『アカデミア・ナイト』(GM:すかいはい)


PC1:國政巧(くにまさ・たくみ)( キャラシート )PL:めかぶ
PC2:狭山幸太郎(さやま・こうたろう)( キャラシート )PL:立川
PC3:ニール・E・アイレヴ( キャラシート )PL:さささ
PC4:赤沢さらら(あかさわ・さらら)( キャラシート )PL:缶詰
本作は、「F.E.A.R.」及び「株式会社KADOKAWA」が権利を有する『ダブルクロス The 3rd Edition』の二次創作物です。
(C) FarEast Amusement Research Co.Ltd.

メインログ雑談ログ

目次

Preplay

GM:それではこれからセッションを始めていきたいと思います。
GM:まずはPCの自己紹介からです。
GM:自己紹介はPC番号順にやっていこうと思います。
GM:キャラの名前や見た目、特徴、能力などを簡単に自己紹介お願いします。
GM:まずはPC①、國政さんからお願いします!
國政巧:はあい
GMキャラシート
國政巧:國政巧(くにまさ・たくみ)です。アメリカ出身の17歳、男。コードネームは《デイズ》。
GM:デイズ! 帰国子女だ!
國政巧:アカデミアにはCランクとして高等部に転入する予定です。
GM:ランク低め!
國政巧:ところで皆さんは彼が主役をつとめたドラマシリーズ「キャプテン・デイズ」はご覧になりましたか?
GM:知らんが……
國政巧:アメリカのとある都会を舞台に、FHと熾烈な戦いの日々が描かれていましたね。
GM:ほほー
國政巧:その最終エピソードにあたり、FHの策略に引っかかってしまった彼は、
國政巧:彼の能力を使用する姿が全世界に配信されるという「革命の日」事件を引き起こしてしまいました。
GM:な、何だって
國政巧:UGNが記憶処理に奔走した甲斐あり、どうにかレネゲイドの存在が公になることは防ぎましたが…
國政巧:完全に人々の記憶から彼の存在を消去することはできず、結果として彼は、
國政巧:「理由なく名前と顔だけ全世界の人間に知られている」という異常な状況に陥ってしまいました。
GM:ヤバイぜ!
國政巧:エピローグでは「人々が自然と忘れてくれるまで、姿を消す」と語り、その通り行方をくらました彼ですが…
國政巧:そう!実はアカデミアに転入することになっていたというわけですね!
GM:そうだったとは……。
國政巧:というわけで「キャンペーンの終盤でありがちな大事な判定に失敗しちゃった、元PC1」というキャラクターです
GM:失敗しないで~。
國政巧:もう済んだ話さ…
國政巧:現在は先の事件がすっかりトラウマになり、自分の能力で秘密兵器を仮面に変形させて顔を隠しているほか、
GM:かわいそう!
國政巧:本気の実力を出せずに適性試験を受け、Cランクに認定されたりしています。
GM:本気を出せば強いのに……。
國政巧:フフン…。再奮起する様子をこのセッションで描いていけたらいいな~!と思っています!
GM:やったぜ
國政巧:シンドロームはバロール/モルフェウス。秘密兵器:ブーメランアスピスを駆使して戦います。
國政巧:構成のコンセプトは「なんでもできる」で、戦闘ではそこそこの白兵&射撃スイッチング攻撃とカバーリングがあるのと、
國政巧:ミドルではブーメランアスピスとCランクの効果を活かし、なんでもそこそここなすことができます。
GM:万能兵器!
國政巧:新世代の器用貧乏王に俺はなる!
國政巧:以上です。よろしくお願いします~。
GM:はーい! よろしくお願いします!
GM:では、そんな國政さんのハンドアウトはこちら!

PC①用ハンドアウト
ロイス:“ファンタスティック飼育部”宮森明日(みやもり・あけび) 推奨感情 P:好意/N:不安
クイックスタート:疾走する牙 カヴァー/ワークス:高校生的ななんか/特になし
 キミはオーヴァードアカデミアへの転入生だ。学園島へと向かう船で、キミは宮森明日という人見知りの少年と出会った。
 彼は“ファンタスティック飼育部”の部長で、サークル連合の代表としてキミの出迎えに来たのだという。
 しかし、彼は人間よりも動物と話す方が得意らしく、どうやら仕事を押し付けられたというのが本当のようだ。
 それでも、彼の動物への熱意は本物のようで、決して悪い人ではないらしい。
 キミは、彼がたどたどしい口調で話す学園都市の説明を聞きながらこれから始まる学園生活への期待に胸を膨らませるのだった。

GM:シナリオロイスは“ファンタスティック飼育部”の宮森明日(みやもり・あけび)。
國政巧:ファ…ファンタスティック飼育部!
GM:マフラーをした内気そうな見た目の青年です。
國政巧:助かります
GM:キミを学園に誘う案内役だよ!
GM:仲良くしてあげるといいでしょう
國政巧:動物の仮面をつけているので、動物に間違われないようにしなくっちゃ
GM:その仮面、まさか……!
國政巧:人間語を介して仲良くなりたいと思います!
GM:やったね! たくさん仲良くしてあげてください!
GM:では、次!
狭山幸太郎:私かな!
GM:次はPC②! 狭山さん、お願いします!
狭山幸太郎:はーい!
GMキャラシート
狭山幸太郎:狭山 幸太郎です。風紀委員会に所属する2年生。
GM:風紀だ!
狭山幸太郎:コードネームは”シード”。なんと、EXランクです!
GM:EXランク! 超越した力!
狭山幸太郎:口癖は「なんだかわからんがとにかくよし!」それと
狭山幸太郎:「よ、よし、ここはこのEXランクに任せウギャー?!」です。
GM:や、やられてるー!?
狭山幸太郎:やられムーブをガンガンやっていきたいですね
GM:やられムーブでいいんだ……
狭山幸太郎:高身長でガッシリ系の、細かい事を気にしない男です。
GM:大らか!
狭山幸太郎:どれくらい気にしないかというと、「君の能力、よくわからないからEXランクね」と言われても気にしないレベルで気にしない
GM:そんな理由でEXランクに!?
狭山幸太郎:実はこれには理由があって
GM:ほほう
狭山幸太郎:狭山幸太郎の能力は『現実改変』で、口に出した言葉の通りに世界が変わってしまう恐ろしい能力なのです。
GM:や、やばい
狭山幸太郎:これはヤバい能力だということで、本人にもその詳細は知らされていない。そういう設定です。
GM:かなりヤバイですね
狭山幸太郎:そうなんです。でも、彼が細かいことを気にしない男で本当に良かった。
GM:厳重に監視しておかないと……
GM:よかった、よかった
狭山幸太郎:能力は交渉使いで
狭山幸太郎:アドヴァイスでクリティカルを下げたり言葉の刃で交渉攻撃したりオートで支援したり、なんかごちゃごちゃやっていきます。クリンナップにHP0になるのでラストアクションも添えて。
GM:万能だ
狭山幸太郎:こんなところでしょうか。よろしくお願いします!
GM:はーい! よろしくお願いします!
GM:では、そんな狭山くんのハンドアウトはこちら!
狭山幸太郎:ワクワク!

PC②用ハンドアウト
ロイス:“Dランク”蟻塚紫汐(ありづか・ししお) 推奨感情 P:友情/N:猜疑心
クイックスタート:欠けたる弾丸 カヴァー/ワークス:風紀委員/特になし
 キミは、学園都市全土の秩序を維持する風紀委員の一員だ。
 風紀委員長のベアトリス・ハックマンに呼び出されたキミは転入生の出迎えという仕事を頼まれる。
 その帰り道、キミは気の弱そうな線の細い少女が“Dランク”というあだ名で呼ばれてアクロバティックなイジメを受けている場面に出くわす。
 アクロバティックさのあまりにこれはイジメというよりも友情が芽生えたりしているのではないかという気すらしたが、キミはその蟻塚紫汐という少女を助け出した。
 蟻塚はキミに感謝しつつもいつものことだから気にしないで欲しいと笑って誤魔化す。
 出迎えの仕事があるキミは心配しつつも彼女と別れて港へと向かった。このまま何も起きないといいのだが。

狭山幸太郎:アクロバティック……!
GM:シナリオロイスは“Dランク”蟻塚紫汐(ありづか・ししお)。ひ弱そうな見た目の少女です。
狭山幸太郎:よーし恐怖のアクロバティックショーはじめんぞぉ!
GM:組体操をしたり背後でナパームが爆発したりと過激なイジメを受けているところに出くわします
狭山幸太郎:な、ナパーム!!?
狭山幸太郎:ナパームから助け出さなきゃならないの…?マジ……?
GM:風紀委員らしく助けてあげるといいでしょう
狭山幸太郎:あ、ハイ…。助けます…
GM:派手な方がイジメがいがありますからね
GM:では、そんな感じで頑張るといいでしょう!
狭山幸太郎:頑張る!
GM:では、次!
GM:次はPC③、ニールさん!お願いします!
GMキャラシート
ニール・E・アイレヴ:はあい
ニール・E・アイレヴ:"フェーリャカーン"ニール・E・アイレヴ、アイルランド出身の17歳男子です。生徒会所属の二年生。
ニール・E・アイレヴ:赤毛とヘイゼルカラーの目、左目に眼帯というスタイル。コードネームはゲール語で蝶の意味らしいです。
GM:アイルランド! 美しい……。
ニール・E・アイレヴ:子供の頃に森でしばらく行方不明になって帰ってきたという経緯があり、覚醒と隻眼はその時からだとか。
ニール・E・アイレヴ:本人もあんま覚えてないんですが、故郷では妖精に連れて行かれたとか取り替え子だとか時代錯誤な噂をされ、めちゃ居づらかった……。
GM:おお、チェンジリング
ニール・E・アイレヴ:その辺の居づらさをきっかけにアカデミアへの編入をさせてもらったんじゃないかなあ。
GM:なるほどなぁ
ニール・E・アイレヴ:性格的には温厚で人の世話を焼くのが好きで、新入生に道とかよく教えてます。
GM:いい人!
ニール・E・アイレヴ:やさしくするよー
ニール・E・アイレヴ:上記の経緯でかなりアカデミアでは過ごしやすいんですが、逆にこのまんま馴染みっぱなしでいいのかなーとか、悩んだりもしている。
GM:げへへ、たくさん優しくしてもらおうじゃねえか……
ニール・E・アイレヴ:そういう複雑なお年頃です
ニール・E・アイレヴ:よしよし
GM:繊細なお年頃……
ニール・E・アイレヴ:Cランクで攻撃は今のところできないんですが、そんなに腐ってはおらず、頑張って能力を活かそうとしているところ。
GM:えらい
ニール・E・アイレヴ:基本的には蝶の幻を飛ばすだけなんですが……まあ……なんとか……がんばる……。
ニール・E・アイレヴ:具体的には、エンジェルハィロゥ/バロールで、《死神の瞳》をシーンに撒くのがメイン行動です。
ニール・E・アイレヴ:Dロイス:裁定者も持っており、任意のバステをシナリオ1回単体にイニシアチブでえいやってできます。
GM:きゃー、こわい
ニール・E・アイレヴ:この辺はなんか適宜相談とかしたいなーと思ってます!
ニール・E・アイレヴ:あとCランクなので《紡ぎの魔眼》をコスト0で濫用できたり、《ミスディレクション》で攻撃の単体化も可能。
GM:や、やばい
ニール・E・アイレヴ:ミドルでお買い物とか上手くできたらいいなーと思います。
GM:恐ろしいぜ
ニール・E・アイレヴ:ゆったりとがんばります! よろしくお願いします!
GM:はーい! よろしくお願いします!
GM:では、そんなニールさんのハンドアウトはこちら!

PC③用ハンドアウト
ロイス:“昼行灯”雲雀宏一(ひばり・こういち) 推奨感情 P:尽力/N:食傷
クイックスタート:生徒会役員 カヴァー/ワークス:生徒会役員/特になし
 キミは生徒会長・雲雀宏一の懐刀みたいなエクスカリバーみたいなアレだ。ある時、キミは生徒会室へと呼び出された。
 どうやらアカデミアに新しく転校生がやってくるらしく、生徒会としても出迎えの人員を割かねばならないらしい。
 そこで優秀なキミに白羽の矢が立ったというのだ。
 だが、そんな話をしながらも雲雀宏一は自分がサボりすぎたせいで溜まった書類の山を見てため息をついた。
 彼曰く、報道部の取材が来る予定があるのでこのままだとヤバイとか。
 学園に馴染むためという名目で仕事を転入生に任せられないかだとか。
 キミは自分も厄介事に巻き込まれそうな不穏な気配を無視して新入生を歓迎するために港へと向かうのだった。

GM:シナリオロイスは“昼行灯”雲雀宏一(ひばり・こういち)。
ニール・E・アイレヴ:会長!
GM:ですが、ニールさんは初期ロイスで既に取得しているようですので
ニール・E・アイレヴ:しました
GM:今回はひとまず空けておくといいでしょう
ニール・E・アイレヴ:枠がいっぱいあるぜー!
ニール・E・アイレヴ:港へは向かいます
GM:どうやら雲雀宏一は今回サボると仕事というのは溜まるんじゃないかということに
GM:気付いたようです
ニール・E・アイレヴ:おお、すごい!
ニール・E・アイレヴ:進歩してますね、会長!
GM:なんとかサボったまま仕事を減らす手段はないかと悩みを抱えているようですね
ニール・E・アイレヴ:手を動かしましょう会長
GM:ニールさんも巻き込まれないように気を付けるといいでしょう
ニール・E・アイレヴ:もう遅い気がします
GM:ダメか……
ニール・E・アイレヴ:ダメでしょ……
GM:では、そんな感じで巻き込まれるといいでしょう!
ニール・E・アイレヴ:ぐるぐる
ニール・E・アイレヴ:がんばります
GM:巻き込まれている……
GM:では、次!
GM:最後はPC④! 赤沢さん、お願いします!
GMキャラシート
赤沢さらら:はい!
GM:紅一点!
赤沢さらら:赤ですから!
赤沢さらら:赤沢さらら(あかさわ・さらら)です。生粋の日本人で16歳、高校一年生の《ディザイア》です。
GM:ディザイア!
赤沢さらら:艶やかな黒髪をふわりと大きなリボンで包んだ女子高生。
GM:かわいい~
赤沢さらら:その物腰は柔らかく、常に冷静沈着でこのアカデミアの中で数少ないストッパーとしての役割を果たしている
赤沢さらら:……と、自分で思っている女の子です。
GM:自分では……
赤沢さらら:黙っていればスラリとしたスタイルとそのビジュアルから美少女に見られることが出来ますが、
赤沢さらら:一度口を開けば同級生にも後輩扱いされるような落ち着きの無さで日々事件に巻き込まれていく宿命にあります。
GM:そんな宿命に
赤沢さらら:そう、私は宿命の子…
赤沢さらら:能力は『衝撃』。攻撃に伴う衝撃を固定・解放することでトリッキーな戦闘を行います。
赤沢さらら:原理はシンプルにテレキネシスの一種で、手を使わずに他の物体を動かしたりできます。
GM:なんて柔軟な戦闘スタイル……!
赤沢さらら:日常生活で便利に使っていますが、前述の通り『形のないもの』にも作用してしまうようで……?
赤沢さらら:実は幸運や不幸といったものも弄って引き寄せてしまい、常に事件の方から片思いされてしまうのです!
赤沢さらら:モテる女の子はつらいよね
GM:辛いねぇ
赤沢さらら:おわかりいただけますか
赤沢さらら:一般家庭の育ちで、オーヴァードに発症してアカデミアに招集されました
赤沢さらら:そのときに隣の家に住んでいた幼馴染の男の子とは涙の別れをし……
GM:悲しい……
赤沢さらら:翌日、同じくオーヴァードになってた幼馴染と再会しました。
赤沢さらら:それがPC2の幸太郎くんです。
GM:悲しくない……
赤沢さらら:嬉しい
GM:やったね
赤沢さらら:そんな感じでアカデミアで日々を繰り返していたらオカルト番長と呼ばれる始末。……もっと可愛いのがあるよね?
赤沢さらら:本人は自分の能力を魔法少女みたいで可愛い~と思ってました。
GM:よっ、オカルト番長!
赤沢さらら:番長っていうの止めて!
GM:そんな……
赤沢さらら:私おかしなこと言ったかなぁ!?
赤沢さらら:性能は螺旋の悪魔と原初の赤で攻撃を行うシンプルなアタッカー。
GM:強い!
赤沢さらら:一回だけ《マキシマイズ》でラウンド中のC値を下げ、ラストアクションで2回ほどC6攻撃に利用します。
赤沢さらら:幸太郎くんとおそろい。
GM:すごい!
赤沢さらら:というわけでみんなにかわいい~っていってもらおうとしてはひどい目に会おうと思います
赤沢さらら:よろしくお願いします
GM:頑張ってひどい目に遭ってください!よろしくお願いします!
GM:では、そんな赤沢さんのハンドアウトはこちら!

PC④用ハンドアウト
ロイス:“アカデミアナイト” 推奨感情 P:かっこいい/N:不信感
クイックスタート:学園の守護者 カヴァー/ワークス:番長連/特になし
 キミは、弱きを助け強きを挫くアカデミアの自警組織・番長連に所属している。
 番長連とはつまり新選組とかBLEACHとかそういうすごいやつなのだ(千年血戦篇アニメ化おめでとう!)。
 総番長の無道ささきと一緒に学園内のパトロールをしていたキミは彼女から転入生の出迎えの仕事を頼まれた。
 そんな時、キミの前にコウモリのようなアーマーを着た仮面の怪人が現れる。
 “アカデミアナイト”を名乗る怪人はスタイリッシュな立ち回りで不良生徒をぶちのめすと華麗に去っていった。
 めちゃくちゃ格好良いじゃん……。でも、いったい何だったんだろう。
 キミは悩みつつも転入生の出迎えに向かうのだった。

GM:BLEACHもまさか令和の時代にアニメ化されるとはねぇ
赤沢さらら:不思議ですねぇ ウィッチいいよね
赤沢さらら:謎の仮面の…人物!
GM:シナリオロイスはアカデミアナイト。蝙蝠のような仮面の騎士です。
赤沢さらら:Pc1も被ってましたね。流行りと見ました
GM:ビームも撃つし、悪党も倒す。格好良いよ。
赤沢さらら:ははー ヒーローってやつですね。
赤沢さらら:魔法少女として共感があります
GM:赤沢さんは魔法少女だっけ……?
赤沢さらら:魔法少女番長だよ
赤沢さらら:違う、魔法少女だけでいいよ
GM:そんなアカデミアナイトと出会うことになるようです
赤沢さらら:はーい!
GM:オカルト番長として交流してあげてください
赤沢さらら:お任せください。オカルト番長って何…?
GM:何だろう……
GM:では、そんな感じでよろしくお願いします!
赤沢さらら:よろしくお願いします!
GM:PCの自己紹介は以上になります!
GM:次にPC間ロイスの取得に移っていきたいと思います
GM:学園の仲間たちよ、学園都市の級友たちと顔馴染みだったりしなさい
國政巧:転校生です!
狭山幸太郎:ww
GM:キミは顔馴染みじゃダメ!
GM:馴染むな!
ニール・E・アイレヴ:顔なじみだったりします
GM:馴染んでー
GM:PC間ロイスの取得はPC番号順にいきたいと思います
GM:ただし、國政さんは転校生なので
國政巧:イエスアイドゥ!
GM:出会った後の感情を想定して取得してもいいし、ミドルで実際に会ってから取ってもいいよ
國政巧:狭山くんとの感じが結構未知なので、ミドルで実際に会ってからにします~
GM:PC間ロイスは國政さんは狭山くんの、狭山くんはニールさんの、ニールさんは赤沢さんの、赤沢さんは國政さんのロイスを取得してください
GM:赤沢さんも出会った後の感情をイメージして取ってもいいし、実際に國政さんと会ってから取ってもいいよ
狭山幸太郎:ワオワオ!
赤沢さらら:あ、じゃあ出会った後に取得させていただこうかな~ 多分何かしらのアクションはありそうなので。
GM:たくさんアクションしよう!
赤沢さらら:イエス!リ・アクション!
ニール・E・アイレヴ:うーん、赤沢さんには○連帯感/不安かなあ
狭山幸太郎:じゃあ、ニール・E・アイレヴ/〇好奇心/嫉妬 で取得します。この好奇心は、「エクスカリバーみたいな人なのでなんだかわからないけどすごそう」という感情を凝縮したものです
ニール・E・アイレヴ:エクスカリバーで知られてるんだ……
GM:凝縮するとそうなるのか……
赤沢さらら:剣の形に固まってる
GM:ニールさんはちゃんとオカルト番長とも連帯していてえらい
ニール・E・アイレヴ:こっちは同じアカデミアの同窓だし、でもちょっとほっとけない感じ!みたいなやつ
GM:やさしい!
GM:では、國政さんと赤沢さんにはミドルの1シーン目で合流してからPC間ロイスを取ってもらいますねー
國政巧:はあい~
赤沢さらら:はーいっ
GM:それではPC間ロイスの取得はこれで終了!
GM:最後にもう一度トレーラーを読み上げたらいよいよセッションに入っていこうと思います!
狭山幸太郎:はーい!
トレーラー 太平洋上に浮かぶ孤島に作られた巨大学園都市――オーヴァードアカデミア。
そこはオーヴァードと人間が共存する世界最先端の“日常”の街。学生たちのユートピア。
少年少女たちは希望を見つめ、青春の大空へと自由に羽ばたく。
けれど、誰もが輝かしい青春へと飛び立てるわけではない。
群れがあれば、優劣が生まれ、虐げられるものも出る。
眠っていた野性が闇夜に解き放たれる時、アカデミアに恐怖の騎士が舞い降りる。
ようこそ、ここは学園都市。学生たちのユートピア。
生徒諸君がこの恐怖と正義に従う限りは――。
恋も学びも思うまま。




ダブルクロスThe 3rd Edition「アカデミア・ナイト」
ダブルクロス――それは裏切りを意味する言葉。



GM:それではこれよりセッションに入っていきます!
GM:皆さん、よろしくお願いします!
國政巧:よろしくお願いします!
狭山幸太郎:よろしくお願いします!
ニール・E・アイレヴ:よろしくお願いします!
赤沢さらら:よろしくお願いします!


◆Opening◆國政巧

GM:それでは、まずはオープニングフェイズです。
GM:最初は國政くんのオープニングになります。
GM:ダイスを振って侵蝕率を上げてください。
國政巧:怖い
國政巧:國政 巧の侵蝕率を1D10(→ 7)増加 (35 → 42)
GM:このシーンは学園島に向かう船の中でキミが宮森明日という青年と出会って交流をするシーンになります。
GM:では、早速船に揺られていきましょう。



GM:太平洋上に浮かぶ孤島に作られた学園都市、オーヴァードアカデミア。
GM:その島へと向かう連絡船のデッキの上。
GM:キミは船に揺られ、潮風を浴びていた。
國政巧:デッキに立ち、潮風を浴びています。
國政巧:学生服に、奇妙に目立つ白い動物の仮面をつけた少年。
國政巧:(……"アカデミア"か。ぼくの、新しい日々が始まるのだろうか…)じぃっと青い水平線を見つめている。
GM:と、その時。キミの足元に何か小さな生き物がやってくる。
GM:ちょこまかと動く小さなそれはハムスターのようだ。
宮森明日:「待て、グラビティ太郎……!」マフラーをした青年が慌てた様子で追いかけてくる。
國政巧:「ん」
國政巧:青年が慌てているのを見て、すぐにハムスターに視線を落とす。
宮森明日:「すまない、キミ! そいつを捕まえてくれないか!」
國政巧:ひざまずくようにして、むんずとハムスターの首根っこをつまみます。
宮森明日:「気を付けて、重力を操るから、慎重に……!」
GM:そのハムスターは見た目に反してズシリと重い。
GM:まるで鉄球を持ち上げているかのようだ。
國政巧:「むっ」重い。
宮森明日:「だ、大丈夫……?」心配そうにあわあわしている。
國政巧:「これは…、ただのハムスターくんじゃないのか…」
宮森明日:「ああ、普通のジャンガリアンじゃない。EXオーヴァードっていうやつさ」
國政巧:「なるほど…。ああ、大丈夫さ。これでも、ぼくは毎日鍛えているからな」
國政巧:プルプルと腕を震わせながら、ハムスターをつまみあげている。
宮森明日:「む、無理しないでね」
國政巧:「であれば、この子を受け取っていただければ何よりだ…」
國政巧:「きみの飼いハムスターくんなんだろう」
宮森明日:「ああ、そうだね。すまない」足腰に力を入れて慎重にジャンガリアンハムスターを受け取る。
宮森明日:「僕のというか、僕の部活のだね」
宮森明日:「でも、驚いたな。グラビティ太郎が初めての人にこんなに懐くなんて……」
宮森明日:興味深そうにキミを見る。
國政巧:「部活…」 仮面の下に覗く口元が、怪訝そうにひん曲がる。
GM:ジャンガリアンハムスターは名残惜しそうな重力を発しながらキミの方を見ている。
宮森明日:「キミ、その仮面……」驚いたようにキミを見つめる。
宮森明日:「まさか……」息を飲む。
國政巧:「………」ムッと閉口する。
宮森明日:「その仮面、ひょっとしてチーターだろう!? もしかしてキミも動物が好きなの!?」
國政巧:「………?」 閉口したまま首を傾げる。
宮森明日:「挨拶が遅れたね。僕はファンタスティック飼育部の宮森明日」
國政巧:「ファンタスティック飼育部…。ファンタスティックなネーミングだな」
宮森明日:「キミの出迎えを任され……というか、正確には押し付けられたんだけど……」
宮森明日:「人と話すのなんてあまり得意じゃないし……」マフラーに顔を隠して呟く。
國政巧:「ふむ」更に首を傾げる。
宮森明日:「でも、キミが動物好きな人で良かったよ」
國政巧:「どうだかね」プイッと視線を背ける。
宮森明日:「ええっと、確か名前は……」慌てて資料を取り出そうとしている。
國政巧:「いや待て、きみ。資料を見る必要はない」
宮森明日:「そう? 咄嗟に名前が出てこないなんて失礼じゃ……」
宮森明日:ガサゴソしながらキミを見上げる。
國政巧:「フン」鼻をならす。
國政巧:「初めて会う人間の名前が出てこない。こんな自然かつ当然のことはこの世にないだろう」
國政巧:「当たり前のことだから気にするなと言っている」
宮森明日:「…………」面食らったような顔でキミを見る。
宮森明日:「驚いた。そんな風に言われたのは初めてだ」
宮森明日:「みんな、僕のこと要領が悪いとかノロマとか言うから……」
宮森明日:どこかはにかんだように笑う。
國政巧:「言わせておけばいい。少なくとも、まだぼくはそうは思ってないし」
國政巧:「さて。そしてもう一つだ」仮面が再び宮森くんを見る。
宮森明日:「もう一つ……?」
國政巧:「自己紹介してもいいかい? きみが、ぼくにそうしてくれたようにだ」
宮森明日:「ああ。お願いできるかな」嬉しそうに言う。
國政巧:「うん」 こちらも妙に嬉しそうに頷く。
國政巧:「國政巧という。タクミでいい」
宮森明日:「タクミくんだね。よろしく」
國政巧:「ああ。ぼくもきみを明日と呼ぼう」
國政巧:「ちなみに…」
宮森明日:「なら、僕のこともアケビで……いや、それはさすがに馴れ馴れしいか……えっ、いいの?」
國政巧:「ははは」仮面の下でからからと笑う。
宮森明日:「ちなみに?」
國政巧:「今、会話がワンテンポずれた。これは確かに、ノロマだぜ」
宮森明日:「そう、いつもそうなんだ。僕は。できれば気にしないで……」恥ずかしそうに言う。
宮森明日:「紹介ついでにこっちがグラビティ太郎で、こっちが……」マフラーの隙間からトカゲが顔を覗かせる。
GM:トカゲはキミの方を見ると、ちろちろと弱い火を吐く。
國政巧:トカゲのおでこを人差し指でつつく。火を吹かれそうになって引っ込める。
宮森明日:「サラマンダーシンドロームなんだ。気を付けて」
國政巧:「…アケビ。さっきの続きだ。『ちなみに』の続き」
宮森明日:「ああ、ちなみに?」
國政巧:「ぼくは、きみほど動物好きじゃないぜ。さらに言えば、心優しくもない」
宮森明日:「そ、そうなの? だいぶ優しいように思うけど」
宮森明日:「そいつの名前はヒヤモリ。本当はヤモリじゃなくてトカゲなんだけど、ヒトカゲって名前はマズイらしくて……」
國政巧:「ああ…それはマズいな。非常にマズい」
國政巧:神妙に頷く。
宮森明日:「グラビティ太郎もヒヤモリもキミのこと気に入ってるみたいだし、僕にはキミが優しくないなんて思えないけどな」
國政巧:「…さっき、ホットドッグを食べたから。その匂いでもしているんじゃないか」
宮森明日:「そんなのじゃないと思うけどな」不思議そうに言う。
宮森明日:「まあ、とにかく僕が……じゃなかった。僕とグラビティ太郎とヒヤモリがキミの学園までの道案内をするから」
宮森明日:「頼りないと思うけど……よろしくね」
宮森明日:「学園に着けばもっとしっかりした人たちも待っているはずだから」
國政巧:「…なんてことを言う、アケビ」遮るように言う。
宮森明日:「僕、何か失礼なことを……?」慌てる。
國政巧:「きみは『頼りない』なんて自称するから頼りなく見られるんだ。もっと堂々とした方が良い」
宮森明日:「だって、それは事実だから」困ったように言う。
宮森明日:「タクミくんはこれから転入するのに全然不安そうじゃないな。すごいよ」
國政巧:「いまの事実なんて、これからいくらでも変えていけば……」
國政巧:「……」 押し黙る。
國政巧:「ぼくは地味でしがないCランクだ。そう、だから本当は不安でいっぱいさ」
宮森明日:「そうなの……?」目をパチクリさせる。
國政巧:「そうだよ。さあ、アケビ。ともあれ、今のぼくはきみに頼るしかないんだ」
國政巧:「きみとグラビティ太郎くんとヒヤモリくんか」訂正する。「案内してくれ。存分にな」
宮森明日:「そうか。そう言ってもらえると僕も頑張るしかないって気がしてくるな」
宮森明日:「あ、そうだ。すっかり忘れてた……!」懐をあさると、一本のドリンク剤を取り出す。
國政巧:「む」怪訝な口元。
宮森明日:「サークル連合からの餞別だって」
宮森明日:「なになに、アカデミアではPC①は出番が多いことが予想されるからそれに備えて……」説明書きを読んでいる。
宮森明日:「何のことだろうね」
宮森明日:「とにかく……餞別だってさ」そう言ってスペリオルミックスを差し出す。
GM:スペリオルミックスはオーヴァードアカデミアステージの専用アイテムで、飲むと次のシーン以降の登場侵蝕率が-1されるという優れものです。
國政巧:「なるほど…」神妙に頷く。「今のは言ってもマズくはなかったのか」
宮森明日:「マズかったかもしれないな……」
GM:ジャンガリアンハムスターは危険を警告するような重力を放っている。
國政巧:「なに…」 危険な気配…しかしこれを乗り越えなければ男(PC①)は務まらない!
國政巧:「まあ、いい。せっかくの餞別品だ。さっそくいただこう」
宮森明日:「これから学園で色々と大変なこともあるだろうからね」
國政巧:というわけで受け取り、問題なければ飲みます。
GM:どうぞ!
國政巧:ぐびぐび!仮面をつけたまま一気に飲み干しました。
GM:では、これで次のシーンからの登場侵蝕率が-1されるようになります!
國政巧:やったね!
宮森明日:「すごい……仮面を付けたまま……! よほど動物のお面に愛着があるんだな……!」
宮森明日:尊敬の眼差しでキミを見ている。
國政巧:「……愛着と執着がたっぷりさ」深く頷く。
國政巧:「さて。まずはどうしたらいい。きみとこのままお喋りしていればいいのかい」
宮森明日:「さあ、話しているうちにそろそろ学園島が見えてきたよ」
宮森明日:肩に乗ったトカゲが海の方を向いて小さく炎を吐く。
國政巧:「む」
GM:海の向こうに島が見えてくる。
GM:島には巨大な校舎のような建物が建っているのもうかがえる。
宮森明日:「あれがこれからキミが通う学校」
宮森明日:「オーヴァードアカデミアだよ」
國政巧:「…オーヴァードアカデミア。『学生たちのユートピア』か」 仮面の下、目を細める。
國政巧:(…さて)
國政巧:(できる限りひそやかに生活できれば嬉しいものだが。色々大変なこともあるだろうとアケビも言っていたし…)
國政巧:(………)
國政巧:(あるのか? 色々大変なことが………)
國政巧:首を傾げたまま、船の前方に立ち。巨大な校舎のような建物に近付いていく。
GM:キミの不安をよそに船は少しずつ学園都市へと向かっていく。
GM:キミの足元ではいつの間にか乗っていたジャンガリアンハムスターが鉄塊のような存在感を放っていた。



GM:シーン終了。
GM:シナリオロイスは宮森明日に取得してください!
GM:推奨感情はポジティブが好意でネガティブが不安ですが、自由に変えて構いません。
國政巧:それじゃあ 好意:〇/憤懣 でロイスを取得します~
GM:憤懣!
國政巧:もっとしゃんとしたまえ!の憤懣です
宮森明日:優しい!
國政巧:優しくはない!
GM:なんて懐の深い男……
GM:では改めてこのシーンは終了です!


◆Opening◆ニール・E・アイレヴ

GM:次のシーン!
GM:次はニールさんのOPになります。
GM:ダイスを振って侵蝕率を上げてください。
ニール・E・アイレヴ:ニール・E・アイレヴの侵蝕率を1d10(→ 3)増加 (39 → 42)
GM:このシーンはニールさんが生徒会室で雲雀宏一から出迎えの仕事を頼まれるシーンになります。
GM:そんな最中、雲雀宏一が何やら不穏なことを口走ったりするのでよろしくお願いいたします。
ニール・E・アイレヴ:こわ よろしくお願いします!
GM:では、まずはシーンの描写からしていきましょう。



GM:ある日のこと。
GM:生徒会役員であるキミは生徒会長の雲雀宏一から生徒会室へと呼び出された。
GM:キミが生徒会室に入ると雲雀宏一はどこか物憂げな表情を浮かべながら窓のブラインドに指を引っ掛けている。
雲雀宏一:「ふぅ……」
GM:いつも能天気そうなはずの眼鏡の少年はどこか浮かない表情だ。
ニール・E・アイレヴ:「お疲れ様です、会長。お呼びですか? 刑事ドラマごっこですか?」
ニール・E・アイレヴ:左目に黒い眼帯をした少年。するりと部屋に入ってくる。
雲雀宏一:「来たか、ニールくん」
雲雀宏一:「今日も眼帯がよく似合っているね」
ニール・E・アイレヴ:「はい、用事ってことだったので……あ、どうも」
ニール・E・アイレヴ:少しはにかんで眼帯を指で叩く。
雲雀宏一:「さて、早速だがキミに頼みたいことがある」
ニール・E・アイレヴ:「大体そんな感じかなあと思ってました」
雲雀宏一:「大体そんな感じなのさ」
雲雀宏一:「これを見たまえ」
雲雀宏一:一枚の写真を取り出すと、机の上を滑らせる。
GM:写真はすごいスピードで机の上を滑る。
ニール・E・アイレヴ:滑った写真がそのままひらひらと落ちかけたところをつまむ。
ニール・E・アイレヴ:「カーリングじゃないんですから」
ニール・E・アイレヴ:「……写真?」
雲雀宏一:「ビックリした。何だ、この机。ほとんど摩擦がないのかな……」
ニール・E・アイレヴ:「こないだ徹底的に磨いてって言ってたじゃないですか」
雲雀宏一:「暇だったからねぇ。そのせいか」
ニール・E・アイレヴ:「それで本気で磨かれたんですよ……きっと」
雲雀宏一:「いや、暇じゃないけどやってたんだった」
GM:その写真には仮面の少年が映っている。
雲雀宏一:「この学園に新しく転入生がやってくることになってね」
ニール・E・アイレヴ:「ああ、そういう…………」じっと見る。
ニール・E・アイレヴ:「……なんだろこれ、狼の仮面?」
雲雀宏一:「何を言ってるんだ。どう見てもアルマジロだろう?」
ニール・E・アイレヴ:「アルマジロではないですね」
ニール・E・アイレヴ:「転入生は了解しました。アルマジロではないです」
雲雀宏一:「違う……」ショックを受けている。
ニール・E・アイレヴ:「アルマジロ、もっと丸いですよ」
雲雀宏一:「これもそこそこ丸いと思うけどなぁ」
ニール・E・アイレヴ:「丸さはいいんです」
ニール・E・アイレヴ:写真を机の上に置く。ちょっと滑るので押さえる。
雲雀宏一:「それでね、入学式も終わった妙な時期の転入生とはいえ歓迎しなくちゃならないからね」
ニール・E・アイレヴ:「それはそうですよね。ひとりで入ってくるのは不安でしょうし」
雲雀宏一:「そういうこと。それで生徒会からも出迎えの人員を出すことになったのさ」
ニール・E・アイレヴ:少し表情を和らげる。
ニール・E・アイレヴ:「ははあ」
ニール・E・アイレヴ:「それが俺ですか」
雲雀宏一:「そう。その出迎えを僕の右腕……いや、もっとだな。上腕二頭筋であるキミに頼みたいのさ」
ニール・E・アイレヴ:「なんで逆に限定されるんですか」
雲雀宏一:「評価してるっぽいかなと思って」
ニール・E・アイレヴ:「別に右腕っていうのもなんか……なんかですし」
ニール・E・アイレヴ:「まあ、どこの筋肉でもいいんですけど、ありがとうございます」
雲雀宏一:「懐刀……切れたナイフ……呼び方は何でもいいけど……」
雲雀宏一:「ああ、こちらこそどうも」
ニール・E・アイレヴ:「出迎えの件はわかりました。時間も空いてますし、港に向かえばいいですか?」
ニール・E・アイレヴ:外から人が来るのは大抵船だしな、と思う。
雲雀宏一:「そうだね。風紀委員や番長連でも出迎えの人員を出すらしいから」
雲雀宏一:「彼らと一緒に港で待っていてあげるといい」
ニール・E・アイレヴ:「賑やかになりそうだ……はい、承りました」
雲雀宏一:「転入生は國政巧くんというらしいから。くれぐれも優しくしてあげてね」
ニール・E・アイレヴ:「……?」
ニール・E・アイレヴ:「名前、聞いたことありますね。その人」
雲雀宏一:「不思議だねぇ。僕も何か聞いたことがある気がする」
雲雀宏一:「元有名子役とかだったりしてね」
ニール・E・アイレヴ:「気がするっていうか……」
ニール・E・アイレヴ:「そんな人がアカデミアに来るなら大変ですよ」
ニール・E・アイレヴ:「サインもらっちゃおうかな」
雲雀宏一:「ニールくん。そんなことよりもだね!」
ニール・E・アイレヴ:「会長が言い出したことじゃないですか!?」
雲雀宏一:「……はぁ」机の上の書類の山を見て大きなため息を漏らす。
ニール・E・アイレヴ:「はい、そんなことよりもなんでしょ」
雲雀宏一:「ニールくん。どうして仕事というのは溜まるんだろうね」
ニール・E・アイレヴ:「は?」
ニール・E・アイレヴ:「進めないからでは?」
ニール・E・アイレヴ:書類の山を同じくじっと見て。
雲雀宏一:「やはり例の仮面の集団が……」
ニール・E・アイレヴ:「進めないからでは」
雲雀宏一:「それも一理ある」
ニール・E・アイレヴ:「会長、やればできるの俺知ってるんですから」
ニール・E・アイレヴ:「やってくださいよ」
雲雀宏一:「おっ、過分なお言葉」
雲雀宏一:「そうなんだよなぁ。そろそろヤバイんだよ」
ニール・E・アイレヴ:「自覚はしてたんだ……」
雲雀宏一:「報道部が生徒会の仕事を取材に来たいって言ってるからさ……」
雲雀宏一:「さすがにこのままだと……」
ニール・E・アイレヴ:「……え、これ取材されるんですか……?」
ニール・E・アイレヴ:積み上がった白い紙の山脈を見る。
ニール・E・アイレヴ:「スキャンダルになっちゃいますよ」
ニール・E・アイレヴ:「大体会長いつもいつも早め早めにって言ってるのに全然聞いてくれないし」
ニール・E・アイレヴ:「こうやって帳尻合わせが大変な時に来るんですよ、ほんとに……」
雲雀宏一:「む、待てよ」
雲雀宏一:「転入生……交流……学園への打ち解け……」
雲雀宏一:「はっはっは。ニールくん。名案を思い付いたよ」
ニール・E・アイレヴ:ぶつぶつと言いながら、とりあえず整理だけでもと手を伸ばし。
ニール・E・アイレヴ:「名案……?」
雲雀宏一:「どうやらこれでスキャンダルにはならずに済みそうだ」
ニール・E・アイレヴ:「えーと」
ニール・E・アイレヴ:「とりあえず、伺います」
雲雀宏一:「学園での活動を体験してもらうという名目で転入生くんにね」
ニール・E・アイレヴ:「はい」
雲雀宏一:「少しばかりお仕事を体験してもらうというのは」
ニール・E・アイレヴ:「なしです」
雲雀宏一:「……!?」
雲雀宏一:「名案じゃないか!」
ニール・E・アイレヴ:「視野を広く持ってください!」
雲雀宏一:「ふむ」ぐるりと周囲を見渡す。
ニール・E・アイレヴ:「押し付けられた転入生くんがかわいそうでしょ!」
ニール・E・アイレヴ:「大体、いいんですか」
雲雀宏一:「な、何がだい」
ニール・E・アイレヴ:「転入早々、生徒会長がそんな労働肩代わりするような真似をしてくるってバレたら」
ニール・E・アイレヴ:「印象最悪ですよ。学校生活が嫌になっちゃうかも」
雲雀宏一:「うーん。キミの言うことも尤もだなぁ」
ニール・E・アイレヴ:「歓迎を任された身としては、賛成できません」
雲雀宏一:「せっかく良いアイデアだと思ったのになぁ」
ニール・E・アイレヴ:ぷい、とそっぽを向く。
雲雀宏一:「もう少し良い建前を考えるか……」小声で呟く。
ニール・E・アイレヴ:(よく聞こえなかったけど、なんか不穏なことを言ってる気がする)
雲雀宏一:「それじゃあ、ニールくん。出迎えの仕事は任せたよ」
ニール・E・アイレヴ:「はい、それはきちんとしますとも」
雲雀宏一:「僕はやることができたからね」ノートパソコンを開くとパワーポイントで建前用の資料の作成を始める。
雲雀宏一:「さあて、これから忙しくなるぞ」
ニール・E・アイレヴ:「仕事そのものをやってくださいね??」
ニール・E・アイレヴ:「……あの、俺は」
ニール・E・アイレヴ:「評価してもらえてること自体は嬉しいんですから」
雲雀宏一:「……ニールくん」
雲雀宏一:真面目な顔でキミを見る。
ニール・E・アイレヴ:「……はい」向き直る。
雲雀宏一:「分かったよ。僕だってやる時はやる男だ」
ニール・E・アイレヴ:「……会長」
雲雀宏一:「新入生くんのことは任せたよ」
ニール・E・アイレヴ:「はい、お任せください。会長の……僧帽筋?そういうものですから」
ニール・E・アイレヴ:胸を張る。
雲雀宏一:「ああ。キミは僕のエクスなんとか……エクスプローラーだからね」
雲雀宏一:「頼りにしているよ」
ニール・E・アイレヴ:「なんか間違われてる気がするんですけど、いまいち元の単語がわかんないですね」
雲雀宏一:「エクス……エクスなんとか……まあいいや」
ニール・E・アイレヴ:「頼りにされます」
雲雀宏一:「じゃあ、行ってきたまえ」
ニール・E・アイレヴ:「行ってきます……と」ドアの方へと向かってから。
雲雀宏一:そう言うとすごいスピードで書類の山に取りかかりつつノートパソコンを操作する。
ニール・E・アイレヴ:「……会長も、根を詰めすぎないように……とあと」
ニール・E・アイレヴ:「くれぐれも目的を見失わないように、お願いしますね」
雲雀宏一:「ああ。もちろんだとも」瞬く間に書類の山が減り、同時にパワーポイントが出来上がっていく。
ニール・E・アイレヴ:「では、失礼します!」
ニール・E・アイレヴ:ぱたん、と音を立ててドアが閉まる。
ニール・E・アイレヴ:(……まあ、自分は任された仕事をきちんとやらないとだし)
ニール・E・アイレヴ:(あっちはあっちで、頑張ってもらうしかないか……)
ニール・E・アイレヴ:(……さて、転入生。しっかり歓迎をしないと。いいとこだと思ってもらわなきゃだし)
ニール・E・アイレヴ:(それが、生徒会の役割だもんね)
ニール・E・アイレヴ:軽い足音が、廊下を遠ざかっていく。



GM:では、キミが生徒会室を出て港に向かったところでこのシーンは終了だ。
GM:シナリオロイスは雲雀宏一ですが
GM:ニールくんは既に初期ロイスで取得してくれていますので
GM:今回は空けておくといいでしょう
ニール・E・アイレヴ:はあい、○連帯感/不安です
ニール・E・アイレヴ:空けておきます
GM:どんどん連帯していきましょうね
GM:では、改めてこのシーンは終了です!


◆Opening◆狭山幸太郎

GM:次のシーン!
GM:次は狭山くんのオープニングです。
狭山幸太郎:はーい!
GM:狭山くんはダイスを振って侵蝕率を上げてください。
狭山幸太郎:1d10+33
DoubleCross : (1D10+33) → 5[5]+33 → 38

GM:ほどほど
GM:このシーンは風紀委員長から出迎えの仕事を頼まれたキミが
GM:風紀委員長室を出ると凶悪なイジメの現場に出くわすというシーンになります
GM:では、まずはシーンの描写からしていきましょう。



GM:ある日のこと。
GM:風紀委員長室に呼び出されたキミはベアトリス・ハックマンから新入生の出迎えの仕事を命じられた。
ベアトリス・ハックマン:「……というわけで。風紀委員としてはお前に転入生の出迎えの仕事を任せたいと思う」
ベアトリス・ハックマン:「問題ないか、狭山?」
狭山幸太郎:「大丈夫ですっ!」と大きく返事しましょう
ベアトリス・ハックマン:「うむ。いい返事だ」
ベアトリス・ハックマン:「くれぐれも番長連などに遅れを取ることのないようにな」
狭山幸太郎:「仲良くすれば良いのに…」
ベアトリス・ハックマン:「馬鹿者。番長連などと馴れ合っていられるはずがあるまい」
ベアトリス・ハックマン:「風紀委員として学園の規律の大切さを転入生にしっかりと教えてやってくれ」
狭山幸太郎:これは、さくっと退出した方が良いかな?
狭山幸太郎:「任せてください!何せ俺は」
狭山幸太郎:クルン!ババッ!
狭山幸太郎:「EXランクですから!」
狭山幸太郎:ですからー デスカラー デスカラー
ベアトリス・ハックマン:「……うむ。まあ。その名の通りの活躍を頼む」
ベアトリス・ハックマン:しらっとした目でキミを見る。
狭山幸太郎:「そ、そんな目で俺を見ないでください……!おかしい、幼馴染はいつも喜んでくれるのに」
ベアトリス・ハックマン:「その幼馴染はよほどお前に好意的な人物なのだろう」
狭山幸太郎:「なにせ、幼馴染ですからね」
ベアトリス・ハックマン:「よく分からないが、幼馴染でよかったな……」
狭山幸太郎:「そうなんですよ……。よくわからないけど、俺は、あいつが幼馴染で良かった…」
ベアトリス・ハックマン:「うむ。良かったついでに風紀の仕事もしっかりと頼むぞ」
狭山幸太郎:「この気持ちがなんなのか、よく分からないけど……」
ベアトリス・ハックマン:「いや、私に言われても……」
狭山幸太郎:「ベアドリス先輩にも分からないことがあるだなんて……。」そんなことを言いながら退出しようかな
ベアトリス・ハックマン:「いかな私といえどお前のよく分からん感情までは知らん……」
ベアトリス・ハックマン:「EXランクって怖いな……。さっさと行け」キミを見送る。
狭山幸太郎:「ロイスで言うと〇幸福感/恐怖で……。あ、ハイ、行ってきます!」
ベアトリス・ハックマン:「ちゃんとロイス欄に書いておくのだぞ。ではな」
狭山幸太郎:そう言って部屋を退出します!
GM:では、キミは風紀委員長室を後にする。
狭山幸太郎:じゃあ
狭山幸太郎:シュピィィン。太陽の光が窓から差し込み、
狭山幸太郎:シャキィィン。凛とした立ち振る舞いで廊下を進む
狭山幸太郎:フゥキィィン。風紀委員がそこにいますね。
GM:では、キミが燦然とした光を浴びながら廊下を闊歩していると。
GM:女の子の悲痛な叫びが聞こえてくる。
狭山幸太郎:「!!」この声は!女子!
蟻塚紫汐:「い、いやぁ……っ! やめてください……!」
狭山幸太郎:「!?」麗らかな!女子!どうしたどうした!?
GM:ひ弱そうな少女が必死に抵抗している。
イジメてる生徒:「Dランクの癖に何言ってんだ! 拒否権なんてねえんだよ!」
イジメてる生徒:「おら、今日はアレやんぞ!」
狭山幸太郎:「!!」何をする気だ…!!
蟻塚紫汐:「お、お願いします! アレだけは……!」そう言いながら安全帯を装着する。
狭山幸太郎:「!?」あ、安全帯?!
イジメてる生徒:「おらあ! 喰らいな!」周囲の障害物を避けると、その少女に向けて思い切り蹴りを放つ!
蟻塚紫汐:「きゃあ!?」ワイヤーアクションで体が吹っ飛ぶ!
狭山幸太郎:「!!」す、すごい!なんて見事なワイヤーアクションなんだ!
狭山幸太郎:「ワクワク!!」
蟻塚紫汐:「ううう……!」用意されていたマットの上をゴロゴロと転がる。
イジメてる生徒:「へへへ、今の動画をネットにアップしてやるよ……!」スマホを見せていやらしい笑みを浮かべる。
狭山幸太郎:着地にもブレがなく、ポーズも決まっている。文句なし10点です
蟻塚紫汐:「お、お願いします!それだけは……!」
狭山幸太郎:「!?」バズらせるつもりか…!
狭山幸太郎:くそっ!なんて楽しそうなんだ!これは、座ってゆっくりと見物を…
蟻塚紫汐:「そんなことをしたら芸能界やハリウッドからスカウトが来て学園生活どころじゃなくなってしまいます……!」
イジメてる生徒:「うるせえ!Dランクに学校に通う資格なんてねえんだよ!」
蟻塚紫汐:「そ、そんな……!」絶望に満ちた表情。
蟻塚紫汐:「だ、誰か……助けて……!」
狭山幸太郎:(……思った通り。これは、いじめの現場!ならば……!)
イジメてる生徒:「へへへ、早速TikTokに動画を……」
狭山幸太郎:「待てぇぇ!!やめろぉぉ!!」声をかける!だが、その声は興奮したいじめっ子の耳には届かないだろう。
狭山幸太郎:もう一度、声を張り上げる!
イジメてる生徒:「……!?」普通に声が届いたので驚く。
狭山幸太郎:「やめろぉぉ!!」「やるなら」
狭山幸太郎:【俺が代わりになってやる!】
イジメてる生徒:「何回も言わなくていい! 何だ、てめえ!」
イジメてる生徒:「……!?」
イジメてる生徒:「こ、これは……!」
狭山幸太郎:くっ!念のために安全帯をつける!
蟻塚紫汐:「あっ。付け方、分かります……?」レクチャーをする。
狭山幸太郎:「あっ、ご丁寧にどうも」
蟻塚紫汐:「いえいえ」
狭山幸太郎:「ところで、君は彼らと友達?」
蟻塚紫汐:「あっ、そ、その……」怯えるような表情を見せる。
イジメてる生徒:「なー、友達だよな、俺ら?」
蟻塚紫汐:「は、はい……友達です……」
イジメてる生徒:「俺ら遊んでただけだもんな?」
狭山幸太郎:「……なんだかわからんが、友達の前でそんな顔はしないぞ」
狭山幸太郎:キっといじめてる生徒を睨みつけ。
狭山幸太郎:【失せろ】
イジメてる生徒:「て、てめえに何が分かるって……!」
イジメてる生徒:殴りかかろうとした体が硬直する。
イジメてる生徒:「な、何だ……!?」
イジメてる生徒:その体が急にUターンをする。
イジメてる生徒:逆方向に向けて体が歩き出す。
イジメてる生徒:「ふ、ふざけやがって。後で覚えてろよ……!」
狭山幸太郎:「……なんだかわからんが帰っていった」
狭山幸太郎:「……大丈夫だったか?」
蟻塚紫汐:「あ、ありがとうございました……」
蟻塚紫汐:ポカンとした顔でキミを見る。
狭山幸太郎:なんだか分からない場面に立ち会ってしまった。だが、見るに怪我の1つもないようだ。なら
蟻塚紫汐:「わ、私なら大丈夫です……」
狭山幸太郎:「なんだかわからんが、なら良かった」
蟻塚紫汐:「は、はい。良かったです」
蟻塚紫汐:「私、二年の蟻塚紫汐って言います。オーヴァードなんですけど、まともにエフェクトを使うこともできなくて……」
狭山幸太郎:「……そういえば、Dランクって言われてたな」
蟻塚紫汐:「はい。なので、この学園に転校してきてからずっとこんな感じなんです」卑屈な笑みを浮かべて言う。
狭山幸太郎:「……良ければ、見せてくれないか?」
狭山幸太郎:「その、能力的なやつ」
蟻塚紫汐:「見せるも何もないんですよ」
蟻塚紫汐:「何もできないんです」
蟻塚紫汐:「だから、Cランク以下のDランク、なんて言われちゃって」
狭山幸太郎:「それじゃ」
狭山幸太郎:「あとは、これから伸びるだけだな!」
蟻塚紫汐:「えへへ。伸びるといいんですけど」ヘラヘラと笑って言う。
蟻塚紫汐:「あなたのさっきのは能力ですか? すごいですね……!」
狭山幸太郎:「よくわからん!」
蟻塚紫汐:「よ、よく分からないんですか」
狭山幸太郎:「良く分からないし、そもそも俺も能力が本当に発現しているかもわからない!」
蟻塚紫汐:「そ、そうなんですか……」
狭山幸太郎:「あまりにもわからないのでEXランクと呼ばれている。だから」
狭山幸太郎:「蟻塚も、きっと大丈夫だぞ!よくわからないけど!」
蟻塚紫汐:「ふふ。そう言われると少し自信が出てきました」
蟻塚紫汐:「よく分からないですけど」
狭山幸太郎:くしゃっと笑顔になる。そして
狭山幸太郎:ふと思い出す
蟻塚紫汐:「……?」
狭山幸太郎:……港に向かう途中だったことを。
蟻塚紫汐:「あの、何か……?」
蟻塚紫汐:心配そうにキミを見つめる。
狭山幸太郎:「すまない!急ぎの用事があったのを忘れていた!」
蟻塚紫汐:「あ、は、はい!」
狭山幸太郎:【またな】
狭山幸太郎:そう言って、港へ向かってダッシュ!
蟻塚紫汐:「あの、すみません! せめてお名前だけでも……!」キミに向かって叫ぶ。
蟻塚紫汐:「……行っちゃった」
蟻塚紫汐:「でも、いっか。なんだかまた会えそうだし」
蟻塚紫汐:「……面白い子だなぁ」愉快そうな笑みを浮かべて少年が去っていった方を見つめる。
狭山幸太郎:港へ向かって走りながら。ふと、こんなことを思う。
狭山幸太郎:ようこそ、ここは学園都市。学生たちのユートピア。恋も学びも思うまま。
狭山幸太郎:【楽しい出会いがあると良いな】



GM:次のシーンに続く。
GM:シーン終了。
GM:シナリオロイスは蟻塚紫汐に取得してください。
狭山幸太郎:はーい!
GM:推奨感情はポジティブが友情で、ネガティブが猜疑心ですが変えてもいいよ。
狭山幸太郎:では、ポジティブ:好奇心。ネガティブ:猜疑心で!
GM:好奇心!
狭山幸太郎:好奇心は、どんな能力が発現するのか楽しみだな!ってやつです
GM:なんてポジティブ……!
GM:では、改めてこのシーンは終了です!


◆Opening◆赤沢さらら

GM:次のシーン!
GM:次は赤沢さんのオープニングです。
GM:赤沢さんはダイスを振って侵蝕率を上げてください。
赤沢さらら:赤沢さららの侵蝕率を1d10(→ 10)増加 (33 → 43)
赤沢さらら:きゃあ!
GM:テンション高め!
GM:このシーンは赤沢さんが無道ささきと一緒にパトロールをしながら転入生の出迎えを頼まれたりしていると
GM:アカデミアナイトという謎の騎士に出くわすというシーンになります
赤沢さらら:謎の騎士!
GM:謎です
赤沢さらら:ミステリアスですね 出会います
GM:では、まずはシーンの描写からしていきましょう。



GM:ある日のこと。
GM:キミは総番長の無道ささきと一緒に学園内のパトロールをしていた。
GM:快活な黒髪の少女は拳を振り回しながらキミに笑いかける。
無道ささき:「と、いうわけでだ!」
無道ささき:「オカルト番長こと赤沢さらら! 転入生の出迎えはお前に頼みたい!」
赤沢さらら:「オカルト番長って呼ぶの止めてください」
無道ささき:「じゃ、じゃあ略してオカ番」
赤沢さらら:「おかーさんみたいな発音になりますね…転入生?」
無道ささき:「そうそう! 生徒会や風紀委員も出迎えの人員を出すらしいからな。番長連としても負けていられん!」胸を張っている。
赤沢さらら:「ははあ」頷きます。分かって無くても頷くのはクセです。
無道ささき:「分かってくれたようで嬉しいぞ」
赤沢さらら:「はい」頷きます
無道ささき:「では、頼んだからな。さらら!」
赤沢さらら:「なるほど、どうして番長が?と思いましたが」
赤沢さらら:「メンツ?とか?そういうやつですね」他の番長に聞きました
無道ささき:「そう、我々番長連は学園の自由と平和のために戦わねばならんからな」
赤沢さらら:「新しい生徒さんにも自由と平和と、ということですね。わかりました」頷く。わかった。
赤沢さらら:「では、頼まれましょう。このオカルト番長におまかせを」とん、と手のひらを添えておしとやかに頷きます!
赤沢さらら:「……」
赤沢さらら:「いえ、オカルト番長ではありませんが」
無道ささき:「流石はさらら! オカルト番長と呼ばれるだけはある!」
赤沢さらら:「一体誰が呼んだんですかねそれ!いつの間にか定着してましたけど……」
GM:と、そんな風にキミたちが話していると。
GM:遠くから程よいくらいの騒音が聞こえてくる。
赤沢さらら:おしとやかに抗議しようとして気づきます。
赤沢さらら:「リラクゼーションミュージックのような喧騒が聞こえますね」
無道ささき:「そんなこと言われてもムニャムニャ」寝ている。
赤沢さらら:「あっ効果が」
GM:うるさいようなうるさくないような絶妙な塩梅の騒音だ!
赤沢さらら:「いけません、寝てはいけません、日中ですよ」
赤沢さらら:ゆさゆさ
赤沢さらら:ゆりかごにゆられるような程よい振動を与えます
無道ささき:「グースカピー!」
赤沢さらら:「しまった」
GM:その騒音の発生源は鉄の塊のようなものに乗った暴走集団だ!
赤沢さらら:「あっ、鉄の塊にまたがるいかにも暴走集団…!」
合法族:「おらおらー」鉄の塊のようなものにまたがった集団だ!
赤沢さらら:「どうしよ……ささきちゃん寝ちゃったし」
赤沢さらら:道の端に安全に寝かせると、不思議と何処からか飛んできた布団がふわりとその体を受け止めていました。偶然。
無道ささき:「すやすや……」寝ている。
合法族:タイヤもエンジンもない鉄の塊からは程よい音量の騒音が流れている!
赤沢さらら:「バイクから排気と車輪とエンジンを取り除いたような……音の出る箱に跨った集団!」
赤沢さらら:「なんて合法な……人の眠りを誘うなんて大変迷惑!」
赤沢さらら:番長として、そして人として抗議するために近づいていきます。つかつか。
合法族:彼らは近年のアカデミアを賑わせている合法族という集団だ!ギリギリ校則に違反していないため罰することができず、ただただ不快な存在なのだ!
合法族:「おらおらー」鉄の塊のような乗り物を頑張って押している。
合法族:「何だ、てめえ。やんのかー」
赤沢さらら:「こらー、そこの遵法集団!」
赤沢さらら:「何をしてるんですか!」何をしてるんだろう。
合法族:「おうおう、俺らのことだなー」
合法族:「俺らはな、学生の身分ゆえまだ免許も取れず、こうして許される範囲で暴走してるんだー」
合法族:鉄の塊から絶妙にうるさくないレベルの騒音が流れている。
赤沢さらら:「なるほど……たとえ学校の中の私有地であろうと無免許を是としない遵法精神……」
赤沢さらら:「このクラシカルな調べはあなた達、最近噂の合法族ね」
合法族:「俺らのことを知ってるとは只者じゃねーな」
合法族:「その情報収集能力の高さは大したもんだぜ。マジですごい」
赤沢さらら:「ふふん」ふぁさ、と白いリボンに包まれた黒髪をシャランラします
赤沢さらら:「赤沢さらら、人呼んでオカルト番長よ!」
赤沢さらら:「………オカルト番長の部分はなしで!」
合法族:「なっ、てめえがあのオカルト番長かー!」
赤沢さらら:「え、そんなに噂広まってるの?困る……騒がしい子だと思われちゃう」
赤沢さらら:「ともあれ、あなた達の合法ミュージックで先輩が見なさい、あんなに無惨な姿に」
赤沢さらら:ビシ、と指差す先には羽毛布団に包まれた先輩の姿が。
無道ささき:「ぐがー!ぐがー!」寝ている。
赤沢さらら:八時間は起き上がれまい。
合法族:「知ったことか!布団に関してはマジで知らんし!」
合法族:「俺らの暴走に文句を付けるっていうんならなぁー!」
合法族:「正式な手続きに則って法廷で争うというのはどうだ、オラー!」
赤沢さらら:「なっ……!」
赤沢さらら:「法律を味方につけるつもり?なんて卑怯な……」
合法族:「へへへ!学生の身分で法廷闘争は楽じゃねえぞ……!」下卑た笑い!
GM:と、その時。
赤沢さらら:「くっ……一般的に弁護士への相談は30分5000円…!学生の時給にして4時間のロスが発生する選択肢を強いるのね…!」
赤沢さらら:ピンチ!
合法族:「すごい明快な計算。すごい」
GM:どこからか飛んできた光線が着弾!
GM:鉄の塊にまたがった男たちが吹き飛ぶ!
合法族:「ウワーっ!?」
赤沢さらら:「あっ………!」
合法族:「俺たちは何も非合法なことはしちゃいねえのにー!」吹き飛んでいく。
赤沢さらら:《イージーフェイカー:テレキネシス》。吹き飛んだ男たちは墜落直前で不思議なチカラでふわりと浮かび、一番楽な姿勢で何処かに着陸したことでしょう
赤沢さらら:「お星さまになってしまった…!」
GM:キミの前に姿を現したのは蝙蝠のような仮面を付けた鎧のオーヴァードだ。
アカデミアナイト:「合法か非合法かなど関係ない」
アカデミアナイト:「他人に迷惑をかけるな」
アカデミアナイト:光線を放った手からは煙が上がっている。
赤沢さらら:ぽかーん。
赤沢さらら:「……………い、いまのは貴方が?」
アカデミアナイト:「ああ。私のナイト光線だ」
アカデミアナイト:「怪我はないか?」
赤沢さらら:「え、えぇ!」
赤沢さらら:「暴力を振るうと法に触れる可能性があるから、怪我はなかったわ。ありがとう」
アカデミアナイト:「身体的にも法律的にも支障がないのなら何よりだ」
赤沢さらら:「えぇ。被害は立証の難しいメンタルへの負荷だけよ」
赤沢さらら:「ねぇ、今のナイト光線っていうの?どうやったの?私にも出来る?」
アカデミアナイト:「ナイト光線は私のスーパーパワーによるものだ」
赤沢さらら:「スーパーパワー!」
赤沢さらら:「それって魔法とか、そう、魔法的な感じ?」
アカデミアナイト:「だが、キミも正義のために訓練すればいずれはできるようになるかもしれないな」
赤沢さらら:「へぇ!」
アカデミアナイト:「魔法……近いな。私の場合はコズミックエナジーと呼んでいる」
赤沢さらら:「正義のパワーが根源なのね……そうなのね…?」首をこくこく。
赤沢さらら:「コズミックエナジー! ……コズミックエナジー?」
アカデミアナイト:「そうだ。キミも正義の力に共鳴すればいずれは使えるようになるだろう」
アカデミアナイト:手をかざすと、光線がほとばしってその場に残っていた鉄の塊を蒸発させる!
赤沢さらら:「へぇ~!」頷きます。
アカデミアナイト:「こんな感じだ」
赤沢さらら:「あっ、合法鉄まで溶かせてる。凄い……!」
アカデミアナイト:「私はこの力で学園の平和を守っているんだ」
赤沢さらら:「そう……大変なお仕事ね。私も番長だからこの学園の平和を守っているんだけど……」
赤沢さらら:「きっと、先輩達も使えるのね。ビーム」
赤沢さらら:羽毛布団に包まれた先輩への視線に尊敬を混ぜます。
無道ささき:「ムニャムニャ……ビームはさすがに……」寝ている。
赤沢さらら:「今ビームって言った。夢の中でも出てくるぐらいに自然に打てるのね…」頷き。
アカデミアナイト:「同じ使命を背負ったもの同士、というわけだな」
赤沢さらら:「そ、そう?そうね!そうとも言えるわ」
赤沢さらら:「じゃあお仲間かしら?」
アカデミアナイト:「そういうことになるのかもしれん」
アカデミアナイト:「これからも何かあればいつでも私のことを呼んでくれ」
赤沢さらら:「わかったわ」
アカデミアナイト:「空にナイトシグナルを浮かべてくれれば、私はすぐに駆け付ける」
赤沢さらら:「ナイトシグナルね、わかったわ」
赤沢さらら:「ナイトシグナルって何?」
アカデミアナイト:「ナイトの形をしたシグナルのことだ」
赤沢さらら:「なるほど」頷く
アカデミアナイト:「では、頼んだぞ。市民たちが私の助けを待っている」
赤沢さらら:「あ、うん」
赤沢さらら:「そうだ、貴方も困ったら私を呼んでね?」
赤沢さらら:「私と、私を助けてくれる人はすごいんだから!」
アカデミアナイト:「私が? キミを?」困惑した様子で振り向く。
赤沢さらら:「そうよ。貴方が、私を」
アカデミアナイト:「それは頼もしいな」
アカデミアナイト:「だが、その時は来るまい」
赤沢さらら:「そうね。困ることがない方が嬉しいもの」
アカデミアナイト:「そういう意味ではないのだが……まあいい」
アカデミアナイト:「では、さらばだ」
赤沢さらら:「えぇ。私は赤沢ささら。オカルト番長よ」
赤沢さらら:「いえ、オカルト番長ではないんだけど」
アカデミアナイト:「オカルト番長だな。覚えておこう」
赤沢さらら:「違うのだけど……」
アカデミアナイト:「私はアカデミアナイト。この学園を守護する正義の騎士だ」
アカデミアナイト:「またどこかで会おう」
赤沢さらら:「えぇ、また会いましょう」
アカデミアナイト:「……ナイト瞬間退場」手首のデバイスに囁く。
赤沢さらら:手を振る
GM:アカデミアナイトは普通の《瞬間退場》を使用します。
GM:蝙蝠のような仮面をした鎧のオーヴァードの姿がいつの間にか搔き消えている。
赤沢さらら:「ナイト瞬間退場?」別れ際に呟く言葉に返事は返らないでしょう
赤沢さらら:「あ、あれ、消えた!……すごい!」
無道ささき:「ウーン……ムニャムニャ……」目を覚ます。
無道ささき:「うわっ、何だこの布団」
赤沢さらら:「ナイトで……マジシャンなのね」口元に手を当てて聡明な表情をします
赤沢さらら:「あ、おはようございます」先輩には敬語
無道ささき:「何で聡明な表情をしてるんだ、さらら……?」
無道ささき:「おお、おはよう」
赤沢さらら:「ふふ、分かってますよ先輩」
無道ささき:「……?」
赤沢さらら:「今、良い布団で眠れてスッキリしてますね?」聡明!
無道ささき:「な、なぜそのことが……!」
無道ささき:「もしかしてこれ良い布団なのか……!?」羽毛の感触を確かめている。
無道ささき:「と、というか」目覚まし時計で時間を確かめている。
赤沢さらら:「はい、前に会長が運び込んでたものに似てますね……」
無道ささき:「さらら、お前こんなところで寝ている場合じゃないぞ!」
無道ささき:「出迎えの時間だ! 港に行かなきゃ!」
赤沢さらら:「えっ、私は寝てなかったんですが…」
赤沢さらら:「あーっ、そうでした!」
無道ささき:「そうなの? じゃあ、何を……」
赤沢さらら:「先輩にもいずれわかります!では港に向かいますね!」
無道ささき:「ほら! 急げ! 大事な出迎えに遅れるわけにはいかない!」
無道ささき:「しっかりやれよ、さららー!」布団をたたみながらキミを見送る。
赤沢さらら:その布団は畳まれると不思議な突風で元あった場所に戻されるでしょう。不思議ですね。
赤沢さらら:その声を背に受けながら
赤沢さらら:「はい!今から走って……あ、いえ、この手がありました!」
赤沢さらら:ば、と右手を空にコズミックな感じで掲げます
無道ささき:「うわっ、何だこの布団。え、何があった?」驚いている。
赤沢さらら:「《ナイト瞬間退場》!」
無道ささき:「…………!」
赤沢さらら:ひゅるるる~
赤沢さらら:「…………」
無道ささき:「…………?」
赤沢さらら:「ではいってきます!」走り出す
無道ささき:「お、おう」
無道ささき:「気を付けるんだぞー」
赤沢さらら:「はーい」
無道ささき:「最近の若い子の間ではああいうのが流行ってるのか……?」首を傾げながら手を振る。
赤沢さらら:そして優雅な感じの走りで校舎を曲がります
赤沢さらら:港に向かうまでの間に何度か試しながら呟きました
赤沢さらら:「便利だと思ったんだけどなぁ」
赤沢さらら:残念、正義のレベルが足りない!



