『盛夏のオーヴァードサバイバル ~リヴァイアサンの秘宝~ 』(GM:アスハル)
PC1:アーシア・エルシャドール(
キャラシート
)PL:深見
PC2:滝口ハバキ(
キャラシート
)PL:缶詰
PC3: 一色識乃(
キャラシート
)PL:切子圭
本作は、「F.E.A.R.」及び「株式会社KADOKAWA」が権利を有する『ダブルクロス The 3rd Edition』の二次創作物です。
(C) FarEast Amusement Research Co.Ltd.
メインログ|雑談ログ
目次
Preplay
トレーラー
昨日と同じ今日、今日と同じ明日。
世界は同じ時を刻み、変わらないように見えていた。
だが、人々の知らない所で、世界は既に変貌していた。
日葵島。
日本某所、ある群島地帯に存在する、地図に載っていない島。
低レベルながらレネゲイド注意地域に指定され、UGN管理下におかれている。
一方でそこはUGNにおいて数少ない、純粋な療養地、避暑地としての施設でもあった。
さまざまな事情、あるいは幸運から、その島に遊びに来た君たちは、思わぬ事件に巻き込まれる。
その中で、君たちは知ることになるだろう。
日光さんざめく華やかな遊興地に隠されていた恐るべき真実を。
今、超人たちのひと夏のサバイバルが始まる。
ダブルクロス The3rdEdition 『盛夏のオーヴァードサバイバル ~リヴァイアサンの秘宝~ 』
GM:では2023ちゃんと夏の水着卓、初めて行きますよ~
GM:お願いします!
滝口ハバキ:よろしくお願いします!
一色識乃:よろしくお願いします
アーシア・エルシャドール:よろしくお願いします~!
GM:ではPC紹介から簡単にやっていきましょう
GM:PC1、アーシアさんからどうぞ
アーシア・エルシャドール:はーい
アーシア・エルシャドール:キャラシート
アーシア・エルシャドール:アーシア・エルシャドールです。イリーガルでアルバイターで女子高生です。
GM:現役女子高生!
アーシア・エルシャドール:22歳ですけどね。
アーシア・エルシャドール:過去は治安最悪闇組織の備品女子だったり、フリーのアサシンだったりいろいろやってましたが現在は穏やかに暮らしています。
アーシア・エルシャドール:実は今回で10回目の稼働!
アーシア・エルシャドール:長い道のりでしたね…
GM:沢山出ていてすごい ありがたい
アーシア・エルシャドール:今回は彼氏にバカンスに誘われたみたいです。楽しみ。
アーシア・エルシャドール:能力は物質との感覚共有と基本的なシンドローム由来のスキルです。
アーシア・エルシャドール:データは水着仕様で、ミスディレクションを持ってきました。そして水着なので服よりも素早いです。
アーシア・エルシャドール:RAM水着!
GM:行動値が上がる鎧なんて変なデータだと思っていたけど
GM:水着だったとはな……なるほどね
アーシア・エルシャドール:あとはいつものように買い物して戦うつもりです。よろしくお願いします!
アーシア・エルシャドール:そうなんです
アーシア・エルシャドール:これから水着になる人たちは覚えといてね!
GM:お願いします!
GM:ハンドアウトは全員まとめて!
GM:ではPC2、滝口さんどうぞ キャラシート
滝口ハバキ:はーいっ
滝口ハバキ:滝口ハバキです。UGNエージェントの26歳です。
滝口ハバキ:普段は裏方仕事やヘリのパイロット。西へ東へ輸送をしてたりします。
滝口ハバキ:あとは表の顔で非常勤の山岳救助隊のパイロット枠してたりします。
滝口ハバキ:年下の面倒を見ることも多いらしいよ
GM:頼りになる
滝口ハバキ:えへん
滝口ハバキ:性能はモルフェウスとサラマンダー。ヴィークルモーフィングで乗り物を造って弾き飛ばします
滝口ハバキ:能力的にはミニチュアのヘリ・戦車のミニチュアを射出し戦います
滝口ハバキ:戦闘は得意じゃないですが、巨匠の記憶でミドルとかで存在感を出していこうと思います。
滝口ハバキ:あと、装甲を生かしてカバーリングとかしたり、砂の加護でダイスを増やします。
滝口ハバキ:『オート』のコマンドを選んでみましょう。私の砂の加護で判定ダイスを増やせますよ!
滝口ハバキ:そんな感じで攻撃以外は手広いお姉さん!今回は機材の配達かな?
滝口ハバキ:よろしくお願いします!
GM:よろしくお願いします!
GM:ではPC3、一色さん お願いします キャラシート
一色識乃:はい
一色識乃:一色識乃。UGNイリーガルをしている16歳の高校生。
GM:現役女子高生!
一色識乃:昔は音楽の道を志す一人でしたが
一色識乃:能力に目覚めたのを切っ掛けに演奏活動ができなくなってしまい
一色識乃:それが原因でグレて不良になったと自称しており、トゲトゲした性格であろうとしています。
一色識乃:髪とか染めちゃうし深夜に外出しちゃうぞー!
GM:もう不器用なんだわ
一色識乃:能力はグレる原因にもなった対抗種をソラリスの精神干渉とハヌマーンの音響操作で打ち出す"レネゲイドを祓う旋律"
一色識乃:普段は激痛に耐えながら自分の中で高めたものを空砲を触媒に打ち出して使用しています
一色識乃:データ的にはセットアップに火力を上げてメインで撃ついつもの型
GM:火力がふっつーにエグいんだわ
一色識乃:社会もちょっと高いので買い物とかも得意! いろいろ買ったりしながら戦います
一色識乃:そんな感じでアタッカー系不器用女子
一色識乃:よろしくお願いします
GM:よろしくお願いします! 大変な境遇だけどゆっくり休んでね
GM:それでは共通ハンドアウトです
共通HO アーシア・エルシャドール、滝口ハバキ、一色識乃
あなたはUGNに協力できる立場の人員だ。
今、あなたは日葵(ひまり)島を訪れている。ここは軽度レネゲイド警戒地帯でもあり、同時にUGNがひそかに管理するエージェント向けの療養施設、遊興地でもある。
アーシア・エルシャドールは恋人である化野に誘われて。
滝口ハバキは、島内部の施設の機材交換のために。
一色識乃は、当初来る予定だった支部の先輩にチケットを譲られ頼み込まれて。
島に辿り着き、思い思いの時間を過ごす君たちだったが、島を奇妙な地震が襲う。
地震が収まったとき――あなたたちは奇妙な島に閉じ込められてしまっていた。
◆Opening◆【到着の朝】
GM:OP1【到着の朝】 登場:一色識乃、滝口ハバキ
GM:登場侵蝕をお願いします。
一色識乃:一色識乃の侵蝕率を1D10(→ 5)増加(38 → 43)
滝口ハバキ:滝口ハバキの侵蝕率を1D10(→ 8)増加(29 → 37)
GM:ショートセッションだから侵蝕はどんどん上げていこう
GM:真夏の日差しが、海上を行くフェリーに降り注いでいる。
GM:時刻は朝の10時。既に、日焼け対策が必要なほどの温度だ。今の時期ではこんなものである。
GM:そのフェリーは、群島地帯を奇妙な経路を使って進む。一つの島を囲うように何周かしたり、同じ航路を戻ったり。
GM:港を出るときに説明はされている。決められたルートでなければ、"その島"にはたどり着けないようになっている。
GM:とはいえ、海上で繰り返される景色は少し目に毒でもあった。
一色識乃:「ふぅ……」直下で降り注ぐ陽光を手で隠しながら、溜息を吐く。
滝口ハバキ:フェリーの操舵盤をいじる。鍔のついたソフトハットを被りながら、計器を見ている。
滝口ハバキ:「はいよーっ」
滝口ハバキ:モニタに表示される数字やレーダーを見ながら、また海上で潮に乗った。
一色識乃:染めるのに失敗して微妙に茶黒の混ざった金髪に、読み漁った雑誌のモデルたちを真似て着崩した制服という海には似合わない風体の識乃は、いつも通りしかめっ面を浮かべていた。
一色識乃:(ルート選ぶの難しそうなのに、凄いな)
滝口ハバキ:黒髪を帽子にまとめながら、照り返し対策の遮光眼鏡越しに海を見ている。
滝口ハバキ:「ちょっと揺れますよ~」
滝口ハバキ:潮同士がぶつかる飛沫を上げながら、フェリーを操舵しているよ。
滝口ハバキ:「一色さんだっけ。大丈夫?酔ってない?」
一色識乃:「うわっ……」ぐらりと揺れる足元に足をとられてつんのめるが、なんとか立て直して
一色識乃:「……平気、このくらいだったら」
一色識乃:(私も帽子、持って来ればよかったな)ハバキのコーディネートを見て
一色識乃:「酔うほどじゃない」そこまで軟弱な三半規管はしていない、と、胸を張る
滝口ハバキ:「わ、良かった。オーヴァードでも、こういう感覚は鍛えられないからね~」
滝口ハバキ:「意外と適性がモノをいう仕事なのですよ」
一色識乃:「そうなのね、適正はあると言えるのかしらねこの場合は」
滝口ハバキ:薄手のシャツと、ウェストをベルトで絞った余裕のあるパンツルック。日差し避けに何種類かの日焼け止め。
滝口ハバキ:「もちろんもちろん。お仕事終わったらバカンスも出来ますしねえ」
滝口ハバキ:「適性はあるに越したことはないですよ」
一色識乃:「バカンス。最初に聞いたときは耳を疑ったけれど、本当なのね」
一色識乃:「UGNっていつでも働いてるイメージがあったから意外」
滝口ハバキ:「あはは。びっくりしちゃいますよね」
一色識乃:その忙しさこそ、求めているモノであるので都合は良いのだけれど。
滝口ハバキ:「そのイメージも間違ってないですよ」
職員たち:甲板では時折、大きな荷物を持った職員が行き来する。
滝口ハバキ:「ただ、『働き続ける』となると、こういった休暇を整えるのも大事なんですよねえ」
一色識乃:「『働き続ける』ね、たしかに会社として考えると休暇は無いとおかしいわね」
滝口ハバキ:「何ていうんです?一日10働ける人が3日で倒れるのと、一日5働いて一週間働くのじゃ、後者のほうが成果がいい…みたいな?」
滝口ハバキ:「そう、そう」
滝口ハバキ:「誰だってマラソン寄り短距離走のほうが走りやすいですからね」
滝口ハバキ:「まあ……理想なので、うまく回ってない所があるのも事実なんですけどね?」
滝口ハバキ:あはは。と波風に載せて笑う。
一色識乃:「聞くに日本支部長さんとか、その権化みたいだものね」
滝口ハバキ:「あぁ。眠っても2時間3時間とか言う都市伝説ですね」
一色識乃:「恐ろしい話ね、UGNのトップともなるとそうでもしないといけないのだろうけれど」風に流される髪を手で押さえながら
滝口ハバキ:「おっそろしい話ですねえ。私なんか8時間眠らないと体が反抗期になるもので。」
滝口ハバキ:遮光グラス越しに、陽の光に照らされる金髪を眺める。
滝口ハバキ:海と空の青に挟まれる中で、新鮮な目の刺激だ。
滝口ハバキ:「一色さんは徹夜とか得意なほうです?」
滝口ハバキ:「遊びに夢中になっちゃうと朝…とか?」
一色識乃:「やってみたけど、上手く行かなったわ」
一色識乃:「昔は、気が付いたら朝だったなんて何度もあったのだけど」演奏に読譜に練習に
滝口ハバキ:(物言いが真面目さんですねえ)声には出さず、微笑ましく操舵を続ける。
一色識乃:「徹夜って何すればいいのかしらね、あんなに時間あっても困るだけじゃない?」
滝口ハバキ:「時間があって困るなら眠っちゃえばいいと、私なんかは思いますけどねー」
滝口ハバキ:「徹夜をするためじゃなくて、時間が足りないときに徹夜をする……んじゃないでしょうか?」
一色識乃:「そうよね、眠れる時間は寝てた方が……いや、徹夜できた方がそれっぽいのかしら……」
滝口ハバキ:こちらも実感が伴ってない。パイロットの基本技能だ。
滝口ハバキ:「ぽいとは……?」
滝口ハバキ:「あぁ、でも」
滝口ハバキ:「徹夜したいならうってつけかも知れませんね」
一色識乃:「?……何が?」
滝口ハバキ:船が軽く揺れて、潮の流れと甲板に吹く風が変わる。
滝口ハバキ:「だって、これからバカンスなのですから」
一色識乃:「わっ」吹き抜ける風に思わず素の声が出てしまう
滝口ハバキ:「楽しみすぎて寝るのが勿体ない……ってなるかもしれませんよ?」
一色識乃:「……なるほど」ゲフン、と仕切り直して
滝口ハバキ:うみねこの鳴き声。水平線の向こうに、小さな影を捉える。
一色識乃:「そこまで楽しめたら、良いいのだけど」水平線に浮かぶ島へと視線を向けて。
GM:日葵島。UGNの保有する数少ないリゾート島。正面に港と、少し離れた場所に白浜のビーチが見える。
一色識乃:「あれが、日葵島……」
一色識乃:少しだけ、未知の島に心躍るものを感じながらも
一色識乃:それを表情に出さないようにする、するったらする
一色識乃:「どんな休暇に、なるのかしらね」
滝口ハバキ:物憂げな表情だ。そう感じて貰いたさそうなので感じた。
滝口ハバキ:「どうでしょうね。楽しい休暇に……」なれば、と続ける言葉を変えて。
滝口ハバキ:「出来ると、良いですよね」
GM:水平線に浮かぶ島が、静かに招待者の来訪を待っていた。
GM:それではOP終了! ロイスのみ可能です
滝口ハバキ:「一色識乃 ◯P興味/N心配」で取得して以上!
一色識乃:滝口ハバキ 〇信頼/羞恥 で 取得します!
GM:ありがとうございます
GM:ではOP2いきます
◆Opening◆【船中にて】
GM:【OP2 船中にて】 登場:アーシア・エルシャドール
GM:登場侵蝕お願いします~
アーシア・エルシャドール:31+1D10
DoubleCross : (31+1D10) → 31+2[2] → 33
GM:落ち着いている
GM:中型のフェリーが、緩やかに波を切る。群島を通り過ぎると、通り過ぎた後の景色が僅かに別物になっている。
GM:天然の、感覚と空間迷彩。その先に、UGNの秘匿島「日葵島」はあるのだという。
放送:『皆様。港よりの船旅、お疲れ様でございます。まもなく当フェリーは日葵島に到着いたします……』
化野匡四郞:「ふーっ。そろそろ見えるかな……?」船の舳先で、目を凝らしている。
化野匡四郞:しっかりと両脚で甲板に足を着けている。
アーシア・エルシャドール:「うーん、どうでしょう……」
アーシア・エルシャドール:肩が当たる距離。同じように島の姿を探し遠くを見つめる。
エージェント:「はあ~あれが日葵島?」「本当にチケット取れて良かったね~」
エージェント:軽度レネゲイド警戒区域でもあるため、一度に島に入れる招待客の数は決して多くない。精々が十数名程度だ。
化野匡四郞:ちら、と横目でアーシアさんを見る。「アーシアさんは、船旅はします?」
アーシア・エルシャドール:「ええと。どちらかというと空の方が多かったかもしれませんね。船旅は時間がかかることが多いので」
化野匡四郞:「ですか。実はですね……俺は好きなんですよ 船旅」
化野匡四郞:しみじみと実感がこもっている。
アーシア・エルシャドール:「お仕事関係が多かったので……こんな風にゆったりとした時間もありませんでしたし」
アーシア・エルシャドール:おや、とこちらも視線を向ける。
アーシア・エルシャドール:「それは…あぁ、なるほど」頭からつま先までの"全身"を見て
化野匡四郞:「空旅だと時間はかからないですから。長距離移動だとバロールのゲート使うことも多くて」
化野匡四郞:少し距離を寄せる。「やっぱり目線違っちゃいますしね。普段だと」
化野匡四郞:はにかむように笑う
アーシア・エルシャドール:「そうかもしれませんね」少しだけ見上げる形で、目が合う。
化野匡四郞:「島にはビーチに、リラクゼーション施設や、小さな水族館もあるそうです」
化野匡四郞:「今回は完っ全な休暇ですからね。……いや、実を言うとちょっと荷運びの手伝いとかはあるんですけど」
化野匡四郞:「すぐ終わらせて、ゆったり遊びましょう」
アーシア・エルシャドール:「楽しみです…海も、久しぶり」
アーシア・エルシャドール:「ええ」そういって、彼の肩にこてんと頭を預ける。
化野匡四郞:「っ」息を呑む。「アーシアさん……」
アーシア・エルシャドール:「なぁに?」
化野匡四郞:「えっ、と。あ……」表情を取り繕おうとしている。距離感の選択肢がぐるぐる回る。
アーシア・エルシャドール:「あぁ…」「もう、別に意地悪をしたわけではないんですよ?」
化野匡四郞:「それは……」
スタッフ:『島内ではエフェクトの使用も可能ですが。いくつか注意点がございます。お渡しした栞をよくお読みの上……』
化野匡四郞:ちょっと無線に驚いたように、距離を元に戻した。
スタッフ:『どうぞ、普段の喧噪から離れ、休暇をお過ごしくださいませ……』
スタッフ:無線を持ったスタッフが甲板を通り過ぎていく。
アーシア・エルシャドール:「アナウンス…ということはもうすぐ到着でしょうか?」
化野匡四郞:「そっう、みたいっですね!」
アーシア・エルシャドール:「そういえば」
アーシア・エルシャドール:「ビーチがあるとのことですが」
化野匡四郞:「ああ……うん」
化野匡四郞:「あります」目を逸らす
アーシア・エルシャドール:「泳ぎます?一応用意はしてますけど」
化野匡四郞:「そうですね。僕も用意してきてるので」
化野匡四郞:「はい」挙動不審。「できれば」
アーシア・エルシャドール:「なら、決まりですね」ふふっ、と微笑む
化野匡四郞:「波乗りテクを教えますよ。泳ぎは得意です」
化野匡四郞:(ダイビングしすぎると上がって来れなくなるんだけども)
アーシア・エルシャドール:「では、楽しみにしていますね」にこにこ。楽しそう。
化野匡四郞:「はい。本当に楽しみです」……ぼそりと「他の客に男いなきゃいいんだけどな……」
アーシア・エルシャドール:一瞬
アーシア・エルシャドール:耳元に近づいて
アーシア・エルシャドール:「じゃあ、二人きりになれる場所…探します?」
アーシア・エルシャドール:離れる。
化野匡四郞:「…………!」
アーシア・エルシャドール:ふふふと笑いながら。聞こえましたよ、とからかうように。
化野匡四郞:「…………一生勝てる気配がしない……」
アーシア・エルシャドール:「あ、見えてきましたよ」
化野匡四郞:やや肩を落としながら、船の柵にもたれかかる。
化野匡四郞:「ん、あれが日葵島か」
化野匡四郞:「良かった……UGNのリゾートなんてかなり眉唾だったけど」
化野匡四郞:「あるもんだな」
アーシア・エルシャドール:「ね」
スタッフ:『それでは日葵島が見えて参りました。この度のご送迎は、わたくし、水無川空輸の枝垂が担当しております。どうかお帰りの時間を間違えないよう……』
GM:アナウンスが終わる。高い音と共に、船がゆっくりと港に入っていく。
GM:UGNリゾート、日葵島での長い一日が、始まろうとしていた。
GM:ではOP終わり! ロイスのみ可能です。
アーシア・エルシャドール:化野さんには持ってるから
GM:そうでしたね ヒエエ……
GM:ありがとうございます
アーシア・エルシャドール:日葵島 好奇心〇/不安 これで
GM:ではシーン終了!
◆Middle01◆【一日目・昼】
GM:全員登場です。登場ダイスお願いします。
滝口ハバキ:滝口ハバキの侵蝕率を1D10(→ 10)増加(37 → 47)
滝口ハバキ:さっきから高いなあ!
一色識乃:一色識乃の侵蝕率を1D10(→ 3)増加(43 → 46)
アーシア・エルシャドール:33+1D10
DoubleCross : (33+1D10) → 33+5[5] → 38
GM:――日葵島は、極低レベルのレネゲイド警戒地域にあたる。
GM:正確には「UGNが常駐で監視しなければならない場所を、兼用でリゾートとしての役割を持たせている」に近い。
GM:その為、遊興施設だけではなく、レネゲイドの点検機材などの持ち込みも行なわれる。
GM:今回、化野が招待客に滑り込んだのも、そう言った手伝いの一環もあってのことだ。
化野匡四郞:「しょっと。これで最後か」魔眼を操作し、複数の機材をまとめてトラックに乗せる。
化野匡四郞:機材を運び去っていくトラックを見送ると、「……よし」顔を叩く。気合いを入れた。
化野匡四郞:ビーチの方にゆっくりと歩いて行く……ことは出来ないので折り畳み自転車(砂浜仕様)に乗る。
先輩エージェント:ビーチには家族連れのエージェントや、地区監視員兼任のスタッフも見受けられる
滝口ハバキ:そのエージェントたちに軽く指示を飛ばしている女性が居る。
滝口ハバキ:落ち着いたビキニにデニム生地のショートパンツ。日除け用のパーカーに袖を通して、肩までの髪を軽く結んでいる。
滝口ハバキ:「はいはい、AからDのコンテナはこれで全部ですねー。終わった人から休憩してくださーい」
滝口ハバキ:小さいウェストポーチからボールペンを取り出し、書類を記載していた。
滝口ハバキ:「ん。お気をつけて~。水はちゃんと飲んでくださいね」
滝口ハバキ:幅広のビーチサンダルで砂をサクサクと踏みしめつつ、ゆったりと歩いている。
化野匡四郞:「あ。……滝口さん!」
滝口ハバキ:「あら?」
化野匡四郞:自転車の上から呼びかける。
滝口ハバキ:「ま、化野くん。別の便でしたか」
滝口ハバキ:幅広のタイヤのビーチ用自転車に曲乗りしている知り合いを見つけ、ひらひらと手をふる。
化野匡四郞:「お久しぶりです。直接会うのは京都ぶりですね」
滝口ハバキ:「えぇ。修学旅行ぶりですか?」
滝口ハバキ:「どうです、その後の調子は?他の子達も連絡取ってます?」
化野匡四郞:「そう言うと何だかおかしな表現ですね……」苦笑。
滝口ハバキ:「高校生の化野くんはともかく、私はねえ」苦笑。
滝口ハバキ:以前、京都で起きた事件に対処するために修学旅行に来ていた少年少女たちと協力した仲なのだ。
化野匡四郞:「ええ、時々LINEで。明石は得意じゃないのかな、返信遅めですね」
化野匡四郞:「花月はマジで音速で帰ってきます」
滝口ハバキ:「あ、なんだか想像つきますね」
化野匡四郞:「しかし、こっちの荷も滝口さんだったんですか?」
化野匡四郞:「それとも遊びに行こうとしたところを流れで手伝ってます?」
滝口ハバキ:「うんうん、仲良しで何よりじゃないですか」
滝口ハバキ:「いえ、いえ。お仕事ですよ。終わった後に遊ぶ予定ですけど」
滝口ハバキ:「こっちのほうが本業ですしね」
化野匡四郞:「本業にしては眩しいお姿だ。周りが放っておかないですよ」
化野匡四郞:「一人ですか?」
滝口ハバキ:「あら?化野くんが居るじゃないですか?」ね?と小首をかしげる動きで髪を揺らして。
滝口ハバキ:「なんて冗談はともかく、知り合いもいますよ。」
滝口ハバキ:「といっても、船の上で仲良くなったんですけど……」
滝口ハバキ:かしげた動きのついで、辺りを見回す。
滝口ハバキ:ビーチを彩る金色の輝きはすぐに見つかった
一色識乃:「ハバキさん、知り合い?」砂をおそるおそる踏みながら、二人の方に歩いてくる
滝口ハバキ:「あぁ、一色さん。こちら化野匡四郞さん。以前任務でご一緒したんです。こちらは先程言ってた一色識乃さん」
滝口ハバキ:お互いの名前を交換する。
化野匡四郞:「はは、滝口さんには叶いませんね……っと。こんにちは」
一色識乃:「……こんにちは、よろしく」おそるおそると言った様子で目の前の青年を見る
一色識乃:新調している時間が無かったため、少しだけ小さい水玉模様のビキニにショートパンツ、頭にはサングラスをひっかけて
一色識乃:背後に大きめの浮き輪を担ぎ、手には水鉄砲を持っている。
化野匡四郞:「よろしく、お嬢さん。エージェントの化野匡四郞だ」
化野匡四郞:「っていっても、今日は皆と同じ、ただのバカンスだけどね」
一色識乃:「イリーガルの一色、識乃……同じ感じ、です」
一色識乃:はじめて会う男相手はどうにも引き気味になってしまう、ステージに上がれば老若男女関係ないのに。
滝口ハバキ:「あ、すごい。こっちの荷物全部片付いてますね……さすがバロール」
化野匡四郞:既に水着になっている。丈の大きなハーフパンツに、迷彩とアロハの間のようなパーカーを羽織っている。
一色識乃:「えっと……よろしくお願いします?」
滝口ハバキ:ヒョコ、と覗いた倉庫内、整然と並んだ機材をチェックしている。
化野匡四郞:全体的にチャラい。
一色識乃:(バロール、仕事ができるタイプなんだ……チャラいのに)
一色識乃:完全に色々棚上げした事を思い浮かべながら、感心する。
化野匡四郞:「ピュアなんで。これくらいは」(軽快なる積荷)
化野匡四郞:「こうやって、大っぴらにエフェクト使って作業できるのも、この島ならではですけどね」
滝口ハバキ:「あはは。普段は警戒しなきゃいけないので、逆に効率悪いですからねえ」
滝口ハバキ:「クローズドな島ならでは、ですか。こういう場所で育つと意識も変わりそうですねえ」
化野匡四郞:「ああ、そういえば都市伝説でありますね。アカデミアとか……ノヴァだっけ。どっちだったかな」
一色識乃:「色々とオープンになりそう」
滝口ハバキ:「ああ。聞いたことあります。オーヴァードを公にした学園ですっけ。それはそれで大変そうですけどね~」
化野匡四郞:「荷運びしてたらジャームになってた、じゃ洒落にならないですからね。こういう場でのヘルプだけですよ」
一色識乃:(そんな場所もあるんだ……)
化野匡四郞:「しかし一色さん、よくチケット取れましたね」
一色識乃:「譲ってもらったんです、知り合いがいけなくなったからって」
化野匡四郞:「ああ、それは当人の分まで楽しまないと、だ」
一色識乃:「あたしはそこまで楽しめるかは……楽しむつもりかもわかんないですけど」
エージェント:(せめて写真……写真いっぱい撮ってきてね……!)と悲しい表情でチケットを渡されている。
滝口ハバキ:段々と会話が流暢になってきたのをウンウン、と頷いてみている。
一色識乃:「……写真は、撮って帰らないといけないかも」悲しげな先輩エージェントの顔を思い出しつつ
滝口ハバキ:「化野くんも、目的はバカンスですか?お一人?」
一色識乃:(なんか保護者みたいな目線で見られてない?)
化野匡四郞:「よくぞ聞いてくれましたね」
滝口ハバキ:仕事を手伝う代わりにチケットを手に入れる手合は珍しくない。ハバキ自身も何度か頼られたことがある。
滝口ハバキ:「おぉ?」
一色識乃:「えぇ?」
化野匡四郞:「デートです。……そういや一色さん、今更衣室から来た?」
滝口ハバキ:「なんでしょう、その溢れ出るオーラは?」
滝口ハバキ:「んまっ」
化野匡四郞:「いやセクハラじゃなくてこれは。アーシアさん……銀髪の女性いましたか?」
一色識乃:「へぇ……って銀髪の人は見てないですけど……アーシアさん?」
一色識乃:見た目的にどんな女の人が出てくるだろうと推察する、やっぱり似たようなチャラい女性だろうか……アーシアさん?
一色識乃:「まだ準備してるんじゃないですか?」
一色識乃:いや、でも案外見た目によらず誠実そうではあるし
滝口ハバキ:「アーシア…………?」
一色識乃:(……わかんない、色恋沙汰はさっぱりだ)
滝口ハバキ:聞いたことはないが思い当たるフシがあるぞ。以前ご一緒した事件の際、とりわけ大事にしていたプレゼントがあったはずだ…
滝口ハバキ:「デートとは隅に置けませんねえ。一体どんな人なんでしょ?」
滝口ハバキ:レンズの奥の瞳が楽しそうに細められる。
一色識乃:「どんな人なんでしょうね????」首を傾げる
一色識乃:万が一、同名の知り合いが出てきた場合、それはとても愉快な事ではあるのだが
アーシア・エルシャドール:しとしと、と砂を踏む軽い足跡が鳴る。
アーシア・エルシャドール:「お待たせしました…あれ?」
アーシア・エルシャドール:すらりと伸びた四肢と白い肌。
アーシア・エルシャドール:対照的な黒いビキニがシースルーの薄いパーカーの中でかすかに透ける。
一色識乃:「わぁ……」水着に見惚れたとギリギリ言い訳できそうなリアクション
化野匡四郞:「…………、……」
滝口ハバキ:「わーっ」
アーシア・エルシャドール:「……あの」
滝口ハバキ:「綺麗な人ですね~」先に褒めている。
化野匡四郞:「こんにちわアーシアさんほんじつはおひがらもよく今日もお綺麗ですね」
アーシア・エルシャドール:「あ、ありがとうございます?」
アーシア・エルシャドール:「あぁ…」
化野匡四郞:一気に言い切って自転車が傾いで足が地面に着く。
一色識乃:「本当に本物のアーシアさんだ……」
一色識乃:ぽかーんと口を開けて棒立ちになっている
滝口ハバキ:「ははあ、この方が……」
アーシア・エルシャドール:「一色さん?お久しぶりで……あ」
滝口ハバキ:年上の子がタイプだったのね、と思っている。
化野匡四郞:「グワーッ!」強風に晒されて近くの海の家から焼きそばが飛んできて顔にぶつかり吹っ飛ぶ。
一色識乃:「どうもこんにちはアーシアさん、素敵な彼氏さんですね」
化野匡四郞:さらにそれを狙って飛んできたトンビとウミネコとカモメに群がられる!
