『グリーディ・マーケット』(GM:缶詰)


PC1:三木燕真(みき・えんま)( キャラシート )PL:DT
PC2:フランカ・カペッロ( キャラシート )PL:冥王星
PC3:蜂須賀悠(はちすか・ゆう)( キャラシート )PL:猫口@

メインログ雑談ログ

目次

Preplay

GM:では、セッションを始めてまいります
GM:PC順にキャラシートを張りますので、その後に軽く自己紹介をお願いします。
GM:まずPC1、三木さん
GMキャラシート
GM:どうぞ
三木燕真:はい!
三木燕真:三木燕真(みき・えんま)。
三木燕真:UGNの遺物探索局の局長を父に持つエリートで
三木燕真:自身もエージェントの身ではありますが、レネゲイド適性は劣悪の落ちこぼれ。
GM:かなしい!
三木燕真:過去のある事件で幼馴染を殺害して遺産を継承したことにより
三木燕真:人並みのスペックを手に入れました。
GM:人権!
三木燕真:経緯が経緯なのでだいぶ人嫌いの面が出ていて
三木燕真:馴れ合い嫌いで単独任務を好みます。
三木燕真:ただ性能としては
GM:孤高…
三木燕真:《超振動閃》特化のピュアハヌマーンであり
三木燕真:他人との連携でこそ真価を発揮する能力者です。
GM:絆の物語ですからね
三木燕真:一応自分でライスピもあるので自己完結自体はできるが……
三木燕真:そんな感じでどんどん孤高していきます!よろしくおねがいします~
GM:はーい孤高!
GM:そんな貴方のハンドアウトはコレ

・PC1:三木燕真
シナリオロイス:『《アモリス》支倉芹香』
君はUGNに帰属するエージェントだ。
同じく他者との連携で真価を発揮するエージェント、《アモリス》とともに、一夜で崩壊したFHの拠点調査に赴いていた。
拠点を調査する中で突如、膨大なレネゲイドアイテムの反応を感知する。
異常事態に襲われる中、《アモリス》は君を庇い、目の前でさらわれる。
君の目の前に残されたのはもぬけの殻となった拠点と、《グリーディ・マーケット》と呼ばれる催しへの招待状だ。

三木燕真:攫われとる!
GM:同僚との任務中に、相手が攫われます
支倉芹香:攫われるのは私です。
支倉芹香:桃色髪のストレートヘアーな女子大生。身体がちょっと弱いです
三木燕真:美……
支倉芹香:うふふ、ありがとうございます
GM:そんな感じで大変なので奪還任務です。招待状が鍵のようだ!
GM:頑張ろう!
三木燕真:がんばる……
GM:では次、PC2フランカちゃん!
GMキャラシート
フランカ・カペッロ:はーい!
GM:自己紹介をどうぞ!
フランカ・カペッロ:フランカ・カペッロです!8歳!イリーガルです!
GM:かわいいね~
フランカ・カペッロ:理想の身長128cm!(※理想については個人差があります)
フランカ・カペッロ:イタリア人ですが、日本語もほとんど習得済み!抜群の吸収力!
フランカ・カペッロ:幼さがありつつ芯も一本通っているみたいな女の子です。マフィアのボスの娘だしね。
GM:たくましいわ
フランカ・カペッロ:将来の夢は政治家! 親のように裏の道をいくのではなく、表舞台で世界を牛耳ろうというわけです
フランカ・カペッロ:超血統ピュアモルフェウスのオーヴァードで、銃の加工や弾の生成が得意です。
フランカ・カペッロ:性能としては《サポートデバイス》によるダイスいっぱい単体射撃型です。
フランカ・カペッロ:あと160点版の追加要素として、黄金錬成もあり、財産がいっぱい!まぁお嬢様だしね
GM:お金がいっぱい!
フランカ・カペッロ:そんな感じ!よろしくおねがいしますー
GM:はーい、よろしくおねがいします~
GM:そんなフランカちゃんのハンドアウトはこれ

・PC2:フランカ・カペッロ
シナリオロイス:『《グリーディ・マーケット》』
君は幼いながらも人の上に立つ芯を持ち、UGNに協力する少女だ。
イリーガルとしての任務をこなすため、日々訓練に勤しんでいる。
その日、貴方の教官役のエージェントは現れなかった。
訝しむ君のもとに、一通の招待状が届く。
《グリーディ・マーケット》と呼ばれる催しへの招待状。
その賞品には、貴方の指導者が名を連ねていた。

フランカ・カペッロ:教官~!
GM:裏の世界の催しのご招待されちゃう!
GM:コレは大変です。任務として奪還を頑張りましょう
フランカ・カペッロ:フランカ8歳がんばります!
GM:頑張ろう!
GM:では次、PC3!蜂須賀さん!
GMキャラシート
GM:自己紹介をどうぞ!
蜂須賀悠:はーい
蜂須賀悠:蜂須賀悠、合気おにいさんです。22歳。
GM:成人~!
蜂須賀悠:日々ぐでりんと過ごしつつ求道してます。
蜂須賀悠:他流試合や任務には積極的に参加します。
GM:やる気がありえらい
蜂須賀悠:自分の合気を試せるので。
蜂須賀悠:なのでイリーガルだしデリバリーも持ってる
GM:色んな所に運ばれますね
蜂須賀悠:性能は白兵!素手(攻撃力+30)で殴るだけ!シンプル!
蜂須賀悠:160点になると餓狼の爪も覚えるので
蜂須賀悠:味方の火力支援も出来るぞ~
GM:頼れる~~
蜂須賀悠:ですがミドル力は皆無なので
蜂須賀悠:仲間に頼りつつやっていきたいと思います。よろしくお願いします!
GM:絆の物語ですからね。ミドルが強そうなお金持ちに頼りましょう
GM:はい、よろしくお願いします!ハンドアウトはこちら!

・PC3:蜂須賀悠
シナリオロイス:『《マテリアモーフ》』
君は技の研鑽に専心する、UGNの協力者だ。
その技量を買われての戦闘任務の中で、奇妙な相手に出会う。
明らかに実力が劣るはずの相手が放つ、ジャームにも似た超級の一撃。
原因を訝しむ君の前に、《マテリアモーフ》と名乗る人物が現れる。
「やあ、強いねえ。お兄さん」
「君みたいな腕っぷしを必要としてる催しがあるんだけど、いかがです?」
そして渡されたのは、《グリーディ・マーケット》と呼ばれる催しへの招待状。
勝ち残ったものに望みの品が与えられる、闘技大会が行わるのだという。

GM:有象無象共が押し寄せる闘技大会への招待状です
GM:全部倒しましょう
蜂須賀悠:ぶったおすぜ~~
蜂須賀悠:ついでに教官ももらってこ
GM:囚われてますからね
GM:その意気だ~~最後に自分だけが立ってれば勝者!
GM:では、最後にトレーラーを張ってやる気になってもらってからセッションを始めていきます
蜂須賀悠:イエイイエイ!
トレーラー 昨日と同じ今日。
今日と同じ明日。
世界は繰り返し時を刻み、変わらないように見える、その裏側。

日の届かぬ裏の大盆は、静かに開く。
そこに溢れるは金銀財宝、珠玉の宝。
手に入れるのは勝ち抜いた強者のみ。

「ようこそ。あなた方の欲するものはなんですか?」
「欲望の市は、皆様の来訪を歓迎します」


ダブルクロス The 3rd Edition 『グリーディ・マーケット』
ダブルクロス―――それは裏切りを意味する言葉。
GM:やる気になりましたね?
GM:よろしくおねがいします!
フランカ・カペッロ:よろしくおねがいします!
三木燕真:よろしくおねがいします!
蜂須賀悠:よろしくお願いします!


◆Opening◆三木燕真

GM: 
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// ◆Opening◆三木燕真
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シーンPC:三木燕真 他、登場不可

GM:このセッションでは登場侵蝕を1d10または1d3+3で選択して振ることが出来ます。
GM:以後のシーンでも選択して降ってください。
GM:よろしければ登場侵蝕をどうぞ。
三木燕真:1d10で振っちゃお~
三木燕真:三木燕真の侵蝕率を1d10(→ 3)増加 (35 → 38)



GM:◆《プライム》セル拠点 地方アンテナショップ『いしづち』 事務所内
GM:既に人気のない店内には、陳列された商品と冷蔵庫の低い駆動音。
GM:シャッターの降りた店舗部分と、2階より上の住居スペースには、先日まで誰かが居た痕跡があった。
GM:しかし、既に人の気配はなく、なにより。ポッカリと穴が空いたような、異様な空間の空白がいくつか、残されている。
支倉芹香:「うーん、見た所、不可解な点ばかりですが……周りに気をつけてくださいね?」
支倉芹香:「どこかに潜んでるかもしれませんから、三木さんも油断しないように。」
支倉芹香:「……あ、任務中は《シューメーカー・レヴィ9》でした」
三木燕真:「……」しゃがみこんでその痕跡を見ていた顔を上げて。
三木燕真:「こっちでも先生ぶんなくていいですから」
支倉芹香:「あら」いけない、と口元を抑える
支倉芹香:「そうでしたね、学校のお勉強はともかく、こちらは三木さんのほうが経験豊富でした」
三木燕真:「……負けの経験がほとんどだけども」
支倉芹香:「いいじゃないですか。なんとなくこなせるより、直す箇所が明確なんですから」
三木燕真:「また先生ぶって……」
支倉芹香:「いーえいえ、いまのは素ですよ?性格です」
三木燕真:はあ、と溜息を吐いて。「やり辛い……」
支倉芹香:「んー、無意識に上から目線が染み付いちゃうのも、問題ですね」
支倉芹香:「子どもたちってそういうの、敏いんですよねぇ」しみじみ
三木燕真:「また子供扱いして……」
三木燕真:「……じゃあ聞きますがね、支倉先生」
支倉芹香:「あ、そう聞こえちゃいました?」
三木燕真:「この後の方針は?」
支倉芹香:「おっと」
支倉芹香:「そうですねー。生活部分を見るに、パッと夜逃げということでもなさそうです」
支倉芹香:「となれば、活動の概要とか、パソコンのデータや資料が残ってるかもしれません」
三木燕真:「こちらの動きが察知された線は薄い、か」
支倉芹香:「ですね。ほら、この辺りとか。争った形跡もないのに、家具も置いてないでしょう?」
支倉芹香:これこれ、と空白になっているスペースを指差す
支倉芹香:「なにかイレギュラーに見舞われたのかもしれません」
三木燕真:「内部の事情、か」
三木燕真:「残存資料があるかもってのはありがたいけど」
三木燕真:「データの形だと専門じゃないと手間なんだよな……」
支倉芹香:「そうですね。新雪に落とした家の鍵、あるいは田んぼに落ちた小切手です」
支倉芹香:「なので、PCとか資料とかまとめてかっさらっちゃいましょう。力仕事ですが、お願いできますか?」
三木燕真:「鍵と小切手大分差がないか……?」
三木燕真:「……」了解も特にせず資料の束を持ち上げていく。
支倉芹香:資料をまとめるために、その辺のカラーボックスから中身を取り出して持ち運び用に開ける
支倉芹香:「お願いします。私も、上の方を調べてみますので」
支倉芹香:言って、君の死角の方に回る。
三木燕真:特に頓着もせず、黙々と作業を。
三木燕真:話しかけられずにやれるほうが、気が楽ではある。
支倉芹香:「よいしょ、よいしょ」視界の外で、準備運動でもしているような気配。
支倉芹香:数秒後に、ふわりとレネゲイドの拡散を感じる。
支倉芹香:揮発する汗を媒介にした、空間把握。その能力で建物を調べようとする支倉の能力が広がっていく。
支倉芹香:「ふぅ……」少し息を切らして戻ってくる。手で顔を仰ぎながら。
支倉芹香:「コレは、ちょっとした雑談なんですけど」
三木燕真:「……何」
支倉芹香:「三木さんは将来なりたい大人、みたいなビジョン。ある?」
三木燕真:「そりゃあ……」ちらりと見て。
三木燕真:「UGNのエージェント。真っ当な……」
支倉芹香:「ほー」額にかかった前髪を選り分けている。
三木燕真:すん、と鼻を鳴らす。「……何」
三木燕真:「おかしい?」
支倉芹香:「いえ。良い心がけです」
支倉芹香:「ほら、私、まっとうではない自覚はありますので」
三木燕真:「……真っ当だろ」
三木燕真:「真っ当なお人好し。世話焼き魔人」
支倉芹香:「そんなに褒めないでください。照れます」
三木燕真:「半分褒めてないけど……」
支倉芹香:「では話半分ということで」
支倉芹香:「まっとうな支倉さんから見たら、三木さんも良いエージェントになりますよ」
支倉芹香:「保証しましょう。太鼓判で」
三木燕真:「……太鼓持ちに言われてもな」
支倉芹香:「そんな重いもの持てないけどね」
支倉芹香:片付けを手伝おうと、資料をまとめる途中で
三木燕真:「……で。そのか弱い先生」
三木燕真:「次は何持てばいい」
支倉芹香:「ん。」目線が上に「んん、そうだね」
支倉芹香:「危機感かな」
GM:言葉と同時
GM:君は上の階から、レネゲイドが活性化する反応を感知する
三木燕真:「持って回るな!」その言葉に弾かれるように上を見る。
GM:その目線の先
GM:ズ、ズズと 黒いモヤのような球体が、天井────上の階の地面から、すり抜けてくる
GM:それがじろり、と貴方を見た。……ように思えた
三木燕真:「……!」ず、と下がって剣を構える。
三木燕真:「なんだ、魔眼……?」
支倉芹香:「気をつけてくださいね。おそらく、見た目ほどじゃなくバロールやオルクスタイプの…」
黒の球体:それは輪郭の流動する球体をしていた
黒の球体:光を返さない穴のように見えるソレは、君を見て
黒の球体:ズッ ズズッ
黒の球体:無数の細かい"手"が、君を掴むように伸びる!
三木燕真:「チッ……!」前に出る。機先を制する。
三木燕真:”手”の伸び切らないところを、先んじて叩く。
三木燕真:そう動いてきた。
支倉芹香:「ッ、あ、ダメ!」
三木燕真:穴と手の境の根本を狙い、刳り込もうと――
黒の球体:その動きが起こるより、前に
黒の球体:目線に気づかない足元。絨毯の敷かれたその下に、既に『穴』があった
三木燕真:「っ」
黒の球体:速度を束ねる地盤は消失し、そのまま君を飲み込もうと───
支倉芹香:「あぶないっ!」
支倉芹香:どん、と。その体を押す小さな衝撃
支倉芹香:体ごとぶつかるように、三木さんにタックルするように飛ばす
黒の球体:そして、三木さんを狙っていた黒い腕は、入れ替わるように現れた身体に絡みつく
三木燕真:「うわっ……!はっ?」
三木燕真:「……“アモリス”!」
支倉芹香:「うっ…!変な感覚…!」ぐるりと身体を覆われながら顔を歪める
支倉芹香:「《シューメーカー》……三木さん!支部に連絡を!」
支倉芹香:「多分、どこかに連れ去るタイプの────」
黒の球体:シュン、と
三木燕真:「待て、だったら先決は――」
黒の球体:身体を覆う黒がそのまま、穴へと引きずり込んで。
黒の球体:蓋をするように閉じた。────その後には残滓も残らない。
黒の球体:絨毯を丸く切り取るように、おかしな痕跡だけが残っていた。
三木燕真:「……」
三木燕真:「……クソッ!」
GM:これ以上、その拠点を調べてもレネゲイドの痕跡は発見出来ないだろう。
GM:あるのはまとめたPCや資料、そして
GM:机の上に、先程まで無かった手紙が1葉。
GM:蝋封をされた状態で置かれている。
三木燕真:「んだよこれ……」
三木燕真:蝋を剣で切りつけて開封する。
GM:切りつけられた封筒は裂け、しかし中身の紙は守られるように傷一つ無い。
GM:上質の紙とさり気なく豪奢な装飾の便箋に綴られているのは短い文章
GM:『三木燕真様 貴方は、《グリーディ・マーケット》への参加権を手に入れました』
三木燕真:「はあ……?」
三木燕真:「……」
三木燕真:支部への連絡を取り付けながら。
三木燕真:俺が侮られるのは、任務を失敗するくらいはいい。
三木燕真:だが。
三木燕真:「なんでまともな奴から消えんだよ」
三木燕真:まとめた資料を、苛立たしげに蹴りつけた。



GM:シーン終了、ロイスのみ可能です。
三木燕真:-同行者/支倉芹香/尊敬/苛立ち:○/ロイス
三木燕真:これで~
支倉芹香:尊敬ですって。ふふ
GM:はーい!シーンは以上!


◆Opening◆フランカ・カペッロ

GM: 
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// ◆Opening◆フランカ・カペッロ
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シーンPC:フランカ・カペッロ 他、登場不可

