『ブランク・メモリー』(GM:冥王星、サブGM:缶詰)


PC1:出羽鋭一(でわ・えいいち)( キャラシート )PL:DT
PC2:括木操(くくりぎ・みさお)( キャラシート )PL:自動

メインログ雑談ログ

目次

Preplay

トレーラー 変わらない日常。平穏な日々。
これからも続くであろう、幸せな生活。
この思い出と、これから作る思い出たちこそが宝物。
それなのに。
切ない気持ちが消えてくれない。
空白を悲しむような疼き。
この胸の痛みは、一体……?




ダブルクロス The 3rd Edition『ブランク・メモリー』 

ダブルクロス──それは裏切りを意味する言葉。



GM:というわけで、自己紹介やっちゃおうと思います!
GM:PC1の出羽くんからお願いします!
GMキャラシート
出羽鋭一:はい!
出羽鋭一:寡黙でクールな態度のUGNチルドレンの少年です。
出羽鋭一:クールな態度というか……
出羽鋭一:女性と話すのがめちゃくちゃ苦手なだけですが……
出羽鋭一:でもまだ稼働以来男性と話したことないです そんなことある?
GM:そんなことあるんだ
出羽鋭一:なぜかね……
出羽鋭一:シンドロームはバロール・キュマイラ。
出羽鋭一:セットアップで詰めて復讐の刃を振るうタイプ。
出羽鋭一:対呪物破壊に適した遺産剣を保有し、不死性といったジャームの力を切削する力を持ちます。
出羽鋭一:呪物には強いです 呪物とだけ戦いたい
出羽鋭一:よろしくお願いします
GM:よろしくおねがいします!
GM:ではPC2!括木くん!
GMキャラシート
括木操:はーい!
括木操:括木操(くくりぎ・みさお)。コードは《エバーグリーン》。
括木操:イリーガル。高校生。銀灰色の髪の不機嫌で神経質そうな少年です。
括木操:元女子校の高校にいるためか、女性に対しても妙に照れがなく動じないタイプ。
括木操:だからか知りませんが、稼働以来男性と話したことないです。
GM:こちらは女性に抵抗がない!
GM:不思議……
括木操:ふしぎ…
括木操:ただし押しに弱く、根本的に巻き込まれ体質です。
括木操:シンドロームはエグザイル/ソラリス。
括木操:交渉攻撃を行いつつ、デビストと霊水でサポートもやっていければ。
括木操:能力としては、身体から肉の花を咲かせ、その粘液と胞子でレネゲイドウイルスを一時的に和らげることで、オーヴァードの肉体に干渉できます。
括木操:こんなかんじかな!
括木操:よろしくお願いします。
GM:はーい!よろしくおねがいします!
GM:では共通のハンドアウト!

PC1:出羽鋭一 PC2:括木操
シナリオロイス:相花愛菜 推奨:任意
あなたはUGN支部への護送任務を請け負った。
護送対象は、相花愛菜というレネゲイド事件に巻き込まれた民間人。
事件は収束し、残るは事後処理のみ。
今後の少女の安全を考え、UGN上層部は少女のレネゲイドに関する記憶の消去を指示。
記憶処理が可能な支部に向かう車に、あなたは護送対象と共に乗り込む。

GM:記憶処理予定の少女を護送してもらいます。
括木操:ほほお
GM:そんな感じ!ではやっていきましょー!
出羽鋭一:少女……


◆Opening◆

GM:OP!PC2人共通です!
GM:お願いします!
GM:登場お願いしますっていいたかった
出羽鋭一:理解
括木操:はあい!
括木操:括木操の侵蝕率を1d10(→ 1)増加 (33 → 34)
出羽鋭一:出羽鋭一の侵蝕率を1d10(→ 8)増加 (32 → 40)
括木操:女子と会う前のテンションの差



GM:君たちは護送任務を請け負って、UGNの拠点にやってきた。
GM:そこで少女は一時的に保護されていて、これから記憶処理のために支部の本拠点に護送するという。
GM:見た目では、ただの一戸建てに見える民家に、中型車が停まっている。
括木操:不機嫌そうな顔つき、制服姿の少年が歩いてくる。
出羽鋭一:手袋をつけて、竹刀袋のようなものを提げた少年。
括木操:今回の任務はもう一人、同い年のUGNチルドレンが同行するという。
括木操:おそらくは目の前の小柄な少年がそれだろう。
出羽鋭一:少年を見上げて。「……“エバーグリーン”?」
括木操:「そうだ。“ターンアダマー“か」
出羽鋭一:首肯して。「うん。よろしく」
出羽鋭一:「UGNの任務は慣れてる?」
括木操:「いや……あまり。巻き込まれて結果的にやっているくらいだ」
出羽鋭一:「そうか。気楽にしてくれ……とは言わないけど、そう気を張らなくていい」
出羽鋭一:「そういうのは正規兵のこっちの役目だから。手の周りきらない時に手伝ってくれれば」
括木操:「基本的にあんたの指示に従うつもりだ」
括木操:「好きに使ってくれ」
出羽鋭一:「ああ、助かる。適宜指示はする」
出羽鋭一:「能力は?」
括木操:「エグザイルとソラリス」右手を軽く挙げる。皮膚がぐにゃりと波打つ。
括木操:粘膜がめくれ上がったような、醜悪な花。
括木操:「ここからレネゲイドを抑制・自壊を促す胞子が出る」
出羽鋭一:「ふんふん」驚いた様子はまるでなく。「そりゃ便利だ」
括木操:「あんたは見たところ……剣士か」竹刀を睨むように見る。
出羽鋭一:「じゃあ、カバーを頼む。ああ」竹刀袋をすると開ける。
出羽鋭一:刀を見せて。「遺産ってやつでね。分かる?ええと」
出羽鋭一:「レネゲイドに感染したアイテムで、特定人物に適合するものの総称」
括木操:「ん、話には……。見た目にはあまりわからんな」
出羽鋭一:「特異性は攻撃対象に齎すタイプだからな。こいつはジャームの能力の破壊ってところ」
出羽鋭一:「まあ、護衛任務じゃ普通の刀みたいなものかな」
括木操:自分の胞子を想像している。それのより強力なものなのだろう。
出羽鋭一:「近づく相手は取れる。ターゲットにはこちらが張り付くから、“エバーグリーン”は遠方の警戒を頼む」
括木操:「分かった」
括木操:中古車を横目で見る。
出羽鋭一:「しかし、車は普通の車か?これ」
括木操:「知らん……運転手がOVなのかも聞いていない」
出羽鋭一:「偽装メインってことだろうけど。襲われないように祈りたいね」
括木操:「ああ……」運転席の方へ回ってみる。
出羽鋭一:「今聞こうか」運転席に近づいて、ノックする。
獅子原トア:「ん?おぉ、来たね。ちょっとまってね」
出羽鋭一:「うわっ」
出羽鋭一:絶対運転手が男子だと思っていた。
括木操:「む」未成年に見えるのでちょっと驚いた。
獅子原トア:ごそごそと荷物を助手席においたりして、扉をあける

NPC情報 獅子原トア(ししはら とあ)
バロール/オルクス
兎の耳に見えるヘアバンドを着用している少女。UGN輸送班所属。変わった鳴き声を発する。
トアのみが観測できる未知の物質「ファントム」。その動きや密集度合いを観測することによって広範囲の物質・人物の動きが察知できる。

獅子原トア:「にゃはろ~! 今回運転手を務める獅子原だよ!」
括木操:「にゃは…??」
出羽鋭一:「…………よろしく」
獅子原トア:「私は運転しつつ、襲撃とか察知しながら適宜ルート変更していくから、よろしく!」
括木操:「探知能力者か」
括木操:「たしかにこういった任務ならそういう人間が配置されるのか…」
出羽鋭一:「オーヴァードか。まあそうだろうけど……」
獅子原トア:「そういう能力なんでね! よろしく! へにょーん!」
出羽鋭一:「……」
括木操:「へに…?」
獅子原トア:「ほよよ…?どうしたのだ?もしかして人違いじゃないよね?」
出羽鋭一:「いや、……“ターンアダマー”」
括木操:「いや…?俺は"エバーグリーン"で」
括木操:「そうだ。いや。運転手は成年かと思っていたので」
括木操:「少し驚いた」
出羽鋭一:「ああ……驚いただけ」
出羽鋭一:「です」
括木操:横目で出羽さんを見ている。
獅子原トア:「どひゃんすー! 20です!」
括木操:「そうなのか」
出羽鋭一:「えっ」
出羽鋭一:「それで……?」
獅子原トア:「こ、これでそうですが……?」
括木操:「わ、悪かった…??」
出羽鋭一:「あ、いや、そのっ」
出羽鋭一:「……」
出羽鋭一:「……お若く……見える…………」
出羽鋭一:「的な……」
獅子原トア:「ふもんふもん! きにしなくてよろしー!
括木操:「出羽、あんたさっきから…」
括木操:「どうしたんだ…?」
出羽鋭一:「いや、何でも」
出羽鋭一:「何でもない」
括木操:「何でもない人間の声色じゃないが…」
出羽鋭一:「本当に大丈夫だから」
獅子原トア:「??? さ。乗って乗って。お姫様がお待ちだよ!」
出羽鋭一:「……」
出羽鋭一:「……はあー……」溜め息を吐く。
括木操:「ああ」頷いて。
括木操:「…おい、本当にどうした?」
出羽鋭一:「いや。何でもないよ。緊張してるだけだ」
出羽鋭一:「任務には持ち込まない」
GM:車の後部座席をあけて乗るよう手招きするトア。
括木操:「気を張らなくていいと言っていたのはあんただろう…?」
括木操:「いや、別にいいが」
括木操:トアさんの方へ向かいつつ。
GM:そこには、一人の少女が座席で待っていて。
相花愛菜:後部座席に居た先客は、車内に艶やかに、しかし包まれるように咲く花のようで。
相花愛菜:桃色の髪をつややかに流しながら、若葉色の瞳を二人に向ける
相花愛菜:「あら」
相花愛菜:「わたしと同じ境遇……それとも、護衛の人?」
相花愛菜:スッ、と膝先を揃えるようにわずか二人の方を向いて
括木操:いつも通りの不機嫌そうな顔で。「護衛だ」
相花愛菜:「そう」
相花愛菜:「わたしは愛菜」
相花愛菜:「相花愛菜よ。よろしくね?」
出羽鋭一:「…………」
出羽鋭一:「よろしく…………」
出羽鋭一:「です、護衛で……」
括木操:「ああ」平然と答える。
出羽鋭一:「……」(別の……)
出羽鋭一:(任務がよかったな……)
出羽鋭一:(ただジャームを倒すだけみたいな……)