アーシア・エルシャドール:「化野さん、足…」遅かったか
一色識乃:飛んでいく彼氏を横目に
一色識乃:「えっと……凄い彼氏さんですね?」何か事情があるのは把握した
滝口ハバキ:バシュッ。ブゥゥゥゥゥゥン。
アーシア・エルシャドール:「飛んで行ってしまいましたけど…ええ、はい」
滝口ハバキ:ミニチュアの戦闘機がラジコンめいて鳥たちをやんわり牽制している。
滝口ハバキ:「一色さん……とはお知り合いかな?」
滝口ハバキ:「どうもはじめまして、滝口ハバキです。乗り物の運転とか得意なエージェントさんです」
一色識乃:「昔一緒にお仕事したことがあって」
アーシア・エルシャドール:「ええ、アーシア・エルシャドールです」ぺこり
アーシア・エルシャドール:修学旅行トークで聞いたことがあるかも
滝口ハバキ:「以前、化野さんと一度仕事させていただきまして。ちょうどお話を伺ってましたよ」ぺこり。
滝口ハバキ:海外の人は綺麗だなあ、と思いつつ自分より少し高い身長を見上げる。
滝口ハバキ:(なるほどなるほど)勝手に納得。この人に贈り物をしようとしていたんだなぁ。
滝口ハバキ:「そちらもご一緒していたんですか。不思議な縁ですね」
アーシア・エルシャドール:「あ、こちらも伺って…えと、何を話されていたんでしょう…」ボロボロの彼氏を見ながら
一色識乃:一方こちらはそこそこ混乱していた
滝口ハバキ:「あぁ、偶然お会いしたので近況報告など。あ、デートだとお聞きしましたよ?」ウフフ、と楽しそうに笑う。
アーシア・エルシャドール:「あ…はい、デートです」ほほえんで
化野匡四郞:ミニチュア戦闘機の助けを借りて立ち上がり焼きそばを払い鳥を追い払い自転車に乗り直す。
滝口ハバキ:ミニチュアヘリで牽引しながら、襲われた際に倒れたビーチバイクを引き起こした。
一色識乃:(わぁ、本当にデートだ)
滝口ハバキ:「ごちそうさまですねえ」ニコニコ。
化野匡四郞:「一応……説明しておきますね」
一色識乃:「は、はい」
化野匡四郞:「僕はたいへん強力な重力操作能力を持つ優秀なエージェントですが」
滝口ハバキ:状況の説明をしようとして、タイミングを先んじた化野さんに両手で話題をパスする。
一色識乃:(自分で優秀って言ってる)
化野匡四郞:「その代償として大地に狙われていて、直接足をつくと今のように多量の不幸に襲われる」
一色識乃:「大地に狙われている????」
一色識乃:「そんな事って、ある……んですね」
化野匡四郞:「遺産カテゴリだとそういうことがあります。あまり馴染はなさそうですね」
アーシア・エルシャドール:「イリーガルだとあまり馴染みがありませんよね」
化野匡四郞:今まであまり自分から言わないことだったのだが、幾らかの任務を経て先に自分から言うようになりました。
一色識乃:「あんまり馴染みは無いですね……大変ですよね、きっと」
化野匡四郞:「心配してくれてありがとう。美人の恋人もいますので大丈夫です」
滝口ハバキ:「あらっ。言いますねえ」
一色識乃:「そのまま惚気にスライドした」
アーシア・エルシャドール:「化野さん…」ちょい困り
化野匡四郞:「いや、しかし、本当に……」ちらりと横目で見る。
滝口ハバキ:「女の子を困らせるなんてひどい人ですねえ」
アーシア・エルシャドール:「ええと…素敵な彼氏なのですが、そうですね」
化野匡四郞:淑やかなフリルのついたセパレートの黒ビキニ。シースルーの上着は光を複雑に屈折させて、白い肌が。
化野匡四郞:直視がだいぶできない。
アーシア・エルシャドール:「未だに、こういう反応をされるのは…ね?」
アーシア・エルシャドール:「困ってしまうかもしれません」
一色識乃:(アツアツの新婚?)
化野匡四郞:(どういう反応になれと!?)
化野匡四郞:「……それより、アーシアさんと一色さんも知り合いだったんですね!」
滝口ハバキ:(あ、誤魔化してますね)
アーシア・エルシャドール:「ええ、以前の任務で」
一色識乃:「一緒させてもらって、凄く助けてもらいました」
アーシア・エルシャドール:「こちらこそ、大変お世話になりました」にこにこ
化野匡四郞:「華やかな現場だったでしょうね」
アーシア・エルシャドール:「華やか…ではありましたね」うん
化野匡四郞:(てことは、一色さんもかなり出来る方のイリーガルだな)
滝口ハバキ:「こうして知り合いがいるのも素敵な偶然ですねえ」にこにこ。
一色識乃:「華やか、だったかな……」
滝口ハバキ:普段ならば、ここで一緒の行動を提案するタイプなのが滝口ハバキという人間なのだが。
一色識乃:「それは、そう思います。 偶然でもアーシアさんとまた会えて嬉しいです」
アーシア・エルシャドール:「私もです」
滝口ハバキ:(デートのお邪魔をするのも、ねえ?)
滝口ハバキ:とはいえ、この島でずっと顔を合わせないのも不自然ではあるが。
滝口ハバキ:とりあえず解散するのもおかしいし、話の流れを読みつつ対応いたしましょう。
滝口ハバキ:うむ。と内心で拳を握る。
滝口ハバキ:(…………しかし、まあ)
滝口ハバキ:(睦まじい恋人さんと一緒になること多いですね?私ってば)
滝口ハバキ:コードをキューピッドに変えちゃおうかしら?
滝口ハバキ:キラリと光る太陽に目を細めつつ。潮騒を聞いた。
◆Middle02◆【一日目・昼】Ⅱ
GM:それではミドル2! 全員登場です
滝口ハバキ:滝口ハバキの侵蝕率を1D10(→ 3)増加(47 → 50)
一色識乃:一色識乃の侵蝕率を1D10(→ 8)増加(46 → 54)
アーシア・エルシャドール:38+1D10
DoubleCross : (38+1D10) → 38+5[5] → 43
GM:OK! なんかみんな高いな
スタッフ:「はあい、皆さんいつもお疲れ様です~」「こちらBBQセット貸し出していまーす」「遠泳には気を付けて。オーヴァードでも溺死はまずいですよ~」
GM:ビーチでは豊富な出店や、機材の貸し出しなどが行なわれている。
GM:ややスタッフが少ないものの、そこはイージーエフェクト等でごまかしが行なわれているようだった。
滝口ハバキ:「エフェクトを隠す必要がないと、オルクスさんやバロールさんは大活躍ですねえ」
滝口ハバキ:「皆さんも、どうです?お腹の具合とかは?」
滝口ハバキ:串焼きの屋台などを確認している
一色識乃:ぐー、と音がする
アーシア・エルシャドール:「そういえば、何も食べていませんでした」
一色識乃:「そんなに」
化野匡四郞:「出発が朝一でしたからね。海の家にでも行きましょうか」
滝口ハバキ:「海の上は陸より体力使いますからね。……あ、あっちの海の家は、2階で食べれるみたいですよ」
化野匡四郞:「あと、ブラックドックなんかも、侵蝕かけずに出来ることが多くて便利みたいですよ」
一色識乃:(本当に降りずに話してる……)
一色識乃:化野の姿に驚きつつ若干引いている
スタッフドローン:ブゥゥウーーン……と上空を見上げるとたまに飛んでいるものがある。「……レネゲイド濃度 異常アリマセン……」
一色識乃:「あれは……?」
一色識乃:サングラスをかけて空を見上げる
滝口ハバキ:「スタッフさんのドローンですねえ。あ、新型になってる」
化野匡四郞:「リゾートとはいえ、レネゲイド警戒区域ですからね」
滝口ハバキ:「急激にレネゲイド濃度が上がると警告されちゃいますよ」
化野匡四郞:海の家に自転車をつけて、そのまま外階段に飛び乗る。
一色識乃:「そんなものまで飛ばしてるのね、あまりレネゲイド?の濃度を上げないようにしないと」
一色識乃:(器用)
アーシア・エルシャドール:「なるほど」
滝口ハバキ:「ま、エフェクト使って喧嘩でもしない限り問題ないですよ」
滝口ハバキ:「お二人もなんか食べちゃいましょう。飲み物も忘れちゃいけませんよ?」カンカンカンと階段を上がる。
アーシア・エルシャドール:「UGNの方が多いのですし、まずないでしょうが…」
アーシア・エルシャドール:すたすたと上る。足音がほとんどない。
一色識乃:「そうするわ、何にしましょう」その後にリズミカルな足音を鳴らしながら続く
水無川枝垂:「あら、いらっしゃいませ皆様。楽しまれていますか?」
水無川枝垂:フロアの店員として働いている。黒のシンプルな水着姿の上から、丈の短い上着を羽織っている。
アーシア・エルシャドール:「(あれ、この方…)」
滝口ハバキ:「あらっ。水無川さんじゃないですか」
滝口ハバキ:「今日は陸のお仕事なんですね」
滝口ハバキ:空輸を生業とするため、パイロットとして面識があるのだ。
アーシア・エルシャドール:「先ほど船でアナウンスをされていた方ですよね…っと、お知り合いですか?」
水無川枝垂:「あら、ハバキ」少し意外そうに目を細める。「こちらにいらしたの?」
化野匡四郞:「UGNの運送部隊だな。にしてもここまで来て働き通しなのか」
滝口ハバキ:「えぇ。今日は船の仕事で……」
一色識乃:「輸送部隊の人だったのね」
アーシア・エルシャドール:「なるほど、お疲れ様です」
滝口ハバキ:「何度か面識があるんですよ。水無川枝垂さん。私も輸送係ですからね」
水無川枝垂:「水無川です。主に空路での運送を主にしています。今は新事業の開拓中ですね」
水無川枝垂:「遠方での任務の際は、どうぞよろしくお願いしますね」
一色識乃:「へぇ……輸送系でも色々な人がいるのね」
一色識乃:「……こっちこそ、機会があればよろしく」
滝口ハバキ:「新事業ですか。精力的ですねえ」
アーシア・エルシャドール:「ふふ、よろしくお願いします…とは言っても、イリーガルのみですからそこまでの移動の任務があるかわかりませんが…」
アーシア・エルシャドール:「ご縁があれば幸いです」
水無川枝垂:「では、決まったら注文を。この島には料理エージェントも詰めているそうで、とても美味しいですよ」
一色識乃:(料理エージェント……?)
化野匡四郞:「へー、そりゃ豪勢だね」
滝口ハバキ:「ちょっとした贅沢ですねえ。じゃあ、せいぜい売上に貢献しましょうか」
化野匡四郞:(料理エージェントって何だ……?)
アーシア・エルシャドール:(料理エージェントとは)
滝口ハバキ:「食堂に力入ってる支部は、支部員の気合も違いますよねえ」うんうん
滝口ハバキ:一人だけ納得している。
アーシア・エルシャドール:「そ、そういう支部が…」
一色識乃:「そんな支部もあるのね……」
一色識乃:(楽しみだって言った方が良いのかしら)
滝口ハバキ:「一種の福利厚生ですねえ」
滝口ハバキ:「じゃあ注文はとりあえず全員分のラムネに……焼きそば大皿で貰って取り分けます?」短冊メニューから適当にチョイスしている
アーシア・エルシャドール:「いいですね、福利厚生」好きな言葉です
化野匡四郞:「滝口さんは、機材の搬入が終わったら自由ですか?」
滝口ハバキ:「えぇ、その予定です」
滝口ハバキ:「この島だと特に運転するものもありませんしねー。水上スキーの人手ぐらいにはなるかもですけど。」
アーシア・エルシャドール:「あ、海鮮焼けるんですね…」ふむふむ
アーシア・エルシャドール:「水上スキー、なかなか乗り応えありますよね」
一色識乃:「サザエとか魚を焼いてくれるのね……」
化野匡四郞:「香ばしい匂いだ」
化野匡四郞:厨房の方を見やっている
アーシア・エルシャドール:「頼みましょうか」
一色識乃:少しだけワクワクしてきたのを隠せてない
滝口ハバキ:「私もせっかくなのでビーチを楽しんで帰るつもりですよ。……あ、スキー興味あるなら運転しますよ?」
滝口ハバキ:手頃な店員さんを掴まえて注文している
一色識乃:「ええ、頼んでみましょう」
アーシア・エルシャドール:「わ、本職のドライバーさんに運転してもらうのは初めてです」
化野匡四郞:「またお願いします。アーシアさんも一緒に」
滝口ハバキ:「はい、お任せください。運転の腕見せちゃいますよ」
滝口ハバキ:「私も普段は山ですから、海関連で乗るのは珍しいんですよねえ」
アーシア・エルシャドール:「たのしみです」ふわふわ微笑む
滝口ハバキ:しばらくして運ばれてきた飲み物や、湯気を立てる海産物を並べていく。じゅわーっ。
滝口ハバキ:「一色さんはなにかしたいことある?ビーチバレーとか」
一色識乃:「したいこと?」
滝口ハバキ:瓶ラムネ。焼きそば。火を通した魚、貝。おにぎり類。
滝口ハバキ:(結構多いな……ま、男子居るし大丈夫かな?)
水無川枝垂:「奥の施設では、マッサージ施設や音楽会などもあるそうですよ」
滝口ハバキ:「おぉ」
一色識乃:(別に何も……そんなにはしゃぐ歳でもないし……)
一色識乃:「音楽会?」
滝口ハバキ:「チャンスを逃さないね水無川さん。音楽まであるんだ」
一色識乃:「今、音楽会って言った?」
一色識乃:「ジャンルは?」
一色識乃:「やっぱりUGNの人が演奏するからエフェクトでやるの?」
滝口ハバキ:「おぉ、興味ある感じですね」
一色識乃:サングラスを胸にかけて、身を乗り出す
一色識乃:「……別に、ちょっと気になるだけ」
水無川枝垂:「はい。声や演奏にレネゲイドが"載ってしまう"オーヴァードが、自由に演奏出来る場を設けているんだそうです」
水無川枝垂:「ある種のリハビリ施設とも言えるかもしれません」
一色識乃:「そういう体質のオーヴァードもいるのね」
アーシア・エルシャドール:「一色さんは音楽に造詣が深いですからね」
化野匡四郞:「全力で歌うと攻撃になっちゃうタイプの人か」
アーシア・エルシャドール:以前の聞かせてもらった音色を思い出しながら
化野匡四郞:「ん、そうなんだ?」
一色識乃:「造詣が深いって程じゃ……昔ちょっと、ちょっとだけ、やってただけです」
滝口ハバキ:「へぇ!じゃあ、楽しめるかも知れませんね」
一色識乃:頬を少しだけ膨らませ、顔を背ける。 赤くなってるのを見られたくなかったから
一色識乃:「楽しいかは、わかんないけど。 気になりはする……ちょっとだけ」
化野匡四郞:「良かったじゃん」軽く笑って言う。
滝口ハバキ:「後で行ってみましょうか。せっかくですし、音楽も気になります」
一色識乃:(他人の彼氏じゃなかったら脇腹を突いてやっててたのに)
滝口ハバキ:「マッサージ施設ってのもいいですねえ。運動した後のケアって大事ですから」
アーシア・エルシャドール:「それにしても…本当にいろいろな施設があるのですね」「水族館もあると聞きましたが」
一色識乃:「別に一人でもいけるけど……」
一色識乃:「水族館にマッサージまであるって……下手なリゾートより豪華ね」
水無川枝垂:「そちらは、私もまだ説明でしか聞いていませんね」
水無川枝垂:「自然の地形を利用している、と説明書きにはありましたが」
水無川枝垂:料理を置きながら、小首を傾げる。
一色識乃:「ふれあい動物園みたいな?」
化野匡四郞:「ま、船から、海見てるだけでも結構いたもんな、魚」
GM:和やかに会話をしながら、運ばれてきた料理に舌鼓を打つ。
GM:そうして、次はどこに行こうかと、考え始めた時だった。
放送:リ ィィィイーーーーン
放送:リーーーーーン ウウウーーーーーッ
放送:浜辺に、甲高い音が響き渡る。機材やハウリングではない、明らかに人為的かつ、異質な音だ。
化野匡四郞:「なんだ?」
一色識乃:「何?」
滝口ハバキ:「警報……?」
一色識乃:「これって、アラートか何か?」何にしろ喧しい音は嫌いなので顔をしかめる
滝口ハバキ:とりだした貝の身を手早く口に入れて、咄嗟に店の外を確認する
GM:では知覚で判定して貰おうかな。目標値は6。
アーシア・エルシャドール:紙ナプキンを折り畳み、自分も外に。
滝口ハバキ:2dx>=6
DoubleCross : (2DX10>=6) → 6[4,6] → 6 → 成功
滝口ハバキ:ギリ
一色識乃:2dx>=6
DoubleCross : (2DX10>=6) → 5[1,5] → 5 → 失敗
一色識乃:ギリ失敗
アーシア・エルシャドール:6DX10>=6
DoubleCross : (6DX10>=6) → 8[1,2,3,4,4,8] → 8 → 成功
GM:では成功した二人には分かります。浜辺のスピーカーや、ドローンから鳴り渡るこの音は。
GM:《シークレットトーク》。オーヴァードにのみ聞こえる全体放送である。
化野匡四郞:ばたばたと店の外に出て、自転車に跨がる。
一色識乃:(凄い、綺麗に飛び乗って地面踏んでない)
放送:『リーーーーーーーーン リーーーーーーン 島内放送 島内のUGNへ』
水無川枝垂:最後尾で階段を降りてくる。「これは……」
一色識乃:「これって何なんですか?」問いかけながら、それに続いて外に出る
滝口ハバキ:「ドローンの警報……?ってことは、レネゲイド関連の異常……でしょうか?」
滝口ハバキ:数段飛ばしで階段を降り、ウェストポーチから銃を取り出す。
放送:『R警戒地区A205 汎用名称"日葵島" レベルⅢの秘匿事項干渉を確認』
アーシア・エルシャドール:「これは?」
放送:『これより日葵島は重警戒状態に移行します 職員の方は速やかに安全姿勢を取り、規定に従い避難を行なってください』
化野匡四郞:「よく分からないが……いや……」
一色識乃:「重警戒とか言ってますけど、私たちも非難しなきゃいけないですよね多分、コレ」
化野匡四郞:『これより日葵島は重警戒状態に移行します 来訪者の方はマ///ニュ////アルを繰り返します 重警戒状態 じゅ じゅう――――侵入者///――――――――お読みの上、空間振に――』
アーシア・エルシャドール:「となると避難場所は…」
滝口ハバキ:「かもしれません。場合によっては、こっちで対処するかもですが……」
GM:ズ ズズズズズ
一色識乃:「えっ」
GM:放送が乱れると同時に、地面が揺れる。島の外周部に向けて、風景が陽炎のように揺らぎ始める。
化野匡四郞:「いや……これ、普通じゃな……っ!」 ズズズズズズ「アーシアさん! 皆さん!」
化野匡四郞:「その場に伏せて!」
滝口ハバキ:「!」咄嗟にアーシアさんと一色さんを連れ、地面に倒れ込む。
一色識乃:「え、アンタはどうす……わぷっ……!」
アーシア・エルシャドール:頷き。伏せた態勢で、あたりを警戒。
化野匡四郞:同時に、自転車から降りて、地面に膝をつく。「僕を狙う平重力ども、僕に従え……!」
GM:バシッ バシッ バシッ バシッ
GM:空気が……空間が破裂するような音。化野が言う前に、立っていられないほど地震は強くなり……
放送:『無資格者////を追放 隣接する/////空間////編成////―――――――』
化野匡四郞:濃灰色の、重力の手が周囲の地面から湧き出る。迫り来る空間の炸裂から、自分たちを守る。
GM:地震。破裂音。それに重力がぶつかり――――――――
化野匡四郞:「…………ぷはっ!」灰色のドーム状に展開された重力壁が解ける。
一色識乃:「はぁっ……はぁっ……一体何がどうして……」
GM:浜辺は静まりかえり、水平線には降りてきた陽が接している。
アーシア・エルシャドール:「これは…」
GM:時計を見ると、今の一瞬で、数時間が経過していると思われた。
滝口ハバキ:「今の間に夕方に……?」
滝口ハバキ:姿勢を低くしながら辺りをうかがう。
化野匡四郞:「いきなりフルスロットルさせるなよクソッ……全員、何事もないか?」
アーシア・エルシャドール:化野さんのほうに駆け寄ります。
アーシア・エルシャドール:自転車をもって
一色識乃:「ありがたいことに何ともないけれど……」
水無川枝垂:「有難うございます、化野様。こちらも異常はありませんが……」
化野匡四郞:自転車を持ってくるアーシアさんは気付くだろう。
アーシア・エルシャドール:「私たちは無事です…けど」
化野匡四郞:化野が疲労のまま、砂浜に座り込んでいる。
化野匡四郞:そしてその上で、何も不幸にも襲われていない。
アーシア・エルシャドール:「!!」
アーシア・エルシャドール:「これは…?」
滝口ハバキ:「どうかしました?」海の家を盾にしながら、周囲を警戒している
化野匡四郞:「え……?」
アーシア・エルシャドール:「大丈夫ですか?何か異常は?」少し焦り気味。座り込んだ化野さんの傍らに移動。
化野匡四郞:「どうしたんですかアーシアさん、そんな顔して」
化野匡四郞:「ん?」 気付く。「…………。」地面を見る。
アーシア・エルシャドール:「だって…」
化野匡四郞:「……………」化野が念願とする、地面への無条件での接触。だが。
化野匡四郞:「うっわ、最悪……! マジかよ……!」顔を抑える。
アーシア・エルシャドール:「やはり、何か?」
化野匡四郞:「こ、こんな時に……よりによって……!」
一色識乃:困惑して水平線の方を見ていたのが、二人の方を見る
化野匡四郞:「アーシアさん、滝口さん一色さん、それに水無川社長」
滝口ハバキ:「…………?」少し首を傾げた後。「確か、地面に触れられない呪いでしたよね」
滝口ハバキ:「どうなってるんです?今」
一色識乃:「あれ、なんで立ってるんですか?」
化野匡四郞:「僕の呪いは、地面からの単純距離によって決まります。土ではなく地面です」
一色識乃:「それってつまり……今地面との距離って……」
化野匡四郞:「はい。一見が地面でも、高層ビルの屋上に設えられた緑化公園に触れても呪いは起きない」
アーシア・エルシャドール:「ということは」
化野匡四郞:「十中八九、今ここは"外部から空間的に孤立した"場所になってる」
化野匡四郞:「念のため確かめる必要はありますが……」
化野匡四郞:「僕たちは今、この島に閉じ込められてる」
滝口ハバキ:「なんと………まぁ……」平地での遭難とは、と口を開ける
鳥?:「――そうだな。付け加えて言うなら」
一色識乃:「閉じ込められ……た?」
一色識乃:「わっ」
滝口ハバキ:「どなたでしょうか?」
アーシア・エルシャドール:「!」
鳥?:海の家の店先に、一羽の鳥が止まっている。化野の重力壁に滑り込んだのだろう。
化野匡四郞:「その声、"遠犬"か!?」
一色識乃:「知り合いですか?」
化野匡四郞:「動物使いの伝令エージェントです。珍しいなこんなリゾート地に」
遠犬(鳥):「こっちに詰めてるエージェントへの連絡事項があったんでな。で、今来た直後に巻き込まれた。貝の一つも食えてない」
滝口ハバキ:「色んな人が居ますねえ」警戒に向けかけていた銃口を下げる。
遠犬(鳥):「で、だ。化野匡四郞。お前、それを言うならもう一つ言わなきゃいけないだろ」
アーシア・エルシャドール:「もう一つ、とは?」
遠犬(鳥):「高度や空間孤立で"呪い"から完全に解放されたお前は」
遠犬(鳥):「重力操作能力が、ほぼ使えなくなる」
化野匡四郞:「やめろおい! 僕を雨の日の大佐呼ばわりするな!」
滝口ハバキ:「あー。つまり、反動のないバネのような感じなんですね。」
アーシア・エルシャドール:「なるほど…」
化野匡四郞:頭を抱えている。
アーシア・エルシャドール:「他に悪影響などはないのですね…?」念押し
一色識乃:「あ、そういうものなんだ……」
化野匡四郞:「ないです……単なる非戦闘員のクズと思って頂ければ……」イージーエフェクトくらいは使えるぞ
水無川枝垂:「ともあれ……遠犬様もこの事態についてご存じではないのですね?」
滝口ハバキ:(重力は無くなったのに重くなってるなあ…)
一色識乃:(なんだか変な事になってきた)
アーシア・エルシャドール:「はあ…」
遠犬(鳥):「全く知らん。来た直後だ」
アーシア・エルシャドール:「とりあえず、安心しました」
滝口ハバキ:「なるほど……」んー、と腕を組み替えて。
滝口ハバキ:「つまりは異常事態。そして動物を介する能力は実戦は難しいと聞きますし……」
滝口ハバキ:「私、エルシャドールさん、一色さん。余裕があれば水無川さんも含めて、この事態を解決する必要がある」
滝口ハバキ:「……そういう状況みたいですね?」
アーシア・エルシャドール:分かりやすい。
水無川枝垂:「ええ。協力させていただきます」
遠犬(鳥):「そうなる。いつもの想定外だな」
アーシア・エルシャドール:「なんにせよ…まずは状況を調べたいですね」
一色識乃:「そうなっちゃうのかしらね。せっかくの……なのに」
化野匡四郞:頭を振って立ち上がる。「……とんだバカンスだぜ、畜生」
滝口ハバキ:「えぇ。せっかくのバカンスを邪魔されてはたまりません」
滝口ハバキ:「まずは異常を調べ、解決し」
滝口ハバキ:「その後で楽しむといたしましょう、ね」
アーシア・エルシャドール:「ですね」
アーシア・エルシャドール:「…まあ、この状況も悪いだけじゃないですよ」と小さく、笑った。
一色識乃:(このカップルに関してはある意味良い機会だものね)
一色識乃:(片方が凄い落ち込んでるけど……)
一色識乃:「調べるなら、私も力を貸すわ。」
一色識乃:「早く片付けた方が、きっと良いもの」
GM:――静まりかえった日葵島。いなくなった人々と、不可解な全島放送。
GM:――夕陽だけが変わらぬ姿のまま、覚悟を決めた貴方たちを見下ろしていた。
GM:シーン終了! ロイスと購入が可能です。
アーシア・エルシャドール:来たぜ!
GM:購入についてはこのシーン以降すこし制限がかかるので気をつけな!
滝口ハバキ:「アーシア・エルシャドール ◯P興味/Nプライベートな興味」で取得しておこう。知り合いの子の彼女さんねー ほほーの目線
滝口ハバキ:購入はきぐるみ!
滝口ハバキ:制限掛かる前にやってこ 砂の加護で+4D
滝口ハバキ:滝口ハバキの侵蝕率を3増加(50 → 53)
滝口ハバキ:6dx+2>=14
DoubleCross : (6DX10+2>=14) → 10[1,5,7,9,10,10]+9[7,9]+2 → 21 → 成功
滝口ハバキ:ワオ。着用します
一色識乃:アーシア・エルシャドール 〇信頼/嫌気 で
アーシア・エルシャドール:一色識乃 好意〇/心配 で
アーシア・エルシャドール:購入
アーシア・エルシャドール:ボルトアクションライフル
アーシア・エルシャドール:無難に
アーシア・エルシャドール:能力訓練+器物使い
アーシア・エルシャドール:4DX10+1+5>=15
DoubleCross : (4DX10+6>=15) → 10[1,2,9,10]+9[9]+6 → 25 → 成功
アーシア・エルシャドール:ういポンケに入れます
滝口ハバキ:お買い物上手の出目がたくさん
GM:めちゃ買うな
一色識乃:シューターズジャケット購入で
一色識乃:4dx+2>=13
DoubleCross : (4DX10+2>=13) → 8[1,2,4,8]+2 → 10 → 失敗
一色識乃:以上で!
GM:OK!
◆Middle03◆【一日目:夕暮】
GM:シーンプレイヤーはアーシアさん。他は登場自由!
滝口ハバキ:滝口ハバキの侵蝕率を1D10(→ 10)増加(53 → 63)
滝口ハバキ:出目がね
一色識乃:一色識乃の侵蝕率を1D10(→ 3)増加(54 → 57)
アーシア・エルシャドール:43+1D10
DoubleCross : (43+1D10) → 43+2[2] → 45
アーシア・エルシャドール:OTITUKI
滝口ハバキ:カバーキャラの侵蝕が重いの歌♪
GM:ほんとひどい
GM:では
GM:まずはミドル判定の内容から説明していきましょう
アーシア・エルシャドール:あい
滝口ハバキ:うい
一色識乃:はい
【探索判定について】
このシナリオのミドルにおいて、PCは通常の調達判定が行えない。
このシナリオのミドルにおいて、"情報判定"は"探索判定"に変更される。
探索判定は、技能に関わらず財産ポイントの使用が可能です。
探索判定に成功した場合、項目の解放だけではなく、任意のボーナスやペナルティがつくことがある。
GM:要するに水着姿でのサバイバル判定が必要ってことです。
【NPCカードについて】
『化野匡四郞(高空):軽快なる積荷』
シーン1回。使用することで調達判定を行える。
『水無川枝垂:援護の風+エンジェルヴォイス』
ラウンド1回、判定のダイス数+3、C値-1。
『遠犬(鳥):妖精の手』
シナリオ2回、判定の値を一つ10にする。
GM:NPCカードがこちら。あとでコマにしておきましょうか。
アーシア・エルシャドール:ありがてー
GM:そして今回のシーンの探索判定がこちら。
【生活用具を確保しよう!】《調達》《芸術:サバイバル》 難易度10
【島の探索をしよう!】《情報:UGN》《知覚》 難易度8
【安全地帯を探そう!】《情報:ウェブ》《白兵》 難易度9
GM:以上です。では相談の上で判定をどうぞ。
一色識乃:生活用具いきたいです、行っていいですか?
