『Snow Sink Spring/到来アイスエイジ』


PC1:神倉暁人(かむくら・あきと)(キャラシート)PL:缶詰
PC2:安孫焔(あそん・ほむら)(キャラシート)PL:猫口
PC3:海老奇みなせ(えびき・-)(キャラシート)PL:アスハル

メインログ雑談ログ

目次

プリプレイ

GM:◆ PC1 神倉暁人
GMhttp://character-sheets.appspot.com/dx3/edit.html?key=ahVzfmNoYXJhY3Rlci1zaGVldHMtbXByFwsSDUNoYXJhY3RlckRhdGEYptba1QIM
GM:というわけでさらっと自己紹介とハンドアウトの確認から始めていきます。
GM:まずはPC1、神倉暁人くん!
神倉暁人:はい!
神倉暁人:「業火絢爛《フレアミュール》、神倉暁人。よろしく頼むよ」
神倉暁人:神倉暁人(かむくら・あきと)。白い髪に赤い瞳、アルビノ容姿に白スーツな中学3年生のイリーガルです。
神倉暁人:神様の力を再現するのを目的にする家に人身御供として生まれ、儀式当日に火災が発生して一人だけ生き延びました!
GM:運が良いのか悪いのか……
神倉暁人:一体どうして家が燃えたんでしょうね、不思議です。
神倉暁人:生まれつき視覚が弱く、手の届く範囲ぐらいしか見えません。なのでいつも白い杖を持っています。
神倉暁人:もちろん仕込み杖です。
GM:もちろんか?
神倉暁人:どうだろう…一般人の常識とかわからない…人身御供だから…
神倉暁人:炎使いのオーヴァードとして覚醒した後は、蛇のキュマイラ因子のお陰で体温とかで人を識別できるようになりました。
神倉暁人:UGNさんにはチルドレンとして頑張ろうと思いましたが、上記のハンデと崩落戦周りで大怪我して入院してたのでひとまずイリーガルやってます。
神倉暁人:性能はキュマイラ・サラマンダーの炎使い。
神倉暁人:D:破壊者でダメージダイスを担保し、それなりな行動値11から至近範囲攻撃と復讐の刃で敵を殴るシンプルな構成です。
神倉暁人:見えるのは至近だけなので実質射程視界です。無敵。
GM:これ射程視界エフェクト取ったら射程至近になんのかな……?
神倉暁人:さぁ……イージーエフェクトで普通の人の視覚は確保してるから…
神倉暁人:そんな感じで寒波に見舞われたり、味方に炎が嫌いな人が居るみたいですが頑張って行こうと思います。
神倉暁人:今日も破壊を届けに行くよ~
GM:破壊デリバリー神倉! よろしくお願いします。
GM:そんな少年のハンドアウトはこちら。
GM
PC1:神倉暁人 シナリオロイス…GC3号  推奨感情…庇護/不安
 ある日君は、街中で裸足の少女に出くわした。
 浮世離れ、というより現実離れした雰囲気の少女はGC3号と名乗り、UGNへの保護を願い出る。
 しかし直後、大斧を携えた少女に彼女は連れ去られてしまう。
 N市が異常寒気に襲われたのは、その翌日のことだった。
GM:出くわします。
神倉暁人:出くわしちゃいますか
GM:時系列としては、異常寒気に見舞われる前のタイミングですね。
神倉暁人:なるほど、麗らかな陽気で助かります
神倉暁人:どっちが浮世離れしてるか…勝負というわけね!
GM:絶対に負けられない浮世離れバトルが始まっちまうわけかよ。
GM:見てろよ……全力で離れてやるからな!
GM:特になければそんな感じです。大丈夫かな?
神倉暁人:届けに行ってやるからな…浮世を・・!
神倉暁人:はーい、だいじょうぶです
GM:はい! それではお次に参りましょう。
GM
GM:◆ PC2 安孫焔
GMhttp://character-sheets.appspot.com/dx3/edit.html?key=ahVzfmNoYXJhY3Rlci1zaGVldHMtbXByFwsSDUNoYXJhY3RlckRhdGEYuYac0wIM
GM:自己を紹介してね!
安孫焔:はい!UGNエージェントの安孫焔、23歳です。
安孫焔:前職は自由業(広義)をしておりました。
GM:広そう~
安孫焔:そこで鉄砲玉……軽作業のお仕事をしておりましたが、前職の職場が壊滅し
安孫焔:紆余曲折を経てUGNに転職した次第です。
GM:実態を掴ませない経歴紹介だ。
安孫焔:能力は炎の拳で殴る!エフェクト構成も炎の刃と結合粉砕で殴ってセレリティでさらに殴る以外のことが書いてない!
安孫焔:あと、160点版なので両手拳(両手剣相当)が決闘者の拳(決闘者の剣相当)になっております。
安孫焔:性格は常にクールで寡黙なデキるエージェントみたいな雰囲気を醸し出してはいますが
安孫焔:ものすごくアホです。
安孫焔:以上、よろしくお願いします!
GM:はーい。よろしくお願いします!
GM:そんな安孫さんのハンドアウトはこちら!
PC2:安孫焔 シナリオロイス…"アイスエイジ"  推奨感情…感服/食傷
 FHエージェント"アイスエイジ"は、最近N市入りして以来、君の縄張りを荒らし回っていた。
 そして君は、そんな彼女の暴挙を阻止すべく幾度となく衝突してきた関係だ。
 だがある日、彼女はいよいよ必要な情報を得て、君ともう会うことはないだろうと勝ち誇る。
 N市が異常寒気に襲われたのは、その翌日のことだった。
安孫焔:UGNのシマが荒らされとるやないか!!!
GM:荒らされています。
GM:戦闘力的には安孫さんのが上なんですが、相手の逃げの手が厚くて
GM:いま一歩届かない感じですね。
GM:でも一発殴るとしばらく大人しくしているので、一発殴るのが得意な安孫さんが担当みたいになってます。
GM:という感じなんですが、大丈夫ですか?
安孫焔:大丈夫です!
安孫焔:分からせます
GM:オジさんなんかに負けるわけないじゃない~♡
安孫焔:あ!?!?!?負けないが!?!??!
安孫焔:よろしくお願いします!
GM:お願いします! では次PCに参ります。
GM
GM:◆ PC3 海老奇みなせ
GMhttp://character-sheets.appspot.com/dx3/edit.html?key=ahVzfmNoYXJhY3Rlci1zaGVldHMtbXByFwsSDUNoYXJhY3RlckRhdGEY6u-73gIM
GM:自分の紹介をお願いします!
海老奇みなせ:「はーい、皆、あのまろ~! 今日はカンブリア期について勉強するよ!」
海老奇みなせ:※ いつもです
海老奇みなせ:学者系タレントにして、ベテランのUGNイリーガル!
海老奇みなせ:その実はカンブリア紀に心奪われたカンブリア人(かんぶりあんちゅ)、海老奇みなせです。
GM:耳慣れない単語を一般名詞みたいに使われてる
海老奇みなせ:普段は、豊富な地学知識や独自の空間侵蝕能力を見込まれ、N市の裏だの泉だの鉱脈だのの調査に当たっています。
GM:なんかいろいろあるもんね
海老奇みなせ:無敵の社会白兵エフェクト・ディストーションによってミドル能力と火力を確保しつつ、
海老奇みなせ:無敵の妨害エフェクト・絶対支配を積んでいます。
海老奇みなせ:更に160点になったことで妖精の手も積んでおり、とにかく敵の邪魔をしつつ味方を助ける構成です。
GM:こわい
海老奇みなせ:財産もあるため、火力は他の二人に任せてサポートに回る感じです。
海老奇みなせ:更に、無敵の遺産・ジュラシックレコードも積んでいて
海老奇みなせ:相手が火でも使って来ない限り、氷河期だろうが何だろうがぶん殴っていけます
海老奇みなせ:火でも使って来ない限り
GM:クックック……
海老奇みなせ:…………。
海老奇みなせ:とにかくそんな感じでフレンドリーにあのまろしていきます
海老奇みなせ:よろしくお願いします
GM:はーい。よろしくお願いします! そんなあのまろお姉さんの学歴は? オープニングは? シナリオロイスっているの? 調べてみました!
GM
PC3:海老奇みなせ シナリオロイス…異常寒気  推奨感情…好奇心/脅威
 N市の一部を突如襲った異常寒気により、君は困り果てていた。
 いや、気温がマイナス20度にもなって、困っていない者の方が少数だろう。
 というより困っていない者など存在するのだろうか。
 このままでは暖房器具が異常な売れ行きを上げ、SNSは季節外れの氷雪に大盛り上がりになってしまう。あと普通に人も死ぬ。
 どうしたものかと考えていた君は、それなりのルートでUGNと合流し(あるいは巻き込まれ)、地下放水路の攻略に臨むことになる。
GM:よくもこんなハンドアウトに応募を……
GM:実際、合流プランはお考えです?
海老奇みなせ:そうですねー。
海老奇みなせ:懇意にしてる水族館やら水生生物系の博物館やらでイベントがあったんですけど
海老奇みなせ:寒波でイベントが出来ない! ロケも! スポンサーも! 麒麟もダーウィンも来ない!
海老奇みなせ:ていうかUGN案件だこれ! とかを考えています
GM:オッケーです。まあUGNに協力の連絡を取れば
GM:すぐに炎使いPC2名の間に連れて行かれると思うので、そんな感じで!
海老奇みなせ:捕まった宇宙人の写真みたいになってしまう
GM:いかがでしたか? あのまろお姉さんは炎が苦手だということが分かりました!
海老奇みなせ:来てくれ! 無断転載をスレイヤーしてくれそうなメギドーッ!
GM:網-723 ナカシマ
GM:ということでよろしくお願いします!
海老奇みなせ:はーい
GM
GM
◆ Trailer "アイスエイジ": 恐怖も孤独も、想像だけで耐え難い。
"アイスエイジ": だから私は求めるのだ。

 暖かな風が、にわかに初夏の到来を思わせる頃。
 N市の一部が、突如として真冬を超える異常寒気に襲われた。
 その首謀と思しきは、FHエージェント"アイスエイジ"。
 彼女は自らの血から生み出した従者と謎めいた少女を引き連れ、N市地下放水路を占拠。
 それから一日を待たず、辺りは吐息すら凍る超寒帯と化した。

 人々を守るため、UGNは動き出す。
 しかしながら、その深奥にて開かれる顎の奥には、尋常を遥かに凌駕する"全ての冬"が輝いて——

 ダブルクロス3rd Edition
『Snow Sink Spring/到来アイスエイジ』
 ダブルクロス、それは裏切りを意味する言葉。

OP1…安孫焔

GM:◆ Opening 1 Scene Player:安孫焔
GM:登場ダイスをどうぞ!
安孫焔:安孫焔の侵蝕率を+7(1d10->7)した(侵蝕率:33->40)
GM
GM:N市内、団地前。
GM:築40年は越えようという公共団地の一室に、"アイスエイジ"が訪れているという情報を掴んだUGNは、君をそこへ派遣した。
GM:"アイスエイジ"はこの二週間ほどで、君が何度かことを構えた相手だ。
GM:正面戦闘では君が優位に立てるものの、彼女は自らの従者を盾に壁に逃げ隠れし、なかなか決着に手が届かない。
GM:一度ぶん殴ってやれば、数日はおとなしくしているのだが……
オペレーター:「……今日中に対多数戦もこなせる人員が来る予定だったんですけど、タッチの差で間に合いませんでしたね」
GM:通信機、あるいはインカム越しに、柔らかな声のオペレーターが君へと伝える。
安孫焔:団地の廊下を一人の男が歩いている。
安孫焔:平穏な住宅街に似つかわしくない鉄火場の匂いを纏った白スーツの男。
安孫焔:すれ違う住民がいれば、彼を見て道を開けるだろう。
安孫焔:「ここで間違いないか。」
安孫焔:インカムに確認を取る。
オペレーター:「はい。部屋番号はお伝えした通り、B-310。熱モニターで対象は捕捉できてます。動き、ありません」
オペレーター:「破壊許可得ています。行けますか、"パイロマニアック"さん?」
安孫焔:「ああ。」
安孫焔:鍵はすでに持っている。
安孫焔:がし、とドアノブを握ると
安孫焔:《火の理》
安孫焔:ドアノブがバターのように溶け落ちる。
オペレーター:「……動き、あります! 向こうも気付きました!」
安孫焔:許可という鍵を持っていれば、安孫の前で普通の扉は意味を成さない。
安孫焔:「了解。」
安孫焔:扉を蹴破る。
"アイスエイジ":蹴破った先には、既に一つの人影がある。
"アイスエイジ":「ッ、ちぃっ、やっぱりまたオマエか!」
"アイスエイジ":「"パイロマニアック"……!!」
安孫焔:「俺の台詞だ。」
安孫焔:「嫌なら大人しく捕まれ。」
"アイスエイジ":「誰が聞いてやるか!」
"アイスエイジ":「やっとここまで来たんだ。止まってる時間なんて……な!」
"アイスエイジ":両手に氷の爪を生やして、君に飛びかかってくる。何度となく目にした、単純な攻撃動作。
安孫焔:前進する。
安孫焔:体を捻り、急所を避けつつ氷の爪を受ける。
安孫焔:接近するということは、安孫の拳の範囲内に入るということだ。
安孫焔:がしり、と”アイスエイジ”の腕を掴む。
"アイスエイジ":「ッッ……!」 掴んだ腕は驚くほど細く、冷たい。だが抗う。少しでも君を抑え込もうとする。
安孫焔:もう一方の手で”アイスエイジ”の頭を掴み、床に叩きつける。
"アイスエイジ":「がぐッ……!」
"アイスエイジ":君の一撃を受け、"アイスエイジ"だったものは原型を失い、氷の破片となって砕け飛ぶ。
GM:……君も分かっている。これはブラム=ストーカー能力で生み出した彼女の"従者"だ。彼女の従者は、本物とほぼ同様に思考し、言動し、戦闘する。
安孫焔:しかし、無視できない圧力でもある。
GM:本物との違いは、『武器』だ。……顔を上げれば、同様に氷の爪を構えた"アイスエイジ"が、2人。
安孫焔:ゆえに完膚なきまでに燃やし、少しでも速く本体を探す。
"アイスエイジ":「させないッ!」 「捕まるかっての!」
"アイスエイジ":同じ姿、同じ声の2体の人形が、同時に君へ飛びかかってくる。
安孫焔:どれだ。どれが本物だ。
安孫焔:どれも本体と限りなく近い容姿と声。
安孫焔:安孫が選んだ答えは——
安孫焔:がしりと、掴んでいる”アイスエイジ”を持ち上げて、
安孫焔:二人の頭に強かに打ちつける!
安孫焔:答えは全部だ。
"アイスエイジ":「ぅがッ!」
"アイスエイジ":「ぐう!?」「なんッ!」
GM:どれも手応えは浅い。君が打ち付けた端から、氷の欠片となって身体が崩れ落ちていく。……偽物だ。
安孫焔:「………全部、外れか。」
GM:君がそうぼやくと同時、部屋の奥から激しい破砕恩が響いた。
GM:遅れ、氷混じりの冷たい風。
安孫焔:そちらを向く。
"アイスエイジ":「…………」
"アイスエイジ":先程まで打撃していたものと、同じ姿を持つ少女が立っている。
"アイスエイジ":その手に持つのは、氷の大斧。窓と、ささやかなベランダを全て破砕したのは、これだろう。
"アイスエイジ":ジュラシックレコードと呼ばれる遺産。彼女の奥の手の武器だ。
"アイスエイジ":つまり、紛うことなき本物。
安孫焔:「………そういえば。」
安孫焔:「本物はそんな武器を使っていたな。」
"アイスエイジ":「ふん」
"アイスエイジ":「本気で言ってるのか、あたしをバカにしてるのか……まあ、もうどっちでもいい」
"アイスエイジ":「"パイロマニアック"。アンタとの因縁も終わりなんだ」
安孫焔:「投降するのか?」
"アイスエイジ":「はっ。今のあたしがそんなことをする様子に見える?」
"アイスエイジ":「……ようやく『分かった』んだよ。見つけられたんだ。あたしの探し求めていた場所が。ここのやっすいハッカーのおかげでね」
安孫焔:「…………。」
安孫焔:「引っ越しか。」
"アイスエイジ":「そうそう。ようやく理想のマイホームが見つかって……」
"アイスエイジ":「……そんなことがあるか! バカにするな!」
"アイスエイジ":なだらかな自らの胸をかきむしるように掴む 「……本当に良かった。もうダメかと思った。でも、間に合うんだ。すぐそこに来ている『終焉』に……」
"アイスエイジ":「……抗う力が手に入る。あたしはこれで、生き延びられる」
安孫焔:「普通に生き延びたければカタギに戻れ。」
安孫焔:「俺と俺の組(UGN)はカタギには手を出さん。」
"アイスエイジ":嘲るように笑う 「分かっちゃいない……あんたには分からないさ。あたしの『終焉』はそんなものじゃないんだ」
"アイスエイジ":「そして、分かって欲しいとも思わない」 大斧を担ぐように振り上げる
安孫焔:それに反応して前進。今度こそ彼女を捕らえるべく手を伸ばす。
"アイスエイジ":振り下ろし、叩きつける。足元だ。君を狙いはしない。激しい霧氷が辺りに立ち込める。
"アイスエイジ":そして、その反動で既に破壊した窓の外へと、細身の体が飛んでいく。
"アイスエイジ":「じゃあね! もう二度と会わないよ、"パイロマニアック"!」
"アイスエイジ":「あたしは目的を果たす! あたしの勝ちだ! ……『3号』!」
"アイスエイジ":彼女がそう叫んだ瞬間、一瞬だけ彼女の飛躍経路に青黒いゲートが開き、
"アイスエイジ":それが閉じた瞬間には、"アイスエイジ"の姿は消えていた。
安孫焔:「……またな、”アイスエイジ”。」
安孫焔:鉄砲玉は標的を外さない。当たるまで追うだけだ。
GM:そう呟いた君の言葉を、彼女の冷たい攻撃残滓が撫でていった。

GM:このシーンはここまで。ロイス取得可能です。
安孫焔:"アイスエイジ"/〇執着/猜疑心
安孫焔:以上です!