GM:では、キミが試行錯誤しながら港へと向かったところでこのシーンは終了だ。
GM:シナリオロイスはアカデミアナイトに対して取得してください。
GM:推奨感情はポジティブがかっこいいで、ネガティブが不信感ですが変えてもいいよ。
赤沢さらら:Nだけ変えて「アカデミアナイト ○Pかっこいい/N心配」で取得します。鎧も重そうだし…
GM:心配してくれてる!
赤沢さらら:以上です!
GM:では、改めてこのシーンは終了です!
GM:オープニングフェイズはこれで全て終了。


◆Middle01◆

GM:ここからはミドルフェイズに入っていきます。
GM:このシーンはアカデミアの埠頭にやってきた國政さんが他のみんなと出会う合流シーンになります
GM:シーンプレイヤーは國政さん
GM:他の人たちも全員登場だ
GM:全員ダイスを振って侵蝕率を上げてください。
赤沢さらら:赤沢さららの侵蝕率を1d10(→ 1)増加 (43 → 44)
國政巧:國政 巧の侵蝕率を1D10-1(→ 2)増加 (42 → 44)
ニール・E・アイレヴ:ニール・E・アイレヴの侵蝕率を1d10(→ 5)増加 (42 → 47)
狭山幸太郎:1d10+38
DoubleCross : (1D10+38) → 4[4]+38 → 42

GM:だいだい横並び!
GM:では、まずは國政さんの乗った船が埠頭へと到着するところからやっていきますね。
國政巧:到着するぜ



GM:学園島の埠頭。
GM:キミの乗る船は徐々に埠頭へと近付いていく。
宮森明日:「さて、学園島に到着だ」
GM:マフラーをした大人しそうな青年がキミに声をかける。
宮森明日:「これからがキミの学園生活の始まりだよ」
國政巧:物思いに耽っていたような様子から、パッと彼に視線を向ける。
國政巧:「はじまりの一歩か。緊張するな」
宮森明日:「キミでも緊張することがあるんだな」
國政巧:「きみは、ぼくをなんだと思ってるんだ。地味で、そのうえ繊細なハートの持ち主だぞ」
宮森明日:「とてもそうは見えない」くすりと笑う。
宮森明日:「出迎えの生徒たちももう来てるのかな」
宮森明日:「あ、そうだ。そういえば」
國政巧:「出迎え……、…なんだ」
宮森明日:「学園島の港ではよく巨大なイカが目撃されているんだ」
國政巧:「あ?」
宮森明日:「いずれ生態を調査したいとは思っているんだけど、危険だからね。そう簡単にはいかないだろうな」
國政巧:「イカだけにな…」
宮森明日:「……?」
國政巧:「いやそうではなく」頭を振る。
宮森明日:「あっ」
宮森明日:「キミ、もしかして今のは……!」
國政巧:「アケビ。気にするな。なんでもないんだ」
宮森明日:「洒落ってやつかい……?」真剣な表情で言う。
國政巧:「気にするところではない」 真剣な表情で返す。
宮森明日:「すまない、すぐに気が付かなくて。イカといかないをかけていたんだろう」
國政巧:「………これ以上、ここで話をしている必要はないだろう!」
宮森明日:「しまった。笑っておくべきだったよな。今からでも間に合うかい……!?」
國政巧:「アケビ!」
GM:と、その時。
GM:突如、船が大きく揺れる!
國政巧:「ぬっ」
宮森明日:「おっと……!?」
GM:巨大な白い触手が船に激突する!
宮森明日:「ま、まさか……!?」
國政巧:「ぼくが悪かったのか? 慣れないジョークを言ったのが悪かったのか!」
宮森明日:「違う! さっき説明したろ! これは……!」
GM:船が揺れ、キミたちは甲板から振り落とされる!
宮森明日:「巨大イカだ!」
宮森明日:「うわーっ!?」抵抗もできずに吹き飛ばされる。
國政巧:「アケビーーっ!」手を伸ばすが追いつかない。
國政巧:そして自分も足がずるりと滑る。
國政巧:「ぬうっ!」
巨大イカ:「イカーッ!」巨大な触手が宙を舞う二人へと伸びる!
國政巧:「こいつはいかない!」
宮森明日:「今は洒落を言ってる場合じゃないよ……!」
國政巧:変な姿勢から無理やり跳躍!
國政巧:迫りくる触手をむしろ蹴飛ばして、その勢いに乗せて宮森くんの身体を掴む。
國政巧:「分かっている!」
宮森明日:「タクミくん!」不格好な姿勢のまま受け止められる。
宮森明日:「でも、まずい。僕を抱えたままじゃ……!」
巨大イカ:「イカーッ!」巨大な触手が再び襲い来る!
GM:白い触手がキミたちを絡め取ろうと迫る!
國政巧:「……」白い仮面の奥で、迫りくる触手を見つめる。逡巡。
宮森明日:「タクミくん……?」
國政巧:能力を極最小限に発動。その触手との間で、粉塵が爆発したような衝撃が巻き起こる。
國政巧:「むんっ!」 まるで何かに巻き込まれたような顔をして、そのまま落下する。
宮森明日:「すごい……! 本当にCランクなのか……!?」
巨大イカ:「イカーッ!?」一本の触手を吹き飛ばされ、身悶えする!
國政巧:「……さあ。ヒヤモリくんとグラビティ太郎くんが奇跡の能力に目覚めたんじゃないのか」
國政巧:「ぼくは何もしてないぜ」
巨大イカ:だが、巨大なイカはイカなので足の数は一本や二本ではない! たくさんなのだ!
巨大イカ:「イカーッ!」たくさんの触手がキミたちを包囲する!
國政巧:「……何より、イカはぼくたちのことを諦めちゃいないようだ」
宮森明日:「グラビティ太郎やヒヤモリには残念ながら戦闘能力はないんだ」
宮森明日:「学園にはそういう動物たちもいるにはいるけど、この場には……」
國政巧:「……だったとしたら」
國政巧:「まだ見ぬヒーローあたりが、何やらカッコ良く登場する布石なんだろう」
宮森明日:「キミだって十分にヒーローだったけど」さっき助けられた時のことを想い返して言う。
???:その時!
巨大イカ:「イカーッ!!」二、三本どころではない数の触手が迫りくる!
巨大イカ:「!?」
???:ドカーーン!とヒーロー物のお約束のように爆発音が鳴り響く!
???:「きゃ~~~~~!?」
???:そして飛来する影一つ。
宮森明日:「な、何だろう。今度は……」
國政巧:「……ヒーローだといいが」仮面の下の口元がひん曲がっている。
???:まるで走りながらの能力の使用で蓄積した不運が爆発したかのように、可燃性のなにかに引火した衝撃を受けて黒髪の少女がフライ・ハイ。
???:ベチーン!!と音を立てて複数の触手に突撃、その衝撃がロスなくイカに伝わります!
巨大イカ:「イカーッ!?」あまりの衝撃に動揺を隠しきれない!
赤沢さらら:「あっ、何処のどなたか存じませんが……イカだ!」
赤沢さらら:その反動で偶然イカの触手に捉えられます。ピンチ!
國政巧:「アケビ、あの子が先ほど、ぼく達を助けてくれたに違いな……捕まってるじゃないか!」
宮森明日:「き、キミ! 大丈夫かい!?」
赤沢さらら:「襲われてる人もいる……あなた達、大丈夫!?」
宮森明日:「キミこそ大丈夫!?」
巨大イカ:「イ、イカーッ!」わけも分からずに少女を捕まえている。
赤沢さらら:「私は……まぁ、多分大丈夫!」
國政巧:「……出迎えの人間っていうのは、あの子だけなのか?」頭を抱えている。
宮森明日:「いや、僕の聞いた話だと他にも……」
赤沢さらら:「今のうちに逃げるのよ、あなた達!あと誰か呼んできてくれるとうれしいなー」
赤沢さらら:「多分、近くに生徒会と……風紀委員の人が居ると思うから!」
ニール・E・アイレヴ:その会話の間隙を縫って。
ニール・E・アイレヴ:青い小さな蝶がひらひらと、海に向けて飛んでいく。
ニール・E・アイレヴ:「……大丈夫じゃないでしょう、赤沢さん」
ニール・E・アイレヴ:いつの間にか、音を聞きつけて赤毛の少年が立っている。
巨大イカ:「……?」ぎょろりとしたイカっぽい眼が青い蝶を追う。
ニール・E・アイレヴ:「俺正真正銘これくらいしかできないからね! 他にも誰か……」
ニール・E・アイレヴ:蝶はひらひらと飛び交い、混乱を誘う。
ニール・E・アイレヴ:触手と触手が絡み合うように動きをコントロールし、どうにか攻撃を収めようと。
巨大イカ:「イカーッ……!?」徐々に動きが混乱していく!
國政巧:(幻影能力か…)目で追う。
赤沢さらら:「わ、おっ、わお」
赤沢さらら:「ニールくんすごーい」
宮森明日:「何か、しているのか。彼が」微細な空気の変化を察して言う。
國政巧:「…そのようだ。しかし、決定打には足りないな」
ニール・E・アイレヴ:イカに衝突した蝶は儚く弾けて消えていく。長くは保たない。
ニール・E・アイレヴ:「誰か、いたら援護頼む!」
國政巧:「…せめて、あの振り回されてる子を助けられる能力者が、誰か……」
赤沢さらら:「そうだねっ」ドップラー効果とともに声が聞こえる
巨大イカ:「イカーッ!」混乱したまま少女を振り回す!
狭山幸太郎:その声に呼応するように、國政くんに声がかけられる
狭山幸太郎:「触手から逃れたら、2人(さららちゃんと宮森くん)を連れてこっちに跳んでくれ。大丈夫」
狭山幸太郎:【きっと上手くいく】 そのまま大きく振りかぶる。手には巨大な石!
國政巧:「んっ…」 妙な確信が内側に宿る。
狭山幸太郎:【イカの急所に……当たれぇぇぇっ!!!!】 投石!!
ニール・E・アイレヴ:「……狭山くんかあ。なら安心して」國政くんに。
ニール・E・アイレヴ:「彼が言うなら、大丈夫でしょう」
赤沢さらら:「幸太郎くん!」 くんー クンー
巨大イカ:「イカーッ!?」強かに衝撃を受け、弾みで触手から少女の体が解放される!
宮森明日:「あっ、落ちそうだ」
赤沢さらら:しゅぽーん!
赤沢さらら:「きゃー!海側!」
國政巧:「……だからって…!」片手でアケビくんを抱きかかえ、跳躍する。
宮森明日:「すまない!」抱えられる。
國政巧:空中で赤沢さんの首根っこをひっつかみます。
赤沢さらら:「ぐぇっ!」圧力!
巨大イカ:「イカーッ!」獲物を取られたことで怒りをあらわにする! 今日の夕飯の予定だったのだ!
赤沢さらら:触れた瞬間、不思議と跳躍する方向が定められたように、港の方に向かうでしょう。
赤沢さらら:ついでにポケットからボロボロとおやつのためのお菓子がイカに落ちていきました。
國政巧:「ぬっ………」身体の軸が異常なまでにうまく、流れに乗る。
巨大イカ:「イ、イカーッ」慌ててお菓子を拾い上げている。
國政巧:狭山くんの隣にどすんと着地。
國政巧:着地する寸前に赤沢さんを放り投げる。
狭山幸太郎:「っと」ナイスキャッチする!
赤沢さらら:「わっ」ぽすん
赤沢さらら:「えへ、ありがと~」
赤沢さらら:腕の中に収まります
赤沢さらら:お菓子の分身軽になっているので軽々抱えられます。
ニール・E・アイレヴ:「お疲れ様ー」ひらひらと戻ってきた蝶が、溶けるように消えていく。
巨大イカ:お菓子を拾い上げて満足した巨大イカは海の方へと去っていく。
赤沢さらら:「あぁ、私のアソート……」
狭山幸太郎:「ま、また買ってやるから……」
巨大イカ:「イカーッ」お礼を言うように触手を上げると、海の中に沈んでいくでしょう。
赤沢さらら:「喜んでるなら良し」手を振ります
國政巧:「……」頭を振る。
宮森明日:「興味深い生態だ……」
宮森明日:「あ、タクミくん。ありがとう。もう大丈夫だから」照れ臭そうに微笑む。
國政巧:「む。悪い」 抱きかかえたままだった。解放します。
ニール・E・アイレヴ:固結びになっている触手を見てから、國政くんの方へ。
ニール・E・アイレヴ:「國政巧くん? 生徒会のニール・E・アイレヴ。出迎えに来たんだけど」
ニール・E・アイレヴ:「大変だったね、いきなり災難で」
宮森明日:「そう。こちらが國政巧くん」手振りで示す。
國政巧:「…この学園では、色々大変なこともあるだろうと…このアケビに言われたばかりだが」
國政巧:「まったく、その通りのようだな。巨大イカに。やけに幸運の騒がしいカップル…」赤沢さんと狭山くんを一瞥する。
赤沢さらら:「名前は赤沢さらら。オカルト番長です、よろしくね」同じく抱きかかえられたまま首だけで向く。
赤沢さらら:「あ、オカルト番長ではないんだけどね」
狭山幸太郎:「カップル……?俺たちは幼馴染だが……」
赤沢さらら:「そうそう。幼馴染!」
狭山幸太郎:「……狭山幸太郎。風紀委員。ここがどういう場所かってことを、しっかり教えてやる」鋭い眼つき!頭にはパーティー用の帽子を被り、手にはクラッカー。『Welcome!!』と書かれたタスキを装着している。
赤沢さらら:おかわりですね。登場時の爆発は手配されたクラッカーの群れの誘爆だったです。
ニール・E・アイレヴ:「すごい歓迎してる」
宮森明日:「生徒会に風紀委員。それに番長連。どれもアカデミアの自治組織だよ」説明している。
赤沢さらら:「そう。みんな生徒の自由と平和、後はそれぞれを守ってるの!」規律とかそれぞれの担当分野を、という意味
ニール・E・アイレヴ:「そういうこと。ここはそれなりに騒がしいけど、君みたいな人が暮らすのにはいいと思うよ」
國政巧:「簡単に事前説明は受けている」頷く。
國政巧:「…ぼくみたいな?」
狭山幸太郎:「……まるで、前から知ってるかのような口ぶりだな?」
ニール・E・アイレヴ:「ん、だって外でほら……あれ、知らない?」
宮森明日:「タクミくんに何か……?」不思議そうにしている。
赤沢さらら:「知ってるよ~」
赤沢さらら:「転入生なんだよね?」
赤沢さらら:頷く。
ニール・E・アイレヴ:「それはまあそうなんだけど」
國政巧:「そうだ。転入生と書いてぼくと読む」頷く。
赤沢さらら:「そうだったんだ…」辞書を更新する。
宮森明日:「ああ、そういうこと」うんうんと頷く。
狭山幸太郎:「なんだかわからないけどそういうことか」
ニール・E・アイレヴ:「いやほら、それ以前に事件があったでしょ。ほら、革命の……」
ニール・E・アイレヴ:さほど詳しいわけでもないが、知っていた知識を軽い気持ちで口にして。
宮森明日:「革命……?」
赤沢さらら:「トランプの大富豪?」革命の知識。
宮森明日:「フランス革命のことかな? タクミくん、フランス人には見えないけど……」狭山くんに囁いている。
ニール・E・アイレヴ:「……あれ」その反応に、片目で瞬き。
國政巧:「…いずれ、どこからでも噂になるだろう。いま知らないのなら、それでいいことだ」
國政巧:「ぼくの醜聞だ。いまは伏せさせてもらいたい」
赤沢さらら:「わかった!」頷く。
ニール・E・アイレヴ:「……あ、あー……、ごめん」
ニール・E・アイレヴ:「そりゃそっか。いちいち前のこと言われたくないよね。悪かった」
ニール・E・アイレヴ:「俺もそうなのに、すっかり気にしてなかった。もう言わないよ」
ニール・E・アイレヴ:「ちゃんと歓迎するから許してほしい。改めて、よろしく」
國政巧:「…オーヴァードは厄介な身の丈のやつが多い」仮面の下で、ニールくんを一瞥。
國政巧:「きみがぼくを既に知っていた。それだけのこととしよう」手を差し出す。
國政巧:「そうだな。よろしく」
ニール・E・アイレヴ:「了解。そういうことにね。俺のことはこれから知って」手を取る。
狭山幸太郎:「なんだかわからんが、仲直りできたならよし!俺からも、改めてよろしく」
赤沢さらら:「うんうん!」
宮森明日:「喧嘩してたわけじゃなかったように思うけど……」
狭山幸太郎:「それと、こっちが俺の幼馴染のさらら!」
赤沢さらら:「さららです!巧くんも明日くんも、これからこの学校に通うんだよね?」
赤沢さらら:「じゃあわからないことがあったら何でも聞いてね!」
赤沢さらら:「先輩として教えてあげる!先輩!と!して!」
赤沢さらら:年下。胸を張ります。
宮森明日:「あはは。僕はサークル連合の代表で船で迎えに行ってただけだよ。使い走りさ」
國政巧:「ぼくはともかく、アケビは在校生じゃないか…?」
赤沢さらら:「……………!」そうだったんだ!という顔
宮森明日:「あ。それじゃあ先輩たち」
宮森明日:「タクミくんに寮の場所とかを教えてあげないと。明日からすぐに授業は始まるしね」
赤沢さらら:「だねだね。じゃないや。ですねですね」礼儀。先輩らしい。
狭山幸太郎:かわいい
狭山幸太郎:失礼、書くところ間違えました
ニール・E・アイレヴ:「道案内くらいならいくらでも」
國政巧:「先輩…。3年生だったのか」
赤沢さらら:「あ、私は1年生だよ。この島に住む期間でいえば先輩だから、任せてね巧くん」
國政巧:「それはそうだと思うが……」釈然としない口元をしている。
宮森明日:「僕、学園の中でもよく迷子になるから……タクミくんの道案内を頼まれてくれると嬉しいな」
狭山幸太郎:「よし、それじゃ早速学園案内しようぜ。ようこそ、ここは学園都市」
宮森明日:「そうだね。道すがら案内できるところは説明していこうか」
宮森明日:「他の動物たちのことも紹介できるかも」
赤沢さらら:「うんうん。そうだね」
ニール・E・アイレヴ:「この二人揃うとパワーがすごいんだよな……」
宮森明日:「さあ、行こう、みんな。さらら後輩も行くよ」
赤沢さらら:「はーい。巧くん、動物好きそうだもんね。狐の仮面被ってるし」
ニール・E・アイレヴ:「狼でしょ? 確かにイヌ科っぽいけど」
宮森明日:「チーターじゃないの……?」
狭山幸太郎:「えっ?どう見てもウサギでは?」
赤沢さらら:「え?もー、みんな観察眼がなってないよ!」
赤沢さらら:「……で、正解はなにかな?」
國政巧:「…………」答えず。「なんというか」
國政巧:「騒がしい場所だな、ここは………」
GM:キミたちはガヤガヤと話しながら学園の方へと向かっていく。



GM:シーン終了。
GM:というわけで、PC間ロイスをまだ取っていなかった國政さんと赤沢さんにはここでロイスを取ってもらいましょう
GM:國政さんは狭山くんの、赤沢さんは國政くんのロイスを取ってね
赤沢さらら:「狐 國政巧 ○P興味/N心配」これで!新しい後輩(先輩)に興味を持ちつつ、ちゃんと楽しく暮らせるように私も手助けしてあげなきゃ!という心配をします
GM:狐!
赤沢さらら:狐!(?)
國政巧:狭山くんにロイス 興味/猜疑心:〇 で取得します
GM:何らかの何かを疑っている
國政巧:何かされたので…
GM:してたかも
ニール・E・アイレヴ:國政くんに○親身/罪悪感でロイス取得します
狭山幸太郎:國政くんに取ろうっと。 〇好奇心/猜疑心 です。 この猜疑心は、「ウサギの面だよな……?」と言う感情です
GM:そんな感情でいいのか……
GM:他にもロイスの取得や購入判定などあれば皆さんどうぞー
國政巧:皆さん!スペリオルミックス買っておくといいですよ!
GM:便利アイテムですからね
ニール・E・アイレヴ:だいじ
赤沢さらら:便利!
國政巧:とりあえず素振りでRメンというやつを買ってみよう
國政巧:2dx>=5
DoubleCross : (2DX10>=5) → 9[4,9] → 9 → 成功

GM:成功してる!
國政巧:応急手当キットも買えた… 所持!
赤沢さらら:じゃあスペリオルミックスを狙います。《援護の風》《ウィンドブレス》判定+3D。達成値+3
赤沢さらら:赤沢さららの侵蝕率を4(→ 4)増加 (44 → 48)
赤沢さらら:4dx+6>=15
DoubleCross : (4DX10+6>=15) → 7[5,5,6,7]+6 → 13 → 失敗

赤沢さらら:財産2点!出し惜しみはナシです!
狭山幸太郎:お金持ち!
赤沢さらら:赤沢さららの財産を2減少 (3 → 1)
赤沢さらら:ててーん
GM:強い!
ニール・E・アイレヴ:じゃあスペリオルミックスを、ラッキーメダルホワイト使用とあと
GM:この場で飲んでもいいですよ
ニール・E・アイレヴ:コンボ『この目に止まれ』《紡ぎの魔眼》ダイス2個増加。侵蝕0。
ニール・E・アイレヴ:ニール・E・アイレヴの侵蝕率を0増加 (47 → 47)
GM:そうすると次のシーンから登場侵蝕率が-1だ
GM:侵蝕率0で使えるのヤバイ
赤沢さらら:すみません!
赤沢さらら:自分もラッキーメダルホワイト持ちなので+1できました!巻き戻して財産1つ戻していいかな!
GM:おお、どうぞどうぞ!
赤沢さらら:では1点消費で残り2!買ったものはその場で飲みます。シールで。
赤沢さらら:ごくごく。
ニール・E・アイレヴ:たんとお飲み
GM:やったぜ。では、次のシーンから登場侵蝕率は-1されます。
GM:ニールくんも購入判定どうぞー。
ニール・E・アイレヴ:ではこちらも
ニール・E・アイレヴ:3dx+4>=15
DoubleCross : (3DX10+4>=15) → 10[7,9,10]+1[1]+4 → 15 → 成功

ニール・E・アイレヴ:ジャストじゃん
狭山幸太郎:ピッタリ!
ニール・E・アイレヴ:では自分もごくごくします!
GM:す、すげえ!
狭山幸太郎:じゃあ、私もみんなに続こうかな。乾杯しようね
GM:では、ニールくんも次のシーンから登場侵蝕率が-1されるよ!
狭山幸太郎:スペリオルミックスを狙います
狭山幸太郎:2dx+1>=15
DoubleCross : (2DX10+1>=15) → 9[4,9]+1 → 10 → 失敗

GM:お、惜しい!
狭山幸太郎:…………財産はありません。以上です!
GM:悲しいぜ
赤沢さらら:すみません!!実はCランクⅡを取得していたので更に+1!消費された財産はありませんでした!
GM:すごい! これがCランクの力……!
GM:お金は返しますよ!
赤沢さらら:お釣りを受け取りました ビクトリー
GM:では、皆さん終わったようですので改めてこのシーンは終了です!
GM:次のシーン!
GM:あっ、シナリオを見たらマスターシーンって書いてあった
GM:次のシーンはマスターシーンになります。


◆Masterscene◆

GM:学園都市、どことは知れぬ暗い部屋。
GM:そこに数人の人影が集まっている。
GM:彼らの服装はバラバラだが、全員が顔に仮面を付けている。
GM:仮面の男女が見上げるモニターに映るのは港で起きた騒動の様子だ。
カルペ・ディエム:「あの転入生、なかなか面白そうじゃない」花の仮面を付けた少女が笑う。
マスターブレイド:「これは貴殿の計画にも支障が出るのではないか。プラネータ?」鬼の面を付けた青年が言う。
プラネータ:「問題ないよ。アカデミアナイトはよくやってくれている」星の仮面を付けた少年が答える。
GM:モニターが乱れ、黒いコウモリのような映像が映し出される。それは地球から1400光年離れたヘビ座のそばにある『コウモリの影』と呼ばれる天体だ。
プラネータ:「あの子ならきっと――この学園を漆黒の闇で包み込んでくれる」
プラネータ:「そうすれば必ず――ああ、楽しみだ。楽しみだなぁ」
プラネータ:「ともだち100人できるかな」
GM:プラネータは笑うように歌うと闇の中に消えていく。
GM:後にはモニターに映った『コウモリの影』だけが残されていた。


◆Middle02◆

GM:次のシーン!
GM:次は転校初日のタクミくんが教室で過ごしていると生徒会室に呼び出されて無茶振りをされるシーンになります
國政巧:きたな
GM:せっかくだからニールくんとタクミくんが放課後の教室で話しているところで校内放送で呼び付けられる感じにしようかな
ニール・E・アイレヴ:わおわお
國政巧:おお 了解です
GM:狭山くんと赤沢さんもいてもいいし、
GM:もしこの場にいなくても生徒会室には呼び付けられます
赤沢さらら:はーい
狭山幸太郎:どうしよう。まずは若い二人に任せる?
GM:どうします? 最初からいとく?後から呼び付けられる?
國政巧:さっきちょっとあったから 2人でその話できたら嬉しいかも?
赤沢さらら:どうしよっかな。開幕に二人で話してもらって、その後当然のように教室訪ねておこうかな
GM:それでもよし!
ニール・E・アイレヴ:そうですね、お話したさはあります
狭山幸太郎:じゃあ最初は若い二人に任せて、後から幼馴染で訪ねてきましょうか
GM:じゃあ、最初はとりあえず2人で話すところからやろうかな。
國政巧:はい~
赤沢さらら:はーい
GM:では、シーンプレイヤーはニールくん。
GM:國政さんも登場だ。
國政巧:國政 巧の侵蝕率を1D10-1(→ 9)増加 (44 → 53)
ニール・E・アイレヴ:ニール・E・アイレヴの侵蝕率を1d10-1(→ 0)増加 (47 → 47)
GM:2人ともダイスを振って侵蝕率を上げてね。
ニール・E・アイレヴ:48ですね
國政巧:極端
GM:いい感じの上がり具合
GM:狭山くんと赤沢さんには後で登場する時に振ってもらうぞ。
狭山幸太郎:がってん!
GM:では、まずはシーンの描写からしていきましょう。



GM:オーヴァードアカデミアの大教室。
GM:國政巧の転校初日は騒がしいうちに放課後を迎えた。
GM:転入の自己紹介をした直後に生徒たちがキミを取り囲み、矢継ぎ早に質問を浴びせたり
GM:次々と珍妙な部活に勧誘をしたり
GM:それらをやり過ごすだけでも一苦労が必要だった
GM:放課後になるとようやく少し落ち着けるようになってきた
GM:「転入生! いつでも俺たち合法族への加入、待ってるからな!」
GM:クラスメイトが手を振って去っていく。
GM:タクミくんとすぐそばの席に座っていたニールくんを残して多くの生徒たちは課外活動のために教室を出ていく。
國政巧:「……入らんが……」腕組みし、机に座っている。押し付けられた大量のチラシが辺りにひらひら舞っている。
ニール・E・アイレヴ:ひらひら舞っているチラシを拾ってまとめている。
ニール・E・アイレヴ:束ねて、とんとんと机の上で揃えて。
國政巧:「だいたい、なんというか…なんでこんなファンタスティックな名称の部活が多いんだ」
ニール・E・アイレヴ:「なんでだろうね。伝統かなあ」
ニール・E・アイレヴ:「あ、文化系と運動系とで山を分けるの忘れてた」
國政巧:「構わん。ありがとう」
ニール・E・アイレヴ:國政くんの前に置いてあげる。
ニール・E・アイレヴ:「まあ、時期外れの転入生だしね。みんな興味津々にもなるよ」
國政巧:先頭の『暗黒コスプレ喫茶応援部』のチラシを怪訝な顔をして見やり、それからニールくんを見上げる。
國政巧:「……それだけだといいが」
ニール・E・アイレヴ:「噂がどうとか、やっぱり気にしてる?」
國政巧:「気にしている。ぼくの噂が知らないところで広がっているんじゃないかと、繊細なハートが爆発寸前だ」
ニール・E・アイレヴ:「安心材料を出せるわけじゃあないんだよなあ。俺からは何も言ってないってくらい」
ニール・E・アイレヴ:「『爆弾処理友の会』ならさっきチラシがあったけど……」
國政巧:「…なんだか分からないが、ぼくとは異なる事情を抱える人が集まっていそうな名称だな」
國政巧:「まあいい。昨日は悪かった」
ニール・E・アイレヴ:「ん、いや、あれは俺の方こそだよ」
ニール・E・アイレヴ:「あれこれ噂されて、居づらくなるのは嫌だって知ってたのに。好奇心で話題に出しちゃった」
國政巧:「…それは…」「その眼帯と関連でもあるのか?」
ニール・E・アイレヴ:「あるよう」とんとんと指で叩いて。
ニール・E・アイレヴ:「覚醒した時にね、ちょっと行方不明になって、帰ったら目がちょっとだめになってて」
ニール・E・アイレヴ:「俺のところ、田舎だからさあ。いろいろ変な目で見られて」
ニール・E・アイレヴ:「UGNの人に見つからなかったら、だいぶしんどかったね。今は元気」
ニール・E・アイレヴ:「俺の『世界』は君よりずっとずっと狭かったけど。だから、少しはわかるよ」
國政巧:「そうか」頷く。「…『世界』が狭いから、窮屈だったんだろう。ぼくの想像でしかないが」
國政巧:「…そんなことを、たいして仲良くもないぼくに話してくれるくらいには」
國政巧:「決別した過去だと思ってもいいのかい」
ニール・E・アイレヴ:「そうだねえ、それもあるし……」
ニール・E・アイレヴ:顎に指を当てて少し考える。
ニール・E・アイレヴ:「ここが、アカデミアだから、かな」
國政巧:「……なるほど」首を傾げる。
國政巧:「わからん」
ニール・E・アイレヴ:「ここは騒がしいけど、だからこそ、その中に一生徒として紛れられるのはやりやすいって感じかなあ」
ニール・E・アイレヴ:「君も、そうなれればいいと思う。生徒会の一員としてはね」
國政巧:「む」首を元に戻す。
國政巧:「そういえば、きみ、生徒会だったな。なんだ、それでぼくに用事でもあったのか?」
ニール・E・アイレヴ:「今は別にないよ、単に世話を焼くのが好きなだけ」
ニール・E・アイレヴ:チラシの山をまたまとめながら。
國政巧:「…それはつくづく分かった。昨日と今日で」 その様子を見ながら言う。
ニール・E・アイレヴ:「ただ、もしかすると……あー、会長が諦めてなければ、なんか来るかもしれないね」
國政巧:「なんか……」
赤沢さらら:赤沢さららの侵蝕率を1d10-1(→ 6)増加 (48 → 54)
狭山幸太郎:1d10+42
DoubleCross : (1D10+42) → 10[10]+42 → 52

赤沢さらら:がらっ
GM:では、そこで見知った少女と少年が教室にやってくる。
ニール・E・アイレヴ:「先に言うけど、会長の言うことはそんなに真に受けなくても……」
ニール・E・アイレヴ:と言ったところで、ドアの方に目をやる。
國政巧:「む」一緒にドアの方を見る。
赤沢さらら:一年の生徒だ。当然のように2年生の教室にやってきている
狭山幸太郎:「さ、さらら。ここ、一応2年の教室……。なんで先頭に」
ニール・E・アイレヴ:「あれ、こないだぶり」
國政巧:「部活の勧誘ならもういらないぞ」
赤沢さらら:「あー、出席番号順?」
赤沢さらら:「巧くんにニールくんもいる。こんにちは」
赤沢さらら:「相変わらず凄い数の勧誘だねぇ」
赤沢さらら:ひらひら、と手を振りながら誰かの席に掛かっているビニール袋を回収します
赤沢さらら:「お昼ごはん一緒に食べてる時に忘れちゃって」
國政巧:「きみ達、いつも一緒だな」首を傾げる。
狭山幸太郎:「國政。俺たちは、部活の勧誘に来たんじゃない。……遊びに来たんだ」
赤沢さらら:「その通り」
狭山幸太郎:「そう、なんだかわからないが、俺たちはいつも一緒。デスティニー」
ニール・E・アイレヴ:「運命の相手?」
狭山幸太郎:「フェイトインジケーター…!」
國政巧:「幼馴染でいいんだよな?」
赤沢さらら:「イエスだよ!」
國政巧:「まあいい。それなら聞きたいこともあった」
國政巧:「幸太郎くんと言ったかい」狭山くんを見ます。
赤沢さらら:「あ、そう?えーっとね家が隣同士で、昔から一緒だったの。昔は幸太郎くんと身長も同じくらいだったんだけど…」ぺらぺら
狭山幸太郎:「ああ、幸せな太郎と書いて幸太郎だが…」
國政巧:「それはどうでもいい」赤沢さんに。
ニール・E・アイレヴ:うんうん、と赤沢さんの話を聞いている。多分前も聞いたことある。
狭山幸太郎:「えっ」
狭山幸太郎:「さららの話に、興味が……ない……?」
狭山幸太郎:膝から崩れ落ちます
赤沢さらら:がーんっ。
ニール・E・アイレヴ:「えっそこまで?」
赤沢さらら:「あぁっ、しっかりっ」
國政巧:「……ならば二人で答えていただいても構わないんだが」
赤沢さらら:「なになに?」
狭山幸太郎:「なんだろ?」
國政巧:「幸太郎くん。きみ、オーヴァードとして、どんな力を持っているんだい」
國政巧:「昨日、ぼくに何かしただろう」
狭山幸太郎:ハッハッハ
狭山幸太郎:「分からない!」
赤沢さらら:「だってさ!」
國政巧:「……?」
狭山幸太郎:「いや、違うんだ。よく聞いてくれ」
狭山幸太郎:「俺は、俺の能力がなんなのかまったく分からないんだ。適性試験の結果も『良く分からない』だったので、結果としてEXランクになっている」
狭山幸太郎:「そう」
狭山幸太郎:「EXランクになっている」
國政巧:「EXランク………」
ニール・E・アイレヴ:「『測定不能』ね」
國政巧:「EXランク!?」
赤沢さらら:「そうそう!D、EのEXじゃなくて、Aよりも凄いってこと!」
赤沢さらら:「じゃーん!」ひらひら
狭山幸太郎:ははは、さらら。押すな押すな
狭山幸太郎:「國政も適性試験は受けたんだろ?ランクはどうだったんだ?」
國政巧:「フン」鼻をならす。「決まっているだろう」
赤沢さらら:「おぉ……?」ごくり
狭山幸太郎:「おお…!」わくわく
國政巧:「Cランクだ。まったく、地味でしがないぼくにお似合いなランクといえよう」
赤沢さらら:「おそろいっ」
ニール・E・アイレヴ:「あはは、おそろいだ」
狭山幸太郎:「い」「良いなぁ~!!」「さららとニールとお揃いだ」
ニール・E・アイレヴ:チラシを運動系文化系理科系分類不能に分け、五十音順に並べながら。
ニール・E・アイレヴ:地味でしがない?という顔はしている。
國政巧:「む」口元がひん曲がる。
國政巧:「……そうか」
赤沢さらら:「うんうん。でもね?能力はランクだけで決まるものじゃないから気にしなくても大丈夫だよ巧くんっ」先輩ウィンド。
赤沢さらら:「私もニールくんもCランクだけど番長で生徒会だし」
赤沢さらら:「困ったら幸太郎くんがなんとかしてくれるからっ」
狭山幸太郎:(いいぞ、さらら!先輩らしいぞ!ヒューヒュー!)
狭山幸太郎:「えっ」
ニール・E・アイレヴ:「わあ、頼りになる」
赤沢さらら:ぐ、と元気づけるように両手をグーにします。
狭山幸太郎:「えっえっ」
國政巧:「それは頼もしいな」
ニール・E・アイレヴ:「あとは、今はCでもポテンシャルがあるって考え方もあるでしょ」
GM:と、その時。
GM:校内放送が流れる。
雲雀宏一:「ピンポンパンポーン」
國政巧:「そうだな。今の事実なんて、これからいくらでも……」
國政巧:「あ?」
雲雀宏一:「転校生の國政巧くん。生徒会のニールくん。風紀委員の狭山くん。番長連のオカルト番長こと赤沢さん」
赤沢さらら:「この声は…」
雲雀宏一:「今すぐ生徒会室に来てください」
ニール・E・アイレヴ:「うわ」
雲雀宏一:「繰り返します。四人とも今すぐ生徒会室に来てください」
雲雀宏一:「ピンポンパンポーン」
狭山幸太郎:「ニールはともかく、なんで俺たちまで?」
GM:校内放送が終わる。
ニール・E・アイレヴ:「……会長、やっぱり諦めてなかったのか……?」
狭山幸太郎:「知っているのか、ニール。この呼び出しがなんなのかを」
ニール・E・アイレヴ:「無茶振り」
ニール・E・アイレヴ:これはいつものことなので。
ニール・E・アイレヴ:「んー、でも二人が呼ばれてるのはわかんないな」
ニール・E・アイレヴ:「生徒会としては、一緒に来てもらわないとなんないんだけど」
赤沢さらら:「えーっとね巧くん、今のは生徒会長の雲雀宏一さん」
赤沢さらら:「どんな人かは……」
赤沢さらら:「うん、会えばわかるよ!」
ニール・E・アイレヴ:「うん、よくわかると思うよ」
國政巧:「…すでに嫌な予感しかしないぞ…!」頭を抱えている。
狭山幸太郎:「なんだかわからないが、行ってみよう」



GM:では、キミたちが生徒会室にやってくると。
GM:生徒会長の雲雀宏一は神妙な面持ちで横たわっている。
雲雀宏一:「100パーセントを超えた……ひずみか……」
雲雀宏一:「やあ。来たね、四人とも」あれほど大量にあった書類は綺麗サッパリ無くなっている。
ニール・E・アイレヴ:「会長?」
雲雀宏一:「ぐっ……!」起き上がろうとして苦しげにうめく。
狭山幸太郎:120%を超えた力が出せる。それが人間の強さ……
ニール・E・アイレヴ:「バトル漫画ごっこですか? ……書類は……」
雲雀宏一:「ふふ、みんな。見ての通りさ。情けない限りだよ」弱々しく笑う。
雲雀宏一:「書類は片付けたが、どうやら少し無茶をしすぎたようだ……」
ニール・E・アイレヴ:「かっ、片付けた!」
雲雀宏一:「最後にキミたちに頼みたいことがある……」激しく咳き込み、何か赤い何かを吐く。
國政巧:吐いたものを見る。
ニール・E・アイレヴ:「やっぱりやればできるんじゃないですか! えっほんとに?」
狭山幸太郎:「ニール。……会長の最期の頼みだ。聞いてやれ」
ニール・E・アイレヴ:「待って待って、情報量が多い」
雲雀宏一:「ふふ、こんな時にミートソースなんて食べてる場合じゃないな……」口元をぬぐう。
ニール・E・アイレヴ:「吐くな!!!」
赤沢さらら:「わ、わ、大変」絆創膏を取り出して会長さんの額に貼ります。冷えピタがなかった
雲雀宏一:「あっ、助かる」
赤沢さらら:「いえいえ」
ニール・E・アイレヴ:「まったくもう、頼みってなんですか!」
雲雀宏一:「キミたちを呼んだのは他でもない」
ニール・E・アイレヴ:床を掃除しながら。
雲雀宏一:「……思い出したよ。“デイズ”國政巧。革命の子よ」
赤沢さらら:手慣れた動きで掃除用具をニールさんにパス。
ニール・E・アイレヴ:キャッチアンド慣れた手つきで清掃。
國政巧:「………」白い仮面の下でシリアスな表情をする。
雲雀宏一:真剣な面持ちで國政くんを見る。
狭山幸太郎:「革命の子…?!」國政くんに視線を送る
國政巧:「この学園島の生徒を束ねる男が、ぼくにどんな用があるというんだい」
雲雀宏一:「これはキミにしか頼めないことだ」
國政巧:「…ほう」
雲雀宏一:「他のみんなにはぜひ國政くんのサポートをお願いしたい」
雲雀宏一:「まだいくつかやり残した仕事があってね。僕の代わりに最後までやり遂げて欲しい……」
雲雀宏一:ずらずらと生徒会への依頼内容が書かれたリストを見せる。
赤沢さらら:「わっ、受け取りきれてないプレゼントボックスみたいな…」
雲雀宏一:「これがキミが学園に打ち解ける近道であり、そして学園を救うことにも繋がるだろう……」
ニール・E・アイレヴ:「だから転入生にあまり無茶をさせたらかわいそうって……」眉間を押さえる。
狭山幸太郎:「これは、つまり……」「國政を新生徒会長に……?」
雲雀宏一:「いや、違うね」
國政巧:「なるほど」頷く。
狭山幸太郎:「そして……俺たちが、新生徒会のメンバーに……違った」
國政巧:「違うのか…」
雲雀宏一:「うん。違う」
赤沢さらら:「なーんだ」
ニール・E・アイレヴ:「そりゃ違うでしょ……!」
赤沢さらら:「じゃあ何なんですか?巧くんをお手伝いすることって」
雲雀宏一:「だって彼、学園のことはまだ不慣れだろう」
雲雀宏一:「いくらオーヴァードとしては優秀だとは言ってもね」
雲雀宏一:「学園のことをよく知ったサポート要員は必要さ」
雲雀宏一:「そう。キミたちのような、ね!」
國政巧:「……ふむ」 頷く。
國政巧:「これらのミッションをクリアし、学園のあらゆる場所に行き、あらゆる人間と関わることで」
國政巧:「ぼくが早々にこの広く自由な学園島に馴染むことが目的であると」
ニール・E・アイレヴ:(あっ、真に受けてる)
雲雀宏一:「要点をまとめるのが上手い。さすがは國政くんだ」
狭山幸太郎:「そのためには、俺たちのような学園に詳しい男子と、さららのような儚く可憐な美少女が必要……」
ニール・E・アイレヴ:(真に受けてる!)
雲雀宏一:「儚く可憐な美少女である必要はないけど……」
赤沢さらら:両手を頬に当てていやいやえへへ、としています
ニール・E・アイレヴ:「あれっ、もしかして、みんなやる気……?」
雲雀宏一:「儚く可憐な美少女である必要はないよ」
赤沢さらら:「でもそうだったら嬉しいのでは?」
國政巧:「まあそれはどうでもいいんだが」
狭山幸太郎:「えっ」
國政巧:「いや、ぼくはてっきり」会長に視線を向ける。
赤沢さらら:「そっかぁ…」
雲雀宏一:「どうだい、ニールくん。キミも困っている國政くんを助けたいだろう?」
國政巧:「どうも仕事が嫌いそうな生徒会長が、都合よく雑務を何も知らない人間に押し付けようとしているものと」
雲雀宏一:「ば、バカ言っちゃいけないよ!!!」
雲雀宏一:「ば、バカ言っちゃ!!!!」
赤沢さらら:「………………」
雲雀宏一:激しく動揺している。
赤沢さらら:「そうなんですか?」
狭山幸太郎:「國政。口が過ぎるぞ、会長がそんなことをするわけないだろう!ねえ、ニールさん!」
雲雀宏一:「ぐっ……100パーセントを超えた……ひずみか……」急に苦しみ出す。
ニール・E・アイレヴ:「うえっ」
ニール・E・アイレヴ:そんなことをするわけがないと言えば嘘になるし。
狭山幸太郎:「俺たち学園の代表たる生徒会長が、なにもしらない転入生に雑用を押し付けることなどあってはならない!そう思いませんか!!ねえ、ニールさん!!」
雲雀宏一:「うぐっ」
國政巧:「そうだな…、ぼくがばかだったよ」
ニール・E・アイレヴ:そういうつもりだろうと言うのは、なんというか信頼にもとるのでは?という気持ちでもあるし。
雲雀宏一:「僕と言えども良心の呵責が……」
國政巧:「せっかくだし、ニールくん。きみとも共にこのミッションをこなせたらぼくは嬉しい」
ニール・E・アイレヴ:「会長、余計な真似をするからそうなるんですよ……!」
國政巧:「この学園で過ごすということの価値を、きみこそが教えてくれそうな気がしているんだ」
ニール・E・アイレヴ:「…………はあ」ため息をついて。
雲雀宏一:「しょうがない。何か報酬でも用意しておくか……」
ニール・E・アイレヴ:「わかった、わかりました。助けたいのは本当だし」
ニール・E・アイレヴ:「会長に振り回されるのを放っておくのは絶対にできそうもない」
雲雀宏一:「悪口を言われているような気がするなぁ」
ニール・E・アイレヴ:「ちゃんとやりますよ。元々俺は生徒会ですし。俺がやらないのは筋が通らない」
雲雀宏一:「ふふ、さすがはニールくんだ」
雲雀宏一:「では、國政くん。いいのかな?」
國政巧:「そうだな」横を見る。「……ひそやかな学園生活を送りたいとも思っていたが」
國政巧:「この場所で、そんなことが実現可能なのだろうか?」
雲雀宏一:「それはキミ次第かな」
雲雀宏一:「ああ。一応言っておくと」
雲雀宏一:「報道部が取材に来るという話もあったから気を付けるといい。特にキミはね」
國政巧:「そうか…。……ならば、下手な報道が出回る先に、あらゆる人に「ぼく」というものを知ってもらう必要がある」
國政巧:「心強い友人がいてくれたら、更にありがたい」
雲雀宏一:「ふふ。キミの活躍ぶりを楽しみにしていよう」
雲雀宏一:「狭山くんと赤沢さんも國政くんを手伝ってくれるということで構わないかな?」
國政巧:「フン」鼻をならす。「そうだ。ぼくは引き受けるということだ」
國政巧:それから他の三人を見る。
雲雀宏一:一緒に他の三人に視線を向ける。
ニール・E・アイレヴ:「言った通り、生徒会として彼をきちんと案内します」
狭山幸太郎:「なんだかわからんが、友達が困ってるなら力を貸すぞ」了承!
赤沢さらら:「私も頑張ります。生徒を守るのが番長だからねっ」
雲雀宏一:「よろしい。風紀委員と番長連には僕の方から断りを入れておこう」
雲雀宏一:横目でスマホを見るとサッとLINEスタンプを送る。
雲雀宏一:「……よし!」
ニール・E・アイレヴ:「断り早くないですか!?」
雲雀宏一:「いちいち細かいなぁ」
ニール・E・アイレヴ:「会長がざっくりなんですってば……」
雲雀宏一:「では、國政くん。ニールくん。狭山くん。赤沢さん」
雲雀宏一:「この学園のみんなのための仕事を任せたよ!」
GM:満身創痍の生徒会長、雲雀宏一は気丈な笑みを浮かべるとキミたちに学園の平和を託すのだった。



GM:シーン終了。
GM:ロイスの取得や感情変更、購入判定が可能ですよ!
國政巧:ニールくんへロイス取得しようかな 誠意:〇/隔意
GM:誠意!
狭山幸太郎:購入判定でアドヴァイスとか使うことは可能でしょうか?
ニール・E・アイレヴ:こちらはロイスは保留かなー
赤沢さらら:ニールくんに。「ニール・E・アイレヴ ○P親身/N心配」お仕事お疲れ様。
GM:ふむ。自分の購入判定の手番を消費して他人にかけるという形ならアドヴァイス使っても構いませんよ
狭山幸太郎:ロイスは保留!
狭山幸太郎:了解です。どうしようかな。クリティカルを-1することにどれくらいの意味があるのかよくわからない
赤沢さらら:ボルアクライフルを狙おうかな
GM:強い銃だ
赤沢さらら:9だしねぇ…w
狭山幸太郎:ですね、、、やめておきます、、、w
赤沢さらら:《援護の風》《ウィンドブレス》判定+3D。達成値+3!あとメダルとCランクの補正も入れる!
赤沢さらら:赤沢さららの侵蝕率を4(→ 4)増加 (54 → 58)
國政巧:侵蝕4も上がるし、ダイスボーナスが発生してからとかでも良さそうですね
GM:わっ、強そう
赤沢さらら:4dx+8>=15
DoubleCross : (4DX10+8>=15) → 9[6,6,8,9]+8 → 17 → 成功

赤沢さらら:へへん
ニール・E・アイレヴ:つよい!
國政巧:おお~
狭山幸太郎:確かにダイスボーナス出てからの方が良いですね
狭山幸太郎:つよい!
GM:高い!
國政巧:こちらは《紡ぎの魔眼》とブーメランアスピスの効果を使用し、スペリオルミックスの購入に挑みます
狭山幸太郎:頑張って…!
GM:ほ、本気だ……!
國政巧:5dx+4+1>=15 CランクⅡの効果ものるぞ
DoubleCross : (5DX10+5>=15) → 10[6,8,9,9,10]+4[4]+5 → 19 → 成功

國政巧:ヤッタ!
ニール・E・アイレヴ:つよい!
GM:すご!?
狭山幸太郎:おおー!!
赤沢さらら:わたしよりすごい!
國政巧:狭山くんにプレゼント!
國政巧:國政 巧の侵蝕率を2増加 (53 → 55)
GM:フォー・ユー!
狭山幸太郎:ありがとー!!ジュース奢ってもらっちゃった!
GM:この場で使っても構いませんよ!
狭山幸太郎:あ、飲みます!ゴクゴク!
狭山幸太郎:プハーッ!飲んだぜ!
GM:では、狭山くんも次のシーンから登場侵蝕率が-1されるぞ!
狭山幸太郎:やったね!
ニール・E・アイレヴ:じゃあこちらはUGNボディアーマーをラッキーメダルホワイト使用で
ニール・E・アイレヴ:コンボ『この目に止まれ』《紡ぎの魔眼》ダイス2個増加。侵蝕0。
狭山幸太郎:がんばれー!
ニール・E・アイレヴ:3dx+4>=12
DoubleCross : (3DX10+4>=12) → 10[5,8,10]+10[10]+10[10]+7[7]+4 → 41 → 成功

ニール・E・アイレヴ:???
國政巧:えっ
ニール・E・アイレヴ:?????
ニール・E・アイレヴ:えっまちがってないですよね?
國政巧:そ それ本当にUGNボディーアーマーですか……?
國政巧:戦車とかじゃない?
GM:めっちゃ高い
GM:高級品かも
赤沢さらら:すごい
狭山幸太郎:戦車ww
赤沢さらら:コレが生徒会のパワー
ニール・E・アイレヴ:び、びっくりした、装備します
ニール・E・アイレヴ:以上!
赤沢さらら:UGNタンク!
GM:硬そう
狭山幸太郎:じゃ、じゃあ、とりあえずメンチ焼きそばパンを買って國政くんにお返ししておこう。食べてね
狭山幸太郎:2dx+1>=3
DoubleCross : (2DX10+1>=3) → 8[4,8]+1 → 9 → 成功

GM:えらい
GM:成功してる!
國政巧:わあっやったあ
狭山幸太郎:買えました!お返しにパス!これが購買の人気メニューだ!
國政巧:わーい!おやつにします!
狭山幸太郎:こんなところかな
GM:胃もたれしそうなパンだなぁ
赤沢さらら:※なお、この時点で「援護の風」の最大レベルの勘違いが発覚したので次のシーンからリビルドされます。
赤沢さらら:乞うご期待!
GM:期待するぜ!
GM:では、全員が終わったようなので改めてこのシーンは終了です!


◆Middle03◆

GM:次のシーン!
GM:ここからはキミたちが特命全権大使として生徒会に集まった依頼をこなしていくというシーンになります。
GM:シーンプレイヤーは狭山くん。
狭山幸太郎:はーい!
GM:最初はとりあえず全員登場にしましょう。
國政巧:でたい!
GM:全員ダイスを振って侵蝕率を上げてください。
狭山幸太郎:1d10+52
DoubleCross : (1D10+52) → 9[9]+52 → 61

赤沢さらら:赤沢さららの侵蝕率を1d10-1(→ 8)増加 (58 → 66)
國政巧:國政 巧の侵蝕率を1D10-1(→ 9)増加 (55 → 64)
ニール・E・アイレヴ:ニール・E・アイレヴの侵蝕率を1d10-1(→ 9)増加 (48 → 57)
赤沢さらら:出目たかいね?
狭山幸太郎:-1忘れてた!60です
國政巧:およよ
GM:-1だぜ
GM:では、まずはシーンの描写からしていきましょう。



GM:キミたちは生徒会から貸し与えられた空き教室に集まっていた。
GM:ここを拠点にして生徒会に寄せられた厄介な依頼を解決していくことになる。
GM:と、ドアが開いて威勢の良い声が響く。
プリシラ・カルバハル:「はーい! 報道部のプリシラ・カルバハルだYO!」カメラを構えたラテン系の少女だ。
狭山幸太郎:「き、君は!! 報道部のプリシラ・カルバハル!!カメラを構えたラテン系の少女!!DR P49参照!!」
狭山幸太郎:「なぜここに!?」
プリシラ・カルバハル:「説明どうもだYO!生徒会の特命全権大使である皆の活躍をバッチリ取材させてもらうYO!」肩にはハツカネズミが乗っている。
ニール・E・アイレヴ:「会長その役名聞いてないです」頭を抱えている。
プリシラ・カルバハル:「特に転校生である國政くんには学園の皆が注目してるからNE!」
國政巧:「頼んでいない」 仮面の下の口元が不機嫌そうにしている。
プリシラ・カルバハル:「頼まれてなくても報道するのがジャーナリスト魂ってやつだZE!」
國政巧:「さららくん。こいつはパパラッチってやつじゃないのか」
プリシラ・カルバハル:「ノンノン。ジャーナリストだYO!」口出ししている。
狭山幸太郎:パパラッチ……。パパ拉致……?とんでもないやつだな、だなどと考えている
赤沢さらら:「プリシラさんは合法なジャーナリストだよ」
赤沢さらら:「何故かどこにでも居るの」
プリシラ・カルバハル:「番長連のオカルト番長なら生徒の自主性は尊重してくれるNE!」カメラを向ける。
赤沢さらら:「ほら、どこにでも居る女の子、ってやつ?」
赤沢さらら:ピース
國政巧:「そのフレーズはそういう意味じゃないと思うが…」
プリシラ・カルバハル:「どこにでもいる女の子だZE!」シャッターを切る。
國政巧:「なんだい。きみも報道されたことが?」
赤沢さらら:「オカルト番長だからね。たまに取材されるんだよ?」
赤沢さらら:「いや、オカルト番長ではないんだけどね」
ニール・E・アイレヴ:「どっち」
赤沢さらら:「ないです。ない。もっと可愛いやつ」
狭山幸太郎:「さららは可憐な美少女だからな。取材とかめっちゃ来る」うんうん、と頷く
プリシラ・カルバハル:「皆には学園を盛り上げてくれるような大冒険を期待しているZE!」
赤沢さらら:「もーっ、幸太郎くんもーっ」ばしばし
國政巧:「騒がしくなってきた……」頭を振る。
ニール・E・アイレヴ:「まあ、振り切れるような感じではないから……こっちが頑張るしかないかなあ」
プリシラ・カルバハル:「それで、最初はいったいどんな活動をするんだZE?」
GM:キミたちの前には依頼内容がまとめられたリストが並んでいる。
GM:その内容は次のようなものだ

特命全権大使依頼リスト

①サークル棟の一部が極道風の少年たちに占拠されている事件
②ゲーミング悪役令嬢部のバグ退治の応援要請
③暗黒コスプレ喫茶部のお手伝い

GM:現状ではこの三つですが、緊急クエストが追加される場合もあります
GM:上のやつほど緊急性が高く、そのため判定も重めです
狭山幸太郎:つまり、ダイスボーナスを得てから挑めということですね
GM:もしくは生徒の平和のために真っ先に挑戦してもいい
GM:選ぶ順番は指定などはないのでみんなで相談して決めるといいでしょう
GM:では、PL間の相談の結果は!
狭山幸太郎:結論が出たぜ。なんと満場一致だ。コスプレで。
GM:なんと……!
GM:恐ろしい奴らだ……!
GM:それでは最初のクエストは③暗黒コスプレ喫茶部のお手伝い
GM:に決まりました!
國政巧:やってやるぜ
狭山幸太郎:どんな恐ろしい事が待ち受けるんだ…!
赤沢さらら:ですぜっ
ニール・E・アイレヴ:うおー



GM:寄せられていた依頼内容を吟味したキミたちは早速最初の依頼主のもとに向かった。
GM:学園都市の市街区中心部。
GM:そこには、生徒たちによって運営されている店舗も数多く建ち並んでいる。
GM:そのうちの一軒、暗黒コスプレ喫茶部によって運営されている『カフェ 呪滅回廊』。
GM:一歩足を踏み入れると店の中は惨憺たる有り様だった。
GM:食器は割れ、食材は飛び散っている。
GM:客は1人もおらず、閑古鳥が鳴いている。
シルク・シロガネ:「もうダメです……おしまいです……」黒髪の眼鏡の少女がうなだれている。
國政巧:「一体なにが……」きょろきょろと店内を見回している。
シルク・シロガネ:「やっぱり私たちが喫茶店なんてやるべきじゃなかったんです……」
ニール・E・アイレヴ:「大丈夫? 何があったの? あと保健委員ちゃんと監督しに来てる?」
狭山幸太郎:「ど、どうした!一体なにが……!!悪いやつらに襲撃でもされたのか?」
シルク・シロガネ:「あ。来てくれたんですね、特命全権大使の皆さん……」
ニール・E・アイレヴ:とりあえず割れ物を片付けている。あぶないので。
シルク・シロガネ:「いえ、これは全部自分たちでやったんです……」
赤沢さらら:「ううん、ひと目見ておしまい感はすごくでてますね」
狭山幸太郎:「自滅……」
赤沢さらら:「自分で?どうして?」
シルク・シロガネ:「そう、もうおしまいなんですー!」
國政巧:「落ち着きたまえ。いちから説明してくれないか」
シルク・シロガネ:「私たち、コスプレ衣装を作ることに関しては天才的で右に出るものはいないほどでして」
赤沢さらら:「ふんふん」
シルク・シロガネ:「それで少しでも多くの人に衣装を見てもらおうと思って喫茶店を始めたんですが」
赤沢さらら:「なるほどなるほど」
シルク・シロガネ:「コスプレ衣装を作ること以外は私たち何もできないことを忘れていて……」
シルク・シロガネ:「この有り様です」
GM:店の中は惨憺たる有り様だ。
ニール・E・アイレヴ:「保健委員ー!」
國政巧:「もしや、きみたち…」シリアスな表情をする。
シルク・シロガネ:「そ、そこでですね!」
國政巧:「む」
シルク・シロガネ:「特命全権大使であるあなた方に私たちの作った衣装を着て配膳や料理をして欲しいのです!」
赤沢さらら:「なるほどー?」語尾を上げて頷く
シルク・シロガネ:「私たちはその様子を見てウットリしていますので!」
ニール・E・アイレヴ:「えっ」
ニール・E・アイレヴ:「見て、学んで?」
シルク・シロガネ:「暗黒コスプレ喫茶部のコンセプトを守るためにはもうこの手段しかありません……!」
赤沢さらら:「つまり、ウェイトレスさんやウェイターさん?」
國政巧:「コックもオーダーとのことだぞ」
シルク・シロガネ:「そう。そういうことです!」びしりと指差す。
國政巧:「喫茶店の職務のだいたい全てな気がするが……」
シルク・シロガネ:「レジ打ちとかもよければ……」
赤沢さらら:「いらっしゃいませから退店まで全部じゃないですか」
ニール・E・アイレヴ:「学んで維持してくれないと困るよ!」
シルク・シロガネ:「私たち、コスプレ衣装を作る以外は本当にダメで……」
シルク・シロガネ:「コスプレ衣装を作ることにかけては天才的なんですけど……」
赤沢さらら:「まぁまぁ、向き不向きってあるよニールくん」
ニール・E・アイレヴ:「形態を考え直そう! ……とはいえ、ここは手伝うしかないんだよなあ」
狭山幸太郎:「なるほど。……國政、ニール。こういった経験をしたことは?」
狭山幸太郎:「あと、さららのコスプレ、めっちゃ似合うと思う」
ニール・E・アイレヴ:「ウェイターだけなら文化祭でちょっとやったけど……」
狭山幸太郎:「めっちゃ。似合うと思う」
國政巧:「潜入任務の折に少しばかり……」
シルク・シロガネ:「大丈夫ですか、この人は?」狭山くんを指差して言う。
ニール・E・アイレヴ:「さらっと混ぜていく」
赤沢さらら:「やぁ、もう、やだもー」
赤沢さらら:「幸太郎くんはすごいから大丈夫だよ」
赤沢さらら:「料理とかもきっと出来るし」
狭山幸太郎:「えっ」
シルク・シロガネ:「すごいならいいですかね」
赤沢さらら:「レジ打ちとかも多分早いよ」
國政巧:「なるほど。さすがEXランクだな」頷く。
狭山幸太郎:「えっえっ」
ニール・E・アイレヴ:「ああ、じゃあ期待が持てそうだなあ」
シルク・シロガネ:「あっ、私たちよりすごい……!」尊敬の眼差し。
赤沢さらら:「ほら、ニールくんも巧くんもこう言ってる」
狭山幸太郎:「……こ、ここはこのEXランクに……任せろ……!」(遠い目
シルク・シロガネ:「では、皆さん。よろしくお願いします! コスプレ衣装は自由に選んでくださって構いませんので!」
國政巧:「いやあ。心強い。良い幼馴染がいるな、さららくん」
赤沢さらら:「ふふん、そうでしょ?」
ニール・E・アイレヴ:「よかった、これでだいぶ安心だよ。頑張ろうね」
赤沢さらら:「だから私達も安心して頑張ろっ」
國政巧:「ああ。幸太郎くんを中心に頑張ろう」
シルク・シロガネ:「これで暗黒コスプレ喫茶部も安泰です~!」
ニール・E・アイレヴ:「頼むよ、狭山くん!」
狭山幸太郎:「ハイ……」

GM:というわけでイベントで着る衣装は自由に決めてもらってもいいですし、チャートを用意したのでそれを参考にしても構いません
國政巧:チャート!?
狭山幸太郎:チャート?!

