殴りつける。ひび割れた氷が、回避不能の牙となって、君たちを貫く。
樋口良平 :「芸達者なことで…!」
樋口良平 :ジュウ、と熱を吸収した炎が消え、いくつかの氷を溶かす。
菜花 :「ううっ、ぐっ!」
樋口良平 :そらされた牙が抉るように身体を掠め取った
樋口良平 :「……ッぐぅ!少し、いや、かなり痛いな!」
菜花 :迫る氷波。鋭利なそれに身を貫かれ苦悶の声を上げる。
菜花 :「でも。まだ、立てる……」
菜花 :良平のちからは。流花と相性が非常に良いみたいだ。これなら───
GM :=====
GM :第四ラウンド、プロットお願いします
樋口良平 :プロッロ
菜花 :OK!
GM :オープン!
system :[ 菜花 ] がダイスシンボルを公開。出目は 4 です。
system :[ GM ] がダイスシンボルを公開。出目は 4 です。
system :[ 樋口良平 ] がダイスシンボルを公開。出目は 3 です。
菜花 :3で良かったなァ…
七曇流花 :プロット4、ダイスバトルだッ
菜花 :1d100 (1D100) > 21
七曇流花 :1d100 (1D100) > 77
菜花 :ウエーン
七曇流花 :生っちょろいぞッ
樋口良平 :よしよし
七曇流花 :まずは【乱神】を再チャージ。
七曇流花 :2d6>=5 (2D6>=5) > 10[4,6] > 10 > 成功
菜花 :そうか4ラウンド
七曇流花 :では、【修羅】。対象はPC2人
七曇流花 :2d6>=5 (2D6>=5) > 8[4,4] > 8 > 成功
七曇流花 :成功。《怪力》
菜花 :良平に感情修正+!
樋口良平 :んー。菜花に感情修正!
菜花 :2D6+1>=7 (判定:第六感) (2D6+1>=7) > 6[2,4]+1 > 7 > 成功
樋口良平 :2D6+2>=9 (判定:拷問術) (2D6+2>=9) > 7[2,5]+2 > 9 > 成功
菜花 :愛のパワーで成功!
樋口良平 :成功!
樋口良平 :さすが菜花だ
菜花 :良平~♡
七曇流花 :ハァ~!?
樋口良平 :回避の走る卓だ
七曇流花 :樋口君ダイス強いね!?
樋口良平 :そうなんだよね・・・?
菜花 :マジで強い
樋口良平 :さっきから9を成功してる
七曇流花 :くそ~、手番終了です
樋口良平 :お兄ちゃんだからな
樋口良平 :頑張れ菜花~
菜花 :じゃあいくわよ 接近戦攻撃と痛打を流花に。
菜花 :痛打から!
菜花 :2d6>=5 (2D6>=5) > 7[2,5] > 7 > 成功
菜花 :成功!
菜花 :接近戦攻撃!
菜花 :2d6>=5 (2D6>=5) > 6[1,5] > 6 > 成功
樋口良平 :順調!
菜花 :罠術!
菜花 :くらえい!
七曇流花 :目標値6、余裕の同義語よ
七曇流花 :2d6>=6 (2D6>=6) > 11[5,6] > 11 > 成功
菜花 :クスン…
七曇流花 :奥義破りで出ようよ
菜花 :手番終わり!
樋口良平 :そして私だ
七曇流花 :やめ、やめてけれ
樋口良平 :《コープス・キャンドル》《憑依術》/クリティカルヒット。対象は七曇
樋口良平 :奥義で攻撃!
菜花 :いけいけーっ
七曇流花 :奥義破り!
菜花 :しませェん!
七曇流花 :2d6>=10 (2D6>=10) > 8[2,6] > 8 > 失敗
七曇流花 :ぐあーっ
樋口良平 :ッシャァ!
菜花 :高い高すぎる
樋口良平 :4点ダメージ
system :[ 七曇流花 ] HP : 6 → 2
七曇流花 :ま、マズい
樋口良平 :見えてきたようだなぁ…三途の川がよぉ!
菜花 :ワハハ
七曇流花 :暴威! えーと、菜花に【雷火】
菜花 :ケーッ!