OP2…神倉暁人

GM:◆ Opening 2 Scene Player:神倉暁人
GM:神倉くんのOPです。登場ダイスをどうぞ!
神倉暁人:神倉暁人の侵蝕率を+7(1d10->7)した(侵蝕率:28->35)
GM
GM:古めかしい団地で、安孫焔と"アイスエイジ"が交戦を終えた、少し後頃。
GM:君はUGNからの協力要請を受け、その足でUGN支部へと向かっていた。
GM:依頼内容は"アイスエイジ"と呼ばれるFHエージェントとの戦闘・撃退。とはいえ、『一度撃退されればしばらく姿を表さない』『今日ついさっき撃退された』という情報は得ているので
GM:今日の所は、基本的な情報を受けるに留まるだろう。初夏の日和に相応しい、気楽な道行きだ。
少女:「もしもし」
GM:そんな君に、道端で不意に声をかけてくる者があった。
神倉暁人:白い杖を突きながら顔ごと振り向きます。
神倉暁人:「もしかして」
神倉暁人:「俺に話しかけたのかな」
少女:「はい」 穏やかで、どこかぼんやりとした声
GM:《熱感知知覚》で問題なく分かる。君よりも背の低い少女だ。体温は少し低い。衣服は身にまとっているが、靴はなく、裸足である。
少女:「貴方に話しかけました」
神倉暁人:物体の熱を感知する際のクセとしてちょっと鼻をヒクヒクと動かして。
神倉暁人:「そうか。よかった」
少女:「ここには貴方しかいませんので、誤解も発生仕様がないと思います」
神倉暁人:「たまに電話をしてる人の言葉を勘違いするんだ」
神倉暁人:「最近は、イヤホンでも話せるみたいだからね」
少女:「電話をしてる人の言葉を勘違いする?」 小首をかしげる動作。髪が揺れる
神倉暁人:「『もしもし』って、よく言うだろ。電話」
神倉暁人:「俺に向けてかと思って返事したら、変な人を見る目で見られたことがある」
神倉暁人:まぁ目は見れなかったんだけど、と心中で。
少女:「なるほど。それは確かに、困惑してしまいますね」
少女:「電話で話しているのに、知らない人に返事をされたら……」
神倉暁人:「うん、だから俺も今、勇気を出して聞いてみた」
神倉暁人:「で、改めて」
神倉暁人:「俺に用事かな」
少女:「……は。申し訳ありません」 頭を下げて 「実は、探しものをしていて」
神倉暁人:「電話中じゃなくて、俺に用事で良かったよ。で、探しものか」
少女:「UGNというものを」
少女:「探しています。この辺りにあると、お嬢様が言っていましたので」
神倉暁人:「ゆー、じー、えぬ」
少女:「はい。英語の文字が3つです」
神倉暁人:「ここは日本だからな。英語を探すのも大変だろう」
少女:「この辺りにあるのではないかと思い、探していたのですが……足が痛くて、困っていたのです」
神倉暁人:「そうなのか、大変だな。お嬢様っていうのは?」
少女:「お嬢様は、お嬢様です。私はそれ以外の呼び名を禁じられており、またそれ以外の呼び名を人に明かすことも認められていません」
少女:「私的には、『マスター』などの方がしっくりくるのですが……」
神倉暁人:「足は……疲れか?それとも怪我でもしているのか?」
少女:「いえ。ただ、急いで出てきたので、靴を履きそこねてしまい。恥ずかしいのですが」
少女:「お魚をくわえたどら猫を追いかけるサザエさんのようなものです」
少女:「サザエさん、ご存知ですか?」
神倉暁人:「聞いたことはある。サザエさん、靴履いてなかったのか」
神倉暁人:テレビはモニタを見るのに近づくので音だけ聞いてる。
少女:「はい。いつも裸足で走っています」
少女:「なので、平気かと思ったのですが、痛くて、だめです」
神倉暁人:「そういえば裸足と言っていたなぁ」
神倉暁人:「わざわざ注釈するということは、普通はしないということだものな」
少女:「外には出たことがなかったので、ちょっと裸足を、見誤っておりました」
少女:「こんなに痛くなるなんて……」
神倉暁人:「良かったな、一つ賢くなれて」
少女:「サザエさんはお強いですね」
少女:「はい」 頷く 「ありがとうございます」
神倉暁人:「硬い殻に守られてそうだものな、サザエ」
神倉暁人:「それで、初めて外に出たようだが」
神倉暁人:「外を見た感想はどうだ?」
少女:「…………」 少し考え
少女:「……ほんとにあったんだなあ」
少女:「と、思いました。今まで、テレビでしか見たことがなかったので」
神倉暁人:「なるほどね」うんうん、と頷き「わかるよ」
神倉暁人:人身御供仕草。
少女:「車というのが特に驚きました。ちょっととなりを、びゅんと走っていって」
神倉暁人:「轢かれないように気をつけてな」
神倉暁人:「足を怪我したら、探しものも大変だろう」
少女:「気をつけます。……あっ」
少女:「探しものの話でした。すみません」 また頭を下げる
少女:「お嬢様にも、『3号は話をよくわからないことにするのであんまり喋るな』と言われます」
少女:「お喋りは好きなので、少しさびしいです」
神倉暁人:「それは俺もよく思う。難しいよな、会話」
神倉暁人:「それで、UGNだっけ」
少女:「はい。UGNを」
少女:「そこに行けば、助けて貰えるのではないかと思いまして」
神倉暁人:「なるほど、助けを求めていたのか。わかった」
少女:「このままだと私は、死んでしまうらしいので」
神倉暁人:「じゃあ俺も一緒に探そう」
神倉暁人:「死ぬのはいけないな。死ぬのはとても良くない」
少女:「ありがとうございます」 頭を下げる 「とても助かります」
神倉暁人:「じゃあ」
神倉暁人:「UGNがいっぱい居る所に連れていけばいいかな」
神倉暁人:黒の手袋の手を差し出す
少女:「いっぱい」
神倉暁人:「途中で色々聞かせてくれ。ひとまず、」
神倉暁人:「君の名前とか」
少女:「UGNはいっぱいあるので……あっ」
少女:「申し遅れていました」 さらに頭を下げる 「識別名は"ゲイトチェイサー成功番号3"、呼び名は『GC3号』です」
GC3号:「どうぞ3号とお呼びください。お嬢様もそう呼びますので」
神倉暁人:「ふむ、ゲイトチェイサー成功番号さん。じゃあ3号さんで」
GC3号:「はい。それで……」
神倉暁人:「こっちは神倉暁人。神倉でもアキトでも。俺も実はUGNだ」
神倉暁人:「半人前だからせいぜいUGぐらいだが……うん、聞かせてくれ」
GC3号:「あっ。神倉暁人さんは、UG……」
GM:話しながら。少女がおずおずと君の手を取ろうとした瞬間、
GM:君たちの視界が陰る。いや、神倉くんは分からないかもしれないが、その代わりに感じられる。
GM:頭上から、異様な冷気。
神倉暁人:視線が合うのか合わないのか、微妙な虚空に目を向けながら。
神倉暁人:日差しが陰るのを感じる。
"アイスエイジ":「……3号!!」
神倉暁人:「まいったな」声に視線を向ける。
"アイスエイジ":声を上げながら、上方、おそらく隣接する建物の屋根から降ってきた少女が、氷の大斧を君に向けて振り下ろす!
"アイスエイジ":狙いすましてのものではない。回避は容易だ。
GC3号:「まあ」
神倉暁人:「君も危ないぞ」手を取る距離だった3号さんをトンと押してバックステップ。
"アイスエイジ":「まあ。じゃない! 何考えてる3号!」
神倉暁人:「その呼び方、『お嬢様』か?」
GC3号:彼女の攻撃の余波に巻き込まれそうだった所を、ぽん、ぽん、と押されるままによろけ、回避する。
GC3号:「はい。この方がお嬢様です」
神倉暁人:「そうか、お嬢様」
神倉暁人:「人にそんなものを向けるのは、危ない」
神倉暁人:冷気のある辺りを適当に指差す
"アイスエイジ":「やめろ! あたしだって好きでそう呼ばれてんじゃない!」
神倉暁人:「………ん、そうなのか?」
神倉暁人:「なんて呼べばいい?」
神倉暁人:「マスターお嬢様とかだろうか」合体。
"アイスエイジ":「そうなんだよ! でも明確な識別名をこの世間知らずに教えたらどこから漏れるか……ってやめろ!」
"アイスエイジ":「ふざけてるのか! この『そんなもの』はハリボテじゃないぞ!」
神倉暁人:「いや、すまない。適当を言ってみたが実は目が見えないんだ」
神倉暁人:「中身が詰まってるのはわかるよ。何だそれ?」
"アイスエイジ":「ああ? ケッ。それなららしく振る舞えよな。こいつはあたしの武器で……」
"アイスエイジ":「……いや、冷静に考えて教えてやる義理はないね。何なんだ、こいつは」
GC3号:「この方はUGの神倉暁人です」
神倉暁人:「です」
"アイスエイジ":「UG……UGNのことか?」
GC3号:「はい。神倉暁人は、UGNではありますが、半人前なので、UGだそうです」
神倉暁人:「うん。そうそう。覚えててくれてて嬉しい」
神倉暁人:「君がUGN探してたんだっけ、お嬢様」
GC3号:「ありがとうございます。覚えるのは得意です」
"アイスエイジ":「……はあ……」 あからさまに溜息を吐き
"アイスエイジ":「いいよ。半人前のアンタに3つ教えてやる。1つに、あたしは"アイスエイジ"」
神倉暁人:「ありがとう。アイスエイジさんね。後の2つは?」
"アイスエイジ":「2つ目。UGNを探したりなんかしない。FHエージェントのあたしに、あんたらを相手にするメリットがない」
"アイスエイジ":「あたしはあたしの欲望……いいや……生存……生き残るためにやってるんだ。近付く『終焉』から逃れるために……」
"アイスエイジ":「 」
"アイスエイジ":「……そして3つ目!」 言いながら、3号の首根っこを掴む
GC3号:「あわ」
"アイスエイジ":「こいつはこいつで生き残るためにUGNに助けを求めたんだろう。そりゃあ分かるが」
"アイスエイジ":「認めない。こいつは『道具』だ。あたしが正しく使うためのものだ。だから渡さない」
神倉暁人:「…………………ふむ」顎に手
神倉暁人:「一応、言ってみたいことがあるんだが」
"アイスエイジ":「何」
神倉暁人:「2つ目と3つ目は、UGNでも出来ないか?」
神倉暁人:「よかったら案内するが」
"アイスエイジ":「背筋も反吐も凍りつくようなことを言うな」
"アイスエイジ":「できる、できない以前に、もうあたしにそんな必要はないんだ」
神倉暁人:「そんな変なことを言ったか?」
神倉暁人:「一人でやるより、皆でやったほうが、楽だぞ」
"アイスエイジ":「変かは知らないが、価値はない! あたしのゴールはもう見えている。そこに一人でたどり着くことも!」
"アイスエイジ":「あとはこの3号がいれば目的は達せられる。だってのに協力? 無駄足の寄り道だよな!」
"アイスエイジ":ぐい、と3号の首根を引き寄せ
神倉暁人:「むぅ……」
"アイスエイジ":「……あたしはもうゴールに足かけてんだ。あんたたちも今に分かるよ」
"アイスエイジ":「指くわえて見てるのね!」
神倉暁人:「遠くが見えていて羨ましいことだ。ただ、まぁ」
神倉暁人:「見学ぐらいはさせてもらうよ」
神倉暁人:「そのためには、君に近づかなきゃいけないけどね、アイスエイジ」
神倉暁人:「3号さんも。また会おう」
"アイスエイジ":「そうするまでもないってこと。……3号! 帰るよ!」
GC3号:「はい。またお会いできれば嬉しいです」
GC3号:「私が死ぬ前に」
神倉暁人:「あぁ、また後で」
神倉暁人:「その時は、君の顔を見せてくれ」
GC3号:「…………」
GM:ぺこりと頭を下げると同時、青黒い魔眼がその場に開き、瞬くほどの時間でそれは消える。その後には、二人の姿もない。
神倉暁人:熱感知知覚で、無駄だと思いつつ周囲を探る。
神倉暁人:その間に、端末でUGNへの連絡を行って。
神倉暁人:「アイスエイジ、アイスエイジか」
神倉暁人:確か、既に交戦を終えてしばらくは出てこないと聞いていたけど。
神倉暁人:「…………まぁ、自称の可能性もあるか。確かにアイスっぽい人だったが」
神倉暁人:白杖をステッキのようにくるりと一度、回して。
神倉暁人:支部への道を歩いていく。
GM:その道行きは、そこまでと同じように、初夏の陽気を感じさせるものだ。
GM:——しかし。
GM:それより一日も経たない内に、"アイスエイジ"は、地下放水路を強襲。
GM:諸調査のためにその場にいたUGNを一蹴し、その奥部へと突入・占拠した。
GM:そして程なくして、地下放水路から異常な冷気が噴出し、一帯は突然の異常寒冷に見舞われることになる。

GM:シーン終了です。ロイスのみ可。
神倉暁人:ロイス。「3号さん GC3号 ○P興味/N不安」で取得。のんびりやさんだなぁ
神倉暁人:以上!
GM

OP3…海老奇みなせ

GM:◆ Opening 3 Scene Player:海老奇みなせ
GM:登場ダイスをどうぞ!
海老奇みなせ:1d10+33
DoubleCross : (1D10+33) → 1[1]+33 → 34

海老奇みなせ:絶好調!
GM
GM:朝。
GM:N市スターライト水族館でのイベントを当日に控えた君は、目覚めと同時に感じたのは、底冷えする寒さ。
GM:窓の外を見れば街並みは凍りつくように……というよりは半ば本当に凍りついているし、ニュースはこの異常寒気の話題で騒がしい。
GM:混乱回避・緊急対応のため、各施設を閉鎖する、だなんて情報も流れてきているわけだが。
GM:君は……どうするんだろう。
海老奇みなせ:アノマロカリス型目覚ましを止め、支度を始めていた手が止まる。
海老奇みなせ:「……うっそー」
海老奇みなせ:すぐに仕事系のLINEを確認する。スタッフから何らかの連絡も来ている筈だ。
マネージャー:『ちょっと今日やばいね笑』
マネージャー:雪だるまのスタンプが流れ
マネージャー:『これ5月に使うとは思わなかった笑』
海老奇みなせ:『ヤバいじゃなくて! なんですかこれー!』
マネージャー:他にもここぞとばかりにキャラクターが凍えるスタンプを貼る
マネージャー:『異常気象だね』
海老奇みなせ:『見ればわかりますって』 ウィワクシアが怒りマークをつけたスタンプを返す
マネージャー:『外に出るともっと分かるよ笑』
マネージャー:『一応先方とは連絡取ってて』
マネージャー:『大変そうだね。展示物の保全にてんてこまいらしいよ』
マネージャー:『まあ閉じるんじゃない?やっぱり』
海老奇みなせ:『ああ、みんないい子達なのに……!』
海老奇みなせ:バージェス生物群ではないが、人懐っこいアザラシやペンギン達の愛くるしい姿も思い出す。
マネージャー:『お客さん来るか?来たとして相手できるか?てなったら』
海老奇みなせ:スタッフも一生懸命、今回のイベントの為に奔走してくれていた。
マネージャー:『うちの出る幕ないねえ』
海老奇みなせ:『っていっても、今回のイベント中止だと……』
海老奇みなせ:ニュースを見る。寒波は地域的なものですか?
GM:地域的なものです。ローカル
海老奇みなせ:普段の服の上から、しまったばかりの分厚いコートをひっかぶって外に出て確認する。
GM:室内はまだマシだった、ということがすぐに分かる。とにかく寒く、肌の切れそうな冷たい風が吹いている
海老奇みなせ:「…………さっむい!!!」
GM:不気味なのは、空が天気予報通りに明るく晴れているということだ。
マネージャー:『うわマイナス20度行ったって笑 えげつな笑』
海老奇みなせ:『寝てる間に隕石でも降ってきたんじゃあるまいし』
海老奇みなせ:経験論が告げている。恐らく尋常なものではない。
マネージャー:『気候学の先生が緊急会議中にヒステリーで殴り合いのケンカ始めたって笑』
マネージャー:『動画もらった笑 見る?』
海老奇みなせ:『呑気!』 ハルキゲニアが上下逆になったスタンプを送る
海老奇みなせ:『とりあえず、先方には日程延期のセンで伝えてください』
マネージャー:『了解。延期してどうにかなるかわかんないけど』
海老奇みなせ:『こっちもちょっと調べてみますから』
マネージャー:『カゼひかないようにね』
海老奇みなせ:『はーい マネージャーも今日は引きこもっていいですよーぅ』
マネージャー:『コタツ出す笑』
マネージャー:きっとコタツ関連のスタンプを使っておきたいのだろう
海老奇みなせ:フードを被り、現地調査用のごつい靴を履いて外に出る。
海老奇みなせ:「さってと。この近くの支部はどこだったかなあ」
海老奇みなせ:凍りついた自転車を一瞥して歩き出す。

GM:シーンを終了します。ロイスのみ取得可
海老奇みなせ:局地寒波/興味:/迷惑!:○/ロイス
海老奇みなせ:以上!

ミドル1

GM:◆ Middle 1 安孫焔
GM:合流シーンです。全員登場してください
神倉暁人:神倉暁人の侵蝕率を+4(1d10->4)した(侵蝕率:35->39)
海老奇みなせ:1d10+34
DoubleCross : (1D10+34) → 10[10]+34 → 44

海老奇みなせ:極端!
安孫焔:安孫焔の侵蝕率を+2(1d10->2)した(侵蝕率:40->42)
GM
GM
GM:N市地下放水路第二点検通路、入り口。
GM:異常寒気現象緊急対策班、特設キャンプ。
GM:異常寒気に見舞われた、人影一つないN市地上において。
GM:唯一。人々が活発に出入りする一角があった。それが、UGNの異常寒気現象緊急対策班特設キャンプである。
GM:事態の元凶が存在すると思しき地下放水路を調査・探索するための拠点であるここには、今この状態で、この場所にたどり着けたUGNメンバーが揃っていた。
GM:キャンプといっても、立派なテントがあるわけではない。最低限人目を避け、ドラム缶に燃料を足して火を焚きまくり、
GM:少しでも寒気を抑えて過ごしやすくした、野ざらしの空間である。並べられた折りたたみのテーブルと椅子が、辛うじて拠点の体裁を保っていた。
館川歩波:「……お隣、良いですか?」
GM:"イラプセル"館川歩波。N市第9支部に所属するエージェント。偶然この状況に対応できた人員の一人が、安孫さんに声をかけてくる。
安孫焔:「……ああ。」
館川歩波:「ありがとうございます。もうすっかり冷えちゃって……どっちがいいですか?」
館川歩波:温かいココアとコーンポタージュの缶を君に見せる。
安孫焔:待機の命令があったために飼い主を店の外で待つ犬のようにじっと椅子に座っていた。
安孫焔:「………。」すっとコーンポタージュを指差す。
館川歩波:にこりと笑って、缶を軽く振り君に渡す 「はい、どうぞ」
安孫焔:「ありがとう。」
館川歩波:自分はココアを開けて一口飲み、ほうと息を吐いて 「はあ、あったか……」
安孫焔:コーンポタージュをごくごくと冷たい水と同じように飲み干していく。
館川歩波:その様子を見て、目をしばたたかせて 「……お腹すいてました?」
安孫焔:「喉が渇いていたところだ。」
館川歩波:「……ちゃんとしたお水とかの方が良かったかな。後で持ってきますね」 こほん、と咳払いを一つ
館川歩波:それから、ぽつぽつと現況について話し始める 「状況はあまり良くありません。市内の通信設備にも負荷がかかっていて、きちんとした相談も難しい状態で……」
安孫焔:「原因は分かっているのか?」
安孫焔:「元凶がここにいるとは聞いているが。」
館川歩波:「うーん、50%くらい……まず、元凶となっているのは"アイスエイジ"です。安孫さんはご存知ですよね」
安孫焔:頷く「……だが、ここまで大掛かりな事をやれるような奴には見えなかった。」
安孫焔:「前は冷蔵庫くらいだったが、今は冷凍庫くらいだ。」
館川歩波:「あはは、しかも業務用ですよね。……なので、"アイスエイジ"が独力でこれをやっているわけじゃないと考えられます」
館川歩波:「続いて、場所」 2本指を立てる 「彼女はこの地下放水路の中でも、最近発見された区画を目指していました」
館川歩波:「そこにはかつて、『聖櫃』というものが安置されていたらしくて……えっと、簡単に言うと、たくさんのレネゲイドアイテムがあったんです」
館川歩波:「……ただ、UGNがそれらの残滓も含めて全てを回収したはずなので、『どうやっているか』は結局不明のままですね」
安孫焔:「隠し金のようなものか。」
館川歩波:「らしいです。今支部に問い合わせて、その辺りの詳細な情報もまとめて送ってもらうようにしています」
安孫焔:「隠し金の処理は厄介だからな。」
安孫焔:「別のポケットに小分けにしたり、持ち出されたり。」
館川歩波:「まあ、隠していたのはFHで、暴いたのはUGN、って感じなんですけど……」
館川歩波:「……っていうか、それって何の話ですか? ポケット……?」
安孫焔:「例え話だ。」
館川歩波:「なるほど……ともかくですね。私達としては、動き辛いなりに次のステップに移るべきなんじゃないか、と思っています」
館川歩波:「その相談に参りました。……と、あと二人ほど、そろそろ来るはずなんですが……」
安孫焔:「なるほど、カチコミか。」
安孫焔:安孫の思考回路は、敵の場所が分かる、と、倒しに行く、が直列で繋がっている。
神倉暁人:カツカツ、コン、と。足音に1音加えた音が微かに近づいてくる。
館川歩波:「そうと言えばそうなんですけど、安孫さん、躊躇ないですねえ……あっ」 椅子から立つ
海老奇みなせ:では、火が焚かれているドラム缶を大きく迂回しつつ、霜をざかざかと踏み散らして。
館川歩波:「お待ちしてました」
神倉暁人:入り口で一度立ち止まった後、二人の体温を目指して歩みを再開する。
海老奇みなせ:「こ、ここがベースキャンプ、だよね……?」
神倉暁人:「業火絢爛《フレアミュール》、神倉暁人です。UGNの拠点はこちらでしょうか」
館川歩波:「そうです、ここです! 海老奇さんも!」
館川歩波:手を振って出迎える
神倉暁人:特にどちらに目を向ける、というわけでもなく、前に向けた目線。
海老奇みなせ:「《プロブレマティカ》海老奇みなせ、来ました! 寒い……あのまろ寒い……!」
安孫焔:「麻呂?貴族か?」
館川歩波:「お疲れさまです。私、臨時でこちらをまとめてます、"イラプセル"館川歩波です」
神倉暁人:「貴族」同タイミングで来た人を十二単で想像してる。
安孫焔:「”パイロマニアック”の安孫焔だ。たぶん平民だ。」
館川歩波:「あのまろちゃん、本物だあ……話には聞いてましたけど……」
海老奇みなせ:「あのまろ~……!」 やや凍える表情ながら、指を丸めるピースをする。
館川歩波:「えへへ、あのまろ~」 海老奇さんと向かい合わせで同じピースをする
館川歩波:「……こほん。失礼しました。それから安孫さん、貴族制度はもう現代日本にはないですよ」
安孫焔:「そうなのか。」こちらも指を丸めるピースで応える
神倉暁人:「舘川さんに、安孫さんに、海老奇さんね」名前を覚えるようにつぶやく。
神倉暁人:感知したピースを真似する。ちょっと形が違う
海老奇みなせ:「うぇへへ……」応えてくれたことに満足そうにはにかむ。
神倉暁人:ピースと言うかほぼグー。
館川歩波:神倉くんの手に手を伸ばし、あのまろピースの形を整えつつ
海老奇みなせ:こちらの仕事だと、みなせの表の仕事を知ってるのは、体感で3割くらいである。
神倉暁人:「ん」敵意はなさそうなのでピースを整えてもらいつつ。
館川歩波:「さて、最初に目的をはっきりさせましょう」
館川歩波:「ここに集まっていただいた皆さんには、実際に放水路に踏み込んでの調査を行ってもらいます」
神倉暁人:「現地調査か」整えてもらったピースを維持。
館川歩波:そう言って、先程安孫さんに話した"アイスエイジ"の所在とその前後の情報について共有します。
GM

・"アイスエイジ"について(0)
遺産・ジュラシックレコードの遺産継承者。
遺産との親和性が高く、その力を思うがまま操り、さらには従者によって単独で部隊を構成する強力なFH戦闘エージェントである。
反面、レネゲイドの侵蝕も強く、連続での行動は激しい負荷により困難であるとされている。
現在、N市地下放水路の一点を占拠し、異常寒気現象を起こしているものと目されるが、その方法・動機等は不明。