暗黒コスプレ衣装チャート

0 その他
1・2 和風、着物系
3・4 異世界ファンタジー風
5・6 執事、メイド
7・8 エスニック、チャイナ
9・10 スーツ、制服系

ニール・E・アイレヴ:えー全部勝利じゃん
GM:1d10を振って出たものを参考にするといいでしょう
赤沢さらら:凄い
GM:もしくは着たい衣装が決まっているならそれを着てもいいぞ
ニール・E・アイレヴ:チャートしようかな
國政巧:ぼくは和風、着物系でゆこうかなという心持でした
GM:おお
ニール・E・アイレヴ:1d10
DoubleCross : (1D10) → 1

狭山幸太郎:おお!
狭山幸太郎:面にも合う!
ニール・E・アイレヴ:和だ
狭山幸太郎:あっ!和装お揃い!
GM:ニールくんも和だ
國政巧:お揃いするかい!
ニール・E・アイレヴ:しよしよ
GM:和装組にしてもいい
赤沢さらら:なるほどね!
赤沢さらら:チャートします
赤沢さらら:1d10
DoubleCross : (1D10) → 2

赤沢さらら:和に固まるなぁw
狭山幸太郎:和!!
GM:あっ、かぶった!
GM:振り直してもいいよ
GM:もしくは選んでもいいしね
狭山幸太郎:まぁ見ていてください。私がここで和を引けば、この喫茶店のコンセプトが和喫茶になるってわけですよ
GM:賢い……!
赤沢さらら:インテリジェンス!
狭山幸太郎:これがEXの力だ。チャートを振ります
狭山幸太郎:1d10
DoubleCross : (1D10) → 7

國政巧:狭山くん!!
GM:7・8 エスニック、チャイナ
GM:アオザイとかチャイナドレスとかですかね
ニール・E・アイレヴ:あっでもアジア寄りだ
狭山幸太郎:…………
赤沢さらら:なるほどーっ
狭山幸太郎:ナイスフォローだ、ニールくん!
GM:でも、身長が高いからチャイナ服は似合いそうですね
赤沢さらら:確かに。
赤沢さらら:でもあえて私メイドにします。西洋。
GM:あえた!
ニール・E・アイレヴ:選んだ!
赤沢さらら:画面をバラすためであって趣味ではありません
狭山幸太郎:ヤッター!!!メイド!!メイドダ!!!ウヒョー!!!かわいい!!!
ニール・E・アイレヴ:おちついて
GM:画面をバラすのは大事ですからね
赤沢さらら:落ち着いてくださいご主人!
GM:狭山くんもそっちに寄せて執事服でもいいですが
GM:我が部は自主性を尊重するのです
狭山幸太郎:今、ピクルーと相談して来たので、アジアンで大丈夫です
GM:相談が素早い!
GM:では、國政くんとニールくんが和風、着物系
GM:狭山くんがアジアン
GM:さららさんがメイド服
GM:ということになりました
GM:今回やってもらう判定はこちら!
GM:配膳やレジ打ちを担当する場合は〈意志〉か〈交渉〉で難易度7
GM:料理や皿洗いをなどを担当する場合は【肉体】か〈芸術:料理〉で難易度9です
國政巧:全員成功する必要はありますか?
GM:ここでは過半数以上のPCが成功する必要があります!
GM:四人だから三人以上だな
GM:1人は失敗してもオーケー!
GM:ちなみに判定に失敗すると精神的なダメージを受けるので1d10のHPを失うことになるぞ
ニール・E・アイレヴ:全員がどちらか片方を選んでも大丈夫ですか?
ニール・E・アイレヴ:両方成功する必要がある?
狭山幸太郎:あ、確かに
GM:1人1人好きな方を選んで判定してもらって大丈夫ですよ!
ニール・E・アイレヴ:はーい!
GM:全員が給仕していてもいい
國政巧:じゃあさっそく ブーメランアスピスの効果を使用して料理・皿洗いの判定に挑戦してみよう 肉体で振ります
國政巧:3dx+5>=9
DoubleCross : (3DX10+5>=9) → 9[2,8,9]+5 → 14 → 成功

國政巧:やった!
狭山幸太郎:ヒュー!!
國政巧:國政 巧の侵蝕率を1増加 (64 → 65)
GM:高い……!
ニール・E・アイレヴ:つよい!
狭山幸太郎:私も続く!意志判定!
狭山幸太郎:5dx+1
DoubleCross : (5DX10+1) → 8[1,2,6,7,8]+1 → 9

GM:お見事……!
狭山幸太郎:7なのでクリア!
ニール・E・アイレヴ:では自分も意志で判定します。思い出の一品があります。
ニール・E・アイレヴ:コンボ『この目に止まれ』《紡ぎの魔眼》ダイス2個増加。侵蝕0。
ニール・E・アイレヴ:5dx+1>=7
DoubleCross : (5DX10+1>=7) → 8[1,5,6,8,8]+1 → 9 → 成功

GM:さすが……!
狭山幸太郎:ヒュー!
赤沢さらら:さっすが~
國政巧:すごい!
GM:では、さららさんはどうします?
赤沢さらら:ちなみに、《芸術:幼馴染》を取得しているんですがこれは《芸術:料理》に代用できますか?
GM:あー、なるほど
狭山幸太郎:さらら…!!
GM:〈芸術:幼馴染〉でしたら確かに問題なくできそうですね
赤沢さらら:幼馴染なのでよく料理をしますからね。
GM:幼馴染は世話焼きなものですし、料理もできそうですからね
赤沢さらら:そのとおりです
狭山幸太郎:そうなんですよさららは休日によく料理を作ってくれてうちの母さんも早く孫の顔が見たいってあらあらまあまあうふふ
GM:いや、それは知らんが……
赤沢さらら:やだもう…
赤沢さらら:では芸術幼馴染で料理判定します
赤沢さらら:《援護の風》判定+5D
赤沢さらら:赤沢さららの侵蝕率を2(→ 2)増加 (66 → 68)
GM:ほ、本気だ……!
赤沢さらら:9dx+1>=9
DoubleCross : (9DX10+1>=9) → 10[1,2,3,3,4,6,7,8,10]+5[5]+1 → 16 → 成功

赤沢さらら:コレがリビルドされた力です
國政巧:す、すごい
GM:強い……!
ニール・E・アイレヴ:ばっちりすぎる
狭山幸太郎:強い…!
國政巧:料理ができるタイプの幼馴染だ!
GM:では、早速演出をやっていきましょう!



GM:――綺麗に片付けがされた店内。
GM:自身もメイド服に着替えたシルク・シロガネが店のドアを開ける。
シルク・シロガネ:「それじゃあいよいよ開店です。皆さん、よろしくお願いします……!」
GM:カフェがオープンすると、続々と生徒の客たちが入ってくる。
國政巧:「なんだ、千客万来じゃないか。まあ、応援部があるくらいだものな…」キッチンから顔を覗かせてぼやく。
GM:「何頼む~?」「私、タピオカ飲みたーい」生徒たちがキャイキャイしている。
赤沢さらら:「だね。ホラーハウスみたいな感じだったのに…」白いブラウスにシックなエプロンドレス、長い髪を三つ編みにまとめたクラシカルなメイドスタイル。
赤沢さらら:同じく厨房で作業中
國政巧:白い動物の仮面はそのまま、レトロなデザインの黒い学生帽に学生服にマント。和装。
GM:「あの店員さん、格好良くない……!?」女子生徒がキッチンの方を見て黄色い歓声を上げる。
赤沢さらら:本来は付属しているホワイトブリムは外している。お鍋に落としたら大変。
國政巧:「……ふむ」赤沢さんを見やる。
赤沢さらら:「?」視線を感じる。こっちを向いてるので。
國政巧:「なんとかにも衣装と言うが、そんな感じだな」
GM:「あっちのメイドさんも可愛い~!」女子生徒がチラチラとキッチンの方を見て盛り上がっている。
赤沢さらら:「む、ありがとうございます。巧くんも和服、似合ってますね」
赤沢さらら:褒め言葉だと思っている
國政巧:「フン。ぼくにお礼を言う暇があるものか」
赤沢さらら:「和風な……なんていうんだっけ。書生?」
國政巧:「そんなものだな。きみ、幼馴染にしっかりと褒めてもらった方がいい」
狭山幸太郎:ではそこに
赤沢さらら:「え、やあやあ。幸太郎くんに褒められるなんてそんな。お仕事忙しいかもだし?」
GM:厨房との間には仕切りがないためホールの方からもキミたちの姿が見える。
赤沢さらら:くるくると三つ編みを回しつつチラチラとホールの方を見ます
GM:お客様からなるべく多くのコスプレ衣装を見てもらおうという店側の配慮だ。
赤沢さらら:もちろん、正面が見えるように配置されているのでホールに後ろ姿を向けることはめったに無いのです。
狭山幸太郎:「オーダー。マッサマンカレー入りまーす」ホールから伝票を持ってくるアジアンテイストな男!!黒い丸眼鏡にノースリーブのぴっちりした衣装だ!
國政巧:「む。噂をすれば」
GM:「学園都市にあんな格好良い人いたっけ!? 衣装も素敵~!」女子生徒が歓声をあげている。
狭山幸太郎:「……」ピシィィン! 雷のような衝撃が落ちた
赤沢さらら:「はーいっ」伝票をぱちんとはさみつつその姿から目を離しません
狭山幸太郎:「……」フゥキィィン! 風紀委員がそこにいます
赤沢さらら:身長差の関係でその顔を下から覗きこみます。
國政巧:「む。しかしまあ、普段とはずいぶん雰囲気が違って見える……」
赤沢さらら:「わ~っクーロンな感じだ。カッコイイね」
狭山幸太郎:「て」「天使?ここは、ヴァルハラ……」
赤沢さらら:「うんうん、身長高いからすごい」
國政巧:「……ぼくの言葉は聞こえていないな。これは」
赤沢さらら:「そうなの?……幸太郎くん?」
狭山幸太郎:「ハッ!い、いや、聞こえています!聴力判定A!」
赤沢さらら:顔に手を伸ばそうとして届かないので胸板をポスポス。
赤沢さらら:「あ、よかった」
狭山幸太郎:「國政も、さららも、」「めちゃくちゃ似合ってるな……」
狭山幸太郎:言葉に出せない程の衝撃。それを人は、『よくわからない』と言う。ところで
赤沢さらら:「うふふっ」
狭山幸太郎:「そういえば、ニールは?こっちに来てない?」
赤沢さらら:くしゃりと笑う「でしょ?でしょ?そうでしょ?ほら、幸太郎くんが褒めてくれたよ巧くーん」
國政巧:「まったく、ごちそうさまだ」
赤沢さらら:「あ、つまみ食いは駄目だよ」
ニール・E・アイレヴ:「あっ、ごめん、ちょっと着付け?に時間がかかってて……」奥から声がする。
國政巧:「しない。馬に蹴られてもたまらないし」
國政巧:「ニールくん。遅いぞ」
ニール・E・アイレヴ:「これ変じゃないかな、日本の人から見て……大丈夫?」黒い着物に、桜の柄の羽織。和装。
赤沢さらら:「おぉーっ」
狭山幸太郎:「おぉーっ」
赤沢さらら:「ニールくんも似合う!アイアム日本人!」
ニール・E・アイレヴ:……だが、どうも女物を着ているように見える。
狭山幸太郎:「ユーアー日本人!」
國政巧:「………?」首を捻る。
赤沢さらら:「これ、私も着ようと思ったけどこの柄は身長足りなかったんだよね~」
ニール・E・アイレヴ:「なんか國政くんのと違う気がするんだけど、バリエーション豊富なんだねえ」
ニール・E・アイレヴ:「あっ、いらっしゃいませ。お好きなお席にどうぞ」
GM:ニールくんが姿を現すと客席の方がざわつく。
ニール・E・アイレヴ:袖を揺らして挨拶をする。
GM:「ヤバ……」「あの人、こっち来ないかな……」
狭山幸太郎:(これ、女性用……だよな……)
國政巧:「いや、ぼくはアメリカ育ちだからな。知らないジャパニーズ文化ということもある」
ニール・E・アイレヴ:「そうだった。桜はアカデミアにあるから、ちょうどいいかなって」
赤沢さらら:「あっ、そうなの?あれは着物っていうんだよ。トラディショナルスタイルだよ?」
狭山幸太郎:「なんだかよくわからんが、似合ってるから良いのか……」
國政巧:「そうなのか。女性的なデザインだが、ニールくんにずいぶん似合っているな」
赤沢さらら:「ねー、凄く似合ってるねー」
赤沢さらら:「女性物なのにちゃんと着こなせてるの凄いや」
ニール・E・アイレヴ:「ありがとう! 國政くんもシックで格好いいよ」
ニール・E・アイレヴ:「……あれ?」
國政巧:「ん…?」
國政巧:「……そうか」頷く。
國政巧:「それを着こなせるなんて凄いな」
ニール・E・アイレヴ:「えっえっ、でも着替えてる時間ないよ!」
赤沢さらら:「うん? うん」
狭山幸太郎:「和装の男女で、なんていうか、大正ロマンを感じるぞ!似合ってるな!」
赤沢さらら:「私もさっき勧められたやつだもん。サイズが合う柄、後で着よっかな?」
狭山幸太郎:「着るの?」
赤沢さらら:「だめ?」
狭山幸太郎:「是非に」
赤沢さらら:「えへ」
國政巧:「おかわりはいらんぞ」
狭山幸太郎:報道部の姿を探す。シャッターチャンスはここですよ!
ニール・E・アイレヴ:「……じゃあ、全員で着物する? 二人とも似合ってるけど」
GM:「和服のお兄さんたち、写真撮らせてもらってもいいですか~!」「2人で並んでください~!」黄色い歓声でお客様からの声がかかる。
赤沢さらら:「ニールくんも似合ってるから着替えなくて大丈夫!みんなも盛り上がってるよ!」
ニール・E・アイレヴ:「そう? ならいいかなあ、正直違いわかんないし」
狭山幸太郎:「ほら、お呼びだぞ。サービスしてこい」トンっと二人の背中を押して
赤沢さらら:「あ、コレも持っていってね」話してる間にカタリと注文の料理を置いていく。不思議と手際が良い。
ニール・E・アイレヴ:「わ、はいはい」
國政巧:「む。仕方ない…」
GM:女子生徒たちが2人を囲んでスマホのカメラを向けている。
ニール・E・アイレヴ:綺麗に盛り付けられた料理を持って、少し歩き慣れない様子でホールの方へ。
ニール・E・アイレヴ:「行こっか」
國政巧:「…エスコートはしないぞ」鼻をならす。
ニール・E・アイレヴ:「手ぇ塞がってるって」
國政巧:「フン」
GM:「格好良い~!」「この写真、後でお兄さんたちにも送りますね~!」客席は大盛り上がりだ。
GM:大盛況のうちに最初の依頼は終わりを迎えた。
GM:店が閉店時間を迎えると依頼主のシルク・シロガネはキミたちに深々と頭を下げる。
シルク・シロガネ:「ほんっとうに……ありがとうございました!!」
シルク・シロガネ:「見てください、この売り上げ! 今までの対比で300%アップですよ!」
國政巧:「0からのスタートだからな」
シルク・シロガネ:「こんなにたくさんの人に衣装を見てもらえるなんて……!」泣いている。
シルク・シロガネ:「それもこれも皆さんのおかげです!」
ニール・E・アイレヴ:「お役に立てて何より」
赤沢さらら:「困ってる人を助けるのは当たり前だよ~」
シルク・シロガネ:「電卓の見方分からないけど、今までこんな売り上げを出した日なんて一度も……!」泣いている。
ニール・E・アイレヴ:「学んで……」
シルク・シロガネ:「もしよければこれからもたまにお手伝いに来てください……!」
國政巧:「電卓の見方は分かった方がいいぞ」
赤沢さらら:「寸法の計算どうしてるの……?」
シルク・シロガネ:「衣装作りは直感でいけるんスよ。天才なので……」
赤沢さらら:「そうなんだ」頷く。
狭山幸太郎:「自己肯定感が高い……」頷く。
國政巧:「……ならばだな」頷く。
國政巧:「シルクくん。ぜひ、ぼくらの名前を覚えていただきたい」
シルク・シロガネ:「は、はい! もちろんです!特命全権大使の皆さん!」
國政巧:「ああ。國政巧、狭山幸太郎、ニール・Eアイレヴ、そしてオカルト番長こと赤沢さららくんだ」
赤沢さらら:「オカルト番長ではないんだけどね」
國政巧:「よろしく頼むぞ」
シルク・シロガネ:「國政巧さん、狭山幸太郎さん、ニール・E・アイレヴさん。それにオカルト番長こと赤沢さららさん……」嚙み締めるように言う。
シルク・シロガネ:「皆さんにお願いして本当によかったです。ありがとうございました!」
シルク・シロガネ:深々と頭を下げてお礼を言う。
國政巧:「フン。この島に来て、この言葉を言うことになるとは思わなかったが」
國政巧:「どういたしまして、だ」
GM:黒髪の少女は少し不思議そうにしてからにこやかに笑った。
GM:こうしてキミたちは学園での最初の依頼を解決に導いたのだった。



GM:シーン終了。
GM:ロイスの取得や感情変更、購入判定が可能ですよ!
國政巧:ロイスは保留にします~
狭山幸太郎:ロイスは保留!何買おうかな
ニール・E・アイレヴ:狭山くんに ○連帯感/おちついて で取得します
國政巧:おちついて…w
狭山幸太郎:ww
GM:連帯してる!
赤沢さらら:wwww
赤沢さらら:ロイスはこちらも保留~。防具でも買おうかな
國政巧:狭山くんのロイスを感情変更します 興味/猜疑心:〇 ⇒ 興味:〇/食傷
狭山幸太郎:あっ!興味が表に!ワーイ!
GM:興味持ってる!
國政巧:EXランクらしいですからな
赤沢さらら:すごいんですよ
GM:すごいぜ
赤沢さらら:こちらはきぐるみ狙いで行きます。Cランクホワイトメダルで。
赤沢さらら:2dx+5>=14
DoubleCross : (2DX10+5>=14) → 7[4,7]+5 → 12 → 失敗

國政巧:おっおしい
赤沢さらら:ここは今度こそ財産!2点使用します
赤沢さらら:赤沢さららの財産を2減少 (3 → 1)
GM:素晴らしい!
赤沢さらら:きました!暗黒コスプレきぐるみ!
GM:すごい!
狭山幸太郎:かわいい!
國政巧:こっちも防具を買おうかな UGNボディーアーマー狙いで素振りです。CランクⅡの効果を適用して
國政巧:3dx+1>=12
DoubleCross : (3DX10+1>=12) → 7[2,5,7]+1 → 8 → 失敗

GM:あっ、惜しい
國政巧:だめでした!
ニール・E・アイレヴ:あ、じゃあこっちでもやりましょうか、ボデマ
國政巧:たのもしい
狭山幸太郎:頼りになる
赤沢さらら:たのもしや
ニール・E・アイレヴ:ではラッキーメダルホワイトと紡ぎの魔眼(0)使用!
GM:ノーコスト……!
ニール・E・アイレヴ:3dx+4>=12
DoubleCross : (3DX10+4>=12) → 5[1,3,5]+4 → 9 → 失敗

GM:あっ、惜しい……!
ニール・E・アイレヴ:あ、あと3か、財産点6あるんですよね。
GM:おお。お金持ちだ
赤沢さらら:マネーっ
狭山幸太郎:まぁまぁ。ならここは、このEXランクに任せてえっ財産めっちゃ持ってる!
ニール・E・アイレヴ:防具あった方がいいよね、3払って國政くんにあげましょうか
GM:太っ腹!
國政巧:あっじゃあもらいます!ありがとうございます
ニール・E・アイレヴ:どぞどぞ、出目は水物なので
ニール・E・アイレヴ:残り3点!
赤沢さらら:CランクのCはキャッシャーのC!
GM:そうだったとはね
狭山幸太郎:じゃあ私は、学生らしく保健室利用許可証を買おう
GM:学生らしい!
狭山幸太郎:3dx+1>=10
DoubleCross : (3DX10+1>=10) → 10[2,3,10]+8[8]+1 → 19 → 成功

GM:めっちゃ出目いいな
赤沢さらら:すごい
國政巧:保健室に行きたい熱意を感じる
GM:これがEXランクの力……!?
狭山幸太郎:フリーパスをゲットしました。後で欲しい人にあげるね!
ニール・E・アイレヴ:ナイス!
狭山幸太郎:こんなとこかな!
GM:保健室に行けば白衣姿のさららさんが看病してくれるかもしれませんしね
狭山幸太郎:ああ3qrwせdrtfyぐhjk
GM:落ち着いて
赤沢さらら:バサッ(かっこよく白衣を羽織る見開き)
GM:きゃっ
ニール・E・アイレヴ:きゃー
GM:では、皆さん終わったようですので改めてこのシーンは終了です!


◆Middle04◆

GM:次のシーン。
GM:次はPCたちでお話をしてもらうシーンになります。
GM:お話をするだけで判定などは発生しないので侵蝕率は上げなくてもよろしい!
GM:その代わり購入判定や情報収集もさせないからな!
國政巧:やった~ 出ます
GM:シーンプレイヤーはタクミくん。
國政巧:0d10
DoubleCross : (0D10) → 0

GM:さららさんも登場だ。
赤沢さらら:0d10
DoubleCross : (0D10) → 0

GM:2人とも虚無が上がりましたね。よしよし。
GM:では、まずはシーンの描写からしていきましょう。



GM:生徒会長からの依頼を受け、暗黒コスプレ喫茶部の仕事を終えた頃には日はとっぷりと暮れていた。
GM:仲間たちと別れて春風寮の自分の部屋に戻った國政くんはようやくゆっくり休むことできた。
GM:転校したばかりのキミの慌ただしい一日が終わりへと近付いていた。
國政巧:そういえば寮を探索していなかったな。と思った。
國政巧:そうして訪れたのは共用のラウンジ…といえば聞こえがいいが、木造の広間にはどこか牧歌的な雰囲気が漂っている。
國政巧:「ふむ」室内をきょろきょろと見回す。
國政巧:「タイミングが悪かったな。ぼくひとりか」
GM:時間も遅いせいか、他の生徒たちの姿はないようだった。
國政巧:「それはそれで都合がいい。自由に使わせてもらうとするか」
國政巧:がらりと窓を開ける。
GM:心地良い風が窓から吹き込んでくる。
赤沢さらら:「あ」その窓を見ている女子生徒と目があう。
國政巧:「あ?」
赤沢さらら:制服ではなく、室内着に厚手の上着をそのまま引っ掛けている
赤沢さらら:「巧くんだ。やっほー」
國政巧:こちらはよくあるようなジャージ姿。
赤沢さらら:「どうです、登校のジャージの着心地」
赤沢さらら:とてとて、と小さな巾着袋を揺らしながら近づく
國政巧:「運動にはこちらの格好の方が快適だろうな」頷く。
國政巧:「…じゃなくて」
赤沢さらら:「ジャージだからね」頷く。
國政巧:「何してるんだ、きみ」
赤沢さらら:「うん?」
國政巧:「入ろうとしてないかい?」
赤沢さらら:「立ち話もなんだし?」
國政巧:「確かにこの季節、夜は冷えるからな……」
國政巧:「…じゃなくて」
赤沢さらら:「うんうん」
赤沢さらら:「うん?」
國政巧:「男子寮だぞ」
赤沢さらら:「あ、そうだねぇー。春風寮は女子のほうが新しいんだよね」
赤沢さらら:窓の向かいにある鉄筋づくりの女子寮を見上げたりなどする
赤沢さらら:「まぁ、お部屋にまで行くわけじゃないから」
國政巧:「……」息を吐き、手を差し出す。
赤沢さらら:「?」お手
國政巧:「そんなこと言って、幸太郎くんの部屋にまで行くんじゃないのかい」引っ張り上げるようにして窓から招き入れる。
赤沢さらら:女子にしては高いはずの身長からは考えられないほどふわっと招かれます。
赤沢さらら:「あはは、実家じゃあるまいし。怒られるよ」
赤沢さらら:「ありがとっ。お茶入れるね」
赤沢さらら:男子寮の共用部からポットと棚の煎茶粉末を当たり前のように取り出し、沸かす
國政巧:「彼なら、いくらでも喜んでくれると思うが…」
國政巧:「…慣れた手つきだな」
赤沢さらら:形の違う器に二人分のお茶を用意する。
赤沢さらら:「オカルト番長だからね。人手が足りない時に食材運ぶのとか手伝ってるよ?」
赤沢さらら:「オカルト番長ではないんだけどね」
國政巧:「ふむ」首を捻る。
赤沢さらら:「どうぞ、ソチャですが」
國政巧:「どうも」受け取る。
赤沢さらら:おまじないだと思ってる。
國政巧:おまじないだなあと思った。
國政巧:「まあ、いい。きみに聞きたいこともあった」
赤沢さらら:「おぉ?なになに?」
國政巧:「きみが…更に言えば、きみと幸太郎くんが、何故ぼくを手伝うことに決めたのか、という問題だ」仮面が傾く。
赤沢さらら:「おぉ?」
赤沢さらら:合わせて頷く
國政巧:「ニールくんはわかる。元は生徒会に頼まれたことで、彼は生徒会の人間だから」
赤沢さらら:「ニールくん真面目だもんね」
赤沢さらら:自分で入れたお茶が熱いので冷めるまで手のひらで抱えてる。
國政巧:「そうだ。しかし、きみと幸太郎くんは、雲雀会長にたまたま呼ばれただけ。合理的な理由はないだろう」
赤沢さらら:「なるほど?」頷く。
赤沢さらら:「巧くんはその理由が知りたいんだ?」
國政巧:「会ったばかりの人間との雑用こなしに、これからしばらく放課後の自由な時間を費やすことになるわけだからな」
國政巧:「それ相応の理由があるのならば知っておきたい」
國政巧:「その方が……なんだ」口元をひん曲げる。
國政巧:「やりやすい。ぼくがだ」
赤沢さらら:「うん?」曲がる口元を見る
赤沢さらら:「あぁ~、そういう感じ」
國政巧:「そういう感じだ。繊細なんだ」
赤沢さらら:「繊細なら仕方ない」
赤沢さらら:「そうだねー、幸太郎くんは会長さんに呼ばれたからだと思うよ?風紀委員だし。新入生にも風紀って大事だし」
赤沢さらら:「ニールくんも居るけど、誰かがやらなきゃいけないことだしね」
赤沢さらら:「転入するのがどんな人かわからなくても、幸太郎くんならなんとか出来るから」
國政巧:「ふむ」頷く。
赤沢さらら:つられて頷く
國政巧:「ずいぶん信頼しているんだな」
赤沢さらら:「幼馴染ですから。いっぱい見てます」
赤沢さらら:「で、私の理由ね」ふー、と冷ましたお茶に口をつける。
國政巧:「ふむ…幸太郎くんに関しては、見た目どおり、真面目な人間ということか」
赤沢さらら:「そゆことそゆこと」
赤沢さらら:「………うーん?」首をひねる
國政巧:「EXランクの能力を所持するにふさわしい器の持ち主、というわけか…」呟くように言ってから。
國政巧:「なんだい」
赤沢さらら:「あ、いやね?」
赤沢さらら:「私が協力する理由、改めて言われると説明が難しくって」
赤沢さらら:「例えばね?」右側に頭を倒す
國政巧:「む」一緒の方向に頭が動く。
赤沢さらら:「知らないところに行くのって、不安でしょ?」左側に頭を倒す
國政巧:「そうだな」反対側。
赤沢さらら:「一人じゃ大変だから、詳しい人に居てほしいでしょ?」右側。
國政巧:「ああ。今日のぼくが、きみたちがいて良かったと思ったようにだ」つられる。
赤沢さらら:「えへ」はにかみ。「そうでしょそうでしょ」
赤沢さらら:「はいっ。います詳しい人。私っ」ピン、とまっすぐ。
國政巧:「ああ」右側に倒れたまま。
國政巧:「……?」
國政巧:「それがどう、きみがぼくに協力する個人的な理由につながるんだ」
赤沢さらら:「えっ?」エア両手を添えて右からまっすぐに直そうとしているジェスチャー
赤沢さらら:「私だったら居てくれたら嬉しいから、そうしたんだよ?」
國政巧:「………」倒れたまま、口元がひん曲がる。
赤沢さらら:「幸太郎くんだってきっとそうだと思うし……」
赤沢さらら:「あれ? ダメ?」
國政巧:「ダメじゃないが」戻る。
赤沢さらら:「納得いただけない?」はわ、と焦る
國政巧:「なんというか……そうだな。きみ、聞くが」
赤沢さらら:「なんでしょ」
國政巧:「この島は、きみみたいなやつばっかりなのか?」
赤沢さらら:「んー、そうだと思うよ?私、Cランクだし。同じくらいの人いっぱい居るよ?」
國政巧:「なるほど。わかった」
赤沢さらら:「巧くんも勧誘のチラシいっぱい貰ってたじゃない?あれもそういうことだと思うし」
國政巧:「きみはあれだな」
赤沢さらら:「そんな事してたらなんかオカルト番長とか呼ばれてるけど……あれ?」
赤沢さらら:「どれ?」
國政巧:「大馬鹿者だな」
赤沢さらら:「ぬなーっ!」
赤沢さらら:「馬鹿って言った!」
國政巧:「潰れた蛙みたいな声を上げるもんじゃないぞ」
赤沢さらら:「そ、そこまでひどくないもの!」
赤沢さらら:「潰れてはない!」
國政巧:「そうか。ははは」からからと笑う。
赤沢さらら:「……蛙でもないです!」
國政巧:「はははは」
赤沢さらら:「あっ、笑ってる……!楽しそうに……!私の会話が人を笑顔に…!」
赤沢さらら:「でも釈然としないこの気持ちは……何!?」
國政巧:「嬉し恥ずかしの気になるアイツというわけか」
赤沢さらら:「え、そうなのかな。嬉しさも恥ずかしさもありますけども」
國政巧:「とはいえ、きみ。今夜はそろそろ帰った方がいいんじゃないか」
國政巧:「夜の散歩としては、ずいぶん遅い時間になってしまうぞ」
赤沢さらら:「えー、まって、まだなにか……挽回の機会を……あっ」
赤沢さらら:「そうだった。明日のお弁当作らなきゃ。じゃあ巧くん、私帰るね」
國政巧:「誰の分だ…いや、答えなくていいが」
赤沢さらら:コップを片付けて窓を乗り越えていく。
赤沢さらら:「ほしいなら作ってあげてもいいよー。購買混むからね」
國政巧:「いらん」
赤沢さらら:「お願いしますと言ってもらうけど。ふふっ」
赤沢さらら:「断るの早い」
赤沢さらら:「じゃ、いいや。巧くん」
赤沢さらら:「また明日。頑張ろうね」
赤沢さらら:と、出入り口じゃなくてきちんと入ってきた窓から退散していきます
國政巧:「ああ」見送っていく。
國政巧:遠ざかる小さな背中を目にして。「……ああいうやつばかりの『世界』か。それは、なるほど」
國政巧:「能天気で何よりだ」
國政巧:呟いて、窓を閉めた。
GM:少女が去ると、転校生はまた一人に戻った。
GM:学生寮の夜は静かに更けていった。



GM:シーン終了。
GM:ここでは購入判定はなし!
GM:ロイスの取得や感情変更のみあればどうぞ!
赤沢さらら:取得して興味のまま!オッケーです!
GM:実に興味深い
國政巧:赤沢さんにロイスを取ります 隔意:〇/食傷
GM:こ、こいつ……! あんなに優しくしてくれたのに……!
赤沢さらら:てへっ
GM:これがいつ純愛に変わるか見物ですね
國政巧:ポジティブ感情だから!
國政巧:なに言ってんの!
GM:確かにポジティブだ!
GM:前向き~
GM:では、改めてこのシーンは終了です!


◆Middle05◆

GM:次のシーン。
GM:次は依頼こなしシーンの続きになります。
GM:残っている依頼は次の二つです!

①サークル棟の一部が極道風の少年たちに占拠されている事件
②ゲーミング悪役令嬢部のバグ退治の応援要請

GM:好きな方から向かって構いませんが、どうしますか?
國政巧:ここは極道風の少年たちに我々の清く正しい姿を見せてあげるのがよろしいですかね
GM:正義の力……
赤沢さらら:闇の使徒に光の戦士の力を見せつけましょう
狭山幸太郎:では、忍者ならば? 「「「「ブっ頃す!」」」」
ニール・E・アイレヴ:やってやりましょうぜ
GM:これが絆の力……!
GM:では、次のシーンは①サークル棟の一部が極道風の少年たちに占拠されている事件
GM:に向かうということで!
GM:シーンプレイヤーは狭山くんにしようかな
狭山幸太郎:はーい!
狭山幸太郎:1d10+60
DoubleCross : (1D10+60) → 1[1]+60 → 61

GM:他の人たちも登場したい人は出るといいでしょう
GM:シーンに出る人はダイスを振って侵蝕率を上げてください
狭山幸太郎:落ち着いている。つまりクールです
赤沢さらら:赤沢さららの侵蝕率を1d10(→ 9)増加 (68 → 77)
ニール・E・アイレヴ:ニール・E・アイレヴの侵蝕率を1d10-1(→ 3)増加 (57 → 60)
國政巧:國政 巧の侵蝕率を1D10-1(→ 3)増加 (65 → 68)
ニール・E・アイレヴ:ひくいな
赤沢さらら:あっ、スペリオルで-1。76です
GM:さららさん、よく上がる
赤沢さらら:ぐんぐんパッション
GM:では、まずはシーンの描写からしていきましょう。



GM:サークル棟の一角。
GM:キミたちは生徒会に寄せられた匿名の依頼を受け、ここにやってきた。
GM:そして、どことなく平凡そうな見た目の青年の案内で隅の方の部室の前に立っていた。
イジメてた生徒:「ここです。特命全権大使の皆さん」
國政巧:「先に代表して言わせてもらってもいいだろうか」
國政巧:みんなを見回して言う。
狭山幸太郎:頷く。
イジメてた生徒:「少し前からヤバい奴らに占領されて、密輸がどうこうとかの談合に使われてまして……え、何ですか」
國政巧:「なんだその名前欄は!」
狭山幸太郎:wwww
ニール・E・アイレヴ:「あっ、そこから行くんだ……!」
イジメてた生徒:「あっ。やっぱり気になりますか」
赤沢さらら:「サラッと対応するのね?」
狭山幸太郎:「そりゃ、なあ…」
國政巧:「だって!気になるだろう!そりゃあ!」
イジメてた生徒:「では、改めて」
イジメてた生徒:胸に手を当てる独特のポーズで挨拶をする。
“イジメ部”島村優:「申し遅れました。私、こういう者です」
“イジメ部”島村優:顔の横には謎の円グラフが表示されている。
赤沢さらら:「なにかの内訳が見えてる!」
“イジメ部”島村優:「あ。もちろん非公認の部活ですので、そこはご安心ください!」
ニール・E・アイレヴ:「安心していいのかどうか迷うなあ!」
“イジメ部”島村優:「非公認なせいで予算も下りなくて大変なんですよ~!」
國政巧:「ふむ。ぜひお話を聞かせてもらおうか」
“イジメ部”島村優:「毎月わずかな予算でやりくりしないといけなくて……でもだからこそやりがいがあるっていうか……」
“イジメ部”島村優:「あ、はいはい。本題ですね」
赤沢さらら:「話題の横道がフルマラソンだよ」
“イジメ部”島村優:「話は戻りますが、少し前から俺の部室が怪しい奴らに占拠されてまして」
“イジメ部”島村優:「それで、シノギがどうこうとか仕入れがどうこうとかコソコソやり取りしてるんですよ」
“イジメ部”島村優:「もう怖くて怖くて……」
赤沢さらら:「さっきの話だとあなた達も不当占拠なんじゃないかな……」
ニール・E・アイレヴ:「どこをどうするのが筋なのか全然わかんないな……」
“イジメ部”島村優:「あ、はい。そうなんです! だから、今回は匿名で依頼を出したんですよね」照れ臭そうに舌を出して笑う。
ニール・E・アイレヴ:「記名してください!!」
狭山幸太郎:「ど、どうしよう。受けたくない気持ちで一杯だ」
“イジメ部”島村優:「お願いします! 特命全権大使の皆さん!この部室だけが唯一俺が安らげる場所なんです!」
“イジメ部”島村優:「どうか皆さんの力で取り戻してください……!」
“イジメ部”島村優:「毎月の小遣いからお礼はしますので……!」
國政巧:「ふむ」首を傾げる。「…そうだな。みんな」みんなを見回して言う。
赤沢さらら:「巧くん……?」見る
國政巧:「やはり代表して言わせてもらってもいいだろうか」
赤沢さらら:「どうぞ」
ニール・E・アイレヴ:「どうぞ……」
“イジメ部”島村優:「……!」顔を上げる。
狭山幸太郎:「どうぞ…」
國政巧:「そもそも、イジメはダメ、絶対だ」
“イジメ部”島村優:「そ、そこですか~っ!?」
ニール・E・アイレヴ:「大前提でしょ!」
赤沢さらら:「ただしいね」
“イジメ部”島村優:「いや、それはそうなんですけど、深い事情があるというか……」
狭山幸太郎:「深い事情?」
“イジメ部”島村優:「あ、待って、皆さん……!」
“イジメ部”島村優:「静かに! 中から声が聞こえます……!」
國政巧:「声?」
狭山幸太郎:(話を逸らした……) 耳を澄ませます
GM:部屋の中では極道っぽいが童顔の少年の周りに黒服の青年たちが控えて何やら言葉を交わしているようだ。
赤沢さらら:素直に従います
ニール・E・アイレヴ:釈然としない顔で中をうかがう。
GM:「さすがは二代目です。まさか学園島(シマ)の外からこんなものを仕入れるとは……!」
國政巧:みんなにならって耳を澄ませる。
九龍マルコ:「おう。くれぐれも組の奴らには黙っておけよ」
GM:「もちろんです。教員免許状取得者(センコー)どもに知られたら反省文(オトシマエ)どころじゃすまねえ」
九龍マルコ:「……分かってるじゃねえか。こいつは相当ヤバいブツだからな」
GM:「しかし、組の奴らもまさか俺たちが赤ペンと通じてるとは思わんでしょう。二代目はやはりとんでもないお方だ」
九龍マルコ:「こんなのまだ序の口だ。ここから組の中で登り詰めるぜ。俺たちはよ」
赤沢さらら:(赤ペン……?組?島の外?)
“イジメ部”島村優:部室の様子を覗き見ながら震えている。
狭山幸太郎:(……何やら驚愕(ヤバ)い会話だな)
“イジメ部”島村優:「あ、あいつら、やっぱりヤバイ取り引きしてるんですよ! なんとかして部室を取り返してください!」
“イジメ部”島村優:「ねえ、お願いしますよ!」キミたちの肩を順番に揺さぶる。
赤沢さらら:「うわっ」聞き覚えのあるような単語に在りし日の追憶を回想が始まろうとしていましたが引き戻されます。
ニール・E・アイレヴ:「ええーっ」
狭山幸太郎:「わかった!わかったから!……なら、もうああいうこと(イジメ?イジメでした)をやらないって約束出来るか?」
“イジメ部”島村優:「そ、それは約束したいところではあるんですが……」
GM:と、その時!
九龍マルコ:「誰だ!」
赤沢さらら:「そうです、イジメはだめですよ」
赤沢さらら:「見つかった!」
GM:部屋の中から大声がしてドアが開け放たれる!
ニール・E・アイレヴ:「……あーあ、もうぐだぐだだ」
GM:イジメ部の島村が先ほどから大声で騒いでいたせいでバレたのだ!
九龍マルコ:「テメエら。どこの組のもんだ!」小柄な青年が進み出る。
赤沢さらら:「なんと勘の良い…」
九龍マルコ:「いや、すごい話し声が聞こえてたから……」
赤沢さらら:「なんと耳の良い……」
赤沢さらら:「……ともあれ、あなた達!許可を得ない教室の占拠は番長として注意の対象ですよ」
九龍マルコ:「いや、声の方が大きくて……」
國政巧:「フン」前に進み出る。「ぼくらは生徒会から任を受けた特命全権大使だ」
赤沢さらら:「あと風紀とか、生徒会とかっ」
ニール・E・アイレヴ:「占拠の件、そちらの言い分はあるのかな」
九龍マルコ:「何だ、コラァ! 俺らが『怖い極道部』だって知って言ってんのか!」
九龍マルコ:可愛らしい声ですごむ。
ニール・E・アイレヴ:「えっと、公認?」
九龍マルコ:「言い分だぁ。くだらねぇ。俺らの学園島(シマ)でどんな校外活動(シノギ)をしようが俺らの勝手だろうが!」
九龍マルコ:「不法占拠だが、部活自体は公式のものだ、コラァ!」可愛らしい顔でメンチを切る。
ニール・E・アイレヴ:「じゃあなおさら不法占拠しちゃダメだろ!!」
赤沢さらら:「んまっ、公認で怖い極道部」負けじと睨み返します。くわっ
狭山幸太郎:「どうだ、さららの方が可愛(きゅん)だぜ」
九龍マルコ:「普通に申請出して部室を借りたらよぉ……極道らしくねえだろうが!」
赤沢さらら:にへらっ
赤沢さらら:「そ、そこは筋を通しましょうよ!」
九龍マルコ:「それにしても生徒会……もしや……」ギロリと睨む。
狭山幸太郎:「退かない、と言うなら。……決めようぜ、どちらが生存(いき)るか死滅(くたば)るか」
九龍マルコ:「やはりあの三面記事(ウワサ)は真実(マジ)だったってわけか」
赤沢さらら:(幸太郎くんが……いつもと違う感じ!)
赤沢さらら:「噂?そんなのあるの?」
九龍マルコ:「とぼけるんじゃねえ!」
ニール・E・アイレヴ:「噂……?」嫌な予感がすごくする。
九龍マルコ:「生徒会が俺ら極道を始末するために忍者を雇ったって噂だ!」
國政巧:「……」腕組して仁王立ちしている(若干会話に取り残されている)
九龍マルコ:「テメエら、四人とも忍者ってわけだな……!」
ニール・E・アイレヴ:「忍……?」
赤沢さらら:「者…?」
國政巧:「違うぞ」
九龍マルコ:「テメエらがどんな奥義や秘密を抱えているか知らねえが……」
狭山幸太郎:「忍者……」國政くんをチラりと見る。素顔を隠してる理由って、まさか、そういうコト…?
狭山幸太郎:違った
九龍マルコ:「違うもんか! そのお面、どう見たって忍者っぽいだろうが!」
國政巧:「むっ」
ニール・E・アイレヴ:「ちょっと待ってちょっと待って、そりゃ使命はあるけども……!」
九龍マルコ:「へっ、図星のようだな」
國政巧:「なにを。どう見ても愛くるしい動物の仮面じゃないか」
九龍マルコ:「やはりか。テメエら、10面ダイスじゃなくて6面ダイスを使う連中だろう……!」
狭山幸太郎:「そうだぞ、うさぎの仮面だ」
九龍マルコ:「いくら可愛らしい小動物のフリをしてもダメだ!」
赤沢さらら:「狐だから忍者じゃないよ?」
ニール・E・アイレヴ:「狼だってば」
國政巧:「ダイ……? ええい、何をごちゃごちゃわけのわからないことを!」
九龍マルコ:「テメエら全員、俺がここで始末を付けてやんよ!」
赤沢さらら:「くっ、血の気の多い……良いでしょう!」
赤沢さらら:「みんな、集団タイマンだよ!」
GM:極道風の少年は黒服の男たちともにキミたちに突っ込んでくる!
“イジメ部”島村優:「や、ヤバイ! 皆さん、頑張ってください……!」後ろで震えている。
九龍マルコ:「進級(いきる)するか、退学(しぬ)か……! 勝負といこうじゃねえか……!」
國政巧:「そんなに重大な勝負なのか?!」
GM:極道風の少年は可愛らしい声質で叫ぶ!

GM:では、ここからはミドル戦闘だ!
赤沢さらら:バトル!
GM:エネミーは『怖い極道部』部長の九龍マルコ、それから極道生徒のトループが二つ。
GM:行動値は九龍マルコが14、極道生徒のトループが5です。
赤沢さらら:俊敏なシノビ対策してる…
GM:エネミーはひとまとまりのエンゲージで、キミたちから5メートル離れた位置に存在しています。
GM:エネミーが全滅すればキミたちの勝利!
GM:逆にキミたちが全滅すればエネミーの勝利だ!
ニール・E・アイレヴ:こわ
GM:まさに一大決戦……!
狭山幸太郎:生存るか死滅るか!
國政巧

(極道生徒1[5] 九龍マルコ[14] 極道生徒2[5])

     (5m)

(ニール[13] 國政[8] 赤沢[8] 狭山[7])


GM:あっ、わかりやすい
國政巧:ウィ!
GM:では、説明はこんなところ!
GM:早速ミドル戦闘に入っていきましょう!
GM:ラウンド進行の開始です!



GM:1ラウンド目!
GM:まずはセットアップから。
GM:セットアップの行動がある人は宣言をお願いします。
國政巧:ありません~
ニール・E・アイレヴ:なし
狭山幸太郎:なしです!
赤沢さらら:《螺旋の悪魔》ラウンド中攻撃力+15。自身暴走。
赤沢さらら:赤沢さららの侵蝕率を3(→ 3)増加 (76 → 79)
GM:エネミーは全員何もなし!
GM:さららさんはもしセットアップの演出があればどうぞ~
赤沢さらら:はーい

赤沢さらら:ゆるくまとめた髪の毛を後ろに流す。
赤沢さらら:羽織っている上着の袖を折り、その下から白くて細い腕見せる。
赤沢さらら:ぐ、と握っても男子の腕の幅にも届かない小さな手を、素人の考える空手のように構え。
赤沢さらら:「さぁ、頑張るぞ!」
赤沢さらら:《イージーフェイカー:テレキネシス》。周りに存在する者たちが、ゆらゆらと不安定に揺れ始めていった。
九龍マルコ:「へっ、くだらねぇ。正真正銘(マジモン)の喧嘩ってやつを教えてやるよ」
九龍マルコ:「小細工なしのな……!」

GM:では、セットアップはこれで終了!
GM:ここからは行動値の順番に手番を行っていきます
GM:まずは行動値14の九龍マルコの番から!
GM:九龍マルコはマイナーで「鴻央会専用エンブレム:昇り龍の刺青」を使用します
GM:ラウンド中、命中判定のC値が-1される!
GM:そして、メジャーアクション!
GM:《光の手》+《破壊の光》+《滅びの光》を使用!
GM:範囲攻撃だ!四人全員を攻撃します!
赤沢さらら:きゃーっ
GM:まとめて吹き飛ばしてやるぜー!
ニール・E・アイレヴ:待った!
GM:な、何ー!?
ニール・E・アイレヴ:コンボ『森へおいで』《ミスディレクション》侵蝕5
ニール・E・アイレヴ:対象を単体に変更して選び直してもらいます。
GM:ひ、ひええー!
ニール・E・アイレヴ:ニール・E・アイレヴの侵蝕率を5増加 (60 → 65)
GM:では、改めて攻撃の対象を選び直します!
GM:ダイスで決めるか
GM:この10面ダイスでな……!
國政巧:普通そうなんだよ
狭山幸太郎:ww
ニール・E・アイレヴ:そうね
GM:1d4
DoubleCross : (1D4) → 2

ニール・E・アイレヴ:4面
GM:いや、これだと四面ダイスだ……
赤沢さらら:4面だね
GM:裏切られた……
狭山幸太郎:ダブルクロス…
GM:伏線回収……
GM:2なので攻撃の対象は狭山くん!
狭山幸太郎:なんだって?!
狭山幸太郎:かかってこい!
GM:では、改めて命中判定いきます!
GM:9dx9+3
DoubleCross : (9DX9+3) → 8[1,1,2,3,3,4,5,7,8]+3 → 11

GM:命中の達成値は11!
GM:あれっ、低い
狭山幸太郎:余裕で避けてやる!ドッジ!
狭山幸太郎:2dx>=11
DoubleCross : (2DX10>=11) → 8[7,8] → 8 → 失敗

狭山幸太郎:惜しい……
GM:よっしゃー!
國政巧:あっ
GM:では、物凄いダメージを喰らうがいい!
國政巧:まあいいか
狭山幸太郎:大丈夫!一番浸食低いので
GM:ダメージ!
GM:2d10+11
DoubleCross : (2D10+11) → 14[8,6]+11 → 25

GM:25点!装甲は有効!
GM:これはやったか……!
狭山幸太郎:そのダメージは、
狭山幸太郎:……立っている!残りHP2!
ニール・E・アイレヴ:狭山ー!
GM:何ーっ!?
GM:なんてやつだ……!
赤沢さらら:タフネス!
狭山幸太郎:タフガイ!
國政巧:さすがだぜ
GM:では、攻撃の演出いきます!

九龍マルコ:「ドスとチャカはニ十歳(ハタチ)から……それが父親(オヤジ)の教えだ……」
GM:極道風の少年はキミたちの前に進み出る。
九龍マルコ:「だから俺はこの肉体だけで戦う……」ばさりと学ランを脱ぎ捨てる。
GM:その背には雄々しい侠客の刺青が彫り込まれている!コワイ!
國政巧:「立派なタトゥーだ」感心している。
赤沢さらら:「わっ」いきなり異性が服を脱ぐので目を隠しました。
GM:「出た、マルコくんの刺青だ!」「刺青を入れるあまりの痛さに悶絶したと聞くぜ……!」黒服の男たちが騒ぐ!
ニール・E・アイレヴ:「わ、本当にヤクザってタトゥーしてるんだ」
狭山幸太郎:「悶絶するのは普通なんじゃないか……?」
赤沢さらら:「痛そぉ~」隠してます
九龍マルコ:「目にモノ見せてやんよ……!」握り拳を作ると、その体が光り輝く!
GM:「出た、マルコくんの親の七光りだ!」「あまりの眩しさに万象全て焼き尽くすと聞くぜ……!」黒服の男たちが騒ぐ!
赤沢さらら:「七光りって物理でいいのかなぁ!」指の間から。
九龍マルコ:「喰らいな……ッ!」
GM:眩い光がキミたちを焼き尽くそうと迸る!
ニール・E・アイレヴ:……はずだった。
ニール・E・アイレヴ:だが、その光は彼が予想をしていたであろうものよりも細く、明るさを失っていく。
ニール・E・アイレヴ:周囲には、青い蝶が数匹。
GM:「な、何だ!? マルコくんの親の七光りが!」「これじゃあどう見積もっても三光か二光くらいだ……!」黒服の男たちが騒ぐ!
ニール・E・アイレヴ:マルコの意図しない動きをどういうわけか引き起こした。そういうことのようだ。
九龍マルコ:「何の手品だ……!?」
ニール・E・アイレヴ:「ダメだよ、こんなところでそんな大規模なエフェクト使っちゃあ」
九龍マルコ:「ふざけやがって。こんなもんで俺の拳が止められるかよ……!」
GM:だが、押し留めきれない光はそのまま突き進む!
GM:そして、狭山を焼き払おうとする!
狭山幸太郎:(これは……ニールか!)
九龍マルコ:「極道、舐めんなよ、オラァ!」
狭山幸太郎:焼き払われんとするその拳を受け止める!
赤沢さらら:「頑張れっ、幸太郎くん!」
狭山幸太郎:「!!」
狭山幸太郎:「お前こそ、幼馴染を舐めんなオラァ!!」 身体を燃やされながらも、拳を振り払う!まだ立ってるぞ!
九龍マルコ:「バカな……俺の握撃を受けて立っていやがるだと……!? 」
赤沢さらら:「わ~!流石だよ~!」
九龍マルコ:「やはり只者じゃねえな、忍者……!」

GM:では、九龍マルコの行動はこれで終了!
GM:次は行動値13のニールくんの番です!
ニール・E・アイレヴ:はあい
ニール・E・アイレヴ:マイナーで一応エンゲージ切っておきましょう。2m後退
GM:あっ、クレバーな動き

(極道生徒1[5] 九龍マルコ[14] 極道生徒2[5])

     (5m)

(國政[8] 赤沢[8] 狭山[7])

     (2m)

   (ニール[13])

ニール・E・アイレヴ:メジャー、コンボ『蝶の形をした青』《コンセントレイト:バロール》《死神の瞳》侵蝕5
ニール・E・アイレヴ:対象はマルコくん
GM:怖そうなコンボ……!
ニール・E・アイレヴ:判定前にコンボ『この目に止まれ』《紡ぎの魔眼》ダイス2個増加。侵蝕0。
GM:では、命中判定どうぞ!
ニール・E・アイレヴ:9dx7+4
DoubleCross : (9DX7+4) → 10[1,3,3,5,9,9,9,10,10]+10[2,2,3,5,7]+10[9]+10[7]+10[7]+10[8]+2[2]+4 → 66

ニール・E・アイレヴ:たか!?
國政巧:???
GM:さ、殺意……!
ニール・E・アイレヴ:いくら高くてもダメージは与えられませんが……
GM:九龍マルコはドッジを宣言!
GM:7dx+2>=66
DoubleCross : (7DX10+2>=66) → 8[1,2,3,4,6,6,8]+2 → 10 → 失敗

GM:全然ダメ!
GM:攻撃は命中です!
ニール・E・アイレヴ:ダメージは与えられませんが、次に与えるダメージが+6d10されます
ニール・E・アイレヴ:ニール・E・アイレヴの侵蝕率を5増加 (65 → 70)
GM:ろ、6d10!?
GM:や、ヤバすぎる……!
GM:では、演出あればどうぞ!

ニール・E・アイレヴ:狭山くんの様子を見てから、とんとん、と左目を覆う黒い眼帯を指で叩く。
ニール・E・アイレヴ:その下から這い出るように、蝶の幻が現れる。一匹、また一匹。
ニール・E・アイレヴ:数匹の青く輝く蝶は、鱗粉を撒くこともなく、対立者の元へとたどり着く。
ニール・E・アイレヴ:『Cランク』。彼に関してはその認定は正しい。その能力は『これだけ』だ。
ニール・E・アイレヴ:ただ、微かに重力を帯びた幻が敵を攪乱する。
ニール・E・アイレヴ:見えない力がほんの僅かに働いて、相手の肉体のコントロールを掻き乱す。
九龍マルコ:「蝶……幻術か……!?」
ニール・E・アイレヴ:「幻だけど……それが本物なこともあるよね」
ニール・E・アイレヴ:「さっきもやったやつ、もう一度受けてもらう」
ニール・E・アイレヴ:武器は出力ではなく、学んだ緻密な技術。人為的に起こすバタフライエフェクト。
ニール・E・アイレヴ:学んだ先は学園島。今ここにいる、自分の居場所だ。
九龍マルコ:「幻が本物……!? わけわからねえことを言いやがって……!」体がふらつく。
國政巧:(…気ままに動いているように見えるが、あの蝶…ニールくんが完全なコントロールをしているだろう) 仮面の下、眉を寄せる。
赤沢さらら:「綺麗だよね、これ」
國政巧:「綺麗だ。だが浴びたくはないな」
九龍マルコ:「所詮は泡沫夢幻(ハッタリ)だ……ッ!」自らを鼓舞するように叫ぶ。

GM:では、ニールさんの行動はこれで終了!
GM:次は行動値8の國政さんと赤沢さん!
GM:先に行動したい人からどうぞ!
國政巧:さららッチどうぞ~
赤沢さらら:じゃあいっちゃうぜ~!
赤沢さらら:マイナーでボルトアクションライフル起動。達成値+5。
GM:強い
赤沢さらら:メジャーコンボ:【何もしてないのに壊れた……】《C:ウロボロス》《原初の赤:瞬速の刃》。マルコくんに射撃攻撃だ
赤沢さらら:判定前にコンボ:【なんとかなるなる】《援護の風》判定+5D。
GM:すごいコンボ名……
赤沢さらら:赤沢さららの侵蝕率を2(→ 2)増加 (79 → 81)
赤沢さらら:12dx7+2+5
DoubleCross : (12DX7+7) → 10[2,2,3,3,7,7,8,8,8,9,10,10]+10[1,3,3,4,5,8,9,9]+10[4,8,10]+3[1,3]+7 → 40

赤沢さらら:リアクションどうぞ!
國政巧:すごい達成値
赤沢さらら:やるき!
狭山幸太郎:さすがさらら!
GM:あっ、攻撃の対象は?
赤沢さらら:マルコくん!
GM:オーケー!
GM:ドッジを宣言!
GM:7dx+2>=40
DoubleCross : (7DX10+2>=40) → 10[2,4,4,6,6,7,10]+9[9]+2 → 21 → 失敗

國政巧:け、結構まわっとる
GM:頑張ったが、無理……!
ニール・E・アイレヴ:まわす!
赤沢さらら:こわ
狭山幸太郎:あぶなっ
赤沢さらら:ではダメージ!
GM:ダメージどうぞ!
赤沢さらら:5d10+15+8 装甲有効
DoubleCross : (5D10+15+8) → 27[10,9,3,1,4]+15+8 → 50

赤沢さらら:50点!
狭山幸太郎:つよい!
國政巧:ニールくんの支援も!
赤沢さらら:あ、そう!
GM:ここからさらに6d!?
赤沢さらら:50+6d10
DoubleCross : (50+6D10) → 50+35[5,10,2,6,2,10] → 85

赤沢さらら:85点!
赤沢さらら:赤沢さららの侵蝕率を6(→ 6)増加 (81 → 87)
ニール・E・アイレヴ:ひえ
GM:や、ヤバいヤバい!
GM:九龍マルコはその一撃で完全に戦闘不能!ノックアウトです!
GM:では、攻撃の演出どうぞ!
赤沢さらら:はーい!

赤沢さらら:巧くんの応えを聞いてから、あえて一歩前に出る。
赤沢さらら:「だいじょーぶ、ニールくんならこっちに当てたりはしないから」
赤沢さらら:「お手本を見せてあげましょう」少しだけおすましに笑って目線を送る
國政巧:「フン」鼻をならす。
九龍マルコ:「何だ、コラァ! 女が喧嘩を舐めてんじゃねえぞ!」可愛らしい声質ですごむ。
赤沢さらら:ぐ、と手を握って、自分ではスポーツ選手のように洗練された、実際には無駄の多い動きで一直線に駆け出す
赤沢さらら:「なんだと、こらぁー!」可愛らしい声質ですごむ。
赤沢さらら:「こっちだって、喧嘩といえば番長で、番長として私はオカルト番長なんだぞー!」
九龍マルコ:「ハッ。思った通りだ。ちっとも“凄み”を感じねえ……!」
赤沢さらら:「……いや、オカルト番長ではないんだけどね!」
九龍マルコ:「オカルト番長だかなんだか知らねえが、かかってきな!」
赤沢さらら:その時!
赤沢さらら:貴方は気づく。その体は走り慣れていないのではなく、一生懸命前に進んでいる!
赤沢さらら:しかし、ふらつくのは別の要因だ!
赤沢さらら:赤沢さららの能力は『衝撃の蓄積・解放』
九龍マルコ:「こ、これは……!」
赤沢さらら:テレキネシスの一種として発動するそれが、気合とともに無自覚にその体をふわふわと浮かせているのだ!性格と同じように!
赤沢さらら:そして地面を蹴る衝撃、前に進む振動。それらが少しずつ 少しずつ蓄積されて……
赤沢さらら:臨界を迎える!
赤沢さらら:「わっ」
九龍マルコ:「テレキネシスの一種として発動した能力が、気合とともに無自覚にその体をふわふわと浮かせているのか!?性格と同じように……!」
赤沢さらら:つるっ
九龍マルコ:「何……!?」
赤沢さらら:正解した貴方に商品だ。
赤沢さらら:ロケットのような勢いで回転する赤沢さららの体が頭から突っ込んでいく……!
赤沢さらら:「わぁ~~~~!!!」
赤沢さらら:ドッカーーーン!
九龍マルコ:迎え撃とうとしていたが、あまりの出来事に呆気に取られてそのまま直撃する!
九龍マルコ:「うわーーっ!!?」
赤沢さらら:○○kg(自己申告拒否)の物体がぶつかる以上の衝撃が貴方をふっとばした!
赤沢さらら:「きゃぁ~~~!!!」
狭山幸太郎:「見たか……!普段はかわいいけど、さららはおっちょこちょいなんだ……!!」勿論、ドジなところもかわいい
九龍マルコ:途轍もない衝撃によって吹き飛ばされ、部室の壁に激突する!
九龍マルコ:「バカな……こんなはずが……」
國政巧:「……やれやれ」頭を振る。
赤沢さらら:無論。それらに掛けられた微弱な『重力』は、不思議なことに貴方の体に的確に負荷をかけ続ける。この戦闘中の回復は不可能だ……
赤沢さらら:「ぷはっ……巧くん!」
赤沢さらら:「いまのは悪いお手本ね!」
赤沢さらら:さぁ、レッツトライ。と笑顔を浮かべました。
GM:「マルコくんが!? 真相(マジ)かよ……!」「ゆ、許せねえ、テメエら!沈めてやる!」黒服の男たちが騒ぐ!
國政巧:「ああ、まったく」 口元がげんなりとしている。
國政巧:「幻影に肉体のコントロールを乱されたところに、悪運に恵まれた無尽蔵なパワーをぶつけられる」
國政巧:「悪夢という意味では良いお手本だ」
極道生徒:「何、ベラベラ解説してやがる! 悪夢を見るのはテメエの方だぜー!」
國政巧:仮面がぐんと生徒達を見る。「…そうだな」

GM:では、さららさんの番はこれで終了!
GM:次は同じく行動値8の國政くんの番だ!
國政巧:まずマイナー。
國政巧:5m前進して敵のエンゲージに接敵します。
GM:来た!

(極道生徒1[5] 極道生徒2[5] 國政[8])

     (5m)

(赤沢[8] 狭山[7])

     (2m)

   (ニール[13])

國政巧:メジャー。極道生徒2に白兵攻撃。
GM:かかってくるがいい!
國政巧:《コンセントレイト:モルフェウス》《カスタマイズ》《巨人の斧》。ブーメランアスピスの効果も適用させます。
GM:なんか強そう……!
國政巧:(3+3+1-2)dx7+5-2 いけ~
DoubleCross : (5DX7+3) → 10[3,4,5,9,10]+10[6,7]+2[2]+3 → 25

GM:いい達成値……!
國政巧:フン どうだ このCランクっぷり
GM:極道生徒のトループは《イベイジョン》持ちでドッジの達成値は16で固定!
GM:攻撃は命中です!
國政巧:あ……あぶねえ!!
GM:ダメージどうぞ!
國政巧:3d10+12+6 装甲有効です
DoubleCross : (3D10+12+6) → 19[6,10,3]+12+6 → 37

GM:ぎええ、強い……!
國政巧:フン どうだ このそこそこのダメージ
赤沢さらら:何故か嬉しそうだ!
GM:極道生徒2のトループはその攻撃で全滅です!
國政巧:國政 巧の侵蝕率を8増加 (68 → 76)
ニール・E・アイレヴ:やったね!
GM:うわーん! ちくしょう!
GM:では、攻撃の演出どうぞ!
國政巧:はーい

國政巧:「悪夢か。言っておくが、ぼくが見慣れた悪夢はそれなりにひどいものだぞ」
國政巧:「きみたちに、それ以上のものを見せられるものかな」
極道生徒:「こ、こいつ……!」キミの迫力に黒服の男たちがたじろぐ。
國政巧:言うと、手のひらに砂塵が集まる。長細い、物干し竿のようなサイズのロッドが出現。
極道生徒:「び、ビビるんじゃねえ! あんなひょろっちい奴! 袋叩きにしちまえ!」黒服の男たちがキミを取り囲もうとする!
國政巧:「来たまえ。ぼくのそこそこの実力を見せてやる」 ぐ、と踏み込む。
國政巧:踊るような足取り、とはいかない。ただただ確実さだけをねらい、黒服の男達を次々にロッドで打ち込み、昏倒させていく。
極道生徒:「何だ、こいつ……!? な、慣れてやがる……!」
極道生徒:黒服の男たちが一人、また一人と倒れ伏していく!
赤沢さらら:「すごい!あんな数に囲まれてるのに……!」
狭山幸太郎:「ああ。見る見るうちに倒れていく…!」
極道生徒:「こいつ、強えぞ……! Bランク……いや、Aランクか……!?」黒服の男が薙ぎ倒される!
ニール・E・アイレヴ:「……さすが強いな……!」
國政巧:片手でぐるん、とロッドを回転させる。鼻をならす。「ランクなぞ」
國政巧:「聞いて驚きたまえ。ぼくがどんなランクだろうが、あそこにいる男の前では虫けらにも等しいさ」
國政巧:狭山くんをびしりと指さす。
狭山幸太郎:「!?」
極道生徒:「……ッ!」残った男たちが一斉に震える。
赤沢さらら:「そうだよ!幸太郎くんなら、片手でも出来るんだから!」
狭山幸太郎:「!??」
赤沢さらら:フフンと胸を張る。
極道生徒:「あの男、この仮面よりも強えのか!? あんなよく分からんナリで……!」
國政巧:「いきたまえ、狭山幸太郎くん! そのEXランクの実力を皆に知らしめるときだぞ!」
赤沢さらら:ぱちんぱちーん。幼馴染への信頼ウィンク。
極道生徒:「い、EXランクだと!? よく分からんが、ヤバそうだ……!」
狭山幸太郎:「う、うおおおお!!!こ、ここはこのEXランクに任せ…!」
極道生徒:「こうなったら本気でかかるしかねえ!」「おお!」
GM:残った黒服の男たちは闘志をみなぎらせている!

