『午前零時のパラドクス』


GM:缶詰
PC1:姫島葵(ひめしま・あおい)(キャラシート)PL:鈴本
PC2:漆城春渦 (うるしろ・はるか)(キャラシート)PL:アスハル
PC3:万木春海(まき・はるみ)(キャラシート)PL:OBAKEra

メインログ雑談ログ

目次

プリプレイ

GM:さて。
GM:お時間となりましたので、自己紹介から初めて行きましょう。
GM:キャラシートのURLを張りながら、PC順に自己紹介をお願いします。
GM:まずはPC1、姫島さんから!
GM:どうぞ!
姫島・葵https://character-sheets.appspot.com/dx3/edit.html?key=ahVzfmNoYXJhY3Rlci1zaGVldHMtbXByFwsSDUNoYXJhY3RlckRhdGEY3smdogMM
姫島・葵:「……どうも姫島葵(ひめしまあおい)」
姫島・葵:説明せねばならない、僕の名前は姫島葵だ
GM:意欲的な自己紹介だ!
姫島・葵:どこにでもいる、平凡な少年と思ってもらって構わない。
姫島・葵:口数が少ないのはこんな風に頭の中で考えをまとめるからで決して諸君らとの会話が楽しくない訳では無い
GM:1話のアバンのようなスタートを見せてくれる。
姫島・葵:……今回はなにかに巻き込まれるらしい(特異点要素)
GM:平凡な少年が巻き込まれないはずないですからね。
姫島・葵:バロールのピュアかつ、重力を一点集中して切り裂くように攻撃する……のだが、それを僕が知るのは未来の話
姫島・葵:なんだか、胸騒ぎがするね
姫島・葵:久しぶりに出会う君のせいなのかな、そんな気もしてる
GM:出会いの予感…
姫島・葵:……とまぁ、こんな僕だ。
姫島・葵:よろしくお願いします
GM:オッケー!そんなイマドキボーイ姫島くんのハンドアウトはコレ!
GM
PC1:姫島葵 シナリオロイス:『伏見未雨(ふしみ・みう)』
君には一つ思い出がある。
幼い頃、君は友人と遊んでいた。
特別なことではない。外で、あるいは室内で。
子供らしく絆を育み───そして、いつの間にかその相手とは疎遠になった。
変哲もない、古い記憶。
そんな君は、一人の少女と再会する。

それが事件に巻き込まれるきっかけになることを、君はまだ知らない。

GM:昔出会った友達と再会することになります
伏見未雨:再会するらしいよ。
姫島・葵:……君にも危険が及んだりするかもしれないと思うと気が気でないね……
伏見未雨:お互い、どんなふうに変わったか楽しみだね。
GM:というわけで存分に気を揉んでくれ。
姫島・葵:承知しました!
GM:オッケー。
GM:では次、PC2!漆城さん!
GM:どうぞ!
漆城春渦 :はあい
漆城春渦 http://character-sheets.appspot.com/dx3/edit.html?key=ahVzfmNoYXJhY3Rlci1zaGVldHMtbXByFwsSDUNoYXJhY3RlckRhdGEYqMr9owMM 
漆城春渦 :「はぁい☆ UGNイリーガル《震天》よォ~~~~カワイーく、ハルカちゃんって呼んで頂戴ねぇ!」
GM:すげぇのが来たわね
GM:ハルカちゃーん!
漆城春渦 :獅子の鬣のような金髪、長身をしなやかな筋肉で覆った偉丈夫。
GM:ここまで強いことしか書いてないな
漆城春渦 :サングラスでは隠しきれない猛禽の如き鋭い眼を持ち、大陸由来の対ジャーム格闘術『九十九景震天法』を修めた
漆城春渦 :オネエです
GM:オネエさん!
漆城春渦 :UGNやら裏社会に独自のパイプがあるようだが、立ち位置としてはイリーガル兼ジャームハンターを保っています。
GM:独立独歩!謎はオネエを美しく見せるザマスね。
漆城春渦 :能力は『戦闘用人格』『斥力の槌』『氷の茨』で、
漆城春渦 :お手軽侵蝕でガンガン回数殺していきます。あと200点版なので装甲も無視する。
GM:ヒッ。人の命をなんだと…
漆城春渦 :炎とか重力は出せません。ただ蹴るのみ! 威力がすごいのでバロールとサラマンダーにされてる。
漆城春渦 :今回はオニイサンらしく若者を導いたり出刃亀したりジャームを踏みつぶしたりしたいです~
GM:キャ~
GM:そんな頼れるオ・ト・ナの漆城さんのハンドアウトはこちら!
GM
PC2:漆城春渦 貴方は大N市のUGNで活動するエージェント、または善意で協力するイリーガルなどの協力者である
そんな貴方に任務が下った。
その内容は『武器商人の追跡』。
FHエージェント、"鍛鉄の座"。
武器の製造・販売を生業とするその相手が、N市に現れたという情報を手に入れた。
その相手に対処するのが、貴方の任務だ。

GM:UGNの"シマ"を荒らしてる死の商人が居るのでボコパンするのが仕事です
漆城春渦 :あらやだ。アタシに許可もなくN市で武器を売りさばこうなんてねえ~
"鍛鉄の座":お手頃だよ~。よろしくね。
漆城春渦 :あらまあ、意外とカワイイ子!
漆城春渦 :銃なんて捨ててかかってくれば優しく揉んであげるのにねえ~
GM:その顔を歪ませてやるのが君の仕事だ!頼んだぞ!
漆城春渦 :おまかせ☆
GM:では次、PC3!万木ちゃん!
GM:どうぞ!
万木春海:いえい!
万木春海http://character-sheets.appspot.com/dx3/edit.html?key=ahVzfmNoYXJhY3Rlci1zaGVldHMtbXByFwsSDUNoYXJhY3RlckRhdGEY35nkmgMM
万木春海:「万木春海(まき・はるみ)ッ……いずれ最強のエージェントになる……者、覚えておくがいい!(ババーンとポーズ)」
万木春海:最強を目指す中学生、14歳、今日も元気いっぱいです。
GM:可愛い~
万木春海:照れちゃうな~~
万木春海:裕福な家庭でヌクヌクと育ち、世間の厳しさというものを過小評価しています。
万木春海:オーヴァードとして覚醒したのはここ最近のことで、覚醒に際する事件をきっかけに家出同然にUGNへと転がり込みました。
GM:自立してる~
万木春海:支部においても己を甘やかしてくれる人材を的確に見定め毎日案外楽しく増長中です!
GM:スクスク育って!
万木春海:オルクス/ウロボロスの能力者で、声を媒介に事象を改変する能力を持っています。
万木春海:本当はもっと色々なことができるらしいんですけど、本人は自分の能力のこと、色々よくわかってないみたい。
GM:伸びしろがあるってことじゃな~い
万木春海:データ的にはオーソドックスな支援タイプになっていると思います。
万木春海:Dロイスは秘密兵器!支部の経理部に所属する叔父を頼って様々なものを用意させることを得意としています。
GM:甘え上手さんだ
万木春海:その高度に発達したおねだり術は恫喝と区別がつかないと言われるほど……だとか!
GM:おっと雲行きが怪しい。
万木春海:可愛く頑張るぜ、よろしくお願いします!
GM:その可愛さ、世界に届け。
GM:そんな万木ちゃんのハンドアウトはこちら
GM
PC3:万木春海 シナリオロイス:『《雪崩れる虹》君臣ユウ』
貴方は大N市のUGNで活動するエージェント、または善意で協力するイリーガルなどの協力者である
ある程度の経験を納めた貴方に対して、とある任務が下される。
曰く『市外からの協力者の受け入れ』
市外で発生した事件の犯人を追って、担当の人員がN市にやって来る。
協力要員として、市外から協力者との応対、そして事件の解決に協力するのが君の任務だ。

GM:君があまりにも優秀なので、受け入れ人員として抜擢されました。
万木春海:まいっちゃうな~~また出世しちゃうな~~(したことない)
君臣ユウ:一緒に頑張ろうね。
万木春海:がんばろー、おー!
君臣ユウ:おー。
GM:そんな青春白書。
GM:ではでは、トレーラーを貼ってからオー!って感じにやる気になってもらいます。
GM: 
トレーラー _/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/

昨日と同じ今日。
今日と同じ明日。
世界は繰り返し時を刻み、変わらないように見えた

同じ轍を踏み固め。
今日も昨日と同じ位置。

今日と昨日が変わらぬならば。
明日は昨日で、昨日は明日。

時が流れるというのなら。
そこに船を浮かべましょう。

「信じているさ」
「きっと、いつか」

ダブルクロス The 3rd Edition 『午前零時のパラドクス』
ダブルクロス―――それは裏切りを意味する言葉。

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GM: 
GM:では、よろしくおねがいします!
漆城春渦 :お願いします~
姫島・葵:おねがいします!
万木春海:しゃーす!

OP1…姫島葵

GM: 
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// OP1 姫島葵
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GM:シーンPC:姫島葵 他、登場不可
GM:また、一般人のため登場侵蝕は必要ありません。
GM: 


GM:昨日と同じ今日。今日と同じ明日。
GM:その積み重ねがまだ少ない、それは数年前のこと。
GM:姫島くん、貴方がまだ制服の必要な年齢ではなく、おっかなびっくり小学校に通い始めた、そんな頃。
GM:小学校の下校道、そう大きくはなくとも遊具の配置された公園。
GM:まっすぐ家に帰るか、あるいはその公園で時間をつぶすこともありました。
GM:これはそんな、ある日の話です。
GM:貴方は下校中にこの公園に来ていました。何をしています?
姫島・葵:ぼくは、じゃんぐるじむをみていた
姫島・葵:ちいさなしかくがあつまって、ひとつのおおきなものになっている
姫島・葵:ぼくは『じゃんぐるじむ』が、にがてだ
姫島・葵:たかくて、こわい
姫島・葵:それよりもあの、「まあるくて、ちいさなちきゅう」がすきだ
姫島・葵:『グローブジャングル』というらしい、でもいまはほかのこが、つかってるから
姫島・葵:「……ううん」
姫島・葵:じゃんぐるじむをみていた
???:しゃー、と。小さなタイヤの回る音がした。
???:それは遠くから聞こえて、だんだん、きみのそばに。
???:「お、と、と」
???:たんっ、と。いきおいよく地面をふむ音。
姫島・葵:「?」
???:"じゃんぐるじむ"と君のあいだに、茶色のかみの毛の少年が割り込んだ。
姫島・葵:「……ひ」
少年:「うわっ、と……やっぱむずかしいね、これ」
姫島・葵:びっくりして、せがぴんとなって、せが『のびた』かとおもった
姫島・葵:「な、なに……?」
少年:のっていたスケボーから足をはなす。
少年:そのすねに、ばんそうこうが貼っていた
少年:「ん?………あ、ごめん。おどろかせた?」
少年:きみの声をきいてようやく、ばつの悪そうに話しかけてくる。
少年:「スケボー。練習してたんだ」
姫島・葵:「う、ううん……いいの。みんなのばしょ、だから」
姫島・葵:そう、おかあさんにいわれたから
少年:うすい茶色の目でまっすぐ見ながら、そら色の板を両手でかかげている
姫島・葵:「きれーだね、それ……あ、けが、してる? いたくないの?」
姫島・葵:ばんそーこーだ
少年:「でも、キミが先にいただろ。じゃましたのはボクだ」
少年:「ん? んー……へいき」
少年:えへん、とひざこぞうを見せる
少年:「……というのはウソで。ちょっぴりいたい」
少年:はんズボンのすそから、白いひざがのぞいてる。ケガのところだけちょっと赤い。
姫島・葵:「な、なにもしてなかったから……いいよ……?」
姫島・葵:そのばにしゃがんで
姫島・葵:「い、いたいのいたいの、とんでけー……」
姫島・葵:なんだかはずかしくて、かおがあつくなりました
少年:「………………」
少年:めせんを合わせて。
少年:「キミは、いいヤツだ」
少年:にんまり。わらってキミのほっぺを手でもむ
姫島・葵:「へ? にゃああ……」
姫島・葵:かおをむにゅむにゅとされて、ぼくはなんだかちょっぴり『しあわせ』になった
少年:「よし、きょうはキミとあそぼう。あそぶことにした。」
少年:「ジャングルジム。みてたよね?これであそぶ?」
少年:うしろのジャングルジムをゆびさす。
姫島・葵:「……え、と。これ、こわいんだ」
姫島・葵:「たかくて、のぼると、かたまっちゃって……」
少年:「なるほど」
少年:うなずく。
少年:「じゃあ、そうだな。こうしよう」
少年:言いながら、ジャングルジムに足をかける。
少年:「先にキミがのぼる。そしてボクが下でささえる」
少年:「すると、すぐ下にボクがいるから高くない。こわくない」
少年:「"めいあん"だろう?」
少年:覚えたてのことばを使うように得意げ。
姫島・葵:「……うん!」
姫島・葵:「むずかしいことば、しってるんだ……あ、おなまえは?」
少年:「もちろん。べんきょうしてるからね」
少年:「ボクは、みう。」
少年:「ふしみ、みう。よろしくね」
姫島・葵:「みう。みーくん、だね……!」
少年:「はは、そのよばれ方ははじめてだ。」
少年:「そっちのなまえは?」
姫島・葵:「あおは、ひ・め・し・ま・あ・お・い」
姫島・葵:「なかよくしてください」ぺこり
少年:「こちらこそ。」ぺこり
少年:「じゃあ、ヒメ。」
少年:ジャングルジムにてをかけたまま。
少年:「さ、手を出して?」
姫島・葵:「『おひめさま』みたい……」
姫島・葵:「うん!」
姫島・葵:ぼくはてをだした
ふしみみう:「わるぐちじゃないなら、いいだろ?」
ふしみみう:その手をしっかりつかむ。
ふしみみう:ぎゅ、とにぎって、ジャングルジムをいっしょにのぼる。
ふしみみう:「てっぺんまでのぼったら、くるっと回ってごらん」
姫島・葵:「いいよ、みーくん」
姫島・葵:「まわるの?」
ふしみみう:「そう、そう」
ふしみみう:「そしたら、いいものが見れるよ」
ふしみみう:言って、キミをちょうじょうまでのぼらせる。
ふしみみう:すでにてっぺんだ。
姫島・葵:ここは、たかくて、こわい
姫島・葵:でも、みーくんといっしょなら、『へいき』なきがして
姫島・葵:くるりと、まわった
ふしみみう:見えるのは、けしきだ。
ふしみみう:じぶんより、何人もたかいジャングルじむのてっぺん
ふしみみう:そこから、けしきがみえる。
ふしみみう:さっきまで立っていたじめん。見上げていた木。ほかのゆうぐ。
ふしみみう:それがじぶんの目より下にあって、とおくまでみわたせる。
ふしみみう:まるでじぶんがおおきくなったように。そして
ふしみみう:「空をとんでるみたいだろ?」
ふしみみう:きみのとなりでわらっている。
姫島・葵:「すごい……きれー……」
ふしみみう:「きれーだよねぇ」
姫島・葵:ゆっくり、おちないように、みーくんのほうにちかづいて
姫島・葵:「うごかないでね」
ふしみみう:「ん。うごきません。」
姫島・葵:ぺたり、とほっぺとほっぺをくっつけた
姫島・葵:おかあさんがおとうさんにしてたみたいに
ふしみみう:「ひゃあ」
姫島・葵:「ありがとう、みーくん」
ふしみみう:「ふふ。どういたしまして」
ふしみみう:「ちょっとだけつめたくて」
ふしみみう:「すごく、あったかいな」
ふしみみう:ほっぺをくっつけたまま、クスリとわらう。
GM:そうして。
GM:キミは少年と友だちになった。
GM:よく出会うのは、この公園。たまに、町中。
GM:お祭りがあるときは、どちらからともなく誘い合って。
GM:遊んだり、宿題をしたり、一緒に笑って。
GM:それが終わったのは、キミがこの街を去ることになったからだ。
GM:親の仕事の都合。ありふれた、そんな理由。
GM:ただ、
GM:それが決まってから、引っ越しの日まで。
GM:"みーくん"と会ってお別れを言うタイミングは、残念ながら、なかった。
GM:───
GM:──
GM:─


GM:【N市内 中学校】
GM:昨日と同じ今日。今日と同じ明日。
GM:代わり映えしない、あるいは安定したそんな一日。
GM:中学生となったキミは、この街に戻ってきていた。
GM:少し半端な時期に転校生として所属することになったこのクラスにも、馴染んできた頃だ。
GM:朝。HRが始まる前に、キミと仲のいい男子が話しかけてくる。
男子生徒:「へーい、テンコーセー」
男子生徒:「今日の宿題やった?俺はやってない」
姫島・葵:「……」
姫島・葵:僕は読んでいた『Kの昇天』の途中の所に栞を挟んで彼を見た
男子生徒:「ヘイヘイ、YOU。ミスタ・ヒメジマ・アオイ。お前に話しかけてんよ~」
男子生徒:椅子の背もたれに逆に座りながら揺れている。
姫島・葵:「……やってるけど」
姫島・葵:軽薄そうだ。悪い奴じゃないんだろうが、調子のいい奴ではありそうだ。
男子生徒:「ノート、見せて♪」両手を合わせてしなをつくる。
男子生徒:不気味だ。
姫島・葵:「……なんで」
男子生徒:「難しいことを聞くなぁ。」
男子生徒:「だって、宿題はやらなきゃだめじゃん?」
男子生徒:「だから、間に合わせるためにノートを貸してほしい」
姫島・葵:「君がやらなかっただけだろう」
姫島・葵:「僕なんかより、他の人に頼めばいいじゃないか。お友達にでも」
男子生徒:「これからやる。」
男子生徒:「お前……友達とか……残酷なこと言うなよ……」へへ、と鼻の下をこする。
姫島・葵:言ってからしまった、と思う。言い方が悪いのだ。彼の態度に対して思うところはあるがそう悪しざまに言ってやる必要などないだろう
姫島・葵:「……どうぞ」
姫島・葵:内心謝罪をするように僕はノートを差し出した
男子生徒:「おっ、良いの?今の会話の流れで?」
男子生徒:サーンキュ、とそのノートを受取る。
姫島・葵:……嫌だがそんな言い方をされたらこっちも断り切れないだろ!
男子生徒:早速写し始める……その開いたノートに、後ろの席であるキミが目を向けると。
男子生徒:殆どの内容は完成しているように見える。どこかで詰まったか……
男子生徒:あるいは、会話の種のためか。
男子生徒:「そーだ。ノートの例に耳寄りの情報を教えよう」
男子生徒:「英語でいうとイヤー……イヤー……イヤー寄り」
姫島・葵:……やはり、悪い奴ではないらしい。そう認識を改める
男子生徒:ぐるり。首だけで大雑把に後ろを向いて。
男子生徒:「さっき職員室に謝りに行った時に聞いたんだけど」
男子生徒:「転校生、来るらしいぜ」
GM:……キーンコーンカーンコーン
姫島・葵:「……本当に」
GM:その少年の発言と同時。本鈴のチャイムが鳴り響く。
姫島・葵:ちなみに、耳寄りな情報はwelcome (good) newsだ。まだ、彼には教えないけれど
GM:君のそんな耳寄り情報を伝える暇もなく、担任の教師がいつもどおりに定型句で朝の会を始めて。
教師:「今日は、転校生を紹介する」
???:その合図で扉を開ける。
???:茶色のセミロングをポニーテールにまとめている。
???:鋭い目つきは柔らかな顔つきと相まって不思議な印象を与え。
???:洗練された立ち居振る舞いでありながら、女子生徒の制服のスカートを翻すように。
???:教師が黒板に名前を書く横で、しずしずと頭を下げる。
伏見未雨:「伏見未雨です」
姫島・葵:「な……っ!」
伏見未雨:「家の都合で、中途半端な時期ですが市外から転校して参りました」
伏見未雨:「皆さんの仲間に加えていただければ、嬉しいです」
姫島・葵:思わず立ち上がりそうになるのを抑える
伏見未雨:そう挨拶する少女は、間違いなく"みーくん"だ。
姫島・葵:「み、みーくん……」
姫島・葵:懐かしい口の動きだ、いやそれよりもそんなことよりも
伏見未雨:「…………」立ち上がりかけた君の様子をみて、少し目を細める。
姫島・葵:「お、女の子……?」
伏見未雨:「それ以外に、見えるかな?」
伏見未雨:君の発言を冗談と受け取るように。
教師:「席は、後ろ側の……あの空いてる所だ。姫島の隣な」
教師:「姫島も面倒見てやってくれ」
姫島・葵:見えたら眼科に行くとも!
姫島・葵:「て、転校生は僕もですが……」
伏見未雨:促されて、静かに君の隣の席に近づいてくる。
伏見未雨:「あぁ、じゃあ」
伏見未雨:「転校生の先輩として色々教えてくれるかな、ヒメ」
伏見未雨:一拍置いて。
伏見未雨:「……ジマ、くん」
姫島・葵:「み、みーく……未雨さ……いや、伏見さ……」
姫島・葵:「……ヒメでいい。君には……そう呼んで欲しい……」
姫島・葵:なんだか恥ずかしくなって突っ伏して、恨みがましい目で彼……彼女を見る
伏見未雨:「そっか。じゃあ、ヒメだ」
姫島・葵:驚いて、同時にちょっとほっとして、それで……積もる話もあるのだけれど
姫島・葵:「……綺麗な子になったね、みーくん」
姫島・葵:ひとまずはここから始めよう
伏見未雨:君の目を見つめ返す。
伏見未雨:「ヒメこそ……あぁ、いや」
男子生徒:「……………!!??」じー
伏見未雨:「視線が痛いな。なのでここは」
伏見未雨:「うん。」
伏見未雨:「久しぶりだね。ヒメ」


GM:シーン終了、ロイスのみ可能です。
姫島・葵:伏見未雨 ○大事な友達/心臓に悪い! で取ります

OP2…漆城春渦

GM: 
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// OP2 漆城春渦
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GM:シーンPC:漆城春渦。他、登場不可
GM:登場侵蝕を1d10または1d3+3で選択して振ることが出来ます
漆城春渦 :1d10+34
DoubleCross : (1D10+34) → 2[2]+34 → 36

GM:────
GM:光があれば闇がある。
GM:13もの支部が目を光らせるこの街でも、監視の網をかいくぐり、裏に潜む者たちが居ます。
GM:今回貴方が追う相手は、FHエージェント"鍛鉄の座"。
GM:下はチンピラからFHのセルまで含めて、武器を提供している武器商人です。
GM:主な活動は市外でしたが、最近になってこの街にノコノコ現れたとの情報を手に入れました。
GM:そしてUGNからの依頼で、貴方はその現場を抑えるため、密かに。
GM:あるいは貴方らしい方法で、その現場にやってきました。
GM: 
GM:【N市内 廃ビル】
GM: 
チンピラ:ガチャリガチャリと、扱い慣れないような剣をめいめいに手にしている
"鍛鉄の座":「はい、お買い上げありがとうございました……ってことで。商談成立かな」
"鍛鉄の座":ワイシャツ姿に上着とフードを羽織った青年が、そこにいる人間に武器を提供している。
"鍛鉄の座":「やぁ、さすが激戦区って感じだよね。こうしてわざわざ直接出向かなきゃ目に引っかかっちゃうんだもん」
"鍛鉄の座":「もうちょい効率化しないと、利益上がんないやこれ」
"鍛鉄の座":「じゃ、ま。お買い上げありがとう。またのご愛顧を……」
漆城春渦 :「嫌になるわあー。埃っぽくて、ジメジメしてて」
漆城春渦 :大部屋の入り口から、よく通る声。
"鍛鉄の座":「ありゃ」
"鍛鉄の座":「お客さん……ってわけじゃなさそうだねぇ」
漆城春渦 :次の瞬間に、轟音を立てて扉がブチ破られ
チンピラ:「ナニモンだテメ……」
チンピラ:「ペウッ!!」飛んできた扉に潰される
漆城春渦 :「こういうのよくないわよぉ。アタシ、オススメのポプリとか、紹介するわよ?」
チンピラ:「あぁん!?ポプリだかサプリだかしらねぇが!」両刃の剣を構える
漆城春渦 :扉が、壁が崩れた破片を小雨のように払いながら
チンピラ:「出会い頭にしちゃあ随分なゴアイサツじゃネーノ!」三節棍を構える。
漆城春渦 :サングラスの長身の男が直立している。
漆城春渦 :「UGNのイイコチャンに、たっぷり絞られた後に、だけれどね?」
"鍛鉄の座":「あぁ、UGNか。こりゃまずい」
漆城春渦 :ゴ        ン!
漆城春渦 :軽く踏みしめた震脚で、違法基準の廃ビルが揺れる。
チンピラ:「地震かぁぁぁぁぁ!?」
漆城春渦 :気がつけば、チンピラの真横で、蹴り足を振りかぶっている。
チンピラ:「待て、みんな落ち着……」
チンピラ:その存在に気付けたか、どうか。
漆城春渦 :一閃。
チンピラ:蹴りによって刈り取られた意識はその後のことを把握していない。
漆城春渦 :轟音と共に、紙きれのようにチンピラが空を飛ぶ。
"鍛鉄の座":その飛ばされた先は、こちら。
漆城春渦 :「《真卦溌》」
"鍛鉄の座":「うわ、あぶなっ」そばのチンピラの一人の首根を掴む。
チンピラ:「えっ」飛ばされてくる肉塊の盾になる
漆城春渦 :雑魚に用はない。狙いは、首謀者。それさえ落とせば、後は後詰めの人員だけで事足りる。
"鍛鉄の座":「へいへい、おにいさーん。俺、この街じゃ何もやってない善良なFHだよー。見逃して~」
"鍛鉄の座":両手を挙げながら、的確に相手との間にチンピラを配置する位置取り。
チンピラ:「コ、コイツ!」「アンタもなにしてんだ!」「鎖が絡まった!助けてくれ!」
チンピラ:翻弄されるチンピラから悲鳴が上がる。
漆城春渦 :「悪いけど雇われなの。弁解は牢屋の中でね?」
漆城春渦 :ガオン! ゴォン! ズドン!
漆城春渦 :疾駆。触れた端から交通事故じみてチンピラ達を吹き飛ばしながら
チンピラ:応戦。刀、剣、矢、銃
チンピラ:統制の取れないまま、素人じみた攻撃が貴方をかすめていく
チンピラ:その中で
チンピラ:「皆伏せろやぁぁぁぁ!!」
チンピラ:ピンッ
チンピラ:恐慌じみた叫びと共に、手榴弾が投擲される
チンピラ:「バッ」「おまっ」「室内……」
漆城春渦 :「あら」
チンピラ:それは偶然にも、縦横無尽に駆ける漆城さんの方に
漆城春渦 :その姿がぶれる。放物線を描く手榴弾の軌道、その頂点に
漆城春渦 :跳躍した漆城の、高く掲げた右踵が置かれる。
漆城春渦 :「利乾捉———流砕」
"鍛鉄の座":「人目がない所だと、隠蔽が楽だからって……」
"鍛鉄の座":「無茶苦茶やるなぁ!UGN!」
漆城春渦 :バリン!
漆城春渦 :手榴弾が、空中で、踏み砕かれる。
漆城春渦 :爆ぜる時すら与えられず、装甲も、信管も、爆薬も、内部のベアリングがころころと、床に転がる。
"鍛鉄の座":「うっそだあ」その状態を目の当たりにしつつ
漆城春渦 :「−−もう。危ないじゃなあい? こんなところで、自殺行為よ!」
"鍛鉄の座":「それについては俺も反省してる。やっぱ火薬は扱いが難しいよな」
漆城春渦 :疾走。上ではない。その体躯をバネのようにちぢこめて駆け、
"鍛鉄の座":「激戦区だっていうから、もうちょっと弁えてる奴らかと……」
漆城春渦 :チンピラの足元をすり抜けて、優男の斜め横へと回りこむ。
"鍛鉄の座":話す間、コートの内側に手を突っ込む。
"鍛鉄の座":「思ったん」
"鍛鉄の座":抜き放つ
"鍛鉄の座":「だけどね!」
漆城春渦 :「!」
"鍛鉄の座":銀の煌めき。飾り気の無い片手剣が鋭い角度で首を狙う
漆城春渦 :下段の足払い、ではない。膝から下を千切り飛ばすような蹴りを放とうとする。
"鍛鉄の座":貴方が、その迎撃をしようとして。
"鍛鉄の座": ぞ わ り
"鍛鉄の座":"威圧感"と呼ぶような何かを、その剣に感じる
"鍛鉄の座":触れるのは、不味い
漆城春渦 :オーヴァードならば−−震天法ならば、相討ちでも何も問題はない
漆城春渦 :−−その常識を踏まえた上で、なお危機感。
"鍛鉄の座":貴方は経験から、あるいは本能が。その"剣の射線"から外れなければ、致死を感じている。
漆城春渦 :「チッ」
漆城春渦 :伏せた態勢から、両手を地面に。そのままムーンサルト気味の側転で、鍛鉄の横を通り過ぎる。
"鍛鉄の座": ズ パッ
"鍛鉄の座":音が聞こえた。空を切る音だ。
"鍛鉄の座":三日月を描く軌道で振り抜いた剣は、その軌跡で何も切らず
"鍛鉄の座":────その切っ先が向いていた地面。壁。天井。
"鍛鉄の座":その全てが真っ二つに"切れた"
"鍛鉄の座":剣を振るうという、その動作だけで。風圧がすべてを切り裂いた。
"鍛鉄の座":「あ、やば」
漆城春渦 :「−−……!」
"鍛鉄の座":無論、室内でそんな剣を振るえばどうなるか。
"鍛鉄の座":この廃ビルを構成するために根幹的な支えすらも断ち切って
"鍛鉄の座":崩壊が始まる。
チンピラ:「う、うおぉおおおお!!!??」
チンピラ:「やばくないかコレぇ!?」
漆城春渦 :「焚−−監視を逃れるばかりが能の羽虫かと思えば」
チンピラ:我先にと出口に殺到する。
漆城春渦 :「伏せ札程度は、それなりの品を嗜んでいるか」
"鍛鉄の座":「そゆこと。武器を売るからには、無効化ぐらいは出来ないとね、っと」
"鍛鉄の座":言いつつ距離を取る。
漆城春渦 :ずる、と床が斜め下に傾ぐ。
"鍛鉄の座":「じゃ、コレにて失礼。追ってこないと嬉しいな」
"鍛鉄の座":「流石にこの規模の後始末は、現場でサッとやらなきゃ不味いっしょ?」
漆城春渦 :「そうだな。——土産に持って行け」
"鍛鉄の座":剣が壁をくり抜く。円形の窓に足をかける。
漆城春渦 :崩れた足元。半径数メートル分の瓦礫を
漆城春渦 :最後の一撃。サッカーボールキックで蹴り飛ばして、狙う。
漆城春渦 :床を使った以上で、当然、漆城自身はそれを最後に階下に落ちる!
"鍛鉄の座":速度、質量。並の人間なら数度殺せるその飛礫。
"鍛鉄の座":「土産なら、送り主の名前がほしいな、お兄さん」
"鍛鉄の座":トン、と。体重を殺すように瓦礫に足を掛けて、まるで乗り物のように遠ざかる。
"鍛鉄の座":「アンタのことは避けることにするよ。だから、名乗ってもらえる?」
漆城春渦 :「−−漆城春渦。九十九景震天法の最終継承者」
漆城春渦 :「……嫌ねえ。せっかくそれなりの顔してるんだから、もっと慌ててくれた方が」
漆城春渦 :「カワイイわよ?」
"鍛鉄の座":「はは」
"鍛鉄の座":「儲けにならないことは、しない主義なんだ」
GM:殺意の瓦礫と共に、声は遠ざかる。
漆城春渦 :「サービスが足りないのね……っと」 自分も、崩落する建物から外へと逃れる。
漆城春渦 :ついでに気絶していたチンピラも、届く範囲のやつは適当に掴んで一緒に避難してあげよう
GM:では貴方はチンピラを捕らえながら、UGNの後方部隊が到着するまで現場で尽力することになる。
GM:そして、UGNに報告を行った後。
GM:引き続き、"鍛鉄の座"の追跡が命じられた。


GM:シーン終了、ロイスのみ可能です。
漆城春渦 :ターゲット/《鍛鉄の座》/興味:○/嫌気:/ロイス

OP3…万木春海

GM: 
//=====================
// OP3 万木春海
//=====================

GM:シーンPC:万木春海。他、登場不可
GM:登場侵蝕を1d10か1d3+3でどうぞ
万木春海:1d10+30
DoubleCross : (1D10+30) → 5[5]+30 → 35

万木春海:シュバッと!


