『一夜二人転:榛原穂積/諸星シエル』


GM:DT
PC1:榛原穂積(はいばら・ほづみ)( キャラシート )PL:めかぶ
PC2:諸星シエル(もろぼし・しえる)( キャラシート )PL:缶詰

メインログ雑談ログ

目次

Preplay

GM:一夜二人転、はじまります!
榛原穂積:わくわく!
諸星シエル:どきどき!
GM:今宵のペアはこのお二人!
GM:果たして一体、どのような喧騒模様が見られるのでしょうか。
GM:自己紹介の前に。
GM:お二人の馴れ初めが気になる方は
GM星を目指したオルペウスは、 をご参照ください。
GM:それでは、改めまして自己紹介をば。
GM:榛原穂積くんからお願いします。
榛原穂積:はーい
榛原穂積キャラシート
榛原穂積:はいばら・ほづみ。17歳の高校生です。
榛原穂積:割と目立つ容姿をしていますが性格は温厚です。
榛原穂積:自ら「こおり鬼」に例える能力を持って覚醒したものの、戦うのとか嫌なので一般人として暮らしていました。
榛原穂積:UGNで戦うとか何…? こわ……
GM:戦うとか野蛮よね~
榛原穂積:ですが先の「星を目指したオルペウス」内でFHに誘拐され、とある事件に巻き込まれ、諸星さんとも出会い、
GM:ログを要チェックよ!
榛原穂積:少し考え方を改めて、まあオーヴァードとしてもちょっと頑張ってみるかと思い直したところです。
榛原穂積:シンドロームはサラマンダー/バロール! 相手にデバフを撒き散らします。
榛原穂積:今日は頑張ってイチャイチャするぞ!以上です。よろしくお願いします!
GM:イチャイチャして!そういうシステムだから!
GM:よろしくね~ では諸星シエルさん、お願いします
諸星シエル:はーいっ
諸星シエルキャラシート
諸星シエル:「"ポータル"の諸星シエル、っていうの。よろしくね?」
諸星シエル:諸星シエル(もろぼし・しえる)、15歳で、普段は良い所の女学生をやっております。
諸星シエル:身体が弱く病弱で、学校の授業は休みがちですが、それなりに色々交流をしてる……との噂。
諸星シエル:しかしてその正体は、FHセル"時の渦"に所属するオーヴァード。
諸星シエル:でした。
GM:でした……?それは一体……?
諸星シエル:諸々あって、素敵な出会いに導かれて悪逆非道のFHから離反、今では正義を胸にUGNに所属していますっ
GM:正義感の強い子なんだな~~~
諸星シエル:うふふ!
諸星シエル:FHの事件に巻き込まれて、覚醒したてで困ってる子達を助けちゃいます。
諸星シエル:そんな見た目は銀髪ウェイビーフワフワ少女、戦いになると服や靴に仕込んだナイフを取り出し戦ったりします。
諸星シエル:覚醒枠を導くお姉さんみたいな?そんな感じで行きたいと思います
諸星シエル:性能はエンジェルハイロウ/オルクスのナイフ使い。単体攻撃をします
諸星シエル:今回は初めて出来た彼氏と一緒に過ごせるということでテンションアゲアゲで行こうと思います
諸星シエル:ごきげんよう。よろしくおねがいします
GM:アゲてこ~!
GM:ごきげんよう、よろしくおねがいします~
GM:こたびの異変は事前相談の通り
GM:・泥酔状態になる とのことです。大変ね……
GM:では、早速始めてまいりましょう。よろしくおねがいします!
榛原穂積:よろしくお願いします!
諸星シエル:よろしくおねがいします!