滝口ハバキ:芸術と情報に巨匠の記憶行けるのでどれでもいけます
滝口ハバキ:一色さん調達できるなら行ってもらおっかな
滝口ハバキ:アーシアさん知覚で探索してもらうか
アーシア・エルシャドール:うす
滝口ハバキ:ではそんな感じで判定しちゃおう!
一色識乃:ではいきます
滝口ハバキ:安全地帯を情報ウェブで。《巨匠の記憶》でダイス+3。
一色識乃:4dx+2>=10 生活用具を確保しようで
DoubleCross : (4DX10+2>=10) → 10[1,1,10,10]+6[4,6]+2 → 18 → 成功
滝口ハバキ:滝口ハバキの侵蝕率を3増加(63 → 66)
滝口ハバキ:5dx+2>=9 安全地帯
DoubleCross : (5DX10+2>=9) → 7[1,3,4,6,7]+2 → 9 → 成功
滝口ハバキ:あぶね!
アーシア・エルシャドール:知覚
アーシア・エルシャドール:6DX10>=8
DoubleCross : (6DX10>=8) → 10[1,3,4,7,9,10]+1[1] → 11 → 成功
アーシア・エルシャドール:かんぺき~
滝口ハバキ:いえーい
一色識乃:やったぁ
GM:ふむ、全員成功、お見事!
GM:では判定内容を解放していきます
【生活用具を確保しよう!】
既に日は暮れかけている。あなたたちは水着姿であり、夜を明かすことを前提にした格好ではない。
また後述の都合によって、既存の建物を利用することも難しい。当面の食料や水、生活物品が必要になる。
幸い、屋台や、港の施設から必要物資をかき集めることができた。ひとまず今夜は凌げるはずだ。
→〔ボーナス〕判定者は、一度だけ調達判定を行える。
【島の探索をしよう!】
島は地震以降、どういうわけか君たち以外には人っ子ひとりいない。
また化野の予想通り、島から外には出られない。泳いでも飛んでも、一定以上は先に進まなくなってしまう。
事前情報のとおり、島の中央には各種娯楽施設を備えたホテルがあり、島の管理もそこで行っているようだ。次に目指すとするならそこだろう。
→〔追加エリア〕 日葵ホテルが開放されました。次のシーンから探索可能。
【安全地帯を探そう!】
今の日葵島は重警備状態であり、ありていにいって危険地帯となっている。
監視用ドローンは、動く人影を見つけ次第、どういうわけか無差別に攻撃してくる。そのため海の家などに隠れることは難しい。
幸い海岸の端に、隠れ家のような洞窟を見かけた。一時的に避難するならばここだろう。
→〔ペナルティ〕探索の最中にドローンに襲われる。判定者はHPダメージ2d10を受ける。ガード不可、装甲有効。
滝口ハバキ:ぎゃあ!
GM:というわけで一色さんは調達権を得て、ハバキさんはダメージを受けてもらいます。
ドローン:メカカ~っ。この弾幕の中、君たちは今どう生きてくれるかな~っ!
滝口ハバキ:こいっ
ドローン:2d10
DoubleCross : (2D10) → 12[6,6] → 12
滝口ハバキ:戦闘用きぐるみで12点軽減!
滝口ハバキ:ノー・ダメージです
滝口ハバキ:計算通りです
GM:完璧な見切り……!
ドローン:カヘッカヘッ……!?
滝口ハバキ:君たちをどう見切るか
GM:では情報共有していきましょうか
GM:――――日葵島、ビーチ東端から離れた岩場地帯。
GM:切り立った崖の上を慎重に通り抜けた先に、木々と砂場に隠れた洞窟がある。
GM:入口には、化野たち手で布が垂れ下げられている、風は入ってこない。上部にはいくらか穴が空いていて、蔦が塞いでいる。
GM:蔦の調整で空気や光の取り込める加減も変えられる。一時凌ぎとしては十分な場所である。
アーシア・エルシャドール:ブルーシートを敷いて、タオルを座布団代わりに
アーシア・エルシャドール:手元ではさらに防寒具を組んでいる。
一色識乃:その前に、集めてきた最後の物資を積み上げる
アーシア・エルシャドール:「そういえば、以前もこういう工作をしましたね」以前一色さんと狩りのミッションをした。罠づくりなど。
一色識乃:「よし、これで最後……そうね」
一色識乃:「状況は違うけど、またサバイバル系の状況に放り込まれるなんて」
一色識乃:(しかも彼氏さんと一緒の時に)
一色識乃:「お互い、奇妙な縁もあったものね」
アーシア・エルシャドール:「ですね」苦笑
アーシア・エルシャドール:「でも、今回もそう厳しい状況ではないと思いますよ」
アーシア・エルシャドール:「プロの方もいますし」
一色識乃:「そう? 島まるごと隔離なんて結構大変だと思うけど」
一色識乃:「たしかに、プロは頼りになりそう」
一色識乃:「私たちもできる事をしていきましょう」
一色識乃:とはいえ、不安が無いとは言えないのだが
アーシア・エルシャドール:「ええ」
アーシア・エルシャドール:タオルを結んでポンチョみたいなものを作った。
一色識乃:「アーシアさんは、彼氏さんと一緒じゃなくて大丈夫?」
アーシア・エルシャドール:「そうですね…」うーん。と少し考えるように
一色識乃:「コレ運ぶのにも、ちょっと協力してもらったけど」物資の方を見て
アーシア・エルシャドール:「さっきのことで、少し元気がなくなっていたのでそっとしておこうかと」
一色識乃:「そっと……」
一色識乃:「たしかに凄い落ち込んでたけど……そういうものなんだ」
アーシア・エルシャドール:「私としては、そう悪い状況ではないのですが」
一色識乃:「そうなの?」
アーシア・エルシャドール:「彼がどう思っているかはわかりませんから…ええ」
一色識乃:「間違いなくアーシアさんにベタ惚れなのはわかるけど」
アーシア・エルシャドール:「距離が近くなるので、後…少し油断気味でしたね」
アーシア・エルシャドール:「こっそり身を詰めても気づいてませんでした」
一色識乃:「そこまで……見てたんだ……」
アーシア・エルシャドール:「そこまで見ていました」
一色識乃:「彼氏さん、冥利に尽きてそう」
アーシア・エルシャドール:「普段は…警戒?ではないけど反応が早くて…」
アーシア・エルシャドール:「うーん」
一色識乃:「うん?」
一色識乃:「ずっと意識されてるんだ」
一色識乃:ちょっとだけいいなと思った
アーシア・エルシャドール:「そうですね」
アーシア・エルシャドール:「けど、それは私の方もなので」
一色識乃:「……両想い、ごちそうさま」
一色識乃:「最初はアーシアさんがあの人と? って思ったけど、話してみると凄くお似合い」
アーシア・エルシャドール:「お粗末様です」
アーシア・エルシャドール:「いえ、私もあまりできた人間ではないので」
一色識乃:「そう?」
アーシア・エルシャドール:「そうなんです」
一色識乃:アーシアさんは……凄く頼りになる、大人の女の人だと、私は思ってるけど」
一色識乃:「私が勝手に思ってるだけかもしれないけど」
アーシア・エルシャドール:「そういう風に見せてるだけかもしれませんよ」少しだけからかうように
GM:ぴちょん。天窓を塞ぐ木々の隙間から水滴が落ちる。
GM:降り始めた雨は、にわかに強くなってゆく。
アーシア・エルシャドール:「雨…大丈夫でしょうか?」外に気を配りながら
一色識乃:「そういう風に見せたくて見せられてるなら、それは一つの芸よ……つめたっ」
滝口ハバキ:「ひゃ~~っ!」
滝口ハバキ:洞窟の入口から足音が反響する
一色識乃:「雨、外に行ったハバキさん大丈夫かな」
一色識乃:「あ」
一色識乃:タオルに手を伸ばす
滝口ハバキ:ぼたぼたと雫をたらしながら、羽織っていたパーカーのフードを外し、裾を絞る。
アーシア・エルシャドール:「大丈夫ですか?」
一色識乃:「これ、使って」と、タオルを手渡し
滝口ハバキ:「島の天気は一気に変わりますね……あっ、ありがとうございます」
滝口ハバキ:肌に張り付いたパーカーを苦労して脱ぎ、タオルで体を拭く。
アーシア・エルシャドール:「雨が降るとは…うーん」どういう場所なんだろう
滝口ハバキ:「ぐるっと見回しましたけど、やっぱり、私達以外に巻き込まれた人は居なさそうですね」
一色識乃:(男衆(?)は大丈夫かしら)
水無川枝垂:「失礼しますね」少し遅れて、ぱたぱたと入ってくる。
一色識乃:「つまり、私たち以外の助けも期待できなさそうって事ね」
アーシア・エルシャドール:「おかえりなさい」
滝口ハバキ:「そんかし、探索してた飛行機をドローンが襲ってきて……あぁ、タオルどうぞ」
滝口ハバキ:水無川さんの肩をタオルで拭っていく。
水無川枝垂:「有難う、ハバキ。……流石にこれは健康に悪いですね」水着姿の身体を震わせる。
アーシア・エルシャドール:「襲って…」
一色識乃:「襲ってきた……?」
滝口ハバキ:「焚き火、焚き火っと」
滝口ハバキ:《炎の理》。指先にともした火種に、折った枝をくべていく。
一色識乃:(流石、手際が良い)
水無川枝垂:「ハバキ、これもお願いします」バーベキュー用の炭と固形燃料を抱えている。
滝口ハバキ:パチパチ、と勢いを増す火のそばで、薪にする生木を乾燥させる。
滝口ハバキ:「あ、ありがとうございます水無川さん」
水無川枝垂:「こちらも、遠犬……鳥さまも確認しました。ドローンが警戒態勢ですね」
滝口ハバキ:サバイバル技能で適宜炎を保ち、洞窟内に暖かな空気を送る
滝口ハバキ:「警報を出す時に少しバグってましたからね。この空間の影響下なのかもしれません」
水無川枝垂:「レネゲイド警戒区域とは、地形レベルでR事例が起きやすい場所。悪用も容易ですから、警備があるのは当然なのですが」
アーシア・エルシャドール:「誰かの能力下ということも?」
水無川枝垂:耳に掛かった髪の毛を払う。「そうですね。少し過剰です」
滝口ハバキ:ブオオオオ。ミニチュアのプロペラ機をサキュレーター変わりに使って、空気を循環させている。
水無川枝垂:「ああ、遠犬さまと化野さまは、近くの樹木地帯で色々していましたから大丈夫かと」
滝口ハバキ:「こっちも飛行機なので耐えましたが、当たりどころが悪いと重傷になる威力でしたね」
水無川枝垂:「秘密基地? と言うのでしょうか」
滝口ハバキ:「男の子は好きですねえ、そういうの」
アーシア・エルシャドール:「ひみつきち」
滝口ハバキ:(こっち、女性ばかりですからね。着替えとかもあるし……気を使われちゃったかな?)思案。
一色識乃:「案外エンジョイしてるじゃない……」
アーシア・エルシャドール:元気になったようだ。よかった。
滝口ハバキ:「そうですねー」同意。
滝口ハバキ:上着を乾かしながら、細身の水無川さんの体をタオルで拭っている。
滝口ハバキ:「とりあえず、上も海も、島外に出るのは難しそうです」
滝口ハバキ:「この島の中で怪しい所を探っていくしか無さそうですねえ」
一色識乃:「それじゃ、私たちも一旦待機かしら?」
一色識乃:「島の中で……」
アーシア・エルシャドール:「あ、こちらから報告を」
滝口ハバキ:「お願いします」
一色識乃:「ん、お願い」
アーシア・エルシャドール:「事前に調べていた情報を中心に探索をしたのですが」
アーシア・エルシャドール:「島の中央にあるホテル、ええと施設がいくつもあると言われていたものです」
滝口ハバキ:「ホテル……あぁ、上からも見えましたね」
アーシア・エルシャドール:「それを確認しまして、島の管理もそこで行われていたらしいので…向かってみるのはどうでしょうか?」
滝口ハバキ:「良いかも知れませんね。どのみち、この洞窟では雨を凌ぐのがやっとですし」
滝口ハバキ:「拠点となる場所は確認しておきたいです」
一色識乃:「島の管理……たしかに何か分かりそうだし」
一色識乃:「ホテルなら、良い拠点になりそうだものね」
一色識乃:「そうと決まれば、表でひみつきち作ってる男の子たちにも、声かけておきましょうか」
水無川枝垂:「そうですね。この雨夜の中向かうのは危険です」
水無川枝垂:「明日の朝、向かいましょう」
滝口ハバキ:「はい。今は雨ですし、外は暗くなりそうですから」
滝口ハバキ:「防寒具も用意してもらいましたしね。日が昇ってから行動するとしましょう」
アーシア・エルシャドール:「ええ」ポンチョを渡す。どうやって編んだんだろう?
一色識乃:「そうしましょう」頷いて、浮き輪をクッション代わりに身体を預ける
滝口ハバキ:「今日は、皆でキャンプですね」受け取る。冷えてきた空気が遮断される。
滝口ハバキ:ポーチの中を確かめる。コーヒー豆に、少しのチョコレート。皆で少しずつ分ける分はあるだろう。
水無川枝垂:「水着姿で就寝なんて、生まれて初めてします」くすくすと笑う
滝口ハバキ:遭難時用に対策していた備えが役に立ちそうだ
滝口ハバキ:(……役に立ってほしくはないんですけどねー)
滝口ハバキ:「ふふ。私もあまりしたことありません。ドキドキな経験ですね」
一色識乃:(ここに来る前の日にしましたとか言えない)
アーシア・エルシャドール:「寝るときは地面と接する面積狭めがいいかと」
滝口ハバキ:「そうですね、ブルーシートと浮き輪を囲んで、皆で集まって寝ましょう」
アーシア・エルシャドール:「熱が逃げますから」凄いコンパクトに座っている。
水無川枝垂:「朝起きたとき、誰の寝姿がどうなっていても、お互い黙っていましょうね」
水無川枝垂:壁際に座り込んで、手首足首を軽くストレッチするように曲げ伸ばししている。
滝口ハバキ:「う、私が一番酷いことになりそうなので、厳守でお願いしますね……」
一色識乃:(アーシアさん、やっぱり手馴れてるというか……慣れてる?)
一色識乃:「そうしましょう、誰がどうでも内緒ね」
アーシア・エルシャドール:「条約を結んでおきましょう」
滝口ハバキ:「えぇ。もし破ったら……」
一色識乃:身体を丸め、寝入る姿勢に 寝慣れた枕も猫ちゃん抱き枕もないが、この際仕方がないだろう
滝口ハバキ:「事件が終わった後、一番恥ずかしい秘密を開示することにしましょうか」
滝口ハバキ:ウェストポーチの中身を抜いて、枕代わりにする。
水無川枝垂:海の家から持ってきたクッションの上に身を丸めた。
アーシア・エルシャドール:「恐ろしい目に…」いいつつ。丸くなる。
滝口ハバキ:「それでは、皆さん」火の加減を調整する。
滝口ハバキ:「おやすみなさい。────明日も頑張りましょう」
一色識乃:「おやすみなさい____明日こそこの状況を終わらせてやりましょう」
アーシア・エルシャドール:「おやすみなさい───明日も」
アーシア・エルシャドール:「少し楽しみです」いたずらっぽく微笑んで
GM:勢いを弱めた火が、やがて炭の温度だけを残して、静かに消える。
GM:外からはざあざあと降り続く雨。崖の下で叩く潮騒の音。気温としては寒々しいものの――どこか安らかな音だった。
GM:シーン終了! ロイスが可能。
GM:調達は探索判定の結果としてまず一色さん。プラス、化野のNPCカードで一回分誰かがやれます。
滝口ハバキ:社長にとっとこ。「水無川枝垂 ◯P信頼/N華奢で心配」
一色識乃:ロイスはそろそろ保留で
アーシア・エルシャドール:滝口ハバキ 連帯感〇/罰ゲーム恐ろし
滝口ハバキ:一色さんに枝垂さんの援護の風してもらうと結構狙えそうかな
滝口ハバキ:怖がられてしまった
アーシア・エルシャドール:財産店12ある
滝口ハバキ:つよい
滝口ハバキ:財産点多いな高校生二人!
アーシア・エルシャドール:リアクティブシリーズか武器
滝口ハバキ:特に買うもの無かったら防御様にクリスタルシールド(25)を狙ってもらおうかな
アーシア・エルシャドール:おけ
アーシア・エルシャドール:行ってみましょう
アーシア・エルシャドール:化野さんのを使わせてもらいます
滝口ハバキ:GOGO
アーシア・エルシャドール:能力訓練+器物使い
アーシア・エルシャドール:4DX10+1+5>=25
DoubleCross : (4DX10+6>=25) → 10[2,7,8,10]+1[1]+6 → 17 → 失敗
滝口ハバキ:惜しい
アーシア・エルシャドール:財産点8で購入
滝口ハバキ:わーい!
GM:援護がなくても上手く行ってる~すご
一色識乃:お、じゃあ私はシューターズジャケットで
一色識乃:4dx+2>=13
DoubleCross : (4DX10+2>=13) → 7[3,5,6,7]+2 → 9 → 失敗
滝口ハバキ:絶対防御ロボ・グレートハバキに装備だ。
一色識乃:財産点4点で確保するか、残り9点です
滝口ハバキ:私は購入権なしで以上!
GM:ではシーン終了!
◆Middle04◆【二日目:朝】
GM:島の中心にある、管理ホテルまで行くシナリオになります。シーンプレイヤーはアーシアさんどうぞ
滝口ハバキ:滝口ハバキの侵蝕率を1D10(→ 2)増加(66 → 68)
アーシア・エルシャドール:45+1D10
DoubleCross : (45+1D10) → 45+2[2] → 47
一色識乃:一色識乃の侵蝕率を1D10(→ 7)増加(57 → 64)
滝口ハバキ:アーシアさんほんと平常運転ですね
GM:なんで侵蝕もなしにこんなに差が……
GM:では、今回の探索判定はこちら
【ホテルへの道を確保しよう!】《運転》《射撃》難易度30(複数人による達成値の累積可)
GM:これだけです。警備ドローンを掻い潜り、ホテルまで辿り着きましょう。
滝口ハバキ:突っ込むぞ!掴まれっ
滝口ハバキ:じゃあ二人に先に射撃してもらって、最後に私が運転しましょうかね
GM:NPCカードも上手く活用してね
一色識乃:ブロロン
アーシア・エルシャドール:あいあい
滝口ハバキ:水無川さんの援護や遠犬(鳥)の妖精もあるぜ
一色識乃:ありがたいサポート
アーシア・エルシャドール:じゃあ撃つかー
滝口ハバキ:GOGO
アーシア・エルシャドール:素の射撃
アーシア・エルシャドール:6DX10+3
DoubleCross : (6DX10+3) → 8[2,4,5,7,8,8]+3 → 11
アーシア・エルシャドール:うむ
滝口ハバキ:なかなかだ
滝口ハバキ:一色さんもシュートシュート
一色識乃:私も素の射撃で
一色識乃:3dx+6
DoubleCross : (3DX10+6) → 5[1,2,5]+6 → 11
滝口ハバキ:22!あと8かあ
GM:一色さん固定値あるな
滝口ハバキ:ここは水無川さんの援護を貰って素の運転で行きましょう。
GM:OKどうぞ!
滝口ハバキ:水無川さん使用!ラウンド1回、判定のダイス数+3、C値-1。
滝口ハバキ:素の運転で。
滝口ハバキ:7dx9+2
DoubleCross : (7DX9+2) → 10[1,1,2,2,5,7,10]+10[9]+1[1]+2 → 23
滝口ハバキ:まわった
アーシア・エルシャドール:きちゃ~
滝口ハバキ:45だ!
一色識乃:凄い
GM:お見事! 全員協力して、見事判定を突破されました!
GM:では情報項目
【ホテルへの道を確保しよう!】
島内を飛び回る警備ドローンは明らかに暴走状態にあり、執拗な攻撃を行なってくる。
また、スタッフ側の資料で確認したところ、オルクスによる空間封鎖はこの島の防御機構の一部であり、それによれば職員および来訪客は、封鎖と同時に自動的にホテルまで転送・避難させるようになっているらしい。
ただし現在、外部への通信はもちろん、ホテルへの通信も返答はない状態だ。避難が適切に行なわれているか怪しい。
→〔ペナルティ〕ドローンの反撃が襲う。判定者全員に2d10ダメージ(装甲有効)。
滝口ハバキ:反撃が来ている!
GM:というわけで2d10ダメージいきます
ドローン:2d10
DoubleCross : (2D10) → 6[4,2] → 6
アーシア・エルシャドール:にゃー!
滝口ハバキ:装甲12でノーダメージです。
アーシア・エルシャドール:水着装甲15
一色識乃:装甲で弾いて3点ダメージ
GM:この水着……硬い!
一色識乃:残り21点!
滝口ハバキ:ガードが硬いぜ
GM:ではドローンの襲撃を防ぎながら洋館にまで辿り着いて貰うぜ!
GM:海岸から、蛇行する緩やかな山道を登り、直線距離にして1.5kmほど。
GM:島にホテルは一つしかないため、正式名称はついていないが、便宜的に「日葵島ホテル」と呼ばれている。
GM:外観としては、小綺麗な海外風ホテルといった趣で、都会のホテルと比べ落ち着いた色合いが来訪者を癒すだろう。
GM:ただし、警戒するドローン群の中を突っ切り、森林の中を抜け。
GM:それでも物音一つ聞こえてこない山中のホテルを前にすると、少し不気味さが先を立つ。
滝口ハバキ:その静寂を破るものが2つある。
滝口ハバキ:ドルルルン ドルルルン。
滝口ハバキ:ダパパパパ カカカカン。
滝口ハバキ:四輪駆動のエンジン音と、森の中から聞こえる発砲音。
滝口ハバキ:固く細かいものが弾かれる音が尾を引きながら、道なりに音がホテルに迫ってくる。
滝口ハバキ:《ヴィークルモーフィング》。ミニチュアの車が等身大に巨大化し、荒れ地を踏破する四輪駆動車として疾走している。
滝口ハバキ:「ハンドル切ったあと3秒安定させます!ドローン牽制して……3、2、1、今!」
滝口ハバキ:異なる発砲音と共に、無理させたタイヤの音がホテル前に擦過音を響かせた。
滝口ハバキ:「よし……現着!」
滝口ハバキ:地面にブレーキ痕を刻みながら、ホテルの入口前に横付けした四輪駆動車がわらわらと人を吐き出していた。
滝口ハバキ:「皆さん、お疲れ様です。……いい雰囲気のホテルですねえ」
化野匡四郞:「…………流石本職……」
化野匡四郞:車体と、隣のアーシアさんを支えていた手を離し、地面に降りる。
アーシア・エルシャドール:つづいて、降りる。
一色識乃:(手つきにいやらしさが無いのは良い事なのかしらね)
アーシア・エルシャドール:「お疲れ様です、滝口さん」
化野匡四郞:一瞬、不幸を警戒するが、すぐに息を吐く。
一色識乃:二人を見ていた視線を上に移して、追撃が無いか確認しながら
アーシア・エルシャドール:「化野さんも、ありがとうございます」
化野匡四郞:「いえ、これぐらいは」アーシアさんが降りてくるときに、さりげなく手を取る。
滝口ハバキ:全員が降りた後、ボードのスイッチを操作するとスパイ映画よろしく車体がミニチュアに戻っていく。
水無川枝垂:「皆さん、お怪我はありませんか?」
滝口ハバキ:「一応防弾ですけど、レネゲイド関連だと防ぎきれませんからねえ」
水無川枝垂(従者):傍らには、ここまで哨戒を行なっていた水晶の塊のような従者が浮いている。
一色識乃:「私は大丈夫」
一色識乃:「ハバキさんの車と運転、凄いのね」
水無川枝垂(従者):彼女がモルフェウスの力で作り出す観測機だ。
滝口ハバキ:「あはは……普段は安全運転ですからね?」
滝口ハバキ:観測に合わせて、場合によっては山中を突っ切った。
一色識乃:「それは島に来るとき知ってるわ、いざという時に頼りになるって意味」
滝口ハバキ:「ふふ、それはよかった」
滝口ハバキ:「それで……ここが件のホテルですね」
一色識乃:「立派なホテルね……色々入ってそう」
遠犬(鳥):後部座席から飛び上がる。「だが稼働中の気配はしないな」
一色識乃:「中に人もいなさそう?」遠犬(鳥)をつつきながら
アーシア・エルシャドール:「うーん」どう動くべきか
滝口ハバキ:「突入前に警戒を……したいところですけど、時間をかけてドローンに囲まれるのも困りますね」
滝口ハバキ:「突入に一票ですが、いかがでしょう?」
一色識乃:「私も中を調べてみた方が良いと思うわ」
アーシア・エルシャドール:「それがいいかと」探知系のオーヴァードがそろっているため奇襲への対策もきくだろう。
水無川枝垂:「こちらも感知はお任せ下さい」
滝口ハバキ:「おぉ、チームの心が一つになりましたね」
滝口ハバキ:「では……僭越ながら斥候を私の飛行機が。お二人は左右と後ろの警戒をお願いします」
滝口ハバキ:言いつつ、ミニチュアの戦闘機をセットしてホテルに向かう。
一色識乃:「わかったわ、後ろは任せて」水鉄砲を構えてそれに続く
アーシア・エルシャドール:「承知しました」
GM:扉は、少しだけ空いている。
GM:隙間から覗いても、さして異常は見られない。
化野匡四郞:「――開けるぞ」
滝口ハバキ:(ふむ。目に見えて異常があったほうが、対策は立てやすいんですが……)
滝口ハバキ:「はい、お願いします」
GM:ギイ……と扉が開く。中から覗いたとおり、エントランスには異常はない。
一色識乃:「見た感じ、何かあるってようには見えないけれど」
GM:ふむ、では知覚で判定をしてください。目標値は6。
GM:10を越えるとボーナスがあります
滝口ハバキ:「エンジェルハイロウの光学や、オルクス、エグザイルなどが空間に仕込むなどもありますが……」
滝口ハバキ:ふりまーす
アーシア・エルシャドール:6dx10>=6
DoubleCross : (6DX10>=6) → 10[2,3,3,4,6,10]+5[5] → 15 → 成功
滝口ハバキ:3dx>=6
DoubleCross : (3DX10>=6) → 7[4,7,7] → 7 → 成功
一色識乃:《コンセントレイト:ハヌマーン》+《電光石火》
GM:そこまで!?
一色識乃:7dx7
DoubleCross : (7DX7) → 10[1,2,2,2,2,5,8]+4[4] → 14
一色識乃:そこまでして負けてるって
滝口ハバキ:気合い入れたね
一色識乃:1d10
DoubleCross : (1D10) → 5
滝口ハバキ:アーシアさんの感覚の鋭さよ
一色識乃:HPのこり16点
GM:では、あなたたちはまず気づけます。
一色識乃:一色識乃の侵蝕率を5増加(64 → 69)
GM:表からは見えないエントランスの奥……階段側から這い出してくるような位置に、男性が倒れている。
島の職員:「……う、うう……」見覚えがある。あの海の家で働いていた島の職員だ。
一色識乃:「あそこ、人が倒れてるわ」
一色識乃:身体に走る痛みをこらえながら、聴覚に集中し、周囲を探る
滝口ハバキ:「海の家に居た人、ですね」
水無川枝垂:「間違いありません。島の職員です」
滝口ハバキ:目線の高さに銃を保持しつつ、頷く。
アーシア・エルシャドール:「話を聞いてみましょうか?」
滝口ハバキ:「そうですね……私達みたいに、先に辿り着いたのかも知れません」
滝口ハバキ:「どのみち保護も必要です。話を聞いてみましょう」
一色識乃:「怪我をしているのかもしれないものね」
滝口ハバキ:「では……行きますね。警戒はお願いします」
滝口ハバキ:自分にできる最大の警戒をしながら近づいていく。
島の職員:「う、うう……」
島の職員:「あ、あんたら。助け、が……?」
一色識乃:(やっぱり罠とか警戒しているのかしら、プロは違うわね……)
滝口ハバキ:「大丈夫ですか?今の状況、わかります?」
島の職員:「あ、ああ……俺、たちは、島の非常対応で……ここに転送されて……」
島の職員:「だ、だが……それを弄られていたんだ……みんな、あの牢獄にいる……」
一色識乃:「牢獄?」
一色識乃:周囲を警戒しながら疑問を投げかける
島の職員:「地下だ! 頼む……助けてくれ……誰も出られない……!」
島の職員:階段の下を指し示す。
島の職員:全身がぶるぶる震えており、まるで本人は動けないような状態だ。が。
アーシア・エルシャドール:「地下…」
滝口ハバキ:「落ち着いて、呼吸をしてください。……地下、そこに異常がですね」
島の職員:一色さんとアーシアさんは気付く。男は怪我はしていない。
島の職員:というか、心なしか、なんか肌はつやつやしている。
アーシア・エルシャドール:「…あの」
アーシア・エルシャドール:「怪我はなさそう…というか」
島の職員:「ヒィィィィやめろ……やめてくれ……戻れなくなる……」
一色識乃:「なんか、ツヤツヤしてない……?」対抗種の反応で体に痛みを感じながら注目した結果分かった事であった
滝口ハバキ:「はい……?」
アーシア・エルシャドール:「戻れなくなる…」
一色識乃:「一体何されたらそんな感想が出るのよ……」
アーシア・エルシャドール:「それは、どうしてでしょう」
滝口ハバキ:落ち着かせようとしてた目線を、職員の状態を確認するように滑らせる。
滝口ハバキ:「確かに。血糊もありませんし、目立った外傷もないですね」
一色識乃:「怪我してるって感じではないものね」
遠犬(鳥):「……島の、他の人員は下に居るんだな?」
滝口ハバキ:「ど、どのみち、保護には向かわないといけません、よね?」
アーシア・エルシャドール:「いって、みましょうか」訝しい
滝口ハバキ:「そうですね……」
滝口ハバキ:「実情は掴めませんが、人間を拘束する…………何らかがあるようです」
滝口ハバキ:「決して油断しないでください。決して」
一色識乃:(いやな予感がする、本番で知らない曲を演奏しろって言われた感じ)
一色識乃:「ええ、油断せずに地下に行ってみましょうか」
遠犬(鳥):「俺と化野は、彼を見ておく」
化野匡四郞:「は?」
遠犬(鳥):「状況的に戦闘になる可能性が高い。足手纏いになるぞ」
滝口ハバキ:「お願いします……置いていくのも心配ですからね」
化野匡四郞:「ぐ……………おま……!」 アーシアさんをちらちら見る。
アーシア・エルシャドール:「ん、では」化野さんに駆け寄る。
化野匡四郞:「?」
化野匡四郞:「と、アーシアさんすいません……」悔しげに謝ろうとする。
アーシア・エルシャドール:髪を止める用のリボンを手首に巻く。
アーシア・エルシャドール:「何かあったら、これをほどいてください。すぐ戻るので」能力で感覚を繋げたようだ。
化野匡四郞:「……はい。そちらもお気をつけて」
アーシア・エルシャドール:「ええ、化野さんも」
水無川枝垂:「では、行きましょう。……確かに、下から人の声が聞こえます」
【ホテル日葵島 一階 マッサージルーム】
GM:※ 森側の入口は二階になっている。
GM:事前情報では、最新式のマッサージ機材が揃っているリラクゼーションルーム……との触れ込みの場所だ。
GM:広間のようになっている。扉の前にはサンダルや靴が落ちており……あのとき海岸にいた人々の大半がここに飛んできたらしいことが分かった。
滝口ハバキ:「すごい人の気配……一体、ここで何が……?」
水無川枝垂:従者に耳を澄ませる。「中から人の声が聞こえます。……これは寝て……いや……」
アーシア・エルシャドール:「なにがあったのでしょうか?」「ん…」
島の職員:「イヤーーーーーーッ!」
滝口ハバキ:「ッ、悲鳴……!」
一色識乃:「っ! 突入しましょう!」
アーシア・エルシャドール:「ええ、急ぎましょう」
滝口ハバキ:「はい、突入します!」
滝口ハバキ:バンッ!扉を開け放つ!