GM:【第九支部 会議室】
GM:主に市外で活動が確認されているFHエージェント"鍛鉄の座"。
GM:彼がN市に場を移したということで、市外から担当している協力者を受け入れるため、N市の人員として貴方が選ばれました。
GM:主な受入先として、第九支部から君臣ユウ。そして他の地域の人手を考慮して、万木春海。
GM:あなた達二人は本日、その相手と面通しすることになっております。
GM:現在は、第九支部内でそのすり合わせ中でした。
君臣ユウ:「と、いうわけで。」
君臣ユウ:緩い金髪に碧眼、学生服の少年が資料を机にまとめる。
君臣ユウ:「万木春海さん、だったな。君臣ユウです。ユウくんでも君臣でも好きに呼んでくれ」
万木春海:「君臣、ね。万木です、よろしく」(つーん)
万木春海:アシンメトリーに結わえた薄い金の髪が小さく揺れる
万木春海:大人しくしていれば令嬢、と囁かれる彼女、万木春海
万木春海:なのでソレさながら、である
万木春海:「(今の私は、クールでデキる、ミステリアスな……エージェント)」
君臣ユウ:「ん、よろしく」小さく頷く
君臣ユウ:こちらも真面目な顔で、手袋で包んだ手を顎下に当てて。
君臣ユウ:「……万木さんと万木ちゃんなら、どっちで呼べばいいかな」
万木春海:「お好きなように……」
万木春海:そう言って視線をぷいと外し、資料へ
君臣ユウ:「では、万木ちゃんと」
君臣ユウ:こちらも真面目な顔。よく見ると、許可をもらえて少しホッとしている。
君臣ユウ:「それで、万木ちゃんには今回、俺と共に協力者を受け入れるホストになってもらうわけだが」
君臣ユウ:「やっぱり、こういう場を任されるとあれば、万木ちゃんも優秀なんだろうか」
万木春海:「メチャ優秀」
万木春海:「(ハッ)」
君臣ユウ:「メチャ。」
万木春海:「と、呼ぶものものいますね……」
君臣ユウ:「なるほど、周りからの評価……」頷き。
君臣ユウ:「それは頼りになるな」ふ、と相好を崩す。
万木春海:「後悔はさせないだけの実力はある、そう思っていますよ」
万木春海:つぅと冷や汗を垂らしながら、すまし顔を取り繕う
君臣ユウ:「その自信、頼らせてもらおう。その分、俺も支えられるように動くよ」
君臣ユウ:緊張した……あるいは初対面から見たら怜悧とも取れるような目つきで、真っ直ぐキミを見る。
万木春海:「フフ、頼りにしてますよ、君臣」
君臣ユウ:「あぁ、万木ちゃん」
君臣ユウ:「情けない報告はしたくないからな」
万木春海:その目をなんてこと無い、とばかりに正面で受け止める。万木は人の目を見るのが得意なのだ
君臣ユウ:動じない、自信に溢れた様を見て、そう年は変わらないのにさすがだなー、と思っている。
君臣ユウ:(さすがだなー。)
君臣ユウ:「こういうことを、あまり直前で言うのも何だが」
君臣ユウ:「万木ちゃん、人付き合いは得意なほうだろうか?」
万木春海:「超得意」
君臣ユウ:「超。」
君臣ユウ:おののく。自分は苦手な方だ。
万木春海:「(ッ)……な方は周囲にいくらかは……」
万木春海:「でも私は、その……」
万木春海:「……孤高なので」
君臣ユウ:「孤高かー」
万木春海:「ええ……」
万木春海:真剣な表情
君臣ユウ:「UGNのエージェントをしていると、学校で同年代と共通の話題がない、とは聞くな…」
君臣ユウ:「色んな学校に潜入してるから、流行りものが変わるとか……」
万木春海:「ほんと、困ったものです」
万木春海:眉尻を下げる
万木春海:「それで……"鍛鉄の座"でしたっけ」
万木春海:「この資料によると……」
万木春海:「………」
万木春海:「……」
君臣ユウ:「武器商人、らしいな」
君臣ユウ:「つまるところ、FHやそのへんのチンピラにレネゲイドで鍛えた武器を売るから、迷惑らしい」
君臣ユウ:一緒に資料に目を落とす。
万木春海:資料を見たまま、固まる万木
万木春海:「……」
万木春海:「ッ~~~~~~~」
君臣ユウ:「俺たちは、新しく来る人と一緒に、この"鍛鉄の座"を……」
君臣ユウ:「……どうした?」
万木春海:バ ンッ という音、叩いたのだ、机を、万木が、立ち上がっている
君臣ユウ:「………!?」びっくりしている。
万木春海:「ごめんなさい、ギブアップ、ソーリー」
万木春海:「皆にはハルは立派に戦ったって言って」
君臣ユウ:「皆ってだれ……というか、ギブアップ?何が?」
万木春海:「ぷっはーーーーーーーーー!」
万木春海:ガタンと音を立てて今しがた尻を離したばかりの椅子へと崩れ落ちる
万木春海:「えっと、ハルでいいよ、よろしくね」
君臣ユウ:「……………えーっと」
君臣ユウ:「あ、うん。よろしく、ハル……」
万木春海:先程の鋭利な印象がどこかへ飛び去ってしまったかのようにフニャフニャとした声
君臣ユウ:「なんか、やわいね」
君臣ユウ:「結構無理してた感じですか」
万木春海:「うん、やわやわタイムなので、そんでさユウくん、私達のチームはここにいるふたりのみ?」
万木春海:「増援なし?資料はこれで全部?」
万木春海:パラパラと紙束を弄ぶ
君臣ユウ:「え、あー、いや、流石にまだ増援はある」
君臣ユウ:「同じ相手を追ってるイリーガルが一人。本人と交戦して、こっちに合流してくれるらしい。」
君臣ユウ:「で、もう一人はさっきも言ったように市外からの協力者が一人」
万木春海:「ふーん」
君臣ユウ:「反応が軽いね…?」
君臣ユウ:「っと、そろそろ来る時間なんだけど……」
万木春海:「なるほど……、まあ私もいるし、余裕ですね!」
???:「その反応、頼もしいね」
???:コンコン、と空いた扉を軽くノック。
???:いつのまにか、入り口に少女が立っている。
???:茶色のセミロングをポニーテールにまとめている。
???:鋭い目つきは柔らかな顔つきと相まって不思議な印象を与え。
???:洗練された立ち居振る舞いでありながら、女子生徒の制服のスカートを翻すように。
伏見未雨:「伏見未雨。着任したけど……お邪魔だったかな?」
伏見未雨:「あ、コードは《アトピア》。よろしくね」
万木春海:「どーも、ハルだよ!よろしくね」
万木春海:「ほら入って入って」
万木春海:椅子を引いてポンポンと叩く
伏見未雨:「ん、ありがと」
万木春海:「お茶とお水どっちがい?」
伏見未雨:スカートの裾に手を添えて椅子に座る。
万木春海:ガサゴソと勝手にダンボールを漁る
伏見未雨:「じゃあお茶を。外は寒いね」
君臣ユウ:「あ、そういうのは俺が……あー。なんでもないです」
君臣ユウ:「えーと、こっちは君臣ユウ。《雪崩れる虹》。」
君臣ユウ:「で、こちらが…」万木さんを指す
万木春海:「はい」ニコニコとペットボトルを差し出す
伏見未雨:「聞いてた。ハルちゃんね」受け取る。
万木春海:「《ファルスルーラー》・万木春海」
万木春海:「最強無敵の助っ人エージェント、ですよ♪」
万木春海:フフンと鼻を鳴らして元いた席へ
伏見未雨:「わぁ、さっすが」
伏見未雨:コクコク、と受け取ったお茶に口をつける。
伏見未雨:「N市は激戦区と聞いてたけど、同い年でそんなに手練とはね」
伏見未雨:「ボクも負けてらんないな」
万木春海:「まぁ、まだ新人なんだけどね」
万木春海:あっけらかんと
伏見未雨:「あらら、自称だったとは」
伏見未雨:気にしたふうもなく。
万木春海:「でもここ数ヶ月で10年にもひってきする経験を積んだので」
万木春海:「もはやヴェテラン、ですね」
伏見未雨:「ネイティブな発音だ。淑女らしいね」
伏見未雨:「じゃあ、頼らせてもらうよ、ハルちゃん」
伏見未雨:「ボクのことは伏見でも未雨でも、好きに呼んでいいよ」
伏見未雨:「ただ、ミーくんだけは却下するけど。」
伏見未雨:人差し指を唇の前に。
万木春海:「んっふっふっ、任せてね」
万木春海:「んー、じゃあ、ミューちゃん」
伏見未雨:「ユウくんと混ざった感じに聞こえるね。悪くない」
万木春海:空のペットボトルで指し示す、擬音が見える、ズビシ!
君臣ユウ:「えっ」会話の流れに圧倒されていた
伏見未雨:「ともあれ、ボク達と、もう一人、か。フォーマンセルで頑張っていくみたいだね」
伏見未雨:「ハルちゃんとユウくん。土地勘は無いからね、頼らせてもらうよ」
万木春海:「イリーガルって言ってたっけ」
万木春海:「ジモティー?ガイディー?」
万木春海:ガイディー、おそらく、ガイド的な人物を指し示す万木語
君臣ユウ:「うん。《震天》、漆城春渦……あ、この人は中学生じゃない。大人だね」
君臣ユウ:謎の言語を聞くかどうか迷ってる
伏見未雨:「どういう違いだい、その2つ」
万木春海:「ガイディーの方が、ガイド能力が確約されてるぶん……つよい」
伏見未雨:「じゃあガイディーを希望したい所だ」
万木春海:クルクルと空のボトルを回す
君臣ユウ:「そのへんは……本人に聞いてもらうことになるかな、多分」
万木春海:「私は出張だからね、知ってはいるけど詳しくはないんですよ、ここ一帯」
万木春海:「同じくガイディー希望ですね」
君臣ユウ:「ガイドくらいなら……まぁ、俺でもなんとか…?」
君臣ユウ:「……………」観光案内する自分を思い浮かべる
君臣ユウ:(………無理かな)
万木春海:「それで、肝心のやつなんだけどね」
伏見未雨:「真面目な話だ。」
万木春海:話を急に折り
伏見未雨:急カーブに付いていく
君臣ユウ:コースアウト
万木春海:「きみたち、何ができるんです?」
万木春海:「私から見せよっか」
伏見未雨:「ん。そうだね。見せて」
万木春海:弄んでいたボトルを差し出す、君臣ユウへと
万木春海:「開けてみて」
君臣ユウ:「?」ボトルを受け取る
君臣ユウ:「まぁ、それぐらいなら」
君臣ユウ:蓋を開けようと試みる
万木春海:「まぁ、『開かない』んだけどね、それ」
君臣ユウ:ぎゅ。
君臣ユウ:ぎゅぎゅぎゅぎゅ
君臣ユウ:「………………」
万木春海:ざらり、と万木の声がボトルの表面を撫ぜる
君臣ユウ:「………………~~~~」
君臣ユウ:無言でねじり続ける。
万木春海:鈴を転がす、というにはほんの少しざらついた声
君臣ユウ:「………」
君臣ユウ:「空かないが」
万木春海:「んっ」ニコニコと手を差し出す、ボトルを渡せというポーズ
君臣ユウ:「はい」渡す。素直。
伏見未雨:「手汗で滑ってるわけじゃ無さそうだね。手袋だし」
万木春海:「ま、私はユウくんと違ってちからもちだから、『開けられちゃう』んだけどね」
万木春海:キュポン、といとも容易く開け放つ
万木春海:「というわけで私の能力は「力がめちゃめちゃ強い」これです」
伏見未雨:「おぉ」
君臣ユウ:「………」若干悔しげな顔。
万木春海:「いえーい拍手!」パチパチと自分で拍手
伏見未雨:「いいね、オーヴァードらしくて意外性だ」ぱちぱち
君臣ユウ:「……」ぼふぼふ(布)
君臣ユウ:「俺の能力だが……ボトル貰える?」万木さんの空のボトルを指して
万木春海:「ま、冗談は置いといて」
君臣ユウ:「………冗談なのか?」
伏見未雨:「それはそれは。ユウくんが女の子並に貧弱、という可能性があるね」
万木春海:「私の力は色んなものを”言い聞かせる”ことですよ」
万木春海:「ボトルは私の”言いなり”だった、そうでしょ?」
伏見未雨:「『開かない』と命令したから、開かなかったわけだ」
万木春海:「どっちが本当かな?最初にいったやつがそうなら、ミューちゃんが言ったようにユウくんの腕力がよわよわのクソ雑魚だっただけってわけだけど」
君臣ユウ:「………うん、それなら後のほうがいいな」
君臣ユウ:ふぅ、とため息。
万木春海:「ん、ボトルだったね」
万木春海:再度、差し出す
君臣ユウ:「うん、どうも」受け取る
君臣ユウ:「俺の能力は、触れたものをねじる。例えば」受け取ったボトルが淡く虹に包まれて
君臣ユウ:ベコベコベコ、と潰れる。
君臣ユウ:「こんな感じ。少しなら遠くでも届く」
伏見未雨:「トリはボクだね。こっちも理論は簡単」潰れたボトルを受け取る。
万木春海:「おーー」ぱちぱち
伏見未雨:それをゴミ箱に放り投げようとして、
伏見未雨:次の瞬間、既にゴミ箱に収まっている
伏見未雨:「加速。あるいは過程の省略というとわかりやすいかな?」
伏見未雨:「これがボクの能力だ」
伏見未雨:「この三人……と、あと一人。皆で"鍛鉄の座"を追うことになる。」
伏見未雨:「ひとまずは、」
万木春海:「わ、すご……甲子園目指そ?!」
万木春海:ぱちくり、とまばたき
伏見未雨:「乾杯でもしようか?」その手にはいつの間にか飲み物が3つ握られている。
伏見未雨:「無理無理」「キャッチャーが取れない」
万木春海:「はへ~~~、ミス・マジシャンだね」
万木春海:それを受け取る
万木春海:「それじゃ、即席なれど」
万木春海:「我々無敵のチーム結成を祝って」
万木春海:「とっちめるぞーーー!」
万木春海:乾杯!
伏見未雨:「おー」乾杯
君臣ユウ:「お、おおー」乾杯
GM:かしましくもまっすぐに
GM:三者三様の決意の声が響いた。


GM:シーン終了、ロイスのみ可能です。
万木春海:君臣ユウ→ ○友好/ひよわ
君臣ユウ:ひよわ……

OP4…姫島葵

GM:シーンPC:姫島葵 他、登場不可
GM:登場侵蝕は必要ありません。
GM:このシーンではOP1に続いて、転校した日の昼休みなどに伏見さんと会話をしてもらいます。
姫島・葵:あいー
GM:シチュエーションの希望はありますか?
GM:特になければ学校案内とかの名目で誰も居ない教室とか中庭とかでご飯を食べる感じに行きます
姫島・葵:屋上が空いてたら屋上でお昼を食べたいです
姫島・葵:お昼を食べたいです
GM:空いてました。では屋上で。


GM:【中学校 屋上】 
GM:伏見未雨が転校してきた日。
GM:君は先生に頼まれた通り、学校内部を案内したり、教室や購買を紹介していました。
GM:現在は屋上に来ています。季節柄か、君たち以外には居ないようだ。
GM:人工芝が敷かれ、休憩用のベンチなどもあります。
伏見未雨:「屋上って、開放されてる学校とされてない学校があるよね」
伏見未雨:持参の巾着袋を持ちながら、そんなことを話しかける。
姫島・葵:「……ここはされてるんだよ」
姫島・葵:コンビニ袋を僕は持っていた
姫島・葵:それから、制服の上着を脱いで彼女によこす
姫島・葵:「寒かったら……その……」
伏見未雨:「おや、ありがとう。」その上着を受取る。
伏見未雨:「でもこれだとヒメが寒くないかい?」
姫島・葵:君がいるとなんだかポカポカする……とは言えるわけもなく
姫島・葵:「いいんだよ」
伏見未雨:「ふーん?では遠慮なく」
伏見未雨:肩の上から羽織るように。
伏見未雨:「しかし、なんだね」
伏見未雨:「久しぶりだね、ヒメ」「……はは、朝も言ったかなこれ」
姫島・葵:「……ほんとうに、久しぶりで……びっくりしたな……」
姫島・葵:「……女の子だったなんて」
姫島・葵:いや、未雨なんて名前女の子であると思った方が的確だとは……葵が言うべきでは無いかもしれないが
伏見未雨:「うん?なにかひどいことを言われてないかい?」
伏見未雨:首をかしげる動作に髪が揺れる。
姫島・葵:「な……ちがっ、そんな話……昔はしなかったろ」
姫島・葵:もっと、優しく花を扱うように接していればよかったと思う
伏見未雨:「ふふ、それもそうだ。お互い、わざわざ性別も確認しなかったしね。」
伏見未雨:「小学校も違ったし……あぁ、そうだ」
伏見未雨:ぽん、と手を打つ。
姫島・葵:「?」
伏見未雨:ぴ、と指差して
伏見未雨:「『お前、男だったのかー』」
伏見未雨:棒読み。
伏見未雨:「みたいな。」
姫島・葵:「……意趣返しののつもりかな? 怒ってるのなら、謝るよ」
伏見未雨:「ふふ、こちらこそ怒ったならごめんよ?」
伏見未雨:「ヒメに、アオイなんていうものだから、ボクもてっきり異性だとは思ってなかったんだよ」
姫島・葵:「……そればっかりは親のセンスだよ」
姫島・葵:「男の僕は嫌かな……?」
伏見未雨:「そうなるね。親に振り回されるのも大変だ。」
伏見未雨:「そっちこそ。女のボクはいやかい?」
姫島・葵:墓穴、アウツ、赤面
姫島・葵:「……い、いやじゃあない、が……」
伏見未雨:巾着からお弁当を取り出す。小さめの弁当箱に、卵焼きやプチトマト。
伏見未雨:「なら、ボクからの答えもそれにまとめておいてくれ」
伏見未雨:カラフルな楊枝を刺して、それを口に運んでいる。
姫島・葵:「ん」
姫島・葵:コンビニ袋からサンドウィッチを取り出して口に運ぶ
伏見未雨:「ヒメも、最近転校してきたんだってね。」
伏見未雨:「この学校には、長く居るつもり?」
姫島・葵:「……普通は長く居るものじゃあないかな」
姫島・葵:「転勤族でもなければ」
伏見未雨:「そしてお互い転勤族なわけだ」
姫島・葵:「……せっかくまた会えたのに、別れる時のことなんて考えたくない」
伏見未雨:「嬉しいことを言うじゃないか」
伏見未雨:「不思議な偶然だけど、こうして会えたのもなにかの縁だ」
伏見未雨:「また、仲良くしてくれるかい?」
姫島・葵:僕は目を見る、想いを伝えるために必要な事だから
姫島・葵:「言わなくても、分かって欲しい」
姫島・葵:あの時言えなかった『さよなら』を忘れさせて欲しい
姫島・葵:風が吹く、やはりその風は冷たいもので
姫島・葵:「へくちっ」
姫島・葵:きっとこの感情は寒くて人肌恋しくなってるからだと、言い聞かせた


GM:シーン終了、ロイスのみ可能です。
姫島・葵:伏見さんへのN感情を心臓に悪い!→「さよなら」は求めないで欲しいに変更で……

ミドル1

GM
//=====================
// ミドル1
//=====================

GM:シーンPC:姫島葵。全員登場
GM:姫島くんは登場侵蝕なしです
GM:また、これ以降のシーンは登場侵蝕を1d10または1d3+3で選択して振ることが出来ます。
GM:好きな方を選んでね。
漆城春渦 :1d3+3+36
DoubleCross : (1D3+3+36) → 1[1]+3+36 → 40

万木春海:1d10+35
DoubleCross : (1D10+35) → 1[1]+35 → 36



GM:放課後。
GM:一日の授業を終えて、めいめいに帰宅の準備を始める同級生たちに混じって、姫島くんは一緒に下校に誘われました
伏見未雨:「ヒメ。途中まで一緒に帰ろう」
男子生徒:「………!?」
GM:というわけで。
GM:あなた達は今下校の最中です。
姫島・葵:アイツら……みーくんに色目を……?
GM:君かもしれませんよ
GM:というわけでクラスメイトたちの姿もまばらになり、
GM:人通りの少ない、静かな路地に居ます。
伏見未雨:「初日に人気者になれるのは、転校生の特権みたいなものだね」
姫島・葵:「……そう、だね」
伏見未雨:別の学校で使ってたであろうリュックを背負いながら隣で歩いてます。
伏見未雨:「ヒメのときはどうだった?転校初日。」
姫島・葵:あんまり歓迎したいことではないが、ないが
姫島・葵:「……初めだけさ、僕と話せばみんな取っ付きにくいと思うものだよ」
伏見未雨:「そのおかげで、ボクが独占しちゃってるわけだ」
姫島・葵:「……みーくんは良い奴だからね」
伏見未雨:「……そう、見えるかな」
姫島・葵:「そうじゃないというのなら、僕の心に留めておこう」
伏見未雨:「ふふ、ボクにもボクなりに悩みがあるということさ」
姫島・葵:「いや、少なくとも。何がどうなろうと君は良い奴で」
姫島・葵:「君のために出来ることがあるなら……と思ってるとは言っておこうかな」
伏見未雨:「…………ふふ」
伏見未雨:その言葉に、なにか返そうとして
"鍛鉄の座":「こんにちは」
"鍛鉄の座":するりと自然に、目の前に。
"鍛鉄の座":メガネを掛けた黒髪の青年が現れた
"鍛鉄の座":「君たちはこの辺の子かな。少し、道を訪ねたいのだけど」
伏見未雨:「─────ッ」表情が強ばる
姫島・葵:「……なにか」
姫島・葵:僕は帽子を目深に被った
伏見未雨:「ヒメ。」
伏見未雨:「ボクの、知り合いだ」
伏見未雨:「………何も聞かずに、逃げてくれないか」
姫島・葵:「……」
姫島・葵:「嫌だと言ったら?」
伏見未雨:「それは……」
"鍛鉄の座":「あぁ、安心していいよ」
"鍛鉄の座":「儲けにならないことはしない主義なんだ」
"鍛鉄の座":《ワーディング》
"鍛鉄の座":目の前の青年から、目に見えない威圧感。本能に訴えかけるなにかが放出される。
姫島・葵:「そんな顔をしておいて……!」
"鍛鉄の座":それは、姫島葵。普通の中学生である貴方には、こらえきれないほどの圧だ。
"鍛鉄の座":逃げようにも、膝が崩れる。その場にへたり込んでしまう。それほどの、なにか。
"鍛鉄の座":それが、貴方に向けられている
姫島・葵:「な、あ……」
姫島・葵:「みーく……」
姫島・葵:なんとか、隣にいる彼女の手を引こうと意識を回す
伏見未雨:「ヒメ……!」
"鍛鉄の座":「おや、気を失わないか。流石というべきかな。はは、知らないけど」
"鍛鉄の座":「儲けにならないことはしない主義だけど」
"鍛鉄の座":するり、と。コートの内側から、日常には場違いな直剣が取り出される。
姫島・葵:こいつは普通じゃない……こんなもの、人間が持っていいものじゃない
"鍛鉄の座":「儲けになるならするんだ。悪いね。思ってないけど。」
"鍛鉄の座":かつかつ、と。自然に歩み寄り、それを振りかぶって。
姫島・葵:みーくんが危ないのに、逃げるべきはきっと彼女なのに、僕は
"鍛鉄の座":振り下ろす。
伏見未雨:その体を突き飛ばすように
伏見未雨:刃の間に体を入れる
"鍛鉄の座": ザ シュッ
"鍛鉄の座":君の目の前で、友人の体から鮮血が吹き出した
姫島・葵:「み、く」
伏見未雨:「逃、げ………」
伏見未雨:つぶやきは声にならず、地面に倒れる
姫島・葵:「な、何やってるんだ!」
"鍛鉄の座":「何って仕事だよ、少年」
姫島・葵:「こんなこと……! みーくんを! 僕の……!」
"鍛鉄の座":「俺だって本当はやりたくないんだ。仕事ってのはやりたくないことをイヤイヤやるものだからね」
姫島・葵:内蔵を吐き出しそうだ、逃げたい。今すぐにでも、彼女が言ったように
姫島・葵:だが、こいつを許しちゃいけないそう思う。故に
姫島・葵:僕は地面を蹴り、掴みかかろうとしていた
"鍛鉄の座":「良い判断だ。度胸がある」
"鍛鉄の座":その掴みかかる腕をいなして
"鍛鉄の座":「だから死んでくれ」
"鍛鉄の座":ぞぶりと、剣をその体に突き刺した
姫島・葵:「ぐ……あ……ぁ……、」
姫島・葵:痛い、熱い、痛い、痛い、痛い痛い痛い、熱い痛い痛い
姫島・葵:死ぬ、きっと僕も死ぬのだろう、ここでみーくんだけでなく、この世界と別れるのだろう
姫島・葵:鼓動が早くなる、血が抜ける、冷たくなる、きっと、きっと、死んでしまう
姫島・葵:どくん
姫島・葵:「あ、ぐ……ああ……!」
姫島・葵:許されるなら、もう一度、みーくんと話したい。まだ、言えていない言葉があるんだ
姫島・葵:「みーくん……!」
姫島・葵:どくん
姫島・葵:気付けば、僕の体は浮いていた、死んだからでは無い
姫島・葵:何かが起きて……
姫島・葵:「返せ……僕のみーくんを……返せ!」
姫島・葵:振り向き、男の方を向き、内から湧き出す、大きな何かを吐き出す
姫島・葵:空間が歪み、ひとつの塊になって男の体を刺すように、撃つ
"鍛鉄の座":「悪いとは思ってるんだぜ?そっちは刺すつもりはなかったんだ、ほんとだよ」
"鍛鉄の座":剣を持っていない左手を突き出す。身体の前に。
"鍛鉄の座":反撃に対して胴体ではなく、その左腕を犠牲にする。
"鍛鉄の座":「……痛"ァ」
"鍛鉄の座":ぼたりぼたりと、赤い血液が滴り落ちた
"鍛鉄の座":「ったく、ほんとに初心者か?まぁいいや。今回はこのへんで…」
姫島・葵:「はぁー……はぁー……みーくんを……!」
漆城春渦 :浮かぶ少年の、その上を飛び越える影がある。
漆城春渦 :猛禽−−あるいは翼竜じみた巨大な影。金髪を揺らし、丸太のような脚を振り上げ、
漆城春渦 :「−−《逆坤貫》」  さながらそれは、投げ放たれた槍。爪先が、うすら笑いを浮かべる鍛鉄を狙う。
"鍛鉄の座":「おっと、早い」
"鍛鉄の座":剣の先。それを合わせるように、あるいは急所を守るように払った剣が、爪先とぶつかる。
"鍛鉄の座":そのまま弾き飛ばされるように、その体が2度、たたらを踏んで後方に下がる
漆城春渦 :ガキュ。剣の鎬が、丸く抉り取られる。
"鍛鉄の座":「………まったく、現場要員に至るまで練度だけは高いんだから嫌になる」
漆城春渦 :その勢いのまま、アスファルトにめり込みながら着地する。「ちょっと遅かったわね」
"鍛鉄の座":剣の欠けを調べ、ぶんと振るう。それだけで損傷箇所が既に埋められている。
姫島・葵:「貴方は……」
漆城春渦 :「あの男の敵。アナタたち、オーヴァードね」
万木春海:「フフンッ」
万木春海:ふわり、と少女が眼前に降り立つ、葵の鼻先を薄い金の毛先がくすぐる
万木春海:「みゅーちゃん、連絡が、雑!」
万木春海:「まぁ、それだけひっぱくした事態だったってことかな」
万木春海:葵の顔を覗き込む
姫島・葵:「オ……ヴァ……?」
姫島・葵:「み、みーくんが!」
姫島・葵:足を動かす、宙をかく……なんで動けないんだ
万木春海:好奇心に満ちた、紫の視線が君を見据える
万木春海:「ん、がんばったね」
万木春海:「ほら、大丈夫だよ」
伏見未雨:倒れている身体。気絶し服が血に塗れているが、既に流血はしていない。
漆城春渦 :追撃は行わず、相手の出方を見ている。例の剣撃を警戒している。
伏見未雨:《リザレクト》が始まっている。
万木春海:「『大事なところ』『たまたま』ぜんぶ『外してるみたい』」
万木春海:ぺたぺたと無遠慮に撫で回す
姫島・葵:「わぷ……」
姫島・葵:「な、なでな……みーく……」
"鍛鉄の座":「超人。逸脱者。あるいはスーパーヒーロー」
"鍛鉄の座":「露悪的に言えば化け物でもいいですよ、少年。オーヴァードとはね」
漆城春渦 :「あら、まさか目覚めたて?」
"鍛鉄の座":剣の血振りを済ませる。曇りなき輝きが復活する。
漆城春渦 :「じゃあ、浮いてない方が《アトピア》かしら」
万木春海:「あんなの無視無視、ほらほら行きなって、もう『立てる』、でしょ?」
万木春海:ニヤリ、と笑いかける
"鍛鉄の座":「あぁ、それは困ります」
"鍛鉄の座":剣をそちらに向ける
"鍛鉄の座":「いい機会だ」
"鍛鉄の座":「戦う方法を、知ってもらいましょう」
GM:そんな感じで
GM:ミドル戦闘を開始します。
漆城春渦 :いきなり!
GM:敵がいるんだぞ!
万木春海:ワオワオ!
姫島・葵:切り刻んでやる
漆城春渦 :スパルタじゃん
GM:まずはエンゲージ。鍛鉄の座が5m先。PCたちは人まとまりです。
GM:《アトピア》は戦闘に参加せず、対象に取られません。
GM: 

