『ホラーハウス・テラールーム』(GM:優水)


PC1:有場純一郎(ありば・じゅんいちろう)( キャラシート )PL:缶詰
PC2:遠犬(とおいぬ)( キャラシート )PL:アスハル
PC3:吉塚景(よしづか・けい)( キャラシート )PL:珪素
PC4:園寺健作(えんじ・けんさく)( キャラシート )PL:立川

メインログ雑談ログ

目次

Preplay

GM:では、まずは自己紹介から!
GM:PC1、有場くんお願いしますっ
GMキャラシート

有場純一郎:はい!
有場純一郎:有場純一郎(ありば・じゅんいちろう)。UGNに協力する大学生です。
有場純一郎:銀髪緑眼、ロシア人の母と日本人の父、3人の姉を持つロシアンハーフです。
GM:顔がめっちゃいい
有場純一郎:異能がかった不幸体質の持ち主で、普段は大学に通う傍ら、人助けやボランティアをしたり事件に巻き込まれています
GM:巻き込まれ体質…
有場純一郎:姉達からは世間一般の姉弟のように人を人とも思わぬ扱いを受けており、女性に対する礼節を叩き込まれています。
GM:世間一般…?
有場純一郎:そのため女子に対しては慇懃に接しますが、優しくされることに耐性はありません。
有場純一郎:やめてくれ、惚れてしまう。
GM:ほほう…
有場純一郎:キャンパスライフはバラ色と聞いています。目指せ優しい彼女獲得。
有場純一郎:能力としては自分の影から銀色の狼を半自動的に使役し、不幸から身を守ってくれます。
GM:能力もイケメンだ…
有場純一郎:不幸を嗅ぎ分ける能力があるため、困ってる人のところに飛んでいくぞ。護身用にリボルバーも持ってます
有場純一郎:データ的には傍らに立つ影:蒼き悪魔でカバーと反撃を行い、ダメージ起点のウロボロスエフェクトで色々します。
有場純一郎:今回はPC1を頂けるということで、家族経験の多い女子や犬やデータテニスとの親和性を見せつけていこうと思います
有場純一郎:よろしくおねがいします
GM:親和性!たくさん活躍してください!
GM:では、ハンドアウト!

PC1:有場純一郎

シナリオロイス: 八重倉月乃(やえくら・つきの)
UGN星月台支部との連絡が途絶えた。
早速その調査のために臨都支部より君が派遣されることになったが、
研究員の八重倉月乃が同行することになる。
星月台支部ではある革新的な研究をしており、
その研究成果とされるコード”ロム”の回収のためだ。
彼女は非オーヴァードでありながら優秀な研究成果を出している。
八重倉月乃の護衛も、君の任務の一つだ。

GM:今回のヒロインです
有場純一郎:ヒロイン!
GM:仲良くしてあげてね
有場純一郎:キャリア・ウーマンのようですね。自立した女性、素敵です。
有場純一郎:この体で盾になりましょう。よろしくおねがいします
GM:よろしくおねがいします!
GM:では次!
GM:PC2、遠犬くん!
遠犬:はあーい
GMキャラシート
遠犬:「そう驚くこともないだろう。……次の依頼だ」
遠犬:遠犬! 人語を介する神出鬼没の黒犬であり、UGNからの使いを名乗る。
GM:いぬだ
遠犬:主に普段はメッセンジャーをしており、このようにUGN所属オーヴァードに任務説明をするのが役割です。
遠犬:正体は多く知られてはいないものの、《ハンドリング》による遠隔操作であり、本体は遠く離れたUGNの秘匿病院で入院生活を送っている。
遠犬:謎の超越存在に呪われた結果、生命維持装置なしでは10歩と動けぬ重病人ながら、
遠犬:絶対命中の権能を与えられており、有事の際は病棟からの領域狙撃によって
遠犬:犬の視界内を謎の衝撃波で攻撃することが出来る
GM:ヤバい権能だ
遠犬:神々の義眼かつ天与呪縛らしいです
遠犬:データは『必中の弓』『サイドリール』『怨念の呪石』を使った高効率狙撃攻撃。
GM:やべえアイテムだらけ
遠犬:これが最強のデータと引き換えに得た力だ
GM:見せつけてやろうぜ最強の力を
遠犬:160点になって、敵の範囲攻撃を撃ち落として単体に変えたり、速射によって範囲攻撃をしたりします
遠犬:そんな感じだ そんな感じでホラー映画に犬で行きます
遠犬:酷い目に合うと視聴者が減るので安心安全に行きたい
GM:おいでいぬ!
GM:ではハンドアウトをどうぞ

PC2:《遠犬》

シナリオロイス:有場純一郎
UGN星月台支部が音信不通になったらしい。
現地に協力者もなく、状況がわからない中、
君は端末を介し現地の偵察をすることとなる。
先んじて君が見たものは、影に覆われ異形が蔓延る、
変わり果てた姿となった星月台支部だった。

GM:偵察行ったらなんかヤバかった。
遠犬:当然、危険区域への偵察任務も命じられますよね……。
遠犬:そういう能力者だもん
GM:うん…
遠犬:しかしこのシナリオロイスとは一体……?
遠犬:オオカミvs犬……
GM:一緒に任務をすることになりそうな予感がします
遠犬:がんばります
GM:がんばってね!
GM:では、PC3、景ちゃん!
GMキャラシート

上野景:上野景です!コードネームは"ジラルナ"ですが、実際名前のほうもコードネームみたいなもの。
上野景:UGNの最新型スリーパーであり、絶対に見破ることのできない潜入工作を得意としています。
上野景:なぜなら凄いピュアソラ洗脳能力で自分を潜入家庭の「家族である」と思い込ませちゃうから……!《超越的能力》《竹馬の友》使いです。
GM:強力なサイミン・ジツだ
上野景:潜入工作員である以上、求められる技術はだいたいなんでもできます。最大レベルの《夢の雫》でどんな判定でも+14だ
GM:こわい…
上野景:さらにDロイス潜伏者で大抵の判定は+5できてしまう。このようにミドルでなんでもできることに特化した性能です。
GM:ミドルがあっさり突破されてしまうのでは…?
上野景:その代わりクライマックスではクソ雑魚もいいとこで、《さらなる力》でアタッカーを再行動させたりくらいしかできません。
上野景:160点版では性能的欠点を補うべく、なんと《カバーディフェンス》を習得しています。
上野景:こんなエフェクトわざわざ取ってる人はそうはいないのでは……?シナリオ2回だけカバーリングができるようになりました。
GM:カバーリングまで身につけるとは…
上野景:あと任務の分野が結構近いところにあるので、遠犬くんと昔組んでいたことがあったり知り合いだったりしたらいいねという話もしてました。
上野景:実際どうなるかは分からないけど……!よろしくおねがいします!
GM:よろしくお願いします!ハンドアウトはこちら!

PC3:(上野)景

シナリオロイス:”ロム”
UGN影嶌支部。
君は支部長であり、今の父親でもある吉塚鋼索に呼び出される。
極秘任務として君に与えられたのは、星月台支部にあるとされる
コード”ロム”を『他の支部に渡さずに』回収することだ。
彼の野心は、日本支部からも警戒されている。
君は日本支部に連絡を取りつつ、星月台へ向かった。

上野景:パパ!
GM:有場くんとは違う支部から出ることになります
上野景:ということは私の今の名前は吉塚景なんですね
GM:そうなりますね
吉塚景:パパ大好き!
吉塚景:ヴィトンの新作も買ってね
GM:はっはっはいくらでも買ってやるぞ
吉塚景:わ~い
GM:というわけで頑張ってヴィトンを買ってもらおう!
吉塚景:こんな具合でパパにベタベタしながらヴィトンを狙っていることでしょう
吉塚景:危険な女!
GM:危険だぜ
GM:よろしくおねがいします〜
GM:ではでは、最後にPC4
GM:園寺くん!どうぞ!
GMキャラシート
園寺健作:はーい!
園寺健作:「こ、こんなの、僕のデータに無いぞ……!」
園寺健作:自称、UGN1のデータマンです。僕に分からないデータはありません。
GM:データにないって言ってるけど…?!
園寺健作:データがあればなんでも出来ると思っていますが、大体予想外の事が起きます。こんなの、僕のデータに無い……
園寺健作:どんな窮地に陥っても、データは捨てずに頑張りたいと思います。
GM:捨てないで
園寺健作:捨てない。僕はデータを捨てないぞ
園寺健作:性能は、データマンらしく、≪巨匠の記憶≫でミドルを頑張って
園寺健作:戦闘は、レイジングブレイドによる近接orラピッドファイアによる範囲攻撃を切り分けていきたいと思います。ラケットのヘッドが2mm下がっているよ?
GM:ラケット…なるほどね
園寺健作:今回はホラーセッションとの事ですが、なあに、僕にはデータがあるので大丈夫でしょう
園寺健作:あ、それと
園寺健作:キャラシが一部間違っていたことにさっき気づいたので、後でちょっと直しておきます。ギャランティプラスは常備化ポイントじゃなくて財産ポイントだったので
園寺健作:ギャランティプラス外して調達あげたりなんなりしておきますね
GM:あっはい!こちらも確認漏れ!
園寺健作:以上、よろしくお願いします。良いデータを取らせてもらうよ
GM:良いデータをとってくれ
GM:ではハンドアウト。

PC4:園寺 健作

シナリオロイス:色部空(いろべ・そら)
君には色部空という名の友人がいた。
彼はUGNチルドレンで、人懐こくよく笑ったが、体が弱かった。
交流が途絶えてから10年。
彼が所属する星月台支部が異変に襲われたという。
その情報を耳にした君は、独断で星月台支部へと向かう。

GM:古い友人です。
園寺健作:友人……!
園寺健作:こんな感情、僕のデータにないぞ……!
GM:ないのかよ!
園寺健作:ww
園寺健作:不思議とウマがあった。そんな友人なのでしょう
GM:きっとそうですね
GM:回想から入るので仲良くしてあげてください。
園寺健作:はい!
GM:では、最後にトレーラーを貼ってセッションを始めて行きましょう!
トレーラー ホラー映画ってあるじゃないですか。
あれは私、全然平気なんですよね。
だって、観てればいいだけだし。
その点、ホラーゲームって全然ダメで!
怖い思いをするためにプレイするとか、無理なんですよ。
自分から足を踏み入れてくって言うか。
だから…
今回の任務は最悪ですね。

ダブルクロス the 3rd edition 『ホラーハウス・テラールーム』
ダブルクロス───それは裏切りを意味する言葉。


◆Opening 有場純一郎◆

GM:有場くんのオープニング。登場侵蝕をどうぞ。
有場純一郎:有場純一郎の侵蝕率を1d10(→ 3)増加 (34 → 37)
GM:いい滑り出しだ



GM:UGN臨都支部。
GM:君はUGNの研究員の女性から任務説明を受けている。

八重倉月乃:「……それで、星月台支部との連絡が途絶えたのが3日前」
八重倉月乃:八重倉月乃。少し幼い面影の女性だ。
有場純一郎:黒の革手袋に包んだ手を顎元に添えて、その説明を聞いている。
有場純一郎:絹糸のような銀髪の奥に秘められた瞳を僅かに細める。
有場純一郎:「音信不通、ですか」
八重倉月乃:「うん、そうです」
八重倉月乃:「ええっと、この辺りでは定期的に支部同士で連絡を取り合ってるんですけど」
八重倉月乃:「異変がないかどうか、確認するためにですね」
有場純一郎:「その定時連絡が途絶えた、と」
八重倉月乃:「はい。そうなります」
八重倉月乃:「それで、きみには私と共に調査任務に赴いてもらうことになります」
有場純一郎:「なるほど。現地での調査ですね」
有場純一郎:「聞く限り手荒な案件になる可能性もありますが…」
有場純一郎:「八重倉さんも一緒に、ですか?」
八重倉月乃:「はい、私も一緒に、です」
八重倉月乃:「非オーヴァードである私が同行するのは、きみにとって負担になるのは理解しています」
八重倉月乃:「それでも今回は私が同行する必要があるんですよね」
八重倉月乃:ひとつ息を吐き、頭をかく。
有場純一郎:「ふむ。というと、僕だけでは荷が重い…例えば、その支部のデータなど、専門知識が必要ということですね?」
八重倉月乃:「そうそう、その通り!星月台支部ではある『革新的な研究』を行なっていて」
八重倉月乃:「その研究成果である”ロム”と呼ばれるものを回収する必要があるのです」
有場純一郎:「ROM、ロム。媒体か…あるいはコードの名のようですね」
八重倉月乃:「コードネームである、と聞いています。実際にデータ媒体なのか、別のものかは…現地に行って確認する必要があります」
有場純一郎:「なるほど。確かにその情報からでは、僕では見落としてしまいますね」
八重倉月乃:「うん……なので、申し訳ないんだけど」
八重倉月乃:「守ってもらえますか、有場くん」
有場純一郎:「……はい、八重倉さんの同行の必要性はわかりました」
有場純一郎:「僕が貴方をお守りします。その上で、こちらからも質問をお返ししましょう」
八重倉月乃:「な…なんでしょうか」
有場純一郎:「恐らく、八重倉さんにとって危険な場所です。その場所に赴くにあたって」
有場純一郎:「僕に、命を預けられると信じてくださいますか?」
八重倉月乃:「ふえっ」
八重倉月乃:「そ、それはもう……信じますよっ!」
八重倉月乃:「信じられると思ったからこそきみに頼んでるんですから!」
有場純一郎:「畏まりました」
有場純一郎:ス、と手袋の左手を心臓の前に掲げる。
有場純一郎:「では、僕は貴方を守ります。女性の信頼に応えよ、との家訓ですので」
八重倉月乃:「………ありがとう」
八重倉月乃:「……ふふ。かっこいいね」
有場純一郎:「ふふ、ありがとうございます。この言葉を頂ければ百人に対抗いたしましょう」
有場純一郎:口角を持ち上げると共に、影から朝露のような毛並みをした狼が顔を覗かせる。
有場純一郎:「あぁ、僕の相棒(マヤーク)も任せろ、と言っているようですね」
八重倉月乃:「わあ……」
八重倉月乃:「それじゃあドーンと任せちゃいましょう」
八重倉月乃:「頑張りましょうね、有場君、マヤークくん!」
憑灯:ピクン、と銀の耳を応えるように動かす。
有場純一郎:「えぇ。滞りなく任務を行いましょう」
有場純一郎:ス、と有場と狼の銀色が揃ってお辞儀をする。
憑灯:細く笛のように喉を鳴らした



GM:ロイスのみ可能!
有場純一郎:「優しい女性 八重倉月乃 ○P敬服/N焦燥感」 で取得して以上です!
GM:ヤッター!
GM:ではシーンカット!


◆Opening 遠犬◆

GM:オープニング2:遠犬
GM:では遠犬さん、登場をどうぞ!
遠犬:1d10+34
DoubleCross : (1D10+34) → 8[8]+34 → 42




遠犬:《ハンドリング》使用。42→43
GM:君の本体から離れた街、星月台。
GM:そのUGN支部との連絡が途絶えたという。
GM:「現地に赴き、状況の確認を」
GM:それが君に与えられた任務。謂わば偵察任務だ。
遠犬:市街地への偵察任務において、犬の姿は有効に働く。
遠犬:市境から踏み込み、道路看板を見上げる。
GM:星月台 1km
GM:…そんな表示が見て取れるだろう。
遠犬:(少なくとも、物理的な閉鎖ではない、か)
遠犬:支部の位置は当然把握している。素直に向かうべきか、或いは。
遠犬:《シークレットトーク》を使用します。「……オォオォーーーーン」
遠犬:オーヴァードにのみ聞こえる、犬の遠吠え。
遠犬:身を隠しつつ索敵を重ねる。たとえば無差別なジャーム怪物がいる場合などは、これでおびき寄せられる。
GM:すぐに何かが迫り、襲い来る…ということはない。
遠犬:(……異常なし。やれやれ、伝令役が居眠りしてるだけなら良いんだがな)
遠犬:周囲に気を配りながら足を進める。
遠犬:通行人はいますか?
GM:そうですね、普通にいるようです。
遠犬:あ、いるんだ
GM:支部は…ちょっといい大きめの建物ですね。
遠犬:ほうほう
GM:こう、緑の植え込みがあって、その奥にあるような感じの建物です
GM:屋根が丸かったりする
遠犬:なんらかの公共施設を流用しているのか
遠犬:(……辿り着いてしまった)
GM:支部を見て、君は気づく。
GM:高濃度の局所的《ワーディング》に包まれている。
GM:外ではなく、内に向かう《ワーディング》。
遠犬:『市境、物理閉鎖なし。町民に異常なし。支部外観……』 本体を通じて報告を送りながら、それに気付く。
GM:最初から張られていたため、また力の拡散がなかったために気付くことができなかった。
GM:そして、支部の建物は影に覆われている。
GM:異音。
GM:通行人は気づいていない。オーヴァードの君だけが異常を感知することができる。
遠犬:『支部全体に、特殊な《ワーディング》の影響が見られる』
遠犬:路地を間借り、側面を通り、建物をぐるっと一周。
GM:がた。ごきん。ことこと。ぐしゃん。
GM:そんな音が中から響いている。
遠犬:……通常の偵察任務ならば、この現状のみを報告して撤退する判断が妥当だろう。
遠犬:(さて、どうするか)
GM:そこで、エージェントから連絡が入る。
エージェント:『報告は確認した。そのまま周囲を哨戒しながら待機』
エージェント:『…現在、臨都支部からエージェントと研究員が向かっている』
エージェント:『可能ならば合流、そしてより詳しい情報の提供を』
遠犬:『《遠犬》、了解。増援を待ち、状況に変化があれば随時報告を行う』
エージェント:『頼んだぞ』
GM:それだけ言って連絡は切れる。
遠犬:さも、元からここの飼い犬ですと言わんばかりに、玄関の前で座り込む
GM:時折通行人がかがみ込んでその頭を撫でていく。
遠犬:「……わぉん」
遠犬:(通行人に聞き込みが出来ないのは)
遠犬:(いつも難点なんだよな……)



GM:ありがとうございます!シナリオロイスは有場君なので
GM:会ってからでもOKです。
遠犬:そうします
GM:では、シーンカット!


◆Opening 吉塚景◆

GM:オープニング3:吉塚景
吉塚景:吉塚景の侵蝕率を1d10(→ 6)増加 (32 → 38)



GM:UGN影嶌支部。
GM:君は支部長…吉塚鋼索に呼び出しを受けていた。
GM:現在の君の潜伏先であり、『父親』でもある。
吉塚鋼索:「来たか、景」
吉塚景:「はい。どうしたんですか?急に呼び出したりして」
吉塚鋼索:「うむ。お前に与えたい任務がある」
吉塚鋼索:「……極秘でな。他の支部にも漏らしたくない」
吉塚鋼索:「ここの支部員にもだ」
吉塚景:「……!分かりました。だから急だったんですね」
吉塚景:「この部屋に入るところは見られてないと思います。口頭で大丈夫ですか?」
吉塚鋼索:「ああ。それで頼む」声を低くして。
吉塚鋼索:「……”ロム”というものがある」
吉塚鋼索:「星月台支部で研究されているものだ」
吉塚景:(……来た)
吉塚景:「そんなものが?」
吉塚鋼索:「ああ。具体的に何であるかまでの情報はない。ただ」
吉塚鋼索:「それを得ることができれば、必ず我々の……私の力になる」
吉塚鋼索:「それ程に強力な研究成果であると聞く」
吉塚景:「ふふふ。そんなこと言って」手を腰の後ろで組む。
吉塚景:「本当は父さんも知ってたりするんじゃないですか?」
吉塚鋼索:「……レネゲイドの強化、侵蝕の低減」
吉塚鋼索:「掴めたことはそこまでだ」
吉塚景:「……それと、少なくとも回収ができるような」
吉塚景:「『実体のあるもの』。そうですよね?」
吉塚鋼索:頷く。「その通り」
吉塚景:「分かりました。私でできる限りなら、探してみようと思います。けれど……」
吉塚鋼索:「何だ?」
吉塚景:「……星月台のほうに協力者がいたりはしますか?」
吉塚鋼索:「……いいや。だが」
吉塚鋼索:「星月台が音信不通になった。そのことで人員が臨都から向かうらしい」
吉塚景:「何日かかるかなって思って……私がいない間、料理を作り置きするのも限りがありますし」
吉塚景:「洗濯とか大丈夫ですか?痛みやすい服は洗濯ネットに入れなきゃいけないですよ」
吉塚鋼索:「………」
吉塚鋼索:「お前がいなくても自炊ぐらいは……できる……」
吉塚鋼索:「これでも大学時代は一人暮らしをしていたんだ。そこまで心配せずとも」
吉塚鋼索:眼鏡を直す。「やっていける」
吉塚景:「本当ですか~?私が生まれる前のことだからなあ」
吉塚景:くるりと回る。
吉塚鋼索:「むむむ」
吉塚鋼索:「そこまで言うなら、いいだろう。帰って来た時には」
吉塚鋼索:「私が腕を振るって景にいいものを食べさせてやる」
吉塚景:「やった。楽しみにしてます」
吉塚景:「星月台が音信不通。ということは、不測の事態が発生していて――」
吉塚景:「そしてチャンス、ということですよね」
吉塚鋼索:「そういうことだ」
吉塚鋼索:「派遣される人員はお前のことを知らん。お前ならば」
吉塚鋼索:「協力者として怪しまれずに行動できるだろう」
吉塚景:「……はい。"ロム"は、絶対に手に入れてきます」
吉塚鋼索:「私からは、以上だ」
吉塚鋼索:「……体を冷やすなよ」
吉塚景:「ありがとう。カーディガン着ていきますから。お婆ちゃんにもらったやつ」微笑む。
吉塚景:支部長室を退室します。
GM:支部長は何の疑問もなく、君を見送る。
吉塚景:不審な行動を一切取らず、まるで学校帰りの学生のように、カバンひとつだけを持って
吉塚景:公共交通機関も使わず、影嶌支部のレーダー圏外まで歩いて出る。
吉塚景:「吉塚鋼索が行動に出ました」通信端末を日本支部へと繋ぐ。
日本支部エージェント:『ついにか』
吉塚景:「対象は"ロム"と呼ばれるオブジェクトを星月台から奪取しようとしています」
吉塚景:「詳細については把握していないようでしたが、口ぶりからすれば」
吉塚景:「以前から存在を把握しており、機会を伺っていたんだと思います」
吉塚景:「これから私も星月台へと向かい、現地人員と合流します。向かっているのは誰ですか?」
日本支部エージェント:『…その存在自体は日本支部でも把握している』
日本支部エージェント:『”アリバイ・トリック”有場純一郎。そして研究員の八重倉月乃』
吉塚景:「初めて会う人ですね」笑う。
吉塚景:「怪しまれずに済むかな」
日本支部エージェント:『外見データは必要か?』
吉塚景:「もちろん。できれば出身地と家族構成、あとは方言含む母語についてのデータも」
日本支部エージェント:『了解した。速やかに送っておく』
吉塚景:「ありがとうございます。あちらにも日本支部から連絡を送っておいてください」
吉塚景:「"ジラルナ"が応援人員として合流する、と」
日本支部エージェント:『連絡しておく。……星月台支部は現在異常なワーディング下にある』
日本支部エージェント:『無事で帰るように。……幸運を祈る』
吉塚景:「もちろん、そのつもりです」
吉塚景:「お父さんにもそう言われましたからね」



GM:ロイスの取得が可能!シナリオロイスは”ロム”ですね
吉塚景:父親/吉塚鋼索/親近感:○/警戒/ロイス
吉塚景:標的/”ロム”/興味/不信感:○/ロイス
GM:では、シーンカット!


◆Opening 園寺健作◆

GM:オープニング4:園寺健作
GM:登場をお願いします。
園寺健作:リモコンはあきらめました
園寺健作:1d10+33
DoubleCross : (1D10+33) → 7[7]+33 → 40

GM:情報…



GM:───10年前。
GM:君には友人がいた。
GM:色部空という。病弱なUGNチルドレン。
GM:…その日も、君たちは一緒に遊んでいた。

色部空:「…へえ。健作は物知りだなあ」
園寺健作:ドヤ顔で応えている
園寺健作:「データは嘘をつかないからね」
園寺健作:ノートPCを開いて、二人で画面を見ている
色部空:「データ…データかあ。そういうの、ぼくは全然だから」
色部空:画面を見つめている。
園寺健作:画面には
園寺健作:世界の風景、歴史ある建造物、珍しい草花、などなど
園寺健作:小さい箱庭の中で、所狭しと画面が写っている
色部空:目を輝かせながら
色部空:「この建物、綺麗だね。なんて建物なんだい?」
園寺健作:「この建物かい?どれどれ」
色部空:今も建造され続けているという建物だ。
園寺健作:「…………」
色部空:「…………?」
園寺健作:「ちょっと僕のデータには無いみたいだ……。ま、まってくれ、すぐに探すから!」
色部空:「うん、わかった」
色部空:「だいじょうぶだよ、まだまだ時間はあるし」
園寺健作:「……お待たせ。やはりデータは嘘をつかない」
色部空:「おお」
園寺健作:「これは、モン・サン・ミッシェル。フランスの大聖堂、らしい」
色部空:「フランス!」
園寺健作:「かつては修道院ではなく監獄として活用されていたらしい」
園寺健作:と、wikipediaの頁をチラ見して応える
色部空:「へええ……」
色部空:「じゃあ、ええと。かんごく?だから……」
色部空:「むかしはひとをつかまえてたんだねえ」
園寺健作:「そうなるね。やはり君は理解が早い」
園寺健作:そう言って、年相応の笑顔を零す。データうんちくを楽しそうに聞いてくれる彼との時間は、園寺健作にとってもかけがえのないものとなっていたのだ
色部空:「ふふ。健作といっしょだと色んなこと知れて」
色部空:「たのしいな」
色部空:「ぼくも行ってみたいなあ」
園寺健作:「行けるさ」
色部空:「……ふふふ」
園寺健作:「一緒に行こう。きっと楽しいよ」
色部空:「うん!」
色部空:「いっしょにいこう」
園寺健作:「モンサンミッシェルでも、サクラダファミリアでも、どこにだって」
園寺健作:「うん。約束だ」
園寺健作:そういって、小指を出します。
色部空:小指を差し出す。
色部空:「約束」
園寺健作:「うん。……ふふ、なんだか、少し恥ずかしいな」
園寺健作:「こんな感情、僕のデータには無かったよ」
色部空:「じゃあ、くわえておいてよ」
色部空:「ぼくのなかにも、ちゃんとあるから」
園寺健作:「ああ。”上書き保存”だ」
GM:……そんな、約束を交わしてから暫くして。
GM:彼はいつもの場所に現れなくなった。
GM:支部からは「任務中」の回答しか得られず、
GM:君もまた日々に追われるようになり───時が流れた。
GM:現在。
GM:色部空が在籍しているという星月台支部に異変が起こった───そう、君は情報を掴んだ。
園寺健作:(色部くん……!!)
GM:君の任務ではない。だが……
園寺健作:「……約束は、守らなくちゃな」
園寺健作:そう言って、ノートPCを開き、所定の頁を開く。
園寺健作:カタカタッタターン
園寺健作:■星月台支部に纏わる事件――――Unknown
園寺健作:新規ファイルを作成し、上書き保存。そのまま、支部へ向かって歩いていく



GM:シナリオロイスの取得をお願いします〜
園寺健作:はい!
園寺健作:色部空/〇友情/不安
園寺健作:これで!
GM:ありがとうございます!ではシーンカット!