GM:では、扉を開け放った貴方たちの前に現れたのは……
島の職員たち:「イヤーーーッ」「グワーッ」「うう……痛い!」「痛い……」「いた気持ちいい」「あっそこヤバイめっちゃ効く痛い痛い痛い!」
一色識乃:「こ、これって……」
滝口ハバキ:「こ、これは………!?」驚愕!
滝口ハバキ:「……………」
滝口ハバキ:「?」
GM:広間の隅々にまで転がっている、来訪者やこの島の職員達。
暴走マッサージャー:「ウィーーンン ガガー」
暴走マッサージャー:その中心にある……巨大なオブジェ。
暴走マッサージャー:強いて言うなら、さながら学校の廃墟にあるような、椅子が出鱈目に積み上げられ、重なった物体。
一色識乃:「あれって……マッサージ、椅子?」
暴走マッサージャー:その椅子一つ一つが、ロボットアームを伸ばすマッサージチェアになっている。
アーシア・エルシャドール:「????」
滝口ハバキ:「なんですかこれは」
アーシア・エルシャドール:「ど、どういう?」
島の職員たち:扉に一番近い位置で転がっていた少女があなたたちに気付く。「ああ……駄目よ! 早く逃げて!」
一色識乃:「わかんないわよ!!」
アーシア・エルシャドール:「え?」声に反応しそちらを見る。
滝口ハバキ:「逃げてと言われましても、仕事ですし……!」
島の職員たち:ぶるぶる震えている。「あの男が弄って……調整した最新のチェアが、最新式のやつが……!」
一色識乃:困惑の声を出しつつ声の方を見る
一色識乃:「最新式」
一色識乃:「最新式?」
一色識乃:「あれが?」
暴走マッサージャー:「ガガ……全ての過労を……殺戮する……」
一色識乃:「なんか挙動がおかしいんだけど?」
滝口ハバキ:「なんか恐ろしい自我に目覚めてませんか!?」
暴走マッサージャー:ノイズ混じりの音声。どことなく最初の放送や、ドローンの警告ボイスと同じ響きがある。
滝口ハバキ:「い、いえ、あの男と言いましたね……?もしやこの惨状に何者かの意図が……!」
暴走マッサージャー:「ピーッ 未だ仕事をせんとするもの 発見」
滝口ハバキ:「えっ」
アーシア・エルシャドール:「…暴走マッサージチェアに意図が?」
滝口ハバキ:私?という顔。なんだか目をつけられちゃったぞ。
一色識乃:「は?」
暴走マッサージャー:マッサージャーの手が伸び、倒れる少女に向かって走る。
水無川枝垂:「危ない!」
一色識乃:(危ないのかしら)
滝口ハバキ:「くっ……!」
水無川枝垂:こちらもよく状況も分からないまま少女を引き上げ、代わりに従者を盾にする。
滝口ハバキ:狙いをつけないままにミニチュアの飛行機を射出、牽制する。
暴走マッサージャー:ガシ、と水無川の従者をつかみ取り、多重連結マッサージャーの奥に取り込む。
滝口ハバキ:「呑まれた…!?」
島の職員:「駄目よ! あいつは……機械の"理念"を暴走させてるの……!」
一色識乃:「一体何をしてるのアレ……理念?」
滝口ハバキ:「機械の"理念"…!」
滝口ハバキ:「機械の"理念"?」
アーシア・エルシャドール:「???」
一色識乃:「理念が暴走ってどういうこと?」
島の職員:「要するに、作った設計よ! 警備なら過剰警備になって、封鎖なら過剰放逐になるの!」
滝口ハバキ:「そ、そういう意味でしたか!」
一色識乃:「な、なるほど」
アーシア・エルシャドール:「オーバーワーク…」
一色識乃:「それでマッサージマシンがあんな風に……」
一色識乃:「……なる?」
島の職員:「UGNなんてだいたい過労がデフォでしょ! あいつは私たちをアレでここに閉じ込めて、今は島を探し回っているの!」
滝口ハバキ:「つまりあのマッサージチェアは……」
一色識乃:「いや、なってるのよね」
滝口ハバキ:「過剰に按摩を……?」
滝口ハバキ:「仕事の疲れを取るために………??」
暴走マッサージャー:中心部に、明らかに椅子本来とは趣を異にする、ブロンズ色の歯車がある。そこからレネゲイド放射されているようだ。
水無川枝垂:「でしたら、あいつというのは、一体だ――――」
滝口ハバキ:「となれば、先程の水無川さんの従者も、捉えたのではなく……」
水無川枝垂:ぴく、と言葉が途切れる。
滝口ハバキ:「……水無川さん?」
アーシア・エルシャドール:「あ…」何となく察する
一色識乃:「え……?」
水無川枝垂:「いえ、すみま、……ふっ!」口を抑える。膝をつく。
水無川枝垂:ハバキさんは知っているし、アーシアさんならば想像はつくかもしれない。
水無川枝垂:水無川の従者は、本体と感覚同期を行なうことで、従者が読み取った精密な観測結果を共有する。
アーシア・エルシャドール:「あまり詳しくないのですが…従者って」
滝口ハバキ:「あっ………」しかも単一の痛みのような刺激ではない。サイズ差によって、全身を包むように揉みほぐされるマッサージだ。
暴走マッサージャー:「――――――」洗濯機めいて巨体が動き出す!
滝口ハバキ:人型で受けている職員たちがこの有様ということは……従者のサイズ比で数倍の計算!!
滝口ハバキ:「い、いけない……!」
暴走マッサージャー:ギュルルルルルル、ウィンウィンウィン! ドドドドドド! バシバシバシバシ、ブオオオオオオ!
滝口ハバキ:「皆さん、アレを止めましょう……!水無川さんが……!?」
一色識乃:「そうしましょう、音がマッサージじゃないわ、アレ」
水無川枝垂:「あ、~~~~~~~~っ!」
水無川枝垂:口元を押さえて声にならない悲鳴を上げて倒れ込む。
一色識乃:「枝垂さん!?」
滝口ハバキ:「み、水無川ちゃん…っ!」呼び名が年下に向けるものに。気遣うように背中に触れる刺激にすら敏感になっている。
水無川枝垂:「こんな……っ!」背中を触れられて震える。目元には涙を浮かんでいる。「みなさん、きを、つけ……ん!」
アーシア・エルシャドール:庇うように前へ…いや、どうしようか。
滝口ハバキ:(いけない……私が男の子だったら責任を取らされるほどの状態に……!)
島の職員:「あああああやめてやめて! そこは曲がらないって! 凝りっていうか骨を外さないで! デスクワークなのよ普段! あああ許して……!」
島の職員:こちらも何やらトラウマになっている!
一色識乃:(どうしよう、滅茶苦茶な事になってきた)
滝口ハバキ:「なんて恐ろしい………」
一色識乃:「とりあえず、アレを止めるのよね」
滝口ハバキ:「はい。骨抜きにされる前に止めましょう」
アーシア・エルシャドール:死屍累々。
暴走マッサージャー:「全テノ過労……滅スベシ!」
滝口ハバキ:「何事も、ブレーキの壊れた機械におまかせする訳には行きません……」
滝口ハバキ:「外れたストッパー、嵌め直して差し上げます!」
GM:それではミドル戦闘を開始します。
GM:エンゲージは、暴走マッサージャー←10m→PCたち
GM:なおこのバトルにおいてはNPCカードを使用することは出来ません。
化野匡四郞:いない。
遠犬(鳥):いない。
水無川枝垂:倒れてる。
滝口ハバキ:全滅した…
一色識乃:仕方ない……
GM:ではセットアップ!
滝口ハバキ:セットアップなし!
アーシア・エルシャドール:なし
一色識乃:【共鳴調律】 《活性の霧》
一色識乃:一色識乃の侵蝕率を3増加(69 → 72)
一色識乃:対象自分で
暴走マッサージャー:《小さな魔眼》 ラウンド間攻撃力+10
GM:ではイニシアチブ。
GM:こちらは特になし。アーシアさん。
アーシア・エルシャドール:あい
アーシア・エルシャドール:オートでボルトアクションライフル装備
アーシア・エルシャドール:マイナーで効果使用。射撃+5
アーシア・エルシャドール:メジャー
アーシア・エルシャドール:コンボ:索敵/コンセントレイト:モルフェウス+カスタマイズ+レインフォース+器物使い 侵蝕+6
アーシア・エルシャドール:11DX8+8
DoubleCross : (11DX8+8) → 10[2,2,4,5,7,7,7,7,9,9,10]+10[8,8,10]+10[2,6,9]+6[6]+8 → 44
滝口ハバキ:気合入ってる!
暴走マッサージャー:うおおお巨大な椅子の塊がドッジなんぞ出来るか! ガード! 《球電の盾》!
アーシア・エルシャドール:ダメージ!
アーシア・エルシャドール:5D10+8+8
DoubleCross : (5D10+8+8) → 21[6,3,2,4,6]+8+8 → 37
アーシア・エルシャドール:諸々有効
一色識乃:いいダメージ!
暴走マッサージャー:装甲とガード相当の外面のクッションでいくらか軽減! まだ元気!
アーシア・エルシャドール:ふかふかしやがって
GM:では演出はまとめて
暴走マッサージャー:ではこちらの動き
暴走マッサージャー:イニシアチブで小型浮遊砲を装備。
暴走マッサージャー:マイナーなし。メジャーで攻撃。
暴走マッサージャー:《フィジカルエンハンス》《瞬速の刃》《アタックプログラム》《因果歪曲》《斥力の槌》
暴走マッサージャー:PCたちエンゲージに範囲攻撃
暴走マッサージャー:11dx9+12
DoubleCross : (11DX9+12) → 10[1,3,3,4,4,4,7,8,8,9,10]+8[4,8]+12 → 30
滝口ハバキ:ガード。
一色識乃:回避ダイスがないのでガード
滝口ハバキ:どうしよ 一色さん電光石火だしカバーしとく?
アーシア・エルシャドール:あー
一色識乃:もらえるならいただきます
アーシア・エルシャドール:私が一回ミスディレる?
滝口ハバキ:そ、そこまでではないかな
アーシア・エルシャドール:まあそうか
滝口ハバキ:シナリオLVはクライマックスで良いと思う!
滝口ハバキ:《砂の結界》カバーを行います。一色さんに。
GM:アーシアさんリアクション!
アーシア・エルシャドール:あい
アーシア・エルシャドール:1DX10>=30
DoubleCross : (1DX10>=30) → 5[5] → 5 → 失敗
アーシア・エルシャドール:うん
暴走マッサージャー:ではダメージ 小型浮遊砲の効果で装甲は-5されます
滝口ハバキ:ぎゃあ
アーシア・エルシャドール:透ける
暴走マッサージャー:15+4d10
DoubleCross : (15+4D10) → 15+16[5,5,4,2] → 31
滝口ハバキ:コリを解している…
アーシア・エルシャドール:2で生存
滝口ハバキ:装甲7と盾合わせて19点軽減。12点の2倍食らって24点。生存。
滝口ハバキ:滝口ハバキのHPを24減少(28 → 4)
アーシア・エルシャドール:侵蝕上がらねえ
暴走マッサージャー:水着姿のくせに硬い!
滝口ハバキ:凝り固まった装甲がー!
暴走マッサージャー:ダメージが通った場合、《斥力の槌》の効果が発動。
暴走マッサージャー:4m引き寄せます。
滝口ハバキ:よります
GM:一色→4m→滝口・アーシア→6m→マッサージャー
暴走マッサージャー:ギュルルルルルル。洗濯機めいた本体が近づくぞ。
GM:ではイニシアチブ。
GM:滝口さんどうぞ
滝口ハバキ:はーい
滝口ハバキ:マイナー【全艦発進】《ヴィークルモーフィング》《氷の回廊》
滝口ハバキ:ヴィークルを作成して移動。マッサージャーにエンゲージ。
滝口ハバキ:メジャー【張子艦隊《アルゴー・ノット》】《巨匠の記憶》《C:モルフェウス》
滝口ハバキ:ついでに《砂の加護》判定ダイスを+4D
滝口ハバキ:滝口ハバキの侵蝕率を3増加(68 → 71)
滝口ハバキ:白兵攻撃!
暴走マッサージャー:きませい!
滝口ハバキ:(7+4)dx7+2
DoubleCross : (11DX7+2) → 10[1,2,2,3,6,6,8,9,9,9,10]+10[1,2,6,7,7]+10[5,8]+10[10]+10[10]+10[7]+10[8]+3[3]+2 → 75
滝口ハバキ:?
滝口ハバキ:本気です。
アーシア・エルシャドール:やば
暴走マッサージャー:???
滝口ハバキ:マッサージによって体が…?
暴走マッサージャー:マッサージ機に嫌な思い出でも……?
暴走マッサージャー:相談、聞くよ?
一色識乃:すご
暴走マッサージャー:《暗黒螺旋》《球電の盾》。
滝口ハバキ:普段から肩こりが酷いのかも
一色識乃:相談の前にお前が相談センター送りだよ
暴走マッサージャー:ガード値を上昇しつつ、至近からの白兵攻撃に対して10点ダメージを返す。
滝口ハバキ:ぎゃー!
暴走マッサージャー:これがマッサージ機の間合いだ!
滝口ハバキ:8d10+12 装甲ガード有効!
DoubleCross : (8D10+12) → 33[6,1,3,6,4,7,3,3]+12 → 45
滝口ハバキ:出目がちょっと下ブレ
滝口ハバキ:それで10点ダメージでリザレクトしまして。
滝口ハバキ:滝口ハバキの侵蝕率を1D10(→ 8)増加(71 → 79)
滝口ハバキ:滝口ハバキのHPを8に変更(4 → 8)
滝口ハバキ:滝口ハバキの侵蝕率を3増加(79 → 82)
滝口ハバキ:滝口ハバキの侵蝕率を5増加(82 → 87)
暴走マッサージャー:装甲とガードで減らす! 想定外に痛い!
滝口ハバキ:マイナーとメジャー分アップ!
GM:再度イニシアチブ。一色さんどうぞ1
一色識乃:はい
一色識乃:マイナー無し
一色識乃:メジャー【響心-不羈奔放】 《コンセントレイト:ハヌマーン》+《電光石火》+《腐食の指先》
一色識乃:一色識乃の侵蝕率を7増加(72 → 79)
一色識乃:対象マッサージン、判定行きます
一色識乃:8dx7+6
DoubleCross : (8DX7+6) → 10[1,3,4,5,5,7,7,8]+10[8,9,10]+10[4,5,8]+10[7]+10[8]+10[7]+1[1]+6 → 67
暴走マッサージャー:マッサージ機に嫌な思い出が?
滝口ハバキ:出目がすごいな
滝口ハバキ:身の危険じゃないですか?
一色識乃:肩はこる生活してたからね……
一色識乃:命中すれば装甲-5
一色識乃:1d10
DoubleCross : (1D10) → 4
暴走マッサージャー:どう考えても生き残れない。リアクション放棄。《迎撃する魔眼》。
一色識乃:対抗種込みで残りHP8
一色識乃:なんだとぉ
一色識乃:ダメージ行きます
暴走マッサージャー:7dx9
DoubleCross : (7DX9) → 10[4,5,5,6,6,7,10]+6[6] → 16
GM:どうぞ
一色識乃:10d10+15+5
DoubleCross : (10D10+15+5) → 49[7,10,4,1,7,1,2,8,1,8]+15+5 → 69
暴走マッサージャー:どうしようもない! 爆発四散!
暴走マッサージャー:2d10+22
DoubleCross : (2D10+22) → 9[7,2]+22 → 31
暴走マッサージャー:反撃ダメージが飛びます
一色識乃:ダウン、リザレクト
一色識乃:1d10
DoubleCross : (1D10) → 8
一色識乃:一色識乃の侵蝕率を8増加(79 → 87)
一色識乃:HP8で復帰
GM:OK。では順番に演出していきましょう
暴走マッサージャー:中心に据え付けられたブロンズの歯車が激しく回転する、
暴走マッサージャー:「ウオオオオ……全テノ過労者、滅スベシ!」
アーシア・エルシャドール:「過労……オーバーワーク」何かを思い返している。
アーシア・エルシャドール:「いえ、でも休息は取ってますし…寝具もベッドですから…」
滝口ハバキ:(いけない、精神的に劣勢を感じている…?)
アーシア・エルシャドール:ごにょごにょと言いつつ、目視で間合いを測り。拝借していたエージェント用のライフルで狙いをつける。
アーシア・エルシャドール:「いえ、そもそもバカンス中なんです…過労とは正反対」
アーシア・エルシャドール:連続で引き金を引き、撃ち抜く。
アーシア・エルシャドール:「マッサージは、またの機会で…!」
暴走マッサージャー:ガンガンガン、と脆いマッサージ椅子連結部が撃ち抜かれる!
暴走マッサージャー:ガラガラガラ、と表面の椅子が崩れるが、まだ総体としては残っている。新規の搬入があったばっかりなのだ……!
暴走マッサージャー:「リィィィーーーーッ。過労度スキャン開始」
滝口ハバキ:「クッ、さすがUGN支部の管轄を超えた管理下だけあって全員に行き渡る設備投資ですね……!」
暴走マッサージャー:歯車の穴がアーシアさんを見る。「過労度判定C。危険度低。ただし根本的に休息基準が低い傾向あり」
暴走マッサージャー:一色さんを見る。「過労度判定C。危険度低。ただし神経の強張りが確認出来る」
滝口ハバキ:(多機能な歯車ですね……)
滝口ハバキ:「スキャン機能まで……」
島の職員:「あれは……もとから……」
暴走マッサージャー:そして滝口さんを見る。「過労度判定B+。――移動車両内での休息多し。速やかに凝りを解すべし」
アーシア・エルシャドール:「福利厚生…!!」
暴走マッサージャー:ごう! 椅子の背もたれ、足置き、手すり部が分離!
滝口ハバキ:「えっ」どちらに反応したものか。結局は同じ反応なのだ。
一色識乃:「何なのあの椅子……!」
滝口ハバキ:「あっ、見たことあります。使用者を無重力状態に誘うとかいう謳い文句の……!」
暴走マッサージャー:恐るべき速度で射出され、PCたちの全身にまとわりつかんとする!
一色識乃:「知ってるのハバキさん!?」
滝口ハバキ:「あっ、ここまでではなかったですね!?」
暴走マッサージャー:同時にそれ事態が肌の湾曲に合わせて形を変え、ガガガガ、とマッサージレベル(強)の振動を流しこむ。
滝口ハバキ:「……しまった!」動揺から逃げるのが遅れた
滝口ハバキ:「一色さん、離れてくだ────」
滝口ハバキ:「あ、あ、あ、あ、ああぁぁぁぁ………」マッサージに合わせて声が振動する。
アーシア・エルシャドール:「んっ…」
一色識乃:「ハバキさん!? 私を庇って……!」
滝口ハバキ:「ぅ、っ~~~」
暴走マッサージャー:マッサージの強さは凝りに応じて次々と変わっていく。「弱→中→強→羽鳥→霧谷→」
滝口ハバキ:拘束された体がビクリと跳ねる。体のこりがそのまま痛みとなり、じんわりとした解しに変わっていくのだ
アーシア・エルシャドール:「んん…っ、ぁ…」「はぁ…」
滝口ハバキ:「いまっ、なにかおかしい……ひゃあっ」
暴走マッサージャー:特上の整体に行ったかのような痛みと痛気持ちいい感覚が襲うだろう。
滝口ハバキ:口を開くと同時、刺激に合わせて声が乱れる
滝口ハバキ:「ん、ふっ……んん…………!」
アーシア・エルシャドール:適度に全身(特に脚)が揉みこまれる
滝口ハバキ:背中と肩が揉みほぐされる。ごとり、と銃を取り落とした。
滝口ハバキ:そこに弾丸は込められていない────体を拘束される前、すでに射出している。
滝口ハバキ:ブゥ、ン。低く唸るプロペラ音と共に、ターンをしたミニチュアの戦闘機が狙いを定める
滝口ハバキ:パラタタタタタッ!軽快な機銃音と共に並み居るマッサージチェアの結合部に弾丸を叩き込んだ!
滝口ハバキ:「んんぅ~~……っ!?」
滝口ハバキ:ゴリッ、と肩甲骨がほぐされるたび、ヘロヘロと戦闘機の挙動がおかしくなるぞ。
滝口ハバキ:「こ、このままじゃ……ひゃうっ!? 狙いがつけれられません……」
滝口ハバキ:「っ、……一色、さん……!」
暴走マッサージャー:「按摩室、開店。 オムロン72脚の銘により、筋を解す。 電磁式」
一色識乃:「ハバキさん……!」
暴走マッサージャー:近づいたハバキさんにはさらにマッサージ機が群がり、低周波通電が走る。
一色識乃:自分を庇ってあられもない姿になっている彼女に罪悪感が沸いてくる
滝口ハバキ:「っ~~~!?っ、!!」
滝口ハバキ:口を両手で塞ぐことも出来ず、涙目になりつつ声をこらえている
島の職員:「ああ……やっぱり駄目なんだ……」
滝口ハバキ:「(あ)~~~~……っ」パクパクと酸素を求める口元。解放しなければ……危険だ!
島の職員:絶望的な顔をする。「あんな、他愛もない噂のせいで、こんな……」
アーシア・エルシャドール:(噂…?)一旦抵抗をあきらめてされるがままになっている。時折声も漏れるが仕方ない
島の職員:「霧谷支部長が残したお宝だとか、訳の分からないものを探しに来た男のせいで……!」
島の職員:さめざめと泣いている。
一色識乃:「支部長のお宝……?」
滝口ハバキ:体の内側から解される音。体には忌憚なき痛みと心地よさを感じながら、耳は声を捉えている。
滝口ハバキ:が、マッサージをされながらそれらを気にすることが出来ないぞ
一色識乃:「もうっ、何が何やらって感じだけど」水鉄砲を取り出し、コッキング
一色識乃:銃口を天に向けて放つと、伸びやかな和音と共に振ってきた音階が識乃の中に吸い込まれて行く
一色識乃:「ぐっ……」レネゲイドを退ける"対抗種"、それをモロに浴びたことで走る痛みで動きが鈍るが
一色識乃:気にしないようにしながら、ウォーターガンの銃口を眼前のマッサージチェア塊に向ける
一色識乃:コッキング軽く数回コッキングした後、引き金を引き
一色識乃:水と共に、レネゲイドを祓う旋律が打ち出され
一色識乃:音が広がり、そしてマッサージチェアの歯車の一点に収束する
暴走マッサージャー:レネゲイドを払う無形の旋律が、歯車を通り過ぎる。
暴走マッサージャー:見た目には何の変化もない。だが、外部の何者かによる歯車との連結だけが、ガタガタガタと震え始める。
暴走マッサージャー:「ガガ、ピ――――スキャン、開開開始始――――」
暴走マッサージャー:「――――神経の強張りが確認できます。速やかにレネゲイドの使用をやめてください――――繰り返します――――」
一色識乃:「やかましい」一番嫌な音がする個所を試しに撃ってみたが、当たりだったようだ
暴走マッサージャー:滝口さんやアーシアさんを襲っていたマッサージチェア片が、一気に一色さんめがけて収束。
暴走マッサージャー:ごく短時間だが、大出力で揉み解しを行なう
一色識乃:「えっ、ちょっと何を……きゃぁっ!?」
滝口ハバキ:「っ~~~~、はぇ……?」
一色識乃:「ひゃっ、ふっ……やめ……!」
暴走マッサージャー:「レネゲイドの使用をやめて下さい。レネゲイドの――――使用を――――」
滝口ハバキ:一時的にもみほぐしから開放された体が、我慢をしていた反動で変な声が出てしまう。
暴走マッサージャー:そのうちに、ガラガラと本体が崩れ始める。
一色識乃:「ん_____っ!?」
暴走マッサージャー:残っているのは一色さんを縛るものだけだ。最後の出力が全てそちらに流れ込み。
一色識乃:思わず変な声がでてしまう
アーシア・エルシャドール:「ぁ…」解放されたのでへたりつつ、立ち上がる
暴走マッサージャー:やがて、静まりかえる。
滝口ハバキ:「んんっ……あ、足が……」
一色識乃:「やめ……きゃっ……んっ……!」身悶えしながらもマッサージ体の崩壊を見て
滝口ハバキ:体を動かそうとする箇所には重点的にマッサージの余韻がある。
一色識乃:「なんとかなった……? ちょっとコレ誰か止めて……!」
アーシア・エルシャドール:「大丈夫ですか…?」何とか一色さんのもとに
滝口ハバキ:「今外しますね……ん、ふ」
滝口ハバキ:力を入れると体に残った余韻を感じる。
滝口ハバキ:モーター音が停止した空間に、思いのほか声が響く。「くっ……!」
アーシア・エルシャドール:「なんというか…」
一色識乃:「きゃっ、そこ引っ張っちゃ……んんっ……!」
暴走マッサージャー:一色さんを捕えているのは普通のマッサージ椅子に戻っている。
アーシア・エルシャドール:「待機してもらっていて、助かりましたね…」
一色識乃:なんとか協力してもらいながら引き剝がす
滝口ハバキ:「え?………あー」
暴走マッサージャー:近づいてスイッチを押せば収まるだろうが、振動は伝播するだろう
アーシア・エルシャドール:「…」
滝口ハバキ:入り口に目を向けつつ、同性のみが意識を保っていることを思い出す。
アーシア・エルシャドール:ポチ
暴走マッサージャー:う゛ぃんう゛いんう゛ぃん
アーシア・エルシャドール:「あっ…」
一色識乃:「え”っ」
アーシア・エルシャドール:「ん…っ」「……」
一色識乃:「アーシアさん……?」
滝口ハバキ:「…………」気まずげにメガネを直す。
アーシア・エルシャドール:吐息が漏れる。
アーシア・エルシャドール:「いえ…」体の感覚がやや狂う…息を吐いて、整える。
水無川枝垂(従者):かつん、と床に硬い物が落ちる音。綺麗に磨かれたクリスタル塊が転がっている。
滝口ハバキ:「あら……」
滝口ハバキ:クリスタルを両手で拾い上げる。しゃがむだけで腿にピリリとした刺激の余韻。
一色識乃:「あっ、枝垂さん……!」
滝口ハバキ:「きれいに研磨されてしまって……」
一色識乃:しまった、という風に彼女の方を見る
アーシア・エルシャドール:「つやつやに」
滝口ハバキ:「大丈夫ですか、水無川さん……?」
水無川枝垂:「……え、……ええ…………」
滝口ハバキ:戦闘の間、あの刺激を全身で感じていたのだ。
滝口ハバキ:妙な連帯感を込めた視線と声音。
水無川枝垂:投げ出されていた手足が、震えながら縮まる。
滝口ハバキ:白い肌にじんわりと浮いている汗を、できるだけ刺激しないように拭う。
アーシア・エルシャドール:少し、遠くを見ます。
水無川枝垂:重い息を吐いて、半身を起こす。「申し訳ありません、大丈……っハバキ!」
水無川枝垂:「今は、結構です……!」
水無川枝垂:彼女には極めて珍しい、余裕のない声。
滝口ハバキ:「ご、ごめんなさい」
一色識乃:(大丈夫かしら……?)