GM:シーン終了。
GM:ロイス取得のみ可!
括木操:出羽さんに取ろうかな。 信用/〇不安
括木操:なんか急に変になったので・・・
出羽鋭一:-同行者/括木操/信頼/最悪全部投げるか……○/ロイス
括木操:こら!!!
出羽鋭一:何か……?
括木操:あんなに頼りがいのあった出羽さんが・・・
相花愛菜:妙な緊張感があるわ。何かしら。
括木操:OPにして…
出羽鋭一:ちょっとここまで出てこないで 困る
相花愛菜:しゅん・・・
GM:www


◆Middle01◆

GM:【ミドル1】
GM:ミドルフェイズに入ります
GM:今回はプライズ制!
出羽鋭一:プライズ!
括木操:おおっ

使用技能:<情報:UGN>、<情報:噂話>
目標値 :9
プライズ:0/6
シーン数:0/5

GM:目標値9の判定に挑戦し、最も達成値が高かった人の達成値÷10の少数切り上げ分がプライズ獲得値になります。
GM:6に到達でミドル突破してクライマックス。シーン数は5シーン制限。
GM:制限に到達した場合アドヴェント扱いとなり
GM:人員の多大な疲弊と輸送車の大破。UGNからの救援が到着という過程を経て、支部にかろうじて到着することになります。
括木操:たいへんだ
出羽鋭一:散々だ
GM:がんばってねー
出羽鋭一:多大な疲弊は……なんかもうしそうだが……
GM:というわけで判定する方は、登場して判定どうぞ!
GM:そうかも
出羽鋭一:出ますっ
出羽鋭一:出羽鋭一の侵蝕率を1d10(→ 9)増加 (40 → 49)
括木操:括木操の侵蝕率を1d10(→ 3)増加 (34 → 37)
出羽鋭一:緊張しっぱなし
括木操:差がもう
相花愛菜:ギア入ってきましたね
括木操:えっと判定は…どっちの情報も技能でもってないな
括木操:情報:噂話にしてみるか。
括木操:【情報収集チーム】で達成値+2。腐れ縁の学校の連中に聞いたぞ。
括木操:4DX+2+0@10
DoubleCross : (4DX10+2) → 10[1,6,7,10]+4[4]+2 → 16

括木操:おお
出羽鋭一:さすがソラリス
出羽鋭一:情報UGNで振ります~
出羽鋭一:コネUGN幹部も使って
出羽鋭一:4dx+1>=9
DoubleCross : (4DX10+1>=9) → 7[4,4,5,7]+1 → 8 → 失敗

出羽鋭一:しゅん……
括木操:出羽さんの緊張がここまで・・・
GM:プライズ獲得値2/6!
GM:一つ情報が明かされます。

情報1:相花愛菜は取引現場を目撃し、FHセルメンバーに一時捕縛されたが、両FHセルの動きを見張っていたUGN側の人員に救出される。
その後保護され、情報提供などの協力をした。
捕縛された際に、FHセルメンバーにレネゲイドに関する知識を詰め込まれた。

GM:情報は以上でーす!
括木操:なるほど
出羽鋭一:知ってるんだ
括木操:そういえば彼女は
括木操:自分が今から記憶を消されるってわかってるんでしたっけ
GM:わかってる感じでお願いします!
括木操:わかりました!



GM:車内。
GM:車の中は広く、座席も3列あるので好きなように座れそうだ。
獅子原トア:「ひょーん。いい感じに座っておくれ~」
括木操:一番遠くに座るか…と思ったが、出羽さんがあまりにも不審なので伺っている。
出羽鋭一:3列目の奥にすっと座る。長物があるので。
括木操:長物があるなら仕方ないので二列目。対象も見られる。
獅子原トア:「シートベルトもしっかりしてね!良さそうだったら出発するよ」
相花愛菜:「わたしは大丈夫よ」
括木操:「ああ」
獅子原トア:「ほいさ~ では出発だねー ごーごー!」
GM:車が緩やかに動き出す。
括木操:スマホや字を見ると車酔いしやすいので、ガラスに反射する車内を見ている。
相花愛菜:発進から少しの間は景色を見ていたが、チラリとガラス越しに操さんの方を見るのがわかる
出羽鋭一:「……」いつでも刀を抜ける状態でだんまり。
相花愛菜:「わたし、オーヴァード?というものについて、話だけ聞いたのだけど」
相花愛菜:「二人もそうなのよね?護衛というのだし」
括木操:「ああ」
出羽鋭一:頷く。真後ろで。
相花愛菜:「それが、あー……ええと、名前はなんだったかしら?それとも、こういうときは明かさないルール?」
括木操:どうなのか分からないので出羽さんの様子を伺う。
出羽鋭一:「……」その視線を受けて。
相花愛菜:伺っているので首だけでチラリと後ろを見る
出羽鋭一:「……っ」視線にビクッとして。「……そういうルールはないけど」
出羽鋭一:「その。どうせ、忘れさせられるんだし」
出羽鋭一:「知る意味は……無いかと……」小声。
括木操:「だそうだ」
相花愛菜:「あらまあ」頬に手を当てる
相花愛菜:「コレがプロフェッショナル、というやつなのかしら。運転手さんは口数多かったけど」
相花愛菜:「でも、それって寂しいのではなくて?」
括木操:「……」少し考え込むように。
出羽鋭一:「……寂しい?」
獅子原トア:「ほほーん!賑やかで楽しい人だぞー!」運転しながら口を挟む
相花愛菜:「えぇ、好ましいわ。トア」バックミラーに手を振ってる
相花愛菜:「それで、ええと?寂しいの話でしたか」
括木操:「忘れると分かっていて覚えることのほうが、よほど」
括木操:「……なんだ。嫌なものかと思ったが」
相花愛菜:「そう?忘れるのがイヤならば学校の勉強なんてしなければよいのです」
相花愛菜:「全部覚えていられるわけではないのだから」
括木操:「む」
相花愛菜:「仮の話をしますけれど」
相花愛菜:「記憶を消すというのは、今の段階の話でしょう?」
相花愛菜:「このあと、不思議なことが起こって、わたしとあなた達が10年続くようなお友達になったらどうするのです?」
括木操:瞬き。その言葉を咀嚼している。
出羽鋭一:「それは……」
出羽鋭一:「その時に考えればいいのでは……」
相花愛菜:「そうですよ」
相花愛菜:「忘れる時は忘れるときに悩めばいいのです」
相花愛菜:「それで?今、わたしはあなた達を忘れていないのですけど」
相花愛菜:「"そのとき"がくるまで、会話をしていただけないのかしら?」
括木操:「……令嬢ってのは、やっぱり気が強くないとやっていけないのか」独り言をつぶやく。
括木操:「分かった、分かった、括木だ」
括木操:「括木操」
出羽鋭一:「……」なにか反論しようとしたが反論するとそこで会話になるからやめる。
出羽鋭一:「……出羽鋭一」
括木操:出羽、こいつもいま面倒がったな、と思う。
相花愛菜:「操に、鋭一ね」
相花愛菜:「それで、お二人は」
相花愛菜:「オーヴァード、なのですよね?不思議な力を使うとかいう?」
相花愛菜:「どんなことができるの?」
括木操:先ほどと同様に、手を翳そうとして。
出羽鋭一:「…………いや、それは駄目」
相花愛菜:「へえ?」
出羽鋭一:「見せるのは、処理の強度に関わるんで」
出羽鋭一:「……その……」
出羽鋭一:「駄目です」
括木操:その言葉を聞いて止める。
相花愛菜:「残念」
相花愛菜:「鋭一が止めなければ、操が見せてくれそうだったのに」
括木操:「……ぐ」
括木操:「すまん、出羽」
相花愛菜:クスクスと密かに笑う
出羽鋭一:「いや、絶対ダメってわけじゃないけど」
出羽鋭一:「なるべくならそうした方がいいってだけ。先に言っておけばよかったな」
出羽鋭一:「悪いな。括木」
括木操:「いや」
括木操:「俺もあまり記憶処理について詳しくない」
括木操:「助かった」
相花愛菜:「ふむ。でも、まあ。理由があるのならいいです」
相花愛菜:「残念ですが、超能力のことは置いておきましょう。残念ですが」
出羽鋭一:「……」
出羽鋭一:前の座席に竹刀袋を放る。
出羽鋭一:「……それを」
出羽鋭一:「見るだけなら、いいから……」
相花愛菜:「拝見しましょう」
相花愛菜:シートベルトに阻まれつつ竹刀袋を取る
出羽鋭一:「あっ、その」
相花愛菜:「はい?」
出羽鋭一:「ケガしないように……」
相花愛菜:「……ふふ。えぇ、気をつけます」
相花愛菜:目線だけ向けて答える
相花愛菜:「操、お膝の上を拝借しますね」
括木操:「は?」
括木操:「何が…」
相花愛菜:長物を横にするようにして、シートを横断して操さんの膝の上に柄頭を向ける
相花愛菜:「よいしょ」
出羽鋭一:華美な作りではない。無骨な拵えの切削刀。
出羽鋭一:目釘はしっかりしており、手入れは行き届いている。
括木操:「…おお」刀をきちんと見る機会は少ない。
相花愛菜:「刀って取り出しにくいんだから…ほんとに刀なのね」
相花愛菜:「へぇー、真剣なんだ」
相花愛菜:「これは、触れたら燃えたり凍ったり、雷が走ったりするの?」
括木操:じいっと刀身を見ている。ちょっと楽しい。
出羽鋭一:「いや……」
出羽鋭一:「というかそういうのだったら相花……さん、に」
出羽鋭一:「触らせないから……」
相花愛菜:「それもそうね。それもそうだわ」
括木操:「というか、あんたは怖がらないんだな」
相花愛菜:「わたしが?」
出羽鋭一:「……燃やしたり、凍らしたり、雷を出すかも知れない相手を?」
出羽鋭一:括木くんの句を継ぐように。半分彼に話している感じだと話しやすい。
括木操:「FHの騒動で拘束されたんだろ。刃物使いも、オーヴァードもいて」
括木操:「…それで」相花さんのまっすぐな目に少し臆しながら。
括木操:「そういうのにまだ触れようとするのか、と思って、訊いただけだ」
相花愛菜:「怖いですよ? こわいですし、緊張しています」
括木操:「…じゃあ、なぜ」
相花愛菜:「悪い組織に捕まって助けられても、実はまだわたしが安全か、保証されたわけではないですし」
相花愛菜:「わからなくて、怖いです」
相花愛菜:「だから、知りたいんじゃあないですか」
相花愛菜:「守ってくれるあなた達のこと。UGNとかいう組織のこと」
相花愛菜:「知らなくて怖いので、教えて下さいな」
出羽鋭一:「……」
出羽鋭一:「……可能な範囲で」
出羽鋭一:怖い女だな、と思った。
相花愛菜:「えぇ、可能な範囲で」
相花愛菜:ふふ、と目を細めた気配
相花愛菜:「あなた達に身を預けて良いか、どうか」
相花愛菜:「わたしを、信用させてくださいね?」
括木操:……知らないことを恐れるというのに、今から忘れさせられることについて。
括木操:思考するのは無益だが、頭をよぎった。
括木操:「ああ。それもきっと」
括木操:「信用を得るのも、UGNの仕事なんだろう」そうだろうか、と思いながら。
出羽鋭一:「……努力する……します」
出羽鋭一:「あの……なんで」
出羽鋭一:「そろそろ……」
出羽鋭一:「返して……」
括木操:「あ」手を離す。
相花愛菜:「あら」
相花愛菜:「疑ってる相手に武器を渡すとでも?……なーんて、冗談です、冗談」
相花愛菜:「その武器で、わたしを守ってくださいね」
相花愛菜:「期待してますよ、おふたりとも」
出羽鋭一:「……ああ」
出羽鋭一:「そこは違えない」
括木操:はあ、とため息らしきものを吐いた。



