『一夜二人転 君臣ユウと羽鳥七海の場合(GM:めかぶ)』
PC1:君臣ユウ(キャラシート)PL:缶詰
PC2:羽鳥七海(キャラシート)PL:アスハル
メインログ|雑談ログ
目次
プリプレイ
GM:では、一夜二人転をはじめます。
GM:今夜の異常事態は、
GM:アーティファクトにより【性別変化/身体が小さくなる】という事態に陥る。
GM:事態を解決するためには、【見つけ出して破壊】する必要がある。
GM:最後の障害として、【アーティファクトに操られたレネゲイドビーイング】を倒さなくてはならない。
GM:という内容です。
羽鳥七海:うおおお
君臣ユウ:大変だぜ!
GM:がんばって解決してね!
GM:それでは、さっそく初めていきましょう。
GM:
GM:まずは自己紹介かわりにサクッとキャラシを見せてね。
GM:まずは君臣くんから。
君臣ユウ:はいっ
君臣ユウ:http://character-sheets.appspot.com/dx3/edit.html?key=ahVzfmNoYXJhY3Rlci1zaGVldHMtbXByFwsSDUNoYXJhY3RlckRhdGEY6sPsyAIM
GM:あと羽鳥さん!
羽鳥七海:はいな
羽鳥七海:http://character-sheets.appspot.com/dx3/edit.html?key=ahVzfmNoYXJhY3Rlci1zaGVldHMtbXByFwsSDUNoYXJhY3RlckRhdGEYuKOqsQIM
GM:はーい!ありがとうございます。
OP
GM:ではまずオープニングから。
GM:登場侵蝕を上げてね。
羽鳥七海:1d10+29
DoubleCross : (1D10+29) → 2[2]+29 → 31
君臣ユウ:君臣ユウの侵蝕率を+6(1d10->6)した(侵蝕率:42->48)
GM:はーい。レネゲイドビーイングのめるちゃんを鎮圧しに行ったキミたちがやんややんやしてると
GM:20分後くらいに魔法少女になるなるビームが発動されます。
GM:じゃあやっていきましょう。
GM:大N市。
GM:アーティファクトを所持したレネゲイドビーイングが暴走しているという
GM:情報を受けたキミたちは、そいつの鎮圧任務にあたっていました。
GM:少女の姿をしたレネゲイドビーイングは完全に暴走状態にあり、キミたちを見るやいなや襲い掛かってきたのです。
GM:というわけで現在、抗戦中です。
める:「うあああーーっ!」本来の飼い猫の姿に戻りかけている。
める:「たちされーーー!!」少女の姿をした彼女は、牙を剥きだしにして、目の前の少年に襲い掛かる。
君臣ユウ:「そういうわけにはいかない」
君臣ユウ:襲いかかるその動きを真正面から受けて。
める:「ふしゃーっ」噛みつかんとする!
羽鳥七海:「ユウさん! 大丈夫ですか!」
君臣ユウ:噛みつこうとする動きを、虹を帯びた右手で空間を歪め、軌道を無理矢理に捻じ曲げる
羽鳥七海:やや距離を取って様子をうかがっている。
君臣ユウ:「あぁ、大丈夫だ羽……七海ちゃん!」
君臣ユウ:「そして君、少し落ち着いて、俺達と話をしないか?」
君臣ユウ:攻撃を受け流しながら、位置を入れ替えるように話しかける。
羽鳥七海:(ジャームという感じではないですね……アーティファクトを取り上げないと……!)
める:「にゃにゃにゃっ」飛びかかった小柄な少女の身体は、空中で突如君臣くんから逸れる。
君臣ユウ:(攻撃は直接的……能力はわからないが、単調な攻撃なら避け続ければ疲弊するか?)
君臣ユウ:動物をなだめるように話しかけながら、こちらからは害を与えないように立ち回る。
める:「だ、だって」スターン!と地面に着地。「めるの宝物のステッキ、ぬすもうとしてるんでしょ?」
GM:彼女は玩具のステッキを所持している。それがキミたちが回収するべきアーティファクトだ。
GM:遺産『祈りの造花』に分類されるアーティファクトであることを、キミたちは既に知っている。
羽鳥七海:「それは危ないものなんです。一度、預けてもらえませんか」
君臣ユウ:「あぁ、そうだな」ステップを踏みながら、そのアーティファクトに目をやる
君臣ユウ:「悪いようにはしない。少し調べさせてもらいたいだけなんだ」
める:「だ、だめ!これ使って、めるはここみちゃんのお願い事を叶えるの!」
羽鳥七海:言いながら、スカートの奥から透明のナナフシを伸ばしている。
君臣ユウ:「お願い? それは、そのステッキじゃないとダメなことかい?」
君臣ユウ:「良かったら聞かせてくれ。俺たちも力になれるかもしれない」
める:「うう……」スカートから伸びるねこのしっぽがくるくると丸まる。
羽鳥七海:近くの排水溝を通らせ、少女の背後に回りこむ。
君臣ユウ:正面、敵意がないように両手を広げる。と言っても、手袋をはめた手は、それだけで臨戦態勢だ。
羽鳥七海:(可愛らしい……)
める:「こ、ここみちゃんを、『魔法少女プリンセス★ユウ』にしてあげるの」
君臣ユウ:「そうか、ここみちゃんという子を、」
羽鳥七海:とはいえ、RBとAFだ。外見で油断していいものではない。
君臣ユウ:「…………『魔法少女プリンセス★ユウ』?」
君臣ユウ:復唱しようとして、自分と同じ名前についた役職に首を傾げる。
羽鳥七海:交渉をユウさんに任せつつ、制圧する隙を窺う。
める:「うん。お兄さん、知ってる? 『魔法少女プリンセス★ユウ』」
める:「ユウちゃんって子がね、妖精のお姉さんと一緒に、街の平和を守るんだよ」
GM:日曜朝8時30分から放映中です。知ってても知らなくてもいいよ。
羽鳥七海:「子供向けのアニメ……でしょうか?」
君臣ユウ:「………か、かな?」
君臣ユウ:知らない。起きてるけど日曜の午前は勉強をしている。
羽鳥七海:「ここみちゃんは、おいくつですか?」
羽鳥七海:話に乗ってきた。このまま対話を続けて落ち着かせる。
める:「6歳! めるはここみちゃんの飼い猫だったの」
羽鳥七海:「そっか。めるさんは、ここみちゃんのことが大好きなんですね」
君臣ユウ:「そうか……めるちゃんは、ここみちゃん思いなんだな」
める:「あっ」
める:「2人とも、一緒に同じこと言った!」
羽鳥七海:「…………被りましたね、ユウさん」気恥かしげに横目でユウさんを見る。
める:「ユウ?」
君臣ユウ:「被っちゃいましたね……」
君臣ユウ:その目をちらりと見た後、少し目をそらす。
める:「ユウって……」ねこ耳がひくひくする。
君臣ユウ:「あ、あぁ。そうだ。俺の名前は君臣ユウ。その魔法少女と同じで……」
める:「魔法少女と同じ!?」
める:「お兄さん、魔法少女だったの!?」
羽鳥七海:「解釈が斬新ですね?」
君臣ユウ:「そ、そう拾っちゃうのか!?」
める:「ってことはお姉さんは」羽鳥さんの方を向く。
君臣ユウ:「えーっと、なんて言おう。同じなのは名前だけで、そもそも俺は少女じゃないし…」
める:「妖精さん!?」
君臣ユウ:「妖精さん……」
君臣ユウ:羽鳥さんを見る。ティンカーベル的な羽の生えたマスコットを想像。
羽鳥七海:「いえ!? 違……」 不意に考えなおす。乗った方がいい、か? このまま話を合わせて……
める:「わわわわ…」目を白黒させる。
める:「だったら、やっぱり、めるもこのステッキでここみちゃんを魔法少女にしてあげるんだもん!」
める:「渡さないんだからーー!!」魔法のステッキを、君達に向かって振りかざす!
GM:ぴかぴかぴかーーー!謎のビームがキミ達に撃たれる!
羽鳥七海:「! 待−−」 背後のナナフシを起動させる。振りかざしたものを奪い取ろうとし−−
GM:まばゆい光に包まれ、君達は一瞬、意識を失う──
君臣ユウ:「! くっ───!」咄嗟に、その光の奔流から羽鳥さんを守ろうと前に出て──
める:「わ~~~~っ!」ステッキを抱えたまま逃走!
