『Sound of Silence』


GM:すかいはい
PC1:秘垣シジマ(ヒガキ・-)( キャラシート )PL:ナケミン
PC2:一二三イツハ(ヒフミ・イツハ)( キャラシート )PL:缶詰
PC3:烏丸クロト(カラスマ・クロト)( キャラシート )PL:めかぶ
PC4:篝火アカネ(カガリビ・アカネ)( キャラシート )PL:クオンタム

メインログ雑談ログ

目次

プリプレイ

RL :それでは、これよりトーキョーN◎VAのアクトを始めていきます
RL :まず、アクトの開始前に
RL :各キャストはアクト中に外界の能力値と同じだけの報酬点を持ちます
RL :どこか分かるところに報酬点の数字をメモっておくとよいでしょう
RL :報酬点は情報収集の時などに使えますので便利に使ってね
烏丸クロト :は~い
一二三イツハ :はーい
秘垣シジマ :はい!
篝火アカネ :外界6もあるぞ~
一二三イツハ :4だ~
烏丸クロト :ぼくもぼくも
秘垣シジマ :7ありますよ~
RL :それから、全員にそれぞれのキーに対応するタロットを配りました
RL :これは、切り札と呼ばれるものです
RL :切り札はいつでも使用することができて、判定のカードをジョーカーに変えることができます
RL :ジョーカーは任意の数字として扱えるすごいカード!
RL :切り札はアクト中に格好付けたい時に使ってください!
篝火アカネ :使うぜ!
烏丸クロト :かっこつけるぜ~!
一二三イツハ :見せ場~!
秘垣シジマ :切るぜ~~
RL :それから、全員トランプを山札から四枚ずつ引いてくださいませ
烏丸クロト :裏向きのままですよね!
RL :右クリックして裏向きのまま引くを選ぶと引けるはず!
一二三イツハ :間違えちゃった
RL :自分の手元に持ってきたら自分だけ見るを選んでおくとよいでしょう
一二三イツハ :非公開にしたらトランプごと消えた……
篝火アカネ :5まい ひいたん
RL :あらまあ
烏丸クロト :せつない
RL :多く引いたのは返してー
篝火アカネ :!?
篝火アカネ :4枚じゃん!
烏丸クロト :4枚ですよね
篝火アカネ :1枚かえそうっと
烏丸クロト :ひいたよ~
烏丸クロト :ひいたら「自分だけ見る」を選ぶといいかも~
秘垣シジマ :引けました~
烏丸クロト :それで所有者名が出るようになるはず
RL :このトランプを使ってゲームをしていくぜ!
秘垣シジマ :なるほど…
一二三イツハ :なるほどなー
RL :手札の良さや悪さを見て今のうちにニヤニヤしておくとよいでしょう
烏丸クロト :びみょう
RL :微妙
RL :なんかい
秘垣シジマ :そこそこ良い……?
一二三イツハ :多分…普通…?
RL :では、これでアクト前の準備は終了!
篝火アカネ :ウェイウェイ!
RL :いよいよキャストの自己紹介に移っていきましょう!
一二三イツハ :ウェーイ
RL :まずはニューロ枠!
RL :篝火アカネさん、自己紹介をお願いします!
RL :http://character-sheets.appspot.com/tnx/edit.html?key=ahVzfmNoYXJhY3Rlci1zaGVldHMtbXByFwsSDUNoYXJhY3RlckRhdGEY7P7kqQMM
篝火アカネ :えっわたくしから!?
篝火アカネ :最下級のキャスト4なのに!
RL :キミから!
篝火アカネ :じゃあ高貴なるわたくしから参りますわ
RL :高貴だった
篝火アカネ :ということで、ニューロエイジの申し子・ニューロの篝火アカネです。凄腕のウィザード級ハッカーを父に持つハッカーです。
RL :すごい
篝火アカネ :立ち絵の通り、フレーバー的アウトウィット『雅』を常備化しており
RL :データに忠実!
篝火アカネ :常に和服を身にまとう高貴なお嬢様ハッカーです。
RL :今時珍しい日本人らしいやつだ
篝火アカネ :スタイルはニューロ◎カブトワリ●レッガー。『ハッキングは力だ』というお父様の教えに基づき
RL :そんな教えに
篝火アカネ :改造義肢の左腕内部にマウントされた大型ハンドキャノンによって敵を爆殺して事件を解決する、宇宙海賊コブラみたいなものです。
RL :コーブラー
RL :ハッキングして……
篝火アカネ :性能も、カブトワリ最強エフェクト……エフェクト? クイックドローで達成値を上げ、貫きの矢と必殺の矢で敵をブチぬくだけ!
篝火アカネ :あと、高貴なる天才ハッカーなのでストリームマップも持ってます。社会達成値を常に+4。
篝火アカネ :これにより、ハッキングのハの字も知らない一般庶民を助けてさしあげようと思います。
RL :高貴だ!
篝火アカネ :いじょうです。今日はよろしくお願いいたしますですわ
RL :はーい!
RL :では、念のためアクトハンドアウトも確認しておきましょう
④ニューロ用ハンドアウト コネ:河渡白夜 推奨スート:ダイヤ
クイックスタート:ニューロキッズ(P98) 推奨スタイル:ニューロ
 河渡白夜は今回の依頼人だ。最近、アサクサにドラッグが出回っているらしい。白夜の手下を動かすと他の組織を刺激するので、キミの出番というわけだ。ドラッグの出所の調査と流通を阻止すれば追加報酬もある。なかなか悪くない。君は依頼を受けることにした。
 PS:「白夜の依頼を果たす」
篝火アカネ :悪くありませんわ!
篝火アカネ :おかね、いっぱいくれるのかな~
RL :コネは河渡白夜。河渡組の組長です。公式NPC!
RL :ルルブの70P参照
RL :依頼をこなせばお金もたくさんもらえるはず!
篝火アカネ :あっ、この人か
篝火アカネ :もしかしてP172でレッガー代表ですみたいな顔してる人もこの人なのかな
RL :コネとしてどっかにメモって置くといいでしょう
篝火アカネ :メモしとこ!
RL :タロットの人はたぶんイメージ画像……
篝火アカネ :ちがった・・・
RL :PSというのはそのキャストが果たすべき任務やクエストのようなものになります
篝火アカネ :プレイステーション!
RL :これもどこかにメモっておくといいでしょう
RL :パーソナルなんとか!
篝火アカネ :PSは、キャストによってぬるかったり厳しかったりする条件がある印象ですけど
篝火アカネ :今回は『ドラッグが出回ってるのでナントカしてくれ』という依頼に対して『依頼を果たす』なので、結構めんどくさそうですね。
RL :達成するとアクトの最後で経験点が増えます
RL :ナントカしてくれ……
篝火アカネ :がんばります。まあ、いざとなったらレッガーの最強神業『不可触』があるので
篝火アカネ :どこかの哀れな一般市民を犯人にしたてあげて突き出します
RL :隠蔽する気やんけ!
RL :では、そんな感じでお願いします
篝火アカネ :はーい!がんばりますわよ!
RL :では、次!
RL :次はカタナ!
RL :烏丸クロトさん、お願いします!
烏丸クロト :https://character-sheets.appspot.com/tnx/edit.html?key=ahVzfmNoYXJhY3Rlci1zaGVldHMtbXByFwsSDUNoYXJhY3RlckRhdGEYif-GqQMM
烏丸クロト :はいはい!烏丸クロト(からすま・くろと)です。
RL :クロトくん!
烏丸クロト :21歳男、ストリート出身のフリーランスの傭兵です。
烏丸クロト :見た目通りのチャラチャラした奴で、好きな物は無責任と賭け事です。
RL :不安になってきた!
烏丸クロト :仕事には真面目だからダイジョブ!
烏丸クロト :何分ギャンブル好きで、そのせいで貯金も溜まりません。
RL :お金は大事だよ
烏丸クロト :占いやジンクスなんかも好きなので、判断に迷ったら占いアプリの診断結果を参考にします。
烏丸クロト :スタイルはカタナ◎、カブキ●、カブト。
RL :バランスが取れている
烏丸クロト :大振りナイフの二刀流を駆使して戦うのですが、今回《ラッキーストライク》というエフェク……スタイル技能を取得しました。
RL :ギャンブル技だ!
烏丸クロト :ダメージ算出後、スペードかハートのカードが出れば追撃になり、
烏丸クロト :クラブかダイヤのカードが出れば特に何も起こりません。ただ絵札が出るとファンブルになり、ダメージが-10減ります。
RL :減るんかーい
烏丸クロト :僕と一緒にみんなで良いカードが出ることを祈ってください。
RL :山札からカードを引いて判定する場合はそうなります(これを山引きという)
烏丸クロト :厄介なルールだぜ
RL :なんて不安定なんだ
烏丸クロト :あとオマケのようにカバーリングもできるので、なんかの時は捨て身の防御をします。
烏丸クロト :そんな感じ!以上です!
烏丸クロト :よろしくお願いしま~す
RL :はーい!よろしくお願いします!
RL :ハンドアウトはこちら!
③カタナ用ハンドアウト コネ:キックス 推奨スート:クラブ
クイックスタート:現代の騎士(P90) 推奨スタイル:カタナ
 キミにはキックスという友人がいた。一年前に死んだ彼は、“スタイルを捨てた裏切り者”“ドラッグに溺れて死んだ間抜け”として軽蔑されている。しかし、キミが知るキックスは断じてそんな男ではない。きっと仕組んだヤツがいる。そいつに引導を渡すのだ。
 PS:「キックスの仇を討つ」
RL :コネはキックス。キミの友人です。
RL :死んでいるみたいですが。
RL :PSは「キックスの仇を討つ」。
RL :頑張って仇を討ってほしいです
烏丸クロト :しんでる!!
RL :どちらもどこかにメモっておくといいよ!
烏丸クロト :はぁ~い
RL :では、そんな感じでお願いします!
RL :次!
RL :次はトーキー。
RL :一二三イツハさん、お願いします!
一二三イツハ :https://character-sheets.appspot.com/tnx/edit.html?key=ahVzfmNoYXJhY3Rlci1zaGVldHMtbXByFwsSDUNoYXJhY3RlckRhdGEY7_3znQMM
一二三イツハ :こんイツハー!一二三イツハ(ひふみ・いつは)ですよ!
一二三イツハ :見ての通り19歳、中流家庭で普通に育った美少女です
RL :かわいい!
一二三イツハ :顔の良さと人当たりの良さで他人の懐に入るのが上手く、愛されて育ってるような女の子です。やったね
RL :愛されてる!
一二三イツハ :好きなものは褒め言葉、苦手なものはマイナス評価です。甘やかしてね
RL :なんてやつだ
一二三イツハ :スタイルはトーキーマネキンミストレス、愛されモテカワ好奇心ガールというのがひと目で分かりますね
RL :分かったぜ
一二三イツハ :支援エフェク……技能もいっぱい。
RL :他人を助けられる!
一二三イツハ :応援で手札を充実させて、盾の乙女で再行動してもらう。そんな感じです。
一二三イツハ :イツハの応援で頑張ってねー!
RL :応援団!
一二三イツハ :紅玉、コンバーチブル、アニマルモーフなどのアイテムを常備化し、目の色を変えたり衣装をウォーキングクローゼットしたり動物耳をはやせるそうです
RL :オシャレさんだ
一二三イツハ :そんな電脳アイドル、一二三イツハ。
RL :電脳アイドルだった
一二三イツハ :練り上げた見た目で世間を渡っていきたいと思います。よろしくおねがいします
RL :はーい!
一二三イツハ :スパチャありがと~
RL :スパチャはしてないが
RL :では、そんなイツハさんのアクトハンドアウトはこちら!
②トーキー用ハンドアウト コネ:ファルケ・シュレーゲル 推奨スート:ダイヤ
クイックスタート:遊撃記者(P88) 推奨スタイル:トーキー
 結城あやに呼び出されたキミは、とあるVTRを見せられた。ファルケ・シュレーゲルという投資家の過去について尋ねたトーキーがつまみ出される映像だ。翌日、そのトーキーは死体で見つかったという。どうやらこの男にはずいぶんと後ろ暗い過去があるらしい。
 PS:「ファルケに関するスクープを手に入れる
RL :コネはファルケ・シュレーゲル。
RL :PSは「ファルケに関するスクープを手に入れる」
RL :スクープを手に入れることがキミの使命だ!
一二三イツハ :次はファルケさんとコラボ配信というわけですね
一二三イツハ :「秘密に迫ってみた!」、皆見てね~!
RL :いや、取材相手だが!
RL :コネとPSはどこかにメモっておいてね~
一二三イツハ :コラボ拒否を認めません。
一二三イツハ :はーい!
一二三イツハ :(メモメモ)
RL :では、そんな感じでお願いします!
RL :それでは最後!
RL :最後はフェイト!
RL :秘垣シジマさん、お願いします!
RL :https://character-sheets.appspot.com/tnx/edit.html?key=ahVzfmNoYXJhY3Rlci1zaGVldHMtbXByFwsSDUNoYXJhY3RlckRhdGEYi52ImwMM
秘垣シジマ :はい!
秘垣シジマ :https://character-sheets.appspot.com/tnx/edit.html?key=ahVzfmNoYXJhY3Rlci1zaGVldHMtbXByFwsSDUNoYXJhY3RlckRhdGEYi52ImwMM
秘垣シジマ :秘垣シジマ(ひがき・‐)。”名探偵”になることを夢見ている成人男性です。
RL :夢見てた
秘垣シジマ :出身が犯罪結社だったり警察組織に拾われたりした過去があり、ヒットマンとしての高い適性がありますが……
RL :恐ろしい
秘垣シジマ :本人はそんな適正などどこ吹く風で、へたくそな推理を披露して生きています。
RL :へたくそなの
秘垣シジマ :地道な調査は苦手なので……
秘垣シジマ :ウェブ上から持ってきた真偽不明な「古の名探偵」の言葉をたまに引用します!じっちゃんの名はいつも一つ!
RL :怪しすぎる
秘垣シジマ :スタイルはカブキ、フェイト◎、カブトワリ●
秘垣シジマ :性能はカブトワリ最強エフェクト…… クイックドローで達成値を上げ、闇羽の矢と必殺の矢で敵をブチぬくだけ!
秘垣シジマ :どこかで聞いたような性能ですね
RL :こ、殺される
秘垣シジマ :ガンフーを持っているので接近戦も得意です。ちょっとだけ調査もできる!
RL :すごい!
秘垣シジマ :単体火力しかないなんちゃって探偵ではありますが、真実を追い求めていきたいと思います。よろしくお願いします!
RL :はーい!真実はキミの手にかかっている!
篝火アカネ :
RL :そんなシジマさんのハンドアウトはこちら!
①フェイト用ハンドアウト コネ:ソニア 推奨スート:スペード
クイックスタート:不屈の探偵(P82) 推奨スタイル:フェイト
 ある日キミは、ふとしたトラブルからソニアという少女を助けた。彼女はキミが探偵だと知ると、なけなしのシルバーを差しだして「一年前に死んだ兄の、死の真相が知りたい」と訴えた。ソニアから真実を求める強い意志を感じたキミは、この依頼を受けることにした。
 PS:「ソニアの求める真実を見つけ出す」
RL :美少女を助け出して何かを頼まれるらしいです
RL :コネはソニア。
RL :PSは「ソニアの求める真実を見つけ出す」。
秘垣シジマ :むう、美少女の依頼!!名探偵センスが反応しておるわ~ッ
RL :名探偵センスとはいったい
秘垣シジマ :メモメモ…
RL :その調子!
RL :では、頑張って真実を明らかにしてください
RL :それでは、キャストの自己紹介はこれで終了!
秘垣シジマ :はい!!真実はいつもかけて!
RL :ここからはキャスト間のコネクションの取得に移りたいと思います
篝火アカネ :闇のコネクションに見えた
一二三イツハ :闇コネ!
烏丸クロト :闇…
RL :闇……
RL :シジマさんはイツハさんの、イツハさんはクロトさんの、クロトさんはアカネさんの、アカネさんはシジマさんのコネを取得してください
RL :このコネは「相手からどう思われているか」ですので
RL :「お前、俺の
篝火アカネ :ココフォリアの発言修正機能の出番だ
RL :「お前、俺のことどう思ってんの?」とか他のPLに聞きながら
烏丸クロト :スートの意味はP124を参考にしてね
RL :該当するスートで取るといいでしょう
RL :他のPLが許すなら家族や恋人でもいいし
秘垣シジマ :は~い
烏丸クロト :イツハちゃん今度デートしようよ~♡って思ってます
篝火アカネ :アカネ→シジマはダイヤかなー。あんな変人と付き合っていられませんわ!
篝火アカネ :でも探偵は役に立つから、ライン交換くらいならしてさしあげますわ
秘垣シジマ :アカネさんは暴力的でこわいな~って思ってます
篝火アカネ :あっ、クロトくんへの感情を申し上げないとダメだったのだわ
烏丸クロト :でもアカネちゃんと腐れ縁だから間をとってクロト⇒イツハちゃんもダイヤかな~
RL :怖がられている
一二三イツハ :シジマさんはお仕事ですかー!大変ですねー!って思ってます。
RL :ビジネス!
一二三イツハ :ダイヤか。
秘垣シジマ :ビジネスライク!
篝火アカネ :アカネ→クロトはクラブかな。イケメンに悪い人はいないっていうし
秘垣シジマ :アカネさんは肉体労働担当として信頼できる……スペードかダイヤか
烏丸クロト :じゃあクラブで取得しよっと
RL :相手のPLの意見を聞きつつコネを決めてしまってくださいませー
篝火アカネ :完全に相手の意見通りじゃなくてもいいのかな
RL :ですね。自分のキャストのスタイルもあるでしょうし
篝火アカネ :だとしたらシジマさんのコネはダイヤで取ろうっと。アカネ→シジマさんの感情もダイヤだし
RL :おっ、なるほどね
秘垣シジマ :ビジネス
RL :キャスト間コネクションを持っている人は面識があるということになりますので、アクト中で他のキャストと合流する時などに上手く使ってくださいませ
RL :みんな、コネは取り終わったかな?
烏丸クロト :取ったよお~
秘垣シジマ :OKです!
篝火アカネ :とったワン!
一二三イツハ :とったよー
篝火アカネ :アクセラレーション完了!
RL :それでは、キャスト間コネクションの取得は終了!
RL :最後にもう一度ハンドアウトを読み上げたらいよいよアクトを始めていきましょう!
■アクトトレーラー “災厄”の都、トーキョーN◎VA。
華やかな街の光の裏側――ストリートでは小さな事件が起きていた。
アサクサを蝕むドラッグ、
若きエグゼクの過去、
そして、とある青年の死の謎。
それらは互いに絡まり合い、やがて大きな陰謀劇へと繋がってゆく。
事件を追う者たちの思惑が交錯するなか、少女は“沈黙の音”を追い求める。

トーキョーN◎VA THE AXLERATION
「Sound of Silence」

◆Opening01◆烏丸クロト

RL :最初のシーンタロットはマネキンの正位置。
RL :かくて、運命の扉は開かれた。
RL :それでは、まずはオープニングフェイズから。
RL :最初のシーンはクロトさんのOPから。
RL :他のキャストは登場不可になります。
烏丸クロト :はあい
RL :シーンプレイヤー以外のキャストがシーンに登場したい時は登場判定を行ってもらうことになります
RL :登場判定は〈社会:N◎VA〉で難易度10などと目標値が設定されており
RL :その判定に成功することでシーンに出ることができます
RL :ただし、OPでは、シーンプレイヤー以外は登場不可ですので
RL :登場判定にあえて失敗することで悪い手札を捨てて、新しく手札を引くことだけができます
RL :こういうのを手札を回すって言ったりします
RL :手札が悪い時の一つのテクニックだ
RL :クロトさん以外の人たちは、ここで登場判定に失敗して手札を回しても構いません
篝火アカネ :まだしません!
RL :OK!
RL :では、シーンを進めましょう。
RL :このシーンは、クロトさんがキックスとの思い出を回想するシーンになります。
秘垣シジマ :しません!
RL :一年ほど前のことだ。
RL :ストリートのはずれにある小さな酒場に、キミとキックスは来ていた。
RL :彼はストリートギャングのリーダーを務めており、親友であるキミの腕を頼ることも多かった。
キックス :「君のおかげで僕のチームも大きくなってきた。今日はいっぱいおごらせてくれないか?」
烏丸クロト :「おうおう、たんまり奢ってくれよお」少し長い髪をハーフアップにした若い男。
烏丸クロト :キックスにグイッと肩を組むようにしてニカッと笑う。
キックス :「はは。ほどほどに頼むよ。すっからかんになったらどうしてくれる」笑い返す。
烏丸クロト :「そんときゃあスロットで一儲けよ! 俺様のテクニックでトークンが何万倍にも膨れ上がるっつーワケ」
キックス :「君……本当にそんなので儲けられるのかよ」
烏丸クロト :「いやいや、これが案外イケるんだって! マジだぜ」
烏丸クロト :「特によ~、今日は俺様、星座占いで1位だったからよう」
キックス :「占いなんて信じてるのか。CDなやつ」からかうように笑う。
キックス :「まあ、他人に迷惑をかけない分にはいいけどさ」
烏丸クロト :「うっせうっせ!いいから酒よこせ!」
キックス :「わかったよ」
キックス :キミたちの前に安物の酒が運ばれてくる。

キックス :「なあ、クロト。……前にも言ったかもしれないが、僕はドラッグが嫌いだ」グラスを傾けながら言う。
烏丸クロト :「おん」安いビールの瓶をそのまま口に運びながら、彼に視線を向ける。
烏丸クロト :「それこそCDだよな? お前」
烏丸クロト :「相変わらず潔癖症でよー。女の子にモテないぜぇ?」
キックス :「僕らはいいさ。けど、ストリートにばらまかれでもしたら何も知らない子供たちが手を出すかもしれない」
キックス :「ストリートにドラッグをばらまくような奴は僕は許さない」
烏丸クロト :「ハハ、それで俺も怒られた事あったよな、お前に」
キックス :「そりゃあ怒る」
烏丸クロト :「14くらいの時?ドラッグなんかやめろっつってさ…ハハハ」
烏丸クロト :「おうおう、お前の潔癖症は知ってるぜ」
キックス :「そんな奴らとやり合うことになったら今度は君も手を貸してくれよ」
烏丸クロト :「次のビズはそれってかぁ?」ナッツをつまみながら軽口を叩く。
キックス :「そんな大したものじゃあないが……」
キックス :「なあ、クロト。もし僕に何かあったら妹のソニアのことを頼むよ」
烏丸クロト :「………」視線だけキックスに。
キックス :「あの子はしっかりしてるから、一年もあれば1人でN◎VAの街で生活できるようになるだろう。それまででいいんだ」
烏丸クロト :「おいおい、待てよキックス」
烏丸クロト :「お前の悪い癖が始まってる。つまり俺の返事を待たずに話を進める」
キックス :「少し思い詰めすぎてたか?」
烏丸クロト :「それも話を急いでる!」ビシッと指をさす。
キックス :「おお……」思わず気圧される。
烏丸クロト :「俺がソニアちゃんに会ったのなんか、俺とお前が初めて酒飲んで暴れまわった翌朝だぞ」
烏丸クロト :「何年前だっけ…すげえ怒られたことだけは覚えてる…アー、つまり、それくらい前なワケ」
キックス :「そういやそうだったなぁ」
烏丸クロト :「それくらいの間柄のヤツに突然命を託される妹の気持ちにもなってみろ!」
烏丸クロト :「お前はいつも考えすぎる…何を考えてるんだか知らないが…」
キックス :「確かに。違いないな」思わず笑い出す。
キックス :「いやいや、変なこと言って悪かったよ!」
烏丸クロト :「そうだ、まだお前には酒が足らねえんだよ。テキーラいこうぜ、テキーラ…」
キックス :「ほら、飲み直そう」キミのグラスに安物の酒を注ぐ。
烏丸クロト :「おうよ、まずは今宵の勝利にな」注がれる。
キックス :「明日の勝利にも」自分のグラスを取ってキミのグラスの前に掲げる。
烏丸クロト :「これからずっとってワケだな」笑い、そして乾杯した。
キックス :カラン、と小気味のいい音が響く。
RL :それから、数日後のことでした。
RL :キックスは、木更津湖で死体で発見されました。
RL :一年経ってもストリートでは、「キックスはドラッグに目が眩み、自滅した」と言われ続けています。
RL :「あの野郎、相当あくどいことしてたらしいからな~」通行人の声がキミの耳に入るでしょう。
烏丸クロト :起動している占いアプリが、今日の診断結果をARを通じて表示する。
烏丸クロト :『今日のあなたは大凶! 良くないニュースに心躍らされるかも!?』
烏丸クロト :「……………………」
烏丸クロト :「アイツがんな真似するワケねぇだろうが………」それを眺めながら一人ごちる。
烏丸クロト :しかし、しかしだ。そうは言ってもこの街じゃ、突然ドラッグに溺れて死ぬことだって十分ありうる。
烏丸クロト :その真実が掴めなかったこの1年近く、そういう風に納得してきた。
烏丸クロト :とはいえ、あの酒場で真面目くさった顔で言っていたあの言葉が、心に突き刺さっている。
烏丸クロト :(……妹か。ソニアちゃん)
烏丸クロト :(………会うにも見つからねぇんだけど、キックスくんよお………)
烏丸クロト :溜息をついて、占いアプリを再起動。いつものように探し物運のページを開く。
烏丸クロト :(ランキング1位はおうし座。じゃあ今日の俺はおうし座になるか、まったくよう)
烏丸クロト :ストリートチルドレンの兄妹を思い浮かべながら、自分の生まれ日も本当は知らない元ストリートチルドレンが、溜息をつきながら街に消えた。
RL :では、キミがそう独白したところでシーン終了だ。

◆Opening02◆秘垣シジマ

RL :次のシーン。
RL :次はシジマさんのオープニングです。
秘垣シジマ :はい!
RL :シーンカードはレッガーの逆位置。
RL :束縛からの解放や障害の打破を意味します。
RL :このシーンは、キミがソニアと出会うシーンになります。
秘垣シジマ :早速!
RL :キミがストリートを歩いていると。
RL :1人の少女がガラの悪い少年たちに囲まれているところに出くわします。
ソニア :「ちょっと!やめて!」
RL :「色気づいてイヤリングなんて付けやがって。こんなイヤリングはお前にはもったいないよな!」
ソニア :「返せ!返せよ!大切なものなんだ!」
RL :金髪の小柄な少女はガラの悪い少年たちに食ってかかっています。
秘垣シジマ :では、そこに声をかけます。
秘垣シジマ :「あー、君たち。遊んでいるところ申し訳ない」
RL :「ああん?何だ、てめえ!」
秘垣シジマ :「いや、なに。私の脳細胞が告げたものでね」
秘垣シジマ :歩いて近くに寄ります。
RL :「何だ、この胡散臭えやつ」
秘垣シジマ :「一人の小柄な少女、数人のチンピラ、奪われたイヤリング……これらの情報が指し示す真実は、一つ」
RL :「な、なんだと……!」
秘垣シジマ :「君たちが……強盗の犯人だ!!」
秘垣シジマ :少年たちを指さす!
秘垣シジマ :その表情は自慢げだ。
RL :「いや、全然違うが……」
秘垣シジマ :「………」
秘垣シジマ :「なるほど、物的証拠を見せろ、と言うことだね」
RL :「いや、そういう話をしてるわけでもねえが」
秘垣シジマ :「フフフ……君たちの犯行は確かに見事だった。一部の隙も無い……これが常人なら、見逃してしまった可能性もあるだろう」
ソニア :「……?」
秘垣シジマ :「だが、この名探偵志望、秘垣シジマから、真実を隠せると思わないほうがいい!!」
RL :「いや、俺らその辺のただのチンピラっすよ」
秘垣シジマ :「君たちはたった一つ!目撃者を残してしまったのさ……そこのお嬢さんというね!!」
秘垣シジマ :金髪の少女を指さす。
ソニア :「……!」
秘垣シジマ :「被害者が、証言者になる……まさしく逆転のトリックだ……さあ、お嬢さん!!真相を語ってくれたまえ!!」
ソニア :「そ、そう!こいつらが強盗犯!犯罪者!」
ソニア :「助けて、名探偵さん!」
RL :「な、何言ってやがるんだ、こいつ……!」
RL :「こいつの兄貴はよぉ、『ドラッグには手を出すな』なんて言ってた癖に仲間を皆殺しにして独り占めしようとしやがったんだぜ!」
RL :「スタイルを曲げた卑怯者。死んで当然のクズだ!それを偉そうによぉ!」
ソニア :「兄貴を悪く言うな!探偵さん、お願い……!」
秘垣シジマ :「やはりそうか!!……君たちの言う事にも、一理あるだろう」
秘垣シジマ :「だが、復讐の連鎖は止めなくてはならない。私にできるのは、その手助けをすることだけだ」
秘垣シジマ :チンピラに歩み寄り、肩に手を置く。
RL :「……!」
秘垣シジマ :「大人しく、警察に出頭したまえ……供述はそこで、法の下に行うのだ」
RL :「な、何をわけ分かんねえこと言ってんだ!てめえ!」
秘垣シジマ :「これで事件は解決だな!……あれ?」
秘垣シジマ :逆上するチンピラを見て首をかしげる。
秘垣シジマ :「おかしいな、犯人の自白……だよな、今のは……?これで終わりのはずでは……?」
RL :「くだらねえ妄想は病院で垂れ流してな!」チンピラたちはキミに殴りかかろうとする!
秘垣シジマ :シッ、と息を吐いて、最前のチンピラの腕を取り、懐に潜り込む。
RL :「……!」
秘垣シジマ :鳩尾に肘を入れると同時に、反対の腕から銃を抜く。足を射止めるように二発。
RL :「ぎゃ、ぎゃあ!」
秘垣シジマ :「お、おいおい!なんてことをするんだ!罪が重くなる一方だぞ!」
RL :「こ、こいつ……やべえぞ……!」
秘垣シジマ :「大人しくお縄についてくれなくては困る……!”名探偵”になれないじゃないか!!」
RL :チンピラたちは慌てふためきながら退散していく!
秘垣シジマ :「あっ!逃げた!!」
ソニア :「べー!二度と来るな!」舌を出してあかんべーする。
秘垣シジマ :「は、犯人を取り逃がすとは……私は……探偵失格……?」
ソニア :「そ、そんなことないよ!探偵さんは立派にあたしを助けてくれたよ!」
秘垣シジマ :がっくりとうなだれる。ついでに足元に転がっているチンピラの首を絞め、意識を完全に奪う。
ソニア :「ほら、人助けも探偵の立派な仕事でしょ?」胸を張る。
秘垣シジマ :「おお……!慰めてくれるのか、お嬢さん……!」
ソニア :「ウワー!やりすぎ!」慌ててキミを止める。
秘垣シジマ :「あれっ……そうか、すまない……」
秘垣シジマ :「いや、探偵たるもの、常に自信をもって行動しなければならないな……「古の名探偵」曰く、『閉鎖空間大量殺人の最後に立って推理を披露する者が名探偵だ』」
ソニア :「おお……。アンタ、すごい探偵さんなんだね」
ソニア :「まあ、でもこいつらはこれぐらいのひどい目にあってもいいのかもね」
秘垣シジマ :「いやいや、ありがとうお嬢さん!キミのおかげだよ……!」
ソニア :「兄貴が何も言えないからって好き勝手言いやがってさ。兄貴は誰かにはめられたに決まってるんだ」
秘垣シジマ :「……何か、訳アリのようだね。よければ詳しく聞かせてはもらえないだろうか」
ソニア :「いいの、探偵さん?」
秘垣シジマ :「これでも探偵の端くれ。目の前で真実が歪められていると言われれば、動かずにはいられない」
秘垣シジマ :「君のようなミステリアスな美女が依頼人となってくれるなら、”名探偵”としてはなおさらだ」
ソニア :「いや、美女っていうほどでもないけどさ」照れたように言う。
ソニア :「だったら、探偵さん。お願いしたいことがあるんだ」
ソニア :と、少女がそう言ったところで一度シーンを切りましょう。
ソニア :少女の依頼の続きはミドルシーンで!
秘垣シジマ :ドキドキ!
ソニア :ちなみに、N◎VAではミドルフェイズのことはリサーチフェイズと呼びます。
ソニア :お楽しみに!