GM
館川歩波:「……現状では機材による計測しかできませんでしたが、それでも異常な現象が起こっていることは明確です」
館川歩波:「この状態を放置しておけば、N市は深刻なダメージを受けるでしょう」
館川歩波:「それはここまで歩いて来た皆さんもおわかりのこととは思います」
神倉暁人:「そうだね、何度か滑りそうになった」ピースを維持した手の甲に顎を乗せて
海老奇みなせ:「町の活動が止まっちゃってるからねえ」 コーンスープの缶を両手で大切に抱えて。
海老奇みなせ:「スターライト水族館のイベント今日からなのに……」
館川歩波:神倉くんの頭に指で触れつつ 「はい。生きるために必要なことも、そうでないことも、全部凍りついてしまいそうになっている」
安孫焔:「早々に解決しなければならない。」
館川歩波:「そのために、皆さんには"アイスエイジ"の元まで到達し、この異常寒気現象を止めてほしいんです」
館川歩波:「安孫さんは"アイスエイジ"との交戦歴がそれなりにあるということで、戦闘指揮を。……お願いできますか?」
安孫焔:「了解。」
館川歩波:「はい。二人は、戦闘については安孫さんに従いつつ、それぞれの尺度で調査をお願いします」
安孫焔:館川に応えつつ、ネクタイを直す。
館川歩波:「三人のうち一人でも危機を感じるようなことであれば、速やかに撤退をしてもらいます。繰り返すようですが、何が起こっているか分からない、危険な状態なので……」
海老奇みなせ:「いえさー」 片手を気安く上げる。
神倉暁人:「わかった」ぼんやりとした視界に、舘川さんの顔を捉える。
神倉暁人:「視覚は苦手だが、他のことで頑張らせてもらう」久々に誰かの『目を見て』答える。
海老奇みなせ:「放水路ってのは、今も使われてるやつ?」
館川歩波:ぱちぱちと瞬きして、微笑し、神倉くんの頭を撫でる
館川歩波:「半々です。放水路として使われている部分も通過しますが……」
神倉暁人:「む…」くしゃくしゃと髪を撫でられままに首を動かす
館川歩波:「問題の区画は、もう随分前に計画外のものとして破棄されています。泳ぐ必要が出たりはしない……はずかな……?」 自信なさげ
神倉暁人:「泳ぎは、苦手かな……」体育の授業に出てない。
海老奇みなせ:「そこは断言して欲しいなあ……」 軽く笑う。「ん。地図とかあったらなーと思ったんだけど、むずかしそだね」
海老奇みなせ:「水、あってもこの状況じゃ凍ってるだろうしね」
安孫焔:「迷わない方法は知っている。」
館川歩波:撫でた髪を整えてあげつつ 「あ、確かに凍ってますね普通に考えたら……さすがあのまろちゃん……」
海老奇みなせ:「と、いうと?」
神倉暁人:「雀が居ないならパンくずでも巻けばいいだろうか」久しぶりに真正面から見る顔にちょっと目をそらしつつ。
海老奇みなせ:安孫さんに
安孫焔:「壁に右手を付きながら歩けば迷わないと聞いた。」
安孫焔:壁に右手を付けている。既に行く気満々だ。
神倉暁人:「なるほど」
神倉暁人:杖を左手に持ち替える
海老奇みなせ:「あーそれ、使える迷路と使えない迷路があるよ」
安孫焔:「ここはどっちだ?」
館川歩波:「……ですよね? 内側に島みたいな所があると、そこに到着できない気が前からしてて……」
神倉暁人:「つまり、迷う確率は50%か……」
安孫焔:「迷ったら左手を付けばいい。」
安孫焔:「これで100%迷わないはずだ。」
館川歩波:「泥沼はまるパターンじゃないですか?」
海老奇みなせ:「わぁい、ポジティブ思考だー」
神倉暁人:勉強になるなぁ、という顔。
海老奇みなせ:「これあたしが割と気をつけなきゃいけないやつだね??」
海老奇みなせ:館川さんに確認する。
館川歩波:「……はい。隊長は海老奇さんということで……」 申し訳無さそうな顔
館川歩波:「ふたりとも、海老奇さんの言うことをちゃんと聞くんですよ」 神倉くんと安孫さんに言う
海老奇みなせ:「りょーかい。ダンジョンアタックはそこそこ経験あるから、任せてあのまろー」
神倉暁人:「はい」頭の両側を掴まれながら。
安孫焔:「了解。」
安孫焔:「………。」
安孫焔:「応答するときはどのまろなんだ?」
神倉暁人:「俺も知りたかった」
館川歩波:「……どのまろ??」
館川歩波:「神倉くも知りたかった!?」
海老奇みなせ:「そういうコンタクトは想定していなかった!!」
海老奇みなせ:「ええと、どこから説明すればいいのかな……」
海老奇みなせ:腕を組んで眉間にしわを寄せて考え込み始める。

GM:シーン終了です。ロイス・購入可!
海老奇みなせ:購入! 戦闘用きぐるみ!
安孫焔:ロイスは保留!
安孫焔:購入はどうしようかな~
神倉暁人:ロイスは保留!
海老奇みなせ:6dx
DoubleCross : (6R10[10]) → 10[2,4,4,7,7,10]+7[7] → 17

神倉暁人:復讐用の大槌買うか~。女子高生じゃないけど。
海老奇みなせ:普通に変えた。装備!
安孫焔:皆さんの購入を見てから考えます
神倉暁人:2dx+2>=14 大槌
DoubleCross : (2R10+2[10]>=14) → 8[7,8]+2 → 10 → 失敗

安孫焔:じゃあ大槌!
神倉暁人:失敗!以上!
安孫焔:2dx+3>=14
DoubleCross : (2R10+3[10]>=14) → 10[5,10]+3[3]+3 → 16 → 成功

安孫焔:成功!神倉さんにあげる!
安孫焔:以上!
神倉暁人:わーい!ありがとうお兄さん!装備して以上!
GM

ミドル2

GM:◆ Middle 2 Scene Player:神倉暁人
GM:ここからミドル判定が発生し始めます。登場する方は登場ダイスをどうぞ。
神倉暁人:神倉暁人の侵蝕率を+5(1d10->5)した(侵蝕率:39->44)
海老奇みなせ:1d10+44
DoubleCross : (1D10+44) → 10[10]+44 → 54

海老奇みなせ:…………。
神倉暁人:みなせさん、炎への緊張が…
安孫焔:安孫焔の侵蝕率を+7(1d10->7)した(侵蝕率:42->49)
GM
GM:それでは先にミドル判定を進めましょう。
GM:大体いつものプライズ判定ルールを使ってやっていきますが、シーンごとに使用する能力値が変わります。
GM:という訳で、このシーンの判定はこちら。
GM

◇ 情報収集、"アイスエイジ"
使用技能:<情報:UGN> <情報:FH> <情報:裏社会>
目標値 :8
プライズ:0/2

GM
GM:3人とも判定を終えてプライズが目標値に達成しなかった場合は、登場ダイスを振り直すことによって再度判定し、その値をプライズに加点できる、という塩梅で進めます。
GM:ってなわけで判定をどうぞ!
海老奇みなせ:プライズが細かい!
安孫焔:判定するぜ!
神倉暁人:細かみ!まぁ素振り!
安孫焔:情報:UGNでコネ使って判定
神倉暁人:2dx>=8
DoubleCross : (2R10[10]>=8) → 3[3,3] → 3 → 失敗

安孫焔:4dx+2>=8
DoubleCross : (4R10+2[10]>=8) → 8[4,5,7,8]+2 → 10 → 成功

安孫焔:成功だ!2桁のった!
神倉暁人:すごいぜ!
海老奇みなせ:すごいぜ
海老奇みなせ:一応降っておこう UGN!
海老奇みなせ:6dx
DoubleCross : (6R10[10]) → 10[1,6,7,8,9,10]+1[1] → 11

海老奇みなせ:問題ないぜ
GM:はい、問題なく成功ですね。最大達成値が11で、プライズポイントが2。まったので
GM:はい、問題なく成功ですね。最大達成値が11で、プライズポイントが2溜まったので、このシーンは問題なくクリアです。
安孫焔:クリア!
GM:というわけで先に情報を開示しておきます。
GM

・"アイスエイジ"について(1)
高い侵蝕率と、生来の妄想衝動のために遺産の代償である火への恐怖が強く増幅され、恐怖の対象は暖色や熱源といったものにまで及んでいる。
その反動で以前から『寒冷であること』そのものを盲信している。
"崩落戦"の時期にもN市で活動しており、当時は強力な冷気攻撃の使い手であったマスターエージェント"ウィンターマスター"の部下として活動していた。
現在はGC03号と呼ばれる少女を伴い活動している。"アイスエイジ"にとって、GC03号は欠かせない存在であるらしい。

GM:地下放水路点検通路。
GM:コンクリートで固められた密閉空間は、地上よりもさらに冷え込む。空気中の水分はすべて凍りつき、壁や床を白く覆う。
GM:吐息も凍る地下の道を、君たち3人は進んでいた。近くの店舗からかき集めてきた防寒グッズも、果たしてどれだけ役に立つことやら……
安孫焔:「道理で、」
安孫焔:「俺を毛嫌いするわけだ。」
安孫焔:情報を共有しての第一声。
海老奇みなせ:「なんかこう、中だけは人間が過ごしやすい気温になってるとか」
海老奇みなせ:「そーゆーのを期待してたんだけどなあ……!」
安孫焔:「これが奴にとっての過ごしやすい場所なんだろう。」
神倉暁人:「なんというか」
神倉暁人:「冷凍庫の中が外より温かいわけがなかったな。そういえば」
神倉暁人:「これが過ごしやすいと言うのも凄いな」もこもこのアウターに包まれながら。
海老奇みなせ:首元までマフラーを巻いている。
安孫焔:こちらは特に防寒着など着ていない。
安孫焔:いつもの白スーツのままで平然と先頭を歩いている。
海老奇みなせ:「あーそんさんは寒さとか平気なヒトだねえ……うらやまうらやま」
海老奇みなせ:「神倉くんは大丈夫かな? 足元とか」
神倉暁人:「うん、羨ましい」
安孫焔:「俺は自分の身体の中を燃やしているだけだ。」《火の理》
安孫焔:「お前もやるか?」掌に炎を生み出す。
神倉暁人:「俺は、寒いのはダメだな。眠くなる」蛇のような目が半分瞼に隠れている。
海老奇みなせ:「うひゃ!」 ざざ、と飛び退く。
海老奇みなせ:神倉くんの背後に、隠れきれないが隠れるような位置取り。
神倉暁人:「足元も、一応滑らない程度には……」コツコツ、と杖で床を叩く
神倉暁人:「どうした、海老奇さん」
安孫焔:「?」
海老奇みなせ:「あー。言い忘れてたけど」
神倉暁人:「うん」
海老奇みなせ:「あたしも、遺産分類でゆーとこのジュラシックレコード持ちでありまして」
海老奇みなせ:「ここまでじゃないけど、火を見るとこう、反射的にね……」
海老奇みなせ:「びっくりするというか、びびるというか、立ち絵がぼやけるというか……」
安孫焔:「…………。」
海老奇みなせ:「あ、戦う時は気にしないでね!」
神倉暁人:「そうなのか…」
神倉暁人:「一応、俺も炎使いだから、驚かせたら悪い」
海老奇みなせ:「うぇぁ!? 神倉くんもかー……」
安孫焔:「あの斧と同じような遺産か。」
神倉暁人:「うん。だから暖めるのに役に立つつもりだったが。気をつけよう」
神倉暁人:「アイスエイジ……彼女もそうだという話だったな」
海老奇みなせ:「そだね。古代生物の記録が宿った遺産の総称」
海老奇みなせ:「恐竜だったら寒いのだって苦手なはずなのに……マンモスでも宿ってるのかな?」
館川歩波:『なんだか、偶然とはいえ海老奇さんは少し大変な組み合わせになってしまいましたね……』 通信機越しに館川が口を挟む
神倉暁人:「マンモスって確か、イノシシとゾウの合体したやつみたいな…」
神倉暁人:「あぁ、舘川さん」
安孫焔:「……」何事か考えていたが、通信を聞き我に返る
館川歩波:『どうか無理はなさらず。ただでさえ極限環境ですからね』
館川歩波:『……さて、私としては先の情報の中で出てきた"GC03号"というのが少々ばかり気になります』
館川歩波:『安孫さんは心当たりありますか? 彼女とは何度か交戦していたらしいですが……』
安孫焔:「ああ」
安孫焔:「確か『3号』という何者かにゲートを作らせていたな。」
安孫焔:「この前はそれで取り逃がした。」
館川歩波:『なるほど……バロールシンドロームの《ディメンションゲート》による離脱ですかね。そういうのが得意な部下がいる、と』
神倉暁人:「3号さんとは俺も少し話した」
安孫焔:「……。」神倉を見る
館川歩波:『でもどんな人かは……えっ? ……話した?』
神倉暁人:「うん、こんなに寒くなる前の日に、偶然。女の人だったな」
神倉暁人:「ゲイトチェイサー成功番号3……とか呼ばれていたか。のんびり屋でちょっと変な人だった」
神倉暁人:「外に出るのも初めてだったようだし、どこかで実験なりされていたのかもしれないな」
館川歩波:『ははあ、それはなんとも……偶然ってあるんですねえ』
神倉暁人:「うん。命の危機でUGNを探していたようだが、色々聞く前にアイスエイジと名乗る人が連れて行っちゃったからな」
神倉暁人:「ここに居るなら、また話せればいいと思う」
海老奇みなせ:「ゲイトチェイサー、か」
海老奇みなせ:「なんだか気になる名前だねえ、それ」
館川歩波:『ですね。あまり耳慣れない言葉です……情報ありがとうございます。こちらでも情報を当たってみますね』
安孫焔:「頼んだ。」
館川歩波:『みなさんは引き続き、奥の方へと進んでください。……具合悪かったりしませんか?』
安孫焔:「……。」自分は平気だ。二人を振り返る。
GM:地下の道行きは、風こそないが空気は底冷えして、奥に歩を進めてもそれが落ち着く気配はない。
神倉暁人:「俺は特には」後ろの海老奇さんを見て「海老奇さんはどうだろう」
海老奇みなせ:「今のところは大丈夫。ふふ」
安孫焔:「問題ない。」
安孫焔:インコムに告げる
神倉暁人:「うん、それは良かった」
館川歩波:「分かりました。一応、ついさっきペンギン専門のハンドリング能力の方が来てくださったので」
館川歩波:「追加の物資はそれでお送りできると思います。何か必要なものがあれば言ってくださいね。入手の確約はできませんが……」
安孫焔:「ペンギン。」
神倉暁人:「ペンギン」
海老奇みなせ:「またすごい限定的な人材がいたね!?」
海老奇みなせ:「流石はN市だあ……13支部制・・・」
安孫焔:「歩くのが遅いんじゃないのか。」
神倉暁人:「どうしような、俺、ペンギンに触るのは初めてだ」
神倉暁人:「泳ぐのが早いんだっけ」
安孫焔:物資を背負ってよちよちと歩くペンギンを想像する
館川歩波:『みなさんの足跡を追って、氷の上をお腹で滑るんです』
館川歩波:『可愛いし速かったですよ。あ、泳ぎの方が得意みたいでしたけど……』
神倉暁人:「へぇ」図鑑で見たペンギンの挿絵を90度回転させて想像してる
館川歩波:『というわけで、探索を引き続きよろしくお願いします。何かあったらすぐにご連絡ください』
安孫焔:「了解。先に進む。」
安孫焔:「…………。」
安孫焔:海老奇を見つめる
海老奇みなせ:「んむ?」
安孫焔:「アノマロをソリにしたら速く移動できないか?」
安孫焔:「平べったいだろう。」
海老奇みなせ:「だーめーでーすーーーー!」

GM:シーンを切ります。ロイス、調達可!
安孫焔:ロイス!海老奇みなせ/〇興味/隔意
安孫焔:神倉暁人/〇親近感/不安
神倉暁人:ロイス!「あのまろ 海老奇みなせ ○P興味/N心配」
安孫焔:調達は…何かいるものあるかな
海老奇みなせ:調達、リアクティブシールド
神倉暁人:こっちは白兵武器買ったらあとは…って感じかなぁ。セットアップもうまるし
GM:応急手当キットはあると気持ちがいいかもしれませんね 次からアレが来るので
神倉暁人:アレが来るらしい。応急キットかボディアーマーかな
安孫焔:ではボディアーマー買いましょう
海老奇みなせ:あ、二つあるうちの手配師を使用しまーす
安孫焔:2dx+3>=12
DoubleCross : (2R10+3[10]>=12) → 6[5,6]+3 → 9 → 失敗

海老奇みなせ:9dx
DoubleCross : (9R10[10]) → 10[3,4,4,5,5,7,8,9,10]+10[10]+2[2] → 22

神倉暁人:こちらもボディアーマー
安孫焔:ウオオ、財産3使って購入&装備
神倉暁人:2dx+2>=12
DoubleCross : (2R10+2[10]>=12) → 8[3,8]+2 → 10 → 失敗

海老奇みなせ:めっちゃ買える なんだこれ
神倉暁人:財産2点使って購入装備
神倉暁人:神倉暁人の財産点を-2した(財産点:5->3)
神倉暁人:以上だ!
安孫焔:財産8→5
安孫焔:以上!
海老奇みなせ:仲間/安孫焔/素直:○/要教育/ロイス

ミドル3

GM:◆ Middle 3 Scene Player:神倉暁人
GM:このシーンから、エネミーエフェクト《苛烈なる冷気》の効果が発揮され、
GM:登場侵蝕ダイスで侵蝕率が上がったぶん、HPを失うことになります。
GM:という断り書きを入れつつ登場どうぞ!
海老奇みなせ:やめてほしい
海老奇みなせ:出ます
神倉暁人:ハワー
神倉暁人:でます
海老奇みなせ:1d10+54
DoubleCross : (1D10+54) → 7[7]+54 → 61