◆Middle01◆

GM:ミドル1
GM:合流シーン。全員登場です。
園寺健作:1d10+40
DoubleCross : (1D10+40) → 6[6]+40 → 46

有場純一郎:有場純一郎の侵蝕率を1d10(→ 1)増加 (37 → 38)
遠犬:1d10+43
DoubleCross : (1D10+43) → 9[9]+43 → 52

吉塚景:吉塚景の侵蝕率を1d10(→ 1)増加 (38 → 39)
遠犬:登場侵食がきつい!
遠犬:《ハンドリング》 52→53
有場純一郎:だいぶ差が!
GM:ひええ



GM:星月台支部前
GM:《遠犬》が到着してから数時間。外に向かって何かの異変が起こることはなかった。
遠犬:何周かしつつも、変わらない状況に、パタパタと尻尾で地面を叩いていた。
吉塚景:時折スマホをいじりながら、道を探している女子高生のような振る舞いで
吉塚景:さりげなく支部前に位置取る。
吉塚景:道の向こうを伺う(……まだ、"アリバイ・トリック"は到着していない)
吉塚景:「………………」
遠犬:(支部とはいえ、建物一つ分の異常。まだ正体も判明してない)
遠犬:(2人くれば良い方と考えるか)
遠犬:「全く、俺は伝令なんだがな……」 《シークレットトーク》で呟く
吉塚景:「えっ」黒い犬の存在に気付く。飛び退く。
吉塚景:「――と、遠犬」
吉塚景:「まだ生きてたんだね」動揺を隠しつつ、《シークレットトーク》の回線で話す。
遠犬:「ん?」 それでようやく、通行人……に装っていた少女に気付く。
遠犬:「……」犬の顔ながら、やや驚いた表情。「景?」
遠犬:「上野景、か?」
吉塚景:「びっくりした。日本支部からの連絡任務?見なかったことにしておいたほうが良い?」
吉塚景:犬の方には視線を向けず、バス待ちのような仕草のままでいる。
遠犬:「……今は偵察任務の方だ。この建物の」
遠犬:「増援を待っている。……その分では、お前じゃあないんだな」
吉塚景:「これから来るのは"アリバイ・トリック"。私はその増援だから」
吉塚景:「……事実上は遠犬の増援ってことになるのかな」
遠犬:「今の……家の都合か?」
吉塚景:「それは秘密」唇に人差し指を当てる。
吉塚景:「また一緒だね」
遠犬:「それはそうだな」
遠犬:「ああ。随分と久しぶりな気がするよ」
吉塚景:「色々あったなあ……」遠くを見る目。
遠犬:「こんな建物の前じゃなかったら、ペット可の店で思い出話に花を咲かせたいところだ」
吉塚景:「……あれが」
吉塚景:「あれが"アリバイ・トリック"かな?」
有場純一郎:あなた達に近づいてくる通行人がいる。
八重倉月乃:二人組だ。一人は幼い面立ちの女性。
有場純一郎:男子側が車道の側を歩きながら、最近行ったカフェなど取り留めのない話を装いながら。
遠犬:「聞いてみるさ」身を起こし、「ワンワンッ!」 《シークレットトーク》で軽く吼える。
八重倉月乃:「あ、わんちゃん」
八重倉月乃:オーヴァードではないので《シークレットトーク》は聞こえない。
有場純一郎:「あぁ、可愛らしいワンちゃんですね。貴方のペットかな?」
吉塚景:こちらも有場の方へと視線を向ける。「いえ」
吉塚景:「『彼』もエージェントです。"遠犬"」
有場純一郎:緩やかな日常会話の流れのまま、そのシークレットトークのチャンネルに応える
有場純一郎:「《アリバイ・トリック》。有場純一郎です」にこやかに応える。
吉塚景:「私が"ジラルナ"。吉塚景です。連絡員と一緒にいるわけですから」
吉塚景:「所属は証明できていますよね?協力しましょう」
遠犬:(”吉塚”か。今は) 景の任務の性質が変わっていないことを、その言葉で把握する。
遠犬:「君が増援か。待っていた。……そっちは? 非オーヴァードなんだろう?」
有場純一郎:「彼女は八重倉月乃。研究者にして最重要人物です。回収を担当します」
八重倉月乃:屈んで遠犬を撫でている。
遠犬:「……」大人しく撫でられている。
吉塚景:「護衛対象ということですね。すると、大丈夫かな……」
吉塚景:「現状、まず誰かがこのワーディングの中に突入する必要がある……と、思うんですけど」
有場純一郎:「はい。彼女は回収に不可欠ですから。その上で、僕が安全を保証する事になっています」
八重倉月乃:「……あ、そうそう。マスクは持ってきてますよ」アンチワーディングマスクのことだ。
吉塚景:「それはよかった……!って言っちゃっていいのかな」
吉塚景:「けれど、回収を八重倉さんの手でする必要があるなら、ワーディング下の制約は少ないほうがいいでしょう」
遠犬:「事態の原因は把握しているのか?」
吉塚景:「私の方では、まったく」
有場純一郎:「こちらも。定時連絡が途絶えた、との情報程度です」
有場純一郎:「なので斥候が入用でしたら僕の役目でしょうね、遠犬に"ジラルナ"。矢面に立たせて頂きましょう」
遠犬:「得意なのか?」
有場純一郎:「多少は。盾になることと、ある程度の外傷には慣れています」
有場純一郎:「頼れる保護者もいますので」
吉塚景:「……"ロム"の存在は思ったよりも知られているみたいです」屈んで、遠犬を撫でる。
園寺健作:では、その会話を断ち切るように足音が近づいてくることでしょう
有場純一郎:「……おや?」
有場純一郎:他に救援を?と二人に目で問いかける
八重倉月乃:「…誰か来ますね」
吉塚景:「つまり、他に"ロム"を狙ってくる人間がいる可能性がある……と」
吉塚景:「言いたかったんですけど。あはは。タイミングがちょっと悪かったですね」
有場純一郎:「そのようですね」一般人を考慮してコード呼びを控える
園寺健作:「なるほど。これは」
園寺健作:「《アリバイ・トリック》有場純一郎。19歳、男性。181㎝71kgAB型。ロシア人の母を持つハーフであり、3人の姉アリ」と、UGNに登録されたデータを見ながらつぶやいています
八重倉月乃:「ええと、失礼。あなたは…?」
園寺健作:「ああ、失礼。僕の名前は園寺 健作。……UGN1のデータマンと言えば伝わるかな?」
有場純一郎:「ほう!」
吉塚景:「ええ~~っ……」
吉塚景:「ふ、不審すぎる」
八重倉月乃:「……ご存知ですか?」
遠犬:「……おい、知人じゃないのか?」 有場さんたちに。
有場純一郎:「いえ。申し訳ありませんが初見です。しかし僕のことは知られているようですね」
遠犬:「冷静だな……」
有場純一郎:「知らない知り合いは慣れてますので」気にした風もなく。
吉塚景:「でも敵対勢力がわざわざこんな言動するはずがないし……」
園寺健作:「君は……」《遠犬》のデータを見る。だいたい????だった。
遠犬:「せめて建物を背にしろ!」
遠犬:「分かったから、往来で画面を見るな」
有場純一郎:「園寺くん、といいましたか」
有場純一郎:遠犬の指示に従わせるように壁側に誘導する。
園寺健作:PCをパタンと閉じて話を聞きます
有場純一郎:「随分と物知りのようですね。この場所もその情報網で掴んだのですか?」
園寺健作:「……」僅かに眉根を潜める。 「この場所は……僕の友人が過ごしていた場所なんだ」
園寺健作:「友人と連絡が取れなくなってしまってね。いてもたってもいられず、こうして足を運んでみたというわけさ」
有場純一郎:「なるほど、ご友人が…」痛ましそうに。
遠犬:「内部エージェントの知人。確かに来る理由としては妥当だが……」
有場純一郎:「確かに、こちらも定時連絡の途絶を理由にしていますからね」
吉塚景:「なるほど。つまり星月台支部の通信途絶の確認のために来た、と」
吉塚景:「そういうこと、で……いいんですよね?」
園寺健作:頷く。
園寺健作:「君達さえ良ければ、僕も同行させてもらえないだろうか?僕のデータはきっと何かの役に立つと思う」
遠犬:「俺は伝令兵だ。判断は他に任せる」
八重倉月乃:「う〜ん…どうします?有場くん」
有場純一郎:「協力して頂けるならこちらに異はありません。このような状況です、戦力は多いほうが良いでしょう」
八重倉月乃:「……そうですね。私としても」
八重倉月乃:「オーヴァードの戦力は多い方が心強いです」
有場純一郎:「ジラルナの意見はどうですか?」
吉塚景:「私も……一度日本支部に確認しますけれど」
吉塚景:「UGN所属であることが確かなら、もちろん同行には同意します」
吉塚景:(けれど、これほどの速度と精度で支部間通信途絶を発見するなんて……本当に独力で……?)
吉塚景:(もしかしたら日本支部の別の派閥がエージェントを送り込んできたのかも……)
吉塚景:(やっぱり"ロム"はそれだけ重要性の高い存在ということ……)
遠犬:「君たちの判断に従う」
遠犬:(いや大丈夫かなあコイツ)
有場純一郎:「わかりました。では僕の責任を以てその判断を下しましょう」
有場純一郎:「園寺健作くん。君のその情報収集の速度と精度で、僕たちを助けて頂けますか?」
有場純一郎:協力を求めるように手を差し出す
園寺健作:その手をぐっと握り返して。「勿論。データは嘘をつかないからね」
有場純一郎:「いい言葉ですね」
有場純一郎:「そして、このような状況において嘘をつかない仲間は何よりも頼もしい」
有場純一郎:「さぁ、僕たちでこの事件を解決しましょう」



GM:ロイス取得のみ可能です。
園寺健作:PC間ロイス取ります。有場純一郎/〇連帯感/不穏
吉塚景:元相棒/"遠犬"/懐旧:○/隔意/ロイス
遠犬:元同僚/(吉塚)景/懐旧:○/心配/ロイス
有場純一郎:「可愛らしい女性 吉塚景 ○P敬服/N緊張」で取得
GM:ではシーン終了!


◆Middle02◆

GM:ミドル2
GM:このシーンから、探索パートになります。
GM:探索パート中は登場侵蝕1d3+3!安定した侵蝕上昇になるぞ
GM:まず登場の前に探索パートの解説をして行きましょう。
GM:探索中は1シーンにつき4人行動が可能です。
GM:情報収集or探索を選択でき、探索では1行動で現在位置と繋がれた場所に移動できます。
GM:各所では固有イベントに加えて1d10で下記のイベントが発生します。

1〜2:エネミー

3〜5:アイテム

6〜10:情報

GM:順番に、
GM:エネミーでは以下のエネミーが出現します。

1:HP10 攻撃力7d10
2:HP20 攻撃力3d10
3:HP30 攻撃力2d10
4:HP40 攻撃力2d10
5:HP50 攻撃力4d10

GM:エネミーはクリンナップに攻撃力分のダメージを全員に与えます(装甲ガード有効、カバーリング可能)

アイテム
1:達成値+20で購入判定
2:達成値+15で購入判定
3:達成値+10で購入判定
4:達成値+5で購入判定
5:購入判定可能

GM:お得に購入判定ができます。ただし購入機会はこれのみになります。
遠犬:通常のシーン末の購入判定がない?
GM:そういうこと!
遠犬:現地調達するしかないということね
有場純一郎:なるほどね!
有場純一郎:ダンジョンで拾えということ!

情報
1:達成値+10で情報収集
2:達成値+6で情報収集
3:達成値+4で情報収集
4:達成値+2で情報収集
5:達成値+1で情報収集

GM:情報収集をお得にできます。
GM:探索した方がお得に情報収集できますが、情報収集の目を引けるとは限りません。
GM:なので、探索か情報収集か選べるというわけですね。
吉塚景:ダイス目次第で大変なエネミーが出てくることもあるけど
吉塚景:全体的にはメリットが大きいわけですね
GM:そうなります!
有場純一郎:なるほどですの
GM:エネミーは手番を消費して攻撃することができます。
GM:今回は全体に侵蝕高め進行になるかな?というバランスなので
GM:Eロイスも結構あります
園寺健作:結構あるんだ……
GM:程々に頑張ってね!
GM:では説明は以上。
GM:質問があったら都度受け付けます!
園寺健作:質問です。ダンジョンのクリア条件ってありますか?
GM:はい、クリア条件!
GM:これはクライマックスへの突入が条件というか目標ですね。
園寺健作:ほうほう
遠犬:つまり探している間に色々出てくるとみた
GM:具体的にいうと情報収集がフラグになります。
園寺健作:なるほどね。理解しました
有場純一郎:理解!
GM:情報収集項目は最初の部屋に入ってイベントをやってから出します!
園寺健作:はーい!
遠犬:わからなくなったら都度都度ききます
吉塚景:玄関から突入ですね
GM:お願いします!
GM:はい、玄関から入る形になります。よろしくお願いします。
GM:あっそうだシーンの描写前にもう一つ。
GM:この支部について君達は以下のことを知っていていいでしょう。

支部のマップ…表示されてる通りのマップ
支部長のコード…”フェインテッドムーン” 彼はウロボロスで相手の力を奪うのを得意とする。

遠犬:了解です
吉塚景:すげえワルの敵が使ってくる能力じゃん
園寺健作:灰埼先輩じゃん
GM:以上!ではシーンの演出にいきましょう。
GM:その前に登場じゃん
GM:シーンプレイヤーは有場くん。全員登場可。
GM:どうぞ!
吉塚景:吉塚景の侵蝕率を1d3+3(→ 4)増加 (39 → 43)
園寺健作:1d10+48
DoubleCross : (1D10+48) → 6[6]+48 → 54

有場純一郎:有場純一郎の侵蝕率を1d3+3(→ 4)増加 (38 → 42)
遠犬:1d3+3+53+1
DoubleCross : (1D3+3+53+1) → 2[2]+3+53+1 → 59

遠犬:ハンドリング分こみ
GM:OKOK
園寺健作:あ、まちがえた
園寺健作:1d3+3+48
DoubleCross : (1D3+3+48) → 2[2]+3+48 → 53

園寺健作:こっち!
GM:おっけー!



GM:星月台支部・玄関・応接スペース
GM:君たちが足を踏み入れたそこは、灰色の闇に満ちていた。
八重倉月乃:「わ、なんか…やな感じですね…」
GM:しかし、何の変哲もないホール…に見える。
有場純一郎:「常からこうでは無いでしょうが…内部の原型は留めているようですね」
GM:ごぉん……がたん
GM:ごぉん……がたん
GM:そんな音が時々聞こえてくる。
吉塚景:「なんか聞こえませんか……」
遠犬:「またこの音だ」 肉声で喋る。
遠犬:「外から見回っている間もずっと響いていた」
八重倉月乃:「わっ喋った」
八重倉月乃:「…ってそれは喋るか……」
遠犬:「すまんな、八重倉研究員。いかんせん外だと目立つ」
八重倉月乃:「うん、解ってたんだけどちょっと油断してました」>遠犬さん
園寺健作:「内観は、恐らくこんな具合だろう」カタカタッターン!MAP画面をPCディスプレイに表示します

有場純一郎:「内観ですね。流石はUGN1のデータマン、と言ったところでしょうか」
吉塚景:「私がもらってる見取り図よりも詳しい……」覗き込む。
八重倉月乃:「見取り図ですね。ありがたいです」
八重倉月乃:と、顔を上げる。
有場純一郎:二人に見せるように場所を譲る
八重倉月乃:「……ん」
八重倉月乃:「あの、すみません」
有場純一郎:「どうしました?」
園寺健作:「??」
八重倉月乃:「私の気のせい……かも知れないんですけど」
八重倉月乃:「なんか、暗いところが……変っていうか……」
吉塚景:「変というのは」
GM:よく見るとそこかしこの暗がりに虚……としか言いようのない、「空き」がある。
八重倉月乃:「暗いのに穴が空いてるっていうか……」
GM:そこから。
GM:何かが這い出してくるのが見えるだろう。
GM:細切れになった『何か』だ。群体となって……
GM:人型を成す。
園寺健作:「なっ?!」
吉塚景:「わああ」思わず遠犬を抱きかかえる。
遠犬:「何、おいこら! 景!」
吉塚景:「ご、ごめん」犬の両前足の下を抱えるように持っている。
遠犬:「……別に差し障りはないが、視線は向けたままにしてくれよ」
遠犬:大人しく抱かれたまま、それを見ている。
有場純一郎:「なるほど。間取り…いえ、影も見えるとおりではないようですね」八重倉さんや皆の前に半身で庇うように立つ
園寺健作:「こ、こんなの、僕のデータにないぞ……!?」
有場純一郎:「ならば、意思の疎通が出来ると良いのですが」
なにか:「ぉ………ん」
八重倉月乃:「えっやだっあれ何何何!」
八重倉月乃:「有場くん……!」
なにか:「たすけはきませんかぼうしはえきですかくろがゆびです」
なにか:いくつも。
なにか:「こいにうえがはさみとがっぺいしてゆうきゅうをうたってください」
なにか:いくつも。
なにか:「わたしのかみにねどこがおちてうえに」
なにか:這い出てくる。
吉塚景:「ジャーム……なんでしょうか、こ、これ」
吉塚景:「み、見たことないですけど。こんなの」
有場純一郎:「対話の可能性が薄いという点では、類似に見えますね」
GM:簡易戦闘です。<白兵・射撃・RC>で難易度10。失敗で1d10ダメージ。
園寺健作:「ど、どうする!?撤退するか!?くそっ、Wi-Fiの電波が……」
八重倉月乃:「い……え!撤退はしません!」
八重倉月乃:「みなさん……お願いします、」
八重倉月乃:「私は、”ロム”を回収しないと……!」
有場純一郎:「園寺くん」
有場純一郎:「既存のデータがないなら、今から取るだけですよ」
園寺健作:「クソッ!ならせめて、良いデータを取らせてもらうぞ……!」有場くんに返す。

有場純一郎:はい!判定にエフェクトは使用可能ですか!あと判定は全員でやって、失敗した人にダメージ?
GM:エフェクトは使用可能です!判定は全員で失敗した人にダメージです!
GM:カバーリング可能!
吉塚景:ボルトアクションライフルを装備していますが、マイナーアクションは仕様可能ですか?
GM:使用可能とします!
吉塚景:するとRCよりもこちらの方が成功確率は全然高いはず……!ボルトアクションライフルをマイナーで使用。射撃で判定します。
吉塚景:1dx+6>=10
DoubleCross : (1DX10+6>=10) → 3[3]+6 → 9 → 失敗

吉塚景:くっ……!
GM:景ちゃんーっ!
有場純一郎:では射撃判定。
有場純一郎:3dx+6>=10
DoubleCross : (3DX10+6>=10) → 7[3,6,7]+6 → 13 → 成功

遠犬:では早速。
遠犬:エフェクト使用なし。《射撃》で判定します。
遠犬:必中の弓を使用。
遠犬:2dx+14
DoubleCross : (2DX10+14) → 6[4,6]+14 → 20

有場純一郎:出来レース…!
吉塚景:インチキ!!
園寺健作:つよい
GM:必中の弓め
遠犬:100回に1回は失敗するんです。皆さんと同じですよ
園寺健作:えー。カスタマイズだけ使っておこう
園寺健作:7dx-1>=10
DoubleCross : (7DX10-1>=10) → 10[1,1,3,5,6,8,10]+2[2]-1 → 11 → 成功

園寺健作:これがデータの力だ!
園寺健作:53→55
GM:データ!
GM:では景ちゃんに1d10ダメージ。
GM:1d10
DoubleCross : (1D10) → 6

吉塚景:自分に《夢の雫》もできるけど、まだHPで受けた方がいいな
有場純一郎:特に戦略は関係ないんですがカバーしていいですか?
吉塚景:なっ有場くん……!
GM:いいですよ!
GM:イケメンじゃん……
吉塚景:そんなイケメンなことしていいのかい!
遠犬:領域の盾は回数制限では?
遠犬:使わずカバーできるならいいが……!
有場純一郎:シーンLVなので1回ぐらい行けるかなと思って…
GM:うーん、どうしようかな
GM:エフェクト使ってのカバーは、戦闘中のみにしましょう
GM:つまり使わずにOKということでどうだろう
有場純一郎:やったー!
吉塚景:イケメンルールが制定された!
有場純一郎:では家訓に従って景ちゃんをカバーします。6点ダメージ
有場純一郎:有場純一郎のHPを6減少 (25 → 19)
GM:代わりにミドルもクライマックスもあるからね…!
有場純一郎:はぁい
吉塚景:有場くん好き!
GM:こういうところでは甘くしてもいいという判断
GM:では
GM:シーンに戻りましょう



なにか:群体のなにかは、君たちに向かって手を伸ばしてくる。
吉塚景:「ひっ」目の前の群体から飛び退く。
有場純一郎:「失礼」
有場純一郎:ダダダァン!
有場純一郎:ベストの内側から取り出した古めかしい回転式拳銃を発砲する
なにか:「ばふ」
なにか:飛び散り、沈黙する。
有場純一郎:「ジラルナ、貴方はこちらに」
有場純一郎:飛び退く手を取り誘導しながら、なにかが伸ばしてくる手を蹴り飛ばす。
なにか:「えう」
なにか:景に向かって伸ばしていた手は有場によって阻まれる。
なにか:触れたそれは、鈍い痛みを与えただろう。
吉塚景:「ありがとうございます。有場さんがいてよかった……」
吉塚景:遠犬をそっと床に下ろす。
有場純一郎:「貴方のような女性にそう言っていただけると、体を張った甲斐が有りますね」
遠犬:「有場、触れた箇所は無事か」
八重倉月乃:「そうですよ!毒とかもってるかも……」
有場純一郎:ふ、と微笑んだ後。
有場純一郎:「あまり、直接触れるのは得策ではありませんね」
有場純一郎:「接触による侵蝕……あるいは類する攻撃を行うようです」
遠犬:「やはり。そういう手合いか」
遠犬:降り立ち「何かは知らんが、許せよ」
遠犬:ガンガンガンガンッ。不可視の貫通物が、伸びてきた影を、元いた穴へとたたき返す。
遠犬:軌道は遠犬からではない。何かが通り抜けた天井がゆらりと揺らめいた。
有場純一郎:「お見事。……遠犬、貴方の手柄ですよね?」軌道は見えないが、何かが行われた事はわかる
遠犬:「これだけが芸当だ」 油断なく虚を見つめている。
なにか:透明の液体を撒き散らしながら穴の向こうに消えていく。
園寺健作:「……追い払ったのか?」
有場純一郎:「園寺くん、データは取れましたか?」
園寺健作:「……良いデータを取らせてもらったよ」
有場純一郎:「よかった。なら次は足も無傷で済みそうです」
有場純一郎:確認しつつ発射した弾丸を再装填。その間の警戒のように、影の中に青い瞳が薄くたゆたう。
八重倉月乃:「ええ〜〜やだなあ……ああいうのまた出てきたら……」
GM:…全ての群体を退けると、虚は元から何もなかったかのように閉じている。
吉塚景:(……あのジャームが襲撃したからこの異常が発生した?)
吉塚景:(それともジャーム自体が支部員の成れの果てなのか……)
遠犬:「データマン。録音か何かしたか?」
園寺健作:「あ、ああ」そう言って、PCのモバイルカメラで録画した画像を表示する
園寺健作:ちゃんと録画出来てるかな?
GM:録画はできています。実体はあったようだ。
園寺健作:「……うん、バッチリ映ってる。とは言っても、これが何なのかは分からないが……」
遠犬:「いや、良い手際だ」 カメラに映るものであるというだけで、かなり絞れる。
有場純一郎:「実態があるならば幻覚を見せるタイプ、というセンは薄そうですね」
園寺健作:「少し調べてみる必要がありそうだ」
有場純一郎:「えぇ。まずは一つ目の手がかりです」
吉塚景:「警戒するべきは、さっきのジャーム……というか、オバケのほうではないかもしれないですね」
吉塚景:「空間異常が発生している」
八重倉月乃:「……空間に歪みがあったのが気になります」
吉塚景:「はい。離れ離れにならないように注意しましょう」
八重倉月乃:「はい……」
遠犬:「景、抱き上げる時は先に言え」
吉塚景:「それは本当にごめん!」
吉塚景:「有場さん!片手で戦うことはできますか」
有場純一郎:「えぇ、問題ありませんよ。訓練は受けています」
有場純一郎:銃を持っていない手を振る
吉塚景:「八重倉さんの手を繋いであげてください。園寺さんはPCを操作する必要がありますし、遠犬は、その、犬なので」
遠犬:「受け手は得意じゃないだけだ」
八重倉月乃:「あ」
八重倉月乃:ちょっと赤くなる。
吉塚景:「こういう空間異常に対しては、単純ですが、離れ離れにならない対策がいりますから」
有場純一郎:「そうですね。……八重倉さん、手に触れても?」
八重倉月乃:「そ、それじゃあ、ええと……よろしく……お願いします……」
有場純一郎:「えぇ。では」右手で恭しく手を取る。
八重倉月乃:ぎゅっと手を握る。
八重倉月乃:「それじゃあ……気をつけて進みましょう」
有場純一郎:「その間、僕の右手は頼れる相棒に努めてもらいましょう」
憑灯:カツカツと地面を叩けば、銀色の狼が出現する
遠犬:「うお」
吉塚景:「犬だ」
憑灯:狼だ、と言うように鼻を鳴らす。フスン。
八重倉月乃:「あっそうか、皆さんは初めてなんですね」
八重倉月乃:「有場くんの相棒さんだそうです」
有場純一郎:「マヤークと呼んでください。灯台を意味する言葉です」
有場純一郎:「こういうときは頼りになりますよ」
遠犬:「なんとも、贅沢な奴だ」 肩を竦めるような仕草。
園寺健作:「なるほど。灯台を意味する言葉、だね」メモメモ
吉塚景:「こういう状況ではありがたいですね。よろしくお願いしますね、マヤーク」
吉塚景:顎の下を撫でる。
憑灯:ベシ、と尻尾が宿主の足を叩きながら、撫でるのを受け入れた



GM:では、情報収集項目を出します。

調査する 難易度:6 知覚、情報:裏社会、UGN…隣接した部屋ひとつのイベントを明らかにする。
星月台支部の異変について 難易度:6 知識:レネゲイド 情報:UGN
色部空について 難易度:7 情報:噂話、UGN
”ロム”について 難易度:6 情報:UGN
研究区画への入り口 合計達成値:45 知覚、情報:UGN、軍事…達成値はシーンを跨いで累積される。

GM:以上!調査するの項目はまだ行ってない区画がある限り判定可能です。
遠犬:調査が実質10個分くらいあるんだなあ
GM:探索ボーナスもあるので
GM:あと、情報に強い人もいるので
遠犬:これ玄関・応接スペースですけど
遠犬:隣接した部屋、はトイレと廊下?
吉塚景:先に進んじゃうとトイレを探すのが手間になりそうだ
GM:そうですね
GM:トイレと廊下になります
園寺健作:となると、まずはトイレですかね?
有場純一郎:かな。
有場純一郎:あとは近いところからやっていけそうだし。
遠犬:まずはトイレ、面白いな……。
園寺健作:ww
有場純一郎:キャンプの確保だ
吉塚景:出目次第で探索と情報収集は同時にやっていけるわけだし、どんどん探索したいですね
遠犬:ああ、そうか
遠犬:ボーナスが出てくるから、とにかく先に調査から振った方が良い
有場純一郎:調査が出たら情報項目を開けることも行けるのね。なるほど
園寺健作:ああ、なるほど
遠犬:じゃあ私がトイレ行こうかな 情報そんな自信ないし
吉塚景:頼みます
有場純一郎:GOです
園寺健作:お願いします
遠犬:情報:UGN でコネ使用
遠犬:5dx+1
DoubleCross : (5DX10+1) → 9[1,1,1,5,9]+1 → 10

遠犬:危ないやっちゃな

トイレ:蟲が集まって出来た異形に噛まれてしまう。1名に1d10ダメージ。
怪しげな紙片を見つける。次の情報収集判定に達成値+2。

遠犬:おのれ
遠犬:素直に私が食らいます
遠犬:26-1d10
DoubleCross : (26-1D10) → 26-10[10] → 16

GM:マックス出ちゃった…
有場純一郎:でかい
遠犬:なんなん?
園寺健作:ワオ…
GM:さらに、イベントも振ってしまいましょう
遠犬:はーい
GM:1d10
DoubleCross : (1D10) → 6

GM:6〜10:情報
GM:1d5
DoubleCross : (1D5) → 4

GM:4:達成値+2で情報収集
遠犬:まあ……よし!
GM:これはさっきのトイレイベントと合わせて+4で判定できますね
遠犬:OK
遠犬:優秀な犬が情報判定権を抱えたまま戻ってきました
有場純一郎:よーしよしよし
園寺健作:えらい!
吉塚景:さすがだ
有場純一郎:ボーナスあるしどれでも抜けそうだね。
園寺健作:ですね
遠犬:色部さんとロムは他の人にお任せします 知らないし……。
有場純一郎:じゃあ順番に支部かな
遠犬:じゃあそのまま支部の異変について振るか
GM:どうぞ!
有場純一郎:頑張れー
遠犬:引き続きUGN
遠犬:5dx+1+4
DoubleCross : (5DX10+5) → 9[3,5,5,7,9]+5 → 14

有場純一郎:名犬ホームズだぜ
園寺健作:やった!
遠犬:技能2だったわ。15です
吉塚景:ミドルにも強い犬
遠犬:とりあえずやるべきことはやった!
遠犬:あとは頼む……

星月台支部の異変について
中規模の空間異常。空間が周囲のものを取り込み、
異形へと変貌させている。
異常発生時の膨大な出力により
星月台支部が丸ごと取り込まれてしまった。

有場純一郎:たいへん!
園寺健作:やばいことになってる!
遠犬:大変だ
GM:追加項目はなし!
遠犬:はーい
吉塚景:じゃあ次は私が廊下を探索します。玄関から出られるスペースは廊下でいいんですよね?
GM:はい、そうなります!
吉塚景:6dx+1>=6 情報:UGN
DoubleCross : (6DX10+1>=6) → 7[4,4,5,5,6,7]+1 → 8 → 成功

吉塚景:なんでもできる景ちゃん
園寺健作:えらい
有場純一郎:すごいぜ景ちゃん
遠犬:かわいい
GM:廊下にはイベントはありません。
吉塚景:イベントも当たりだ
吉塚景:いや、イベントがないということは情報ボーナスもないか
GM:あ、これは
GM:固有イベントがない、の意味で
GM:探索イベントは発生させられますね
有場純一郎:虫に噛まれる感じのアレがないだけでダイスイベントはありということね!
吉塚景:分かりました!探索イベントお願いします
GM:1d10
DoubleCross : (1D10) → 2

園寺健作:あっ
有場純一郎:モンス!
吉塚景:ヤダーッ!
GM:1d5 エネミー
DoubleCross : (1D5) → 2

GM:2:HP20 攻撃力3d10
GM:全員行動後、3d10ダメージ!
遠犬:エネミーぶち殺せば良いんですよね?
GM:そうです
吉塚景:遠犬や私は侵蝕使わずに攻撃できるので、皆さん攻撃エフェクトは温存しておいてください
有場純一郎:なるほどね
有場純一郎:はぁい
園寺健作:助かります
GM:ノーコスト攻撃えらい
有場純一郎:じゃあ攻撃判定しておきますか
遠犬:じゃあ私から素打ちします
有場純一郎:頑張って!
吉塚景:頼りになる犬
遠犬:2dx+14
DoubleCross : (2DX10+14) → 7[4,7]+14 → 21

吉塚景:きっちりやった!
園寺健作:つよい!
遠犬:3d10+11
DoubleCross : (3D10+11) → 9[2,6,1]+11 → 20

有場純一郎:確殺!
GM:ジャスト!
有場純一郎:ワンショットキル!
GM:死にました
園寺健作:ヒュー!
遠犬:これを……私が……?
有場純一郎:ワンコがショットしてキルですよ
吉塚景:なるほどね
遠犬:というわけで次いきましょう
吉塚景:私は今廊下にいるわけですが、この場合他の二人もまず廊下に出るまで判定していく必要があるんでしょうか?
吉塚景:あと、犬は玄関→廊下に行く必要があるのか
有場純一郎:流石に集団行動かな…?犬くんが倒したし
GM:いえ、全員でいっしょに移動することができます。
園寺健作:よかった
有場純一郎:よかった
遠犬:そういやそうか
吉塚景:それはありがたい……!じゃあ皆さん色々な部屋を探索してくれるというわけですね
遠犬:あくまで探索は皆でやって
GM:ロール的にはそれぞれ散って探索しても良さそうですね
遠犬:フレーバー的にイベントとか引くのがこっちってこと
GM:そんな感じで!
園寺健作:理解!
GM:じゃあ次は有場くんor園寺くん!
有場純一郎:じゃあ近いところから、食堂の探索しようかな
園寺健作:お願いします!
有場純一郎:情報UGNにコネで
有場純一郎:4dx+2>=6
DoubleCross : (4DX10+2>=6) → 9[3,7,8,9]+2 → 11 → 成功

食堂:備蓄された食料を見つける。2d10回復と侵蝕-1d10を選択。
これはここに訪れる度に3回まで使用できる。

GM:全員で使用できます。
有場純一郎:おぉ~
園寺健作:当たりだ!
遠犬:全員!?
遠犬:3回ずつ!?
GM:うん
吉塚景:侵蝕下げられるのがありがたすぎるなあ
遠犬:アカデミア島かよ
GM:移動してくれば使えるよ!
有場純一郎:なるほどね!
遠犬:ダイスイベントの方は!
GM:1d10
DoubleCross : (1D10) → 8

GM:1d5 情報
DoubleCross : (1D5) → 1

GM:1:達成値+10で情報収集
有場純一郎:来たわね。
遠犬:優秀だ
園寺健作:ひゅー!
吉塚景:最強の出目だ
有場純一郎:ここは入口探しの方に加算しておきましょうか。ボーナス美味しいですし。
GM:どうぞどうぞ
有場純一郎:じゃあ研究区画への入り口を判定。UGNでコネを使います。
有場純一郎:4dx+2+10>=45
DoubleCross : (4DX10+12>=45) → 8[2,6,8,8]+12 → 20 → 失敗

有場純一郎:うむ。
園寺健作:半分たまった!
吉塚景:見事な判断だった
GM:残り25!
遠犬:半分いった
有場純一郎:オッケイ!あとは園寺くん!君のデータだ!
園寺健作:任せて!
園寺健作:では、《巨匠の記憶》を使って探索します。んー、順番的に支部長室。
園寺健作:5dx+2>=6
DoubleCross : (5DX10+2>=6) → 8[2,5,7,8,8]+2 → 10 → 成功

園寺健作:DUT(Date ha Uso wo Tsukanaiyo)

支部長室:異形となった支部長を発見する。ミドル戦闘。
勝利すると価格20までのアイテムか情報をひとつ開示できる。

園寺健作:ゲェー?!
遠犬:もってますね
遠犬:園寺さん
有場純一郎:支部長ー!
園寺健作:こ、こんなの、僕のデータには……
遠犬:支部長しんでる
GM:一応先にランダムイベントの方も振っておきましょう
GM:1d10
DoubleCross : (1D10) → 4