滝口ハバキ:それを叱責とは取らない。少女の反応を見て、流石にそんな事は考えられないだろう。
島の職員:「た、助かったの……?」
滝口ハバキ:ふう、とため息をつく。体に刺激を与えないように。
島の職員:他の人々はまだ呻いているが、この女性だけはまだ言葉が交わせている。
滝口ハバキ:「他の人も余韻が大変そうですね……えぇ」
滝口ハバキ:「ひとまず、急場は脱したかと」
島の職員:「良かった……あのまま一生、俎板の上の鯉、いえマッサージ機の上の過労労働者のままかと……!」
一色識乃:「とりあえず元凶は叩いたわよ」
一色識乃:(なんか理解不可能な日本語が飛び交ってるわねさっきから)
滝口ハバキ:「お疲れ様です……しかし、一体誰がこんなことを……?」
滝口ハバキ:しゃがみながら聞く。立ち上がるとまだ腰砕けになるのだ。
島の職員:「ええ……ご免なさい、あなた方も限界近いだろうけど……全て話します」
一色識乃:「支部長の秘宝が目当てのヤツ、だったかしら?」
水無川枝垂:「秘宝……?」
アーシア・エルシャドール:「頼みます」割と回復してきた。心身のリセットが上手い。
水無川枝垂:壁を頼りに上体は起こしているが、ときおり焦点が揺れる。
一色識乃:「ああ、もう……」水無川に肩を貸す
滝口ハバキ:乱れた髪をまとめ直す。
滝口ハバキ:「あっ、今触れると……」
一色識乃:「あっ」
水無川枝垂:「ぁっく」
水無川枝垂:ぎゅう、と一色さんの腕を両手で握って縋りつく。
水無川枝垂:「ふ……結構ですので、話を……」
アーシア・エルシャドール:「…できるだけ早くお願いします」
滝口ハバキ:「………」
島の職員:「え……ええ」静かに頷く。「あの男は……スタッフとして潜入してきた。FHとかじゃないと思う。外へは連絡を取れない。あいつ個人の狙い」
滝口ハバキ:「そんな人が……」
一色識乃:(ちょ、ちょっと……ちか、近い)と思いながらも手は放さないようにする
一色識乃:「個人でUGNの施設に攻め入ってきたってこと……? まともじゃないわね」
アーシア・エルシャドール:「なるほど」
島の職員:「《アペリティフ》と名乗っていた。奴はこうも言っていた。――ギルドの、料理人だと」
滝口ハバキ:「料理の……エージェント?」
水無川枝垂:「ギルド……」熱っぽい吐息が一色さんの肩に掛かる。
アーシア・エルシャドール:「そのような方が何を目的に…」
島の職員:「あいつはこう言っていた。UGN日本支部長、霧谷雄吾」
一色識乃:「料理……」
一色識乃:熱っぽい吐息に思わず息をのむ、料理の方にではない
島の職員:「24時間中、20時間を活動可能とする……"霧谷のフルコースのレシピ"」
島の職員:「それがこの島に隠されているんだって!」
滝口ハバキ:「一番マッサージが必要になりそうなもの求めてますね……」
滝口ハバキ:「いえ、それどころではありませんが……!」
滝口ハバキ:レシピを探すためにそんな行動力を……!?」
一色識乃:「そんなもの手に入れてどうしようって言うのよ……」水無川を支えつつ
一色識乃:「こんな馬鹿げたことをする行動力、恐るべしね」
島の職員:「あたしに聞かないでよ……」
島の職員:「ただ、聞いたことがあるわ。UGNはレネゲイドを用いた新文化の創設は行なっていない」
アーシア・エルシャドール:「…とにかくその方を見つけるべきでしょうね」
島の職員:「当たり前よね。ジャーム化の危険があるしレネゲイドは未知数。だけど、それを積極的に推奨している奴らもいる」
島の職員:「レネゲイドを使った音楽、美食、建築……そういうのをやってるせいで反UGN組織になるやつもいるって」
滝口ハバキ:「なるほど……」
滝口ハバキ:レネゲイドを伴う音楽会。この島で行われているのは、ここが閉ざされた『身内』だからだ。
滝口ハバキ:スポーツに新たな道具やウェアを取り入れるように、『レネゲイド』を一つの要素として盛り込む──そんな思想を、聞いたことがないでもない。
滝口ハバキ:「レシピの有無に関わらず……ええ、エルシャドールさんの言う通り」
滝口ハバキ:「早く確保するべきですね」
一色識乃:「レネゲイドを文化に取り込む……」
一色識乃:「よく分からないけれど、そうね」
一色識乃:「今回の騒ぎだけで、ソイツを止める理由としては十分すぎるわ」
アーシア・エルシャドール:「ええ、まずは合流して…」
滝口ハバキ:「えぇ。早速──」勢いよく立ち上がると同時、姿勢を支える筋肉に甘く電流が走る。
滝口ハバキ:「んっ」
滝口ハバキ:気まずげに口を抑える。
一色識乃:「……少し休憩してからにしない?」
滝口ハバキ:「まずは……急いで、呼吸を整えましょう」
滝口ハバキ:「えぇ。もし、あの子達に聞かれたら……」
滝口ハバキ:「責任、取ってもらわないといけなくなりますからね」
一色識乃:「そうしましょう、ね」支えている水無川の方もちらと見て
アーシア・エルシャドール:「せきにん」
一色識乃:「怖い話ね……」
水無川枝垂:「…………すみません」
水無川枝垂:頬を赤くして消え入るような声で囁いた。
暴走マッサージャー:動かなくなったマッサージ機の表示版が、内部電源を使い切ってぷつりと消えた。
GM:シーン終了。ロイスが可能。購入は化野の一回分のみ。
滝口ハバキ:ロイスは保留。水無川さんは華奢で心配に変わらず。
GM:また、ミドル戦闘で失ったHPは全回復し、また任意で、侵蝕率を-1d10することができるでしょう。
GM:マッサージ機の効果は確かにあったのだ……
滝口ハバキ:お預かりしたポケモンなので元気になります
滝口ハバキ:滝口ハバキのHPを20増加(8 → 28)
アーシア・エルシャドール:ろいほ
滝口ハバキ:侵蝕も下がります
アーシア・エルシャドール:23
一色識乃:マッサージパワーだと
滝口ハバキ:87-1d10
DoubleCross : (87-1D10) → 87-2[2] → 85
滝口ハバキ:こんな時だけ出目が!
一色識乃:HP24に全回復
一色識乃:87-1d10
DoubleCross : (87-1D10) → 87-10[10] → 77
GM:ハバキさん、疲れが取り切れてないんじゃないですか?
暴走マッサージャー:まだ必要では?
滝口ハバキ:不要!不要です!
GM:調達判定かな 化野の1回分だけ
アーシア・エルシャドール:だれやる?
滝口ハバキ:財産と社会性のある一色さんに判定してもらうと良いかな
一色識乃:やりましょうか
一色識乃:何か欲しいモノあります? あたしは大体揃ってるのだけれど
滝口ハバキ:私も防具とかは揃ってるからなー HPも回復したし
滝口ハバキ:ブルゲぐらいです
アーシア・エルシャドール:じゃ、高速振動ブレード
一色識乃:共に20か、頑張らないと
アーシア・エルシャドール:いつも買うけどそんな使う機会がないのは内緒だよ
GM:アーシアさん武器十分ある?
アーシア・エルシャドール:2
滝口ハバキ:初期装備のナイフだ
アーシア・エルシャドール:ちょい心もとないか
滝口ハバキ:ブレードやってもらおう
GM:まあ3ラウンドはいかんが
一色識乃:ではブレード購入
一色識乃:5dx+2>=20
DoubleCross : (5DX10+2>=20) → 7[3,4,6,6,7]+2 → 9 → 失敗
一色識乃:財産点込みでも足りない!
一色識乃:ぐすん
滝口ハバキ:妖精ハンドを1回切る手もある
一色識乃:使えるんですかね?
滝口ハバキ:でも判定に使ったほうがいいか…
アーシア・エルシャドール:うむ
滝口ハバキ:ナシにしときましょう
アーシア・エルシャドール:まあ最悪素手があるから
一色識乃:まだ判定ありますしね
GM:OK! 高速振動に嫌な思い出があったのかもしれないね
滝口ハバキ:豪快~
一色識乃:親からもらった素手
一色識乃:では以上で!
アーシア・エルシャドール:拳で!
◆Middle05◆【二日目・昼】
GM:では最後の探索パートだ。
一色識乃:最後!
滝口ハバキ:ラストアクション!
【日葵島の侵入者について】《情報:UGN》《情報:裏社会》 難易度9
【リヴァイアサンの秘宝について】《情報:ウェブ》《知識:霧谷雄吾》 難易度10/???
【秘宝のありかについて】《情報:UGN》《情報:裏社会》 難易度8
滝口ハバキ:むむっ
一色識乃:知識霧谷
一色識乃:秘宝行きたいですね
アーシア・エルシャドール:《知識:霧谷雄吾》
アーシア・エルシャドール:うーん
GM:??? は解放後、特定アクションによって解放されるでしょう
滝口ハバキ:なるほどなー
滝口ハバキ:こっちも巨匠あるしウェブあるし秘宝向きではありますが
滝口ハバキ:侵蝕も重いのでUGNのやつ開けに行こっかな
滝口ハバキ:アーシアさんに秘宝の在り処、私が幹部使って侵入者あたりがいいかな
アーシア・エルシャドール:ではそれで
滝口ハバキ:ウィウィ
一色識乃:ワイワイ
一色識乃:ではあたしから
一色識乃:5dx+1>=10
DoubleCross : (5DX10+1>=10) → 8[2,4,7,8,8]+1 → 9 → 失敗
一色識乃:さっきから信用できないよ5dx、財産点1点使って成功に! 残り8!
滝口ハバキ:じゃあコネ幹部使用で【日葵島の侵入者について】。情報UGN
滝口ハバキ:6dx>=9
DoubleCross : (6DX10>=9) → 9[1,2,5,6,7,9] → 9 → 成功
滝口ハバキ:あぶない
滝口ハバキ:そして登場侵蝕!
滝口ハバキ:滝口ハバキの侵蝕率を1D10(→ 10)増加(85 → 95)
アーシア・エルシャドール:秘宝のありか UGNで
滝口ハバキ:ぎぇー!
GM:あっほんとだわ
GM:登場侵蝕ふってね
アーシア・エルシャドール:あ、私も
一色識乃:一色識乃の侵蝕率を1D10(→ 8)増加(77 → 85)
滝口ハバキ:カバー役の登場侵蝕が重い~♪
アーシア・エルシャドール:53+1D10
DoubleCross : (53+1D10) → 53+10[10] → 63
アーシア・エルシャドール:なんか少なくね?
アーシア・エルシャドール:どっかで振り忘れとかあったレベルではなれてないか
アーシア・エルシャドール:能力訓練+器物使い
アーシア・エルシャドール:5DX10+1+2>=8
DoubleCross : (5DX10+3>=8) → 9[2,3,7,7,9]+3 → 12 → 成功
滝口ハバキ:えらい
GM:全員問題なし!
GM:では解放!
アーシア・エルシャドール:いえい
一色識乃:嬉しい
【日葵島の侵入者について】
《アペリティフ》について、データベースに情報があった。
ギルドに名義を置く裏社会の料理人。非生物に対して『ドクタードリトル』を使うことが出来る特異な能力を持ち、文字通り"食材の声を聞く"料理人とされる。
ギルド支社の一つから提携を受けた試作レネゲイド兵器『戯画工廠』と併用することで、非生物や機械を特定の方向性に暴走させることが出来るようだ。
ただし食品や調理器具以外のものとの会話は時間がかかると見られ、半年近く前からオーヴァード料理人として潜入していた。
【リヴァイアサンの秘宝について】
《アペリティフ》はこの島に『霧谷雄吾のフルコースのレシピ』があるという噂を聞きつけてやってきた。
日葵島はUGN日本支部発足のかなり初期に発見されており、今のリゾート地として整備される前から関係者の中で避暑地として利用されていたらしい。
そのため、名のある人物が何かを隠す余地は十分にありえるだろう。
だが、どこか不可解な点も多い。
→???
【秘宝のありかについて】
アペリティフは大々的に島の防衛施設を暴走させ、スタッフをマッサージャーで拘束した。このことから考えるに、秘宝は、少なくとも一般スタッフの身では入ることが許されない、島の重要施設の中にあると考えられる。
ホテルの地下。そこには自然の地形を利用した海底トンネル状の水族館があり、更にその奥には、この島全体のレネゲイドを観測・抑制する施設があるという。
消去法的に、彼がいるとしたらそこしか考えられない。
GM:日葵島ホテル、中庭にて。
GM:プールサイドに設えられたの休憩スペースで、小休止をとりながら、あなたたちは情報を整理していた。
GM:スタッフたちは回復までまだ掛かるようだったが、簡単につまめるスコーンやジュースは残っている。
GM:海の匂いとは違う、澄んだ水がぱしゃりと音を立てている。
遠犬(鳥):「…………で」
遠犬(鳥):「結局、何があったんだ?」
滝口ハバキ:プールサイドのデッキチェアにくたりと横たわっている。
アーシア・エルシャドール:曖昧な笑み
滝口ハバキ:解された体がじんわりと疲労を滲ませるのが自覚できる。
滝口ハバキ:「大雑把に説明しますと……」
一色識乃:疲れた顔をしている
滝口ハバキ:体の調子は良いのに声はなぜか疲れている。
滝口ハバキ:「潜入していた《アペリティフ》には非生物を使役する力があるようです」
滝口ハバキ:「その結果、室内の設備に襲われた……と言ったところですね」
滝口ハバキ:「流石に無制限に行えるわけではなく、潜伏期間中に仕込みを行っていたという所でしょうか……」
滝口ハバキ:横たえていた体を起こし、広口グラスからフルーツジュースを飲む。
滝口ハバキ:『どのような』襲撃かは、意図的にぼかした。
遠犬(鳥):「ドローンや島の封鎖もそれが原因というわけか」
遠犬(鳥):「……(ごまかされている気がするんだがこれ以上踏み込むなという雰囲気がある)」
滝口ハバキ:にこっ。柔らかく微笑む。
滝口ハバキ:「そのようです。……何が襲ってくるかわからないというのは、少し厄介ですね」
化野匡四郞:(アーシアさんのアンニュイな表情も可愛らしい……)
一色識乃:(これ以上訊くなという圧がある)
滝口ハバキ:「……」ハッ。人を威圧するようなことをしたので、頬をペチペチとはたく。
アーシア・エルシャドール:「まさか…なものが襲ってくるかもですしね」
滝口ハバキ:「えぇ……一応、目的については少し聞きとりは出来ましたね」
化野匡四郞:指先ほどの大きさの魔眼が、スコーンやジュースを浮かべて運んでくる。
一色識乃:「時間をかければどんなものでも意思疎通ができるって、とっても厄介じゃない」
滝口ハバキ:「はい……時間を掛けると更に厄介です。早急に解決したいところですね」
滝口ハバキ:「レシピ……でしたっけ?」
滝口ハバキ:当時比較的無事だった一色さんに。
一色識乃:「ええ、アペリティフの目当てはそれみたいね」
一色識乃:「日本支部ができるくらいからあるらしいこの島なら」
一色識乃:「たしかに何か隠すにはうってこいなんだろう……けど」
水無川枝垂:「《リヴァイアサン》日本支部長が、プライベートとして料理に凝っているという話は聞いたことがあります」
水無川枝垂:プールの浅い場所で、半身を薄く水に沈めている。
滝口ハバキ:「その噂、ホントだったんですねえ」
一色識乃:(大丈夫なのかしらね)
一色識乃:「"霧谷雄吾のフルコースのレシピ"ね……」
水無川枝垂:「ただ、レシピというなら、自分で持っているのでは?」
化野匡四郞:「心当たりでもあるのか? 一色さん」
アーシア・エルシャドール:「わざわざ隠すというのも不可解ですね」
アーシア・エルシャドール:さくり、もぐもぐ。とスコーンを食べつつ。
一色識乃:「心当たり……というか、心外れみたいなものならあるのだけれど」
一色識乃:「日本支部長は何してるのかしらね、ホント」
化野匡四郞:「?」 空いた皿を浮かべながら。
一色識乃:そう言って紅茶を啜る。
一色識乃:というわけでGMさん
一色識乃:RHOを公開したい!
GM:リバース……ハンドアウト!? それはつまりハンドアウトをリバースするということか?
滝口ハバキ:ん、と力の抜けた指でスコーンを割り、欠片を食べる。
GM:許可します
・一色識乃:RHO
普段、バカンスにはあまり興味の無いあなたがこの島に来たのにはもう一つ理由がある。
先輩によると、日葵島にはUGN幹部もたびたび訪れており、中には彼らの残した秘密のお宝があるというのだ。
曰く、「霧谷雄吾のフルスコア」。
かの日本支部長が若かりし頃は有名なベーシストであり……手ずから書いたオリジナル曲の譜面があるというのである。
無論、眉唾物の噂話程度だが……音楽を志したものとして、興味がそそられるものだった。
このRHOを公開したとき、あなたは霧谷雄悟へのロイスを取得する。
感情は自由に決めて良い。これは通常のロイス枠とは別個に(8つ目のロイスとして)取得できるが、バックトラックの帰還ダイスには加算されない。
一色識乃:という感じだったのです!
GM:OKです!
滝口ハバキ:フルスコア!
一色識乃:そう、バカンスにはあんまり興味がなかったのよ私は!
GM:そう……霧谷雄吾のフルスコア
一色識乃:フルーツジュースおいしい
GM:めちゃくちゃ興味あるじゃん かわいいね
GM:これこそがリヴァイアサンの秘宝の正体……そうに違いない!
GM:では、そういう話が皆にされました。
アーシア・エルシャドール:寝ろ!!!
アーシア・エルシャドール:失礼
一色識乃:「……という理由だったのよ」日差しを手で遮りながら話し終える
滝口ハバキ:「に、日本支部長のフルスコア……ですかあ?」
GM:チケットを一色さんに譲った先輩が眉唾ものながら面白そうに話をしていたのだ。
アーシア・エルシャドール:「…多趣味、ですね」
一色識乃:「そう、日本支部長ってベーシストだったのね……初耳だったわ」
遠犬(鳥):「ベーシストて」
化野匡四郞:「ボーカル誰だよ」
一色識乃:「日本支部の人?」
一色識乃:「まあでも、他人の書いた楽譜って普通気になるじゃない」
一色識乃:気になるわよね? と周囲を見渡す
水無川枝垂:「興味はそそられますね」
一色識乃:別に自分はもう音楽家とかではないけど、けど。
水無川枝垂:「フルコースよりは、隠す理由もありそうですし」
アーシア・エルシャドール:「なるほど…」三個目のスコーンを手に取り、少し思考の後。化野さんにそっと渡す。
滝口ハバキ:「料理よりは、音楽の方にレネゲイドは絡みやすいですよねえ」
滝口ハバキ:(んまっ)アーシアさんの方からさり気なく視線をそらす。
化野匡四郞:「ん。ありがとうございます」
一色識乃:(これはもしやイチャついてるというやつなのでは?)
化野匡四郞:「だが、だとするとアペリティフは見当違いのものを探してるってことか?」
アーシア・エルシャドール:「そうなんですね」自然に。
一色識乃:(わ、わぁ……)そう思うと恥ずかしくなってきて手で顔を覆って指の間から少しだけ見ている
滝口ハバキ:(なんとまあ自然な……)いつしかのヘリの会話を思い出し感慨。
一色識乃:「そ、そうなるわね」
アーシア・エルシャドール:「うーん。だとしたら、結構な空振りですが…」
化野匡四郞:なんとなくもったいない。手首に巻いたままのリボンが揺れる。
島の職員:「ごめん、その話なんだけど……」
滝口ハバキ:「そのスコアに、レシピと同じ効果があるならまだしもですが…」
滝口ハバキ:「はい?」
島の職員:ホテルの中から、職員が声をかけてくる。
島の職員:マッサージャーの時に生き残っていた女性だ。
島の職員:「実はさっき、マッサージ機から復帰できた人から話を聞いたんだけどね……」
一色識乃:「職員さんじゃない、身体はもう大丈夫?」
一色識乃:「話? どんな?」
化野匡四郞:「マッサージ機?」
遠犬(鳥):「マッサージ……?」
一色識乃:「そこは気にしない」
滝口ハバキ:「い、今は良いじゃないですか。細かいことは」
アーシア・エルシャドール:「ご想像にお任せします」
水無川枝垂:「……。」耳元を弄る。
滝口ハバキ:「……おほんっ。《アペリティフ》が操作していたのがなんであれ、今は話というものを聞いてみましょう」
滝口ハバキ:「ね?」
島の職員:「えっあっなんかごめんなさい……実は」
島の職員:「秘宝、一種類じゃないみたいなの」
一色識乃:「……うん?」
アーシア・エルシャドール:「えと…」
一色識乃:「つまり、レシピもスコアも両方あるって事?」
GM:一色さんのRHO公開に伴い、情報項目→??? が解放されます。
【リヴァイアサンの秘宝について2】
秘宝の噂は、複数に渡っている。『霧谷雄吾のフルコースのレシピ』『霧谷雄吾のフルスコア』あるいは『護人会から受け継いだ伝説の刀』『Kiritaniの一族に伝わる伝説のメス』『UGN時代のコードウェル博士とボーリングしてる写真』など。
そういう噂が広がっていること、それを探すものが現れること自体に、何らかの意図があると感じられるだろう。
島の職員:「っていうわけで……なんていうか……」
一色識乃:思い出の地と化してるじゃん!!!!!
アーシア・エルシャドール:たのしそう
一色識乃:「……????」
一色識乃:思わずコテンと首を傾げる
アーシア・エルシャドール:「思っていたより、その」
滝口ハバキ:「………………??」
アーシア・エルシャドール:「愉快な人なんですね?」
島の職員:「噂が噂を呼び……嵐が嵐を呼び……って感じで……」
一色識乃:「愉快、そう、愉快ね日本支部長……」
滝口ハバキ:「好意的に……それはもう好意的に解釈いたしますと、戻れないあの頃の思い出を封印した……と言えなくも、ないですね」
滝口ハバキ:「メスを代々受け継いでる日本支部長、医者の家系なんですか?」
一色識乃:「あっ……」そう言われて、自分を恥じた
島の職員:「さあ……でも日本支部長何でも出来るし……」
一色識乃:そうだ、自分と一緒にするのはいけないが日本支部長だってやりたい事ができなくて諦めたかもしれないのだ……
滝口ハバキ:「?」若者が真に受けたとは思っていない。詭弁とは言え心を納得させようとしたのだ。
一色識乃:「少し反省……本当になんでもできる人なのね日本支部長」
アーシア・エルシャドール:「まあ、真相がどうであれ」
アーシア・エルシャドール:「《アペリティフ》への対処はしなければなりませんから」いったん置きましょう。と
滝口ハバキ:「問題は、『ある』と真に受けた人が行動に移したという点ですものね」
滝口ハバキ:置いたものを3Pシュート。
遠犬(鳥):「エルシャドールの言う通りだ。日本支部長がタイムカプセルを埋めたかどうかはこの際問題じゃない」
一色識乃:「そうね、それが何にせよ今回の騒動の責任は取ってもらう必要があるわ」
滝口ハバキ:「えぇ。問題は、それがどこに隠されているか……」
滝口ハバキ:「と、《アペリティフ》が考えたか、ですね」
化野匡四郞:「アペリティフの足取りは掴めたのか?」
アーシア・エルシャドール:「ええ」
滝口ハバキ:「あら、すごい」
化野匡四郞:「流石ですね」驚きながらも誇らしげ
一色識乃:「掴めたの?」
アーシア・エルシャドール:「《アペリティフ》の犯行規模と、スタッフを(マッサージ機で)拘束したことを踏まえて」
アーシア・エルシャドール:「一般スタッフ以上のクリアランスが必要な場所ではないかと」資料を取り出す。
アーシア・エルシャドール:「前に、水族館の話題を出しましたよね?」
一色識乃:「そういえば、この島にはそういうものもあったわね」
滝口ハバキ:「あぁ、ここについた時の話ですね」
アーシア・エルシャドール:こんこん、と。細い人差し指でテーブルを叩く。下を指す。
水無川枝垂:「確かに、森の中などにあるのなら、わざわざ騒ぎを起こす必要はないですね」
アーシア・エルシャドール:「そのとおり…このホテルの地下に海底トンネル状の水族館があるみたいです」「そして」
滝口ハバキ:「あぁ。森の中なら、人目につかないように、こっそりやればいいですものね」
一色識乃:「ホテルで騒ぎを起こしたのはそのためだったのね」
アーシア・エルシャドール:「さらにその奥に」指を伝わせジェスチャー「島全体のレネゲイドを観測・抑制する施設があると」資料の文を指す。
滝口ハバキ:髪を押さえながら、眼鏡を指で支えて目を通す。
島の職員:「あっ確かに、そこは普段は誰も入れないの」
滝口ハバキ:「レネゲイドの観測に、抑制ですか。誰でも弄れたら問題がありそうですね」
島の職員:「月に1回、本土のエージェントの定期監視が来たときに、責任者が見に行ける」
アーシア・エルシャドール:「なるほど」
化野匡四郞:「だったら……二手に別れましょう」
一色識乃:「二手に?」
化野匡四郞:「ええ。そいつの後を追うチームと」
一色識乃:眼鏡をかけて資料を読んでいた顔を上げる
化野匡四郞:上を指さす。「島の、封鎖状態を解くチーム」
化野匡四郞:「多分、一階に居た奴と同じで暴走状態になってるんで」
滝口ハバキ:「なるほど」
滝口ハバキ:「確かに島全体に相手の影響が絡んでいるというのも、一抹の不安がありますからね」
島の職員:「そちらはここから少し離れた別棟です」
一色識乃:「隊分けはどうするの?」
遠犬(鳥):「俺は能力上、屋外の方が都合が良い。化野は封鎖を解かなきゃ力が振るえない」
遠犬(鳥):「あとは《ヴィゾフニル》、いけるか?」
水無川枝垂:「……かしこまりました」
水無川枝垂:「先程はあまりお役に立てませんでしたので。そちらで挽回させていただきます」
アーシア・エルシャドール:「では、私たちが追跡ということで」二人と視線を合わせる
滝口ハバキ:「えぇ。化野くん遠犬さん水無川さんが外、《アペリティフ》を追うのは私と一色さんにエルシャドールさん、の分けですね」
一色識乃:「わかったわ、騒ぎの元凶に一発かましてくるわね」
アーシア・エルシャドール:「ええ、迅速に…」
滝口ハバキ:「はい。共有すべき事項はこの辺りでしょう」
滝口ハバキ:「問題なければ、行動に移りましょう」
アーシア・エルシャドール:「まだ、海にも入っていませんでしたし…ね」小さく笑って。
GM:未だ謎を残しつつも。日葵島の事件が、終わりに近づこうとしていた。
GM:シーン終了! ロイスの取得が可能!
GM:あ、探索判定を終えたので調達は普段通りできます。
滝口ハバキ:ラス枠!「《アペリティフ》 P使命感/◯Nよくもまあ、という意味の感服」で取っておこう。
滝口ハバキ:調達はー 念のためブルゲで。
滝口ハバキ:4dx+2>=20
DoubleCross : (4DX10+2>=20) → 7[1,1,5,7]+2 → 9 → 失敗
滝口ハバキ:だめだったので以上
一色識乃:6dx+2>=20 高速振動ブレード
DoubleCross : (6DX10+2>=20) → 8[5,5,5,6,7,8]+2 → 10 → 失敗
アーシア・エルシャドール:水無川さんに 連帯感〇/心配
一色識乃:ロイスは 化野匡四郞 〇協力/食傷
一色識乃:あとRHOの日本支部長のやつは 〇尊敬?/脅威? で
GM:OK。いつでも日本支部長のやつは変えて良いからね
アーシア・エルシャドール:高速振動ブレード
アーシア・エルシャドール:2DX10+5>=20
DoubleCross : (2DX10+5>=20) → 10[5,10]+3[3]+5 → 18 → 失敗
アーシア・エルシャドール:財産2 購入
GM:変えてる
滝口ハバキ:すごい
GM:買えてる
アーシア・エルシャドール:ポンケに入れます
GM:では以上! 次回、クライマックスだ
◆Climax◆【日葵島の黄昏】
GM:ではクライマックス! 全員登場!
滝口ハバキ:滝口ハバキの侵蝕率を1D10(→ 1)増加(95 → 96)
アーシア・エルシャドール:63+1D10
DoubleCross : (63+1D10) → 63+6[6] → 69
滝口ハバキ:いきなり落ち着いた
一色識乃:一色識乃の侵蝕率を1D10(→ 10)増加(85 → 95)
GM:なんか良い案配になったなあ……。
アーシア・エルシャドール:み、皆…
滝口ハバキ:何だこのバランスは
アーシア・エルシャドール:とおい
GM:アーシアさんはジェネシフトとかする?
アーシア・エルシャドール:80はほしいな
アーシア・エルシャドール:していいんですか?
GM:するならこのタイミングでしてもいいよ
アーシア・エルシャドール:うれしいです♡
GM:べっ別にお前のためじゃねーし……その方がボスが倒しやすいからだし……!
アーシア・エルシャドール:じゃあ3Dで
アーシア・エルシャドール:69+3D10
DoubleCross : (69+3D10) → 69+17[9,3,5] → 86
アーシア・エルシャドール:いい塩梅
GM:ジェネシフトが普通に上手いじゃねーかよ
アーシア・エルシャドール:つんでれ?