GM:登場侵蝕をどうぞ
フランカ・カペッロ:36+1d10
DoubleCross : (36+1D10) → 36+8[8] → 44




GM:◆UGN支部 戦闘訓練室
GM:本来は無機質な広い空間に、ホログラムによって擬似的に風景が再現されている。
GM:想定されるシチュエーションは町中。道路に面したビルが乱立する中で、身を隠す場所も多い。
GM:敵は一人。君は自走する人型のターゲットを守りながら、敵を撃退する必要がある────というシチュエーションだ。
四条さんご:静寂を破るように、高層ビルの窓が割れ、人影が飛び出す
フランカ・カペッロ:「……!」
四条さんご:同時に倒壊する建物の瓦礫と硝子が、君に半分。そして守るべきターゲットに半分、降り注ぐ
四条さんご:「さて、この数。しのぎきれるでしょうか?」
四条さんご:深い赤色の瞳が君を見据えながら、髪を抑えて問いかける。
フランカ・カペッロ:「……なるほど。これは」
フランカ・カペッロ:銃弾で撃ち落とすのでは厳しい
フランカ・カペッロ:フランカの銃撃は、精度が高いほうではなく、数の暴力だ。
フランカ・カペッロ:ならば、いつもどおり数の暴力を。
フランカ・カペッロ:銃を構え、イメージを叩きこむ
フランカ・カペッロ:まず銃の支柱となる部分を生成し、
フランカ・カペッロ:護衛対象を守るように銃口を無数に乱雑に組成していく。無秩序に生える樹木のように枝分かれするそれは大量の銃口を供えた盾になる
フランカ・カペッロ:「……こうね!」
四条さんご:その能力は事前に把握している。故に、選んだのは鉄筋を用いたコンクリートの流星。
四条さんご:が。
四条さんご:「あら……そんな事もできるんです?」
フランカ・カペッロ:「……えぇ」
四条さんご:ドガガガガガッ、と鼓膜を揺さぶる音と共に、流星が燃え尽き削り取られていく
四条さんご:それらを盾にしながら着地して。
四条さんご:「ですが、そんなに広げてしまって。取り回しはいかがでしょう?」
四条さんご:ビキ、と少女の身体に秘められた膂力が、地面を割る
四条さんご:銃の盾に対して円を描くようにして、ターゲットを狙って近づいていく
フランカ・カペッロ:「……それは」
四条さんご:地面に足跡を残しながら肉薄。その爪が届くまであと一歩────
フランカ・カペッロ:構わず、銃の引き金を引く。
フランカ・カペッロ:ただし、
フランカ・カペッロ:それは巨大に広がった銃の方ではなく
フランカ・カペッロ:作り出した、手元の小さな拳銃を。
四条さんご:「あら────」
四条さんご:ターゲットまであと一歩。つまり、次の行動は、完全に予測されている
フランカ・カペッロ:「これくらいのサイズなら、素早く造れるように勉強したの」
四条さんご:「ふふ」目の前に迫る弾丸を目にして。
四条さんご:「勉強熱心で、素敵ですね」口元をゆるく歪めて
四条さんご:ガイン!!
四条さんご:衝撃に殴られるように起動が変わり、2度回転した上で距離を取る。
四条さんご:地面に焦げる後を残してブレーキしながら、体勢を整える
四条さんご:「いまのはヒヤッとしましたね。ですがフランカさん、次は…」
四条さんご:掌に食い込んだ弾丸を摘出して、もう一度突撃しようとした所で
GM:ピヨピヨピヨピヨ、と手首に付けた計測装置がアラームを上げる
GM:想定された『侵蝕限界』を表す決着の音だ。
四条さんご:「………………」音を止める操作に少し手間取った後。
フランカ・カペッロ:「……あら」
四条さんご:「………残念。私の負けみたいです」
フランカ・カペッロ:「ふふっ」
四条さんご:「おめでとうございます、フランカ・カペッロさん」ぱちぱち、と拍手しながら近づいてくる
フランカ・カペッロ:「ありがとう!」
四条さんご:「状況への対応と、最後の拳銃の判断、スピード。どれも素晴らしかったわ」
四条さんご:「ちゃんと練習しているのね」
フランカ・カペッロ:「えぇ、そうよ!」
フランカ・カペッロ:胸を張る。
フランカ・カペッロ:「拳銃を当てられるかは、ちょっと不安だったけど……なんとかなってよかったわ」
四条さんご:「えぇ。私も、銃はいつも見てるから、なんとかなると思っていたのだけど」
四条さんご:「ちゃんと狙いを読み切られちゃった。頭もいいのね、フランカさん」
フランカ・カペッロ:「そうかしら」それでも、口元は緩んでいる
フランカ・カペッロ:「でも」
四条さんご:ホログラムが解除され、元の無機質な訓練室の扉から休憩室へと戻る。
四条さんご:「でも?」
フランカ・カペッロ:「いざという時の運とか本気とか……えーっと、そう」
フランカ・カペッロ:「火事場の馬鹿力! それはあるんじゃないかしらと思っているわ」
フランカ・カペッロ:「もっとも、それに頼り切らず日々の鍛錬もするけど、ね」
四条さんご:「思ってたより、ちょっと骨太が言葉が来ましたね」
四条さんご:「えぇ。追い込まれてから使う力より、追い込まれないのが一番だわ」
四条さんご:首から下げたゲストIDカードをかざして、紙カップの自販機に光が灯る
四条さんご:「フランカさん、お飲み物はいかが?奢らせていただきます」
フランカ・カペッロ:「コーヒーで、甘めで頼むわ」
四条さんご:「はい、仰せのとおりに」
四条さんご:砂糖入りの甘めのコーヒーを選択し、紙カップを渡す。自分は水。
四条さんご:「どうぞ。お口にあうと良いのだけど」
フランカ・カペッロ:「ありがとう」
四条さんご:「それにしても熱心なのね、フランカさん。よく訓練室で見かけるけれど」
四条さんご:「やはり、しっかりした目標などがあるのかしら?」
フランカ・カペッロ:「えぇ、あるわ」
四条さんご:「まぁ!聞いても良い?」
フランカ・カペッロ:「政治家よ」
フランカ・カペッロ:「でも、政治家になるために訓練しているかというと、ちがって」
四条さんご:「ふむふむ?」
フランカ・カペッロ:「そうね……平たく言うと、コネクション作りのためかしら」
フランカ・カペッロ:「色んな人と出会って訓練し、そして強くなればより良い人材が集ってくる」
四条さんご:「なるほど。支援基盤を作るために顔を広くしてる最中、ということなのね」
フランカ・カペッロ:「そうね!」
四条さんご:「じゃあ、私もそのコネクションに席を用意して頂けてるのかしら?気になるわ。」
フランカ・カペッロ:「ふふ……」
フランカ・カペッロ:「内緒よ」
四条さんご:「あら、もう」
四条さんご:「いじわるされちゃった」
フランカ・カペッロ:「いじわるってわかってるなら、なんとなく答えもわかってるのではなくて?」
フランカ・カペッロ:「きっとそれで合ってるわ」
四条さんご:「ふふ、どうかしら。言葉にされたいこともあると思いませんか?」
四条さんご:「なーんて。では、そう言っていただけるのなら、希望の椅子を思い描いておきましょう」
四条さんご:「………と、あら。いけない。もうこんな時間なのね」
フランカ・カペッロ:「あ、そうね」
四条さんご:壁にかけられた時計を見る。フランカさんも、そろそろ次の『授業』の時間だ
四条さんご:「名残惜しいですが、今日はここまでにいたしましょう。フランカさんは、次は座学と仰っていましたね」
フランカ・カペッロ:「えぇ」
四条さんご:「私はこれから、友人と出かける予定なのです。お先に開放されてしまいますが、応援しておりますよ」
四条さんご:では。と一礼して、静かに去っていく。
フランカ・カペッロ:「ありがとう!」
四条さんご:「えぇ、こちらこそ」
GM:フランカさんも今から向かえば、5分前行動として余裕を持って次の場所につくことが出来るだろう
GM:少人数で会議を行う際にも使われる、小さな教室のような部屋だ
フランカ・カペッロ:では5分前行動を行うべく、向かいます
GM:向かいました。
GM:ここ数日で既に定位置となった机に座り、筆記用具やノートを準備しながら、教官を待っていると。
GM:5分。10分。……15分。
フランカ・カペッロ:「……ふむ?」
GM:予定時間から、既に10分を超過しても、待ち人は現れない。
GM:君はそのことに疑問を感じて、携帯端末から登録されたUGNの窓口に連絡を取ることも出来る。
フランカ・カペッロ:「おかしいわね」
フランカ・カペッロ:連絡を取ります
GM:では数回のコール音の後、少し慌しい様子で君はその報告を聞きます。
GM:君に座学を教える予定だった教官、《アモリス》こと支倉芹香は任務中に行方不明になったことと、現在その捜索が行われていること。
GM:改めて説明を行うので、指定された会議室への集合が言い渡されます
フランカ・カペッロ:「……なにやら不穏ね」
GM:君は広げた筆記用具を片付け、すぐに指定場所へ向かうことが出来る。
GM:しかし、その前に。
GM:君の座った机からふぁさり、と一葉。蝋で封をされた、見覚えのない手紙が地面に落ちる
GM:中身を見てみますか?
フランカ・カペッロ:「……ん。手紙?」
フランカ・カペッロ:「ラブレターかしら」そんなことはないと思いつつも、つぶやき、見てみます
GM:上質の紙とさり気なく豪奢な装飾の便箋に綴られているのは短い文章
GM:『フランカ・カペッロ様 貴方は、《グリーディ・マーケット》への参加権を手に入れました』
GM:『商品目録』と書かれたもう一枚の紙に目を通してみれば、そこにはいくつかの物品のあとに、『UGNエージェント:支倉芹香』の記載とともに。
GM:鳥かごのような檻に囚われた、君の知る女性の写真が同封されています。
フランカ・カペッロ:「……賞品、ね」
フランカ・カペッロ:「私の教官、返してもらおうかしら」
フランカ・カペッロ:そうつぶやき、集合場所に向かいはじめます。



GM:シーン終了、ロイスのみ可能です。
フランカ・カペッロ:コネクションの一人/四条さんご/○尊敬/不安/ロイス
フランカ・カペッロ:以上で!
四条さんご:ふふふ。敬われちゃった
GM:ではシーンは以上!


◆Opening◆蜂須賀悠

GM: 
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// ◆Opening◆蜂須賀悠
//=====================
シーンPC:蜂須賀悠 他、登場不可

GM:登場侵蝕をどうぞ
蜂須賀悠:蜂須賀悠の侵蝕率を1D10(→ 10)増加 (33 → 43)
蜂須賀悠:おおっと、そういえば選べたけど…
蜂須賀悠:まあ次から選ぼう…
GM:いい感じにチョイスしてくださいな



GM:◆街中 人気のない裏路地(ワーディング済)
GM:その日、君に与えられたのは戦闘が予測される任務だ
GM:FHの武器販売セルから大規模な荷物の移動があり、その輸送を襲撃。積荷を回収するというものである。
GM:護衛についているエージェントは数は多いものの、君と、そして共同で任務に当たったUGNエージェントと比べれば練度は落ちる。
GM:故に、簡単な任務になる……と思った矢先。
"ミルクルリッパー":最初の奇襲で叩きのめされた一人が、ゆらりと立ち上がる。
"ミルクルリッパー":「コレは……売りもんだから、手ぇ出すつもりは無かったんだがよぉ」
"ミルクルリッパー":鼻血で息を詰めながら、薄く赤い液体の入ったアンプルを取り出す
"ミルクルリッパー":「そうも言ってらんねぇ、よなぁ!?おい!?」
蜂須賀悠:一時代前の書生のような恰好をした青年が、悠々と鉄火場を歩いている。
蜂須賀悠:青年を取り押さえようと迎え撃つFHエージェントたちは、
"ミルクルリッパー":「言っとくがよぉ!コイツは洒落になんねぇぜ!降伏すんなら今のうちだぁ!UGN!」
蜂須賀悠:彼に触れた瞬間まるで木の葉のように宙を舞い、壁に叩きつけられていく。
"ミルクルリッパー":「…………!」
"ミルクルリッパー":自らより格上の護衛がいる、楽な任務。そう思っていた相手が、枯れ木のように飛ばされるのを見て怯む
"ミルクルリッパー":「き、聞いてんのかテメェ!」
"ミルクルリッパー":「オレは!降伏しろって!言ってんだぞ!」
蜂須賀悠:「あ?」
蜂須賀悠:『二間、得物はナイフ。左上段。』   『一間、拳銃を抜く。』
蜂須賀悠:目の前のエージェントの手が180°捻られ、宙を舞った。
"ミルクルリッパー":「ひっ」
蜂須賀悠:その先にいるエージェントのナイフに突き刺さり、出血する。
"ミルクルリッパー":いけ好かないやつだった。相手をいなすのが得意で、いくら殴ろうともいつの間にかこっちが叩きのめされる
蜂須賀悠:動揺したナイフのエージェントの手を掴み、
"ミルクルリッパー":それが赤子のように投げ飛ばされた。
蜂須賀悠:四 方 投 げ
"ミルクルリッパー":少しマシなやつだった。他人を支援する能力で、一人じゃ戦えない。こっちもいい気分になれた
"ミルクルリッパー":それが枯れ木のように投げ飛ばされた
蜂須賀悠:「隙があったぞ。」
蜂須賀悠:「俺が四方投げに転じる瞬間、わずかに視界が塞がれた。」
"ミルクルリッパー":「あ……?」
"ミルクルリッパー":その声がこちらに話しかけている、ということに気づくのに数秒かかった
蜂須賀悠:「なんでそいつ使わなかった?」
"ミルクルリッパー":「………バッ、」カッ、と血が上って
"ミルクルリッパー":「バカにしてんじゃねぇぇぇぇぇ!!」
"ミルクルリッパー":注射器型のアンプルを首筋に打ち込む────そして。レネゲイドが膨れ上がる感覚。
"ミルクルリッパー":「オレを、オレを見下すな!」
"ミルクルリッパー":「てめぇはもうおしまいだぁぁぁ!!」
"ミルクルリッパー":瞬間、貴方の経験にあればわかるだろう。
"ミルクルリッパー":出力が何倍にも膨れ上がる、ジャームに似た異常出力
"ミルクルリッパー":男の身体が変化を始め、両腕がワイヤーで繋がれた無数の刃へと変わる
蜂須賀悠:『”ラストラン”か?』 『レネゲイド励起薬』
"ミルクルリッパー":その一つ一つに必殺の重さと速度を乗せて、縦横無尽に。
蜂須賀悠:思考が巡る。脳内に仮説が湧き、目の前の現象を解析しようとする。
"ミルクルリッパー":男の目に理性と恐れを載せたまま、四方から刃の群れが襲いかかる!
蜂須賀悠:が、
"ミルクルリッパー":「はは!すげぇ!なんだこれ!すげぇ!これなの、これならよぉ!オレが最強じゃねぇか!」
"ミルクルリッパー":「おらぁぁぁぁぁ!切り刻めぇぇぇぇ!!」
"ミルクルリッパー":半ば意識から外れるほどの正確さで、蜂須賀さんの急所を串刺しにしようとして───
蜂須賀悠:『二間、右袈裟』『一間やや上方、唐竹割』『一間、腎臓』『二間、左上腕』『一間、眼』『至近、首』
蜂須賀悠:攻撃には即応する。
蜂須賀悠:斬撃の僅かな時間差を読み取り、柳のようにいなし、
蜂須賀悠:   迅   雷
"ミルクルリッパー":個にて群。身体をスパイクにするのがやっとだった出力は、千変万化の武器へと変わり、殺到し
"ミルクルリッパー":一人の人間を過剰に痛めつける。
"ミルクルリッパー":─────はず、だった
蜂須賀悠:既に、相手の心臓に肘を”置いている”。
"ミルクルリッパー":「あ、はははははははははは──────」
"ミルクルリッパー":「   は?」
蜂須賀悠:合気は、投げだけではない。
"ミルクルリッパー":ガチャリ、といなされた武器はワイヤーごと絡み合い。その内側に、男がいる。
蜂須賀悠:当身が七割との言葉通り、蜂須賀流合気には必殺の当身が存在する。
蜂須賀悠:向かってくる敵の勢いと体重を利用し、
蜂須賀悠:腕の中で最も硬い部位を弱点に”置く”。
蜂須賀悠:これはそういう理合いの技である。
"ミルクルリッパー":「おい、待て。待てよおい、これ?こんなのよぉ、まだだろ、オレ」
"ミルクルリッパー":その理屈はわからない。ただ相手は死んでいなくて。
"ミルクルリッパー":頭ではわからないことを、身体は知っていた
"ミルクルリッパー":「なんで?」
蜂須賀悠:「手応えから言って」
"ミルクルリッパー":カフ、と内側に響いた衝撃。
蜂須賀悠:「持って30秒だ。」
蜂須賀悠:足で空のアンプルを軽く蹴る。
"ミルクルリッパー":「──────」その声が聞こえていたか、居なかったのか
"ミルクルリッパー":アンプルが転がって、壁にぶつかり、止まる。それでちょうど30秒。
"ミルクルリッパー":ぐるん、と白目をむいて地面に崩れ落ちた
蜂須賀悠:「お前を殺さなきゃいけなくなった。」
蜂須賀悠:「お前が”こんなもの”に頼ったせいでな。」
蜂須賀悠:しゃがみ込んで、”ミルクルリッパー”の瞼を下ろしてやる。
"ミルクルリッパー":目を閉じた顔は、少しだけ悔しそうに。
青髪の青年:「ひー、怖っ」
青髪の青年:空のアンプルを拾い上げながら、そんな声が響く。
青髪の青年:くすんだ青い髪を後ろに流した、白いスーツの青年
青髪の青年:先程まで"いなかった"存在だ。少なくとも、護衛の中には。
青髪の青年:「やあ、強いねえ。お兄さん。UGNの人?」
蜂須賀悠:「名乗ったら教えてやるよ。」
蜂須賀悠:立ち上がり、スーツの男に向き直る。
青髪の青年:「なるほど、礼儀正しい」アンプルを胸ポケットにしまう
"マテリアモーフ":「僕は"マテリアモーフ"。調べたらわかるけど、所属はFHで登録されてるはず」
"マテリアモーフ":「よろしくね」
蜂須賀悠:「蜂須賀悠。」
蜂須賀悠:「登録名は”エルーシヴ”だ。UGNの。」
"マテリアモーフ":「おっ、素直に名乗ってくれるタイプ。嬉しいなー」
"マテリアモーフ":「蜂須賀くん。いいね、蜂ってのがいい。黄色と黒のシマシマって警戒色だもんね」
"マテリアモーフ":「別に僕は警戒しなくていいぜ。戦うつもりはないし、廃品回収だからさ」
"マテリアモーフ":ぽんぽん、と今しがた回収したアンプルを示す。
蜂須賀悠:死体を見下ろす。
蜂須賀悠:「それと、研究成果の確認も兼ねてんのか?」
"マテリアモーフ":「あっ、そういう事言う?誤解だよ誤解!ほら、彼も言ってたじゃん。売り物に手ェ出したって」
"マテリアモーフ":「研究成果の確認はきちんとデータ取ってから。そうしなきゃ意味ないわけよ」
"マテリアモーフ":はぁー、と困ったように手ぐしで髪に指を通す
"マテリアモーフ":「そのための運搬だったんだけどね。つまり依頼人ってわけ」
"マテリアモーフ":「だから、そこの荷物。回収したいけど……邪魔とかする?」
蜂須賀悠:「面白いようにペラペラ喋ってくれるじゃねーか。」
"マテリアモーフ":「あっ……オイオイ誘導尋問かよ!やめてくれよ、クールで売ってんのに!」
蜂須賀悠:「でも、」
蜂須賀悠:「俺の口を封じる算段くらいはあるんだろ?」
"マテリアモーフ":「このアンプルを打ち込んで、ってか?はは。そりゃー対策してないとバカだもんな」
蜂須賀悠:「ちなみに邪魔はするぜ。」
"マテリアモーフ":「だよなー!」
"マテリアモーフ":「冷静で実力のある相手ってやりにくいよな!だから、こっちもちょっと交渉してみよう」
"マテリアモーフ":内ポケットから取り出した封筒を、回転させるように投げる。
"マテリアモーフ":君の足元を狙ったそれは風の抵抗を受けてカーブし、カッと壁に刺さった
蜂須賀悠:受け取る。
"マテリアモーフ":「…………」手首をスナップ。
"マテリアモーフ":「蜂須賀くん、結構強いでしょ」
"マテリアモーフ":「君みたいな腕っぷしを必要としてる催しがあるんだけど、それは招待状」
"マテリアモーフ":「興味あったら来てみてよ。ホントのお披露目もそこでするつもりだからさ」
蜂須賀悠:「…………。」
"マテリアモーフ":「ちなみに、強制参加じゃないから大丈夫。」
"マテリアモーフ":「ただ、その招待状は君しか使えないから、気をつけてね」
蜂須賀悠:「賞品に追加してほしいもんがあんだけど。」
"マテリアモーフ":「ん。なに?」
蜂須賀悠:「お前の命。」
"マテリアモーフ":「あっはっはっは!」
蜂須賀悠:「他人の命を踏みにじっといて、自分だけ安全圏で楽しむなよ。」
蜂須賀悠:「お前のも賭けろ。」
"マテリアモーフ":「人のせいにしちゃだめだぜ、正義の味方」
"マテリアモーフ":「勝手に取りにきな。命を賭けてさ」
"マテリアモーフ":《瞬間退場》
黒の球体:輪郭の定まらない球体が、男と荷物を包み込む
黒の球体:穴に落ちるように痕跡無く、その姿がその場から消える。
蜂須賀悠:「正義の味方なわけあるかよ。」
蜂須賀悠:「俺が味方すんのは合気だけだ。」
GM:君に渡された手紙を見れば、中には上質の紙とさり気なく豪奢な装飾の便箋に綴られた短い文章
GM:『蜂須賀悠様 貴方は、《グリーディ・マーケット》への参加権を手に入れました』



GM:シーン終了、ロイスのみ可能です。
蜂須賀悠:"マテリアモーフ"/親近感/〇敵対心/ロイス
蜂須賀悠:以上!
GM:ではシーンは以上!


