GM:
■【『"ラピソルム"について』 難易度9 <情報:UGN>、<情報:噂話>】
■【『ガラテアについて』 難易度8 <情報:UGN>、<情報:噂話>】
■【『アルシャガナの目的について』 難易度11 <情報:UGN>、<情報:FH>】
■【『石化能力について』 難易度7 <情報:UGN>、<情報:FH>】
GM:以上4点!失敗や追加するときには登場侵蝕を振り直すことでリベンジが可能です。
GM:技能を宣言してどうぞ。
鷲尾瞳:メッチャ増えとる
鷲尾瞳:ふんふふ~ん
東亜純:ふむふむ あたしはどれ調べてもよさげ
鷲尾瞳:UGNは特異なのでアルシャガナ君行こうかな。ピースクラフトはシナリオロイスでもあるし
星宮千佳:ふんふん!
春芽ハジメ:私あんまり情報得意じゃないから石化辺りが良いかも
GM:情報は全部空いたらバッと出すね~
星宮千佳:Eロイスもあるみたいだし、出ようかな! 1人1殺ならちょうどいいし
GM:どうぞだぜ!
鷲尾瞳:殺せ殺せ~
星宮千佳:星宮千佳の侵蝕率を1d3+3(→ 4)増加 (84 → 88)
鷲尾瞳:じゃあアルシャガナくん判定しちゃお
東亜純:じゃああたしガラテア―
星宮千佳:あっよかった。さっきお話したからラッピーくん行ってみたかったんです
鷲尾瞳:UGNの方で判定。コネとダイスボーナス含めてダイスは6個です。いくぞー
鷲尾瞳:6DX+5
DoubleCross : (6DX10+5) → 10[5,5,5,8,10,10]+4[1,4]+5 → 19
GM:優秀~
GM:GOGO!
星宮千佳:ラッピーくんを調べます。情報UGNでコネ使用。
星宮千佳:4dx+2>=9
DoubleCross : (4DX10+2>=9) → 10[1,5,9,10]+9[9]+2 → 21 → 成功
星宮千佳:らっぴっぴ!
東亜純:情報UGN。【コネ:UGN幹部】で情報:UGNに判定ダイス+2
東亜純:5DX+3+0@10>=8 情報(UGN)
DoubleCross : (5DX10+3>=8) → 10[2,4,4,6,10]+2[2]+3 → 15 → 成功
東亜純:おしおし
GM:優秀な子たちだねぇ!
春芽ハジメ:私もUGNで石化について判定
春芽ハジメ:3dx>=7
DoubleCross : (3DX10>=7) → 10[7,8,10]+3[3] → 13 → 成功
春芽ハジメ:全員回すじゃん
鷲尾瞳:すごー
東亜純:プロ集団だな
星宮千佳:これがプロ!
星宮千佳:圧倒的プロコントローラー
GM:中枢評議会が選んだ有能な人員なんだよな
GM:では順に開示します
■【『"ラピソルム"について』】
石像として見つかった少年。
その来歴は古く、500年ほど前。最初の所有者は歴史上の錬金術師『パラケルスス』。
石像となる前の呼称は命の水『ラピス・フィロソフォルム』。
レネゲイドクリスタルの総称ではなく、歴史上の存在としての『賢者の石』のオリジンの一つであり、『生きた賢者の石』
レネゲイドウィルスという呼称・存在が確認される前からオーヴァードとして覚醒した一人。
物質を石に変える特性により、若き日のパラケルススと共に錬金術師の研究をしていた。
錬金術には医術としての側面もあり、医者としての知識を身に着けていたようだ。
石に変える能力は対象のレネゲイドの濃度に反応し
自らの能力でガラテアと共に石像となり、500年を過ごしていたと思われる。
復活してからの目的は『レネゲイドの根治』及び『ジャーム化の治療』
人に感染しているレネゲイドのみを石化・切除させることで、普通の人間に戻す志を頂いている。
■【『ガラテアについて』】
石像として見つかった少女。
500年ほど前にラピソルムの能力で石像となった。
検査の結果、いくつかの古い治療痕が見つかっており、石像となる前も何かしらの治療を受けていたようだ。
襲撃の際のラピソルムの能力に呼応し、体内の石化部分が徐々に生身へと変化している。
それに伴いレネゲイドの侵蝕濃度が上がっていることが確認される。
また、ラピソルムの能力はレネゲイドの濃度が濃いほど顕著であり
石像の状態からラピソルムの右腕が破損し、能力が持続しなくなったことで生身へ戻り始めたと推測できる。
現在の状態から、石像となる前のガラテアはジャーム化が近い侵蝕率だったと仮定され
石像への変化は、その状態への対処として行われたと思われる。
星宮千佳:やっぱりいい人だった
東亜純:優しい物語じゃん…
鷲尾瞳:我々の目に狂いはなかった
■【『アルシャガナの目的について』】
アルシャガナはオーヴァードではない。
ワーディング技術などに対策をした非オーヴァードである。
『遺産』に適合する際のデメリットを『精神汚染』と呼び忌み嫌っている。
そして、精神に変質を起こす『ジャーム』ひいては『オーヴァード』という人種も忌避している。
目的はオーヴァード及び遺産を不要とする、通常兵器の作成。
ラピソルムの能力はレネゲイドに反応して物質を石化させる。
故にその能力はレネゲイドウィルスそのものの結晶化を促進させ
高純度のレネゲイドクリスタル、『賢者の石』を量産出来ると考えられる。
また、能力に依って生成される石自体もレネゲイドウィルスに非常に馴染む性質を持っており
その素材と量産された賢者の石によって作成される武器は『遺産』と呼ばれるアイテムに
匹敵する性能と想定できる。
春芽ハジメ:大分ヤバいこと考えてんな
東亜純:ほえー
■【『石化能力について』】
現在のラピソルムの能力は完全ではない。
レネゲイド能力としての核は右腕の部分として石化したままである。
そのため、完全な能力の使用のために右腕を回収したと思われる。
……しかし、石像の右腕部分には同時に、500年以上のエフェクトを維持し続けた高純度のレネゲイドウィルスが内包されている。
石化を解除しそれを取り込んでしまえば、ラピソルムはジャームと化してしまうだろう。
そうなる前に止める必要がある。
鷲尾瞳:さよならラッピー
東亜純:やばいやんけ
春芽ハジメ:ほっとけないじゃん!
鷲尾瞳:右腕はこのまま海に捨てよう
星宮千佳:ラッピー!!しんじゃう!!
東亜純:東京湾に…
GM:メモ帳にこの情報を転記して置きました。
星宮千佳:これは思ってたよりずっと深刻な情報だなぁ
星宮千佳:出てよかった・・けどどこでお話しよう
GM:以上の情報を踏まえて、情報を持ち寄り大変だ!って共有して貰おうと思います
GM:襲撃を免れた会議室辺りかな。
鷲尾瞳:それがいいですかね
東亜純:ですね大事だし
星宮千佳:ヤー!
GM:はーい
GM:◆UGN支部 技術開発部 会議室
GM:支部の襲撃の後始末も慌ただしく、君たちは既に判明した情報、新たに持ち込まれた情報を整理し、襲撃を免れた会議室に集まっていた。
GM:体調に変質が現れたガラテアは治療中であり、外からは慌ただしく職員達が走り回る音が響いていた。
鷲尾瞳:「……事態は想像以上に深刻なようですね」
東亜純:こちらもテレーズさん経由のガラテアちゃんの情報を、千佳ちゃんよりぎこちなく送信している。
星宮千佳:テレーズさん経由で受け取ったラッピー君の情報をみんなのお手元のタブレットに転送してます。
星宮千佳:「うん……二人を逃しちゃったの、だいぶまずかったのかなぁ」
星宮千佳:「ちょっと石になってもガマンして、はちのすにしたほうがよかったかな~」
春芽ハジメ:「いやぁ……それで止まるかも分かんなかったし、あの場は仕方なかったんじゃないかな」
星宮千佳:「かな~。だといいなぁ」
鷲尾瞳:「あの場には非戦闘員の方もいました。最善の判断だったと思いますよ。あまり気を落とさないでください、ハニカムファイア」
東亜純:「そうだね。あんときはなんもわかんなかったし……なんだかなあ…」
東亜純:「ラピソルムくんが悪い子だったら、もっとすっきりボコボコにできたんだけどねえ」冗談ぽく言う。
春芽ハジメ:「見る限り、むしろいい子の極みっぽいもんな」
星宮千佳:「いまやるべきは、ジンソクなジョーホーのキョーユーね!」
春芽ハジメ:「というか私まだ詳しくないんだけど『賢者の石』ってめちゃくちゃすごいものなんじゃない?」
春芽ハジメ:「それのオリジナルとか生きた賢者の石とか、ラッピー君めちゃくちゃすごい子じゃない?ひょっとして」
東亜純:「なんか、UGNでも相当レアなやつだよ」
東亜純:「あたしまだお目にかかったことないもん。ふたりはある?」
鷲尾瞳:「めちゃくちゃすごいものです。使い方によっては、まるで万能の願望機のように作用するとも言われています」
星宮千佳:「あっ、瞳ちゃんがめちゃくちゃすごいものって言うの、なんかかわいいかも」
東亜純:(たしかに…)
星宮千佳:「でも実際、もちゃくちゃすごいんだよ! 取り合いでセンソーが起きるくらいだよ!」
鷲尾瞳:こほん、と恥ずかしそうに咳をして「私も実物を見たことはありません。それが生きて、意思を持って敵対してくるとなると」
鷲尾瞳:「相当な脅威となることは間違いないでしょう。ましてやジャーム化などしたらどんな事が起きるか……」
東亜純:「……それに、なんかやりきれないよね」
春芽ハジメ:「マジかぁ……。いや、その点なんだけどさ」
東亜純:ハジメちゃんをきょとっと見る。
春芽ハジメ:こちらもタブレットを操作して情報を共有する。
春芽ハジメ:「この通り、例の右腕がラッピー君に戻っちゃうとヤバいらしいって」
星宮千佳:「ラッピーくん、やばいの分かってないのかな?」
星宮千佳:「分かっててやってるのかな?」
東亜純:「どうなんだろ…」
鷲尾瞳:「恐らくわかっていないのだと思います。ただ、わかったところでやめないでしょう」
東亜純:「人のため、ガラテアちゃんのため」
東亜純:「だったら、自分のことは気にしない、みたいな感じっぽいよね」
星宮千佳:「ジコギセーのひとなのかぁ」
星宮千佳:「ガラテアちゃんが悲しむだろうから、それはやめてほしい!」
鷲尾瞳:「それに、彼の近くにはアルシャガナが居ます」
鷲尾瞳:アルシャガナの情報は既に共有してる体でいいかな
春芽ハジメ:良いかと
星宮千佳:調べたの瞳ちゃんか
星宮千佳:ぺんさんがいいならいいよ!
鷲尾瞳:じゃあそれで
鷲尾瞳:「人でありながら前線に立つ。彼の覚悟も並々ならぬものがあります。”ラピソルム”を説得しようとしても必ず邪魔に入るでしょう」
春芽ハジメ:「彼の方の事情考えるに、彼はクリスタルがあればあるだけ良いもんな」
春芽ハジメ:「ジャーム化されるとしても完璧な能力復元のためならって考えかねないか」
東亜純:「あっちもなんかキライなタイプじゃなかったから、余計なんかねえ」
星宮千佳:「あのあの」 手をあげる。 「アルシャ……くんって、けっきょくいい人なの? 悪い人なの?」
星宮千佳:「武器をいっぱい作るのはあまりよくないけど、でも武器って使い方しだいだよね?」
星宮千佳:「オーヴァードが嫌いなのはショックだけど……」 しょんぼりしてます。
鷲尾瞳:「……」しょんぼり千佳ちゃんの背中をなでて慰めるよ
春芽ハジメ:「暴力は嫌いだっつってたけど、そんな彼が武器作って何したいかだよね」
東亜純:「でもピースクラフトセルって」
東亜純:「なんか作りたいよー以外とくわかんなかったんだよね…すごいの作りたいだけだったらいいんだけどね」
星宮千佳:「そう! 武器つくって世界征服とかだったら、それは悪いことだから、とめるよ!」
春芽ハジメ:「彼的におかしなものである遺産とかオーヴァードを排除するため~とか言い出すんなら、それも止めないとだなあ」
春芽ハジメ:「その辺の話含め、というかそもそもアル君自身ラッピー君がジャーム化する危険性について分かってるのかとか」
春芽ハジメ:「色々話をしに行かないとだ」
星宮千佳:「居場所さがさなきゃ!」
東亜純:「ん。ガラテアちゃんにもいろいろ…話すかは別として、気になるしねえ」
鷲尾瞳:「……そうですね。話をするにせよ、力づくで止めるにせよ、居場所を突き止めなくては」
星宮千佳:「ガラテアちゃん、だいじょうぶだといいんだけどなぁ……」
鷲尾瞳:「500年前とは違うんです。きっと大丈夫ですよ」
星宮千佳:「だよね! いがくも発展してるし!」
星宮千佳:「500ねん前って、江戸時代くらいだよね?」
星宮千佳:「かがくが進歩してるから、だいじょぶなはずだ!」
鷲尾瞳:「はい。研究員の皆さんを信じましょう」
春芽ハジメ:「今も処置の真っ最中らしいしね」
東亜純:「せっかくだもん、500年寝てて良かったって」
東亜純:「思えるくらい幸せになってほしいよね」
春芽ハジメ:「だねえ。それに」
春芽ハジメ:「原初の賢者の石君にさ。人間の現代医学ってやつも負けてないぜって見せつけられたら」
春芽ハジメ:「それって、なんか良いよなぁ」
GM:シーン終了、ロイスと購入が可能です。
東亜純:むーっラピソルムにもとりたいけどたりないぜ 断念
東亜純:購入はなんかほしいのあれば試します
鷲尾瞳:なにかあるかなー
鷲尾瞳:ブルーゲイルとか買っておこうか。買えなさそうな気がするけど
鷲尾瞳:3DX
DoubleCross : (3DX10) → 4[3,4,4] → 4
鷲尾瞳:しゅん
鷲尾瞳:ラッピーくんとは再会の時取りたい!おわり!
東亜純:じゃああたしもブルゲしよ
東亜純:3DX+2+0@10 調達
DoubleCross : (3DX10+2) → 9[5,6,9]+2 → 11
東亜純:しゅん そのに
春芽ハジメ:こっちもブルゲチャレンジー
春芽ハジメ:3dx+3
DoubleCross : (3DX10+3) → 9[3,9,9]+3 → 12
春芽ハジメ:しゅん そのさん
星宮千佳:ブルーゲイルを練成します。
星宮千佳:れんきん!(手配師) の3個目を使います。これがラスト!
星宮千佳:7dx+7>=20
DoubleCross : (7DX10+7>=20) → 9[3,5,5,6,7,9,9]+7 → 16 → 失敗
星宮千佳:財産5なので、4点つかって買い……練成します。
GM:バチバチ!
星宮千佳:これどうしましょうか? 千佳、マルチロック攻撃だから
鷲尾瞳:てんさ~い
星宮千佳:別に無理に先手取らなくてもいいんですよね。むしろカバー持ちの行動力が上がってくれたほうが
星宮千佳:同じくらいに移動してカバーしてもらえるから嬉しい気がする
鷲尾瞳:手番の侵蝕値が少なめな私が持っておきましょうか
東亜純:あたしはセットアップ埋まってるからもてない
鷲尾瞳:お薬決めるぜ
星宮千佳:じゃあ瞳ちゃんにメントスをあげる!
春芽ハジメ:じゃあ瞳ちゃん任せた~
東亜純:安心のメントス
鷲尾瞳:私は以上!
星宮千佳:ラッピーくんへのロイスは再会したときに取ります。以上!
東亜純:こちらもいじょー
春芽ハジメ:こっちもひとまず以上!
GM:オッケイ!ではシーンは以上!
◆Middle07◆
GM:
//=====================
// Middle07
//=====================
GM:シーンPC:全員登場
GM:会話シーンです。2-2に分かれてのワイバーン会話。
GM:支部の状態を回復させつつ、その間に仲を深めよ~、ってかんじ。NPCも必要なら出るかもだ。
GM:というわけで登場侵蝕をどうぞ!
GM:今回はお話シーンなので、上昇は1固定!
星宮千佳:ムン!
星宮千佳:星宮千佳の侵蝕率を1増加 (88 → 89)
鷲尾瞳:ぶおんぶおん
春芽ハジメ:春芽ハジメの侵蝕率を1増加 (76 → 77)
鷲尾瞳:鷲尾瞳の侵蝕率を1増加 (79 → 80)
東亜純:東亜純の侵蝕率を1増加 (75 → 76)
GM:ではでは
GM:◆UGN支部 技術開発部 中庭
GM:支部の状態を回復させる間、戦闘員の君たちには小休止の時間が与えられた。
GM:中庭には整備された道と緑がバランスよく入り混じり、太陽の光を取り入れている。
GM:其処に設置されたベンチに君は居た。
東亜純:ぽかぽかした陽を浴びて足をぶらぶらしている。
星宮千佳:自販機が壊れてしまったので、自前の水筒(フタがコップになってるやつ)で麦茶を飲んでます。
星宮千佳:「あずみちゃん、あずみちゃんも麦茶のむ?」
星宮千佳:「ひえてておいしいですぜ!」
東亜純:「えっいいの?うれしー!」
星宮千佳:「あげるあげる!」 コップに注いだ麦茶をさしだす。
東亜純:「用意しててえらいな~」いただく。ひんやり!
星宮千佳:「おかあさんがねー、こういうときはお友達とわけあいなさいーって持たせてくれたの!」
星宮千佳:「あずみちゃんはお母さんいる? げんき?」
東亜純:「いるよー!あんま帰ってないけど元気!兄貴とお父さんもいるよ」
東亜純:「たまにLINEしてる」
星宮千佳:「すばらしい!」
東亜純:「ちかセンパイはきょうだいいるの?」
星宮千佳:「おねいちゃんがいるよ! 中学生の!」
東亜純:「へー!あ、ひとみセンパイとじゃあタメくらいか」
東亜純:「いーなー、あたしも姉妹ほしかった」
星宮千佳:「あたしが二人いれば、あずみちゃんの妹になれるのになぁ」
東亜純:「ちかセンパイがいっぱいいたら世界が平和になりそう……」
星宮千佳:麦茶をくぴくぴ飲んでいたが、ふいに困ったような顔になる。 「あずみちゃん。あのね、ずっと気になってたんだけど」
東亜純:「うん?」ぶらぶらの足をやめる。
星宮千佳:「ラッピー君とガラテアちゃんて、さみしくないのかな?」
東亜純:「……あたしだったら寂しいなあって思う。ま、あたしはふたりじゃないんだけどさ、」
東亜純:「500年なんて、想像もできないけど。でも、たまに一人で家にいてうおーっ寂しい!っていうような」
東亜純:「ああいう気持ちにだって、そのぶんたくさんなりそうじゃない?」
星宮千佳:「わかるわかる! がっこから帰ってきて、だれもいなかった時のさみしさね!」
東亜純:「最初はなんでもできるぜ~ってなるんだけど暇になるやつ」笑う。
星宮千佳:「ガラテアちゃんたち、江戸時代とかそれより昔にねむっちゃったってことは、家族とかともだちとか、誰もいないわけでしょ」
星宮千佳:「だからガラテアちゃんとラッピーくんには仲良くしてほしいな~って思うんだけど……むりかなあ?」
東亜純:「言葉とか…そういうんだって全部違うんだもんね」
星宮千佳:「なんかあんまり、話したい~ってかんじじゃなかった気がするのだ……」
東亜純:「むむ、たしかに……なんでなんだろうね」
東亜純:「せっかく、自分の気持ちをわかりあえそうなのに」
星宮千佳:「ガラテアちゃんが、ジャームすんぜんだったからかなぁ」
星宮千佳:「今のガラテアちゃんはジャームじゃないし、なかよくしてほしいな~って思うんだけど」
星宮千佳:「もしどっちかと戦わなきゃいけなくなったら、どうしよう? どうすればいいとおもう?」
星宮千佳:「あたし、どっちもはちのすにしたくないよ~」 おやつのキットカットをかじっている。
東亜純:「……」千佳ちゃんのちっちゃい手を見る。
星宮千佳:「あ、キットカットはんぶんあげる! はい!」
東亜純:「あ、欲しがってたわけじゃないけど!嬉しいからもらうっ」
東亜純:貰う。
星宮千佳:「カロリーほきゅーは大事だからね~」
星宮千佳:パキンと真ん中で半分に折って渡して、またうーんうーんと考え込む。
東亜純:「千佳ちゃんはおねーちゃんと喧嘩とかする?」
星宮千佳:「おう?」
星宮千佳:「するよ! よくする!」
星宮千佳:「こないだも、うちで飼ってるタンポポネコのおやつのあげかたでケンカしたよ!」
東亜純:「タンポポネコ……?ふわふわしてそう……」ペットの名前かな?と思っている。
星宮千佳:「おねいちゃん、ガンコだから、すぐプイプイ怒るんだよねえ」
星宮千佳:「どうして?」
星宮千佳:「おねいちゃんとケンカするとまずかった?」
東亜純:「いや、なんか」
東亜純:「これを戦いとかじゃなくって、討伐でもなくって、喧嘩にしたいなって思ってさ」
東亜純:「今ならまだジャームもいないわけじゃん。いまだったら、この分からずや!って喧嘩にできる」
星宮千佳:「…………」
星宮千佳:「……おお……!」
星宮千佳:「そっかそっか! ただのケンカなら、あとで仲直りもできるし」
星宮千佳:「とうばつとか、戦いとかじゃなければ、だれも死なない! ということ!」
星宮千佳:「ですねえ?」 首をかしげる。
東亜純:「そういうふうに、できるように、頑張りたいなって思ってる!あたしは」首を傾ける。
東亜純:「怪我してもおあいこでセーフかなって」
東亜純:「ま、あたしたち強いから大変だけど」にやっと笑う。
星宮千佳:「たしかにそうだ! オーヴァードだから、ケガはすぐ治っちゃうしね」
星宮千佳:「うひひひ」
星宮千佳:「あずみちゃん、もしかして、さっきの戦いでも思ったけど」
星宮千佳:「ジシンヤ……じしんか? 自信家さん?」
東亜純:「……言われてみたらそうかも」
星宮千佳:「あっ、わるいことじゃないんだよ! 自信があるひとのほうが、ないひとより、すごいパフォーマンスをだせるらしいから!」
星宮千佳:「そのままのあずみちゃんでいてね~」 頭を撫でる。
東亜純:「あは、だいじょぶ、あたしもいいことだと思ってるけど~」撫でられる。
東亜純:「どっちかっていうとお気楽なんだよ」
星宮千佳:「おきらく?」
東亜純:「うまくいくだろうなって思ってるの。なんとなくね」
東亜純:「今回も、そう思ってる。なんでか」
星宮千佳:「……アル……シャ……くんは、だいぶ気むずかし屋さんっぽいし、オーヴァードもキライみたいだけど」
星宮千佳:「ラッピーくんとも、アルくんとも、なかよしになれるかな? どう?」
星宮千佳:「あずみちゃんセンサーでは、うまくいきそう?」
東亜純:「なかよしになれるかは保証いたし、いたしかねますが」一回噛む。
星宮千佳:「あっかんだ」
星宮千佳:「だよね……いたしかねるよね……」
東亜純:「ごほん!でも、今よりは」
東亜純:「喧嘩してお話しできれば、そうなれる度が高くなれる気がしてるかな」
東亜純:「以上、あずみセンサーでした」
星宮千佳:「おおー!」
星宮千佳:「やったやった! あずみセンサーがそういうなら間違いなしだぜ!」
東亜純:「ちかセンサーは?ちかセンサーはないの?」
星宮千佳:「ゆうきが湧いてまいりまし……ちかセンサー?」
星宮千佳:「どうだろ? あたしのカンって、あまりあたらないもんな~」
東亜純:「え、そうなんだ。意外」
星宮千佳:「そうなの! なかよくなれるかも、って思った人が敵だったりしたこともあるし……」
東亜純:「あり、つらいな」
星宮千佳:「でも今度はだいじょうぶ! ちかセンサーも、あずみセンサーとおなじで、ラッピーくんとアルくんとお話して仲良くなれそうな気がするから!」
星宮千佳:「いっぱいがんばって、わからずやーしようね! ね!」
東亜純:「ダブルセンサーじゃん!無敵だぜ」
東亜純:「ねっー!」
東亜純:拳を突き出す。
星宮千佳:「ウェイウェイ!」
星宮千佳:拳を突き出してぐりぐりしたあと、そのままあずみちゃんの腰あたりに
星宮千佳:べとーっと抱きついてます。
東亜純:「うお~」あったかい!
星宮千佳:「あんがとね~あずみちゃん! 元気でたマンだよ!」
東亜純:「でた~?よかったあ」
星宮千佳:「あたしからもなんかお返ししたいんだけど、なにかある?」
東亜純:「うーん、そうだな………あ!」
星宮千佳:「お!」
東亜純:「これ終わったらカラオケ行こってハジメと言ってたの!」
星宮千佳:「!!!」
星宮千佳:「カラオケ!!!」
東亜純:「ちかセンパイと、ひとみセンパイも誘って行こ!」
星宮千佳:「いこういこう! あたし、おいわいにでっかいハニートーストおごったげる!」
星宮千佳:「ぜったいみんなで行こうね~~」
星宮千佳:あずみちゃんの膝の上でゴロゴロ言っている。
東亜純:「奢られるのはハズいけど~」くすくす笑う。「行こうねえ」
東亜純:「ガラテアも誘ってみたいよね。初カラオケ」
星宮千佳:「うんうん。ガラテアちゃんと、アルシャくんと、ラッピーくんもつれてこう!」
東亜純:「広い部屋見つけないとなあ」
東亜純:「パーティールーム予約しなきゃ」
GM:木漏れ日に包まれ、暖かな空気をまといながら。
GM:君たちの会話は弾んでいく
星宮千佳:ロイス! ロイスとってもいいですか!
GM:どうぞ!
星宮千佳:ラッピーくんのためにあけておいたひと枠なんですけど
東亜純:おお!
星宮千佳:さすがにこれはあずみちゃんに取らねば……アルシャガナくんには取ったしね
東亜純:キャーーー!
GM:きゃっ!
東亜純:すまねえラピソルムくん 千佳ちゃんのハートを盗んじまったようだぜ
GM:キーッ!
星宮千佳:-あずみちゃん/東亜純/○信頼/羨望/ロイス
東亜純:わたしもちかちゃんのロイス変更だけ
星宮千佳:信頼は、敵となるべく仲良くなりたい~みたいな事いってもバカにせずに聞いてくれたからで
星宮千佳:羨望は、かんがえかたがすごいしっかりしててすごいな~って感じの羨望です
星宮千佳:バカにせずに真面目にお話してくれてありがとう……ありがとう……
東亜純:ちかセンパイ 〇信頼/心配 かな?
東亜純:こちらこそ…
GM:二人共可愛かったよ。
星宮千佳:ロイスは以上!
東亜純:仲間としての信頼と、それがないがしろにされませんようにの心配で以上!
GM:オッケイ!