七曇流花 :2d6>=5 (2D6>=5) > 7[3,4] > 7 > 成功
七曇流花 :成功。《砲術》で回避どうぞ
菜花 :きびちい
樋口良平 :オラたちの年貢が~
菜花 :2D6>=9 (判定:針術) (2D6>=9) > 6[3,3] > 6 > 失敗
七曇流花 :よし。射撃2点
菜花 :ウワワ
樋口良平 :HPでペアルックしてきやがって
七曇流花 :どういうこと???
菜花 :忍術器術損傷。
菜花 :そしてもう使っちゃおう。
system :[ 菜花 ] HP : 4 → 2
菜花 :奥義情報を開示。
七曇流花 :ムム
菜花 :知ってるけどね!
七曇流花 :なんでかな~
菜花 :月は東に日は西に。 不死身じゃい!
樋口良平 :はにはに!
七曇流花 :芭蕉ってワケ
菜花 :1d6-1 (1D6-1) > 2[2]-1 > 1
菜花 :ウッソだろお前wwww
樋口良平 :そんなことある?
七曇流花 :あるある
菜花 :はい……菜花1点回復します……
七曇流花 :所詮貴様は分霊なのだ
七曇流花 :う~ん、多分破られるけど
菜花 :器術が回復するわよ
七曇流花 :私も使っとこう、『散華至桜』《異形化》の不死身!
菜花 :奥義破り!
樋口良平 :破り!
七曇流花 :こい!
樋口良平 :2D6+1>=6 (判定:召喚術) (2D6+1>=6) > 9[4,5]+1 > 10 > 成功
菜花 :2D6>=5 (判定:異形化) (2D6>=5) > 4[1,3] > 4 > 失敗
七曇流花 :クソ~
菜花 :菜花……もうダメかもしれない……
樋口良平 :居るだけで可愛いよ
菜花 :きゅん♡
七曇流花 :では、ラウンド終了!
七曇流花 :演出は……次ラウンドにまとめてやりますか
樋口良平 :はーい
菜花 :承知
七曇流花 :なんか決着がつきそうな気配
樋口良平 :キメてやるぜ
system :[ 七曇流花 ] HP : 2 → 3
GM :第四ラウンド終了。第五ラウンドプロットお願いします。
樋口良平 :ロット!
菜花 :OK!
GM :オープン!
system :[ 菜花 ] がダイスシンボルを公開。出目は 3 です。
system :[ GM ] がダイスシンボルを公開。出目は 5 です。
system :[ 樋口良平 ] がダイスシンボルを公開。出目は 3 です。
七曇流花 :行くわよッ
樋口良平 :コイッ!
菜花 :ウオオ
七曇流花 :【修羅】!
七曇流花 :2d6>=5 (2D6>=5) > 11[5,6] > 11 > 成功
七曇流花 :奔ってるぅ―
七曇流花 :《怪力》!
菜花 :良平に感情修正+!
樋口良平 :菜花に感情修正!
菜花 :そして兵糧丸で忍術を回復します。
七曇流花 :当たれ当たれ
system :[ 七曇流花 ] HP : 3 → 4
樋口良平 :2D6+2>=9 (判定:拷問術) (2D6+2>=9) > 9[4,5]+2 > 11 > 成功
菜花 :2D6+1>=7 (判定:第六感) (2D6+1>=7) > 4[1,3]+1 > 5 > 失敗
菜花 :oi oi
菜花 :マジ?
system :[ 七曇流花 ] HP : 4 → 2
樋口良平 :そんな日もある
七曇流花 :やはり分霊だな
菜花 :つらすんぎ…
七曇流花 :接近2、射撃1どうぞ
system :[ 菜花 ] HP : 2 → 3
菜花 :あっ流花さんのHPいじっちゃったごめんね
七曇流花 :接近はランダムに決めてね
七曇流花 :ゆるす
菜花 :まあここでコレ食らったら死ぬので
菜花 :奥義!不死身!
樋口良平 :がんばれ~
七曇流花 :それはゆるさない 奥義破り
菜花 :異形化!
七曇流花 :2d6>=6 (2D6>=6) > 10[4,6] > 10 > 成功
菜花 :ふふ
七曇流花 :眠れ……
菜花 :うーん使いたくなかったがしかたない!
菜花 :遁甲符!
菜花 :振り直せ!
七曇流花 :何ッ!
樋口良平 :菜花ー!
樋口良平 :菜花!
七曇流花 :2d6>=6 (2D6>=6) > 5[2,3] > 5 > 失敗
菜花 :ヨシ……
七曇流花 :あああー!
樋口良平 :凪った
七曇流花 :凪った!