◆Opening◆

GM:【オープニング】
GM:※OP~ミドルの侵蝕率は一律80%で固定、変動しないものとします。



GM:結鳴市、駅前。
GM:駅前には繁華街が広がり、行き交う人もそれなりに多い。
GM:だが、その中にあっても、ふと、人目を惹く姿というものもある。
榛原穂積:「そういえば、シエルの学校もそろそろ中間テストじゃないの?」
榛原穂積:公立高校の制服を着た方の少年が、隣に歩く少女にふとそんな話をする。
諸星シエル:「あっ、そうだね。そのあたりはどこも変わらないのかな」
諸星シエル:厚く上等な生地で作られた、装飾は控えめのワンピース型の制服。
諸星シエル:普段のふんわりとした髪はまっすぐに降ろされ、伊達メガネのレンズの向こうに、青い瞳が覗いている
諸星シエル:「穂積は、どう?勉強には自信アリ?」
榛原穂積:「え……普通…」
諸星シエル:「普通かー」
諸星シエル:「もしかして、90点取って『授業聞いてれば普通に取れるよ』とかの方面だったり?」
榛原穂積:「そ、そこまでじゃないけど……」
榛原穂積:「……なんか…こういう時、勉強してますってアピールするのも…」
榛原穂積:「話しかけづらい奴みたいかなって」むっつりと眉を寄せる。
諸星シエル:「あら、あら」
諸星シエル:「そういうの、気にしてるんだ」
榛原穂積:「いいだろ…」
榛原穂積:「シエルはどうなの。そんな眼鏡かけて」
諸星シエル:「ふふ!」楽しそうにくすくす笑う
諸星シエル:「私?私はー……」
諸星シエル:くいくい、と眼鏡を直して
諸星シエル:「……まぁ、普通?」
榛原穂積:「……………赤点だらけ?」
諸星シエル:「穂積? 私のこと、ばかな子だと思ってない?」
榛原穂積:「……」目を逸らす。「……いや…」
諸星シエル:むー、とまぶたをフラットに見上げる。
榛原穂積:「…勉強してるイメージが…」
榛原穂積:「思い浮かばない……」
諸星シエル:「えー」
諸星シエル:「眼鏡かけてるのに?」
榛原穂積:「伊達でしょ」
諸星シエル:「伊達ですね」ぴこぴこと度の入ってないレンズを揺らす。
諸星シエル:「とまぁ引っ張ったけど、勉強自体はちゃんとしてるわよ?」
諸星シエル:「補習とか受けたくないので。……仕事の待ち時間とか多かったから、その間にね。」
榛原穂積:「ふうん……」横を歩く彼女に視線を移す。
諸星シエル:「?」視線を移せばパチリと目が合う。
榛原穂積:「……いや」目を逸らす。
榛原穂積:「普通の学生の君と、そうじゃない君を知っているのが、変な感じがして」
榛原穂積:「仕事って、突然言うから…」
諸星シエル:「ふうーん?」ついー、とストレートにした銀髪をひらりとつまむ。
諸星シエル:「確かに、高校生としては『お仕事』って言葉は遠い響きかもね」
諸星シエル:「でも、他の呼び方も迷うのよね。明確にお給金を頂いてたわけでもないし…?」
榛原穂積:「え、そうなの」
諸星シエル:んー、と考えるように空に目を向け始める。
榛原穂積:「今の仕事は、違うでしょ」
諸星シエル:「あ、そうね」
諸星シエル:「今職ではありがたいことに、その辺りの福利はしっかりしております」
諸星シエル:ふかぶかと頭を下げる。
諸星シエル:「前職はアットホームな職場でしたからねぇ」
榛原穂積:「なに、その慣れた口調……」
榛原穂積:「本当に社会人みたい」
諸星シエル:「うふふふふ」
諸星シエル:「マナーと礼儀を叩き込まれるのには慣れてるの」
榛原穂積:「……?」
榛原穂積:「えっと……お嬢様だったっけ」
諸星シエル:「あ、何その顔」
諸星シエル:「お嬢様ですけど」
榛原穂積:「え……」驚いている。
榛原穂積:「嘘……?」
榛原穂積:「そういうフリをするのが好きでやってるだけなのかと……」
諸星シエル:「こらー」
諸星シエル:脇腹をつんつこ。
諸星シエル:「なんてこというんですかー」
榛原穂積:「うわ」つつかれる。
諸星シエル:「そもそも、お嬢様のフリが好きって」
諸星シエル:「どういう嗜好なのよ、それは」
榛原穂積:「し、知らないよ」
榛原穂積:「だってわざわざ良い所の学校に転入してたし…」
諸星シエル:「それはだって、」
諸星シエル:「前のところと雰囲気が近くないと、馴染むの大変そうだもん」
榛原穂積:「……」シエルちゃんの制服を見る。有名なお嬢様学校のそれ。
諸星シエル:校則通りの丈のワンピーススカート。暖かそうなタイツに包んだ足は茶色のローファーを履いている。
榛原穂積:「君が…本当にお嬢様だとしたら…」
諸星シエル:「頑なに信じない…」
榛原穂積:「だって、ますます君のことがよく分からなくなる…」
榛原穂積:「他には何を隠してるの…?」
諸星シエル:「私は隠してるつもり無いんだけど……そうだなー」
諸星シエル:すすす、と肩を触れ合わせるぐらいに近寄って。
諸星シエル:「気になるなら、もっと私に夢中になって」
榛原穂積:「………」
榛原穂積:「………………」
諸星シエル:「そしたら、知らない私もよく見えるでしょ?」
榛原穂積:「本当に、そういうとこ………」
GM:ふ、と。
GM:彼女が近寄ったとき、甘い香りがした。
榛原穂積:「……?」
GM:香水だとか、シャンプーだとか。はたまた、彼女自身のものであるとか。
GM:そうではない。酒精の香りだ。
GM:それが充満している。そして、それを知覚するやいやな。
GM:君は浮遊感に包まれる。足元がおぼつかないような。
GM:どこか、熱っぽいような。
榛原穂積:身体がかっと熱くなって、ふわふわとした浮遊感に包まれる中、
榛原穂積:「…………」
榛原穂積:「………」口元を覆って立ち止まる。
諸星シエル:「…………穂積?」心配そうに見上げる
榛原穂積:「し、シエル…」「……ごめん」顔が真っ青で真っ赤だ。
榛原穂積:「気持ち悪い…」
諸星シエル:「えっ」
諸星シエル:「あの、」
諸星シエル:「そういう反応は……」
諸星シエル:「傷つく……」
榛原穂積:「い、いや」
諸星シエル:「……とか馬鹿言ってる状態じゃなさそうね。体調悪かったの?」
GM:周囲には酒の匂いが立ち込めているような。
榛原穂積:「分かってるならやらないで…」
榛原穂積:「ううん、なんか突然気持ち悪くなってきて…」
諸星シエル:「ごめん……途中で気づきました」
榛原穂積:「うぅ…」
諸星シエル:「ともあれ、この匂い……お酒?」昔、拠点だったバーで嗅いだ覚えがある
諸星シエル:「どっかで酒瓶でも割れちゃったかな」
諸星シエル:制服のポケットから、柔らかなハンカチを取り出して穂積の口元に当てる
諸星シエル:柔らかな花の匂い
諸星シエル:「大丈夫?ちょっと移動しましょっか。……ゆっくりでいいからね?」
榛原穂積:「ごめん、シエル…。…君に移ったら悪いから、近づかなくて大丈夫だよ」
諸星シエル:「むー」
諸星シエル:「さっきのより、そうやって頼られないことが傷つくかも」
榛原穂積:「そんな……」困った顔でシエルを見返す。
諸星シエル:「ほらほら、意地を張らないでどこかで休憩しましょ?」
諸星シエル:「……相手の知らない顔を見てみたいのは、私だっておんなじなんだからね?」
榛原穂積:「…う、んん……」「んんん……」
榛原穂積:むにゃむにゃとした返事を返しながら、おぼつかない足取りでシエルちゃんに促されていく。



GM:シーンを終了します。ロイスはお互い持ってるし省略しますね
榛原穂積:初期ロイス同士!


◆Middle01◆

GM:【ミドルフェイズ】

使用技能:≪情報:UGN≫ ≪情報:噂話≫
難易度:6
最大達成値:9点
目標進行値:4

財産点使用可能。
特殊ルールとして、片方が支援判定を行い、成功した場合、もう片方の達成値を+3し、最大達成値を10とする。使用技能は≪意志≫とする。

GM:FS判定となります。
GM:それからハプニングチャート振ってみましょう
GM:1d6
DoubleCross : (1D6) → 6

6:特殊技能の要求。
追っている対象の特性(誘き出す・それが弱点など)、情報提供者の出した条件、偶然遭遇した厄介ごとなど様々な理由で特殊技能が要求される。
使用技能はROCで決定する。任意で独自のものを指定してもよい。

GM:ふむ……
榛原穂積:ほう
諸星シエル:ほむほむ
榛原穂積:choice[運転:任意,芸術:料理,芸術:歌唱,芸術:演奏,芸術:ダンス,芸術:絵画,芸術:コスプレ,知識:外国語,【肉体】(力仕事),交渉,調達]
DoubleCross : (CHOICE[運転:任意,芸術:料理,芸術:歌唱,芸術:演奏,芸術:ダンス,芸術:絵画,芸術:コスプレ,知識:外国語,【肉体】(力仕事),交渉,調達]) → 芸術:演奏