"鍛鉄の座"[8]
(5m)
姫島[10]、万木[7]、漆城[5]

GM:そして
GM:姫島くんは新たに生まれた能力、活性化したレネゲイドが体中を駆け巡り、『自覚症状』が出ることを感じるでしょう。
GM:衝動判定。難易度は9です。姫島くんのみ。
姫島・葵:4dx+1>=9
DoubleCross : (4R10+1[10]>=9) → 9[2,5,8,9]+1 → 10 → 成功

GM:侵蝕率も2d10でプラスしてね~
姫島・葵:僕の侵蝕率は+19(2d10->10,9)されている(侵蝕率:32->51)
GM:では戦闘を開始します
GM: 
GM:セットアップ!
"鍛鉄の座":セットアップなし。
漆城春渦 :《氷の茨》! 
万木春海:セッターップ!
万木春海:力場の形成、ここは折角なので葵くんへ
漆城春渦 :侵蝕40→43 このラウンド間、同エンゲージから離れた相手に5dダメージ。
姫島・葵:ありがとうございます、セットアップは無いです
GM:ではイニシアチブ。
GM:行動値10。姫島くんから。
万木春海:+10の攻撃修正 侵食+3!
姫島・葵:マイナーで先頭移動、5m下がりまして
姫島・葵:メジャー コンボ:《落星》 《コンセントレイト》《黒の鉄槌》《紡ぎの魔眼《黒星の門》》
姫島・葵:対象は鍛鉄の座で
GM:判定どうぞ
姫島・葵:11dx8+4
DoubleCross : (11R10+4[8]) → 10[1,1,2,2,2,4,4,5,7,8,9]+10[3,10]+5[5]+4 → 29

姫島・葵:んー1足りない
"鍛鉄の座":ガード。
姫島・葵:3d10+16+10 装甲有効
DoubleCross : (3D10+16+10) → 12[2,4,6]+16+10 → 38

"鍛鉄の座":装甲ガードで26点通し。まだ生きてる。
GM:演出どうぞ
万木春海:混ざってもいいかな!
姫島・葵:大丈夫です!
GM:支援演出もやっていきな!
万木春海:「傷なんてホラ、もう大丈夫でしょ?」
万木春海:万木の声はまるで横に立つように響く
万木春海:「色々と……混乱してるかもね」
万木春海:「私もそうだったよ」
万木春海:「や、もっとひどかったかな、めちゃめちゃだったな」
万木春海:「きみはラッキーですね」
姫島・葵:「……ありがとう、ございます?」
万木春海:「大ヴェテランの私が、お助けしてやりましょう」
万木春海:「さっきのアレ、見てたよ」
万木春海:「なかなかだったじゃん」
万木春海:「でもね、もっとできる、そのはずだよ」
万木春海:「きみのなかに、なにがある?怖がらないで、それを見て」
姫島・葵:「……僕の中……」
万木春海:「大丈夫、それはきみの『味方』、だよ」
万木春海:万木の少しざらついた声が葵を撫ぜ、くすぐる
万木春海:それが胸の奥にスゥ、と溶けるような感覚
姫島・葵:「……はい!」
姫島・葵:帽子を被りなおす、憎い男を見る。ゆっくりと深く呼吸する
姫島・葵:「こう、だ」
姫島・葵:力は一点に、振り回すのではなく、当てるように
姫島・葵:これは栞を本に差し込むのとそう変わらない
姫島・葵:あるべき場所に置くように、刺し込む
万木春海:「よおし、かませッ!」
万木春海:「大丈夫、それは『当たる』よ」
姫島・葵:「お前には……さよならを言える!」
万木春海:スッと、見えない手が葵に添えられるような感覚
姫島・葵:雨が降るように等間隔に落ちる直線、それが見えたらそこには必ず
姫島・葵:集中した斬撃が落ちる!
"鍛鉄の座":「それは困るな」剣を構える
"鍛鉄の座":「痛いのは苦手なんだ」
"鍛鉄の座":それが振るわれる。敵に対してではない。
"鍛鉄の座":ザシュッ。既に捻じくれた、自分の左腕を切り落とす
"鍛鉄の座":その左腕を、直線の間に「置く」
"鍛鉄の座":身代わりとなるように、左腕のみが斬撃を『受けた』
万木春海:「うげ!何その思い切り!」
姫島・葵:「……!」
"鍛鉄の座":「胴体よりは末端の方が再生が楽なんだ」
"鍛鉄の座":肩口からの流血。それが収まり、みちみちと新たな腕が生える。
"鍛鉄の座":感覚を確かめるように握って「こんなものか」
万木春海:「うへーミミズ人間!!エンガチョ!!」
万木春海:ポイポイと石を投げる、そもそも届いていない
"鍛鉄の座":「キミも出来るよ。やってみるかい」
GM:イニシアチブ8。
GM:鍛鉄の座の行動。
万木春海:「え、私そういうのNGなんで……」
"鍛鉄の座":マイナーで戦闘移動。万木・漆城にエンゲージ。
GM: 

"鍛鉄の座"[8]、万木[7]、漆城[5]
(5m)
姫島[10]

"鍛鉄の座":メジャーで【▼試作五八式・限定機構】《コンセントレイト》+《カスタマイズ》+《キガンティックモード》
"鍛鉄の座":二人に範囲攻撃。武器は西洋剣(+99)を使用。
"鍛鉄の座":11dx7
DoubleCross : (11R10[7]) → 10[2,2,3,4,4,5,5,5,6,6,9]+2[2] → 12

"鍛鉄の座":《剣精の手》
"鍛鉄の座":そして技能分忘れで+4
"鍛鉄の座":1dx7+24
DoubleCross : (1R10+24[7]) → 5[5]+24 → 29

"鍛鉄の座":リアクションどうぞ
漆城春渦 :ドッジ!
漆城春渦 :3dx+1
DoubleCross : (3R10+1[10]) → 5[1,4,5]+1 → 6

漆城春渦 :はいだめ
万木春海:うおードッジ!
万木春海:1dx
DoubleCross : (1R10[10]) → 6[6] → 6

万木春海:そりゃあそう
"鍛鉄の座":ではダメージ
"鍛鉄の座":3d10+400
DoubleCross : (3D10+400) → 21[7,7,7]+400 → 421

"鍛鉄の座":装甲有効です。
万木春海:ばーかばーか!
漆城春渦 :ちょっと何言ってるかわかりませんね
"鍛鉄の座":西洋剣にはエピックが99個適用されていますのでギガンティックモードの破壊は無効
"鍛鉄の座":残り98回。
姫島・葵:下がってて良かったな……
漆城春渦 :wwww
漆城春渦 :ばか!
万木春海:細切れです!
漆城春渦 :リザレクト!
万木春海:リザレクト!
漆城春渦 :43+1d10
DoubleCross : (43+1D10) → 43+7[7] → 50

万木春海:39+1d10
DoubleCross : (39+1D10) → 39+9[9] → 48

GM:では演出。
"鍛鉄の座": 
"鍛鉄の座":「俺は、剣を作るのが本職なんだけどね」
"鍛鉄の座":片手に構えた剣を引いて、脇下に差し込むように溜める
"鍛鉄の座":「だからあんまり、剣戟とかは期待しないでくれ」
"鍛鉄の座":ダン、と一歩踏み込むままに距離を詰める。
"鍛鉄の座":走る速度のまま剣を射出するように、斜めの軌道で剣を振る。
"鍛鉄の座":ピ、と言う音は。音すらを切り落とす理外の一刀
"鍛鉄の座":目の前の二人の体を横薙ぎに両断した
漆城春渦 :「−−−−ッ!」 袈裟がけに身体を引き裂かれ、吹き飛ばされる。
万木春海:理外の速度だった
万木春海:自分の中を何かが通り抜け
万木春海:「(あ……ヤバ)」
万木春海:斬撃が、弾ける、体内で……このままだと
万木春海:否定せねばならない
漆城春渦 :「ぐっ……!」 両断され、勢いのままズレる骨。内臓。脊髄。「−−ひゅ、うっ」
万木春海:「(当たらなかった!……はだめかもう斬られてる)」
万木春海:「こんなもんじゃ……私は『死ななッ」
漆城春渦 :呼吸法。裡に溢れる活力が、断裂した筋肉を再生させ、外から支える。
万木春海:いの音が言えたかは定かでない
万木春海:衝撃に弾け飛ぶ
万木春海:地べたと視線の高さが合一し
万木春海:ああ生きている、なら言い切れたのだろう
漆城春渦 :「こんなっもん、鍛えといて……よくもまあ、売る気になるもんだわ……!」
万木春海:「ッぁ……」
漆城春渦 :「マキちゃん! まだ繋がってるわね!」
万木春海:フラフラと立ち上がり
"鍛鉄の座":「安心してくれ、非売品だよ。俺は弱いからね。武器ぐらいは良いものを持たなきゃ」
"鍛鉄の座":「まだ量産には至って無くてね。」
万木春海:「え、すごグラサンのひと、今ので生きてるの!?」
万木春海:素っ頓狂な声をあげる
漆城春渦 :「身体なんて投げ棄てる前提で鍛えるのが《震天法》よ……」
万木春海:「ひょえーー」
GM:イニシアチブ7、万木さんの手番です。
万木春海:「めちゃめちゃなもの持ってますねほんと、それ私にくださいよ」
万木春海:導きの華 対象は次の漆城さんへ
万木春海:+10の修正 侵食4
万木春海:以上です
漆城春渦 :ありがたし!
"鍛鉄の座":「売れるほどコストダウンしたいんだけどね、俺も」
万木春海:「やっぱ無しですね、そんなものが出回ったら最強を目指す意味が無くなってしまいます」
万木春海:「ダブルハルの初陣ですよ」
万木春海:「『やーーーっちまえーーーー!!』」
GM:イニシアチブ5、漆城さんの手番。
漆城春渦 :マイナーなし。メジャーで《コンセ:バロール》《瞬速の刃》オートで《紡ぎの魔眼》。
漆城春渦 :鍛鉄野郎に攻撃します
漆城春渦 :10dx8+14
DoubleCross : (10R10+14[8]) → 10[1,4,4,4,6,6,6,9,9,10]+10[1,8,10]+10[3,9]+10[10]+10[9]+2[2]+14 → 66

"鍛鉄の座":ガード。
漆城春渦 :7d10+14
DoubleCross : (7D10+14) → 39[1,10,8,1,7,6,6]+14 → 53

漆城春渦 :シザーリッパーの効果で装甲値一つ無視します。
漆城春渦 :ダメージが通ったら、2m後退させます 私たちのエンゲージから出て行け!
"鍛鉄の座":無視されて49ダメージ通ります!
漆城春渦 :では更に追加ダメージ5d
漆城春渦 :5d10
DoubleCross : (5D10) → 24[5,6,2,3,8] → 24

"鍛鉄の座":死ぬが……?
"鍛鉄の座":そして戦闘不能。
???:そして次の手番で《時空の裂け目》
???:戦闘不能になった鍛鉄の座が回収されます
GM:戦闘終了。
GM:演出どうぞ。
漆城春渦 :万木さんの言葉に、小さく笑う。「フフッ。そうねえ−−未来の最強ちゃんに言われたら、仕方ないわ」
漆城春渦 :吐血と両断で濁った赤に染まったシャツを引き裂いて。
漆城春渦 :「ひゅ」  ステップを踏むように、   「−−−−うっ」    
漆城春渦 :膨大な圧を掛けられたアスファルトが流体化し。その上を滑る。
漆城春渦 :−−震天法の蹴りは、「棄脚」と称される。
漆城春渦 :鍛え上げ、鋼をも穿ち、大樹の如く精強に練り上げられた脚を、
漆城春渦 :一撃ごとに「放り棄てる」程の、全力の気を込めて撃つ。
漆城春渦 :だから、これは奥義ではなく。必殺技でもなく。
漆城春渦 :「《裏卦溌》」  アスファルトの上を滑り、加速した後ろ回し蹴りが 
"鍛鉄の座":───特異な能力があるわけではない。その身体能力は、一般的なオーヴァードの域をでない。
"鍛鉄の座":どうにかこうにか、迫りくる死に、手にした鉄をあわせる。
漆城春渦 :鍛鉄の座を、構えた極限の刀を、穿ち抜く。
"鍛鉄の座":全身全霊をかけて、出来ることはそれだけだ
"鍛鉄の座":「ガッ、ハッ!?」
"鍛鉄の座":触れた箇所から、衝撃が全身を打つ。
"鍛鉄の座":受けた剣を持つ腕が変な方向に捻れ曲り、その身体がゴミのように飛ばされる
漆城春渦 :そして浮いた相手に、更なる套路(コンビネーション)が向かう。
"鍛鉄の座":(………まずい)
"鍛鉄の座":剣とは、相手を切り落とすためのもので
"鍛鉄の座":防御には向いていない
万木春海:「(まだ、何かやろうとしてますね)」
万木春海:「それ、『やめてもらいます』」
"鍛鉄の座":向かってくる相手を見る。
漆城春渦 :「−−乾祓」 アスファルトを滑り走る。逆側の足で、浮いた相手の背中側から、更に高く蹴り上げる!
"鍛鉄の座":動きが見えずとも、向かってくる直線の動きに合わせようとした剣が、動かない。
"鍛鉄の座":ただ背骨の折れる音と流れる景色だけが、眼鏡の向こうに見えた。
"鍛鉄の座":「死んだか、コレ」
万木春海:「次生えてくるのが綺麗な心だと良いですね」
姫島・葵:「……やったの、か……?」
漆城春渦 :粉砕した背骨の感触。完全に入った。震天法に二度の空蹴りはない−−
"鍛鉄の座":背骨が折れて、感覚が麻痺している。
"鍛鉄の座":なんとか言い返そうと開いた口から、ごぽりと血液が溢れて
"鍛鉄の座":高度が頂点に達した身体が停止し、落下して……
???:────ばつんっ
"鍛鉄の座":その中途で消えた。
"鍛鉄の座":たたたん、という軽い音と共に、取り残された喀血のみがアスファルトに染みる。
万木春海:「……」
万木春海:「?」
姫島・葵:「……きえ、た」
万木春海:呆けた顔で、宙を眺める
万木春海:「え……なに」
君臣ユウ:少し遅れて、その場に微かな虹の風が吹く。
万木春海:「逃げた……?」
君臣ユウ:「無事ですか!戦闘は……!」
君臣ユウ:金髪碧眼の少年があたりを見回して
君臣ユウ:「………終わった後、みたいですね」
漆城春渦 :「新手か」 一瞬、笑みが消えたまま宙を睨んで。「−−ふうっ、まあ、良かったわ」
漆城春渦 :「あんまり、町中で戦わせたい手合いじゃないもの~」
万木春海:「あ、ジューヤクシュッキン!」
姫島・葵:「だ、誰ですか貴方いったい……」
姫島・葵:金髪碧眼……? ハーフか?
万木春海:「もうダブルのハルとこちらのハンサムボーイで片付けちゃいましたよー、だ」
君臣ユウ:「う、すみません……報告とか、色々…」重役出勤。
君臣ユウ:「………ええと、コホン。ともかく」
万木春海:いーと、歯を見せる
君臣ユウ:「巻き込まれた人も居るようですし、UGNの人員もコチラに向かってくれてます。」
君臣ユウ:「……ひとまず、支部まで移動しましょうか」
姫島・葵:「そうだ! みーくん!」
漆城春渦 :「そうねえ。とりあえず怪我人もいるし」
伏見未雨:気絶しているが、ケガはある程度回復している。
伏見未雨:支部で治療を受ければ命に支障はないだろう。
姫島・葵:思わず彼女を抱きしめた
漆城春渦 :「皆の服も新調しなきゃ! ユウちゃん、お願いね~?」
君臣ユウ:「はい。治療設備の準備も手配しておきました」
姫島・葵:そして、自分が何をしているのかを思い出して、離れて
姫島・葵:深呼吸して
君臣ユウ:「服については……」少し目をそらして。
君臣ユウ:「……」
君臣ユウ:「なんとかします」
万木春海:「流石、手配とか得意そうな顔してそうなだけあるなー」
万木春海:「服もなんとかしちゃうんだろうなー」
姫島・葵:「……良かった。本当に……よかった……」
万木春海:てててと葵に駆け寄り
万木春海:「ほらほら、それもいいけど今は撤収撤収」
姫島・葵:「ぼ、僕はなにも……!」
万木春海:「ちゃんとお医者様もいるとこだからさ」
GM:迅速に、あるいはかしましく。
GM:君たちはその場を後にした。


GM:シーン終了、ロイスと購入が可能です。
万木春海:姫島・葵→○興味/心配
漆城春渦 :とりあえず保留で~
漆城春渦 :購入、強化素材
姫島・葵:鍛鉄の座 ……/〇許さないで
漆城春渦 :紡ぎの魔眼使用。50→51
漆城春渦 :5dx>15
DoubleCross : (5R10[10]>15) → 9[1,2,5,7,9] → 9 → 失敗

漆城春渦 :はい以上
姫島・葵:メジャーあげ忘れてたので……
姫島・葵:僕の侵蝕率は+6されている(侵蝕率:51->57)
姫島・葵:購入はひとまずボテマを
姫島・葵:《紡ぎの魔眼》
姫島・葵:姫島・葵の侵蝕率+1(侵蝕率:57->58)
姫島・葵:5dx>=12
DoubleCross : (5R10[10]>=12) → 9[1,2,2,8,9] → 9 → 失敗

万木春海:同じくアーマーで
万木春海:3dx+1>=12
DoubleCross : (3R10+1[10]>=12) → 8[6,7,8]+1 → 9 → 失敗

ミドル2

GM
//=====================
// ミドル2
//=====================

GM:シーンPC:漆城春渦 ほか全員登場
GM:登場侵蝕をどうぞ。
万木春海:1d10+52
DoubleCross : (1D10+52) → 2[2]+52 → 54

姫島・葵:僕の侵蝕率は+9(1d10->9)されている(侵蝕率:58->67)
漆城春渦 :1d10+51
DoubleCross : (1D10+51) → 8[8]+51 → 59

GM:このシーンでは、支部に戻って伏見さんは治療を受けたり君臣が事後処理をしてるので
GM:PC3人で集まって姫島くんにチュートリアルをしたり、皆で仲良くなってもらいます。
GM:場所は希望がなければ適当な会議室とかになりますが、何か希望あります?
GM:なさげなら会議室で行きますね~


GM:戦闘の後、第九支部へ撤収したあなた達。
GM:傷を受けた伏見は治療を受け、一命をとりとめているが、まだ意識が回復していない。
GM:正規人員として手続きをするために君臣もまた奔走している。
GM:となれば、外部協力者である漆城さんと万木さん、そして新しく目覚めた姫島くんは手持ち無沙汰となり、会議室に集められていた。
GM:【第九支部 会議室】
万木春海:「きみがこうしてオーヴァードとして覚醒しちゃった以上」
万木春海:「残念だけど、今まで通りの生活ってやつは、難しいと思うな」
万木春海:「どー説明したら良いんでしょう…」
姫島・葵:「そう、ですか」
漆城春渦 :「んー。確認だけど」
姫島・葵:「……こんなものを持てばそれも当然だとは思いますが……はい?」
万木春海:「住んでる街で突然戦争がはじまっちゃった?みたいな?」
漆城春渦 :「葵ちゃんだったかしら。全く覚えはないのよね? あの男も、未雨ちゃんとも?」
万木春海:「そーいうお腹のくくりかたが必要かもですね」
万木春海:「そうそう、なんで絡まれてたんですかあのミミズ男に」
姫島・葵:「みーく……伏見さんは自分の知り合いとは言ってましたけど」
万木春海:「こっちからいくら探しても出てこなかったのに」
姫島・葵:「あの子は今日転校してきて……それ以前は僕も全く」
万木春海:「知り合い……?といえば知り合い?」
万木春海:「んでもあっちはこっちのこと知ってるの?なんかちょっと変な表現」
万木春海:「ん、あのですね」
姫島・葵:……もしも、彼女の持つ悩みがあの男に関わることなのだとしたら、僕はどうするべきなのだろうか
漆城春渦 :「じゃあ完全に一からねえ。ベアちゃん拾った時のこと思い出すわあ」
万木春海:「みゅーちゃん、伏見さんは私たちとチームを組んで悪党を探していたんです」
万木春海:「その悪党ってのが他ならぬあの怪人ミミズ男、"鍛鉄の座"とか言ったっけかな……」
万木春海:組み合わせた両の指をグニャグニャと回しながら
姫島・葵:「なるほど……」
万木春海:「絡まれた心当たりはないんですよね?」
姫島・葵:ミミズ男、なるほど実に怪人らしい。彼女の言語的感性が光っている気がする
姫島・葵:「ない、です。少なくとも……僕には」
万木春海:「なんだろ、こっちが探してることを知って、せんせー攻撃を仕掛けてきた…とか?」
万木春海:どう思います?と春渦へ首をかしげる
漆城春渦 :「ううん、伏見ちゃんが追ってた相手なんでしょ? 理屈は通る気はするわねえ」
漆城春渦 :「本人が起きてから確認かしら。で……」
姫島・葵:「みーくん……」
漆城春渦 :近くのホワイトボードを持ってくる。マジックで描き始める。
漆城春渦 :「軽い前提を話しておくわね。私やマキちゃん、あの眼鏡男、……そして、今日からアナタも」
漆城春渦 :「フツーの人とは違う、特別な力に目覚めたものを『超越者(オーヴァード)』と呼ばれるの」
姫島・葵:「オーヴァード」
漆城春渦 :『オーヴァード♡』 と描いた文字を中心に、大きめの円を描く。
姫島・葵:……茶目っ気のある人だなぁ
漆城春渦 :「力自体の説明は、今後の訓練でするとして……」
漆城春渦 :「おおまかに、二つの組織があるわ。オーヴァードの力を自由に振るって、世界を変えようとする組織、『FH』」
漆城春渦 :「逆に、その力を隠して、社会に与える影響をなるだけ抑えようとする組織が、ここ。『UGN』」
姫島・葵:「みなさんや伏見さんはUGN……」
漆城春渦 :大きな円の中に、トゲトゲした枠で覆った『FH』と、ふわふわした線で囲った『UGN』を描く。
漆城春渦 :「そ。まあアタシは、正確にはお手伝いさんだけどね~」 ウィンク
姫島・葵:……ウインクされてしまった、みーくんよりも先に
万木春海:「うん、別にどっちかに必ず入らないといけないってわけじゃあないんですよ」
万木春海:「その分の苦労ってのも、ありますけどね当然」
姫島・葵:「……そう、ですか」
漆城春渦 :「アナタはどっちがいい?」
姫島・葵:「……正直、複雑です。これに目覚めたことも、この荷物を背負わないといけないことも」
姫島・葵:「それに、この状況でFHとは答えにくいとは思いますが」
万木春海:「ここは結構手厚いし、別に足抜けに違約金支払うなんてこともないので、しばらく身を置いてみてもいいんじゃないかな」
姫島・葵:「……僕はみーくんと一緒にいたいです」
姫島・葵:「それでは、ダメでしょうか」
万木春海:「ん~~~」
漆城春渦 :「面白いコねえ。自分にいきなりスーパーパワーが目覚めて」
万木春海:「それの難易度は、みゅーちゃん次第なんじゃないかな」
漆城春渦 :「世界の真実よりも、好きなコの今の方が気になって仕方ない感じ?」
万木春海:ニヤリと意地悪く笑う
漆城春渦 :「いいわねえ、オニイサンそういう子、大好物だわあ~」
姫島・葵:「んなっ……! ち、ちが!」
姫島・葵:思わず体が浮いてしまい、帽子が落ちた
姫島・葵:「だ、大事な人と言うだけで、好きだとかわそんな……!」
漆城春渦 :「いいのよ、そういうの大切よお? ホントに大切なのよねえ」
万木春海:「どっちにしろさ、あいつがなんできみに近づいたかわからない以上しばらく保護って形になると思いますので」
漆城春渦 :「力の使い方については、マキちゃんが教えた方がいいでしょうねえ」
万木春海:「いやでもその間は一緒にいられるんじゃない?」
姫島・葵:帽子を拾い、口元を隠す
姫島・葵:「でしょうか……」
万木春海:「フフフ、ハル先輩が何でも教えてあげるよ!」
姫島・葵:「……頼もしいです」
漆城春渦 :「頼もしいわあ。アタシ、能力の使い方とかは何も教えてられないからね!」
万木春海:「ハルさんのは……なんというか」
姫島・葵:……あの膂力の使い方ならばそれもそうかもしれない
万木春海:「ブドー」
姫島・葵:「真似出来ません」
万木春海:「ちょうかっこいい……」
万木春海:「しょうじきあこがれる」
姫島・葵:「……あれぐらいできるようになれば、僕も……」
万木春海:キラキラした目で見つめる
漆城春渦 :「あら! キョウミある? 嬉しいわねえ~」
万木春海:「でっかくて、イケメンで……めちゃつよい……ハリウッドの人みたい!金髪だし!」
姫島・葵:「……」
漆城春渦 :「あはははは、ホントのこと言っても何も出ないわよお~!」
漆城春渦 :うりうりと万木さんの髪を両手で弄る。
万木春海:背が高く、顔がよく、メチャ強い、その条件を同時に満たすのは万木の中ではハリウッドの人、なのである
万木春海:蹴りで岩を粉砕するのも映画で見たぞ!
姫島・葵:成人男性くらいの身長があれば僕だって……いや、顔は限度が……そもそも僕の顔では……
漆城春渦 :「とはいえ、ちょっと二人は身体が細いからねえ」
漆城春渦 :「好き嫌いせずいっぱいご飯食べて、運動して、牛乳飲む所からかしらねえ」
万木春海:うにゃうにゃと撫でられるに任せる、撫でられることには慣れている!
姫島・葵:「ぎゅ、牛乳と硬水は胃に合わないのですが……」
万木春海:「私、何でも食べられますよ!大人が火を吹く激辛担々麺だって!」
万木春海:「運動は……やってる!強くなるので……」
姫島・葵:……大丈夫だろうか
万木春海:「そのうち、あのにっくきバンスイシエリを訓練所の床に叩き伏せて参りましたって言わせるので……」
漆城春渦 :「まずは出来る所から、ね」
万木春海:「うん、牛乳も飲むね!」
姫島・葵:「……はい」
漆城春渦 :「良い子。さて、それじゃ、そろそろ眠り姫も起きたでしょうし」
漆城春渦 :「ユウちゃんを待って、様子を見にいきましょうか」


GM:シーン終了、ロイスと購入が可能です。
漆城春渦 :将来有望/万木春海/カワイイわぁ~:○/目が離せないわねえ~/ロイス
万木春海:漆城春渦→○ハリウッドスター!/こわいくらいつよい
姫島・葵:万木春海 〇よろしくお願いします/からかわないでください
姫島・葵:漆城春渦 〇強い……/からかわないでください
漆城春渦 :ミドル戦闘直後のやつ。応急手当振ります~
漆城春渦 :2dx
DoubleCross : (2R10[10]) → 9[9,9] → 9

漆城春渦 :応急手当ゲットした
万木春海:ぼでーあーまーで!
万木春海:3dx+1>12
DoubleCross : (3R10+1[10]>12) → 10[3,10,10]+9[2,9]+1 → 20 → 成功

万木春海:パワー!!
姫島・葵:ボデマ!
姫島・葵:《紡ぎの魔眼》使用
姫島・葵:6dx>=12
DoubleCross : (6R10[10]>=12) → 10[4,5,5,7,7,10]+5[5] → 15 → 成功

姫島・葵:装備!