GM:◆UGN支部 技術開発部 支部内・廊下
GM:戦闘員には休息が言い渡され、非戦闘員は後の対応のために迅速な支部機能の回復を図っている。
GM:そんな中でも研究を行う中央棟、更には研究室などには数多くの職員が入り乱れ、廊下にまで慌ただしい雰囲気が漏れ出ていた。
GM:その一枚先の喧騒を感じながら、君は其処に居た。
春芽ハジメ:「やー」 廊下の壁に寄り掛かる形でぼんやりと立って。
春芽ハジメ:「なんも手伝えなかったねえ」
鷲尾瞳:「荷物運びでも、と思っていたのですが。ただ動かすにも知識が必要なのでしょう。断られてしまいましたね」
春芽ハジメ:「ね。まあ瞳ちゃんはまだしも私とか単なるイリーガルだし」
春芽ハジメ:「バイトに任せられるレベルの仕事は無いって言われたら、そりゃそうだよなって感じだ」
春芽ハジメ:ヘラッと笑って、買ってきた缶のココアをすする。
鷲尾瞳:「イリーガルはバイトというわけでは……これは覚醒したオーヴァードや事件解決率にも関係する重要な制度であって……」
鷲尾瞳:「……と、覚醒したばかりの”バッズ・オブ・ロット”に言っても仕方がないですね。たしか、これが二度目の任務……でしたか?」
春芽ハジメ:「ん?うん。これで人生二度目の……イリーガル業務」 バイトと続けかけて言葉を入れ替える。
鷲尾瞳:「二度目にしては随分重い事件になってしまいましたね。支部が襲撃されここまで打撃を受けることになるとは。私も初めての経験です」
春芽ハジメ:「ああ、やっぱり大事だよねこれ。こんな大騒ぎになってるんだし」
鷲尾瞳:「"バッズ・オブ・ロット”も、"モンキー・ビジネス"も、もう少し取り乱すのではないかと思っていたのですが」
鷲尾瞳:「最初の任務はどんな事件だったのですか?やはり、今回の件が霞むほどの大事件だったのでしょうか」
春芽ハジメ:「ううん、大事件って程では……?いやまあそこそこ大事だったのか?」
春芽ハジメ:「私含めて人間6人が拉致られたって考えたら結構大事だった気もするけど……」
春芽ハジメ:「ああでも、落ち着いてますねは前回も言われたよ。その時一緒だったチルドレンの子に」
鷲尾瞳:「……チルドレンの方と一緒に?また珍しい状況ですね。わざわざUGNの職員を狙ってくるとは……。やはり遺産目当ての相手だったのですか?」
春芽ハジメ:「いや?真実の愛が見たかったんだって」
鷲尾瞳:「ろ、六人を拉致してですか?それは……」
春芽ハジメ:「あ、いや。言い方が悪かったな」
春芽ハジメ:「ええとね、相手の目的自体は人を二人閉じ込めて試練を課すことで真実の愛を見ることだったんだよ」
鷲尾瞳:「……その、失礼かもしれませんが、"バッズ・オブ・ロット”は取り合われる側だったのですか?それとも取り合う側で……?」
春芽ハジメ:「それを三組分試してたの。だから6人」
鷲尾瞳:「な、なるほど。そういうことでしたか……」
春芽ハジメ:「いや、でも数自体はもっと居たとも言ってたな。単に試練をこなせてたのが6人だっただけで」
春芽ハジメ:「そうそう。だから取り合いは起きてないよー、だいじょぶ」
鷲尾瞳:「しかし、こうして無事にここに居るということは」
鷲尾瞳:「"バッズ・オブ・ロット”は真実の愛を証明できたということですね。そのチルドレンの方と」
春芽ハジメ:「んん……そうなる、のか……?」
鷲尾瞳:「何故”バッズ・オブ・ロット”が不安になっているのですか?むしろ胸を張るべきです。相手の方にも失礼ですよ」
春芽ハジメ:「ああいやいや。不安というかなんというか」
春芽ハジメ:「事情がちょっと特殊でさぁ。相手の子が恋愛NGなんだよ」
春芽ハジメ:「ちょっと諸々があってね。お互い恋愛になりません宣言みたいなのもしたし」
鷲尾瞳:「恋愛NGの状態で真実の愛を証明したのですか」
鷲尾瞳:「恋愛になりません宣言」
春芽ハジメ:「そう。『あなたのことは人として友達として好きだけど、恋として好きにはなりません』みたいな」
春芽ハジメ:「まあ私がしたのはちょっと違うけど、そんな感じ」
鷲尾瞳:「私の邪推かもしれませんが」
春芽ハジメ:「うん?」
鷲尾瞳:「態々そんな宣言をするということは、その宣言をしていなければ、好きになってしまうということでは……?」
春芽ハジメ:「……」 困ったようにフラッと視線が泳いで。
春芽ハジメ:「やっぱそう思う?」
鷲尾瞳:「相手の方は相当奥手なのですね……私も少し覚えがあります」
鷲尾瞳:「チルドレンでありながら恋愛に現を抜かすのは許されることではない。自分にそのような資格はないと思い込み、自分の気持ちを認められない」
春芽ハジメ:「あ、覚えあるんだ」
春芽ハジメ:「え、てことは瞳ちゃん好きな人居るの?」
鷲尾瞳:「はい、まあ、その……自慢するつもりはないのですが……紆余曲折あってお付き合いさせていただくことになった相手が……」
春芽ハジメ:「お付き合いまで行ってるんだ!え、おめでとー!」
春芽ハジメ:「良いねえ、そういうの。どういう人なの?やっぱ同僚?」
鷲尾瞳:「はい。何度も窮地を助けていただいた、エージェントの方で、そうですね……」
鷲尾瞳:「今回のメンバーだと、東さんに少し似ているでしょうか。荒っぽい部分がありながら、とても明るくて、周りに力を与えてくれるような」
春芽ハジメ:「あー、瞳ちゃんと逆のタイプだ」
鷲尾瞳:「そういう……方です。はい」いい終えてから少し恥ずかしそうに口に手を当て、顔を赤くする
春芽ハジメ:「やっぱり自分に無い部分に憧れたりとかしたやつなんですか?」
春芽ハジメ:恥ずかしそうな瞳ちゃんがかわいらしいので調子に乗って来て、缶をマイクに見立ててインタビュアーぽく。
鷲尾瞳:「いえ、その……まあ、そうなのですが……いいではないですか、私の話は」
鷲尾瞳:「何せもう結ばれているんですから。それより問題は”バッズ・オブ・ロット”の方です」
春芽ハジメ:「お、余裕の発言」
鷲尾瞳:「春芽さんが良くても、相手の方がそのままでいいのかどうか……」
鷲尾瞳:「……余計なことかもしれませんが。春芽さんの方からそれとなく伝えてみてください」
春芽ハジメ:「んんんー……」
春芽ハジメ:誰の特別にもなりたくなくて、誰を特別にもしたくない。
春芽ハジメ:そう言っていた彼女の顔を少しだけ思い浮かべて。
鷲尾瞳:「チルドレンであっても、どんな過去があっても、自分の気持を隠す必要なんてないと」
鷲尾瞳:「誰だって幸せになっていいんだと。恐らく、春芽さんにしかできないと思いますから」
春芽ハジメ:「……まあ、実際放っておくと色々ため込みそうな子ではあるしなあ」
春芽ハジメ:あんな真面目で優しい子なんだから、幸せになってほしいとは自分も思ってるし。
春芽ハジメ:「機を見てになるけど、話してみよっかな」
春芽ハジメ:正面から話すと反発されちゃいそうだけど、は心中のみに留めて。
春芽ハジメ:どう話そうかをぼんやり考えながら、へらりと笑った。
鷲尾瞳:「はい。よろしくおねがいします」
鷲尾瞳:「春芽さんの気持ちもわかります。私達は女の子ですからね……やはり相手から迎えに来てほしいと思うものですが」
鷲尾瞳:「時にはこちらから踏み込まなければ……がんばってください、春芽さん」
春芽ハジメ:「……」 多分なんかちょっと誤解されてる気もするけども。
春芽ハジメ:「……うん、まあほどほどで頑張るよ」
春芽ハジメ:100%の善意なのは分かるし、説明多分長くなるし。
春芽ハジメ:変わらず笑いながらそう答えておいた。
GM:お二人もロイスなどあったらどうぞ
鷲尾瞳:これは春春にロイスを取らざるを得ない
春芽ハジメ:こっちも瞳ちゃんに取る!
春芽ハジメ:〇尊敬/どうしよ……で取ります。真面目な良い子だなという尊敬と勘違いされてるっぽいのどうしよ……の気持ち
GM:青春だ
鷲尾瞳:後輩/春芽ハジメ/P:親近感○/N:不信感/ロイス 恋バナできて親近感が湧いたのと、それはそれとして本当に大丈夫かな~ちょっと心配してる感じのあれです
GM:オッケイ!
◆Middle08◆
GM:
//=====================
// Middle08
//=====================
シーンPC:全員登場
GM:登場侵蝕は1固定です。
GM:このシーンでは支部の喧騒が落ち着いたので、テレーズさんに発破をかけてもらい。
GM:皆で敵の本拠地にカチコムぞ!ってなったら締めのシーンです
GM:では登場侵蝕の上昇をどうぞ。
東亜純:東亜純の侵蝕率を1d10(→ 6)増加 (76 → 82)
春芽ハジメ:春芽ハジメの侵蝕率を1d10(→ 4)増加 (77 → 81)
東亜純:みすった
東亜純:+1で77か
GM:+1固定です!
鷲尾瞳:鷲尾瞳の侵蝕率を1D3+3(→ 5)増加 (80 → 85)
星宮千佳:星宮千佳の侵蝕率を1d3+3(→ 5)増加 (89 → 94)
鷲尾瞳:あ!このシーンが1固定なのね
鷲尾瞳:じゃあ81だ
星宮千佳:あっ!
星宮千佳:みんな間違えてるw
星宮千佳:90になりもうした!
鷲尾瞳:ダイス振りたがり
GM:ちょっとお話するだけなので短いやつです。
星宮千佳:星宮千佳の侵蝕率を90増加 (94 → 184)
星宮千佳:!?
GM:千佳ちゃーん!
春芽ハジメ:ついうっかり振っちゃった
鷲尾瞳:死んでる
星宮千佳:ジャームになるところだった
東亜純:wwwww
東亜純:ヤバすぎるww
春芽ハジメ:春芽ハジメの侵蝕率を1増加 (77 → 78)
GM:あんな話した後に何があったんだ……?
東亜純:東亜純の侵蝕率を1増加 (76 → 77)
GM:はい、皆がダイスを置くまで5分かかりました。朝礼を始めます
GM:◆UGN支部 技術開発部 医務室
GM:強襲から数時間。既に支部の機能は曲がりなりにも体裁を取り戻している。
GM:そしてその時間は、体調に不良を来たしたガラテアが落ち着くのにも充分だった。
GM:ベッドで横になる青と白の少女とともに、白衣を着た金髪の少女が貴方達の目の前にいる。
テレーズ・ブルム:「見ての通り。今回の襲撃での被害は多々あれど、致命的なダメージは負っていないわ」
テレーズ・ブルム:荒れた現場で陣頭に立って指揮を取りながら、微塵も疲れを見せていない
テレーズ・ブルム:「貴方達が敵の首魁を追い払ってくれたおかげね。ありがとう」
東亜純:「良かった……」
星宮千佳:一個だけ脚の折れた椅子があったので、《万能器具》でつっかえ棒を作って仮補修して座ってます。
星宮千佳:「テレーズちゃんはだいじょうぶ? おつかれじゃない?」
星宮千佳:「疲れたら糖分とるんだよ~」 キットカットをテーブルの上に置いている。
テレーズ・ブルム:ありがとう、とキットカットの抹茶味を千佳ちゃんと交換。
テレーズ・ブルム:「えぇ、大丈夫よ千佳ちゃん。普段の忙しさはこんなものじゃないもの」
星宮千佳:「もっといそがしいの!?」
春芽ハジメ:「これでも普段未満なんだ……。ヤバいな中枢評議員……」
テレーズ・ブルム:「そう、忙しいの。だって私、すごーく偉いんだもの」
テレーズ・ブルム:「その分、助けてくれる人も多いんだけどね」
星宮千佳:「すごー」 目をキラキラさせている。
鷲尾瞳:「テレーズ評議……テレーズ……ちゃん……は世界を牛耳るUGN中枢評議員の一人ですからね」
鷲尾瞳:「千佳さんにわかりやすく言うと……一つの国を任されている霧谷日本支部長より更に数倍忙しいということです」
テレーズ・ブルム:「ふふん」得意げな顔を作る。
東亜純:「ヤバ」千佳ちゃんではないがおののいている。
星宮千佳:「キリタニよりえらいの!!」
テレーズ・ブルム:「4倍は偉いわ」
春芽ハジメ:「一つの国のトップの4倍……」
星宮千佳:「キリタニ、いがいと弱かったんだな~」
星宮千佳:『さすが』『テレーズちゃん』のうちわを練成して左右に振ってます。
東亜純:「そっちの格が下がっちゃった」
テレーズ・ブルム:その団扇に鷹揚に応じる。
テレーズ・ブルム:「ま、そう言わないであげて。霧谷も頑張っているのよ」
テレーズ・ブルム:クスクスと微笑みを漏らす。
鷲尾瞳:「子育てのを難しさを垣間見ている気分ですね……」
テレーズ・ブルム:「そうね。私や瞳ちゃんに子供は居ないけど、居たらこんな感じかもね」
星宮千佳:「ガラテアちゃんくらいがんばってる?」
星宮千佳:「というか、ガラテアちゃんは大丈夫? ごあんぜん?」
鷲尾瞳:「様態は落ち着いたようですが……会話は不可能でしょうか」
テレーズ・ブルム:「えぇ、大丈夫。近くに能力の大元が居たから影響されてたけど、今は落ち着いてるわ」
テレーズ・ブルム:「意識を取り戻すのは、もうちょっと先になるかもしれないけど……」
星宮千佳:「よかったあ~」
《ガラテア》:「ん……」
《ガラテア》:名前に反応するように、小さく声を漏らす
テレーズ・ブルム:「あら」
春芽ハジメ:「ふんふん、じゃあ石化の切欠になったみたいなジャーム化の兆候も無いんだ」
春芽ハジメ:「ならラッピー君にも胸張ってだいじょぶって言えそうだね、っと」
星宮千佳:「おろ?」
《ガラテア》:横になったまま、かすかに目をひらく。
星宮千佳:「おめざめた!」
《ガラテア》:「……………」ジーッと、貴方達を見る。
東亜純:「げんき~?」
《ガラテア》:「えぇ、元気よ。とても元気」
《ガラテア》:「夢を」
《ガラテア》:「夢を、見ていました」
東亜純:「…!」
《ガラテア》:ふぅ、と上半身をベッドから起こす。
鷲尾瞳:「……ラピソルムの夢ですか?」
《ガラテア》:「そう名乗ってるんだっけ。そう、あの人の夢」
春芽ハジメ:「てことは、思いだせた感じ?」
《ガラテア》:「いえ、まだ駄目ね……忘れている、ということを思い出した感じ」
《ガラテア》:「私が見ていたのはずっと、家の天井と、家の周りと、あの人の顔。……それぐらいよ。」
星宮千佳:「おお……でもすごい! いっぱい思い出してる!」
星宮千佳:「ゼロから4倍くらいになってるよ!」
《ガラテア》:「2進数だと大躍進ね」
《ガラテア》:「ただね」
《ガラテア》:「あの人が、とても無茶をする人だということは、よーく思い出したわ」
東亜純:「あっは、たしかに無茶しそうだわ」
星宮千佳:「わるいこと、じゃなくて、ムチャ、なの?」
星宮千佳:「じぶんの命をだいじにしない系の?」
《ガラテア》:「そういう系よ」
《ガラテア》:「悪いは悪いでも、頭が悪い人」
《ガラテア》:そこで、ふぅー、と呼吸を整える。
春芽ハジメ:「うわぁ、今の状況的には一番ヤバいタイプじゃん」
《ガラテア》:「うん」
《ガラテア》:「……ホシミヤチカ、ワシオヒトミ、アズマアズミ、ハルメハジメ」
《ガラテア》:「お願いがあるの」
東亜純:「はぁい」笑う。
鷲尾瞳:「はい。なんでも遠慮なく仰ってください」
春芽ハジメ:「うんうん。やれる範囲で叶えましょうとも」
星宮千佳:「なになに?」
星宮千佳:「おともだちのお願いだもん! だいたいなんでもきいたげる!」
《ガラテア》:「………えぇ、本当に大事ね。お友達を作るのは」
《ガラテア》:少しだけ、微笑んで。
《ガラテア》:「あの人がすること、止めてあげてほしいの」
《ガラテア》:「どうせ、きっと、おそらく、絶対に」
《ガラテア》:「無茶をするだろうから」
《ガラテア》:「………お願いできる?」
東亜純:「…それだったら叶えられそう、ってか、」三人を見る。「ねえ」
星宮千佳:「あのねガラテアちゃん。あたしはねえ」
星宮千佳:「ラッピーくんとアルシャガナくんと、ケンカして、お友達になろうって思ってるの!」
星宮千佳:「バッチリだいじょうぶ! ミライのお友達にムチャはさせないから、安心して!」
星宮千佳:ガラテアちゃんの手を両手でにぎって、ぶんぶん振ってます。
《ガラテア》:「………ふっ」ぶんぶん振られる「痛いわ」
《ガラテア》:「でも、そうね。なら、安心した」
春芽ハジメ:「ま、この通り?お願いされるまでもなく叶えようとしてたとこだから」
鷲尾瞳:「はい。貴女の大切な人は我々が必ず守ります。だから貴方も、彼との絆を信じて待っていてください」
《ガラテア》:「えぇ、お願いするわ」
《ガラテア》:笑うように目を細めて。
《ガラテア》:そのまま、とろんと眠るように、ベッドにボスンと倒れ込む。
テレーズ・ブルム:「おっとっと」布団をかける。
星宮千佳:「(死んじゃったかと思った……)」 ドキドキしながらガラテアちゃんの手を布団の中にしまっている。
テレーズ・ブルム:「……………ふむ。さて。まいったわね」
テレーズ・ブルム:「一応、《ラピソルム》はFHと組んでUGNを襲撃した一員なのだけど…」大仰な仕草で嘆く
鷲尾瞳:「う……」「軽率……でしたか?」
テレーズ・ブルム:顎に手を当てて、4人を順繰りに見た後
テレーズ・ブルム:「ふふっ」
テレーズ・ブルム:「私がいうこと、先に言われちゃったわ」
テレーズ・ブルム:いたずらっぽく笑う。
鷲尾瞳:ほっ
春芽ハジメ:「ということは……?」 期待交じりの目でテレーズちゃんを見る。
東亜純:「ほほう~」にやにや。
星宮千佳:「おお?」
星宮千佳:「どういうことですぜ?」
テレーズ・ブルム:「ほんとは、私の権限で命令して、有無を言わさず確保してもらおうと思ったんだけど」
テレーズ・ブルム:「貴方達の『約束』よ」
テレーズ・ブルム:「必ず果たしなさい」
テレーズ・ブルム:「良いわね?」
テレーズ・ブルム:そう言って、楽しそうに皆を見る。
東亜純:「ふっふっふ」
東亜純:「さすがテレーズ!」
星宮千佳:「言われるまでも!」
星宮千佳:「ともだちとのヤクソクは守るものなのだ!」
星宮千佳:どん、と胸を叩く。
春芽ハジメ:「ま、大見得も切っちゃいましたし」
春芽ハジメ:「首根っこ引っ掴んででも連れてきましょうとも」
鷲尾瞳:「はい。UGNチルドレンとして、彼女の友人として」
鷲尾瞳:「この任務、必ず果たしてみせます」
GM:では、ここで判定です。この判定に成功することでクライマックスに突入します。
GM:判定条件は以下。
GM:
■【『"アルシャガナ"の居場所』 難易度5 <情報:UGN>、<情報:噂話>】
GM:技能を宣言してどうぞ!
鷲尾瞳:見つけるぜ~
星宮千佳:難易度がよわい!
鷲尾瞳:優秀なのでUGNで行きます。コネも使っちゃお
星宮千佳:いきないきな!
鷲尾瞳:目の前にコネになりそうな人いるしね
テレーズ・ブルム:コネ、UGN幹部です。どうも。
春芽ハジメ:確かに今度からUGN幹部も取れるな
鷲尾瞳:6DX+5
DoubleCross : (6DX10+5) → 9[1,1,8,9,9,9]+5 → 14
東亜純:エージェントとしてUGNでいくわぜ
東亜純:【コネ:UGN幹部】で情報:UGNに判定ダイス+2
東亜純:3DX+3+0@10 情報(UGN)
DoubleCross : (3DX10+3) → 7[1,6,7]+3 → 10
春芽ハジメ:コネあるから噂話の方にします
春芽ハジメ:5dx>=5
DoubleCross : (5DX10>=5) → 10[1,4,5,7,10]+9[9] → 19 → 成功
星宮千佳:多分これ誰か一人が成功すればいいやつっぽいけど、せっかくだから振っちゃおうっと
GM:しなしな
春芽ハジメ:せっかくだし全員成功しちゃいましょ
星宮千佳:コネ:UGN幹部(キリタニにライン)を使います
東亜純:キリタニー!
星宮千佳:6dx+2>=5
DoubleCross : (6DX10+2>=5) → 10[2,3,3,4,5,10]+1[1]+2 → 13 → 成功
星宮千佳:13さい!
テレーズ・ブルム:はーい、では成功!貴方達に開示する情報は…これよ!
GM:
■【『"アルシャガナ"の居場所』】
支部の襲撃、そしてその撤退を分析した。
現在、アルシャガナは街の郊外、海沿いの鍾乳洞を拠点としている。
また、複数のドローン群の発進が確認されている。
ドローンによる街での工作を行うことでUGNの対処の手を割かせるのが狙いと思われる。
支部の職員はドローンの対処に注力。
被害が拡大しない内に少数の精鋭を以て"アルシャガナ"本体を叩く必要がある。
→クライマックスに突入します。
東亜純:おおお!
鷲尾瞳:ちゃんとしてるなあ
春芽ハジメ:少数の精鋭だぜ!
星宮千佳:海沿いの鍾乳洞、フナムシがいっぱいいそう
東亜純:リアルにいやだw
GM:シーン終了、ロイスと購入が可能です。
星宮千佳:ロイスはもう埋まってしまった・・
東亜純:ロイスはそのまま。購入はどうしようかな。誰かいるものある?
鷲尾瞳:ロイスはダイジョブ!
鷲尾瞳:ブルゲかなあ
春芽ハジメ:ロイス一枠保留で、購入私もどうしよ
星宮千佳:ブルーゲイルがあると先手とれるかも~ってくらいかなぁ。自分でも狙ってみようっと
鷲尾瞳:防具はあるし回復も平気だしお薬な気がする
東亜純:じゃあねらおー
星宮千佳:ブルーゲイル。もうれんきん!(手配師)がないのでれんきんできない……!
東亜純:3DX+2+0@10 調達
DoubleCross : (3DX10+2) → 6[3,3,6]+2 → 8
星宮千佳:4dx+7>=20
DoubleCross : (4DX10+7>=20) → 7[1,5,6,7]+7 → 14 → 失敗
星宮千佳:ダメ!れんきんしっぱい!
春芽ハジメ:じゃあ私もブルゲチャレンジ
東亜純:あたしもれんきんしっぱい
鷲尾瞳:れんれんき~ん
東亜純:キュマイラだしな
春芽ハジメ:3dx+3>=20
DoubleCross : (3DX10+3>=20) → 8[1,4,8]+3 → 11 → 失敗
鷲尾瞳:4DX
DoubleCross : (4DX10) → 10[2,7,9,10]+5[5] → 15
春芽ハジメ:ダメだあ、失敗
鷲尾瞳:おかねない
GM:皆周りはしてる
星宮千佳:やっぱりクスリ保管庫とかがやられちゃったのかな
春芽ハジメ:惜しかったのぜ
星宮千佳:まああたしは行動値13もあるから無敵!
GM:無敵!
星宮千佳:圧倒的先手ですりつぶしてみせます!
東亜純:さすが
GM:頼もしいぜ
GM:ではシーンは以上!
春芽ハジメ:頑張れ千佳ちゃん先輩
◆Masterscene◆
GM:
//=====================
// Masterscene
//=====================
___:ヨーロッパの片田舎。……生まれた国の名前を知ったのも後になってのことだ。
___:病弱な人間が居た。
___:一日の半分を家で休まなきゃいけないような人間が居た。
___:医者にかかるような金もない人間が居た。
___:だから、見様見真似だ。
___:村の年寄が言う知識を、片っ端から試しまくる。
___:原っぱに生えた植物を、片っ端から試しまくる。
___:繰り返す中で、偶然と再現性がより分けられる。
___:なんでも無いただの『草』が薬に化けていく。
___:恐ろしい『毒』がただの『材料』に化けていく
___:原因に結果がついてくる。
___:原因が分かれば対処が出来る。
___:だからいつかきっといつか。
___:───の体を治してやる。
男性:『医者の真似事してる坊主がいるっつーのは、お前のことか?』
___:「……おっさん誰だよ」
男性:『おっさんじゃない。お兄さんだ』
___:「どう見てもおっさんだろうが。しかも胡散臭い」
男性:『失礼な坊主だな。薬、分けてやんねーぞ』
___:鞄一つでやってきた浮浪者のような男はそう言った。
___:原っぱ以外のどこかに生える、見たこともないような草や水を取り出したながら。
男性:『お、目の色変えたな。わかるか。価値ってやつが』
___:「………おっさん、マジで何しに来たんだ?」
男性:『おっさんじゃない』
男性:へへ、と鼻の下をこすり。
男性:『─────錬金術師だ』
男性:『俺の名前はパラケルスス。坊主、俺の助手になれ』
___:------
___:----
___:---
《ラピソルム》:「…………」
《アルシャガナ》:「おっ、目ぇ覚めた?」
《アルシャガナ》:鍾乳洞の空間に声が反響する。
《ラピソルム》:「夢見は最悪ってところかな。岩で寝るのはねーよ、このご時世に」
《アルシャガナ》:「そりゃ勘弁。見つかりにくくて大群も通りにくい、便利な場所なんだ……いや、ギャグが分かりづらいんだけど。アンタがご時世って。」
《ラピソルム》:「追われるようなことして困ってりゃ世話ないわ」
《ラピソルム》:ふう、とため息をつく。その傍らには、右腕の像を入れたカプセルがある。
《ラピソルム》:「………」
《アルシャガナ》:「んで。最後に聞いておくけど、本当にやんの?」
《アルシャガナ》:岩に腰掛け、頬杖の姿勢。
《アルシャガナ》:「マージでおすすめはしないけどね。レネゲイドについて、説明はしたっしょ?」
《ラピソルム》:「ハッ」
《ラピソルム》:聞いたとも。レネゲイドウィルス。500年の昔には存在すら想像されなかった、大変便利な超人ウィルス。
《ラピソルム》:そして自分と───が石となり、眠りについた原因。
《ラピソルム》:「今更ハイそうですか、って怖気づくわけ無いだろ。お前のいうところの"正義の味方"にまで喧嘩売ってよ」
《アルシャガナ》:「ごもっとも。」
《アルシャガナ》:「でも俺としても最終確認しないわけには行かないわけ」
《アルシャガナ》:「ジャームなんて話の通じない化け物、怖いじゃん?」
《アルシャガナ》:「ほら……人によっちゃ、家族でもなんでも襲う対象になるわけだしさ」
《ラピソルム》:「そうやってアンタのお涙頂戴話に付き合うつもりはねーぞ」
《アルシャガナ》:「わぉ。バッサリ行くね」
《ラピソルム》:「……500年。そのレネゲイドとやらに直接干渉するための手段がまだ生まれてねーし、試行錯誤の最中だってんなら」
《ラピソルム》:「俺がその最初の路を拓く」
《ラピソルム》:「レネゲイドっつう、ふざけた病気。根治させてやるよ」
《アルシャガナ》:「……………」
《アルシャガナ》:はぁー、と大きくため息をつく
《アルシャガナ》:「頼もしいね………ま、いいや。やるならやんなよ。後のことは任せといて」
《アルシャガナ》:「レネゲイドに反応する君の特性なら、非オーヴァードで戦える俺は天敵だ」
《アルシャガナ》:「君の作る物は俺が素材として活用してあげるし」
《アルシャガナ》:「そっちが……まあ十中八九そうなるけど……ジャームになって、その高潔も忘れて、暴れるだけになったらさ、」
《アルシャガナ》:「────俺が殺してあげるよ」
《ラピソルム》:「ハッ。言ってろ」
《ラピソルム》:「俺は約束を破ったことがない。」
《ラピソルム》:「……まだ、果たして無いだけだ」
《ラピソルム》:ガチャン、とケースを叩き割り、石の右腕を取り出す。
《アルシャガナ》:「オーケイ」
《アルシャガナ》:待機状態にしていたドローンが稼働を始める。
《アルシャガナ》:それは反響し、羽ばたくのを待つ竜のような唸り声になる
《アルシャガナ》:「じゃ、始めよう。コレが俺達の」
《ラピソルム》:「─────大いなる作業だ」
◆Climax◆
GM:
//=====================
// Climax
//=====================
シーンPC:全員登場
GM:鍾乳洞で最終決戦。登場侵蝕をどうぞ!
春芽ハジメ:春芽ハジメの侵蝕率を1d10(→ 4)増加 (78 → 82)
鷲尾瞳:鷲尾瞳の侵蝕率を1D3+3(→ 5)増加 (81 → 86)
東亜純:東亜純の侵蝕率を1d10(→ 3)増加 (77 → 80)
星宮千佳:星宮千佳の侵蝕率を1d3+3(→ 6)増加 (90 → 96)
星宮千佳:こう!
GM:ヨシ!