GM:では、國政くんの行動はこれで終了!
GM:次は行動値7の狭山くんの番!
狭山幸太郎:はい!!
狭山幸太郎:マイナー!
狭山幸太郎:エンゲージは切りません!なぜなら、さららと一緒だからです!
GM:なるほどなぁ
赤沢さらら:きゃっ
狭山幸太郎:メジャー! コンセントレイト(ノイマン)+言葉の刃
GM:来るか……!
狭山幸太郎:6dx8+1
DoubleCross : (6DX8+1) → 10[1,3,4,7,9,10]+7[4,7]+1 → 18

狭山幸太郎:あ、あぶない!
GM:お、惜しい……!
國政巧:よ、よかった!
ニール・E・アイレヴ:セーフ!
GM:極道生徒1のトループは《イベイジョン》でドッジの達成値は16で固定!
GM:あと少しで避けられたのに……!
狭山幸太郎:これがEXランクの力だ!
狭山幸太郎:ダメージ出します!
狭山幸太郎:2d10+1
DoubleCross : (2D10+1) → 6[3,3]+1 → 7

狭山幸太郎:ば、バカ!
GM:…………
國政巧:さっ狭山くん!
ニール・E・アイレヴ:そういうこともある
赤沢さらら:幸太郎くーん!
狭山幸太郎:ど、どうだこの野郎!
GM:えー、極道生徒1のトループは最大HPの三分の一くらいのダメージを受け
GM:まだピンピンしています
狭山幸太郎:ですよね!
國政巧:強敵……!
赤沢さらら:手強い……!
國政巧:EXランクの攻撃を受けて…まだ生存しているだと?!
ニール・E・アイレヴ:やるな……!
赤沢さらら:EXXXランクとでも言うつもり!?
狭山幸太郎:61→67

極道生徒:「…………!」EXランクの力を警戒して身構えている!
狭山幸太郎:「う、うおおおお!!!!」崖から駆け下りて黒服の群れに突っ込んでいく!
極道生徒:「いったいどんな能力だ、EXランク……!」
狭山幸太郎:「なんだかわからんが食らえ!!」ただ殴る!真っ直ぐいってぶっ飛ばす!右ストレートでぶっとバス!! 吹き飛ぶ黒服たち!巻き上がる噴煙!!その時!!
國政巧:「……!」
赤沢さらら:「やっちゃえー!」
狭山幸太郎:狭山幸太郎は思わず言葉にしてしまう!現実を改変する能力者である彼が、決して言ってはいけない言葉を!その言葉は――――
狭山幸太郎:【やったか!?】
GM:砂埃が徐々に晴れていく。
赤沢さらら:「ふふーん!幸太郎くんの攻撃を受けて立ってられるはずがないよ!」
赤沢さらら:「なんたって……EXランクだからね!」
GM:だが、砂埃が晴れた、そこには。
ニール・E・アイレヴ:「この部室掃除ちゃんとしてた……?」
極道生徒:「ふぅ、やれやれ。驚かせやがって」
狭山幸太郎:「う、うおおお!そうだ、ここはこのEXランクに任せウギゃー!!??」
極道生徒:わずかなかすり傷を負っただけの姿で立っている。
極道生徒:「えっ、EXランクの力は!?」
國政巧:「な……なんだと!?」
赤沢さらら:「そんな……!?」
狭山幸太郎:「みんな…!」【後は頼んだ……】
極道生徒:「いや……俺たちが驚いているんスけど……」
ニール・E・アイレヴ:「狭山くんー!」
赤沢さらら:「幸太郎くんがー!」
赤沢さらら:「まさかこの人達……EXランク生徒の群れなの!?」
國政巧:「な、何!? 秘められた力を隠していたというのか!?」
極道生徒:「いや、主にCランクでBランクもわずかに数人ですね……」
ニール・E・アイレヴ:「測定し直してもいいんじゃない?」
極道生徒:「その方がいいッスかね……」「お前の力じゃね?」「いや、ないと思う」
ニール・E・アイレヴ:「ほら、カリキュラムとかも変わってくるし……ね」真面目な顔。
極道生徒:「何をくっちゃべってやがる!今度はこっちの番だぜ!」

GM:では、狭山くんの行動はこれで終了!
GM:次は行動値5の極道生徒1のトループの番!
GM:マイナーアクションで《骨の剣》を使用!

GM:肉体をドスのように変形させる!
極道生徒:「ドスやチャカは二十歳(ハタチ)から……つまり自分の肉体を変形させたドスなら合法(セーフ)ってわけさ……!」
赤沢さらら:「DIY!」

GM:メジャーアクション!
GM:極道生徒1のトループはメジャーアクションを使用して降参します。

GM:極道生徒たちはそこで自分たちの周囲の状況に気付く。
極道生徒:「……?」
極道生徒:ボスである九龍マルコは既に倒れ、部員たちも半数以上がやられている。
極道生徒:「…………?」
極道生徒:自分の手のドスとキミたち四人を見比べる。
赤沢さらら:その目線に緊張感をもって応えます
赤沢さらら:(いけない……あの子達がCランクのうちに決着をつけないと……)
赤沢さらら:「EXとは言わなくても、DX(デラックス)ランクまでは成長するかもしれないね…」ごくり。
極道生徒:「あの……」
極道生徒:「自分ら、降参いいッスか」
國政巧:ぐるぐるとロッドを回転させる。「………?」
國政巧:「何だと」
ニール・E・アイレヴ:「ええっ」
狭山幸太郎:「なんだって…!?」
赤沢さらら:「………高等部三年生ではなく?」
極道生徒:「その高3ではなく」
赤沢さらら:「降参?……リザイン?」
極道生徒:「このまま戦っても勝ち目なさそうなんで……」
赤沢さらら:「なるほど」頷く。
極道生徒:「EXランクの人は勝手に倒れてるのでワンチャンあるかなとは思ったんスけど……」
極道生徒:「無理っぽいので……」
狭山幸太郎:「!?」
ニール・E・アイレヴ:「判断が迅速だ……」
極道生徒:「降参ッス」ドスを放り捨てる。
國政巧:「なんだか分からんが、とにかく良し」 頷く。
赤沢さらら:無自覚なテレキネシスで偶然にもドスがきれいに並べられる。
赤沢さらら:「うん………」
GM:では、ミドル戦闘はこれで終了だ!
赤沢さらら:「万事解決、だね!」
ニール・E・アイレヴ:「定期的にランクについては確認して、あと部室はちゃんと掃除をしようね」
GM:倒れていた九龍マルコは立ち上がってキミたちを睨む。
九龍マルコ:「……やるじゃねえか、忍者」
九龍マルコ:「真っ向勝負で負けたんだ。文句は言わねえ」
九龍マルコ:「俺の首、持っていきな……!」可愛らしい顔を見せつける。
ニール・E・アイレヴ:「えっ、首は別に……日本のヤクザってそうなの?」
ニール・E・アイレヴ:こわいなーという顔で他3人を見る。
九龍マルコ:「元よりアレの存在が知れたら俺たちは無事じゃあ済まねえだろうからな……」悔しげに微笑む。
赤沢さらら:「わかんない。ヤクザさん見たことないし……」
國政巧:「ぼくはアメリカ育ちだ」
狭山幸太郎:「俺とさららは幼馴染だ」
國政巧:「そうだな」頷く。
ニール・E・アイレヴ:「? え? うん」
極道生徒:「それは別にどうでも……」
GM:その時、彼らが先ほどまでいた場所で何かがどさりと落ちる。
赤沢さらら:「そう。だから私が見たことないものは幸太郎くんも見たことないんだよね」頷く
國政巧:「む」そちらを見る。
GM:束ねられた紙束のようなものだ。
ニール・E・アイレヴ:「なんだろ」
赤沢さらら:「なんだろ?これが"アレ"かな?」
國政巧:「こういうものはどの組織が確認するんだい」
極道生徒:「ま、まずい! 二代目!俺たちが赤ペンの奴らと通じていたことが露見(バレ)ちまう……!」
狭山幸太郎:「……」生徒会と番長を見る
九龍マルコ:「今さらジタバタ足搔いてもしょうがねえ」
ニール・E・アイレヴ:「……」風紀委員と番長を見る。
GM:そこにあったのは山のような進研ゼミの教材だ。
赤沢さらら:「……?」注目されてはにかむ。
九龍マルコ:「煮るなり焼くなり好きにしやがれ!」
ニール・E・アイレヴ:「まあ、どこが確認してもいいんだけど……これは……」
赤沢さらら:「あ、懐かしい」
國政巧:「なんだこれは」
ニール・E・アイレヴ:「もしかして勉強してるだけでは……?」
國政巧:「おお。すごいぞ。授業に出ていたところがそのまま教材に書いてある」
九龍マルコ:「極道モンがクラスで真面目に授業なんて受けられねえだろう」
赤沢さらら:「これはねー、恋人も運動も出来るようになる勉強なの」
赤沢さらら:「日本人なら誰でも知ってるよ」
ニール・E・アイレヴ:「すごいね、日本の教育!」
九龍マルコ:「だが、テストで赤点を取ったら最悪留年だ」
國政巧:「ここも…この間授業でやったところだ!」
狭山幸太郎:www
九龍マルコ:「だから、これよ」
赤沢さらら:「赤ペン先生に習ってたんだね……」
極道生徒:「へへ、ヤバいぜ、こいつは」「効くんだよなぁ」
GM:黒服の男たちは酔いしれた様子で学習教材をめくる!
ニール・E・アイレヴ:「勉強会なら普通に許可下りるから! 普通に申請して!」
狭山幸太郎:「…………」「……こんな場所より図書館の方が集中できない?」
九龍マルコ:「勉強してるところを組の奴らに見られたら恥ずかしいだろうが……!」
ニール・E・アイレヴ:「組……クラスね! クラス!」
九龍マルコ:「おう。三組だ」
國政巧:「……ふむ」みんなを見回す。
國政巧:「ここはみんなを代表して言わせてもらってもいいだろうか」
赤沢さらら:「どうぞ」
狭山幸太郎:「どうぞ」
ニール・E・アイレヴ:「……どうぞ」
九龍マルコ:「二代目、この課外活動(シノギ)ももう終わりですかね」「忍者に見つかっちまったらな……」
國政巧:「この”怖い極道部”くんたち」指を差す。
國政巧:「特に何も問題がないんじゃないのか?」
赤沢さらら:「私、馬鹿じゃないからよく分かるんだけど」
赤沢さらら:「そのとおりだね」
國政巧
ニール・E・アイレヴ:「ちゃんと許可取って他とぶつからなければ、だから」
ニール・E・アイレヴ:「そこ気をつけてもらえれば言うことはないよ」
九龍マルコ:「何だ、コラァ! そこまで言うんだったら申請方法を教えろや、オラァ!」可愛らしい声質ですごむ。
ニール・E・アイレヴ:「はいはい、こちらの用紙をお渡ししますから……」
九龍マルコ:「こんなもんでなァ、書き方が分かるとでも……おっ、赤ペンの野郎から教わったところじゃねえか」
極道生徒:「本当だ!すげえ!」「用紙の書き方が分かるぜ!」
赤沢さらら:「この番長連で作ったお手本も貸してあげる……そうそう」
赤沢さらら:「これで不当な占拠もなくなったし、依頼も解決で」
赤沢さらら:「一件落着、だねっ」
九龍マルコ:「オカルト番長とやらもなかなかやるじゃねえか、オラァ!」
赤沢さらら:「へへーん。オカルト番長ではないんだけどね」
GM:極道風の少年たちは楽しげに申請用紙を書いたり勉強道具を運ぶ準備をしたりしている。
國政巧:「……依頼は解決したにはしたが」それを見ながら首を捻る。
國政巧:「依頼主のイジメ部くんたちはこのまま野放しでいいのかい」
“イジメ部”島村優:「いやー。皆さん、本当に助かりました……えっ」
狭山幸太郎:「……」イジメ部達を見る。
ニール・E・アイレヴ:「それだなあ……狭山くんは何か知ってたみたいだったけど?」
狭山幸太郎:「……ああ、こいつら、実は――――」狭山幸太郎は思った。果たして
狭山幸太郎:果たして、少女がいじめられていたなどと言っていいのだろうか。その少女の気持ちを考えたら、軽率にいじめられていただなんて言っていいはずかあろうか。答えは否!
“イジメ部”島村優:「(ば、ばらされる……!? この場で……!)」脅えている。
赤沢さらら:(幸太郎くんが真面目に考え事してる横顔だ~)
狭山幸太郎:「こいつら、実は――――」「――――女子に恥ずかしいことをさせてた」
國政巧:「……あ?」
ニール・E・アイレヴ:「……恥ずかしいこと?」
“イジメ部”島村優:「(も、もしかしてかばってくれた……!?)」
ニール・E・アイレヴ:「えっそれ、何を思いつくかでそいつの想像力が試されるやつでは……」
狭山幸太郎:「俺の口からは言えない……」
國政巧:「な……何……!?」
ニール・E・アイレヴ:下手なことが言えない!という顔。
赤沢さらら:「えっ……」
狭山幸太郎:「(安全帯をつけられないという)恥ずかしい姿を、俺も見られた」
“イジメ部”島村優:「(ま、待て……! 言わなかったら逆に変な感じにならないか……!?)」
赤沢さらら:「幸太郎くんまで!?」
ニール・E・アイレヴ:「そんな……!?」
“イジメ部”島村優:「(逆に変な感じになってる……!)」
“イジメ部”島村優:「ま、待ってください! これは誤解で……!」
赤沢さらら:「もしかして…………」
“イジメ部”島村優:「俺はただその時は撮影してただけで……!」
赤沢さらら:「撮影を!?」
赤沢さらら:「み、みんなの見てる前で……!?」
“イジメ部”島村優:「いや、そうだけど、そうじゃなくて……!」
赤沢さらら:体育の鉄棒の居残りとか、ご飯を食べるのが遅かった給食の日とか、自信満々に解いた答えが間違った授業参観の日が脳裏を駆け巡る
赤沢さらら:「ご、」
赤沢さらら:「極悪非道ーーー!!!!」
“イジメ部”島村優:「ええー!?」
赤沢さらら:自分の想像に耐えられずきゃー!と走り去っていきます
“イジメ部”島村優:「そこまでじゃない! 確かに悪いけどそこまでじゃない!」
赤沢さらら:「いやー!こないでー!!」
赤沢さらら:「違うんです先生……!」
赤沢さらら:「普段は出来るんです~~!!!」
國政巧:「先生も巻き込んでとは…いったいどんな恥ずかしい想像を…」
ニール・E・アイレヴ:「……詳しく話を聞かせ……あ、いや、個人的な興味とかじゃなくて、そういう意味じゃなくて」
“イジメ部”島村優:頭をかきながら狭山くんの方を見る。
ニール・E・アイレヴ:「そういう意味じゃないです……」
“イジメ部”島村優:「よく分からないけど、俺をかばおうとしてくれたんですよね」
“イジメ部”島村優:「あざっした」
“イジメ部”島村優:「忠告ってわけじゃないですけど……」
狭山幸太郎:「??」
“イジメ部”島村優:「蟻塚紫汐。あの女には関わらない方がいいです」
“イジメ部”島村優:「……あいつ、ヤバい奴なんで」
“イジメ部”島村優:「それじゃあ」ぺこりと頭を下げて立ち去る。
國政巧:「…誰だい、蟻塚くんってのは」首を傾げる。
狭山幸太郎:「……さっき言った、恥ずかしい事をさせられていた女子、なんだが」
ニール・E・アイレヴ:「ひゃあ」
國政巧:「おお」
狭山幸太郎:「……ヤバいやつっていうのは一体……それと、そろそろさららを追いかけないとあいつは海を渡りかねない……」
國政巧:「それを早く言え!」
ニール・E・アイレヴ:「部室の件は解決だし、行こっか」
狭山幸太郎:そのまま走り出す。胸に去来するのは、蟻塚紫汐のこと。そして、幼い頃の海水浴で、照れたさららが九十九里浜を一周したことを思い出していた
國政巧:(……そういえば、名乗り忘れたな)
國政巧:「ううむ」 次回は気を付けねばと身を引き締める。
GM:では、決意を新たにしたキミたちがオカルト番長を追いかけ出したところでこのシーンは終了だ!



GM:戦闘をしていたのでここでは購入はなし!
GM:ロイスの取得や感情変更のみあればどうぞ!
國政巧:狭山くんにRメンあげるね 1d10回復できるよ
GM:あっ、そんなものが
赤沢さらら:オカルト番長ではないのでロイス取得ナシで。
ニール・E・アイレヴ:ロイスは特になし! 以上!
狭山幸太郎:わーい!ありがとう!ズルズルッ!
狭山幸太郎:Rメンを食べます
狭山幸太郎:2+1d10
DoubleCross : (2+1D10) → 2+9[9] → 11

國政巧:良い出目!
狭山幸太郎:ウンマァアイ!
GM:結構回復した!
赤沢さらら:元気さん!
國政巧:ロイス全埋まりなのでなしなし。以上です!
狭山幸太郎:ijou desu
GM:國政巧、速い
GM:では、全員終わったようですので改めてこのシーンは終了です!
狭山幸太郎:ワオワオ!


◆Middle06◆

GM:次のシーン!
GM:次は現状で発生している最後の依頼になります
GM:②ゲーミング悪役令嬢部のバグ退治の応援要請
GM:依頼内容はこちら!
GM:シーンプレイヤーは今回はニールくんにしましょう
ニール・E・アイレヴ:はあい
GM:他にも登場したい人は出るといいでしょう
狭山幸太郎:出ます!
國政巧:出るよ~
GM:シーンに出る人はダイスを振って侵蝕率を上げてください
國政巧:國政 巧の侵蝕率を1D10-1(→ 5)増加 (76 → 81)
狭山幸太郎:1d10-1+67
DoubleCross : (1D10-1+67) → 3[3]-1+67 → 69

ニール・E・アイレヴ:ニール・E・アイレヴの侵蝕率を1d10-1(→ 6)増加 (70 → 76)
赤沢さらら:赤沢さららの侵蝕率を1d10-1(→ 0)増加 (87 → 87)
赤沢さらら:無敵
國政巧:最低値1だから
狭山幸太郎:kawaii
國政巧:1だけ上げておくといいぜ!
赤沢さらら:赤沢さららの侵蝕率を1増加 (87 → 88)
GM:可愛い要素はなかったが
赤沢さらら:あげたぜ!
國政巧:かわいいぜ
狭山幸太郎:行間を読んでください>かわいい要素
GM:行間は可愛いなぁ
赤沢さらら:・・・私は!?
GM:では、シーンの描写からしていきましょう!



GM:生徒会に寄せられたゲーミング悪役令嬢部からの依頼を受けたキミたち。
GM:その依頼を果たすためにキミたちは学園都市内にある牧場エリアへとやってきていた。
GM:広大な牧場の隅で、金髪の少女がマニュアルらしきものを片手にノートパソコンを睨み付けている。
銀河ヶ原光子:「これをこうして……」
GM:ノートパソコンから火花が上がる!
銀河ヶ原光子:「ああ、もう分からーん! プログラミングなんてワタクシには向いていませんわー!」
GM:少女は悲痛な叫びをあげている!
國政巧:「あれが依頼人か」仮面の下で怪訝そうな口元。腕組をしている。
ニール・E・アイレヴ:「俺、あんまりパソコン詳しくないんだけど」
ニール・E・アイレヴ:「もうちょっと屋根のあるところとかの方がいいんじゃないかなあ……?」
赤沢さらら:「ゲーミングをしてる令嬢さんだし、そうみたい」ゲーミングをプログラミングだと思っているぞ。
狭山幸太郎:「なんで牧場……」
赤沢さらら:「屋根のある場所だと火事になっちゃうんじゃないかな」的確な観察眼で原因を見抜きます
銀河ヶ原光子:「あっ。あなた方!」顔を上げ、勢い良く立ち上がるとキミたちのもとに駆け寄ってくる。
國政巧:「むっ」
赤沢さらら:「気付かれたっ」
狭山幸太郎:「気づかれた!!」
銀河ヶ原光子:「来てくださったのですね! 特命全権大使の皆様方!」
ニール・E・アイレヴ:「その呼称どうにかなんないかな……そうです……」
國政巧:「いかにも。ぼくらは特命全権大使を仰せつかっている」頷く。
銀河ヶ原光子:「ワタクシ、ゲーミング悪役令嬢部の銀河ヶ原光子(ぎゃらくしーがはら・ふぉとんこ)と申しますわ」
國政巧:「國政巧、ニール・E・アイレヴ、狭山幸太郎、オカルト番長こと赤沢さららくんだ」
赤沢さらら:「オカルト番長の赤沢ささらです。何処までが名字なのかな?」
ニール・E・アイレヴ:「英語圏の人なんですね」
赤沢さらら:「オカルト番長ではないんだけどね」
狭山幸太郎:かわいい
ニール・E・アイレヴ:おちついて
狭山幸太郎:「……で、俺たちへの依頼とは」
銀河ヶ原光子:「國政様、ニール様、狭山様、オカルト番長様こと赤沢さららですわね。よろしくお願いしますわ」
國政巧:今回はしっかり名乗ったので満足そうにしている。
銀河ヶ原光子:「ええ。ワタクシほとほと困り果てておりまして……」
赤沢さらら:「皆なんで私のことを丁寧に…」隅っこで首を傾げています
銀河ヶ原光子:儚げに身をよじるとノートパソコンをキミたちに見せる。
國政巧:儚くキラキラしたエフェクトが降り注ぐ。
銀河ヶ原光子:「ワタクシ、格ゲー……つまり格闘ゲームがバチクソに上手いのですが」
赤沢さらら:ローマの芸術品のように掲げられるのを見る
銀河ヶ原光子:「ワタクシのプレイしている格ゲー……つまり格闘ゲームで酷いバグが発生しているのですわ」
狭山幸太郎:ノートPCを見る。黒煙が立ち昇っていることしか分からない
國政巧:「いちいちその言い方をしなければならないのか?」
銀河ヶ原光子:「それもただのバグではないのです!」
赤沢さらら:「ではどういうバグ?」
銀河ヶ原光子:「どうもバグとこの学園島のレネゲイドに満ちた環境が結びついてしまったようで……」
銀河ヶ原光子:「バグを超えたバグ……つまりコンピューターレネゲイドウイルスなのですわ!」
ニール・E・アイレヴ:「大変なことになってる」
國政巧:「やはりその言い方をしなければならないのか?」
狭山幸太郎:「つまりコンピューターレネゲイドウイルスということか……!」
銀河ヶ原光子:「このバグはなんと……デリートしようとするとこちらに襲いかかってくるのです!」
赤沢さらら:「えっ、こわい……そんなに生命力旺盛なんだ?」
銀河ヶ原光子:「だからメーカーやプログラミング部でもバグを削除することができずに……」
銀河ヶ原光子:「それはもうバリバリ元気ですわ」
ニール・E・アイレヴ:「気軽に画面の境越えないでほしい……」
銀河ヶ原光子:「そこで特命全権大使である皆様方にお願いしたという次第ですわ」
銀河ヶ原光子:「バグを削除しようとするとコンピューターレネゲイドウイルスはこちらに襲いかかってきますから」
ニール・E・アイレヴ:「まあ、個人でどうにかできるレベルではないみたいだけど……」
銀河ヶ原光子:「それを喰い止めている間にこのマニュアルを参考にしてバグを消し去って欲しいのです!」
銀河ヶ原光子:マニュアル本をキミたちの至近距離に突きつける。
ニール・E・アイレヴ:「マニュアルあるんだ」
GM:マニュアル本には『エンタキーを押すとなんかいい感じになる』などと詳細なやり方が書かれている。
赤沢さらら:「襲いかかるのを止める方は銀河ヶ原さん担当なんだ」
狭山幸太郎:「フィジカルが強い」
ニール・E・アイレヴ:「エンタキーを押すとなんかいい感じになるんだって」ぱらぱらとめくる。
銀河ヶ原光子:「いえ、喰い止めるのももちろん皆様の役目です」
國政巧:「ふむふむ」マニュアル本を覗き込む。
ニール・E・アイレヴ:「そっちも!?」
赤沢さらら:「全権委任だった」
銀河ヶ原光子:「ワタクシ、格ゲー……つまり格闘ゲーム以外のことに関してはてんで能無しでしてよ!」
國政巧:「喰いとめつつバグを削除する……つまり役割分担が必要ということか」
ニール・E・アイレヴ:『スパゲッティコードは別に美味しいコードのことではない』などと書かれたマニュアルを見ている。
銀河ヶ原光子:「無事にバグを削除できた暁には……皆様にワタクシの華麗なスティックさばきをお見せしますわ!」宝石で飾り付けたアケコンを見せつける。
赤沢さらら:「きちんとバグを排除できる人と、バグを食い止める人ね」
赤沢さらら:「わっ、すごい。爪傷まない?」
銀河ヶ原光子:「もう両手の爪がズタボロですわ……」震える指を押さえている。
GM:というわけで判定方法を説明しましょう!
狭山幸太郎:よしこい!
ニール・E・アイレヴ:うおー
ニール・E・アイレヴ:お嬢様は保健室行ってね
狭山幸太郎:やさしい
GM:まずは【肉体】で難易度7の判定を行って実体化したバグデータを喰い止める必要があります
GM:失敗しても再挑戦することができますが、失敗する度に2d10のダメージを受けてもらいます
國政巧:襲われる~
赤沢さらら:こわいな~
GM:次にプログラミングでバグをデリートするために〈知識:機械工学〉か〈情報:ウェブ〉で難易度8の判定を行ってもらいます
GM:これも失敗しても再挑戦が可能で誰か1人が成功すればオーケー
GM:ただし失敗するとコンピューターレネゲイドウイルスが侵蝕してくるため1d10の侵蝕率が上がります
GM:気を付けて判定に臨むといいでしょう
赤沢さらら:恐ろしい
GM:恐ろしいのだ
赤沢さらら:これ、それぞれ一人ずつ成功すればOK的な感じですか?
GM:どちらも誰か1人が成功すればオーケー!
赤沢さらら:なるほど!(頷き)
銀河ヶ原光子:説明を終えるとノートパソコンの前に立ち、気合いを入れている。
銀河ヶ原光子:「さあ、皆様方。覚悟はよろしいですか……!」
銀河ヶ原光子:「き、来ますわよ……!」震える手で格闘ゲームを起動する。
GM:その瞬間、画面から電子めいた何かが飛び出し、キミたちの前で実体化していく!
銀河ヶ原光子:「あ、ああ~!あれはーッ!?」
國政巧:「む」
赤沢さらら:「なになに!?」
GM:01めいた電子データの集合体は軍服姿の屈強な武人の姿となる!
ニール・E・アイレヴ:「そういう感じなんだ!?」
赤沢さらら:「人だ!」
狭山幸太郎:「これが……バグ…!!」
銀河ヶ原光子:「あれは……ストリートグラップラーのラスボス……! 武人アルタイルですわ~ッ!?」
國政巧:「つまりゲームキャラクターが再現されているのか」
銀河ヶ原光子:「アーケードモードのマニアックモードでのみ登場するラスボス!ワタクシですら一度しか勝利したことがない難敵ですわ!」
赤沢さらら:「つまり、強い人?」
銀河ヶ原光子:「常時スーパーアーマー状態のアホみたいに強いやつですわ……!」
銀河ヶ原光子:「か、勝てない……!こんな奴に勝てるはずがない……!」腰を抜かし小鹿のように震えている。
狭山幸太郎:「なんだかよくわからんが……國政、アレを抑えられるか?」
國政巧:「むっ、ぼくかい」
狭山幸太郎:「ニールがPCを起動している。さららには万が一に備えてもらう」
ニール・E・アイレヴ:マニュアルを見ながらPCの電源スイッチを入れている。
超級武人アルタイル:「この世界は全て吾輩のものだ!」ゲームめいた禍々しいエフェクトが生じる!
銀河ヶ原光子:「ああ~!アーケードモードの最後の台詞ですわーっ!?」
國政巧:「彼女、ちょっと嬉しがってないか」
ニール・E・アイレヴ:「こっちが音量調節のボタンで、こっちが……」
超級武人アルタイル:軍服姿の屈強な武人は邪悪な笑みを浮かべてキミたちの方に歩み寄る。
赤沢さらら:「大丈夫、銀河ヶ原さん」ぎゅ、とつま先が酷使された手を握る。
赤沢さらら:「相手がスーパーなら、こっちはハイパー凄いんだから!」
赤沢さらら:「ねっ、皆!」
銀河ヶ原光子:「皆様方……」わずかに安堵したように微笑む。
國政巧:「…そうだな」狭山くんに視線を戻す。「EXランクのきみの指示だ。従おう」
超級武人アルタイル:キミたちの前まで来ると何かを溜めているかのような不可思議な屈伸運動を始める!
狭山幸太郎:「そうだ!」【俺たちは、ハイパーすごい!】 《アドヴァイス》+《風の渡し手》をタクミンとニールくんに!
狭山幸太郎:クリティカルー1,ダイス+1になります。 侵蝕69→76
國政巧:ありがたすぎる~~
ニール・E・アイレヴ:いただきます!!
ニール・E・アイレヴ:「わかんないけど頑張る……!」
國政巧:「ああ。頑張ろう」
銀河ヶ原光子:「必殺技のサイコダイブの予備動作ですわ! あの技はコマンドがクソほど長いんですの!皆さま、この隙に……!」
國政巧:「ニールくん、頼むぞ」
ニール・E・アイレヴ:「うん、マニュアルがあるから……!」
超級武人アルタイル:キミたちの目の前でしゃがんだり、小刻みに前後に移動したりしている!

GM:では、判定をする人はどうぞ
國政巧:では最初に判定をします
GM:まずは【肉体】で難易度7だ!
國政巧:ブーメランアスピスの効果を適用します。
國政巧:6dx9+4>=7
DoubleCross : (6DX9+4>=7) → 10[1,3,5,5,9,9]+6[5,6]+4 → 20 → 成功

ニール・E・アイレヴ:すご!
GM:めちゃくちゃすごいな!?
狭山幸太郎:つよい!
國政巧:アドヴァイスがちゃんときいてる!
赤沢さらら:すごい!
國政巧:國政 巧の侵蝕率を1増加 (81 → 82)
GM:では、國政は軍服姿の屈強な武人を辛うじて喰い止めることができる!

超級武人アルタイル:「世界よ、吾輩の前にひれ伏すがいいわ!」
超級武人アルタイル:謎の屈伸運動の直後、画面が暗転! 禍々しいエフェクトとともにキミたちに突撃してこようとする!
國政巧:(……しかし、なんだ)
國政巧:必殺技が発動するコンマ0.001秒の瞬間に武人の懐に潜り込み、その腕に掌打を放つ。
國政巧:すかさず第二撃。腰を落とし、うなるようなアッパーカット。
超級武人アルタイル:暗転したはずの画面が瞬時に元に戻る! その体がのけぞる!
超級武人アルタイル:「グワーッ!?」
銀河ヶ原光子:「スーパーアーマーを無効化したー!?あの前ステ、ハンパねえですわー!」
赤沢さらら:「ほわっ?」見えなかった「なになに、何が起きたの」
國政巧:(…相手の思惑を気にも留めず、善も悪もなく、思う存分やり合えるというのは)
國政巧:(なかなか)打撃を続ける。(たのしいものだ)
超級武人アルタイル:「この吾輩が貴様ごときに……!」
GM:屈強な武人は國政の前で押し留められる!
赤沢さらら:「おっ、おっ!いい感じだよ!」
GM:ノートパソコンは無防備な状態に晒されている!
國政巧:画面の端まで追い詰め、アルタイルの反撃を許さず、連撃を放ち続けている。
國政巧:「うむ! ニールくん、今のうちに!」
赤沢さらら:牧場の柵が不思議と破壊不能オブジェクトのように壁の役割を果たしている!上手い!
銀河ヶ原光子:「い、今ですわ! バグを消去するんですの!」
ニール・E・アイレヴ:「わかった! えっと、スペースキーを……」マニュアルとにらめっこしている。
GM:〈知識:機械工学〉か〈情報:ウェブ〉で難易度8の判定だ! 失敗すると1d10の侵蝕率が上昇するぞ!
ニール・E・アイレヴ:〈知識:機械工学〉で。技能はないので精神で振ります。
ニール・E・アイレヴ:さらに コンボ『この目に止まれ』《紡ぎの魔眼》ダイス2個増加。侵蝕0。
GM:では、判定どうぞ!
ニール・E・アイレヴ:7dx9>=8
DoubleCross : (7DX9>=8) → 10[1,4,4,6,7,8,9]+5[5] → 15 → 成功

國政巧:さすが!
GM:お見事!
ニール・E・アイレヴ:アドヴァイスありがと!
狭山幸太郎:つよい!
GM:では、キミは見事にバグを消去することができるぞ!
GM:ニールの眼前にあるノートパソコンでは邪悪なウイルスがうごめいているのが分かるだろう。
ニール・E・アイレヴ:「これが……ウイルス……」そういうことにする。
GM:黒紫色でとげとげしいウイルスは触れたものを蝕むそうな禍々しさだ。
ニール・E・アイレヴ:詳しくないので、よくわからないということにする。いろいろ飲み込んでいこう。
GM:ノートパソコンの画面上でその色が暗いウイルスがうごうごしている。
赤沢さらら:「あからさまにウィルスだ…」覗き込んだりする
狭山幸太郎:「この毒々しさ、間違いなくウィルスだな……」
超級武人アルタイル:「やめろ!吾輩の野望がこんなところで……!」國政に追い詰められた状態でもがく!
赤沢さらら:「巧くんが抑えてる今のうちだよ、ニールくんっ」
國政巧:「フン、貴様のたいそうな野望もここまでよ。削除してくれる!」
ニール・E・アイレヴ:「オッケー!」
ニール・E・アイレヴ:タイピングは別に速くもない。ゆっくり、着実に、マニュアル通りに打ち込んでいく。
ニール・E・アイレヴ:寄り道はしないし、工夫もしない。一歩一歩。
ニール・E・アイレヴ:正しい道のりは示してもらえている。それに従って、進めばいい。
銀河ヶ原光子:「は、早く……! 國政様だっていつまでも持ちませんわ……!」
ニール・E・アイレヴ:「待って。大丈夫」
ニール・E・アイレヴ:(……これが)
ニール・E・アイレヴ:(Cランクの戦い方だから)
ニール・E・アイレヴ:蠢くウイルスの動きが弱まったところを見計らって。
ニール・E・アイレヴ:「そこだっ!」
ニール・E・アイレヴ:ッターン!
GM:その瞬間、ノートパソコンの画面でうごめいていたウイルスがシュワシュワと霧散していく!
ニール・E・アイレヴ:『エンタキーを押すとなんかいい感じになる』。最初に開いたページの教え通りに。
超級武人アルタイル:「う、うおおおおおおッ!」
GM:同時に軍服姿の屈強な武人がもがき苦しむ!
GM:屈強な武人の動きが止まり、そして――
超級武人アルタイル:「あれ。おかしいな。吾輩、何でこんなところに」キョロキョロと周囲を見渡す。
國政巧:「よし、今こそ必殺の………」両手を構えた姿勢で止まる。
國政巧:「む?」
超級武人アルタイル:「うわっ。ここ、リュウケンのステージじゃないですか」牧場らしき風景を見て驚く。
ニール・E・アイレヴ:「えっ」
赤沢さらら:「誰さん?」
超級武人アルタイル:「マズイな~、もう。吾輩、アーケードモードの最後のステージで待ってないといけないのに」
超級武人アルタイル:「なんかご迷惑をおかけしたみたいですみません」
超級武人アルタイル:軍帽を取り、ペコリと頭を下げる。
ニール・E・アイレヴ:「あ、いえ……お疲れ様です」
超級武人アルタイル:「じゃあ、吾輩、アーケードモードの最後のステージに帰りますんで」
赤沢さらら:「礼儀正しい……あ、お疲れ様です」
國政巧:「あっ、お待ちください」
赤沢さらら:「お仕事?頑張ってください」
國政巧:「せっかくですから、最後に、もう一回、アレ。いいですか。もらっても」
超級武人アルタイル:「えっ、何ですか。アレって?」
國政巧:「この世界は、すべて~…?」
超級武人アルタイル:「もう~、しょうがないな。一回だけですよ!」
國政巧:「いやあ…、すいません」
超級武人アルタイル:服装を直すと少し離れたところに立つ。
超級武人アルタイル:「この世界は全て吾輩のものだ!」ゲームめいた禍々しいエフェクトが生じる!
國政巧:「ああ~!超級武人~!」拍手をする。
超級武人アルタイル:「じゃあ、吾輩はこれで! 皆さんもいつでもアーケードモードの最後のステージに遊びに来てくださいね!」
超級武人アルタイル:そう言うと01めいた電子データに分解され、ノートパソコンの中に吸い込まれていく。
超級武人アルタイル:《瞬間退場》だ。
銀河ヶ原光子:「…………」ポカンとした顔で見つめている。
國政巧:「うむ…見事なゲーミング瞬間退場だ……」感じ入る。
赤沢さらら:「…………?」首を傾げている
銀河ヶ原光子:「え……あ……え……?」キミたちとノートパソコンを交互に指差す。
ニール・E・アイレヴ:「こういうのあるんだなあ……」
狭山幸太郎:「…………」口をあんぐりと開けている
銀河ヶ原光子:「イメージを守ってくださいませんこと!?」
赤沢さらら:「愉快なおじさんだったね」
ニール・E・アイレヴ:「いい人そうだったし……」
國政巧:「サインももらえばよかった……」
ニール・E・アイレヴ:マニュアルをぱたんと閉じ、銀河ヶ原さんに手渡す。
銀河ヶ原光子:「悪辣で非道な悪役のイメージ~!」嗚咽を漏らしている。
赤沢さらら:「ファンなんだ…?」
ニール・E・アイレヴ:「あ、これ読んで元気出して……!」
銀河ヶ原光子:マニュアルを受け取っている。
銀河ヶ原光子:「まあ、ワタクシの持ちキャラはガイリウスですから良いんですが……」
ニール・E・アイレヴ:「おかげで助かったし。これがなかったらバグを消したりできなかったよ」
銀河ヶ原光子:「そう。ワタクシのゲーミング悪役令嬢部としてのノウハウが皆様のお役に立ったんですのね」
銀河ヶ原光子:感動的なBGMが流れている。
ニール・E・アイレヴ:そもそもの発端は依頼が来たせいなのだが。
狭山幸太郎:「え、えーと……。なんだかわからんが、とにかく良し!!」シーンを〆る魔法の言葉。
ニール・E・アイレヴ:「うん……うん? まあ、結果的には」
ニール・E・アイレヴ:「一番役に立ったのはね、序文のところに書いてあった言葉」
銀河ヶ原光子:「ワタクシが格闘ゲーム以外で皆様のお役に立てる日が来るなんて……」感動の涙を流している。
銀河ヶ原光子:「序文の言葉……?」
ニール・E・アイレヴ:「『諦めない心が大事』」
銀河ヶ原光子:ハッとしたような顔をする。
ニール・E・アイレヴ:「銀河ヶ原さんが諦めなかったから、僕らが頑張れた、ってことにしよう。うん」
銀河ヶ原光子:「格ゲー日本一のタケハラも確か同じことを言っていましたわ……!」
銀河ヶ原光子:「ええ。ワタクシ、これからも決して諦めません!」
銀河ヶ原光子:「皆様のためにも……!」
GM:銀河ヶ原光子はキミたちの手を握り、熱い抱擁を交わした。

GM:では、ここでシーンを
GM:じゃない!
GM:イベントを起こすのを忘れてました
狭山幸太郎:なっ!!
國政巧:なん…だと…?

GM:キミたちが銀河ヶ原光子と熱い抱擁を交わしていると
GM:生徒会長の雲雀宏一が慌てた様子で走ってくる。
國政巧:「諦めない心、か……」仮面の下で目を細めている。
雲雀宏一:「おーい! キミたち、大変だ!」珍しく慌てている。
ニール・E・アイレヴ:「生徒会も頑張るから、よろしく……え?」
ニール・E・アイレヴ:「どうしたんですか珍しく慌てて」
赤沢さらら:「あら、生徒会長が走ってる」
雲雀宏一:「なんで牧場になんかいるんだ。探すの大変だったよ」息を切らせている。
ニール・E・アイレヴ:「依頼が来たからですが???」
雲雀宏一:「大変なんだよ!」
雲雀宏一:「ファンタスティック飼育部で飼っている動物たちが急に逃げ出して学校の方で暴れているんだ!」
國政巧:「ファンタスティック飼育部だと」
ニール・E・アイレヴ:「ファンタスティック飼育部? なんでまた……」
雲雀宏一:「特命全権大使であるキミたちへの新しい依頼だ。逃げ出した動物たちを捕まえてくれるか」
狭山幸太郎:どうする?と國政くんを見る。
雲雀宏一:「ちなみに僕はキミたちに緊急事態を知らせに来たんであって決して怖くて逃げ出したわけじゃないよ」
ニール・E・アイレヴ:「そうなんですか」流す。
雲雀宏一:「…………」流される。
國政巧:「ぼくの友人、宮森明日のことは、きみ達も知っていたと思うが…」
國政巧:「彼がファンタスティック飼育部なんだ。彼が心配だ。すぐに協力したい」
國政巧:狭山くんに、仮面ごと向いて視線を返す。
ニール・E・アイレヴ:「そっか、それは気になるな……。依頼とあれば俺は行くつもりだし」
雲雀宏一:「受けてくれるんだね、國政くん。他のみんなも」
狭山幸太郎:「そうだよな。ああ、任せろ」
赤沢さらら:「えぇ。生徒の危機ならもちろんのこと。お友達のピンチなら、なおもちろん!」
國政巧:「うん、…そうだな。きみ達がともに居てくれれば、より心強い」 遅れて頷く。
雲雀宏一:「感謝するよ。よし、では特命全権大使であるキミたちに緊急依頼だ」

GM:緊急依頼が発生しました
GM:④校内へのアニマルオーヴァードたちの乱入事件
GM:次のシーンでは緊急依頼の解決に向かうことになるぞ!
狭山幸太郎:やってやるぜー!

雲雀宏一:「それじゃあ僕は他の生徒たちの避難誘導の指示に向かうから」
雲雀宏一:「ファンタスティック飼育部の動物たちのことは頼んだよ!」
國政巧:「うむ…ちなみにきみ達」
國政巧:「動物の相手をするのは得意かい」
ニール・E・アイレヴ:「実家では犬を飼ってたのと、あと牛と羊はいっぱいいたかなあ」田舎だったのだ。
國政巧:「む、なら心強いな」
ニール・E・アイレヴ:「羊に服とか噛まれるのは得意だったよ」
國政巧:「心強いのか…?」
赤沢さらら:「昔から、動物達にはよくお家に招待してもらってたよ」
赤沢さらら:「付いてったらよく隣の県まで行ったりしたけど…」
狭山幸太郎:「さららは行動範囲が広い子供だったんだぞ」
國政巧:「……うむ」頷く。
狭山幸太郎:「俺も、動物の相手は好きだ。特に、ウサギとか」國政くんの面を見て。
國政巧:「フン」鼻をならす。「まあ…全員、動物が嫌いでないのならどうにかなるだろう」
國政巧:「行くとしよう」



GM:では、キミたちが急いで校舎の方へと向かったところでこのシーンは終了だ!
GM:ロイスの取得や感情変更、購入判定が可能ですよ!
ニール・E・アイレヴ:ロイスは保留かな
國政巧:ロイスはなしです
狭山幸太郎:ロイスは保留として。何買おうかな。ブルゲかな
赤沢さらら:ロイス保留で
狭山幸太郎:ブルゲチャレンジしよ。
狭山幸太郎:3dx+1>=20
DoubleCross : (3DX10+1>=20) → 9[6,8,9]+1 → 10 → 失敗

狭山幸太郎:残念!失敗です!
國政巧:応急手当買おうかな 素振り
GM:惜しい!
國政巧:4dx>=8
DoubleCross : (4DX10>=8) → 7[4,5,5,7] → 7 → 失敗

GM:もうちょい!
國政巧:ウーン 財産P払えるけど見送りにします!終わりです
GM:見送った!
ニール・E・アイレヴ:狭山くん応急手当いります?
GM:そういえばズタボロでした
狭山幸太郎:あ、そういえば!宜しければ欲しいです!
ニール・E・アイレヴ:じゃあ応急手当キット、ラッキーメダルホワイトと紡ぎの魔眼使用、侵蝕0
ニール・E・アイレヴ:4dx+4>=8
DoubleCross : (4DX10+4>=8) → 9[3,6,7,9]+4 → 13 → 成功

ニール・E・アイレヴ:狭山くんどうぞー
GM:すごい!成功!
國政巧:さすが
狭山幸太郎:つよい!ありがとうございます!
赤沢さらら:防御用のジュラルミンシールド買ってみようかな
狭山幸太郎:早速応急使います!!
狭山幸太郎:11+2d10
DoubleCross : (11+2D10) → 11+4[3,1] → 15

狭山幸太郎:回復!
GM:徐々に回復した!
赤沢さらら:なるほどね。やっぱり応急で!
GM:あっ、臨機応変
赤沢さらら:ラッキーメダルCランク
赤沢さらら:3dx+5>=8
DoubleCross : (3DX10+5>=8) → 10[3,10,10]+4[3,4]+5 → 19 → 成功

GM:たっか
赤沢さらら:おぉ…ブルゲ行けましたね
狭山幸太郎:つよい!
ニール・E・アイレヴ:すごい
國政巧:(あっ さっきCランクの効果判定わすれてた)
國政巧:次気を付けます
赤沢さらら:幸太郎くんどーぞっ
狭山幸太郎:ありがとうございます!さっそくつかいます!
GM:あ、國政くんも買えてるじゃん!
赤沢さらら:ほんとだぜ!
狭山幸太郎:2d10+15
DoubleCross : (2D10+15) → 15[10,5]+15 → 30

狭山幸太郎:全快した!
國政巧:お、幼馴染パワーすぎる
GM:全快してるー!?
赤沢さらら:へへん
ニール・E・アイレヴ:これがパワー……
GM:では、國政くんが買えた分は持っておくといいでしょう
國政巧:あっありがとうございます はーい
GM:では、全員が終わったようですので改めてシーンは終了です!


◆Middle07◆

GM:次のシーン!
GM:次は緊急依頼のシーンになります。
GM:シーンプレイヤーは國政さん!
國政巧:ぼくです
國政巧:國政 巧の侵蝕率を1D10-1(→ 6)増加 (82 → 88)
GM:他の人も出たい人は登場するといいでしょう
ニール・E・アイレヴ:ニール・E・アイレヴの侵蝕率を1d10-1(→ 8)増加 (76 → 84)
GM:シーンに出る人はダイスを振って侵蝕率を上げてください
狭山幸太郎:1d10+76
DoubleCross : (1D10+76) → 1[1]+76 → 77

狭山幸太郎:落ち着いてる
赤沢さらら:赤沢さららの侵蝕率を1d10-1(→ 7)増加 (88 → 95)
ニール・E・アイレヴ:狭山くん省エネ
GM:さららが結構上がった
赤沢さらら:ぐんぐん
GM:では、まずはシーンの描写からしていきましょう。



GM:緊急依頼を受けて校舎の方へとやってきたキミたち。
GM:キミたちがたどり着いたところで翼の生えた三毛猫のような生き物とすれ違う。
GM:翼の生えた三毛猫のような生き物は空を滑空してどこかに飛んでいく。
三毛猫:「にゃーん」
宮森明日:「ああ、待て! クソ、どうしてこんなことになったんだ……!」
國政巧:「むっ」翼の生えた三毛猫のような生き物を見ていた仮面が声の方を向く。
赤沢さらら:「あぁっ、有翼幻獣猫ちゃんがどこかにっ」
宮森明日:「みんな、落ち着いて! 止まるんだ……!」必死に動物たちに声をかけている。
國政巧:「アケビ!」手を振る。「大丈夫かい。ぼくら特命全権大使が応援にきたぞ」
宮森明日:「ああ、キミたち。よかった。来てくれたんだ」
ニール・E・アイレヴ:「今のも逃げ出したっていう……?」
宮森明日:「そうなんだ。急に逃げ出してしまって。今までこんなこと一度だってなかったのに」
GM:話しているうちに射程:視界ほどの長さのある伸縮スネークが校舎の隙間へと潜り込んでいく。
宮森明日:「ああ。早く捕まえないと……!」
狭山幸太郎:「俺たちはそれを手伝いに来た。どうすれば良い?」
赤沢さらら:「見るからに大変!どうしようね?」
宮森明日:「ありがとう。まずは逃げ出した彼らの居場所を突き止めないと」
ニール・E・アイレヴ:「ふんふん」
宮森明日:「さっきの有翼幻獣猫ちゃんなんかはもうどこに行ったか分からないしね……」
宮森明日:「居場所を突き止めたらみんなで力を合わせて捕まえよう」
赤沢さらら:「はーいっ 手作業ってわけだね」

GM:動物たちを大人しくさせて捕まえるためには二つの判定が必要です
狭山幸太郎:なにぃ!?
GM:まずは〈知覚〉で難易度7の判定をして動物たちの行き場所を突き止める。これは誰か1人が成功すればオーケー。
GM:ただし全員が失敗したらシーンを切って再挑戦になります。
ニール・E・アイレヴ:ひゃー
國政巧:たいへん!
狭山幸太郎:ウムム
GM:次にキミたち全員で〈白兵〉か〈射撃〉か〈RC〉か〈交渉〉で判定を行い、全員の達成値の合計が30に達すれば
GM:無事に動物たちを大人しくして捕まえることができる!
國政巧:ふむふむ!
GM:ただし合計達成値が足りなければ全員が3d10のダメージを受けてもらうことになる!
赤沢さらら:ぎゃー
狭山幸太郎:動物から反逆を受けるわけね
ニール・E・アイレヴ:なるほど、知覚で判定した人は後の方の判定に参加はできますか?
GM:あ、そう。最初の〈知覚〉判定をした人は後の判定には参加できないので
GM:そこは注意して参加する判定を選んでください!
ニール・E・アイレヴ:分担というわけね、わかりました
國政巧:了解です!
狭山幸太郎:了解です!
赤沢さらら:理解!

GM:キミたちが話していると小さなハムスターが足元を駆けていく。
GM:ハムスターが通りすぎると重力でグラウンドの地面がひび割れる。
宮森明日:「ああっ、グラビティ太郎! ダメじゃないか……!」慌ててヒマワリの種を取り出すが間に合わない。
國政巧:「グラビティ太郎くんまで…! 重くはあるが、人に迷惑をかけるようなハムスターくんではなさそうだったのに」
宮森明日:「すまない、みんな。よろしく頼むよ……!」深々と頭を下げる。

GM:では、まずは〈知覚〉判定からやってもらいましょう!
赤沢さらら:GOGO
ニール・E・アイレヴ:じゃあやらせていただきます
狭山幸太郎:「逃げていくぞ!……どこに逃げたか分かるか、ニール!」
狭山幸太郎:がんばれー!
GM:最初は〈知覚〉で難易度7!逃げた動物たちの居場所を突き止める必要がある!
ニール・E・アイレヴ:うおお、まずはコンボ『この目に止まれ』《紡ぎの魔眼》ダイス2個増加。侵蝕0。
ニール・E・アイレヴ:8dx+1>=7
DoubleCross : (8DX10+1>=7) → 10[1,2,3,4,7,7,10,10]+7[6,7]+1 → 18 → 成功

ニール・E・アイレヴ:いえい
國政巧:すごい!
GM:高い!さすが!
狭山幸太郎:えらい!
赤沢さらら:すごいぞ
GM:では、ニールくんは見事に逃げた動物たちの居場所を突き止めることができる!
赤沢さらら:では、まず私から判定を!
GM:では、次は動物たちを大人しくさせて捕まえる判定!
GM:判定は〈白兵〉か〈射撃〉か〈RC〉か〈交渉〉だ!
赤沢さらら:ちなみに射撃なんですけど、ボルトアクションライフルのマイナー使って+5判定はありですか!
GM:使用して構いませんよ!
赤沢さらら:やったー!
GM:その場合はマイナーの他の行動は行えないのでそこは注意!
赤沢さらら:ジェネシフらないのでOK!
赤沢さらら:ではマイナーでボルトアクションライフル起動。メジャーでエフェクトなしの射撃をします
赤沢さらら:5dx+7
DoubleCross : (5DX10+7) → 10[2,5,8,9,10]+3[3]+7 → 20

赤沢さらら:ジャキンッ
狭山幸太郎:!?
國政巧:すごい
GM:素振りなのに高いね!?
ニール・E・アイレヴ:つよい!
赤沢さらら:回っちゃった
GM:では、達成値は一気に20!
GM:目標の30まで残り10だ!
GM:では、國政くんか狭山くんも判定どうぞ!
國政巧:普通に素振りします~ 〈射撃〉にしよ
GM:スイッチ型の力だ
國政巧:5dx
DoubleCross : (5DX10) → 10[1,2,3,7,10]+9[9] → 19

國政巧:えっ
狭山幸太郎:!?
赤沢さらら:つよ
ニール・E・アイレヴ:たっか
GM:高くない!?
國政巧:び びっくりした
赤沢さらら:まぁ私達Cランクでもこれぐらいはね
GM:加減というものを知らんのかキミたちは
國政巧:そうですよ 我々はしょせんCランク
GM:EXランクの狭山くんはどうします?
國政巧:兄貴ィ!見せてやってくださいよ!!
GM:達成値はこれで39! 目標には達しました!
赤沢さらら:EXランクの幸太郎くんのパワーを!
狭山幸太郎:振りたいです。ここらで、EXランクの力ってやつを見せつけてやらないと
ニール・E・アイレヴ:おおっ
GM:おお。では、判定どうぞ!
ニール・E・アイレヴ:やっちゃえー
狭山幸太郎:マイナーでジェネシフト!
狭山幸太郎:77+2d10
DoubleCross : (77+2D10) → 77+9[2,7] → 86

GM:一気に上げてきたね!?
狭山幸太郎:《コンセントレイト(ノイマン)》+《言葉の刃》
ニール・E・アイレヴ:本気だ
GM:ほ、本気だ……!
國政巧:兄貴…!俺達のために…!
狭山幸太郎:7dx8+1
DoubleCross : (7DX8+1) → 10[2,5,5,6,6,8,9]+2[2,2]+1 → 13

赤沢さらら:ガチの力…!
狭山幸太郎:アレー?!
GM:……?
赤沢さらら:ご存知ですか?
赤沢さらら:これがクライマックスに向けた乱数調整です
狭山幸太郎:wwwww
ニール・E・アイレヴ:なるほど、ばっちりですね
國政巧:「13」……なるほど ここでその数字を使っとくなんて
狭山幸太郎:86→91
國政巧:さすが兄貴ッス
GM:では、これで合計の達成値は52!
赤沢さらら:一回の判定で戦ってるわけじゃないんですよね、「EX」ですから
GM:判定は見事に成功だ!
赤沢さらら:やったー!
國政巧:イエイ!
狭山幸太郎:や、やった!!
ニール・E・アイレヴ:うおー

GM:逃げ去った動物たちの足取りがつかめず、宮森は当惑している。
宮森明日:「キミたち、どうだい。彼らの居場所は……?」
ニール・E・アイレヴ:「えーと、待ってね……」ふわりと蝶を飛ばす。
ニール・E・アイレヴ:幻の蝶の輪郭が微かに乱れる。
GM:ニールさんはその探知能力によって動物たちが何かに怯えるようにして校舎の裏手の方へと逃げていったことが分かるだろう。
ニール・E・アイレヴ:「あっちの方? なんとなく騒がしいし、何かがいっぱい動いていったみたい」
國政巧:「ふむ…、みな同じ場所にいるのか」
宮森明日:「本当!? すごいな、ニールくん。よし、行こう。みんな」
國政巧:「何か理由があって脱走をはかったのか?」
赤沢さらら:「地震が来るとか……天敵とかかな?」
ニール・E・アイレヴ:「うん、何かに追い立てられた、とかかもね」
宮森明日:「この学園に天敵なんて……」
GM:キミたちが追いかけていると翼の生えた三毛猫が目の前に姿を現す。
GM:翼の生えた三毛猫は赤沢さんの目の前を滑空している。
三毛猫:「にゃーん」
赤沢さらら:「猫だ」
赤沢さらら:おいでおいでー、と両手を広げる。
宮森明日:「キュマイラなんだ。飛行能力を持ってる。一度逃げ出すと捕まえるのが大変で」
狭山幸太郎:「出たぞ、さららの『おいでおいで』だ! アフリカゾウすらも招き寄せるぞ!」
三毛猫:「にゃーん」翼を羽ばたかせて赤沢さんのそばをすり抜ける。
ニール・E・アイレヴ:「それで動物集められないかなあ……あっ」
赤沢さらら:「飛ぶ猫、キュマイラの名前にふさわしいねぇ」
宮森明日:「ほら。なかなか捕まらないんだよ」
赤沢さらら:「わっひゃ」こそばゆい。
赤沢さらら:「なるほど、気ままな子だね」
國政巧:「どうにかできるのかい、さららくん」
GM:そうこうしているうちに小さなジャンガリアンハムスターは國政くんのすぐそばを駆け抜けていく。
赤沢さらら:「おまかせ!猫ちゃんの相手は得意なのよ」
國政巧:「ふむ。オカルト番長の実力、見せてもらおうか……む」
赤沢さらら:「まず、追うと逃げるからね。目線をちょっとそらして、興味ないですよーって顔をしつつ……」
三毛猫:「にゃーん」フラフラと赤沢さんの近くを飛ぶ。
赤沢さらら:重力の塊に足元を取られて転ぶ。「ぐぇっ」
狭山幸太郎:「で、出た!さららの『興味ないですよ~』顔だ! 本当は興味深々だぞ!」
狭山幸太郎:「さらら!?」
赤沢さらら:べちーんと地面に横倒しになる。その生命力の希薄さは警戒心の強い猫すらただの止まり木と思って乗っかってしまうほどだぞ
三毛猫:「にゃーん」気にも留めずに赤沢さんの上に着地してそのまま毛づくろいを始める。
赤沢さらら:「もごご……(オカルト番長ではないんだけどね)」
赤沢さらら:「おぉよしよし……」
狭山幸太郎:「これが、さらら必殺の『木の役』だ。幼稚園の時の演劇会で、それはもう見事な木の役を……」思い出してフフっとしている。
赤沢さらら:毛づくろいをしている猫ちゃんの背中を同じ方向に撫でる。
宮森明日:「すごい。あんなに簡単に捕まえるなんて……!」
赤沢さらら:「……ざっとこんなもんですよ」
三毛猫:「にゃーん」気持ち良さそうに寝転ぶ。
赤沢さらら:猫ちゃんを腹の上に置きながら、土のついた顔で決め顔を飛ばします。
GM:逃げ去っていったジャンガリアンハムスターは重力めいた速度で國政くんの足元を動き回っている!
國政巧:「ふむ…」さららさんに頷き、足元を見る。「感じるな。重力めいた速度を」
赤沢さらら:「秒速5センチメートルってところだね」
宮森明日:「バロール能力を駆使している。グラビティ太郎はAランクに匹敵する力があるんだ」
宮森明日:「いくらタクミくんでも無茶だ……!」
赤沢さらら:「わ、私達より凄いっ」
狭山幸太郎:「Aランク相当だって!? Cランクの國政じゃ……!」
GM:加速を得たジャンガリアンハムスターは弾丸のようなスピードで動き回る!
ニール・E・アイレヴ:「……やれるか、國政くん!」
宮森明日:「正面からぶつかったら人間なんて一溜まりもない。タクミくん。くれぐれも気を付けて」
國政巧:「む…そこまで言われると捕まえない方が良い気がしてくるじゃないか。まったく」
國政巧:「……そうだな。ならば、ぼくも悪運が味方につくことを祈ろう」
國政巧:ジャケットを脱ぎ、飛び回るハムスターに向かって適当に放り投げる。能力を最小限に発動。
國政巧:上着に纏わりついた極小粒の粒子がうごめき、ハムスターを包むようにくるんと動く。
赤沢さらら:「ワイルド…!」
GM:視界を塞がれて慌てふためいたジャンガリアンハムスターの速度が徐々に落ちていく!
ニール・E・アイレヴ:「……そうか、正面を避けて捕まえることができれば……!」
國政巧:「フン」「運良くジャケットがハムスターくんに乗ってくれたな。いやあよかったよかった」
GM:ジャケットが覆いかぶさったジャンガリアンハムスターはフラフラとした動きでゆっくりと國政くんの方に蛇行する!
國政巧:「Cランクのぼくでも捕まえられる速度だ」ジャケットごと、もぞもぞ動くハムスターくんを拾い上げる。
GM:ジャンガリアンハムスターはキミの手のひらの上で愛らしい鳴き声を発している。ほどほどの重さだ。
GM:一方、狭山くんの背後には「射程:視界」ほどの長さがあるスネークが忍び寄っていた。
赤沢さらら:「ワイルドかつスマート……あの2年、やりますね」猫の毛並みに気を取られている。
宮森明日:「残るはエグザイルのニシキヘビの伸縮スネークくんだけだ」
宮森明日:「いったいどこに隠れたかな」
狭山幸太郎:「ああ。良くやったぞ、國政」背後に忍び寄る蛇には一切、まったく、これっぽっちも気づいていない!
赤沢さらら:「そうだねぇ。こういうときはだいたい……」んー、と人差し指を顎先に当てつつ
國政巧:「ああ、ありがとう。幸太郎く……」顔を上げて。
赤沢さらら:「幸太郎くんがなんとかしてくれるんだけどね」
國政巧:「……きみ!後ろ!」
GM:「射程:視界」ほどの長さがあるスネークが狭山くんに飛びつく!
狭山幸太郎:「そ、そうとも!ここはこのEXランクに任せ……ん?」振り返る!
狭山幸太郎:「ウギャー!?」
ニール・E・アイレヴ:「うわっ、長っ」
赤沢さらら:「視界いっぱいに長い!」
GM:「射程:視界」ほどの長さがあるスネークが狭山くんに巻き付いている!
狭山幸太郎:「射程:視界ほどの蛇が!?射程:視界ほどの蛇が身体に巻き付いて!?」
國政巧:「長いな……」
ニール・E・アイレヴ:「巻き付いてるのにあんなに余ってる! なんて長さだ」
赤沢さらら:「わーっ!同エンゲージ!」
宮森明日:「ええっと、幸太郎くん。そのまま捕まえておいてくれるかな……?」
狭山幸太郎:「えっ!?こ、これ、俺が捕まえてるように見えるの!?」
狭山幸太郎:「捕まってるのは俺の方……ウギャー!!」
宮森明日:「その調子、その調子」
宮森明日:「ああ、それと。伸縮スネークくんは美味しいものに目がないから」
宮森明日:「あまり美味しく見えないように気を付けるんだ」
狭山幸太郎:「俺じゃん!!美味しいもの、俺じゃん!!」
赤沢さらら:「心がけで何とかなるの??」
ニール・E・アイレヴ:「石とかになれば……?」
宮森明日:「心がけが大事なんだ。動物と接する時は」
狭山幸太郎:「ウギャー!」「助けてぇー!」 「ヒィー!!」「俺は!!」【俺は美味しくない!!】
GM:その瞬間、伸縮スネークくんは興味を失ったように顔を背ける。
狭山幸太郎:「な、なぜかそっぽを向かれたぞ!それはそれで寂しい気もするが……。今だ、宮森!!捕獲を!」
宮森明日:「いいぞ……!」慎重に近付くと懐からエサの入った瓶を取り出して向ける。
GM:その瞬間、伸縮スネークくんは狭山くんから離れ
GM:長さを変化させると、瓶の中へと飛び込む!
宮森明日:「よし。いい子だ」素早く瓶のフタを閉めて空気穴を開けている。
宮森明日:「これで全員だな。皆、本当にありがとう」伸縮スネークくんの入った瓶をマフラーの中に仕舞う。
赤沢さらら:「蛇、随分と可愛くなっちゃったね」瓶に収まる蛇ちゃんをみつつ、だらんと伸びた猫ちゃんを抱えている
GM:ジャンガリアンハムスターも國政くんの手のひらの上で落ち着いた様子を見せている。
ニール・E・アイレヴ:「よかったよかった」
宮森明日:「皆がいなかったら本当にどうなっていたことか」
國政巧:「特命全権大使だからな、ぼくらは」頭のうえにハムスターを乗せ、ジャケットを着直す。
狭山幸太郎:「うん……。皆がいなかったら、本当に(俺の命は)どうなっていたことか」
宮森明日:「特命全権大使! 噂には聞いてるよ。学園中の問題を解決して回ってるって」
ニール・E・アイレヴ:「なんかまた厄介な依頼が増えそうな噂だなあ……」
國政巧:「ついでにぼくの名前も、良い評判として広まっていることを願おう」
宮森明日:「あはは。きっと広まっていると思う」
宮森明日:「けど、本当にいったいどうしたんだろう。今までこんなことなかったのに」伸縮スネークくんの入った瓶に視線を向ける。
宮森明日:「きっと何か原因があるんだと思うけど……」
赤沢さらら:「心当たりは?ある?」
ニール・E・アイレヴ:「……気になるね。また同じようなことがあったら困るし」
宮森明日:「いいや。それがちっとも。環境も今まで通りだし、エサだって変えたわけじゃない」
宮森明日:「まるで心当たりがないよ」
國政巧:「さっきも言っていた、天敵でも現れたんじゃないかい」
宮森明日:「彼らが怯えるような天敵……?」
國政巧:「なんだ…なんかあるんじゃないか。ファンタスティック飼育部飼育動物イジメ部みたいなのが」
狭山幸太郎:「……」
宮森明日:「ない。あったとしたら僕が許しちゃおかない」
ニール・E・アイレヴ:「名前長いね」
ニール・E・アイレヴ:「それはそうだ」
宮森明日:「ねえ、タクミくん。よかったら頼まれてくれないかな」
國政巧:「なんだ!その顔は!」狭山くんにプンプンとする。
宮森明日:「動物たちに何があったのか原因を突き止めたいんだ」
國政巧:「む…うむ。ぼくは構わない。特命全権大使というか、きみの友だちとしてさ」
國政巧:「きみ達も一緒に頼まれてくれるかい。なんというか」三人を見る。
ニール・E・アイレヴ:「もちろん。これは最後までちゃんと調べないといけない問題だと思うし」
國政巧:「…ひとりでやるより皆でやる方がいい。そういうものなのだろう」
國政巧:「む」ニールくんを見る。「ああ、うん。そういうことだ。それだけだ」
ニール・E・アイレヴ:「そうだね。俺も皆がいた方が心強いや」
狭山幸太郎:「今さらだな。もちろん、手伝うさ。な?さらら」
赤沢さらら:「もっちろんだよ、幸太郎くん」ふん、と心持ち胸を張り。
國政巧:照れたように仮面の下の口元をひん曲げた後、狭山くんとさららさんを見ます。
赤沢さらら:「生徒会も番長連も、風紀委員だって生徒のために行動するんだし」
赤沢さらら:「友達のためなら、なおさらだよっ」
宮森明日:「いいのかい、みんな。本当にありがとう」ぎこちない笑顔で喜びを表す。
宮森明日:「それじゃあ早速……」
GM:と、その時。
ベアトリス・ハックマン:「一体全体何事だ、この騒ぎは!」
狭山幸太郎:「べ、ベアトリス風紀委員長!違うんです!」
GM:騒ぎを駆け付けた風紀委員長のベアトリス・ハックマンがキミたちのもとにやってくる。
ベアトリス・ハックマン:「違うものか。ファンタスティック飼育部の……何だ、この珍妙なサークル名は!」
ベアトリス・ハックマン:「ファンタスティック飼育部の宮森明日だな。詳しい事情を聞かせてもらう」
狭山幸太郎:「珍妙なサークル名は否定しません!あ、ま、待って!」
宮森明日:「いや、待って。本当に待って!」
ベアトリス・ハックマン:「問答無用だ。学園の風紀を乱すものはこの私が許さん!」
ニール・E・アイレヴ:「今ちょうど解決して、こっちで事情を調べようとしてたんですよ!」
狭山幸太郎:「おお!さすがだニール!もっと言ってやんな!GOGO!」
ベアトリス・ハックマン:「生徒たちに危害が及ぶ可能性があったのだ。そんな悠長なことは言ってられん!」
宮森明日:「す、すぐに戻るから!それまで真相の究明は頼んだよ!」
ニール・E・アイレヴ:「そんなあ」
國政巧:「待ちたまえ、風紀委員長殿。飼育動物が逃げ出しただけのことで…」
宮森明日:「それからグラビティ太郎と有翼幻獣猫ちゃんのことをよろしく! エサは一日三回、グラビティ太郎にはヒマワリの種、有翼幻獣猫ちゃんには特別製のキャットフードを……」
國政巧:「……長いぞ!」
狭山幸太郎:www
ベアトリス・ハックマン:「ええい、行くぞ!」宮森を引きずって連行していく。
ニール・E・アイレヴ:「こっちは生徒会の……ああっ、なんでこの学校、治安維持組織が分断されてるんだよ!!」
國政巧:「むむむ…」プンプンする。「幸太郎くんには悪いが、どうしてアケビがああまでされなければならないんだい」
ニール・E・アイレヴ:「不便! こういう時に!」
赤沢さらら:「ドクサイ対策?かなぁ」
狭山幸太郎:「ニールの言うように、この学園の組織体系が分割しているから……。だから、」
ニール・E・アイレヴ:「そうだけどさあー」
狭山幸太郎:「どの組織にも縛られない國政巧。お前のような男がこの学園には必要なんだ…!」
國政巧:「むっ?」
國政巧:「あ?」
狭山幸太郎:「大丈夫。ベアトリス風紀委員長も、宮森に手を下すことはない。……そのためにも」
狭山幸太郎:「一刻も早く、今回の事件の謎を解明する必要があるんだ!」あるんだ!
グラビティ太郎:國政くんの肩の上で不安そうに鳴いている。
國政巧:「それは、つまり、なんだ。ぼくにヒーローみたいになってほしいとでも言っているのかい」
狭山幸太郎:「違うぜ」「ヒーローみたい、じゃない」「ヒーローに、さ!」
グラビティ太郎:不思議そうなハムスター顔で國政くんを見つめている。
國政巧:「……」口元がひん曲がる。
國政巧:「組織の権力関係や上下関係に縛られず、おのれの赴くまま、正義を執行する人物……に」
國政巧:「なれればいいが。そんな絵に描いたようなヒーローがいるとすれば、この学園はずいぶんお気楽な場所なのだな」
三毛猫:「にゃーん」赤沢さんの腕の中で鳴いている。
赤沢さらら:「ふふー」
國政巧:「あ? なんだい、その顔は」
赤沢さらら:三毛猫を両手で抱えつつ、ニヤリとニヒルに、周りから見るとにこーっと笑う
三毛猫:「にゃーん」不思議そうに鳴いている。
赤沢さらら:「実は、居るんだよ」
赤沢さらら:「この学園を守るために悪を許さず、正義のために現れて、そしてビームを打てる、そんなヒーローがね」
國政巧:「なんだと? 有名人なのかい、そいつは」
赤沢さらら:「名前は"アカデミアナイト"さん。私もこの前知ったんだけどね」
赤沢さらら:「でもほら、ヒーローって正体不明なものじゃない?」
國政巧:「………」 思わず押し黙る。
赤沢さらら:「だから、別に」
赤沢さらら:「誰がなっても良いんだと思うよ。ヒーローに」
國政巧:「言っていることが矛盾していないか」
赤沢さらら:「んー、そう?そっかなー?」
赤沢さらら:「でも、特別な誰かしかなれないより、なりたいと思えばなれるほうが、良いと思わない?」
GM:ジャンガリアンハムスターが國政くんの肩の上で小さく鳴いている。
國政巧:「……ああ。それはわかる」
赤沢さらら:「えへ。ヒーローだって、困ってたら別のヒーローに助けてもらえるほうが気楽だもんね」
ニール・E・アイレヴ:「それはそうだよね。ひとりでやるより皆で、って。言ってたし」
ニール・E・アイレヴ:「君がさ」
ニール・E・アイレヴ:「あとね。ここはお気楽な場所ってわけでもないよ」
ニール・E・アイレヴ:「お気楽な場所にしようと、みんなでどうにかしようとしてるとこ」
國政巧:「………」
ニール・E・アイレヴ:「だから、俺らみたいな使い走りの用事も出てくるし……」
ニール・E・アイレヴ:「誰かの居場所にもなってくれる、と思ってる」
ニール・E・アイレヴ:「ヒーローになるかどうかはともかくさ。國政くんの場所にもなってくれると嬉しいし」
ニール・E・アイレヴ:「俺はもう受け入れてるから。好きにするといいと思う」
國政巧:「………好きにか」押し黙るようにしてしばらく黙った後、ぼそっと言う。
國政巧:「…そう言われるとどうしていいか分からんものだな。ああ、きみ達の言葉は受け取ろう。しかし」
國政巧:「しかし……すまないな。どうにもぼくは、今ここで明るく返せる言葉を持っていないようだ」
國政巧:「フン。ぼくは、正体不明のヒーローにもなれない、特別な誰かのなり損ないだ」
國政巧:そこまで言ってから、他の三人を見て、気まずそうに頭を振る。「……すまない。気が昂っている」
國政巧:「頭を冷やしてくる」そのまま、大股でずかずかと立ち去ります。
ニール・E・アイレヴ:言葉はかけずに背中を見送っている。
赤沢さらら:「あっ」
赤沢さらら:短く呟いて、周りの皆と去っていく巧くんの背中を見比べ、そして追いかけようと一歩踏み出す
赤沢さらら:「お、おーい……?」
ニール・E・アイレヴ:「あ、待って」
ニール・E・アイレヴ:そっと手で制止して。
赤沢さらら:「え?」制止される
ニール・E・アイレヴ:「多分、だけど。ちょっと一人でいたいんじゃないかなって思って」
赤沢さらら:「そ、そうなんだ?」
ニール・E・アイレヴ:「今、踏み込みすぎたかもしれないだろ。少し時間置いた方がいいよ」
ニール・E・アイレヴ:「そんで、また話して……わかったりわかんなかったりして、くらいでいいんじゃないかな」
赤沢さらら:「ん………」
ニール・E・アイレヴ:小さくなった背中を見ながら。
ニール・E・アイレヴ:「好きにすればってそういうことだと思うし」
ニール・E・アイレヴ:「居場所があればって、別に俺のとこにずっとひっついてろってことじゃないからね」
赤沢さらら:会話を思い返す。話の流れで触れたことはいくつかあって、そのどれかが踏み込みすぎたのだろうか。
赤沢さらら:「んー……」少しの間唸って
赤沢さらら:「わかった」頷く。
赤沢さらら:そして、背中の方をちらりとみやって
赤沢さらら:(………巧くん)
赤沢さらら:(苦手なのかな、ヒーロー)
三毛猫:「にゃーん」少女の腕の中で寂しそうに鳴いていた。