GM:1d5 アイテム
DoubleCross : (1D5) → 2

園寺健作:良かった、エネミーじゃなくて、、、
GM:2:達成値+15で購入判定
吉塚景:すごい!
園寺健作:やった!ヴィトン買える!
遠犬:ブルゲ買っときましょうよ
遠犬:アンマテ……は無理か
GM:じゃあ先に購入やってもらいましょう
園寺健作:そうですね、ルイ・ブルゲにしますか
吉塚景:ルイw
有場純一郎:フランスにいそう
園寺健作:ブルゲ!
園寺健作:2dx+3>=20
DoubleCross : (2DX10+3>=20) → 4[4,4]+3 → 7 → 失敗

有場純一郎:+15!
遠犬:お見事だぜ
GM:22!
園寺健作:15を足して購入成功!
園寺健作:とりあえず私が持っておくので、後でほしい人いたら渡しますね
遠犬:わーい
GM:では、そうですね
GM:まず、食堂の効果は使用しますか?取っておくこともできます。
遠犬:ミドル戦闘後に判断することは可能ですか?
GM:いいですよ!
吉塚景:侵蝕に偏りが出始めたら使いましょう
園寺健作:じゃあひとまず温存かな
有場純一郎:ですわね。温存で。
遠犬:温存します
GM:で、シーンの演出をやりましょう。他のところを探索して回ってきたみんなが支部長室前で合流して、そこから支部長室に入るのがスムーズかな?
遠犬:そんな感じで大丈夫です



GM:廊下
GM:君たちは各々で探索に赴き、そして廊下で合流することにした。
八重倉月乃:「……」有場くんの側できょろきょろしている。
有場純一郎:右手は引いたままだ。
有場純一郎:「あちらの部屋は食堂でした。見た所、一時的に休息を取ることが出来そうです」
有場純一郎:「遠犬、そちらはどうですか?」
遠犬:「……面倒だった」
遠犬:やや毛並みが乱れている。
有場純一郎:「……大変だったようですね?」
憑灯:興味深げのその毛並みを観察している
遠犬:「トイレで例の怪物が出てきた。蟲の集合体のような奴だ」
園寺健作:カタカタと、報告内容を打ち込んでいる。MAPとイベントの紐づけ作業だ。
吉塚景:「……私も死体を確認しました。ただのジャームだったらいいんですけど……」
吉塚景:「オバケじゃないですよね……」
遠犬:「戻ってくる最中に廊下にもう一匹居たが、どっちも処理済みだ」
吉塚景:「はい。けれど廊下までの安全は確保できました。トイレも遠犬が探索してくれたので……」
吉塚景:「背後を突かれる心配は少ないです。空間異常がなければもっと安心なんですけど」
有場純一郎:「先程の異音はそちらの戦闘音でしたか」
八重倉月乃:「あはは、オバケとかそんな……」
八重倉月乃:「えっ違うよね……?」
園寺健作:「おや、もしや怖いのかな?」
八重倉月乃:「そりゃ……怖いですよ!」
園寺健作:「人が恐れるもの。それは、”未知”だと思う。分からないから。理解出来ないから恐れるんだ」
園寺健作:「だから僕は蓄える。知識を、情報を、データを。いざと言う時に、恐怖で足がすくまないようにね。良ければ、八重倉さんにもデータを教えるが……」
八重倉月乃:「もう。私だって研究者の端くれですから…データの大事さは知ってますけど…」
有場純一郎:「では、まずは一つだけ確かなデータを教えてあげてください」
八重倉月乃:「確かなデータ?」
有場純一郎:「『僕たちの側は安全』。それは覆されることのないデータです。そうでしょう?」
有場純一郎:そばにいると示すように握った右手を軽く持ち上げる。
八重倉月乃:「…………」
八重倉月乃:「その」
八重倉月乃:「めちゃくちゃ効きます、それ」
有場純一郎:「それはよかった。確かなデータを提供できました」
園寺健作:「なるほど、おみそれしたよ。それは確かに最も信頼できるデータだ」アッハッハと笑って
遠犬:「……有場。うすうす気になっていたが、君、貴族か何かか?」
吉塚景:「もしくは良家の執事さんとか?」
有場純一郎:「いえ、普通…とは言いませんが一般家庭ですよ。母はUGNエージェントでしたが」
有場純一郎:「上の姉達もそれぞれ働いています。学生だと肩身が狭いですね」肩をすくめる。
八重倉月乃:「いや……でも今こうやって働いてくれてるし……」
八重倉月乃:「肩身が狭いとか……そんなことは……」
吉塚景:「一般家庭には全然見えないね……」遠犬にひそひそと話す。
遠犬:「一般家庭とかいって、家の大きさがこの支部より大きいとかいうオチじゃないのか」ひそひそと
園寺健作:「良い家庭で育ったんだろうな。データ通りだ」
八重倉月乃:「そう言えば」
八重倉月乃:「この先って支部長室ですよね……」
八重倉月乃:「その……」
八重倉月乃:「誰か、見てきてくれませんか……?」
園寺健作:「ん、なら僕が行こう」
八重倉月乃:「お願いします……データの強いところを見せるチャンスですよ」
遠犬:「気をつけろよ。ここの空間異常だが、一点から広がった様子がある」
吉塚景:「……そうなの?」
園寺健作:「……そうなの?」
遠犬:「膨大な出力が一点にて出て、そこから広がって支部を飲み込んだ」
遠犬:「……トイレに犠牲者らしき者のメモがあってな」
八重倉月乃:「……異常な出力………」
有場純一郎:「なるほど……出口に一番近い場所までたどり着き、立て籠もったのでしょうね」
園寺健作:「……忠告、痛みいるよ」そう言って、支部長室の扉を開ける
園寺健作:キ ィ …
有場純一郎:左手の指を、撃鉄にかける。
GM:支部長室は、他の場所と同じような薄暗がりだ。 その中でデスクのランプだけがついている。
GM:支部長のデスクの席に、何か異形が座っているのが見える。
園寺健作:「なっ?!」
支部長だったもの:「………ぅぁ」
支部長だったもの:ずるり。
支部長だったもの:ずるり。
吉塚景:最後尾で廊下の背後を警戒している。「園寺さん!何かいるんですか!?」
園寺健作:「な、なんだこれは?!」廊下にまで響く声
支部長だったもの:幾つもの触手を引きずって。
支部長だったもの:君の方に近づいてくる。
園寺健作:「い、異形の化物……!!みんなっ!こっちに来るんじゃない!」
支部長だったもの:「ゃ……ぉ」
遠犬:そちらに駆け出す。
有場純一郎:「憑灯!」
憑灯:仄青く輝く銀色の毛並みが並走する
八重倉月乃:ぎゅっと手を握る力が入る。
支部長だったもの:びちっ。
支部長だったもの:びたん。
支部長だったもの:触手の集合体。
支部長だったもの:それが服を纏っている。
園寺健作:「ッッッッッ!!」
遠犬:ちらりと狼を横目で見つつ、部屋に辿りつく。
遠犬:園寺に並び、その異形を直視する。
憑灯:敵意を表す唸りが低く漏れる。
吉塚景:「ジャームだとしても、こんなに……に、人間じゃないみたいな」
吉塚景:「こんな形の……」
支部長だったもの:頭部と思しき所から音が漏れている。
園寺健作:「ま、待てよ。もしかして……」
遠犬:「……しかも、」服の首元に、名札の残骸が揺られている。「あれが支部長だぞ」
園寺健作:「ああ。面影もある。あれは、支部長の”フェインテッドムーン”だ……」
八重倉月乃:「っ……気をつけて下さい……!」
八重倉月乃:「あれが支部長なら」
八重倉月乃:「こちらのレネゲイドを吸収する力を持っています!」
有場純一郎:「! なるほど、確かに厄介だ。同時に、長引かせるわけにもいけませんね」
遠犬:傍らの狼に負けないほど、低いうなり声が漏れる。獣めいた。
吉塚景:「"フェインテッドムーン"!こちらはUGNの救出部隊です!」実際は調査部隊だが、そんなことは言っていられない。
吉塚景:「まだ理性的に行動できるのなら、発声を三度続けて」
支部長だったもの:「ゎぁぁぁぁ」
支部長だったもの:その声が届いているかいないか
支部長だったもの:びたびたと触手をのたうたせて
支部長だったもの:君達に向かってくる!
園寺健作:「くそっ!向かってくるぞ!」
遠犬:景の勧告にも反応はない。「……俺の同類じゃあ、ないようだな」 小さく微かに呟く。
吉塚景:「やっぱりジャームなんでしょうね。けれど、ここまでの異形化は見たことない……」
園寺健作:「つまり……。こんなの、僕のデータに無いぞ……というわけだ」
有場純一郎:八重倉さんの手をゆるく握り返す
有場純一郎:「…離れないでくださいね」
八重倉月乃:「……はい!」
有場純一郎:「皆さん、……早速ですが証明の時間です」
有場純一郎:「『僕たちの側は安全』だと。その言葉、違えないようにしましょう」
吉塚景:「有場くんこそ、この手の対象の始末が嫌でしたら」
吉塚景:「素直に言っていただいても大丈夫ですよ。こういう仕事は……」
吉塚景:「私や遠犬の方が慣れてます」
吉塚景:リップクリームを片手に出して、異形へと向けている。仕込み銃だ。
遠犬:「潔く殺してやるさ」
有場純一郎:「……」その気遣いが自分に向けられたものだと気づいて一瞬、場違いなほど驚いた目を向けて。
有場純一郎:「いえ、ここは僕も意地を張りますよ。……ありがとうございます、ジラルナ、遠犬」
有場純一郎:カキン、と回転式拳銃を左手で構えて。
有場純一郎:「そうでなければ」
有場純一郎:「僕の肩身は狭いままです」

GM:ミドル戦闘を開始します。

      沈んだ月(6)
        |10m
有場(9)遠犬(8)景(4)園寺(7)

GM:エンゲージはこう!
GM:セットアップから!
園寺健作:なしです!
吉塚景:ありません!
遠犬:《怨念の呪石》を起動。侵食59→62、暴走状態に。
有場純一郎:コンボ:【七度寸法を合わせて一度裁断せよ】《原初の黄:活性の霧》ラウンド中攻撃力+9。ドッジ-2D。対象は自身!
有場純一郎:有場純一郎の侵蝕率を3(→ 3)増加 (42 → 45)
沈んだ月:エネミーもなし!
遠犬:演出はなし。暴走状態中、攻撃力が上昇する。
GM:ではイニシアチブから有場くんの手番へ!
有場純一郎:ではマイナーなし、メジャーでコンボ:【憑灯】《C:ウロボロス》《原初の赤:瞬速の刃》
有場純一郎:沈んだ月に射撃攻撃!
有場純一郎:7dx7+6
DoubleCross : (7DX7+6) → 10[3,4,5,7,8,8,10]+10[1,6,6,8]+4[4]+6 → 30

有場純一郎:リアクションどうぞ
沈んだ月:素手でガード。《強靭骨格》により素手のガード値+6。
有場純一郎:ダメージ
有場純一郎:4d10+5+9
DoubleCross : (4D10+5+9) → 20[4,7,3,6]+5+9 → 34

有場純一郎:装甲有効34点!
吉塚景:強いな~
遠犬:強化前でこれか!
沈んだ月:ガードと装甲で…20点受けます。
沈んだ月:まだ立っています。
有場純一郎:たっけぇ…
吉塚景:すごく硬い!
園寺健作:かたい!
有場純一郎:有場純一郎の侵蝕率を6(→ 6)増加 (45 → 51)
GM:演出どうぞ!

有場純一郎:「仕掛けます」ダン、ダン、ダァン!
有場純一郎:言葉と同時に3発発射され、銀の狼がそれより早く駆ける
憑灯:「─────!」
沈んだ月:づぶっ。づぶっ。弾丸が皮膚に沈んでいく。
憑灯:ザ、シュゥ!
憑灯:沈んだ弾丸3発。直接触れないように、その弾尻を叩いて異形のより深くまで叩きつける
有場純一郎:「硬い…いや、柔軟さかな」
有場純一郎:(あの弾力で取り込まれたら厄介だな……一人では脱出できない)
有場純一郎:じくじくと主張する足首への侵蝕の存在を考える
沈んだ月:「ぇぃぃぃぃぁぁぁ」
有場純一郎:「やはり、直接触れるのは得策じゃないようです」
有場純一郎:「お気をつけて」
吉塚景:「対ジャーム戦闘しかないか……」自分の身につけている戦闘技術の殆どは対人のものだ。
憑灯:触手に距離を開けて着地しながら、青い瞳がもう一匹を見る。

GM:では、次、遠犬くん!
遠犬:はーい
遠犬:マイナーなし。メジャーで《スキルフォーカス》
遠犬:必中の弓にて射撃攻撃します
遠犬:3dx+19
DoubleCross : (3DX10+19) → 8[2,2,8]+19 → 27

沈んだ月:ガード。
遠犬:この出目は……
有場純一郎:景ちゃんの最強エンブレムが欲しくなる出目ですね
吉塚景:おお
吉塚景:じゃあバディムーヴ。せっかく相棒だしね
遠犬:わあい
園寺健作:最強~!!
遠犬:では30!
GM:おのれ〜!
遠犬:4d10+11+3d10
DoubleCross : (4D10+11+3D10) → 25[5,7,7,6]+11+16[9,6,1] → 52

GM:…?
有場純一郎:すごいぬ
園寺健作:つよいぬ
遠犬:サイドリールと怨念バフがあるので……
GM:あっ……
GM:死にました
吉塚景:イヌーッ!?
園寺健作:ヤッター!!
GM:犬強いね…?
遠犬:7d10だから……
有場純一郎:つよい!
遠犬:40は上振れたな……
遠犬:侵食62→64
GM:こわい…

遠犬:「……棺の、中より、須臾を視る」
吉塚景:「遠犬。攻撃に専念していい」攻撃を仕掛けるような体勢だが、元支部長と遠犬の間に立つように位置取っている。
吉塚景:「カバーは私がやる。手持ちの手段じゃ火力が通らないから」
遠犬:「ああ。いつもの奴だな」
遠犬:「腕は落ちてないか。景」
吉塚景:「何言ってるの」笑う。
吉塚景:「昔よりもっとやれるよ」
遠犬:「それはそうか」 ク、と牙を剥いて、支部長だったものを睨む。「成長しているものな」
遠犬:空間異常。内部生命の崩壊、異形化。……この任務は、嫌なことばかり思い出させる。
遠犬:今はもう、入口から外に出られるかどうかも怪しいところだ。
遠犬:「だが、外から入る分には自由なら」
吉塚景:リップクリームの機構を引き出し、弾丸を換装する。
遠犬:「俺の呪覚の範囲下だ」
吉塚景:「スタン弾。2。1」
吉塚景:パン!!
吉塚景:閃光と爆音だけを発する弾で、敵の防御反応を怯ませる。ほんの一瞬だ。
有場純一郎:呟きを聞いて八重倉さんの目を覆うように庇う。
八重倉月乃:「わっ」
有場純一郎:「失礼」
沈んだ月:「ゅ?!」
沈んだ月:「ぁぁぁぁぁぁ!!」
遠犬:直後。支部長室の、天井右奥角斜め45度から、幾何学的螺旋軌道を描き、歪んだ虹めいた矢が落ちてくる。
遠犬:遙かxxkm離れた秘匿病院から放たれた圧縮領域の矢は、一切の弾着ラグを無視して、閃光と同時に触手の根元を穿ち抜く。
沈んだ月:矢に貫かれ、バラバラになる。
沈んだ月:ばらばらになった触手はほんの数瞬のたうって、
沈んだ月:動かなくなる。
吉塚景:「……弾着確認」排莢。
吉塚景:フラッシュは敵の目潰しだけが目的ではない。遠犬の攻撃手段は極力、味方にも見せない。
遠犬:「佳く眠れ。それが君の権利だ」
園寺健作:(な、なんだ、今の……)
園寺健作:(”アリバイ・トリック”……”遠犬”……”ジラルナ”……。これ程までとは……)
園寺健作:(こんなの……僕のデータに無いぞ……)

GM:戦闘終了です。
GM:価格20までのアイテムひとつか任意の情報ひとつを開けられます。(研究区画への道は除く)
遠犬:今更だけど有場さん
遠犬:武器いるタイプ?
有場純一郎:ショットガン常備化してるから最低限まかなえるけど、攻撃力5以上の高いやつなら貰って嬉しいタイプ。
吉塚景:メイド服が欲しいです!メイド服
園寺健作:メイド!!
有場純一郎:メイド!
遠犬:メイド服は……必要!
遠犬:どうして支部長室にメイド服が……?
園寺健作:wwww
有場純一郎:支部長が……メイド!
遠犬:RC型だったんだな!
吉塚景:そういうことになっちゃうけど……!今後購入判定があるかどうかわからないからさ……
有場純一郎:じゃあ借りていきましょう、メイド服
遠犬:いや、景ちゃんにメイド服を着せるのはシナリオ上必須だと思う
園寺健作:なんかこのメイド服、ぬるぬるしてる……
GM:ではメイド服がありました。
有場純一郎:アニメ放映前のピンナップにも描いちゃったからな
吉塚景:そんな……



八重倉月乃:「お……終わった……?」
八重倉月乃:こわごわと呟く。
園寺健作:「そうみたいです……」
有場純一郎:「えぇ、そのようで」
有場純一郎:(見えなかった…よりは、見せて貰えなかったが正しいかな)
有場純一郎:手法を知れば対策を練れる。知るものは少ないほうが良いという判断だろう
吉塚景:「……」触手の断片を確認している。
GM:”フェインテッドムーン”にエグザイルは発現していなかった。
GM:しかし、その性質はエグザイルのものだった。
遠犬:「俺は有視界内に衝撃波を打ち込める。突然に見えるかもしれんが、慣れてくれ」
有場純一郎:「了解しました。今回のような相手ならばコレ以上無く頼りになりますね」
吉塚景:「やっぱり、エグザイルシンドローム……」
吉塚景:「元の人体の整合性を無視して、限界まで細胞を増殖させれば、こういう風になるのかも……けれど」
園寺健作:「エグザイル……だって?」
遠犬:「園寺。あまり聞かれたくないことかもしれんが」
遠犬:「支部長はエグザイルだったか?」
GM:ピュアウロボロス。
GM:それが支部長のシンドロームだった。
GM:それがデータに残っている。
園寺健作:「ゆっくりを首を振る。そして、フェインテッドムーンのデータをPCに映して。
遠犬:「つまり、外的作用か……」
遠犬:「君が探している知人というのは、支部長のことではないんだな」
GM:支部長ではない。今もチルドレンのはずだ。
園寺健作:「……ああ。フェインテッドムーンとは別の人物だ」
園寺健作:「……」胸にざわつきを覚える。支部長がこのような変貌をしたのであれば、友人たる彼は……
有場純一郎:「支部長はレネゲイドを吸収すると言いましたね。その友人がこのような能力を有していたことは?」
GM:持っていない。
園寺健作:「……いや。僕の友人は、触手ではなかった」
吉塚景:「園寺さん。支部内を捜索しましょう」
吉塚景:「まだ無事な支部員がいるなら、入口付近ではなく……襲撃から身を守れる部屋の方で」
吉塚景:「この状況を耐え続けているかもしれません。望みはあります」
園寺健作:「……ああ。まだ」
園寺健作:「まだ、データが足りない。……調査を続けよう」
園寺健作:「”ジラルナ”。……ありがとう」
吉塚景:「あはは。甘いこと言ってますかね?」
有場純一郎:「僕は、良いと思いますよ」
有場純一郎:「甘いものは誰だって好きでしょう?」
吉塚景:「そうですね。体には悪いかもしれませんけど」
園寺健作:「それは、データ通りだな」僅かに笑う
遠犬:「どちらにせよ、足を止めるには早すぎる」
有場純一郎:「えぇ、先程の内観にはまだ個室が5つに、給湯室と会議室。…後は研究区画ですか」
有場純一郎:「僕達のやることはまだまだあります」
有場純一郎:「うつむくのはその後にしましょう」



GM:シーン終了。ロイス操作のみ可能。
吉塚景:あと一個しか取れないんだよな~。
吉塚景:有場くんと園寺くん、どっちに取るかまだ迷うぜ
遠犬:同僚/有場純一郎/敬意:○/隔意:/ロイス
遠犬:シナリオロイスだったのに
有場純一郎:「同じ分類 遠犬 ○P感服/N疎外感」で取得
園寺健作:うーん、景ちゃんに取ろうかな
園寺健作:吉塚景/〇優しい/脅威
有場純一郎:やさしい!
GM:やさしい
遠犬:やさしい~
吉塚景:優しいですよ~
GM:ではカット!


◆Middle03◆

GM:ミドル3
GM:登場侵蝕は引き続き1d3+3。シーンプレイヤーは景ちゃん。
吉塚景:気付いたら侵蝕メチャ低いじゃん
吉塚景:吉塚景の侵蝕率を1d3+3(→ 5)増加 (43 → 48)
園寺健作:本当だ
園寺健作:55+1d3+3
DoubleCross : (55+1D3+3) → 55+2[2]+3 → 60

有場純一郎:有場純一郎の侵蝕率を1d3+3(→ 5)増加 (51 → 56)
遠犬:64+1d3+3+1
DoubleCross : (64+1D3+3+1) → 64+2[2]+3+1 → 70

遠犬:もう次休む
有場純一郎:犬くーん!
吉塚景:おやすみいぬ
有場純一郎:すやいぬ
GM:スヤ…
園寺健作:すやすや
吉塚景:まあいざとなったらカバーするから大丈夫よ
園寺健作:やさしい
有場純一郎:なんて優しい女性…



GM:では、判定やっていきましょう。誰から行きますか?
吉塚景:私は自分にバディムーヴ使えないからさっさと判定したほうがいいんですよね
吉塚景:なので私が給湯室を調べてしまいます
園寺健作:お願いします!
吉塚景:6dx+1>=6 情報:UGN
DoubleCross : (6DX10+1>=6) → 10[2,7,8,8,8,10]+4[4]+1 → 15 → 成功

吉塚景:給湯の支配者

給湯室:自販機とティーバッグ、お湯のポットがある。1d10回復。

吉塚景:や、やったあw
吉塚景:お茶はおいしいね
吉塚景:コーラも飲んじゃお
園寺健作:ゴクゴク!グビグビ!
吉塚景:すごい飲んでる
GM:1d10
DoubleCross : (1D10) → 5

GM:1d5 アイテム
DoubleCross : (1D5) → 1

GM:達成値+20
GM:で購入判定
遠犬:やばいのきた
吉塚景:すごいのが来た
園寺健作:なんでも買えちゃうじゃん
遠犬:ここ定期的に来たいな……
有場純一郎:しかも景ちゃんだからな
吉塚景:え~~っ、じゃあ相当なものまで買えますけど
遠犬:素材収集したい
遠犬:有場くんにヘヴィマシンガンは?
吉塚景:そうしましょうか?
園寺健作:ヘヴィマシンガン!
有場純一郎:ヘヴィ!
園寺健作:24点かな
吉塚景:それでも24しか難易度ないんだな
吉塚景:ヘヴィマシンガンを購入します。
吉塚景:6dx+20>=24
DoubleCross : (6DX10+20>=24) → 10[1,2,4,7,9,10]+10[10]+10[10]+8[8]+20 → 58 → 成功

GM:58
園寺健作:!?
遠犬:???
GM:…?
有場純一郎:?
遠犬:ヘヴィってレベルじゃねーよ
有場純一郎:ミサイルとかだったのかなコレ
吉塚景:なんで給湯室にこんなのがあるんだよ
園寺健作:www
遠犬:境界線上のホライゾンみたいなマシンガンが手に入った
GM:何でだろう……
吉塚景:ヘビーアームズカスタム
有場純一郎:大罪武装
遠犬:空間異常のせいじゃない?
遠犬:さっきも支部長室にメイド服あったし……
吉塚景:変な支部ですね
GM:変な支部だ
園寺健作:僕の友人は、この支部で一体何を……
遠犬:www
吉塚景:とにかく、給湯器の横に立て掛けてあったヘビーマシンガンを
吉塚景:有場くんにあげちゃいます。使ってね
有場純一郎:ありがとうございます。蜂の巣にします
吉塚景:命中-3、攻撃12!強いぞッ
有場純一郎:ぬくもりをかんじる
園寺健作:温かみ…
GM:では次の方どうぞっ
遠犬:じゃあ個室かな
園寺健作:お願いします!
GM:左から順に
GM:1、2、3、4、5となります
遠犬:はーい では1から
遠犬:4dx+2
DoubleCross : (4DX10+2) → 8[1,3,6,8]+2 → 10

1.何もない部屋。

GM:1d10
DoubleCross : (1D10) → 8

GM:1d5
DoubleCross : (1D5) → 3

GM:3:達成値+4で情報収集
遠犬:ロムについて調べようか
遠犬:同じくUGN
遠犬:4dx+6
DoubleCross : (4DX10+6) → 8[3,6,7,8]+6 → 14

吉塚景:バディムーブする暇がないぜ
有場純一郎:優秀な犬だ

”ロム”について
10年前から研究が続けられているレネゲイドビーイング。
ピュアオルクスの無形の存在。
レネゲイドの特性と、そのオリジンが持つ性質、本質に迫る存在とされる。
詳細については重要機密であり、星月台支部のクリアランスを持った人物と、
日本支部の限られた人員にしか知られていない。

遠犬:セキュリティクリアランスだ
吉塚景:なんだか偉そうなやつが出てきたな
遠犬:日本支部の限られた人員……
遠犬:追加情報などはないかな。では以上
GM:追加情報なしです
有場純一郎:じゃあ次、個室2を調べていきましょう
園寺健作:ワオワオ!
有場純一郎:コネUGNで調査!
有場純一郎:4dx+2>=6
DoubleCross : (4DX10+2>=6) → 9[1,6,9,9]+2 → 11 → 成功

2.手記を発見。次の情報収集判定に達成値+1。

GM:1d10
DoubleCross : (1D10) → 9

GM:1d5
DoubleCross : (1D5) → 3

GM:3:達成値+4で情報収集
有場純一郎:おぉ。合わせて+5だ。じゃあ憂いなく色部くんの方を調べておきましょうか。
園寺健作:わーい!
有場純一郎:情報UGNでコネ。
有場純一郎:4dx+7>=7
DoubleCross : (4DX10+7>=7) → 6[2,5,6,6]+7 → 13 → 成功

有場純一郎:ヨシ!
園寺健作:ヨシ!!
吉塚景:やるなあ

色部空について
園寺健作の古い友人。今年で17歳になる。
生まれつきのオーヴァードで、UGNチルドレン。
7歳時のデータによれば高いレネゲイド適正を持っており、
早い段階から頭角を表していた。他者との融合を得意とする。

→色部空について2 難易度:10 情報:UGN

開示時にイベント発生。

有場純一郎:融合!
園寺健作:融合…?
吉塚景:ワァ……
遠犬:いや~偶然もあるものですね
GM:今回のシーンでイベントが発生します。
有場純一郎:ヒャアッ
園寺健作:ヒィッ!
GM:じゃあ最後に園寺くんどうぞ
園寺健作:はい!
園寺健作:《巨匠の記憶》を使用して、個室3番を調査!
園寺健作:6dx+2>=6
DoubleCross : (6DX10+2>=6) → 9[3,5,6,8,8,9]+2 → 11 → 成功

園寺健作:ヨシ!