◆Middle01◆

GM: 
//=====================
// Middle01
//=====================
シーンPC:全員登場

GM:合流シーンです。
GM:登場侵蝕をどうぞ
三木燕真:三木燕真の侵蝕率を1d10(→ 8)増加 (38 → 46)
フランカ・カペッロ:フランカ・カペッロの侵蝕率を1d10(→ 6)増加 (44 → 50)
蜂須賀悠:蜂須賀悠の侵蝕率を1D10(→ 6)増加 (43 → 49)



GM:◆UGN支部 会議室
GM:コの字に配置された長机とパイプ椅子、前面に備えたホワイトボードがある一般的な会議室
GM:"グリーディマーケット"に関わる案件について、招待状を手に入れたあなた達3人はこの部屋に呼び出されていました。
GM:任務に関わる説明を受ける前に、これから協力して動くに当たって、歓談などをすると良いでしょう。
三木燕真:「……」真っ先に後ろの方に座って腕組みしている。
蜂須賀悠:沈黙の広がる空間の中を、一匹の蠅が飛んでいる。
蜂須賀悠:ブーン、という羽音が不意に止む。
蜂須賀悠:蜂須賀の指に蠅が止まったのだ。
蜂須賀悠:そのまま飛び立たない。
蜂須賀悠:指の繊細な移動により蠅を飛び立たなくしているのである。
蜂須賀悠:ゆら、ゆらと手を動かす様は、まるで舞踊のようになめらかである。
三木燕真:「……」そちらを不可解そうに見て。
三木燕真:「座興?向こうからの投降者?」
蜂須賀悠:「暇つぶし。」
蜂須賀悠:「後者は正解だ。」
フランカ・カペッロ:「……面白いことをするのね」
蜂須賀悠:「裏切り者”ダブルクロス”は珍しくもないだろう。」
フランカ・カペッロ:「そうかも」
三木燕真:「……俺の言う向こうってのは」
三木燕真:「悪趣味な手紙を送る連中と同じかってこと」
蜂須賀悠:「それは違う。」
蜂須賀悠:「俺も同じ招待客さ。」
三木燕真:「……そう。そっちの子供も?」
フランカ・カペッロ:「そうよ」
フランカ・カペッロ:「フランカ・カペッロという者です」
フランカ・カペッロ:「子供ではあるけど、戦力に数えてもらっていいわ」
蜂須賀悠:「俺は蜂須賀悠。」
三木燕真:「カペッロ。イタリア人?」
フランカ・カペッロ:「えぇ、そうよ」
フランカ・カペッロ:「よくわかったわね」
蜂須賀悠:「流派は?」
三木燕真:「親父がそっち方なだけ。……三木燕真」
三木燕真:「“シューメーカー・レヴィ9”……流派?」
蜂須賀悠:「ルネサンス剣術あたりか。」
フランカ・カペッロ:「イタリアの血を継いでるのね」
フランカ・カペッロ:「流派?」
フランカ・カペッロ:「武道家ではないわ」
蜂須賀悠:「でも剣は使わないよな。手にマメはない。」
蜂須賀悠:「おっと、そもそも違ったか。」
蜂須賀悠:「”強い奴集めてる”ってんであんたらもそうかと思ってね。」
三木燕真:「……UGN制式」
三木燕真:「洒落た流派じゃない、こっちはそんな」
三木燕真:「期待に沿うような達人でもない」
フランカ・カペッロ:「私はモルフェウスシンドロームで、銃の加工とその扱いが得意なだけ」
蜂須賀悠:じ、と三木を見る
三木燕真:「……何」
蜂須賀悠:「レイピアか?」
三木燕真:「……」
三木燕真:「何故そう?」
蜂須賀悠:「手の発達が非対称的だ。」
蜂須賀悠:「おそらく片手で持てる武器を使うんだろう。」
蜂須賀悠:「親指と人差し指に圧を掛けてる。」
蜂須賀悠:「刺突の際鍔に当たってるんだろう。だからレイピアだと思った。」
三木燕真:「……よく見てる」中指に指輪を嵌めた右手を開いて見る。
三木燕真:「自分で見ても分かんないもんだけど……」
フランカ・カペッロ:「素晴らしい観察眼ね」
三木燕真:「で?オジサンは何の剣を?」
蜂須賀悠:「そっちは……銃を撃つにしてもエフェクトを使ってんだろう。ちょっと判別は出来ないな。」
蜂須賀悠:「おっと、俺か。」
蜂須賀悠:「合気道。」
フランカ・カペッロ:「銃の魔改造みたいなことをエフェクトで行ってるわ」
フランカ・カペッロ:「合気道……」
三木燕真:「……」まじまじとその佇まいを見る。
三木燕真:確かに、言われてみれば。武道家の面持ち。
三木燕真:「……成程」
フランカ・カペッロ:「自身の身一つで戦うってことよね。素晴らしいことだわ」
蜂須賀悠:「武器術もあるが…基本的にはそうだな。」
蜂須賀悠:「つまり、流派や戦闘スタイルが俺たちの共通点ではないって訳か。」
フランカ・カペッロ:「そういうことになるわね」
三木燕真:「……奴らが選んだ理由、か」
蜂須賀悠:「何か心当たりはあるかい?俺は直接白スーツの男に誘われたんだが。」
蜂須賀悠:UGNの報告書をす、と押し出す。
蜂須賀悠:こちらであった出来事を簡素にまとめた書類だ。
三木燕真:「……そいつが胴元?」報告書に目を通しながら。
蜂須賀悠:「だろうな。」
蜂須賀悠:「とすると、共通点は賞品とかか?」
三木燕真:「……」睨みつけるように報告書を見て。
三木燕真:「……そもそも、こっちは」
三木燕真:「最初から俺が招待者だったのかも怪しい」
フランカ・カペッロ:「そうなの?」
三木燕真:「二人での任務中に、一人攫われた」
三木燕真:「どっちが賞品で、どっちが招待者だったかは決まってなかったかもしれない」
フランカ・カペッロ:「こちらは、私宛ての手紙をもらったわ」
フランカ・カペッロ:「賞品は、私の教官として座学授業をしてくれるはずだったひと」
フランカ・カペッロ:「”アモリス”、支倉芹香って女性ね」
三木燕真:「……は?」
フランカ・カペッロ:「お知り合いかしら?」
三木燕真:「お前の教官なのか」
フランカ・カペッロ:「えぇ、私のよ」
三木燕真:「……さっき言った、任務中に攫われたのが」
三木燕真:「“アモリス”」
フランカ・カペッロ:「……!」
蜂須賀悠:「人間を賞品にするとは、いい根性してるじゃねえか。」
三木燕真:「……そっちが共通って線でもないのか?」
三木燕真:「また違う?」
蜂須賀悠:「俺は招待状を直に渡されたから、」
蜂須賀悠:「”賞品にお前の命も追加しろ”って言ったらそのまま帰った。」
蜂須賀悠:「ま、手伝うさ。君らの方が大事だもんな。」
フランカ・カペッロ:「助かるわ」
GM:そのように歓談する傍ら、ふいに会話が途切れた瞬間にノックが差し込まれる。
支倉芹香?:「失礼します」カチャリ、と扉を開けて入室する。
支倉芹香?:桃色の髪に青の瞳の女性だ
支倉芹香?:三木さんとフランカさんのよく知る支倉芹香によく似た女性が、資料を持って現れる。
フランカ・カペッロ:「……え?」
三木燕真:「は……?」
蜂須賀悠:「…………」二人を見る。
三木燕真:「いや、なんで……」
支倉芹香?:「あ、三木さんにフランカちゃん。ごめんね、"私"が迷惑かけてるみたいで」
支倉芹香?:「それと、蜂須賀さんははじめまして」
支倉芹香?:「"アモリス"、支倉芹香です」ペコ
支倉芹香?:「……と言っても、本人ではないんですけど」
三木燕真:「はあ?」
蜂須賀悠:「これはわざわざどうも。」
蜂須賀悠:立ち上がり、手を差し出す。
支倉芹香?:「あら、コレはご丁寧に」
支倉芹香?:ふにゃりと握手に応じる
蜂須賀悠:手を握った瞬間
蜂須賀悠:     ギ  ッ
蜂須賀悠:支倉?は身体が沈み込むような感覚を覚えるだろう。
支倉芹香?:「は?ららら??」全く抵抗できずに身体が沈む
三木燕真:「おい……!」その手を上から掴む。
三木燕真:「何をやってる」
支倉芹香?:オーヴァードとしての基本的な膂力すら無い、一般人レベルの力だ
蜂須賀悠:体重移動によって、相手を片手で制圧している。
蜂須賀悠:「?」
蜂須賀悠:「偽物なんだろう?」
支倉芹香?:「せ、せつめい!説明しますので…!」
フランカ・カペッロ:「そうみたいだけど……」
三木燕真:「いいから。放せ」
蜂須賀悠:「………失礼。」
蜂須賀悠:ぱ、と手を離して席に戻る。
支倉芹香?:「い、いえ。こちらも説明を省いてしまいました」
支倉芹香?:乱れた髪を手で梳く。
支倉芹香?:「ええと、私は本物ではないですが、偽物を騙るつもりはありません」
支倉芹香?:蜂須賀さんと、そして生徒の二人を見ながら
三木燕真:「どういう意味だよ」蜂須賀さんと支倉さん?の間に遮るように立ったまま。
支倉芹香?:「ええと、"従者"って知ってるかな?ブラム・ストーカーシンドロームの特徴として、本体とは別に行動する端末を生み出す特性です」
フランカ・カペッロ:「前に座学で学んだわ」
蜂須賀悠:「成程。手応えがおかしいわけだ。」
支倉芹香?:「はい、いい子だねフランカちゃん。私はそれだと思ってください」
支倉芹香?:「戦闘能力は無いですが、日常生活……大学など、普段病院にいて行けない時に、代理でこっそり出席しているのです」
支倉芹香?:データ的にはブラム・ストーカーのイージーエフェクト《日常の代行者》で生み出された従者です
三木燕真:「先生は……いや、お前は」
三木燕真:「いつ出た?今、本体はエフェクトを使える状態なのか」
三木燕真:「本体との情報の送受信は出来るのか?」
三木燕真:「それから……」
支倉芹香?:「その質問に順番に答えましょう」
三木燕真:「……」押し黙る。
支倉芹香(従者):「まず、私が作られたのは三木さんと任務に出る直前です。なので、私が共有できる記憶はその部分まで」
支倉芹香(従者):「本体のほうが望めば感覚の共有もされるでしょうが、それが出来ないということは、現状何らかの方法で封印されていると思われます」
支倉芹香(従者):「そして、私が解除されていないということは、まだ少なくとも本体の私は無事なようです」
三木燕真:「……向こうの情報もナシか」
蜂須賀悠:「君が本体の命の蝋燭というわけか。」
支倉芹香(従者):「はい。恐らく"私"もそう思って、この私を解除していないのでしょう」
フランカ・カペッロ:「まぁ、」
フランカ・カペッロ:「賞品として扱うからには、」
フランカ・カペッロ:「少なくとも命はとってないと思っていたけど……」
フランカ・カペッロ:「ところで」
支倉芹香(従者):「はい、どうしました?」
フランカ・カペッロ:「この端末を作り出したことは、相手方に知れ渡っているかどうか」
フランカ・カペッロ:「その可能性があるかはちょっとしりたいわ」
三木燕真:「任務直前ならそれはない……はず」
三木燕真:それで合っているか?という目で見る。
支倉芹香(従者):「そうですね。私が常に本体の命令で動く端末なら、その説もあるかもしれませんが…」三木さんの目線に頷く
蜂須賀悠:「内通者でもいればその可能性もあるがな。」
支倉芹香(従者):「フランカさんで言うなら、エフェクトで作り出した弾丸1つ1つまでトレースするのは現実的ではない、という感覚かもしれませんね」
蜂須賀悠:「その場合もっと大物を狙うだろう。」
支倉芹香(従者):「それもそうですね」あはは、と笑う
フランカ・カペッロ:「わかりやすい説明ありがとう。さすが教官ね」
支倉芹香(従者):「いえいえ。優秀な生徒を持つと背筋が伸びます」
支倉芹香(従者):「なので、救出にあたってはあなた方3人が生命線であることは間違いありません」
支倉芹香(従者):「どうか、無事に私を救出してください、と」
支倉芹香(従者):「私から、お願いさせていただきますね?」
三木燕真:「……言われなくてもそうするが」
三木燕真:「あんたのことはなんて呼べばいい」
支倉芹香(従者):「ん、そうですね」形の整った爪を顎に当てて
支倉芹香(従者):「セリカだから、リカちゃん……は被りそうなので」
支倉芹香(従者):「ハーちゃんとでも呼んでいただければ?」
三木燕真:「……」
蜂須賀悠:「了解、従者殿。さっきはすまなかった。」
フランカ・カペッロ:「……わかったわ」
三木燕真:「性格も変わんないのか……」
フランカ・カペッロ:「まずはハーちゃん教官が生きていることに一応の安堵を覚えつつ」
フランカ・カペッロ:「救出して、本当に安心したいわね」
ハーちゃん:「性格変わったら、代返バレちゃいますからね」
ハーちゃん:「ともかく、頑張りましょう」



GM:シーン終了、ロイスと購入が可能です。
蜂須賀悠:ロイス保留
蜂須賀悠:購入は…
蜂須賀悠:アームドスーツにしよ
蜂須賀悠:1dx>=15
DoubleCross : (1DX10>=15) → 7[7] → 7 → 失敗

三木燕真:同行者/蜂須賀悠/有為/警戒:○/ロイス
蜂須賀悠:ダメ!以上!
フランカ・カペッロ:教官/ハーちゃん/○信頼/心配/ロイス
三木燕真:アームド狙お~
フランカ・カペッロ:購入はショットガン狙い!
三木燕真:2dx+2>=15
DoubleCross : (2DX10+2>=15) → 10[4,10]+8[8]+2 → 20 → 成功

三木燕真:買えちゃった!
三木燕真:装備します~
フランカ・カペッロ:わおわお
蜂須賀悠:つよい
フランカ・カペッロ:2dx+1>=11
DoubleCross : (2DX10+1>=11) → 8[2,8]+1 → 9 → 失敗

フランカ・カペッロ:財産点2点使って購入!
GM:つよ
GM:では皆さん終了したようなのでシーンは以上!


◆Middle02◆

GM: 
//=====================
// Middle02
//=====================
シーンPC:三木燕真、ほか登場自由

GM:情報収集シーンです。
GM:登場侵蝕をどうぞ
フランカ・カペッロ:登場します!
フランカ・カペッロ:フランカ・カペッロの侵蝕率を1d10(→ 10)増加 (50 → 60)
三木燕真:三木燕真の侵蝕率を1d10(→ 1)増加 (46 → 47)
蜂須賀悠:蜂須賀悠の侵蝕率を1d3+3(→ 5)増加 (49 → 54)



■【『"グリーディ・マーケット"について』 難易度9 <情報:UGN>、<情報:裏社会>】
■【『黒い球体について』 難易度8 <情報:UGN>、<情報:噂話>】

GM:以上2点、追加項目はありません。
GM:技能を宣言してどうぞ。
蜂須賀悠:あっしから行きますぜ!情報雑魚なので!
GM:GOGO!
蜂須賀悠:黒い球体について、噂好きの友人を使って振る!
蜂須賀悠:3dx+1>=8
DoubleCross : (3DX10+1>=8) → 9[1,4,9]+1 → 10 → 成功

蜂須賀悠:成功!
三木燕真:じゃあマーケットについて行ってみようかな~
フランカ・カペッロ:どうぞー
三木燕真:コネ:UGN幹部を使用して振ります
三木燕真:4dx+3>=9
DoubleCross : (4DX10+3>=9) → 9[2,3,9,9]+3 → 12 → 成功

三木燕真:よしよし
GM:オーライ!
GM:では情報を開示します

■【『"グリーディ・マーケット"について』】
 外界から隔離された空間で行われる非合法な闘技大会。
 商品は主に盗品によって賄われ、商品の関係者やそれを望む人間に対して招待状が配られる。
 対象となるのは主にFHや裏社会に関係するフリーランスであり、UGNの関係者の前に現れるのは異例。
 失踪間もないFHの拠点であったことと、他者のレネゲイドに関与する《アモリス》の能力特性による誤作動と思われる。
 
 『招待状』を得たものだけが入場可能で、それ以外の人間は弾かれる。
 この機会に全貌を掴むため、《アモリス》の奪還の他、参加し勝利することが望まれる。
 
 ※データ的には『Eロイス:悪意の伝染』相当が適用されており、招待状を持つ人間だけが入場できます。

■『黒い球体について』】
 輪郭が流動する、モヤに覆われた球体。
 唐突に現れ、その場にある物を回収して消え去ることが確認されている。
 "グリーディ・マーケット"に関わる商品の補充、そして『入場口』の役割を果たしている。
 
 その特性から"グリーディ・マーケット"の商品は盗品によって構成される。
 特に秘匿・死蔵されて公に行方不明である物ほど狙われやすい傾向にある。
 FHやフリーランスが狙われるのは、UGNに保管された物品に比べて行方知れずになりやすい事も理由と考えられる。
 
 渡された招待状からレネゲイドの痕跡を辿ると、ある廃ホテルの1室を示している。
 その場所に『入場口』が設置されているらしい。

GM:以上の情報を元に、廃ホテルの1室で入場に備えていただいたり、情報を共有していったりしましょう



GM:◆廃ホテル 404号室
GM:経営が頓挫し、人足が遠のいたホテルの1室。
GM:掃除もされずに薄っすらとひなびていくその建物の1室に君たちは集まっていた
GM:その室内には確かにレネゲイドアイテムの微弱な反応があり、時間とともに高まっていく
三木燕真:「……これが無いと入れないとはな」招待状をパシパシと自分の額に。
GM:もう少しすれば『黒い球体』が現れると予測できるだろう
三木燕真:「ジャームの領域制限能力。面倒な手合だ」
ハーちゃん:『ですね。その招待状を目印に起動するようです』通信端末越し。
フランカ・カペッロ:「本当に、私達が救出の鍵となっているみたいね」
蜂須賀悠:「まさかあんたらの教官だけじゃなく、」
蜂須賀悠:「賞品が全部盗品だとはな。」
三木燕真:「教官じゃない。同僚」
蜂須賀悠:「おっと、失礼。」
蜂須賀悠:スプリングの飛び出たベッドに腰掛けて、じっとその時を待っている。
ハーちゃん:『スタンドアロンなセルや組織ほど狙われやすいみたいですから、UGNにはあまり関わりがなかったみたいですね』
ハーちゃん:『一応、まとめた情報は皆さんの端末にも送ってます。必要になったら確認しておいてください』
蜂須賀悠:「俺たちが干渉できるのはほんの偶然…だからこそ送り込める戦力もこれだけか。」
三木燕真:「踏み込んだ拠点に、不自然に空白があった」
三木燕真:「もともとあった家具でもぽっかり消えたみたいな……」
三木燕真:「今思えば、あれが“持ち去られた”痕か」
ハーちゃん:『ですね。そこにアイテムなり資料なり、保管されていたのかもしれません』
三木燕真:「……」はあ、とため息をつく。それはつまり。
三木燕真:庇われなければ、彼女が今の羽目に遭うことはなかったということだ。
ハーちゃん:『三木さん、それは何か気にされてるタイプのため息と見えますが?』
フランカ・カペッロ:「そうね。心配があるなら話しておいてほしいわ」
三木燕真:「……何でもない」
三木燕真:「今考えても仕方がないことを考えてた。それだけ」
ハーちゃん:『ふうん?』ちょっとだけ訝しむような声を通信に載せた後。
ハーちゃん:『なら、良いですけど……他の二人も準備は大丈夫ですか?そろそろお時間のようです』
三木燕真:「文面を信じるなら、いきなり襲われることはないはずだ」
蜂須賀悠:「……問題ない。」三木を一瞥して通信に応える
三木燕真:「ゲームの駒なら、ゲームのルールには則らせるはず」
フランカ・カペッロ:「そうね」
フランカ・カペッロ:「私も大丈夫」
ハーちゃん:『はい、では』お二人の返答を聞きながら
ハーちゃん:『向こうでは何があるか、予想できません。くれぐれもお気をつけて』
ハーちゃん:『皆さんの武運を祈ります』
GM:その通信が聞こえた後
GM:部屋を包むレネゲイドが励起し、染み出すように黒い球体が現れる。
蜂須賀悠:「来た」
三木燕真:その球体を見やりながら。「……あのときと同じか」
黒の球体:招待状を持つあなた達を認識するように、害意なく近づいてくる。
三木燕真:「……先に言っとくけど」
三木燕真:「俺は好きにやる。二人は邪魔だけはしないでくれ」
フランカ・カペッロ:「……そう」
蜂須賀悠:「そんなら道を通してやるか。」
フランカ・カペッロ:「邪魔はしないわ。けど、サポートはするかもしれない」
蜂須賀悠:「先に行って、何かいたら均しておいてやるよ。」
蜂須賀悠:悠然と立ち上がり、黒い球体に触れる。
フランカ・カペッロ:「じゃあ、私もいくけど」三木さんのほうを見ながら。
フランカ・カペッロ:「あまり思いつめすぎないほうが良いわよ」
フランカ・カペッロ:そういって、黒い球体に触れる
三木燕真:「……はあ?」
三木燕真:「余計な……」
三木燕真:「……また、面倒な手合いと組まされる……」
三木燕真:「……」通信機に手を当てる。「あんたの」
三木燕真:「本体は、必ず連れ戻す」
ハーちゃん:『はい』
ハーちゃん:『信用させていただきます』
三木燕真:「してくれ。そうであることしか出来ない」
三木燕真:「……あんたの本体が先に死んだら悔やみきれないからな」
三木燕真:「……本人には言うなよ。面倒になる」
三木燕真:そう言って、球体に触れる。
ハーちゃん:『口にしなければセーフかな?なーんて』
ハーちゃん:『いってらっしゃい』
黒の球体:そして、球体はあなた達を飲み込んだ



GM:シーン終了、ロイスと購入が可能です。
三木燕真:-同行者/フランカ・カペッロ/信頼/厭気:○/ロイス
蜂須賀悠:ロイス保留
蜂須賀悠:購入は…UGNぼであま
蜂須賀悠:1dx>=12
DoubleCross : (1DX10>=12) → 9[9] → 9 → 失敗

蜂須賀悠:グエー!無理!
蜂須賀悠:以上!
三木燕真:蜂須賀さん用のアームド狙ってみよ
フランカ・カペッロ:同行者/三木燕真/○信頼/不安/ロイス
三木燕真:2dx+2>=15
DoubleCross : (2DX10+2>=15) → 10[1,10]+9[9]+2 → 21 → 成功

三木燕真:買えたわ
フランカ・カペッロ:すげー
三木燕真:エリートかも……
三木燕真:あげる!
蜂須賀悠:すげー!
蜂須賀悠:貰います!装備!
GM:すご~
フランカ・カペッロ:じゃあ私はAI補助スーツを狙います
三木燕真:何それ……?
フランカ・カペッロ:3dx+1>=36
DoubleCross : (3DX10+1>=36) → 10[1,10,10]+8[2,8]+1 → 19 → 失敗

フランカ・カペッロ:17点財産使って購入!装備!
三木燕真:よくわからん高い買い物を……
GM:ではシーンは以上


◆Middle03◆

GM: 
//=====================
// Middle03
//=====================
シーンPC:全員登場

GM:登場侵蝕をどうぞ
蜂須賀悠:蜂須賀悠の侵蝕率を1d3+3(→ 5)増加 (54 → 59)
三木燕真:三木燕真の侵蝕率を1d10(→ 5)増加 (47 → 52)
フランカ・カペッロ:フランカ・カペッロの侵蝕率を1d3+3(→ 4)増加 (60 → 64)



GM:◆『グリーディ・マーケット』 内部控室
GM:黒い球体を超えた先にあったのは、白い調度品でまとめられた落ち着いた一室だ。
GM:壁の1面に巨大なスクリーンが備え付けられており、君たちがそれを確認するとともに、電源が入る
画面音声:『ようこそいらっしゃいました。来客の皆様』
画面音声:『今宵も皆様の望む数々の品を用意しております』
画面音声:『どうぞ どうぞ その力を存分に振るわれてください』
画面音声:『最後まで勝ち抜いたものには 望むものが与えられましょう』
支倉芹香:そうして画面に映る商品の中に、君たちの知る桃色髪の女性が、鳥かごのような檻に入れられて写っている
支倉芹香:外傷は確認できず、ただ眠っているだけのようだ
蜂須賀悠:咄嗟に携帯で映像を録画する。
三木燕真:「……」
画面音声:『ご準備が出来ましたら 部屋奥の扉より会場においでください』
三木燕真:「……あ」その発想さえ浮かんでいなかった。
画面音声:『皆様の奮闘をお祈りしております』
三木燕真:冷静になれていないな、と自覚する。
フランカ・カペッロ:「……怪我はなさそうだったわね」
蜂須賀悠:「………よし。まずは情報集めだな。」
GM:この部屋に調べるほど特徴的なものはなく、商品を映すモニタと、会場へ続く扉のみだ。
三木燕真:「力を振るうってのは、結局何をさせられるんだ?」
GM:と、言う所でシーンの説明に入ります
GM:このシーンでは簡易戦闘の表現として、FS判定の形式でシナリオが進行します
GM:FS判定について説明が必要な方はいらっしゃいますか?
三木燕真:だいじょうぶ!
フランカ・カペッロ:だいじょぶです!
GM:はい!基本は指定された技能で判定し、一定の進行度で技能が変わったりイベントが起きたりします!
GM:詳しくはインフィニティコードをチェック!
GM:また、判定はラウンドの行動値順で行われ、待機も有効です
蜂須賀悠:ほうほう
三木燕真:インフィニティコードを見れば……
GM:演出などは判定項目が変更されたりイベントの時にまとめてやりましょうね。
三木燕真:AI補助スーツの効果もFS判定のルールも分かるというわけね
GM:そういうコト!