GM:シーン終了。ロイスと購入判定が可能!
GM:移動中の車で購入とは??
出羽鋭一:事前準備的な……
括木操:無からでてくる
括木操:相花さんに 〇保護/警戒・脅威 で
出羽鋭一:-護衛対象/相花愛菜/庇護:○/脅威/ロイス
括木操:そっちも脅威なのかよ
括木操:弱すぎる
出羽鋭一:そうでしょこれは
出羽鋭一:恐怖じゃないだけマシまである
括木操:悲しい生き物
相花愛菜:斯様にお思いなのですね…
出羽鋭一:お、表は庇護だから……
出羽鋭一:購入はボディアーマー狙お
出羽鋭一:2dx>=12
DoubleCross : (2DX10>=12) → 9[4,9] → 9 → 失敗

出羽鋭一:ダメ!以上で~
括木操:じゃあボデマッ
括木操:4DX+1+0@10>=12
DoubleCross : (4DX10+1>=12) → 10[2,3,9,10]+8[8]+1 → 19 → 成功

括木操:絶好調 なぜ
括木操:出羽くんにあげるね
出羽鋭一:わーい
出羽鋭一:これで女子との距離を取りやすくなった


◆Middle02◆

GM:【ミドル2】

使用技能:<情報:UGN>、<情報:噂話>
目標値 :9
プライズ:2/6
シーン数:1/5

GM:登場して判定をどうぞー
括木操:括木操の侵蝕率を1d10(→ 3)増加 (37 → 40)
出羽鋭一:出羽鋭一の侵蝕率を1d10(→ 10)増加 (49 → 59)
出羽鋭一:こいつマジ?
括木操:wwww
括木操:おもしろすぎる
相花愛菜:心拍数が倍。
出羽鋭一:落ち着く様子なし
括木操:判定!
括木操:【情報収集チーム】で達成値+2をふたたび
括木操:情報噂ばなしで
括木操:4DX+2+0@10
DoubleCross : (4DX10+2) → 10[3,4,9,10]+10[10]+3[3]+2 → 25

括木操:?
出羽鋭一:ヤバ
GM:??
相花愛菜:超エリート
括木操:なんかめちゃ知ってるみたい
出羽鋭一:一応ふろうかな……UGNコネ使って
出羽鋭一:4dx+1>=9
DoubleCross : (4DX10+1>=9) → 7[1,3,5,7]+1 → 8 → 失敗

出羽鋭一:こいつ……
相花愛菜:出羽くんがボロボロすぎる
括木操:運が吸われてる
出羽鋭一:女性の情報とか……そういうの調べるのは良くないかと……
括木操:意識しすぎ
相花愛菜:何調べるつもりだったんですか。いやらしい
出羽鋭一:違……
GM:じゃあプライズ5/6!
GM:情報が1個オープンされます

情報2:壊滅したFHセルの名は「ブラッドスペル」と「ホワイトスモッグ」。
それぞれブラム=ストーカーとソラリスの研究に特化した小規模セルで、互いに協力体制を築いていた。
今回目撃された取引内容は、大量殺戮科学兵器「ビー・ネスト」の開発データ。
その脅威度は、UGNが大規模な人員を投入するのに充分な根拠となった。