◆Opening03◆一二三イツハ

RL :次はイツハさんのOPです。
一二三イツハ :イェイ
RL :シーンカードはバサラの逆位置!
RL :欺瞞や策略を意味します。
一二三イツハ :ラサバ!
一二三イツハ :知略を感じますね
RL :このシーンは、キミが結城あやから取材の依頼を受けるシーンになります。
RL :マリオネット本社の映像室。
RL :キミの目の前では、あるVTRが流されていた。
RL :1人のトーキーが、若い青年投資家にインタビューを迫っている映像だ
RL :「ファルケさん、あなた過去について何も語りませんよね?何か後ろ暗いことがあるんじゃありませんか?」
一二三イツハ :膝を揃えた座り姿でその映像を目に向けている。
RL :執拗にマイクを向けているが、周囲の黒服につかまれてつまみ出されていく。
RL :「諦めませんからね!絶対にあなたの秘密を暴きますよ!」
一二三イツハ :あらー、と口元に手を当ててその顛末を見守る。
RL :VTRが切れると、キミを呼び出した結城あやはニヤリと笑う。
結城あや :「このトーキー、次の日に墨田川に浮かんでいたそうよ」
一二三イツハ :「アサクサの。」
一二三イツハ :「水泳の話じゃないですよね?」
結城あや :「ええ。冗談じゃないわ」
一二三イツハ :うぎゃあ、とまぶたを並行に下ろす
結城あや :「ふふ。怖いわね」
結城あや :「ファルケ・シュレーゲルは新進気鋭の投資家。けれど、決して過去について語ろうとしないし、探った人間はみんな死んでるわ」
一二三イツハ :「怖いですよー。こわごわですよー」
結城あや :「さあ、彼はいったい過去に何をしていたのかしらね~?」
結城あや :結城あやは楽しげに言う。
一二三イツハ :「ドキドキですよー!夏場のお話にぴったりじゃないですかー」
結城あや :「もう。怪談じゃないんだけど」
一二三イツハ :ひぃぃぃ~と身震いして自分の体に腕を回している
一二三イツハ :「この段階で随分背筋はシャキーンですけどねぇ」
一二三イツハ :「実際にあるというだけで。」
結城あや :「そう。実際にあるの」
結城あや :「ねえ、イツハさん。彼に興味ない?」
一二三イツハ :「この流れで!」
結城あや :「ただの世間話をするためにあなたを呼ぶわけないじゃない」
一二三イツハ :「世間話でいいじゃないですかー」
一二三イツハ :「癒やされてくださいよぅ」
結城あや :「それはプライベートで。今はビズの話」
一二三イツハ :「くぅ、感情の差し込まれない領域」
一二三イツハ :「ちなみにー、実際、ここで興味ないって言ったらどうなっちゃいます?」
一二三イツハ :首をかしげる。見上げる。
結城あや :「うーん。そうなったら、折角用意した報酬はあなたには渡せない」
結城あや :「残念だわ~」
一二三イツハ :「えぇー!くれるために呼んだんじゃないですかー!?」ガーン、と効果音の聞こえてくるリアクション。
一二三イツハ :「といってもビズのお話ですからね……うぅ」
一二三イツハ :「じゃあ興味ある方の選択肢でお願いします」
結城あや :「いくらあなたが可愛くても世間話をするだけで報酬を渡すわけないでしょ!」
一二三イツハ :「それですよそれそれ」
一二三イツハ :「報酬とかも初耳ですよ」とりあえず驚いていた。
結城あや :「そう、よろしい。じゃあ、新進気鋭の投資家、ファルケ・シュレーゲル。調べてくれる?」
一二三イツハ :「あやちゃんさんが「私と会話できたのが報酬でしょ?」って言わないってことは真面目なお話っぽいですね」
一二三イツハ :「割と真っ直ぐに調査でしたか」
結城あや :「私、今はそんなキャラやめてるのよ」
一二三イツハ :「ビズでやられると反応に困りそうですね」
結城あや :「イツハさんもあんまり私を困らせないで」キミにウインクして見せる。
一二三イツハ :ウィンク返し。パチリと紅玉の瞳が色彩を鮮やかに変える。
一二三イツハ :「で、ファルケさんさん?」
一二三イツハ :「今、強制水泳された先人に習って、隅田川じゃなくて過去に潜れということですか」
結城あや :「そう。イツハさんなら上手くやってくれるでしょ?」
結城あや :「ダメなら何人か目の水死体に仲間入りね」
一二三イツハ :「ぴゃーん」悲しみの顔。
結城あや :「自信ない?」からかうように言う。
一二三イツハ :「川に限らず浮くのは得意ですので遠慮したいですねぇ」
一二三イツハ :「なので、うまいこと陸上にしがみつきましょう」
結城あや :「ええ。それじゃあ、頼んだわ」
一二三イツハ :「頼まれイツハです」
結城あや :そう言って結城あやは取材費用としてキミに3シルバー(3報酬点)を渡します。
結城あや :メモの報酬点のところを増やしておくといいでしょう。
system :[ 一二三イツハ ] 報酬点 : 4 → 7
一二三イツハ :増えました。
結城あや :「それじゃあ、特ダネ期待してるわ」
一二三イツハ :「あやちゃんさんこそ報酬は忘れないでくださいよ~」
一二三イツハ :受け取ったシルバーをカバンにないない。
結城あや :「もちろん。極上のネタなら言い値で買うわ」
一二三イツハ :「その言葉が聞きたかった。って一部では有名なスラングらしいですね~」
一二三イツハ :へへ、と笑って
一二三イツハ :「では、そうと決まれば善は急げ。美人のやることはすべて善であれば、常に行動はせかせかさんというわけで。」
一二三イツハ :「早速、アクセスしてみまーっす。応援と高評価、よろしくっ」
一二三イツハ :ぱちん、とウィンクとポーズを決めて、結んだ髪の毛がしっぽのようにふわりと揺れる。
結城あや :「はいはい。チャンネル登録もしておくわ」キミを見送る。
一二三イツハ :「ありがとーっ」
一二三イツハ :鮮やかな色合が空気中に粒子を幻視させながら、その場をあとにする。
一二三イツハ :「ふん、ふん、ふん」
一二三イツハ :特に気負うでもなく、早足でもなくいつもどおりの歩調で。
一二三イツハ :「調べ物かー。さて、となると……定番だとキャップかな?服装も目立たないように……コートよりは普通のコーデが良さそうですねぇ」
一二三イツハ :鼻歌のように甘く息を弾ませて
一二三イツハ :「さーてっ、とっ」
一二三イツハ :「『探偵イツハのそーさくファイルxx』」
一二三イツハ :「『真相、暴いてみた』」
一二三イツハ :「やってみよ~」
RL :では、キミが取材に出たところでこのシーンは終了です。

◆Opening04◆篝火アカネ

RL :次はアカネさんのOPです!
篝火アカネ :まちくたびれましたわ!
RL :シーンカードはイヌの逆位置。
篝火アカネ :あっ、前回やったイヌ
RL :機会の喪失、遅延、延期などを暗示します。
RL :このシーンは、キミが河渡白夜からドラッグの調査を依頼されるシーンになります。
RL :アサクサにあるバーの奥で、キミを呼び出した男は待っていた。
RL :河渡連合のナンバー2、河渡白夜。彼が今回の依頼人だ。
RL :彼はキミの姿を認めると、酒をあおる。
河渡白夜 :「よお。お前も何か飲むか?」
篝火アカネ :「ごきげんよう白夜のおじさま。お久しぶりですわね」
篝火アカネ :「カモミールティーを頂戴いたしますわ」
篝火アカネ :和服姿に落ち着いたピンク・ヘアー。上品さの塊のような少女が優雅に椅子に腰掛ける。
河渡白夜 :顔をしかめながらバーテンダーに注文する。
RL :「ないですよ、そんなの……」バーテンダーは困惑しながら注文を受ける。
篝火アカネ :「ありませんの? ニューロエイジといえばカモミール・ティーですのに」
河渡白夜 :「飲めりゃあ何でもいいだろ。仕事の話だ」
篝火アカネ :「それでおじ様。この天才……スーパー美少女ハッカーのわたくしに、なにかご用でして?」
河渡白夜 :「実はな、最近アサクサにドラッグが出回っている」
河渡白夜 :「随分と中毒性の高い厄介なやつだ」
篝火アカネ :「ドラッグなんて、この街では珍しくもないと思いますけれど」
篝火アカネ :「シマを荒らされるのが嫌なのね。おじ様は」
河渡白夜 :「俺もそうだが、会長がな」
河渡白夜 :「河渡のシマにドラッグが出回っているのを快く思ってねぇ」
篝火アカネ :「出どころは分かっていまして?」
篝火アカネ :「分かっているのでしたら、適当なカタナかカブトワリあたりに依頼するべきだと思いますけれど」
河渡白夜 :「残念ながら流通経路もまだ不明なんだ」
河渡白夜 :「だから、ニューロのお前に頼みたい」
篝火アカネ :「ニューロ! ふふふっ」
篝火アカネ :「そうですわね! わたくし、最強のニューロですから!」
篝火アカネ :「そんな捜し物なんて2秒ですわ!」
河渡白夜 :不安そうな顔をする。
篝火アカネ :「おじ様、いま"大丈夫かなこいつ"って思われませんでした?」
河渡白夜 :「いや、気のせいだろう」
篝火アカネ :「そうですわね。わたくしのハンドキャノンの威力はおじさまもよくご存知のはずですもの」
篝火アカネ :左腕が変形し、内蔵した無骨な大型キャノンが展開される。
河渡白夜 :「そんなもんストリートでは絶対に見せびらかすなよ」
篝火アカネ :「もちろんですわ。このあいだ見せびらかしたら公安が来て大変でしたもの」
河渡白夜 :そりゃあそうだろうなあという顔をする。
河渡白夜 :「お前に頼みたいのはまず流通経路の特定」
河渡白夜 :「ついでに流通元を潰せれば最高だ」
河渡白夜 :「俺としてはどちらかというとそっちの方を期待してるが……」
篝火アカネ :「大丈夫ですわ。お父様も言ってましたもの」
篝火アカネ :「ニューロとは力だ。そして、ハッキングとは破壊だ」
篝火アカネ :「流通経路も、流通元も、関係者もすべて爆殺いたしますわ。泥舟に乗った気分でいらして」
篝火アカネ :「泥?」
篝火アカネ :「まあいいか」
河渡白夜 :「おお、おお。その意気だ」
河渡白夜 :「泥船でも進めばいいのさ」
河渡白夜 :「要はこのアサクサから件のドラッグが消えりゃあいい」
篝火アカネ :「中毒性の高いドラッグ、とおっしゃいましたけど」
篝火アカネ :「おじ様が出てくるくらいですから、既に犠牲者も出ているはずですわね。たとえばそう……」
篝火アカネ :「……一年ほど前に木更津湖に浮いた、ストリート・ギャングのリーダー。キックス」
篝火アカネ :「あれなんか、まさに犠牲者じゃありませんの?」
河渡白夜 :「ありゃあドラッグに溺れて勝手に仲間割れして死んだって話だろ」
篝火アカネ :「仲間割れだろうがカタナにマカブられようが、ドラッグの犠牲者は犠牲者ですわよ」 お冷を飲む。
河渡白夜 :「人が良いんだな、嬢ちゃん」酒をあおる。
篝火アカネ :「ニューロはニューロ・エイジの王ですので」
篝火アカネ :「人の上に立つ者は、いつだって下々の者共を気にかけてあげないといけませんの」
篝火アカネ :「キックスの件について、ずーっと首を突っ込み続けている知り合いがいますの。まずはそこから当たってみますわ」
河渡白夜 :「何でもいいが、裸の王様にならんよう気を付けな」
篝火アカネ :「あっ、セクハラ」
河渡白夜 :面倒臭せえなあという顔をする。
河渡白夜 :「ガキの体に興味はねえよ」
篝火アカネ :「失礼ですわ。アカネはもう11ですのに」 両手を差し出す。
篝火アカネ :「調査費用はいただけるのよね。おじ様」
篝火アカネ :「いわゆる、経費というやつ」
河渡白夜 :「一丁前の口だけは聞きやがる」
篝火アカネ :受け取りに使うのは右手だけ。左手はハンドキャノンを内蔵しているので突きつけているだけだ。
河渡白夜 :そう言うと白夜はキミに前金として1ゴールドを渡す。
河渡白夜 :「ほらよ」
RL :報酬点5点分です。
篝火アカネ :そんなに!!
篝火アカネ :「こんなに!」
篝火アカネ :「よかったよかった。これでシャルロットのごはんをちょっと豪華にできますわ」
河渡白夜 :「いらねえなら返せ」
篝火アカネ :「もらったものは病気と屈辱以外返すなとお父様に言われていますの」
河渡白夜 :「変な教えだな」
篝火アカネ :「しかしこのドラッグ、なにか名前がほしいですわね。"アサクサのドラッグ"では意味が通じませんし」
篝火アカネ :「名前もありませんの?」
河渡白夜 :「新しく出回り始めたものだからな」
篝火アカネ :「なるほど。なら、このアカネが名付け親(ゴッドファーザー)になっていいというわけですわね」
河渡白夜 :「好きにしろ。トーキーどもに採用されるかは分からんが」
篝火アカネ :「ファーザー……マザー……」
篝火アカネ :「万事了解いたしましたわ。じゃあ」
篝火アカネ :「ニューロ、篝火アカネ。犯人どもを爆殺してまいります。おじ様」
篝火アカネ :椅子から立ち上がりかけて、ふと思い出したようにその動きが止まる。
河渡白夜 :「ああ。頼んだぜ。……どうした?」
篝火アカネ :「そう。ドラッグでひとつ思い出しましたの」
篝火アカネ :「たぶんドラッグのせいだと思うのですけど」
河渡白夜 :「何だ?」
篝火アカネ :「最近、ストリートにドラッグでハイになった狂人がよく出没するそうですわ」
河渡白夜 :「そう珍しくもねえ話だろ。特にレッドエリアではな」
篝火アカネ :「でも、レッドエリアのチンピラさん達ですら恐れている存在なのよ」
篝火アカネ :「"名探偵になる"とか言って、罪なきストリートギャングを半殺しにしたとか」
河渡白夜 :「おっかねえな、おい」
篝火アカネ :「おっかないですわね」
篝火アカネ :「おじ様も狂人にはお気をつけて」
篝火アカネ :「出会ったら、迷わず爆殺するべきですわ」
河渡白夜 :「嬢ちゃんもな」
篝火アカネ :「はい。では今度こそ」
篝火アカネ :「完全無敵ニューロ美少女ハッカー、篝火アカネ。ドラッグ関係者をとっちめてまいります」
篝火アカネ :「おじ様、バーテンダー様。ごきげんよう」
篝火アカネ :一礼し、和服をひるがえして優雅に去っていきます。
system :[ 篝火アカネ ] 報酬点 : 6 → 11
RL :では、キミが街に出たところでシーンを終わります。
RL :これでオープニングフェイズは終了。
RL :次からはリサーチフェイズに入っていきます。

◆Research01◆

RL :ここからはリサーチフェイズ!
RL :情報収集などをしながら物語を進行していくシーンになります。
RL :リサーチフェイズ最初のシーン、シーンプレイヤーは
篝火アカネ :ドキドキ
RL :シーンプレイヤーはシジマさんです
RL :他のキャストは登場不可になります
RL :OPの続きですね
秘垣シジマ :かしこまりました!
RL :シーンカードはカゲの逆位置!
篝火アカネ :とっ登場不可!
篝火アカネ :生姜焼き食べてようっと
RL :変化や抑圧、落胆を暗示します。
一二三イツハ :コーンスープ飲んでよ。
烏丸クロト :チョコ!
篝火アカネ :なんかさっきからヤクいシーンカードばっか続いてる
RL :オープニングの続きから。
秘垣シジマ :みんなリラックスしおって……
RL :キミが助けた少女、ソニアはキミを真っ直ぐな瞳で見つめてきます。
ソニア :「探偵さん、あんたにお願いがあるんだ」
秘垣シジマ :黙って先を促す。
ソニア :「一年前に死んだ兄貴が本当はなんで死んだのか知りたいんだ」
ソニア :その目は、真っ直ぐに真実を求める者の目だった。
ソニア :「兄貴のキックスはあたしにとってたった一人の家族だったんだ」
秘垣シジマ :「先ほどの犯人たちが言っていたな。人には禁じておいて自分はドラッグに手を出した、スタイルの裏切り者と……」
ソニア :「うん。兄貴は優しくて、明るくて、仲間思いで……。そんな人が今は裏切り者や卑怯者としか呼ばれない」
ソニア :「悔しいし、悲しいよ」少女は涙を浮かべて言う。
秘垣シジマ :「……なるほど。唯一の肉親を失い、その誇りすらも奪われた君の心中……察するに余りある」
秘垣シジマ :「一年間、辛かっただろう……そのうえで、今の君に聞きたい」
ソニア :「あたしに?」
秘垣シジマ :「そうとも。……私は今は、ただの探偵だ」
秘垣シジマ :「できることと言えば、真実を見つけるだけだ。たとえそれが、どのようなものであろうとも」
ソニア :「真実……」
秘垣シジマ :「一年間、君は生きてきたのだろう。屈辱と苦痛に満ちていたかもしれない」
秘垣シジマ :「だが、生きてはこれたのだ。この残酷なトーキョーで」
秘垣シジマ :「私が見つける真実は、君がこの一年間で手に入れた暮らしすら奪ってしまうかもしれない……私が言いたいのは、そういう事だ」
秘垣シジマ :「それでも、真実を探ることを、私に依頼するかね?お嬢さん」揺らぎのない目を、もう一度見つめる。
ソニア :「兄貴が言っていたんだ」
ソニア :「真実は“沈黙の音”のようなものだ。誰もが本気で探そうとしない……って」
ソニア :「でも、探偵さんは見つけてくれるんだよね?」
ソニア :少女は真剣な眼差しでキミを見る。
秘垣シジマ :「……覚悟はあるようだ。君の名前を、改めて聞かせてくれるかな、お嬢さん」
秘垣シジマ :「正式に依頼を受けるなら、依頼人の名前を聞かねばな」
ソニア :「ソニア。あたしの名前はソニア」
ソニア :「探偵さんは?」
秘垣シジマ :「秘垣シジマ。……ソニア、君は実に運がいい!」
ソニア :「あたしが!?」
秘垣シジマ :「奇人変人艱難辛苦に溢れるこのトーキョーで、最も”名探偵”に近い人物を引き当てたのだから!!」
ソニア :「おお……!」
秘垣シジマ :「この秘垣シジマが、君のお兄さんの死の真実、確かに解き明かすことを約束しよう!!」
ソニア :「本当に!?」
秘垣シジマ :「ああ、本当だとも!「古の名探偵」に曰く、『朝に鳴かない鶏がいないように、謎を解決しない者は探偵ではない』」
ソニア :「あたし、お金ないから探偵さんへの依頼料はほとんど出せないんだけど……」そう言ってポケットを探り1シルバーを取り出す。
ソニア :「今はこれしか払えないんだけど……」1シルバーをキミに差し出す。
秘垣シジマ :「そうか。これは報酬として、いただいておこう」
ソニア :「うん!お願いだよ、シジマさん。絶対に真実を見つけ出して!」
秘垣シジマ :「任された!!」
ソニア :「やった!」
秘垣シジマ :「そうと決まれば、すぐにも動き出さねばならない。「古の名探偵」に曰く、『現場百篇』」
秘垣シジマ :「一回でも多く、事件の情報に触れなければならないからな……!!」颯爽と歩きだしていく。
ソニア :「あっ、行動が早い」
ソニア :「さすがは探偵さんだ……」尊敬の眼差しで見ている。
秘垣シジマ :(さて、一年前か。なかなかの難題となりそうだ……まずは情報を集めなくては)
秘垣シジマ :(あの配信記者にでも聞いてみるか……フフフ、私が初めて依頼人を連れてきたなどと言えば、彼女ひっくり返るかもしれないな)
秘垣シジマ :「ソニア、ひとつ良い事を教えてあげよう」
ソニア :「えっ。なに、なに?」
秘垣シジマ :「「古の名探偵」に曰く、『探偵には仕事仲間が多い。名探偵には友が多い』」
ソニア :「おおー。人脈ってやつだね!」
秘垣シジマ :「そうとも、私の交友関係を見せてあげよう……君も、頼れる人物を見つける参考にしたまえ!」
ソニア :「うん。あたしも勉強させてもらうね!」
秘垣シジマ :「フフフ、その意気だ!」
秘垣シジマ :──二人の力強い歩みが、雑多な環境音に紛れて、街と一つになる。
ソニア :では、ここでシーンを切りましょう。

◆Research02◆

RL :次のシーン!
RL :シーンプレイヤーはクロトさん。
烏丸クロト :はぁい シーンプレイヤーだよぉ
RL :他のキャストは登場するのであれば、登場判定が必要です。
RL :登場判定は〈社会:N◎VA、ストリート〉で目標値10だ。
篝火アカネ :登場しよ!そしてクロト様とチームくも!
烏丸クロト :くもくも~!
篝火アカネ :ということで登場します。社会:N◎VAでスートはハート。
篝火アカネ :これ、『◎◎はカード**を公開しました』みたいなシステムメッセージが出ないんですねw
烏丸クロト :ない!確かに
篝火アカネ :俺のターン!ハートの8をオープンするぜ!
烏丸クロト :ボ~ッとしてると見逃しちゃうぜ
篝火アカネ :生命は4なので4+8で12!目標値の10を超えて成功だ!
烏丸クロト :スゴ~イ!
篝火アカネ :1枚おやまからひいとこうっと
烏丸クロト :そして登場に成功したアカネちゃんと俺様がチームを組みますね。
篝火アカネ :キャー
RL :では、アカネさんはシーンに登場し、クロトさんとチームを組みました。
篝火アカネ :雑談がちょっとこみあってるので、今のうちにクロトさんとの関係を相談しておきたいな
篝火アカネ :あっ、おわった
RL :終わったぜ
烏丸クロト :でも相談しとこ!
RL :2人は確かただならぬ関係
篝火アカネ :なんか最初はアカネが大型犬みたいな性格のつもりだったので
篝火アカネ :はやくいこうぜクロト!ぐいぐい!みたいなのを想定してたんですけど、そういう性格でもなくなっちゃったんですよね
篝火アカネ :クロト様!ってすごい懐いててもいい?
烏丸クロト :え~っいいよいいよ そしたら
烏丸クロト :こっちがお父さまを護衛したことがあるっていうのでどうでしょうか
篝火アカネ :まあ!
烏丸クロト :そこから馴れ初めができて懐かれたみたいな
篝火アカネ :それでいこそれでいこ!
烏丸クロト :良かった!そういうことになりました
RL :はーい。
篝火アカネ :お父様の名前は篝火ユウグレですわ
烏丸クロト :ユウグレさん!
RL :設定があった
RL :では、キックスの死から1年が経ち。
RL :あの時、キックスは「1年も経てば妹は自立できるだろう」と語っていた。
RL :しかし、1年経った今ストリートにはびこっているのはキックスの汚名だ。
RL :彼の死の真相は1年経った今も分からないままだ。
RL :さて、ここからは情報収集をしながら進めてもらうことになります。
RL :今、クロトさんが調べられるのは

▼ソニア〈社会:N◎VA、ストリート〉目標7、10、12
▼キックス〈社会:N◎VA、ストリート、テクノロジー〉目標7、10、13
▼キックス〈社会:N◎VA、警察、メディア〉目標9、12

RL :この辺りですね。技能が違うものは別の情報が出ます
篝火アカネ :警察の方とストリートの方でキックスが違うんだ
篝火アカネ :ロールはまだですけど登場してチームを組んだことになっているので、わたくしも調べていい?
烏丸クロト :ほんほん こちら一応どれも突破できます
RL :アカネさんは

▼ドラッグ〈社会:N◎VA、ストリート、テクノロジー〉目標7、9、11

RL :これも調査可能!
RL :自由に調べていいよ!
烏丸クロト :じゃあメディアがあるやつとかは専門家がいるし 後回しでもできそうだから
烏丸クロト :▼キックス〈社会:N◎VA、ストリート、テクノロジー〉目標7、10、13
烏丸クロト :これ狙いますね。
篝火アカネ :ほうほう!
烏丸クロト :社会ストリート、スートはクラブ、感情は4
篝火アカネ :プレイステーションにもかかわるし、まずこっちはドラッグを調べてみようかな。キックスが冤罪だってこともわかるかもしれないし。
烏丸クロト :カード公開!クラブの9
篝火アカネ :ラップみたい>社会ストリート、スートはクラブ
烏丸クロト :9+4で13だぜ オーイェ~
RL :13!では、情報は全てわかります
篝火アカネ :こっちも判定しちゃおうっと。これ、社会のスート設定微妙に失敗したな……
篝火アカネ :ドラッグにいきます。社会N◎VAもストリートもハートが使えるので
篝火アカネ :ストリートにしてみよ。社会ストリート、スートはハート、生命は4。
篝火アカネ :…………RL!
RL :どうしました
篝火アカネ :絵札って全部10で扱うんでしたっけ……? 数字通り?
RL :ジャック、クイーン、キングの絵札は全て10として扱います
RL :エースは11として扱ってもいいし、合計21として扱ってもいいです
篝火アカネ :で、切り札とジョーカーは何にでもなれる。でしたっけ
RL :ですね!
篝火アカネ :よしよし。じゃあハートのJをオープンで4+10で14。
篝火アカネ :ドラッグは最大11らしいので、成功です。
篝火アカネ :いや違う!これにストリームマップも乗るので
篝火アカネ :18だ。圧倒的に成功します。
RL :強い……!
篝火アカネ :これが情報強者ニューロ!
RL :では、情報は全て分かります
RL :順番に情報を公開していきましょう

▼キックス〈社会:N◎VA、ストリート、テクノロジー〉
まずは目標値7の情報
一年前に死んだギャング団のリーダー。【ソニア】という妹がいる。腕利きのニューロでもあり、烏丸クロトとは親友同士だった。
まだソニアのことを知らない場合はキーワード【ソニア】を入手できます。
次に目標値10
犯罪からストリートの子供たちを守っており、ドラッグを嫌っていた。しかし、手に入れたドラッグを独占するためにチームを皆殺しにして、最後はドラッグの過剰摂取で死んだと言われている。
最後に13
事件の際に全滅したメンバーには不審な点が見られる。

キーワード、【全滅したメンバー】を入手します。

RL :以上です。
烏丸クロト :はぁい
篝火アカネ :しんでる……
RL :次に、アカネさんの方

▼ドラッグ〈社会:N◎VA、ストリート、テクノロジー〉目標7、9、11
まずは7
最近、アサクサに出処不明のドラッグが出回っているらしい。
続けて9
売人の間ではサイレントという名前で呼ばれており、非常に強い幻覚性と依存性を持っている。
最後に11
売人はこれまでアサクサにいなかった人間ばかりだ。
キーワード、【ドラッグの売人】を入手します。

篝火アカネ :あっ、名前あった
篝火アカネ :『カミナリモン』とか『モンジャ』とかいい感じの名前を考えていたのに……
篝火アカネ :外様!
RL :かわいい
烏丸クロト :これって
烏丸クロト :獲得したキーワードは、チーム間で共有可能ですか?
RL :「共有するよ」って言えば共有できますよー
篝火アカネ :してして~
篝火アカネ :わたくしは共有します
烏丸クロト :では俺っちも共有するぜ
RL :逆に情報を共有していない場合は自力でその情報にたどり着く必要があります
RL :では、情報はそんな感じ!
烏丸クロト :あとはこのシーンは演出すればいいのかな?
RL :ですね!特にイベントなどはありませんので。
RL :2人が会いやすい場所とかありますかね?
篝火アカネ :クロト様のシーンなので、クロト様が会いやすい場所でいいよ~
篝火アカネ :アカネはOPの通り、クロト様をもともと探していたので
篝火アカネ :街中でもどこでも、会ったら積極的に声をかけにいきます
烏丸クロト :じゃあせっかくだしN◎VAアサクサで会いませんか
篝火アカネ :わーいアサクサ!
RL :バーか
RL :甘味処か
RL :その辺ですかね?
烏丸クロト :甘味処かなあ
烏丸クロト :あ、いや
烏丸クロト :バーにしましょう!クロウネストってところが
烏丸クロト :ニューロキッズのたまり場って書いてあるから、キックスの情報探しに行くとことしてはらしいし
烏丸クロト :アカネちゃんにも会いやすいし
RL :おお、ではそうしましょう。



RL :アサクサ。
RL :バー、クロウネスト。
RL :雑多な雰囲気のバーはそこそこの賑わいを見せている。
RL :人の出入りも多く、ストリートの情報を集めるにはうってつけだろう。
烏丸クロト :少年少女達に混じって、スーツを着崩した青年が、グラスを片手にスツールに腰かけている。
烏丸クロト :ARアプリが起動し、ドラムロールとともに今日の運勢を発表する。
烏丸クロト :「……おうし座は…大吉。ホントかぁ~?」
篝火アカネ :じゃあそこで、にゅっとミイラのような手が出てきてクロトさんを目隠しします。
篝火アカネ :ARで見た目を偽装しているだけで、実際は少女のか細い手だ。
烏丸クロト :「案外こういう時のツキのが信用ならな…」「………」
篝火アカネ :「はい。間違いなく大吉ですわよ、クロト様」
篝火アカネ :「だーれだ」
烏丸クロト :感触で少女の手と分かる。視界に広がっているのはカサついたミイラの手だけど。
篝火アカネ :「……声も変えるべきだったかしら」
烏丸クロト :「……いや…大凶だろ」
烏丸クロト :「1000年の呪いをもたらすミイラが現れるんだもんな」
烏丸クロト :くるりと振り向く。
烏丸クロト :「うわ、顔もミイラになってる」
篝火アカネ :「呪いなんて! レディに失礼ですわ」
篝火アカネ :「あっ、もう解除しますわね」
烏丸クロト :「そっちのが良いね、心臓に悪い」
篝火アカネ :「殿方の前では、女の子はいつだってかわいくいたいものですから」 AR偽装を解除する。上品な和服の女の子が現れる。
篝火アカネ :横のスツールにこしかけます。
烏丸クロト :「はいはい。今日も可愛いですよ、アカネさん」
篝火アカネ :「かわいいだけじゃありませんの。今日はクロト様に、だいぶニューロな情報を持ってきましたのよ」
烏丸クロト :「えーと、このミルクホイップバニララテで良い……」
烏丸クロト :「……情報?」
篝火アカネ :「カモミール・ティーをちょうだいしますわ」 勝手に頼んでいる。
RL :バーテンダーは訝しげにミルクホイップバニララテとカモミールティーを持ってきます
篝火アカネ :「はい。クロト様、未だにキックス様のことを調べてらっしゃるのではなくて?」
篝火アカネ :「それに繋がるかもしれない、ドラッグの調査の依頼がこの美少女ニューロ・アカネの元に飛び込んできましたの。すでに売人についての情報もいくつか手に入れてますわ」
烏丸クロト :「あ、二つ持ってきたの? 俺はじゃあこっちで……」受け取る。
烏丸クロト :「…………俺の動向に随分詳しいね。その通りだよ」
篝火アカネ :「好きな人の動向や寝相、女性の趣味などはいつだってチェックするものですわ」
烏丸クロト :「将来有望だなぁ」バニララテを口に含んで眉をしかめる。
篝火アカネ :「聞きたい? 売人とかドラッグに関する情報」
烏丸クロト :「そう、ここに来たんだけど、知ってる情報しか手に入れられなくて困ってたんだ」
烏丸クロト :「知りたい」
篝火アカネ :「デートしてくださる?」 小首をかしげる。
篝火アカネ :「このビズが終わったら」
烏丸クロト :「………」
烏丸クロト :「門限には帰しますよ、レディ」
篝火アカネ :「まあ、奥ゆかしいのね。でもそういうところが好きですわ」
篝火アカネ :言いながらトロンを操作し(ニューロなのに普通のポケットロンだ)、クロト様の端末に自分の手に入れたドラッグの情報を転送します。
烏丸クロト :「そりゃどうも…」溜息をつくように言いながら、端末への着信を確認。
篝火アカネ :「ドラッグ、モン……サイレント。出どころ不明、売人はN◎VAの外の人間ばかり。あまりにも怪しい代物ですわ」
篝火アカネ :「モンジャの方がかわいいと思うので、わたくしは以後モンジャと呼びます」
烏丸クロト :「かわいくない代物ですけどねぇ」
烏丸クロト :「なるほど。俺の親友であるキックスは、そのモンジャに溺れて死んだと」
篝火アカネ :「クロト様は本当にそう思っていますの?」
篝火アカネ :「キックス様の噂を聞く限り、そういう方には思えませんけれど」
烏丸クロト :「……一年間、片手間ですけどね、それらしい情報があったら探るようにしてはいたんですよ」
篝火アカネ :「存じております」
篝火アカネ :「お仕事の帰りにたびたび情報屋にいっていたことも。このバーに来るのが今月だけで3回目なことも」
篝火アカネ :「そういう、親友思いなところが好きですわ」
烏丸クロト :「………」バニララテをぐびぐび飲む
烏丸クロト :「…んで、曰く、アイツがドラッグ欲しさに皆殺しにしたメンバーは、何か不審な点があったっていう」
烏丸クロト :「不審な点、それってなんだ? そっからがわかんねえ。アイツが残した妹の行方もイマイチ分からん」
烏丸クロト :「で、気付いたら一年経過。一年忌だな、と思うたびにモヤモヤする」
篝火アカネ :「不審な点まみれですわね。そもそもドラッグ欲しさに皆殺しというのも非合理的ですし」
烏丸クロト :「……アカネさんみたいに、そう断言できる性格なら良かったんですけどね、俺も」
烏丸クロト :「キックスはそんな奴じゃねぇ、と言い切れるようになりてぇし…」
篝火アカネ :「じゃあ、言い切れるようになりましょう。大丈夫ですわ」
篝火アカネ :「夫婦はお互いの足りないところを補い合うものですから」
篝火アカネ :「わたくしがお手伝いして差し上げます。まずは妹さんを捕まえて、事情を聞いてみるのが良いかもしれませんね」
烏丸クロト :「……アカネさんよう。俺の好きなタイプ、年上だからね」
篝火アカネ :「大丈夫大丈夫。わたくし、ニューロですから」 役所のデータの年齢操作をするつもりでいる。
篝火アカネ :「明日には22……23くらいにしておきます。さ! 行きましょう!」
篝火アカネ :しれっと腕を組みます。
烏丸クロト :「そういう意味じゃねぇっつの……あーもう、ユウグレさんに何て説明すれば……」
烏丸クロト :占いアプリをドラムロールさせながら、店を出ていきます。



RL :では、ここでシーンを切りましょう。
RL :舞台裏の判定です。
RL :シーンに出なかったシジマさんとイツハさんは何か一つ判定が可能です。
RL :情報収集をしてもいいし、購入判定をしてもいいし、判定に失敗して手札を回してもいい。
秘垣シジマ :では ▼ソニア〈社会:N◎VA、ストリート〉目標7、10、12 に情報収集をしましょう。 名探偵たるもの依頼人のことも調べなくては
一二三イツハ :なるほどなー。
RL :OK!
RL :好きな手札を公開して判定をするのだ
秘垣シジマ :〈社会:ストリート〉で判定。 ダイヤの7を使用!
秘垣シジマ :外界は7、事情通があるので+2、達成値16!
RL :素晴らしい!
RL :ちなみに、情報収集や購入判定には報酬点を使うこともできるので覚えておくといいぞ
一二三イツハ :じゃあ私も「▼キックス〈社会:N◎VA、警察、メディア〉目標9、12」かしら。
RL :おお
一二三イツハ :社会:メディアで判定行きますね。ニュースソースで達成値+2
一二三イツハ :スートはクラブ。クラブの5を公開。感情は10。
一二三イツハ :合計17です
RL :高い!素晴らしい!
RL :では、情報を公開します
一二三イツハ :ふふーん!

▼ソニア〈社会:N◎VA、ストリート〉目標7、10、12
7 ストリートに住む少女。一年前に死んだ【キックス】という兄のことを大切に想っている。秘垣シジマという探偵に依頼をしたらしい。
10 キックスの死が仕組まれたものではないかと疑っており、ストリートで調べ回っている。
12 キックスから貰ったイヤリングを大切にしている。

RL :以上です。
秘垣シジマ :うむうむ……イヤリングが気になるところ
RL :イヤリングについてはまだここでは詳しい情報は出てこないですね
秘垣シジマ :そうとは
RL :次!