3.何もない部屋。

GM:1d10
DoubleCross : (1D10) → 8

GM:1d5
DoubleCross : (1D5) → 3

園寺健作:60→62
GM:3:達成値+4で情報収集
GM:さっきからこればっかだな…?
園寺健作:ww
有場純一郎:安定している
有場純一郎:オッ、ナイスデータ
園寺健作:じゃあ、色部くんその2を調べます。《巨匠の記憶》を使用
園寺健作:6dx+2+4>=10
DoubleCross : (6DX10+6>=10) → 9[2,3,4,5,8,9]+6 → 15 → 成功

園寺健作:62→64
吉塚景:これは良いデータだ

色部空について2
彼についてのデータは9年前までのものしか存在しない。
表向きには星月台支部に在籍していることになっている。

GM:以上です。
園寺健作:表向きには……
遠犬:支部のデータにもない……ってコト?
有場純一郎:残っているさ、園寺くんの中にな…
園寺健作:僕のデータは、ずっとあの頃のままなんだ……!
遠犬:じゃあひとまずここで終わりかな
遠犬:情報共有した後イベントって感じすね
GM:そうなります
GM:探索中に
GM:ある人物と出逢います
園寺健作:だ、誰かな~
園寺健作:パパかな~
有場純一郎:姉さん……?
園寺健作:姉!?
吉塚景:ご挨拶しなきゃ
遠犬:いつも弟さんの狼には世話になっております
GM:まあ会ってみてのお楽しみ
遠犬:はあい
園寺健作:ヒィ~
有場純一郎:ウィ!
GM:園寺くんに見つけてもらおうかな…部屋3で
遠犬:めっちゃ見つけていくな……
園寺健作:異形の支部長も見つける!謎の人物も見つける!
GM:有能
遠犬:有能ですね
吉塚景:へっぽこなのは雰囲気だけで実際は一番探索者として有能なんだなあ
園寺健作:ヤッタ!褒められてる!やはりデータこそが正義!
吉塚景:すみません、これは今更確認することではないので、シーンの外でチェックしたことにしたいのですが
GM:あっはい!
吉塚景:玄関から外に脱出することはできるでしょうか?あと個室の窓から出られるかどうかとか
GM:そうですね、現在は封鎖されてるものとします。
吉塚景:やっぱり!
遠犬:領域展開だ
園寺健作:ヤバ……



GM:君たちは再び分かれて探索をしていた。
GM:…内観図上で左から三つ目にあたる個室。
GM:園寺健作は、その部屋の隅に縮こまっている人影を見つける。
???:「……う…う」
園寺健作:「あれは……?」恐る恐る近づきます
園寺健作:「!?」
園寺健作:「き、きみは……色部くん……!?」
???:そこには、見覚えのある少年。
???:記憶の中と、同じ姿で。

???:顔を上げて、君を見る。
???:「きみは………」
園寺健作:思わずPCを落とします。ガシャン! 大きな音は、部屋の外にも響いたことでしょう
園寺健作:そんなPCのことも気にかけず、走り寄ります。
園寺健作:「色部くん!無事だったんだね!……ど、どうしたんだい?」
???:「……ごめん。人違い、なんじゃないかな」
???:「ぼく、きみのこと知らないもの」
園寺健作:「なっ……」
園寺健作:その言葉を受け入れられずに狼狽する。目の前の少年は、確かに僕の友人の色部くんだ
ソラ:「ぼくはソラ」
ソラ:その名前も、耳に馴染んだものだ。
園寺健作:「……やっぱり、色部くんじゃないか……。違うのか……?」
園寺健作:このような状況は、彼のデータには無い。
ソラ:「……イロべ」
ソラ:「……聞いたことはないけど」
ソラ:「でもきみの、ともだちなんだね?」
園寺健作:「そうだ!」
園寺健作:目の前の少年に向かって。自分の友と告げる。
ソラ:「そう……きみの、名前は?」
園寺健作:「……健作。園寺健作」
ソラ:「ケンサク。……助けてほしい。……ここから、出たいんだ」
園寺健作:「勿論だとも!頼りになる仲間もいるんだ」
園寺健作:「きっと、君をここから出して見せる。きっと君を助けて見せる」

有場純一郎:「園寺くん?先程、何か落ちる音がしましたが、大丈夫ですか?」
有場純一郎:多少警戒しながら顔を覗かせる
吉塚景:こちらも到着する。「園寺さんは無事ですか!?」
園寺健作:「ああ、ちょうどいい所に……。みんなに力を貸してほしいんだ」
八重倉月乃:「一体何が……男の子?」
八重倉月乃:有場くんと一緒に顔を見せる。
遠犬:「生存者か?」
遠犬:最後尾から顔を覗かせる。
有場純一郎:「かもしれません。お知り合いで?」園寺くんに。
ソラ:瞬きをしながらやってくる顔を見つめる。
園寺健作:「ありがとう。僕に異常は無いので大丈夫だ。……この少年こそが、僕の探していた友人なんだが」
園寺健作:「僕のことを忘れてしまっているらしい」
吉塚景:「無事で救出できたなら何よりです。けれど、それにしては……」
吉塚景:「……年齢が離れていませんか?同世代の子なんですよね……?」
園寺健作:「…………」
園寺健作:「……10年前と同じ姿をしている」
吉塚景:「確認しますが、敵対行動は取っていないんですね?」
園寺健作:ゆっくりと頷いて。「……彼はここに閉じ込められていると言った。助けて欲しいと言った」
園寺健作:「……僕は、彼を助けたい」
有場純一郎:(……助けたい、と。彼はちゃんとそう言える人なんだな)
有場純一郎:その姿に眩しそうに目を細める。
遠犬:(外見の変わらないオーヴァードというだけなら、さほど珍しくはない)
遠犬:「それも、データによって導き出したことか?」
園寺健作:「違う。これは、僕の感情だ」
遠犬:「ふん……」僅かに歯を見せる。
吉塚景:頷き返す。「……そうしましょう。有場さんと、遠犬の意見は?」
八重倉月乃:「助けてあげたいですね……」
有場純一郎:「どうやら、意見は一致したようですね」クスリと笑って
有場純一郎:「助けを求められたなら、手を差し伸べるのが人道でしょう」
有場純一郎:「こちらの手は埋まっていますので、園寺くん。そちらを守るのはお願いできますか?」
園寺健作:「!!」「ああっ!!」そう言って、ソラくんと手を繋ぎたいです
吉塚景:「護衛対象が多くなっちゃいましたね。これからは安全な拠点を決めて、調査と護衛に分かれた方がいいかも……」
ソラ:繋がれます。柔らかく微笑む。
ソラ:「…ソラです。よろしく、みんな」
有場純一郎:「僕は有場純一郎だよ、よろしくね」目線を合わせつつ。
吉塚景:「はじめまして。私はUGN日本支部の吉塚景。コードネームは名乗れますか?」ソラに話しかける。
ソラ:「コードネーム……」
遠犬:「よろしく、坊や」
遠犬:質問の方向性を変える。「他の人たちが、どこに行ったのか分かるかい」
ソラ:「……わからない」
ソラ:「みんな、いなくなっちゃった」
ソラ:「どかーんって、ぐわって、あたりがゆれて」
吉塚景:「ソラさんは、何時間くらいこの部屋にいましたか?」
ソラ:「どのぐらいだろう。まる一日は経ったような気もするし」
ソラ:「ぜんぜん経ってないような気もする」
ソラ:部屋の時計は止まっている。
吉塚景:「分かりました。有場さん、園寺さん。ひとまずこの部屋を拠点にしませんか?」
吉塚景:「ソラさんの証言が確かなら、この部屋にいる限りは丸一日程度、空間異常や異形の脅威をやり過ごせる『可能性』があります」
有場純一郎:「なるほど。少なくとも今までやり過ごせていた実績は有るようですからね」
吉塚景:「ソラさんには、脱出方法を見つけるまでもう少し待ってもらうことになってしまいますけど」
吉塚景:「信じて待ってもらえますか?」
ソラ:「うん」
ソラ:「待つよ。だいじょうぶ」
ソラ:「待つのには、なれてるんだ」
園寺健作:そっと握った手に力を込める。ソラくんが少しでも寂しくならないようにと。
遠犬:「良い子だ」
遠犬:「悪い夢のようなものだ。こちらのお兄さん達に任せて、落ち着いて待っていなさい」
吉塚景:「……」
吉塚景:「……遠犬。向こうの部屋で補給物資と武器を見つけたの。一緒に確認に向かってもらっていい?」
遠犬:「ああ、手伝おう」
吉塚景:では、遠犬と一緒に部屋を出ます。先程探索した給湯室へと向かう。
有場純一郎:「では、僕達はこちらの拠点を検めておきましょうか」
八重倉月乃:「そうしましょう。ぼく、お姉さんはね……」
八重倉月乃:「……八重倉月乃っていうの。よろしくね」
八重倉月乃:隣で八重倉がソラに挨拶を済ませる。
有場純一郎:その間に内装をチェックする。部屋の隅などに先程の「なにか」の気配が無いことを確認しつつ、休憩できる椅子などを見繕う
有場純一郎:「そうだ、園寺くん。PC落としていましたよ」
有場純一郎:と、彼が落とした端末を渡す。
園寺健作:「なっ!」
園寺健作:「ありがとう、助かったよ。……君は優しいな。データ通りだ」
有場純一郎:「へぇ、そんなことまでデータに載っているんですか?」
八重倉月乃:隣でソラと他愛ない会話に興じている。
園寺健作:「困っている人を放っておけず、本人も運がない。そのため様々な事件や事故に巻き込まれることが日常茶飯事になっている。」
園寺健作:「データにはそう書いてあるね」と、UGNのデータを写して。
有場純一郎:興味深げにPCを見る。
有場純一郎:「本当だ。…そんなことまで誰が蒐集しているんでしょう」
有場純一郎:身体情報も最新のものらしい。
園寺健作:くすくすと笑って。「改めて礼を言うよ。彼(ソラくん)の力になってくれてありがとう」
園寺健作:八重倉さんとお話ししている少年をチラリと見やって。
有場純一郎:「いえ、礼を言われるほどのことではありませんよ」
有場純一郎:「この状況、誰だって同じ判断をするでしょうから」
園寺健作:「そう言える君は、やっぱり優しい人間だよ」
有場純一郎:「なら、育った環境が良かったのかな」
有場純一郎:何がおかしいのか、少し苦笑を浮かべつついう。
園寺健作:「そうか、君は姉がいるんだったね。……どんな人か聞いても?」
有場純一郎:「…………」
有場純一郎:間。
有場純一郎:「いい人達だよ」
有場純一郎:「今の僕が有るのは、姉さん達のお陰だからね」
園寺健作:「……」僅かに含みを感じる。
園寺健作:「あまり、聞かれたくない話だっただろうか?」
有場純一郎:「いや……」
有場純一郎:「そういうことじゃないよ。ただ、身内を自慢するのも……そう」
有場純一郎:「少しだけ表現に困る」
有場純一郎:「素晴らしい人達なのは間違いない。ただ、それを人にも求めるきらいがあってね」
有場純一郎:「だから、詳細に話そうとすると…そう」
有場純一郎:「どうにも姉の自慢話になりそうだから」
有場純一郎:「この場合は気恥ずかしい、というのかな?」
園寺健作:「なるほど。不愉快な思いをさせていないようで安心したよ」
園寺健作:「どうも僕は、そういった繊細な機微に疎い一面があるらしくてね」
有場純一郎:「へぇ、僕からしたらそうは見えませんが」
園寺健作:「嬉しいことを言ってくれる」人を喜ばせる術は、姉の教育の賜物かななんて思ったり
有場純一郎:「園寺くんは人の心にソッと寄り添える人だと思いますよ。少なくとも、僕はそう思います」
園寺健作:「……ありがとう。やっぱり、君は優しい」
園寺健作:「改めて、君とは良い友人になれそうだ」
有場純一郎:「嬉しいな。友人が出来るのはいつだって良いことだ」
有場純一郎:「君のもうひとりの"友人"も、色々大変そうだけど」ス、と一瞬だけソラを目で指して
ソラ:笑顔で話している。
有場純一郎:「良い方向に向かうと良いな、園寺くん」
園寺健作:「うん……」
園寺健作:「ありがとう。有場くん」
園寺健作:そう言って、年相応の綻んだ笑顔を向ける。
有場純一郎:ふ、と口元を緩ませる笑みで返して。
有場純一郎:「では、友誼の証として」握手を求めるように黒の手袋に包まれた手を差し出す。
園寺健作:ゆっくりと手を差しだし、その手を握る。



吉塚景:「飲み物がある給湯室を見つけたの。私が調べた限り汚染はされてないし、動物検体用の栄養ゼリーもあったから」
吉塚景:「遠犬にとっても少しは体力の足しになると思う」
遠犬:「長期戦になりそうだ、食料は助かる」
吉塚景:「ジュースや食べ物は友好関係を作るのにも役に立つしね」
遠犬:「相変わらず抜け目がないな……」 小さく笑うように。
遠犬:「あえて聞くが、どう思う?」
吉塚景:「ソラくんが"ロム"」あえて断定的に言う。
遠犬:「推論の根拠は?」
吉塚景:「10年前から姿形が変わらないということは、間違いなく人間じゃなくてレネゲイドビーイング」
吉塚景:「それでいてコードネームの質問に対して即答できなかった。星月台支部の正規オーヴァード人員とは考えづらい」
吉塚景:「私は"ロム"は姿形がある存在である、という情報を持ってる。根拠については確実性はないけど」
吉塚景:「強力なレネゲイドオブジェクトなら、それが強力であるほど固有のレネゲイドビーイングとして『発生』しやすくなる」
吉塚景:「その参照先が10年前の本物の色部空である可能性もある。もともと色部空がそうかもしれないけれど」
吉塚景:「……こんなところかなあ」
遠犬:「勇み足だな。単に、事件のショックで一時的に精神が不安定になっている、色部某の兄弟の可能性だってある」
吉塚景:「彼が襲われていないことについては偶然かな?」給湯室の扉を開けて、中に踏み込む。
吉塚景:電気ケトルのスイッチを入れてお湯を沸かす。
遠犬:「俺の病棟でも、あの手の子供はたまに見る」
遠犬:「とはいえ景の言う通り、偶然では澄まされない不審な点も多い」
遠犬:「この状況で怪物に襲われていない。10年前の園寺の友人と同じ格好と名前」
遠犬:床下収納を、咥えて開ける。
遠犬:「……間違いなく、何かタネはある。とはいえ、それを警戒するのは俺や君の役目だ」
吉塚景:「どちらにしても、見捨てるという選択肢はないかな」
吉塚景:「犠牲者にしても、"ロム”にしても……この閉鎖空間の外に出さなきゃ話にならない」
遠犬:「ロムに関する記録は見たな。ピュアオルクス」
遠犬:「何をやらかしてもおかしくない。タチの悪いシンドロームだ」
吉塚景:「そうだね。そこでもう一つの懸念に繋がってくるんだけど」
吉塚景:「この空間異常そのものが"ロム"の影響である場合、どうしようか」
吉塚景:「最悪、"ロム"を破壊しなければ封鎖が解除されない。けれど封鎖を解かなければ、"ロム"を外には持ち出せない……」
吉塚景:マグカップの中に紅茶パックを入れる。
吉塚景:お湯を入れて、取り出す。
遠犬:「悪いな。手伝えなくて」
遠犬:手持ち無沙汰にしている。
吉塚景:「犬も紅茶を飲む?」少し笑う。
吉塚景:「栄養ゼリーはこれ。あと何個か確保してるから、安心して食べて」
吉塚景:お皿にゼリーを絞ってあげます。
遠犬:「借り物の体だ、変なことは出来ん」
遠犬:「……奴が元凶の場合だ。それも含めて、あの対応だろう?」
遠犬:「こちらに友好的になってくれれば、落ち着く可能性がある」
吉塚景:「……どちらにしても、私は仲良くなりたいよ」
吉塚景:「そういうお仕事だからね」
遠犬:かつかつとゼリーを食べ始める。
遠犬:「そういうところは変わらないな、君は」
吉塚景:「あはは。『いい子』になってると思った?」
吉塚景:紅茶に口をつける。
遠犬:「もっと素直な子になってたら、どんなに良いかと思うね」
遠犬:「あのデータマンを見習ったらどうだ」
吉塚景:「これはこれで、別に、悪くないよ。……皆が思うほどには」
吉塚景:「遠犬も、相変わらず犬のままなの?端末としては時代遅れになりそうじゃない?」
遠犬:水を飲んでいる。
遠犬:「……一時期、馬を使っていた」
吉塚景:「馬を!?もっと昔の時代になっちゃうな」
遠犬:「良い調教馬がいてな。もう少し器用なことが出来たんだが……流石にでかいな」
遠犬:「常用は無理だ。景のオススメは?」
吉塚景:「今時、野良犬なんて都市部にはめったにいないよ。確かに走破性だけならどんなドローンより優秀だけど」
吉塚景:「……虫か、鳥かな。スズメなんてどう?」
遠犬:「小さすぎると、視界がなぁ……」
遠犬:「ちゅんちゅん言うのも、性に合わん」
吉塚景:「言えばいいじゃん」
遠犬:「他人事だと思ってるな?」
遠犬:食べ終わる。
吉塚景:「そう?まだ他人事じゃないの?」
遠犬:「?」
吉塚景:「コンビを解消してもそう思ってくれてるのかなって」
遠犬:「……。」
遠犬:立ち上がり、尻尾を振る。「……俺だけ腹ごしらえしてもな。その辺持って、さっさと戻るぞ」
吉塚景:椅子に座ってぶらぶらさせていた足を揃えて、少し勢いをつけて立つ。
吉塚景:「冗談だってば」
吉塚景:いくつかの食料と飲み物を抱えて、給湯室を出る。
遠犬:「景」
吉塚景:「なに?」
遠犬:「前より良い子にはなってないけどな」
遠犬:「美人になってる。前よりも」
遠犬:苦笑するようにそう言った。
吉塚景:「ばか」振り返らずに呟く。



GM:シーン終了!ロイス操作のみどうぞ
有場純一郎:ラスト枠取得。「友人 園寺健作 ○P尊敬/N疑問」そのデータはいったい誰が…?
有場純一郎:以上で
遠犬:うーん、今のところ保留!
遠犬:変更なしでいきます
園寺健作:今のところ保留!
吉塚景:"ロム"へのロイス感情だけ変えよう
吉塚景:標的/”ロム”/興味:○/不信感/ロイス
吉塚景:あと、給湯室の効果で犬くんと有場くんのHPを回復させてあげたいです
吉塚景:1D10回復は同時に全員使えるんでしょうか?
GM:あ、同時に全員使えます
遠犬:忘れてた。回復したいです
GM:どうぞどうぞ
遠犬:1d10+16
DoubleCross : (1D10+16) → 10[10]+16 → 26

吉塚景:めちゃ回復しとる!
園寺健作:犬~!!
GM:すごい美味しいのがあったっぽい
遠犬:1d10で10しか出ない病気か?
遠犬:美味しい空気吸ったからな……
有場純一郎:じゃあ回復しておこう。
有場純一郎:19+1d10
DoubleCross : (19+1D10) → 19+10[10] → 29

有場純一郎:有場純一郎のHPを6増加 (19 → 25)
有場純一郎:こっちも病気だ
吉塚景:こっちも最大値じゃん
園寺健作:また10wwww
遠犬:これは景ちゃんの力では?
GM:そうかも
吉塚景:回復系ソラリスじゃないはずだが
GM:いろんなソラリス


◆Middle04◆

GM:ミドル4
GM:シーンプレイヤーは景ちゃん。すごく侵蝕が低い…
有場純一郎:有場純一郎の侵蝕率を1d10(→ 2)増加 (56 → 58)
吉塚景:吉塚景の侵蝕率を1d3+3(→ 4)増加 (48 → 52)
園寺健作:64+1d3+3
DoubleCross : (64+1D3+3) → 64+3[3]+3 → 70

吉塚景:もっと夢の雫使っていってもいいかもな
遠犬:ちょっと様子見
GM:はーい



GM:探索フェイズ!
GM:現在残ってる情報は
・研究区画への入り口 合計達成値:20/45 知覚、情報:UGN、軍事…達成値はシーンを跨いで累積される。
のみです。

吉塚景:余裕だぜ……それはそれとして探索も進めたいな
吉塚景:今残ってる個室は、2、4、5かしら
吉塚景:あと会議室があるのかな
園寺健作:ヤンスヤンス
GM:個室は4、5、あと会議室!
園寺健作:2は調べたかな?
吉塚景:そうだったとは
有場純一郎:ヤンス!僕が調べた
吉塚景:じゃあ私は4を調べます。どんどん行くよ
吉塚景:6dx+1>=6 情報:UGN
DoubleCross : (6DX10+1>=6) → 9[1,3,4,4,9,9]+1 → 10 → 成功

4.カードキーを入手。

GM:1d10
DoubleCross : (1D10) → 9

GM:1d5 情報
DoubleCross : (1D5) → 5

GM:5:達成値+1で情報収集
吉塚景:カードキーじゃーん!
吉塚景:じゃあこの達成値を生かして研究区画にも挑戦だ
有場純一郎:がんばえ~!
吉塚景:6dx+1+1
DoubleCross : (6DX10+2) → 8[2,3,5,6,6,8]+2 → 10

園寺健作:ヒュー!
GM:30/45
吉塚景:無難な成功
有場純一郎:よき。
園寺健作:よきよき
吉塚景:でもあと1高ければ夢の雫で一発成功にもできたかな。他の皆に任せるぜ
有場純一郎:じゃあ個室5の探索に行きます
有場純一郎:情報UGNでコネ。
有場純一郎:4dx+2>=6
DoubleCross : (4DX10+2>=6) → 6[1,5,5,6]+2 → 8 → 成功

5.ブルーゲイルを発見。

園寺健作:ヒュ~!
有場純一郎:ゲイル!
園寺健作:ブルゲ!?
吉塚景:そんなの落ちてていいのかい
GM:いいのだ…私が置いたのだからな!
有場純一郎:支部長室にも有ったということは常に使われていたのだな
GM:1d10
DoubleCross : (1D10) → 5

GM:1d5 アイテム
DoubleCross : (1D5) → 4

GM:4:達成値+5で購入判定
吉塚景:強いぜ
有場純一郎:そして購入だ~。なにか欲しいものあるかな。
吉塚景:クリスタルシールド欲しさがあります
園寺健作:カチカチ景ちゃん
吉塚景:純一郎……私の弟なら買ってくれますよね
園寺健作:姉!?
吉塚景:《竹馬の友》《超越的能力》
GM:www
有場純一郎:はい…姉の言うことは絶対です。純一郎判定します。
園寺健作:wwww
有場純一郎:2dx+4+5>=25
DoubleCross : (2DX10+9>=25) → 6[2,6]+9 → 15 → 失敗

有場純一郎:買えなかった
吉塚景:《夢の雫》。姉の言うことは絶対だから。
吉塚景:吉塚景の侵蝕率を3(→ 3)増加 (52 → 55)
有場純一郎:お姉ちゃん!
園寺健作:姉?!
GM:姉ーっ!
有場純一郎:《猫の道》 保管されていたどこかからか便利なクリスタルシールドを調達しました。
有場純一郎:景お姉ちゃんにパス。
吉塚景:やったね。装備します
有場純一郎:ブルゲはセットアップ埋まってるので犬くんにパスしておきましょう。
園寺健作:では、こちらも会議室チャレンジ
有場純一郎:GO!
園寺健作:エフェクトは無くても良いかな。節約
園寺健作:3dx+2>=6
DoubleCross : (3DX10+2>=6) → 6[5,6,6]+2 → 8 → 成功

会議室:蠢く何かが部屋の半分に犇いている。
HP40 攻撃力3d10の部屋から動かないエネミーが出現。
撃破すると資料をいくつか見つける。次の情報収集判定に達成値+5。

GM:逃げることもできます。
園寺健作:オイイイイイ!!!!
GM:1d10
DoubleCross : (1D10) → 5

GM:1d5 アイテム
DoubleCross : (1D5) → 3

GM:3:達成値+10で購入判定
園寺健作:やってやります!
園寺健作:マイナーでレイジングブレイドを装備!
園寺健作:《コンセントレイト(モルフェウス)》+《カスタマイズ》
園寺健作:70→75
GM:来なさい
園寺健作:8dx7-1
DoubleCross : (8DX7-1) → 10[2,2,4,9,9,9,10,10]+5[1,2,3,5,5]-1 → 14

園寺健作:こ、こんなの、僕のデータにないぞ、、、
GM:ドッジなどはありません。自動命中。
園寺健作:はい。ダメージダイスの際に、レイジングブレイドの効果を使用します。ダメージ+2D
園寺健作:2d10+12+2d10+1d10
DoubleCross : (2D10+12+2D10+1D10) → 15[6,9]+12+18[10,8]+9[9] → 54

有場純一郎:つよっ!
GM:…???
吉塚景:え!?
吉塚景:そんなことある?
園寺健作:!?
GM:えっつよ?!
園寺健作:こ、これがデータの力だ!!
有場純一郎:ふっ、あの1年。流石だな…
GM:一撃で沈みます。次の情報収集判定に達成値+5
GM:ランダムイベントでアイテムも買えるよ
園寺健作:じゃあ、まずは研究区画チャレンジ
GM:あ、情報収集は今回はできない感じで
GM:アイテムだけ!
園寺健作:あ、了解です!
吉塚景:情報じゃなくてアイテムの目が出たからですね
GM:ですです
園寺健作:あ、そうか
吉塚景:でもこれで次の判定では確実に突破できそうだ
GM:次回の時に使って下さい
遠犬:研究区画のこり幾つだっけ
GM:残り15ですね
遠犬:私が出て振れば行けるか
園寺健作:じゃあ、何買おうかな。欲しいものあります?ビトン?
吉塚景:照準器とか買うのがいいのかしら 有場くん用に
有場純一郎:あるとうれしい。マシンガンで-3されてますからね。
園寺健作:照準器!なるほど!それにするね!
吉塚景:そうそう
吉塚景:これが数少ないヘヴィマシンガンの弱点
園寺健作:3dx+13
DoubleCross : (3DX10+13) → 7[1,4,7]+13 → 20

園寺健作:いくらだっけ。変えた気がする多分
吉塚景:すみません!私もたった今気付いたことなのですが
吉塚景:照準器は常備化アイテムにしか使えないという説が……!?
吉塚景:この説、本当なんでしょうか!?教えて下さい!
GM:実はそうらしいです!
吉塚景:そうとは……
有場純一郎:捜査員はこの疑問を解消するためにインフィニティコードのP85に飛んだ!
園寺健作:www
吉塚景:じゃあ照準器は犬に食べさせようね
GM:ナイスアシスト!
有場純一郎:必中の弓+1にしてね
園寺健作:おいしく食べてね
吉塚景:いらねーだろ
吉塚景:10もあるのに+1程度
園寺健作:ww
GM:まあ1足りないとかもあるかもしれないし…
有場純一郎:性能が10%アップ
遠犬:では登場します
遠犬:70+1d3+3+1
DoubleCross : (70+1D3+3+1) → 70+2[2]+3+1 → 76

GM:おいでませ
遠犬:そして皆からブルーゲイルと照準器を貰います
遠犬:犬、得
有場純一郎:よしよし
遠犬:モフる権利をやろう
有場純一郎:そんな、恐れ多いですお犬様…
園寺健作:もふもふ!もふもふ!
GM:もふ…
遠犬:そして振るぜ、研究区画
吉塚景:おお、なるほど
吉塚景:クレバーなTRPG判断だなあ
遠犬:もう余ってる部屋ないよね?
有場純一郎:無い!
吉塚景:ない!
園寺健作:無!
遠犬:情報UGN コネ込み
吉塚景:達成値は園寺くんのおかげで+5ですからね
GM:ですです
遠犬:6dx+2+5
DoubleCross : (6DX10+7) → 9[2,3,5,6,8,9]+7 → 16

GM:突破!
吉塚景:むむ、バディムーヴ使うまでもないとは……
有場純一郎:さす犬~

研究区画への入り口
給湯室に秘された入り口がある。そこからカードキーを使って出入りが可能。

GM:給湯室に移動した上で、カードキーを使うことで侵入可能です。
GM:調査できるのは次のシーンからですね
吉塚景:さっき話してたとこじゃねーかw
園寺健作:www
遠犬:灯台もと暗しというわけね……
吉塚景:でも犬くん床板とか開けてたから
吉塚景:それで気付いたんだろうな
有場純一郎:物資を見てる間に探索もしてた
遠犬:カリカリやってたからね
有場純一郎:犬!
園寺健作:えらい!
吉塚景:賢い犬
GM:優秀!
遠犬:ワンワン
遠犬:優秀なので必中の弓の唯一のデメリットも踏み倒すぞ
GM:じゃあどんな感じで演出しようかな
GM:それぞれ探索を終えて、
GM:合流して共有の流れでいいか
吉塚景:はーい
園寺健作:はーい!
吉塚景:園寺くんの戦闘は演出したほうがいいかも
吉塚景:戦闘パートで何もできてないから……
有場純一郎:はーい!園寺くんのバトル描写みたいかも
吉塚景:今回ちゃんと判定で倒しましたからね
有場純一郎:バトルして一段落した後「このカードキーが見つかりましたよ~」系でいかがでしょ。
GM:そうですね
GM:戦闘演出はしたいので
GM:また園寺くんパートからでいいでしょうか
有場純一郎:良いと思います!
園寺健作:戦闘……!?
園寺健作:こ、こいつ、どんな戦闘するんだ……?
GM:www
遠犬:なんでそのデータがないんだよ!w
園寺健作:www
有場純一郎:www
有場純一郎:自分のデータだろ!
遠犬:僕のデータがないぞ!
吉塚景:面白すぎるでしょ
遠犬:モラトリアムだな
有場純一郎:自分を見失ってる



GM:会議室。
GM:君が部屋に入ると、圧迫感を感じるだろう。
GM:何か、外観より狭い。
園寺健作:「こ、この感覚……!データにあるぞ……!エントランスで感じた、あの……」
ソラ:ぎゅっと健作の裾を握り、離す。
ソラ:「なにか、いる……気をつけて」
GM:よく見ると、透き通った肉片のようなものが
GM:ぎゅうぎゅうに敷き詰められている…犇いている。
園寺健作:「ああ。君は離れているんだ」少年の前を塞ぐように立ち、怪物に相対する
GM:「A&(#JI#$$!@)":」
GM:ぞり、と音を立てて
GM:無数の肉が君に殺到しようとする!
園寺健作:「悪いが。すでにデータは集まっているよ」PiPiPiPi。バシュッ! UGN戦闘服から刀剣が射出され、手に持つ。
園寺健作:そのまま怪物目掛けて斬りかかる!拙い動作だが、沈黙させるには十分だ!
園寺健作:「やったか……?」
GM:「!!!%^^^~!!@!!!!!!」
GM:切りつけられたそれらは溶けるように霧散し、
GM:まるで最初からそこには何もなかったかのように消え失せる。
園寺健作:「ハァ、ハァ。どうにか倒した。みんなは無事だろうか」
ソラ:「……資料がたくさんある。もっていく?ケンサク」
園寺健作:「そうだね。良いデータが取れたようだ」
遠犬:「おい。戦闘音がしたが」
遠犬:空いたままの扉から入ってくる。
遠犬:照準を呼び出すべく部屋の中を睨み、「……何かいたのか?」
園寺健作:「この部屋に」
園寺健作:「エントランスで見た化物の仲間がいてね。どうにか撃退することが出来た」
園寺健作:「そっちは?何か分かったかな?」
遠犬:「手分けして調査中だ。他は分からんが……」
遠犬:「給湯室に、スペースの余りがある気がする。あとで確認してくれ」
遠犬:「しかし、お前一人でやったのか」
園寺健作:「分かった。後で地図を確認しておく。……えっ?」
園寺健作:「僕一人に決まっているだろう。彼(ソラくん)を戦闘に巻き込むだなんてとんでもない」
遠犬:「そういう意味じゃなく……いや、構わんか」
園寺健作:「????」
園寺健作:「ともかく、僕たちも給湯室に急ごう」
遠犬:「そうだな。……どうだ、坊や」
遠犬:「お兄さんは格好良かったか?」
ソラ:「…うん。すごく、強かったよ」
ソラ:「ケンサクは頼りになるね」
ソラ:顔を綻ばせる。
遠犬:「そうだな。頼りにしておくといい」
遠犬:子供の足に合わせて、小走りに進む。
遠犬:(どうか、裏切ってくれるなよ)



GM:給湯室。
吉塚景:「先程、個室を探索した時にこのカードキーを見つけました。支部の他の設備に対応するものはありませんけど」
吉塚景:「構造から見て、相当堅牢なセキュリティキーであるはずです。少なくとも他の施設のキーではないでしょう」
吉塚景:カードキーを取り出しつつ、給湯室に呼んだ有場くんに説明をしている。
有場純一郎:「こちらの探索した部屋も、特にキーが使えそうな場所はありませんでした」
有場純一郎:その説明に頷いて、集合の意図を理解する
遠犬:「有場。園寺。奥の収納棚、退かせるか?」
園寺健作:「ああ、やってみよう。有場くん、そっちを持ってくれ」ふんっ!
有場純一郎:「確かにこの給湯室ならいくらでも隠し場所はありますね…あぁ、はい」反対側を持ち上げる。
有場純一郎:「助かります園寺くん。これは一人では難儀そうだ」
八重倉月乃:「園寺さんが来てくれて良かったですね…」
八重倉月乃:「こういう時、女の子だけだとちょっと大変なので」
吉塚景:「わ、私も横から支えるくらいならやります。大丈夫です」
有場純一郎:「いえ、ジラルナはそのままで」
有場純一郎:「こちらは大丈夫です。なにか起きた時に備えておいてください」
有場純一郎:やんわりと力仕事への従事を止める
吉塚景:「じゃ、じゃあお言葉に甘えて……」椅子に座って見守ります。
吉塚景:(かっこいいな……)
八重倉月乃:「かっこいいですよね、有場くん」
八重倉月乃:景ちゃんに話しかけます。
遠犬:部屋の反対側でソラに構われている。
ソラ:遠犬を撫でたりもふもふしたりしている。
吉塚景:「え!?そ、そうですね……?」
吉塚景:「色んな人を見る機会はありますけど、あの年であそこまでできた子っていうのは、なかなか」
八重倉月乃:「私も一緒に任務するのは初めてなんですけど…」
八重倉月乃:「はい。すごい、しっかりしてるし。気配りができるし……」
八重倉月乃:「なんかこう……どきどきしちゃいますよね」
吉塚景:「凄く完璧に教え込まれているというか――えーと、そう、どきどきしちゃいますね!」
吉塚景:(まさか、私と同じような教育を受けたエージェントってことは、ないと思うけど)
吉塚景:(注意しておいたほうがいいのかな)
八重倉月乃:「ここ来て、もう本当こわいオバケみたいなの沢山出てきて、やだ〜!ってなりますけど」
八重倉月乃:「彼がいるから頑張れるっていうか。なんて。浮かれすぎですかね」
吉塚景:「あはは。八重倉さん、有場くんのこと大好きですね」
吉塚景:「有場くんがいなかったら、こんなところには来たりしませんでしたか?」
八重倉月乃:「え!?あ、うー……」
八重倉月乃:「そう……かなあ……そうかも……」
八重倉月乃:「まあ来るには来たでしょうけど」
八重倉月乃:「結構早めにリタイアしちゃってたかも」
八重倉月乃:そう言って笑う。
吉塚景:(……彼女には相当に強い『目的意識』がある。そうでなければ……非オーヴァードがこんな危険地帯にまですすんで踏み込むわけがない)
吉塚景:「そうですよね……!私も正直、任務を受けた時は心細かったですけど」
吉塚景:「他の人員が頼りになるので、なんとかやれています」
八重倉月乃:「うん。有場くんもだけど」
八重倉月乃:「遠犬さんも頼りになるし。園寺さんが色んなことまとめてくれてるし」
八重倉月乃:「吉塚さんも、ね!女の子がいて良かった〜ってほっとしましたもん」
吉塚景:「あはは。私はあんまり役に立ってないですね……でも八重倉さんを安心させられたなら、それだけでもよかったかな」
八重倉月乃:ほにゃほにゃと笑っている。
八重倉月乃:「えへへ…探索もほとんど終わったし」
八重倉月乃:「あと少し!一緒に頑張りましょう、ね!」
吉塚景:「はい。今のところ皆健在ですし……」
吉塚景:「……このまま終われるはず。頑張りましょう」
有場純一郎:その会話の側。物を片付ける速度が上がっている。
有場純一郎:隔絶したわけでもない、何度か使われるはずの施設への道だ。
有場純一郎:物の配置に隠すための作為が見えてくれば、後は早かった
有場純一郎:「……おや」
GM:そこにはシンプルな見た目の機械性の扉。
GM:カードリーダーが壁に埋め込まれるような形で設られている。
園寺健作:「どうやら見つけたようだね」ふんっ、と、手に持っていた棚を除けて
有場純一郎:除けた棚を崩れないように離れた場所にまとめる。
吉塚景:「では開けます。遠犬、罠の作動を警戒」
吉塚景:カードリーダーにカードを通す。
遠犬:「当たりか」 頭部の毛を紐で縛られている。
GM:ピ。
GM:扉が、開く。



GM:シーン終了!ロイスのみどうぞ!
有場純一郎:満枠!なしで
遠犬:同行者/園寺健作/信頼:○/不安/ロイス
吉塚景:う~~ん、園寺くんか有場くんで迷ってたけど
吉塚景:最後の一枠は有場くんにしよう
吉塚景:同行者/有場純一郎/感服:○/警戒/ロイス
有場純一郎:わ~~いっ
園寺健作:くっ、君のデータになれなかった……
有場純一郎:姉さんのロイスの末席に加えていただき光栄です。
吉塚景:姉として当然ですよ、純一郎さん
有場純一郎:これではときめいてしまう
吉塚景:犬が園寺くん、姉が有場くんでバランスもいいですね
園寺健作:とりあえず保留~
GM:ではカット!