榛原穂積:あ、すいません振っちゃったけど 単にこれだねって
榛原穂積:ラインナップを確認したかっただけです
GM:シーンの展開としてはどこかのお店なりに入って一休みしつつ
GM:これなんか普通じゃないんじゃないかな~?って思ってもらうシーンを予定しています
榛原穂積:ふむふむ!
諸星シエル:はい!
GM:芸術演奏してもらってもいいかな~ 楽器のあるお店で
GM:演奏者が何故かベロベロになっちゃってるので代わりに弾くやつ
榛原穂積:お嬢様ちからの見せ所じゃん
GM:そういうことよ
諸星シエル:お嬢様だぜ
榛原穂積:じゃあ芸術:演奏で判定していこうぜ!
諸星シエル:了解だよ~!
GM:じゃあそれで行きましょうか 判定技能が芸術:演奏に変わりました。
GM:判定をどうぞ~
榛原穂積:感覚1なんで意志で支援判定を試みます
諸星シエル:支援を待ちます
榛原穂積:3dx>=6
DoubleCross : (3DX10>=6) → 10[6,8,10]+5[5] → 15 → 成功

榛原穂積:お、おお おお………
諸星シエル:意思が強い!
GM:すごい 体調悪いのに……
諸星シエル:では+3の達成値を貰って芸術:演奏で。
諸星シエル:6dx+3>=6
DoubleCross : (6DX10+3>=6) → 9[1,2,3,4,6,9]+3 → 12 → 成功

GM:ひゅう!
榛原穂積:イエーイ
諸星シエル:なんとか!
GM:進行値が2/4になりました 順調!
榛原穂積:良い調子!
諸星シエル:良さげ!



GM:ピアノレストラン『エチュードop.10No.5』
GM:あなたたちは休息のために、レストランの店内へと赴いていた。
GM:店内ではゆったりとしたピアノが流れている……はずなのだが、今日は無音。
GM:腰を落ち着けられたはいいが、店内もどこか酒臭いような。
GM:そして、店員も。
店員:「あ~……ごちゅうろんは?」
GM:どこか呂律が回っていない。
店員:顔もこころなしか赤いような。
榛原穂積:「…ポカリ的な……」メニュー表をぼんやりとした目で見ている。
諸星シエル:「あるかなぁ…?」
店員:「お水くらいあら……」
榛原穂積:「じゃあお水で……」
諸星シエル:「ええと、私はミルクティーで」
諸星シエル:パタン、とメニューを閉じて、対面の穂積の顔を観察する。
諸星シエル:「大丈夫?辛くなってない?」
店員:「かしこあいあした~……頭痛っつ……」ぼやきながら店員は去っていき。
榛原穂積:「うんと…頭が重い……」ぐったりしている。
諸星シエル:(大丈夫かな……)店員の行末を横目で見送る。
榛原穂積:「それに、ここも…」
榛原穂積:「すごくない? 甘い匂い」
諸星シエル:「うーん、そうなのよね」
諸星シエル:すんすん、と形のいい鼻をくすぐらせる
諸星シエル:「こんなにお酒を出すお店だったかしら…?」
榛原穂積:「酒の匂い…?」
榛原穂積:「この匂いかいでると、気持ち悪くなってくるんだけど…」
榛原穂積:「………酒アレルギーなのかな、僕……?」
諸星シエル:「たぶん、そう。前に瓶が割れちゃって大変だったときも、こんな感じだったから」
諸星シエル:「穂積がお酒に強いイメージがないのは、そうかも」
GM:周囲を見ても、お酒を頼んでいる人は殆どいない。
榛原穂積:「なんでシエルは平気なの」恨めしそうに見る。
諸星シエル:キョロキョロと目立ちすぎないぐらいにその様子を確かめる。
GM:ピアノの横では、演奏者と思しき人物が寄りかかって寝息を立てている。
諸星シエル:「私?」きょとん、と首を傾げる
榛原穂積:「ずるい…」
諸星シエル:「私はー……ちょっと慣れちゃったのかも?悪い人たちとお付き合いがあったから」
諸星シエル:「ずるいって」苦笑する
諸星シエル:「ごめんごめん、許してよー」
榛原穂積:「……悪い人とのお付き合いね…」
榛原穂積:「そういうのさ…本当よくないよ…? 分かってるの…?」
諸星シエル:「ほ、穂積ー?」
榛原穂積:「許すっていうかさ、だいたい、僕と出会ったときも、夜中出歩いて絡まれてたし…」
榛原穂積:「自分がさ、どういう見た目してるのとか、本当に分かってる…?」
榛原穂積:目が座っている。
諸星シエル:「大丈夫?目がとろーんってなってるけどー……」
諸星シエル:(どうしよう)
榛原穂積:「目がとろーんってなってるのはシエルでしょ」
諸星シエル:(大人たちがめんどくさくなるときの顔してる……)
榛原穂積:「聞いてる?」
:「あれ、なんでピアノ誰も弾いてねーんだよ」「え~ 聞きたかったのい~……」「誰か弾けねえの?」
諸星シエル:「き、聞いてます聞いてます」
諸星シエル:「私の見た目の話よね。えっとー……」きょろきょろ。その状態を耳でも確認して。
諸星シエル:「あっ、そうだわ。良いことを考えました」
諸星シエル:ぱちん、と両手を合わせて
榛原穂積:「女の子なんだから…」
榛原穂積:「なに」
諸星シエル:「こういうときは、気をそらしたほうが良いわよね?」
諸星シエル:「私、ちょっとお願いしてピアノ弾かせてもらってくる!」
榛原穂積:「ちょっと、話は終わってないって……」腰を上げかけて、
榛原穂積:「うぅ…」頭痛がしてやめる。
諸星シエル:「ふふ、無理しないで?辛かったら途中で眠ってもいいからね?」
諸星シエル:よし、とその場を逃れて、つたつたとピアノに向かう
諸星シエル:演奏者らしき人に許可を取ろうとしたらぐっすり眠っていたので、
諸星シエル:(注意されたら止めたら良いわよね)
諸星シエル:きこきこ、と椅子の高さを合わせて、鍵盤の前に。
:「お、お嬢ちゃん弾けるの?」「やっちまえー!」「ZZZ……」
諸星シエル:ポロンポロンと音の確認をして
諸星シエル:にこり、と観客にほほえみ一礼
諸星シエル:そのまま、緩やかなテンポで曲を弾き始める
榛原穂積:「…………」その様子を眺めている。
諸星シエル:「~♪」
諸星シエル:調子の悪い人たちに響かないよう、穏やかな。
諸星シエル:木漏れ日の公園をイメージする静かな曲が、染み入るように店内に流れていく
:囃し立てていた客たちも、聞き惚れるかのように静かになる。
榛原穂積:上品な学生服姿で演奏する彼女は、なるほど確かに令嬢然としていた。
榛原穂積:軽やかに鍵盤を叩く細い指、無意識なのか楽しそうに微笑む横顔。
榛原穂積:それを眺める客達と、その中の一人である自分。彼女との距離。
榛原穂積:(…………)
榛原穂積:(…………何、モヤッとしてるんだ……)
榛原穂積:自分の思考に頭を抱えながら、それが非常にすっきりとした気持ちでできることを自覚した。
諸星シエル:曲の盛り上げから落ち着くように弾ききって。
GM:大きな拍手が、君を現実へと引き戻した。
榛原穂積:「……」身体の熱もすっかり冷めていた。
諸星シエル:最後に区切りを付けるようにポロロンと鍵盤を順に弾き、立ち上がって拍手に応える。
諸星シエル:楽しそうな微笑みを浮かべたまま、君の対面の席に戻ってくる
榛原穂積:「………」拍手をしようとして、タイミングを失ったまま、結局しなかった。
諸星シエル:「ふふ、おまたせ。……すごいことになっちゃった」
榛原穂積:「…そうみたいだね」
GM:落ち着けば一つ、分かることもある。
GM:酒をこぼして気化した程度で、これほどの、店全体に酔いが回るような事態になるはずがない。
GM:人為的か、事故かはわからないが。どこかにもっと大きな原因があると思われる。
諸星シエル:「久しぶりに弾いたから途中で間違えちゃったの。気付かれてないと良いな~」
諸星シエル:ふふふ、と演奏の間に運ばれていたミルクティーに口を付ける。
諸星シエル:「穂積はどうだった?気分とか~」
榛原穂積:「うん……」曖昧に頷きつつ、お冷のジョッキ(明らかに注ぐグラスを間違っている)を乾いた喉に運ぶ。
榛原穂積:「なんか…気分は治ったん、だけど」
榛原穂積:「これ、その……変じゃない?」
諸星シエル:「むぅー?」
榛原穂積:「ここもそうだし、僕も…」「匂いかいだ程度で、あんな気持ち悪くなったり…とか」
榛原穂積:「…君の仕事…に関わることが、起こってるんじゃないかな」
諸星シエル:「ホントねぇ」
榛原穂積:「…だから……その……ここから早く出て、ちょっと調べてみない?」
榛原穂積:「あの…それだけだから」
諸星シエル:くい、とカップを飲み干して。
諸星シエル:「?」
榛原穂積:「いや、なんでもない」
諸星シエル:なんだか歯切れの悪い言い方に少し首を傾げる。
榛原穂積:「なんでもないけど」
諸星シエル:「なんでもないですか」
榛原穂積:「いいだろ」見返す。「行くの、行かないの」
諸星シエル:「いきまーす」えへ、と微笑む。
諸星シエル:「でも、そうねー。もしほんとにお仕事だったら」
諸星シエル:「迷惑だから、早めに片付けなくっちゃ」
諸星シエル:「ね?」
榛原穂積:「……うん」
榛原穂積:(……また)(別の顔する……)