▼キックス〈社会:N◎VA、警察、メディア〉目標9、12
9 キックスが死んだ事件の捜査はSSSが行ったが、既に打ち切られている。Xランク市民ということもあり、明らかに不十分な捜査しかされていない。
SSSというのはN◎VAの民間警察です。事件の初動捜査などはSSSが行うことが多いです。
ただし、士気は低く、適当な捜査がされがちです。
本格的な事件になるとブラックハウンドが出張ってきます。
12 当時の捜査を担当した警察官は、長谷部万力というSSSの悪徳警官だ。P69の公式NPC参照。直接会えば、話を聞き出せるだろう。アドレスを入手する。
長谷部万力は典型的な汚職警官で、公式NPCです。

一二三イツハ :黒犬!
篝火アカネ :オシャマンベ・ちから!
RL :おしい
一二三イツハ :ゴミ漁りさん!
RL :アドレスというのは相手の連絡先、居所のことで、これを交換したり入手すると相手に会うことができるようになります。
RL :というわけで、情報は以上!
一二三イツハ :オッケイ!
秘垣シジマ :はーい
RL :舞台裏の判定は終了です。

◆Research03◆

RL :次のシーン!
RL :次は順番的にイツハさんのシーンにしようかな
RL :イツハさん、何かやりたいことあります?
RL :続けて情報収集をしてもいいし、先ほど手に入れた情報をもとに長谷部万力に会いに行ってもいい
一二三イツハ :ふむふむ。
一二三イツハ :とりあえず、考えてた流れとしてはOPであんな感じになったので
RL :シジマさんが前のシーンでイツハさんに触れてくれていたので合流を目指してもいいし
一二三イツハ :万力さんがその当時も初動捜査なりしてたならお話インタビューしに言って、ついでにさっきの情報出してもらって…とか?
一二三イツハ :あ、なるほど。
一二三イツハ :シジマさんと合流もよかろうかもですね
秘垣シジマ :合流したいです~
一二三イツハ :腕っぷしを期待しましょう
秘垣シジマ :やった
RL :では、他のキャストは登場するなら〈社会:N◎VA、ストリート〉で目標値10ですよ。
RL :もしくはイツハさんのコネを持っているならコネで判定してもいい。
秘垣シジマ :登場します! 〈社会:N◎VA〉、ハートの5を公開
烏丸クロト :登場判定に失敗しようと思います
烏丸クロト :〈社会:N◎VA〉、スートはダイヤのみ
烏丸クロト :カード公開でクラブの6。失敗!
RL :手札回しマンだ!
秘垣シジマ :生命は5なのでぴったり成功。ついでにイツハさんとチームを組みたいのですがよろしいかしら?
RL :シジマさんは達成値10なので成功!
篝火アカネ :おっと!
一二三イツハ :チムチム!
RL :ちなみに、チームを組んで登場判定に失敗しながら登場することもできるぞ(豆知識)
RL :では、イツハさんとシジマさんはチームを組みました。
篝火アカネ :我々どうしましょうかねえクロト様
秘垣シジマ :チムチム
篝火アカネ :ここはいったんひっこんでおく?
烏丸クロト :とりあえず見守りましょうか
篝火アカネ :そうしよ!じゃあ、うーん
篝火アカネ :うーんうーん……まだ失敗はしなくていいや。
篝火アカネ :登場判定はしません。
RL :見守りマンレディだ
篝火アカネ :いややっぱしよ!
篝火アカネ :登場判定に失敗します。社会のばで登場します。スートはクラブとハート。
篝火アカネ :スペードの5で失敗。カード1枚引いて終わりです。
RL :はーい。
RL :では、イツハさんが街に取材に出たところですかね。
一二三イツハ :シュザーイ
RL :ストリートでもいいし、他の場所でもいいぞ。
RL :そうですね、ではせっかく先ほどイツハさんがキックスについて調べていたので
RL :シジマさんとイツハさんが会いつつ、さっき調べた情報を共有する
RL :感じにしますか
一二三イツハ :そうですねぇ。じゃあその辺でひと目に付く所に居て見つけられましょうか
秘垣シジマ :事件現場付近かな?
RL :ああ、いいですね。
一二三イツハ :じゃあその辺で。
秘垣シジマ :隅田川……は無名のトーキーさんが生身ラフティングしてたところか
一二三イツハ :OPの事件としてはトーキーさんが水泳してたので
一二三イツハ :なんか、その人の足取りを追ってたらたまたまキックスさんの事件の現場を通りかかったよー、とかソのあたりぐらいの。
RL :では、一年前に事件が起きた現場。
一二三イツハ :そしたらシジマさんが知り合いを探しに来て私を見つけるとかそんな感じで。
秘垣シジマ :そうですね。警察組織に属してたこともあるので
秘垣シジマ :ちょうどよい警官を見つけるために最近発生した水泳事件に割り込みしてもよさそう
秘垣シジマ :とりあえず隅田川流域にしましょうか!
RL :しましょう!
一二三イツハ :はーい



RL :タタラ街、木更津湖。
RL :一年前の事件でストリートギャングのリーダーの死体が見つかった場所だ。
RL :汚い水面には、今は事件の痕跡は残されていない。
RL :普段は近寄る人は少ない場所だ。
一二三イツハ :「ふーんふーん」
一二三イツハ :その数少ないうちの一人として、湖を見つめている。
一二三イツハ :とんとん、と一定のリズムでこめかみを叩く。考え事の癖だ。
RL :湖面は嫌な濁り方をしている。
一二三イツハ :あの後、事件の捜査を行うとして、被害に遭ったトーキーの足取りの裏付けをしていた。そのうちの一つがこの濁った湖である。
一二三イツハ :聞けば、どこかのストリートギャングが仲間割れの後に浮かび上がったとか。
一二三イツハ :目立つ事件といえばそれぐらいで、件のトーキーがそれを目当てにしたのかどうか。
一二三イツハ :「とりあえず見に来ましたけど、ピピーンって感じではありませんねぇ」
一二三イツハ :んー、と首の動きに合わせて髪が揺れる。
一二三イツハ :「捜査もテキトーみたいですし。実際ききに行けたら早いんでしょーけど」
一二三イツハ :「荒事は専門外なんだけどねぇ」
一二三イツハ :「腕っぷしの強い助手でも転がってないかなー」
秘垣シジマ :ポコリ、と濁った湖面に一つの泡が浮かぶ。
一二三イツハ :「あら?」
秘垣シジマ :直後、ボコボコといくつも泡が浮かび、湖面に影が浮かび上がる。
一二三イツハ :珍しい。魚影かしら、と目を向ける。
秘垣シジマ :ばしゃあ!!と水を持ち上げ、何かわからないガラクタや汚泥を身に纏った影が立ち上がった!!
一二三イツハ :「!!?」
秘垣シジマ :顔部にあたる部分、片眼が怪しく光っている!!
一二三イツハ :タタタン、とバックステップとともに水柱を避けて、表向きは多少、内心ドン引きしながらポケットロンを取り出す
一二三イツハ :「(………強制水泳!?早くないですか、目をつけられるのが!)」
一二三イツハ :あやさんから見せられたVTRを脳裏に思い出す。
ソニア :「探偵さーん、何かあったー?」金髪の小柄な少女がとてとてと駆け寄ってくる。
秘垣シジマ :「がっふ」岸に手を突き、水中から這い出てくる!咳き込み、水を吐き出している。
一二三イツハ :「苦しんでる……」今のうちに逃げるべきか迷う。荒事は不慣れなんですってば
一二三イツハ :「もし。水泳には縁起が悪いですよ」
秘垣シジマ :「ゴホッ、「古のゲホゲホゴホッ名探偵」に曰く、『直接ゲエッホ!!現場を見ないことには判断しゴホゴホてはならない』!エヘン!」
ソニア :「そんなとこに事件の真実があるのかなぁ」小首を傾げている。
一二三イツハ :「うわっ」
一二三イツハ :「ええと、そちらのお嬢さん。お知り合いでしょうか」
秘垣シジマ :「心配してくれてありがとう、お嬢さん……だが”名探偵”として、時には慣れない水泳にも挑まねばならない……」
一二三イツハ :水死体未遂(?)に駆け寄る金髪の少女のほうが話が通じそうだ、という判断
ソニア :「あ、はい!あたしはソニア。こちらの探偵さんの依頼人!」
秘垣シジマ :「かの「古の名探偵」も、悪を討つために自ら激流へと身を投げたのだ……ごほっ」水を吐く。
一二三イツハ :「探偵さん?被害者でもなく?」
ソニア :「シジマさんは現場での捜査(?)が得意なんだって」
一二三イツハ :「………シジマさん?」聞き覚えがあるような
一二三イツハ :ほぼ嘔吐のような音も、どうやら声だったらしい。
秘垣シジマ :「む、おや」頭についていた謎の水藻を剥がし、目の前の少女の顔を確認する。
一二三イツハ :水死体から見覚えのある顔になった。
一二三イツハ :「あら、シジマくんさんではないですか」
秘垣シジマ :「……一二三イツハ!!なんという僥倖だ!!ここで君に会えるとは!!」立ち上がります。
一二三イツハ :飛沫がかからない距離を維持。
ソニア :「わっ」急に立ち上がったのでビックリしている。
一二三イツハ :「どうしたんですか?いえ、九死に一生って感じですが」
一二三イツハ :「もしかして、自分から素潜りなさった?」
秘垣シジマ :「その通りだ。事件現場を、この両目で確かめるためにね」
一二三イツハ :「被害者は貴方です。」
秘垣シジマ :「しかし、深い水中とは……自然物の密室、と言えるだろう……」真剣なまなざしで湖を見つめる。
ソニア :「被害者……!」
一二三イツハ :「今、密室解かれてましたけどねぇ」
秘垣シジマ :「私は”名探偵”を目指しているからね」
秘垣シジマ :説明になっていない回答。
一二三イツハ :「探偵になってからお言いなさいな。」
秘垣シジマ :「私は今までも探偵だが……いや、そうか!」
秘垣シジマ :「イツハくん! 君に助手になってもらうことを頼んだ時、こう言っていたね……依頼を受けたのでなければ、一銭にもならない推理を手伝う気は無い、と」
一二三イツハ :「そう言われると私がお金の亡者みたいじゃないですか。もう少し3ページ分ぐらい柔らかな物言いでしたよね」
一二三イツハ :「捏造しないでくださいな?」
一二三イツハ :「で、それが?」
秘垣シジマ :「フフ、こちらのソニアくんは……まごうことなき、私の依頼人だ!!」
ソニア :「あたし、依頼人だけど」
一二三イツハ :「依頼人。」
一二三イツハ :ぱちくり。
一二三イツハ :「あら、あら、あら!依頼人ですって!」
ソニア :「えっ。なに、なに」
一二三イツハ :「すごいじゃあないですかシジマくんさん。あの後、やっぱり何か改良なさったんですか?」
一二三イツハ :「やはり信頼を得るためには立ち居振る舞い、あるいは簡潔な宣伝が必要と思いますが」
秘垣シジマ :「そうとも! 日々の努力が実を結んだというべきだろうね」
一二三イツハ :「どのような改良を?私のアドバイスはどれが役に立ちました?」
ソニア :「シジマさんが困っているあたしを助けてくれてさー、その流れでね」
秘垣シジマ :「あれだろうな。『高評価よろしくお願いします』」
一二三イツハ :「ほうほう。飛び込み営業型ですね。」
一二三イツハ :「やっぱり基本として失せ物探しなどを行った感じで?」
一二三イツハ :「うんうん、地道な努力、結構ではないですか」
秘垣シジマ :「常に私を”名探偵”と認識させるように努力していたよ……多くは悪漢どもを鎮圧したときにね!」
ソニア :「そんなヤワなもんじゃないよ!シジマさんには兄貴の死の真相を調べてもらってるの!」
秘垣シジマ :「連中、私のことを殺し屋か用心棒のようかに言うものだからな。今まで正しく認識されていなかったのだ……」
一二三イツハ :「なるほど!」パチンと手をうつ!
一二三イツハ :「その出会いは間違いなく用心棒ですねー!!」
一二三イツハ :「………探偵業は!?」
一二三イツハ :「ソニアちゃんさん!今の出会いのどこに死の真相を依頼する流れが…?」
秘垣シジマ :「……「古の名探偵」に曰く、『難事件がないときの名探偵ほど、静かなものはない』……」
ソニア :「ええーっ!?だって、この人、探偵さんなんだよ!」
一二三イツハ :「安楽椅子探偵は事件が起こっても静かですよ」
ソニア :「そりゃあ依頼するよ!颯爽とあたしを助けてくれたし!」
一二三イツハ :「あぁー…………」
秘垣シジマ :「だが私は”名探偵”だ。そうとも、ソニアくんとの出会いが私の事件簿の始まり、であっただけなのだよ」
ソニア :「よく分からないけど、そういうことみたい!」
秘垣シジマ :「そういうことなのだ」うんうんと頷く。
一二三イツハ :「そういうことですかー」
一二三イツハ :「いえ、本人がいいなら結果はオーライなんですけど。えぇ、まぁ」
一二三イツハ :「…………」
一二三イツハ :「それで、なぜ湖に?」
秘垣シジマ :「そうだな、本題に移ろうか」
一二三イツハ :「死んだお兄さんと言いましたけど、その関連で?」
秘垣シジマ :「ソニアくん、彼女は一二三イツハ。私の人脈の一つで、信頼できる情報筋だ」
ソニア :「うん。死んだ兄貴のキックスが見つかった場所がここだから」
ソニア :「イツハさん!」元気よく復唱する。
一二三イツハ :「イツハでーすっ」手をふる
秘垣シジマ :「一年前、彼女の兄さんは非業の死を遂げた……この血塗られし湖でね」
一二三イツハ :「それが、キックス氏ですか」
一二三イツハ :「血よりヘドロですが」シジマさんの籠もった湖臭に若干距離を取り
一二三イツハ :「1年前の事件ですね。十分な捜査もされてないようで。ふむ」
秘垣シジマ :「そうだ。彼の死因は違法ドラッグの濫用……と、警察の捜査から報告されている」
ソニア :「兄貴はそんなことする人じゃないよ!」
秘垣シジマ :「ああ。ソニアくんは、私の依頼人はそうではないと信じている。真実が隠されていると」
秘垣シジマ :「ならば、その真実を見つけるのがこの”名探偵”志望、秘垣シジマというワケだ」
一二三イツハ :「なるほど、なるほど」
ソニア :「探偵さんが必ず真実を見つけてくれるって!」
一二三イツハ :「じゃあ、シジマくんさん。協力しませんか?」
秘垣シジマ :「大船に乗ったつもりでいたまえ」難破船もかくや、という外見だ。
秘垣シジマ :「何……協力してくれるのか、イツハくん!」
ソニア :「イツハさんも!?」
一二三イツハ :「えぇ、こちらも調べ物の最中でして。探しものは別なんですけどね。」
一二三イツハ :「そのうちの一件が、微妙にかすってるかも?ということなので」
一二三イツハ :「私がそちらの真実を解き明かすのを手伝ってあげますから、その腕っぷしを貸してくださいな」
秘垣シジマ :「こちらから頼みたかったところだ! 私は自分の推理を信頼しているが、その基礎となる情報力では君に叶わないからね」
一二三イツハ :「以前と同じです。わかりやすいでしょう?」
秘垣シジマ :「……腕っぷしを貸した記憶はないのだが」
ソニア :「腕っぷし……」
一二三イツハ :「言い間違えました。手を貸すですね。」
一二三イツハ :「うっかりです」こつん、と拳を頭に乗せる
秘垣シジマ :あれは連中が暴れたからやむをえず爆破しただけだ、と愚痴る。
ソニア :「不可抗力というやつなんだねぇ」うんうん頷いている。
一二三イツハ :「ソニアちゃんさんはいい子なんですねぇ」素直さん。
一二三イツハ :「ひとまず、提供できる情報をお出ししますと」
一二三イツハ :「当時、事件の初動捜査を行った人のアテがついております」
一二三イツハ :「ここでくすぶるより、話が進むと思いますよ?」
秘垣シジマ :「まあ、うむ。君の目耳と私の頭脳、これが揃えば恐ろしいものはないな! こちらからもできる限りの協力を提供しよう」
ソニア :では、キミたち、この辺で情報収集をするならしてもいいですよ。
一二三イツハ :このシーンではまだしていなかった情報収集。何が残ってたっけ。
秘垣シジマ :長谷部さんに接触ですか?
ソニア :長谷部万力に会うなら次のシーン以降になります
ソニア :残っている情報としては

▼キックス〈社会:N◎VA、ストリート、テクノロジー〉目標7、10、13

RL :こちらはまだキミたちは知らないので調べてもいい

▼ファルケ・シュレーゲル〈社会:N◎VA、メディア、企業〉目標6、9、15

RL :ドラッグについてはキミたちはまだ知らないかな?
RL :噂を嗅ぎつけたということで調べてもいいよ!
一二三イツハ :わーい!
一二三イツハ :ファルケさん行こうかな
秘垣シジマ :特技が警察、メディアのキックスはこちらからは調べられないかな
一二三イツハ :それは多分私が抜いたから問題ないかなぁ
RL :そうなのだ
秘垣シジマ :あっそうでしたか
RL :調べたいなら判定してもいいぞ
RL :情報の裏付けくらいはできます。
秘垣シジマ :ぬ~ん、裏付け……
一二三イツハ :とりあえず「▼ファルケ・シュレーゲル〈社会:N◎VA、メディア、企業〉目標6、9、15」さんに。
一二三イツハ :社会メディアで判定。ニュースソースで+2。スートはクラブ。
一二三イツハ :クラブのQを公開。合計で22。
RL :高い!
秘垣シジマ :つよい!
RL :では、情報を公開します

▼ファルケ・シュレーゲル〈社会:N◎VA、メディア、企業〉目標6、9、15
6 投資を次々と成功させている若きエグゼク。近々軌道に迎え入れられると噂されている。
軌道というのは天上人(ハイランダー)たちが住んでいる軌道上のコロニーのことです。
N◎VAに住む人たちにとっては夢の場所ですね。
9 自分の過去を全く語ろうとしない。資金源にも黒い噂がある。
15 最近は投資以外にも、偽名を使って色々と金を動かしているようだ。
ここで、新しいキーワード、【ファルケの動向】を入手します。

RL :情報は以上です。
RL :シジマさんはどうしましょう?
秘垣シジマ :う~ん、することないですかねえ
RL :あえて調べなくてもいいし、新しく増えたキーワードを調べてもいい
秘垣シジマ :あ、【ファルケの動向】はこのシーンで調べられるんですか?
RL :調べられますよ!
秘垣シジマ :ならばそちらに挑みます!
RL :では、調べるのでしたら

▼ファルケの動向〈社会:N◎VA、メディア、企業〉目標9、12、15

RL :一番高い情報は目標値15までありますね
秘垣シジマ :特技は〈社会:N◎VA〉で! ハートのJを公開!
秘垣シジマ :生命は5、事情通で+2して達成値は17です!
RL :高い!さすが!
RL :では、情報を公開します

まずは9
9 ダミー会社や別人を介して多額の資金を動かしている。
次に12の情報
【ゲオルグ】という護衛と、【エミリー・サカキ】という秘書を雇っている。この二人も黒い噂が絶えない。
最後に15
レッドエリアに物件を買っている。定期的に資材を搬入したり、何かを運び出しているようだ。
そのレッドエリアの物件のアドレスが入手できます。
その物件に向かうことができるようになります。

RL :情報は以上!
秘垣シジマ :はい!
秘垣シジマ :これは、ひとつのシーンで長谷部警官とレッドエリア物件の二つのアドレスには向かえないものですか?
RL :場所が異なるので、両方同時には無理ですね
RL :順番に進めていく感じになります
秘垣シジマ :了解しました!
一二三イツハ :なるほどね!
RL :長くなりそうなので、演出はなしでシーンを切っちゃってもいいですかね?
RL :どうする?
秘垣シジマ :どうしよ、イツハちゃんに教えられたまま暴力行為によって物件情報を得た可能性があるので
秘垣シジマ :映さない方がいいかもしれない!
RL :怖すぎる
一二三イツハ :こっちも演出はなしで大丈夫
RL :では、ここはこれでシーンを切りましょうか。
RL :それでは、舞台裏の判定です。
RL :クロトさんとアカネさんはやりたいことがあればどうぞ!
烏丸クロト :ソニアちゃんについて調べたいです
篝火アカネ :キーワード:ヤクの売人について が出ましたが、これは情報項目として詳細を調べられますか?
篝火アカネ :さっき調べた限りでは、『出どころ不明。N◎VAの外からやってきた売人ばかり』というものでしたけど
RL :ソニアは〈社会:N◎VA、ストリート〉目標7、10、12ですね
RL :ドラッグの売人について調べるなら、

▼ドラッグの売人〈社会:N◎VA、ストリート、テクノロジー〉目標11、13、15

篝火アカネ :ほうほう!
烏丸クロト :ソニアについて。〈社会:N◎VA〉、スート・ダイヤで判定します。こちらの外界は6
烏丸クロト :カード公開、ダイヤの7!目標値12まで達成!
RL :見事!
RL :では、先ほどシジマさんが調べたのと同じ情報が分かります
篝火アカネ :そっちの情報描写が終わってからやろうかな
篝火アカネ :描写じゃない、開示だ
RL :今は秘垣シジマという探偵に依頼をして一緒に行動をしているようです。
烏丸クロト :シジマという探偵に会いに行かねばだぜ
篝火アカネ :あっ、これだけか!
RL :これだけ!
烏丸クロト :既存情報を確認する形ですからねえ 判定して大丈夫よ~
RL :さっき出したしね。
篝火アカネ :じゃあわたくしもいきます。ヤクの売人について社会N◎VAで、スートはハート。生命は4。
篝火アカネ :ハートの10なので4+10。これにストリームマップの4……というかこれ
篝火アカネ :素の能力値が低いと、どんなにカードが良くても15以上が一気に難しくなるんですね。特技とかアウトフィットで底上げしないとだめなんだ。
一二三イツハ :勉強になりますね…
篝火アカネ :4+10+ストリームマップの4で18です。成功。
RL :お見事!

▼ドラッグの売人〈社会:N◎VA、ストリート、テクノロジー〉
11 ドラッグの売人はみなレッドエリアの住人で、偽造IDでアサクサにやってきている。
13 偽造IDはどれも会社員の身分を保証するものになっている。会社は全てダミー会社だ。
15 ダミー会社へ金を流しているのは【ファルケ・シュレーゲル】というエグゼクだ。
【ファルケ・シュレーゲル】というキーワードを得るよ!

篝火アカネ :ふんふん!
篝火アカネ :どこかで聞いた名前ですわ!
烏丸クロト :この辺に詳しい記者がいる気がしますね!
RL :新進気鋭のエグゼクらしいですね。
RL :では、舞台裏はこれで終了です。
篝火アカネ :じゃあ、なんか詳しそうなお方にあたりたいですわね

◆Research04◆

RL :次のシーン!
RL :順番的にいけばアカネさんがシーンプレイヤーですが
RL :何かやりたいこととかあります?
烏丸クロト :合流しようよ~
烏丸クロト :今のうちに登場判定しちゃおうかしら
一二三イツハ :私達の合流かな~?
秘垣シジマ :合流~
RL :登場するなら、〈社会:N◎VA、ストリート〉で難易度10です
篝火アカネ :ううーん、スートが合わない
RL :アカネさんはシーンプレイヤーなので
烏丸クロト :あ、じゃあこっち成功させますよ
篝火アカネ :あっシーンプレイヤーじゃん!
一二三イツハ :アカネさんシーンですわよ!
篝火アカネ :そもそもシーンプレイヤーなので無敵でした!
一二三イツハ :やったー無敵!
RL :無敵です
烏丸クロト :良かったぜ!
秘垣シジマ :シーンプレイヤーは無敵
烏丸クロト :とりあえずこっちも手札回したいので判定しますね
秘垣シジマ :登場ちょうどいいカードがないな
一二三イツハ :じゃあ私もでよっと。
篝火アカネ :シーンプレイヤーとしては合流がしたいです! PC目線で言うと
烏丸クロト :〈社会:N◎VA〉、スートはダイヤ。外界6。カード公開はダイヤのJ。
篝火アカネ :キックスの死んだ妹を追ったり、さっきのエグゼクさんの情報を追っていくうちに、シジマイツハコンビにエンカウントする感じかな。
RL :シジマさんはチームを組んでいるイツハさんの後に出れば、登場判定に失敗しても出れますよ
一二三イツハ :社会NOVA、スートはクラブ。感情10。公開はクラブの10
秘垣シジマ :あ、チーム組んでるから!なるほど
烏丸クロト :ですね、自然と行きつきそう
一二三イツハ :あ、そういう裏技も!なるほどね!
篝火アカネ :シーンプレイヤーって登場失敗できるんでしたっけ?
一二三イツハ :クロト・アカネ両名とチームで仲良しになっておきたいね
RL :シーンプレイヤーはそもそも登場判定がないです
RL :なので、頑張って他のところで手札を回してね!
秘垣シジマ :では登場判定は〈社会:ストリート〉 クラブの4を公開。 達成値9で失敗。
篝火アカネ :ウェイ!
烏丸クロト :じゃあシチュエーションはどこにしましょうか
烏丸クロト :街中でバッタリかな?
秘垣シジマ :ソニアちゃんを見つけます?
烏丸クロト :あ、それがいいですね!
RL :おお。いいですね。
RL :では、ソニアが探偵と一緒にいると知ったアカネさんたちが彼女を見つける感じでいきましょう。
篝火アカネ :ごようだごようだ!
烏丸クロト :はぁい~



RL :ストリート。
RL :キックスの妹が秘垣シジマという探偵に兄の死の真相の調査を依頼したと知ったキミたちは
RL :その探偵の居所を探していた。
RL :探偵へのコネを持っているアカネさんであれば、探偵と出くわすこともできるだろう。
烏丸クロト :「シジマって人、アカネさんの知り合いなんですか? すげぇ偶然」
篝火アカネ :「はい、一度仕事をしたことがありますわ。まあ」
烏丸クロト :「まあ?」
篝火アカネ :「ドラッグをキメてストリート・ギャングを半殺しにしたそうなので、できれば知り合いではないことにしたいですわね。あ、ほら」
篝火アカネ :「あれではないかしら」 ストリートの一角を指差す。
RL :では、クロトさんは見覚えのある少女の姿を認めるだろう。
RL :成長してはいるが、間違いなくソニアだ。
篝火アカネ :「情報通り、両手に花……両手?」
烏丸クロト :「……!」目を丸くする。
篝火アカネ :「なぜイツハちゃんとあの狂人がいっしょに……?」
RL :金髪の小柄な少女は怪しい風体の男と、トーキーらしい少女と一緒にいる。
篝火アカネ :「クロト様。ちょくせつ尋問してみましょう」
烏丸クロト :そのアカネさんの言葉に返事もできず、大股にそちらの方に近寄っていく。
烏丸クロト :「おいおいおい!ちょっとそこの人…ソニアちゃん!」
ソニア :「……?」
秘垣シジマ :「ソニアくん、「古の名探偵」に曰く、『頭に赤い洗面器を乗せている男は……ん?」
秘垣シジマ :「ソニアくんの知り合いかな」
ソニア :「く、クロトさん!」
一二三イツハ :「そのようですね。名前、読んでますし」
烏丸クロト :「俺だよ俺…この言い方だと犯罪者みてえだな? おれおれ、烏丸クロト」
ソニア :「兄貴とお友達だった人!」
一二三イツハ :「プラスとマイナスで言うと、どちらの関係性?」
烏丸クロト :「そうそう!アンタの兄貴のダチの!」
一二三イツハ :「プラスのようですね」
ソニア :「すっごいプラス!」
一二三イツハ :「ダブルプラスのようです」
篝火アカネ :「わたくしもいますのよ。お久しぶりです、シジマ様」 クロトの後ろからしずしずと歩み寄る。
秘垣シジマ :「それは悪くない。調査の人員が増えるのは良いことだ……む、君は!」和服の少女の姿を捉えて。
一二三イツハ :「お知り合いですかシジマくんさん」
烏丸クロト :「そういうキミはイツハちゃんだろ」
秘垣シジマ :「篝火アカネ……!? ああ、破壊によって事件を解決しようとする、”名探偵”の対極のような人物だよ」
一二三イツハ :「あぁ、お友達ですか」
ソニア :「へー。名探偵じゃないんだ」
秘垣シジマ :「友達ではない。」
一二三イツハ :「そしてどうも、一二三イツハです」ペコリ。
ソニア :「えっ。友達じゃないの!?」
篝火アカネ :「なんでわたくしが非常識な人間扱いされているのかしら」
烏丸クロト :「配信見てるぜ。あれ、動画の最初にいつもやってるやつ」ポーズ。
一二三イツハ :「こんイツハー!」ニコっ
秘垣シジマ :「なぜ私が爆破魔と同類扱いをされなくてはならないんだ」
篝火アカネ :「ソニア様とイツハ様も、この探偵の凶行は嫌というほど目にしているのでは……」
一二三イツハ :「いつもご愛顧ありがとうございます。」しずしず。
一二三イツハ :「えぇ、この度はその凶行で強行が便利かなと」
篝火アカネ :「一二三イツハ様。あなたの配信はチャンネル登録しておりますわ」
ソニア :「えっ。探偵さんは格好良くあたしを助けてくれたけど……」
篝火アカネ :「マイリストにも入れておりますし、そう。『カガリビ』で何度かスパチャも投げておりますの。お会いできて光栄ですわ」
一二三イツハ :「わっ、ありがとねー。いつも視聴者の応援でやらせてもらってます」
一二三イツハ :「『カガリビ』さん!めちゃくちゃ常連さんじゃないですかー」
篝火アカネ :「はい。寝る前にイツハ様の配信を見るのが楽しみですの」
烏丸クロト :「おいおいアカネさん、握手会はあとだぜ」
篝火アカネ :「今回は一緒にお仕事できそうで嬉しいですわ」 既にチームを組んだつもりでいる。
一二三イツハ :「これはかっこ悪い所見せられない。やる気が上がってきますねー」
一二三イツハ :「っと、そうだった。お仕事お仕事です。そちらもなにかお仕事中で?」
秘垣シジマ :「さすが、顔が広いなイツハ君……アカネ君、私たちにはやることがある、君の計画に付き合っている余裕はないぞ」
烏丸クロト :「そう、俺達はこの人たちに仕事の話を……んんん」
一二三イツハ :「シジマくんさん。ソニアちゃんさんの関係者なんですから、そうやって無碍にしてはどうかと」
篝火アカネ :「わたくしを何だと思ってらっしゃいますの、シジマ様は」
篝火アカネ :「クロト様。わたくしどもの事情も説明してさしあげましょう」
一二三イツハ :「そうですね。もしかしたらこちらの目的とも合致かもですし」
烏丸クロト :「要はよ、俺はそこのソニアちゃんの死んだ兄貴の友達だったもんでよ」
篝火アカネ :イツハちゃんが擁護してくれたので、まだいいねしていなかった動画に片っ端からいいねをつけています。
秘垣シジマ :「こ、孤立を感じる」
一二三イツハ :ポケットの中で通知が連続している
烏丸クロト :「アンタが仕事で調べてる、兄貴の真相ってやつを、俺達も調べてるわけ」
烏丸クロト :「んで…アカネさんはアサクサのドラッグも調べてんすよね?」
烏丸クロト :「なんだっけ。モンジャ」
一二三イツハ :「地元密着感ありますね」
秘垣シジマ :「なぜ私の目的を……!? 既に”名探偵”候補の名声が広まっていると言うことか……」
一二三イツハ :「"守秘義務"は先日動画で説明したので見てみてくださいねー」
篝火アカネ :「はい、ドラッグ『モンジャ』です。サイレンス……サイレント? とかいう、俗っぽい名前もついていたそうですけれど」
篝火アカネ :「『モンジャ』が正式名称ですわ」
一二三イツハ :「なるほどだね」
烏丸クロト :「木更津湖に服着たまま潜る名探偵がいたって噂になってたぜぇ」
秘垣シジマ :「なるほど、キックス氏が使用していた、と偽装されたドラッグ……モンジャ。真実に関与がない、という方がおかしな話だ」
一二三イツハ :「(私が拡散したやつだ)」
ソニア :「探偵さんも有名人なんだねぇ」
秘垣シジマ :「そんな人物が……本当に”名探偵”なら会ってみたいものだ……」まだ全体的にしっとりしている。
篝火アカネ :「あのですね」
篝火アカネ :「わたくしは、河渡白夜のおじさまに依頼を受けてドラッグの出本や売人を洗っておりましたの。キックス様の汚名晴らしも兼ねて」
篝火アカネ :ドラッグ関連でわかった情報を一通り共有します。アサクサを中心に出回っていること、レッドエリアの住人が偽造IDで売人をやっていること。そして。
篝火アカネ :「ペーパー・カンパニー名義の偽造ID」
篝火アカネ :「そのペーパー・カンパニーの筆頭株主は、どれもファルケ・シュレーゲルというエグゼクですの」
篝火アカネ :「イツハ様。なにかご存知ではなくて?」
篝火アカネ :なぜかシジマさんからヘドロのような臭いがするので、フローラルな香りの消臭スプレーをワンプッシュしている。
秘垣シジマ :「……」
一二三イツハ :「あら、奇遇……あるいは偶然?」
一二三イツハ :「ここに至れば当然かな」
烏丸クロト :「というと?」
一二三イツハ :「私も本来はそのファルケさんについて調べてる最中なんですよ」
一二三イツハ :「その途中でキックス氏の事件に関して合流したので、こうして同行してる次第で。本命はそちらです」
烏丸クロト :「おぉ、ニュ~ロ」
一二三イツハ :「色々と成功なさってるようですが、その過去も不明。資金源も不明。」
一二三イツハ :「……更には、探ろうとした相手は季節外れの着衣水泳でして」
篝火アカネ :「あらまあ」
一二三イツハ :「それについて調べようと思ってたんですが……」
一二三イツハ :「少しだけ手間が省けちゃったね」アカネさんにウィンク
篝火アカネ :「はい。わたくし、ニューロですので」 小首をかしげてウインクを返す。
篝火アカネ :「そういうことです、クロト様。あとシジマ様」
篝火アカネ :「わたくしとイツハ様の目指すところは同じ、と考えてよさそうですわ」
秘垣シジマ :「……そういうことなら、これから協力体制を取ることは間違いないようだな」若干憮然とした表情で。
一二三イツハ :「こっちからの情報も提供しときましょうか、シジマくんさん」はい、と探偵志望に解説役を譲る。
秘垣シジマ :ポケットロンを取り出し、いくつかの情報ファイルを表示する
秘垣シジマ :「ファルケ氏の偽名の一つ……その会社と言う事になっているオフィスから、探偵的交渉術によって獲得した情報だ」
秘垣シジマ :「ファルケ氏の資金の動きには──とくに暴力的な側面の活動には、この二人の名が出る」
一二三イツハ :(さすが蛇の道は蛇……いや、うーん。ちょっとニュアンス違うかな?まぁいっか)
篝火アカネ :「よくある話ですわね。本人は動かず、暴力沙汰にはそれ専門の人材を用いる」
秘垣シジマ :「【ゲオルグ】という荒事屋。そして秘書の【エミリー・サカイ】だ」二人の人物ファイルを表示。
篝火アカネ :「わたくしのようなニューロをハッキングに、クロト様のようなカタナを荒事に使うように……」
秘垣シジマ :「ああ。資金を盾に支持を出し人を動かす、実にエグゼクらしい動きだな」
篝火アカネ :「ファルケ氏も、荒事と策略をこの二人に外注しておられるのでしょうね」
秘垣シジマ :「彼らも調査する必要があるだろう……そして、もう一件」
一二三イツハ :「調査するなら、拠点からかなー。 そのもう一件とは?」
秘垣シジマ :「ファルケ氏の所有する資材の搬入や持ち出しが確認される物件が、レッドエリアに一つ確認できた。当然品目は偽装されたものだ」
秘垣シジマ :「まさしく、ここが拠点の可能性が高い」
秘垣シジマ :「こちらから、別に調査したい人物もいたからな……手分けして調べられるというなら助かる」
烏丸クロト :「それだとドラッグの出所は掴めそうだけどさ」
烏丸クロト :「俺とソニアちゃんの目的は達成されねぇんだよな。そっちも付き合ってくれんですよね?」
烏丸クロト :「キックスが死んだ当時のことを調べ直してぇ。当時捜査したイヌと連絡取れると助かるんだけどなあ」
ソニア :「そうそう!兄貴のことも大事だよ!」
一二三イツハ :「キックス氏の汚名返上、でしたっけ」
秘垣シジマ :「キックス氏の死の真実の解明だろう。もちろんだとも」
一二三イツハ :「ふふ、話題が大回りして一周してきたって感じですね。もちろんですとも」
篝火アカネ :「実際、キックス様はドラッグに溺れて仲間を殺すような方には見えませんからね」
一二三イツハ :「ちょうど、それについても調べておりますよ。だんだん価値が増えていきますね。この情報」
篝火アカネ :「何らかの形で情報が偽装されているのは、ほぼ間違いないと思いますわ。名誉を挽回してさしあげなくては」
篝火アカネ :「あらまあ。さすがはイツハ様」
篝火アカネ :「カワイイだけではありませんのね」
一二三イツハ :「可愛くって優秀、なのですよー」
烏丸クロト :「有能でカワイイだなんて助かるなぁ」
一二三イツハ :「いえーい。というわけで、こちらの手札も切っちゃいましょう。」
篝火アカネ :「ありがとうございます。そんなに褒めていただかなくてもいいのですよ、クロト様」
烏丸クロト :「よしよし」頭を撫でる。
一二三イツハ :「なにせもとより、ファルケ氏のことを調べ上げるのが私の大目的ですので」
一二三イツハ :「ドラッグも、キックス氏の事件も」
一二三イツハ :「ぜーんぶひっくるめて、私のためってことになりますねー」
一二三イツハ :「というわけで皆で協力、お願いしますねっ」
秘垣シジマ :「「古の名探偵」に曰く、『木を隠すなら森の中』……謎というものは、大きな嘘の一部を形成しているものに過ぎない」
ソニア :「おおー……」尊敬の眼差し。
秘垣シジマ :「この事件を解き明かせば、自ずとすべての謎が明らかになるだろう」
秘垣シジマ :「私の”名探偵”としての活躍の第一歩だ。見事な解明を約束しようじゃないか!」
篝火アカネ :「名探偵は、街中でストリート・ギャング相手に発砲はしないと思うのですけれど……」 OPの騒ぎをタウンニュースで聞いた。
秘垣シジマ :「それが私の未熟なところだ」沈痛な面持ち。
篝火アカネ :「ともあれ、クロト様の目的はわたくしの目的。ドラッグ、キックス様の疑惑、あらためて調べてまいりましょう」
篝火アカネ :「クロト様のほうでは、なにか追加でわかった情報はありませんの?」
篝火アカネ :「先程もトロンをいじってらしたけれど。そろそろ情報屋から何かしらのあれこれが来るころではなくて?」
烏丸クロト :「んん? そうねえ」トロンを見る。
烏丸クロト :返答するには…判定に成功する必要があるぜ!
RL :では、何の情報を調べますか?
篝火アカネ :情報屋が無能かどうか、めかぶさんの手札によって決まる
RL :生殺与奪の権が握られている
烏丸クロト :全滅したメンバーについて調べますよ~
RL :では、全滅したメンバーについて調べるのでしたら
RL :▼全滅したメンバー〈社会:N◎VA、ストリート、警察〉目標10、12、15
烏丸クロト :〈社会:N◎VA〉、カードはダイヤのK。外界6+10で16
RL :高い!お見事!
RL :では、情報を公開します

10 キックスのチームには多くのメンバーがいた。
12 一年前の事件で皆殺しにされている。死因は全員が射殺だった。
15 一人だけ死体が見つからなかった男がいる。ホークという男だ。
新しくキーワード、【ホーク】を入手します。