GM:◆鍾乳洞 大広間
GM:それは自然の侵食によって作られた大きな洞穴だ。
GM:街の郊外の小さな入口から入り、崖下の大きな海に面した漏斗型の構造をしている。
GM:青と緑に反射する幻想的な道を徐々に進むと、大きく広がるフラスコ型の空間に出る。
GM:海に面し、磯の香りが運ばれるその空間に、二人の少年が居た。
星宮千佳:「しっしっ」 フナムシを追い払いながら来ました。
《アルシャガナ》:「あぁ、やっぱり来た」
《アルシャガナ》:ドローンを携える少年。そして
《ラピソルム》:「………」
《ラピソルム》:側の岩に腰掛ける、白い少年。
《ラピソルム》:その右腕には、石になった右腕が無理やり据え付けられている。
星宮千佳:「こんにちは! ラッピーくんにアルシャガナくん!」
星宮千佳:「ラッピーくんの腕だいじょうぶ? 痛くない?」
《ラピソルム》:「………あぁ」
《ラピソルム》:「よう、あの時の」左手を掲げて挨拶する。
星宮千佳:「やあやあー」 手を振っている。
春芽ハジメ:「まあ、来ないわけないでしょ?何が起きるかは予想ついてんだしさ」
《アルシャガナ》:「ま、そうなんだけどね。支部全員は来ないだろうと思ってたけど」
《アルシャガナ》:「やっぱ多いな。数の暴力じゃん」ひーふー、と4人を数える
東亜純:「多いっつっても片手だよ」
東亜純:「UGNじゃごくごく一部」
鷲尾瞳:「多いでしょう。人間一人に対してオーヴァード4人というのは」
東亜純:「そーいわれればそーだけどね」
《ラピソルム》:「ハッ、こっちはその片腕すら無かったんだけどな」
《アルシャガナ》:「身を削るギャグって反応困るよな……」ふう、とため息。
春芽ハジメ:「そうそう。こっちは少数の精鋭として来てるんだぜ」
春芽ハジメ:「むしろ胸を張ってほしいな」
《アルシャガナ》:「ま、そうだわな。少数精鋭。そうじゃないとこの場所にも入り込めないだろうし」
星宮千佳:「おっきな船で来たら、いりぐちで詰まっちゃうしね」
《アルシャガナ》:「そーそー、賢いな」千佳ちゃんに。
星宮千佳:「にしし」
東亜純:「でも、これはそういう制圧とかじゃなくてさ…」みつあみを弄る。
星宮千佳:「そう、セーアツとかではないのです! 言っちゃって言っちゃって!」
東亜純:「む。ちかセンパイが言いなよ~」
東亜純:こづく。「センパイが悩んで考えてたことだもん」
東亜純:「かっこいいとこ後輩に見せて?」
《アルシャガナ》:「段取りしてきなよ」
星宮千佳:「いちりある」
星宮千佳:「……ハジメちゃん瞳ちゃん、どうしよう? やっつけるとかじゃなくて」
星宮千佳:「ガラテアちゃんのおねがいで止めにきました~って、あたしがいっていいの? おふたりがいう? どうする?」
星宮千佳:小声だが、声が反響しているので普通にラピソルムやアルシャガナにも聞こえている。
鷲尾瞳:「ガラテアさんと最初にお友達になったのは千佳さん、貴女です」
鷲尾瞳:「それにこういうのは小さな子が言ったほうが断りづらいと思います。彼らは特に」
鷲尾瞳:聞こえているのはわかっているけど千佳ちゃんに合わせてこそこそ喋ります
春芽ハジメ:「意外と打算的だな瞳ちゃん」
《アルシャガナ》:「…………」聞こえてるが知らないふり
星宮千佳:「おお……ノイマン……!」
鷲尾瞳:「ノイマンは千佳さんでは……?」
春芽ハジメ:「まあそこはさておき。千佳ちゃんが言うのには私も賛成」
春芽ハジメ:「一番ガラテアちゃんと仲良くて、一番今回のこと色々考えて」
春芽ハジメ:「一番ラッピー君やアル君と仲良くなりたい千佳ちゃんが言うのが筋だと思うよ」
春芽ハジメ:「胸張っていってらっしゃい」 ポンと優しく千佳ちゃんの背を叩く。
星宮千佳:「おお……!」
星宮千佳:「あざまる水産! いってきます!」
《アルシャガナ》:「……話、まとまったー?」
星宮千佳:「まとまりました!」
星宮千佳:「あたしが言います!」
《アルシャガナ》:「オッケー。じゃあ」
《アルシャガナ》:「何しに来たんだ?UGN諸君。」
星宮千佳:「……あたし達はね。二人をやっつけるとか、殺すとか、そういうことをしにきたわけじゃないの」
《アルシャガナ》:「へぇ?」
《アルシャガナ》:「じゃ、仲間になりに来てくれたのかな。そういうのは大歓迎だけど?」
星宮千佳:「仲間はダメ! このままだと絶対二人ともよくない事するし、ムチャもするから!」
星宮千佳:「ガラテアちゃんがね。”ラッピーくんはムチャする人だから止めてほしい”って、トモダチのあたしたちにお願いしたんだよ」
星宮千佳:「だからお話して、それでも聞かないなら、殴り合って止めるの!」
《アルシャガナ》:「はっはっは。まるで喧嘩じゃん。UGNとFHで言うことか~?」
星宮千佳:「ケンカしにきたんだもん! アルシャガナくんだって、施設は襲ったけど、人を殺したりはしなかったでしょ?」
星宮千佳:「それって、まだ分かり合える事だって思うの」 振り向く。
星宮千佳:「ねっみんな! ね!」
星宮千佳:「みんなも言ってやって! セットクして、戦わずして終わりにしちゃって!」
東亜純:「あたし説得力は自信ないよ~」
春芽ハジメ:「ううん、私も説得は自信ないな。何より」
春芽ハジメ:「説得ってのはされるつもりがある人にしか通じないやつだからさ」
鷲尾瞳:「“ハニカムファイア”の言う通り、貴方方にはまだ情状酌量の余地があります」
鷲尾瞳:「今すぐ抵抗をやめ投降するなら、我々も貴方方を傷つけることはありません。……どうでしょう」
東亜純:「おお。ひとみセンパイさすがだな…」
鷲尾瞳:「実は私もこの調子で説得できたことはないのですが……」
星宮千佳:「(……もしかして、セットクに自信ある人、誰もいないのでは……?)」
東亜純:「あたしからは拳で語り合いを推奨かな!」
東亜純:「そんで快気祝いで乾杯ってやつ?」
春芽ハジメ:「そうだな。殴り合いで絆深めて肩を組む、青春ルートが良いかも」
春芽ハジメ:「なにせ、覚悟決まっちゃってそうだもん。そういう人と聞く耳持たない人には説得って通じないんだ」
東亜純:「夕日はないけどね」
《アルシャガナ》:「………………」そんな君達の話を聞いて。
《アルシャガナ》:「ふっ、」
《アルシャガナ》:「ははっ」
《アルシャガナ》:「あはははははははは!」
星宮千佳:「おっ、でも笑ってるよ」
星宮千佳:「通じちゃったのでは?」
鷲尾瞳:「いえ、あれは恐らく悪い人の笑い方です」
星宮千佳:「あれ?」
《アルシャガナ》:「そりゃそうだろ、俺、FHだぜ?悪い人だよ」
《アルシャガナ》:「でも、いやー、うん、マジか。なんだろうなー、うん」
《アルシャガナ》:「星宮千佳」千佳ちゃんを指差す
《アルシャガナ》:「鷲尾瞳」瞳ちゃんを指差す
《アルシャガナ》:「東亜純」指差す
《アルシャガナ》:「春芽ハジメ」指差す
《アルシャガナ》:「あとはテレーズ・ブルム、蓮葉久人、岬原ミア…」UGNの職員の名前を上げ、指折り数えていく
《アルシャガナ》:「あんたら、いい人だよな」
《アルシャガナ》:「マジでいい人。こんな状況でわざわざ、説得してくれるしさ」
鷲尾瞳:「UGNはそういう組織ですから」
星宮千佳:「名前をぜんぶ覚えてるのもいい人じゃない?」
《アルシャガナ》:「……ほんと。マジで友達になりてーし、肩でも組んで語り合ったほうが良いってのはわかるんだけどさ」
星宮千佳:「!」
星宮千佳:「ともだち! なろなろ!」
《アルシャガナ》:「でもねぇ。オーヴァードは、変わっちまうんだよ。どんないい人でもさ」
《アルシャガナ》:「戦い続けたらジャームになる。大事だった家族も仲良くなった友達も、全てを忘れてしまう」
《アルシャガナ》:「だから、俺はオーヴァードもジャームも、レネゲイドってやつが大っきらいだ」
《アルシャガナ》:「だからさ、俺が武器を作る」
《アルシャガナ》:「オーヴァードもジャームもかなわない武器で、お前たちが戦わなくても良いようにする」
《アルシャガナ》:「その後にさ」
《アルシャガナ》:「──────友だちになろうぜ、4人共」
《アルシャガナ》:腕を指揮者のように振るう。
《アルシャガナ》:待機状態のドローンが一斉に駆動を始める
《アルシャガナ》:その音が連なり、鍾乳洞に反響して
《アルシャガナ》:今、竜が目覚めた咆哮を上げる
星宮千佳:「うむ……! あずみちゃんのおことばがあったから、そんなにショックじゃないぞ」
東亜純:「へへー」にやつく。
東亜純:戦うのは嫌いじゃない。喧嘩なら尚更!
《アルシャガナ》:「いい子だ」
星宮千佳:「わかってくんないなら、ケンカだ! ほどよくはちのすにして、わからせてやるんだから!」
星宮千佳:「それで、あとで仲直りするからね!」
星宮千佳:「覚悟しろ!」
星宮千佳:ぴしっと指をつきつけます。
《アルシャガナ》:「言ってろ」コントローラーを握った指を突きつける。
《アルシャガナ》:「FH、《ピースクラフトセル》所属」
《アルシャガナ》:「コードネーム、『大いなる作業』」
《アルシャガナ》:「さぁ、行くぜ────UGN!」
GM:数百のドローンが唸りを上げ、レネゲイドが励起する!
GM:衝動判定、難易度9!
鷲尾瞳:いしだよ~
鷲尾瞳:3DX+4
DoubleCross : (3DX10+4) → 9[1,5,9]+4 → 13
鷲尾瞳:成功~
星宮千佳:ノイマンによる圧倒的意志!
星宮千佳:3dx>=9
DoubleCross : (3DX10>=9) → 7[2,3,7] → 7 → 失敗
星宮千佳:圧倒的意志!
星宮千佳:ぼうそうです
東亜純:2DX+3+0@10>=9 意思
DoubleCross : (2DX10+3>=9) → 2[1,2]+3 → 5 → 失敗
春芽ハジメ:エンブレム:ビーコン起動!意志判定の達成値+10!
春芽ハジメ:3dx+11>=9
DoubleCross : (3DX10+11>=9) → 6[2,5,6]+11 → 17 → 成功
GM:侵蝕率2d10の上昇もどうぞ!
春芽ハジメ:春芽ハジメの侵蝕率を2d10(→ 16)増加 (82 → 98)
星宮千佳:星宮千佳の侵蝕率を2d10(→ 14)増加 (96 → 110)
星宮千佳:あわー
GM:大変だ
東亜純:東亜純の侵蝕率を2d10(→ 10)増加 (80 → 90)
鷲尾瞳:あ!2d10!
鷲尾瞳:リモコン用意してなかったワに
鷲尾瞳:2d10+86
DoubleCross : (2D10+86) → 17[10,7]+86 → 103
鷲尾瞳:はわ~
鷲尾瞳:カウンターリモコンの怒り
星宮千佳:ヒエー
GM:クライマックス戦闘を開始します!
星宮千佳:やるぞー!
鷲尾瞳:うおー!
春芽ハジメ:やったるぜー!
GM:エンゲージはPC一塊。5m先にアーチャーとガードナーのドローンが2体(データ上)、5m先にラピソルムです。
GM:また、アルシャガナは戦闘に参加しません。人間なので。
東亜純:アルシャガナいないんだ
東亜純:にんげんだもの
GM:ユニットとしては省略、ということで。
ラピソルム
(5m)
"アーチャー"、"ガードナー"
(5m)
星宮、鷲尾、春芽、東
星宮千佳:ボタン連打ですごいワーディングを出してアルシャガナを気絶させよう!
東亜純:www
GM:そして、ルール説明!
GM:ラピソルムが接続した『右腕』が現在も徐々に石化が解除されており、コチラは「ジャームの能力をもったアイテム」として扱われ、ラピソルムと『融合』しています。
GM:これによりラピソルムは右腕の所有するエフェクトとEロイスを扱えます。
星宮千佳:あっ融合だ
鷲尾瞳:なるほどなー。
GM:そして
《ラピソルム》:《Eロイス:破滅の足音》
《ラピソルム》:《Eロイス:砕け散る蒼穹》
《ラピソルム》:対象は全世界。
東亜純:ムムッ
GM:1d+1ターンがすぎると完全に右腕と一体化し、ラピソルムはジャーム化。
GM:オーヴァードを含む、全世界のレネゲイドを帯びた人物・物体・動物を石化させます。
春芽ハジメ:全世界!?
星宮千佳:世界!?
東亜純:ヤバい!
鷲尾瞳:お前の愛した世界が!
星宮千佳:世界はあかんて
鷲尾瞳:医者は治すものなのに壊すとは何事だぜ
GM:では、前後しましたが破滅の足音のターン決定。
GM:1d10+1 ターン
DoubleCross : (1D10+1) → 7[7]+1 → 8
GM:8ラウンド目のクリンナップに皆さんは全滅!
鷲尾瞳:お茶でも飲んでるか
東亜純:ホッ
GM:ゆっくり死のうね。
東亜純:いちばん痛いやつじゃん
春芽ハジメ:8ラウンド目まで戦闘が続いてたら多分別の意味で死ぬよ
星宮千佳:侵蝕率300くらいいっちゃう
GM:解除条件は、ラピソルムと右腕を再度切り離すこと。そのためには敵全員を戦闘不能にする必要があります。
星宮千佳:ええっ右腕またなくなっちゃうのかわいそう
GM:命よりはマシです。
東亜純:それはそう
春芽ハジメ:確かに……
GM:君たちの勝利条件は単純!全員を蜂の巣にすること!わかったかな~?
春芽ハジメ:はーい
東亜純:はーい!
星宮千佳:理解したぜ!
GM:では最後に、もう一つの特殊ルール!
鷲尾瞳:なんだろう
GM:この戦闘では、イニシアチブを得たメインプロセスの直前。《意志》《RC》《知覚》のどれかで難易度7の判定をしていただきます。
GM:これはラピソルムの能力に対抗する判定であり、コレに失敗すると、『メインプロセスで自身が行った攻撃のダメージ』を自分も受けていただきます。
GM:成功すると無傷!よかったね。
星宮千佳:ほうほう
東亜純:ヒエーっ
鷲尾瞳:全ての理解者
鷲尾瞳:石になっちゃうわけだね
春芽ハジメ:なるほどね
星宮千佳:ああーなるほど
星宮千佳:かゆかゆだ
GM:そうです。エフェクトを使うと石になるので、上手くかゆかゆしすぎないように戦ってください。
東亜純:がんばりやす
GM:まとめると2点!『8ターン以内の全滅』『行動する前に《意志》《RC》《知覚》判定』!
GM:ということでクライマックス戦闘を始めていきます。
星宮千佳:オッケー!
東亜純:はあい!
春芽ハジメ:おー!
星宮千佳:ラッピーくんたちの行動値はいくつですか!
GM:忘れてた
GM:ラピソルム9、アーチャー8、ガードナー6です。
GM:セットアップ!
星宮千佳:わんわん!ないワン!
鷲尾瞳:ないです
春芽ハジメ:無いです
"アーチャー":《オーバーウォッチ》ラウンド中、対象のメジャーアクション+3D。対象はラピソルム、アーチャー、ガードナー
"ガードナー":《先陣の火》ラウンド中、行動値+15。21に。
《ラピソルム》:セットアップなし。
東亜純:コンボ:猿轡(エテミス) 《ターゲットロック》《攻性変色》対象:フラスコ・アーチャー
東亜純:暴走しますが【ガーディアンズサイン】で解除します。
東亜純:東亜純の侵蝕率を6増加 (90 → 96)
GM:クレバー!
GM:エネミー側の演出はまとめて。東ちゃんの演出あるかい?
東亜純:ないです!ターゲットロック対象やっぱ変えていいかしら
星宮千佳:再ロック!
東亜純:対象をラピソルムくんに変えたいでサル~
GM:良いわよ
東亜純:じゃあラピに!演出はあとでまとめてやります
東亜純:以上ですっ
GM:オッケイ!
星宮千佳:らぴらぴ~
GM:ではイニシアチブ21、ガードナー
"ガードナー":マイナーで移動。ラピソルムにエンゲージ。《解放の雷》対象の次のメジャーアクションのC値-1、攻撃力+8
"ガードナー":対象はラピソルム。演出はまとめます。
GM:そしてイニシアチブ11、千佳ちゃんですが。
星宮千佳:ニャン!
《ラピソルム》:加速する刻。
星宮千佳:ニャ!!
星宮千佳:貴様!
《ラピソルム》:手番を行います。
鷲尾瞳:加速してきた
東亜純:見えん
星宮千佳:これは見えない
"アーチャー":更にイニシアチブのタイミングで《マグネットムーヴ》。移動したガードナーを引き寄せます。
《ラピソルム》:そして手番。
《ラピソルム》:マイナー、《インフィニティウェポン》武器作成
鷲尾瞳:ホエー
星宮千佳:さすがれんきんじゅつしセッション
《ラピソルム》:《C:モルフェウス》《咎人の剣》《創造の御手》《原初の赤:カスタマイズ》《幻想の色彩》《混色の氾濫》《Dロイス:賢者の石》
《ラピソルム》:対象はPC4人。
《ラピソルム》:23DX4
DoubleCross : (23DX4) → 10[1,2,2,2,3,3,3,4,5,5,5,6,7,7,7,8,8,8,9,9,10,10,10]+10[1,2,3,3,3,4,4,6,6,7,8,8,8,8,9,10]+10[1,1,2,4,5,6,7,7,8,9,9]+10[1,1,4,4,4,6,7,10]+10[1,2,7,7,8,9]+10[2,4,5,5]+10[1,7,7]+10[3,5]+10[5]+10[6]+10[7]+10[10]+10[8]+2[2] → 132
《ラピソルム》:132!リアクションをどうぞ!
東亜純:ヤバすぎる
星宮千佳:Takey、いっぱいクリティカルすると横に伸びるんだw
GM:折返しではなかったw
星宮千佳:暴走!リアクション不能!
東亜純:怖すぎる いちおうドッジします…
春芽ハジメ:フォール・オブ・ペタル:砂の結界Lv1で千佳ちゃんをカバーリング!
星宮千佳:ハジメちゃん!!
東亜純:ハジメーッ
春芽ハジメ:任せな千佳ちゃん
星宮千佳:見たかラピソルム! これがあたしのシールドクリエイトだ
《ラピソルム》:に、にんげんのやることか!
鷲尾瞳:ドッジしよ~
鷲尾瞳:9DX+1
DoubleCross : (9DX10+1) → 9[3,4,5,6,7,8,8,8,9]+1 → 10
鷲尾瞳:しゅん
東亜純:9DX+0+0@10 肉体
DoubleCross : (9DX10) → 8[1,1,1,1,3,4,5,6,8] → 8
東亜純:しゅしゅん
鷲尾瞳:では私もカバーしよう。《砂の結界》であずあずをカバー
東亜純:きゅん
鷲尾瞳:鷲尾瞳の侵蝕率を2(→ 2)増加 (103 → 105)
《ラピソルム》:ではダメージだ。
《ラピソルム》:14d10+48
DoubleCross : (14D10+48) → 100[6,3,5,9,10,3,10,9,8,10,6,1,10,10]+48 → 148
《ラピソルム》:装甲有効。148点です。
春芽ハジメ:出目高くない?
鷲尾瞳:つよよ
星宮千佳:148て
《ラピソルム》:ちょうど100
春芽ハジメ:普通に消し飛ぶのでリザレクト
春芽ハジメ:春芽ハジメの侵蝕率を2増加 (98 → 100)
春芽ハジメ:あ、いやそうだ。カバーでちょうど100まで行くからタイタスで復帰だ。
春芽ハジメ:両親のロイスからにしよう。タイタスにして昇華。
星宮千佳:ハジメちゃん、どこかの登場ダイスがあと1少なければ……
鷲尾瞳:私は100超えてるのでタイタス復帰だ。ん~。
鷲尾瞳:今いないし雨堂さんのロイスきっちゃお。HP16で復活するよ~
鷲尾瞳:鷲尾瞳のHPを16(→ 16)に変更 (32 → 16)
GM:では演出!
《ラピソルム》:「話は、まとまったみたいだな」
《ラピソルム》:ずしりと右腕を重そうに傾いだバランスの悪い姿勢で立ち上がる。
《ラピソルム》:シャツから覗くそれは、未だ白く石の状態を保っている。
星宮千佳:「それ、重くないの?」
星宮千佳:「おもそう」
《ラピソルム》:「めっちゃくちゃ重い。だから、遠くに逃げ出すのはナシになったんだよね」
《ラピソルム》:「パッと治ると思ったら流石に流石に。500年も寝てたら時間感覚ものんびりみたいだ」
《ラピソルム》:「だから、精一杯の時間稼ぎをさせてもらうぜ」
《ラピソルム》:左手で、空中を旋回するドローンを掴む。
《ラピソルム》:「これ、借りるぞ」
《ラピソルム》:バヂィ!と稲妻と閃光の焦げる匂い。一瞬の間に錬成は完了する
《ラピソルム》:その手に握られるのは赤色。
《ラピソルム》:透き通る水晶のような、流れる血がそのままに固まるような、綺羅びやかな赤の剣。
《ラピソルム》:レネゲイドという存在をそのままに固めた、『賢者の石』によって作られた剣だ
《アルシャガナ》:「ちょっ、」「ここに居る奴ら、人の作ったものをなんだと…」
《ラピソルム》:「後で直すよ。壊れなきゃな」
《ラピソルム》:左腕で、掲げるように赤の刃を振りかぶる
《ラピソルム》:そして──────
《ラピソルム》:─────聖剣、と呼ばれる遺産がある。
《ラピソルム》:使用者に清く正しく、誠実であることを求める、レネゲイドを帯びた刃。
《ラピソルム》:幾星霜の時間の中で自然によって打たれた鉄は、その身をレネゲイドをロスなく伝える刀身となり、伝説として語られうる存在となる。
《ラピソルム》:故に。
《ラピソルム》:『レネゲイドそのもの』によって作られた刃は、その聖剣に轡を並べることに、いささかの見劣りもない─────!
《ラピソルム》:プツッ
《ラピソルム》:無造作に剣を振り払った。それだけだ。
《ラピソルム》:すべてが斬れた音は、後からやってくる。
《ラピソルム》:そして、君たちに一文字の斬撃が襲いかかった。
星宮千佳:「……おわ!」
星宮千佳:とっさに盾を練成しようとするが、当然間に合うものではない。
東亜純:「っ!?」その濁りない斬撃は異形の身にも速すぎる!なんとか体を捩じるが。
春芽ハジメ:そうだ、錬成は間に合わない。
春芽ハジメ:だから身一つで飛び込んだ。
春芽ハジメ:「……ってえー!!」
春芽ハジメ:自分の体を盾にする形で、後ろの千佳ちゃんをどうにか庇う。
春芽ハジメ:「いやマジでいってえ……。慣れる気しないやこれ……」
星宮千佳:「はっハジメちゃん!」
星宮千佳:「だいじょうぶかい! 切れてない? 致命傷ではない?」
春芽ハジメ:「ん、切れたけど致命傷じゃない。というかちょっとしたら致命傷じゃなくなる。オーヴァードの体って便利だねやっぱ」
春芽ハジメ:振り返った時にはいつも通りのヘラッとした笑顔と軽口。
星宮千佳:「こわかったら怖いって言っていいんだからね」
星宮千佳:「あたしと瞳ちゃんセンパイがいるから、大丈夫なのだ!」
春芽ハジメ:「んん、そりゃまあ先輩には全力で頼る気で居るけども、ね」
春芽ハジメ:「いちおーほら、最年長だからさ。さっきお手本も見せてもらったし」
春芽ハジメ:「頼りっぱなしでも居られないってね」 そう言って、"お手本"へと目を向ける。
鷲尾瞳:同じく、一瞬早く攻撃を察知し、東さんの前へ出た……が
鷲尾瞳:「……っ、無事ですか、"モンキー・ビジネス”」吹き飛ばされ、東さんの腕に抱かれています。とても気まずそうな表情
東亜純:「センパイのおかげ~」うれしげに抱えている。
東亜純:「ひとみセンパイ軽すぎるからもっと食べよ。肉とか唐揚げとか」
東亜純:「ねっ」そっと降ろす。軽い体。
鷲尾瞳:「私は食べるより、食べているのを見るのが好きというか……いえ。そんな話をしている場合ではありません」
東亜純:「あとでくわしくー」
鷲尾瞳:恥ずかしそうにこほんと咳払いをしてから「"ラピソルム”……行きた賢者の石。凄まじい出力です。何度も受けていてはいかに私達といえど持ちません」
鷲尾瞳:「右腕の事もあります。早急に決着を付けなくては……"モンキー・ビジネス”、恐怖はありませんか?」
東亜純:苦笑い。「そりゃあさ」
東亜純:「センパイが自分を庇って汚しそうになるのは、フツーに『怖い』よ」
東亜純:「負けてらんない」彼にも、自分にも。
《ラピソルム》:「いや、すげぇな。」その様子に感嘆する。二人は対応し、まだ一人も死んでいない。
《ラピソルム》:戦闘の心得はない。しかし、それがどれほどの偉業であるかはわかる。
《ラピソルム》:「オーヴァード、だっけね。500年前にゃ、ただの研究の材料だったけど」
《ラピソルム》:「実戦を積むとこうまで使いこなすってわけだ」
星宮千佳:「500年前にもいたんだな~」
星宮千佳:「なかまが少ないだろうから、そのころのオーヴァードたいへんそう」
《ラピソルム》:「俺とかね。」
星宮千佳:「あっそうか! ラッピーくんとガラテアちゃん、オーヴァードじゃん!」
《ラピソルム》:「そうだよ。だから、これが初陣だ」
《ラピソルム》:飾り気の無い赤水晶の剣を、傍目にも慎重に構える。
東亜純:「……超貴重な場面じゃん」
星宮千佳:「こわかったら降参していいからね!」
《ラピソルム》:「おー。」
《ラピソルム》:「お手柔らかに頼むわ、先輩共」
《ラピソルム》:ただ『斬る』という行動に錬成された産物。
《ラピソルム》:産声を上げたばかりの『聖剣』とともに、まっすぐ君たちを見た。
GM:イニシアチブ11、星宮ちゃん!
星宮千佳:ウィ!
星宮千佳:忘れないうちに判定します。まず石化に対する知覚判定。
星宮千佳:9dx>=7 知覚のちは千佳のち!
DoubleCross : (9DX10>=7) → 10[1,1,4,7,8,8,10,10,10]+8[5,8,8] → 18 → 成功
星宮千佳:ムン!
GM:オッケー!では反動ダメージはなし!
GM:メインプロセスをどうぞ!
GM:
星宮千佳:《ハンドレッドガンズ》《ダブルクリエイト》《光芒の疾走》します。武器を作りながらマイナーで移動して、ドローンくんたちのエンゲージにいき、ガトリングガンを両手に練成……で、
星宮千佳:あずあずのために道を切り開いてあげないといけないので、前のふたりを狙おうかな。
星宮千佳:星宮千佳の侵蝕率を8増加 (110 → 119)
ラピソルム
(5m)
"アーチャー"、"ガードナー"、星宮
(5m)
鷲尾、春芽、東
星宮千佳:《コンセントレイト:ノイマン》《マルチウェポン》《ヴァリアブルウェポン》《ワンショットツーキル》。前衛のドローンちゃん二人を狙います。
星宮千佳:武器はガトリングガンとガトリングガンとスナイパーライフルとスナイパーライフル!いくぞっ
星宮千佳:10dx7+7
DoubleCross : (10DX7+7) → 10[1,1,2,3,7,8,8,10,10,10]+10[3,4,7,8,8,10]+10[1,8,9,10]+4[1,2,4]+7 → 41
"アーチャー":回避!
"アーチャー":5dx>=41 回避
DoubleCross : (5DX10>=41) → 10[1,3,3,6,10]+10[10]+7[7] → 27 → 失敗
"アーチャー":めっちゃ頑張るんですよね。
星宮千佳:君はなんなの?
春芽ハジメ:危ないだろやめてくれ
"アーチャー":オーヴァードには出来ないことやらせてもらってます
東亜純:誰だよ
星宮千佳:必中の弓畑から生まれた最強ドローンだけはある
"ガードナー":ガード!そして《炎陣》《氷盾》カバーリングしてガード値+15
"ガードナー":《蒼き悪魔》攻撃してきたキャラクターに15点ダメージ!
星宮千佳:うわーんやっぱりカバー!
星宮千佳:どうせガードされるんだから、ラッピー君と誰かにした方がいいかな~と思ったけど
星宮千佳:2倍ダメージ入るから、これはこれで悪くないかな。反撃されつつこっちもダメージを出すぜ!
"ガードナー":ダメージをどうぞだぜ!
星宮千佳:5d10+1d10+14+14+11+11 えいや!
DoubleCross : (5D10+1D10+14+14+11+11) → 22[8,4,1,2,7]+6[6]+14+14+11+11 → 78
星宮千佳:ガードくんには2倍ダメージを受けてもらうぞ!
星宮千佳:星宮千佳の侵蝕率を11増加 (119 → 130)
"ガードナー":うひゃー。21点削って57の2倍114!そこに!
"ガードナー":《氷雪の守護》HPダメージ-4D
"ガードナー":114-4d10
DoubleCross : (114-4D10) → 114-18[5,6,5,2] → 96
"ガードナー":96点!めちゃくちゃ効いてる!!なんとか生きています。
星宮千佳:しんで……ない!
GM:演出をどうぞ!
星宮千佳:「よーし! ハジメちゃんあずみちゃん、みててね!」
星宮千佳:「ちかセンパイとして……かっこいいところを……」 一瞬で両手にガトリングガンを練成する。 「みせたげる!」
星宮千佳:ジャカッ!