GM:………そして。
GM:キミ達は意識を取り戻す。
GM:各々の身体に訪れた変化に、キミたちは気付くだろう。
君臣ユウ:「………う、うーん」
君臣ユウ:意識を取り戻すと同時、前髪が目にかかる。
君臣ユウ:癖のある短めだった金髪が少し伸び、その柔らかな髪質が、重さを伴って少しまっすぐに伸びる。
君臣ユウ:体を動かすと同時に、サラサラとはちみつ色の金糸が首筋を撫でてくすぐったい。
君臣ユウ:身分を占めすような、厚手の詰め襟が先程より少し窮屈に感じながら体を起こす。
君臣ユウ:「………………?」
君臣ユウ:一瞬、ほうと周りを見渡して
君臣ユウ:「! ………しまった!羽鳥さん……七海ちゃん?」
羽鳥七海: 「……さーん」
君臣ユウ:同じ様にあの光を食らったであろう、同行人に目を向ける。
羽鳥七海:では、目を向けると
羽鳥七海:地面に散乱している、いつもの制服だけが目に入ります。
羽鳥七海: 「……ウさーん」
君臣ユウ:「!? な、七海ちゃん!?」
君臣ユウ:その制服に手を当てて、透明だとか、中身があるわけではないことを確認する。
羽鳥七海: 「ユウさーん、大丈夫ですか!」
君臣ユウ:その後、聞こえてくる声に気づいて
羽鳥七海: 「って、わ、ひゃっ、待っ……!」
羽鳥七海:袖のあたりからもぞもぞと聞こえてきますね。
君臣ユウ:「な、七海ちゃん?どこだ…?というか、なんで服を……」
君臣ユウ:「………?」
君臣ユウ:袖の辺り、動いてる部分の袖をつまんで覗き込む
羽鳥七海:「!? きゃああっ!!」
羽鳥七海:サク、と目元に小さなナナフシの口吻が刺さるよ。
君臣ユウ:「わっ、わっ!?え、何!?」
君臣ユウ:同時に目元にチクリと刺突をくらい
羽鳥七海:「や、やっぱり……これは……」
君臣ユウ:「にゃぁぁぁぁ!?」
君臣ユウ:回りの鈍った舌で悲鳴を上げる
羽鳥七海:「あ、す、すみませんっ」
君臣ユウ:「な、何事……?」
君臣ユウ:涙を浮かべながら、改めて恐る恐る目を向ける
羽鳥七海:「そのー。いろいろとー、確認したいんですがー、そのまえにー」
羽鳥七海:袖から、ちいさないきものが顔を出す。
君臣ユウ:「はい、というかどこから……」
君臣ユウ:自然とそのいきものに目をやる。
羽鳥七海:袖の端を引き上げ、頭と、むき出しの肩口だけが見える。
羽鳥七海:だが、間違いなくその姿は羽鳥七海だ。ただし、10センチくらいにまで小さくなっている。
君臣ユウ:「─────?」
羽鳥七海:「ユウさん。……ハンカチとか、お持ちでは、ないでしょうか……?」
君臣ユウ:羽鳥さんの着ていた服の中から、小さな羽鳥さんが、こちらを見上げている。
君臣ユウ:一瞬、バグったように思考停止の状態から、聞かれたことだけを咀嚼して、ポケットの中からハンカチを取り出し。
君臣ユウ:「っと、あっ、す、すみません!」
君臣ユウ:むき出しの肩。そして衣服。その下に何も纏っていない可能性に行き着いて、慌てて首をグキリと捻った
君臣ユウ:「見、見てないです!ハンカチどうぞ!」
君臣ユウ:目をそらしながらハンカチを差し出す。
羽鳥七海:ぱさりと、ハンカチを引っ張り込んで、再び袖口でもぞもぞと。
羽鳥七海:出てくる。「…………本当に」
羽鳥七海:「この街、こんなのばっかりですね……」 落ち込んだ様子で。
君臣ユウ:「……………わっ」
君臣ユウ:ミニマムな羽鳥さんが、自分の渡したハンカチを、タオルのように1枚だけ纏った様子で動くのを見て。
君臣ユウ:(……なんか、お風呂上がり見ちゃった気分だな……そうではなく)
君臣ユウ:「本当に……」
羽鳥七海:「……というか、あの、ユウさん」
君臣ユウ:「大変ですね、七海ちゃん」
君臣ユウ:同情するように。
羽鳥七海:「ご自分で、お気付きになってないですか?」
君臣ユウ:普段よりあどけない顔、普段より長い髪、普段より甘く高い声で、いつもどおりの口調。
君臣ユウ:「………え?」
君臣ユウ:「いや、俺は別に、小さくなっては……」
羽鳥七海:「え…………っと。恐らく。恐らくなんですけど……ちょっと、自分の身体触ってみてください」
君臣ユウ:「はぁ……?」
君臣ユウ:手袋をした手で体を確かめる。
君臣ユウ:「……うーん、たしかに、ちょっと服がゆるい…?こっちもちょっとだけ小さくなっているような」
君臣ユウ:腕、足、肩。そして体に触れて。
君臣ユウ:ふよん。
君臣ユウ:「……………?」
君臣ユウ:柔らかなクッションがあった。
君臣ユウ:「? ???」
君臣ユウ:「えっ」
君臣ユウ:ばっ、と咄嗟に身をすくめて、その両足が抵抗なくピッタリとくっついて。
君臣ユウ:「え、えぇ、えぇぇぇ」
羽鳥七海:「…………今回ばかりは、お互い様のようですね」
羽鳥七海:「ユウさん。……いえ、ユウちゃん?」
羽鳥七海:ちょっと心なしやけくそぎみの、良い笑みで笑いかけた。
君臣ユウ:体の状態と、それを外から見ている羽鳥さんの声を聞いて
君臣ユウ:「俺……」
君臣ユウ:「女の子になってる………………!!??」
君臣ユウ:瞳どころか顔色を真っ青にして、甘い声で悲鳴を上げた
GM:では、これでOP終了。
GM:2人はロイスを取ってね~
羽鳥七海:後輩/君臣ユウ/信頼:○/同情/ロイス
君臣ユウ:羽鳥さんには固定で取得済み!信頼と驚愕
GM:はーい
ミドル1
GM:では次。ミドル1。
GM:続いて登場侵蝕をお願いします
羽鳥七海:31+1d10
DoubleCross : (31+1D10) → 31+10[10] → 41
君臣ユウ:君臣ユウの侵蝕率を+10(1d10->10)した(侵蝕率:48->58)
羽鳥七海:ショックが大きすぎる
GM:テンションめちゃくちゃ高いじゃん
君臣ユウ:当然の10
GM:では、FS判定に入っていくわよ!
使用技能:≪情報:UGN≫ ≪情報:噂話≫
難易度:6
最大達成値:9点
目標進行値:4
GM:特殊ルールが3つあります。
GM:片方が支援判定を行った場合、もう片方の達成値を+3し、そのラウンドの最大達成値を10とします。
GM:セットアッププロセスに決まるハプニングチャートは独自のものを用います。
GM:FS判定が未クリアで4Rが終了した場合、強制的にクライマックスに移行します。ペナルティとしてクライマックスシーン開始時に暴走・放心が付与されます。
GM:ちなみにクライマックスでは任意で、侵蝕率を100%へ上昇できます。その効果を受けた場合、バックトラックで50%減らせます。
GM:ジェネシフトもどんどんしていこう。
GM:では、セットアップ!ハプニングチャート!
GM:1d6
DoubleCross : (1D6) → 4
4:二人で協力して作業に当たる。
進行判定の前に二人とも難易度5の≪意志≫判定を行い、成功した場合ラウンド中の判定ダイスを+5個する。
GM:らしいです。
君臣ユウ:仲違いしてる場合じゃありませんからね。
羽鳥七海:協力しないとね……。
君臣ユウ:じゃあどっちが支援行くかはともかく、まずは意志振っておきましょう。
GM:じゃあ、まずは意志判定かな
羽鳥七海:とりあえず意志だ!
GM:ジェネシフトしたい人は、しちゃってもいいよ~
羽鳥七海:1dx+1
DoubleCross : (1R10+1[10]) → 9[9]+1 → 10
君臣ユウ:1個だけジェネシフト!
君臣ユウ:58+1d10
DoubleCross : (58+1D10) → 58+2[2] → 60
君臣ユウ:きっかり。
君臣ユウ:そして意志判定。思い出の一品
君臣ユウ:2dx+5>=5
DoubleCross : (2R10+5[10]>=5) → 3[3,3]+5 → 8 → 成功
GM:おお、2人とも意志判定は成功ですね
君臣ユウ:成功。
GM:2人とも、判定ダイスを+5個できます。
羽鳥七海:どっちが支援判定いきます?
君臣ユウ:固定値こっちが低いので、支援判定してメインを羽鳥さんにおまかせしましょうか
羽鳥七海:じゃあ支援下さい!
君臣ユウ:じゃあ支援判定!情報UGNでコネ起動!ボーナスの+5もついて合計9個!
君臣ユウ:9dx+1>=6
DoubleCross : (9R10+1[10]>=6) → 10[1,3,5,6,8,8,8,9,10]+5[5]+1 → 16 → 成功
羽鳥七海:ウラーッ
君臣ユウ:羽鳥さんの判定に+3と上限を10にかな。
GM:大成功!
GM:ですね!
羽鳥七海:ではこちらは《陽炎の衣》を使用。イレーストレースによりダイス+2
羽鳥七海:侵蝕+3。更に自動巡回ソフトと器物使いで融合!
GM:すごいなんかいろいろするじゃん!
羽鳥七海:もと2、隠密2、器物使い3、意志判定5
羽鳥七海:亜、自動巡回ソフトでさらに1.
羽鳥七海:固定値はUGN2に支援で3
羽鳥七海:13dx+5
DoubleCross : (13R10+5[10]) → 10[3,3,3,3,3,4,5,5,5,7,8,10,10]+9[3,9]+5 → 24
君臣ユウ:さすが優秀なエージェントだなぁ
羽鳥七海:何が何でも解決したい
GM:ものすごいじゃん
GM:えーと、進行値は2かな
羽鳥七海:ですねー
君臣ユウ:ですです
GM:じゃあ、現在の進行値は2/4ということで
GM:シーンを描写していきましょう
GM:ここみという少女の願いを叶えるため、レネゲイドビーイング化した彼女の飼い猫がアーティファクトの暴走を引き起こした。
GM:その結果、キミたちは魔法少女プリンセス★ユウの主人公2人を模した姿に変化してしまったのだ……
GM:という情報が2人の情報端末に入ってるので、気にしたかったら気にしてください。
羽鳥七海:「変身のさせ方が雑すぎません?????」
君臣ユウ:「そんなバカな」
君臣ユウ:送られてきた情報に愕然。
羽鳥七海:「いえ、本当に妖精にされても困るんですけども!」
GM:とりあえずめるというレネゲイドビーイングが商店街の方に向かったようなので、探してね。
GM:という感じで締めくくられてます。
羽鳥七海:端末の画面の上に乗っかって、ぺちぺちと叩いて操作しています。
君臣ユウ:(……妖精、っぽくはあるけど)
君臣ユウ:布一枚の女性を見ると失礼かな、とちょっと目を背けてはチラチラ気にしている。
君臣ユウ:「と、ともかく。商店街か。移動の必要があるな」
羽鳥七海:「とにかく、ユウさん。彼女の足取りを追いましょう。……ユウさん?」
君臣ユウ:「あ、うん。そうだな、急がなきゃ」
君臣ユウ:「えーっと、服もこのままってわけにはいかないよな」
君臣ユウ:羽鳥さんの制服を見つつ、鞄の中から、任務に従事する前にお土産を入れていた紙袋を取り出す
君臣ユウ:「一応、俺が持ち運んでおくから……」
君臣ユウ:袖口から丁寧に畳もうとする。
羽鳥七海:「あ、ありがとうござ……」 言い掛けて。
羽鳥七海:「ざっとで! ざっと丸めてくれれば良いです、ユウさん!」
君臣ユウ:「え、でもシワになったら……」上着の袖をたたみ、更に折ろうとして
君臣ユウ:服の下に、更に手応えの硬い。もう一つ別の布があることに気付く
君臣ユウ:「ん、なんだろ。なにか挟まって…」
羽鳥七海:「ユウさん、ステイ!」
君臣ユウ:「!?」ビクッ
君臣ユウ:取り出そうと、裾から手を入れかけて。
羽鳥七海:かなり必死に叫んでいる。顔を赤くして。
君臣ユウ:制服の下、その挟まっているように盛り上がる位置が、本来ならどの部位なのかを思い出す
君臣ユウ:「………わ、わわわわっ!」
羽鳥七海:「あ。いえ、その。……ユウさん。そのまま。そのままです。良い子ですから」
君臣ユウ:「ご、ごめんなさいっ」
君臣ユウ:感触を気にしないように、上着を丸めて、スカートも端から何かがこぼれ落ちないように一気につまんで袋の中へ
羽鳥七海:「ユウさん。丁寧なのは良いですけど……ああいえ」
羽鳥七海:「気にしないで下さい。同僚の女性が突然小さくなった時に残された服の対応なんて」
羽鳥七海:「普通は考えなくていいことですから……」
君臣ユウ:「はい…………」しゅん
君臣ユウ:言いつつ、服の上から何があるかを確かめた時、形を保つような特殊な機構の手応えが手のひらから消えず。
羽鳥七海:「とりあえず、運んでもらえますか」 端末の上に乗っかったまま、両手を上げる
羽鳥七海:スカートを入れるとき、隙間から何か白いレースみたいな物が見えた気がするかもしれないが
羽鳥七海:それはユウさんの気のせいである(字の分乗っ取り)。
君臣ユウ:気の所為だったようだ。自分の手袋と見間違えたかな?