RL :以上です。
烏丸クロト :ではこれをそのまま皆に伝えますね。
烏丸クロト :「……キックスがニューロ業の傍ら、射撃の腕を磨いてたってハナシは聞いてねぇんだよなぁ」
烏丸クロト :「ホークってやつ。今までの話には出てきてねぇすよね? 新たなキーワードがもう一つって、ことで」
篝火アカネ :「一人二人を殺すなら私のようなニューロでもできそうですけど、素人が皆殺しは無理ですわね」
篝火アカネ :「まったく死体が見つかっていない。クロト様も知らない方なのよね?」
一二三イツハ :「そうですねぇ。抵抗とかもあるでしょうし」
篝火アカネ :「その、ホークという方は」
烏丸クロト :知らんですよね?
篝火アカネ :クロト様がホーク本人かもしれない
RL :クロトさん、あくまでもキックスと付き合いがあっただけなので
烏丸クロト :カラスなのに…
RL :詳しいメンバーのことは知らないでしょうね
烏丸クロト :「知らんすね。あの辺の連中とは付き合いなくて」
篝火アカネ :ホークについて調べられますか? ドラッグのにおいがぷんぷんしやがりますわ!
RL :いいですよ!
RL :ホークについて調べるのでしたら
RL :▼ホーク〈社会:N◎VA、ストリート、メディア〉目標12、15、18
篝火アカネ :「ふーむ。ドラッグを独占しようとして仲間を皆殺しにした……"ことになっている"キックス様と、一人だけ死体が見つかっていないホーク」
篝火アカネ :「調べてみますわ。2秒お待ちください」 ポケットロンを操作する。ニューロのくせに他のメンバーと大差ない端末。
烏丸クロト :「ちなみに、名探偵的にはどう思います?」
烏丸クロト :「2つの情報、結びつけるなら簡単ですけどね」
秘垣シジマ :「フフ、この”名探偵”志望の脳細胞にかかれば」
篝火アカネ :「(だめそう……)」 口には出さない。
秘垣シジマ :「2秒すら生温い!」グワーッとトロンを操作!!
秘垣シジマ :〈社会:ストリート〉で判定。 スペードの3を公開し、スート不一致で失敗。
RL :では、判定は失敗です。
RL :キミは一切何もこれっぽちも分かりませんでした。
秘垣シジマ :「……ペーパーカンパニーから奪ってきた名簿には載っていない!!」
篝火アカネ :もう明らかに、絶対に、なにもわからないだろうと思っているので
秘垣シジマ :「迷宮入りか……!!??」額に冷汗が流れる……
篝火アカネ :こちらは淡々とトロンを操作……し終わり、シジマさんの話を聞く姿勢になっています。
烏丸クロト :「おぉん………」
一二三イツハ :じゃあ手札を回すために技能を使います。
ソニア :「あわわ……」あわあわしている。
秘垣シジマ :「これは本腰を入れてかからねばならないぞ……イツハくん、君の情報網はどうだ!?」
一二三イツハ :《応援》。スートはスペード。理性4。公開するのはスペードの4。
RL :OK!
一二三イツハ :対象はアカネさん。対象は「達成値/10」枚カードを引きますが、今回は達成値が8のため特に手札交換は起こりません。
一二三イツハ :ウケますね。
RL :では、目標値の特技なので判定は失敗。
一二三イツハ :自分は判定に使用した分のカードをドロー。
RL :減った分だけ山札からカードを引いてくださいませ
一二三イツハ :「シジマくんさん、こういう時のお手本を見せてあげましょう」
一二三イツハ :ポケットロンをチャカチャカと操作する。ピコン。アカネさんのアカウントにスタンプの通知。
一二三イツハ :FIGHT!と旗を持ったひよこがデフォルメされている
一二三イツハ :「こういう時は、出来る子に任せるのが一番です」
RL :可愛らしい絵柄だ。
篝火アカネ :「あらかわいい」
秘垣シジマ :「……」
篝火アカネ :「はい。ではもう32秒も経過してしまいましたので」
一二三イツハ :「自分ひとりでやろうとするなんて!何のためのチームですか、シジマくんさん!」
秘垣シジマ :「アカネ君に頼るのは危険だぞ!!」
篝火アカネ :「とっくに調べ終わって……なんかこれ、わたくしが怒られているみたいですね」
一二三イツハ :「いえいえ、大丈夫ですよアカネちゃんさん。して、首尾はいかがで?」
篝火アカネ :判定しちゃおうっと!
篝火アカネ :ホークについて、社会:ストリートでいきましょう。スートはハートで生命は4。出すカードはハートのKです。
篝火アカネ :4+10+ストリームマップ4の18で成功。
篝火アカネ :ストリームマップ、これ強くないですか?
RL :高い!さすが!
一二三イツハ :めちゃくちゃ強い
RL :N◎VAにおいて情報収集のための特技は有用ですからね
篝火アカネ :これがなかったら情報収集2回くらい失敗してる
RL :では、情報を公開しましょう

▼ホーク〈社会:N◎VA、ストリート、メディア〉
12 キックスのギャング団に参加していたメンバー。腕利きのカブトワリだった。
15 野心の強いレッガーで、「いつか地上から脱出してやる」とよく口にしていた。
18 若手のエグゼク、【ファルケ・シュレーゲル】によく似ているが、同一人物という確証はつかめない。しかし、もし本人の口から過去について聞くことができれば、明白な証拠となるだろう。

篝火アカネ :「はい。ホークについての情報は――――」
篝火アカネ :「既に皆様のポケットロンに転送済みですわ。ご確認ください」
秘垣シジマ :「何!?」
一二三イツハ :「おぉー」先程操作したときに気付いた。
烏丸クロト :「…カブトワリねぇ」
烏丸クロト :「………あまりにも出来過ぎじゃないすか? ツキが回りすぎると大失敗しそうで怖ェんだよな」
篝火アカネ :「大失敗を塗りつぶすくらい大当たりすればいいだけの話ですわ。クロト様」 無意味に腕を組み、胸を押し当てる。
一二三イツハ :「物騒な人に近づくのを、ツキがあると判定するかどうかですよねー」
烏丸クロト :「………」真面目な空気なのでスルー。
RL :そして、ホークについて調べたため、次のシーンでイベントが発生します。
篝火アカネ :「限りなく、ホーク=ファルケで間違いないと思うのですけれど」
篝火アカネ :「証拠がなにも見当たらないのが困ったところですね。本人がべらべらと真実を喋ってくださらないかしら」
秘垣シジマ :「認めよう、この情報収集の力……君は優秀ハッカーだ……」悔し気。
篝火アカネ :「ですから最初からそう言っておりますのに」
秘垣シジマ :「くっ……!」
烏丸クロト :「順々にあたってくしかないスね」
篝火アカネ :「それこそ、名探偵パワーで本人にベラベラ自白させたりできませんの?」
秘垣シジマ :「君は”名探偵”をバサラかなにかと思っているのか」
篝火アカネ :「以前観た古典的・探偵映画では、探偵にハメられた犯人が動機をベラベラ喋っていたものですから……」
秘垣シジマ :「純粋な知性と潤沢な知識……己の脳機能のみにより、不可思議の介在する余地のない、明確な真実を探し当てるのが”名探偵”だ」
秘垣シジマ :「その圧倒的な迫力に感動した、犯人の精神を折ってしまう事はあるがね」
秘垣シジマ :「いずれにせよ、直接出会わなければどちらも試みようがないな」
篝火アカネ :「ふーむ。流石に大手エグゼクにひょいと会うわけにはいきませんものね」
RL :では、キミたちが話をしていると。
篝火アカネ :「クロト様のおっしゃるとおり、順々にやっていくしか……」
RL :体格の良い厳つい男が数名のチンピラを引き連れて近付いてくる。
烏丸クロト :「………ところで」
烏丸クロト :「あいつらこっち見てません?」
篝火アカネ :「イツハ様のファンでしょうか」
秘垣シジマ :「きっとそうだな」
一二三イツハ :「あらあら、まぁー」
RL :男たちはキミたちを見ながら武器を取り出す。
烏丸クロト :「チャカ出しましたけど」
一二三イツハ :「じゃあ私のファンじゃなさそうですね」
秘垣シジマ :「私のファンである線も消えてしまったな」
篝火アカネ :「イツハ様のファン、そんなに荒っぽい方はいらっしゃらないですものね」
RL :といったところで一度シーン終了だ。

◆Research05◆

RL :次のシーン!
RL :シーンプレイヤーはクロトさん。
烏丸クロト :あっさっきのシーンで 四人でチーム組みたいな~と思ってたんですけど
烏丸クロト :さかのぼってOKになりません?
RL :お、いいですよ!
烏丸クロト :ありがとうございます~
RL :チームはいつでも組めるので、このタイミングでもいいのだ。
RL :他のキャストも登場したい人はどうぞー
篝火アカネ :くもうくもう!
一二三イツハ :くももも!
篝火アカネ :登場するよ~。チーム組んでるから自動成功。
秘垣シジマ :登場します!チーム組んで良かった~
一二三イツハ :登場~。チームくんでるけど手札回すために一回判定失敗しますね。
秘垣シジマ :私も手札回します
RL :登場判定に失敗したい人はどうぞー
一二三イツハ :スートはクラブ。公開はダイヤ2。失敗。チームなので登場
秘垣シジマ :〈社会:ストリート〉で、クラブの5を公開。登場判定は成功。
RL :OK!
RL :では、突然武装した男たちがキミたちを取り囲みます。



烏丸クロト :「やぁやぁどうも」カタナなので前に出ます。
RL :リーダー格らしい厳つい男がキミたちに近付いてくる。
ゲオルグ :「よお、お前ら。俺のボスがお前たちと話したいってよ」
烏丸クロト :「誰のファン?」
ゲオルグ :「減らず口をやめな。偉いお方だぜ」
RL :男はニヤニヤ笑いながらポケットロンを取り出す。
RL :そこには、身なりのいい男が映っている。
ファルケ・シュレーゲル :「聞こえているかね。ストリートで昔の事件を嗅ぎまわっている愚か者とはキミたちかな」
篝火アカネ :「あっ、本人」
篝火アカネ :「すごいタイミングですわねこれ」
烏丸クロト :「ツキが回りきってますねえ」
ファルケ・シュレーゲル :「一つ、忠告をしようと思ってね」
一二三イツハ :「私達のファン、ってことになっちゃうね」
秘垣シジマ :「流石武闘派は言うことが違うな」ソニアちゃんを庇いながら。
ファルケ・シュレーゲル :「悪いことは言わない。手を引きたまえ」
ファルケ・シュレーゲル :「賢い人間は“沈黙の音”などを探そうとしないものだ」
ファルケ・シュレーゲル :「キミたちが今していることは無意味で無利益な行いだよ」
篝火アカネ :「なんか、無理やり映画や本のタイトルを回収しましたって感じの言い回しでしたね」
篝火アカネ :「やはり元がレッガーだと限界がある気がしますわ」
烏丸クロト :「それがですね、似たような言い回しをする奴を知ってるんですよ、俺」
秘垣シジマ :「それだけ犯人にとってこだわりがある、という場合もある」
秘垣シジマ :「なんだって?」クロト君に。
烏丸クロト :「ストリートで生きてた知り合いが好んで使ってた。どこで知ったのか、そいつの発明だったのかは知らんが」
烏丸クロト :「名前はキックス」映像の男を見る。「あんた、そいつのファン?」
ファルケ・シュレーゲル :「……お喋りは結構。私が聞きたいのはイエスかノーの返答だ」
ファルケ・シュレーゲル :苛立ったような声で言う。
篝火アカネ :黙って腕を組んでいます。ニューロはただ、縁の下の力持ちとしてみんなをサポートするべし……それが父の教えだ。
篝火アカネ :ここで啖呵を切るべき者は自分ではないとわかっている。リラックスして、ポケットロンでかわいいモルモットの動画を観ています。
烏丸クロト :「つまり真実を突き止めるのはよせってことすよ」
ファルケ・シュレーゲル :「そう。キミたちが余計なことに首を突っ込むのをやめるのならばこちらも悪いようにはしない」
烏丸クロト :「俺は賢くないカタナだからそう言われても分かんねぇ。そちらのお二人はどうです?」
秘垣シジマ :「なるほど、それはいただけない」
秘垣シジマ :「”名探偵”を目指す者として、一度受けた依頼は完遂しなければ」
ソニア :「そ、そうだよ!シジマさん!」
秘垣シジマ :「「古の名探偵」に曰く、『真実を知るだけなら猿にもできる。真実を知るべき者に告げてこそ名探偵だ』」
秘垣シジマ :「私は頭脳労働者だが……自衛くらいはさせてもらうぞ、容疑者・ファルケ=シュレーゲル!」
ファルケ・シュレーゲル :「よりにもよって私を容疑者呼ばわりだと……!」
一二三イツハ :「あはは、天然さんですねぇ」
一二三イツハ :「私は荒事向きじゃないので、暴力をちらつかされたらまっさきに逃げる派なんですけどねー」
一二三イツハ :「ただ、まぁ、なんですか?」
一二三イツハ :「ファルケさん。貴方の諸行はあんまりにもわかりやすくって。貴方の隠し事はあんまりにも拙くって」
一二三イツハ :「そんなに内緒にしたいなら、えぇ!」
一二三イツハ :「きっと、暴露したほうが面白いですよっ」
ファルケ・シュレーゲル :「……分かった。愚か者どもめ」
ファルケ・シュレーゲル :「どうやら痛い目を見ないと分からないようだ」
ファルケ・シュレーゲル :「……ゲオルグ。やれ」
ゲオルグ :「雇い主の命令なんでな。悪く思うなよ」ニヤニヤと笑いながら剣を抜き。
ゲオルグ :ゲオルグはカタナの神業《死の舞踏》を使用します。
ゲオルグ :対象はイツハさん。
篝火アカネ :いっいきなり!!
ゲオルグ :何もなければ、イツハさんはこれで完全死亡します。
一二三イツハ :キャー!
秘垣シジマ :《チャイ》の使用を宣言!《死の舞踏》を打ち消します!
RL :OK!
RL :では、これで《死の舞踏》は打ち消されます!
RL :ゲオルグは瞬時に間合いを詰め、大振りの剣を振り抜こうとする。
ゲオルグ :「女子供は殺し甲斐はねえが、悲鳴は楽しめるからな。見せしめといこう」
秘垣シジマ :「「古の名探偵」に曰く」
秘垣シジマ :ざ、と前に出る。庇うような体勢。
一二三イツハ :戦闘に向いては居ない。体は反応せず、ただ『見る』
秘垣シジマ :そのままでは、大剣での両断は避けられない。それはゲオルグにも当然にわかることだ。
ゲオルグ :「はっ、てめえみたいなヒョロっちい奴が俺様の剣を止められるか!」
烏丸クロト :背中に両手を突っ込みナイフの柄に手をかけるが──、その殺気を感じて思わず手を止める。
秘垣シジマ :ダダン!
秘垣シジマ :銃声が二発。
秘垣シジマ :庇うように突き出し、目線を奪った腕の反対。
秘垣シジマ :ポケットに入れたままの腕にいつの間にか拳銃が握られている。
ゲオルグ :「……!」
秘垣シジマ :放たれた弾丸は、剣の柄に命中し、振りぬく瞬間の加速を完全に押さえつけていた。
ゲオルグ :イツハさんの首を狙っていたはずの剣は大きく狙いをそれる!
秘垣シジマ :「『あらゆる障害には弱点がある。視よ、それを突けば、謎の霧など晴れた街路にも劣る』」
ゲオルグ :ゲオルグは態勢を崩して、つんのめる。
篝火アカネ :「あらまあ」
篝火アカネ :「やっぱりシジマ様、フェイトよりカブトワリ適正の方が高そうですね」
RL :周りのチンピラたちはその様子を見て浮足立つ。
RL :「こ、こいつら、もしかして強えのか……!?」
秘垣シジマ :「ふっ」体勢を倒したゲオルグに前蹴り!回避させ、距離を仕切りなおさせるのが目的だ。
一二三イツハ :ヒュゥ、と風を実体的に切り裂くような剣圧を高く頭上に感じる。
一二三イツハ :微かに髪の毛を揺らしながら、「わぁ」ようやく感想が追いつく
RL :ゲオルグは飛びのいて悔しげにキミたちを睨みつける。
秘垣シジマ :「……冗談を言うなよ、アカネ君」
秘垣シジマ :「やむを得ずやっているだけだ。私は心身ともに頭脳労働者なのだぞ」
RL :浮足立ったチンピラたちが数人ナイフを持ってキミたちに襲い掛かる。
一二三イツハ :「適性と夢は別ですからね。良いと思いますよ」
烏丸クロト :襲い掛かるチンピラ達が、一瞬動きを止めたように静まり返り、その首が次々と跳ね飛ぶ。
RL :一瞬でチンピラたちの首がはね飛ばされる!
RL :クロトさんの背後からもナイフを構えたチンピラが迫りくる。
烏丸クロト :チンピラ達が倒れ行くと、ナイフを二本、逆手に持つ青年の姿が現れる。
篝火アカネ :「きゃーっ」 小さく黄色い歓声をあげる。
ゲオルグ :「こいつ、只者じゃねえな……!」
篝火アカネ :「クロト様! いざという時の決断力、そしてワザマエ! 素敵ですわ……!」
烏丸クロト :「俺にも仕事させてくださいよぉ。こっちは本業なんですから」
ゲオルグ :「構わねえ。やれ!」
一二三イツハ :「わ、かっこいい~」パチパチと拍手している
RL :クロトさんの背後に迫ったチンピラがナイフを振りかぶる!
烏丸クロト :「全く商売上がったりだよな」特に対応しない。何故なら。
篝火アカネ :「すみません、クロト様」 左腕が変形し、内部から無骨な対物ハンドキャノンが覗いている。 「お仕事の邪魔をするつもりはないのですが――――」
篝火アカネ :「もういいですわよね。クロト様のナイフも傷んでしまいますし」 ――ドガン!
RL :チンピラが吹き飛び、粉々になる!
篝火アカネ :タングステン弾頭が炸裂しました。チンピラ数名をぶちぬき、背後の街灯を粉砕する。
篝火アカネ :「お父様がおっしゃってました。ニューロとは力。ハッキングとは破壊だと」
篝火アカネ :「チンピラ様がたの生命をハッキングいたしました。ごめんあそばせ」
ゲオルグ :「な、何だ、こいつら。ガキと素人の集まりじゃねえのかよ……!」
烏丸クロト :…何故なら、彼女がくると分かっていたからだ。やれやれだよ、と溜息をつく。
ゲオルグ :「チクショウ、一度引き上げだ……!」
秘垣シジマ :「一瞬のラグもない狙い、照準の安定性、そしてその火力を平気で味方の顔横15cmにぶち込む胆力」
秘垣シジマ :「君こそニューロなんかよりカブトワリを名乗るべきだ」
RL :ゲオルグは生き残ったチンピラたちを連れて撤退していきます。
篝火アカネ :「やるのはクロト様と一緒の時くらいですわ。クロト様以外だと、びっくりして射線をふさぐかもしれませんもの」
一二三イツハ :「………………言葉遊びが得意なタイプなんだね。」
篝火アカネ :「その点、クロト様は一歩も動きませんでした。ご立派ですわ」
一二三イツハ :空気の圧を感じながら髪の毛を抑える。
篝火アカネ :左腕が変形し、少女のほっそりとした手に戻る。
烏丸クロト :「耳がキーンとしてるけど、褒められた気がしてますぜ」
秘垣シジマ :「どうだか、そのクロト君がいないあの現場でなにをしたと……いや、よそう」
烏丸クロト :「イツハちゃんはケガないです?」ナイフを仕舞いながら声を掛けます。
一二三イツハ :「あ、はーい。大丈夫です」クロトさんの聴覚を慮って身振り手振り。
一二三イツハ :「私以外の皆さん、自衛もキッチリしてるんですね。頼りがいを感じました」
篝火アカネ :「下々の者は容易に発狂いたしますから。自衛できずに死ぬなんて、ニューロの名折れですわ」
篝火アカネ :「イツハ様、いかがでしょう? 今のファルケ様の行動は特ダネになりますか?」
一二三イツハ :「そうだねぇ」構えていたカメラと、襟元に仕込んだカメラを調整する。
一二三イツハ :「特ダネだね。ある種の自白でもあるし。でも、そうだなー」
一二三イツハ :「どうせなら、埋めて育てて目を出して、きらびやかに発表したいよね」
一二三イツハ :「私はほら、生配信もするけど、動画系でもあるからさ」
一二三イツハ :「最初から徹頭徹尾に情報をお届け、なんて」
一二三イツハ :「皆が頼りがいあるし、欲が出ちゃったよ」
烏丸クロト :「守りますぜぇ。俺はそれが本業なもんで」
秘垣シジマ :「さすが、再生数には貪欲だ……だが、その方が我々も助かる」
秘垣シジマ :「手に入れたのがこんな『自白とも取れるもの』じゃあ、”名探偵”の仕事とは言えないからな」
一二三イツハ :「そうそう。『いかがでしたか?』なんて、尻すぼみで終わったら信用が傷ついちゃう」
一二三イツハ :「わかりやすく、真実(こたえ)を見せてあげなきゃね」
RL :では、ここでシーン終了だ。
篝火アカネ :ワンワン!

◆Masterscine◆

RL :次のシーン。
RL :次はルーラーシーンです。
RL :ホワイトエリアのホテルの一室。
RL :そこにはファルケと、数名の黒服たちがテーブルについていた。
RL :黒服たちの身なりは、目立たないが質の良いものだ。
RL :それも当然のこと。彼らは天上人(ハイランダー)の使いなのだから。
RL :「ファルケ・シュレーゲル。あなたの才覚と実力は我々の主も認めております」
RL :「我々は、あなたを軌道に迎え入れたいと考えております」
RL :「しかし、実績の伴わない者を軌道へ招くわけにはいかない。……お分かりですね?」
ファルケ・シュレーゲル :「私のような者が軌道の方のお眼鏡に適うなんて! 本当に光栄です」
ファルケ・シュレーゲル :「現在、大口の投資のために資金を調達している最中です。必ずや、十分な成果をあげてご覧に入れましょう」
RL :と、そこでファルケのもとにゲオルグからの連絡が入る。
ファルケ・シュレーゲル :「ちょっと失礼。早速いいご報告ができそうだ」
ファルケ・シュレーゲル :「……な、何!?しくじっただと!?金なら気にするな。装備を整えていつでも奴らを潰せるようにしろ!」
ファルケ・シュレーゲル :「今すぐにだ!」
ファルケ・シュレーゲル :「なぜだ、なぜ上手くいかん。まさか、俺の知らない何かがあるのか。一年前に潰しそこねた何かが……!」
RL :そう呟くファルケを黒服の男たちは冷ややかな目で見つめていた。



RL :シーン終了。
RL :舞台裏です。
RL :各キャスト、判定をどうぞ。
烏丸クロト :何が調べられるんだっけぇ
秘垣シジマ :ゲオルグと秘書さんかな
RL :かな?
一二三イツハ :でてるキーワードはその辺りかしら
烏丸クロト :難易度教えて~!
RL :しょうがないわねえ

▼ゲオルグ〈社会:N◎VA、ストリート、警察〉目標7、9、12
▼エミリー・サカキ〈社会:N◎VA、ストリート、企業〉目標7、9、12

RL :こんなもんです
烏丸クロト :手札的にはサカキさん行きたいな
一二三イツハ :手札的に判定できないので失敗で回したい
烏丸クロト :回して回して~
篝火アカネ :そうか!マス……ルーラーシーンでも舞台裏判定できるんだ
RL :手札を回すのもあり!
秘垣シジマ :回そう!手札が弱いよ~
一二三イツハ :じゃあゲオルグさんに判定ー。NOVA、スートはクローバー
一二三イツハ :スペード2を公開して失敗。以上です
RL :はーい
秘垣シジマ :エミリー・サカキに判定。 〈社会:ストリート〉で判定。スペードの8を公開して、不一致で失敗。
秘垣シジマ :以上!
RL :他のお二人は!
烏丸クロト :じゃあエミリー・サカキ〈社会:企業〉(スペードかハート)で調べます
烏丸クロト :カードはスペードのK。
篝火アカネ :ならわたくしはゲオルグ!
RL :高い!
烏丸クロト :4+10で14!全部いけます。
篝火アカネ :あっ
RL :やる!
RL :ん?
篝火アカネ :あかん。手札がない
篝火アカネ :NOVAストリート警察、どれも調べられん……
篝火アカネ :スートがあわない!
RL :おお。では、手札を回しておきますか
RL :切り札を切ってもよいが
烏丸クロト :とりあえず手札回しておいていいんじゃないかしらん
篝火アカネ :手札回そう!
RL :情報収集はまだだいぶ余裕がありますしね
篝火アカネ :情報N◎VAでふっておきます。カードは……
篝火アカネ :スペードのダイヤ。社会N◎VAはクラブハートなので自動失敗。
篝火アカネ :スペードのダイヤ!?
RL :了解です!
篝火アカネ :なんだそれ スペードの3
一二三イツハ :スペードのダイヤ…!?二重属性…!
RL :3!
篝火アカネ :カードを一枚場に伏せてターンエンドだ!
RL :では、エミリーについての情報だけ出しましょう。

▼エミリー・サカキ〈社会:N◎VA、ストリート、企業〉
7 ファルケに雇われた秘書兼愛人。
9 実は腕利きの暗殺者(カゲ)で、ファルケにとって邪魔な人間を排除している。
12 ファルケの才能を見込んでおり、彼に付いて軌道に上がろうと考えている

RL :以上です。
烏丸クロト :ゲオルグってなんだったの
一二三イツハ :愛されなさ人かな…
RL :気になるなら調べてくださいw
烏丸クロト :可哀想…

◆Research06◆

RL :では、次のシーン。
RL :シーンプレイヤーはアカネさん。
篝火アカネ :ウェイ!
RL :他のキャストは登場するなら〈社会:N◎VA、ストリート〉で目標値10だ。
RL :チームを組んでいるなら判定に失敗しても登場可能
一二三イツハ :判定失敗で手札回しつつでますわ。すわすわ。
烏丸クロト :チーム組んでるからそのまま出ます~ 手札回すのはなし
一二三イツハ :スートはクラブ、公開はスペード4で失敗。チームで登場
秘垣シジマ :手札、回すほど悪くはない……そのまま出ましょうか
篝火アカネ :シーンプレイヤーなので無敵!
RL :OK、OK。
RL :無敵だ
RL :では、このシーンはキミたちが情報をもとにアドレスを入手したレッドエリアの廃ビルに向かうシーンになります。
篝火アカネ :そ、そうか
篝火アカネ :廃ビルなんだ。なんか知らないけど
篝火アカネ :沼地の真ん中にある木造の廃屋みたいなの想像しちゃってた
篝火アカネ :頭がサイバーパンクじゃない
RL :なぜw
秘垣シジマ :トーキョーですらない



RL :レッドエリアでは珍しくもない、ボロボロになった廃ビルだ。
RL :これが、ファルケがわざわざ裏ルートで買い取った物件だ。
RL :ビルの前では、銃や刃物を持ったガラの悪い男たちが周囲を見張っている。
RL :彼らをなんとかしないと、ビルの中を確かめることはできないだろう。
篝火アカネ :「ふーむ。やはりというか、見張りの方がいっぱいいらっしゃいますね」
RL :ちなみに、彼らはエキストラなので適当に蹴散らしてもいいし、こっそり潜り込んでもいい。
烏丸クロト :「ここは俺が…と言いたいとこっすけど」
烏丸クロト :「このメンバーならどうにでもなりそうですね。どうします?」
一二三イツハ :「私としては、突破力がないのでスニーク一択ですねぇ」
篝火アカネ :「そうですわね。もしシジマ様やイツハ様がよければ」
篝火アカネ :「ここはわたくしに任せて頂いても? といっても、スニークの助けをする程度ですが」
秘垣シジマ :「右に同じく。無益な戦いは避けるべきだ」
一二三イツハ :「おっ、自信ありげ。そういう子には任せるのがイツハさん流です」
烏丸クロト :「(スニークの助け…?)」
烏丸クロト :「アカネさんがそういうなら俺も任せますよ。せめて最後尾を張らせてもらいますけど」
篝火アカネ :「お願いいたします。釣られない方が出るかもしれませんから」 ポケットロンを操作する。
一二三イツハ :「釣られない?」キョロキョロ、とその場の視線の流れをチェック。
篝火アカネ :じきに、見張りたちの周囲でAR通話アプリが一斉起動するだろう。通話相手は……ファルケ・シュレーゲル!
篝火アカネ :『お前ら全員、急いでこっちに来い! あのバカどもが襲撃を仕掛けてきやがった!』
篝火アカネ :『そんなオンボロ拠点なんかほっとけ!』
RL :「な、何だ!ボス!?」
篝火アカネ :先程の通話内容をハッキングし、録音し、巧妙につなぎわせたボイス・コラージュです。
RL :「分かりました!すぐ向かいやすぜ!」
篝火アカネ :『あの狂った探偵どもだ! 手が必要なんだ。急げ!』
RL :「……チクショウ、人使い荒いな!」
RL :見張りたちはぞろぞろと持ち場を離れていく。
篝火アカネ :「ご覧になりまして? 一網打尽ですわ」
篝火アカネ :「これがニューロ・エイジの支配者。ニューロのワザマエというわけです」
篝火アカネ :「さ、参りましょう。もうネズミ一匹残っていませんわ」
秘垣シジマ :「いつの間に……いや、恐れ入った」
一二三イツハ :「結構なお点前。」
烏丸クロト :「俺ぁてっきり爆破でもするのかと思っちまいましたよ」
篝火アカネ :「誰も釣られなかったら、そうするつもりでしたわ」
一二三イツハ :「クラックの幅が広いなぁ」
秘垣シジマ :「やっぱり危険人物じゃないのか君は!?」
一二三イツハ :「とはいえ、ニューロらしい手際なのは確かです。ifは突入してから考えちゃいましょう」
篝火アカネ :「危険人物扱いは、実際に爆破した時にしてほしいものですわ。はい、参りましょう」
RL :では、キミたちが中に入ると。
RL :ビルの中にあったのは、薬品の生産工場だ。
篝火アカネ :「……おおう」
一二三イツハ :「あら、まぁ」
RL :ドラッグについて調べていた人は、精製されているのが最近ストリートで流通しているドラッグだということが分かるだろう。
一二三イツハ :既にハンディカメラを起動している。
篝火アカネ :「まあまあ。間違いありませんわ」
秘垣シジマ :「風邪薬というワケでは無さそうだが……これは、『モンジャ』なのか?」
篝火アカネ :「さすがは名探偵……志望。こここそモンジャ・ファクトリーに相違ありません」
秘垣シジマ :「なるほど、真実の一端を掴んでしまったか……」
一二三イツハ :「『何ということでしょう。艱難辛苦を乗り越えた私達の目の前に広がる光景。誰が一体こんな自体を予測したのか…?』」わざとらしい語り。
篝火アカネ :「(あっ、いつもの語りはこうやって録音してますのね)」 見守っている。
RL :では、その時。
烏丸クロト :「………キックスがこれに溺れたってか?たくよ…」呟きながら、視線を動かす。
RL :キミたちはビルに火の手が上がっていることに気付くだろう。
RL :遠くで金髪のスレンダーな女性が誰かと通話しながら施設を出ていく。
篝火アカネ :「……なんか」
篝火アカネ :「空調の様子がおかしくありませんこと?」
エミリー・サカキ :「この施設は廃棄します。ええ、嗅ぎ付けられたようです。何も問題はありません」
一二三イツハ :「………おや、まぁ」女性に一応カメラを向けて。
一二三イツハ :「このご時世に直火ストーブとは、一周回ってレトロ?ですね」
エミリー・サカキ :「薄汚いネズミどもは必ず始末します。ご安心を」
烏丸クロト :「ファルケの秘書兼愛人、エミリー・サカキは腕利きのカゲ…って」
RL :金髪の女性が姿を消した瞬間。
秘垣シジマ :「「古の名探偵」に曰く、『火のないところに煙は立たぬ』……証拠を消すつもりか!!」
RL :キミたちのいる部屋でも爆発が起きる!
烏丸クロト :「さっき話しましたけどね? ずいぶんやり口がおおざっぱすねえ」
一二三イツハ :「あるいは、電子機器への細工に気付いたとしたら」
RL :金髪の女性、エミリー・サカキは最後にキミたちの方を見て中指を立てる。
一二三イツハ :「手っ取り早くアナログに片付ける判断かもしれませんねぇ」
秘垣シジマ :「それほど我々が追い詰めているのだよ。もっとも、我々もそれ以上に崖っぷちだが!」
篝火アカネ :「あっ、ケンカ売ってますわよ」
篝火アカネ :「とりあえず出ましょう。高い服が焼けてしまいますわ」
RL :爆発が起きる!
篝火アカネ :優雅なピースサインを返し、その場を
篝火アカネ :「ギャーッ!!」
烏丸クロト :「爆発が俺達を急かしてる気がしますしね!」
RL :火の手がキミたちに迫る!
篝火アカネ :「出! 出!」
篝火アカネ :「燃えちゃいますわ!」
一二三イツハ :「それは困るなー!」
秘垣シジマ :「イツハ君、映像は残しているな!?」
一二三イツハ :「それはもうバッチリ」
一二三イツハ :「まぁただ、私、荒事は苦手なので!ここで燃えたらすべておじゃんですねー!」
烏丸クロト :「よいしょっと」アカネさんを米俵のように抱え上げる。
篝火アカネ :「きゃっ」
一二三イツハ :「わっ、撮れ高!もとい決め画!」
篝火アカネ :「う、嬉しいけど恥ずかしいけど嬉しいけど……あっ熱い!」
烏丸クロト :「こっちこっち!二人とも早く早く!」
篝火アカネ :「クロト様走って! あ、足の裏に着火しそうですの!」
秘垣シジマ :「よし、急ぐぞ! 撮影は後にしたまえ!」
RL :キミたちの背後でひときわ大きな爆発が起きる!
一二三イツハ :「アクション系は不慣れなんですけどねー!いや、もうほんと!」
一二三イツハ :「爆発オチはこりごりですよー!」
篝火アカネ :ポケットロンで『すごい熱い 死にそう』とSNSに投稿し、あとはクロト様にしがみついてます。
秘垣シジマ :「この落とし前は付けさせてもらおう!」
一二三イツハ :迫りくる火炎を録画しながら頑張って逃げてる
RL :では、キミたちは慌ててビルを出る。
烏丸クロト :足で燃え上がる棚などを蹴り飛ばしながら、先頭切ってビルを出ます。
RL :外に出た瞬間、大爆発によってビルの窓とドアが吹き飛ぶ。
RL :証拠は無惨にも炎の中だ。
秘垣シジマ :「ぐわーっ!」爆風を受けて転ぶ。
篝火アカネ :「ひええ」
烏丸クロト :「あっつう!」
一二三イツハ :「ひぃん」両手で抱えたカメラを体でかばう
秘垣シジマ :「……無事か、諸君!?」
秘垣シジマ :よろよろと起き上がる。
篝火アカネ :「…………うーむ」 クロト様に抱えられながら唸る。
篝火アカネ :「無事ですが……少し敵を侮っていたかもしれません」
篝火アカネ :「相当に思い切りがよくないと、あんな損切りはできませんわ」
烏丸クロト :「やっぱツキが回りすぎると良くないことが起きるんすよ」
一二三イツハ :「そうですねぇ……」寝転んだ体勢から録画映像を確かめる
烏丸クロト :言いながらアカネさんをおろす。
一二三イツハ :「何事もテンポが大事ですか」
一二三イツハ :カメラの無事の後、頬に付着したススや前髪を直す。
烏丸クロト :「……まぁ、アッチは俺達が死んだと思ったでしょうからね」
烏丸クロト :「生きてるのがバレないうちに、次の行動に移った方がいいでしょ」
一二三イツハ :「映像は取りましたが、物証は灰どころか炭ですからね」
篝火アカネ :「はい。これだけ荒っぽい事をしてきた以上、ここが犯人たちの急所だったのも間違いありませんし」
秘垣シジマ :「うむ、被害が無いようで何よりだ。証拠がなくても安心したまえ。私の推理では……放火犯はエミリー・サカキで間違いない」
篝火アカネ :「我々は着実に敵を追い詰めていますわ。ガンガン行って社会的に抹殺いたしましょう」
秘垣シジマ :「犯人逮捕も時間の問題だな!」
一二三イツハ :「いやー、荒事担当の方々がやる気も十分で、記録担当としてはありがたい限りです」
一二三イツハ :「せっかくの派手な爆発です。ミスディレにさせてもらっちゃいましょう」
一二三イツハ :「さ、善は急げ。ですよ、皆様ー」
烏丸クロト :「荒事担当、一人のはずなんですけどねえ」
秘垣シジマ :「二人だろう、言った通りに爆破が起こったぞ」アカネさんを指さす。
篝火アカネ :「わたくし、今回の爆破になにか絡みまして……?」
RL :このシーン、まだ情報収集をしていないので判定したい人はどうぞ!
篝火アカネ :そうか!情報収集!
一二三イツハ :収集!
一二三イツハ :ゲオルグさんか

▼ゲオルグ〈社会:N◎VA、ストリート、警察〉目標7、9、12

烏丸クロト :これね
RL :今のところそれだけですね!
一二三イツハ :じゃあついでに失敗して手札回そ。
烏丸クロト :う~~ん 失敗しとくか
一二三イツハ :NOVA、スートはクラブ。公開はハートの4で失敗。以上です。
秘垣シジマ :余裕をもって成功できますぜ、回したい方どうぞ
烏丸クロト :NOVA、スートダイヤ。カード公開はスペードのJで失敗。
烏丸クロト :成功してくれ~
篝火アカネ :どうしようかな~
RL :絵札なのにスートが合わんとは
篝火アカネ :すごく迷うんだよなこの手札……いや、でも
篝火アカネ :やめとこう。多分このままで大丈夫。
RL :おお。
篝火アカネ :手札失敗はせず、シジマ様にお任せします。
篝火アカネ :大丈夫……多分……
秘垣シジマ :任されましてよ!〈社会:ストリート〉で判定。
RL :おお。
秘垣シジマ :クラブの10を公開。達成値は諸々合わせて17!
RL :お見事!
RL :では、情報を出します。

▼ゲオルグ〈社会:N◎VA、ストリート、警察〉
7 ファルケに雇われたボディガード。荒っぽいが優秀なカブトだ。
9 腕利きのカタナでもあり、特に降魔刀の扱いは達人の域に達している。
12 チャクラとして戦闘を好む性格をしており、ファルケに雇われていれば強い敵と戦えると考えている。

RL :以上です。
篝火アカネ :スタイルが戦闘に全振りされてる!
篝火アカネ :これ、容易に社会的抹殺できるのでは?
RL :ファルケがいるので、できませんw
RL :では、改めてシーンは終了です。
RL :次のシーン!
RL :次のシーンは長谷部万力に会いに行くシーンでいいですかね?
一二三イツハ :はーい
烏丸クロト :僕はいいよぉ~
篝火アカネ :インタビューだ!