菜花 :であっほんとだ
菜花 :仕事はしたよ……良平……
樋口良平 :えらいぞ~♡
菜花 :では不死身!
七曇流花 :とりあえずいったん落ち着こう
菜花 :むっ
菜花 :不死身振ってだいじょうぶ?
七曇流花 :あ、こっちはもう何もないです
菜花 :了解!
七曇流花 :どうぞどうぞ
菜花 :ダイスロール!
菜花 :1d6-2 (1D6-2) > 6[6]-2 > 4
菜花 :ワーイ
樋口良平 :いいじゃない
七曇流花 :ええっ
菜花 :全快!
七曇流花 :クソ~
菜花 :では改めてえーと
菜花 :接近2からでいいのかな?
菜花 :射撃先?
七曇流花 :えーと、HP0からの不死身OKな裁定なので
菜花 :おおっ
樋口良平 :おー
樋口良平 :死んでから4点回復か
七曇流花 :普通に生命力4点になってください
菜花 :すごいぜ
樋口良平 :たすかる
七曇流花 :攻撃する前より元気になってないか……?
菜花 :では戦術と体術が潰れた4点マンになります
樋口良平 :分霊に元気を分けるなんて…お父さん…
菜花 :分霊だからな
system :[ 菜花 ] HP : 3 → 4
樋口良平 :とくせい:ちょすい
樋口良平 :あとはボコにするだけよ
菜花 :覚悟せい!
七曇流花 :OK!
七曇流花 :バトル方法をスマブラにしないか……?
七曇流花 :プロット3どうぞ~
樋口良平 :良いぜ、お前ホームラン君な!
菜花 :良平菜花チームと流花のチーム戦ね~
菜花 :1d100 (1D100) > 32
樋口良平 :1d100 (1D100) > 35
樋口良平 :なかよし。
菜花 :くっ……良平に負けた
樋口良平 :じゃあ私から。
七曇流花 :神(おれ)に感謝
樋口良平 :《流星雨》《召喚術》間3/コ3。対象はこの場の全員。
樋口良平 :菜花は頑張って避けて!
菜花 :まかせんしゃい!
七曇流花 :やめ、やめろー!
樋口良平 :2D6+1>=5 (判定:召喚術) (2D6+1>=5) > 8[2,6]+1 > 9 > 成功
樋口良平 :攻撃成功。回避。
樋口良平 :2D6+1>=5 (判定:召喚術) (2D6+1>=5) > 5[1,4]+1 > 6 > 成功
菜花 :2D6>=6 (判定:異形化) (2D6>=6) > 7[3,4] > 7 > 成功
七曇流花 :ぐうう残り1点!
菜花 :華麗!
system :[ 七曇流花 ] HP : 2 → 1
樋口良平 :いけー!菜花ー!
菜花 :ヨッシャー
菜花 :血旋禍を流花に。
菜花 :判定:異形化。
七曇流花 :喰らえば死……
菜花 :2d6>=5 (2D6>=5) > 5[2,3] > 5 > 成功
樋口良平 :あっぶな
菜花 :フッ…
七曇流花 :くそっ、【鬼影】さえあれば
樋口良平 :きっかり殺しきったというわけ。
七曇流花 :最後の望み!『散華至桜』
七曇流花 :指定特技《異形化》の不死身だ!
樋口良平 :破る~
菜花 :奥義破り!
樋口良平 :2D6+1>=6 (判定:召喚術) (2D6+1>=6) > 10[5,5]+1 > 11 > 成功
菜花 :2D6>=6 (判定:異形化) (2D6>=6) > 8[2,6] > 8 > 成功
樋口良平 :お前はそこで乾いてゆけ!
七曇流花 :コイツら~!
菜花 :さようなら…
樋口良平 :しかし最後までリアクションの出目が走るなコイツ
菜花 :ダイス強者すぎる
樋口良平 :判定の失敗、1回だけじゃん…w
GM :では、七曇流花は撃破。戦闘終了!
樋口良平 :やったー!
GM :強すぎる
菜花 :やった~~~!!!
GM :演出に入りましょう!!