君臣ユウ:「ええと、では」
羽鳥七海:「端末ごと、紙袋の上に置いてくれればいいです」
君臣ユウ:両手を上げた羽鳥さんを運ぼうとして。
君臣ユウ:胴体:NG(当たり前だ)、両手(懸垂きつそう)、頭(ふざけてんのか)と一瞬巡った後
君臣ユウ:「はい、そうですよね」
君臣ユウ:端末ごと、トレーに乗せるように羽鳥さんを確保する。
君臣ユウ:「………ともかく、商店街ですか」
羽鳥七海:ぺたりと乙女座りで重心を安定させている。
羽鳥七海:「家がそちらのほうなのか、外飼いの猫なら縄張りもありえますね」
君臣ユウ:「そうですね。ひとまず現場に向かって……」
君臣ユウ:抱えたタブレットの上、羽鳥さんに目を向けようとして。
君臣ユウ:「………………」
君臣ユウ:バスタオルを巻いたような姿の女性を、上の角度から見て
君臣ユウ:「………………………ふくをさがしたほうがいいかもしれませんね」
君臣ユウ:首を前に固定したまま言う。
羽鳥七海:「猫探しの体で聞き込みをしましょう。柄は変わらないでしょうし、飼い主の方を先に押さえられれば−−」
羽鳥七海:「はい?」 薄手のハンカチを無理やり巻き付けた身体で、ユウさんを見上げて。
羽鳥七海:「ああ、そうですね。……男物、きつそうですもんね、ユウさんも」
君臣ユウ:見上げる顎、首筋、鎖骨、そして……
君臣ユウ:「えっ」
君臣ユウ:「あぁ、うん、そうです、そうですね」
君臣ユウ:「きついです、色々と」
GM:というわけでキミたちは急ぎ衣服を確保したのだった!
GM:ところは商店街、若い女性向けの洋服店の試着室。
羽鳥七海:「……あの。こちらを見ないで下さいね」
君臣ユウ:「は、はいっ、大丈夫ですっ」
羽鳥七海:荷物置きの上で、紙袋の影に隠れて。
羽鳥七海:「……いえ、でも今のユウさんはユウちゃんだから大丈夫なんでしょうか」
君臣ユウ:自分用と羽鳥さんようの体を隠せるものを探して、試着室の中へ。
君臣ユウ:そちらに目を背けながら返事をする
君臣ユウ:「いや……どうなんでしょう。だ、だめじゃないですかね…?」
羽鳥七海:「冗談です」
君臣ユウ:「で、ですよね」
羽鳥七海:ふふっ、と裏から笑い声。軽い、布擦れの音。お人形用の衣服。
君臣ユウ:目線をそむけていると、耳がその音を拾う。シュルシュルとした音、パサリと身じろぎの音。
君臣ユウ:(何だこの状況……)
羽鳥七海:「そういえば、ユウさん」
君臣ユウ:「あっ、はい、なんでしょう」
羽鳥七海:「前よりも、動きが手慣れてきていますね」
君臣ユウ:自分の目の前のハンガーに掛かっている女性物の服を見て、ちょっと懊悩しつつ。
君臣ユウ:ボタンを外そうとして…
君臣ユウ:「えぇ!?」
君臣ユウ:(脱いだことあったっけ……!? あっ、いや、違う)
君臣ユウ:「あ、その、ありがとうございます」
羽鳥七海:「相手の戦力の判断や、説得の仕方も。……この短期間で、たくさん任務を受けたと聞いています」
君臣ユウ:「…………」むにゃむにゃと口元が緩む。褒められるのは嬉しい。
君臣ユウ:「そ、そうですね。前に七海ちゃんと一緒した時から比べると、少しは慣れたと思います」
君臣ユウ:「でもまぁ、あの時七海ちゃんが教えてくれたことや、支部や、あのアパートの人たちの凄いところを、真似してるだけなんですけど…」
羽鳥七海:「あはは。さっきも、真似されちゃいましたからね?」
君臣ユウ:「あう。あれはそのう……」
君臣ユウ:モノマネを本人に見られるとちょっと恥ずかしい。
羽鳥七海:「ふふ。……大丈夫、それはユウさん自身の言葉ですよ」
羽鳥七海:「表面だけの言葉は分かります。私も、一度とはいえ同行した先輩として鼻が高いです」
君臣ユウ:学ランのボタンを外そうとして苦戦する。手の大きさの違いで、手袋の指先が余ってるためだ。
君臣ユウ:一旦、手袋を外して、素手になり。
君臣ユウ:「………その、ぼくも。」
君臣ユウ:いつも張っている去勢が、少し素直になり
君臣ユウ:「あの時、一緒に行動できたのが七海ちゃんで、良かったと思います」
羽鳥七海:「そう言って下さるとうれしいです。……といっても、半分以上寝ていましたけどね!」
君臣ユウ:「あはは。……七海ちゃんはもうちょっと寝たほうがいいと思いますけどね?」
君臣ユウ:「睡眠時間3時間って、それ寝てるんですか?」
君臣ユウ:ちょっと砕けた口調に、高くなった声で少女のように言う。
羽鳥七海:「あれは非常時ですよ、もう!」
羽鳥七海:ちょっと声を尖らせつつ、同じく笑う。
羽鳥七海:「……ただ、本当に気をつけて下さいね」
君臣ユウ:「………?」
羽鳥七海:「当人の実力、精神性、シンドロームや、遺産などの特殊性とは関係なく」
羽鳥七海:「『大きな事件に引き寄せられる』質のオーヴァード、というものがいます」
君臣ユウ:「大きな事件に……」
君臣ユウ:特異なものを引き寄せる。そういう性質が例としてあることを、知っている。第九支部として事件に関わる中で。
君臣ユウ:そして、自分が関わることになった、いくつかの事件の中で。
君臣ユウ:「ぼくが……そうだったり?」
羽鳥七海:「分かりません。ただ、目の前の出来事に必死に対応しているうちに、気が付いたらエリートになり、英雄になり、そして怪物に……という可能性は誰でも孕んでいます」
君臣ユウ:聞きつつ、学ランの大きなボタンを一つずつ、パチリパチリと外している。
羽鳥七海:「もしも、『これは自分の手に余る』と思ったら、きちんと退いてくださいね」
君臣ユウ:「七海ちゃんも、そうやって退いたことはありますか?」
羽鳥七海:「…………。」ちょっと沈黙。
羽鳥七海:「それはもう。私は日々、自分の出来る事だけをやっていますから」
君臣ユウ:「そっか」
君臣ユウ:沈黙を事は気にせず。
君臣ユウ:「七海ちゃんがそうなら、参考にするよ。」
君臣ユウ:ふぁさり、と黒い学ランが床に落ちる。
君臣ユウ:「無理はしない。大変そうだったら退くし、ちゃんと誰かに助けてもらう」
君臣ユウ:「……だから、七海ちゃんも大変だったら言ってね?ぼくも、頑張って助けて見るからさ」
羽鳥七海:「第九支部の方々も、頼りになると思いますし……」
羽鳥七海:「……ええ。《アヴァランシェル》に、いつか助力の連絡する日が来るかもしれませんね」
君臣ユウ:「うん」
君臣ユウ:「せっかく褒めてもらったんだ。その時は、直接、かっこいいところを見せるよ」
君臣ユウ:学ランを外すと、記憶の中の自分より少し華奢だ。
君臣ユウ:白いブラウス。半透明のボタンに指をかけて、白い肌が─────
君臣ユウ:「─────」
君臣ユウ:ピタッ。
君臣ユウ:ボタンを外す手が止まる。首元から1つ、2つ。3つほど外した状態。
君臣ユウ:胸元の膨らみが、穏やかにシャツを押し上げて。
君臣ユウ:その下は、素肌。もちろんだ。数時間前まで、保護すべきものなど無かった。
君臣ユウ:「いや」
君臣ユウ:「あの、」
君臣ユウ:「ねぇ、七海ちゃん」
君臣ユウ:「…………これ、ぼくが見ていいやつかなぁ…!?」
GM:次!ラウンド2!
GM:セットアップ!
GM:ハプニングチャート!
GM:1d6
DoubleCross : (1D6) → 1
1:支部員など共通の知り合いに出くわす。GM・見学席等に知り合いのPCがいれば出演してもらうとよい
ラウンド中の使用技能を≪意志≫に変更する。
GM:おお
君臣ユウ:し、知り合い!