星宮千佳:「どっちもはちのすだ!」 ――ガガガガガガガガガ!
《アルシャガナ》:「オッケー!その攻撃はさっき見たぜ!」
星宮千佳:左から右に薙ぎ払うようなガトリング掃射。そして跳弾に次ぐ跳弾による360度反射射撃!
《アルシャガナ》:「………嘘!それは知らねぇ!」
星宮千佳:右から左! 左から右!
星宮千佳:左! 右!
"ガードナー":左右に振り回されるように、密集形態のドローンが散らされていく!
星宮千佳:「キリタニに教えてもらったのだ……!」 ガガガガガ!
星宮千佳:「敵が動かなくなるまで蜂の巣にすれば、こっちの勝ち!」
星宮千佳:ガガガガガガガガ!
《アルシャガナ》:「正論を!だったら!」
星宮千佳:「はーっはーっ……! ど、どうだー!」
《アルシャガナ》:「こっちも反撃だ、っと!」
"ガードナー":銃弾を受けたドローンが飛行をやめ、墜落するように君に突撃を敢行する!
星宮千佳:星宮千佳のHPを4に変更 (19 → 4)
星宮千佳:ドローンを空中で撃墜します。瓦礫がぱらぱらと顔や身体にぶつかり、いくつも傷ができる。
"ガードナー":ド ド ドン!内部火薬を破裂させ、自爆!────更には、残骸が吸着され、残ったドローンにより強固な装甲が付与される!
星宮千佳:「いい度胸だよアルシャガナくん! もっと反撃してきなさい!」
鷲尾瞳:「“ハニカムファイア”!」
星宮千佳:「ケンカってのは……こうでなくちゃ!」 ぴし、と瞳ちゃんに指を立て、大丈夫サイン。
東亜純:「ちかセンパ……」言いかけて。「カッコいいよ!」
《アルシャガナ》:「だから一人で、一人でこの数をさぁ!」
《アルシャガナ》:「あーっ!相性が悪い!……けど、まぁ、それでも!」
《アルシャガナ》:「……今回のアタッカーは、俺じゃないからさ!」
《アルシャガナ》:冷や汗を混じらせながら、タフに言い放つ。
GM:イニシアチブ9、ラピソルムの手番。
《ラピソルム》:では手番行きます。
春芽ハジメ:あ、ちょっと相談したいです
GM:どうぞ!
春芽ハジメ:相談終了~。私がアームドスーツを脱ぎます。
春芽ハジメ:これでイニシアチブが9に戻るぜ
星宮千佳:女子大生の脱衣!
GM:サービスシーン!
GM:では身軽になってイニシアチブ9、ハジメちゃんの手番!
GM:《意志》《RC》《知覚》判定。難易度は7。判定してメインプロセスをどうぞ!
春芽ハジメ:あ、これイニシアチブで武器作る場合も先に判定です?
GM:あ、先に判定ですね。それでメジャーで攻撃を行ったら反動ダメージです。
GM:失敗したら殴らなくてもいいです。
春芽ハジメ:はーい、それじゃ知覚で判定!
春芽ハジメ:7dx>=7
DoubleCross : (7DX10>=7) → 9[3,4,6,7,7,7,9] → 9 → 成功
GM:優秀!ではイニシアチブからどうぞ
春芽ハジメ:はーい、そんじゃコンボ:シード・オブ・ピース:インフィニティウェポンLv8+スピードクリエイトLv1
春芽ハジメ:命中:0、攻撃力:15、ガード:3、射程:至近の白兵武器作成、侵蝕率+5
春芽ハジメ:春芽ハジメの侵蝕率を5増加 (100 → 105)
春芽ハジメ:そしてマイナーは千佳ちゃんたちのエンゲージまで移動。
GM:
ラピソルム
(5m)
"アーチャー"、"ガードナー"、星宮、春芽
(5m)
鷲尾、東
星宮千佳:いらっしゃい!
春芽ハジメ:お邪魔しまーす
春芽ハジメ:そしてメジャーはバッズ・オブ・ロット:咎人の剣Lv7+カスタマイズLv6+コンセントレイト:モルフェウスLv3!
春芽ハジメ:攻撃力+35、判定のD+6、C値-3、侵蝕率+9
GM:対象を宣言して判定をどうぞ!
春芽ハジメ:対象はアーチャー!行くぜ!
"アーチャー":こい!
春芽ハジメ:11dx7
DoubleCross : (11DX7) → 10[2,3,3,3,5,6,9,9,9,9,10]+10[3,5,8,9,10]+10[3,10,10]+10[3,8]+6[6] → 46
春芽ハジメ:更にすかさずブルーム・オブ・ワンサイド:剣精の手Lv6!
春芽ハジメ:振り足しもしちゃう
"アーチャー":キィー!
春芽ハジメ:1dx7+50
DoubleCross : (1DX7+50) → 10[7]+6[6]+50 → 66
"アーチャー":回しおる。
"アーチャー":5dx>=66 回避
DoubleCross : (5DX10>=66) → 10[5,5,8,9,10]+2[2] → 12 → 失敗
"アーチャー":惜しい。
"ガードナー":《炎陣》《氷盾》カバーリングしてガード値+15
"ガードナー":《自動触手》攻撃してきたキャラクターに15点ダメージ
"ガードナー":15点返してダメージをどうぞ!
春芽ハジメ:祈りの造花の装甲で8弾くから5残ってロイスはセーフ、の筈
春芽ハジメ:7d10+50
DoubleCross : (7D10+50) → 37[4,7,8,2,4,9,3]+50 → 87
"ガードナー":あっ、HPダメージなので……
春芽ハジメ:あ、そっか。じゃあ無理だ
"ガードナー":そして21点を弾き66点。
春芽ハジメ:ううん、レネゲイドのやつを切ろう。タイタス昇華。
"ガードナー":さらに《電磁反応装甲》HPダメージを-20。
"ガードナー":46点を受けて……
"ガードナー":死にます。復活なし!
春芽ハジメ:良かったぁー!
春芽ハジメ:春芽ハジメの侵蝕率を11増加 (105 → 116)
GM:では演出をどうぞ!
春芽ハジメ:「さて」
春芽ハジメ:千佳ちゃんの銃撃によって飛び散った破片。そのいくつかに触れて。
春芽ハジメ:すると見る間に彼女の周りを渦巻く砂が取り囲む。
春芽ハジメ:遺産:サンダーソニア。識別コードは祈りの造花。
春芽ハジメ:かの遺産が齎す影響は大別して二つ。一つは高出力の錬金能力。
春芽ハジメ:そしてもう一つは、使用者の絶望を許さず、闘争へ立ち向かうことを誓わせる契約。
春芽ハジメ:軽口を叩こうと、軽薄に笑おうと、どれだけ面倒に思おうと。春芽ハジメは、もはや戦場に背を向けられない。
春芽ハジメ:("したくないことしない主義"も撤回した方が良いのかなあ)
春芽ハジメ:(まあでもそう思ってる事には変わりないんだから別にいっか)
春芽ハジメ:だから彼女が祈るのは。せめて、と願うのは。
春芽ハジメ:「かっこいい先輩の背中に、かわいい女の子の行く末に、新しい友達候補二人に」
春芽ハジメ:「あとお偉いさんの覚えもあったか。うん、これなら」
春芽ハジメ:「働く気力も湧いてくるってもんだ」
春芽ハジメ:その戦場に、戦いたいと思えるだけの理由を見つけること。
春芽ハジメ:にっと笑むと同時に踏み出して。追随した砂たちは徐々に姿を変える。
春芽ハジメ:遺産の証。宿し継承される力そのもの。その結実。一振りの剣。
春芽ハジメ:サンダーソニア。その名は祈りの意味を持つ。
春芽ハジメ:「らぁっ!」
《アルシャガナ》:「っとに、もう……!あの火力有してて、アタッカーが一人じゃねぇんだもんなぁ!」口元に引きつった笑みを浮かべながら、指揮をするように腕をふる。
"ガードナー":電磁誘導に依って増強された装甲のドローンが密集し、壁となる。
"ガードナー":要塞じみた圧力から電流を帯びたーワイヤーガンが射出され、しかし。
"ガードナー":その剣を阻むに至らない。
"ガードナー":デタラメに増強された装甲は、しかしそのすべてを切断され、斬り落とされる
星宮千佳:「おおっ!」
星宮千佳:「ええーっいいなー! あたしもはちのすガンより、剣にしようかなあ」
鷲尾瞳:「……私も錬成能力には自信がありますが、この3人には及びませんね」
東亜純:「はちのすガンもちょーカッコいいのに……」
春芽ハジメ:「私も千佳ちゃんの銃もかっこいいと思うけどな。遠くだって撃てるしさ」
春芽ハジメ:そう言って彼女の隣に並んで。
星宮千佳:「イッチョーイッタンね!」
春芽ハジメ:「どうです、先輩。後輩の腕前は何点です?」
星宮千佳:「200てん満点だよ! ねっ瞳ちゃん!」
星宮千佳:「あっでも、瞳ちゃんはセンパイだから、300点満点とらなきゃだよ!」
鷲尾瞳:「先程から期待が眩しい……」
春芽ハジメ:「ふふ、やったぜ。……ああ、じゃあ次は」
春芽ハジメ:「私も300点満点目指して頑張ろっかな」
東亜純:「あたしも負けてらんないな!」
《アルシャガナ》:「相っ変わらず……おっそろしい集団だなおい」
《アルシャガナ》:沈黙したドローンの残骸は、本拠地と言うだけあって襲撃に使ったそれより多い。
《アルシャガナ》:しかしその半数は既に、斬り落とされて沈黙していた。
星宮千佳:「せんぱいと後輩の友情パゥワーは無敵なんだよ!」
《アルシャガナ》:「クッソー……」ペロ、と乾き始めた唇を舐めて
《アルシャガナ》:「良いなー!!」
GM:ではイニシアチブ9、ラピソルム。
《ラピソルム》:マイナーなし。
《ラピソルム》:メジャー【少し慣れた】《C:モルフェウス》《咎人の剣》《創造の御手》《原初の赤:カスタマイズ》《ギガノトランス》《Dロイス:賢者の石》2枠目
《ラピソルム》:シーン選択白兵。対象はPC4人。
《ラピソルム》:23DX5
DoubleCross : (23DX5) → 10[1,2,2,2,3,3,3,4,5,5,5,6,6,6,6,8,8,8,8,9,9,9,10]+10[2,2,2,2,2,3,4,4,5,7,8,9,9,10,10]+10[4,4,4,6,8,9,10]+10[1,3,7,9]+10[4,6]+10[6]+10[5]+10[5]+10[9]+10[8]+1[1] → 101
《ラピソルム》:101!リアクションをどうぞ
春芽ハジメ:さらっと2枠目って言ってるこの人
星宮千佳:賢者の石畑もあるのかな
《ラピソルム》:賢者の石畑は俺です。
春芽ハジメ:またフォール・オブ・ペタル:砂の結界Lv1で千佳ちゃんカバー
春芽ハジメ:春芽ハジメの侵蝕率を2増加 (116 → 118)
星宮千佳:暴走リアクション不能!
星宮千佳:ハジメちゃん!!(2回目)
星宮千佳:ありがたすぎる・・
春芽ハジメ:任せな千佳ちゃん(2回目)
鷲尾瞳:我々はドッジ出来るかもしれない…・
鷲尾瞳:9DX+1
DoubleCross : (9DX10+1) → 10[1,3,3,5,6,6,6,8,10]+4[4]+1 → 15
鷲尾瞳:しゅん
《ラピソルム》:惜しい!
東亜純:やるか
《ラピソルム》:ファイト!
東亜純:9DX+1+0@10 回避
DoubleCross : (9DX10+1) → 9[1,1,3,3,4,7,8,8,9]+1 → 10
《ラピソルム》:1割!
東亜純:しゅ…
《ラピソルム》:ではちゃん瞳のカバーなければダメージ。
鷲尾瞳:カバー。オートで《砂の結界》。東さんを守るよ~
鷲尾瞳:鷲尾瞳の侵蝕率を2(→ 2)増加 (105 → 107)
東亜純:ひとみセンパイ~♡
《ラピソルム》:オッケイ!ダメージ!
《ラピソルム》:11d10+42
DoubleCross : (11D10+42) → 62[3,6,8,4,8,2,3,10,5,6,7]+42 → 104
《ラピソルム》:装甲有効104点。2倍かな。
星宮千佳:ひどいダメージだ
春芽ハジメ:無茶を言うぜ
鷲尾瞳:ちりになっちゃう
春芽ハジメ:ラッピー君のを昇華。あとタイミングズレちゃったけど千佳ちゃんにロイス取ります
春芽ハジメ:〇良い子/心配で。真っ直ぐ育ってね……
鷲尾瞳:申し訳ない顔をしつつハジメちゃんのロイスをタイタスにしましょう。後輩に負けてられない気持ちで立ち上がります
春芽ハジメ:良いんだよ……
GM:オッケー!
GM:では演出。
《ラピソルム》:「なーるほど、ね」
《ラピソルム》:赤い剣を正眼に構える。
《ラピソルム》:それは先程までの素人の構えとは、少し違う。
《ラピソルム》:鷲尾瞳の反らし方、そして、春芽ハジメの振るった「剣」
《ラピソルム》:『斬る』という動作に最適な構えを、刻一刻と学習していく。
《ラピソルム》:「行くぜ、少女4人。」腰だめによどみない動作で剣を構えて。
《ラピソルム》:「1,2の」
《ラピソルム》:「─────さぁん!」
《ラピソルム》:ズッ
《ラピソルム》: パッ
《ラピソルム》:でたらめな出力によって世界に斬撃という新たな法則を錬成する剣が、4人を一凪にまとめ斬る!
星宮千佳:「よし!」 盾は練成しない。
星宮千佳:「まかせたぜよ!」
春芽ハジメ:「任されました」
春芽ハジメ:今度はもう錬成が済んでいる。素人丸出しながら剣を構えて。
春芽ハジメ:斬撃に刀身を合わせるように振り下ろす。
春芽ハジメ:「私はまあ新人の素人だけどさ」
春芽ハジメ:ぴしりときしむ音がする。風圧で被っていたフードが煽られる。だけど。
春芽ハジメ:「こいつは結構スゴイものらしいぜ」
春芽ハジメ:今度は傷を負うことなく。その一撃を乗り越える。
鷲尾瞳:「……それから。学習するのは、貴方だけではありませんよ!」
鷲尾瞳:こちらも今度は合わせる。学習し研ぎ澄まされた技はむしろ、普段訓練で受けている物に近い
鷲尾瞳:赤い剣戟を純白の剣が阻む。踏ん張った地面が砕け、えぐれ、体が後退するが、東さんに届く寸前に停止する。
東亜純:「ひとみセンパイを受け止めるのも、あたし良かったのに」冗談めかして言う。
鷲尾瞳:「後輩に何度も恥ずかしいところを見せるわけには行きませんから」
東亜純:「ありがとセンパイ。あたしもいいとこ、見せるから」
東亜純:「たくさん期待して」
鷲尾瞳:「はい。私は300点を取りますので。“モンキー・ビジネス”には400点を期待しています」
東亜純:「ヤバすぎ。がんばります」
東亜純:「偏差値いくらだよ…!」
《ラピソルム》:「………ハッ!」その対応を見る。剣を見て、覚える。
《ラピソルム》:理不尽だ。己の作り出すものは法則すらを捻じ曲げる理不尽だろう。
《ラピソルム》:「なのに、対応するかよ。クッ、ハッ、ハハハ!」
《ラピソルム》:「良いね!すっげー良い!そうだよなー!」
星宮千佳:「あっ楽しそう」
星宮千佳:「あんまり戦いをたのしむとジャームになっちゃうから、ほどよくガマンしてね!」
東亜純:「うっ」黙る。
《ラピソルム》:「オッケーオッケー、冷静に、冷静に、ね」観察する。その遺産の砂の剣を、その汚れない白の剣を。
《ラピソルム》:「やっぱ」
《ラピソルム》:「理不尽なんてもんは、覆してなんぼだよな」
《ラピソルム》:楽しそうに、剣を構える。
GM:イニシアチブ8。アーチャー。
GM:防具などの調整ありますか?
鷲尾瞳:イニチアシブで防具を脱いで、先手を取りましょう
鷲尾瞳:行動値が9になります
GM:ではイニシアチブ9、瞳ちゃん
GM:《意志》《RC》《知覚》判定。難易度は7。判定してメインプロセスをどうぞ!
鷲尾瞳:意思で判定します。固定値たくさんあるぜ
GM:強いぜ。どうぞ!
鷲尾瞳:4DX+4
DoubleCross : (4DX10+4) → 8[2,3,7,8]+4 → 12
鷲尾瞳:ふん!
GM:メンタリティ!
東亜純:さすが1
星宮千佳:さすがカバー持ち
GM:では反動ダメージはなし!そのままメインプロセスをどうぞだぜ!
鷲尾瞳:マイナーでマイナーで《スーパーランナー》《インフィニティウェポン》
鷲尾瞳:アーチャーくんにエンゲージしつつ武器を作成。
鷲尾瞳:メジャー《コンセントレイト:モルフェウス》《咎人の剣》《クリスタライズ》。アーチャーくんを攻撃します
GM:
ラピソルム
(5m)
"アーチャー"、星宮、春芽、鷲尾
(5m)
東
"アーチャー":こいっ!
鷲尾瞳:コンボ:目覚めよヴォーパルソードです。
鷲尾瞳:ダイスは9個、技能9。クリティカル値は7。いくよー
鷲尾瞳:9DX7+9
DoubleCross : (9DX7+9) → 10[1,3,5,6,6,7,8,9,9]+10[5,6,10,10]+10[3,9]+10[10]+2[2]+9 → 51
鷲尾瞳:回るねえ
星宮千佳:良い出目!
春芽ハジメ:ナイス回転
"アーチャー":5dx>=51 回避
DoubleCross : (5DX10>=51) → 9[1,1,5,9,9] → 9 → 失敗
"アーチャー":ぎゃー!逃げも隠れもしない!ダメージをどうぞだぜ!
鷲尾瞳:どどん
鷲尾瞳:6d10+63 装甲無視
DoubleCross : (6D10+63) → 36[8,2,9,4,6,7]+63 → 99
鷲尾瞳:惜しい!
"アーチャー":なんだいその出目は
"アーチャー":《電磁反応装甲》*2!HPダメージを-40!59点!
"アーチャー":そしてHPは……
"アーチャー":50点!落ちます!復活なし!
鷲尾瞳:よっしゃっしゃ!
東亜純:いえーい
春芽ハジメ:お見事!
"アーチャー":倍あるんだけどなー!
"アーチャー":演出をどうぞ!
鷲尾瞳:「……“ラピソルム”。先程から気になっていたのですが」
《ラピソルム》:「おう、なんだいお嬢ちゃん。」
鷲尾瞳:「貴方が遠くへ逃げないのは、その右腕のせいだけですか?」
鷲尾瞳:「貴方が理不尽を覆すと息をまくのは、近くにいる誰かの為ではないのですか?」
《ラピソルム》:「そういったはずだぜー?それとも、コイツのためにそんなに献身するように見える?」アルシャガナの方に切っ先を向ける。
《アルシャガナ》:「あ、ひっでぇ…」
鷲尾瞳:「ジャームになったら、貴女の思いもまた失われてしまいます。“ガラテア”は言っていました。貴方を止めてほしいと」
鷲尾瞳:「大いなる偉業を成し遂げる前に、彼女に伝えておくべき事があるのではないですか」
鷲尾瞳:「もし、何もないと言うなら……」
《ラピソルム》:「ガラテア、ガラテアねぇ。資料で読んだぜ」
鷲尾瞳:フェイントを挟みアーチャーの射線を躱しながら接近。錬成した純白の剣で、残るドローン群をまとめて切り払う。
鷲尾瞳:一瞬のうちの出来事だ。
《ラピソルム》:「俺の右腕と一緒にいたお嬢ちゃんだろ。………あぁ」
《ラピソルム》:その剣筋を見る。ただ、見る。
《アルシャガナ》:「嘘だろ」反撃のために用意していた発射口すら開けずに。
鷲尾瞳:「……私は“ハニカムファイア”のように優しくはしません」
《ラピソルム》:「つまり、お嬢ちゃん。……ワシオヒトミのお嬢ちゃん」
《ラピソルム》:「俺がそのガラテアって嬢ちゃんに、なにか言うことがないか。そう聞きたいわけだ」
鷲尾瞳:「正直に言うなら今ですよ」
《ラピソルム》:「……昔、なぁ。」
《ラピソルム》:「そう、昔。朧げーな記憶の中の更に昔だ」
《ラピソルム》:「どんくさいヤツがいたんだよ。一日の半分を寝てなきゃいけないような、そんなやつがな」
鷲尾瞳:「……」
《ラピソルム》:「そいつが、よくそんな事を言ってたっけな。今じゃないと言えないかもだから、って」
《ラピソルム》:「ククッ」
《ラピソルム》:左手で、剣を肩に担いで
《ラピソルム》:「『何もねぇよ』」
《ラピソルム》:「何もねぇ。そんな、今際の際みたいなお涙頂戴のセリフなんか、なーんにもねぇ」
《ラピソルム》:「だってそうだろ?」
《ラピソルム》:「これから世界を救うんだ。後で、思いついたときにでも言ってやる。」
《ラピソルム》:真正面から笑って、君を見る。
《ラピソルム》:「この回答は何点だい?お嬢ちゃん」
鷲尾瞳:「彼女に聞かせる台詞としては0点ですね」
鷲尾瞳:「余計に負けられなくなりました。貴方が勉強する機会を作るためにも」
《ラピソルム》:「ハッ、どーも。向上心が揺らめき立つわ」
《ラピソルム》:剣を掲げて
《ラピソルム》:「ご指導ご鞭撻をよろしく頼むよ、先輩ドノ」
GM:イニシアチブ5、東ちゃん!
東亜純:いぇすいぇす
GM:《意志》《RC》《知覚》判定。難易度は7。判定してメインプロセスをどうぞ!
東亜純:石化判定。知覚で行います
GM:どうぞー。
東亜純:4DX+0+0@10>=7 知覚
DoubleCross : (4DX10>=7) → 9[1,6,8,9] → 9 → 成功
東亜純:やったーーーーーー!
GM:えらーい!
GM:では反動はなし。メインプロセスをどうぞ
東亜純:ではマイナー:コンボ:猿曳き(エテルクシノエ)《破壊の爪》《ハンティングスタイル》ラッピーと同エンゲージに移動。
東亜純:東亜純の侵蝕率を4増加 (96 → 100)
GM:
ラピソルム、東
(5m)
星宮、春芽、鷲尾
東亜純: メジャーはコンボ:猿芝居(エテルプシコレ):《コンセントレイト:キュマイラ》+《獣の力》
東亜純:攻撃対象はラピソルムくん!
《ラピソルム》:こーい
東亜純:10DX+6+0@7
DoubleCross : (10DX7+6) → 10[1,1,4,5,5,5,7,8,9,10]+10[2,6,8,10]+6[4,6]+6 → 32
東亜純:上々ではっ
《ラピソルム》:避けてみるぜ
《ラピソルム》:5dx>=32
DoubleCross : (5DX10>=32) → 4[1,1,2,3,4] → 4 → 失敗
《ラピソルム》:もやし!ダメージをどうぞ
東亜純:ではタゲロも載った最強のヤツ
東亜純:4d10+70
DoubleCross : (4D10+70) → 31[6,10,8,7]+70 → 101
東亜純:東亜純の侵蝕率を4増加 (100 → 104)
東亜純:最強のヤツ。
《ラピソルム》:ヒュー!実はそれがギリギリ耐えられない…が!
《ラピソルム》:《魂の錬成》戦闘不能から復活!
東亜純:ギリなのかよ
東亜純:怖いよ
《ラピソルム》:HPは100。
《ラピソルム》:だった。
GM:では演出どうぞ。
東亜純:(恐怖。恐怖ね)瞳ちゃんの言葉をふと思い出す。
東亜純:そう、怖いことは、いつだって鮮明だ。それにばかりドキドキして、欲しくなって、こんなところまで来て生きている。
東亜純:傷つくのは、その責任だとか代価なのだから、構わないのだ。
東亜純:だけど。
東亜純:「ラッピーさあ、なんつーか。あたし思うんだけど」
《ラピソルム》:「おう、なんだ。アズマアズミのお嬢ちゃん」
東亜純:「自分のやることって、うまく自分だけのことにできないよね」
東亜純:「自分の失敗は自分だけの責任とか。自分だけが傷つけばいいとか。できないじゃん」
東亜純:結局それで傷つくのは。苦労するのは。頑張るのは。自分じゃないことは分かっている。今回だってそうだ。
東亜純:ちかセンパイ。ひとみセンパイ。ハジメ。テレーズ。
東亜純:だから。
東亜純:「だから、あたし、あんまりあんたの言うこと、そうですねって言えないや」
東亜純:「うまく言えなくてごめんだけどさ…」まだ人の手で三つ編みを撫でながら言う。
《ラピソルム》:「そーかい。……いや、良いと思うぜ、別に」
《ラピソルム》:「俺だって俺のことを、マジョリティだとは思ってねぇ。むしろ田舎の隅っこの、取るに足らない人間だしな」
《ラピソルム》:「見たところ、アンタもそんな感じだよな。ズレてる所をおっかなびっくり周りに合わせたり、合わせなくても良いや、って思ったりよ」
東亜純:「……そーかもね」
東亜純:「でも、ま、だからこそじっくり話してみるのも、いいかもとも思ったり」
東亜純:「しないでもないからさ。あんた、縛り付けでもしないとじっくり聞かなさそう、」
東亜純:手足が膨張する。四肢が弾ける。猿の四肢。
《ラピソルム》:「ククッ、悪くねぇー」
東亜純:「だからっっ」地を蹴る。
《ラピソルム》:「縛り付けてても頭は動くけど、なっ」
東亜純:(ドキドキできないんだよ、だからこんなのはさ!)
東亜純:ものを造るでもなく、扱うにも最適でない、この手足で。
《ラピソルム》:対応を、しようとする。でたらめな法則で成り立つ剣による防御は、
東亜純:「っしゃああーーっっ!!!」圧倒的な破壊力で、ぶちのめす!
《ラピソルム》:真っ直ぐに突っ込んでくる力に、少し間に合わない。
《ラピソルム》:「チ、ィ、イ…っ!」
《ラピソルム》:バギン、と。最善が間に合わない故の、次善の動き。
《ラピソルム》:接合部分で無理やりくっついた石の腕を振り上げ、壁とする。
《ラピソルム》:不壊、しかし衝撃はそのままに。
《ラピソルム》:獣の膂力が、石の腕ごと人の形を吹き飛ばし、2度のバウンド。
星宮千佳:「うわすご……」
《ラピソルム》:「─────────────」
《ラピソルム》:受け身も取れずしばしの沈黙。
東亜純:(やれた?)
《ラピソルム》:バチィ!と稲妻と青白の光が体を包んで。
《ラピソルム》:「………痛っ てぇ……」
鷲尾瞳:「もしかして本当に殺ってしまっ……」
鷲尾瞳:「てはいませんね」
東亜純:「てない!」
《ラピソルム》:その顔からパラパラと、石像の破片がこぼれ落ちる。
《ラピソルム》:「ウソつけ……死ぬところだったわ」
春芽ハジメ:「だろうなぁ」 思わずの素朴な感想。
星宮千佳:「しんでない!」
星宮千佳:「よかった~」
《ラピソルム》:「しかし、まぁ…これがオーヴァードの再生能力か。死ぬところまで行ったのは初めてだな…」
《ラピソルム》:フラフラと立ち上がる。
《ラピソルム》:傷口は石になって埋まり、剥がれた後には傷のない肌が修復されている。
星宮千佳:「オーヴァードもヒトだから、ケガしたら痛いし、しんじゃいそうな時はこわいんだよ」
星宮千佳:「ねっ、もうやめよ? 世界を……救いたい?のはわかるけど、もうちょっと違う方法でやろ?」
星宮千佳:「そしたらUGNも協力するし、あたしもいろいろ考えるから!」
《ラピソルム》:「そうだよなぁー、ホシミヤチカのお嬢ちゃん」
《ラピソルム》:ふぅー、とため息をつく。
星宮千佳:「でしょ!」
《ラピソルム》:「ワシオヒトミに、ハルメハジメの嬢ちゃんも、さっきからこの剣で死にかけてよ……」
《ラピソルム》:「すげーと思うわ、正直よ」
《ラピソルム》:ゆらゆらと、剣を構える
《ラピソルム》:「それでも」
《ラピソルム》:「後回しにしたら、更にこんなのが続くんなら」
《ラピソルム》:「今のうちに治療する。……そのための方法を模索する」
《ラピソルム》:「それを止めるつもりは、ねーよ」
《ラピソルム》:「悪いね」
《ラピソルム》:へ、と。その場の全員に笑いかける。
星宮千佳:「いいよ! おはなし聞いてくれたし、別のヘーワ的方法探してくれるかもしれないし!」
星宮千佳:「でも今のケーカクやめるまでは蜂の巣ね!」
星宮千佳:「……でいいんだよね?」 他のメンバーを不安げに見る。
鷲尾瞳:「問題ありません。私も計画を止めないなら叩き切ります」
東亜純:「あっは、こーゆーやつは一回クールダウンしないとだめだかんね」
星宮千佳:「み、みねうちで……」
鷲尾瞳:「峰打ちで叩き切ります」
東亜純:「高度なテク」
春芽ハジメ:「そうそう。喧嘩だもんな」
春芽ハジメ:「命がヤバくならない程度にボコっちゃおうぜ」
春芽ハジメ:「話し合いと仲直りはそのあとだ」
東亜純:「てかガラテアにも叱ってもらわないとだしね」
星宮千佳:「たしかに!」 ハジメちゃんとあずあず両方の言葉に頷いている
《ラピソルム》:「…………ハァー」
《ラピソルム》:そのそれぞれの言葉を聞いて、荒れた息を整えて。
《ラピソルム》:「いやー」
《ラピソルム》:「おっそろしいわ、新世代」
《ラピソルム》:わずか、楽しそうに。
《ラピソルム》:笑う。
GM:1Rクリンナップ。特に皆なさそうですね。
東亜純:なっしん
鷲尾瞳:ないです!