GM:シーン終了。
GM:ロイスの取得や感情変更、購入判定が可能ですよ!
國政巧:どうしようかしら
狭山幸太郎:うーん。ロイスは保留かな
赤沢さらら:巧くんへのロイスは興味/心配のままで~ 変更は保留~
ニール・E・アイレヴ:ロイス保留!
狭山幸太郎:そう簡単に俺たちの関係は変わりはしないぜ!という意味のロイス保留です
GM:なるほどね
國政巧:www
赤沢さらら:なるほどね
ニール・E・アイレヴ:わかるわ
GM:わかりましたか
ニール・E・アイレヴ:はい!
狭山幸太郎:購入はどうしようかな。ブルーゲルか
狭山幸太郎:ブルゲ!
GM:ゲ!
狭山幸太郎:4dx+1>=20
DoubleCross : (4DX10+1>=20) → 6[1,3,5,6]+1 → 7 → 失敗

狭山幸太郎:残念!以上です
GM:あっ、残念……!
赤沢さらら:幸太郎くん用にブルーゲイル狙っちゃお。
狭山幸太郎:さらら!
赤沢さらら:Cランクホワイトメダル加算!
赤沢さらら:3dx+5>=20
DoubleCross : (3DX10+5>=20) → 10[4,8,10]+7[7]+5 → 22 → 成功

赤沢さらら:か、かえた
GM:成功してる!?
狭山幸太郎:つ、つよい!
赤沢さらら:お買い物上手です!幼馴染なので!
ニール・E・アイレヴ:つよ
赤沢さらら:はい、これどーぞ。
狭山幸太郎:この買い物上手~!!
GM:幼馴染ってすごい
赤沢さらら:さっきも19出してた
狭山幸太郎:ありがとうございます!
國政巧:ロイス いったん全て反転させておきます
狭山幸太郎/興味/食傷:〇  ニール・E・アイレヴ/誠意/隔意:〇  赤沢さらら/隔意/食傷:〇

狭山幸太郎:おおー
ニール・E・アイレヴ:オッケー!
GM:あっ、ひゃー
赤沢さらら:きゃー
ニール・E・アイレヴ:うーん、じゃあちょっとチャレンジで、手配師とラッキーメダルホワイトと紡ぎを使用してクリスタルシールドを
GM:いい奴だ
ニール・E・アイレヴ:9dx+4>=25
DoubleCross : (9DX10+4>=25) → 9[2,4,5,5,6,7,7,7,9]+4 → 13 → 失敗

ニール・E・アイレヴ:あーっだめ
GM:さすがに難しいか……!
國政巧:あーっ
狭山幸太郎:惜しい…!
ニール・E・アイレヴ:財産点入れても無理でした。以上
國政巧:こっちもCランクと紡ぎとブーメランアスピスの効果を適用してクリスタルシールドを狙ってみます
GM:おお、本気だ
國政巧:8dx+5>=25
DoubleCross : (8DX10+5>=25) → 10[1,2,3,4,5,5,7,10]+3[3]+5 → 18 → 失敗

GM:惜しい……!
狭山幸太郎:惜しい…!
赤沢さらら:惜しい!
國政巧:くやしーっ
國政巧:以上です!
國政巧:國政 巧の侵蝕率を2増加 (88 → 90)
GM:全員終わったかな
赤沢さらら:そのよう!
狭山幸太郎:おわ!
GM:では、改めてこのシーンは終了です!


◆Middle08◆

GM:次のシーン!
GM:次は情報収集のシーンになります。
GM:シーンプレイヤーは狭山くん。
狭山幸太郎:はい!
GM:他にも情報収集したい人は登場するといいでしょう。
狭山幸太郎:91+1d10-1
DoubleCross : (91+1D10-1) → 91+6[6]-1 → 96

ニール・E・アイレヴ:出ます
GM:シーンに登場する人はダイスを振って侵蝕率を上げてください。
ニール・E・アイレヴ:ニール・E・アイレヴの侵蝕率を1d10-1(→ 8)増加 (84 → 92)
國政巧:でる~
國政巧:國政 巧の侵蝕率を1D10-1(→ 4)増加 (90 → 94)
赤沢さらら:赤沢さららの侵蝕率を1d10-1(→ 8)増加 (95 → 103)
赤沢さらら:ひーん
狭山幸太郎:さ、さらら!
GM:あっ、さららさんがピンチ!
國政巧:すごいことに
ニール・E・アイレヴ:がんばれっ
GM:スペリオルミックスがあってよかった
GM:では、最初に調査可能な項目をお出ししましょう
GM:現時点で調査可能な項目は次の四つ!
狭山幸太郎:多い!

・“ファンタスティック飼育部”宮森明日について〈情報:アカデミア、噂話〉難易度6
・“Dランク”蟻塚紫汐について〈情報:アカデミア、UGN〉難易度7
・アニマルオーヴァードの暴走事件について〈情報:アカデミア、噂話〉難易度7
・アカデミアナイトについて〈情報:アカデミア、UGN〉難易度8

GM:情報収集の結果によって新しい情報収集項目が増えたりイベントが発生したりすることもあります
狭山幸太郎:せっかくなので蟻塚ちゃんを調べたい気持ち
國政巧:どうぞどうぞ
GM:判定をしたい人から調査に臨むといいでしょう!
ニール・E・アイレヴ:ロイスに沿うとよさそうな感じありますね
赤沢さらら:じゃあこっちはナイト氏を調べよう
國政巧:私はアケビくんを調べよう
ニール・E・アイレヴ:じゃあ事件!
GM:それでは判定したい人からどうぞ~
狭山幸太郎:では蟻塚ちゃんを調べます。情報UGN。腕章の効果も使用
狭山幸太郎:4dx+2>=7
DoubleCross : (4DX10+2>=7) → 8[5,7,7,8]+2 → 10 → 成功

國政巧:さすが~
GM:やりますね!
ニール・E・アイレヴ:わおー
赤沢さらら:アカデミアナイトについて。ラッキーメダルと学園通の友人を使用
赤沢さらら:6dx+2>=8 
DoubleCross : (6DX10+2>=8) → 9[2,4,5,6,7,9]+2 → 11 → 成功

狭山幸太郎:つよい!
GM:高いぜ!
赤沢さらら:存じ上げ!
國政巧:ファンタスティック飼育部”宮森明日について、情報:アカデミアでコネ使用して調べます。Cランクの効果適用
國政巧:6dx+2>=6
DoubleCross : (6DX10+2>=6) → 10[3,5,6,9,10,10]+8[4,8]+2 → 20 → 成功

狭山幸太郎:!?
國政巧:??!
GM:めちゃくちゃ高いじゃん!?
赤沢さらら:マブじゃん
ニール・E・アイレヴ:たかー
國政巧:マブだった
ニール・E・アイレヴ:じゃあアニマルオーヴァードの暴走事件について、情報:アカデミアで。ラッキーメダルホワイト、コネ、紡ぎの魔眼使用
狭山幸太郎:初恋の相手知ってるくらい詳しいじゃん
GM:そんなに
ニール・E・アイレヴ:7dx+2>=7
DoubleCross : (7DX10+2>=7) → 8[1,2,4,6,6,7,8]+2 → 10 → 成功

GM:お見事!
ニール・E・アイレヴ:あったから全部使った
狭山幸太郎:さすが!
國政巧:安定!
赤沢さらら:さっすが~
GM:全員華麗に成功ですね!
GM:では、順番に情報を公開していきたいと思います
狭山幸太郎:わくわく!

・“Dランク”蟻塚紫汐について

アカデミアに通うCランク生徒。地味で気の弱そうな見た目。
学園に登録されている情報によるとCランクの中でも特に能力が弱く、まともにエフェクトを使うこともできないとされている。
それが理由で“Dランク”というあだ名で呼ばれて過酷なイジメを受けている。
イジメられていない時は学園の堤防の辺りを1人で歩いている姿がよく目撃されているようだ。
しかし、彼女をイジメている生徒はなぜか辛そうにしながら嫌々イジメているような様子が見受けられるらしい。

狭山幸太郎:かわいそう
狭山幸太郎:は…?
GM:この情報を手に入れたことでこのシーンでイベントが発生します!
GM:次!

・アカデミアナイトについて

学園都市で活動をしている蝙蝠のような仮面をした鎧のオーヴァード。
正義の騎士を名乗り、不良生徒や周りに迷惑をかけている生徒たちに私的な制裁を加えている。
コズミックエナジーによって正義の力を発揮していると主張しており、学園ではそんなアカデミアナイトのファンも着実に増えつつあるようだ。

また、アカデミアナイトが戦った場所ではなぜか銃弾や火薬の痕が残されており、
またアカデミアナイトと接触した人間の体内からはなぜか微弱な幻覚作用のあるガスのようなものが検出されている。
コズミックエナジーで戦っているはずなのに不思議なこともあったものである。

赤沢さらら:ふっしぎ~
GM:新しい情報収集項目が追加されます

・アカデミアナイトの正体について〈情報:アカデミア、UGN〉〈知識:レネゲイド〉難易度20

赤沢さらら:たっかい!
GM:難易度高めですが、実は後のイベントによって下がったりします
赤沢さらら:あんしん!
GM:ここだけの秘密だよ
國政巧:はーい
ニール・E・アイレヴ:よかったね
GM:次!

・“ファンタスティック飼育部”宮森明日について

アカデミアに通うBランク生徒。マフラーをした内気そうな見た目の青年。
人と話すのは苦手だが、動物たちと心を通わせるのが大得意。
動物たちをこよなく愛しており、アニマルオーヴァード専門の獣医になるのが将来の夢。

現在、動物たちの暴走事件の責任を問われて風紀委員に呼び出されている。
風紀委員からはきつく注意を受けており、ファンタスティック飼育部を解体する話も持ち上がっているようだ。

GM:また、達成値が高かったため彼の好物がカントリーマァムのココア味であることが分かります。
國政巧:かわいい
狭山幸太郎:ww
ニール・E・アイレヴ:よかったねえ
赤沢さらら:ホロホロしてそう
GM:この情報を手に入れたことでこのシーンが終わったらマスターシーンが入ります。
GM:あ、いや、カントリーマァムの情報ではなくてね
國政巧:なに言ってんの?
赤沢さらら:工場見学?
狭山幸太郎:wwww
GM:カントリーマァムを食べるマスターシーンが入ると誤解されちゃうかなって
ニール・E・アイレヴ:もぐもぐ
GM:次!

・アニマルオーヴァードの暴走事件について

学園内で発生したアニマルオーヴァードたちの暴走事件。
動物たちは何かに脅えているような様子で逃げたり暴れ回ったりしていた。
ファンタスティック飼育部が管理している動物たちは今までは一度も暴走したり人を襲ったりしたことはなかったらしい。

また、暴れていた動物たちの体内からは幻覚作用のあるガスのようなものが検出されている。
普通に生活していれば吸引するはずはないのだが、不思議なこともあったものである。

ニール・E・アイレヴ:えらい子たちだったのに……
GM:この情報は以上!
ニール・E・アイレヴ:不思議なこともあったものですね
赤沢さらら:許せませんね
國政巧:ふっしぎ~
狭山幸太郎:ウグッ
ニール・E・アイレヴ:おちついて
赤沢さらら:追撃されてる
GM:では、ひとまず情報共有のためにシーンの描写をしていきましょう。



GM:学園都市、高等部校舎内にある学生食堂(カフェテリア)。
GM:宮森明日に託されて調査を進めていたキミたちは情報の共有も兼ねてここに集まっていた。
GM:キミたちの目の前のテーブルには色とりどりのお菓子やジュースが並べられている。
國政巧:カントリーマァムがいくつも詰められたビニール袋を隅に置く。「……これはぼくの個人的な土産品だからな。食べてはいけないぞ」
赤沢さらら:「うん、分かった。……カントリーマァム好きなの?」
赤沢さらら:ブルボンアソートを種類ごとに並べている。
GM:ジャンガリアンハムスターが興味深そうにビニール袋の端をかじっている。
ニール・E・アイレヴ:「日本のお菓子、美味しいよね」ポテチの袋を開ける。
國政巧:「いや……なんだ。まあ、そういうことでいい」 照れくさいので本当のことを言わないでいる。
狭山幸太郎:「なら、これも持って行ってやってくれ」牛乳を置く。マァムと牛乳は最高に合う
ニール・E・アイレヴ:「ハムスターくんはヒマワリの種とかあげた方がいいのかな……」
國政巧:「牛乳か。牛乳はぼくが好きだ。ありがたくいただこう」
赤沢さらら:「巧くん牛乳好きなんだ~。背ぇあるもんね」
GM:ジャンガリアンハムスターはウロウロしながら國政くんの指先を舐めたりしている。
ニール・E・アイレヴ:「調べたけど、やっぱりこの子たち、これまでは逃げたりしたことは一度もないって」
國政巧:「そのせいだろうか。アメリカだと平均身長だったが……んん」ハムスターくんに目を落とす。
ニール・E・アイレヴ:「いい子たちだったみたいなんだけどね。ただ、今回は妙で」
ニール・E・アイレヴ:「えーと、幻覚作用のあるガスのようなものが検出されたらしい」
ニール・E・アイレヴ:「当たり前だけど、普通にしてたらそんなの吸うはずがないんだよね」
赤沢さらら:「ガス?」
赤沢さらら:「うーん。動物の飼育で使うってわけじゃないんだよね?」
ニール・E・アイレヴ:「さすがにないでしょう、宮森くん、そういうことしそうな人って感じでもないしねえ?」
狭山幸太郎:「怯えたような動きをしていたのも、そのガスのせいで幻覚を見せられていたから……?」
國政巧:「…ああ」ニールくんの視線を受けて頷く。
赤沢さらら:「かな?怯えてたって話だったし……」
ニール・E・アイレヴ:「ひどいことするよね。動物をいじめてるみたいな」
國政巧:「このところ、アケビの好きな食べ………、評判を聞いてまわっていたのだが」
赤沢さらら:「おぉ、どうだった?動物を大事にしてそうな人だったけど」
國政巧:「そのとおり、出てきたのは動物を心底可愛がっているという話ばかりだ。獣医を目指しているだの」
赤沢さらら:「いい人だ」
國政巧:「ぼくが動物イジメ部とからかったときも、めずらしくキッパリとそれを嫌そうにしていた」
ニール・E・アイレヴ:「ちゃんとしてそうって印象だったけど、その通りみたい。よかった」
國政巧:「だから、アケビは脱走の件には何も関りがないと信じていいと思う……と、ぼくは考えているのだが」
國政巧:「しかし。今回の件でファンタスティック飼育部は風紀委員会にずいぶん厳しく目を付けられてしまったようだな」
國政巧:「解体しろとまで話が持ち上がっているようだぜ」 幸太郎くんを見ます。
狭山幸太郎:「ベアトリス風紀委員長は、思い込んだら一直線だからな……」
狭山幸太郎:「そこは俺からも考え直すようにお願いしてみるが……話を聞いてくれるかは難しい。それよりも」
狭山幸太郎:「この事件の真相を暴いた方が、結果的にファンタスティック飼育部を救うことになるかもな」
國政巧:「……フン」鼻をならし、グラビティ太郎くんのおでこをくすぐる。
GM:ジャンガリアンハムスターはくすぐったそうに鳴く。
國政巧:「ヒーロー如何の話は一旦保留にさせてもらおう。しかし、きみ」
赤沢さらら:「んっ、確かに!動物たちが暴れちゃった原因を突き止めるほうが良いかも」
國政巧:「ならばどうなんだい。風紀委員の一員として、誰か怪しい人物に心当たりはあるのかい」
狭山幸太郎:「怪しい人物……なあ、逆に質問なんだが」
赤沢さらら:「なになに?」
狭山幸太郎:「そのガスって、人にも効果あると思うか?……例えば」
狭山幸太郎:「そのガスを使って、自分を攻撃させる、とか」
國政巧:「なんの話だ」怪訝そうにする。「ニールくん、きみの蝶でそういうことはできるのか?」
ニール・E・アイレヴ:「ええっ、そうだなあ。やろうと思えばできなくはないと思うけど……」
ニール・E・アイレヴ:「そのガスに相手を怯えさせる効果があるなら、上手く使えばそういう風にもできるのかな?」
狭山幸太郎:「……俺の知り合った女子。蟻塚という女子が、自分を攻撃させているという噂を聞いた。だが……」
狭山幸太郎:「俺は、あいつは良いやつだと思った」安全帯の付け方も教えてくれたし。 「だから、信じたいんだが」
赤沢さらら:「ふむー?」
國政巧:「自分を攻撃させている? ……ちなみに、彼女の能力も、そういう幻覚を出すようなものなのか?」
赤沢さらら:「どうなんですか?なにか疑いがある感じ?」
狭山幸太郎:「いや。その女子は、能力を使えないと言っていた。つまり」
狭山幸太郎:「Cランク未満。……Dランクだと言っていたよ」
狭山幸太郎:「だから、彼女はこの事件に無関係……だと思う」
ニール・E・アイレヴ:「それ、悪口でしょ。なんか嫌だなあー」
狭山幸太郎:頷く。人をランク付けすることが良いことのはずがない。
赤沢さらら:「んむ。能力が使えないからってイジメてる人が居るの?」
赤沢さらら:「それなら番長としてもほっとけないけど……」
國政巧:「…しかし、幸太郎くんの話を聞いていると、「イジメさせている」ようにも聞こえるぞ」
赤沢さらら:「だよねぇー?」
ニール・E・アイレヴ:「自分を攻撃させている、かあ」
赤沢さらら:「結局、その蟻塚さんがなにかしたとしても、動物たちは襲いに行ってないわけだし……」
赤沢さらら:「あ、ちなみに。私、ガスって言ったらちょっと心当たりあるのだけどね───」
GM:では、その時。
GM:学生食堂の向こうの方から大きな物音と悲鳴が聞こえてくる。
“イジメ部”島村優:「おらおらー!今日も恐怖のイジメショーを始めんぞ!絶望しな!」
“イジメ部”島村優:青年は重そうな樽を必死の思いで運んでくると少女の頭上でひっくり返す!
“イジメ部”島村優:大量の桜の花びらが少女に降り注ぐ!
“イジメ部”島村優:桜の花びらに溺れそうになりながら少女は悲鳴をあげる!
蟻塚紫汐:「きゃあああ!」
“イジメ部”島村優:「へへへ、春らしく趣向を凝らして桜を使ったイジメだ。学園どころかこの世から卒業したくなるんじゃねえか!?」
赤沢さらら:「なっ……攫われちゃう……!」
GM:「ひでえ。あれじゃあ体中が良い香りになっちまうよ」「夜寝る時もウキウキ気分じゃねえか……」周りの生徒たちは同情的な視線を向けながらも助けようとはしない。
狭山幸太郎:「あ、あれは!蟻塚!」
ニール・E・アイレヴ:「そんな……女子に繊細で儚い桜の花びらを添えて一体どうする……えっ」
“イジメ部”島村優:「どうだ!もっと怖がれよー!?」何かに怯えた様子で必死に桜の花びらを振りかけている。
狭山幸太郎:「あれだけの桜吹雪だと…!合格発表じゃないんだぞ…!!」
蟻塚紫汐:「や、やめてください……! ファンシーな感じになってしまいますー!」
ニール・E・アイレヴ:「このまま風が吹いたら大変なことに……!」
“イジメ部”島村優:「よ、よし。この調子で今日さえ乗り切れば……!」
狭山幸太郎:「みんな!あれがさっき話した蟻塚だ。……俺、ちょっと止めてくる!」そう言って駆けだそうとする
赤沢さらら:「話してる場合じゃ無さそうだね。あのまま続いたら……」
赤沢さらら:「続いたら……どうなるかわかんないけど、とりあえず止めようっ」
GM:だが、キミたちが駆け付けようとしたその時。
國政巧:「む……」
ニール・E・アイレヴ:「あのままじゃ春の妖精みたいになってしまう。……!?」
GM:学生食堂の窓ガラスが割れ、蝙蝠のような仮面を付けた鎧の騎士が現れる!
赤沢さらら:「あれは……」
國政巧:「(ニールくん、きみはさっきからどうしたんだ……!?)」
赤沢さらら:「───アカデミアナイトさん!」
アカデミアナイト:「……ナイト瞬間登場」鎧に付いたガラスの破片を払いながら言う。
國政巧:「……! 例の、ヒーロー卿か」
アカデミアナイト:「助けを呼ぶ声を聞いた」
“イジメ部”島村優:「えっ。えっ……?」
GM:アカデミアナイトはイジメていた生徒に接近すると拳を振り上げる!
アカデミアナイト:「ナイトパンチ!」
“イジメ部”島村優:「なんでこんなこと!?」
アカデミアナイト:「ナイトラリアット!」
“イジメ部”島村優:「き、今日で最後だって言ったじゃないですか! こんな酷い目に遭うなんて……!」
アカデミアナイト:「ナイト光線!」
GM:眩い光が放たれ、イジメていた生徒に直撃する!
GM:イジメていた生徒は絶叫とともにどこかに吹き飛ぶ!
アカデミアナイト:「これでもう安心だ」ナイト光線の構えを解きながらキミたちの方を振り向く。
赤沢さらら:「えぇ。学園の平和のために正義を執行する騎士さんで……」
赤沢さらら:その光を見ながらちょっとだけ声を潜めて、周りにだけ聞こえる音量で。
赤沢さらら:「………"ガス"を使ってる、心当たりの人」
國政巧:「おいおい……」口元がひん曲がっている。
GM:周囲の生徒たちからは拍手喝采が巻き起こっている。
ニール・E・アイレヴ:「……あれが……!」
アカデミアナイト:「これで邪悪は去った」
蟻塚紫汐:啞然とした様子で成り行きを見守っている。
國政巧:「……やあ、ナイトくん」片手を上げて呼びかける。
國政巧:「いまの光線は、なんだい。きみの能力か?」
アカデミアナイト:「そうだ。私の正義の心によって生じたコズミックエナジーを放っている」
アカデミアナイト:「ナイト光線だ」
國政巧:仮面が僅かに動き、赤沢さんを一瞥する。
GM:調査をしていた赤沢さんは彼が戦った後にわずかながら弾痕や火薬の痕を見つけることができるでしょう。
赤沢さらら:その仮面の下から、ちらりと視線を感じて地面に向けていた顔を上げる。
赤沢さらら:「こんにちは、ナイトさん。意外と早い再会だったわね」
アカデミアナイト:「ああ。また会ったな。確かオカルト番長と言ったか」
赤沢さらら:「えぇ、オカルト番長の赤沢さらら」
赤沢さらら:「いえ、オカルト番長ではないんだけどね」
アカデミアナイト:「この学園は正義の騎士である私が守っている。安心するがいい」
赤沢さらら:「えぇ。それはよかった。私達も止めようとしたところだったし、流石の速さだったわ」
赤沢さらら:「ところで参考までに一つ聞きたいのだけど……」
アカデミアナイト:「何だ。コズミックエナジーのことなら話したと思うが」
赤沢さらら:「そのコズミックエナジーって」
赤沢さらら:「もしかして、火薬のことで合ってるかしら?」
アカデミアナイト:「おかしなことを聞くな。コズミックエナジーは安全で無害なエネルギーだ」
アカデミアナイト:「そのような野蛮なものでは断じてない」
赤沢さらら:「あら、そうなの?うーん。気を悪くしないでね?私も撃ってみたくて色々考えてみたのよ」
赤沢さらら:「でも、そうよね。鉄砲をビームと見間違うなんて……」
赤沢さらら:にぱっ
赤沢さらら:「幻覚を見たわけでもあるまいし」
アカデミアナイト:「いい心がけだが、その必要はないな。私がいる限り他の正義の味方の出番などないだろう」
國政巧:「……」憮然として腕組している。
アカデミアナイト:「特に仮面のヒーローなどはな」
國政巧:「フン」白い動物の仮面を被って顔を隠したまま、鼻をならす。
國政巧:「きみと違い、ぼくは恥ずかしがり屋だから顔を隠しているだけだ。きみの職務を邪魔するつもりはない」
アカデミアナイト:「感心なことだ。そのまま平凡な学生生活を送るといい」
GM:アカデミアナイトは國政くんを一瞥すると、背を向けてそのまま立ち去ろうとする。
ニール・E・アイレヴ:「待って!」慌てて声をかける。
アカデミアナイト:「何だ」立ち止まる。
ニール・E・アイレヴ:「こっちもひとつ、確認したいんだけど。ファンタスティック飼育部に最近関わったことはあるかな」
アカデミアナイト:「ナイトパトロールで学園内は全て監視している。私に関わりのないことなどない」
ニール・E・アイレヴ:「自分達のせいでもないのに動物たちが逃げ出して、今大変なんだ」
ニール・E・アイレヴ:「それも知ってた?」
アカデミアナイト:「さあな。人に危害を加えるのならば、動物であろうとも排除するまでだ」
アカデミアナイト:「それがアカデミアナイトである私の使命だ」
ニール・E・アイレヴ:「危害を『加えさせられた』なら、また話は別でしょ」
ニール・E・アイレヴ:「俺は、わりと怒ってるんだ。この件。それだけ」
アカデミアナイト:「結果が全てだ。私にとってはな」
アカデミアナイト:「質問はそれだけか?」
ニール・E・アイレヴ:「俺からは以上」
ニール・E・アイレヴ:横に避ける。
國政巧:「……ひとつ」
國政巧:前に出る。
アカデミアナイト:振り向く。蝙蝠のような仮面がキミを正面から見る。
國政巧:「質問でもなんでもない。ただひとつの、そういう結果があったという話だ」
アカデミアナイト:「結果の話か。ならば聞こう」
國政巧:「うん。ぼくの名前とコードネームだ」
アカデミアナイト:「お前の名だと?」
國政巧:「うむ。ぼくの名前は國政巧。コードネームは《デイズ》」
國政巧:「目くらましの《デイズ》だ」
アカデミアナイト:「それのどこが結果だ」
國政巧:「ふ」「何もかもだ」
國政巧:自嘲気味に笑ってそれだけ言う。「…今は特命全権大使として活動していてね」
國政巧:「個人的な事情で名前を知られたいんだ。きみも、よければ覚えてくれたまえ」
アカデミアナイト:「気が向いたらな」
アカデミアナイト:「隠居の身ならば大人しく私の為す正義を傍観しているがいい」
アカデミアナイト:「お前とはまた会わずに済むことを願っている」
アカデミアナイト:「……ナイト瞬間退場」手首のデバイスに向かって囁く。
GM:普通の《瞬間退場》が使用され、アカデミアナイトはシーンから退場する。
國政巧:「……フン。隠居か」
國政巧:ぼそりと吐き捨てるように言って、それから他の三人を見る。
國政巧:「……どう思う。いや。聞くまでもないのかもしれないが…」
ニール・E・アイレヴ:「彼の正義が正しいのかどうかは置いといて。放置してはいられないな」
國政巧:「うむ…さっき言っていたことは、そっくりそのまま事実なのだろう、さららくん」
赤沢さらら:「うん。そうだねぇ」今の会話の流れに、前の会話を思い出してちょっとだけ心配そうな表情を残しつつ。
赤沢さらら:「流石に本人は言ってくれなかったけど、番長連で調べたからガスか何かを使ったのは間違いないと思う」
赤沢さらら:「だから、見ての通り何処で何をしててもおかしくはないんだけど……」人差し指を顎先に添える。
赤沢さらら:「どうして?ってのは残るよね。なにせほら、動物さん達は人を傷つけた事はなかったワケだし」
赤沢さらら:「だから、うん。あのアカデミアナイトさんのことを調べる必要があるかなー、って思います」
國政巧:「ああ。全く同感だ」頷き返す。
蟻塚紫汐:「皆さん、ありがとうございました……」桜の花びらに埋まっていたがのそのそと這い出してくる。
狭山幸太郎:「ああ。無事……?無事なようでなにより」ぱんぱんっと頭についた桜の花びらを取ってやる。昔、さららにも同じことしたような気がする
蟻塚紫汐:「はい。おかげさまで桜の妖精にはならずに済みました……」

GM:では、そこで全員〈知覚〉で判定をしてもらいましょう。
狭山幸太郎:!?
GM:難易度は8です。
國政巧:ブーメランアスピスの効果を適用しちゃお Cランクの効果ものせます
GM:本気だ
國政巧:5dx+5>=8
DoubleCross : (5DX10+5>=8) → 10[1,1,9,9,10]+6[6]+5 → 21 → 成功

狭山幸太郎:つよい!
GM:すごいな!?
國政巧:やったあ
赤沢さらら:素振り!
赤沢さらら:6dx+1>=8
DoubleCross : (6DX10+1>=8) → 8[1,1,2,4,5,8]+1 → 9 → 成功

赤沢さらら:なんとか!
狭山幸太郎:えらい!
國政巧:國政 巧の侵蝕率を1増加 (94 → 95)
ニール・E・アイレヴ:紡ぎの魔眼、さっき使いましたけどここでは使えますか?
GM:さららさんも成功!
GM:ラウンド進行ではないので使用してもいいことにしましょう。
ニール・E・アイレヴ:やったー、使用してダイス+2個
ニール・E・アイレヴ:9dx+1
DoubleCross : (9DX10+1) → 9[1,1,2,3,3,3,5,8,9]+1 → 10

GM:見事!
狭山幸太郎:じゃあ私も!
狭山幸太郎:3dx>=8
DoubleCross : (3DX10>=8) → 9[3,8,9] → 9 → 成功

狭山幸太郎:成功!
GM:珍しく狭山くんも成功だ!
狭山幸太郎:珍しく言わないで!w
赤沢さらら:珍しくww
國政巧:ひどいw
ニール・E・アイレヴ:ナイス成功!
GM:では、キミたちは学生食堂の隅に小さな機械のようなものが落ちていることに気付きます。
GM:先ほどまでアカデミアナイトが立っていた場所の近くだ。

ニール・E・アイレヴ:「……あれ」
ニール・E・アイレヴ:ぽつりと落ちていた何かに気が付く。
ニール・E・アイレヴ:「なんだろ、あれ」他のみんなに声をかけます。
狭山幸太郎:「自分のことを桜の妖精って言うの、芯が強いな……。どうした?ニール?」
ニール・E・アイレヴ:「何か落ちてて……さっきまで気付かなかったんだけど」
GM:ニールくんの視線の先には小さな機械のようなものが落ちている。壊れた弾みに何かから落下したようだ。
赤沢さらら:「んー?」体の方の花びらをつまんで落としている。
國政巧:「……場所からして、ナイト卿の落とし物か? まったく」
國政巧:大股で近付いて、それをむんずと拾い上げる。
GM:蟻塚紫汐が横からそれを覗き込む。
ニール・E・アイレヴ:「それ脱いではたいた方が早くない? あ、いや、そういう意味じゃなくて……」
赤沢さらら:「なにかしら?」更にその横から覗き込む
蟻塚紫汐:「超小型の映写機かプロジェクターのようですね」
國政巧:皆に見せる。
狭山幸太郎:「プロジェクター…?なんでまたそんなものが」
赤沢さらら:「ほう……超小型の映写機かプロジェクター」
蟻塚紫汐:「もし皆さんがアカデミアナイトのことを追うつもりならそれを調査してみるといいかもしれません」
國政巧:「なんだい。きみは、何か知っているのかい」蟻塚さんを見る。
ニール・E・アイレヴ:「なんだろ。ガスとかに関係があるのかな……?」
蟻塚紫汐:「さあ。どうでしょうか」
蟻塚紫汐:「じゃあ、皆さん。私はこれで」
蟻塚紫汐:「“デイズ”さんも。また会いましょうね」
GM:そう言うと少女は歩み去る。シーンから退場だ。
國政巧:「………なんだ、あの妙な雰囲気は…」
赤沢さらら:「なんか、不思議な人だよね」
ニール・E・アイレヴ:「まだ結構花びら残ってたのにね」
狭山幸太郎:「クリーニング出した方が良い……って言いそびれた」
GM:彼女の歩み去った先には絨毯のように大量の花びらが落ちている。
國政巧:「どうするんだ、あれ」
赤沢さらら:「うーん」
赤沢さらら:「……園芸部にお願いでいいのかな?花だし」
國政巧:「………やれやれだ」



GM:では、キミたちが掃除の行方について頭を悩ませているところでこのシーンは終了だ。
GM:謎の装置を手に入れたことで情報収集項目の難易度が下がります
GM:・アカデミアナイトの正体について〈情報:アカデミア、UGN〉〈知識:レネゲイド〉難易度20→9
狭山幸太郎:おおー!
ニール・E・アイレヴ:だいぶ下がった!
赤沢さらら:がっつり!
GM:ロイスの取得や感情変更、購入判定などあればどうぞ!
狭山幸太郎:ロイスは保留!
赤沢さらら:蟻塚さんに取っちゃお!
國政巧:ロイスはなしだぜ
赤沢さらら:「なにもの 蟻塚紫汐 ○P親近感/Nミステリアス」取得!
ニール・E・アイレヴ:うーん、悩ましいけど保留かな
GM:何者だぜ
狭山幸太郎:購入はどうしようかな
國政巧:ほしいものあるひといる~?
赤沢さらら:どうしよ ブルゲ買ったし、ボルアクだからマイナー使う徹甲弾とかはあんまりだし。
ニール・E・アイレヴ:まあクリシーチャレンジができればくらいかなあ 必須ではないです
赤沢さらら:こちらもリアクティブアーマーとかで防御増やすかなーぐらい
國政巧:じゃあクリスタルシールドもっかい狙ってみようかな 素振りでいきます
國政巧:4dx>=25
DoubleCross : (4DX10>=25) → 5[2,4,4,5] → 5 → 失敗

國政巧:だめだこりゃ
GM:だめだ
狭山幸太郎:ここはこのEXランクに任せてもらおう
GM:おお
狭山幸太郎:クリスタルシールドいきます
國政巧:兄貴!
狭山幸太郎:4dx+1>=25
DoubleCross : (4DX10+1>=25) → 8[1,4,6,8]+1 → 9 → 失敗

狭山幸太郎:だめだこりゃ
GM:惜しい
ニール・E・アイレヴ:ではクリスタルシールド、紡ぎの魔眼とラッキーメダルホワイト使用
ニール・E・アイレヴ:5dx+4>=25
DoubleCross : (5DX10+4>=25) → 9[1,3,5,6,9]+4 → 13 → 失敗

國政巧:惜しい~~~
ニール・E・アイレヴ:さっきもこれくらいだったな 以上です
GM:ダメか……!
狭山幸太郎:惜しい…
赤沢さらら:じゃあこっちもクリスタルシールド。ラッキーメダルとCランク
赤沢さらら:4dx+5>=25
DoubleCross : (4DX10+5>=25) → 10[4,8,10,10]+4[4,4]+5 → 19 → 失敗

赤沢さらら:ふふん 失敗です
ニール・E・アイレヴ:惜しいーー
國政巧:えーーっ惜しい
狭山幸太郎:惜しい…!!
GM:だいぶいい感じではあったが!
赤沢さらら:お買い物上手の片鱗を見せた!
狭山幸太郎:さららは昔から掘り出し物を見つけるのが上手くて――――
ニール・E・アイレヴ:うんうん
國政巧:そっかぁ
赤沢さらら:これっ 正式に採用されてるのに試作品だからお得なんだよ~っ
狭山幸太郎:試作型PAスーツだ……
GM:ジェネリック!
GM:では、全員終わったようなので改めてこのシーンは終了です!
GM:次のシーンはマスターシーンです。


◆Masterscene◆

GM:夜の学園都市。
GM:ファンタスティック飼育部の部室の檻の前。
GM:マフラーをした内気そうな青年が檻を外から覗き込んで呟く。
宮森明日:「もしかしたらキミたちとお別れしないといけないかもしれない。そうなったら本当にごめん」
GM:檻の中のライオンは小さく唸る。
GM:青年はライオンに弱々しく手を振ると、トボトボと歩き出す。
ベアトリス・ハックマン:『アニマルオーヴァードの暴走など到底看過できん! 一般の生徒たちに被害が及ぶようであれば動物たちは全て本土のUGNに引き渡すことになるぞ!』
宮森明日:「はぁ。どうしよう……このままじゃ皆が……」ため息をつく。
宮森明日:「僕がなんとかしなくちゃ。僕が……」
GM:その時、夜の空気がざわつく。
プラネータ:「やあ。良い夜だね」
GM:青年の前に立っていたのは星のような仮面をした少年だ。
プラネータ:「お友達を助ける方法ならあるよ」
宮森明日:「キミは? いや、その方法って……」わずかに後ずさりながら聞く。
プラネータ:「簡単だよ。キミ自身がもっと強くなればいいのさ」
GM:プラネータは鷲座の仮面を差し出す。
プラネータ:「キミが強くなれば、その力で友達だって守ることができる」
宮森明日:「僕が……強く……」その瞳が仮面に引き付けられる。
宮森明日:「そうだ……僕が皆を守らないと……」鷲座の仮面へと手を伸ばす。
プラネータ:「――星に願いを」
GM:夜の空が荒れ、雷が落ちる。
アカデミアナイト:その後ろでは、蝙蝠のような仮面をした鎧の騎士がマントをはためかせていた。


◆Middle09◆

GM:次のシーン!
GM:たぶんここがクライマックス前最後のシーン!
GM:シーンプレイヤーは赤沢さんにしようかな。
GM:PCは全員登場!
GM:全員ダイスを振って侵蝕率を上げてください。
赤沢さらら:出ます!
國政巧:國政 巧の侵蝕率を1D10-1(→ 4)増加 (95 → 99)
赤沢さらら:赤沢さららの侵蝕率を1d10-1(→ 3)増加 (103 → 106)
ニール・E・アイレヴ:ニール・E・アイレヴの侵蝕率を1d10-1(→ 9)増加 (92 → 101)
ニール・E・アイレヴ:oh
國政巧:おお…
狭山幸太郎:96+1d10-1
DoubleCross : (96+1D10-1) → 96+3[3]-1 → 98

GM:ニールくんも一気に上がった!
GM:では、このシーンはキミたちが学生寮のラウンジでテレビを見ながら話していると何かが起こるというシーンになります。
GM:まずはシーンの描写からしていきましょう。



GM:事件の調査をしていたキミたちは日も暮れてきたことから一度学生寮へと戻ることになった。
GM:春風寮のラウンジ。
GM:ソファーに腰かけたキミたちテレビを見ながら情報の整理などにいそしんでいた。
GM:テレビのモニターには学園内のニュースが流れている。
プリシラ・カルバハル:『というわけで、生徒会の仕事ぶりは目覚ましいものがあったYO!』
國政巧:カントリーマァムが大量に入った袋を小脇に、グラビティ太郎くんを撫でている。
プリシラ・カルバハル:『特に特命全権大使たちの活躍には生徒たちから称賛の声がいくつも寄せられているZE!』
ニール・E・アイレヴ:「はは、称賛されてる」
プリシラ・カルバハル:『転入生の國政巧くんが率いる特命全権大使たちは次々と学園の問題事を解決しているようだNE!』
國政巧:「………うむ」頷く。
狭山幸太郎:「学園内にも認知されてきたな」
プリシラ・カルバハル:『彼らのこれからの活躍も要チェックだZE!』
赤沢さらら:「褒められてるのは嬉しいね」
狭山幸太郎:「そうだな。ところで」
國政巧:「ぼくのゴシップが当然のように飛び交うと思っていたが。健全な報道でありがたいものだよ」
ニール・E・アイレヴ:「よかったよかった、スキャンダルにもならなかったし……」
ニール・E・アイレヴ:「えっ、あれっ、赤沢さん普通にいるけど!?」
赤沢さらら:「うんうん。これでお友達作りとかも円満なのでは?」
赤沢さらら:「?」パリ、とファミリーパックをお菓子皿に移す
ニール・E・アイレヴ:「ここ男子寮だよね!?」
GM:翼の生えた三毛猫はすっかり赤沢さんに懐いたようで彼女の足元に寄り添っている。
赤沢さらら:球体クッションに腰掛けながら三毛猫を撫でている
國政巧:「手慣れたものだよな」頷く。
赤沢さらら:「男子寮だけど……仲間はずれも寂しいじゃない」こくこくと頷く
ニール・E・アイレヴ:「もう全然受け入れてる! 常連!?」
狭山幸太郎:「かわいい仕草で誤魔化そうとしてもダメだ。その仕草は抜群にカワイイけど」
ニール・E・アイレヴ:「それはそうだけど、あ、カワイイの方じゃなくて……いや、カワイイのはそれはそうだけども」
赤沢さらら:「いやいや、あはは」頬に手を当てる
ニール・E・アイレヴ:「……まあいいや」受け入れた。
赤沢さらら:「用もないのに来てるの、寮長さんにバレると怒られるので内緒ね」
狭山幸太郎:「まったく。実家じゃないんだぞ」やれやれ
GM:と、その時。ニュース中継をしていたプリシラが慌てた様子を見せる。
プリシラ・カルバハル:『え、何々!?そんな まさかでSHOW!?』
ニール・E・アイレヴ:「はいはい。自由だなあ、春風……」
國政巧:「ニールくんは文殿だったか……」「ん」
ニール・E・アイレヴ:実家でも来るんだ!?と思うだけ思った。
プリシラ・カルバハル:『皆様、ニュース速報だYO!』
國政巧:「なんだい。巨大イカでも出たか」
プリシラ・カルバハル:『カメラさん、そっち!早く!そっち撮って!』
赤沢さらら:「なにかしら?」
ニール・E・アイレヴ:「それくらいならまあ、時々は……」
狭山幸太郎:「どうしたどうした?」
GM:テレビ中継がぶれ、モニターの焦点が合う。
GM:そこには仮面を付けた動物たちが映っている!
GM:檻から解き放たれた動物たちは学園内を暴れ回っている!
國政巧:動物の仮面ではない。仮面を付けた動物たちだ。
國政巧:「あ?」
ニール・E・アイレヴ:「待って待って待って、なんだよこれ」
プリシラ・カルバハル:『大変です! 昼間に引き続き暴走した動物たちが暴れ回っています!』
プリシラ・カルバハル:『このままではどんな大惨事が引き起こされるか……!』
狭山幸太郎:「これ、不味いんじゃないのか?」
プリシラ・カルバハル:『あっ!? えっ、今度は何……!?』
赤沢さらら:「むー?」
GM:テレビモニターにはマントを翻して空を飛ぶ漆黒の騎士の姿が映る!
GM:漆黒の騎士は手から光線を放って仮面を付けた猛獣を吹き飛ばす!
プリシラ・カルバハル:『あ、アカデミアナイトです!アカデミアナイトが来てくれました!』
赤沢さらら:「むむむ!」
國政巧:「………」口元を曲げる。
プリシラ・カルバハル:『彼が学園を危機から救ってくれるようです!』
プリシラ・カルバハル:『最近学園で噂のアカデミアナイトはやはり正義の騎士だったようです! あっ。ようだZE!』
GM:その時、同じテレビを見ていたらしい寮内の部屋からも歓声が湧き起こる。
GM:「やれー!アカデミアナイト!」「動物たちなんんて吹っ飛ばせ!」「俺はアカデミアナイトを応援してるぞ!」
國政巧:「………」歓声にきょろきょろと周りを見回す。「……すっかり人気者だな」
ニール・E・アイレヴ:「…………」眉根を寄せて画面を見ている。
狭山幸太郎:「このままじゃ動物たちが処分されるぞ……」
GM:ここで國政くんは気付くでしょう。
赤沢さらら:「むむむ……」フィンガーチョコの銀紙を開いてサクリとかじる
GM:テレビの画面の隅。
GM:そこには、仮面を付けた青年の姿が小さく映り込んでいる。
國政巧:「あ?」ガタン、とソファから立ち上がる。
GM:ロイスを持っている國政くんは気付くはずだ。
國政巧:カントリーマァムが詰まった袋が床に落ちる。クッキーの小袋が流れ落ちる。
GM:マフラーをしたフラフラとした足取り。紛れもなくキミの友人の宮森明日だ。
國政巧:テレビに近寄って、マジマジとそれを見つめる。
GM:彼は動物たちに何らかの指示を出しているようにも見える。
GM:動物たちはその指示に従うかのようにアカデミアナイトに襲いかかっては吹き飛ばされていく。
國政巧:「……アケビ」
プリシラ・カルバハル:『強い!さすがはアカデミアナイト!我々はこのまま中継を……あっ、何だこの狸!こっちにも来たYO!?』
GM:悲鳴とともにテレビ中継は途切れる。
狭山幸太郎:「宮森がいたのか…!?」
赤沢さらら:「えっ、明日くんが?どうして…?」
國政巧:「……いた。間違いなく、あれはアケビだったと思う……が。しかしどうも、様子がおかしい」
ニール・E・アイレヴ:「動物の様子も、明らかに妙だよね」
國政巧:「ああ……っああ、くそ」
國政巧:「なんだ、何を止めればいい。アケビか? あの変な仮面は何だ」
國政巧:絶え間なく聴こえてくる歓声に苛立つように早口で言う。
ニール・E・アイレヴ:「……時々、ああいう仮面を被って暴走をする生徒がいる」
ニール・E・アイレヴ:狭山くんと赤沢さんの方にも視線をやって。
ニール・E・アイレヴ:「裏で糸を引いてる誰かがいるみたいなんだ」
赤沢さらら:「うん。私も何度か見たことあるよ。話聞かなくなっちゃうみたいな感じになって大変なの」
狭山幸太郎:「恐らく、今回の事件も――――。」
ニール・E・アイレヴ:「うん」
ニール・E・アイレヴ:「そのディオゲネスクラブの仕業、だと思う」
國政巧:「ディオゲネスクラブ…?」
ニール・E・アイレヴ:「俺も詳しいことは。そういう名前だけ知ってる」
國政巧:「そうか」息を吐く。「……ああ、ニールくん。きみの言うとおり」
國政巧:「この学園島がただの能天気な、お気楽な場所ではないというのは、まさにその通りなのだと」
ニール・E・アイレヴ:「そういうこと」
國政巧:「そうか。いま理解したさ。……しかし」
國政巧:「アケビが誰かにあれを被らされたのだとして……、だとして、だ」
國政巧:「それでやっていることが、ヒーロー退治か? あのナイト卿様は、何がしたい」
國政巧:「関わりがまったくないとは言わせないぞ」

GM:では、アカデミアナイトの目的を知るためにもここで最後となるいくつかの情報収集判定に挑んでもらいましょう
GM:現状で調査できるのはこれ!
GM:・アカデミアナイトの正体について〈情報:アカデミア、UGN〉〈知識:レネゲイド〉難易度9
GM:この情報をクリアすることで新しい項目が増えますので
GM:ひとまずこいつをやっつけるといいでしょう
赤沢さらら:ではまずは私から
赤沢さらら:情報アカデミアに学園通の友人、ホワイトメダルを載せまして。
赤沢さらら:6dx+2>=9
DoubleCross : (6DX10+2>=9) → 8[1,1,5,7,7,8]+2 → 10 → 成功

GM:お見事!
國政巧:さすが!
ニール・E・アイレヴ:ナイス!
赤沢さらら:よしっ
狭山幸太郎:さすがさらら!さすさら!
GM:では、情報を公開します!

・アカデミアナイトの正体について

実に驚くべき驚愕の事実だが、なんとアカデミアナイトはコズミックエナジーで戦う正義の騎士ではない。
その正体は無数の軍事用ドローンがホログラムと幻覚ガスによって正義の騎士のような姿を作り出しているだけである。

軍事用ドローンの操縦者は蟻塚紫汐という女子生徒であり、
彼女のオーヴァード能力によって全てのドローンの動きは完璧なまでに支配されている。
蟻塚紫汐は何らかの目的のためにアカデミアナイトという存在を作り出し、学園内で活動させていたようだ。

GM:新しい情報収集項目が追加されます
GM:・蟻塚紫汐の目的について〈情報:アカデミア、UGN〉難易度12
GM:それと、もう一つは調べても調べてもどちらでも問題のない情報になります
國政巧:おお
ニール・E・アイレヴ:ほほう
GM:・蟻塚紫汐の過去について〈情報:アカデミア、噂話〉難易度15
ニール・E・アイレヴ:気になる!!
赤沢さらら:おやおや!
GM:好きに調べたりするといいでしょう!
國政巧:ほうほう
狭山幸太郎:超気になる!!
GM:というわけで、判定したい人からどうぞー
國政巧:狭山くんどっちいきたいですか?
狭山幸太郎:これ、アドヴァイスを2人に送って良いですか?
國政巧:おお!
ニール・E・アイレヴ:おお
國政巧:ありがたいです
赤沢さらら:頑張るのよ~
ニール・E・アイレヴ:いただけるのであれば……!
狭山幸太郎:《アドヴァイス》+《風の渡し手》 たくみんとニールくんに!ダイス+1,クリティカルー1です!
GM:いいですが、狭山くんの侵蝕率は上がりますぜ……!
狭山幸太郎:98→105
GM:C値低下は強い……!
狭山幸太郎:確実に抜いておきたい!
ニール・E・アイレヴ:どっちいきましょうかね……!
國政巧:ブーメランアスピス使うと固定値+6になるのでどっちもいけそう
GM:優秀!
國政巧:あっ嘘です 固定値+5
ニール・E・アイレヴ:そしたら固定値の方がダイスより確実かも
國政巧:じゃあ過去いくね!
ニール・E・アイレヴ:高い方をお願いしてもいいですか
國政巧:はーい!
GM:では、やりたい方からどうぞ!
國政巧:では先に私から
國政巧:蟻塚紫汐の過去について、ブーメランアスピスの効果適用、情報:アカデミアでコネ使用して
國政巧:7dx9+1+4
DoubleCross : (7DX9+5) → 10[2,2,3,3,4,5,9]+2[2]+5 → 17

狭山幸太郎:おお!!
ニール・E・アイレヴ:やった!
GM:すごい!さすが……!
國政巧:難易度15だったので成功!
國政巧:支援のおかげ!
ニール・E・アイレヴ:では蟻塚紫汐の目的について、情報:アカデミアで。コネと紡ぎの魔眼とラッキーメダルホワイト使用
國政巧:國政 巧の侵蝕率を1増加 (99 → 100)
狭山幸太郎:ヤッター!
赤沢さらら:凄いぞ~
ニール・E・アイレヴ:8dx9+2>=12
DoubleCross : (8DX9+2>=12) → 10[3,3,5,6,9,9,10,10]+10[1,2,9,10]+10[3,10]+3[3]+2 → 35 → 成功

ニール・E・アイレヴ:たかいよ
國政巧:すご
狭山幸太郎:!?
赤沢さらら:完全に理解してる
GM:めっちゃ高いやん!
ニール・E・アイレヴ:クリシーで出て!
GM:本当だよw
狭山幸太郎:www
GM:ここは目的について先に情報を出した方が分かりやすいので

蟻塚紫汐の目的について

蟻塚紫汐の実際のランクはCランクではなく、EXランクである。
エフェクトの行使は不得意だが、類稀な頭脳による兵器の開発と並列思考による兵器の操作に特化した能力を持つ。
自身が開発した軍事用ドローンとホログラム装置、幻覚ガスを組み合わせることでアカデミアナイトという存在を作り出していた。

蟻塚紫汐は幻覚ガスで操った動物たちを利用して宮森明日を仲間に取り込み、
暴走した動物たちを仮想敵にすることでアカデミアナイトを人々のヒーローへと仕立てあげようとしている。

何らかの方法で学園の秩序を破壊した後、
民衆の支持を得たアカデミアナイトの力で学園を管理運営することによってアカデミアを自分の理想の姿へと作り替えるのが蟻塚紫汐の目的だ。
現在、蟻塚紫汐は学園島の外れにある廃教会に潜伏しているようだ。

ニール・E・アイレヴ:なにやってんの
赤沢さらら:EXランカー…!こんなところにまで!
GM:この何らかのの方法というのはこの直後のイベントやクライマックスフェイズで分かります
GM:廃教会がある学園島の外れの森に向かうことでクライマックスフェイズに突入することができるようになります!
國政巧:まあお洒落
ニール・E・アイレヴ:うおー
GM:この情報は以上!