羽鳥七海:それと意志やめてほしい
君臣ユウ:固定値高いからこっちかな…
羽鳥七海:そうですね
羽鳥七海:あ、ジェネシフトしよう・・・
羽鳥七海:3d10+44
DoubleCross : (3D10+44) → 14[2,4,8]+44 → 58
羽鳥七海:あ、これで丁度良いな
羽鳥七海:マイナーで《陽炎の衣》。(シーン2回なのでこれで打ち止め)。侵蝕→61
羽鳥七海:支援で回します
羽鳥七海:4dx+1
DoubleCross : (4R10+1[10]) → 7[1,4,5,7]+1 → 8
羽鳥七海:よし成功
君臣ユウ:じゃあ支援+3と思い出の一品で+1、意志で振ります
GM:どうぞ!
君臣ユウ:2dx+8>=6
DoubleCross : (2R10+8[10]>=6) → 6[4,6]+8 → 14 → 成功
君臣ユウ:なんとか成功ですね。
GM:おお、すごい!
羽鳥七海:カバーリング型は意志が強い
GM:では、進行値達成ですね!おめでとう!ミドル突破です!
君臣ユウ:メンタルが強い。それ以上に揺さぶられるだけで。
GM:ご褒美に知り合いと出会い祭りが開催されますよ!
君臣ユウ:ぎゃー!
GM:着替えを済ませ、洋服屋を出たキミ達。
GM:休日の昼下がり、商店街の人出は多い。
羽鳥七海:「……ちょっとスリスリしますけど、何とか……」
羽鳥七海:おままごと人形用の服なので、てかりが強い。
君臣ユウ:「あう………こっちも、まぁ……」
君臣ユウ:女性用のキュロットスカートにシンプルなブラウス、胸元を隠すように肩から羽織るケープを首元で止めて。
君臣ユウ:「女性の服、ズボンとかあんまりないんだな……」ある。焦っていたので見つからなかった。
GM:なにせ人が多く、様々な噂話が飛び交う場所なので、ここで情報収集を行うオーヴァードも多い。
羽鳥七海:「大丈夫です、お似合いですよ」
羽鳥七海:「とても可愛らしいです。私が男の子だったら放っておきません」
君臣ユウ:「よ、喜んで良いのかなぁソレ…!?」
GM:キミの知り合いが、キミだと分からず、可愛らしい少女だと思って情報収集のため声をかけてしまうことも、
GM:まったくおかしくない。人生にはそういうこともある。
君臣ユウ:「うう、スースーする……」
羽鳥七海:「あ、今の発言ちょっとフラグっぽいので訂正しておこう……」
君臣ユウ:形状としてはズボンに近いながら、フリフリのスカートの裾から空気が循環する。
羽鳥七海:「私が女の子でも放っておきたくないです」
羽鳥七海:人生………
姫都・幹久:「あ。すいません、ちょっと伺いたいことが……」
君臣ユウ:「七海ちゃん……!?」
君臣ユウ:人生かぁ
君臣ユウ:「!?」ビャ、と声をかけられたことで肩が跳ねる
君臣ユウ:「な、なんんなな、なんでしょう?」
君臣ユウ:なんか告白みたいだなー、とか思ってしまったタイミングなので、しどろもどろ。
姫都・幹久:「あー……ええと、大丈夫ですか? なんか様子がおかしいというか」
姫都・幹久:聞き覚えのある声。もしくは聞き慣れた声。
君臣ユウ:「あっ」その、何度か出会った(そして忘れられるか)姿に
君臣ユウ:「な、なんだ、幹久さんか。」
姫都・幹久:「……へ?」
姫都・幹久:しばらく固まった後。
君臣ユウ:「………………………」名前を呼んだ後、しまった。と思う。
姫都・幹久:「あれ。ユウくん、どうしたんですかそれ」
君臣ユウ:「知りません。」
姫都・幹久:「あー……たとえば、その、何かよくわからないものに刺されたとか」
君臣ユウ:「ユウくん?誰ですかそれ。私の名前はユミですけど」
姫都・幹久:「あー……そういう仕事中ですか?」後半声を落として
君臣ユウ:内心の動揺を抑え勇気を与える手袋状の遺産から与えられた度胸で棒読みのセリフが出てくる。
君臣ユウ:「知りません、知りません……!」
羽鳥七海:「−−きゃあああっ!」
君臣ユウ:だって、体が変化しただけならともかく、いま女の子の格好だしこの状態で知り合いに会うとか…!
姫都・幹久:「へ?」
姫都・幹久:聞き間違えようのない声がした
羽鳥七海:傍の紙袋から、小さな羽鳥が飛び出してきて、ユウさんの腰ポケットに捕まる。
君臣ユウ:「あ、な、七海ちゃん!?」
羽鳥七海:「す、すみませんユウさん! 蠅が寄ってきて、びっくりしてしま・・・・・・って・・・・・・・・?」
姫都・幹久:「七海さん!?」
君臣ユウ:悲鳴の驚きつつ、飛び出した羽鳥さんを咄嗟に確保する(柔らかい)(そんな場合じゃない)
羽鳥七海:「……………………」
君臣ユウ:「あっ…………………」
姫都・幹久:見慣れたボケ面。「確か出張中だって…」
羽鳥七海:「どなたでしょうか。確かに先日外への報告から返ってきた」
氷室錬:「姫都く~ん!なんか悲鳴がしたけど……」
姫都・幹久:「あー……ええと……」ひどく考えて、「おかえりなさい……?」
氷室錬:とことこと、そこにもう一人。君達共通の知り合いの女の子が。
羽鳥七海:「そんな羽虫のような私に人間の知り合いなんているはずもなく」
姫都・幹久:「あ。錬さん、ちょっと、あー……そう、驚かないでほしいんですが……」
君臣ユウ:「そ、そうそう。イギリスならともかく現代日本で妖精のような知り合いなんて……」
羽鳥七海:「そう、つまりその、羽虫八海です」
氷室錬:「え?あ、君臣くんと羽鳥さんじゃないですか」
姫都・幹久:「ナナフシじゃなかったですか」
君臣ユウ:(自虐が過ぎない……!?)
氷室錬:「……?偽名名乗るのが流行ってるんです?」
羽鳥七海:ユウさんの掌の上で顔を覆う。
氷室錬:「どうしたんですか?大変ですか?何か手伝いますか?」あわあわしつつ。
羽鳥七海:「ユウさん」
君臣ユウ:こちらも覆いたいが、羽鳥さんが乗っている。
姫都・幹久:「あー……いやまあその、おれも、この間女にされたばっかりなんで」
君臣ユウ:「…………はい。」
姫都・幹久:「見た目変わってるくらいじゃ驚かないというか……ねえ錬さん」
羽鳥七海:「これです。『事件に引き寄せられる』タイプ」
氷室錬:「ですねえ。でも」そこでユウ君を見て。
君臣ユウ:「なるほどね」驚くほど冷静な声
君臣ユウ:「なるほどね……………………………」
羽鳥七海:「参考にしちゃ駄目ですよ……」
氷室錬:「やっぱり。男の子って、女の子になれるのね…」へー、と感慨深そうな声。
雨品みみね:そこに、さらにもう一人。
雨品みみね:「二人とも、どうしたの………」
姫都・幹久:「いや錬さん、そこはおかしいですからね!?」
氷室錬:「あ、みみねさん!」
雨品みみね:「って」
羽鳥七海:「ほら見て下さい! いたいけな錬ちゃんに悪影響が!」
雨品みみね:幹久くん、錬ちゃんの間から顔を出して。
姫都・幹久:「そこは不可抗力ですよ!?」
雨品みみね:「………」
氷室錬:「……?だって。姫都くんと君臣くんが出来るじゃないですか?わたし3人しか男性知らないけど、そのうち二人も出来るんですよ?」
氷室錬:「すごいですね。三分の二です。これはもう自明の理」
雨品みみね:「金のくせ毛に、蒼い瞳」
羽鳥七海:「あああああ錬さん……手遅れ……」
姫都・幹久:「確率が偏りすぎてますよね?! ユウくんも何かコメントを……」
雨品みみね:「もしかして、あなたが君臣ユウくん?」
君臣ユウ:「幹久さんはさっきからなんで共感出来るのか不思議だし錬ちゃんはなにかの誤解を受けてるし羽鳥さんの言うことに頭も抱えたいし」
君臣ユウ:「更には名前まで把握されている新しいお姉さんまできた……!!」
雨品みみね:と、視線がスカートまで下がって。
雨品みみね:上がって。
君臣ユウ:目線を受けて。
雨品みみね:「……ユウちゃんだったっけ?」
氷室錬:「あ、みみねさん。この子が君臣くんよ」
氷室錬:「今は女の子になってるけど。でも、男の子だからそういうこともあるよね」
君臣ユウ:「くん、です………………」
君臣ユウ:羽虫のようにか細い声。
姫都・幹久:「いやそれは異常事態ですから!」声を潜めて叫ぶ(一芸)
氷室錬:「……?そうなの……?」
雨品みみね:「はぁ、なるほど」
氷室錬:「でもそうじゃないと、なみかぜにあんなにいっぱい女の子って集まらないんじゃないの?」
雨品みみね:「ユウちゃんはユウくんで」
姫都・幹久:「七海さん。こう、その、あー……」後ろ頭をかいて「とぼけてると収拾がつかなくなるやつだと…」
雨品みみね:「じゃあこの、七海ちゃん人形も七海ちゃん?」
羽鳥七海:「皆さんはお買い物ですか……」
君臣ユウ:「えっ」
君臣ユウ:七海ちゃんと、幹久さんと、雨品さんを見て
姫都・幹久:「いや錬さん、そこはほんとになんというか……確率というか……」
君臣ユウ:「…………え?男なの?」混乱
氷室錬:「個体数のバランスが取れなくなっちゃうんじゃないかなあ?」
姫都・幹久:「ああいえ、こっちもこっちで、なんだっけな、なんとか楽団とかっていうよくわからないのを……」
氷室錬:人間ってすごいなー、って顔をしている。
姫都・幹久:「探してるんですが。ちょっと錬さん、ほんとそっちはまずい! 取り返しつかなくなっちゃいますよ!?」
氷室錬:「楽団の13人だったっけ?なんかへんな音楽家の集まりだったような」
羽鳥七海:「ユウさん落ち付いて! なみかぜの女子は全員女子です!」
羽鳥七海:「それはそれで問題ではありますが、元男の方は一人もいません」
君臣ユウ:「あ、う、うん!七海ちゃん!そうだよな!全員女の子だよな!」
雨品みみね:「待って待って、一旦落ち着きましょ」
君臣ユウ:「だからまずいんだよな!?」
羽鳥七海:「それはそれで問題ではありますけども!」