GM:こんな感じ!
括木操:シンドローム特化セルなんだ
括木操:面白い



GM:引き続き車内。
GM:君たちはもしかしたら、やたらと道を曲がっていることに気づくかもしれない
獅子原トア:「ごめんねー。人が多そうなところ避けてるから」
獅子原トア:「ちょっと遠回りになるかも。うみゃみゃ~」
括木操:「……」車酔いしやすいので酔い止め飲んできて良かった、となっている。
相花愛菜:曲がる度に小さく頭を揺らし、桃色の髪が追従する
出羽鋭一:「……」それを見やりながら。「それでいいかと」
出羽鋭一:「紛れられて襲われるのが一番困る」
出羽鋭一:「迂闊に《ワーディング》も貼れないから……」
相花愛菜:「あぁ、あのグワンとするやつ…」
相花愛菜:「車の運転中になってしまえば、大惨事ですよね」
括木操:「そういえば、確かに」
獅子原トア:「そうねー。私は平気だけど、一般の車にも掛かると大変だね」
出羽鋭一:「……知ってるんだ」
相花愛菜:「それなりに? そのせいでぐったり囚われていたので、説明は受けました」
出羽鋭一:「いや、そうか……一番怖い能力だな、これ」
出羽鋭一:「普段はあんまり意識しないけど……」
括木操:「そういう意味では、テロを起こす側が常に圧倒的に有利だな」
出羽鋭一:「有利のために品性は手放したくないけどな」
出羽鋭一:「一見の有利の代償を教えてやるために俺達がいる」
括木操:「……様子が戻ってきたな」
出羽鋭一:「別にいつも通りだって。何ら支障はない」
相花愛菜:「なにか、お体の調子でも悪かったので?」
出羽鋭一:「いや、そのっ……」
出羽鋭一:「……大丈夫だ、です」
括木操:「戻った…」
出羽鋭一:「いつも通りだから……」
相花愛菜:「操のその反応……」
相花愛菜:「なるほど、概ね理解しました」
括木操:「なにがだ」
相花愛菜:「鋭一は、初対面での会話が苦手……ということでしょう?」
相花愛菜:「操への態度と違いますよね」
括木操:「……いや、俺も今日で初対面だ」
出羽鋭一:「……」
相花愛菜:「えぇ?」
相花愛菜:「そうなの、鋭一?」
出羽鋭一:「うん……」
相花愛菜:「……外しちゃった」ペロ、と小さく舌を出して独り言。
相花愛菜:「じゃあ、どうして?」
括木操:「俺も決して愛想がよくはないが……」
相花愛菜:「操はその話し方で安定しているのね」
出羽鋭一:「……」
出羽鋭一:「……それは……その……」
相花愛菜:「鋭一はわたしと話せない理由があるのかしら。それとも、操が特別?」
括木操:「それはないだろ……」
相花愛菜:「あ、自虐。よくないんだ、そういうの」
出羽鋭一:「どちらかというと、相花さんが」
出羽鋭一:「……いや」
相花愛菜:「わたしが?」
括木操:「?」
出羽鋭一:「……その……」
相花愛菜:「その?」
出羽鋭一:「……苦手で」
相花愛菜:「……」
相花愛菜:「……………」
相花愛菜:「そうですか」
括木操:「ん」なんとなく空気の変化を察し、黙る!
出羽鋭一:「あっ、いや、その」
出羽鋭一:「相花さんがじゃなくって……!」
相花愛菜:「いえ、お気になさらないで結構ですよ。どうせ忘れる記憶ですので」
括木操:「おい、拗ねるぞ……!」出羽さんの方を見る。どうすれば……。
出羽鋭一:「違……!」
出羽鋭一:「じょ……女の人が……苦手でっ!」
出羽鋭一:「その、マジでそれだけなんで……」
括木操:「……ああ」
相花愛菜:「ほ?」
獅子原トア:「ほへーん……」
出羽鋭一:「個人が……ダメとかでは……」
出羽鋭一:「無いので……」
括木操:「なるほど」
相花愛菜:「女性全般?」
出羽鋭一:「全般……」
相花愛菜:「えー……」
相花愛菜:「大変……」
括木操:「それは任務などは……」
括木操:「苦労するのでは……」
相花愛菜:「そうよ、操の言う通り」
出羽鋭一:「……」
出羽鋭一:「してるが……」
相花愛菜:「してるんだ…」
括木操:「だろうな……」
出羽鋭一:「あ~もう……」
出羽鋭一:「忘れて……」
相花愛菜:「忘れるから心配しないで」
出羽鋭一:「……」
出羽鋭一:「……ごめん」
出羽鋭一:「そうだったな……」
相花愛菜:「いいえ?」
相花愛菜:「いまのはわたしもいじわるでした」
相花愛菜:「何となく。言える流れだったので、つい」
出羽鋭一:「勘弁して下さい……」
相花愛菜:「ちなみに操は、どうなの?」
括木操:「ム」
相花愛菜:「女の子。好き?嫌い?」
括木操:「別に好きも嫌いもないが……?」
出羽鋭一:「いや、その」
出羽鋭一:「俺も嫌ってるとかじゃ……」
相花愛菜:「じゃあ、わたしのことは好き?」
括木操:「……?」
括木操:「出羽に聞いたのか」
括木操:会話から抜けようとする。
相花愛菜:「鋭一。どう思う?全く相手にされなかったわ、わたし」
出羽鋭一:「えっ!?いや、その」
括木操:「あ?俺にも聞いていたのか、…?」
相花愛菜:「あわよくば二人共答えてくれるかな、と思って聞いていたわ」
獅子原トア:「にゃごにゃご~ 私は好き~!かわいいし……えと、かわいいから!」
相花愛菜:「トアもありがとう。優しいわね」
括木操:「……ああ、そうなのか……」
括木操:「いや、俺は……」
出羽鋭一:「……なんというか……嫌ってはないけど……」
出羽鋭一:「その、コウオなら、コウ寄りでは……?」
出羽鋭一:「ある……」
相花愛菜:「訓読みを避けてきたわね」
括木操:「ふむ」
括木操:「……あんたの知ろうとする態度は、好ましいと思った」砂を噛むように。
相花愛菜:「不思議ね」
相花愛菜:「わたしはいま殿方に好きと言われているはずなのに、どうしてそんなに表情が苦渋なのかしら」
括木操:「……あんたに、忘れるのに知ろうとするか、聞いたろ」
括木操:「それが嫌じゃないのかと……」
相花愛菜:「はい」
括木操:「……俺は」
括木操:「忘れると分かっていて……こう、話して、感情を抱くのが」
括木操:「不快だ。あんたが不快なわけじゃないが」
括木操:「あんたが記憶処理を受けるのに、どう感じるか迷ってしまう」
相花愛菜:「………そっか。そうね」
出羽鋭一:「……具申すれば、記憶処置はイリーガルにも適用できる」
出羽鋭一:「相花愛菜……さんを忘却することは出来るけど。どうする」
括木操:「……いや。キリがない。それに」
括木操:「俺は結局、自分の感情や記憶を、どんなに不快でも、他人に消されるのは、嫌なんだ」
括木操:「……だが、相花、あんたには」
括木操:「大変な目に合うなら……それで負担が減るのなら、忘れたほうがいいと思ってる」
括木操:「そのあたりの矛盾に、勝手に苛立っていただけだ」
出羽鋭一:首肯して。「……記憶処置が絶対善の行為なんて言うつもりはないけど」
出羽鋭一:「危険を避けて欲しいと何よりも思うからな」
括木操:「……だな」
相花愛菜:「……………」
相花愛菜:若葉色の瞳がゆっくり二人を見る
出羽鋭一:「君の知ったものは、それだけのものだ」
出羽鋭一:「納得しろとは言わないけど。理解はしてほしい」
出羽鋭一:逸しかけるが見返す。
相花愛菜:ちょっとだけ嬉しそうにする
相花愛菜:「優しいんだね、二人共」
括木操:苛立つようないつもの目で見返す。
出羽鋭一:結局逸らす。「……臆病なだけだ」
出羽鋭一:「その……眼に」
出羽鋭一:「その。何も言わずにおくことが」
出羽鋭一:「出来なくて……」
括木操:「俺も似たようなものかもしれん」
相花愛菜:「ほお」
括木操:「俺が言ってるのは俺の苛立ちであって」
括木操:「それをあんたに適用したい訳じゃない」
括木操:「だが、……それでも、あんたは知りたいんだろ」
相花愛菜:「ん。そうです」
相花愛菜:「終わりが決まってるからって、道中まで決められるのは嫌だもの」
相花愛菜:「そのおかげで、ほら」
相花愛菜:「鋭一と操のいいところも、見れましたし?」
出羽鋭一:「……終わりじゃない」
出羽鋭一:「休憩地点」
出羽鋭一:「頭を休ませて、次に行くための」
出羽鋭一:「……終わりじゃないから」
括木操:「いいところを見せられた気はしないが、…」嘆息して。
括木操:「ああ」
括木操:「あんたの人生はこれからも続く」
括木操:「それがより安心できるものであるように、」
括木操:「……本当は、それだけのことなんだ」
括木操:自分にも言い聞かせるように、静かに。
相花愛菜:「…………ふ」
相花愛菜:「ふ、」「ふふふっ」「くふふふふっ!」
相花愛菜:声を抑えて、小さく笑う
相花愛菜:「やっぱり、いい人ですね、お二人は」
出羽鋭一:「いやだから……そうじゃなくて……」
出羽鋭一:「……もういい……」
相花愛菜:「初対面にそんなに寄り添うんだから」
相花愛菜:「操も、鋭一も」
相花愛菜:「わたし、好きになれそうだわ」



GM:シーン終了。ロイス取得と購入が可能!
括木操:出羽さんをPの信用に。
出羽鋭一:私も括木くんをP信頼に!
括木操:相花さんを 〇保護/脅威・不安 へ。
出羽鋭一:すごい服でも買ってみてあげようかな
括木操:ほしい
出羽鋭一:2dx>=10
DoubleCross : (2DX10>=10) → 8[2,8] → 8 → 失敗

出羽鋭一:ダメでした
出羽鋭一:いじょ!
括木操:4DX+1+0@10>=10
DoubleCross : (4DX10+1>=10) → 9[5,7,8,9]+1 → 10 → 成功

出羽鋭一:すごい
括木操:買えた
括木操:自分に自分ですごい服を
括木操:着ます…
括木操:以上です…
GM:はーい!
出羽鋭一:センスがすごい人じゃん


◆Middle03◆

GM:【ミドル3】

使用技能:<情報:UGN>、<情報:噂話>
目標値 :9
プライズ:5/6
シーン数:2/5

GM:引き続き判定する方は登場後、判定をお願いします!
括木操:括木操の侵蝕率を1d10(→ 10)増加 (40 → 50)
括木操:むっ
出羽鋭一:出羽鋭一の侵蝕率を1d10(→ 7)増加 (59 → 66)
出羽鋭一:安定してる
出羽鋭一:ちょっと下がったかな 落ち着いてきたかもしれん
括木操:安定はしているが・・・
括木操:落ち着きのハードルがあんまりすぎるだろ
括木操:判定は情報:噂話で【情報収集チーム】で達成値+2。これで最後!
括木操:4DX+2+0@10
DoubleCross : (4DX10+2) → 8[4,4,4,8]+2 → 10

出羽鋭一:UGNコネ使って振ります!
出羽鋭一:5dx+1>=9
DoubleCross : (5DX10+1>=9) → 10[5,6,7,9,10]+6[6]+1 → 17 → 成功

括木操:おお・・・!!
GM:初めての成功
出羽鋭一:初めて成功した……
括木操:今日の出羽さんは一味違うぜ
出羽鋭一:そうだぜ
GM:ともあれプライズ6/6!ミドル突破で次シーンクライマックスです!
GM:情報項目が最後に1つ開きます