春芽ハジメ:ないよー
GM:オッケイ!では、2ラウンド目!
GM:2ラウンド目、セットアップから。
星宮千佳:なしだワン!
鷲尾瞳:なしで!
星宮千佳:あれ?なかったよね?
星宮千佳:なしだワン!
東亜純:無し~
鷲尾瞳:ここでお薬使ったら私のほうが千佳ちゃんより早くなってしまうしね
春芽ハジメ:こちらもなし
《ラピソルム》:《レネゲイドチェイン》。PC4人の行動値を-20。
鷲尾瞳:なんだとぉ……
《ラピソルム》:皆さんの行動値は一律ゼロ。
鷲尾瞳:つよい
星宮千佳:なっなんだと!
東亜純:もともと遅いから低みの見物よっ
GM:そしてそのままイニシアチブ!行動値変化によりイニシアチブ9、ラピソルム!
《ラピソルム》:マイナーなし
《ラピソルム》:メジャーで【コンボ:世界総錬成】《C:モルフェウス》《咎人の剣》《創造の御手》《原初の赤:カスタマイズ》《混色の氾濫》《世界を喰らうもの》《張子の戦道具》《Dロイス:賢者の石》3枠目!
星宮千佳:賢者の石畑だ
《ラピソルム》:視界、シーン選択。ダメージを与えたとき、「エフェクトで作成した武器防具」を破壊し、素手のデータを元に戻す
《ラピソルム》:対象はPC4人。
鷲尾瞳:私の剣が!
星宮千佳:やめやめろ!
星宮千佳:あたしの銃が!!
星宮千佳:これ作るの侵蝕8もかかるんだぞ!
春芽ハジメ:私の剣も!
東亜純:ただの人になってしまうじゃん
《ラピソルム》:更に《原初の黒:リミットリリース》自身の判定C値-1。
《ラピソルム》:只人よ…では判定!
鷲尾瞳:ぶおーん
《ラピソルム》:23DX4
DoubleCross : (23DX4) → 10[1,1,2,3,3,4,4,4,4,4,5,6,6,6,7,7,8,8,8,8,9,9,10]+10[2,2,2,3,3,4,4,5,5,6,7,7,7,7,7,8,10,10]+10[3,3,3,4,6,6,7,7,9,9,10,10,10]+10[1,3,4,4,4,5,9,9,10,10]+10[2,3,4,7,8,9,10,10]+10[2,2,6,7,8,10]+10[3,7,8,8]+10[2,4,4]+10[8,10]+10[5,10]+10[1,10]+10[4]+10[10]+10[10]+1[1] → 141
《ラピソルム》:141。リアクションどうぞ
東亜純:もう!またいっぱい振って!
星宮千佳:横にめっちゃ長い!
星宮千佳:暴走しており、リアクションができない説があります
星宮千佳:(NASA調べ)
鷲尾瞳:すごいのだ
鷲尾瞳:ドッジしてみよ~
鷲尾瞳:9DX+1
DoubleCross : (9DX10+1) → 9[1,1,1,2,4,5,7,8,9]+1 → 10
鷲尾瞳:しゅん
東亜純:ドッジ、するか…
東亜純:10DX+0+0@10 肉体
DoubleCross : (10DX10) → 7[1,1,1,3,4,5,5,6,7,7] → 7
東亜純:しゅしゅーん
春芽ハジメ:ロイス、残り3まで来てるんだよな
春芽ハジメ:とりあえずこっちもドッジ試そう
春芽ハジメ:5dx+1
DoubleCross : (5DX10+1) → 6[3,3,3,3,6]+1 → 7
春芽ハジメ:しゅしゅしゅーん
星宮千佳:そうか、ハジメちゃんは反撃でギリギリ落ちちゃったからロイス削れてるのか
《ラピソルム》:カバーなど宣言あればどうぞ。
春芽ハジメ:瞳ちゃん、千佳ちゃんのカバー頼んでいい?
星宮千佳:カバーしてして!
鷲尾瞳:あ!今気づいたけど私行動した時侵蝕値上げ忘れてるわ
鷲尾瞳:マイナーと
鷲尾瞳:鷲尾瞳の侵蝕率を4(→ 4)増加 (107 → 111)
鷲尾瞳:メジャーの分
鷲尾瞳:鷲尾瞳の侵蝕率を10(→ 10)増加 (111 → 121)
鷲尾瞳:ホントはこんなかんじです。てへへ
鷲尾瞳:でもせっかくだから千佳ちゃんのカバーはやっちゃお。侵蝕2しかかからないし。《砂の結界》
《ラピソルム》:じゃあカバーもどうぞ!
《ラピソルム》:はーい。ではダメージ。
《ラピソルム》:15d10+42
DoubleCross : (15D10+42) → 57[1,8,4,6,4,2,1,2,6,4,4,3,3,4,5]+42 → 99
鷲尾瞳:鷲尾瞳の侵蝕率を2(→ 2)増加 (121 → 123)
鷲尾瞳:私とおそろいじゃん
《ラピソルム》:参考にしたって言ったろ?
《ラピソルム》:装甲有効99点。ダメージが入るとエフェクト作成武器を破壊し、素手のデータを元に戻します。
東亜純:喰らい死ぬため テレーズへのロイスをタイタスにして復活します
星宮千佳:ハッ
星宮千佳:これ、カバーしてもらったから武器が消えない……!
鷲尾瞳:そういえばそうだ
東亜純:無敵やん
《ラピソルム》:そういうこと!
春芽ハジメ:吹っ飛ぶので、この子が頑張ってるのに倒れられないぜの気持ちを表すために千佳ちゃんのロイスを昇華します
鷲尾瞳:ラッピーにロイスを取って昇華しよう。素直に好きって言うまで倒れないぞ
鷲尾瞳:敵/ラピソルム/P庇護/N:執着○/ロイス これを取得して昇華、立ち上がるよ
東亜純:さすがだ
GM:では演出!
《ラピソルム》:「喧嘩、喧嘩ね……」
《ラピソルム》:ぐしゃり、と前髪を片手で後ろになでつける。
《ラピソルム》:それは右腕だ。石のままの右腕をバギリと動かしていく。
《ラピソルム》:「んじゃあ、ちーとばかし、全力全開だ」
《ラピソルム》:左手に握った赤の剣が淡く発光する。
星宮千佳:「まだ全力じゃなかったんだ……」
《ラピソルム》:「そりゃあもう。」
《ラピソルム》:「さっきまではワシオヒトミのお嬢ちゃんの剣技は見てなかったからな」
東亜純:「あっは、学習ってやつか」
《ラピソルム》:「おうよ。人間、いつだって、今の実力が一番たけぇ」
《ラピソルム》:どろり、と赤い剣の形が液体のように変わっていく。
鷲尾瞳:「“ラピソルム”……!如何に貴方といえど、これ以上力を使うのは危険です」
鷲尾瞳:「本当に彼女と会わなくていいのですか!」
星宮千佳:「そっそうだよ! 昔のガラテアちゃんを知ってるの、ラッピーくんだけなんでしょ!」
星宮千佳:「ラッピーくんが死んじゃったら、ガラテアちゃん一人ぼっちだよ!」
《ラピソルム》:「くっはは。良いわけねえだろ。死んで良いわけねぇ。」
《ラピソルム》:「一人ぼっちにはしねぇ、って約束でな。」
《ラピソルム》:「……約束は、破ったことがないんだよ。まだな」
東亜純:「守ってから言えっつの!もー!」
春芽ハジメ:「守ったことが無いやつの言い草なんだよなぁ、それ!」
《ラピソルム》:「ははっ」
春芽ハジメ:「嘘じゃないって言いながら方便いうタイプだろ君」
《ラピソルム》:「年代経つとやっぱ、口喧嘩も発達してんのな」
《ラピソルム》:「返す言葉もねぇわ」
《ラピソルム》:賢者の石には定まった形はなく。あらゆる形状で記録に残っている。
《ラピソルム》:そのうちの一つ、賢者の石は液体であるという。
《ラピソルム》:赤い剣の刀身は柔らかく伸び、鞭のようにしなり、渦を巻く。
東亜純:「絶対後でみんなで説教してやる…!」
《ラピソルム》:「やってみろ。まずは、これを超えてみな」
《ラピソルム》:ニカ、と笑って。
星宮千佳:「あっこれはやばい! みんな避けて避けて!」
鷲尾瞳:「二人とも、ここは私が……!」剣を構え二人の前へ出るが
《ラピソルム》:その剣が、鞭のように振るわれる。
《ラピソルム》:その途中で触れるものすべてを石へと変貌する、錬金術の粋。
《ラピソルム》:斬るのではなく、全てを崩壊させる一閃が襲った。
東亜純:避けるのも庇うのも不得手だ。ただ歯を食いしばり喰らうのみ!
東亜純:そしてその皮膚、いや神経の中枢までを圧倒的な虚無が襲う。
東亜純:「これ…!」
鷲尾瞳:「……!?なっ……!?」受け止めた剣が、体が、物言わぬ石像に変わっていく
星宮千佳:「!?」
《ラピソルム》:「気づいたか?あんまり無理しないほうが良いぜ!」
《ラピソルム》:「下手すりゃ500年じゃすまねぇぞ、新世代!」
春芽ハジメ:「流石に500年サボりはごめんかな」
春芽ハジメ:振り下ろした状態で固まりかけた剣を砂へと還元する。
春芽ハジメ:ついでに固まりかけた指先をギシギシと音を立てながら曲げ伸ばす。
鷲尾瞳:「私達の体を石に錬成して……!」
東亜純:獣の手足はヒトのそれへ戻ってゆく。進化の過程の絵のように。
東亜純:「みんなだいじょーぶ!?」
春芽ハジメ:「まだ行ける。さっきも食らいかけたやつだしね」
春芽ハジメ:「先輩達は?まだ平気?」
星宮千佳:「あたしは瞳ちゃんがかばってくれたからだいじょぶだけど……」
鷲尾瞳:「わ、私も問題ありません。まだ戦えます」額から汗を流しながら答える。強がっているのは明白だ
星宮千佳:「やばかったら下がってね! 家族とか、トモダチとか、石になっちゃったら絶対悲しむよ!」
鷲尾瞳:「わかっています。私にも返らなくてはならない場所があります。ですが今は、それより彼を」
鷲尾瞳:「……帰らなければならないのは、彼だって同じはずです」
星宮千佳:「うん……さっきからラッピー君、変な力ばっかり使ってる。あれ絶対に賢者の石だよね」
星宮千佳:「アレ以上使わせちゃダメなやつだよ。止めなきゃ!」
鷲尾瞳:「……」石になった両腕を見て「はい。私が手を伸ばせるようになるには、少し時間が掛かりそうです。お願いします、千佳先輩」
《ラピソルム》:「……ハッ」渦を巻く赤き聖剣は、竜の瞳のように輝く。
《ラピソルム》:ガキリ、と石の擦れ合うような、不吉な音がした。
GM:イニシアチブ0。PC4人。行動する人どうぞ。
東亜純:ちかせんぱーい!
星宮千佳:行っていい……?
鷲尾瞳:千佳先輩お願い!
GM:どうぞ!
星宮千佳:じゃあ行くよ!
東亜純:決めてきてっ
春芽ハジメ:頼みます
星宮千佳:移動どうしようかな~
星宮千佳:移動は無し!
星宮千佳:マイナーで暴走解除。敵のHPは1だから迷うんですが、なんかすごい防御エフェクトとかあったら嫌なので、全力で行ってみます。
星宮千佳:HP1じゃなかった!
星宮千佳:《コンセントレイト:ノイマン》《マルチウェポン》《ヴァリアブルウェポン》。ラッピー君を狙います。
《ラピソルム》:カモン
星宮千佳:11dx7+6 ニャッ
DoubleCross : (11DX7+6) → 10[1,1,3,4,4,6,7,7,8,8,9]+10[1,3,3,5,8]+10[10]+6[6]+6 → 42
星宮千佳:いい感じ!
《ラピソルム》:5dx>=42 回避!
DoubleCross : (5DX10>=42) → 10[2,3,4,8,10]+3[3] → 13 → 失敗
《ラピソルム》:頑張った!ダメージをどうぞ!
星宮千佳:5d10+1d10+50 装甲とかが有効です。
DoubleCross : (5D10+1D10+50) → 27[3,5,7,4,8]+7[7]+50 → 84
星宮千佳:星宮千佳の侵蝕率を8増加 (130 → 138)
《ラピソルム》:《雲散霧消》HP適用時、HPダメージを-25点!
星宮千佳:あっこいつ、そんなものまで
《ラピソルム》:59点を受けまして……
《ラピソルム》:復活HPは40!戦闘不能です!
《ラピソルム》:復活なし!
GM:戦闘終了です。
星宮千佳:しんでる!
星宮千佳:「オーヴァードはね」
星宮千佳:「めったに死なないけど、でもやっぱり、大怪我したり、当たりどころが悪かったら死んじゃうんだよ」 一歩前に歩み出る。
星宮千佳:「なるべくミネウチにするつもりだけど……あたしもラッピーくんも、死んじゃう可能性は、やっぱりあるの」
星宮千佳:「だから教えてラッピーくん」
星宮千佳:「ラッピーくんが、ジャームになってでもレネゲイドを根絶しようと思うようになった『きっかけ』って、なんだったの?」
星宮千佳:「昔のガラテアちゃん――ガラテアちゃんじゃなかった頃のガラテアちゃんと、関係あるの?」
《ラピソルム》:「……………ハッ。」
《ラピソルム》:「そっちの……支部を襲った時に、資料をチョロっと読んでな。だから、お嬢ちゃんたちも知ってると思うが。」
《ラピソルム》:「オーヴァードってのは、力を使いすぎると、心に変調をきたすんだろ」
星宮千佳:「うん。ジャームって言って、そうなるともう、大事な人でも関係なく襲いかかっちゃうんだよ」
星宮千佳:「お話してもわかりあえないし、殺すしかないの。ガラテアちゃんも昔そうなりかけたんだよね?」
《ラピソルム》:「だろうな。それはホシミヤチカの嬢ちゃん。アンタみたいな小さい子供でもそれを知ってるんだよな、今は」
星宮千佳:「(知ってるのはあたしがチルドレンだからだけど……)」 同級生の非オーヴァードの友達を思い浮かべている。
《ラピソルム》:「あぁ」
《ラピソルム》:「俺達の頃には、俺と、アイツだけだった」
《ラピソルム》:「罹患した全員が知ってるようなことでも、実際になってみなきゃあ、わからなかったんだよ。昔はな」
《ラピソルム》:「病弱な人間が元気になったように見えて……それが時限爆弾だと気づく頃には、遅かった」
《ラピソルム》:「だからまぁ、特別なことじゃあ、ない」
《ラピソルム》:「症状を食い止める術が、今はある。そして」
《ラピソルム》:「レネゲイドっつー"病"を、根治させられるかもしれない。そんな手段がある」
《ラピソルム》:「………つまりは、それだけだよ。二度とジャームなんぞ発症させない。それだけだ」
《ラピソルム》:「『誰かがジャームにならなくても良い』。きっかけっつーならそれだ」
《ラピソルム》:「満足したかい?」
星宮千佳:「世の中のほとんどのオーヴァードが、ジャームとは関係なくて」
星宮千佳:「家族とか友達とか、大事な人がいて、そういう人が帰りを待っててくれるとしても……ラッピー君はみんな石にしちゃうんだね」
星宮千佳:「予防接種みたいな感じで」
春芽ハジメ:「それにさあ」
《ラピソルム》:「ん?」
春芽ハジメ:「さっきから私ら相手にめちゃめちゃバリバリに力使ってるけど、この上世界規模で力振るうんだろ?」
春芽ハジメ:「私は素人だけどさ。世界をどうこうしようってのがまあ一人の身には余る大事だってのは推測つく」
春芽ハジメ:「そんで質問なんだけど。ミイラ取りがミイラになるって言葉知ってる?」
春芽ハジメ:「多分ラッピー君の時代には無かったと思うんだけど。ご教授するべき?」
《ラピソルム》:「そーだな。まぁ字面から推測はつくよ。病人を治すために病気にしちまったみたいなもんだろ?」
春芽ハジメ:「そういうこと。まあ要はさ」
春芽ハジメ:「誰もジャームにならないようにって力振るって、そんで君がジャームになったらどうする?」
春芽ハジメ:「ガラテアちゃんは置いてかれるし、オーヴァード皆石になってんなら君を止めれるような人間ほとんど世界に居ないと思うし」
春芽ハジメ:「世界を救うつもりが、世界滅亡の序章になっちゃうかもしれないぜ」
春芽ハジメ:「だからさあ。世界丸ごとなんて大層なのじゃなくてさ」
春芽ハジメ:「単に『久しぶり、最近調子どう?』ってガラテアちゃんに話しかけるとこから始めた方がいいと思うんだよな」
春芽ハジメ:「そういうのもジャームの予防になるんだってさ。私もついこないだ習った話だけど」
《ラピソルム》:「…………そいつは、勉強になるよ」
《ラピソルム》:表情が、少し変わる。自信に溢れたものから、少し、穏やかに。
《ラピソルム》:「ガラテア、うん。ガラテアな。ハルメハジメの嬢ちゃんに、ワシオヒトミ、ホシミヤチカの嬢ちゃんも言ってたな」
《ラピソルム》:「俺はさ」
《ラピソルム》:ベッドの上の少女。あるいは、元気になったと笑っていた少女。
《ラピソルム》:「─────まだ、そいつの顔を思い出せていないんだよ」
《ラピソルム》:石化による記憶の欠落。
《ラピソルム》:「言うべきことも、誰を助けるかも、定かじゃねぇ」
《ラピソルム》:「……だからまずは、全人類から病を除く」
《ラピソルム》:「思い出して、きっちり話すのは、その後にするよ」
東亜純:「うーん、500年分の意志はつっよいな」苦笑いを浮かべる。少しの安堵にも満ちつつ。
《ラピソルム》:「あんま実感はねえんだけどな、500年」
東亜純:「カラオケとか知らんでしょ」
《ラピソルム》:「知らねぇ。」
東亜純:「すごい技術だよ。連れてってあげる。そこのアルくんも、ガラテアも、みんなでさ」
東亜純:「絶対びっくりするよ」
星宮千佳:「よし」
星宮千佳:「やっぱり力づくで止めるしかなさそうだから、ラッピー君に、あたしのみっつめの名前を教えてあげる!」
星宮千佳:「本名は星宮千佳。コードネームは《ハニカムファイア》」
星宮千佳:「そしてUGNの中での区分は、なんでもつくれるモルフェウス――――」 片手を高く掲げ、天井を指差す。
星宮千佳:先程放ったガトリングの弾丸を触媒にして、鍾乳洞の天井の鉱石すべてを無数の剣に錬金した。それらが既に落下をはじめている。
星宮千佳:「"錬金術師"」
星宮千佳:剣術も使えないし、瞳ちゃんやハジメちゃんのように長く形状維持できるわけでもないが……今はこれで十分! この狭い空間なら!
星宮千佳:「もし死んじゃったら」
星宮千佳:「あなたの夢は、もっと平和的なやりかたで、あたしが引き継ぐよ!」 手を振り下ろす。
星宮千佳:無数の剣の雨で串刺しにし、ラッピーくんを完全なる戦闘不能にします。
《ラピソルム》:「おう」ニッ、と口の端を吊り上げる。
《ラピソルム》:赤い剣が淡く発光する。降り注ぐ剣が石となって次々と崩壊する。
《ラピソルム》:「俺の名前はラピス・フィロソフォルム。人呼んで『賢者の石』」
《ラピソルム》:石の爆撃の中で優雅に立つ
《ラピソルム》:「職業、錬金術師」
《ラピソルム》:ビキリ、と。
《ラピソルム》:降り注ぐ剣が、石の境界を超える。
《ラピソルム》:それは狙い通り、過たず少年の体を串刺しに
《ラピソルム》:「あぁ──────良い腕だ、最新の"錬金術師"」
《ラピソルム》:へっ、と。
《ラピソルム》:流血の中で笑った。
GM:そして。
GM:ビキリ、と。不吉な音がなる。
《ラピソルム》:「─────……っ」
《ラピソルム》:「おい」
《ラピソルム》:「今更だが……」
《ラピソルム》:「逃げたほうが良い」
星宮千佳:「はえ?」
東亜純:「んんっ!?」
《ラピソルム》:その言葉を合図として、少年の右腕が輝く
《ラピソルム》:それは先程まで剣として振るわれていたものと、同じ赤い輝き。
《ラピソルム》:500年の間石として沈黙していた右腕が、急速に脈動を始める。
春芽ハジメ:「……ひょっとして、ヤバい奴?」
星宮千佳:「えっえっ!? なになに!?」
《ラピソルム》:それは貴方達が戦闘の中で感じた、石化への変調。レネゲイドを変質させる賢者の石。
《ラピソルム》:その、暴走の前触れだ。
GM:というわけで!
GM:最後の判定!
星宮千佳:ヒエー
東亜純:なんだっ!
GM:あなた方全員に、【任意の技能】で合計40の達成値を出していただきます。
鷲尾瞳:任意でいいのか!
東亜純:やった
春芽ハジメ:任意助かる!
GM:これは右腕の能力によりレネゲイドが石化するので、その矛先をずらすために錬金でレネゲイド物体を作ったり、エフェクトに矛先を変えたりするための判定です
GM:故に!
GM:判定にエフェクトを1つ使用するごとに、難易度は+5されていきます。
星宮千佳:ははーなるほど
東亜純:ほほー!
鷲尾瞳:なるほどね~
春芽ハジメ:なーるほど
星宮千佳:コンセとか使うといっぱい達成値稼げるけど、そのぶん上がっちゃうわけね
GM:そうですね!
GM:そして、各々が判定してクリアできなかった場合。
星宮千佳:場合!
東亜純:どうなっちゃうの!
GM:出力に耐えきれずジャームになったラピソルムとクライマックス戦闘2が発生します。
東亜純:嫌だ…!
GM:ルール説明は以上!難易度は40、任意の技能!
GM:行動値は全員0ですので、技能を宣言し、好きな順番で判定をどうぞ!
鷲尾瞳:へえー
春芽ハジメ:ふんふん
東亜純:ふむむん
鷲尾瞳:一人10ずつ出せば良い計算だね
鷲尾瞳:私は白兵9あるので素でも平気
春芽ハジメ:強い
東亜純:つよじゃん
星宮千佳:ロイスにスーパー余裕があるので、みんな先にふりたまえ!
鷲尾瞳:最後に頼れるのは絆の力だ!
星宮千佳:後出し+10エフェクトもあり、いざというときは無敵です
春芽ハジメ:最強!
東亜純:つっよ!
鷲尾瞳:では私は普通に白兵で判定します。先にもらいますね
GM:つよつよ!
鷲尾瞳:9DX+9
DoubleCross : (9DX10+9) → 10[1,1,2,4,7,7,7,10,10]+9[3,9]+9 → 28
星宮千佳:もう残り12w
GM:出目高くない?
鷲尾瞳:すみません……優秀すぎるチルドレンで……
GM:では難易度40、現在28!
春芽ハジメ:一気に余裕出たな
GM:次の人も判定していきな!
GM:この優秀ちゃんが~
東亜純:ハジメ行きますー?
春芽ハジメ:じゃあ行こうかな
春芽ハジメ:ダイス優先で射撃で振ってみよう
星宮千佳:いけいけー!
春芽ハジメ:7dx
DoubleCross : (7DX10) → 7[4,5,6,6,6,7,7] → 7
星宮千佳:そうか、エフェクトなしだと感覚の方が高いんだw
春芽ハジメ:ちょい低め
GM:難易度40、現在35!
GM:あずあずか千佳ちゃん!
東亜純:あたしかな!
GM:どうぞ!
東亜純:技能は白兵で素振り!
東亜純:10DX+6+0@10
DoubleCross : (10DX10+6) → 10[3,3,3,5,6,7,8,8,9,10]+2[2]+6 → 18
東亜純:!
GM:難易度40、現在53!
GM:ミッションクリア!
GM:千佳ちゃんもせっかくだし振っておきな!
星宮千佳:ふるふるワン!
東亜純:ふってほしーー
春芽ハジメ:振っちゃえ振っちゃえ
GM:どうぞ~
星宮千佳:調達で振ろうっと。れんきん!
星宮千佳:6dx+7
DoubleCross : (6DX10+7) → 8[1,5,6,6,6,8]+7 → 15
星宮千佳:完!
GM:難易度40、現在68!150%達成!
GM:クライマックス2が消滅します。
星宮千佳:よ、よかった
東亜純:よっしゃあ!
春芽ハジメ:やったー!
鷲尾瞳:絆の力だぜ
GM:では、それぞれでちょっと反応してもらったらイベントを起こす感じで。
GM:演出!