◆Middle05◆

GM:ミドル5
GM:研究区画にたどり着いたことで
GM:最後の情報項目が開きます。
園寺健作:ラストクエスチョン…!
有場純一郎:インフォメーションでは…!?

”ロム”について2 難易度:12 情報:UGN

GM:そして、探索を続けることも可能です。新たな部屋イベントはありませんが
GM:アイテムや情報ボーナスを得る可能性もあります。
GM:普通に情報収集だけしても良い
遠犬:エネミーがリポップする可能性もあるか
GM:そうですね。
吉塚景:遠犬くんと園寺くんは休んでもいいかもですね
遠犬:そうねえ
遠犬:侵食の格差を埋めておこう
園寺健作:そうですね。お言葉に甘えて休んじゃおうかな
GM:まだ探索フェイズなので侵蝕は1d3+3で据え置き。
吉塚景:少なくとも私は出ておいて情報を抜こう
有場純一郎:だいぶ差が付いてますしね。僕は念の為出ておこう。
園寺健作:ここは姉弟水入らずに任せるぜ
有場純一郎:有場純一郎の侵蝕率を1d3+3(→ 4)増加 (58 → 62)
吉塚景:吉塚景の侵蝕率を1d3+3(→ 4)増加 (55 → 59)
吉塚景:あんまり上がらない



GM:では、判定などをどうぞ!
吉塚景:私が情報抜きましょう
有場純一郎:GOGO
吉塚景:ダイス数があるぶん一発成功する可能性もある
吉塚景:6dx+1>=12 情報:UGN
DoubleCross : (6DX10+1>=12) → 7[1,4,4,5,7,7]+1 → 8 → 失敗

吉塚景:だめだあ
吉塚景:《夢の雫》を使っちゃいます!
吉塚景:吉塚景の侵蝕率を3(→ 3)増加 (59 → 62)
GM:ワオワオ
有場純一郎:流石だ姉さん!
吉塚景:なんでも姉さんに任せていいのよ純一郎さん
有場純一郎:わかった。じゃあソファで休むのは任せるよ。
GM:じゃあ成功ですね。

”ロム”について2
『空間』のレネゲイドビーイング。
9年前から、当時脳死となったチルドレンに人格と核を宿らせている。
レネゲイドビーイングと化したことで核を中心とする一定範囲の空間のみを司るようになる。
星月台支部の研究には協力的で、実験も人道的なものが多かったが、
支部員によって密かに持ち込まれた遺産の干渉によりレネゲイドが暴走。
ジャームと化し、その時発生した莫大なエネルギーで星月台支部を飲み込んだ。
能力は自己領域内のオーヴァードの強化と侵蝕の軽減だった。
現在はEロイス:餓えの淵により取り込んだものたちの力を得ている。

→次のシーンでイベントが発生。

有場純一郎:ヒェ…
GM:情報は以上です。
吉塚景:ま、まあ切り替えていきましょう!
吉塚景:有場くん、探索やりますか?
有場純一郎:ん~、どうしよ。情報は抜いたしアイテム狙いなら良いかもですが、エネミー来るとちょっと怖いかな?
吉塚景:エネミーが来たら純一郎さんが守ってくれるんですよね?
有場純一郎:もちろんです。怪我をさせたら怖いですからね。
吉塚景:でも情報もこうなると実質外れだから
吉塚景:あんまり無理しないほうがいいか。アイテムも欲しいわけじゃないし
有場純一郎:だいぶ取りましたしね。追加情報もないし省略で!
吉塚景:はーい!じゃあロールやります



GM:研究区画。
GM:辺りには様々な機械類。巨大な円筒状の水槽。
GM:そして膨大な資料が残っていた。
GM:ここに、”ロム”に関するデータも残っているだろう。
有場純一郎:「どうやら当たりのようですね」
有場純一郎:一歩ほど先行しつつ周りに目を向ける。
吉塚景:「揮発薬品や衝動侵蝕の兆候はないようです」
吉塚景:「けれど生物系の研究だとしたら、小型の生物が物陰に潜んでいる可能性はあるので」
吉塚景:「そこは注意しておいてください……虫のジャームだっていましたから」
吉塚景:注意しつつ、手際よく電子や書類上の研究記録を解読していく。
吉塚景:こうした『人間の範疇』の技術であれば、大抵のことは可能だ。
有場純一郎:「遠犬が接敵した相手ですね。気をつけます」
有場純一郎:「ジラルナもなるべく壁と物陰には近づかないように気をつけてくださいね」
有場純一郎:書類の精査を任せて、自然体で周囲の警戒を続ける。
吉塚景:「あはは。情報端末は大体壁際に置かれてますからね」
有場純一郎:「技術が進んでも、コンセントの配線はまだ解決できませんね」
吉塚景:「そうですよ。いくらオーヴァード組織だって、常時ブラックドッグ能力者の給電に頼るわけにもいきませんし――と」
吉塚景:「有場さん」声を潜める。
有場純一郎:「……はい」同じボリュームに合わせ。
吉塚景:「この記述を見てもらえますか。その間は私が警戒するので」
有場純一郎:「畏まりました。…憑灯」
憑灯:影から滲み出るような銀色の狼が景ちゃんに寄り添う。
吉塚景:「その能力、すごく便利ですね」
有場純一郎:「えぇ、自慢の相棒です」示された資料に目を通しながら。
有場純一郎:「こういうと怒るんですけどね。……当人は保護者のつもりみたいです」
吉塚景:「読みながら補足説明として聞いてください。色部空は確かにこの支部に在籍していたチルドレンだったはずです」
有場純一郎:「えぇ。園寺くんが言っていましたね……」
吉塚景:「……けれどそのデータは9年前から更新されていません。仮に死亡したとしても、日本支部に届け出が出ているはずなのに」
有場純一郎:景から示された資料の記述が目に止まり、手が止まる。
吉塚景:「そうしない理由があったのかもしれません。例えば、『死体』に別の価値が出てしまった」
有場純一郎:「……僕達は、死ぬより悲惨な末路(ジャーム)に至ることも珍しくはありませんからね」
吉塚景:「もう一つ。私が調査に向かうよりも前に……"ロム"の性質について、一つの推測を聞いていました」
有場純一郎:「…聞かせてください」
吉塚景:「他者のレネゲイドを強化し、また侵蝕を低減することができる……と」
吉塚景:「侵蝕の低減。どうでしょう。有場さんは可能だと思いますか?」
有場純一郎:「……」答えを返す前に脳内で巡らせる。
有場純一郎:「不可能…ではないと思います。似たような現象は確認されていますしね」
吉塚景:「上がってしまった侵蝕率を、不自然に、その場で低下させる方法は限られています――可能だとしたら」
吉塚景:「侵蝕上昇を肩代わりさせる」
吉塚景:「レネゲイドビーイングに限りそういう芸当は可能だと見ていましたけれど、当たっていたみたいですね」
有場純一郎:「はい。彼らは僕達よりレネゲイドの扱いに生まれたときから親しんでいる」
有場純一郎:「だからこそ、肩代わりなども可能なのでしょうね…」
吉塚景:「……聞いてくれてありがとうございます。資料の方は読み終えましたか?」
有場純一郎:「はい。お陰で文字を読んでも目が冴えていますよ」
吉塚景:「……どうしましょう?」困ったように笑う。
有場純一郎:「……ううん、困りましたね」
有場純一郎:釣られて、初めて眉根を寄せるように苦笑。
吉塚景:「有場さんは、あまりこういう時、ショックを受けない方でしょうか?」
吉塚景:「支部長を撃つ時も、迷わず反応できていましたし……」
有場純一郎:「……そう見えます?」
吉塚景:「はい。横に園寺さんがいるから余計にそう見えるだけかもしれませんけど」
有場純一郎:「うん。園寺くんのリアクションはすごい」
吉塚景:「あはは。そうですね。すごいというより……」
吉塚景:(変……)
有場純一郎:「……」二文字の発音を言葉にせず共有する。
有場純一郎:「彼のお陰でこちらが取り乱していないのも、もちろんあります」
有場純一郎:「ただ、何というのでしょうね」
有場純一郎:「迷ったり、ショックを受けるのは……そう、後にしよう、と決めてるんです」
吉塚景:「決めて、自分の心をそうできるというのは……私が言うのも、なんですけど」
吉塚景:「一朝一夕には身につかない技能です。かなり苦労してきたんですね」
有場純一郎:「…………………」
有場純一郎:一言では表せない顔の後。
有場純一郎:「えぇ、まぁ、色々と家庭の事情で」
吉塚景:「なので、有場さんがそういうタイプの人だということを見込んで……言うんですけど」
吉塚景:「園寺さんにショックを与えたくありません」
有場純一郎:「……はい」
吉塚景:「嫌な人間だと思われるのを覚悟で言いますけれど、理想的な展開としては」
吉塚景:「全員でこの場を脱出して、治療目的としてソラくんを単独で移送」
吉塚景:「移送中に処分するという方法が一番丸く収まります。……脱出ができればの話ですけど」
有場純一郎:「……うん。全てが丸く収まる理想的な案です」
吉塚景:「けれど、それができなかった場合……」
吉塚景:「全員の命を守るためには、やるしかないかもしれません。有場さんはどうしたいですか?」
有場純一郎:「そうですね……」
有場純一郎:「まず前提として一つ。僕はジラルナ…景さんのことを嫌な人間とは思いません」
吉塚景:「あはは。ありがとうございます」
有場純一郎:「貴方は優しい人だと思います。確かにその決断は誰かがしなければいけなくて、貴方はそれを自分から言い出せる」
有場純一郎:「その上で、そうですね……」
有場純一郎:「"やる"としたら、僕が…いえ、僕も背負うつもりです」
吉塚景:「わざわざ私がこうして情報を有場さんに見せたのは」
吉塚景:「そういう風に答えさせるかもしれないですよ」
吉塚景:「土壇場になって反抗されるよりも、事前に『こっち側』に立ってもらったほうがいいと思ってるのかも」
有場純一郎:「それなら、なおさら光栄というものです」
有場純一郎:「可憐な女性が重いものを持つ時に頼ってくださったのですから、応えなければ嘘でしょう」
吉塚景:「くふっ」顔を背けて笑う。
吉塚景:「ふ、ふふふ……っ、こんな時まで」
吉塚景:「すごいですね。有場さんは」
有場純一郎:(うん)笑ってくれる、ということを何よりと感じるように笑って。
有場純一郎:「……ありがとうございます」コホン、と少し隠すように顔を背ける。
有場純一郎:「僕が1秒迷えば、行動が1秒遅れる。……守るものがある時は、その1秒で結果を分ける、というのが家の教えでして」
吉塚景:「あんまり、普通の女の子に言っちゃだめですよ。こういうこと……ふふっ」
吉塚景:「びっくりしちゃいますから」
有場純一郎:「フフ、景さんは社交辞令がお上手だ」
有場純一郎:「ですがびっくりさせるのはいけませんね。どうか心安らかに過ごしてもらうためには、」
有場純一郎:「驚きも重圧からも、どうか貴方の心を守らせてくださいね」
吉塚景:「……ありがとうございます」
吉塚景:「さっきも言いましたけれど、全てが上手く行けば、有場さんは処分に関わることはないですし、見ることもありません」
吉塚景:「極力、他の人にそういうことを『させない』ことが私の仕事ですから」
吉塚景:「……土壇場で1秒以上迷う時には、私か遠犬を頼ってください」
有場純一郎:「……良いんですか?」
有場純一郎:先程の戦闘では、極力見せないようにしていると感じたが、と思いつつ。
吉塚景:「この世界にあるどんな仕事でも、どこかに……」
吉塚景:「……『やる人』がいます」
吉塚景:「私と遠犬がそれです」
有場純一郎:「………」
有場純一郎:まっすぐと少女の瞳を見る。
有場純一郎:自負と覚悟と、芯を持つ人の目だ
有場純一郎:(なるほど、これは)
有場純一郎:惚れてしまいそうなほどに魅力的だ、と頷いて。
有場純一郎:「では」
吉塚景:「はい」
有場純一郎:「わかりました。でも、今回はやる必要はありません」
有場純一郎:「そんな最高を目指しましょう」
有場純一郎:ふ、と笑って。
有場純一郎:「理想って、高く持つものだからね」
吉塚景:「そうですね。私みたいな人間だって、それが、一番いいですから」微笑む。
吉塚景:有場くんの後に続いて、軽く胸を押さえる。
吉塚景:(……)
吉塚景:(……どきどきした)



GM:シーン終了。ロイス操作があればどうぞ。
吉塚景:有場くんのロイスを……もうP感情だ!以上です!
有場純一郎:やった~!こちらのP感情!以上です!


◆Middle06◆

GM:ミドル6
GM:トリガーシーン、シーンプレイヤーは有場くん。
GM:侵蝕はここから1d10に戻ります。
園寺健作:なっ!僕のデータにないぞ、、、!
有場純一郎:ならば上書きだ
有場純一郎:有場純一郎の侵蝕率を1d10(→ 8)増加 (62 → 70)
園寺健作:1d10+75
DoubleCross : (1D10+75) → 2[2]+75 → 77

吉塚景:吉塚景の侵蝕率を1d10(→ 5)増加 (62 → 67)
遠犬:1d10+76
DoubleCross : (1D10+76) → 6[6]+76 → 82


GM:このシーンでは
GM:みんなで脱出のことを考えているところで異変が起こります。
GM:空間以上で外に出ようとしても戻される感じ
園寺健作:なんやて工藤
吉塚景:いろいろ実験してみよう
GM:まずはそういう方針とかをちょっと話し合うなり実験するなりして
GM:いいタイミングでイベントを起こします



八重倉月乃:「……それじゃあひと通りの調査は終わったんですね」
八重倉月乃:食堂にあった固形食を食べながら。
有場純一郎:「そうですね。見取り図に乗っている部屋は概ね見終わったかと」
園寺健作:では、ソラくんが遠犬の毛をもしゃもしゃ縛っているのを微笑ましく眺めています
ソラ:「次はこっちをみつあみにしてみるね」
遠犬:「おい待て 勇気と無謀は別だぞ」
吉塚景:窓を開けた状態から、空き缶を投げたり、ジャームの肉片を投げたり調査しています。
GM:投げたものはそのまま窓から放り出されてくる。
吉塚景:「ジャームだからといって空間異常に適応しているわけじゃないみたいですね。被害が拡大することはないってことですけど……」
有場純一郎:「そのようですね。内部にいるものは例外なく、といった感じです」戻ってきた空き缶を片付けている。
八重倉月乃:「例外なく……」
八重倉月乃:「この空間異常の原因も……閉じ込められている……?」
有場純一郎:「……この出力です。遠隔の起動でないならば内部で空間異常を維持している…と考えるべきでしょうね」
吉塚景:「今回は遠犬がいてよかった。できれば全員生きた状態で出られるようにしないと……」
園寺健作:「まだデータが足りないな……。他に何か試すべきことは……」
ソラ:ふと、手を止める。
園寺健作:ソラくんの様子を見やる。
ソラ:「……おなか、すいたな」
吉塚景:「……。ご飯にしましょうか?」
吉塚景:「備蓄食糧はまだありますし、飲み物だって……」
遠犬:「そうだな。焦ると腹だけが減っていく」
ソラ:「うん」そう言って立ち上がる。
GM:空間がブレる。
ソラ:「ごはんにする」
GM:大きな歪み。
憑灯:銀の毛を逆立たせる
園寺健作:「!?」
園寺健作:「これまでにない時空の歪み…!?こんなの、僕のデータに無いぞ……」
遠犬:「言ってる場合か! これは……!」
ソラ:Eロイス:暴食の胃袋  および《ラビリンス》使用。
GM:大きく空間が歪み、君たちはそれぞれ全く別の空間に分断される。
有場純一郎:「一体何が…!」
八重倉月乃:「有場君!手を……!」
有場純一郎:八重倉さんに手を伸ばす。
吉塚景:「遠犬!日本支部への伝達を最優先して……」分断される。
遠犬:「景!」
GM:全く別の閉じられた空間へ。
遠犬:吼える声が、歪んだ空間に消える。
GM:………
GM:……………
GM:…………………

GM:このシーンでは、全員が分断され、少しずつ合流していくという
GM:会話シーンを兼ねたシーンとなっています。
GM:完全に皆と合流するには意志で難易度7の判定に成功する必要があります。
GM:失敗した場合は侵蝕1d10を振ることで再挑戦できます
吉塚景:余裕すぎるぜ
有場純一郎:なるほどなるほど
遠犬:ふむ
GM:演出的には、希望のグループの会話をそれぞれやって、
GM:その後合流という感じですね。
GM:なんか怪異とか襲ってきたりする演出があるので
GM:演出で倒したりしながらがんばってください!
有場純一郎:了解です!



GM:───園寺健作と吉塚景
GM:辺りには灰色の闇が蠢いている。
GM:その中に、君たちは取り残された。
吉塚景:「……やられたな」呟く。
吉塚景:(問答無用の異空間追放。問答無用の即死攻撃。ジャームならよくある話だけど……)
吉塚景:(……こういう事が起こる前に殺しておいたほうが良かったのかな。いや……)
園寺健作:「ううっ……。ここは……?」
園寺健作:「吉塚さん?無事か?怪我とか異常とか、そういうのは大丈夫だろうか?」
園寺健作:この場にいる少女の身を案じる。
吉塚景:「すぐに分かるような異常は、まだないみたいです」自分の体をぺたぺたと触る。
吉塚景:「その声は園寺さんですよね?他に気配はありませんか?」
吉塚景:「意識を失った状態で飛ばされている仲間もいるかも……」
園寺健作:「他の人の気配はデータにはない。ここには僕たちだけみたいだ」
GM:気配。
GM:人ではないものの気配は、そこらじゅうに満ちている。
GM:他の仲間は、ここにはいないが…
園寺健作:「ただし。人ならざる者の気配は感じる…」
吉塚景:「うう、そういうのはあんまり直視したくないですけど……」
吉塚景:「園寺さんは得意な方ですか。オバケとかって……」
園寺健作:「僕が苦手なのは、データが無いもの。未知の者だけだ。だが、この状況は……」
GM:それは今にも君たちを飲み込もうと歯を鳴らしている。
GM:がちがち。がちがち。
GM:そんな音が聞こえるかもしれない。
園寺健作:「くっ!こいつら、僕たちを食おうとしているのか…?」
GM:ずぷり。
GM:目の前の空間から何かが伸びてくる。
吉塚景:「くっ空間異常がまた起こるかもしれません!手を繋ぎましょう園寺さん!」
園寺健作:「えっ!?」
園寺健作:「手、手を!?」
吉塚景:「空間が!分断の可能性が!」わたわたと説明する。
園寺健作:「……汗ばんでたらごめん!」そう言って景ちゃんの手を繋ぐ!
GM:円筒状の何かの中に牙が見える。
吉塚景:「わぎゃあーっ!?」
園寺健作:「なっ!?」
GM:それがきみたちに、飛びかかろうとする!
吉塚景:ダンダンダン!!!
吉塚景:抜き打ちで仕込み銃を全弾撃ち込む。本体は既に片膝を沈めていて、
園寺健作:「ヒィッ!!」
吉塚景:スカートの内側には形状記憶合金性のスパイクが仕込まれている。引き抜くと同時に、
吉塚景:口内に突き刺し、靴底で蹴り込む。
吉塚景:ガシャッ
吉塚景:リップクリームの機構を展開。排莢。再装填する。
吉塚景:ダンダンダンダンダン!!!
GM:ぎゅぇぇっ、と音を立てながら異形はばらばらになっていく。
園寺健作:思わず目を伏せていたのでそのアクションに気付くことは無い
吉塚景:「はーっ、はーっ……よ、よかった……」
吉塚景:「死ぬやつで……」
園寺健作:「い、いったい何が起こったんだ…?」
吉塚景:「大丈夫でしたか」
園寺健作:「……あ、ああ。僕は大丈夫だが……吉塚さんの方こそ……」
園寺健作:「うわっ!?死んでる!?」
園寺健作:「一体何が…」
吉塚景:「と……とりあえず!私達はこの状況を脱出することに専念しましょう」
吉塚景:「情報は最低限遠犬が持ち帰ってくれますから、事件の解決は後回しで構いません。脱出が最優先です」
園寺健作:「……うん。分かった、その通りだ。……吉塚さん、1つ、聞いても良いかな?」
吉塚景:「あ、はい……なんでしょう」手を握ったまま。
園寺健作:「君は」握る手に僅かに力がこもる
園寺健作:「……給湯室の隠し部屋で、何を知ったのか。」
吉塚景:「……」
吉塚景:「……一連の空間異常を引き起こしているのは"ロム"の暴走だということです」
園寺健作:「……”ロム”。君たちが探している目的だね」
吉塚景:「記録を見る限り、遺産の干渉が原因でしょう。もしかしたら遺産を破壊するか遠ざけることで、この状況を改善することができるかもしれません……」
園寺健作:「……」
園寺健作:「……これは、答えなくても構わない。……””ロム”は」
園寺健作:「……僕たちのデータに、あるかな……?」遠まわしに告げる吉塚景の言葉に、何かしらの疑問をいだきながら。
吉塚景:「……そうです」
吉塚景:質問者が既に答えを確信している場合、その考えを覆すことのできる返答は少ない。
園寺健作:「……」
園寺健作:「……ありがとう。正直に話してくれて」
吉塚景:「嘘かもしれません。私の言葉が正直に聞こえるのだとしたら……」
吉塚景:「……それは園寺さん自身が、それが順当な結論だと思っているということです」
園寺健作:「……嘘をつく人間は、そんなことは言わないよ」
吉塚景:「どうして……」
吉塚景:「分かっていたのに、ソラくんをあんなに心配して、優しくしてあげたんですか?」
園寺健作:「……信じたかったから。……データではなく、僕がそうしたかったんだ。でも……」
園寺健作:「……一つだけ、お願いがある。……彼(ソラくん)と、少しだけ話す時間を貰えないだろうか」
園寺健作:「……僕は、最後まで彼を信じたいんだ」
吉塚景:「彼と遭遇した時、わずかでも時間を与えてしまうと」
吉塚景:「また今のように強制転移によって分断される可能性があります」
吉塚景:「その時に飛ばされる空間がまともな空間とは限りません。一瞬で死ぬ可能性もありますし、永遠に出られないかも」
吉塚景:「そういうことが『できる』相手だということです。それは分かっていますか?」
園寺健作:「…………」
園寺健作:「……彼は、10年前と変わらない姿のままで。10年前と変わらずに僕と接してくれている」
園寺健作:「……彼が、僕たち……いや、君たちに危害を加える気配を感じたら、その時は」
園寺健作:「……僕が、責任を取る」それは、少年との決別を意味する言葉
吉塚景:「園寺さんは、よくないエージェントですね」困ったように笑う。
園寺健作:「えっ」
吉塚景:(彼がいなければ、ソラくんをすぐに射殺して終わらせることだってできたかもしれない)
吉塚景:(……けれど、そうできなかった)
吉塚景:「やってみましょう。遠犬と有場さんには、私からも説明します」
園寺健作:「吉塚さん。……ありがとう」
園寺健作:「言葉を返すようだが」
園寺健作:「君は、優しいエージェントだね」
吉塚景:「もちろんですよ」
吉塚景:「そういう仕事なんです」
園寺健作:「それは」
園寺健作:「僕のデータにも無かったな」僅かに微笑む。