氷室錬:「……?性別って変わったりするって前、テレビの番組でやってたのに…」
雨品みみね:ぱんぱんと手を叩いて。
姫都・幹久:「それは魚とかくらいまでですよ!」
君臣ユウ:「はっ」
雨品みみね:「ほら。あんまり騒ぐと人目が……ね?」
姫都・幹久:「はい」気をつけ。
君臣ユウ:雨品さんの先導に、なんとか落ち着く。
氷室錬:「そうなの…あ、はい。気を付けます、みみねさん」
羽鳥七海:「雨品さぁん……」
雨品みみね:「ん、よろしい」
GM:キミたちの賑やかな様子に、周囲も不思議そうに遠巻きに見ていたようだ。
雨品みみね:「……七海ちゃん。また大事件みたいね」ひそひそと。
羽鳥七海:「……こちらは、追っていたジャームの攻撃でこうなっています」
雨品みみね:「そう。一先ず命の危険って感じじゃなさそうだけど」
雨品みみね:「新垣さん……第二支部に、ちゃんと連絡は入れたの?」
姫都・幹久:「ですね。小さくなり続けてるとかでなければ……」
羽鳥七海:「野良のRBでして、ジャームではないのですが、何かの魔法少女アニメに憧れているそうで」
君臣ユウ:「ええと……そうです。それで七海ちゃんが小さい妖精になって、俺は男です。」
氷室錬:「む。其れは本当に大変…。魔法少女」
羽鳥七海:「報告は入れてます。足取りを追っている最中です」
雨品みみね:「男」
雨品みみね:上から下まで見て。
姫都・幹久:「ああ。デュカが見てましたね。なんかDVDいっぱい借りてきて」
氷室錬:「……おお。大変なんだね」ぽむ、と手を叩く。
君臣ユウ:癖のある金髪、学ランから着替えて女性物の衣服と、丸みを帯びた輪郭
君臣ユウ:どこからどう見ても女の子です
雨品みみね:「魔法少女と、そのパートナー」
君臣ユウ:だが男だ
雨品みみね:「みたいな? 感じ?」
雨品みみね:義妹と一緒に少し見たりもして、雰囲気はわかる。
君臣ユウ:「………の、ようですね。そんな感じに姿を変えられたみたいで」
羽鳥七海:「ですね。出力が足りないのか、私はただ小さくされただけですけど……」
姫都・幹久:「ああ。なるほど……動物になったりはしてないと」
君臣ユウ:「俺は……………」女の子に、という言葉を飲み込み「こんなことに」
雨品みみね:「七海ちゃんが動物に……」
左右アクリオプテラファラックス:「キーキー」
姫都・幹久:「あ。ナナフシも小さい」
雨品みみね:「ほんと」
羽鳥七海:スカートの奥から爪楊枝のような翠のナナフシが出てくる。
氷室錬:「……ふむふむ…。あ、なるほど。見た奴だと、妖精?さんも可愛い女の子だったから」
雨品みみね:「……身体の機能とかは、じゃあちゃんとしてるみたいね」
氷室錬:「可愛い羽鳥さんを小さくして、君臣くんは女の子に変えたんだ。一個ずつ変わってるね」
姫都・幹久:「一個ずつ……ああ。そういう見方もありなんですね……」
姫都・幹久:「……じゃない。そうだ、ユウくん」
君臣ユウ:「そうだよな、七海ちゃんが魔法少女ならまだ、俺が小さくなるだけで……」
君臣ユウ:「あ、なんでしょう、幹久さん」
姫都・幹久:「着替え、選んだほうがいいですよ。戻ったときに結構こう、キツいです。物理的に」
君臣ユウ:「……………………」
君臣ユウ:「選んだんですけどね………」ズボンが見当たらなかったので、ズボンっぽい構造のキュロットとか…
氷室錬:「元の服も持っておくといいかも。姫都くんもそこ大変そうだったし」
君臣ユウ:「………参考にしておく」自分より事件に巻き込まれてるなこの人、と思いつつ
君臣ユウ:「っと、そうだ。自己紹介…」雨品さんに向き直って
雨品みみね:「はいはい」
雨品みみね:こちらも向き直って。
君臣ユウ:「さっきは、収集つけて頂いてありがとうございました。君臣ユウです。……ええと」
君臣ユウ:「みみね………ちゃん?さん?」呼び方に迷う
雨品みみね:「ふふ。お好きにどうぞ」
雨品みみね:にっこりと微笑んで。
姫都・幹久:「あと、七海さん。今日、ちょうど紅茶ババロアが冷蔵庫に入ってますから……」
姫都・幹久:お母さんみたいなことを言い出す。
羽鳥七海:「そちらも大丈夫なんですか。何か追ってる最中なんでしょう」
姫都・幹久:「……ええ。こっちも、……なんか見つかっちゃったみたいなんで」遠くから、"四人目"の声。
姫都・幹久:「あとで、ゆっくり話しましょう。お茶でも飲みながら、ってことで」
羽鳥七海:「はい。……ただいま、幹久さん」
GM:そんな調子で、キミたちは別れたのでした。
GM:というわけで更なる探索を始めたキミ達ですが、
GM:先ほどUGNに連絡をしたので、キミたちに起こっている状況をキミたちの知り合いが掴んで
GM:面白いから見に来たとしても、それはまったくおかしいことではない。人生とはそういうものだ。
GM:ところは喫茶店。UGNの管轄下にあり、ここならオーヴァードに関することを平然と話すことができる。
春日 雪:「……ええ。というわけで、ですね」
春日 雪:人払いを済ませた店。他者の視線がないことを確認した後。
春日 雪:「まずはお疲れ様です、ユウくん。……それとも、コルトさんがたまにそうするように、ユウちゃんと呼んだ方がいいですか?」
春日 雪:キミたちの席の対面。紅い瞳を、楽しそうに細めながら微笑む。
羽鳥七海:「春日副支部長。良いんですか、支部から離れても」
君臣ユウ:「ユウちゃんはやめてくれ……」
春日 雪:「ええ。幸い、それくらいの時間を作ることはできますから。……では、改めて」
春日 雪:実際、作ってきたのだ。こうして僅かながらも、ゆったり話せる時間を。目的はもちろん、目の前の少年…少年?なのだけれども。それに加えて。
春日 雪:「こうしてお話させていただくのは初めて、ですね?……春日雪です。ユウくんがお世話になっています、七海さん」
春日 雪:椅子を引いて席から立ち上がり、いつもあなたがそうしているように、スカートの裾をつまんで一礼。
羽鳥七海:「いえ、お世話だなんて、そんな。こちらの方から、頼ってばかりです」
君臣ユウ:「……………」
君臣ユウ:なんだか授業参観のような気持ちで縮こまっている。
羽鳥七海:腰掛けていた箸置きから立ち上がり、同じく一例。
春日 雪:「あら、御謙遜を。"七海ちゃん"の話をするときのユウくんは、それはもう楽しそうで、誇らしげで」
春日 雪:「聞いているこちらが、妬いてしまいそうだというのに」
羽鳥七海:堅い生地なのでスカートが摘まめず、カーテシーの指は形式的なものだ。
君臣ユウ:「~~~……」(本人の前で言わなくてもよくないかなぁ…!)
君臣ユウ:少し耳が赤くなっている。
春日 雪:ティーカップを手に取り、紅茶をひとくち。無論、キミたちの前にも、同じものが─七海さんの前には、ミニチュア陶器で用意されたそれらが、並べられている。
羽鳥七海:「それはまた。そうなんですか? ユウさん」 下から見上げる。
君臣ユウ:こちらも乾く唇を湿らせるように一口。最近、なんとか紅茶も飲み慣れた
君臣ユウ:「ええと、まぁ。七海ちゃんにはお世話になってるし……」
君臣ユウ:「か、勝手に話してごめんね……?」
君臣ユウ:自分の友人と友人が同席する、というシチュエーションにあまり耐性がない
羽鳥七海:「ふふっ。……支部の方とも、楽しそうにやっているようで何よりです」
君臣ユウ:(な、なにか話題とか振ったほうがいいのかな…)ソワソワ
羽鳥七海:「速水支部長にも、どうぞよろしくお伝え下さい」
羽鳥七海:「ヒラ人員が足りなければ、いつでも羽鳥の家の者から出せますので」
春日 雪:「はい。……やどりちゃんが忙しい中でも、なんとかプライベートな時間を持てるのも。わたしがこうやって、お二人に会いに来れるのも」
春日 雪:「みんな、支部の……UGNの、そしてそれ以外の仲間がいてこそ、ですもの。……ふふ、絆のお話を七海さんにするのは、釈迦に説法というものでしょうか」
春日 雪:困ったようにそわそわと落ち着かない様子の少年(?)を横目に、ほう、と小さく息を吐きながら。年不相応に、しみじみとした声色で。
羽鳥七海:春日さんが楽しそうにしている気配が伝わってくる。
羽鳥七海:怜悧の遺産を持つ少女、という話を聞いていたが。少し意外だ。
春日 雪:「……七海さん?」
春日 雪:向けられる視線に、何かを感じたのか。小さく首を傾げながら、視線を落として名を呼ぶ。
羽鳥七海:「ああ、いえ。……お二人が仲が良さそうで、素敵だなと」
羽鳥七海:「お友達なんですね」 両手を合わせて笑う。
君臣ユウ:自分の知る内の会話上手二人に対して、フォローとか考えるほうが無駄なのでは……?と一人脳内で結論に至る。
春日 雪:「ありがとうございます。……ええ、とっても素敵なお友達ですとも」
春日 雪:「今は」
春日 雪:ぴしゃりと、決断的に。その3文字を付け加える。
羽鳥七海:「…………」
君臣ユウ:「…………ゆ、雪ちゃん?」あれ?怒らせた?みたいな顔。
羽鳥七海:(わー。)
春日 雪:「はい、なんですかユウちゃん」
春日 雪:紅い目が、更に細められて、糸のように。
羽鳥七海:(これは。わあ。ほう……) ユウさんを見上げる。
君臣ユウ:(今は、って言われるとなんか友達止めたがってるみたいに聞こえるような……)
君臣ユウ:「………いや、えーっと」
君臣ユウ:「仲、良いよね……俺たち…?」
春日 雪:その問いかけには、にこりと微笑みだけを返して。
春日 雪:「……ね?可愛いでしょう、ユウくんは」
君臣ユウ:「………あ、うん。ごめん。恥ずかしいことを言いました」
君臣ユウ:「えぇ……?」
春日 雪:それこそ、誇らしげに。七海さんに向けて、楽しそうに。
君臣ユウ:(どうしてそんな流れに…!?)