安孫焔:ヒエエ
神倉暁人:神倉暁人の侵蝕率を+4(1d10->4)した(侵蝕率:44->48)
安孫焔:安孫焔の侵蝕率を+4(1d10->4)した(侵蝕率:49->53)
神倉暁人:神倉暁人に-4のダメージ!(HP:31->27)
海老奇みなせ:HP27→20
安孫焔:HP30→26
GM
GM:地下に満ちる冷気はさらに強烈なものとなりつつある。
GM:壁を覆う氷が壁材を砕き、噴き出した水が噴き出た形のままで凍りつき
GM:あるいは天井の支柱が砕けて斜めに固定され
GM:そんな静かな異常光景が散見されるようになってくる。
海老奇みなせ:「…………」 ぱしゃり、と手にしたカメラでその情景を撮影する。
GM:そんな中、君たちは通路の端にうずくまる、小さな人影を見かける。
GM:ここは地下の放水路に繋がる道であり、当然、人などいるはずもない。
GM:さらに、神倉くんはそれが以前見かけたGC3号であると分かるだろう。
安孫焔:「……子供だ。」
神倉暁人:「ん」その覚えのある感覚に気づき「3号さん、か?」
神倉暁人:「神倉暁人だ。覚えているだろうか。人違いなら悪い」うずくまる熱源に声をかける。
GC3号:「…………は……」
GC3号:「い…………」 声はか細く、肌も唇も青白い。低体温による症状だ
神倉暁人:「体温が低いな。ダメだぞ」自分の上着と、ポケットに仕込んだカイロを貼り付けようとする
海老奇みなせ:「え、その子が03号……ちゃん?」
海老奇みなせ:「安孫さん、火、火!」
安孫焔:「ああ。少し待て。」
神倉暁人:「頼む。俺だと燃やさずにやるのは難しい」
安孫焔:《火の理》で手ごろな木の切れ端に火を着け、GC3号の傍に。
海老奇みなせ:「ほどよく末端から温める感じでお願いしまーす!」  少女の指先を両手で握って摩る。
GM:神倉くんと安孫さんの対応で、少しずつ体温が元に戻ってくるのが、神倉くんは視認できるだろう。
海老奇みなせ:「ひゃう!」 こちらもビビるが、目線を炎とは逆方向に逸らしてやり過ごす。
神倉暁人:「ほら」3号を火に近づけ、その背中を摩擦で温めようとしている。
安孫焔:落ちていたドラム缶か何かに火を入れ、焚火にする。
GC3号:「はっ、はっ……ふ……」 微かだった呼吸がにわかに乱れたかと思うと、すぐにゆっくりと落ち着いたものになっていき
神倉暁人:「大丈夫か。3号さん。ゆっくりでいいぞ」
安孫焔:上着を脱ぎ、GC3号の肩に。
GC3号:細い指で力なく、しかし確かに海老奇さんの手を握り返そうとする
海老奇みなせ:「はー、はー」と息を吐きかけようとするが、「……くあ、だめこれ!」 先に口の中の方が凍りついてしまう。
海老奇みなせ:「がんばれー、がんばれー…………」
GC3号:さすがはオーヴァードといった所か、君たちの対応が功を奏し、血色は少しずつ良くなってくる。
安孫焔:「………。」一息吐く。
GC3号:「……は……はー……すぅ……」 炎で暖かくなった外気を、まるで体内の氷を溶かすようにゆっくりと吸い込んで
GC3号:「……はい」
安孫焔:「一度進行を停止しよう。」
神倉暁人:《熱感知知覚》でその体温の変化をつぶさに観察し、まだ暖まりきってない場所にカイロを当てていく。
神倉暁人:「そうだな、ゆっくり話も聞きたい」
GC3号:「覚えています。神倉暁人」 神倉くんに目を向け、まだ心もとない声で返事をする
神倉暁人:「ん」頷いて「こっちは、安孫焔と海老奇みなせ」
神倉暁人:「君の探していたUGNだ」
GC3号:「安孫焔と、海老奇みなせ……」 順番に視線を向けて
GC3号:「……はい。UGNですか。私はUGNを探していました」
GC3号:「死んでしまいそうなので。いいえ、今まさに、死んでしまいそうでしたが……」
GC3号:「……助けていただき、ありがとうございます」 こくり、と、頷く程度に小さく頭を下げる
海老奇みなせ:「何があったのか、教えて貰える?」
安孫焔:「今話せるならでいい。俺たちは待つ。」
GC3号:「はい。私は、このままだと死んでしまうな、と思い、逃げてきたのですが」
GC3号:「ここで体が動かなくなり、保全のために身を守っていました」
GC3号:「なぜ死んでしまうと思ったのかというと——」
GM:その時だ。奥の方から足音が聞こえてくる。
GM:人間二人分ほどのもの。
"アイスエイジ":「……火だ」
"アイスエイジ":「火の匂いが、火の気配がする。分かるんだ。ねばねばした不快な"熱"……」
"アイスエイジ":「……何をやってるんだ。お前たち。それに、3号?」
GM:同じ姿をした二人の少女が、氷の爪を生やしながら、君たちとGC3号へゆっくりと迫る
安孫焔:「お前を探しに来た。”アイスエイジ”。」
安孫焔:「また会ったな。」
"アイスエイジ":「……この冷気の下でまだ動けるの。とことん不快」
"アイスエイジ":「まあいいわ。3号。戻っていらっしゃい。あなたがいないと思い切ったことができないのよ」
海老奇みなせ:「なら、冷気を止めるべきじゃない?」
"アイスエイジ":「あたしを困らせるんじゃない。何のためにいままであたしが3号を生かして来たか考えな?」
安孫焔:「ここで殺すためか?」
GC3号:「…………」 君たちに囲まれ、彼女は沈黙する
海老奇みなせ:「この子、今にでも死にかけてたんだけど」
"アイスエイジ":「冷気を止める? なんで! そのためにここまで来たと思ってる! 3号の面倒を見てあげたのもそのため!」
"アイスエイジ":「殺すなんて人聞きが悪いね。結果として生命活動が終わるってだけ。それでもそいつにとっては十分な幸運なことなんだけど」
神倉暁人:「アイスエイジさん。君の行動が3号さんの命を奪う結果になると言うなら」
安孫焔:「言い方を変えても結果は変わらん。」
神倉暁人:「俺は全力で邪魔をするつもりだが」
神倉暁人:「一体何をするつもりだ、君は」
"アイスエイジ":「フッ! そうなると思ってた。なら仕方ない……」
"アイスエイジ":「……あたしはこの世界を変える。アンタたちも体感してるでしょ? この世界を冷やし切るのよ」
"アイスエイジ":「火も熱も存在しない世界。それを維持するためにまだそいつの力が必要ってワケ」
海老奇みなせ:「…………」うわー、という表情。「自分の胸元を見なよ。一番身近な熱があるでしょ」
"アイスエイジ":「どうしようもないものを相手してもしょうがないだろう。生きていくためにこの心臓の熱はどうしようもない」
"アイスエイジ":「でも世界を凍らすことはできる。……フッ、ま、UGNは許さないよな」
安孫焔:「それ以上に、俺が許さん。」
安孫焔:「己のために人の命を使うな。それは外道の行いだ。」
"アイスエイジ":氷の爪を交差するように正面へ構える 「だったら力ずく。この氷の世界であんたたちがどれくらい動けるのか」
"アイスエイジ":「見せてもらおうか……ね!」
GM:二人の彼女は君たちに向かって駆け出してくる……ミドル戦闘を開始します。
GM
GM:◆ ミドル戦闘 ROUND1
[神倉/安孫/海老奇]
|
5m
|
[従者A/従者B]

GM
GM:そう、ミドル戦闘があるのです! 敵は従者2体のみ。どっちも殴って倒せば勝ちだよ。
GM:という訳でセットアップから。何かあるかな?
海老奇みなせ:早いな!
海老奇みなせ:なし!
GM:従者、早くなりがち
神倉暁人:《苛烈なる火》ラウンド中、自身の攻撃力を+9。HP-5点。
安孫焔:なし!
神倉暁人:神倉暁人に-5のダメージ!(HP:27->22)
神倉暁人:神倉暁人の侵蝕率を+3した(侵蝕率:48->51)
神倉暁人:以上!
従者A:こちらは《先陣の火》を使用。行動値を+15します
従者B:こっちはなし
安孫焔:きさま~!
神倉暁人:てめぇ~
GM:というわけでイニシアチブを進めていくぞ。まずは従者Aから
従者A:マイナーで移動し、君たちのエンゲージへ
従者A:メジャーでコンボ:火喰い斧。《コンセントレイト:サラマンダー》+《炎の刃》+《クロスバースト》+《鮮血の一撃》+《吸収》
従者A:ダメージが入ればこのラウンド中全判定ダイス-4します。HPを2消費。
従者A:対象は~
従者A:1d3
DoubleCross : (1D3) → 2

従者A:安孫さん!
安孫焔:こい!
従者A:9dx7
DoubleCross : (9R10[7]) → 10[2,3,4,4,4,7,7,9,9]+10[5,6,6,10]+5[5] → 25

安孫焔:ドッジ!
安孫焔:4dx
DoubleCross : (4R10[10]) → 10[1,5,7,10]+3[3] → 13

安孫焔:惜しい~ダメージください!
従者A:3d10+20
DoubleCross : (3D10+20) → 17[10,3,4]+20 → 37

従者A:ダイス頑張るな……諸々有効です。
安孫焔:ギャー!装甲があっても死にます!リザレクト!
安孫焔:安孫焔の侵蝕率を+1(1d10->1)した(侵蝕率:53->54)
GM:全判定ダイス-4も……よろしくね!
従者A:鋭利な氷の爪を伸ばして、それで引き裂く。君は何度となく見て、受けてきた攻撃だが
従者A:今までとの相違は、この空間だ。冷え切った空間、凍りついた足元で、従者は意気揚々と君の懐へ滑り込み、その爪を振るう。
安孫焔:「………。」
安孫焔:爪が肉を引き裂く。しかし、未だ炎は猛り続けている。
"アイスエイジ":「"パイロマニアック"! あたしはもうゴールが見えている。今までさんざん邪魔されたけど……」
"アイスエイジ":「今日は違う。今日は逃げるんじゃない。あんたがここに来るなら、あたしは必ず 」
"アイスエイジ":「勝つ!」
安孫焔:「俺の終焉はまだ先だぞ。」血を流しつつも足を踏みしめ、”アイスエイジ”を見下ろす。
"アイスエイジ":「終わるまで続けるさ……!」
GM:ではイニシアチブを進めます。神倉くん! 行動をどうぞ
神倉暁人:エンゲージ離れちゃってるので待機します!
GM:OKです。では従者2
GM:が動く
従者B:マイナーで同様に移動。メジャーで同じコンボ
従者B:対象は~~
従者B:1d3
DoubleCross : (1D3) → 2

安孫焔:おまえっ!!
神倉暁人:安孫さんのこと大好きですね
海老奇みなせ:めっちゃ執着されてる
従者B:ま、また安孫さんか。いや設定的には順当なのだが……
安孫焔:さあこい!
従者B:9dx7
DoubleCross : (9R10[7]) → 10[1,1,1,2,4,7,8,9,10]+10[4,6,7,7]+6[5,6] → 26

安孫焔:ドッジ!
安孫焔:4dx
DoubleCross : (4R10[10]) → 4[2,2,3,4] → 4

安孫焔:避ける気が無さすぎる
従者B:3d10+20
DoubleCross : (3D10+20) → 12[5,6,1]+20 → 32

従者B:諸々有効!
安孫焔:死!リザレクト!
安孫焔:安孫焔の侵蝕率を+2(1d10->2)した(侵蝕率:54->56)
安孫焔:すげえよこのリザレクトの出目
神倉暁人:安定してる。
従者B:先陣を切った従者の攻撃が命中したと見るや、後方の従者も同様に突っ込んできて、君に向けて鋭利な爪を振り下ろす。
従者B:その場にいる他の二人など眼中にないと言わんばかりだ。
安孫焔:「まだだ。」
海老奇みなせ:「安孫さん、大丈夫!?」
安孫焔:「まだ死なん。」
安孫焔:ば、と海老奇を手で制す。
従者B:「へ。そうだろうな……あんたの強さはよく分かってる」
安孫焔:「大丈夫だ。」
従者B:「だから楽しみだよ。この寒さであんたの火がいつ消えるか……!」
神倉暁人:「引き受けてくれて、ありがとう」
神倉暁人:「こちらも、なんとかしよう」
安孫焔:「お前の氷が溶ける心配をしろ。」
GM:というわけでイニシアチブを進めましょう。安孫さん! どうする?
安孫焔:殴るぜ!
安孫焔:マイナーなし!メジャーで《コンセントレイト:サラマンダー》《炎の刃》《結合粉砕》!
安孫焔:対象は従者B
GM:来い
安孫焔:7dx7+6
DoubleCross : (7R10+6[7]) → 10[1,1,2,4,7,8,8]+10[5,6,8]+10[9]+10[10]+10[7]+6[6]+6 → 62

安孫焔:回したぜ~~
神倉暁人:殺意が高い
海老奇みなせ:??
GM:ヒョエ……
従者B:《イベイジョン》によってドッジの達成値は14に固定。よって命中です
GM:ダメージどうぞ!
安孫焔:7d10+14+11 装甲無視
DoubleCross : (7D10+14+11) → 44[4,4,10,5,8,9,4]+14+11 → 69

安孫焔:侵蝕56→64
従者B:当然死ぬ! 余裕のオーバーキル戦闘不能です
安孫焔:寒気がこの場にいる全員を覆う。
安孫焔:流石の安孫も動きが鈍る。どこかで、熱を生み出さなければいけない。
安孫焔:ぎ ぎ 
安孫焔:凍り付きかけた腕が従者の身体を掴む。
従者B:「ぐっ……コイツ、まだ動くか……!」
安孫焔:掴んだ従者の身体(決闘者の剣相当)を、壁に叩きつけて、
安孫焔:ぞりぞりぞりぞりぞりぞりぞりぞり!!!!
従者B:「ぐうぅぅぅ!?」
安孫焔:そのまま壁に擦り付ける様にしながら疾走!
安孫焔:安孫式の乾布摩擦である。
GM:そのダメージに、従者は耐えられない! 削られる端から氷の破片となり、砕けて散っていく。
安孫焔:「この部屋は………」
安孫焔:「右手を付いていても出られない方か。」
安孫焔:「一周してしまった。」
海老奇みなせ:「一周してるのは別の問題!」
GM:では引き続きイニシアチブを進めていきましょう。海老奇さん!
海老奇みなせ:あいさ!
海老奇みなせ:マイナーなし、残った従者の方に攻撃!
海老奇みなせ:ジュラシックレコードで、《コンセントレイト:オルクス》《ディストーション》
GM:来い!
海老奇みなせ:7dx8+3
DoubleCross : (7R10+3[8]) → 10[1,2,3,5,6,10,10]+10[1,8]+2[2]+3 → 25

従者A:イベイジョンなので命中! ダメージどうぞ!
海老奇みなせ:3d10+12
DoubleCross : (3D10+12) → 17[8,1,8]+12 → 29

海老奇みなせ:微妙! どうだ1
GM:それではまだ倒れない! だいぶ削れるけどね……!
安孫焔:あのまろ~いいダメージ!
海老奇みなせ:「ふー…………っ」
海老奇みなせ:細い呼吸をする。その傍らに、淡い緑色に輝く水泡が生まれる。
海老奇みなせ:神倉くんやアイスエイジには分かるだろう。それは、生まれる寸前の生命−−胚だと。
従者A:「……こいつ、あたしと同じ……いや、でもそれは……!?」
海老奇みなせ:「ジュラシックレコード? ううん、そんな若造と一緒にされちゃ困るな」
海老奇みなせ:「おいで、フルディア!」
従者A:「わ、若造!?」
神倉暁人:「……」新たな生命の鼓動を感じる。目で見ずとも、確かな暖かさを持って。
海老奇みなせ:その胚から、頭部に堅い甲皮を持った原始的な生物が生まれ出て、従者にぶつかっていく。
従者A:「ぐっ、何だこれ……!」 腕を交差して受ける
海老奇みなせ:そこそこの衝撃だが、倒すには至らない。生み出された生物は、寒波などものともせずにみなせの元に戻ってくる。
海老奇みなせ:「あーもう……流石にきっつい……!」
海老奇みなせ:5億年前の原始の海。だが生命が生まれるには、『温度』が必要だ……領域を呑みこむには出力が足りない。
GM:では次、待機していた神倉くん!
神倉暁人:「おつかれ、海老奇さん」
神倉暁人:「次は、俺がやるよ」
神倉暁人:マイナーはなし!《C:サラマンダー》 + 《魔獣の本能》 + 《災厄の炎》で残った従者に!
神倉暁人:8dx7+2
DoubleCross : (8R10+2[7]) → 10[2,2,4,4,5,6,7,8]+10[5,9]+10[10]+6[6]+2 → 38

従者A:回るなあ! イベイジョンにより命中。
神倉暁人:4d10+15+9+2d10
DoubleCross : (4D10+15+9+2D10) → 30[8,7,6,9]+15+9+10[6,4] → 64

従者A:ダメージ来い!
神倉暁人:装甲有効!
従者A:わはは。そりゃ無理だ。焼き払われます
神倉暁人:おっけい!
神倉暁人:「今から燃やす」「だから、目を閉じておいたほうがいいぞ、海老奇さん」
神倉暁人:コツコツ、と杖の音を交えた足音。
海老奇みなせ:「……! りょーかい!」 といいつつ薄目になる。戦闘中だからね。
神倉暁人:交差した腕でガードをしているその前に立ち。
従者A:「3号にコナかけてた子供……!」 君に向けてその爪を振り下ろそうとするが
神倉暁人:右の瞳に青白の炎が灯る。
神倉暁人:「神倉暁人だ」
神倉暁人:炎を灯した瞳で、その爪を見る───それだけだ
神倉暁人:「君に破壊を届けに来た」
神倉暁人:ピントの合ったその一点。そこが前触れもなく炎上する。
神倉暁人:最初は小さな火種。それが大きくうねり、炎の蛇となって全身に巻き付くように炎上させていく!
従者A:「ぐっ、うああああ!?」
従者A:「熱い、熱い! やめて! 嫌だ! あぁぁぁっっ!!」
従者A:炎が巻き付く先から、従者の体表は剥げ、透き通った氷が溶けて蒸発していく。
神倉暁人:蒸発するその体を見ながら
神倉暁人:「怖いよな、炎」
神倉暁人:「出来るなら君の本体にも届けてくれ、その恐怖。そして」
神倉暁人:「平和裏に終わるならそれが一番だ」
従者A:「嫌だ……こんな……殺してやる……ッ!」
従者A:君の言葉が届いたかは定かでないが、その従者は恐怖と恨みを滲ませた断末魔を吐いて
従者A:崩れ去る。後に残るのは蒸気と水たまりだけであり、これもほどなく恐るべき冷気によって凍りつくだろう
神倉暁人:「そうか、残念だよ」
神倉暁人:パチリ、と。全てが燃えたのを見届けると同時、炎に蓋をするように目を閉じる。
神倉暁人:神倉暁人の侵蝕率を+9した(侵蝕率:51->60)
GM:敵全滅。ミドル戦闘終了です。
GM
GM
GC3号:「……お嬢様の分身が……」
GC3号:「皆さん、強いのですね。びっくりしました」
海老奇みなせ:「あれがいっぱい出てくるの、げんなりするなあ……」
GC3号:後方、君たちの戦闘を見ていた3号が素直に漏らす。君たちの適切な対応もあって、調子はだいぶ良くなっていそうだ。
GC3号:「はい。お嬢様はたくさんになりますが、無限ではないので」
GC3号:「げんなりもほどほどで済むのではないでしょうか」
神倉暁人:「いいニュースだ。いや、いいニュースなのかな」
海老奇みなせ:「ほどほどで済むなら良いな。それよりも……」
神倉暁人:「調子はどうだ、3号さん」
GC3号:「ずいぶん良いです。死なずに済みそうだと感じます」
海老奇みなせ:「じゃ、この子連れて、戻ろっか?」
海老奇みなせ:「アイスエイジの目的上にこの子が不可欠なら、戻ればこっちの有利な場所に誘き出せるかも」
GM:そう話していると、君たちの元に通信が入る。
安孫焔:「……安孫だ。」
館川歩波:『お疲れ様です。お疲れさまです。……聞こえてます? ああ良かった!』
館川歩波:『すみません、通信機材が不調で……色々とこちらでも分かってきたことがあるのですが』
館川歩波:『そちらは大事ありませんか?』
海老奇みなせ:「GC3号ちゃんを確保したよ~」
安孫焔:「3号を回収した。それと”アイスエイジ”の分身と戦った。」
館川歩波:「えっ! それは……朗報ですね! 交戦のダメージはいかがですか?」
海老奇みなせ:「本人の希望もあるし、保護できればと思うんだけど、どう?」
館川歩波:『はい、保護することは何ら問題ありません。UGNにとってもプラスになりそうですし……』
神倉暁人:「俺と海老奇さんは特には。安孫さんが表に立ってくれたからダメージは集中しているな」
館川歩波:『というよりは、FHにいられると色々と良くないと言いますか……軽く分かったことを共有しますね』
安孫焔:「俺は大丈夫だ。…分かったことは?」
GM

・GC03号について
識別名はゲイトチェイサー成功番号3。
かつてFHに存在した、『過去にバロール能力で開かれたゲートを再現する能力』を持つオーヴァードの複製体。
強力な移動手段であるゲート移動を追跡できるという有用性から、その量産を極秘裏に研究され、ごく僅かな数のみが再現に成功したとされる。
GC03号はその内の一体であり、一ヶ月前までFHの研究施設で実験材料として扱われていたが、"アイスエイジ"により奪取された。
自身を道具と見做し、痛みや苦しみを無視することができる一方で、自己保全のためには独自の判断を許されている。

GM
館川歩波:『……《ディメンジョンゲート》とおおまかに呼称されるエフェクトはご存知でしょうか』
館川歩波:『ある程度条件さえ整えば、一瞬で遠距離を移動でき、しかも痕跡を残さずに済む、非常に強力な移動手段なのですが……』
安孫焔:「扉を開けるのだろう。こう、うにょんとしたやつだ。」
館川歩波:『はい。"ゲイトチェイサー"はその優位性を乗っ取ってしまう、戦術的に非常に強力な……ええっと……』 分かりやすい表現を探している
館川歩波:『とにかく、強くはないんですが、悪用しやすい能力なんです』
海老奇みなせ:「強くないって。言われてる、GC3号ちゃん」
神倉暁人:「便利な感じか」
GC3号:「はい。私は強くありません。戦いもできませんので」
館川歩波:『はい。少なくともこれは、人道的にも戦術的にも確実に確保しておきたい所ですねー』
神倉暁人:「でもすごい子だったんだな、3号さん。オンリーワンだ」
GC3号:「いえ。オンリーワンでもありません。私は複製体の3番目なので、少なくとも先に2つ、同じものがあります」
安孫焔:「兄弟とか、姉妹か。」
GC3号:「はい。会ったことはありませんが、いるということをお嬢様から聞きました」
海老奇みなせ:「うーん、可愛らしいけど、律儀だねえ」
海老奇みなせ:「これは感情的にも確保しておきたい!」 パリパリ
海老奇みなせ:パリパリと、髪の毛の先の凍ったところを梳いてあげている
館川歩波:『同意見です。一旦彼女を連れて退却してもらっても良いですか?』
神倉暁人:「そうだな。暖かい場所で休ませたほうが良いだろうし」
館川歩波:『地上には戦力の増援も来ています。彼らと足並みを揃えて進めば、"アイスエイジ"の制圧も効率よく進むはずです』
神倉暁人:「一旦戻れば良いんだな。立てるか、3号さん」
安孫焔:「……。」冷気の漏れる奥への道を振り返る。
安孫焔:「殿は俺が努めよう。」
GC3号:「はい。ずいぶんあったまりましたので。助かりました。私は死にそうにありません」
安孫焔:「奴は取り返しに来る。」
海老奇みなせ:「お願い安孫さん。私もあんましここだと力になれないし……」
館川歩波:『ええ。追撃を警戒してください。少なくとも、従者を放って追ってきたということは、まだ"アイスエイジ"も彼女を必要としているってことですから』
海老奇みなせ:「助かろうねえ~」 自分のマフラーを首元に巻いてあげる。
GC3号:「……お嬢様は、私を必要としている……」 素直にマフラーを巻かれながら
安孫焔:「ああ。」ネクタイを直す「分かっている。」
安孫焔:「……己のために人の命を使うのはスジの通らない話だが、」
安孫焔:「人のために己の命を使うのなら、」
安孫焔:「俺は止める術を知らん。」
安孫焔:3号の眼を見る。
GC3号:ぱちぱちと瞬きながら安孫さんの目を見つめ返して
GC3号:「死は避けたいと思っています」
GC3号:「私は保全されるべきなので」
安孫焔:「……そうか。」
安孫焔:それだけ確認するように呟いて、口を閉ざす。
神倉暁人:「うん、生きていようとするのは大事だ」
海老奇みなせ:「…………」 やや笑みを消す。沢山見てきた、自我の希薄な実験体。
海老奇みなせ:けれど、そういう者たちが成長していったのも沢山知っている。
海老奇みなせ:「そ! なんにしろ、まずは生き延びないとねぇ」
海老奇みなせ:「生命はね、滅びさえしなければ、無限の可能性が待ってるんだから」
神倉暁人:「そうだな、海老奇さん」
神倉暁人:「生きていれば色んな事がある」
神倉暁人:「ましてや他人のために死ぬのとかな。ダメだぞ」
GC3号:「はい。……あ」
GC3号:何かを思い出した様子で、神倉くんの袖を掴む
GC3号:「申し訳ありません、神倉暁人。さっきまで死にそうだったので、遅れましたが」
神倉暁人:「うん、なんだろう」
GC3号:「死ぬ前にまたお会いできて、嬉しいです」 小首を傾げ、微かに笑む
神倉暁人:「……………フ」口元を緩めて。
神倉暁人:「ほらな。生きていてよかったことがまた一つ、増えた」
神倉暁人:「うん、俺も会えてよかったよ。3号さん」
GC3号:「…………」「なるほど」
GC3号:「確かに、生きていると増えますね。良かったことが」