GM:くっ…………
GM:コォン。
GM:澄んだ音が、天井のガラス面にぶつかった魚から響いた。
GM:海底……というよりは、島の内側に食い込む形で、海に繋がった洞窟があった。
GM:それをそのまま加工する形で、地下施設兼通路とし……景観にも優れるよう水族館の形にしたのだ。
GM:《アペリティフ》の歩みは分かりやすかった。馴染ませる時間の無かった警備システムやドローンの破壊の後を辿っていけば良かった。
GM:一方で、単純な鍵や扉、迷路には手こずっていた後も見られる。
一色識乃:「この先にいそう、痕跡が凄く分かりやすいわね」
滝口ハバキ:「偽造を施すよりは、時間を稼いでる間に少しでも進もうと言った痕跡ですね」先頭を行く。
滝口ハバキ:「しかし、まるまる海底のを歩く水族館とは……」
遠犬(鳥):『プロの手際じゃないな』カメラ付き通信機から声がする。
一色識乃:「こんな時じゃなかったら、時間も忘れて見ていたかったのに」
アーシア・エルシャドール:「水槽が壊れてないのは不幸中の幸い、でしょうか」
滝口ハバキ:「流石に、水没させては探索どころじゃなさそうですね」
滝口ハバキ:「……以前、アルセーヌ・ルパンシリーズの奇岩城を読みましたが」
滝口ハバキ:「丁度作中に海底洞窟を行くシーンがありましたね。体験するとは思いませんでしたが」
アーシア・エルシャドール:「水中、潜ることはあっても歩くことはなかなか…」
GM:やがて、通常の水族館ルートが途切れ、最新式の機材が立ち並ぶフロアに入る。
滝口ハバキ:「ん……どうやらそろそろみたいですね」
一色識乃:「ここからが例の観測・抑制するって施設かしら」
GM:壁に固定される形で、モニターと耐水性の機材が並び……
GM:その奥に、人影が見える。
滝口ハバキ:「…………」二人に手で合図して、銃を構える。
一色識乃:「……」頷いて、銃を引き抜く。
アーシア・エルシャドール:少し離れて、相手を確認し────
《アペリティフ》withポワレ:「と、いうわけで。今回はUGN日本支部長のフルコースで勝利していくとしよう」
《アペリティフ》withポワレ:口元の録音機に囁きながら、シェフ装束そのままの男が身を起こす。
《アペリティフ》withポワレ:その隣には、歯車と埋め込まれた巨大なピンク色の……"魚の切り身"が浮いている。
滝口ハバキ:「そこなお方。《アペリティフ》……と呼ばせていただきますが」
滝口ハバキ:「抵抗せず投降するなら悪いようにはいたしません」
滝口ハバキ:「…………」(魚?)
アーシア・エルシャドール:(切り身?)
一色識乃:「多分抵抗しない方がみのた……なにそれ?」
《アペリティフ》withポワレ:「!」
《アペリティフ》withポワレ:魚の切り身が振り向き、遅れて男が気がついた。
一色識乃:(そっちの方が早いの)
《アペリティフ》withポワレ:「どうしたポワレ。……ああそうか、もう追いつかれたか」
一色識乃:(あっ、あしが早いから?)
一色識乃:(違う)
一色識乃:「そうよ、上の騒動はアンタの仕業ね?」
滝口ハバキ:(自由意志があるんですか……?)
《アペリティフ》withポワレ:「何も……悪事をした覚えはないが?」
《アペリティフ》withポワレ:「俺がここに来るのに邪魔だった。それだけだ」
アーシア・エルシャドール:「なるほど、こういう」
滝口ハバキ:「おそらく主観評価が至上の方ですね……」
《アペリティフ》withポワレ:「前々からお前らの活動は気に食わん」
一色識乃:「こういうタイプで区分け可能なほどありふれてるの……?」
アーシア・エルシャドール:ふむ、聞いてみよう。
滝口ハバキ:「一番大きなタイプは"FH"と呼ばれていますよ」
滝口ハバキ:返答しつつ、耳は意識を集中する
《アペリティフ》withポワレ:「霧谷雄吾のフルコースのレシピを手中に収めれば、すなわち貴様らは俺の料理に跪く……完璧な計算だ。なあポワレ」
《アペリティフ》withポワレ:切り身がぐねぐねと動く。
一色識乃:「何がすなわちなのかちょっとわからないけれど」
一色識乃:「あんた……たち? の中では、そうなっているのね」
アーシア・エルシャドール:「別にレシピに威光はないと思うのですが…」
一色識乃:動く切り身に引いている、そのまま引き金を引きそうだ。
滝口ハバキ:「……そちらの切り身は、貴方の能力で使役しているんですか?」
滝口ハバキ:(水族館でレネゲイド関連なら、あの状態で生存する魚の研究も………)
滝口ハバキ:(あるかな。どうだろう。わかりません)
《アペリティフ》withポワレ:「俺は食材の全てに合わせ、もっとも相応しい調理をしてきた」
《アペリティフ》withポワレ:「やがて食材の声が聞こえるようになってからは、更に精緻な調理が出来るようになった……」
《アペリティフ》withポワレ:「ポワレはそんな中で唯一」
《アペリティフ》withポワレ:「"まだ泳ぎたい"と言った、気合いの入った一皿だ」
アーシア・エルシャドール:「食べられないじゃないですか」
《アペリティフ》withポワレ:「だから連れ回しているんだろうが?」
《アペリティフ》withポワレ:わからんやつだな、と首を傾げる。
一色識乃:「切り身が泳いでるってこういう事じゃないと思うの」
《アペリティフ》withポワレ:「この国の童謡にもあるだろう。加工された魚が海に逃げ出した逸話が」
滝口ハバキ:「やっぱり自分の理論で話す人でしたね……!」
アーシア・エルシャドール:(私がおかしいんでしょうか…)
アーシア・エルシャドール:「あるんですか?」
滝口ハバキ:「そちらの原料は穀類ですよ」
一色識乃:「たいやきくんに謝りなさない! 彼は……そういう話でもない!」
滝口ハバキ:「っと、失礼。問答は捕らえた後で」
アーシア・エルシャドール:「たいやきくん……?」今は気にするな
一色識乃:「どうしよう、私おかしいのかしら?」
滝口ハバキ:「大人しく捕まるつもりは……ないのでしょう?」
《アペリティフ》withポワレ:「フン、残念だったな。既に俺はもうこれと話し終えた」
《アペリティフ》withポワレ:目の前の、他の機材とは独立した金庫を見上げる。
一色識乃:「これ?……って……」凄く碌でもなさそう
《アペリティフ》withポワレ:「さあ、開け! リヴァイアサン! その傲慢なる秘宝を俺の前に晒すがいい!」
滝口ハバキ:「まさか……」つられて目線を上げる
アーシア・エルシャドール:「!!」
霧谷雄吾(映像):ヴーーーーーーーン…………。
滝口ハバキ:「なっ……!?」
霧谷雄吾(映像):開いた金庫の中から、立体映像が浮かび上がる。日本のUGNなら誰しも知っている、あの顔だ。
一色識乃:「日本支部長さん……?」
霧谷雄吾(映像):「よく、僅かなヒントからここに辿り着きましたね」
滝口ハバキ:「まさか……本当に……!?」
霧谷雄吾(映像):「あなたがたが誰かは私は分かりません。ですが、きっと優れたオーヴァードなのでしょう」
霧谷雄吾(映像):「この《リヴァイアサン》が残した秘宝がなんなのか、気になっていることかと思います」
霧谷雄吾(映像):「レシピ。音楽。絵画。情報。エフェクト。歴史……」
滝口ハバキ:「語り口に自覚がありますね……?」
滝口ハバキ:雰囲気に飲まれ、まさか本当に……?という気持ちが大きくなっている。
《アペリティフ》withポワレ:「もったいつけやがる」苛々しながらも歓喜に震えている。
霧谷雄吾(映像):「このリヴァイアサンの残した秘宝。それは――――――」
霧谷雄吾(映像):「それは――――――オーヴァードにとって、人にとってもっとも大切なもの――――」
《アペリティフ》withポワレ:「そうだ――それは食だ! 秘蔵のレシピ! 最高の一品、それこそが、」
滝口ハバキ:「………(ゴクリ)」息を呑む。
一色識乃:「……」緊張した面持ちで映像を見ている
霧谷雄吾(映像):「それは――――ここまで辿り着いた皆さん達が築いた『絆』です!」
アーシア・エルシャドール:「……」
霧谷雄吾(映像):パンパカパーーーーン!
一色識乃:「……」
滝口ハバキ:「『絆』………!」
滝口ハバキ:大仰に繰り返す。
霧谷雄吾(映像):明るい光が背景から光る。おめでとう! の文字が浮かぶ。
滝口ハバキ:「…………」
滝口ハバキ:「………絆???」
アーシア・エルシャドール:ゆっくりと、いたたまれない顔で
霧谷雄吾(映像):「言うなればここまでの冒険の記憶! 頼れる仲間達! 旅の思い出……それさえあれば!」
アーシア・エルシャドール:《アペリティフ》を見る
霧谷雄吾(映像):「貴方たちは貴方たちの目指す、最も素晴らしいものにきっと辿り着けるでしょう!」
滝口ハバキ:「…………………」
一色識乃:「……な」
一色識乃:「なるほど?」
霧谷雄吾(映像):「私は貴方たちの冒険を、これからも応援しています――」
一色識乃:「日本支部長はきっと良い事言ってるのよ? ね?」
アーシア・エルシャドール:「それは、その」曖昧な笑み
一色識乃:「きっと深夜テンションで撮ったみたいなノリだけど」
霧谷雄吾(映像):「……いやあお疲れ様! 決まりましたね! これで次回の日葵島イベントは盛り上がり間違いなしでは? えっ? 皆さん一体なんで溜息を――――」
滝口ハバキ:シュゥゥゥゥン。緩やかなフェードの画面効果と共に回想する。
霧谷雄吾(映像):ぶつっ
滝口ハバキ: 『好意的に……それはもう好意的に解釈いたしますと』
滝口ハバキ: 『戻れないあの頃の思い出を封印した……と言えなくも、ないですね』
滝口ハバキ:回想終了。
滝口ハバキ:「…………」
滝口ハバキ:「まさか限りなく正解に近かったとは……」
アーシア・エルシャドール:「えっと、じゃあ」
《アペリティフ》withポワレ:消えた映像を見ている。
滝口ハバキ:『戻れない』辺りが余計だったか? いや、余計なのはこの思考である。
アーシア・エルシャドール:「たたかい、ます?」
一色識乃:「どうしましょう」
一色識乃:「やる気ある?」
《アペリティフ》withポワレ:「……………………」
滝口ハバキ:「えっと、ここまで来て引けない……です、よね?」
一色識乃:アペリティフとポワレの方を見て
《アペリティフ》withポワレ:がくりと膝をつく。
《アペリティフ》withポワレ:寸前で、片足で踏みとどまる。
滝口ハバキ:「うわっ死にました!?」
滝口ハバキ:「あっ、食いしばり…!」
一色識乃:(流石日本支部長、きっとここまで計算していたのよね……!)
《アペリティフ》withポワレ:「俺の」
《アペリティフ》withポワレ:「俺の半年を!!!!!!!!!!!」
一色識乃:「絶妙な期間」
《アペリティフ》withポワレ:「返せボケがーーーーーーーーーーー!」
一色識乃:「膝が笑ってるけど状況は笑えないのよね、きっと」
《アペリティフ》withポワレ:爆発音と共に金庫がめしゃりと潰れる!
滝口ハバキ:「あの姿を覚えておいてくださいね、一色さん」
一色識乃:「あっ、日本支部長!」
滝口ハバキ:「『自分が正しい』という思考に囚われすぎると……一つ躓いた時、ああなってしまうのです」
滝口ハバキ:できるだけ憂い気な顔を作る
一色識乃:「ええ……よく憶えておくわ」真面目な面持ちで言葉を返す
アーシア・エルシャドール:「学びですね」
滝口ハバキ:よかった。せめて教訓だけでも持ち帰らねばいたたまれない。
《アペリティフ》withポワレ:「――いや、いや、俺は不屈の料理人、永遠の食に酔う男!」
滝口ハバキ:「!、しまりました。独自の理論で持ち直しましたか……!」
《アペリティフ》withポワレ:「バカンス気分の観光客など、束ねて刻んで炒めて並べて揃えて予約客に提供してやる!」
一色識乃:「不屈の心ね、凄いわ」
アーシア・エルシャドール:「元気がないうちに捕まえるべきでしたね…」
《アペリティフ》withポワレ:怒りに燃える瞳と、ピンク色に輝く切り身が貴方たちを見据える。
滝口ハバキ:「…………さて、一色さん、エルシャドールさんも構えてください」
滝口ハバキ:「世の中には、個人では信じられないスペックを発揮する状況というのがいくつかあります」
滝口ハバキ:「それは仲間との絆だったり、破れない約束だったり、教会の前で正しきものを守るときだったりといろいろありますが……」
滝口ハバキ:「────ヤケになった人間の癇癪も、それに該当します!」
アーシア・エルシャドール:「ええ、多少不憫ですが。こちらも文句はありますので…」
アーシア・エルシャドール:「報いは受けてもらいます、二人分。ね」
一色識乃:「そうね、癇癪を起こしているプロほど相手にしたくないものはないわ」
一色識乃:「あなたは凄いわ、一人でここまでたどり着いて……」
一色識乃:>霧谷雄吾(映像):「それは――――ここまで辿り着いた皆さん達が築いた『絆』です!」
一色識乃:「一人で……」
一色識乃:「……??」
一色識乃:3秒ほどフリーズ
一色識乃:「……とにかく、その技能と能力は凄いけど」
一色識乃:「人を困らせるように使うなら、悪いけど撃つわ」
GM:それでは、クライマックス戦闘を開始します。
遠犬(鳥):ザ、ザザザ、ザ。ノイズと共に通信が入る。
遠犬(鳥):『思い、出した……。おい、馬鹿げた状況だが、油断するな!』
一色識乃:「油断はしないけど。何を思い出したの?」
滝口ハバキ:「遠犬さん、どうしました?」
遠犬(鳥):『こちらも封鎖設備と戦闘に入った。……こいつらのつけてる歯車、"戯画工廠"! あるFHセルが作った、自立操作・遠隔操作系のエフェクト対象を強化するアイテムだったが……』
遠犬(鳥):『操作対象が次々とジャーム化して制御を失う、欠陥製品だ! 出力が高いのはそのせいだ!』
遠犬(鳥):『本体より端末の方に気を払え!』
一色識乃:「そんな危険なものだったの……」
一色識乃:「まさか、言葉が所々おかしいのもそのせい?」
滝口ハバキ:「どうりで…!」
アーシア・エルシャドール:「なんと」
《ポワレ》:ぐるぐると、空を泳ぐように回転し始める。……その切り身が、黒い靄のようなものに包まれ始める。
滝口ハバキ:「この場合は目的の一極化が激しく出ているみたいですね」
滝口ハバキ:「そして端末というと……」切り身のほうが…?
《ポワレ》:『孤独の叫び』を使用。アペリティフに、自分に対して《尽力:○/恐怖》でロイスを取得させる。
一色識乃:泳ぐ切り身の方を見る。
《アペリティフ》:「やるぞ、ポワレ……この国の子供らがお前の歌を歌うようになるまで……!」
《アペリティフ》:明らかに異常! 両者の狂気が伝染するように、周囲の空気を震わせる。
《アペリティフ》:衝動判定です。目標値は9。
一色識乃:「歌、って……たいやきくんライバル視してる……」
一色識乃:4dx+1>=9
DoubleCross : (4DX10+1>=9) → 7[3,6,6,7]+1 → 8 → 失敗
滝口ハバキ:4dx+2>=9 思い出の一品
DoubleCross : (4DX10+2>=9) → 10[5,7,8,10]+2[2]+2 → 14 → 成功
滝口ハバキ:滝口ハバキの侵蝕率を2D10(→ 15)増加(96 → 111)
滝口ハバキ:ぎゃあ
アーシア・エルシャドール:思い出の一品
アーシア・エルシャドール:3DX10+1>=9
DoubleCross : (3DX10+1>=9) → 8[2,6,8]+1 → 9 → 成功
一色識乃:2d10
DoubleCross : (2D10) → 17[8,9] → 17
一色識乃:一色識乃の侵蝕率を17増加(95 → 112)
アーシア・エルシャドール:86+2D10
DoubleCross : (86+2D10) → 86+12[2,10] → 98
GM:皆やばい
GM:エンゲージは
《アペリティフ》/《ポワレ・テラー》
↑
10m
↓
PCたち
GM:ではセットアップ!
滝口ハバキ:セットアップなし!
《アペリティフ》:『黄金領域』を使用。放心を受け、このラウンドの攻撃力+10。
滝口ハバキ:心奪われとる
一色識乃:放心の有効な演出方法
一色識乃:【共鳴調律】 《活性の霧》
アーシア・エルシャドール:なし
一色識乃:一色識乃の侵蝕率を3増加(112 → 115)
《ポワレ・テラー》:『悪意の伝染』を使用。他のキャラクターの登場を禁ずる。解除条件はポワレ・テラーが一度戦闘不能になること。
滝口ハバキ:なにっ
アーシア・エルシャドール:ふむ
一色識乃:増援がこれなく
GM:セットアップの演出はなし。一色さんは何かある?
一色識乃:ふむ、では
一色識乃:水鉄砲を上に向け、引き金を引くと
一色識乃:識乃の中に眠っている旋律が呼び覚まされ、広がり
一色識乃:そしてリズムと共にまた収束して、識乃の中に溶け込んでいく
一色識乃:レネゲイドを払い滅するその旋律を取り込んだことで、オーヴァードである識乃には当然
一色識乃:「……っ」激痛が走り、動きが鈍る
一色識乃:それでも、眼前の敵から視線は外さない。
《アペリティフ》:男の瞳が焦点を失いトランス状態になる。周囲の地面が黄金色に輝く。さながらそれは、調理場の俎板のように。
GM:ではイニシアチブ。
GM:こちら特にありません。アーシアさん!
アーシア・エルシャドール:あい
アーシア・エルシャドール:まあ、ここは普通に撃つか
アーシア・エルシャドール:オートでライフル装備
アーシア・エルシャドール:マイナーで効果発動
アーシア・エルシャドール:メジャー
アーシア・エルシャドール:コンボ:同調/コンセントレイト:モルフェウス+カスタマイズ+レインフォース+ストライクモード+器物使い 侵蝕+12
アーシア・エルシャドール:判定行きます
アーシア・エルシャドール:13DX8+3+5
DoubleCross : (13DX8+8) → 10[2,4,5,5,5,6,6,7,7,7,8,8,9]+10[1,1,10]+7[7]+8 → 35
アーシア・エルシャドール:うん。まずまず
GM:対象は?
アーシア・エルシャドール:あ、切り身
《ポワレ・テラー》:OK、ドッジ
《ポワレ・テラー》:5dx
DoubleCross : (5DX10) → 10[1,2,6,7,10]+1[1] → 11
《ポワレ・テラー》:命中! どうぞ
アーシア・エルシャドール:うす
アーシア・エルシャドール:4D10+8+8+2D10
DoubleCross : (4D10+8+8+2D10) → 19[10,2,1,6]+8+8+15[7,8] → 50
《アペリティフ》:《隆起する大地》。ダメージ-(1d+9)
《アペリティフ》:50-1d10-9
DoubleCross : (50-1D10-9) → 50-7[7]-9 → 34
滝口ハバキ:良い出目だすなあ
アーシア・エルシャドール:しゃべーーー!
一色識乃:結構なものを
《ポワレ・テラー》:34点ダメージだ。そして
《ポワレ・テラー》:《レネゲイドアブソーブ》。ウロボロスの与ダメージエフェクトを一つ使用。
《ポワレ・テラー》:使うのは《背徳の理》。攻撃ダメージダイス+6。
アーシア・エルシャドール:お前ウロボロスなのかよ
GM:演出どうぞ。
アーシア・エルシャドール:背後のウエポンケースからするりとライフルを取り出す。
アーシア・エルシャドール:横目で一色さんの顔を見る。
アーシア・エルシャドール:奏でられた旋律が、苦痛を伴うものだと
アーシア・エルシャドール:私は知っている。
アーシア・エルシャドール:「(できるだけ早く、終わらせましょう)」
アーシア・エルシャドール:狙いは端末。透ける上着が動きを読みづらくさせる。
アーシア・エルシャドール:ずれたタイミングで引き金がひかれ、その身を貫く。
《ポワレ・テラー》:ガオン! 空中に浮かぶ切り身が撃ち抜かれ、クッションめいて背後に弾かれる。
《ポワレ・テラー》:だが、カーテンめいて波打ったアペリティフの黄金光が弾丸の動きを遅らせる。
《ポワレ・テラー》:さらに、いかなる挙動か。弾丸が、壊された背後の金庫の残骸が、その皮膜に張り付いていく。
《ポワレ・テラー》:売り物の肉そのものだった何かが、形を変えていく……
GM:ではイニシアチブ。ポワレ・テラー。
《ポワレ・テラー》:マイナーで『妄念の姿:黒曜の鎧』『無形の爪牙』『抉り穿つもの』『原初の青:ハンティングスタイル』
《ポワレ・テラー》:メジャーで『コンセントレイト:ウロボロス』『コンバットシステム』『原初の赤:崩壊の一点』
《ポワレ・テラー》:単体攻撃。
《アペリティフ》
↑
10m
↓
PCたち/《ポワレ・テラー》
《ポワレ・テラー》:対象はアーシアさん!
《ポワレ・テラー》:17dx7+1
DoubleCross : (17DX7+1) → 10[2,2,3,3,4,4,4,4,4,5,6,7,8,8,9,9,9]+5[1,1,2,3,3,5]+1 → 16
滝口ハバキ:遠慮がち
《ポワレ・テラー》:うわマジでか
アーシア・エルシャドール:どっじ!
アーシア・エルシャドール:4DX10-3>=16
DoubleCross : (4DX10-3>=16) → 9[6,7,8,9]-3 → 6 → 失敗
アーシア・エルシャドール:まあね
《ポワレ・テラー》:では命中! ダメージ
《ポワレ・テラー》:2d10+15
DoubleCross : (2D10+15) → 17[9,8]+15 → 32
アーシア・エルシャドール:装甲15で17に抑え
アーシア・エルシャドール:6で生存
滝口ハバキ:すげぇ~
GM:硬いんだよ水着が! だが……
《ポワレ・テラー》:《崩壊の一点》の効果で、装備している防具を一つ破壊!
滝口ハバキ:アーシアさんの水着がー!
《ポワレ・テラー》:壊れろ!RMAアーマー! お前はもう何の役にも立たないんだよ!
《ポワレ・テラー》:アイテムアーカイブの発売おめでとう!!!
一色識乃:なんてこと…!
滝口ハバキ:(※2023/7/20に収録されています)
アーシア・エルシャドール:くっ
GM:解説たすかる
アーシア・エルシャドール:私まだ読んでないのに…!
滝口ハバキ:一方的にエラッタされてしまう!
アーシア・エルシャドール:イニシアチブも下がるぞ
《ポワレ・テラー》:ちなみに黒曜の鎧の効果でこいつも下がるんだよな 行動値14→11
アーシア・エルシャドール:あ
アーシア・エルシャドール:こういうことか(文字じゃわからない)
一色識乃:脱いだ!
滝口ハバキ:アーシアさんのシースルー水着が!
GM:グワーッ
GM:決断的に演出いきます
《ポワレ・テラー》:周囲の瓦礫、レネゲイドと取り込むと、その姿は人間第にまで膨れ上がり
《ポワレ・テラー》:かろうじて生前を模した、歪な魚の形を成す。
《ポワレ・テラー》:食われるだけだった存在が、再び食らう側の存在に戻ろうとしているのだ
《ポワレ・テラー》:己が尾を食らい円環を成す蛇のように……!
《ポワレ・テラー》:キュ ル
《ポワレ・テラー》:寄せ集めの巨大魚は、そのまま空中で加速。一瞬でアーシアさんの前に現れ、
《ポワレ・テラー》:その勢いのまま身を捻った尾の一撃が、少女を横から打って吹き飛ばす。
アーシア・エルシャドール:「っ!」
滝口ハバキ:「尾頭付きに…!?」
アーシア・エルシャドール:身体の芯に衝撃が届くより少しだけ早く
アーシア・エルシャドール:上着と、相手の尾の感覚を同化させる。
一色識乃:「魚の形にっ!? アーシアさん!」
アーシア・エルシャドール:薄い布一枚分触覚をだまし。致命傷を避けた。
《ポワレ・テラー》:その鱗は、引き裂いた布と共に、使われたレネゲイドを吸収する。さらに魚の姿を強靭に変えていく。
アーシア・エルシャドール:「…ひやひやしましたが」「どうにか無事です」
滝口ハバキ:「よかった……!上着を吸収しましたか。手当たり次第ですね」
アーシア・エルシャドール:顕わになった素肌に隠していた武器を取り出し構えなおす。
一色識乃:「滅茶苦茶な生態ね……生態?」
アーシア・エルシャドール:「ええ、まだ暴れてきそうですね」
《アペリティフ》:「もう一度戻る気か、捕食者に……見届けよう!」
GM:というわけでイニシアチブ。アペリティフの手番。
《アペリティフ》:マイナーなし。
《アペリティフ》:『コンセントレイト:オルクス』『パラライズ』『ペトリファイ』『破砕の顎』
《アペリティフ》:PCたちのエンゲージに範囲攻撃。命中した時点で、BS硬直と、行動値-6を付与。
《アペリティフ》:7dx7+6
DoubleCross : (7DX7+6) → 10[1,4,5,5,6,8,8]+5[4,5]+6 → 21
滝口ハバキ:ゲェーッ
《アペリティフ》:放心が痛すぎる
《アペリティフ》:対応どうぞ
滝口ハバキ:ガードします!
一色識乃:一応回避
一色識乃:2dx
DoubleCross : (2DX10) → 10[9,10]+7[7] → 17
滝口ハバキ:すご
滝口ハバキ:妖精で行けるのでは?
滝口ハバキ:遠犬さんの献身的介護
GM:使うならどうぞ~
アーシア・エルシャドール:ドッジ
滝口ハバキ:やっちゃえー
アーシア・エルシャドール:4DX10-3>=21
DoubleCross : (4DX10-3>=21) → 8[3,3,5,8]-3 → 5 → 失敗
滝口ハバキ:《砂の結界》。アーシアさんをカバーしましょう。
一色識乃:妖精使っていいなら使っちゃおうかな
滝口ハバキ:滝口ハバキの侵蝕率を2増加(111 → 113)
一色識乃:1dx+20
DoubleCross : (1DX10+20) → 10[10]+5[5]+20 → 35
滝口ハバキ:使っとき使っとき ロイスに勝るアドはなし
滝口ハバキ:回すじゃん
一色識乃:……?
GM:すっご
アーシア・エルシャドール:おー
《アペリティフ》:ではダメージ!
滝口ハバキ:こいっ
《アペリティフ》:3d10+20
DoubleCross : (3D10+20) → 21[5,10,6]+20 → 41
滝口ハバキ:ダメージでっけぇなあ!
《アペリティフ》:黄金領域あるからね
滝口ハバキ:そうだった
滝口ハバキ:装甲・ガードで24点引いての17点。2倍にして34点受けて死&硬直&行動値0ですわ~~!
GM:ひどい
滝口ハバキ:アペリティフのロイス昇華!13で復活!
滝口ハバキ:滝口ハバキのHPを13に変更(28 → 13)
GM:では演出
《アペリティフ》:「それでは調理を始めよう――」
《アペリティフ》:両手を指揮者のように振りあげる。自らの領域内において、調理行為を拡大した現象を起こすことが出来る。
《アペリティフ》:だが、その能力の全ては、《ポワレ・テラー》の為に費やされている。即ち
《アペリティフ》:「――先ずは下処理といこう。『塩水にさらす』」
《アペリティフ》:天井際からごぼりと巨大な水塊が生まれ、
《アペリティフ》:対象を沈めて漬けて飲み込もうと、一気に襲いかかる!
一色識乃:「……! 来る!!」攻撃の前兆、プロの動き特有の起こりに反応して身をかがめながら
一色識乃:「遠犬さん! 誘導お願い!!」
遠犬(鳥):『任された』 ノイズ混じりの通信越しに、回答が聞こえた直後。
遠犬(鳥):一色さんの周囲を、彼方から飛んできた光の矢が穿つ。水塊を一瞬押し止めるには十分な時間だ。
滝口ハバキ:3人の位置を俯瞰する。一色さんにはサポートが付いている。ならば。
滝口ハバキ:「エルシャドールさんは私のそばに!」
滝口ハバキ:細い手首を掴みながら、片手で弾丸を発射。
一色識乃:その一瞬に身体を滑り込ませ、水塊の間を抜ける。
アーシア・エルシャドール:頷き、身をゆだねる
滝口ハバキ:貨物車の一部。コンテナの質量が実体化し、即席の壁として水塊と衝突した。
滝口ハバキ:「うひゃあ……!」
滝口ハバキ:ぐ、とアーシアさんを包み込むように覆いかぶさり、波を背中で受ける。
《アペリティフ》:水は見た目に反し、タールのように重い。
アーシア・エルシャドール:「っ…ありがとうごさいます」
《アペリティフ》:重い衝撃が肺まで突き抜け、さらに雫は手足に絡み付き、動きを封じてくる。
滝口ハバキ:「いえいえ、これぐらい……っ!?」
アーシア・エルシャドール:「滝口さん?」
滝口ハバキ:塗れた前髪を避ける手が重い。
滝口ハバキ:体を支える両腕の自由が、べっとりと糊がついたように鈍っている。
滝口ハバキ:「うぐ……これはまずいですね……」
滝口ハバキ:「すみません、水に触れないようにそちらで抜けてください……!」
GM:ではイニシアチブ。一色さん!
一色識乃:はーい
一色識乃:マイナー【吹き荒べ無窮動】《ライトスピード》
一色識乃:一色識乃の侵蝕率を5増加(115 → 120)
一色識乃:メジャー【響心-狩猟付毒】 《コンセントレイト:ハヌマーン》+《電光石火》+《腐食の指先》
一色識乃:対象ポワレ
《ポワレ・テラー》:グワーッ
一色識乃:ここで日本支部長のロイスをタイタスにしてクリティカル値-1!