ミドル3

GM
//=====================
// ミドル3
//=====================

GM:シーンPC:万木春海 ほか登場自由
GM:情報収集シーンです。出る人は登場侵蝕を振ってね
姫島・葵:僕の侵蝕率は+9(1d10->9)されている(侵蝕率:67->76)
漆城春渦 :1d10+59
DoubleCross : (1D10+59) → 9[9]+59 → 68

万木春海:1d10+54
DoubleCross : (1D10+54) → 6[6]+54 → 60

姫島・葵:僕の侵蝕率が高すぎる
漆城春渦 :ほんとやん
GM:大変だ。
漆城春渦 :まあ一回衝動判定してる分だよね・・・
GM:まぁOPとミドル分の登場判定とトントンとも言えます。
万木春海:がんばえー


GM:ではミドル3。情報収集シーンです。
GM:項目は以下。
GM

■【『"鍛鉄の座"について』 難易度8 <情報:UGN>、<情報:FH>、<情報:裏社会>】
■【『伏見未雨について』 難易度6 <情報:UGN>、<情報:噂話>、<知識:ヒロイン>】

GM:各人の手番で失敗した後、登場侵蝕を再度振ることで再挑戦出来ます。
GM:情報項目の開示はすべて開示された後まとめて。
姫島・葵:姫島・葵の侵蝕率+1(侵蝕率:76->77)
GM:そして、以下のNPCカードが追加されます。
GM: 

【NPCカード:君臣ユウ】
オートアクション。
PCの判定の後に使用可能。その達成値を+3する。
1ラウンド1回。

漆城春渦 :バディムーブじゃん! ユウくん覚えたの?
GM:初稼働の後、160に成長することで覚えました。成長です。
万木春海:成長期だぁ
姫島・葵:成長によって得る力
GM:優秀な周りの人が多いからね…
GM:項目と技能を宣言して、判定どうぞ~。
万木春海:ミミズ怪人の方に挑戦しよっかな
漆城春渦 :じゃあ追加情報に備えて待機しておこう
万木春海:『"鍛鉄の座"について』 難易度8 <情報:UGN> 情報収集チーム使用
万木春海:4dx+3
DoubleCross : (4R10+3[10]) → 10[1,4,4,10]+2[2]+3 → 15

万木春海:パワー!
漆城春渦 :最強!
GM:お強い
姫島・葵:ヴェテラン!
万木春海:万木ちゃんは頼りになるな~~
GM:ドンドン振っていってね~。開示はまとめてやります。
漆城春渦 :じゃあ葵くんにはヒロインを
姫島・葵:みーくん……みーくん……
万木春海:フフフ、さあきみが開けるのだ!
姫島・葵:『伏見未雨について』 難易度6 <情報:UGN>、<情報:噂話>、<知識:ヒロイン>
漆城春渦 :うそつきみーくんとピュアバロヒメちゃん
姫島・葵:項目は噂話、《紡ぎの魔眼使用》
姫島・葵:姫島・葵の侵蝕率+1(侵蝕率:77->78)
姫島・葵:6dx+2>=6
DoubleCross : (6R10+2[10]>=6) → 10[1,3,6,8,8,10]+2[2]+2 → 14 → 成功

姫島・葵:君の事、もっと知りたいな……
GM:では情報の開示!
GM

■【『"鍛鉄の座"について』 難易度8 <情報:UGN>、<情報:FH>、<情報:裏社会>】
 FHセル『ピースクラフト』に所属するFHエージェント。
 『遺産やEXに匹敵する武具を量産すること』を目的に活動している武器商人。
 元々は表立っての敵対活動を行わず、他のFHセルやUGNに敵対的な集団に武器を提供していた。
 
 上記の活動に加え、FHへの傭兵行為、一般人に被害の出る破壊活動などを行い始めた。
 また、それに巻き込まれた被害者はオーヴァードとして覚醒している。
 被害者達の共通点として、覚醒後に『賢者の石』の適合者、または『特異点』と呼ばれる特異性を有している。
 姫島葵もその一人であり、今回の標的と思われる。
 敵の目的がわからない以上、今後も狙われる可能性がある。

■【『伏見未雨について』 難易度6 <情報:UGN>、<情報:噂話>、<知識:ヒロイン>】
 幼少期にオーヴァードとして覚醒したUGNチルドレン。
 幼い頃はN市に住んでいたが、市外に引っ越した後に覚醒した。
 バロールシンドロームを有し、自らの行動の過程を省略する能力を持つ。
 
 市外において何度か"鍛鉄の座"の事件に関わり、対象がN市に活動を移すと共に自身も移籍。
 "鍛鉄の座"との戦闘で負傷し、一命をとりとめた。
 体内に負傷に依る鍛鉄の座のレネゲイドの影響が残留しており、
 現状で能力の使用・戦闘行動については危険視される。
 詳しく状況を知るためには、さらなる精密検査が必要だろう。

漆城春渦 :みうみう・・・・・
万木春海:宿敵だったのか……
GM:以上の2点になります。このシーン内での追加項目はありません。
姫島・葵:僕の『特異点』を狙うなんて……
GM:このシーンでは上記の情報を共有してもらいつつ、ある程度話したらイベントが発生します。
漆城春渦 :場所はどこがいいかしらん
漆城春渦 :未雨さんとは話せる状態?
漆城春渦 :それとも集中治療室てきなやつ?
GM:そうですね、意識はまだ戻っておりません。
GM:ひとまず一命をとりとめたので報告を貰って、待合室とかで会話してもらうかな~、って感じです
姫島・葵:なるほど
漆城春渦 :じゃあそんな感じが良いかしらね
GM:ではそんな感じで。


GM:【第九支部 待合室】
GM:伏見未雨の状況の報告のために集められたあなた達。
GM:彼女は現在負傷が治療されて、一命をとりとめたことが報告された。
GM:断絶的に意識を取り戻してはいるが、本人の体力の問題や、検査を行うため、現在はソラリス能力者によって安静の状態を保っている。
GM:その報告を受け、また並行して行っていた事件の調査結果を受けるため、あなた達は待合室でそのまま共有を行うことになった。
姫島・葵:何度唇を噛んだろう
姫島・葵:命を取りこぼすことは苦しいことだ
姫島・葵:それが映画やドラマではなく現実のものとして存在するなんて
漆城春渦 :「ほら」 ぴ、と。葵さんの頬に冷たい感触が当たる。
姫島・葵:心臓が痛い、また涙が出そうになる
姫島・葵:「ひゃっ!」
漆城春渦 :缶飲料を何本か抱えている。漆城が持つとやけに小さく見える。
姫島・葵:「な、なんですか……!?」
漆城春渦 :「飲んでおきなさいな。傷が治ってても、血が完全に補充されるわけじゃないんだから」
漆城春渦 :「すこーしお行儀が悪いけど、ここはUGN管理下だし、多めに見てくれるわ」
姫島・葵:ありがとうございます、と言葉を返して缶を受け取る
姫島・葵:……猫舌なので缶コーヒーはすぐには飲み干せないだろう
万木春海:「あた!あたたあた!」
漆城春渦 :「安心なさい、とアタシが言っても意味ないけれど」
万木春海:パタパタと万木が走ってくる
漆城春渦 :「アナタまで倒れてたら本末転倒だわ」
漆城春渦 :「あら、マキちゃん」
姫島・葵:「……はい」
万木春海:「当たった!うちの支部だと一度も当てたこと無いのに!」両手にジュースを握りしめ
姫島・葵:「……おめでとうございます」
万木春海:どうやら自販機のルーレットで当たりを引き当てたようだ
漆城春渦 :「あらー、運が良いじゃない~」
万木春海:「どいたしまして、はい!」既にコーヒー缶を持つのを意に関せず押し付けてくる
姫島・葵:「んなっ……わた……」
万木春海:「ん、心配?」葵の目を、その奥の不安を捉える
姫島・葵:「心配ですよ」
万木春海:「心配しなさんな、今日のわたしはホラバカヅキ、ラッキーディなんですよ」
姫島・葵:「はい……」
姫島・葵:そう声をかけられて、二人の優しさが沁みる
姫島・葵:同時に、不安を抱える自分自身が不甲斐なくもなった
万木春海:「うん、なんとかなるなる」
万木春海:そう言ってカシュリとプルタブを引き開ける
姫島・葵:「……なってくれないと、困ります。すごく」
漆城春渦 :「《鍛鉄の座》の攻撃の残留レネゲイド、だったかしら」
万木春海:「《鍛鉄の座》……あ、そっか」
万木春海:そもそもそれを……ともごもご呟きながら
万木春海:「はい!もらった!」
万木春海:背負っていたナップザックから紙束を取り出す
万木春海:FHエージェント《鍛鉄の座》に関する調査データ
漆城春渦 :「あらま! 本職エージェントだと動きが早いわねえ~」
万木春海:それを声に出して読み始める
万木春海:「へへーん、ほー」
万木春海:「『ピースクラフト』、知ってる?私ハツミミ」
姫島・葵:僕が知るはずもない情報である
万木春海:「死の武器ショーニンってやつだな、わるいやつらめ」
万木春海:パラパラと紙をめくっていく
漆城春渦 :「あんまり聞かない名前だわあ。FH相手で動くタイプのセルじゃなあい?」
漆城春渦 :「どうして兵器製作会社って、悪趣味な名前つけるのかしらねえ」
万木春海:「言いわけじゃないですか?面白くないもの作ってるから」
万木春海:紙をめくる手がはたと止まる
万木春海:「……『特異点』」
姫島・葵:「……?」
漆城春渦 :「あら」
万木春海:「……もしかしたら、きみは、”そう”なのかもしれませんね」
姫島・葵:やっと理解できそうな言葉だ
万木春海:「身の回りでありえないことが……」そう言って缶を掲げ
万木春海:「いやこれはショボいな……」
万木春海:「もっと日常的に起きてほしいものだな」
漆城春渦 :同じく資料を覗き込む。「賢者の石か特異点。……石なら診断の時に分かってるだろうから」
万木春海:そのままそれをくしゃりと握りつぶして近くのゴミ箱へと走っていく、ぱたぱた
姫島・葵:「?」
漆城春渦 :「特異点の方ねえ」葵ちゃんを見下ろす。
姫島・葵:「な、なんですか」
万木春海:「つーまーり」
万木春海:ひょい、と春渦の背後から顔だけを覗かせる
万木春海:「きみはもしかしたら主人公体質ってわけ、なのです」
万木春海:「それも超・ハリウッド級の!」
姫島・葵:「……何となく理解出来ました」
漆城春渦 :「マキちゃん、噛み砕きすぎよぉ」
姫島・葵:「僕に向かって、色んなものがおっこちるんですよね」
漆城春渦 :「あら。……自覚がある?」
姫島・葵:「……今日みたいなことは特別だとしても、なんとなく」
姫島・葵:だとすれば、歓迎すべき『ナニカの落とし物』はみ—くんそのものなのだろうと思う
漆城春渦 :「将来有望ねえ。どっちの意味でも」
万木春海:「んふふ、やっぱり主人公ですね、きみは」
万木春海:「これから、どんどんたいへんなものが君めがけて降ってくるかもしれません」
姫島・葵:「……特異点がなければみーくんは……」
万木春海:「忌むべきちからに思えるかも」
万木春海:「でも、これは、願いを……思いを」
万木春海:「『本当にするためのチカラ』でもあるんです」
万木春海:「私の場合、人から教えてもらったんですけどね」
万木春海:「だからこれはおすそ分けです」
万木春海:「この意味が今すぐにわかる必要はありません」
万木春海:「ただ、留めておいてください」
姫島・葵:「……はい」
姫島・葵:帽子を取り、頭を下げた
春日雪:こつこつ、とその場に足音が近づいてくる。
春日雪:「ふふ、私の言うことがなくなってしまいましたね」
春日雪:艶のある黒髪と、夕焼けのような赤い瞳。小さな身体に似つかわしくない、蠱惑的な微笑みを浮かべる少女。
春日雪:「こんにちは。第九支部副支部長、春日雪と申します」
春日雪:「親しみを込めて、雪ちゃん、と呼んでくださいね」
漆城春渦 :「あらま。春日の」
春日雪:つい、とスカートの裾をつまんでお辞儀をする。
姫島・葵:「ど、どうも……」
万木春海:「あ、雪ちゃん!」
春日雪:「姫島葵さん、万木春海さん、漆城春渦さん。まずはご協力に感謝を……という挨拶は、後にしておきましょうか
春日雪:雪ちゃん、と呼ばれて手をふって応じる。
春日雪:「安心してくださいね。伏見さんのことはこちらが責任を持って治療しておきますから」
春日雪:姫島くんに対して目を細めて笑いかける。
姫島・葵:「……お願いします!」
姫島・葵:……なにか、見透かされてないか
春日雪:「えぇ、ですのでその間に、皆さんに……特に姫島さん。貴方にお願いしたいことが。」
姫島・葵:「?」
春日雪:言って、一枚の便箋をキミに渡す。
春日雪:「貴方宛の伝言です。"鍛鉄の座"からの。」緩やかな微笑みのまま。
姫島・葵:「……」
姫島・葵:髪が浮き上がる、怒りが湧きたつ
姫島・葵:体が浮き上がりそうになるのを無理やりに縛り付ける
姫島・葵:便箋を手にし、開封した
GM:それは、伝言と言うより呼び出しだ。
GM:第九地区内の喫茶店。そこに一人で来るように。話がしたい。
GM:内容を要約するとそのようなことが書かれている。
春日雪:「その喫茶店は人通りが多い場所にあります。人払いをした瞬間に、相手は逃げ出すでしょう」
万木春海:「えー、ナニコレ」
春日雪:「こちらとしても最大限のバックアップを行いますが、大変危険です」
万木春海:「雪ちゃんこれゴー出しちゃうの?」
漆城春渦 :「同感ねえ。UGNにしては尖った判断じゃない」
万木春海:葵の手元を勝手に覗き込みつつ
春日雪:「もちろん、姫島さんにそこに行く義務はありません。私達としても、無理強いはいたしません。」
春日雪:「……ですが、もちろん。本人の意志も確認しておこうと思いまして」
姫島・葵:「行きます」
姫島・葵:「でないと、僕はもっと僕が嫌いになりますし」
姫島・葵:「なによりみーくんの意識が回復しても、あわせる顔がありません」
万木春海:「……」
春日雪:「………本来なら」
春日雪:「貴方がなんと言おうと、万木さんや漆城さんのいうとおり。止めるべきなのですが」
春日雪:「……あいにく、似たような意地っ張りさんに、既に談判されているのですよね」
春日雪:困ったように頬に手を当てる仕草。
春日雪:「良いですか、姫島さん」
万木春海:「なぁに、今日はウルトララッキーディの万木春海さまが付いているんですよ」
春日雪:「危ないとか、怖いと思ったら、迷わず逃げてくださいね」
春日雪:「そうすれば、私達や………えぇ、頼りになるお二方が、絶対助けてくれますから」
春日雪:ね?と二人に目線を向ける。
漆城春渦 :「オトコノコだし、そう言いたいのは分かるけれど」
漆城春渦 :「一つだけ確認するわね、葵ちゃん」
漆城春渦 :「逆にアナタに何かあった時の、未雨ちゃんの気持ち」
漆城春渦 :「それを分かった上で、言ってるってことでいいのかしら?」
姫島・葵:「……」
姫島・葵:目は見られなかった
姫島・葵:「僕があの子のことを想うように、あの子が僕を想っているかどうか」
姫島・葵:「今日久しぶりに会ったばかりでまだ分かりません」
姫島・葵:「……そんな言い方は卑怯でしょうか」
漆城春渦 :「卑怯ね」
漆城春渦 :真っ正面から、切り捨てるように。
漆城春渦 :一歩、俯く葵に近づく。
漆城春渦 :「−−でも、」 ぽん、と帽子の上から頭を叩く。「誠実だわ」
万木春海:「私は、応援だな、葵ちゃん側」
万木春海:ニシシと笑って
漆城春渦 :「新人の無茶を受け止めるのも、先達の仕事かしらねえ? マキちゃん」
漆城春渦 :合わせるように肩を竦めて、笑う。
万木春海:「目覚めてしまった以上、立ち向かわないといけない……自分のチカラに」
万木春海:「思い知らせてやりましょう」
姫島・葵:「ありがとうございます……それを踏まえたうえでこう言葉を返します」
万木春海:「これがあいつの仕掛けた罠なんかじゃなく、きみが自分に引き寄せた」
万木春海:「チャンスだってことを」
万木春海:「落っことしてやるんですよ、ミミズ怪人を、きみにね!」
姫島・葵:「もしものもしも、僕の重力に引っ張られてもう一度みーくんが落っこちて、万が一でそれが上振れしていたのだとしたら」
姫島・葵:「僕は『男の子』として、彼女に良いところを見せたいんです」
姫島・葵:「……内緒ですよ。そんなことで命を賭けるんですから」
姫島・葵:「そこから先は、帰ってから彼女に伝えることにします」
春日雪:「……ふふ。えぇ。」
春日雪:「きちんと真正面から、伝えてあげてくださいね?」


GM:シーン終了、ロイスと購入が可能です。
姫島・葵:ロイスは保留で
万木春海:保留で!
漆城春渦 :新人/姫嶋葵/見所あるかしら?:○/警戒:/ロイス
漆城春渦 :購入! 強化素材
漆城春渦 :3dx>15
DoubleCross : (3R10[10]>15) → 2[2,2,2] → 2 → 失敗

漆城春渦 :すげえゴミ
漆城春渦 :あ、あとさっき買った応急手当使っといて良いですか?
GM:応急手当はこのタイミングで使用できるよ~
漆城春渦 :7+2d10
DoubleCross : (7+2D10) → 7+6[5,1] → 13

漆城春渦 :ゴミ
GM:腐ってるのかな
万木春海:ブルーゲイル、挑戦しちゃおっかな—
漆城春渦 :時間凍結使えるようにしとかないと……
万木春海:4dx+1>20
DoubleCross : (4R10+1[10]>20) → 6[3,5,6,6]+1 → 7 → 失敗

万木春海:うひゃん
姫島・葵:応急手当を
姫島・葵:3dx>=8
DoubleCross : (3R10[10]>=8) → 6[5,5,6] → 6 → 失敗

姫島・葵:……以上!
漆城春渦 :以上
漆城春渦 :購入弱者どもだ
GM:(Tips!NPCカードはこのタイミングでも使えるヨ)
万木春海:えへへ
漆城春渦 :そういえば!
GM:あと達成値が2あればな~
漆城春渦 :じゃあ葵ちゃんに使って貰いましょうか
姫島・葵:お願いします……
君臣ユウ:【NPC支援】達成値を+3します
GM:そのまま使っていいよ~
姫島・葵:僕はダメージないので漆城さんに
漆城春渦 :じゃあ使います!
漆城春渦 :13+2d10
DoubleCross : (13+2D10) → 13+12[3,9] → 25

漆城春渦 :ありがとうございます……
万木春海:いえい
姫島・葵:コーヒーのお礼
GM:チームワーク。

ミドル4

GM: 
//=====================
// ミドル4
//=====================

GM:シーンPC:姫島葵。ほか登場不可。
GM:登場侵蝕をどうぞ
姫島・葵:僕の侵蝕率は+9(1d10->9)されている(侵蝕率:78->87)
姫島・葵:……おかしい
GM:ひ、姫島くん!
GM:このシーンでは、前述の通り鍛鉄の座さんと喫茶店でおしゃべりしてもらいます。
GM:他の二人は一般人に紛れて警戒中。顔の知られてないUGN職員とかも周りにいるから安心してね。
姫島・葵:安心!
GM:そんな感じで!


GM:【第九地区 喫茶店】
GM:人通りの多い大通りの喫茶店。指定されたのはその店だ。
GM:風通しのあるこの季節には少し人もまばらなオープンテラス。その一つに鍛鉄の座は座っていた。
GM:その対面の空席に、キミは腰を下ろすことができる。
"鍛鉄の座":「正直、五分五分だと思っていたな。君が来る確率は。」
"鍛鉄の座":「特に予想もしてなかったからね。」
姫島・葵:「……どうも」
"鍛鉄の座":「どうぞ。お掛けになると良い。先に頼んだけど、ミルクティーでよかったかな?」
"鍛鉄の座":そういう自分の前には、ハムとチーズのホットサンドセット。
姫島・葵:「随分と余裕なんですね」
"鍛鉄の座":「俺は小物だからね。白昼堂々、何が何でも討伐されるには、脅威度が足りない」
姫島・葵:帽子を脱ぎ、椅子に座る
"鍛鉄の座":「こういう人通りが多いところでは、UGNもコッソリ暗殺とか出来ないと踏んでる」
姫島・葵:「僕からすれば小物だろうとなんだろうと」
姫島・葵:「貴方が憎くて仕方ないわけで」
姫島・葵:「嫌いです、貴方は」
"鍛鉄の座":「そうか。いや、ガールフレンドのことについては悪かったよ。反省してる」
"鍛鉄の座":「きっちり君だけを殺してやれなくて、ゴメンな」
"鍛鉄の座":ズズ、とコーヒーに口をつける。角砂糖を2個投入。
姫島・葵:「……ガールフレンドではありません」
姫島・葵:ミルクティーを飲む
姫島・葵:今すぐにでもこいつの口とまぶたを縫い合わせてやりたいところだ
"鍛鉄の座":「じゃあ女友達だ。いや、恋バナをしたいわけじゃないんだ。君もなかなか口が上手い」
"鍛鉄の座":サンドを齧りつつ。「しにきたのは商談でね」
"鍛鉄の座":「君、FHに来ない?」
姫島・葵:「欲しいのは僕の『特異点』でしょう」
"鍛鉄の座":「うん。」
"鍛鉄の座":「怖いだろう、会ったばかりの君の人格に惚れ込んだ。とか言われても」
姫島・葵:「……」
姫島・葵:「恋バナという話を引っ張るのであれば、貴方はド下手ですね?」
"鍛鉄の座":「そうかもなぁ」
姫島・葵:「君のイヤリングが素敵だから恋人になりたい、そんな風に口説きますか」
"鍛鉄の座":「眼鏡姿にときめく人間が居るなら、それもありじゃないか?」
"鍛鉄の座":「どっちもアクセサリだ」
"鍛鉄の座":「それに、惚れたのは俺じゃないしね。文通の便箋とでも思ってくれ。」
姫島・葵:「……僕がときめくのは」
姫島・葵:「恐怖に固まる時に支えてくれるような人ですので」
姫島・葵:「今回はご縁がなかったということで」
"鍛鉄の座":「その年で嫌な言葉を知ってるなぁ」
"鍛鉄の座":「ご縁がなかった。嫌な言葉だ。多分最高に嫌な言葉だ。嫌な言葉は永遠に無くならないね」
"鍛鉄の座":「まぁ、いい。断られるだろうと思ってたしね。じゃあ、どうしたもんかな」
"鍛鉄の座":腕を組んで背もたれに身を預ける。
"鍛鉄の座":「話すネタが尽きた。逆に、君からなにか質問はあるかな」
姫島・葵:「いいえ何も」
姫島・葵:「せいぜい、謝罪の言葉と辞世の句をいただければ」
"鍛鉄の座":「すまん。悪かった。許してくれ。命だけは助けてくれ。命令されて仕方なく。人間五十年、天下の内をくらぶれば。」
"鍛鉄の座":「じゃ、そうだな。言うべきことも言ったし、俺はそろそろ帰るよ」
"鍛鉄の座":「代金は払ってるから、後はゆっくりしてくと良い」ホットサンドの片割れを持ち、椅子を引いて立ち上がる
姫島・葵:「ドツボに落ちないように、お気をつけて」
姫島・葵:お冷を手に掴み、顔にかけにかかる
"鍛鉄の座":「そちらこそ。………っと、前言撤回。」
"鍛鉄の座":「最後に、もう一つ」
GM:君がその行動を行った時。
GM:お冷を手に掴み、掛けに掛かった。そのはずだ。
GM:そうした筈の行動の記憶はある。しかし、お冷はグラスの中に。君は椅子に座ったまま
GM:まるで『行動しなかった』ように、全てはそのままだ
"鍛鉄の座":「君にラブコールをした人間の名前ぐらいは、教えといてあげよう」
"鍛鉄の座":「名前も覚えられずフラれるとか可哀想だしね」
"鍛鉄の座":「"マスターオーパーツ"」
"鍛鉄の座":「興味があったら、調べてみると良い」
"鍛鉄の座":そういった青年の姿は一瞬後、どこにもなかった
姫島・葵:「……くそ」
姫島・葵:椅子にもたれかかり、息を吐く
姫島・葵:「……怖かったな」


GM:シーン終了、ロイスと購入が可能です。
姫島・葵:ロイスは保留します
姫島・葵:購入は大丈夫です

ミドル5

GM: 
//=====================
// ミドル5
//=====================

GM:シーンPC:万木春海。ほか登場自由
GM:情報収集シーンです。
GM:登場する人は登場侵蝕を振ってね
万木春海:1d10+60
DoubleCross : (1D10+60) → 2[2]+60 → 62

漆城春渦 :1d3+3
DoubleCross : (1D3+3) → 1[1]+3 → 4

姫島・葵:1d3+3
DoubleCross : (1D3+3) → 2[2]+3 → 5



GM:では情報収集。項目は以下!
GM: 

■【マスターオーパーツについて 難易度9 <情報:UGN>、<情報:裏社会>】
■【『事件の目的』 難易度11 <情報:UGN>】

GM:このシーンはこの2項目。技能と項目を宣言して振ってね。
万木春海:高い方いこっかな
漆城春渦 :jaa
漆城春渦 :じゃあマスオやってみようかな
万木春海:『事件の目的』 難易度11 <情報:UGN> 情報収集チーム使用
GM:振りな振りな
万木春海:4dx+3
DoubleCross : (4R10+3[10]) → 7[5,6,6,7]+3 → 10

万木春海:あら~~
GM:NPCカードもあるよ~
万木春海:財産Pってここで使えましたよね
GM:財産もオッケーだよ~
漆城春渦 :財産があるとは
万木春海:@1だし使っちゃいます
GM:お金持ちの中学生だ
漆城春渦 :お金持ち……
漆城春渦 :こちらは紡ぎの魔眼使用 侵蝕72→73
漆城春渦 :情報収集チームはこちらもある! 裏社会で振るぜ
万木春海:お嬢なので……(自活してるはずだが……?)
漆城春渦 :6dx+3
DoubleCross : (6R10+3[10]) → 9[1,2,4,7,8,9]+3 → 12

漆城春渦 :こっちも抜けた
GM:優秀なものどもね。
GM:情報を開示!
姫島・葵:憧れちゃうなー
GM: 

■【マスターオーパーツについて 難易度9 <情報:UGN>】
 10年前に討伐が確認されたマスターエージェント。
 時間に関するバロールの能力を有し、自身のワーディングの中では過去にすら干渉することが可能だったと言われている。
 しかし、その活動開始の時期は判然としない。『突然現れたように』UGNの記録に存在している。
 
 その活動の目的は『自身が生き続けること』と嘯いていたが、もう一つ。
 活動の裏で、一般人のオーヴァードへの覚醒を促していたことが判明している。
 また、マスターオーパーツによる被害者の覚醒の際、ジャーム化したものは一人も居ない。
 自分の行動の結果を知っているように、そうなる者を選別していたフシがある。
 
 手口の共通点、また活動の時期から、鍛鉄の座に依頼を行った人物であると推測できる。

■【『事件の目的』 難易度11 <情報:UGN>】
 マスターオーパーツによるオーヴァードの覚醒。
 そして鍛鉄の座による武器の提供。
 その目的は『オーヴァード戦力の強化』だと思われる。
 
 ……そして、此処から先は一部のUGN関係者にしか知らされていない。
 来る2020年の年末に『オーガン』と呼ばれる脅威の発生と世界の滅亡。
 マスターオーパーツの目的は、それに対抗するための戦力の拡充。あるいは発生自体の阻止である。
 そのために、未来を変えられる可能性のある人物の覚醒。
 それらを目的として自身の討伐後も活動を行えるように、"鍛鉄の座"への依頼を行っていた。
 
 しかし、マスターオーパーツ討伐後の"鍛鉄の座"の行動は、その目的から反している。
 むしろ、UGN・FH双方の戦力を均衡させ、被害を拡大させていた。
 独自の目的で動いていると思われる。

GM:以上の情報がわかりました。
GM:これを踏まえて情報を共有しつつ、やばいな~って会話をして貰おうと思います。
GM:場所は支部か、さっきのシーンで外にいるので任意の場所や店にして貰おうと思いますがいかがでしょう
万木春海:じゃ引き続きおんなじ喫茶店でもいいかしら~?
GM:良さそうならそこにしますね~。