GM:2ラウンド目。
GM:ハプニングチャートはチョイスにします。

3:状態変化がもう片方に反転、あるいは両者になる。既に両方が陥っているシチュエーションの場合は片方が解決、もう片方が深刻化する
ラウンド中達成値-2

GM:こちらを適用します。
諸星シエル:大変よっ
榛原穂積:ホホ~~ン

使用技能:≪情報:UGN≫ ≪情報:噂話≫
難易度:6
最大達成値:9点
目標進行値:2/4

GM:では判定をお願いします~
榛原穂積:普通にお互い判定してみましょうか
諸星シエル:ですね。
諸星シエル:じゃあダイスボーナス含めて……この子コネ持ってないな。UGNで振ります
諸星シエル:4dx+1>=6
DoubleCross : (4DX10+1>=6) → 8[1,1,3,8]+1 → 9 → 成功

榛原穂積:えーすごい
榛原穂積:噂話、コネ使用していきます
榛原穂積:6dx+1
DoubleCross : (6DX10+1) → 10[1,1,5,7,9,10]+2[2]+1 → 13

榛原穂積:わっヤッタ~~ -2なので11ですね
諸星シエル:あ、ほんとだ。-2で7でした。ギリ達成!
GM:すごいすごい
GM:4/4で完了です
榛原穂積:やったー!
GM:このアルコールの香りが、わずかにレネゲイド……擬似的な《ワーディング》の成分を含んでいることと
GM:それによって人々が無力化された(泥酔)状態になっていることと
GM:その発信源の方向がわかるよ。
榛原穂積:なんと!
GM:駅前繁華街内の、テナント募集中の雑居ビルの上方のようだ。
諸星シエル:怪しい場所だ!