FS判定名:"グリーディ・マーケット"を攻略せよ
終了条件:4ラウンドが経過。
判定:知覚 難易度:7 最大達成値:30 目標進行値:25

GM:また、ハプニングチャートはありませんが、相手からの攻撃の処理としてラウンド終わりのクリンナップに全体に4d10のダメージが発生します。
三木燕真:ヒエ……
GM:これは攻撃として扱われ、カバー、装甲が有効です。
フランカ・カペッロ:ふむふむ
GM:というわけでラウンド1!行動値順にフランカさんから!
GM:知覚の判定をどうぞ!
フランカ・カペッロ:はーい!
フランカ・カペッロ:6dx>=7
DoubleCross : (6DX10>=7) → 10[1,4,4,8,10,10]+5[5,5] → 15 → 成功

GM:進行値を2追加!まだ判定に変化はありません。
GM:次はイニシアチブ、三木さんどうぞ
三木燕真:知覚は技能なし。素振りします。
三木燕真:2dx>=7
DoubleCross : (2DX10>=7) → 4[1,4] → 4 → 失敗

三木燕真:全然ダメだ
GM:ワォ
GM:では進行度は変わらず2。蜂須賀さんもどうぞ
蜂須賀悠:こちらも技能なし。素振り。
蜂須賀悠:1dx
DoubleCross : (1DX10) → 5[5] → 5

蜂須賀悠:ヒーン
蜂須賀悠:あ、技能値あったわ
蜂須賀悠:でも+1だから結果は変わらず!
GM:かなしい!では1ラウンド終了、クリンナップ
GM:全体に4d10ダメージが発生します
GM:4d10
DoubleCross : (4D10) → 19[10,2,5,2] → 19

GM:装甲有効19点!
三木燕真:装甲15点弾いて4点喰らいます
フランカ・カペッロ:て
蜂須賀悠:装甲10点で9点くらいます!
三木燕真:三木燕真のHPを4(→ 4)減少 (28 → 24)
フランカ・カペッロ:6点引いて、13点だめくらいます!
GM:はい!
フランカ・カペッロ:フランカ・カペッロのHPを13減少 (25 → 12)



GM:では第2ラウンド。
GM:判定は変わらず知覚!フランカさんからどうぞ!
フランカ・カペッロ:はーい!素振り!
フランカ・カペッロ:6dx>=7
DoubleCross : (6DX10>=7) → 7[2,3,4,6,7,7] → 7 → 成功

フランカ・カペッロ:ひん……
三木燕真:成功は成功だから!
GM:ともあれ成功。進行度は3!
GM:イベントが発生し、技能が変更されます

進行値3:第1試合、索敵
シチュエーション:市街B
対戦相手:FHセル《明の雫》
隠密行動に長けたセルであり、4~5人による諜報・集団戦闘を得手とする。
ビルの乱立する市街戦においてこちらを狙っていることが予想される。
長期戦は不利である。相手を捕捉と同時に一気に叩く必要がある
判定技能を《白兵》または《射撃》に変更する。

GM:という感じで
GM:まずは敵を発見するところまで演出していきましょう



GM:扉を抜けた先、戦闘フィールドとして用意されていたのは市街地だった
GM:ビルが立ち並び、街頭のモニタからはコマーシャルが流れ、路肩に駐車された車がある
GM:人の生活を感じつつも、人の気配はまったくない
蜂須賀悠:『道中に他の控室や別所に通じる道は無し。』  『仕合前の闇討ちは不可。』
蜂須賀悠:思考を巡らせながら市街地を見渡す
《明の雫》戦闘員:──────乗り手の居ない車の一つが爆発、炎上する
フランカ・カペッロ:「……!?」
《明の雫》戦闘員:その爆風と音、戦闘員としてそちらに気を取られた直後
《明の雫》戦闘員:君たちは銃撃される。音も気配すらない、当たった後に発生するような静かな射撃
《明の雫》戦闘員:ライフル弾が君たちを同時に狙撃した
三木燕真:「チッ……!」咄嗟に剣を合わせて逸らすが、逸れた弾が掠める。
フランカ・カペッロ:「ぐっ……狙撃!」
蜂須賀悠:「やられた…全員無事か?」
フランカ・カペッロ:「今のところは」
蜂須賀悠:血を流しつつ建物の影に隠れる
フランカ・カペッロ:「もちろん、無傷ではないけど……」
三木燕真:「問題ない」指輪を押さえるように。
《明の雫》戦闘員:狙撃から逆算して箇所に、既に狙撃手の気配はない。
《明の雫》戦闘員:恐らくは痕跡を残さないまま、静かに君たちに距離を詰めている
三木燕真:加護が働いている。その傷を弱めるような。それが。
三木燕真:「……気に入らないな」
《明の雫》戦闘員:その存在を知覚できなければ、一方的な銃撃に晒されるだろう
《明の雫》戦闘員:深く静かに、君たちの命に忍び寄っていく
蜂須賀悠:「ち……身体を晒すのは得策じゃないな…。」
フランカ・カペッロ:「……ふむ」遮蔽物となるような、コンクリートの壁に隠れる。
蜂須賀悠:「それぞれで対処して突破しよう。」
蜂須賀悠:「出来るか?」
三木燕真:「二度も言わせるな」
蜂須賀悠:離れたカバーポジションにいる二人に呼びかける
三木燕真:「問題ない」
フランカ・カペッロ:「えぇ。こちらもいったはず」
フランカ・カペッロ:「一人で戦力となれるわ」
蜂須賀悠:「失礼…信頼してるぜ。」
蜂須賀悠:ふっ、と蜂須賀の姿が建物の向こうへ消える。
《明の雫》戦闘員:(敵対3。身のこなしから白兵2、不明1。こちらの射程に届く可能性あり)
《明の雫》戦闘員:スナイパーライフルを構え、顔を隠したアーマー姿の狙撃手が移動しながら連絡を取る
《明の雫》戦闘員:足音のしない、存在感を殺すコラージュめいた歩法で静かに近づいていく
フランカ・カペッロ:(……撃ってからの時間を考えれば、場所と距離の予測はできなくはない)
フランカ・カペッロ:(けど、実際確定させることはなかなか難しいわね)
フランカ・カペッロ:(出たとこ勝負って感じかしら)

GM:では、三木さんのイニシアチブ。
三木燕真:素手白兵で判定します~
GM:技能は白兵・射撃です
GM:どうぞ~
三木燕真:3dx+1>=7
DoubleCross : (3DX10+1>=7) → 8[6,7,8]+1 → 9 → 成功

三木燕真:ショボショボだけど何とか
GM:はい、進行度4!まだ判定は変わりません!
GM:次は蜂須賀さんの手番!
蜂須賀悠:素手で白兵判定
蜂須賀悠:《コンセントレイト:ブラックドッグ》《アームズリンク》を使います。
GM:どうぞ!
蜂須賀悠:の前にマイナーでジェネシフト
GM:どうぞどうぞ!
蜂須賀悠:1d10+59
DoubleCross : (1D10+59) → 10[10]+59 → 69

蜂須賀悠:ヴッ
三木燕真:ガッツリ行ってる……
蜂須賀悠:ha,
蜂須賀悠:判定行きます…
GM:ワォ…
GM:どうぞ!
蜂須賀悠:9dx7+2
DoubleCross : (9DX7+2) → 10[1,2,3,3,4,4,4,4,10]+6[6]+2 → 18

蜂須賀悠:ひどい…
三木燕真:めちゃ腐ってる
蜂須賀悠:蜂須賀悠の侵蝕率を4(→ 4)増加 (69 → 73)
GM:では、進行度が+2されて進行度6!
GM:ここで判定が変更されます。
蜂須賀悠:お

進行値6:第1試合、戦闘完了
潜伏した人員に対しての掃討が完了する。
第1試合目を勝利。第2試合目のフィールドに移行する

判定の前にイベントが発生する。

GM:こちらのイベントは第2試合に移行後に明かされます。
GM:まずは演出していきましょう

《明の雫》戦闘員:「…………!」
《明の雫》戦闘員:チームをまとめる頭目は不利を感じていた
《明の雫》戦闘員:隠密行動に長けるこちらは、真正面からの戦闘には向いていない
《明の雫》戦闘員:だと言うのに、敵に対して直接的な攻撃が必要という愚行を犯している
《明の雫》戦闘員:(まったく……アレさえ抑えられていなければ…!)
《明の雫》戦闘員:最初の狙撃点から包囲網を狭め、別れた和装姿の男に狙いをつける
《明の雫》戦闘員:消音に特化したカスタム銃。出どころのわからない跳弾を駆使して数発
蜂須賀悠:点々と、地面に血の痕が残っている。
《明の雫》戦闘員:命を削り取るように狙撃する
蜂須賀悠:それはとあるビルへと続いていた。
蜂須賀悠:出血量を考えればおそらく瀕死。
蜂須賀悠:和装の男もスコープで一瞥した限りでは腹部に重傷を負っていた。
蜂須賀悠:仕留めるならば、今しかない。
《明の雫》戦闘員:もちろん、その機会を逃すはずもない
《明の雫》戦闘員:跳弾で威力の死んだ弾丸ではなく、命を刈り取るためのトドメの一発を、放つ
蜂須賀悠:「おい。」
蜂須賀悠:ありえないことが起きた。
蜂須賀悠:声が、背後から聞こえる。
《明の雫》戦闘員:「─────え?」
《明の雫》戦闘員:任務中に声を出したのは、何年ぶりか。
蜂須賀悠:              ぱ  き っ
《明の雫》戦闘員:それに振り向
蜂須賀悠:両腕がだらりと垂れ下がる。
《明の雫》戦闘員:「っ、い、!?」
蜂須賀悠:目の前の和装の男が、肩を捻ったのである。
《明の雫》戦闘員:ガシャン、とライフルを取り落とす。
蜂須賀悠:流れるような動きで両膝も砕かれる。
蜂須賀悠:一瞬にして人間が芋虫になった。
《明の雫》戦闘員:渦巻く痛みが上下を狂わせる。左右を失わせる。
蜂須賀悠:「これ、返しとくぜ。」
《明の雫》戦闘員:巨大な壁に感じる地面に身体が押し付けられる
蜂須賀悠:ぼと、と戦闘員に見えるように何かが落ちてきた。
《明の雫》戦闘員:「な、き、きさま…!?」
《明の雫》戦闘員:それを、這いつくばる視線で見る
蜂須賀悠:血塗れの腸とナイフだ。
《明の雫》戦闘員:「…………え?」
蜂須賀悠:別の戦闘員の血を用いて、痕跡──”虚”を作り、
蜂須賀悠:頭目に接近したのである。
蜂須賀悠:合気道とは──陰と陽を操る武術である。
《明の雫》戦闘員:「─────」それを、理解する。
《明の雫》戦闘員:自分たちは連携を取ることはない。その通信が、位置を知らせるからだ
《明の雫》戦闘員:ただ、そうするべきことを、全員がする。確認するまでもなく、知らずとも。
《明の雫》戦闘員:故に、その血痕は他のメンバーの付けた攻撃であるはずで
《明の雫》戦闘員:連携をするべき他の足は、静かにもがれていた。
《明の雫》戦闘員:「ば、」
蜂須賀悠:「降参って言えよ。」
蜂須賀悠:「でなきゃその役立たずの四肢を千切らなきゃならん。」
蜂須賀悠:「オーヴァード相手だからな。」
《明の雫》戦闘員:「……………!!」
《明の雫》戦闘員:ギリ、と聞こえるほどに歯を食いしばって
《明の雫》戦闘員:声を発するように口を開けた
《明の雫》戦闘員:────その喉奥に仕込まれた銃が、君の心臓に狙いをつけている
《明の雫》戦闘員:そして引き金が、
蜂須賀悠:    ボ  キ ッ
蜂須賀悠:頭が踏まれた。銃口の狙いを逸らすように。そして──
蜂須賀悠:弾丸が口腔内で暴発するように。
《明の雫》戦闘員:フラッシュの音とくぐもった破裂音。
《明の雫》戦闘員:足の下で反動がバウンドし
《明の雫》戦闘員:そしてそれ以上動くことはなかった
蜂須賀悠:まだ熱を持った頭目の瞼を指で下ろし、
蜂須賀悠:手を合わせた。



《明の雫》戦闘員:リーダーと分断した、もう1チーム。
《明の雫》戦闘員:ターゲットを確認しながらビルの内部を移動する
《明の雫》戦闘員:(リーダーはあっちの和装だろ?で、おチビちゃんは多分射程アリ)
《明の雫》戦闘員:(じゃ、こっちはまずは削れる所からだな。撃ち合いになると分が悪ぃ)
《明の雫》戦闘員:銃身を詰めたショットガンと長身のスナイパーライフルをそれぞれに構える
《明の雫》戦闘員:そのスコープの先にあるのは、白兵を得意だと推定できる少年の姿だ
《明の雫》戦闘員:(そのきれいな顔から飛ばさせてもらうよ、っと)
《明の雫》戦闘員:(苦悶の表情を見る趣味はないしねー)
三木燕真:その照準が合う前、その顔が動く。
三木燕真:その身体が、駆け出す。
《明の雫》戦闘員:(お?)
三木燕真:その行き先は、戦闘員のもとにではない。
三木燕真:おそらく、その場所を把握はしていないだろう動き。
《明の雫》戦闘員:(ヤケか?)照準を修正する
三木燕真:あるいは、動き回って的を絞らせないつもりだけだろうか。
《明の雫》戦闘員:(果たして、そんな無茶な動きが続くもんかね?)
《明の雫》戦闘員:動き回るにしても、目的のない動きはパターン化する。
《明の雫》戦闘員:ランダムであるからこそ、偏るのだ
《明の雫》戦闘員:あとはそこに弾丸をおいてやればいい
三木燕真:あるビルを駆け上がり、中に飛び込む。
三木燕真:その姿が遮蔽の先に一度消えて。
《明の雫》戦闘員:遮蔽の窓と窓の間、相手の速度。
《明の雫》戦闘員:脳の来る位置に照準───発砲
《明の雫》戦闘員:静かな弾丸を置きながら、位置を移動する。
《明の雫》戦闘員:(さて、どうなるかね?)
三木燕真:既にそこには居ない。どこかへまた、飛び出して近づいて。
三木燕真:狙撃を終えて、次の移動先。
三木燕真:そこで交錯する。
《明の雫》戦闘員:(─────!)
《明の雫》戦闘員:迂闊、ではない
《明の雫》戦闘員:左のショットガンを発砲する
三木燕真:射線が下にずれる。
三木燕真:ショットガンを手で押さえつけている。
三木燕真:もう片手でレイピアを抜き、既に喉を穿った。
《明の雫》戦闘員:右のライフルは捨てた。その代わりに光を返さない黒塗りのサバイバルナイフ
三木燕真:「遅い」
《明の雫》戦闘員:「……………ケフッ」
《明の雫》戦闘員:ゴボ、と息に血がまじる
《明の雫》戦闘員:「………ほんと、なら」
《明の雫》戦闘員:「2発、来るはずだったんだよ」仲間が潜んでいるであろう場所を見る。その援護が来ないということは。
《明の雫》戦闘員:「………チッ」
《明の雫》戦闘員:「見せてたスピードすら、釣りかい」
三木燕真:「……場所が3択だったからな」
三木燕真:「一発目は外して、二発目が来たから分かった」
《明の雫》戦闘員:ゴボリ、と血の塊が落ちる
《明の雫》戦闘員:「あぁ、やだやだ」
《明の雫》戦闘員:刃物を抜き打ちからの、喉への一撃。
《明の雫》戦闘員:同じ動作で、負けた。
《明の雫》戦闘員:「まっとうに鍛えてるやつは、これだから」
《明の雫》戦闘員:「負け惜しみも言えやしねぇ」
《明の雫》戦闘員:どさり、と地面に崩れる
三木燕真:正しい動きだ。真っ当な動き。
三木燕真:「こいつの言が正しいなら……」
三木燕真:「向こうはもう平気なのか」
三木燕真:「……邪魔はしてないようで」
三木燕真:「……」血のついたレイピアの先端を拭って、他2人を探しに行った。
GM:君たちの勝利が確認されると、市街地から無機質な部屋に風景は変わり、敗者はすでにこの空間から消え去った。
GM:そして、新たな扉が開かれた。



GM:ではFS判定を続けていきます。
GM:その前に現在、2R目のクリンナッププロセスのため、4d10のダメージが発生します
GM:4d10
DoubleCross : (4D10) → 26[9,5,9,3] → 26

GM:装甲など有効の26点。
三木燕真:強ない……?
フランカ・カペッロ:つよ
蜂須賀悠:16点食らって8点のこる
GM:第2試合ではいっぱい削られたようですね…
蜂須賀悠:ありがとうアームドスーツ…
三木燕真:15点引いて11点食らいます
三木燕真:三木燕真のHPを11(→ 11)減少 (24 → 13)
フランカ・カペッロ:6点ひいて20点食らって死!
フランカ・カペッロ:リザレクト!
フランカ・カペッロ:64+1d10
DoubleCross : (64+1D10) → 64+1[1] → 65

GM:生きるのが上手いねぇ!
GM:では判定内容は以下

進行値6:第2試合、戦闘準備
シチュエーション:洞窟A
対戦相手:元FHエージェント《ラ・ヴィ》
仮面で顔を隠した少女。単体戦力としての継戦能力に秀でている。
所属したセルは既に壊滅しており、行く宛のない状態で他の組織に拾われた。
今回の参加はその組織からの依頼だと思われる。
判定技能は《白兵》または《射撃》。

GM:また、この判定に挑む前に情報収集が行なえます

■【『《ラ・ヴィ》について』 難易度7 <情報:UGN>、<情報:裏社会>】

GM:コレは判定の手番消費無く、3人共行えます。誰か成功すればOK
蜂須賀悠:ここは情報弱者の僕から判定しましょう。
蜂須賀悠:裏社会で
蜂須賀悠:2dx>=7
DoubleCross : (2DX10>=7) → 6[5,6] → 6 → 失敗

蜂須賀悠:ギエー!
蜂須賀悠:あとは任せた!
GM:自称に偽りなし!
GM:我こそはという二人もどうぞ
三木燕真:やってみよ~
三木燕真:コネUGN幹部使います
GM:GO~
三木燕真:4dx+3>=7
DoubleCross : (4DX10+3>=7) → 5[2,2,4,5]+3 → 8 → 成功

フランカ・カペッロ:助かり~
GM:技能偉い~
GM:では情報を開示します。

■【『《ラ・ヴィ》について』】
所属したFHセルがセル同士の抗争で壊滅し、他の組織に拾われた。
その際に結ばれた金銭的な貸借関係によって傭兵の真似事をしている。
原因を肩代わりするなどして交渉できれば、戦闘を回避出来るだろう。