羽鳥七海:「ユウさん」
羽鳥七海:「こう、ファイトですよ」
君臣ユウ:「は、はい。なんだろうか七海ちゃん」
君臣ユウ:「ファイト……」
羽鳥七海:何故かぐっ、と小さな拳を握り、何度か頷く。
春日 雪:向かいでは、七海さんと同じポーズを少女がしているのだが、それもさっと解いて。
君臣ユウ:七海ちゃんの方に目線を向けていたので、それには気づかず
春日 雪:「……さて。ではこちらが、お二人の状況についての調査資料です。七海さんのそのお体では読むのも大変でしょうから、手伝ってあげてくださいね、ユウくん」
君臣ユウ:(えーっと………)とにかく、何かを頑張ればいいのだ。と結論付けて。
君臣ユウ:「あ、あぁ。うん。任せてくれ」
羽鳥七海:「はい。お茶も、ありがとうございました」 顔ほどの大きさの砂糖の粒を見る。
春日 雪:紙の資料が数組と、ユウくんの端末に転送されるデータがいくつか。この呼び出しの「本題」だ。
羽鳥七海:(これ、食べてから戻ったら太るかなあ……)
君臣ユウ:読み聞かせる前に、端的にまとめようと意気込んでその情報に目を落とす。頼られたなら頑張る。
春日 雪:「……この件が、万事丸く収まったのなら」
春日 雪:「七海さんを、第九支部にご招待させていただいてもいいですか?ちょっとしたお茶会、みたいなものをしているんです」
春日 雪:「もしよろしければ、そう。……なみかぜ荘のお仲間も、ご一緒に」
春日 雪:砂糖を見やって何やら考えている、小さな女性に。ふわりと微笑みながら。
羽鳥七海:「良いのですか? 是非に……」 なみかぜ荘も、というフレーズに固まる。「……都合が合いましたら、お願いします」
君臣ユウ:「………あぁ、いいな。それ」
君臣ユウ:二人のやり取りに、資料を捲る手を少し止めて
君臣ユウ:「七海ちゃんと落ち着いて話すのは楽しそうだし、それに…」
君臣ユウ:「雪ちゃん。後で言おうと思っていたんだが、また新しいお茶菓子を用意しておいたんだ」
君臣ユウ:「きっと、君も気にいると思う」
君臣ユウ:そう言って、いつもより柔らかいような、いつもどおりのような顔で
君臣ユウ:ふわりと笑う。
GM:シーンを終了します。
GM:ミドル終了。2人はロイスとか購入とかできるよ。
羽鳥七海:大事な人/姫都幹久/安心:○/心配/ロイス
羽鳥七海:ユウさんの上司?/春日雪/信頼:○/警戒/ロイス
羽鳥七海:購入はなし。
君臣ユウ:「友達 氷室錬 ○P友情/Nこの誤解は後で解きに行くから、ほんと」
君臣ユウ:「お姉さん 雨品みみね ○P頼れる/Nからかってくるタイプ…!」
君臣ユウ:「謎の経歴 姫都幹久 ○P信頼/Nこの人どんな日常送ってるんだろう」
君臣ユウ:購入はきぐるみ
君臣ユウ:2dx+4>=14
DoubleCross : (2R10+4[10]>=14) → 6[6,6]+4 → 10 → 失敗
君臣ユウ:4点入れて購入!以上!
君臣ユウ:君臣ユウの財産を-4した(財産:7->3)
クライマックス
GM:では、クライマックス。
GM:登場侵蝕をどうぞ~
羽鳥七海:61+1d10
DoubleCross : (61+1D10) → 61+6[6] → 67
君臣ユウ:君臣ユウの侵蝕率を+8(1d10->8)した(侵蝕率:60->68)
GM:では、雪ちゃんからもらった情報をもとにアタリをつけて調査を続けたキミたちは、
GM:商店街を抜けた先の裏路地にて、ついにアーティファクトを持って逃げた少女・めるを追い詰めたのでした。
める:「めるのこと忘れてたっぽい顔してない? 分かるんだから!」
める:「そんな顔してるとこのステッキは返さないよ!」
羽鳥七海:「いいえ、返してもらいますよ」
羽鳥七海:妖精化が進行している。服が変わっているのだ……!
める:「すごい妖精さんっぽい恰好になってる!」
羽鳥七海:「貴女がやったことでしょう!」
羽鳥七海:「恥ずかしくて死にそうなんですよこっちは!……っ!」
君臣ユウ:「ともあれ、七海ちゃんも凄い可愛らしくなってるし、これ以上進んでも困るんだ」
君臣ユウ:自分の格好もなんか…なるのか!?魔法少女に!?という焦りを殺しつつ
羽鳥七海:口を抑える。「……危ない! 今、何か変な語尾が出てきそうに……」
君臣ユウ:「危害を加える気はないんだ。落ち着いて話をしないか?」
める:「だめ~~っ!」
める:「「うう~~っ、めるのお願い、叶えるんだから~~~!!」ステッキを掲げる。強烈なレネゲイドの奔流が巻き起こる。
GM:というわけで、クライマックス戦闘に移行します。
GM:難易度9の衝動判定と共に《ワンナイトフィーバー》。
GM:通常の上昇の代わりに、侵蝕率を100%へ上昇させることが出来ます。
羽鳥七海:2dx+1
DoubleCross : (2R10+1[10]) → 2[1,2]+1 → 3
君臣ユウ:思い出の一品で意志判定
君臣ユウ:2dx+5>=9
DoubleCross : (2R10+5[10]>=9) → 9[5,9]+5 → 14 → 成功
羽鳥七海:ワンナイトフィーバー受諾。侵蝕を100に!
君臣ユウ:ワンナイトフィーバーはせずに通常の上昇!
君臣ユウ:君臣ユウの侵蝕率を+4(2d10->3,1)した(侵蝕率:68->72)
める:「へんし~~~んっ!」自身の服装もフリルのついた魔法少女のようなものに変化する。
GM:「魔法少女ユウちゃんにだって、負けないんだから!」
める:「魔法少女ユウちゃんにだって、負けないんだから!」
GM:エンゲージはこう!
める[6]
5m
ユウ[7]羽鳥[3]
GM:セットアップ!
君臣ユウ:なし!
める:なし!
羽鳥七海:なし!
GM:はい!
GM:では行動値7のユウくんの手番。
君臣ユウ:はーい
君臣ユウ:マイナーで《骨の銃》+《死招きの爪》 攻撃力20、射程20mの武器を作成。
君臣ユウ:君臣ユウの侵蝕率を+6した(侵蝕率:72->78)
君臣ユウ:メジャーでエフェクト無しの素射撃。対象はめるちゃん
める:きやがれ!
君臣ユウ:4dx+15
DoubleCross : (4R10+15[10]) → 9[3,4,7,9]+15 → 24
君臣ユウ:対応なされ!
める:ドッジ!
める:6dx>=24
DoubleCross : (6R10[10]>=24) → 9[1,2,4,5,5,9] → 9 → 失敗
める:ヌイーッ
GM:ダメージどうぞ!
君臣ユウ:3d10+20+2d10
DoubleCross : (3D10+20+2D10) → 16[7,3,6]+20+14[9,5] → 50
君臣ユウ:装甲有効。
める:ホゲーッ
める:まだどうにか生存してます!
GM:演出どうぞ!
君臣ユウ:侵蝕増加は無し。
君臣ユウ:では演出!
君臣ユウ:「聞き分けがないのなら……」
君臣ユウ:キュ、と白い手袋を深めにはめ直す。
君臣ユウ:体が変化して、少しぶかぶかなそれを絞って
める:「む…?」ステッキを両手でぎゅっと抱える。
君臣ユウ:「ちょっと、無理矢理にでも話を聞いてもらうからね!」
君臣ユウ:手袋の右手で空中を掴む。そこにはなにもない、なにもないが
君臣ユウ:空間が、歪む
君臣ユウ:乱反射した光が虹を生み、歪んだ空間が侵蝕するように虹のカーテンがめるちゃんへと雪崩込む
君臣ユウ:その虹の怒涛が体を包む時、痛みはない。
君臣ユウ:しかし、その手に握っていた魔法のステッキが、忽然と消失している。
める:「ひゃっ」ぱちぱち、と瞬きして。
める:「……あれっ」その手に抱えていたものが消失したことを知る。
める:「めるの!」「ステッキがない!」
君臣ユウ:距離を捻じ曲げ一瞬でゼロに。意識の間隙を以て、するりと奪い取ったステッキが君臣ユウの手の中に。
君臣ユウ:「没収です」
める:「えええ~~っ!」ぷくーっと頬が膨らむ。「やだやだ!めるのなの!」
君臣ユウ:くるりと回すと、色とりどりの星が残滓を生む
君臣ユウ:「ちゃんと返してあげるから、今はちょっと使わせてもらうね」
君臣ユウ:ツン、と突き放すように言って
君臣ユウ:ステッキを大きく振りかぶる
君臣ユウ:アーティファクトに類するアイテム。その使い方は知識にないけど────問題ない
君臣ユウ:(だって)
君臣ユウ:シャララララ……キランッ☆!