◆Research07◆

RL :では、シーンプレイヤーはアドレスを抜いたイツハさんにしましょう。
RL :他のキャストは登場するなら、〈社会:N◎VA、ストリート〉で目標値10です。
秘垣シジマ :ここはチームの絆で登場だ
篝火アカネ :登場します!チームの絆!
篝火アカネ :ロイス!つまり無敵!
烏丸クロト :チームの絆で登場します
RL :無敵だ
一二三イツハ :ヒュウ!
RL :登場判定を失敗したい人もどうぞ~
烏丸クロト :大丈夫です~
秘垣シジマ :判定なしで!
RL :では、このシーンはイツハさんたちが長谷部万力を問い質しに行くシーンになります。



RL :ストリートの路地裏にその男はいた。
RL :中年の小太りの男、長谷部万力はどうやら弱みを握った人間から小銭を巻き上げているようだ。
RL :彼はゲスな笑みを浮かべ、嬉しげにしていた。
烏丸クロト :「あいつが長谷部万力すよ…って、ご存知でしたっけ、皆さん」
篝火アカネ :「相変わらず下品な男ですこと。わたくし、ああいう手合は苦手ですわ」 最初からみんなの後ろに隠れてます。
RL :彼はキミたちに気付くとひきつった笑みを浮かべる。
秘垣シジマ :「顔は知っている……アレは探偵の敵になる手合いの警官だからな、好みではない」
一二三イツハ :「もー、くー、げー、きー」
一二三イツハ :「最後までいう前に気づかれましたね。こんにちはー」
長谷部万力 :「な、何よ、あんたたち。怖い顔しちゃって」
一二三イツハ :ひらひらと手をふる。
長谷部万力 :「こっちはなんにも悪いことしてないわよ!」
烏丸クロト :「俺もこっちから顔知ってるだけだしなあ」首を傾げつつイツハちゃんを見守っている。
一二三イツハ :「えーと、長谷部万力さん?いえいえ、咎めに来たのではありません。」
長谷部万力 :彼に脅されていた男はこれ幸いと逃げていく。
篝火アカネ :「しかもこのなよなよとした言葉遣い。嫌になりますわね」
一二三イツハ :ご安心を、と人懐こい笑みを浮かべる。
長谷部万力 :「な、何が目的よ!」
秘垣シジマ :「ここはイツハ君にお任せしよう」
一二三イツハ :「おめでとうごさいます!」パフパフー、と気の抜ける効果音を再生。
一二三イツハ :「私の質問に答える権利を得ました!わー、ぱちぱちー」
RL :一年前のキックスが死んだ事件で初動捜査をしていたのが彼だ。
長谷部万力 :「は、はあ?」ぽかんとした顔。
烏丸クロト :「おっ、街頭インタビュー回でいつもやってるやつ」
烏丸クロト :「ナマで見れたのラッキー」
一二三イツハ :いえいえーい。とピースしている。
一二三イツハ :「キックス氏。 ……ご存知ですよね?長谷部万力さん。」
一二三イツハ :「1年前のお話。風化するにはまだお早いですよね、長谷部万力さん。」
長谷部万力 :「キックス?どっかで聞いたことある名前だけど」
一二三イツハ :「貴方が捜査をしたんですもの。当然覚えてます。貴方は覚えているのですよ、長谷部万力さん。」
長谷部万力 :「あー、思い出した!ストリートギャングの小競り合いを起こした挙句、ドラッグに溺れて死んだ輩でしょ!」
長谷部万力 :「そ、それが何か?」
一二三イツハ :「ぶー!」両腕ばってん。
長谷部万力 :「へっ?」
一二三イツハ :「そんな輩はおりません。居るのは死んでしまったキックス氏。大事なのはそれだけです長谷部万力さん。」
篝火アカネ :さりげなくポケットロンでブー、の効果音を再生している。
一二三イツハ :「そんな世間に流れてる風評に惑わされず、さあ」
長谷部万力 :「何よ、もう!何が言いたいの!」
一二三イツハ :「当時のことを思い出してください、話してください長谷部万力さん。」
一二三イツハ :「重要なところだけ抜粋しようとしないで。さぁ。1から10まで」
一二三イツハ :「記憶をさかのぼってストーリーテラー、しちゃいましょうっ」
長谷部万力 :長谷部万力は助けを請うように後ろの三人をちらりと見る。
一二三イツハ :「貴方が捜査した日、何があったのか。じゃんじゃんお便りくださいね」
一二三イツハ :ポケットロンをマイクのように持って、口元に。
長谷部万力 :「ち、ちょっと!もう!何なの、この子!」
烏丸クロト :「…………」イツハちゃんの後ろでゴールドをチラつかせる。
長谷部万力 :「……」観念したように話し出す。
一二三イツハ :いわゆる悪い警官、良い警官。
長谷部万力 :「そうねえ、今思えばあの事件、不審なところはあった」
長谷部万力 :「事件現場の周囲の防犯カメラが全て壊されてたの」
一二三イツハ :「あらあら、それは面妖な」
長谷部万力 :「でもわざわざ復元はしてないし、一年前のものだから今さら復元することもできないわ」
篝火アカネ :「それ、"不審なところはあった"で済む問題ですの?」
篝火アカネ :「凄まじく不審ですわ」
長谷部万力 :「ただのストリートギャングの仲間割れでしょ。レッドエリアじゃよくあること!」
長谷部万力 :「それにねえ」
長谷部万力 :「捜査は初期の時点で中止になったの」
一二三イツハ :「ほう?それまたどして?」
長谷部万力 :「これよ、これ」指で丸いマークを作る。
長谷部万力 :「大した事件でもないし、そこまでされちゃあねえ」
長谷部万力 :「わざわざ深く捜査する必要もないでしょ?」
秘垣シジマ :「まったく、誇りのない連中だ! これだから私は警察組織を離れたのだよ」フン、と鼻を鳴らす
烏丸クロト :「…まぁ、どうせそんなこったろうとは思ってましたよ」
長谷部万力 :「あら、元お仲間?世の中、上手く生きたもん勝ちよ?」
篝火アカネ :「ここだけ正論なのが腹立たしいですわね」
一二三イツハ :「そうですねぇ、上手く楽しく、生きたいものです」
秘垣シジマ :「私は探偵として最上に近い生き方を貫いているとも」
一二三イツハ :「だから皆正直に。生き方としては勝者ですね。気持ちいい~」
長谷部万力 :「あたしが知ってることはそれだけ!さあ、話すことは話したわ!」
長谷部万力 :「くれるものもちょうだい?」クロトさんの方に手を伸ばす。
烏丸クロト :「……そうですねぇ。ストリートのやつらなんか、それの最たる被害者だ」
篝火アカネ :「……クロト様?」
長谷部万力 :「……?」
烏丸クロト :「何があろうとチンピラ同士の諍い、後ろ盾もねえし、人が死んだところでせいぜい三面記事を飾って終わりですよ」
長谷部万力 :「そうそう、死ぬだけ損よねぇ」
烏丸クロト :「……損ですよ、ああまったく」
長谷部万力 :「特に一年前の事件みたいな小競り合いで命を落とすなんてバカも大馬鹿よ」
烏丸クロト :立ち尽くした姿勢のまま、足だけ大きく振りかぶり、
烏丸クロト :勢いづけて長谷部万力のすぐ横にあったゴミ箱を蹴り飛ばす。
長谷部万力 :「……!?」
長谷部万力 :「な、何よ!」激しく脅える。
長谷部万力 :驚いた男は腰を抜かす。
長谷部万力 :「す、素直に話して損した!何なのよ、いったい!」
烏丸クロト :「……キックスは」
烏丸クロト :「ドラッグで溺れて周りを皆殺しにして死ぬような、そんな奴じゃねえ」
烏丸クロト :「すんません。以上っす」他の三人にへこっと会釈する。
篝火アカネ :「謝る必要はありませんわ。クロト様」 ずいと前に出る。
長谷部万力 :「そ、そんなのあたしの知ったことじゃないわ!」
篝火アカネ :「クロト様の言う通りです。おしゃ……長谷部様」
篝火アカネ :「キックス様を犯人に仕立て上げた何者かがいるのです。ですから、約束してくださらない?」
篝火アカネ :「もしキックス様の無罪をわたくしたちが証明できたら、キックス様に関するSSS内の記録を訂正すると」
長谷部万力 :「ふ、ふん!やれるものならやってみなさい!決定的な証拠でもなけりゃあそんなの無理!」
長谷部万力 :「まったく、こんなところにいたって1シルバーにもならないわ!」
一二三イツハ :「いやぁ、お時間取らせました。長谷部万力さん」
長谷部万力 :男は地面を這いながら慌てて路地裏から立ち去っていこうとする。
一二三イツハ :「その代わりに、私達は」
一二三イツハ :「金銀財宝よりも価値のある、真実とやらを提供しますよー」
一二三イツハ :「後日のメディアには、かじりついてくださいね」
一二三イツハ :その背中に声を投げた。
RL :キミたちはここで2つのキーワードを入手します
RL :【SSSへの賄賂】、【監視カメラの映像】
RL :このキーワードはすぐに調べることもできます
烏丸クロト :難易度教えて~

▼SSSへの賄賂〈社会:N◎VA、ストリート、警察〉目標12
▼監視カメラの映像〈社会:N◎VA、テクノロジー〉目標7、11、15

篝火アカネ :わっ賄賂!
烏丸クロト :SSSへの賄賂へは僕いけそうです 他の方が調べてもいいよぉ
RL :賄賂です
一二三イツハ :テクノロジーならいけるっぽい
秘垣シジマ :同じく賄賂なら抜ける!
篝火アカネ :監視カメラ、ニューロらしくやりたいけど
篝火アカネ :やりたい人がいればいきたまえ!
烏丸クロト :じゃあシジマさんに調べてもらおう~
一二三イツハ :あ、じゃあ手札変えたいのでアカネさんにお願いしよ~
篝火アカネ :うわーい
秘垣シジマ :手札交換等は大丈夫ですかね?行きます
烏丸クロト :大丈夫よ~
RL :やれー!
一二三イツハ :監視カメラの映像。情報テクノロジー。スートはハート。公開はハート2で合計6。失敗。
一二三イツハ :ニューロのお点前を見せて~!
秘垣シジマ :〈社会:ストリート〉で、クラブのKを公開。事情通と合わせて達成値17!
篝火アカネ :お点前しよ!
RL :高い!さすが!
篝火アカネ :……あれ?
篝火アカネ :あっまずい!
烏丸クロト :あれぇ?
篝火アカネ :あっ、いや
一二三イツハ :もしや?
篝火アカネ :情報には財産使えるんだっけ
篝火アカネ :じゃあいけるわ!
秘垣シジマ :おや
一二三イツハ :どっちも賄賂というわけね
RL :報酬点は使えますよ!
篝火アカネ :じゃあ監視カメラにいきます。やっぱり監視カメラなら
篝火アカネ :N◎VA中にありそうなので、社会N◎VAがいいでしょう。
RL :なるほどね。
篝火アカネ :社会N◎VAでスートはクラブ。感情4+クラブの4+ストリームマップで4。
篝火アカネ :これだけだと12で足りないので、報酬点(11もある!)を3使って
篝火アカネ :15にします。成功!
RL :お見事!
RL :まずはこれ

▼SSSへの賄賂〈社会:N◎VA、ストリート、警察〉
12 賄賂を送っていたのは、【ファルケ・シュレーゲル】というエグゼクだ。

RL :以上です。
RL :次!
烏丸クロト :確定だぁ~
篝火アカネ :暴露できる!
一二三イツハ :わるいやつ!
RL :まだ賄賂送ったことしか分からないもん!
秘垣シジマ :悪いなあ
RL :賄賂を贈るのが趣味なのかも

▼監視カメラの映像〈社会:N◎VA、テクノロジー〉
7 事件現場の近くの監視カメラは全て破壊されていた。映像を復元するのは不可能だ。
11 監視カメラが破壊される直前に、キックスがウェブへアクセスして映像をどこかへ転送しているようだ。
15 転送先は【ソニア】という少女のアドレスだ。ただし、ソニア本人はそのことには気付いていないようだ。
新しいキーワード、【転送されたデータ】を入手します

一二三イツハ :データ!
烏丸クロト :ソッ、ソニア!
RL :以上です。
烏丸クロト :僕なんにもしてないから調べられるけど…
RL :クロちゃん!
烏丸クロト :一応難易度だけ教えてもらっても良いですか?

▼転送されたデータ〈社会:N◎VA、警察、テクノロジー〉〈電脳〉目標12、15

烏丸クロト :あっいけるわ
RL :マジで
篝火アカネ :クロト様!
一二三イツハ :クロト様!
秘垣シジマ :クロト様!
RL :讃えられている
烏丸クロト :はっはっは、愛い奴よな
烏丸クロト :というわけで判定します。
烏丸クロト :〈社会:N◎VA〉、スートはダイヤ。
烏丸クロト :カード公開。Aで21にして成功させます。
一二三イツハ :ダイヤのエースだわ
RL :エース!
RL :ここで!
烏丸クロト :ここで切らんでどうする!
秘垣シジマ :ヒエ~
RL :では、判定は成功!
篝火アカネ :ええーっ
篝火アカネ :クロト様!
RL :では、情報を!

▼転送されたデータ〈社会:N◎VA、警察、テクノロジー〉〈電脳〉
12 キックスが送ったデータは、ソニアのイヤリングの中にある。
15 とても強固なプロテクトがかけられており、簡単には解除することができない。優れた電子操作の腕が必要だろう。

篝火アカネ :すぐれた……でんし……操作?
一二三イツハ :神業!
一二三イツハ :ひらがなになっている
烏丸クロト :アカネちゃん!思い出して!
RL :優れた電子操作ができるような!
RL :これはダメかも
秘垣シジマ :そんな電脳の神のような業が……!?
一二三イツハ :で、データを公開するなら暴露かな……?でも対人だからなぁ
篝火アカネ :ふふふ……! ここはニューロの神が輝けと囁いているようですわ
RL :神業を使うなら、シーンを切り替えて次のシーンでやる感じになります
篝火アカネ :いいでしょう! わたくしが華麗にクー・デ・グラしてさしあげます!
篝火アカネ :次のシーンでやりますわ!
RL :殺さないで
一二三イツハ :臨機応変!
RL :あとは演出があればやってもいいし、何もなければシーンを切るよー
烏丸クロト :こっちは大丈夫よ~
篝火アカネ :こっちは大丈夫だぞい!
秘垣シジマ :OKです!
一二三イツハ :こちらもOK!

◆Research08◆

RL :では、次のシーン!
RL :シーンプレイヤーはアカネさん。
篝火アカネ :無敵!
RL :クロトさんにも登場してもらおうかな。
烏丸クロト :手札回す手札回す!
RL :回して回してー
烏丸クロト :〈社会:NOVA〉で判定します。スートはダイヤのみ。
RL :他のキャストも登場するなら〈社会:N◎VA、ストリート〉で目標値10です
烏丸クロト :カード公開はスペードの9。失敗。
秘垣シジマ :出たほうがいいのかな……?
烏丸クロト :出ようよ~
一二三イツハ :回すのはいいかな…?チームの絆で出ましょう。
一二三イツハ :侵蝕率も上がらないしね!
RL :シジマさんは出た方が真実に近づけるかも。
秘垣シジマ :ならばチームの絆で出ましょう!
秘垣シジマ :判定は〈社会:ストリート〉でダイヤの3を公開。 外界は7なので成功だ
RL :OK!
RL :では、このシーンはアカネさんが強固なセキュリティを突破するシーンになります。
RL :シチュエーションはどういうのがいいかな。
RL :ソニアのイヤリングが必要なので、ソニアはいます。
篝火アカネ :では
篝火アカネ :優れた電子操作の力を……お見せしたいと思います!
RL :おお。
篝火アカネ :ニューロの神業を使います。《電脳神》。
篝火アカネ :イヤリングにかかった何重ものプロテクトを解除し、内部データを読み取れるようにしましょう。
RL :OK!
篝火アカネ :あと、データはソニアちゃんが信頼してる人物と一緒に見てほしいですね。探偵さんとか、兄の親友とか。



RL :イエローエリアの小さな花屋。
RL :客のいない店先。
RL :ソニアはアカネたちの前でイヤリングを握りしめている
ソニア :「このイヤリングに何かあるの?」
篝火アカネ :「端的に申し上げると、お兄様の汚名を晴らす証拠が入っている可能性がありますわ」
ソニア :「この中に証拠が……!?」
篝火アカネ :「お兄様が仲間を皆殺しにした"とされている"現場の監視カメラ映像。そのイヤリングにデータとして転送されてますの」
ソニア :「そんなものが……」
篝火アカネ :「わたくしを信じて三日ほど預けてくださるなら、プロテクトを完全に解除できますわ」
篝火アカネ :三日。当然、持ち逃げするかもしれない。売るところに売れば良い額になるかもしれない。
篝火アカネ :これはどれだけ信用してくれるかの問題だ。
ソニア :「うん。いいよ。アカネさんに預ける」
RL :ソニアはあっさりとキミにイヤリングを差し出す。
篝火アカネ :「うえっ!?」
篝火アカネ :「そ、そんなあっさり?」
篝火アカネ :「もちにげしたり、悪人に売ったりするかもしれませんのよ?」
ソニア :「アカネさん、悪い人には見えないし。あたし、兄貴に人を見る目だけはあるって言われてたんだ!」
ソニア :「それに、探偵さんのお友達なら大丈夫でしょ」
篝火アカネ :「……」
秘垣シジマ :「アカネ君、御覧の通り、ソニア君には覚悟がある」
秘垣シジマ :「応えてやってくれ。私からも頼む」
篝火アカネ :「……ふぅ」
篝火アカネ :「わかりました。ニューロ・エイジの申し子……凄腕ハッカーの名にかけて」
篝火アカネ :「もう終わりましたわ」 イヤリングをソニアに返す。
ソニア :「あれ!?3日かかるんじゃないの!?」
篝火アカネ :「三日なんてかかるわけないでしょう。二秒ですわ、二秒」
ソニア :「もうー!あたしを騙したな!」
篝火アカネ :「それでも、お兄様の大事なデータが入っているんですもの。万が一があるでしょう」
篝火アカネ :「ビズは信頼関係があってはじめて成立するもの。ソニアさんが信頼してくれたから、2秒で済んだのですわ」
ソニア :「なるほど。じゃあ、アカネさんを信じてよかったよ!」
秘垣シジマ :「そして、君が信じてくれたおかげでもある。アカネ君」
秘垣シジマ :「感謝する」
篝火アカネ :「お礼なんて結構です。信じられるのは報酬だけ――お父様の教えですわ」
篝火アカネ :「一刻も早くこの事件を解決したい。そのためにも、内部のデータを確かめるべきでしょう」
ソニア :「う、うん!ほら、クロトさんとイツハさんもこっち!」
烏丸クロト :「……良い報道資料になればいいスよね」
一二三イツハ :「そうですね」
一二三イツハ :「……そうまでして、伝えようとしたことですから」
RL :では、イヤリングには小さな記憶素子が埋め込まれており、二つのデータが保存されていました。
RL :一つは監視カメラの映像だ。
RL :監視カメラの映像には、ホークが仲間たちを射殺してゆく様子が収められている。
RL :決定的な証拠だ。
ソニア :「こいつが……兄貴を殺した犯人……!」
ソニア :もう一つのデータはキックスからの音声メッセージだ。
RL :その音声メッセージが再生される。
キックス :最後の力を振り絞ったのだろう。その声は掠れていたが、それでもなお力強かった。
キックス :「このメッセージが聞かれている頃には、僕はもう死んでしまっているだろう」
キックス :「やっぱりドラッグはロクなものじゃない。アレが全てを狂わせてしまった」
烏丸クロト :「………久々に聞きましたね、この声」
キックス :「取り引きの現場にドラッグが残されていたんだ。犯罪組織か、どこかの企業だったのか」
キックス :「俺たちがたまたまそれを見つけた。俺は処分するべきだと言ったんだ。けど、ホークはドラッグを売って資金を得ようと主張した」
キックス :「口論になって、ホークが……仲間たちを殺した」
キックス :「ホークはストリートから這い上がろうとしているんだ。あいつに才覚があるのは俺も分かってる」
キックス :「もしホークが心を入れ替えて自分の力だけで登り詰めていくなら、この映像は破棄して欲しい」
キックス :「だが、ドラッグを使って、ストリートを食いものにし続けるなら、あいつを止めて欲しい」
キックス :「僕はもうじき死ぬ。真実は“沈黙の音”のようなものだ。誰もが本気で探そうとしない」
篝火アカネ :「あっ、さっきのフレーズ」
キックス :「それでも僕は信じている。“沈黙の音”を、真実を見つけられる人間がいることを」
烏丸クロト :「ほら、言ったでしょ」
キックス :「ソニアに伝えてくれ。君は僕の自慢の妹だ。ずっと見守っている、と」
キックス :「それから、クロトに。これから先の僕たちの勝利には、乾杯できそうにない。すまない」
RL :そこで音声メッセージは終わりだ。
ソニア :「兄貴…………」
烏丸クロト :「………」最後の一言を聞いて笑う。「ははは」
篝火アカネ :「クロト様……」
烏丸クロト :「コイツ、こんなに喋ってる暇あったら…助けでも呼べば良かったでしょうにね」
烏丸クロト :「真実を広めるとか、そういう…何か始めると、それしか考えられなくなるんすよ。クソマジメな奴で」
烏丸クロト :「馬鹿っすねえ」
ソニア :「…………」
篝火アカネ :「でもこれでわかりましたわ」
篝火アカネ :「キックス様は、やはり仲間殺しの犯人などではなかった。ドラッグに溺れたろくでなしでもなかった」
篝火アカネ :「それだけは間違いのない真実だと……そうですわね、ミスター名探偵?」
秘垣シジマ :「私に確認するまでもないだろう」
秘垣シジマ :「”名探偵”とは、謎を解き明かすことが仕事だ」
秘垣シジマ :「自明な真実は、今君たちが見たとおりだよ」
一二三イツハ :「そうですね。真実の種を育てて芽吹かせて。」
一二三イツハ :「白日のもとに花開かせるのは、メディアの仕事でもありそうです」
ソニア :「ごめん!あたし、ちょっと考えさせて!」
RL :そう言っててソニアは足早に店の外に出ていく。
篝火アカネ :「あっ」
一二三イツハ :「一人、にするのは心配ですね。えーと、アカネちゃんさん」
篝火アカネ :「はい。口封じにガラの悪い男たちがまた現れないともいい切れません」
篝火アカネ :「追いかけましょう、イツハちゃん様」
一二三イツハ :「気が合いますね、アカネちゃんさん」
一二三イツハ :自分一人だとどのみち荒事に対応できないので、二人で追いかける。
篝火アカネ :動きやすくカスタムした和服なので、意外と機敏な動きであとを追いかけます。
一二三イツハ :シュタタタッ……
烏丸クロト :「俺達は……まぁ、女の子達に任せた方が良いだろうしなあ」
烏丸クロト :それを見送る。
秘垣シジマ :「……」その背中を見送ってから、クロト君に目を向ける。
RL :花屋の店先にはキミたち2人だけになる。
秘垣シジマ :「何か、話したいことでもあるのかね」
秘垣シジマ :「女性だけを見送るなど……まあ、彼女たちなら安全とは思うが、紳士の君らしくもない」
烏丸クロト :「…こういう時には、フツーに名探偵なんすね」
烏丸クロト :ヘラヘラと笑いながら、店先の自販機で缶コーヒーを二つ買う。
秘垣シジマ :「”名探偵”志望だよ、常に」
烏丸クロト :一つをポイッと投げます。
秘垣シジマ :「おっと。……無糖か、まあいい」
烏丸クロト :「いやー、まぁ、これもなにかの縁ですし」
烏丸クロト :「昔話でも付き合ってもらおうかなーと」
秘垣シジマ :「私で良ければ」
秘垣シジマ :「「古の名探偵」に曰く、『真実に至る道に、最短距離はない』……事件を追う間は、私はいかなる情報も聞き逃すつもりはないよ」
烏丸クロト :「その名言シリーズ、マジで色んなの出てきますね」
烏丸クロト :「キックスも頭だけはでっかちのニューロでよう、マジで…」
秘垣シジマ :コーヒーを開けて、口に含む。
烏丸クロト :「さっきの動画で聞いた通りっすけど」
烏丸クロト :「キックスって奴ぁ、ストリートチルドレンをまとめようとしてたんすよね。なんつーんすか、秩序?正義?そういうヤツで」
秘垣シジマ :「ふむ」
烏丸クロト :「んで、チルドレン同士の抗争とかが起こった時に、用心棒してたのが俺」
烏丸クロト :「ソニアちゃんとはそんな面識あるワケでもなくて…キックスが死んでから、まぁ会えなかったっつー」
烏丸クロト :「これもう話しましたっけ? まぁ、この一年、特に何もしてなかったのが俺っつーワケですね」
秘垣シジマ :「探偵と、その相棒の関係に似ているな」
烏丸クロト :「そうなんすか?」
秘垣シジマ :「”名探偵”には、優秀なサイドキックがいるものなのだ」
秘垣シジマ :「たいていの場合、”名探偵”は理想の世界に生きている。それを現実に繋ぎ留めるのが、相棒だ」
烏丸クロト :「……確かに、キックスは理想の世界に生きてましたね」
烏丸クロト :「サイドキックっつーのは、荒事が得意なもんなんですか?」
秘垣シジマ :「その場合もあるな。だがそれより重要なのは……探偵の理解者であることだ」
烏丸クロト :「……」瞬きして、コーヒーを口に運ぶ。
秘垣シジマ :「他の誰もが、突飛な行動をする探偵を非難しても、相棒だけは探偵が真実を目指していることを、最後まで信じ続けなくてはならない」
秘垣シジマ :「……クロト君。君はこの一年、何もしなかったと言っていたが」
烏丸クロト :「言いましたね」
秘垣シジマ :「裏を返せば『一年もの間、キックス氏の理想を信じ続けた』と言う事に他ならない。肉親でもない、荒事屋(カタナ)の君がだ」
烏丸クロト :「………………」
秘垣シジマ :「キックス氏もまた、君という相棒を最後まで信じていたのだろう」
秘垣シジマ :「君たちは、相棒であり、素晴らしい友人だった。それは真実だとこの”名探偵”志望が保障しよう」
烏丸クロト :「……………はは」俯く。表情を見られないように。
烏丸クロト :「……なんで志望なんですか」
烏丸クロト :「まだ名探偵じゃねえの?」
秘垣シジマ :「そうだな。一つには、私はまだ事件を解決したことがない」
秘垣シジマ :「もう一つは……私には決着していない事件が一つある」
烏丸クロト :「……決着してない事件?」
秘垣シジマ :「身内の話なのだがね。トーキョーN◎VAの成立には、何らかの黒幕がいた……という噂を聞いたことがあるだろうか」
烏丸クロト :「……ん、あ、まぁ…飲み会とかで」
秘垣シジマ :いわゆる小災害というやつだな、と続ける。
秘垣シジマ :「詳しい経緯は省くが、私の祖父は、その黒幕の一人である……可能性がある」
烏丸クロト :「……………」「…………えっ」
烏丸クロト :「そ、そりゃ大分たいそうスケールのでかい話になってきましたね」
秘垣シジマ :「私は何年かかっても、軌道上に……肉体を捨てて存在しているらしい、彼を捕らえるつもりだ」
秘垣シジマ :「身内の辱を雪いだとき。晴れて私は”名探偵”を名乗ることができるだろう」
烏丸クロト :「……なるほどねぇ」
秘垣シジマ :「それまで私は、身内の大罪人すら捕まえられない探偵擬き。”名探偵”志望のままなのだよ」薄く笑う。
烏丸クロト :「……でも」
烏丸クロト :「ソニアちゃんは、アンタを見つけて、アンタならキックスの真相を暴けると依頼してきたんでしょ」
烏丸クロト :「今回の事件。ソニアちゃんが頼りにしたのは、俺じゃなくて、アンタだ」
烏丸クロト :「アンタの理想じゃなくてもいいから…名探偵になってくださいよ、せめて彼女の前くらいはさ」
秘垣シジマ :「……「古の名探偵」に曰く、『真実を見つけるための嘘は、推理の手段として許されるべきだ』」
秘垣シジマ :「約束しよう、烏丸クロト。私は君の相棒の、最期の想いを、そして君の意思を最大限に尊重しよう」
秘垣シジマ :「ソニア君の前では、私は名探偵になってみせよう!」
烏丸クロト :「ああ」目を細める。「ありがとう。カッコよく決めてやってくれよ」
RL :では、そこで。席を外していたソニアが戻ってくる。
RL :ソニアは意を決したように顔を上げ、シジマさんの目を真っ直ぐに見る。
秘垣シジマ :「ああ……む、ソニア君」
秘垣シジマ :「……依頼を聞こうか?」
ソニア :「うん。探偵さん、あたしお願いがあるんだ!」

RL :シーン終了。

◆Research09◆

RL :次のシーン!
RL :次がリサーチフェイズ最後のシーンです。
RL :シーンプレイヤーはシジマさん。
RL :他のキャストも登場可能です。登場するなら〈社会:N◎VA、ストリート〉で目標値10だ。
RL :せっかくだしイツハさんは出てもらった方がいいかな?
一二三イツハ :でまーす!判定無しで絆の力!
烏丸クロト :僕らはどうした方が良いかなあ
篝火アカネ :どうしましょうかねえ
RL :シーンカードはマヤカシの正位置。秘密や策略を暗示する。
秘垣シジマ :よければ出てください~
篝火アカネ :じゃあ出るのですわ!
烏丸クロト :出る出る!
篝火アカネ :情報項目ってもうなかったですよね
篝火アカネ :あったっけ……?
RL :今のところ残っているものはないですね
篝火アカネ :ドラッグに関する依頼を完遂するのがPSだから、調べ忘れがあったら死んじゃう
篝火アカネ :ふんふん!
秘垣シジマ :ファルケ氏の自白を引き出しにいかずんば
篝火アカネ :じゃあここは登場判定に失敗して手札を調整しておこうかな。
篝火アカネ :社会N◎VAで登場に失敗します。スートはハートかクラブなので、ダイヤの5を出して自動失敗。
篝火アカネ :で、チームパワーで登場しまーす。
RL :これが絆の力……
秘垣シジマ :シーンプレイヤーなので無敵!
RL :では、シーンは前のシーンの直後です。
烏丸クロト :チームパワーで出るよ~



RL :外に出ていたソニアはイツハやアカネと一緒に戻ってくる。
RL :ソニアはシジマさんの目を真っ直ぐに見て言う。
ソニア :「探偵さん、あたしお願いがあるんだ!」
ソニア :「あたしなりに色々……色々考えたんだけど」
ソニア :「あたし、ホークから兄貴を殺したことをどう思っているのか聞きたい」
ソニア :「兄貴の言うように、後悔しているのか。……そうじゃないのか」
篝火アカネ :「うわっ。勇気がありますわねソニア様」
篝火アカネ :「どんな言葉が出てくるにせよ、覚悟が必要そうですわ」 隣で感心している。
一二三イツハ :「そうだねぇ。直接聞き出すなんて、ストレートな分大変ですもの」
篝火アカネ :ソニアを追いかけて喉がかわいたので、冷たいドリンクを飲んでます。
ソニア :「本当のことを知っているやつはずっと黙ったままでしょ。そんなの納得いかないし」
烏丸クロト :「真実は沈黙の音ってな。お好きなフレーズみたいだから」
ソニア :「そうそう。それ!」
一二三イツハ :「周りが騒がしくなると、黙ってるほうが辛くなるものですからね」
篝火アカネ :「実際、お兄様の遺言ですからね。良い選択だと思います」
ソニア :「探偵さん。あんたならその“沈黙の音”ってやつを見つけ出してくれるんでしょ?」
秘垣シジマ :「………フフフ、もちろんだとも。失せ物探しもまた、探偵の得手とするところだ」
秘垣シジマ :「確実に見つけてみせよう。………と、言いたいところだが」
秘垣シジマ :「一つ、訂正しなくてはならないな」
ソニア :「訂正……?」
秘垣シジマ :「私は、探偵ではない。今この事件だけは、名探偵となる!」
ソニア :「名探偵……」
烏丸クロト :「……ハハ」その表情を見上げて笑う。
ソニア :「うん。分かった、名探偵さん!」
秘垣シジマ :「ああ! 純粋な知性と潤沢な知識。あらゆる不可思議を開闢する私にかかれば、”沈黙の音”など、造作もない!」
秘垣シジマ :「”2秒”で解明して見せよう!!」
ソニア :「うん。ありがとう、シジマさん。ずっと黙り込んだままのあいつから、本当の真実を聞き出してよ!」
秘垣シジマ :「犯人の自白を引き出すのは、大得手だ」にやりと笑う。
秘垣シジマ :「ついては、君たちに協力願いたい」3人に目を向ける。
秘垣シジマ :「名探偵が推理を披露するには、相応しい場というものが必要だからな!」
秘垣シジマ :「アカネ君には現場までの案内を頼もう! 関係者を集めるのは、N◎VAを支配する優秀なニューロの腕が必要だ!」
篝火アカネ :「ふうむ」
篝火アカネ :「まったく、1ミリも、探偵様のためではないのですが」
篝火アカネ :「そもそもわたくしが受けた依頼は、ドラッグの出どころおよび売人の調査。結果的にやることは一緒ですわ」
篝火アカネ :「よいでしょう。ニューロ・エイジの支配者の力、とくとご覧あそばせ」
篝火アカネ :肩にかかった髪をかきあげる。
秘垣シジマ :「協力感謝しよう!」
秘垣シジマ :「クロト君はわかっているな? 君の得意技だ……現場までの障害を排除し、犯人が暴れたら……取り押さえてくれ!」
烏丸クロト :「ええ、俺の本業ですしね。サイドキックの出番ってやつでしょ」
烏丸クロト :「運勢もランキング一位で万々歳だ」占いアプリがドラムロールを鳴らしている。
秘垣シジマ :「占星術……か? フフ、心強いサイドキックだ」
烏丸クロト :「どーも。俺の目的はソニアちゃんの目的みたいなもんだし。アンタの成功は俺の成功」
烏丸クロト :「頼りにしてくださいよ」肩をすくめる。
秘垣シジマ :「私は頭脳労働者だ。君のようなカタナがいなければ、恐ろしくて凶悪犯と対峙などできないよ」片眼を瞑る。
烏丸クロト :(………ツッコまねえぞ……)
秘垣シジマ :「そして、イツハ君!!」向き直る。
秘垣シジマ :「君にはもっとも重要な、何としてもやり遂げねばならない仕事を頼みたい!!」
秘垣シジマ :「私の名推理……名探偵としての活躍の第一歩を、記録し、編集し、事件簿としてトーキョーに広めてもらう!!」
秘垣シジマ :「私の知性と知識を余すことなく伝える……トーキーとしての腕が試される高難易度のジョブだ…」
一二三イツハ :「私はトーキーですからねぇ」
一二三イツハ :「存在しないものは報道いたしませんよ」
一二三イツハ :「私が広めるのは客観的な事実。つまりは真実だけですので」
一二三イツハ :「私が報道したくなる"名推理"。披露できたら、わざわざ言われなくとも。」
一二三イツハ :「名声ぐらい、ワッと集めさせてあげますよ」
ソニア :「イツハさん。イツハさんなら兄貴の汚名を晴らすことができるんだよね?」
一二三イツハ :「えぇ、もちろんです、ソニアちゃんさん」
一二三イツハ :「存在しない名声を報道しないように」
一二三イツハ :「存在しない汚名など」
一二三イツハ :「私の手にかかれば、根底から覆してあげますよ」
一二三イツハ :にまっ、と安心させるような笑み。
RL :ソニアは安堵したような笑みを浮かべる。
秘垣シジマ :「……やはり、君を助手に選んだ私の目は間違っていなかったようだな」
秘垣シジマ :うんうん、と頷いている。
烏丸クロト :「俺もそれは助かりますね。ホントに」
RL :ここで、最後のキーワードが入手できます。【ファルケの居場所】について。
篝火アカネ :ピコーン!
秘垣シジマ :調べるっきゃない! 難易度はいかがでしょう!