→☆【《ラ・ヴィ》の買収 難易度40 <調達> ※判定ごとに累積。PCの財産点を合算可能】が開放されました

■【《ラ・ヴィ》の買収 難易度40 <調達> ※判定ごとに累積。PCの財産点を合算可能】
 第2試合をスキップ可能。現状の進行値を18に変更する。
 各PCの手番でFS判定の代わりにこの判定に挑むことが可能。達成値は累積されます。

GM:と、言うことでFS判定第3ラウンド!
GM:フランカちゃんのイニシアチブから。
フランカ・カペッロ:では調達判定のほういきます!
GM:どうぞ!
フランカ・カペッロ:3dx+1
DoubleCross : (3DX10+1) → 10[3,9,10]+3[3]+1 → 14

フランカ・カペッロ:財産点21つかって、35点にします!
GM:お~!では買収の進行は35/40!
GM:次、三木くんの手番です。
三木燕真:買収行きます
三木燕真:2dx+2
DoubleCross : (2DX10+2) → 5[3,5]+2 → 7

三木燕真:ワオワオ
GM:42/40!買収成功です!
GM:同時にFS判定の進行度が18に変更され、第2試合を終了いたします。
GM:演出をしていきましょう



GM:◆洞窟
GM:入り江に面した鍾乳洞のように広がった空間
GM:海面のに反射する光がゆらゆらと洞窟内を照らし、君たち3人と相対者を照らしている
"ラ・ヴィ":流れるような銀髪と小柄な体躯。それに似合わない身長を超える大槍を軽々と振り回し、君たちに突撃してくる。
蜂須賀悠:「今回のはシンプルだな。」
蜂須賀悠:二人の前に立って、それを迎え撃とうとする。
"ラ・ヴィ":一人であるはずの身体がブレ、3つにも4つにも見える分身を伴い幻惑する
"ラ・ヴィ":正面、蜂須賀さんに突撃するのが一人
"ラ・ヴィ":正真正銘の殺気を伴った突撃はしかし、前触れ無く横からの薙ぎ払いに変わる
蜂須賀悠:『偽』    『偽』  『真』        『偽』
蜂須賀悠:薙ぎ払いが空を切る。身を屈めたのである。
蜂須賀悠:そのまま身体を相手の膝にぶつける。
蜂須賀悠:相手の突進の勢いを利用して転倒させる合気の技。
"ラ・ヴィ":その膝にぶつかる前に、空中を足場にするがごとく空を走る
フランカ・カペッロ:「……ん。ちょっとまってほしいわ」
蜂須賀悠:立ち上がり、態勢を整えたところで手を止める。
フランカ・カペッロ:「蜂須賀さんも、そこの槍を持ったあなたも」
"ラ・ヴィ":その足裏を蹴って、別の一人が後ろの二人に突撃を仕掛けようとして
"ラ・ヴィ":「……?」
蜂須賀悠:「………話があるんだと。」
"ラ・ヴィ":「なんですか」
フランカ・カペッロ:「特に、あなたには悪くない話のはずよ、”ラ・ヴィ”」
"ラ・ヴィ":大きく後退。同時に、分身の映像が解ける。
三木燕真:「……本当にやるのか」
フランカ・カペッロ:「金銭」
"ラ・ヴィ":「……こちらの素性も把握済みのようですね」
"ラ・ヴィ":幼いとも取れる声を硬く発して、フランカちゃんに問いかける
フランカ・カペッロ:「肩代わりさせてもらうわ」
"ラ・ヴィ":「…………」ピク、と仮面の奥の瞳が動く。
フランカ・カペッロ:「それを以て手を引いてもらえないかしら」
"ラ・ヴィ":「何を馬鹿なことを」
"ラ・ヴィ":「良いですか、少女。貴方のお小遣いで払える額ではないのです」
フランカ・カペッロ:「あら」
三木燕真:「馬鹿なことに割くわけ無いだろ……」
三木燕真:「惜しいんだから。こっちも。時間が」
三木燕真:「金で時間を買えると思ってるからそうしようとしてる」
"ラ・ヴィ":「組織のバックアップ、ということですか?いくらUGNがそういう組織といえ、個人に支払えるとは思えません」
"ラ・ヴィ":いいですか、と前置きして具体的な金額を上げる。
フランカ・カペッロ:「そう」金額を聞いて。
"ラ・ヴィ":「コチラとしてはあと幾度か任務をこなせば白紙になる金額です。わかったのなら…」
フランカ・カペッロ:「なら、お小遣いで払える額ね」
"ラ・ヴィ":「……………」
"ラ・ヴィ":「…………………………」
"ラ・ヴィ":「なんて?」
フランカ・カペッロ:「そうね、ちょっと信じづらいのかもしれないけど」
フランカ・カペッロ:「これなら?」財布を取り出し、大事なカード類だけ抜き、そちらに投げ渡す
三木燕真:「いや渡し方……」
フランカ・カペッロ:無造作にお札がそれなりに突っ込まれているはずだ
蜂須賀悠:「…………マジかよ、あれ。」
フランカ・カペッロ:「手元にはこれしかないけど」
"ラ・ヴィ":受け取る。両手で。
"ラ・ヴィ":その財布と、抜き取ったカード類の種類を類稀な動体視力で見抜く
蜂須賀悠:「俺の口座より金入ってるんだけど。」こそこそと三木に呟く
フランカ・カペッロ:「前払いとして、充分じゃないかしら」
"ラ・ヴィ":「……えっ、うわ、ほんと…?」
三木燕真:「それは口座のほうが問題だろ」
フランカ・カペッロ:「財布自体も売れば、いくばか足しになるんじゃないかしら?」
蜂須賀悠:「大人は大変なの!土地の維持費とか道場の維持費とか!」
"ラ・ヴィ":「財布も…!?」
"ラ・ヴィ":「ええと、あの……少女。……いえ、名前を聞かせてもらえる?」
フランカ・カペッロ:「フランカ・カペッロ」
蜂須賀悠:「こっちに付くって確約があるんならUGNも金出してくれるだろ。」
"ラ・ヴィ":「そう、フランカ。フランカね、覚えたわ」
蜂須賀悠:「な?」三木を見る。
"ラ・ヴィ":「UGNってそんなにお金持ちなんだ……」
蜂須賀悠:「……………………そうだぜ。」
蜂須賀悠:自分の財布の中に500円しか入ってないことは言わない。
"ラ・ヴィ":「………………」蜂須賀さんから嘘の香りを感じる。
三木燕真:「イリーガルとしての協力費なら、ある程度は」
蜂須賀悠:「…………いる?」財布から500円玉を出す。
"ラ・ヴィ":「進んで信頼を落とさないでいただけますか?」
"ラ・ヴィ":「と、ともあれ。ともあれ!そう。これが勝利を譲る前金と言うなら受け取っておきます。」
蜂須賀悠:「正直に言った方がいいかなって。嘘見抜けるんだろ?」
"ラ・ヴィ":「そうですね……おかげで、フランカが嘘を言ってないのはわかります」
三木燕真:「じゃあ、見抜けるってなら俺からも一つ」
"ラ・ヴィ":「なんですか」
三木燕真:「勝てないと思って交渉したわけじゃない」
三木燕真:「嘘に聞こえるか?」
"ラ・ヴィ":「………………」
"ラ・ヴィ":「いえ」
"ラ・ヴィ":「負けず嫌いに聞こえます」
フランカ・カペッロ:「……言われてるわよ」
三木燕真:ムッとしてそれ以上は言わない。
蜂須賀悠:「戦わないならそれに越したことは無い。合気もそういう武術だしな。」
"ラ・ヴィ":機構を編まれた駆動槍が、戦意の放棄を示すように折りたたまれる。
"ラ・ヴィ":「……その理屈を聞くと、UGNという相手が筋金入りだと感じますね」
蜂須賀悠:「ところで…」
"ラ・ヴィ":「はい?」
蜂須賀悠:「新しい着物とか用意できない?」フランカに
蜂須賀悠:自分の返り血塗れの着物を指して
フランカ・カペッロ:「ここで調達できるかしら」
蜂須賀悠:「対戦相手から奪った方が早いか…」
三木燕真:「どうせすぐ次で汚れるだろ」
蜂須賀悠:「もう敵の血を使うのはやんないよ。同じ手が通用する相手が出るとも限らないし。」
蜂須賀悠:「せめて洗いてえな…地底湖でもあればいいんだが…」奥へと歩いていく
"ラ・ヴィ":「奥の方に、海につながる穴はあったよ」その背中に声をかけつつ
"ラ・ヴィ":「さて、フランカ」
フランカ・カペッロ:「なにかしら」
"ラ・ヴィ":「君の善意に私は助けらますけど、勝ちを譲るだけだとちょっと支払いが多い」
"ラ・ヴィ":「だから、いつか借りを返させて欲しい」
"ラ・ヴィ":仮面を取る。戦いに向いていなさそうな、穏やかな目元でキミを見る
"ラ・ヴィ":「なにか困ったら連絡をちょうだい。それなりに優秀なつもりだから」
"ラ・ヴィ":言って、名刺サイズのカードを渡す。
フランカ・カペッロ:「ふーん、わかったわ」受け取ります
"ラ・ヴィ":「気に入らない相手がいたら、任せて」
"ラ・ヴィ":フフ、と笑う。緊張の糸が解けたように
フランカ・カペッロ:「えぇ、そう言ったからには、必ず返してもらうから、覚悟しておくといいわ」
"ラ・ヴィ":「うん。待ってます」
GM:そして、同じように風景が解けていく。
GM:敗者は残らず、勝者の前に次への扉が現れた



GM:では進行度18にいたり、判定が変化します

進行値18:3試合、開始
シチュエーション:大型拠点C
対戦相手:RB・"篝火"
灯籠の火を核としたレネゲイドビーイング。
黒髪の青年の姿を取る。
自身の周りを常に炎上させ、相手を巻き込む性質がある
判定技能を《任意の攻撃技能》に変更。
攻撃のダメージを算出し、『HPダメージの十の位』を進行値に加算する。(上限なし)

GM:技能が攻撃のダメージに変更されます。
蜂須賀悠:ワーオ
三木燕真:ダメージだ
GM:ダメージです
GM:では、手番は3ラウンド目の蜂須賀さんから。
蜂須賀悠:マイナーで《破壊の爪》
蜂須賀悠:メジャーで《コンセントレイト:ブラックドッグ》《アームズリンク》
蜂須賀悠:判定します
蜂須賀悠:9dx7+2
DoubleCross : (9DX7+2) → 10[1,3,5,6,6,6,7,9,10]+10[2,4,10]+10[9]+10[8]+10[8]+3[3]+2 → 55

蜂須賀悠:オオウ
GM:ワォ
GM:リアクション設定はなし。ダメージもどうぞ
蜂須賀悠:ダメージ出しましょう。
蜂須賀悠:6d10+30
DoubleCross : (6D10+30) → 24[4,2,8,2,2,6]+30 → 54

蜂須賀悠:ということは…進行値に+5かな?
GM:暴力になった途端に!では進行に+5、23/25です!
蜂須賀悠:蜂須賀悠の侵蝕率を3(→ 3)増加 (73 → 76)
蜂須賀悠:蜂須賀悠の侵蝕率を4(→ 4)増加 (76 → 80)
GM:では、3ラウンドのクリンナップ。ダメージが発生します
GM:4d10
DoubleCross : (4D10) → 26[9,9,3,5] → 26

GM:装甲有効の26点!
蜂須賀悠:流石に死ぬ!リザレクト!
蜂須賀悠:蜂須賀悠の侵蝕率を1D10(→ 1)増加 (80 → 81)
蜂須賀悠:やったぜ
GM:生きるのが上手い~
フランカ・カペッロ:再び死亡~リザレクト!
三木燕真:15点減らして11点食らって
三木燕真:三木燕真のHPを11(→ 11)減少 (13 → 2)
フランカ・カペッロ:65+1d10
DoubleCross : (65+1D10) → 65+2[2] → 67

三木燕真:まだ耐えてます
GM:戦上手共が!
GM:ではそのまま4ラウンド目。ラストフェイズです
GM:フランカちゃんの手番!
フランカ・カペッロ:はーい!
GM:攻撃判定をどうぞ~!
フランカ・カペッロ:メジャーで《ブルータルウェポン》
三木燕真:あっこっちやろうか?侵蝕的に
三木燕真:大丈夫?
フランカ・カペッロ:あ、どっちでもいいかなって感じはある。すくなくとも
フランカ・カペッロ:ブルータルウェポンで確定20ダメージはいくけど、どうします?
蜂須賀悠:侵蝕的にバランスとるなら
蜂須賀悠:三木君に任せたいですね
蜂須賀悠:フランカさんが攻撃演出したければ
蜂須賀悠:フランカさんに任せる!
フランカ・カペッロ:ん、じゃあ任せましょうか
GM:じゃあフランカさん待機なら三木くんの手番!
フランカ・カペッロ:待機で!
GM:三木くんは攻撃の判定をどうぞ!
三木燕真:はーい
三木燕真:一応《吠え猛る爪》《超振動閃》。
三木燕真:3dx
DoubleCross : (3DX10) → 10[1,9,10]+3[3] → 13

GM:ダメージもどうぞ!
三木燕真:2d10+12
DoubleCross : (2D10+12) → 8[3,5]+12 → 20

三木燕真:ちょうど届いた
蜂須賀悠:きっちり決めた!
フランカ・カペッロ:えらい
GM:ちょうど20!では25/25!
GM:FS判定を完遂し、トリガーをクリア。
三木燕真:三木燕真の侵蝕率を7(→ 7)増加 (52 → 59)
GM:トリガーを満たし、次のシーンがクライマックスになります
GM:では演出。



GM:◆大型ショッピングモール
GM:フロアの中心を吹き抜けとした、5階建ての大型ショッピングモール。
GM:店頭には夏に向けたレジャー用品が並び、天窓からは陽の光が差し込んでいた。
GM:そしてその下層部。1階から3階は既に火に飲まれ始めている。
"篝火":「あー、次は室内か。こりゃ、ちょっと難儀じゃの」
蜂須賀悠:「……吹き抜けがあってよかったな。閉鎖空間だったら煙で窒息して不利だった。」
"篝火":足跡を火で残しながら、大学生のような風体の青年がてこてこと歩く。
"篝火":「お前らぁ、降参するなら早めにしちょけよ」少し訛りのはいった言葉。
"篝火":「窒息ゆうが、苦しい聞くち」
"篝火":なで上げた髪に火が灯る。
蜂須賀悠:「あれは……ただの人間じゃない。」
蜂須賀悠:「RB…”炎そのもの”と捉えるべきだろう。……消火剤でもぶっかけるか?」
蜂須賀悠:二人に呟く
フランカ・カペッロ:「銃弾は効きづらいかもね」
三木燕真:「……都合よく用意されてるとも思えないな」
三木燕真:「だけど。直ぐに炭にしようでもなく、窒息も視野だってなら」
三木燕真:「とっととケリをつければいい」
三木燕真:「時間を掛けてもいいと思ってるならそこを突ける」
"篝火":「オレも水辺やったら降参するち無かったきね。お前らぁ運の悪さを呪うてよ」
"篝火":掲げた腕を振る。
"篝火":3本の筋となった炎上が地面をつたい、君たちを狙って走る
三木燕真:「自分の身は」既に駆け出している。「自分らで守ってろ」
蜂須賀悠:炎の鞭を避け、三木とは反対方向の店舗へ。
フランカ・カペッロ:「えぇ、邪魔はしないわ」
フランカ・カペッロ:「それは、足手まといにならないって意味でもね」
"篝火":「お、やる気かえ!えいにゃあ!」
"篝火":人の形を保った右腕が炎に変わる
蜂須賀悠:店舗を横切りながら”篝火”の側面へ
"篝火":火の粉を分散した二人に飛ばしながら、三木くんへと目線を。
蜂須賀悠:「消火器くらい置けよこのショッピングモール…」火の粉を避けつつ機を伺う。
"篝火":「ほうら、燃えぇ!」
三木燕真:「――エリネド」右手を口元に近づけて囁く。
"篝火":炎の腕を振るえば熱を持つ風が生まれる。その密度が一定に高まった壁から炎上が生まれている
三木燕真:右手の中指に付ける指輪には意味がある。
"篝火":ただそこに存在するだけで、近づくものを燃やし続ける災厄が人の形を取っていた。
三木燕真:一つは、行動力を高める。
三木燕真:疾駆。目にも留まらぬ速さで、その壁の中に入り込む。
三木燕真:超音速の烈風が、熱風をかき消す。
"篝火":「お?」喉にこもる熱の中で、一筋の涼風を感じる
三木燕真:そのまま、神速の突き。
三木燕真:奇をてらったものではない。正統派の剣術。
三木燕真:それは単に、正しき姿勢で、正しきタイミングで力を伝達して。
三木燕真:相手に抵抗がなければ、最も大きく威力に転じる。
"篝火":白兵における技術は戦士のそれに遠く及ばない。
"篝火":近づくものはすべて燃やすからだ
"篝火":故に、燃えるより早く振るわれるその剣を、抵抗なく受ける
三木燕真:抵抗不能な速度で駆け抜けて、通り過ぎる。
"篝火":「ガッ!?─────はぁ!」
三木燕真:直後。密度が一定に高まった壁。
三木燕真:ただ通り過ぎるだけで、音速を超えるものは衝撃波を生む。
"篝火":突きで穿たれた穴から赤く血が吹き出、空中で燃えて蒸発する
三木燕真:右手の中指。もう一つの意味。
"篝火":しかしそれが気体に変わる前に、
三木燕真:邪気を払う。
"篝火":バァ  ン
"篝火":空気のハンマーが諸共に身体を吹き飛ばし、壁に叩きつけた
三木燕真:そして既にその道に、炎の壁はない。
蜂須賀悠:     陰
"篝火":「やりよる…!」
"篝火":警戒として、その神速の剣士に目を向けた。───向けてしまった
蜂須賀悠:やや身を屈めた状態で息を吸う。煙を吸わないためだ。
蜂須賀悠:そして、
蜂須賀悠:                  陽
"篝火":かき消された炎が足元から染み出すのに1秒。負傷の穴を炎が焼いて塞ぐのに、また1秒。
蜂須賀悠:音もなく動いた。
蜂須賀悠:伸ばされた手は”篝火”の肉体ではなく、
蜂須賀悠:”炎”を掴んだ。
蜂須賀悠:敵の最も強い箇所にこそ”虚”は存在する。
"篝火":「…………は?」おかしな感覚があった
"篝火":触れるものを燃やす原初の炎。それが、包むように実態のように、固定される。
"篝火":揺らぎ、流れ、いっときとして形の定まらぬ自然の炎が"掴まれている"
蜂須賀悠:短く早い当身で抵抗を削ぎつつ内臓を穿ち、
蜂須賀悠:掴んだ箇所を極めつつ、
蜂須賀悠:身体をぐるりと地面に叩きつける。
蜂須賀悠:    三    極
"篝火":────いやあ、お前 おかしいじゃろ。それ。
"篝火":ゆれる、ゆれる
"篝火":そして叩きつけられる
蜂須賀悠:心の臓…RBの核となる場所に肘が添えられている。
"篝火":放射状のヒビを地面に残す一瞬、衝撃を感じるまでに思考した。
蜂須賀悠:投げの勢いと共に強い衝撃を与える為である。
"篝火":「ぐげええええーー!!」悲鳴。
蜂須賀悠:──残心。
"篝火":人の形と炎の流動を含めた身体が、かつて無い衝撃を真正面から受けた
蜂須賀悠:手や腕に残る夥しい火傷の痛みを感じさせないほどの、ゆったりとした残心である。
蜂須賀悠:「………乾いたわ。服。」
蜂須賀悠:「代わりに焦げたけど。」
"篝火":「あー…………………」
"篝火":ぶすぶす、と地面に焦げ跡を残しつつ、その体が脱力する
蜂須賀悠:「んで、どうするよ兄ちゃん。」
"篝火":「あー……最後に一つだけ聞かせぇ」
"篝火":「なんで、炎を掴めるんじゃ、お前」
蜂須賀悠:「親父は水を投げた。」
"篝火":「ざまあ」
蜂須賀悠:「知りたけりゃ蜂須賀流の門を叩けよ。」
"篝火":「研鑽というやつか。……考えちょくわ」
"篝火":手首だけ直角に曲げて、挙手
"篝火":「降参。」
GM:その言葉と同時、背景が薄れていく
GM:敗者は消え、勝者の君たちの前に次の扉が現れた。



GM:シーン終了、ロイスと購入が可能です。
蜂須賀悠:ロイス!
蜂須賀悠:三木燕真/〇信用/不安/ロイス
三木燕真:応急買おうかな
三木燕真:2dx+2>=8
DoubleCross : (2DX10+2>=8) → 3[2,3]+2 → 5 → 失敗

蜂須賀悠:フランカ・カペッロ/〇尊敬/劣等感/ロイス
三木燕真:うわ全然ダメだ おわりです
フランカ・カペッロ:同行者/蜂須賀悠/○信頼/畏怖/ロイス
蜂須賀悠:応急買います!
蜂須賀悠:3dx
DoubleCross : (3DX10) → 3[2,3,3] → 3

フランカ・カペッロ:私も応急にしよ
蜂須賀悠:ひどい…以上です
フランカ・カペッロ:3dx+1>=8
DoubleCross : (3DX10+1>=8) → 8[1,6,8]+1 → 9 → 成功

GM:使ってもいいよー
フランカ・カペッロ:即使用します
フランカ・カペッロ:2+2d10
DoubleCross : (2+2D10) → 2+9[6,3] → 11

GM:ではシーンは以上!


