『得鳥羽のパンタカ』


GM:DT
PC1:朱鬼茉百合(あかぎ・まゆり)( キャラシート )PL:黒鉛筆
PC2:平井遊里(ひらい・ゆーり)( キャラシート )PL:缶詰
PC3:真庭丹とうか(まにわに・とうか)( キャラシート )PL:日向

メインログ雑談ログ

目次

プリプレイ

GM:突発セッション始まるよ~
真庭丹とうか:いぇいいぇい!
朱鬼茉百合:よろしくお願いします!
平井遊里:よろしくでーす
真庭丹とうか:よろしくおねがいしまーす!
GM:自己紹介をお願いします。
GM:五十音順にしましょうかね
GM:朱鬼さんからお願いします。
朱鬼茉百合:はーい!
朱鬼茉百合キャラシート
朱鬼茉百合:朱鬼茉百合(あかぎ まゆり)。フリーランスの不死身剣士です。
朱鬼茉百合:元々は永い時を生きる長命種のオーヴァードの複製体として生まれましたが、そんなことは知らずにフリーで気楽に剣を振るっていました。
朱鬼茉百合:先日、
朱鬼茉百合:自分の起源と出会ったりしましたが、スタンスはあまり変わらず、今も割と軽いノリで剣に生きています。
GM:軽……
朱鬼茉百合:性能としてはカバーしつつ伸縮腕で殴るガード型。バトルガーディアンで攻防一体です。
GM:130で殴れて硬いのえらいな~
朱鬼茉百合:不死者の恩寵のリミットの無限の血肉で一回復活もできる! 不死身です。
朱鬼茉百合:よろしくお願いします!
GM:はーい よろしくお願いします!
GM:次!平井さん!
平井遊里:はぁい!
平井遊里キャラシート
平井遊里:「平井遊里。コードネームは銀糸編《シルクスハイド》…ですっ」
平井遊里:平井遊里(ひらい・ゆーり)。高校2年の17歳、明るい栗毛に赤フチ眼鏡、泣きぼくろがチャームポイントの普通の女子高生です。
平井遊里:明るいノリと真面目な性格。若干の距離の近さで普通の女子高生チルドレンやってます。
平井遊里:一般の生まれ育ちですが、覚醒当初に能力を抑えきれず、暴走した時にUGNの皆さんに助けられました。
平井遊里:それ以降私もUGNとして頑張ってます。喧嘩とか得意じゃないですけど、私も誰かを助けられるように頑張ります。
平井遊里:一般人としての感性もあるので、元FHとか純正チルドレンとか、そういう世間ずれした子の学校の面倒とか見たりします。
平井遊里:言ってる本人も若干感性がズレてることもあります。恋愛観とか。
平井遊里:性能はキュマイラ・ハヌマーン・オルクスの縮地タゲロ白兵型!
平井遊里:相手をロックオンして何処までも追っていって殴ります。
GM:つよいぜ
平井遊里:妖精の手とバディムーヴもあります。人を手助けできます。
GM:便利な女……
平井遊里:困ったら言ってくださいね!
平井遊里:そんな感じの委員長さん系女子高生。よろしくおねがいします。
GM:よろしくお願いします!
GM:では最後は真庭丹さん!
真庭丹とうか:はぁい!
真庭丹とうかキャラシート
真庭丹とうか:荒事専門の請負屋兼、高校生の真庭丹とうかです。
真庭丹とうか:無表情でぶっきらぼう。行動はストレートで、信念を曲げない守銭奴。辛党。
真庭丹とうか:幼少期はFHセルに誘拐されて人体改造受けて反社に売り飛ばされたり、
真庭丹とうか:組織間抗争中の事故死に見せかけてとんずらしたりしてました。
真庭丹とうか:とある市の暴力団と縁があり、恩を売って本拠の平屋に居座りつつ
真庭丹とうか:SNS主体のフリーランスの荒事請負屋"おつきみ屋"を立ち上げています。
GM:ヤバ過去の人その2だ
真庭丹とうか:直近ではアイドルの偽装卵になって報酬二重取りしたり、漁船で鮫マンボウにモリを刺す仕事をしました。
真庭丹とうか:能力としては、トライブリードによる三重コーティングを施した紙を自在に操って攻撃します。
真庭丹とうか:データ的には《迎撃する魔眼》による手数特化単体RC対抗種アタッカー。
真庭丹とうか:以上、よろしくお願いいたします!
GM:よろしくお願いします!
GM:では、セッションを始めていきます!


◆Opening◆

GM:【オープニング】
GM:オープニングは合同です。
GM:全員登場をお願いします。
真庭丹とうか:29+1d10
DoubleCross : (29+1D10) → 29+1[1] → 30

平井遊里:平井遊里の侵蝕率を1d10(→ 7)増加 (29 → 36)
朱鬼茉百合:38+1d10
DoubleCross : (38+1D10) → 38+4[4] → 42




GM:【某県某所 研究所】
GM:君たちはUGNの任務/依頼で、この研究所を訪れ……
GM:FHの息のかかったものであることを確認。強襲していた。
GM:研究所内には、何人かの戦闘員。君たちに銃を向け、迎撃してくる。
FH戦闘員:「撃て!ここを一歩も通すな!」
朱鬼茉百合:「ごめんねー。こっちは通らないといけないんだなあ」
朱鬼茉百合:被弾を厭わず、防御や回避する素振りすら見せず、正面から突っ込む。
FH戦闘員:「バカか?隙だらけだ……!」
FH戦闘員:そのまましとど銃弾の雨を浴びせる。
朱鬼茉百合:身体を幾つもの銃弾が突き抜ける。しかし
朱鬼茉百合:「あたしの場合は隙にならないんだよね、これが」
FH戦闘員:「な……」
朱鬼茉百合:銃弾を受けた傷口がひとりでに修復。肉体の修復力は通常のリザレクトを凌駕する。
朱鬼茉百合:「ちょっと不死身なもん、でねっ!」
FH戦闘員:「撃ち続けろ!オーヴァードと言えど再生限界が……」
朱鬼茉百合:「試してみる? 悪いけど、あたしそこまで根気ないんだよね」
朱鬼茉百合:距離を詰め、剣を振るう。
FH戦闘員:「グワーッ!」
朱鬼茉百合:行動としてはただそれだけ。派手な能力行使はできない代わりに、不死身の肉体と純粋に鍛錬に裏打ちされた剣術がある。
朱鬼茉百合:「ほい、一番槍……刀? はこんなもんかな」
FH戦闘員:「距離を取れ!近づきすぎるな!」
FH戦闘員:遠方より、狙撃の構えをする者もあるが。
平井遊里:その銃身が見えない手に引っ張られるようにグイ、と狙いをそらす。
FH戦闘員:「ぐ、何が……!」
平井遊里:その先には味方の背中があり、引き金がひとり手にフレンドリーファイアを誘発する
平井遊里:それを成すのは極細の糸だ
平井遊里:「あんまり突っ込んじゃだめだよー!体にだって限界はあるんだから!」
平井遊里:たたた、と遅れて走りながら、両の指で鋼鉄の硬度を誇る蜘蛛糸をたぐる。
朱鬼茉百合:「えー、いつもこんな感じだけどなあ」
平井遊里:狙いをそらし、手を絡め取り、ワイヤーフレームの刃が遠巻きの敵を切り刻む
平井遊里:「それでも、です!体に傷が残るかもしれないのはよくないっ」
FH戦闘員:「ぐはっ……!」
平井遊里:地面だけではなく空中に張り巡らせた糸を足場として、射線を乱しながらなんとか追いすがる。
平井遊里:通りざまに倒れた戦闘員の拘束も忘れない。
平井遊里:「もー、真庭丹ちゃんもどう思う?」
平井遊里:言いつつ、同じく後詰として突入した少女に目を向ける
真庭丹とうか:「先行してくれると、後ろが楽で非常に助かるわ」
平井遊里:「意見の相違だ…!」
真庭丹とうか:二人の後をゆったりと追いかける、黒セーラー服の少女はあっけらかんと呟く。
FH戦闘員:眼前には第二波。刀を持って躍りかからんとする敵の姿。
真庭丹とうか:「……まぁ、ちゃんと報酬は頂いているし」
真庭丹とうか:「その分は仕事しますか」白い長髪を片手で軽くかき上げて整えると。
真庭丹とうか:手の平大の白い折鶴が一羽。彼女の方に留まり、小さく囀る。
真庭丹とうか:皮切りに、彼女の背後より一羽、二羽、十羽、百羽、千羽。
真庭丹とうか:無数の折鶴が意志持つかのように、真庭丹とうかの周囲を飛び交い始める。
真庭丹とうか:「ごー」右手を振り被る。扇動の指揮。
FH戦闘員:「折り紙ごときで……!」
FH戦闘員:それを切り捨てんと刀を振るって。
真庭丹とうか:放たれるは折鶴の濁流、眼前の戦闘員たちを十把一絡げに押し潰さんと疾走、肉薄。
真庭丹とうか:鋭い斬撃が襲い掛かろうとも、その鶴達には傷一つ付かないだろう。
FH戦闘員:「馬鹿な……!」
真庭丹とうか:トライブリードによる三重コーディングで強靭な体躯を手に入れた鶴達。
FH戦闘員:そのまま鶴の波に飲まれていく。
朱鬼茉百合:「すご……」感嘆しつつ、自分ならどう対処するか頭の中でシミュレーションしている。
平井遊里:「千羽鶴ってこんな物騒だっけ…」
真庭丹とうか:「今までサボってたからね、その分の余力とかよ」統制を以った一斉襲撃、物量。その制圧力たるや。
平井遊里:鶴の怒涛に巻き込まれないよう、糸の足場に避難している。
平井遊里:「小隊的には理想的な役割分担なんだけどねぇ…」
平井遊里:あはは、と苦笑
真庭丹とうか:「まぁ、一羽一羽の戦闘能力はそうでもないから。雑魚じゃない相手をする場合は」
真庭丹とうか:「物量で攻めるやり方は通じない。そろそろ……頃合いかしら」
GM:壁を突き破るように、巨大な獣?が突撃してくる。
平井遊里:「そだね。だいぶ進んだけど…っと」
真庭丹とうか:「あら」
朱鬼茉百合:「おやおや」
GM:全身からうぞうぞと蠢く触腕を生やしたそれは、
GM:君たちにその凶手を届かせる前に。
GM:ざん、と横合いから頸を切られた。
平井遊里:「おっ……っとっと?」警戒に構えた糸が緩む。
出羽鋭一:顔立ちは整っているが、陰鬱そうな雰囲気の少年が、その軌道の先で納刀した。
出羽鋭一:4人目。君たちの同行者のUGNチルドレン。
出羽鋭一:「……油断しないでほしい」それだけ言うとふとそっぽを向く。
平井遊里:「助かりましたー、出羽くん!ありがとうございます!」手をふる
真庭丹とうか:「しないわよ。失敗したらお金貰えないじゃない」
朱鬼茉百合:「サンキューサンキュー! 鋭一もいい腕してるねー」
出羽鋭一:「……」無表情にろくな反応を返さず。
平井遊里:「うーん、仕事人の感覚が頼もしい……で、良いのかしらこれ」
出羽鋭一:「……上の階に反応がある。そっちが研究フロアかと」
真庭丹とうか:役目を終えた血染めの鶴達が元のコピー用紙に折り戻っていき、そのまま学生鞄に収納されていく。
真庭丹とうか:「了解。上を制圧すればいいのね」
平井遊里:「なーるほど。上が本命ですね。二人も調子は大丈夫ですか?」
朱鬼茉百合:「大体こういうの一番上か地下だよね」
朱鬼茉百合:「全然絶好調。生まれてこの方不調だったことはないんだよね」
真庭丹とうか:「調子良くないわね。先陣お願いできるかしら」
平井遊里:「じゃ、先程と同じ並びですか。……朱鬼ちゃん、限界とか感じたら早めに言ってくださいね?」
平井遊里:「出羽くんもフォローよろしくです」
真庭丹とうか:いそいそと最後尾へ。言うまでもないが、別に調子は悪くない。
朱鬼茉百合:「へへ、そうするとお腹空いた時くらいしか言わないよ?」
平井遊里:「まぁ、それでもいつも言わないよりはマシ……うん、きっとマシ」糸を漂わせながら前と後ろに気を配る。
平井遊里:「で、上のフロアだよね。エレベーターか階段かな」
朱鬼茉百合:「お腹空く前にさっさと終わらせちゃおう」
GM:小さなエレベーターが鎮座している。
真庭丹とうか:「エレベーターみたいね」
平井遊里:「そのようですな。……開いたら待ち構えてドドドン、ってのが定番だから、油断せずにいきましょー」
平井遊里:えいえい、とエレベータに足を踏み入れる。
真庭丹とうか:「でも……一斉に入って良いのかしら。閉じ込められて落とされると厄介だけど」
朱鬼茉百合:「そういう時の為のあたしよ。一番前に立ってれば待ち伏せも怖くないってね」
平井遊里:「落とされた時は刀で斬るか糸で吊るすか、あとは鶴で飛ぶのもありですね」
朱鬼茉百合:「落とされるのは……まあその時はその時でやるしかないでしょ」乗り込む。
平井遊里:「ひとまず、警戒して時間が過ぎるのが一番厄介……というときで。不安なら真庭丹ちゃんは後から来ます?」
真庭丹とうか:「鶴だと羽ばたくから乗りにくいのよ、その時は紙飛行機にするわ」
平井遊里:「じゃあ、後でよく飛ぶギネスの飛行機教えますよ」
平井遊里:「こないだ、漫画で読みました」
真庭丹とうか:「……飛ぶ時、皆乗せないといけないからね。私も行くわ」最後にエレベーターへ飛び乗る。
出羽鋭一:その小さなエレベーターに乗り込んだ3人を見やって。
出羽鋭一:「……階段で行く」
出羽鋭一:独り駆け去っていく。
真庭丹とうか:「あら」
朱鬼茉百合:「お……まあ、分かれるのも手か」
平井遊里:「あ、階段あるか。そうだよね。」
平井遊里:「ま、困ったら別働隊に期待ということで。上に参りまーす」
平井遊里:ポチ、とエレベーターのボタンを押す
真庭丹とうか:「紙飛行機っていってもあれよ、折るんじゃなくて、貼り付いて形どる大きな形のやつ」
GM:エレベーターが閉まり、3人を上へと運び。
GM:到着。
GM:扉が開き、しばらく進んで。
GM:研究フロアの扉は、開きっぱなしになっている。
朱鬼茉百合:「待ち構えてドドドンはなかったねー」
真庭丹とうか:「何事もなく着いたし、開いてるわね。拍子抜けるわ」
平井遊里:「まぁ、相手が常に最善をつくすとも限りませんしねぇ」
平井遊里:朱鬼さんを先頭に進んでいく。
朱鬼茉百合:気楽に構えているが、周囲への警戒は怠らない。言葉程不死身を頼りに油断している訳ではない。
GM:すると、倒れ伏す研究員と思しき人々の姿がある。
GM:それは様々に”変質”している。
GM:あるいは、獸の一部のような意匠。
GM:あるいは、過度に肥大化/縮小化した体躯。
GM:あるいは、凍りついた遺体。
真庭丹とうか:「出羽くんが先んじて制圧してくれた……訳ではなさそうね」
平井遊里:「階段ダッシュで出羽くんが先に制圧した……ってぇわけじゃ、なさそうですね」
朱鬼茉百合:「だとしたらめちゃくちゃ多芸ってことになっちゃうな」
平井遊里:「見る限り、オーヴァードのそれぞれの特性っぽくも見えますが」獣に身体操作、氷の異能。
GM:そして、奥には培養ポッドのようなものがあり。
GM:一人の青年が、開いたそれに腰掛けている。
”パンタカ”:「ふふ、ふふふ、ふ」
”パンタカ”:「最高の力だ……最高じゃあないか」
平井遊里:「あー……この状態は君がやったことですか?」警戒。
真庭丹とうか:「……いたわね。いかにも雑魚じゃなさそうな、実験体めいた何かが」
朱鬼茉百合:「えーっと、こういう場合って職質と制圧どっちが先? 正規チルドレンの平井さん」
”パンタカ”:「うん?」ぎょろりと目を見開いて君たちを見て。
平井遊里:職質を担当するので制圧の準備はお願いします、と軽く目と仕草でアピール。
”パンタカ”:「可愛い~」
”パンタカ”:「何?どうしたの?何か用ですか……?」
平井遊里:「UGN、《シルクスハイド》の平井遊里です。……お名前と、この状況の説明を伺っても?」
”パンタカ”:「ああ……ボクはね、“パンタカ”」
”パンタカ”:「こいつらの研究に付き合ってあげたってわけ」
”パンタカ”:「そしたらさ……大成功!」
平井遊里:「パンタカさん。」名前を確かめるように。「私達はこの場所でなにかの研究が行われてる、ということで調べに来たのです。」
平井遊里:「成功したとは、どのような実験の、何を?」
”パンタカ”:「気になる?気になっちゃうか……」
”パンタカ”:「そうだな、じゃあ、」
”パンタカ”:「見せようか」
平井遊里:「あら、良いのですか。できれば、貴方も私達に友好的であってくれればありがたいですが……」
GM:choice[平井,朱鬼,真庭丹]
DoubleCross : (CHOICE[平井,朱鬼,真庭丹]) → 朱鬼