▼ファルケの居場所〈社会:N◎VA、ストリート、メディア〉目標16

烏丸クロト :たかい!
篝火アカネ :おお
篝火アカネ :わたくしは手札がすごく良いのであまり行きたくはないのですけれど
一二三イツハ :はわわ
篝火アカネ :どなたかすぱっと抜ける方はいらして?
一二三イツハ :じゃあ私が行きましょうか
篝火アカネ :イツハちゃん!
秘垣シジマ :抜くのはできます!
烏丸クロト :お願いしていいでしょうか!
秘垣シジマ :あ、じゃあちょっと手札回そうかな……
RL :これが最後の情報収集項目なのでどんどんやるといい!
烏丸クロト :クレバー!
一二三イツハ :イェイ!
烏丸クロト :う~~~ん僕も手札回しておこうかな
秘垣シジマ :〈社会:ストリート〉で、ダイヤの2を公開。 外界7、事情通で+2と合わせて達成値9!!
秘垣シジマ :失敗だ~!
一二三イツハ :なんてこと~!
烏丸クロト :〈社会:NOVA〉、スートはダイヤのみ。クラブの9を公開してスートが合わなくて失敗だぜ!
一二三イツハ :頼りになるのはクロトさんだけですね!
一二三イツハ :ダメでしたわね!
烏丸クロト :失敗しちゃったぁ
一二三イツハ :手札さばきが鮮やか!
RL :だめじゃん
篝火アカネ :アア……!終わった……!
秘垣シジマ :男性陣ダメダメ
烏丸クロト :もうダメだ……
RL :絶望。迷宮入り
一二三イツハ :仕方ない、ダメ元で判定してみましょう。
秘垣シジマ :助手殿~~
烏丸クロト :ヘッ!たかだが美少女トーキーに何ができるってんだよ!
一二三イツハ :うぅ………
一二三イツハ :社会メディア判定、スートはダイヤ、外界4の公開はダイヤの10。ニュースソースで+2。
一二三イツハ :合計でたったの16です~~
RL :たっか!
烏丸クロト :な……ッ何~~~ッ!!
秘垣シジマ :どっひゃぁ~~~!!
一二三イツハ :えぇ~!コレで成功なんですか!やった~!

▼ファルケの居場所〈社会:N◎VA、ストリート、メディア〉
16 ファルケはタタラ街の埠頭へ向かったらしい。埠頭付近にはファルケ名義の倉庫がいくつもある。
証拠を隠滅するつもりだろう。アドレスを入手する。

RL :あとはそのアドレスに向かえばクライマックスフェイズに突入することができますので
RL :今のうちにやりたいことがあったらしておくといい!
RL :セーブしたり道具屋で回復アイテムを買い込んだり
秘垣シジマ :サブクエスト進めなきゃ
一二三イツハ :準備ができたら話しかけてくれ!のやつだ
篝火アカネ :イツハちゃんの情報開示ロールもあると思うんですけど
篝火アカネ :じゃあ、その前にちょっとだけイツハクロト様にしつもんします
RL :してして!
篝火アカネ :「ちょい、ちょい」 さりげなくクロトとイツハを手招きする。
一二三イツハ :「はい、はい」招かれる
烏丸クロト :「なんすか」寄っていく。
篝火アカネ :「おふたりにちょっとお伺いするのですけれど」
篝火アカネ :「N◎VAでの名声に興味はありまして?」
烏丸クロト :「ほぉ……」
烏丸クロト :「………ほぉ?」キョトンとする。
篝火アカネ :「名声なんてどうでもいいから困っている人を助けたいぜとか、名声より真実があればいいぜみたいなスタンスがあれば」
一二三イツハ :「ほぉん?」
篝火アカネ :「ぜひお伺いしたいのですけれど」
烏丸クロト :「何ですか、唐突に。名声も真実も、カタナの俺にはイマイチ縁遠いものですけど」
烏丸クロト :「この事件における俺たちのスタンスを確認してる的なことすか?」
篝火アカネ :「いえ。なにせこれから、新進気鋭のエグゼクの元に乗り込んで爆殺するわけでしょう」
篝火アカネ :「やっぱり、それなりの事実の隠蔽が必要になってまいりますの」
篝火アカネ :「高潔なシジマ様は、真実さえあればどうでもいいときっとおっしゃるでしょうから」
篝火アカネ :「シジマ様のぶんの手柄はすべて、わたくしが成し遂げた事にしようと思っているのですが」 さらっと言う。
篝火アカネ :「おふたりの手柄はどうしようかと思いまして」
一二三イツハ :「なーるほど、ねぇー」
烏丸クロト :「なるほどですねぇ」
烏丸クロト :「俺はともかく、イツハちゃんは名声欲しいんじゃないですか?」
一二三イツハ :「そうですねぇー。周りに褒められもしなければ、わざわざ報道なんてしないよー、というのはあります」
篝火アカネ :「なるほどなるほど」
篝火アカネ :「では、シジマ様をのぞくメンバーで手柄と名声を仲良く分割いたしましょうか」
烏丸クロト :「目立つ分には俺ぁ嬉しいからラッキー」
烏丸クロト :「今後のビズもハねそうだし」
一二三イツハ :「そうっですねー」
一二三イツハ :「3人共演というのも楽しそうです」
一二三イツハ :「ただ、名声を得るだけなら自分でも出来ますのでー」
篝火アカネ :「ふむ?」
一二三イツハ :「例えば名声をお譲りしたその分。アカネちゃんさんのその技術。機器操作などのツテが出来るというのであれば、やぶさかじゃないイツハさんですよ?」
篝火アカネ :「おお」
篝火アカネ :「それは、もちろん。まだ弱冠11のアカネにいちばん必要なのは、"真実"なんかではなく表向きの名声ですので」
篝火アカネ :「表向きの名声をいただけるのであれば、ニューロとしての腕やツテ。いくらでも提供いたしますわ」
一二三イツハ :「ふふふ。ならば、いっときの名声をアカネちゃんにレイズして」
一二三イツハ :「それ以上の代えがたいツテを得るのが、イツハさんの最大幸福となりそうですねぇ?」
篝火アカネ :にっこり、と笑って
篝火アカネ :「決まりですわね」 少し離れたところにいるシジマ様に手を振ります。
篝火アカネ :「シジマさま。真実のため、頑張りましょうね」
篝火アカネ :「ニューロとして精一杯お手伝いいたしますわ」
烏丸クロト :「しかしよう、イツハちゃん」そんなアカネちゃんとシジマさんを見ながら声を掛ける。
秘垣シジマ :「む? ああ!」
一二三イツハ :「はい、なんでしょうクロトくんさん?」
秘垣シジマ :「この名探偵に任せたまえ! 大船に乗ったつもりでいるといい!!」 何も気づかずに胸を張る。
烏丸クロト :「アンタが真実っていうのを大っぴらにした時にさ…ソニアちゃんは…こう…注目…?浴びるんすかね?」
一二三イツハ :「あぁ………巻き込まれたソニアちゃんさんのその後が心配、というところですか?」
烏丸クロト :「そう、そう」
烏丸クロト :「これ以上トラブルに遭わせちまうのも、キックスに合わせる顔がねぇっつうか…」ゴニョゴニョ言う。
一二三イツハ :「ふふ、クロトくんさんはお優しいですねぇ」
一二三イツハ :「確かに、トーキーとして私は真実を伝え広めるのが仕事で生きがいです……が。」
一二三イツハ :「真実をどこまで伝えるか、というのも発信者の特権ですよ?」
一二三イツハ :ぱちりと片目をつむって、人差し指を唇に当てる。
ソニア :「あ、あたしは別に平気だよ? 兄貴が悪く言われないようになるなら、それで!」
ソニア :「ん、それって?」
烏丸クロト :「そりゃ助かる」首の後ろをかく。「一番好きな"沈黙"だな」
一二三イツハ :「『1年前に親友を亡くした正義のカタナと、その知り合いの天才で優秀なニューロの少女が、隠された真実を暴いた!』」
一二三イツハ :「そんな鮮烈でキャッチーな見出しの前には」
一二三イツハ :「えぇ、過程など。"語るまでもない"と思いません?」
一二三イツハ :ね、とソニアちゃんにも笑いかける。
ソニア :「ふふ。じゃあ、あたしはそのニュースを楽しみにしてればいいんだね?」
烏丸クロト :「そういうこった」
烏丸クロト :「わりわり、ちょっと話しちゃいました。名探偵さんの準備は大丈夫すか?」
烏丸クロト :ひらひらと手を振ってそちらの方に呼びかけます。
秘垣シジマ :「ああ、急ぐぞ! 「古の名探偵」に曰く、『推理とメインディッシュは、適切な時に披露しなければならない』……これ以上遅れては台無しだ!」
篝火アカネ :「お父様の"カモミールティーは淹れたてが一番美味しい"に似ていますわね。よし」 カップを置く。
秘垣シジマ :びしり、と天を指さす。仮定のエグゼクへ向けて。
篝火アカネ :「参りましょうか。わたくしが調べるまでもなく――きっとイツハ様のほうで、もうアドレスも掴んでいらっしゃるのでしょう?」
篝火アカネ :「こちらの準備は万全ですわ」
一二三イツハ :「ん。じゃあ、準備は万端ですね」
一二三イツハ :ポケットロンを取り出す。いくつかの通知のあと。
烏丸クロト :「ん、場所はどこなんすか?」シジマさんが指さしたのを見る。
一二三イツハ :「調べてありますよ。どうせ最後には問い詰める相手でしたから」
秘垣シジマ :「犯人がエグゼクであれば、所在は摩天楼の頂上と決まっている……ついてきたまえ!」
ソニア :ソニアはシジマさんを見て、それからイツハを見る。
秘垣シジマ :とにかく高い建物に向かってずんずんと歩き始める。タタラ街とは真反対だ。
烏丸クロト :「おぉ」
ソニア :「犯人、そんなところにいるのかな」
篝火アカネ :「……」 ちらりとイツハちゃんを見る。
一二三イツハ :その様子、その颯爽とした歩きをハンディカメラで捉えて。
一二三イツハ :角度や画としての美しさを十分に納めた後で。
一二三イツハ :「さて。」
一二三イツハ :「シジマくんさーん、それぐらいで大丈夫ですよー」
一二三イツハ :正反対のタタラ街を指して
一二三イツハ :「撮影用のは充分なんで」
一二三イツハ :「さ、真実に向かっていきましょー!」
秘垣シジマ :「えっ」
ソニア :ソニアは黙ってイツハたちの後ろについていく。
秘垣シジマ :「……「古の名探偵」に曰く。『真実とは一見回り道に見えるものだ』……」
秘垣シジマ :「……誰か教えてくれてもいいだろう!」慌てて小走りでついていく。
RL :では、キミたちがタタラ街の埠頭に向かったところでシーン終了だ!
篝火アカネ :はーい!ニューロ!

◆Climax◆

RL :次はいよいよクライマックスフェイズ!キャストは全員登場だ!
篝火アカネ :無敵のクライマックスちからで登場!
烏丸クロト :ここで手札回せないんですっけ
RL :シーンカードはクグツの逆位置。犠牲や罰を暗示する!
秘垣シジマ :ウォーッ! 登場です
一二三イツハ :うぉー!
RL :キャストは全員登場ですが、手札を回したい人はどうぞ!
秘垣シジマ :おお!回します!
烏丸クロト :まわしちゃう!〈社会:NOVA〉のスートはダイヤのみなんだけどクラブの3出しちゃう!
烏丸クロト :スートが合わなくて失敗しちゃう!
秘垣シジマ :〈社会:N◎VA〉で、クラブの3を公開。
篝火アカネ :わたくしの手札は最強!無敵!回しませんわ!
秘垣シジマ :スートはハートなので、失敗だ!!
RL :では。
一二三イツハ :私も回しておこ!社会NOVA!スペード11で失敗!
RL :OK!
篝火アカネ :すっスペードジャックー!
RL :それでは、クライマックス!



RL :タタラ街の埠頭。
RL :そこには、部下に指示を出して倉庫内のドラッグを始末しようとしているファルケの姿があった。
RL :その傍らには、手下のゲオルグとエミリー・サカキの姿もある。
RL :ソニアはキミたちの背後に隠れながらついてきている。
ソニア :「あいつが……兄貴を殺した犯人……!」ファルケの姿を認めると呟く。
烏丸クロト :「………」目を細める。
RL :ファルケはキミたちに気が付くと顔を上げる。
篝火アカネ :「落ち着いてくださいまし、ソニア様。すぐあの世に行く存在ですわ」
ファルケ・シュレーゲル :「ああ、皆さん。お揃いで」
篝火アカネ :「ごきげんよう。ファルケ・シュレーゲル様」 お辞儀する。
ファルケ・シュレーゲル :「やれやれ。そんなに怖い顔をしないでくださいよ」
ファルケ・シュレーゲル :「私は悪いことをしたと思っているんです。だから、こうしてドラッグも処分しているわけですよ」
篝火アカネ :「あっ、証拠隠滅にうまい言い訳をつけている」
篝火アカネ :「みなさま、どうしましょう。処分されているそうですけれど……」
一二三イツハ :ハンディカメラ、そして襟元に仕込んだカメラを起動する。
烏丸クロト :「今回は爆発じゃないんすねぇ」軽口を叩きつつ。
一二三イツハ :「残念なことに、痕跡を全く消すっていうのは結構難しいんですよねー」
ファルケ・シュレーゲル :「ああ、もちろんそれだけじゃありませんよ」
ファルケ・シュレーゲル :「稼いだ金もせめてもの罪滅ぼしにと、企業や警察に寄付させてもらいました」
ファルケ・シュレーゲル :「くだらない妄言に惑わされないように、という言伝と一緒にね」
ファルケ・シュレーゲル :ファルケはエグゼクの神業《買収》を使用します。これにより、キミたちが入手した防犯カメラの映像は他の決定的な証言などがない限りは証拠としての力を失います。
ファルケ・シュレーゲル :「あなたたちがどんな決定的な証拠をつかんだのかは知らないが、とんだ無駄足でしたね」
篝火アカネ :ばっ買収!
烏丸クロト :「汚ねェ奴」
ファルケ・シュレーゲル :「誰も真実など語るはずがない。真実になど何の価値もないのだからな!」
秘垣シジマ :「流石、口が上手い! いや、嘘が上手いというべきか」
秘垣シジマ :「だがファルケ氏! 私の頭脳は、何よりも雄弁に真実を語る、”沈黙の音”を聞き逃していない!!」
ファルケ・シュレーゲル :「チンケな探偵風情に何ができるというのだ」
秘垣シジマ :「全てのピースは集まった。披露する舞台も、背後に控える優秀な仲間もいる」
秘垣シジマ :「ならば、君がいくら真実の口を塞ごうとも」
秘垣シジマ :「その静寂(シジマ)を打ち破るのがこの私だ!!」
ファルケ・シュレーゲル :「……!」
秘垣シジマ :ば、と手を挙げる。人差し指を前へ。
秘垣シジマ :「ファルケ=シュレーゲル。「古の名探偵」……いや、この「トーキョーの名探偵」が告げよう!!」
秘垣シジマ :「『犯人は、お前だ!!』」
ファルケ・シュレーゲル :「な、何をふざけたことを……!」
秘垣シジマ :神業《真実》の使用を宣言します!
RL :OK!
秘垣シジマ :ファルケ氏の過去を……暴くぜ!!
ファルケ・シュレーゲル :「さっきから聞いていれば鬱陶しいんだよ!」
ファルケ・シュレーゲル :「てめえらを見てるとキックスを思い出すぜ!」
篝火アカネ :「おおっ」
篝火アカネ :「すごいですわね。これがホーク氏の素の口調というわけで」
RL :「信頼だの、誰かを守るだの。俺はあいつの善人ぶったツラが大嫌いだったんだ!」
篝火アカネ :「さっきまでの気取った口調より、ずっと似合ってる気がしますわ」 ポケットロンを操作して周囲の監視カメラでしっかり録画録音している。
ファルケ・シュレーゲル :「あの偽善者のキックスの野郎をぶっ殺してやった時はそりゃあもう最高の気分だったね!」
烏丸クロト :「ハッハハ…」
ソニア :「……!」
ソニア :《真実》の効果により《買収》の効果は消滅します!
秘垣シジマ :やったっ
ファルケ・シュレーゲル :「は、ハハハハハ!だからどうだって言うんだよ!」
秘垣シジマ :「ここで私の名推理を披露してもよいが……まずは、抵抗を抑えねばならないようだ!」
篝火アカネ :「うーむ。悲しい流れですわね」
ソニア :「シジマさん。みんな。あたし、悔しい。こんなやつのために兄貴は……!」つうっと涙を流す。
烏丸クロト :「元は単なるストリートのチンピラですからね」
篝火アカネ :「この篝火アカネ、心のどこかでファルケ様には後悔が残っているんじゃないかと思っていましたの」
篝火アカネ :「少しでもこんな小悪党を信じようとしてしまった己の善良さが悲しいですわ」 嘘だ! 最初から全く信じていない。
秘垣シジマ :「ソニア君。これが、私が見つけられる真実だ」
ソニア :「うん。うん……」
秘垣シジマ :「それをどう受け止めるか。悔しいという気持ちを、どのように発露させるか」
篝火アカネ :監視カメラ経由で録音録画中なので、極悪人に対してやむを得ず戦闘になりそうだという印象を強めたいだけだ。
秘垣シジマ :「それは君自身が選ばねばならない」
秘垣シジマ :「悩みたまえ。それまでの時間は、この私と、その探偵団が稼ぐとしよう」
一二三イツハ :そのアカネちゃんの意を組んで、別カメラから相手の表情をよく映している
烏丸クロト :「…………」ソニアちゃんを横目に見る。既にいつでもナイフを構えられるようにしている。
ファルケ・シュレーゲル :「俺が成り上がるのを邪魔する奴は全員俺の敵だ! その安物のカメラも今すぐ叩き壊してやる!」
篝火アカネ :「そろそろ始めましょうか。部下の皆様もウズウズしていらっしゃるようですし」
篝火アカネ :「クロト様。親友の仇になにか一言、言ってやらなくていいのですか?」
烏丸クロト :「…そうすね」
烏丸クロト :「キックスの奴が…どんだけアホみたいにドラッグを嫌ってたとか」
烏丸クロト :「ガキどもがドラッグを使わないよう、どんだけ…気を配ってたかとか」
烏丸クロト :「語ってやろうと思えば、この夜は明けるでしょう。でも」
烏丸クロト :「コイツに言うだけ無駄だ。それが俺とキックスが選ぶ、"沈黙の音"ってやつです」
烏丸クロト :「後は世の中のヒトたちに判断してもらいましょう」
ファルケ・シュレーゲル :「どこまでも減らず口を。お前たちは証拠ごとここで消えるんだよ!」銃を構える。
秘垣シジマ :「ソニア君、下がっていろ」
ソニア :「うん……!」
烏丸クロト :背中に仕込んだナイフを抜き放つ。
ゲオルグ :「へっ、相手にとって不足はねえ。楽しませてくれよ」体格の良い厳つい男が剣を抜く。
秘垣シジマ :庇いつつ少女の背中を押す。前を睨む。
エミリー・サカキ :「私は必ず軌道に行く。あなたたちにはあの時、死にぞこなったことを後悔させてあげるわ」
篝火アカネ :「あの時はどうも。ミス・エミリー」
篝火アカネ :「危うくやけどしかけた礼は、たっぷりさせて頂きますわ!」
ファルケ・シュレーゲル :「お前ら、始末しちまえ!」手下どもに指示を下す。
RL :ファルケの部下たちが武器を構える。
一二三イツハ :「まったく、まぁ、なんというか」カメラの画面から目を離さず
一二三イツハ :「私が取材する相手って、良く最後にはそういう事を言うんですよね」
一二三イツハ :「やれ改心だ、やれ手を引けだ。いえいえ、まったく。まるで私が悪いことでもしてるみたいに」
一二三イツハ :ふぅ、と首を振って髪を揺らして。
一二三イツハ :「貴方達が何をしてようが、それを伝えるだけ。……なのにね?」
一二三イツハ :「さぁ、物語は盛り上がり、クライマックスがやってきましたよ?」
一二三イツハ :「『探偵イツハのそーさくファイルxx』」
一二三イツハ :「『真相、暴いてみた』」
一二三イツハ :「───やってみよう!」
ファルケ・シュレーゲル :「トーキーごときに何の力があるっていうんだ。偉そうな口を聞くな……!」銃を強く握りしめる。
RL :では、ここからはカット進行に移ります!
RL :戦闘を始める前にまずは説明から。
RL :敵ゲストはファルケ、ゲオルグ、エミリー・サカキの三人。
RL :CSはファルケが7、ゲオルグが9、エミリー・サカキが8です。
RL :距離はゲオルグとエミリー・サカキが近距離。ファルケが中距離です。
篝火アカネ :ふんふん
RL :説明はこんなところかな。

ファルケ[7]

ゲオルグ[9] エミリー[8]

シジマ[7] イツハ[9] クロト[8] アカネ[7]

RL :あっ、助かる
RL :では、早速戦闘を始めていきましょう!
RL :まずはセットアップから。
RL :ここでは、セットアップで使用できる特技やアウトフィットを使用することができます。
RL :何か使用するものがある人は宣言をどうぞ!
烏丸クロト :特にありません~
篝火アカネ :閃鋼!クロックアップ!
篝火アカネ :このシーンの間、CSを+6。CSは13になりました。
RL :ハヤイ!
秘垣シジマ :ないです!
RL :ゲオルグは自身に〈縮地〉を使用。
篝火アカネ :あっ、チャクラくん
RL :スペードの5を出して達成値は12
RL :これでカット中のCSを+【生命】します
秘垣シジマ :ほうほう
RL :ファルケは何もなし。
篝火アカネ :ゲオゲオは最終的にCSいくつになったんでしょう
篝火アカネ :生命めっちゃありそう
RL :ゲオルグはCS18になります
一二三イツハ :でっかい。
篝火アカネ :めっちゃあった
烏丸クロト :たかいよお
秘垣シジマ :ハヤイ
RL :エミリー・サカキは〈アドレナライズ〉をファルケに使用。
一二三イツハ :じゃあ私も閃鋼でクロックアップ。+6して15になります。負けてられない
篝火アカネ :クロックアップ!
一二三イツハ :HEN-SHIN!
烏丸クロト :強いぜ!

ファルケ[7]

ゲオルグ[18] エミリー[8]

シジマ[7] イツハ[15] クロト[8] アカネ[13]

RL :ハートの10を出し、カードの数字と同じだけファルケのCSを上昇させます
篝火アカネ :これどどんとふみたいに最初の改行しなくていいやつだな
篝火アカネ :ゲーッ
秘垣シジマ :ひえーっ最遅になっちゃった
RL :これでファルケのCSは17に!
烏丸クロト :やだ!

ファルケ[17]

ゲオルグ[18] エミリー[8]

シジマ[7] イツハ[15] クロト[8] アカネ[13]

篝火アカネ :ファルケさんかい? 早い、早いよ
一二三イツハ :こういうとき慌てた方の負けなのよね
RL :では、セットアップはこれで終了。
RL :ここからCSが高い順に行動をしていきます。
RL :まずはCS18のゲオルグの番からです。
RL :ゲオルグはムーブアクションで戦闘移動。至近距離に移動します。
RL :マイナーはなし。
RL :ゲオルグはメジャーで〈白兵〉〈修羅〉を組み合わせて降魔刀で攻撃します。
RL :対象は……アカネちゃん!
篝火アカネ :ヒエーッ
篝火アカネ :死んじゃいますわ!
RL :死ねー!

ファルケ[17]

エミリー[8]

シジマ[7] イツハ[15] クロト[8] アカネ[13] ゲオルグ[18]

RL :判定します
RL :カードはスペードの7
RL :達成値は18です
篝火アカネ :これリアクションってどうするんでしたっけ(クソ経験者)
RL :〈回避〉で高い達成値を出せるならリアクションも可能ですが……
篝火アカネ :これ修羅だから差分も乗るのかー
RL :パリィをして武器で受けることもできますが、ARを消費するのであまりオススメしません
RL :差分値も乗るぜ!
RL :ドッジしない場合は制御値でリアクションすることになるので、
RL :回避に自信がない時は判定しないのもありです
篝火アカネ :ふんふん。達成値18で制御値でリアクションすると……ちょっと計算しましょう
篝火アカネ :武器が降魔刀だから……
篝火アカネ :よし。回避に自信がないし、そもそもスペードの制御値がそこそこあるので
篝火アカネ :理性の制御値でリアクションします。13。
RL :了解です
RL :では、ダメージを出します
RL :ダメージカードは9
RL :これに差分値と武器の攻撃力を足して
RL :S+18点のダメージ!
篝火アカネ :ヒエーッ
RL :防具があれば軽減できるよー
篝火アカネ :S防御で2点減らします。で、16ダメージか。
篝火アカネ :斬首!死ぬ!!
RL :ダメージチャートの16点!
篝火アカネ :ちょっと!死にますわ!
一二三イツハ :死んじゃった!!
篝火アカネ :わたくしの電脳神、もう使っちゃったのですけど!!
秘垣シジマ :ゲエーッ
RL :斬首!完全死亡!
烏丸クロト :おやおや…お困りかい?
秘垣シジマ :ゆっくりアカネさんになってしまう
RL :まずは一人!
一二三イツハ :この声は…!
篝火アカネ :タキシード仮面様!
篝火アカネ :ボスケテ
烏丸クロト :神業《難攻不落》を使用し、このダメージを無効化します。
一二三イツハ :クロト様~~!
RL :何もなければアカネさんは死亡し……ない!
秘垣シジマ :キャ~~!
篝火アカネ :やった~!!
烏丸クロト :ワハハ
RL :ゲオルグは瞬時に間合いを詰めると、大刀を振り抜く。
RL :その鋭い刃は過たずアカネの細い首を狙う。
篝火アカネ :「うわわたくし!?」
ゲオルグ :「まずはごちゃごちゃとうるさいガキから始末してやるよ!」
烏丸クロト :瞬時、二振りのナイフを交差させるようにしてその大刀を受け止める。
篝火アカネ :「…………!」
ゲオルグ :「……!」
篝火アカネ :「クロト様!」 ぱあっと顔が明るくなる。
烏丸クロト :「ちょっとぉ、だから本業抜きに荒事始めるのやめません?」
ゲオルグ :「へっ、面白え。だったらてめえからバラしてやる!」
篝火アカネ :「気をつけて皆さま! こいつら、意外と早いですわ!」
ゲオルグ :では、これでゲオルグの行動は終了。ARは0になります。
ゲオルグ :次にCS17のファルケの番。
篝火アカネ :そういえばRL
篝火アカネ :神業って行動値無視でいきなり撃てるんでしたっけ?
RL :いつでも打てますよ!
篝火アカネ :なんか撃てた記憶があるのですが
篝火アカネ :よかったよかった!
篝火アカネ :神業します。
RL :いつ何時いかなる時でも
RL :!?
RL :あ、あわえわわわ
篝火アカネ :使用する神業はカブトワリの《とどめの一撃》。対象は
篝火アカネ :今殴ってきたゲオルグさんです。死にな!
RL :なんで!
篝火アカネ :ダメージチャート指定は21。なんかで守らなきゃ完全死亡してもらう!
烏丸クロト :アカネさんのニューロ奥義…受け止めなァ~~!
RL :な、なんかしなきゃ!
RL :エミリー・サカキが《ファイト!》を使用。
RL :ゲオルグの《死の舞踏》の使用回数を復活。
篝火アカネ :うわっ
RL :そして、《死の舞踏》をアカネさんに使用します。
烏丸クロト :《チャイ》を使用します。
篝火アカネ :ごめんチャイ!
一二三イツハ :チャイ!
烏丸クロト :ゲオルグの《死の舞踏》を打ち消し、
烏丸クロト :続いてこちらも《死の舞踏》を使用。
篝火アカネ :クロト様~!
秘垣シジマ :キャーッ
RL :いや、《死の舞踏》を使わなくても《チャイ》でゲオルグの《死の舞踏》を打ち消せば
RL :アカネさんの《とどめの一撃》が通るのでゲオルグは死にますよ!
烏丸クロト :何ィ!
烏丸クロト :じゃあ死ねェ!
篝火アカネ :クロト様、そんなにわたくしと共同作業したかったのですね
烏丸クロト :残念ですわ
篝火アカネ :通った? 通った?
RL :死なんわ!
RL :では、その《とどめの一撃》は通して
RL :《黄泉還り》を使用して復活します。
篝火アカネ :ゲオルグさん、なんかこのあとすぐに死にそうだけど
篝火アカネ :ちょっと演出しようっと
篝火アカネ :「……よかったですわ。本当に」
篝火アカネ :「諸悪の根源のファルケ様以外は――――」 ジャカッ 「死体でも全然OKですもの!」
篝火アカネ :左腕が展開。サイバネマウントされた大口径ハンドキャノンが火を噴く! 
篝火アカネ :ゲオルグ頭部絶対粉砕間違いなし! これがハッキングだ! 死ね!
エミリー・サカキ :「ゲオルグ。もう少し働きなさい」
ゲオルグ :「まったく、人使いが荒いねえ」ゲオルグは剣を凄まじい勢いで振り、その弾丸を両断!
ゲオルグ :そのままの勢いでキミに迫り、刃を振り下ろす!
烏丸クロト :ARがおみくじアプリがドラムロールをかき鳴らす。
篝火アカネ :「斬った~~~~!?」
烏丸クロト :大凶を表示。
烏丸クロト :「おぉっとぉ!」その大凶が、ぐらりと再び動き出す。
ゲオルグ :「へっ、ちょろい仕事だ」
篝火アカネ :「(防御リソース……は)」「(あー!さっきのイヤリングの解析に!)」
篝火アカネ :「(あのくそったれイヤリングのせいでわたくしの希望に満ちた人生が……!)」
烏丸クロト :「何諦めてんすかアカネさん!」ゲオルグの懐に潜り込んで、大刀を握る拳を蹴り飛ばす。
篝火アカネ :「はっ」
ゲオルグ :ゲオルグの刃がわずかに狙いを外れる!
烏丸クロト :再び動き出したおみくじが、大吉のファンファーレを鳴らす。
篝火アカネ :「たっ」
篝火アカネ :「助かりましたわクロト様……! わたくし、やはり自分は非力なニューロだと再認識しているところですの!」
篝火アカネ :「荒事は本職にお任せいたしますわ!」
烏丸クロト :「いやっ…いま再認識しないでくださいよお!」ゲオルグと刀を撃ち合いながら叫ぶ。
烏丸クロト :「アカネさんのニューロパワーが必要なとこ!今!」
ゲオルグ :「お前、強えな。面白くなってきたぜ」
篝火アカネ :「うわーんごめんなさい! もうネタ切れですの!」
RL :では、次はCS17のファルケの番!
篝火アカネ :こいつら早いよ~
一二三イツハ :落ち着きがねぇ~
RL :ファルケはマイナーでデッドポインターを使用。
RL :メジャーで〈射撃〉〈貫きの矢〉〈必殺の矢〉を組み合わせて風狼で攻撃します。
RL :対象はシジマさん!
篝火アカネ :こ、ここにもわたくしのパクり野郎が!
秘垣シジマ :邪悪なカブトワリ野郎~~ッ
一二三イツハ :許せねぇ~
RL :カードはスペードのエース。
RL :達成値は21です。
秘垣シジマ :あ、そうか、Aだと技能とか関係なく21になるんですな
RL :11として扱ってもいいし、21にしてもいいのです
秘垣シジマ :なるほどお~~
秘垣シジマ :《回避》の場合制御値は10で、必殺の矢で差分ダメージも出るのか!
RL :そう!差分ダメージ!
秘垣シジマ :よーし……受動優先のルールを活かすか!
RL :おお
秘垣シジマ :ジョーカーを公開! ハートのAとして使用し、回避達成値21です!
RL :ジョーカー!?
篝火アカネ :ファングジョーカー!
烏丸クロト :おお~!ここでジョーカー!
一二三イツハ :切り札は常に俺のもとに来るようだぜ
RL :では、同値で受動優先なので、回避のリアクションは成功です!
秘垣シジマ :実は来ていた……ドッジ!!
RL :では、ファルケはアサルトライフルを構えると、シジマに向けて乱射する!
ファルケ・シュレーゲル :「俺は投資家になってからも射撃の訓練だけはやめていなくてな」
ファルケ・シュレーゲル :無数の銃弾がキミの体を射抜こうとする!
篝火アカネ :「投資だけやってなさいな!」
篝火アカネ :「シジマ様、危ない……!」
ファルケ・シュレーゲル :「蜂の巣になりな!」
秘垣シジマ :「おおっ……!」半身に構え、被弾を減らす。
ソニア :「シジマさん……!」悲痛な叫びが響く。
一二三イツハ :「シジマくんさんっ!」
秘垣シジマ :シジマの四肢は荒事にも耐えうる合金製だ。正確な体裁きにより弾丸を受け流す……!
秘垣シジマ :「が……っ!」
ファルケ・シュレーゲル :「ははは!哀れだなぁ!三文探偵!」
秘垣シジマ :しかし、鷹の目から放たれた一撃。凶弾が胸を貫く!
秘垣シジマ :「………!」胸を押さえ、地面に倒れる
烏丸クロト :「シジマさん……!?」
ファルケ・シュレーゲル :「俺に逆らった罰だ。キックスと同じ末路をたどるんだな」
秘垣シジマ :……完全に地面に伏せる直前。一発の銃声!!
秘垣シジマ :銃弾がファルケの顔面スレスレを掠める!!
ファルケ・シュレーゲル :「……ッ!」頬に一筋の血が垂れる。
秘垣シジマ :「………「古の名探偵」に曰く、『名探偵はよい依頼人にも恵まれる』」
秘垣シジマ :胸を貫かれたはずの男はゆらりと立ち上がる。
ファルケ・シュレーゲル :「なぜ生きている、貴様……!」手で頬を押さえる。
秘垣シジマ :胸を押さえていた手を下ろすと……ライフル弾と、それにぶつかって止めている、一枚のシルバーが握られている。
ソニア :「探偵さん、よかった……!」
秘垣シジマ :「この名探偵の命を前金で支払ってくれていたとは! ソニア、君は実に気前のいい依頼人だ!」
篝火アカネ :「これは、これは……」
篝火アカネ :「今日はシジマ様の大吉デーみたいですわね」 安堵のため息をつく。
ソニア :「へへ。名探偵の命を救ったんだからあたしも名依頼人だね」涙ぐみながら言う。
ファルケ・シュレーゲル :「何をバカな。そんな、はした金で……!」
烏丸クロト :「ホントに。あとで星座をインタビューさせてもらいますよ」
RL :では、ファルケの番はこれで終了。
秘垣シジマ :「フフフ、名探偵の事件簿の第一幕だ、存分に見てくれたまえ!」
一二三イツハ :「あはは、インタビューの手順ならお任せくださいね」
RL :次はCS9のイツハさんの番!
一二三イツハ :はーい!
一二三イツハ :移動、マイナー特になし!
一二三イツハ :メジャーで《盾の乙女》。スートはハート。対象はクロトさん
烏丸クロト :カードちょうだい~~
一二三イツハ :公開はハートのQ。判定成功。クロトさんは行動権を消費せず、判定に使用したハートのQを使用してのメインプロセスを行っていただきます
烏丸クロト :やったぁ~!ありがとう~!
篝火アカネ :おおー!
烏丸クロト :ではメインプロセスを実行します!
烏丸クロト :まずマイナー。スリーアクションを起動。
烏丸クロト :雷牙、アサルトナーブスの効果を起動。
烏丸クロト :肉体ダメージが増えました。
烏丸クロト :で、メジャー。〈二刀流〉を使用しながら攻撃します。対象はゲオルグ。
烏丸クロト :〈白兵〉、使用カードはイツハちゃんが出してくれたハートのQ。
烏丸クロト :生命8+10、あと〈居合い〉の効果で達成値が+3されるので
烏丸クロト :達成値21!
篝火アカネ :強い!
RL :高い!
一二三イツハ :つよい!
RL :リアクションは放棄!
RL :ダメージお願いしますー
烏丸クロト :あっじゃあダメージ出すわね
烏丸クロト :武器S+10、アサルトナーブス+2、
烏丸クロト :カード公開!スペードのAで+11されるので
烏丸クロト :S+23になりましたわよ!
篝火アカネ :キャーッ
RL :強い!
秘垣シジマ :デカイ!!
烏丸クロト :そして!
RL :そして!?
烏丸クロト :〈ラッキーストライク〉を使うぜ!
一二三イツハ :ラッキーストライク!
篝火アカネ :でっ伝説の!
RL :では、絵札からカードを引いて判定してください!
烏丸クロト :山札からカードを引くぜ!
篝火アカネ :いい目が出ろよ~デレレレレ
秘垣シジマ :ドキドキ
RL :スートが合えば、その分ダメージが増える!
烏丸クロト :クラブの6!これは………普通に判定に失敗ですね
RL :ただし、絵札だとファンブルなのでダメージ-10!
烏丸クロト :特に何も起こりません
一二三イツハ :デッキからカードの剣を抜け!
RL :じゃあ、ダメージはそのままだ!
一二三イツハ :悲しいね
烏丸クロト :良かったような悪かったような
RL :失敗しても強いわ!
RL :では、ゲオルグは〈金剛〉を使用!
RL :クラブの7を出し、ダメージを7点減らします!
烏丸クロト :減らさないで~
RL :23から防具で2引いてさらに7減らすと
RL :ダメージは14!
RL :ダメージチャートでは
RL :眼部損傷!〈知覚〉の判定-5!
烏丸クロト :じゃあ神業で《死の舞踏》を使用します。
RL :何ー!?
一二三イツハ :隙を生じぬ二段構え
烏丸クロト :ゲオルグさん、完全死亡してください!
RL :では、ゲオルグは自分に《難攻不落》を使用!無効化します!
烏丸クロト :まぁ!やらしいやつ!
烏丸クロト :じゃあ演出しちゃうね
一二三イツハ :私から良いかしら。
烏丸クロト :どうぞどうぞ
一二三イツハ :はーい
一二三イツハ :だっ、と駆け出したその身のこなしは、荒事を非日常とする素人。
一二三イツハ :暴力に身を浸すものなら何をしてこようと、片手間で対処できるほどの拙い動き。
一二三イツハ :だからカバンから取り出した拳銃を向けられようと。
一二三イツハ :片手と、得物さえあれば弾道すら予測できるほどわざとらしい。
一二三イツハ :──だからこそ、一二三イツハを無視できない
一二三イツハ :「ばーんっ!」
一二三イツハ :引き金───フラッシュ。
ゲオルグ :「ふん、てめえみてえな素人に何ができる」ちらりとそちらを見て、
一二三イツハ :弾丸は発射されず、軽い音と主に閃光が走る。
一二三イツハ :それは拳銃型のトイ・カメラ。
一二三イツハ :ただしそのフラッシュ光量は規格外に増量されており、その動作に着目したゲオルグの視界を白く焼く
ゲオルグ :「うおっ!?」目がくらみ、一瞬だけ隙ができる。
一二三イツハ :そしてもちろん。
一二三イツハ :視線を気にするトーキーとして、味方の目に入らない角度など心得ている
烏丸クロト :「助かりますねぇ!」その隙を逃さない。
一二三イツハ :例えば、目が眩んで無防備になる、その正面。
一二三イツハ :こちらに背を向けているクロトの邪魔にやるようなヘマはしない
一二三イツハ :「──いっちゃえ!」
烏丸クロト :何も見えなくなったその目を、大型ナイフが切り裂く。
ゲオルグ :「ぐおお……!?」
烏丸クロト :更なる追撃をしようと飛び上がるものの、
烏丸クロト :「───……チッ」小さく舌打ちをして一旦距離を置く。
ゲオルグ :キミが最前までいたその場所に大剣が振り下ろされ、地面が砕け散る。
烏丸クロト :「……しぶといですねぇ」くるりとナイフを投げて掴み直した。
ゲオルグ :「チクショウ、殺してやる。殺してやるぞ……!」
一二三イツハ :「し、しぶとい…!私なら3回死んでるのに!」
RL :では、イツハさんの番はこれで終了。
RL :次はCS13のアカネさんの番!
篝火アカネ :わたくしの手番ですわ!
篝火アカネ :行動いたします。マイナーでスリーアクションして、アサルトナーブス、デッドポインターを起動。
篝火アカネ :ゲオルグさんを狙いたいので、ムーブで1つ下がります。
RL :OK!
篝火アカネ :オーヴァードどもとは違って、離脱は普通にできたよね……できた!
RL :こいつは目が潰れてるから妨害もしないよ!