《ラピソルム》:石化の力が伝播する。
《ラピソルム》:鍾乳洞という空間でオーヴァードが戦い、レネゲイドの濃度が上がった空間
《ラピソルム》:その空気、空間ごと石で埋めるような変調が、徐々に訪れる。
鷲尾瞳:「右腕の力が暴走していますね……。このままだとラピソルムはおろか、私達まで巻き込まれてしまいます」
東亜純:「ヤバいじゃん!!」
星宮千佳:「だいじょうぶ! レネゲイドに反応して石になっちゃうっていうなら、で……デコ……オトリをばらまけばいいのだ!」
星宮千佳:足元の砂とか小石を掴み、レネゲイドを込める。無数の桜の花びらにしてその場にばらまきます。
東亜純:「デコ…?」とにかく駆け出す。岩場を目指す。
春芽ハジメ:「デコイね、おっけー」
星宮千佳:「それ!!」
星宮千佳:「れんきん!れんきん!」 花びらをひたすらにばらまいてます。
GM:作成された花びらは最も濃厚にレネゲイドをまとい、それ故にレネゲイドに反応する石化をまっさきに受ける。
GM:岩から花へ。花から石へ。無数の石片が作成されていく。
東亜純:「ほらっ行くよ!」隠れていたアルシャガナをひょいっと俵みたいに抱える。
《アルシャガナ》:「うおっとぉ!」
《アルシャガナ》:ドローンが破壊されてから、ずっと身を隠していた。か弱い。
東亜純:「危ないかんね!」
《アルシャガナ》:「やー、正直助かるけど、アレだね」
《アルシャガナ》:「お人好しだね、東亜純ちゃん」
東亜純:「守護者ですから!」笑う。
《アルシャガナ》:「オッケー、後ろの見張りは任せな」特にやることはない。俵持ちされつつ運ばれていく。
春芽ハジメ:「そんじゃ、ぶっつけ新技行ってみますか」
春芽ハジメ:周囲に浮かぶ砂が剣に変わる。普段より短いが、その分数が多い。
春芽ハジメ:そのまま、飛び出したそれは先ほどの千佳ちゃんの剣の雨を真似るようにラピソルムの周囲に突き刺さる。
GM:突き刺さる剣は、瞬時に石へと変わっていく。
GM:それは不可視なはずの波の影響を視覚として残していく。
鷲尾瞳:「ありがとうございます、千佳さん、ハジメさん。この隙に私は……」石と成って砕けていく花びらと剣の中、ラピソルムに近づいていくよ
《ラピソルム》:「………!」
《ラピソルム》:脂汗を浮かべて、右腕を抑えている。
《ラピソルム》:しかし、近づいてくる鷲尾瞳の姿を見て。
《ラピソルム》:「…………多分、すっげー痛いんだろうな、それ」
鷲尾瞳:「それは貴方も同じでしょう、”ラピソルム”」
GM:石へと変わり、砕ける石片が舞う。
GM:鍾乳洞に差し込む光が、それを七色に染めて、鷲尾瞳の道を彩る。
鷲尾瞳:「まだその右腕の力を欲っしていますか?」
《ラピソルム》:「…………いんや」ふう、とため息を付いて
《ラピソルム》:「俺が欲しかったのは、治療方法だ」
《ラピソルム》:「力なんて、別にいらねーよ」
《ラピソルム》:うずくまった姿勢から、石に背中を預け、力を抜く。
《ラピソルム》:君の前に、右腕の癒着面がさらされる。肌と石。それが侵食する様。
《ラピソルム》:「………だから、まぁ。なんだ」
《ラピソルム》:「頼むわ」
星宮千佳:「れんき……あっ!」
鷲尾瞳:「では、失礼します」石化の解けた剣を振るい、右腕を切り落とすよ
星宮千佳:「ひええ」
《ラピソルム》:その剣閃は絵画のように。
《ラピソルム》:するりと右腕を切り離す。
《ラピソルム》: ピキッ
《ラピソルム》:ピシピシピシ
《ラピソルム》:カシャァン
《ラピソルム》:軽く、ガラスを割るように。
《ラピソルム》:オーバーフローした右腕が、砂よりも小さく、砕けて溶ける。
《ラピソルム》:同時に、空間を襲う石化が止まり
《ラピソルム》:花びらは花びらのまま、剣は剣のまま、形を保つ。
《ラピソルム》:「……………ふぅ」その様を名残惜しいように見つめて
東亜純:「……止まった」
《アルシャガナ》:「まっ、オーバーフローかな。使いすぎた回路は駄目になるのが一般的だよね」俵持ち。
鷲尾瞳:「さあ、休んでる暇はありませんよ。覚えてないならなおさら急がなくては」肩を貸して、ラピソルムくんを立たせる
《ラピソルム》:「…………痛い痛い痛い、けが人」右腕を失ったまま、顔をしかめる。
春芽ハジメ:「容赦ないな瞳ちゃん」
星宮千佳:「でもよかった……これで終わりだよね」
星宮千佳:「かえろ。UGNは、ジンドー的な組織だから、二人のこともちゃんとジンドー的に扱うよ!」
鷲尾瞳:「ジャームと成ったものを治す薬はありません。ですが、ジャーム化を防ぐ薬はあります。絆の力です」
鷲尾瞳:「貴方に必要なのは怪我の手当ではなく、それを取り戻すこと」
《ラピソルム》:「………あぁ、まぁ、そうだな。お前らの───」
GM:そこに。
GM:足跡が増える。
《ガラテア》:「─────終わりなわけ無いでしょう、大馬鹿者」
《ガラテア》:青みがかった銀髪。青い瞳。走ってきたせいか、少し髪が乱れている。
《ラピソルム》:「────────」
岬原ミア:「ガ、ガラテアちゃん。あんまり先行くと危ないよっ」体からワイヤーを伸ばしながら、護衛としてついてきていた。
東亜純:「おお」アルシャガナが揺れるのも気にせず驚く。
星宮千佳:「……おお!?」
星宮千佳:「ガラテアちゃ……ん? あれ?」
星宮千佳:「? なんか違わない?」
星宮千佳:首をかしげながら横にどいて、道をあける。
星宮千佳:「なんか言葉遣いとか……空気が……もとに戻ったのかな」
春芽ハジメ:「多分ね、お怒りってことだよ」
春芽ハジメ:「先送りも後回しもしたい気持ちはわかるけど、結局こうなっちゃうんだよな」
春芽ハジメ:うんうんと知ったような顔で頷いて。
春芽ハジメ:「逃げたいものからほど逃げきれないもんだよ。基本的にね」
《ガラテア》:皆の反応を気にせず、ずんずんと歩いていく。
鷲尾瞳:「さあ、行ってください」
鷲尾瞳:「右腕がなくても、残った腕を繋ぐことはできます」そう言ってラッピーをガラテアちゃんの方へ押し出すよ
《ラピソルム》:「おっと……」よろめくように前に出て
《ガラテア》:ゴツン
《ガラテア》:目測を見誤り、額をぶつける。
《ガラテア》:「~~~~~っ……!」
星宮千佳:「あっ」
鷲尾瞳:「あっ」気まずい
東亜純:「いたーっ」自分は痛くないが言う!
《ガラテア》:うずくまる
《ガラテア》:3秒。
《ガラテア》:立ち上がる。
《ガラテア》:白い肌が赤くなり、瞳が潤んでいるがとても冷静。
《ガラテア》:「この、大馬鹿者」
《ラピソルム》:「……さっき聞いたな」
《ガラテア》:「バカで、大馬鹿で、大馬鹿者」
《ラピソルム》:「……もしかして、それ以外の罵倒を覚えてないのか?」
《ガラテア》:「うるさい、この■■■■■」母国語。
《ラピソルム》:「……………あー、うん」
《ラピソルム》:「……………まぁ、なんだ」
《ラピソルム》:「お前、そんな顔だったんだな」フニャ、と笑って
《ガラテア》:「は?」ジト目
《ラピソルム》:「いや、思い出した。そういえばそうだ、そんな感じだったよ。昔はもうちょっと可愛かったな」
《ガラテア》:「ぶっ殺すぞ」
《ラピソルム》:「どこで覚えた、その語彙」
《ラピソルム》:「…………」
《ラピソルム》:「………ふ」
《ラピソルム》:「はは、」
《ラピソルム》:「はははははは!!!」
《ガラテア》:「何笑ってんですか」
《ラピソルム》:「いや、悪い。悪いな」
《ラピソルム》:「そっか」その目線を後方に。乗り物の入れない鍾乳洞の入口を見て
《ラピソルム》:「お前、元気になったんだな」
《ガラテア》:「…………うん」
《ガラテア》:目線を戻して。
《ガラテア》:一回目線を反らして
《ガラテア》:また見て。
《ガラテア》:「………私」
《ガラテア》:「元気になったよ、お兄ちゃん」
《ガラテア》:柔らかく笑って
《ラピソルム》:「おう」
《ラピソルム》:「元気そうで何よりだよ、我が妹」
《ラピソルム》:柔らかく笑って
《ラピソルム》:「……無事でよかった、ピエドラ」妹の名前を呼ぶ。
東亜純:「へ!?!?!?」
東亜純:二人を交互に指さす。
春芽ハジメ:「あっ、そういう……」
春芽ハジメ:そういや髪の色がそっくり……なんて見比べる。
鷲尾瞳:「い、妹……?な、なるほど……」
鷲尾瞳:「まあ……大切な人には変わりないでしょう」
星宮千佳:「……妹!?」
星宮千佳:「おお……! 家族だったんだ!」
《ガラテア》:「はい、一番大切な人です」
《ガラテア》:「……あとはまぁ、若干話の通じない人も一人、いましたが…大切といえば大切な……」兄と一緒に研究していた男を思い出しつつ。
星宮千佳:「よかった! よかった~!」
星宮千佳:「どう? なかなおりできそう? ガラテアちゃん」
《ガラテア》:「えぇ」その美貌を柔らかく微笑む。
《ガラテア》:「ホシミヤチカ、ワシオヒトミ、アズマアズミ、ハルメハジメ」
《ガラテア》:「ありがとうございます、兄を救ってくれて」お辞儀をして。
《ガラテア》:「……あぁ、こういう時、日本ではこういうのでしたね」
《ガラテア》:「やっぱり」
《ガラテア》:「『持つべきものは、友達です』」
《ガラテア》:少女のように、笑った。
GM:バックトラック!
GM:まずはお楽しみのEロイスから
鷲尾瞳:ぶんつくぶ~ん
東亜純:いっぱいくれ!
GM:まず、メインで使われたのが《Eロイス:破滅の足音》《Eロイス:砕け散る蒼穹》。
GM:更に、クライマックス2が発生した場合のEロイスがあります
星宮千佳:あっそっちもあるんだ!
東亜純:うれしい
春芽ハジメ:やったー
GM:
《Eロイス:破壊神顕現》石化した人を瞬時に破壊。
《Eロイス:さらなる絶望》ジャーム化した《ガラテア》が召喚され、
《Eロイス:究極存在》でエフェクトを使用したあらゆる攻撃を無効化しました。
東亜純:こわすぎ
春芽ハジメ:こっわ
星宮千佳:無敵では?
GM:そうだよ?
GM:レネゲイドを石にするので。
星宮千佳:その場合はなんか究極存在解除ギミックがあったのかな
GM:素振りで殴る以外ないです。
GM:というわけで合計で5つ!振りたいなら振りな!
鷲尾瞳:へえー
春芽ハジメ:実質無理ゲーでは……?
GM:皆素振りで達成値40超えたから大丈夫大丈夫!ワンチャンある!
春芽ハジメ:振っときます
春芽ハジメ:118-5d10
DoubleCross : (118-5D10) → 118-23[5,1,9,4,4] → 95
鷲尾瞳:振ります!
鷲尾瞳:123-5d10
DoubleCross : (123-5D10) → 123-26[1,8,1,8,8] → 97
東亜純:もちろんふる!
東亜純:104-5d10
DoubleCross : (104-5D10) → 104-34[7,5,4,8,10] → 70
星宮千佳:ふるふるワン!
星宮千佳:138-5d10
DoubleCross : (138-5D10) → 138-27[4,9,8,3,3] → 111
春芽ハジメ:そして残りロイス2つなので素振り
春芽ハジメ:95-2d10
DoubleCross : (95-2D10) → 95-11[5,6] → 84
春芽ハジメ:無事帰還!
星宮千佳:よしよし。瞳ちゃんとハジメちゃんがカバーしてくれたおかげでロイスが全部残っているので、1倍振りします。
星宮千佳:6d10-111
DoubleCross : (6D10-111) → 28[10,3,8,2,4,1]-111 → -83
星宮千佳:あっ逆だ
星宮千佳:でも生還!5点!
春芽ハジメ:-83とは
鷲尾瞳:1倍振りでロイス3つ。振るよ~
鷲尾瞳:97-3d10
DoubleCross : (97-3D10) → 97-20[4,6,10] → 77
鷲尾瞳:5点ご!
東亜純:素振り、残りロイス5
東亜純:70-5d10
DoubleCross : (70-5D10) → 70-32[4,6,9,8,5] → 38
東亜純:ただいまー
東亜純:三点かな
GM:オッケイ!全員生還!
GM:経験点はいつもの5点、シナリオ10点、Eロイス5点、Dロイスは賢者の石*3。この賢者の石は攻撃のたびにロイス欄を「賢者の石」に変えていました。合計23点。
GM:23点に侵蝕点をあわせていくつだい?
春芽ハジメ:28!
東亜純:25!
星宮千佳:足し算が……できる! 28てんです!
星宮千佳:これが5年生のさんすう力!
春芽ハジメ:かしこいねえ
東亜純:かしこい
GM:さんすう!なお、GMは割り算が出来ないからGMの経験点は後で数える!
GM:ともあれ皆生還!お疲れ様ー!
鷲尾瞳:うおうおー
東亜純:割り算むずいからな
東亜純:ただいまよー
GM:オッケイ!ではバックトラック以上!
◆Ending◆合同
GM:
//=====================
// Ending 合同
//=====================
GM:◆カラオケルーム VIPルーム(貸切)
GM:事件は収束した。あの後、ドローンの襲撃を抑え、首謀者は捕まった。
GM:支部のダメージは徐々に復旧し、ガラテアとラピソルムは再検査の結果普通のオーヴァードとして落ち着き、アルシャガナは普通の人間のため、監視付きで過ごしている。
GM:そして君たちに支払われた報酬、支部からのねぎらいもあり、カラオケルームの最上階。
GM:ワンフロアまるまるを1部屋にした、パーティも行える個室が貸し切りになっている。
テレーズ・ブルム:「と、言うわけで。我々の勝利を祝ってー」オレンジジュースのグラスを手に
テレーズ・ブルム:「かんぱーい」
東亜純:「かんぱーい」コーラを手に。
春芽ハジメ:「かんぱいー」 紅茶を手に。
星宮千佳:「かんぱい!」 カルピスです。
鷲尾瞳:「か、かんぱい」コーラをおっかなびっくり掲げます
星宮千佳:「かんぱいかんぱーい!」 律儀に全員分のグラスとごっつんこしている。
東亜純:「イェイイェイ」やってる。
《ガラテア》:「乾杯」メロンソーダ。
春芽ハジメ:「いぇーい」 こっちも合わせに行く。
テレーズ・ブルム:千佳ちゃんとグラスを合わせる。
星宮千佳:「ぷはーっ」
星宮千佳:「なに歌おっかな~。紅蓮華に、うっせぇわに……」 クラスで流行ってる歌を探している。
東亜純:「食べ物もたのもーっと」唐揚げ、タコス、ポテトを注文している。
テレーズ・ブルム:「今日は支部の奢りよ。みんな、存分に飲んで歌って食べてちょうだいね」電話の最寄りの席を確保している。
テレーズ・ブルム:普段カラオケに来ることはないので少し楽しそう。
岬原ミア:「あっ、あっ、テレーズ様、雑用は私が…!」支給端末でカラオケの外の護衛人員と連絡している。
春芽ハジメ:「あ、亜純ちゃんピザも頼も。あと甘い系のセットのも」
春芽ハジメ:横から覗きこんであれこれとメニューを指さす。
星宮千佳:「ハニトー! ハニトーたのんで!」
東亜純:「あ、いいねーたのも」
鷲尾瞳:「UGN最高権力者とカラオケ……本当にいいのでしょうか……」両手に抱えたコップに目を落としながら小さくつぶやく
岬原ミア:「すみません、なんか、気付いたらものすごい手際で打ち上げをまとめてらして…」瞳ちゃんのグラスに乾杯。
鷲尾瞳:「いえ、お気持ちはとても嬉しいので……。しかし、最近のカラオケはこんな風になっているのですね」
鷲尾瞳:「ハニトー……ハニートーストですか。メニューもレストラン並みに豊富ですね」
星宮千佳:「? 瞳ちゃん、カラオケきたことないの?」
星宮千佳:「中学生なのに?」
星宮千佳:「中学生って、デートでまいしゅうカラオケにいったりするんじゃないんだ」 カルピスをじゅるじゅるすすっている。
東亜純:トッピングをとりあえずめちゃめちゃ乗せたハニトーなどを追加注文している。
鷲尾瞳:「中学生ですが、私はチルドレンですので……デッ、デートで、ですか?」
春芽ハジメ:「そうそう、ここのポテトは特に美味いよ」
春芽ハジメ:「カリカリ系が好きなら頼んで置いて損はない」
テレーズ・ブルム:東ちゃんとハジメちゃんの要望を聞きながら注文している。
テレーズ・ブルム:反対の耳で恋愛話を捉えるのも忘れない。
東亜純:「あ、テレーズごめんねえさんきゅー」
テレーズ・ブルム:気にするな、と指で丸を作っている。
テレーズ・ブルム:それよりそっちの話話、と指でジェスチャー。
《ガラテア》:「デート。恋人同士の逢瀬のことですね。」
鷲尾瞳:「ふ、普通の中学生はそういうものなのですか……?買い物や食事がメインではなく……?」
鷲尾瞳:「いえ……別に私がそういう場所に足を運ぶ事が多いというわけではなく……あくまで潜入や学校生活で違和感がないよう参考にするためであって……」
東亜純:「へーー」にやにや。
春芽ハジメ:「中学生ならカラオケとかゲーセンてメジャーじゃない?いやデートだとどうか知らんけど」
春芽ハジメ:「中高生の頃ってカラオケ・ゲーセン・ウィンドウショッピングをローテするもんじゃない?」
東亜純:「あたしバッティングセンターも行ってたな…」
テレーズ・ブルム:「へぇー、そうなのね。参考になるわ」
テレーズ・ブルム:「確かにチルドレン過程でそういう娯楽についての訓練は薄いものね」
春芽ハジメ:「あ、そういう。テレーズちゃんも参考にするようなお相手が居るのかと思ってビビっちゃった」
テレーズ・ブルム:「あら、私がそういうことに興味を持ったらおかしい?」組んだ足に肘を乗せて、頬杖。
春芽ハジメ:「いやぁ、おかしくは無いんだけども。最近の若い子進んでんなっていうビビり」
鷲尾瞳:「なるほど、カラオケにゲーセン、ウィンドウショッピング、バッティングセンター……他には?」律儀にメモを取り出して書き込んでいます
東亜純:「映画?あたしあんま興味ないけど……てかひとみセンパイ彼氏いたんだ」
テレーズ・ブルム:「そうよね、ビックリ。経歴を見ると模範的なチルドレンとしての訓練過程を歩んでるようだけど。」
春芽ハジメ:「あ、そう居るんだって。なんか亜純ちゃんにちょっと似てるとか」
星宮千佳:「ほほー」
東亜純:「へー…!へーー?」想像できてない。
鷲尾瞳:「そっ、それは、その……彼氏は……確かにいますし、そういう話もしましたが……」
テレーズ・ブルム:「そういう特別な相手がいるのね、瞳ちゃん?」
鷲尾瞳:「は、はい……!その、任務の中で背中を預けあううちに、惹かれて、私の方から、その……」
岬原ミア:「…………」烏龍茶を飲みながら静かに聞き耳を立てている。
春芽ハジメ:「あ、瞳ちゃんの方からだったの!?それ聞いてない!」
星宮千佳:「ねえねえ、おうちデートは? 中学生は、おうちデートはしないの?」
鷲尾瞳:「お、おうちには招いたことはないです。お互い少し住む場所が離れているので……え、えと、その……」
東亜純:「おお」姿勢を正す「ふーんふん」
春芽ハジメ:「ええー、じゃあ最初は『恋愛なんて……』って思ってたのに自分から告白するとこまで行ったんだ」
鷲尾瞳:「そ、そうです!それだけ魅力的な方だったんです!」
岬原ミア:「へぇー……!」小声。どこか尊敬の眼差し
東亜純:(なんか自分が褒められてる感ある~)うれしみ。
春芽ハジメ:「良いね、ベタ惚れだねぇ」
《ガラテア》:「…………………」テレビに流れる楽曲のCMを見ながら
《ガラテア》:「ということは、同じ任務に参加した相手がワシオヒトミの恋人なのですね」
鷲尾瞳:「と言うか、なんで私ばかり……!他の皆さんはどうなんですか?」
鷲尾瞳:「ハジメさんだって意識している人がいるようなことを話していたではありませんか。東さんも……大学生なのですし、一人くらい気になる人がいるのでは……?」
《ガラテア》:「私は知っての通りこの時代に知り合いが居ないので。みなさんはいかが?」
テレーズ・ブルム:「私は忙しいから仕事が恋人です。なんてね。で、どうなの皆?」
星宮千佳:「どうなのどうなの!」
テレーズ・ブルム:「瞳ちゃんばりにベタぼれな子は自己申告したほうが、上司の覚えが良いわよ」
春芽ハジメ:「私のはほら、話した通りちょっと特殊だからさ。恋愛というか、うーん」
春芽ハジメ:「そもそも私が恋愛分かってないしな。単にこう、幸せになってほしいなーくらいの」
東亜純:「あたしは今はいないな~。てか付き合ってもあんまワーッてなれてない」
東亜純:「のでひとみセンパイがちょっとうらやましいな~」
東亜純:「最近はぶっちゃけ女子会のが楽しいから…」
岬原ミア:「あっ……大人の意見とか、そういう感じ……」
岬原ミア:「憧れますよね~。鷲尾さん、幸せそうですし」
鷲尾瞳:「……?付き合っているのにワッて……?普通は愛し合っているから付き合うものなのでは……?」
東亜純:「いやー、なんかノリで、あるじゃん…!」やべっピュアだ!と謎の反省!
鷲尾瞳:「ふむ……恋愛には様々なケースが有るのですね。参考に覚えておきます」メモメモ
春芽ハジメ:「亜純ちゃん、ここのメンツピュア寄りだから気を付けてこう」 亜純ちゃんを肘で軽く小突く。
東亜純:「んぐ」
星宮千佳:「でもレンアイって、そういうのでいいんじゃないの?」
《ガラテア》:「そういうの?」
星宮千佳:「うん。すきな人に幸せになってほしいな~って思って、相手も同じ気持ちだったら、いっしょにいたらもっとシアワセでしょ?」
星宮千佳:「だから、相手にしあわせになってほしい!って思ってたら、それでいいんじゃないかなぁ」
《ガラテア》:「…………なるほど」
テレーズ・ブルム:拍手。
岬原ミア:小さくうなずく。
東亜純:「うおお……」
東亜純:「センパイ……」
岬原ミア:「センパイ……!」
鷲尾瞳:「千佳さんはまだ小学生なのに、しっかり考えていますね……」
春芽ハジメ:「ヤバいな、一番大人の意見じゃない?」
星宮千佳:「へへへ……歳上のかたがたとお付き合いがおおいモノでして……」
東亜純:「ははー」感極まりポテトを進呈する。
テレーズ・ブルム:ハニトーの良い所を切り分ける(ナイフ独占)
鷲尾瞳:「……」コーラをちょびっと口にしてから「……ちなみに千佳さんには気になる人はいたりするのですか……?」
鷲尾瞳:小学生に聞くのはどうだろう、と躊躇いつつ好奇心に負けて聞いてしまうよ
星宮千佳:「ういこちゃん!」
東亜純:「ういこセンパイ?」
《ガラテア》:「ウイコ?」
星宮千佳:「そう! うく森ういこちゃんセンパイ!」
星宮千佳:「ういこちゃんねー、将来あたしのお嫁さんになってくれるんだって!」
《ガラテア》:「婚約者ね」
春芽ハジメ:(明らかに女子だな……?)
鷲尾瞳:「うく森ういこ……UGNイリーガルの女子高校生ですね」
テレーズ・ブルム:「…………あぁ」メンバーの経歴を洗ったときの名前でみた。
東亜純:「は?聞いてないよ!」鵜曇!
春芽ハジメ:「お、亜純ちゃん知り合い?」
《ガラテア》:「修羅場ね」覚えたて。
東亜純:「一緒にクリパした仲よ!ちかセンパイとも繋がっていたのか…!」
東亜純:「小学生をテゴメにしていたとはね~」完全にふざけている。
鷲尾瞳:「女性同士、しかも年の差が……障害の多い恋ですね……」
鷲尾瞳:「倫理的に許されるのでしょうか……」
テレーズ・ブルム:「千佳ちゃんの経歴は長いものね。ここにいる人の知り合いとも多く関わってそう」
星宮千佳:「たぶんそう! いろんな人とともだちだぜ!」
春芽ハジメ:「……女性同士って実は流行ってたりする?」
《ガラテア》:「……先程、アズマアズミも女同士が気楽、と言っていたわね」何かに気付いた顔。
東亜純:「たぶんそういうことではない」ガラテアに耳打ち耳打ち。
《ガラテア》:「そういうことではないのね」耳打たれ
春芽ハジメ:「こないだの密室も全員女子だったんだけど」
東亜純:「ほほー」
鷲尾瞳:「えっ?」
鷲尾瞳:「全員女性だったのですか……?女性同士で真実の愛を?」
鷲尾瞳:「6人3組で……?」
星宮千佳:「カラオケいったのかな」 密室の意味をとりちがえている。
テレーズ・ブルム:「多いわね、そういう事例…」デンモクをいじっている。
東亜純:テレーズにデンモクのボタンを教えつつ採点機能もオンしている。
春芽ハジメ:「うん。……あー、個人のプライバシーがあるから名前は伏せるけど」
春芽ハジメ:「なんか有名って言うチルドレンの人も居たよ。UGNの」
鷲尾瞳:「ということはハジメさんの相手も女性……!?」
鷲尾瞳:「なるほど、奥手なだけかと思っていましたが、そういう事情が……」
春芽ハジメ:「あ、うん。そっか、そこから話してなかったか」
春芽ハジメ:さっきのなんとなく勘違いされてる空気を思い出し、なるほどねの顔をする。
《ガラテア》:「同性もありなのね……進んでるわね、現代は」
《ガラテア》:ポテトをナイフで切り分けている。
岬原ミア:「………あ、聞いた覚えがあります」
岬原ミア:「確か、ゾディアックウェポンを所有するチルドレンの方が事件に巻き込まれた、と」
岬原ミア:「春芽さんも巻き込まれていたんですね」
星宮千佳:「ほほー」
鷲尾瞳:「だ、大事件ではないですか!しかし、日本に居るゾディアックウェポン所有者となると、候補はかなり絞られてきますね……」
春芽ハジメ:「あ、待て待て絞るの良くない」
春芽ハジメ:「勝手に話した身としてちょっと申し訳なくなるから良くない」
テレーズ・ブルム:「………………」既に資料に目を通しているが素知らぬ顔。
テレーズ・ブルム:「ミルク入れちゃおっと」聞いてませんよアピール。
春芽ハジメ:「あとガラテアちゃん、そのポテトは手で直接食べる方が美味いよ」
春芽ハジメ:「そのまま指についた塩をなめるとよりGOOD」
《ガラテア》:「なるほど」ポテトをつまむ。白い肌に脂が煌めく。
星宮千佳:「ゾディポンって、すごいェリートの人がもつやつでしょ?」 ネイティブ発音
星宮千佳:「あたしもゾディポンつかいたいな~」 たこやきをつまんでいる。
鷲尾瞳:「はい。すごいエリートの方しか持てない武器です。そうですか……彼女たち二人のう一人もお付き合いしている人が……」
東亜純:「あたしポンもてないかんな~」
星宮千佳:「ポン使い、どっちもしってるんだ瞳ちゃん! エリートだ!」
星宮千佳:「やっぱりエリートだから、おほほとか、ですわとか、言うのかなあ」
岬原ミア:「エリートですからねぇ…」実体は知らない。すごい人達なのだ
東亜純:「でもテレーズはさらにエリートじゃん」
テレーズ・ブルム:「まぁ、確かに私はエリートを選出する側のエリートではあるけど」ハニトーをちびちびかじる。
テレーズ・ブルム:「言ったほうが良い?おほほほって」
星宮千佳:「テレーズちゃんには合わないよ!」
テレーズ・ブルム:「おほほほ。そうかしら千佳ちゃん、ありがとうね」ポーズ。
春芽ハジメ:「おほほもですわも言ってなかったよー。ツインテではあったけど」
春芽ハジメ:「あ、いや今のなしで」
星宮千佳:「ほほー」
東亜純:「漏れてる漏れてる」
《ガラテア》:「ツインテールね」髪を両手で持って知ってますよ、とアピール
岬原ミア:「うちの支部でも色々作ってますけど、ゾディアックウェポンは普通の武器とは一味違うらしいと聞きますね」使いづらさとか。
星宮千佳:「自分に合った武器をレンキンできないとタイヘンだなあ」
春芽ハジメ:「よーしピザ食べよピザ。7等分してみせるぜ」
春芽ハジメ:雑に話を逸らしに行く。
東亜純:(こ、こいつ…)分かっているがピザを取りに行く。
鷲尾瞳:「ツインテ……の、方ですか……!てっきり許嫁がいそうなあちらの方だと……そ、そうですか……なるほど……」
春芽ハジメ:「え、待って知り合いなの?普通に知ってんの!?」
春芽ハジメ:「それはちょっと計算外!ゴメン瞳ちゃん私が喋ったの内緒にしといて!」
春芽ハジメ:「ピザおっきめのところあげるから!」
鷲尾瞳:「いえ、今のは勝手なイメージですが……もらえるなら貰っておきます」
東亜純:「食べな食べな!」
春芽ハジメ:「よし、契約成立だ……」 大き目のところをお皿に乗せて瞳ちゃんへと献上。
テレーズ・ブルム:「はい、タバスコ」瓶パス
鷲尾瞳:「あ、ありがとうございます、テレーズひょう……ちゃん」
テレーズ・ブルム:呼び方に満足気にうなずく
星宮千佳:「そだそだ。テレーズちゃん、聞きたかったんだけど」
星宮千佳:ピザをもぐもぐ頬張ってハムスターみたいになっている。
テレーズ・ブルム:「なんですの?千佳ちゃん」笑いにRPが引きずられている。
星宮千佳:「あした、ラッピーくんとかアルシャガナくんとお話してもいい? ガラテアちゃんもできれば一緒に」
星宮千佳:「けっきょく、昔のガラテアちゃんがどんなのだったのかとか、これからどうするのかとか、ぜんぜん聞けてないから……」
星宮千佳:「アルシャガナくんは忙しそうだから、むりそうならラッピーくんだけでもいいよ!」
テレーズ・ブルム:「そうね。切り落とした腕の治療とか侵蝕の検査とか忙しかったからね」
テレーズ・ブルム:「アルシャガナはほとんど無傷だし、希望すれば話せるはずよ。手配しておくわね、千佳ちゃん」
星宮千佳:「やった! あざまる水産!」
テレーズ・ブルム:「いえいえ、どういたしまして」
星宮千佳:「みんなはどうするの? ラッピーくんとかとおはなす?」
星宮千佳:「それとももうお仕事おわりで、明日はおうちデートとかするの?」
鷲尾瞳:「私はもう少し後処理を手伝います。研究協力の件もまだですから」
春芽ハジメ:「私はどうすっかなー。仕事は終わったし、お給料も降りる筈だし」
春芽ハジメ:「気が向いたら話に行こうかな」
東亜純:「あたしはデートもないしな~」ずずーと氷で薄いコーラをすする。「せっかくだし支部をもうちっと回りたいね」
テレーズ・ブルム:「亜純ちゃんは私の護衛も兼ねてるからね。支部デートしましょっか」
東亜純:「おっ!いいねー!エスコートしますよっ」
テレーズ・ブルム:「ふふっ、期待しているわ。亜純ちゃん」
テレーズ・ブルム:「お姫様扱いされるの、なかなかないからね」
テレーズ・ブルム:ピピッ、と入力機器を机に置く。
テレーズ・ブルム:「さて、と」
テレーズ・ブルム:「一番手。誰から行く?」
星宮千佳:「じゃんけん!」
東亜純:拳を突き出す!