GM:1d40
DoubleCross : (1D40) → 29

”パンタカ”:ぴ、と。
”パンタカ”:朱鬼茉百合を指す。
”パンタカ”:「じゃあ君から……そうだな」
”パンタカ”:「うーん。もう出来たんだけど」
”パンタカ”:「どうしたら確認できるかな」
平井遊里:「出来た……?一体、今、何を?」

秘話 GM -> 黒鉛筆:さて、朱鬼茉百合さん。
朱鬼茉百合 -> DT:はい
GM -> 黒鉛筆:あなたは今、「‪思考と逆のことを言ってしまう‬」状態に陥っています。
GM -> 黒鉛筆:よろしくおねがいします。

真庭丹とうか:「…………」視線は眼前の青年に合わせたまま、後ろ手でコピー用紙を鞄から掴み取る。
平井遊里:眼鏡の奥で瞳をひそめる。何かしらのレネゲイドの現象だろうか。
”パンタカ”:「そうだな~……キミ、ボクのこと好き?」
真庭丹とうか:「(研究員に現れた異常。彼の仕業として……それが、指差す動作だけで?)」
朱鬼茉百合:「……あなたがやりたいことは大体分かった。うん、嫌いじゃないかなー」
”パンタカ”:「そ、そっか……」
”パンタカ”:「そっか……」何故かしょげる。
朱鬼茉百合:「……」眉をひそめる
平井遊里:「……………落ち込んじゃってる」
平井遊里:「能力を暴走させる、とかだと思ってたんだけど…」意識共有のために、周りにだけ聞こえる小声。
真庭丹とうか:だが、朱鬼茉百合にそれらしい異常は見られない。いたって平然。
”パンタカ”:「ボクのこと倒しに来た……?」
真庭丹とうか:「いまいちよく分からないわね。まだ能力が不安定なのかも」小声。
朱鬼茉百合:「うーん、そうはならないといいなとは思ってたかな」
平井遊里:「えぇ。"パンタカ"さんが友好的に協力していただくなら、こちらに貴方を倒す理由はありません」
朱鬼茉百合:「……」更に表情が険しくなる。
”パンタカ”:「うんうん。まあ微妙なのかな~もっと楽しいのが良かったけど」
朱鬼茉百合:「遊里。とうか」
真庭丹とうか:「……何かしら」
平井遊里:「……どうしました?」
朱鬼茉百合:「あたしは死ぬ。遊里は破天荒。とうかはやる気まんまん」
”パンタカ”:「あっそういうことする!」
朱鬼茉百合:「しないよー」
平井遊里:「………うん?」いきなりの言葉に少し目を丸くする
真庭丹とうか:「……は?」言動に要領を得ない。精神汚染か洗脳の類いか?
平井遊里:「なに、その、いきなりなんか覚悟決めたみたいな……死ぬって。さっきは不死身って言ってたのに……」言いながら考えを整理する。
平井遊里:「……ん。いや。逆、かな?」私の破天荒はともかく、不死身で死ぬ。そしてやる気まんまん。
真庭丹とうか:「(破天荒の対義語、あったかしら……ともかく、そういう類いの呪いを受けてるわね)」
朱鬼茉百合:「あたし達はエレベーターを降りてきた。あー……うーん、あとは……ラーメンが嫌い……」
平井遊里:「言葉の意味を逆さにする、とかかな。……あ、真庭丹ちゃんがだらけてるっていうつもりはないからね」
”パンタカ”:「もう分かっちゃったら白けちゃうよな~」
”パンタカ”:「まあいいや」
”パンタカ”:「キミたちはどうなるかな」
GM:残る2人を指差す。
GM:1d40 平井
DoubleCross : (1D40) → 3

GM:1d40 真庭丹
DoubleCross : (1D40) → 13

GM:OK。では、
GM:彼が2人を指した直後。

秘話 GM -> 缶詰:平井遊里さん。
GM -> 缶詰:あなたは真庭丹とうかさんの身体の持ち主になります。
GM -> 缶詰:よろしくおねがいします。
GM -> sun_droplet:真庭丹とうかさん。
GM -> sun_droplet:あなたは幽体離脱します。
GM -> sun_droplet:よろしくおねがいします。

GM:平井遊里の身体が倒れる。
GM:それを、あなた達”3人”は見た。
”パンタカ”:「うわっ」驚く
”パンタカ”:「そうなるか~~~」
平井遊里:いきなり、糸が切れたように少女の体が受け身も取らず地面に激突する
朱鬼茉百合:「遊里! もう、大体分かった……!」
朱鬼茉百合:慌てて受け止める。
平井遊里:その受け止められた体は傍目には異常はなく、ただぐったりと全ての力を抜けている
平井遊里:そして、
真庭丹とうか(?):「うわっ!痛っ……?」
真庭丹とうか(?):という声が、それを傍目で見ていた少女の体から発せられる
真庭丹とうか(?):「って、あれ……?え?」と、困惑したような声。
朱鬼茉百合:「とうか……? なるほどね……!」
真庭丹とうか(?):「わ、私が倒れてる…!」
真庭丹とうか(?):ビ、と指差した手は黒い手袋に包まれている。
朱鬼茉百合:「ああっ、ちょっと分かんない」
”パンタカ”:「いや~~~楽しくなってきた」
”パンタカ”:「メチャクチャに出来るな~これ」
真庭丹とうか(?):真庭丹とうかという少女の体が、今までの雰囲気と違って妙に砕けた口調で話し、振る舞っている。
真庭丹とうか(?):「ど、どういうこと!?朱鬼ちゃんは言葉が真逆になっただけなのに…?!」
真庭丹とうか(?):「これも"パンタカ"さん!貴方の能力!?」
朱鬼茉百合:「あんた、とうかでしょ! ああ、いや、遊里じゃないでしょ!」
朱鬼茉百合:「ああもう、分かりやすいなこれ!」
真庭丹とうか(?):大人びた造形の少女の顔で目を見開いている。
”パンタカ”:「そうそう。何が起きるかまでは制御しきれなくてさ~」
朱鬼茉百合:「ううー!」
真庭丹とうか(?):「わ、私は平井遊里……ってそうか!今逆だったね!?」
真庭丹とうか(?):「……そうだ!私がこの状況って、真庭丹ちゃんは…!?」
真庭丹とうか(?):「そっちの私の体、誰か入ってる!?」
朱鬼茉百合:「意識はあるみたいだけど……」
GM:倒れ伏して抱えられた身体は動かない。
真庭丹とうか(?):「うわっ……半目の自分を傍目から見る機会ってそうないね……」
真庭丹とうか(?):「…じゃない。"パンタカ"さん!制御できないってこれ、戻せないの!?」
”パンタカ”:「え?なんで戻す必要があるの?」
”パンタカ”:「折角ボクのちからで全部メチャメチャにできるのに……」
朱鬼茉百合:「もー! よく分かったけど、一つだけ分からないことがある!」
朱鬼茉百合:「あんたは倒しちゃ駄目な奴だ!」
真庭丹とうか(?):「めちゃめちゃにしたら大変だからでしょ!」
真庭丹とうか(?):「朱鬼ちゃんも裏切ったみたいなセリフになるし…!」
朱鬼茉百合:「あたしはダブルクロスだよ!」
真庭丹とうか(?):「と、ともかく!戻せるなら戻してほしいんですが!」
真庭丹とうか(?):力説のあまり両手をぎゅ、と肩の高さで握る。
PL3:────その瞬間。
PL3:真庭丹とうか……に乗り移った平井遊里の足元に落ち、散らばっていたコピー用紙が
PL3:一斉に扇動し、震え、白地の紙が瞬く間に朱に染まっていき。
PL3:紙の群棲は解き放たれたかのように疾走し、"パンタカ"を切り刻もうと襲い掛かる!
”パンタカ”:「ちょ……!わ、わ、わ!」
”パンタカ”:彼に到達する直前で、力を失うように紙が落ちていく。
”パンタカ”:「あぶな……!」
真庭丹とうか(平井):「わ、わっ!?暴走!?」
真庭丹とうか(平井):体の持ち主がしていたような攻撃を見て、なにかしてしまったかと焦る。
朱鬼茉百合:「ああ、もう、そういうこと……」頭を抱える
真庭丹とうか(平井):「……もしかして真庭丹ちゃん!?レネゲイド操作部分は残ってるのかな…!」
真庭丹とうか(平井):大人びた容姿の表情がコロコロと変わる。
PL3:届かないとみるや、紙の群棲達は攻撃を中断。
真庭丹とうか(平井):「ほ、ほら!戻して貰わないとこちらとしても迷惑ですし、このように能力で貴方を狙うかもですよ!"パンタカ"さん!」」
PL3:ばさばさ、と。真庭丹(肉体)の傍に飛び交っている。
”パンタカ”:「も……戻さなくても狙うじゃん!」
”パンタカ”:「知ってるんだからな!」
真庭丹とうか(平井):「メチャクチャにする前は狙わなかったじゃないですか…!」
GM:そこに突入する影がある。
GM:それは刀を振るって、“パンタカ”を斬り伏せようとして。
真庭丹とうか(平井):「元の状態に戻して、穏やかに会話しましょう。ね?」
”パンタカ”:「ギャーッ!」
真庭丹とうか(平井):にこり、と安心させるように笑う。
”パンタカ”:とっさに転がって避けて、その下手人を指差す。
”パンタカ”:「お……お前!」
真庭丹とうか(平井):「あっ…!」
出羽鋭一:「……外したか」
朱鬼茉百合:「へへっ、別行動は失敗だったね」
GM:1d40
DoubleCross : (1D40) → 8

真庭丹とうか(平井):「出羽くん!気をつけて!その子に指さされると……なにか起きます!」
朱鬼茉百合:「ん? いや、指差されてないから……成功しちゃった……?」
出羽鋭一:「何か……?」
出羽鋭一:彼の首元に、タイマーが生えている。
真庭丹とうか(平井):「言葉が逆になったり、体が入れ替わったり……」
出羽鋭一:カチ、カチ、と秒数を刻む。
真庭丹とうか(平井):「…………あの、その首元のソレは?」
出羽鋭一:「は?」首元を掻き、それに触れる。
朱鬼茉百合:「うわ……それ、今までで一番マシなやつじゃ……」
”パンタカ”:「あっ待ってストップ!」
”パンタカ”:「ここでそれやると困るやつだから!」
”パンタカ”:「巻き込まれるし……」
朱鬼茉百合:「あんたは悪くないでしょうが!」
真庭丹とうか(平井):「巻き込まれ、って……」範囲、タイマー。困るやつ
真庭丹とうか(平井):「ば、爆弾じゃないですか!?」
出羽鋭一:「は?」
”パンタカ”:「そ、そうだぞ!本気になればそれくらいは出来るんだからな」
真庭丹とうか(平井):「って!"パンタカ"さんも自分で困ってるじゃないですか!」
”パンタカ”:「ボクの能力の強大さが分かったでしょ?そろそろ大人しくしない?」
真庭丹とうか(平井):「あの、そもそも、解除して頂ければ大人しくも何も、そちらを害するつもりはないのですが…」
PL3:皆がやり取りしてる中、紙達は独りでに折れたり曲がったり切れたりしている。
真庭丹とうか(平井):両手を上げて害意のなさをアピール。
朱鬼茉百合:「めっちゃ便利で役に立つ能力ってだけじゃん!」
真庭丹とうか(平井):真庭丹ちゃんが紙で何かをアピールしている……とその紙達を目端に捉える
”パンタカ”:「……はあ」溜息をつく。「分かってないなあ」
真庭丹とうか(平井):(……何かの暗号とかなら、覚えておけばよかったな)
”パンタカ”:「確かにね。制御はできないよちゃんとは。でもねえ」
PL3:どちらかというと、意志疎通を取るための試行錯誤である。
”パンタカ”:「1回しか使えないなんて言ってないだろ」
”パンタカ”:「ボクの領域の中では、思いのままに“虚”を付与できるってわけ」
PL3:やがて、ほんの少し紙の動きが止まったかと思うと。
”パンタカ”:「これで世界を支配するんだから、解除するわけ無いでしょ」
真庭丹とうか(平井):「それは無理ですよ」その言葉は少し硬い。
真庭丹とうか(平井):「制御できない力は、貴方を傷つけます」
朱鬼茉百合:「ああ、もう……! ならゆっくり話し合いさせてもらおうじゃん!」刀を構える。
PL3:数枚のコピー用紙が縦に等間隔で裂かれ、紙の紐が何本も出来上がる。
真庭丹とうか(平井):「わからないままに使い続ければ、貴方はきっと痛い目を見てしまいます」
PL3:中空に紐の束が浮かび上がったかと思うと、其々が異なる形を取り、組み合わさって。
PL3:文字の並びが出来上がっていく。
真庭丹とうか(平井):「そうなる前に。保護を受けることをおすすめします」
真庭丹とうか(平井):大人びた少女の容姿で、それに見合うような静かな表情で言葉を紡いでいる。
PL3:『さっさとあれたおせ』
真庭丹とうか(平井):「…………」あはは、とその紙の紐の指示を見る。
真庭丹とうか(平井):「そうですね。言葉でわかって頂けないのなら」
真庭丹とうか(平井):慣れない体で、黒の手袋を確認するように嵌め直す
真庭丹とうか(平井):「先輩方に倣って、多少実力行使のほうが良いかもしれません」
出羽鋭一:首元を気にしながら、刀を構え直す。
朱鬼茉百合:「和解確定! ぶち話し合う!」