情報3:今セルの残党をまとめ上げているのは、”三刀流”フジミネという男。
本人は研究に携わっていないが「ビー・ネスト」のプロジェクト全体を指揮する人物だった。
フジミネはモルフェウス/バロールのオーヴァード。
今は潜伏し、護送ルートに待ち伏せしているとの未確認情報もある。




GM:引き続き車内。
GM:距離としては後半に差し掛かったところだろうか。
獅子原トア:「ん~、明らかに」
獅子原トア:「敵の残党と思われる怪しい勢力が待ち伏せしているな~」
括木操:感情的に喋りすぎた…とちょっと後悔していた顔を上げる。
獅子原トア:「でも大丈夫!」
相花愛菜:「大丈夫なんですか?」
獅子原トア:「私の感知・探知能力で最適な回避ルートを検索して迂回するのだ~」
獅子原トア:「ふにゃははは」
相花愛菜:「へぇー、便利なのね」
出羽鋭一:「……排除」
出羽鋭一:「しなくていいのか?」
出羽鋭一:「俺だけ降ろしてもらってもいいけど」
相花愛菜:どうなの?という顔をしている(バックミラー)
獅子原トア:「今回の我々の任務はあくまで護送だからね~」
獅子原トア:「いくつかある待ち伏せポイントを」
獅子原トア:「UGNに連絡しておくから」
獅子原トア:「それを参考に、他の人員に排除なり処理してもらうというわけ」
出羽鋭一:「……了解。バックアップがあるなら」
出羽鋭一:(……)
出羽鋭一:(……降りそびれた……)
括木操:「俺たちは相花の護衛に専念すればいいと」
相花愛菜:「えぇ、よろしくね。操、鋭一」
相花愛菜:「だけどUGN、色んな所に居るのね?」
括木操:「そうだな。俺も全容は把握していないが…」
出羽鋭一:「……そうじゃなきゃ、回せないだろ」
出羽鋭一:「これでも全然足りないくらいだ」
出羽鋭一:「本当は、相花さんの護衛だってもっと」
出羽鋭一:「適役を回せたんだけど。人が足りてれば」
括木操:(……まあ、明らかに適役ではない…)
相花愛菜:「適役って、例えばどんな人?」
括木操:「女子とかか…?喋りの得意な奴とか」
括木操:「いや、普通に護衛向きの能力者か…」
出羽鋭一:「……そういう感じ」
獅子原トア:「ん。でも」
獅子原トア:「同年代の優しくて強い男の子、そう考えると適役な感じしないかな~」
獅子原トア:「愛菜ちゃんは、年頃のお嬢様なわけだし」
獅子原トア:「そういうのに憧れがあったりするかも……?」
相花愛菜:はぁい、と小さく手を挙げる
括木操:「そう…なの…か?」しかめ面。
相花愛菜:「そっか。殿方に守って頂くお姫様、なのね」
括木操:「普段の方が、そうなんじゃないのか。令嬢だろう」
相花愛菜:「んー、そうかしら。そうかもね」
相花愛菜:「あまり比較したことないけど、操の令嬢のイメージはそんな感じ?」
括木操:「……学校に。そういう生徒がそれなりにいるから」
括木操:「そう思った」
出羽鋭一:「もしかしてそれを見越した配役だったのか。括木は」
出羽鋭一:「助かる。令嬢トークをしていてくれ」
相花愛菜:「ですって」
括木操:「令嬢トークってなんだ」
出羽鋭一:「なんかあるんじゃないのか」
出羽鋭一:「知らないけど……」
括木操:「俺も知らん…ただもともと女子高だったってだけだ」
相花愛菜:「そういう鋭一は?」
相花愛菜:「どういうのが令嬢だと思う?」
出羽鋭一:「はっ?」
出羽鋭一:「いや知らないけど……」
相花愛菜:「なぁんだ。参考にしようと思ったのに」
出羽鋭一:「いや……何の参考?」
相花愛菜:そういうイメージで会話したら、話しやすいかも知れないでしょ?」
括木操:「イメージ?」
相花愛菜:「ほら、だって。女の子が苦手だっていうんですもの」
相花愛菜:「それなら、こういう人かな~みたいな方に寄せたら、余裕ができるかも知れないと思って」
相花愛菜:うんうん、と頷く。
出羽鋭一:「いや、その、いいから」
出羽鋭一:「気を使わなくて……」
相花愛菜:「あら」
相花愛菜:「鋭一はわたしと仲良くしようと思ってくれないのかしら」
出羽鋭一:「えっ、いや」
出羽鋭一:「そういうわけじゃ……」
相花愛菜:「ひどい話だと思わない?ねぇ、操。」
括木操:「俺か…」
相花愛菜:「操はわたしと仲良くしてくれる?」
括木操:「……楽しめる話なんかは出来ないが…」
括木操:「いや、そういうことを言いたいわけじゃないな…」
相花愛菜:「イエスかノーで言うなら?」
括木操:「……」口を開いて閉じ。
括木操:黙ってうなずく。
相花愛菜:「あらあら?首でも痛いのかしら?大丈夫?喉を痛めたの?」
括木操:「わかってて言ってるだろうが…!」
括木操:言ってからばつの悪そうな顔。
相花愛菜:「きゃあ怖い」
出羽鋭一:「……」
出羽鋭一:(怖……)
括木操:「面白がってる」
相花愛菜:「く、ふふふふ」「バレちゃった」
括木操:「……俺はどうも感情的に入れ込みがちだから…」
括木操:「こういう感じの方が…いや、あんたに失礼なのはわかってるが」
括木操:「……ん。もう今更か…」
括木操:「ボロが出るどころじゃないな…」
相花愛菜:「そうね、改善を期待します。無理にとは言いませんけど」
相花愛菜:「で、」
相花愛菜:「操はこう言ってくれてるけど、鋭一は?」
出羽鋭一:「……うわ」
出羽鋭一:思わず口に出す。
括木操:(うわって言うか…)
相花愛菜:「うわ、て何?」
出羽鋭一:「えっ、いや、そのっ」
出羽鋭一:「……すいません……」
相花愛菜:「操に矛先が向いて自分への質問が有耶無耶になって助かったなー、みたいな声を出していたわね」
出羽鋭一:「……」
相花愛菜:「そういう所わかりやすくて、可愛いと思います」
出羽鋭一:「……相花愛菜さんと……」絞り出すような声。
相花愛菜:「はい」
出羽鋭一:「仲良く……させて頂きたいです……」最後はもう消えかかっている。
相花愛菜:ぱち、ぱち、ぱち 確かな満足を得て小さく拍手
相花愛菜:「二人の殿方にそこまで熱烈に言われてしまうのは初めてですね~」
括木操:「言わせたではなく」
出羽鋭一:「……」頭を抱えている。
相花愛菜:「あら、本心ではなかったのですか?」
相花愛菜:「もう一度聞いたら正直に答えて頂ける?」
括木操:「嘘ではないが…」
出羽鋭一:「止めとけ」
出羽鋭一:「何言っても不利になる」
括木操:「……」首肯。
相花愛菜:「んまっ」
相花愛菜:「聞きました?トアさん。無視が行われています」
獅子原トア:「何もしゃべりたくないってことかなー?」
括木操:「獅子原!あんたまで…!」
獅子原トア:「話す話さないは自由だけど、無視は感心しないぞー」
相花愛菜:「悲しいわ。よよよ」
出羽鋭一:「ちょっと……!」
出羽鋭一:「そっちに付かないで!」
相花愛菜:「あ、涙を拭うハンカチの手持ちがない。操、貸して頂ける?」
獅子原トア:「先生~!男子二人が女の子泣かせてまーす!」
括木操:いやいやハンカチを出している。
出羽鋭一:「降りていい???」
相花愛菜:「職場放棄ですの?」
出羽鋭一:「……」
相花愛菜:ハンカチを借りる。拭うマネ。
出羽鋭一:「令嬢ってみんなこんな感じなの?」
括木操:ぐったりとそれを見ている。
括木操:「……そんな感じかもしれん」
出羽鋭一:「うわ……」
相花愛菜:「うわ、て言ったわね」
出羽鋭一:「いや今のは相花さんにじゃないし……!」
出羽鋭一:「括木の境遇にだから……!」
相花愛菜:「ちゃんと洗濯されてる。きちんとしてるわね、操」
相花愛菜:「ありがと」ハンカチを返す。ちょっとだけミルク系の甘い匂いがする。
括木操:「普通だろう…というかそんなに見るな」受け取る。
相花愛菜:「あー」
相花愛菜:「ところで」
括木操:「ん」
相花愛菜:「操の学校、元女子高って言ってたわね」
相花愛菜:「どういう所?…楽しい?」
括木操:「楽しいかは分からん…が、他の学校を知らないし」
括木操:「ただ、まあ、慣れれば」
括木操:「居心地はそこまで悪くない」苦虫をかみつぶしたような顔。
出羽鋭一:「すごいな……」
出羽鋭一:尊敬にします P感情を
相花愛菜:「へぇー」
相花愛菜:その表情と声音をまじまじと見て
相花愛菜:「いいな」
相花愛菜:「それなら、そのお友達にも会ってみたいな」
相花愛菜:「機会があれば、いつかね」
括木操:「あんたは、楽しくないのか」
相花愛菜:「楽しいよ?でもね」
相花愛菜:この人が居心地良く感じるという、その人たちのことを忘れるのが
相花愛菜:「ちょっとだけ残念だなと思っただけです」
相花愛菜:言って、窓の外の景色に目を向けた