篝火アカネ :ファルケ[17]

エミリー[8]

シジマ[7] イツハ[15] クロト[8] ゲオルグ[18]

アカネ[13]

篝火アカネ :あらためてゲオルグさんに《必殺の矢》《貫きの矢》します。出すカードはスペードの10。
篝火アカネ :理性7+クイックドロー3+スペード10+デッドポインター1で、達成値は21! ですわ!
篝火アカネ :リアクションするとよいのです!
RL :やる!
RL :ギリギリまで差分値を減らすか
RL :ドッジを宣言!
篝火アカネ :あっ、余計なことを
RL :カードはハートのクイーン!
RL :達成値は19!
篝火アカネ :やめやめろ!
篝火アカネ :げーっ
篝火アカネ :差分が全然のらないじゃない!
RL :いくらでもダメージを出しな!
篝火アカネ :んもー
篝火アカネ :ダメージカードを出します。
篝火アカネ :ダメージカードはハートのA。11。
RL :何!?
篝火アカネ :11+武器9+アサルトナ―ブス2+差分2。《貫きの矢》の効果で差分点まで防御点を無視するので、
篝火アカネ :P属性の24ダメージ。2点まで防御点無視です。
RL :!!?
RL :防御は0になる!
一二三イツハ :僅かな抵抗も許さない構えだ
RL :し、死ぬ……!
篝火アカネ :くそー
篝火アカネ :ストリームマップとかいう特技をとらなければ
篝火アカネ :これがシーン選択で撃てたのに!
篝火アカネ :やっぱりニューロなんてクソですわ!
RL :やめろ!殺す気か!
篝火アカネ :どう? アノヨに行きまして?
RL :エミリー・サカキが《プリーズ》を使用!
篝火アカネ :こんにゃろう!
RL :ゲオルグの《難攻不落》を使用させる!
RL :死んでたまるかー!
一二三イツハ :エミリー・サカキ、私のパクリ野郎ですわね
RL :パクリではないが
一二三イツハ :ではこちらも《プリーズ》を使用!
RL :何ー!?
一二三イツハ :アカネちゃんに《電脳神》を使用してもらい、その難攻不落のファイアウォールをハックしてもらう!
篝火アカネ :イツハちゃんさま!
RL :ぐぬぬ……!
RL :ならば、今度こそゲオルグは完全死亡だ!
烏丸クロト :ようやく死んだ!
一二三イツハ :しぶといやつだった
秘垣シジマ :さらば蛮族
一二三イツハ :「ほんとにもう、しつこいね!」
エミリー・サカキ :「ここで倒れるのは許さないわ。なんとしても私を上の世界に連れていきなさい」
ゲオルグ :「分かってるよ。この俺がよぉ、例え目が潰れていてもよぉ、一度見た攻撃を喰らうかよ!」
一二三イツハ :片手でポケットロンを操作する。緊急アプリの起動。
篝火アカネ :「イツハちゃん様! なんとか隙を作れませんこと!?」
烏丸クロト :「それスゴすぎるんじゃないすか?」
篝火アカネ :「もうトロンの充電が全然ありませんの!」
一二三イツハ :さらなるクロトさんへの支援、否。
一二三イツハ :「オッケー!」
一二三イツハ :「こっちは本職じゃない、け、どっ!」
一二三イツハ :そのままアカネちゃんに端末を投げ渡す。
一二三イツハ :本職は報道。しかしそのための機材やリソースは溜め込んである
一二三イツハ :その管理者権限、キー端末ごとまとめてアナログに受け渡す。
一二三イツハ :その手に余るリソースを十全に使えるのは
一二三イツハ :「ニューロの出番!だよ、アカネちゃんさん!」
篝火アカネ :「……イツハちゃん様……!」「えらい!」
篝火アカネ :「ちょっとそこの……ゲオルグ! 蛮族! お聞きなさい!」
篝火アカネ :全然当たらないが、左腕に内蔵されたハンドキャノンを乱射する。
篝火アカネ :「どうもわたくし、あなた含む全員からスタイルを誤解されている気がしますの!」
ゲオルグ :「おいおい、いくら撃っても当たりゃあしねえぞ!」飛んでくる弾丸を切り払う。
篝火アカネ :「わたくしのスタイルはなんだか分かっていますの!? あなた!」
ゲオルグ :「はっ!鉄砲玉かなんかだろうが!」
篝火アカネ :「ちっがっいっますわーー!」
篝火アカネ :「正解は――」
篝火アカネ :突如。
篝火アカネ :上から落ちてきた巨大なコンテナが、ゲオルグを押しつぶします。
篝火アカネ :荷物運搬用のドローンをハックし、カーゴコンテナを強制パージさせた。
篝火アカネ :「ニューロですわ」
篝火アカネ :「アノヨで思い知りなさい。ふん」
一二三イツハ :「いえーい。ナイスニューロ」
烏丸クロト :「さっすがアカネさんの必殺ニューロ爆発!気持ち良いっすねぇ」
ゲオルグ :ゲオルグは押し潰され、絶命する。
秘垣シジマ :「ニューロ、と言っておこう」
篝火アカネ :「まず一名! ……ちょっとファルケ様、いえ、ホーク様!」
ファルケ・シュレーゲル :「ふん、どいつもこいつも役に立たん……!」
篝火アカネ :「勝手にモンジャを流されて、河渡白夜のおじさまがお怒りですわ」
篝火アカネ :「もしこの場で両手をあげて降参するならば、許してさしあげますけど?」
篝火アカネ :もちろんこの【許す】というのは【この場では殺さない】という意味だ。その後どうなるかは全くアカネの知るところではない。
ファルケ・シュレーゲル :「知ったことか!ヤクザ者が俺の高貴なビジネスに口を挟むんじゃない!」
篝火アカネ :「……最後のチャンスをふいにしましたわね!」
篝火アカネ :「なら真実の音で鼓膜ブチ破られておっ死ぬといいですわ~っ!」
エミリー・サカキ :「ファルケ様。ここは私にお任せを」
RL :次は
RL :CS8のエミリー・サカキとクロトくんですが
RL :N◎VAは敵ゲストが優先なので、エミリー・サカキから行動します!
エミリー・サカキ :ムーブで至近距離に移動。

ファルケ[17]



エミリー[8] シジマ[7] イツハ[15] クロト[8]

アカネ[13]

エミリー・サカキ :マイナーでアサルトナーブスを使用。
エミリー・サカキ :メジャーで〈白兵〉〈隠密〉〈死点撃ち〉を組み合わせてブラックストリングで攻撃。
エミリー・サカキ :対象はイツハさん!
一二三イツハ :やめな~?
エミリー・サカキ :判定いくぜ!
一二三イツハ :ぎゃー!こい!
エミリー・サカキ :ジョーカー!クローバーのエースとして扱う!
エミリー・サカキ :達成値は21!
篝火アカネ :ひええ
一二三イツハ :クローバーの制御値は15。吹けば飛ぶような私ですわ。すわすわ。
烏丸クロト :では〈カバーリング〉をいたしますわ
一二三イツハ :クロト様~~!!
烏丸クロト :あっ
篝火アカネ :メイン盾!
烏丸クロト :これ判定必要なやつだ!
篝火アカネ :お?
烏丸クロト :スートが……切り札切らないと合わない!ダメ!
烏丸クロト :カバーリングできません ゴメンね
篝火アカネ :ゲーッ
一二三イツハ :じゃあコッチで回避しますか
篝火アカネ :ハートが来ない弊害がこんなところでw
秘垣シジマ :クロト様!?
一二三イツハ :およよ…
エミリー・サカキ :避けれるものなら避けてみやがれー!
篝火アカネ :よけろー!イツハちゃん様ー!
一二三イツハ :ならば!ここで切り札をオープン!ジョーカー扱いにしてクローバーのエースで21回避……で、よかったよね!?
RL :大丈夫です!
秘垣シジマ :わー!切り札ですよ!
RL :では、ドッジ成功!
一二三イツハ :キリキリ~!
RL :金髪の美女が距離を詰めると、細い糸を構える。
エミリー・サカキ :「世間知らずのお嬢さん。あなたには痛みを知ってもらいましょう」
一二三イツハ :「なっ…!」
RL :金属製の細い糸はイツハの首を跳ね飛ばそうと宙を舞う!
一二三イツハ :「あんまりお舐めじゃ!」肩掛けのカバンに手を突っ込む
一二三イツハ :引き抜く──投擲。
一二三イツハ :「ない、です、よっ!」
一二三イツハ :ピンを抜かれたブザー。しかし音は鳴らない。いや、鳴っている。
エミリー・サカキ :「何?おもちゃ……?」不敵に微笑む。
一二三イツハ :人の可聴域を超えた音波。害獣対策に使われるそれが、目に見えない音の波を放射する。
一二三イツハ :それは首を断ち切らんと張り詰めた糸に、波の形のたわみを与えた
一二三イツハ :ただの糸が首に触れ、撫でて。
一二三イツハ :それが張り詰めるころには、地面に体を投げ出す形で退避している
一二三イツハ :「──っぶなぁい!」
一二三イツハ :ズシャア!
エミリー・サカキ :「チッ!猪口才な……!」鋼鉄製の糸が手元に戻る。
一二三イツハ :ハラリはらりと切り離された髪の毛が数本。宙を舞った
一二三イツハ :「痛みなんて、痛みなんて!」
一二三イツハ :「知ってるから!与えられたくないんですよー!」
エミリー・サカキ :「だったらなおさら、強い者にはおもねるべきよ?」
一二三イツハ :「そうですね」
一二三イツハ :「この世界では、真実が一番強いですから」
一二三イツハ :んべー、と舌を出す
烏丸クロト :ナイフを投げ掴み、ステップを踏む。
RL :では、エミリーの行動はこれで終了。
RL :次は同じくCS8のクロトさんの番です。
烏丸クロト :ではマイナーで先ほど同様にスリーアクションを起動しまして
烏丸クロト :雷牙、アサルトナーブスを起動して肉体ダメージを増やします。
烏丸クロト :んでメジャー、〈二刀流〉を組み合わせてハートで判定。
烏丸クロト :カード公開!ジョーカーをハートのA扱いにして、
烏丸クロト :達成値21にします!
篝火アカネ :ジョーカーだ!
RL :うわー!大変!
秘垣シジマ :うおーっジョーカー!
一二三イツハ :ジョーカー!
RL :判定はしない!
RL :ダメージどうぞ1
烏丸クロト :武器S+10、アサルトナーブス+2、カードはクラブのJ!
烏丸クロト :S+22でどうじゃい!これで通すよ!
RL :高い!
秘垣シジマ :たっかい
RL :では、そこで割り込んで
RL :《不可知》を使用!カゲの神業だ!
RL :即座に行動する!
烏丸クロト :ラストアクション!
RL :これは神業以外のあらゆるリアクション、妨害無効!
篝火アカネ :ふかち!
RL :マイナーでアサルトナーブスを使用。
一二三イツハ :ふかち!
篝火アカネ :神業を無効化できる神業は!
一二三イツハ :光と闇の目ー!
篝火アカネ :アカネはもう全部神業切っちゃいましたの
RL :効く!
烏丸クロト :イツハちゃんの《ファイト!》からの再行動しかないけど、それはファルケ用にとっておきたいから………
RL :メジャーで〈白兵〉〈隠密〉〈死点撃ち〉を組み合わせてブラックストリングでクロトさんに攻撃!
烏丸クロト :受けますわよ!
RL :先にお前の首を取る!
一二三イツハ :クロスカウント!
RL :カードはスペードの7!
RL :達成値は18!
烏丸クロト :スペードの制御値は11だぜ!
RL :なら、攻撃は命中!
RL :ダメージカードはダイヤの6!
烏丸クロト :低!
RL :ダメージはX+15!
RL :手札悪いの!
烏丸クロト :Xは防御点ないよ!
RL :ダメージチャート15!気絶!
烏丸クロト :まぁ~ッ
一二三イツハ :クロト様ー!!
RL :このメインプロセスの終了後にバッドステータスの気絶を受ける!
烏丸クロト :ギャ~~~ッ
RL :以降、判定やメインプロセスは行えなくなる!
烏丸クロト :カバーリングしようと思ってたのに~~!!
篝火アカネ :くっクロト様!
RL :ただ、クロトさんの攻撃はもう済んでるので
篝火アカネ :気絶からの復活方法は!?
RL :そっちが止められない!
一二三イツハ :カット進行終了で自動回復……だめだー!
烏丸クロト :みんな がんばってね
秘垣シジマ :く、クロト様
烏丸クロト :さきに いくね
一二三イツハ :非戦闘員3人が残っちゃった!
RL :クロトさんはエミリーと刺し違えて気絶します!
秘垣シジマ :終わりだ~!
烏丸クロト :───ナイフを投げ掴み、ステップを踏む。
烏丸クロト :「強い者におもねって、もらいますかぁ」
烏丸クロト :同時に跳ねるようなステップでエミリーにひと息に接近し、
烏丸クロト :回し蹴りとナイフによる斬撃をリズムよく繰り出し追い詰める。
RL :二、三歩後退した瞬間、エミリーの姿が搔き消え
烏丸クロト :「イツハちゃんに怪我させたとなったら何万人のチャンネル登録者に攻撃され───」
RL :キミのそばに現れると、キミの首に鋼鉄製の糸が巻き付けられる!
烏丸クロト :「……ッ!」グッ、っと首を引っ張られる。
RL :その糸には徐々に力がこめられていく!
一二三イツハ :「ク、クロトくんさん…!」
エミリー・サカキ :「怪我どころじゃない。あなたたちはここで死ぬのよ」
烏丸クロト :「…………っ…………」糸と首の間に指を突っ込むが、ギリギリと追い詰められる。
エミリー・サカキ :「さようなら。あなた、顔だけなら私のタイプだったわ」
篝火アカネ :「……いいえ」
篝火アカネ :「クロト様は……あなたなんかに」
エミリー・サカキ :エミリーは指先で糸に強い力をこめる。
篝火アカネ :「やられる方ではありませんのよ」
烏丸クロト :その瞬間。
烏丸クロト :こちらの命を絶ったと相手が油断したその瞬間に、右手に握ったナイフを、心臓めがけて投擲する。
烏丸クロト :軍用の武骨なナイフが、エミリーの胸元に勢い良く突き刺さる。
エミリー・サカキ :「が……っ!」自分の胸元を見下ろす。
エミリー・サカキ :両手がだらりと垂れ下がる。
烏丸クロト :「………ッは……ほんと俺ってば、大事なときにツイてねぇの……」
エミリー・サカキ :「死ぬの……こんなところで……嫌だ……嫌だ……!!」
烏丸クロト :「………それは。お前の上司に言ってくれ」
烏丸クロト :「ベストタイミングは一年前だ」指を刺してそう言って、こちらも膝をつく。
ファルケ・シュレーゲル :「どいつもこいつも。クソの役にも立たん!」
ファルケ・シュレーゲル :「せめてもう少し俺の役に立ってから死ね!」
秘垣シジマ :「……クロト君!!」
RL :では、クロトさんの番はこれで終了!
RL :最後はCS7のシジマさんの番です!
烏丸クロト :エミリーと同タイミングで倒れます。それまでの累積ダメージに、今の絞首がトドメを刺した。
秘垣シジマ :「……あとは任せたまえ! よくやった……!!」
秘垣シジマ :「犯人への路を、確かに切り開いてくれた!」
ファルケ・シュレーゲル :「お前なんぞに何ができる!お前たち全員ここで皆殺しにして仕舞いだ!」
ファルケ・シュレーゲル :「こんな地上とはオサラバだ!俺は軌道に昇る!」
秘垣シジマ :「君は天には昇れない。地に墜ちる」
ファルケ・シュレーゲル :「抜かせ!お前に天上の何が分かる!」
秘垣シジマ :「これから君は知ることになる」拳銃を抜く
秘垣シジマ :「君が沈め、黙らせてきた、無数の悲痛な叫びを」
秘垣シジマ :ムーブアクション! ファルケ氏の近距離まで近づきます。
RL :来い!
秘垣シジマ :マイナーでデッドポインター使用、メインの射撃達成値+1じゃい
RL :怖い!
秘垣シジマ :メジャー!
篝火アカネ :デッドポインターしただけなのにw
一二三イツハ :デッドをポイントですからね
秘垣シジマ :〈ウェポンマウント〉の効果でオートでS13イーグルとミサイルアームを準備!
RL :武器二つ!!
秘垣シジマ :〈闇羽の矢〉で二つの攻撃力を合わせて攻撃だ!
RL :来るがよい!
秘垣シジマ :〈射撃〉で判定!〈必殺の矢〉を組み合わせ。カードは、クラブのキングを公開!!
秘垣シジマ :達成値は外界7、〈クイックドロー〉3、デッドポインター1、ガンサイト1
秘垣シジマ :諸々合わせて達成値22じゃい!!
RL :高いよ!!
RL :どうやっても避けきれん!
RL :判定はなし!
RL :感情の制御値は11です!
RL :ダメージどうぞ!
秘垣シジマ :ええと、〈必殺の矢〉の差分ダメージが11と
秘垣シジマ :カードは……クラブのAを公開!! 11として使用!
RL :ここでエース!
秘垣シジマ :S13イーグルとミサイルアームの攻撃力を合計して算出し
秘垣シジマ :ダメージはP+39です!
篝火アカネ :殺意!
RL :39!?
RL :確実に死ぬ!!
一二三イツハ :こっわ
RL :な、ならばその前に!
RL :貴様を殺す!
RL :ファルケは《とどめの一撃》を使用!
RL :対象はシジマさん!
RL :死ねや、おらー!
秘垣シジマ :ヒイ~~ッ!! この頭脳労働者になんて暴力をォ~~ッ!!
一二三イツハ :それはどうかな!
篝火アカネ :シジマさま!
篝火アカネ :イツハちゃんさま!
烏丸クロト :やっちまってくだせぇ!
一二三イツハ :《ファイト!》を宣言!アカネちゃんの《電脳神》の回数を回復!
一二三イツハ :その悪あがきをハックしてやる!
篝火アカネ :!
一二三イツハ :アカネちゃんはその電脳神で悪あがきを消し飛ばして差し上げて~
篝火アカネ :そっか、演出はともかく
篝火アカネ :対象はわたくしが宣言するのですね。よろしくてよ!
RL :そうなのだ!
一二三イツハ :さすがニューロ!
篝火アカネ :回復した《電脳神》で、ファルケの《とどめの一撃》を打ち消します。
篝火アカネ :演出は相談の結果、イツハちゃん主体でやってもらうよ!
一二三イツハ :やるのよ!
RL :OK!では、これで《とどめの一撃》の効果は無効化されます!
秘垣シジマ :では、安全が確約されたところで!
秘垣シジマ :か弱い名探偵は、《とどめの一撃》で正当防衛させてもらうぜェ~~!!!!
秘垣シジマ :対象はファルケ氏!
RL :OK!
秘垣シジマ :どうしようかな?殺してしまわないほうがいいか
RL :警察のキャストもいないので殺しても全然いいですw
烏丸クロト :警察に突き出すなら殺しちゃダメだぜ
秘垣シジマ :いや、ソニアちゃんが何か話ししたいかな~って思って
RL :そこはもうシジマさん次第です。
篝火アカネ :PC1がやりたいようにやろう!
一二三イツハ :そうなのだ!
秘垣シジマ :ふむふむ
烏丸クロト :PC1の決定を支持するぜ
篝火アカネ :捕まえちゃっても殺しちゃってもいいよねここは実際
烏丸クロト :そうですね どっちでも大丈夫
篝火アカネ :古の名探偵はなんて言ってたんですか?
一二三イツハ :滝壺に叩き落とせ?
一二三イツハ :メガネ少年のピアノの月光のほうかな。
秘垣シジマ :『犯人を殺してしまうような奴は探偵失格だ』……との言葉もあります
秘垣シジマ :滝壺は心中だからなあ
烏丸クロト :シジマさんはどうしたいのかな? 殺して文字通り仇を討つか、
烏丸クロト :警察に突き出して社会的な制裁を受けてもらいます?
秘垣シジマ :そですね、やっぱり探偵なので
RL :では、ダメージチャートは完全死亡以外を狙うといい!
篝火アカネ :どっちのスタイルを重視するか~だと思いますねえ。フェイトか、カブトワリか
秘垣シジマ :殺して終わりには……しない!
篝火アカネ :ナイス判断!
烏丸クロト :おお!グッド!
一二三イツハ :ナイスの判断よ
秘垣シジマ :私の本質はカブトワリだが、それ以上に名探偵を目指しているのだから!
秘垣シジマ :ここは……15番を選択!!出血多量で[気絶]せよ!
RL :了解です!
RL :では、まずRLの神業の演出からやります!
ファルケ・シュレーゲル :「……ふ、ふふふ」
ファルケ・シュレーゲル :「しかし、まあ、探偵さんの言うことも一理ある」
ファルケ・シュレーゲル :「これ以上の抵抗は無駄でしょう」
ファルケ・シュレーゲル :ファルケはそう言うとアサルトライフルを放り捨てる。
ファルケ・シュレーゲル :「投降します。罪を償いますよ」両手を上げる。
ファルケ・シュレーゲル :「さあ、探偵さん。私を捕まえてください」
秘垣シジマ :「……自首、ということか?」銃は向けたまま。
一二三イツハ :「……………」よろめきながらハンディカメラで様子を収めている
ファルケ・シュレーゲル :「そういうことです。私はもう良心の呵責に耐えられない」
秘垣シジマ :「ならば、そのままうつ伏せになりたまえ。ゆっくりとだ」
ファルケ・シュレーゲル :「ああ、わかった。うつ伏せだな……」
秘垣シジマ :「私は警官ではないが、君を逮捕しよう」近づきます。
ファルケ・シュレーゲル :「バカが」
ファルケ・シュレーゲル :次の瞬間、電子制御によりファルケの手元に小型拳銃が現れる!
ファルケ・シュレーゲル :小型拳銃の照準はシジマの額に合わせられている!
ファルケ・シュレーゲル :「くたばりな!クソ野郎!」
ファルケ・シュレーゲル :ファルケは引き金を引こうとする!
秘垣シジマ :「私の推理では……」銃口を見据えて、淡々と告げる。
RL :ファルケの小型拳銃から銃弾が放たれる。
RL :その銃弾はシジマの額を真っ直ぐに貫く。
ファルケ・シュレーゲル :「ははははは!ざまあみろ!俺の勝ちだ!!」
一二三イツハ :そこで響くのは肉と骨の音ではなく、鈍くくぐもった繊維がはためく音。
一二三イツハ :ばふんっ、と翻ると同時。額を撃ち抜かれた「シジマ」さんの姿がねじれる。
ファルケ・シュレーゲル :「な、何だ……?」
ファルケ・シュレーゲル :「何が起きて……」
一二三イツハ :それは、どこにでもあるコンバーチブル。服の上にARを表示するスクリーン。
一二三イツハ :放たれた弾丸は、精密に描写された「一秒後」のシジマさんの映像を撃ち抜いた。───しかし。
一二三イツハ :「………何度も見てたら」
一二三イツハ :「私にだって、アカネちゃんさんの真似事ぐらい、出来るんですよ?」
篝火アカネ :「お父様の言った通りでしたわ」
篝火アカネ :「知を力とするニューロに一番近い存在。それは――――」
篝火アカネ :「言葉を力となす存在。トーキー」
篝火アカネ :イツハの仕込みを知っていたので、最初から動かなかった。
一二三イツハ :「えぇ、だって」
一二三イツハ :「"知"ることは、私の専門分野だもん」
一二三イツハ :コートの暗幕は取り払われ
一二三イツハ :今、探偵の前に、真実への道は開かれた
ファルケ・シュレーゲル :ファルケは動揺しながら小型拳銃をリロードする。
秘垣シジマ :「……戦闘状況が開始してから、”この盤面”となるまで」シジマの声が響く。
秘垣シジマ :「4分33秒。そうなると推理していた」ファルケの後ろからだ。
秘垣シジマ :「バッテリーがもったようで何よりだ」
ファルケ・シュレーゲル :「奴め、まさか……!」
秘垣シジマ :守る兜は打ち払われ、影は既に晴らされた。
秘垣シジマ :ただ弾丸を、悪徳の根源へと打ち込む。
ファルケ・シュレーゲル :ファルケはもう一度小型拳銃をキミに向けようとするが間に合わない。
秘垣シジマ :ファルケに銃声は聞こえない。
秘垣シジマ :それを認識する前には、頭部を抉った弾丸がファルケの意識を刈り取っている。
ファルケ・シュレーゲル :「畜生……俺は……」
RL :放たれた銃弾はファルケの頭部を射抜いた。
秘垣シジマ :「……安心したまえ。私は名探偵だ。「古の名探偵」に曰く、『犯人を殺してしまうような奴は探偵の風上にも置けない』」
ソニア :「探偵さん!」ソニアがキミのもとに駆け寄ってくる。
秘垣シジマ :弾丸は頭部の機械化パーツのみを的確に破壊している……生存は可能である。
ソニア :「こいつが……兄貴を……」
秘垣シジマ :「……ソニア君。君が、考える時間だ」
秘垣シジマ :「私は依頼を完遂した。”名探偵”は、これまでだ」
RL :ソニアはファルケの落とした小型拳銃を拾う。
RL :小型拳銃の銃口をファルケに向ける。
ソニア :「…………」
ソニア :ソニアは気絶しているファルケを蹴り飛ばす!
ソニア :「一生牢屋で反省してろ!」
秘垣シジマ :「……!」
RL :ソニアはそれからキミにすがりついて泣き出す。
秘垣シジマ :「……よく頑張った」
烏丸クロト :「ウェッホ、ゲェッホ…………」咳き込みながら、その光景を見ている。
篝火アカネ :「クロト様。まったくもう、人がいいのですから」
篝火アカネ :「シジマ様が殺さないのをわかっていて、わざと寝たふりをされていたのですね」
烏丸クロト :「………さぁてね」
篝火アカネ :「……あっ、あれ?」
篝火アカネ :「まさか本当に気絶を……あれ?」
篝火アカネ :「も、もしかして危ないところでした……?」
烏丸クロト :「そういう顔されるのもヘコむんで俺がカッコ良い方でお願いしたいっすね…」
烏丸クロト :「あ~、頭いて。んじゃあ、えぇっと、イヌ呼びます?」
烏丸クロト :頭を振りながら端末を操作し始める。
篝火アカネ :「そうですわね。ま、イヌにやってもらうのはせいぜいファルケ様の逮捕くらいですけど」
篝火アカネ :「……」
篝火アカネ :「一年間、ずっと思い煩っていらしたから」
篝火アカネ :「わたくし、クロト様のことを密かに心配していましたのよ」
篝火アカネ :「気分は晴れまして?」
烏丸クロト :「………………」
烏丸クロト :泣きじゃくり探偵に泣きつく少女の姿を視界に収める。
烏丸クロト :「どうでしょうねぇ。まだ実感も沸かないもんで……」
烏丸クロト :「まぁ、スカッと気が晴れるような報道をしていただけると思うんですよ」
烏丸クロト :「ねぇ、イツハちゃん」
一二三イツハ :「はい、任せてくださいな」
一二三イツハ :人の様子、会話に回していたカメラから目を離して。
一二三イツハ :「見たもの聞いたもの。全部収めて、これからが私のお仕事ですから」
一二三イツハ :「……と、いうわけで」
一二三イツハ :「『探偵イツハのそーさくファイルxx』」
一二三イツハ :「『真相、暴いてみた』」
一二三イツハ :「本日今宵、今回の動画はこれまでです。」
一二三イツハ :「チャンネル登録、高評価」
一二三イツハ :「よろしくおねがいしまーす」
一二三イツハ :ぱたんとハンディカメラを停止して、その場にぺたりと座り込む。
一二三イツハ :カメラの有る時は絶やしてなかった笑みをようやく消して。
一二三イツハ :すう、と息を吸って。
一二三イツハ :万感の思いを吐き出す
一二三イツハ :「あ~~~!!」
一二三イツハ :「………つっかれたー!」
RL :クライマックスフェイズ、終了。

ED:秘垣シジマ

RL :それでは、ここからはエンディングフェイズです。
RL :最初はシジマさんのエンディングです。
RL :このシーンは、キミの事務所にやってきたソニアにお礼を言われたりするシーンになります。
RL :シーンカードはレッガーの正位置。
RL :悪事、欲望、誘惑などを意味します。
RL :事件が終わってから数日後。
RL :シジマさんの事務所。
秘垣シジマ :事務所内に物はほとんどない。硬質なタイル張りの壁に、オートメーション化されたハウスキープシステム。
秘垣シジマ :トーキョーではごく一般的な、安事務所と言った内装だ。
秘垣シジマ :目立つ点は二つ。机に積まれた、ドラッグを混ぜ合わせているらしき調理器具と
秘垣シジマ :部屋の中央に置かれた、時代錯誤的な安楽椅子だ。
秘垣シジマ :「……」みょいーん、と電子楽器を鳴らしている。
秘垣シジマ :「……違うな」
RL :ブザーが鳴り、不意にドアが開く。
RL :姿を現したのは金髪の小柄な少女だ。
ソニア :「やっほー!……何、この変な音。それに変な臭い」
秘垣シジマ :「変な音ではない、旋律だ……「古の名探偵」は大抵、芸術的な趣味を持っていたらしいからな」
ソニア :「へー。芸術って妙ちくりんなものなんだね」
秘垣シジマ :「まあ、私には向かないようだ。わが探偵事務所へようこそ、ソニア君」楽器を置く。
ソニア :「お邪魔しまーす」
ソニア :「それでね、今日はお礼を言いにきたんだ」
ソニア :ソニアは手に大きな花束を持っている。
秘垣シジマ :「今お茶でも……お礼?」
ソニア :「うん!」
秘垣シジマ :ドラッグの置いてある机に向かっていた足を止める。
秘垣シジマ :「……なるほど。依頼の報酬というわけか」
ソニア :「そう。バイト先の花屋さんでお給料の代わりにもらってきたんだ」
ソニア :「探偵さん、この間は本当にありがとう!」
ソニア :キミに花束を差し出す。
秘垣シジマ :「……これは、これは」
秘垣シジマ :「ありがたく受け取ろう。可憐な依頼人よ」
ソニア :「えへへ。探偵さんのおかげで兄貴もきっと喜んでると思う」
秘垣シジマ :「君にとって、正しい真実を見つけられたというのなら、それ以上の喜びは無い」
ソニア :「もちろん、あたしも喜んでるよ!」
秘垣シジマ :「そして正しい真実となった要因は、キックス氏の願いと、そしてソニア君の想いに他ならないのだ」
ソニア :「あたしの?」不思議そうな顔をしている。
秘垣シジマ :「そうとも。「古の名探偵」に曰く、『依頼人がいなければ、どんな名探偵も狂人に過ぎない』」
秘垣シジマ :「私を”名探偵”としてくれて、本当にありがとう、ソニア。」微笑む。
ソニア :「そ、そんな!あたし、お礼を言われるようなことなんて何もしてないよ!」慌てふためく。
ソニア :「それにさ」
ソニア :「あたしにとってはシジマさんは最初から“名探偵”だったよ!」
秘垣シジマ :「……!」 虚を突かれたような表情。
秘垣シジマ :「……「古の名探偵」に曰く、『形が人を作る。いかに隠そうと犯人は犯人の、探偵は探偵の形をしているものなのだ』」
ソニア :「あ、そうだ!それ!」キミを指差す。
ソニア :「ねえ、シジマさん! 探偵ってやるの楽しい?」
秘垣シジマ :「ふむ……難しい問題だ。正直に言えば、危険に満ちているし、死に触れることは楽しいものではない」
ソニア :「うーん。やっぱりそうなんだ」
秘垣シジマ :「知的欲求を満たすために人を訪ねるだけで、狂人かのように非難されることすらある」
ソニア :「それは酷いね!」
秘垣シジマ :「ああ。……だが、そうだな。きっと探偵(フェイト)は、私に与えられた唯一の生き方なのだろう」
ソニア :「生き方かー。なんかいいね!」
秘垣シジマ :「そして、生き様(スタイル)を貫くことは、何よりも……気分がいい」
秘垣シジマ :「それだけだ」
ソニア :「そっか。あたし、シジマさんを見てたらなんとなく探偵って仕事って格好良いなぁって思ってさ」
ソニア :「あたしも将来は探偵になろうかなー、なんて思って」
秘垣シジマ :「ほう、同業者……いや、未来の競争相手というべきか?」
秘垣シジマ :にやりと笑う。
ソニア :「そういうことだね!」
秘垣シジマ :「いいだろう、ソニア君。君がその未来を夢見るというのなら……私は心から応援しよう!」
秘垣シジマ :「そして、正面から完膚なきまでに、力の差を見せつけてあげよう!!」
ソニア :「えー!酷いよ!少しは手加減して!」
ソニア :「あ、というか。フェイトってどうやったらなれるのかな?」腕を組んで考え込む。
秘垣シジマ :「それもまた、生き様に過ぎない。どう表現するかは君しだいだ」
ソニア :「何それ!難しいよ!」
秘垣シジマ :「すまないな。私も真の”名探偵”がどんな姿かわかっていないのだ。だからこうして言葉から人となりを得ようとしている」
ソニア :「うーん、なるほど。探偵って大変なんだね」
秘垣シジマ :「だが……「古の名探偵」に曰く、『真でないものを全て除外したとき、どんなに突飛であっても、最後に残った一つが真実だ』」
ソニア :「つまり……?」首を傾げる。
秘垣シジマ :「君にとって、違うものを全て除外していくといい。最後に君が選んだやり方が、君にとっての真実(フェイト)というわけだ」
ソニア :「そっか。それだったらあたしにもできそう!」嬉しそうな顔。
秘垣シジマ :「ああ。誰でもできる反面、近道はない。……私は一足先にその道を進んでいるがね!!」
秘垣シジマ :ばん、と探偵っぽいポーズをとる。
ソニア :「む!あたしも負けないからね!」
秘垣シジマ :「君の挑戦を受けよう。ソニア君!」
秘垣シジマ :「未来の”トーキョーの名探偵”、秘垣シジマが相手だ!!」
ソニア :「……あ、いけない!」何かを思い出したような顔をする。
ソニア :「こんなことしてる場合じゃないや!」
ソニア :「あたし、クロトさんと約束してるんだった!」
ソニア :ソニアはキミを華麗にスルーする。
秘垣シジマ :「こ、こんなこと」がくりと肩を落とす。
ソニア :「じゃあ、あたしもう行くね!また探偵になりに来るから!」
ソニア :「お花は花瓶に差して水あげてね!」
ソニア :「またね、探偵さん!」
秘垣シジマ :「……ああ!よい一日を!」
秘垣シジマ :「クロト君によろしくな!」
ソニア :「うん!」
ソニア :ソニアは元気よくそう言うと事務所を出ていく。
秘垣シジマ :「フフ……『綺麗な花にはトゲがある』、か……」花束を眺める。
秘垣シジマ :「まあいい。彼女からは報酬を貰ったし……想像以上の成果もあった!!」オートメーション化された水道に花を活ける。
秘垣シジマ :「フフフ、イツハ君、私の推理はどのように演出してくれているだろうか……どうやっても”名探偵”そのものだろうが!」
秘垣シジマ :ポケットロンを取り出し、イツハさんが投降した動画を探す。再生!
秘垣シジマ :「この”名探偵”らしさを演出する装いを裁縫した苦労話など、それだけで感動のドキュメンタリーが一本……」
秘垣シジマ :「………?」
秘垣シジマ :「あれっ?」
秘垣シジマ :特にシジマが登場しないまま動画は再生され、終わる。
秘垣シジマ :優れた編集だ。事件の真相がわかりやすく説明され、可憐な少女が愛嬌たっぷりにふるまっている。
秘垣シジマ :真相を追う被害者の友人の決意と、様々な電脳障害を指先ひとつで除外している(ように見える)和装の少女の活躍が眩しい。
秘垣シジマ :関連動画を探す。
秘垣シジマ :そのどれにも、”名探偵”を名乗る男と、金髪の少女の姿はない。
秘垣シジマ :「か」
秘垣シジマ :シジマの頭脳は、平均に比べ良いものと言えるだろう。だから、自分が騙されたことをきちんと理解していた。
秘垣シジマ :「『可憐な花にはトゲがある』……やはり「古の名探偵」は、正しいようだ……」
秘垣シジマ :どうしようもない疲労感が全身を覆い、ばたりと倒れ込む。
秘垣シジマ :”トーキョーの名探偵”が登場する未来は、いまだ遠い。
RL :殺風景な事務所で花束だけが優しく揺れていた。
RL :シーン終了。