◆Climax◆

GM: 
//=====================
// Climax
//=====================
シーンPC:全員登場

GM:登場侵蝕をどうぞ。
三木燕真:三木燕真の侵蝕率を1d10(→ 9)増加 (59 → 68)
蜂須賀悠:蜂須賀悠の侵蝕率を1d3+3(→ 4)増加 (81 → 85)
フランカ・カペッロ:フランカ・カペッロの侵蝕率を1d10(→ 6)増加 (67 → 73)



GM:◆大聖堂
GM:あなた達が到達したのは、白亜の柱に天井を支えられた大聖堂だ。
GM:大人数を収納できるスペースと、荘厳な雰囲気。石膏像が脇を固めている。
GM:その中央奥。雰囲気に似合わない雑多なモニタの数々を前に、テーブルについている人物がいる
"四条さんご":「あら」
"四条さんご":長い黒髪に深い赤の瞳。
"四条さんご":ティーカップを揺らしながら、君たちの存在を目に止める
フランカ・カペッロ:「あら」
"四条さんご":「いらっしゃい、お客様方。ここが最後の部屋よ」
三木燕真:「……知ってるのか」
フランカ・カペッロ:「教官よ」
フランカ・カペッロ:「この間、戦闘訓練に付き合ってもらったわ」
蜂須賀悠:「でもここにいるはずがない相手だろ?」
フランカ・カペッロ:「そうね」
三木燕真:「はあ?支倉芹香じゃ……ああ、そういう」
"四条さんご":そういう少女は、顔見知りであるフランカさんにも初対面のように声をかけている。
"四条さんご":「あら、その反応…お知り合いだったかしら?」
GM:ではここで
GM:フランカさんと蜂須賀さんは知覚で判定をお願いします。難易度5。
蜂須賀悠:3dx+1
DoubleCross : (3DX10+1) → 10[5,9,10]+8[8]+1 → 19

蜂須賀悠:成功
三木燕真:俺は……
GM:めちゃわかる
GM:三木くんは大丈夫
フランカ・カペッロ:6dx>=5
DoubleCross : (6DX10>=5) → 10[4,5,6,8,9,10]+4[4] → 14 → 成功

GM:めちゃ*2わかる
GM:ではフランカさんは目の前の少女が貴方の知る「四条さんご」とは別人であること
GM:蜂須賀さんは目の前の人物が「マテリアモーフ」の身のこなしと一致していることに気づきます。
GM:どうやら外見を変えているのだ、と推測できて良いでしょう
蜂須賀悠:呟いた時には二人の傍にいない。
"四条さんご":「お、っと?」
フランカ・カペッロ:「あなた……私の知り合いとは別人のようね」
蜂須賀悠:既に接近して膝を折るように前蹴りを放っている。
"四条さんご":その蹴りに追いつくように予備動作もなく、膂力だけで後ろに飛んでいる
"四条さんご":「まぁ、怖い怖い……って」
"四条さんご":「あぁ、そちらのお嬢さんは本物とお知り合いなのね?」
フランカ・カペッロ:「そういうことみたいね」
"四条さんご":「蜂須賀さんもどうやら、私の正体にお気づきに?」
蜂須賀悠:『予想よりも機敏だ』  『膝の一つでも持っていきたかったが…』
蜂須賀悠:「賞品、くれるんだろ。」
蜂須賀悠:「寄こせよ。お前の命。」
三木燕真:「そいつが胴元?」
蜂須賀悠:「そう。”マテリアモーフ”だっけ?」
"四条さんご":「えぇ、えぇ」
"マテリアモーフ":「そちらははじめまして、かな?僕は"マテリアモーフ"。よろしくね」
"マテリアモーフ":黒髪の少女の姿で慇懃に礼をする
"マテリアモーフ":「あと、一つ訂正。胴元ではないよ」
"マテリアモーフ":パチン、と指を鳴らす。
黒の球体:聖堂の上空に球体が現れる。
黒の球体:その中には、鳥かごの檻。支倉芹香の姿がある。
"マテリアモーフ":「胴元はあっち。僕は雇われでね」
"マテリアモーフ":「UGNなら知ってるだろ?『欲望の姫君』って遺産」
"マテリアモーフ":「"何かを集め続ける"という制約が暴走したのが、アレだよ」
"マテリアモーフ":言って、黒の球体を親指で指す
フランカ・カペッロ:「遺産の暴走……」
三木燕真:「……」そちらを見やって。
三木燕真:「遺産が雇用主だとでも?」
"マテリアモーフ":「僕にとっちゃね」軽く肩をすくめる。
"マテリアモーフ":「だから、遺産の本来の契約者の意識はとっくに無いんじゃないかなあ。少なくとも、こっちの呼びかけには応じないね」
"マテリアモーフ":「こっちとしては、君たちみたいな強者を観察出来るのは得でね」
"マテリアモーフ":「見ての通り、真似っ子が得意だから」
"マテリアモーフ":「だから。まぁ。できればこの催しは続いて欲しい」
"マテリアモーフ":「君たちも商品がほしいのなら、僕を倒していくといい」
蜂須賀悠:「………見誤ってたよ。」
"マテリアモーフ":「見誤ってた?何を?」
蜂須賀悠:「最初はお前のことを、チンケなヤクの売人と思ってた。」
"マテリアモーフ":「じゃあ今は何に見える?」
蜂須賀悠:「このマーケット自体がお前の”求道”でもあったわけだ。」
蜂須賀悠:「強者を観察し、その長所を模倣する。俺もお前もやってることは変わらん。」
蜂須賀悠:「だが目的はなんだ?」
蜂須賀悠:「金や強さを得て何をする。」
"マテリアモーフ":「強くなりたい、じゃ納得しない?……しなさそうだねぇ」
"マテリアモーフ":「まぁ、強くなりたい理由なんて、だいたい一つじゃない?」
"マテリアモーフ":「今の自分じゃ『出来ないこと』がある。だから、強くならなきゃね」
"マテリアモーフ":「これ以上はプライベートだからナイショ」
蜂須賀悠:「そうかい。」
蜂須賀悠:すぅと息を吸い、吐く
蜂須賀悠:「蜂須賀流合気道、蜂須賀悠。」
蜂須賀悠:「参る。」
蜂須賀悠:じり、と地面を踏みしめる。
フランカ・カペッロ:「盗品を利用しているところは感心しないけど」
フランカ・カペッロ:「やってることは、私が行っている訓練と同じようなもの」
フランカ・カペッロ:「だから、否定や非難をするつもりはないわ」
フランカ・カペッロ:「私は私の目的を果たすだけ」
フランカ・カペッロ:「教官を返してもらうわ。まだ、教わり足りないの」
フランカ・カペッロ:「それに」
フランカ・カペッロ:「こう見えて、私マフィアのボスの娘なの」
フランカ・カペッロ:「力で目的を押し通すことに、躊躇するつもりはないので」
フランカ・カペッロ:「そこらへん、よろしく頼むわ!」
三木燕真:「お前のしたいことはどうでもいい。それは俺も同意だよ」
三木燕真:「……ただ」
三木燕真:「……お前が品呼ばわりしてるのは人間だ」
三木燕真:「欲しいんじゃない。俺のために」
三木燕真:「返してもらう」
"マテリアモーフ":「気合十分で何よりだ、お三方」
"マテリアモーフ":コツ、とステンドグラスから差し込む光をその身に浴びる
"マテリアモーフ":溶けるような赤の瞳が深く輝く。
"マテリアモーフ":「全力を賭すといい。そして」
"マテリアモーフ":「僕の糧になってくれ」
黒の球体:黒の球体から発せられた高密度のレネゲイドが場を支配する!

GM:衝動判定。難易度は9!
蜂須賀悠:3dx>=9
DoubleCross : (3DX10>=9) → 9[2,8,9] → 9 → 成功

蜂須賀悠:成功!
フランカ・カペッロ:2dx>=9
DoubleCross : (2DX10>=9) → 8[2,8] → 8 → 失敗

三木燕真:3dx+3>=9
DoubleCross : (3DX10+3>=9) → 8[1,4,8]+3 → 11 → 成功

蜂須賀悠:2d10+85
DoubleCross : (2D10+85) → 9[7,2]+85 → 94

フランカ・カペッロ:暴走しますー
三木燕真:三木燕真の侵蝕率を2d10(→ 11)増加 (68 → 79)
フランカ・カペッロ:2d10+73
DoubleCross : (2D10+73) → 8[6,2]+73 → 81

GM:ではクライマックス戦闘を始めます。
GM:エネミーはマテリアモーフ1体。行動値は10。
GM:エンゲージはPCから10m先にマテリアモーフ
GM:敵の全滅が勝利条件です



GM:ではセットアップから!
"マテリアモーフ":なしです
蜂須賀悠:Dロイス野獣本能を使います。
蜂須賀悠:《ハンティングスタイル》《破壊の爪》
蜂須賀悠:蜂須賀悠の侵蝕率を5(→ 5)増加 (94 → 99)
蜂須賀悠:8m前進して素手データ変更。
三木燕真:なし
フランカ・カペッロ:《サポートデバイス》 感覚ダイス+14!
フランカ・カペッロ:フランカ・カペッロの侵蝕率を6(→ 6)に変更 (81 → 6)
蜂須賀悠:蜂須賀悠の侵蝕率を3(→ 3)増加 (99 → 102)
GM:演出も有ればどうぞ!
蜂須賀悠:ハンティングスタイルで+1
フランカ・カペッロ:代入になってた
蜂須賀悠:なしで!
GM:手番とかにまとめてなら進めます!
フランカ・カペッロ:今87です!侵蝕!
フランカ・カペッロ:演出は手番で大丈夫です
GM:はーい。
GM:ではイニシアチブ10、フランカちゃんからですが
"マテリアモーフ":《加速する刻》
"マテリアモーフ":手番を行います
三木燕真:ミーン
"マテリアモーフ":マイナー、《破壊の爪》《ハンティングスタイル》 素手変更、戦闘移動
三木燕真:一緒やん
"マテリアモーフ":蜂須賀さんをすり抜けて三木さんとフランカちゃんにエンゲージ
フランカ・カペッロ:ぎゃっ
"マテリアモーフ":メジャー、《C:ブラムストーカー》《ブラッドバーン》《乾きの主》《血の宴》《生命吸収》
"マテリアモーフ":5点消費して命中時、8点回復。ダメージ時、追加で12点ダメージを与え、同じ点数回復の白兵攻撃。
"マテリアモーフ":対象はエンゲージの二人
"マテリアモーフ":10DX7+4 
DoubleCross : (10DX7+4) → 10[3,4,4,5,7,7,8,8,9,10]+10[1,2,3,9,9,9]+10[1,6,8]+4[4]+4 → 38

"マテリアモーフ":リアクションをどうぞ
フランカ・カペッロ:暴走のためリア不!
三木燕真:3dx-2 ドッジ
DoubleCross : (3DX10-2) → 10[1,7,10]+1[1]-2 → 9

"マテリアモーフ":では命中。8点回復してダメージ。
"マテリアモーフ":4d10+26 ダメージ時、追加で12点ダメージ。
DoubleCross : (4D10+26) → 18[9,4,4,1]+26 → 44

三木燕真:《リザレクト》します
"マテリアモーフ":装甲無視44点。ダメージが入った場合、追加で12点ダメージです
三木燕真:三木燕真のHPを1d10(→ 5)に変更 (2 → 5)
三木燕真:三木燕真の侵蝕率を5(→ 5)増加 (79 → 84)
フランカ・カペッロ:リザレクト!
"マテリアモーフ":リザレクト後に12点受けてください
三木燕真:追加ダメージで再死亡。再び《リザレクト》。
三木燕真:三木燕真のHPを1d10(→ 4)に変更 (5 → 4)
三木燕真:三木燕真の侵蝕率を4(→ 4)増加 (84 → 88)
フランカ・カペッロ:フランカ・カペッロの侵蝕率を1d10(→ 9)増加 (87 → 96)
フランカ・カペッロ:再びリザレクト
フランカ・カペッロ:フランカ・カペッロの侵蝕率を1d10(→ 4)増加 (96 → 100)
フランカ・カペッロ:HP4点で復活!
GM:では演出!

"マテリアモーフ":少女の形をしたものから、身体のきしむ音がする。
"マテリアモーフ":人の形に収められた鬼の膂力。────それを再現した、身体が変貌する音。
"マテリアモーフ":床に足跡を陥没させながら、空気の壁を突き抜ける
"マテリアモーフ":黒髪と赤の瞳が遅れたように曳航して
"マテリアモーフ":「う、」
"マテリアモーフ":動き出した蜂須賀さんの隣を通り抜けて、二人の目の前
"マテリアモーフ":「りゃっ!」
三木燕真:「……こっちだ!」
三木燕真:隣の少女に警告するように。だが。
三木燕真:(間に合わないか)
"マテリアモーフ":横薙ぎに振り抜いた腕が二人を襲う。────そして
"マテリアモーフ":その行動を認識した世界が遅れて影響を及ぼす
フランカ・カペッロ:「……っ」呼びかけに応えようとするが、
"マテリアモーフ":殴る衝撃とは別。空気のハンマーが続けて二人をぶち抜いた
三木燕真:「ぐっ……!」(二発……!)
"マテリアモーフ":それは奇しくも三木くんが先ほど見せた高速戦闘。それを、力だけで再現している。
フランカ・カペッロ:レネゲイドの制御がうまくいかず、まともに食らう
三木燕真:加護が十分に働かない。というよりは、働いていてなお、上回られている。
三木燕真:「……くそっ」連戦の消耗もある。血の混じった痰を吐き捨てる。
フランカ・カペッロ:「……強さを求めているだけはあるわね」
蜂須賀悠:『抜けられた』 『多人数戦に長けている』
"マテリアモーフ":「道具を使わない、身体の強さ」黒髪を尾のように振って振り向く
"マテリアモーフ":「僕と相性が良くってね」

GM:イニシアチブ10、フランカさんです
フランカ・カペッロ:待機しますー
GM:はい、ではイニシアチブ10。本来のマテリアモーフの手番。
"マテリアモーフ":《C:ブラムストーカー》《ブラッドバーン》《乾きの主》《血の宴》《生命吸収》
"マテリアモーフ":先ほどと同じコンボで二人に攻撃です
"マテリアモーフ":10DX7+4 
DoubleCross : (10DX7+4) → 10[1,1,4,5,5,6,7,7,7,10]+10[1,3,9,9]+4[1,4]+4 → 28

"マテリアモーフ":リアクションどうぞー
三木燕真:3dx-2 ドッジ
DoubleCross : (3DX10-2) → 5[2,3,5]-2 → 3

フランカ・カペッロ:リア不~
"マテリアモーフ":では命中時に消費したHPを回復。ダメージです
"マテリアモーフ":3d10+26 ダメージ時、追加で12点。
DoubleCross : (3D10+26) → 20[7,6,7]+26 → 46

"マテリアモーフ":装甲無視の46点。
三木燕真:リザ!
三木燕真:三木燕真のHPを1d10(→ 5)に変更 (4 → 5)
三木燕真:三木燕真の侵蝕率を5(→ 5)増加 (88 → 93)
"マテリアモーフ":復活後に12点ダメージ!
三木燕真:もっかい!
三木燕真:三木燕真のHPを1d10(→ 7)に変更 (5 → 7)
三木燕真:三木燕真の侵蝕率を7(→ 7)増加 (93 → 100)
フランカ・カペッロ:さんごさんのロイスをタイタスに!
フランカ・カペッロ:12店で復活し、
"マテリアモーフ":そして復活後に12点だ
フランカ・カペッロ:蜂須賀さんへのロイスをタイタスに!
フランカ・カペッロ:12点で復活します
GM:では演出。

"マテリアモーフ":「コピー能力なんてのは、本来の使い手のほうがやりやすいってのはよく聞く話でさ」
"マテリアモーフ":少女の手が赤く変化する。血液による鋭利な爪。
"マテリアモーフ":「同時に組み合わせて、しっくり来るのを探すのも大変でね」
"マテリアモーフ":足元が獣に。そして地面を破砕するように踏みしめる
"マテリアモーフ":再び、音を置き去りに
"マテリアモーフ":「────《組成乱造》」
三木燕真:「また……!」
"マテリアモーフ":「喰い果てろ!」
"マテリアモーフ":今度は素手ではなく、鉤爪
"マテリアモーフ":二人の体が刃物で切られたように引き裂かれ
"マテリアモーフ":その傷口から侵入した血液が鋭利な棘となって体内を責め苛む!
三木燕真:「がっ……!」
フランカ・カペッロ:「ずいぶんと、執拗な……!」
"マテリアモーフ":「そうじゃないと、立ち上がっちゃうでしょ。オーヴァードってのは」
"マテリアモーフ":「倒れたままだと、楽に帰れるよ?」
三木燕真:「……強者と」傷口に手を入れ、棘を引きずり出して。
フランカ・カペッロ:二度の復活を得て、立ち上がる。
三木燕真:「やり合いたいんじゃなかったのか」
三木燕真:「どうしてこっちを?」
"マテリアモーフ":「そりゃ、あっちの戦いは一回見たからね」
"マテリアモーフ":「伏せたジョーカーに刺されちゃたまんねぇでしょ」
三木燕真:「……舐められてるほうがやりやすかったんだが」
フランカ・カペッロ:「そうね」
三木燕真:「そんな御大層な札じゃない。少なくとも俺はな」
"マテリアモーフ":「ははは」
"マテリアモーフ":「その評価を決めるのは、この僕さ」

GM:イニシアチブ7、三木さんどうぞ
三木燕真:マイナー《ライトスピード》。
三木燕真:メジャーアクションを2回行います。
三木燕真:三木燕真の侵蝕率を5(→ 5)増加 (100 → 105)
三木燕真:1回目。『穿く無窮の満つ星(オルバース・パラドックス)』:《疾風迅雷》《吠え猛る爪》《超振動閃》。
三木燕真:マテリアモーフを攻撃。
"マテリアモーフ":こーい
三木燕真:6dx11
DoubleCross : (6DX11) → 9[1,2,3,4,6,9] → 9

三木燕真:ドッジ不可です。
"マテリアモーフ":リアクション放棄して《復讐の刃》。反撃します
三木燕真:あっこいつ……
"マテリアモーフ":そちらもダメージをどうぞ
三木燕真:1d10+12 装甲無視
DoubleCross : (1D10+12) → 10[10]+12 → 22

"マテリアモーフ":10DX7+4
DoubleCross : (10DX7+4) → 10[2,2,4,4,5,5,7,7,8,10]+3[1,2,2,3]+4 → 17

"マテリアモーフ":2d10+10
DoubleCross : (2D10+10) → 17[7,10]+10 → 27

"マテリアモーフ":装甲有効27点。
"マテリアモーフ":22点ももらいますがまだ生きてる。
三木燕真:死にます。マテリアモーフに尽力/脅威:○で取って昇華復活。
三木燕真:ダメージが入ったので、ラウンド中の被ダメージを+21。
"マテリアモーフ":こわ
GM:2回めも続けてどうぞ
三木燕真:2回目のメジャー。《疾風迅雷》《吠え猛る爪》。
三木燕真:6dx11
DoubleCross : (6DX11) → 9[1,3,4,5,7,9] → 9

"マテリアモーフ":《復讐の刃》。反撃します
三木燕真:1d10+23 装甲無視
DoubleCross : (1D10+23) → 10[10]+23 → 33

"マテリアモーフ":10DX7+4 
DoubleCross : (10DX7+4) → 10[3,3,3,3,3,5,7,7,9,9]+10[5,6,8,9]+6[4,6]+4 → 30

三木燕真:ダメージダイスめちゃ安定してる
"マテリアモーフ":4d10+10
DoubleCross : (4D10+10) → 32[7,6,9,10]+10 → 42

"マテリアモーフ":装甲有効42点
"マテリアモーフ":累計55でまだ生きてる
三木燕真:死ぬ!父親のロイスを昇華して復活。
GM:演出もどうぞ!
三木燕真:三木燕真の侵蝕率を10(→ 10)増加 (105 → 115)
三木燕真:三木燕真の侵蝕率を5(→ 5)増加 (115 → 120)