GM:───有場純一郎と八重倉月乃 そして遠犬
八重倉月乃:「いきなりの空間変化とはね〜……」
有場純一郎:「…………」
八重倉月乃:「有場くん、大丈夫ですか?」
有場純一郎:片目をつむり、マーブル状に変化する空間を直視し続けた
有場純一郎:「はい。…八重倉さんもお変わりないですか?」
有場純一郎:変異の直前、引き寄せていた体を離す。
八重倉月乃:「うん。なんとか無事……ひゃっ」
八重倉月乃:引き寄せられていたことに気づき、顔を赤くする。
有場純一郎:「! やはりどこか怪我を?」
八重倉月乃:「あ、ううん!ただ、こう」
八重倉月乃:「近かったから…ドキドキしちゃって……」
有場純一郎:「……………」
有場純一郎:「あー、それは……」
有場純一郎:「……失礼しました」
有場純一郎:怪我を確認するために膝を着きかけた姿勢を正し、半歩だけ距離を開ける
八重倉月乃:「いや、むしろ私の方が失礼じゃありませんでした?って心配なんですけど」
八重倉月乃:「むしろこう、ラッキーというか…役得というか……」そう言いながら
八重倉月乃:目の前に広がる昏い空間を見る。
有場純一郎:咳払い。
有場純一郎:「大丈夫ですよ」
有場純一郎:「八重倉さんを守るのが僕の役目ですから。気にしないでください」
有場純一郎:「ただ暗闇になった…というわけではないのでしょうね」
GM:君たちの目の前には見えない壁で作られた細い道が伸びている。
有場純一郎:空いた手でその壁をノックするように確かめる。
GM:ざわざわと、何かが潜んでいる音が聞こえる。
八重倉月乃:「……いや……なんていうか」
八重倉月乃:「有場くんがいなかったらマジで本当に無理ですね、これ」
八重倉月乃:「私、ホラー映画は全然平気なんですけど」
八重倉月乃:「……ゲームはだめなんですよ」
有場純一郎:「……逆ではなく?」
有場純一郎:「あぁいえ、自分が対処できないから映画は苦手、というのを聞いたことが有りまして」
八重倉月乃:「だってほら、映画は見てればそれで済むじゃないですか」
八重倉月乃:「うん…でもゲームは対処するのも進むのも自分自身で」
八重倉月乃:「自分から進んで怖い思いをしなきゃいけないわけで」
八重倉月乃:「それが本当にきついんですよね……」
有場純一郎:「なるほど、そういうことですか」
有場純一郎:「確かに、わざわざプレイしなければホラーゲームのイベントは起こりませんからね」
有場純一郎:ふむ、と指を顎に添えて。
有場純一郎:「でしたら、この場を進むお手伝いをさせて頂けますか?」
八重倉月乃:「……うん!勿論ですよ」
八重倉月乃:「一緒にいてもらえるだけで、すごく助かります」
有場純一郎:「では、僕が手を引かせていただきます」
有場純一郎:「最初の一歩は僕が踏み出しますので、一緒について来てください」
有場純一郎:握った手を目線の高さに挙げて、きちんと側にいることを証明する。
八重倉月乃:「…へへ。よろしくお願いします」
八重倉月乃:「……気をつけてくださいね」
八重倉月乃:「この空間異常、単にオルクスの能力というだけじゃなくて」
八重倉月乃:「……空間を自らの体内と定義する、一部のジャームの特性に酷似しています」
有場純一郎:「暴食に例えられる権能ですね。…さすがは八重倉さん、その分析力は頼りになります」
八重倉月乃:「一応は……研究者の端くれですから。色々調べたんですよ」
有場純一郎:「なるほど…」
有場純一郎:「では、些細な異常でも気づいたら教えて下さい。僕だと見落としてしまいそうだ」
有場純一郎:「頼らせていただきますよ」
有場純一郎:怖がるだけではなく、集中できる役割を与えるよう意識して微笑む。
有場純一郎:きっと、やることがある方が気も紛れると思うから。
八重倉月乃:「はい…!」
GM:君たちが進んでいくと、時折壁から指のようなものが生え、掴もうとしてきたり
GM:繊維上のものが生えて行く手を阻んできたり
GM:様々な障害が立ち塞がった。
八重倉月乃:「…段々、わかってきました」
有場純一郎:障害を避け、あるいはそれが八重倉さんに触れないように庇いながら緩やかに突破を試みる。
有場純一郎:「……なにか気づきましたか?」
八重倉月乃:「はい。この異形、多分『消化物』なんですよ」
有場純一郎:「『消化物』……」暴食、と例えたのは己だったか
有場純一郎:「つまり、消化されたあとのもの、と?」
八重倉月乃:「はい。この異常は空間を操るという”ロム”の暴走によるもの、でしたね?」
有場純一郎:「えぇ。……給湯室の奥の部屋でそうだと資料を見ました」
八重倉月乃:「”ロム”は暴走によってこの支部を取り込んだ。この取り込む、というのが」
八重倉月乃:「空間を介して内部のものを『食べる』ということなんだと思います」
有場純一郎:「食べる……」
八重倉月乃:「そして、消化されて混じり合ったものが」
八重倉月乃:「異形となって排出される」
有場純一郎:「それが、僕達が戦った、『なにか』だと?」
八重倉月乃:「……そう、考えられます」
有場純一郎:「……なるほど」緩やかに周りを、そして超えてきた障害を思い返す
有場純一郎:「その理論で言えば僕達は今『食べられている』最中で」
有場純一郎:「道中の異形は絨毛としての役割も果たしているようですね」
八重倉月乃:「そうみたい」
八重倉月乃:「本格的に消化を開始したってことなんでしょうね……」
有場純一郎:「『おなかがすいた』、と言っていましたからね」
八重倉月乃:「ん」
八重倉月乃:「有場くん、あれ、遠犬さんじゃないですか?」
有場純一郎:考えをめぐらしかけるのを、その声で留まる
有場純一郎:「遠犬さん?」
遠犬:僅かな犬の鳴き声が聞こえる。
???:続いて、闇の中で、何かズルズルと引きずる音。
有場純一郎:「………!」八重倉さんを後ろに下げて、庇うように半歩前に出る
???:闇の中に、何か、人影のようなものがうすぼんやりと浮かんでいる。
???:シルエットは異様だ。全身から血を流しているかのような……朽ちかけの包帯を垂らしているかのような。
有場純一郎:空いた左手で、再装填した拳銃の撃鉄を僅かに上げる。
???:背後には、壊れかけの電子機器のような異様なコードが幾本も。
八重倉月乃:息を呑む。
???:うっすら透けたコードが。幾本も幾本も幾本も幾本も幾本も繋がって――――
???:目だけが爛々と。
憑灯:足元の影から、月明かりが形をなしたような銀色の狼がぬらりと滲み出る。
憑灯:青色の瞳が闇を睨むように警戒する
有場純一郎:「─────言葉を解するなら、そこで止まれ」
有場純一郎:銃の狙いをつける。
有場純一郎:その正体を見定めるように、照準の向こうに異形を見る
有場純一郎:(暴食。そして消化されている最中…なのだとすれば…)
有場純一郎:質量の少ない彼は既に変質した可能性もある。そんな警戒を声に滲ませる。
???:「………………。その声」
???:斜め上方から細い何かが射出され落ちてきて、
???:そのまま虹色の光とともに。霧散する。
遠犬:同時に、闇の中に朧気に見えていた、異形の人影が消える。
有場純一郎:「!」
有場純一郎:七色。目がくらむと同時に、閉じていた片目をスイッチする。
有場純一郎:「攻撃……は、されてないようですね?」
遠犬:「有場か。……驚かせるな」  ……床を歩いて、黒犬が出てくる。
遠犬:人影は最初から、なかったように。消えている。
八重倉月乃:「ひゃっ、な……遠犬さん!」
有場純一郎:「すみません。…いえ、こちらのセリフなのですが」
遠犬:「それもそうだな」 犠牲者の遺品らしき、白衣の残骸を咥えていた。
遠犬:これがズルズルと引きずる音を立てていたようだ。
有場純一郎:「遠犬さん、合流できてよかった。さっきの人影は、そちらの能力ですか?」
遠犬:「人影?」
遠犬:きょろきょろと周囲を見る。
有場純一郎:「はい。なにかコードに繋がれた…包帯まみれの人、でした」
有場純一郎:「てっきり、そちらの幻影かデコイ、索敵に関する能力だと思ったのですが…違いました?」
八重倉月乃:後ろでうんうんと頷く。
遠犬:「……ああ」納得したように。「それなら気にしなくていい」
有場純一郎:「ふむ?」
遠犬:「こういう……侵食してくるようなレネゲイド影響下だと。稀に像が出ることがある」
遠犬:「俺の本体をこちらに引っ張り込もうとしたんだろう。無駄な努力だ」
有場純一郎:「本体。……動物などの体を介した遠隔操作能力、というものを聞いたことがあります」
八重倉月乃:「あれが……」
有場純一郎:「えぇ。僕の憑灯と同じように、使役している遠犬本体の映像がこちらにも届いたのですね」
有場純一郎:「すみません、探るような真似をしてしまいました」
遠犬:「まあな。アニマルオーヴァードじゃあない」
遠犬:「とはいえ、俺のことはどうでもいい。……そう、八重倉女史がいるなら丁度良い」
有場純一郎:「八重倉さんにご用事で?」
有場純一郎:危険はないと判断して、かばっていた八重倉さんを対面させる。
八重倉月乃:「?」自分を指さす。
遠犬:「君、確か目的は『回収』と言ってたよな」
八重倉月乃:「ああ……はい。そうです」
遠犬:「そのために有場と同行してるんだろ。非オーヴァードなのに」
八重倉月乃:「そうですね……その通りです」
遠犬:「要するに、モノの……ロムの力を抑え込む何か手はないのか?」
八重倉月乃:「……一応キャプチャー用の道具は持って来ています」片手に持ったケースを示して。
八重倉月乃:「ただ、確保するには本体を弱らせる必要がある。……”ロム”には核があるということですから」
遠犬:「流石に、この域のジャームを道具だけで封殺しろとは言わんよ」
八重倉月乃:「それを攻撃する必要があるでしょう。…今は」
八重倉月乃:「”ロム”の核に皆で辿り着く。それしかないですね」
遠犬:「核、ね……」
遠犬:空間が歪む直後の、ソラの姿を思い出す。
有場純一郎:「………」
八重倉月乃:「………推測の域を出ないんですが」
八重倉月乃:「”ロム”もこの空間に閉じ込められて、出られないでいる」
八重倉月乃:「ジャーム化によってこの空間を自らの体内と定義してしまったために」
八重倉月乃:「どこまで行ってもここは彼の中になってしまい、出られなくなった」
八重倉月乃:「…固定されているんです。ここに。縛られている」
遠犬:「クラインの壺か」
遠犬:ワーディングがほぼ内側にのみ発散していたのも、それが原因か。
八重倉月乃:「ええ」
八重倉月乃:「それを解いて、尚且つ”ロム”を回収するならば」
八重倉月乃:「…彼を殺さないまま沈黙させて。その上で捕獲する」
遠犬:「無茶を言うものだな」
有場純一郎:「ですが、シンプルです」
八重倉月乃:「無力化した後ならば、ここにある対抗種を応用した薬が役に立ちます」
遠犬:「思ったより嫌なモノ持ってるな女史……」
有場純一郎:薬の評価にはノーコメント。
八重倉月乃:「まあ……非オーヴァードでついてくるんですから、これくらいしないと、ですよ」
有場純一郎:「さすが八重倉さん。しっかりしてらっしゃる」
有場純一郎:「貴方が付いてきてくれてよかった。僕だけでは解決できない問題でしたね、これは」
遠犬:「ごもっともだ。……奴を発見し」
遠犬:「制圧して無力化。その後、薬を撃ちこみ沈静化させ、空間を元に戻す」
遠犬:「本体の対処はその後次第。……大筋はそんなところか?」
有場純一郎:「はい」
八重倉月乃:「そうなります」
有場純一郎:「遠犬のいう通り。原因はハッキリしていて、その対処法もあり、最善の結果は議論の余地もない」
有場純一郎:「つまり」
有場純一郎:「正解がない問答より、よっぽど易しい無茶というわけです」
有場純一郎:「後は僕達が理想を叶えるだけだ。……頑張りましょうね?」
八重倉月乃:「……さすが、有場くんです」
八重倉月乃:「やれる気がしてきました。と言っても私は最後にちょっと働くだけですけど」
八重倉月乃:「……頑張りましょう。一緒に」
遠犬:「そこまで真っ直ぐに言われると、難点を上げるのが阿呆らしくなってくるな」
有場純一郎:「どうせ、やるしかないのです。難点に頭を抱える時間がもったいないでしょう?」苦笑しつつ遠犬さんを見る
遠犬:「それでも抱えるのが大半の人間だ。……とはいえ、こちらもそれで構わん」
遠犬:「進むとしようか。獣を狩るのは得意分野だ」
有場純一郎:「えぇ、はい」
有場純一郎:「遠犬くんの、景ちゃんの、園寺くんの、八重倉さんの、みんなの力を借りて理想を叶えましょう」
有場純一郎:ス、と手を広げて、よく通る声で。
有場純一郎:"そうだったらいいのにな"と、語り始める
有場純一郎:「実は」
有場純一郎:「理想を叶えるのは得意なんです」



GM:では、判定タイム!
GM:意志で難易度7に成功することで
GM:《ラビリンス》を抜け、合流、”ロム”のもとに向かうことができます。
GM:失敗時は1d10侵蝕で再挑戦可能!
GM:レッツチャレンジ!
遠犬:6dx+2
DoubleCross : (6DX10+2) → 9[1,2,5,9,9,9]+2 → 11

吉塚景:3dx>=7
DoubleCross : (3DX10>=7) → 7[2,6,7] → 7 → 成功

有場純一郎:4dx+4>=7 思い出の一品
DoubleCross : (4DX10+4>=7) → 8[2,6,7,8]+4 → 12 → 成功

遠犬:こいつは暴走対策が必須なので意志には強い
吉塚景:いや、今こそ潜伏者使うべきだったな
園寺健作:4dx>=7
DoubleCross : (4DX10>=7) → 10[1,2,6,10]+5[5] → 15 → 成功

吉塚景:どうしても忘れちゃう
吉塚景:園寺くんすごい!
有場純一郎:意思が強い!
遠犬:園寺くんすごいな
園寺健作:これがデータの力だ!
GM:みんな意志が強い!一発成功!
GM:では君たちは無事合流し、クライマックスへと進むことができます。
遠犬:そういえば犬も妖精の手があります
GM:やべえな…
有場純一郎:えらい
遠犬:忘れそうなので今のうちに言っておく
園寺健作:えら犬
GM:ではここまで!あとはロイスとか操作があったらそれでシーンカットします
遠犬:特に変更なし!
有場純一郎:変更なし!感服敬服!
吉塚景:園寺くんに……取りたい!
吉塚景:ハッ
吉塚景:もう全部埋めてしまっていた
園寺健作:残念
有場純一郎:悲しい
遠犬:エアロイスを取るのよ
GM:フレーバーロイス!
吉塚景:エアロイスは誠意:○/同情
GM:やったね
園寺健作:ヤッター!
有場純一郎:誠意!
GM:では、シーン終了!


◆Climax◆

GM:クライマックス!全員登場です。
有場純一郎:有場純一郎の侵蝕率を1d10(→ 6)増加 (70 → 76)
吉塚景:吉塚景の侵蝕率を1d10(→ 8)増加 (67 → 75)
園寺健作:1d10+77
DoubleCross : (1D10+77) → 5[5]+77 → 82

遠犬:1d10+82
DoubleCross : (1D10+82) → 10[10]+82 → 92




GM:君たちは迷宮のような空間異常を抜け、
GM:再び合流することができた。
GM:そして、八重倉は先程の分析と、”ロム”への対処について話す。
八重倉月乃:「……つまり。無力化後沈静化することで」
八重倉月乃:「”ロム”の回収が可能になります」
園寺健作:「……」
園寺健作:「それが」
園寺健作:「結果的に、彼を助けることになる……?」
八重倉月乃:「……助ける、と言ってしまって良いのかは解りませんけど。どの道凍結処置にはなると思うので」
遠犬:「凍結できる程度にまで押さえ込めればいいがな」
遠犬:「これはただの手段と、可能性だ。楽観視はするべきじゃない」
有場純一郎:「はい。この規模まで広がれば押さえつけるのも困難でしょうね」
有場純一郎:「なので、それでもやるかどうかは…園寺くん。きみの気持ち次第です」
有場純一郎:どうします?と問いかける。
園寺健作:「……」
吉塚景:「……幸いですけど、無力化という方向に合わせること自体はそう難しいことじゃありません」
吉塚景:「殺害による能力解除と同様、『攻撃をする』ということですから――どちらにしろ、やらなければならないことです」
園寺健作:「……分かった。……大丈夫、覚悟は出来ている」
園寺健作:「ただ、一言だけ。一言だけで良いんだ。彼と話しをさせてほしい」
園寺健作:……。未知。知らないことが恐怖だと言った。だが、今は。知ることが、何よりも恐ろしいと思う。
吉塚景:(……やっぱり、そうか)
吉塚景:(園寺さんが望んでいるのは"ロム"との対話で……それをしないまま凍結処分にすることは、できない)
吉塚景:もっとも難しいのは、攻撃後の処分ではなく、攻撃前の会話。そうできる余裕が自分達にあるだろうか。
有場純一郎:「わかりました」頷いて。
有場純一郎:「きみが会話する時間を作りましょう。たとえそう出来る状態じゃなくても…」
有場純一郎:「なんとか、体を張ってみます」
遠犬:「一言か」
遠犬:「奴が、お前の言葉を聞いてくれるかもわからんぞ」
遠犬:「それでもいいなら、……やってみるんだな」
有場純一郎:実際、難しいだろう。それこそ歴戦である他の二人が即答出来ていないとはそういうことだ。(それでも)
有場純一郎:(やりたいことなら、手伝わなきゃね)
吉塚景:「私は……」
吉塚景:「もしも"ロム"が対話に答えず、皆に危害を加えるようであれば」
吉塚景:「撃ちます。そういう『役割』の人間が必要です」
吉塚景:「園寺さんと有場さんは対話を試みてください」
園寺健作:「……ありがとう。吉塚さん」言わないことも出来たのに。ちゃんと言ってくれてありがとう
八重倉月乃:「……行きましょう」
八重倉月乃:「こうやって道は合流した。中心は近い筈です」
園寺健作:頷き、八重倉さんの後に続く。
有場純一郎:「えぇ」
有場純一郎:「会食は終えて、歓談の時間に致しましょう」



GM:空間の澱む場所
GM:そこに、ソラは……”ロム”はいた。
”ロム”:「みんな」
”ロム”:「無事だったんだね」
”ロム”:目を細めて笑う。
遠犬:「お陰様でな」
吉塚景:「……」袖の内部の飛び出し機構に銃が掛かっていることを確認する。
吉塚景:『撃つ』ことに集中する者がいるからこそ、そうでない者は『撃たない』ことに集中できる――そのはずだ。
有場純一郎:「そちらもご健勝で何よりです」
有場純一郎:「空腹の加減は如何ですか?」
”ロム”:「うん」
”ロム”:「全然食べられなかった。みんな、強いなあ」
”ロム”:「知ってるよ。僕のこと、話してたよね」
”ロム”:《地獄耳》。空間を把握することで内部で起きた会話を全て把握している。
吉塚景:普通ならば、ここで撃つ。だが。
吉塚景:(……一言でいい)待つ。
”ロム”:「……健作」
園寺健作:「……」
園寺健作:彼の言葉を待つ。
”ロム”:「話をしたいんだよね」
”ロム”:「何を言いたいの?僕は色部空じゃない」
”ロム”:「聞きたいな」
園寺健作:「…………そう、か」
園寺健作:色部空であると、そう信じたかった。だが、こちらの思考を見透かしたかのように、彼はそれを否定した。
園寺健作:それでも。
園寺健作:――――PCの画面を開いて、彼に見せる。そこに映っているものは。
園寺健作:10年前のあの日、”間違って”教えてしまった”サクラダファミリア”の写真。
”ロム”:「…!」
”ロム”:ぴくり、と反応する。
園寺健作:それは、結果として二人だけの秘密の暗号となっていた。「この写真が何か、分かるかい?」
”ロム”:空気の澱みが一瞬、薄くなる。
”ロム”:「……サグラダファミリア」
園寺健作:彼がこれを覚えているのなら。僕は、最後まで彼を信じようと。そう思った
”ロム”:「……でも。それが………それが、どうしたって言うんだ……」僅かな動揺。
園寺健作:「…………」
”ロム”:「僕は……ただ」
”ロム”:いつか、海の向こうへ、
”ロム”:「生き続けたい、だけなんだ……!届きたいだけなんだ!」
園寺健作:「そう。これは、サグラダファミリアの写真だ。……決して、モンサンミッシェルなんかじゃ、ない……」
”ロム”:どろり、と空間の密度が濃くなる。
”ロム”:「やめてくれ…!色部空はもう死んだ……!」
”ロム”:「死んだんだ!」
園寺健作:「……」言葉を紡ぐことはない。
”ロム”:君たちの周りが濃くなって行く。
”ロム”:《縮地》。距離を僅かに離す。
”ロム”:それでも、届く距離だ。
吉塚景:「呼びかけが」撃っていない。
吉塚景:「能力を、乱した……」そうではない。会話の最中に、撃たずに済んだ。
”ロム”:めきめきと音を立てて、君たちとの間に、奇妙なゆがんだものを生み出す。
遠犬:「オーヴァードは、心が折れた奴から死んでいく」
遠犬:「よくやったよ、園寺」
”ロム”:「僕はここから出る…!」
”ロム”:「もっともっと、たくさん食べて」
”ロム”:「もっともっと、大きくなって」
”ロム”:「ここから、この檻から脱出するんだ!」
有場純一郎:「じゃあ、僕達が折れるわけにはいきませんね」
有場純一郎:「問いかけて、わずかに光は見えた」
有場純一郎:「あとは、僕達がここから出るだけです」

”ロム”:《ワーディング》の濃度が一段と濃くなる。
GM:衝動判定。難易度は9。
遠犬:6dx+2
DoubleCross : (6DX10+2) → 10[2,4,6,9,10,10]+7[1,7]+2 → 19

遠犬:2d10+92
DoubleCross : (2D10+92) → 10[3,7]+92 → 102

園寺健作:5dx>=9
DoubleCross : (5DX10>=9) → 9[1,7,7,8,9] → 9 → 成功

園寺健作:2d10+82
DoubleCross : (2D10+82) → 8[2,6]+82 → 90

有場純一郎:4dx+4>=9 思い出の一品
DoubleCross : (4DX10+4>=9) → 10[1,1,4,10]+9[9]+4 → 23 → 成功

有場純一郎:ムン。
有場純一郎:有場純一郎の侵蝕率を2d10(→ 7)増加 (76 → 83)
吉塚景:3dx>=9
DoubleCross : (3DX10>=9) → 7[2,6,7] → 7 → 失敗

吉塚景:《夢の雫》を自分に。
吉塚景:吉塚景の侵蝕率を3(→ 3)増加 (75 → 78)
吉塚景:吉塚景の侵蝕率を2d10(→ 11)増加 (78 → 89)
園寺健作:おお!
GM:くっ最強エフェクト
GM:クライマックス戦闘を開始します。
GM:今回はEロイス:暴食の胃袋の影響化にあります。
GM:”ロム”に対する攻撃判定ダイス-2。”ロム”以外はクリンナップに1d10ダメージを受けます。
遠犬:うわっ
遠犬:Eロイスデバフ!!
有場純一郎:ぎょええ
園寺健作:ヒェッ!
吉塚景:ダイス-2は地味にやだな~

       ”ロム”(9)
        |5m
”ゆがみA1””ゆがみA2””ゆがみA3””ゆがみA4”(5)
        |5m
”ゆがみB1””ゆがみB2””ゆがみB3””ゆがみB4”(5)
        |5m
有場(9)遠犬(8)景(1)園寺(7)

GM:エンゲージはこう。
遠犬:多くない?
吉塚景:多いが……
GM:準備完了!
GM:戦闘開始!まずはセットアップ
有場純一郎:コンボ:【七度寸法を合わせて一度裁断せよ】《原初の黄:活性の霧》ラウンド中攻撃力+9。ドッジ-2D。対象は自身
有場純一郎:有場純一郎の侵蝕率を3(→ 3)増加 (83 → 86)
遠犬:《怨念の呪石》。侵食102→105 暴走状態に
園寺健作:セットアップ無し!
”ロム”:《絶望の領域》PC全員のあらゆる判定ダイスを-6
有場純一郎:ぎゃー!
吉塚景:うわあ
園寺健作:おいいいい!!!!
遠犬:おっと
遠犬:エフェクトだな! なあエフェクトだろそれ!
GM:エフェクトだよ!
有場純一郎:あっ ダイスデバフエフェクトに犬くんが反応している!
GM:あっ
園寺健作:あっ!
遠犬:必中の弓の効果発動。攻撃に関しては無効化。
GM:くっ……!
遠犬:そして暴走なので元々リアクションは出来ない!
GM:ちょっと演出しますね
GM:みんなもしたい人はするのだ

”ロム”:強い重圧が君たちを襲う。思うように身動きが取れない。
ゆがみA:カサカサと音を立てている。浮いている球状のものから無数のごわごわした繊維が生えた異形だ。
ゆがみB:首がない。手足は肘と膝より先がない。マネキンのようにつるりとした肉の塊だ。
園寺健作:(これが……彼の生み出した世界……!ぐっ……)体の自由を奪われる
有場純一郎:「ぐっ………!」頭を垂れるように膝をつく。
遠犬:「ジャームの腹の中、か……!」
遠犬:足下の床も、ざわざわと繊毛状に蠢いている。それに足を取られながら、ゆがみを見つめる。
遠犬:黄金色の、細い線のような、彼にしか視えない『軌道』が、その上に現れ出す。
吉塚景:「強力な行動負荷。同時に最低……8体のジャーム使役……遠犬、ちゃんと記憶してね……!」
吉塚景:うごめく異形に吐き気を抑えつつも、戦闘態勢は崩さない。そういうスイッチを入れた。
遠犬:「そういう記憶はお前の十八番だろ、景?」
吉塚景:「あはは。記憶ができても、伝令がいないとね……」
”ロム”:「みんな、みんな食べてあげる…!」

GM:イニシアチブ。
ゆがみB:4体が《異形の転身》を使用。PC達にエンゲージ。
遠犬:うわーっ
遠犬:くんな!
有場純一郎:ビェェェェン!
園寺健作:こっちくんな!

       ”ロム”(9)
        |5m
”ゆがみA1””ゆがみA2””ゆがみA3””ゆがみA4”(5)
        |10m
”ゆがみB1””ゆがみB2””ゆがみB3””ゆがみB4”(5)
 有場(9)遠犬(8)景(1)園寺(7)

園寺健作:大所帯になった
遠犬:移動だけかな
GM:イニシアチブはこれだけですね。
GM:有場君の手番へ。
有場純一郎:はーい
有場純一郎:マイナーなし、メジャーでコンボ:【憑灯】《C:ウロボロス》《原初の赤:瞬速の刃》《混色の氾濫》
有場純一郎:対象は自分たちにエンゲージしたB集団4体!
有場純一郎:そして園寺くんのロイスを消化して自分のデバフを無効化!ダイスをもとに戻します!
有場純一郎:9dx7+3
DoubleCross : (9DX7+3) → 10[2,3,3,4,4,5,6,8,8]+3[1,3]+3 → 16

有場純一郎:マジですの
遠犬:《妖精の手》
有場純一郎:犬くんありがと!23で再ロール!
吉塚景:つよつよ犬!
有場純一郎:1dx7+23
DoubleCross : (1DX7+23) → 10[10]+2[2]+23 → 35

遠犬:侵食105→109
吉塚景:というかこれまで妖精一回も使ったことなかったんじゃ
有場純一郎:みんな素でいってた
有場純一郎:リアクションどうぞ!
GM:よし
GM:まずはドッジします。
有場純一郎:お手柔らかにね
ゆがみB:10dx 1
DoubleCross : (10DX10) → 10[5,5,5,6,8,8,9,9,10,10]+4[1,4] → 14

ゆがみB:10dx 2
DoubleCross : (10DX10) → 9[1,1,1,3,5,5,6,7,8,9] → 9

ゆがみB:10dx 3
DoubleCross : (10DX10) → 8[1,2,2,3,4,4,5,5,7,8] → 8

ゆがみB:10dx 4
DoubleCross : (10DX10) → 10[2,2,2,3,4,6,7,9,9,10]+3[3] → 13

ゆがみB:《崩れずの群れ》
ゆがみB:3が1を、4が2をカバー。
吉塚景:カバーエフェクト持ってるの!?
有場純一郎:なんてこったい
有場純一郎:ダメージ出します
有場純一郎:4d10+12+9
DoubleCross : (4D10+12+9) → 9[4,1,2,2]+12+9 → 30

有場純一郎:出目がカス!
吉塚景:4d10で9!?
遠犬:嘘でしょ……
有場純一郎:サラマンダーの能力値みたいになってる
園寺健作:さらまんだーww
遠犬:ピュアサラw
GM:それは…ダメージ二倍で落ちる!
GM:3、4は死にます
有場純一郎:よかった
遠犬:結果的にOKね
吉塚景:これがサラマンダーの力だ!
有場純一郎:蒼き…悪魔!
有場純一郎:有場純一郎の侵蝕率を8(→ 8)増加 (86 → 94)
GM:演出どうぞ!

ゆがみB:のたうつように、君たちのそばにその肉人形は近づいていた。
有場純一郎:「これは………」
有場純一郎:そのゆったりとした動きにあわせるように、負荷を感じる腕で拳銃を取る。
有場純一郎:(まずいな)
有場純一郎:身動きの取れないこちらにとって、死角になるように近づいてくる
有場純一郎:「……"遠犬"」ジャ、と方向を見ないまま銃を構えて
遠犬:不意に、床が、見えない衝撃に穿たれる。
遠犬:跳ね上がった床板が、一瞬、異形の進行を押し止める。
有場純一郎:その衝撃は足止めとともに、一人の体を跳ね上げる。
有場純一郎:床板に合わせて体を翻して
有場純一郎:「よし」見える。
有場純一郎:ダンダンダァン!
有場純一郎:足止めされた異形たちに秒に4発。射撃を打ち下ろした
ゆがみB:ねじれ絡まり、二体が別の二体を庇う。
ゆがみB:庇った異形はそのまま崩れ落ちる。

GM:では、”ロム”の手番へ。
園寺健作:きませい!
”ロム”:マイナー特になし。
”ロム”:メジャー《雨粒の矢》+《塞がれた世界》+《崩れる大地》+《シングインザレイン》 でPC全員を攻撃
”ロム”:命中時シーン間ドッジダイス-7(マイナーで解除可能)です。
遠犬:めちゃくちゃダイス削ってくる
”ロム”:17dx+6
DoubleCross : (17DX10+6) → 9[1,2,3,3,3,4,4,4,4,5,5,6,6,7,8,9,9]+6 → 15

”ロム”:よ…《妖精の手》
”ロム”:1を10に。
”ロム”:1dx+16
DoubleCross : (1DX10+16) → 4[4]+16 → 20

”ロム”:まあこんなもんよね…
遠犬:綺麗な出目を出しやがる
”ロム”:リアクションをどうぞ!
吉塚景:うーん、普段なら余裕で回避させられるんだけどな。
遠犬:暴走状態につきドッジ不可。俺に攻撃を当てるのはお前のダイスマイナスではない……!
園寺健作:全てのダイスが-6されているので、ドッジ不可!ガード!
吉塚景:私はダイスが減ってるのでガード。《カバーディフェンス》で遠犬をカバーします。
吉塚景:吉塚景の侵蝕率を2(→ 2)増加 (89 → 91)
遠犬:ありがてえ……
有場純一郎:ガード。コンボ:【おはよう、相棒】《蒼き悪魔》ガード時、3点反撃します。
有場純一郎:有場純一郎の侵蝕率を3(→ 3)増加 (94 → 97)
”ロム”:3ダメージ受けます!
有場純一郎:ではダメージを与えたのでコンボ:【私がいないところで私が結婚していた】《喰らわれし贄》シーン中攻撃力+9。
有場純一郎:有場純一郎の侵蝕率を1(→ 1)増加 (97 → 98)
有場純一郎:ダメージもどうぞ
”ロム”:では遠犬以外命中。
”ロム”:3d10+58
DoubleCross : (3D10+58) → 20[1,9,10]+58 → 78

吉塚景:い、威力高くない!?雨粒のくせに……!
園寺健作:?!
遠犬:固定値!!!
有場純一郎:でけーですわ!
有場純一郎:リザレクト!
有場純一郎:有場純一郎のHPを1d10(→ 7)に変更 (25 → 7)
有場純一郎:有場純一郎の侵蝕率を7増加 (98 → 105)
GM:ピュアシングインザレインの暴力だぜ
園寺健作:これ、カバーして2倍ダメージ受ける景ちゃん、木っ端みじんになっちゃうじゃん
吉塚景:やられました。リザレクト。
吉塚景:吉塚景の侵蝕率を1d10(→ 10)増加 (91 → 101)
園寺健作:装甲で15点弾くけど、さすがに無理!リザレクト!
園寺健作:1d10+90
DoubleCross : (1D10+90) → 10[10]+90 → 100

遠犬:君らリザレクトの出目すごいね
有場純一郎:やばいね
GM:10が二人も
GM:では演出へ。

”ロム”:君たちの周りの空間から、
”ロム”:透明な塊が降り注ぐ。固まった水のような塊だ。
”ロム”:「僕はずっとここにいる」
”ロム”:「もう嫌なんだ……僕は」
”ロム”:「遠くへ、行きたいんだよ」
”ロム”:その塊は君たちを抑えつけ、足を穿って行く。
園寺健作:「……!!」足を撃たれ、地面に膝を着く
遠犬:「チッ……!」 戦闘態勢に入った遠犬は、ほぼ全てを射撃に費やす。
有場純一郎:「ぐっ…!」一度『なにか』に触れ、蓄積した痛みの箇所を的確に穿たれる
遠犬:睨み付け、雫が降ってくるに任せる。
吉塚景:遠犬との射線上に立ち、攻撃を自分の体で止める。
遠犬:「景!?」
吉塚景:「っつ……!やっ」
吉塚景:小さく呻きを漏らす。
吉塚景:「遠犬……会ってないうちに変わったんじゃない?甘すぎ」
遠犬:「お前こそ、軽口が増えたな……クソッ」
吉塚景:「最初に確認したはずでしょ。カバーは私がやる」
有場純一郎:それを横目に見る。元より無傷で守り続けられると自惚れては居ない。しかし。
有場純一郎:(女性を、傷つけてしまったな)
有場純一郎:覚悟を決める。……無論、戻った後のための覚悟だ
園寺健作:「嫌だ……?ここから出たい……?その言葉は、既に僕のデータに入っている。……僕が連れ出してやる!」ソラくんに言葉を返すように。
憑灯:有場が穿たれた右足。ロムにとって同じ場所に疼痛が走る。
憑灯:服を引くように銀色の狼を甘く噛み付いた。
”ロム”:「っ…〜〜〜!」
”ロム”:息を震わせたのは痛みか、それとも。

GM:では…遠犬の手番へ。
遠犬:マイナーなし。メジャー《スキルフォーカス》《神機妙算》。
遠犬:ダイスは侵食分のみ。ゆがみAのエンゲージに攻撃します。
遠犬:3dx+21
DoubleCross : (3DX10+21) → 8[1,4,8]+21 → 29

吉塚景:バディムーヴ。
遠犬:有り難すぎる~~~
有場純一郎:バディバディ~~
ゆがみA:ひええ…ドッジします。
ゆがみA:10dx 1
DoubleCross : (10DX10) → 10[3,4,4,4,5,6,6,8,10,10]+9[1,9] → 19

ゆがみA:10dx 2
DoubleCross : (10DX10) → 9[2,2,3,4,6,6,6,7,8,9] → 9

ゆがみA:10dx 3
DoubleCross : (10DX10) → 10[2,3,3,4,4,7,9,9,10,10]+4[1,4] → 14

ゆがみA:10dx 4
DoubleCross : (10DX10) → 10[1,2,2,4,5,6,7,9,9,10]+3[3] → 13

有場純一郎:回さないで
ゆがみA:ダメ!《崩れずの群れ》
ゆがみA:3、4が1、2をカバー。
吉塚景:こいつらもカバーしてくるの~~
遠犬:4d10+11+3d10
DoubleCross : (4D10+11+3D10) → 25[6,9,2,8]+11+26[10,6,10] → 62

GM:耐えられるわけもなし。3、4は死!
遠犬:侵食109→114
遠犬:では

遠犬:「……棺の中より 須臾を視る」
遠犬:奥の怪物一体一体から、彼にのみ見える、黄金の線が伸びている。
吉塚景:攻撃用の弾丸は既に装填している。遠犬をかばったということは
吉塚景:自分が敵の防御網を見る目になるということだ。
吉塚景:「マーカー弾。4。3」
遠犬:「完全照星呪覚(オービタルギフテッド)、照準励起」
ゆがみA:カサカサという音とともに2体がもう2体を覆い尽くす。
吉塚景:「2。1」ガカンッ!
吉塚景:それ以上の防御行動は許さない。天井に『印』をつけるペイント弾を撃つ。
吉塚景:無論それ自体は非殺傷弾であるが、遠犬と組んでいた頃は
吉塚景:最大の『殺傷弾』であった。
遠犬:遠犬が宿す権能の名。軌道視の魔眼。到達の権能。
遠犬:景が狙った印をガイドに。この世の万物を狙いうる『軌道』を創造する。
遠犬:異様に蠢く天井の中で、虹色の光点が輝く。さながらそれは、プラネタリウムの星座めいた。
遠犬:虹色の矢が降り注ぎ、異形を貫いていく。
有場純一郎:(───!)
有場純一郎:エメラルド色の瞳が虹色に染まる。
有場純一郎:彼の攻撃をはじめてまともに見て、その光に一瞬状況を忘れた。
ゆがみA:貫かれた異形はどろりと溶けて床に吸い込まれて行く。
遠犬:「チッ……よく庇う」
遠犬:「抗体じみた本能か? 景、次弾を装填する」
吉塚景:「2体も撃ち損ねた」
吉塚景:「仕方ないか。ブランクがあるから」
遠犬:「それは甘えじゃないのか?」 景に口をつり上げて言う。
吉塚景:「相変わらず口が達者だね。犬なのに」
遠犬:「犬じゃないと。……じゃない。まだ残ってるぞ!」
園寺健作:「凄い……。こんなの、僕のデータには無いぞ……」
有場純一郎:「それはいけない。このままじゃ、彼らのデータで飽和しそうだ」
有場純一郎:「どうやらまだ隠し手があるようだし。負けてられませんね、園寺くん」
園寺健作:「ならば、僕も隠し手を出すことにしよう」有場くんに言葉を返して。

GM:では園寺くんの手番!
園寺健作:マイナーで、ラピッドファイアを装備します
園寺健作:で、両親のロイスを切って、ダイスデバフを解除
園寺健作:《コンセントレイト(モルフェウス)》+《カスタマイズ》
園寺健作:対象はエンゲージしてない方のゆがみたち。
有場純一郎:Aたち!
園寺健作:そう!Aたち!
園寺健作:11dx7-1
DoubleCross : (11DX7-1) → 10[1,1,2,5,7,8,8,8,8,8,9]+10[1,5,6,6,8,9,10]+10[4,5,10]+10[10]+10[10]+4[4]-1 → 53

有場純一郎:すっげ
園寺健作:?!
ゆがみA:アワワワワ
遠犬:なんと!
ゆがみA:10dx 1
DoubleCross : (10DX10) → 10[1,1,4,5,5,5,6,6,7,10]+4[4] → 14

ゆがみA:10dx 2
DoubleCross : (10DX10) → 9[1,3,3,4,6,6,8,8,9,9] → 9

ゆがみA:《崩れずの群れ》2が1をカバー
園寺健作:シーン1回、範囲化できる効果の使用を宣言!
園寺健作:ダメージ出します!
園寺健作:6d10+9+1d10
DoubleCross : (6D10+9+1D10) → 28[2,10,4,5,1,6]+9+1[1] → 38

園寺健作:弱い…!
ゆがみA:うん、死にます。これでAは残り1体!
有場純一郎:ダメージダイスがさっきから控えめ。
園寺健作:ヤッター!
園寺健作:じゃあ、ちょっと演出やりまーす!