榛原穂積:「ってことで」
榛原穂積:「この匂いが……《ワーディング》と同じ効果を放っている……」
榛原穂積:「と思うんだけど……」
榛原穂積:「シエルはどう思う?」
諸星シエル:「へー!」
榛原穂積:「いや、あの」
諸星シエル:「穂積がかしこいと思う」
榛原穂積:「いや……」
榛原穂積:「……ありがとう」
諸星シエル:「うむ」
榛原穂積:「えっと…」
榛原穂積:「シエル…?」
諸星シエル:「はぁい?」
榛原穂積:「あの…もしかして」
榛原穂積:「酔ってる…?」
諸星シエル:「え~?」
諸星シエル:「どう見える?」
榛原穂積:「なんか……」「ふわふわしてる」
諸星シエル:普段よりとろんとした目と、頭がふわふわ揺れている。
諸星シエル:「え~~」
諸星シエル:「そうなのね」
諸星シエル:「穂積はしっかりしてるね」
榛原穂積:「そうかな…そんなことないと思うけど……」
諸星シエル:「わたしの意見を否定するのね……」
榛原穂積:「えぇ」困る。
諸星シエル:「でもそういうところが、」
諸星シエル:「言わせないでよ~~~」
諸星シエル:頭を擦り付ける
榛原穂積:「えぇ………?」困っている。
諸星シエル:「いじわる……」
榛原穂積:「い、いや……」
榛原穂積:「何も言ってないし…」
諸星シエル:「そんなことないよ」
諸星シエル:「自信を持って」
諸星シエル:「ちゃんと話せてるよ」
諸星シエル:ぐ、とガッツポーズ
榛原穂積:「……」
榛原穂積:「ありがとう……」
諸星シエル:「どういたしまして……」
榛原穂積:「……」
榛原穂積:「……シエルは」
榛原穂積:「僕に何か隠してることある?」
榛原穂積:立ち止まってシエルの表情を見る。
諸星シエル:「はい!」
諸星シエル:安心しきったように、その顔を見る。
榛原穂積:「教えてよ」
諸星シエル:「いっぱいありますねー。まだまだいっぱいですよー」
諸星シエル:「えー」
榛原穂積:「……まだまだあるんだ?」
諸星シエル:「はい。いっぱいいっぱい。」
諸星シエル:「穂積に知ってもらいたいこと、いっぱいあるよ」
諸星シエル:「もっと、もっともっともーっと」
諸星シエル:「好きになってもらいたい、ですので」
諸星シエル:「………ひひひひひっ!」
諸星シエル:ネコのような笑い声をあげる
榛原穂積:「わ……」「へ、変な笑い声…」
諸星シエル:「ほぉ~?」
諸星シエル:「どう思いますか」
諸星シエル:「変な笑い声の女の子は」
榛原穂積:「え? どう思うって…」
諸星シエル:「どうなんですか?」
榛原穂積:「……」
諸星シエル:「好きなんですか?そうでもないですか?」
榛原穂積:「………」「………」「………」
榛原穂積:「……良いんじゃない…」
諸星シエル:「好きなんですか?」
榛原穂積:「いや…」
諸星シエル:「言え。」
榛原穂積:「…」
榛原穂積:「好き…」
諸星シエル:「……………」
諸星シエル:「やぁ~~~ もぉ~~……」
諸星シエル:「こんなところで……」
諸星シエル:「照れる……」
榛原穂積:「…あの…」
諸星シエル:「はい?」
榛原穂積:「何これ……」
諸星シエル:「……………?」
諸星シエル:「えーっと……」
諸星シエル:「隠してることを。………」
諸星シエル:「暴露……?」
榛原穂積:「してなくない…?」
榛原穂積:「好きになってもらいたいっていうか」
榛原穂積:「問答無用だった感じが…」
諸星シエル:「それはだって」
諸星シエル:「普段から」
諸星シエル:「言ってもらうのを我慢してるからだけど……」
諸星シエル:「えらい?」
榛原穂積:「……えっ……」
榛原穂積:「そ、そういう…」「えっと……」
榛原穂積:「えっと……我慢しなくてもいいから」
榛原穂積:「えらくない、かも…」
諸星シエル:「え~~~!!!」
諸星シエル:「やだ。」
榛原穂積:「や、やだって…」
諸星シエル:「じゃあ、我慢しませんので」
諸星シエル:「明日からちゃんと褒めるように」
諸星シエル:「よろしくて?」
榛原穂積:「……うん」
諸星シエル:「よし」
諸星シエル:「じゃあ、早くお仕事終わらせて、デートの続きしよ」
榛原穂積:「うん……」
諸星シエル:「うんうん」
榛原穂積:「あの……」
諸星シエル:「なにかね」
榛原穂積:「そんなに見ないで……」
諸星シエル:「ことわる」
諸星シエル:ぎゅー、とその腕に抱きつき。
諸星シエル:「匂いの濃い方、だっけ?じゃー」
諸星シエル:「れっつごー、だ」



GM:ミドル終了。買い物が可能です
榛原穂積:ボディーアーマー狙ってみようかな
榛原穂積:4dx>=12
DoubleCross : (4DX10>=12) → 10[1,1,3,10]+8[8] → 18 → 成功

榛原穂積:……!? 買えた
榛原穂積:装備します
諸星シエル:アームドスーツ狙おうっと
諸星シエル:4dx+1>=15
DoubleCross : (4DX10+1>=15) → 10[1,3,6,10]+7[7]+1 → 18 → 成功

諸星シエル:おそろいね!
諸星シエル:装備します
榛原穂積:すごいね!
諸星シエル:もっと褒めて~
諸星シエル:以上!


◆Climax◆

GM:【クライマックス】
GM:結鳴市駅前、テナント募集中の雑居ビル。その上層階。
GM:周囲の臭気はいっとう強く。
GM:その中心に、赤ら顔のバーテン姿の眼鏡の女性の姿がある。
GM:階下の町並みを見下ろして、笑みを浮かべている。
榛原穂積:「……あの」
榛原穂積:どう話しかけるか迷いに迷って、むっつりと眉を寄せたまま問いかける。
榛原穂積:「この、《ワーディング》みたいな現象を発生させてるの、あなたですよね」
バーテン姿の女性:「……おや」
バーテン姿の女性:「……ここに立ち入れるということは、オーヴァードですか」
バーテン姿の女性:「それも子供か……」
榛原穂積:「ゆ、UGN…です。僕達」隣にいるシエルをちらりと見る。
諸星シエル:「です」傍目には澄ました表情を保っている。
諸星シエル:「あなたのやっていることは、広い範囲と多大な影響を及ぼしており」
諸星シエル:「えっとー……」
諸星シエル:「ご迷惑なので止めに来ました!」
バーテン姿の女性:「……ふむ。まだ嗅ぎつかれるほどには動いてないつもりだったんですがねえ」
榛原穂積:ハラハラしている。
バーテン姿の女性:「君たちはどう思います……?酔っ払いというやつは」
榛原穂積:「…? えっと…」言葉に窮する。
バーテン姿の女性:「害悪だと思いませんか?公衆の……見てください」
諸星シエル:「どれどれ?」
バーテン姿の女性:階下を見下ろす。酔いが回りきり、往来で眠りこける者、辺りで吐き散らす者、暴力を振るう者。
榛原穂積:「…うわ…」街の惨状に素直に驚いてしまう。
バーテン姿の女性:「これら全てですよ。いい大人が恥ずかしいと思いませんか?」
諸星シエル:「思いますねぇ」
榛原穂積:「い、いや、でも」「今、こういう状況にしてるのは、あなたじゃないですか…」
バーテン姿の女性:「でしょう?子供は正直でよろしい」
バーテン姿の女性:「私は選別しているだけですよ。そうして、不適格なものは」
バーテン姿の女性:ぎり、と手袋を軋ませる。
GM:レネゲイドの急速な励起を感じる。
バーテン姿の女性:視線は階下のまま、その害意を、下に行使しようとして。
諸星シエル:「ねぇ」
諸星シエル:その視界に割り込む、白い影
諸星シエル:「そのお話、長い?」
諸星シエル:上から覗き込むように、キラリとナイフの刀身が光っている。
諸星シエル:「私が聞きたいのはね、お姉さん」
諸星シエル:「あなたの行動に……私達のデートを邪魔する価値はあるの?って」
諸星シエル:「ただそれだけなのよ」
バーテン姿の女性:「……どうして邪魔をするんですか?私は掃除を……」
バーテン姿の女性:「……なるほど」
榛原穂積:「………」ハラハラしたり赤面したりしてあわあわしている。
バーテン姿の女性:「……色気づいたガキが」
バーテン姿の女性:「邪魔をするものではありませんよ」
諸星シエル:「うふふ!」
諸星シエル:ほやほやとした笑顔のまま、目線だけを細める
バーテン姿の女性:「お前たちはきっと将来ああなりますね」
バーテン姿の女性:「今のうちに掃除しておきましょうか」
榛原穂積:「シエルっ」
諸星シエル:「ご安心なさって、お姉さん」
諸星シエル:「そういう姿を見せても良いような相手と一緒にすることにするから、お手は煩わせません」
諸星シエル:「それとも」
諸星シエル:「いっときのとまり木(バーテンダー)の貴方には、縁の遠い話だったかしら?」
諸星シエル:「……ごめんなさいね?」
榛原穂積:「……」ハラハラを通り越した。「………あの」
榛原穂積:「あの……。攻撃するつもりなら、僕らも、攻撃します」
“浅き夢見路”:「……“浅き夢見路”です」
“浅き夢見路”:「死ぬ前に、名前くらいは教えてあげますよ」
“浅き夢見路”:「慈悲深いので」
GM:彼女がぎり、と手袋を鳴らすと、いっとう酒精の香りが強まる。
GM:あなた達のレネゲイドを励起する。