・蟻塚紫汐の過去について

蟻塚紫汐はそのずば抜けた知能のせいでアカデミアの外では周囲から疎まれて暮らしてきた。
学園島に来れば普通の学生らしい生活ができると信じていたが、
転入したばかりの頃にランクのことで周囲からバカにされたことがあり、
それが原因でアカデミアも外の世界と変わりがないと感じて強い失望を抱いたようだ。

また、自身をからかってきた生徒を幻覚ガスで脅して自分をイジメさせることによって
アリバイ作りと自身の強い失望感を忘れないようにするために利用し続けていた。

GM:この情報を公開されたことでちょっとしたマスターシーンがどこかで入るようになります。
GM:これで情報は全てだ!
國政巧:おお~
ニール・E・アイレヴ:開いたーー
GM:では、まずはこのまま全員で情報共有からしていきましょう。



GM:テレビ中継が途切れても寮内の生徒たちは騒がしいままだった。
GM:翼の生えた三毛猫はキミたちの足元で不安そうに鳴いている。
赤沢さらら:指の背で三毛猫の毛をやさしく撫ぜる
三毛猫:「にゃーん」ころころと喉を鳴らしている。
赤沢さらら:「じゃあまずは、あのアカデミアナイトさんの話からしたほうが良さそうね」
狭山幸太郎:「なにか分かったのか?!」
國政巧:画面から視線を引き剥がすように仮面ごと振り向く。
ニール・E・アイレヴ:「お願いするよ」
赤沢さらら:「うん。実はね、あの人はコズミックエナジーを使うって言ってたけど……多分ほんとは別の力を使ってるみたい」
赤沢さらら:言って、ニール君が見つけた小型の映写機を取り出す
國政巧:「例の落とし物か」
赤沢さらら:「うん。映像とかを出す装置で、一つだけだとそんなに出力もないんだけど……」
赤沢さらら:カチカチと操作すると、空間に花の映像が薄く投射される
狭山幸太郎:「これは……手品……?いや……」
狭山幸太郎:さららの挙動に注目する。
GM:三毛猫がホログラムの花に足を伸ばすが、すり抜けてしまうため不思議そうにしている。
赤沢さらら:「コレだけだとどこでも映画が楽しめるだけだけど、例えばいくつも使ったり……」
ニール・E・アイレヴ:「エフェクトでもなさそうだね」
赤沢さらら:「この動きに合わせて何か別のものを放ったり、触ったような感覚を再現できたら、どう?」
赤沢さらら:「ある意味ではエフェクト、ではあるのかもね。多分、映画とかの用語の方の」
ニール・E・アイレヴ:「特殊効果かあ」
赤沢さらら:「そっ」頷く
赤沢さらら:「ビームに合わせて銃を撃ったり、見る人の感覚がガスで曖昧になれば、本物と見抜くのは難しいかも」
狭山幸太郎:「そこに実在しているかのように見せられる…」
赤沢さらら:ばん、と人差し指と親指を伸ばした銃を撃つマネ
GM:三毛猫が少し驚いてキミの方をジッと見つめている。
赤沢さらら:「映像も含めて正義の味方を隠す仮面、ってことだよね」ひらひらと猫ちゃんに手を振る
赤沢さらら:「そして、こんなドローンを制作したり、材料から辿ったら、その正体は……」
赤沢さらら:「蟻塚紫汐ちゃん。あの子がアカデミアナイトだよ」
狭山幸太郎:「!!」
狭山幸太郎:「待て、さらら」
赤沢さらら:「うん?」
狭山幸太郎:「蟻塚はCランクで、しかもエフェクトが使えないんだ。そんな真似、出来るわけが…」
赤沢さらら:「そうだね。エフェクトが使えないなら異能は使えないけど……」
GM:三毛猫は興味がなさそうな様子でニールくんの足元にすり寄っている。
赤沢さらら:「でも、幸太郎くん。"これ"はエフェクトなんて使ってないよ?」
國政巧:「……使えないにしろ」
國政巧:「アカデミアナイトの勇猛果敢な活躍を再現するには、大量の映写機や兵器を並列して操作する必要があるだろう」
國政巧:「しかも、皆に気付かれないように、だ。常人にできるとは思えないが」
ニール・E・アイレヴ:よしよし、と三毛猫をひと撫でしてあげてから、顔を上げる。
赤沢さらら:「うーん。そうなんだよね。本人がものすごい頭いいのかな……?」
赤沢さらら:頭をかしげる
ニール・E・アイレヴ:「ランクがあるってことは、オーヴァードだってことだよね」
ニール・E・アイレヴ:「オーヴァードの特徴、エフェクトの行使だけに出るわけじゃないから」
ニール・E・アイレヴ:「今の話、俺が調べたデータとも噛み合ってる」
ニール・E・アイレヴ:ばさばさと机の上の紙をまとめる。
赤沢さらら:「おぉ?なにかわかった?」
ニール・E・アイレヴ:「これね、狭山くんのおかげで結構助かったんだ」
狭山幸太郎:「……それは?」
ニール・E・アイレヴ:「ほら、EXランクでしょう。だから、その辺の繋がりで調査がやりやすかった」
ニール・E・アイレヴ:「……蟻塚さんも、EXランクだ、って」
狭山幸太郎:「!!」
國政巧:「何だと…?」
赤沢さらら:「えっ?」
狭山幸太郎:「蟻塚も……EXランク……?」
ニール・E・アイレヴ:「國政くんと赤沢さんの言う通り、彼女の特性は頭脳の方に出てるみたい」
ニール・E・アイレヴ:「装置全体が全部蟻塚さんが開発したものって考えて良さそうだ」
赤沢さらら:「む、なるほど。材料とかはともかく、誰のツテで作ったのかなと思ってたけどそういうこと……」
狭山幸太郎:「……待ってくれ、頭が混乱している……。そもそも、蟻塚は何が目的でそんなことを……」
ニール・E・アイレヴ:「これは推測なんだけどさ。さっきの話とニュースを繋げると」
赤沢さらら:「つなげると…?」
ニール・E・アイレヴ:「動物たちを敵に、アカデミアナイトをヒーローにして……って構図ができそうだよね」
狭山幸太郎:「!!」
赤沢さらら:「んまっ!」
ニール・E・アイレヴ:「その先は? ヒーローを作り上げて……もしかすると」
ニール・E・アイレヴ:「学園島自体を好きなようにできる、とかかもしれない」
國政巧:「……」 黙ると、いまだ寮のあちらこちらから聞こえてくる喧噪がすぐに耳に飛び込んでくる。
赤沢さらら:「んん~~~~っ。番長連も生徒たちを守るからこそ慕われてるからね」
赤沢さらら:「派手に一人で守りきったってなると、ある、かも?」
ニール・E・アイレヴ:「もしかしたら、他の案と並行してるかもしれないね」
ニール・E・アイレヴ:「この辺は本人に聞いてみたいけど。廃教会で目撃されてるから、上手く行けば会えるかも」
ニール・E・アイレヴ:「ただ、その動機? みたいなのはわかんないんだよね」
ニール・E・アイレヴ:ふむ、と口をつぐむ。
GM:三毛猫はニールくんに撫でられて満足したのか翼を広げて飛ぶと國政くんの膝の上に乗る。
國政巧:「動機か」
國政巧:飛び乗ってきた三毛猫を撫でる。
狭山幸太郎:猫を追うように、視線を國政くんに向ける
赤沢さらら:「巧くん、わかる?」
ニール・E・アイレヴ:ちょっと名残惜しそうに猫を目で追う。
國政巧:「わからん。ぼくは転入したばかりの生徒だぜ。彼女と話したのだって、先ほどの一件が初めてだ」
赤沢さらら:「たしかに……」
國政巧:「かといって素直に聞いて、教えてくれる相手でもなさそうだしな」首を傾げる。
國政巧:幸太郎くんを見る。「……幸太郎くん」
狭山幸太郎:その目を真っすぐに見返す。
國政巧:「きみは本当に、ぼくが事件の謎を解明するヒーローになれるというのかい」
狭山幸太郎:仮面に隠された瞳を射抜くかのように。真っ直ぐに答えます。
狭山幸太郎:【なれる】
國政巧:「フン」鼻をならす。
國政巧:片隅にあった端末を開き、データベースに接続する。「勝手に探るぞ」
赤沢さらら:ラウンジの設備を使って淹れた紅茶を邪魔にならない位置に置く
赤沢さらら:「頑張って」
狭山幸太郎:驚くべきスピードで流れる文字の羅列を目で追っている。
國政巧:束の間…というほどの時間もかからない。「偶然」を繰り返せば、まるで導かれたようにその情報に辿り着く。
國政巧:「あった。教師に寄せられた生徒からの相談報告」
ニール・E・アイレヴ:「えっ、もう!?」瞬きをする。
國政巧:「なんでだかな」皮肉っぽく言う。
赤沢さらら:「早いっ」
狭山幸太郎:相談内容を確かめるべく、端末を覗き込む。
國政巧:「アカデミアで楽しく過ごすつもりだった矢先にランクのことで馬鹿にされ、学園に失望したと」
國政巧:「相談者は蟻塚紫汐。…転入前も恵まれた環境にはいなかったらしいな」
狭山幸太郎:「だから、学園を変えようと……」
ニール・E・アイレヴ:「ああー……」そういうケースはある、という顔。
GM:端末には転入直前の希望と不安に満ちた笑顔の少女の写真が映っている。
國政巧:「……馬鹿にした生徒は…おいこれ、イジメ部の島村くんじゃないか」
國政巧:ファイルを動かし、少年の写真も並べて表示させる。
赤沢さらら:「むむ?たしかに本人ですね?」
ニール・E・アイレヴ:「え、どういうこと? 結局ここの関係はどうなの?」
狭山幸太郎:「……島村は、なぜだか怯えているようだった。それと関係がある…?」
國政巧:「…彼女の能力が露呈すれば、そもそも計画もすぐに潰れるからな」
國政巧:「隠すために、弱い者のふりをすることにしたんじゃないか。彼への報復を兼ねて」
國政巧:「他者を意のままに操ることに関しては、どうやらプロフェッショナルのようだからな」
赤沢さらら:「なるほど」頷く
狭山幸太郎:指の腹で眉間を押さえる。一連の話は整合している。整合してしまっているからだ。
赤沢さらら:「学園のヒーローと、いつもいじめられてる女の子が同一人物のはずがないと……幸太郎くん?大丈夫?」
狭山幸太郎:「ああ。……大丈夫だ」思う。蟻塚は自分と似ている、と。転入直前の希望と不安を抱え、そして、ランクの事で他者から馬鹿にされたこともある。自分が蟻塚と同じ道を辿らなかったのは
狭山幸太郎:今と同じように。隣で少女が支えてくれたからだ。
狭山幸太郎:幼い頃から変わらぬ笑顔を向けてくれた少女にまた助けられ、そして、全員に問う。
狭山幸太郎:「それでも、俺は、蟻塚は悪いやつじゃないと思っている。――――いや、悪いことはしてはいるが」
狭山幸太郎:>蟻塚紫汐:「超小型の映写機かプロジェクターのようですね」
狭山幸太郎:>蟻塚紫汐:「もし皆さんがアカデミアナイトのことを追うつもりならそれを調査してみるといいかもしれません」
狭山幸太郎:「なんで、自分から正体がバレるような事を言ったんだ?――――俺は」
狭山幸太郎:「蟻塚は、止めてほしがってるんじゃないかって。そう思う」
狭山幸太郎:「それは」
狭山幸太郎:>蟻塚紫汐:「“デイズ”さんも。また会いましょうね」
狭山幸太郎:「國政にこそ、じゃないか」
國政巧:「あ?」
國政巧:素っ頓狂な声を上げる。
國政巧:「…どうしてそうなるんだい、きみ」
狭山幸太郎:「えっ?だって、えっ?」
國政巧:「言っただろう。ぼくと彼女が話したのは先ほどが初めてで………、ああいや」
狭山幸太郎:だって、國政の名前を言っていたし……。自分が名を名乗っていないことは記憶の果てに。
國政巧:「彼女がぼくを、当然のように知っていた可能性はまったく否定できないな…」
ニール・E・アイレヴ:「…………」自分の知っている國政巧についての話を、少し思い出す。
GM:では、その時。
國政巧:そのまま言葉に詰まったように黙り込む。
GM:金髪の美形な青年がキミたちに声をかける。
カミーユ・マルシェ:「待ちたまえ。細部までは聞こえなかったが、どうも聞き捨てならない話をしているようだな」
GM:Sランクのエリート生徒、カミーユ・マルシェだ。
國政巧:「………あ?」
國政巧:「なんだこいつは」指を差す。
カミーユ・マルシェ:「カミーユ・マルシェ。華麗なる一年生だ」
カミーユ・マルシェ:華麗に髪をかき上げながら言う。
國政巧:「後輩くんか。さららくんとは同輩だな」
狭山幸太郎:「カミーユ・マルシェ……。学園にも10数人しかいないと言われるSランクのエリートが、なぜこんなところに…」
赤沢さらら:「同級生のカミーユくん。フランスから来てて、重力を操作する加速と光の剣から"光"と称される最速のアタッカーさんだよ」目線が手の中に隠したなにかの50Pに向きながら。
カミーユ・マルシェ:「ふふ、ご紹介どうも」華麗に一礼する。
カミーユ・マルシェ:「國政巧くん。キミは調子に乗ってまた何やら仕出かそうとしているようだな」
カミーユ・マルシェ:「やめておきたまえ。全校生徒を代表して忠告しておくよ」
國政巧:「……」口元をひん曲げる。
ニール・E・アイレヴ:「調子に乗ってって……」眉を顰める。
赤沢さらら:「口癖なんだって」ひそひそ
カミーユ・マルシェ:「ニール・E・アイレヴ。キミもキミだ。優雅なキミならば例の事件のことも知っているだろう。なぜそんな男とつるんでいるんだ?」
ニール・E・アイレヴ:「えっ、こっちに来るの」
國政巧:「なんだい。きみの友だちか」
ニール・E・アイレヴ:「それはまた別の話でしょう。俺は転入生の歓迎と、生徒会の仕事をちゃんとしてるだけだよ」
カミーユ・マルシェ:「フッ。華麗じゃない答えだな」首を振る。
赤沢さらら:「カミーユくんはね、自分に匹敵するぐらい優秀な人に優しいんだって」コソコソ
ニール・E・アイレヴ:「友……」友だちではないって言われたら傷つくかなあと思う。
ニール・E・アイレヴ:「まあ、そういう感じ」お茶を濁す!
カミーユ・マルシェ:「キミはそうでも他の者たちはそうは思うまい。あの事実を知ったらな」
カミーユ・マルシェ:「國政巧くん。華麗な私はあのこともよく知っているぞ」
カミーユ・マルシェ:嫌らしい目つきで國政くんを見る。
國政巧:「……まったく」息を吐く。
國政巧:「それはそうだろう。誰が知っていてもおかしくはない」
國政巧:「本土の人間なら誰でも知っていることだ。この場所の人間の知らなさに驚いていたくらいだ」
カミーユ・マルシェ:「ほう。ならば私が話してしまっても構わないのだな」
赤沢さらら:「事件……て、巧くんやニールくんが最初そんな話してたよね」
赤沢さらら:「何の話?」
カミーユ・マルシェ:「……キミがあの『革命の日事件』を引き起こした張本人だということをね」もったいぶったねっとりとした口調で言う。
GM:その言葉が放たれると、周囲のチルドレン出身だったりUGNに縁のある生徒たちがざわつき出す。
赤沢さらら:「革命の日」それも聞いた気がする「………有名なの?」皆がざわついてる。
GM:「『革命の日事件』だって……?」「あいつが……!?」その中には軽蔑するような視線も混じっている。
ニール・E・アイレヴ:「……有名ではあるなあ。俺も意外とみんな知らないなって思ってた」
狭山幸太郎:「なんだ……穏やかじゃないな……?」ざわつきだした周りを見て
ニール・E・アイレヴ:「けど、俺は転入生としてここに来た時に、そんな目で見られたくはないから」
ニール・E・アイレヴ:「別に態度は変えない」
カミーユ・マルシェ:「その有名人が今度は何をするつもりか知らないが、引っ込んでいるべきだろうな。また事態を悪化させるだけだ」
ニール・E・アイレヴ:少しだけ周囲に聞こえるような声で。
カミーユ・マルシェ:「全てあのアカデミアナイト氏に任せておくがいい」
國政巧:「……」ざわつきだした視線を一瞥する。
カミーユ・マルシェ:「世界を救いそこねた者の出る幕などない!」華麗に断言する。
國政巧:「……そうか」頷く。
カミーユ・マルシェ:「フン。理解できたようだな」勝ち誇ったように笑う。
狭山幸太郎:「おい。黙って聞いていれば……」一歩前に出ようとする
赤沢さらら:同じタイミングで立ち上がろうとする
國政巧:「……いいさ」それを止めます。
狭山幸太郎:「國政……」止められる
赤沢さらら:「巧くん……」
國政巧:「なんというか」考えるように言う。「…構わん。言わせておこう」
ニール・E・アイレヴ:「……いいのか」
國政巧:「いちいち相手にしていたらキリがない…というのが、ていの良い建前で」
國政巧:「本音としては、ぼく自身が彼の言う事はもっともだと思ってすらいるからな」皮肉っぽく言う。
カミーユ・マルシェ:「ふふん。図星すぎて何も言えんというわけか」
赤沢さらら:「なるほど」頷く。
國政巧:「余計な騒ぎを引き起こしているな。場所を変えて…」
赤沢さらら:「じゃあ巧くん、私が代わりに言っていいかな?」
國政巧:「む」
國政巧:「さららくんが?」
カミーユ・マルシェ:「む。キミはオカルト番長こと赤沢さらら君だな。キミももう少し友達付き合いは考えた方が……」
赤沢さらら:「うん。私、納得していないので」
カミーユ・マルシェ:「何……?」
赤沢さらら:今度こそ立ち上がる。「ねぇ、カミーユくん」
赤沢さらら:「君はいつも華麗だって言ってるし成績もいいけど、何もしないの?」
カミーユ・マルシェ:「な、何?」華麗にたじろぐ。
赤沢さらら:「アカデミアナイトさんは凄いけど、ずっと凄くい続けられるわけないじゃない?」
カミーユ・マルシェ:「な、何が言いたい……!」
赤沢さらら:「ヒーローだって、ヒーローじゃない時はあるじゃない?」
赤沢さらら:「すごい人でも疲れた時は、誰かに助けてもらいたいことだってあるじゃない?」
赤沢さらら:「それを助けに行くのが巧くんじゃなくて、カミーユくんだって言うなら応援したけど……」
赤沢さらら:ぴ、と指を立てて。
赤沢さらら:「そうじゃないのに巧くんだけを責めるなんて」
赤沢さらら:「ダメだぞ」
カミーユ・マルシェ:「ぐ、貴様、言わせておけば……!」華麗に動揺する。
國政巧:「……ぼくが助けるともまだ言っていないが」
カミーユ・マルシェ:「付き合ってられん。いつまでお友達ごっこが続くか見物だな」
赤沢さらら:「あ、でも、気が変わったりとかで私達のことを助けに来てくれたりするなら」
GM:カミーユはそう言うと立ち去ろうとする。
赤沢さらら:「その時はお礼を言うね」手を振る
狭山幸太郎:では、振り返ったカミーユくんの背中に声をかけます
狭山幸太郎:「……あんたの言っていた國政の良くわからん過去より、今こうして友達でいる國政を信じようと思うよ。――ああ、それと」
狭山幸太郎:「あんた、大層なスピード自慢らしいが。こんなところでサボっているようじゃ」
狭山幸太郎:【いつか、お前より速い奴が現れるぜ】
カミーユ・マルシェ:「あり得ない戯言だ……!」振り向きもせずに言う。
GM:カミーユの姿が遠くなっていく。
ニール・E・アイレヴ:「…………」周りをじろりと見回してから。
國政巧:「…良く分からん過去か。まったく」鼻をならす。
ニール・E・アイレヴ:「お疲れ様。大丈夫だった?」國政くんに声をかける。
國政巧:「……ああ、そこの二人のおかげでな」
ニール・E・アイレヴ:「うん。ならよかった」
ニール・E・アイレヴ:自分は既に彼の過去を知っていたから、ああいう風にできるかどうかはわからないなあ、と思う。
國政巧:「なんだ、その顔は」
ニール・E・アイレヴ:「んー」
ニール・E・アイレヴ:「……君は、ずっとああやって……周りの言葉をもっともだって思ってきたの?」
國政巧:「……」
ニール・E・アイレヴ:「あ、どう思ってても別にいいんだ。君がそう思うなら、否定はできないよね」
國政巧:「失敗した、という結果がある」
ニール・E・アイレヴ:「…………」
國政巧:「そして、あのとき」「ぼくは……ひとりきりだった。ぼくは失敗し、『革命の日』事件は起こった」
ニール・E・アイレヴ:断片程度にしか知らない事件が、当事者によって語られている。不思議な気分だった。
國政巧:「そうだな」白い仮面が遠くを見る。「ぼくが引き起こしたのは間違いなく、UGNを揺るがす一大スキャンダルだ」
國政巧:「どう言われようとも仕方あるまい」
ニール・E・アイレヴ:「君はそう考えて自分を責めようとしていて、UGNは既に処分を下してる」
ニール・E・アイレヴ:「じゃあ、十分。外野がこれ以上君を傷つけていいってことにはならない、と僕は考える」
ニール・E・アイレヴ:「言いたい人は言えばいいし、君も思うように思えばいいけど」
ニール・E・アイレヴ:「俺はそういう風にできたらいいなと思ってるよ。勝手に」
ニール・E・アイレヴ:今はあんまりちゃんと言えなかったけどね、と二人を眩しそうに見て。
國政巧:「……居場所か」
ニール・E・アイレヴ:「そうそう。あったらいいなって思うんだよね。誰にでも」
國政巧:「……きみが居場所を得たのは」
國政巧:「きみ自身の努力によってか?」
ニール・E・アイレヴ:「俺はね、恵まれていたと思うよ」
ニール・E・アイレヴ:「俺だって頑張ったけど、周りは優しかったからね。……」
ニール・E・アイレヴ:「少なくともいきなり、からかわれたり、いじめられたりはしなかった」
ニール・E・アイレヴ:「彼女だって、巡り合わせで何か変わっていたかもしれない」
國政巧:「…フン」鼻をならす。「ニールくん。ひとまずの結論として、だ」
國政巧:「分かったことがある」
ニール・E・アイレヴ:「何?」
國政巧:「性分というものは、居場所を変えようと顔を隠してみようと、どうしようもならないらしい」
國政巧:「きみがそうであるように、ぼくも今、ぼくではない友だちのことを考えている」
ニール・E・アイレヴ:自分の眼帯を軽く引っ掻く。
ニール・E・アイレヴ:「……うん」
國政巧:「ふ。彼女であり、あの臆病なぼくの友だちの巡り合わせを変えてやろうじゃないか」
國政巧:「まずはそれからだ。自分のことを考えるのは」
ニール・E・アイレヴ:「まずはそこだよなあ……」
GM:では、その時。
GM:寮を出ていこうとしていたカミーユ・マルシェが急に倒れる。
GM:カミーユは病気にでもかかったかのように苦しげにうめいている!
カミーユ・マルシェ:「グワーッ!?麻痺毒グワーッ!?」
赤沢さらら:「なにごと!」
GM:キミたちは周囲の大気に毒性のガスが漂っていることに気付くだろう。
國政巧:「これは…?! 周囲の大気に毒性ガスが漂っているのか…!?」
GM:これはデータ的には蟻塚紫汐が《ワーディング》と同時にユニークアイテムのハーメルンの笛を使用したためです。
赤沢さらら:「周囲の大気に毒性ガスが……!?」
狭山幸太郎:おおー!
GM:この効果によってエキストラの生徒たちは全て毒ガスで体内を蝕まれることになります。特に非オーヴァードの生徒たちには確実に害を及ぼすでしょう。
ニール・E・アイレヴ:「毒性ガス!? まずいよ!」
GM:寮内では生徒たちから怒号が飛び交う!
GM:「どうせまた暴走した動物たちの仕業だろ!」「アカデミアナイト! 早くあの異常動物たちをやっつけてくれ!」
ニール・E・アイレヴ:「なんでそういう結びつけ方するかな!」
カミーユ・マルシェ:「グワーッ!?麻痺毒グワーッ!?」苦しげにうめく!
國政巧:「ヒーローショーのお膳立てというわけか。いかんな」口元をしかめている。
赤沢さらら:「このままじゃ麻痺毒と集団ヒステリーが全校に蔓延しちゃう……!」
狭山幸太郎:「換気だ!窓をブチ破れ!」バリィン! 「それと、各種委員会に連絡!」
ニール・E・アイレヴ:「生徒会の方には伝えておく!」
赤沢さらら:「生徒の皆は任せるとして……」
國政巧:「……ヒーローの拠点は、廃教会だったな」
ニール・E・アイレヴ:「うん、目撃情報がある」
赤沢さらら:「そうだね……このままじゃ、被害が広がっちゃう」
狭山幸太郎:「どうする?國政」皆を代表する君の意見を待つ
カミーユ・マルシェ:「待て……お前たち……何をするつもりだ……」苦しげにうめきながら言う。
カミーユ・マルシェ:「言ったはずだ……國政巧……お前の存在は事態を悪化させるだけ……グワーッ!?麻痺毒グワーッ!?」
國政巧:「……皆を代表して言わせてもらうと」
國政巧:「きみ、騒ぐと余計に毒がまわる。大人しくしていた方がいいぞ」カミーユくんに言います。
カミーユ・マルシェ:「……………………」華麗に大人しくなる。
國政巧:「そして、だ」他の三人を見る。
赤沢さらら:じっと目線を返して言葉を待つ
狭山幸太郎:真っ直ぐに見つめ返して言葉を待つ
ニール・E・アイレヴ:連絡を終え、視線を返す。
國政巧:「いいかい、きみら。先に言っておく。ぼくはかつて、ひとりで途方もない失敗をしでかした、英雄のなり損ないだ」
國政巧:「そのぼくが言う」
國政巧:「きみたちがそうであるように、ぼくも蟻塚紫汐と宮森明日が留まっている、どうしようもない事実から救い出してやろうと考えている。そして」
國政巧:「……ぼくは。そうだな」頭を振る。
國政巧:「きみ達の協力が必要だ。ぼくが、ぼく自身の結果を変えるために」
國政巧:「きみ達。ぼくをヒーローにしてくれるかい」
GM:ジャンガリアンハムスターが國政くんの肩によじ登り、三人の方を見る。
國政巧:それを見て、三人を改めて見て、口元をひん曲げる。
國政巧:「……フン」「きみ達。揃いも揃って、同じ顔しやがって」



太平洋上に浮かぶ孤島に作られた巨大学園都市――オーヴァードアカデミア。
そこはオーヴァードと人間が共存する世界最先端の“日常”の街。学生たちのユートピア。
少年少女たちは希望を見つめ、青春の大空へと自由に羽ばたく。
けれど、誰もが輝かしい青春へと飛び立てるわけではない。
群れがあれば、優劣が生まれ、虐げられるものも出る。
眠っていた野性が闇夜に解き放たれる時、アカデミアに恐怖の騎士が舞い降りる。
ようこそ、ここは学園都市。学生たちのユートピア。

少年たちの目指す理想郷の果てがどうなるかは――。

まだ誰も知らない。




ダブルクロスThe 3rd Edition「アカデミア・ナイト」
ダブルクロス――それは裏切りを意味する言葉。




GM:次回、クライマックスフェイズ。



GM:シーン終了。
GM:ミドルフェイズ最後のシーンはこれで終了!
GM:次はいよいよクライマックスフェイズになります!
GM:ロイスの取得や感情変更、購入判定などがありましたら今のうちにどうぞ!
狭山幸太郎:では、まず、ニール君に手持ちのブルーゲイルをパスします
ニール・E・アイレヴ:いただきます!
赤沢さらら:巧くんへの「興味/心配」を「期待/心配」に変更しちゃうぜ。
GM:期待してる!
赤沢さらら:ヒーロー!
國政巧:狭山幸太郎/友情:〇/食傷/ ニール・E・アイレヴ/憧憬:〇/隔意/ 赤沢さらら/憧憬:〇/食傷/ に反転させます。
GM:おお……!
赤沢さらら:きゃ~~っ
ニール・E・アイレヴ:うおーー
狭山幸太郎:ウオー!!
ニール・E・アイレヴ:蟻塚さんにロイスを取得します 共感/○憤懣
ニール・E・アイレヴ:これで全枠
GM:憤懣……!
狭山幸太郎:ニール・E・アイレヴ/〇好奇心/嫉妬 國政巧/〇好奇心/猜疑心。ポジティブ感情を、それぞれ”友情””信頼”に変えます!
ニール・E・アイレヴ:わかるけどそこまでやっちゃだめだろー!的な
GM:わーい!友情!
狭山幸太郎:ニール・E・アイレヴ/〇信頼/嫉妬 國政巧/〇友情/猜疑心
赤沢さらら:最後だし狙っちゃおうかな。リアクティブコートを。
國政巧:幸太郎くん……
狭山幸太郎:あと、さららへのP感情を”嫁”に変えたいのですが理性が押さえつけました
GM:えらい
赤沢さらら:あらら
GM:あららではないが
狭山幸太郎:うぐっ
GM:リアクティブどうぞー
赤沢さらら:Cランクとラッキーメダル、更に判定にコンボ:【なんとかなるなる】《援護の風》判定+6D。100超えちゃったしね!
赤沢さらら:赤沢さららの侵蝕率を2(→ 2)増加 (106 → 108)
GM:本気やん
赤沢さらら:10dx+5>=34
DoubleCross : (10DX10+5>=34) → 10[1,1,3,3,3,3,5,8,10,10]+5[4,5]+5 → 20 → 失敗

赤沢さらら:えーん
赤沢さらら:失敗しました
GM:さすがに届かないか……!
狭山幸太郎:さらら…!俺が買ってやる!
赤沢さらら:幸太郎くん!
狭山幸太郎:5dx+1>=34
DoubleCross : (5DX10+1>=34) → 7[1,2,4,6,7]+1 → 8 → 失敗

赤沢さらら:幸太郎くーん!
GM:駄菓子くらいしか買えないよ!
狭山幸太郎:www
赤沢さらら:辛辣w
狭山幸太郎:駄菓子でも喜んでくれる子なんだよ!
GM:なるほどなぁ
赤沢さらら:フライドチキンのお煎餅たべよ
國政巧:ここは俺に任せろ!
赤沢さらら:巧くん!
GM:おお!
狭山幸太郎:あ、あんたは!
ニール・E・アイレヴ:うおー
國政巧:リアクティブコート狙ってみます
國政巧:Cランクとブーメランアスピスの効果を適用。
GM:本気だ
國政巧:5dx+5>=34
DoubleCross : (5DX10+5>=34) → 9[2,4,4,7,9]+5 → 14 → 失敗

赤沢さらら:巧くーん!
國政巧:ぐぬーーっ
國政巧:國政 巧の侵蝕率を1増加 (100 → 101)
ニール・E・アイレヴ:これは自分もチャレンジせねばかな……
狭山幸太郎:タクミン……!一緒に駄菓子食べよう…
GM:ちょっと良い駄菓子が買えそう
赤沢さらら:ピザポテト…
國政巧:Rメンおいしいね
ニール・E・アイレヴ:リアクティブコート、紡ぎの魔眼とラッキーメダルホワイト使用
GM:ちょっと良い駄菓子って駄菓子なんだろうか
赤沢さらら:ニールくん!
GM:本気だ
ニール・E・アイレヴ:7dx+4>=34
DoubleCross : (7DX10+4>=34) → 9[1,2,2,3,3,4,9]+4 → 13 → 失敗

狭山幸太郎:本気だ…!
赤沢さらら:ニールくーん!
ニール・E・アイレヴ:だめーーー
GM:微妙に良い駄菓子なら買えそう
ニール・E・アイレヴ:回ってすらいない 以上です
赤沢さらら:きなこ棒まとめ買いしちゃお
國政巧:きみも駄菓子パーティに参加だね
狭山幸太郎:駄菓子たくさん食べよう!
ニール・E・アイレヴ:もぐもぐ
GM:クライマックスで役に立つもの買いなさい!
GM:では、全員が終わったようなので改めてこのシーンは終了です!
GM:次はいよいよクライマックスフェイズですよ!


◆Climax◆

GM:次のシーン!
GM:クライマックスフェイズ!
GM:シーンプレイヤーは國政くん!PCは全員登場です!
GM:全員ダイスを振って侵蝕率を上げてください!
國政巧:國政 巧の侵蝕率を1D10-1(→ 4)増加 (101 → 105)
ニール・E・アイレヴ:ニール・E・アイレヴの侵蝕率を1d10-1(→ 5)増加 (101 → 106)
狭山幸太郎:105+1d10-1
DoubleCross : (105+1D10-1) → 105+4[4]-1 → 108

赤沢さらら:赤沢さららの侵蝕率を1d10-1(→ 7)増加 (108 → 115)



GM:キミたちは廃教会のある森の奥へと向かう!
GM:鬱蒼と生い茂る木々をかき分けながら進んでいると
GM:キミたちは木々の合間から見つめる無数の視線に気付くだろう。
GM:その視線の正体は仮面を着けた動物たちだ。
GM:動物たちにかしずかれるようにして1人の青年が姿を現す。
GM:鷲座の仮面を付けたマフラーの青年――宮森明日だ。
宮森明日:「……何をしに来たんだ。タクミくん」冷たい声で言う。
國政巧:1匹の蝶が彼の周りをぐるりと飛び、そしてまたどこかへ飛んでいく。
國政巧:それを仮面の下から追う。「……他の3人には、ナイト卿を追ってもらってな」
國政巧:「ぼくはきみに会いに来た。アケビ」
宮森明日:「どうしてわざわざ」
國政巧:「フン」鼻をならす。「そんなところから聞かれるとはな」
國政巧:「ぼくらは友だちで、そして友達のきみが何か間違ったことをしているからで、それを止める自信があるからだ」
宮森明日:「……キミでは無理だ」小さく首を振る。
宮森明日:「ディオゲネスクラブからキミのことを聞いた」
宮森明日:「キミでは皆を……動物たちを助けることはできない」
國政巧:「ぼくが致命的な失敗をし、世界中にオーヴァードの存在を露見させるスキャンダルを引き起こした存在だからかい」
宮森明日:「今度失敗したら、この学園に動物たちの居場所は無くなるんだ」
宮森明日:「アカデミアナイトは約束してくれたよ。アカデミアを変えた暁には、彼らの楽園を用意してくれるって」
宮森明日:「そのために今は少しだけ辛い思いをしてもらっているけれど……」傷付いた虎に触れる。
國政巧:「…きみは動物の居場所を護るために、彼に果たされる敵になることを選んだのか」
宮森明日:「そうだ。他の誰も彼らのことを守ってはくれない」
宮森明日:「だったら僕がやるしかないじゃないか」
GM:表情の見えない鷲座の仮面がキミを見据える。
國政巧:「他の手段はなかったのかい」
國政巧:「そも…きみがこうなる発端となった動物の暴走事件だって、あのナイト卿が引き起こしたものだとしたら?」
宮森明日:「……嘘だ。そんなデタラメ」
宮森明日:「彼は僕に約束してくれた。必ず動物たちの居場所を作るって……!」
國政巧:「嘘じゃない」首を横に振る。
宮森明日:動揺したようにわずかに後ずさる。
國政巧:「彼を信用しちゃいけない。その言葉だって、きみの協力を取り付けるために吐いた都合の良い言葉かもしれん」
宮森明日:「それは……」
GM:鷲座の仮面が禍々しく光る。
宮森明日:「いや……信じるものか……!」
宮森明日:「キミだって動物たちがどうなってもいいと思っているんだ」
國政巧:「…………」
國政巧:彼の仮面を見る。白い動物の仮面をつけた自分も、こうして表情が読み取りづらいのだろうなと思う。
宮森明日:「僕は僕の力で皆を助けてみせる……!」
國政巧:「フン」鼻をならす。
國政巧:「きみの力で?」
國政巧:「良いだろう。言わせてもらおうか、アケビ」
宮森明日:「ああ、そうだ。僕がやるしかないんだ」
宮森明日:「何だ……?」
國政巧:「何もかも、ぼくときみの言う通りだったらどうするんだ」
國政巧:「アカデミアナイト卿はきみを都合の良いコマとしか見ていない。そして、ぼくも」
國政巧:「きみの大切な動物たちがどうなってもいいと思っているとしたら?」
國政巧:「フン。きみは自分のことを、臆病だの何もできないと散々言っていたじゃないか」
國政巧:「そんなきみじゃ、結局、見ていることしかしないんじゃないのか?」
宮森明日:「だ、黙ってくれ――!」
宮森明日:「その時は」
宮森明日:「僕はまた一人ぼっちに戻るだけだ」
宮森明日:背中に猛禽じみた翼が開く。
宮森明日:「追ってこないでくれ。僕の友達は動物たちだけだ」
宮森明日:「キミなんか」
宮森明日:わずかに躊躇った後に言う。
宮森明日:「友達じゃない」
國政巧:「そうか。…きみは、ここまで言ってもなお」
國政巧:「やはり、動物を守ることを最優先とする男なのだな。いいだろう」
宮森明日:「ああ、そうだ。それが僕だ」
宮森明日:「……さようなら。タクミくん」
宮森明日:オルクスのエネミーエフェクト《見えざる道》を使用します。
宮森明日:背中の翼を羽ばたかせると、森の奥へと姿を消そうとする。
GM:青年は森の奥の方へと飛び立つ。
國政巧:「……逃げるのかい」
國政巧:「立ち向かってくれるものと」頭を振る。
國政巧:「……きみは」
國政巧:「ぼくと腹を割って話すことすら嫌なのか……、ああ、くそ。やれやれだ」
國政巧:大股で歩む。飛び立った彼を追って、森の奥へ進んでいく。



GM:森の奥の教会。
GM:古びた教会の中にはその建物に似つかわしくない大きなモニターがあった。
GM:モニターに映し出されているのは学園島の堤防の様子だ。
GM:そのモニターの前には、モーションキャプチャースーツ姿の蟻塚紫汐が立っている。
蟻塚紫汐:「いよいよだ。新しい秩序が生まれる」
GM:そこに、鷲座の仮面をした宮森明日が姿を現す。彼の周りには仮面を着けた動物たちが付き従っている。
蟻塚紫汐:「最後の挨拶は済んだんだね?」
宮森明日:「……ああ。これでもう思い残すことはない」どこか辛そうな様子で言う。
蟻塚紫汐:「それじゃあ、計画の最終段階だ」
GM:少女は腕のデバイスを操作する。
GM:モニターの向こうでは、学園島の堤防に向かって軍事用ドローンたちが一斉に近付いていく。
蟻塚紫汐:「世界が創り変えられる様を一緒に見届けよう」
GM:軍事用ドローンたちが堤防に一斉攻撃を仕掛けようとする。
ニール・E・アイレヴ:その時、二人の視界の端に、ひらりと青い光が飛び込む。
ニール・E・アイレヴ:ふわふわと覚束ない動きのその色は、周囲を飛び回り、何かを確認するように翻弄する。
蟻塚紫汐:「蝶? あなたの?」宮森に視線を向ける。
宮森明日:「いや、違う。これは――!」
ニール・E・アイレヴ:「俺のだよ」
ニール・E・アイレヴ:じゃり、と足音を立てて踏み込む影がひとつ。赤毛の少年だ。
蟻塚紫汐:「へえ。何事かしら?」声のした方を振り向く。
ニール・E・アイレヴ:「生徒会……いや」
ニール・E・アイレヴ:「Cランク、でもなくて」
ニール・E・アイレヴ:「ニール。ニール・E・アイレヴ。君たちを止めに来た」
ニール・E・アイレヴ:真剣な顔で、それだけ名乗る。
蟻塚紫汐:「笑わせる。あなたなんかに私が止められると思って?」周囲に無数の軍事用ドローンが展開する。
ニール・E・アイレヴ:「……絶対無理」対応するように、蝶がふわりと数を増す。
ニール・E・アイレヴ:「俺だけじゃね」
ニール・E・アイレヴ:「もちろん、ひとりじゃないよ」
ニール・E・アイレヴ:「……君らのこと、心配してるのは!」
ニール・E・アイレヴ:そう言って、中へと踏み込んでいく。
宮森明日:「……そうか」動物たちが周囲を警戒する。
蟻塚紫汐:「心配?この私を?」ニールの言葉に顔をしかめる。
赤沢さらら:「そうだよ!」
赤沢さらら:その声とともに、ザザザ、とモニタにノイズが走り、ドローンの動きがブレる
蟻塚紫汐:表情を歪め、新たな声の主を見る。
狭山幸太郎:声の主の隣には、長身の男性の姿もある
赤沢さらら:方向性を与えられた光が、偶然にも入ってきた二人を照らす
蟻塚紫汐:「今度は何事。軌道、再計算」腕のデバイスを操作するとドローンが規則的な動きを取り戻す。
宮森明日:「まさかキミたちまで……」動物たちを手で制し、二人の方を見る。
赤沢さらら:「赤沢さらら、一年生!」ビシ、と指を一本立てる
赤沢さらら:「あなた達を心配しに来た。そしてっ」目線を横に
蟻塚紫汐:「……?」表情を歪めたまま首を傾げる。
狭山幸太郎:「狭山幸太郎。二年生」
狭山幸太郎:「お前たちと、話をしに来た」
狭山幸太郎:隣の少女を見やる。
蟻塚紫汐:「心配だとか話をしに来ただとか、意味不明にも程がある」
蟻塚紫汐:「委員会のお仕事で私を懐柔しに来たってことかな。だとしても、もう遅いけれどね」
赤沢さらら:「そうだね、蟻塚紫汐ちゃん。そしてアカデミア・ナイトさん。貴方は私達と縁があった」
赤沢さらら:「わからないこと、知らないこと、気になってること。貴方がなんでこんなことをしたか、私達が何をしに来たか」
赤沢さらら:「遅いなんてこと、ないよ。今からでも私たちはお互いのことを聞けるんだから」
赤沢さらら:「何かを知るために遅すぎることなんて、ないよ」
赤沢さらら:に、と頬を緩ませて笑う
蟻塚紫汐:「くだらない。雑魚がいくら寄り集まったところで私を止められるわけがないでしょう」
蟻塚紫汐:「知っているのかな。私の学園での正式なランクを」
狭山幸太郎:「EXランク……だろ?」
蟻塚紫汐:「…………」表情を歪めたまま視線をそちらに向ける。
狭山幸太郎:困ったように頭をガシガシかいて
蟻塚紫汐:「そうだね。あなたなら余計に分かるでしょう」
蟻塚紫汐:「知っていてなお、彼らを私に立ち向かわせるの?」
狭山幸太郎:「立ち向かうんじゃない。向き合うんだよ」
蟻塚紫汐:「何……?」
狭山幸太郎:「……俺は、正直、少しだけ嬉しかった。お前が」
狭山幸太郎:「お前が、能力が使えるって事が分かって。そして、俺と同じEXランクだってことが分かって。」
蟻塚紫汐:「嬉しい……? 今さらそんなことを言われたって」
狭山幸太郎:「聞いてただろ?……遅すぎることなんて、ない」
蟻塚紫汐:「何も変わりやしないんだよ!」
蟻塚紫汐:「計画は既に最終段階に入っている。あなたたちにはどうやっても止められない」
狭山幸太郎:「変わる。変えてみせる。お前と宮森がどれだけ絶望に窮していても」
狭山幸太郎:【俺たちは】
狭山幸太郎:【お前たちを、諦めない】
狭山幸太郎:”俺たち”。それは、ここに集う最後の1人も含んでいる。
蟻塚紫汐:「宮森、そいつらを消せ!」
宮森明日:「……ああ。僕たちの邪魔はさせない」
宮森明日:蛇腹剣を振るうと、伸びた剣が三人の方に向かう!
赤沢さらら:キ、と迫るその剣から目を逸らさない
GM:しなる剣先が少女たちを斬り裂こうとする!
國政巧:「……話の」 ばちん
國政巧:弾ける音がする。解放した微粒子が、障壁のように剣先と衝突し、弾ける。
國政巧:弾丸でもぶつけられたように、その剣先は彼らから逸れてゆく。
國政巧:「話の途中だ、きみ。ぼくを置いて話を進めないでくれたまえ」
宮森明日:「タクミくん。どうして……来たんだ」引き戻された蛇腹剣を握る手が震えている。
國政巧:片手を彼らに突き出して、教会の入り口に立っている。
國政巧:「フン」鼻をならす。
國政巧:「それも同じだ。話が終わっていないからだ」
宮森明日:「別れの挨拶はしただろう」
國政巧:一歩踏み出す。突き出した掌に、物干し竿のような長さのロッドが出現する。
國政巧:それを握る。 「……仮面を」
國政巧:「仮面をつけるというのは、なかなか。自分ではない自分になったような気分になれるよな」
國政巧:「理想の自分だ。そこなナイト卿だって同じじゃないのかい」
蟻塚紫汐:「それは……私のことでいいのかしら?」
國政巧:「そうさ。紫汐くん」
蟻塚紫汐:「私は皆が思い描く理想のヒーローを作り出した。学園中の全生徒が崇拝するように」
蟻塚紫汐:「アカデミアナイトは学園都市を守る正義の騎士なんだよ」
蟻塚紫汐:「私は皆の理想を叶えてあげてるんだ。このアカデミアを本物の理想郷にするために」
國政巧:「皆を公平に守る、正義のヒーローか」
蟻塚紫汐:「そうだよ。生徒会も風紀委員も番長連も頼りにならない。だったら誰かがやるしかないじゃない?」
國政巧:「……そうだな」
蟻塚紫汐:「あなたなら分かるでしょう、“デイズ”。誰かがこの世界を救わなくちゃならないんだ」
國政巧:「フン。目くらましの《デイズ》にも、ひとつ。痛感したことがある」
蟻塚紫汐:「聞いてあげましょう」
國政巧:「ぼくが、今日ここにいることも、きみが計画を企てて実行していることも。ひとつの結果で」
國政巧:「しかし、昨日までの過去を背負った、ただの今日に過ぎない」
國政巧:「分かるかい。昨日と違う今日なんて、本当はどこにもない。今日は今日だ。ぼくはぼくで、きみはきみだ」
國政巧:「新たなヒーローを作り上げたところで、きみの過去や苦しみが消えるわけではない」
蟻塚紫汐:「……ッ!」
蟻塚紫汐:「黙りなさい。知ったような口を聞くな!」
國政巧:「フン。アケビ、きみにも言っているぜ」皮肉っぽく笑う。
國政巧:「仮面をつけたところで、だ。きみの本性はきみのままなんだ」
宮森明日:「違う。今の僕には皆を守るという使命がある……!」動物たちを守るように立つ。
國政巧:「……全く」それを見て口元をひん曲げる。
國政巧:「その仮面をつけていると、どうにも、話がしづらくなるようだ」
宮森明日:「キミには分からないだろう。弱い者の気持ちなんて!」
國政巧:「言いきってくれるな。こんなにも対話を試みようとしているのに」
國政巧:「つまり、だ」
國政巧:「ぼくは……そうだな。きみたちの仮面を剥しに来た」
宮森明日:「分かったよ、タクミくん。だったら、僕も本気でキミにぶつかる」
宮森明日:「この星座(ほし)を舐めるなよ!」鷲座の仮面が禍々しく輝く!
國政巧:「……舐めてはいない。ぼくも本気だ」
國政巧:「なに、勘違いしないでくれたまえ。一方的に剥がすのはフェアじゃないだろう」
國政巧:「本音を晒すのは誰だって怖い」
國政巧:「そんなの、ぼくだって知ってる」
國政巧:手に持つ長いロッドに、少しずつ。
國政巧:微粒子が螺旋を描くように纏わりついてゆく。
宮森明日:「タクミくん……?」
國政巧:白い動物の仮面にかけた《テクスチャーチェンジ》を解除します。
國政巧:白い動物の仮面が端から微粒子に分解され、元の姿を取り戻し始める。
國政巧:「だから、ぼくから先に明かす」
國政巧:結合し分解され絶えず色を変える、極彩色に輝いては広がりたなびく微粒子の集合体。
國政巧:それに名前はない。強いて言うなら、人はそれを『旗』と呼んだ。
國政巧:『旗』が彼の象徴で、彼は『旗』の体現者で、彼らはいつも一緒くたにそう呼ばれていた。
國政巧:「デイズだ」
國政巧:極彩色の旗を持つ少年が名乗りを上げる。
宮森明日:「……まさか」息を飲む。
國政巧:「國政巧。コードネームはデイズ。本来の意味は」鼻をならす。
國政巧:「"かけがえのない日々(days)"だ」
宮森明日:「そうか。タクミくん……」
GM:驚きと動揺を露わにする青年の前に、少女が進み出る。
蟻塚紫汐:「騙されるな、宮森。そいつに世界は救えない」
蟻塚紫汐:「遮蔽展開。ホログラム、起動」
國政巧:先に来ていた他の三人に目を向ける。
蟻塚紫汐:腕のデバイスに囁くと、無数の軍事用ドローンの姿がかき消えていく。
國政巧:「……ひとりで喋りすぎた。すまない」
狭山幸太郎:「代表して喋ってくれた。だろ?」ニカっと笑う
蟻塚紫汐:代わりに少女の姿がホログラムで覆われていく。
赤沢さらら:「私達の意見を、ね!」
ニール・E・アイレヴ:「君はそれくらい喋るくらいでもいいと思うしねえ」
GM:それまで少女が立っていた場所に、蝙蝠のような仮面をした鎧の騎士が姿を現す。
國政巧:「む………」
アカデミアナイト:「――私がアカデミアナイト」
アカデミアナイト:「この学園を守る正義の騎士だ」
GM:鎧の騎士から圧倒的なレネゲイドが放たれる!

GM:衝動判定だ!
GM:〈意志〉で難易度は9!
狭山幸太郎:8dx+1>=9
DoubleCross : (8DX10+1>=9) → 10[4,4,4,5,5,8,10,10]+10[9,10]+3[3]+1 → 24 → 成功

國政巧:すげえ
狭山幸太郎:圧倒的意志
ニール・E・アイレヴ:6dx+1>=9 思い出の一品
DoubleCross : (6DX10+1>=9) → 7[1,1,3,6,7,7]+1 → 8 → 失敗

GM:強い……!
ニール・E・アイレヴ:あっ
GM:あっ、ニールくん!
狭山幸太郎:あっ
ニール・E・アイレヴ:そういうこともある
國政巧:ああっ
赤沢さらら:6dx+1>=9
DoubleCross : (6DX10+1>=9) → 10[2,3,7,7,9,10]+7[7]+1 → 18 → 成功

赤沢さらら:メンメン
狭山幸太郎:ニールくん、紡ぎ使ってる?使えるのでは?
GM:さららすごい
狭山幸太郎:ナイスさらら!
ニール・E・アイレヴ:あーー
國政巧:5dx+2>=9
DoubleCross : (5DX10+2>=9) → 7[2,2,5,7,7]+2 → 9 → 成功

GM:あっ、紡ぎの魔眼も使えますね
GM:ニールくん、使うなら振り足してもいいですが
ニール・E・アイレヴ:うーん、この場合振り足してもいいでしょうか
狭山幸太郎:タクミンもナイスぅ!
GM:しょうがないにゃあ。いいよ
ニール・E・アイレヴ:すみません! 0侵蝕紡ぎの魔眼! 3個!
國政巧:よかったニャン!
ニール・E・アイレヴ:3dx+1>=9
DoubleCross : (3DX10+1>=9) → 10[5,7,10]+7[7]+1 → 18 → 成功

ニール・E・アイレヴ:おまえ……
國政巧:ニールくんニャン!
GM:げーっ!?成功してる!
狭山幸太郎:ニャン!
ニール・E・アイレヴ:ありがとうございました!
赤沢さらら:パワ!
赤沢さらら:赤沢さららの侵蝕率を2d10(→ 10)増加 (115 → 125)
GM:では、全員暴走せずに済む!
ニール・E・アイレヴ:ニール・E・アイレヴの侵蝕率を2d10(→ 16)増加 (106 → 122)
GM:そして2d10も上げてね!
ニール・E・アイレヴ:うわあ
國政巧:國政 巧の侵蝕率を2d10(→ 5)増加 (105 → 110)
赤沢さらら:ヒャッ
狭山幸太郎:108+2d10
DoubleCross : (108+2D10) → 108+8[6,2] → 116

國政巧:ニールくん…!
赤沢さらら:巧くんさっきから出目が戦巧者

GM:アカデミアナイトの放つ強大なレネゲイドがキミたちの衝動を揺さぶる!
GM:レネゲイドが共振し、衝動を引き起こされようとする!
アカデミアナイト:「私の邪魔をする悪党どもは、この手で成敗する」
國政巧:「…フン」鼻をならす。
國政巧:「きみに教えてやろう、アカデミアナイト。言っておくが、ぼくは…」
國政巧:「いや。ぼくたちは、学園の特命全権大使だぜ」
アカデミアナイト:「そんなものに何の意味がある。コズミックエナジーの前に敗れ去るのだ!」

GM:では、ここからはクライマックス戦闘に入っていきます!
GM:まずは戦闘のシチュエーションの説明から!
GM:エネミーはアカデミアナイトと宮森明日の2体。
GM:行動値はアカデミアナイトが12、宮森明日が7です。
GM:距離はキミたちから5m離れたエンゲージに2体とも同エンゲージで存在しています。

(アカデミアナイト[12] 宮森明日[7])

     (5m)

(ニール[13] 國政[8] 赤沢[8] 狭山[7])

狭山幸太郎:あっ、助かる
GM:なお、宮森明日はエネミーアイテムの堕落の仮面の効果で取得したEロイス、「歪んだ囁き」と「傲慢な理想×3」の効果で島中の動物たちを従えています。
GM:宮森明日を戦闘不能にすることで堕落の仮面の効果は失われ、動物たちは正気に戻ります。
GM:このEロイスは仮面の効果によるものなので宮森がジャーム化しているわけではないです。
GM:安心安全!
國政巧:戦闘不能にしなきゃだぜ!
赤沢さらら:あんしん!
國政巧:用法用量を守らねば
ニール・E・アイレヴ:うおー
GM:また、戦闘中もアカデミアナイトが遠隔操作するドローンによって学園島の堤防には攻撃が加えられています。
GM:3ラウンド目のクリンナップフェイズには完全に堤防が破壊され、洪水が押し寄せて学園都市の中枢機能は失われることになります。
狭山幸太郎:なんやて工藤!
ニール・E・アイレヴ:ぎゃー
GM:そうなると学園の秩序は崩れ、アカデミアナイトが新たな秩序として君臨することになります。
國政巧:巨大イカも来ちゃう……
狭山幸太郎:www
GM:それまでになんとしてもアカデミアナイトを倒すといいでしょう。
GM:説明はこんなところ!
赤沢さらら:頑張る!
GM:何か質問などはありますでしょうか?
ニール・E・アイレヴ:やるぞー! 大丈夫!
狭山幸太郎:おけまる水産!
國政巧:大丈夫です!
赤沢さらら:大丈夫!
GM:あざまる水産!
GM:では、ここからラウンド進行を開始します!
GM:1ラウンド目!
GM:まずはセットアップから。
GM:セットアップの行動がある人は宣言をお願いします。
狭山幸太郎:あります!『EXランク』の効果を起動します! このラウンド、使用するエフェクトのLv+1に!
GM:アカデミアナイトはなし。
國政巧:ないです!
赤沢さらら:コンボ:【なんとかなるなる】《螺旋の悪魔》《マキシマイズ》ラウンド中攻撃力+18。自身暴走。エフェクト組み合わせた判定C-1。HP-20。
赤沢さらら:赤沢さららの侵蝕率を10(→ 10)増加 (125 → 135)
赤沢さらら:赤沢さららのHPを20減少 (27 → 7)
ニール・E・アイレヴ:うーん、ブルゲは必要ないかな。なしで。
GM:宮森明日は「Dロイス:野獣本能」の効果でセットアップに《完全獣化》+《鷹の翼》+《知性ある獣》を使用し、獣化しつつ飛行状態になります。
狭山幸太郎:なっ!
ニール・E・アイレヴ:とんでる!
國政巧:とっとんだ
GM:では、セットアップの演出がある人はどうぞ!
狭山幸太郎:先やっていい?
赤沢さらら:どうぞ!
狭山幸太郎:わーい!

狭山幸太郎:――――シード。(seed):種子。 その種子が発芽する。
狭山幸太郎:アルファベット1つ付け足す事で、nightがknightへと変貌するように。
狭山幸太郎:『EX』+『シード』。その言葉を以って、世界へ交渉する。
狭山幸太郎:「俺はEXランク。……コード”エクシード”。その意味は」
狭山幸太郎:【超越する者。過去の自分を、そして、立ち塞がる未来を】
アカデミアナイト:「……!」忌々しそうにその光景を見つめる。
赤沢さらら:《イージーフェイカー:テレキネシス》。淡い燐光に包まれて、周囲のものがカタカタと音を奏でる。
赤沢さらら:少しだけものを動かせる。せいぜい出力はその程度。戦いに使うほどでもなくて。日常をちょっとだけ便利にする程度。
赤沢さらら:故に、Cランク。私に世界は救えない
赤沢さらら:私に世界は騙せない
赤沢さらら:私に世界は───変えられない
赤沢さらら:そんな巨大で不変で、確かな世界は、地平線を見通せないほどに広がっていて。
赤沢さらら:誰かが変える世界を、知りたいと思う。
赤沢さらら:「私はコード”デザイア"。Cランクの人並みで、………知りたいと思う欲求だけは、人一倍」
赤沢さらら:「"私の前に未知はなく、私の後に既知は積もる"」
赤沢さらら:「"幽霊の 正体見たり 枯れ尾花"」
赤沢さらら:「オカルト番長、赤沢さらら。だけど、この世に未知(オカルト)なんてものはないんだから」
赤沢さらら:「ただの番長。Cランクの赤沢さらら」
赤沢さらら:「あなた達のすることも、分かっていきたいと思う」
宮森明日:「誰が相手だろうと関係ない。この学園の動物たちは僕が守る……!」
宮森明日:「野性解放!」そう叫ぶと背中から猛禽のような翼が生え、空高く飛翔する!
GM:鷲の羽根が空中で舞い散る!

GM:では、セットアップはこれで終了!
狭山幸太郎:やっってやるデス!
GM:ここからは行動値の高い順に手番を行っていきたいと思いますが
GM:イニシアチブ!
GM:アカデミアナイトが《加速する刻》を使用して割り込み行動を行います!
國政巧:コズミック加速!
狭山幸太郎:なっ、ばっ!
ニール・E・アイレヴ:あっきた
GM:ナイト割り込み行動!
赤沢さらら:くっ、割り込みでぶつかる鎧が痛い!
GM:では、まずはアカデミアナイトの割り込み手番!
ニール・E・アイレヴ:割り込みます!
GM:な、何!?
ニール・E・アイレヴ:行動値はこっちが高いからこっちが先になるはず!
GM:確かに行動値的にはニールくんのイニシアチブが最初!
GM:何かあればどうぞ!
ニール・E・アイレヴ:ではコンボ『影のない色を追う』《Dロイス:裁定者》
GM:イニシアチブにできる何かがあるんならなー!
GM:!?
ニール・E・アイレヴ:憎悪をアカデミアナイトに付与。1シナリオ1回!
GM:うわー!?
國政巧:これがナイト割り込み手番を越えた…真のナイト割り込み手番…!
ニール・E・アイレヴ:演出はまとめてがいいような気がします
GM:憎悪の対象はどうします?
ニール・E・アイレヴ:アカデミアナイト本人で
GM:や、やめてくれー!
GM:では、改めてアカデミアナイトの割り込み行動だ!
GM:マイナーでステルスエリアを使用。1シーン1回だけ隠密状態になれるアイテムだ。
GM:これでミスディレクションも貫通して範囲攻撃をぶっ放せるってわけ!
國政巧:ナイト汚いぞ!
ニール・E・アイレヴ:ひえーだ
狭山幸太郎:へー、そんなアイテムが。
GM:メジャーアクションで《痛みの水》を使用してインプラントミサイルで範囲攻撃!
GM:命中したらバッドステータスの放心を与える!
GM:攻撃対象は……
赤沢さらら:恐ろしい
GM:憎悪のため自分自身!
狭山幸太郎:wwww
ニール・E・アイレヴ:しゃー!
國政巧:www
赤沢さらら:アカデミアナイト、貴方もわかっているようね……誰が本当の悪なのか…
狭山幸太郎:あっ!さららのお姉さんムーブ!
GM:《武芸の達人》とロックオンサイトで命中の固定値も確保されているので
GM:このまま命中判定!
アカデミアナイト:10dx+12
DoubleCross : (10DX10+12) → 9[2,2,2,3,5,6,7,7,8,9]+12 → 21

國政巧:とっぽい
アカデミアナイト:これにオートアクションで《天才》の効果を使用!
狭山幸太郎:wwwww
アカデミアナイト:達成値は+9されて30!
ニール・E・アイレヴ:なんだと!?
赤沢さらら:oh,,,ジーニアス…
國政巧:増えた!
GM:ええっと、これを自分でドッジしますね
狭山幸太郎:wwww
國政巧:wwww
赤沢さらら:頑張って
國政巧:がんばれ!がんばらないと!
狭山幸太郎:だめだ、絵面が面白すぎるww
國政巧:頑張らナイト!
狭山幸太郎:wwwww
赤沢さらら:AIの反乱!
ニール・E・アイレヴ:うおーーー
GM:ステルスエリアの効果でダイス数が減っているので
アカデミアナイト:2dx+2>=30
DoubleCross : (2DX10+2>=30) → 8[6,8]+2 → 10 → 失敗

ニール・E・アイレヴ:ナイトー!!!
アカデミアナイト:全然無理!
狭山幸太郎:wwwww
赤沢さらら:ナイト様ー!
國政巧:ナイト様…!
狭山幸太郎:やっぱり、アカデミアナイト様になると愉快な人になってるよw
GM:ダメージロールの前に秘密兵器のフォールンサラマンダーを使用!ダメージ+2d!
赤沢さらら:めちゃくちゃするな
ニール・E・アイレヴ:ナイト!?
狭山幸太郎:wwww
赤沢さらら:恐ろしい敵だった
國政巧:全力攻撃だもんね…
GM:そういう行動ルーチンになってるんだもん!
ニール・E・アイレヴ:あわわわ
赤沢さらら:ルーチンなら仕方ないですね
赤沢さらら:ニールくんすごいなー
GM:いくぞ!ダメージ!
GM:5d10+12
DoubleCross : (5D10+12) → 30[3,7,9,8,3]+12 → 42

GM:42点!装甲は有効!
赤沢さらら:ヒーロー名乗りの火薬が引火した!
アカデミアナイト:かなり良いダメージを喰らった……!
ニール・E・アイレヴ:どかーん!
國政巧:ナイト様……!
アカデミアナイト:しかもバッドステータスの放心まで……!
狭山幸太郎:ナイト様…w
赤沢さらら:これが……EXランクの力よ!
國政巧:なんて厄介な攻撃を…!おいたわしや…!
狭山幸太郎:EXランクの力じゃないよ!?
アカデミアナイト:そして、この攻撃によって隠密状態も解除されます。
ニール・E・アイレヴ:おつかれさま……
赤沢さらら:そりゃ放心するし隠密どころじゃないですね
GM:せっかくのミスディレクション対策が……!
狭山幸太郎:踏んだり蹴ったりじゃん……
國政巧:これがEXランクの底力か…
赤沢さらら:EXランク同士の戦い…!
狭山幸太郎:えっ!?
狭山幸太郎:が、がんばれ蟻塚!負けるなアカデミアナイト様!
GM:では、攻撃の演出いきます!

アカデミアナイト:「……正義の鉄槌を下す時が来た」
GM:蝙蝠のような仮面をした鎧の騎士はマントをはためかせて飛び上がる!
アカデミアナイト:「恐怖するがいい。ナイト光線!」腕をクロスして構えを取る!
國政巧:「来たか」それを見やりつつ、視線を動かす。「……しかし、きみ」
GM:ホログラムの向こう側では、軍事用ドローンが一斉にキミたちを狙い撃とうとしている!
國政巧:「生徒会でも、Cランクでもないきみにも」
國政巧:「あるんだろう。きみ自身を現すコードネームが」
ニール・E・アイレヴ:「あるよ。言葉はマイナーだけど、わりとそのまんまのやつ」
ニール・E・アイレヴ:「"フェーリャカーン"」それは、故郷の古い言葉で『蝶』を示す。
ニール・E・アイレヴ:それと同時に、空中にまた蝶が舞う。
アカデミアナイト:光線の構えに合わせ、隠れた軍事用ドローンたちが一斉に爆撃を放とうとする!
ニール・E・アイレヴ:たった一羽の蝶は、見えないドローンの前へとふらふら飛んでいく。
ニール・E・アイレヴ:裁定者(パックチーフ)。それは、彼に与えられた生徒会役員の権限。
ニール・E・アイレヴ:いざという時に、力を駆使し誰かを止めることができる、と。力は、あくまで彼自身の力だ。
ニール・E・アイレヴ:それ自体は、ただの紙切れのような約定に過ぎない。
ニール・E・アイレヴ:今頼りなく宙を舞う一匹の青い蝶のような。
ニール・E・アイレヴ:だが。
ニール・E・アイレヴ:「君は、学園を世界と言った」
ニール・E・アイレヴ:「……それくらいに重いんだね。俺も、おんなじ」
アカデミアナイト:「……!」
ニール・E・アイレヴ:学園は、世界ではない。楽園ではない。小さな島は島で。でも、行き場のない者にとっては。
ニール・E・アイレヴ:……その中でもがく人々の中でのみ、夢となる。光となる。未来となる。
ニール・E・アイレヴ:自分はそれを知っている。だからこそ。
ニール・E・アイレヴ:紙切れのような約定は、時に何かを守るための力と化す。その重みも知っている。
ニール・E・アイレヴ:蝶が、ぐるぐると飛び回る。ドローンを攪乱する。
ニール・E・アイレヴ:「……『権力には責任が伴うということを、忘れてはならない』」
ニール・E・アイレヴ:かつて与えられた一文を読み上げ直す。
ニール・E・アイレヴ:「君が手に入れようとした権力にかかる重みは、どれくらいだろう」
GM:ステルス機能を展開していたはずのドローンたちの動きが一斉に乱れ始める!
ニール・E・アイレヴ:一匹の小さな"フェーリャカーン"の羽ばたきは、時に世界をも乱す。
ニール・E・アイレヴ:そういう能力だ。
アカデミアナイト:「何事!?」発射されるはずの光線が現れず、困惑する。
GM:命令系統を乱されたドローンたちは次々と衝突して爆発を起こす!
アカデミアナイト:「あり得ん……こんなことが……!」自身も爆発に巻き込まれながら着地する。

GM:では、アカデミアナイトの割り込み行動はこれで終了!
GM:次は改めてニールくんの通常の手番です!
ニール・E・アイレヴ:はーい
ニール・E・アイレヴ:じゃあマイナーでエンゲージは一応切っておきます。2m後退。
GM:あっ、なんてやつ

(アカデミアナイト[12] 宮森明日[7])

     (5m)

(國政[8] 赤沢[8] 狭山[7])

     (2m)

   (ニール[13])

ニール・E・アイレヴ:メジャー、コンボ『それは空を埋め尽くすほどの』《コンセントレイト:バロール》《死神の瞳》《スターダストレイン》侵蝕11
GM:や、ヤバそう……!
ニール・E・アイレヴ:シーン(選択)に次に受けるダメージ+7d10。対象はアカデミアナイトと宮森くん。
ニール・E・アイレヴ:ダメージはないよ!
GM:ひええ
GM:では、命中判定どうぞ!
ニール・E・アイレヴ:12dx7+4
DoubleCross : (12DX7+4) → 10[3,5,5,7,8,9,9,10,10,10,10,10]+10[1,3,3,3,4,5,6,6,10]+2[2]+4 → 26

ニール・E・アイレヴ:もうちょい欲しかったな……!
GM:なかなかやるな……!
ニール・E・アイレヴ:あっすいません
GM:お?
ニール・E・アイレヴ:宣言をひとつ忘れて振っちゃった
GM:何だろう
ニール・E・アイレヴ:コンボ『この目に止まれ』《紡ぎの魔眼》ダイス3個増加。侵蝕0。
ニール・E・アイレヴ:これが含まれていました。すいません!
GM:どうせ侵蝕率増えない癖にー!
GM:いいよ
ニール・E・アイレヴ:やったあ
GM:では、リアクション!
GM:アカデミアナイトはドッジを宣言!
GM:でも、放心のせいでダイス減ってるんだよな……!
ニール・E・アイレヴ:たいへんだ
GM:キミのせいだよ!
アカデミアナイト:2dx+2>=26
DoubleCross : (2DX10+2>=26) → 10[6,10]+6[6]+2 → 18 → 失敗

ニール・E・アイレヴ:こわ
GM:が、頑張ったな……!
國政巧:まわっとる
GM:宮森はガードする意味ないし本気のドッジをしよう
ニール・E・アイレヴ:ひえええ
宮森明日:ドッジを宣言!
宮森明日:16dx>=26
DoubleCross : (16DX10>=26) → 10[1,1,1,2,3,5,5,5,5,6,7,8,8,8,9,10]+4[4] → 14 → 失敗

ニール・E・アイレヴ:うわーーーよかった
GM:ぎゃー!?
國政巧:こわっ
ニール・E・アイレヴ:ダイス多いよーー
GM:では、二人とも命中です!
狭山幸太郎:16個もある!
ニール・E・アイレヴ:では次のダメージ+7d10お願いします!
ニール・E・アイレヴ:ニール・E・アイレヴの侵蝕率を11増加 (122 → 133)
GM:ぐええ!
國政巧:ヤバすぎんぐ
GM:では、攻撃の演出どうぞ!