園寺健作:――――園寺健作の着るUGN戦闘服には、二つの特性がある。
園寺健作:一つ。無数の武器の収納。刀剣、槍、短刀、槌、鞭、棍、鎌、拳銃、狙撃銃、大筒、etc。
園寺健作:モルフェウスシンドロームの特性により収納した武器を、戦況に応じて使い分けることが出来る。
園寺健作:一つ。身体動作の補助。内臓されたマニュピレーターが、半ば無理やりに肉体を駆動させる。
園寺健作:UGNのデータベースに登録されたあらゆるオーヴァードのデータ。その巨匠の技を、記憶を、疑似的に再現する。
園寺健作:PiPiPi
園寺健作【trigger happy end】
園寺健作:取り出すは、肉体よりも大きな超巨大狙撃銃
園寺健作:射撃のバックファイアを完全に制御し、人ならざる者を撃ち貫く。
園寺健作:――――振る、払う、薙ぐ、撃つ。再現出来るは至極短い一行動。
園寺健作:練度も術者と比べると余りにも低い。
園寺健作:だが。
園寺健作:「君が相対するは、古今東西あらゆる死線を潜り抜けた数多くのオーヴァード達。これが、データの力だ」
園寺健作:その数は”グーゴル”。10の100乗を意味する言葉。
ゆがみA:一体がもう一体を庇い……一体だけになる。
”ロム”:「……やるじゃん。健作」

GM:ゆがみAの手番
ゆがみA:マイナーなし。メジャー《死神の針》+《ブレインハック》命中で憎悪付与、この攻撃に対するドッジダイス-2
ゆがみA:choice[有場,遠犬,園寺,景]
DoubleCross : (choice[有場,遠犬,園寺,景]) → 遠犬

吉塚景:4体いるエネミーがブレインハックなんて持ってたの!最悪……!
有場純一郎:いっ、犬っ!
園寺健作:犬…!
ゆがみA:10dx+5
DoubleCross : (10DX10+5) → 10[1,1,1,3,4,5,8,9,9,10]+8[8]+5 → 23

遠犬:やめろー!
遠犬:暴走です!
”ロム”:《力の法則》ダメージを+6D
遠犬:こらーっ
園寺健作:ヒィー!
吉塚景:《カバーディフェンス》。遠犬をカバーします。
GM:OK!
ゆがみA:3d10+6+6d10
DoubleCross : (3D10+6+6D10) → 22[10,5,7]+6+40[4,8,8,9,7,4] → 68

吉塚景:吉塚景の侵蝕率を2(→ 2)増加 (101 → 103)
ゆがみA:もろもろ有効。
遠犬:申し訳ない!
ゆがみA:園寺くんへの憎悪を付与。
吉塚景:火力が高すぎるんだよね!どうしようもない。
吉塚景:"ロム"のロイスを切って復活します。
園寺健作:ええっ!!
吉塚景:エンジ……ユルサン……
遠犬:園寺くん!
有場純一郎:憎まれている
有場純一郎:「いかがでしたか?よくわかりませんでした!」のブログでもおすすめしちゃったのかな…
吉塚景:よくも大切にしていたキノコを食べてくれたな
園寺健作:ち、ちがっ……僕はなにも……
GM:キノコww
GM:演出します。

ゆがみA:カサカサと音を立てている。よく見ると、球体が細く歪んで見える時があり、
ゆがみA:不可視の足が無数にあるだろうことがわかる。
ゆがみA:それが、繊維を遠犬目掛けて発射する!
遠犬:攻撃の正体は掴めずとも、火力起点であることは見抜かれている。
吉塚景:人差し指をかけて、ネクタイを解いている。
吉塚景:ネクタイの先端は輪のようになっており、
吉塚景:――ヂッ!
吉塚景:そこに指をかけて振ることで、高速でしなる鈍器になる。UGN製の特殊繊維だ。
吉塚景:威力を殺しきれず貫通した手首には裂傷を負うが、遠犬への射撃は防いでみせた。
吉塚景:「いった」顔をしかめて手首を振る。
ゆがみA:繊維が、その傷から侵入する。
遠犬:「次から次へと……」
遠犬:「レパートリーがあの頃より増えてるな。大丈夫か。……悪い」
吉塚景:「……薬剤が回ってないな。神経をやられそうな気がする」
吉塚景:「遠犬。手首から先だけ吹き飛ばすことってできる?」
遠犬:「さらっとそういうことを言うな!?」
吉塚景:「冗談だよ」
遠犬:「お前が言うと冗談に聞こえない!」
吉塚景:「……昔はこういうことばっかりだった。思い出すな……ふふふ」
有場純一郎:(……遠犬さんもああして声を荒げることあるんですね)

GM:では、ゆがみBの手番へ。
ゆがみB:マイナー《骨の剣》
ゆがみB:《貪欲なる拳》+《エンタングル》ダメージ時重圧
ゆがみB:1d4 1
DoubleCross : (1D4) → 2

ゆがみB:1d4 2
DoubleCross : (1D4) → 2

ゆがみB:これ両方とも遠犬くんやん…
ゆがみB:ちょっとバラけさせます
ゆがみB:うん、普通に有場君と園寺くんそれぞれ殴ろう
園寺健作:やめっ!
ゆがみB:17dx+4 有場君
DoubleCross : (17DX10+4) → 9[1,2,2,3,3,4,4,5,5,6,6,7,7,8,8,8,9]+4 → 13

有場純一郎:ひぇん
”ロム”:《妖精の手》
園寺健作:こ、コラ!
有場純一郎:おのれ!
ゆがみB:1dx+14
DoubleCross : (1DX10+14) → 4[4]+14 → 18

ゆがみB:17dx+4 園寺くん
DoubleCross : (17DX10+4) → 10[1,1,2,2,3,3,3,5,6,6,6,6,7,9,9,10,10]+8[7,8]+4 → 22

有場純一郎:園寺くんはなにか恨みでも買ったのかな…
ゆがみB:有場くん18、園寺くん22!
園寺健作:www
遠犬:かわせーっ
有場純一郎:避けてみる!
GM:ドッジダイスは-7!
園寺健作:そういえば、さっきの攻撃で浸食あげてなかったからこっそり上げる!100→105
GM:(崩れる大地)
遠犬:有場くんはよけれるはず
遠犬:違う、園寺くん
GM:ああ、そうか
遠犬:ロイス昇華でまとめて解除されてる
GM:攻撃後デバフ解除だから
遠犬:有場くんは攻撃の方があとだから張り直されてる
有場純一郎:そうだった
園寺健作:頑張って避ける!ドッジ!
GM:じゃあ有場君だけドッジ-7かな
有場純一郎:貧弱何も出来ません。ガードします。
園寺健作:5dx+1>=22
DoubleCross : (5DX10+1>=22) → 10[1,5,6,10,10]+9[9,9]+1 → 20 → 失敗

有場純一郎:うそでしょ
吉塚景:《夢の雫》。
遠犬:ヒューッ
園寺健作:景ちゃん!!!ありがとう!
GM:よ、避けたーっ!
有場純一郎:ヒュー!
吉塚景:有場くんのダメージは行動放棄カバーします。
吉塚景:吉塚景の侵蝕率を3(→ 3)増加 (103 → 106)
GM:ヒエーッ!
有場純一郎:景ちゃん!
有場純一郎:重圧だとオート死ぬけど大丈夫!?
遠犬:それ
園寺健作:あ、確かに
吉塚景:どっちにしろ次のアクションの時にはロイス切らなきゃいけないので
吉塚景:まとめて解除できる分得になるはず
遠犬:次のアクションは2ラウンド目の
遠犬:最後じゃない?
有場純一郎:2ラウンド中まるまるオート使えないけど大丈夫かしら。
園寺健作:なるほど
吉塚景:いや、2ラウンド目の最初のオートアクションの直前に切ります
有場純一郎:なるほどね!
遠犬:そういうことね
有場純一郎:アリガトウ…
ゆがみB:2d10+7 ではダメージ
DoubleCross : (2D10+7) → 16[7,9]+7 → 23

ゆがみB:もろもろ有効!
吉塚景:それは通らないんだな!
吉塚景:装甲+10でクリスタルシールド+12
園寺健作:カッチカチ!
吉塚景:なのでHPは1減って10!
遠犬:メイドシールド!
有場純一郎:つえー!
ゆがみB:だがダメージは通った!重圧は受けてもらう!
吉塚景:やっとこのガード値が役に立ったよ
有場純一郎:手伝ってもらって私が買いました(ピース)
ゆがみB:じゃあ演出します

ゆがみB:腕の断面からにょきにょきと管が生えてくる。
ゆがみB:神経のようなそれで、一体は有場を、一体は園寺を刺し貫こうとする!
園寺健作:「くっ!避けられない……!」
有場純一郎:「……速い!」
有場純一郎:ダメージコントロール。触れると危ういそれを、一番重要度の低い反対の腕で受け止めようとする。
吉塚景:景が履いている靴は、ごく普通の革パンプスであるかのように見える。感触を直接触って調べてもそう思えるだろう。
吉塚景:だが、靴底に充填されている素材は、強い衝撃に対して硬化するダイラタンシー流体であり
吉塚景:ガン!
吉塚景:攻撃に割り込み、管を蹴り止める。安全靴の如き硬度の靴だ。
吉塚景:「園寺さん!」――パ!
吉塚景:別方向。ネクタイを、突き出された管にかけた。思い切り引き、異形の攻撃タイミングをずらす。
園寺健作:「吉塚さん!!……助かる!!」景ちゃんが攻撃を止めた隙に、回避!
ゆがみB:タイミングをずらされ、空振りする。
吉塚景:「よ、かっ」蹴り止めていた管にパワー負けしはじめるが、
有場純一郎:「景さん!?」割り込んできた少女に守られる、という状況に目を見開き「……ありがとうございます!」
有場純一郎:その少女の腕を引くように、《猫の道》
吉塚景:「た」ザク!
吉塚景:手を引かれると同時に、管が床に突き刺さる。
有場純一郎:姿が薄くネジ曲がるように。
有場純一郎:景の体とともに災厄を回避するために、隣へとズレる
吉塚景:「はーっ、はーっ……」有場に倒れ込んで抱きつくような姿勢になっている。
有場純一郎:「なんて無茶を……」その体を落とすまいと抱き止める。
吉塚景:「本当に」
吉塚景:「普段、こんなことしませんよ」
有場純一郎:「……はい」
有場純一郎:「そこまでさせた責任を取らなければなりませんね」
有場純一郎:小さく熱を持つ、少女の体
有場純一郎:これ以上傷つけさせるわけにはいかないな、とひとりごちる
有場純一郎:(そのために、鍛えてるんだから)

GM:クリンナップ!
GM:”ロム”以外の全員に1d10ダメージ!こっちで一回だけ振ります。
GM:1d10
DoubleCross : (1D10) → 5

有場純一郎:ぎゃーっ
有場純一郎:有場純一郎のHPを5減少 (7 → 2)
吉塚景:よかった。HPは5に……!
遠犬:HP 26→21
園寺健作:グエー!HPは5に!
遠犬:余裕で済まんな……!
GM:ゆがみたちにも5ダメージ。
有場純一郎:ゆがみー!
遠犬:反芻してる……。
園寺健作:ゆがみーーー!!
有場純一郎:消化されてるもんな…
”ロム”:もぐもぐ



GM:ラウンド2!
GM:セットアップ!
”ロム”:なし!
遠犬:なし
園寺健作:なし!
吉塚景:なし
有場純一郎:コンボ:【七度寸法を合わせて一度裁断せよ】《原初の黄:活性の霧》ラウンド中攻撃力+12。ドッジ-2D。対象自身。
有場純一郎:有場純一郎の侵蝕率を3(→ 3)増加 (105 → 108)
GM:では、有場くんの手番へ。
有場純一郎:マイナーなし、メジャーコンボ:【憑灯】《C:ウロボロス》《原初の赤:瞬速の刃》《混色の氾濫》
有場純一郎:対象はエンゲージしてるBふたり
有場純一郎:11dx7+3
DoubleCross : (11DX7+3) → 10[1,3,4,5,7,7,8,8,9,10,10]+10[2,3,3,7,8,8,9]+10[3,4,4,10]+10[7]+5[5]+3 → 48

有場純一郎:よし
ゆがみB:ドッジ。
ゆがみB:10dx
DoubleCross : (10DX10) → 9[1,1,2,6,6,6,7,8,9,9] → 9

ゆがみB:10dx
DoubleCross : (10DX10) → 10[1,2,2,3,4,7,8,9,10,10]+7[6,7] → 17

ゆがみB:どっちもダメなので2が1をカバー。
有場純一郎:ではダメージ
有場純一郎:5d10+12+12+12
DoubleCross : (5D10+12+12+12) → 30[7,7,6,4,6]+12+12+12 → 66

ゆがみB:吹き飛びます。
有場純一郎:有場純一郎の侵蝕率を8(→ 8)増加 (108 → 116)
有場純一郎:演出!

有場純一郎:「怪我をさせてすみません、景さん」
有場純一郎:倒れ込んできた景の体に恭しく手を貸し、沈痛な表情を浮かべる
吉塚景:「私はUGNチルドレンですよ」
吉塚景:「慣れてます」
有場純一郎:「それでしたら」
有場純一郎:「こうして僕が心を痛めてしまったことも、慣れの一つとして受け流してくださいね」
有場純一郎:「埋め合わせはまた、いずれ……まずは」
吉塚景:「……」
有場純一郎:《猫の道》。礼をする有場の姿がブレる。
有場純一郎:目の前にいるようで、歩いているように見えて、既に隣りにいる。
有場純一郎:『何かある場所にすでにいる』───アリバイ・トリック。
有場純一郎:「まずは」
有場純一郎:「仕事で挽回しなければ」
有場純一郎:側に居たゆがみは知覚する。
有場純一郎:まるで一人の人間が貴方たちに同時に狙いをつけている
有場純一郎:───ダン!
有場純一郎:一発の銃声で、二体に向けて弾丸が発射された
ゆがみB:絡み合い、攻撃を受ける。攻撃を受けたそれは一体になっていた。

GM:”ロム”!
”ロム”:行動前にEロイスを使います。
園寺健作:?!
”ロム”:Eロイス:衝動侵蝕。
”ロム”:衝動判定、難易度9。衝動は飢餓。
”ロム”:対象はPC全員!
遠犬:暴走につき自動失敗!
園寺健作:衝動判定するぜ!
有場純一郎:6dx+4>=9 思い出の一品
DoubleCross : (6DX10+4>=9) → 10[1,2,3,10,10,10]+9[1,9,9]+4 → 23 → 成功

有場純一郎:有場純一郎の侵蝕率を2d10(→ 15)増加 (116 → 131)
有場純一郎:メンタル!
遠犬:114+2d10
DoubleCross : (114+2D10) → 114+13[8,5] → 127

園寺健作:6dx>=9
DoubleCross : (6DX10>=9) → 10[2,5,5,6,7,10]+6[6] → 16 → 成功

吉塚景:5dx>=9
DoubleCross : (5DX10>=9) → 9[5,6,8,9,9] → 9 → 成功

吉塚景:吉塚景の侵蝕率を2d10(→ 2)増加 (106 → 108)
GM:意志がみんな強い
吉塚景:すごい出目!
遠犬:失敗してます
園寺健作:2d10+105
DoubleCross : (2D10+105) → 12[9,3]+105 → 117

GM:演出は攻撃と合わせてやりますね。
”ロム”:行動。マイナーなし。
”ロム”:メジャー《雨粒の矢》+《塞がれた世界》+《崩れる大地》+《シングインザレイン》 PC全員を攻撃
遠犬:《隠された世界》。対象を単体に
遠犬:127+1d10
DoubleCross : (127+1D10) → 127+4[4] → 131

有場純一郎:犬くん!
”ロム”:では再選択!
”ロム”:1d4
DoubleCross : (1D4) → 4

”ロム”:園寺くん!
”ロム”:17dx+6
DoubleCross : (17DX10+6) → 10[1,2,3,3,5,5,5,6,6,7,7,7,8,9,9,10,10]+6[2,6]+6 → 22

”ロム”:うーん
”ロム”:ラスト《妖精の手》
園寺健作:ギエエ!
”ロム”:1dx+26
DoubleCross : (1DX10+26) → 7[7]+26 → 33

”ロム”:よし
園寺健作:ドッジ!
園寺健作:5dx+1>=33
DoubleCross : (5DX10+1>=33) → 10[2,2,5,7,10]+4[4]+1 → 15 → 失敗

園寺健作:ダメ……!
”ロム”:ダメージ!
”ロム”:4d10+58
DoubleCross : (4D10+58) → 16[6,1,2,7]+58 → 74

園寺健作:殺意溢れてやがる……!死ぬ!
園寺健作:《ラストアクション》
”ロム”:くっ!
園寺健作:Bを狙うで良いかな?
園寺健作:ゆがみB
有場純一郎:よさげ!
吉塚景:Bをやっちゃえ!
吉塚景:やっちゃいなよ!
園寺健作:おけ!
有場純一郎:そんな肉塊なんか!
GM:鳴らない言葉がもう一度描かれそう
園寺健作:ちなみにですが、ラストアクションの場合、イニシアチブでの武器を捨てる行為が出来ません。そのために取得したエフェクトがこれです
園寺健作:《コンセントレイト(モルフェウス)》+《カスタマイズ》+《抜き打ち》
GM:なるほど…!
園寺健作:レイジングブレイドに武器を持ち換えて、ゆがみBに攻撃!
園寺健作:11dx7-1
DoubleCross : (11DX7-1) → 10[2,3,6,6,6,9,9,9,9,10,10]+10[4,8,8,10,10,10]+10[3,3,3,4,9]+1[1]-1 → 30

ゆがみB:10dx よけろーっ
DoubleCross : (10DX10) → 9[1,2,6,6,7,7,8,9,9,9] → 9

ゆがみB:はい
ゆがみB:ダメージお願いします
園寺健作:はい。ダメージ算出前に、シーン1回、ダメージを+2dする効果の使用を宣言します
GM:ヒェ…
園寺健作:4d10+12+1d10+2d10
DoubleCross : (4D10+12+1D10+2D10) → 18[4,1,6,7]+12+10[10]+12[10,2] → 52

GM:それは死ぬ!
園寺健作:ヤッタ!
GM:君たちの目の前から敵は消えた!
園寺健作:117→125
GM:演出どうぞ!
遠犬:先にロムの攻撃からでは?
園寺健作:あ、そうですねw
GM:あっ!
園寺健作:こちらからやった方がOKならやれます!
GM:じゃあ合わせて演出いきます!
園寺健作:お願いします!

”ロム”:「…食べてやる……食べてやる!」
”ロム”:「ずっと遠くへ!だから!」
”ロム”:ぐねり、と君たちを取り巻く空気が捻れて、
”ロム”:引き裂こうとする。それとともに、レネゲイドが流れ込んでくる。
園寺健作:「これは……!」
遠犬:「グッ……!」 侵食をそのまま受ける。その中で、「……そう、何度もっ」睨み付ける
遠犬:凝った空気本体の襲撃を、部屋の各角から飛んできた複数の虹の閃光が貫き、切り裂く。
遠犬:遠犬の神域狙撃は、照準と演算余力さえ十分に確保できていれば、万物を外さない。
遠犬:棺の中より、どんな場所の、どんな須臾(しゅんかん)でも。見極めて撃ち抜ける。
”ロム”:「うっ…!」
”ロム”:「それなら…!健作!」
”ロム”:「君から……もらう!」
園寺健作:「!!」
”ロム”:ぐいい、とその体を捻り、引き裂く。
園寺健作:「ぐああっ!!!!」
遠犬:「園寺!」
園寺健作:紙細工のように、脆くも引き裂かれる
園寺健作:「大丈夫……。大丈夫だ……」いつの間にか射出していた剣を杖代わりに。膝を着いている
園寺健作:ブルブルと身体が震えている。ダメージは深刻だ。
園寺健作:――――否。その震えは、杖替わりの刀から発せられている。
園寺健作:高速振動ブレード。
園寺健作:PiPiPi
園寺健作【昏い鳥】
園寺健作:扱いの困難なその武器をまるで手足のように振るい。ゆがみを一刀に元に両断する!
”ロム”:「っまだ……!」
”ロム”:「大人しく…食べられなよ!思い出と一緒にさあ!!」
園寺健作:「ハァっ!ハァッ!言ったはずだよ」
園寺健作:「君をここから救い出していせると。……データは嘘をつかない!それは、僕も同じだ!」
”ロム”:「なんで………っ!」

GM:遠犬の手番!
GM:あっ待ってもしかして園寺くん復活してない?
吉塚景:ロイス切っちゃいな
遠犬:そういえば
有場純一郎:ほんとだ。しんでる
園寺健作:じゃあ、固定ロイスの”データ”を昇華して復活します。僕はたった今からデータを捨てる!
GM:データを捨てたー!!!
有場純一郎:それが言いたいだけでは!?
園寺健作:www
吉塚景:このために取ってただろ
遠犬:カッコイイシーンだっただろ!?
GM:www
園寺健作:ww
GM:じゃあ改めて遠犬くん攻撃をどうぞ!
遠犬:では……世界のゆがみAに攻撃します 《スキルフォーカス》
遠犬:あとさっき照準器の効果を追加していなかった
GM:なるほどね
遠犬:更に侵食130でダイスも増える
遠犬:4dx+22
DoubleCross : (4DX10+22) → 10[1,2,4,10]+1[1]+22 → 33

ゆがみA:10dx ドッジします
DoubleCross : (10DX10) → 10[1,2,2,2,3,5,6,8,8,10]+7[7] → 17

遠犬:ではダメージ
遠犬:4d10+11+3d10
DoubleCross : (4D10+11+3D10) → 18[1,1,6,10]+11+20[8,6,6] → 49

ゆがみA:死…
遠犬:これはどうだ
遠犬:あっよかった死んだ
遠犬:侵食131→133
GM:死にます。ゆがみ全滅!
GM:演出どうぞ!

遠犬:園寺くんの挙動を見ながら。「……器用な奴だ」
遠犬:最後の歪みを照準する。その体から金色の軌道線が伸び、
遠犬:……それを手繰るように振ってきた虹色の衝撃が、異形を断ち貫く。
遠犬:「道は出来た。構えろよ」

GM:園寺くんの手番!
園寺健作:はい!
園寺健作:マイナーでロムくんにエンゲージします!
GM:おいで!
園寺健作:《コンセントレイト(モルフェウス)》+《カスタマイズ》
園寺健作:11dx7-1
DoubleCross : (11DX7-1) → 10[2,2,2,2,4,4,5,5,5,6,10]+2[2]-1 → 11

園寺健作:ば、バカ!
吉塚景:おい!
有場純一郎:データを捨てるから!
園寺健作:www
遠犬:《妖精の手》!
吉塚景:あっ遠犬!
有場純一郎:犬くん!
園寺健作:犬!!
遠犬:あっ景ちゃんの方があるか!
吉塚景:ここは 遠犬に まかせよう
遠犬:侵食133→137
園寺健作:ありがとうございます!
園寺健作:1dx7+19
DoubleCross : (1DX7+19) → 10[7]+10[9]+10[7]+10[8]+3[3]+19 → 62

園寺健作:!!
有場純一郎:?
園寺健作:ありがとう、犬!
有場純一郎:友情パワーのデータだ!
GM:…?
吉塚景:データが5倍以上に!
”ロム”:あ、ドッジします
園寺健作:さっき捨てたデータを、今拾う!
有場純一郎:1+1は5!
”ロム”:5dx
DoubleCross : (5DX10) → 7[1,3,4,6,7] → 7

吉塚景:捨てたり拾ったり
遠犬:回避は普通だ
”ロム”:だめなのでダメージを!
園寺健作:ダメージ出します!
園寺健作:7d10+12+1d10
DoubleCross : (7D10+12+1D10) → 43[5,10,4,8,9,4,3]+12+2[2] → 57

”ロム”:かなりくらった!
園寺健作:まだ死んでないか
GM:演出どうぞ!
園寺健作:どうしよう。せっかくなので、妖精の手演出もらいたい気持ちです
遠犬:まかせて
園寺健作:ヤッター!

遠犬:「景ばかりに、カバーさせるのもな……」
遠犬:ガガガガガガッ!
遠犬:地面、壁、天井。ボウガン状の、細い虹色の矢が突き立ち、
遠犬:蠢く影や、異形の残骸を縫い付ける。
園寺健作:縫い付けられた影。これで邪魔者はいない
園寺健作:低い姿勢のまま、ゆるりと接近する。その手には、刀。とある遺産のレプリカ。
園寺健作:その(レプリカ)の名は、『夜刀守(やとのかみ)
園寺健作:PiPiPi
園寺健作【Ichihime】
園寺健作:抜刀。魔を払うと言われるその遺産(レプリカ)を以って、ソラくんを斬る
”ロム”:「あぐっ……!」
園寺健作:「……!!」悲痛な表情を浮かべたまま、距離を取る。
園寺健作:125→130

GM:景ちゃん!
吉塚景:やれやれ、ようやくメジャーアクションできるぜ
吉塚景:あとようやく潜伏者を使えるぜ
吉塚景:《さらなる力》《戦乙女の導き》。対象は遠犬。
吉塚景:「潜伏者」を使用。
吉塚景:9dx+16>=20
DoubleCross : (9DX10+16>=20) → 9[1,3,3,5,5,7,9,9,9]+16 → 25 → 成功

吉塚景:ダイス+6個。攻撃力+5。再行動。
吉塚景:吉塚景の侵蝕率を7(→ 7)増加 (108 → 115)
有場純一郎:すごいや!
遠犬:ヤッター!
GM:くっ…!
遠犬:ではそのままやろうかな
遠犬:よろしい?
GM:どうぞどうぞ
遠犬:ではマイナーなし。メジャーで《スキルフォーカス》。ロムに攻撃
遠犬:9dx+22
DoubleCross : (9DX10+22) → 10[1,1,4,5,6,8,9,10,10]+5[4,5]+22 → 37

吉塚景:バディムーヴ。
遠犬:出目が良すぎる
遠犬:40!
有場純一郎:バディムーヴ待ち出目を出すのが上手い
”ロム”:5dx
DoubleCross : (5DX10) → 7[2,4,4,7,7] → 7

”ロム”:ドッジしました
”ロム”:ダメージをどうぞ。
遠犬:《フェイタルヒット》。
遠犬:ダメージ+4d
吉塚景:これはすごいことになるぞ
GM:こわい
遠犬:5d10+16+3d10+4d10
DoubleCross : (5D10+16+3D10+4D10) → 27[9,6,4,4,4]+16+17[3,6,8]+20[5,6,3,6] → 80

”ロム”:ギャー!
園寺健作:??
有場純一郎:戦争や…戦争が起こるでぇ
”ロム”:死にます。…復活もなし。
園寺健作:なんだこの数値…
遠犬:これだけやったら侵食も相当だよ
遠犬:137から6上がって143
園寺健作:wwww
遠犬:……?
有場純一郎:この顔である
GM:好きな演出でやっつけよう!