GM:難易度9の衝動判定です。
榛原穂積:5dx>=9
DoubleCross : (5DX10>=9) → 10[1,5,5,8,10]+4[4] → 14 → 成功

榛原穂積:やった~
GM:また、《ワンナイトフィーバー》。衝動判定の侵蝕上昇の代わりに
諸星シエル:4dx>=9
DoubleCross : (4DX10>=9) → 8[1,7,7,8] → 8 → 失敗

GM:侵蝕率を100%にすることを任意で選択可能。選択した場合はバックトラックで侵食率-50です。
GM:暴走しとる……
諸星シエル:暴走!
榛原穂積:同時に《ワンナイトフィーバー》を選択ます!侵蝕率100%!
諸星シエル:まぁ泥酔してるので…
榛原穂積:なるほどね…
諸星シエル:選択します!100%に!
諸星シエル:諸星シエルの侵蝕率を20増加 (80 → 100)
GM:では、戦闘を開始します。
GM:敵との距離は10m、相手の行動値は12です。

GM:セットアップから。
榛原穂積:《先陣の火》します。行動値+20。5→25になります
諸星シエル:ありませーん
“浅き夢見路”:《増加生産》《活性の霧》。
“浅き夢見路”:ソラリスエフェクト使用時のダイスを増加、攻撃力を上昇、ドッジダイスを減少。

GM:イニシアチブ。穂積くんからどうぞ。
榛原穂積:はーい
榛原穂積:マイナーで5m後ろにズレます
榛原穂積:メジャーで《コンセントレイト:サラマンダー》《氷の戒め》《死神の瞳》《悪魔の影》。
榛原穂積:浅き夢見路にRC攻撃!
GM:判定をどうぞ!
榛原穂積:(3+3+3)dx7+2
DoubleCross : (9DX7+2) → 10[1,1,2,3,5,6,6,8,9]+10[7,8]+10[3,9]+4[4]+2 → 36

榛原穂積:命中した場合、あらゆる判定ダイス-4個、次に受ける攻撃ダメージ+4D&リアクション不可になるぞ
GM:ヒエ……
“浅き夢見路”:《完全抗体》でドッジします。
“浅き夢見路”:万全で14個、活性で-2、氷の戒めで-4
“浅き夢見路”:8dx+2>=36
DoubleCross : (8DX10+2>=36) → 9[1,2,3,4,4,7,8,9]+2 → 11 → 失敗

GM:ダメだ~ モリッと効果を受けました
榛原穂積:氷の戒めはまだ命中してないから-4しなくて大丈夫だったのでは…?
諸星シエル:ほんとだ
GM:あっ命中時か
榛原穂積:実はそうでした
GM:じゃあ4個追加で振ろう
GM:4dx+2>=36
DoubleCross : (4DX10+2>=36) → 10[3,4,7,10]+2[2]+2 → 14 → 失敗

榛原穂積:うわ~こわかった
GM:やっぱりダメでした 効果を受けます
GM:演出なり侵蝕上昇なりをどうぞ~
榛原穂積:侵蝕率15上昇して117になりました

榛原穂積:「UGN、"ポーザー"です」
榛原穂積:そう言って、目を伏せる。思い描く。
榛原穂積:目の前の女性の肩を叩いて"捕まえて"、凍らせる様を。
榛原穂積:同時に、"浅き夢見路"の足元を発端として、周囲の空間が静かに凍り付いていく。
榛原穂積:空気が凍てつき、時間流が狂いだす。彼だけが自由に振舞える世界が生まれる。
榛原穂積:「…死ぬつもりは、ない……」
榛原穂積:小さく呟いた。
“浅き夢見路”:「……邪魔を……!」

GM:“浅き夢見路”の手番。
“浅き夢見路”:マイナーはなし、メジャーで
“浅き夢見路”:《コンセントレイト:ソラリス》《エクスプロージョン》《焦熱の弾丸》。
“浅き夢見路”:榛原穂積を攻撃。
榛原穂積:ぎゃ~~
諸星シエル:穂積~!
“浅き夢見路”:(15-4)dx7+4
DoubleCross : (11DX7+4) → 10[3,3,4,5,6,6,8,8,9,9,9]+10[1,4,5,8,10]+10[6,8]+4[4]+4 → 38

榛原穂積:ギャ~~~~~!?
諸星シエル:こわ。
榛原穂積:気合のドッジします
榛原穂積:6dx>=38
DoubleCross : (6DX10>=38) → 10[1,3,7,9,9,10]+1[1] → 11 → 失敗

榛原穂積:だめだった
諸星シエル:惜しい…
“浅き夢見路”:4d10+30 装甲有効
DoubleCross : (4D10+30) → 28[8,9,10,1]+30 → 58