GM :=====
七曇流花 :「くそっ、樋口良平!!なんだ、この炎は……! 何者だ、貴様は!!」
七曇流花 :七曇流花は、三度樋口を視界に捉え、水を練り上げる。
七曇流花 :その一つ一つが巌を砕く大質量。なれど。
七曇流花 :「らァッ!」
七曇流花 :放たれた水砲は、どれもが直線的な軌道だ。神の力に頼りきった攻撃は、いかに強くとも。
七曇流花 :人の手が捌けぬ道理はない。
七曇流花 :君はそれらを難なく躱し、接近できるだろう。
樋口良平 :じゅ、という音は直線な水流を蒸発させる炎の音だ
樋口良平 :発生する水蒸気の中を緑の瞳が密かに走る
樋口良平 :だから、眼前に現れた拳は、実際以上に唐突に見えただろう
樋口良平 :「菜花ちゃんには、手加減をしたけど」
樋口良平 :中指だけではなく、すべての指を握り込んだ拳の形
樋口良平 :「君にはその気遣いはいらないな」
樋口良平 :ゴッ、と骨同士がぶつかる音がして、顔面を殴り飛ばす。
樋口良平 :少女のような矮躯を体格差で飛ばして
樋口良平 :「………おー、痛ぇ」若干赤い拳を擦る
七曇流花 :「がっ、は、あ!」
七曇流花 :苦痛に顔を歪める。その表情には余裕がない。
七曇流花 :「なぜ、何故だ。人間がどうして、おれの力に逆らうことができる」
七曇流花 :「なぜ、おれを前にして、立っているんだ……!?」
七曇流花 :周囲に目を走らせる。七曇流花にとって、生まれて初めてともいえる「弱点を探す」行為。
七曇流花 :そして、その行為は一つの獲物を捕らえる。
菜花 :「………!」
七曇流花 :「……貴様、”寄こせ”ッ! あの男のことを!!」
七曇流花 :ばっと両腕を構えると同時、洞窟内が一際大きく呼応する。
七曇流花 :水流が生まれる。同時に、菜花を再び脱力感が襲う。
菜花 :眼と眼が合った瞬間に身構えるも。時既に遅く。
菜花 :「ぁ、うっ……!」
七曇流花 :「知っているだろう、あの男の、力の理由を……! おれのものだ、返せッ……!」
七曇流花 :水流が、菜花を飲み込んだ。
菜花 :流される。激流に飲まれる木の葉のように。
菜花 :「ぎゃう……っ!」
菜花 :やがて、流花のすぐ傍の地に思い切り身体を打ち付けられて。
菜花 :濡れた鍾乳石に。胸の先から痛々しく貫かれる。
菜花 :「………」
菜花 :「ぬ、"ヌシ"」
七曇流花 :「はーっ……はーっ……」
菜花 :「"七曇流花"……」
菜花 :ひゅうひゅう、と貫かれた胸から息が漏れ出る。
菜花 :「……貴方は」
菜花 :「ひとつ、間違いを犯したのだ」
七曇流花 :「黙れ、黙っておれの糧になれ……! あの男の力の正体を……!」
菜花 :「………菜花を」
七曇流花 :君の声など耳に入っていないように、鬼気迫る表情で歩み寄る。
菜花 :「吸収……元に戻すのではなかった」
菜花 :迫る流花をじっと見つめながら。
菜花 :「なぜ、流花のちからが思うように働かないのか」
菜花 :「なぜ、あなたを前に、彼が立ち上がる事ができるのか」
菜花 :「あなたはもう、分かっているはずだ」
七曇流花 :「何を言っている」
七曇流花 :「おれは、神だぞ。神に逆らう事の出来る人間などいない」
七曇流花 :「……知っているのなら、教えろ!!」
菜花 :「………」
菜花 :「いいだろう」
菜花 :そっと手を伸ばし、流花の頬に触れる。
七曇流花 :「…?」
菜花 :手を、身体を通じて。彼/彼女が感じたことのない、"何か"が流れ込んでくる。
七曇流花 :「あ、なんだ、これはっ……」
菜花 :あるいはそれは。村人たちの、ささやかで、だけど賑やかな宴会場。
菜花 :ボロボロの衣服を纏い、血みどろで雪原に伏していたひとりの男の姿。
菜花 :見たことも聞いたこともない景色を語る、優しい声。
菜花 :舌がぴりぴりとする不思議な粉の痛み。
菜花 :柔らかな、暖かい手で。髪を梳かれる心地よさ。
菜花 :「………神に逆らう事の出来る人間など、居ないのかもしれない」