GM:シーンを切ります。調達・ロイス可!
GM:ちなみに調達はここが最後です
海老奇みなせ:早くない!?
安孫焔:はやーい
安孫焔:まず応急を使いたいです…!
海老奇みなせ:安孫さんの体力を回復させないと
海老奇みなせ:次のターンで死ぬ
GM:応急は好きに使いな!
神倉暁人:わーい!
海老奇みなせ:じゃあ手配師を使ってこれを買おう、医療トランク
神倉暁人:ロイス「協力者 安孫焔 ○P親近感/N心配」でとっておこう
安孫焔:応急何個ありましたっけ…?
神倉暁人:誰も買ってなかった気がするんだ
海老奇みなせ:うん
海老奇みなせ:10dx
DoubleCross : (10R10[10]) → 10[2,2,3,3,4,5,8,8,9,10]+7[7] → 17

神倉暁人:前回はボディアーマーだったので。
神倉暁人:応急キット狙いましょう。
海老奇みなせ:財産3点使って購入!
海老奇みなせ:このシーン内扱いで一回使って良いですか?
安孫焔:ヤッター!早速医療トランク使いたいです!
神倉暁人:3dx+2>=8
DoubleCross : (3R10+2[10]>=8) → 5[1,2,5]+2 → 7 → 失敗

神倉暁人:おら!財産!
神倉暁人:神倉暁人の財産点を-1した(財産点:3->2)
神倉暁人:これも安孫さんに横流ししておこう
安孫焔:ヤッター!
安孫焔:医療トランクから使いますね
安孫焔:2d10+2 医療トランク
DoubleCross : (2D10+2) → 14[7,7]+2 → 16

GM:使って使って!
安孫焔:次は応急!
安孫焔:16+2d10
DoubleCross : (16+2D10) → 16+10[5,5] → 26

安孫焔:いい塩梅まで回復したので
安孫焔:応急買うか他の必要なもの買うかしたいと思いますが
安孫焔:何かいりますか
神倉暁人:私セットアップで5点使うので登場侵蝕によっては応急必要かもですね
神倉暁人:武器と防具はあります。
安孫焔:じゃあ応急!
安孫焔:3dx+3
DoubleCross : (3R10+3[10]) → 10[4,9,10]+1[1]+3 → 14

海老奇みなせ:次はブルゲ狙おっと
安孫焔:買えた!保留でいいですかね?
神倉暁人:ですかね。次のシーンで食らった分を回復したい!
安孫焔:はーい、ロイス保留で以上です
神倉暁人:こちらも以上

ミドル4

GM:◆ Middle 4 Scene Player:神倉暁人
GM:《苛烈なる冷気》は以前有効です。登場した場合、侵蝕ダイスの目だけHPを失いますが
GM:それはそれとして登場どうぞ!
安孫焔:出る!
安孫焔:安孫焔の侵蝕率を+7(1d10->7)した(侵蝕率:64->71)
神倉暁人:神倉暁人の侵蝕率を+10(1d10->10)した(侵蝕率:60->70)
安孫焔:HP26→19
神倉暁人:ほれみろ!
神倉暁人:神倉暁人に-10のダメージ!(HP:22->12)
海老奇みなせ:1d10+65
DoubleCross : (1D10+65) → 2[2]+65 → 67

海老奇みなせ:すごく落ちついた^^
海老奇みなせ:HP20→18
GM
GM:というわけでこのシーンも、ミドル2と同様の判定をしていただきます。内容はこちら!

◇ 情報収集、"アイスエイジ"と異常寒気について
使用技能:<情報:UGN> <情報:FH> <情報:裏社会>
目標値 :8
プライズ:0/

プライズ:0/2
GM:振ってこう!
安孫焔:振る!
安孫焔:UGNでコネ使って振ります
神倉暁人:ふるふる!
安孫焔:5dx+2>=8
DoubleCross : (5R10+2[10]>=8) → 9[2,2,4,9,9]+2 → 11 → 成功

安孫焔:成功だぜ~
海老奇みなせ:UGN!
神倉暁人:3dx>=8
DoubleCross : (3R10[10]>=8) → 5[2,4,5] → 5 → 失敗

海老奇みなせ:7dx
DoubleCross : (7R10[10]) → 10[3,6,6,7,7,8,10]+2[2] → 12

神倉暁人:ダメ中学生!
GM:中学生にはまだ早かったかな……♡
GM:それじゃあ見せてあげるね……♡
GM

・"アイスエイジ"と異常寒気について
かつての彼女の上司"ウィンターマスター"は、バロール能力によりゲートを開き、そこから埒外の物理法則下にある超極寒の異界へ接続、破滅的な冷気を引き出していた。
また、"ウィンターマスター"は数年前、"聖櫃"を巡るFH同士の抗争に参戦していたという説がある。
そして、彼女は"聖櫃"が所在していた地点の情報を団地の情報屋から聞き出し、GC03号を伴ってそこに突入していた。

よって、彼女の目的はGC03号の能力で"ウィンターマスター"の作り出していた異界へのゲートを再現し、そこから無尽蔵の冷気をこの世界に引き出すことであると考えられ、
N市一体が異常寒気に見舞われたのは、その目的が現在進行系で成功しているためだと思われる。

館川歩波:『……というのが、これまでの調査から導き出される結論です』
GM:帰還する君たちの復路は、往路よりもなお冷え込んでいるように感じられる。
館川歩波:『ただ、確認したいのですが、3号さん。あなたの再現したゲートは、放って置くとずっと開きっぱなしになるものですか?』
GC3号:「いいえ」 首を振る 「ゲートの長期間の維持には、私が力を注ぎ込み続ける必要がありますので」
GC3号:「私が作ったゲートは、じきなくなるものと思います」
安孫焔:「………。」話しを聞きながら3人のやや後方を歩く
海老奇みなせ:「ありゃ。思った以上に重要なポジションだ」
館川歩波:『……ということなので、彼女をこちらで確保してしまえば、問題はない、と結論付けられると思います』
海老奇みなせ:ちょっと難しげな顔をする。
神倉暁人:「つまりは、相手も取り戻しに来るだろうな」
館川歩波:『えーっと、なのでですね……はい、神倉くんの言う通り』
海老奇みなせ:「それも全力でね。これ、地上を巻き込むのまずいかな」
館川歩波:『今一番警戒するべきなのは、"アイスエイジ"の追撃です。3号ちゃんがいなければ、"アイスエイジ"の計画は破綻するので……』
館川歩波:『ええ。全力で来るものかと』
安孫焔:「本体も当然来るだろうな。」
館川歩波:『出し惜しむ理由はなさそうですね』
安孫焔:「窮地でもあるが、好機でもある。」
神倉暁人:「どうしても取り戻したいと思うなら、逃げることも無いだろうしな」
海老奇みなせ:「門の位置は変わらないだろうから、離れた方がいいのもホントか」
館川歩波:「はい。地上にも戦力がありますので、皆さんは引き続き、可能な限り地上への合流を目指してください」
海老奇みなせ:「ん。頼もしいね」
館川歩波:『単独で動けるほどではありませんが、合流できれば力になるのは間違いないので……』
GM:と話しつつ、じゃあ3人には<知覚>でも振ってもらおうかな。目標難易度は8です
海老奇みなせ:やったー!
海老奇みなせ:2dx
DoubleCross : (2R10[10]) → 9[3,9] → 9

神倉暁人:うわーい!
安孫焔:知覚!
神倉暁人:2dx+1>=8
DoubleCross : (2R10+1[10]>=8) → 6[2,6]+1 → 7 → 失敗

安孫焔:3dx+1
DoubleCross : (3R10+1[10]) → 8[2,6,8]+1 → 9

神倉暁人:ダメダメ中学生です
安孫焔:成功だぜ
海老奇みなせ:これがカンブリア紀の加護
神倉暁人:ふわぁ…大人の人だぁ…
GM:なら二人は気付く。地上に近付いているにも関わらず、肉体を蝕むような冷気は未だ収まらず……むしろ強くなっていることを。
海老奇みなせ:「…………?」
GM:強力な冷気を発するものが、君たちににじり寄って来ているかのように。
安孫焔:「そろそろか。」
海老奇みなせ:「なんか、離れてる割にさっきよりも……」 身体を抱える。
安孫焔:「そろそろ身構えておいた方がいい。」前を歩く三人に。
GC3号:「……」 そして同時に、3号も微かに眉をひそめる。何か奇妙なものを見て、考えるかのように
神倉暁人:「ん」足を止めて「分かった」
GC3号:「神倉暁人」
神倉暁人:「何だ、3号さん」
GC3号:「接近を感じます。私が再現した、あの世界に繋がるゲートが、移動しているかのような」
GC3号:「私が再現したゲートが移動することはあり得ません」
海老奇みなせ:「えっ、どういうこと……?」
"アイスエイジ":「——こういうことだよ」
神倉暁人:「動かしたものが居るということだろうか」
GM:地下空間に、声が響く。その大きさは、以前よりずっと大きい。
GM:"アイスエイジ"が、従者を伴って君たちの後ろから姿を現す。
GM:その背後には、恐ろしい冷気を吐き出すゲート。極めて不安定に揺らいでいるようには見えるが……
"アイスエイジ":「『模倣』したんだよ。あの世界に繋がるゲートを」
"アイスエイジ":「あたしはエグザイルシンドロームだ。こういうこともできる……へへっ、全然不安定だけどな」
神倉暁人:「器用だな。"思い切ったこと"というのは、それか?」
"アイスエイジ":「そう。あたしの体にも負荷がかかりまくるからな……でももうどうでも良い」
"アイスエイジ":「……だが、まだ不完全だ。これを完全なものにするために、何が必要か」
"アイスエイジ":「言うまでもないことだろ?」
神倉暁人:「そのために、3号さんを奪いに来たか」
"アイスエイジ":肯定するように、口角を吊り上がらせる。ゲートからは、激しく輝くような冷気が溢れ出し続ける……!
"アイスエイジ":「返して、もらうぞ」

GM:という所でこのシーンは、切ります! ロイスのみ取得可!
海老奇みなせ:仲間/神倉暁人/興味:○/隔意/ロイス
神倉暁人:ロイスは一旦保留!
安孫焔:ロイスは保留!
海老奇みなせ:医療キットを自分に使います
海老奇みなせ:18+2d10
DoubleCross : (18+2D10) → 18+18[9,9] → 36

安孫焔:すげえ
海老奇みなせ:出目
海老奇みなせ:めちゃくちゃ手慣れてる
神倉暁人:12+2d10 応急キット
DoubleCross : (12+2D10) → 12+12[3,9] → 24

神倉暁人:今のHPと同じで目が出る仕様かな?
神倉暁人:神倉暁人のHPを12回復(HP:12->24)
神倉暁人:ヨシ!
安孫焔:以上!
神倉暁人:以上!

クライマックス

GM:全員登場です。
安孫焔:安孫焔の侵蝕率を+7(1d10->7)した(侵蝕率:71->78)
海老奇みなせ:1d10+67
DoubleCross : (1D10+67) → 8[8]+67 → 75

神倉暁人:神倉暁人の侵蝕率を+6(1d10->6)した(侵蝕率:70->76)
神倉暁人:神倉暁人に-6のダメージ!(HP:24->18)
GM:おっ、言われるまでもなく《苛烈なる冷気》食らっててえらいぞ
GM:二人も減らしておいてね
海老奇みなせ:つらたん
神倉暁人:つらみ
海老奇みなせ:27→19
安孫焔:HP19→12
GM
GM
神倉暁人:「君のものじゃあない」
神倉暁人:「彼女の命は、彼女のものだよ」
"アイスエイジ":「はッ……」
"アイスエイジ":神倉くんの言葉を受けて、"アイスエイジ"は嘲笑う。
"アイスエイジ":「UGNでは教育が行き届いてんだな。でもそんなのはFHじゃ通じない」
"アイスエイジ":「そいつは道具だ。そして、もっともよくそれを使えるのはあたしだ」
GM:……ほぼ同時に、地上からの通信が届く。
館川歩波:『あの、あのっすみません! なんか急に、地下からの冷気が増大……というより、発生源が地上に近付いているんですが』
安孫焔:「その通りのことが起きているからだ。」
安孫焔:通信に応える
安孫焔:「すぐに止める。」
館川歩波:『や、やっぱり!? このままだと地上の気温がさらに下がって、被害の拡大が予期できないものになります!』
館川歩波:『経緯はあとで聞きますのでこれだけ確認させてください!』
館川歩波:『なんとか……できますか!?』
安孫焔:「やる。」
安孫焔:通信機に告げてから、”アイスエイジ”に向き直る。
海老奇みなせ:「するしかないでしょ」
神倉暁人:「うん」
館川歩波:『ありがとうございます! ではご無事で!』 通信は切れる
海老奇みなせ:コートの下から、甲羅のような、石板のようなものを取り出す。
神倉暁人:「神様とやらを相手取るよりは楽な作業だ」
安孫焔:「道具を使えると吹くやつが、道具に屈してどうする。」
"アイスエイジ":「……聞こえる。地上は大混乱だろ? 塗りつぶされようとしてるんだ。当然だよね」
安孫焔:”アイスエイジ”の持つ斧を指差す。
安孫焔:「それは道具じゃないのか。」
"アイスエイジ":「……屈する? 馬鹿馬鹿しい。これはあたしの意志。道具によってもたらされたものであっても」
"アイスエイジ":「地上の火を消す。火種の生まれうる環境を、物理的に抹殺する。この意志のためにこいつを使うんだから」
"アイスエイジ":氷の大斧を叩きつける 「些細な問題だ。先も後も、今となってはどちらでもいい」
海老奇みなせ:「それは貴女の願い?」
海老奇みなせ:「それとも、元上官だっていう『ウィンターマスター』の願いかな」
"アイスエイジ":「あたしの意志だ! ……あの人はもう死んでる。どうして死んだのかは知ったことじゃない」
"アイスエイジ":「あんただって分かるんじゃないのか? この世界に火が……恐れるものがなければ。そう思うのは自然じゃないか?」
海老奇みなせ:「恐怖、か……」
海老奇みなせ:「残念だけど、真逆だよ」
海老奇みなせ:「あたしは、どうして『これ』が亡くなっちゃったのか、そればかり考えてる」
海老奇みなせ:文字の刻まれた甲殻のようなそれを、広げた本のように片手で挙げる。
海老奇みなせ:「恐怖を消すんじゃない。——あたしが好きなものを、少しでも多く、永く、この世に残すんだ」
"アイスエイジ":「……くだらない回り道。あんたもいずれ気付くよ。そんな小綺麗な理想論よりも圧倒的な……恐怖に」
安孫焔:「回り道をしているのはお前だ。」
"アイスエイジ":「……"パイロマニアック"」
安孫焔:「火を恐れて逃げ惑っている。」
安孫焔:「お前は道を歩む前にその余計な道具を捨てるべきだった。」
安孫焔:「もう問答はいいだろう。お前を——」
安孫焔:ネクタイを直し、拳を鳴らす。
安孫焔:拳に火が灯る。
安孫焔:「消し炭にする。」
"アイスエイジ":憎悪に滾る目で安孫さんを睨む 「拾う道を選ぶか、捨てる道を選ぶか。どっちを選ぶかを指図される謂れはない」
"アイスエイジ":「拾った道のまっすぐ伸びた先がここだ。……お前たちを捻り潰して、3号を使い、あたしは先に行く! これまでと同じように!」
神倉暁人:「正直な所、迷惑さを除けば立派だと俺は思うよ、アイスエイジさん」
神倉暁人:「恐怖の根絶。不確かな神様とかに頼らず、自分の力で具体的に成し遂げようとしてるのがとてもいい」
"アイスエイジ":「つるつるした褒め言葉だ。そういうのは3号を返すおまけにして欲しいね……!」
神倉暁人:「うん、すまない。実は褒めるつもりは無かった。それだよ。一人でやるならいい。皆で協力するならいい」
神倉暁人:「だけど、」
神倉暁人:「3号さんを。誰かを犠牲にする手段を選ぶなら」
神倉暁人:「君にとっての火(きょうふ)が俺だ。捻り潰したいならやってみせてくれ」
神倉暁人:「出来るものならね」
神倉暁人:赤の瞳でアイスエイジをまっすぐに見る。
GC3号:「……神倉暁人」 その名を唇に浮かべる そこに意志らしい意志はないが、それでも
"アイスエイジ":「……大口を叩いたな! だったら望み通りにしてやる」
"アイスエイジ":「火種の一つも窒息する、『全ての冬』を……見ろ!」
GM
GM:◆ クライマックス戦闘 ROUND1
[神倉/安孫/海老奇]
|
5m
|
[従者2/従者3/従者4]
|
5m
|
["アイスエイジ"/従者1]

GM
GM:ごちゃついてごめんね。以上の通りの戦場で、戦闘を開始します。
GM:まずはセットアップ!
神倉暁人:《苛烈なる火》ラウンド中、自身の攻撃力を+9。HP-5点。
神倉暁人:神倉暁人の侵蝕率を+3した(侵蝕率:76->79)
安孫焔:なし!
神倉暁人:神倉暁人に-5のダメージ!(HP:18->13)
海老奇みなせ:なし
従者1:《先陣の火》。行動値を+15
GM:他はなし
"アイスエイジ":「……さあ、見せてやる。あたしがこの身につけた力」
"アイスエイジ":「不完全だろうと、お前たちくらい余裕で永眠させてやる……!」
GM:彼女の言葉と同時、従者1の背後に青白く輝くゲートが開く。君たちはそこから、何か異常な力/法則が漏出してくるのを感じるだろう。
GM:生命を超えた『在り方』への危機を無意識下で直感し、君たちの身に宿るレネゲイドは、否応なく励起する。
GM:衝動判定……の前にEロイス《原初の恐怖》
GM:この衝動判定で上昇する侵蝕率を、2dではなく「1d+"覚醒"に対応した値」に変更します。
GM:という所で改めて衝動判定をどうぞ! 難易度9!
海老奇みなせ:ヤメロー!
神倉暁人:ソレイジョウイウナー!
海老奇みなせ:2dx+1>9
DoubleCross : (2R10+1[10]>9) → 7[5,7]+1 → 8 → 失敗

神倉暁人:思い出の一品。意志判定に+1。
神倉暁人:2dx+3>=9
DoubleCross : (2R10+3[10]>=9) → 9[1,9]+3 → 12 → 成功

海老奇みなせ:ぐう、暴走
神倉暁人:セフセフ
安孫焔:3dx
DoubleCross : (3R10[10]) → 10[6,9,10]+3[3] → 13

海老奇みなせ:1d10+17+75
DoubleCross : (1D10+17+75) → 6[6]+17+75 → 98

安孫焔:1d10+17+78
DoubleCross : (1D10+17+78) → 5[5]+17+78 → 100

神倉暁人:1d10+14+79
DoubleCross : (1D10+14+79) → 5[5]+14+79 → 98

安孫焔:ぴったり!
神倉暁人:おそろい!
GM:なかよしめ
GM:では改めてイニシアチブを進行します。まずは従者1の行動
GM:コンボ:全ての冬(偽)
従者1:コンボ:全ての冬(偽)
従者1:マイナーで《氷の加護》。メジャーで《コンセントレイト:サラマンダー》+《コキュートス》+《クロスバースト》
従者1:対象は君たち3人全員です。判定行くぞ!
従者1:4dx7
DoubleCross : (4R10[7]) → 10[1,4,7,8]+10[4,10]+10[10]+6[6] → 36

GM:おっ、回った
神倉暁人:一応回避を試みますか
GM:リアクションせよ!
神倉暁人:ドッジ!
海老奇みなせ:暴走!
神倉暁人:6dx>=36
DoubleCross : (6R10[10]>=36) → 5[1,1,3,3,4,5] → 5 → 失敗

神倉暁人:ダメ。何も見えないから。
安孫焔:ドッジ!
安孫焔:7dx
DoubleCross : (7R10[10]) → 9[3,4,5,8,9,9,9] → 9

安孫焔:無理!
GM:では今回は出目が良かったのでそのままダメージを出そう
海老奇みなせ:暴走中なので無理
GM:4d10+37
DoubleCross : (4D10+37) → 12[2,2,7,1]+37 → 49