鷲尾瞳:「経験者に従います」こちらもじゃんけんのかまえ
春芽ハジメ:「じゃーんけーん」
星宮千佳:「あっあと、大富豪で決めるって手もあるけど……」 トランプを出しかけていた。
東亜純:「大富豪はあたし弱いからダメ!」
春芽ハジメ:「時間もかかるしねー」
星宮千佳:「じゃんけんね!」
テレーズ・ブルム:「オーケイ。では行くわよ」
東亜純:「おう!」
テレーズ・ブルム:「じゃーんけーん」
GM:判定!1d100順だ!
テレーズ・ブルム:「ぽんっ」
星宮千佳:1d100 「じゃんけん! パー!」
DoubleCross : (1D100) → 71
鷲尾瞳:1d100
DoubleCross : (1D100) → 80
鷲尾瞳:た、たかい
星宮千佳:つっよ!
テレーズ・ブルム:1d100
DoubleCross : (1D100) → 2
星宮千佳:よっわ!
《ガラテア》:1d100
DoubleCross : (1D100) → 62
春芽ハジメ:1d100
DoubleCross : (1D100) → 26
岬原ミア:1d100
DoubleCross : (1D100) → 79
東亜純:1d100
DoubleCross : (1D100) → 73
星宮千佳:パーと言いながらチョキを出す高等テクニックで撹乱しましたが
星宮千佳:そもそも複数人だとまったく意味がありませんでした
テレーズ・ブルム:「…瞳ちゃん、ミアちゃん、亜純ちゃん、ガラテアちゃん、ハジメちゃん」
テレーズ・ブルム:「そして大トリ、この私」
春芽ハジメ:「テレーズちゃん意外とじゃんけん弱いね。初手で一人負けとは」
春芽ハジメ:びりから二番目なのであんまり人のこと言えない。
テレーズ・ブルム:「この人数で一致するのビックリよね。オーヴァードだからかしら」
鷲尾瞳:「何を歌えばいいのでしょう。やはり一番得意なものから歌うのがいいのでしょうか」
テレーズ・ブルム:「では、トップバッター、行ってもらいましょうか瞳ちゃん?」マイクを渡す
テレーズ・ブルム:「ラブソングとかでもオッケーよ」
東亜純:「歌いたいやつでいいよ~?いまの気分ね!」
星宮千佳:「えっあたし! あたしは!?」
星宮千佳:「とばさないで~! タンバリンでシャンシャンするから!」
春芽ハジメ:「千佳ちゃんは亜純ちゃんの次、だっけ?」
星宮千佳:「たぶんそれくらい!」 シャンシャンして答える。
テレーズ・ブルム:「亜純ちゃんのあとね。危ない危ない。宣言した手と違うから失格にしちゃうところだったわ」
東亜純:「行くかダブルタンバリン体制」もう一個出してる。
鷲尾瞳:「ラ、ラブソングを歌った経験はまだないので……では遠慮なく……」と言ってリモコンを操作。手のひらを太陽にを入れます
星宮千佳:「ばっちこい! なんでも……なんでも?」
星宮千佳:「音楽の授業?」
春芽ハジメ:「お、なら私マラカス行こうかな」 すちゃっと構える。
《ガラテア》:マラカスを確保している。
鷲尾瞳:「経験のある数少ない曲です」自信有りげ
春芽ハジメ:「ダブルタンバリン・ダブルマラカス体制で、バックミュージックも万全だぜ」
春芽ハジメ:「心置きなく歌ってね」
岬原ミア:「じゃっ、電気落としまーす」部屋を少し暗く、彩りのあるライトを強くする。
鷲尾瞳:「千佳さんも知っているなら一緒に歌いますか?」
星宮千佳:「えっいいの! うたお!」
鷲尾瞳:「はい。カラオケは初めてなので。ご教授お願いします」
星宮千佳:右手にマイク、左手にタンバリン(マルチウェポン)を持って立ち上がる。
星宮千佳:「よーし! 今日は喉がだめになるまで歌うぞー!」
鷲尾瞳:「わかりました。喉がだめになるまで歌います」こちらも千佳ちゃんのマネをして左手にタンバリン
テレーズ・ブルム:「あら、頼もしいわね」
テレーズ・ブルム:「では、ツイントップとして、UGNの先輩として」マイクオン、司会じみたナレーション。
テレーズ・ブルム:「手本を示していただきましょう」
テレーズ・ブルム:「千佳ちゃんと瞳ちゃんで、てのひらをたいように。」
テレーズ・ブルム:「はりきって、どうぞっ」
鷲尾瞳:4DX 芸術:歌唱
DoubleCross : (4DX10) → 10[6,8,10,10]+6[4,6] → 16
星宮千佳:うま!
テレーズ・ブルム:さすがの自信!
鷲尾瞳:真面目に練習しましたからね。ふふん
星宮千佳:みんなで判定するみたいだから、あたしもやろ!
星宮千佳:瞳ちゃんは素でふってるみたいだから、こっちも素!
星宮千佳:6dx 芸術:うた
DoubleCross : (6DX10) → 10[3,4,5,7,9,10]+6[6] → 16
GM:二人共上手い
鷲尾瞳:千佳ちゃんもうまーい!
星宮千佳:どや!
春芽ハジメ:同値!
テレーズ・ブルム:さっすがUGNの誇る先鋒たち。
鷲尾瞳:UGNチルドレンは歌だって上手いんですよ
東亜純:なるほどね
星宮千佳:そうですよ(ふんぞり)
星宮千佳:みんなも歌って歌って!
春芽ハジメ:私達も歌っていいらしいから歌っちゃおう是
東亜純:おっやるぜやるぜ
春芽ハジメ:許可が出たから芸術サボりの固定値1点入れて振りまーす
春芽ハジメ:4dx+1
DoubleCross : (4DX10+1) → 9[3,6,6,9]+1 → 10
東亜純:2DX+0+0@10 芸術
DoubleCross : (2DX10) → 5[4,5] → 5
春芽ハジメ:ほどほど
東亜純:ww
星宮千佳:あっあずみちゃん!
東亜純:あんまうまくないw
春芽ハジメ:声量は一番であってほしいな
鷲尾瞳:キュマイラだから……
東亜純:声はデカい
鷲尾瞳:ノリノリで歌ってそうではあるよね
東亜純:てかハジメのサボリを越えるチルドレン歌唱力もヤバいよ
春芽ハジメ:それはそう。ちょっとショック
テレーズ・ブルム:僭越ながら私も。
テレーズ・ブルム:2dx
DoubleCross : (2DX10) → 7[1,7] → 7
テレーズ・ブルム:可もなく不可もなし!
東亜純:おっしゃ仲間だ
東亜純:まあ負けているが…
鷲尾瞳:とてもうまいです!ほとんどプロ並みですよテレーズ評議員!
鷲尾瞳:いや~評議員は歌もうまいんだな~憧れちゃうな~
東亜純:ヨイショすなーっ
星宮千佳:しゃんしゃん!
岬原ミア:2dx
DoubleCross : (2DX10) → 8[7,8] → 8
岬原ミア:ちょっとだけ上手い
《ガラテア》:1dx
DoubleCross : (1DX10) → 8[8] → 8
《ガラテア》:横並び。
鷲尾瞳:ガラテアちゃんもすごいなあ。短時間で覚えたんだな
《ガラテア》:同じ歌を歌ったわ。
春芽ハジメ:皆結構うまい
東亜純:1であたしに勝つな
星宮千佳:なんかもっとこう、5とか6とかでせめぎあいになるかなって思ってたら
星宮千佳:みんなうまかったな~
鷲尾瞳:ミアちゃんもめったにカラオケ来ないんだろうな。チルドレンだし
東亜純:タンバリンは任せな
鷲尾瞳:しゃんしゃんしゃん!
テレーズ・ブルム:ではでは。
GM:機械から音楽が流れ始める。
GM:歌詞が現れ、緩やかに色が変わり。
GM:二人の少女が高らかに歌い始める。
GM:一人は楽しそうに温かな声で。
GM:一人は真面目に落ち着いた声で。
GM:そして、それを取り囲む楽器の音が合わさって
GM:一人、また一人。
GM:次は君で、次は貴方。
GM:守った日常を謳歌するように
GM:昨日と同じ今日。
GM:今日と同じ明日。
GM:だけど、少しだけ。
GM:隣りにいる人は、昨日より多く。
GM:より良く変わる世界を楽しむように。
GM:友人たちは、歓喜の歌を歌い上げる。
◆Ending◆春芽ハジメ
GM:
//=====================
// Ending 春芽ハジメ
//=====================
GM:◆UGN支部 技術開発部 面会室
GM:事件の日から数日。
GM:UGN支部を強襲したアルシャガナは捕らえられ、現在支部で拘束されていた。
GM:とはいえ本人に既に反抗の意志はなく、オーヴァード能力を有しても居ない。
GM:監視はつくものの、簡単な拘束のみで、こうして面会することも出来る。
GM:それは簡潔な会議室を流用した部屋で、貴方が訪れたときには既に、白い調度の中で椅子に腰掛けた黒髪の少年が居た。
《アルシャガナ》:「UGNの支部って初めて入ったけど、結構設備充実してんね」
《アルシャガナ》:手錠で繋がれた両手で、湯呑を持ってお茶を飲んでいる。
春芽ハジメ:「でしょ。無料の自販機とか食堂とか、かなり便利だよ」
春芽ハジメ:「収入源がここだけの大学生としてはとても助かる」
春芽ハジメ:その対面でこちらもお茶をすする。面会というよりは、ただ友達に駄弁りに来たかのような空気。
《アルシャガナ》:「やっぱ巨大資本は強いよなー、そのへん」
《アルシャガナ》:「さっき冗談で『こういう時、カツ丼出すもんじゃない?』つったら、なんて言われたと思う?」
春芽ハジメ:「『今作ってる最中だから後二十分待って』とか?」
《アルシャガナ》:「惜しい。『ソースカツと普通のやつ、どっちにします?』だとさ」」
春芽ハジメ:「配慮行き届いてるじゃん」
《アルシャガナ》:「結局普通のやつにしたけどさ……アレ、職員なら無料なのやばいな」
《アルシャガナ》:「そりゃUGNの選手層も厚いわ、って思った」
春芽ハジメ:「普通に美味しいんだよね。その辺の安い食堂にならまず負けないもん」
春芽ハジメ:「アル君も職員なっちゃえば?」
《アルシャガナ》:「はは、冗談きつい。俺、UGN襲った極悪人だぜ?」ひらひらと繋がれた両手を見せる。
《アルシャガナ》:「ただまぁ、個人事業主やってた身からすると、惹かれる提案ではある」
春芽ハジメ:「でもFHからのUGNへの転向って結構居るんじゃなかった?」
春芽ハジメ:「それにほら、今回はテレーズちゃんの御威光もあるしさ。多分普通の案件より転身しやすいと思う」
《アルシャガナ》:「居るらしいね。そもそも最初に出会ったのがFHだったとか、実験されてた人間が救出されて、とか?」
《アルシャガナ》:「そのテレーズ様を直接襲っちまったのが、頭の痛い展開でもあるわけよ」
《アルシャガナ》:「極道のオヤジをハジいた鉄砲玉みたいなもんじゃん」
《アルシャガナ》:「俺としては最悪、切腹させられる覚悟まではしてたんだけどねぇ」
《アルシャガナ》:拍子抜け、みたいな気持ちがにじみ出る声音。
春芽ハジメ:「意外なほど対応が優しくてビックリ!って?」
《アルシャガナ》:「そんな感じ。」
春芽ハジメ:「……実際のとこさぁ。アル君的にはどうなの?」
春芽ハジメ:「言ってたじゃん。オーヴァードはいずれジャームになっちゃうからレネゲイドが嫌いとかなんとか」
《アルシャガナ》:「おう」
春芽ハジメ:「そういうスタンスからすると、オーヴァードバリバリ戦わせてるUGNって地雷だったりすんの?」
《アルシャガナ》:「…………まぁ、ねぇ。」一息つく「理屈で考えると、そうなるはずなんだよなぁ」
春芽ハジメ:「ふむ。理屈以外が絡んでそうな言い回し」
《アルシャガナ》:「そりゃそう」
《アルシャガナ》:「……FHだって、セルによっちゃ普通にジャームとやらを戦力に数えるわけでさ」
《アルシャガナ》:「オーヴァードが戦うのが嫌いな俺が、FHにいるのも充分おかしいことだわな」
《アルシャガナ》:「だから、そこに絡んでるのは、うん。感情。感情だろうなぁ」
《アルシャガナ》:「なぁ、春芽ハジメ。アンタ、身近な誰かがジャームになったこと、あるか?」
春芽ハジメ:「ううん。まだ新入りなもんで」
春芽ハジメ:「この業界自体数か月前に知ったとこ」
《アルシャガナ》:「そりゃいい。いや、一番いいのは業界を知らないままのことかもしれんがね……」
《アルシャガナ》:「俺は、ある。母さんだった」
《アルシャガナ》:「FHのエージェントだったかでね。あんまり子供と遊ぶタイプでもなかったんだけどさ」
《アルシャガナ》:「ある日、無理が祟ったか何かでジャームになって、めちゃくちゃ暴れてな」
《アルシャガナ》:「今では、UGNで冷凍保存されてるはずだ」
《アルシャガナ》:「……だからまぁ、UGNのジャームの治療法はそっちに任せて、こっちはこっちで別口から探してたってわけ」
春芽ハジメ:「……それがアル君の夢の始まり?」
《アルシャガナ》:「かもねぇ」
《アルシャガナ》:「正直、自分でもそこまで母さんが好きだったかは定かじゃないんだけどね」
《アルシャガナ》:「それでも、今まさに暴れてた女の息子です!ってUGNに保護を求められるほど度胸も無かったし」
《アルシャガナ》:「あとは昔っから機械いじりが得意で、ちょうどセルもその方面だった……まぁ、半分は成り行きだな」
《アルシャガナ》:「そしたら、遠い未来じゃなく、今ジャームを治せる方法があるかもしれない。って見つけてさ」
《アルシャガナ》:「この有様ってワケ」
春芽ハジメ:「なるほどなぁ」
春芽ハジメ:「なんていうかさ。私、今日ちょっとアル君を説得する気で来てたんだよね」
《アルシャガナ》:「ほう、説得」
春芽ハジメ:「そう、説得」
《アルシャガナ》:「いい人じゃん」
《アルシャガナ》:「ちなみにどんな説得?」
春芽ハジメ:「いやぁ、良い人って言うにはふわっふわの理論だけどね」
春芽ハジメ:「アル君は嫌いって言うけど、レネゲイドってのも言うほど悪いもんでもないんじゃないかなって」
春芽ハジメ:「まあこれは私個人の感想なのでうんちゃらって注意書きつくやつだけど」
《アルシャガナ》:「いいね、個人の感想」
《アルシャガナ》:「ガチガチに固めた解釈って裏をかきたくなるもんな」
《アルシャガナ》:「そういう春芽ハジメは、レネゲイドでなんか良いことあった?」
春芽ハジメ:「そうそう。それとあれ、素人意見で恐縮ですがっていっぺん言ってみたくてさ」
春芽ハジメ:「なんで、素人意見で恐縮なんですが。あったよ、良いこと」
《アルシャガナ》:「へぇ~。聞いてもいいやつ?」
春芽ハジメ:「勿論。てか話に来たんだもん、聞きたくなくても聞かせる」
《アルシャガナ》:「そういう話だったわ。俺だけ話しちゃったもんな」
《アルシャガナ》:「オーケー、話すと良い」
《アルシャガナ》:「どうせ耳、塞げないし」両手をつなぐ輪っかを見せる。
春芽ハジメ:「では遠慮なく。まず前提としてさ、私死ぬほどサボり魔なんだよね」
《アルシャガナ》:「それはなんとなくわかる。そういう見た目をしてる」
春芽ハジメ:「マジ?見た目にまで滲んでる?」
《アルシャガナ》:「パーカーのフードを好んで被るやつはそういう傾向にある」偏見
春芽ハジメ:「いやまあ、そこは置いておいて。おかげで今も3限の出席を友達に任せてここに居るんだけど」
《アルシャガナ》:「へー。サボりだ。大学ってそういうの良いんだ。」
春芽ハジメ:「そういう質だから、お恥ずかしながらこの年までバイトってのを一切してなかったんだよね」
春芽ハジメ:「ところが、我が家の物置でこんなものを見つけまして」
春芽ハジメ:いいながら首に下げたペンダントを指で弾く。
《アルシャガナ》:「へぇー」目を細める。特にレネゲイドを感知する能力とかはない。
春芽ハジメ:「遺産ってやつ。祈りの造花って言えばどういうものか伝わる?」
《アルシャガナ》:「あ~~~~~」
《アルシャガナ》:「よりによってね。」深い納得。
春芽ハジメ:「そう。よりによって」
春芽ハジメ:「おかげで、これから絶望することも戦いから逃げることも出来なくなりました」
《アルシャガナ》:「つれ~~~~」
《アルシャガナ》:「……一回、研究したいなと思ってた所はあるんだよ。祈りの造花。」
春芽ハジメ:「ほう。まあ確かに武器作れるようになる遺産でもあるしなあ」
《アルシャガナ》:「それもある。人が必死に作ったものをザックザク超えてくるやつな」
《アルシャガナ》:「ただまぁ、戦闘を強制するの、俺の天敵みたいなもんじゃんね。それ」
春芽ハジメ:「ああ、なるほど。戦わせない派だもんな」
春芽ハジメ:「そんなアル君に言うのも何なんだけどさ。私はこれ、意外と悪いだけのことじゃないと思うんだ」
《アルシャガナ》:「ほうほう」
《アルシャガナ》:「どのあたりがだね」
春芽ハジメ:「まあこれは私個人のアレだけど。もしこれに出会ってなかったら、私は今も前の通りに普通に生きてたんだと思う」
春芽ハジメ:「適当な時間に寝て、適当にご飯食べて、適当に大学サボって」
春芽ハジメ:「そうやってズルズルズルズル、ダメになってたんじゃないかって思うんだよね」
《アルシャガナ》:「……………ふぅん」
春芽ハジメ:「ところが現在はこうして立派に働いて、人様のお役に立って、お給料をもらってる」
春芽ハジメ:「ついでに愉快な友達と頼りがいのある先輩だって出来てる」
《アルシャガナ》:「俺にとっては心底迷惑でしたけどねぇ~」やれやれ、とため息。
春芽ハジメ:「良いじゃん。アル君だって友達増えたんだし」
春芽ハジメ:「だからまあ、私にとってのレネゲイドは大きな転機になってくれたわけですよ」
春芽ハジメ:「それも良い方向のね」
《アルシャガナ》:「なるほどねぇ……」
春芽ハジメ:「だから、良い悪いってのはやっぱ個人と状況に寄るんだよ。これはレネゲイドに限った話じゃないけど」
春芽ハジメ:「戦うのだってさ。ジャーム化の危険性があるっつっても、それだけじゃあないじゃん」
春芽ハジメ:「誰かを助けるとか誰かを守るとか、そういうことのために戦ってるんだろうしさ」
春芽ハジメ:「私みたいにそれのお陰でお給料もらう人も居るし。勿論危険が無ければ一番だけどさ」
春芽ハジメ:「だから、戦うってこともレネゲイドも。意外と捨てたもんじゃないんじゃない?って」
春芽ハジメ:「そういう話をしに来ました」
《アルシャガナ》:「なるほど」
《アルシャガナ》:「…その危険、ってやつを一番問題視してんだけどね、俺は」反論というより、一人でぼやくように。
《アルシャガナ》:「ともあれ、それがアンタの個人の感想か。春芽ハジメ」
春芽ハジメ:「そういうこと。後はそうだな」
春芽ハジメ:「戦い続けたらジャームになるって言ってたけどさ。それ、別に絶対って訳ではないんでしょ?」
春芽ハジメ:「それを防ぐために予防策ってのがあるんだろうし」
《アルシャガナ》:「そーさな。一人じゃなく皆で一緒に。お互いを引き止める」
《アルシャガナ》:「……いわゆる、絆ってやつだねぇ」
春芽ハジメ:「そうそう。その力に関しては、私も実感してる」
春芽ハジメ:「だからさ。科学によって兵器が発展して、誰も戦わずに済む世界ってでっかい夢もロマンがあって好きだけど」
春芽ハジメ:「千佳ちゃんみたいに真っ直ぐな子とか、瞳ちゃんみたいに真面目な子とか」
春芽ハジメ:「そういう優しい良い子たちが、あのまんま真っ直ぐ幸せになれるっていう」
春芽ハジメ:「もうちょい細やかで甘ったるいような夢を見るのも良いと思うんだ」
《アルシャガナ》:「………」
《アルシャガナ》:「…………………はぁー」ため息
《アルシャガナ》:「いい子だよな、星宮千佳に鷲尾瞳。」
《アルシャガナ》:「東亜純……は、アンタ側の人間な気がするが。まぁ悪いやつではない」
春芽ハジメ:「ねー。あれくらいの年の頃、私もっとひねてたよ」
春芽ハジメ:「あとそれ亜純ちゃんに失礼じゃない?だいじょぶ?」
《アルシャガナ》:「知らん。まぁ笑って許してくれるだろ。許してくれなかったらドローンの請求書を送る」
《アルシャガナ》:「ともあれ、まぁー、アレだ。うん、アレだよ、春芽ハジメ」
《アルシャガナ》:「………俺は、アンタに説得されることにする」
春芽ハジメ:「おお、やった!」
《アルシャガナ》:「つっても、何らかのけじめは必要だろうけどなぁー。UGNに頭下げて、研究に混ぜてもらうことにするよ」
《アルシャガナ》:「初心を思い出して、ジャームの研究でもしてみるか」
春芽ハジメ:「ま、その辺は良きように取り計らってもらえるでしょ」
春芽ハジメ:「なんなら私からテレーズちゃんにお願いもしとこうか。LINE交換したし」
《アルシャガナ》:「おっ、さっすが。持つべきものはお友達」
《アルシャガナ》:「一般人でもオーヴァードと戦えるドローンなり護衛にできるから、良い感じに売り込んどいて」
春芽ハジメ:「了解ーっと」 そのあたりで時計を見上げて。
春芽ハジメ:「そろそろ面会終わりか。思ったより話し込んじゃったな」
春芽ハジメ:言いながら席を立つ。
《アルシャガナ》:「おやまぁ、大したお構いもできませんで」
春芽ハジメ:「いえいえ。説得されてくれただけで充分だよ」
《アルシャガナ》:「いえいえ、つまらないものですが」
《アルシャガナ》:「んじゃ。……またな、でいいのかね?この場合」
春芽ハジメ:「だね。次は売り込みの結果を手土産にしに来るよ」
春芽ハジメ:「まあ結果次第ではドロンを決め込むかもしれないけど……」
《アルシャガナ》:「そこはサボるなよ。人の人生が掛かってんだぞ」ちょっと笑って。
《アルシャガナ》:「んじゃ、春芽ハジメ。……あぁそうだ。最後に一つだけ言っとく」
春芽ハジメ:「はは、嘘嘘。流石にサボりませんって……うん?」
《アルシャガナ》:「その祈りの造花とかいう遺産。俺が一番キライで便利な機能があってな」
《アルシャガナ》:「ジャームになったら即座に適合者を殺すとかいう、ジャームを増やさない素敵な安全弁。」
《アルシャガナ》:「死んじまったら治療もできないから、まぁ、せいぜい頑張って生きてくれ」
《アルシャガナ》:「また会える日を楽しみにしてるよ。ばいばーい」
《アルシャガナ》:ひらひらカチャカチャと、笑って手をふる。
春芽ハジメ:「まあ期待しすぎない程度に吉報を待ってね。ばいばーい」
春芽ハジメ:こちらもひらりと手を振って部屋を出て。
春芽ハジメ:ふと、ペンダントを白色灯に透かすように持ち上げて。
春芽ハジメ:「ジャーム化かあ」
春芽ハジメ:まあ死ぬ気があるわけではないし、もちろん楽しく生きてくつもり(頑張るかは置いといて)だけど。
春芽ハジメ:「人に迷惑かけずに済むって言うなら、そこも割と良いとこだな」
春芽ハジメ:誰に聞かせるでもない呟きが落ちる。
春芽ハジメ:「さて」
春芽ハジメ:カラオケか、ゲーセンか。もしくは落ち着いて考えるならカフェとかにするか。
春芽ハジメ:売り込み文と並行でこの後の行き先を考えつつ、その場を後にした。
◆Ending◆東亜純
GM:
//=====================
// Ending 東亜純
//=====================
GM:◆湾岸 シーフードレストラン
GM:事件を終えて数日。
GM:規定の査察の日程をこなした最終日。テレーズ・ブルムがこの地を離れる日だ。
GM:最後に君は人払いをされたレストランに誘われ、彼女と対面で食事をとっている。
GM:華美な装飾ではなく、細やかにクオリティを重視した、落ち着いた雰囲気の店である。
東亜純:さすがにデニムはヤバそうなので、黒いワンピース。ピアスもいつもよりいいやつを着けている。
テレーズ・ブルム:「今日まで護衛、お疲れさまでした。亜純ちゃん」
テレーズ・ブルム:普段どおりの服装で物怖じせずに席についている。
東亜純:「ううん。あれ以降はあんま事件もなくて、よかった」
東亜純:メニューに価格が書いていない!