菜花 :「でも……共に歩むことは、出来るかもしれない」
菜花 :「いや───」
菜花 :「出来ると菜花は、信じている」
菜花 :瞬間。菜花の胸から流れていた、人の身体に流れる色ではない。青白い血のような液体が。冷たい妖気によって妖しく揺らめいて。
菜花 :鋭い氷槍となったそれが、七曇流花の両足を穿ち抜く。
七曇流花 :「うあっ、ああ」
七曇流花 :脚は即座に再生している。それでも動けないのは、ただ精神の動揺によるもの。
七曇流花 :大量の感情が流れ込み、神格という精神の輪郭を揺らがせている。
樋口良平 :その動揺の中にするりと入り込む音がある。
樋口良平 :コツコツと洞窟の中を反響する、靴の音。
樋口良平 :それがいつの間にやらそばにいる
樋口良平 :緑の炎を携えて。
樋口良平 :「知っているかな」
樋口良平 :「ジャック・オー・ランタンはいたずら者でね。天国からも、地獄からも出入りを禁止されて彷徨うという逸話がある。」
樋口良平 :「だから孤独で、いつも仲間を探している」
樋口良平 :ボ、ボボボと呼応するように緑の炎が揺らめく
樋口良平 :「進んで逆らうつもりはないよ、カミサマ。だけどね。」
樋口良平 :その炎が静かに、ポツポツと七曇に吸い込まれるように。
樋口良平 :「ただ、仲間がほしいらしくてね」
樋口良平 :────比良坂機関と呼ばれる一団は、神道を元にした術を使う。
樋口良平 :それは、樋口良平が以前所属し、そして脱退した集団だ。
樋口良平 :その周囲に浮かぶ炎は、姿形のない魂を擬似的に再現する、緑の煌めき。
樋口良平 :害しはしない。燃やしはしない。それはそこにあるだけだ。故に。
樋口良平 :「カミサマだって死ぬらしいよ」
樋口良平 :「なにせ隠忍という奴らは、死んだカミサマの復活が目的なんだから」
樋口良平 :「外の世界の話だけどね………だから、まぁ、なんだ」
樋口良平 :「眠れ。しばし現とお別れだ」
樋口良平 :「運が良ければ、いつか復活することもあるだろう」
樋口良平 :カッ、と
樋口良平 :温度を持たない緑の炎が、荼毘に付すようにその体を冷たく包んだ
七曇流花 :火に触れた端から身体が凍っていく。放心状態のまま、どんどんと雪解け水は、透明に固まっていく。
七曇流花 :氷壁に一体化していく表情は、何が起こっているかわからないような、眠たげな瞳で。
七曇流花 :だが、最後にその意志の炎が消える直前、瞳が君の姿を捉え。
七曇流花 :「……りょうへい」
樋口良平 :「なんだい」
七曇流花 :「冬が、明けても」
七曇流花 :「一緒にいてやって」
七曇流花 :薄く笑って、瞼を閉じた。
樋口良平 :「あぁ」
樋口良平 :「見ていると良い。だから安心して眠れ、七曇流花」
樋口良平 :「これからは、いい夢を見せてあげるよ」
GM :魂が芯から凍るような冷気は消え。
GM :しかし、氷は確かな形となって、融けることなくそこにあった。
GM :洞窟に反射した日が差し込む。
GM :君たちは、守るべきものを守り抜いた。


◆Ending◆

GM :《村》
GM :ひゅう、と風が吹き、老人の肌を撫でた。
GM :空気は冷たいが、凍えるということはない。
GM :例年通り、冬が終わろうとしていた。
村民 :「……けれども、ちょっと寂しいなあ」
村民 :「そうだな。良平くんも山を降りちまったしな」
村民 :「せっかくの若い男手だったんだがのお……」
村民 :「ああ。それに、あの子も……」
村民 :老人たちは樋口良平とともに山を降りた少女の姿を思い出そうとし、一様に首を捻った。
村民 :「……年かなあ。確かに、一緒にいた子だったのに、顔が出てこんわ」
村民 :「ワシも、名前も出てこんが」
村民 :「良い子だったなあ」
村民 :緩やかに、村近くの川は流れ始めていた。



GM :《平地・伊井町》
GM :山から降り、進んだ先に位置する都市部。