GM:シーン終了。ロイスと最後の購入判定が可能!
括木操:トアさんにロイス取り損ねてた後悔をここで! 信用/〇警戒!
出羽鋭一:同行者/獅子原トア/有為/味方してくれない……:○/ロイス
出羽鋭一:なんか欲しい物あります?
括木操:自分はないかな
出羽鋭一:じゃあ強化素材狙ってみよう
出羽鋭一:3dx>=15
DoubleCross : (3DX10>=15) → 9[8,8,9] → 9 → 失敗

出羽鋭一:ダメ おわり!
括木操:じゃあねらってみよ
括木操:4DX+1+0@10>=15
DoubleCross : (4DX10+1>=15) → 5[1,3,4,5]+1 → 6 → 失敗

括木操:だめ!
括木操:おしまい


◆Climax◆

GM:【クライマックス】
GM:クライマックスです!全員登場お願いします!
括木操:括木操の侵蝕率を1d10(→ 3)増加 (50 → 53)
出羽鋭一:出羽鋭一の侵蝕率を1d10(→ 4)増加 (66 → 70)
出羽鋭一:戦闘は余裕
GM:なるほどね



GM:トアが運転する護送車は、待ち伏せを迂回しつつ、順調に進んでいた。
GM:が。
獅子原トア:「あ!?……と!!」
出羽鋭一:「何」
括木操:「どうした」
GM:急ブレーキ!
相花愛菜:「きゃっ!?」シートベルト。
出羽鋭一:「っ」その場で足を踏みしめて制動。
GM:君たちはもしかしたら、近くのビルの屋上から、何かが飛来してきたのがわかるかもしれない
GM:急ブレーキのおかげか、かろうじて直撃は避けられた、その獲物は。
GM:日本刀。
括木操:「上から…?」
獅子原トア:「敵襲! 護衛人員は速やかに外に出て迎撃お願い!」
括木操:「情報にあった…こいつが!」ドアを開け駆けだす。
出羽鋭一:「……!」
出羽鋭一:後部座席から彼女のシートベルトを外して、頭を押さえつけるように伏せさせる。
相花愛菜:「わっ」
出羽鋭一:「なるべく隅で丸まって」
相花愛菜:「ん……はい。」
相花愛菜:覗き込もうとした頭を引っ込める
獅子原トア:「私は万が一の場合を考えて、車で愛菜ちゃんを守ってるから!」
出羽鋭一:「任せた」そのまま空いたドアから身を滑らすように転がり出る。
括木操:「頼む」
相花愛菜:「鋭一、操」ドアから転がり出る一瞬
相花愛菜:「………頑張ってねっ」
相花愛菜:ぐ、と両手を握ってそれだけ声をかける
括木操:「ああ」不機嫌そうな眉間を戻した顔で、穏やかな声で。
出羽鋭一:「……姫はそこでお待ちを」
相花愛菜:「…………」顔を見て、声を聞いて
相花愛菜:「なんだ、ふたりとも出来るんじゃない。そういうの」
相花愛菜:隅にうずくまる
GM:ビルから何者かが降り、ゆっくりと着地する。
GM:おそらく、重力制御で安全に降りたのだろう。
出羽鋭一:「……」乱入者を見やりながら。
出羽鋭一:「……今」
出羽鋭一:「言わなきゃよかったな……」
GM:一人の男。若く、眉間にシワが寄っている
"三刀流"フジミネ:「ふっ、私の作戦勝ちということだな」
"三刀流"フジミネ:「どうやらそちらは探知能力を供えているようだが」
"三刀流"フジミネ:「人の密集度合いで判断していたようだ」
"三刀流"フジミネ:「だから、単独で動けば大丈夫だろうと踏んだ」
"三刀流"フジミネ:「故に、作戦勝ちだ」
"三刀流"フジミネ:「ここで貴様らを始末すれば」
"三刀流"フジミネ:「私の憂さ晴らしは達成する!」
出羽鋭一:「勝ってから言えよ、作戦勝ちってのは」
括木操:「……憂さ晴らし程度で襲撃か。品性は確かに抜け落ちている」
"三刀流"フジミネ:「あと少しだったのだ。研究が成果を出し、私が素晴らしい地位を得るのは!」
出羽鋭一:竹刀袋から刀を取り出して。「投降する気は?今なら未遂で済ますけど」
出羽鋭一:「今したほうが、その後の地位がマシになる」
括木操:どろりと腕の皮膚が剥ける。醜悪な肉の花が咲き乱れる。
括木操:相花がこの醜い花を見なかったのなら、良かったのかもしれないと思った。
"三刀流"フジミネ:「投降か。私の辞書にそんな言葉はない」
"三刀流"フジミネ:「我が三刀流の前にひれ伏すが良い!」強力な殺意が周囲に広がる!
GM:衝動判定です。難易度9で意思で判定お願いします
括木操:1DX+1+0@10>=9
DoubleCross : (1DX10+1>=9) → 6[6]+1 → 7 → 失敗

出羽鋭一:4dx+1>=9
DoubleCross : (4DX10+1>=9) → 8[1,3,7,8]+1 → 9 → 成功

出羽鋭一:出羽鋭一の侵蝕率を2d10(→ 11)増加 (70 → 81)
括木操:括木操の侵蝕率を2d10(→ 11)増加 (53 → 64)
GM:配置は

[フジミネ]
|
10m
|
[出羽鋭一][括木操]

GM:こんな感じです
GM:では戦闘に入りまーす
括木操:はあい!
出羽鋭一:押忍



GM:1ラウンド目
GM:セットアップ!
括木操:自分はないです
"三刀流"フジミネ:《剣の王城》! このシーンの間攻撃力+10、日本刀6本作成 1つ装備します。
出羽鋭一:『Fast of Rlas』:《空間圧縮》《フルパワーアタック》。
括木操:三刀流とは
出羽鋭一:10m戦闘移動してフジミネにエンゲージ。攻撃力を上げて行動値0に。
出羽鋭一:6本じゃん!
括木操:六本あるやんけ…
GM:予備だから……
出羽鋭一:出羽鋭一の侵蝕率を6(→ 6)増加 (81 → 87)
GM:演出とかなければ次行きます
出羽鋭一:どうぞ~
GM:はーい
括木操:どぞどぞ
GM:イニシアチブ!
"三刀流"フジミネ:《加速する刻》
括木操:六本剣を持っててその速さ、四天王を越えとる
出羽鋭一:あたしのnull倍早い
"三刀流"フジミネ:メジャーで《物質合成》命中-2 攻撃力+10の日本刀を作成。装備します。
"三刀流"フジミネ:「左手に日本刀、右手に日本刀、合成!」
"三刀流"フジミネ:「これが本当の『二本刀』だ!」
出羽鋭一:「……これの相手をするのと」
出羽鋭一:「どっちがマシなんだろうな……」
括木操:「それ相花に絶対聞こえるように言うなよ」
出羽鋭一:「え?ああ……」

GM:次~ 行動値10でフジミネの手番です
"三刀流"フジミネ:マイナーなし!
"三刀流"フジミネ:メジャーで《コンセントレイト:バロール》《魔弾の射手》《瞬速の刃》
"三刀流"フジミネ:対象は出羽くん!
出羽鋭一:来いやっ
"三刀流"フジミネ:11dx7+1
DoubleCross : (11DX7+1) → 10[1,2,3,3,4,6,7,7,8,9,10]+10[1,1,2,6,9]+2[2]+1 → 23

出羽鋭一:『Blad of Rvng』:《復讐の刃》。リアクションを放棄し反撃。
出羽鋭一:出羽鋭一の侵蝕率を6(→ 6)増加 (87 → 93)
出羽鋭一:6dx8+2
DoubleCross : (6DX8+2) → 6[2,2,3,6,6,6]+2 → 8

出羽鋭一:へろへろ
GM:ダメージどうぞー
出羽鋭一:1d10+25 装甲有効
DoubleCross : (1D10+25) → 1[1]+25 → 26

出羽鋭一:ダメージも死んでる
括木操:のびのびしていたはずでは・・・
"三刀流"フジミネ:流石に生きてる!
出羽鋭一:そっちも来な!
"三刀流"フジミネ:3d10+25
DoubleCross : (3D10+25) → 11[2,6,3]+25 → 36

GM:装甲有効です
出羽鋭一:装甲8点軽減して28ダメージ
出羽鋭一:出羽鋭一のHPを28(→ 28)減少 (31 → 3)
出羽鋭一:生存!
括木操:やったぜ
"三刀流"フジミネ:生きてたか~
出羽鋭一:ダメージが入ったらEロイスを1つ解除しますが……
出羽鋭一:持ってる……?
GM:入れようか悩んだんだけど、
GM:ジャームにしないほうが悲惨さ減るかなってやめた!
出羽鋭一:そうね
括木操:たしかに
GM:では演出!