東亜純:「こ、これコースとかなの…?」
テレーズ・ブルム:「あぁ、いえ。好みもあるだろうし、アラカルトよ」
テレーズ・ブルム:「好きなものを頼んでね。何食べる?カニとか美味しそうよね」
東亜純:(ヤバ~……)
東亜純:「……何がおいしいんだろ、ここ」
テレーズ・ブルム:「個人的な意見を言わせてもらうと…」ペラペラとメニューをめくる
テレーズ・ブルム:「シーフードはエビフライを頼むとその店のすべてが見えてくるわ」
東亜純:「へーーー…」
東亜純:どうせならいいもん食うかの心と値段への恐れが天秤にかかり、やや前者に傾きがちになっている。
東亜純:「じゃあそれにしよう」
テレーズ・ブルム:「……たまにパセリがついてくるけど」ちょっと眉根をひそめる。あまり好きじゃない
テレーズ・ブルム:「じゃあ私はかにチャーハンにしようかしら。」ウェイターに合図。
東亜純:「パセリあったらあたし食べるからテレーズも食べよ~」
テレーズ・ブルム:「そう?まぁそこまで言うなら?エビフライも追加で、あとはシューマイも食べちゃいましょう」
東亜純:「い~ねっ」わりと食べるほうなのでうれしい。
テレーズ・ブルム:「さて」いくつか注文を終えて、メニューを横へ。
テレーズ・ブルム:「ともあれ、お疲れ様。ここは奢りだから遠慮せずに食べちゃってね」
テレーズ・ブルム:筒の長いフルートグラスを掲げる。乾杯の構え。
東亜純:「ふふー」なんとかグラスを掲げる。
テレーズ・ブルム:澄んだ音が軽く響いて、中身を呷る。りんご味の炭酸ジュース。
東亜純:同じく炭酸のジュースを飲んで一息つく。
テレーズ・ブルム:「しかし、何というのかしら。こう言ったらおかしいかもしれないけど」
テレーズ・ブルム:「今回はとても楽しかったわ」
東亜純:「あは、だったら嬉しいよ、あたし」
テレーズ・ブルム:「亜純ちゃんはどう?結構、振り回してしまったけれど」
東亜純:「楽しかったよ。大変だったし、終わってみたらってやつだけど」
テレーズ・ブルム:お箸を器用に使い、運ばれてきた焼売を小さく食べる。
東亜純:「人が喜んでくれるのはフツーに好きだしさ」
テレーズ・ブルム:「そ?それなら良かった」
テレーズ・ブルム:「喜ぶのとお礼を伝えるのは得意なの、私」
東亜純:「それはあたしも超得意!」
東亜純:「……テレーズとか、いつも人の日常、のためにがんばってるわけじゃん」
テレーズ・ブルム:「そうね。そういうお仕事だもの」
東亜純:「チルドレンとかの子もだけど、ずっとそういう仕事でさ。あたしが喜んでほしい人ってのは」
東亜純:「もちろん、いろんな人がそうなんだけど、特に」
東亜純:「そういう人に喜んでほしいし嬉しくなってほしいなーって思っちゃうね」
テレーズ・ブルム:「頑張ってる子を、応援したい?」
東亜純:「ああ、そうかも」
東亜純:さくさくのエビフライに噛みつく。
テレーズ・ブルム:「それは良いことだと思うわ。えぇ、とっても。」
東亜純:「おー、おいしい。プリプリだ……うん」
テレーズ・ブルム:カニクリームコロッケを一口大に切り分けつつ。「……美味し。」
東亜純:「百パーそれだけってはなれないけどね」
東亜純:「あたしは危ないのも戦うのも好きだし。でも、そうやって好きな……そんで、普段あんまりいいことっていわれないそんなことで」
東亜純:「喜んでもらえるのは、いいなって」
テレーズ・ブルム:「それはそうよ。100%一つに決めて、そのためだけに。……っていうのは」
テレーズ・ブルム:「きっと凄いことだけど、危なっかしくもあるからね。周りから見ていると。」
東亜純:「あは、それはそう!」
テレーズ・ブルム:「ふふ。全然目立たなくって、何も事件を起こらないように維持するのって、大変だけど目立たないものね」
テレーズ・ブルム:「平和を維持するUGNにとっては、最高の褒め言葉かも」
東亜純:「そういうことを続けられるってのは本当にすごいことだよ~」
東亜純:「誉めるのも得意かもしれん」
テレーズ・ブルム:「霧谷が一番欲しそうな褒め言葉ね、それ」
テレーズ・ブルム:「でもね」
テレーズ・ブルム:「そういうところに目を向けて褒めてあげられる、貴方の感性もとても素敵よ、亜純ちゃん」
東亜純:目を細めて笑う。
テレーズ・ブルム:「そうやって分かってくれる子がいると、頑張れちゃうもの」
テレーズ・ブルム:こちらも目を細める。共感のように。
東亜純:「テレーズも超忙しいと思うけど、遊びたいときはLINEでもして」
東亜純:「そんでまたどっか行こうね。護衛、もっとうまくなるからさ」
テレーズ・ブルム:「あら、楽しみ。私、実は偉い人だから護衛が居ないと出歩けないのだけれど」
テレーズ・ブルム:「その護衛さんが素敵な友人なら、一石二鳥よね」
東亜純:「お得でしょ?」
テレーズ・ブルム:「すっごーくお得」
テレーズ・ブルム:「じゃあ、そうね。護衛の心得として役に立つことを教えてあげましょう」
東亜純:「ほほう」身を正す。
テレーズ・ブルム:「守られるプロからの意見よ、心してお聞きなさい?」
テレーズ・ブルム:コホン、と咳払いして。
東亜純:「はいっ」
テレーズ・ブルム:「次に護衛をするときは───」
テレーズ・ブルム:「付近の娯楽施設をリサーチしておくと良いでしょう。」
テレーズ・ブルム:「護衛対象が暇にならず遊べて、お得です」
東亜純:「ぷっ」吹き出す。
東亜純:「はは!はー、いや。暇はね、大事だね……」堪えきれずに笑う。
テレーズ・ブルム:「あっ、笑った。真面目なお話なのにひどいわ」
東亜純:「真面目だけどさー!ごめんよー!リサーチしとくから許して」
テレーズ・ブルム:「よろしい」スプーンで炒飯を口に運ぶ。
テレーズ・ブルム:「特に、カラオケね。次は90点を超えるわ」
東亜純:「あれ歌のうまさあんま関係ないよ。コツある」
テレーズ・ブルム:「へぇ?そうなんだ」
東亜純:「うん。あとで解説youtubeのリンク送るわ」
テレーズ・ブルム:「移動中にでも見ておくわね」
テレーズ・ブルム:「あとはー……そうね。」
テレーズ・ブルム:「パフェが美味しい店も抑えておくと、査定に有利」
東亜純:「パフェかー」
東亜純:「調べとこ。ってかハジメとかに訊いとくわ」
東亜純:「あれだな。今回」
東亜純:「友達がいっぱいできて、楽しかった」
テレーズ・ブルム:「えぇ、そうね」
テレーズ・ブルム:「また、皆と遊びに行きたいわ」
東亜純:「そのためにも、テレーズも護衛され力を磨いて、超無事でいてね」
東亜純:冗談めかして、ちょっと本気で、どっちでもあって言う。
テレーズ・ブルム:「あら、そうね」それを微笑みで受けて
テレーズ・ブルム:「これ以上護衛され力を上げると私、お姫様になっちゃうのだけど」
テレーズ・ブルム:「それも悪くないわね。……えぇ、きっと大丈夫よ」
テレーズ・ブルム:「なにせ」
テレーズ・ブルム:「頼れるお友達が、いっぱいいるからね」
テレーズ・ブルム:そう言って、年相応の少女のように、笑った。
◆Ending◆鷲尾瞳
GM:
//=====================
// Ending 鷲尾瞳
//=====================
GM:◆UGN支部 技術開発部 訓練室
GM:味気のない室内に、ホログラムとレネゲイド由来の技術で仮想の町並みが再現されている。
GM:映像の青空とビルが乱立する一般的な街中の風景が再現された中に、鉄板を張り合わせたような寸胴の巨体が存在し、
鋼人四号:「ビガー」(プシュー)
GM:既にいくつものパーツに切り飛ばされていた。
GM:鷲尾瞳さんの能力を計測するための試験であり、既に終わったところだ。
鷲尾瞳:「ふう……」息を整えつつ、額に浮かんだ汗を拭う。「これで実験協力も終了。ここでの任務は完了ですね」
星宮千佳:「おおー! 瞳ちゃんもヨンゴー君もおつかれさま!」
鷲尾瞳:「はい。実戦投入しても問題ない完成度です。この研究所のレベルの高さが伺えますね」
星宮千佳:「ハイレベラー!」
星宮千佳:外でテストを見守っていましたが、ほてほて入ってきて四号君のパーツを拾い集めてます。
星宮千佳:「ヨンゴーくん、瞳ちゃんあいてによくがんばったね~」
鋼人四号:「プシュー」(電子音)
鋼人四号:小型の人形が胴体から出てきて、破片を一緒に拾い集めている
鋼人四号:「ガション!」褒められを感知したように赤く瞳が点滅。小型の四号がバンザイする。
星宮千佳:《万能器具》でぬいぐるみのミニ四号くんを作って手に持って、一緒にバンザイさせてます。
鷲尾瞳:「ありがとうございます、千佳さん」千佳ちゃんと一緒にパーツを集めて四号くんに渡すよ
星宮千佳:「瞳ちゃんがつよつよだから研究がすすんだ~って、他のひともよろこんでたよ」
星宮千佳:「瞳ちゃんがつよいのは、やっぱりアイの力なの? 錬金術師じゃないんだよね?」
鷲尾瞳:「昔、レネゲイドの教科実験を受けたからですね。刀剣の錬成に特化するよう、体を調整されたのです。勿論愛の力も多分に含まれています」
星宮千佳:「ひゃー」
星宮千佳:「オットナー!」
鋼人四号:ミニ四号達も聞くほうがテレたような仕草を行う。
星宮千佳:「いいなぁ。瞳ちゃん、ビジンだし、つよいし、あたしも瞳ちゃんみたいなオトナになりたいなぁ」
星宮千佳:「髪のばせばいいのかなあ」 横に回り込んで瞳ちゃんの長い銀髪をじろじろ観察している。
鷲尾瞳:「千佳さんならきっと、私より綺麗で立派なUGNチルドレンに成れますよ。今でもとても可愛らしいですから」
鷲尾瞳:微笑んで、横に回った千佳ちゃんのふさふさの髪を撫でるよ
鷲尾瞳:「後は日々の訓練をしっかりして、いつか誰かに恋をすればきっとなれます」
星宮千佳:「恋はやっぱり必要?不可欠?」
星宮千佳:「瞳ちゃんのまわりにも、恋Powerでつよくなった人ばっかり?」
鷲尾瞳:「必要不可欠……とまでは言いませんが。私は恋をしてからのほうが明確に強くなりました」
鷲尾瞳:「他にも、“ヘックスヘイズ”や“セレナーデ”……それからあの“ホワイトミュート”も、恋をしてからのほうが間違いなく強くなったと思います」
GM:と、そんな会話をする貴方達の傍ら。
GM:事故(迷子)防止で町並みとは異質に作られた訓練室の扉から、入室を表すランプが点灯する。
《ガラテア》:「お邪魔するわね」
《ガラテア》:青みがかった銀髪の整った容姿の少女だ。
《ガラテア》:「ホチミヤチカ、ワシオヒトミ。………奇遇ね」覚えたての言葉。
星宮千佳:「あっガラテアちゃん!」
鷲尾瞳:「“ガラテア”さん。お体の方はもう大丈夫ですか?」
鷲尾瞳:「いえ、ガラテアではなく、本来の名前で呼んだほうがいいのでしょうか」
《ガラテア》:「えぇ。今も検査を終えてきたところ」
《ガラテア》:「どちらでも良いわ。コード、というのでしょう?あだ名で呼び合う文化もあると聞いたわ」
星宮千佳:「あっそっか。ガラテア……ちゃんじゃない、本名のほうが本名で、コードネームがガラテアちゃんになるんだ」
《ガラテア》:ピシピシと定規で測ったように歩いて、四号の破片拾いを手伝う。
《ガラテア》:「ふむ。ワシオヒトミは剣で斬ったのね。凄いわ」
星宮千佳:「そう! 瞳ちゃんすごいんだよ! ぶわーって作ってバーッて行ってズパッって斬っちゃうの!」
星宮千佳:《万能器具》で長いサイリウムを二本作ってライトセーバーみたいにぶんぶこ振り回してます。
鷲尾瞳:「それを言うなら千佳さんも。実験映像を見ましたよ。一瞬であれだけの銃と弾丸を錬成するのはやはり凄まじい腕です」
星宮千佳:「にししし……いやあ、それほどでも~」
《ガラテア》:「へぇ。……そういえば、私もやらされたわ。これ」
《ガラテア》:「石像から戻ってちょっとしたぐらいに。思えば、私の能力を確かめてたのね」
鷲尾瞳:「そういえば、ガラテアさんはどのようなエフェクトを使うのですか?」
星宮千佳:「やっぱりあたしたちみたいに、武器をレンキンして戦うのかな」
鷲尾瞳:「ラピソルムさんのように直接敵に干渉するものかもしれません」
《ガラテア》:「エフェクト……剣とか、銃みたいなやつよね」
《ガラテア》:「それもわからないのよね。目覚めた直後は、ほら、ジャーム?になりかけだったから」
《ガラテア》:「えい、ってしたら相手が崩れちゃって。悪いことしたわ」
星宮千佳:「よっ四号くんの兄妹!!」
鷲尾瞳:「かわいい調子で物騒なことを言いますね」
星宮千佳:「そっか……1号から3号くんがいないのって、そういうこと……?」
鷲尾瞳:「砂にされてしまったのですね」
《ガラテア》:「高難易度版…って言ってたけど。今も治してる最中みたい。粉々になっちゃって」
《ガラテア》:「今は、やろうと思っても出来ないのよね。……前にできたのは、兄さんの力の影響が残ってたせいかしら」
《ガラテア》:えい、と破片とぱちんと叩いてみる。特に何も起こらない。
鷲尾瞳:「……あれから、お兄さんとは?」
《ガラテア》:「……一緒に、メロンソーダを飲んだわ」どこか憮然とした顔。
星宮千佳:「あっ、でも仲直りできたのね!」
《ガラテア》:「施設の使い方を教えてやったわ」得意げ
星宮千佳:「ラッピーくんと兄妹だったの、びっくりしたなぁ」
鷲尾瞳:「そうですね。てっきり私は恋人同士かと」
《ガラテア》:「恋人。夫婦とかのことよね。そうだったら、ワシオヒトミにとっては嬉しかった?」
鷲尾瞳:「嬉しい、と言うのとは少し違うような……兄妹の再会もまた喜ばしいことですし……」
《ガラテア》:「ふむ」
鷲尾瞳:「ただ、そうですね……500年越しの恋が実る、というのもロマンがあるといいますか……」
《ガラテア》:「ワシオヒトミにとって、恋人同士は特別なのね」
《ガラテア》:「それは貴方の経験?」
鷲尾瞳:「……はい。私にとって恋人は、その……私の世界を変えてくれた人……ですので」少し赤くなりながら
鷲尾瞳:「他の人にとってもそれくらい大きな物ではないか……と、自然と考えてしまうのです」
《ガラテア》:「ふぅん」
《ガラテア》:「世界を変えた、という意味なら。間違っては居ないけど…」
《ガラテア》:「どんな人なの?ワシオヒトミの恋人。」
星宮千佳:「どんな人なの!」
星宮千佳:《万能器具》で作ったにせマイクをつきつけてます。
鷲尾瞳:「ち、千佳さんまで……こ、これ録音されてはいませんよね……?」マイクを不安げに見て
《ガラテア》:「歌うの…?」カラオケでみたやつだ。
星宮千佳:「にせマイクだからだいじょぶだよ。でも瞳ちゃんみたいなエリートチルドレンって、あれでしょ?」
星宮千佳:「わたくしと付き合う方はそれ相応のしかくがありますの!みたいなこと言うでしょ?」
鷲尾瞳:「い、言いません!むしろ最初は、私のほうが彼に釣り合っているのか不安で仕方ありませんでした」
《ガラテア》:「そうなんだ。」
星宮千佳:「でも瞳ちゃん、話すときいつもうれしそうだから、どんな人なのかなあって」
《ガラテア》:「そうね。恋人同士の話をするワシオヒトミは、いい顔をしているわ」
鷲尾瞳:「それは、その……。勿論嬉しいです。とても素敵で、魅力的で、大好きな方ですから……その……」
鷲尾瞳:「彼のことを話したり、考えたりするだけで、嬉しい気持ちになりますし……隠したくないと思っています」
星宮千佳:「はは~」 歯を光らせて『やあ!』と挨拶するさわやかな男性を思い浮かべている。
《ガラテア》:「ほぉ……」兄の正反対を想像している
《ガラテア》:「年上なのかしら」釣り合いのイメージ。
鷲尾瞳:「いえ、年齢に関しては少々特殊で……戸籍上は私より年上なのですが……」
《ガラテア》:「なのですが?」
鷲尾瞳:「実年齢は私より若い方です。千佳さんよりも恐らく……」
星宮千佳:「えええ!」
星宮千佳:「てっ低学年!」
《ガラテア》:「年下、会ったことないわね……」田舎出身。
《ガラテア》:鷲尾瞳の横に千佳ちゃんぐらいの男子が並ぶのを想像している。
鷲尾瞳:「で、でも人格的には本当に立派な方ですよ!少し粗暴で勘違いされやすい方ではありますが」
鷲尾瞳:「熱意に溢れ、周りへの気配りを忘れない、とても優しい……それでいて、どんな苦難に襲われても絶対に笑顔を崩さない、そんな方で……」
星宮千佳:「んひひひ」
星宮千佳:「うん、わかるよ。瞳ちゃん、さっきからずっと楽しそうだもん」
《ガラテア》:「すっごく好きなのね、その人のこと」
星宮千佳:「ね! すっごくスキなのね!」
鷲尾瞳:「……はい。私の大好きな人です」
鷲尾瞳:「いつか二人にも見てほしいです。私と彼が一緒に戦っている所を」
星宮千佳:「みるみる! ラブパワーで敵をフンサイするところ、録画したげる!」
《ガラテア》:「えぇ。私も、見るのが楽しみだわ。その、ラブパワー?みたいなのも気になるし」
鷲尾瞳:「きっとお二人も彼を気に入ってくださると……ろ、録画は少し……恥ずかしいですが……」
鷲尾瞳:「か、代わりにお二人も見せてくださいね」
鷲尾瞳:「もしもこの先、好きな方ができて、付き合うことになったら。必ず私にも紹介してください」
鷲尾瞳:「私ばかり話していては不公平です。私だっていろいろな人の話を聞いてみたいのです」
星宮千佳:「まかせて! 今度ういこちゃん呼んでくるから!」
《ガラテア》:「む。しかし、そうなると……そうね……」少し考え込む。
《ガラテア》:「ホシミヤチカにも居るのよね、恋人というのが…」
《ガラテア》:「もちろん、話すのはやぶさかではないわ。ないのだけど…」
《ガラテア》:「ホシミヤチカとワシオヒトミは、生まれて10年ぐらい…?よね?」
星宮千佳:「ひとみちゃんはあたしより三つも上だよ!」
星宮千佳:「あたしはねえ、五年生だよ」
鷲尾瞳:「14歳の中学2年生です。が……一体それが……?」
《ガラテア》:「学校に通った年数よね。知ってるわ。……となると」
《ガラテア》:「二人が適正だとするなら、私、500年目ぐらいなのだけど…」
《ガラテア》:「その、年令って高すぎると恋人同士の範囲外…なのよね?」
《ガラテア》:真面目な顔で心配そうに聞く。
星宮千佳:「同い年の人……は……」
鷲尾瞳:「だ、大丈夫です。本当の愛の前では年の差は関係ありませんから!」
《ガラテア》:「そう……?」
《ガラテア》:「50倍でも……?」
鷲尾瞳:「お、恐らく……」
星宮千佳:「ガラテアちゃん、見た目はおばあちゃんじゃないもんねえ」
星宮千佳:「ういこちゃんと同じくらいだよね? 16歳とか、17歳くらいでしょ?」
《ガラテア》:「そうね。生まれたときがはっきりとはしないけど…10は超えてた、と思う」
《ガラテア》:「16歳ぐらいで良いんじゃないかしら…?」
鷲尾瞳:「それならむしろ恋愛をするのにちょうどいい年齢ではないですか」
《ガラテア》:「そう。そうかしら。むしろ遅いぐらいだと思ってたけど、今だとそうなのね…?」
《ガラテア》:「……ねぇ、ホシミヤチカ。ワシオヒトミ。もし、なんだけど」
星宮千佳:「おうおう?」
鷲尾瞳:「はい、なんでしょう」
《ガラテア》:「私が年をごまかして……いえ、別にごまかしていないけど、16歳として外に出れるようになって」
《ガラテア》:「好きな人とか、出来るようになったら」
《ガラテア》:「応援してくれる?……お友達として」
鷲尾瞳:「勿論です!」
星宮千佳:「トーゼンだよ! 応援しない理由ないよね、瞳ちゃん!」
鷲尾瞳:「はい。どんなことでも遠慮なく言ってください。恋の先輩としてしっかりとサポートしますから」
鷲尾瞳:「今からその時が楽しみです」
《ガラテア》:「助かるわ」
《ガラテア》:「……私、昔からずっとベッドの上で、外の世界なんて全然知らなかったけど」
《ガラテア》:「うん」
《ガラテア》:「今から、なんだか楽しみになってきたわ」
《ガラテア》:「………良いものね。」
《ガラテア》:「お友達が居る、っていうのは」
《ガラテア》:フッ、作られた人形のようではなく。
《ガラテア》:年頃の少女のように、柔らかく笑う。
◆Ending◆星宮千佳
GM:
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// Ending 星宮千佳
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GM:◆UGN支部 技術開発部 研究棟 食堂
GM:外から訪れる協力者向けではなく、研究を主に行う建物の中に存在する食堂室。
GM:使う人間が限られているゆえに、教室の1室ほどの広さの小さな食堂室は、数人の利用者とともに稼働している。
GM:その中のひとりには、右腕が存在しない白い髪の少年が居た。
《ラピソルム》:「片腕だけだと、微妙に使いづらいんだよな。このトレーってやつ」
星宮千佳:「だいじょぶだよ!」 一緒のテーブルでカレーを食べてます。
星宮千佳:「ここの研究所なら、きっとすごいギシュも作ってくれるし」
星宮千佳:「あたしとかガラテアちゃんがいる間は、メンドー見てあげられるし!」
星宮千佳:「はいあーん! カレーをどうぞ!」
《ラピソルム》:「義手か、義手もすげぇよな。人類の進歩を感じる」
《ラピソルム》:「いや、ホシミヤチカ。別に運んだ後は左手使えるんだけど」
《ラピソルム》:差し出されたカレーを食べる
《ラピソルム》:「まぁ食うけど」
《ラピソルム》:「久しぶりに肉食ったなー」
星宮千佳:「ラッピーくん、思ってたけど、やっぱり素直な人だよね」
星宮千佳:「いろんな悪いひとと戦ってきたけど、あんまりラッピーくん、悪!って感じじゃないんだよな~」
星宮千佳:砂鉄を操る要領でカレーの油分を操作し、油膜でうっすらと『悪!』カレーを作ってます。
《ラピソルム》:「そうかぁ?全人類巻き込んだ極悪人だぜ?……これは俺じゃなくてアルシャガナの言い分っぽいな」
星宮千佳:「それは明確に悪!」
《ラピソルム》:「素直だな」
《ラピソルム》:「逆に、嬢ちゃんのいう悪!って感じの相手ってどんなやつよ」
星宮千佳:「え? えとえと……フーム……ヤクソクを守らない人かなあ」
《ラピソルム》:「あー。そりゃ俺じゃねぇなぁ」
星宮千佳:「前にね、いたんだよ。二重人格で、かたっぽの人格が表に出てこれない人格のためにボデーを用意してあげたのに、ボデーが手に入った瞬間に表人格を殴り飛ばしちゃったやつ」
星宮千佳:「あれはひどかったなぁ」
《ラピソルム》:「多いなー、要素が」
星宮千佳:「でもラッピーくんならそんなことしないでしょ?」
星宮千佳:「ありがとうよ、って感じじゃない?」
《ラピソルム》:「そりゃそうだろ」
《ラピソルム》:「ボデーを用意できるぐらいすげーやつ、味方につけたほうがお得じゃん」
星宮千佳:「かしこい!
星宮千佳:「かしこい!」
星宮千佳:「あと、一度もあたしたちに『死ね』とか言わなかったのもうれしかったよ」
《ラピソルム》:「ありがとうよ」さっきの発音を真似る。
《ラピソルム》:「あー。」
星宮千佳:「敵でも、やっぱり分かりあえるならわかりあいたいから、死ね!って言われるとかなしいもん」
星宮千佳:「お医者だから?」
《ラピソルム》:「そーだな。お医者で、錬金術師で……ククッ」
《ラピソルム》:「ちょっち恥ずかしいことだが、素直に言ったほうがいいか?聞きたい?」
星宮千佳:「言って言って!」
星宮千佳:「今日はラッピーくんのおちえをハイシャクしにきたんだもん。ラッピーくんのジジョーは色々聞きたいよ」
《ラピソルム》:「オーケー。『死ね』って言わなかったのは、だ」
《ラピソルム》:「俺が、人間ってやつを大好きだからだな。」
星宮千佳:「なるほどな~」
《ラピソルム》:「ククク、我ながら歯の浮くようなセリフだ。コイツは」
星宮千佳:「にんげんが好きじゃなかったら、病気を治そうなんて思わないもんね」
星宮千佳:「むしろ病気を悪化させるウィルス……? をばらまいたり、戦いをいっぱい起こしてジャームを量産したりするもん」
《ラピソルム》:「そりゃそーだろーな。嫌いなら促進させて見事全滅させてるわ」
星宮千佳:「今日はそれもごめんねしたかったんだよ。そりゃあ、オーヴァードを全部石化させるのは悪!だし、ダメ寄りのダメダメだけど」
星宮千佳:「でも、ラッピーくんは世界を救おうとしてたんだから、それはごめんねしたかったんだ」
《ラピソルム》:「謝んなくてもいいが、せっかくなら受け取っとく」
星宮千佳:「あたし達のこと嫌い? 怒ってる?」
《ラピソルム》:「俺が?いやぁ、そいつぁ的外れだぜホシミヤチカの嬢ちゃん」
《ラピソルム》:「言い訳ついでに言うなら、オーヴァード全部を石化させたかったわけじゃねぇしな」
星宮千佳:「そうなの?」
《ラピソルム》:「上手く扱えりゃ、レネゲイドだけ作用して……そーさな」
《ラピソルム》:「こんなふうに右腕だけに集めちまえば、そこだけ切り離して終わり。って風にできると思ってたんだがね。」
《ラピソルム》:「どのみち誤診だったんだ。感謝こそすれ、あんたらを嫌う理由がねーよ」
《ラピソルム》:「言ったろ?そもそも俺は人間ってやつが大好きなんだ」
星宮千佳:「そっかあ。ラッピーくんが悪!って感じなかったの、そこもあったのかなぁ」
星宮千佳:「じゃあじゃあ、ここからはミライの話なんだけどね」
《ラピソルム》:左手でスプーンを使いながら茶碗の米を掬って食べる。
《ラピソルム》:「おう、未来な。なんだ?」
星宮千佳:「あっお米スプーンで食べてる」
《ラピソルム》:「お前もスプーンで食べてるだろ」カレー。
星宮千佳:「カレーはお箸で食べるものじゃないからいいの!」
星宮千佳:「なんだっけ? カレーじゃなくて……未来!」
《ラピソルム》:「そうそう未来の話。どーぞ」
星宮千佳:「あのね。ラッピー君とかアルシャガナ君が心配してたけど」
星宮千佳:「オーヴァードがあやういのは確かだと思うの。ジャームになったら戻れないし」
星宮千佳:「いろんな人と仲良くして、絆を結べばジャームにはならないってUGNでは言われてるけど……みんながそうできるわけじゃないでしょ?」
星宮千佳:「お友達すくなくて、静かに暮らしたいオーヴァードだっているし」 カレーをもぐもぐ食べている。
《ラピソルム》:「そうだろうな。そもそも田舎の辺鄙な所で覚醒しちまえば、何もわからないうちに成っちまうだろうし。」
星宮千佳:「そうそう」
星宮千佳:「だから、悪!な方法じゃなくて、なんか現実的に……そういう……こう……」
《ラピソルム》:麻婆豆腐を掬って食べる。
星宮千佳:「オーヴァードがみんなジャームになる心配をしなくてよくなったり、ジャーム化の危険を低くする……予防接種的なやりかたって、何かないかなあって」
星宮千佳:「ラッピーくん、どう思う? 世界石化計画以外で、もっとヘーワ的に病気を予防できそうな方法、あるかな?」
星宮千佳:「がっつりじゃなくていいの! 最初の一歩だからちょっとでいいの!」
星宮千佳:「なんかござらん?」
《ラピソルム》:「あるぜ」
星宮千佳:「そっか……やっぱりないあるの!?」
《ラピソルム》:水を飲んでる。
星宮千佳:「えっあるの!?」
星宮千佳:「いかように!」
《ラピソルム》:「最初の一歩でいいなら、簡単なことだろ」
《ラピソルム》:「お前たちがやったことを、やり続ければ良いんだよ」
星宮千佳:「あたしらがやったこと?」
《ラピソルム》:「相手の立場に立って、話し続けて」
《ラピソルム》:「んで、友だちになる」
《ラピソルム》:「その全員で一歩を進めば、一人でやるより充分に予防出来る確率があがるだろーよ」
星宮千佳:「おお……!」
《ラピソルム》:「一気にやるのが無理なら、一歩ずつやりゃあいい」
《ラピソルム》:「全人類70億人だったか?全部が友だちになれば」
《ラピソルム》:「誰かが止めるだろうさ。ジャームになるのなんてな」
星宮千佳:「人類、そんなにいるんだ」
星宮千佳:「でも、そっか! そうだよね!」
星宮千佳:「敵にたいしても、まず話し合おう~って呼びかけたりするの、まちがいじゃないって事だよね!」
《ラピソルム》:「少なくとも、こんにちは死ね!よりはよっぽど文明的で、人間らしいだろーな」
《ラピソルム》:「500年前。錬金術師たちの間で流行ってた言葉、聞きたいか?」
星宮千佳:「よかった……話し合いとか、トーコーを呼びかけても、人によってはふざけてるのかとか真面目に戦えとか言われちゃうから……」
星宮千佳:「なになに?」
星宮千佳:「いい国作ろうってやつ?」
《ラピソルム》:「『錬金術師の最も著しい特徴は忍耐力だ』、ってな。」
星宮千佳:「にん……?」
《ラピソルム》:「根気があるのが錬金術師の特徴、ってことだよ」
《ラピソルム》:「一歩ずつ頑張れるのが、でもいい」
星宮千佳:「他の人は無理だったとしても、錬金術師なら一歩一歩進んでいけて、いつかゴールにたどり着けるかも!ってこと?」
《ラピソルム》:「おーよ」
星宮千佳:「そか……そかそか……!」
《ラピソルム》:「そこら編に生えてる草や石を、片っ端から潰して焼いて、地道にコツコツやってきたのが始まりの職業だからな」
星宮千佳:「じゃああたしも、まいんち石潰してがんばる!」
星宮千佳:「そんで、すごい錬金術師になって、ラッピー君とアルシャガナくんに、将来こう言わせてあげる!」
星宮千佳:「あの時お前に負けてよかったぜ~って!」
《ラピソルム》:「……クックック」
《ラピソルム》:「おう、頑張れ。超頑張れ。」
《ラピソルム》:「ずっと続けてりゃ、人間に出来ないことはねぇ」
《ラピソルム》:「『今はまだ』、出来てないだけだってな。」
《ラピソルム》:「証明してみろ。"錬金術師"」
星宮千佳:返答がわりににかっと笑って、持っていたスプーンにレネゲイドを込める。
星宮千佳:錬金術師。モルフェウスの練成能力。
星宮千佳:スプーンが形を変え、銀色をした小さな左腕の姿を取った。
GM:『ラピソルムは僕の名前を知っている』
GM:全行程終了です!
GM:お疲れさまでした~!
星宮千佳:うおーうおー!れんきん!
鷲尾瞳:お疲れ様でしたー!
鷲尾瞳:メッチャ楽しかった!
東亜純:ありがとうございました!
東亜純:楽しかった…!
春芽ハジメ:お疲れさまでした!
春芽ハジメ:めちゃめちゃ楽しかった~!
『ラピソルムは僕の名前を知っている』 終