GM:【第九地区 喫茶店】
GM:姫島葵に合流した、漆城・万木両名。
GM:3人はそのまま、オープンテラスから室内の席に移っていた。
GM:奥まった席は窓もなく、大きく取られたスペースに囲いがつけられており、密談にも最適である。
GM:君たちは新たに手に入れた情報や、端末に送られた支部からの情報の共有を行っていた。
万木春海:「いや応援するって言ったけど、あんな無茶するなんて思ってなかったよ!」
万木春海:片手には、ハムとチーズのホットサンドセット。
万木春海:それを一口かじり
漆城春渦 :「アハハハ! 言うわよねえ!」
万木春海:「あ、これ美味いですね腹立つ」
姫島・葵:「……頭に血が上りました」
漆城春渦 :「しかし、マスターねえ。最近じゃ珍しいって訳じゃないけど、厄ネタだわあ」
万木春海:「ボスキャラですね」
姫島・葵:「……マスターオーパーツ」
姫島・葵:「厳しいなぁ……」
万木春海:「前にニュースで見たんですけど、外国で凶悪な事件が起きた時に」
万木春海:「被害者が銃をもっていればこんなことにならなかったって」
万木春海:「なんか銃作ってる人が言ってましたね、そーんな感じ」
万木春海:そう言ってコーヒーを啜る
漆城春渦 :「もう死んだ筈のエージェントなんですって?」
万木春海:「ユーレイ?」
姫島・葵:「でも、自分は生き続けると」
姫島・葵:「……あの、聞きたいんですが」
姫島・葵:「オーヴァードの能力というものは遺伝しますか?」
万木春海:「そういうのもあるって聞いたよ」
漆城春渦 :「絶対じゃあないけどねえ」
漆城春渦 :「なに、葵ちゃん、親御さんに心当たりでもあるのかしら?」
姫島・葵:「……あの時、僕はあいつに水をかけようと思いました」
姫島・葵:実際、そうするはずだったが
姫島・葵:「でも、そうはならなかった。まるで行動しなかったように僕はそのままで」
漆城春渦 :「……確かなの?」
姫島・葵:「はい」
漆城春渦 :漆城は目立つので、遠くからしか見られなかった。
漆城春渦 :「同じ能力……似た能力を持った奴が居る、って考えてる訳ね?」
万木春海:「葵ちゃんだけにそう見えてたってなら、催眠術とかニンシキをどーこうとか」
万木春海:「そういうのもあったかもしれないけど私にもそう見えましたね」
姫島・葵:「過程を飛ばす、そういう能力を」
漆城春渦 :「領域内の現象やら、それこそ時間をどうこう、ねえ」
姫島・葵:「マスターオーパーツ……過去にも干渉可能だったというのなら」
姫島・葵:「あるいは、オーヴァードの覚醒を促すという行動の意味は」
漆城春渦 :「そういう面倒くさい能力はアタシわっかんないのよね~」 腕を組む
万木春海:「でもこれ何か変ですね」
漆城春渦 :「過去を弄れるなら、それこそ『討伐されたフリ』も簡単でしょうけど」
漆城春渦 :「そうね。そんなこと出来るなら、それこそアタシにむざむざ蹴られないでしょ」
万木春海:「FHにばっか配ってちゃ、肝心の時のためのUGNが弱っちゃいますでしょ?」
万木春海:「ミミズ怪人は何を考えてるんでしょ」
漆城春渦 :「色々、欠けがある気がするわねえ」
万木春海:「これもマスターオーパーツとやらの指示なんですかね」
漆城春渦 :「額面通りに捉える訳にはいかないんじゃない?」
姫島・葵:「……むぅ」
万木春海:「まあ『オーガン』とやらは私がやっつけるので、こんな事無駄だって教えてあげませんとね」
万木春海:そう言って残りのホットサンドに集中しだす
漆城春渦 :「あら頼もし! ……向こうが葵ちゃんを求めてるのは確かでしょうね」
姫島・葵:「求められたくはないですね……」
漆城春渦 :「そこはそこ、パンチよパンチ。」
漆城春渦 :「キックでも良いけど、初心者はまずはパンチからよね~」
漆城春渦 :「マキちゃんはどお? 初心者オーヴァードの護身術オススメある?」
万木春海:「パンチ……」
漆城春渦 :紙袋に入ったハンバーガーをぎゅっぎゅと圧縮し
漆城春渦 :ブロック大にして口に放り込む。
万木春海:「私は護身ではなく超実戦術を身につける予定なので」
姫島・葵:「で、出来れば自分以外も守れるのがいいです……」
万木春海:「そのようにお願いしたのですが」
万木春海:「”じゃあ身体で覚えろ”って……」
万木春海:「ぐるんぐるんと何度も」
万木春海:「アイツラ……ッ!!」
姫島・葵:……体育会系の集まりなのか
万木春海:そう言ってうぎぎと唸りだす
漆城春渦 :「あっはっはっは」
姫島・葵:僕には向いてなさそうだな……みーくんは何かやっているのだろうか
漆城春渦 :「まあ実戦の中で、ってのもアリはアリね。状況次第だけど」
漆城春渦 :「オーヴァードなら、しくって内臓や骨の一つ二つなら取り返しきくし」
漆城春渦 :冗談のような話を冗談じゃない口調で呟く
万木春海:「結局教えられる人がいないんですよ、あんま」
姫島・葵:「せめて……綺麗な体でいたいです……」
万木春海:「極端な能力が多いですしね」
万木春海:「どう自分の体を動かせばそれを活かせるのかってのは」
万木春海:「自分で掴んでいくしかないんじゃないかな」
漆城春渦 :「そぉねえ。新しい腕が増える……ってより」
漆城春渦 :「『失くしてた腕が戻ったことに気付いた』、に近いから。オーヴァードの能力って」
漆城春渦 :「とくに葵ちゃんは自覚も早いから、イイ線いけるんじゃないかしらあ」
姫島・葵:「だと、いいんですが……」
姫島・葵:追加で注文した紅茶にミルクを注ぐ
姫島・葵:幾何学模様のように広がっていくそれを見つめ、意識を集中。視界の歪み
姫島・葵:ミルクだけを取り出すように……ミルクの塊が浮き上がり、弾けた
姫島・葵:「わぷ……」
GM:そうして歓談する君たちの端末に、一件のメッセージが届いた。
君臣ユウ:『すまない、3人とも。支部へ帰投してほしい』
君臣ユウ:『伏見未雨が、失踪した』


GM:シーン締めの前に一つ判定がございます。
GM: 

■【『伏見未雨について2』 難易度12 <情報:UGN>】

GM:情報項目はこちら。判定をどうぞ。
漆城春渦 :空いてるのは葵くんか
GM:そうですね。失敗したら再登場した人で判定可能です。
姫島・葵:侵食あれなので素で振ります
姫島・葵:4dx>=12
DoubleCross : (4R10[10]>=12) → 9[3,7,8,9] → 9 → 失敗

君臣ユウ:NPCカード。達成値+3
GM:というわけで。
GM:開示は次のシーンで行います。


GM:シーン終了、ロイスと購入が可能です。
姫島・葵:ロイスは保留します
漆城春渦 :ロイスなし! 購入、応急手当
漆城春渦 :3dx
DoubleCross : (3R10[10]) → 8[2,8,8] → 8

万木春海:保留!
万木春海:購入 応急!
漆城春渦 :ゲット! とりあえずもっとこ
万木春海:いや……もっかいブルゲ!
万木春海:4dx+1>20
DoubleCross : (4R10+1[10]>20) → 7[1,1,6,7]+1 → 8 → 失敗

万木春海:んふふ
GM:姫島くんもなにか買うかな?失敗したやつとか。
姫島・葵:じゃあ、ブルゲを
姫島・葵:4dx>=20
DoubleCross : (4R10[10]>=20) → 6[1,3,4,6] → 6 → 失敗

姫島・葵:駄目ですね
GM:はーい

クライマックス

GM: 
//=====================
// マスターシーン
//=====================

GM:ピ、ピ、ピ。治療室の中で、計器の音だけが響いている。
GM:薄暗い中で電子的な光のみが部屋の中を薄暗く照らして。
伏見未雨:「─────」
GM:その部屋の中での唯一の生命。寝台に寝かされている少女が、身を起こした。
伏見未雨:血に濡れた服の代わりに簡易な検査着に身を包み、各種計測機器の端子が繋がれている。
伏見未雨:それを自力で剥がしていく。繋がれた計器がエラーの数値を表示し、それをモニターしている人員に通知が行く。
伏見未雨:数分もすればすぐにこの部屋に様子を見に来るだろう。
伏見未雨:今から部屋の外に出れば、そのまま見つかる。はずだ。
伏見未雨:だから、
伏見未雨:─────その過程を省略した。
GM:支部の治療室から少女が消える。
GM:その姿は既に、一瞬では知覚出来ない距離を移動して、雑居ビルの屋上に一人。
GM:否。
"鍛鉄の座":「やあ、お疲れ様」
"鍛鉄の座":黒髪にワイシャツ、メガネを掛けた平凡な姿の青年がそこに居た。
"鍛鉄の座":「久しぶり、でいいんですかね。初めまして?」
伏見未雨:「どっちでもいいよ。それより、」
伏見未雨:屋上に転がっていた石を拾う。
伏見未雨:親指で弾く。省略。
"鍛鉄の座":「あだっ」
"鍛鉄の座":眉間にヒット。
"鍛鉄の座":「………なんですか、いきなり」
伏見未雨:「"ボク"は危うく殺されたんだ。コレぐらい良いだろ?」
"鍛鉄の座":「自分で依頼したくせに……」
"鍛鉄の座":眉間を擦りながらぼやく。
"鍛鉄の座":「ま、コレで依頼料分は働きましたよ。借りていたものは精算しましたし。」
"鍛鉄の座":コートの内側から取り出した剣を撫でる。
"鍛鉄の座":戦闘の際、欠けた部分は既に修復されている。
"鍛鉄の座":それ自体がレネゲイドを帯びた、特殊な鋼。
"鍛鉄の座":その欠片は今、目の前に少女の体にも埋め込まれている。
伏見未雨:その傷跡。既に癒えているが、その奥にあるものを思って、撫でる
伏見未雨:「うん。"見えた"。ご苦労さま」
"鍛鉄の座":「んじゃ、次の仕事かな。この街に来て2回ぐらいかな。俺がピンチになってたから、助けてやってくれ」
伏見未雨:「人使いが荒いな、キミ。病み上がりだぜ?」
"鍛鉄の座":「貴方ほどじゃないよ。UGNの《アトピア》さん……いや、」
"鍛鉄の座":「FHエージェント、《アウトオブプレイス》。はじめましてだね。そして」
"鍛鉄の座":「お誕生日おめでとう。───《マスターオーパーツ》」
"鍛鉄の座":ぱちぱち、と適当に拍手する
"鍛鉄の座":「あいにく、ケーキの用意は間に合わなかった。悪いね」
■■■■:その宣言を聞いて、ふ、とゆるく微笑んで。
"マスターオーパーツ":「ありがとう。それじゃ、」
"マスターオーパーツ":「一生懸命頑張って、皆で世界とか、救ってみようか」
GM
GM:情報項目を開示します
GM: 

■【『伏見未雨について2』 難易度9 <情報:UGN>】
 バロールシンドロームを有するオーヴァード。
 検査の結果、戦闘で負傷した際に"鍛鉄の座"の武器に使用された破片が体内に残留していることが判明した。
 その武器に使用された素材は『賢者の石』。
 高濃度のレネゲイドクリスタルが体内に残留し、後天的にその適合者として覚醒した。
 
 ……それに伴い、伏見未雨自身にも変化が訪れた。
 過程を省略する能力の出力が増大し、『時間』に干渉することが可能になる。
 また、その変異したレネゲイドパターンは既にUGNのデータベースに登録されている。
 
 そのオーヴァードの名は『マスターオーパーツ』。
 『オーガン』の到来する未来を予知し、過去への干渉を可能とする力を持つ。
 未来において、破滅する世界への絶望でジャームへと成り果てて。
 そして、今から10年前の過去に討伐されることになるFHエージェント、その誕生の瞬間である。


ミドル6

GM: 
//=====================
// ミドル6
//=====================

GM:シーンPC:万木春海。ほか登場自由
GM:登場侵蝕をどうぞ
漆城春渦 :出まーす
漆城春渦 :1d10+72
DoubleCross : (1D10+72) → 10[10]+72 → 82

漆城春渦 :うわ
万木春海:1d10+62
DoubleCross : (1D10+62) → 2[2]+62 → 64

姫島・葵:僕の侵蝕率は+5(1d3+3->2+3)されている(侵蝕率:92->97)


GM:【第九支部 会議室】
GM:伏見未雨の失踪、そしてそこに残された状況からの推論を伝えるため、あなた達は集められた。
GM:そして、伏見未雨はFHのマスターエージェントである、という情報を伝えられる。
春日雪:「………にわかには信じがたいですが。」
春日雪:子供らしい体躯には似つかわしくない表情を浮かべて、資料を元に情報を整理する。
春日雪:「伏見さん……《アトピア》は、本来ならこのままUGNの人員として活動していたはずです」
春日雪:「そして、未来で『オーガン』……世界の破滅を目の当たりにしてジャーム化」
春日雪:「その時に干渉する能力を以て、過去でFHエージェントとして活動を始めた……ということになるようです」
春日雪:「このタイミングで《アトピア》が《マスターオーパーツ》としての活動を開始するのは、過去への介入…」
春日雪:「つまりは、未来を変えるためでしょう」
春日雪:まとめた情報を口にして、そこにいる3人に一人ずつ目線を向ける。
春日雪:「また、同行する"鍛鉄の座"の目的も不明瞭な以上」
春日雪:「………UGNとしては、改めて討伐を行う必要があります」
春日雪:その子供らしからぬ表情を、怜悧と呼べるほどに冷たく。副支部長として宣言する。
漆城春渦 :「……言ってるのがUGNの副支部長じゃなかったら」
漆城春渦 :「荒唐無稽な話すんなーって、頭はたいてるところだわ」
姫島・葵:動悸、眩暈、過呼吸、発汗、震え、喉の渇き、悪寒、吐き気
姫島・葵:天地が消えるような錯覚と共に、僕の心はありていに言えば現実の受け入れを拒否していた
姫島・葵:「……な、なにか手はないんですか」
万木春海:「……よくわかんないや」
万木春海:「過去で倒されちゃってるわけですよね」
万木春海:「こーいうのってジショーの確定、ってやつにならないんですかね」
万木春海:映画で見たんだけど、と付け加える
春日雪:「………そうですね。《ファルスルーラー》。私も時間に関係する能力があるわけではありませんが」
春日雪:「本来。えぇ、ここではあえて"本来"という言い方をしますが」
春日雪:「まず、Aという時間軸が有ったとしましょう。」
春日雪:キュッ、とホワイトボードの左から右に、矢印を引いていく。
春日雪:「これはまだ、マスターオーパーツが存在せず、《アトピア》がUGNとして未来を迎えた時間軸。」
春日雪:「この未来で、《アトピア》はジャーム化。マスターオーパーツが発生し、過去に干渉したとして」
春日雪:矢印の途中から、また分岐した矢印を。
春日雪:「既に《マスターオーパーツ》の知覚した《アトピア》が存在する」
春日雪:「この時点で、事象の確定……つまり。『何が起きるかは決まっている』……とは言い切れないわけです」
漆城春渦 :「討伐されたのが十年前だから……二~三歳くらいの自分と会える感じかしら?」
春日雪:「そうですね。直接自分に会う。あるいは今度は、10年前に戻っても討伐されない行動をするかもしれません。」
姫島・葵:「過去の自分に引き継がせる、ということですか」
春日雪:「えぇ。」
春日雪:「残り一ヶ月の現在に受け継がせた後は、そのまま過去の自分にも受け継がせる可能性があります」
春日雪:「そして、我々としては。」
春日雪:「『変えられた過去』を知覚する術がありません」
万木春海:「はへ~~」頭から湯気が出そうな表情
春日雪:「……わかりやすく言うと。攻略情報を知った上で。セーブとロードを繰り返す存在というわけです。」
漆城春渦 :「それこそ、UGNに教えなさいよって思うわよねえ」
漆城春渦 :>攻略情報
姫島・葵:「……みーくんは、もう元の彼女には戻れないんですか」
春日雪:「そうですね。どうあれ元はUGNなのですから。教えてくれる選択を取るのを、祈るしかありませんが。」
万木春海:「えー、ずる、チートじゃん!」
春日雪:「……元に戻れるか。それはわかりません」姫島くんを見ながら。
春日雪:「《アトピア》は現在失踪中です。現場に残された情報は微かで、時間をかければ特定も不可能ではありませんが」
万木春海:「……うーん」ぐるり、と葵へ顔を向ける
春日雪:「時間は、相手の独壇場です」
万木春海:「ねぇ葵ちゃん」
万木春海:「”元の彼女”って何なのかな」
万木春海:「ごめんね、怒らないでね」
姫島・葵:「……はい」
万木春海:「まだ、再会したばかりでお互いをよく知らないんでしょう?」
姫島・葵:「はい……」
万木春海:「きみが知る、みゅーちゃんが、”元の彼女”が」
万木春海:「ほんものだって言い切れる?」
姫島・葵:「……すみません」
姫島・葵:言い切れはしないだろう
姫島・葵:「……自分勝手な物言いをしました」
万木春海:「んーー」
万木春海:「でもあっちも悪いよね、秘密にしてさ、コソコソやってくれちゃって」
万木春海:「結局、会って確かめるしかないよね、色々」
姫島・葵:「……僕が君が良い奴だと言った時、みーくんは複雑そうでした」
姫島・葵:「彼女なりの悩みがあると言いました」
姫島・葵:「だから……それがこれだというのなら……もう一度、向き合いたい……です」
GM:コンコン。君の言葉に答えるようにノックの音。
春日雪:「? ……どうぞ」
更科未来:「失礼致します」
更科未来:セーラー服とカーディガンに身を包み、淡い髪色を一房にまとめた高校生ほどの少女。
更科未来:資料を両腕に抱えて入室してくる。

更科未来:「第五支部から参りました。《ネヴァー・ノウズ》、更科未来です」
更科未来:声量は控えめながら、よく通る声。
更科未来:かつかつ、と足音を鳴らして。姫島くんの前に。
更科未来:「少年。」
更科未来:「よく言いました」
更科未来:その頭を撫でる。
万木春海:「あ、サラちんだ」
更科未来:「サラちんですよ。ハローマッキ」
万木春海:「いえい、助っ人?」
万木春海:ニコニコと手を振る
姫島・葵:「んなっ……」
更科未来:「そうですね。助っ人です。豪華客船に載ったつもりで居ると良いでしょう」
更科未来:頭から手を離して資料を置く。また頭を撫でる。
更科未来:「10年前の《マスターオーパーツ》討伐。そのパーティに加わった一人。それがこの私です」
姫島・葵:「子供ではな……」
漆城春渦 :「あらまあ、可愛らしい子ねえ」
姫島・葵:「え?」
漆城春渦 :「へえ!」
更科未来:「アレは私が15歳だった頃。マスターオーパーツをようようと討伐し、」
更科未来:「そして、彼女の残した世界に10年間囚われ。最近出てきました」
更科未来:「更科未来。15歳です。」
姫島・葵:「残した世界……?」
更科未来:「そこはおいおい。大事なのはですね、少年。そして、」
更科未来:「春日副支部長どの。」
万木春海:「え……そんなキャラ設定だったのサラちん……」
漆城春渦 :「設定って言わないの」
万木春海:「すご……」
更科未来:袖口でちょっと隠れたピース。
春日雪:「はい。《ネヴァー・ノウズ》。なんでしょう?」
更科未来:「10年間。私が《マスターオーパーツ》亡き後、彼女の本拠地で調べ上げた情報です。」
更科未来:資料を指し示す。
更科未来:「僭越ながら聞いておりました」
更科未来:「必要だったのですよね?情報が。」
GM:ここで、情報項目が追加されます。
GM:■【伏見未雨の状態】 自動成功。
GM:情報を開示します。
GM: 

■【伏見未雨の状態】
 現場に残された計器のデータ、戦闘時の"鍛鉄の座"のデータから、伏見未雨の状態が判明した。
 鍛鉄の座の武器に使用された素材は『賢者の石』。
 高濃度のレネゲイドクリスタルが体内に残留し、後天的にその適合者として覚醒した。
 
 この賢者の石は本来《マスターオーパーツ》が使用していたものと見られ、
 現在の伏見未雨は、その『賢者の石』を介して未来の《マスターオーパーツ》の意識を共有している。
 
 しかし、未来のマスターオーパーツは既にジャーム化しており、
 このままではその意識を共有する伏見未雨のジャーム化も避けられない。
 
 ただ、同じ人物としても、その意識を完全に同調させるにはラグがある。
 言い換えれば、完全に同調しきる前に伏見未雨と《マスターオーパーツ》の意識の同調を一度、妨げることができれば。
 伏見未雨が《マスターオーパーツ》となる未来を回避することができる。
 
 その期限は、本日の午前零時。
 
  →《Eロイス:無限を継ぐもの》が使用されています。
   クライマックスで伏見未雨が生き残った場合、即座にジャーム化。
   FHエージェント《マスターオーパーツ》として誕生します。

更科未来:「短くまとめますと」
更科未来:「同じ人物であっても、意識の書き換えは容易ではありません。」
更科未来:「インストール時間が必要です。片方がジャームだなど、正常な意識でなければなおさら」
更科未来:「それが終わり切る前に横面を叩いて差し上げれば」
更科未来:「少なくとも。元々身体に宿っている意識のほうが主導権を握るでしょう」
更科未来:用意していたセリフを言い切り、ケホケホと喉を枯らして、用意された麦茶を飲む。
漆城春渦 :「FHだと割と見るわよねえ、クローンなんかに記憶の継承させる手口」
漆城春渦 :「失敗する奴も多いけど。今回のも、本人同士でこそあれ、その類ってわけね?」
姫島・葵:「……インストールが終わるまでに、クラッシュさせる」
万木春海:「まだ時間は残されてる、そういうわけですね」
更科未来:「そういうことだよ」
更科未来:「少なくとも、ジャーム化が伝播するほど、思想を変えるほどの意識の書き換えは精密作業です」
更科未来:「私も無理だったし……」ボソッ。小声
更科未来:「その居場所を突き止めてやれば、邪魔することは容易いでしょう」
春日雪:「……………」
春日雪:提出された資料に目を通していく。
漆城春渦 :「とはいえ、目安はつくの?」
漆城春渦 :「インストールが終わるまでネカフェでゆっくりお休みしてるのかもしれないでしょ?」
春日雪:「確かに。解決策は《ネヴァー・ノウズ》の語る概要で問題無さそうです。」
春日雪:「そして、そう。居所についてはそうでしょうね」
春日雪:「相手は打って出る必要がない。時間を操って、馴染むまで待てばよいのですから。」
春日雪:「こちらとしてはお手上げですが……」チラ、と更科に目線を向ける。
春日雪:「当然、なにか手立てはございますよね?」
更科未来:「もちのロンです」
更科未来:ふんっ。筋肉のない薄い腕で力こぶ。
更科未来:「名前を聞いたときから、第五支部の総力を上げまして。」
更科未来:「その特定を済ませておりますとも。」
GM:情報項目が追加されます。

■【マスターオーパーツの居場所 難易度512 任意の<情報:>、<知識:>】

GM:失敗したら再登場して判定できます。どうぞ。
漆城春渦 :オーバーフローしてるじゃん
万木春海:フンフン
GM:C2まで行けばワンチャンありますよ
万木春海:万木、これ開けられちゃうのでは
姫島・葵:なんだって……
GM:マスターの情報ですからね。
GM:そりゃ同格のマスターじゃないと開けることも難しいですからね~~
GM:なにかあればどうぞ。
漆城春渦 :じゃあ紡ぎの魔眼使って振ります
GM:頑張って。
漆城春渦 :情報:噂話で 情報収集チーム使います
漆城春渦 :7dx+4
DoubleCross : (7R10+4[10]) → 10[1,2,3,5,8,8,10]+5[5]+4 → 19

GM:頑張った。
漆城春渦 :惜しい。紙一重だった。
万木春海:惜しかったね……あとは、万木ちゃんに任せな!
GM:もうちょい回ればギリでしたね
GM:万木チャーン!
漆城春渦 :オーパーツ雑誌の置いてあるネカフェが見つかりました
漆城春渦 :ムーみたいなやつ
GM:ソフトクリームも食べ放題の達成値ですね。
GM:万木ちゃんも判定どうぞ!
漆城春渦 :82→83
万木春海:マスターオーパーツの居場所 難易度512 <情報:大N市> マスターズコネクションを使用します
GM:通りました。
GM:コツコツ溜めた達成値も可愛さの前には無力。情報開示!
万木春海:やったぜ!
GM: 

■【マスターオーパーツの居場所 難易度512 任意の<情報:>、<知識:>】
 《マスターオーパーツ》伏見未雨は姿をくらましている。
 自身の能力を使用して『ここではないどこか』、時間の止まった世界とでも呼ぶべき場所で、賢者の石の適合を待つつもりだろう。 それは決まった入り口、決まった対象でなければ侵入することは出来ない。
 
 その入口とは、第5地区に存在する運動公園。
 昔、伏見未雨と姫島葵が出会った場所である。
 
 決まった対象とは、マスターオーパーツが覚醒を促した、"賢者の石"の適合者または"特異点"の持ち主。
 
 姫島葵が伏見未雨と初めて出会った場所に赴けば、『時間の止まった世界』の入り口は姿を表すだろう。
 その先にマスターオーパーツが居る。
 
  →クライマックスシーンに移行します。



GM:シーン終了、ロイスと購入が可能です。
漆城春渦 :ロイスなし。購入は一か八かブルゲ!
漆城春渦 :紡ぎの魔眼 83→84
漆城春渦 :7dx
DoubleCross : (7R10[10]) → 10[1,1,1,2,4,5,10]+6[6] → 16

漆城春渦 :強化素材にしとけばよかった!
GM:こっちはほんとに惜しい
漆城春渦 :以上ー
万木春海:保留、購入同じくブルーゲイル!
万木春海:4dx+1
DoubleCross : (4R10+1[10]) → 10[2,3,8,10]+4[4]+1 → 15

姫島・葵:伏見末雨 ○大事な女の子/僕はさよならを言わないに変更
姫島・葵:購入ブルゲで
姫島・葵:4dx
DoubleCross : (4R10[10]) → 9[2,4,7,9] → 9

姫島・葵:駄目ですね……以上で
万木春海:これユウくんパワーと財産Pでいけちゃう?
君臣ユウ:バディの構え~
君臣ユウ:達成値+3。万木ちゃんに。
万木春海:おねがーい♡
君臣ユウ:分かりました。経費計上しておきます。
万木春海:財産Pを2点使用!購入します
万木春海:ちゃっかりしてるー♡
漆城春渦 :やったー!
万木春海:ブルーゲイル、入手!万木が持ってても仕方のないものなので姫島さんへシュート!
君臣ユウ:第九支部特製、ソラリス印のブルーゲイル!
君臣ユウ:用法用量はよく守ってね。
姫島・葵:流石だ……
漆城春渦 :それ雪ちゃんの写真がついてない?
春日雪:(特に明言をしない笑み)
万木春海:応急キット使用!
万木春海:2d10
DoubleCross : (2D10) → 7[6,1] → 7

万木春海:回復!

クライマックス

GM: 
//=====================
// クライマックス
//=====================

GM:シーンPC:姫島葵。全員登場
GM:登場侵蝕をどうぞ
万木春海:1d10+64
DoubleCross : (1D10+64) → 8[8]+64 → 72

漆城春渦 :1d10+83
DoubleCross : (1D10+83) → 1[1]+83 → 84

姫島・葵:僕の侵蝕率は+5(1d3+3->2+3)されている(侵蝕率:97->102)


万木春海:「使えるものは、何でも使えば良いんですよ」
万木春海:「私はUGNに来てそう、長くはないけどね」
万木春海:「知り合いも、お友達も、ちゃんと出来たんですよ?」
万木春海:そう言ってクルクルと手元の端末を回す
万木春海:「フフフ、おじさま、泣いて喜んでいましたね」
万木春海:思いつくものに、片っ端から当たる、単純だけど効果的
万木春海:「んふふ、続々と情報が集まってきてますよ、ほらほら」
万木春海:メールボックスのスレッドが、絶え間なく通知を送ってくる
万木春海:「詳しいことはわかんないのですが」
更科未来:「それは良かった。マッキーがこの案件に関わってるとそれとなく伝えたかいがありました」その成果を見ながら
万木春海:「このメチャすごいソフトが、情報を参照してマッピングしていくれているらしいのです」
万木春海:「私はスタートボタンを押しただけ、便利なものですなぁ~~」
更科未来:「便利ですね、最近のピコピコは」
万木春海:「そだねー、すごいよねー」緊張感のない笑顔
万木春海:「というわけでだんだんと地図が出来てきたわけですが」
万木春海:「未だ所在は掴めず、です」
万木春海:「しかし、わかったこともある!」
更科未来:「デデン」
万木春海:「ここの赤くなってる場所には、おそらく”いない”」
万木春海:画面を指し示す
万木春海:「最後のキーは、やはり、葵ちゃん」
万木春海:「特異点たる、きみです」
万木春海:「勝手ながら、サーチの参照にきみのデータを、追加させてもらいました」
万木春海:「こうして浮かび上がった候補のエリア、おおよそ8つ!」
万木春海:「きみなら、引き寄せることができるはずです、彼女の居場所を」
万木春海:「縁が、まだ切れていないのなら」
万木春海:「心当たりは……ありますか?」
万木春海:画面を、葵へと向ける
姫島・葵:「……はい」
姫島・葵:心当たりなら、ある
万木春海:「だいじょうぶ、『わかる』はずです」
GM:画面に映る8つの点。そのうちの一つに、キミは覚えがある。
GM:幼い頃、毎日のように通い、あるいは通り過ぎた。
GM:そんな場所だ。
姫島・葵:「この公園に行きましょう」
姫島・葵:「みーくんを連れて帰りに、行きましょう」
万木春海:「えへへ、よしきた」
万木春海:パタン、と端末を閉じる
万木春海:「行っちゃいましょうか」
万木春海:「みゅーちゃんに、幼馴染の純情な恋心ってやつを甘く見た報いを見せてやりましょう!」
姫島・葵:「んなっ……!」



姫島・葵:謹啓、伏見未雨様へ
姫島・葵:そんな風に僕は言葉を紡ぐ、あるいは
姫島・葵:ドゥ ドゥ ラム レ ドゥ
姫島・葵:そんな言葉で伝えよう
姫島・葵:僕が知らない君がいる様に、君が知らない僕がいる
姫島・葵:例えば、スケートボートを嗜むようになったとか
姫島・葵:例えば、ジャングルジムに昇る練習をしたとか
姫島・葵:君が女の子で安心したのはね、僕は自分が男を好きになっているんじゃないかと思ったからで
姫島・葵:そんな悩みはやはりひどく自分勝手で、君の気持ちや嗜好を考えていないらしい
姫島・葵:でも、そう思ってしまうくらい僕は君という存在を想っているということは分かっていて欲しい
姫島・葵:さよならを言えば終わってしまうから
姫島・葵:やはり今日も君に『さよなら』は言わない
姫島・葵:みんなで一緒に帰ろう、そして伝えるべきことは二人きりで
姫島・葵:ラム レ ブルー
姫島・葵:恋は水色
姫島・葵:君の瞳のように
姫島・葵:謹白



GM:【第五地区 運動公園】
GM:住宅街の中に現れるのは、中央に大きな噴水が設置され、広さを携えた運動公園である。
GM:いくつかの遊具は撤去され、広場の面積が広い。
GM:そして残った遊具は小学生には山のように高くとも、身長の伸びた今では、手を伸ばせば一息にてっぺんに届いてしまいそうだ。
GM:その入口に、君たちは居た。
万木春海:「なんか昔って、こうぐるぐるってー回す」
万木春海:「ハムスターが回すやつみたいな球体のカゴありましたよね」
万木春海:「今ぜんぜんみなくなっちゃいましたね」
万木春海:「私はそのむかし、あれに対してトラウマを植え付けることをなりわいにしていたと」
万木春海:「お母様が言ってました」
更科未来:「時間が経つのははやいもんだね」
姫島・葵:「『グローブジャングル』ですよ、万木さん」
万木春海:「え、そんな名前だったんだあれ」
姫島・葵:「ジャングルらしさなど、かけらもありませんが」
万木春海:「ここにもあったのかな」
漆城春渦 :「いいわねえ、そういうの縁がなかったわあ」
万木春海:キョロキョロと見回す
姫島・葵:「もうなくなってますが……でも僕らの思い出はジャングルジムですから」
漆城春渦 :「葵ちゃん、覚悟はできてる?」
君臣ユウ:「この場所。恐らく、入り口からこの公園に入ることがボーダーでしょう」
君臣ユウ:「そこから先は、何が起こっても不思議ではありません」
GM:君たち3人と、君臣ユウ、更科未来。
GM:その世界に乗り込むのはこの5人だ。
漆城春渦 :「ま、スカな可能性もあるけれどねえ」 
漆城春渦 :言葉とは裏腹に、この場に相手が居る事を疑っていない。
漆城春渦 :特異点とは、そういうオーヴァードのことだからだ。
万木春海:「だいじょうぶですよ」
万木春海:「『そのためのチカラ』なんですから」
姫島・葵:もうこの手に震えはなく、あるのは緊張による鼓動の高鳴りだけだ
万木春海:同じく、疑いはない
姫島・葵:「行きましょう!」
姫島・葵:一歩、踏み出す
GM:君の足は、境界を超える。