GM:オープニングを終了します。
GM:ロイスあればどうぞ。
PL3:”パンタカ”/敵/○千切る で取得します。
朱鬼茉百合:〝パンタカ〟 尽力/殺意寄りの傍迷惑○
平井遊里:「同行人 真庭丹とうか ○Pごめん……!/N(体軽くない?)」「"パンタカ" ○P話し合う/N危ない」で取得
平井遊里:以上です。
朱鬼茉百合:こちらもとりあえず以上!
PL3:以上~

■現在の状態
朱鬼茉百合【思考と逆のことを言ってしまう‬】
‪平井遊里【身体が入れ替わる】‬
真庭丹とうか【幽体離脱】
出羽鋭一【身体に時限爆弾を仕掛けられる



◆Middle01◆

GM:【ミドルフェイズ1】
GM:全員登場お願いします。
PL3:30+1d10
DoubleCross : (30+1D10) → 30+4[4] → 34

朱鬼茉百合:朱鬼茉百合の侵蝕率を1D10(→ 5)増加 (42 → 47)
平井遊里:平井遊里の侵蝕率を1d10(→ 9)増加 (36 → 45)



GM:君たちが戦う姿勢に入った時、しかして。
GM:一つの誤算がある。
”パンタカ”:「いいのそれ?ほっといて」
GM:倒れ伏す少女を指差す。
GM:1d40
DoubleCross : (1D40) → 8

GM:ふむ……
GM:では……Eロイス『虚実崩壊』の効果によって
GM:このダイスを達成値と見做します。どういうことかと言うと
”パンタカ”:《妖精の手》を使用。
”パンタカ”:ダイス目1つを10に変更。
GM:10は何かな~
平井遊里:感覚が鋭敏化しそう~
GM:では平井遊里さんに【感覚が鋭敏化する】が付与されます。
平井遊里:ぐったりしてるのに!
GM:今の身体でやっていいよ
平井遊里:はぁい。
GM:彼が指差した瞬間。猛烈に強い風が吹いたように感じる。
GM:空調くらいしか無いはずの部屋の中でだ。
真庭丹とうか(平井):「風の能力……!?」
真庭丹とうか(平井):反射的に姿勢を低くして、その風を感じる。
真庭丹とうか(平井):指を指された先。ぐったりと横たわる自分の体に目を向ける。
真庭丹とうか(平井):「ひゃっ……!?」
真庭丹とうか(平井):振り向いたその仕草。揺れた髪の感触が、首元をくすぐる感覚が嫌に明敏に伝わる
”パンタカ”:「ふう~ん……」その様子をまじまじと見る。
”パンタカ”:「へえ~、へ~……」
PL3:再び中空に紙の紐が舞い、文字を形作っていく。
朱鬼茉百合:「風……? あたしも感じるよ! 遊里だけへの影響じゃない!」
真庭丹とうか(平井):「な、えっ!?」首元に手。手袋の繊維がこそばゆく触れる。「うひゃっ…!?」
PL3:『ひとのからだでへんなこえだすな』
出羽鋭一:「急に変な声を上げるな……!」
朱鬼茉百合:「何か、健全だ……」
真庭丹とうか(平井):「ご、ごめん!なんか、ゾクゾクして!」
PL3:やがて、研究室のデスクスペースから、数羽の折鶴がボールペンを咥えて飛んできた。
真庭丹とうか(平井):「指さされたのは私なのに、こっちもくるの!?」
PL3:紙の紐だけでは情報量に限界がある。そこで、別の伝達手段を並行して探していた。
真庭丹とうか(平井):へにょ、と眉を寄せて明敏になった感覚の情報に戸惑う。
PL3:1枚のコピー用紙が中空に浮かび、折鶴がサラサラと流暢に文章を書き連ねていく。
真庭丹とうか(平井):「こ、コレで戦えるのかな…」感覚が鋭くなったことを自覚すると、着込んだインナーの感触を意識してしまう。
真庭丹とうか(平井):もぞもぞと内股をすり合わせる
PL3:『その身体、普段の武装使える?私は普通に能力使えてるけれども』
真庭丹とうか(平井):「ごめんね真庭丹ちゃん、わざとじゃ、わざとじゃないんだけど…!」
PL3:『だから変な声出すな』
真庭丹とうか(平井):ぐ、と頬を赤くしたまま口を塞ぐ。
朱鬼茉百合:「遊里は前に出てて! 鋭一の目にいいしね」
真庭丹とうか(平井):「どうだろ……糸を出すのは私の体じゃないとダメそうだけど!」
出羽鋭一:耳を塞いでいる。
”パンタカ”:「隙だらけなんだよな~」
”パンタカ”:指をさす。
真庭丹とうか(平井):「前…後ろね!」咄嗟のことで逆の言葉に迷う
真庭丹とうか(平井):「あ、また!」
GM:1d40
DoubleCross : (1D40) → 18

GM:その指の指す先は朱鬼茉百合。
GM:瞬間、全身が沸騰するかのように火照る。
朱鬼茉百合:「う……何、これ……寒っ!」だらだらと汗をかきながら
真庭丹とうか(平井):「えっ、あっ、暑いのね!そういうのもありなの!」
朱鬼茉百合:頬が赤く上気し、服が汗で身体に張り付く。
出羽鋭一:「……凍えていた死体があった」
朱鬼茉百合:「いや……随分ゆっくりだな……寒……」
出羽鋭一:「それを出来るのも能力範疇ということか……?」
PL3:『これ、割と詰んでない?対抗手段がない』カキカキ……
真庭丹とうか(平井):「寒さもありなら、ってわけね…!」
真庭丹とうか(平井):「……今の私の感覚でやられるとヤバイな!」
出羽鋭一:「……一度撤退を」
真庭丹とうか(平井):冷や汗がこそばゆく頬を流れる。
朱鬼茉百合:くらくらとふらついている。汗を腕で拭っても次々に溢れ出る。
出羽鋭一:「荷物があっては厳しいだろう」動かない少女をちらりと見て。
真庭丹とうか(平井):「荷物…!お荷物だけど…!」複雑な心境
PL3:『じゃあ平井さんは私が運ぶわ』カキカキ……
真庭丹とうか(平井):「~~~っ、撤退には賛成!先導お願い!」
真庭丹とうか(平井):「私も運ぶ!」走り出し、肌がその加速の風を受けて「ひゃうんっ!」
”パンタカ”:「あっ逃げちゃうの?」
出羽鋭一:「……だから!」
真庭丹とうか(平井):「ごめんなさ~~い!」
PL3:数十枚のコピー用紙が平井遊里の肉体に纏わり、ゆったりと浮かび上がる。
朱鬼茉百合:「はあ……はあ……それ、反……対……」
平井遊里:力の抜けた肉体が柔らかく運ばれる。
PL3:『平井さんは刺激を受けずに逃げることを考えて あと人の身体で変な声出すな』
真庭丹とうか(平井):「だ、大丈夫、慣れてきた!」「………ッ!」漏れそうな吐息に口をふさぐ
朱鬼茉百合:前方にいる敵に警戒しつつも、明らかに集中が乱れている。
”パンタカ”:逃げる背に指をさす。それが当たったかどうかはわからない。
GM:君たちはとにかく、その場を離れる。
GM:そうして、研究所を脱出して。
GM:その程近くの廃ビルへ。
GM:追跡はないようだ。だが。
出羽鋭一:「……」
出羽鋭一:首元でカチカチと音がなっている。
出羽鋭一:「猶予はあるわけじゃない」
真庭丹とうか(平井):「はぁ、はぁ……」走るたびに脇腹が刺激され、荒れる息を整えている。
PL3:『時限爆弾、"パンタカ"が警戒する位の代物なのよね』
GM:1d40 NPC分
DoubleCross : (1D40) → 22

真庭丹とうか(平井):「そうですね……その爆弾のこともありますし」
朱鬼茉百合:「うう……さむー……のんびりやらなきゃね……」
出羽鋭一:「威力は計り知れないが……」
出羽鋭一:「……」2人の姿から目をそらして。
PL3:『ちなみに残り時間はどれほどか分かる?』
PL3:『あと人をすけべな目で見るな』
朱鬼茉百合:ぱたぱたと胸元を動かして空気を送っている。
真庭丹とうか(平井):「時間表記とかあるかな…?」
出羽鋭一:「見てる……!」
真庭丹とうか(平井):うっすら額に浮かんだ汗と、張り付いた前髪を恐る恐る払っている
出羽鋭一:「あ、いや、」
出羽鋭一:「何だ」
真庭丹とうか(平井):「え?」
出羽鋭一:「違……くはないが」
朱鬼茉百合:「あ、もしかして鋭一はあたしと違うやつ?」
真庭丹とうか(平井):「……朱鬼ちゃんと同じやつかな。反対のコト言っちゃうやつ」
出羽鋭一:「いや、意に反することじゃなくて……」
出羽鋭一:「……!」
真庭丹とうか(平井):「すけべとか、そんなこと言ってる場合じゃないもんね」
出羽鋭一:自分の口を押さえる。
真庭丹とうか(平井):パタパタ、と黒セーラーの裾を払い、風を送り込む。
GM:首元のカウントは58:00から57:59になり。
真庭丹とうか(平井):内部の黒いインナーが少し見える。
GM:1ずつ減っている。
出羽鋭一:「だから止めてって……!」口を抑えてもごもごと叫ぶ。
真庭丹とうか(平井):「残り一時間ってことかな?」
出羽鋭一:「見ちゃうだろそんなの」
真庭丹とうか(平井):首元のタイマーを下から覗き込むようにする
PL3:『反対のことを言っている場合、「意に反することじゃなくて」は矛盾するわね』
PL3:『ひょっとして、本心が隠せてない?』
真庭丹とうか(平井):「うぇ!?」
出羽鋭一:「うん……」
出羽鋭一:顔を抑えている。
出羽鋭一:「見ないように努力したいとは思ってる……」
真庭丹とうか(平井):「……………」気まずげに目を背ける。
朱鬼茉百合:「え……?」厚さを紛らわせようと上着を脱いでいた。
真庭丹とうか(平井):「真庭丹ちゃんも朱鬼ちゃんも可愛いからねぇ…」はは、と努めて明るい声。
出羽鋭一:「や、は、え」それを見て。
朱鬼茉百合:「あー……ごめん、ちょっと我慢できる寒さだったから……」少し意識が朦朧としている
出羽鋭一:「み……見ない!見ないから!」後ろを向く。
PL3:『すけべ これだから男子は』筆圧が若干強め。
出羽鋭一:「見たいけど……」
出羽鋭一:「あ~~~!」
出羽鋭一:「あ~~~……!」
真庭丹とうか(平井):「そのレベルの暑さなんだ……爆弾もそうだけど、ほんとに時間が無いね」
朱鬼茉百合:「あ、あはは……もっと責めてあげて……」
真庭丹とうか(平井):「出羽くん……」掛ける声に迷う
PL3:『ええ、時間がない 早く打開策を探らなくては』
GM:1d40 真庭丹さんの分
DoubleCross : (1D40) → 14