GM:全員に49ダメージ。諸々有効
神倉暁人:装甲軽減しても死。リザレクトです。
海老奇みなせ:装甲で22点止めて27点ダメージ
海老奇みなせ:死ぬ! リザレ!
海老奇みなせ:98+1d10
DoubleCross : (98+1D10) → 98+7[7] → 105

神倉暁人:神倉暁人の侵蝕率を+9(1d10->9)した(侵蝕率:98->107)
神倉暁人:神倉暁人に-4のダメージ!(HP:13->9)
神倉暁人:HP9で復帰!
安孫焔:GC3号にロイスを取ります 〇親近感/不安
安孫焔:これを昇華して復活。
GM:その輝きは、冬空に輝く月にも似ていた。
GM:青の差す銀の輝き。真円に近いゲートから放たれるその光は、この世界の摂理を超越した、マイナス8000度の冷光。
GM:一瞬、それが揺らいだほんの一瞬だけ放たれたその冷気は、君たち全員に等しく襲いかかり、その身魂までも刹那で凍らせる。
海老奇みなせ:「−−−−ッ!」 衝動に呑まれ、無防備なところを狙われる。「か、ふっ……!」肌が裂け、血が凍る。
"アイスエイジ":「ああ——ああ。これだ。この光だ。この無慈悲な冷たさをあたしは待ち望んでいた」
安孫焔:「………っ。」
GM:当然、オーヴァードでなければ原型すら保てず砕け散っているだろう。空間を囲むコンクリートの壁にも、見る間に亀裂が走る。
神倉暁人:「っ!」狭い視覚とその外を感知する温度の知覚。全てが外側から塗り潰され、すべての感覚が白く止まる
GC3号:攻撃には当然彼女も巻き込まれる。尋常ではない冷気を正面から浴びせつけられ、転げるように倒れ込む
"アイスエイジ":「……まだ」
"アイスエイジ":「存在ができているのか。構わないけどね」
"アイスエイジ":「炎、命、意志。どんな熱もなくなるまで、これを繰り返すだけなんだから!」
安孫焔:冷気に砕けそうになる身体を炎で繋ぎ止めている。
神倉暁人:倒れ込む音が停滞を破る。まだ止まれない、と。己の内側を賦活させている。
海老奇みなせ:床に膝をつき、雪と氷に覆われていく。ただ、手にした甲殻書だけが淡い光を放っている。
"アイスエイジ":「ふふっ、ふふふ、ふふふふふ……!」
GM:イニシアチブを進めましょう。手番は神倉さん!
神倉暁人:はーい!
神倉暁人:マイナーで移動、従者2-4にエンゲージ!
神倉暁人:メジャーでコンボ:【炎葬・大炎塊《カーテンコール》】 《C:サラマンダー》 + 《魔獣の本能》 + 《災厄の炎》。対象は2-4全員!
GM:来るがいい!
神倉暁人:11dx7+2
DoubleCross : (11R10+2[7]) → 10[2,2,2,3,4,4,5,6,6,9,10]+10[3,9]+2[2]+2 → 24

海老奇みなせ:《妖精の手》!
神倉暁人:やったー!32から振りたし!
神倉暁人:1dx7+32
DoubleCross : (1R10+32[7]) → 3[3]+32 → 35

海老奇みなせ:侵蝕105→109
GM:イベイジョンによりドッジ達成値は固定。よって命中!
従者3:従者2をメインプロセス放棄しカバーリング
GM:これで!
神倉暁人:はい!ダメージ!
神倉暁人:4d10+18+12+2d10
DoubleCross : (4D10+18+12+2D10) → 19[10,2,2,5]+18+12+16[6,10] → 65

神倉暁人:装甲有効!
GM:ぐっ、もうちょっと低ければ……! 従者3、4ともに持っていかれました
神倉暁人:神倉暁人の侵蝕率を+9した(侵蝕率:107->116)
神倉暁人:カツン
神倉暁人:白杖で床を叩く。閉じられた地下の空間に音が響く。
神倉暁人:体温が誤差となる零下の世界で、その音だけが敵の位置を伝える。
神倉暁人:カツン、カツン、カツン
神倉暁人:一定のリズムを取るようなそれが、一瞬途切れた。
GC3号:その音を聞いて、薄っすらと目を開く。氷に覆われそうなまぶたを擦って
神倉暁人:「…………………見えた」
神倉暁人:奥の二人、手前の三人。
神倉暁人:するりと動いた足に音はなく。
神倉暁人:足裏で地面を滑る爬虫類の如き動きが、その体を突き動かす。
神倉暁人:いつしか閉じた瞳を開いて、
神倉暁人:その3人を見る。それがトリガー
従者3:「……そいつは!」
従者3:咄嗟に隣の従者の前に出て、視線を阻む
神倉暁人:炎を宿すただの一瞥が、目標に極死の発火をもたらしていく。
神倉暁人:青と白の焔の蛇が、その敵を飲み包む──!
従者4:「ぐああぁ……!」 全身を炎の蛇に絞められ、細身は見る間に折られ、落ちていく
GM:極限零下の空間を、炎の蛇が従者を焚く火が、じわりと熱で満たして行くだろう
海老奇みなせ:その少年の、足元の氷だけが溶けている。浅瀬のような凍らぬ水が、その歩みを守っていた。
神倉暁人:その恩恵に感謝の声はない。ただ、上げた左手の形だけが感謝を伝えている。
神倉暁人:目線は燃え落ちる二人に向けて
神倉暁人:「なんだ」
神倉暁人:「他人のために身を投げ出すことも、出来るんじゃないか」
神倉暁人:霜の降りた白のまつげを下ろすように、炎に瞼で蓋をする。
従者2:「世迷い言を、その攻撃はさっき見ていたから、被害を最小にする手を打っただけだ」
従者2:庇われた従者が、背後に銀のゲートを開いて 「ほら、冬が——来るぞ」
GM:イニシアチブを進めます。従者2の手番
従者2:さっき従者1がやったのと同じ、コンボ:全ての冬(偽)
従者2:マイナーで《氷の加護》、メジャーで《コンセントレイト:サラマンダー》+《コキュートス》 3人を対象にしたシーン攻撃です
従者2:4dx7
DoubleCross : (4R10[7]) → 10[2,4,5,10]+10[9]+10[10]+3[3] → 33

海老奇みなせ:よく回るなあ
従者2:さっきから回ってんねえ!
海老奇みなせ:オートで《支配の領域》《絶対支配》。
海老奇みなせ:1ループ目のダイス目を全て1にする。強制失敗。
従者2:ヒェ
神倉暁人:ユッ
従者2:ではファンブルにより攻撃そのものが失敗します。ひどいな?
従者2:……先ほどと同じだ。背後に輝くゲートから、この世界の理を超越した冷気が、漏出しようとしている。
海老奇みなせ:では、漏出したゲートが
海老奇みなせ:漏出した冷気が、氷が、霜が。崩れた瓦礫が。
海老奇みなせ:こぽ、という音と共に、奇妙な色に波打つ泡に変わる。
従者2:「……!?」
海老奇みなせ:「−−ああ」 霜と氷に覆われた身体が、いつしか起き上がり、晴れやかな声を上げる。
海老奇みなせ:「やっと、生まれてきてくれた」
"アイスエイジ":「何……を!?」 声を出したのは本体だ。従者の方は、当惑しかできない
海老奇みなせ:異なる世界の、異なる法則を持ち出すのが相手の能力ならば。
"アイスエイジ":「あたしの"冬"を止めたって!?」
海老奇みなせ:「ああ。言ったでしょ。あなたとあたしは、正反対だって」
海老奇みなせ:「さあ、おいで。生まれ落ちた子よ。−−ここは、地球の原始。五億年前の、生命の海」
海老奇みなせ:気泡−−胚が生まれ。植物めいたもの。軟体めいたもの。甲殻めいたもの。あるいは生命とすら分からぬ奇怪な形状の生物たち。
海老奇みなせ:全てを凍らせる寒冷を、真っ向から押し留める。
海老奇みなせ:「ここは今から、《未詳化石(プロブレマティカ)》の群生相。−−さあ、貴女の冬は、この海を乗り越えられるかな?」
"アイスエイジ":「っわ……訳の分からないことを」
海老奇みなせ:109→119
"アイスエイジ":「何だろうと、そんな、意味のわからない熱(いのち)は……あたしが全部凍らせる!」
GM:イニシアチブを進めましょう。イニシアチブ表は気にしないでね。次は安孫さんの手番ですどうする?
安孫焔:どうしようかな…
海老奇みなせ:「意味の分からないとかゆーな! あたしたちは彼らの試行錯誤の結果を享受しているにすぎないんだからね!」
海老奇みなせ:胚に包まれて氷を弾いて立ち上がっている。
安孫焔:ではマイナーで移動してエンゲージ、メジャーで《コンセントレイト:サラマンダー》《炎の刃》《結合粉砕》
安孫焔:対象は従者2!
GM:よいでしょう。来なさい!
安孫焔:15dx7+6
DoubleCross : (15R10+6[7]) → 10[1,2,3,3,4,4,5,5,6,6,7,7,8,9,10]+10[1,3,5,6,7]+1[1]+6 → 27

安孫焔:ウオッ…微妙…!
海老奇みなせ:妖精いる?
安孫焔:ください…!
従者2:《イベイジョン》でドッジ達成値は固定なので
従者2:当たるには当たりますよ。ダメージ稼ぐならどうぞ!
海老奇みなせ:《妖精の手》!
海老奇みなせ:119→123
安孫焔:1dx7+36
DoubleCross : (1R10+36[7]) → 10[9]+1[1]+36 → 47

安孫焔:ありがとう!ダメージダイスが二つ増えた…!
従者2:命中です。ダメージどうぞ!
安孫焔:5d10+16+11 装甲無視
DoubleCross : (5D10+16+11) → 22[3,8,1,1,9]+16+11 → 49

安孫焔:出目!!!
従者2:それは……生き残ってしまうな!
従者2:HP50+従者の衣*3で装甲6なので、マジでミリ残りです
従者2:なんか足し忘れとかない……?
安孫焔:残念ながらないですね…
安孫焔:かなしい
神倉暁人:かなしい
GM:では残る!
安孫焔:安孫焔の侵蝕率を+8した(侵蝕率:100->108)
安孫焔:あのまろ残念
安孫焔:後は頼む…
安孫焔:前進して生き残った従者に向かっていく
安孫焔:「お前は——」
安孫焔:「鉄砲玉だ。」
従者2:「……何?」
安孫焔:「道具を使っている側に立っていたつもりが、」
安孫焔:「いつの間にか道具に憑りつかれて、」
安孫焔:「自分が道具になっている事に気づかない。」
安孫焔:ザッ
"アイスエイジ":「……知った口を!」 反論するのは、やはり従者ではない。従者ではない、自分に向けられた言葉だと分かっている
安孫焔:踏み込み、道を塞ぐ従者に弾丸のような拳を叩き込む。
安孫焔:炎を灯した、右。
安孫焔:「知った口だ。」
安孫焔:「そんな奴を何人も見送ってきた。」
従者2:「づっ……!」 重い打撃に、血反吐の代わりに凍り飛沫を吐く
従者2:「……そうだろうと。ああ、自分が道具だろうと」
安孫焔:「……っ」拳を叩き込むたび、冷気を浴びる。
"アイスエイジ":「自分の決めた意志を全うすれば良いだろうが!」
従者2:極限の冷気が、常であれば粉砕していたであろうその拳を、薄氷一枚の所で押し留めた
従者2:偶然だ。しかしその眼に滾る怒り、怨みは、今にもその瞬間をかいくぐり、君を再び引き裂かんとして……
GM:イニシアチブを進めます。海老奇さんの手番!
海老奇みなせ:あいさ!
海老奇みなせ:マイナーで5m移動。安孫さん達のエンゲージに接近。
海老奇みなせ:節約で《コンセントレイト:オルクス》《ディストーション》
海老奇みなせ:対象は従者2
海老奇みなせ:9dx7+3
DoubleCross : (9R10+3[7]) → 10[2,4,5,6,8,8,9,10,10]+10[2,2,5,8,10]+10[3,10]+3[3]+3 → 36

海老奇みなせ:よし
従者2:《イベイジョン》なので児童命中。ダメージどうぞ!
海老奇みなせ:4d10+12
DoubleCross : (4D10+12) → 26[9,6,1,10]+12 → 38

安孫焔:あのまろすごい出目
海老奇みなせ:123→127
GM:残りHP1だしね! キッチリそれで仕留められます
海老奇みなせ:よし!
海老奇みなせ:では、安孫さんの脇を抜けるように、身を伏せて接近する。
海老奇みなせ:「あの、まろ−−キック!」
海老奇みなせ:そのままくるりと一回転し、安全靴を履いた踵が、従者の胸を捉え−−
従者2:「"パイロマ……ぐぅ!?」
海老奇みなせ:「おいで。ハルキゲニア」
海老奇みなせ:ばくん。
海老奇みなせ:従者の胸部を構成する氷が、丸ごと胚に変わる。
従者2:「あ、っ」
海老奇みなせ:胚からは、やがて上下左右の曖昧な棘状の生命が産まれる。
従者2:致命的変質を受けたその従者は、砕けて水に変える……ことすら、できなかった。
海老奇みなせ:片手に保有したままの、甲殻化石……カンブリアンレコードが光を放っている。全ての冬のそれよりももっと直接的な、現実侵蝕。
海老奇みなせ:「さてと。……あと二人」 普段に比べ、感情の無い視線がアイスエイジ立ちを捉えた。
GM:イニシアチブを進めます。"アイスエイジ"本体が動く!
"アイスエイジ":マイナーで君たち3人のエンゲージへ移動。メジャーでコンボ:始原の氷河
"アイスエイジ":《コンセントレイト:サラマンダー》+《炎の刃》+《クロスバースト》+《鮮血の一撃》+《血の宴》+《封印の呪》+《吸収》
"アイスエイジ":命中で次の判定のC値+1、ダメージが入ればこのラウンド中全判定ダイス-4だぞ! HPを2消費したりもするが……
海老奇みなせ:ラウンド終わってる・・・
神倉暁人:終わってるねぇ…
安孫焔:ほぼおわってる…
"アイスエイジ":つらいところよね。でもC値-1はあるからな!
"アイスエイジ":11dx7+4
DoubleCross : (11R10+4[7]) → 10[2,2,3,3,3,4,4,4,5,7,10]+6[3,6]+4 → 20

GM:ヴッ
GM:リアクションせよ!
海老奇みなせ:《支配の領域》《絶対支配》。1ループ目の4、4、5、7、10を1に。
GM:鬼か?
GM:達成値8です。リアクションせよ!
神倉暁人:あのまろすごい
海老奇みなせ:お前の達成値は8だ!
神倉暁人:ワンチャンあるぜ!ドッジ!
安孫焔:ドッジ
安孫焔:7dx ドッジ
DoubleCross : (7R10[10]) → 10[1,1,2,5,5,6,10]+4[4] → 14

安孫焔:成功!
海老奇みなせ:暴走中なのでドッジができません
神倉暁人:8dx>=8
DoubleCross : (8R10[10]>=8) → 10[1,2,3,4,4,6,6,10]+5[5] → 15 → 成功

神倉暁人:あのまろ成功!
GM:こ、こいつら……
神倉暁人:ここで破壊者の-3dを忘れていたのであのまろやり直しです
神倉暁人:5dx>=8
DoubleCross : (5R10[10]>=8) → 10[1,1,5,7,10]+7[7] → 17 → 成功

神倉暁人:あのまろ成功!
GM:上がってんじゃねーか!!
海老奇みなせ:www
GM:ではダメージ
神倉暁人:上がってますねぇ
海老奇みなせ:流石だ
"アイスエイジ":1d10+32
DoubleCross : (1D10+32) → 5[5]+32 → 37

"アイスエイジ":とってもかなしい。諸々有効です
海老奇みなせ:装甲値で22減らして、……ガード出来てれば防げる範疇なのに!
海老奇みなせ:死亡!アイスエイジに  敵対心:○/憐憫でロイス取って昇華!
GM:次の判定のC値+1は持っておいてね!
海老奇みなせ:はーい
"アイスエイジ":前線の従者3体が倒れたのを見るや、"アイスエイジ"が駆け出す
海老奇みなせ:127→137
"アイスエイジ":彼女のジュラシックレコードは氷の大斧。それを細身からは想像もできない膂力にて振り回せば
"アイスエイジ":物理的衝撃に続き、吹雪の如き氷風が君たちを見舞うだろう
海老奇みなせ:その前に、軽い動作で立ち塞がる。じっと目を見据えて、片手を掲げる。
海老奇みなせ:アイスエイジを、凄まじい息苦しさ……海中に没したかのような圧迫感が襲う。
"アイスエイジ":「ぐっ……!」 斧を振りかざした所で、恐ろしい苦痛に見舞われた。腕の力が緩みかける
海老奇みなせ:全てを薙ぐ氷風も、他の二人にまで広がりきる分は全て、生命に溢れた水波にに変わっていく。
"アイスエイジ":それでも、どうにか攻撃を振り切り、君を斬る。その目には、憤慨と、炎に向けるものとは異なる恐怖が僅か
海老奇みなせ:「《完全なる世界(カンブリアン・ピリオド)》−−あ、ぐっ!」
海老奇みなせ:凍結の斧に切り裂かれ、倒れ込む。既にボロボロだったコートは凍りつき、千切れ飛ぶ。
海老奇みなせ:アイスエイジの口元からは、気泡が溢れ出ている。
海老奇みなせ:「は、くっ……あなたの、異界の冬と、私の、原始の海」
"アイスエイジ":「なっ……何だ。何だ、これは……!」
海老奇みなせ:「どっちがこの現実に相応しいか、勝負しようか」
海老奇みなせ:荒く息をつきながら、不敵に笑って見せる
"アイスエイジ":「……ッッ」
"アイスエイジ":「ふざけるな……何が生命の海だ」
"アイスエイジ":「全部全部! 凍らせて……終わりだ!」
GM:というわけでラウンド終了。クリンナップは特にないものと見ていますので、セットアップ!
神倉暁人:《苛烈なる火》ラウンド中、自身の攻撃力を+12。HP-5点。
神倉暁人:神倉暁人の侵蝕率を+3した(侵蝕率:116->119)
神倉暁人:神倉暁人に-5のダメージ!(HP:9->4)
海老奇みなせ:なし!
安孫焔:なし!
GM:こちらは何もなし!
GM:ではイニシアチブを進めていきましょう。神倉くんだ。どうする?
神倉暁人:やるぞー
神倉暁人:マイナーなし、メジャーで《C:サラマンダー》 + 《魔獣の本能》 + 《災厄の炎》
神倉暁人:対象はアイスエイジ本体!
神倉暁人:11dx7+2
DoubleCross : (11R10+2[7]) → 10[1,2,5,6,6,7,8,9,9,9,10]+10[2,4,6,7,7,10]+10[3,5,7]+10[8]+3[3]+2 → 45

神倉暁人:よし。リアクションどうぞ
GM:ドッジします。こいつはダイスを振るぜ! ヒャアーッ!
"アイスエイジ":9dx+2
DoubleCross : (9R10+2[10]) → 9[1,2,3,3,6,7,7,9,9]+2 → 11

GM:ぜんぜんだめ。ダメージどうぞ!
神倉暁人:いい覚悟だ。
神倉暁人:5d10+18+12+2d10
DoubleCross : (5D10+18+12+2D10) → 35[8,8,8,1,10]+18+12+15[5,10] → 80

神倉暁人:装甲有効!
安孫焔:とんでもねえ
神倉暁人:何だこの出目
"アイスエイジ":くくく……本体は装甲もあるし、生命も増強されているのでなかなかだぞ……
"アイスエイジ":いや痛いが……結構食らってますが、生存!
神倉暁人:チッ!
神倉暁人:神倉暁人の侵蝕率を+9した(侵蝕率:119->128)
神倉暁人:「それは困る」
神倉暁人:斧を振り下ろしたその後ろに、白い影がある
"アイスエイジ":「ッ」 背後を取られた。攻撃を直感する
神倉暁人:「寒いのは苦手なんだ、俺は」
神倉暁人:間合いは数歩。剣士ならば剣を振り下ろし、射手なら距離を取りながら打ち込むそんな距離。
神倉暁人:それを、散歩でもするように緩やかに歩く。
神倉暁人:それは戦いに身を置くものであればあるほど虚を突かれる動作。
神倉暁人:敵意すら欠片もなく距離を詰めて、君の眼前に白の影が歩み寄り。
"アイスエイジ":「何を……」 攻撃して距離を取ろうにも、特段の隙が見当たらない。明らかに隙だらけに見える……ゆえに、動けない
神倉暁人:「君は」
神倉暁人:一歩の感覚すら無いその距離感。そこで
神倉暁人:赤の相貌が開かれる
神倉暁人:「そんな顔をしていたんだな」
神倉暁人:両手の届く距離。黒の手袋に包まれたそれが、たおやかに相手の頬に伸ばされて。
神倉暁人:「さぁ」
神倉暁人:黄昏を映す赤の瞳に炎が灯る
神倉暁人:「君に破壊を届けに来たぞ」
神倉暁人:その双眸に火を灯し
神倉暁人:破壊の視線が君を"見た"
"アイスエイジ":「こい……つあッ!!」
神倉暁人:その視線に見られた箇所に炎がうねり、意思を持つ蛇の炎が全身を締め上げ燃やす
"アイスエイジ":斧による反撃は、間に合わない。覗き込まれた目の奥から、眼球を咥えて炎の蛇が迸り、全身を焼き縛る
"アイスエイジ":「っぐううう……!!」 熱の苦痛の呻き声を上げながら、それでもなお 「……殺す……!」 憤怒は収まらない
神倉暁人:「タフだな」
神倉暁人:「しつこいやつは嫌いじゃないよ」
"アイスエイジ":「黙れ……っ、忌々しい熱量が物を言う」
"アイスエイジ":眼の奥から、炎の蛇が勢いを失い、白い氷片となって散り
"アイスエイジ":「勝ったつもりになるな。お前くらいなら」
"アイスエイジ":「凍らせられる……"全ての冬"なら」
神倉暁人:「そうだな、蛇は冬には眠るものだ」
神倉暁人:「だが、炎を消すことが出来るかな?」
GM:イニシアチブを進めます。未だ生存している従者1が動く!
従者1:コンボ:全ての冬(偽)。さっきと同じ、《氷の加護》からの《コンセントレイト:サラマンダー》+《コキュートス》+《クロスバースト》!
従者1:対象はPC3人全員だ。行くぞ……!
従者1:4dx7
DoubleCross : (4R10[7]) → 10[4,5,6,9]+10[10]+10[8]+3[3] → 33