君臣ユウ:手袋から出てくる虹のカーテンが体を包む
君臣ユウ:色のついた風のように通り過ぎた後、ふわふわと夢のように膨らんだスカート、星の意匠を備えた、まさしく魔法少女の姿がそこにあり
君臣ユウ:(魔法のステッキは、魔法少女が使うものだもんね────!)
羽鳥七海:「ユウさん! まさか……!!」
君臣ユウ:「行くよ!七海ちゃん!」
羽鳥七海:「えっ!? あっ、はい!」
君臣ユウ:キィン!(SE)
GM:変身バンク!
君臣ユウ:虹が光り星が光る。
君臣ユウ:ユウの頭の天辺からつま先までをパンしたあと、広がる謎空間で2回転半
君臣ユウ:使い方が流れ込んでくるそのステッキから雪崩れる光の奔流が、七海ちゃんの体を包む
羽鳥七海:「えっ、いや、なんですかこれ!」
君臣ユウ:そして、力を抑えられていたその姿が元の姿へと変わり、フェアリー本来の力を発揮する真のフォーム!
君臣ユウ:パァーーーン!(キメSE)
君臣ユウ:「今だよ、七海ちゃん!」
君臣ユウ:瞳の中に星のハイライトを散らしながら、魔法少女プリンセス★ユウが叫んだ
羽鳥七海:−−光が晴れる。
羽鳥七海:ふわふわの白いロングスカート。薄手のブラウスと、ピンク色のカーディガン。暗がり&変装用の伊達眼鏡。
羽鳥七海:元の身長よりも、僅かに上がった背丈。ベージュのフリルをお椀状に押し上げる胸元。
羽鳥七海:「えっ? あれ、これ、博物館に行く時の私服……」
羽鳥七海:(じゃない? 心なしか身体が……いや)
羽鳥七海:困惑している時間はない。ただ、この姿が、自分の全力を発揮できるものだと、心で理解した。
GM:──真の力をついに現す! フェアリー・《エスメラルダ》!
羽鳥七海:ユウさんが、自らの全てを捨てて託してくれた想いを−−
羽鳥七海:−−裏切るわけにはいかない。
羽鳥七海:というわけで手番!
める:「……いやっ」
める:「次の行動、めるだから!」
羽鳥七海:そうだった!
羽鳥七海:「ごめんなさい、つい」
君臣ユウ:変身した後に敵の攻撃があるのはお約束だもんね
める:「も~~! 変身バンクのノリでいけると思うな!」
める:というわけでマイナー!≪完全獣化≫≪破壊の爪≫≪ハンティングスタイル≫。
める:5m前進して2人に接近。
羽鳥七海:(変身バンク……銀行……?)
める:メジャー。≪コンセントレイト:キュマイラ≫≪獣の力≫≪銘なき刃≫≪増腕≫。
める:2人に攻撃します。
める:14DX7
DoubleCross : (14R10[7]) → 10[1,2,2,3,4,5,6,7,7,7,8,9,9,10]+10[3,5,5,7,8,9,9]+10[2,5,5,9]+5[5] → 35
める:リアクションするがよい!
羽鳥七海:ピュアキュマ!
君臣ユウ:回避してみましょう
羽鳥七海:暴走しているのでドッジ不可!
君臣ユウ:5dx>=35
DoubleCross : (5R10[10]>=35) → 10[2,7,7,8,10]+1[1] → 11 → 失敗
君臣ユウ:《崩れずの群れ》カバーリング
君臣ユウ:君臣ユウの侵蝕率を+2した(侵蝕率:78->80)
める:じゃあダメージ!
める:4d10+21+14
DoubleCross : (4D10+21+14) → 19[1,4,10,4]+21+14 → 54
める:装甲値有効54ダメージ!
君臣ユウ:すごい勢いで死ぬのでリザレクト。
君臣ユウ:君臣ユウの侵蝕率を+7(1d10->7)した(侵蝕率:80->87)
君臣ユウ:君臣ユウに-22のダメージ!(HP:29->7)
君臣ユウ:HP7で復活
める:ふしゃーっ
める:では演出いきます。
君臣ユウ:はい。
める:巨大な猫のように変化した身体で、2人に突撃する。
める:「めるだって、めるだって」
める:「ここみちゃんと、魔法少女になって、いっしょに学校行ったりしたいのに~~~っ」
める:「なんで!」「だめなの!」
める:「うう~~~っ!」
める:鋭い鉤爪が、前方にいる羽鳥さんを裂かんと振りかざされる!
君臣ユウ:「ッ、《エスメラルダ》!」
君臣ユウ:ザッ!(足からのアングル)
君臣ユウ:ガシィン!
羽鳥七海:「−−!」
君臣ユウ:虹色に輝く花びら型のエネルギーの盾が発生し、その突撃を真正面から受ける!
君臣ユウ:その衝撃に苦しそうに顔を歪めつつ。
君臣ユウ:「ダメじゃ、ないよ……!」
める:「………!」
君臣ユウ:「きっと、そうやって、普通にできる方法があるかもしれない…!」
君臣ユウ:「だから、そのやり方を探してみよう…?」
める:「その、やり方……?」
君臣ユウ:絞り出すような、しかし優しい声で。
君臣ユウ:「うん」
める:「ここみちゃんは、ずっと病院にいて、学校に行けないんだよ」
める:「める、どうしていいか分からないよ……」
君臣ユウ:「一緒に考えるよ、私も。あんまり頭は良くないけど」
君臣ユウ:「それでも、頼れる人達を知ってるから、だから」
君臣ユウ:「────お願い、《エスメラルダ》!」
める:「にゃ……っ!」
GM:次は羽鳥さんの手番!
羽鳥七海:「−−っ!」
羽鳥七海:マイナーで《陽炎の衣》、メジャーで《コンセ:エグ》《伸縮腕》《見えざる死神》
羽鳥七海:《器物使い》でオートで大槌と一体化!
羽鳥七海:14dx7+1
DoubleCross : (14R10+1[7]) → 10[1,1,2,2,2,3,4,5,6,6,8,9,9,9]+10[4,9,10,10]+6[1,1,6]+1 → 27
める:オートアクションで《竜鱗》!
める:ダメージきやがれっ
羽鳥七海:3d10+26
DoubleCross : (3D10+26) → 14[2,6,6]+26 → 40
羽鳥七海:もろもろ有効!
める:いま増えた装甲値は10!
める:だめ!死ぬ!
GM:復活エフェクトなし!戦闘不能になります。
羽鳥七海:「−−−−」 す、と軽く息を吸う。
羽鳥七海:羽鳥の家の持ち味は安定性だ。瞬間的な出力も即応性もないが、自分の出来る事を確実にやる。
羽鳥七海:人差し指と親指で、スカートを摘まむ。そのまま左右に持ち上げると、
羽鳥七海:プリーツに隠れた、深いスリットに沿ってロングスカートが開く。
羽鳥七海:その奥に、肌色と、括りつけられた翠の輝きが見えるが−−それも一瞬。
GM:(足元から這うようにカメラが動く)
羽鳥七海:そこに、あるべき足は無く。羽鳥の姿が、低空に浮き上がる。
羽鳥七海:空間が歪む−−否。そんな大層な能力ではない。
羽鳥七海:それは、空間と同じ色をした、巨大な管虫。 両の足で、一匹ずつ。その足は、管虫の上体へと変ずる。
君臣ユウ:エネルギーの盾で攻撃を防ぎながら、目線を後ろへ。
羽鳥七海:冒涜的な巨大なナナフシが、少女二人を見下ろし−−その鋭い異脚を、口吻を
君臣ユウ:自分が防ぎ、彼女が打つ。そんな頼れる相棒の、いつもの─────
める:「ふあっ?」まるで突然足が搔き消えたようなその姿を前に、ポカンと。
君臣ユウ:(───────いや)
君臣ユウ:(これ、知らないな、僕?)
羽鳥七海:一斉に叩きつける。
める:「ゆうれい……」
める:「………っ!!」ドガァン!(ふんわりした表現)
羽鳥七海:−−−−ガガガガガガガッ!
羽鳥七海:地面が砕ける。ナナフシの異脚は、少女を傷つけることはしなかった。
羽鳥七海:ただ、その脚で動けないように抑えつける。ただし−−
羽鳥七海:「狙って下さい、私の怪物! アクリオプテラファラックス!」
羽鳥七海:命じる。ユウさんが持っていた、光り輝くステッキ。
羽鳥七海:それをかちあげ、奪い取り、二組の口吻で貫き、跡形もなく噛み砕く。
君臣ユウ:「《エスメラルダ》、なにをっ………!?」
君臣ユウ:驚愕の声。─────いや、まぁ。
君臣ユウ:この場で1番何をしてるのかわかんないのは、ぼくなんだけどね?
める:「ふああ……」迫り来る脚に驚いて、ぷしゅううと煙を吐き出すように、意識を失っている。
羽鳥七海:「……冷静になって下さい、ユウさん!」
羽鳥七海:異脚が消え、低空飛行をやめてユウさんの前に着地。
羽鳥七海:ぱちん、と片手の指で額を弾く。でこぴーん。
君臣ユウ:「ぅあっ」
君臣ユウ:ぱちんっ、と最後の名残のように星のエフェクトが飛んで。
君臣ユウ:「………………はい、その」
君臣ユウ:「お手数おかけしました………………」
GM:カメラが一度空を映し、そしてまたキミ達に戻る。
羽鳥七海:「全くもう」腰に手をやって。「雪さんも悲しみますよ」
GM:その時には、すっかり。
GM:元の姿に戻っているのだった。
GM:バックトラック!
GM:君臣くんは侵蝕率100%以下、
GM:羽鳥さんは《ワンナイトフィーバー》の効果で確定帰還。省略します。
GM:2人とも生還。おつかれさまでした!
君臣ユウ:お疲れさまでした!
羽鳥七海:危なかった。生きるか死ぬかだった。
羽鳥七海:ユウさんの分まで生きていきます。
君臣ユウ:戻ってこれないかと思った
君臣ユウ:死んでないよ?あれ?羽鳥さん?羽鳥さーん?