GM :あいにくと、空は曇り、雪が降っている。
GM :それでも、ところどころに覗くアスファルトや、店の灯りは、冬の終わりを示していた。
菜花 :目をきらきらと輝かせながら、たたた、と駆けていく。
菜花 :「………」
樋口良平 :「あんまり急ぐと転びますよーい」
菜花 :「う、うん……!」
樋口良平 :山の中とは変わって、厚手のマフラーと外套を着た姿。
樋口良平 :「これが街ってやつだよ。実際の目で見てどうだい?」
菜花 :「まるで、違う世界に来たみたいだ……」
菜花 :行き交う人々をきょろきょろと眺めたあとで。今日も肌を通している、自身のお気に入りの着物をじっと見つめて。
樋口良平 :「そりゃ重畳。昔は、山と平地は異界として扱われてたって話だしね」
樋口良平 :「おや、どうしたかね」
菜花 :「むう……」
菜花 :「菜花も……ああいう格好をするべきだろうか」
樋口良平 :「格好? ……あぁ」
樋口良平 :「確かに、街だと和装は目立つね。洋装が主流だからなー」
樋口良平 :「菜花ちゃんは別に寒くないわけだし、好きなものを着ればいいと思うけど。」
樋口良平 :「……着てみたい?」
菜花 :「ううん……」しばらく頭を悩ませて。
菜花 :「菜花はこの姿。結構、気に入っているんだ」
菜花 :「菜花が菜花であることを確立させた証でもあり……」
菜花 :「……流花の姿に、何処か面影があるこの姿が」
樋口良平 :「………なぁーるほどね」
樋口良平 :「じゃ、まぁ無理に着替える必要はなさそうだ」
菜花 :「………」
樋口良平 :「ドレスコードが必要な場には縁がないしねぇ」
菜花 :「りょ、良平が」
菜花 :「見たくて見たくて堪らないというのであれば」
樋口良平 :「俺が?」
菜花 :「ああいうのも」
菜花 :「袖を通すことに、やぶさかではないが」
樋口良平 :「ふはっ」吹き出す
菜花 :「わ」
菜花 :「笑うなーっ」
菜花 :げしげしと脛を蹴る。
樋口良平 :「あっはっは。笑ってない笑ってない。超ウケる」
樋口良平 :蹴られる。
樋口良平 :「じゃあそうねー。うん、着てみたところも見たいな。似合うんじゃない?」
樋口良平 :「別にその服を処分わけじゃなし。着たい時に着ればいいじゃんね」
樋口良平 :言いつつ、女性用の衣類が売られていそうなブティックなどを目線で探す。
菜花 :「むぅー」
菜花 :「そこまで言うのなら、しょうがないな!」
樋口良平 :「うんうん。見たいみたい」
樋口良平 :「和服って洗うの面倒なんだよねー」
樋口良平 :小さくつぶやいて、見当をつけた店の中に菜花ちゃんを連れて行く
樋口良平 :明るくライトで照らされた店内に、色とりどりの服が並んでいる。
樋口良平 :「さて……服の選び方、わかる?」
菜花 :「なっ何! 作法があるのか!?」
菜花 :そっと伸ばそうとした手を慌てて戻して。
菜花 :「菜花は、これが暖かそうでいいな、と思ったのだが」
樋口良平 :「なるほど、理由が整然としてる。とてもいいね」
樋口良平 :「それなら問題ないよ~。こっちのフリフリのやつとかもセットで、一度あの個室の中で合わせてくると良い」
樋口良平 :「気に入ったらそのまま買って着ていこう」
菜花 :「むっ」
菜花 :「そうか。此処じゃだめなのか」
菜花 :帯に掛けた手を止め、指された場所へ上機嫌で歩いていく。
樋口良平 :「ははは」ひらひらと手を振って試着室に見送る。
樋口良平 :「あぶねー」
樋口良平 :その後、サイズも問題ないことを確認した上で、着替える間に会計を済ませておく。
樋口良平 :元の衣類を紙袋に締まって、店を出た。
樋口良平 :「どうだい、洋服は気に入ったかな?」
菜花 :「~♪」
菜花 :「……すごくいいな!」
菜花 :白い、少しだけ大きめのサイズのセーター。
菜花 :余らせた袖でふりふりと手を振って。
樋口良平 :「それは良かった。」
樋口良平 :「まずは第一歩、お気に召して頂き何よりだ」