GM:RHO8個目のロイスが!
滝口ハバキ:料理の極意!
一色識乃:判定へ
一色識乃:10dx6+6
DoubleCross : (10DX6+6) → 10[2,3,3,3,5,8,9,9,10,10]+10[1,2,3,9,9]+3[2,3]+6 → 29
一色識乃:一色識乃の侵蝕率を7増加(120 → 127)
《ポワレ・テラー》:ドッジ!
《ポワレ・テラー》:5dx
DoubleCross : (5DX10) → 9[1,3,3,6,9] → 9
一色識乃:命中したので装甲-10
《ポワレ・テラー》:馬鹿なーっ
滝口ハバキ:【縁の下の力達】《凍てつく刃》ダメージを1D10+12
滝口ハバキ:滝口ハバキの侵蝕率を3増加(113 → 116)
一色識乃:いただきます
一色識乃:7d10+18+5+12
DoubleCross : (7D10+18+5+12) → 41[10,6,5,3,4,10,3]+18+5+12 → 76
《ポワレ・テラー》:?
アーシア・エルシャドール:つよ
滝口ハバキ:パワー
《ポワレ・テラー》:あ、対抗種とサイドリールか……!!
一色識乃:1d10+3
DoubleCross : (1D10+3) → 6[6]+3 → 9
一色識乃:HPが9減って残り15です
《ポワレ・テラー》:装甲も削られ……ウグーッ
滝口ハバキ:電光石火と対抗種のバックファイアか…
《ポワレ・テラー》:落ちます! 『原初の灰:魔獣の証』で復活!
滝口ハバキ:たしかに魔獣には違いありませんけども
《ポワレ・テラー》:同時に悪意の伝染が切れまーす
《ポワレ・テラー》:魔獣だ 私は誰がなんと言うと魔獣なんだ
一色識乃:まあ魔獣ではあると思うよ間違いなく……
《ポワレ・テラー》:だがこれで……他の面子は火力控えめチームしか残らない……!
アーシア・エルシャドール:失敬だな
一色識乃:じゃあ二発目いきますね
《ポワレ・テラー》:えっ?
《ポワレ・テラー》:どうぞ……
一色識乃:メジャー【響心-不羈奔放】 《コンセントレイト:ハヌマーン》+《電光石火》
一色識乃:判定へ
一色識乃:11dx7+6
DoubleCross : (11DX7+6) → 10[1,1,2,2,4,5,5,6,9,9,10]+10[2,5,10]+10[8]+10[8]+5[5]+6 → 51
滝口ハバキ:やる気満々だなぁ
《ポワレ・テラー》:いやつっよ
《ポワレ・テラー》:ドッジ……
《ポワレ・テラー》:5dx
DoubleCross : (5DX10) → 10[2,2,7,9,10]+1[1] → 11
《ポワレ・テラー》:地味に頑張ってるなお前
滝口ハバキ:生き延びる執念か…
一色識乃:ダメージへ
一色識乃:9d10+18+5
DoubleCross : (9D10+18+5) → 55[6,7,8,2,3,5,7,10,7]+18+5 → 78
滝口ハバキ:火力すごいなあ
《ポワレ・テラー》:原初の灰:魔獣の証に超越活性が3つほど……
《ポワレ・テラー》:乗ってないです。死亡! 切り身に戻る!
《ポワレ・テラー》:装甲17もあったのに7にされるし……
一色識乃:汝切り身であれ
滝口ハバキ:ウロボロスは元の場所に戻るのが定め…
一色識乃:回避の動きのまま、誘導されるまま地面を滑り、ポワレの眼前に到達
一色識乃:構えるは水鉄砲のかりそめの銃口に、玉虫色にまたたく旋律が渦を巻いていく。
一色識乃:「死体……一応切り身も死体よね?」
《ポワレ・テラー》:「~~~!」 歯車でできた瞳で、魚がそれを睨む。大口を開けて食らいつこうとする。
一色識乃:「死体は死体のまま、眠っていなさい!」空気を震わせながら、旋律が打ち出される
《ポワレ・テラー》:ギィ ィン!
一色識乃:それが怪物と化したポワレに命中するたび、その仮初の身体を構成する鎧をはぎ取り、削いでゆく
一色識乃:「美味しくいただきますは……しておくんだからっ!!」
《ポワレ・テラー》:耳に痛い、金属同士が軋むような音を立てる。輝く旋律から逃れるように、鱗を、肉を、寄せ集めで出来た骨を晒しながら。
一色識乃:旋律の超過稼働と使い過ぎで身体に走る痛みに悶えながらも耐え
一色識乃:「これで、終わりっ!」
一色識乃:収束した旋律が和音を奏でながらコアである切り身めがけて放たれ
一色識乃:貫く
一色識乃:「……はぁっ……はぁっ……」
《ポワレ・テラー》:澄んだ音が響き渡り。
一色識乃:1d10+3
DoubleCross : (1D10+3) → 5[5]+3 → 8
一色識乃:HP残り7
《ポワレ・テラー》:歯車が、杭に穿たれたように空中で停止。一瞬の静寂ののち。
《ポワレ・テラー》:媒体とした切り身ごと、バラバラに砕け散った。
GM:なんで攻撃も受けてないのに全開HPからそんなになってるんだよ
GM:ではポワレ・テラーは消滅!
《アペリティフ》:「はっ! ポワレ……!」
アーシア・エルシャドール:「あ…」
《アペリティフ》:「食材の声に取り込まれていたか。俺もまだ未熟だが……まだやり直せる! この場を抜ければな……!」
《アペリティフ》:「俺が逃げるのを止められるか…!」戦意は失っていない。決断的に貴方たちを倒し、逃走するつもりだ!
一色識乃:「ごめんなさいね……あなたの食材、ウチの旋律が食べちゃったわ」冷たい壁に背を預けながら
一色識乃:「きっと、止めてくれるわよ」
GM:ではイニシアチブ。ハバキさん!
滝口ハバキ:はーい!
滝口ハバキ:……硬直している!
滝口ハバキ:水無川さんのロイスを昇華してフリな効果を打ち消します 硬直も行動値も返していただく
《アペリティフ》:俺のデバフがーっ
滝口ハバキ:行動値5に。シュイーン。
滝口ハバキ:改めてマイナーで【全艦発進】《ヴィークルモーフィング》《氷の回廊》
滝口ハバキ:ヴィークルを作成して戦闘移動。アペリティフにエンゲージ
滝口ハバキ:【張子艦隊《アルゴー・ノット》】《巨匠の記憶》《C:モルフェウス》。アペリティフに白兵攻撃。
滝口ハバキ:……腐ると怖いので《砂の加護》!判定ダイスを+5D!
滝口ハバキ:滝口ハバキの侵蝕率を3増加(116 → 119)
滝口ハバキ:滝口ハバキの侵蝕率を3増加(119 → 122)
滝口ハバキ:マイナーとオートを上げて判定!
滝口ハバキ:(10+5)dx7+2
DoubleCross : (15DX7+2) → 10[1,1,1,2,3,4,4,6,7,8,8,8,9,10,10]+10[2,3,3,6,7,8,10]+10[1,3,9]+3[3]+2 → 35
《アペリティフ》:回避は無理か。ガード……!
滝口ハバキ:見た目は派手。リアクションどうぞ
滝口ハバキ:ダメージ!
滝口ハバキ:4d10+12 装甲ガード有効
DoubleCross : (4D10+12) → 27[4,8,6,9]+12 → 39
滝口ハバキ:うおお39点!
《アペリティフ》:それは……
《アペリティフ》:ガード装甲込みでそれは生きる!
滝口ハバキ:えーん!
滝口ハバキ:滝口ハバキの侵蝕率を5増加(122 → 127)
滝口ハバキ:演出!
滝口ハバキ:「正気に……いえ、狂気のミルフィーユなんでしょうか……!」
滝口ハバキ:べたり、とタールのように水がまとわりつく。
滝口ハバキ:腕を動かすのも足を動かすのもワンテンポ遅れる。極度の疲労に似た感覚。
滝口ハバキ:さながら登山を終えた夜の如く、泥のように体が沈む。
滝口ハバキ:(…………ですが)
滝口ハバキ:今、このときに限っては。
滝口ハバキ:(すでに上限を超えたマッサージによって解されたお陰で、動かす余地がある……!)
滝口ハバキ:「んれっ」
滝口ハバキ:口の中から一発の弾丸。水を被る前に含んでおいたもの。
滝口ハバキ:《炎の理》。着火。弾丸の火薬を燃料として炎が燃え上がる。
滝口ハバキ: ボゥッ!
滝口ハバキ:体を覆う水を炎が舐める。蒸発……とまでは行かないものの、水の粘度が緩んだ。
滝口ハバキ:「体が動かなくとも……!」
滝口ハバキ:銃を構え、撃つ。
滝口ハバキ:ミニチュアの戦闘機が発艦。編隊を組んで行く手を遮る。
滝口ハバキ:アクロバットな軌道のままアペリティフへと機銃を浴びせ、その体を貫いた!
《アペリティフ》:「ぐ、ううううっ!」
《アペリティフ》:全身に銃撃を浴びる! ぐらりとその身体が倒れかけ……
《アペリティフ》:破壊された金庫を見る。「………うおおっ!」
滝口ハバキ:「これで、足止めが……!?」
《アペリティフ》:踏み留まる! 怒りの力だ!「許さん……霧谷雄吾……UGN……!」
滝口ハバキ:「ま、まだ動くのですか……!?」
《アペリティフ》:「料理人は身体が資本……!」
滝口ハバキ:「まさか、そこまでの怒りを………!」(映像の回想)「………」
滝口ハバキ:「ヒヤリハットを無くすためには睡眠時間こそ必要ですのに……!」 話の論点を変える!
滝口ハバキ:「ですが、」
滝口ハバキ:「私はともかく……私達は、負けませんよ…!」
GM:ではクリンナップ!
一色識乃:なしー
GM:ないと思うのでセットアップ!
滝口ハバキ:セットアップなしー
アーシア・エルシャドール:なし
一色識乃:【共鳴調律】 《活性の霧》
一色識乃:対象アーシアさん
一色識乃:攻撃力+18
一色識乃:一色識乃の侵蝕率を3増加(132 → 135)
《アペリティフ》:黄金領域は……使わない。放心が回復したから……!
アーシア・エルシャドール:つっよ
一色識乃:「アーシアさん……あとは託して、良いかしら」
一色識乃:ゆっくりと立ち上がり、銃口を上に向け
一色識乃:引き金を引くと、水と音階と共にレネゲイドを祓う力がアーシアへと流れ込んでいく
アーシア・エルシャドール:「任されました」
アーシア・エルシャドール:「どうかゆっくり休んでください、ね」微笑んで
一色識乃:「ええ。少しだけ、休ませてもらうわね」そう言って、膝をつく
GM:ではイニシアチブ、アーシアさん。
アーシア・エルシャドール:マイナー 演出の都合で移動、エンゲージ
アーシア・エルシャドール:メジャー
アーシア・エルシャドール:コンボ:同調/コンセントレイト:モルフェウス+カスタマイズ+レインフォース+ストライクモード+器物使い 侵蝕+12
GM:殺意高すぎない!?
アーシア・エルシャドール:アペ君
アーシア・エルシャドール:いくぜ
アーシア・エルシャドール:15DX7+3
DoubleCross : (15DX7+3) → 10[1,1,2,3,3,3,4,4,5,6,6,7,8,9,10]+10[4,5,6,7]+10[10]+1[1]+3 → 34
滝口ハバキ:加護はいらなさそう いけーっ
《アペリティフ》:ウオオオーッ
《アペリティフ》:見せてやる! 放心をしていない時の……俺の真の力を! ドッジーッ!
?:《時の棺》。その判定を失敗にする。
滝口ハバキ:このバロール能力は…!
アーシア・エルシャドール:こ、この棺は
《アペリティフ》:ドッジ自動失敗。ダメージどうぞ。
滝口ハバキ:支援しとこ。【縁の下の力達】《凍てつく刃》ダメージを1D10+12
一色識乃:バロール!
滝口ハバキ:滝口ハバキの侵蝕率を3増加(127 → 130)
アーシア・エルシャドール:4D10+10+2+3D10+18+1D10+12
DoubleCross : (4D10+10+2+3D10+18+1D10+12) → 19[7,1,3,8]+10+2+9[3,1,5]+18+4[4]+12 → 74
アーシア・エルシャドール:ドン!
アーシア・エルシャドール:諸々有効
滝口ハバキ:ワーワー
《アペリティフ》:HPは40、装甲は5あったそうです。
《アペリティフ》:無理です! 復活エフェクトなどもなし!
《アペリティフ》:演出どうぞ!
アーシア・エルシャドール:ナイフを二本取り出し、一本を上に投げ────床を蹴り、ワンアクションで接近する。
アーシア・エルシャドール:「接続」
アーシア・エルシャドール:感覚を繋ぐ、対象は────《アペリティフ》
アーシア・エルシャドール:ナイフを持たない片手で、体に触れようと試みる。
《アペリティフ》:「何を……!」
《アペリティフ》:背中に手を回す。そこには彼が対話を重ねた虎の子の機材が隠されており――
アーシア・エルシャドール:足元の水が重い、やや反応が鈍る。
アーシア・エルシャドール:「(まずい…)」
アーシア・エルシャドール:しくじった。反撃を予期するが
《アペリティフ》:だが、そこでがくりと動きが止まる。アペリティフの手は背後に回されたまま。
《アペリティフ》:その足下から湧き出る、灰色の手のような重力波に、まとわりつかれている。
滝口ハバキ:アーシアさんの足元、水の表面を炎が滑った。肌を焼く苛烈さはなく、ただ体を温める柔らかな火。
滝口ハバキ:重力波とは対照的に、動きを阻害する水のみを焼き清めた。
滝口ハバキ:(エルシャドールさん……!)彼女を庇った先の一時に託した、なけなしの火種だ。
アーシア・エルシャドール:「まったく…」本当に頼りになる。ゆえに、この一撃は外せない。
アーシア・エルシャドール:「同調」
アーシア・エルシャドール:ちゃぽん。
アーシア・エルシャドール:何かが水に落ちる音。足下は既に炎で乾いている……背後、先程の敵の攻撃が残っていた辺り、水溜まりに
アーシア・エルシャドール:先に投げたナイフが落ちる。感覚は、目の前の敵と同期する。
アーシア・エルシャドール:重力のなか、さらに鈍く、重く……溺れるような苦しみが襲いかかり。
アーシア・エルシャドール:直後にやってきた一閃は、或いは解放のように感じるだろう。
アーシア・エルシャドール:「…状況、終了しました」
《アペリティフ》:指先の感覚が、水中を藻掻くようなものに変わる。
《アペリティフ》:「ごぼ、が――」一閃。目の前の、少女を掴み掛かろうとして。
《アペリティフ》:そのまま地面に倒れ伏した。
アーシア・エルシャドール:息を吐く
アーシア・エルシャドール:全速力の機動に体の反応が追い付いて…白い頬が少しだけ火照った。
GM:それでは戦闘終了!
GM:クライマックス終了になります
《アペリティフ》:潜入エージェントは倒れ伏し、(偶然)持ち込まれたジャーム兵器も塵に帰った。
GM:ひとまず、これで島の任務は完了と見て良いだろう。
GM:部屋にある島の機材も、例の金庫を除けば被害はさほどない。
一色識乃:「コレで終わり、かしら?」
アーシア・エルシャドール:「ですね」ひと息つく。
滝口ハバキ:「えぇ。伏兵……も、居たのなら途中で既に参戦してたでしょうし」
一色識乃:それを聞いて、ふぅと息を吐いて
一色識乃:「怖い相手だったわね……」
滝口ハバキ:「機材の状態も……えぇ。重大な被害は出て無さそうです。」
一色識乃:《アペリティフ》 尊敬/〇脅威
?:そして、あなたたちの来た入口の方から、ガラガラガラガラと騒がしい音が近づいてくる。
一色識乃:「あの金庫は潰れちゃったけどね……ん?」
アーシア・エルシャドール:「あ…」音に気づき、振り向く。
滝口ハバキ:「金庫については……独立した被害ということで」
滝口ハバキ:「む。ものすごい反響音」
化野匡四郞:「アーシアさん!」貨物運搬用の一輪車に乗り、駆け込んでくる。
化野匡四郞:入ってきて、通り過ぎ、華麗にカーブして壁際で止まる。
化野匡四郞:「皆さん。大丈夫でしたか?」
滝口ハバキ:(いわゆる猫車ですね)
アーシア・エルシャドール:「化野さん」「おかえりなさい。大丈夫でしたよ」
一色識乃:「なんとか、大丈夫ですよ」
滝口ハバキ:「そちらも……その様子だと、首尾よく運んだようですね」
化野匡四郞:「良かった……遠犬の報告が全く要領を得なくて」
アーシア・エルシャドール:「というと?」
滝口ハバキ:「あぁ、こちらの状況でしたら────……」
化野匡四郞:「切り身が鮭のジャームで料理人がどうとか……」
滝口ハバキ:「………………」(正確に伝わってましたか……)
アーシア・エルシャドール:「あー…」
化野匡四郞:と、アーシアさんの格好に気付く。
アーシア・エルシャドール:冷房で少し肌寒いのか、腕をさすっている。
化野匡四郞:「え。わ。うわ……と、アーシアさん!」
アーシア・エルシャドール:「はい」「?」
化野匡四郞:パーカーを慌てて脱ぎ、着せる……というか上から被せるみたいになる。
滝口ハバキ:「エルシャドールさんの取り込まれた上着、再生してないんですねえ」
アーシア・エルシャドール:「わ…」わぷわぷ
アーシア・エルシャドール:「ありがとうごさいます」「少し寒くて…」ふわりと笑う。
一色識乃:「紳士的、なんですね」化野の方をじとっと見て
化野匡四郞:「ぇあ、と。どぞ、とか」そして着せる以上、至近距離で上から見下ろす形になる。肌が。肌が。
滝口ハバキ:「私のを貸すにもこんな状態でしたからね」ズブ濡れのパーカーを絞っている。
化野匡四郞:「あ、っと。そうでした」取り繕えていない。
アーシア・エルシャドール:「…うん」「暖かい、です」
化野匡四郞:「封鎖は解けたので。フェリーに戻れます。荷物もそっちに」
化野匡四郞:「あるものはあるかと」 カタコト
一色識乃:「それは助かるわね……今ので十分な人もいそうだけど」
滝口ハバキ:「助かります。地下だけあって、少々冷えますね」《炎の理》。ミニチュアのプロペラと炎でドライヤーにする。
化野匡四郞:「女性陣には厳しい。で、コイツが犯人で……」気絶した男を一輪車に乗せる。
滝口ハバキ:(運搬の手際が良い)
化野匡四郞:「戻りましょうか。……そういや、秘宝とやらはどうだったんですか」
アーシア・エルシャドール:「了解しました」
アーシア・エルシャドール:「あ」
アーシア・エルシャドール:曖昧な笑み。
滝口ハバキ:「それについては……」
滝口ハバキ:「報告をまとめる時間が欲しいところですね」
GM:ところで、振り返った一色さんは。破壊された金庫の中に、小さな紙束? のようなものを見つけることができるだろう。
滝口ハバキ:事なかれな笑み。
一色識乃:「そうね、少しまとめる時間が欲しい……ん?」
一色識乃:金庫にとてとてと歩み寄り、紙束を慎重に確かめる
滝口ハバキ:「急を要するものでは無いことは保証します……一色さん?」
GM:「日葵島の宝探しイベントについて 発案者:K」とメモがある。
GM:中には、走り書きのようなメモに、映像で喋る原稿、優勝者に贈るファンファーレの楽譜などが、全て手書きで残されていた。
一色識乃:「何かしらコレ……宝探し?」
一色識乃:「それに、楽譜……!」
アーシア・エルシャドール:覗き込む。
化野匡四郞:「レシピ……じゃなさそうだな?」
一色識乃:「ええ、レシピではないけど」
一色識乃:「また違った収穫、です」
一色識乃:と、微笑を浮かべる
一色識乃:《空の楽器》
一色識乃:「ぐっ……」
一色識乃:対抗種の痛みに身体をおさえながらも、音波操作のエフェクトを発動させ
一色識乃:楽譜のメロディを初見で追っていく。
アーシア・エルシャドール:目を閉じて、響く音色を耳を澄ませる。
一色識乃:それは明るいながらもどことなく寂しげな
一色識乃:夏の夕暮れのような旋律だった。
GM:それではバックトラック!
GM:今回のEロイスは三つ!
戯画工廠
『悪夢の鏡像』
ポワレ・テラー
『悪意の伝染』『孤独の叫び』
一色識乃:振ります
一色識乃:135-3d10
DoubleCross : (135-3D10) → 135-12[2,6,4] → 123
滝口ハバキ:振る!
滝口ハバキ:130-3d10
DoubleCross : (130-3D10) → 130-21[9,6,6] → 109
アーシア・エルシャドール:ふる
アーシア・エルシャドール:122-3D10
DoubleCross : (122-3D10) → 122-10[2,4,4] → 112
滝口ハバキ:ガッツリ下がった。残りロイス5つで等倍
滝口ハバキ:109-5d10
DoubleCross : (109-5D10) → 109-20[8,7,1,2,2] → 89
アーシア・エルシャドール:等倍 6
一色識乃:倍振ろう
滝口ハバキ:なんか怖い出目だな 5点。
アーシア・エルシャドール:112-6D10
DoubleCross : (112-6D10) → 112-37[9,5,6,2,8,7] → 75
一色識乃:123-12d10
DoubleCross : (123-12D10) → 123-71[10,9,1,5,8,9,2,1,9,2,7,8] → 52
一色識乃:帰還!
一色識乃:3点
GM:では経験点は、いつもの5点にシナリオクリアで10点、《アペリティフ》の黄金領域で1点
GM:16点+侵蝕経験点をどうぞ
滝口ハバキ:21点!頂きます!
一色識乃:19点、いただきます
アーシア・エルシャドール:21かな
GM:ではGMは3で割って20点もらいます。
GM:シナリオ点が高めなのは水着で可愛かったからです
アーシア・エルシャドール:きゃ
滝口ハバキ:まあ
一色識乃:わぁい
GM:ありがとうございます 寿命が延びる
◆Ending◆【二日目 夜】
GM:UGNのバカンス地、『日葵島』を巡る、小さな……小さな? 騒動は幕を閉じた。
GM:アペリティフは拘束され。狂っていた防御施設は、復帰したスタッフの手で順次修復されていくだろう。
GM:ともあれ、それは島側の問題だろう。
GM:事態解決に尽力した貴方たちは、報酬として、当初予定になかった島のディナーを頂くことができた。
島の職員:「皆様、この度はご迷惑をおかけしまして、大変申し訳ありませんでした」
島の職員:「料理エージェントがよりを掛けて作ったものです」
島の職員:「良ければ、召し上がってください」 色とりどりの海鮮や地鶏の料理が並んでいる。
島の職員:中庭のプールとも繋がっている広間。奥からは、心を落ち着かせる賑やかな演奏も聞こえてくる。
滝口ハバキ:「わあ、美味しそうですね~」
アーシア・エルシャドール:「ええ、ほんとに」嬉しそう。
滝口ハバキ:服装は水着に上着を羽織った形。アウトドアのバイキングとして楽しんでいる。
一色識乃:「豪華なものね」声から嬉しさが隠しきれていない
一色識乃:「演奏も、悪くないじゃない」
一色識乃:水着のまま着替える機会を失したのだけ痛かったが、そこまで自分は目を引く容姿でもなし、問題ないだろう
滝口ハバキ:「さすが、演奏会を開いてるだけありますねえ」
水無川枝垂:「素敵な演奏ですよね。あの中心のバイオリニストは、演奏にエフェクトが乗ってしまう方で……」
滝口ハバキ:海鮮を中心に取っている。海老。貝類。
水無川枝垂:ドレス姿の少女が指差す。音色の形に、色鮮やかな光が乗り始めている。
一色識乃:「演奏にエフェクトが?」
一色識乃:「私と……一緒なんだ」
水無川枝垂:「音に色を感じる共感覚を、具現化してしまうそうです」
水無川枝垂:「普段はセーブしているそうですが、のびのびと引いておられますね」
滝口ハバキ:「ハヌマーンの方などが得意な分野ですねえ」
一色識乃:嬉しい、と思うのは失礼だろうが、どうしても思ってしまうものだった
一色識乃:演奏に耳を傾けながら、パエリアを口に運ぶ
アーシア・エルシャドール:「演奏を目で見るというのは、なかなかない経験ですね」
化野匡四郞:「趣味や日常生活に支障が出る能力者は、どうしても居るよな。大変そうだ」
一色識乃:「色々なオーヴァードがいるものね」
アーシア・エルシャドール:串にささったバーベキューを小さく食べている。
化野匡四郞:台車の上に乗って、巻いたパスタを口に運ぶ。
一色識乃:化野の方を見て
一色識乃:(これも難儀よね……)
滝口ハバキ:(こちらも大道芸のステージみたいですね)
アーシア・エルシャドール:「あ、化野さん」「上着、返しましょうか?」まだ羽織っていた。一応下に薄い白シャツを着ている。
化野匡四郞:「え? あーっと……」
化野匡四郞:「だ、大丈夫です。もうちょい使っててください」
一色識乃:二人の方をチラチラ見ている
化野匡四郞:周囲のスタッフをちらちらを。給仕や演奏者の中には男性スタッフもいる。
一色識乃:バレてないつもり
アーシア・エルシャドール:「では、お言葉に甘えて」
滝口ハバキ:「室内は水着のままだと肌寒いですからねえ」乗っかっておく。
化野匡四郞:化野のパーカーは厚手だ。アーシアさんをしっかり隠してくれる
一色識乃:「たしかにちょっと冷房効きすぎね、楽器には丁度いいくらいだけど」
滝口ハバキ:「そういえば、水無川さんのドレスも素敵ですね?私物ですか?」
水無川枝垂:「有難うございます。役職柄、パーティーに出ることも多いですから」
水無川枝垂:「お気に入りの一つです」料理を持ってふわりと回ると、裾が広がる。
一色識乃:「……よく似合ってる、と思うわ」
滝口ハバキ:「あら、素敵ですね。花が開くみたい」両手を合わせてキャッキャする。
アーシア・エルシャドール:「立ち振る舞いも相まって、とてもお綺麗です」
水無川枝垂:「ふふふ。皆さん口がお上手なんですから」
一色識乃:「別に、思った事を言ってるだけだし……」
水無川枝垂:「皆さんも着飾りたいときは、ご紹介しますよ。オーダーメイドのオススメのお店がありますので」
滝口ハバキ:「えぇ。綺麗なものは褒めて損はありません」
滝口ハバキ:「あら、良いんですか?」
滝口ハバキ:「パーティの荷物を運ぶことは多いんですけどね。こうして会場に居ることは久しぶりです」
一色識乃:「ドレスは……」当然演奏用の持ち合わせはあるが
アーシア・エルシャドール:「ええ、なかなか機会がありませんし」
一色識乃:"それ"に袖を通すことは二度とないだろうし、そもそもそんな事が自分に許されているのかとか、色々と脳内でぐるぐる回って
一色識乃:「そのうち、そのうちね」
遠犬(鳥):「オーヴァードにもQOLの波が来てる」
滝口ハバキ:「せっかくなら、皆で選んで着ても良いかもしれませんね」
遠犬(鳥):刻まれたローストビーフをつついている。
一色識乃:(かわいい)
アーシア・エルシャドール:「ふふ、それは楽しそうですね」
一色識乃:(何かあげたら食べてくれるかしら)
遠犬(鳥):なぜか申し訳程度に、首にタイを巻いている。
アーシア・エルシャドール:(可愛らしい)
化野匡四郞:「なんだよ、色気づいてるな、遠犬」
遠犬(鳥):「色ボケし続けているお前に言われたくない」
滝口ハバキ:「これ、テーブルの飾りですがいかがです?」飾りの付いた小さな帽子を遠犬さんに合わせようとしている。
遠犬(鳥):「君ら何を狙っているんだ……?」三者三様の視線を感じる。
滝口ハバキ:「女子が3人もいれば、可愛らしいものを愛でる話になりますので……」
アーシア・エルシャドール:「普段は犬なんですよね?」
一色識乃:(かわいい)
遠犬(鳥):「犬が一番動きやすい。今回は島だったからこれで来た」
遠犬(鳥):「……一色は動物が好きか?」
一色識乃:「おかげで助けられたし、かわいいからよかったわね」
滝口ハバキ:「ワンちゃんですかあ」
滝口ハバキ:色んな犬をほわんほわんしている。
遠犬(鳥):「アニマルオーヴァードじゃなくて悪いな」
一色識乃:「別に、嫌いじゃないけれど……犬も気になる」
アーシア・エルシャドール:「なるほど」ちなみに動物は得意じゃない。距離を測れず負けてしまうから。
アーシア・エルシャドール:「…なるほど」それなら触れそうだなあ(ぼんやり)
一色識乃:不良っぽくツンツンした受け答えをする
遠犬(鳥):「……元の動物に被害が出ない程度なら触って良いぞ」
遠犬(鳥):しょうがないなあ、と言いたげ。
遠犬(鳥):どことなく同年代の気配を感じている。
滝口ハバキ:(あら、お優しい)
滝口ハバキ:声には出さない。
一色識乃:「良いの……? じゃぁ、貴重な機会だし……」遠犬(鳥)におそるおそると言った様子で触れる
一色識乃:(……)
一色識乃:(……もふもふ)
一色識乃:ぎゅっ ぎゅっ
一色識乃:無意識に、胸元に抱き寄せて抱きしめる
遠犬(鳥):丁寧に羽作ろいした柔らかい羽毛が温かい感触を跳ね返してくるだろう。
遠犬(鳥):「!?」 まさか抱きしめられるとは思わなかった。
滝口ハバキ:(遠距離使役型だと感覚ってどうなるんでしたっけ……)もぐもぐ。
一色識乃:「ん……あっ」
化野匡四郞:「役得だな」にやにやしている。
一色識乃:やりすぎたかもしれない、自分はどうも人(?)との距離が下手だ
一色識乃:「ごめんなさい、力入れすぎよね」
遠犬(鳥):「今すぐその台車の車輪撃ち抜いてやる」爪を立てない程度に腕を足でつかむ。
アーシア・エルシャドール:(ふわふわしてそうですね)もきゅもきゅ
滝口ハバキ:「……あ、エルシャドールさんのやつ美味しそうですねえ」小さいお皿でシェアする。
アーシア・エルシャドール:「あ、どうぞ…料理名はわからないんですが…モチモチしてます」
一色識乃:(凄い、友達っぽい……!)二人の様子を見て
化野匡四郞:「やめろ悪かった。あ、このカルパッチョ美味しいですよ」
化野匡四郞:アーシアさんたちのほうに大皿を置く。
化野匡四郞:「そういや、あのアペリティフですけど」
滝口ハバキ:「なんか包んでるんですね……あ、そうですね。どうなりました?」
アーシア・エルシャドール:「はい」
一色識乃:「どうなったのかしら」
化野匡四郞:「拘束して取調中です。やっぱり本人はそこまで強い奴じゃなかった」
一色識乃:腕にとめている遠犬(鳥)が食べやすい位置に腕を持っていきながら
化野匡四郞:「あの使ってた歯車が、あんなヤバいものだとは教わってなかったそうで」
化野匡四郞:「呈のいい試作兵器の実験体にされてたみたいです。全く危ないところだった」
滝口ハバキ:ハサミで蟹の足身をこそいでいる。
アーシア・エルシャドール:「何とか止められて安心ですね…」
一色識乃:「アイツも犠牲者ではあったってことか……」
一色識乃:「止められて良かったのかしらね」
滝口ハバキ:「FHだと、そうやって利用される子も多いですからねえ」
遠犬(鳥):「ギリギリ自業自得のラインと迷うところだが……」首を伸ばしてカルパッチョをつまんでいる。
滝口ハバキ:「本人のこだわりも凄かったから、行動力に繋がったんですね」
アーシア・エルシャドール:「兵器がなくても事件は起こしていそうですね」困り眉で苦笑。
遠犬(鳥):「幸い発信器の類は無かったのを確認した。この島は大丈夫だ」
滝口ハバキ:遠犬さんのカルパッチョから玉ねぎを避けている。(あ、ダメなのは犬でしたっけ)
滝口ハバキ:「場所を知られると押し寄せてきそうですからねえ」
一色識乃:「この島が脅かされる事はなさそうなのね、よかった」
化野匡四郞:「オーヴァードは、人数としては増えていく一方だ」
化野匡四郞:「ジャーム化以外でそうそう死なないからな。……ああいう変人が増えないといいんだけどな……」
島の職員:色の付いた音楽が姿を変える。天井から緩やかにリボンが落ちてくるような。
水無川枝垂:「……ああ、演奏も大詰めですね。皆さん、本当に今回はお疲れ様でした」
水無川枝垂:「あちらのご厚意で、今夜はここで一番いい部屋を取れました。大部屋と個室、どちらが良いですか?」
滝口ハバキ:「私はこだわりはないですね。大部屋で雑魚寝、というのも慣れてますけど……」
アーシア・エルシャドール:「…どうします?」化野さんにさらりと。
滝口ハバキ:「んまっ」
化野匡四郞:「……!?」
一色識乃:「わぁっ」似合わない、髪色みたいな黄色い声
化野匡四郞:(どうしま……どうし……どうします!?)パクパクと口を開閉させる。
アーシア・エルシャドール:「?」そんなに変なことは聞いていない。二人できたのだし、不自然でもないだろう。
滝口ハバキ:すすす、と一色さんの耳を塞ぐ(手がズレているので聞こえる)
化野匡四郞:当初の想定では日帰りで、泊っていく予定は立てていなかった。
化野匡四郞:(いや、チャンスの女神はマイナーアクションしかない……! 行くぞ化野、やるのか、ここで!)