GM:そうかなあ
ED
GM:エンディング。
GM:無事にアーティファクトを破壊し、暴走するレネゲイドビーイングを停止したキミ達。
GM:つつがなく任務を終え、UGNへの報告も済ませたところで、
GM:打ち上げを兼ねて近場の喫茶店で一息つくことにしたのでした。
羽鳥七海:「どうも、お疲れさまでした」
君臣ユウ:「お疲れさまでした…………」
君臣ユウ:ふ、と緩やかに微笑んでいる。
羽鳥七海:「大丈夫ですか?」
君臣ユウ:「いや、ほんと」
羽鳥七海:「ああいや、大丈夫か、というのも少し違いますが」
君臣ユウ:「いつの間にかでかくなるんですね、事件の被害って…」
君臣ユウ:微笑んでいる、というよりなんとか表情を固定している。目は死んでる。
羽鳥七海:「ユーウーさーん」 目の前でぱたぱたと手を振る。
君臣ユウ:「……はっ」
羽鳥七海:「大丈夫ですよ。幸い、最後の戦いは誰にも見られてないですし」
君臣ユウ:「……そうですね、それまではなんとか正気でしたし」
羽鳥七海:「私も、見なかったことにはしますから」
君臣ユウ:「…………ほ、ほんとですよ?」
君臣ユウ:「内緒にしてくださいね?」
羽鳥七海:「プリンセス★ユウさんの雄姿は、大事に胸の中に仕舞っておきます」
君臣ユウ:「ゲフッ」むせる。
羽鳥七海:胸元に手を当てて微笑む
君臣ユウ:「………七海ちゃんのフェアリー姿、可愛かったですね」
君臣ユウ:ちょっと唇を尖らせている。
羽鳥七海:「む。そうきましたか」
羽鳥七海:「そうですね。お忍び用の私服まで見られちゃいましたし、おあいこということで」
羽鳥七海:なんで魔法かけられてあれが出てくるんですかねー、と考え込む。
君臣ユウ:「あ、あれ私服だったんだな。確かにそういえば、制服とパジャマくらいしか見たことなかったような」
君臣ユウ:カップに口をつけながら、羽鳥さんのイメージに合った、大人っぽい感じだったなーと思いつつ。
羽鳥七海:「パジャマはともかく。……ユウさん、さては私の私服が見たいって思いました?」
君臣ユウ:「えぇ!?お、俺が!?」
君臣ユウ:「…………あ、いや、でも、ステッキを使ったのは俺だから、そうなるのか……!?」
羽鳥七海:「さて、どうなんでしょーね」
君臣ユウ:「………あっ」
君臣ユウ:ちょっと心当たりのある顔。
羽鳥七海:「あっ?」
君臣ユウ:「あっ、いやそのー……正直言うと、少しだけ」
君臣ユウ:「その前に、お茶会の話したからかな。……七海ちゃんとはこうして、何度か会うけど」
君臣ユウ:「だいたい任務とか、そういう絡みだから。そういう仕事とか抜きに、遊んだり、プライベートで休んでもらえるぐらいに仲良くなれたらなー、みたいな」
君臣ユウ:「………そういうことは、考えてた、かもしれない」
君臣ユウ:「です。」
羽鳥七海:く、と首を傾げて、下から覗き込むように。「もう。……ユウさん、正直なんですから」
君臣ユウ:「あう」
君臣ユウ:そらした目線に合わされる
君臣ユウ:「いやほんと、勝手なアレなので、迷惑だったら、うん」
羽鳥七海:「私だから良いですけど、それ以外の相手だったら、口説いてると思われちゃいますよ?」
君臣ユウ:「そ、そうなのか…?」
君臣ユウ:「ええと、七海ちゃんはもう仲のいい人がいるんだし、そういうつもりは、えーっと」
羽鳥七海:「どうでしょう。私も言うほど詳しいわけではないので」
羽鳥七海:と、翻して、くすくすと笑う。
君臣ユウ:「………う、からかわれてるか?俺」
君臣ユウ:珍しく、ジトーっと責めるような、照れたような目線。
羽鳥七海:「ふふふっ。……これ以上は雪副支部長に叱られてしまいそうですね」
君臣ユウ:「……雪ちゃんが?」
君臣ユウ:(別に喧嘩とかしたわけじゃないんだけど……怒るのかな)
羽鳥七海:「いえいえ。忘れて下さい」目を細める。
君臣ユウ:「うーん……なんか、雪ちゃんと話してるときもこんな気分になるんだよな…」
君臣ユウ:「妙に、勝てないと言うか、なんというか…」
君臣ユウ:独り言のように呟く。
羽鳥七海:「普段はそれでいいんじゃないですか?」
羽鳥七海:「普段はそうでも、こう、肝心な場所でガッ! といくんですよ。イチコロです」
君臣ユウ:「ふむふむ。肝心な場所、肝心な場所かぁ」
君臣ユウ:「ちなみに、経験談?」
羽鳥七海:「……………」
羽鳥七海:「…………の、のーこめんとで……お願いします」
君臣ユウ:「………………」
君臣ユウ:「照れてる?」
羽鳥七海:「そういうとこです!」 そっぽを向く。耳が赤い。
君臣ユウ:「おぉ………」珍しいものを見ている、とちょっと感嘆。
君臣ユウ:「七海ちゃんの余裕を崩せたのは初めてな気がする……あ、そうだ」
君臣ユウ:照れと言えば。
君臣ユウ:「任務の時に、俺は初めて七海ちゃんの戦い方を見たんだけど」
君臣ユウ:見たのだ。前を向いていたのだが、なぜだかカメラを回してるように別の視点で。
羽鳥七海:「え、はいはい、なんでしょうか?」
君臣ユウ:「………その、スカートを捲るのは、恥ずかしくないのか?」
君臣ユウ:聞くこちらのほうが少し頬が赤い。
羽鳥七海:戦い方についてだろうか。先輩らしい話しになるかと身を乗り出し、
羽鳥七海:「………………」
君臣ユウ:「その、透明になるのはすごいと思うんだけど、その前に一瞬、脚が……あ、一瞬、一瞬だけだよ?」
君臣ユウ:「ちょっとだけ見えて………その、ごめん」
君臣ユウ:「……俺なんかが言っても仕方ないんだけど、人前でスカートを捲っちゃうのは……そのー……」
羽鳥七海:「……………………………」
君臣ユウ:徐々に頬と耳の赤みが増して
君臣ユウ:「なんだろう」
羽鳥七海:「ユウさん。……顔、上げて下さい」
君臣ユウ:「見ちゃいけないものを見ちゃった、ような気分がですね……」
君臣ユウ:「はい」
羽鳥七海:「わるいお目目はこれですか」
羽鳥七海:がす、とピースでユウさんの目のやや上あたりを突く。
君臣ユウ:「み"ゃ"っ……!」
君臣ユウ:悲鳴を上げそうになって、喫茶店なのでなんとか抑え込む。
君臣ユウ:「ま、待って、誤解です」
羽鳥七海:「別に……別に、捲ってるわけじゃないですから!」
君臣ユウ:「下着までは見てません、多分太ももがちょっと見えたぐらいで…!」
君臣ユウ:両目を抑えながら弁明。
羽鳥七海:「開いてるだけですし、普段は先に透明にさせてますし、そういう問題じゃないです」
羽鳥七海:「そうやってしっかり見てるユウさんがえっちなのでゃございませんか?!」
羽鳥七海:舌噛んだ。さっきの奥ゆかしい赤面とは違い、普通に顔を赤くして、ムキになっている。
羽鳥七海:「もーいいです。めるさんと飼い主さんのUGN登録、やっておこうと思いましたけど」
君臣ユウ:「えっ………ち!?」心外だ!と痛みからか涙を浮かべた瞳で。
君臣ユウ:割とその単語を発するのも躊躇するお年頃。
羽鳥七海:「全部ユウさんにお任せします。初めてだと結構面倒ですからね!」
君臣ユウ:「あ、あ!後輩をいじめようとしてる…!図星だったんだ…!」
羽鳥七海:「愛の鞭です!」
君臣ユウ:「そ、それに!捲くって無くとも開いてるだけって、それ、余計にダメじゃないか!?」
君臣ユウ:「歩いてたら見えちゃうじゃん!」
羽鳥七海:「見えませんよ! 普通に歩いてる間は開かないようになってます!」
羽鳥七海:制服のスカートの端を弄る。同じ構造になっている。
君臣ユウ:その仕草を見て。
君臣ユウ:「え、あの」
君臣ユウ:「もしかして制服のスカートも開くようにしてるのか…?」
羽鳥七海:「……見せませんけども? 」
君臣ユウ:「み、見たいとは言ってないだろっ」
羽鳥七海:「戦闘用の衣装です。ユウさんの手袋と似たようなものです」
羽鳥七海:「大体、そういう構造にしないとナナフシの口とか足が引っ掛かってすぐビリビリになるんですよ」
君臣ユウ:「それに、その……」
君臣ユウ:「女の人を、え……っちな目で見るのは、失礼だと思うから……」
君臣ユウ:「だから、俺はえっちな目では見てないし、えっちではありませんっ」
君臣ユウ:自分の発言に耳を赤くしながら、カップに口をつける。
羽鳥七海:「……真面目な……ところが……いいところではあるんですけど……」
羽鳥七海:「……少しでも長く、そのままでいて下さいね」
羽鳥七海:「ただ」
羽鳥七海:「次に同じことを指摘したら、ユウちゃんの画像を第九支部に送りつけます」
羽鳥七海:据わった目で。
君臣ユウ:「……………」
君臣ユウ:吹き出したりしない。むせたりしない。
君臣ユウ:静かにカップを置いて。
君臣ユウ:静かにまっすぐ目を見て。
君臣ユウ:「ごめんなさい七海ちゃん」
君臣ユウ:「過去を見るより、未来を見ようか」
君臣ユウ:静かに取り出した手帳の、スケジュール部分を開いて。
君臣ユウ:お茶会の日取りを、確認した
GM:シーン終了。
GM:『一夜二人転 君臣ユウと羽鳥七海の場合』
GM:もしくは
GM:『魔法少女 ジャイキル★ユウ』
GM:おわり。
君臣ユウ:もしくは……???
GM:???