従者1:ホント頑張るなこいつ……
海老奇みなせ:アクションなし。受けます
GM:リアクションせよ!
海老奇みなせ:暴走!
神倉暁人:ドッジ!
神倉暁人:5dx>=33
DoubleCross : (5R10[10]>=33) → 10[2,4,4,10,10]+9[2,9] → 19 → 失敗

神倉暁人:頑張ったね君。
安孫焔:ドッジ!
安孫焔:7dx
DoubleCross : (7R10[10]) → 9[1,2,3,4,7,8,9] → 9

安孫焔:無理!
従者1:4d10+37
DoubleCross : (4D10+37) → 14[2,3,1,8]+37 → 51

海老奇みなせ:局地寒波へのロイスをタイタス化して復活!
従者1:諸々有効!
神倉暁人:"アイスエイジ" P興味/○N憤慨で取得して復活!
安孫焔:アイスエイジへのロイスをタイタス化して復活!
"アイスエイジ":行動終了後、《アナザーセルフ》で《コキュートス》の使用回数を回復
神倉暁人:神倉暁人のHPを11回復(HP:4->15)
海老奇みなせ:うわっ! エグザイル!
GM:ブラム=ストーカーでもあるぞ
海老奇みなせ:やめてほしい
神倉暁人:まぁストーカーっぽくはある
従者1:後方に残った"アイスエイジ"の背後に、三たび白銀の月がきらめく。
神倉暁人:そういう話ではない。
従者1:この世界の物理法則を超越した、-8000度の冷気に充満した世界に接続するその門は、また苛烈なる冷気を発し、君たちの温度を塗りつぶさんとする!
神倉暁人:知覚の外の冷気。逃げ場のないそれをただ受ける。
"アイスエイジ":「……悔しいよ」
"アイスエイジ":「もうすぐこのゲートは弾切れだ。まだあたしじゃあ、再現が危うい」
"アイスエイジ":「だから3号……あんたが必要なんだ。UGNなんかに飼い殺されるつもりか?」
安孫焔:「………。」視界すら霞む冷気の中、じっと”アイスエイジ”を見る。
"アイスエイジ":「あたしが一番、大きなことができる!」
"アイスエイジ":「道具の本懐だろう……!!」
神倉暁人:末端の指が凍り砕けた側から修復され、脱皮を繰り返す蛇のようにただ冬を乗り越える。
GC3号:「…………」 3号は答えられない。浴びせかけられる冷気を耐え忍ぶのに必死だ
海老奇みなせ:「く、……!」 生命の海が押し戻される。肺まで凍りつく苦痛に顔を歪めながら3号を見る。
神倉暁人:「飼い、殺されるも、使い殺されるも」砕ける舌をどうにか回す
神倉暁人:「殺されず、生きる道を模索するのも」
神倉暁人:「君が、決めることじゃないだろうさ、アイスエイジさん」
GC3号:「……」
"アイスエイジ":「何度も、何度も、生意気な口を叩いて……子供が!」
神倉暁人:「子供さ。風の子元気な子でね」
神倉暁人:「大人の言うことには、反抗したくなる」凍りついたまぶたを開く
GM:ではイニシアチブを進めましょうか。安孫さん! やっちゃってくださいよ!
安孫焔:マイナーなし!メジャーで《セレリティ》!
安孫焔:一回目、《コンセントレイト:サラマンダー》《炎の刃》《結合粉砕》
安孫焔:対象はアイスエイジ本体!
GM:来い!
安孫焔:15dx7+6
DoubleCross : (15R10+6[7]) → 10[1,1,2,3,3,3,4,5,6,7,7,8,8,9,9]+10[1,4,5,10,10,10]+10[6,8,9]+10[3,9]+3[3]+6 → 49

安孫焔:回った!
安孫焔:リアクションどうぞ
GM:やったらーッ
"アイスエイジ":9dx+2
DoubleCross : (9R10+2[10]) → 9[2,3,3,4,5,5,5,8,9]+2 → 11

安孫焔:ダメージ!
GM:ぜんぜんだめ。ダメージどうぞ!
安孫焔:5d10+16+11 装甲無視
DoubleCross : (5D10+16+11) → 35[8,4,10,5,8]+16+11 → 62

安孫焔:生きてたならもう一撃だ!
"アイスエイジ":それは、生きる! でももう一発はやらなくてもいいんだよ!
"アイスエイジ":疲れるでしょ……?
安孫焔:二回目、《コンセントレイト:サラマンダー》《炎の刃》《結合粉砕》!やるにきまってんだろ!
GM:ヒーッ 来い!
安孫焔:対象はアイスエイジ本体!
安孫焔:15dx7+6
DoubleCross : (15R10+6[7]) → 10[1,2,2,4,4,6,6,6,6,7,7,8,10,10,10]+10[3,4,4,5,7,8]+5[1,5]+6 → 31

安孫焔:ううむ、これでホールド
"アイスエイジ":9dx+2
DoubleCross : (9R10+2[10]) → 10[5,5,6,6,6,8,8,9,10]+1[1]+2 → 13

安孫焔:ダメージ!
GM:根性入れろ! ダメージどうぞ!
安孫焔:4d10+16+11 装甲無視
DoubleCross : (4D10+16+11) → 19[5,3,1,10]+16+11 → 46

安孫焔:ううーん、死ぬかな…?
GM:それは死にます……! が、《燃える魂》にてHP30まで復活!
安孫焔:し、しぶてぇ~!
安孫焔:安孫焔の侵蝕率を+5した(侵蝕率:108->113)
安孫焔:安孫焔の侵蝕率を+8した(侵蝕率:113->121)
安孫焔:安孫焔の侵蝕率を+8した(侵蝕率:121->129)
安孫焔:「道具の本懐は」
安孫焔:「道具自身が決めることだ。」
安孫焔:ぎ  ぎぎ
安孫焔:炎が全身を燃やす。冷気で引き裂けそうになる身体を燃やし、無理やり繋ぎ止めているのだ。
安孫焔:「俺も道具だ。そして、」
安孫焔:拳を引き絞る。素人目にも分るだろう。大振りの右ストレートが来る。
安孫焔:「これが俺の本懐だ。」
"アイスエイジ":「分からんことを……! そんなことができたら、それはもう道具、じゃ」
安孫焔:叩き込まれる、予想通りの右!
"アイスエイジ":大斧で受けようとする。が、その加速にはまったく追いつけない!
安孫焔:右!右!右!右!右!右!右!右!右!右!右!右!右!右!右!
安孫焔:拳を叩き込む以外の動作を忘れた機械のように、
安孫焔:ひたすらに腕を動かす。
安孫焔:右!右!右!右!右!右!右!右!右!右!
"アイスエイジ":「がっ」「だっ」「ぐ」「あぁっ」「ひ」「ぐ」「ぅっ」「ぐうう……!!」
安孫焔:右!右!右!右!右!右!右!右!右!右!右!右!右!右!右!右!右!右!右!右!
安孫焔:そして———
安孫焔:右!
GM:打撃から次の打撃の間に、"アイスエイジ"が取れる行動はない。一撃目をしのぎ損ね、右の拳を喰らい続け……
GM:……砕け散る! 従者と同じく、その身体は既に大半が氷と化している。君の拳の擦過熱に触れ、"アイスエイジ"の破片が水滴となって散っていく
"アイスエイジ":「……ぐ、う、あ」 それでも
安孫焔:「…………。」限界までパンチを撃ち尽くした後
"アイスエイジ":総身まで砕け散り果てることはない。ひび割れた身体を、氷の破片が覆って繋ぐ。奇しくも君が炎でやっているのと同じように
安孫焔:「来い。」と一言だけ告げて、構えなおす。
"アイスエイジ":「く、そ……お……!」
"アイスエイジ":「いつもいつも……お前が……お前に、だけは……!!」
GM:イニシアチブを進めましょう。海老奇さん!
海老奇みなせ:マイナーで……暴走解除! やっと!
海老奇みなせ:メジャーで《コンセントレイト:オルクス》《ディストーション》《完全なる世界》
海老奇みなせ:コンボ『絶対なる支配者』。アイスエイジに攻撃。
GM:来るがいい……!
海老奇みなせ:14dx8+3
DoubleCross : (14R10+3[8]) → 10[1,1,1,2,2,3,3,4,8,9,9,9,10,10]+10[2,3,3,6,6,9]+4[4]+3 → 27

"アイスエイジ":ドッジ!
"アイスエイジ":9dx+2
DoubleCross : (9R10+2[10]) → 9[1,1,2,3,3,4,6,9,9]+2 → 11

海老奇みなせ:来いーっ!
GM:出せ!
海老奇みなせ:3d10+24
DoubleCross : (3D10+24) → 16[3,4,9]+24 → 40

GM:それは生き残る!
GM:ジュラシックレコードの強さは防具と重複する装甲点……! お前も知っての通り!
海老奇みなせ:ウワーッ
海老奇みなせ:謎の装甲点、8……!
GM:UGNボディアーマーはFHも買える
海老奇みなせ:いや8か分からんけど!
海老奇みなせ:鹵獲やめろ!!
海老奇みなせ:「…………はー、はーっ……!」
海老奇みなせ:半身が凍りつき、侵蝕も危険域にある。
海老奇みなせ:ジャームと正面切って争うことの出来る古代海の空間侵蝕も、既に限界が近い。
海老奇みなせ:「おいで……!」 全力を吐き切るように、カンブリアンレコードを片手に、巨大な胚を生み出す。 
海老奇みなせ:そこからは、二対の海老の尾にも似た口を持つ、巨大な生物が現れる。
海老奇みなせ:「あの、まろ、かりす・カナデンシス−−!」
"アイスエイジ":「させ……るか……!」 斧を振るい、氷河の風でそれを阻止しようとするが、阻みきれない
海老奇みなせ:ぎゅおんと、巨大な影が空中を泳ぎ、すれ違いざまにアイスエイジの身体を噛み砕く!
"アイスエイジ":「ううっ!!」 氷の大斧を庇うように、身をよじり、左肩を丸ごと打ち砕かれる 氷の修復も間に合わない
GM:では次。"アイスエイジ"が動く!
海老奇みなせ:侵蝕137→146
"アイスエイジ":先ほどと同じ、コンボ:始原の氷河 すなわち、《コンセントレイト:サラマンダー》+《炎の刃》+《クロスバースト》+《鮮血の一撃》+《血の宴》+《封印の呪》+《吸収》
"アイスエイジ":命中で次の判定のC値+1、ダメージが入ればこのラウンド中全判定ダイス-4! HPの2消費も……まだ可能!
"アイスエイジ":ターゲットは君たち全員だ。行くぞ……!
"アイスエイジ":11dx7+4
DoubleCross : (11R10+4[7]) → 10[1,4,4,5,5,5,6,6,9,9,10]+10[3,4,7]+6[6]+4 → 30

GM:リアクションせよ!
神倉暁人:リアクション放棄の《復讐の刃》 コンボ:【炎蛇目録《バックドラフト》】
安孫焔:ドッジ
海老奇みなせ:ガード! 同時にリアクティブシールドの効果を発動!
海老奇みなせ:6+1d10
DoubleCross : (6+1D10) → 6+3[3] → 9

神倉暁人:使用武器は大槌で判定!
神倉暁人:8dx7-3
DoubleCross : (8R10-3[7]) → 10[1,1,2,3,4,5,7,10]+10[2,9]+3[3]-3 → 20

安孫焔:7dx
DoubleCross : (7R10[10]) → 10[2,4,7,7,8,8,10]+4[4] → 14

神倉暁人:3d10+12+12+2d10
DoubleCross : (3D10+12+12+2D10) → 22[6,10,6]+12+12+17[10,7] → 63

神倉暁人:装甲有効。
神倉暁人:神倉暁人の侵蝕率を+7した(侵蝕率:128->135)
GM:全員命中。ダメージを出していく
GM:4d10+32
DoubleCross : (4D10+32) → 27[10,9,7,1]+32 → 59

GM:諸々有効
海老奇みなせ:ガードと装甲で31点止めて、28点
GM:そしてそれはそれとして、《復讐の刃》でこちらも吹っ飛びます。復活エフェクトなし!
海老奇みなせ:あ、倒れます。こっちも復活なし
GM:ちなみに、本体の戦闘不能に伴って従者も行動停止するので、これにて戦闘終了です。食らったダメージの戦闘不能をどうするかは好きにしな!
安孫焔:死!復活なしにしておきます
神倉暁人:あ、じゃあこっちも死んでおきましょう。
神倉暁人:死屍累々です
海老奇みなせ:ウワーッ
"アイスエイジ":「あたしは……っ、」
"アイスエイジ":「"アイスエイジ"! この世界の火を、すべて……全て全て、消し去る!」
"アイスエイジ":「"アイスエイジ"なんだよ……!!」 千切れかけた身体の、果たしてどこに秘めていたのかという力で、
"アイスエイジ":氷の大斧を振るい、実態打撃のような氷嵐を吹き起こして、君たちを引き裂く!
安孫焔:燃やしきれない氷の礫が体を苛む。
海老奇みなせ:「−−−−あぅう!」 余力がない!傍の3号ちゃんに覆い被さり、かろうじて守ろうとする。
安孫焔:だが、地面を踏みしめて立つ。
GC3号:そんなことをする海老奇さんを、不思議そうな表情で見上げる
神倉暁人:振るわれた大斧を胴で受け、半ばまでを容易く割かれる。その傷口を気温のままに凍るに任せて。
神倉暁人:そのまま左足を飛ばしながら刃の上の滑るように転がり、残った右足で前に跳躍する
神倉暁人:「それでも」
神倉暁人:「全てを氷で覆い尽くしても」
神倉暁人:砕けた両手で白杖を眼前に構える。
神倉暁人:チキリ。
神倉暁人:その杖が上下に別れ、中に仕込まれた刃を顕にする。
神倉暁人:その色は白銀。顔の前に構えた刃に瞳が反射して。
"アイスエイジ":「……ッッ」 息を呑む 刃。熱も何も関係なく、ただ命を奪うための道具を、知らぬ者はいない
神倉暁人:音もなくアイスエイジの眼前。その前に降り立って。
神倉暁人:「火はまた興るよ、アイスエイジ」
神倉暁人:「何度でも」
神倉暁人:すらり。
神倉暁人:音もなく抜き放たれた居合の刃が、アイスエイジの身体を抵抗なく通る。
"アイスエイジ":「  あ」
神倉暁人:苛烈な炎も、停滞する氷もなく
神倉暁人:適切に人体を破壊する。
神倉暁人:キン。
神倉暁人:切られたものが痛みを自覚する前に、白塗りの鞘に刃が収まった。
"アイスエイジ":溜息のような声を漏らして訪れた沈黙は、はたして解かれることはなく
"アイスエイジ":氷に繋がれ覆われた身体はきれいに両断され
"アイスエイジ":やがて、自らの起こした氷雪の風に耐えられず、ずるりと滑り、落ち、
"アイスエイジ":砕ける。
GM:……墓標に代えてその場に立っていたのは、氷の大斧。彼女が使い、彼女を駆り立てた、一本の遺産であった。
神倉暁人:「……………」
神倉暁人:杖を肘に横抱きにし、片手を掲げるように黙祷を捧げたあと。
海老奇みなせ:「……うわー……」霞む目に、その光景を捉えて。輝くような少年と、敵の撃破を確認し。
安孫焔:「熱のない場所に、逝ったか。」
安孫焔:”アイスエイジ”の崩壊を見届けてから、
海老奇みなせ:「すごい、ね……」3号ちゃんに覆いかぶさったまま気を失う。
安孫焔:立ったまま意識を失う。
神倉暁人:「そう、だと」
神倉暁人:「いいかな」
神倉暁人:ぐらり、と片足を失った身体が支えを失う。
神倉暁人:手足を失い横倒しになるその様は、一本の長い胴を持つ白い蛇が眠るようだった。

GM:◆ Backtrack
GM:帰る時間よ!!
神倉暁人:帰るまでが氷河期です!
GM:今回のEロイスは~~??
GM:Eロイス:
《妄念の姿》 《コキュートス》を取得。
《超越活性》 《コキュートス》のレベルを+2。
《超越活性》 《声なき者ども》のレベルを+2。
《原初の恐怖》

GM:4つ! 好きに扱え!
海老奇みなせ:うおーっ!
海老奇みなせ:146-4d10
DoubleCross : (146-4D10) → 146-25[1,10,5,9] → 121

安孫焔:ふる!
安孫焔:129-4d10
DoubleCross : (129-4D10) → 129-19[4,10,3,2] → 110

神倉暁人:ふるふる!
神倉暁人:135-4d10
DoubleCross : (135-4D10) → 135-28[7,10,8,3] → 107

安孫焔:ロイス4枚!
安孫焔:一倍!
安孫焔:110-4d10
DoubleCross : (110-4D10) → 110-24[9,6,1,8] → 86

安孫焔:帰還!5点!
神倉暁人:ロイス5の等倍!
神倉暁人:107-5d10
DoubleCross : (107-5D10) → 107-27[8,5,2,3,9] → 80

神倉暁人:5点帰還!
海老奇みなせ:ロイス4つ! 2倍振り!
海老奇みなせ:121-8d10
DoubleCross : (121-8D10) → 121-30[2,5,3,1,1,8,5,5] → 91

海老奇みなせ:いや怖いわ!3点!
神倉暁人:危ない。
GM:一部恐い所もあったけど、きっちり生還! ハッピー!
海老奇みなせ:絶対支配、やっぱり単体だと片手落ち気味だな
海老奇みなせ:いや暴走したのも大きいが
神倉暁人:時の棺3回打つみたいなことしてた
海老奇みなせ:まあね……