GM:う~ん 意味なさそ
GM:しょうがないな……
GM:《妖精の手》を使います。
GM:ダイス目を10に。
GM:よろしくおねがいします。
出羽鋭一:「……打開策か」
PL3:『とりあえず状況の整理かr』
PL3:書き記す途中で、折鶴がボールペンを落とす。
真庭丹とうか(平井):「あれっ」落ちたボールペンを拾う。
真庭丹とうか(平井):「打開と言うなら……私の体の方はまだ何もされてないから、こっちが動くと良いんだけどね」
真庭丹とうか(平井):ぐったりと眠っているような栗毛の少女を見る。
平井遊里(???):それと同時に、先ほどまで眠っていた少女がゆっくりと身体を起こす。
朱鬼茉百合:「……ぬわっ」
真庭丹とうか(平井):「ひょわっ?」
出羽鋭一:「何が……」振り向いて。「うわっ」
出羽鋭一:上着を脱いだ少女が目に入ってもう一度向き直る。
平井遊里(???):「……っ、これ、は……?」片手で長髪をかき上げる仕草をしながら。
真庭丹とうか(平井):「あれ……?私、戻ってないよね?」ペタペタと頬を触る「うひっ」
朱鬼茉百合:「えっと、もしかしてとうかが入ってない感じ……?」
平井遊里(???):「……うひゃっ!?」
真庭丹とうか(平井):「ひゃあ!?へ、変な声出さないでよ!」
平井遊里(???):だが長髪に触れることなく、代わりに所作の反動が肩を通じて跳ね返って来た。
平井遊里(???):「……な、るほど……っこれ、しんどいわね……」
真庭丹とうか(平井):「ええと……もしかして、真庭丹ちゃん?」
真庭丹とうか(平井):髪をかきあげる所作を真似する。「……んっ」手首を細い髪の毛がくすぐり、声が出そうになるのを耐える
平井遊里(真庭丹):「……ええ、真庭丹よ」なるべく柔らかく、衝撃が生まれないように立ち上がろうと試みる。
平井遊里(真庭丹):「それと、多分……平井さんと同じ症状が出てるわね」
真庭丹とうか(平井):「うげ……」「そっちの体もなんだ」
平井遊里(真庭丹):「さっきまで幽体……離脱?してたのだけど」
真庭丹とうか(平井):「それで私の体に入っちゃったんだ…」
朱鬼茉百合:「はあー……ふう……もー! あいつ最高! ああもう!」
平井遊里(真庭丹):「この症状は幽体だと意味ないか、ら……解除されたのかも」
朱鬼茉百合:言葉では褒めてしまうことに苛ついている。
平井遊里(真庭丹):「……っわひっ!!」立ち上がるだけで、身体に鋭く感覚が跳ねた。
真庭丹とうか(平井):「時間制限のある朱鬼ちゃんや出羽くんと違って差し迫ってはないけど、普通に困る状態だなぁ…!」
出羽鋭一:「声を上げないで!」悲鳴のような叫び。
真庭丹とうか(平井):「へ、変な声出さないでよぉ!」
平井遊里(真庭丹):「ご、ごめんなさい……」
真庭丹とうか(平井):蜘蛛糸で編んだタイツなどの独特な感触が真庭丹さんを襲っているだろう
平井遊里(真庭丹):「でも、おかしいのよ……別に普段だったら立ち上がるだけで、こんな……」
平井遊里(真庭丹):「こんな……」視線が下に。
平井遊里(真庭丹):「…………」
真庭丹とうか(平井):同じく視線。「………?」
平井遊里(真庭丹):「平井さん……これ、邪魔なんだけど」胸を指さして。
真庭丹とうか(平井):「んなぁ!」「邪魔って言われても…その、困る!」憤慨、と顔が赤くなる
朱鬼茉百合:「ぶっ」吹き出す
真庭丹とうか(平井):「た、たしかに動いてるとバランスとるの難しいけど…好きでそうなったわけじゃないし、普通だもん!」
平井遊里(真庭丹):脂肪の塊なので当然揺れやすいし、ましてや本来の真庭丹には存在していない代物。
朱鬼茉百合:「確かに……うん、遊里のおっぱいちっちゃいよね……」
真庭丹とうか(平井):「朱鬼ちゃん!」反対の言葉と理解する「……朱鬼ちゃん!」
出羽鋭一:「ちょっと……」
出羽鋭一:「やめて……」
真庭丹とうか(平井):「それはその、身長がちっちゃいだけで、比較的そう見えるだけ!友達はもっと大きいし!」
平井遊里(真庭丹):「揺れないように抑えて……ひぁっ!?」
出羽鋭一:「興奮するから……」
真庭丹とうか(平井):「……………」出羽くんの言葉に耳まで赤くなる
出羽鋭一:「いや、その、」
出羽鋭一:「こうなるから!」
出羽鋭一:「やめてくれ……!」
平井遊里(真庭丹):単純に慣れてないのも相まって、衝撃がよりダイレクトに跳ね返ってくる。
朱鬼茉百合:「あー……ごめんごめん、もっとやる」
平井遊里(真庭丹):「……すけべ」ジト目。
真庭丹とうか(平井):「出羽くん……出羽くん~~~!」多少涙目。
真庭丹とうか(平井):目の端であんな表情出来たんだ私…と少し現実逃避。
出羽鋭一:「とにかく!」
出羽鋭一:「あいつを殺す手段を見つける」
出羽鋭一:「絶対殺す……」
朱鬼茉百合:「うん、それには絶対同意できない……!」
平井遊里(真庭丹):「同感ね……絶対、千切ってやる」
真庭丹とうか(平井):「そうだね…」だんだん刺激しない動きになれた自分と違い、目の前でビクビクと悶てる自分の体を見て
真庭丹とうか(平井):「……絶対、怒る」
真庭丹とうか(平井):体の持ち主の声帯を利用して、低い声が出た。
GM:----
GM:シーン終了。ロイス取得及び購入可能です
平井遊里(真庭丹):出羽鋭一/○連帯感/すけべ 平井遊里/○連帯感/普段からこんな脂肪の塊付けてよく平気でいられるわね で取得します
真庭丹とうか(平井):「出羽鋭一 ○P同情/Nあの………」で取得
朱鬼茉百合:出羽栄一 ○憐憫/罪悪感 で取得
真庭丹とうか(平井):購入は大槌を狙います。
朱鬼茉百合:購入はボデマ!
真庭丹とうか(平井):2dx+3>=14
DoubleCross : (2DX10+3>=14) → 5[3,5]+3 → 8 → 失敗

真庭丹とうか(平井):以上。
平井遊里(真庭丹):アルティメイド服 目標値20
朱鬼茉百合:2dx+1>=12
DoubleCross : (2DX10+1>=12) → 9[8,9]+1 → 10 → 失敗

朱鬼茉百合:財産吐けば買えるけど……見送りで、以上!
平井遊里(真庭丹):4dx>=20
DoubleCross : (4DX10>=20) → 10[4,6,10,10]+7[7,7] → 17 → 失敗

GM:すごい
真庭丹とうか(平井):じゃあの方にまにわにちゃんにバディムーヴだ。
平井遊里(真庭丹):バディムありがとう!!購入して装備して以上!!
真庭丹とうか(平井):人の体でコスプレを…!
真庭丹とうか(平井):こちらも以上!

■現在の状態
朱鬼茉百合【思考と逆のことを言ってしまう‬】【異常に暑く感じる】
‪平井遊里【身体が入れ替わる】‬【感覚が鋭敏化する】
真庭丹とうか【幽体離脱→身体が入れ替わる】【感覚が鋭敏化する】
出羽鋭一【身体に時限爆弾を仕掛けられる】【本音が漏れる】



◆Middle02◆

GM:【ミドルフェイズ2】
GM:情報収集です。登場をお願いします。
平井遊里:平井遊里の侵蝕率を1d10(→ 9)増加 (45 → 54)
朱鬼茉百合:朱鬼茉百合の侵蝕率を1D10(→ 5)増加 (47 → 52)
平井遊里(真庭丹):34+1d10
DoubleCross : (34+1D10) → 34+3[3] → 37




GM:情報項目は2つ

・“パンタカ”〈情報:UGN,裏社会〉9
・出羽鋭一〈情報:UGN,噂話〉9

真庭丹とうか(平井):じゃあパンタカの方に行きましょう。噂話は任せた。
真庭丹とうか(平井):コネ起動して情報UGN
真庭丹とうか(平井):4dx+3>=9 パンタカ
DoubleCross : (4DX10+3>=9) → 10[5,8,8,10]+4[4]+3 → 17 → 成功

朱鬼茉百合:じゃあ出羽くんを
朱鬼茉百合:コネ使用。情報:噂話で
朱鬼茉百合:4dx+2>=9
DoubleCross : (4DX10+2>=9) → 10[3,9,10,10]+7[7,7]+2 → 19 → 成功

真庭丹とうか(平井):メチャクチャ知ってる
平井遊里(真庭丹):すごい回る
GM:メチャクチャ知られてる……
朱鬼茉百合:鋭一のこといっぱい教えて♡
GM:はい……
GM:まあ聞けば全部言うしなあいつ 本音漏れるから
真庭丹とうか(平井):ダダ漏れ
GM:開示します

・“パンタカ”
FHの被検体。実験内容は領域支配能力の強化。
その結果、理性の消失と引き換えに、強大なる虚実の領域支配能力を得た。
その出力は桁違い。指をさすだけで、嘘のように荒唐無稽な小障害を、理に則らず具現する。
それは各所で起きる、小規模レネゲイド災害事案に近い。蓄積すれば害は計り知れない。
放置すれば享楽的に被害を拡大すると予想される。直接能力阻害の手段が必要。
また、ある程度の空間内の活動をも支配の範疇に収めると思われる。

・出羽鋭一
UGNチルドレン。コードネーム“ターンアダマー”。
シンドロームはキュマイラ/バロール。前衛型の白兵アタッカー。
馴れ合いを嫌う、冷静沈着で孤高のチルドレンと思われているが、
女性が非常に苦手で話そうとするとぎこちなくなっているだけ。男性とは普通に話している。
イシェーバという遺産の適合者。遺産コード:鬼切りの古太刀。