菜花 :「むふふふふ。苦しゅうない苦しゅうない」
樋口良平 :「良かったよかった。和服も似合っていたけど、街中だと目立つからねぇ」
菜花 :目立つ、という言葉にぴくりと反応して。
菜花 :「そういえば」
菜花 :「良平は。追われているのだったな」
樋口良平 :「そうなる」
樋口良平 :「君がそうして動ける要因……氷梁。あの小刀はぶっちゃけ盗品でね。」
樋口良平 :「村の居た頃は行き来も不便だったけど、流石に街まで降りてくると情報もどっかに引っかかるだろうから。」
樋口良平 :「多分そのうち、追っ手が来るんじゃないかな~」
菜花 :「………」
菜花 :「菜花は、良平と一緒にいたい」
菜花 :「出来れば、ずっと……」
菜花 :「でも」
菜花 :「それで、良平が傷つき、苦しむようであれば……」
樋口良平 :「菜花ちゃんは一つ勘違いしてるね」
菜花 :そう言いかけて、体内に秘めた氷梁にぐっと手を当てて。
菜花 :「………えっ?」
樋口良平 :「氷梁を盗んだのは俺だ。なので、追われてるのは、俺だ」
樋口良平 :「その上で、氷梁を持っていると知られていない君は、追われる理由がない」
樋口良平 :「今、ここで別れてしまえば君を追うものは存在しない……けどね」
樋口良平 :「このまま一緒にいれば、君が俺と一緒にいることがわかれば、君は追われるだろう。だから、今だ」
樋口良平 :「平穏な外の生活、ってやつを手に入れたいなら、ここが分岐だぜ、菜花ちゃん」
樋口良平 :「だから、選ぶのは君だ。俺と一緒に行くか、別れるか。ってこと」
菜花 :ぴたりと足を止めて。翡翠色の瞳と視線を交わす。
菜花 :「………」
樋口良平 :判断を促すように、視線は声を待ち続ける。
菜花 :暫しの沈黙の後。
菜花 :くんくん、と鼻を鳴らす。
菜花 :「良平」
樋口良平 :「どしたい菜花ちゃん」
菜花 :「此処は、美味しそうな匂いが、いっぱいする」
樋口良平 :「うん。もうちょっといけばイタリアンかな。ピザがうまそうだね。向こうのベーカリーは焼き立てかな。」
菜花 :「菜花は、ずっと楽しみにしていたんだ」
菜花 :「そのピザってやつも。舌が蕩けそうなほど甘い、あんこたっぷりの饅頭も」
菜花 :「いつか食べてみたいなって、思ってた」
菜花 :「でも」
菜花 :「菜花が、この世で……一番好きなのは」
樋口良平 :「うん」
菜花 :身体の芯から、心から。優しく撫でられるような、あの温まる味。
菜花 :にっ、と満面の笑みで。
菜花 :「良平のつくる、あの鍋だ」
菜花 :そっと歩みを進めて。彼の手を固く握る。
樋口良平 :「そっか」その笑みに、微笑みを返す。
樋口良平 :「それなら、まぁ。しょうがないな」
菜花 :「うん」
樋口良平 :握る手に、ぎゅ、と力を込めて返す。
樋口良平 :「うん、本当にしょうがないから」
樋口良平 :「これから逃げて、逃げて、適当に良い所に落ち着いて」
樋口良平 :「追手とかもぱぱっと蹴散らして、菜花ちゃんは学校にでも通うと良い」
樋口良平 :「俺もそろそろ、大学通わなきゃ不味いしね」
樋口良平 :言って、握る手とは反対の手で、小指を出す。
菜花 :「むぅ」
樋口良平 :「約束。」
菜花 :「ふふふ。そのうちすぐ、良平と同じ……だいがく、にも……入ってやるぞ」
菜花 :愛おしそうに己の小指と彼のそれとを絡めて。ぶんぶんと振り回す。
菜花 :「約束!」
樋口良平 :「うん。ま、俺たちなら出来るよ」
樋口良平 :「カミサマを殴るより、幸せになる方がよっぽど、楽だ」
GM :ひゅう、と風が吹き、二人の髪を揺らす。
GM :風は潤い、雲を流していく。
GM :白い雪片か、花弁が流れ、日が差し込む。
GM :雪は解け、春が近づいてきていた。



『雪解けの話』 end





GM :これにて……シナリオ終了です!
GM :お疲れ様でした!
菜花 :おつかれさまでした~!
樋口良平 :お疲れさまでした~!