GM:出目やば
榛原穂積:装甲抜いても50点食らって塵になります
榛原穂積:こわすぎ…
榛原穂積:浅き夢見路に 興味/脅威:〇でロイス取ってタイタス昇華、復活します

“浅き夢見路”:乱れた時間流の中で、もがくようにバチンと指を鳴らした。
“浅き夢見路”:直後、榛原穂積を中心として小爆発。
“浅き夢見路”:周囲のアルコールに引火し焼き尽くす。
榛原穂積:「……っう……!」
諸星シエル:「穂積!」
榛原穂積:爆発に巻き込まれた身体が吹っ飛び、ごろごろと転がる。「そりゃ…怒るよな…」
榛原穂積:「本当に痛い…けど、大丈夫…」
“浅き夢見路”:「次はお前の番ですよ……おっと」
“浅き夢見路”:「まだ息がありますか」
榛原穂積:「…うん…」見返す。「…倒れるわけにいかない…」

GM:シエルちゃんの手番へ。
諸星シエル:はーい
諸星シエル:マイナーで移動、浅き夢見路にエンゲージ
諸星シエル:メジャーでコンボ:【月光照らすはレペトワーレ】《C:エンハイ》《光の舞踏》《マスヴィジョン》
諸星シエル:対象は浅き夢見路。
GM:来たまえ!
諸星シエル:9dx7+4
DoubleCross : (9DX7+4) → 10[2,2,3,4,5,6,6,6,9]+4[4]+4 → 18

諸星シエル:コンボ:【タイトル・ロールはお静かに】《妖精の手》ダイス目を一つ10に。
諸星シエル:諸星シエルの侵蝕率を4(→ 4)増加 (100 → 104)
GM:避けちゃおっかな~(できません)
諸星シエル:1dx7+24
DoubleCross : (1DX7+24) → 1[1]+24 → 0 (ファンブル)

GM:こいつ……!
榛原穂積:……!?
諸星シエル:ウケますね。達成値25。
GM:わざわざ0にしてくるんだtekey
GM:25ですね
諸星シエル:ファンブルだからね…
諸星シエル:リア不可なのでダメージ行きます
榛原穂積:攻撃ダメージに+4Dしてね~
“浅き夢見路”:えっとですね。
“浅き夢見路”:ガードして《蒼き悪魔》で反撃するロジックだったんですが……
諸星シエル:穂積が守ってくれてるってわけ
“浅き夢見路”:リア不のこと……忘れてて……
GM:ダメージをどうぞ~
諸星シエル:3d10+31+3+4d10
DoubleCross : (3D10+31+3+4D10) → 22[8,7,7]+31+3+22[3,8,7,4] → 78

諸星シエル:装甲有効の78点。
榛原穂積:???? ?????
榛原穂積:?????
諸星シエル:ダイス3と4で同じ数値出てる
GM:いや……
“浅き夢見路”:耐えられませんが……?
“浅き夢見路”:HP0。復活もありません。
GM:戦闘終了です。
諸星シエル:やった~!
榛原穂積:いえ~~い!
諸星シエル:諸星シエルの侵蝕率を8(→ 8)増加 (104 → 112)
GM:演出どうぞ~

諸星シエル:「次は"私の番"だっけ」
諸星シエル:凍りつく周囲の中、白い少女の白刃が煌めく
諸星シエル:「じゃあ、お言葉に甘えましょう」
諸星シエル:おもむろに片手のナイフを投擲する
諸星シエル:目元を狙い、────そしてその影に、艶消しの黒いナイフが急所を狙い投擲される。狙いは喉と胸。
“浅き夢見路”:「させるものか!」
“浅き夢見路”:両手で指を鳴らす。一つは、目元を狙うナイフを焼く爆発。
諸星シエル:牽制と真打ち。そして後詰として、ナイフを追うように制服姿の少女が疾駆していく。
“浅き夢見路”:そしてもう一つは、ナイフではなく。
“浅き夢見路”:後詰めの少女の行き先。そこに先置きする様に、死の爆轟が広が
諸星シエル:「あら」
榛原穂積:「…うん」
諸星シエル:仕草と目線。そこから狙いを読み取って。
諸星シエル:「いい度胸」
諸星シエル:避けることなく、まっすぐと
榛原穂積:「させる訳には、いかないんだ」
榛原穂積:爆発を握りしめるイメージが、現実に侵蝕する。
榛原穂積:爆発は生まれる前に収縮して雪の結晶となって散った。
“浅き夢見路”:「何……!?」彼女の目論見は無為に帰して。
“浅き夢見路”:「……あぐっ……!」視認叶わなかった艶消しのナイフが喉と胸元を削り。
諸星シエル:ただその現象に対応出来るのは、知っているからだ。
諸星シエル:喉と胸元をえぐった隙に、一歩の間合い。
諸星シエル:「急所は外してあげたわ」
諸星シエル:足元にしゃがんで
諸星シエル:「私はUGN。"ポータル"の諸星シエル」
諸星シエル:宙返りをするように、頭上を逆さまに飛び上がる
諸星シエル:「わるーいFHとは違うんだもの」
“浅き夢見路”:「は」それをもはや目で追うこともできず。「あ?」
諸星シエル:茶目っ気を帯びるようにそう言って、とん、と浅き夢見路の頭に手を載せて
諸星シエル:ガツン
諸星シエル:脳を揺らすように打撃を加えた
“浅き夢見路”:「ごぶっ」
諸星シエル:「良い夢を。……なーんて」
諸星シエル:「ちょっと気取りすぎたかもね」
榛原穂積:「………」痛みを想像してしかめっ面をしている。
諸星シエル:とん、とつま先から静かに降り立つ。
GM:それで終わりだ。周囲からは、レネゲイドの香気が引いていくような感覚がある。
GM:自らの身体から抜けきるのは、まだかかるかもしれないが。
GM:事件自体は、これで収束した。



GM:バックトラックはワンナイトフィーバーの効果により侵蝕が50引かれて
GM:無事に帰還確定です。おめでと~
GM:経験点も5点あげる
榛原穂積:えっやったーー
諸星シエル:やった~!
GM:あたしも10/3切り上げて4点もらうね