GM:君たちは体制を整え、対応に足る情報を集めている。
GM:その身に起きている効果は収まる気配はない。
GM:それどころか、物理的な時間制約がある。増援は期待薄だろう。
出羽鋭一:「……偵察完了」外から戻ってくる。
出羽鋭一:「あいつは研究所からまだ出てない」
朱鬼茉百合:「はあ……ん、あ……鋭一……」薄着のまま、大量の汗を流し、ぼんやりとした目で出迎える。
出羽鋭一:「うわっ……!」
真庭丹とうか(平井):「お疲れ様~」朱鬼ちゃんを仰いでる。その僅かな動きの合間に少し体がビクリと跳ねる
平井遊里(真庭丹):「事情があって出てこれないのか、気まぐれで出てこないのか……判断が難しいわね」
出羽鋭一:「そうだった……ここだと困るから外出て頭冷やそうと……」
出羽鋭一:「……どうせまた来るって思ってるのかも。これを解きに」
真庭丹とうか(平井):「助かる話ではあるけどね……んっ。この体だと、追いかけるのも難しいから」
出羽鋭一:自分の首筋に触れる。着実にカウントは縮まっている。
平井遊里(真庭丹):「そうね……っう、今のうちにこちらも、出来ることを……んんっ」
朱鬼茉百合:「それで……ふう……肝心のそのままにしておく手段はありそう……?」荒い息に合わせて胸が上下している。
真庭丹とうか(平井):「うう…」喋るたびに上下して刺激を与えているらしい自分の体から目をそらしている
真庭丹とうか(平井):「……確かに、今からじゃ増援を呼ぶのも間に合わないからね」
出羽鋭一:胸に行く目をそらす。
平井遊里(真庭丹):「ウチのアルバイトも呼べないかと思ったけど……丁度レッスン中で、連絡付きそうにないわね」
真庭丹とうか(平井):「かと言って、近づけばまた被害が増えそうだけど……次の接触する時に、一気に制圧するしか無いね」
朱鬼茉百合:「あたしの相棒も……流石に来れそうかなー……」
真庭丹とうか(平井):こちらはまだ、声を出しても刺激が少ない。
真庭丹とうか(平井):「となるとこの戦力だけですね……近づいても、能力を解除するための問題もありますね。倒せば解除されてくれると良いんですが」
真庭丹とうか(平井):「能力解除に特殊な手順が必要だとしたらどうしましょう。私にはツテがないんですよねぇ」
真庭丹とうか(平井):どうしましょう、と皆を見回す。
平井遊里(真庭丹):「倒す方向で試してみるしかないわね……しかし、“パンタカ”の能力」
平井遊里(真庭丹):「指差すだけでランダムに状態異常付与。リーチ不明。準備動作なし」
出羽鋭一:「……メチャクチャだな」
朱鬼茉百合:「普通のオーヴァードだよね……ジャームじゃない可能性大だね……」
平井遊里(真庭丹):「ええ、このまま戻っても状況が悪化するだけ」
真庭丹とうか(平井):「うん。…"領域"って言ってたし、ある程度離れれば安全かもしれないけど。そうもいかないしね」
平井遊里(真庭丹):「ただ倒すだけじゃなく、まずは奴の能力自体の対応策を用意していかないと」
真庭丹とうか(平井):「遠くから狙撃とかできれば別だけどね……朱鬼ちゃんも近づくタイプだよね?」
朱鬼茉百合:「まあ剣術は距離取らないとしょうがないからね……」
平井遊里(真庭丹):「私の紙は視界をカバーできるけど、以前攻撃した時は当たる直前で無力化されたわね」
平井遊里(真庭丹):「……逆に、出羽くんの剣撃は身体を転がして避けていた」
出羽鋭一:「……というか、視界なら」
出羽鋭一:「向こうも指せる位置だろ」
平井遊里(真庭丹):「……その通り。嫌になるわね」
真庭丹とうか(平井):「となると、出羽くんの攻撃を避けたのが鍵なのかな。なにか心当たり、ある?」
出羽鋭一:「えっあっ」急に振られて動揺する。
朱鬼茉百合:「うあー……」身体のだるさに絶えかねて床に転がる。出羽が上から覗くようになる体勢。
朱鬼茉百合:「何もないでしょー……鋭一ぃ」
出羽鋭一:「……あ、あるけど」
出羽鋭一:「なんで知って……」
朱鬼茉百合:薄着のせいで胸の谷間が見える位置だ。
出羽鋭一:「ちょっと……!」
平井遊里(真庭丹):「あら、そうなの?」
出羽鋭一:「服を着……」
出羽鋭一:「ああいや暑いのか……えーっと……」
朱鬼茉百合:「うあー……あいつが鋭一の攻撃だけは避けなかったからー……」玉のような汗が谷間を流れる
出羽鋭一:「……エロいな……」
真庭丹とうか(平井):「……なにか涼しい服でも編んだほうがいいかな」朱鬼ちゃんのあられもない姿を忠告できない事情。
真庭丹とうか(平井):「出羽くーん……いや、仕方ないけど、仕方ないけどねっ」
出羽鋭一:「……」刀を取り出して、柄で自分の額を殴る。
出羽鋭一:「ごめん、ほんとごめん」
朱鬼茉百合:「ちょっ、鋭一……!」流石に顔が赤くなって胸元を隠す。
平井遊里(真庭丹):「……人の身体ばっか見てないで、自分のステータス洗い浚い吐きなさい、すけべ」
朱鬼茉百合:「あたしも悪くないけど……!」
出羽鋭一:「この剣は」自分の額を殴りながら。
出羽鋭一:「削り取れる」殴りながら。
真庭丹とうか(平井):「私の顔が凄い怖い顔してるな……」
真庭丹とうか(平井):「削れる?」
出羽鋭一:「斬ったものに付与された、痛っ、術式を」殴りながら。
出羽鋭一:「一太刀入れれば、無力化出来る可能性はある」
出羽鋭一:「痛……」殴り続けながら。
真庭丹とうか(平井):「ほ、ほどほどにね?」
朱鬼茉百合:「いや……もっとやりな……」
平井遊里(真庭丹):「(ふむ……以前、UGN支部で遺産データベースの書類を浚う機会があったけど)」
真庭丹とうか(平井):「朱鬼ちゃん!……いや、逆か。びっくりするなぁ!」
出羽鋭一:「俺に優しくしないで……」
出羽鋭一:「緊張するから……」
出羽鋭一:「っ」ひときわ強く柄を叩きつける。
平井遊里(真庭丹):「(そういった日本刀の類型があったわね。確か……鬼切りの古太刀とかいう)」
真庭丹とうか(平井):「えぇっ、ご、ごめん…!」
出羽鋭一:「忘れて!!」
朱鬼茉百合:「ええー……どうすればいいかよく分かる……」
真庭丹とうか(平井):「ともあれ、なんとか出来るかもってことだね? ……確か、そういう刀があるってのは聞いたな」
出羽鋭一:「……」
出羽鋭一:「ただ、指に捕まらずに一撃入れるのは難しいかも」
朱鬼茉百合:「あたし聞いたことない。ジャームに弱いやつだよね」
出羽鋭一:「……言いたくなかったんだけど」
出羽鋭一:「囮をやって貰えばいけると思う」
出羽鋭一:「……言いたくなかった……」
平井遊里(真庭丹):「……ふむ、なるほど」
真庭丹とうか(平井):「……指をさすなら、同時に使えて両手だしね」
平井遊里(真庭丹):「すけべだけれども、女性を気遣う心意気はあるようね」
出羽鋭一:「女の子がこれ以上辱めを受けるのはかわいそうというか」
真庭丹とうか(平井):「このままになるよりは、あと一つ増える危険があってもやる価値はある……かも」
出羽鋭一:「今でさえだいぶ……」
平井遊里(真庭丹):「すけべだけれども」
真庭丹とうか(平井):「真庭丹ちゃんは容赦ないね!?」
出羽鋭一:「……ごめんて」
朱鬼茉百合:「分かれて行った時は全然駄目だったもんね」
出羽鋭一:「あの、本当に終わったら忘れて」
朱鬼茉百合:「駄目! なるべく忘れないようにするから!」
平井遊里(真庭丹):「……悪かったわ」流石に居たたまれなくなってきた。
真庭丹とうか(平井):「一番ダメージを受けてるね……私達はまだ、コレぐらいで良かったのかも…」自分の腕を指でなぞる「ひゃうんっ!」
真庭丹とうか(平井):「…………」「ごめん、油断しました」口をふさぐ
出羽鋭一:「……」顔をそらす。
平井遊里(真庭丹):「いや……自分もそうだから……まぁ……」
平井遊里(真庭丹):「……ともかく、方針が決まったわね」
出羽鋭一:「……ああ、待てよ」
出羽鋭一:刀を抜く。
出羽鋭一:自分の頸に当て、軽く引く。
出羽鋭一:「ぐううっ……!」
真庭丹とうか(平井):「介錯!?」
朱鬼茉百合:「えっ!?」
平井遊里(真庭丹):「……確かに、可能性はあるけど。思い切ったことするわね」
出羽鋭一:「……うん。ちょっと実験を」
出羽鋭一:血の滴る首筋を抑えて。
出羽鋭一:「……」3人を見渡す。
真庭丹とうか(平井):「………実験、どう?結果は」
出羽鋭一:「……」
出羽鋭一:「……成功」
真庭丹とうか(平井):「…………今、何考えたかは聞かないほうが良いやつ?」
出羽鋭一:「……黙秘」
真庭丹とうか(平井):「あ、隠し事だ。……成功っぽいね」
平井遊里(真庭丹):「……時限爆弾の方は?」
出羽鋭一:切った側と反対。爆弾はしっかり残っている。
出羽鋭一:「もう一回やればこれも取れるかも」
出羽鋭一:「……」失血する手を抑えたまま。
出羽鋭一:「……流石にすぐは無理か」
朱鬼茉百合:「じ、実験体なら不死身じゃないあたし以外がいいと思う!」
出羽鋭一:「再生が追いつかない」
出羽鋭一:「……一部なら解けなくもないけど」
出羽鋭一:「どうする?」
朱鬼茉百合:「あ、いや、これは我が身かわいさで言ってるんだけど……」
平井遊里(真庭丹):「……いえ、これ以上やって貴方が再起不能になるのはマズい」
GM:現状かかっている効果の内、一つを選んで解除できます。
真庭丹とうか(平井):「先に本音が漏れる方解除したんだ。……確かに、奇襲する時に実害出そうだしね」
GM:ただし解除した場合に、侵蝕率が+2d10されます。
GM:鬼切りで攻撃されて消耗するためです。また、解除は一つのみ。
真庭丹とうか(平井):「根こそぎに刮ぐなら、再生にも支障出そうだしね。喫緊で困ってる奴だけのほうが、良いかも…?」
真庭丹とうか(平井):朱鬼ちゃんを見る。汗の量が異常だ。
真庭丹とうか(平井):「じゃあその、朱鬼ちゃんから試してもらう?」
朱鬼茉百合:「お断り」言葉とは裏腹に受け入れる姿勢
出羽鋭一:「……分かった」刀を構えて、正面から彼女を見て。
出羽鋭一:「……」眼を泳がせる。
朱鬼茉百合:「……」背中を向ける
平井遊里(真庭丹):「……言葉にしなくても本心が透けてるわよ」
出羽鋭一:「ごめん助かる……」
出羽鋭一:「ごめんなさい……」
真庭丹とうか(平井):「突っ込まないであげようよぅ」
平井遊里(真庭丹):「ごめんなさい……でも、本当に分かりやすかったから……」
真庭丹とうか(平井):「…………ノーコメントで」
出羽鋭一:背中につぷ、と。
出羽鋭一:切っ先を軽く差し入れる。
出羽鋭一:熱を帯びた刃がその身を苛み。
朱鬼茉百合:「……っ、ぁ」
出羽鋭一:引き抜く。異常性を削り去る。
朱鬼茉百合:「………………暑い」
出羽鋭一:「……治ってない?」
朱鬼茉百合:「暑い暑い暑い暑い暑い暑い暑い暑いあーーーーつーーーーいーーーーー!」
平井遊里(真庭丹):「……なるほど、解除もランダム性があるのね」
真庭丹とうか(平井):「あっ、これは……言葉のほうが治った、のかな」
真庭丹とうか(平井):「そうみたいだね。たしかにあのままじゃ、意思疎通も大変だったけど。」
朱鬼茉百合:「あたしは不死身! とうかは毒舌! 遊里はおっぱい大きい! 鋭一はすけ……おほん」
朱鬼茉百合:「あー! あっついけど、すっきりしたー!」
真庭丹とうか(平井):「朱鬼ちゃん!」反射的に胸の前で腕をクロスする。
出羽鋭一:「違うって……!」
出羽鋭一:「誰でもなるだろ……!」
平井遊里(真庭丹):「……よく分からないけど、気分が回復したなら何よりだわ」
朱鬼茉百合:「あいつ絶対ぶった斬ってやる! わははははー!」ちょっとテンションがハイになっている
平井遊里(真庭丹):「この場でなるのは貴方だけよ……」
真庭丹とうか(平井):「~~~~……!」咄嗟に気にしたせいで刺激にうずくまる。
真庭丹とうか(平井):「……と、ともかく。解除はされるみたいね」
出羽鋭一:「二人はどうする?」
真庭丹とうか(平井):少しろれつが回ってない。
平井遊里(真庭丹):「私の身体でそういうことしないで」
出羽鋭一:刃を構えたまま問う。
真庭丹とうか(平井):「マジでごめんなさい…」
平井遊里(真庭丹):「……互いの身体が入れ替わってる場合、片方を切るとどうなるのかしらね」
真庭丹とうか(平井):「……さっきの私みたいに、片方がぐったりする。という可能性もあるよね」
出羽鋭一:「どうだろう。あと、多分だけど」
出羽鋭一:「めちゃくちゃ痛いと思う」
平井遊里(真庭丹):「……………………」
真庭丹とうか(平井):「そっか。感覚が鋭敏っていうことはそうだよね………どうしよう………」
朱鬼茉百合:朱鬼茉百合の侵蝕率を2d10(→ 9)増加 (52 → 61)
真庭丹とうか(平井):ふにゃ、と弱気な顔で真庭丹ちゃん(ちょっとクールな自分)の顔を見上げる
平井遊里(真庭丹):「確かに、それは困るわね……」先ほどから、細心の注意を払って身体を動かさないようにしている。今、あの刃を入れられたらと思うと、ぞっとする。
平井遊里(真庭丹):「……そういえば試してなかったけど、今は能力が使えるのかしら」
真庭丹とうか(平井):「どうだろ。真庭丹ちゃんは紙を操れてたけど、私の糸は体由来だからなぁ」
真庭丹とうか(平井):「一応、非常用にストックしてるからそれをたぐるだけなら問題ない…と思う」
平井遊里(真庭丹):「肉体依存のエフェクトは行使できない、か。多少は戦力が落ちるけれども……」
朱鬼茉百合:「体由来なら糸斬るのじゃ駄目なの? 糸も感覚共有してたりする?」
真庭丹とうか(平井):「囮をするだけなら、このままでも困るわけじゃないよね。指さされるだけだし……大元を斬っちゃえば治るかもだから」
平井遊里(真庭丹):「……ん、さっぱり。身体を奪っても、糸を出す能力が使えるわけじゃなさそうね」
朱鬼茉百合:「なるほど。研究所の時と違って慣れてきてるしね」
真庭丹とうか(平井):「うん。下手にやって片方だけ体動かせなくなるかもだから、このまま行っちゃうのもいいと思うけど…どう?」
平井遊里(真庭丹):「ええ、じゃあ、私達はこのままで」
出羽鋭一:「了解」
真庭丹とうか(平井):「ん。おっけ」
真庭丹とうか(平井):「じゃあ真庭丹ちゃん、糸を回収しておきたいんだけど、片足を前に踏み出してくれる?」
平井遊里(真庭丹):「……うん?」
真庭丹とうか(平井):平井遊里の体、そのスカートから伸びたタイツに包まれた足に、つつ、と人差し指をなぞる。
真庭丹とうか(平井):その指先で解くように、蜘蛛糸で編まれたタイツが解けシュルシュルと肌が顕になり、穿いていたタイツがニーソックスほどの丈を残して解ける
真庭丹とうか(平井):肌に伝わるの感覚は優しく刷毛で肌をなぞられるような力加減かもしれない。
平井遊里(真庭丹):「……っひゃあん!!」
出羽鋭一:「……」
朱鬼茉百合:「……遊里、結構容赦ないね」
真庭丹とうか(平井):「う、うわぁごめん!!」
真庭丹とうか(平井):「普段平気だから…つい…!」
平井遊里(真庭丹):「ひぃっ……あ、あぅ、……んん」撫でる感覚が鋭利に触感を突き刺し、堪えきれずに全身が震える。
真庭丹とうか(平井):「や、やめて!そんな顔しないでー!」
平井遊里(真庭丹):「……っ、はあ……なんて、鬼の様な所業をするのかしら」
出羽鋭一:「……」
平井遊里(真庭丹):涙目になりつつも、きつい目つきで睨み付ける。
真庭丹とうか(平井):急いで巻き取る。黒の糸が緩やかに寄り合い、真庭丹さんの体の白い髪を1つに束ねるようにまとめていく。
朱鬼茉百合:「鋭一。頑張れ」
真庭丹とうか(平井):「うぅ……反省してます……でもそんな顔できるんだね私…」
真庭丹とうか(平井):普段はどうにもキリッとならないはずの、いつも鏡で見る顔が睨みつけてくる。怖い。
出羽鋭一:「いや何も漏れてないでしょ」
平井遊里(真庭丹):「貴女のコロコロ変わる表情が乗った私を見るのも、だいぶこう……アレよ。何とも言えないわよ」
出羽鋭一:「何も言ってないし……」
朱鬼茉百合:「大丈夫? 目隠しとかした方がいい?」
真庭丹とうか(平井):「そう?なるたけキリっとしてみるね…?」キリッ。傍目から見るとむん、と小さな子供が虚勢を張るような顔。
平井遊里(真庭丹):「変な顔しないで」
出羽鋭一:「いやいいから」
真庭丹とうか(平井):「し、してませんが」
出羽鋭一:「というか。時間がないでしょ」
真庭丹とうか(平井):「と、ともあれ、コレで準備は万端です!時間もないことだし、急ぎましょう!」
平井遊里(真庭丹):「ええ、早くあいつを千切りに行きましょう」
朱鬼茉百合:「ん、そうだね。よーし、行こうか! ぶった斬る! へへっ、ちゃんと言えるっていいなー!」
真庭丹とうか(平井):「うん。私達が囮で、その間に出羽くんが一撃を喰らわせる」
真庭丹とうか(平井):近づいて、鋭敏な感覚を我慢しながら出羽くんの手を握る。
真庭丹とうか(平井):「任せたよ。お願いね、出羽くん!」
出羽鋭一:「ひゃっ」こっちが声を上げる。
出羽鋭一:「よ、よろしく……」ボソボソと返す。
朱鬼茉百合:「魔性だ……」
平井遊里(真庭丹):「だから、私の身体で変なことしないでっ、わひゃあ!!」
平井遊里(真庭丹):咄嗟に身体を揺らしたので、がっつり脂肪から反動が返ってきた。
出羽鋭一:「……」それをがっつり見て。
平井遊里(真庭丹):「(……しかし、これだといつものルーティンもできないわね)」
平井遊里(真庭丹):鞄の中に入った、恐らく今飲んだら喉が大変なことになりそうな"辛そうで辛くないちょっと辛いラー油"を眺めながら。
出羽鋭一:「……早く離れたほうがいいなこれ」

■現在の状態
朱鬼茉百合【異常に暑く感じる】
‪平井遊里【身体が入れ替わる】‬【感覚が鋭敏化する】
真庭丹とうか【身体が入れ替わる】【感覚が鋭敏化する】
出羽鋭一【身体に時限爆弾を仕掛けられる】




GM:シーン終了。ロイス取得及び購入可能です
朱鬼茉百合:平井遊里 ○おっきい/魔性  真庭丹とうか ○クール/毒舌 で取得
真庭丹とうか(平井):「朱鬼茉百合 ○P連帯感/N無防備すぎるよ」で取得
平井遊里(真庭丹):朱鬼茉百合/○連帯感/奔放ね で取得
朱鬼茉百合:購入はボデマ!
朱鬼茉百合:3dx+1>=12
DoubleCross : (3DX10+1>=12) → 7[1,4,7]+1 → 8 → 失敗

真庭丹とうか(平井):購入は大槌
朱鬼茉百合:財産点1点足りない……!
真庭丹とうか(平井):2dx+3>=14
DoubleCross : (2DX10+3>=14) → 8[2,8]+3 → 11 → 失敗

真庭丹とうか(平井):財産入れて買います。
平井遊里(真庭丹):UGNボディアーマー 目標値12
真庭丹とうか(平井):平井遊里の財産を3減少 (6 → 3)
平井遊里(真庭丹):4dx>=12
DoubleCross : (4DX10>=12) → 8[1,5,7,8] → 8 → 失敗

真庭丹とうか(平井):朱鬼ちゃんにバディムーブで+3。
平井遊里(真庭丹):わあい!財産点1使用して購入!!
朱鬼茉百合:ありがとう! 財産点1点入れて成功!
真庭丹とうか(平井):あらっ、多分まにわにちゃんは4点いれる感じ!ごめんよ!
平井遊里(真庭丹):あ、茉百合ちゃんの方に直接やったのか
真庭丹とうか(平井):まにわにちゃんはお金持ちだからね。
平井遊里(真庭丹):アルティメイド服あるからパスする予定だった。それなら失敗のままで以上ですん
真庭丹とうか(平井):あ、朱鬼ちゃんの失敗のフォローか。なるほどにゃんね。
真庭丹とうか(平井):こちらも処理以上~
朱鬼茉百合:以上!