GM:視界を塗りつぶすように。波が体を揺らす感覚。
GM:布を捻るように空間がねじれ、極彩色の色が視界を覆って。
GM:【エネミーエフェクト:《時空の裂け目》への侵入条件がクリアされました。】
GM:数秒、あるいは数分の酩酊感と共に。
GM:ねじれた視覚が元に戻る。
GM:広がるのは白色の世界。
GM:砂のような、不安定な白の粒が足元に広がり、そこかしこに何かが埋まっている。
GM:手に持てばサラサラとこぼれ落ち、踏みしめても不思議と足は埋まらない。
GM:それは時計。それは人形。それは万年筆。
GM:それは、スケートボード。
GM:何もかもが煩雑な、停滞した世界が貴方達の目の前に広がった。
GM:白い世界の中心。どこまで広がるかも定かではない白の空間の中央に、古ぼけた大きな時計塔がある。
GM:その時計の針だけが唯一、ゆっくりと。反対方向に動いている。
"鍛鉄の座":「やぁ、いらっしゃい」
万木春海:「はぇ~~」
万木春海:キョロキョロと周囲を見回す
"鍛鉄の座":砂にまみれた椅子に腰を落ち着け、文庫本を片手にしている眼鏡姿の青年の姿。
万木春海:「げ、出た」
漆城春渦 :「サマになるわねえ、優男」
"鍛鉄の座":「ひどい言い草だ。君たちが来たんだろう」
"鍛鉄の座":「ま、せっかく来たんだ。ゆっくりしていくと良い」
"鍛鉄の座":「お茶でも淹れる?」
"鍛鉄の座":「俺は時間が稼げればそれでいいや」
"鍛鉄の座":そう言って君たちに目線を向ける。
漆城春渦 :「搦め手ばかりの男は嫌われるわよ?」
姫島・葵:「時間があるならその読んでる本について聞きたいところですが」
漆城春渦 :「胴体への穴の開け方が足りなかったわねえ」
姫島・葵:「次は頭に開けましょう」
"鍛鉄の座":「開けられたくないから真正面じゃなくてこんな絡め手を使ってるんだよ」
"鍛鉄の座":やれやれ、とばかりに文庫本を閉じる。
"鍛鉄の座":「あんまり迂闊なことは言いたくないんだけど、君たちはアレかい」
"鍛鉄の座":「こっちの事情もまるっとお見通し、というわけかな」
万木春海:「そりゃあもう全部お見通しだ!!」
万木春海:ズビシ!と指を向ける
"鍛鉄の座":「元気の良いことだ」
万木春海:「あんたなんか構ってる意味もないってこともだ!」
万木春海:「ということでさようなら、痛いの嫌いなんでしょ?そこでじっとしててね」
"鍛鉄の座":「口が回るね。相手するのがつかれるタイプだ」
"鍛鉄の座":「少年には嫌われてたし……そっちのお兄さんもそんな感じかな?」
"鍛鉄の座":「土壇場で背中を撃つならこのタイミングが良いと思うよ、俺は」
漆城春渦 :「そうねえ、評価はしてるわよ。武道家と刀鍛冶、同類みたいなものだし」
万木春海:「ホラホラ、いこ葵ちゃん、なんかごちゃごちゃ言ってるけどあれ時間を稼ぎたいだけだから」
漆城春渦 :「同類で−−分かるでしょ」
漆城春渦 :「水と油」
漆城春渦 :ギ    シ
漆城春渦 :地面を踏みしめて−−轟音が響く。
漆城春渦 :世界を構成する砂と玩具を壁の如く巻き上げて、鍛鉄の座との壁にする。
"鍛鉄の座":「わっかりたくないなぁ」
"鍛鉄の座":ザッ、と。その壁に横の筋が入る。
"鍛鉄の座":手にした刃はレネゲイドの輝きを帯びて、既に斬撃を終了した。
漆城春渦 :「行きなさい−−って言えれば良かったのだけれどね」
"鍛鉄の座":「俺は鍛冶師で商売人だから。こういう傭兵じみたのは門外漢なんだよ」
"鍛鉄の座":「でもまぁ、田舎の電気屋が自転車修理するみたいに。やれることはやらなきゃねぇ」
漆城春渦 :僅かに身を反らせている。額の先を駆けた斬撃が、サングラスを両断し、砂と共に落ちる。
姫島・葵:「……みーくんを出せ」
漆城春渦 :「眠り姫の前の試練、ってところかしらね」
"鍛鉄の座":「いいよ。」
"鍛鉄の座":砂まみれの椅子をどけて、その下の砂に埋もれていたものを取り出す。
"鍛鉄の座":ずるり。片手で引き上げるように持ち上げるのは、古ぼけた扉だ。
"鍛鉄の座":ドアノブを回して、開ける
"マスターオーパーツ":その先に。
"マスターオーパーツ":君の見慣れた。しかしそれよりずっと表情を薄くした少女が現れる。
"マスターオーパーツ":「困ったな」
"マスターオーパーツ":「こういう状況になるわけだ」
"マスターオーパーツ":ううむ。とポニーテールを揺らして首をかしげる。
"マスターオーパーツ":「万木さん。漆城さん。それに、ヒメ」
"マスターオーパーツ":「あとはボクに任せて。そのまま、引き換えしてもらえないかな」
万木春海:「やーーーー、です!」
"マスターオーパーツ":任務に忠実な、UGNとして。君たちの仲間として。
"マスターオーパーツ":まるでそのような自負が見える口調で、言う。
万木春海:「まったく、勝手するからこうなるんですよ」
姫島・葵:「その顔を困らせるのは忍びないな」
万木春海:「私たちは、チームなんですよ」
万木春海:「言いたいことはいっぱいあるけど」
万木春海:「今回、私の優先順位は低いですからね」
万木春海:「『逃げちゃ』『駄目だよ』」
万木春海:そう言って、一歩を引く
万木春海:葵を押し出すように
漆城春渦 :「そうは言ってもね。正直、アナタのことは何にも知らないし」
漆城春渦 :「個人的な恨みも何もない。討伐命令だって、ねえ? アタシは外様だし」
漆城春渦 :「けど」
漆城春渦 :周囲に目を落とす。震脚が掻き回した砂地。子供の玩具。思い出の公園
漆城春渦 :「−−覚醒(めざ)めたて二人の、若い子の青春」
漆城春渦 :姫島葵。伏見未雨。
漆城春渦 :「邪魔なんてしたら、男が廃るわ。じゃない?」
姫島・葵:「みーくん」
姫島・葵:「君に会えて嬉しいよ。本当に心配したんだ、無茶はしないで欲しい」
姫島・葵:「……そうやって、人の気も知らないでさぁ……!」
姫島・葵:「いい加減にしろよ! 君じゃなかったら許さないんだからな!」
姫島・葵:「君が僕を支えてくれたこと、嬉しかったさ!」
姫島・葵:「なのに、僕は君を支えられないのか? そんなに頼りないか、成長した僕は!」
姫島・葵:「僕だってオーヴァードになった、もう君にああだこうだ言わせる気なんてないからな!」
姫島・葵:「今日は言い訳も小癪な言い回しもなしで、君を連れて帰るぞ!」
"マスターオーパーツ":「ボクも会えて嬉しかったよ、ヒメ。」
"マスターオーパーツ":「大丈夫。ボクは信じているさ。だから、ヒメも信じてくれ」
"マスターオーパーツ":「今度は、失敗しない」
"マスターオーパーツ":両手を広げるように。
"マスターオーパーツ":「今度こそ、失敗しない」
"マスターオーパーツ":「もっと、もっと強く。」
"マスターオーパーツ":「皆のためになるように。」
"マスターオーパーツ":「10年前を、20年前を、30年前を」
"マスターオーパーツ":「ボクが変えてみせるから。」
"マスターオーパーツ":「破滅の未来を超えて」
"マスターオーパーツ":「幸せな未来を手に入れよう」
"マスターオーパーツ":目の前に少女の発言で、空間を満たすレネゲイドの粒子が励起する。

GM:衝動判定。難易度9
GM:判定どうぞ。
漆城春渦 :5DX>9
DoubleCross : (5R10[10]>9) → 10[4,7,9,10,10]+6[4,6] → 16 → 成功

姫島・葵:7ddx+1>=9
姫島・葵:7dx+1>=9
DoubleCross : (7R10+1[10]>=9) → 10[2,5,6,7,7,8,10]+8[8]+1 → 19 → 成功

GM:意志が高いね!?
漆城春渦 :見守る大人の面目躍如
姫島・葵:君を連れて帰るが?
万木春海:4dx
DoubleCross : (4R10[10]) → 10[1,10,10,10]+9[1,2,9] → 19

万木春海:おやおやおや
GM:意志が高いんよこのパーティ
漆城春渦 :2d10+84
DoubleCross : (2D10+84) → 11[5,6]+84 → 95

漆城春渦 :良し万全!
姫島・葵:僕の侵蝕率は+15(2d10->7,8)されている(侵蝕率:102->117)
万木春海:1d10+72
DoubleCross : (1D10+72) → 2[2]+72 → 74

万木春海:あ2か
GM:ですです。
万木春海:2d10+72

GM:時計塔の針が静かに動く
GM:逆しまな針がでたらめな時刻を指し示して
GM:ゴウン
GM:ゴ ウ ン
GM:ゴ  ウ  ン
GM:不純のない空間に、狂った鐘の音が鳴り響く。
"マスターオーパーツ":「さあ」
"マスターオーパーツ":「決戦開始だ」

トレーラー _/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/

昨日と同じ今日。
今日と同じ明日。
世界は繰り返し時を刻み、変わらないように見えた

時計の針は左に回る。
指し示す位置は違った隣。

今日と昨日が変わらぬならば。
昨日の選択を書き換える。

時が流れるというのなら。
そこに船を浮かべましょう。

「きっと、いつか。」
「ボク達は、世界すらも救ってみせよう。」

ダブルクロス The 3rd Edition 『午前零時のパラドクス』

_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/

GM:【ダブルクロス———それは裏切りを意味する言葉。】



GM:クライマックス戦闘を始めます。
GM:まずはエンゲージ。
GM:PCは1エンゲージ。PCから5m離れた位置に"鍛鉄の座"、さらに5m先に《マスターオーパーツ》
GM: 

▼エンゲージ
マスターオーパーツ[9]
(5m)
"鍛鉄の座"[8]
(5m)
姫島[10]、万木[7]、漆城[5]

GM:そして以下のNPCカードを取得します。
GM

【NPCカード:君臣ユウ】
効果1:『バディムーヴ』
オートアクション。
PCの判定の後に使用可能。その達成値を+3する。
1ラウンド1回。

効果2:『崩れずの群れ』
オートアクション。
命中判定後。PC1人にカバーリングを行う。
シナリオ3回まで(その後戦闘不能)

漆城春渦 :ユウさーん!
姫島・葵:カバーリングありがたや
万木春海:たよりになるぅ
君臣ユウ:がんばります。
GM

【NPCカード:更科未来】
効果1:『世界樹の葉』
オートアクション。
PCが戦闘不能になった直後に使用。
HP1で回復させる。その後、対象の侵蝕率を+5。
シナリオ1回。

効果2:『妖精の手』
オートアクション。
判定直後。出目を1つ10にする。
シナリオ2回。

GM:上手く使ってあげてね。

GM:では戦闘を開始します。
GM:セットアップ!
漆城春渦 :《氷の茨》!
"マスターオーパーツ":《灰色の庭》+《コズミックインフレーション》+《加速世界》
"マスターオーパーツ":対象はPC3人。
漆城春渦 :このラウンド間、エンゲージから離れた任意の相手に5dダメージ。侵蝕95→98
"マスターオーパーツ":ラウンド中、対象は行動値-9。対象は戦闘移動、全力移動、離脱を行うたび5D点のHPを失う。
万木春海:力場の形成!
"鍛鉄の座":《剣の王城》+《バタフライエフェクト》 シーン中、自身のモルフェウスEを組み合わせた攻撃力を+9。対象の達成値+5。
姫島・葵:ないです
万木春海:攻撃+10 対象はハルさんで! 侵食3
漆城春渦 :めっちゃありがたい!!
GM: 

▼エンゲージ
マスターオーパーツ[9]
(5m)
"鍛鉄の座"[8]
(5m)
姫島[1]、万木[0(7)]、漆城[0(5)]

"鍛鉄の座":「真正面からの真っ向勝負かぁ」
"鍛鉄の座":やれやれ、と肩をすくめながらコートを翻す。
"鍛鉄の座":「さて、ここに置いておいたのはどれほどだったか」
"鍛鉄の座":ザ。ザザザ
"鍛鉄の座":真白の空間に、鋼の色が追加される
"鍛鉄の座":剣、槍、銃、棍。雑多な形状の武具が、その砂の中から現れる。
"マスターオーパーツ":「戦闘は本職じゃない、というのなら」
"マスターオーパーツ":「死にものぐるいで頑張ってくれ」
"マスターオーパーツ":一歩、足を引く。
"マスターオーパーツ":それだけで、戦闘の準備が完了する。
"マスターオーパーツ":当たり前に未来に流れる時間という概念。それが滞り、目に見えぬ壁となってあなた達を阻む。
"マスターオーパーツ":流れが淀む
"マスターオーパーツ":無色の海が権限する。
"マスターオーパーツ":《Eロイス:破滅の足音》を使用します
"マスターオーパーツ":コレより1d+1ラウンド後のクリンナップにPC達は戦闘不能。伏見未雨のマスターオーパーツ化が完了します。
"マスターオーパーツ":1d10+1 ラウンド判定
DoubleCross : (1D10+1) → 4[4]+1 → 5

"マスターオーパーツ":5ラウンド後に強制終了。
GM:ではセットアップ終了
GM:行動値変わってイニシアチブ9。マスターオーパーツの手番。
漆城春渦 :あ、イニシアチブで
漆城春渦 :他に何もなければ《時間凍結》します
"鍛鉄の座":お、では
"鍛鉄の座":《ミスリード》。「難易度:自動成功」を打ち消します。HP30点消費。
漆城春渦 :!?
漆城春渦 :なん……だと・……
漆城春渦 :打ち消されます。侵蝕98→103
漆城春渦 :これってHPは消費する?
GM:そうですね。効果打ち消しなのでコストとして消費してください。
漆城春渦 :オフェリアみたいなことしてきやがる!
漆城春渦 :HP25→HP5
漆城春渦 :「−−−−」
漆城春渦 :時間の遅延、あるいは歪曲場を、陽炎のように感知する。
漆城春渦 :たとえそれが、術理を超えたものであろうと、九十九景震天法の前に怯惰はない。
漆城春渦 :迷いなく、誰よりも先に一歩踏み込もうとするがーー
"鍛鉄の座":「最速というのは、つまり、最適と言うわけだ」
"鍛鉄の座":ザシュッ
"鍛鉄の座":踏み込みを行ったその足が、地面から生える槍衾に貫かれる。
"鍛鉄の座":致命には至らない。しかし、その一歩の隙こそが致命。
漆城春渦 :「グッ……!?」 時間の歪みに気を取られた? 否、言い訳だ。
"鍛鉄の座":「やぁ、良かった。コレでもいろいろ学習したんだぜ、俺も」
漆城春渦 :「成程。その影絵めいた身で、愉しませてくれる、刀鍛冶……!」
"鍛鉄の座":「裏方だからね。そんで、ほら」
"鍛鉄の座":後方を指差して。
"鍛鉄の座":「メインはあっちだ」
漆城春渦 :傷口を筋力で止血しながら、獰猛に笑う。
GM:改めてイニシアチブ9。マスターオーパーツ。
"マスターオーパーツ":マイナーなし
"マスターオーパーツ":メジャーでコンボ:▼私は未だ居ない 《コンセントレイト》+《死神の瞳》+《停滞空間》+《悪魔の影》+《因果歪曲》+《パラドックス》+《黒星の門》
"マスターオーパーツ":対象はPC3人。
"マスターオーパーツ":16dx7+4
DoubleCross : (16R10+4[7]) → 10[2,2,2,3,4,6,6,6,6,6,6,8,8,9,9,10]+10[1,1,2,4,10]+6[6]+4 → 30

"マスターオーパーツ":ダメージはなし、命中した場合行動値0、次ダメージ+10D、次の攻撃にリアクション不可。
"マスターオーパーツ":リアクションどうぞ。
姫島・葵:ドッジ……
漆城春渦 :ドッジしま~す
姫島・葵:4dx>=30
DoubleCross : (4R10[10]>=30) → 9[3,8,9,9] → 9 → 失敗

漆城春渦 :6dx+1
DoubleCross : (6R10+1[10]) → 10[1,2,4,5,8,10]+2[2]+1 → 13

万木春海:ええい!
万木春海:3dx
DoubleCross : (3R10[10]) → 5[2,5,5] → 5

万木春海:それは、そう
GM:可愛いね。
"マスターオーパーツ":ではPC3人に上記の効果を付与。
"マスターオーパーツ":演出は一旦飛ばして。
GM:イニシアチブ8。鍛鉄の座。
"マスターオーパーツ":《時間凍結》。HP20消費してメインプロセス。
漆城春渦 :こいつ!
漆城春渦 :これ見よがしに!
"マスターオーパーツ":ボクの"場"なので…
姫島・葵:みーくん強いね……
"マスターオーパーツ":そうだろう。
"マスターオーパーツ":マイナーなし。
"マスターオーパーツ":メジャーでコンボ:▼私は既に居ない 《コンセントレイト》+《インビジブルハンド》+《黒の鉄槌》+《黒星の門》+《因果歪曲》+《パラドックス》
"マスターオーパーツ":PC3人に攻撃。
"マスターオーパーツ":16dx7+4
DoubleCross : (16R10+4[7]) → 10[1,1,1,2,3,3,3,4,5,6,7,7,8,8,10,10]+10[1,1,5,6,8,9]+10[7,9]+5[2,5]+4 → 39

"マスターオーパーツ":リアクションは不可。カバーはできるよ。
姫島・葵:NPCカードの効果でカバーリングをお願いします
君臣ユウ:了解。
"マスターオーパーツ":ではダメージを。
"マスターオーパーツ":4d10+24+10d10
DoubleCross : (4D10+24+10D10) → 24[10,5,5,4]+24+57[7,8,4,5,5,6,1,6,5,10] → 105

"マスターオーパーツ":装甲有効です。
万木春海:それはそれはもう消し飛びます
漆城春渦 :死
GM:無慈悲…
漆城春渦 :初期ロイスの岩摩くんのロイス切って立ち上がります
万木春海:リザレク!
万木春海:1d10+81
DoubleCross : (1D10+81) → 3[3]+81 → 84

GM:生きるのが上手~
姫島・葵:落ち着いてる
漆城春渦 :ピンピンしてる
万木春海:凪……心……ヴェテラン……
"マスターオーパーツ":では演出。
"マスターオーパーツ": 
"マスターオーパーツ":後方、砂の上から既に一つの武器を持ち上げている。
"マスターオーパーツ":黒く輝く骨董品のリボルバー。その弾倉を確認する。
"マスターオーパーツ":「じゃ、行くよ」
"マスターオーパーツ":その銃口を向けて、
"マスターオーパーツ": 
"マスターオーパーツ":君たちは死んだ。
"マスターオーパーツ":心臓に弾丸が着弾する
"マスターオーパーツ":その弾丸が心臓から胸を貫く
"マスターオーパーツ":着弾した弾丸が銃口に吸い込まれていく
"マスターオーパーツ":カチ、カチ、カチ
"マスターオーパーツ":既に発射された弾丸が"逆行"し、発射前に戻った。
"マスターオーパーツ":そこには、未来から攻撃を受けたという、結果だけがあった。
"マスターオーパーツ":血の花が、咲く。
君臣ユウ:「………ゲフッ」
君臣ユウ:赤い色の中に、虹の色。
君臣ユウ:銃口を向けられた瞬間。射線に割り込むように虹色が姫島くんを包んで
君臣ユウ:代わりに、銃口を向けられなかった金髪の少年が血を吐いた。
漆城春渦 :「————!」 構えを貫通した衝撃に、目を見開く。
万木春海:ごぶり、とこみ上げるもの
万木春海:味でわかる、血だ
漆城春渦 :(不可視。高速、転移……否)
万木春海:それを砂地へと吐き捨て
万木春海:「がぼ…が、い」
万木春海:「いや、『死にませんよ』」
姫島・葵:「君臣さん……ありがとうございます……」
万木春海:「私は銃弾じゃあ『死なない』んです」
"マスターオーパーツ":「いいえ、死にますよ」
"マスターオーパーツ":「未来が貴方を殺すのです」
姫島・葵:「おかげで……少し『見え』ました」
漆城春渦 :「模糊の類か。気に食わん」
君臣ユウ:「………フー」口の端の血を手袋で拭って
万木春海:「というか『外れましたし』ね、急所、ホラ」
君臣ユウ:「気にするな。姫島さん」
万木春海:苦しそうに、胸をまさぐる
万木春海:「(この一発なら……なんとか)」
万木春海:「(もう一度、同じ箇所に貰えば……おそらく、『言い訳』は効かなくなる)」
万木春海:クラリと、意識が霞む、血が足りないのだろうか
万木春海:「『立ってます』『平気』『大丈夫』」
"マスターオーパーツ":「破廉恥だなぁ」
"マスターオーパーツ":「じゃあ、もう一回か」
GM:イニシアチブ8。鍛鉄の座。
"鍛鉄の座":マイナーで移動。PCに接敵
"鍛鉄の座":メジャーでコンボ:▼試作五八式・限定機構 《コンセントレイト》+《カスタマイズ》+《キガンティックモード》
"鍛鉄の座":対象はPC3人。
"鍛鉄の座":割り込みあります?
漆城春渦 :これは使えるな。《孤独の魔眼》
"鍛鉄の座":オッケー
漆城春渦 :侵蝕103→107
"鍛鉄の座":では漆城さんに対象を変更。判定します。
"鍛鉄の座":11dx7+4
DoubleCross : (11R10+4[7]) → 10[1,2,3,4,4,4,5,7,9,10,10]+10[4,7,9,9]+6[1,1,6]+4 → 30

"鍛鉄の座":リアクションどうぞ
漆城春渦 :ドッジ!
漆城春渦 :6dx+1
DoubleCross : (6R10+1[10]) → 7[3,6,6,6,7,7]+1 → 8

漆城春渦 :ダメージ下さーい
"鍛鉄の座":ダメージ!
"鍛鉄の座":4d10+415
DoubleCross : (4D10+415) → 18[4,3,6,5]+415 → 433

"鍛鉄の座":装甲有効です。
"鍛鉄の座":エピックの効果で破壊無効、残り97回。
万木春海:ばか!
漆城春渦 :くっ、装甲さえあれば……
万木春海:そんな危ないもの作るんじゃありません!
"鍛鉄の座":だって作れたから…
万木春海:むぎー!!
漆城春渦 :【NPCカード:更科未来:世界樹の葉】を使用。侵蝕+5してHP1で復活。
更科未来:ザオリクザオリク。
"鍛鉄の座":では演出をば。
"鍛鉄の座": 
"鍛鉄の座":「やぁ。何度見ても理解できない現象だわ」
"鍛鉄の座":コートの内より、飾り気の無い片手剣を取り出す。
"鍛鉄の座":レネゲイドの輝きを宿す、賢者の石より作られた剣。
"鍛鉄の座":「アレを超えるのはさて、いつになることやら、と」
"鍛鉄の座":軽い踏み込み音。
"鍛鉄の座":砂に吸収された中で、一息に距離を詰める。
"鍛鉄の座":下段に構えた剣は、そのままであればその場の相手を一息に消し飛ばす軌道。
"鍛鉄の座":踏み込みの勢いのまま、その右腕が振り抜かれ──
漆城春渦 :「童子共」
漆城春渦 :「そのまま直立」
漆城春渦 :ぎじ、と一瞬、砂地に沈んだ片足が。
漆城春渦 :「《利坤流》」
漆城春渦 :極限の剣の軌道に合わせ、下から上へと跳ね上がる。
"鍛鉄の座":「ッ…!」
"鍛鉄の座":切っ先、では無く剣の腹。
漆城春渦 :——斬! 本来あるべき、刃の極大な攻撃範囲を、受け、流し、直角に捻じ曲げる。
"鍛鉄の座":その軌道が無理矢理にかちあがる。
"鍛鉄の座":その結果は単純な身長差。
"鍛鉄の座":少年少女は空を切り
"鍛鉄の座":的のデカさでなんとか当たる。……そんな不格好だ。
漆城春渦 :上方へと歪められた斬撃が、漆城の身体を切り裂きながら、空を真っ二つに割る。
"鍛鉄の座":風を切る音すら無い。歪んだ剣戟に結果は淀む。
"鍛鉄の座":「………チッ」
"鍛鉄の座":「コレだから嫌なんだ、プロフェッショナルは」
"鍛鉄の座":その額に脂汗をにじませた。
漆城春渦 :「ゴフッ! ——戯けた刀だ。二度目というに、俺の化勁で捌ききれんとはな」
"鍛鉄の座":「あいにく凡夫でね」
"鍛鉄の座":「下駄ぐらいは高く履かねば。」
"鍛鉄の座":振り抜いた姿勢の勢いで身体をこぼし、剣を構えながら距離を取った。
漆城春渦 :目は爛々と見開いたまま。しかし、二度の攻撃に、物理的に肉体が重心を支えきれなくなり、傾ぐ。
GM: 

▼エンゲージ
マスターオーパーツ[9]
(10m)
"鍛鉄の座"[8]、姫島[0(10)]、万木[0(7)]、漆城[0(5)]

GM:次、イニシアチブ0。PCたちの手番。
万木春海:《導きの華》+《要の陣形》 侵食7
万木春海:両名に対し判定+10修正
漆城春渦 :素敵~
姫島・葵:ありがたい
GM:演出は攻撃の前ということなので。次、漆城さんか姫島くん。
漆城春渦 :では先に!
漆城春渦 :えーっと
漆城春渦 :マイナーアクションで停滞空間のデバフを解除。
漆城春渦 :メジャーで鍛鉄さんに攻撃しまーす
"鍛鉄の座":こーい。
漆城春渦 :《コンセ:バロ》《瞬速の刃》《斥力の槌》オートで《紡ぎの魔眼》。
漆城春渦 :あ、オートで能力訓練:肉体も使う
漆城春渦 :20dx7+15
DoubleCross : (20R10+15[7]) → 10[1,1,2,2,3,3,3,3,3,5,5,5,5,5,6,7,9,9,10,10]+10[3,5,5,6,9]+10[7]+6[6]+15 → 51

"鍛鉄の座":ガード!
漆城春渦 :出目しょっぱいな…ダメージ!
漆城春渦 :6d10+29
DoubleCross : (6D10+29) → 32[8,8,7,1,1,7]+29 → 61

漆城春渦 :4
漆城春渦 :装甲値、一番高いやつを無視! 4m奥へと飛ばします。
漆城春渦 :ダメージは通りますよね?
"鍛鉄の座":えーと4点軽減で57点。
"鍛鉄の座":こちらに
"鍛鉄の座":《ディフレクション》。自身へのHPダメージを30点軽減。攻撃を行った対象に軽減分反撃。
漆城春渦 :よし。更に氷の茨の効果で追加ダメージいきます
"鍛鉄の座":27点通しで30点反撃。
"鍛鉄の座":茨もどうぞ。
漆城春渦 :細々と……!
漆城春渦 :6d10
DoubleCross : (6D10) → 35[5,9,5,7,5,4] → 35

漆城春渦 :良い感じに期待値だ。追加追加
"鍛鉄の座":強い強い。殺意が。
"鍛鉄の座":累計で91点。戦闘不能になります。
"鍛鉄の座":ので。
"鍛鉄の座":《ラストアクション》
"鍛鉄の座":メインプロセスを行います。
漆城春渦 :この野郎!
"鍛鉄の座":4m先から失礼!
"鍛鉄の座":マイナーなし。
"鍛鉄の座":《コンセントレイト》+《カスタマイズ》+《ギガノトランス》+《天の業物》
"鍛鉄の座":シーン攻撃。
"鍛鉄の座":対象はPC全員。
漆城春渦 :モルフェウスだもんなー!
"鍛鉄の座":11dx6+4
DoubleCross : (11R10+4[6]) → 10[1,1,2,4,5,5,6,6,7,9,10]+10[1,2,3,7,8]+10[5,8]+10[9]+4[4]+4 → 48

"鍛鉄の座":《剣精の手》
"鍛鉄の座":1d6+54
DoubleCross : (1D6+54) → 2[2]+54 → 56

"鍛鉄の座":リアクションどーぞ。
漆城春渦 :ドッジ
姫島・葵:ドッジ……
漆城春渦 :6dx
DoubleCross : (6R10[10]) → 8[1,2,4,4,4,8] → 8