◆Ending◆

GM:【エンディング】
GM:“浅き夢見路”は撃破され、捕縛。UGNへと引き渡された。
GM:幸いにも、酒気帯び騒ぎ以外に目立った被害はなく。すぐに日常が舞い戻ることだろう。
榛原穂積:後処理を終え良い時間になったので、夕飯をすまそうということになった。
榛原穂積:安価な価格帯のファミレス、その隅。
榛原穂積:「……でもいいの?」ふと思い出したように聞く。
榛原穂積:「門限とか…」
諸星シエル:「大丈夫よ、多分」
榛原穂積:「こんなお店だし…」
諸星シエル:「別に私、フルコースばかり食べてるわけではなくてよ?」
諸星シエル:「でも、ファミリーレストランに入るのは初めてかな」
榛原穂積:「え……」注文したドリアをいそいそと食べている。
榛原穂積:「嘘だ…」
諸星シエル:「その嘘だ、はどっちにたいして?」
榛原穂積:「いや…」
榛原穂積:「さっき、ドリンクバーで色々聞かれた時に、そうじゃないかとは思ってはいたんだけど…」
榛原穂積:「そんな人いるのかと思って…」
諸星シエル:注文したピザのカッターを縦に走らせている。
諸星シエル:「ここに居るからしょうがないわよね」
諸星シエル:「和気あいあいと皆でお食事、って感じでもなかったからね」
榛原穂積:「ふうん…」
榛原穂積:「………」
諸星シエル:「前の方も……レンリとかはほら、あんまり他の人と一緒、ってのを避けてたから」
諸星シエル:手本通りに等分したピザを持ち上げ、チーズの上の具が全部隣のピースに持っていかれる。
諸星シエル:「………」
榛原穂積:「………へたくそ…」
諸星シエル:「は?」笑顔。
諸星シエル:「じゃあほら、穂積。……ほら」
榛原穂積:「ん?」
諸星シエル:ピザの皿を回して、左右がひっついてるピースをあなたの目の前に設置する
諸星シエル:「おてほん」
榛原穂積:「…………」
榛原穂積:「食べ物で遊ぶのは…」
諸星シエル:「あら」
諸星シエル:「食べるために持ち上げるだけでしょ?」
諸星シエル:「出来なかったら罰ゲームね」
榛原穂積:「罰ゲーム?」
諸星シエル:「うん。 ……こういうとき、罰ゲームって何するのかしら?」
榛原穂積:「…シエルのことだから、僕に何か言わせるんじゃない」
榛原穂積:「好きだとか」「可愛いとか」
諸星シエル:「うーん」
諸星シエル:「いや、うん。言ってもらいたいし、言ってもらうのは嬉しいけど……」
諸星シエル:「……義務感みたいになっちゃうのは、やだ」
榛原穂積:「ふっ」笑う。
諸星シエル:「あっ」
諸星シエル:「なんで笑うの」
榛原穂積:「だって…。ふふ、なんでだろ。ごめん」
榛原穂積:言いながら、ピザのお皿をくるりと回して返す。
諸星シエル:「むー」
諸星シエル:具のないピースを小さく小さくついばむ。
榛原穂積:「ごめん、…ふふ」
榛原穂積:「変な感じ。さっきまで勇ましく戦ってたのに、こんな会話してさ」
諸星シエル:「む。」
諸星シエル:「そっか、穂積はちゃんと関わるの、初めてだもんね」
榛原穂積:「うん」スプーンを口に運ぶ。
榛原穂積:「怖かったし、痛かった」
諸星シエル:「でも、助けてくれたね」
榛原穂積:「うん。助けたいから」
榛原穂積:「僕だって、君のことを守れたら嬉しい」
諸星シエル:「私も、守ってくれて、嬉しかったな」
諸星シエル:「でもね、私と一緒に居ると、今日みたいなことにはいっぱいいっぱい、関わることになると思うから」
諸星シエル:「それが怖くなったら、言ってね」
榛原穂積:「……」
榛原穂積:「それは……なんていうか…」
榛原穂積:「……」「……今、君の気持ちが分かった気がする」
諸星シエル:「あら、そう?」
榛原穂積:「うん」
諸星シエル:「聞かせて聞かせて」
榛原穂積:「…かっこつけてないで、頼れって」
榛原穂積:「そういうの」
榛原穂積:「そういう風に…むっとしてる時の君の気持ちは…こういう気持ちだったんじゃないかって…」
榛原穂積:「だから…その」
諸星シエル:「うん」
榛原穂積:「そんな弱音、シエルらしくないよ」
榛原穂積:「僕を逃がさないって言ったの、君だろ」
諸星シエル:「………うふふ」
諸星シエル:「うん、もちろん。だから、言ったよね?」
諸星シエル:「怖くなったら言ってね、って。」
諸星シエル:「そしたらさ」
諸星シエル:「怖さを忘れるぐらい、私に見惚れさせてあげるから」
諸星シエル:「安心して、穂積」
諸星シエル:「貴方を逃がすつもりなんて、少しもないよ?」
諸星シエル:ふふー、と。表情を緩めて笑う
榛原穂積:「……」「それは良かった」
榛原穂積:「……いや…問題の解決にはなっていない気がする…けど……」
諸星シエル:「そうですかね?」
榛原穂積:「まあ…いいか、って思った」
榛原穂積:「……シエル」
諸星シエル:「はい?」
榛原穂積:「次は何を見せてくれるの?」
諸星シエル:「そうだなー」
諸星シエル:「……………私なりに、バランスを気にしててさ」
諸星シエル:「今回のことで、ほら。だいぶ素の、ホヤホヤした所見せちゃったので」
諸星シエル:「今度は、かっこいい私を見ていただきたいな、という」
諸星シエル:「展望がございます」
榛原穂積:「………き、気にしてたんだ」
諸星シエル:「してました。それなりに」
榛原穂積:「可愛かったけど…」
諸星シエル:「む~~~~~」
諸星シエル:「ありがと……」
榛原穂積:「え、あ、うん……」
榛原穂積:「う、うん……えっと」
諸星シエル:「……なので、ですね」
榛原穂積:「あ、はい」
諸星シエル:「次。会う予定を決めましょう」
榛原穂積:「うん」穏やかに笑う。「準備期間がいるんじゃない?」
諸星シエル:「そうね」
諸星シエル:「試験に向けた勉強会………は、穂積が自力でなんとかしそうだから」
諸星シエル:「テスト明けのお疲れ様会を、今から企画します」
諸星シエル:「………というのは、いかがでしょう?」
榛原穂積:「あの、僕の方が学年上なんだよ……」「……まあ、そうだね」
榛原穂積:「その時に、かっこいいシエルに会えるわけだ」
榛原穂積:「いいよ。いつにしようか」
榛原穂積:そんな風にして、これからもきっと何度も交わす会話の一回目を作っていく。
榛原穂積:喧噪の中、二人でスマートフォンのカレンダーを開いた。




『一夜二人転:榛原穂積/諸星シエル』 終