◆Middle03◆

GM:【ミドルフェイズ3】
GM:全員登場お願いします
朱鬼茉百合:朱鬼茉百合の侵蝕率を1D10(→ 7)増加 (61 → 68)
平井遊里(真庭丹):37+1d10
DoubleCross : (37+1D10) → 37+9[9] → 46

真庭丹とうか(平井):平井遊里の侵蝕率を1d10(→ 8)増加 (54 → 62)



GM:君たちは再び、研究所に足を踏み入れて。
GM:対峙する。諸悪の根源たる男と。
”パンタカ”:「お、来た来た」
”パンタカ”:「待ちくたびれたよ~」
”パンタカ”:「そろそろ限界になってきた?」
平井遊里(真庭丹):「……っ、はぁ、な、長い道のりだった」歩くたびに衝撃が返ってくるので、割と疲労困憊している。
真庭丹とうか(平井):「エレベーターの振動がこんなにキツイとはね…!」こちらは若干余裕があるが、頬が紅潮し汗が浮いている
朱鬼茉百合:「ふー……あんたに勝つ。こっちには勝算があるんだから」相手は言葉が逆になっていると思っている筈だ。だから正直に話すことがブラフになる。
平井遊里(真庭丹):「……しかし、貴方はここから出てこなかったわね」
平井遊里(真庭丹):「この研究所に居なければならない理由でもあるのかしら?」
真庭丹とうか(平井):「待ちくたびれた、ってことは、逃げるつもりもなかったようですね」
”パンタカ”:「いや別に?」
”パンタカ”:「ここ食料も寝床もあって快適だし」
平井遊里(真庭丹):問答に意味はない。適当に会話を間延びさせ、不意の一撃を咬ませるための隙を作る。
”パンタカ”:「逃げる理由だってないでしょ」
”パンタカ”:「無敵なんだから……」
”パンタカ”:「まだ分かんないの?追加しよっか?」
朱鬼茉百合:「あんたは無敵なんかじゃない。あんたは負ける」
平井遊里(真庭丹):「遠慮するわ」
”パンタカ”:「イヤって言われるとやりたくなる~」真庭丹さんへ指差して。
GM:1d40
DoubleCross : (1D40) → 9

GM:ふむ……
真庭丹とうか(平井):「それに、今までに発現した分なら、それほどの即効性はない…はず!」
GM:では、変異種エフェクト《ハードラック》を使用。
GM:振り直します。
GM:1d40
DoubleCross : (1D40) → 5

GM:では、急に片足の感覚が消える。
平井遊里(真庭丹):片足
GM:麻痺したように、満足に動かすことが出来ない。
平井遊里(真庭丹):「────っ、え」がくん、と身体がバランスを崩し。
真庭丹とうか(平井):「っ、真庭丹ちゃん!」
平井遊里(真庭丹):感覚が消えた右足の方向に倒れ込む。
朱鬼茉百合:「とうか……! あんた……!」〝パンタカ〟を睨み付ける
”パンタカ”:「わ~コワ」
”パンタカ”:「何その眼?ビビってたじゃんさっきまで」
平井遊里(真庭丹):着地の衝撃。それは、今まで細心の注意を払って避けてきた、そのどれよりも強烈で、鮮烈に、身体を突き刺した。
真庭丹とうか(平井):能力の発動。それを見て「助け起こす」という選択肢を放り投げる。
真庭丹とうか(平井):その代わり、その隙をつくように"パンタカ"に向けて走り出す
真庭丹とうか(平井):鋭敏になった感覚が、風と服の擦れで全身を刺激する「~~~んんぅぅぅ…!」
平井遊里(真庭丹):「っ……がぁ、あ、あああああ!!!!!」全身が震え、悶える。
”パンタカ”:「おほ~良い悲鳴」
”パンタカ”:言いながら、2人を指差す。
真庭丹とうか(平井):抜けそうになる腰をなんとか支えて、『囮』の役割を果たすために前にでた。
GM:1d40 朱鬼
DoubleCross : (1D40) → 17

GM:急に眠気が来る。
GM:1d40 平井
DoubleCross : (1D40) → 22

GM:《危機回避》。達成値を+5。
GM:27にします。
真庭丹とうか(平井):わぁわぁ。
GM:じゃあ……”パンタカ”のことをお兄ちゃんだと思ってもらおうかな……
真庭丹とうか(平井):オニイチャン!
朱鬼茉百合:同時に走り出そうとして「ぁ……っ、んっ……」がくん、と膝が折れる
朱鬼茉百合:「ぐ……こん……ちくっしょー……!」刀で自分の腹を突き刺す。
平井遊里(真庭丹):「……っ、あ……朱鬼さん……!」がくがくと身悶え、肩、手足を痙攣させながら。
朱鬼茉百合:「全っ然、眠くなんかないっ……!」
”パンタカ”:「ええ~こわ……」
”パンタカ”:「眠いんでしょ?我慢しないで寝たほうがいいよ」
朱鬼茉百合:「あんたの思い通りになんてなるか! 絶対ぶった斬る!」
”パンタカ”:「ふう~ん無理なんだ~」
朱鬼茉百合:「遊里!」落ちそうな瞼を何とか痛みで紛らわせて、呼びかける
平井遊里(真庭丹):「…………」辛うじて、顔を上げる。何度も寄せては返す痛覚の濁流に、気丈に堪えながら。
真庭丹とうか(平井):「………!!」その言葉に背中を押される。
真庭丹とうか(平井):ゾクリ、と一瞬背中を寒気が走り抜ける。「……うん!」
真庭丹とうか(平井):鋭敏化した感覚が走る風と冷たさ、そして背後の二人の声を聞いて
真庭丹とうか(平井):目の前の相手に目線を向ける。今回の元凶の……
真庭丹とうか(平井):────その顔を知っている。
真庭丹とうか(平井):(この……バカ……)
真庭丹とうか(平井):昔から無邪気で、楽しいことをいっぱい知っている人だった。
真庭丹とうか(平井):内気だった私の手を引いてみんなの輪の中に手を引いてくれるような。
真庭丹とうか(平井):年上で、私の知らない世界をいっぱい知っていて。
真庭丹とうか(平井):『ほら、見てご覧』
真庭丹とうか(平井):そうして指差す先のものを教えてくれて。
真庭丹とうか(平井):────その指先が私を向いている。人をバカにする、知らない表情と共に。
真庭丹とうか(平井):「この……!!」
真庭丹とうか(平井):ボロボロと、変わってしまった姿に涙が溢れている
真庭丹とうか(平井):「ばかおにいーー!!!」
”パンタカ”:「おにい……あ、あ~!」
真庭丹とうか(平井):大事にしていたはずの記憶が嘘だったかのように、心が崩れるのを感じていた……!
平井遊里(真庭丹):「…………は?」私の顔で、よく分からない言霊を喋ってる女がいる。
”パンタカ”:「そういうやつね!それ引いたか~」
”パンタカ”:「可愛い妹~お兄ちゃんのとこまでおいで~」
真庭丹とうか(平井):「死ねーーーーー!!!!」
朱鬼茉百合:「この……ゲス……!」
平井遊里(真庭丹):「(……なるほど、親族関係性の誤認識。そんなものまで、異常に含まれているのね)」
出羽鋭一:「死なすのは」その背後。
真庭丹とうか(平井):他人に対しては普段使わない直接的な罵倒!
出羽鋭一:「こっちの仕事だ」“パンタカ”を貫き刺す。
”パンタカ”:「な……」
”パンタカ”:「グブッ」
”パンタカ”:『虚実崩壊』が解除される。

■現在の状態
朱鬼茉百合【異常に暑く感じる】【眠くなる】
‪平井遊里【身体が入れ替わる】‬【感覚が鋭敏化する】【兄だと思いこむ】
真庭丹とうか【身体が入れ替わる】【感覚が鋭敏化する】【片足が動かなくなる】
出羽鋭一【身体に時限爆弾を仕掛けられる】

■現在の状態
朱鬼茉百合【異常なし】
‪平井遊里【異常なし】
真庭丹とうか【異常なし】
出羽鋭一【異常なし】

GM:君たちを支配していた“嘘”が崩れ去る。
GM:悪夢の一日が終わり、普通の日が戻ってくる。
出羽鋭一:「この落とし前は」刃を引き抜いて。
出羽鋭一:「お前の命で贖え」
”パンタカ”:「ううううう~~~」
”パンタカ”:「痛い、痛い痛い……!」
朱鬼茉百合:「……言いたいこと言えなかったり、めちゃくちゃ暑くされたかと思えばめちゃくちゃ眠くされたり……」
朱鬼茉百合:「すっっっっっごくむかつくけど、まあ、それはいいや」
朱鬼茉百合:「あたしが一番むかつくのは……」平井遊里を見る。
朱鬼茉百合:「大切な人への思いに土足で踏み入って、弄って遊んだこと」
朱鬼茉百合:似たような経験がある。自分の場合、対象誤認ではなく感情操作だったが。
朱鬼茉百合:「もう一回言って上げる。――ぶった斬る!」
平井遊里:「!? ………あれ?」走っていた意識のまま、次の瞬間には倒れ伏している。無自覚に走ろうとした足が地面にぶつかって痛い。
平井遊里:痛み。鋭敏化したそれではなく普通の痛みで、視界に入るのは慣れ親しんだ赤のフレーム。
平井遊里:「治った…!」起き上がり、ズレた眼鏡をかけ直す。
平井遊里:その表情は先程までの怜悧なものではなく、睨みつけても何処か迫力を伴わない少女の顔。
平井遊里:「………けど、気分がだいぶ最悪だね、コレ。」
平井遊里:「ちょっと怒ったよ、私!」
平井遊里:む、と睨みつけながら、銀の糸が宙を舞う
真庭丹とうか:"パンタカ"の元へ走っていた黒セーラー服の少女が、突然踏み止まる。
真庭丹とうか:ぶわり、と癖のある白い長髪が揺れ動く。顔は俯き、表情は読み取れない。
真庭丹とうか:「……成功ね、良かったわ」だが、発する声は先ほどまでと異なり、悍ましいほどに低く、冷たく。
真庭丹とうか:「私の身体で変な声挙げられて、入れ替わった体には謎の脂肪がくっ付いてて、挙句の果てに"おにい"?」
真庭丹とうか:ごき、ごきと首を傾け鳴らす。己が身体の感覚を取り戻そうと。
真庭丹とうか:「とても、とても貴重な経験をさせて貰ったわ。どうもありがとう」
真庭丹とうか:ばさり、ばさりと彼女の周囲に無数のコピー用紙が。
真庭丹とうか:いや、コピー用紙だけではない。研究所にばら撒かれた資料やら備品のティッシュペーパーやら、部屋中ありとあらゆる紙が権能に従い集まっていく。
真庭丹とうか:「お礼に、その首千切ってあげるわ」
真庭丹とうか:いつもの数十倍の殺意を孕んだ声の下、紙の軍勢達は一斉に胎動し、朱く、朱く染まりあがる。
”パンタカ”:「ヒッ……」
”パンタカ”:「ふ……ふざけるな……!」
”パンタカ”:「ボクの思い通りに出来るはずなんだよ……!」
”パンタカ”:「キミたちを……メチャクチャにして、こんな生意気できないようにしてやる!」
GM:その眼は悪意に濁っている。まだ、君たちを害する用意があるように。



GM:シーン終了です。ロイスのみ可能
真庭丹とうか:ロイス変更なし!以上。
平井遊里:ロイス満杯!以上!
朱鬼茉百合:変更なし! 以上!
GM:OK!


◆Climax◆

GM:【クライマックス】
GM:全員登場お願いします。
平井遊里:平井遊里の侵蝕率を1d10(→ 9)増加 (62 → 71)
朱鬼茉百合:朱鬼茉百合の侵蝕率を1D10(→ 10)増加 (68 → 78)
真庭丹とうか:46+1d10
DoubleCross : (46+1D10) → 46+2[2] → 48




GM:彼がそう叫ぶと同時。
GM:恐ろしいほどのレネゲイドの圧力が君たちに襲いかかる。
GM:衝動判定です。難易度9……に加え
GM:Eロイス『堕落の誘い』。
GM:衝動判定失敗時に侵蝕率を100%へ。
真庭丹とうか:3dx+4>=9 思い出の一品+ブランケット
DoubleCross : (3DX10+4>=9) → 10[7,9,10]+1[1]+4 → 15 → 成功

平井遊里:なんてこったい!
平井遊里:2dx>=9
DoubleCross : (2DX10>=9) → 3[1,3] → 3 → 失敗

平井遊里:平井遊里の侵蝕率を29増加 (71 → 100)
真庭丹とうか:46+2d10
DoubleCross : (46+2D10) → 46+14[8,6] → 60

平井遊里:平井遊里の侵蝕率を2d10(→ 12)増加 (100 → 112)
朱鬼茉百合:2dx+4>=9 思い出の一品とブランケット効果使用
DoubleCross : (2DX10+4>=9) → 5[1,5]+4 → 9 → 成功

朱鬼茉百合:ギリギリ!
朱鬼茉百合:朱鬼茉百合の侵蝕率を2d10(→ 14)増加 (78 → 92)
平井遊里:はい、暴走します…(フワー)
GM:彼我の距離は10mです。
GM:敵は“パンタカ”1体。
GM:セットアップ。
朱鬼茉百合:なし!
真庭丹とうか:なし。
平井遊里:《ターゲットロック》 + 《攻勢変色》 シーン中、対象に自分が攻撃を行った場合、攻撃力+[19]。BS暴走
”パンタカ”:変異種エフェクト《万色の檻》。自分の判定ダイスを増加。
平井遊里:対象はパンタカ。演出は手番で!
平井遊里:平井遊里の侵蝕率を6(→ 6)増加 (112 → 118)
”パンタカ”:イニシアチブはパンタカの手番から。
”パンタカ”:マイナーなし、メジャー《コンセントレイト:オルクス》《拘束する大地》《要の陣形》《堕ちる絶望》
”パンタカ”:3人を攻撃。回避か意志で対決
”パンタカ”:命中すると難易度9の衝動判定+ラウンド間の判定ダイスを-4個。
平井遊里:こわっ
朱鬼茉百合:ひええー
”パンタカ”:13dx7
DoubleCross : (13DX7) → 10[1,1,2,3,4,5,8,9,9,9,9,10,10]+10[1,2,2,5,7,8,8]+10[2,7,10]+10[4,10]+10[10]+10[7]+10[9]+5[5] → 75