万木春海:見てな!
万木春海:ドッジ!
万木春海:3dx
DoubleCross : (3R10[10]) → 6[5,5,6] → 6

姫島・葵:4dx
DoubleCross : (4R10[10]) → 3[2,3,3,3] → 3

姫島・葵:ダメー
"鍛鉄の座":ダメージ…前にカバーとかはあるかい?
万木春海:惜しかった……
漆城春渦 :これって私、
漆城春渦 :反射ダメージと攻撃で二回死ぬ?
"鍛鉄の座":2回死ぬ。
万木春海:ひゃー
姫島・葵:うお……
漆城春渦 :反射ダメージはともかく、カバー欲しい…!
君臣ユウ:俺も居るよ。
万木春海:万木パワーで葵ちゃんバリアー!できるけど
万木春海:ユウくん……ここで死んでくれ
君臣ユウ:あと、ここの君臣は特別性だから
万木春海:素材が違うんだよね~~
君臣ユウ:1回の攻撃に2度カバーできる領域の盾仕様でもあるぞ
漆城春渦 :じゃあ鍛鉄野郎のロイスを昇華して、反撃分のダメージは受けて復活します
漆城春渦 :攻撃の方はユウさんに庇ってもらう
君臣ユウ:かばいます。漆城さんと姫島くんをカバーで残り2回分を使用。戦闘不能に。
姫島・葵:ありがとう君臣さん……
"鍛鉄の座":ダメージだしまーす。
君臣ユウ:よくあることだ、気にするな。
"鍛鉄の座":6d10+415
DoubleCross : (6D10+415) → 33[9,4,2,4,4,10]+415 → 448

"鍛鉄の座":装甲有効。
君臣ユウ:ひっそりと3倍の1344を受けて死亡。
GM:漆城さんと姫島くんはカバーされたので、万木ちゃんはダメージ処理してね~
漆城春渦 :ユウさんは負けてない! 誰も死なせなかった! ユウさんの勝ちだ!
君臣ユウ:後ろに守る者たちを守るのは当たり前だ。他の中学生もきっとそうしただろう
万木春海:リザレク!
万木春海:1d10+91
DoubleCross : (1D10+91) → 1[1]+91 → 92

GM:生きるのが上手い。
万木春海:上手
"鍛鉄の座":では、ラストアクション後。
"鍛鉄の座":《魂の錬成》
"鍛鉄の座":……があるのですが、ミドルで背骨をバキバキにされた時に使ったので
"鍛鉄の座":そのまま倒れます。
GM:漆城さんから演出どうぞ。
漆城春渦 :侵蝕117→126
漆城春渦 :はーい
漆城春渦 :「……真、裏、利、逆。 乾、卦、坤。……四方、三段、重ねて十二」
漆城春渦 :幾度の両断を受けた身体が、揺れるように動く。
漆城春渦 :「砕、流、溌、虚、貫、祓、勢、捉——八景、束ねて、九十六」
漆城春渦 :本来。大陸の武術において、脚技は主とされない。
漆城春渦 :両の足で確りと地を掴み、その反動を力として——通常、それでようやく、彼らの秘奥は行われる。
"鍛鉄の座":「………!」距離をとった。取っただけだ。たかだかメートルに届かない間合い。
漆城春渦 :歩法を除けば。むしろ、力を練り上げるための訓練としてこそ、脚技は習得される。
漆城春渦 :——ならば。ならば。脚を用いた震天法は、一撃の威力と引き換えに、その秘奥を失った異形の武芸なのか?
漆城春渦 :——そうではない。
"鍛鉄の座":その距離は、超人を相手にするにはか細く、脆すぎる。
漆城春渦 :漆城の身体が沈む。箭疾歩。
漆城春渦 :気がつけば、鍛鉄の座の前に。そのままの軌道は、何気なく回し蹴り——だが。
漆城春渦 :それは、異様に遅い。子供の遊戯のように。老人の手習いのように。刀鍛冶の細身でも、防御、否、カウンターすら可能なほどに思えた。
"鍛鉄の座":「チ、ィ、ィ」
"鍛鉄の座":遅い。なにかがある。それはわかる。わかったとして。
"鍛鉄の座":何かなど、何もわからないのと同意義だ。故に。
"鍛鉄の座":誘い込まれるようにカウンターを撃つ。
"鍛鉄の座":回し蹴りの軌道を真っ向から撃つ、剣の一撃。
漆城春渦 :刃と交差するように、緩やかな足が、鍛鉄の座の、胸先を捉え、
漆城春渦 :--------ガ、ギュアッ!
漆城春渦 :瞬間。広げられた漆城の両腕が、『大気』を『蹴った』。
漆城春渦 :周囲の大気を掴み、真後ろに投げ捨てるような、全身の回転。その反動は、力となって漆城の身体を練り上げられながら駆け、
漆城春渦 :棄脚を通して、鍛鉄の座の全身を貫き、吹き飛ばす。
"鍛鉄の座":「     」
"鍛鉄の座":悲鳴もうめき声も、あげるほどの余裕はない。
"鍛鉄の座":ただ胴体に両手両足。そして頭部。
漆城春渦 :「常中、三景。套路、震脚、——『発勁』の業」
"鍛鉄の座":その形状を維持することだけが精一杯。
"鍛鉄の座":不可視の蹴撃。それが生み出した結果だった。
漆城春渦 :追撃はない。ただ練り上げられ、敵へと与えられた莫大な力積は、
漆城春渦 :「以て」宙へと浮かんだ相手の、その内側で爆ぜる。
"鍛鉄の座":「……………!」数回バウンド。減衰し、数m先に崩れ落ちる。
漆城春渦 :「九十九景、震天炮」
"鍛鉄の座":立ち上がろうとした身体から
"鍛鉄の座":「 あ  」
"鍛鉄の座":噴血が白の地面を赤く染め─────そしてまた、白の砂になった。
"鍛鉄の座":それは完全に、"鍛鉄の座"という存在を破壊し尽くす一撃。
"鍛鉄の座":その灯火が消えるのに、もはや秒の猶予も必要なく、
"マスターオーパーツ":そして、一瞬など。この空間では、無限に等しい猶予だった。
"鍛鉄の座":「…………」
漆城春渦 :「……ゴ、フ。」誘ったカウンター。その極限の刀は、志半ばで持ち手を吹き飛ばして尚、致命の斬撃として届いている。
"鍛鉄の座":立ち上がる。どうにか全身を駆動させ、倒れる姿の逆回しのように。
"鍛鉄の座":確実に致命。どれほど引き延ばそうと、その終わりは避けえない。
"鍛鉄の座":故に。
"鍛鉄の座":避けず、下がらず。
"鍛鉄の座":あと一歩。目的のために足を進める。
"鍛鉄の座":「……………………プロフェッショナルは、嫌いだな」
"鍛鉄の座":ぎこちなく、剣を構える。
"鍛鉄の座":流血は止まる。このときのみ、死に向かう身体の時が止まる。
"鍛鉄の座":飾り気のない剣を、担ぐように構えて。
"鍛鉄の座":「結局最後は、素材の力に頼るとは。」
"鍛鉄の座":「せっかくだ、コイツに名前をつけておこう」
"鍛鉄の座":頼り気なく。剣の間合いから遠く。
"鍛鉄の座":「『露払え』」
"鍛鉄の座":その剣。────聖剣を目指す中途の剣の銘を開放する
"鍛鉄の座":「『嵐影湖光』」
"鍛鉄の座":剣を振り抜いた。
"鍛鉄の座":時間を操るマスターオーパーツに適合した賢者の石より生成された、一振りの剣。
"鍛鉄の座":それは時間を超越し、今まで奮ったすべての斬撃を、この瞬間に再現する。
"鍛鉄の座":数。千を飛んで二十四。
"鍛鉄の座":不可視の斬撃が、あなた達に殺到した。
君臣ユウ:その、一瞬のうちに千。
君臣ユウ:白と不可視の剣を受け止める虹がある。
君臣ユウ:世界を捻じ曲げ、理を捻じ曲げて、その場の全てを殺戮する剣を一身に受ける。
君臣ユウ:全身に衝撃を流し、そして、体中を傷で埋めて。
君臣ユウ:「───────っ、」
君臣ユウ:金髪も服も赤く。
君臣ユウ:「後は、」
君臣ユウ:「任せた。」
君臣ユウ:どさり、と砂の上に崩れ落ちる。
姫島・葵:脱帽、感謝の表明
万木春海:残す二十四。
万木春海:「……わけがない」
漆城春渦 :「——」渾身の一撃の代償ならばと、黙って受けるつもりだった。それを防ぎ、倒れた童子に軽く瞠目する。「見事也。金の拳士」
万木春海:「『死ぬわけがない』!」
万木春海:「ひよわのユウくんひとり殺せない『なまくら』なんて」
万木春海:「だれの命も、『奪えやしない』!」
万木春海:言い切る前に、斬撃は既に全身に届いている
万木春海:しかし、倒れるわけにはいかない
万木春海:”言い”聞かす
万木春海:「どうした、今度は……こっちの番だぞ!!」
"鍛鉄の座":「………………は。」
"鍛鉄の座":「は、ははは」
"鍛鉄の座":ギチギチと、機械のように笑う。
"鍛鉄の座":軽薄なそれでは無く、こらえきれず。
"鍛鉄の座":「いや、一人も及ばないとはね。全く」
"鍛鉄の座":ザン、と剣を突き立てて。
"鍛鉄の座":「……………やぁ」
"鍛鉄の座":「ただの剣の方が、マシだったな」
"鍛鉄の座":糸が切れたように、終わった。
GM:イニシアチブ0、姫島くん。
姫島・葵:マイナーでデバフを解除しまして……
姫島・葵:メジャー コンボ:《落星》→《偏執狂的批判的方法による一撃》 《コンセ》《黒の鉄槌》《黒星の門》《紡ぎの魔眼》
姫島・葵:僕の侵蝕率は+6されている(侵蝕率:126->132)
姫島・葵:対象はマスターオーパーツ
"マスターオーパーツ":来なさい。
姫島・葵:16dx7+14
DoubleCross : (16R10+14[7]) → 10[1,1,2,2,4,5,5,6,6,6,8,8,8,9,10,10]+10[2,2,5,7,9,10]+10[1,4,9]+10[8]+2[2]+14 → 56

万木春海:まだまだ余ってる妖精も乗っけちゃうぞ—
姫島・葵:えっと、54+1dxですかね?
更科未来:妖精~
更科未来:64だね。固定値14だから
万木春海:妖精の手→姫島葵 侵食4
漆城春渦 :つまり1dx7+64になりますなー
姫島・葵:ありがとうございます!
姫島・葵:1dx7+64
DoubleCross : (1R10+64[7]) → 3[3]+64 → 67

"マスターオーパーツ":ドッジ
"マスターオーパーツ":5dx>=67
DoubleCross : (5R10[10]>=67) → 9[2,7,7,9,9] → 9 → 失敗

"マスターオーパーツ":ダメージくださいな。
姫島・葵:7d10+18 装甲有効
DoubleCross : (7D10+18) → 27[2,4,9,1,8,1,2]+18 → 45

姫島・葵:安いな……?
"マスターオーパーツ":では。
"マスターオーパーツ":《Eロイス:虚実崩壊》。マスターオーパーツはこの戦闘中、ダメージを受けません。
姫島・葵:嘘……
漆城春渦 :こ、こいつ!!
GM:演出どうぞ~
万木春海:んだとぅ~~~
万木春海:いきます
万木春海: 
万木春海:——私の担当医のせんせーはというと、相変わらずちんぷんかんぷんなことを教えてくれる。
万木春海:「ウロボロスの因子が、声というものが持つ"性質"を増幅している、と以前教えたっけ」
万木春海:「言葉は発することで否応なく世界に対して影響してしまうからね」
万木春海:「もっと細かく言うとだ、きみの場合事象の支配権…その主張を世界に対して行ってるわけだ」
万木春海:「萎えちゃうんだよ、世界の側がね、幼稚な口喧嘩みたいなもので」
万木春海:「きみの能力の使い方は現状かなり一方的なもので……、ああもういいですそれくらいならお好きにしてください、ってなっちゃうわけだ」
万木春海:褒められてるんだろうか?
万木春海:「褒めてる……というか、安心している」
万木春海:疑問が顔に出ていたのだろうか、せんせーは言葉を続ける。
万木春海:「きみがその能力を『事象改変』、に留めている間は…裏を返せば世界の側がお目こぼしをしてくれる程度の影響力しかないわけだからね」
万木春海:つまり、私の能力は弱い、そう言いたいのだろうかこのメガネは。
万木春海:「ああ怒らないで欲しい、怖いんだよ正直」
万木春海:「言葉、というのは『会話』というやつに使えるだろう?」
万木春海:「人の精神状態や考え方、に働きかけるちから、だ」
万木春海:「きみがそれのためにその、『ことばのちから』を使った時」
万木春海:「……果たしてどこまで"やれて"しまうのか」
万木春海:つまり、お前の能力は悪役向きだと。
万木春海:「……君は善良な子だと思う。ただ、それは危険なものだということは覚えていて欲しい」
万木春海:大丈夫、私ものおぼえは良いのです、えへん。
万木春海: 
万木春海:————
万木春海:——
万木春海:—。
万木春海:声が……しっかりと意思をまとって届きうる距離おおよそ半径20m、私はそこの支配者だ。
万木春海:一切合財を狂言に仕立てる"ファルス・ルーラー"
万木春海:「葵ちゃん!」
万木春海:声を、かける
姫島・葵:「……はい、万木さん」
万木春海:白砂を踏みしめる男の子の横顔、少女にすら見える線の細い
万木春海:「(怖いよね)」
姫島・葵:「(……はい)」
万木春海:ついこの間まで、思わぬ再会に胸の高鳴らす普通の少年であったはずだ。
万木春海:「言いたいこと、あるでしょう、たくさん!」
万木春海:「私が手伝います、だから」
万木春海:「それをぶつけてやろう!」
万木春海:彼を信じる、
万木春海:ここまでたどり着き、強大な敵として立ちはだかる彼女をしっかりと見据える
万木春海:"特異点"のソレではなく、姫島葵の心のちからを。
万木春海:私の"ちから"が、言葉の持つソレを増幅するものだというなら、
万木春海:何もそれは自分の喉を通ったものに限らないはずだ。
万木春海:「それきっと……」
万木春海:「エッグイほど効くから、ね!」
姫島・葵:すぅ、と息を吸いみーくんに叫ぶ
姫島・葵:「なんで……なんで君の仲間を頼らなかったんだ分からず屋!」
姫島・葵:僕の視界内が歪む、覚醒と共に得た瞳、力の流れを知覚する。
姫島・葵:だが、それだけでは駄目なのである。
姫島・葵:「君のことをもっと教えて欲しい……!」
万木春海:届くはずだ、私の声なんかよりずっと、深く、強く
姫島・葵:栞を差し込むように、矢を射るようにでは遅い。
姫島・葵:視覚は写真のように平面に見えるが、世界は立体だ。
姫島・葵:二次元的な歪みに立体を加えろ。
姫島・葵:唇に指を当てる
姫島・葵:出発と到着の位置、両方から始まるように。
姫島・葵:あるいは初めから存在していたように。
姫島・葵:唇に当てた指は『みーくん』に向く
姫島・葵:漆城さんから学んだ強さと万木さんから学んだ言葉の力を乗せて
姫島・葵:「……愛しているよ」
姫島・葵:『過程』を『飛ばすように』
姫島・葵:直線的な一撃で射抜く
姫島・葵:ロイス マスターオーパーツ ○君もみーくんだ/僕たちで変われ で取得
"マスターオーパーツ":「頼ったよ」
"マスターオーパーツ":「頼ったさ」
"マスターオーパーツ":過程を飛ばした攻撃。
"マスターオーパーツ":途中が無くとも、始点と終わりがある。
"マスターオーパーツ":ただ、その結果が出るまでの時間が停滞する。
"マスターオーパーツ":「頼って」
"マスターオーパーツ":「皆、居なくなったんだ」
"マスターオーパーツ":ふ、と微笑む。
"マスターオーパーツ":溜め込んだものを吐き出すような笑顔。
"マスターオーパーツ":その根底に流れているのは
"マスターオーパーツ":諦念だ。
GM:クリンナップ。行動値がもとに戻ります。
GM:そして1R目が終了。
GM:ラウンドの終了をトリガーに、情報項目が開示されます。
GM: 

■【マスターオーパーツについて】
 その能力は時間の掌握。
 マスターオーパーツの作り出した空間において、すべての時間は彼女の掌握する所であり、
 すべての攻撃を『受ける前』の時間に戻すことができる。
 あらゆる攻撃は、彼女に届くことはない。
 
 ※《Eロイス:虚実崩壊》が使用されています。
 マスターオーパーツに対するあらゆる攻撃のダメージを無効化します。
 
 ────ただし。
 その力と源と同じくする賢者の石。
 同じ力によって能力を打ち消すことが出来るのなら、その攻撃は時を超え、彼女に届く
 
  →【判定:マスターオーパーツへの攻撃 難易度100 <『賢者の石』の効果を適用した任意の攻撃技能>】が開放されました。

GM:また、ラウンド終了時に"鍛鉄の座"が戦闘不能になっていることをトリガーに、下記の情報が追加されます。
GM: 

■【賢者の石:嵐影湖光】
 "鍛鉄の座"によって作成された、賢者の石を素材とした剣。
 マスターオーパーツに適合した賢者の石。時に干渉する能力がある。
 
 本来、適合者にしか使えない筈の賢者の石。
 その認証機構とでも言うべき物を解除し、『誰でも扱える』ように加工されている。
 "鍛鉄の座"の目的であった、『すべての人間が振るえる遺産』を目指した試作武器である。
 
 →【NPCカード:賢者の石】を獲得。

■【NPCカード:賢者の石】
 PCの判定を行う直前に使用する。
 その判定のクリティカル値を-2する。(下限2)
 1度の判定に何度でも使用可能。
 
 この効果を使用したメインプロセス終了時、『使用した回数*1』D10の侵蝕率を増加させる

GM:以上の情報を取得しました。

GM:2ラウンド目。セットアップから。
"マスターオーパーツ":なし。
漆城春渦 :《氷の茨》
漆城春渦 :侵蝕126→129
姫島・葵:なし
万木春海:力場の形成→姫島葵 攻撃+10 侵食3
GM:では。イニシアチブ10。姫島くん。
姫島・葵:マイナーはなし
姫島・葵:メジャー コンボ:《恋はみずいろ》 《コンセ》《黒星の門》《黒の鉄槌》《紡ぎの魔眼》
姫島・葵:《特異点》使用
姫島・葵:NPCカード《賢者の石》を二回使用
GM:割り込みなし。判定どうぞ。
姫島・葵:僕の侵蝕率は+6されている(侵蝕率:132->138)
姫島・葵:僕の侵蝕率は+13(2d10->8,5)されている(侵蝕率:138->151)
姫島・葵:17dx3+34
DoubleCross : (17R10+34[3]) → 10[1,1,2,2,3,4,4,4,4,6,6,8,8,9,9,10,10]+10[2,4,4,6,6,7,7,8,9,9,10,10,10]+10[2,2,3,4,5,7,7,7,8,9,9,9]+10[2,2,4,5,5,5,6,7,8,10]+10[2,3,6,7,8,8,10,10]+10[3,3,3,7,7,9,10]+10[1,3,6,6,9,9,9]+10[1,4,4,4,6,7]+10[1,1,2,2,10]+10[4]+10[9]+10[8]+10[7]+10[4]+10[3]+10[3]+10[8]+10[4]+10[4]+1[1]+34 → 225

"マスターオーパーツ":ワォ………100を超えたので判定達成。マスターオーパーツに攻撃が届きます。
"マスターオーパーツ":ドッジ。
"マスターオーパーツ":5dx>=225
DoubleCross : (5R10[10]>=225) → 10[2,2,3,4,10]+8[8] → 18 → 失敗

"マスターオーパーツ":ダメージどうぞ。
姫島・葵:23d10+18 装甲有効
DoubleCross : (23D10+18) → 121[3,3,5,10,4,6,10,4,3,1,1,9,10,6,9,1,5,8,8,1,4,7,3]+18 → 139

"マスターオーパーツ":装甲で8点引いて131ダメージ。累計151。
"マスターオーパーツ":HPは27です。戦闘不能!
GM:戦闘終了です。
GM:演出をどうぞ。
姫島・葵:「……誓うよ、誰がいなくなっても僕は傍にいる」
姫島・葵:力が流動的にな流れ、視界が歪む
姫島・葵:偏執狂的批判的方法による表現、これは波であり紅茶に注がれる牛乳と同じ
姫島・葵:落ちていた剣が浮かぶ、それを君に届けよう
姫島・葵:「見たことがあるかな『記憶の固執』を」
姫島・葵:空間の圧縮と流動、収縮と拡散、剣をぶつける
"マスターオーパーツ":「それが、どうかしたのかい?」
姫島・葵:「その絵には続きがあるんだ『記憶の固執の崩壊』……浸水し、崩壊する絵だ。ここも同じ」
姫島・葵:鍛鉄の座の忘れ物『賢者の石』の一品
姫島・葵:それを浮かせ、彼女を狙う
姫島・葵:もう一度、置くように、そこに存在したように
"マスターオーパーツ":この空間では、すべての行動は自分の意のままだ。
"マスターオーパーツ":いわんや、自分の力の源。賢者の石であれば。
姫島・葵:「僕を信じて、これで倒れて欲しい」
"マスターオーパーツ":一瞥すること無く、その存在を掌握できる。
"マスターオーパーツ":────本来、ならば。
"鍛鉄の座":『────あぁ、まぁ、つまるところ。嫌がらせってやつだよ』
姫島・葵:特異点、その効果は表出する
"鍛鉄の座":『それにほら』
"鍛鉄の座":『特別だから強いって、つまらないだろ』
"鍛鉄の座":その石には、既に加工がなされている。
"鍛鉄の座":使い手を選ぶ高慢を外し、ちょっとした意趣返し。
"鍛鉄の座":『本来の使い手』のみ、使えない。
"マスターオーパーツ":「…………?」
"マスターオーパーツ":剣への干渉が効かない。故に、その攻撃を届かせる時間を阻む遅滞を狙う。
"マスターオーパーツ":─────そのラグは。キミにとって、信じられないぐらいの、隙だ。
姫島・葵:「何度だって言おう、愛してる」
姫島・葵:君を目指したのだ、そんなのは無視しない
姫島・葵:「喰らえええええええええええええ!」
姫島・葵:射出、否、顕現だ、突き刺す
"マスターオーパーツ":「あ、──────」
"マスターオーパーツ":ぞぶり、と。身体から生えたそれを見る。
"マスターオーパーツ":本来あるべき場所に、賢者の石は収まって。
"マスターオーパーツ":その身を鞘とする。
GM: 
GM:今から10年前。
GM:FHエージェント、《マスターオーパーツ》はUGNと交戦し。
GM:聖剣使いによって討伐された。
GM:それが、最後の記憶。
GM: 
"マスターオーパーツ":「…………………あぁ、いや、まったく、もう」
マ■ター■ーパー■:どさり。小さな体が倒れる
■■■■:逆さまな視界で真っ白な空を見て。
伏見未雨:視界の先に時計塔。
伏見未雨:右回りの針を見る。
伏見未雨:「………………ボクの負けだ」
伏見未雨:「信じられない、な」
GM:ゴウン
GM:ゴ ウ ン
GM:ゴ  ウ  ン
GM:長針と短針の重なり合った時計塔から
GM:古ぼけた鐘の音が響いた。


GM:バックトラック!
GM:Eロイスはこちら
GM: 

《マスターオーパーツ》
Eロイス:無限を継ぐ者
Eロイス:破滅の足音
Eロイス:虚実崩壊

GM:以上の3つ。振りたい人は振りなさい!
漆城春渦 :眠り姫/伏見未雨/同情/呆れ:○/ロイス  取得
漆城春渦 :取得しつつ、Eロイスふります!
姫島・葵:自分自身へのメモリーを昇華します
姫島・葵:僕は僕を受けいれた。侵蝕率は-10される(侵蝕率:151->141)
漆城春渦 :129-3d10
DoubleCross : (129-3D10) → 129-12[2,8,2] → 117

姫島・葵:Eロイス三つも振ります
漆城春渦 :ロイスは四! だが戦闘用人格でダイス-1!
姫島・葵:強敵との戦いに肝が冷える。僕の侵蝕率は-15(3d10->2,10,3)される(侵蝕率:141->126)
漆城春渦 :二倍振りします。4×2−1で7つ。
漆城春渦 :117-7d10
DoubleCross : (117-7D10) → 117-29[9,9,3,2,2,3,1] → 88

万木春海:素振りだぜ
漆城春渦 :はい帰還。3てーん
万木春海:99-5d10
DoubleCross : (99-5D10) → 99-33[9,8,3,3,10] → 66

万木春海:つやつや
姫島・葵:ロイスは万全を期して6を倍振り
姫島・葵:誓いを守るために意識を保つ。僕の侵蝕率は-56(12d10->7,10,2,2,3,5,8,1,5,5,5,3)されている(侵蝕率:126->70)
姫島・葵:4点
GM:はーい
GM:ではいつもの5点、シナリオ10点、Eロイス3点、Dロイスは《賢者の石》と《時使い》2点の20点
GM:20点に侵蝕点を加えて、おいくつかな~?
漆城春渦 :23点!
姫島・葵:24!
万木春海:ほにゃほにゃ どこだっけ~~
GM:万木ちゃんも24点!
万木春海:4!4!
GM:そして私も24点ってわけ。
万木春海:了解!
万木春海:イタダキマス!
GM:経験点を想定!大きくなるのよ!
姫島・葵:いただきます
万木春海:3mまで伸びます、そのうち
漆城春渦 :楽しみねえ~~
GM:スクスク伸びて~
姫島・葵:背が追い抜かれてしまうな……
万木春海:かなうものなし!になってしまうな~~

ED:合同

GM: 
//=====================
// ED 合同
//=====================

GM:ザ、から始まる、静かながら雑多な音が静かに響き始めた。
GM:すべての停滞した空間の中で、砂が流れ始めている。
GM:それは、『動き出した』ことをその場の全員に直感的に訴えかける。
GM:この空間を維持していた意志が途切れることで、空間の崩壊が始まった。
万木春海:崩れる、崩れていく
万木春海:「なんか、こう、お約束のやつが!」
万木春海:「はじまってしまいましたが!ここ、どーやって!外に」
万木春海:わたわた、と砂埃をあげて
万木春海:頼みの綱の、”マスターオーパーツ”、いや今は伏見未雨…は意識を失っている
万木春海:「ハルさん、これハルさんキックで空間にドカーンと穴を開けて脱出!できたりしないんですか!?」
漆城春渦 :「…………お任せ!」
万木春海:「マジで!?」
漆城春渦 :「と、言いたいところだけど」頬に手を当てる。「ちょっと無理ねえ」
姫島・葵:頭がクラクラしてきた、レネゲイド真実とは……残穢とは……
漆城春渦 :「アタシ形而上のもの蹴るの苦手なのよねえ~しゃらくさくて」
万木春海:「しゃらら……」
漆城春渦 :「マキちゃんが頼みこんでみるのはどう?」
万木春海:「おっしゃーー」
万木春海:土の中から鉄のつるぎをひとふり、持ち上げる
万木春海:「『指し示せ』!!」
万木春海:そう言ってドカリ、と砂に突き立てる
万木春海:「……」
万木春海:「…」
万木春海:「倒れないのですが?」
姫島・葵:みーくんは……どこに……
漆城春渦 :「指し示せっていうか、刺しただけね」
万木春海:「というか、なんか変な手応えが」
万木春海:砂を掘り出す
万木春海:カリ、と手元に手応え、違和感
万木春海:「!」
万木春海:ざっざと砂を払いのけるとそこには
万木春海:「……扉だ」
万木春海:来たときと、似たような
姫島・葵:「……はっ、」
万木春海:「開けゴマ!!」
万木春海:開け放つ
万木春海:首を突っ込んで
万木春海:「……ジャングルジムが、見える」
姫島・葵:「ジャングルジム……?」
万木春海:「ほら」
万木春海:そういって扉の向こう
万木春海:そこには来たときと同じ、ジャングルジム
姫島・葵:覗き見て、あぁなるほどと頷く
万木春海:それが重力を無視して、天井に生えていた
万木春海:だまし絵のような、迷宮のような
万木春海:街を箱に入れてしっちゃかめっちゃかにかき回したあと、ぶちまけたかのような
漆城春渦 :「前衛的ねえ」
万木春海:「……行きましょう」
姫島・葵:「……なんとも芸術的な……」
万木春海:「葵ちゃん……ジモティーのきみに、かかってます……」
姫島・葵:「ええ……」
万木春海:「だってここ以外に見当たらないんですよ!」
姫島・葵:それもそうである
姫島・葵:賭けるならここだ、時間もそうないのだろう
万木春海:「もう特異点だのジモティーのガイディーだの奇跡だの絆パワーだのに賭けるしか、ないんですってば!!」
万木春海:バタバタと手を振って騒ぐ
姫島・葵:「……わかりました! 僕から離れないでくださいね?」
万木春海:こうしている間にも、世界の崩壊は進んでいるのだ
姫島・葵:きっと、今この瞬間ならば運命の女神も僕に微笑む
万木春海:「あ、みゅーちゃん持ってかえんなきゃ!」
姫島・葵:揺らぎの中の確率はこの手の中に収束する
姫島・葵:「それも僕がしますから!」
姫島・葵:かえろう、いるべき場所に。帰るべき場所に
姫島・葵:「……南無三」
GM:波が体を揺らす感覚。
GM:それは、この空間に入って来たときと同じく。
GM:布を捻るように空間がねじれ、極彩色の色が視界を覆って。
GM:そして─────
GM: 