三木燕真:自分の眼前に、祈るように剣を捧げ持つ。
三木燕真:「――エリネド」手の甲に囁くように告げる。
三木燕真:瞬間、その姿がかき消えるようにして。
三木燕真:超音速の踏み込み。至近の相手にぶつかるような突き。
"マテリアモーフ":眼球付近が赤く染まる。無理矢理に身体を駆動させた動体視力の向上。
三木燕真:“倖のエリネド”がもたらす超加速。
"マテリアモーフ":ぶちぶちと筋繊維に負荷をかけながら、その超加速に体を無理矢理に引っ掛ける
三木燕真:加速の反動。甚大な損傷を受けながら、その身体がブレーキを掛けられたように止まる。
"マテリアモーフ":鋼鉄の鋭さを持つ爪を、加速に少し遅れて突き出している。
三木燕真:否。
三木燕真:そこを軸にして、反転。
三木燕真:自分一人ではなし得ない急制動を利用して、もう一度の加速撃。
三木燕真:それが彼に遅れてたどり着いた、音速の衝撃波と挟み撃ちにした。
三木燕真:「俺は切り札(ジョーカー)じゃない」
三木燕真:「エースでもキングでもない、ただの数札」
三木燕真:「至福(ナンバー9)だ。ただの」
"マテリアモーフ":「……なるほど、それは失礼」肉体を変化させる適合・適用の中で、その動作を目だけが追う
"マテリアモーフ":衝撃と刺突が身体を貫いて、血液が飛ぶ。
三木燕真:自らのみでは叶うべくもない相手――巨星への連続衝突は、まだ終わらず。
"マテリアモーフ":それはただの血ではなく、可燃性の特性を持つ。速度による擦過でついた火花により
"マテリアモーフ":小規模な爆発がお互いを飛ばす
"マテリアモーフ":「……ゲホッ!このレベルが普通ってのが」
"マテリアモーフ":「心を折る事実、ってやつだ」

GM:イニシアチブ4、蜂須賀さんの手番です
蜂須賀悠:マイナーで戦闘移動、マテリアモーフと二人のエンゲージへ。
蜂須賀悠:メジャーで《コンセントレイト:ブラックドッグ》《アームズリンク》
蜂須賀悠:対象はマテリアモーフ
"マテリアモーフ":こい!
蜂須賀悠:12dx7+2
DoubleCross : (12DX7+2) → 10[1,1,2,4,6,7,7,7,7,8,8,8]+10[1,2,4,5,7,8,10]+10[4,7,8]+10[4,8]+10[9]+10[7]+10[9]+3[3]+2 → 75

蜂須賀悠:!?
三木燕真:ヤバ
"マテリアモーフ":やば………
"マテリアモーフ":《復讐の刃》。反撃します
蜂須賀悠:ダメージ出します
"マテリアモーフ":どうぞー
蜂須賀悠:8d10+30+21
DoubleCross : (8D10+30+21) → 40[1,9,4,6,1,3,9,7]+30+21 → 91

"マテリアモーフ":10DX7+4 
DoubleCross : (10DX7+4) → 10[2,3,3,5,5,6,6,7,8,9]+10[3,7,10]+5[2,5]+4 → 29

蜂須賀悠:91ダメージ!
"マテリアモーフ":3d10+10
DoubleCross : (3D10+10) → 19[8,2,9]+10 → 29

"マテリアモーフ":装甲有効29ダメージ
"マテリアモーフ":そして多いんだよ桁が!
蜂須賀悠:反撃で死ぬのでマテリアモーフのロイスを昇華して復活。
"マテリアモーフ":累計146食らって一旦HPがゼロになります
"マテリアモーフ":ので、《魔獣の証》。復活します
蜂須賀悠:蜂須賀悠の侵蝕率を4(→ 4)増加 (103 → 107)
GM:演出もどうぞ!

蜂須賀悠:「俺の技は」
蜂須賀悠:「もう見たって?」
"マテリアモーフ":「チッ…!そりゃ、来るよね…!」
蜂須賀悠:滑るような脚運びで接近する。
蜂須賀悠:入 身 一 足
蜂須賀悠:『流派』 『模倣多し』『特定不可』
"マテリアモーフ":合気の技は一度見た。人の身体を起点にした流し技。
蜂須賀悠:    『一間。接近に合わせて構えた。』
"マテリアモーフ":ならば体の構造を入れ替える。筋繊維を変えて、鬼の力を使う身体から、全てを受け流す流動の構造に───
"マテリアモーフ":(いや、ダメだな、コレ)
蜂須賀悠:『刃は肘』 『俺の技』
蜂須賀悠:      『迅雷』
"マテリアモーフ":変貌を中止。どうあっても捉えられることを『眼』が見る
"マテリアモーフ":「『組成乱造』」
"マテリアモーフ":投げられることは確定、ならば。
"マテリアモーフ":触れた相手を毒する皮膚が全身を覆う
蜂須賀悠:相手が肘を”置く”のを読む。
蜂須賀悠:しかし、迅雷には”返し技”が存在する。
蜂須賀悠:   ふ っ
"マテリアモーフ":触れれば侵す、毒の腕。それを埒外の鬼の膂力で振るう。
"マテリアモーフ":相打ちを覚悟で振り抜いた腕は、しかし。手応えを感じることもなく。
蜂須賀悠:視線を合わせていた蜂須賀の顔が、消えた。
蜂須賀悠:”マテリアモーフ”の肘を掴みつつ、側転するように捻る。
"マテリアモーフ":「 え ?」
蜂須賀悠:  旋         雷
蜂須賀悠:着地と同時に、重力に合わせて捻られた腕を折る。
"マテリアモーフ":その力が生来であれば、力に任せて無理矢理にでも動いたかもしれない。
"マテリアモーフ":「っ、ぎぃぃぃ…!」
蜂須賀悠:「毒手かよ。何でもありだなお前。」
蜂須賀悠:血を吐きながら悪態をつく。
"マテリアモーフ":少女の口から苦悶の声が響く。
"マテリアモーフ":「技術よりは……!こういう素材のほうが、模倣が効きやすくってね…!」
蜂須賀悠:「そのガワやめろって。こっちが悪者みたいじゃねーか。」
"マテリアモーフ":「じゃあ、それも作戦のうちにしておいて…!」
"マテリアモーフ":「形だけ変えるの、神経使うんだよ」
蜂須賀悠:「じゃあ遠慮なくそのヤワそうな首へし折るぜ。」
"マテリアモーフ":「ははは……」
"マテリアモーフ":「どっかの団体に怒られてしまえ」

GM:では、待機していたフランカちゃんの手番!
フランカ・カペッロ:はーい!
フランカ・カペッロ:マイナーでAI補助スーツを使用。メジャーのダイス数+3
フランカ・カペッロ:メジャーで《コンセントレイト》《ブルータルウェポン》 ショットガンを使用して攻撃します。
フランカ・カペッロ:対象はマテリアモーフ!
"マテリアモーフ":こい!
フランカ・カペッロ:25dx7+3
DoubleCross : (25DX7+3) → 10[1,1,1,1,2,3,3,3,4,4,4,5,5,6,6,6,6,8,8,8,9,9,9,9,10]+10[3,3,5,5,5,6,6,10]+10[9]+2[2]+3 → 35

"マテリアモーフ":ダイス多いな…
"マテリアモーフ":《復讐の刃》。反撃します
蜂須賀悠:《餓狼の爪》
蜂須賀悠:ダメージに+30してください
蜂須賀悠:蜂須賀悠の侵蝕率を3(→ 3)増加 (107 → 110)
"マテリアモーフ":10DX7+4 
DoubleCross : (10DX7+4) → 10[1,1,6,7,7,8,9,9,9,9]+10[1,3,4,6,7,10,10]+5[1,3,5]+4 → 29

"マテリアモーフ":3d10+10
DoubleCross : (3D10+10) → 23[7,8,8]+10 → 33

"マテリアモーフ":こちらは33点ダメージ
三木燕真:超振動閃の+21もあるよ~
"マテリアモーフ":暴力共が!
GM:ダメージどうぞ~
フランカ・カペッロ:4d10+30+21+7
DoubleCross : (4D10+30+21+7) → 13[2,3,7,1]+30+21+7 → 71

フランカ・カペッロ:三木くんのロイスをタイタスにして12点で復活
"マテリアモーフ":そのダメージは……
"マテリアモーフ":落ちます!
"マテリアモーフ":魔獣の証の復活はHP60でした
三木燕真:高かった
蜂須賀悠:高い!
フランカ・カペッロ:フランカ・カペッロの侵蝕率を6(→ 6)増加 (100 → 106)
"マテリアモーフ":1ラウンドで200ダメージ与えてくる君等のほうが怖いよ
GM:そして、エネミー全滅で戦闘終了
GM:君たちの勝利です
フランカ・カペッロ:やったー
GM:では、演出もどうぞー

フランカ・カペッロ:ライトマシンガンを組み替える余裕と撃てる距離はない、そのくらいの至近距離。
蜂須賀悠: 『毒で身体が動かなくなる前に──』
蜂須賀悠:『もう一撃』
フランカ・カペッロ:だから、ショットガンを組み替える。
蜂須賀悠:手に溜めた血を顔面に放つ。
蜂須賀悠:上半身に意識を集中させ、
フランカ・カペッロ:安物の銀の指環にイメージを叩き込み、破壊。
蜂須賀悠:前蹴りで膝を破壊。回避力と機動力を削ぐ。
フランカ・カペッロ:ショットガンに降り注ぐ破片が、銃の機構や形に変化を促す。
蜂須賀悠:何故か。避けることが銃に対する最も効果的な対処法だからだ。
フランカ・カペッロ:「助かるわ」
"マテリアモーフ":それに最適な獣の足。それを模倣する前に再生が入る。
"マテリアモーフ":「っとに、戦うのが上手い…!」
"マテリアモーフ":次善。右手の鉤爪を地面に突き立てて掘り返す
フランカ・カペッロ:銃口に変化はない、今回は多重銃口ではなく、ショットガンに超速連射機構を付け加える。
"マテリアモーフ":絨毯ごと引っ剥がした瓦礫を、フランカちゃんに向かって投げ飛ばす!
三木燕真:その投擲が、中途で弾かれる。
三木燕真:彼らの間に、駆け抜けるように割り込んだ。
三木燕真:残留した衝撃波が、それを弾き、同時に
三木燕真:間の障害をすべて払う。
"マテリアモーフ":「そう、なるよな…!」
フランカ・カペッロ:マテリアモーフの、三木くんが傷を与えた箇所に向けて、引き金を引く。そこが今、なによりの弱点だから。
"マテリアモーフ":あまりにも遅い妨害は当たり前に弾かれて、銃口に身を晒した
フランカ・カペッロ:銃口から散弾が連続して連なるように吐き出される。
フランカ・カペッロ:銃がブレないように、反動を小さな体躯で押さえつけながら、撃ち続ける。
"マテリアモーフ":着弾点。その皮膚を鋼鉄のように変えて塞ぐ。
"マテリアモーフ":塞ぐ、塞ぐ、塞ぐ塞ぐ塞ぐ
"マテリアモーフ":その変化にヒビが、入った
フランカ・カペッロ:まだだ。撃ち続ける。
フランカ・カペッロ:この好機を逃すわけには行かない、と。
"マテリアモーフ":変化と修復が追いつかない。
"マテリアモーフ":一筋のヒビは蜘蛛の巣のように広がって
三木燕真:「……決まった」
"マテリアモーフ":「──────限界かあ」
"マテリアモーフ":臨界を超える一発が打ち込まれ
"マテリアモーフ":「けふっ」
"マテリアモーフ":とん、と押されたように、身体が倒れた。
フランカ・カペッロ:いわゆる”火事場の馬鹿力”が発揮され、連射限界を超えてなお、撃って撃って撃ち続けた。
フランカ・カペッロ:そして、撃ち終わった頃には。
フランカ・カペッロ:マテリアモーフの倒れた姿。
フランカ・カペッロ:「……すっかりサポートしてもらっちゃったわ」
三木燕真:「……サポートじゃない」
蜂須賀悠:「こちらこそ。」
蜂須賀悠:ちら、と三木を見る
三木燕真:「その方が速いと思っただけだ。だからそっちに投げた」
三木燕真:「それだけ」
フランカ・カペッロ:「そう、じゃあ」
フランカ・カペッロ:「そういうふうに捉えておくわ」
蜂須賀悠:そのうちふらふらと力が抜け、
蜂須賀悠:壁に寄りかかる。
三木燕真:「……そっちも。手を貸してはやれないぞ」
蜂須賀悠:「厳しいな。毒をいなせるようになるのは、さていつの日か…。」
三木燕真:「手を引っ張ってやんなきゃいけない相手が別にいる」
蜂須賀悠:「ああ、行ってこい。」
蜂須賀悠:「俺の用はもう済んだ。」
蜂須賀悠:斃れた”マテリアモーフ”を見下ろす。
三木燕真:「……来いよ」フランカさんへ。
三木燕真:「お前の教官でもあるんだろ」
フランカ・カペッロ:「えぇ」歩いて向かう
フランカ・カペッロ:「あなたの”同僚”を迎えましょう」
フランカ・カペッロ:同僚、という言葉に少し力を入れる。そこにこだわっていたようだから、こちらも合わせるように。
黒の球体:顛末を見ていた輪郭のあやふやな球体が、薄くなっていく
黒の球体:同時に、周りの聖堂の姿と、敗者の姿が消えていき
支倉芹香:檻の中から、開放される女性の姿が君たちに見えて
"マテリアモーフ":「……………おめでと」
"マテリアモーフ":「きみたちの、勝ちだ」



GM:バックトラック。
GM:今回のEロイスは《悪意の伝染》一つです。
GM:振りたい人はどうぞ!そのあとロイス分もね!
蜂須賀悠:振る!
蜂須賀悠:110-1d10
DoubleCross : (110-1D10) → 110-1[1] → 109

三木燕真:まだだった
三木燕真:振ります~
蜂須賀悠:ロイス4個で1倍!
フランカ・カペッロ:振ります~
蜂須賀悠:109-4d10
DoubleCross : (109-4D10) → 109-25[8,4,7,6] → 84

三木燕真:三木燕真の侵蝕率を1d10(→ 4)減少 (120 → 116)
蜂須賀悠:5点!帰還!
フランカ・カペッロ:106-1d10
DoubleCross : (106-1D10) → 106-8[8] → 98

フランカ・カペッロ:ロイス3個で一倍振り
三木燕真:2倍にしとこうかな一応
フランカ・カペッロ:98-3d10
DoubleCross : (98-3D10) → 98-10[6,1,3] → 88

三木燕真:三木燕真の侵蝕率を8d10(→ 38)減少 (116 → 78)
フランカ・カペッロ:5点!
三木燕真:3点です~
GM:はい、ではいつもの5点、シナリオ10点、Eロイス1点。合計16点。
GM:それに侵蝕を加えた分が経験点です~
GM:いくつになったかなー
三木燕真:19点です
フランカ・カペッロ:21点いただきます!
蜂須賀悠:21点!
GM:C((21+21+19)/3+1)
DoubleCross : 計算結果 → 21

GM:よし。
GM:じゃあGMは21点
GM:全員生還おめでとう~
フランカ・カペッロ:やったー!
三木燕真:ワオワオ


◆Ending◆蜂須賀悠

GM: 
//=====================
// Ending 蜂須賀悠
//=====================

GM:グリーディマーケットから数日。
GM:事後処理と諸々の手続きを終えた貴方はいつもの日常に戻っていた。
蜂須賀悠:街の通りを書生姿の青年が歩く。
蜂須賀悠:手に抱えているのは野菜や米などの生鮮食品。
蜂須賀悠:     『──』
蜂須賀悠:そのまま通りを曲がり、人気のない路地へ。
蜂須賀悠:そこで、姿が消えた。
蜂須賀悠:「おい。」どこからともなく声が響く。
蜂須賀悠:「尾けてんだろ」
スーツ姿の男:「!」
スーツ姿の男:路地裏を覗き込んでいた男がビクリ、と肩を震わせる
スーツ姿の男:「あー、バレてた?」
"マテリアモーフ":いつか見た、マテリアモーフが扮していた姿と同じいで立ちである。
"マテリアモーフ":「ちなみに害意はないので攻撃はしないで欲しい」
"マテリアモーフ":両手を上げる。
蜂須賀悠:その言葉の放たれた直後、
蜂須賀悠:”マテリアモーフ”の背後に気配がある。
"マテリアモーフ":「今日はそっちに用事があってきた。OK?」振り向く動きも警戒しつつ、前を見ながら言う
蜂須賀悠:拳が脇腹──肝臓に叩きこまれる寸前であった。
"マテリアモーフ":「今、軽く死線をくぐった気分なんだけど、何されるところだった?」
蜂須賀悠:「肝臓打ち。それから頭を掴んで後頭部をアスファルトに叩きつけるところだった。」
"マテリアモーフ":「えげつな」
蜂須賀悠:「だって怪しいじゃん。尾けてくるやつ。」
"マテリアモーフ":「ぐうの音も出ないけども」
蜂須賀悠:「で、用事って?」
"マテリアモーフ":「あー、そうそう。ちょっと片腕下ろしますよ」
"マテリアモーフ":といいつつ、挙げていた片手をスーツの内ポケットに入れる
"マテリアモーフ":「先に伝えておくと、グリーディマーケットってアレね。今後は現れないと思うよ」
"マテリアモーフ":「おかげで僕もお役御免だ」
蜂須賀悠:「次は何処に寄生するつもりだ?」
"マテリアモーフ":「長らく身を寄せてたからねー。しばらくはコネづくりかな」
"マテリアモーフ":ゴソゴソ、と取り出したのは積み木で作ったような寄木細工だ。
"マテリアモーフ":「これ、UGNさんで保管しといてもらえる?」
蜂須賀悠:「そういうのエージェントとかに頼めよ…。俺イリーガルなんだけど。」
蜂須賀悠:受け取る。
"マテリアモーフ":掌に乗る程度の大きさの小さなパズルにも見える。
"マテリアモーフ":「エージェントのコネがないんだよ。UGN関連はあの場所こなかったしね」
"マテリアモーフ":「後の二人より、君のほうが見つけやすかったし」
"マテリアモーフ":寄木細工はレネゲイドに関するアイテムだということがわかる。現在は完全に沈黙している。
蜂須賀悠:「例の、”欲望の姫君”とか言ってたやつか?」
"マテリアモーフ":「おっ、鋭い。そうそう、それがあの空間を作ってた遺産の核だよ」
"マテリアモーフ":「そっちで保管してくれれば、新しく開催されることも無い。筈」
蜂須賀悠:「今更ポイント稼ぎかよ。」
"マテリアモーフ":「減らすよかいいと思いません?」
蜂須賀悠:「んじゃあ例のアンプルの取引も全部停止して、持ってる情報抱えてUGN来ればどうだ?」
"マテリアモーフ":「あー、そうだね。ちなみに、あのアンプルの依頼主というのは嘘なんだ。悪いね」
"マテリアモーフ":「あれも盗品。商品として扱ったから、大本のセルは参加者として敗退したんじゃないかな」
"マテリアモーフ":「……あー、この辺の情報も伝手になるか?参考にするよ、ありがとう」
蜂須賀悠:「なるほど。それ知ってたらもう少し優しく扱ったよ。」
"マテリアモーフ":「そうしたほうが良かったかな。でもまぁ、本気の実力見せてもらうためだったからさ」
"マテリアモーフ":「必要な嘘だった。騙してすまない」
蜂須賀悠:「んで、結局何が目的なんだ。お前。」
"マテリアモーフ":「今渡したでしょ、ソレソレ」親指で寄木細工を指差す
"マテリアモーフ":「暴走したそいつを止めること」
"マテリアモーフ":「ちょっとした縁があってね。依頼されてたんだ」
"マテリアモーフ":「言ったでしょ、プライベートだってさ」
"マテリアモーフ":「ま、それも果たしたからこれからは心機一転だよ。UGN側の任務で有ったら、今度は仲間としてよろしくね」
蜂須賀悠:「やり手だな。」
"マテリアモーフ":「掴み所がないのが信条なもので」
蜂須賀悠:「暴走して何でもかんでも吸い込む遺産に、俺たちという毒を食わせて殺したわけだ。」
蜂須賀悠:「お前が勝ってたらどうしてたんだ、あの戦い?」
"マテリアモーフ":「そーだねぇ」
"マテリアモーフ":「『僕に勝てる実力者』を求めて、次のマーケットが開かれてたんじゃないかな」
"マテリアモーフ":「今まで通りね」
蜂須賀悠:「下手したらお前が際限なく強くなってたのか。空恐ろしい。」
"マテリアモーフ":「そうだね。ジャーム化しない範囲で、って但し書きつくけど。」
"マテリアモーフ":「……さて、僕の情報は大体ゲロったと思うんだけど、そろそろ逃してもらっていいかなぁ?」
"マテリアモーフ":「正直この状況、心拍数が止まらない」
蜂須賀悠:「もう戦う気なんてないから安心しろよ。」
"マテリアモーフ":「めちゃくちゃ安心するー」
蜂須賀悠:そう言って、レジ袋を二つ”マテリアモーフ”に渡す。
"マテリアモーフ":「ん?」手に引っ掛けられたレジ袋を見る
"マテリアモーフ":「なにこれ」
蜂須賀悠:「うちに持ってけ。俺は遺産を支部に届けるからよ。」
蜂須賀悠:「冷蔵庫は玄関開けて廊下を進んで右な。」
蜂須賀悠:「米は米櫃に入れとけ。」
蜂須賀悠:「何か盗んだら最初に言ってたこと全部やるからな。」
"マテリアモーフ":「………?」少し首を傾げて
"マテリアモーフ":「脅しが怖い」
"マテリアモーフ":「あー、まぁ、そうね。荷物を渡したんだから、対価ぐらいは必要ってわけね」
"マテリアモーフ":「了解了解、仕事の依頼として受け取りますよ」
蜂須賀悠:「細かいことはうちで留守番してるやつに聞け。」
蜂須賀悠:「それじゃ…お前、頭はいいけどあんまり敵を作る生き方はするもんじゃないぜ。」
"マテリアモーフ":「ウィ」手を挙げたままレジ袋を持つ負荷に負けて、ちゃんと持つ。
"マテリアモーフ":「ありがたい忠告どうも。奇遇にもそう思ってたところだよ」
"マテリアモーフ":「じゃ、次に会うときは味方だと良いね。チャオ」
蜂須賀悠:手を振って、路地から出ていく。
"マテリアモーフ":「それの報告、よろしく!」
"マテリアモーフ":こちらも手をふる。
"マテリアモーフ":人混みに紛れたときには既に、白いスーツの姿はどこにもなかった。