GM :さくさくっと、功績点の配布をしてしまいますね
GM :まず「流儀の達成」「セッションに最後まで参加した」「ロールプレイ」の基本3点セットをプレゼント
GM :「プライズの獲得」。これはセッション開始時に所持していたものは含まないので二人とも0
GM :「琴線に触れた」! 各PLは今回のセッションで最も印象的なキャラクター一人を選び、功績点を与えることができます
菜花 :ほほう
GM :ちょうどダイスがあるし、PC番号でプロットしてみましょうか
樋口良平 :ほほう
樋口良平 :了解
GM :自分は選べないです 選ばないことは可能……
菜花 :なるほどね
GM :ではオープン!
system :[ 菜花 ] がダイスシンボルを公開。出目は 1 です。
system :[ 樋口良平 ] がダイスシンボルを公開。出目は 2 です。
菜花 :えーっあたしーっ!?
樋口良平 :フォーユー……
GM :意外な展開
GM :PC1から選んだ理由を言っていただけると! 嬉しいです
樋口良平 :そうですねー、全編を通して秘密を抱えてる側として葛藤しつつ、最後のクライマックスへの選択肢も握ってる立場で、自分にできる最適をしようとずっと頑張ってたのが良いですね。
樋口良平 :14歳なのにとても偉い子でした
菜花 :うへへへうれしい
GM :素敵だぜ
GM :では続けてPC2も選んだ理由を言ってちょうだい!
菜花 :まずもう仕草のひとつひとつが格好良かったですね 女の子に対する気遣いが大学生のそれを遥かに上回るレベル バイトで習ったのかな? ふざけんなよ……好きになるでしょこんなの
樋口良平 :あはは
菜花 :あとは何と言っても能力描写ですね。ジャックー・オー・ランタンを持ってくるセンスもそうなんですけど
菜花 :最後の最後で"抜け忍"って背景を活かしたあのトドメ描写には度肝抜かれました
GM :背景の活かし方最高でしたねえ
菜花 :ヤバいですよね
GM :メチャメチャボコボコにされたし……
樋口良平 :やったね~。めちゃくちゃ体力削った。
樋口良平 :あっ、これは偶然なんですけど、「水の出口」の意味がある「樋口」が洪水を止めたのもお気に入りです。
菜花 :めちゃくちゃ行ったよね…
GM :HP10点のうち13点持ってかれた
菜花 :あっそうなんだ
GM :あっそうなんだ
樋口良平 :オーバーキル。
菜花 :総じて一生着いてく~♡とメロメロになりました あと掛け合いとかでめちゃくちゃリードしてもらっちゃいましたね いつも助けて頂いている ありがとうございました
GM :こういう偶然の言葉遊び最高ですよね……ありがとうございました
樋口良平 :えへ。いっぱい愛してくれてありがとう。
菜花 :エース……(????)
樋口良平 :偶然だけど良かった~。
樋口良平 :菜花ちゃんのことはこれから街のことを教えつつ淑女として育って頂く予定
菜花 :なりますあたし淑女に
GM :ではお二人とも1点!ヤッタネ
菜花 :ワーイ
GM :最後に「使命の達成」ですね!
GM :PC1、樋口君の【本当の使命】は、「村落を守る」!
樋口良平 :守護った!
GM :守護られた……! 使命達成したので、3点どうぞ!
樋口良平 :やったー!
GM :続けてPC2、菜花ちゃんの【本当の使命】は、「PC1とともに生きる」!!
菜花 :一生一緒
GM :いてくれや
GM :使命達成! 功績点3点をどうぞ!
菜花 :ヤッタ~~~!!
樋口良平 :オメデト~~!
GM :功績点配布は以上! お二人とも合計7点かしら!
樋口良平 :おそろい!
菜花 :えへへ
GM :素敵~
GM :功績点が貯まると中忍頭になったり、他の背景を取れたりします
GM :是非また使ってやってくださいね……
樋口良平 :えらくなれる
菜花 :ふふふ……
菜花 :つよくなった菜花のちからにおそれおののくがいい…
GM :ちなみにシノビガミは背景や忍法もセッションごとに付け替え可能なので
GM :一PCでいろんな楽しみ方ができるぞい
樋口良平 :やったね!
菜花 :おとく!
GM :では、次回も楽しみなところで!
GM :『雪解けの話』、全行程終了とさせていただきます!
GM :お付き合いいただきありがとうございました!!
樋口良平 :お疲れさまでした~~!ありがとうございました!
菜花 :ありがとうございました! めちゃくちゃ楽しませていただきました!
GM :お疲れ様でした!GMもとても楽しかったです~~