ED

GM:◆ Ending
GM:極寒異界への門は閉じた。
GM:が、それで何もかもが元に戻る訳ではない。街中に溢れ出た冷気が散り、初夏の風が戻ってくるまでには、今しばらくの時間が必要だろう。
GM:UGNの情報統制により、此度の事件について、広域的には異常気象、狭域的には化学事故が発生したと決着がついた。平穏はじき戻ってこよう。
GM
GM:まだ寒さの残るN市。貸し切られた食事処にて。
館川歩波:「お疲れ様でした~!」
GM:今回の事件に当たったUGNメンバーを集めた、簡単な打ち上げのような催しが開かれることになった。
GM:振る舞われる料理は、現在の天候にちなんで冬らしい鍋料理。
GM:実働した君たち3人が囲む鍋は、その中でも特等の具材が盛られている。
海老奇みなせ:「お疲れあのまろー」
神倉暁人:「おつかれあのまろでした」
GC3号:「お疲れあのまろです」 ちなみに、彼女も同席している
安孫焔:「お疲れあのまろ」
安孫焔:「………」盛られた海老を見る。
安孫焔:「あのまろも似たような味だろうか。」
海老奇みなせ:「あのまろは頂点捕食者だから食べられまーせーんー!」
神倉暁人:「食べられないのか、あのまろ…」烏龍茶のグラスを乾杯するかしないかの中途半端な高さでウロウロさせていた
安孫焔:「今の頂点は人間だろう。」煮られた海老を皿に移して食べる。
安孫焔:「あのまろうまい。」
海老奇みなせ:「くっ………! 安孫さんのくせに正論!」
GC3号:「人間とあのまろはどちらが強いのでしょうか」
GC3号:「人間の方が強ければ、あのまろの味も分かるものかと」
神倉暁人:「まぁ、他の人が好きなものを食べるのって気がひけるよな」ギリギリ鍋の中身が確認できない距離から適当に皿に取る。
海老奇みなせ:「ちがうもん。アノマロカリスは、その強さを時代に恐れられて滅んだだけだもん……!」
海老奇みなせ:「カニうまー」
神倉暁人:「海老奇さんの戦い方はすごかったもんな。あのまろ強い」
GC3号:「……ふむ……」 鍋を囲む3人を順々に見て
神倉暁人:しらたき、豆腐、白菜などメインどころからちょっとハズレた食材だけ入っていて少しシュンとしている。
GC3号:「……こういった熱い食べ物は、普通なのでしょうか?」
GC3号:「とうふを食べたところ、口の中が非常に熱く、痛いのですが……」
神倉暁人:「基本的には、食べ物は熱い内が上手いらしいぞ」豆腐を箸で割って冷ましている。
海老奇みなせ:「お水! お水のんで!」
安孫焔:「肉と魚も食え。」神倉の皿にメインどころを移す。
海老奇みなせ:「えーっと、蟹バサミ蟹バサミ……」
海老奇みなせ:手際良く、食べやすく分解して、3号ちゃんと神倉さんのお皿に入れていく。
海老奇みなせ:専門家なので。
神倉暁人:「おぉ……」的確にサーブされるメインどころにちょっと眉が動く
GC3号:水をこくこくと飲み 「生冷えています」
神倉暁人:「ありがとうございます」肉とカニを入れてくれた二人にお礼
GC3号:「これはいったい……」
海老奇みなせ:「カニです! おいしいよ~」
神倉暁人:「カニらしい。実は俺も食べたことがないんだ」
神倉暁人:一人暮らしだとあんまり鍋しないので。
GC3号:「かに……」
GC3号:慎重に箸でつまみ、つるんと落とし
GC3号:それを何度か繰り返して、口の中に入れる もぐもぐ こくり
安孫焔:「カニか………。」
GC3号:「……なるほど」
GC3号:「おいしいです。海老奇みなせの発言は本当でした」
神倉暁人:「うん」こちらも丁寧に殻を剥かれた身を箸で掴み、食べる。
安孫焔:カニの鋏を見つつ、ヤクザ時代組の若頭を狙ったケジメを付けた片手を鋏に改造した鉄砲玉を思い出す。
安孫焔:「………。」が、味には影響しない。もそもそと食べ進める。
GC3号:「もっとありますか。カニは」
海老奇みなせ:「何か意味ありげな視線を向けてなかった、今?」
GC3号:「カニだけ食べたいです」
神倉暁人:「おいしいな」ホロホロと口のなかで解ける身と染み込んだ旨味を堪能する。
海老奇みなせ:「あるよー! どんどん食べな~」
海老奇みなせ:「あっ欲求に素直だ! 他のも美味しいから! ダシ吸ってるからね~」
神倉暁人:「……………」ジー、と鍋の中身を見ようとしつつ、ぼんやりとしか把握できないことを確認して
神倉暁人:「海老奇さん、俺も欲しい」控えめな挙手。
安孫焔:「鋏には気を付けろ。」と言いつつカニを3号の元に寄こす。
GC3号:「はさみを使うのですか。カニの、カニらしいところを取るのは……」
海老奇みなせ:「はぁい。何がご希望かな?」
安孫焔:「お前もな。」今度は神倉に
GC3号:「ありがとうございます」 一礼はするが、顔を上げるより先に手が動き始めている
神倉暁人:「カニとお肉が食べたい」先程よそってもらった分を既に食べてる
神倉暁人:「どうもです」
海老奇みなせ:「うんうん。たくさん食べて大きくなりな~」
海老奇みなせ:イベントの打ち合わせで何度も目にした、ペンギンの飼育員を思い出している。
安孫焔:「………それで。」
海老奇みなせ:(白と黒だから……)
神倉暁人:白いスーツに汁跳ねを作らないように、しかし迅速な動きでもそもそと給餌されている。
安孫焔:「これからどうするんだ、この子は。」
安孫焔:館川に3号の処遇について尋ねる。
GC3号:「?」 もくもくとカニを食べている
館川歩波:「あっ、この後ですか?」 後ろを通った所を、声をかけられて立ち止まり
館川歩波:「二次会は行きたい方の任意参加で……ってことじゃないですよね」
神倉暁人:「二次会というか」白いご飯とお肉を一緒に食べながら
神倉暁人:「次の食事の機会があるかどうか、かな」
館川歩波:するっと君たちの席に混ざってくる 「ひとまずUGNとして、しっかりとした検査は受けてもらいます」
館川歩波:「元FHの……ってなると、隅々まで調べないと、信じられないような問題があったりしますから」 実験体、と言うところを、わずかに言葉を濁した
神倉暁人:人が増える気配なのでちょっと席と皿の位置を詰めてる。
館川歩波:「その後、問題がなければ……この様子だと保護観察を挟んで、チルドレンの養育施設……でしょうか?」
海老奇みなせ:「妥当なとこだよねえ」メニューのお酒の欄を見つつ、名残惜しそうに次のページに行く。
海老奇みなせ:「ちなみに3号ちゃんは、何歳くらいなのかな?」
神倉暁人:「ふむ」自分も通っていたチルドレン育成用の施設を思い出す。今ではイリーガル扱いではあるが。
館川歩波:「養育期間は何をどこまで知ってるか次第。ここまで来るとちょっと私では答えが難しいですね」
GC3号:「分かりません」 海老奇さんに答える
館川歩波:「身体年齢は10歳くらいかな。知能はもう少し上。だけどまあ、生まれが生まれですので」
海老奇みなせ:「自覚なしかー。先が長そうだねえ」
館川歩波:「指標としてはあんまり意味がないかも」
館川歩波:「ですねー」 苦笑して 「まあ、ことさらに悪いことも教わってないみたいなので、そこは安心ですけどね」
安孫焔:「命があって自由に生きられるなら、ひとまずそれでいい。」
海老奇みなせ:「美味しくものが食べられるなら、きっと大丈夫だよ! うん!」
神倉暁人:「そうだな。年齢も」カニを一口。「あむ。適切な所を自称出来ればいいだろう。多分」
館川歩波:「……多分、今のこの子にとっては『自由』というものもよくわからないでしょうから」
館川歩波:「そういうことが分かって、自覚できて、そのように生きられるようにしてあげたいです」
海老奇みなせ:「ふふふ。暇ができたら遊びに行くからねえ。神倉くんと安孫さんもどお?」
神倉暁人:「そうだな、知らないことは言われなきゃわからないし」
神倉暁人:「これだけやっておけばいい、ってことを取り上げられても。色んな人に会えば自然とわかるだろうし」経験談。
神倉暁人:「遊びに行くのは賛成だ」
安孫焔:「俺は………。」かちり、と箸を置く。
安孫焔:「俺は、やめておく。」
神倉暁人:「……忙しいのか?安孫さん」
安孫焔:「いいや。」
神倉暁人:少し首を傾げている
GC3号:「?」 同じように首を傾げている
安孫焔:「………俺には向いてない。」
安孫焔:「馳走になった。」ジャケットを羽織り、立ち上がる。
館川歩波:「あっ、お疲れさまでした! また何かあったらよろしくおねがいしますねー!」 背中に声をかける
館川歩波:「……安孫さん、一番の功労者なのに。お口合わなかったかな……」
神倉暁人:「? ……お疲れ様です」まだちょっと首をひねってる。
海老奇みなせ:「えっ、あれ? まだ〆の雑炊あるのに……」
神倉暁人:「…………何か、失礼なことを言ってしまっただろうか」
安孫焔:そのまま店の外へ。会計は全員分払っておく。
海老奇みなせ:「んむー……」 ちょっと顎に指を当てて。「ちょっと行ってくるね!歩波ちゃんは二人をよろしく!」
海老奇みなせ:と、安孫さんを追い掛けよう
館川歩波:「あ、はーい! あのまろです!」
海老奇みなせ:「あのまろ~~~」 とフェードアウト

GM:店前。
GM:空は曇り、吹く風もまだ少し冷たい。
海老奇みなせ:「安孫さーん」
安孫焔:空を見上げていたが、海老奇の声を聞いて振り返る。
海老奇みなせ:ぱたぱたと、店を出たところで呼びとめる。
安孫焔:「何かあったのか。」
海老奇みなせ:「じゃなくて! 急に出ていくから。何かまずいこと言っちゃったかなって」
安孫焔:「いや。そういうわけではない。」
海老奇みなせ:「そっか。うーん……」
海老奇みなせ:安孫さんに近づき、傍の生垣に座り込む。
海老奇みなせ:生垣の縁に
安孫焔:「…………海老奇。」不意に名前を呼ぶ
海老奇みなせ:「はぁい。何?」 にっこり笑う。
安孫焔:「俺はヤクザだ。」
海老奇みなせ:いつもより少しだけ穏やかな微笑。
海老奇みなせ:「……元、ってこと? エージェントだよね?」
安孫焔:「ああ。だが本質は昔と何も変わらない。」
安孫焔:「ヤクザは仁義を謳ってはいるが、結局のところ道をはみ出してしか生きられない。」
安孫焔:「人を殴り、脅し、傷つける。」
安孫焔:「そんな外道が必要以上にカタギと関わってはいけない。」
安孫焔:「……昔、きつく言われていたことだ。」
海老奇みなせ:「…………お仲間の人、から?」
安孫焔:「そうだ。」
海老奇みなせ:「んー。その、おダチさんの人がどう考えてたのか、なんて分からないけどさ」
海老奇みなせ:「絶対にそう、ってことはないと思うな」
海老奇みなせ:「たとえばさ。あたしはタレントやってて、安孫さんの言うところのカタギで、イリーガル経験も長いけど」
海老奇みなせ:「チルドレン施設の教育担当の人には、わりと嫌な顔されるもん」 
海老奇みなせ:あっさりと笑って言う。
安孫焔:「……何故だ?」
安孫焔:「お前は俺が見る限りいいやつだぞ。」
海老奇みなせ:「『参考にならない、悪い例だ』って。エフェクトの使い方がねー」
海老奇みなせ:ジャームの出力にすら、一時なら抗しうる現実侵蝕。五億年前の古代環境に周囲を書き換える力。
安孫焔:「能力と人格は違うものだろう。」
海老奇みなせ:「まあ、だからちゃんと慰労に行く分には歓迎されるよ。……うん、だから」
海老奇みなせ:「安孫さんは、すごく自分を律せてるでしょ。その点さ」
海老奇みなせ:「3号ちゃんを助ける時も、とっても丁寧だった」
海老奇みなせ:「参考にできる子も多いと思うし、……自分を、暴力しか機能がない道具だって思うのは、勿体ないよ?」
安孫焔:「………。」
安孫焔:「お前を怖がらせたろう。」
海老奇みなせ:「ほら、そーゆーとこ」
海老奇みなせ:「いいひとだ」
安孫焔:「自分を脅かす相手を何故励ます?」
海老奇みなせ:「脅かすって! 別に、生存競争の相手ってわけでもないし」
海老奇みなせ:「アイスエイジにも言ったけど。あたしは嫌いを減らすより、好きを増やす方に忙しいのだ」
海老奇みなせ:「安孫さんは、子供は嫌いかな?」
安孫焔:「……いいや。どちらでもない。ただ、守らねばならないという義務感はある。」
安孫焔:「子を大切にしない組は滅びる。」
海老奇みなせ:「仁義だ。しっかりしたトコだったんだ」
海老奇みなせ:「なら、うん、接してみても良いんじゃないかな。あなたが子供を好きになるかもしれないし、」
海老奇みなせ:「子供の中の誰かが、あなたを好きになるかもしれない」
安孫焔:「…………。」
安孫焔:鉄面皮が少しだけ揺れる。
安孫焔:「海老奇。」
海老奇みなせ:「『好き』を増やして、広めて、守るんだ。だから、あたしはまだUGNにいる」
海老奇みなせ:「なぁに?」
安孫焔:「今日、好きは増えたか?」
海老奇みなせ:「……もっちろん」
安孫焔:「俺も増えた。」
安孫焔:急いで出てきたためか、首に掛けられただけになっている海老奇のマフラーを
安孫焔:巻き直して整える。
海老奇みなせ:「およ」
海老奇みなせ:「……ありがとあのまろ?」
安孫焔:「戻る前に、3号に何か買ってやりたい。一緒に選んでくれるか?」
海老奇みなせ:「…………!」昼間のように笑う。「うん。あの子の色んな顔が見れるのを、買ってきてあげよう」
海老奇みなせ:勢いをつけて立ち上がり、安孫さんの袖を引っ張っていく。
安孫焔:「ああ。」短く返し、海老奇の隣を歩いていく。
海老奇みなせ:「さあ急ごう! まだカニ雑炊が冷めないうちにね!」

GM:店内。盛り上がるような賑わいは落ち着き、あちこちで雑談の輪が広がっている。
館川歩波:「……そういえば、さっき年齢が分からないってちょっとお話ししましたけど」
館川歩波:「そこは身体年齢に合わせるとして、もう一個大事なものがないんですよね」
神倉暁人:「年齢以外にか」
GC3号:もくもくと与えられている鍋の中身を食べている
神倉暁人:なんだろう、という顔
館川歩波:「名前です」
館川歩波:「識別のための記号じゃなくて、人としての名前」
神倉暁人:「あぁ」
神倉暁人:「名字とか、困るもんな」納得の顔
館川歩波:「3号ちゃん、っていうのも、まあそれはそれで可愛い? 気はしますが、人の名前としてはね」
館川歩波:「苗字は後からいくらでも変わりますけど、名前ばっかりは」
館川歩波:「真面目な話、名簿を作るにも決めちゃった方が良いんですよ」
神倉暁人:「ふむふむ。名字は結婚とかで変わるものな」
神倉暁人:「そういう時はどうしてるんだ?いつも」
館川歩波:「いつもっていうほどケースはなくって……私も実際に遭遇するのはこれが3回目くらい」
神倉暁人:「よく知らない俺が言うのもなんだが」
神倉暁人:「「3回は多くないか……?」
館川歩波:「これでそこそこUGN、やっていますので」 豊かな胸をえへんと張る
館川歩波:「1回目はボスが適当に決めちゃったけど、2回目は事件に関わったみんなで案を出して決めたんですよ」
神倉暁人:ポーズはわかるが細かな視線誘導が効かない。見えないので。
神倉暁人:「上役と、協議性か」「3回目はどうなる予定だ?」
館川歩波:「はい。今回上に確認したら、任せるー、って言われたので」
館川歩波:「この場でつけちゃいましょう。暁人くん、何かあります?」
館川歩波:「漢字一文字とかでもいいですよ。好きな漢字とか、連想する漢字とか……」
神倉暁人:「む、俺か」
神倉暁人:「好きな漢字………」一旦端を置いて、目線がさらにぼうっとする。考える仕草。
館川歩波:「今回のケースで最初に接したのは暁人くんですから」
GC3号:「……」 分け与えられた分を食べ終え、神倉くんをぼんやりと見る
神倉暁人:「んー、そういうルールか。なるほど」
神倉暁人:「好きな漢字、というか、そうだな」胸ポケットからメモ用の切れ端を取り出す
神倉暁人:「和(のどか)、という言葉は好きだ」
館川歩波:「おお、和(わ)」
神倉暁人:「うん。平和の和、というのが特にいい」
神倉暁人:「初めて会った時、のんびりしてると思ったしな」
館川歩波:「なるほど。じゃあ漢字一文字で名前になりますし、それにしちゃいましょうか」
神倉暁人:「ん……いいだろうか、3号さん」
神倉暁人:ちょっと反応を伺う。
GC3号:「……呼称が変更される、ということでしょうか。新しい呼称を、神倉暁人が……」
館川歩波:「『さん』」
GC3号:「……神倉暁人さんが?」
神倉暁人:「そうだな」
神倉暁人:「嫌じゃなければ、だが」
GC3号:「分かりません。呼称が変わることにより、不便が発生しないかは気になりますが」
GC3号:「……嫌でもありません。誰かから何かを頂けるのは、良いことなので」
神倉暁人:「……………そうか」
神倉暁人:「じゃあ、受け取ってくれ」
:「はい。では和(のどか)、と」
:「今後そのように呼ばれたら、私のことだと認識します」
:「ありがとうございます」 頭を下げ、髪が揺れる
神倉暁人:「あぁ、よろしく。和さん」こちらも頭を下げる。
:「はい、よろしくお願いします」 もう一回頭を下げる
館川歩波:「……なんか、思ったより軽く決まっちゃったな。こんな感じで良かったのかしら」 とぼやくように
館川歩波:「まあ、いっか。別のが良いってなったらいくらでも変えられますしね」
館川歩波:ぽん、と手をたたき 「それじゃあ引き続き食べましょう。暁人くん、和ちゃん、欲しいのあったら取るからね」
神倉暁人:「……………そこで不安になられると俺も困るな」ちょっと唇を尖らせて。
館川歩波:「あはは、ごめんなさい。でも素敵な名前ですよ、和」
館川歩波:「平和の和!」
:「かにが食べたいです」
神倉暁人:「むう。なんだか誤魔化されてないだろうか」
:「カニも素敵ですので」
神倉暁人:「まぁ、いい。俺もカニが食べたいな」
神倉暁人:「ミソというのがあると聞いた。カニには」
神倉暁人:「気になる」
館川歩波:「お、言っちゃいますか? ちょっと大人の味ですよ~?」
館川歩波:「あの二人戻ってこないけど……戻ってくるのか分かんないし、いっか」 カニ切りハサミをかちかちと鳴らし
神倉暁人:「大人………大人か」
神倉暁人:「うん、俺ももうすぐ高校生だし。多分行ける」
:「……大人ではありませんが」
:「カニのことを知りたいです」
館川歩波:「はいはい。それじゃあ……おっと、ちょっとごめんね」
館川歩波:着信が入ったらしい。スマホを開く
館川歩波:「……おっ」
海老奇みなせ:『安孫さんキャッチしました! 今から戻りまーす』
神倉暁人:「どうしましたか」
安孫焔:メッセージと共に送られてきたのは、
安孫焔:包装されたプレゼントを手に持つ安孫と一緒にファインダーに映る海老奇の写真だ。
:「カニは……」
館川歩波:「ほらこれ」 二人に見せてあげる
館川歩波:「戻ってくるって。プレゼントもあるみたい」
:「カニでしょうか」
神倉暁人:「好きだなぁ、カニ」
神倉暁人:「まぁ、こういうのは開けてみてのお楽しみ。らしいぞ」
神倉暁人:「エビかもしれない」
館川歩波:「あのまろかもしれないなあ」 苦笑して
:「かに……」
神倉暁人:「舘川さん、和さんがカニの魅力に取り憑かれている」
館川歩波:「美味しかったですからね」 笑って 「でもこれから、もっと色々なものを食べる機会もあるでしょうから」
館川歩波:「今度会う時は何が好きになってるか分かりませんよ」
神倉暁人:「……………そうだな、それもそうだ」
神倉暁人:「俺もしばらく、同じものばかり食べてた頃が有ったしな」
館川歩波:「あっ、ダメですよ。色んなもの食べないと。健康に育ちませんからね」
館川歩波:「……あっ。ふふ、そうだ……じゃあこっちからもお返ししましょうか」
神倉暁人:「………普段は支部の食堂とか使ってるから、大丈夫だと思うけど……」
神倉暁人:「お返し?」
館川歩波:和に身を寄せて、神倉くんを手招きする
神倉暁人:呼ばれてるようなので近寄る。
館川歩波:「画像ですよ。ほら、寄って寄って」
神倉暁人:拳一個分ぐらいの隙間を開けて並ぶ。
神倉暁人:「写真撮るのか」
館川歩波:自撮りモードにして腕を伸ばし 「うーん、もうちょっと……暁人くん!」
神倉暁人:「うん」ぼんやりとこの辺だろう、みたいな辺りに目をやってる
:「……」 こちらは大人しく、館川歩波に密着している
神倉暁人:「なんだろうか」
館川歩波:「もうちょっと詰めて! ……それとも、お恥ずかしいの?」
:ちらりと目だけを神倉くんに向ける
神倉暁人:「…………………………………」目線を固定して
神倉暁人:「恥ずかしいというわけではありませんが」敬語
神倉暁人:拳半個分ほど詰める。まだちょっと隙間。
館川歩波:「もー、男の子ってホントそうなんだから……まあ、逃げないだけ良いけど」
館川歩波:「ほー、ら!」 手を伸ばし、ぎゅっと肩を抱き寄せる
:「むゅ」 少し潰れてへにゃりと首を傾げる
神倉暁人:「う、わっ」体制を崩し、抱きつくような姿勢になる。
神倉暁人:側に体温を感じる。
館川歩波:「チャンス!」 その瞬間を逃さずシャッターを切る
神倉暁人:「あっ」和さんを両側から抱きしめるような構図で、少しを目を丸くした表情で映る
館川歩波:「……よし、ブレてない!」
神倉暁人:「………むぅ、ちょっと雑ではないだろうか。扱いが」
GM:画面の中の画像は、微かに驚いたような表情の君と、ばっちりキメの表情を作っている歩波と、ぼんやりと見上げる表情の和だ
神倉暁人:その画像を確認する。手元しか見えない視界で、それでもクリアに。
館川歩波:「えへへ、良いでしょ。雑に思ってる訳じゃないもの」
神倉暁人:「綺麗に撮れてますね」
館川歩波:「うん。暁人くんにも送っておくね」
館川歩波:「とりあえず海老奇さんにそうしーん、っと」
神倉暁人:「うん、まぁ。それなら許すけど」端末に送られた画像をじっくり確認する。
GM:『楽しみに待ってます! 歩波 暁人 和』というメッセージを添えて送信される
神倉暁人:「…………舘川さんと、和さん」
神倉暁人:手元しか見えない視界でその画像を確認して。
館川歩波:「?」
:「はい」
神倉暁人:写真に収まるために、半ば抱きしめるような、数センチ先にある二人の顔に目を向ける。
神倉暁人:画像と見比べて遜色ない、黒髪のおっとりした少女と、淡い栗色の年上の女性。
神倉暁人:二人をしっかりと見て。
神倉暁人:「二人共」
神倉暁人:「綺麗な顔をしていたんだな」

GM: ダブルクロス3rd Edition
GM:『Snow Sink Spring/到来アイスエイジ』
GM:        了
GM
GM