ニール・E・アイレヴ:爆発を見届けてから、眼帯に手を掛けて少しだけずらす。
ニール・E・アイレヴ:微かに覗くその奥は、光を反射しない底知れぬ暗がりで、中からちかりと光る青が這い出てくる。
ニール・E・アイレヴ:一匹、また一匹とふわふわ夢のように飛び、瞬く間に音もなく数を増す。
ニール・E・アイレヴ:それは空を埋め尽くすほどの、蝶の形をした青の群れ。
ニール・E・アイレヴ:ひとつひとつは微細な、しかし集まれば敵を攪乱し、動きを紛らわせるのには十分な程度の重力場を作る。
ニール・E・アイレヴ:……昔のことは、よく話す。でも、全部ではない。
ニール・E・アイレヴ:自分でも覚えていない、行方をくらましていた間のことについての不安。
ニール・E・アイレヴ:自分が、噂の通り本当に何かと入れ替わってしまっていたら?という疑念。
ニール・E・アイレヴ:そういうことについては、無闇に人に明かすものではないと思っている。それでいい。そうしている。
ニール・E・アイレヴ:生徒会。Cランク。世話焼きの二年生。それは彼が纏った属性でこそあるが。
ニール・E・アイレヴ:"フェーリャカーン"ニール・E・アイレヴは、無明の闇の中にその程度の悩みを持つだけの、ただの少年だ。
宮森明日:「こんな動物たち、僕ですら見たこともない……!」大空を飛翔しながら青い蝶に困惑する。
ニール・E・アイレヴ:(だから、わかるよ。その気持ちそのものじゃなくて、君たちが何かを人に頼れなかったこと)相対する二人を見る。
ニール・E・アイレヴ:(抱え込んでしまっていたこと。でも)
ニール・E・アイレヴ:蝶が輝きを増す。光の干渉でのみ現れる構造色が、目を眩ませる。
ニール・E・アイレヴ:「俺には運良く居場所があった。生徒会っていうところ。ただのニールでもあるし、特命全権大使なんてものにもなれる」
ニール・E・アイレヴ:「……運良く、人の世話を焼くだけの余裕もある。権限も一応。だから、やっぱりその分話を聞くし」
ニール・E・アイレヴ:「……不満だって聞くし。そのためにちゃんと動くよ」
ニール・E・アイレヴ:「アカデミアが嫌いな人、嫌になっちゃった人が居られる場所だって、あればいいと思うからさ」
ニール・E・アイレヴ:「だから、今はそのために……止まって」
アカデミアナイト:「くだらん戯言を。所詮は目くらまし。私が持つコズミックエナジーの敵ではない!」
アカデミアナイト:「こんな場所で止まるつもりもない……!」
ニール・E・アイレヴ:「……敵じゃない」
ニール・E・アイレヴ:「敵じゃないんだよ、俺たち」
ニール・E・アイレヴ:蝶の群れを操りながら、必死でそう呼びかける。
アカデミアナイト:「私の邪魔をする者は全て敵だ!」

GM:では、ニールくんの行動はこれで終了!
GM:次は行動値12のアカデミアナイトの通常手番!
GM:マイナーはなし。
GM:メジャーで《痛みの水》を使用してインプラントミサイルで範囲攻撃!
GM:インプラントミサイルはこれで打ち切りなので次からは違う武器を使う!
GM:攻撃の対象は國政、赤沢、狭山のエンゲージ!
GM:命中判定いきます!
狭山幸太郎:こい!
國政巧:きたまえ!
アカデミアナイト:10dx+12
DoubleCross : (10DX10+12) → 10[1,2,2,3,3,5,7,8,8,10]+7[7]+12 → 29

赤沢さらら:キャー!暴走リア不!
アカデミアナイト:《天才》の効果を使用!達成値は+9されて38!
國政巧:ドッジします!
狭山幸太郎:こ、この天才野郎!
GM:リアクションどうぞ!
國政巧:6dx+1>=38
DoubleCross : (6DX10+1>=38) → 8[1,1,4,6,6,8]+1 → 9 → 失敗

狭山幸太郎:ドッジ!
狭山幸太郎:4dx>=38
DoubleCross : (4DX10>=38) → 10[2,6,7,10]+5[5] → 15 → 失敗

狭山幸太郎:くっ
GM:三人とも命中!
GM:ダメージロールの前に秘密兵器のフォールンサラマンダーを使用!ダメージ+2dします!
國政巧:ちょっとまちな
GM:!?
國政巧:《砂の結界》で赤沢さんカバーします!
GM:おお
國政巧:國政 巧の侵蝕率を2増加 (110 → 112)
赤沢さらら:巧くん!
GM:では、赤沢さんへのダメージは國政くんがカバー!
GM:改めてダメージいきます!
GM:6d10+12
DoubleCross : (6D10+12) → 27[4,4,1,10,4,4]+12 → 39

狭山幸太郎:ちょっとまちな
GM:!?
國政巧:!?
狭山幸太郎:《波紋の方陣》 國政くんのダメージを-します
GM:そ、そんなものを……!
狭山幸太郎:39-6d10
DoubleCross : (39-6D10) → 39-38[5,6,9,7,4,7] → 1

赤沢さらら:1!
ニール・E・アイレヴ:うおー
國政巧:すっすげえ
國政巧:1ダメージが二倍に増えて…2ダメージってコト!?
ニール・E・アイレヴ:あまりにすごい
狭山幸太郎:ですね…!
赤沢さらら:つまりボディーアーマーを着てるので…?
ニール・E・アイレヴ:なんということでしょう
國政巧:無傷って……コト!?
赤沢さらら:きゃっ
狭山幸太郎:にっこり
赤沢さらら:EXランク~~~!!
GM:だが、狭山くんにはそのままダメージを喰らってもらうぞ!
狭山幸太郎:そして、こちらは39点ダメージ受けて倒れます
赤沢さらら:EXランク~~!?
國政巧:幸太郎くん~~~!!
GM:39点!装甲有効!
ニール・E・アイレヴ:漢だ
狭山幸太郎:ベアトリス委員長のロイスをタイタス昇華して復活して
GM:1点でもHPダメージを与えたらバッドステータスの放心だ!
狭山幸太郎:《ラストアクション》
GM:ら、ラストアクション!
國政巧:お~!
GM:では、行動どうぞ!
ニール・E・アイレヴ:いけー
赤沢さらら:ラストアクション幼馴染なのよ~
狭山幸太郎:コンボ:【なんだかわからんが勝てる気がするぞ!】 《アドヴァイス》+《風の渡し手》
GM:支援してきたか……!
狭山幸太郎:対象はPTの4名全員! 次の行動で、クリティカルー1とダイス+3になります。
GM:な、なんてこと……!
國政巧:ヒュ~~!
赤沢さらら:きゃ~
ニール・E・アイレヴ:ありがたーー
狭山幸太郎:えーと、浸食が
狭山幸太郎:116→119→124→131
狭山幸太郎:かな!
GM:狭山くんも一気に上がった!
國政巧:ぐわっと上がった!
赤沢さらら:追いついてきたね!
狭山幸太郎:以上だぜ!
GM:では、改めて攻撃の演出いきましょう!
狭山幸太郎:こいこい!

アカデミアナイト:「こんなコケ脅しの蝶など正義の力の前では無力だということを教えてやる」
GM:蝙蝠のような仮面をした鎧の騎士は再びマントをはためかせて跳躍!
アカデミアナイト:「今度こそ滅びるがいい。ナイト光線!」
アカデミアナイト:腕をクロスすると、その動きに合わせて無数の軍事用ドローンが銃口を向ける!
國政巧:ぐ、とロッドを握りしめる。瞬時、両脇の二人を意識する。
アカデミアナイト:地上の三人に向けておびただしい量の爆撃が開始される!
赤沢さらら:「連発できた!」
狭山幸太郎:「國政、さららを頼む!」 【大丈夫、お前なら耐えられる!!】
GM:無数の軍事用ドローンが放った爆撃がキミたちを焼き払おうとする!
國政巧:「!」パッと狭山くんを見ます。
狭山幸太郎:ニカっと笑い、自分は爆撃の雨に撃たれます!
赤沢さらら:「!」来るであろう痛みに耐えようとグ、と顔をしかめます
國政巧:「…まったく」 手を返し、ロッドをぐるんと回す。極彩色の旗を大きく広げながら、赤沢さんの前に。
アカデミアナイト:「これが世界を変える力だ。その身を以って味わうがいい!」
國政巧:色彩が広がる。
赤沢さらら:「わっ」視界に色が広がる
國政巧:「さららくん」振り返る。目をまっすぐに見る。
赤沢さらら:「ん」目を見返す「何かな、巧くん?」
國政巧:「アケビが…」
國政巧:「ひとりぼっちでも良いのだと言う」鼻をならす。「しかして、きみは言ったな」
赤沢さらら:「うん?」頷く
國政巧:「知らない時に行くときの話だ」
國政巧:「きみなら彼に」
國政巧:「何を言う」
赤沢さらら:「あぁ……うん、そうだね」
國政巧:「…聞いてみたいと思った。彼はずいぶん拗ねてしまっているからな」
赤沢さらら:極彩色の旗の向こう。羽をはやして空を従える少年の姿が見えた。
赤沢さらら:んん、と指先を顎に当てて、少しだけ考える素振り。
國政巧:銃弾を弾き返すように、旗を再度翻す。
赤沢さらら:「そうだね。私なら、ちょっとだけ揚げ足を取っちゃう」
赤沢さらら:「明日くんは動物を守るって言ってたよね?じゃあ、一人ぼっちでいいなんて、嘘だと思うから」
赤沢さらら:「拗ねるなんて可愛いなあ、とか言って。側にいるとかかな」
GM:軍事用ドローンによる爆撃が二人に迫る。
赤沢さらら:「……こういうの、悪い子だと思う?」
GM
國政巧:「………」さららさんを一瞥。
國政巧:「さて」
國政巧:「ぼくに聞くな」
狭山幸太郎:「そんなの決まってる」飛び出す影!
狭山幸太郎:「うちの幼馴染は、いつだっていい子だ!!」爆撃をその身に目いっぱい受ける!
GM:ナイト光線の光が無防備な狭山くんの体を焼き払う!
アカデミアナイト:「どうした、EXランク。コズミックエナジーの前では所詮その程度か」
赤沢さらら:「幸太郎くん!」
狭山幸太郎:ゴロゴロと吹き飛びながら、膝をついて立ち上がる。
狭山幸太郎:「――――俺は良く分からないけど、俺だったら、最後にこう言う」
狭山幸太郎:「『またな』ってな」それは、幼馴染と別れた時に言った言葉。必ず再会出来ると知っている言葉だ。
狭山幸太郎:「だから、蟻塚。俺たちは、さよならしないために」
狭山幸太郎:【俺たちは負けない】
狭山幸太郎:【俺たちは何度でも立ち上がる】
狭山幸太郎:【俺たちは、お前たちを諦めたりはしない】 ※アドヴァイスの演出
アカデミアナイト:「再会の時など来ない。お前たちは敗れ、アカデミアの古い秩序は滅び去る!」

GM:では、狭山くんのラストアクションはこれで終了!
狭山幸太郎:「……そんな未知(オカルト)、知らないってよ」
GM:次は行動値8の國政くんと赤沢さんの番です!
GM:お好きな方からどうぞ!
赤沢さらら:では私のターン!
國政巧:見せてやれ~
ニール・E・アイレヴ:いけーー
狭山幸太郎:やれー!
赤沢さらら:マイナーでボルアク起動。達成値+5
GM:し、射撃……!
赤沢さらら:メジャーでコンボ:【何もしてないのに壊れた……】《C:ウロボロス》《原初の赤:瞬速の刃》。
赤沢さらら:アカデミアナイトに射撃攻撃!
GM:きゃー!命中判定どうぞ!
赤沢さらら:判定前にコンボ:【なんとかなるなる】《援護の風》判定+6D。
赤沢さらら:赤沢さららの侵蝕率を2(→ 2)増加 (135 → 137)
GM:なんか増えた!
狭山幸太郎:ダイス+3もあるわよ!
GM:そんなに
赤沢さらら:そして自前のC-1とアドバイスで更にC-1!コンセントレイトLV4で更に-4!ただし下限はC値6だーー!!
GM:ひええ
狭山幸太郎:悲しみ…
赤沢さらら:(12+6+3)dx6+2+5
DoubleCross : (21DX6+7) → 10[1,1,1,2,2,2,3,4,5,5,6,6,6,6,6,7,8,8,8,10,10]+10[1,4,6,6,8,8,9,9,10,10,10]+10[1,4,4,5,6,8,9,9,10]+10[1,2,5,5,10]+4[4]+7 → 51

狭山幸太郎:回った!!
赤沢さらら:おらーっ リアクションどうぞ
國政巧:かなりすごい!!
ニール・E・アイレヴ:いったーー!
GM:たっかい!
GM:リアクションはドッジを宣言!
赤沢さらら:こいっ
アカデミアナイト:2dx+2>=51
DoubleCross : (2DX10+2>=51) → 7[3,7]+2 → 9 → 失敗

GM:全然ダメ……!
國政巧:よかった!
GM:ダメージどうぞ!
狭山幸太郎:ここにさらに、ニールくんの支援も乗る…!
赤沢さらら:ダメージ!ニールくんの死神アイズものっけて~
GM:な、なんだって……!
ニール・E・アイレヴ:のっけろ~
赤沢さらら:計算完了!
赤沢さらら:6d10+18+8+7d10 装甲有効
DoubleCross : (6D10+18+8+7D10) → 26[9,7,2,3,2,3]+18+8+38[7,7,2,1,9,9,3] → 90

國政巧:ウオ~ッ
狭山幸太郎:!?
ニール・E・アイレヴ:たっかい
GM:ま、待って待って!ヤバイ!
赤沢さらら:出目がちょっとしたブレ!有効90!
赤沢さらら:赤沢さららの侵蝕率を6(→ 6)増加 (137 → 143)
GM:そのダメージはどうやっても耐えられん! 一度戦闘不能になります!
國政巧:一度!
ニール・E・アイレヴ:うおー
赤沢さらら:ひゃー!
GM:演出をどうぞ!

赤沢さらら:「よぉーし」
赤沢さらら:ぐい、とコートの袖をまくる。
アカデミアナイト:「言ったはずだ、オカルト番長こと赤沢さらら。私の使命はキミと同じくこの学園を守ることだと」
アカデミアナイト:「私とキミは同志のはずだ」
赤沢さらら:「聞いたよアカデミアナイトさん。そのために、貴方が困ってるなら助けるとも言った」
赤沢さらら:「けどね、こうも言ったよ」
赤沢さらら:「貴方が私を助けて、私が貴方を助けて……」
赤沢さらら:「そして、私達を助けてくれる人も居るんだって」
赤沢さらら:「いくら貴方が凄くて、貴方と私が協力して、二人だけが凄くても」
赤沢さらら:「その二人だけが困ってしまった時に助けてくれる人がいないのは、大変だよ」
アカデミアナイト:「私を助ける者などいなかった」
アカデミアナイト:「私は1人でいい。1人で十分だ」
赤沢さらら:「駄々っ子」
赤沢さらら:「……昔ね、道のそばにある溝が何処まで続いてるか、見に行ったんだ」
アカデミアナイト:「何の話をしている」
赤沢さらら:「いろんな道を曲がって、いつの間にか山に入って、気づくと隣の県にいてね」
赤沢さらら:「知らない場所で、空も暗くなってて……心配した人が、交番に連れて行ってくれたんだよね」
赤沢さらら:「だからさ。つまり。知らないところにも、知らない人を助けてくれる人って、どこにでもいてさ」
赤沢さらら:「……一人ぼっちには、なかなかなれないんだよ。って話!」
赤沢さらら:「だから、これからはおせっかい。貴方を助ける人が今までいないなら」
赤沢さらら:「ここに居るって、教えてあげる!」
赤沢さらら:コートの上着から色とりどりのゴム球、スーパーボールを取り出して地面に叩きつける
アカデミアナイト:「人はどんな時も1人ぼっちだ。助けなど来ない。それが私が人生から得た教訓だ!」
GM:軍事用ドローンが迎撃しようとスーパーボールを追う!
赤沢さらら:タン、ダン、ダン 極彩色の乱反射。床に、壁に、椅子に、天井に、スーパーボール同士がぶつかっては弾かれる。
赤沢さらら:その衝撃は内部へと蓄えられ、徐々に、徐々に音の圧と速度を増す。
赤沢さらら:テレキネシスによる衝撃の蓄積と解放がランダムに与えられるスーパーボールの軌道は、すでに本人ですら制御できていない。
赤沢さらら:ただ。
赤沢さらら:そのテレキネシスは形のない運すらも引き寄せる。
赤沢さらら:無軌道な乱反射が味方の誰にも当たらない『幸運』─────そして
アカデミアナイト:「玩具でコズミックエナジーに対抗しようとでもいうのか!」
赤沢さらら:『不幸にも』、あるいは『偶然にも』、小型の砲弾並の衝撃力を持つ球体が、無数に自分と鎧姿に殺到する。
赤沢さらら:「痛ァーーー!!!!くらえー!!!」
赤沢さらら:ボールの半数を自分の身に受けてゴロゴロと転がりながら鎧姿に絶叫する!
赤沢さらら:「一人ぼっちは寂しいから!」
アカデミアナイト:「何事!!?」
赤沢さらら:「誰かに優しく出来るんでしょー!!」
國政巧:「何故……」横に居た少女が吹っ飛んでいく。
赤沢さらら:ガツーーン!!!
アカデミアナイト:「まずい、このアーマーは実際にはホログラムだから……!」
狭山幸太郎:「さ、さらら……」おろおろしてる
赤沢さらら:ドローンや幻覚を巻き込んで、姿の見えない誰かにすらその衝撃は届くのだ!
ニール・E・アイレヴ:「み、みんな大丈夫!?」少し離れたところから。
アカデミアナイト:ホログラムを貫いてきた衝撃により、吹き飛ばされる!
GM:軍事用ドローンたちもあまりのことに反応することができず、困惑するばかりだ!
赤沢さらら:「痛い……鎧が硬……くない?」
赤沢さらら:不思議と体温が合った気がする
アカデミアナイト:「どこからこのような力が出てくるのか理解に苦しむ」壁にめり込む、倒れながらも立ち上がる。
GM:堕落の仮面で取得した「Eロイス:修羅の世界」を使用!
GM:アカデミアナイトは戦闘不能から回復します!
GM:蝙蝠のような仮面が漆黒のごとき闇をたたえる。
アカデミアナイト:「私はアカデミアナイト。この学園に君臨する恐怖の騎士だ」
アカデミアナイト:「優しさで人は守れない」
アカデミアナイト:「人を守るのは恐怖だよ」
赤沢さらら:「でも……けほっ」
GM:漆黒の騎士は立ち上がると再びキミたちを睥睨する。
赤沢さらら:「守りたいと思う気持ちを、優しさと呼ぶんだと思うよ」
赤沢さらら:少し汚れた頬を拭って、その兜をぐっと見返す
アカデミアナイト:「くだらん!」
GM:軍事用ドローンが再び規則正しい動きを取り戻す。
GM:では、赤沢さんの行動はこれで終了!
GM:次は同じく行動値8の國政くんの番!
國政巧:ぼくです
赤沢さらら:you!
ニール・E・アイレヴ:いけー
國政巧:マイナーで戦闘移動! アカデミアナイトと宮森くんのエンゲージに接敵します。
GM:来たか!

(アカデミアナイト[12] 宮森明日[7] 國政[8])

     (5m)

(赤沢[8] 狭山[7])

     (2m)

   (ニール[13])

國政巧:メジャー。《コンセントレイト:モルフェウス》《カスタマイズ》《巨人の斧》《クリスタライズ》、オートで《紡ぎの魔眼》もつけちゃう!
國政巧:宮森くんを対象に白兵攻撃をするぜ
GM:全力全開!
國政巧:ブーメランアスピスの効果を適用しまして
GM:では、命中判定どうぞ!
國政巧:ダイス+3の効果を反映しつつ 命中判定!
國政巧:(7+3-2+3)dx6+1+2 白兵
DoubleCross : (11DX6+3) → 10[1,1,2,3,4,5,6,6,10,10,10]+10[1,2,8,9,10]+10[3,4,9]+5[5]+3 → 38

GM:高いな……!
國政巧:あっ
國政巧:紡ぎ分振ってなかった 追加で振ります
狭山幸太郎:おお!
GM:あっ、どうぞどうぞ
國政巧:4dx6+1+2
DoubleCross : (4DX6+3) → 10[5,6,6,7]+5[1,4,5]+3 → 18

GM:あっ、じゃあやっぱり38!
國政巧:はい!だめでした 38適用!
國政巧:國政 巧の侵蝕率を16増加 (112 → 128)
GM:では、宮森はデーモンウィングでガード!
GM:ガード時に《暗黒螺旋》を使用!白兵攻撃をしてきたキャラに20点のダメージを与える!
國政巧:ぬぬ!
GM:タイタス復活後だったらこれで落とせたのにな……!
GM:改めてダメージどうぞ!
國政巧:4d10+6+12+6+7d10 装甲無視
DoubleCross : (4D10+6+12+6+7D10) → 19[3,6,2,8]+6+12+6+39[2,10,1,8,3,8,7] → 82

GM:高くない!!?
狭山幸太郎:!?
ニール・E・アイレヴ:たっか
國政巧:82ダメージ装甲無視です!
赤沢さらら:すご
國政巧:これが…俺達の死神の瞳パワーだ!
狭山幸太郎:wwww
ニール・E・アイレヴ:えいやー
國政巧:HP20点食らってHP8点になります
GM:宮森はその一撃でまずは一度戦闘不能になります!
GM:では、攻撃の演出どうぞ!

國政巧:「……さて、だ」 アカデミアナイトを追っていた視線を逸らす。
國政巧:「アケビ。きみに聞こうじゃないか」
國政巧:「学園生活は楽しいかい」
宮森明日:猛禽のような翼をはためかせ、キミに向き直る。
宮森明日:「何をいきなり。……動物たちと過ごす時間は僕にとってかけがえのないひと時だ」
國政巧:ロッドを翻せば、色彩の粒子群が彼の翼を追う。
國政巧:「動物、だけかい」
宮森明日:「授業や他の生徒たちと話すのはあまり得意じゃなかったけど……」
宮森明日:「これから次第だってキミが教えてくれたから」蛇腹剣を振るう。
宮森明日:飛翔しながら接近すると伸びた刃がキミを襲う!
國政巧:両手を返し、ロッドをぐるんと大きく回転させる。たなびく幕が蛇腹剣を弾き飛ばす。
宮森明日:「でも、それももう叶わない! 皆を守るためなら僕の学園生活なんて……!」
國政巧:「もう、などないよ。アケビ!」
國政巧:縦横無尽に迫る剣先に対応しながら、声を上げる。色彩が弾ける。
宮森明日:「キミはどうだ、タクミくん。僕の案内したアカデミアは」猛禽の翼を羽ばたかせ、蛇腹剣を握る。
國政巧:「………」ロッドを握り返す。大きな旗がたなびいた。
國政巧:「……ここは」
國政巧:「色々な人間と出会ったな。自由を謳歌する者がいれば、特有の苦しみを味わっている者もいると知った」
國政巧:「様々な人間がいて、故に、ぼくのような人間ですら、きっと受け入れてくれるのだろう」
宮森明日:「この学園都市に守る価値はあったか!」伸びた剣先がキミに襲い掛かる!
國政巧:「……」見やる。「それには」
國政巧:踏み込む。剣先をギリギリのところでかわしながら、彼の懐にまで一気に踊り込む。
宮森明日:「……ッ!」
國政巧:ロッドを槍のように構えた。旗が虹色の起動を描く。
國政巧:胸元への打撃。飛ぶ鳥を撃ち落とすように、地面に叩きつける!
國政巧:「誤解があるようだ」
宮森明日:地面に叩き付けられ、傷だらけになりながらもなお立ち上がる!
國政巧:「アケビ。訂正させてもらおう」
宮森明日:《魔獣の証》を使用。戦闘不能を回復する!
宮森明日:「訂正だって?」
國政巧:「ああ」
國政巧:「ひとつ。《デイズ》にとっては、すべての場所とすべての日常が守るべきものだ」
國政巧:「守る価値など、どこでだってあるに決まっている」
國政巧:「そして」
國政巧:「ふたつめだ。ぼくがこうして、ここに立っているのは」
國政巧:「きみの仮面を剥すためだ。……なあ、アケビ」
國政巧:「あまりこういうことは言いたくなかったんだが、ぼくは…きみに渡したいものだってある」
國政巧:「勝手にひとりにならないでもらえるかい」不機嫌そうに言う。
宮森明日:「そうか。僕は……」
宮森明日:「……今、気付いたことがある」蛇腹剣を構え直す。
國政巧:「そうか」極彩色の旗を構える。

GM:では、國政くんの行動はこれで終了!
GM:次は行動値7の狭山くんと宮森の番ですが
GM:PC優先なので狭山くんから!
狭山幸太郎:は、はい
狭山幸太郎:では、まず、アカデミアナイト様にロイスを取ります。そして
狭山幸太郎:蟻塚ちゃんをSロイス指定。昇華して、風の渡し手の回数復活します
GM:なんてやつ……!
狭山幸太郎:コンボ:【なんだかわからんがとにかくくらえ!】 《コンセントレイト(ノイマン)》+《言葉の刃》+《理知の城壁》+《風の渡し手》 《フェイタルヒット》も乗せる
GM:全力だ……!
狭山幸太郎:11dx6+1
DoubleCross : (11DX6+1) → 10[1,2,2,2,3,4,5,6,8,9,10]+10[4,7,8,9]+10[1,8,10]+3[3,3]+1 → 34

GM:高いな……!
狭山幸太郎:対象はエネミー2人!リアクションどうぞ!
GM:アカデミアナイトはドッジを宣言!
アカデミアナイト:2dx+2>=34
DoubleCross : (2DX10+2>=34) → 8[7,8]+2 → 10 → 失敗

GM:ダメか!
宮森明日:宮森はデーモンウィングでガード!
GM:ダメージどうぞ!
狭山幸太郎:はい。そして、すみません、対象を一部訂正したいです
GM:何だ何だ
狭山幸太郎:対象は、エネミー2体+さらら。
赤沢さらら:わたし!
狭山幸太郎:この攻撃で倒しきれなかったら、ラスアク出来るかなって
GM:さらら!? 気でも狂ったか!
ニール・E・アイレヴ:ほ、本気だ……!?
國政巧:倒しきったら狂人に…!
赤沢さらら:そして私は暴走リア不だよ
狭山幸太郎:wwww
GM:さららさんがいいならいいが……!
狭山幸太郎:や、やっぱりやめよう、ごめん
GM:やめた!
狭山幸太郎:PLの精神が耐えられない!やめやめ!
GM:そんな理由で!?
赤沢さらら:wwww
赤沢さらら:優しいね
ニール・E・アイレヴ:wwww
GM:では、改めてダメージどうぞ!
國政巧:www
ニール・E・アイレヴ:よかった
狭山幸太郎:一番大事な理由でしょ!
狭山幸太郎:ダメージ出します!
狭山幸太郎:4d10+3+5d10
DoubleCross : (4D10+3+5D10) → 28[7,9,3,9]+3+29[5,4,9,4,7] → 60

狭山幸太郎:装甲無視
GM:強くない!?
ニール・E・アイレヴ:みんな強い
赤沢さらら:EXランク~!
國政巧:EXランク様!
ニール・E・アイレヴ:あがめよー
狭山幸太郎:これがEXランクの力だ!
赤沢さらら:一歩間違えたらこっち来てた力!
狭山幸太郎:ご、ごめん!!w
赤沢さらら:www
赤沢さらら:どうだっ
狭山幸太郎:やったか?!
ニール・E・アイレヴ:言っちゃいかんやつ!
GM:宮森はガード時に1シーン1回の《魔人の盾》を使用!ガード値を上げ、ギリギリ耐え切る!
ニール・E・アイレヴ:ぐぬー!
赤沢さらら:みゃーもり!
狭山幸太郎:ざっけ、この!!
國政巧:意外としぶとい
狭山幸太郎:オノレ……!
GM:アカデミアナイトはリアクティブコートの効果を使用!
狭山幸太郎:ナイト様は!
ニール・E・アイレヴ:そんなものを!
赤沢さらら:ヒーローマント!
GM:防具を破壊してダメージを3d軽減!
GM:60-3d10
DoubleCross : (60-3D10) → 60-13[7,3,3] → 47

GM:減らしてもHP残り1じゃあ耐え切れん……!
ニール・E・アイレヴ:そうだね……
狭山幸太郎:うん……
GM:最後の復活! エネミーアイテムの勇気の仮面を使用!
ニール・E・アイレヴ:ゲーッ
狭山幸太郎:ええーー!!
GM:HP1で戦闘不能から復活します!
國政巧:まだそんな元気なの!
狭山幸太郎:こいつ…!!
ニール・E・アイレヴ:ひええ
GM:鎧も仮面も失ったよ
國政巧:でも心は……
GM:正義の心!
狭山幸太郎:溶かしてやるぜ!
GM:では、攻撃の演出どうぞ!
狭山幸太郎:ハイ!
狭山幸太郎:どうするかな……!!
狭山幸太郎:よし!

狭山幸太郎:――つかつかと、アカデミアナイトに近づく。
アカデミアナイト:「……!」
狭山幸太郎:辺りを見回しながら、ボソりと独り言を呟いて。
狭山幸太郎:【随分と古い廃教会だ。まるで、今にも潰れそうな】
狭山幸太郎:そう言って、目の前のアカデミアナイトに視線を合わせる
狭山幸太郎:アカデミアナイト:「私は1人でいい。1人で十分だ」
狭山幸太郎:「そうは言ったものの。改めて、俺はお前と友達になりたいと思っているんだが」
狭山幸太郎:「……良い?」
アカデミアナイト:「な、何を言っている」
狭山幸太郎:「訳の分からないこと、だと思うか?」
アカデミアナイト:「思うとも。正義の騎士には友達など不要だ」
狭山幸太郎:「もう、その鎧も仮面も外れてる」
狭山幸太郎:「正義の騎士じゃなくて、1人の女の子だ。……なら、友達がいても良いんじゃないか?」
狭山幸太郎:そう言って、
狭山幸太郎:ド ン
アカデミアナイト:「私のシステムは万全だ。不具合など起きるはずが」
狭山幸太郎:思わず壁を撃ちつけると!
狭山幸太郎:ピ キ ピ キ
狭山幸太郎:廃教会が崩壊していく!
國政巧:「……おい」思わず頭上を見上げる。
宮森明日:「老朽化!? こんな時に……!」蛇腹剣を振るい、咄嗟に瓦礫を払いのける。
狭山幸太郎:「し、しまった!!」「國政は宮森を!」「ニールはさららを守ってくれ!」
宮森明日:だが、全てを防ぎきることはできず、手傷は負う。
ニール・E・アイレヴ:「危な……! 赤沢さん、こっち!」慌てながら言葉通りに蝶が誘導する。
赤沢さらら:「あぁ……懐かしい。コレでよく怒られたなぁ」転びそうになりながら避難します
アカデミアナイト:「馬鹿な。こんなことが……!」軍事用ドローンを巻き込みながら瓦礫が落ちてくる!
狭山幸太郎:蟻塚ちゃんを抱きしめ庇いながら、崩落してくる天井を眺める。そして、ついにあの台詞を言ってしまう
國政巧:「そんな都合のよい偶然が…、ああ、まったく」色彩が形を変え、降り落ちる瓦礫をはらう。
狭山幸太郎:【やったか?!やっちゃったか?!】
狭山幸太郎:ドゴーン
アカデミアナイト:「お前、何を……!」
GM:瓦礫が落ち、土煙が舞う。
狭山幸太郎:煙が晴れると、そこには無傷の少年少女の姿があった!
狭山幸太郎:「なんだかわからんが」 蟻塚ちゃんを見て
蟻塚紫汐:「無傷じゃない!どう見ても傷だらけだろうが!」
蟻塚紫汐:「本当に……何事よ!」
狭山幸太郎:「でも、生きてる」
狭山幸太郎:「何事か分からんが。とにかく良いんじゃないか?な?」 そう言ってニカっと笑い、
狭山幸太郎:倒れ込みます。後は任せた!
蟻塚紫汐:「良くない!今から殺すんだよ!」蹴り飛ばす。
蟻塚紫汐:「クソ、今の衝撃でホログラム装置がいかれたか……」
赤沢さらら:「幸太郎くーん!?」
狭山幸太郎:「グフッボディを蹴られた……後は頼んだぞ、さらら」
蟻塚紫汐:「ドローンの軌道を再計算。システムを迎撃に向けろ」
狭山幸太郎:131→144
國政巧:「……まだやる気か」
國政巧:「やれやれだな」
蟻塚紫汐:「やれやれはこっちの台詞よ」
蟻塚紫汐:「お前たちの息の根を止める。計画には何の狂いもない」
GM:軍事用ドローンがキミたちを取り囲む。

GM:では、狭山くんの番はこれで終了!
狭山幸太郎:終了!
GM:次は同じく行動値7の宮森の番!
宮森明日:マイナーはなし!
宮森明日:メジャーで《コンセントレイト:キュマイラ》+《パワースイング》+《天を統べるもの》+《形なき剣》+《アニマルテイマー》を使用!
宮森明日:デーモンウィングで國政くんに攻撃します!
國政巧:きたか!きな!
宮森明日:命中判定いきます!
宮森明日:19dx8+1
DoubleCross : (19DX8+1) → 10[1,1,1,1,2,3,3,4,4,4,4,5,6,6,7,8,10,10,10]+10[1,3,8,9]+6[1,6]+1 → 27

GM:命中判定の達成値は27!
GM:リアクションどうぞ!
國政巧:んんん ドッジをしますが………
國政巧:ちょっと頑張ってみましょう 《紡ぎの魔眼》とブーメランアスピスの効果を適用しまして
GM:本気!
狭山幸太郎:ガチ!
國政巧:あっ!紡ぎの魔眼、ラウンド制限あるんだった
國政巧:ブーメランアスピスの効果だけ適用しまして
國政巧:6dx+4+1>=27
DoubleCross : (6DX10+5>=27) → 10[1,2,2,4,6,10]+7[7]+5 → 22 → 失敗

狭山幸太郎:惜しい……!!
國政巧:もぎゃ~~~!!
赤沢さらら:おしい~~
GM:お、惜しい……!
ニール・E・アイレヴ:うわーー
GM:めちゃくちゃ頑張ったな!
狭山幸太郎:あ、もぎゃヒロイン!
GM:では、ダメージ!
國政巧:國政 巧の侵蝕率を1増加 (128 → 129)
GM:3d10+22
DoubleCross : (3D10+22) → 13[4,8,1]+22 → 35

GM:35点!装甲は有効!
GM:もし國政くんが空を飛んでいたら飛行状態は解除されます!
國政巧:キィ~ッ!倒れます!
GM:空は?
國政巧:飛んでたとしたら……どうする?
GM:怖い……
國政巧:飛んでません
狭山幸太郎:ww
GM:よかった~
赤沢さらら:どういうやり取り??
GM:では、國政くんは戦闘不能!
國政巧:宮森明日/好意:〇/憤懣/ロイス このロイスを
國政巧:宮森明日/好意/憤懣:〇/ロイス に感情変更し
GM:!
國政巧:タイタスにして昇華、復活します!HP13!
GM:うおー!
GM:では、攻撃の演出いきます!

宮森明日:翼をはためかせて落ちてきた瓦礫を避けると着地。
宮森明日:「タクミくん。僕は今気付いたよ」蛇腹剣を握る。
國政巧:「言っていたな。聞こうじゃないか」極彩色の旗をたなびかせながら応答する。
宮森明日:猛禽の翼を羽ばたかせ、キミへと急接近する!
國政巧:殺到する彼にそなえ、さえぎるカーテンのように旗を展開させる。
宮森明日:「タクミくん。キミは全ての場所と全ての日常を守ると言ったね」蛇腹剣を振るうと剣先が伸びる!
國政巧:「ああ。言った」
宮森明日:「僕は全ての動物たちを守りたい。けれど、今の今まで忘れていたんだ」
GM:伸びた剣先がキミを斬り裂こうと襲い来る!
國政巧:剣先に対応し、色彩が弾ける。いつまでも守れるわけではない。旗が千切れる。
宮森明日:「人間だって動物だっていうことを!僕はこの学園の全ての人間も守りたい!」
宮森明日:「キミのことも!彼女のことだって!」
國政巧:「……フ、ハハ」思わず笑う。
宮森明日:「タクミくん。僕を止めてくれ……!」蛇腹剣が巻き付き、キミを斬り裂く!
宮森明日:鷲座の仮面は彼を蝕むようになおも禍々しい光を放つ!
國政巧:「きみにとっては、人間すら動物という枠にすぎないのか…それはそれは、見事な博愛主義だな」
宮森明日:「博愛主義じゃないよ。ただの動物マニアだ」
國政巧:「そうかい」 斬撃に見舞われ、半端に斬り裂かれた制服の裾を引き千切る。
國政巧:「けれど、だぜ。アケビ」
國政巧:「誰も彼も公平な視点で見るという点に関して言うならば、だ」
國政巧:「きみほどヒーローにふさわしい人間もいないのかもしれないな」
宮森明日:「まさかキミにそんなことを言われるなんてね」蛇腹剣を手元に引き戻して構える。
國政巧:「知らないのかい」不敵に笑う。
國政巧:「誰でもヒーローになれるんだそうだぜ。この世界というところではな」
宮森明日:「それは知らなかったな。だったら、その世界ってやつを見せてくれよ」
宮森明日:「手負いの獣は凶暴だぞ!」蛇腹剣をキミに向ける。

GM:では、宮森の行動はこれで終了!
GM:1ラウンド目はこれで全員行動終了です。
GM:クリンナップ!
GM:まず、狭山くんはEXランクの効果でHP0になります。
狭山幸太郎:はい!
狭山幸太郎:そのまま倒れます!バタンキュー!
GM:死んだか……
國政巧:狭山くんーー!
ニール・E・アイレヴ:しなないで
狭山幸太郎:そして、どうしよう!このまま倒れていようかな……
國政巧:次ラウンド アカデミアナイトが初手なので
GM:そして、アカデミアナイトもとい蟻塚紫汐は防具が破壊されたことで行動値14に上がっています!
GM:最速!
ニール・E・アイレヴ:はやいぜ
狭山幸太郎:あ、最速なの?! やばいぜ。なら立ち上がった方が良いかな
國政巧:その方が良さそう!
赤沢さらら:ニールくんのブルゲパンチもあるけどね!こわいしね
ニール・E・アイレヴ:ブルゲ使うつもりだけど、確約はできないからね
狭山幸太郎:ですね!アカデミアナイトのロイスをタイタス昇華して復活!
GM:くっ、起き上がってきたか……!
狭山幸太郎:これで残りロイスは3つ!
ニール・E・アイレヴ:ひえ
GM:では、クリンナップはこれで終了!



GM:2ラウンド目!
GM:まずはセットアップからです。
狭山幸太郎:セットアップなし!
國政巧:ないぜ!
ニール・E・アイレヴ:ブルーゲイル使用して行動値と侵蝕+5。行動値18に。
赤沢さらら:うーん。一応《螺旋の悪魔》ラウンド中攻撃力+18。自身暴走。
赤沢さらら:赤沢さららの侵蝕率を3(→ 3)増加 (143 → 146)
ニール・E・アイレヴ:ニール・E・アイレヴの侵蝕率を5増加 (133 → 138)
宮森明日:《進化の大爪》+《進化の重鱗》を使用!攻撃力とガード値を上げます!
國政巧:凶暴に!
狭山幸太郎:手負いの獣…!!
蟻塚紫汐:「Dロイス:EXランク」の効果を使用。全てのエフェクトのLVを上げます!
狭山幸太郎:えっ?!
國政巧:おお!
ニール・E・アイレヴ:本気だ
狭山幸太郎:き、君!!クリンナップで死んじゃうんだぞ!!
GM:使えるに決まってるでしょ!
赤沢さらら:EXランク!
GM:その前に皆殺しにすれば問題ない!
狭山幸太郎:1R目の私と同じ思考するんじゃない!
GM:そんなこと考えてたの……こわ……
狭山幸太郎:トモダチ
GM:もう遅いわ!
GM:では、セットアップの演出がある人はどうぞ!
赤沢さらら:私は大丈夫
ニール・E・アイレヴ:なしです

宮森明日:「いくぞ。全てを出し切る!」気合いの入った雄叫びをあげる!
宮森明日:「野性大解放!」その叫びとともに腕がゴリラのように変わり、背中からはクジラのような尾びれが生える!
宮森明日:「勝負だ、タクミくん!」
國政巧:「ああ」旗は絶えず極彩色を展開している。彼を見据える。
國政巧:「全てをぶつけたまえ。ぼくもそのようにする」
蟻塚紫汐:「ステルス機能全解除。全演算能力をこの場のドローンの制御に回す」
GM:制服姿の少女は腕のデバイスを操作しながらキミたちを見据える。
狭山幸太郎:「この輝き…!!やはりEXランク…!!」
蟻塚紫汐:「いや、輝いてはいないよね? 光ってるように見える、これ?」
狭山幸太郎:「星の息吹、光の奔流……!! きらきらと舞い散るその姿、まさしくEXランク…!!」
狭山幸太郎:「心の眼で見てるんだ…!」
赤沢さらら:「幸太郎くんはいいところを見つけるのがうまいからね」
蟻塚紫汐:「光ってるとしたらドローンの電子部品のせいか何かだからね」
蟻塚紫汐:「まあ、何でもいいけど」ウンザリしたようにため息をつく。
狭山幸太郎:「LED……証明終了というわけか」
ニール・E・アイレヴ:「それは光るけども」
赤沢さらら:「照明の話になっちゃった」
蟻塚紫汐:「QEDとかけているのかもしれないけど、上手くないからね」
蟻塚紫汐:「シャラップ!」
國政巧:「きみが一番うるさいが…」
蟻塚紫汐:「Shut up」小さな声で言う。
國政巧:「………」黙る。
赤沢さらら:「巧くん、女の子にホントのこと言っちゃダメだよ。怒られるよ」
蟻塚紫汐:「お前もなんだよ!オカルト番長こと赤沢さらら!」
GM:今までにない数の軍事用ドローンが展開する!
赤沢さらら:「オカルト番長ではないんだけどね……っと」
ニール・E・アイレヴ:「うわ、すごい数……」
赤沢さらら:「叫ぶ元気があるみたいだけど」
赤沢さらら:「そろそろ終わらせて、休憩にしよっか」
ニール・E・アイレヴ:(……少しだけ親近感があるんだよなあ、蟻塚さん……)
蟻塚紫汐:「“EXランク”、蟻塚紫汐。あなたたちを殺します」
蟻塚紫汐:貞淑に微笑んで言う。
GM:軍事用ドローンが一斉にキミたちに銃口を向ける!

GM:セットアップはこれで終了!
GM:ここからは行動値の高い順番に行動を行っていきます
GM:まずは防具を捨て去った蟻塚紫汐の番!
ニール・E・アイレヴ:まったー
GM:!?
ニール・E・アイレヴ:ブルーゲイルを使用して行動値18になってます
GM:あっ、ニールくんの方が早い!
狭山幸太郎:!!
GM:で、では早くなったニールくんの番!
ニール・E・アイレヴ:びゅーん
GM:ハヤイ!
ニール・E・アイレヴ:マイナーで戦闘移動し、蟻塚さんたちのエンゲージへ。
GM:くっ、何をするつもりだ……!
ニール・E・アイレヴ:12mだからいけるはず

(ニール[18] 蟻塚紫汐[14] 宮森明日[7] 國政[8])

     (5m)

(赤沢[8] 狭山[7])

ニール・E・アイレヴ:で、そのまま素手を使用して蟻塚さんに素の白兵攻撃します
GM:素手パンチ!?
ニール・E・アイレヴ:判定前にコンボ『この目に止まれ』《紡ぎの魔眼》ダイス3個増加。侵蝕0。
赤沢さらら:その判定にコンボ:【なんとかなるなる】《援護の風》判定+6D。
GM:そんな攻撃、そう簡単に当たるものか……!
赤沢さらら:赤沢さららの侵蝕率を2(→ 2)増加 (146 → 148)
狭山幸太郎:おお!
ニール・E・アイレヴ:ありがとーーー
GM:なんかダイスがいっぱい増えていく……!?
ニール・E・アイレヴ:狭山くんのアドヴァイスも乗ってる!
狭山幸太郎:だぜ! ダイス+3,クリー1!
國政巧:いけいけ~!
ニール・E・アイレヴ:肉体5、アドヴァイス3、紡ぎ3、援護6かな
ニール・E・アイレヴ:判定
國政巧:ダイスボーナスものっけてね
GM:来い!
ニール・E・アイレヴ:あ、乗せて5ね!
國政巧:ほうほう
ニール・E・アイレヴ:17dx9
DoubleCross : (17DX9) → 10[1,1,2,2,3,3,3,3,4,4,4,5,5,7,7,7,10]+8[8] → 18

狭山幸太郎:おお!
ニール・E・アイレヴ:どうにか……!
GM:甘くみるなよ!ドッジ!
蟻塚紫汐:4dx+2>=18
DoubleCross : (4DX10+2>=18) → 7[1,3,6,7]+2 → 9 → 失敗

ニール・E・アイレヴ:あたったーー
國政巧:うお~!
狭山幸太郎:ヤッター!
GM:し、失敗……!
GM:ダメージどうぞ!
ニール・E・アイレヴ:ダメージ! 素手で-5!
狭山幸太郎:うちのニールを舐めるなよ!
ニール・E・アイレヴ:2d10-5
DoubleCross : (2D10-5) → 9[7,2]-5 → 4

赤沢さらら:おぉ
國政巧:0以上ある!
狭山幸太郎:やった!!
GM:さっきリアクティブコートを破壊したので蟻塚紫汐の装甲は0
GM:残りHPは1なので……
GM:その攻撃で戦闘不能になります!
國政巧:お~~!!
狭山幸太郎:ヤッター!!!!
ニール・E・アイレヴ:うおーーーー
GM:今度こそ完全に戦闘不能です!
赤沢さらら:やったー!
GM:では、攻撃の演出どうぞ!

ニール・E・アイレヴ:ただ、つかつかと前に進む。
ニール・E・アイレヴ:瓦礫や、転がったボールを踏み越えて。
GM:軍事用ドローンがその動きに反応して殺到。レーザー砲や銃弾が飛び交う。
ニール・E・アイレヴ:蝶の群れがそれを掻き乱す。
蟻塚紫汐:「何? 自殺志願者?」
ニール・E・アイレヴ:だから、本体は何事もなく前に進めた。
ニール・E・アイレヴ:「まさか」軽く笑う。
GM:爆撃がギリギリのところでキミの体をかすめる。
ニール・E・アイレヴ:「一番君と友だちになりたがってる奴の、代わりに来た」蟻塚さんの元へ。
赤沢さらら:ぽぽん、ぽぽん。 弾けた反動でスーパーボールが跳ねる。乱された弾丸と共に、鳥かごのように跳ねる。
ニール・E・アイレヴ:狭山くんをちらりと見て。
蟻塚紫汐:「そ、それ以上近付くな!本当に撃ち殺すぞ!」
ニール・E・アイレヴ:「彼だけじゃない、他にもそういう奴はいるよって知ってもらうために」
ニール・E・アイレヴ:「うん、君はやると思う」
ニール・E・アイレヴ:「だから、止めに来た」
ニール・E・アイレヴ:「ただのニールとして。EXランクにちょっと憧れる生徒として、生徒会役員として」
ニール・E・アイレヴ:「もったいないよ。こんなに凄いのに、このままじゃ」
ニール・E・アイレヴ:周囲のドローンを見回す。
蟻塚紫汐:「Cランク風情にそんな力があるものか!」
ニール・E・アイレヴ:「だから、俺にはないけど、みんながいて」
ニール・E・アイレヴ:「みんながいるなら、俺は、これくらいのことはやりたくなるの」
GM:一機の軍事用ドローンがキミの目の前に迫る。銃口にレーザーが収束していく。
ニール・E・アイレヴ:蟻塚さんの肩を掴む。
蟻塚紫汐:「……!」
ニール・E・アイレヴ:「俺には人を直接殺すような力は全然ない! だから君の気持ちもちゃんとはわからないし、違うやり方をする!」
ニール・E・アイレヴ:「帰っておいでって言う!」
ニール・E・アイレヴ:「生徒会は、ちゃんと居場所を用意する。そのために動くから」
ニール・E・アイレヴ:「ちゃんと言って。特命全権大使が、助けに来るから」
蟻塚紫汐:ニールを、赤沢を、狭山を、そして國政を見る。
國政巧:宮森くんを見ていて、視線は交わらない。虹色の旗が揺らめいた。
赤沢さらら:汚れた額にくっつく髪の毛を避けながら手を振る。
蟻塚紫汐:「……キレイだな」
ニール・E・アイレヴ:榛色の目で、蟻塚さんを見て、それから旗を見て。
ニール・E・アイレヴ:「うん。俺も初めて見たけど。綺麗でかっこいいよね」
ニール・E・アイレヴ:憧れるような目で、その場の全員を見つめる。多分、ずっとそうだった。
蟻塚紫汐:「私がアカデミアに転入してきた日にも、ちょうどあんな風な虹がかかっていたんですよ」
蟻塚紫汐:「今、思い出しました」微笑むと腕のデバイスを操作する。
GM:ニールくんを撃ち抜こうとしていた軍事用ドローンが停止する。
ニール・E・アイレヴ:「その虹は」
ニール・E・アイレヴ:「きっと、ずっと君の中にあったんだよ。忘れてても」
ニール・E・アイレヴ:手を下ろして、目を細める。
蟻塚紫汐:「私の負けですね」その場で膝をつく。
GM:蟻塚紫汐はこれで戦闘不能だ!
ニール・E・アイレヴ:(……だって、そうじゃなきゃ)
ニール・E・アイレヴ:(学園をさっさと出ていったはずだから)
ニール・E・アイレヴ:(変えようと思ったのは、想いがあったから、でしょう)

GM:では、ニールくんの番はこれで終了!
GM:次は行動値8の國政くんの番だ!
國政巧:やってやります!
狭山幸太郎:GO!GO!
國政巧:マイナーなし。
國政巧:《コンセントレイト:モルフェウス》《カスタマイズ》《巨人の斧》《クリスタライズ》、オートで《紡ぎの魔眼》のせます。
國政巧:さっきと一緒!
國政巧:宮森くんを対象に白兵攻撃するぜ
GM:来るか!
GM:では、命中判定どうぞ!
國政巧:(10+3-2)dx7+1+2
DoubleCross : (11DX7+3) → 10[2,3,3,4,4,5,5,7,10,10,10]+6[3,3,5,6]+3 → 19

國政巧:エッショボ!
赤沢さらら:あわわわ
狭山幸太郎:ウッ
ニール・E・アイレヴ:がんばれーー
GM:リアクション!
宮森明日:デーモンウィングでガード!さっきガード値を上げたからそこそこ固い!
國政巧:うーむうーむ
國政巧:よし ダメージ出します
國政巧:2d10+6+12+6 装甲無視
DoubleCross : (2D10+6+12+6) → 14[4,10]+6+12+6 → 38

狭山幸太郎:おお!
ニール・E・アイレヴ:いけー
國政巧:おお まあまあの出目!
GM:ぐっ、良い火力……!
赤沢さらら:良い出目
狭山幸太郎:いけー!國政ー!!
GM:ガード時に《暗黒螺旋》は使用する!20点ダメージ!
國政巧:ンギャ!
赤沢さらら:ヒェ~
GM:で、ガード値が11の装甲無視されて
GM:残りHPが15だから
GM:その攻撃で今度こそ完全に戦闘不能になります!
赤沢さらら:やったー!
國政巧:おお!
ニール・E・アイレヴ:や、やったーー
狭山幸太郎:おおおおお!!!!
國政巧:よかった……!
國政巧:20点ダメージを食らい戦闘不能になりますが、そのまま倒れてます!
GM:オーケー!
GM:では、攻撃の演出どうぞ!
國政巧:國政 巧の侵蝕率を16増加 (129 → 145)

國政巧:「アケビ。言っておくが、ぼくは」
國政巧:「周りの誰かを守りたいと…そんなにも焦がれているくせに、ずっときみがきみのことを卑下することが」
國政巧:「最初に出会ったときから、許しがたかった!」 声を上げる。
國政巧:「来るがいい! きみ自身の力を、きみ自身に証明したまえ!」
宮森明日:「タクミくんだって強くて何でもできる癖にずっと自分の力を隠して」
宮森明日:「僕はキミのそういうところが嫌だったんだ!」
宮森明日:「タクミくん。僕たちも決着を付けよう」落ちていくドローンを見下ろしながら言う。
國政巧:虹色をぐるんと翻す。無彩色のドローンが次々に打ち払われる。
宮森明日:「もっと堂々と英雄らしくしていろよ!」
宮森明日:猛禽じみた翼で羽ばたくと滑空!
宮森明日:クジラのような尾びれで牽制すると、巨大な腕を振り下ろす!
GM:巨大な腕がキミを押し潰そうと迫る!
國政巧:牽制する尾びれに対応して極彩色の旗がたなびく。視界が塞がり、開ける。
國政巧:巨大な腕が迫る。
宮森明日:「キミの負けだ!タクミくん!」
國政巧:掌を返した。
國政巧:そういう時にこそ、思いきり踏み込んで。相手の懐に飛び込んでいく。
宮森明日:「何……!?」
國政巧:そうするようにしている。いつの頃からか。ぼくはそうやって、いつも戦ってきた。
國政巧:「だったら、目に焼き付けろ」
國政巧:「これが」 虹色の旗を掲げる、1人の少年が。
宮森明日:眩しそうにその姿を見る。
國政巧:「《デイズ》………希望が、ここに在る!」
國政巧:そのまま。異様な怪物と化した青年の巨体に、虹色の軌道を乗せた一突きが繰り出された。
宮森明日:鷲座の仮面がひび割れ、砕け散る!
GM:青年はそのまま倒れ込む!
國政巧:「………」息を吐く。それを見る。
宮森明日:「タクミくん。やっぱりキミは強いや」倒れたまま顔を上げると、素顔でキミを見て言う。
宮森明日:「僕なんて到底、敵いっこない」それでもどこか清々しい笑みを浮かべている。
國政巧:「……フン」鼻をならす。「ぼくにもプライドがある。へんな謙遜はしたくない、が」
國政巧:「今回に限っては、そんな結論はふさわしくないだろう」
國政巧:緩慢な仕草で座り込む。
宮森明日:「そうだな。次やったらその時は僕が勝つかも」
宮森明日:そのまま再び倒れ込む。
國政巧:「フン」しかめっ面をする。「……加えて、だ」
國政巧:「ぼくたちは決して、ひとりきりではない」
國政巧:「そういう話だ。勝因はな」
宮森明日:「参考にするよ。次のために」這い寄ってきた火を吐くトカゲを指先で撫でて言う。
蟻塚紫汐:「……すごい」呆然とその様子を見つめていたがポツリと呟く。
國政巧:「む」 もぞもぞと制服のポケットが動く。ジャンガリアンハムスターが顔を覗かせる。
蟻塚紫汐:「あなたたちともっと早く出会えていれば……」
蟻塚紫汐:「でも、ごめんなさい」
蟻塚紫汐:「本当にもう手遅れなんです」
赤沢さらら:「すごいよねぇ」膝をつく蟻塚さんの横に座って、髪を撫でる
赤沢さらら:「でも、遅いなんてことないでしょ。取り返しのつかない一歩手前ぐらいだったけど……」
GM:モニターに赤い警告文が表示される。
GM:『ナイトフォールプロトコル、起動』
國政巧:「あ?」
ニール・E・アイレヴ:「……え」
GM:モニターに表示されたカウントダウンが進む。
GM:05:00
GM:04:59
赤沢さらら:「…………」
赤沢さらら:「この音何?」
狭山幸太郎:「…………??」
ニール・E・アイレヴ:「待って待って待って」
國政巧:「おい、紫汐くん!一体何をしたんだい!」
國政巧:「2ラウンドで戦闘は終わったぞ!」
ニール・E・アイレヴ:「ラウンドって何!?」
赤沢さらら:「なにかのカウントが、ダウンしている!何したの!?こら!」
蟻塚紫汐:「私、ゲームの悪役とかじゃないので」
蟻塚紫汐:「ちゃんと自分が負けた時用の対策もバッチリ用意しちゃってるんです」
赤沢さらら:「このしっかり者!」
狭山幸太郎:「つ、詰めがしっかりしている?!」
ニール・E・アイレヴ:「制御できるやつにしようよ」
蟻塚紫汐:「本当にごめんね」申し訳なさそうに笑う。
赤沢さらら:「笑えばいいってもんじゃないでしょー!?」

GM:クライマックスフェイズ1、終了。
狭山幸太郎:クライマックスフェイズ1 !?


◆Climax2◆

GM:クライマックスフェイズ2
GM:ここでは、半分エンディングのようなものなので侵蝕率は上げなくても構いません。
GM:シーンプレイヤーは國政くん。PCは全員登場だ。
國政巧:でるぜ
國政巧:0d10
DoubleCross : (0D10) → 0

ニール・E・アイレヴ:うおー
狭山幸太郎:144+0d10
DoubleCross : (144+0D10) → 144+0[] → 144

赤沢さらら:0d10
DoubleCross : (0D10) → 0

ニール・E・アイレヴ:0d10
DoubleCross : (0D10) → 0

GM:虚無……!



GM:04:58
GM:04:57
GM:モニターに表示されたカウンドダウンは刻一刻と進んでいく。
國政巧:「ええい、なんだ、つまり」
國政巧:「このままだと島の堤防が破壊されてしまうってことでいいんだな、紫汐くん」
蟻塚紫汐:「概ねは。ただしそう簡単なものではありません」
赤沢さらら:「赤いコードと青いコード、どっちを切るか的なアレではないと?」
蟻塚紫汐:「アカデミアナイトが敗北した瞬間、堤防のそばに配置してあるドローンは全て自爆し、強力な幻覚ガスを撒き散らすようにプログラムしてある」
狭山幸太郎:「とんでもないプログラム組んだな…」
蟻塚紫汐:「爆発で堤防は決壊し、学園都市は洪水に飲まれて秩序を失う。幻覚ガスによってアカデミアナイトへの恐怖を植え付けられた人々は非行や不良行為を行わず、平穏な学園生活を送るようになる」
蟻塚紫汐:「私が負けたとしても計画は無事に達成される。これがナイトフォール・プロトコル……!」一瞬だけ凶悪な顔になり、すぐに真顔に戻る。
赤沢さらら:「江戸幕府じゃん……」
ニール・E・アイレヴ:「むちゃくちゃなことする……」
狭山幸太郎:www
國政巧:「まったく準備の良い……」
蟻塚紫汐:「江戸幕府を何だと思ってるんですか?」
蟻塚紫汐:「ドローンの自爆によって戦力の大部分を失うことになるから、本当に私が負けた時のための最終手段だったんですが……」
赤沢さらら:「治水事業と将軍の恐怖治世……?」
赤沢さらら:「それが作動しちゃったんだ」
蟻塚紫汐:「やっちゃいましたね、これは」恥ずかしそうに笑う。
國政巧:「エド……ニンジャだな」頷く。
赤沢さらら:「可愛く笑ってもだーめーでーすー!」
狭山幸太郎:「ええい、江戸幕府に例えられてもなんだかわからん!」
狭山幸太郎:「それより、どうやれば止まるんだ!」
蟻塚紫汐:「止める方法は一つだけ」
國政巧:「む」
ニール・E・アイレヴ:「あるんだ!」
赤沢さらら:「あ、あるんだ……」
GM:モニターの前に蝙蝠のような仮面が浮かぶ。
蟻塚紫汐:「……ヒーローが私である必要はない。どんな手段であれ誰かが学園を守ってくれればいい」
蟻塚紫汐:「誰かがその仮面を着ければ、ナイトフォール・プロトコルは停止します。ただし」
蟻塚紫汐:「その人の意識は仮面に乗っ取られることになるでしょう」
ニール・E・アイレヴ:「そんな……」
國政巧:「なんなんだ、この仮面は」
狭山幸太郎:「……!」
蟻塚紫汐:「ディオゲネスクラブからの贈り物ですよ。邪悪な衝動を引き出す特別製」
國政巧:「……アケビがつけていたものと同じか」
國政巧:口元がひん曲がる。
蟻塚紫汐:「さあ、どうする。私が理想とする学園を作り出すか、他の誰かが新しい守護者となるか! いずれにせよアカデミアは生まれ変わることになる!」あえて凶悪な笑みを浮かべて言う。
蟻塚紫汐:「私の勝ちだッ!……と、いうことを言って勝ち誇る予定だったわけなんですね」
赤沢さらら:「解説どーも。……やけっぱちだなぁ」
蟻塚紫汐:「善堕ちするんだったら、こんなプログラムを考えるんじゃなかった! 天才すぎるのも困りものだよ、ちくしょう!」悔しげに床を叩く。
ニール・E・アイレヴ:「うん……可能性は無限大だからね……」
赤沢さらら:「紫汐ちゃん、その性格であんなになるなんてほんとに大変な目に合ってたんだね……?」

GM:というわけで、判定ルールの説明をします。
GM:キミたちの目の前にはエネミーアイテムの「節制の仮面」があります。
GM:現状、このアイテムは「Eロイス:破壊神顕現」の効果を発動させており、その効果で5分後に学園島の堤防を破壊し尽くします。
GM:誰かがこの「節制の仮面」を身に付けることで「Eロイス:破壊神顕現」の効果を停止させることかできるようになります。
GM:ただし、その瞬間、仮面は装着者の意識を乗っ取ろうとしてきます。
GM:それに対抗するためには〈意志〉で難易度25の判定をしてもらいます。
GM:これまでのミドルでのイベントの結果などによってこの判定にはボーナスが発生します。
GM:もし失敗した場合はそのPCは仮面に意識を取り込まれます。
GM:そして、自身の衝動に突き動かされるままに学園を守護する異質な存在と化すでしょう。
GM:その場ですぐにもう一度「Eロイス:破壊神顕現」を使用してもいいですし、何か別の方法で学園を変革しようとしても構いません。
GM:そこはそのPLの裁量にお任せします。
GM:もちろんキミたちはこの仮面を使わずにナイトフォールプロトコルが実行に移されるのを見守っていてもいい!
GM:説明はこんなところ!
GM:判定は誰が挑戦してもいいよ
國政巧:誰かひとりが成功すればいいのかな
GM:ですね。誰か1人が成功すればオーケーです!
ニール・E・アイレヴ:判定自体は全員できる?
狭山幸太郎:エフェクトの使用等は出来ますか?
GM:エフェクトは使用可!
GM:判定に挑戦できるのは1人のみで、失敗したらその時点でエンディングの内容が大きく変わります!
狭山幸太郎:マジか
ニール・E・アイレヴ:おああ、なるほど
赤沢さらら:取り込まれるものね
GM:そういうこと!
ニール・E・アイレヴ:あとボーナスについてはどの時点で知れますか
GM:ああ、もしアレだったら今説明しましょう
GM:判定を行う場合、特命全権大使であるキミたちがミドルで解決したイベント1つにつき判定のダイスはプラス2個されます。
狭山幸太郎:おお…!
GM:緊急クエストも含めて四つクリアしたので
GM:今回は+8d!
赤沢さらら:すごい!
國政巧:たくさん増えた!
ニール・E・アイレヴ:なるほど!
GM:さらに、この場にいるキャラクターが判定を行うPCに対して取得しているロイス1つにつき同じように判定のダイスはプラス2個されます!
ニール・E・アイレヴ:ダイスがどんどん
國政巧:すごい増えていく
赤沢さらら:ぐんぐん
狭山幸太郎:ぐんぐん増えてく
GM:実際に誰が判定を行うか決まったらそこは確認していきますね
GM:まあ、失敗したらその時点で仮面に取り込まれますのでね……
狭山幸太郎:蟻塚ちゃんとアケビくんもロイス取得してたりします?
GM:ああ、してますね。判定する人が決まったらそれはお教えします。
狭山幸太郎:なるほど
GM:発生するボーナスは以上!
赤沢さらら:なるほどね!
GM:ここから自由に判定に挑戦したり、カウントダウンを見守ったりするといいでしょう

宮森明日:「こんな計画を知ってたら僕は初めから協力しなかったぞ!」慌てた様子で言う。
蟻塚紫汐:「せっかく皆が助けてくれたのに……本当にごめんなさい……!」泣きそうな顔をしている。
國政巧:「……時間がない。どうするか決めよう」
宮森明日:「……タクミくん。誰かが犠牲になれば学園を守れるのなら」立ち上がる。
宮森明日:「僕がやるよ。皆に迷惑をかけたせめてもの罪滅ぼしだ」
國政巧:「な…」口元が曲げる。「待て、アケビ」
國政巧:「そんなことで罪滅ぼしなど…」「…いや」頭を振る。
GM:キミの目の前には蝙蝠の仮面が浮かんでいる。
國政巧:それを一瞥し、目を伏せる。「あんなに必死に剥したんだぜ。またつけてほしくはない」
宮森明日:「……そう、か。そうだね。けど、それじゃあ」
赤沢さらら:「だよだよ」ウンウン、と頷く
赤沢さらら:「そもそもね、罪滅ぼしという言い方が良くないと思うの」
赤沢さらら:「紫汐ちゃんだって、そんな顔しない」
赤沢さらら:ぐに、と泣きそうな顔を両手で挟み込む
蟻塚紫汐:「うう……私が天才すぎるばっかりに……」
狭山幸太郎:「結構図太い……」
赤沢さらら:「そう……いや、そうじゃないけど、そこは否定しないけど別に落ち込んではなくて何よりだけど」
蟻塚紫汐:「もっと凡人並みの知能を持ち合わせていればこんなことには……」
赤沢さらら:「悲しみとか、そういう悲壮感とか、よくない。やっぱ少しは反省したほうが良いと思うけど」
蟻塚紫汐:「……うん、ありがとう。オカルト番長こと赤沢さらら」弱々しく笑う。
赤沢さらら:「オカルト番長ではないんだけどね」くす、と笑ってその分厚い面の皮をもにもにとする。
赤沢さらら:「今はね、力付くで被害を広げようとしたのをギリギリ止めたとこだから。喜ぶとこなの」
赤沢さらら:「あとはあの仮面を抑えて大団円!……なんだけど」
赤沢さらら:ちら、と禍々しいオーラを感じる仮面を覗きつつ
ニール・E・アイレヴ:「……時間がないんだよなあ」カウントダウンを横目で見ながら。
蟻塚紫汐:「抑えられないよ。普通の人間じゃあ」
赤沢さらら:「ううん、どうだろ。いけるかなぁ?大丈夫かな?……幸太郎くん、どう思う?」
狭山幸太郎:「……普通の人間は耐えられない。……なら、ここはこの、EXランクに任せてもらおう」 覚悟を決めたように一歩前に出る
狭山幸太郎:そこに、ウギャーの台詞は無い
GM:04:00、03:59、03:58。カウントダウンはどんどん進んでいる。
ニール・E・アイレヴ:「なっ」
國政巧:「幸太郎くん、本気かい」
赤沢さらら:「幸太郎くんっ」ぐい、と袖を引く。
赤沢さらら:「大丈夫……?」
赤沢さらら:そこは偶然にも戦闘の最中に負傷した箇所でとても痛いでしょう
狭山幸太郎:「ああ、勿論本気……ウグッ!!」
狭山幸太郎:さらら’sボディタッチが傷に触る
赤沢さらら:「ほらもう、無茶してる時の声!」
蟻塚紫汐:「的確に急所を撃ち抜いたからね。そりゃあ痛いでしょう」
狭山幸太郎:「クッ!しかし、俺以外に一体誰が……」
國政巧:「……」それを見やり、やがて息を吐く。「……なあ」
狭山幸太郎:「そして、蟻塚はなんで他人事……」
赤沢さらら:「もしかしてアカデミアナイトの時が素なのかな。とはいえ幸太郎くんが無理なら、どうしよう…?」
國政巧:「きみ達。例えばなんだが、ぼくにやらせてもらってもいいかい」
ニール・E・アイレヴ:「俺だって生徒会だし、じゃあ……え?」
赤沢さらら:「えっ!?」
宮森明日:「タクミくん。キミ……!」
狭山幸太郎:「なんだって…!?」
國政巧:「フン」口元をひん曲げる。「やりたいと言ったんだ」
狭山幸太郎:「聞いていたのか、國政。普通の人間では無理なんだ」そう、Cランクの君じゃ…!
赤沢さらら:「そ、そんな、無茶だよ!私と同じ一介のCランクなのに……!」
ニール・E・アイレヴ:「……本気、なんだ?」
ニール・E・アイレヴ:じっと仮面を外した顔を見る。
國政巧:「………」言い淀む。「ランクを判断される入学試験は」
國政巧:「我ながら適当に受けた。本来のランクがいくつなのかはわからん」
ニール・E・アイレヴ:「…………」
赤沢さらら:「……な、なんですって?」
國政巧:「こういうものは…なんだ。稀にジャームが所有する凶悪な能力に近いものだろう」
宮森明日:「そんなのってありかな……」啞然としている。
ニール・E・アイレヴ:「なあんだ」へにょっと顔を歪める。
國政巧:「悪意を引き出し、暴走させようとするものだ。精神論でしかないが、耐えられないわけではないはず……」
國政巧:「………」どんどん顔が気まずそうになっていく。
蟻塚紫汐:「私が言うべきことじゃないけれどさ」真剣な顔で國政くんを見る。
蟻塚紫汐:「『また』失敗するかもよ、“デイズ”」
蟻塚紫汐:「今度は取り返しが付くとは限らない。二度と戻ってこれないかもしれない」
國政巧:「……そのことなら、問題ない」
國政巧:「それはそれで、『またお前か』と笑われるだけのことだ」
ニール・E・アイレヴ:「言わないよ」
ニール・E・アイレヴ:「だって、だってさ。今俺、すごく」
ニール・E・アイレヴ:「ああ、良かったって、頼れる人がいるって、そう思ってるから」
ニール・E・アイレヴ:「それは何があっても絶対変えない」
國政巧:「…ニールくん」どことなく気まずそうに視線を向けます。
ニール・E・アイレヴ:「やりたいこと、できること、やりなよ」
ニール・E・アイレヴ:「手伝えることは全部するからさ!」
國政巧:「………うん」息を吐く。
國政巧:「そうだな。ぼくも、言葉を飾ることをやめよう」
國政巧:「やりたいんだ。ただ、それだけだ」
宮森明日:「応援するよ。キミに任せる」
ニール・E・アイレヴ:焦りながらも、嬉しそうに微笑んでそれを聞いた。
宮森明日:穏やかに微笑んで言う。
國政巧:「いいかい、きみ達…」さららさんと幸太郎くんに視線を向けます。
狭山幸太郎:その視線を真っすぐに受け止めます
赤沢さらら:「ん!」頷く
赤沢さらら:「義務感とかじゃないなら、大丈夫」
赤沢さらら:「その代わり、返ってきたら質問攻めね?」
赤沢さらら:見返す瞳には、未知への好奇心が見え隠れしている
狭山幸太郎:ポンっと肩を叩き、一言だけ。
狭山幸太郎:【大丈夫だよ、お前なら】 それは、とても短い”アドヴァイス”
狭山幸太郎:國政くんの判定ダイスを+2,クリティカル値を-1します
國政巧:「ふ」 零れるように笑う。
國政巧:「そのまま手を置いていてくれるかい」
狭山幸太郎:ニコっと笑い、手を置き続ける
國政巧:「他者の感覚があった方が、耐えやすい。なんとなくだけどな」
蟻塚紫汐:「私の計画を木っ端微塵にしてくれたんですから、もし失敗したら大笑いしてやりますよ」
蟻塚紫汐:「さあ、早く。私たちの学園をお願いします」
GM:モニターのカウントダウンは既に一分を切っている。
赤沢さらら:「おっけー」こちらも背中に手のひらをつける
赤沢さらら:【なんとかなるなる】《援護の風》巧くんの判定+6Dします。
國政巧:「うん」さららさんに頷く。
ニール・E・アイレヴ:自分には、力はない。ただ、同じく背中に手を。
宮森明日:手を伸ばすと、ジャンガリアンハムスターがキミの肩に乗って鳴く。
國政巧:「はは」 客観的に見たら、愉快な光景なんだろうなと思って、場違いに笑みが零れて仕方ない。
國政巧:手を伸ばす。浮かぶ蝙蝠の仮面を掴む。

GM:ミドルでのイベントを四つ達成したことにより、判定のダイスは+8個されます。
GM:國政くんに対してロイスを持っている人は宣言をお願いします。
狭山幸太郎:持っています!
宮森明日:持ってる!
ニール・E・アイレヴ:持っています!
蟻塚紫汐:私も!
赤沢さらら:持ってる!
GM:では、五人分なので+10dされます!
GM:ボーナスは以上!
GM:あとは〈意志〉で難易度25の判定に挑むがいい!
國政巧:了解です!