遠犬(鳥):バサバサ。「化野と俺だけ分けてくれ」
遠犬(鳥):「女性陣はパジャマパーティでも楽しんでくるといい」
水無川枝垂:「かしこまりました。ではそのように」
一色識乃:「どうして塞がれてるのかしら」困惑しつつ拒みはしない
化野匡四郞:「遠犬ァ!」
滝口ハバキ:「あ、いいですねえ」パッ。両手を離す。
アーシア・エルシャドール:「楽しそうですね」ふわふわ
遠犬(鳥):「煩い」
滝口ハバキ:「ふふ、皆のパジャマ楽しみだわ。こういうのってワクワクしちゃうわね」
一色識乃:「え……そういうの、はじめて」声色からワクワク感が隠せてない
アーシア・エルシャドール:よく考えたら遠犬さんが一人?になってしまうか。うんうん
アーシア・エルシャドール:「ホテルのベッド…弾みそうですね」
滝口ハバキ:「設備、こないだ新しくして気合入ってるらしいですよ~?」運んだ。
一色識乃:「最新設備でパジャマパーティー……楽しそう」いろいろ隠しきれてない
一色識乃:そんな様子のまま、もうすぐ終わる演奏の方を見て
一色識乃:(現役の演奏者に私が話しかけて何しようって言うのよ……)
一色識乃:でも、あちらはあちらで、同じレネゲイドによって表では演奏できない身で
一色識乃:だったらもしかしたら、演奏者として友達になれるかもしれなくて
一色識乃:「……」終楽章に入った七色の曲を聴きながら
一色識乃:演奏者たちの方へと一歩を踏み出す。
GM:やがてデザートが出てきて、演奏も終わる。
GM:それでも、この日葵島の正しい夜は、まだ長く続くようだった。
◆Ending◆【三日目 朝 島を離れて】
GM:ざーーーーーーーーん
GM:波を切り裂いて、フェリーが島を去っていく。
GM:名残惜しい想いもあるが、リゾートはリゾート。永遠に居ることは出来ない。
GM:化野と遠犬、アーシアは追加の任務があるとのことで、島にまだ残っている。
GM:お泊まり会とお別れを終え、あなたたちが一足先に出ていくこととなった。
滝口ハバキ:「よーそろー」
一色識乃:「行きと同じ組み合わせになったわね」
滝口ハバキ:行きと同じく舵を握っている。半ばバカンス帰りなので、昨日より動着やすい私服。
一色識乃:(パジャマパーティー、楽しかったな……)
滝口ハバキ:「その方がリスケジュールも早かったですからね~」
滝口ハバキ:「大丈夫ですか?昨日、遅くまで話しちゃいましたけど」
滝口ハバキ:「眠くないですか?」
一色識乃:「大丈夫、そんなに眠くない」
一色識乃:小さく手をひらひらと振って
滝口ハバキ:こちらも振り返す。
一色識乃:「楽しかったし」
滝口ハバキ:「それなら良かったです」
滝口ハバキ:寝不足は船の上で天敵なのだ。揺れとか
滝口ハバキ:「エルシャドールさんとのお話も楽しかったですねえ」
滝口ハバキ:「ああいうの、学生に戻った気分でしたよ」
一色識乃:「アーシアさんの事も色々聞けて面白かったわね」
一色識乃:「私はまだ現役だけど……確かに学生っぽかったかも」
一色識乃:「悪くない、そう、悪くない思い出になったんじゃないかしら……」
滝口ハバキ:「そう言えば私以外は現役でしたね……」
滝口ハバキ:「ん。いい思い出になったなら何よりです」
滝口ハバキ:「旅行とかバカンスというのは、移動が挟まる分記憶に残りやすいですからね~」
一色識乃:「移動も重要なプロセスよね」船上を吹き抜ける風に、金髪をおさえて
一色識乃:少しだけ笑みを浮かべながら、ハバキの方をちらと見る
滝口ハバキ:「えぇ。体を動かしながら見たもの、聞いたものって、記憶に残りやすいですから」
滝口ハバキ:遮光グラス越しに海を見ながら、波以外の要因で体を揺らしている。
滝口ハバキ:鼻歌だ。昨日聞いた演奏会の曲をハミングしている。
滝口ハバキ:視線に気付くと小さく手をふる。
一色識乃:「……」嬉しそうに聞き入っている
一色識乃:手を振り返して、そして
船上スタッフ:「すみません、お二人に通信が入っています」
船上スタッフ:「船室に来ていただけますか?」
一色識乃:「……ええ」少しだけ残念そうな表情をしながら、船室へ向かう
滝口ハバキ:「私達に?はぁい」
一色識乃:「通信って、誰からかしら」
滝口ハバキ:操縦を引き継ぎながら一緒に向かう。
船上スタッフ:船室に降りると、ざざざ、と砂嵐のモニターが徐々に解像度を上げてゆき。
霧谷雄吾:そして、見覚えのある男性の姿に変わる
一色識乃:「あっ」
滝口ハバキ:「んふっ?」紙カップに注いだ水をこぼしかける。
滝口ハバキ:「き、」
霧谷雄吾:『おはようございます。廻天使、それに銃斉唱歌』
滝口ハバキ:「霧谷日本支部長……!?」
一色識乃:「日本支部長さん……!?」
一色識乃:例の映像が脳裏をよぎる
滝口ハバキ:体を動かしながら見たもの、聞いたもの。バッチリ記憶に焼き付いている。
霧谷雄吾:「こうしてお話しするのは初めてになりますね。今回はお疲れ様です」
霧谷雄吾:「報告を受けて、慌てて通信を繋がせていただきました」
一色識乃:「私ははじめましてじゃないのよね……」小声
滝口ハバキ:「そ、そうでしたか。ご多忙の中、お手数をおかけして……?」
一色識乃:「ありがとう……ございます?」
霧谷雄吾:「おや、どこかでお会いしていましたか?」 霧谷イヤーは小声も聞き取るぞ
一色識乃:「いや、一方的に面識があるみたいな……気にしないでください」
滝口ハバキ:「えっと、どのようなご用向でしょうか?」
滝口ハバキ:糸で吊り下げたようにピンとした姿勢で聞いている。
霧谷雄吾:「ふむ、でしたら。ええ、簡単に今回の島の件について、説明をしようかと」
霧谷雄吾:「気にはなりませんか。そもそも"リヴァイアサンの秘宝"とは何だったのか?」
一色識乃:「はいえっと、よろしくお願いしま……ブッ」水を飲んで落ち着こうとして
一色識乃:吹き出す
滝口ハバキ:「あぁっ……」
滝口ハバキ:「せ、説明を頂けるんですか……!?」
一色識乃:「ゴホッ、ゴッ……凄いもの、なんですよね?」演技なんてできるわけないでしょう!
霧谷雄吾:「ふふふ。その分だと気にして夜も眠れなかったことでしょう」
GM:※ 眠れていていいです
滝口ハバキ:「え? ……えー、えぇ。昨日は夜遅くまで……」パジャマパーティをしていました。
滝口ハバキ:短い睡眠時間でも動くことに慣れている。
霧谷雄吾:「とはいえ、一言で言えば、R重点区域の保護を兼ねたレクリエーションです」
滝口ハバキ:「レクしエーション、ですか」
霧谷雄吾:「UGNの設立初期の騒乱が、どうにか収まった頃ですかね。特に余裕のないチルドレン向けに、宝探しイベントをやったんです」
一色識乃:「宝探しイベント……?」
滝口ハバキ:「任務第一、といった子たちですか。本気になる子も出そうですねえ」
霧谷雄吾:「本当は、もっと暗号、地図、ヒントそういうものがあったんです」
霧谷雄吾:「その中で、周囲に被害を与えすぎないエフェクトの使い方、サバイバル状況での対応の仕方……そういうのを学んで貰うためのもの」
霧谷雄吾:「私が宝物を隠した、という触れ込みでね」
滝口ハバキ:「なるほど。訓練所では出来ない、実地での体験というわけですね」
一色識乃:「楽しめの訓練って感じかしら」
滝口ハバキ:「かもしれませんね。チルドレンの子たちは真面目な子が多いですから」
霧谷雄吾:「その通りです。あくまでレクリエーション。企画自体は十分に成功しました」
霧谷雄吾:「任務の度に自らの全てを燃やし尽くすようなエフェクトの使い方をするべきではない……そういう意図も伝わり」
霧谷雄吾:「ただどういうわけか……」
一色識乃:「どういうわけか……?」
霧谷雄吾:「"秘宝"の正体が……ひどく不評でしてね……?」
滝口ハバキ:「………………」(あぁー)
霧谷雄吾:「オーヴァードにとって一番大事なものをああして学ぶ予定だったのですが……」
一色識乃:「え?」
一色識乃:いい曲だったけど、と、喉まで出かかって
一色識乃:>霧谷雄吾(映像):「それは――――ここまで辿り着いた皆さん達が築いた『絆』です!」
滝口ハバキ:「そ、そうですね。大事なものだとは思います」
一色識乃:「あっ……」
一色識乃:「え、ええ……」
一色識乃:いやでも、本人たちにとっては大事なものだったかもしれないし
一色識乃:いやでもやっぱり不評だったんだなぁとか思ったり思わなかったりするのであり
一色識乃:自分だったら楽譜100枚くらいもらった方が嬉しい、それはそう
滝口ハバキ:……チルチルとミチルの教訓は、いつだって『そんな苦労しなくてよくない?』という意見と共にあるのだなあ。
滝口ハバキ:「不評だったんですね……」
霧谷雄吾:「いやあ大ブーイングで。"マジやめてください”"新兵器は!?""剣は!?""失望しました。霧谷さんのファンやめます""雄吾さんはそういうところあるから”などなど」
霧谷雄吾:うーんと首を傾げる。
霧谷雄吾:「結局、それ以後はもっと訓練に有用な施設も次々作られまして、島でのレクリエーションはなくなったのですが」
霧谷雄吾:「その内容だけが、スタッフや一部に変に語り継がれてしまっていたのでしょうね」
滝口ハバキ:「はぁ……」
一色識乃:「へぇ……」
滝口ハバキ:(チルドレンたちの遊びのなさが、まさかここに由来……というわけでも、無いんでしょうね)一因ではあるのかもしれない。
滝口ハバキ:「お蔵入りにした秘宝の噂を聞きつけて……ですか」
霧谷雄吾:「はっはっは」
滝口ハバキ:「結果的に、隠そうとした分真実味が増してしまったようですね」
一色識乃:「あの物々しさはそういう事だったのね……」
一色識乃:(いや、笑ってる場合じゃなくない?)
一色識乃:(私がおかしいのかも……)
滝口ハバキ:「後学のためにお聞きしますが」
滝口ハバキ:「その……」
滝口ハバキ:「もしや、他の没になった企画などがあって、またFHが嗅ぎつける……なんてことは……?」
霧谷雄吾:「…………」
一色識乃:「えっ」
一色識乃:なんでそこで黙るの?
霧谷雄吾:「私のレクリエーションは、世界の選択に従って自動的に修正されていきます」
一色識乃:(あ、でもまたあのレベルの楽譜が見れるのは嬉しいかも……)
滝口ハバキ:「違う人の台詞では!?」
滝口ハバキ:「いえ知らない方ですけども!」
霧谷雄吾:「ありがとうございます滝口さん」
滝口ハバキ:混乱して変なことを言ってしまう。
一色識乃:「ハバキさん、大丈夫?」
一色識乃:熱ある? とおでこをくっつけながら
霧谷雄吾:「とまあ冗談はさておき。今回は皆さんのお陰で大事にならずに済みました」
一色識乃:「……みんなのおかげです、支部長の言う所の絆の力……みたいな」
滝口ハバキ:「あう」心配されてしまった。
霧谷雄吾:「迷惑をお掛けして申し訳ありませんが、引き続き尽力をお願いします」
滝口ハバキ:「そうですね。遠回りはしましたが、価値のあるものを手に入れたことに違いないかと」
一色識乃:「まあ、それが仕事ですし」大丈夫そうなので顔だけ日本支部長の方に向けながら、言葉を返す
霧谷雄吾:「そう言っていただけると幸いです。評価点じゃんじゃんつけておきますから」
霧谷雄吾:「UGNのプロフィール表に、霧谷花丸マークもつけられます」
一色識乃:(もしかしてこの人どっかズレてるんじゃ)
滝口ハバキ:「うふふ、ありがとうございます。……そんな通知表みたいなものあるんですね」
一色識乃:(いえ、私の思い込みで断言するのは良くないわね)
一色識乃:「もらえるものはもらっておきます……」
霧谷雄吾:「それと一色さん」
滝口ハバキ:(仕事が評価されると嬉しくなっちゃいますねえ)
一色識乃:「はい、なんでしょうか」
霧谷雄吾:モニタの中で、ひそひそ話をするように口元に手を立てる。
霧谷雄吾:「……見つけたものについては、どうかご内密に」
一色識乃:「そうですね……」きっと日本支部長も、理由があってあんな場所に楽譜を隠していたんだ
一色識乃:たぶん
霧谷雄吾:「誰にでも、若気の至りというものはあるものですので」
霧谷雄吾:悪戯っぽくウィンクする。
一色識乃:「ないしょに、しときます」
霧谷雄吾:「ありがとう。恩に着ます」
霧谷雄吾:「それでは、これで失礼します。今から国連とノ……」
霧谷雄吾:「リモートでちょっとした会議がありますので。慌ただしくて申し訳ない」
一色識乃:「お疲れ様です」
滝口ハバキ:「はい、お疲れ様です。こうしてお話できてよかったです。」
霧谷雄吾:「変わり果てた世界に生きる人々に、少しでも確かな日常を」
霧谷雄吾:「今回の出来事が、君たちにとって良き日常の一部になるよう祈っています」
霧谷雄吾:そうして、ぶつりと、通信が切れた。
一色識乃:「……ふぅ」
滝口ハバキ:「……緊張しましたねえ」
一色識乃:「なんか疲れた……いや、なんで疲れてるんだろ」
滝口ハバキ:「御本人は気さくな方なんですけどね……」
滝口ハバキ:「"国連との"リモート会議だなんて……トップに居る人は多忙ですねえ」
一色識乃:「そっか、そんな相手と話せる人と今通話してたんだものね……」
一色識乃:「緊張して当然、か」
一色識乃:「でも、色々聞けて良かったかも」
滝口ハバキ:「ふふ、良かったですね」
滝口ハバキ:「そうそう……もしかしたらそういう人達を相手取るようになるかもしれませんよ?」
滝口ハバキ:「これから色んな絆を結んで、経験を積んだら。ですけどね」
一色識乃:「私が? そんな事は……多分無いと思うけど」
一色識乃:「でもまぁ、全く無いとも言い切れないか」
一色識乃:「今回も、なんだかんだ色々な人と絆? 作れたわけだし」
一色識乃:「ね」ハバキの方を見て
滝口ハバキ:「そうですね」一色さんに視線を返す。
滝口ハバキ:「ここに来る前は、日本支部長と顔見せで話すなんて想像だにしてませんでしたし」
滝口ハバキ:「明日会う人なんてもっとわかんないですから」
滝口ハバキ:「こうやってご一緒した縁は、大事にしていきたいですね」
一色識乃:「そうね。明日は今日より、ずっとわからないから」
一色識乃:「だからこそ、こうして一緒できた縁は大切にしたい」
一色識乃:「……ちょっと恥ずかしい、けど」
一色識乃:ぷい、と顔を背けて
一色識乃:「また会ったら、よろしくしてね」
滝口ハバキ:背けた横顔を、ちょっとだけ覗き込みながら。
滝口ハバキ:「えぇ」
滝口ハバキ:「会いたくなったら、いつでも駆けつけますよ」
滝口ハバキ:約束を示すように、小指をゆるく曲げ、笑った。
一色識乃:「……!」
一色識乃:真っ赤になった顔を片手で覆って隠しながら
一色識乃:あげた手の小指を、ハバキの曲げられた小指に絡めて
一色識乃:「そう」
一色識乃:「約束、ね」
一色識乃:まるで普通の少女のように、嬉しそうな笑みを浮かべながら言葉を返した
GM:窓から差し込む夏の日差しが、二人の笑みを温かに見守っていた。
◆Ending◆【三日目・昼】
GM:ぴちょん。静かな水音が、岩場に囲まれた湖面に響く。
GM:《アペリティフ》は、施設の操作を掌握していたわけではない。
GM:ゆえに、施設のどこまでに影響が出ているかは確かめる必要があった。
GM:最後の戦いが行なわれた、地下施設の上方。島の内部から海へと流れ出す洞窟湖面。
GM:手漕ぎの小さなボートが、水を掻き分ける。
アーシア・エルシャドール:ひんやりとした冷たい空気が心地よい。
化野匡四郞:「おっと」ボートを漕いでいる。
化野匡四郞:湖面に浮いていた暴走ドローンの残骸を、魔眼で引き上げる。
化野匡四郞:「たく」それを岸に運びながら、ボートを進める。
アーシア・エルシャドール:回収後、周囲を見渡し…異常なし。目の前の青年に視線を戻す。
化野匡四郞:「すいません、アーシアさん。手伝ってもらっちゃって」
アーシア・エルシャドール:「いえいえ」
化野匡四郞:向かい合うように座っている。スケジュールに自由が効くのが二人だけだった。
化野匡四郞:「でも、綺麗なところでしょう」
化野匡四郞:鍾乳洞のような海辺の洞窟。澄んだ水の中を、ときおり魚影が通る。
アーシア・エルシャドール:「ええ、なんだかロマンチックですね…」日常との乖離を感じさせるような雰囲気だ。
アーシア・エルシャドール:「少し、ゆっくりしていきましょうか?」
アーシア・エルシャドール:ドローンの回収もほとんど済んでいる。
化野匡四郞:「そうですね」
化野匡四郞:ボートの中央に寄る。「……こちら、来られますか」
アーシア・エルシャドール:ゆっくりと近づき、彼の隣に座り直す。
化野匡四郞:洞窟の壁に、波が照り返した揺らぐ光が写っている。
化野匡四郞:「…………」気付かれないよう深呼吸一つ。肩を寄せる。
化野匡四郞:「きちんと、言えてなかったですけど」
アーシア・エルシャドール:「うん」少し寄りかかるように、頭を肩にのせ。
化野匡四郞:「その水着、本当に似合っています」
化野匡四郞:「すごく綺麗で……魅力が」
アーシア・エルシャドール:「ありがとうございます」
アーシア・エルシャドール:「うれしいです」
化野匡四郞:「ご自分で選ばれたんですか?」
化野匡四郞:覗き込むよう、目線を合わせる。
アーシア・エルシャドール:「自分で調べたり、お店の人に見てもらって…ですかね」
アーシア・エルシャドール:「あとは」
アーシア・エルシャドール:「どういうのが好きなのかな~と考えてみたり」
化野匡四郞:「僕のために?」
化野匡四郞:少しだけ、ぎこちなく、揶揄うように。
アーシア・エルシャドール:「そうですよ」くすり、と笑いながら。
化野匡四郞:「…………ソウ、デスカ」
化野匡四郞:「ありがとうございます」
アーシア・エルシャドール:「楽しみでしたから」
化野匡四郞:ふっと、肩に手を回す。
化野匡四郞:少しだけ濡れた肌の温度が触れあう。
化野匡四郞:「……無事に済んで良かったです」
化野匡四郞:「僕が役に立てないときに、アーシアさんに何かあったら、死んでも死にきれない」
アーシア・エルシャドール:「ふふ、大変でしたね」
GM:ボートが流されるように進んでいく。
アーシア・エルシャドール:「…心配でした?」
化野匡四郞:「心配でしたよ」
化野匡四郞:「本当に、何もされませんでしたか?」
アーシア・エルシャドール:「うーん」考え込むような動作。
化野匡四郞:「ちょっと?!」
GM:やがて洞窟を抜けると、島の外縁部。左右を木々に囲まれた海辺に出る。
アーシア・エルシャドール:人差し指を口元にあて「大丈夫、かと?」
アーシア・エルシャドール:「私も心配していたので、お互い様ということで」
化野匡四郞:「……ああ、もう……」表情をくしゃりと、崩すように笑う。
アーシア・エルシャドール:「わ…」開けた景色に目を向ける。
GM:地形が変わり、波が変わる。がたりと一瞬、ボートが揺れる。
化野匡四郞:「っと!」引き寄せる。アーシアさんの小さな身体を、身体の前に抱え込むようにする。
アーシア・エルシャドール:「わっ…」
アーシア・エルシャドール:「びっくりしましたね」
化野匡四郞:「ですね……って言っても」
化野匡四郞:「水に落ちても良いくらいかな、もう」
アーシア・エルシャドール:「もう…」
アーシア・エルシャドール:そんなこと言って…と、口にしかけ
アーシア・エルシャドール:「……」ふと、何かを考える。
化野匡四郞:背後から豊かな銀髪と、その隙間から覗く首筋や肩を見下ろす。
アーシア・エルシャドール:ちらりと、一瞬だけ背後に視線を向けて。
化野匡四郞:(静まれ静まれ。心臓の音聞こえてないよな)
アーシア・エルシャドール:あれ?…と何かを見つけたかのように、ボートの先に目を向ける。
化野匡四郞:「……アーシアさん?」
化野匡四郞:視線を追ってボートの先を見る。
アーシア・エルシャドール:何もない。
化野匡四郞:「……?」
アーシア・エルシャドール:ただ、同じタイミングで振り向いた。アーシアの唇が
アーシア・エルシャドール:君のソレと小さく重なる。
化野匡四郞:「……!」
アーシア・エルシャドール:微かなリップ音
化野匡四郞:目を見開く。
アーシア・エルシャドール:「ふふ…ふふふ」なんだか楽しげに笑う少女めいた顔が映る。
化野匡四郞:一瞬触れて、離れていった。消えた感触を追うように、口元を手で押さえる。
化野匡四郞:「……不意打ちですよ……」
アーシア・エルシャドール:「駄目だった?」
化野匡四郞:「駄目なわけ。ないですけど」
化野匡四郞:「落ちちゃいますよ」
アーシア・エルシャドール:「ふふ、ごめんなさい」「けど」
アーシア・エルシャドール:「したいなあって、思って…」「しちゃいました」はにかんで
化野匡四郞:「……、……」
化野匡四郞:「……………マジで落ちるんですよ」
アーシア・エルシャドール:「ええと、あのですね…」少し弁明するように
化野匡四郞:「恋に…………」
アーシア・エルシャドール:「理由がないわけじゃなくて」
化野匡四郞:「理由……?」
アーシア・エルシャドール:「初日にあなたがみんなを助けてくれたときとか、あと《アペリティフ》との戦闘中助けてくれましたよね?気づきましたよ」
アーシア・エルシャドール:「それと、私に上着をかけてくれたりとか…」
化野匡四郞:「あれは遠目にギリギリで見えてて」
アーシア・エルシャドール:「そういうことがあると、なんというか」
化野匡四郞:「? まあ……それくらいは……」
アーシア・エルシャドール:「かっこいいな…とか、素敵だな…と思うわけで」
アーシア・エルシャドール:「普段から、貴方のことは好きなのですが…やっぱり」
アーシア・エルシャドール:「二人きりで、思い返してしまうと…なんだか、その、私も貴方と近づきたいな…という気持ちがわいてくるんです」
化野匡四郞:はにかむ少女を、静かに見ている。
化野匡四郞:「……そう言って貰えると、僕も嬉しいです」
化野匡四郞:「これからも、そう想われるように、……」
化野匡四郞:ボートが岸辺に近づく。マングローブのような樹木が水辺に張り出している。
化野匡四郞:「あの。こちらからも、キスして良いですか?」
アーシア・エルシャドール:「……」「してください」
化野匡四郞:垂れた木々の枝が、ボートを隠す。
化野匡四郞:姿が影になった時に、少女を抱き寄せて、唇を重ねる。
化野匡四郞:手を引き寄せる。熱い息を送り込むようなくちづけ。
化野匡四郞:腰に回した手が移動して、アペリティフとの戦いで打たれた少女の脇腹を優しく摩るように。
アーシア・エルシャドール:長いような、短いような一瞬が過ぎ去って。
アーシア・エルシャドール:そのまま、青年の胸に体重を預ける。
化野匡四郞:木の影を抜ける。押し付けていた唇が離れて。
化野匡四郞:「……すいません。けっこう、その」
アーシア・エルシャドール:「ふふふっ」
化野匡四郞:「堪えてたんで」
化野匡四郞:眉根を寄せて、目を細める。制御できなかった自分への嫌悪がある。
アーシア・エルシャドール:「いえいえ」うれしそう。
化野匡四郞:「綺麗すぎるんですよ……」
化野匡四郞:胸元にいる美人を見下ろす。柔らかく、細い。
アーシア・エルシャドール:心臓の音に耳を傾け、体によくなさそうなどと思いつつ
化野匡四郞:(もう心音聞こえても良いか……)抱き締める手は全く離す気配がない。
アーシア・エルシャドール:「私」「幸せですよ」
アーシア・エルシャドール:「貴方のおかげです」
アーシア・エルシャドール:「なんどでも、言いたいの」「つたえたいんです、貴方に」
アーシア・エルシャドール:「…離さないでね」これだけ、小さく呟く。消えそうなほど、小さく。
化野匡四郞:「貴方が幸せなのは、貴方の……」
化野匡四郞:貴方の努力の結果だ。自分が何もかも救ったわけじゃなく。
化野匡四郞:「貴方のお陰で、僕もとても幸せです」
アーシア・エルシャドール:「…うん」
化野匡四郞:「離すわけないだろ。……アーシア」
アーシア・エルシャドール:「うん」
化野匡四郞:「傷つけても、傷ついても」もう一度、顔を上げさせて。「逃がさないから」
化野匡四郞:もう一度。二人の影が重なった。
『盛夏のオーヴァードサバイバル ~リヴァイアサンの秘宝~ 』 終
GM:これにて全工程終了となります。ありがとうございます