◆Ending◆フランカ・カペッロ

GM: 
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// Ending フランカ・カペッロ
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GM:◆UGN支部 個室
GM:グリーディマーケットの事件から数日。
GM:新たに任務をこなしつつも、日常の一貫としてさらなる研鑽を続ける貴方。
GM:今日は延期になっていた座学の補填のとして当てられた授業の日だ。
GM:戦闘訓練もこなした後、いつもと同じ机に貴方は着席し、時間通りに教官も訪れていた。
支倉芹香:「じゃあ、今日も色々賢くなっていきましょうね」
フランカ・カペッロ:「えぇ、ご教授お願いするわ」
支倉芹香:「良いお返事ですフランカちゃん。といっても、前回は私は助けられた側なので強く言えないわけですが」
支倉芹香:「聞きましたよ、任務でも大活躍だったみたいじゃないですか」
フランカ・カペッロ:「そうかしら。そうだといいのだけど」
支倉芹香:「そういうことにすると良いです」
フランカ・カペッロ:「そういうことにするわ」
フランカ・カペッロ:「あぁ、あの事件といえば」
支倉芹香:「はい?なにか気になることが?」
フランカ・カペッロ:「教官はあの後、三木って青年と話したかしら?」
支倉芹香:「三木さんですか?いえ、色々と検査とかもあったので、話していませんね」
支倉芹香:「あちらも、UGNだと先輩さんですから」
フランカ・カペッロ:「そうなのね」
支倉芹香:「そうなのです」
フランカ・カペッロ:「でも」
フランカ・カペッロ:「話しかけてあげたら喜ぶかもしれないわ」
支倉芹香:「そうですか?」
フランカ・カペッロ:「彼、なにか事件に対しておもうところがあったようで」
フランカ・カペッロ:「それはきっと貴方関係のことじゃないかと思うの。あるいは」
フランカ・カペッロ:「貴方に重ねた誰かのことを考えていた、とかね」
支倉芹香:「なるほど、なるほど?」
支倉芹香:「参考にすべき意見かもしれませんね。私の居ないところだと、そんな感じでしたか」
フランカ・カペッロ:「そうね。まぁ、核心をついた話を向こうがしてくれるとは限らないし、しなくてもいいとは思うけど」
フランカ・カペッロ:「会って無事を伝えるってのは、大事なことだと思うのよ」
支倉芹香:「ふむふむ」
支倉芹香:「なんだか、フランカちゃんのほうが先生のようだわ」
フランカ・カペッロ:「そうかしら」
支倉芹香:「そう感じましたわ」
フランカ・カペッロ:「きっと、これが私にとって事件に対する心残りみたいなもので」
フランカ・カペッロ:「そして、私がどうにもできない領分でもあると思うから」
フランカ・カペッロ:「ぜひ会ってみて頂戴」
フランカ・カペッロ:「そしたらきっと、いつもの素直じゃない態度で迎えてくれると思うわ」
支倉芹香:「ふふ」くすりと笑う
支倉芹香:「そうね。人の心に関しては、自分でもどうしようもないことだっていっぱい有るもの」
支倉芹香:「フランカちゃんも、そう思える、それを心残りと思える、いい出会いや経験をしてきたのね」
フランカ・カペッロ:「まぁ、正直今回の事件でもあの二人には助けられたから」
フランカ・カペッロ:「ちょっとしたお礼という名のお節介、サポートみたいなものよ」
支倉芹香:「まあ、おませさん。…とも違うわね。しっかりしている?」
支倉芹香:「将来の目標があるからかしら。視野が広いのね」
フランカ・カペッロ:「褒めて伸ばすタイプね、あなた」
フランカ・カペッロ:「うれしいわ」
支倉芹香:「やっぱり、褒められたほうが嬉しいでしょ?」
支倉芹香:「もちろん、それで調子に乗ったら怒らなきゃいけないから。させないでね?」
フランカ・カペッロ:「ふふ」
フランカ・カペッロ:「気をつけてみるわ」
支倉芹香:「ん。いい子」
支倉芹香:「でも、ちゃんとすることに疲れたらこっそり教えてね」
支倉芹香:「そのときは甘やかしてあげるから」
フランカ・カペッロ:「そうなの?じゃあ」
フランカ・カペッロ:「今ちゃんとしたことを言って疲れたから、甘やかしてって言ったら」
フランカ・カペッロ:「甘やかしてくれるのかしら?」
支倉芹香:「『調子に乗ったら怒らなきゃいけない』、とも言ったかな?」
フランカ・カペッロ:「冗談よ」
支倉芹香:「こちらも冗談。言ってみただけ」
支倉芹香:「授業中だからね。休憩時間になったら、甘いものでも食べましょうか?」
フランカ・カペッロ:「そうね。そうしましょう」
支倉芹香:「では、休憩を楽しむために今日も頑張りましょうか、お勉強」
フランカ・カペッロ:「えぇ、頑張るわ」
フランカ・カペッロ:もしかしたら。
フランカ・カペッロ:先程のお節介を彼は”邪魔”と思うかもしれない。
フランカ・カペッロ:それでも、私はサポートになっていると思うし。
フランカ・カペッロ:たとえ邪魔だったとしても、それはそれでいいのだ。
フランカ・カペッロ:素直じゃない人に意地悪してみるのも、それはそれで楽しいかも?……なんて。
フランカ・カペッロ:フランカは、子供っぽいいたずら心が湧いてきて、そう思うのであった。


◆Ending◆三木燕真

GM: 
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// Ending 三木燕真
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GM:◆UGN支部 訓練室
GM:グリーディマーケット事件から数日。
GM:エージェントとして諸々の報告や事後処理を終え、戻ってきた日常はまた次の非日常への備えとなる。
GM:その日々の中で、君はまた訓練に励み、そしてそろそろ終わりの時間が近づいていた。
三木燕真:「フー……」大きく息を吐く。
三木燕真:順調だ。負傷が後を引くことはなく、すぐにでも次の任務に出られるだろう。
三木燕真:汗だくのシャツを脱いで、タオルで体を拭いている。
支倉芹香:「あ。」
支倉芹香:人のいない休憩室。新しく訓練を行おうとしたのか。
支倉芹香:一人の女性がそれを目撃する。
三木燕真:「……あ」
支倉芹香:「………………ええーと」
支倉芹香:「お邪魔だった?かな?」
支倉芹香:上半身のシャツを脱いだ姿にちょっと目線をそらす
三木燕真:「……いや。もういいの」
三木燕真:「体調は」
三木燕真:ある程度筋肉質だ。普段から鍛えているので。
支倉芹香:「ほぉー……あっ、え?」
支倉芹香:「体調ですか。大丈夫です、なんとか」
支倉芹香:「ひどいことをされてたわけではないので」むん、と力こぶを作ろうとする。
三木燕真:「全然出来てないけどな」
三木燕真:ぐ、と力こぶを作る。
支倉芹香:「わあ」流動する筋肉の動きに目をみはる
支倉芹香:「そんなに動いて痛くないの?」
三木燕真:「動いてって。別にそうでも……」言いながら、視線を感じて。
三木燕真:乾いてないシャツをそのまま着る。
支倉芹香:「へぇー、そうなんだー」見てませんよ?というほほ笑み。
三木燕真:「……もう大丈夫だって言ったよな」
支倉芹香:「言いました。なにか不審な点が?」
三木燕真:「いや。そこで嘘言ってないんだったら」
三木燕真:立ち上がって、彼女の肩を掴む。そのまま壁に押し付ける。
三木燕真:「なんであんなことした」
支倉芹香:「わっ…?」
支倉芹香:押し付けられる。力はそんなに強くない。
支倉芹香:「ええと……あんなこと、とは?」
三木燕真:「とぼけんなよ」
三木燕真:「なんで俺を庇った」
支倉芹香:「なんで、って」
支倉芹香:「……あの、三木さん、もしかして怒ってます?」
支倉芹香:ちょっとだけ上の位置にある目を見上げる。
三木燕真:「……当たり前だろ」
三木燕真:「てか、聞いてんのは俺なんだけど」
三木燕真:「生徒の質問に答えろよ」
支倉芹香:「UGNのときは、先生顔はNGだと聞きましたけどね…」ふう、と落ち着くために息を吐く。
支倉芹香:「何でかばったか、でしたか」
支倉芹香:「一言で答えるなら、それが一番効率がいいからです」
三木燕真:「……効率?」
支倉芹香:「えぇ。私の体質は教えましたっけ?」
三木燕真:「自分のレネゲイドを分泌提供することによる、他者の支援」
支倉芹香:「よく出来ました。つまり私の身体は普通の人に比べて、レネゲイドの存在を前提にしているところが大きいのです」
支倉芹香:「それこそ、一人で居るときは病院に住んでるようなものですので。側にオーヴァードが居なければ、私の稼働時間は多くありません」
支倉芹香:「あの場で三木さんが連れ去られ……その後に逃走するなり報告するなりしても、単独で動ける貴方が居たほうが効率が良かった」
支倉芹香:「かばった理由は、それでは不満ですか?」
三木燕真:「理解は出来た」
三木燕真:「満足はしないけど」
三木燕真:「……二度としないで」
支倉芹香:「……やっぱり、お気に召しません?」
三木燕真:「やっぱりって思う節はあるんだろ」
三木燕真:「じゃあ、その通り」
支倉芹香:「むむ……」
三木燕真:「むむじゃない」
三木燕真:「可愛く言ってもダメだ」
支倉芹香:「いえ、可愛く言ったつもりは………」
支倉芹香:「………」
三木燕真:「……」
支倉芹香:「可愛かったんですか?」
三木燕真:「……うるさい」
支倉芹香:「深追いしないほうが良いですか?」
三木燕真:「……何が」
支倉芹香:「いえ、なんでも」
三木燕真:「んだよ……」
支倉芹香:「ええーっと、話を戻しますけど。かばうな、というなら、次からは気をつけます」
支倉芹香:「その上で後学のために聞きますが、どういう行動をしたら良いでしょう?」
支倉芹香:「任務の時、三木さんが危ない目にあったとき。」
支倉芹香:「かばうのはNGですが、助けに行くのはOKですか?」
支倉芹香:「今回、そうしていただいたように。」
三木燕真:「……遭わない」
支倉芹香:「なんと」
三木燕真:「遭わなければいいんだろ」
三木燕真:「危ない目に……」
支倉芹香:「えぇー……」
支倉芹香:「だいぶ無茶じゃありません?」心配そうな目
三木燕真:「無茶では……」
三木燕真:「……とにかく!」
三木燕真:「自分が犠牲になろうってのはナシだ。止めてくれ」
三木燕真:「本当に」
三木燕真:「それは、嫌だ」
三木燕真:掴んだままの手に力が籠もる。
支倉芹香:「嫌ですか。んん、理屈じゃないなら反論出来ない」
支倉芹香:考えるようにかしげた首に合わせて、サラリと細い髪の毛が肩を掴んだ手に掛かる
支倉芹香:「わかりました。では、犠牲になるのはナシで」
支倉芹香:「三木さんが危ない目に合わないなら、かばったりしません」
支倉芹香:「……コレで大丈夫です?」
支倉芹香:反応を伺う
三木燕真:「ああ、それで……」
三木燕真:「……ん」
三木燕真:「ちょっと待って、遭ったら庇うつってるだろそれ!」
三木燕真:「変わってないだろ」
支倉芹香:「するどい……」
支倉芹香:「い、良いじゃないですか、遭わないんでしょう?危ないこと」
支倉芹香:「だったら変わりませんよ、ねっ?」
三木燕真:「遭わないが……」
三木燕真:「あったらそうするっていう心構えがダメ」
三木燕真:「変わらないなら何があってもしないって言ってもいいってことだよな」
支倉芹香:「あら……」
支倉芹香:「先生の揚げ足を取る生徒…」
三木燕真:「生徒をだまくらかそうとする先生」
支倉芹香:「言葉の響きに重大な過失を感じますね…」
支倉芹香:「………」
支倉芹香:「はー」
支倉芹香:「わかりました。約束します。庇いません。なのでそちらも危ない目に遭わないでください」
支倉芹香:「これでどうだ」
支倉芹香:ツン、とそちらをみる。
三木燕真:「……じゃあ……」
三木燕真:「……それで」
支倉芹香:「よろしい。」
支倉芹香:「……じゃあー、和解したところで、肩離してもらえるかな?そろそろ痛いのです」
三木燕真:「え? あっ……」慌てて手放す。
三木燕真:「すいません……」
支倉芹香:「女の子には優しくしなきゃいけませんよー?」
三木燕真:「……すいませんでした。約束します。優しくします」
三木燕真:「これでどうだ」
支倉芹香:「子供みたいな言い方」フフ、と年上らしく笑う
三木燕真:「だから子供扱いするなと……」
三木燕真:「というか先に言いだしたのそっちだろ……」
支倉芹香:「どうでしたっけねぇ」
三木燕真:「とぼけるなよ……」
支倉芹香:「ともあれ、はい。お互いのわだかまりも解けてよかった良かった。仲直り」ぱん、と打ち切るように両手を打つ
三木燕真:「……肩は」
三木燕真:「……痛くないの。今。離したけど」
三木燕真:「どうなの」
支倉芹香:「三木さんの心配が骨身にしみる、と言ったところでしょうか」
支倉芹香:「痛さはそんなに無いです」
支倉芹香:「私は諸々終えて帰りますけど、三木さんはまだ訓練続けます?」
三木燕真:「……ん。いや、俺も帰るとこだけど」
三木燕真:「終わってないんで。宿題」
三木燕真:「誰かが出してきたやつが」
支倉芹香:「あら、そうなんですか。学生って大変ですねぇ」あらあら。
支倉芹香:「じゃあ途中までご一緒しますか。お着替え、待ってますね」
三木燕真:「そっちも学生だろ……」
支倉芹香:「大学生に宿題はありません。……レポートしか」
三木燕真:「一緒でしょ……違うの?」
支倉芹香:「だいたい一緒な上に、ちょっとだけ複雑です」
支倉芹香:「三木さんも、進学を選んだらわかりますよ」
三木燕真:「へえ……」
支倉芹香:「今度の授業では、その辺りも話せるように話題まとめておきますね」
三木燕真:「まあ、そうするつもりでは居るけど」現状の成績は別にせよ。
支倉芹香:「よきことだわ」
支倉芹香:「家庭教師としても身が入ります」
支倉芹香:「じゃあ、これからもよろしくね、三木さん」
三木燕真:「ああ」手をひらひらと追い出すように振って。
三木燕真:「……そうだ」
支倉芹香:「ん?」
三木燕真:去り際の彼女に声を掛ける。
三木燕真:「Sono felice che tu sia salva.」
三木燕真:「……ほら。早く出る」
三木燕真:「男の着替えを覗く趣味でも?」
支倉芹香:「…………」ぽかん、とちょっと目を丸くしたあと
支倉芹香:「いいえ、いいえ」ふふ、と目を細めて
支倉芹香:「そんなの、顔が熱くなってしまうもの」
支倉芹香:ひらひら、と手を振って退室した
三木燕真:「……」それを見やって。
三木燕真:「調子が狂う……」
三木燕真:あの香りを嗅ぐと、どうにも。
三木燕真:「……くそ」顔をまた洗おうと、洗面台に向かった。


◆Masterscene◆

GM: 
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// Masterscene
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GM:◆グリーディマーケット 閉幕直後
"マテリアモーフ":目が覚めたのは洋館の1室だった。
"マテリアモーフ":『出入口』として確保している、住む人の居なくなった屋敷のベッドの上。
"マテリアモーフ":意識が覚醒させながら、部屋にいるそれを見る
黒の球体:「──────」
"マテリアモーフ":静かな屋敷に揺蕩うような輪郭のあやふやな黒い球
"マテリアモーフ":その内部はバロールとオルクスの領域制御により、あらゆる空間を繋げ分断する異常回廊
"マテリアモーフ":故に、その中心。
"マテリアモーフ":1秒に満たない速度で変わる空間構成の核となる遺産にアクセスする術は、尋常ではなし得ない。
"マテリアモーフ":「さて」
"マテリアモーフ":手には、薄赤色の液体の入ったアンプルがある。
"マテリアモーフ":どこかのセルが作り出した、レネゲイドの出力を跳ね上げる試作品にして、欠陥品。
"マテリアモーフ":既存薬品の数倍の効果をもたらしつつ、副次の作用として使用者に数十倍の負担をかける。
"マテリアモーフ":その、改悪品。
"マテリアモーフ":あるオーヴァードの能力特性。他者のレネゲイドに関与する性質によって副次作用を抑え、ほんの一瞬だけ爆発的な効果を生むように
"マテリアモーフ":気の所為にも思える一瞬だけ、効果を発揮する。
"マテリアモーフ":そのアンプルを首筋に。
"マテリアモーフ":体の感覚が研ぎ澄まされ、周りの景色が鈍化する。
"マテリアモーフ":行われるのは体の変化。
"マテリアモーフ":間近で見た身体を、受けた技を、再現するように細胞に命令していく。
"マテリアモーフ":戦闘の中では応用できずとも、そっくりそのままを一致させるように。
"マテリアモーフ":黒い球。あるいは、穴の中に手を入れる。鬼の膂力を持つ埒外の構造。
"マテリアモーフ":その腕が行う技術は見たものの再現。
"マテリアモーフ":あるいは存在を伏す隠密性。
"マテリアモーフ":あるいは認識を超える神速。
"マテリアモーフ":あるいは触れた力すべてを返す合気の技。
"マテリアモーフ":目で見た、そして見てきた技術を重ね、変化を続けるその道筋を踏破する。
黒の球体:─────カチリ、と
"マテリアモーフ":手に握っていたそれが、『核』に届く。
"マテリアモーフ":寄木細工から失われた1ピース。
"マテリアモーフ":かつて、その契約者から奪われた一欠片。
"マテリアモーフ":重ねた研鑽が、その欠落を埋めた。
"マテリアモーフ":幾人もの強者を見て、重ね、受け。
"マテリアモーフ":ようやく届いたのは、無限に遠い数センチ先。
"マテリアモーフ":モヤが渦巻く。暴走によって繋がれた道と領域が正常に戻っていく。
"マテリアモーフ":『無くしたものを求める』という遺産の特性が今ようやく満たされていく
黒の球体:「……………」
黒の球体:球体が渦になり、長く、長く、内側に収束していって。
『欲望の姫君』:コロン、と。積み木を重ねたような寄木細工が地面に落ちる。
"マテリアモーフ":それを見て。
"マテリアモーフ":「はーーーーーーーー」
"マテリアモーフ":万感の思いを込めて、重く重くため息を吐き出した。
"マテリアモーフ":グリーディマーケットで受けた負傷と、薬品の副作用と、緊張の糸が一気に解けて
"マテリアモーフ":全身を重い泥のような疲労感が襲い、先程まで寝ていたベッドに身体を横たえる。
"マテリアモーフ":「最後の依頼、ようやく果たしたからね」
"マテリアモーフ":「■■■」
"マテリアモーフ":誰かの名前を口にしたあと、一定のリズムで呼吸が続く。
"マテリアモーフ":その姿は既に鬼の力を持つ少女ではなく。
"マテリアモーフ":白スーツを羽織った伊達男でもなく。
"マテリアモーフ":能力を解除し、久しぶりに安心したように眠る。
"マテリアモーフ":子供のような寝顔だった。




『グリーディ・マーケット』 終