"三刀流"フジミネ:「三刀流の真髄をみよ!」
"三刀流"フジミネ:合成した二本刀と、一本の日本刀を斥力で射出!
"三刀流"フジミネ:的確に急所を付く形で、刀が飛来する!
出羽鋭一:その刹那。
出羽鋭一:ぐ、と踏み込んだかと思えば、その瞬間に。
出羽鋭一:姿がかき消え、抜
出羽鋭一:刀
出羽鋭一:斬
出羽鋭一:。
"三刀流"フジミネ:「っ!?」
出羽鋭一:既に彼の反対側まで到達し、その額に斬線を刻んだ。
"三刀流"フジミネ:「ぐあああああ!?」
"三刀流"フジミネ:一瞬遅れて痛みに悶える。
出羽鋭一:「……っ」防具で最小限に威力を抑えた、刀の衝撃痕を押さえて。
出羽鋭一:「……予想はしてたけど」
出羽鋭一:「ジャームじゃないか。もう一度聞く」
出羽鋭一:「降伏は?俺は受け入れられるときしか言わない」
"三刀流"フジミネ:「しない」
出羽鋭一:「そりゃ強情なことで」

GM:次、行動値5の括木くんの手番です!
括木操:はいっ
括木操:マイナーは無し。
括木操:メジャー。コンボ:腐れ茉莉花【コンセントレイト:ソラリス】【絶対の恐怖】【神の御言葉】+【守護天使】
括木操:10dx7+1+2
DoubleCross : (10DX7+3) → 10[1,1,4,5,6,7,8,9,9,10]+10[1,1,3,3,8]+10[8]+6[6]+3 → 39

括木操:よさげ!
GM:うお
GM:ガード!
GM:ごめん間違えた、日本刀装備してなかった
GM:ドッジで!
括木操:はあい
GM:5dx>=39
DoubleCross : (5DX10>=39) → 8[2,2,5,7,8] → 8 → 失敗

GM:ぜんぜんだめ!
括木操:だめーじ!
括木操:4D10+20
DoubleCross : (4D10+20) → 26[7,5,5,9]+20 → 46

括木操:装甲無視!
括木操:括木操の侵蝕率を9増加 (64 → 73)
"三刀流"フジミネ:まだ生きてます!かろうじてではありますが!
括木操:ヌンッ
GM:演出!

括木操:手に咲く肉の花弁。
括木操:その裏側にある、無数の痘痕のような胞子が、ぶつり、ぶつりと弾ける。
括木操:(……出羽の対応速度には追い付けん)
括木操:(俺は俺に出来ることをしなければ)
括木操:胞子が弾ける。その一滴が地に落ちる。すぐに揮発する。
括木操:それはレネゲイドウイルスへの疑似血清。
括木操:肉体を正常な形に戻すための薬効が、レネゲイドで生成された剣と、強化された肉体を。
括木操:《治癒》し、正しい形へ戻さんとする。
"三刀流"フジミネ:「ぐ、うぉおお!?」
"三刀流"フジミネ:自らの力が消え失せそうな恐怖。
"三刀流"フジミネ:そして強化された肉体の《治癒》は、確実に身体を衰えさせる
出羽鋭一:「……」それを見やる。よほど“呪い”のようだと思うが。
"三刀流"フジミネ:「まだだ、まだ諦めんぞ……!」
括木操:「……諦めてくれ」
出羽鋭一:自らの佩刀は何も応えない。
出羽鋭一:「まあ、味方でよかったと思うか」
括木操:「あまり後味の悪い結末にはしたくない」

GM:では次です!出羽くんの手番!
出羽鋭一:マイナーなし
出羽鋭一:メジャー『Th Blink of an y』:《コンセントレイト:バロール》《瞬速の刃》。
出羽鋭一:フジミネを攻撃。
"三刀流"フジミネ:≪目潰しの砂≫! 判定ダイス-3個
出羽鋭一:ギャーッ
括木操:これデビストいけるっけ
出羽鋭一:!
GM:いけますー
括木操:【デビルストリング】。打ち消し対象は≪目潰しの砂≫
"三刀流"フジミネ:ぐわー
括木操:括木操の侵蝕率を6増加 (73 → 79)
出羽鋭一:ありがたい!
GM:改めて判定どうぞ!
出羽鋭一:9dx7+2
DoubleCross : (9DX7+2) → 10[1,2,3,4,7,8,9,9,9]+10[3,5,6,8,8]+10[2,10]+10[7]+5[5]+2 → 47

括木操:おお!
GM:ひえー
"三刀流"フジミネ:い、いちおうドッジ!
"三刀流"フジミネ:5dx>=47
DoubleCross : (5DX10>=47) → 10[4,8,8,10,10]+10[7,10]+1[1] → 21 → 失敗

GM:まわったが、だめ!
出羽鋭一:コワ~
括木操:やりおる
GM:ダメージどうぞ!
出羽鋭一:5d10+25 装甲有効
DoubleCross : (5D10+25) → 27[6,4,3,5,9]+25 → 52

"三刀流"フジミネ:これは……
"三刀流"フジミネ:倒れる!
括木操:おおっ
"三刀流"フジミネ:そして復活エフェクトもなし!
"三刀流"フジミネ:戦闘終了です。
括木操:おお!
出羽鋭一:やった!
出羽鋭一:出羽鋭一の侵蝕率を5(→ 5)増加 (93 → 98)
GM:演出どうぞ!

"三刀流"フジミネ:「ふ、私が日本刀を生成したり合成したりするだけの能だと思うなよ!」
"三刀流"フジミネ:「ふん!」無数の砂を生成し、斥力で飛ばす!主に撹乱の用途!
括木操:「……届く」
括木操:揮発した粘液が、べとりと纏わりつく。
括木操:さあ、おまえが還るべきものはなにか。
括木操:そう教える。
出羽鋭一:それは(アダマー)不朽(エバーグリーン)であるもの。
出羽鋭一:カチリ、と鯉口を切る音。
出羽鋭一:時を刻む秒針のように、その音が鳴って。
出羽鋭一:刹那。既にそれは振られた。
出羽鋭一:納刀の音が、カチリと鳴る。
出羽鋭一:その剣の名は、イーシェーバ。
出羽鋭一:真理(emeth)より一字を削り取る剣。
出羽鋭一:死(meth)へと作り変え、砂土へと還すもの。
"三刀流"フジミネ:「……!」声を上げる暇もない。
"三刀流"フジミネ:フジミネはそのまま倒れ伏す。
"三刀流"フジミネ:まるで、降参するかのように、両手を上に向けた状態で。



GM:バックトラック~!
括木操:ワーーイ!!!
出羽鋭一:ワオワオ
出羽鋭一:帰ってこれるかな……
GM:Eロイスなし!
GM:なので、まぁ……振るだけ振ってね!
括木操:はーい。単の振りびと
出羽鋭一:振り!
出羽鋭一:1倍ぶりします~
括木操:79-5d10
DoubleCross : (79-5D10) → 79-19[2,4,2,1,10] → 60

出羽鋭一:出羽鋭一の侵蝕率を5d10(→ 26)減少 (98 → 72)
GM:各自9点+侵蝕分が経験点です!
括木操:13点かな
出羽鋭一:14です~
GM:えーと、今回はサブGMがいるので、ちょっと特別裁定!
相花愛菜:ムムムッ
GM:見学室での相談の結果、PL二人のご厚意よりサブGMに経験点が渡されます!
括木操:厚意というか…
出羽鋭一:ねえ……?
括木操:はい…
括木操:お受け取りください
相花愛菜:いただきます
相花愛菜:チャリンチャリン
GM:7点と6点かな?
括木操:とおもわれ!
GM:あい!
相花愛菜:合わせて13点だ。いただきまーす
出羽鋭一:めちゃ高い
出羽鋭一:これ……
出羽鋭一:メインGMより高いな……
括木操:GMふたりはたくさんたべて…
GM:GMのほうは缶詰さん分合わせて計算して、10点かな。いただきま~す