吉塚景:銃を構えたまま、園寺の突撃を観察していた。刀を取り出し、再現スキルで斬る戦闘技術。そして……
吉塚景:(…………)
吉塚景:「遠犬」
遠犬:「なんだ」
吉塚景:「次で無力化したいな。できる?」
吉塚景:やや焦りを含んだ口調で言う。
遠犬:「……犬遣いが荒いな。その心は?」
吉塚景:「これ以上は」
吉塚景:「園寺さんに攻撃させちゃいけない」
遠犬:「……お前は」
吉塚景:例え偽者であろうと……
吉塚景:「友達なんだから」
遠犬:優しい。親切だ。いくつか思いつく、彼女の言動。
遠犬:どれも彼女で、どれも少し違う。
遠犬:「……真摯だな。昔から、変わっていない」
吉塚景:「もう"ロム"の能力の種は割れた。完全に。脳でも心臓でもない――」
吉塚景:「胃を破く。精密穿孔狙撃、用意」スタン弾を構える。
遠犬:「合理的だ」
遠犬:照準を呼び出す。「――タイミングは任せる」
吉塚景:片膝を立てて銃を構えている。「3」
吉塚景:「2」"ロム"の足は、園寺健作が止めている。
遠犬:金色の線……幻視した『軌道』は、空へと伸びる。
吉塚景:「1」可能だ。
遠犬:壁を突き抜け、天井を越え、建物を出る。町を越える。
遠犬:信号機を、街路樹を。家屋を、クレーンを、小鳥を、ビルをラジコンを風力発電機を山を谷を森を木々を雲を越えて越えて越えて越えて――
遠犬:遙か彼方の病室で、弓射る形に構えられた、少年の指先に帰着する。
遠犬:繋がれた管と補助具で立たされた少年が/遠犬、 酸素マスクの下で/景の足下で、小さく呟く。
吉塚景:撃鉄の音が響く。
遠犬:「……外に出たい  /  分かるよ。"ロム"」
遠犬:特別病室から半日と出られない半死半生の体は――それと引き換えに、この世の全てに、手を届かせる力を得た。
遠犬:全てに手が届くのならば、自由に動く体など不要になる筈。悪辣なる●●●●●がもたらした、戯れめいた等価交換。
遠犬:「けどな。届くだけじゃ、意味が無いんだ。無いんだよ、ロム」
”ロム”:「なんで……」
吉塚景:フラッシュ。轟音。ほんの一瞬だけ、光が全てを暗転させる。
遠犬:同時。虹色の矢が、包帯塗れの指から離され――――
遠犬:――――ロムの華奢な体の中心を、虹の奔流が貫いた。
”ロム”:目を見開き、
”ロム”:透明な血を吐いて、仰向けに倒れる。
”ロム”:Eロイス:暴食の胃袋解除。
”ロム”:あたりの様子が元に戻る。
吉塚景:「…………………」
吉塚景:「弾着確認」
遠犬:「状況、終了だ」



GM:バックトラック
GM:バックトラックに入ります。今回のEロイスは以下の通り。

”ロム”
餓えの淵
餓えの淵
暴食の胃袋
悪意の伝染
衝動侵蝕

遠犬:めっちゃ餓えてる
GM:5!
有場純一郎:いっぱい!
有場純一郎:振る!
園寺健作:ふるふる!
有場純一郎:131-5d10
DoubleCross : (131-5D10) → 131-21[6,7,3,1,4] → 110

有場純一郎:残り5。素振り
有場純一郎:110-5d10
DoubleCross : (110-5D10) → 110-28[4,3,4,7,10] → 82

有場純一郎:5点!
吉塚景:どうしようかなあ。2d10で2が出るかもだし振ってみるか
吉塚景:吉塚景の侵蝕率を5d10(→ 26)減少 (115 → 89)
吉塚景:普通の目が出た。このまま一倍振り。
吉塚景:吉塚景の侵蝕率を4d10(→ 31)減少 (89 → 58)
園寺健作:130-5d10
DoubleCross : (130-5D10) → 130-32[9,5,7,5,6] → 98

園寺健作:98-3d10
DoubleCross : (98-3D10) → 98-12[1,4,7] → 86

園寺健作:5点!
遠犬:143-5d10
DoubleCross : (143-5D10) → 143-30[7,5,7,2,9] → 113

遠犬:ロイスは景ちゃんのお陰で全残り。
遠犬:あ 攻撃時にロムにロイス取ってない
GM:とって良いよ!
遠犬:とっても良いですか……演出的に……
遠犬:ありがとうございます
遠犬:ジャーム/ロム/共感:○/同情/ロイス
遠犬:ロイス6個
遠犬:113-6d10
DoubleCross : (113-6D10) → 113-20[9,2,4,2,2,1] → 93

園寺健作:あぶなっ
GM:ひええ
遠犬:ちょっとヒヤっとする出目やめて
有場純一郎:あぶな
GM:景ちゃん以外みんな5点かな。
GM:経験点配布。
有場純一郎:ですね!
遠犬:パクパク!飢餓衝動!
GM:シナリオ10点。Eロイス5点。D
吉塚景:私は4点アルよ~
GM:Dロイス実験体(”ロム”)1点。
園寺健作:モグモグ!
GM:いつもの5点、で21点。
GM:これに最終侵蝕を合わせて
GM:26,26,25,26

缶詰さん26点
アスハルさん26点
珪素さん25点
立川さん26点
GM34点

GM:以上!
GM:バックトラック終了!
園寺健作:わーい!


◆Ending 園寺健作◆

GM:エンディング1
GM:”ロム”の無力化には成功した。
GM:一時的に退避していた八重倉女史の鎮静薬と捕獲器によって
GM:”ロム”は完全に確保され、
GM:星月台支部を覆っていた空間異常も消え去った。
GM:あとは処理班が彼を運んでいってくれるだろう。
GM:…その前に、少しの間。
GM:意識を取り戻した”ロム”と、会話する時間ができた。
GM:これはその会話の記録である。
園寺健作:「……ごめんよ。また君に、痛い思いをさせてしまった」闘病時代の彼の姿を思い出して。
”ロム”:動きとレネゲイドを封じられたまま、ぼんやりと天を見ている。
”ロム”:「……僕は色部空じゃないって言ってるのに」苦笑する。
園寺健作:「……それも、すまない。僕は、身勝手に君と彼を重ねてしまっていたんだ」
”ロム”:「……でも、仕方ないよ」
”ロム”:「ここの支部でも、ちょくちょく間違われたからね」
”ロム”:「だから、そらって呼ばれることには慣れてる」
園寺健作:「……慣れてる、じゃないよ」
園寺健作:「君は、なんて呼ばれたいんだ?」
”ロム”:「…………うーん」
”ロム”:「なんだろう」
”ロム”:「”ロム”っていうのも、僕の名前だけど」
”ロム”:「………でもそれよりは………」
”ロム”:「ソラ、の方が好きだな」
園寺健作:「――――」
園寺健作:色部くん、ではなく。
園寺健作:「ああ。良い名前だ。ソラくん」
園寺健作:彼の名を呼ぶ。
”ロム”:「……不思議だな」
”ロム”:「君のことなんて、記憶にないのに」
”ロム”:「全然なんとも思わない筈なのに」
”ロム”:「……なんだか、そうだったな、って気がするんだ」
”ロム”:「……絆なんて、持てない筈なのにね」
園寺健作:「そういうデータがあるのかもしれないね」冗談めかして。
”ロム”:「……データ。データか」
”ロム”:「それなら、僕でも持てるかもしれないな」
”ロム”:「僕のデータのどこかに……」
”ロム”:「健作がいたんだろう」
園寺健作:その言葉に。零れそうになる涙をぐっと抑えて。
園寺健作:「……なあ、ソラくん」
”ロム”:「うん?」
園寺健作:「ここを出たいと。そう言っていただろう?」
園寺健作:「落ち着いたら。僕と一緒に旅に行かないか?連れて行きたい場所があるんだ」
”ロム”:「……ふ、ふふっ」
”ロム”:「本当におかしな人だね、君は」
”ロム”:「僕はジャームだよ?…君と一緒にいても」
”ロム”:「また君を食べようとするだろう」
園寺健作:「……そんなの、僕のデータには無いよ」
園寺健作:そう言って、すっと小指を差し出す。
”ロム”:「………」目を瞬かせる。
”ロム”:「だめだよ。約束しても『また』破ってしまう」
園寺健作:「!!」
”ロム”:「……ん?…『また』?」
園寺健作:「……良いんだ。なにもおかしなことはない。ただ」

色部空:───「じゃあ、くわえておいてよ」
色部空:───「ぼくのなかにも、ちゃんとあるから」

園寺健作:「君の中に、くわえておいてほしい。……僕の中にも、ちゃんとあるから」
”ロム”:「……そう」
”ロム”:「…そうしておくよ」
”ロム”:「………こんなこと。言うのは変だけど」
”ロム”:「また、会える気がする」
”ロム”:「どこかで。ずっと遠くで」
園寺健作:「うん。……約束だ」
”ロム”:「……きっと……」
”ロム”:そのまま、目を閉じる。眠りについたようだ。
園寺健作:……眠りにつく彼の寝顔を見つめる。数秒、もしくは、数十分。
園寺健作:――――そのまま、意を決したようにモバイルPCを開く。
園寺健作:PCから、1つのドキュメントを立ち上げる。

■星月台支部に纏わる事件
(1)星月台支部の異変について
中規模の空間異常。空間が周囲のものを取り込み異形へと変貌させている。
異常発生時の膨大な出力により星月台支部が丸ごと取り込まれてしまった。 
星月台支部の異変は、後述の”ロム”と呼ばれる存在が発端となっている。

(2)”ロム”について
『空間』のレネゲイドビーイング。
9年前から、当時脳死となったチルドレンに人格と核を宿らせている。
星月台支部の研究には協力的で、実験も人道的なものが多かったが、支部員によって密かに持ち込まれた遺産の干渉によりレネゲイドが暴走。
ジャームと化し、その時発生した莫大なエネルギーで星月台支部を飲み込んだ。取り込んだものたちの力を得ている。

(3)事件の結末
4名のオーヴァードにより”ロム”を沈黙。
同行した研究者が所持していた鎮静薬を用い、現在は行動を停止している。

園寺健作:――――彼はこのまま、UGNに保護され、凍結保存されることだろう。だが、
園寺健作:その特性から、実験動物のように扱われる可能性は否定できない。むしろ、そうなる事の方が大きいだろう。
園寺健作:だから。
園寺健作:カタカタッターン
園寺健作:【ファイル名:■星月台支部に纏わる事件 を削除しますか? Y/N】
園寺健作:『YES』
園寺健作:【ファイルは完全に削除されました】
園寺健作:これで、”ロム”としての彼の記録は抹消された。実験動物として扱われることもなく。凍結保存だけで済むだろう。
園寺健作:データは嘘をつかないよ。嘘をつくのは、いつだって人間だ。
園寺健作:そのまま。妙に晴れやかな笑顔で告げる。
園寺健作:「こんなの、僕のデータには無かったよ」


◆Ending 吉塚景・遠犬◆

GM:エンディング2
GM:君たちは戦いを終え……帰還する。
GM:その少し前。
GM:星月台仮設支部
吉塚景:UGNからの応援は、迅速に到着したようだ。
吉塚景:星月台支部は何らかの傷害事件――または老朽化対策工事などのカバーストーリーで封鎖されて、
吉塚景:後はそれぞれ、『その仕事』をするエージェントが後始末をするのだろう。
吉塚景:「……」ブルーシートで囲われた仮設支部の中で、
吉塚景:戦闘中の負傷を隠すガーゼや包帯を全身に巻いている。
遠犬:「随分と動くなと思ったが」 伏せの姿勢で、不満げに尻尾をぱたぱたと動かしている
遠犬:「その有様か。オーヴァードとしての力は変わってないんだな」
吉塚景:「分かってないなあ。リザレクトだって訓練できるんだよ」
遠犬:「慣れることは訓練とは言わん。有場にでも任せておけば良かったんだ」
吉塚景:「……言ってなかったっけ?私は、重要器官だけを優先的に治すことを教え込まれているの。つまり」
吉塚景:「それ以外の部分を『治さない』でいる。ある程度ね」
遠犬:「何のために?」
吉塚景:「敵が油断するから」
吉塚景:「敵に致命傷を与えて、その治りが遅いようなら仕留めたと思うでしょ?」
遠犬:「……何て言ったか。景が教えを受けた教官は」
吉塚景:「……"ハングドマン"のこと?」
吉塚景:「そうだね、こういうことも教わったかな……自分で考えて仕上げる技術も多かったけど」
遠犬:「そうだ。そいつだ」 相棒を組んでいた頃に、耳にした覚えがある。極めて特殊な理念を持っていたというチルドレン教官。
遠犬:「景には向いてたんだろうが……俺なら途中で脱落してただろうな」
吉塚景:「向いてる?ふふ」
吉塚景:「工作員教育に向いてる人間なんていないよ。私でも……どんな子供だって」
吉塚景:包帯を巻き終わった上から、ブラウスを着る。
吉塚景:右腕は添え木を当てて、さらに強く固定しなければいけないだろう。神経侵蝕の疑いがあるからだ。
遠犬:「……悪かった」
吉塚景:「悪いって?」
遠犬:「いや……」「お前についていけなかったこと」
吉塚景:「あはは。任務の振り分けは上が決めることで、遠犬のせいじゃないでしょ」
遠犬:「そう言うだろうな。けど、抵抗もしなかった」
吉塚景:「私だってそうだよ」
遠犬:「どっちにしろ俺は、中長期の潜入ミッションに対応できる体じゃあないし……」
遠犬:射撃待機しているだけでも消耗する。この後も、本体は精密検査からの集中治療が待っているだろう。
遠犬:「景は気を遣っててくれたが、前ほど、俺の能力の性質は隠してない」
吉塚景:「そうみたいだね。それは、でも、よかった」ブルーシートの青い影が落ちる石段に座って、遠犬を見下ろす。
吉塚景:「前みたいな仕事をやってるわけじゃないって分かったから」
吉塚景:「仲間を信頼できるし、色んな人間と一緒に戦える。それが一番いい……」
遠犬:「俺の話を知って、俺のような目に遭うやつを、一人でも減らせればいい」
遠犬:「叶うなら元の体に戻りたい。……そういう意味でも、俺にはプロ意識が足りてなかった」
吉塚景:空の方向を見上げる。「……遠犬は」
吉塚景:「未来はどうなると思う?」
遠犬:「未来?」
吉塚景:「"ロム"は凶暴なジャームだったけれど、未来を想像することができていた」
吉塚景:「自分が外に出て……自由になる未来を。そういう意味では、救いのあるジャームだったんじゃないかって思う」
遠犬:「叶わぬ未来だった。あれを信じれるのは、当人と……せいぜい、園寺くらいだろ」
遠犬:「そうだな。ただ。ジャームでもオーヴァードでも。想像できる方が、いいんだろうな」
吉塚景:「……この組織だけだって、皆が自分の仕事をしている。私でも想像もできないくらいの人が」
吉塚景:「もしかしたら、誰かが……まだ、ジャームを治療する方法を探しているのかもしれない」
吉塚景:「もしかしたら、呪いを解く方法を探している人だって」
吉塚景:「どこかにいるかもね」
吉塚景:足を伸ばしたまま、ぱたぱたと動かす。
遠犬:「……そんな奇特な奴が、どれだけいるか」
遠犬:「ただ、まあ、悪い話じゃあないな。それは」
吉塚景:微笑む。
吉塚景:「おいで。遠犬」
遠犬:「?」
遠犬:「おいおい。お互い、もう子供じゃ……」
遠犬:「……、……」
遠犬:静かに、景の足下まで歩いていく。
吉塚景:隣に来た遠犬の耳の後ろを撫でる。
吉塚景:前を見たままで、手持ち無沙汰に撫でるだけのような。
吉塚景:「ああ」
吉塚景:「やっぱり、犬はいいな」
遠犬:「そうか」
吉塚景:「――犬を飼ってる家に行くことがあるの」
遠犬:目を閉じている。
吉塚景:「その家ではみんな私の家族で……優しくて、私を愛してくれる」
吉塚景:「でもね。犬だけは」
吉塚景:「分かるんだね。私を何か凄く邪魔で、怖くて、嫌なものだと思って……逃げたり、吠えたりする……」
遠犬:「……………………」
吉塚景:「……そういう時私は、とても寂しくて」
吉塚景:「けれど。嬉しいような気持ちになるんだ」
遠犬:「嬉しい」
遠犬:「……お前の手で、変わらない対象だから?」
吉塚景:「……」
遠犬:自分から、撫でる手に、頭をすり寄せる。
吉塚景:それ以上は何も言わない。目を閉じて、撫でる。
遠犬:普段なら絶対にしない。一時的にこの姿であっても、自分は人間だ。
吉塚景:この任務が終われば、遠犬とまた会うことは当分ないのだと思う。
吉塚景:永遠にないかもしれない。でも、だからといって
吉塚景:今更、涙ながらに別れを惜しむだとか、過去の思い出話をするだとか
吉塚景:そんな間柄の相棒では、ないのだ。
吉塚景:「遠犬。ありがとう」
遠犬:(……ああ、畜生。無能な神々が) この世の全てに手が届く権能。必中の臾身を与えたもう質の悪い超越者め。
遠犬:どれほど遠くの敵を撃ち抜けても。どれほど遠くの怪物を擂り潰せても。
遠犬:「こちらこそ、どういたしまして。……景」
遠犬:こんなすぐ傍の、少女の心には、届かないままだ。
吉塚景:この戦いは終わった。しばらく、穏やかにそうしている。それだけでいい。



GM:UGN影蔦支部。
GM:君は傷だらけの姿のまま、搬送されて来る。
吉塚景:今の自分の所属は影蔦支部だ。搬送先はここになることは分かっていた。
吉塚景:全身の包帯には血が滲んでいる。
GM:支部長の吉塚鋼索が慌てた様子で駆け込んでくる。
吉塚鋼索:「景……景!大丈夫か!」
吉塚景:「……お父さん」
吉塚景:「……ごめんなさい。"ロム"の奪取には失敗してしまいました」
吉塚鋼索:「……そう、か………」
吉塚景:「"ロム"はジャーム化したレネゲイドビーイングで……制圧には、成功しましたけど……」
吉塚景:「……それでも、もっと上手くできたはずなのに……」
吉塚鋼索:「………良い、何も言うな」
吉塚鋼索:「ジャーム化については予測して然るべきだった」
吉塚鋼索:「…ここまでの危険を強いることになるとは思わなかった。それでも…」
吉塚鋼索:「お前なら大丈夫だと、甘えていたんだろうな」
吉塚景:「……あっ、あはは。けほっ」気管の傷で咳き込む。
吉塚景:「すごく……落ち込んでたんです。でも」
吉塚景:「嬉しいな……そんなに、信じてもらえて……あはっ、けほっ」
吉塚鋼索:「お前の能力の高さは誰よりも知ってるつもりだ」
吉塚鋼索:「それでも……お前は戦闘員ではない」
吉塚鋼索:「………無理を、させたな」
吉塚景:吉塚鋼索の手を取る。
吉塚景:「お父さん」
吉塚景:「こんなことになって……虫のいいお願いかも、しれませんけど」
吉塚景:「どうか…………お父さんも、無理をしないで」
吉塚鋼索:「……………」
吉塚鋼索:「………そう、だな」
吉塚鋼索:吉塚鋼索は冷酷で、野心に溢れた人物だった。
吉塚鋼索:それでも。
吉塚鋼索:『最愛の娘』には、あらがえない。
吉塚景:"ジラルナ"はそのように設計された。戦闘力や、策謀によって誰かを倒すための存在ではない。
吉塚景:(愛こそが)
吉塚景:それは、形がなく、確かではなく、主観の価値にしか過ぎないものにも関わらず。
吉塚景:なぜか、誰もがそれを最大の価値だと『理解する』という異常性がある。
吉塚景:(何よりも無敵の兵器になる)
吉塚鋼索:「…もう、今回みたいな任務は振らないつもりだ。私も」
吉塚鋼索:「身の丈に合わないことは、やめる」
吉塚景:「……ありがとう。お父さん」
吉塚景:ベッドに横たわったまま、困ったように微笑む。
吉塚鋼索:「……景。約束だ。家に帰ったら私の料理を食べさせてやる」
吉塚鋼索:「だから、早く良くなれよ」





◆Ending 有場純一郎◆

GM:エンディング3
GM:星月台支部の事件から数日。
GM:臨都支部にて。
八重倉月乃:「は〜〜〜やっと書類仕事から解放されましたよ」
八重倉月乃:「有場くんも、お疲れ様でした」
有場純一郎:「はい、お疲れさまです」
有場純一郎:「なにか淹れましょうか。珈琲でいいですか?」
八重倉月乃:「あ、いいのに。私も淹れようかと……」
有場純一郎:「心配しないでください、これでも仕込まれてますから」
有場純一郎:「功労者はゆっくりするべきです」
八重倉月乃:「…それじゃあ珈琲、お願いします」
八重倉月乃:「もう〜功労者はみんなですよみんな!」
有場純一郎:「ふふ、そうですね。みんなの力でした」
有場純一郎:「では席順で。といっても、インスタントですけどね」
有場純一郎:備えられたケトルとカップで用意していく。
八重倉月乃:「いいの、助かります」
有場純一郎:二人分の珈琲を用意して八重倉さんにも渡す。「ミルクと砂糖は入りますか?」
八重倉月乃:「あっ、じゃあお願いしようかな」
八重倉月乃:「頭脳労働してると糖分が欲しくなって…」
有場純一郎:「わかります。ラムネが効くらしいですね」
八重倉月乃:「ラムネ効く効く。今度支部長に言って備品にしてもらおうかな〜」
有場純一郎:ミルク、砂糖。そしてプラスチックの瓶を模したラムネ菓子を取り出す
八重倉月乃:「ってラムネ!」
有場純一郎:「私物です」
有場純一郎:「備品になると楽しそうですね、駄菓子屋みたいで」
八重倉月乃:「わあ…!すごいですね有場くん…」
有場純一郎:「いえいえ。僕も頭を働かせると眠くなりますから」
八重倉月乃:「えへへ。ラムネに珈琲…甘い時間だあ……」
八重倉月乃:へにゃ〜っとしている。
有場純一郎:「そうですねぇ。何事にも代えがたい平和です…」
有場純一郎:「溶けてますよ八重倉さん」
八重倉月乃:「……はっ」
有場純一郎:「あっ、お気になさらず。オンオフは大事です」
有場純一郎:ふうふう、と白色を加えた珈琲を口にする。
八重倉月乃:「いやそうなんですけど……」
八重倉月乃:「……かっこいい人の前ではかっこつけたいじゃないですか」
八重倉月乃:ちびちびと甘い珈琲を飲んで。
有場純一郎:「あぁー、そうですね。僕も今回はかなり他の方に引っ張られましたし」
有場純一郎:「でも、どうせ僕しか居ないので……」
有場純一郎:「………」
有場純一郎:「?」自分の顔を指差す
八重倉月乃:頷く。
八重倉月乃:「いや………自覚………」
八重倉月乃:「純一郎くんだいぶかっこいい男の子ですからね?」
有場純一郎:「ぐっ……いや、違うんです」
有場純一郎:誤魔化すように更に珈琲を口にする
有場純一郎:「たとえ話をするんですが」
有場純一郎:「ここにハードルがあります」
八重倉月乃:「?はい」
八重倉月乃:ハードルを思い浮かべている。
有場純一郎:「10mのハードルを飛べ!と言われてる選手にとって、8mや9m飛べても『惜しい』って気持ちになるじゃないですか」
有場純一郎:「それです」
八重倉月乃:「………」
有場純一郎:「ね。」
八重倉月乃:「純一郎くん、12mぐらい飛べてません……?」
有場純一郎:「八重倉さん、めちゃくちゃ僕を褒めますね…」
有場純一郎:「いや………まだまだですよ。結局、戦闘面ではジラルナ…景さんや遠犬さんに頼りっぱなしでしたし」
有場純一郎:「園寺くんのまっすぐ向き合う姿勢も見習うべきですし…」
八重倉月乃:「いや……いやいや」
八重倉月乃:「吉塚さん?も褒めてましたよ」
有場純一郎:「え、いつですか?」
八重倉月乃:「あの、給湯室で…」
八重倉月乃:「隠し扉を探してた時……」
有場純一郎:「あの時、側でそんな話を……?」女性の会話に聞き耳をたてない。基本である。
八重倉月乃:「えっ?うん」
八重倉月乃:「かっこいいよね〜って」
有場純一郎:「んぐ……!」
有場純一郎:惜しいことをしたような、という葛藤が一瞬眉根に現れる。
有場純一郎:「ありがとうございます」
有場純一郎:「……なんか」
有場純一郎:「僕が一方的に照れませんか、この話」
八重倉月乃:「……ほほう」
八重倉月乃:「結構こういうの慣れてないんですね?」
有場純一郎:「な、慣れるわけ無いでしょう」
有場純一郎:「高校までは……まぁ、家柄上、訓練とか忙しかったですし」
有場純一郎:「家族に言われるぐらいです。任務の時はそんなこと、気にしてられませんしね」
八重倉月乃:「気遣いもできて、気品もあって、王子様みたいな立居振る舞いで」
八重倉月乃:「それでもなんだ〜……へえ〜……」
有場純一郎:「な、なんでしょうか……」
有場純一郎:「もしかして楽しんでませんか?」
八重倉月乃:「いや〜、なんていうか」
八重倉月乃:「女の子にはモテモテで、そういうの慣れてそうだな〜って思ってたから」
八重倉月乃:「結構意外です」
八重倉月乃:ふふ、と笑って。
八重倉月乃:「頑張って狙っちゃおうかな?」
有場純一郎:「ぶっ」
有場純一郎:珈琲を吹き出す無様はしないように躾けられている。
有場純一郎:「うさぎに対して随分と破壊力が高い事を言いますね……」
有場純一郎:「あのですね。これはそれこそ言われたことなんですが」
有場純一郎:ぴ、と人差し指を立てて
八重倉月乃:目が人差し指に向く。
有場純一郎:「そういう事を軽率に言うと、普通の男子なら勘違いされますからね?」
八重倉月乃:「え?」
八重倉月乃:「本気だけど……」
有場純一郎:「こらっ」
八重倉月乃:「わっ」
有場純一郎:「出会いのない男子に、軽率にそういう事を言うんじゃありません」
八重倉月乃:「えっ……えっ………」
八重倉月乃:「ええ〜〜〜〜〜!!?????」
八重倉月乃:「出会いが?ないと仰る!?」
八重倉月乃:「えっそんな道理に反したことが?」
有場純一郎:「はい。女性の『好き』は取り扱い注意、ですよ」
有場純一郎:「いったい何人もの男子がその言葉に踊らされ、涙を呑んだことか」
有場純一郎:朗々と歌い上げるような声でいう。
八重倉月乃:「…………」この世の全ての理不尽を見たような顔
有場純一郎:よく鏡で見覚えがある表情だ。
有場純一郎:(どうやらわかっていただけたらしい)
八重倉月乃:「あのね、純一郎くん」
八重倉月乃:「君はもう少し自覚を持ったほうがいいです」
有場純一郎:「自覚。」
八重倉月乃:「あなたは。メチャクチャ。女子には破壊力が高い人です」
有場純一郎:「…………」
八重倉月乃:「ドキドキしない女の子はいないと思います」
有場純一郎:「…………それは」
有場純一郎:「まるで、さっきの八重倉さんとか、景さんのいう褒め言葉が、女性として魅力を感じていた故みたいな言い方になりますが」
有場純一郎:「仮にそうだとすると、その……」
有場純一郎:「………照れますね」
八重倉月乃:「…………」
八重倉月乃:「大いに照れて欲しいと思います」
有場純一郎:「うぐっ」
有場純一郎:(八重倉さんがなんだか意地悪になっている…!)
有場純一郎:「わかりました。はい、その点については一度己を省みようと思います」
八重倉月乃:「ふふ。そうしてください」
有場純一郎:「それでその、なんですか」
有場純一郎:「はい。……そう、"ロム"。ソラくんは搬送されて、園寺くんと景さんと遠犬くんはまた別の任務に赴いて」
有場純一郎:「肝心の"ロム"については、どうなりました?回収できたんですか?」
有場純一郎:ス、と表情を整えて真面目な話にシフトする
八重倉月乃:「………それがですねえ」
八重倉月乃:「”ロム”のデータ、なくなっちゃったんですよ」
八重倉月乃:手をくるくる回してからぱっと開く
有場純一郎:「データが?」
有場純一郎:ぱっ、と開いた先の何かをふわふわと目線で追う。
八重倉月乃:「そう。何でかな。星月台の研究所にもあった筈なんだけど」
八重倉月乃:「お陰でソラくんを”ロム”と関連づける証拠もなし」
有場純一郎:「確かに、事件のどさくさで気にしている余裕はありませんでしたからね」
八重倉月乃:「彼はただのジャームとして凍結処置を受けることになった」
有場純一郎:「………なるほど」
八重倉月乃:「そうね……私ももう少し、”ロム”については調査したかったところだけど」
八重倉月乃:「…でも、ね……」
有場純一郎:「……はい」
有場純一郎:(データというなら…)脳裏に、データの扱いに長け、今回の事件に関わった一人の名前を思い浮かべる。
有場純一郎:ただ、この事態を把握してないとも思えない。彼が提出していないのならば、手元にもないのだろう。
有場純一郎:心に浮かんだ疑問を珈琲とともに飲み下す
八重倉月乃:「……多分。これで良かったんだよ」
有場純一郎:「よかった、ですか」
八重倉月乃:「”ロム”としてだったら。きっと色んな実験に晒されてたと思う。ジャームになってるから、それこそ容赦のない実験になったんじゃないかって」
八重倉月乃:「うん。だから」
八重倉月乃:「少しでも……ね。救いがあったほうがいいじゃない」
有場純一郎:「………えぇ、そうですね」
有場純一郎:一人の死体を媒介にした、レネゲイドビーイングの現出。
有場純一郎:たとえ同一でなくとも、あるいはそれは"命"というものが補填された前例になる。
有場純一郎:その原理を追い求めるもの。……自分の拙い想像力でも、そのような『実験』が思いつく。
有場純一郎:「たくさん食べて、疲れて、眠って」
有場純一郎:「『いつか』、元気になったらまた友達と遊ぶ」
有場純一郎:「笑いたくなるぐらい、理想的な救いがある、と」
有場純一郎:「信じたいですね」
八重倉月乃:「うん」
八重倉月乃:控えめに笑って。
八重倉月乃:「珈琲、おかわり淹れようか」
有場純一郎:「はい」
有場純一郎:「あぁ、座っていてください。僕は立ち上がっちゃったので」やんわりと笑みで制しながら。

有場純一郎:──今語った理想はきっと、10mどころではないのだろう。
有場純一郎:計算出来ないほど高く、空に輝く星々のように遠く。
有場純一郎:地上からは眺めることしか出来ないような、高い高い、理想。
有場純一郎:……ただ、それでも。
有場純一郎:それを飛ぼうとする人は居るのだ。
有場純一郎:助走をつけて。高く見上げて。あるいは、脚力だけでなく。
有場純一郎:レギュレーションはなんでもあり。地道に、石の一つでも積み上げて。
有場純一郎:一人では手に負えない程の高さと時間を掛けて、星に届かせる人達がいる。
有場純一郎:だとすれば。
有場純一郎:それを見上げることは、諦めを意味しない。
有場純一郎:なに、悲観することでもないさ。
有場純一郎:星までの高さを計算するデータは集められるし。
有場純一郎:人手を集めるために誰かと誰かと繋げる人も居るし
有場純一郎:なにより
有場純一郎:星に矢を届かせることだって、出来る人がいるのだから。
有場純一郎:ちょっとだけ背伸びをすれば、実はもう届くかもしれないだろう?
有場純一郎:どこにでも居て、どこにでも居ない。
有場純一郎:いつか届くどこかに、きっといる。─《アリバイ・トリック》
有場純一郎:今日もまた一歩、前進したということだね。
有場純一郎
有場純一郎:白く湯気をわきあげて。
有場純一郎:温かいお湯が湧いた




ダブルクロス3rd Edition 『ホラーハウス・テラールーム』 終幕