GM:……
平井遊里:やめなさいよ!
GM:無敵かもしれん
真庭丹とうか:リアクションを放棄。
GM:リアクションどうぞ!
平井遊里:暴走リア不!しめやかな衝動判定。
朱鬼茉百合:これは……崩れずの群れ! 平井さんをガード
真庭丹とうか:▼【鈴蘭に風車】《迎撃する魔眼》⇒《黒の鉄槌》対抗種適用 同一エンゲージ不可/HP-3
平井遊里:朱鬼ちゃん!
真庭丹とうか:7dx7+4
DoubleCross : (7DX7+4) → 10[2,3,5,6,8,10,10]+6[1,4,6]+4 → 20

朱鬼茉百合:朱鬼茉百合の侵蝕率を2増加 (92 → 94)
真庭丹とうか:諸々を受けますが、同時にこちらからのダメージも入ります。
GM:ダメージちょっと減らせるな……
”パンタカ”:《支配の領域》。
”パンタカ”:最後の6を1に。
真庭丹とうか:ではダメボが1下がります。
平井遊里:《バディムーヴ》達成値+3。達成値を21に。
GM:あっこいつ……
真庭丹とうか:上がります。
GM:ダメージどうぞ!
平井遊里:グイングイン
真庭丹とうか:ありがとう!!ではダメージロール
真庭丹とうか:(3+3)d10+10
DoubleCross : (6D10+10) → 32[5,9,6,2,9,1]+10 → 42

GM:結構入るな……結構削れました
真庭丹とうか:装甲有効、42点。
平井遊里:良い出目。
朱鬼茉百合:いいぞー!
GM:では命中の2人は衝動判定をお願いします。難易度9。
朱鬼茉百合:3dx+4>=9 衝動判定 思い出の一品ブランケット使用
DoubleCross : (3DX10+4>=9) → 8[4,7,8]+4 → 12 → 成功

朱鬼茉百合:よしよし
朱鬼茉百合:朱鬼茉百合の侵蝕率を2d10(→ 8)増加 (94 → 102)
真庭丹とうか:4dx+4>=9 思い出の一品+ブランケット
DoubleCross : (4DX10+4>=9) → 9[5,8,9,9]+4 → 13 → 成功

真庭丹とうか:60+2d10
DoubleCross : (60+2D10) → 60+4[1,3] → 64

平井遊里:メンタル強いな皆…
GM:侵蝕無敵かよ
平井遊里:まにわにちゃんがひたすらクール
真庭丹とうか:更にエフェクト分で侵蝕+9して73
真庭丹とうか:対抗種でHP25-3=22。これで以上!
GM
”パンタカ”:彼が指をさす。これまでにもたらした支配は解けているが、
”パンタカ”:あくまですでに貼られたものを解除するものだ。
”パンタカ”:彼が再び齎す作用は、また別。
”パンタカ”:指差した先では、無数の変異が発生する。
”パンタカ”:体の一部が動かなかったり、奇妙に拡大縮小をしたり。
”パンタカ”:獸の一部へと変貌したり、身体年齢が上下したり。
”パンタカ”:体に対する無数の負荷が、レネゲイド自体に疲労破壊のような効果をもたらす。
朱鬼茉百合:指をさされる前に全力で脚を踏み込む。キュマイラシンドロームの全力で、だ。
朱鬼茉百合:それによって、踏み込んだ脚は破壊され――不死者の再生能力で急速に復元、地面を押し出し高速で肉体を『射出』する。
朱鬼茉百合:回避の為ではない。前に出る。近付けば敵の視界をそれだけ潰せる。味方への被害を減らすことができる。
平井遊里:「ッ!まだ体が…!」鋭敏な感覚で受けた痛みが残っている。
平井遊里:だから避けるのではなく、レネゲイドを励起させる。これから起こる破壊に、意識を鈍らせるように。
平井遊里:しかし、その覚悟をする眼前で、視界を塞ぐように射出されたその姿を見た。
朱鬼茉百合:指さされ、肉体が無数の変化を起こす。だが、自らの肉体を破壊し、再生する我流剣術の使い手である以上、肉体の変化には耐性がある。
朱鬼茉百合:「不死者、なめんな……!」
朱鬼茉百合:単純に、気合いで耐えられるというだけだが。
朱鬼茉百合:しかし、肉体が無数の変化を起こし、落ち着いた結果……戻らない変化が一つあった。
朱鬼茉百合:「……って、何これ……!」肉体が成長した状態から戻っていない。
平井遊里:「お姉さんになってる…!」
朱鬼茉百合:「う、動かしづらい……! というかこれやばい……!?」不死者とはいえ、不老ではない。老衰のみが、朱鬼茉百合を殺す方法だ。
真庭丹とうか:「…………」彼女に齎された変化の群れを確認する。立ち位置を鑑みれば、平井さんと同様庇われることになるだろう。
真庭丹とうか:だが、それを見て尚。臆することなく、毅然とした態度を以って踏み出し。その領域から脱する。
真庭丹とうか:奴の指差す先……視界に入れば当然、自身の身体は変化に歪んでいく。
真庭丹とうか:だが、私の紙もまた、視界に入れなければ届かないのだ。
真庭丹とうか:先ほど、平井さんが髪を結わいた紐をほどき、手繰り寄せると。
真庭丹とうか:手首に糸を当て伸ばし、素早く引く。
真庭丹とうか:鮮血が弾け、周囲に飛び散り、纏わりつく紙の軍勢に降り掛かる。
真庭丹とうか:僅かな一滴がじくり、じくりと拡がり、白紙を朱に染め、脈動し、蠢き。
真庭丹とうか:意志が胎動し、奮い立ち、敵の頸を刎ね落とさんと紙の刃が滑走する。
真庭丹とうか:オーヴァード能力の加護が三重に齎された紙の刃は、
真庭丹とうか:人型の肉を裂き骨を断つには十分すぎる強度と硬度、殺意を内包する。
真庭丹とうか:否、それだけではない。真庭丹とうかの血液は、"対抗種"の殺意に穢されている。
真庭丹とうか:己が身体すら蝕まんとするレネゲイドは、切創より侵入し。
真庭丹とうか:体内に潜む同族を撫で斬りにせんと猛り狂うだろう。
”パンタカ”:「ギギィ……!」
”パンタカ”:「抵抗を……!」
”パンタカ”:自らの体内を支配できるわけではない。苦痛に悶えまわる。
GM:次!朱鬼さんの手番へ。
朱鬼茉百合:では、コンセントレイト:エグザイル 伸縮腕
朱鬼茉百合:ダイス-4と伸縮腕の効果で更に-1だから……
朱鬼茉百合:6dx7+2
DoubleCross : (6DX7+2) → 10[3,3,6,6,6,8]+10[7]+10[7]+3[3]+2 → 35

朱鬼茉百合:対象は勿論〝パンタカ〟!
”パンタカ”:《支配の領域》。最初の8を1に。
朱鬼茉百合:ギャッ
GM:達成値を8にします
平井遊里:《妖精の手》判定のダイス目を1つ、10に。
GM:こいつ!
平井遊里:平井遊里の侵蝕率を4(→ 4)増加 (118 → 122)
朱鬼茉百合:ありがとう!
平井遊里:振りたしなんせー!
朱鬼茉百合:えーっと、この場合は
朱鬼茉百合:12+1dx かな
朱鬼茉百合:1dx+12
DoubleCross : (1DX10+12) → 1[1]+12 → 0 (ファンブル)

GM:1DX7+12ですね
朱鬼茉百合:1dx7+12
DoubleCross : (1DX7+12) → 5[5]+12 → 17

平井遊里:ですわね
GM:では17!
”パンタカ”:12DX ドッジ
DoubleCross : (12DX10) → 10[1,2,4,5,6,6,7,7,7,8,8,10]+8[8] → 18

GM:避けちゃった……
平井遊里:うぎゃ~
朱鬼茉百合:ウワー!
GM:タイタス使用等ありますでしょうか
平井遊里:タイタス昇華振りたしで当てちゃうのが良いかもしれない…
朱鬼茉百合:使います! パンタカのロイスをタイタスにして昇華! 達成値+1d10!
朱鬼茉百合:1d10+17
DoubleCross : (1D10+17) → 2[2]+17 → 19

朱鬼茉百合:ギリギリ!
GM:ギリギリセーフだ
平井遊里:あぶない
GM:では命中!ダメージをどうぞ
朱鬼茉百合:バトルガーディアンの効果が乗って固定値は11
朱鬼茉百合:2d10+11
DoubleCross : (2D10+11) → 17[9,8]+11 → 28

朱鬼茉百合:いい出目!
GM:つよ~
GM:結構ぼろぼろになってきたがまだ生きてる!
GM:演出どうぞ~
朱鬼茉百合:朱鬼茉百合の侵蝕率を4増加 (102 → 106)
朱鬼茉百合:『射出』の勢いそのままに〝パンタカ〟へと斬りかかる。我流剣術だが、防御を捨て、飛び込むようなその構えはさながら薩摩示現流。
”パンタカ”:「く……来るなっ!」
”パンタカ”:指を構えて牽制の構えを取る。
”パンタカ”:再びその指先に囚われれば、何が起きるか分かったものではない。
朱鬼茉百合:「……っ」一瞬の躊躇。加えて慣れない成長した体。目測が狂う。
朱鬼茉百合:朱鬼茉百合は全身の隅々まで再生の速度やタイミングを操作する。それは即ち精密な身体操作に長けていることも意味するが、裏返せば、それを乱すノイズには弱い。
平井遊里:そのノイズを払い、目測を宙に描く
平井遊里:グラデーションに色を変えた蜘蛛糸が、その動きをガイドするように宙に張られていた
朱鬼茉百合:「サンキュー遊里!」
平井遊里:「やっちゃえ!」
朱鬼茉百合:意図的に片腕に筋肉断裂を起こし、再生によって刀の軌道をガイドラインに合わせて修正。
朱鬼茉百合:「――でぇえええええええい!」
朱鬼茉百合:後は、思いっきり振り下ろすだけだ。
”パンタカ”:「何……!?」
”パンタカ”:「ぐぶっ……!」
朱鬼茉百合:「何回も言わせる気? いいよ。今は言いたいように言えるからね」
朱鬼茉百合:「ぶった斬る、って言ったよね」
GM:では次!平井さん!
平井遊里:マイナー。移動時に《縮地》。パンタカに接敵
平井遊里:メジャーでコンボ:【吟遊糸刃 蝶々八肢】《C:ハヌマーン》《音速攻撃》。大槌の白兵攻撃。
平井遊里:10dx7-1
DoubleCross : (10DX7-1) → 10[1,1,1,3,5,6,6,7,7,8]+10[1,4,8]+4[4]-1 → 23

平井遊里:平井遊里の侵蝕率を2(→ 2)増加 (122 → 124)
平井遊里:リアクションどうぞ!
”パンタカ”:最後の《支配の領域》!
”パンタカ”:2つ目の8を1に。
平井遊里:《妖精の手》判定のダイス目を1つ、10に。
”パンタカ”:ミーッ
平井遊里:平井遊里の侵蝕率を4(→ 4)増加 (124 → 128)
平井遊里:1dx7+19
DoubleCross : (1DX7+19) → 10[8]+10[7]+5[5]+19 → 44

平井遊里:オラッ!
GM:回しよって!
”パンタカ”:12dx ドッジ
DoubleCross : (12DX10) → 9[4,5,5,5,5,6,6,6,7,8,9,9] → 9

”パンタカ”:《妖精の手》。
”パンタカ”:1dx+10
DoubleCross : (1DX10+10) → 9[9]+10 → 19

”パンタカ”:《ハードラック》。
”パンタカ”:1dx+10
DoubleCross : (1DX10+10) → 6[6]+10 → 16

平井遊里:悪あがきを…!
”パンタカ”:ダメだ……《危機回避》じゃ届かない
”パンタカ”:ダメージをどうぞ。
平井遊里:5d10+12+19 装甲有効
DoubleCross : (5D10+12+19) → 27[3,6,10,5,3]+12+19 → 58

平井遊里:58点。
GM:耐えられない……!HP0!
GM:復活もありません。戦闘終了です。
GM:演出をどうぞ!
平井遊里:平井遊里の侵蝕率を4(→ 4)増加 (128 → 132)
平井遊里
平井遊里:朱鬼さんの射出、そして真庭丹さんの撹乱
平井遊里:そちらに意識が向いた瞬間、すでに平井の射出は行われている
平井遊里:蜘蛛糸を弓として、自らを矢とする射出。視界外から大きく回るように、すでにパンタカの後ろに。
平井遊里:カツン、と。足に纏った糸の刃が地面を踏む
”パンタカ”:「な」
平井遊里:「君が支配できるのは、結局」
平井遊里:後ろから声。振り向いた時に姿はない。
平井遊里:「目に見える範囲、ってことだよね」
平井遊里:振り向いた後ろから更に声。
平井遊里:「だったら」
”パンタカ”:「ど……どこだ!」
平井遊里:後ろから、後ろから、後ろから、後ろから。
平井遊里:どれほど見渡そうと、その先回りで背後を取り続ける声。
平井遊里:「見られなきゃ良いわけだよね」
平井遊里:そして
平井遊里:目の前に、暗く深く、赤の瞳。
”パンタカ”:「どこだ……どこにいるんだよ!」
”パンタカ”:「ギャッ」
平井遊里:「見つかったときには、もう遅い」
平井遊里:ぞぶり、と腹部に突きつけられたつま先に、白く編まれた刃がある。
平井遊里:蜘蛛が牙を突き立てるように、白い刃が体で解け、体内を侵蝕していく。
平井遊里:主導権を握るように。指をさす腕が動かないほどに。
平井遊里:体の内から、糸の拘束を完了する
平井遊里:「私は問答無用とはいかないけどさ」
平井遊里:「これからたっぷり、反省の時間だよ」
平井遊里:倒れ伏す姿を、赤い瞳が見下ろした
GM:そうして、嘘は終わり。
GM:虚飾の日など、ずっと続くものではない。



GM:バックトラック。
GM:Eロイスは『堕落の誘い』『虚実崩壊』の2つです。
GM:振る方はどうぞ。
平井遊里:振ります~
朱鬼茉百合:振りません!
真庭丹とうか:振らない!
平井遊里:132-2d10
DoubleCross : (132-2D10) → 132-12[2,10] → 120

平井遊里:残りロイス7。素振り
平井遊里:120-7d10
DoubleCross : (120-7D10) → 120-46[6,5,10,4,7,5,9] → 74

平井遊里:5点!
朱鬼茉百合:残り5個! 等倍で
真庭丹とうか:等倍
朱鬼茉百合:106-5d10
DoubleCross : (106-5D10) → 106-25[6,7,1,9,2] → 81

朱鬼茉百合:5点!
真庭丹とうか:73-6d10
DoubleCross : (73-6D10) → 73-32[1,2,10,9,2,8] → 41

真庭丹とうか:3点~
GM:いつもの5+シナリオ5+Eロイス2+Dロイス1(変異種)で13
GM:ここに侵蝕点を足して
平井遊里:18点!
朱鬼茉百合:18点!
真庭丹とうか:16点~