國政巧:「…ニールくん」
ニール・E・アイレヴ:「うん」
國政巧:「きみがいいな。きみに聞くのがふさわしいことだ」
ニール・E・アイレヴ:「なんだろ。答えられることなら」顔を引き締める。
國政巧:「ここで過ごすのは、楽しいかい」
ニール・E・アイレヴ:「…………」
國政巧:「なんだよ」
ニール・E・アイレヴ:「パーフェクトじゃないよ。ここは騒がしいし、いろんな人がいて、事件もあって」
ニール・E・アイレヴ:「でも、そんなの吹っ飛ばしちゃうくらいに」
ニール・E・アイレヴ:「スペシャルなんだ」
ニール・E・アイレヴ:へへ、と笑う。
ニール・E・アイレヴ:「君にも味わってもらいたい。だから、よろしく」
國政巧:「……そうか」
國政巧:────例えば。
國政巧:きみにだって誰にも言っていないことがあるだろう。
國政巧:ぼくにも誰にも言っていないことがある。
國政巧:『革命の日』事件を経て、きみは当たり前にぼくを知っていた。
國政巧:それなりの過去があり、受け入れて、世界を…自分の居場所を掴んだきみを、
國政巧:悟ったような表情で話すきみに、てらいなくこちらを頼れると言いきったきみに、羨望のような嫉妬のような、
國政巧:そんな感情を持っていることは、今のところとりあえず……誰にも内緒で。
國政巧:(よくぞ言ってくれる)
國政巧:(ぼくにも居場所を得てほしいなど……)
國政巧:(……だが)
國政巧:頼られることは心地良くて、この場所で日々を謳歌する学生がいるのならば、それを守りたいと思う。
國政巧:島の人間などすべて知らないので、目の前にいる彼を、代表だと思い。
國政巧:力に変えた。
GM:モニターに表示されるカウントダウンはもう三十秒もない。爆発までの時間は残りわずかだ。
國政巧:ニール・E・アイレヴ/憧憬:〇/隔意/ロイス このロイスをタイタスにして昇華、判定のクリティカル値を-1します。
國政巧:判定に挑みます。
GM:キミの手には禍々しい重さすら感じさせる蝙蝠の仮面がある。
GM:判定をするならば〈意志〉で難易度は25だ!
國政巧:精神のダイスは2、ダイスボーナスが+4、狭山くんとさららさんの支援で+8、クリティカル値が-1、
國政巧:イベント成功でさらに+8、周囲のロイスにより+10、ロイス昇華でクリティカル値さらに-1
國政巧:そしてブーメランアスピスの効果とCランクの効果も適用、技能あわせて固定値は6!
國政巧:なのでー
GM:!
國政巧:《紡ぎの魔眼》も載せます!さらにダイス+4個!
GM:さらに増えた!
國政巧:(6+8+8+10+4)dx8+6>=25
DoubleCross : (36DX8+6>=25) → 10[1,1,1,1,2,2,2,3,3,3,4,4,4,4,5,5,5,5,6,7,7,7,7,7,8,8,9,9,9,9,9,9,9,10,10,10]+10[1,1,2,2,3,4,5,6,7,8,9,9]+7[1,2,7]+6 → 33 → 成功

GM:お見事!
國政巧:おお!
赤沢さらら:やったー!
狭山幸太郎:ヤッター!!!!!
ニール・E・アイレヴ:やった!!!!
ニール・E・アイレヴ:やったよー!!
ニール・E・アイレヴ:うれしい!!
國政巧:うれしいーー!!
狭山幸太郎:良かった~~!!!!!
國政巧:國政 巧の侵蝕率を2増加 (145 → 147)
赤沢さらら:よかった~!
GM:では、キミは仮面の力を制御することができるだろう!

GM:カウントダウン表示が減り、残り2秒、1秒。
國政巧:皆の体温を感じながら。
國政巧:蝙蝠の仮面を装着する。
國政巧:(………仮面よ) ひとりごつ。
國政巧:(思うがまま生きることのできるこの島では、誰もがヒーローになれるのだという)
國政巧:(超越者など不要らしいぜ)
國政巧:力を解き放てよと囁くレネゲイドの衝動を感じ、それ以上に身体に触れる他者の体温を感じ、
國政巧:この島で過ごした日々の記憶が蘇り、虹色が塗りつぶす。
GM:どす黒い衝動が虹の彼方へと消し飛ぶ!
GM:カウントダウンの表示が止まる
GM:00:01
國政巧:能力が発露して、仮面には虹色の微粒子が纏わりついていた。
國政巧:「…………」
宮森明日:「タクミくん……?」
赤沢さらら:「ど、どうかな…?」
蟻塚紫汐:「國政巧……!」
狭山幸太郎:「オイ、まさか……!」
ニール・E・アイレヴ:「どうだろ、國政くん」
國政巧:「……聞くのを忘れていた」口元がひん曲がる。
國政巧:「これ、ずっとつけたままでいなくちゃいけないのかい」
赤沢さらら:「……」「どなの、紫汐ちゃん」
蟻塚紫汐:「いつでも外せばいいんじゃない?」
蟻塚紫汐:「もう、いつだってさ」
國政巧:「フン」
宮森明日:「おかえり、タクミくん!」嬉し涙を流しながら飛びつく。
國政巧:「それは……わっ」飛びつかれる。
狭山幸太郎:「そうだな。國政にはやっぱり、蝙蝠じゃなくて、ウサギの仮面が似合ってるよ」
赤沢さらら:「へへ、狐以外にも仮面バリエーションが増えちゃうね」
ニール・E・アイレヴ:「狼でしょ……はは」少し脱力して。
宮森明日:「あれはチーターだろう?」
國政巧:「知らん………」 恥ずかしそうに言う。
國政巧:「……まあいい。まったく」
國政巧:「騒がしいことだ」
國政巧:そう言って、蝙蝠の仮面に触れれば、罅が入るようにしてぱきんと割れて、脆く崩れた。
GM:崩れた廃教会に、朝の陽ざしが差し込む。
GM:眩しい光を浴びると、砕けた仮面は溶けるように消えていった。
GM:長かった夜が明け、新しい日々がやってくるようだ。



GM:クライマックスフェイズ2、終了。
GM:と、いうわけで、クライマックスフェイズはこれで終了です!
GM:では、ここからはお待ちかねのバックトラックに入っていこうと思います!
赤沢さらら:バクトラ!
狭山幸太郎:バラッ!
國政巧:トラトラ!
ニール・E・アイレヴ:うおーー
GM:ここまで来て日常に帰ってこられなかったら何の意味もねえ!
狭山幸太郎:そうだぜそのとおりだぜ!
GM:オラ、ぜってえに帰るぞ!
ニール・E・アイレヴ:そうだぞ!
國政巧:嵐を呼ぶ!
GM:フン、カカロットの言う通りだ!
狭山幸太郎:wwww
ニール・E・アイレヴ:なんで小芝居が入ったの?
狭山幸太郎:ベジータも来たw
GM:うーん、謎です
國政巧:いいから進めるんじゃ新一
赤沢さらら:日常に欠かせませぬゆえ
GM:博士……!
狭山幸太郎:www
GM:では、まずはEロイスから!
GM:今回のEロイスが6つです
GM:まず最初に6d分を引き下げるかどうか決めてください
國政巧:下げるんちゅ!
ニール・E・アイレヴ:下げます!
狭山幸太郎:下げ!
赤沢さらら:振る!
赤沢さらら:150-6d10
DoubleCross : (150-6D10) → 150-43[10,9,8,5,6,5] → 107

赤沢さらら:気合
國政巧:すっげえ
GM:オカルト番長こと赤沢さらら、めちゃくちゃ出目がいい
國政巧:147-6d10
DoubleCross : (147-6D10) → 147-33[8,5,5,3,10,2] → 114

狭山幸太郎:さすがさらら!
ニール・E・アイレヴ:138-6d10
DoubleCross : (138-6D10) → 138-37[9,4,8,6,9,1] → 101

ニール・E・アイレヴ:うわ下がった
狭山幸太郎:144-6d10
DoubleCross : (144-6D10) → 144-28[3,5,5,6,7,2] → 116

國政巧:あっよかった 良い感じ
GM:ニールくんもガッツリ下がった!
赤沢さらら:107から残りロイス満枠で6!等倍で!ファンブルしなければ確定ですよ
GM:やったー!ファンブルしなければ!
GM:ファンブルしなければね!
ニール・E・アイレヴ:こちらもロイス6個で等倍いきます
赤沢さらら:ファンブルなんてオカルトありえません!
赤沢さらら:107-6d10
DoubleCross : (107-6D10) → 107-36[7,10,1,6,3,9] → 71

GM:チッ
ニール・E・アイレヴ:101-6d10
DoubleCross : (101-6D10) → 101-26[8,3,4,1,6,4] → 75

赤沢さらら:きっちり5点
ニール・E・アイレヴ:おしおし
ニール・E・アイレヴ:5点!
狭山幸太郎:2倍振りにしておこう
狭山幸太郎:116-6d10
DoubleCross : (116-6D10) → 116-35[8,6,7,8,3,3] → 81

狭山幸太郎:オッケイ!
ニール・E・アイレヴ:ナイス!
GM:おお、危なかった
國政巧:これなら1倍ぶりでよさそうかな? 残りロイス5個、一倍ぶりします
國政巧:114-5d10
DoubleCross : (114-5D10) → 114-36[6,6,9,5,10] → 78

GM:いい感じ!
國政巧:よかった!
ニール・E・アイレヴ:よかったーー
狭山幸太郎:ヒュー!
GM:では、全員無事に帰還することができたようですね
GM:皆さん、おめでとうございます!
赤沢さらら:ありがと!
國政巧:おめでとー!
ニール・E・アイレヴ:おめでとありがと!
狭山幸太郎:ヤッター!!
GM:では、これにてバックトラックは終了です!
GM:ここからはエンディングフェイズに入っていきますよ!


◆Ending◆ニール・E・アイレヴ&國政巧

GM:――事件から数日後。
GM:二人は生徒会室に呼び出された。
GM:キミたちの前で、眼鏡の青年がにこやかな笑みを浮かべてキミたちをねぎらう。
雲雀宏一:「いやー、二人とも特命全権大使のお仕事ご苦労様」
雲雀宏一:「おかげさまで溜まりに溜まっていた仕事も綺麗サッパリ片付いたよ」
ニール・E・アイレヴ:「ありがとうございます……ほんとに片付いてる」
GM:会長席の上はホコリ一つない見事な片付きようだ。
國政巧:「普段はこうではないのか」
ニール・E・アイレヴ:「こうではないね」
國政巧:白い動物の仮面を被っている。むすっとした口元。
ニール・E・アイレヴ:「もっと面積が狭いと思ってました、この机」
雲雀宏一:「あるべき姿を取り戻したのさ」
ニール・E・アイレヴ:「常にこうあってほしい……」
雲雀宏一:「ニールくん、色々とフォローをしてくれたようでありがとう」
ニール・E・アイレヴ:「あ、いえ。役目ですから」
雲雀宏一:「國政くんも今回のお仕事で学園のことが少し分かってきたんじゃないかな」
國政巧:「む」会長を見る。
國政巧:「まあ…そうかもしれないな」
國政巧:「それなりだ」
雲雀宏一:「ふふ、よかったよ。あれがオーヴァードアカデミア……この学園さ」
ニール・E・アイレヴ:(あれで代表させちゃって大丈夫かなあ)
國政巧:「……しかし」口を開く。
雲雀宏一:「何だい?」
國政巧:「ぼくが特命大使をしている間に会長が溜まっていた仕事を片付けられたということは、やはり、なんだ」
國政巧:「会長はやはりものすごく多忙なのだな」得心的な口元をする。
國政巧:「なにも知らない転入生に、都合よく雑務を何も知らない人間に押し付けようとしているのではと疑ったのは悪かった」
ニール・E・アイレヴ:(…………)眉間を押さえている。
雲雀宏一:「うっ、良心の呵責」
ニール・E・アイレヴ:「常に感じててください」
雲雀宏一:「これからは定期的に感じるようにしよう」
雲雀宏一:「ああ、それと。僕が麻痺毒で苦しんでいる間に見事に事件も解決してくれたようで」
ニール・E・アイレヴ:「常備しててくださいよ!」
雲雀宏一:「その件についてもお礼を言うよ」
國政巧:「……む」ニールくんに視線を寄せる。
ニール・E・アイレヴ:「その件は、特に國政くんですね」視線を受けてから。
ニール・E・アイレヴ:「でも、協力してどうにかできてよかったですよ、ほんとに」
雲雀宏一:「聞いているよ。アカデミアを救ってくれたのだとか」國政くんを見る。
國政巧:「……協力した結果だ」
國政巧:「ぼくは、友だちに会いに行っただけだ」ぷいとそっぽを向く。
ニール・E・アイレヴ:微笑んでその様子を見ている。
雲雀宏一:「良い友情関係だ」
雲雀宏一:「蟻塚くんのことはそう悪い扱いにはならないはずだ。ニールくんからの陳情もあったしね」
ニール・E・アイレヴ:「ありがとうございます。早めに復学できるといいんですけど」
雲雀宏一:「そこは本人の反省次第だね。まあ、あの分ならたぶん大丈夫だろう」
國政巧:「きみは、まったくそつがないな」
國政巧:「手を回していたのかい」
ニール・E・アイレヴ:「普通に仕事しただけだってば」
國政巧:「ああ、そう言うだろうが…」息を吐く。
雲雀宏一:「二人とも今回は改めてありがとう」
ニール・E・アイレヴ:「俺が動けば少しはいい結果になるなら、そうするでしょ」
ニール・E・アイレヴ:「……はい」
雲雀宏一:「また何かあったらよろしく頼むよ」
雲雀宏一:「ぜひよろしく頼むよ」
ニール・E・アイレヴ:「あ、その件なんですけど」
國政巧:「……特命大使の任は解かれた、という認識でいいのかい」
雲雀宏一:「ぜひ」圧をかけている。
ニール・E・アイレヴ:「そうそう、それ。あれっていつまで継続なのかなと」
國政巧:「そうだ。なにか協力を求める圧も感じるが」
雲雀宏一:「僕としては今回の件が終わったらそれっきりのつもりだったけれど。元々一時しのぎの奴だったし……」
雲雀宏一:「ま、まさか」期待に満ちた目でキミたちを見る。
ニール・E・アイレヴ:「会長、ちょっとはオブラートに包んで!」
國政巧:「一時しのぎ……」
雲雀宏一:「あっ、しまった」慌てて机からオブラートを取り出し、何かをくるんでいる。
ニール・E・アイレヴ:「良心の呵責がないからそういうボロが出るんですよ!」
ニール・E・アイレヴ:「ほんとに包む話ではないです!!」
雲雀宏一:「くっ、良心の呵責を感じる頻度をもう少し増やすか……」
ニール・E・アイレヴ:「常に!!!」
雲雀宏一:「ともあれ、もしもキミたちがこれからも特命全権大使の仕事をしてくれるというのであれば」
雲雀宏一:「それは願ってもない話だ」
ニール・E・アイレヴ:「俺はまあ、生徒会の延長ですから構いませんけど」
ニール・E・アイレヴ:「他の人にはあんまり圧かけないでくださいよ」
ニール・E・アイレヴ:「……あと、その辺でちょっと提案とかもあるので、後でお時間あったら」
雲雀宏一:「ふむ。いいだろう」
雲雀宏一:「國政くん。キミの意見はどうだい」
國政巧:「……」白い動物の仮面を被り、表情を隠したまま。少し考えるような沈黙の後。
國政巧:「断る。しばらく派手な活動は控えたい」
雲雀宏一:「……そうか。それは残念だ」少し考えるような素振りを見せる。
ニール・E・アイレヴ:なんとなくそう言う気がした、という顔。
國政巧:「なんだ、その顔は」会長に。
雲雀宏一:「何、戦力が増えなくて残念だなぁという顔さ」
ニール・E・アイレヴ:「オブラート……」
雲雀宏一:「では、二人とも。今回は改めてありがとう」
雲雀宏一:「國政くん、僕はニールくんと少し話があるから先に出ていてくれ」
國政巧:「包まんな」
ニール・E・アイレヴ:「ごめんね、会長こういう人で……」
雲雀宏一:「このオブラートは今回の件のお礼としてキミにあげよう。食べるとそこそこ美味しいぞ」手渡す。
國政巧:踵を返す。「構わない。さっき言っていた、提案の話だろ」
ニール・E・アイレヴ:「それは何か包んで食べてください」
國政巧:「いらん」捨てる。
ニール・E・アイレヴ:「あっ資源が」
雲雀宏一:「アッ」悲鳴を上げ、膝から崩れ落ちる。
國政巧:「ニールくん。じゃあ先に出てるぞ」
ニール・E・アイレヴ:「会長、そんなにオブラートが……?」
雲雀宏一:「では、さらばだ、國政くん……」うなだれながら見送る。
ニール・E・アイレヴ:「うん、少し話してくる」
國政巧:頷いて退室していく。
ニール・E・アイレヴ:その様子を見てから、また向き直る。
雲雀宏一:國政くんが去ったのを確かめると立ち上がり、真面目な顔になる。
雲雀宏一:「さて」
ニール・E・アイレヴ:「はい」
ニール・E・アイレヴ:「えー、提案的なものです」こほん、と咳払い。
雲雀宏一:「聞こうじゃないか」
ニール・E・アイレヴ:「今回、特命全権大使として動いて、いくつか」
雲雀宏一:「ふむ。報告してくれ」
ニール・E・アイレヴ:「まず、あの活動だけじゃカバーできない範囲もあったってことです」
雲雀宏一:「なるほど。生徒たちへのフォローが必要な部分があったと」
ニール・E・アイレヴ:「暗黒コスプレ喫茶部の手伝いはしましたけど、根本的に彼ら、やりたい活動に対して知識が足りてなかった」
雲雀宏一:「それじゃあいくら熱意があっても満足な活動はできないだろうね」
ニール・E・アイレヴ:「一日二日手伝うだけじゃ、埋められないし、十全に活動するためにはそこが必要だと思うんですよね」
ニール・E・アイレヴ:「そう、だからそこを持続的に助けてあげられるといいんじゃないかと」
ニール・E・アイレヴ:「それが一つ目です」
雲雀宏一:「キミの言う通りだな」頷く。
雲雀宏一:「二つ目は?」
ニール・E・アイレヴ:「二つ目は、学園に不満がある生徒の言葉をもっと聞きやすくできれば、ということ」
雲雀宏一:「ほう。というと?」
ニール・E・アイレヴ:「……蟻塚さんみたいな人を、未然に助けてあげたい」
雲雀宏一:「それは、僕も同感だ」
ニール・E・アイレヴ:「不満って上には言いづらいですから。何かしら風通し良くするのは必要だと思うんです」
ニール・E・アイレヴ:「具体的には、これから」
ニール・E・アイレヴ:「ふたつ目でした。で、最後が」
雲雀宏一:「最後は?」
ニール・E・アイレヴ:「特命全権大使……ないし、近い活動をする生徒、もうちょっと増やしませんか」
ニール・E・アイレヴ:「権限との兼ね合いがあるとは思うんですけど」
ニール・E・アイレヴ:「そうしたら……頼れる人がひとりふたりいたとして」
ニール・E・アイレヴ:「その人だけに全部負わせないで済むでしょう」
ニール・E・アイレヴ:「ヒーローは多い方がいいですから」
雲雀宏一:「それに関しては、僕からもキミに聞こうと思っていたことがあってね」
ニール・E・アイレヴ:「はい?」
雲雀宏一:「革命の日事件を引き起こした張本人。“デイズ”國政巧」
ニール・E・アイレヴ:「…………」
雲雀宏一:「今回、一緒に行動をともにしてみてキミはどう思った?」
ニール・E・アイレヴ:「彼は……そうですね」
雲雀宏一:「彼は、この学園にどのような影響をもたらすか――」
ニール・E・アイレヴ:「それこそ、ヒーローの資質はあると思います。過去がどうとかではなく、今が」
ニール・E・アイレヴ:「でも」
ニール・E・アイレヴ:「それ以前に、俺の頼れる友人です」
ニール・E・アイレヴ:「きっと、狭山くんも赤沢さんもそう思ってる」
ニール・E・アイレヴ:「そういう影響がありました」
雲雀宏一:「……そうか。よかったよ」
雲雀宏一:「ニールくん、キミに良い友人ができたみたいでとても良かった」
ニール・E・アイレヴ:「なんかお母さんみたいなこと言いますね……」
雲雀宏一:「生徒会長というのは全校生徒のお母さんみたいなものだからね」
雲雀宏一:「ニールくん、キミからの提案は生徒会として今後しっかり検討していくよ」
ニール・E・アイレヴ:「ありがとうございます!」
雲雀宏一:「さっきは断られちゃったけど、國政くんの気が変わるようだったらいつでも報告してくれよ」
ニール・E・アイレヴ:「そうですね、もし向こうにやる気があるなら、もちろん」
雲雀宏一:「なので、今は無理に誘うのやめておく」
ニール・E・アイレヴ:「会長……計画性が……」
ニール・E・アイレヴ:少し感動したような顔。
雲雀宏一:「たまに良いことを言っておかないとバランスが取れないからね」
ニール・E・アイレヴ:「良いことだけでバランスを取ってくれませんか」
雲雀宏一:「では、僕からの話は以上。さあ、お友達が待っているぞ?」
ニール・E・アイレヴ:「というか自覚があるんですね!? 普段いい加減だって!」
ニール・E・アイレヴ:「……わかりました。提案聞いてくださってありがとうございます」
雲雀宏一:「こちらこそ貴重な意見をありがとう」
ニール・E・アイレヴ:「あと会長、お腹空いてもオブラートだけ食べるのは良くないですよ!」
ニール・E・アイレヴ:「ちゃんとお腹に溜まるものにしてくださいね!」
ニール・E・アイレヴ:言いながらドアの方へ。
雲雀宏一:「僕を何だと思っているんだ……」
雲雀宏一:「ちゃんと普段は三食ステーキを食べているのに……」豪勢だ。
ニール・E・アイレヴ:「野菜食べてください……まったく」
雲雀宏一:「では、またね。ニールくん」ヘラヘラと手を振って見送る。
ニール・E・アイレヴ:「では、失礼します。……」
ニール・E・アイレヴ:「また」
ニール・E・アイレヴ:ぱたん、とドアを閉めて廊下へ。
GM:ニールくんは生徒会室を出る。
GM:そこには、キミを待っていた國政くんの姿がある。
ニール・E・アイレヴ:「おまたせー」
國政巧:「早かったな」顔を上げる。
ニール・E・アイレヴ:「そんなに長い話でもなかったしね」
ニール・E・アイレヴ:「会長、君がやる気になったら教えてくれって。買われてるな」
國政巧:「…人手が欲しいだけじゃないのか」
國政巧:「どっちにしろ、ぼくという個人にこだわらない方が良い」
ニール・E・アイレヴ:「人手にも種類があるだろ」
國政巧:「種類?」
ニール・E・アイレヴ:「こいつなら大丈夫、って安心感とかね」
國政巧:話しながら廊下を進もうとした身体が、ちょっと身動ぎする。
國政巧:「……」「ぼくという個人にこだわらない方が良いんだよ」もう一度言う。
ニール・E・アイレヴ:「それはそうかもしれない、けどさ」
ニール・E・アイレヴ:「その安心感は、君が今回の件を通して作ったものだろ」
國政巧:「そう思うのかい、きみ」
ニール・E・アイレヴ:「俺はね」
國政巧:仮面の下、覗く口元が困ったような形をしている。
國政巧:「…きみの思いを聞いたからな」
國政巧:「しかし、だめだ」頭を振る。
國政巧:「初心を思い出し、しばらく地味でしがないCランクとして過ごそうと思う」
ニール・E・アイレヴ:「うん、それならそれでいいよ」
ニール・E・アイレヴ:(多分、その生活の中でも君は周りに少しずつ君自身を知られていくし)
ニール・E・アイレヴ:(そうしたら、周りはだんだん本当の信頼を持つようになる、と思う)
ニール・E・アイレヴ:(そうできればいいな)
ニール・E・アイレヴ:「君がしたいようにね」
國政巧:「なんだい、その言い方は」 やっぱり困ったような口元をしている。
國政巧:「どこか突き放すような言い方をするじゃないか」
ニール・E・アイレヴ:「えっ、突き放してたかな」少し慌てて。
ニール・E・アイレヴ:「だって、したいことができるって一番幸せじゃない?」
國政巧:「……きみはそういう人か」
ニール・E・アイレヴ:「わりとがんじがらめになっちゃう方だから、そう思うのかな」
ニール・E・アイレヴ:とほほ、と笑う。
國政巧:「ふ」 こちらも笑う。
國政巧:「ぼくは…嫌いじゃない。嫌いじゃなかった。他人の求めるものになるよう生きるというのは」
ニール・E・アイレヴ:あの旗の色彩を思い出す。
國政巧:「……ニールくん」
ニール・E・アイレヴ:「うん」
國政巧:「きみを裏切るような真似をしているのかもしれない」
ニール・E・アイレヴ:「ん?」
國政巧:「ぼくは別に、正真正銘のCランクというわけではないから」
國政巧:「あの時、ぼくになにも思わなかったとは言わせないぜ」
國政巧:先日、蝙蝠の仮面を被る話をしていたときのことだ。
ニール・E・アイレヴ:「なんて思ってほしいのかな。裏切られた!とか?」
ニール・E・アイレヴ:「そういうの、思ってないわけじゃないんだろうなあ、多分」
國政巧:「そうだろう」
ニール・E・アイレヴ:「でもさ、あの局面でだよ。頼ろうとしてた人が実は能力が使えません!とか言われるのと」
ニール・E・アイレヴ:「隠してたけど本当はもっとすごいんです!って言われるの」
ニール・E・アイレヴ:「絶対後の方が嬉しくない?」
國政巧:「………」呆気にとられたようにニールくんを見る。
ニール・E・アイレヴ:「君は俺たちの信頼を受けて、やり遂げた」
ニール・E・アイレヴ:「それ以上のことは、もう文句言ったらこっちが小物だよ」
國政巧:「そうかい」
ニール・E・アイレヴ:「次は」
國政巧:「ん」
ニール・E・アイレヴ:「君だけにはやらせないからな」
國政巧:「ふ」笑う。
ニール・E・アイレヴ:「見てろよ。本物のCランクの意地を」
ニール・E・アイレヴ:にっ、と口の端を吊り上げる。
國政巧:「………きみは」
國政巧:「なんでもできてしまいそうな人だな」
ニール・E・アイレヴ:「そ、そうかな……?」
ニール・E・アイレヴ:(どっちかというと國政くんの方がそうでは?)などと思う。
國政巧:「したいようにやれてるんだろ」
國政巧:「だからじゃないのか」
ニール・E・アイレヴ:「まあ、義理とかなんとかに引っ張られながらね」
ニール・E・アイレヴ:「でも、そうあれかし、と思う」
ニール・E・アイレヴ:「ここでなら、できる気がするんだ」
ニール・E・アイレヴ:窓の外、アカデミアの風景をじっと見て。
國政巧:ニールくんの表情を見る。眼帯に目を留めて、そのまま視線が窓の向こうに行く。
ニール・E・アイレヴ:「……ここでできたら、外に出た後だって、もしかしたら……」
ニール・E・アイレヴ:「きっと」
國政巧:「思うがままか」
ニール・E・アイレヴ:「そういうこと」
ニール・E・アイレヴ:追われるようにして、島に来た。そうして、今なんとかやっている。
ニール・E・アイレヴ:他の人だってそうあってほしい、といつも思っている。
ニール・E・アイレヴ:そうして、お節介じみたことばかりやって日常が過ぎていく。
ニール・E・アイレヴ:「夢かもしれないけどねえ」
ニール・E・アイレヴ:それは、あるいは青く儚い胡蝶の夢。
ニール・E・アイレヴ:だが、その夢もまたひとつの人生であると、この学園に来て知った東洋の話だ。
國政巧:「……きみが」パッと振り向く。
國政巧:「よりによってきみが、夢で終わらせてくれるなよ」
ニール・E・アイレヴ:「お」
國政巧:「おとぎ話はもうこりごりだろ」
ニール・E・アイレヴ:「じゃあ、そうだなあ」
ニール・E・アイレヴ:指を伸ばして、見えない蝶が留まったような手つき。
ニール・E・アイレヴ:「つかまえた」
ニール・E・アイレヴ:「これならいいだろ?」
ニール・E・アイレヴ:すぐ隣の頼れる友人に、手の中の見えない蝶を、はらりと自慢してみせた。


◆Ending◆狭山幸太郎&赤沢さらら

GM:次は狭山くんと赤沢さんのエンディングです!
GM:二人が蟻塚紫汐の面会に行き、それから二人が少し話したらそれぞれ風紀委員と番長連の仕事に向かう、みたいなシーンになります。
狭山幸太郎:理解しました!
GM:まずはシーンの描写からしていきますね。
赤沢さらら:はい!



GM:――事件から数日後。
GM:事件の首謀者であった蟻塚紫汐はしばらくの停学処分を言い渡されることになった。
GM:キミたちはそんな彼女の面会にやってきていた。
GM:アカデミア地下監獄。
GM:看守部の生徒の案内で、キミたちは薄暗い面会室へと入る。
狭山幸太郎:「久しぶり……って、蟻塚、ちょっと痩せた?大丈夫か?ちゃんとご飯食べてるか?」
GM:ガラスの向こうでは、蟻塚紫汐が申し訳なさそうな笑みを浮かべていた。
蟻塚紫汐:「二人ともわざわざ面会に来てくれてありがとう。私のことを心配してくれてるのかな?」
蟻塚紫汐:「でも、大丈夫だよ。衣食住には困ってないから」
蟻塚紫汐:「狭山くんとオカルト番長こと赤沢さららこそ元気にしてた?」
赤沢さらら:「それ以外には困りそうな環境だけど……」
赤沢さらら:「オカルト番長ではないんだけどね?丁寧だね?」
蟻塚紫汐:「あはは。なんか停学期間もそう長くはならないみたいだから、しばらくは大人しくしてようかなと思って」
狭山幸太郎:「ああ、ニールが便宜を図ってくれたみたいで。すぐに出られるらしいぞ」
狭山幸太郎:「さすが、生徒会の懐刀……」
赤沢さらら:「しばらく分の大はしゃぎはしたもんねぇ」
蟻塚紫汐:「脱獄しようかなと思ったけど、その必要もないみたいだしね。困っちゃう」
狭山幸太郎:「やれば出来るみたいな言い方…」
赤沢さらら:「さすがEXランク…」
蟻塚紫汐:「あ、今のはオフレコね」シーっと指を立てる仕草。
赤沢さらら:「はいはい」シーっと真似する
狭山幸太郎:「……蟻塚は」
蟻塚紫汐:「ん? 何かしら」
狭山幸太郎:「ここを出たら、どうするつもりなんだ?」
赤沢さらら:「イジメの偽装とか、アカデミアナイトは種が割れちゃったしね」
蟻塚紫汐:「そうだねぇ。何も考えていなかったな」
蟻塚紫汐:「ああ。でも、一つだけやりたいことあったな」
赤沢さらら:「やりたいこと?」
狭山幸太郎:「それは?」
蟻塚紫汐:「うん」
蟻塚紫汐:「もし許されるなら」
蟻塚紫汐:「今度こそ普通の高校生みたいな学園生活をしてみようかな」
狭山幸太郎:「それは、つまり」
狭山幸太郎:「学生たちのユートピアのここで」「恋も学びも思いのまま」
狭山幸太郎:「そんな学園生活、きっと出来るさ。なあ、さらら」
赤沢さらら:「うんうん」
蟻塚紫汐:「どうかなぁ。そんなに上手くいくとは思えないけど」苦笑交じりに言う。
赤沢さらら:「そう?学園を思い通りにするよりは簡単じゃない?」
狭山幸太郎:うんうん、と頷く。幼馴染はロジカルだなぁとか思ってる
赤沢さらら:「紫汐ちゃん可愛いし、いけるいける」
狭山幸太郎:「いけるぞ!」
狭山幸太郎:いけるいける!
蟻塚紫汐:「あはは。可愛いなんて初めて言われた」
蟻塚紫汐:「全然ロジカルじゃないけど、あなたたちが言うなら信じてみようかな」
狭山幸太郎:「いや、かわいいんじゃないか?」
狭山幸太郎:「かわいいと思うけど……」
蟻塚紫汐:「へぇ」にっこりと笑う。
蟻塚紫汐:「狭山くんはそう思ってくれるんだ」
赤沢さらら:「幸太郎くん幸太郎くん」
狭山幸太郎:「えっ、だって、そうだろ……?なんだ、さらら」
赤沢さらら:「私は?」
狭山幸太郎:「!!」
蟻塚紫汐:「答えてあげな」
赤沢さらら:「そうだぞ。あげな」
蟻塚紫汐:「どうなんだ、狭山くん」
狭山幸太郎:「圧を感じる……」
狭山幸太郎:「かわいいだろ?一般的に見て……」
赤沢さらら:「てっへっへ」
蟻塚紫汐:「一般的に見て、ねぇ」ニコニコしている。
狭山幸太郎:「さららは、幼い頃から近所の奥様方にかわいらしいともっぱら評判だったし」
蟻塚紫汐:「そうか、そうか」
赤沢さらら:「という感じで幸太郎くんは見る目があるので、紫汐ちゃんが可愛さもまた真」
赤沢さらら:「証明終了ですね」
蟻塚紫汐:「その証明は合ってるのか分からんが……」
蟻塚紫汐:「ねえ。私も二人に聞きたいことがあったのだけど」身を乗り出す。
狭山幸太郎:「QED。はい」
蟻塚紫汐:「LED?」
狭山幸太郎:「悪かった」
赤沢さらら:「ぺかーっ」
狭山幸太郎:かわいい
赤沢さらら:「で、聞きたいこととは」
赤沢さらら:「なにかね」
蟻塚紫汐:「そう、聞きたいことというのはね」
赤沢さらら:「なんでも答えてくれるよ。幸太郎くんが」
狭山幸太郎:「えっ」
蟻塚紫汐:「そう?じゃあ、聞いちゃおうかな」
狭山幸太郎:「えっえっ」
赤沢さらら:「特別だぜ」
狭山幸太郎:「さ、さらら?!」
蟻塚紫汐:「狭山くんとオカルト番長こと赤沢さららってどういう関係?」
狭山幸太郎:「え?そりゃ勿論……」ちらり、とさららを見やる。
蟻塚紫汐:「幼馴染なのは知ってるぞ」
赤沢さらら:「ねぇ?」見やられ、見やる
蟻塚紫汐:「そうじゃなくて」
蟻塚紫汐:「二人は付き合っているのかしら?」
赤沢さらら:「んまっ」
蟻塚紫汐:「んまー」真似をしている。
蟻塚紫汐:「どうなのかしら」
蟻塚紫汐:顔の横で人差し指を立て、不思議そうにキミたちを見る。
狭山幸太郎:「かわいい仕草で圧をかけるな」
蟻塚紫汐:「まあ。可愛いですって」
狭山幸太郎:「付き合う、とかはよくわからんが。さららは俺にとって、とても大切な人だよ」
赤沢さらら:「ほほう」
赤沢さらら:同じポーズを真似する
狭山幸太郎:「だって、幼馴染だからな…!」
狭山幸太郎:くぁ6sd76fg7y8ふ9じこp@
赤沢さらら:にへーっ、と顔が緩む
蟻塚紫汐:「そうか、そうか」
狭山幸太郎:どこかから吹いてきた謎の風で体が吹き飛びそうになる
赤沢さらら:《イージーフェイカー:テレキネシス》。不思議なこともあるものだね
蟻塚紫汐:「それじゃあさ、付き合ってないんだったら別にいいよね?」
赤沢さらら:「ん?なにがだね」
狭山幸太郎:「なにがだね」
蟻塚紫汐:「私が狭山くんにアプローチをかけても」
赤沢さらら:「むむ!」
狭山幸太郎:「……??」
蟻塚紫汐:「二人とも同じEXランクだし、私のこと可愛いって言ってくれたし」
赤沢さらら:「むむむ!」
蟻塚紫汐:「こんなのもう運命だろ?」真顔で言う。
蟻塚紫汐:「ただの幼馴染なんだったら、オカルト番長こと赤沢さららも別に構わないよな?」
赤沢さらら:「運命は自分の手で捻じ曲げてこそだよ!」
蟻塚紫汐:「……?」
赤沢さらら:「……?」
蟻塚紫汐:「いや、何でお前がそのリアクションなんだよ」
赤沢さらら:「いや、……あ、オカルト番長ではないんだけどね」
赤沢さらら:「赤沢さららとしてはアプローチされると困る」
蟻塚紫汐:「まあ。どうしてかしら」
蟻塚紫汐:「ただの何の変哲もない幼馴染なのに」
赤沢さらら:「はい。何の変哲もない幼馴染なので一緒にいますが」
蟻塚紫汐:「そうだろう、そうだろう」
赤沢さらら:「相手に恋人などが出来ると、幼馴染なので一緒にいる女子は嫉妬されます」
赤沢さらら:「修羅場になる。とても困る」
蟻塚紫汐:「私は困らないが……」
赤沢さらら:「そう、アプローチを止める権限はない……番長は皆の平穏を守るためにいるので……」
蟻塚紫汐:「まあ、でも、そうだなぁ」
蟻塚紫汐:「お前たちには恩もあるし」
蟻塚紫汐:「オカルト番長こと赤沢さららを困らせないようにしばらくは大人しくしておくね」
赤沢さらら:「わっ。オカルト番長ではないんだけどありがたい」
赤沢さらら:「……しばらく?」
蟻塚紫汐:「うん。停学期間が空けるくらいまでは」
蟻塚紫汐:「狭山くん」ちょいちょいと手招きする。
狭山幸太郎:「あ、ハイ」
赤沢さらら:「つまり復学したらアプローチするってことじゃねぇです?」インテリジェンス。
狭山幸太郎:なんでしょう、と顔を近づける
蟻塚紫汐:「あの時、イジメられていた私を助けてくれてありがとう。すごく嬉しかったよ」赤らめた顔をガラスに近付け、潤んだ瞳でキミを見つめる。
狭山幸太郎:「……そうか」
狭山幸太郎:「俺も嬉しいよ」
赤沢さらら:「あ、なにかアプローチしている。【男の子は可愛い女の子が近いと嬉しい】!」偶然にも世界の真理が言葉になったりする
蟻塚紫汐:「うーん。やっぱガラスが邪魔だなぁ」文句を言っている。
蟻塚紫汐:「オカルト番長こと赤沢さららも意外とインテリジェンスだね。もしかしたらノイマン?」
赤沢さらら:「インテリジェンスではないんだけどね!間違えた。オカルト番長ではないんだけどね!」
狭山幸太郎:「そうだろ!さららは、幼い頃から賢い子と評判で」
狭山幸太郎:「インテリジェンスを否定しないで」
赤沢さらら:「してない」
蟻塚紫汐:「……これはなかなか攻略しがいがありそうだな」
狭山幸太郎:「……なんだ、その」ガリガリと頭をかいて
赤沢さらら:「紫汐ちゃん、あんまりからかうと出てきても一緒に遊んであげないぞ」むーと膨れる
蟻塚紫汐:「えー。それは困る。オカルト番長こと赤沢さららは貴重な友達候補だし」
狭山幸太郎:「急に仲良くなった……。まあ、そういうことだよ」
蟻塚紫汐:「どういうこと?」首を傾げる。
赤沢さらら:「オカルト番長ではないが候補も取って良いんだぞ」
赤沢さらら:「どゆこと?」
狭山幸太郎:「過去のことは水に流したり」
狭山幸太郎:「嫌な事は全部忘れて」【吹き飛ばしたり】
狭山幸太郎:「そう。そうやって」【全部吹き飛ばすことで】
狭山幸太郎:【友達になっていくんだろうな】
蟻塚紫汐:「狭山くん……」きゅん、と胸を押さえる。
赤沢さらら:「幸太郎くん………」やん、と頬に手を添える。
狭山幸太郎:へっと壁に手をつく。
狭山幸太郎:ピキ ピキ ピキ
蟻塚紫汐:「あ。そういえば私天才だから思い出したんだけど」
狭山幸太郎:「どうした天才(ジーニアス)」
赤沢さらら:「なになに、どうしたのジーニアス紫汐ちゃん」
蟻塚紫汐:「さっき看守部の生徒が壁は工事中だから不用意に触らないようにって言ってたぞ」
蟻塚紫汐:「二人とも気を付けろよ」
赤沢さらら:「あー」
蟻塚紫汐:「んー?」
狭山幸太郎:「…………」
赤沢さらら:「ここ、地下だから」
蟻塚紫汐:「何をした」
赤沢さらら:「岩盤は爆破するって言ってたね」
狭山幸太郎:「さらら。蟻塚」
赤沢さらら:「なにかな幸太郎くん」
蟻塚紫汐:「そうそう、まだ建設中のブロックもあるらしくてね」
狭山幸太郎:「……ごめん」壁についた手。そこから、亀裂がどんどんと大きくなっていく!
蟻塚紫汐:「何事?」
赤沢さらら:「なるほど、紫汐ちゃん」
赤沢さらら:「何かに掴まっててね」
蟻塚紫汐:「ここ、牢獄の中だぞ!」
赤沢さらら:「そうだった」
赤沢さらら:「もう捕まってたんだった」
蟻塚紫汐:「お前らなんかと関わるんじゃなかった!」
GM:壁のひび割れはどんどん大きくなっていく。
蟻塚紫汐:「あー。しょうがない、しばらくは大人しくするって言ったからな」
蟻塚紫汐:「狭山くん」
狭山幸太郎:「??」
狭山幸太郎:なんでございましょう?
GM:ひび割れが広がり、徐々に天井が崩れ始める。
蟻塚紫汐:「知能の高い私は自分でなんとかなるので」
蟻塚紫汐:「あなたの大切な女の子をちゃんと守ってあげなさい」
赤沢さらら:カチャカチャ、と面会用のパイプ椅子を折りたたみ始める。
蟻塚紫汐:「オカルト番長こと赤沢さららもまたいつでも遊びに来てね」
赤沢さらら:「大切な女の子を、だって」
狭山幸太郎:「……なら」
赤沢さらら:「はーい。オカルト番長ではないが遊びに来るよ」
狭山幸太郎:崩れ落ちる天井。緩んだ鉄格子をどうにかまげて、蟻塚ちゃんの手を取って救い出そうかな。
狭山幸太郎:「蟻塚も、大切な友達だし」
蟻塚紫汐:「いいのか。仲の良い女の子が嫉妬するぜ?」
狭山幸太郎:「良いんだよ。ここで見捨てるようなやつは狭山幸太郎じゃないし。それに」
赤沢さらら:くふふ、と余裕を持って笑う。
狭山幸太郎:「嫉妬されるかもしれない。喧嘩をするかもしれない。そこからもっと仲良くなるかもしれない。そんな風に」
狭山幸太郎:「なんだかわからないからこそ、未来は面白い、だろ」
赤沢さらら:ぽふ、と幸太郎くんの空いてる腕に身を預ける
赤沢さらら:「幸太郎くんのそーゆうところが、好きだからねー」

赤沢さらら:カッ。
赤沢さらら:────光でした。えぇ、光でしたとも。
赤沢さらら:ついでに音もやってきました。
赤沢さらら:綿密な計算によって的確な発破を行われた爆破は、蟻の一穴によって一点に衝撃が集中したのです。
赤沢さらら:情報が全て塗りつぶされたリアルタイムの私達には把握しきれぬことですので、これはあとから聞いた話になります
赤沢さらら:硬い岩盤を打ち砕く衝撃は不思議と指向性を持つように調整されまして、新しく作られる地下監獄の部品を吹き飛ばしました。
赤沢さらら:それは何たる偶然か、今まで話していた部屋を壊し、更地にし、新たに部品が流れ込み、劇的なリフォームを行ったとのことです。
赤沢さらら:これには地下監獄部、看守部の皆様の大喜び。その功績を評して恩赦が検討されるとのことです。本当でしょうか?
赤沢さらら:不幸な事故により現在上空○○m。衣食住の住のレベルが改善され、紫汐ちゃんも模範囚として大人しくなさることでしょう。
赤沢さらら:結果オーライですね。

蟻塚紫汐:上空で少年と少女の手を握ったまま大きなため息をつき、それから笑顔をこぼす。
蟻塚紫汐:「測定不能の未来か。悪くないな」
赤沢さらら:「そうでしょうとも」
蟻塚紫汐:「……何も結果オーライではないけどな! 着地どうすんだ、これ!」
赤沢さらら:「何かわからない事が多いからこそ、わかったときの感動もひとしおと言うものです」
赤沢さらら:「枯れ尾花でも、新しいことを知れるのは楽しいことでして」
蟻塚紫汐:「いや、何か良いこと言ってるけど、着地! 死ぬ死ぬ!」
赤沢さらら:「大丈夫だよ紫汐ちゃん」
赤沢さらら:「こういうとき、かっこよく着地できるのが」
赤沢さらら:「ヒーローってものだよね?」
赤沢さらら:ね。と幼馴染に身を委ねる。
蟻塚紫汐:「頼んだぞ、EXランク」青ざめた顔で狭山くんの体をつかむ。
狭山幸太郎:2人の身体をぎゅっと掴み。
狭山幸太郎:「大丈夫」
狭山幸太郎:【なんだかわからんが、きっと大丈夫】ニカっと笑いながら、落ちていった。


◆Ending◆國政巧

GM:では、次のシーン。
GM:最後は國政くんの個別エンディングです。
國政巧:はい~
GM:國政くんのエンディングは、宮森と一緒に登校しながら少し話をして教室で他の生徒たちにワイワイ囲まれるみたいなのを考えてるのですが
GM:そんな感じでどうでしょうか
國政巧:あっそれならあれ
國政巧:です
GM:何だろう
國政巧:朝 宮森くんの部活に付き合ってから登校してるみたいな感じでやりたいです
GM:おお、いいですね!
GM:では、そういう感じでいきますか
國政巧:付き合ってるってそういう意味じゃないからね!
GM:ふーん、どうだか
國政巧:こいつ…!
國政巧:そういう感じでよろしくお願いします
GM:では、まずはシーンの描写からしていきますね。
國政巧:はーい



GM:事件から数日後。
GM:ある日の朝のこと。
GM:ファンタスティック飼育部の部室の前。
GM:マフラーを巻いた青年が檻の中の動物にエサをやりながらキミに声をかける。
宮森明日:「悪いね。手伝ってもらってしまって。あ、グラビティ太郎にはヒマワリの種を頼む」
宮森明日:「それから、伸縮スネークくんにはそっちのエサを」
國政巧:「大好きなのはヒマワリの種か…」
國政巧:「む」そっちのエサと書かれた袋を手に取る。
GM:袋の中では何かがうごめいている。
國政巧:「なんなんだ、これは……」
宮森明日:「生餌だ。キミまで食べられないように気を付けて」
國政巧:「うむ、うむ」おっかなびっくり蠢く生き物をつまみあげてスネークくんにあげている。
宮森明日:「よし、これでオーケーかな」翼の生えた三毛猫の頭を撫でる。
國政巧:「…朝から重労働だな。きみ、毎日これをやってから登校しているのかい」
宮森明日:「ああ。もちろんだよ」
宮森明日:「キミのおかげで無事に部活も継続できるようになったしね」
國政巧:「フン」グラビティ太郎を肩にのっけている。
宮森明日:「すっかりキミに懐いてしまったな」笑って言う。
國政巧:「なんだかな」口元をひん曲げている。
宮森明日:「不満なの?」意外そうに言う。
國政巧:「……」答えず、ムスッとする。
國政巧:「……良かったじゃないか。部活が継続できて」
宮森明日:「ああ、急に重力を発してきた時は同じ力の反重力をぶつけて無効化すれば……」
宮森明日:「ああ。キミのおかげだよ」
國政巧:「ベアトリス委員長の機嫌が直っただけだろう」
國政巧:ずんずんと校舎への道を進んでいく。
宮森明日:「待って。早いよ」マフラーを巻き直して追いつく。
宮森明日:「風紀委員長の機嫌が直ったのはキミやみんなのおかげだろ」
宮森明日:「そうだ。タクミくん」
國政巧:「なんだい」
宮森明日:「キミ、もう部活は決めた?」
國政巧:「……決めていないが」鼻白んでいる。
宮森明日:「キミ、今回の事件のおかげで一部の生徒の間では有名人だからね」
宮森明日:「これから今まで以上に勧誘をされるかも」
國政巧:「それは困るな。ニールくんが何人いてもチラシの整理がおっつかなくなるかもしれない」
宮森明日:「はは。オルクスヤギのヨーゼフが紙を好きだから余ったら持ってきてよ」
宮森明日:「けど、本当に興味のある部活とか委員会とかないの?」
國政巧:「む…」
國政巧:「……雲雀会長に、特命全権大使を続けてもいいと勧められたが、断った」
宮森明日:「断ったのか。あんなに似合っていたのに」
國政巧:「ぼくは…他人に求められて行動することは嫌いじゃない」
宮森明日:「それじゃあ、どうして」
國政巧:「だからだ」
宮森明日:「だから?」よく分からなさそうな顔をする。
國政巧:「なんというか……だから、ぼくはきっと、精一杯活動してしまう」
國政巧:「そうなればだぞ」アケビくんの顔をぐいっと見る。
宮森明日:「……?」不思議そうに見つめ返す。
國政巧:「《デイズ》としてかくあれかしと、ぼくはきっと…誰よりもヒーローたらんと、特別な何かになるだろう」
國政巧:「そういうのは、この学園島には不似合いだ」顔を離す。
國政巧:「誰でもヒーローになれる場所なのだから。ならば、ぼくも、ただのしがない学生として埋没しているくらいがふさわしい」
宮森明日:「よく分からないけれど、それってつまり」
宮森明日:「グラビティ太郎たちにエサをやったりする時間が減ってしまうってことだよな」
宮森明日:「それは確かに困るな」
宮森明日:「それはダメだ」
國政巧:「……話、聞いてたか?」
GM:キミの肩でジャンガリアンハムスターが抗議するように鳴く。
宮森明日:「聞いてた。だって」
宮森明日:「こうやって朝早くから手伝いをしてくれるのもタクミくんが普通の学生だからだろう?」
國政巧:「………フン」
宮森明日:「だったら、タクミくんは今のままがいいと思う」
國政巧:「目くらましの《デイズ》だ」
國政巧:「蝶もつかまえられん」
宮森明日:「Cランク生徒の國政巧くんだもんな」
宮森明日:「そうだ、タクミくん。宿題やってきた? 一時限目は数学だよ」
國政巧:「ああ、そうだ」はっとしたようにする。
宮森明日:「数学の先生は厳しいからな。忘れていたら大変だぞ」
國政巧:「しかも、多分ぼくが当たる日なんだ。アケビ、急ごう。ノートを見せ合いたい」
宮森明日:「しょうがない。僕もあんまり自信がないんだけど」
GM:二人が話をしているうちに教室のドアが近付いてくる。
國政巧:「ひとりで考えるよりマシということだ」
宮森明日:「それは言えてる」深く頷く。
國政巧:ドアを開ける。表情を隠した白い動物の仮面で、いつものように。
GM:キミがドアを開くやいなや数人の生徒がキミを取り囲む。
國政巧:「……あ?」
銀河ヶ原光子:「國政様、ゲーミング悪役令嬢部に入りませんこと!?」
シルク・シロガネ:「國政さん、ぜひ暗黒コスプレ喫茶部に入部してください!」
“イジメ部”島村優:「國政さん、ちなみに小遣いの金額をお聞きしても……?」
九龍マルコ:「おい、忍者。俺と契りの盃を交わしてもらうぞ」
GM:生徒たちがキミを取り囲んでワイワイと騒ぎ立てる。
國政巧:「……………」口元がひん曲がっている。
宮森明日:「人気者は大変だな」苦笑している。
國政巧:「……地味でしがないCランク生徒のはずなんだがな」
宮森明日:「地味でいるのも努力が必要なんだな」
宮森明日:「そうだ、タクミくん。港に着いてから事件ばかりだったし、改めて言っておこうかな」
宮森明日:「ようこそ、アカデミアへ」
國政巧:「フン」鼻をならす。
國政巧:隣には友人。周囲には騒がしい生徒たち。教室、そして、窓の外。
國政巧:朝の光、青空。
國政巧:そういえば彼女は言っていた。
國政巧:「………虹は」
國政巧:「ここに在るか」
國政巧:白い動物の仮面が、少しだけ揺らめいて。耐えず形を変える極彩色を放った。
GM:騒々しくてありふれた“かけがえのない日常”がここから始まっていく。
GM:教室に、予鈴のチャイムが鳴り響いた。



GM:シーン終了。
GM:というわけで、これでエンディングは全て終了です!
GM:これでセッションは全て終わりになります!
GM:皆さん、お疲れ様でした!
赤沢さらら:お疲れ様でした~!
國政巧:おつかれさまでした~!
ニール・E・アイレヴ:お疲れ様でした!
狭山幸太郎:お疲れ様でした~!
GM:では、時間も遅いので最後にサラッと経験点の配布をして終わりにしましょう!
GM:経験点の項目を読み上げていきますので、皆さん元気よくお返事をしてください!
國政巧:お返事!
GM:・セッションに最後まで参加した
赤沢さらら:はい!
國政巧:います!
GM:全員最後まで停学にならずにいました!1点です!
狭山幸太郎:はい!
國政巧:やった~!
ニール・E・アイレヴ:いました!
GM:では、皆さんもらってください!
狭山幸太郎:いただきます!
GM:次!
GM:・シナリオの目的を達成した
GM:まずはシナリオをクリアしたことで5点
GM:次にナイトフォールプロトコルを防いだことで追加で5点
GM:Dロイスが4つ、Eロイスが6つなので
GM:10点
GM:この項目だけで20点になります!
ニール・E・アイレヴ:いっぱい
國政巧:すごい
狭山幸太郎:すご
GM:ここまで21点やね
GM:次!
赤沢さらら:たっぷり!
國政巧:すごいやで
GM:・最終侵蝕率による経験点
GM:みんな何点?
狭山幸太郎:えーとね
GM:うんうん
國政巧:狭山くんが二倍振りで3点で
狭山幸太郎:私が3点で、他のみんなは5点かな
國政巧:他がみんな5点かな
國政巧:そのよう
赤沢さらら:インテリジェンス!
ニール・E・アイレヴ:5点でした
狭山幸太郎:ジーニアス!
GM:すごい!
GM:では、もらってください!
GM:次!
GM:・よいロールプレイをした
GM:4人とも最高のロールでした!
國政巧:イエーイ!
ニール・E・アイレヴ:やったー!
狭山幸太郎:ワオー!
赤沢さらら:ヒュー!
GM:全員1点ずつもらいな!
國政巧:げへへ こづかいにしよう
GM:次!
狭山幸太郎:こづかいww
ニール・E・アイレヴ:いただくー
GM:・他のプレイヤーを助けるような発言や行動を行った
GM:皆さんが助け合っていなければ学園都市は滅んでいたでしょう……
GM:1点!
ニール・E・アイレヴ:こわ
赤沢さらら:重大
國政巧:ヒエッ
狭山幸太郎:あわわ…
赤沢さらら:これがEXランクの力…
GM:もらってください!
狭山幸太郎:!?
GM:次!
GM:・セッションの進行を助けた
GM:すごい助かりました
GM:1点!
赤沢さらら:えへん
國政巧:助けてた!
ニール・E・アイレヴ:やったー
GM:大助かり……
狭山幸太郎:ヘルプマン!
GM:では、もらってください!
GM:次!
GM:・場所の手配、提供、スケジュールの調整などを行った
GM:皆さん、いつもスケジュール調整にご協力いただきありがとうございました!
GM:1点です!
赤沢さらら:チャリンチャリン
狭山幸太郎:こちらこそありがとうございましただぜ
ニール・E・アイレヴ:ありがとうございます……
赤沢さらら:助け合いですぜ
國政巧:ありがとうございましただぜ
GM:これで経験点項目は全てになります
GM:さて、合計は!?
國政巧:25点+最終侵蝕値かな
ニール・E・アイレヴ:じゃあ30点
狭山幸太郎:はやい!助かる!
赤沢さらら:計算が早い!
赤沢さらら:30点!
狭山幸太郎:28点!
國政巧:こちらも30点!
ニール・E・アイレヴ:助かります
國政巧:私の経験点1点 狭山くんにあげられませんか?
狭山幸太郎:!!
國政巧:EXランクの狭山兄貴が一人だけ低い点数なんて耐えられねえよ
狭山幸太郎:wwww
赤沢さらら:じゃあ私も1点わけたげる
狭山幸太郎:!?
ニール・E・アイレヴ:これもどうぞー
GM:助け合い精神……
狭山幸太郎:!?!?
GM:でも、ダメだ!
ニール・E・アイレヴ:だめだった……
赤沢さらら:だめかー
GM:経験点は非情なの!
國政巧:そんなー
ニール・E・アイレヴ:代わりにお弁当わけたげるね
狭山幸太郎:wwww
ニール・E・アイレヴ:はい、ちくわ
狭山幸太郎:わーい!ニールのちくわ大好き!
赤沢さらら:はい卵焼き
GM:しょぼい
國政巧:えっと…味付け海苔
GM:唐揚げとか分けてあげて
狭山幸太郎:卵焼き絶品だぜ!
狭山幸太郎:海苔ww
GM:本人がいいならいいか……
狭山幸太郎:海苔も好きだぜ!やったー!
赤沢さらら:お弁当に味付け海苔はいってるんだ巧くん
狭山幸太郎:遠足でお弁当を忘れた子みたいなムーブをしてしまいましたが、みんなの気持ちが嬉しいぜ
GM:では、後は、レコードシートにサインをしますので皆さんこちらに持ってきてください
ニール・E・アイレヴ:はいどうぞ
國政巧:出た
狭山幸太郎:あっ、嬉しい
赤沢さらら:サインだ!
狭山幸太郎:なにげにサイン色紙、初めてもらうかも
GM:というわけで、ツイッターの方でお送りしましたので印刷して金庫で保管しておいてくださいね
GM:お渡しした経験点はキャラを成長させる時に使ったりするといいでしょう
GM:というわけで、経験点の配布はこれで終了になります!
GM:ダブルクロスThe 3rd Edition オーヴァードアカデミア  シナリオ「アカデミア・ナイト」、これにて全行程終了です!
GM:皆さん、最後までお付き合いいただきありがとうございました!
GM:本当にお疲れ様でした!
赤沢さらら:お疲れ様でした~!
狭山幸太郎:お疲れ様でした~!
國政巧:おつかれさまでした~!
ニール・E・アイレヴ:お疲れ様でした!!




『アカデミア・ナイト』 終



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