GM:【第五地区 運動公園】
GM:まず感じたのは、音だ。
GM:時間の止まった、無音の世界に慣れた感覚には煩雑で雑多な、音と気配。
GM:いつの間にか、気絶するように意識を失っていたあなた達の身体が、そんな情報を受け取っている。
GM:人払いを済ませたUGNの人員が、公園内を精査するように。
GM:また、この世界に戻ってきた君たちを保護し、簡易なテントに寝かせていた。
GM:それは、君たちが目を覚ますには充分な喧騒だった。
姫島・葵:「……ん」
万木春海:「サ…イちゃん……あと2分…だ…け寝かせてぇ……」
姫島・葵:うるさくて、雑多、目を開ければそこにはテントがあるわけで
漆城春渦 :「っと、とっとっと」
万木春海:「はっ!」
万木春海:「……」
万木春海:キョロキョロと周囲を見回し
漆城春渦 :周囲の気配を感じた瞬間に、首跳ねとびで立ち上がり、戦闘態勢を取る。「……あーらっと、戻ってきたのね」
万木春海:「……みっしょん、こんぷりーと?」
漆城春渦 :戦闘態勢解除。
姫島・葵:「全員、いますか?」
万木春海:「私が最後にみたときはユウくんはちゃんとハルさんが持ってたけど」
万木春海:「いないね?」キョロキョロ
万木春海:「おっことしてきた?」
姫島・葵:落っことした……?
姫島・葵:「みーくん!」
更科未来:「あぁ、おはようございます」君たちが起き出したのを見て、顔を覗かせる。
漆城春渦 :「あらま、取りに行かないと」
万木春海:「あ、サラちん!ユウくんどっかに落ちてない!?」
更科未来:「まずは落ち着いてくださいね。聞きたいことは他の人達の容態ですね?」
更科未来:「ユウくんは命を落っことしそうだったので先に病院です。私は慣れてるので先に起きました。」
更科未来:「もうひとり。マスターオーパーツ……伏見ちゃんでしたか」
更科未来:「あの子もその後の後遺症が無いか、先に検査に回されておりますよ」
更科未来:「そして戦闘員のあなた方はここで経過観察というわけです」
姫島・葵:「……ですか……また、検査……」
更科未来:「時間の止まったところでバシバシ動き回りましたからね。普段より身体の負荷も違うでしょう」
更科未来:「ま、大丈夫ですよ、少年」ぽふん、と姫島くんの頭を撫でる。
万木春海:「ん、だいじょーぶ!」
万木春海:パッと立ち上がり
万木春海:「からだが逆に動こうとしたりもしませんね、別に」ヒラヒラと手を振る
姫島・葵:「んなっ……!」
姫島・葵:「な、撫でられると困ります……」
姫島・葵:みーくんにも撫でられたことがないのに
万木春海:「えーー今回のM・V・Pじゃーん!」
万木春海:「撫でちゃえ、うりうり」
漆城春渦 :「そーよそーよ、大金星なんだから。じゃあアタシも」
姫島・葵:「うわぁ……!」
万木春海:もみもみくちゃくちゃ
姫島・葵:「ちょ、ちょまま……」
漆城春渦 :葵ちゃんと、同時に万木ちゃんも大きな掌で撫でまわす
万木春海:「おや、や?……んへへ~~」
更科未来:「良い行いは褒められる。よきかなよきかな」うんうんと頷いている。
万木春海:目を細める
姫島・葵:「もう……本当に……」
姫島・葵:「……ありがとうございます」
万木春海:「それは、こっちの台詞ですよ」
万木春海:「ちょっと前までただの一般ピーポゥだったのにね」
万木春海:「やっぱ、男の子、だったんですなぁ~~!」
万木春海:ニコニコと
更科未来:「感じますな。"素質"ってやつを。人間関係は真摯が吉ですよ」
更科未来:「さて、まぁ」ぽむ、と両手を合わせて。
更科未来:「みなさんが起きたのなら、僭越ながら私が音頭をば。」
更科未来:「姫島くん。マッキー。漆城さん」
更科未来:ぺこり。お辞儀するように頭を下げる
更科未来:「─────おかえりなさい」
GM:それは、行って、戻ってきた。
GM:何かを成した者への、ねぎらいの言葉だった。

ED:漆城春渦

GM
//=====================
// ED 漆城春渦
//=====================

GM:事件は終わった。貴方が追っていた"鍛鉄の座"は、確実のあの時、死亡した。
GM:しかし一つの事件が終わっても、また次の事件はやってくる。
GM:その後始末も、仕事の内だ。
GM:あの後、本人の死亡の後で、他の影響……例えば鍛鉄の座以外のエージェントの関与。
GM:今回の事件に関わる後始末の手がかりを得るために。
GM:貴方はマスターオーパーツが拠点としていた場所……あの運動公園にやってきていた。
GM:【第五地区 運動公園】
漆城春渦 :「ンもう。溝攫いは専門じゃないのよぉ」
漆城春渦 :「相変わらずUGNは人使いが荒いんだから」
GM:平日の昼間である。人気のない公園は殊のほか静かで、遊具の撤去されたそこは貴方にとっても広々としている。
漆城春渦 :寒さに白い呼気を吐きながら、散策しています。
GM:他に存在するものと言えば、数少ない遊具────ブランコをキィキィと揺らす、小学生ぐらいの少女が一人だけ。
GM:学校の時間である。平日の昼間に見るには、少々不自然な光景ではあった。
GM:そして貴方は、その少女からレネゲイドの気配を感じ取れる。
漆城春渦 :「あら」 周りに大人の気配もない。家出だろうか。
漆城春渦 :……濃密な気に、そんなわけがないことを感じながら、「お嬢ちゃん、迷子かしら?」 普段通りに声をかける。
少女:キィ、キィとブランコを漕いでいる。
少女:カチューシャを付けた黒髪が、それに合わせて揺れる。
少女:「ん?おや」停止。
少女:「コレは失礼。もうそんな時間でしたか」
少女:「迷子ではございませんよ。待ち人がいるのです」
漆城春渦 :「あら、デートかしら? いいわねえ」
少女:「えぇ、まぁ。そのような?」
少女:君の目を見つめて「ところでお兄さん」
漆城春渦 :「何かしら?」
少女:「漆城春渦さん、でよろしかったですか?」
少女:記憶をたぐるように尋ねる
漆城春渦 :「あら。意外だわ。アタシ、そんなに有名人だったかしら」
漆城春渦 :「それとも、どこかで会った? お嬢ちゃんみたいなカワイイ子、忘れないと思うんだけど」
少女:「いえ、初対面です。ただお話を聞いていたので」
少女:ブランコから立ち上がり、両手を揃えてお辞儀。
"嵐影湖光":「初めまして。私の名前は"嵐影湖光"。」
"嵐影湖光":「あなた達と戦った賢者の石より生まれた、レネゲイドビーイングです」

漆城春渦 :「−−−−ははあ」
漆城春渦 :肩を竦める。「そうきちゃった? 相変わらず、この土地は素っ頓狂ねえ」
"嵐影湖光":「いやぁ、ははは。」
"嵐影湖光":「お待ちしておりました、漆城春渦さん。この辺りに居ればお会いできると思いまして。」
漆城春渦 :鍛鉄の座の死体は、あの異空間と共に消えた。
漆城春渦 :姫島葵が顕現させた、あの賢者の石も——同じように消えたと思ったが。
漆城春渦 :「待たせちゃったのねえ。申し訳ないワ」
"嵐影湖光":「いえいえ。私の存在は能力と深く結びついてましたからね」
"嵐影湖光":「皆様と同じ場所に戻れず、ちょろっと昔まで遡っちゃいました」
"嵐影湖光":「そこから自我を持つようになったのが最近、というわけでして」
漆城春渦 :「形而上能力者、そういう自由なとこあるわよねえ」
"嵐影湖光":「増水した河に流されてるので、逆に不便なところでもありますね」
漆城春渦 :「それで、アナタは何を待っててくれたのかしら?」
漆城春渦 :「創り手の仇討だってんなら付き合うけれど。そういう感じでもなさそうよねえ」
"嵐影湖光":「情報提供です。お仕事のお手伝いをしようと思いまして。」
漆城春渦 :「?」
"嵐影湖光":「"鍛鉄の座"さん以下、他の協力者の場所も提供します。だいぶ楽になると思いますよ~」
漆城春渦 :「うーん、待って待って。どこから確認しようかしら……」
"嵐影湖光":「はい。待ちます。待つのは慣れてますので。」
漆城春渦 :「そうねえ。なんでアナタが知ってるのかと、どうして協力してくれるのか、かしら」
漆城春渦 :元から鍛鉄の座は、いくつか不可解な行動があった。
漆城春渦 :「……そもそも、鍛鉄ちゃんとアナタと、マスターオーパーツは、どういう関係だったの?」
"嵐影湖光":「うーん。そうですねぇ」
"嵐影湖光":「まず始めから自己紹介しますと。私はマスターオーパーツに適応した賢者の石。そのRBです」
漆城春渦 :「うんうん」
"嵐影湖光":「そしてマスターオーパーツは本来、未来でジャーム化。過去に遡ります。」
"嵐影湖光":「そして10年前、討伐されました。」
"嵐影湖光":「ここまではご存知のとおりですね?」
漆城春渦 :「そうねえ」
"嵐影湖光":「その際に、マスターオーパーツは既に一つの物を残しておりました。賢者の石ですね」
漆城春渦 :「ああ、今回、伏見ちゃんに撃ちこまれたやつ?」
"嵐影湖光":「そうです。それそれ」
"嵐影湖光":「託されたのは"ピースクラフト"セル。つまり"鍛鉄の座"ですね。彼はその石を素材に剣を作りました。」
"嵐影湖光":「まぁ銃でも良かったようですが。つまりは、"マスターオーパーツ"は賢者の石に自分の意志をバックアップして保存。」
"嵐影湖光":「それを次の候補者に撃ち込む役目が鍛鉄の座、というわけですね」
漆城春渦 :「当時からツーカーだったってわけね」
"嵐影湖光":「マスターオーパーツの目的は、オーヴァード戦力の強化ですから。」
"嵐影湖光":「誰にでも振るうことが出来る強力な武器……それこそ、聖剣やらの量産を目指した彼とは、ウマが合ったのでしょう」
漆城春渦 :「ああ、兵器を量産しようが何しようが、結果として滅びが防げれば万々歳ってこと」
漆城春渦 :「理屈では分かるけどねえ」
"嵐影湖光":「おわかりますか」
"嵐影湖光":「後の顛末はご存知のとおり。目論見は失敗。剣は過去に流れて、私という存在が生まれるわけですが。」
漆城春渦 :「滅亡回避箱庭ゲームで同じことやるなら分かるけどってカンジ?」
漆城春渦 :「生まれたわけねえ」
"嵐影湖光":「生まれたワケです」
"嵐影湖光":「鍛鉄の座さんは、あんまり乗り気じゃなかったみたいですけどね」
漆城春渦 :「その割には、きっちり命まで棄ててアイツを守ってたじゃない」
"嵐影湖光":「そこはそれ」
"嵐影湖光":「マスターオーパーツの能力は過去への干渉。つまりは」
"嵐影湖光":「剣作りに必須の貴重な素材も、供給し放題でしたので。」
"嵐影湖光":「棄てるつもりはなかったんだと思いますよ、あの人。」
漆城春渦 :「自分の目的の為に必須だったってことね」
"嵐影湖光":「えぇ、そして」
"嵐影湖光":「目的を達成できないなら死んだほうがマシだ………なんて」
"嵐影湖光":「思ってたかは知りませんが。」
"嵐影湖光":「と、まぁ。私が諸々の事情を知ってるのはそういうわけです。見てたからですね」
漆城春渦 :「うん、助かったわ。やっぱり気になるところはカタしとかないとね」
"嵐影湖光":「それは良かった。ヒトの皆様のお役に立てて何より。」
漆城春渦 :「で、アナタはもうピースクラウンには戻るつもりはない感じ?」
"嵐影湖光":「ない感じです」
"嵐影湖光":「私は元々、《アトピア》……UGNの伏見さんに適合してたわけですし。」
"嵐影湖光":「ただ、それでも。FH側に使われた武器だというのはありますので……」
"嵐影湖光":「この協力の代わりに。UGNにツテをお願いしようと思いまして」
"嵐影湖光":「貴方を待っておりました。」
漆城春渦 :「クールな子ねえ。……」
漆城春渦 :「いいわよ。アナタが望むなら、UGNでもどこでも紹介したげるわ」
漆城春渦 :「鍛鉄の座も、そこまで嫌いでもなかったしね」
"嵐影湖光":「ありがとうございます」ぺこり、と頭をさげる。
"嵐影湖光":「ふふ、断られたらどうしようと思ってました」
漆城春渦 :さりげなく、頭を下げた延長線上から身をのける。
"嵐影湖光":下げる動作と同時、頭頂部に葉っぱが落ちる。
"嵐影湖光":特に切れること無く、頭の丸みに沿ってするりと落ちた。
"嵐影湖光":「………? どうしましたか」
漆城春渦 :「……出ないのね、延長斬線」
"嵐影湖光":「あぁ。」
"嵐影湖光":「アレはまぁ、すっごい切れ味だっただけですので」
"嵐影湖光":「剣も砕けちゃって、破片になった今では無理ですね。無理無理です」
"嵐影湖光":「……………あ、もしかして戦力にならないとマイナス査定です?」
漆城春渦 :「ううん、むしろ安心ね。……別に、そうだったら見捨ててた、なんてことはないから安心して頂戴な」
"嵐影湖光":「安心しました。」
漆城春渦 :ひょい、と小さな身体を抱えあげる。
"嵐影湖光":「ひゃあ」
漆城春渦 :「むかし拾った子なんか大変だったのよ」
漆城春渦 :「能力制御する前は、触れた端から原子組成いじって流銀に変えて取りこんじゃうんだから」
"嵐影湖光":「それはそれは」
"嵐影湖光":「私も賢者の石に出来たりしますかね」
"嵐影湖光":「この時代だと流行ってましたっけ、そういうの」
漆城春渦 :「それやったら、ちょっとアウトかしらねー」
漆城春渦 :ケラケラ笑いながら。
"嵐影湖光":「ま、出来ませんけどねー」
漆城春渦 :他愛もない話をしながら、少女を連れていく。
漆城春渦 :「さて、UGNと、アトピアと……アイサツしなきゃいけない相手、たくさんいるから」
漆城春渦 :「楽しみにしてなさいね」
漆城春渦 :「——覚醒(めざ)めたからには、楽しまなくちゃ損よ、損!」
"嵐影湖光":「ふふ」抱えられて。剣の時とは違った人のふれあいをして。
"嵐影湖光":「はい、楽しみです」
"嵐影湖光":少女のように笑う。
"嵐影湖光":「"お友達"、いっぱい作っちゃいますよ」

ED:万木春海

GM: 
//=====================
// ED 万木春海
//=====================

GM:昨日と同じ今日。今日と同じ明日。
GM:一つの事件が解決した。そしてまた新しい事件が舞い込む。
GM:UGNとはとどのつまり、それが日常だ。
GM:第九支部での出向が終了し、第五支部に戻った貴方に与えられたのは、新しい任務だ。
GM:他支部からの出向人員の受け入れ。そしてその対象は。
君臣ユウ:「君臣ユウです。」
万木春海:「ユウくんです」
更科未来:「ユウくんですね。」
君臣ユウ:「えー……と、先日の事件で無茶をして、最近まで寝込んでいたので。」
君臣ユウ:「まだ前線は無理として、こちらで見識を広めることになりました。よろしくおねがいします」
君臣ユウ:ぺこり。
万木春海:「私の新しい弟分なのですから優しくしてあげてね!」
君臣ユウ:「いや、弟になったわけでは…」
更科未来:「病み上がりだと、日常生活も大変そうですからね。わかりますよ」うんうん。
更科未来:「とは言えこのご時世。支部待機の人員でも非戦闘とは行かない今日このごろです。物騒ですね」
更科未来:「ユウくん、どれぐらいまで回復したか、実際に動いてみましょうか」
更科未来:ね。と万木ちゃんに目線。
万木春海:「だいじょぶ?ペットボトル開けられる?」
君臣ユウ:「す、凄い笠に来てくる」
君臣ユウ:「いや、うん。流石にそれぐらいには握力も回復した。」
君臣ユウ:にぎにぎ。白手袋をアピール。
更科未来:「じゃあ、マッキー相手にスパーリングでもしてみましょうか」
万木春海:「フフフ、ここにいる連中はキッズが多いが一癖も二癖もあるツワモノ揃い」
万木春海:「その中でもいずれ最強になると名高いこの万木春海サマをご指名とはね……」
君臣ユウ:「そうなのか……!?」
君臣ユウ:リハビリ中なんだが、と見張る目。
万木春海:「また病室に戻されてしまうことになっても知らないですよ?」
更科未来:「大丈夫大丈夫」
更科未来:「オーヴァードは丈夫。」
君臣ユウ:「えぇ……お手柔らかに……?」
君臣ユウ:「いやでも、大丈夫なのか?」
君臣ユウ:「前の戦いでは、直接戦うタイプではなかったように思うけど。」
万木春海:すすす、と訓練場の中心へ
君臣ユウ:ついていく。
万木春海:「フフ……来な!」
万木春海:珍妙な構えを取る
君臣ユウ:「見たことない構えだ……拳法家なのか」右腕を前に突き出す構え。
君臣ユウ:「えーと、よろしくおねがいします」
万木春海:「ゴングは……いつでもいいぜっ!」
更科未来:「ゴーン」トライアングル。
君臣ユウ:「早っ」
万木春海:…………
万木春海:………
万木春海:……
万木春海:そうして一分後、私は……
万木春海:「(なぜ……空は、ああも白いのだろう)」
万木春海:「(いや違うあれ天井だ……REDライトだ……)」
君臣ユウ:「………………」
君臣ユウ:「………………???」困惑。
万木春海:「……これは、涙ではない」
万木春海:「いや涙です、今の無し」
君臣ユウ:大したことはしていない。そう、能力を使うわけではないし、拳を当てるためだけの、足運びや、見様見真似の空手。的な。
君臣ユウ:「前言撤回が早い。
万木春海:「感動の、涙」
万木春海:「ユウくん、よくぞそこまで回復しましたね」
君臣ユウ:そのすべての挙動に、突っ込んできた万木さんが全力で掛かり、まるで一流の合気道みたいな軌道でえらいことになった
万木春海:「(そう……私は花を持たせてやったのだ)」
君臣ユウ:「いや、あの、何もしてない……」
万木春海:「既に奥義をそのレベルで……」
君臣ユウ:なんというか、人を投げ飛ばすのになぜか全く体重を感じなかった。なんだろう。新しい技を身に着けたのかな。
万木春海:「フフ、ならばもう手加減はいらないようですね……」
万木春海:「きみが万全の状態になったとき、真の万木春海をお目に入れてさしあげますよ」
万木春海:「フフ……フフフ」
君臣ユウ:「手加減……」何をどう加減したんだろう。存在?
君臣ユウ:「いや、はい。わかりました。うん。手加減をされてたんだな、俺は」
君臣ユウ:「自信が付きました。なんかそんな気がします。うん、そんな気がしてきた」
君臣ユウ:気遣い。
万木春海:ヨロリと立ち上がる
万木春海:「うむ、よろしい」
君臣ユウ:「なのであの、その涙を拭いていただけると……」ハンカチを差し出す。
万木春海:「引き続き、励んでくれたまえ」
万木春海:「あ、ども、アリガト、やさしいね……」チーン
君臣ユウ:「…………(うわぁ)」鼻水。
君臣ユウ:「ガチ泣きする女性を見るのはこれで2回めだな……」
君臣ユウ:「ええと、そう。動きはわかっていただけたと思うので、施設を!」
万木春海:「よし、ここにもう用はない」
君臣ユウ:「施設の案内などを!していただけると!」
万木春海:ケロリ、と
万木春海:「よかろう、この私に任せ給え」
万木春海:ドンと胸を叩く
万木春海:「10年間当たりの出ない当たらずの自販機……」
万木春海:「注文することが英雄視されるX定食」
万木春海:「変な猫」
万木春海:「よりどりみどりだよ」
君臣ユウ:「び、微妙に心を惹かれないっ」
万木春海:「さあ付いてくるが良いです!」
万木春海:ずんたか歩きだす
君臣ユウ:「でもまぁ、おすすめされるならやってみますけど……」
君臣ユウ:「あっ、待って」
君臣ユウ:たったかとその後をついていく。
GM:金髪の少女と、金髪の少年は、時に騒がしく、時に静かに、時に飽きて、時に再開して。
GM:支部にはその声が響いている。
GM:それは昨日と少しだけ違う今日であり。
GM:いつもどおりの、日常だ。

ED:姫島葵

GM: 
//=====================
// ED 姫島葵
//=====================

GM:昨日と少し変わった今日。
GM:それでも、君は学校に通っていた。
GM:あの後。君は改めてUGNから説明を受け、その力の何たるかについてを知った。
GM:そして、世界が変わろうとも。
GM:変わらないものこそが君を人に繋ぎ止めるのだ───、と。
GM:君が今まで通っていた教室が、変わらなく見えるか、違って見えるか。
GM:それはわからないが。変わったことが一つ。
GM:"転校生"の席は、空席だった。
GM: 
GM:チャイムが鳴る。本日の授業が終了し、教師が注意事項を伝えると、生徒たちはめいめいに解散を始める。
男子生徒:「んじゃ、またなー」
姫島・葵:「……ばいばい」
男子生徒:ひらひらと手を振り去っていく。
姫島・葵:僕は彼を見送る
GM:教室には君が一人だ。
姫島・葵:空席を眺めてため息を着く
姫島・葵:習慣じみた行為だ
姫島・葵:いつかの何かをなぞるように僕は屋上へと歩いていく
姫島・葵:こんな寒い時期に行くのもどうかと思うが、これもまた習慣じみている
姫島・葵:《特異点》は僕の自由にできるものでは無いものの、もしもまた落っこちることがあればと祈ってる
GM:いつぞやと同じ。人工芝の敷かれた屋上と、休憩用のベンチ。
GM:そこには誰も居ない。
GM:ただ、
伏見未雨:「この時間になると寒いね、ここは」
伏見未雨:頭上から、声が落ちてきた
伏見未雨:屋上の入り口の上。給水タンクが存在するヘリに腰掛けて、君を見下ろしている
姫島・葵:「……」
姫島・葵:上を向いて、そこにいる人を見て、笑みがこぼれそうになるのをこらえて
姫島・葵:精一杯、怒ってるぞと示すように腕を組む
姫島・葵:「何をしてるのかな」
伏見未雨:「そっちこそ。」
伏見未雨:「スカートの女子を下からじっと見上げるとは、いかがなものかな?」
伏見未雨:太腿に頬杖をついて、制服姿で言う。
姫島・葵:「なっ……」
姫島・葵:帽子を目深に被り、なんとか誤魔化す
伏見未雨:「冗談だよ」ふ、と微笑んで。
伏見未雨:「ひとまず、検査が終わったからね。侵蝕も問題なし。」
姫島・葵:「……降りてきなよ」
姫島・葵:心臓に悪い
姫島・葵:「……よかった」
伏見未雨:とっ、と答えるように降り立つ。スカートは押さえて。
伏見未雨:「ひとまずは伏見未雨だと証明されたようだよ」
姫島・葵:僕は紳士なので目線は自分の足元である
伏見未雨:「うん、よかった」
姫島・葵:「……心配した」
伏見未雨:「ありがと」
伏見未雨:「感覚的には変な気分だけどね。一人分の人生を追体験、したわけだし」
伏見未雨:「だからなんというかな」
伏見未雨:「すごく、久しぶりの気分だ」
伏見未雨:「ヒメの顔を見るのは。」
姫島・葵:「……僕もそんな気持ちだよ。ずっと待ってたんだから」
姫島・葵:君が君であることがこんなにも幸せだ
姫島・葵:当たり前だとは思えない、知ってしまったのだから
姫島・葵:「……その、なんだ……みーくん」
伏見未雨:「なんだいヒメ」
姫島・葵:「戦った時のこととか、覚えてると思ってもいいのかな……」
伏見未雨:「さて、どうだろうね」首をかしげる。ポニーテールが揺れる。
伏見未雨:「恥ずかしながら、あの時のボクはほぼ消えかけていたからね」
伏見未雨:「今もどこか、ふわふわしているんだ」
姫島・葵:「……んんう」
伏見未雨:「それが、どうかしたかい?」
伏見未雨:君の目を見る。
姫島・葵:困った、覚えていたのならもう覚悟を決めるしかなかったのに
姫島・葵:「あのね……あの……あのね、だね……」
姫島・葵:「ぼ、僕もコードネームってやつを付けることにして」
伏見未雨:「ほほう」
伏見未雨:「きちんと考えたほうが良いよ。名乗りやすさとか」
伏見未雨:「案はあるのかい?」
姫島・葵:「Fallen One《ファーレン・ワン》にしようと思って……」
姫島・葵:「落ちるんだ……」
伏見未雨:「なるほど。能力に由来するんだね」
伏見未雨:「良いんじゃないかな。呼びやすそうだし」
姫島・葵:「どちらかと言えば……心に由来する、かな」
姫島・葵:時折、衝動が沸き立つ
姫島・葵:重力から解き放たれ、人というものの枠からも抜けるような感覚
姫島・葵:浮き足立つ分、落ちて落ち着く
姫島・葵:「僕は何度でも……みーくんに落ちていく……」
伏見未雨:「…………ふふ」
伏見未雨:「ねぇ、ヒメ」
姫島・葵:「なに」
姫島・葵:赤面、動悸、まずい
伏見未雨:「ボクのコードネームは《アトピア》。その意味はね。」
伏見未雨:「ユートピアの否定。与えられた楽園の否定。そして、"場違い"」
伏見未雨:「昔に覚醒してから、訓練施設とか、支部とか、色んな所を転々としたものでね」
伏見未雨:「………今回。移籍と同時に追加戦力としてこの街に来て」
伏見未雨:「実は初めて、居を落ち着かせられそうなんだ」
伏見未雨:ぽつぽつ、と一定のリズムで話し続ける。
伏見未雨:「生き急いできたからね。ボクの能力と同じように、過程を飛ばして」
伏見未雨:「だからさ」
伏見未雨:「一歩一歩、これからは、過程を楽しんで行こうと思ってるんだ」
姫島・葵:「……うん、そうすると」
姫島・葵:「きっと、いいと思う」
伏見未雨:「うむ、うん」
伏見未雨:「実は、友達百人というのにも憧れていた。中学生から始めるのは、なんとも遅いスタートだけど」
伏見未雨:手を差し伸べる。握手を求めるように。
伏見未雨:「おっかなびっくりの一歩目だ。ここから始めてみることにする。」
伏見未雨:だから。
伏見未雨:「"これから"、よろしくね。ヒメ」
伏見未雨:それは、未来を今に。今を過去にする少女の。
伏見未雨:明日を信じる一言だ。
姫島・葵:僕は彼女に歩み寄り、伸ばされた手を握ろうと手を伸ばして
姫島・葵:手が宙を泳いで
姫島・葵:「……その、なんだろう。わがままを言っても?」
伏見未雨:「なにかな?」
姫島・葵:「君に友達が百人出来ることは嬉しいけど……ちょっとだけ」
姫島・葵:「僕はみんなが知るずっとずっと前から君を知ってるのにな、と思うわけで」
姫島・葵:僕は片膝を着く、目は合わせたままで
姫島・葵:「何度もあの世界では言ったわけだが改めて……」
姫島・葵:「愛してるよ、みーくん」
伏見未雨:「ほほう」
伏見未雨:伸ばした手をにぎる。
伏見未雨:「ほほーう」
伏見未雨:ぐー。ぱー。
伏見未雨:「ヒメは、アレだね。なんというか、アレだ」
伏見未雨:握った手の中指を親指で弾く。デコピン。
伏見未雨:ぺちっ。額に当たる。
姫島・葵:「あぅ……」
伏見未雨:「ボクの、言うことを、聞いてなかったようだね」
伏見未雨:君の帽子を取り上げる。その額に掛かる前髪を選り分けて
伏見未雨:「過程が大事だと言ったのに、まったく、もう」
伏見未雨:ちゅっ。なにか柔らかな感覚が額に。
伏見未雨:「ふ、」
伏見未雨:「ふふふふふ」
姫島・葵:「……」
伏見未雨:一瞬後には、一歩距離を取って。
姫島・葵:顔が爆ぜた、熱い、なんだ
伏見未雨:にへら、と。緩んだ頬が、緩い笑顔を作る。
伏見未雨:「飛ばしすぎっ」
姫島・葵:「……僕だってそう思うけど……君は素敵な人だから……」
姫島・葵:「……心配にも……なる……」
伏見未雨:「まったくもう」
伏見未雨:「まったくもうだよ、まったくもう」
伏見未雨:奪った帽子を勝手に被る。ぎゅむぎゅむ。
伏見未雨:「ほら、手。いつまで膝を付いてるんだい」
姫島・葵:「……ん」
姫島・葵:手を出す
姫島・葵:きっと、これから先何度もこうして君に落ちるんだろうなぁという実感を込めて
伏見未雨:「うむ」握る。小さな手だ。ちょっと冷たい。
伏見未雨:「さっきの話しですがね。」
姫島・葵:「……はい」
伏見未雨:「百人用の道が嫌なら、それこそ段階を踏みなさい。」
伏見未雨:「一人用の……いや、二人用?ともかく、こっちにも準備というものがある。舗装とか。そういうのが」
姫島・葵:「……ごめんなさい」
伏見未雨:「うむ。よし」
伏見未雨:「それと、一応言っておくけど」
伏見未雨:「ボクもヒメのこと、嫌いじゃないから。」
伏見未雨:手を繋いでまっすぐに見て。
伏見未雨:それから横に並ぶ。
伏見未雨:「じゃ、帰ろっか?」
姫島・葵:「……うん」
姫島・葵:強く、手を握ってる
伏見未雨:握った手を引くように、出入り口へ歩いていく。
伏見未雨:足並みをそろえて、二人で。
姫島・葵:僕にとってもおっかなびっくりの一歩目
姫島・葵:あと何回愛してると口を滑らせるのか分からないけれども
姫島・葵:けれど、小さな砂の粒が積み重なるように、思い出を積み重ねていけばと信じる
姫島・葵:……やっぱり好きだなぁ、君のことが
GM:────
GM:───
GM:──
伏見未雨: 
伏見未雨:「ヒメ」
伏見未雨:言葉に出してみる
伏見未雨:「ヒーメー」
伏見未雨:伸ばしてみる
伏見未雨:「ひめじまくーん」
伏見未雨:他人行儀に
伏見未雨:「──────」
伏見未雨:過程を省略。
伏見未雨:音は出ない。
伏見未雨:ボクの能力は、始まりから結果の間を省略する。
伏見未雨:つまり、その間のことを、他人は知覚できないわけで。
伏見未雨:文章を伝えるには、一歩一歩、歩むしか無いわけで。
伏見未雨:うーん。なんて不便な能力なんでしょう。
伏見未雨:「ひーめーじーまーあーおーいー」
伏見未雨:こうして名前を呼ぶのはなんてこと無いというのに。
伏見未雨:彼が伝えてくれた気持ちに届くには、あとどれぐらい掛かるんでしょうね?
伏見未雨:その過程はどうやら、省略できなさそう。
伏見未雨: 




GM: 
GM: 
GM:というわけで
GM:『午前零時のパラドクス』 全行程終了!
GM:お疲れさまでした~
万木春海:クランクアップ!
漆城春渦 :ありがとうございました!