◆Ending◆

GM:【ED】
GM:君たちは敵性存在の排除とともに、護送対象を支部に送り届けることに成功した。
GM:支部の入り口で、挨拶等を済ませると良いだろう
括木操:「怪我はなかったか」
相花愛菜:あまり、物々しい雰囲気ではないんだなーと支部の外観を見上げている
相花愛菜:「え? あぁ、うん。おかげさまでご無事です」
括木操:息を吐く。「なら、いい」
出羽鋭一:「……あれが中心人物だったらしいから」
出羽鋭一:「まあ、きっと平気だろう。今後は」
相花愛菜:「そっか、ならご安心」
相花愛菜:「……んー、どうしよう。言おうかな」
相花愛菜:形の良い顎先に指を添えている
括木操:「なにが」
出羽鋭一:「……」
出羽鋭一:「どうせ忘れるんだから」
出羽鋭一:「その前に言っておいていいんじゃない」
括木操:少し視線を揺らし、聞く。
相花愛菜:「うん、じゃあ」
相花愛菜:「あんまり超能力を知りすぎると支障があるから、ってことだったから、我慢してたんだけどね?」
相花愛菜:「二人が戦う所、見ちゃった」
出羽鋭一:「えっ」
出羽鋭一:「ちょっと!」
括木操:「あ」手を見る。
括木操:「……楽しいものでもないだろ」
出羽鋭一:「獅子原さん!止めてよ!」
括木操:「そうだ、アイツ…!」
相花愛菜:「あ、いや、大丈夫大丈夫」ぱたぱたと手を振り
相花愛菜:「操も鋭一もかっこよかったわ。安心して」
相花愛菜:「何してるかはよく見えなかったけど……」
相花愛菜:速さと角度で。
括木操:「そりゃ、そのほうがいいだろ」
出羽鋭一:「あ~……まあそうか……」今更自分の力を思い出している。
相花愛菜:「でも、二人が一生懸命ってのはわかったから、かっこよかったわ」
相花愛菜:「だから、ありがとね!」
括木操:「……こちらこそ、無事でいてくれてよかった」
出羽鋭一:「……うん。それが何より」
括木操:「だが、そういう危険に足を突っ込む真似は控えたほうがいいぞ…」
出羽鋭一:「そのために、俺達はあるからな」
出羽鋭一:「……それもそう」
相花愛菜:「えへ」
出羽鋭一:「まあ忠告も忘れるんだろうけど……」
相花愛菜:「そうだねぇ」
括木操:「そうだねえじゃない」
相花愛菜:「全部忘れちゃっても、今のわたしが感じたことは、ほんとうだから」
相花愛菜:「さっき守ってくれたことと、これからも守ってくれること。感謝してるわ。ほんとよ?」
出羽鋭一:「……疑ってるわけじゃない」
括木操:「あんたが嘘をつかないことは分かってる…」
出羽鋭一:「俺たちは忘れないからな」
出羽鋭一:「君という女の子に会ったことは」
相花愛菜:「うん」
括木操:「ま、元気でいろ」
括木操:「それで充分、感謝に足りる」
出羽鋭一:「うん。元気で居てくれたほうが、その」
出羽鋭一:「……好ましいと思う……」
括木操:「っは」
括木操:思わず、少し笑う。
相花愛菜:「くふふ」
相花愛菜:くしゃ、と少しだけ眉根を寄せて、困ったようにも見える顔で照れる。
出羽鋭一:「……何だよ」
括木操:「あんた、そういう顔もするんだな」相花さんに。
相花愛菜:「わたしだって、そりゃあ、女の子ですもん」
相花愛菜:「こみ上げるときもあります」
相花愛菜:「操は言ってたね。どうせ忘れるから、感情が移すと困るって」
括木操:「ああ」
相花愛菜:「でもね、やっぱり忘れるのは寂しいし、申し訳ないなーと思うけど」
相花愛菜:「こうして、あなた達と別れるのを惜しむ気持ちは、それでも悪くないな。って思うわ」
相花愛菜:「だから、うん」
相花愛菜:「操と鋭一が護衛に選ばれてよかったと、わたしは思うのです」
相花愛菜:「ありがとね」
括木操:「…俺も、そう言えるようになりたいよ」
括木操:「ああ」
出羽鋭一:「……うん。元気で。さよなら」
相花愛菜:「……………」
相花愛菜:ちょっとだけ、ためらって
相花愛菜:「うん」
相花愛菜:「さよなら、ふたりとも」
相花愛菜:最後には笑顔で、支部の中に連れられていく



GM:後日。
GM:君たちは別の事件を担当していた。
GM:偶然同じ事件に関わることになった君たち二人は、事件の関係者に情報を聞きに行くことにした。
GM:場所は支部のブリーフィングルームで、待ち合わせということだ。
出羽鋭一:「……しかし、括木とまた会うとは」
出羽鋭一:「この間の事件からそう日が立ってないのに……」
括木操:「そうだな」
括木操:「……大丈夫なのか?」
括木操:「女子かもしれないだろ」
出羽鋭一:「……」
出羽鋭一:「そうだったら任せる」
括木操:「任せられても…」
括木操:「そもそも俺は聞き取りが上手くないんだが」
出羽鋭一:「聞いてほしい情報は俺から括木に伝えるから」
括木操:「そこまで…」
出羽鋭一:「その陣形で行こう」
括木操:「聞き取りで陣形を組むな」
出羽鋭一:「事前の心構えだから……」
出羽鋭一:「いかなる状況にも予測しておいたほうが、その後の対応も取りやすいからな」
括木操:「どうせ構えてもグズグズになってるだろうが」
出羽鋭一:「……分かった、分かった。なるよ。なるでいいから」
出羽鋭一:「じゃあやってくれるんだな」
括木操:「譲歩した雰囲気を出すな…!」
括木操:ため息を吐く。
出羽鋭一:「まあ、彼女くらい手強いことはないでしょ」
括木操:「……」苦々しい顔。
出羽鋭一:「……あの時」
出羽鋭一:「別れる時。相花さん、笑ってたろ」
括木操:「ん」
出羽鋭一:「……俺は自分だったら、記憶消されるってなる前に、ああやって笑える気は全くしないけど」
出羽鋭一:「その辺どうなんだ?令嬢ってのは」
括木操:「令嬢がどうこうというか」
括木操:「それはもう、ただ」
括木操:「相花がそれだけ手強い奴だったってことだろう」
出羽鋭一:「……意外とそうじゃないって可能性を考えてる」
括木操:「意地だったと?」
出羽鋭一:「うん。なんか……俺らから見えなくなった後」
出羽鋭一:「独りで泣いてたりとか。そういうのがあったら」
出羽鋭一:「こう……なんだ」
出羽鋭一:「申し訳ないような……そういう気分が、ある」
括木操:「……」
出羽鋭一:「俺たちがちゃんと話せないせいで、意地を張らせてしまったかもって」
括木操:「それを訊くことは、もうできないが…」
括木操:「ただ、そうだな」
括木操:「もし次、似たようなケースに遭遇した時、少しでも…」
括木操:考えるように言葉を止めた。
出羽鋭一:「……もし次来るのが女子でも」
出羽鋭一:「努力だけは、してみても」
出羽鋭一:「いいかもって……」
  :コンコン、と軽いノックの後に、扉が開く
括木操:「はい」
桃色髪の少女:「失礼します」
桃色髪の少女:室内に入ってきた少女は艶やかに、しかし包まれるように咲く花のようで。
括木操:「……」
桃色髪の少女:桃色の髪をつややかに流しながら、若葉色の瞳を二人に向ける
出羽鋭一:「ああ、……」
桃色髪の少女:それはまるで、君たちが先日出会った少女に似ていて。
出羽鋭一:「……?」
桃色髪の少女:そっくりで、瓜二つで、見紛うほどで、
桃色髪の少女:というか、本人だった
桃色髪の少女:「あら」
出羽鋭一:「………………は?」
桃色髪の少女:「わたしと同じ境遇……それとも、UGNってところの人?」
桃色髪の少女:スッ、と爪先を揃えるように二人の方を向いて
相花愛菜:「わたしは愛菜」
相花愛菜:「相花愛菜よ。よろしくね?」
出羽鋭一:「いやいやいやいや…………」
出羽鋭一:「何も反省できてなくない?」
括木操:「おい出羽、努力だけはしてみてもいいと言ったな」小声で。
括木操:「逃げるなよ」
出羽鋭一:「いやそれは……!」
出羽鋭一:「てか似たようなケースがなんだよ!」
括木操:眉間を指で押さえる。
出羽鋭一:「似たようなケースだろこれ!」
出羽鋭一:「似たようなっていうか……」
括木操:「似てない」
出羽鋭一:「まったく……」
括木操:「同じだ」
出羽鋭一:「うん……」
相花愛菜:「喧嘩してるの?」
出羽鋭一:「いやしてませんですっしてない!」
括木操:「していない…気にしなくていい」
相花愛菜:「そ?よかった。せっかく会った人なら仲良く出来ると嬉しいものね」
相花愛菜:「それじゃ、改めまして」
相花愛菜:コツコツ、とローファーの音を響かせて近づく
相花愛菜:「愛菜よ。よろしくね」
相花愛菜:握手を求める。
相花愛菜:「そっちの名前も聞いていい?」
出羽鋭一:(ハードルが上がっている……)出された手を見て。
括木操:しっかりと、覚えている。
括木操:ここで安易に逃げるより…
括木操:「括木だ」手を出す。
括木操:早めの投降が、吉である。
相花愛菜:「どうもね。括木、何さん?」
相花愛菜:思いの外長い指がその手に絡める。握手。
括木操:「操だ」素直な返事。
括木操:絡まれた手をそのまま握られている。
相花愛菜:「ふふ、よろしくね」
相花愛菜:「もうひとりのあなたは誰かしら?」
相花愛菜:出羽くんを見る
相花愛菜:ぱ、と離した手を差し出す
出羽鋭一:「……出羽鋭一」手袋をはめた手を差し出す。
相花愛菜:「操に、鋭一。よろしくね」
相花愛菜:きゅ、と君の基準からしたらか弱い力で、その手が握られる
出羽鋭一:(……)
出羽鋭一:「相花愛菜さん」
相花愛菜:「なあに?」
出羽鋭一:「その……怖がらなくて大丈夫」
出羽鋭一:「知らないから怖くなる」
出羽鋭一:「俺たちも、その、お話できるだけの話は……極力、するので」
出羽鋭一:「聴取にご協力をお願いできたらと……」
相花愛菜:「……………」ぱちくり。若草色の瞳が少しだけ驚いたように見開かれる
相花愛菜:「く、」「ふふふふっ!」
相花愛菜:そして楽しそうに微笑んで
相花愛菜:「いえ、いえ、失礼しました。わたしとしたことが」
相花愛菜:「えぇ、嬉しかったのです。とても嬉しかったもので」
相花愛菜:「わたし、実はちょっぴり怖かったのです。こんな事件に巻き込まれて、どうなっちゃうのかと思っていたのです」
相花愛菜:「でも、」
相花愛菜:「操と鋭一がそう言ってくれるなら、わたしはとても安心できたわ。すっごく、すっごーく不思議」
相花愛菜:「わたしたち、きっと素敵なお友達になれると思うの」
相花愛菜:「だって」
相花愛菜:「────初めて会った気が、しないんですもの」
相花愛菜:そういって、柔らかく。花のように笑う



GM:『ブランク・メモリー』全行程終了~
GM:おつかれさまでした!
相花愛菜:お疲れさまでした~っ
括木操:お疲れさまでした!
出羽鋭一:お疲れ様でした!




『ブランク・メモリー』 終