ED:一二三イツハ

RL :では、次はイツハさんのEDです。
RL :このシーンは、キミが《暴露》を使用したり、結城あやと話したりするシーンになります。
RL :シーンカードはチャクラの逆位置。
RL :不安定。不一致。利害の対立などを表す。
RL :マリオネット本社。映像室。
RL :結城あやは満足そうにキミに微笑みかける。
結城あや :「随分と大きなネタをつかんだのね、イツハさん」
一二三イツハ :「はいっ、頑張ったんですよ~」
一二三イツハ :そう言って、映像室のスクリーンに映された映像に目を移す。
一二三イツハ :神業《暴露》を使用します
RL :OK!自由に報道するといい!
一二三イツハ :OK!
一二三イツハ :そこに移されているのは一つの動画だ。
一二三イツハ :今回の事件を通じて撮影した映像、別撮りのインタビュー、そして録音・編集した補足説明。
一二三イツハ :ハンディだけではなく、ニューロじみた電子機器の制御によって様々な角度から撮影された映像の数々。
一二三イツハ :クリアに聞き取りやすくされた音声とともに、今回の事件の顛末が赤裸々に、そして色・音ともに人の意識に留まりやすく編集されている。
一二三イツハ :画面には赤毛の男性と和服の女子がヒロイックに、あるいはピンチを、あるいは優位をカメラワークによって演出されながら事件を解き明かしている。
一二三イツハ :その間の細々とした情報は、SDじみた2頭身の緑毛の少女のアバターの解説まで入り、たとえ視聴者が子供であっても今回の事件を理解できるだろう
一二三イツハ :そして、ヒーローとヒロインの背後、盛大な爆発とともにエンドロールが流れ……
一二三イツハ :──『高評価・チャンネル登録、よろしくおねがいしまーす♪』
一二三イツハ :「……いやー、めちゃくちゃ伸びてて笑いますね!」
RL :臨場感溢れるその動画はN◎VA中で大きな話題になった。
RL :「さすがはイツハさん。大したものね」
一二三イツハ :「いえいえ、えへへ。私なんかそれほどでもありますけど」
一二三イツハ :「ま、クロトくんさんとアカネちゃんさんが派手に見栄えするアクションしてくれたから助かりましたねー」
結城あや :「あら。イツハさんも随分と大きなスタントしたって聞いたけど?」
一二三イツハ :「それは前提ですから」
一二三イツハ :フフン、と得意げに胸を張る
一二三イツハ :「いえ、助かったのは事実でしてね。おかげでクロトくんさんの軸で事件を追っても不自然にならなかったですし。」
一二三イツハ :動画をループ再生にしている。
結城あや :「でも、イツハさんがもっと目立つ編集にしてもよかったのに」両手で画角を確認しながら言う。
結城あや :「ほら、イツハさん。見た目もこんなにいいんだし?」
一二三イツハ :「やぁ~ん」両手を頬に「もっと言ってくださーい」
結城あや :「本気で思ってないでしょ」微笑みながら言う。
一二三イツハ :「おほほほ~」
一二三イツハ :「ま、その辺は映せない事情があったんで仕方ないわけですです」
一二三イツハ :「あやちゃんさんには言ってましたっけ?ほら、被害者さんの妹さんのソニアちゃんさん」
結城あや :「ああ。例の」
一二三イツハ :「えぇ、例の。」
一二三イツハ :「私が編集するならともかく、監視カメラまでハッキングする技術はないので、あの子をカメラから隠すように立ち回ってたんですよ」
一二三イツハ :言いつつ、着ているコンバーチブルのARを保護色的に変更する。
一二三イツハ :「一般のお方の今後の生活を制限しちゃダメですからね~」
結城あや :「へえ。偉いじゃない。トーキー魂ね」
結城あや :「ちょっとイツハさんを見くびってたかも」
結城あや :「ただの可愛い女の子かと思ってた」
一二三イツハ :「もちろん。すごく可愛い女の子ですよ」
一二三イツハ :「あやちゃんさんがそうやって褒めてくれるってわかってなきゃやりませんけどね~」
一二三イツハ :ご機嫌な様子で括った髪を揺らしている
結城あや :「残念だけど、お世辞は言わないわよ、私は。そういう商売じゃないの」
一二三イツハ :「お世辞を言ってくれないから本当にすごくなるしか無いじゃないですか~」
一二三イツハ :ぷう、とわざとらしく頬をふくらませる。
結城あや :「じゃあ、そんなイツハさんにもっとすごくなるチャンス」キミの頬を写真でつつく。
一二三イツハ :ふしゅー。振り向く。
一二三イツハ :「チャンスですか」
結城あや :「今、手空いてる?」
一二三イツハ :「身軽なのがイツハちゃんのいいところです」
一二三イツハ :両手をバンザイするようにひらひら
結城あや :「ダイエットとか要らなさそう。羨ましいわ」
一二三イツハ :「あやちゃんさんも裏方ばっかりだと痛たたたた爪が食い込んでますよ爪が」
結城あや :「いいの。私は裏方で」
結城あや :「そういう生き方することにしたのよ」
一二三イツハ :「では、今回も私はその生き方をリスペクトってことで」
一二三イツハ :「それで、すごくなるチャンスってなんです?」
結城あや :「そう、いいネタがあるんだけど、イツハさん追ってみる?」
一二三イツハ :「なるほどー、それじゃ……」言葉を一旦止める。
一二三イツハ :笑顔。
一二三イツハ :「ちなみにー、実際、ここで興味ないって言ったらどうなっちゃいます?」
一二三イツハ :あははー、と冗談を言うように首をかしげる。見上げる。
結城あや :「うーん。そうなったら残念だけど、イツハさんとはここで今生の別れね」おいおいと泣く真似をする。
一二三イツハ :「あれ?おかしい。絆レベルが下がってますよ?」
一二三イツハ :「そうなっては受けるしか無いようです。ぷるぷる」
一二三イツハ :怯える小動物のように潤んだ目で見上げる。
結城あや :「まあ。そんな顔されたら厳しいこと言えなくなっちゃうじゃない」
結城あや :「……って、騙されないからね!」
結城あや :「やるの、やらないの!」
一二三イツハ :「やる感じでお願いします」
結城あや :「よろしい」キミに1枚のホロを手渡す。
結城あや :「それじゃあ、また特ダネ頼んだわよ」
一二三イツハ :受け取る。
一二三イツハ :「はーい、おまかせくださいな」
一二三イツハ :ぴょんと立ち上がる。カバンや結んだ髪が揺れる。
一二三イツハ :画面では既に一周した動画がエンドロールを映し。
一二三イツハ :そして、ループ機能で新たにOPが始まっている。
一二三イツハ :「期待しててくださいな。また一つすごくなって、褒めさせてあげますのでっ」
一二三イツハ :「その時は、高評価でよろしくおねがいしますね!」
結城あや :「楽しみにしてるわ。良いコメント考えておかなくちゃ」
一二三イツハ :「期待しておりますよ、あやちゃんさーん」
一二三イツハ :ひらひら、と手を振って映像室から外に出る。
一二三イツハ :受け取ったホロと、そこに付随する情報を読み取って。
一二三イツハ :「調べ物は前回やったからー……今回は私がハッキリ映せるといいですね」
一二三イツハ :「となると変装より目立つ感じで。うーん、新しいコーデ増えてたから試してみようかな?」
一二三イツハ :ポケットロンを操作。必要になりそうな機材や手配を進めて。
一二三イツハ :「…………あ、そうだ」
一二三イツハ :(もし人手が必要なら、シジマくんさんとかアカネちゃんさん、クロトくんさんも誘っちゃうといいかもですねぇ)
一二三イツハ :せっかく出来た縁だし。
一二三イツハ :特に、依頼人を隠す事になった影響で、一人は全く動画に映していないし。
一二三イツハ :………あんなに伸びた動画なら、出演者の覚えもいいでしょうしー?
一二三イツハ :「ふふ、古の偉い人に曰く、『狸の毛皮は捕獲してから剥ぎましょう』……ちょっと違う気がしますねこれ」
一二三イツハ :「まぁ、それは置いといて」
一二三イツハ :「『イツハさんのなんでもファイルxx』」
一二三イツハ :「『タイトル未定』」
一二三イツハ :「やってみよーうっ」
一二三イツハ :カツカツ、と靴音高らかに。
一二三イツハ :少女が駆け出した。
結城あや :キミの動画はまた少し世界を変えていきそうだ。
RL :シーン終了。

ED:篝火アカネ

RL :では、次はアカネさんのEDです!
RL :このシーンは、白夜から依頼の報酬を受け取ったり褒められたりするシーンです。
RL :シーンカードはエグゼクの逆位置。
RL :矛盾。秩序の崩壊。腐れ縁を意味する。
RL :夜のアサクサ。
篝火アカネ :秩序の崩壊!?
RL :キミの仕事は終わった。
RL :アサクサのバーでキミを待っていた白夜も上機嫌だ。
RL :キミの目の前にはカモミールティーが置かれている。
篝火アカネ :「……と」
河渡白夜 :「篝火、よくやってくれたな」
篝火アカネ :「事件の顛末は、いま申し上げた通りですわ」
河渡白夜 :「ああ。十分な仕事だ」
篝火アカネ :早速ですがRL!
篝火アカネ :まだ使っていない神業がひとつあるので、使いたいです。
RL :では、宣言をどうぞ!
篝火アカネ :レッガー最終奥義《不可触》を使います。使用目的は事実の隠蔽。
篝火アカネ :本来あった事実を捻じ曲げ、
篝火アカネ :ニューロの篝火とカタナの烏丸のふたりがこの事件を解決した、ということにします。
RL :では、神業の力によりそうした事実が作られます。
篝火アカネ :「まあ、多少……事実を隠蔽したついでに、手柄も横取りしましたけれど……」
篝火アカネ :「レッ……ニューロとはそういうものですしね」 カモミールティーを上品に飲む。
河渡白夜 :「いや、見事なもんじゃねえか。利用できるものはなんでも利用するもんだ」
河渡白夜 :「残った売人も一掃した。例のサイレントだったか、あのヤクもウチのシマから排除することができた」
篝火アカネ :「モンジャ! モンジャです!」
篝火アカネ :「大元締めのファルケ……いえ、ホークはどうなりましたの?」
河渡白夜 :「そんな愉快な名前だったか……?」
篝火アカネ :「お優しい名探偵様は生け捕りにしていましたけれど……」
篝火アカネ :「少なくとも、軌道行きの話は完全パーですわよね」
河渡白夜 :「さあ、詳しくは知らねえが、ブラックハウンドがとっ捕まえたんじゃねえか」
河渡白夜 :「落ちたエグゼクなんざわざわざ始末する必要もないしな」
篝火アカネ :「同感ですわ」
篝火アカネ :「ねえおじさま。ファルケ本人に聞こうと思って、結局聞けなかったのですけれど」
河渡白夜 :「何だ。俺に答えられることか?」
篝火アカネ :「…………軌道行きっていうのは、そんなに魅力的なのかしら?」
篝火アカネ :「ずっと一緒にやってきた親友を殺してでも手に入れたいもの?」
篝火アカネ :「スタイルを捻じ曲げてでも手に入れたい。そんな宝物なのかしら」
篝火アカネ :「わたくし、どうにも理解できませんの。おじさまはどう?」
河渡白夜 :「さあな。俺には想像もつかねえが、聞く話によると」
河渡白夜 :「天国のような場所らしいぜ。この地上とは違ってな」
河渡白夜 :「行ってみたいか、嬢ちゃん」
篝火アカネ :「うーん」
篝火アカネ :「おじ様はいかが? 天国に行ってみたい?」
河渡白夜 :「俺か? 俺はごめんだね」
篝火アカネ :「天国ですのに?」
河渡白夜 :「どうせその天国には悪魔がいるに決まってる」
河渡白夜 :「だったら、ここの方が百倍マシだね」
篝火アカネ :「ふふふ。そう……おじ様らしい答えですこと」
篝火アカネ :「わたくしも行きたくありませんわ。きっと治安もN◎VAよりずっとよくて、ハッキングや銃声とは無縁の場所でしょうから」
篝火アカネ :「わたくしもただの美少女に成り下がってしまいます。そんなの、ニューロとして死んだも同然ですわ」
篝火アカネ :「わたくし、死ぬのは嫌ですの」
河渡白夜 :「ははは!違いない!嬢ちゃんはせいぜい長生きしな」
篝火アカネ :「そういたします。あ、そうそう」 席を立とうとして座る。
河渡白夜 :「ああ、どうした?」
篝火アカネ :「この先……近いうちに。ストリート出身の、あらたなフェイトが誕生するかもしれませんの」
篝火アカネ :「名前はソニアちゃんさん。もしおじさまの方で将来の名探偵を探していましたら」
篝火アカネ :「ソニアちゃんさんを雇ってみるのも、いいかもしれませんわ」
河渡白夜 :「そりゃあ腕の良いやつはいくらいても困らんがな」
河渡白夜 :「嬢ちゃん、あんたにだってまだ頼みたい仕事が山ほどあるんだぜ?」
篝火アカネ :「秘垣シジマかソニア。その二人のフェイトのことは、記憶の片隅に置いといてくださいまし」
篝火アカネ :「あら」
篝火アカネ :「じゃあ、そうですわね。このまま次のビズの話と参りましょうか」
篝火アカネ :「バーテンダー様。カモミール・ティーのおかわりをお願いいたします」
篝火アカネ :「ニューロといえば、カモミール・ティーですので」
RL :キミの目の前にカモミールティーが運ばれてくる。
河渡白夜 :「嬢ちゃん、お前を長生きさせるような仕事だ」
河渡白夜 :「どうだい。聞くか?」
篝火アカネ :「もちろん」
篝火アカネ :お父さまが言っていた。
篝火アカネ :ニューロとは力であり、ハッキングとは破壊であり、
篝火アカネ :そしてそのどちらも、ニューロ単独で成し得るには限界があるのだと。
篝火アカネ :良き縁、良き仲間を見つけろとお父様は言っていた。
篝火アカネ :それは、荒事に慣れたカタナかもしれないし……報道に長けたトーキーかもしれないし
篝火アカネ :古臭い矜持にこだわるフェイトかもしれない。
篝火アカネ :そして今、この瞬間も。
篝火アカネ :「わたくし、人とのコネは大事にするほうですの」
篝火アカネ :「さ、聞かせてくださいまし。おじさま」
篝火アカネ :「次のビズの話をいたしましょう」
RL :夜の闇にカモミールティーの甘い香りが漂う。
RL :篝火アカネの新しい仕事が始まろうとしていた。
RL :シーン終了。

ED:烏丸クロト

RL :それでは、最後はクロトさんのEDです!
RL :このシーンは、キミがソニアと一緒に話したり、キックスの墓参りをするシーンになります。
RL :シーンカードはカブキの逆位置。
RL :未熟、無謀、無計画を暗示するカード。
RL :事件から数日後。
ソニア :「クロトさーん!こっち、こっち!」
RL :キミはソニアに案内されながらストリートの隅にある小さな空き地にやってきた。
RL :小さな空き地の片隅には、廃材で作った手作りの墓があった。
烏丸クロト :「ここ?」いつもの一張羅のスーツに、先ほど買った花束を片手に。
ソニア :「ほら、あたしたちみたいなストリート生まれがN◎VAの共同墓地に入るのは大変でしょ?」
ソニア :「だから、せめてもの精一杯」
ソニア :「でも、前はよく落書きされたりしたんだけど、今はすっかりそんなこともなくなったんだよ!」
烏丸クロト :「そりゃ良かった。動画もすっかり拡散されてますからねぇ」
RL :キックスの墓は綺麗に掃除されている。
ソニア :「クロトさんのおかげだね!」
烏丸クロト :その中に目の前にいる少女の姿は全く無かった。良い事だ。
烏丸クロト :「俺ェ?」
烏丸クロト :「それを言うなら、アカネさんとイツハちゃんのおかげだろ?」
ソニア :「クロトさん、兄貴のために怒ってくれたし」
ソニア :「だから、ありがとう!」
烏丸クロト :「そりゃーー……どういたしまして」
烏丸クロト :墓の前に花束を置く。あと、ワインの酒瓶。
烏丸クロト :「おら、乾杯だぞ。キックス」
烏丸クロト :「よく飲めよお、勝利の美酒だかんな」
ソニア :「もー!お酒ばっかり!まあ、今日はいっか」
烏丸クロト :「ソニアちゃんは…まだ早ェか」
ソニア :「あたしは未成年だから!」胸を張る。
烏丸クロト :「キックスから良い教育を受けてるようで」笑う。
ソニア :「兄貴がダメダメだから、あたしが勝手に立派になったの!」
烏丸クロト :「ハハ………」
烏丸クロト :「………キックス曰く、ソニアちゃんは1年経てば一人でもやってけるだろうって」
ソニア :「過大評価だなー」
烏丸クロト :「そう聞いてたんですけどね。何もできなくて、すいませんでした」
ソニア :「ううん。クロトさんがいてくれたから兄貴の名誉は守られたんだし!」
ソニア :「あ、そうだ。兄貴があたしのイヤリングに送っていたメッセージ、ちょっとだけ続きがあったみたいなんだけど聞く?」
烏丸クロト :「えぇ、そりゃ初耳。誰かから教えてもらったんです?」
ソニア :「何回も再生してたら、気付いたんだ」
ソニア :「ちょっと待ってね」
烏丸クロト :「………」何回も再生するよなあそりゃあ。と思う。
ソニア :大事そうにイヤリングを取り出して操作する。
RL :キックスの声が流れ出す。
烏丸クロト :顔を近づけます。
キックス :『それから、クロトに。これからずっとの勝利には、乾杯できそうにない。すまない』
ソニア :「乾杯、できたね」嬉しげにキミを見る。
烏丸クロト :「そういうこった」得意げに言う。
キックス :『……なあ、クロト。僕はストリートが好きだ。こんな汚くて犯罪の多い場所のために戦うなんて、馬鹿げていると笑うかな』
烏丸クロト :「………」
キックス :『……クロト、今までありがとう。……君は……これから何のために……』
RL :音声が切れる。
烏丸クロト :「………」
ソニア :「今度こそこれで終わり」
烏丸クロト :「………おい」
烏丸クロト :「大事なところで……」死ぬヤツがあるかよ、と言いかけて、口を噤む。
烏丸クロト :「…あー。切れちゃいましたね」
烏丸クロト :「………こいつがストリート大好きなことなんか、今更知ってた、って感じですけどねえ」
ソニア :「何のために、戦うの、かな?」キミを見上げて言う。
ソニア :「ねえ、クロトさんはこれからどうするの?」
烏丸クロト :「これからぁ?」
ソニア :「そう!これから!」
烏丸クロト :「キックスの野郎はストリートのために戦ってて」
烏丸クロト :「妹のソニアちゃんは、探偵になって真実(フェイト)を突き止めるって聞きましたよ」
烏丸クロト :「それもストリートのため?」
ソニア :「うん!というか、困っている人のためかな。どうやったらなれるのかはサッパリ分からないんだけどね!」
烏丸クロト :「んーー…そんだら、やっぱ最初にやるのはアレじゃないですか」
ソニア :「アレ?」
烏丸クロト :「古の名探偵好き曰く、優秀な探偵には、常に優秀なサイドキックがついているらしいんですよ」
烏丸クロト :「だからサイドキックを探す」
ソニア :「おー!なるほど!あたし、頑張って探すよ!」
ソニア :「でも、あたしの助手になってくれる人なんているのかな……?」
烏丸クロト :「うん。アンタの、一番の理解者を見つけてください。なんせこの街、広いですから」
烏丸クロト :「ハッハッハ」
ソニア :
烏丸クロト :「大丈夫っすよ。このトーキョーN◎VAを甘くみちゃあいけません」
烏丸クロト :何せ、あまねく陰謀やトラブル、ロマンスも渦巻く大都会。
烏丸クロト :何にだってなれるし、誰にだって会えるだろう。
烏丸クロト :「……まぁ、などと言葉だけで言っても不安になると思うんで」
烏丸クロト :「俺の未来もあわせて、ツキに聞いてみますかぁ」
ソニア :「おおー」
烏丸クロト :ARアプリを起動。おみくじアプリを選択。
烏丸クロト :「じゃあ、神とか好きな芸能人とか、何か祈りたいやつに祈っておいてください」
ソニア :「オッケー!探偵の神様っているのかな……?」目をつむって手を握る。
烏丸クロト :「後で聞いてみましょうか」軽口を叩きながら。
烏丸クロト :ストリートの空き地に、ドラムロールが鳴り響いた。
ソニア :キミたちのトーキョーN◎VAでの運勢は――。
RL :シーン終了。



RL :というわけで、エンディングフェイズは終了!
RL :これでシナリオは全て終了になります!
RL :皆さん、お疲れ様でしたー!
篝火アカネ :おつかれさまでした!たのしかったですわ!
秘垣シジマ :お疲れ様でした!!
烏丸クロト :おつかれさまでしたっ
一二三イツハ :お疲れ様でしたー!
RL :それでは、最後に経験点の配布を行っていきます!
RL :それでは、経験点チャートを一つずつ見ていきます!
RL :・ルーラーの依頼を果たした
RL :これは今から依頼します
RL :皆さん、セッションが終わったらツイッターで「楽しかった~!」って話すること!
RL :頼まれてくれるかな?
篝火アカネ :よくってよ!
秘垣シジマ :その依頼を受けよう!
一二三イツハ :真実を報道します!
烏丸クロト :しょうがないにゃあ
RL :では、皆さん、1点です!
RL :次!
RL :・会場の手配、連絡などを行なった
RL :スケジュール調整や慣れないココフォリアでの戦いにお付き合いいただきありがとうございました!
RL :1点です!
烏丸クロト :ヤッタ~
RL :次!
RL :・アクトに最後まで参加した
篝火アカネ :ココフォリア、テキストが自前で修正できるだけでもうだいぶえらい
RL :1人も欠けることなく最後まで完遂できました!
篝火アカネ :参加したワン!
一二三イツハ :ログ編集も楽に出来るようにしたしなかなか良いツール
一二三イツハ :ここにいるぜ!
RL :5点です!
烏丸クロト :やった~!
RL :次!
RL :・よいロールプレイを行なった
RL :ベテラン勢のクオンタムさんとめかぶさんはもとより
RL :初めてN◎VAをやるナケミンさんと缶詰さんもめちゃくちゃ良いロールでしたね
RL :おかげですごくいいアクトになりました
RL :5点です!
烏丸クロト :やった~!
一二三イツハ :うれしい~
秘垣シジマ :ウォワー!やった!
RL :次!
RL :・PSを果たした
RL :みんなのPSは?
篝火アカネ :セガサターン!
秘垣シジマ :「ソニアの求める真実を見つけ出す」!
篝火アカネ :白夜おじさまから受けたドラッグに関する依頼を果たす、でした
RL :見つけ出した!
一二三イツハ :ファルケに関するスクープを手に入れる!いれた!
RL :依頼を果たした!
烏丸クロト :キックスの敵を討つです~
RL :手に入れた!
RL :敵を討った!
篝火アカネ :バッチリですわ!
RL :では、皆さん、5点!
RL :もらって!
秘垣シジマ :ウェイウェイ!ありがたく!
烏丸クロト :わ~~い!
篝火アカネ :これ、PS果たすのが難しいシナリオとかもあるのかなあ
RL :対立型のシナリオとかではあるかも
RL :次!
RL :・他のプレイヤーを助ける言動を行なった
RL :皆さん、素晴らしいコンビネーションでした!
RL :特にRLが好きなのが
RL :リサーチフェイズ最後のシーンで、シジマさんとクロトさんが話す時に
RL :二人だけにするためにイツハさんとアカネさんとソニアさんがすごい勢いではけていったところ
RL :実にスムーズな連携でした
烏丸クロト :あそこムチャクチャテンポ良かったですねw
篝火アカネ :あそこ、特に雑談で打ち合わせとかしなかったですもんね
秘垣シジマ :ww ありがとうございました!
篝火アカネ :気がついたらいい流れになってたのすごかった
一二三イツハ :ですねw
RL :では、皆さん、5点もらってください!
一二三イツハ :「じゃあ私らフケますか」で綺麗に消えていった
一二三イツハ :もらう~!
篝火アカネ :いただきですわ!
RL :次!
RL :・アクトの進行を助けた
RL :皆さんのおかげで順調にアクトが終わりました!大助かり!
RL :5点です!
秘垣シジマ :よかった!
烏丸クロト :いえーい
一二三イツハ :いやっほう
RL :次!
RL :・うまく神業を使った
RL :これは一人ずつ確認していくしかない
RL :まずはシジマさん
RL :チャイ、真実、とどめの一撃ですね
篝火アカネ :とどめの一撃を最後まで温存してたのは
篝火アカネ :PC1演出にも繋がってよかったですねえ
秘垣シジマ :えーと、ルルブに書いてあるのは・他人から賞賛を受ける ・重要な情報を手に入れる ・防がれることなく肉体ダメージを与える かな
RL :ですね。まとめがえらい
一二三イツハ :ですねぇ。
RL :チャイでイツハさんを守ったし
RL :真実ではファルケから真実を聞き出した
秘垣シジマ :なかなか上手に神業を使わせてもらいました!!
RL :では、それぞれ1点なので3点もらってください!
秘垣シジマ :やった~! いただきます!
烏丸クロト :もらってもらって~
一二三イツハ :ちゃんとおたべ~
篝火アカネ :よかったよ名探偵!
RL :次に
RL :イツハさん
一二三イツハ :はぁい!
RL :ファイト、プリーズ、暴露ですね
一二三イツハ :対象に感謝される、喜びを与える、世界をちょっぴり変える、とのことで。
篝火アカネ :イツハちゃんに感謝してる人、いっぱいいそう
RL :いっぱいいる!
篝火アカネ :神業も特技もすごいサポート助かったなぁ
秘垣シジマ :生きる喜びになっていそう
RL :暴露もしっかり世界を変えていました
一二三イツハ :元気づけちゃうぞ
烏丸クロト :可愛い子が元気づけてくれると嬉しい
RL :では、三点もらってください!
一二三イツハ :はーい!ちょっぴり素敵になりました!
RL :次にクロトさん
秘垣シジマ :素敵よ~!
RL :死の舞踏、チャイ、難攻不落ですね
烏丸クロト :カブトカタナカブキのカカカ三兄弟だよ
烏丸クロト :他人から賞賛を受ける
他人を守る
他の神業で防がれることなくキャラクターを完全死亡させる、です

RL :そうとは
篝火アカネ :カカカ……キキキ……!
RL :ダンマカは防いだんだったかな
一二三イツハ :難攻不落してたっけね
烏丸クロト :ゲオゲオに防がれたね
秘垣シジマ :蛮族つよかった
一二三イツハ :ゲオゲオ、蛮族らしく強かった
RL :ゲオルグはなんかやたら強かった
篝火アカネ :あいつめちゃくちゃ強かった
篝火アカネ :いにしえの剣豪かなんかでしょ
RL :では、残念ながらダンマカだけはなし
烏丸クロト :かなしい
RL :残りの2点をもらうといい!
烏丸クロト :はぁい
RL :最後にアカネさん
篝火アカネ :にゅ!
篝火アカネ :ーろ!
一二三イツハ :ニュニュニュ!
RL :電脳神、とどめの一撃、不可触
篝火アカネ :ニューロ、カブトワリ、レッガー。
篝火アカネ :電脳神(物語が完成に近づいた)、とどめの一撃(防がれることなく肉体ダメージを与える)、レッガー(あなたが利益を得ることができた) なんですけど
篝火アカネ :RL :では、その《とどめの一撃》は通して
RL :《黄泉還り》を使用して復活します。

篝火アカネ :これって肉体ダメージは入ってるんですか?
一二三イツハ :入って蘇ってるからセーフかな…?
RL :一度ダメージを喰らって、そのダメージを消去してるのでセーフですね
秘垣シジマ :ヤッター入ってる!
篝火アカネ :なるほどですわ!
烏丸クロト :なるほどですわね
篝火アカネ :完成に近づいた……はイヤリングをハッキングしたし、利益を得たは
RL :レッガーとしても利益を得たし
篝火アカネ :これは自分でも自信があるくらい圧倒的に利益を得たと確信しています
RL :では、三点もらってください!
篝火アカネ :ちょっと大義のための犠牲が出たが……
篝火アカネ :いただきますわ!
秘垣シジマ :誰かがパイを失っている……
一二三イツハ :Pc3名分ぐらいの利益を得ているぜ
RL :大義のための犠牲となれ
RL :では、次!
RL :・シーンに登場した
RL :これは1シーンにつき1点で、最大5点です
RL :皆さん、5シーン以上確実に登場していますので
篝火アカネ :よくわかんないけど、5回くらいは余裕で出ているはず!
RL :5点もらってください!
一二三イツハ :いっぱいでた!
一二三イツハ :わーい!
烏丸クロト :やった~!
秘垣シジマ :やった!
RL :経験点チャートは以上!
秘垣シジマ :オーヴァードだったら死んでるくらい出たぜ
RL :さあ、計算してみよう
篝火アカネ :あいつらは出るだけで死ぬ軟弱者だしね
烏丸クロト :いっぱい!
秘垣シジマ :ええと、35点?
RL :35点かも。最大で
烏丸クロト :じゃあ34かな
一二三イツハ :フェイトが言ってるなら多分35。
篝火アカネ :35点のはずですわ!
篝火アカネ :クロト様がかわいそうなので、0.5点わけてあげたい
秘垣シジマ :計算がフワフワしている
RL :やさしい
秘垣シジマ :良妻
烏丸クロト :まあツキがないのがこのキャラらしくていいのでは…
RL :では、クオンタムさんとめかぶさんは34.5点!
RL :今、ルーラーがレコードシートにサインを書きますので少々お待ちください。
篝火アカネ :分配されてる!!
烏丸クロト :いらねえ~!
篝火アカネ :やったーすかいはいさんのサイン!
一二三イツハ :あ、ウワサのサインだ!
秘垣シジマ :ウワサなんですか
一二三イツハ :そんな気がします
烏丸クロト :ダブルクロスにも書いてあるらしいんですよね
烏丸クロト :経験点配布したらレコードシートのところにGMがサインするっていう
秘垣シジマ :ああ、なるほど
秘垣シジマ :オンラインで……?
烏丸クロト :なんかすごい小さいコマがマップに
秘垣シジマ :サインだ!!
RL :小さすぎたのでツイッターでもお送りしました
篝火アカネ :うわほんとだ!
烏丸クロト :いらねえ~~!!
一二三イツハ :うわっ、来てる
RL :それでは、これで経験点の配布は終了になります!
RL :改めてトーキョーN◎VAのアクトはこれにて全て終了です!
篝火アカネ :い、の書き方が雑すぎるところがかわいい
秘垣シジマ :皆さん手厳しいなあw
RL :皆さん、大変お疲れ様でしたー!
一二三イツハ :お疲れさまでしたー!
秘垣シジマ :お疲れ様でしたー!
篝火アカネ :たのしかった~~
烏丸クロト :おつかれさまでしたあ
一二三イツハ :楽しかったぁ
秘垣シジマ :とても楽しかったです!最高のトーキョー体験でした!
RL :良かったです~!
篝火アカネ :RLにいっこ聞きたいんですけど
RL :なんでしょう
篝火アカネ :サンプルから改変したところって、突然エミリーさんが放火したところ以外だとどこかあるんでしょうか
RL :あとはそんなに変えてないんですけど、クロトさんのEDは
RL :元々一人で墓参りして、キックスの回想が流れて終わりみたいなやつで
篝火アカネ :あっそうなんだ!
RL :あまりに寂しすぎたので変えました
烏丸クロト :なんでこのシナリオ、そんなにカタナに厳しいんですか?
秘垣シジマ :やっぱ仲良くしてほしいですよねえ
RL :あと、リサーチフェイズでゲオルグが現れるシーンはミドル戦闘だったんですけど
篝火アカネ :あそこそうだったんだw
RL :尺の都合もあって、神業をぶっ放すだけのシーンになりました
秘垣シジマ :なるほどなー
一二三イツハ :なるほどねー
RL :大きく変えたのはこれくらいかな……?
篝火アカネ :なるほどなぁ 色々調整してくれてありがとうございますRL
篝火アカネ :サインもくれたし
RL :あとは台詞回しを自然に直したりしたぐらい
RL :サインはRLの仕事なので……
一二三イツハ :そうなのかぁ
RL :台詞中にやたらと「沈黙の音」がどうこう出てきたりするので少し削ったりはしました
烏丸クロト :いらねえ~~~!!!
秘垣シジマ :ありがたいことです……とっても気持ちよく狂人探偵できた
RL :サインはおとなしくもらって!
RL :では、僕は明日も仕事なので寝ますので
篝火アカネ :わんわん!
一二三イツハ :にゃー!
篝火アカネ :わたくしも今日はぐったりしているので寝るのですわ
RL :皆さん、RLの依頼通りTLで「楽しかった~!」って話すんですよ!
篝火アカネ :おつかれさまでした!たのしかった~
一二三イツハ :私も夜なので寝ます。
篝火アカネ :あっそうだ! 依頼をはたしてからぐったりしようっと
秘垣シジマ :お疲れ様でした~~! おやすみなさい!
一二三イツハ :おやすみなさい!おつかれさま~!
RL :みんな、ゆっくり休んで!
RL :皆さん、お疲れ様でしたー!
篝火アカネ :またね~
烏丸クロト :おやすみなさ~い
秘垣シジマ :依頼を果たすぜ! 立卓同卓ありがとうございました~~!!