■経験点
黒鉛筆さん 18点
缶詰さん 18点
日向さん 16点
GM 18点

GM:もってって!
平井遊里:ワーイムシャムシャ
朱鬼茉百合:わーいわーい
真庭丹とうか:頂きます!!もぐもぐ


◆Ending◆

GM:【エンディング】
GM:スイーツパラダイス『夢の世界へ招待して楽しませて』
GM:パンタカの討伐を完了させ、UGNからの任務を完遂。
GM:精神的補償手当としてちょっと生々しい感じの増額がされた報酬を得た君たちは、
GM:祝勝の打ち上げに来ていた。
平井遊里:「というわけでですね」飲み放題の烏龍茶を手にかしこまる。
平井遊里:「嫌なことは甘さで押し流そう。と偉い人も言っておりますので」
平井遊里:「今日は楽しみましょう。乾杯!」グラスを掲げる
真庭丹とうか:「乾杯」同じくグラスを傾ける。お金がいっぱい貰えたので表情もちょっと柔らかい。
朱鬼茉百合:「かんぱーい!」グラスを掲げる手は普段通りの長さに戻っている。
出羽鋭一:「……」おずおずと掲げる。
GM:4人席に座っていない。隣の2人席に座っている。
平井遊里:「しかし今回は……えらい目に会いましたね。自分の体が久しぶりな気がするよ」
平井遊里:左手をぐぱぐぱと握る。右手ではフォークを使って小さなショートケーキを切り分けている
平井遊里:「その後どう?変わりない?」
朱鬼茉百合:「ほんとほんと、戻ってよかったよ」
朱鬼茉百合:チョコケーキをカレーのお供にしてぱくぱくと食べる。
真庭丹とうか:「本当にね……慣れ親しんだ身体が一番だわ」和風きのこパスタをもぐもぐ。
朱鬼茉百合:「あの体も慣れればいいとは思うけどねー。パワーは今よりあったし」
朱鬼茉百合:「でもズルして強くなってもね。二人はそれどころじゃなかったし」
平井遊里:「朱鬼ちゃんは成長だから良いだろけどさー」苦笑
真庭丹とうか:「…………」懐から瓶をパスタに傾け、麺が赤く染まっていく。
真庭丹とうか:「成長……」
真庭丹とうか:「…………」
出羽鋭一:「……」ちらりと見る。
平井遊里:「そうそう、真庭丹ちゃんの体のまま戦うとかなったら危なかったよ」腕組。
朱鬼茉百合:「あ、あれが成長なら、あたし遊里に負けないくらいおっきくなるってことか」
平井遊里:「今でも結構同じぐらいじゃん」身長の話。
平井遊里:腕組した指で挟んだフォークがひらひらと揺れる。
朱鬼茉百合:「いや、身長じゃなくてね。具体的にどこかっていうのは鋭一がいるから明言しないけど」
真庭丹とうか:「……出羽くん」
出羽鋭一:「……いやじゃあ最初からしないで……」
出羽鋭一:「……うん?」
真庭丹とうか:「やっぱり男子は大きい方が好きなの?」
出羽鋭一:ジュースを飲もうとして吹き出す。
平井遊里:「………(ピクッ)」耳をそばだてる。ちょっと気になる。身長の話だ。
出羽鋭一:「あ……はあ!?」
朱鬼茉百合:「やっぱり一番容赦ないのはとうかだな……」
平井遊里:「私の周り、そういう普遍的な好みの話題無いから新鮮だな~」平静を装う
真庭丹とうか:「……本音が隠せない状態のうちに聴いとくべきだったわね」
出羽鋭一:「……いや、別に……」3人を見比べるようにして。
出羽鋭一:「人それぞれに好みがあるんじゃない?」メチャクチャ置きにいった回答をする。
平井遊里:「あ、じゃあ出羽くん的には誰タイプ?」
真庭丹とうか:「……なるほど、では出羽くんにも好みがあると」
朱鬼茉百合:「あっ、聞こうと思って遠慮したのに」
平井遊里:「……つっても私らじゃバリエーションに欠ける感じはあるよね。身長も横並びだし」
出羽鋭一:「え、あ、いや……」
出羽鋭一:のけぞって頭を打つ。
出羽鋭一:「え」
朱鬼茉百合:「じゃああたしも聞こー。鋭一のタイプは?」
出羽鋭一:「身長の話?」
朱鬼茉百合:「今更カマトトぶってんじゃないよこら」
真庭丹とうか:「その内心は既に割れてるのよ」
平井遊里:「………ん? いやだって、成長からの話で……ん?」小声。
平井遊里:「尋問みてーになってますね」
平井遊里:もぐもぐ。ケーキを食べる
出羽鋭一:「……いや……」
朱鬼茉百合:「……」食べてるメニューを見比べる。スイーツオンリーと、スイーツとフード、フードのみ
真庭丹とうか:「なら聞き方を変えましょうか」
朱鬼茉百合:「甘いものが秘訣……?」
出羽鋭一:「答えづらいでしょ……」
真庭丹とうか:「ここにいる3人のうちで、どの大きさが好みかしら」
出羽鋭一:「よ、より答えづらくなってるだろ……!」
出羽鋭一:「……」悩みこむ。
出羽鋭一:「……」見比べる。
朱鬼茉百合:「いやん」前を隠す仕草
平井遊里:見られているので背筋を伸ばす。ぴしっ
出羽鋭一:「……!」ばっと目をそらす。
真庭丹とうか:「……別に虐めてるわけじゃなくて、純粋に興味があるだけよ」
平井遊里:「私も若干……私の周りだとこういう恋バナ珍しいから。カップル多いし」
平井遊里:「ま、ま、告白ってわけじゃないしサラっといいなー、みたいなのを言ってみません?どうですよ」
朱鬼茉百合:「あたしは正直、鋭一いじるの楽しんでる。ごめんね」
出羽鋭一:「……」
平井遊里:「わるいおんなだ!」
出羽鋭一:「……平井さん……」消え入るような声で。
出羽鋭一:「……あ~~~!」
出羽鋭一:「も~~~!」
朱鬼茉百合:「ほうほう……」
真庭丹とうか:「……………………そう」
平井遊里:「うぇっ」
平井遊里:目を丸くする。編み込んだ髪をいじいじ
平井遊里:「ほほー……私ですか。なるほどなー」
出羽鋭一:「もういいでしょ……」うつむいている。
平井遊里:「………へへっ。すみませんねぇ二人共」
朱鬼茉百合:「まあ、何となく分かってたし」腕を組んで頷いている。
真庭丹とうか:「……やっぱり……やっぱり、脂肪の塊が、男の……そう……」少しずつ、小声になっていく。
朱鬼茉百合:「ところで、そういうの気になるってことはとうかは気になる男の人でもいるの?」ターゲット変更
出羽鋭一:「いや、あの、別にそうじゃないといけないと言うか」
平井遊里:「……?真庭丹ちゃん?あ、あんまり気にしないで?雑談だよ~?」
出羽鋭一:「真庭丹さんも……その……」
真庭丹とうか:「……敗北者にきつい仕打ちはやめて」ラー油まみれのパスタをずずず……
出羽鋭一:「…………魅力的だと……」
真庭丹とうか:「…………」
平井遊里:「や、思いの外照れたり嬉しいなこれ、ってなりましたが。うん」
平井遊里:「真庭丹ちゃんだって顔もいいしスタイルもいいから大丈夫だよ!腰とかこんなだったし!」
平井遊里:入れ替わりの記憶を元に幅を思い出す
真庭丹とうか:「そう、そう……そう」
真庭丹とうか:「確かに、悪い気持ちはしないわね。ありがとう」
平井遊里:「うむうむ。真庭丹ちゃんも彼氏出来たら結構べったりなりそうだよね」
平井遊里:ひょいパク、と皿の上のケーキの最後の欠片を食べる。
真庭丹とうか:「……そうかしら。あまり意識したことはないけれど」
平井遊里:「なんか、心を開いたら一途になりそうっていうか……」
朱鬼茉百合:「出来たらって言うけど、いたりしないの?」
平井遊里:「あ、その確認忘れてた。どうなんすか」
真庭丹とうか:「あいにく、今は予定も相手もいないわね」
真庭丹とうか:「貴女たちの方こそ、引く手数多に見えるけれど」
平井遊里:「ありゃ、そうなの。フリーランスって顔も広そうなのに」
真庭丹とうか:「お客様はヤクザが大半だからね」
出羽鋭一:「……意外だな」ぼそりと。
真庭丹とうか:「……………………」
平井遊里:「おっ、自然なアプローチ」
出羽鋭一:「えっ?」
朱鬼茉百合:「お、遊里がお好みだったのでは?」
真庭丹とうか:「出羽くん、奥手だと思っていたのだけど……なるほど」
平井遊里:「よよよ。」雑な泣き真似。「……とまぁ見ての通り、周りのレベルが高すぎて私なんぞは地味なもんですよ」
出羽鋭一:「えっ?えっ?」
出羽鋭一:「マズいこと言った……?」
平井遊里:「私なんぞはぜんぜーん。周りも恋人持ちばっかだしねぇ」
真庭丹とうか:「あらら。意外」
平井遊里:「素直なのは良いことだとユーリさん思う」
朱鬼茉百合:「地味……ねえ」視線が少し下がる
朱鬼茉百合:「これは隠れファンが相当いると見た」
平井遊里:「でへへ、すげー褒めるじゃん」
平井遊里:「でもその発想もらおうかな。私の王子様は奥手だからまだアプローチしてないの…みたいな」
平井遊里:くねくね。
真庭丹とうか:「ですってよ、出羽くん」
出羽鋭一:「ですって?」
平井遊里:「ですですて?」
平井遊里:「あ、巧みな言葉誘導でごまかされるところだったけど朱鬼ちゃんがまだ答えてねーですよ」
真庭丹とうか:「やっぱり、何だかんだ、好みなのでしょう?」
朱鬼茉百合:「え、あたし?」
平井遊里:「あたしあたし」
出羽鋭一:「いやさっきのは胸の話であって……」
出羽鋭一:「……」
真庭丹とうか:「…………………」
平井遊里:「え?」
朱鬼茉百合:「あたしはなー会う男は大抵斬る相手だし……、普段は大抵相棒とコンビだからこうして他の人と組むのも割と珍しいしな……」
出羽鋭一:「……あの」
朱鬼茉百合:「あ、自白した」
出羽鋭一:「……奢らせてください」
平井遊里:「ちょ、ちょちょちょちょちょ!」
真庭丹とうか:「なるほど。私を魅力的と言ったのは慰めで、やっぱり胸は大きい方がいいと。とても勉強になったわ」
朱鬼茉百合:「気にすることないよ、気付いてないの遊里だけだったし」
平井遊里:「相棒の話も気になるけど胸の話とかした…!?」
平井遊里:「えっ!?」
出羽鋭一:「いや、違う、顔は真庭丹さんが……」
平井遊里:「そうなの!?」出羽くんを見る
出羽鋭一:「……いや、待って、待って」
真庭丹とうか:「顔」
出羽鋭一:「これなにか言うほど立場悪くなるな」
朱鬼茉百合:「あたしは顔も胸も駄目な女……よよよ」
出羽鋭一:「いやそうじゃなくて3人とも……」
平井遊里:「顔もわかるけど…………えぇー」
平井遊里:心なし背中を丸めて胸を隠す。
真庭丹とうか:「でも薄着の時はちゃんと見てたわよ」
出羽鋭一:「ちょっと……!」
平井遊里:「朱鬼ちゃんがハイブリッドじゃん……」
真庭丹とうか:「……何食べればああなるのかしらね……辛いものばっかりなのがいけないのかしら……」
朱鬼茉百合:「見られてたねえ。……これはあたしもちょっと恥ずかしいな」
出羽鋭一:「いやその……」
出羽鋭一:「勘弁してください……」
平井遊里:「いや、そう、脱いでた朱鬼ちゃんはそうだけど、私そんな露出してないのに……胸って…えぇ~」もごもご。ちょっと頬が赤い。
平井遊里:「そ、そう、やめようかこの話」ぱん。話を変えるように胸の前で両手を叩く
平井遊里:「それより相棒、相棒さんですよ。殿方なのでは?」
真庭丹とうか:「……あら、そうなの?」
朱鬼茉百合:「いや、女の子だよ。あたしと同い年だけどこんなにちんまいの」胸の辺りに手を持ってきて
平井遊里:「へー」胸のあたりを見る。話題を思い出す。「……」ちょっと照れる
真庭丹とうか:「……平井さんって好きな食べ物とかある?」
朱鬼茉百合:「小さいのにもうすんごいパワーでね。もう何だって正面からぶった斬っちゃうんだから」心なしか上機嫌
平井遊里:「食べ物?だいたい好きだけど……んー、オムライスとか?中身炒飯で作ったやつ。」
平井遊里:「おうおう、ノロケてくれるじゃねーですか朱鬼ちゃんよう」
朱鬼茉百合:「の、ノロケ……? あたしとリリーは別にそんなんじゃ……」
真庭丹とうか:「……卵と炭水化物。なるほど、勉強になったわ」ガタっと席を立つ。
朱鬼茉百合:「女同士だし……」
平井遊里:「はいはい、ごちそうさま~。お腹いっぱいですな」
真庭丹とうか:「あら、女性同士でもそういうのはあったりするんじゃないかしら」
平井遊里:「あ、真庭丹ちゃんも補充?私も行こうかな。別腹だし」
真庭丹とうか:「ええ、ケーキを追加しようかと」
平井遊里:「長期戦の構えね。付き合うよ」
朱鬼茉百合:「………………い、いやいや! リリーとは相棒でライバルで友達だから!」
朱鬼茉百合:「あたしもおかわり!」
真庭丹とうか:「……あれくらいとは言わずとも……せめて半分……いや、1/4……」
出羽鋭一:「よく食べるな……」食は細い。
平井遊里:「うぐ」心に刺さる。
真庭丹とうか:とりあえず、卵と小麦粉で構成された手頃なケーキを20個目標で平らげようと思う真庭丹とうかであった。
平井遊里:「………7キロ歩けばだいたい一個!今日は食べる日なので大丈夫です!」
平井遊里:「というわけで皆ー」
平井遊里:「私たちの戦いは、これからだ!」
朱鬼茉百合:「食べよう! どんどん食べよう!」もう勢いでケーキを片っ端から取っていく。
真庭丹とうか:「ええ、たらふく食べましょう」
GM:そうして、彼女たちの4月の始まりは過ぎていく。
GM:鳥が羽得て羽ばたくために、それは必要なものだ。




『得鳥羽のパンタカ』 終